モラハラとは、言葉や態度で相手を精神的に追いつめる嫌がらせのことで、恋人同士の間で問題になることも多いのだとか。優しい人だと思っていたのに、じつはモラハラ彼氏だったなんて話も少なくないようです。今回は「モラハラ系男性の特徴」について、実際に経験した女性からお伺いしました。付き合う前のモラ男チェックにぜひ生かしてみてください。■ 女性のことを「おまえ」呼びする「前の彼氏は、典型的なモラハラ男。外ヅラがよくって、周りからは好青年に思われていました。今から思えば、仲良くなった頃に突然『おまえさー』と呼んできたのが違和感あったかも。当時は、私だけ特別?って勘違いしたけれど、付き合ってからも常に下に見られてましたね」(25歳女性/美容師)好きな人から少女漫画のようなシチュエーションで「おまえ」と呼ばれると、ドキドキする女性もいるでしょう。しかし、モラハラ男のなかには、親しい女性を小バカにしてそう呼んでいるケースもあるようです。普段から、あなたや女性のことを軽んじた発言が多い場合は注意が必要ですよ。■ 店員さんに対して上から目線「年上のモラハラ男と付き合ったことがあります。彼は、お店にも詳しくていろいろ連れていってくれたけど、店員さんに対してかなり厳しく、上から目線でした。ちょっとしたミスにも目を光らせていて、食事の時間が気まずかったですね。あのとき気づいていればよかったな……」(23歳女性/テレフォンオペレーター)モラハラ男は、お店の店員さんに対して、なぜか横柄な態度を取ることが多いようです。穏やかなイメージなのに、店員さんに対しては上から目線で接しているなと感じたら要注意!その傲慢さは、付き合ったあと自分に向けられる可能性大ですよ。■ 過度に束縛する「前の彼氏はかなりのモラ男。付き合う前に私が男友達と話すだけでやきもち焼いてきて、『そんなに好かれてる?』って勘違いしたのが大きな間違いでした。付き合っている間は、どこに行ってなにをするか全て彼に報告しなくちゃいけないし、友達とも会いづらくなるしで、最悪でした」(21歳女性/大学生)過度に彼女を束縛して、相手をコントロールしようとするのもモラハラ男の特徴です。まだ付き合っていないのに、あからさまに嫉妬してきたりあなたの行動に口出ししてきたりするのは危険な兆候かも。モラハラ彼氏予備軍といえるかもしれません。■ 自分の気分で女性を振り回す「別れたあともトラウマになるくらいのモラハラ彼氏と付き合ってました。彼は付き合う前のデートでも、急に不機嫌になって黙り込んだりしていましたね……。『私、なにかした?』って顔色を伺うと、元通りの優しい態度に。そうやって自分の言いなりになりそうな子を見極めていたのかも」(27歳女性/教育関係)相手をコントロールするためには、手段を選ばないのがモラハラ男。付き合う女性を自分の気分で振り回す自分勝手な人も多いようです。急に怒り出したり、不機嫌になったりする人には要注意!彼が怒ったのは自分のせいかもなんて思わないようにしましょう。■ モラハラ系男性を見極めようモラハラをする男性は、周りからは優しくて誠実な人と思われていることも。しかし、付き合う前の段階でも、ちょっとした違和感があるケースが多いようです。モラハラ男に引っかからないためには、いくつかのサインを見逃さないことが大切です。見極める目を持って、素敵な彼氏を見つけてくださいね。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年08月05日結婚したら、実は彼がモラハラ気質の男性だった……というケースを時々耳にします。できれば付き合う前に見抜きたいところですが、このタイプの男性は交際後や結婚後に豹変するパターンが多いため、なかなか気づかないのが難点。そこで、付き合う前の段階で、彼がモラハラ男性かどうかを見破るチェックポイントを紹介します。女性から尽くしてもらうのが当然だと思っている理想のタイプについてたずねたときに「いつも家にいて帰りを待っていてくれる子がいい」「毎日美味しいごはんを作ってくれる女性がいい」など、自分が何かをしてもらうことばかり求めてくる男性には要注意。このタイプの男性は、家事や育児は女性が全てやるものだと決めつけているので、結婚すると大変です。女性から尽くしてもらうのが当然だと思っている言動があったら、気をつけましょう。いきなり態度が豹変するもしもふとした瞬間に、いきなり彼の機嫌が悪くなったり、言葉遣いが荒くなるなど、態度が豹変することがあったら見逃さないようにしましょう。相手によって態度が変わる男性にも要注意です。例えば、お店の店員さんやタクシー運転手に対して横柄になる、後輩や部下にだけ口調が乱暴になる……などのケースです。「私には優しいから、関係ないや」と思うかもしれませんが、仮に今は優しくても、将来的にはあなたに対して同じような態度を取る可能性があります。とにかく自分の価値観が絶対モラハラ気質の男性は自分の考えが絶対だと思っているので、価値観を押しつけがちです。特にあなたが間違ったことをしているわけではないのに「君はそうするべきじゃない」などと口を出してくることはありませんか?趣味やライフスタイル、外見についてなど、現在のあなたを受け入れず何かと口出ししてくるようなら、自分の価値観を押しつけてコントロールしたがっている可能性があります。完全に女性を下に見ているモラハラ男性には、男尊女卑のタイプが多いです。会話の中で女性を見下す発言が多いようなら、モラハラの可能性を疑ってみてください。また「女性はであるべきだ」「する女性は間違っている」など“女性全般”について偏った考えを持っていないかどうかもチェックしましょう。このタイプは、女性のキャリアについても否定的な人が多いです。自分の都合が最優先モラハラ傾向の男性は、デートをしていても常に自分の都合が最優先。モラハラ男性と付き合った女性の報告には「デートでお店を予約していたのに、気分じゃないからとドタキャンされた」「体調が悪いと言っているのに無視されて、外出に付き合わされた」などの酷いエピソードが数多くあります。そこまでのレベルではなくても、やりたいことや行きたい場所などあなたの希望を聞き入れてくれず、自分の要望ばかり押し付けてくるような彼なら、関係性を見直してみてもよいかも。以上、交際前にモラハラ男性かどうかを見抜くポイントを紹介しました。「少しくらいなら我慢できるし、私は大丈夫」などと思う女性もいるかもしれませんが、深入りすると取り返しのつかないことになる可能性も。きっぱり距離を置くようにしましょう。また、モラハラ男性は他人をコントロールしたがるため、自分に自信がない女性を好む傾向にあります。そういった男性を引きつけないためにも、自己肯定感はしっかり保つようにしたいですね。©Sanna Lindberg/Gettyimages©Halfpoint Images/Gettyimages©Oscar Wong/Gettyimages文・小澤サチエ
2021年07月14日言葉や態度で人を傷つけるモラハラ男性。精神的な暴力や嫌がらせをしてくる男性とは、付き合いたくないですよね。そこで今回は、モラハラな男性の特徴をご紹介します。もし、交際前や交際中にこんなことがあるのなら、我慢せずにさっさと離れた方がいいでしょう。■ 女性のことを見下しているなにかあるたびに「これだから女は」「女のくせに」と完全に見下した発言をするなら要注意。女は別の生き物で、話し合っても分かり合えない。男は論理的なのに女は感情的で考える力がない、などなど。そんな考えの男性が素敵なパートナーになるわけないですよね?男女平等の概念がなく、単純に「男が偉い」と考えている価値観の男性と付き合えるかどうか、価値観はそう簡単に変わらないという点をよく考えてみてください。■ 自分が正論だと思っている自分の価値観が「絶対」で「常識」だと思い込み、他の人と意見がぶつかりがち。譲ることも歩み寄りもできずにいる男性は危ないですよ。付き合ったら彼女の意見はまず受け入れないでしょう。受け入れたとしても、交際前や交際当初だけ。好かれるためにちょっと妥協してるだけです。自己主張のできる男性ってどこかかっこよく見えるもの。しかし、自己中心的な一匹オオカミ系の男性は、高確率でモラハラな態度をとることでしょう。■ 共感性に欠ける共感力に欠ける男性も危険です。相手の立場になって物事を考えられないタイプは、人間関係がこじれがち。共感力の低い人って、相手を精神的に傷つけていても気づいてなかったりしますから。また、自分が特別な存在とでも勘違いしているのか、周り人から「してもらって当然」と思っているタイプにも注意です。ギブ&テイクでいえば、テイクが多いタイプ。クレクレ精神の人は相手を大事にできず、恩を仇で返すことも。交際前には共感力を軸に相手を観察した方がよさそうです。■ モラハラ男性には注意して女性に対して偏見がある、自分を特別な存在と思っている男性との恋愛は長続きしないもの。少しでもおかしいなと感じたら周囲に相談したり、相手の行動をよく観察したりして、我慢しないことが大切。冷静な判断をしたいものです。(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年07月13日高熱を出した妻からのSOSを断った夫。しかし、電話を切ったあと「もし家で倒れていたら……」と妻の安否が不安になり、夫は定時退社を決めた。商談を早めに終えられ、問題なく帰れると思ったのだが……。39度を超える熱を出した妻。「帰ってきてほしい」と連絡を受けたが、職場で「妻の具合が悪いので帰ります」なんて言えるはずがない。妻からのSOSを断った夫。 しかし、「妻が家で倒れていたらどうしよう」という心配の気持ちが大きくなり、仕事を調整し、妻に「定時で帰る」と連絡をしたのだが……。 「もし家で倒れていたら…」 定時で帰れるよう仕事を調整し、商談も早く終わった。あとは上司に報告して、帰宅するだけ。スムーズに事が運び、会社へ戻った夫。 そこでは、上司が部下に怒っていて……。帰宅前に職場のトラブルに遭遇!?夫がなぜ「定時帰り」ができなかったのかが明らかに。 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2021年07月10日精神的なDVとも言われるモラハラ。一見すると普通の男性にも、モラハラのような兆候が見られることがあるようです。「最初はすごくいい人で全然分からなかった」「いつからからモラハラっぽくなってきた」という意見も多いようですが、できれば付き合う前からモラハラ気味な男性のことは見抜きたいものです。そこで今回は「じつはモラハラ気味な男性の特徴」を紹介します。付き合ってから後悔しないよう、男性のことはよく観察していきいましょうね。■ えらそうにしているたとえば男性が仕事帰りに、デザートをはじめちょっとしたプレゼントを買ってきたとします。それに対して「ありがとう」とあなたがちゃんと言ったにも関わらず、「『ありがとう』だけかよ、せっかく買ってきたのによ」とえらそうにしている姿が見られれば要注意です。たとえ彼が冗談めかして言ったとしても、それがエスカレートする可能性もあるでしょう。■ 被害妄想が激しいモラハラの傾向がある人は、被害妄想が激しいことが多いです。寒い冬の日、雪が降る予報を知ったあなたは気遣いから、彼に「今日は雪が降るみたいだね、何時まで仕事かな?」と聞いたとします。すると彼は「なんでそんなこと聞くの?詮索?」と受け止めるかもしれません。あなたが優しい気持ちから発した言葉や行動も、「そんなつもりじゃなかったのに」とビックリするような悪意に変換されることがあるのです。もちろん、毎回ではありません。普段は優しいということが、ほとんどでしょう。しかし「え? なんでそんな被害者のように受け止めるの?」とあなたが感じることがたびたびあるなら、注意しましょう。モラハラ傾向の強い人は「自分が被害者で、正義」でいるために、相手を「加害者の悪者」に仕立てあげることがあります。そのため、彼の周りにいる人は「いつのまにか加害者の悪者」にされることもあるんだとか。いっしょにいて「あれ?なんか悪いふうに誤解されることが多いかも」と感じたり、彼が周りの人に対して「被害者で正義」「被害妄想」の発言が多かったりするなら、モラハラ気味だと言えるでしょう。■ 「お前のため」とよく言うモラハラ気味の人は「自分が正しいし、自分は良い人間だ」という意識が強いです。ですので、「お前のために言っている」「お前が困らないように教えてやっているんだ」などの発言をしがちです。彼は心から「相手のためを思った、善意からの発言だと自分で思い込んでいる」ので、モラハラの自覚はありません。よいことをしていると、本心で信じきっています。ですので相手からの反論があると、「お前のために親切で言ってるのに、恩知らずだな!」と逆上することもあるでしょう。あなたにだけでなく、周りに対しても彼自身の価値観を、「相手のためと押しつける姿勢」があるようなら要注意です。付き合って親密になるほどに、モラハラがひどくなる可能性が高くなるかもしれません。■ 男性の兆候を見抜いて親密になるまで発覚しにくいと言われるモラハラですが、彼の周りへの言動を注意深く観察することで、ある程度見分けられます。兆候を見抜いて、被害にあわないように回避してくださいね。(森野ひなた/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年06月01日モラハラって、相手を罵倒したり否定したりするケースが一般的です。しかし、世の中のモラハラのほとんどは、もっとナチュラルで気づきにくいケースも多いかもしれません。今回はモラハラをする側に共通する性格と、受ける側がとりがちな5つの誤った対応についてご紹介します。付き合うと危険!モラハラ予備軍に共通する性格【おおしまりえの恋愛道場】vol. 122「彼氏の言い方、なんか乱暴かも」そんな違和感を覚える瞬間はありますか?最近当たり前になってきた「モラハラ=モラルハラスメント(言葉の暴力)」は、年齢問わず夫婦でも恋人同士でも起きているものです。「死ね」「クズ」「生きる価値ないな」など、わかりやすい批判ならすぐに気づけるものですが、モラハラの多くは判断に困るような微妙なものがほとんどです。また、モラハラはコミュニケーションの中で起こるものなので、微妙なやり取りに関して言えば、受ける側のリアクション次第で、モラハラがさらに加速してしまうケースもあります。モラハラがある彼と向き合うのか、別れるのかは皆さんの判断ですが、今回は付き合う前or付き合っている最中に気づきたい、モラハラする人の片鱗について、ご紹介します。モラハラ傾向の人がもつ性格5つまずはモラハラにつながる行動を起こしやすい人に共通する性格を5つご紹介します。ちなみに、モラハラは男性が女性に対してするイメージを持つ方も多いですが、逆のパターンも当然あります。また、モラハラを我慢していた人が、別の相手には逆にモラハラしてしまうといったケースもあります。目の前の大切な人の性格をまずは見ていきましょう。こうあるべき、こうしてほしいが強いモラハラをする人の根底には「べき論」が強く存在しています。自分の中でのべき論を基準に、外れたものを認められず許せない。そんな心情から、相手に攻撃的な態度を取ってしまうのです。自分は正しいし常識的だと思っているモラハラする人は弁が立ち、相手を言い負かすのが上手な人も多いです。受けた側は「そうかも…」と納得してしまいがちです。しかし、ケンカの目的は一方的な勝ち負けをつけるのではなく、お互いが納得し、理解を深めていくことです。強い正しさに捕らわれている人は、このお互いの理解より自分の正しさの主張を優先してしまうのです。人を上下で判断しがち「店員は客より下」「女より男が偉い」「稼いでいるほうが上」などなど、人を批判しがちな人は、独自の上下ルールをもち、それによって態度や言い方を変えたりしています。誰しも上下の意識はもってしまうものですが、モラハラに発展する場合、この上下意識が過剰に言葉や態度に表れる傾向があるので、注意してみてください。きちんと不満を伝えてこない相手が悪いと思っているモラハラをする側は、基本的に自分が正しいと思っています。その結果パートナーには批判や罵倒といった行動を取り、相手がそれに対して怖くて反論できなかったとしても「言い返してこない相手が悪い」と、完結してしまう部分があります。褒めない!労わない!モラハラをする人は、基本的に自分以外を下に見てしまう傾向があるため、結果として何かしてもらったりしても「ありがとう」「嬉しいよ」「感謝してる」といったリアクションはありません。また「ごめん」「俺が悪かった」といった謝罪も基本ありません。心のどこかで自分は労われて当然、相手は頑張って当然、くらいに思っているのかもしれません。モラハラする側に共通する5つの性格をご紹介しました。特定の相手を思い浮かべた時、思い当たる部分はあったでしょうか。モラハラをエスカレートさせる受け手の対応5つモラハラなど攻撃的な行動は、当然ながらする側が改めるべきことです。しかし一方で、微妙なラインのモラハラの場合、被害者側の対応が、モラハラする側をさらにエスカレートさせているケースもあります。では、どういった対応が相手の攻撃的な言葉を助長させているのか、5つ見ていきます。不満や恐怖は黙って我慢やスルー怖いと思うと、相手にきちんと言い返せないことってありますよね。また言い返したらさらに倍返しされてしまうため、黙るしかないケースもあります。しかし、攻撃する側からしたら、我慢やスルーは「響いてない」と捉えられる場合もあります。怖くてひとりで言い返すことができないなら、中立的な第三者を入れてきちんと対応することも考えてみると良いでしょう。何かあると、自分が悪かったのかなと謙虚に考えすぎる受け手に共通するのですが、何か相手を怒らせることをしたかな…と、謙虚に反省してしまうケースがあります。もちろん改善すべき部分がわかっているなら直した方がいいですが、モラハラに当てはまるケースの場合、受け手は過剰に反省しすぎている場合もあります。つい相手の気分や空気を読もうとしすぎる強い言動が日常になると、つい受ける側は相手の機嫌や空気を読もうとした行動をとりがちです。しかし人間関係は不思議なもので、相手の機嫌を伺うと、相手は無意識に合わせるように、さらに横暴な態度を取ってくることがあります。必要なら空気や気分は気遣ったほうがいいですが、不必要に相手の顔色をうかがう必要はありません。耐えることは良いことと考える女性に多いケースですが、「相手に合わせるのが当たり前」「女は耐え忍ぶもの」みたいな、偏った古い考えを持っている人は一定数います。しかしモラハラする側に合わせ過ぎたり、耐えすぎてしまうと、逆に相手の行動をエスカレートさせる側面があります。必要なのは、耐えるのではなく、勇気をもって自分なりの決断をすることです。「恋人なら」と思うと、判断が曖昧になる人と人には、心や精神の境界線が存在します。家族や恋人など親しい間柄でも、この境界線を超える権利はありません。例えば「お前は人としてダメ」といった他者の人格否定をする権利は、他人は誰も持っていないのです。しかし、この境界線が曖昧になっていると、恋人や家族など親密な関係だと、「言ってもいい」といった判断になりがちです。恋人から「お前はダメだな」なんてナチュラルに批判されることに慣れたりしていませんか。これは言い方次第ではジョークに聞こえますが、れっきとしたモラハラの第一歩なのです。モラハラについて、する側、される側に分けて傾向を紹介しました。コミュニケーションの基本は人それぞれ育った環境次第で異なるため、偏りがあるものです。わかりやすいモラハラを直していくのは、正直とても大変なことですが、ナチュラルに気づかず相手を傷つけるような発言をする人には、きちんと指摘してあげることで改善していくケースもあります。モラハラは我慢しても何の解決にもなりません。もし自分や相手との関係の中でこうしたいびつなやり取りがされているなら、何らかの対処をすることをおすすめします。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©bymuratdeniz/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©hoozone/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年05月26日入籍して間もない31歳のとき。テレビやネット記事でよくある嫁VS義母の話を目にしました。そこで好奇心からつい夫に聞いてしまったのです.。「どっちの味方する?」と……。返ってきた夫の答えは、想像の斜め上をいく衝撃なものだったのです。 他の嫁VS義母の話から、わき上がった好奇心当時、私は31歳。入籍後2~3カ月の新婚ほやほやでした。結婚にあたり、私は夫の勤め先に合わせて県外へ引っ越し、さらに周りに知り合いがいないなかでの妊娠判明と、初めてづくしで不安だらけな日々。そんななか、ふとテレビで嫁VS義母の話を目にしました。 わが家の場合、婚約中に義母が他界しており、義実家も遠方。嫁VS義母の構図はあり得ないのですが、私はふと思いました。「もし義母が生きていて、義実家が近所もしくは同居だったら、義母とトラブルがあったとき、夫は私の味方をしてくれるのだろうか?」と。そこで夫に聞いてみることにしました。 ドキドキしながら夫に聞いてみた「どっちの味方する?」「ねぇ、もしお義母さんが生きていて、私とお義母さんがモメていたら、どっちの味方するの?」。 私はドキドキしながら夫に聞きました。そして返ってきた夫の答えは、私にとって衝撃のものでした。 「2人とも、俺がいなければ存在しないんだから、俺に従ってもらう」 私としては、単純にどちらかの味方をするか、あやふやに答えるかだと思っていたので、この答えは想像の斜め上でした。確かにあなたがいなければ、私と義母の関係は存在しませんが、「従ってもらう」なんて……。私はあっけにとられ、頭が真っ白に! まったく理解できなかったことを覚えています。 ただ私は、夫の答えを「自分が一番偉いんだから、お前らの考えはどうでもいい」「自分の考えが一番正しいんだ」と受け取ってしまいました。私は、夫にモラハラ疑惑を持ってしまったのです。 モラハラ夫でも子どもには好かれる子煩悩「モラハラ夫なのでは…?」と疑い出したら、夫の言動、何もかもが、モラハラに感じるようになってしまいました。 例えば、私が家計管理のために給料の額を聞いたら「家計を改善できないのに、給料がいくらか知る必要があるのか?」と言われ、教えてもらえなくなりました。私は、夫の外食が原因で家計管理がうまくいかないと思っていたのですが、夫の考えでは「私の努力がたりない」と思っているようでした。 また、妊娠中に義祖父が亡くなったときにも、疑問に思うことがありました。そのとき私はやっと安定期に入り、つわりがおさまりかけていたころ。しかし、食後は安静にしていないと気持ち悪くなることが続いていました。そのため、葬儀でも慎重に動いていたのですが、夫は自分の妻としてサクサク動いてほしかったらしいのです。そのため、義家族と一緒になって「やることが遅い」と私に嫌味を言うのです。おかげでおさまっていたつわりが、ストレスで復活してしまったほど。妊娠中だったこともあってか、私はメンタルが弱り、落ち込みました。 夫の性格上、私が夫と違う意見を言うと、ふてくされて無視したり、「お前の意見なんて関係ない!」といった態度をとったりするので、深い話し合いをすることは避けています。 「結婚前はやさしかったのに」「こんな人じゃなかった」「なんで見抜けなかったんだろう」など、いろいろ悩みました。ただ、夫はとても子煩悩。子どもにはとても好かれているし、2人目を授かったこともあり、子どもを悲しませるようなことはしたくないなと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 文/桜沢あきらさん
2021年04月19日こんにちは、心理カウンセラーの佐藤栄子です。これまで、子育てや夫婦関係、ママ友トラブルや自分のココロの在り方についてなど、さまざまなテーマを心理カウンセラーの立場で取り上げてまいりました。そういった記事に寄せられた「もっと深掘りした内容が知りたい」「個々のケースで対応は変わるの?」といった皆様のお悩みにお答えする連載「ココロで読み解く『ママのお悩み相談室』」。今回は、 「妻が傷つく夫の嫌味『いつも子どもと一緒でいいよな』イライラはどうかわす?」 という記事に寄せられたお悩みです。記事では、育児を頑張っている自分を認めつつ、夫の真意を確認してみることをお話ししましたが、今回は「高学歴夫から受けたモラハラが許せない」という方からのお悩みです。■質問:高スペックなモラハラ夫の言動が許せません私の夫は医師です。医師としての頭の良さは私も認めますが、人としてはあまりに自己中心的で、私が何を言っても狡猾(こうかつ)に言いくるめようとしてきます。周りを理解しようともせず、自分の意見を押し付けてばかりで、家庭の中で君臨しようとする態度が嫌でたまりません。我慢の限界に達した時、夫の理不尽な言いざまをひとつひとつ論破して、最後は離婚届を突き出しました。 現在は再構築してはいますが、当時の夫の言動はまだトラウマとなって残っています。一生許せません。■回答:モラハラ化しやすい夫には2つのタイプ頭も良く社会的地位が高い男性なのに、何故か妻に暴言や暴力をふるってしまう。実はこれ、カウンセリング事例では決して珍しくないケースです。高学歴でハイスペックなのに家庭ではモラハラまがいの言動をとる男性のタイプは、大きくわけて2つあります。一つは「人に言えない何らかのコンプレックスを抱えており、それを隠すために社会的地位という鎧(よろい)を着けたがる」タイプです。頭が良いゆえに仕事もでき、家の外では他人に気もつかえるので、人生の成功者というレッテルを勝ち取っていますが、どこかでそのコンプレックスが露呈することを恐れており、その不安を妻への八つ当たりという形で発散しています。もう一つは「自分は特別な存在で常に勝者であり、何でも思い通りにできると思っている」タイプです。勉強という競争を勝ち抜くことで親や先生からほめられてきた結果、他人を自分より上か下か(ほとんどは下の存在)で判断しています。しかし、社会に出て、頭の良さだけでは評価されないことに遭遇すると「周囲がバカばかりだから自分は認められない」といった被害者意識、他責の念を募らせ、その思いを妻にぶつけてしまうのです。どちらのタイプも、自分と同様に賢い女性か、正反対の従順で幼いタイプの女性と結婚する傾向があります。賢い女性は夫の隠し持つコンプレックスや傲慢(ごうまん)さに気づき意見するため夫は不満を募らせます。一方、従順な女性は夫の言いなりになりやすいので八つ当たりされるようになります。その結果、どちらの場合も男性は家庭内で自分の不機嫌をまき散らし、モラハラまがいの言動が増えてしまうようです。もちろん、頭が良く社会的地位が高い男性がみんなそうなるわけではありません。プレッシャーとなるような過大な期待を周囲から受けることがなかったり、本人のスペックが高すぎたことで激しい競争に自らを投じる必要のなかった男性は、モラハラ夫化する可能性は低くなります。それは、自分のすごさを周囲に認めせようとして身や心をすり減らす必要もないし、他人に特別扱いを求めることもないからです。そういうタイプは、トップを走ることはなくても地道に責務を果たした結果、人より上の地位にたどり着いていたというケースも存在します。そんなガツガツすることなく、虚勢をはる必要もなく周囲から認められる人に対し、高スペックなモラハラ夫は嫉妬やストレスを感じ、その矛先は家庭内へと向かうのかもしれません。■モラハラ夫は許さなくていいご相談者様は夫の理不尽な言動をひとつひとつ論破し、最後には離婚届を突き出したとのことですね。現在は関係が再構築されているけれど、かつての夫とのやりとりがトラウマとなっているようです。どんな言動があったのかはわかりませんが、頭の良さを盾にして理屈で自分の意見ばかり押しつけてくる夫にご相談者様は大きな失望感を持ったのではないでしょうか。また、夫婦なのにお互いを理解しようと歩み寄る姿勢もなかったのなら、夫に対する信頼感も失くしてしまっただろうと思います。おそらく、「自分が悪いのでは」と自責の念にかられたこともあったでしょうし、自分の意見を強く出しすぎて、夫から「それなら離婚する」と言われたら、その後の生活はどうしようなど不安もたくさんあったのではないでしょう。その不安や恐れを一つずつ克服し、離婚届まで突きつけた勇気はすばらしいです。実際は離婚せず夫婦関係の再構築に至ったということは、夫が少なからず自分の非を認めたということですよね。本当に負けずによくがんばったと思います。では今後、ご相談者様はどうすればいいのかという話です。一般的な正論で結論づけるなら「いつまでも夫を責める気持ちがあると、自分自身が苦しいばかりなので、許すことも大事です」といったアドバイスになるのでしょう。しかし私は、許したくなければ一生許さなくていいと思います。ご相談者様は夫に対する怒りや失望を導火線として、自分の本当の気持ちに気づき、進みたい方向に舵(かじ)を切れました。今後もこの「許さない気持ち」をバネにして、ご自身がどうしたら毎日快適に過ごせるかを考えていけばいいのではないかと考えます。■一番の仕返しは、圧倒的に幸せになることこのような高学歴モラハラ夫への対処法ですが、次の2つのパターンが考えられます。1. 今すぐではなくても、別居や離婚を視野に入れて密かに準備する2. 離婚はせず物理的に同居はするが、精神的に徹底抗戦をする1. のように別居か離婚を検討しているのであれば、日常では極力夫と関わらないようにして面倒な摩擦(まさつ)を回避し、ムダなエネルギーを消費しないように生活しながら、こっそり家計から貯金するなり、仕事を始めるなりして「精神的にも経済的にも夫を頼らない妻」に変わっていくことをおすすめします。2. のように同居を続けるのであれば、今回のご相談者様のように、夫が理屈を持ち出して絡んできたら、落ち着いて理屈と事実で対抗するようにします。どんな理論武装をしても、夫の本音は「自分はえらいんだ! 自分を大切に扱え! 自分を認めて!」という横暴でわがままな感情に基づいています。大抵の場合、最後は「自分は家族のためにがんばっているのに!」とか「男の大変さが女には理解できないだろう!」という流れになるでしょう。肝心なのは、感情的になってしまった夫につられて、あなたまで感情的になってしまわないこと。「がんばってくれているのはすごいよね。あなたの言いたいことはわかりました。でも、そんな態度で話されてもいやな気持ちになるだけです。あなたを好きでいたいので、これ以上は話したくありません」と言って別室に消えましょう。そうやって、夫がモラハラ発言をしてくるたびに、毅然(きぜん)とした態度で「嫌いになりたくないから、そういう話は聞きたくない」と強い姿勢で示し続けてください。そうすると、夫はあなたに八つ当たりをしても意味がないとわかり、ほかの八つ当たり相手をみつけるかもしれません。それにより孤立したり、社会的な制裁が加えられる可能性もありますが、このようなタイプの男性はそれくらいのことがないと、自分のモラハラ気質には気づきません。実際、定年退職してから会社という居場所がなくなると、周囲から人が去り孤独になって、怒りとさみしさのなかでカウンセリングに訪れる男性も少なくありません。モラハラ言動に傷ついてきたご相談者様が夫を見返す一番の方法は、夫がいてもいなくても、圧倒的に幸せで満足のいく人生をこれから送ることです。自分の幸せに熱中していれば、気づいたときには夫のことなど考える暇もなく、「許せる=どうでもいい、気にならない」気持ちになっているはずです。今は「許せない、傷ついた」と感じる心を抱えたままで、無理に夫を許そうとする必要はありません。これからは自分で楽しく幸せに生きていくことだけを考えて行動していっていただきたいと思います。これからも皆さんのお悩みに答えていきたいと思います。お気軽に、下の読者アンケートにお寄せください。お待ちしております。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2021年04月03日付き合ってはいけない男性のタイプとして、「モラハラな男性」が挙げられます。今回は、モラハラをする男性の特徴とその見抜き方をご紹介します。身の回りに、その特徴に当てはまる人がいたら要注意ですよ。■ 何でも人のせいにするモラハラをする人は、自分が絶対に正しいと思っています。たとえば仕事でトラブルあっても、会社や同僚のせいにするなど、他人を原因にしようとします。自分に足りない部分を認めて改善する発想がないので、よかれと思って伝えるアドバイスも攻撃と受け取ります。間違いを指摘されても、自分のことを棚に上げて反論してくるでしょう。■ 不機嫌になったら無言になる自分の主張が正しいと思い込んでいるので、意見が違うときには論破しようとしてきます。そんなとき、明らかに相手の意見が正しい場合は黙り込んでしまいます。自分の意見が通らないことで不機嫌になり、話すことを放棄するのです。話しかけても返事をしない、デートの途中で急に「帰る」と言い出す、電話に出ない、LINEをブロックする。こうした行動を取るなら、モラハラの傾向があると言えます。自分に非があっても認めず、相手に謝らせないと気が済まないのがモラハラの特徴です。■ とにかくプライドが高いモラハラをする人はプライドが高いのが特徴です。ときには、年収や職場でのポジションの高さが理由になっている場合もあります。思うがままに行動できる日々に慣れてしまっているので、自分がえらいと思い込んでしまうのです。■ 「自分が中心」な人に要注意自信家とモラハラは紙一重です。自分に自信がある人って素敵ですよね。でも「自分が正しい」と、相手の気持ちを無視する人はただのモラハラです。思いやりがあるか、こちらの話をちゃんと聞いてくれるかという点は、チェックするようにしましょう。(沙木貴咲/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年03月03日言葉や態度で人を傷つけるため、実は当事者以外に表面化しづらいのが「モラハラ」です。また人によってもモラハラを感じる「ものさし」が違うので、理解が得られないこともあります。とはいえ、を受けた方は大きな傷を負うので、自分が嫌だと思ったらもう近づかないこと。今回はどうして「モラハラ男」を避けるべきなのか、その理由をまとめてみました。■ モラハラ男性の特徴とはあなたの気になっている男性や今お付き合いしているパートナーは、モラハラの気質はないでしょうか?モラハラ男性には次のような特徴があります。「バカ、生きている価値なしなどの言葉を軽々しく使う」、「俺が食べさせてやっているなどの見下す発言がある」、「パートナーのスマホ着信履歴やメール履歴をチェックする」、「物に当たり散らしたり、舌打ちなどで威嚇する」、「稼ぎを全てギャンブルにつぎ込む」などなど…。このような言動を頻繁に繰り返す男性は、モラハラ男性だと考えて良いでしょう。人生を狂わされかねないモラハラ男ですが、自分はもちろん周りに被害が及ぶ前に避けるべき理由を3つご紹介いたします。■ 子どもや家族へのモラハラ拡大してしまうもし、このままモラハラ男性と結婚して子どもが生まれたら?家族と同居することになったら?モラハラ被害が家族に広がる可能性は否定できません。モラハラを受けた子どもは自己肯定ができなくなるだけでなく、将来的にモラハラをするような子どもに育ってしまうかもしれません。モラハラ人間を増やしてしまうのも恐ろしいことです。子どもに悪影響しかないのであれば避けるのは当然でしょう。■ 理解してもらえない辛さを味わってしまうモラハラ男性は、モラハラする対象以外には外面が良かったり、評判が良いことが多々あります。相談しても、「彼がそんな風に暴言を吐く人には見えない」「職場ではかなり有能で評価が良いのに」などと、彼よりも自分に非があるからだと言われたり、人によっては「そのくらいで」と温度差が違うために理解してもらえないこともあります。自分の味方になってくれる人がいない辛さを味わうのが、モラハラ被害者なのです。■ モラハラは簡単に直らないモラハラ男性は自分の価値観が絶対だと思っているし、自分以外の人間を見下す傾向にあります。ゆえにモラハラに至るわけですが、このモラハラ気質は長く培われてきたものです。「私の愛で彼を…」と思いたくなる気持ちは分かりますが、そう簡単にはいきません。そもそも、自分より下に見てる人間からの言葉をまともに取りあうでしょうか?直らないことを受け入れて自己犠牲を続けるか、別れるかの選択になります。そんな辛い思いをするなら最初から避けるべきですよね。■ モラハラ男には近づかないのが無難モラハラ男性が兼ね備える外面の良さは本当に危険で、多くの女性が騙されてきました。心に傷を負っても離れられればマシな方で、交際や結婚に発展して自分だけでなく親や子どもにまで悪い影響を与えてしまうことも…。更生させるのは難しく、「私が彼を変えてみせる!」なんていうのは、すぐに甘い考えだと分るでしょう。できる限り避けて、近づかないことが大正解です。(森山まなみ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年02月26日■前回のあらすじたまたま目に入った夫のスマホの画面。その内容はまさに予感的中! ついにパンドラの箱をあけてしまったのでした。■やっぱり夫の不倫には取り乱してしまう…<離婚68日前>取り乱して友人に相談するプリ子。そこで頼れるタピ岡ちゃんの存在を知ることに。そして翌日プリ子は…■「離婚」の2文字にプリ子は…<離婚67日前>早速タピ岡ちゃんにLINEを送ると即レスが…!しかしタピ岡ちゃんからの返信にある「離婚」の2文字に固まるプリ子。モラハラ、DV、不倫が重なっても、離婚するかどうかは簡単に答えが出るものではないようです。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2021年02月24日■前回のあらすじ かまってくれないことに不満を感じるプリ彦。変わっていく妻の姿や同僚の言葉へのモヤモヤがモラハラスイッチをさらに激しく押すことになるのでした。 ■妻を見下すモラハラ発動プリ彦は自分の大変さしか見えていないよう…。言いたいことは山ほどあるのに…もはや言葉を失う私。■自己中が過ぎるモラハラ夫妻を奴隷のように都合よく扱う夫。普段頑張ってくれるからと優しさを出してみたものの、案の定夫からのモラハラが待ち受けていました。ここからさらなるモラハラが私を襲います…。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ普段頑張ってくれるからと優しさを出してみたものの、案の定夫からは奴隷扱いのモラハラが待ち受けていました。■口から出るのは愚痴と文句ばかり…食事中もモラハラ発言が止まらない夫。今日も相変わらず愚痴と文句のオンパレードです…。■夫はいつから変わってしまったんだろう…付き合っている時は、夫がこんなモラハラ夫になるなんて想像もしていませんでした。傷だらけなのは私の心も同じ…。これから私たちはどうなってしまうのでしょう。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ 食事の時間さえもモラハラ発言が止まらない夫。付き合っている時は、夫がこんなモラハラ夫になるなんて想像もしていなかったのに…。■平日ゴロゴロしてるだと…!? 家事と育児の大変さを完全になめてる夫。主婦に休みなどないのに…。■オレなんてどーでもいいんだろ?まさにYESとしか答えようがありません…。いや、それこそモラハラ夫に何の価値があるのでしょうか?次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ休日も炸裂する夫のモラハラ。「金を入れてればオレなんてどーでもいいんだろ?」あまりの愚問にプリ子は…。■モラハラ夫に限って…モラハラ夫は外面がいいと言われていますが、うちの夫もご多分にもれず…。ある朝ゴミ出しをした夫の姿を盗み見ると、めちゃくちゃいい夫アピールをしてました。■モラハラを友人に相談してみることに…友人が言うように本心を伝えてよい方向にいくこともあるようです。当時の私もまだ「本心を伝える余地があるのでは?」と感じていました。しかしこの後、夫のDV気質まで目の当たりにすることで状況は変化していくのでした。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ控えめにお願いしたら理解してくれるかも…なんて思った私が甘かった。どんどん暴力的になっていく夫に戦々恐々とする日々が始まります。■夫が帰宅するのが怖い…最近は夫の暴力的な一面まで垣間見て、ますます恐怖を感じる日々。夜になって夫が帰宅するのが怖くて仕方ありません。■突然不機嫌になる気分屋のモラハラ夫一緒に出かけても、突然不機嫌になって怒り出す夫。いつも夫の気分に振り回されて、こちらも身も心も持ちません。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ 最近は夫の暴力的な一面まで垣間見て、ますます恐怖を感じる日々。夫に会いたくなくて、震えます…。■モラハラ夫から夜のお誘いが…なんとか言い訳をして切り抜けられたけど、そもそも夫としても男としても無理すぎる!しかしそんな夫の不満に対して、思わぬ誘惑センサーが作動することに…■不満だらけのモラハラ夫に誘惑が…自己中でかまってちゃんのプリ彦。とある女性からの誘いによって、妻への不義理が始まろうとしていたなんて…!次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ子どもが生まれて変わった妻を受け入れられず、アドバイスと称して指摘し続ける夫。被害者は夫である自分だと思っているが…【妻side STORY】弁護士の無料相談をしてから数ヶ月、夫の暴言の証拠を残し続け着々と準備を続けていましたが、いつしか夫と接するのすらも怖くてたまらなくなっていました。「夫が帰ってくるのが怖い」、「夫を避けたい」…そう思うと、頭痛がしたり動悸が起こったり。そして夜もだんだん眠れなくなるといった原因不明の体の不調が続きました。そんなとき、離婚についてネットで調べていると「モラハラが原因で体調を崩した場合、心療内科などの診断書が離婚時の慰謝料請求で有利になる」という情報を発見。私は子どもを守るために、行動を起こすことにしました。「録音をしている」と告げると…夫はとても驚いていました。そして…夫は態度を急変させました。夫自身、酷いことを言っている自覚があったのかもしれません。夫は怯んだように見えましたが…土下座をしながらボソっと言った言葉…この言葉が聞こえたからこそ自分の中での迷いはすべてなくなり、吹っ切れて前に進むことができました。夫はなかなか離婚に応じず調停を申し立て、離婚が成立するまで約1年半かかりました。夫は泣き言を言っていましたが、自分のしてきたことの結果だと思います。あの時、勇気を出して行動できて本当に良かったです。 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ モグ /イラスト・ もちふわ
2020年11月08日■前回のあらすじリモートワークでモラハラな言動が増えた夫に耐えられず、家を出たゆいは…幸か不幸か実家は自宅からわりと近く、パートに行くときは親に子どもを見ててもらいました。実家に戻って1ヶ月たった頃、話をしたいことを夫に伝えました。パートの帰りに役所に立ち寄り、離婚届を貰いそのまま自宅に向かいました。夫には…私に対し悪いことをしたという自覚がありませんでした。「自分は正社員で仕事をしている」「俺が家族を食わせてやっているんだから、お前が仕事をやめるのは当たり前」「仕事を邪魔する子どもが悪い」「躾ができていないお前が悪い」 何を話すにも自分、自分…でした。私をバカ女と言ったり、パートだからと貶したり、子どもに暴言を吐いたり…思い付きで言ったならそれはそれで最低だけど、普段から私を見下しているからそういう言葉が次々に出てきたんだろうと思います。夫は悪びれもないような謝り方をしてきました。離婚届はその場で書いてもらう事はできず、離婚に応じる気もないようでした。それからしばらく、メッセージアプリで絵文字入りの謝罪文が来たり、どうしても本気で謝っているようには思えませんでした。この感覚のズレも含めて、話せば話すほどあつしとの再構築は無理だとわかり、私の離婚の決意はどんどん固くなっていきました。離婚に合意してもらないのなら離婚調停を申し立てる事も伝えました。一方、パート先に事情を話すと、これまで意欲的に働いてきた姿勢を評価してくれた社員さんがとりあってくれて、正社員試験を受けさせてもらえることになりました。それに合格し…私はしばらくして、正社員になりました。不思議と夫と暮らしているときより、気持ちが軽くなった気がします。はたから見たらリモートワークで在宅中のこれだけで…? と思われるかもしれません。しかし、私にとっては夫と暮らしたたった数ヶ月が地獄のような日々でした。夫の暴言で初めてモラハラについて調べたら、日頃から当てはまる事が沢山ありました。そのとき初めて夫はモラハラ気質なのでは? と気付き、日を重ねるごとに確信に変わっていったのです。離婚を決意してスピード別居でしたが、後悔はしていません。モラハラからは離れるのが一番の解決策だと改めて思いました。離婚への道のりはまだ長いかもしれませんが、仕事も思う存分楽しみながら、子どもたちと一緒に前を向いて過ごしていきたいと思います! 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2020年10月22日■前回のあらすじようやくモラハラ夫との生活を終わらせる決心をした若菜は…そして…健一との離婚が決まってから、最後にお義母さんに挨拶しにいくと…「健一も被害者なのかもしれない…」そう思いましたが、私が健一に会うことは、もうありません。私は、たくさんの人に支えてもらい、モラハラ夫との離婚ができました。もし、あなたの周りの人がモラハラなパートナーとの生活に耐えていたら、ぜひ手を差し伸べてあげてほしいです。 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ぺぷり
2020年10月18日■前回のあらすじモラハラ夫から生活費を減らされ、パートを掛け持ちしていた若菜は、トイレで立てなくなり…健一は私が倒れているのを見ても全く動こうとしませんでした。世間体を気にするタイプなので、救急車が来て騒ぎになるのが嫌だったのでしょう。夫の代わりに、子どもたちが救急車を呼んでくれて病院に。体調不良の原因は、ストレスによる重い胃潰瘍と貧血いうことでした。そんな様子を見て、お医者さんは…今までは「自分がちゃんとしないから怒られるんだ」と思っていましたが、今回の一連のことや、お医者さんに言われたことで、「夫とは離れるべきなのかもしれない」と思う気持ちが出てきました。さらに病室に駆けつけてくれた玲奈も…こうして私は 私と子どもたちの幸せのために 夫と別れる決心をしたのです。次回に続く!▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ぺぷり
2020年10月17日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情582】パートナーにするなら、受け身で何もしない人より、多少は “引っ張ってくれる人”のほうがいいですよね?ただ、自分に自信のない女性の場合、自己主張の強いモラハラ気質の“強引な男性”のことを「男らしいなぁ」と勘違いし、惹かれてしまうことも……。強引な人と引っ張ってくれる人の区別がつかないと、悲恋になりがちですよ?■結婚するなら強引でなく引っ張ってくれる人何でもかんでも独断で仕切る人や「自分がされたらうれしい=彼女もうれしいはず」と短絡的に考えて、相手に自分の意見を押しつけるのは単なる強引な人。自己愛強めのモラハラ男ですね。実はこういうタイプほど、肝心なところで尻込みしたり、彼女任せにして責任逃れをするなど卑怯だったりします。もし、交際前でも交際中でも、彼の言動が独断的というか「え?なんで勝手に決めちゃうの?」「いざとなったら私に丸投げ?」と感じることが多いなら、結婚はおすすめしません。彼はあなたを引っ張っているのではなく、自己チューに振り回しているだけです。きっと将来はモラハラ夫になるでしょう。本当に引っ張ってくれる人は、相手の意見を聞き、それを踏まえて誘導してくれます。しかも、普段はそんなにリードするわけではなく、むしろ彼女の好きなようにさせて、彼女が迷っているときだけ引っ張るイメージ。例えば、レストランでメニューを見ながら彼女が悩んでいたら「お酒は飲める?乾杯にシャンパンはどう?」とか「パスタ好き?さっぱり系とこってり系ならどっちがいい?」と質問して、上手に意見を引き出し、一緒に決める感じですね。決して、独断でオーダーしたりしません。■引っ張ってくれる人は紳士で穏やかなんというか、引っ張ってくれる人は共感能力が高く、責任感も強くて、紳士な人が多いんですよね。相手の心の動きに敏感で、何か問題が起きても、絶対に彼女になすりつけたり、丸投げしたりなんてしません。一方、強引な人は自分が不利になったら人のせいにするし、我関せずって感じで人任せにしがち。そして保身のために言い訳ばかりします。引っ張ってくれる人と強引な人って、そもそもメンタルからして結構違うなと。引っ張ってくれる人の精神は基本的に穏やかで、感情の起伏もそうありません。ですが、強引な人は感情の起伏が激しく、後先考えられない人が多め。引っ張ってくれる人は精神的に成熟しているのに、強引な人は幼稚なままなんです。頭の中が子どもだから、相手の意図を汲み取るのも苦手だし、キャパが狭い分、他人の価値観を受け入れられず我を通そうとするし、短絡的な行動も目立ちます。■彼はモラ男じゃない?チェックを強引な人って、相手をイライラさせたり不安にさせたりしますが、引っ張ってくれる人は、心地いい状態を作るのが、すごく上手です。交際前でも交際中でも、彼がなんでも勝手に決めちゃうようであれば、引っ張ってくれる人ではなく強引なだけ。大好きなら付き合ってみてもいいけど、言い訳ばかりしないか、人のせいにしないかなど、よく観察しましょう。
2020年10月02日1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第20回は、もしかしてモラハラかなと思うような夫の言動があったママの声から、関係悪化を防ぐためのコツを3つご紹介します。1. 夫の小言は華麗にスルー【ママライフばんざい!】vol. 20コロナ禍の現在、仕事がテレワークに切り替わった方もいるでしょう。そうなると、以前よりも夫婦で過ごす時間が長くなり、よりお互いのことを知る時間も増えているはず。そんなときに、「もしかしてモラルハラスメントかも」と思うような相手の言動があったとき、関係悪化を防ぐためのコツを3つお届けします。相手が「夫」でなく、「彼氏」におきかえても、同じように使えるコツかもしれませんよ。共働きをしていてお子さんがいる30代半ばのAさんは、仕事に家事に毎日大忙し。同年代の夫はというと、たまに少しだけ家事を手伝う程度でしたが、大変そうなAさんのことを気にかけてはいる様子だったそう。ですが、だんだんとお子さんのことに意識が向くAさんに、嫌味を言うようになります。疲れ果てて休日の朝にAさんが起きられないときに、「あれ?洗濯まだしてないの」と催促したり、「最近部屋が片付いてないんだけど」と掃除を促したり。自分でやれば、と思うAさんですが、言い返すと倍になっていろいろと言ってくる夫の性格がわかっているのでそうなるとよけい面倒なため、疲れた体に鞭を打ってなんとか家事をすることも。しかし、あるとき、あまりに疲れ果てていて、夫が話してくる内容がほとんど頭に入ってこないときがあったのだとか。そこからわかったのが、適当に相槌を打って夫の話が終わるのを待てば、“とりあえず言いたいことを話した”という満足感からか、夫はスーッとおとなしくなるのです。モラハラかと思うような言動があっても、そこでいちいちビクビクしたり、言い返したりしないで“スルースキル”を身につけると、それ以上はしつこく言ってこないことがわかり、それ以来は華麗に夫の小言をスルーするAさん。耐えているわけではなく、相手にしないスタイルでいくと、ストレスもたまらないのだとか。確かに、ふっかけてくる相手と同じ目線になるともめやすいので、うまくかわすことができればいいかもしれませんね。但し、このやり方は、言えばスッキリする自己完結型の夫にはいいですが、なかにはスルーにキレる夫もいるのでご注意を。また、Aさんが負担過多であることに変わりはありません。家事分担など、根本的な解決を求めるのであれば、お互いが冷静な時に気持ちを伝え、じっくり話し合うのがよさそうです。2. 高いプライドを満足させるアラフォーのBさんは、バリバリ働いていましたが、結婚を機に退職。エリートサラリーマンの年上の夫と二人暮らしです。結婚当初は、恋人時代と変わらずに、記念日があるたびに高価なプレゼントを贈ってくれたり、おいしいと評判のレストランに連れていってもらったりしていたのだとか。ですが、だんだんと夫は仕事のグチをBさんに言うようになります。もちろん、がんばって働いてきているのですから、グチぐらいいくらでも言っていいと思っていたBさんですが、次第に「俺がこんなにがんばっているのにお前は家でのんびりして……」などと、八つ当たりのような言動が出てきたそう。最初は申し訳ない気持ちもあったBさんですが、働くことの大変さをわかっているからこそ、あるとき、夫がなぜそんなグチを言うようになったのかを冷静に考えました。思うに、仕事がうまくいかないモヤモヤを話せる相手がいないからぶつけてしまう、甘えてしまうんだろうと分析。そこで、夫の激しい言動が出てきたときは、「こんなに努力しているのに周りは見る目ないよね!」「やっぱりその考えはスゴイわ」などと、高いプライドを満足させるような言葉をあえて言うようにしたところ、夫の態度が落ち着いてきたのです。仕事のスランプ時期を脱したのか、夫も以前のように優しくなってきたのだとか。相手が口撃してくるときは、冷静に対処をするというのは、ポイントなのかなと思いました。とはいえこのケースは、たまたま仕事が落ち着いたことも大きいです。再び仕事が大変になった場合を考えると、また暴言を吐かれるかもしれません。穏やかないまのうちに、「あの時、あなたにあんなことを言われて、私はこういう気持ちになった。あなたも同じことを言われたらどう思う?」と自分の気持ちを正直に伝えると、夫なりに気づきを得られるかもしれません。夫の心に余裕がある時に諭し、このような事態を二度と繰り返さないようにしましょう。3. 我慢も限界になったら別離も考える30代前半のCさんは、もともとおとなしい性格で、女友達といるときも、自分から何かを提案するというようなことはありません。Cさんをグイグイと引っ張ってくれる、頼もしい夫がいて、相性は良さそうに見えていました。ただ、リーダーシップを取りがちな夫は、家庭での発言権も強く、だんだんとCさんに対して傲慢になっていきます。あるとき、Cさんが女友達と集まったときに、そんな家庭の様子を話すと、まわりからはブーイングの嵐。Cさん自身も、実は「ちょっともう限界かな」と思っていたそうで、まわりの励ましもあって、別れることも考え出すようになりました。すると、いつもと違ってきているCさんの様子に気づいた夫が、「なんかいつもと違う?」などと顔色をうかがうようになります。「別に」とそっけなく対応していたCさんは、少しずつ、本音が言えるようになり、結果として夫との関係も以前より回復しだしたのだとか。それもやはり、「別れることまで考えなかったら夫に冷たくならなかったかもしれない」と、最悪のパターンを想定したからこそ、本音が話せるようになったそうです。いずれにしても、自分にとってマイナスとなる相手や原因には、できるだけうまく対処していけるといいですよね。いろいろなものを乗り越えて、みなさんもすてきな日々を過ごしてください。©GeorgeRudy/Gettyimages©GeorgeRudy/Gettyimages©g-stockstudio/Gettyimages
2020年09月23日金遣いが荒く、相談もなくお金を使ってしまう夫。そんな「お金の管理ができない夫」の行動について見てきた前回に続き、今回はそんな夫への対処法について、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードを元に、お伝えしていきます!■「誓約書を書かせた」夫を改心させた妻たち前回は、お金の管理ができない夫の実態について見てきました。そんな夫に対する妻による制裁とは一体どのようなものなのでしょうか。まずは夫を改心させた妻の行動についてです。「わが家は何度も主人が借金を繰り返し、夫婦げんかの末、警察沙汰になったこともありました。正直主人への信頼はありません。しかし、そんな主人を選んだのも私自身。子どももいますし、今は改心して頑張っているであろう主人を少しずつ信頼しようと生活しています」「結婚後に借金がわかり、ブチ切れて携帯チェックをすると、女性の連絡先があった。全部消させて1カ月くらい無視していた。それから旦那の親のところに行って、『もう借金しない』と誓約書を書かせた」「先月結婚した彼。 もともと物にこだわりのある人で、マイカーもコンパクトな外車。その外車の車検代はまさかの50万円。もちろん、そんなお金は持っていなくて、私が立て替え。それから車を売却すると誓約書を書かせて、彼のお金は私が差し押さえました」「男の子3人の子育てをして、ほぼワンオペ育児している時に、夫が会社の20代の経理の子と不倫して、かなりの額の借金があることがわかりました。会社に乗り込み親にも伝え、友達にも公表し、社会的制裁を与えました」お金の管理が甘い夫に対して、強気な行動に出ている妻も多くいるようです。確かに、「改心させる」と言っても、口だけの約束で終わっては意味がありませんよね。そのために、誓約書を書かせたり、社会的制裁を加えたりと、妻たちの試行錯誤がみられます。■妻が家計管理するまた、お金の管理ができない夫の代わりに妻が家計管理をするようになったというコメントも寄せられていました。「夫は結婚当初カードを何枚も持ち、ほしい物があると我慢せず買う生活でした。家計の管理も任せてくれず、支払いが大変でした。自分で支払うと言った自動車税の滞納がわかり、それを機に家計管理を私がするようになりました」「結婚して1カ月で、相談なく仕事をやめてきた旦那の独身時代の国民健康保険の未払い金を、新婚の時にわたしが払う羽目に。家計を任せたら、無駄遣いだらけで大赤字。自分が家計を握ったら余裕で黒字だった」「うちの旦那はゲーム課金に総額70万円以上つぎこんでいました。バレた後もコソコソ課金していたので、通帳、カード全部取り上げました」夫がお金の管理ができないとわかった後に、妻が家計管理をするようになったというエピソードが多く寄せられていました。それで夫の無駄遣いがなくなればいいですが、夫への失われた信頼が戻るのには時間がかかりそうですよね。■「とっとと離婚した」金遣いの荒さは治らない?また、妻からの制裁として多く集まったのは、「離婚した」というコメントでした。「給料が低く、車のローンもあり、私が全家計を支えていた。家事は一切せず、子どもの世話はゲームに夢中でやらず、人前ではやっているフリ。出産一時金も子ども手当てもパチンコにつぎこんでいると知り、離婚を決意した」「パチンコ依存症の夫。家のお金を数万円持ち出す、カードで日に何度も数万円引き出して、私が問い詰めると消費者金融で借金があると。最初50万、2年後200万、その翌年250万。その後も数百万借金を何度も。借金が判明すると泣いて謝り、病院にも通いましたが改善せず、離婚した。ギャンブルは治らない。別れるのが最善策」「元夫の借金が結婚後に知らされ、仕方なく2人で返済していこうとなり、数カ月後に消費者金融の借金の残高が増えていて元夫に聞いたら、『今そのATMは壊れているから気にしないで』と。無知だった私はそのまま信用しそうになったのだが、たまたま一緒にいた私の母が『そんな事あるわけない!』と激怒して、目が覚めて離婚!」「結婚前からの隠し借金、夫婦でためたマイホーム貯金100万単位の使い込み事件がありました。元夫は、私の前では泣いて謝るくせに、自分の親の前では強気で義両親とともに責任転嫁してきました。もともとの浪費癖を嫁のせいにする元夫と義両親の本性を知りとっとと離婚しました」離婚を決意したというコメントからは、夫にお金の管理ができないこと以外にも許せない点があったことがわかります。借金を何度も繰り返されたら信頼はどんどん失われますよね。さらに、うそをつかれたり、責任転嫁をされたりと、妻が夫を見捨てる気持ちもよくわかります。さて、ここまで妻の反撃について見てきました。困った夫の金遣いの荒さですが、夫婦で将来家族がどれだけお金が必要なのか話し合っておくことで、夫の節約意識を高めることができるかもしれません。子どもが何年後に進学するからいくら必要、こんな習い事をしたがっているからいくら必要になるなど、自分たちの子どもたちの将来のために具体的な相談することで、お互いの認識のズレなども発見でき、解決に近づくことも。夫婦だけでは何を話していいかよくわからないという場合には、家計のプロであるファイナンシャルプランナーに依頼して、より具体的な将来のライフプランを作ってもらうこともできます。具体的な金額や必要な時期がわかると、きっと気持ちも引き締まりますよね。それに、具体的な目標ができることで、節約を意識するきっかけになりそうです。しかし依存性がある場合は、病院に行く必要があるかもしれません。ギャンブル依存や買い物依存など、その度合いによっては、緊急性がある場合もあるので、十分注意したいところです。また、依存してしまう理由を取り除ければ、改善する可能性もあります。夫のストレスがどこからくるのか、冷静に見極めることが大切です。消費者庁では、ギャンブルなどの依存症についての相談窓口などが掲載されたホームページが作られています。そうした窓口では医師や専門家に相談することもできるので、家族だけで抱え込まず、臆さず相談に行くことも大切でしょう。参考: 消費者庁「ギャンブル等依存症でお困りの皆様へ」 また、借金が膨らみすぎて、生活が立ち行かなくなってしまった場合にも、第三者に相談することが大切です。法テラスなどの公的な窓口を頼るのもできるので、身近に相談できる人を見つけるのも、家計改善への道筋かもしれません。参考: 法テラス 夫婦間で、子どもに自分の人生を歩んでもらいたいという思いは共通しているはず。そのために、自分たちができることとは一体何か、夫婦で同じ認識を持てると、金銭的なトラブルは減らせるのかもしれません。お金の管理ができない夫とその妻の話、どう受け止めましたか?前半はこちら 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >> これからを生き抜くお金の貯め方 この連載の全話を見る >>
2020年09月22日夫婦になって子育てが始まると、家族で家計を回していく必要があります。そんな中、夫との金銭感覚の違いに苦しんでいる人は多いようです。今回は、「お金の管理ができない夫」について、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードの中からご紹介します!■相談なしに800万円の車を購入!?多く寄せられたのは、買い物で浪費してしまう夫のエピソードです。「月3万円のおこづかいなのに、7万円ものカード請求がきました。内容は、全部旦那の趣味のゲームやプラモデルなどで、家のための物は一つもありませんでした」「元夫が『安かったから』という理由で800万円の車を頭金なしで買ってきた時は引きました。当時、家を建てたばかり。毎月8万円のローンがあり、そこに7万円プラスされることに。毎月の返済額が苦しくなると親に泣きついて払ってもらう始末」「夫が見慣れない時計をしていて、『職場の上司に、偽物でつけているのが恥ずかしいからと言われてもらった』と言っていた。その後うそだとわかり、『飲み会で酔った勢いで買った』と白状しました。さらに数ヶ月後、その時計を下取りに出してプラス20万円払って新しいのを買っていました。子どもたちが外食したいって言っても我慢させているのに」「うちの夫もお金の管理能力がありません。ぜいたく品を買うわけではないけれど、何も考えずにだらだら使って赤字を出してしまう。ボーナスはそれぞれ管理のはずだったのに、考えずにお金を使って常に生活費に食い込ませる。私が怒ると、そっちが埋めてくれればいいじゃないかと開き直る」どのエピソードも、その購入金額の高さに驚きます。そして、夫が前もって相談せずに大きな買い物をしたために、その後に事実を知った妻の戸惑いが伝わってきます。買い物をする際に、その都度相談するのは面倒なことでも、夫婦の間では必要なことなのだと改めて感じさせられます。■ギャンブルで何百万円も借金する夫たちまた、夫がギャンブルにお金を使ってしまうというコメントも寄せられていました。「隠れて借金していた。私の大事にしていた形見などを売り、息子の出産祝い、私の財布のお金を盗み、義理の母からのプレゼントを私に渡さず質に入れた。 全てギャンブル。向こうの親に連絡を入れると、最初は一緒に怒ってくれたが、途中から『つらいなら帰っておいで』と私を悪者扱い」「元夫は結婚前から借金があったのに黙っていた。しかもパチンコ。何も残らないし、最終的に私の貯金や子どもの学資保険も使いきり、なのに女まで作るというアホでした!」「夫は『パチンコやギャンブルはしない』と言っていたが、隠れてこそこそパチンコ通いしていました。初めは息抜きも必要だし、お小遣いの範囲でならと許していましたが、こっそり消費者金融で借金をしていました。しかも100万円ほど。仕事と言って出かけ会社には体調不良とウソを言って休んでまで通ったそう」「私と主人はお互いバツイチ。再婚して1年もたたないうちに生活費を一切入れてくれなくなり、お金を貸してと言ってくるように。借金まみれのギャンブル依存症だったのです。どんどん生活費がギリギリになり、貯金も0に。主人と同じ職場だったので、別れる準備として8年勤めた職場を退職してすぐに、なぜか主人も退職。職場の人にまでお金を借りていたことがわかりました」ギャンブルで借金を繰り返してしまう夫に対して、モヤモヤとした思いを抱いている人が多いようです。もはや夫のこのような状態は、ギャンブル依存症といえそうです。また、パチンコをするために仕事も休んでしまったというコメントからは、日常生活にも影響を与えていることがわかります。■ゲーム課金で80万円の請求が!さらに、ゲームの課金で高額な請求がきたという声も多く集まっていました。「うちの旦那もいつの間にかゲームに課金をしていて、気付いたら80万円! 独身時代の貯金から全額回収しました。課金したゲームは一度アンインストールしましたが、やはりいつの間にか復活。今でも毎月3万円課金しているようです」「私の父が亡くなり、受け取った保険金全てを黙って夫が使いました。 数百万円です。生活費に充てたと言い訳していましたが、家賃や光熱費を滞納してまでゲームに百万円以上の課金していました」「うちはゲーム課金で35万請求きました。4人の子どもがいて共働きですが、夫は家事は一切やりません。義母からは謝られましたが本気で離婚を考えています」スマホでできるソーシャルゲームなどは、レアなアイテムやキャラクターをゲットするために、課金ができる仕組みになっているものも多く見られます。お小遣いの範囲内なら我慢できるものでも、何十万円も請求が来た場合は、絶句してしまいそうです…。■督促状をきっかけに500万円近い借金の存在が明らかに…そして、夫に借金を隠されたというエピソードも多く寄せられていました。「この前電気が止まるって通告書をもらって、慌てて開いていない封筒を開けたら大量の督促状が…。財布を別々にしていたのがあだになりました。結婚して1年、奨学金も合わせて500万円近い借金があるのを知りました。現在離婚するか迷っています」「私は元夫から生活費を月1万円しかもらえていませんでした。私の母が介護が必要になり仕事もできなくなったので、元夫からの生活費が命綱でした。その後、夫が300万円の借金をしていたことが発覚」「元夫の借金が結婚後に知らされて仕方なく『2人で返済していこう』となったのに、数ヶ月後に消費者金融の借金の残高が増えていた。そしたら『今そのATMが壊れているから気にしないで』と。無知だった私はそのまま信用しそうになったのだが、たまたま一緒にいた私の母が『そんな事はあるはずがない!』と激怒され、目が覚めて離婚」多額の借金の存在を隠されていたら、夫への信頼は地に落ちてしまいそうです。隠し事をされたことに対して、妻が怒りを覚えるのも無理はありませんよね。ここまで、お金の管理ができない夫についてのエピソードを見てきました。金銭的にも家計が苦しい状況に追い込まれるのは当然だと思います。ただ、それ以上につらいのは、夫が自分に相談せずに、知らないところで勝手にお金を使ってしまうことなのかもしれません。そんなお金の管理ができない困った夫に対して、妻はどのような対処をしているのでしょうか…。金遣いの荒い夫への制裁とは!?後編に続く 【同じテーマの連載はこちら】 うちのダメ夫 この連載の全話を見る >> これからを生き抜くお金の貯め方 この連載の全話を見る >>
2020年09月21日■前回のあらすじ料理に文句が多く、ひんぱんに食事を作り直しさせる夫に悩んでいた私。そんなとき、妊娠していることがわかり…結局、私は夫と別れずに子どもを産み、育てることを選びました。 私は自分が選んだ人を信じたかったのです。 心配していた夫の態度も妊娠を告げると、料理に文句はつけながらも、料理の作り直しを命じられることは減りました。これでようやく家族になれると、私は期待していました。 しかし子どもが成長していき、私の仕事も本格的に忙しくなり始めたときに、また夫の暴言が始まってしまったのです。なんと聡まで、夫と同じように「今すぐ作り直して」「食べない」などと言うようになってしまったのです。聡が夫と同じように私に命令をし始めて、私は「このままではいけない」と決意しました。このまま息子を夫のように「女だから」「女のくせに」とジェンダー差別をし、人の気持ちを考えずに命令するような人には絶対なってほしくない。そしてこのままだと男性は自分の妻に何を言ってもいいという間違った価値観を植え付けてしまう気がして、それだけは許せませんでした。私の職場はもともと海外赴任の可能性があり、女性も海外への出張、赴任があります。だから私もいつかはと思っていましたが、夫のこともあり、あきらめかけていました。しかし、これで踏ん切りがつきました。 「妻は夫のいうことを聞くもの」という家庭で育ち、そんな家族が嫌だった私が、結婚した夫がまさか父と同じだったなんて、長らく信じたくなかったのです。 子連れでの赴任は、おそらくかなり大変だと思います。でも子どもには広い世界を知ってもらいたい。いろんな価値観に触れてほしいと思います。 私が子どもを連れて海外赴任をしたら、私たち夫婦はどうなるかのかはまだわかりません。ただ夫は変わらないだろうと思っています。そして私は、自分をもっと強く変えていきたいと思っています。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2020年09月01日前回 からのあらすじ(全3回)専業主婦でワンオペ育児中のマユミは、生活費を3万円しか渡さないモラハラ夫・ひできとの離婚を決め…モラハラをされている日々を、誰かに聞いてほしい。しかし身近な友達には相談しにくいと感じていました。辛い日々を過ごしている中…SNSで同じ境遇の人との交流を続けていくうちに、少しずつ気が楽になり、自分自身も少しずつ回復していきました。そんなとき、離婚相談をしている弁護士さんから思わぬ提案が!夫の給料なしで最低限の生活ができるようになり、ついにこの日が来ました。 【同じテーマの連載はこちら】 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >> され妻なつこ この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションですイラスト・ もづこ
2020年07月30日前回 からのあらすじ(全3回)専業主婦でワンオペ育児中のマユミ。浮気をしているモラハラ夫から、生活費を3万円しかもらえなくなり…こうして私は、離婚に向けて動き始めました。次回は7/30更新…【同じテーマの連載はこちら】●離婚できない妻のモラハラ対処法 連載一覧はこちら ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ もづこ
2020年07月29日前回 からのあらすじ(全3編)マイホームのために貯金中のはずが、夫の金遣いの荒さが気になり…彼はカードは思いっきり使うくせに、現金を持っていないことが多いのですが…ある日、結婚記念日に行ったレストランでのこと持ってるカードも多く、お金の管理苦手…?…今回のレストランは私が払って帰りました嫌な予感がし、家に帰って一緒に貯めていたマイホーム用の口座を見せてもらいました夫によると、結婚前にすでに借金があり、今もそれを返済中であるということ。最近返済が追いつかなくなり、ついマイホーム貯金に手を出してしまったとのことでした…まさか夫に借金があるなんて、今まで気が付かなった自分のバカさ加減にも頭に来ていました。そして借金があるにも関わらず、あんなに気前よくお金を使っていた夫のことも、すべて信じられなくなり…。→次回(7/18UP!)に続きます※この漫画は実話をべースにしたフィクションですイラスト・ のばら \「うちのダメ夫」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月17日私は優美。これは私が実際に経験したモラハラ体験談です。結婚前は優しかった夫のモラハラが酷くなりはじめたのは、結婚して1年ほどたったころでした…はじめはこんな小さなことからでした。でも夫はだんだん、私の服装や容姿に対する批判や、バカにする口ぶりをするようになったのです手作りのおかず3品、ご飯は炊き立てを用意しないといけないのですが、それでも気に入らないと食べてくれないことがありますタオルの掛け方もこだわりがあるようで、揃ってないと機嫌が悪くなリます毎日ダメ出しされているうちに、夫が言っているように「私が悪いんだ。私はダメなんだ」……と思うようになっていきました→次回(7/18UP!)に続きますイラスト・ タキノユキ 【同じテーマの連載はこちら】 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >>
2020年07月17日