彼と付き合ってるけど、彼の周りにはいつも女性の影があり何となく不安。私って本命?それとも遊び?そんなこと思ったら、彼にとってあなたは本名なのか、遊びなのかをチェックしてみましょう。本命か遊びかを見極める3つの方法をアドバイスします。■ どの女子より最優先か?たくさん女性を侍らせている男の人の中でも、本命の女性は特別です。たくさんの本命でない女性たちは1人、2人減ったとしても彼にとってそんな大きな問題はありません。なので、それほど遊びの女性にご機嫌を取るつもりはないのですが、本命の彼女の場合、嫌われて困るのは彼のほう。本命はどうあっても失いたくない相手です。だからこそ、本命の彼女はどの女性よりも最優先です。もし彼が別の女性と約束をしていたら、わざと彼との予定をブッキングさせてみましょう。あなたのほうの予定を優先させてくれたら本命と言える1つのポイントです。■ あなたの好みをしっかり把握しているか?女性の数が多くなると記憶が曖昧になるものです。誰がなにが好きで、何がなにが嫌いなのか、それぞれには関連性がないので、なかなか記憶に止まらないものです。それでも、本命は別格。本命の気は常にひいていたいものなので、本命の彼女の好みだけは事細かに把握しているものです。中でも好きなものはプレゼントする機会が多くて、覚えていることも多いですが、嫌いなものは意外と覚えていないものです。そこでいくつか質問をしてみて、あなたの好みを心得ているかどうかチェックしてみましょう。もし、苦手と思っているものを言い当てられればかなり本命と言えるでしょう。■ あなたの交友関係を把握しているか?あなたと彼との会話の中には、あなたを取り巻く人間関係の話もあるでしょう。そんな中には職場の話や上司や先輩、後輩の話も。そういう他人の人間関係はリアリティーがなくてついつい忘れてしまうものです。特に恋愛においては、ただの遊びで、その時が楽しければいい相手なら、彼女の人間関係に関わることもなければ、わざわざ覚える必要も感じられません。ですが、親が子供の交友関係を把握するのは気になるから、心配だからという気持ちからです。同じように本命彼女の人間関係は気になるものです。あなたの職場の上司や先輩、後輩の名前を出してみて、どんな人なのかを言い当てられればあなたのことはかなり本命と言えるでしょう。■ まとめ本命か遊びかはお互いの温度差の違いです。つまり、気になる相手のことはなんでも知りたいと思うものなので、ストーカーのようになんでも知っていることが当たり前です。(如月柊/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年02月03日一緒にいるときは楽しくて幸せだけど、これってホントに恋愛? それとも、彼にとって自分は、ただの遊び相手なの? と、不安になることはありませんか?遊び相手だと思われているのなら、こちらもそのつもりで対応したいもの。そこで今回は、男性が遊び相手にとる対応をまとめてみました。■ 酔ったときに連絡が多いLINEがきた~! 着信が来た~!! と思って喜んでいると、いつも相手が酔っぱらっている……なんてことはありませんか? もちろん酔って連絡して来たら「即アウト」というわけではありません。そうこともあるでしょう。チェックすべきなのは、酔って連絡してくることが多いかどうか。もし酔っているときばかり連絡が来ないのであれば、酔った勢いのときにしか、あなたが気にならないのかもしれません。もっといえば、性欲のリミッターが外れたときに連絡できる「都合のいい女」である可能性も。酔っていないときとの違いにも注目してみましょう。■ 連絡の頻度がまだら連絡の頻度そのものも要チェック。真剣に交際したいと思っているなら、連絡しようと思うタイミングは、幾分定期的であるはずです。たとえば、朝起きたとき、仕事の初めと終わり、帰り道、お腹が空いたとき、週末、寝る前など。ふっと彼女の笑顔があたまによぎるもの。それなのに、ときには密に連絡してきたり、ときには一切連絡の無い日が続いたりするなら……。それは、他に相手をしてくれる女性がいるときと、いないときがあり、暇になったときに連絡してきているのかもしれません。■ ご飯は基本家or定食系食事は、男女が親しくなる上で、欠かせないコミュニケーション。「おいしいものを食べる」という基本的な幸せを共有することで、一緒にいる時間を「幸せな時間」として過ごすことができます。それなのに、どこか食事に行くことが少なく、ゴハンをほとんど家で食べていたり、食べに行っても、なんの変哲もない定食系だったりするなら……。食事という機会を、親密になる機会にしようとしていないのかもしれません。■ 「ごめんね、忙しくて……」が口癖会えない日が続いたり、デートがキャンセルになったり、連絡すると言っていたのにしてこなかったり。「どうして?」と尋ねると、「最近忙しくて……」という理由ばかり言うなら、少し怪しいかもしれません。たしかに、忙しくて連絡できない、どうしても外せない仕事が入った、ということもあります。でも、大切な人であれば必ずフォローを入れるもの。そんな気持ちが、彼の言動から感じられるでしょうか? 言葉と行動で、彼からのフォローがあるか考えれば、彼の気持ちがおのずと見えてくるはずです。■ おわりに恋は、歩み寄りの積み重ねです。一方だけが迫っても成立しないもの。彼といい恋をしたいと思っていても、彼にその気がなければ、いくらデートをしてもエッチをしても、心の距離は縮まりません。まずは、日常のちょっとした反応から、彼の本気度をチェックしてみませんか?(橘遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年02月03日彼にとって私は本命?遊び?……そんなことを気にしたことのある女子も多いと思います。でも、男性にとっては「本命」「遊び」のダブルシステムって、そんなに普通のことなんでしょうか?女子的には「遊ばれてるのかな?」と気になる、あの彼の本心とは……?今回は、「遊びの女」に対する男性の本音と、なぜ本命にならないのかを聞いてみました!■ 出会った場所がまずかった!「軽そうな出会い」本命・本妻を隠して、自分に好意を持つ女子の心をもてあそぶ……。「遊びの女」と聞いて女子がまっさきにイメージするのはこれなのでは?このパターンは、出会い方にこだわることが予防策。アプリや街コン、ナンパなど、身元が割れにくい場所での出会いは周囲の人間関係が見えず、嘘もいくらでもつけます。加えて、「アプリで会う女なんて」と、相手を軽く見る男性も。遊ばれるリスクを避けるなら、この手の出会いにそもそも手を出さないのが大事。ただ、「遊びの女」を探している男性には「なる早で二人になりたがる」「初デートまでの手間を極力省きたがる」など、わかりやすい特徴があります。女子をその気にさせるため、やたらとほめたり、すぐ「好きだ」というなど、本気の恋愛感情があれば逆にできないようなことサラッとします。「どんな出会いでも、普通の男が大多数。遊び願望の男を見抜けないのは女の子にも問題があるんじゃないかな?」と言う男性もいましたよ。■ 気長に待てないのが原因?「今は本命はいらない」そこそこモテる男性に多いのが「本命は作らず、気になる女子みんなとデートして甘い気分を味わいたい」タイプ。何度デートしても全然付き合おうと言ってくれない……私のことは遊びなの?と心配になりますね。でも、「今は本命はいらない」と言う彼らも、好きな子ができればあっさり一途になることも。彼らは、決め手を持った女子が現れるのを待ってダラダラ遊んでいるだけで、「女の子をだましてやろう」という、根っからの悪人ではありません。多くはしびれを切らした女子が、関係をハッキリさせることを催促しすぎて、嫌気がさした彼が音信不通……というパターン。不安になっても、モテる彼らの「どっちつかずでドキドキしたい」「まだはっきりさせたくない」気持ちも無視はできません。しつこく詰めると「うわ、うるさい……。普段から男に遊ばれてるからしつこいのかな」と、男性はむしろ疑うそう。焦りはあっても、自分とモテ格差のある男性を狙うときは、ガツガツしないほうがかえってうまくいくかもしれません。■ 遊びじゃない!冷めたんだよ「本命候補からの格下げ」男性が言うには、これが一番多いのでは?とのこと。最初は本命候補だったのに、デートを重ねるうちに「違うな」と思った。女子からの好意は感じるけど、告白されたわけではない。だからはっきり「会うのはもうやめよう」と言って、自分が悪者になりたいわけじゃないけど、会いたくはないから連絡もしない……。こんな状態の時に「遊びだったの?」と女子に詰められた経験のある男性が多いようです。男性が言うには「遊ぶ気はなかった。冷めただけ。付き合う前に分かったんだから、それでいいじゃん」とのこと。女子的には「なんで?」と思うものの、彼らは女子を軽く扱う気はなく、「傷が浅いうちにお互い引いておこうよ」というやさしさを発揮しているつもりのよう。「何度もデートしてるし」と気を抜いたり、気持ちがわからない彼に無理にお泊りに持ち込む、などの強引な態度は禁物です。■ 疑いすぎないで基本的には、一度恋愛対象にカウントした女子に対しては「遊び」のようなシビアな考えを持つ男性は少ないようです。一部の男性に注意を払う必要はありますが、男性のことをあまり疑いすぎないことも大事ですよ。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年12月29日子どもに外遊びをさせる身近な場所としては、まず公園が挙げられるでしょう。とはいえ、最近の公園は禁止されている遊びも多いもの。そんななかで、どのような遊びをさせれば、子どもの成長を促すことができるのでしょうか。アドバイスしてくれたのは、「自然体験が子どもの発達に及ぼす影響」を研究テーマにする心理学者・石﨑一記先生です。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹(ESS)写真/玉井美世子(インタビューカットのみ)「なにかで遊ばせる」という発想をやめる公園遊びをするにも、最近の公園ではいろいろと規則が多くてできない遊びも多いですよね。であれば、「なになにで遊ぶ」という考え方をなくせばいい。そもそも、外遊びは基本的になにもないところからはじめるほうがいいのです。いまの子どもの多くは、「なになにで遊ぶ」に慣れてしまっていて、「どこどこで遊ぶ」ことが苦手です。なにもない公園に行ってもなかなか遊べない。でも、放っておけばいいんですよ。そうしたら、子どもは自分で遊びを見つけますから。そういうときに、親がなにかを用意してしまうと、結局は「なになにで遊ぶ」を助長することになる。だって、子どもなら、葉っぱ1枚あればずいぶん遊べるものですよ。それなのに、親が「公園に行くんだったらフリスビーがいいかな、バドミントンがいいかな」なんて言い出すから、子どもが遊べなくなる。子どもが「ボールがほしい」なんて言っても、そこらにある松ぼっくりでも与えればいいんですよ。そうしたら、子どもはキャッチボールなんかよりよっぽど面白い遊びを考え出します。親は子どもに「なにかで遊ばせる」という発想をまずやめること。そんなことよりも、子どもと一緒にその場にいてあげることに、すでにものすごく価値、意味がありますから。生き物を殺した罪悪感がもたらす道徳性遊具なんてなにもなくても、花を摘んだり、四つ葉のクローバーを探したりするようなことだってできる。アリの行列をずっと眺めているような子どももいるでしょう。子どもにとっては、それは大冒険なのです。そして、なかにはアリなどの生き物を殺してしまう子どももいる。親御さんのなかにも、虫眼鏡でアリを焼いたり、他の虫や生き物を殺してしまったりした経験を持っている人もいるはずです(苦笑)。でも、この残酷さにも意味がある。生き物を殺した後の罪悪感が、やがて小学生以降に発達する道徳性の基礎になるのです。「かわいそうだからやめなさい」と頭から禁止してしまうと、子どもは実感としての「かわいそう」という感覚がわからないまま育ってしまう。ただでさえ、いまは家のなかでおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなるといった死に触れる機会がすごく少ない時代です。だからこそ、生き物の死はとても貴重なものとなる。子どもがせっかく捕まえたクワガタが死んでしまったとしましょう。「なんで死んじゃったんだろう」と、子どもはショックを受けてボーッとしてしまう。この体験は、「命は大切だ」と100万回聞かされることよりもよっぽど意味があるものなのです。もちろん、積極的に子どもに生き物を殺させなさいというわけじゃありませんが、生き物を殺した、ペットが死んでしまったというような経験をしている子どもの場合、生き物の死に直面するとそのときの胸の痛みがよみがえってくる。その感覚は、子どもにとって財産と言っていいものですよ。親が与えるべきものは環境と安全話が少し脱線してしまいましたね。公園遊びの話に戻しましょう。幼い子どもの場合、それこそ公園に遊び道具を持っていく必要なんてありません。幼い子どもは、知能の原型となる「感覚運動的な知能を使う」段階(インタビュー第1回参照)。感覚を使って公園の環境自体を味わうことが大切です。たとえば、風や光、植物。あるいは硬さ、柔らかさ。歩くにしても、地面と砂場、落ち葉がたまっているところではその感触がちがいますよね。それから、遊具などに登ったときの視点のちがい。いわゆる、高さですね。そういう豊かな感覚をつかむことがポイントとなります。もう少し大きくなって小学生になると、「目標を決めて挑戦する」とか「目標達成のために工夫する」ということにテーマが変わってくる。でも、この年齢になれば、子どもは自分で自分にいちばんふさわしいテーマを選びます。親が与えるような必要はありません。親が与えるべきは環境であり、安全です。環境という意味で他に親ができることといえば、子どもに合わない公園だと思ったら、別の公園に連れて行ってあげるということ。自分の子どもより大きなお兄ちゃんたちが自転車でワーッと遊んでいるようなところなら、子どもは落ち着いて遊べませんからね。「遊ぶ」ということのイメージを広げるまた、「遊び」という言葉に縛られず、イメージを広げてみるのもいいと思いますよ。たとえば、家のなかでやっていることを外でやる。日曜の朝、ちょっと遅めに起きて冷蔵庫の残り物をバスケットに詰めて持って行って、外で食べる。それだけでも、子どもにとってはすごくスペシャルな体験です。遊ぶと言ったときに、遊び道具を持って行ってレジャーシートを広げて、「さあ、遊ぶわよ!」というのではなく、もっと気軽に考えていいのです。「面倒くさいな」なんてぼやいているパパと、張り切っているママと、はしゃいでいる子どもが一緒にご飯を食べる。その後は夫婦で会話しながら、すぐそばを子どもがたったか走りまわっている。こういうものも含めて、外遊びと考えたらどうでしょうか。そして、なによりも親が子どもと一緒に楽しんであげることです。親が楽しんでいる姿を見て、子どもは「こうやって楽しむんだな」「こういうものに価値があるんだな」と感じる。体験の共有には、話を聞いてもらうことと同じ意味があります。人は誰かに認められたり受け入れられたりしないと生きていけません。子どもの発達には、認められる、受け入れられる体験が絶対に必要なのです。それから、親が楽しむことで親自身のストレス解消にもなる。当然、子どもに優しくできる。そして、「公園に行ったときのママ、大好き」なんて子どもに言われる(笑)。最高じゃないですか。『人と自然をつなぐ研究 ネイチャーゲーム大学講義録』石﨑一記 他 著/日本シェアリングネイチャー協会(2016)■ 心理学者・石﨑一記先生 インタビュー一覧第1回:「外遊び」は有能感や自己肯定感を伸ばす――でも、効果のほどは「親次第」第2回:「公園遊び」に道具は必要ない――外遊びは「なにもないところ」から始めよ第3回:意外すぎる自然遊びで一番大事なこと――“外遊び”の専門家が語る「シェアリングネイチャー」入門(※近日公開)【プロフィール】石﨑一記(いしざき・かずき)1958年7月18日生まれ、埼玉県出身。東京成徳大学応用心理学部教授。専門領域は発達心理学、カウンセリング、環境教育、キャリアコンサルティング。動機づけ、自然体験が子どもの発達に及ぼす影響、キャリア発達を研究テーマとする。日本シェアリングネイチャー協会指導者養成委員でもあり、目指す指導は「体験した人が活動を振り返ったとき、そこの自然や参加者同士の表情は覚えているのに、指導者の印象はない」というもの。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2018年12月25日子どもは3歳を過ぎると、ごっこ遊びなどの空想力を活かした遊びをするようになります。子どもの空想力は非常に豊かで、大人が想像もつかないような生き物を生み出したり、突拍子もない展開を引き起こしたりします。空想の内容によっては、親が「空想の世界ばかりに入り浸っているようで心配」「現実との違いがわからなくなったらどうしよう」と感じることもあるようですが、空想力は子どもが成長するうえで欠かせないものです。今回は、空想力によって身につく力や、空想力向上のための方法について紹介します。空想力が子どもにとって大切な理由『本物の学力は12歳までの「作文量」で決まる!』の著者、樋口裕一氏は、毎日の会話から空想力を鍛えることをすすめています。例えば、テレビドラマを活用し、「犯人は誰だと思う?」「主人公はこれからどうすると思う?」などの会話が、作文力、国語力をつけるのです。また、JAPAN絵本よみきかせ協会代表理事であり、こどもまなび☆ラボ絵本部顧問でもある景山聖子先生は、子どもの空想力について以下のように話しています。幼児期は人生の中で唯一、空想の世界で見たり聞いたりしたことを「現実」の出来事として体験できる、貴重な時間――。幼児期の子どもは、絵本での出来事を実際に体験したかのように感じるのだそうです。たとえば、パパと一緒に魚釣りに行き、日が沈むまで存分に遊び尽くす様子が描かれた絵本を読み聞かせたとしたら……?「パパ、またおさかなつかまえに行こうね。おもしろかったね、おいしかったね。」こんなふうに言うのだそうですよ。そして、この空想力を使った疑似体験が、子どもの様々な力を養ってくれるのだそうです。空想力でこんな力が身につくでは、空想力によって身につく力を見てみましょう!【1】思いやり空想力を使ってごっこ遊びなどをする子どもは、自分以外の誰かになりきります。例えば「ヒーローになって悪者を退治する」「犬や猫など人間以外の動物になる」などです。そうすることで「ヒーローになって悪者を退治すると、誰かに感謝される」「犬や猫はこうすると楽しい気持ちになる」など、行動次第でさまざまな感情を呼び起こすことへの気づきにつながります。このとき、親が「こんなふうにしたらもっと感謝されるんじゃない?」「こうしたら、もっと喜んでくれると思うよ」などとポジティブな感情を導くためのアドバイスをすると、思いやりの気持ちが養われます。【2】体系的思考空想力がある子どもは、例えばバナナがあった場合、その購入者や生産者、調理法や売っているお店など、さまざまなことを疑問として親に投げかけたりします。これは物事に対して付随する多くの情報を分析・分類する体系的思考を養うことにつながります。親としては、子どもに質問攻めにされるのに飽き飽きしてしまうこともあるかもしれません。しかし、空想力向上のためには大切な過程です。できる限り向き合い、一緒に考えてみましょう。【3】プレゼンスキル子どもが空想上のストーリーなどを話すことは、自分の考えをプレゼンしているという意味もあります。親にとっては支離滅裂な内容だったとしても、子どもの空想にしっかりと耳を傾けてあげましょう。時々、内容についての質問するのもおすすめです。そうすることで、自分の意見や考え方をしっかりと相手に伝えるプレゼンスキルの向上につながります。【4】対人能力空想上でさまざまな人物を演じる子どもは、立場によって感情や役割が変わることを自然と覚えていきます。例えば、おままごとでお母さん役の子どもは、赤ちゃん役の子どもを優しくあやし、お父さん役の子どもは堂々とした振る舞いで家族の中心人物になったりします。この場合、子どもの家族の言動を真似ているケースも多いです。自分とは違う立場の人物になりきり、それに合った振る舞いをしていくことで、人との関わり方を学ぶきっかけとなり、やがて対人能力の向上につながります。空想力を身につけるためのポイント子どもの空想力をアップさせるためには、以下の工夫が効果的です。■子どもの空想を否定しない時に子どもは、残酷で暴力的な空想をすることがあります。親としては心配になるかもしれませんが、それを頭ごなしに否定してしまうと、子どもは空想すること自体が楽しくなくなる可能性があります。そうならないために、空想そのものは否定せず、残酷さや暴力がネガティブな感情をもたらすことを教えましょう。例えば、誰かを叩いたりする空想をしている場合は「もし〇〇ちゃんが誰かに叩かれたら、どう思う?」と、その後を想像させるような問いかけをします。子どもが良くない空想をしていた場合は、物事の善悪を教えるチャンスとして捉えるようにしましょう。■大人ならではの空想で一緒に遊ぶ子どもの空想が大人には思いつかないようなものであるのと同じように、大人の空想は子どもにとって新鮮なものです。子どもが空想のストーリーについて教えてくれたり、ごっこ遊びに誘ってきたりしたときには、ただ子どものペースに合わせるのではなく、親独自の空想で対応しましょう。大人ならではの空想は子どもにとっては意外なものであり、大きな刺激になることがありますよ。■親子で絵本を作る子どもの空想を絵本にしましょう。子どもが絵を、親が文章を担当して、1冊の絵本を作り上げます。空想上の物語を絵として表現する作業は、表現力・空想力アップに有効です。また、絵本作りを通した親子の共同作業は絆を深めることや思い出作りにもなります。***子どもの空想力は、その時期ならではの視点や考えが詰まった貴重なものであり、情緒面の発達に大きく影響します。親は子どもの空想を見守りつつ、思う存分空想できる環境を整えてあげましょう。文/田口るい(参考)Gymboree|「ごっこ遊び」は子どもの成長に不可欠なものだった!?あそびのもりONLINE|赤ちゃんの育ちと空想遊び保育ing|空想の世界を持っていて、お友達とうまく遊べない様子おむつのパンパース|幼児の活動:幼児のゲームと遊びの種類Study Hacker こどもまなび☆ラボ|現実と空想を区別できるのは6歳以降?親の”救世主”読み聞かせで、子どもは絵本を「体験」する樋口裕一著(2016),『本物の学力は12歳までの「作文量」で決まる!』,すばる舎.
2018年12月06日「8歳で初めて大河ドラマに出たとき、撮影現場ってめちゃくちゃ楽しいなって、一気に仕事が好きになったんですよね。それから、舞台で全国を回らせてもらったとき、同じ作品でも毎日自分なりに工夫していいんだって学んだり。語りつくせないくらい、いろいろありましたね」そう話すのは、『相棒 season17』(テレビ朝日系・水曜21時~)で、特命係に左遷されてきた青木年男を演じている浅利陽介(31)。『コード・ブルー』シリーズや『義母と娘のブルース』など話題作への出演が続く旬な俳優だが、4歳で子役としてデビューした彼の芸歴はすでに27年!俳優を一生の仕事にしようと決意したのは中学生のとき。「心の中ではずっと決まってたんですけどね。一応、選択肢は持っておいたほうがいいなって。だから、俳優か野球選手かジョッキーになろうと思ってました。でも『キッズ・ウォー』で話題になったら、他校の女子たちが集まってきたりして。それで、やっぱり俳優だなと。安易な考えですが、中学生だったんで(笑)」(浅利・以下同)その後も、出演作は次々と。順風満帆に見える俳優人生だが“腐っていた”時期もあるとか。「20歳前後のころかな。自分がやりたいことと、実際に来る仕事にギャップがあって。もっと世の中に出ていきたいのに、出番がちょっとしかない役だったりして。まあ“イヤイヤ期”ですよね。でも、ちょうどそのころ『コード・ブルー』や『ALWAYS続・三丁目の夕日』といった作品と出合えて。おかげで意識がガラッと変わりました。もしあのまま腐ってたら、俳優はやめていたと思います」俳優人生27年でもまだ31歳。『相棒』の現場では最年少だ。「みなさんの胸を借りてる感じですよね。だから、あんまりミスできない(笑)。でも、ものすごい殺伐としているということはありませんよ。それに、水谷豊さんも反町隆史さんも、いい意味で“普通”なんです。あえて『俺の役名なんだっけ?』『ここどんなシーンなの?』とか、昭和のスターみたいな大御所ごっこをされたりしていて。みんなでゲラゲラ笑ってます。もちろん緊張感もありますが、すごく楽しい現場ですよ」3人目の特命係ながら、杉下&冠城コンビに恨みを持つ青木。2人にすぐ従わなかったり、陰で悪態をついたり、そのひねくれた性格は健在だ。「青木は嫌なヤツって視聴者の方によく言われます(笑)。でも、あれは彼なりのユーモアなんじゃないかなと。切れ者っぽく話しますけど、実は家に言葉の使い方の本がびっしり並んでいたりして。意外と努力家なんです。青木の存在が、杉下さんと冠城さんの関係性に微妙な変化をもたらすはず。ひと味違う特命係に期待してください!」
2018年11月17日兄弟や友達と一緒に暗くなるまで外で遊ぶ。秘密基地を作ったり、ごっこ遊びをしたりなど、アイデア豊富な子どもにとって外遊びは得意分野。そんな幼少期を過ごてきた親たちは、現代に生きる「子どもの外遊びの機会」を”減った”と感じています。実に86.3%の親がそう感じているようですが、東京都に限るとこの割合は90.7%。子どもの外遊びの減少とその理由、気になりますよね。今回は「子どもの外遊び」についてのお話です。■ 子どもの外遊び、なぜ減った?子どもの外遊びが減ったと感じる親が約9割いるという驚きの実態が明るみとなった、子ども向けスポーツ・アウトドアイベント「アクティブキッズフェスタ」を主催する「一般社団法人YBP PROJECT」のアンケート調査。まずは保護者たちが“外遊びが減ったと感じる理由”から見ていきましょう。子どもの「外遊び」が減少したと感じる理由は?トップは、「テレビゲームなど室内玩具などで遊ぶ機会が増えた」54.2%。AOI / PIXTA(ピクスタ)次いで「習い事にいく機会が増えた」50.1% となりました。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)確かに、昔は男の子が楽しむイメージの強かったテレビゲーム。近年は女の子用のゲームも多く、小さな子どもでも簡単に操作できるものも豊富。また、習い事も昔よりも選択肢が多いために平日5日すべて習い事で埋まっているというお子さんも珍しくありません。しかし、気になるのは45.8%の方が「区画整理によって近所の道ばたなど遊ぶ場所が減った」、さらに37.5% が「その他公園のルールが厳しい」と回答していること。yukiotoko / PIXTA(ピクスタ)子どもを外遊びさせたくても、遊ばせる場所が減少しているんですね。もちろん遠方の公園まで連れていくという選択肢もありますが、往復の移動時間、子どもの機嫌、帰宅時間などネックになる要素が多々あります。近所に手軽に遊べる公園があったら……と感じながらも”室内遊び”を選択する親はかなり多い、というのは親としては非常に難しい問題です。■ 8割以上の親が子どもにスポーツをさせている!外遊びが減ったという自覚もどこかにあるからでしょうか?子どもは現在、何かの「スポーツ」に取り組んでいますか?多くの親が、子どもにスポーツを取り組ませているようで、その割合はなんと86.7%。子どもに「スポーツ」をさせる目的は何ですか?その目的を見てみると、「体力向上のため」が89.2%と最も高く、次いで「子どもの経験を増やしたい」が81.2%。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)「友達・仲間づくり」や「社会性を身につけるため」と回答した方も半数を超えています。おてつ / PIXTA(ピクスタ)筆者の娘もダンスを習っていますが、仲間と一緒に達成感を感じること、いつまでにこれを完璧に練習するなど目標も立てることも学び、精神面も発達したように感じます。スポーツをさせる理由は、”運動不足の解消”というより、経験や達成感など”子どもの人格形成を左右するような目に見えない期待”を親たちは抱いているように見受けられます。■ 親はなぜ「外遊び」が大事だと思っているのか?本調査では、回答者全員が”子どもにとって「外遊び」は大切と思うか”という質問に対し、”そう思う”と答えています。外遊びの経験、自然とのふれあいは大切、と自身の経験から感じているんですね。マハロ / PIXTA(ピクスタ)外遊びをすることは、“体力の向上”、”五感の発達”、早寝、早起き、食欲など、”生活リズムを整えること”などが期待できます。虫を捕まえる、泥んこになって遊ぶ、草花で花かんむりを作る……。マハロ / PIXTA(ピクスタ)想像力豊かな子に育つことは、将来の学習能力そして社会に出たときにもいきてくると考えられます。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)でも毎日外遊びを子どもに強制させたり、将来のために……と必死になって外に出かける必要は筆者はないと思っています。雨上がりの匂いや、かくれんぼで見つけられにくい場所など、親が子どもに教えたいことを挙げてみると、案外、外遊びのハードルも下がってくるかもしれませんね。【参考】※子どもの「外遊び」が減少したと感じる保護者は86.3%【子どもの「外遊び」と「スポーツ」の取り組み】に関する、保護者を対象としたアンケート調査を実施
2018年11月15日今の時代は電子機器があふれ、子どもはテレビゲームのみならず携帯型ゲーム機やスマートフォンなどのゲームで遊ぶことが増えています。しかしテレビゲームがない時代は、お金をかけないで作れるオモチャや、物がなくてもできる遊びで子どもは遊んでいたものです。そんな古き良き子どもの遊びをご紹介します。1. 受け継がれていく「伝承遊び」 昔から親しまれ伝えられてきた遊びのことを「伝承遊び」と呼びます。伝承遊びは様々ありますが、遊び方や種類は地方によっても異なります。日本の伝承遊びには、楽しむだけではなく自然と知能が鍛えられるものがたくさんあります。例えば、福笑いでは顔の部分を認識する、折り紙やあやとりは指先を使うことで脳を活性化させ想像力や空間認識力を鍛えるなどです。さらに、コマ回しでは回るコマで遠心力や力学、だるま落としでは上のものが下に落ちる引力の法則など、遊びながら自然に多くのことが学べます。伝承遊びを子どもに伝えていくことは、集中力・知力・瞬発力・根気などたくさんの力を培い様々な力が育っていきます。遊びを通した体験は知恵となり、生きる力になるのです。2. 道具がなくてもできる遊び何も道具がなくても、子どもが数人いればできる遊びはたくさんあります。どんなものがあるのか、見てみましょう。● はないちもんめ2つのグループに分かれて、歌を歌いながらメンバーをやり取りする遊びです。お互いが相手チームの一人を指名し、じゃんけんで勝ったチームにメンバーが移ります。どちらかの人数がなくなったら終了です。● かくれんぼオニが数を数える間に隠れます。どこに隠れようかと考えることは知恵が試されます。「もういいかい」「まーだだよ」というやり取りは、小さい子も親とかけあうのを楽しめますね。● かごめかごめオニ以外は輪になり、オニは真ん中に目をふさいでしゃがみます。周りの人は歌いながら回り、歌が終わったところで皆しゃがみオニは自分の後ろの人の名前を当てます。名前が当たると、当てられた人がオニになります。● てつなぎおにオニが10秒数える間に他の人は逃げます。10秒後、オニは捕まえに走り、捕まった人はオニと手をつなぎます。手をつないだ状態でまた逃げている人を追いかける・・を繰り返し、全員が捕まる、もしくは制限時間がきたら終了です。2. 道具を使う遊び道具を使う遊びも色々あります。お金をかけて何かを買わなくても簡単に手作りできるものがほとんどです。作る過程も楽しみたいですね。● あやとり毛糸一本でいろいろなものを表現する遊びで、毛糸一本あればいつでもどこでも遊べる、これぞ伝承遊びといえるものです。一人で出来るもの、二人で出来るもの、手品など数多くの形があるので、色々試してみると面白いですよ。手先が器用になり、脳の発達に良い影響があるといわれています。● たこお正月の風物詩です。電線などがあり思いっきりたこをあげる場所がないなどの問題もありますが、広い公園に出かけていって遊ぶのもよいでしょう。糸を操り空高く舞い上がるたこは爽快です。ビニールや竹ひご、糸などで簡単に手作りすることもできます。● たけとんぼ両手でたけとんぼの軸を挟み手を前後に動かして軸を回すと、高く飛ばすことができます。この手の動きが慣れない内は難しいかもしれませんが、それゆえに飛んだ時は嬉しいものです。今は100円ショップなどでもプラスチック製のたけとんぼが売られています。竹から手作りするのは難しいかもしれませんが、実は牛乳パックとストローでも簡単に作ることができます。参考サイト:● おてだま小さな布袋に小豆などを入れたおもちゃで、それを投げ上げては受ける遊びです。単純な動きながら、おてだまの数を多くしていくとかなり練習が必要となりレベルアップのために夢中になること間違いなしです。「あんたがたどこさ」「もしもしカメよ」などの歌に合わせて遊ぶことも多く、リズムをとりながら楽しく遊ぶことが出来ます。昔ながらの歌も一緒に受け継ぐことが出来ますね。裁縫が苦手な方でも、直線のみの手縫いで作ることができるので比較的簡単に作れます。子どもの手に合うサイズのものをお気に入りの柄や色で作ると喜んでくれそうですね。● かるた、百人一首ひらがなを覚え始めた子にはひらがなの勉強にもなり、言語力や記憶力、反射神経が磨かれます。何より数人で一枚の札を取り合うのは興奮し盛り上がりますね。かるたなどは、自分でオリジナルの札を作って遊ぶのも楽しいでしょう。テレビゲームが大好きな息子ですが、先日箱もバネも紙でできているビックリ箱を何度も開け閉めしながらとても楽しそうなのを見て、素朴な遊びでも十分楽しめるんだなと感じました。そして今回遊びを調べると、伝えたい良い遊びがたくさんあることに驚き、何を紹介するかを迷うほどでした。ゲームだけではなくオモチャも最近はハイテクなものや進化したものが多くあふれていますが、昔ながらの古き良き遊びやおもちゃも大切にし、後世に伝えていきたいと感じました。
2018年11月13日意中の彼と連絡を取ったりデートしたりできるレベルまで距離が近づいた時、気になることといえば、彼が本気か遊びか、ということでしょう。でも、「私のこと遊び?」と聞いたところで、素直に「うん、遊びだよ!」という男性は皆無……。遊びか本気かは彼の言動で見抜きましょう!そこで今回は、彼があなたを遊びと見てるのか、それとも本命と見てるのかの言動についてご紹介したいと思います。■ 連絡に変な波があるなら遊び、プチ手紙状態なら本気コミュニケーションに欠かせないLINE。気になる男性と距離を縮めるためにLINEのやり取りをしている人も多いもの。けど、LINEをしてて、ふと『遊び?本気……?』と疑問に思う女性も多いでしょう。意外とLINEだけでもある程度、本気度はわかりますよ。気になる男性からの連絡に変な波がある、例えば、連絡は彼次第で、即返事が来ることもあれば数日既読スルーされることもある、というのなら少なくとも本気ではないでしょう。まぁフライト中や海外出張中で連絡ができないのなら話は別ですが、連絡できる状況なのに連絡しない、返事は彼の気分次第、というのならそこまであなたに気持ちがない証拠かと。逆に、連絡をすれば早めに返信が来るし、メッセージの中にあなたの名前が入っている、また長文まではいかないけど「〇〇さん、こんばんは。今日は会社の送別会でさっき帰ってきました。もう週末ですね、今週末は何して過ごすんですか?」などプチ手紙状態なら高確率で本気です。連絡が雑ではなく、誠実な感じがうかがえるのなら本気でしょう。■ 強引なら遊び、どこか腫れ物を触る感じなら本気LINEでもそうですが、交際前や交際当初のデートでもある程度彼の本気度はわかります。もし彼がどこか強引、例えば無理にお酒を進めたり、腰に手を回したり、あなたの意思を確認することなく無理にホテルや家に連れて行こうとするのなら、完全に遊びと思っていいです。逆に、どこか腫れ物に触るかのように、あなたの顔色や意思を確認してくるのなら本気度が高いと思います。一緒に食事するにしても「好きな食べ物は?」「アレルギーある?」と細かく確認してくれたり、「酔った?お水もらおうか」と気遣ってくれたりするなら、あなたに好かれたい気持ちの現れかと。稀に、“ただ女性慣れしたジェントルな男性”ということもありますが、そういう男性は女性に優しくしても、女性が勘違いしてしまうような言動はとらないので、遊ばれることはないでしょう。■ 一線引く言葉は遊び、相性を確かめるような発言は本気連絡はマメだし気遣いもしてくれる、となると『彼は本気かも!?』と期待してしまうかもしれません。けど、生粋のチャラ男はマメだし気遣い上手です。じゃあどこで見分けたらいいか……ですが、「一線引く言葉」があるか否かも判断材料になるでしょう。もし恋愛初期で「俺、イベントとか祝うタイプじゃないんだよね」とか「彼女は家に入れない主義なんだ」など、どこか一線引くような発言があるのなら本気ではないと思います。一番盛り上がる恋愛初期で、どこか距離を作るようなネガティブな発言をする人ってそういないですから。普通本気なら「クリスマス一緒にどこか行きたいね」など前向きな言葉が出てくるかと。あとは二人の相性を確認するような発言があるかもわかりやすいです。相手の好意が確信できない限り告白できない男性なら、「俺ら気が合うと思わない?」など脈アリじゃなきゃ即イエスって言えないような質問をしてきますから。■ おわりに遊ばれる恋愛なんてごめんですよね。気になる彼が、もしも今回ご紹介したような言動をしていたら、注意深く様子を見たほうがいいかも。けど、もし意中の彼が本気っぽいのなら、あなたからもう一歩近づいてみてはどうでしょう?その方が進展もスムーズにいくと思いますよ。(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年11月01日自分は本気で相手と付き合っているつもりなのに、相手の男性の中では「遊び」の関係なんて寂しすぎますよね。では遊びの関係だと思っている男性を本気にさせるにはどうしたら良いのでしょうか?実際に男性の中で「遊びの女性」が「本命」に変わった瞬間を聞いてみました。■ 相手を取られそうだと思ったとき「男って遊びだとしても自分の女って認識があると、その女を取られたくないって思うんです。前に付き合ってたセフレみたいな女性がいたんですけど、その女性が僕とのデートのあとで他の男と会うって言い出して。最初は“別に良いんじゃない?”って言ってたんですけど、時間が迫るにつれて“取られたくない”って思いが強くなって。結局その日は帰しませんでした。そこから本命彼女になりましたね」(25歳/IT)手に入ってしまった女には、なるべく手間をかけないようにすれば良いと考える男性もいます。そういう男性には「あなたの手のひらからすぐに滑り落ちるかもしれないよ」という警告を与えてみましょう。彼に少しでも本気があるなら、彼は必至であなたを自分の元に留めようとするでしょう。■ 自分が守らないとダメだと感じたとき「結構自分で何でもできる系の女性だとあんまり本気にならないってのはあります。僕がいなくても大丈夫って思うと適当に付き合ってれば良いかなって。それが本気になるのは、相手を自分が守らないとダメなんだって強く感じたときですね。例えばいつも強気な彼女が、堰を切ったように泣き出す姿をみたりとか。その瞬間母性本能が働いて本気スイッチが入ります」(29歳/教育)やっぱり男性は自分が守りたいと思う想いが強いほど本気になりやすいようです。本当なら彼氏がいなくても大丈夫かもしれませんが、時には甘えることで彼の気持ちをより強く自分へ引き寄せられます。■ 本気で叱られたとき「セフレだと思ってた彼女に本気になったのは、彼女に本気で叱られたときでした。仕事とかで責任が大きくなってきて疲れてた時期に、“もう明日仕事辞めてこようかな”って独り言を言ったんです。それを聞いてた彼女が“もっと真剣に自分のこと考えなよ”って。その時の目がマジで、俺のこと本気で考えてくれてるっていう愛情を感じて本命にしたいって思いました」(26歳/広告)甘い顔ばかりしているとなめられるもの。怒るのではなく叱ることは、愛情を持っていないとできません。愛情を伝える手段は、なにもただラブラブするだけではないんですね。■ おわりに「自分は遊びかも」と不安になるようなことがあったのなら、彼の態度を振り返ってみて。今、付き合っている彼の本命になれるようにちょっと彼の心を揺さぶってみてはいかがでしょう?(大木アンヌ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年10月27日男の子が好きな遊びの代表と言えば、プラレール、トミカ、戦隊ヒーロー系。幼稚園内でも男の子遊びと女の子遊びに分かれていることが多いようですが、最近になって我が家の男の子2人が最近夢中になっているのが“おままごと遊び”。実は男の子もしっかりと楽しめます。実体験を通じて感じることができた、おままごと遊びが子どもにもたらす効果を3つ紹介します。おままごと遊びに夢中になったきっかけ長男が1歳を過ぎたころに、木製の野菜や包丁、まな板などのおもちゃを少しだけそろえていたのですが、しばらくすると興味が別の遊びに移り、一時はしまった状態に。やっぱり男の子は身体を動かす遊びの方が好きなのだとずっと思っていました。その後、次男がキッチンの調理器具に興味を持つ月齢になり、私の調理中にあれこれと出してひっくり返す(1~2歳のあるあるですよね)ので、子ども用のキッチンを用意してみよう!とキッチンおもちゃを購入。一度はおままごとから離れた年中さんの長男も再び遊ぶようになったのです。IKEAのキッチンおもちゃがすごい!我が家が使っているのは、イケアで販売されている「DUKTIG ドゥクティグおままごとキッチン」です。別売りのキッチン用品を付けると、本物さながらのクオリティ。自分用のキッチンができた子ども達は大喜びでした。子ども部屋ではなく、あえてリビングダイニングに置くことで、私の料理中に真似がしやすいようにしています。子ども達が遊んでいる間に見せてくれた仕草や聞こえてくる言葉を観察していると、面白いポイントが見えてきました。おままごと遊びで鍛えられる3つのポイント1.観察力の確認調理器具を使ってママの真似をし、作り方、盛り付け方、彩りのこだわりなどをよく観察していること。プラスチックのお皿に赤や緑、黄色の食材のおもちゃを並べて、「ママいつもこうやってるよね」と真似をしてくれました。軽くプレッシャーにもなりますが(笑)、よく見てくれていることがわかり、うれしくなります。2.応用力のアップキッチンが家庭内のシチュエーションなのか、お店屋さんのものなのかによって役回りに変化があるので、その立場になったときにどういう行動をするのかを考える力が鍛えられること。例えば、お店屋さんのキッチンのシーンだとすると、「いらっしゃいませ」の挨拶から始まり、注文を聞く、調理をして「お待たせしました」と持って来る、そして最後にお会計をするという流れの一連をおままごとで学ぶことができます。1の観察力にも通じることですが、真似をすることで人がどういう動きをしているのかを理解するチャンスになります。3.本番を迎える前のイメージトレーニング本当の料理をするにはまだ早いかなというメニューは、遊びながら作り方を説明することでスムーズに本番を迎えやすくなります。「このお野菜で何が作れると思う?」と質問すると、いろいろな答えが返ってきて面白い! 想像力のトレーニングになるはずです。“まね(真似)ごと”が学ぶことの始まり。おままごとは最適な遊びです。将来の料理男子育成のためにも、今からおままごと遊びを取り入れてみませんか?<文・写真:フリーランス記者郡司佳奈>
2018年07月31日日々、戦いごっこに明け暮れる長男・次男・三男。この日はハマり中の仮面ライダーごっこをしていました。先に長男が変身し、次に次男。ハアァァっと気を込めて、いざ変身!の直前で突っ込んできた三男。ビックリした様子の次男。そして戦いが一時ストップ。三男、長男と次男に怒られました。その理由が『マナー違反』!『テレビ見てても、変身してるときは敵も攻撃してへんやろ? やから変身の最中は待っとかなアカンの!』とのこと。なるほど、そういわれてみればそうかも(笑)しかし、結局、三男はずっと『?』で、この数分後、また同じ理由で怒られていました(笑)
2018年03月28日人形を使ったり、自分がなりきったり。うちの姉妹・サク(姉)とカエ(妹)はごっこ遊びがお好きな訳ですが、どうやら今回は配役で揉めたようです。相手を思いやり譲り合う心。これとても大切。でも、譲りすぎて姫不在。せっかくなので姫役を母自ら立候補し、務めさせていただきましたが、王子同士で戦いごっこして終わりました。姫いらんのかい!
2017年12月22日男性の中には、“本命の女”と“遊びの女”を分けて付き合う人も一定数いますが、果たして“遊びの女”から“本命の女”に昇格することは可能なのでしょうか?“遊びの女”だったはずが、“本命の女”に昇格したきっかけを男性に調査してみました。文・上岡史奈■とにかく居心地が良かった…!「仕事が忙しくてドタキャンしても、友達との予定を優先しても、一切怒らない彼女。そんな居心地の良い女性が過去にたった1人だけいました。体の関係から始まった関係でしたが、一緒にいてとにかく居心地が良かったので気付いたらいつも一緒にいました。転勤で別れてしまいましたが、もし叶うならその子と結婚したいです」(27歳/IT関係)「縛られたくない」という気持ちから本命彼女を作らない男性にとっては、“付き合ったり結婚したりしても、自分らしくいられるかどうか”は、とても大切な判断基準。筆者の周りの“元・遊び人男性”に、今の彼女や奥さんを選んだ理由を聞いてみると、「文句を言わない」「うるさくないから」と答える人がかなりの割合でいます。うるさく小言や文句を言ってしまうと、“本命の女”の座から遠ざかってしまうのかもしれませんね。■優しさに負けた…!「遊び相手のうちの1人が『ちゃんと付き合って欲しい』と思っているのはヒシヒシと感じてたけど、まだ1人の女性に絞りたくないなと思っていたんです……。そんな矢先に自転車で事故って骨折。他の女の子は『治ったら連絡ちょうだいね』と冷たい対応だったのに、彼女は毎日見舞いに来てくれて、その態度にこっちも本気になりました」(25歳/商社勤務)「むかし経営しているお店の売上が悪くなって、遊ぶお金がなくなったとき、男女問わず離れていった人は沢山いました。でも、今の嫁は、当時セフレみたいな感じだったのに離れずに、再起を信じてずっと傍にいてくれたんです。経営が持ち直したタイミングでプロポーズしました」(34歳/飲食店経営)普段、尽くしくれる女性のありがたみに気付かない男でも、本当に困ったときには何か感じるようです。“遊びの女”から“本命の女”に昇格するためには、“本気の覚悟”も見せておいた方が良さそうですね。■帰省がキッカケで…!「久しぶりに実家に帰ったら親があちこち体を悪くしていて、それまで全然考えてなかった“結婚”について初めて真剣に考えたんだよね。そのとき付き合っている彼女とは遊びのつもりだったけど、結婚相手として考えたら実は悪くないんじゃないか……って意識するようになって、それで今に至ります」(28歳/アパレル関係)親からのプレッシャーもそうですが、年末年始の帰省で同級生に会ったときなどに「みんな結婚して子どもまでいるのに、いつまでもフラフラしている俺って……」と反省して、女性との付き合い方を考え直す男性も多いようですよ。(C) goodluz / Shutterstock(C) Marcos Mesa Sam Wordley / Shutterstock(C) Monkey Business Images / Shutterstock
2017年12月11日多くの男子が憧れ、遊びに取り入れるヒーローごっこ。幼稚園・保育園の年少〜年中頃をピークに、常に何かと戦っていたり、◯◯レッドだらけの世界が生まれたり、元気な男子の象徴ともいえる遊びですよね。「いつも最後はケンカになってしまう」「たまたま周りにいた子が叩かれて泣いている」など困ったことにもなりやすいヒーローごっこですが、実は男子操縦にはピッタリの遊びなんです。正義感を培うチャンスでもあるヒーローごっこで、男子を操縦するコツをご紹介します!■正義感が培われる? 男の子が大好きなヒーローごっこ悪と戦うヒーローは、何ヒーローが好きだったかで世代がわかるほど、長年愛されてきている正義の象徴。そんなヒーローに憧れる男子たちは、毎日◯◯レンジャーや◯◯ライダーになりきって遊んでいます。戦い=暴力のようでヒーローごっこはあまりしてほしくないというママも多いですが、ヒーローはそもそも悪を倒す“正義の味方”。正義感のある子に育ってほしいと思っているなら、ヒーローになりきってくれるのはいい兆候とも考えられます。とはいえ、ただ戦っているだけでは正義感は培われません。戦い始めたら「何を守っているの?」と聞き出すようにしましょう。守りたいものがあることで正義感は生まれます。「地球」「悪者にいじめられている人」など答えはさまざまですが、「守るべきもの」を意識させることで、正義感を培っていけるはずです。■子どものしつけに遊びを大活用! ヒーロー男子、操縦のコツヒーローごっこを楽しんでいる時期は、ママにとってもうまく操縦できるチャンス! ヒーローごっこを利用した男子操縦のコツ3つを覚えておきましょう。コツ1:「ヒーローなら◯◯しないよ」とさとすヒーローになりきっていることを逆手にとって、「ヒーローなら何もしていない子を叩いたりしない」など、やってほしくないことはすべて「ヒーローならしない」と伝えましょう。「ヒーローは窓ガラスの近くで暴れない」なども使えますよ。コツ2:「ヒーローなら◯◯するよ」と声がけ「ヒーローならしないよ」が使えるのと同じように「ヒーローなら◯◯する」シリーズも有効です。「ヒーローは小さい子に優しくしてくれるよ」「ヒーローなら間違ったときには謝れる」などなんでも「ヒーローならするのに」と言うことで、いつもはやらないこともやるようになることも。大好きなヒーローがいる子は、嫌いな食べ物も「ヒーローなら」の一言で食べることもあるので、試してみてください。コツ3:架空の敵を相手に活躍してもらうたとえばホコリを敵として、お掃除ヒーローとして活躍してもらったり、手についているばい菌を石けんで洗って倒したり、さまざまなものを「敵」に設定してヒーロー=息子に登場してもらいます。これ、ヒーローごっこにハマっているときには、とても効果的です。少し芝居がかりながら「大変! ホコリが集まって大きな怪獣になりそう! 助けて!」などと言うと、“◯◯戦隊”に変身して掃除してくれますよ。 ■ヒーローごっこ好き=暴力的な子という色メガネははずそうヒーローに憧れるのは悪いことではありません。実際、小さい頃に見たヒーローに憧れて、大きくなってから本物の仮面ライダーになった俳優さんもいらっしゃいます。わが子が、仮面ライダーや戦隊ヒーローになったら…ちょっとうれしいですよね。年中さん(4歳児)くらいになると、「俺、強いんだぜ!」と目に見えるものすべてが敵に認定されて戦い続ける子も多くいます。そうなっても無理にやめさせようとはせず、操縦のチャンスととらえて気のすむまでやらせてあげましょう。戦いごっこを見守るときのポイントは、危なくないよう紙で作った剣のみを使わせたり、「頭や顔は狙わない」「戦いごっこをしていない子には何もしない」などのルールを決めておくこと。ヒートアップしてきてケンカになりそうだなと思ったら一度止めて、戦う標的を別のもの、たとえば誰も遊んでいない頑丈な遊具などに変えてあげるのもいいですよ。ヒーローごっこが好きなのは、強くてカッコイイ正義の味方にあこがれているだけ。ヒーローごっこ=暴力的というわけではありません。戦ってカッコよくなりたい気持ちを発散させるためにも、安全な場所で思う存分やらせてあげるようにしましょう!
2017年12月03日家具の町として有名な、福岡県大川市。同市の企画販売会社スマート・アイから、収納家具としても使える『お店屋さんごっこMarche』が発売されました♪遊べるインテリア マルシェ♡この商品は、天然木の温かみを感じられるだけでなく、子供が成長して遊ばなくなっても収納ラックとして使えるようデザインされ、長く愛用できるアイテム。玩具とインテリアがミックスされたユニークな商品なんです。男の子だって楽しめちゃう!お店屋さんごっこは子供の健やかな成長をサポートします。楽しく遊びながら学べるお店屋さんごっこ。男の子も女の子もだいすきなお店屋さんごっこ、遊び方のバリエーションも広く、楽しいだけでなく学ぶことにもつながります。楽しく遊びながらコミュニケーション能力や創造力を高め、社会性を身に着けることができますよね。遊びながら学べるポイントとは?この商品では、以下のような遊びながら学べるポイントがあります。・コミュニケーション能力・創造力・発想力・社会性・語彙力付属している2種類の可愛いチェック柄の布で屋根をオーニング風にデコレーションするだけで、簡単にお店屋さんごっこの準備が完了です。お絵描きやマグネットで遊べるブラックボードや開けたり閉めたりできる小窓をつけているため、おうちで本格的にお店屋さんごっこが楽しめます。食べ物玩具やレジのおもちゃを組み合わせるとより一層遊びの幅が広がります。ディスプレイ部分の二段のラックは本物のお店のように、傾斜をつけることができるので商品が見やすい設計です。そのため、並べるものを変えるだけでどんなお店屋さんも演出できます。かわいい小窓は『品物はこちらでお渡しします♪』など子供のごっこ遊びの楽しさ倍増の遊び方ができます。様々な用途で使えるブラックボードは自分だけのフリースペース。チョークを使う黒板は粉がでるため、お部屋の汚れが心配ですが、ブラックボードなら書いたり消したりしやすく便利です。マグネットを使用することもできるので、写真やイラストを飾ることも可能です。※ペンやマグネット等は付属していません。また、ブラックボードの裏面は収納スペースとなっており、お店屋さんで使う小物などを置いておくことができます。素材にもこだわりが♪パイン材の天然木でつくられたMarche。やさしい木の質感と温かみを感じられます。木製なので他のインテリアとの相性も良く、子供が大きくなったら収納家具としても使えます。子供が遊ぶものなので、デザインと品質にもこだわっています。危険な尖った角には丸みをつけ、塗装は低ホルムアルデヒドの最上位規格であるF★★★★相当のものを使用し、国際標準規格認証取得工場で製造しています。デコレーションを楽しんで、世界でひとつだけのMarcheに。そのままでも楽しく遊べますが、お好みでデコレーションをすれば世界でひとつだけのMarcheが完成します。※おもちゃやトレー、ペンやマグネット等は付属していません。商品概要名称:木のお店屋さんMarche(マルシェ)通常販売価格:14,800円(税込)サイズ:幅67cm×奥行36cm×高さ110cm材質:パイン材(F★★★★)重量:12.5kg販売ルート:株式会社スマート・アイ直営ショップ『家具通販のわくわくランド本店』公式HP
2017年09月28日子どもはどこへ行っても“遊ぼう”とします。それが、レストランでもおしゃれなカフェでも、駅でも、スーパーでも、「何かおもしろい遊びはないか」探しているのです。でも、そこで遊びがうまく見つけられないと「つまらない」「帰りたい」「ねーねーねーねー」と大きな声を出し始めます。つまり、遊びさえ見つかれば文句を言わない(ことが多い)といえます。子どもがいつでもどこでも遊べる“遊びの天才”になるとママやパパもラクになります。遊びシリーズ最終章である第4弾では、“遊びの天才”の定義やママとパパがしてあげられることについて解説します!いつでもどこでも遊べる力はすごいスキル子どもはいつでもどこでも遊んでいるように見えますが、実は“いつでも・どんな場面でも”遊べる力は、大人になるとなかなか身につけられないスキルです。「あのおもちゃがないと遊べない」「遊具がないと遊べない」のではなく、その場にある物を上手に使ったり、時には身体と頭だけを使って遊びを生み出したりできるのは、大人も学びたい応用力だと言えます。その場その場で遊びを考え出す力は、応用にあたるスキルなので、基本となる“遊び”の力がついていないと、身につけられません。まずは、本質的な遊びをたくさん経験して、遊びのなかで工夫していくことを覚えることが大切です。遊びの天才を育てる方法第1弾でも解説している「遊びの本質」を知り、たくさんの遊びの経験をして、自分で考え工夫する力を養っていくことで、遊びの天才が育っていきます。ここでポイントとなるのが、子ども自身に考えさせて工夫して遊びを発展させていく経験を積ませることです。はじめのうちは大人が一緒になってやったりお手本を見せたりすることも大切ですが、なるべく自分でできるように促していくことで、「遊びを作り出す」力がついていきます。ママやパパができることママやパパができることは、「自分でやってごらん」「自分で考えてみてごらん」「◯◯はどうしたらいいと思う?」という質問を多くするように心がけることです。遊びの天才になるには、自分で考えてたくさんの経験をすることが必要です。子どもは、はじめはうまくできなくても、あれこれ試すうちになんとなくできるようになっていくもの。“手を出しすぎないように”気をつけて、子どもにどんどん挑戦させてみましょう。“遊び”から子どもたちはたくさんのことを学んでいます。日がな一日遊んでいる子どもは、ずっと何かを学んだり、考えたり。それは、新たなスキルを身につけ続けている状態なのです。子どもの遊びの大切さを見直して、いつでも楽しく遊べる“遊びの天才”になれるようサポートしてあげてみませんか?”
2017年09月10日■保育所や幼稚園の先生がやっている“遊び”のサポートを知ろう「保育所や幼稚園にいる先生たちは、毎日子どもと遊んで過ごせていていいなぁ」と思ったことはありませんか? でも、先生たちは遊びの中でさまざまなことを考え、子どもの成長のために多くの工夫を凝らしながら過ごしてくれています。今回は、そんな先生たちが行ってくれている“遊び”のサポートについてご紹介します!■先生はただ一緒に遊んでいるわけではありません!先生たちは、ただ子どもと一緒になって遊んでいるわけではありません。一緒に思いっきり遊んでいるように見えて、子どもたちに危険が及んでいないか、お友だちと揉めている子はいないか、遊びに参加できていない子はいないかなど、さまざまなことに気を配りながら動いています。また、そうした注意を払っているだけでなく、“遊び”のサポートもしています。サポートをするためには以下のポイントで遊びを見ています。・今やっている遊びをどう発展していけるか・もっと楽しく遊べるためには、何が必要か・子どもたちの興味関心に沿った次の遊びはどんなものがいいか同じ年長であっても、子どもたちによって成長の度合いも興味の対象も変わってきます。“去年と同じ”、“前に年長の担任をしたときと同じ”にはいきません。目の前の子どもたちの様子をしっかり見ながら、“遊び”に本気で向き合ってくれているはずです。■遊ぶためには環境が大事“遊び”のためには環境がとても大事な役割を担っています。環境とは、物の用意や、遊ぶ場所・時間の確保はもちろん、遊びのアイディアを教えたり、みんなで一緒に過ごすときの遊びとして取り入れたりすることも含まれます。たとえば、おままごとをしたい子どもがいるところに、キッチンセットやお皿、野菜などの“おもちゃ”を用意しておくのも環境を整えることになります。一方で、あえておもちゃを用意せず、キッチンセットが作れるような箱を置いておいたり、折り紙やクレヨンなどの道具を出しておいたりすることがあります。そして子どもたちから「フライパンがない」「お野菜がない」と言われたら、「これで作ってみたら?」「こうするとキャベツになるよ」と提案したり、やって見せたりして作るところから遊びをスタートするよう促すのです。これは、おままごとという、ひとつの遊びをするために準備するとことから“遊び”として取り組むための環境準備の一例です。さらに先生たちは、遊びが始まってからも、作り方で困っていたら声をかけてアドバイスをしたり、新たな道具を出したりと“遊び”を発展させ、より楽しめるようにサポートしています。■用意の難しさ上記の例のように、おもちゃを用意するパターンと、道具を用意するパターンなどを変えていくには、年齢やそれまでの子どもたちの活動から考えていかなければなりません。年少の初め頃には、自分で考えておもちゃを作りながら遊びを発展させていくのは難しいことが多いため、予めおもちゃとして用意しておきますが、年長には道具だけを用意しておくなどの変化です。また、工作が好きな子どもが多く、何かを作って遊んでいることが多いときには、なるべく自由に作れるよう材料を集めておいたり、分類して置いておいたり、作った物を置く場所を設けておくなどの“環境”を用意します。この用意によって、子どもたちの遊びの幅も変わってきますが、うまくハマらないと遊びがすぐに終わってしまう可能性もあるため、環境を用意することはとても難しく、先生たちも試行錯誤の中で準備してくれています。一言に遊びのサポートといっても、先生たちはさまざまなことをしてくれています。環境の用意という点に目を向けて保育室や外遊びのおもちゃを見てみると、先生たちの工夫が感じられるはずです。次回、第3弾では、それらのアイデアを自宅の遊びで取り入れる方法をご紹介します!
2017年08月19日■子どもの“遊び”の本質を知れば“遊ぶこと”の見方が変わる?!子どもたちが思いっきり遊んでいる姿は微笑ましかったり、「あの頃に戻って本気で遊べたら…」と思ったりすることはありませんか?子どもはいつでもどこでも遊べて、常に遊んでいるように感じられますが、実は“遊び”はただおもちゃを持って何かしているだけではない奥の深いものなのです。そして、子どもにとって、本質的な「遊び」は成長に欠かせない重要なもの。心と体の成長に欠かせない“遊び”の本質を知れば、「遊ぶこと」への見方が変わるはずです。4回のシリーズに分けて、“遊び”について解説していきたいと思います。■砂場にいたら=遊び、ではない!子どもが砂場で何かしている様子を見たら、「遊んでるなぁ」と思っていませんか?でも砂場にいれば=遊んでいる、というわけではありません。また、同じ砂場にいる子どもでも、みな同じように“遊んでいる”のではなく、さまざまなことを体験したり学んだりしています。単に砂場でボォっとしていることだってあります。砂場での遊びでいえば、砂を掘って川を作って水を流してみる、すると穴が崩れたから今度はもっと深くしてみる…などが代表的な例ですよね。そこには、トライアンドエラーで考える力を身につけていたり、穴を深く掘るために手や足を動かして筋力をつけていたり、遊びの裏にはさまざまな要素が深く関わっています。遊びの本質はそこにあります。遊びからはさまざまなことを学べるのです。本質的な遊びを追求すると、“砂場にいれば=遊び”ではないように、“おもちゃを持っているから=遊び”でも、“走り回っているから=遊んでいる”わけでもなく、“何”をしているのかが重要なポイントとなってくるのです。■保育や幼児教育から見た“遊び”って?保育士や幼稚園の先生から見た“遊び”は、そんな本質的な部分を重視しています。「“先生”たちは子どもたちと一日遊んでいられていいな」と考えたことがあるかもしれませんが、“遊び”のなかには、国語も算数も、理科も社会も図工も含まれ、それぞれが複雑に絡み合って存在しています。おままごとで考えてみても、お友だちと会話をすることで言葉を覚え、国語の力も身につけていきます。折り紙やどんぐりなどを食べ物に見立てて料理を作っていくときには、図工の基礎を培うだけでなく、器に入りきるだけの量を入れていったり、人数分の食器を用意したり、といった数=算数のセンスも必要になってきます。友だちと一緒に遊ぶことでコミュニケーション力を磨くことにもつながっていくのです。先生たちはこうした遊びのなかから、子どもたちに身につけていってほしい力が磨いていけるよう、環境を用意したり、適切な声かけなどのサポートをしたりしているのです。■“遊び”は子どもの成長に欠かせないもの遊びは子どもの成長に欠かせません。「遊んでばかりで…」と聞くと、いい印象を与えない言葉に聞こえますが、子どもは遊びのなかからさまざまなことを学んでいるので、むしろ「遊んでばかり」いることは素晴らしいことなのです。ただ、“遊び”と言っても、成長につれて大人の適切なサポートが必要になってきます。大人が上手に遊びに参加して、うまく導いてあげることで、グンと子どもの能力は伸びていくことがあるためです。子どもの成長にとって重要な遊び。次回、第2弾では、保育士や幼稚園の先生が子どもの遊びにどう関わっているのか、具体的にご紹介して、適切なサポートとはどんなものなのかを考えていきたいと思います!
2017年08月17日なにやらもめている様子の子ども達。私は離れた場所から見守っていましたどうやら、それぞれに役を決めて遊んでいたようなのですが、次男が自分の配役に納得がいかない様子。突然…『かんちゃんはイケメンがいいの!』と叫び出しました。その後も長男・長女で説得を続けるも、納得しない次男。最終的に捨て台詞を吐いて完全に拗ねてしまいました。一体…何の遊びをしていたのでしょうか…。そして次男はなぜ『イケメン』にこだわったのか…。その後、何をしていたの長男と長女に聞いてみたのですが、複雑すぎて全く分かりませんでした(笑)。
2017年07月19日こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。お子さんはどんな遊びが好きですか?ある調査では、幼児が最も好きな遊びとして“ごっこ遊び”が報告されています。わが子も毎日のように恐竜ごっこやお医者さんごっこをして遊んでいます。このように、子どもたちに大人気のごっこ遊びですが、実は子どもの成長にとっても“最強の遊び” といえます。ただ、そうはいっても「ごっこ遊びを一緒にするのがつらい」というママの声もよく耳にします。ママがごっこ遊びをつらいと感じる理由はさまざまですが、“ごっこ遊びの様子からお子さんの成長に気づく”という視点をもつことで、ごっこ遊びへの意識がガラリと変わることもあります。そこで今回は、ごっこ遊びにスポットをあて、ごっこ遊びからお子さんの成長に気づくための2つのポイントをご紹介します。●(1)見立て遊び初めは、実物さながらのおもちゃを使って遊んでいた子どもも、発達が進むにつれて、“身の回りにある別のもの”を本物に見立てて遊ぶようになります。たとえば、戦いごっこといえば、初めのうちはウルトラマンや怪獣のフィギュアを用いて遊んでいた子どもも、次第に身の回りにある別のもの(例:スマホはウルトラマン、ペンは怪獣など)にその役割を与えて遊ぶようになります。ママから見ると、スマホとペンが戦っているわけですが、子どもの心の中ではウルトラマンと怪獣が戦っています。このような身の回りにある別のものに役割を与えられるようになった子どもは、“表象”を理解している といえます。このような力は、子どもがさまざまな抽象的概念を理解するうえで役立つ ことがわかっています。そう考えると、実物さながらのおもちゃをたくさん与えるよりも、ある時期がきたら“見立て遊び”ができる環境を意識することも大切なのかもしれません。●(2)視点取得ごっこ遊びで役柄を演じるときには、“視点取得(してんしゅとく)”という相手の視点に立ち理解する ことが求められます。「ママだったら、こうするな」「パパだったら、こう言うな」など、相手の視点に立つことで、人の気持ちがわかるようになっていきます。また、お子さんが一人二役を演じている場面を見たことはありませんか?実は、このようなおもちゃなどに役柄を与え、1人が2つ以上の役割を演じることはすごいこと なのです!この遊びは、たくさんの視点取得を使いながら、それを切り替えたり、ストーリーを作ったりしながら進めていくので、状況や文脈を客観的に理解する力を育てます 。さらに、役柄を演じるときには、子どもがその役柄をどのように認識しているかもわかります。たとえば、母親役をしている女の子が、怒ってばかりいる母親を演じている場合は、普段から母親をそのような視点で認識していることを伺い知ることもできます。「ごっこ遊びから家庭の様子がわかる」とも言われるほどです。この話を聞くたびに私も親として気をつけなければ……と思います(笑)。この他にも、ごっこ遊びが言葉の発達や感情の豊かさにつながることも指摘されています。このことからも、ごっこ遊びが子どもの成長にとって大切な遊びであることがわかるのではないでしょうか。----------いかがでしたか?今回は、ごっこ遊びにスポットをあて、ごっこ遊びの様子からお子さんの成長に気づくためのポイントをご紹介しました。すべてのお子さん、そしてママが笑顔あふれる毎日を過ごされますよう心より願っています!【参考リンク】・村田光範,内山聖,岡田知雄,加賀谷淳子,本田悳,松岡優幼児が行っている遊びの種類に関する調査.厚生省心身障害研究「小児期からの総合的な健康づくりに関する研究」効果的な運動及び体力向上の方策に関する研究,平成9年度報告書,15-18, 1998.(PDF)()●ライター/今井千鶴子(臨床心理士)●モデル/NANAMI(RIRIAちゃん)
2017年06月13日顔まで泥だらけになって遊ぶよちよち歩きの赤ちゃんに、廃材で作った小屋のてっぺんではしゃぐ子どもたち、かまどを囲んでマシュマロを焼く家族連れ。全国各地にある冒険遊び場「プレーパーク」では、よく見かける風景です。どんなところか興味はあるけれど、「泥で洋服が汚れるのはちょっと……」「怪我をしたらどうしよう」と、躊躇してしまう人もいるのでは? 今回はそんなプレーパークの魅力をご紹介します。■頼りになる「プレーワーカー」の存在「最初、不安に思うのは当たり前だと思います。でも、少しずつ泥に触れさせたり、のこぎりを使わせたりすると、子どもの表情が生き生きとしてくる。既成のおもちゃで遊ぶときとはまったく違う姿を見て、考えが変わる方が多いようです」と答えてくれたのは、世田谷区を中心に全国各地で活動しているプレーワーカーの森川和加子さん。プレーワーカーとは書類・面接選考を経て選ばれた常駐スタッフで、プレーパークには欠かせない存在。毎朝の遊具点検に始まり、子どもたちが自由に遊ぶ環境をつくったり、ときには悩みを抱えている子どもの相談に乗ったりと、さまざまな活動を行っています。■子どもの好奇心がフル回転! 「考えながら遊ぶこと」が力になる日本で最初のプレーパークである「羽根木プレーパーク」。ここにある巨大な木製すべり台も、プレーワーカーが地域の世話人(ボランティア)たちや遊びに来る若者たちといっしょにつくった遊具のひとつです。かなりの高さがあり、表面はツルツルで急斜面。見守っている大人はヒヤヒヤしますが、よく見ると階段がないことに気がつきます。「すべりたいと思ったら、足場をつたって自力でよじ登らないといけない。その過程で高さの感覚が身につくから、落ちないよう気をつけながら遊べるようになるんです」と森川さん。ほかにも、木の枝でつるされたブランコやターザンロープなど、一般的な公園では見られない手づくりの遊具が点在。子どもたちはマッチで新聞紙に火をつけて焚き火を楽しんだり、のこぎりとトンカチを使って工作をしたりと、好奇心をフル回転させて遊びに熱中します。「考えながら遊ぶことで、自分はどこまでできるのか、どこまでやると危ないのかを自然と学んでいきます。そうして身につけた力は、子どもたちが中学生や高校生になったときに、きっと役立つはずです」。■騒音問題も話し合いで解決近年は公園の苦情対策が社会問題となっていますが、プレーパークも例外ではありません。焚き火の煙やすす、子どもがはしゃぐ声に対して、「臭い」「汚い」「うるさい」とご意見を受けることも少なくないといいます。羽根木プレーパークの場合、3人のプレーワーカーと30人以上の世話人が力を合わせて住民との話し合いを重ね、問題をひとつひとつクリアにしてきました。根底にあるのは、「大人の意見に合わせることで、子どもの遊び場を奪いたくない」との思い。都会のなかで子どもがとことん遊べる貴重な場は、こうして守られているのです。■大人も交流を楽しめる場子どもはもちろん、大人にとってもプレーパークは大切な場となっています。外遊びを楽しむ子どもたちを見守りながらおしゃべりをしたり、童心に帰っていっしょに遊んだり。子どもと2人で公園に行くのは苦手というお父さんも、プレーパークでなら周囲に気兼ねなく過ごせるのだそう。各プレーパークでは、参加型のイベントも随時実施しているので、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
2017年02月16日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。3歳から就学前あたりまでの子どもは、「ごっこ遊び 」が大好きで、さまざまに行って楽しんでいます。この「ごっこ遊び」を介して、子どもはさまざまなことを学んでいきます。ですから、この年齢では必要な遊びなのです。●成長するために「ごっこ遊び」は外せない「ごっこ遊び」は、2~3歳くらいから就学前までにほぼ毎日のように繰り返して行われる遊びです。よく見られるのは、おままごとやお店屋さんごっこ、憧れのヒーロー(ヒロイン)ごっこなどですね。家族だけでなく、友達と一緒に遊ぶことも出てきます。園に通っていればなおさらです。ごっこ遊びをするようになったということは、認知する力がついてきた ということが伺えます。厚生労働省の『保育所保育指針解説』でも、『子どものごっこ遊びが心身の成長に良い』とされています。さらに、『身近な物や遊具を使って、じっくりと遊びと向き合う時間を持つこと』や『子どもが心と体を働かせて、物と関われる環境構成を行うこと』が大切なポイントであるといった内容が記されています。次は「ごっこ遊び」のメリットを見てみましょう。●ごっこ遊びのメリットごっこ遊びが始まる年ごろになると、家族以外の集団の中で遊ぶことが多くなります。子どもは、園などの小さな集団の生活の中で、社会性や人との付き合い方といった大切なことを多く学び取ります。ごっこ遊びのメリットには、・自分を客観視することができるようになる・自分の気持ちを伝えられるようになる・言葉のやり取りで表現力を身につける・友達と協力することを覚える・遊びの中からルールを覚えて、順応していく・想像力を豊かに育むことができる・相手の意見を聞き入れ、受け止めることができるなどがあります。●大人が気をつけたい、ごっこ遊びに関わるときの注意点家でも園でもごっこ遊びを好んでするようになりますが、親にも「一緒にやろう!」と誘ってくることが出てくると思います。そのときに注意する点がいくつかあります。・子どもの発想を妨げないようにする・イメージをできるだけ実現に近づける(発言など)・一緒になって楽しむ(親もなりきる)・いったん抜ける場合は、ごっこ遊びの世界を壊さないようにする(おままごとなら会社に行ってきますなど)ごっこ遊びは、イメージした世界の中で思いっきり楽しむことが大切 です。それを心許ない言葉で壊したりしないようにしてあげましょう。●おわりに親も大人になる前は、たくさんのごっこ遊びをしたと思います。だからこそ、たくさんの経験と社会性を身につけることができたのです。この年代の子どもたちは、知育発達が著しい時期です。たくさんのことを覚えて、大事な社会のルールを学ぶ手助けをしてあげていただけたらと思います。【参考文献】・『発達心理学の基礎Ⅰ ライフサイクル』平山諭・鈴木隆男(編著)【参考リンク】・保育所保育指針解説 | 厚生労働省(PDF)()●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)
2017年02月08日男性は無意識に、“本気の女”と“遊びの女”を区別しています。頻繁に一緒に遊びに行ってたり、連絡を取りあったり、一見良い雰囲気に見えても実際は…なんてこともあり得ます。これって本気?遊び?どこでその差がついてしまうのかをまとめてみました!友人や家族に紹介してくれる道やお店で偶然友人に出くわすこと、ありますよね。そのときに、「この子、俺の彼女なんだ」と紹介してくれたなら、彼はあなたに本気と言えるでしょう。遊びだと思っていたら、わざわざ友人に紹介したりしません。また、家族に紹介された場合も、あなたの事をかなり本気で考えてくれていると思って良いでしょう。中には、恥ずかしがってなかなか紹介してくれないということもあるかもしれません。その場合は、しばらく様子を見て、彼が本当はどう思っているのか、見極めていきたいですね。プライベートを明かしてくれる彼が自分から、自身のプライベートを明かしてくれるのなら、あなたに対して本気だという証拠。どうでも良い相手に、自分のプライベートを明かすなんてことはしません。家族のことや友人のこと、自分の趣味や休みの過ごし方など、積極的に話してくれるようなら安心して良いでしょう。しかし、プライベートの話を避けているような素振りがあれば要注意。あなたに自分のことを知られて欲しくない特別な理由があるのかもしれません。会話中のカラダの向き人は会話をするとき、好意を持っている人の方にカラダを向けます。これは、意識的にしているのではなく、心理的に心を開いている人に対してする行為。そのため、会話中の彼がカラダ全体をあなたの方に向けてくれているのなら、あなたに心を開いていると言えますね。だからと言って、カラダが反対方向に向いている=遊びと思われているわけではありません。もし、彼のカラダが反対を向いていても、しっかりあなたの目を見て会話をしてくれるようなら、それは、あなたのことを見てくれているとも言えます。カラダの向きだけで『遊ばれているかも…』と心配する必要はなさそうですね。デートの都合をあなたに合わせてくれる彼とのデートは、あなたが彼の都合に合わせてしまっていませんか?彼から一方的に日にちを言われ、それに合わせてあなたが都合を付ける…このようなデートが圧倒的に多いのなら、注意した方が良いでしょう。あなたのことを本気に想っているのなら、まずはあなたの都合を聞いてくるはず。彼にとって日にちも時間も合わせてくれる女は、都合の良い女でしかありません。さらに、「〇日はダメだけど、△日なら大丈夫だよ」など、あなたからの提案に対して良い顔をしないようなら、遊ばれている可能性が高いです。そのような対応をされた場合は、なるべく早く彼との今後を検討した方が良いかもしれませんね。いかがでしたか?“本気の女”と“遊びの女”。男性は自分に好意を持っている女性がいると、いつまでも自分のことを好きでもらいたいと思い、無意識に思わせぶりな態度をとるものです。その思わせぶりな素振りに騙されないよう、冷静な判断が出来るようになりましょう。
2017年01月02日年末年始は、ママ友と集まる機会が増えますよね。子どもが小さいうちは外食しにくいこともあり、ホームパーティを開くことが多いのではないでしょうか。「ホストになったときには気合いを入れて料理をしないといけない…」なんてイメージがあるかもしれませんが、簡単だけどウケがいいメニューがあるのです。それは、「居酒屋の定番つまみ」。子どもがいると居酒屋にはなかなかいけないので、お通しのようなメニューはお酒が好きなママに好評です。今度のママ会はおうちで「居酒屋ごっこ」をしてみませんか?■居酒屋ごっこの演出アイテムまずはメインとなる料理を決めます。これは自慢の一品でもいいし、から揚げなどの子どもが好きなメニューでOK。手でつまめたり、つまようじでも食べやすいメニューがいいでしょう。大皿に豪快に盛り付けて、各自が好きなようにつまみます。食器はできるだけ和風のものをチョイスして。それだけで居酒屋らしさがアップします。また、お品書きを添えておくと、よりムードが高まるでしょう。その場合はぜひ筆ペンを使いましょう。上手に書けなくても、それが逆に味わいになるはず。仕切りのある小皿も大活躍。肉じゃがやきんぴら、ポテトサラダのような残りものでも、少しずつ盛り付けるだけでお通しっぽくなります。100円ショップでも購入できるので、用意しておくと何かと便利です。■定番つまみをたくさん用意しよう!今回はできるだけ居酒屋らしさを楽しんでもらいたいので、お通し系メニューがメイン。ひとつひとつはちょっとしたものでも、数を用意することで居酒屋で飲んでいる雰囲気に近付けます。●枝豆居酒屋の定番つまみといえばコレ。冷凍食品を使えば手間がかからないし、冬でも楽しめて便利です。●ちぎりキャベツ最近では「塩だれキャベツ」も人気があります。ちぎったキャベツを袋に入れて、塩(小さじ1~2)とごま油(大さじ1~2)と一緒にもむだけの簡単メニュー。白ごまや七味唐辛子を振りかけてもいいし、塩を入れずに塩昆布を使ってもOKです。もっと簡単に済ませたいなら、ちぎったキャベツに味噌だれを添えるだけでもOK! ニンニク味噌や甘味噌、味噌マヨネーズなど、何種類か用意しておけば、手抜き感が薄くなります。●ごぼうの唐揚げほかの揚げものと一緒に作れるお手軽メニュー。素揚げでもおいしいけれど、肉と同様に醤油などで下味をつけておくとお酒がすすむ一品に。市販の唐揚げ粉を使ってもいいですね。揚げものはカロリーが気になるけれど、食物繊維が豊富なごぼうはヘルシーなイメージがあるので、女性にも人気です。●野菜スティック切っただけなのに、おしゃれでヘルシーなイメージがあるメニュー。ちぎりキャベツのたれと同じものを使ってもいいですね。テーブルに彩りを添えてくれます。●たこわさ塩こうじや酒などと混ぜて作ることもできますが、市販のものでも問題ありません。家ではあまり食べないメニューが出てくるだけでも喜ばれるはず。半分に切ったシソを器にのせて、その上に盛り付けると居酒屋らしさがアップします。●デザートお酒を飲んだ後でも、最後に甘いものが食べたくなりませんか? とはいえ、ケーキやパフェは「食べ過ぎ」という罪悪感が…。そんなママにもおすすめなのが、抹茶アイスやゆずシャーベット。これも居酒屋の定番メニューですし、とくにシャーベットは口の中をさっぱりさせてくれます。たったこれだけなのですが、いつもと違う雰囲気を味わえるだけでも楽しんでもらえます。事前に「今回は居酒屋ごっこをする!」と宣言して、好みのおつまみを持ち寄ってもおもしろいですね。ワインが好きなママが多ければ、タパスやピンチョスを用意して「スペインバル」風に楽しむのもアリ。成功の秘けつはムード作りです。自分好みにアレンジして、ホームパーティを盛り上げましょう!
2016年12月19日遊びで付き合ったはずの男性を本当に好きになる、それは珍しいことではありません。最も、遊びから本気に変わるからには、それなりのきっかけがあるわけです。そのきっかけとは何なのかを紹介していきます。彼氏に影響されている自分に気づいた時あなたが最近興味を持ったことや、聞くようになった音楽など、それらが彼の影響だと自覚した瞬間、遊びの恋は本気に変わります。その彼と会わなければ興味はなかったわけですし、ある意味それは彼氏に染められたのと同じです。そんな自分に気づいた時、今の私はこの彼のことが大好きで、そのせいで影響されていると気づくのです。他の女性と過ごしている姿に嫉妬した時あなたという存在がありつつ、他の女性と仲良くしている彼…その姿を見て嫉妬したとします。それは彼女の立場ならば当然の感情ですが、この場合、あなたは遊びで付き合っているのですから、こうした嫉妬を抱くことすら不自然です。ではなぜ嫉妬してしまったのか?それは言うまでもなく、あなたがその彼のことを本気で好きなわけで、それに気付いた瞬間、遊びの恋が本気に変わるのです。彼からの電話を期待した時スマホに着信があって彼からだと予想したあなた、しかし実際には別の友達からだったとします。ここで一瞬でもガッカリするようなら、あなたは彼のことを本当に好きなのです。例え最初は遊びのつもりでも、今では本気の恋になっているのです。友達の着信にガッカリするのは、彼からの着信を期待している証です。その心理状態を考えれば、、言うまでもなく彼氏のことを本気で好きなのです。一緒に過ごす時間が長ければ、それだけ相手への愛情も深まります。つまり、遊びの恋が本気に変わることは何も珍しくないのです。もしあなたに今、遊びで付き合っている彼がいたとして、今回紹介したきっかけに心当たりがあれば、いつしかその彼氏のことを本気で好きになったのです。それは焦ることでも恥じることでもありません。その時はその時で、本気の恋愛をすればいいのです。
2016年11月22日「見せるお料理」が流行っていますね♪でも、動物やキャラクターをきれいに形作るのは難しいもの。小久保工業所の料理グッズ「ゆでたまごっこ」を使えば、そんな悩みは解消できちゃうかも♡「見せるお料理」が進化しています。インスタグラム、LINE、Facebook、TwitterといったSNSで食べ物の写真を気軽にシェアするようになったおかげで、見た目の楽しさやインパクトがより重要になっています。オムライスはケチャップで自由にメッセージを描くことが親しまれてきましたが、最近はさらに進化した「デコオムライス」が登場。オムライスがコタツになったり、クマがお布団で寝ていたり、お皿の上に立体的な絵を描くユニークな写真がネットで見られますよね♪キャラクター作りは難しいけれど…動物やキャラクターをきれいに形作るのは難しいもの。そこでゆで卵をかわいい形に変える料理グッズ「ゆでたまごっこ」を使って簡単に作れる「デコごはん」をご紹介します。卵をゆでて型にはめるだけで、ドラえもん、ドラミ、うさぎ、くま、くるま、さかなの形が作れます。お皿の上に好きなシチュエーションを作ってゆでたまごの顔をのせるだけで、思わず二度見されるようなかわいい「デコごはん」が作れます。おやすみうさぎ&くま★デコオムライス部屋とくるまと宇宙人♪デコオムライスゆでたまごっこさかな&ワカメの♡サラダ思わず笑みがこぼれちゃうこんなお料理で、食卓をもっと楽しんじゃいましょう♪公式HP小久保工業所Facebook
2016年11月02日入園・進級おめでとうございます!幼稚園の醍醐味(だいごみ)は何といっても「遊び」。そこには成長のための「学び」が秘められています。ママたちから寄せられた、遊びに関する心配事にお答えしながら、子どもたちがどんな学びをしているのか見ていきましょう。年少ママの心配事Q:お迎えに行くといつも一人で遊んでいます。友達ができないのかと心配です。A:不安解消のための大切な過程。一人遊びも大事な時間です。ママたちには、「せっかく幼稚園に入ったんだから、早くお友達と遊んでほしい」という思いがあるかもしれません。でも、入園したての年少児は、ワクワクの一方で不安がいっぱい。自分の好きな遊びに打ち込むことで安心感を得ようとしています。一人でとことん没頭して遊ぶこと、遊びに夢中になることはとても大切です。自分の思いや好奇心が満たされる経験は、子どもたちの興味をいろいろな方向へと広げていくからです。園での生活に慣れてくると、興味を持った子から声を掛けられたり、「みんなで遊ぶのも楽しいかも」と気が付いていきますから、もう少し待ってみてください。一人で寂しそうにしていたり、他の子と遊びたいのにうまくいかなかったりしていたら、保育者がタイミングをよく見て援助していきます。Q:お絵描きなど、室内で遊ぶことが多いみたい。外でも遊んでほしいのですが…。A:自分が「やりたい」と思ったことに熱中する時間が学びのチャンスです。他にしたいことがなくてお絵描きばかりしているのは問題ですが、子どもが自分から進んでお絵描きに打ち込んでいるなら、それは素晴らしいことです。ママたちからすると「絵ばっかり描かずに他のこともしてほしい」と思うかもしれませんが、子どもは一つの遊びに継続して打ち込むことで、「次はこんな色を使ってみよう」と発想を膨らませたり、「お店屋さんごっこの看板の絵を描こう」と他の遊びにつなげたり、たくさん学びのチャンスを得ています。これらは、自分から「やりたい」と思っているからこその学びです。保育者は、他にしたいことが見つからないなら遊びの提案をしたり、得意なものに没頭しているなら、さらに深められるように環境をつくったり、その子に合わせた援助をしていきます。Q:お友達とけんかしたりおもちゃの取り合いをしたりしないか心配です。A:けんかは人間関係を学ぶ機会。親は「お互いさま」の気持ちを持ちましょう。子どもたちは時にぶつかり合うことで、自分と違う意見があることを知り、折り合いの付け方を学んでいきます。その中で、たたく・たたかれるの問題が出てくることもありますが、ママたちには、これも一つの学びの機会なんだと捉えて、「お互いさま」の気持ちを持ってください、とお願いしたいですね。もし、お子さんが「◯◯ちゃんにたたかれた」と言って帰ってきても、相手の親に問いただすのはトラブルの元になるので避けましょう。お子さんの気持ちはしっかりと受け止めて、詳しい事情は担任の先生から聞くようにしてくださいね。子どもたちの遊びには正解もゴールもない雨どいを使って遊び始めた子どもたち。水を運ぼうとしてこぼしたり、穴を掘る道具として使ったり、水を流したり…。子どもたちにとっては、その一つ一つが遊びであり、場面ごとに楽しさを見出しています。子どもたちの遊びには、正解もゴールもありません。保育者は、遊びが広がらず堂々巡りになっていると判断したときだけ助言しています。「見ているだけ」の子も学んでいる遊びの周りにいる子たちを見て、ママは「うちの子も遊びたそうなのに、先生は声を掛けてくれないのかしら?」と思ってしまいがちですが、実は見ている子どもたちは学びの最中。お友達の姿から遊び方を学んだり、楽しい雰囲気を感じたりしています。互いに意見を出し合い遊びを発展させていく複数の子どもたちが関わり合って、一つの作品を作り上げる経験もします。同じ作品に継続して取り組むことで、さまざまな意見が出て、「迷路を大きくしよう」「僕がガムテープ切るよ」というように、協同的に発展していきます。遊びの中には失敗や挫折の経験も園庭で「かき氷屋さん」を開いているところ。しかしなぜか1人もお客さんが来ず、結局閉店することに…。遊びには楽しい経験だけでなく、こうしたうまくいかない場面もたくさんあります。しかし彼らの遊びは、やがて色水遊びへと変化。かき氷のシロップで色水を使った経験を元に、遊びを発展させたのです。色を混ぜるとどう変わるか、夢中になって調べていました。年中ママの心配事Q:女の子のグループができていて違うお友達を仲間に入れません。A:悪気はなく、仲良しのお友達を独占したい気持ちの表れです。年中の秋ごろから、特に女の子はグループができてくることがあります。ママたちに分かってもらいたいのは、これは「いじめ」ではないということ。自分中心だった年少に比べ、お友達への興味や、大好きなお友達を取られたくないという独占欲が出てきているんです。これ自体は悪いことではなく、成長の表れです。一方、相手の気持ちを想像する力はこれから伸びてくるものです。保育者は「◯◯ちゃんは仲間に入れてもらえなくて悲しかったんじゃないかな?」と相手の気持ちを伝えたり、「2人だけでおままごとするより、大勢の方がいろんな役がいて楽しいんじゃない?」と声掛けしたりしていきますが、みんなで遊ぶ楽しさを家庭でも伝えていってほしいです。Q:勝ち負けにこだわる気持ちが強くかるたやトランプをやりたがりません。A:ルールのある遊びを通じて「負けても次がある」ことを学んでいきます。「負けて悔しい」という気持ちが芽生えたのは、心が成長している証拠です。無理強いして遊び自体が嫌いになってしまってはつまらないので、今は無理にやらせなくていいと思います。年中から年長にかけて、例えば鬼ごっこでも、ドロケイや色鬼などルールのある遊びを楽しむ中で、子どもは「負けても次がある」「みんなで同じルールを守って遊ぶって楽しい」ということを学んでいきます。その経験を積み重ねて、「他の遊びも同じかな?」と思えるようになれば、かるたやトランプにも、自分から「やりたい!」と気持ちが向かっていくはずです。年長児の姿から大きくなることへの憧れを感じる園庭でドッジボール。最初は保育者が教えながら、徐々に自分たちだけで楽しめるようになります。たまに年少児が交じり、ルールは分からなくとも楽しい雰囲気を感じています。(写真右)リリアン編み。いろいろな場面でとてもうまい年長組を見て、「年長さんになったらやりたい!」と思えるのも大事な気持ちです。外からの刺激を受けて遊びが生まれるクリスマス会で保育者が披露したチアダンスに刺激を受け、「私たちも!」と、子どもたち自ら結成したダンスグループ。自分たちで音楽をかけて踊っています。これも楽しい遊び。年長ママの心配事Q:外で遊ぶ所がなく家で電子ゲームをする時間が長くなります。A:電子ゲームはコミュニケーションのない遊び。最長でも1日30分に。幼児期に大事なことの一つに、コミュニケーションを取り合い、工夫しながら遊ぶという経験があります。電子ゲームでは、そうした対話や工夫が生まれないので、できればやってほしくないというのが私の考えです。それが無理ならば、最長で1日30分とルールを決めましょう。お友達を家に呼んだときには、お友達にもそのルールを守らせます。そして、親自身もルールを守りましょう。どうしてもという場合は、子どもが寝てからに。できることなら、同じ室内遊びでも、トランプやボードゲームなど、リアルにコミュニケーションを取れる遊びを増やせるといいですね。Q:戦いごっこが本気モードに。力が強くなっているので心配です。A:戦いごっこで終わるのではなく発展性のある遊びへ広げていきましょう。いくら遊びが大事といっても、ただ遊んでいればいいというわけではありません。私は、遊びには「質の高い遊び」と「質の低い遊び」があると考えています。「質の高い遊び」とは、一つの遊びがいろいろな方向へ発展し、膨らんでいく遊びのこと。一方、「質の低い遊び」とは、子どもたち自身が遊び方をどう工夫すればいいか分からず、堂々巡りになってしまっている場合です。おそらく、たたき合う以外に遊びを膨らませられないから、けがを心配するほど過激になるのではないでしょうか。園ではそうなる前に保育者が、「武器を作ってみよう」「秘密基地はどこにする?」などとヒントを与え、遊びの質を高めていきます。ご家庭で声を掛けるときの参考にしてみてくださいね。得意を伸ばした子は互いを認められるようになる木登りが得意な子、工作が得意な子…、いろいろいます。遊びの中で得意なことを伸ばして仲間に認められるうれしさを実感した子は、自信が付くだけではありません。「◯◯ちゃんはお絵描きが得意だよね」というふうに、他の子のことも認められるようになっていきます。田澤先生から「遊びの大切さ」について「面白い」「楽しい」「うれしい」遊ぶことで育まれる感情は生きる上での根っこです遊びの中には、その子にとっての「学び」があります。「これって何だろう?」と面白がる気持ち、遊びを工夫して楽しむ気持ち、試行錯誤の末にうまくいったときのうれしさなどのたくさんの感情を感じ取ることが学びなのです。そしてそれが、その子の一生を支える根っこになります。こうした感情は、大人から「これをやりなさい」と遊びを押し付けられたり、「こうすればうまくいくのよ」と正解を教えられていては生まれないものです。失敗して、うまくいって、また失敗をして…という経験を繰り返す中で、子どもたちはそれぞれが考え、意見を出し合い、いろいろなことを感じながら成長していきます。園はまさに試行錯誤の機会を子どもたちに提供していく場だと私は考えています。ですからどの園でも、保育者は子どもたちが遊びに打ち込める環境はしっかり整えますが、遊び方にまでは細かく口を出さないようにしているはずです。ただし、遊ぶことがなくて困っているなど、サポートが必要な場合には援助しますし、遊びが広がり、さらに学びが深まるような環境の工夫もします。おうちの方には、プロとしての保育者の目を信じて、園での学びを見守ってほしいと思います。園での成長を楽しみにしていてください!お話を聞いたのは:田澤里喜先生 たざわ・さとき東一の江幼稚園(東京都江戸川区)園長。玉川大学教育学部准教授。副園長を経て2015年に園長に就任してからは、遊びの時間をいっそう増やすなど、園児たちが自分の好きな遊びに集中できる環境づくりを行っている。監修/西東桂子(あんふぁんサポーター) 写真協力/東一の江幼稚園
2016年04月13日「わが家の事情がわかってしまうから、ままごとはもうやらないで!」と、子どもにままごとを禁止したくなる人もいるかもしれませんが、ちょっと待って。女子のままごとやごっこ遊びは禁止せず、むしろ積極的に推奨してもいいぐらいなのだそうです。一体なぜなのでしょうか。・ 前編 はこちらからごっこ遊びで真似をすること=物事の上達につながる物事を学ぶ際にはどうしても必要なものがあります。それは、何かを模倣する力です。よく人の真似をすることを馬鹿にしてけなすような人がいますが、とんでもありません。勉強もしかり、芸術的な活動や運動もしかりですが、今よりも上達したいと感じたときに一番効果があるのは、より優れた能力を持っていてお手本になりそうな人物を見つけ、その人物の真似をすることです。こういった模倣をする際には、その前提として鋭い観察力を持っている必要があります。なぜならば、自分のやり方とお手本にする人物のやり方では、何がどう違っているかを認識できなければいけないからです。自分の至らない点を見極め、相手の優れた点を見極め、その部分を模倣してうまくやれるように練習するわけです。そしてうまくやれるようになってきたら、より高みを目指して自分なりに考え、より上積みをはかっていきます。こうしたプロセスはものごとを学習する際に一番大事になる部分です。ごっこ遊びやおままごとは、自分の一番身近にいる親を手本において観察し、その行動を模倣する遊びです。つまり、遊びではあるものの、人間やその技術などを観察するための力を養うことができるのです。子どもたちは自分の親を観察してそのまねをしながら、「もし自分がこの立場だったら、こんなふうにやるな」というイメージを頭の中に描き、自分なりの人物像に沿って行動しています。こういったやり方は、絵画の制作や楽器の演奏などをする際の訓練の流れとまったく一緒です。ごっこ遊びやおままごとにより、子どもは自分のあり方そのものを高め、成長をはかっていると言ってもいいでしょう。それだけに非常に効果のある遊びなのです。子どもの遊びを見ることでその関心を知ろう子どもがごっこ遊びやおままごとをしているのを観察することは、親にとっても役に立ちます。それは、その子どもが現在どんなことに関心を抱いているかがわかるということです。子どもが自分より幼い子どもをかわいいと感じ始めているなら、たとえば人形を赤ちゃんに見立ててお母さんごっこを始めるかもしれません。スーパーマーケットやお店に関心が向いていれば、レジ打ちや売り場の真似をするでしょうし、医者や看護師さんに興味を引かれ面白そうだと感じればお医者さんの真似をすることでしょう。子どもは興味関心が向いているものを真似しようと考えるものだからです。親はそうした子どもの興味の行き先を、遊びの様子を観察することで知ることができます。そして、その興味や関心をもっとかき立て、深めることができるようにしていくことができます。たとえば楽器に興味を持っているようなら音楽会に連れて行ったり、動物に興味を示しているなら動物園や水族館に連れて行ったりなどするのです。子どものごっこ遊びはこうした体験を糧にして深く広くなっていく傾向があり、遊びを通してさらに子どものイメージ力を育むことができます。このように、ごっこ遊びやままごとは子どもの能力を高めて成長を促してくれる、またとない機会を提供してくれます。また、親にとっては、子どもの関心の行く先を教えてくれる大事なバロメーターにもなります。小さい子の遊びだとか、自分の家の中が外にわかってしまって恥ずかしいとかいうことでやめさせようとするのではなく、むしろそれが奥行きを増すように促してあげてほしいと思います。(子育ての達人)
2016年02月04日小さな子どもたちはいろんなことをして遊びますが、不思議なことに誰に言われずとも、性別によって違う遊び方を始めるものです。特に女子はごっこ遊びやままごとが大好きですが、こうした遊びが好きなほど将来頭が良くなるという考えがあります。どういうことなのか、見ていきましょう。子どもの遊び方には自然に男女差が現れる小さい子どもたちが集まって遊んでいる場面、公園や幼稚園、保育園といったような場で、男子と女子が自然に違った遊びをしているのに気がついたことがある方も多いかと思います。特段、親が何か指示したり教えたりしたわけでもないのに、たとえ同じものを使って遊んでいても遊び方が変わってくるのですから、おもしろいものです。男子と女子が入り交じって遊んでいたとしても、たとえば地面にぬかるみがあるようなところでは、男子が勢いよく泥をはね散らかして回る脇で、女子が泥をこねてお団子を作ったりしていることがあります。誰に指示されたわけでもないのにこうした違いは自然にできてくるものですし、互いに相手がしていることのどこがおもしろいかわからない、などということを口にしたりします。細部はともかくとして、男子と女子の遊び方というのはおおよそこういったような形でいつの間にか分かれてくるものですが、そんな遊びの中でも女子がよくやるままごとやごっこ遊びというものほど、男子にとっておもしろみが分からないものはありません(編集部注:もちろん、個人差はあります)。お母さんやお父さんの役どころを決めて、おもちゃの調理器具を手にして草をきざんだり混ぜたりし、それを器に盛って「いただきます」とやる…。そんな女子の遊びは、男子には何がおもしろいのかさっぱりで、最初のうちこそ調子を合わせていても、そのうちにつまらなくなってしまってどこかに行ってしまったりします。女の子はごっこ遊びやままごとが大好き一方の女子は、似たような場面をずっと飽きずに続けていたりします。人形を赤ちゃんに見立ててそのお世話をしたり、病気の子どもとそのお母さんといった役どころを決めて看病する真似をしてみたり、子どもたちが状況を思いつく限り、遊びはずっと続きます。よく言われることに、「子どものままごとの様子を見ると家庭の様子がわかる」というのがあります。たとえば、いつも母親に急かされている子どもがままごとをすると、母親の様子をそっくりそのまま真似して相手を急かすものです。そのほか、家でどんなふうに食事をとっているかといったことから、果ては給料日が近いから献立を節約しましょう、なんてことまであけすけにやっていたりします。このため、子どものままごとを見ていてそんな実態に気づいた親が、ままごとを禁止したくなることも多いといいます。しかし、女子のままごとやごっこ遊びなどを禁止したりしてはいけません。むしろ積極的に推奨してもいいぐらいです。ままごとやごっこ遊びを好む子どもは、大きくなってから勉強も得意になる可能性が高いからです。<後編に続く>(子育ての達人)
2016年02月04日