2020年12月現在も世界各地で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。アメリカでは同月25日までに感染者数の累計が1千830万人を超えています。12月半ば、テキサス州に暮らすリセッテ・ルジューンさんは2人の息子と共にコロナウイルスで陽性となり、自宅で隔離生活を送っていました。海外メディア『Good Morning America』によると、リセッテさんはコロナウイルスに感染した最初の1週間、とても具合が悪かったのだそう。シングルマザーである彼女はそのような体調で子供たちの世話をするのがとても大変だったといいます。そんな隔離生活を送る中、リセッテさんは郵便配達員の女性が立ち寄った際に、マスクをつけて玄関からこう伝えたのです。私たち家族は今、コロナウイルスに感染しています。あなたが我が家の郵便受けを触らなくていいように、玄関の外にバケツを置いておきますので、郵便物はその中に入れてください。リセッテさんは自分が触れる郵便受けを配達員が触ることで感染のリスクがあることを懸念していたのです。それを聞いた配達員の女性は「分かりました。ありがとうございます」といって、去っていきました。玄関に置かれた『袋』の中身はそれから約2週間後、リセッテさんは玄関のドアの前に袋が置いてあるのを見つけます。袋の中にはスープの缶詰やクラッカー、クッキー、オレンジジュースなどが入っていました。隔離生活に入ってから、外出ができない彼女は食料品や薬などを近くに住む家族に頼んで買って来てもらっていたため、これらは家族が持ってきてくれたものかと思ったのだとか。ところが一緒に入っていたカードを見て驚きます。それは2週間前に話をした郵便配達員のメアリーさんからのお見舞いの差し入れだったのです。Posted by LisetteLash LeJeune on Tuesday, December 15, 2020Posted by LisetteLash LeJeune on Tuesday, December 15, 2020Posted by LisetteLash LeJeune on Tuesday, December 15, 2020Posted by LisetteLash LeJeune on Tuesday, December 15, 2020Posted by LisetteLash LeJeune on Tuesday, December 15, 2020Posted by LisetteLash LeJeune on Tuesday, December 15, 2020リセッテさんと玄関口で言葉を交わしてから2週間後も、まだドアの外にバケツが置いてあるのを見たメアリーさんは、彼女と家族のことを心配してお見舞いの品を置いていったのでしょう。そんなメアリーさんの思いやりに感激したリセッテさんは「今朝、私の1年を素晴らしいものにしてくれるほど嬉しいことが起きました」とFacebookに写真を投稿。するとメアリーさんに対して称賛のコメントがたくさん寄せられました。・なんて優しい人。彼女は天使ですね。・泣いてしまった。・メアリーさん、ありがとう!リセッテさんはその日、ちょうどオレンジジュースを切らしていたそうで、「これで息子にジュースを飲ませることができます」と喜んでいました。一方メアリーさんは『ABC News』に寄せた文書で、「リセッテさんが、私が感染しないようにと配慮してくれたことに感謝しています」と語っています。2人はこれまでに面識はなかったといいます。それだけにリセッテさんは見知らぬ女性からの親切に感激したそうです。コロナウイルスのまん延によって、お互いを思いやることの大切さに気付いたという人は多いのではないでしょうか。メアリーさんに感染リスクがないように配慮したリセッテさんと、彼女の体調を気遣ったメアリーさん。2人のような他者への優しさと気遣いを見習いたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月30日知人から聞いた不思議な話を漫画にし、Twitterに投稿している、みつつぐ(@mitutugu)さん。今回ご紹介するのは、ある女性が体験したエピソードです。仕事の帰り際、母親から「実家の犬が今夜にも旅立ちそう」と連絡を受けた女性。犬が高齢で持病を患っていたこともあり、それなりに覚悟はしていたのでしょう。さびしさを感じながらも、1人暮らしをしているマンションのドアを開けると…。人から聞いた不思議な話を漫画にしてみた 27 #人から聞いた不思議な話を漫画にしてみた pic.twitter.com/U7RoqK4ZZ4 — みつつぐ (@mitutugu) December 27, 2020 女性が暗い部屋で見た、宙に浮かぶ小花柄のタオルのような謎の物体。後日、犬にお別れをいうため実家を訪れると、前日部屋に浮遊していたものとそっくりなタオルが頭に敷かれていたのです。真相は分かりませんが、もしかすると実家の犬は、最期に大好きな女性に会いにきていたのかもしれません。作品にはさまざまな感想が寄せられています。・お別れをいいにきてくれたのかな。優しいワンちゃん。・お別れはさびしいですが、とても幸せな犬生をご家族と過ごされた証拠でしょうね。ご冥福をお祈りします。・飼い犬や飼い猫って、自分が死ぬ時も飼い主に気を遣うんですよね…。思い出すと泣けて仕方がありません。動物の寿命にもよりますが、ペットの多くが、飼い主よりも先に天国へと旅立ちます。どれだけ言葉が通じずとも、飼い主の愛情を、ペットはしっかりと感じ取っているはずです。ペットとの日々を大切に過ごしたいと、改めて思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月29日ましろあみ(@makaami)さんがTwitterに投稿したエピソードをご紹介します。宅配業者がやってきた際に、幼い息子さんに受け取りを頼んだという、ましろさん。しばらくすると玄関から子供が戻ってきて、「ママじゃないとダメだって」といったそうです。そこで、ましろさんが息子さんの代わりに玄関に行くと…。配達員は、受け取りに来たましろさんに、こう告げたといいます。「今日と明日だけは、万が一のために、お子さんには渡さないようにしているんですよ」今宅配が来て長男に対応お願いしけどママじゃないとダメって言いに来て、まぁここまではある話なんだけど、私が行くと「今日と明日だけは万が一の為にお子さんには渡さないようにしてるんですよ」って言われてほっこりした— ましろあみ (@makaami) December 24, 2020 配達員がやってきたのは、12月24日のクリスマスイブ。クリスマスイブとクリスマスの2日間だけは、子供宛てに内緒で用意したプレゼントの可能性があるため、あえて配達員は親に手渡しするようにしていたのです。エピソードに対し、ネット上ではさまざまなコメントが上がっています。・素敵なお話をありがとうございます。世の中捨てたもんじゃないな。・まさしくプロ!配達員さんは、サンタクロースの味方なんですね。・私もその対応をしてもらったことがあります。優しさがとても嬉しかったです!配達員のさりげない気遣いは、多くの人を優しい気持ちにさせました。[文・構成/grape編集部]
2020年12月26日イギリスに住むステイシー・オークリーさんと2人の娘、アヴァ・ローズちゃんとオーロラ・グレイスちゃん。彼女たちはクリスマスに必ずしていることがあります。それは天国にいるマット・クレケラーさんにクリスマスカードを送ること。マットさんはアヴァ・ローズちゃんとオーロラ・グレイスちゃんの父親で、2018年10月に交通事故で亡くなったのです。マットさんがいなくなってからステイシーさんは毎年、2人の娘と一緒に天国にいるマットさんにカードを書き、ポストに投函していました。2020年12月、ステイシーさんは自宅の郵便受けに入っていた小包を見て驚きます。それは天国にいるマットさんから2人の娘に宛てたクリスマスカードだったのです。Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020天国の父親とサンタクロースからの手紙かわいいクマがデザインされたカードは手作りで、アヴァ・ローズちゃんとオーロラ・グレイスちゃんそれぞれに届いていました。また小包の中にはサンタクロースからのカードも入っていたのです。そこにはこう書かれていました。ブリストル郵便局にいる友達から、きみが天国のお父さんに送った素敵なカードのことを聞いたんだ。きみはとてもいい子だから、素晴らしいクリスマスになるように私からもカードを送るよ。(プレゼントを入れる)ストッキングを吊り下げておくのを忘れないようにね。サンタとエルフとトナカイより愛を込めてStacey Oakleyーより引用(和訳)Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020さらにステイシーさん宛ての手紙も同封されており、そこには宛先不明の郵便の返送作業をしていた郵便局員がアヴァ・ローズちゃんたちのカードを見つけたことや、その内容に心を打たれて2人にカードを送ったこと、そして「私がしたことを不快に思わないでくれることを願っています」と書かれていました。これらのカードは心優しい郵便局員によるものだったのです。事実を知ったステイシーさんは号泣。写真をFacebookに投稿し、郵便局員へ感謝の気持ちをつづっています。ブリストル郵便局の思いやりに感謝します。1年でもっとも忙しい時期に、見知らぬ人が、私の子供たちがよりよいクリスマスになるようにと手作りのカードを作る手間までかけてくれたことに、本当に感動しました。Stacey Oakleyーより引用(和訳)Posted by Stacey Oakley on Thursday, October 18, 2018Posted by Stacey Oakley on Thursday, October 18, 2018この投稿には「涙が出た」「なんていい話」などのコメントが寄せられています。ステイシーさんは今年、娘たちが天国のお父さんにカードを送っていたことを知らなかったのだそう。彼女たちはおばあさんの家にいた時に、母親に知らせずにカードを投函していたようです。この天国のお父さんからの返信は、アヴァ・ローズちゃんとオーロラ・グレイスちゃんにとって最高のクリスマスプレゼントになることでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月25日新型コロナウイルス感染症のまん延によって、家族など身近な人と会えなくなった人は多くいます。イギリスに住むジャクリーン・メイソンさんも高齢者介護施設で暮らす母親のアイリーンさんと会うことができなくなりました。2020年12月、しばらくぶりに母親との面会が許可されたジャクリーンさんは施設に向かうバスに乗っていました。海外メディア『Sky News』によると、彼女はバスの中で施設とは逆方向に向かうバスに乗ってしまったことに気付いたのだそう。その時の時刻は午後3時10分。面会時間は3時30分から30分間と決められていたため、パニックになったジャクリーンさんは思わず泣き出してしまいます。そして運転手のアレック・ベイリーさんに事情を説明すると、彼はジャクリーンさんをバスから降ろすことはしませんでした。アレックさんは停車して、ほかの乗客にジャクリーンさんの事情を話し、「ちょっと回り道をして、彼女を送ってもいいですか?」と聞きます。すると誰も反対する人はおらず、アレックさんはジャクリーンさんをお母さんがいる施設のすぐ近くまで乗せて行ってあげたのです。こうして彼女は無事に母親と面会することができました。A Belfast bus-driver has been praised for taking a detour on his normal route to help a passenger who was lost and...Posted by BBC Newsline on Thursday, December 10, 2020A Belfast bus-driver has been praised for taking a detour on his normal route to help a passenger who was lost and...Posted by BBC Newsline on Thursday, December 10, 2020アレックさん自身はこの出来事について誰にも話しませんでしたが、まもなくしてソーシャルメディアで話題になっていたといいます。アレックさんはその時のことを海外メディア『BBC』に語っています。彼女がもう長い間母親に会えていないと聞いて胸を打たれました。彼女をその場に置いていくことなんてできなかった。この女性を施設にできるだけ近いところまで連れて行ってあげなくてはと思ったんです。BBC Newslineーより引用(和訳)ジャクリーンさんは「バスに乗客していたみなさんもですが、特にアレックさんには感謝してもしきれません」と話しています。ちなみにアレックさんはジャクリーンさんを送り届けた後、終点のバス停に遅れることなく予定時刻ぴったりに到着したのだとか!彼はこのバス会社に勤続35年のベテランドライバーなのだそう。さすがですね。クリスマスを前に愛するお母さんと会うことができたジャクリーンさんはどんなに嬉しかったことでしょう。1人の女性のために臨機応変に対応した運転手と、誰1人文句をいわなかった乗客たちの優しさに多くの人が笑顔になりました。[文・構成/grape編集部]
2020年12月25日2020年、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大に悩まされる1年でしたね。緊急事態宣言や外出自粛によって、生活が変わった人も多いかもしれません。どうしても悲しいニュースが目に触れがちでしたが、世の中では心が温まる素敵なエピソードもたくさんありました。ネット上で反響が上がった、2020年のいい話をご紹介します。コロナ禍でも心を温めた素敵な話理不尽な風評被害にあった企業の社長が…コロナウイルスが流行するまで、多くの人が『コロナ』というワードに馴染みがなかったことでしょう。しだいに、コロナウイルスが流行し始め、名前が同じということだけである企業に風評被害が起きていました。株式会社コロナの社長は、社員の子供たちに対しての想いを新聞広告に掲載。社長の想いに感動の声が上がりました。「全国の人に見てほしい」「泣ける」株式会社コロナ社長のメッセージに涙…野良猫が病院にやってきた理由に涙病院に子猫をくわえてやってきた母親の猫。助けを求めて病院へ駆け込んできたのでしょうか。医師やスタッフが丁寧に診察をしてあげると、母猫は…。野良猫が具合の悪い子猫をくわえて病院へやってきたすると医師たちは…必死に里親を探していた小学生たちに宛てたメッセージに涙1998年9月、当時小学生の3人組が子猫の里親を必死に探していました。21年が経ち、里親となった夫婦が送ったメッセージとは。中年夫婦に『保護した子猫』を託した小学生たちその21年後?壁から聞こえる子猫の鳴き声を頼りに穴をあけると…壁の穴から出てきた小さな子猫。これでひと安心と思いきや、翌日さらなる予想外の出来事が起こったのです!壁に穴をあけて子猫を救った男性2日後、塞いだ場所から出てきたのは…?不運続きの男性を救った不在票に反響荷物を配達時に、不在だったことを知らせる不在票。通常ならば、荷物の内容や差出人の名前が書かれていますが、不在票には名前ではなく、長文のメッセージが書かれていました。2020年に入ってから、不運に見舞われてばかりだった男性を救った不在票とは。自宅ポストに残された『不在票』メッセージどん底にいた男性の心を救う1つの荷物に込められた、たくさんの人の思いやり披露宴で配るクッキーの配達を頼んだ女性。しかし、受取予定の前日には大型の台風が接近していました。不安になった女性が、問い合わせをしてみると…。ヤマト運輸の『不在票』につけられた1枚のメモそれを見て、花嫁は涙ぐんだ近くで休憩していた佐川急便のスタッフが見せた神対応会社に届いた100箱の荷物を、小さい台車1台のみで運ぼうとしていた2人。佐川急便のスタッフが見せた神対応に称賛の声が寄せられました。荷物を100個運ぶことになった女性半泣きになると、佐川急便の人が来て?体調不良で投稿できない女性を救った父親のLINE体調が悪くなり、学校に通えなくなった女性。医者の診察を受けても「異常なし」といわれるだけで、誰にも悩みを打ち明けられずにいました。そんな時、数か月に1度しか会えない父親から『LINE』が届いたのです。女性を救った父親の言葉とは。女子高生が『生きるのがつらい』とLINEしたら…父親の対応に、絶賛の声!卒業する駅の利用者に粋な計らいコロナウイルスの影響で、3月頃に予定されていた卒業式が通常通り開催されなかった学校も多かったでしょう。ネット上では「卒業証書が宅配便で届いた」などの声も散見されました。そんな時代の中、鹿児島県にある鹿児島中央駅では駅の利用者に、ある卒業証書を贈ったのです。駅に設置された『黒板』の内容に涙「なんて素敵な駅員さん」「素晴らしい!」駅でうずくまっていた女性に気が付いた、周囲の人の温かいサポート『メニエール病』を患っている女性がバッグにつけていたのは、病名や対処法などを書いていた『ヘルプマーク』。体調の悪そうな女性に気が付いた周囲の人たちがとった行動とは…。駅で発作を起こし、うずくまっていた女性続く展開に「涙が出た」コロナウイルスのニュースで気持ちが暗くなったり、予定が白紙になってしまったり、一筋縄ではいかない1年だったでしょう。今回紹介した素敵なエピソードはほんの一部。日常には、もっとたくさんの心温まる出来事があったに違いありません。2021年は、コロナウイルスの感染が収まり、上を向いて1つでも多くの幸せに触れられる1年になるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月24日2020年12月16日、大雪によって新潟県内の関越自動車道で立ち往生が発生。2千台以上の車が巻き込まれました。除雪作業は難航し、43時間以上を車内で過ごす人もいたようです。多くの人が車内で2泊することになり、困ったのが食料。高速道路上のため、もちろん近くにスーパーなどはありません。そんな中、あるドライバーの神対応がネット上で話題となりました。岩塚製菓とドライバーの神対応に称賛の声おせんべい、おかきなどの製造を行っている岩塚製菓。当時、配送の委託をしている株式会社魚沼運輸のドライバーが立ち往生に巻き込まれていました。すると、そのドライバーは、周りで食糧難となっている人たちのために、配送中のお菓子を提供したというのです!このエピソードを、実際にもらった人がネット上に公開したところ拡散され、「なんて素敵な対応!」といった声が相次いだ上、『岩塚製菓』の購買運動が起こりました。雪国の会社だからこそ根付く想いgrapeでは、岩塚製菓に取材。当時の詳しい状況を聞きました。―当時、どういった経緯で商品を配ることになったのですか。大雪で配送遅延の状態が続く中、配送委託している株式会社魚沼運輸と、当社の配送を担当している部門との状況報告の中で、食べ物がなく運転手は何も食べていないということを聞きました。「積んでいる商品を食べていい」と担当部門長が伝えたところ、運転手が周りの車にも商品を配り、商品を受け取られた人がネット上に状況を掲載されたのがきっかけです。―過去に同様なことはありましたか。大雪などで一時的に停滞するようなことはありましたが、ここまで長い時間はありませんでした。また、2020年で創業73年を迎える、岩塚製菓。新潟県で生まれた会社だけに、雪で困る人を助けるといったのは会社全体での共通意識だったようです。もともと大雪の地域で、冬に出稼ぎをしなければ生活ができない人が多くいました。「地元で雇用を生み出したい」という強い思いから、創業しました。大雪の中でお互い助け合う行動をとった次第です。立ち往生で多くの人を救った岩塚製菓の元には、たくさんのメッセージが寄せられているといいます。この度は、たくさんの嬉しいお言葉ありがとうございます。なかなか全員にはお返事できませんが、いただいたあたたかいお言葉は社員の励みになっています。感謝の気持ちを伝えきれませんが、本当にありがとうございます!!これからも岩塚製菓をよろしくお願いいたします。 — 国産米100%の岩塚製菓 (@iwatsukaRG) December 21, 2020 Twitterでは「分け合うドライバーさんが素晴らしい」「岩塚製菓のおせんべい、買ってきました!」「いい話だ。素晴らしい機転に拍手!」などの声が寄せられています。大変な時にこそ、分け合ってお互いに支えあう姿が心に響きますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月22日箱の中からビスケット出てきた。このコメントとともにTwitterへ投稿された画像が、15万件以上の『いいね』がつくほどの反響を呼んでいます。1枚のビスケットに込められた思い腕時計を修理へだそうと思い、修理店に依頼をした滝川(@MaikoTakigawa)さん。数日後、修理する腕時計を梱包するための箱が到着します。箱を開けてみると、中には書類のほかになぜか1枚の『ビスケット』が。滝川さんはビスケットの説明を読み、思わず納得します。その理由がコチラです。箱の中に『ロータス社のビスケット』を挟んでいます。もし、ビスケットが欠けていた場合は、ご返送をとりやめスタッフにご相談くださいませ。腕時計を修理に出そうと思ってネットで手続きしたら「この箱に入れて送って下さい」って箱の中からビスケット出てきた。「ビスケットが欠けてなかったら配送経路は安心という事です。そのビスケットは細やかなお礼です食べて下さい」みたいな事が書いてあって、洒落とるなぁって思いながら食べてる。 pic.twitter.com/zbaY6S0y66 — 滝川(いたちのおうちの中の人) (@MaikoTakigawa) December 14, 2020 なんと、箱にビスケットが入っていた理由は『配送中、腕時計を傷つけるような衝撃がかかっていないことを証明するため』だったのです!もし万が一、ビスケットが割れて届いた場合は一度相談をしてもらい、その時は丁寧に対応するという心遣い。もちろん丁寧に配送される場合がほとんどですが、修理店からの「大切な時計を傷つけたくない」という気持ちが嬉しいですよね。また、「ビスケットはささやかなお礼として差し上げます。お召し上がりください」とのこと。修理店の粋なはからいに、ネット上では称賛の声が続出しました。・素敵な心遣いですね…!きっとビスケットが粉々になることはないにしても、「時計を大切に扱ってくれている」と信じることができますね。・ビスケットが割れないことで安心してもらうなんて、洒落てるな…。ここなら安心して修理に出せそう。・相手への気遣いに少しジョークを交えるところが粋ですね。説明書の最後には、「ロータスの和名は輪廻転生の象徴である『蓮』。お時計にふたたび命を吹き込むのが、私たちの使命です」という文がつづられています。心遣いをそのまま表すのではなく、ビスケットにのせて届けるという粋なはからいに、多くの人が心動かされたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年12月16日アメリカのニューヨーク州、マンハッタン市22番街のアパートには、子供たちが書いたサンタクロース宛の手紙に返信する『妖精』が住んでいると話題です。ゲイカップルのジム・グラウブさんとディラン・パーカーさんは、かれこれ10年以上もの間、アパートに届く大量の『サンタ宛の手紙』に返信をし続けています。イギリスのニュースメディア『METRO』によると、2人が22番街のアパートに引っ越したのは2010年のこと。住み始めてしばらくすると、なぜか子供たちがサンタクロースに宛てた手紙が届くようになったそうです。※写真はイメージ前に住んでいた男性は退去する際、ジムさんにこんなことを話していました。「一応いっておくけど、この家には子供たちからサンタ宛の手紙が届くよ。まあ何通かだけどね」ところが、手紙の数はどんどん増え、11月には100通、12月には400通を超える数になったといいます。あまりに多すぎてポストに手紙が入りきらず、郵便局員もついには怒り出すこともあったとか。2人は手紙がどこから来ているものなのか探るべく開封したところ、手紙の内容に胸が張り裂けそうになったといいます。そこには、寝るためのベッドがない男の子からのものなど、悲痛なメッセージが多数含まれていたからです。2人は、手紙に返事を出すことを決心。友人に呼び掛け、ネットワークを広げてボランティアを募集した結果、多くの人の協力の下、手紙への返信や寄贈を行うことができるようになりました。さらに、2人はより多くの子供たちに支援をするべく『Miracle on 22nd Street(22番街の奇跡)』という非営利団体を立ち上げ、活動をし続けています。❗️TUNE IN ALERT❗️Tonight at 5:30pm, tune into CBS New Yorkfor a behind the scenes look at the magic behind Miracle on 22nd Street! We are so excited for this incredible opportunity!Miracle on 22nd Streetさんの投稿 2019年12月6日金曜日❗️TUNE IN ALERT❗️Tonight at 5:30pm, tune into CBS New Yorkfor a behind the scenes look at the magic behind Miracle on 22nd Street! We are so excited for this incredible opportunity!Miracle on 22nd Streetさんの投稿 2019年12月6日金曜日ジムさんとディランさんがこのアパートに住んでいたのは2年ほどで、その後イギリスに移り住みました。2人はイギリスでもこうした活動を広めていきたいと話しています。ちなみに、2人の後に入居した住民も『サンタ宛ての手紙』を受け取り続け、活動にも協力してくれているそうです。ネット上では、2人が始めた活動に、たくさんの称賛の声が寄せられています。・素晴らしい。誰もができることをする必要がある。それがまさにクリスマスの目的です。・泣いた。本当に素敵なカップルですね。・なんて心温まるお話。世界には、私たちが思っているより多くの妖精がいるようですね。子供たちの手紙の内容の多くは、家族や兄弟の幸せを願う言葉がつづられているとか。心の優しいよい子たちに、温かなクリスマスが訪れるよう、願ってやみませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月14日アメリカ・アラバマ州のスーパーマーケット『ウォルマート』で働いているダニエル・ロビネットさんはある日、1匹の黒い犬が店に入ってきたのを目にしました。犬は店内を走りながら周りにいるすべての人の顔を見ていて、「まるで誰かを探しているようだった」といいます。そして彼女の推測は的中。犬はある人物を見つけると、一直線に駆け寄って行ったのです。その人はレジ担当のジューン・ラウンツリーさんで、犬は3週間前から行方不明になっていた彼女の愛犬『アビー』だったのです。驚いたジューンさんは思わずアビーを抱きしめて泣き出してしまいました。Posted by Danielle Robinette on Saturday, November 28, 2020Posted by Danielle Robinette on Saturday, November 28, 2020海外メディア『NEW YORK POST』によると、アビーは自宅の庭にいたところ、首輪とリードをはずしてどこかへ行ってしまったのだそう。それからジューンさんと彼女の家族は必死で探しましたが、アビーは見つからなかったのです。ジューンさんの自宅から職場の『ウォルマート』までは約2.43の距離で、彼女はこれまでにアビーを連れて店の駐車場に来たことはありましたが、店内に連れて入ったことは一度もなかったといいます。Posted by Danielle Robinette on Saturday, November 28, 2020Posted by Danielle Robinette on Saturday, November 28, 2020しかしアビーの行動はまるでジューンさんがそこにいるのを知っていたかのようでした。もしかするとにおいをたどって来たのかもしれません。この出来事によって有名になったアビーは『ウォルマート』の名誉店員になり、お店のFacebookでも紹介されました。Help us celebrate June and her dog Abby’s amazing reunion after being missing for 3 weeks. Abby walked into our...Posted by Walmart Dothan - S Oates St on Saturday, December 5, 2020Help us celebrate June and her dog Abby’s amazing reunion after being missing for 3 weeks. Abby walked into our...Posted by Walmart Dothan - S Oates St on Saturday, December 5, 2020この感動の再会は『クリスマスの奇跡』といわれ、多くの人たちから喜びの声が上がっています。・ママがどこで働いているか知っていたのね。なんて賢い犬なの。・再会できて本当によかった!・素晴らしい話で感動したよ。Meet Danielle. She is the one that caught Mrs. June and Abby being reunited at the checkout and sharing the amazing story of these two coming back togetehr! #makingussmile #thisisthatplacePosted by Walmart Dothan - S Oates St on Sunday, December 6, 2020Meet Danielle. She is the one that caught Mrs. June and Abby being reunited at the checkout and sharing the amazing story of these two coming back togetehr! #makingussmile #thisisthatplacePosted by Walmart Dothan - S Oates St on Sunday, December 6, 20203週間も行方不明だったにもかかわらず、アビーはほとんど痩せていなかったのだそう。きっと親切な人が食べ物をあげていたのでしょう。ジューンさんはコメント欄に「アビーがウォルマートに現れて、私に駆け寄ってきた時の気持ちは言葉では表現できません。また彼女に食べ物を与えてくれていた人に感謝します」とつづっています。3週間も見つからなかった犬が、飼い主を探しに職場にやってくるなんて誰が想像できたでしょうか。アビーが無事に家族のもとに帰れて本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月14日2020年12月6日、宮崎県の富田浜に打ち上げられたクジラの子供1頭が見つかりました。子供といっても、その大きさは成人男性の何倍もあるサイズです。町民から連絡を受けた航空自衛隊・新田原基地の自衛隊員は、寒空の下、町民とともに冬の海に入って救出活動を行ったといいます。新富町富田浜クジラ漂着12月6日(日)、新富町富田浜で打ち上げられた子供のクジラ1頭が発見され、町民から連絡を受けた基地隊員4名が寒い中海の中、町の方々と共に、重たくて大きなクジラを動かし、沖へ送り出しました。 #航空自衛隊 #新田原基地 #クジラ #新富町 #海岸 pic.twitter.com/Td7VYP1sjB — 航空自衛隊 新田原基地 (@JASDF_Nyutabaru) December 7, 2020 重たくて大きなクジラを協力して沖へと送り出す自衛隊員たち。この投稿を見た人たちからは、感謝の言葉がたくさん寄せられていました。・12月の海は冷たかったと思います。ありがとうございます。・空だけではなく、海も守ってくれて感謝しかないです。・写真を見ると、波も高そうですね。クジラは無事戻ったかな。助けてくれてありがとう。救出されたクジラは、親クジラに再会できたでしょうか…。自衛隊員たちの必死の救出で命が助かってよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月07日2020年12月4日現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行はとどまることを知りません。コロナウイルスの影響で私たちの生活様式は変化し、人との距離は少し遠くなったようにも感じます。一杯のコーヒーがつないだ優しさの輪女性がTwitterへ投稿した、1枚の写真が「心温まる」と話題になっています。投稿者(@satosato_3104_)さんは行きつけのカフェの入り口に、「コロナウイルスに感染したスタッフがでたため休業します」という貼り紙を発見。それから数日後、カフェの前を通りかかった投稿者さんは『ある光景』に、思わず感動します。その光景がコチラです。クリックすると画像を拡大します私がよく立ち寄らせてもらってるスタバの入り口に一枚の貼り紙が…しばらくお休みか~っと思って前を通るたびに見ていたんだけど、日に日に心温まるメッセージが書かれた付箋が増えていってる~スタッフの方、早く良くなりますように…また美味しく味わえる日を心待ちにしております☺️ pic.twitter.com/YbodP2Ee3Q — \さ と さ と さ と ち/⑅◡̈ (@satosato_3104_) December 1, 2020 なんと、カフェの入り口の扉にはビッシリと貼られたメモが!そこにはこう書かれていました。仕事で疲れた時、いつもコーヒーを飲んで癒されていました。本当にありがとうございます!当たり前のしあわせが当たり前になるよう祈って、コロナ時代を乗り越えたいです。スタッフの方の健やかな回復を願っています。いつも明るく優しい対応で待っていてくれるのが、当たり前の日常でした。感染した方の回復を祈り、またその日常が戻ってくることを願っています。コロナニマケルナ!メモには、店員と店への応援メッセージが書かれていたのです。さらに、『店への感謝の想い』や『コロナウイルス流行以前の何気ない日常を懐かしむ声』なども。おそらく休業を残念に思った客が、店員を元気づけたいという思いから書き始め、それを見た別の人がまたメモを貼ったのでしょう。投稿者さんによると、メモは日に日に増えていったといいます。一杯のコーヒーがつないだ優しさの輪。このみんなの『想い』は、きっと店員の心だけではなく偶然通りかかった人たちの心にも届いたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年12月04日対人関係での困難や、特定の事柄に強いこだわりがあるなどの特性を持つ『自閉症スペクトラム』。厚生労働省によると、この障がいを抱えている人は、近年約100人に1人の割合でいるといわれています。3人の子供を育てるbeth(3beth_gm)さんは、自閉症の長男・ハルくんのエピソードをInstagramに投稿。その内容に「じーんとした」といった声が寄せられました。母のこころ、弟のこころ多くの人は、接する相手との関係性によって、距離感を使い分けたコミュニケーションをしています。しかし、ハルくんの場合は距離を踏まえたコミュニケーションが難しく、知らない人に突然あいさつをしたり、初めて会う人に対して近付きすぎてしまったりすることがあるようです。自閉症は見た目では分からないため、成長するにつれてハルくんの言動に周囲が戸惑うこともあるといいます。しかし、弟のイツくんは遊びに来た友人に、「兄は普通に話せないけど、すごく面白い」と話していて、その様子をbethさんは嬉しく感じたそうです。イツくんは、お兄ちゃんのいいところをたくさん見てきたからこそ、自然に伝えることができたのでしょう。読者からは「とても素敵な家族で、じーんとした」「子供が自閉症です。いいところがたくさんあるから、みんなに知ってほしい」などのコメントが寄せられていました。自閉症スペクトラムなど発達障がいを持つ人たちは、時に『風変わりな人』と印象を持たれてしまいがちです。しかし、表面的なコミュニケーションではその人の魅力は伝わらないもの。一緒に過ごして、よく知るにつれて、素敵なところをたくさん見つけることができるのでしょう。ハルくんを見守る家族の愛情に、心が温かくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月04日ある日、コインランドリーを訪れた、トート(@Thort_100)さん。店には、洗濯が終わるまでの間、『最近あった嬉しい出来事』を書き込むノートが置いてあったといいます。そこに書かれていた文章を読んで心が温まるの人が続出!その内容とは…。Twitterが失ってしまったものがコインランドリーのノートにまだ生きていた pic.twitter.com/4PqvNMjjll — トート@マイルで世界一周 (@Thort_100) December 1, 2020 ・友達がブドウをくれた。・幸せを掴めるかもしれない←つかめ!・ペンがなかったので買ってきました。みなさんの書き込みを見てほっこりしました。いろいろありますが楽しく生きていきましょう。・寿司食った。ノートにはそれぞれの客が感じた幸せが書き込まれていました。また、ほかの客が書いたメッセージにコメントをする人も。写真を見た人たちからは「いいな、こういうの」「優しい世界だな」「返事しているのがすごくいい」などの声が寄せられていました。手書きのコメントでつなぐ見ず知らずの客との交流。このノートには多くの人の幸せが詰まっている最高の1冊に間違いないですね。トートさんは、ブログを運営しています。気になる人はチェックしてみてはいかがですか。ブログ:マイルで100の世界遺産![文・構成/grape編集部]
2020年12月03日日常生活の中で、偶然出会った人と心が通う瞬間は嬉しい気持ちになりますよね。また、その出来事は意外なところで起きるものです。『バス乗車中の嬉しかった話』1歳の息子さんと夫婦の日常を描いている、るしこ(@39baby_com)さん。ある日バスに乗っていると、息子さんが窓をじっと見つめていて…。バス乗車中の嬉しかった話 pic.twitter.com/bZX7T9mH3F — るしこ (@39baby_com) November 30, 2020 息子さんの目線の先には、バスの隣にいる車からこちらに手を振る女性が。すると、女性は「あなた、あれ見て」と運転席の男性に話しかけるようにして、最後は2人でこちらに手を振っています。それに気が付いたるしこさんたちは、思わず嬉しくなり全力で手を振り返したのでした。ネット上では、この『小さなしあわせ』に共感の声が続出しています。・少し涙がでてきました…。何気ない人の温かさに触れると、人生悪いことばかりじゃないと思えます。・すごく分かる。信号待ちの時に、息子が手を振り返してもらっているのを見ると、嬉しい気持ちになります。・短い出来事だけどこの瞬間は、間違いなく平和ですね。何気ない瞬間にもしあわせは感じられるものなんだな。・幼い頃、乗り物酔いがひどく窓を開けてバスに乗っていました。窓の外を見ていたら、横の車のお兄さんが「がんばれ」っていってくれて。とても嬉しかった記憶があります。ただ手を振り合う、その行動で時に人は心を大きく揺さぶられます。きっとそれは名前も知らない人と心を通わせられたという『小さな奇跡』が、たまらなく尊いものだからなのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月01日子供の頃に、周囲の大人から受けた教えが、その後の人生を大きく左右することはあります。ちゃんへん.(@CHANGHAENG)さんがTwitterに投稿した、母親の教えが「素晴らしい」と話題です。すぐに習いごとを辞める息子を、母親が叱らなかった理由子供の頃に、何かに興味を持つたびに、習いごとをさせてもらったという投稿者さん。いつも興味が続かず、ほとんどの習いごとをすぐに辞めてしまいました。しかし、そんな息子を、母親は一度も叱らなかったといいます。ある日、投稿者さんが「どうして怒らないの?」と尋ねると…母親から返ってきたのは、こんな言葉でした。「好きと思えなかったら、100%の力出せへんやろ?私の役割は、お前が興味を持ったことをなるべく体験させて、心から好きと思えることに出会えるまで投資することや」母は僕が興味を持った習い事を全てやらせてくれた。殆どすぐに辞めてしまったけど、母は一度も怒らなかった。理由を聞くと「好きと思えなかったら100%の力出せへんやろ?私の役割は、お前が興味を持ったことをなるべく体験させて、心から好きと思えることに出会えるまで投資をすることや」だった。 pic.twitter.com/wByUCnibCp — ちゃんへん. (@CHANGHAENG) November 28, 2020 母親は、息子が心から好きだと思うものに出会えるまで、適した環境を与え、見守り続けることが大事だと考えていたのです。投稿者さんいわく、実家はとても貧乏だったため、息子にいろいろな経験をさせるお金は、母親が自力で稼いだものだとか。母親の教えによって、投稿者さんは2020年現在、プロのジャグリングパフォーマーとして世界を舞台に活躍しています。エピソードに対し、ネット上では「なんて素晴らしいお母さん!」「読んでいて泣きそうになった」「自分もそんな親になりたい」といったコメントが続出しました。人生の中で「これぞ」と思える好きなことと出会い、その道を極めることは誰にでもできることではありません。子供の意思を尊重し、然るべき環境を与え、そっと見守ってきた母親の深い愛情に、心を打たれますね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月30日2020年11月現在、世界中で新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が猛威を振るっています。日本でも、連日のようにコロナウイルスの感染者数が報道され、多くの人が感染の可能性におびえながら過ごしているでしょう。わるいやつ(@bakagibakagi)さんがTwitterに投稿したエピソードが、反響を呼んでいます。妻が半泣きで電話してきた理由ある日、仕事中に投稿者さんは、妻から電話を受けました。妻は電話の向こうで半分泣いていて、「陽性やった…」と、ひと言もらしたといいます。泣きじゃくる妻に、投稿者さんはパニック!頭の中で「妻が入院!?自分も隔離されるのか?」「まず職場に連絡して…」と、すばやく思考をめぐらせます。しかし、続く妻の言葉に、投稿者さんは大きく感情を揺さぶられたのです。「3か月…」※ 写真はイメージ仕事中、突然半泣きの妻から電話。妻「陽性やった…」ワイ「えっ(入院!?ワイも隔離?まず職場に連絡して、依頼者にも説明して…)」妻「3か月…」ワイ「感情の振れ幅がすごい。」— わるいやつ (@bakagibakagi) November 27, 2020 嬉しいほうの『陽性』かーい!そう、投稿者さんの妻が泣きながら告げた『陽性』とは、妊娠のことだったのです。一連の出来事はネット上で拡散され、12万件を超える『いいね』を集めました。・「そっちかい!」ってツッコんでしまった。・そっちのほうの『陽性』なら大歓迎ですね。・おめでとうございます!なんだか久しぶりに胸が熱くなりました。新しい命の誕生は、投稿者さん夫婦にとってこれ以上ないほどの喜びだったことでしょう。こんなハッピーなニュースなら、いつでも舞い込んできてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月30日街中でハートと十字のマークがデザインされた赤いストラップ、『ヘルプマーク』を見かけたことはありますか。ヘルプマークとは、外見から分かりづらい障害や疾患をもつ人が、支援や配慮を必要としていることを周囲に知らせることができるマークのこと。また、詳しい支援内容や連絡先などを記載できる『ヘルプカード』はヘルプマークを併用することで、より援助を求めやすくなります。知らない番号からの着信、その理由に涙自閉症の『ハルくん』の母親、beth(3beth_gm)さんが描いた、あるエピソードが「心温まる」「素敵!」と反響を呼んでいます。bethさんは、よく迷子になるというハルくんにヘルプマークを持たせていたそうです。ある日、携帯に見知らぬ番号から電話がかかってきて…。知らない電話番号にかけ直してみると、相手から「公園にヘルプカードが落ちてますよ」と告げられたのです。その電話で、昨日公園から帰る時にハルくんがヘルプマークをつけていなかったことを思い出し、慌てて公園へ取りに行くbethさん。落ちているヘルプカードを発見した人は、書いてあった緊急連絡先と「よく迷子になります」というコメントを読んで心配になり、電話をかけてくれたのです。その後も、違う番号から立て続けに着信が。bethさんは、街の人たちの優しい気遣いにとても心が温まったといいます。【ネットの声】・なんて素敵な街…。親切ってされたほうも、したほうも幸せな気持ちになりますよね。・優しさがつまったお話に心が温まりました。こんなに優しい街なら、安心して子育てができますね!・ヘルプカードにはそういったことが書かれていたとは…。とても勉強になりました!bethさんは最後に、「ヘルプカードを付けている方を見かけたら、何か困ってそうではないか、少しだけ気にかけてあげてほしい」とつづりました。まずはヘルプマークについて『知る』ことが大切なのかもしれませんね。bethさんのInstagramでは、ハルくん含む3兄妹の漫画や子供たちが考えたオリジナルの物語などを連載しています。気になる人はぜひチェックしてみてください!Instagram:beth(3beth_gm)[文・構成/grape編集部]
2020年11月26日子供の頃に、親を始め周囲の大人からいわれた言葉が、その後の生涯に影響を及ぼすことは少なからずあるものです。おきよ(@kyokyokyokyopu)さんがTwitterに投稿したエピソードをご紹介します。カツラをつけ続ける娘に親が…投稿者さんは、7歳の頃から脱毛症の影響で、カツラを着用していました。そのため、親からこんな風な言葉をかけられてきたそうです。「女の子なのにかわいそう。結婚できない」そういわれ、ずっと自分のことを「かわいそうなんだ」と思って生きてきた、投稿者さん。しかし、ある日趣味がまったく合わない、出会ったばかりの男性に、こういわれました。「髪の毛?笑ってたらそれでいいよ!俺にしとけ」7歳から脱毛症でカツラだったから「親には女の子なのに可哀想。結婚出来ない」って言われ続けて自分自身を可哀想だと思って生きてたけど出会ってすぐの趣味が全くあわない男性に「髪の毛?笑ってたらそれで良いよ俺にしとけ」って言われて結婚したら幸せになったから人生何があるかわからないね。— おきよ® (@kyokyokyokyopu) November 22, 2020 その後、投稿者さんは男性と結婚し、とても幸せに暮らしているといいます。エピソードはネット上で拡散され、19万件を超える『いいね』を集めました。・素敵な夫ですね!「俺にしとけ」って、かっこよすぎます…。・私の子供もカツラをつけて生活しています。ずっと気にしていたのですが、この話を読んで心が和らぎました。・うるっときました。自分の『好きじゃない部分』を受け止めてくれる人の存在は大きいです。長年気にしてきたことに対し、「笑っていたらそれでいい」と、明るい言葉で肯定してくれた夫。彼の存在は、投稿者さんにとって心強いものだったに違いありません。自分の発した言葉が、誰かにとって呪いではなく、光となれたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月24日ほんの少しの気遣いや、相手を想って取った行動が、誰かの心を優しく包むことはあるものです。2019年8月14日に、luckandpeaceさんが投稿したエピソードをご紹介します。結婚式に間に合わない!慌ててヤマト運輸に電話すると…同月17日に、結婚式を挙げたという投稿者さん。披露宴の最後に、ゲストへプチクッキーを配るつもりでした。そのプチクッキーは、投稿者さんの大好きな店に前もってオーダーしたもので、15日の受け取りを予定していたといいます。しかし、前日である14日の時点で、投稿者さんの住む地域には大型の台風が接近。不安になった投稿者さんは、ヤマト運輸(通称・クロネコヤマト)に問い合わせをしました。※写真はイメージ「17日の挙式で配るクッキーをお願いしたのですが、明日は配達がありますか?16日にはホテルに到着しておかなくてはならず、受け取りは15日か16日の朝でないと難しくて…」電話を受けた配達員は、投稿者さんの家の部屋番号を聞いて「ああ、あなたですね!」と返答。どうやら認識があったようで、丁寧に配達の仕組みを説明します。配達員は「何千個とある配達物の中から、投稿者さんの荷物を探し出すのは難しい」と告げた上で、投稿者さんに「でもそのクッキーは必要やと思うんで、明日の配達がなくなった場合、16日の朝イチで配達希望とコールセンターに伝えてもらえますか?」といいました。その後、コールセンターとやり取りした結果、どうするかの最終判断は担当である配達員に託されることに。しばらくして、配達員からはこんな電話がかかってきたのです。「僕、気になってセンターに確認したら、奇跡的に何千個の荷物の山からクッキーの箱をスタッフが見つけたんです!今日は僕はもう行けないんで、別の配達員に、今晩のうちに届けさせますね!」なんと、配達員はセンターのスタッフにかけあって、何千個とある荷物の中から、クッキーの箱を発見したことを報告!その後、用事があって荷物を受け取れなかった投稿者さんが、宅配ボックスをのぞくと…そこには、クッキーの箱と一緒に、こんな不在票がありました。不在票の下の部分には、配達員から「ご結婚おめでとうございます!!また配達できるのを楽しみにしときます!」というメモがあったのです。きっと、担当である配達員は、自らの手で投稿者さんの荷物を届けにきてくれたのでしょう。臨機応変で気遣いのある配達員からの、優しいメッセージを見た投稿者さんは、その場で涙ぐんでしまったといいます。このエピソードに対し、ネット上では「素晴らしい」「なかなかできない対応だと思う」「配達員さんの気持ちが嬉しいよね」といった声が上がりました。配達員の行動は、不安でいっぱいだった挙式前の投稿者さんにとって、ひと筋の光をもたらすようなものだったに違いありませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月23日漫画家の雪わいこ(@waiko084)さんが描く『花嫁から父への手紙』をご紹介します。結婚式を挙げることになった雪わいこさん。親への手紙を書くために、これまでの人生を振り返ると…。『花嫁から父への手紙』母親と暮らせなくなったショックで泣きじゃくる幼い娘を見て、父親はこらえきれずに号泣。3人家族として、生活をスタートさせたのです。中学生になると…シングルファーザーとして、父親は成長していく娘のそばで不器用ながらも真摯に寄り添ってくれたのです。かけがえのない日々を思い出し、雪わいこさんはあふれる涙を抑えることができませんでした。結婚式の当日を迎えて…花嫁から父への手紙5/5 pic.twitter.com/yxMlYCgGqo — 雪わいこ3巻でたよ (@waiko084) November 16, 2020 船が好きな父親のために、クルーズ船を借りて結婚式を行った雪わいこさん。これまで受けた大きな愛情に対し、あふれるばかりの感謝を込めてつづった手紙を渡すと、父親は大粒の涙を流して受け取りました。漫画に対し、読者からはさまざまな感想が寄せられています。・涙が止まらなくなりました…。すごく素敵なお父さんですね。・母子家庭で育ったので、とても共感して、胸がいっぱいになりました。・久しぶりに、遠方に住む親に連絡をしたくなりました。父親は1人での子育てに戸惑いや不安を抱えながら、子供の前ではきっと必死で『親であろう』と努めたことでしょう。そんな父親にとって、娘からの手紙や美しい花嫁姿は、何よりの幸せだったに違いありません。伝え方は多少不器用だとしても、家族のことを想う行動や、惜しみない愛情は、相手に届くのだと気付かされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月19日2020年、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)によって、私たちの生活は大きく変化しました。国によっては感染の広がりを抑えるため人々の移動を制限し、屋外での活動を禁止する『ロックダウン』が長期間続いています。イタリア5歳の男の子が首相に手紙イタリアでは、同年11月上旬から再び外出制限を開始。そんな中、特に規制の厳しいロンバルディア州に住む5歳のトンマーゾくんには、どうしても心配なことがありました。それは「クリスマスにサンタクロースが家に来れないかもしれない」ということ。そこで、トンマーゾくんはイタリアのジュゼッペ・コンテ首相に手紙を書いてサンタクロースの『移動許可』を嘆願しました。アメリカのメディア『Forbes』がその手紙の内容を報じています。トンマーゾくんは「今朝、僕はサンタさんが来れるか心配だったので、クリスマスまであと何日残っているかママに聞きました」と書いています。彼の家族は、ロンバルディア州の街に住んでいて、そこは現在『レッドゾーン』に分類されたもっとも厳しいコロナウイルス規制の下にあります。彼はこう続けています。「サンタさんが世界中のすべての子供たちにプレゼントを届けられるように、特別な証明書を作成してもらえませんか。サンタさんはお年寄りなので家に入るのは危険だと知っています。でも彼は自分を守るために必ずフェイスマスクを着けると思います」Forbesーより引用(和訳)さらに、トンマーゾくんはサンタクロースを心配してツリーの下に、クッキーと温かいミルクに加え、消毒液を置くことも提案していたそうです。ジュゼッペ・コンテ首相は、この手紙に対する回答をFacebookに投稿。そこにはこんな言葉がつづられていました。サンタさんはすでに国際的な移動許可証を持っていますよ。彼はどこにでも飛んで行って、世界中のすべての子どもたちにプレゼントを配ることができます。彼は常にマスクをするし、自分自身とすべての出会う人たちを守るため距離を取ると約束してくれました。Giuseppe Conteーより引用(和訳)首相の回答は、トンマーゾくんはじめ同じくサンタクロースの来訪を楽しみにしているイタリア中の子供たちを安心させたことでしょう。ネット上では、投稿に対し多くの称賛の声が寄せられました。・かわいらしいなぁ。ほほ笑ましい気持ちになりました。・なんていいニュースだろう。首相の発言も粋だけど、5歳児の優しさにうるっとした。・子供の心に寄り添った素敵な回答。こういうユーモアは癒されます。また、首相はトンマーゾくんにこんな温かなひと言も付け加えています。あなたは、もうサンタさんへの手紙で「今年はいい子だった」と報告する必要はないですよ。私がちゃんと伝えておきましたからね。Giuseppe Conteーより引用(和訳)この1年近く、コロナウイルス禍で一生懸命日々を過ごしてきた世界中の子供たちに、素敵なクリスマスが訪れるといいですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月16日アルゼンチンに暮らすあるカップルが多くの人に感動を与えています。カンデラ・モッツィさんとブライアン・カサレスさんは2017年にブエノスアイレスの病院で出会いました。その時カンデラさんとブライアンさんはそれぞれ、悪性リンパ腫の治療をしていたのです。ある日、病院内で患者同士の親睦会があり、2人はそこで初めて出会います。カンデラさんとブライアンさんはすぐに意気投合し、気が付くとずっと2人で話し込んでいたそうです。 この投稿をInstagramで見る Bryan C(@bryan_casares)がシェアした投稿 - 2018年 2月月6日午前11時32分PST同じ病気とともに闘った2人は今…それからカンデラさんとブライアンさんは交際をスタート。苦しい治療が続いた時も、お互いに励まし合って乗り越えてきたといいます。 この投稿をInstagramで見る Bryan C(@bryan_casares)がシェアした投稿 - 2018年12月月5日午後3時52分PSTそして2人が出会ってから3年後の2020年10月、海外メディア『GOOD NEWS MOVEMENT』がInstagramで2人のことを紹介しました。なぜなら…カンデラさんとブライアンさんは2人とも、病気を乗り越えたのです。 この投稿をInstagramで見る Good News Movement(@goodnews_movement)がシェアした投稿 - 2020年10月月23日午前8時36分PDTこの投稿には8万件近くの「いいね」が付き、たくさんの祝福の声が寄せられています。・涙が止まらない。なんて美しい話なの。・神様は不思議な状況で人々を巡り合わせ、最高の幸せへと導いてくれる。・ハリウッドには絶対に書けないであろうラブストーリーだわ。2020年3月、ブライアンさんと一緒に念願のビーチへ旅行したカンデラさんはInstagramに喜びを語っています。入院中に何度もつらい日々を送っていた時、私たちは手を握り合い、あなたは「何もかもうまくいくから大丈夫だよ。そしたら一緒にビーチへ行ってゆっくり休もう」といってくれた。これは全力で何かを欲しいと思った時、それは実現するという最高の例えだと思う。愛してるわ。あなたがそばにいてくれると、いつだって私のエネルギーが再充電されるの。candemozziーより引用(和訳)※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Cande Mozzi(@candemozzi)がシェアした投稿 - 2020年 3月月11日午後7時17分PDT愛の力でともに病気を克服し、幸せな交際を続けるカンデラさんとブライアンさん。2人のストーリーはきっと、今病気と闘っている人に希望を与えてくれることでしょう。これからも2人一緒にいつまでも健康で幸せな毎日を送っていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月06日介護の仕事をしながら漫画や絵日記を描いている、大塚紗瑛(@saeMNG)さん。職場であったエピソードをTwitterに投稿したところ、反響が上がりました。上司に大ヒット漫画『鬼滅の刃』を貸したことをきっかけに、会話が盛り上がるようになり…。『先月あったいい話』先月あったいい話(2/2) pic.twitter.com/qCRYYzePwX — 大塚紗瑛 (@saeMNG) November 3, 2020 ある日、しみじみ「漫画を貸してくれてありがとう」と大塚さんにお礼を伝えてきた上司。上司は反抗期の息子との関係に悩んでいたそうですが、作品をきっかけに会話が増えたといいます。読者からは「じーんとした」といったコメントが寄せられています。・じーんとしました。こうやって作品を通して救われる人がいるって素敵ですね。・作者冥利に尽きるでしょうね。温かい気持ちになりました。・うるうるしました。いい作品との出会いって、思いもよらない部分を救ってくれるものですね。・これを読んで『鬼滅の刃』を読んでみたいと思いました。作者さんにも届くといいなぁ。多種多様なエンターテイメントがある中で、誰かと感動を共有し合えるものに出会えるのは、奇跡に近いことかもしれません。『鬼滅の刃』が起こした小さな奇跡は、多くの人の心を温かくしたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年11月05日2012年から配布が開始された『ヘルプマーク』。赤色の本体には、十字マークとハートマークが描かれています。難病や内部障害など、外見からは分からない疾患を持っている人が身に着けており、配慮や援助を視覚的に伝える役割があるのです。※写真はイメージ外見で分からない疾患は、初対面の人に理解されづらいもの。内部疾患を持つ人が「優先席に座っていたら怒られた」という体験談も少なくありません。ヘルプマークの利用者である女性の投稿が、Twitterで話題になっています。持病の発作が起こり、駅でうずくまっていると…エピソードを投稿したのは、強いめまいや難聴、耳鳴りなどの発作が起きる『メニエール病』を患っている、髙原 梓(@azujackie)さん。ヘルプマークの利用者の多くは、裏面に白紙のシールを貼るなどして、病名や対処法、緊急連絡先などを記載しています。投稿者さんも発作が起きた時に備えて、ヘルプマークの裏面にはこのようにメモを貼っていました。2020年11月1日、東京都新宿区の新大久保駅にいたところ、投稿者さんは発作を起こしてしまったといいます。気分が悪くなり、その場でうずくまっていた投稿者さん。すると、見知らぬ女性が声をかけてくれたのです。女性は投稿者さんのヘルプマークを確認すると、周囲の人に協力を呼びかけました。そして駅員が来るまでの間、ずっと投稿者さんの背中をさすっていたのだとか。また、女性の呼びかけを聞いた周囲の人は、水を買ってきてくれたり、優しく声をかけてくれたりと、親切な対応をしてくれたそうです。【拡散希望】今日13時頃、新大久保駅で気分が悪くなりうずくまっていたところ、女性の方が声をかけて下さり助かりました。持病のことは周りの友人にもあまり話していなかったので、呟くつもりはなかったのですが、めまいと気持ち悪さで話すことができなかったので、どうしてもお礼がしたいです続く pic.twitter.com/mP2EF9qPrd — 髙原 梓 (@azujackie) November 1, 2020 あまりの気分の悪さに会話をすることもできなかったため、回復後、ネットを通してお礼を伝えるために、このエピソードを投稿。突然発作に襲われ不安だったところを助けられた投稿者さんは、今回の出来事を経て「いつか困っている人を助けた時は、この女性のように安心させてあげたい」と思ったといいます。『困っている人を助ける』というのは、当たり前に感じるかもしれませんが、実はとても勇気が必要です。人の温かさが伝わるエピソードは拡散され、多くの人からコメントが寄せられました。・自分もメニエール病なので、つらい気持ちが分かります。親切な人がいてよかったですね!・周囲で何かがあった時、自分もヘルプマークに気付けるようにしたい。・素敵なエピソード!世の中、まだまだ捨てたもんじゃないですね。社会は人が支え合って成立しています。他人に親切にされた際、そのことを実感する人は多いでしょう。投稿を通して、多くの人に優しさの輪が広がったのではないでしょうか。投稿全文はこちら【拡散希望】今日13時頃、新大久保駅で気分が悪くなりうずくまっていたところ、女性の方が声をかけて下さり助かりました。持病のことは周りの友人にもあまり話していなかったので、呟くつもりはなかったのですが、めまいと気持ち悪さで話すことができなかったので、どうしてもお礼がしたいです続く pic.twitter.com/mP2EF9qPrd — 髙原 梓 (@azujackie) November 1, 2020 ヘルプマークに気づいて周りの方に伝えてくださり、駅員さんがくるまでずっと背中をさすってくださって、とても安心しました。お水を買ってくれた方、他にも声をかけてくれた方、本当にありがとうございました。— 髙原 梓 (@azujackie) November 1, 2020 いいねとRTありがとうございます。返信するのに文章を考えて、時間かかかりすぎてしまうので、質問していただいたものだけ返します。体調は治まって良くなっています。2度も人の温かさに触れました。同じ病気の方もいらっしゃって、私だけではないのだと思いました。本当にありがとうございます。— 髙原 梓 (@azujackie) November 2, 2020 [文・構成/grape編集部]
2020年11月04日人間と動物という違いはあれど、ペットは大切な家族の一員であり、かけがえのない存在です。寿命という定められた年月をともに生き、たくさんの思い出を作り、たくさんの幸せを分かち合います。かっく(@cak221)さんが描いたのは、1人の少女と1匹の犬の物語。その内容に、多くの人が心打たれました。『犬と棘の話』【創作漫画】犬と棘の話 pic.twitter.com/pAYepPCk6N — かっく『乙女の群像』発売中! (@cak221) October 18, 2020 周囲からの何気ないひと言によって、少女の心には深い『トゲ』が刺さってしまいました。そんな彼女の心の傷を癒してくれたのは、ずっと一緒にいてくれた愛犬だったのです。少女をそばで支え、見守り続けた愛犬。少女の成長に喜ぶと同時に、「頼られなくなっていくかもしれない」という一抹の不安もある様子。しかし、そんなことがあるはずはありません。飼い主とペットの絆は、ずっとずっと続いていくのですから。心に染みわたるかっくさんの作品は拡散され、多くの人からコメントが寄せられています。・健気なワンコだなぁ。いい話すぎて涙が止まらなくなった…。・今は亡き私の愛犬も、落ち込んでいる時に慰めてくれたのを思い出しました。・ペットを飼ってると、こういうお話に弱い…泣いちゃう…。きっと多くの飼い主が傷付き、悲しい思いをした時、ペットがそのトゲを癒してくれたことでしょう。ともに支え合い、最期のその瞬間まで、たくさんの愛を与え続けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月20日ネット上の誹謗中傷や、現実世界での傷害事件など、悲しいニュースを目にしない日はありません。しかし、日常に目を向けると身近な場所にこそ『優しさ』があふれているもの。雪わいこ(@waiko084)さんがTwitterに投稿した、自身の実体験を描いたエピソードを読むと、「世の中、捨てたもんじゃないな」と思えるはずです。『みんな助けてくれた』ある日、電車とホームの段差に苦戦する、高齢女性を見かけた投稿者さん。押しているシルバーカーが段差にひっかかり、なかなか乗車できない女性を見かねた投稿者さんが手助けをすると…。みんな助けてくれた pic.twitter.com/163KcW3EuY — 雪わいこ (@waiko084) October 18, 2020 女性が降りる際、周囲の人が率先して手助けする姿を見て、自然と笑顔になった投稿者さん。また、投稿者さんは「誰かが誰かに親切にしてる所を見るのが好き」とコメントしており、その思いに共感する人から多くのコメントが寄せられています。・この光景が、日常の一部になる世の中になってほしい。・親切にする人にもされる人にも、周りの人にも幸せが広がっていきますように。・思いやりの心は絶対に忘れちゃダメですね。投稿者さんが目にしたような優しさあふれるやり取りは、見ているほうも、実際にされたほうもとても気持ちがいいもの。優しさの連鎖は、きっと投稿者さんだけでなく、その場にいた誰もが嬉しい気持ちになったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年10月19日アメリカ・マサチューセッツ州に暮らす11歳のアシュリン・マクドナルドさんは、毎食食べている大好きな食べ物があります。それはスープの缶詰で知られるキャンベル社の『スパゲッティ・オー・ウィズ・ミートボール』。トマト味のソースにアルファベットの『O』の形のパスタと小さなミートボールが入っているものです。自閉症をもっているアシュリンさんにとって、スパゲッティ・オーはただの好物ではなく、精神安定剤のようなもの。海外メディア『TODAY』によると、彼女は毎食、スパゲッティ・オーと一緒にピザやヨーグルトなどを食べていたといいます。しかし新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)対策で学校が休校になって以来、スパゲッティ・オー以外の食べ物を一切食べなくなってしまったのです。アシュリンさんにとっては学校という『ルーティン』のない生活の中で、「いつでも同じ味」のスパゲッティ・オーが安心感をもたらしてくれるのだといいます。娘の好きな缶詰が店から消えたコロナウイルスが流行するまでは、人気商品であるスパゲッティ・オーはいつでも買えたのだとか。ところがパンデミックによって人々が食料品の買い溜めをし始めたことで、スパゲッティ・オーも店頭から姿を消してしまったのです。仕方なく母親のクリスタルさんはスパゲッティ・オーの別の味や他社の似たような商品を買ってみましたが、アシュリンさんは食べませんでした。それからクリスタルさんは地元のスーパーで『スパゲッティ・オー・ウィズ・ミートボール』を探し回り、多い時には1日に20軒近くの店に足を運んだといいます。2020年8月、娘のためにスパゲッティ・オーを探しまわるクリスタルさんのことが地元の新聞に掲載されます。するとその記事を読んだ人たちから彼女のもとにスパゲッティ・オーの在庫がある店の情報や、スパゲッティ・オーの寄付が続々と寄せられ、100缶以上を確保することができたのだそう。さらにこの話がキャンベル社にも伝わり、なんと約800缶の『スパゲッティ・オー・ウィズ・ミートボール』がクリスタルさんの家に送られてきたのです。A Mass. community is helping a mother stock-up on SpaghettiO's for her daughter with Autism who looks to them as a meal...Posted by WDBJ7 on Saturday, September 12, 2020A Mass. community is helping a mother stock-up on SpaghettiO's for her daughter with Autism who looks to them as a meal...Posted by WDBJ7 on Saturday, September 12, 2020クリスタルさんはこの出来事について『TODAY』に語っています。これは私の娘と私たち家族にとって信じられないような贈り物です。おかげで大きなストレスが軽減されました。この恩恵にどれほど感謝しているか、とても言葉ではいい表せません。TODAYーより引用(和訳)有事が起きると今まで普通に手に入ったものが突然買えなくなることがあります。そんな時こそ他者のことも考える思いやりと、困っている人がいたらお互いに助け合う気持ちを忘れずにいたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月12日山口県山口市にある日帰り温泉『おんせんの森』。入浴施設のほか、書籍や漫画が5千冊以上取り揃えてあったり、卓球ができたりさまざまな楽しみ方ができるといいます。しかし、この『おんせんの森』である事件が起きたのだとか。人気漫画『鬼滅の刃』が盗まれる2020年9月25日、Twitterでこのような投稿がされました。【悲報】リラックスルームから鬼滅の刃1巻から20巻までが盗まれた。頑張って集めたのに...。間違って持って帰ってしまったという人はコソっと元に戻しておいてほしい。 『誰かが道を踏み外しそうになったら 皆で止めような』 警察には言わず、 SNSの力でその人を止めてあげたい。 #鬼滅の刃 pic.twitter.com/vHffnmLkXt — おんせんの森[フォローしてね] (@onsen_mori) September 25, 2020 本棚からごっそりと無くなったのは、人気漫画『鬼滅の刃』20冊。スタッフは「頑張って集めたのに…」と悔しさをにじませていました。しかし、警察には報告せずに、「もし持ち帰った本人がいたら戻してほしい」と呼び掛け。投稿には「許せない行為」「酷すぎる」といった声が寄せられていました。ネット上では誹謗中傷が相次ぐこの投稿は拡散され、テレビでも放送されました。すると、次第に『おんせんの森』のTwitterに誹謗中傷などが送られてくるようになってきたといいます。スタッフは「馬鹿じゃないのか」といったメッセージがたくさん届き、心を痛めていました。それでも戻してくれる人だと信じたいため、しばらく様子を見ることに。その間にもTwitterには、励ましの言葉が寄せられていていたようです。約10日経っても戻ってこなかった漫画。しかし、漫画が盗まれたことを知った『鬼滅の刃』のファンからあるものが送られてきました。全国のファンから送られてきたものに感動!久しぶりに出社したスタッフ。すると、何やら大きな段ボールが7箱届いていました。中を開けてみると…。なんと、漫画『鬼滅の刃』が合計140冊届いたのです!同年10月8日時点で、その数はまだ増えており9セット180冊以上になったのだとか。『おんせんの森』は、この寄付に対して「本棚に陳列をさせて頂き、大切に保管をしていきたいと思います。本当にありがとうございました。これを機にしっかりと防犯対策をし運営します。この度は、皆さまご心配をおかけし申し訳ございませんでした」とコメント。さらに、中には手紙を添えて寄付をしてくれた人もいたようです。この報告には、ネット上で心配していた人からも「よかったですね!優しい世界」「不覚にも泣いた」「愛のある寄付ですね」といった声が寄せられていました。『おんせんの森』は、漫画の盗難に加えて新型コロナウイルス感染症や、迷惑YouTuberによる風評被害によって「今年はいいことがなかった」といいます。しかし、「SNSを通じて私たちは勇気づけられました。本当にありがとうございました」と温かいファンによる支援で救われたようです。困った時、すぐに手を差し伸べられる優しさに感動しますね。『おんせんの森』が気になった人は、訪れてみてはいかがですか。『おんせんの森』[文・構成/grape編集部]
2020年10月11日