なんだか急に寒さが増して「お前らいつまでも甘えてんじゃねえぞ冬だぞオラ」って言われてる気持ちになっていますが、皆さん風邪などひいてませんか。「さむい」と「さみしい」は何となく似ているので、気温の低下と共に風邪ではなく恋にまつわるさみしさや苦しさなんかをぶり返す女子もいることと思います。なので今回は、以前にブログに書いたことを、こちらに改めて書いておこうと思います。恋について悩む若い女の子の話を聞くとよく出てくるフレーズ。「この先こんなに誰かを好きになれないと思う」「この人以上に素敵な人はいないから」…だからその恋が幸せでなくてもそこにすがってしまう、他に踏み切れないと。このケースはすごく多くて、聞いてる側としては「そう決めてしまうほど1人のひとを愛せたってすごいね」とは思うんだけど、それで思考停止になって現在のつらい状況から抜け出すのをあきらめる…というのは悲しすぎるなと思うのです。もう若くない…いや、酸いも甘いも噛み分けた女ならば知っている。生身の、目の前の相手への「ああ…好き!!」という熱病のような思いは、一時の幻であり快楽であるということを。心に固く誓う「唯一無二」も「永遠」も、意外と簡単に次に明け渡せるものであるということを。私もかつてありました。失った恋の苦しみで「もうこんな人は私の人生に登場しないだろう」と悶絶したけど、結局まるきり違うタイプのニューフェイスが登場して「あの時の苦しみって何だったんだアハハ~イ」みたいなこと(笑)もちろん過去のその人の素晴らしかったところは今でも素晴らしかったと思ってる。だけど「それ以外の色んな種類の素晴らしさがこの世にはいくらでも転がってんだなー」ってことが、年々増えていきます。最良も最高も(同時に最悪も最低も)、年齢や環境と共にどんどん更新されて変わってゆくんですよね。神さまは、そう簡単には人に択一を迫らない。恋愛に限らず、何にだって「次」ってもんがあるんです。しばらくやって来なくたって、必ず来る。だから今立ってるところが崖っぷちだなんて錯覚をせず、もっと楽観すればいい。そして、これまで目に入っていなかった周りのすべてを見渡してみて下さい。「次の相手」という意味でも「恋愛以外の充実がある」という意味でも、あなたの周囲には思うよりずっと多くの光がある。愛してるぜーと言ってくれてる人たちがいる。それを知らなきゃ、本当にもったいない。猛烈に「好きだ!」と思う瞬間や「この人しかいない!」という確信は、確かにその時の真実だったと思います。だけどそれは決してたったひとつの結論でもゴールでもない。だから「つらい、苦しい」はもうそろそろ終えて、凝視している視線の方向をちょっとずらして、無数のドアを見つけて、好きなものを選んで下さい。いや、選ばずのんびり散歩したってOKです。世界はいつだって、あなたを喜ばせようと手ぐすねひいて待ってるのだから。
2018年12月14日以前「おじさんは、なぜ。【後篇】」で「飲み屋で女だけで飲んでるとエアでいじってくるおじさんがうっとうしい」と書いたんですが、今回は若い男子の話です。なのでおじさんという自覚が出る前の男性の皆さんに読んで頂ければ幸いです。––––––––––その日我々女5人は少しばかり悲しい出来事を共有し、「気持ちを晴らそう!」と居酒屋に入店。席に座るや否や、スーツの推定アラサー男子がいきなり「ここ座っていいすかあ?」と来た。見るとかなり出来上がっている。あまりにぶしつけな様子に我々はガン無視したが、「いいすか!ここいいすか?」と繰り返す男の向かいにいた友人が「だめ!」と断り、男は「だめっすかあ〜」と自席に戻って行った。その後は男について触れることも一切なく盛り上がっていたのだが、宴も終わりに近づいた頃、「すいませんここ座っていいっすかあ?」…何とその男が再び現れたのである。アンビリーバブル。先ほどの酩酊度150%状態から200%状態になっており、さらに仲間の男子も従えている。呆れた我々が再三「いやです」と言っても全然聞かないので私は言った。「悪いけど私たち今日悲しいことがあったの。そういう気分じゃないから帰って」それがいけなかった。彼らに会話の糸口を与えてしまったのだ。「えっ!何すか悲しいことって!!話聞きましょうか?」そう言いながら身を乗り出してくる。「うるせーな失礼だよ」と怒っても「えーなんで失礼なのひどいなあ…」とニヤついてる。そして男は切り札を出すかのにこう言ったのだ。「ていうか、僕ら総合商社っすよ」だから何ついに1人の友人が氷のような真顔で「ほんと悲しいことあったからやめて」と低く言い放ち、彼らはしぶしぶ帰っていった。––––––––––これ、男性が読んだら「飲み屋でのささいなナンパ話」だと思うかもしれないけど、あの場にいた私たち全員、徹頭徹尾イヤーーーな気分にしかなってないのです。言いたいことは3つです。酩酊した男は恐怖である例え吹けば飛ぶよな見た目の男性でも「酩酊した、話の通じない男が乱入してくる」って、女性からすればえもいわれぬ恐怖感があります。大小さまざまな過去の経験に基づく本能的な恐怖です。もし昼間のレストランのテーブルに男がいきなり乱入してきたら、つまみ出されたり通報されたりする可能性がある。なのに酒が入ると許されると思う神経が信じられない。何をするか分からない男が「やめて」と言っても絡んでくる。それは男性自身が思ってる以上に怖い、ということを自覚して欲しいです。無芸なナンパは罪でしかない私はナンパ自体や飲み屋での客同士の交流を否定してるわけじゃありません。盛り上がる人もいるし新しい恋に発展する人もいるの、全然悪いことじゃない。でもそれは双方のノリが合った場合だしそういうケースは稀有なのだから、うまく行かせたいならまずは「人対人」としての礼儀を守れよと思います。自己紹介をし、最低限の礼儀を表し、「自分はヤバい人間ではない」という最低限の信用を与えて初めてスタートラインだろうが。「ウェーイ☆」って押せば「やだ、面白い人♪」ってなる…はずがないだろう、バカ。ナンパというのは高等芸です。第一印象や最初の一言で相手を惹きつけられるのは、よほどの話術か類いまれなる憎めなさを持ってる場合だけ。それは酒席でも同じです。「ゴリ押し&所属企業(今回は企業ですらない…ただの業種名)アピール」みたいな最悪と最低の天丼みたいな方法、すぐやめろ。ルックスは関係ないセクハラ問題などで男性が苦笑いしながら言う「イケメンなら話は別だろ」という意見に答えを返します。NOです。今回の自称総合商社ズですが、「座ってもいいすか男」は酩酊していても顔立ちはスッキリと整っており、後ろにいたのはお洒落パーマのクリエイターふう男子で、つまり2人とも姿かたちのいいイケメンだったのです。シラフで仕事場にいたらきっと好感度高そうな男子です。にも関わらず、我々はいちミクロンの好感も持ちませんでした。イケメンでも、無礼は無礼。ひどいはひどい。それが事実です。万が一あれが町田啓太(ご存知ない方はググッてみて下さい)だとしても、あの絡み方だったならイヤだったでしょう。いや、町田啓太ならそんな無礼は絶対しない。よく「セクハラは何を言うかじゃない、誰が言うかの問題だ」と言われますが、その「誰」は「イケメンか否か」ではないのです。「こちらがかなり信用していたり好ましく思ってたりする人か否か」なのです。現場からは以上です。
2018年12月01日読者の皆さまにはまだ引っかからないニュースかもしれないけれど、先日、「女性たちの間でグレイヘアというスタイルが広まりつつある」という記事を見ました。年を重ねた女性たちが白髪染めをやめて地毛のままでいるというムーブメントが少しずつ広がっているようです。そういえば本屋でもグレイヘアのスタイルブックが平積みになっていたし、そこに登場する女性たちはいずれも個性が際立っていて素敵だったし、いいじゃんいいじゃん…と私は思ったのです。しかしその記事を読み進めていくと、「んん?」と思う箇所にぶち当たりました。それは、女性のグレイヘアに否定的な男性の意見。曰く「主張が強い女性という感じがして怖い」「自分が男性として見捨てられた気がして寂しい」…。そろそろ総白髪にさしかかろうという年齢になってもまだ「主張が強い女はうんぬん」て声に遭遇しなくちゃいけないのか…あほくさ! 同じグレイヘアの男性を見ても、素敵だと思いこそすれ誰もそんなこと言わないのになー。「主張する女、強い女は怖い(=モテない)」という言葉はみなさんご存知の通り、若い頃から女子たちに五月雨式に降りかかる呪いです。服装や髪型、はっきりものを言うこと…その程度ですぐに「怖そう」というレッテルを貼られがち。さまざまなメディアやシーンで「だからこそ女は優しくやんわりと、男性を立ててうまく操縦しながら生きましょう」とずっと言われ続けてるんですけど、もういい加減やめてよくないすか?これに忖度するの。「物言いや自己主張がガンガンに強い人は怖い」ってのは分かります。でもそれは男女関係なく「人として、キャラとして怖い」って話ですよね。でも、男だと「頼もしい」が、女だと「おっかない」になるみたいなの、もう勘弁です。好き嫌いの話なら個人が思う分にはいいんですけど、それをあまねく女性に吹き込まないでほしいよね。世の中には「女性は俺より弱くあってほしい」という男性がそんなたくさんいるの?マジで?女が下になることでやっと保てる男のアイデンティティなんて羽毛じゃないですか。羽毛の軽さ。吹けば飛ぶ。それを保護してあげる必要なくない…?そういう男性はこの世界の片隅でお好きにやって頂いて、女子のみなさんは決してそれを「男性の総意」「世の真理」とは思わないようにしましょう。もちろん「威圧的、高飛車」みたいなのは男女問わずよくないけど、これからの世の中、なるべく心身ともに「強い女」である方がいいと私は思います。自分のためにも、パートナーのためにも、社会のためにも。そして「女は弱い方がいい」と思ってる男よりも「強い女がいい」と思ってる男を探しましょう。大丈夫、そういう男性は意外とたくさんいるから。弱いふりして男に庇護されて生きられた時代は、とうに終わった気がします。男だって決して強い生き物じゃないってことは、みんなうすうす気付いてるはず。これからは男女助け合ってサバイブしていく時代。ならば片方が弱った時、もう片方ががっちり支えられないと困りますよね。飲み会で一方的には話しまくらない方がいい。でも男性を立てるために「そうなんだーすごーい」という役割におさまる必要はない。年長者を敬い、彼らに可愛がられることは悪くない。でも彼らの「若い女は無知」という思い込みに合わせる必要はない。バリバリ稼ぐ男を支えるというのもアリだ。でも「私は彼に比べて大したことないし」と思ってしまうのは大きな間違い。周囲をなごやかにするのも大切なこと。でも空気読みすぎて「NO」を引っ込めるのはやりすぎ。人の気持ちを考えられる優しい女は貴重だ。でもあなたを大切にしていない人に尽くすのは時間のムダだ。自分と、大事な人を守る。それは時に「怖い」と言われることもあるだろうけど、知ったこっちゃありません。卑怯なもの、ナメてくるもの、よこしまなものをはねのけるためにも、女はちょっとくらい怖くてナンボですわ。強くたって、しっかり者だって、時に怖くたって、男を褒めて2人で笑いあって幸せになることは十分できます。愛嬌も可愛げも両立できます。見た目はふんわり柔らかでも、噛んだらしっかり芯がある。そんな絶妙な焼き加減の女でいきましょうぜ。
2018年11月19日一時期、「彼女のバッグを持ってあげる彼」というのが話題になったけど、あれ、今も文化として(?)あるんだろうか。自分が手ぶらだし男だしという思いやりで彼女のバッグを持って歩く彼氏に「いかがなものか」という人もいた。まあ2人がそれでいいならとやかく言う筋合いないんだけど、私は「バッグも含めて彼女のファッションの完成ではないのか…その肝の部分を譲り渡していいのか…」とは思っていたけど。オラオラキャラのM君はその逆をいくタイプで、いつも「女に荷物を持たせる男」であった。「ばあちゃんが古い人間で『男は荷物なんて持っちゃダメ』っていつも言ってかたら」と悪びれもせず言う。さすがに自分のバッグを人に持たせることはなかったが、「買い物などで発生した荷物は女が持てばいい」という考えだったようだ。オフィスのエレベーターで一緒になった時、彼はアシスタントの女子に自分の昼飯であるサンドイッチの紙袋を持たせており、シンプルに「クズい…」と思った。同時に何の疑問も抱かず持ってるその女子に対しても「どうかしてるな…」と思った。話を聞くと、彼が過去につきあっていた子は年下の尽くし型が多く、タバコをくわえたら火をつけてくれるような女子を「気がきく」と評したりしてたので「お前は夜の店のマネージャーかよ」と思った。私はそんな男はまっぴらゴメンだし、M君も私のような女は好みの極北に違いない。ゆえに却って気楽な友人同士になっていった。近所に住んでいたので、ある日M君と私は彼の家で飲むことになった。コンビニで酒やつまみを買った時、私は目の前のレジ袋には手も触れず、目線と「ん」という一言だけで彼にそれを持つように促した。そう、私は「男は女にオゴり、荷物を持ち、車で送迎し、欲しいと言われたものを贈る」という先輩たちの背中をがっつり見て育った時代の女だった。彼は固まった。「は?なんで俺が??」と目が語っている。しかし私の方が年上だし会社でも先輩なので文句が言えない。しぶしぶレジ袋を手にさげる。軽いサンドイッチすら女に持たせる男としてはこれはカッコ悪いの極みだろう。女に荷物を持たせる男vs男に荷物を持ってほしい女。この戦いはガンとして動かなかった私の勝ちであった。このM君が、のちに私の夫になったのだから人生分からない。ここまで合わない相手となぜ結婚したのかお互い今でも謎だ。ただ、その後も私は「女が荷物を持て」には絶対に従わず、いつしか彼は袋を黙って持つようになった(当たり前だけどな!)。私も今は「男だから持つべき」とまでは思わない。私も彼をしのぐほどの腕力があるので分担して持つことも多い。この話、別にノロケやなれそめを語りたかったわけじゃない。男性には時々、謎の主義やルールを持っている人がいる。「俺は◯◯しかできない」「◯◯な女じゃないとつきあえない」「特定の彼女はつくらない主義」「結婚しない主義」「子供なんていらない」などなど。「マジかよ…」と思ったとしても、惚れた弱みでそれに従ってしまう女子もいるかもしれない。「そういうのも含めて彼なんだし」と自分に言い聞かせつつ。でも私が言いたいのは「そんな主義やルール、絶対でも永遠でもないよ。いつかコロッと変わるよ」ということだ。年と共に変わる場合もあるが、「女によって変わる」こともある。唯々諾々と従う女、ガンとして従わない女。男は時折、後者を選んだりするから面白い。そうなるとルールなんか喜んで捨てる。「言いなりになる女にはそれを押しつけ、言いなりにならない女の言うことは聞く」というずるい使い分けをする人もいる。だから女子の皆さん。好かれるため、嫌われないために納得のできない彼ルールに従う必要はないです。従ったからといって「この女最高!」となるとは限らない。むしろ「あ、こいつは俺のムチャを聞いてくれる」と都合のいい女枠にされるかもしれない。あなたに甘えてるんじゃなく、あなたをナメているという可能性も考えよう。気持ちよく納得できるなら乗ればいいけど、モヤモヤするなら断固拒否すべし。そこは女である前に人として、姿勢をはっきりさせておこう。その代わり、こちらの偏見や謎ルールも押しつけないように注意…。ちなみに夫は現在「タバコに火?素人が?そういうの好きじゃない」という男になったけど「ここまで言うことを聞かない女をどうして嫁にしたんだろう…」と時々ぼやいては、いる。
2018年11月06日隙のない女はモテないと言われますよね。逆を言うと、"隙のある女性"はモテるのです。モテる女性になれる、隙のつくり方の具体例を紹介します。相手の得意分野を頼る男性にとって女性から頼られるのはとても嬉しいことです。さらにそれが自分の得意分野であれば、より一層喜びを感じます。ですので、迷惑になるかもしれないと遠慮せずに、わからないから教えて~!と頼りましょう。自分の方が物事を教える立場にあるという優越感と、頼ってくれる素直さも相まって彼からあなたとの距離を縮めたくなるはずです。相手を頼るのはモテの鉄板ですよね。自分の苦手なことを認めて、周囲を頼れるのは素直な証拠です。大人女子なら何でも一人でできて当然!と頑張りすぎていると隙の無い女性に見えがちです。時には周りの人に甘えることも大切ですよ。オンとオフでメイクを変えるお仕事メイクと休日メイクの使い分けはしていますか? 当然ではありますが、日頃のメイクまで職場の男性はチェックしていません。それでもメイクの変化によるリラックスした雰囲気は察知できます。仕事から少し離れたシチュエーションでは、仕事用ではないメイクをしましょう。仕事中とは違う肩の力が抜けた、素のあなたらしさが際立ちます。仕事の時はキリっと描く眉を、職場の仲間内での飲み会の時にはふんわり眉にチェンジ、これがギャップとなって男心を掴むんです。素の感じを表現するには、メイクでオンオフのスイッチを切り替えるのが手っ取り早いです。趣味やマイブームについて話す自分の好きなものについて話すとき、自然体になりますよね。自分の価値観をさらけ出すことによって、男性の警戒心もなくなります。男性は単純なところもあるので、自分に笑顔で好きなものについて語ってくれただけで、「いい子」認定するものです。自分から心を開くことで、男性にとってのあなたにアプローチする壁は低くなるでしょう。好きなものを楽しく語れる人は、親しみを持てますよね。逆に、好きなものが何もないと、とっつきづらい印象になります。みっちり打ち込んでいる趣味でなくても構いません。好きな映画やテレビ番組、本など些細なことでもどんどん話しましょう。嫌いなものについてばかり話していては眉間にしわが寄って近寄りがたい印象になります。好きなものについて話せば、表情はチャーミングになるので魅力倍増です!隙を作ると言われるとなんとなく難しく聞こえますが、やることは簡単なものばかりです。ぜひお試しください!written by まこと
2018年10月25日こんにちは。夏が終わった気がなんとなくするので困っています。この「夏から秋」という期間マジ困りませんか。着るものがない。東京の民は暦で服を変えるので、先日の快晴夏日にニットやトレンチコート着てる人がいて軽くどうかしてました。私は気温で服を変えるので、まだ夏服で頑張ります…。というわけで前回のメンタル篇に続いて、「意識高くなくても大丈夫!自己肯定力をつけるカンタンな方法」のフィジカル篇をおおくりします。メンタルの部分をグイッと変えるのはなかなか意思の力が要る。そこいくとフィジカルは簡単。機会的にでもいいからとりあえずやってみることができる。そしてメンタル方面よりも結果が出やすいのがいいところ。人間は脳みそが肉体を先導しているように見えますが、実際は「肉体が動くと気持ちがついてくる」ことが多い。人は意外とフィジカルに強く左右されるんですよ。とにかく身体を動かす。「ほらきた筋肉信者はこれだから嫌だ」と思った方すいません。そうです私は筋肉に全幅の信頼を置いています。だって気持ちは裏切るけど筋肉は裏切らない…。ただ今回は「ヤセてキレイになる」目的じゃないので、修行のような運動をする必要はありません。自分を低く見積もりがちな人はとかく頭でぐるぐる考えがち。それ一旦やめましょう。そして後先考えず身体を動かすのです。週に何度かは「頭を停止させ、身体を優先させる」のです。筋トレやスポーツが無理なら、風呂をゴシゴシ磨く、たくさん歩く、ライブやカラオケで飛び跳ねて歌う、でもいい。SNSにもアクセスせず、何も考えず大きく動いて汗をかいて血のめぐりがよくなると、人間、後ろ向きなことは考えられなくなります。私のおすすめは、流行りの暗闇系ジムの体験です。人目を気にせず、曲に乗って自分を解放して汗だくになれます。「達成感」のあることをひとつやる。別に登山して山頂を攻略する必要はありません。料理する、部屋を断捨離する、溜まっていた雑事を一気に済ませる、気になってた店に1人で入る、かけづらかった電話をかけてみる。「今日これができた!」と思えることならどんなささいなことでもいい。そのことが世間的に意味があるのかなんて関係ない。小さな小さな達成感をひとつずつ積み重ねることが、自己肯定につながる一番の道なのですから。胸をはる。いちばん簡単にできていちばん即効性のある方法です。実は自己肯定感の低い人は姿勢が悪い人が多かったりします。普段そこまでではなくても、重いバッグやスマホやPC作業のせいで、肩と背中が丸まってる人はたくさんいます。せめて立ってる時、歩く時だけでも胸を張ってみて下さい。乳首を真ん前じゃなく斜め上に突き出すイメージ。首はスッと上へ伸ばす。肩はスッと下におろす。目はまっすぐ前か少し上。そして、人ときっちり目を合わせる。信じられないことに、これだけで見える景色も、あなたの見た目の印象も、ずいぶん変わります。街中や飲食店でイヤな目に遭うことがずいぶん減ります。姿勢のよさは「ここに私がいます、元気に生きてます」という空気を品よく醸し出します。そういう人を世の中はなぜかわりと尊重してくれます。胸を張ってる自分の中身が立派でなくてもいいんです。あなたが今日も生きて歩いてる、その事実でじゅうぶんなんです。最後に、自己肯定が下手なひとに、40年以上生きてるすれっからしの私から、強く強く言っておきたいひとことを言って、この前後篇を締めたいと思います。あのな、みんな可愛いから!素敵だから!自分が思ってるよりも。1人1人タイプは違うけど、しっかり見たらそれぞれに独自の魅力がちゃんとあるから。それを無視したり否定したりしてるの、本当にもったいないし自分の魅力に失礼だからな!よろしく!
2018年10月24日夕方、顔のあぶらが浮いてきたら決して押さえたり取ったりせず、それをぬぐって油分の足りないところ(主に目元)にこすりつけていますこんどうです、こんにちは。だって美容研究家が言ってたよ。「皮脂は自分の肌にいちばん適した天然の保湿クリームだ」って。これとおんなじように(同じか??)「自分で自分を潤す」のがこれからの女子の基本姿勢。他人からしてもらうことで己の機嫌をキープするのは不確定要素が多すぎるのでやめましょう。この連載ではしょっちゅう「自己否定をやめよう」「自己肯定感を持とう」と言ってますが、「頭で分かっていてもやり方が分からない」「今の自分じゃとても肯定できない」という女子もいると思います。そこで今回は、「今の時点の私でもいける!意識高くなくても大丈夫!自己肯定力をつけるカンタンな方法」を列挙しときますね。褒められたことをぜんぶ思い出すさらに、これから褒められたらぜんぶ本気にする。これが自己肯定力の土台、第一歩です!「いや、いきなり他人からもらったもんじゃねえか」と思うかもしれませんが、「くれ」と言ってむしり取ったんじゃなく、向こうが自分だけにくれた言葉くらいなら大切に頂いてもいいじゃん、と思うのですよ。「今の私には何もない」と思っている人よ!これまでの人生で、親が、友達が、先生が、上司が、元彼が、近所の人が褒めてくれたことの中には、あなたがいま見えてない真実も魅力もちゃんと詰まってますよ!お世辞っぽいなーと感じても気にすんな。「自分じゃ分からないけど私にはこんないいところが色々あるんだな」とまずはその土台に素直に乗っかりましょう。少し目線が上がるだけで、見える景色が違ってきます。そして今後誰かに褒められてうれしかったら、「いやいやいや」と全否定せずお礼を言って、内心「そっかー♪」とほくそ笑んで大事に引き出しにしまいましょう。自分が嫌いになるような夜は、それをこっそり取り出して飴玉のようになめるのです。気分が落ちる人や場所を避ける人間関係は自分で選び取れ!悪い人じゃないけど、会うたびに何となくメンタルが削られる。じんわり否定される。肩をすぼめていないといけない。どうも大切に扱ってもらえない。そんな相手や場所は思い切ってカットです。完全に切れないなら、頻度を激減させる。相手に望まれてるから、NOと言いづらいから、何が悪い訳じゃないから…そう思って縛りつけられたら、損をするのはあなただけ。それが例え親であっても恋人であっても、「自分がのびのびとできず元気も出ない相手」と一緒に過ごす時間は、いちばんムダだし身体に毒。そんなヒマがあったら、自分を褒めて大切にしてくれる人との時間をつくりましょうぜ。人と比べるのをやめるアラサー女子を見ていて時々思うのが、みんな人と自分を比べすぎ。そして勝手に落ち込みすぎ。可愛い子を見ては「自分ブサイク…」って落ち込み、活躍してる人やモテる人を見ては「自分ぜんぜんダメ…」って落ち込み。自分もかつてそうだったんですが、それ意味ないから!あなたとその人、別の生き物だから。そんなことばっかしてたらいつまでも自分は低いまま。反動として「あの子よりはマシ」みたいな沼にも落ちやすいので危険。うらやましさをバネに奮起できればいいのですが、自己否定につながりがちなら今すぐ比べるのをやめること。今はまだ見つかってないかもしれないし、自分だけが気づいてないのかもしれないけど、あなたにはあなた独自の魅力や、他の人がうらやむものが、ちゃんと備わってるんですよ。比べて落ちるくらいなら、それを見つけにいこう。(そのヒントとしても「褒められたことを大切にする」は有効なのです)次回に続きます!
2018年10月10日恋愛サイトで連載していながら「愛され方」とは真逆のことばかり書き続けてるこの「女子ばん」、いつか編集部に怒られるかもしれないけど今回もよろしくお願いします!それにしても世の中ってやつはどうしてこんなに「女は若く可愛く賢すぎず声高に主張せず、いつでも男性を喜ばせ持ち上げる存在でいたほうがいいですよ」という呪いが強いんでしょうね。昭和どっぷり世代はまだしも、今どきの女子はそれをどう受け止めてるんかな…と思ってたある日。電車で推定アラサー女子2人の語りを耳にしました。「Aちゃんはさあ、モテるよね」「うーん、なんだか全部やってあげちゃうんだよね」「へえ、そうなんだ」「料理もそうだし、彼氏が脱ぎ散らかした服も拾って歩くし、とにかく面倒みちゃうの」「尽くすねー、いい女じゃん。あたしそういうのできないからモテないのかな」危なかった。私もうちょっとで「モテない」と言った方の子の肩をガッと抱いて「アンタはそれでええんやで」て囁くとこだった。「いい女」と言われたAちゃんはまんざらでもない表情だったけど、彼女の家に来て服を脱ぎ散らかす時点ですでにダメ男養成中だから本当にいいのかどうか…。好きな男と幸せになりたい女子のみなさんに覚えておいて欲しいのは「彼の歓心や愛を得るために(または、それを失わないために)サービスをしてはいけない」ということです。世間がいくら声高に「こうすればモテる、愛される」と言ったとしても、周囲の男子が「そういう女っていいよなー」とか言ったとしても、「してあげる女」になろうと努力してはダメ。その努力は最終的に破綻しやすいからです。あなたが「どうしてもしたい」なら話は別です。「私は誰かの世話を焼いたり誰かに料理を食べてもらうのが大好きで生きがいなんだ!」というなら、その「好きなこと」を存分にすりゃいい。「どうしてもしたい」ことに人は見返りを求めないし、好きなことをやっている人は楽しくて幸せです。例えばいわゆる「男の胃袋をつかむ」で成功してる女子って、そもそも料理とふるまいが好きな人だと思うんです。でも人の心をつなぎとめるために「してあげる」と、いつか必ず苦しくなる。「してあげたら好きになってもらえるかも・嫌われないかも」というのがリスキーなのは、それに見合う大きさのご褒美はもらえないことの方が圧倒的に多いし、見返りが得られなかった時の絶望感たるや、頑張りに比例してデカいから。特に自分のオンナ部分をサービスとして使い過ぎると、その部分だけをイージーに吸い取られて、そうじゃない部分を全く見てもらえずに終わったりしまっせ。安田弘之さんの「ちひろ」「ちひろさん」というシリーズマンガに、こんなセリフが出てきます。「欲しがるから–––––抱かせる。抱かせれば–––––モノになる。終わるのが怖くて––––––与える」「サービスってね、何でもやってあげることじゃないからね。欲しがるもの何でもあげたらナメられる。いったんナメられたら食い尽くされて飽きられる」本当は、世界はそんなに意地悪じゃない。男にサービスしなくても好かれる。男にとって都合が悪い言動をしても嫌われない。自分の好きなことをしてても、あなたの魅力は消えたりしない。身体を差し出さなくても、あなたの女性としての良さはばんばん出せる。モテとは違うかもしれないけど、それが「いい女」になるってことかもしれないです。今、自分がすり減ってるような、何とも報われないような思いを抱えてる人は「してあげる」より「したい」かどうかで自分の行動を決める。したくないことは思い切ってしない。まずはそこから始めませんか。(ちなみにこの「ちひろ」「ちひろさん」は誰にも依存しない一風変わった野良猫みたいな女性が主人公なので、おすすめですよん)Written by こんどうあゆみ
2018年09月27日前篇には妻たちの「分かる!」夫たちの「反省…」などなど、様々な反響がありました。逆に「イラストにあった夫の返信の何がいけないのか全く分からない」という方々もいて興味深かったです。というわけで今回は後篇。「結婚するなら男性のこういう部分に刮目しよう」のお話です。結婚生活でさまざまな現実に対処していくうちに、夫婦や結婚のイメージは変化します。恋愛時代のラブな延長線上ではなく「運命共同体において様々な物事を協力・分担しあうパートナー」という認識になってくる。私は、家庭とは「最少人数の組織」だと認識してます。妻と夫は「株式会社◯◯家」の経営陣かつ現場社員。実際の会社と違うのは利潤を追求しないことくらい。でも「幸福や平穏や生きがい」という利益を一生追求していく組織ではあるわけです。「男らしく頼れる旦那と女らしくそれを支える奥さん♡」なんてイメージは現実の前に早々に吹っ飛びます。現に「離婚したい」「夫、死んで欲しい」と言う妻の多くが、そういうカタチの中で無理した挙句の爆発だったりします。その前提に立ってパートナーの条件を改めて見てみると、ルックス、趣味や価値観の一致、勤務先や地位や年収、頼り甲斐などはもはやどうでもいい。いや、あればそりゃいいですよ?でもそれより大事なのは、次のような資質です。「会社で働く俺スゴイ」教じゃない男「家事育児は会社勤めより気楽」…そう思う男性はまだまだ多い。「お前は家で子供とのんびりしてていいよな」そんなこと言うヤツは右ストレートでマットに沈めましょう。ちなみに我が家は子がいませんが、夫がフリーランスの私に対して「家で仕事してるんだからラクでしょ(だから俺の担当分の家事もお前やっとけ)」と言い放ち、何度かえげつない喧嘩に発展しております。会社勤めのつらさ厳しさは確かにある。でも逆に言えば会社とは「仕事以外しなくていいところ」でもある。うんちもらして泣きわめく社員もいないし、作業中断して誰かの晩ご飯を作らなくてもいい。一方、育児と家事は終わりがない上に評価もインセンティブもない仕事。なのに、自宅にいるだけでオフィスにいる人よりラクだと言われるのはおかしい。パートナーが一生懸命やってる仕事を知ろうともしないで「自分の仕事より大したことがない」と決めつけるというのがまず、人としてどうかしています。自分が知らない分野で頑張る相手へのリスペクトのなさ、自分の価値観だけで物事をジャッジする浅さと古さ。未婚女子はぜひそういう要素がない人を見つけて欲しいです。難しいけど。お互いの仕事の話や専業主婦についての意見など聞いてみると、ある程度は分かるかもしれません。自然と手を差し伸べられる男独身時代、夫というのは「自分のことが自分でできる男」であれば花マルだと思ってました。一人暮らし長い男性ならOKだよねと。でも気づきました。それだけじゃダメですわ。必要なのは「自分以外のことに気づける男」です。前篇のイラストでいうと、妻が体調不良やピンチの時に優しさのつもりで「俺は俺でやるから平気だよ!」って…嫁と子供はどうすんだ!守備範囲外か!?自分以外の誰かが困っている時、「大丈夫?」「じゃあ俺が代わりにやるよ」「何かやることはない?」そういう言葉が言えるか(または一切念頭にないか)は、ものすごーーく重要です。家庭生活は共同作業。「男だから女だから」の暗黙の分担だけでは無理が出る。「新米アシスタント気分」「一人暮らし気分」の夫は、最小組織の共同経営者としてヤバいです。お互い元気なうちはまだいいですが、年老いてきたらこの資質のなさは致命的になります。これに関しては「子供の世話をまめまめしく焼く母」に育てられたかどうかに注目するといいかもしれません。世話焼きママに育てられた息子は「大抵のことは家にいる女性がうまくやる」が身についてる可能性大なので、気をつけましょう(もちろん全員がそうではないけれども)。いずれも結婚前に見極めるのはなかなか難しい資質ではありますが、家庭や夫婦についての彼の考えをおしゃべりの中でさりげなく把握したり、複数人での家飲みやBBQで彼がどう振る舞うかをチェックしたりしましょう。別に「家事育児能力に長けた男」を探せって話じゃありません。特にこれからの時代は「家庭にまつわるあれこれをささいなことだと思わず、パートナーと自然に協力できる男性」がいいよ、ってことです。何度も言うけど結婚生活は助け合いの共同作業。だからこそ、男としてのカッコよさよりも「人としての根本的な優しさや思いやりがある」かどうかが大事だと、心から思うのです。Written by こんどうあゆみ
2018年09月13日新しい流行発信地「中目黒高架下」オープン!2016年11月、中目黒駅の高架下が新たに「中目黒高架下」としてオープン。この新施設のコンセプトは“SHARE”。全長約700mに渡る高架橋を、全28店舗、個性あるさまざまな業態の店舗が“SHARE”し、新しい中目黒を作っています。ここには、従来の高架下のイメージから一層された文化があります。アットホームな雰囲気で、まったりと韓国の家庭料理を楽しめる今回ご紹介するのは「おばんざいソウル小町」。オーナーは元韓国語の先生で、韓国でお店を開いていたお母さまの影響で、韓国の家庭料理を日本のおばんざいのように楽しんでほしいという思いからこのお店を始めたとのこと。親しみやすい、アットホームな雰囲気の店内と、手づくりの、どこか懐かしい味わいの韓国料理に惹きこまれて、リピーターも絶えないようです。おすすめは、ぴりっと辛めの味付けの豚肉野菜炒めをわさび菜など5種類の葉野菜で包んでいただく「新鮮野菜付き豚肉野菜炒め(1,380円)」と、タラチヂミなど5種のチヂミを少しずつ楽しめる「チヂミ5種(1,580円)」。どちらも微炭酸の生マッコリとの相性が良く、食べるか呑むか、手が休まりません。空いてる曜日は?同店は、月曜日、火曜日、水曜日が席に余裕があり、狙い目とのこと。テーブル席でマッコリ女子会でも良し、カウンター席で気さくなオーナーやスタッフと会話を楽しみながらひとり呑みでも良し。中目黒駅すぐの中目黒高架下で、まったりマッコリと韓国料理はいかがでしょうか?取材・文/中野さゆみスポット情報スポット名:おばんざい ソウル小町住所:東京都目黒区上目黒3-5-20電話番号:03-6303-0788
2018年09月12日息子、つい先日数日かけて「ゆっくり断乳」 をしました!「断乳の方法」と検索すると、「断乳を決めて、最後に授乳したらそこで一切授乳はストップ」という方法が多く見つかったので、上の子のときはその方法を実践しました。しかし、2日目の夜に胸がパンパンで息苦しいまでに張って動くのもおっくうになってしまい、かなりつらかったのを覚えています。あの状態で子ども2人をお世話するのは、私には難しいのでは…というところから、「ゆっくり断乳」をやってみようと思い立ちました。おっぱいへの意識をそらしたかったのと、お盆は最悪ワンオペ育児になってしまう可能性があったので決行はお盆休み前に設定!断乳に備えて、先輩ママさんに聞いていた「あの作戦」を実行しました。おっぱいが大好きだったハル。でも胸にばんそうこうが貼ってあるだけで即座に理解し、泣く姿に「ごめんね…」という気持ちでいっぱいになりました。 2日目の朝。いつもなら保育園に出かける前に授乳をするのですが、この日はおっぱいを欲しがらずに登園。早くもおっぱいへの執着が薄れていることに驚きました。しかし…! この時点でおっぱいは思った以上に張ってきていました。まずは夜間の断乳から始めて、完全に断乳するまで3回に分け、各回で量を減らしながら授乳をしました。2回目の授乳の後に少し泣かれてしまいましたが、3回目の授乳の後は「終わりだよ」と言うとすんなり離れてくれました。息子ががんばってくれたおかげで、お互いにゆっくりフェードアウトすることができました。ゆっくり断乳する方法は、私にとっても息子にとってもあまり負担がかからなかった気がします。こんな断乳もありもしれないと思いました。
2018年09月05日「離婚話が持ち上がっててね」三軒茶屋の三角地帯の焼き鳥屋。数年ぶりに会ったAちゃんが開口一番こう言ったので、私は生中を吹きそうになった。会ったのは彼女の結婚式以来。それから今日までの間にAちゃんは子供を授かり仕事復帰してバリバリ働いており、ママになってもその美貌とスタイルは全く変わらない。「いや、離婚だと何かと損だから未亡人になりたいんだよね…ほんと死んでくれないかな」ちょ待って待って待って。私が最後に見たあなたは最高に美しくて幸せな新婦姿だからさ…脳内の処理が全然追いつかないんですけど…。とりあえず話を聞いていくと、どうやらAちゃんは夫の「変わらなさ」に愛想が尽きており、夫は「いい奥さんだった彼女が変わってしまった」ことにお手上げ状態になっているようだ。「子供ができる前は私が家のことも頑張らなきゃって思ってた。お互い同じくらいに仕事が終わっても、私はすっ飛んで帰ってごはん作ったり片付けたりしてね。彼が帰ってきて見るのは、キレイになった部屋のソファでくつろぐ私なわけよ。それが急に泣いたり怒ったりするようになったからさ…子供できたのにそのままでいられるわけないじゃん!!」Aちゃんの夫は別に「妻はこうあれ」と言うわけではない。彼女が育児に追われていて彼のメシがなくても怒りはしない。自分で何とかするのである。でも、「こっちは子供見ながら立ったままご飯かっ込んでるのに、一人分のコンビニ弁当とビールだけ買ってきて勝手にのんびり食べてる。そんな人に『おかえりー♡』とか笑顔で言える??」それなのに「時短勤務のAちゃんよりも遅くまで働く俺の方が大変」と言うらしい。最初は「まあ早まるな」と言おうとしていた私だが、次第に「わかる!」とうなってジョッキを机に打ちつける回数が増えていく。しっかりした目で素敵な伴侶を選んだはずなのに、結婚生活が進んでいくにつれ「こんなはずじゃなかった」が増えていき、どんどん溝ができてしまう。特に妻たちの根本的な不満は「夫が変わらない」ことである。このケース、ほんっとに多い。古くさい「仕事至上主義」が変わらないのと、「独身男→夫→子を持つ親」と立場が変わっているのに中身が全く変わらないこと、両方だ。「人は変わらない、変えようとしても無理!」という人もいる。もちろん本質は変わらないかもしれないが、誰かと協力して生きていく上で「発言ややり方を変える」ことくらいはできるだろう、大人なんだから。女性はいまだ「結婚したら家事育児は自分がメインにやらねば」という呪縛からは逃れ切れていない上に、子供が産まれれば否応なしにすべてが激変するから、結婚を機に働き方も暮らし方も意識も、おのずと変わっていく。なのに、病める時もすこやかなる時も共にと誓った伴侶が、独身時代と対して変わらない意識でのほほんとふんぞり返ってりゃ、そりゃ「旦那死ね」で検索もかけたくなったりするわな…。東京医大の「女子受験生を一律減点」もそうだけど、日本という国はいまだむちゃくちゃ根強い男女差別が残っていることが最近どんどん可視化されている。アラサーくらいの男性と話すとジェンダー観や働き方に関する価値観はとてもフラットで、時代は変わったなあとうれしくなるのだけど、そんな彼らでも根っこには思わぬ偏見がくっついてたりする。それは一見したら分からないので、泥つきのほうれん草を買った時みたいに茎の根元をかきわけてそこにこびりついてる泥をしっかり見つけないといけない。長い長い結婚生活。その年月の間に、最初大事だと思われたスペックの数々はどうでもよくなってくる。かわりに別のものが夫婦の間には大事になってくるのだ。というわけで、結婚を考えている皆さんに既婚女たちが血を吐きつつおくる(いやだな…)「結婚するなら男性のこういう部分に注目しよう」をつづりますので、後篇をお楽しみに。Written by こんどうあゆみ
2018年08月31日自由に組み合わせて楽しめるおばんざい“選べるおばんざい”をキャッチコピーに、京都らしさを演出したおばんざいを提供する「京菜味(きょうさいみ) のむら」。「京都」「野菜」「健康」をコンセプトに、作られるおばんざいはどれも色鮮やかで、野菜を中心としたヘルシーな日替わり小鉢から好きな物を自由に選んで食事を味わえます。10種類以上用意された小鉢は、バランスよく選ぶもよし、好みで選ぶもよし。その日の気分にあわせて、組み合わせを自由に楽しめるものこのお店の魅力のひとつです。日本情緒漂う。落ち着きのある店内和モダンでナチュラルテイストに仕上げられた店内には、京都らしい上品な時間が流れます。席数は全部で37席。2名掛けのテーブル席は組み合わせて、4名席に変更も可能です。カウンター席もあるので、1人でも気兼ねなくランチやディナータイムに足を運べるでしょう。カウンター席から望める中庭部分にはなんと枯山水が。日本情緒あふれる中庭は、おばんざいの美味しさをさらに引き立ててくれますよ。風情を感じながらゆったり和食を堪能してみてはいかがでしょうか。12種類のおばんざいを楽しめる「雅ご膳」こだわりのおばんざいを、色とりどりのビードログラスに盛り付けた数量限定の特別メニュー「雅ご膳(税込 1,620円)」。目にも鮮やかなおばんざいは、食感や味付けも異なり、多彩な食材を一度に味わえます。肉、野菜、魚をまんべんなく食べられることころも嬉しいポイント。見ているだけでお腹が空いてきます。素材本来の味を活かした繊細な味わいが満喫できる「雅ご膳」は、ランチにはもちろん、ディナーにもおすすめです。※「雅ご膳」には湯葉丼もセット内容に含まれています。「湯葉丼」で京都らしさを満喫老舗の湯葉屋から仕入れた生湯葉を贅沢に使った「湯葉丼(税込 500円)」。口当たりなめらかでやさしい味の湯葉は、ふわっと香る柚子の香りと相まって上品な仕上がりに。一口頬張ればまろやか味わいに心がホッとなごみます。しっかりとダシの利いたあんとご飯をよく混ぜて、食べましょう。とっても熱いのでやけどに気を付けて!お店の味を自宅での楽しめる!「京菜味 のむら」では、ネットでおせちや惣菜の販売も行っています。上記で紹介した「湯葉丼」やおばんざいの詰め合わせなども購入できるので、気になる方は公式HPをチェックしてみてください。お店の味を自宅でも楽しむことができますよ。お店は15:00~17:00が比較的空いているため狙い目。阪急「烏丸駅」22番出口から徒歩5分ほどの場所にある「京菜味 のむら」で、和食の魅力を堪能してみませんか。スポット情報スポット名:京菜味 のむら住所:京都府京都市中京区蛸薬師通 烏丸西入橋弁慶町224電話番号:075-257-7647
2018年08月22日先週の前篇に続いて、今回は後篇をお届けしますおじさんがうっとうしがられてしまう原因は「いまに合わせたアップデートができていない」からではないか、と前回書いた。 逆に言えばある程度アップデートできている人は、年齢や外見関係なく、含羞や礼儀正しさや思慮がきちんとあるので、おいそれと嫌われたりしない。また言うけど、「おじさんだから嫌う」なんて乱暴な思考を持っている人はほとんどいないと思う。そして「好かれるおじさん」になるには、別に外見を無理に飾ったり女性にこびたり取り入ろうとしたり(そういうのは敏感に察知されてしまう)する必要は、まったくない。私の周囲で、好かれるおじさんには見事な共通点がある。それは「女をオンナという生き物として見ず、まず人間として扱う」ということ。同じ人間同士なのだから、人として最低限の礼儀を持って接すること。むちゃくちゃ当たり前で簡単なことなのに、できない男性は意外と多い。なので女性はそう扱われない悔しさをいやというほど体験している。もちろん自分の脳内でなら存分にオンナとして見ていいし、エロの対象としてあれこれ想像してもいい。でもそれを相手の前でいきなり表明したり、「当然そう扱っていいっすよね」みたいな態度をとるのはまず人として失礼すぎるよね…ということだ。あからさまにやる人は周りにも分かりやすいので「セクハラおやじ」として弾劾されたりするけど、実は一番やっかいなのは「本人はまるでそのつもりがない」おじさんなのだ。本人は「自分はセクハラなどしない。女性には優しい」と思い込んでいるんだけど、女性から見ると「いやいやマイルドにやらかしてますよアナタ…」という人。例えば、先日居酒屋で体験した出来事。女ばかり4人で飲んでいた時、隣のテーブルには推定アラフォー男性2人がいた。最初は静かに差し向かいで飲んでいた彼ら、いつからか半分こちらに向き直り、ニヤニヤ笑いながら我々を眺めまわし、こちらの会話に耳を傾け始めた。たとえ一言も声をかけてこなかろうと、真隣なので粘度の高い視線と空気は痛いほど伝わる。我々はそれに気づかないフリをしながらも内心「すごく嫌だな…」と思っていた。そのうち店員さんがうっかり友人の服に料理の汁をこぼしてしまった。するとその男性2人のうちの1人がチャンス到来とばかりにこちらに乗り出してきたので「大丈夫ですか?」とか言うのかと思った。違っていた。彼はニヤニヤしたまま小声で「俺、押してないよ…フフ」と言ったのだ。友人も我々も路傍の石のごとくその存在を無視したが、彼らが店を出た後、全員で「何あれ…き・も・ち・わ・る・い!」と地団駄を踏んだ。「たまたまおかしい人だっただけでしょ」と思う方もいるかもしれない。でも女性の皆さんだったら飲み屋でこれに近い絡み方をされたこと、かなり多いのではないだろうか。みんな最初はごく普通の男性たちだが、酩酊してくるとなぜか近くの席の女性グループが「無料のホステス」に見えるらしい。だけど堂々とナンパする勇気はないし魅力的な会話を仕掛けることもできない。だからひたすら眺めまわしたり、こちらの会話やルックスに対してエアリプを送ってくる。酒の勢いで隣席の客と仲良くしたいという気持ち自体は悪くはない。でもそれならまず「人間対人間」としてコミュニケーションすればいい。礼儀正しく自己紹介をしてから仲良くなりたい旨を伝えろ。そしたらこちらも礼儀正しく断れる。「女にはこれでも許される」という気持ちがうっすらあるから、そこはかとなく無礼な態度でいられるのではないか。話がそれたような気がするけど、多分普段の彼らは「自分はまっとうで女性には優しい」と思っているだろう。でも「気づかないと思うけど、アンタそういうとこやぞ!!」と全力で伝えたい。女をまず人間として見ることができるおじさんは、絶対にそういうことはしないよ。これは一部のおじさんに顕著な特徴ではあるけれど、よく考えたら別におじさんには限らない。相手も女には限らない。異性、年下、子供、年寄り、異国の人…。そういう相手を「まず人間として見ない」人は、あからさまじゃなくてもそれが周りに伝わる。「若手や女性になぜか避けられている」と不思議に思っている人は、そのあたりの自分の言動を見直した方がいいかもしれない。私たちはほんとは知っているのだ。おじさんの魅力と素敵さ、可愛さを。だからこそ、素敵じゃない人が「ただしイケメンに限る、だろ?」「おじさんだからって嫌うんだろ」と言うのにいちいち反論してゆきたい。そうじゃないよ。あなたが人を尊重するならば、人もあなたを尊重するのだから…と。Written by こんどうあゆみ
2018年08月03日「どうしておじさんはうっとうしくなってしまうのか」数ヶ月、ずっとそれを考えている。問題は「アップデートのなさ」初めに断っておくと、まず「おじさん=うっとうしい」とは思っていない。そもそも「若くない男はダメ、キモい」と思っている女子なんてほとんどいない。女はそんなにバカじゃない。大抵のおじさん(と呼ばれる年恰好の男性)は、無害だったり可愛らしかったりカッコよかったりいい人だったりする。そんなことは承知だ。だけど「何なのこの人の言動…イヤだなあ」と思うとなぜかおじさんであることが多いので、指摘されやすく、ひとくくりにされやすいのだと思う。次に、私は若い女ではない。「ウチらに絡んでくるおじさんウザいよね〜」って言う年齢ではない。世のおじさんと同じ世代の、40をとうに越した、何なら「おばさん」と呼ばれる年齢である。だからおじさんについて言及するとその半分以上は自分にブーメランとして返ってくる。おじさんは私から見たら同世代の男子だ。かつて若者だった頃をとてもよく知っている。だからむやみに批判などしたくないし、その心中も、比較的分かる。それでも残念ながら「おじさんはうっとうしい…」と思う機会が多い。というわけで2回に渡り、おじさんについて思うところを書いてみたいと思う。ネットでどなたかが分析していて私も全く同意なのだけど、おじさんがうっとうしいと思われてしまう基本的な原因は「時代の変化に合わない旧い価値観のままでいる」ことと「自分がいつまでも若いと思っている」ことだと思う。2つ書いたけどこれ基本的には根っこ同じですね。要は「いま」に合わせたアップデートができていない。この「アップデートできてなさ」はもちろん男性に限った話ではないのだけど、これまでは社会的に「おじさん=えらい、いばっていい」みたいな空気がわりと許されてきたので、その空気のまま堂々と振舞ってしまうからおばさんよりも目立ちやすいのだと思う。自分は変わらないけど、時代と周囲は変わっている「旧い価値観のままでいる」の結果はまさに今、ニュースやSNSで伝えられるセクハラ、パワハラ、炎上案件で見ることができる。女は子を産めばいい。女は職場や酒席の華。どうせみんな恋愛とスイーツとピンク色が好きだろ。男同士はさっぱりした付き合いだし絆が深い。同性愛は気持ち悪い…。こういう古くさくてトンチンカンな決めつけを口に出してしまう人たち。私も「専業主婦はいいよな、旦那の稼ぎで遊んでいられて」みたいなこという男友達に反撃したことが何度かある。こういうのは周りか本人が気づいて指摘・更新していかない限り、恐ろしいジイさんになってしまうし、そのうち間違いなく人が離れてっちゃうのでなるべく早くどうにかした方がいいと思う。もうひとつの「自分が若いままだと思い込んでる」は、一見「別にいいじゃないか」と思うかもしれない。確かに自分自身を若々しくキープすること、気持ちを若く持って暮らすこと自体は何ら悪くない。でも、そういう方向じゃない「若さ」は危ない。新卒の頃からよく知ってる後輩Aくん。彼は女の子が大好きなモテ男で、ナンパの武勇伝をたくさん持っている。当時、周囲は全員Aくんより年上で、若造である彼の赤裸々でアホなナンパや浮気の話は、飲み会の鉄板ネタ。話すたびに大爆笑を巻き起こしていた。年月が経って40歳になったAくんと飲んだ時、そこには彼の部下である20代前半男子が何人かいた。Aくんは場を盛り上げるために久しぶりに鉄板ネタを披露し始めた。私にとっては何ら変わらない光景だったけど、違ったのは周囲の反応だった。全っ然ウケないのである。女と遊んだ話、ゲスい下ネタ…でも20代部下男子はみんな苦笑い。いや…むしろ引いてる!その時にやっと気づいた。「Aくんは私にとって永遠に若造だけど、20代からしたらそうじゃない」と。20歳近く年上の上司の昔話、武勇伝は何よりもうっとうしい。でも話している本人はそんなつもりじゃなく、ただ「あの頃の俺のまま」なのだ。うう…書いていて自分にも当てはまって胸が痛い。同じ人が話す同じ下ネタでも、20代のAくんが先輩たちに話す場合と、40代のA部長が部下に話す場合では意味合いと受け取られ方が全然違ってくる。このパターンでセクハラ失言しちゃうおじさん、実はとても多い。「俺は、私は、何も変わっていない」…うん、そうだね。でもあなたの立場と話を聞く相手は変わっているのだ。ある程度の年齢になったら、自分の中身と実年齢とのギャップを自覚して言動を修正したり抑制したりしないと、「これまでは喜ばれたりもてはやされたりしたものが、ただの嫌がらせになってしまう」可能性が高い。かなしいけど、それが事実だ。というわけで、あらゆるものに関する価値観と、極めて社会的に俯瞰して見た自分。これをできる限り更新していくのが、うっとうしくないおじさんおばさんになる第一歩なのかなと思う。どんな内容であろうと思想は自由だ。でもそれを「言わない分別」は、年齢と共に持っていかなきゃいけないよね。次週に続きます!Written by こんどうあゆみ
2018年07月20日私は以前ネット通販の会社に長くいたのですが、「ものを売る(おすすめする)」と「買う(欲しいと思う)」というのは恋愛によく似てるなあ…といつも思っていました。ミーティングでもよく「これって恋愛に例えたらこういうことで、それだと相手(お客さん)が惚れてくれないですよね」とか発言しており、まあちょっとメンドくさい人だったわけですが、今でも恋愛に例えてみるのが一番分かりやすいと思ってたりします。「思いを伝えたい」「多くの中から選んで欲しい」または「なぜ自分は欲しいと思ったのか」「なぜ選んだのか」という、明文化しづらい感情が共通してるような気がするからです。ある時、商売についていつも興味深いお話をしてくれるマーケティング系の先生がこんなことを言ってました。同じものでも、「安い」と言うのと「手が届く」と言うのとでは大きく違いますこんなに安くなってるんだよ!他より安いよ!とアピールしすぎると、商品の持つ元々の価値までもが「安い」ふうにみえてしまう。そして「安さ」しかウリがないようにも聞こえる。本来、質も値段もいいものならば、「いつもは手が届かない」ようないいものに、今だけ、ここだけで「手が届く」んですよ。そういうふうに言った方がありがたく感じるし、大切にしようと思うだろう。自分からハシゴ外して低い位置で「安いです!」と叫ぶか、お客さんに「やっと降りてきてくれた…!」と思わせるか。これ、恋愛にも言えるんじゃないか…と私は例によって思いましたよ。もしお客さん(あなたの好ましい相手)が店(あなたのエリア)に入ってきて「気になったので来たんですが、おすすめはありますか?」と聞かれた時に、「いやいやめっそーもない、いいもんなんて何もないっスそんな大した店じゃねえっス」と謙遜&卑下したり、「来てくれておありがとうございます!!つきましてはこちらの目玉商品(カラダとか)をタダでいかがっスか?」といきなり下手に出たりしたら、お客さまはそんな店に継続的な魅力や唯一無二の価値を感じてくれるだろうか…?自分がお客だとしてもイヤだなそんな店。ひとは安さに確かに弱いけど、それを提供し続けると「安さ、イージーさ」を求める人たちが群がるだけ。そこに「便利でお得」以外の価値は、あんまりない。「苦労したけど、ずっと待ったけど、やっと手が届く!」…ひとはそういう手に入れ方をしたものの方を、ずっと大切にするような気がします。だから女子も、己を無価値だと言いすぎてないか、簡単に差し出し過ぎていないか、常に自問自答してみるといいのかもしれません。別にお高くとまろうぜ!もったいぶろうぜ!という意味じゃなく、「私には価値がある。私は私を大切にしている。だから大切にしてね。大切にしないなら差し出しません」ということをちゃんと示そうねということです。自分を安く売れば、相手からも安く扱われる。自分が自分を大切に扱えば、相手も大切に扱ってくれる。これ、恋愛だけじゃなく人間関係でもそうだと思うので、心に留めておきたいですね。Written by こんどうあゆみ
2018年07月06日のっけからあれなんですけど、腹立つんですよ。最近のあれこれに。セクハラに強制わいせつ、それに対する世間のリアクション。まっとうな意見もたくさんあって、それらにはむしろ時代が進んでよかったなあという感慨を抱くんだけど、例えば「被害者にも落ち度がある」「むしろその女は本当に被害者なのか」「男というのはスケベな生き物なんだから理解して自衛しろ」からの「でも男全体を性犯罪者予備軍みたいに言うな」という矛盾。とにかく責任は女の方に持ってくる。てめえら女をナメんなよと言って渾身のアッパーを食らわしたい気持ちしかない。何かね、こういう大きな事件から日々のSNSでの小さなやりとりに至るまで、ひしひしと感じるんですよ。「女を下に見てる人」の多さを。私はセクハラや性犯罪に関して「女が」自衛したり声を上げたりすることが解決策だとは全然思ってません。その前に男に警告したり男が意識を変える啓蒙をすべきだろう。その大前提に立った上で、「ナメてかかるやつが多いこの世の中で、なるべくナメられない女でいようぜ」とみんなに言いたいです。もちろん好きな服を着て好きなことをして楽しく生きていい。武装してコワモテの女になる必要はない。ただ、ふざけたやつにムダに近寄られないように、以下のことを心に留めようじゃありませんか。★自分をむやみに卑下しない照れからくる自虐ネタや自信のなさからくる卑下はコミュニケーションを円滑にするコツのひとつではあるけれど、それが過ぎると「どうぞナメてかかってください」と言ってるも同然になるので、あんまりしない方がいいです。特におじさんの一部はなぜか「自分より若い女は当然無知だろう」という勘違いが顕著なので、卑下してるような女にはさらにガンガン寄ってきて上からモノを言いジャッジしてきます。おじさんだけじゃなくおばさんもいるよ。「望みが高過ぎるんじゃない?だから彼氏できないんじゃない?」うるせえバーカ、そんなアドバイス求めてねえ!本当はね、傲慢なくらいでちょうどいいんですよ女子は。「私の良さが分からないヤツもうGoor night」くらいの姿勢。人に親しんでもらうためにわざわざ自分を引きずり降ろす必要などない。根拠なんかなくたって、胸を張っていいんです。★空気を読んで沈黙しない「NO」をハッキリ言うのは、日本社会で生きてると難しい。特に上の立場の人間や(物理的権力的に)強そうな人間相手だと不利にもなる。だからまずは「自分の意見をきちんと口に出して言う」「空気を読みすぎて自分を押し殺さない」あたりから始めよう。いま私がこう返したら、この場が気まずくなるだろうな。その優しさは悪いことではありませんが、その代わりにあなたが傷ついたりモヤモヤした気持ちにフタをすることになるなんて理不尽すぎます。日常で「私はそうは思わない」「それには参加できない」「それはしたくない」「そんなことを言われるのはイヤだ」という気持ちを、やんわりでもいいから身近な人や友達にきちんと表明する練習はしておいた方がいいです。NOが難しければ、無視や適当に流すなどのスルー技術を身につけてもいい。「この子いつもニコニコして何でも聞いてくれるな」みたいな印象は長所でもあるけれど、ナメてくるヤツの数も増やしがち。「いつも優しいけど怒る時ははっきり怒る人」くらいにアップデートしておきたい。ナメてかかるヤツは卑怯なくらいに人を見ますからね。怒る人には無礼な態度を取らないもんです。「私はいつでも断れるし怒れる」という気持ちが持てるようになると、実際にそれを発動させるかどうかは別としても、手足が伸ばしやすく生きやすくなります。実際に言動や力や立場が強くなくたって、強い気持ちは持っていい。あなたがここで生きてる、それ自体が大切に守られるべきもの。誰かがあなたをナメていい理由など、ひとつもないんだから。Written by こんどうあゆみ
2018年05月16日少し前に「このセリフを言う男は、危ない。」というコラムを書きましたが、今回はその「結婚篇」です。別に既婚者や婚約中の人対象ではありません。男性の結婚観がかいま見えるので、彼や男友達、気になるあの人からこういうワードがでてきたらさりげなく真意を探っておきましょう。でないと本当に結婚してから困ることになる…かもしれない。「俺が君を守るから」女性なら一度は言われてみたいセリフ。我が国のプリンスもプロポーズの時にこんな感じのことをおっしゃった記憶があります。確かに男らしくて素晴らしい。でも皇族じゃない一般男性の場合、具体的に「何から妻を守るのか」が想定できていないどころか、見当違いな恐れもあります。このセリフにハート撃ち抜かれる前に、意味を問いただしたい。例えば「俺が女を守る」的ヒロイズムは、マッチョ思想に転びやすい。「俺が妻子を養うんだ」の心意気がいつの間にか「誰が食わせてやってると思ってんだ」や「一日家にいてラクでいいな」みたいな暴言に変化する夫もいるので気をつけましょう。そういうタイプはお姑さんからの嫌味や育児家事疲れからは全然守ってくれなかったりするしな。「食わせる・養う」にまつわるカッコいいセリフを言いがちな男性は要注意です。「俺についてくれば間違いない」こちらも大変(前時代の)男らしいセリフ…まあ今どきこんなこと言う男いないかもしれないけど…もしいたら危ないので逃げた方がいいかもです。決断力と頼りがいのある男性なのかもしれないけど独善的すぎます。たとえあなたが優柔不断で引っ込みじあんでもやめといた方がいい。俺の言うことがいつも正解。「お前は何にも分かってないから」みたいな方向になるとモラハラ夫への第一歩です。結婚は主従関係ではなく、果てなく続くチームでの共同作業。頼りがいよりも、相手の意見をきちんと聞く耳を持ち、フラットに考えられる人かどうかを重要視しましょう。「結婚しても女の人にはバリバリ働いて欲しい」これは平成の世にあって大変喜ばしいセリフに聞こえます。ただこれもよくよく突っ込んで聞いておいた方がいい案件。例えば今の我が国では「女性はもっと社会進出して輝いてくれ」と「育児と介護は整備がおっつかないからまあ家庭内でうまくやってよ」が同時に並べられてて地獄です。これと同じように「結婚しても仕事は続けなよ」「でも家事育児もよろしくね時々手伝うから♪」みたいになってる男性、意外と多いです。女はスーパーマンじゃねっつの。これからは性差にこだわらず夫婦が分担して柔軟に物事にあたる時代。このセリフを言うからには「俺も家のことバリバリやるぜ」が後に続かないと、意味がないのです。「帰ったら家に灯りがついてて欲しい」今でも男性芸能人への「結婚に憧れは?」的インタビューでたまに耳にする驚きのセリフです。「マジでそれがあなたの結婚か、なら私はごめんだよ…」といつも思います(まあ私に言われてないんですが)。仕事で疲れて帰ってきたら家はくつろぎと食事の準備が万端になされている状態であってほしい…そんなの女だってそうあってて欲しいよ。しかし現実は、夫婦どちらかが迎えに行った子供と買い物袋と共に真っ暗な家に帰ってきて電気をつけるところから始めないといけないかもしれない。結婚に対して「心地よい空間を準備し自分に尽くしてくれる女性が常駐する」という憧れしか持ってない男性は幼なすぎるのでヤバい。同様に「毎朝いってらっしゃい♪て送り出されたい」とか「俺は居間で子供と遊んでてキッチンには奥さんが立ってて…」とか、小坂明子の「あなた」(知らない人は歌詞を検索!)みたいな具体的かつファンシーすぎる夢を語る人も要注意なので、早めに確認を。「結婚したら変わるかも」「子供できたら変わるかも」という甘い期待はわりかし粉々に砕かれます。顔より男らしさより財力より、地に足ついた結婚観とパートナー観。今のうちに見極めときましょう。
2018年05月01日春がぐいぐい来てますね。嬉しいけどついでに花粉もぐいぐい来てて「アンタは来なくていい…」ってなってます。それと同じように「どうして私のところには変な男ばっかり来るんだろう」「最近、ろくでもない男が寄ってくるぞ…」そう思うことはないですか。変な男、ろくでもない男とは何か。人によって違いますが、平たく言えばヤリチンとか浮気魔とか既婚とかDVとかストーカーとか依存男とか独占欲異常に強いとか男尊女卑とか自分のこと全然自分でできないとか…つまりは恋愛や結婚のパートナーとしてごめんこうむりたいタイプ。というわけで今回は、変な男を引き寄せてしまう「クセ」を並べてみます!「モテテク」を使ってしまっている。こまめに料理を取り分けてあげるとか、ワンピースを着るとか、男性の話に「すごーい!」といちいち驚いてあげるとか…世に流布する「女子力高い」「好感度アップ」のテクニック。「この人!」と思った相手に狙い撃ちでやるなら全然いいのですが、「みんなに好かれる」系の言動は寄ってくるお客(男)の母数を増やします。母数が増えるということはすなわち質の悪いお客が来る確率も上がるということ。安易な好感度のばらまきをせず、使うならピンポイントでいきましょう。譲歩しやすい。相手に譲ってあげる、自己主張をしすぎない、男を立ててあげる…それはそれで古き良き美徳。が、そのキャラが定着してしまうと、あなたを下に見たり、依存してきたり、都合よく扱ったりするアホが出てきたりします。人として人と平和に暮らす上での優しさなら問題ないのですが、恋愛という枠で「つい相手に尽くしてしまう・譲歩してしまう」という人は「自分を最優先する」クセをなるべくつけましょう。嫌われてしまう恐怖より、変な人に好かれてしまうリスクを排除!NOと言えない。NOが言えない、断れない女を男は最終的にナメます。どちらにも取れるようなやんわりした言い方だと、男は大体を自分の都合のいい方(つまりYES)に受け取ります(多分これは男女関係ない話ですね)。NOをハッキリ言う女、きちんと怒る女には、あまり失礼なことはしてこないです。ここからこっちは入らないで。それを超えたら私は怒ります。こういう言動(思い)は受け取れません。それには同意できません…などなど。そこまでキッパリと言えないまでも、日頃からなるべく「NO」を言うことに慣れてゆきましょう。自分の感情、すぐに出がち。リアルでもSNSでも、迷い、あわて、悩み、イライラ…などを分かりやすく出しすぎると「御しやすい女」だと思われます。心の動きが分かりやすいので、つけいる隙も見つけやすい。絶えずブレている姿からは「確固たる自分」がないように見えちゃいます。特にさみしさを前面に出しがちな女子は注意!「さみしいから大好きな彼が欲しい」というのは素直な当たり前の気持ちです。でも「さみしいから誰かを待ってます!」って旗を立てるのは危ないからやめときましょう。さみしさにつけ込んでくる人には、変なのが多いですから。恋愛至上主義だ。別に悪いことではないけど、よいことでもない。特に今の時代、「異性とつがうことで約束される幸せ」はだいぶ色あせました。パートナーがいることで得られる幸せはもちろんあるけど「それさえあれば不安の全てが解消されてうまくいく」なんてことはない。恋愛を重要視しすぎると「これを失うともう後がないかも…」「ひとりになるよりはマシ」と思うあまり違和感を我慢したり、焦って変な男を掴んでしまったり、手放せなくなったり。恋愛は人生のメインではなく、彩り。そのくらいの気持ちでいた方が素敵な男性をつかまえられます。その他、「荷物が多い」「部屋がモノであふれてる」「ひとりメシなど単独行動が苦手」…なども、よくないクセの一例です。とにかく「とっちらかってる」「自分の軸が安定してない」ように見える女は、気だてがよかろうと可愛かろうと、変な男を引き寄せがち。せっかくの春、いい出会いを呼び寄せるなら、シンプルでシャキッとした女でいきましょう。Written by こんどうあゆみ
2018年03月28日京都の中心地に佇む、和モダンの素敵な空間京都の中心地、中京区「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」の1階にある「居様」。外観は伝統的ながら洗練されたデザインで、お店に入る前からカメラのシャッターを切りたくなります。暖簾をくぐり店内に入ると、目の前に広がるのは和モダンの空間。漆喰の白壁で落ち着いた印象です。デザインを担当したのは若き女性建築家の永山裕子で、細部にまで彼女のこだわりが光ります。四季折々、表情を変える中庭を望むことができるのも素敵です。”いいね! ”必須のお料理たち時間帯によって、提供されているメニューが異なる「居様」。朝はおばんざいを中心にしたブッフェ、お昼は様々な種類のおばんざいを少しずついただける御膳料理が楽しめます。夜は、薬味と一緒にお出汁でいただくしゃぶしゃぶや、日本料理をお楽しみください。職人がつくるこだわりのお料理は、どれも見た目が華やかでフォトジェニック! おばんざいランチをはじめ、「SNSにアップしたい! 」と、つい女性のお客さんがカメラやケータイでお料理を写真に収めてしまうほどの美しさです。お料理の盛り付けの美しさ故、若い女性を中心にSNSで話題を集めるのもうなずけます。看板メニュー「九種のおばんざい御膳」で季節を味わう看板メニュー「九種のおばんざい御膳」(1,800円)は、是非食べたい一品。9種類ものお出汁を効かせ、季節ごとに旬の食材を取り入れた京おばんざいが楽しめます。桜の時期には、「春の行楽弁当」がテーマの御膳が提供されます。かわいらしい三段のお重に、色彩豊かなおばんざいが詰められており、可愛らしい見た目です。筍と若布目と蕗の炊き合わせや、蛍烏賊酢みそ、鰆の木の目田楽焼きといった、春の味覚がずらりと並びます。お料理に合わせて、器や提供方法が変わるので、季節を変えて何度でも足を運びたくなります。なお、食材の仕入れや季節によりおばんざい御膳は、お料理の内容が異なります。見て美しく、食べて美味しい「居様」のお料理を、洗練された空間で是非召し上がってみてください。お店に魅了され、家族と、恋人と、友人と、季節を変えて何度でも通いたくなることでしょう。スポット情報スポット名:居様 (IZAMA)住所:京都府京都市中京区新町通六角下ル六角町361 三井ガーデンホテル京都新町別邸電話番号:075-251-2500
2018年03月23日いい年なので小さな声で言いますが、私、2年ほど前に「HiGH&LOW」及びEXILE THE SECONDにハマりまして。それを機に、今までナナメにしか見ていなかったEXILE TRIBE(EXILEを中心とする各グループの総称)の皆さんの現在や過去を仔細に眺めるようになったわけです。そうすると、デビューしたての彼らと今の彼らでは見た目が全然違うことに気づいたんですね。人によっては「え…別の人ですよね??」と目をむくくらい。かといって整形っぽいとかじゃないんです。でもとにかくそこらのあんちゃんが、ものすごく美しい男性になってたりする。単に垢抜けたといってしまえばそれまでなんですが、「これは一体なんなんだろう…」とずっと考えていました。まず服装とか歯とかお肌のレベルがゴンと上がっている(これはエステとか審美歯科も積極利用してるだろうなあ)。そして顔が締まってきた(これは日頃の鍛錬と食生活改善と激しいパフォーマンスかなあ)。でも、いちばん分かりやすい変化は「髪と眉」なんですよ。流行に何とな〜く乗っていた髪型と、自己流に整えていた(または全く野放しだった)眉毛。これを一流のプロの手によってオシャレに直すことがイケメンへの一番のジャンピングボード…そう感じたのです。(ヒゲのある人はヒゲもね)で、何が言いたいのかと申しますと、「この法則は一般男性にも当てはまる」ということなのです。私の友人Hくんが、先日ヘアサロンを変えまして。美容師である私の女友達に担当してもらったわけです。彼女から送られてきた出来上がり画像を見てびっくり。「えっ、Hくんってこんな男前だったのか…!」と友人みんなが驚愕しました。少年みたく揃っていた前髪を立ち上げ、髪全体を軽やかにしたことで一気に垢抜け、放りっぱなしだった濃い眉まわりのムダ毛をなくしキリリと整えることで、もともとキレイだった目が見事に強調されてグッと印象的に。彼だってこれまでも別のサロンで髪を切ってたわけですが、髪と眉の垢抜け方法を知ってるセンスある美容師さんにおまかせするとこうも変わるのか…と。「うおお…これだ…やっぱり男は髪と眉だ…!」と震えたのです。女性はメイクや髪型をかなり若い頃からあれこれいじっているのに対し、男性は、美容やオシャレに敏感な一部の方々以外は「ま、こんなもんかな」で止まってたりもします。大多数の人はメイクするわけじゃないし、これ以上は大きく変わらんだろう…と本人もこちらも思ってるわけですが、違いますね。ほんとガラリと変わりますね。「だから何だよ今回の結論はよ」とお思いの読者さま、そうですよねすみません。つまり現時点での外見は重要視するな!男は変わるぜ!ということです。例えば自分の彼や夫がダサい…とお嘆きのあなたは、これからいくらでも変えられる。そして何よりいまフリーのあなたは、周囲の男性の外見を「もっさい」「ダサい」「いまいちイケてない」という理由で候補からはじくのは、ちょっともったいないかもしれないよ?と。もちろん「もう完全に好みじゃない」というなら全然いいんですが、今はまだ完成されてないものにも目を向けてみるのもアリなのかなと。「いい男がいい男になったのは、歴代の彼女が磨いてきたからだ」という言葉があります。原石をどんどん磨いて褒めて伸ばしていい男にしていく、という楽しみもまたいいもんです。磨けるかどうか、いや磨いて変わるかどうかはこちとら女にも本人にも判別がつきませんが、まず髪と眉、それでダメなら服だの体型だのお肌だのも磨いていけば、おそらくほとんどの男性が大きく変われると思うのです。だから外見に惑わされず、伸びしろを含めて恋愛対象か否かの判断をするといいかもしれません。…あ、ちなみに中身、つまり性格的なものや性癖的なものは女が変えられるもんじゃありません。カドがとれて丸くなることは多少あっても、基本的には変わらないのでそこは逆にきちんと見極めて、「いつか変わってくれるかも♪」という楽観はナシでいきましょう(笑)Written by あゆみ
2018年03月01日さて、2017年最後のコラムには「自分を嫌いにならないで」と書きましたが、2018年一発目のコラムは「年をとることを恐れないで」です。年が明け干支が変わるたび「ああ…私は今年○歳になるんだな」と密かにガーンとしてしまうのは誰しもおんなじ(だよね…?)なので、年の初めに言っておきますね。女子よ、年齢の呪いにかからないでー!女の若さに至上の価値を置きがちな日本では「加齢を恐れない」ことは非常に難しい。でも、他人はともかく自分の意識を変えるのはどうにかできる。ていうか変えていかないと後々自分がしんどい。誰かに押しつけられた「私にとってつらい価値観」で自分を縛るのはアホくさい。加齢を避けて通れる人はこの世に1人もいない。ならばいい意味をつけていくか、せめて気楽に進んでいきたいですよな。「年をとったら女としての価値が下がる」なんてことは、ない。「女の若さ」が至上の人(特に男性)は大勢いますが、そんな浅い価値観しかない層に私たちがジャッジされる義務は全くない。そして実際には「価値が下がって損をする」ことはあまりないので、安心して下さい。もちろん若さは順当に失われてゆきます。しかし成熟や知性や経験値など、別の魅力がどんどん増えてゆくのもまた事実。人としての魅力も性的な魅力も、意外と衰えたりはしません。例えば昔の35歳と今の35歳は見た目の若さも境遇も全然違う。あなたが心配するほどあなたは老けない。今までほっといてもキープできてたもの(例:尻の肉、お肌)は努力で保たないといけないけど、若い時よりも色んな角度で魅力を認められることが多くなる分、人によっては「年をとってからの方が素敵」ということになったりします。ちなみに私は若い頃よりアラフォーの方がモテましたわ。若さという武器を盲信する人にとっては恐怖かもしれませんが、それがなくなってから逆に個人の魅力が輝きだす人もいっぱいいるので、女の道はこの先まだまだ面白いですよ。年をとるといいことも予想以上に、ある。意外なことに20代より30代、30代より40代のほうが、気持ちは楽になります。責任もシミもシワも増えるけど(笑)迷走していたことに少しずつケリがつき、思っていたより選択肢があることに気づき、悩み自体がくだらなかったことにも気づきます。捨てるべきもの、ムダなものも分かってきます。RIPSLYMEの「ONE」という曲の中に「朝まで悩んでた意味は 君が思うより早くムダになる」という私の大好きなリリックがあるのですが、年をとるということはまさにそれに気づくことでもあります。そう、未来は意外と明るい。そしてその気があればいくつになっても何でもできるもんなのです。ただし自分が自分に呪いをかけなければの話。というわけで、今後はこの2つの呪いのワードからは全力で逃げましょう。・「○歳になったらもう○○できない、すべきでない」・「○歳までに○○しないとみっともない」このワードは無限の可能性を奪う呪いです。時代は変わり、これまでの常識は日に日に古び、個人差も多様性も増すばかり。ならば過去の慣習に倣った年齢での足切りなんか、無意味です。○歳になったらミニスカはけない?イヤ、はけばいいじゃん。はきたい自分を抑える我慢より「いつまでもミニスカが似合う自分でいるぞ!」と誓ってする筋トレの方がずっと楽しい。40歳でもアイドルにハマればいいし70歳でも恋すればいいし、気にすることはありません。いい年になっても恋人がいない?結婚していない?余計なお世話。本人がいらないのならばそれでいいし、もはや年齢で決めるものでもありません。他の人とタイミングがずれていようと、「ちょうどいい年」というのは自分だけが決めるものです。(ただ妊娠出産に関してはどうしても可能性の確率が下がりリスクの確率が上がるので、事前に知識を入れておく必要アリです)また、自分だけでなく、他人をみて「○歳でまだ○○してるの痛くない?」「いい年でまだ○○なのヤバくない?」とdisるのも絶対にやめましょう。自分がこれから歩く未来、広がるかもしれない可能性を自分で呪い殺すことになりますから。いくつであろうと、人は何をしてもいいし、また、しなくてもいい。外野は色々やかましいとは思いますが、どうかそれだけを、心に刻んでおいて下さいね。Written by あゆみ
2018年02月02日渋谷にもこんな空間が。落ち着いた大人の小割烹東京・渋谷にお店を構える「小割烹おはし 渋谷」は、渋谷では珍しい本格的な京料理をいただくことができます。お店を構えて15年、知る人ぞ知る渋谷の隠れた名店です。裏路地に位置しているため、駅近にも関わらず大通りの喧騒を忘れられます。和の趣が垣間見える外観が目を惹きますが、夜にはライトアップされて、よりムーディな雰囲気に。中へ入ると京都の老舗旅館のような「和」の世界1歩足を踏み入ればそこは「和」の世界。伝統ある日本の建物の造りを意識した空間に包まれ、石畳の上を歩いて席へと向かいます。その雰囲気はまるで京都の老舗旅館のようで、広々とした店内はゆっくりと落ち着いた大人時間が流れます。料理人の技を目の前で見られるカウンター席や、堀コタツの座敷、個室、予約必至のソファー席など人数に合わせた席があるため、様々なシーンで利用することができます。ほくほく。ふんわり。割烹の雰囲気にふさわしい卵焼き身体に優しい素材を使った季節を感じる家庭料理が自慢の「小割烹おはし 渋谷」。京都で昔から家庭で食べられているおばんざいが美味しいと評判になっています。おばんざいの盛り合わせなどのメニューもありますが、おすすめのおばんざいは「京の出汁巻き玉子」。注文を受けてから職人が1つ1つ丁寧に焼き上げていきます。出汁をたっぷり含んだ出し巻き玉子で、ふっくらとした仕上がり。大根おろしを少しのせて口に運べば、ほっとするどこか懐かしい味わいです。注文ごとにお出汁で炊き上げる名物・羽釜ごはん名物である羽釜ごはんは「小割烹おはし 渋谷」を訪れたのなら、是非とも注文して欲しいメニューです。こちらも注文を受けてから炊き始めるこだわりよう。生米と毎朝丁寧にとる出汁を合わせ、季節の食材と一緒に炊き込みます。目の前に運ばれてきたら、羽釜の蓋を開ける瞬間をお楽しみに。ふわ~っと良い香りに包まれ幸せな気分に浸れます。出汁をたっぷり含んで炊きあがったごはんは、ほっこりとした癒やしの味です。季節の食材を使った期間限定の羽釜ごはんを提供している時もあるので、メニューで見つけたらぜひ注文してみてくださいね。ファンが多い人気店なのでディナー利用は予約必至駅近な場所にお店を構えている好立地に加え、落ち着いた和空間で美食を味わえるとファンが多い「小割烹おはし 渋谷」。ディナー時の利用は大繁盛なので予約するのがおすすめ。オープン直後~19:00までが比較的狙い目。予約なしでも入店できる可能性があります。また日曜・祝日は予約しやすいそうなので、休日に訪れたい方はお店に問い合わせてみてください。東急・東京メトロ各線「渋谷駅」徒歩2分、京王・JR各線「渋谷駅」徒歩5分。くつろぎの旅館のような世界に身を任せて、身体も心も癒やされてみませんか?スポット情報スポット名:小割烹おはし 渋谷住所:東京都渋谷区渋谷1‐12-1 カレイド渋谷宮益坂1F電話番号:03̈-5766‐1955
2018年01月12日今年(2017年)4月に始まったこの連載も20回目。うおお…もう今年が終わるなんて…時の流れが早すぎやしませんかね。というわけで2017年の締めくくりに私から、唐突かつちょっと真面目なメッセージをおくりますね。女子よ、どうか自分を否定しないで。決して自分を嫌いにならないでください。他人からはのほほんと生きているように見えても、どうしようもなく落ち込んだり、言えない劣等感や悩みを抱えて「うう…」とうずくまりたくなる日がある。慌ただしく過ごした日の夜など、布団に入って目を閉じた途端に「考えても仕方のないこと」を考え始めてしまう。苦しくて、未来が見えなくて、自分を消してしまいたくて、「私のことなど誰も気にかけてくれない」と思って泣く夜がある。そんな夜でもあなたは絶対にひとりぼっちじゃない。あなたはダメでも何でもない。あなたを大切に思っている人は(いま欲している人ではないかもしれないけれど)必ずこの空の下にいるし、少なくとも私は、そんな夜にあなたのことを思っている。あなたにとっては見ず知らずの人間だけど、同じ思いを何度もしてきた女として「ひとりじゃねえぞー!」と叫びたい。世間の勝手な価値観と期待と圧力、人の目。女子たちが「自分には価値がないのでは」と下向きのらせんの渦に巻き込まれてしまう瞬間がいくつもあるのは痛いほど分かる。でもそこから逃れようと、こちらのことを対して好きじゃなさそうな男性の誘いにのったり、誰かの無責任な意見に振り回されて自分を曲げたり、自分の時間を放り出して何かに無理に添うようなことは、しなくていい。誰もが振り返るような美しさを得ようとしたり、誰にでも好かれるスペックや技を身につけようとしたり、それができなくて激しく落ち込んだりは、しなくていい。それは、自分を好きになるための行為ではないから。ほんとにね、小さくて(他人から見たら)つまんないこと。それの積み重ねが、あなたを毎日少しずつ救い、少しずつ上向きにするから。自分がやった自分の世話だけが、自分の背筋を伸ばす。もちろん彼の愛の言葉とか誰かからの褒め言葉も素晴らしいけど、「自分で自分を褒めたくなるちいさな繰り返し」が、いちばん効く。趣味に打ち込んでみる。部屋を片付けていらない服を手放してみる。仕事で何かひとつ工夫をしてみる。掃除や洗濯、料理をちょっと頑張ってみる(決して女子力とやらのためじゃなく、生活をコツコツまわすことは予想以上に心の安定に結びつくから)。スマホから目を離して、本を読んでみる。散歩して、ひとりでお茶をしてみる。ノートに何か書いてみる。歌をうたってみる。ストレッチをしてみる。身体を動かして汗をかく機会を、一度でいいからもうけてみる。ああ、なんか私ちょっと頑張ったかもな。ひとりで楽しんだな。一日の終わりのそんな思いが、自分を好きになる、自分を信じる、いちばんの栄養剤になるから。人となるべく比べない(だって何もかも違うから)。人をおとしめて自分を安心させない。「誰かよりまし」なんて価値観を持たない。自虐しない。誰かに認めてもらおうと必死にならない。だってあなたは、あなた1人しかいないから。あなたには他の人が決して真似できない魅力と強みがある。それはもしかしたらかなりマニアックかもしれないけど、絶対にある。だから決して、卑下も否定もしないで。あなたが思ってるより、あなたは魅力的だということを、がっつり胸に刻んで。例えば「いま以上の恋はできない」「私を愛してくれる人はもう現れない」みたいな悲しみを持ってるなら、「生きてりゃこれ以上はいくらでも登場する!」と私が太鼓判を押す。女の人生まだまだ長い。新しい幸せは思わぬ方向から次々とやってくるよ。だから絶望しないで。今がどん底だと思えても、大丈夫、絶対に上向くから。楽になるから。泣いたって愚痴ったって怒ったって暴れたっていい。ただ、無理はしないで。自分を殺さないで。味方はたくさんいるから。ひとりじゃないから。もしいま「手の中に泥だんごしかない」と思ったとしても、磨き抜いたらつるつる輝く玉になるよ。あなたはあなたのままで素敵だし、何にでもなれるんだ。2018年は、自分をがんがん可愛がろうぜ。Written by あゆみ
2018年01月11日ウチは低所得家庭…でも、第一志望の私立校に入れあげたい!Upload By かなしろにゃんこ。ちょうど4年前の今頃、息子リュウ太は第一志望の私立の高等専修学校を単願推薦で受験し、無事合格!入学手続きまでスイスイ進んでいきました。ですが、同時に入学金の支払いが迫ります。学校からの請求額は入学金や授業料に設備使用料など含めると、年間平均100万円!?わが家は裕福な家庭ではないので「はたして学費が支払えるの?」と、入学が決まっているというのに怖気ずく私。ぶっちゃけ「ムリムリムリーーーー!」って頭抱えました。お金をどこから引っぱってこようと悩んでいたときに、高等専修学校の広報の先生から「国の『高等学校等就学支援金』や、県の『私立高等学校等授業料減免制度』を使うといいですよ!」と教えてもらったことを思い出しました。授業料の支援を受けることに、少し抵抗感があったのですが申請してみることにしました。学費が払えない…国の支援金と県の制度、ダブルで申請!Upload By かなしろにゃんこ。学費を助けてくれる制度ですが、夫婦の年収によっては申請できない場合もあります。わが家は夫婦でフリーランス。世帯年収が低く、この制度を使えることが分かってホッと一安心!肺の空気全部出し切るくらいホッとしましたよ。マジで。国と県の制度で、年間約50万円助けてもらえることとなりました。でも、支援はされっぱなしはダメ!助けてもらったら必ず恩返しをする必要があることを、息子と話し合いました。健康なうちは必ず納税の義務を果たす。社会とつながり、何かしら社会貢献をする。将来稼げるようになったら、今度は自分が誰かを助ける番になる…世の中はお互いさまで回っている。いい制度を作ってくれた日本に感謝しよう!と親子で話したのでした。小遣いはアルバイト代から、往復25キロを自転車通学。厳しい家計は、節約で乗り切った!Upload By かなしろにゃんこ。高等専修学校に入学した息子は、アルバイトをスタート!自分の小遣いや携帯電話代は、自分でかせいでもらいました。交通費を節約するため、雨の日は電車通学、晴れの日は往復25kmを自転車通学です。毎日お弁当とお茶を持たせて、なるべくお金を遣わないようにやりくりしました。私も仕事を増やしてバリバリ働き、無我夢中で最初の1年間を乗り切ったときに、ようやく「なんとかなるかも!」と自信が持てました。もし授業料が払えなくなったらどうしよう…と怯えるよりも、いざとなったらクレジットでお金を借りればいっか!そして少しづつ返済すればいいじゃない。という案も用意(笑)借金を安易に考えてしまい情けないかぎりですが…借金しないでツラい~と頑張るよりも、困ったときは借りてよい!というルールを設定することで心がふっとラクになりました。気持ちが楽になると、仕事がキツくても乗り切れました、実際借金はせずに済みましたが、わが子のためなら「いつでも数百万借りてやるわい!」と思っていました(笑)同じ趣味の仲間たちと、念願の学校生活を満喫Upload By かなしろにゃんこ。お金の面は親が悩めばいいのですが、大事なのは子どもが入学したことを後悔していないか?です。もともと人づきあいがヘタな子です。私が一番育んでほしかったのは「人づきあい」でした。学校でも入学早々に先輩とのトラブルがありましたが、問題が解決すると逆に、仲良くなれた様子。車やバイクなどが好きな生徒が集まっているので、共通の話題を通してスムーズに打ち解けることができたようです。同じ趣味の友だちと、部活や学校のイベントなどで楽しい時間を過ごしたり、お互い助け合っている姿を見て「この学校に入学できてほんとによかった」と感じました。仲間に恵まれ、3年間を修了!しかし…再び待ち受ける、学費問題!Upload By かなしろにゃんこ。中学までは息子のマニアックなところが「何を言ってるのか理解できない」と煙たがられることがありました。ところが専修学校では、勉強はまったくできなかったものの、車とバイクのマニアックな知識がいい作用をして、友だちづくりにも役立ったようです。やっと話が合う人に巡り会えたことがなにより嬉しかった息子。でも、ここでも「お前ほどマニアックなことは話せないよ」と言われる始末…。落ち着きがなく、衝動的でケンカっぱやい息子ですが、学校の仲間たちに受け入れてもらい、なんとか今年の3月に無事に高等専修学校を修了。春からは、その上の4年制の専門課程に進学することになりました。専門課程進学は奨学金を活用。リュウ太の結婚までに、親子で返済するぞ~!専門課程進学で、またまたお金がかかります(涙)今回は奨学金制度を利用して、子どもと親で一緒に返済することにしました。奨学金の返済が済んでいないと、子どもが結婚適齢期で何かとお金が要りようになったときや、家のローンを組もうと思ったときに借りられないなんてことが起こってしまうので…家族で協力してガンガン返済していきたいものです。まぁ~なんとかなるでしょ!な、ゆるゆるな精神ですが、これからもコレで乗り切っていこうと思います。ん?その前に息子が将来、結婚できるかなって!?んーーーーー?(笑)本人が望めばそのへんもなんとかなる!きっと…♡
2017年12月19日「複数の女(本命とセカンドとそれ以下)を常に抱え、全員に希望を持たせたままキープする男」を「いばら男」と称していたお話は、以前【前篇】【後篇】に分けて書きました。彼らに振り回され傷ついたのちに目が覚め、やっといばら男と訣別した女子たち。ああよかった、あんな男にはもう近づかない。ちゃんと一対一の恋愛ができるひとを探そう…。そう決意して平穏な日々を送る。まさしく一件落着なわけですが、ひょっこり。気をつけましょう。彼らは忘れた頃にひょっこり、現れるのですよ。偶然に再会したり、いきなり他愛もない連絡が来たり、パターンはさまざま。しかしさんざんこじれて「面倒くさい女」だと思われて終えた関係ですから、こちらの気持ちと同様、向こうもサッパリサバサバしてくれるのだと思っていたら要注意です。彼らは「あの時は俺が悪かったね…」とか「あの時はお互い大変だったけど今は落ち着いたね」とか「あの時誤解させたけど実はこういう気持ちだったんだ」とか、もしくはそんな前説は何もなくむちゃくちゃ無邪気に「ハロー☆元気?久々に会いたいな」とか、そんなふうに「ちょっといい人」でやって来ます。恐ろしい子…!あんなに揉めてあんなに面倒くさがったのに、またこちらと関係を紡ごうとしてくるんですよ。その真意が謎すぎるため、女子の中には訣別を誓ったにも関わらず「あれっ、この人変わった…?」「私の大切さが今になって少し分かった…?」みたいにほだされてしまう人もいるようですが、絶対にダメです。いばら男は「昔の関係値が今も再利用可能」だと思っています。どんだけエコだよこのリサイクル野郎め。単にあんなに面倒だったことをのど元過ぎて忘れてちゃって、今はこちらが鬱陶しく追ってこないもんだから、ふらりと寄って来ただけなのです。何なら「ちょっとつつけば俺のことを必死に追ってきてたあの頃のオンナの顔にすぐに戻るはずだ」と思っています。きっと、ちょっとした優越感を再び得るためと、ちょっとだけ(あとくされない)楽しい思いができるといいなという期待感があるのでしょう。彼らはそのためだけに「お前これ好きだったでしょ?ほれほれ」とねこじゃらしを女子の目の前にちらちらさせて、食いつくのを待つのです。意味わかんねー!往々にして女性が「別れたら角を曲がる(相手の姿が見えなくなる)」のに対し、男性は「別れても道は一直線」。振り返れば過去の女は点々と来た道に見えており、しかも「彼女たちはまだどこかで俺のことを好いていてくれてる」と思い込んでたりする。いばら男はその傾向がさらに顕著だと思われます。賢い女子はせっかくいばらを卒業したなら、その自分勝手なロマンチズムに再び惑わされたらいけません。いばら男にとってあなたは永久に「俺というエサに食いつく女」。スキあらば性懲りもなく接触してきます。そして彼がどんなに殊勝なことを言い連ねたとしても、あなたがそれに頷けばまた元通りのいばらの関係が待ってるのです。ナメられてるよね。アホらしーよね。だから、コンタクトを取ってはいけません。印象的に登場と退場を繰り返してるから大きな存在だったような気がするかもだけど、考えてもみて下さい。いちばんつらいときに側にいないで、ほとぼりさめたらいい人ぶって寄って来る人なんて、あなたの人生にそんなに大事であるはず、ないんですよ。私たちはリサイクル素材じゃない。それをはっきり自覚して、いまある平穏と、いまあなたを大切にしてくれる人たちに目を向けましょー。Written by あゆみ
2017年12月04日伝統を感じる京町家は心癒される素敵な空間伝統あるたたずまいが目印の「松富や壽(まつとみやことぶき)」は、京都の丸太町にある、自然食にこだわった豊富なおばんざいが堪能できる郷土料理のお店です。築120年の京町家を改装しており、外観のみならず店内もノスタルジックな癒しの空間が広がっています。ダークトーンのシックなインテリアが並び、ゆったりとした気持ちにさせてくれる雰囲気の店内。カウンターに並ぶ、色とりどりのおばんざいを心行くまで堪能することができます。安心安全の絶品おばんざいが豊富にそろうお店「松富や壽」は、味付けにこだわった体にやさしい料理を提供してくれるお店です。国産の素材と国産の無添加調味料を使い、安全性を重視しています。おばんざいは簡単にできる料理ではなく、どれも一品一品手間をかけて丁寧に作られています。動物性の出汁を使っていないおばんざいなどがあり、ベジタリアンでも安心して楽しめるお店です。心も体も喜ぶこだわりの「自然食バイキング」お店の看板メニューでもある絶品のおばんざいを心行くまで堪能できる「自然食バイキング」。どのおばんざいも体に配慮し、調理が素材の味を越さない薄味を意識して作られています。国産素材と、国産無添加調味料にこだわっており、それぞれの素材の味わいをしっかり感じることができるのが自慢です。油を使わずに仕上げた炒め煮や、塩を使わずに仕上げた煮炊きものなど、どれも体にやさしいものばかり。小さな子どもからお年寄りまで、安心して食べられるよう、小さめにカットされているのも特徴です。ドリンクメニューも体にやさしいものばかり!「松富や壽」に用意されているドリンクは、おばんざい同様、素材にこだわったものばかり。丹後の新鮮なフルーツを使って仕上げたリンゴジュースやみかんジュース、なしジュースなどが用意されています。どれもフルーツの濃厚な味を壊さないよう、無添加で仕上げられているのが特徴です。心温まるおばんざいを心行くまで堪能しようひとつひとつ無添加にこだわり、真心を込めて作られたおばんざいが魅力のお店です。そんな心温まるおばんざいは、お腹いっぱい楽しめるようバイキング形式になっています。素材をしっかり活かすため、調理法にもこだわって仕上げられたおばんざいは、おいしいだけでなく、体にもやさしい料理ばかり。家族や友人同士、デートなど、さまざまな場面で利用できる、心癒される素敵なお店です。京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」、京都市営地下鉄東西線「二条城前」から、歩いて10分ほどの場所にあります。満腹を満足に味わいに、ぜひ「松富や壽」を訪れてみてください。スポット情報スポット名:松富や壽住所:京都府京都市中京区竹屋町通西洞院西入東竹屋町422電話番号:075-221-6699
2017年11月24日表参道にある大人の隠れ家表参道駅から徒歩1分の場所にある「茶茶 南青山」は、まさに都会の中の大人の隠れ家。まるで路地のような階段と廊下を抜けると広がるのは、間接照明と和紙を通してできた光の壁が作り出す和モダンな空間。カウンター・テーブル・個室など、すべての席が広々としていて贅沢にスペースを使えるので、心身ともにリラックスしてお食事が楽しめます。体に優しく、こだわりのつまった京都のおばんざい"表参道の隠れ家"とインスタグラムでも話題沸騰の「茶茶 南青山」では、どこか懐かしいけれどこだわりの感じる京都のおばんざいがいただけます。京野菜や湯葉、豆腐を使った本格的な京料理や、とれたて新鮮な魚のお刺身など、素材にこだわった体にやさしい料理が好評です。日本人だけではなく、海外の方からも「ヘルシーで美味しい理想の日本食」と大人気。「わらびもち」や「もなかアイス」など、やさしい甘さのデザートも女性に嬉しいポイント。食べておきたい定番の「出し巻き玉子」鮮やかな黄色がとっても綺麗な「出し巻き玉子」は職人さんがこだわりの出汁でつくった定番メニュー。いつもの卵焼きとは一味も二味も違う、品の良い玉子の香りが口の中に広がります。「生麩の田楽味噌焼き」は京都ならではのモチモチの食感が楽しく、カラフルな見た目も相まって女性に人気の一品です。「茶茶の肉じゃが」はおかわりを頼む人続出の一品「茶茶の肉じゃが」はついついおかわりしたくなるような、優しくてホッとするお味。ホクホクのじゃがいもにも味がしっかりと染みていて、何度でも思い出して食べたくなってしまいます。またオーダーが入ってから炊き上げる羽釜ごはんも大人気。注文してから40分ほどかかってしまうので、少し早めのオーダーをおすすめします!少し分かりづらい場所にあるのも魅力のひとつ都会で頑張る大人たちが、ホッと一息つけるような優しい味のおばんざいが食べられるお店。これまであったおばんざい屋のイメージを覆すような、クールでモダンな贅沢空間も人気の理由のひとつ。雰囲気の良さからデートで訪れるカップルも多いそうですが、色々なタイプのお席があるのでシーンを選ばず利用できます。「茶茶 南青山」は東京メトロ各線「表参道駅」のB1出口より徒歩1分。1階がコンビニのため少々わかりにくいかもしれません。まさに大人の隠れ家、是非とも知っておきたいお店です。スポット情報スポット名:茶茶 南青山住所:東京都港区南青山5-9-1 3F電話番号:03-3409-4441
2017年11月16日温かみのある和テイストの店内は居心地抜群!京都市中京区にある「おばんざいと鶏 京は菜(きょうはな)」は、おばんざいや鶏料理、そしてお酒が楽しめる和食店です。お店の外観は和をイメージした佇まいで、白のちょうちんがお客さんをお出迎え。開放感のある広い天井と温かみのある照明が、落ち着きのある空間を演出しています。1階はカウンター席が9席、2階はテーブル席となっており、団体で利用する場合は貸し切りも可能です。自慢の鶏肉は朝引いたばかりの京赤地鶏を使用店主は「美味しい料理を提供し、お客さんに楽しい時間を過ごしてもらいたい」という熱い気持ちを持っています。料理には厳選された自慢の食材を使っていて、お酒は日本各地から取り寄せています。中でも鶏肉は朝引きの京赤地鶏を使用。「おばんざいと鶏 京は菜」でしか出会えない、こだわりの美味しさを堪能できます。ここでしか味わえない自慢の鶏料理を堪能しよう充実しているメニューの中で、お店の一押しメニューが「地鶏のてりすき」。地鶏を使用していており、食べごたえ抜群です。鶏の旨味が凝縮された特製のタレをからめて食べてみてください。甘めで濃厚なタレと鶏肉の相性は抜群。ご飯だけでなく、お酒にもよく合います。新鮮な素材の味と丁寧な味付けを堪能できる一品です。本場京都で絶品のおばんざいを京都名物のおばんざいが食べたい人には「おばんざい定食」がおすすめ。季節の食材を使用した彩り豊かなおばんざいが7種類食べられます。また、おばんざいには地元の食材を取り入れていているのも魅力のひとつ。さらに小サイズの「てりすき丼」もついている充実のラインナップです。ボリュームがあり、たっぷりと味わえるのも嬉しいポイント。ぜひ本場京都のおばんざいを味わってみてください。アットホームな雰囲気とこだわりの料理が自慢「おばんざいと鶏 京は菜」は、朝引きの京赤地鶏を使用した料理や、季節の食材をふんだんに使ったおばんざいが自慢のお店です。アットホームな雰囲気で、ゆったりと料理を味わえます。一人でも気軽に入りやすく、さらに気の合う仲間同士とも楽しく料理を堪能できるのでシーンを選ばず利用できます。店主自慢の料理の数々をぜひ味わってみましょう。「おばんざいと鶏 京は菜」は、京都市営地下鉄「烏丸御池駅」から歩いて3分ほどの場所にあります。NHK京都放送局を背にして、姉小路通沿いを西に進んで行きましょう。隠れ家のような雰囲気のお店で、ぜひ本場京都のおばんざいを楽しんでみませんか?スポット情報スポット名:おばんざいと鶏 京は菜住所:京都府京都市中京区姉小路通新町東入町頭町89電話番号:075-251-6990
2017年11月10日昔、私は男友達とばかりつるんでおりました。その中でもしょっちゅう一緒に飲みに行って語り合ってたのがタカシとケンジ(共に仮名)の2人でした。彼らはよく言えばモテ男、悪く言えばヤリチン。明るくて頭が切れて華があり、ちょっと俺様。友達にするには最高ですが好きになったら絶対あかんタイプ。異性としての意識を一切してないので、彼らは私に自分の恋愛模様を赤裸々にバラしてくれてました。タカシもケンジも本命の彼女の他に常時数人のセカンド女子を抱えており、その集団を人数に合わせて密かに「○○JAPAN」「○○戦隊」(○には彼らの名字が入る)などと呼んでいました。当の女性たちに知れたら抹殺される失礼さです。サッカー日本代表並みの人数を抱えるタカシのメンバーは序列が「本命・セカンド・その他セフレ」みたいな身もフタもなさなのに対し、5人程度を抱えるケンジの場合は「みんなとそれぞれ100%で恋愛してる」(本人談)。でもやっぱりレッド(本命)、ブルー(セカンド)、その他のカラーという序列は本人の中でついていたようです。お互いの悪業を報告し合う飲み会はネタの宝庫で、私は無関係&無責任な立場として笑いながらも内心「いばら男はおそろしい…」と震えていました。同時に、彼らにも彼らなりの法則と共通点があるんだなと気づいたのです。「序列は女子のルックスやスペックではない」というのがまずひとつ。それは一言でいうと「依存してくる女かそうでないか」。どんなに可愛い子であっても、いつも会いたがったり男の都合や思想に合わせて動いてしまう女子であれば序列が下でした。そして「本命は不動」というのがもうひとつ。その順位が二番手以降の女子と入れ替わることは決してありません。ルックスだけを比べたら二番手以降の女子たちの方がモテそうな見た目だったと思います。でも彼らは本命を絶対視しており、敬ってすらいました。まあそのわりに浮気してるんだけど(笑)「このことは死んでもバレたくない」と言ってましたね。では本命とその他を分ける高い高い壁は一体なんなのか。もちろん「男が本気で惚れているか否か」の差ではあるんですが、本気になるポイントはどこか。それは先ほど言ったように「依存してない」こと。口八丁手八丁の彼らも安易にコントロールできず、どこか侵しがたい部分を持っていることなんです。彼らの本命さんはいずれも真面目で仕事熱心な女子。そして恋愛を最上位に置いていないタイプ。仕事はちろん、自分の趣味や他の友達との交流に忙しくしていました。彼氏のことはちゃんと好きなのですが、そこにベッタリしてこない。言うなりにならない。ゆえに他の女子にはわりと俺様な彼らが、本命彼女に対してだけはかなりジェントルマンでした。差別ー!「会いたかったのに忙しいんだってさ…」「こないだ久しぶりにデートしたんだ♪」時にさみしそうに時に嬉しそうに、本命さんの話をするタカシとケンジ。会えなくても、ひどく怒られても、その愚痴すらのろけに聞こえました。「なんじゃこの格差…」私はあきれました。彼らはそろって言いました。「ゆくゆくは彼女と結婚したい」。(ここまで読んで「彼氏命じゃない忙しい女は浮気されるのでは」と思う方もいるかもしれませんが違います。彼らの浮気は性癖であって、パートナーのタイプとは関係ないのです…)男のズルさ、残酷さ、ちゃっかりさ。そして女グセが悪くても本命選びに関しては非常に現実的でロマンチストなところ。彼らの生態から、私はたくさんのことを学びました。彼らはその後どうなったかって?どちらも本命の彼女に別れを告げられ(タカシは浮気がバレた)、他の女子をソッコー切って足にすがって「別れたくない、やり直したい」と抵抗しましたがフラれました。見る影もなく憔悴していましたが「自業自得ね…」としか言いようがなかったです。今では彼らも既婚者となり落ち着いています。密かにJAPANや戦隊を形成しているかどうかは知りませんが、この先何人囲ったとしてもまた「本妻」の座は変動しないんだろうな…と思うのでした。
2017年10月19日