現在放送中のTBS系新金曜ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」に出演中の菅野美穂とホラン千秋が、櫻井翔と有吉弘行がMCを務めるバラエティ「櫻井・有吉THE夜会」の10月20日(木)今夜放送回にゲストで登場する。昨年第1子を出産した菅野さんは出産後のマル秘エピソードを紹介。「生活疲れでボロボロ!」「ドラマの撮影前に子どもの保育園のご飯も作るのに必死」だという菅野さんの衝撃の本音やママ友交遊録。またハードな毎日のなかでも若さと美肌を保つ秘訣なども語ってくれるほか、少なくとも40か国以上海外に行っているという菅野さんオススメの国ベスト3を発表する。掲示板は「ローストチキンの正しい切り方を教えてください」。世界で活躍するマカロン由香さんがローストチキンをナイフとフォークだけで簡単に美しくさばく方法を伝授、菅野さんがスタジオで挑戦する。また「6年前にイタリア・ナポリで出会った忘れられない味・ティラミスコーヒーをもう一度飲みたい!」という掲示板では、番組が総力をあげてナポリの老舗喫茶店を見つけ出しレシピを特別に教えてもらって、菅野さんが忘れられないという味をスタジオで完全再現。菅野さん6年越しの希望が叶う。もう1人のゲスト、ホランさんの掲示板は「街で評判のお蕎麦屋さんを教えてください」というもの。番組でも人気のグルメブロガー「うどんが主食」さんが、蕎麦が大好きだというホランさんに紹介したお店は、住宅街にひっそりとたたずむ連日行列のできる人気店。1日10食限定というこだわりの一品を味わうことに。さらに都内からも本物の蕎麦通が通う千葉の隠れた名店でこだわり店主が作る「今昔そば」も満喫する。また今夜の放送では香川照之の「掲示板その後」もオンエア。以前同番組で「虫が大好きでいつかEテレで昆虫番組をやりたい」と語っていた香川さんだが、なんとこの放送がきっかけでNHK・Eテレで香川さんMCの昆虫特番が実現。今回はその収録現場を直撃、収録を終え大満足の香川さんにインタビュー。前代未聞のNHKスタジオでの他局ロケの模様もお見逃しなく。今回ゲストで登場した菅野さんとホランさんが出演中のドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」は、タワーマンションを舞台に繰り広げられるサスペンスドラマ。憧れのタワーマンションに引っ越してきた平凡な主婦が、思いもよらぬ“最凶の隣人”に出会ってしまったことで、女たちの闇や、タワーマンション特有のルールによって翻弄されながら、愛する家族を守るために立ち向かっていくという物語。菅野さんが平凡だが家族仲良く暮らしてきた等身大の主婦・高野亜紀を演じ、亜紀の幼馴染みで心の支えとなっていく体操コーチの生方航平を「EXILE/三代目 J Soul Brothers」岩田剛典が、亜紀と同じタワーマンションに住む、思いもよらない方法で亜紀を追い詰めていく“最凶の隣人”の佐々木弓子を松嶋菜々子が演じる。ホランさんは亜紀や弓子が住んでいるタマワンの2階に居住する尾野綾香で出演している。「THE YELLOW MONKEY」が19年ぶりにドラマ主題歌を書き下ろしたことも話題になっている本作は第2話が10月21日(金)22時~放送される。「櫻井・有吉THE夜会」は10月20日(木)今夜21:57~TBS系で放送。(笠緒)
2016年10月20日金曜ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」の特別試写会&舞台挨拶が10月11日(火)、都内にて開催され、主演の菅野美穂、出演の岩田剛典(EXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、松嶋菜々子らが登壇。その中で菅野さんが岩田さんを絶賛した場面があった。同作は、憧れのタワーマンションに引っ越してきた平凡な主婦が、思いもよらぬ“最凶の隣人”に出会ってしまったことで、女たちの闇や、タワーマンション特有のルールによって翻弄されながら、愛する家族を守るために立ち向かっていくサスペンス。菅野さんが、等身大の主人公・高野亜紀を演じる。亜紀の幼馴染みで、心の支えとなっていく体操コーチ・生方航平役は、俳優としてのキャリアを着実に積み重ねている岩田さん。亜紀と同じタワーマンションに住む、美しくも不気味で謎めいた“最凶の隣人”役を松嶋さんが務める。ブラックのロングドレス姿で登壇した菅野さんは、マイクを持つと、「出産をしまして、母性ということについて考えるキッカケを今回の役でもらったのだなと思いました」と、2015年8月に第1子となる長男を出産したことに触れた。4年ぶりに連続ドラマの主演を務めることについては、「もう4年がたってしまったのだなという気持ちと、自分の中では子どもに手がかかる時期ですので、連続ドラマは少し先かなと思っていたのですが、すばらしいキャストのみなさんとオリジナルの脚本でやらせていただけるということで、久しぶりの連続ドラマで大変なことはあるのですが、幸運だなと思っています」と、子育てに忙しい時期にも関わらず同作に並々ならぬ意欲を燃やしている様子を覗かせた。そんな菅野さんは、岩田さんとの共演の感想を尋ねられると、「グループでの活動も本当にお忙しい中、ハードなスケジュールでいらっしゃるはずなのに、現場ではそれを微塵も感じさせないといいますか、本当に精神的に立派だなと思っております」と岩田さんを称賛。「亜紀が落ち込んだときに気付いて励ましてくれるシーンが多いのですが、生方が笑うと、モニターを見ている(撮影現場の)みんなが笑うのですよ。みんな、にっこりしていて。“パンダちゃんか、赤ちゃんか、岩ちゃん”みたいな!みんなを笑顔にする力があります」と撮影メンバーたちが現場で岩田さんの笑顔に魅了されているエピソードを嬉しそうに明かした。一方、菅野さんの言葉を照れ笑いを浮かべながら聞いていた岩田さんも、「菅野さんはいま、子育ても含めて家事でお忙しい。そして、こうして主演として撮影がほぼ毎日入っている中で、まったく現場でそういう忙しさを出さないですし、誰よりもスタッフさんだったり、周りの共演者に対して心遣いをし、本当にすばらしい方だなと思っています」と菅野さんを絶賛。続けて、暑い日に野外でロケを行った際、撮影の合間に、菅野さんから体を冷やすためのアイスを差し入れしてもらったエピソードを紹介。「『熱中症とかになったらやばいから、首に当てるといいよ』と言って持ってきてくれました。『なんて優しいのだろう!』と思いました」と回顧した。岩田さんの言葉を聞いた菅野さんは、観客に「いいでしょ?」と呼び掛け、「アイスでもこんなに喜んで下さって。いい子だわ!」と岩田さんの魅力にメロメロの様子で感嘆し、そのやり取りが会場を爆笑に包んだ。舞台挨拶には、出演の横山めぐみ、堀内敬子、ホラン千秋、田中直樹も出席した。金曜ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」金曜よる10時から10月14日よりTBS系でスタート。※初回は15分拡大(竹内みちまろ)
2016年10月12日菅野美穂が主演を務め、松嶋菜々子や「EXILE/三代目 J Soul Brothers」岩田剛典ら豪華キャストが共演する新ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」。この度、本作の主題歌を「THE YELLOW MONKEY」が担当することが決定した。平凡だが家族仲良く暮らしてきた主婦・高野亜紀(菅野美穂)。煌びやかなタワーマンションに引っ越してきたばかりの高野家には、最新鋭のセキュリティに守られた“憧れの新生活”が待っている…はずだった。あの、恐るべき隣人に会うまでは――。光り輝く塔の裏にひそむ、タワマン主婦たちの激しい虚栄心。“強制ハロウィン”“地獄のランチ”“フロア差別”“ゴミ出しにも正装”傍目には滑稽にも見えるそんなアクの強い女たちの生態を、隣人・佐々木弓子(松嶋菜々子)は巧みに利用し、思いもよらない方法で亜紀を追い詰めていく。果たして、亜紀は大切な家族を守れるのか!? そして、謎の隣人が高野家を狙う真の理由とは…?今年1月に15年ぶりの集結を発表し、約22万人動員の全国ツアーを行っている人気ロックバンド「THE YELLOW MONKEY」。今回本ドラマのために書き下ろされた楽曲は、その名も「砂の塔」。この曲は、バンドにとって、2001年1月にシングルをリリースして以来15年ぶり25枚目の記念すべきシングル。ドラマ主題歌の書き下ろしは、1997年放送のドラマ「職員室」以来実に19年ぶりとなった。メンバーの吉井和哉は「タワーマンションを舞台に繰り広げられる、現代社会の裏側とミステリーを掛け合わせたドラマですが、これはそのまま人間の人生や、バンドの人生に当てはまると思い、その側面も添えながら歌詞を書かせていただきました」と楽曲について語り、「この曲のストリングスアレンジに僕らが尊敬し、ずっと憧れていた船山基紀さんをお迎えし、そのケミストリーはバンドの歴史的にも素晴らしい結果を招きました。このドラマには親と子の愛の重要さが本質に隠れていますが、イエローモンキーも昔から家族の誰かしらとの繋がりを歌にしてきました。この曲は現時点での集大成だと感じています」と自信を見せている。さらに、主演の菅野さんは「ここまでドラマの世界観に寄り添った作品を作って頂けて、心よりの感謝を申し上げるとともに、映像と重なった時に、どのように仕上がるのかとても楽しみ」と期待を語り、「撮影は始まったばかりですが、作ってくださったこの曲に負けないように、みんなで頑張ります」と改めて意気込んでいた。なお、本日9月10日(土)5時より、Yahoo!検索で本ドラマの関連ワードを検索すると、ここだけで独占公開のドラマ特別限定映像を視聴することができ、そして主題歌「砂の塔」もいち早く聴くことができる企画が始動。また、主題歌である「THE YELLOW MONKEY」のニューシングルはドラマ第2話放送前々日の10月19日(水)リリース予定だ。「砂の塔~知りすぎた隣人」は10月14日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月10日「調教」「復讐」――そんなキーワードで彩られる主人公。ひとりの女性として、中山美穂は彼女の行動や心理を「理解できない」と突き放すが、一方で女優・中山美穂はこの役にどうしようもなく惹きつけられ、出演を即決したという。WOWOWにて放送中の連続ドラマ「賢者の愛」。かつて親友に初恋の男性を奪われた女性が、その親友・百合(高岡早紀)と初恋の男性(田辺誠一)の間に生まれた息子・直巳(竜星涼)を、復讐のために自分好みの男に調教し、育て上げていくさまを描き出す。そこには妖艶で、深い闇を心の内に抱えた、誰も見たことのない中山美穂がいた――。原作は鋭い感性で数々のベストセラー小説を送り出してきた山田詠美。中山さん自身「20代の頃に、山田さんの本は結構、読んでいたし、憧れもあったので嬉しかった」とのこと。山田さんは、自身が生み出した「賢者の愛」のダークヒロイン・真由子を「中山美穂が演るのか!」と驚きをもって受け止めたという。確かに、最愛の人を奪った親友への憎しみを糧に、20年もの歳月を復讐のために費やす女性を演じる中山美穂というのは、なかなか想像できない。だが、中山さんは、こうした役を演じたいという思いは「以前からずっとあった」と明かす。「どうしても、これまで演じてきたのはいわゆる(典型的な)ヒロインというのが多かったので(苦笑)。ようやく、やらせてもらえるんだなという思いでした」。実際、これまで演じてきた役柄とは全く異なる真由子という役を演じたことで、女優として新たな境地が開けたという実感は?「正直、この役をやることで何か、これまでと変わった一面が出せるかもって思ってたんです。でも、実際に演じながら『あれ? あんまり変わっていないのかな…』と少しガッカリした部分もあり…(苦笑)。それを埋めるべく、どうしたらいいのか? と悩みながら演じていたところはあります。ただ、完成した作品を見て、自分で思っていた以上にちゃんとできていたんだなという実感はあります 」。繰り返しになるが、中山さん自身は20年にもわたる真由子の復讐の炎を「想像も理解もできない」という。親友でありながら、愛憎によって深く結びついた真由子と百合の関係性や、いわゆる女たちのマウンティング争いについても同様。「やっぱり理解できないですね(苦笑)。2人の関係に関しては、“友情”という言い方をしますけど、家族的でもあるなと感じてます。家族って、少しの齟齬で大きくずれちゃうことってあるじゃないですか。そういう関係性なんじゃないかなって」。下世話な言い方かもしれないが、真由子の直面する“女の戦い”を、10代の頃から時に同世代の女性と比べられながら芸能界を渡り歩いてきた“女優・中山美穂”とどうしても重ね合わせて見てしまう視聴者も多いのではないかと思うが…。「そうかもしれないですね(笑)。私自身は、特に何も気にしてないですが…。高岡早紀ちゃんが20代の真由子の登場シーンを見て『中山美穂だ!』と思ったと言ってましたが(笑)、同じように感じながら見る人もいるでしょうね。まあ、それはしょうがないかな(笑)」。「愛」「欲望」「復讐」と真由子を表す要素は複数あるが、中山さんが真由子を演じる上で一番軸となったのは?そんな問いに少し思案し「やはり、愛なんでしょうね…」と漏らす。「そもそも復讐を目的としつつも、どんどん心が動いていくというところに魅力を感じました。どうしようもないという思い。でも、いまさら引き下がれないという思いもあって…。そういう部分はすごく人間的だなと思います」。では、中山美穂にとっての愛とは?「うーん、なんでしょうね…?コミュニケーションというか、自分の一方的な思いだけではやはり成立しないものだなと思います。人を育てようとしたり、理解し、分かり合おうとする――そういう努力をできることが愛なのかな?無関心にならず、突き放さず…でも『想ってる!想ってる!』『好き!好き!』というだけじゃ愛とは言えないですよね。真由子と直巳の関係?まあ、これもひとつの愛ですかね…」。中山さんは真由子の心理が理解できないという点について、自身はそこまで長く復讐心を持続させることができないと語っている。実際、中山さんはネガティブな感情や憎しみが心にわいた時、どのようにしてそれを忘れたり、乗り越えたりするのだろうか?「時間は必要だと思いますけど、大変ですよね(苦笑)。ゆるすしかないかな」。「忘れる」のではなく相手を「ゆるす」?「うん、ゆるしに近いんだと思います。時間とゆるしですね。どんなに心を痛めても、結局、ゆるさなければ前には進めないんじゃないかと思います」。真由子は今後、中山さんが口にするような「ゆるし」の境地にたどり着くのか? それとも…? 改めてこれからの展開を踏まえて、見どころを聞いた。「“共感”とは言わないまでも、わかってもらえる空気感を感じられるんじゃないかと思います。人間の汚さ、醜さがふんだんに出てきますが、そこに人間らしさ、きれいごとじゃ済まない部分を感じていただければ。これから、真由子と百合の過去についてもどんどん明かされていきますし、最後まで…凄いです(笑)!」WOWOW土曜ドラマ「連続ドラマW 賢者の愛」は毎週土曜22時より放送中。9月9日(金)深夜0時より、1~3話を最終話直前に一挙放送。(text:Naoki Kurozu)
2016年08月31日WOWOWの「連続ドラマW 賢者の愛」の完成披露試写会が8月19日(金)に開催。2年ぶりの連続ドラマ出演となる中山美穂をはじめ、共演の高岡早紀、竜星涼が第1話上映後の舞台挨拶に登壇した。山田詠美の同名小説を実写化した本作。初恋の男性と親友との間に生まれた25歳年下の青年を、自分好みの男の“調教”することで復讐を果たそうとする女性の愛憎に満ちたドラマを描き出す。中山さんは「原作、脚本を読んで『こういう展開の話はやったことない!ぜひやりたい!』と思いました」と述懐。竜星さん演じる直巳を“調教”したが、感想を問われると「とっても調教のしがいのある竜星くんでした」と意味ありげに微笑む。竜星さんは、第1話から大胆に美しい裸体をさらしているが、作品を鑑賞したばかりの観客を見やり「まさか、お尻をこんなに見ていただくことになるとは…」と恥ずかしそう。それでも「中山美穂さんに調教される役というのもなかなかないので、楽しんでやりました。初日からキスシーンで、濃厚なシーンばかりでした」と充実感(?)を漂わせる。真由子の親友で彼女の人生を狂わせる元凶であり、直巳の母親でもある百合を演じた高岡さんは、壇上でも「真由ちゃん、ひどいよねぇ」と甘い声で語り、司会者から「女性としては関わりたくないタイプの女性」と評されると「本当ですか? (百合としては真由子を)大親友と思ってて、羨ましくてしょうがなくて、大好きだから真由ちゃんのようになりたくてこうしてる」と百合の心理を説明する。この日のトークでも女の愛憎に満ちた戦いが勃発!?高岡さんが中山さんに「真由ちゃんはそれでも百合のことが好きでしょ?」と挑発すると、中山さんは「ほっとけないところはあるかな?嫌いだけどほっとけないという関係は(女性同士で)あるよね?」と応戦!高岡さんは「それ、私のことでしょ?」と微笑みを浮かべたまま返し、激しいラリーに客席からは笑いがわき起こり、竜星さんも「女子会ですか、これ…?」とタジタジだった。一方で、高岡さんは過去のシーンで中山さんが20代の頃の真由子を演じているシーンについて「実際、20代だった頃にTVで私たちが見ていた『中山美穂ってこうだよね!』という姿で美穂ちゃんが出てきて衝撃的でした!美穂ちゃんって本当に中山美穂なんだ!って思いました(笑)」とユーモアたっぷりの言い回しで中山さんを絶賛していた。WOWOW土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 賢者の愛」は8月20日(土)放送開始。毎週土曜22:00(全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月20日約2年ぶりのドラマ主演となる中山美穂に、高岡早紀、竜星涼、田辺誠一ほか注目のキャストで贈る、WOWOW連続ドラマW「賢者の愛」。“愛”と“復讐”と“欲望”に翻弄される女性の愛憎劇を濃密に描き出す本作から、中山さん&竜星さんの絡み合う姿を含む30秒スポット映像が解禁となった。高級ホテルの一室で、ある美しい青年の体をいとおしむように拭く、敏腕編集者の高中真由子(中山美穂)。彼女との密接な関係を持つその青年は、真由子の親友・朝倉百合(高岡早紀)と初恋の人・澤村諒一(田辺誠一)の子。真由子は百合と出会った少女時代から、なんでも欲しがる彼女に大切なものを奪われてきた。ある日、「諒一との子どもができた」という百合の告白で幕を開けた、20年に及ぶ真由子の復讐とは…。本作は、谷崎潤一郎の「痴人の愛」になぞらえ、主人公の女性・高中真由子が、初恋の人である澤村諒一と親友・百合の間に生まれた息子を、20年の歳月をかけて“自分好みの男”にしようとする、直木賞作家・山田詠美の同名小説が原作。中山さん演じる、美しさと賢さを併せ持つ凛とした大人の女性・真由子が、親友の百合やその周辺の人々に復讐を果たすべく、百合の息子で25歳年下の青年・澤村直巳を、復讐の“道具”として仕立てあげるという衝撃のストーリーで話題を呼んでいる。今回解禁された映像では、官能的なシーンとともに、背筋の凍るような登場人物たちの心理戦が鮮烈に描かれ、親友、恋人、親子、さまざまな人間関係と、それを取り巻く感情の揺らぎが垣間見える仕上がりとなっている。特に、映像後半の真由子の「私は、1日だけあなたのものになる」「そしてあなたは、一生私のものになる」というセリフは、全4話で描かれる濃厚な“愛”と“復讐”と“欲望”に翻弄される女性の愛憎劇を象徴するもの。中山さんをはじめ、高岡さん、竜星さんらのそれぞれの行く末が気にならずにいられない映像となっている。連続ドラマW「賢者の愛」は8月20日(土)22時~WOWOWプライムにて放送(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月08日女優の菅野美穂が、4月16日スタートの日本テレビ系ドラマ『お迎えデス。』(毎週土曜21:00~21:54 ※初回は15分拡大)の第1話にゲスト出演することが6日、明らかになった。菅野は、第1子出産後初のドラマ出演となる。同作は、感情表現が希薄な理系男子・円(福士蒼汰)が、この世に思い出を残した幽霊を成仏させる特殊能力を使った不思議なアルバイトを通じて、猪突猛進な女子・幸(土屋太鳳)と心を通わせていくというラブコメディ。菅野が演じるのは、同じくゲスト出演する伊東四朗演じる成仏できない幽霊・馬場陽造の娘、佐野玲子役。玲子は、陽造の反対を押し切って結婚を決めて音信不通状態になり、陽造はその後、自宅で病死してしまう。ところが、陽造は、玲子が出産間近で不甲斐ない夫と一緒にいることが心配で、成仏できないでいるというストーリーが描かれる。菅野は「産後初のドラマで皆さんと共演できてすごくうれしかったです」と久々の現場を楽しんだようで、「お産はそれぞれなので、どうかな…と考えながら演じました」と自身の経験を踏まえて振り返る。また、今作については「人の想いがつながって、死にゆく命と新しく生まれる命のくりかえしなんだな~」と印象を述べ、「土曜9時という枠らしくファンタジーに人の想いを織り込んでゆくという、すごくすてきなお話になっています!」と見どころを語った。一方の伊東は、初めての幽霊役で「幽霊が似合う年齢になったのかな(笑)」と苦笑い。「実生活では娘がいないので…」と戸惑いもあったそうだが、「こうやって娘ができるのは、とてもうれしい。ニヤニヤしながらやってます」と満足の様子だ。主演の福士は、2人の出演に「すごく力になります!」と背中を押されたようで、ヒロインの土屋も「お2人からもらった心を最終回までつないでゆきたいと思います」と決意を示した。
2016年04月06日劇作家・内藤裕敬の新作『魔術』が、3月27日、東京・本多劇場で開幕した。本作は、デビュー30周年を迎えた中山美穂が、初めて挑む本格的舞台作品。舞台『魔術』チケット情報出演者は中山、萩原聖人、橋本淳、勝村政信と個性派揃い。深夜の高架下のおでん屋台を舞台に、ここ十年余りに社会が直面してきた言い知れない不安、世界の不確実性や他者との距離感の欠如を、4人の会話劇として描いていく。中山は本番を前に「今、本当に緊張しています。楽しみな気持ちも同じくらいあるんですけど…」と緊張の面持ちを見せながらも「お稽古の中で日々いろいろな気付きがあって、毎日(芝居が)変わっていくんです。だから本番でも(気付きを)見つけていきたいと思っています。そういう流れる変化が魅力的な作品だと思うので」と話した。作・演出の内藤は、「作・演出をやっていて稽古中にこんなにも気付かされることが多いことはなかなかない。日に日に『ベストメンバーだな』と確信しました。稽古の過程で(4人を)信用していますので、あとはもう任せるだけ」と自信をのぞかせた。内藤作品には過去3作品出演している萩原は、今作の印象を聞かれ「さっぱりわからないです」と答え、内藤は大笑い。「でもわからないままでいいと、ゴールがないと、この芝居には。そういう意味で、わからなくていいと思っています」と話した。中山については「(中山以外の)僕ら4人は舞台をそれなりにやっていて、美穂さんは(舞台が)初めてなので、『なんでも聞いてください』なんて言ってたんですけど、最終的には僕らが背中を押されました。美穂さんは稽古場では余計なこと一切喋らないし一番隅っこに佇んでるんですけど、日に日に“女(役名)”が変わるんですよ。それに触発されて、引っ張られたところはありますね」と印象を語った。勝村は「それぞれバラバラの場所から来ているメンバーなので、稽古場でなにかするのが楽しかったですね。難しい部分ももちろんありましたけど楽しいことの方が多かったです」と稽古を振り返った。また、宮田慶子、宮本亜門ら名だたる演出家の作品への出演が続き注目を集める橋本が「僕は一番下ですし、舞台上で先輩の胸を借りながらやらせてもらってます」と話すと、萩原らにちょっかいを出される場面も。仲の良さを感じさせた。自分たち以外ひと気のない世界で一体何が起きているのか。“魔術”にかかったのか、とけたのか。おでん鍋の底に沈むのは果たして…?『魔術』東京公演は4月10日(日)まで本多劇場にて。その後、愛知、兵庫、愛媛、高知、宮城、北海道と各地を巡る。取材・文:中川實穗
2016年03月29日中山美穂が舞台『魔術』で、念願の初舞台に挑戦する。舞台『魔術』チケット情報「舞台は20代の頃から憧れていました。コンサートでのライブ感が大好きで、お芝居もやってみたいな、と。ここにきて初めてお話をいただき、脚本を読んだらものすごく面白い!まさかこの年齢になって、初めての経験ができるとは思ってもみませんでした。でも人生は一回きり。今は楽しみで仕方ありません」と喜びを語る。『魔術』は南河内万歳一座座長の内藤裕敬による書き下ろしで、演出も内藤が手がける。キャスト4人が出ずっぱりで挑む、ワンシチュエーションの会話劇だ。男女4人がおでんの屋台にたどり着くが、その途中、まるで魔術にかかったみたいに周りから人が消えてしまう。実はその4人はそれぞれの生活の中で、人との密度、距離を失っていた者たちだった…という、何ともミステリアスな物語だ。「不思議な話で、私が演じる女性も脚本だけではどんな人物なのか、まだ捉えられなくて。全てはお稽古が始まってからですね。お稽古では、内藤さんに厳しく何でも言っていただきたいです。私、激しい性格ですから傷つきますけど、早くレベルアップできるところまで持っていきたいです。人見知りも強いけど、自分をオープンにして、いいところも悪いところもさらけ出して、積極的に臨むつもりです。相手の役者さんが心開いてくださり、上手く気持ちのキャッチボールができるといいですね」初舞台の稽古場で自分をさらけ出すにはかなりの勇気が必要だろうが、「私、恥ずかしいことなんて、もうそんなにないので。失敗から学ぶことのほうが大きいと思っています」と、肝が座っているから頼もしい。演出の内藤に、中山の起用理由を聞くと、「野良猫でも、田舎にいる野良猫と都会の野良猫では違うでしょ?中山さんには都会的なシャープさがあり、油断の出来ない寂しさが伴っているのが魅力です。彼女の役は生活感がありながら、同時に都会の中を漂流している雰囲気が漂っている。初舞台でご本人も緊張なさっているでしょうが、中山美穂という存在感を舞台ならではの新しい感じで立体化したい。映像とは違う形で、ジタバタしていただこうかな」と語った。出演は中山の他、萩原聖人、橋本淳、勝村政信。公演は3月27日(日)から4月10日(日)まで東京・本多劇場、4月15日(金)から17日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで上演。その後、4月中旬から下旬にかけて全国ツアーが予定されている。取材・文:三浦真紀
2016年01月15日この度、俳優・堺雅人と女優・菅野美穂の間に、無事第一子となる男児が誕生したことが明らかとなった。堺さんの所属事務所の公式サイトにて「ご報告」と題したコメントが掲載されており、母子ともに元気であることや、「妻の菅野美穂さんもよくがんばりました」と妻の菅野さんへの感謝が伝えられた。2人の出会いは映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。本作で堺さんは主人公である大奥総取締・右衛門佐を、菅野さんは愛を求め続ける5代将軍・綱吉を演じた。その後2013年に結婚が報告され、今年の5月には第一子の妊娠を公表していた。公式サイトのコメントでは、「このたび、妻が男児を出産いたしました」という報告からはじまり、「病院の先生には『随分スムーズなお産でしたね』とおっしゃっていただいたのですが、それでもやっぱり大変そうで、病院のみなさんには本当にお世話になりました。妻の菅野美穂さんもよくがんばりました」と、病院関係者や大仕事を成し遂げた菅野さんへの感謝が綴られている。また「アタマではわかっていたつもりでしたが、出産が、こんなにも痛みをともなうものだということを、今回あらためて妻におそわりました」「よく作品づくりが『産みの苦しみ』にたとえられますが、おなじようなことができるか、僕には全く自信がありません。せめて、すこしでも妻にちかづけるよう、精一杯しごとをがんばりたいとおもっています」と、出産に立ち会ったであろう感想を述べ、更なる躍進を誓った。最後は「おかげさまで、母子ともに元気です。お世話になったみなさん、応援してくださったみなさんに、こころからお礼もうしあげます。ありがとうございました」と締めくくられている。堺さんは、三谷幸喜が手がける2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の主演に抜擢。戦国時代を駆け抜けた戦国武将・真田信繁(幸村)を演じることが決定している。本作への出演は、2004年の「新撰組!」、2008年の「篤姫」に続いて三度目の大河作への出演となり話題を呼んだ。また菅野さんは、唐沢寿明主演のTBSドラマ「ナポレオンの村」第2話にゲスト出演。2012年10月期ドラマ「結婚しない」以来、約2年7か月ぶりのドラマ出演ということで注目を集めていた。SNS上でも、「ご出産おめでとうございます!」「これはめでたい!」「堺さんのコメントがこれまたすばらしい」と今回の出産を祝福する声が続々と上がっている。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日大切とわかっていてもつい忙しくて、削ってしまいがちな睡眠時間。そんなあなたでもちょっとした工夫で睡眠の質を高めることができます。快眠セラピスト・三橋美穂先生のセミナー「不規則なハードワーカーのためのサバイバル睡眠法」が開催されます。仕事が忙しくて睡眠を十分にとれない人のために質の良い眠りの秘訣を伝授するセミナーです。「短い時間でもぐっすり眠るための基本ルール」「徹夜になってしまった時の対処法」「最適な入浴方法」「快眠呼吸法」「快眠ストレッチ(実技)」など、ハードワーカーが睡眠の質を高めるための様々なノウハウがわかる実践的な内容です。また、このセミナーには自分にベストな枕を判断する実習があるのも魅力のひとつ。2日に分けているため、睡眠法を学んだあと、それが正しく実践できているかを三橋先生と確認することもできます。忙しい毎日で睡眠をあきらめていたあなたにおすすめのセミナーです。睡眠の質を高める方法を学び、明日の仕事の効率を高めてみてはいかがでしょうか?セミナー「サバイバル睡眠法」(全2回)日時:2015年5月20日(水)・27日(水)各19:00~21:00場所:おひるねカフェcorne(コロネ)※地下鉄神保町駅から徒歩2分ウェブサイト内容:1日目/「こんなとき、どうする!?困った時の睡眠法」2日目/「多忙だからこそ見直そう!寝具・入浴・呼吸」費用:10,000円(全2回分・税込)募集人数:12名申し込み:info-s@nemulog.jp宛にメールで下記の情報をお知らせください。件名/「サバイバル睡眠法参加」本文/お名前、電話番号、参加人数(男女とも参加可)※法人の場合は会社名等も併せてお知らせください。問い合わせ:Tel. 03-3476-1045(株式会社ねむログ・塚島)イベントの詳細はこちらをご確認ください。Photo by Jakob Montrasio
2015年04月23日快眠セラピスト・三橋美穂氏による「快眠教室」(全3回)が、千代田区・神保町の「おひるねカフェ コロネ」で2月に開催されました。いよいよこの日は最終回。受講の成果は……? 今回も、受講者それぞれが記録した「睡眠日誌」の発表から始まりました。覚えたての快眠ノウハウをさっそく実践今回は、第2回の講義で教わった新しいノウハウをさっそく実践して効果を得られたという人が多数。とくに、フィッティングの実践を行った「タオル枕」を試して睡眠の質が上がったという報告が目立ちました。また、著しい成果はなくても、自らに合ったよりよい快眠法を探す積極的な姿勢も。熱めのお湯に浸かってストレスや疲れへの抵抗力をつける「ヒートショックプロテイン」入浴法を試したという受講者は、「入浴中、意外に体温が早く上がりすぎてしまった」など体験の詳細を発表し、三橋氏と共に対策を思案。その他「(和食中心の)「ひらがな食」をもっと続けて効果をみてみたい」という声や、「悪夢を見てしまった」など新しい悩みの報告も。それぞれが実践した結果と向き合いながらアドバイスを受けました。続いては、「交代勤務の場合の睡眠の取り方」の講義。仮眠を取る時間帯の詳細や睡眠の環境づくりについての注意点などは、とくに保健師の参加も多い今回は貴重な情報。受講者は熱心に聞き入っていました。締めくくりは心地よい快眠体験後半の講義は「自分らしい眠りのスタイル」。陰陽思想にもとづくタイプ別に、入浴方法や適したアロマの香り、寝室や寝具などの睡眠環境をレクチャー。実際のアロマオイルのサンプルが配布され、教室は心地よいアロマの香りで満たされます。最後は音楽と三橋氏のナレーションによる「快眠メディテーション」。照明の光を落とし、星空をイメージしながらの深呼吸や、全身を光で満たすイメージなどを体感し、受講者が思い思いにリラックスした状態で講座は終了となりました。最後に受講者たちが、快眠教室の感想を発表。「今までにないくらいよく眠れるようになった」「たった3回の講義なのに自分の時間の感覚が変わった」「睡眠をきちんととることが認知症対策にもなることを、周りの人にも伝えていきたい」など、それぞれが感想やこれからの抱負を述べました。三橋氏は、一人ひとりの言葉に「これからも頑張ってください!」と温かいコメント。そして、「みなさんを通じて、より多くの方々によい眠りがもたらされるとうれしい」と締めくくりました。次回の快眠教室は4月8日、15日の開催を予定しています。「快眠講座」についてのお問い合わせ女性のためのおひるねカフェコロネウェブサイト:電話:03-3476-1045メール:info-s@nemulog.jp
2015年02月15日快眠セラピスト・三橋美穂氏による「快眠教室」が、千代田区・神保町の「おひるねカフェ コロネ」で1月に開催されました。今回は、全3回の講座で学ぶうちの第2回。受講者それぞれが記録した「睡眠日誌」の発表から始まりました。「睡眠日誌」の記録で気づきや体調改善も「睡眠日誌」は、毎日の睡眠時間や眠気を感じた時間帯、食事や入浴など睡眠に関する生活の項目について簡単に記録するもの。第1回の講座で立てた目標が達成できたか、またその後の1週間がどのような生活になったか、各自が振り返り発表を行いました。「夜にスマホを見るのをやめたら、落ち着いて眠れるようになった」「睡眠が1時間増減するだけで体調が全く違うことに気がついた」などのほか「高血圧だったが、夜早めに寝るようにしたら血圧が5~10㎜Hg低くなり、パソコンによる目の痛みもなくなった」など、大きな変化を感じた受講者も。「数年ぶりに病気で寝込んでしまい、記録をつけてみると睡眠だらけ」という発表者には、「病気のときは、たくさん寝ると免疫力がついていいんですよ」と、三橋氏がすかさず前向きなコメント。受講者たちは仲間の発表を興味深く聞いていました。続いては、睡眠によい食事と入浴法、寝室の環境についての講義。三橋氏は、自らの朝食を撮影した写真や自宅の寝室の写真もスライドに織り交ぜ、手作りの玄米おにぎりを受講生にふるまう心配りも。おなかも満たされながらの楽しいひとときとなりました。入浴の基本(三橋先生講演)グループで枕のフィッティングに挑戦!この日のメインは枕のフィッティング体験。三橋氏は寝具メーカーの出身で、頭をさわるだけで適した枕の高さがわかるという枕のスペシャリスト。「首筋が伸び、呼吸が楽にできる高さが適切」「枕はマットレスとセットで選ぶことが重要」など、まずは枕の選び方について学んだ後、グループに分かれ、持参したバスタオルを使った即席の枕で高さ調節に挑戦しました。グループごとにベッドが用意され、受講者たちはそれぞれ自分のバスタオルでつくった枕を置いて順番に試し寝。同じグループのメンバーが横からのぞきこみ、「高すぎない?」「寝心地は?」など口々に質問しながら高さを調節していきます。いざフィッティングをしてみると「こんなに低い枕でよかったの?」「いつもは枕なしで寝ているけど、この方が寝心地がいい」などの声が続々。中には「この高さが気持ちいい!」と感激し、忘れないように写真に収める姿も。第2回目もあっという間に時間がたち、受講者たちはこの日習ったことを振り返りながら再び快眠のための生活目標を発表して終了。睡眠日誌をつけながら1週間後の最終回に備えます。>>第1回目のレポートはこちら「快眠講座」についてのお問い合わせ女性のためのおひるねカフェコロネウェブサイト:電話:03-3476-1045メール:info-s@nemulog.jpPhoto by missmac
2015年02月09日快眠セラピスト・三橋美穂先生による「快眠教室」が、千代田区・神保町の「おひるねカフェ コロネ」で開催されました。少人数制・アットホームな雰囲気で進行この教室は、よりよい睡眠をとるための基礎知識やノウハウを全3回の講習で学ぶもの。講師の三橋先生は、寝具メーカー勤務を経て独立し、睡眠に関する講演や執筆活動、寝具開発などの分野で活躍しています。受講者の職業や年齢は、男女ともに様々。「仕事が忙しすぎて寝る時間が少ないので、なんとか眠りの質を高めたい」「夜、起きていられずに『寝落ち』してしまう」「寝入りはいいが、眠りが浅いと感じる」など、実際に睡眠に関する悩みを抱える人のほか、「保健師をしており、シフトワーカーたちの相談に具体的なアドバイスができるようになりたい」「カウンセリングの仕事で、眠れない患者さんたちに助言できるようになりたい」など、睡眠に関する知識を仕事に役立てたいという受講者も。講師・受講者それぞれの自己紹介からスタートし、和気あいあいとした中で講座が進行しました。眠りについて考えるワークショップも1回目となる今回は、「睡眠の科学と基礎」をテーマにした講義やワークショップを実践。最初に、世界の睡眠時間の国際比較や、睡眠不足がもたらす経済損失など睡眠を取り巻く事情、よい睡眠が心身に及ぼすメリット、きちんと眠らないことのデメリットなどを三橋先生が解説。その後受講者たちは3つのグループに分かれ、「どのような場合によく眠れ、どのような場合に眠れなくなるか」を自らの経験から書き出し、眠りの傾向を探るワークショップを行いました。グループ発表では、「空腹すぎても満腹すぎても眠れない」「好きな香りや音楽によって眠れるようになる」「入浴後はよく眠れる」など受講者たちの経験に多くの共通点が見られたほか、「泣いた後はよく眠れる」「日曜日の夜は眠れない」などのユニークな意見も出されました。自身の睡眠に向き合う「睡眠日誌」に挑戦ワークショップの後は、詳しい睡眠のメカニズムや快眠のポイントについて学び、最後に、自身の眠りの1週間分の記録をつける「睡眠日誌」の課題が配布されました。受講者たちはそれぞれ、受講の感想と、よい眠りのために今後生活で気をつけたいことを発表。「睡眠不足による経済損失の多額さに驚いた」「睡眠と肥満の関係について知ることができてよかった」などのコメントのほか、「就寝の1時間前からスマホは見ないようにしたい」「休日の朝も寝すぎずに、ふだんどおり起きる努力をする」などさまざまな目標を表明しました。「昼寝を取り入れたいが仕事の合間にできるかどうか……」という悩む受講者には「目をつぶってみるだけでも効果があるので実践してみては」など、三橋先生の丁寧なアドバイスも。受講者たちは各自「睡眠日誌」に取り組み、第2回講座に望みます。「快眠講座」についてのお問い合わせ女性のためのおひるねカフェコロネウェブサイト:電話:03-3476-1045メール:info-s@nemulog.jpPhoto by Beyond Borders Media
2015年01月30日ディズニーアニメ最新作『ベイマックス』(12月20日公開)の日本語吹き替え版で、声優デビューを果たした菅野美穂と小泉孝太郎。天才少年ヒロとケア・ロボット"ベイマックス"が感動の冒険を繰り広げる本作で、菅野は、亡き両親に代わり甥っ子のヒロとタダシを育てる叔母・キャスを、小泉は、ヒロの兄で科学者としても道しるべとなる兄・タダシの声を演じる。実生活でも甥っ子がいる菅野。そして小泉も弟を持つ。本作の役柄と共通しているからこそ、セリフににじみ出てくる甥っ子、弟への愛情。演じる中で2人の実生活での境遇がどのように生かされたのか、また、役と自身の共通点・相違点などをインタビューした。――叔母役、お兄さん役と、お2人とも実生活と共通していますが、演じていて共感できたことはありますか?菅野:14歳の甥っ子がいますが普段触れ合う機会はキャスほどなくて、ただ、自分もこの年齢なので、息子がいてもおかしくないんだよなと思うと、そっかぁって思いました。そして、キャラクターはなるほどというか、この役をいただいたのは膝を打つ感じでした。でも、声だけで演じるのは難しかったです。一行のセリフで20回も30回もやったんですけど、そこまでいくと、自分でああしようこうしようというのがなくなり、とにかく監督のおっしゃることを頑張ろうっていう感じで。普段の演技とは違う経験になりました。小泉:実生活で弟がいるので、タダシとヒロの関係性っていうのはよくわかるし、お兄さんが弟を思う気持ち、弟がお兄ちゃんを思う気持ち、こういう感覚ってあったよなとか、特に、青春時代だと対抗心が芽生える男同士のあの感覚っていうのは。また、映画の中でタダシがヒロに自分の友達を紹介するシーンがありますが、実生活でも、高校の時に弟を自分の友達に紹介したことがあったなと。そういうところは、初めての声優でしたが、役立ちましたね。実生活で自分が経験してきたことを出せるので、救われた部分がありました。――菅野さんは、キャス役について「なるほど」とおっしゃいましたが、性格が似ていると思われたのでしょうか?菅野:元気なところとか「イエーイ!」っていう感じが似ているのかなって(笑)。――実生活ではどういう叔母さまですか?菅野:まだ姪っ子とかすごく小さいので、一緒にいると子供が中心な感じになります。だから大きくなったらキャスみたいになるのかなと。そして、ヒロとタダシの方が少し大人で、キャスを温かく受け止めるタダシみたいな感じがしましたけど、どうでしょうか?小泉:実際にセリフとかで描かれていないですけど、ヒロもタダシもキャスにすごい甘えているんですよね。甘えているし、いるからやんちゃができる。キャスを菅野さんが演じられるんだと思って、僕ら兄弟は、甘えている幼さも感じてもらえたらいいなと思っていました。キャスがいるだけで違うんですよ。雲泥の差! 感覚的な部分ですごく救われている部分があります。――"甘え"という言葉が出てきましたが、菅野さんは演じられていて母性愛は芽生えましたか?菅野:母性愛はあったと思います。多感な時期の14才の少年と大学生の男の子という2人がいて、自分だったらどうしようと思うんですけど、構えずに自分は自分でマイペースだし、ヒロにもタダシにもやりたいことを好きにやらせてあげているおばさまというのは、パワフルなんだけどどこか抜けているところもあって、すごく絶妙だなと思いました。たぶんキャスとしては、結婚もしてないし、私はどうなるのっていう不安が…年齢的にあるでしょう! でもそういうのをヒロとタダシには見せていない感じとか、パワフルで決して悲観的にならず、あんなおばさんだったら楽しいだろうなと思いますね。――小泉さんは、ヒロとタダシの関係と、ご自身の兄弟関係を比べて、いかがでしたか?小泉:ヒロとタダシはお互い、ロボット工学を専門として勉強していましたから、ライバル心もあると思うんですよね。兄弟がいるからこそ切磋琢磨して成長できる、お前も頑張るから俺も頑張るっていうあの兄弟の関係性は、すごい共感したところですね。実生活でも、仕事は違うけど弟が頑張っている姿を見て、自分も奮い立つというか、弟も自分の仕事を見て頑張らなくてはっていう。お互い仕事は違えど表に出る仕事を選んだので、お互いを見て、自分も頑張らなくてはというのは一致していると思います。――兄弟愛に限らず家族愛が描かれていましたが、実生活で家族愛を感じるのはどんな時ですか?小泉:今、生きてくれていることを感謝します。たわいもないことだけど、電話で話せる、会える、それにすごい感謝してます。もっと言いたいことがたくさんあったのに、今もあると思うのに言わず、思うように行きなさいと尊重してくれる。そこに父親の愛を感じる。そして、1年に数回、会った時にビシッと言ってくれる。そこで親と子っていうのを感じます。そして、『ベイマックス』も見るって言ってくれていますしね。あの人が『ベイマックス』見るって。試写会だと俺は目立つから行かないけど、公開したら行くよって!菅野:いいお父さんですねー!小泉:映画館でチケットを販売する人もびっくりするんじゃないですか!? 『ベイマックス1枚シニアで』とか言うのかな(笑)――お父さまに言われて大事にしている言葉はありますか?小泉:芸能界に入って2、3年の頃、自分はこの世界で通用しないんじゃないかと悩んでいた時に言われた「たとえ5年10年仕事がなくても、役者を一生の仕事にしようと思いなさい。その時一生懸命やっていれば、人は見ていてくれるから。仕事がなくても一喜一憂するんじゃない」という言葉はすごい救われたし、そういう風に生きていこうってあらためて決意させてくれた言葉でしたね。――今でも思い出しますか?小泉:思い出します。芸能界は不安定な世界だなと痛感する中で、心の支えになりますね。菅野:私も明日から思い出す! すごいお父さんですね。なかなか言えないし、お父さまが言ったと思うと言葉の重みが違うね(笑)――悩んでいる時というのは、自分からお父さまに相談するんですか?小泉:自分から父に相談したことは一度もないです。予期せぬタイミングで突然、何かを察して声をかけてくれるんです。いつもあの人サプライズなんで(笑)。――東京国際映画祭では、製作総指揮のジョン・ラセターさんたちと一緒にレッドカーペットを歩かれましたが、いかがでしたか? 『ベイマックス』チームは楽しそうでした!菅野:ジョン・ラセターさんのお人柄もあったと思います。本当にかわいらしい方で。そして、ベイマックスもいて、ベイマックスの感触が想像以上にベイマックスで、ぷにぷにしていて「あぁこの感じかー!」って思いましたね。小泉:失礼ですけど、(ジョン・ラセターさんは)キャラクターみたいな方。人間を超越した存在ですよね。菅野:ほんとほんと! あと、1人の男性としては、ずっと奥さまの手を握っていらして、仲がいい! むつまじい! そして、「ベイマックスかわいい」ってみなさんおっしゃっているのがすてきだなと思いました。自分たちのキャラクターを本当に心から愛していらっしゃるんだなっていうのがほほ笑ましかったです。――お2人は、ケア・ロボットのベイマックスは必要ですか?菅野:ベイマックスはほしいけど、必要かどうかって言われると、もっと必要な人がいるかもしれないなと思います。精神的なところでいうと、10代の多感な少年と少女の方が必要だと思うし、今は肩をこっているくらいなので、もっと必要な人はいるのかなと。いてくれたらすごくうれしいですけど。小泉:あんなにいてくれて安心感があるロボットもないでしょうからね。ケア・ロボットなので僕はほしいですね。自分のためだけじゃなく、自分の身の周りの人も助けてくれるだろうし、一生お医者さんに行かなくて済みますからね。こんなに明るい未来を感じさせてくれるロボットはないです。手に入るならいつかほしいです!(C)2014 Disney. All Rights Reserved.
2014年12月20日ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ベイマックス』の日本語版で菅野美穂と小泉孝太郎が声のキャストを務めている。声質や演技力を徹底的にリサーチしてキャスト選びをするディズニー作品で声の出演を務めたふたりは、本作を「一生に1本の作品」だという。公開前に話を聞いた。その他の画像本作は、最愛の兄タダシを謎の事故で失い孤独になってしまった少年ヒロが、兄が作り出した人間をケアする心優しいロボットのベイマックスの存在によって少しずつ元気を取り戻し、戦闘力も戦闘意欲もないベイマックスを相棒に、兄タダシの死の謎に迫る姿を描いた作品。小泉はタダシを、菅野はタダシとヒロの親代わりをつとめている叔母キャスの声を演じている。菅野も小泉も丁寧な役作りでファンから高い評価を集めているが、小泉は「想像以上に苦労した」と収録を振り返る。「台本1ページ分を収録するのに2時間かかってしまったりしたんですけど、本当に納得がいくまで収録できて、タダシというものを作り出せたのかな、と思っています」。一方の菅野も「普段は声、顔、動きで役を担っていくわけですけど、声だけで演じるということは、こんなにも“拠り所”がないのか、と。確信というものがないまま、20回、30回と演じるので不安にはなったんですけど、それこそが自分にとって新鮮な経験で、まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあるなと思いました」という。しかし、ふたりは最後までこだわり抜いて収録に挑んだようだ。ディズニー作品は続編や関連する短編作品が登場した際には再び、同じキャストが声を演じるが、小泉は「最初で最後だと思って臨みました」と力強く語る。「もちろん、続編のお話があれば光栄ですけど、1作品できただけでも光栄なこと。これが最後だと思って声を吹き込んだので完全燃焼させたつもりですし、その喜びを感じながら吹き込みましたね」(小泉)「“燃え尽きる”感じはありましたね。私の役はそんなにたくさん出てくるわけではないんですけど、短い収録の中で、よその現場とはまったく違う得がたい経験ができたので、一生に1本の作品だな、と思いました」(菅野)。ちなみに本作は、ヒロとベイマックスの冒険を通して、家族や仲間の大切さ、優しさが感じられる作品だが小泉は「映画を観ると、自分の身近にいる、当たり前にいる家族や恋人がとても素敵なんだって改めてすがすがしい気持ちになれる気がします」と言い、菅野は「今回、お仕事をさせていただいて思ったのは、(監督の)ドン・ホールさんとかクリス・ウィリアムズさんとかみなさん本当にいい方で、本当にベイマックスが好きで、映画が公開されるのをワクワクしていて。だからディズニーは世代を超えてあらゆる人に響くんだと思いました」と笑顔を見せる。ふたりは声のキャストとして参加しているが、作品を観賞する際には“観客”に戻って映画を楽しんだようで、インタビュー後も映画の感想を語り合う姿が印象的だった。『ベイマックス』12月20日(土) 全国ロードショー
2014年12月19日女優の菅野美穂が22日、日本語吹き替え声優を務めるディズニーアニメ最新作『ベイマックス』(12月20日公開)の公開記念イベントに、俳優の小泉孝太郎とともに着物姿で登壇した。『ベイマックス』は、14歳の天才科学者・ヒロが、事故で亡くなった兄タダシの遺したケア・ロボット"ベイマックス"とともに、サンフランシスコと東京を融合させた架空都市・サンフランソウキョウを舞台に感動の冒険を繰り広げる物語。菅野は、甥っ子のヒロとタダシを母親代わりに育てる女性キャス、小泉は兄タダシの声を演じ、共に声優初挑戦を果たした。菅野と小泉は、来日したドン・ホール監督、クリス・ウィリアムズ監督らを日本ならではのおもてなしで迎えようと、着物姿で登壇。菅野は「演技というのは同じなんですが、まったく新しい経験をさせていただきました」と声優に初挑戦した感想を述べ、演じたキャスについて「ヒロとタダシ、2人の多感な男の子を温かく見守るおばさんで、明るくてパワフル」と説明した。また、「ディズニー映画に参加させていただけて本当に光栄でした」と喜びを語り、「ドン監督、クリス監督の映画を見て、作品の世界観を勉強して撮影に臨みました」と明かした。そして、「ベイマックスが日本に似た景色の中でいきいきと活躍している様子を見てワクワクしたので、日本のお客さんに見てもらえるのを楽しみにしています」と期待感を表した。さらに、「ベイマックスが日本の鈴をモデルにしているということで、ベイマックス! ベイマックス! ベイマックス!」と、鈴がデザインされた着物の帯をアピール。監督たちにもベイマックスがデザインされた法被をプレゼントすると、「ありがとう!」「かっこよくてすばらしい」「日本公開まで毎日着続けます」と全員大喜びだった。(C)2014 Disney. All Rights Reserved.
2014年10月22日(画像は花王プレスリリースより)大人カワイイ!菅野美穂大人カワイイ女優として、男女を問わず常に人気があるのが菅野美穂さんです。昨年、俳優の堺雅人さんと結婚をし、女性としての可愛らしさが増したと評判になっています。そんな彼女の魅力をよく伝えているのが、花王ソフィーナ「プリマヴィスタ」のCMでしょう。菅野美穂さんの可憐な美しさがプリマヴィスタのイメージにぴったりだと、視聴者から大好評です。2014年2月21日より公開された新CMについても早々と話題になっています。プリマヴィスタから限定コンパクト新CMのパウダー編では、「プリマのパウダー、塗りにくいとこにもツルン!」と笑顔いっぱいで語っている彼女。その表情は幸せそのものという感じで、ついついCMに釘付けになってしまいます。そして、ウットリとした表情の彼女が手に持っているコンパクトに注目。2月25日より数量限定で発売されているこのコンパクトは、ピンクの花がちりばめられていて、持っているだけで春気分がアップします。睡眠不足や生理前後で、化粧乗りがいまいちの肌でも、プリマヴィスタなら大丈夫。ムラなくのびて、マイナス5才肌を実現してくれます。あなたもプリマヴィスタで菅野美穂さんのような透明感あふれる肌を目指してみてはいかがでしょうか。【参考リンク】▼花王プレスリリース
2014年02月26日【R30=オトナ女子の恋愛事情第10回】~出会う人は真剣に付き合ってくれない男性ばかり~Y季(38歳・公務員)「29歳のときに一度結婚したのですが、前夫とは価値観が違いすぎて3年弱で破局。子どもはいません。離婚後、何人かの男性と知り合ったものの、どんな仕事をしているか詳しく教えてくれなかったり、蓋を開けてみたら既婚者だったり、本命の彼女がいたりで真剣なお付き合いには至りませんでした。酔った勢いでHしても結局次の連絡は来ない…という関係の繰り返しです。思えば、私も真剣に恋愛しようとしていなかったのかもしれませんが…。今さらきちんとした恋愛なんて…という気もしますが、1人で老後を迎えるのはさびしいので、できればまた誰かと一緒に暮らしたい。どうしたら遊びではなく、深いお付き合いができるようになるのでしょうか。」●セフレ、一夜不倫…遊ばれて終わる女子のパターン4選・“都合のいい女”にしか見えない女子お互いにパーソナリティーを知る前に体の関係を持ってしまうと、男性は「この女はヤるための女」という認識を持ってしまいがち。また、相手を喜ばせるために大袈裟にセックスアピールをしたり、“変態”扱いされているのに調子を合わせて喜んだりしていたら、“都合のいい女”以上の何者にもなれなくなってしまうでしょう。男性の気を惹くには露骨な演出をする以外、方法はないと思い込んでいませんか?・年下からのアプローチに勘違いする女子若い男子から「○○さんみたいな人、憧れなんです」なんて言われて、舞い上がってしまう人も多いよう。経験豊富なお姉さまを好む年下男子からすれば、アラサー、アラフォーとのSEXは恰好の恋のレッスンみたいなものです。中には年上女子の落ち着いた雰囲気が好きという男子もいますが、たいていは若い子相手では味わえないような濃厚プレイに期待しているだけなので、遊びは遊びと割り切らないと危険。自分だけ深みにハマっても、相手はあなたの内面には興味がない可能性大です。・いろいろなことを知りすぎている女子どんなネタを振られても、ある程度返せるだけの知識や経験値を持っているアラサー、アラフォー世代。それは素晴らしいことですが、同世代や年上の教えたがり屋の男子は、何を言ってもびっくりしてもらえないなんてつまらない…と思い、あなたに自分の話をしたくなくなるかもしれません。何か相手が完全にリードできるものを残しておいたり、知っていても“知らないフリ”ができる演出力を養ったりすることも大事です。とはいえ、常識がないと思われるほど何も知らない女子を演じるのは逆効果ですが…。・急に嫁気取りになる本人は無意識かもしれませんが、少し親しくなると急に、彼に対して、長年連れ添った妻のような態度で接するようになるタイプがいます。「やってあげている」「せっかく~してあげたのに」なんて言い回しを何気なく使ったり、結婚の予定もないのに彼の日常品を買い足したくなったりしたら、ちょっと気を付けたほうがいいかもしれません。●「ひとこと処方箋」体の関係では満足できない、ちゃんとしたお付き合いがしたい…というのなら、お誘いがあっても簡単には乗らず、しっかりと相手を見定めましょう。誰に対しても誠実な男子、というのを見つけるのは難しいけれど、あなたにホレた男子は、あなたに対しては誠実でいてくれます。若い頃のような心ときめく恋ではなくても、お互いに心から大切にしたいと思えるような人と出会い、温かく穏やかなオトナの恋愛ができたらいいですね。結婚・妊娠・出産など、女性として実にさまざまなターニングポイントを生きる“オトナ女子”のリアルな恋愛事情、お楽しみいただけましたでしょうか?(文=静野美穂)
2013年08月28日【R30=オトナ女子の恋愛事情第9回】~自分の意志で転職したのに、彼の日常を監視できなくなって不安~K穂(34歳・IT)「30歳を過ぎて管理職になり、自分のチームに配属されてきた部下を指導しているうちに、感情移入しちゃったんでしょうか。気が付いたら部下の男性と付き合うことになっていて、一緒に暮らすようになり…。仕事と恋愛を分けるのが難しくなりかけていたので、心機一転、元上司が立ち上げた会社への転職を決めました。同じ部屋から職場に向かい、営業先もランチも接待も、四六時中一緒にいた彼とはじめて別々に過ごす日々。はじめのうちは、その生活が新鮮で楽しく感じられたのですが、だんだん、何をやっているのか、逐一そばで見られないのが落ち着かなくなってきて…。このままだと知り合いに監視を頼んだり、彼の周りにカメラをつけたりしちゃうんじゃないかっていう“ストーカー熱”を感じて、自分で自分が気持ち悪く思えます…。」●彼の行動をすべて把握したい!ストーカー予備軍!?…な女子の思考パターン4選・外での彼は信用できないじっと監視していないと気が済まない理由は何でしょう?一挙手一投足が美しく、いつまで眺めていても飽きないほどの美貌の持ち主なのでしょうか。それならそれでいいけれど、たいていの場合は相手を信用していないから、自分が見ていないところではおかしな行動をするんじゃないかと疑ってしまっているようです。恋人同士とはいえ、相手と自分は、それぞれ違う人生を送っている人間なわけで…。彼のことをすべて把握しないと一緒にいる気になれないというのは哀しい話ですね。・私の知らない彼なんて存在しちゃいけない物理的に一緒にいる時間が長ければ、確かに目に見えるほとんどのことを把握できるでしょう。しかし、彼の外見や外面の部分ばかり気にしていて、内面にはあまり目を向けていないのではないでしょうか。きれいごとばかりじゃない、汚い感情や裏側の部分もまた、彼の構成要素だということを理解できていない…相手の上澄みの部分しか見ていないから、たまに素の部分を垣間見ると、自分の知らない彼が存在するんじゃないかと思って動揺してしまうのかも。・彼がいないと生きられない私、彼のために生きてるの!なんてふうに思ったことはありませんか?もしあるなら、あなた自身の人生の主役はあなただということを思い出してください。自分以外のヒトやモノに依存して生きるのは、精神的に独り立ちするよりラクかもしれないけれど、結果的にパワーもエネルギーも相手に吸い取られてしまうので気をつけて!・我慢している私って健気!本当は知りたいけれど悪いし…と思い続けていたりすると、聞きたいことが聞けず、言いたいことも言えない悪循環が始まってしまいます。本人の口から聞けないからといって、行動を監視したくなるのは危険な傾向です。「彼のことを信じてるから聞かないの」と自分に言い聞かせたりしないで、知りたいことがあるなら、さっさと聞いてしまったほうが、お互いの心の健康のためにもいいかもしれませんよ。●「ひとこと処方箋」四六時中一緒に居たら、そりゃ誰かに盗られる心配もないでしょう。けれど、彼氏に男としての魅力をいつまでも感じていたいなら、やっぱり“かわいい子には旅をさせよ”の精神が必要かも…?結婚・妊娠・出産など、女性として実にさまざまなターニングポイントを生きる“オトナ女子”のリアルな恋愛事情、次回もお楽しみに!(文=静野美穂)
2013年08月23日【R30=オトナ女子の恋愛事情第8回】~彼氏ナシ8年目、不倫歴5年目。今後、本気の恋愛ができるかわからない~Y絵 (34歳・広告)「失恋なんかしたことなかった私が、結婚願望の一番強い20代半ばに大失恋。ショックのあまり体調を崩してしまいました。2年ぐらいは朝、まともに出社することもできず、周りからはかなり不安定な人に見えていたと思います。やる気がないままだらだら仕事を続け、そこから6~7年。当初は励ましてくれていた友人たちも結婚したり、昇進したりして、今となっては生活レベルや価値観が合わない…。なんだか誰からも相手にされてない気分になっちゃって…たまたまバーで知り合った、未だに本名も職業も知らないオジサマと、体だけの関係を5年も続けている私。そろそろ本気でどうにかしないとヤバいですよね…。」●“ご無沙汰”よりマシ?彼女止まり、不倫…痛いアラサー女子の思考パターン4選・都合のいい女を演じる自分はカッコいい相手のわがままも、人には言えない複雑な関係も、すべて受け入れている私ったらなんて器の大きいオンナなんだろう。結婚を度外視した恋愛を楽しめる私ってカッコいいかも。細かいことまで文句の多い奥さんなんかより、よっぽど私のほうが彼のことをわかってあげているわ…なんて思い込んでいる女性が多いようです。でもその実、相手のことは何も知らないでいる。プライベートを重視したオトナの関係を楽しんでいるつもりでも、本当の自分は少しも満たされていないはず。・個性的な人生を楽しんでいるつもり誰よりも早く結婚してみんなの羨望の的だったあの子も、大恋愛の末に結ばれ、友人一同が感動した出産エピソードを持つあの子も、時間が経てば普通の主婦。早くに家庭に入った彼女たちや、出来の悪い部下に頭を悩ませる残業続きのキャリア女子よりも、波乱万丈でドラマティックな私の人生のほうがよっぽど魅力的!と無理に自分に信じ込ませようとしているだけだったりして。・そろそろ白馬の王子様が現れる予定過去の恋愛はすべて予行演習。ありのままの自分で待っていれば、「お前にふさわしいのは俺だ」なんて男性が現れて、少女漫画並にドラマティックにさらってくれる…と心のどこかで信じているのかも。いい年して非現実的なことばかり妄想していたら、周りの人に引かれちゃうかもしれませんよ。・取り敢えずカラダでキープ相手の核心に触れて撃沈した過去があったり、踏み込んではいけないゾーンに妙に敏感だったり。相手の過去や深い話を聞きすぎて関係が壊れるくらいなら、真面目な会話なんてしないで、手っ取り早くエロで思考を止めてしまえばいいと思っているところも。カラダでわかる現実しか知りたくないなんて、ちょっと子どもっぽく見えてしまいます…。●「ひとこと処方箋」都合のいい女であることに甘んじて、普通の恋ができなくなっているY絵。SEXだけでは心の寂しさまでは埋められないことは自分でもわかっているのに、相手と真剣に向き合うのが怖くて、その状態をずるずる続けてしまっているんですね。たとえ体の関係がなくてもお互いに相手の琴線に触れ、この人とずっと一緒にいたいと思えるのが本当のオトナの恋愛ではないでしょうか。今の関係はそろそろ清算し、アラサーと言われる今のうちに、人を思いやる心や対話力を磨いておいたほうがいいのかも。結婚・妊娠・出産など、女性として実にさまざまなターニングポイントを生きる“オトナ女子”のリアルな恋愛事情、次回もお楽しみに!(文=静野美穂)
2013年08月19日【R30=オトナ女子の恋愛事情第7回】~海外へ単身赴任した夫の留守中に年下の社員と不倫中~K(38歳・会社役員)「30歳で起業し、ある程度、仕事が軌道に乗った35歳の頃、共同経営者の彼と結婚。社内をはじめ関係各社からの盛大な祝福を受けて、順風満帆な人生を送ってきました。業績も右肩上がりの中、海外展開は急務と考え、彼がひとまずシンガポールへ移住することに。以前からお互いに多忙だったため、離れて暮らす状況がつらいとは思ってなかったのですが、やっぱりどこかさびしかったみたいで…。ある日、部下の男性と飲みに行ったら、酔っ払いすぎた私はうっかりお持ち帰りされてしまったんです。普段からタイミングよくフォローしてくれたり、何かとデキる人なので、気に入ってはいたのですが、まさかこんなことになるとは。夫は唯一無二の存在だけど、部下の彼との関係も心地よくてやめられず。これがバレたらどうなるんだろう…。」●軽い気持ちで不倫して、深みにハマる女子が増殖中不倫に興味はありますか?ドキドキ感がたまらないという人もいますが、軽い気持ちで一度すると、麻薬患者のように深みにハマって、なかなか抜け出せなくなってしまうそうです。夫が一番大切と言いながら、部下との関係も楽しんでいるK。このままでは、いつか後悔することになりそうです。●「わかっていても止められない」不倫しやすい女子のタイプ4選・よくも悪くも欲張りな努力家人からうらやましがられるような生活をしていても、本人の理想がその遥か上を行っていると、いつまで経っても、何を手に入れても、私は誰からも認められていない、こんなに頑張っているのに!という苛立ちだけが続いてしまいます。そんなある種のヒステリーを鎮めるためには、刺激的で背徳感のある不倫という恋愛スタイルが実は最適なのかも。夫もいて愛人もいるという状況は、欲張り心を満たすには最高のシチュエーションなのでしょう。・パートナーとのSEXに不満がある夫より身体の相性がいい、と感じてしまうと、こういう状況に陥りやすくなるようです。どれだけ夫を愛していても、SEXの阿吽(あうん)の呼吸までかみ合っている完璧な相手ではないかもしれない、というのが哀しいところ。夫とのSEXに何らかの不満を持っていると、他の人に抱かれたとき、一気にヒートアップする可能性大。離れ離れで暮らしていて人肌恋しいのも、過ちを繰り返す大きな一因になります。・疲れていて癒されたい職場でも夫の前でも、しっかりした女を演じなければ、と思っている女子は誰かに癒してほしいと思いがち。その相手として愛人は最適なのでしょう。また、日々忙しく過ごしている人ほど、新鮮なトキメキや非日常的な刺激を求めがちです。お互いに自分の一番いい姿を演出することで、ハイライトシーンだけを都合よく共有している不倫の形では、相手の心底の素性まではわからないもの。そのスリルにハマってしまうと、簡単には抜け出せなくなります。・「私はいい女」だと思っている支えてくれている周りの人の協力や知恵のお陰で今の自分があるのに、それは当然だと思って感謝の心を忘れている、自信満々の女子。既婚女性に手を出す男なんて、ほとんど下心しかないのに、私が魅力的だから…なんて都合よく解釈していたら、痛い目を見るのは当然です。同性の友達が少ない人はこの素養が高いかも!勘違いもホドホドに。●「ひとこと処方箋」あれもこれも手にしようなんて、ちょっと欲張り過ぎですよ。今のステータスはすべて自分で手に入れたと勘違いしているかもしれないけれど、それをお膳立てしてくれたのはパートナーや周りの人たちです。手軽な不倫相手に没頭するのは楽しいと思いますが、そこから抜け出せなくなって大事なものを失くしたりしないようにね。もちろん独身の人も、「結婚してないんだからいいじゃん!」と、パートナー以外の人と遊びまくったりするのはNGです。夢から覚めたときに後悔しないように気をつけましょう。結婚・妊娠・出産など、女性として実にさまざまなターニングポイントを生きる“オトナ女子”のリアルな恋愛事情、次回もお楽しみに!(文=静野美穂)
2013年08月13日【R30=オトナ女子の恋愛事情第6回】~忙しすぎて結婚を先延ばしに…仕事も恋愛もうまくいかない~R子(35歳・出版)「あまりにも忙しく徹夜が続く仕事で、30歳を過ぎてから体がついていかなくなったと感じていました。ここ数年、体調が悪いため、仕事を変えようかと迷っているのですが、自分が今の職種以外で通用するのかどうかわかりません。付き合っている彼とは何度か結婚話が出たものの、私が仕事を優先してきたせいで具体的に進んでいないし、最近は連絡も途絶えがち。このままじゃ結婚できないし、結婚しても仕事をしたいのに、肝心の仕事がうまくいかなくて…毎日いろいろ悩み続けています。」●「自分はまだ大丈夫」と思っていて、気づいたときには後悔することばかり…仕事も恋も手に入れたR子。このままバリバリ働いて、いつか結婚もして、と夢をふくらませていたのに、どちらもうまくいかなくなってしまいました。順風満帆だったはずの彼女は、なぜこんな状況に陥ってしまったのでしょうか?●アラフォーになり後悔するタイプ4選・女友達と世間話をする機会が少ない仕事に精を出したり、何かに没頭したり、自分が何かに集中して努力しているとプライベートな時間はどんどん減ってしまいます。普段接する友達の属性もかなり偏っているのではないですか?他人の恋バナを聞いたり、芸能人のゴシップについて話すのは時間の無駄に思えるかもしれませんが、女同士のトークは、人にはなかなか聞けない情報の宝庫でもあります。Sexのこと、婚活のこと、体のことなどを聞いて、自分が普通かそうでないかを、ときどき確かめるのも悪くはありません。・家族と仲がいい何か困ったことがあれば親や兄弟姉妹に話せばたいていのことが解決する、という人が多いようです。問題が起きても、最終的には誰かに助けてもらえばいいや、なんて思っていたりしませんか?不自由することや挫折を感じることが少ないと、危機感が欠如してしまいがちです。・若い子が気に障る本来ならば、年を重ねるごとに、若い子はかわいいと思えるようになっていくものです。しかし「何なのあの子!?」とか言っちゃうことが増えたなら、それはちょっと危険かも。いつまでも若い人と同じ目線で張り合っているのは確かに刺激的ですが…気づいたときには浦島太郎状態なんてことも…。・年上の男性にやたら気に入られるオジサマたちのことを去勢されたジェントルマンだと勘違いしているのなら、いますぐ考えを改めましょう!年齢的にも精神的にもオトナな人が、自分に対して優しいのは当り前のこと。女なんて腐るほど見てきているのですから、タイプによって扱い方も変えています。まんまとその罠にハマると“自分はまだ甘ちゃんだし、失敗してもいいんだ“なんて暗示にかかったまま現実に帰って来られなくなる人も…。●「ひとこと処方箋」自分が常に正しいと思い込まず、他の人の価値観も尊重することが大切です。家族や同世代の同業者、かわいがってくれるオジサマなど、味方をしてくれる人とばかり付き合っていると、視野が狭くなり、井の中の蛙になってしまう可能性があります。えげつない会話が多そう…と敬遠してしまうこともあるかもしれませんが、いわゆるガールズトークにも、自分に今、ひとりの女性としてどのくらいの価値があるのかを確かめるセーフティネットのような機能があるわけです。リトマス試験紙みたいにハッキリとした反応が得られる分、ひたすら話を聞いてくれるBARのマスターより有意義な回答をくれそうです。結婚・妊娠・出産など、女性として実にさまざまなターニングポイントを生きる“オトナ女子”のリアルなエピソード、次回もお楽しみに!(文=静野美穂)
2013年08月07日【R30=オトナ女子の恋愛事情第5回】~長年同棲している相手への性欲はナシ!子どもは要らないけれど結婚したい~Y子(36歳・IT)「実は私、若い頃からあまり性欲がないんです。先日の婦人科検診では特に異常ナシ。健康的に暮らしていれば、まだ妊娠する可能性はあるって医者に言われましたが、そう言えば最後にSEXしたのっていつだっけ…って思い出せないくらい。今の彼とは20代前半の頃から一緒に住んでいて、もはや兄と妹みたいなもの。日常生活で触れ合うのは構わないですが、性的なタッチになった途端“ゾワ~っ”と怖くなるんです…。こんなに長年してないってことは、彼は絶対外でやっているんだろうなぁ…勝手かもしれないけれど、それはすごく嫌悪感もあるし嫉妬心もあるんです…。なんて思いつつ、それでも彼と結婚したい私はどうしたらいいのでしょう?」●「長年の同棲」で陥りがちな落とし穴4選・相手を知りすぎてしまう2人でいる時が相対的に長くなってくると、プライベートな空間でのお互いの習慣や習性をよく知りすぎてしまうため、何が起きても感情が揺れ動くことが少なくなってきますよね。何をやるにも阿吽(あうん)の呼吸だと普段の生活は大変ラクですが、相手に対しての非日常感はどんどん減って、みごとな“空気感”が完成してしまいます。学生時代の彼女や昔の失恋経験まで知っていたり、彼ママとデートなんかしちゃったり、外堀を埋めたつもりが自分が埋まっちゃってた…という行きすぎた執着心があるのでは?・実は相手より自分のほうが上だと思っているお互いのウマが合わなければ、さすがに長年同じ屋根の下で暮らすには無理が出てくるでしょう。しかし、彼のことを弟や息子のように感じている女性は、たとえ相手が何かやらかしたとしても、自分が我慢すれば…と思うもの。どこか冷めた目でオトナぶって、彼は私がいないとダメだから、なんて言ったりしていませんか?・全部一緒くたになる何でもかんでも同じ目線で、どこに行くのも一緒の同志になっていたり、入籍していないのにお財布が一緒になってしまっていたり。恋人なのに、夫婦か兄妹か友達かわからない…という関係は要注意。かなりのインパクトがなければ、現状維持がお互いにとって一番ラクなのかも。とはいえ、こういう関係の場合、お金の切れ目が縁の切れ目になりやすいんですよね。・結局どちらかのデキ婚であっさり破局それが今の相手とのデキ婚ならメデタシメデタシですが、長い時を過ごした相手がいながら、別の人とゴールインする例も珍しくありません。結婚も妊娠もタイミングって振り返ると本当にいくつもチャンスってあったなぁって思うことはないですか?思考回路ではなく、感情や情熱を総動員させている時のほうが、人生は動くのかもしれません。●「ひとこと処方箋」Y子の“子どもは産みたくないけど結婚したい症候群”もなかなか深いトラウマがありそうですが、彼氏さんも実はものすごく深い闇を抱えた人だったりして…。「類は友を呼ぶ」を地で行くカップルなのかも。でも、夫婦って結局“他人”くらいの緊張感や距離感がある方が、いつまでも新鮮でいられるのかもしれません。居心地の良さを取るのか、心機一転を図るのか、残された時間は自分が思っているより長くはないですよ…!結婚・妊娠・出産など、女性として実にさまざまなターニングポイントを生きる“オトナ女子”のリアルな恋愛事情、次回もお楽しみに!(文=静野美穂)
2013年08月02日みなさん、仕事は好きですか?オンとオフはきっちり分ける派ですか?好きなことを仕事にしてとことん追求する派ですか?それとも、仕事が好きすぎてオフがないタイプですか?職場にいるだけでなんとなくチヤホヤされていた10代20代頃と比べたら、だんだん仕事の内容もハードになってくるし、もはや引き返せないところまで来た感だってある…。もう生き残るだけでも必死です!…なんて声も聞こえてきそう。そんな第二の思春期を迎えた“R30=オトナ女子”の恋愛事情を探ってみました。【R30=オトナ女子の恋愛事情第4回】~接待続きで水商売のような生活に疑問~Y奈(32歳・IT系社長)「私、高校を卒業してからずっとフリーターでした。当時の彼氏がIT系だったこともあって、興味本位で彼氏の働いている会社でバイトさせてもらったのが今の業界に入ったきっかけです。軽い気持ちで始めたのに案外才能があったみたいで、どんどん売上が伸びちゃって…。思いきって彼氏と一緒に起業したところまではよかったのですが…毎日のように営業に行くはめになって。営業といっても昼間にオフィスで打ち合わせることなんてほとんどなくて、だいたい、夜の“飲み営業”なんですよね …。それに忙しくてほとんど恋人らしい時間も共有できてないし…いったい、私は彼の何になっちゃったのでしょうか?」彼氏の趣味や仕事にたまたま興味を持ったら、実は自分のほうが適性や才能があって余裕で追い抜いてしまったなんて経験、なかなかできないと思います…Y奈が、彼氏との関係性に意味を見い出せなくなっているのはなぜでしょう?●女が仕事で結婚を逃す理由4選・交友関係が広く、彼を不安にさせる必然的に社交性が求められる職種ですから、女性側は、それくらいは大目に見てほしいと思います。が、“女は内に”という覆せない無意識の感情が出てきてしまうのが男性というものなのかもしれません。不安をコントロールできる、もしくは、本当にあなたに理解のある人じゃないと、これは結構言われるかもしれませんね。・ズバズバ言いすぎる要求通りのレスポンスがないと、彼に対しても、「なんで?どうして?それでいいの?」なんて、ついつい仕事で指示を出すようなノリで 口調が厳しくなっているのでは?疑問や意見があったとしても、黙っていたほうがいいときだってあります。・本心を見せないうわべではすごく愛想がよかったり、優しい言葉をかけたりしてくれるのに、どこか真意がつかめない…なんて感じに映ってしまうのかも。結果的に、自分に都合に合う策を練っていたりするんじゃないかと警戒が解けないこともあります。・結婚自体がキャリアステップの1つになっている相手と時間を共有すること自体には興味がなく、結婚や交際を、自分のステータスを向上させるための手段にしているようなイメージがあります。男性側からは、結婚するとメリットがあるから俺を選んだ?というふうに見えてしまうのかも。Y奈の場合は、おそらく偶然の産物とはいえ、本来持っていた適性を存分に発揮できる仕事に出会うことができたわけですね。しかし、彼女自身は仕事に対して実はそれほど情熱があるわけではなさそう。どっちかといえば、彼と一体化したい!と思う気持ちのほうが強いようです。●「ひとこと処方箋」恋人同士とはいえ利害関係が発生する場合は、そのパワーバランスをシビアに計算すること!金の切れ目が縁の切れ目です。結婚・妊娠・出産など、女性として実にさまざまなターニングポイントを生きる“オトナ女子”のワークライフバランス事情、気になりますね!(文=静野美穂)
2013年07月27日夏になると必ず聴きたくなる歌、ありませんか?毎日がパーティみたいだったあの頃によく聴いた歌。記憶の風景には、いまでもキラキラした彼の笑顔が浮かんできます…。そんな憧れのあの人も、今や良き父親。正直、Facebookのタイムラインに流れてくる幸せそうな写真を見かけるたびに何とも言えない気分になります…。こんなことを言うと「そうそう、時の流れって残酷なのよ!」なんて声が、お姉さま方から聞こえてきそう。そんな第二の思春期を謳歌する“R30=オトナ女子”の恋愛事情を探ってみました。【R30=オトナ女子の恋愛事情第3回】~同じ相手と婚約・破棄を繰り返す重度のマリッジブルー~U美(36歳・広告)「先日、延べ12年間お付き合いした彼との婚約を破棄しました。彼とは20代半ばで一度婚約し、披露宴の招待状まで送った過去があります。そこから紆余曲折、今度こそはと覚悟を決めていたのですが…実は、ずいぶん前から彼とはSEXレスで、今となってはもはや横で寝ることすら生理的に受け付けません。子どもは欲しくないから、という理由で拒んできましたが、それに反論すらしてこない彼に自分はどう映っているのか、正直気持ちが悪くて…少なからず情はあるので今でも胸は痛みますが…スッキリ別れて正解ですよね?」●同じ相手と付き合ったり別れたりを繰り返すのってアリですか?ナシですか?別れの理由はカップルの数だけ存在するとは思いますが、同じ2人がくっついたり別れたりする理由ってそんなに多くないような気がします。U美が、この相手との結婚に踏み切れない本当の理由は何なのでしょうか?●「マリッジブルー」に惑わされて幸せな結婚を逃すタイプ4選・「やってあげている」感が強い相手や周りに対して、常に上から目線で物事を見ていませんか?こんなに欠点が多くてどうしようもない、うだつのあがらない人(私よりランクの低い人に)に、私が救いを提供してあげている、悩みを聞いてあげている、世話をしてあげている、そばにいてあげている…心の中ではそんなふうに思っていませんか?・相手に対してあまり興味がない結婚はしたいけれど、絶対に彼としたい、とは思っていないのではないでしょうか?適齢期になり、そろそろ結婚をと考えたとき、身近にいたのが彼だったから婚約しただけで、本当は誰でもよかったのでは。ヨリを戻した理由についても、何となく後味が悪いとか、相手の幸せを思ってとか、いろいろ言っているかもしれませんが、結局、相手のことなんて実はそんなに考えていなかったりするものです。・悩んでいる自分が好き本来であれば煩わされることのない面倒な状況や人間関係に、自ら立ち入っては不平不満をまき散らしていませんか?嫌ならさっさと離れればいいのです。解決できない難問や大きな敵に挑んでいるつもりかもしれないけれど、それをやっていたって全然偉くもないし、誰かが褒めてくれるものでもありません。・これ以上相手が変わることはないと思っている長い時間かけて純粋培養された感情は、なかなかリセットすることは難しいですよね。相手が変わらないからと思って、いろんなことを諦めてきたつもりでいたのに、第三者から見たら、実はあなた自身の変わらない意固地な態度だけが目立っていたかも…?U美の場合、生理的に受け付けないけれど情だけはあるという“私は悪くない”感が気になりますね。これだけのわがままを聞いてくれる相手もそうそういないと思うのですが…彼だけじゃなく身内までも振り回していると気付くのは、まだまだこれからでしょうか?●「ひとこと処方箋」それだけ生理的に受け付けないのだったら、早いところさっぱり別れてしまうのが本来の「情」ってもんでしょう。自分の力だけではすべてがコントロールできないこともわかってきた “オトナ女子”のマリッジブルー事情、気になりますね!(文=静野美穂)
2013年07月22日いつも隠れ家のように使っているカフェが、見慣れない若い女の子たちでいっぱい…あれ?もしかして、もう夏休みシーズン?!学生達がお休みのシーズンは、オトナ限定のディープなおひとり様スポットが欲しくなりますね。ひたすら友達と遊ぶのが楽しかった10代20代の頃と比べ、休日の過ごし方も変わってくるアラサー世代。出かける前はお肌のお手入れも入念にしなくちゃいけないし、露出だって計算が必要になるのよ!…なんて声も聞こえてきそう。そんな第二の思春期を謳歌する“R30=オトナ女子”の恋愛事情を探ってみました。【R30=オトナ女子の恋愛事情第2回】~若いイケメンにしか興味がなくてSEXばっかりしている~M子(32歳・金融)「私、初体験が25歳で周りでは一番遅かったんです。地元では名門のお嬢様学校に通い、女だらけの環境で育ちました。男性と接する機会があまりに少なすぎて、どうやって恋愛を始めていいのかすらわからなくて。相手を選ぶ時も、キュンとなるようなイケメンしか選べないし、“男の人と付き合う”っていう、人間関係の維持の仕方がわからなくて、とにかくSEXすることでしか相手との関係を維持できないんです…このままで、私に生涯の伴侶は見つかるのでしょうか?」●カラダから始まる関係ってアリですか?ナシですか?みなさんは、初めてのSEXを覚えていますか?人それぞれ、どれだけのシチュエーションやストーリーがあるのだろうって想像したら、なんだかしんみりしてしまいました。オトナな方法を覚えてしまったばっかりに、トキメキまでの距離をショートカットしたくなる気持ち、わからなくもないですが…。M子が、若いイケメンとカラダの関係だけで終わってしまうのはなぜでしょうか?●「カラダだけが取り柄」で婚期を逃すタイプ4選・デビューが遅い少し古い情報ですが、英デュレックス社による『世界のセックス・レポート2008年度版』の中で、日本人のSEX初体験年齢は平均19.4歳という統計データがあります。最近の若い子たちは、初体験の年齢がどんどん早くなっているなんて話、よく耳にしますけれど、思っているほど早くもないような気がしませんか?初体験の年齢、SEXの経験回数やテクニックにコンプレックスのある人は要注意。こういうポイントでしかあなたの価値を推し量れない人が、伴侶候補になり得るはずないでしょう。・アイデンティティが薄い「男から性的に求められる=女性(人)として魅力がある」と勘違いしていないでしょうか?キレイ、カワイイなどと表面的な男性の評価を求めたり、セックスアピールを気にしたり。それはそれで素晴らしい努力だと思いますが、私たち人間はいつか老いてしまいます。肌もシワシワになって腰も曲がり、白髪だらけのお婆ちゃんになっても、生涯“相手に求められる人間”でいられる自信はありますか?・いつまでも女子校ノリとにかく大勢の女子とつるんでいるのが好きなタイプの人は要注意です。男性を、自分とは違うテリトリーのもの、標本のように見るクセはついていないでしょうか。男性に無意識にランキングをつけて、少しでもランク上の男性を落としたい、常に人から羨ましがられるような男性を傍に置くモテ女でいたい、そんな“周りの女性に対しての見栄”が先行していませんか?・否定されない場所ばかり選んでいる男性経験が増えても、本当にあなたの理想の男性には、実は手が届いていないのではないでしょうか?類は友を呼ぶ、引き寄せの法則、とはよく言ったもので…手っ取り早くカラダを求めている男性はあなたを否定しません。なんとなくヤれそうな、脇の甘さを狙われているだけかも。M子の場合は、典型的な女子校あがりで歪んでしまった男性観が気になります。それに、結婚に対しての焦りや恋愛の習熟度よりも、いい歳をして、どこか“人として”のアイデンティティが弱すぎるような…。本厄を迎える32歳、何ができるのか、何がしたいのか、まず恋愛や結婚のことは横に置いといて、自分自身の棚卸をしてみるのがよさそうですね。●「ひとこと処方箋」出会いとは、あなたの今のレベルにふさわしい相手が現れるもの。あなた自身がカラダしか取り柄がないと思っているうちは、カラダが目的の相手しか、現れないのかも。結婚・妊娠・出産など、女性として実にさまざまなターニングポイントを生きる“オトナ女子”のリアルなSEX事情、気になりますね!(文=静野美穂)
2013年07月16日ジューンブライドの季節も過ぎ、次は“恋の季節”と言わんばかりに、世の中は夏へと向かっていますね。そんな時、浮かない顔をしてスマートフォンを見つめる女性より、バカンスの準備でワクワクしている女性の方が、はたから見ているとかわいらしいなぁと思うのは気のせいでしょうか?何も深く考えなくてよかった10代20代に比べたら、そりゃ浮かない顔だって増えるわよ、なんて声が聞こえてきそうです…。そんなお姉さま方のような第二の思春期を謳歌する“R30=オトナ女子”の恋愛事情を探ってみました。【R30=オトナ女子の恋愛事情第1回】~復活愛したものの結婚には至らない生活に疲れている~Y子(30・派遣)「私は、短大を出てすぐ派遣事務の仕事につき、同じ会社に約10年勤務中の“小局”です。入社後すぐ職場の上司と恋愛関係になり、同棲を続けていました。交際5年が過ぎた頃に彼が転職。「少し距離を置きたい」と一方的に宣告され、同棲も解消することに。みるみる生活が荒れた私を心配し、職場の同僚たちが仲を取り持つ形で、無事に復縁は出来ましたが…。「結婚しよう」の一言を待つ毎日に、心底疲れています。どうしたらいいでしょう?」●復活愛からの結婚ってアリですか?ナシですか?みなさんは復縁を経験したことはありますか?フットワーク軽く出かけられた10代20代に比べると仕事の責任も増えて自由な時間や体力は減る一方。初めから出会いを探したり信頼関係を作ったりするのが、面倒になりがちではないでしょうか。お互いにだいたいのツボを知り得ているからこそ、元カレの存在が次の恋を邪魔するパターンも多そうです。Y子が復活愛から結婚に至らないのはなぜだと思いますか?●復活愛からの結婚が難しいパターン4選・お互いナルシスト復活愛の理由は様々とは思いますが、「あの人とはソウルメイトだから」といった別れた原因を直視しないパターンは最悪です。「一途に愛する自分が好き」「ドラマチックな恋愛をしている自分が好き」なんて陶酔されたら、振り回される周りが結構迷惑しているかも。・年齢や周りの評価にとらわれすぎ例えば30という数字に謂れのない恐れを感じて結婚を考えても、その3年後、5年後、今度は離婚ブームを目の当たりにするのが関の山です。少なくとも“周りから祝福されるための結婚”なんて浅はかなゴールを設定しないこと。・人に嫌われるのが怖い周りとの和を大事に、地道に信頼関係を積み上げてきた人の中には、関係性を保つために本性や自我を隠すことだってあるでしょう。ただ、妥協できる程度ならいいですが、好かれようと演じているかどうかなんて、見える人には見えてしまうものです。・ズボラで他力本願新しい出会いを探したり、0から人間関係を開拓したり、外の世界に出かけていくのは、歳を取れば取るほどハードルの高いものになっていきますよね。同じ関係性に執着するのは、人間的な成長から逃避しているケースもあるのではないでしょうか。Y子の場合は、あまりにも同じ関係性に依存しすぎている点が気になりますよね。結婚もそうですが、キャリアのリミットも意識して転職などを考えた方が良さそうな感じです。現在復活愛を熱望している人も、思い当たることがあったら要注意かも…?●「ひとこと処方箋」時が経てば結婚に至るのか、いい思い出に変わるのか。有限の時間をどちらに賭けるかはあなた次第です!いったい、どれくらいのカップルが復活愛から結婚に至っているのか、機会があったら調査してみたいですね!(文=静野美穂)
2013年07月04日俳優の堺雅人と女優の菅野美穂が来月にも結婚するのではと、各メディアが報じている。2人の出会いは映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』。本作で堺さんは主人公である大奥総取締・右衛門佐(えもんのすけ)、菅野さんは愛を求め続ける5代将軍・綱吉を演じた。本人たちからの公式なコメントはいまだ発表されていないが、両事務所はこの報道を肯定している。昨年の10月に行われた『大奥』舞台挨拶の際には、堺さんは菅野さんのことを「危険な甘い香りがする。本当にお綺麗な方」と惚れ惚れといった様子で賞賛しており、また、菅野さんも「ニコニコと穏やかな草食系の方だと思ってましたが、マイペースな“植物系”男子でした」と堺さんを分析していた。(text:cinemacafe.net)
2013年03月22日6年ぶりにセクシー美も解禁タレントの矢部美穂が主演した、公開中の映画「ピンク・レディ女はそれを我慢できないッ」で、久々のセクシーな姿を惜しげもなく披露し、話題を呼んでいる。この映画は上野貴弘監督がメガホンをとったもので、かつて戦隊シリーズのヒロインとして女優活動をしていた主人公さくらは、現在では平凡な主婦として生活するひとりの女性となっていた。ところが、かつて好意をよせていた戦隊シリーズ時代の共演者と偶然再会し、再び恋に落ちて……とストーリーが展開していく。トレーニングの成果も劇中、タイトなシルエットのボディスーツ姿など、セクシーさを前面に出したスタイルで演技しているが、矢部がこうした活動をみせるのは、久々のことであり、2006年にリリースした写真集「DEEP AND IMPACT」以来のことになるそうだ。約6年ぶり、35歳となった彼女だが、年齢を感じさせない美しいプロポーションをみせている。撮影には、加圧トレーニングや週2回の筋力トレーニングでシェイプアップにも挑み、ボディメイキングに努めて臨んだそう。美しさには隠れた努力があったようだ。映画は28日まで、池袋シネマ・ロサで公開されている。元の記事を読む
2012年12月26日