auスマートパスプレミアムは、男性4人組ヒップホップグループ・ケツメイシのデビュー20周年を記念して、お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣らケツメイシを愛してやまない“ケツメバカ”な著名人が選ぶプレイリストを20日、公開した。ケツメイシは2001年4月に「ファミリア」でメジャーデビューし、「さくら」(05年)でシングルチャート1位を獲得、同曲を収録したアルバム『ケツノポリス4』が大ヒットした。同企画には、アンタッチャブル柴田、お笑いコンビ・ゾフィー、ダイノジ、安田美沙子の“ケツメバカ”な著名人4組が参加し、特に思い入れの強い楽曲を紹介している。柴田は「ライフ イズ ビューティフル」「友よ ~ この先もずっと…」など6曲をピックアップし、「今回はカラオケで友達とよく歌った曲をリストアップさせて頂きました。ケツメイシさんとはもう15年近くのお付き合いになるのですが、未だに友達なんかとカラオケに行く際は、みんなでケツメイシさんの曲を歌わせて貰ってます」とコメント。ゾフィー・上田航平は「ドライブ」「さくら」含む7曲を選曲し、「このリストは親友ザポンとの思い出の曲です。ザポンとは中学で席が前後になってから仲良くなっていつも一緒に遊んだり漫才をしたりしてました」を思い出のエピソードを披露。また、相方・サイトウナオキも「特に思い出深い曲は、『トモダチ』です。都会に揉まれてホームシックになってるときにこの曲を聴いて、より故郷にいる友達が恋しくなりました」と話し、そのほか6曲を選んだ。ダイノジの大谷ノブ彦は「手紙~未来~」を挙げ、「僕とケツメイシとの出会いの曲でした。まだ成功も失敗もわからない、野心と夢に突き動かされてたありがちな若者の自分にとって聴いた瞬間震えて涙がとまらなくなったのはこの曲だけです」と若かりし頃を回顧。一方の相方・大地洋輔は、「『はじまりの合図』これは芸人の為の曲だなってのはたくさんあるケツメイシさんですが、この曲がまさにそれだなって思ってます。リリックを芸人の気持ちになって聴くと如実に分かると思います!」と熱弁した。そして、安田は「幸せをありがとう」「涙」「ライフ イズ ビューティフル」など6曲をチョイス。中でも「一番好きなのが『ライフ イズ ビューティフル』」だといい、「何に悩んでるか分からなかった時期に、ライブで聴いて嗚咽が出るほど号泣。この曲を聴いて、悩んでいる自分を認めてあげられて、今でも幸せに気付かせてくれます」と明かした。
2021年12月20日紀子さまと眞子さま。結婚問題についての話し合いの進展は?「3月中旬、眞子さまが学習院女子高等科から国際基督教大学まで一緒だったご友人の結婚式が開かれました。当日出席した同級生からは“まこしー(眞子さまの愛称)も来るのでは”と期待されましたが結局、最後までお姿を現すことはありませんでした。なんでも“小室圭さんとの問題で揺れているまこしーには声をかけづらい”と、新婦の気遣いで招待しなかったそうで……」(眞子さまの知人)どうやら、最近の眞子さまは“アンタッチャブル”な存在になっているようだ。「今はなかなか外出できない眞子さまは、お住まいからオンラインで仲のいいご友人たちとお話しする機会があり、毎回楽しみにされています。ただ、そのご交流の中でも“結婚の話題に触れてはいけない”という雰囲気があり、友人たちもそうとう気を遣っていると聞きました」(同・眞子さまの知人)国民からの反対も多いため、眞子さまの周囲も接し方に苦慮するのは当然だろう。それでも、小室さんとの結婚を目指して突き進む眞子さまは3月26日、皇居で行われた『歌会始の儀』にご出席。「天皇・皇后両陛下をはじめとする皇族方や、一般応募から選ばれた和歌が詠まれる新年行事です。本来は1月中旬に開催する予定でしたが、コロナ禍の影響で延期となっていました」(皇室担当記者)『歌会始』について、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんが解説する。「ご自身の考えなどを公にする機会の少ない皇室の方々にとって、『歌会始』で詠む短歌は“お気持ち”を表に出せる貴重な機会です。明治以降、一般国民の優れた歌も披講されるようになり、戦後はその詠み手も宮中に招かれるなど、“国民とのつながり”は強まっています。和歌の内容については、お題の漢字が入っていれば、季節や年代などの縛りはいっさいありません」■眞子さまの歌はやはり「匂わせ」なのか今年のお題は『実』。皇室の中で注目されたのは眞子さまが作られたお歌だった。それには理由がある。「『望』がお題だった昨年、眞子さまは《望月に 月の兎が 棲まふかと 思ふ心を 持ちつぎゆかな》と詠まれました。これは、明らかに小室さんを意識した歌でした。なぜなら’17年の9月に行われた婚約内定会見で、小室さんが“(眞子さまは)私のことを月のように静かに見守ってくださる”と表現。さらに“きれいな月を見るたび、眞子さまを思い出して電話をかける”というエピソードも披露している。“彼への気持ちは変わっていない”というアピールだと世間に受け止められたのです」(前出・皇室担当記者)今年は直接的ではないものの、小室さんとのご結婚を“匂わせる”和歌を詠まれた眞子さま。「烏瓜とは、夏の夜にレースの飾りのような美しい花を咲かせ、夜明けとともにしぼむ植物で、秋には鮮やかな朱色の果実をつけるのが特徴です。眞子さまは幼いころから、烏瓜が秋につける実の色合いがお好きだと詠まれましたが、秋といえば小室さんが受験するアメリカNY州の司法試験の合否が判明するのと、ふたりが30歳を迎える時期。また、今秋に小室さん側が金銭トラブルに関して何らかの形で説明責任を果たすとみられ“結婚が実る秋が待ち遠しい”というお気持ちが表れていると深読みできます」(皇室ジャーナリスト)さらに今回、眞子さまだけではなく、未成年のためご参加のない悠仁さまを除く秋篠宮家の全員が“秋”にフォーカスした歌を詠まれている。「秋篠宮さまは、夏の日に見た稲が秋に豊かに実ることを願われ、紀子さまは秋に黄色の実に熟した花梨を竹籠に入れて部屋に置いた際、その香りに安らぎを感じたという歌を詠まれました。佳子さまは幼いころ、鈴懸の実を割って中の綿毛で遊ばれたことがあり、最近同じ鈴懸の木の下で当時のことを思い出されたという内容。皇族方は12月初旬には歌を提出することから、鈴懸の実がなった秋ごろに詠まれたのだと思われます」(宮内庁関係者)今年のお題から“実りの秋”を連想されたのだろうが、ご一家全員が共通して秋を思い浮かべる和歌を詠まれたのには意味があるのだろう。「歌のテーマは秋に限らず、皇族方それぞれが自由に決めて作成されます。両陛下が詠まれた歌はどちらもコロナに関連する内容で、秋という季節に特化したものではありませんでした。そんな中、秋篠宮さまは夏に見た稲を見て“秋にたわわに実る準備をしている”“秋に黄金色の稲穂が豊かに実ることを願う”と詠まれている。まるで、眞子さまと小室さんのご縁談が秋に実ることを“応援”しているかのようです。紀子さまと佳子さまも、殿下の意に沿われ秋の歌を作成されたと感じられます」(同・前)小室さん母子への不信感は拭えていない殿下だが、眞子さまの強い意志もあって結婚容認は覆らないのだろう。一方で紀子さまは、母としての“訓戒”をにじませておられていたそうで─。■普段感情をあらわにされることのないという紀子さまがーー「妃殿下は、赤坂御用地内の花梨の木になった実の香りに安らぎを感じ“身近な自然の恵みをありがたく思う”とのお気持ちを詠まれました。これは“いちばん身近にいる家族にも目を向けてほしい”という眞子さまへのメッセージなのでは。眞子さまはこれまで、小室さんとの結婚に国民の多くから反対意見が寄せられても意志は曲げず、ご両親からの意見は聞いても、納得することはありませんでした。今回の『歌会始』で紀子さまは、ふだん伝えづらい愛娘への願いを歌に込められたのだと思います」(秋篠宮家関係者)秋篠宮家への批判にもつながる結婚問題に、皇嗣妃は深く思い悩まれる日々のようだ。「小室さんの留学後、紀子さまは眞子さまと話し合いを重ねていたのですが、意見がぶつかり合うなどして、母娘の仲はこじれていきました。妃殿下は基本的に、皇室関係者以外のご友人に対して感情を露わにすることはほとんどないのですが、眞子さまの結婚問題が起こってからは弱気になったり、落ち込まれる様子を見せていたといいます。小室さんしか見えていない眞子さまのお気持ちをご家族にも向けてもらうため、今回のような歌を詠まれたのでしょうね」(紀子さまの知人)紀子さまの祈りを込めた和歌は、眞子さまの胸の内に届くのだろうか─。
2021年04月01日中村壱太郎がMCを務める配信企画『上方藝能、おもろいねんで!』の第3回目が4月7日(水)20時から、紅ゆずるを迎えて行われる。本企画は1月29日にスタート。上方歌舞伎の継承者として期待を集めながら「東京生まれ東京育ち」な壱太郎が、MCとして毎回上方の藝能を担う多彩なゲストを招き、視聴者と一緒にその「おもろさ」に迫るオンライン・トークライブだ。これまでのゲストは第1回に関西歌舞伎の中村鴈治郎と松竹新喜劇の藤山扇治郎、第2回は能楽シテ方観世流の大槻文藏(人間国宝)と狂言方大蔵流の茂山逸平、茂山千之丞が出演。軽妙なトークの中に上方藝能の魅力を織り込ませた内容が注目を集める。そして第3回ゲストは、大阪出身の元宝塚トップスターで女優・紅ゆずる。2002年に宝塚歌劇団に第88期生として入団・初舞台。星組に配属され、2016年星組トップスターに就任した経歴の持ち主だ。数々の名舞台を務めたのち、2019年退団後は松竹エンタテインメントに所属している。今年は『アンタッチャブル・ビューティー ~浪花探偵狂騒曲~』、『東京喜劇 熱海五郎一座 Jazzy なさくらは裏切りのハーモニー ~日米爆笑保障条約~』、『エニシング・ゴーズ』話題の舞台に出演が決定。最近ではのバラエティ番組へも進出し、昨年10月には大阪松竹座でトークショーを行うなど、喋りも人気だ。紅と壱太郎は劇団時代から親交があり、親しい間柄だという。“おもろい”話はもちろん、ここでしか聴くことができない貴重なエピソードが明かされることは間違いない。この機会をお見逃しなく。紅ゆずる・コメント壱太郎さんの番組に出演させていただけることを大変嬉しく思っています。現役中から壱太郎さんとは仲良くさせて頂いているのですが、退団してからコロナ禍になってしまい深いお話ができていないので、今回の対談の中でどれだけ濃いお話になるのか、とても楽しみです。歌舞伎を心から愛し、舞台に対して全力投球されていらっしゃる壱太郎さんだからこそのお話を楽しみにしております!中村壱太郎・コメント『上方藝能、おもろいねんで!』第3回は、元宝塚歌劇団星組トップスターの紅ゆずるさんにご登場いただきます。宝塚時代から親交を持たせていただいております紅さんと、現在の女優活動はもちろんのこと、上方藝能に対する思いや演劇のこと、役者としてのことなどなどクロストークして参ります。また男役と女方、性別を超えて演じることについても語り合っていけたらと思っております!■配信情報『上方藝能、おもろいねんで!』第3回4月7日(水)20時開始 ※配信時間は70分程度配信場所:イープラス「Streaming+」チケット:2,000円(税込)3月22日(月)14時15分より発売開始※チケットは4月13日(火)20時まで発売。※配信開始後・終了後に購入の方も4月13日(火)23時59分までアーカイブ視聴可。
2021年03月25日「午前十時の映画祭11 デジタルで甦る永遠の名作」が4月2日(金)より開催され、約1年に渡り新たな上映作品22本、再上映作品5本の全27本が全国63劇場で上映される。「午前十時の映画祭」は「一度、スクリーンで見たかった。もう一度、スクリーンで見たかった。」をキャッチコピーに、2010年のスタートから10年間に渡って映画史上の名作・傑作の数々を上映してきた。第11回目となる今回は、上映開始時間や料金、体制なども再構築して新たなスタートを切る。今回のラインナップは4人の選定委員と今までのリクエストを参考に決定。新セレクト作品が22本、アンコール作品が5本と初お目見えが多数上映される。オープニングは昨年惜しまれつつ亡くなったショーン・コネリーのアカデミー賞受賞作品『アンタッチャブル』、『ザ・ロック』。また「I’ll be back」のアーノルド・シュワルツェネッガー主演『ターミネーター』1と2を連続上映する予定だ。そのほか『真昼の決闘』や『イージー★ライダー』、『シャイニング北米公開版(デジタル・リマスター版)』などの不朽の名作、『イングリッシュ・ペイシェント』や『ノッティングヒルの恋人』、『ロミオ+ジュリエット』、『ユージュアル・サスぺクツ』、『グッドフェローズ』、『ファイト・クラブ』、『ファーゴ』など90年代の代表作も勢ぞろい。邦画新セレクトは黒澤明×三船敏郎『隠し砦の三悪人(4Kデジタルリマスター版)』、初の特撮映画『モスラ(4Kデジタルリマスター版)』、勝新太郎主演『座頭市物語(4Kデジタル修復版)』の3本。どれも「午前十時の映画祭」らしい幅広い作品ばかり。この機会にぜひ劇場に足を運んでほしい。■企画情報「午前十時の映画祭11 デジタルで甦る永遠の名作」2021年4月2日(金)から2022年3月31日(木):52週間上映期間:1作品2週間上映(※1週間上映の作品もあり)開催劇場:全国63劇場上映作品:全27本(外国映画23本、日本映画4本)上映方式:DCP(デジタル)上映作品選定委員:襟川クロ / 映画パーソナリティ戸田奈津子 / 映画字幕翻訳者町山智浩 / 映画評論家、コラムニスト武田和 / 公益財団法人 川喜多記念映画文化財団 代表理事<新規セレクト外国映画19本>『真昼の決闘(1952年)』『イージー★ライダー(1969年)』『シャイニング 北米公開版(デジタル・リマスター版)(1980年)』『ターミネーター(1984年)』『未来世紀ブラジル(1985年)』『ターミネーター2(1990年)』『グッドフェローズ(1990年)』『天使にラブ・ソングを...(1992年)』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年)』『ユージュアル・サスぺクツ(1995年)』『マディソン郡の橋(1995年)』『ザ・ロック(1996年)』『ロミオ+ジュリエット(1996年)』『ファーゴ(1996年)』『イングリッシュ・ペイシェント(1996年)』『ノッティングヒルの恋人(1999年)』『ファイト・クラブ(1999年)』『シカゴ(2002年)』『グラディエーター(2000年)』<新規セレクト日本映画3本>『隠し砦の三悪人(1958年)(4Kデジタルリマスター版)』『モスラ(1961年)(4Kデジタルリマスター版)』『座頭市物語(1962年)(4Kデジタル修復版)』<アンコール上映5本>『ティファニーで朝食を(1961年)』『赤ひげ(1965年)』『2001年宇宙の旅(1969年)』『スタンド・バイ・ミー(1986年)』『アンタッチャブル(1987年)』公式サイト: ※入場料金、開映時間は劇場によって異なります。
2021年03月05日狂乱の1920年代アメリカでその悪名を轟かせた“アル・カポネ”は、これまで数多くのマフィア映画やギャング映画でモデルとされ、史上最も有名なギャングスターとなった。そんな彼のこれまでほとんど描かれてこなかった、最晩年の姿を描いた新作『カポネ』がまもなく日本で公開される。今回は、その新作と併せて観るとより楽しめる、カポネの現役時代を描いた名作ギャング映画2作品を紹介。政治家、警察、マスコミを手なずけ、“暗黒街の顔役”にのし上がっていったカポネの暴れっぷりを知ると、新作で描かれた晩年のカポネの姿がより鮮明に目に映るはず。アル・パチーノ熱演『スカーフェイス』1984年公開アル・カポネをモデルにしたハワード・ホークス監督によるギャング映画の古典『暗黒街の顔役』(1932)をリメイク。ブライアン・デ・パルマが監督を務め、アル・パチーノ主演で主人公をキューバからの移民という設定に変更し、オリバー・ストーンが脚色した。キューバから難民ボートでアメリカ・マイアミに到着した前科者のチンピラ、トニー(アル・パチーノ)が、コネも学歴もなく一文なしの状況から、暗黒街の顔役として組織の頂点へと上りつめる姿を描く。収容された難民キャンプで元幹部の殺害を成功させたことをきっかけに、弟分マニー(スティーヴン・バウアー)と共に組織への仲間入りを果たしたトニーは、大口の麻薬取引を成功させ、ついにはボスを殺害し組織のトップに君臨する。想いを寄せていたボスの愛人エルビラ(ミシェル・ファイファー)と結婚し、金と権力全てを手に入れたはずのトニーだったが、その栄光は長くは続かなかった…。『暗黒街の顔役』を観たパチーノが、自分もトニー役を演じたいと熱望したことがきっかけで企画が始動した本作。アカデミー賞にノミネートされたパチーノの気迫あふれる演技にも注目。デ・ニーロがカポネに『アンタッチャブル』1987年公開『スカーフェイス』と同じくブライアン・デ・パルマ監督がメガホンをとり、シカゴの暗黒街の帝王アル・カポネを捕まえようと奮闘する調査官エリオット(ケビン・コスナー)の視点から描かれたアクションドラマ。禁酒法下のシカゴで密造酒を販売し荒稼ぎするアル・カポネを捕まえようと、エリオットは捜査を進めるが、警察と癒着しているカポネのしっぽをなかなか掴めずにいた。そんなエリオットのもとに、ベテラン警官のマローン(ショーン・コネリー)、優秀な若手警官ストーン(アンディ・ガルシア)、会計士のウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)が集まり特別部隊を結成。ついに密造酒の取引現場を取り押さえカポネを追いつめるが、思わぬ反撃が待ち受ける…。カポネを演じたロバート・デ・ニーロは、カポネ本人に似せるため生え際の髪の毛を抜いて挑んだという気の入れよう。登場シーンは少ないながらも常に存在感を漂わせ、絶大な権力を手にしたカポネの凄みを感じさせるデ・ニーロの狂気の演技も見どころ。トム・ハーディが演じる最晩年『カポネ』2月26日公開これまで数々の映画で最盛期の姿を描かれてきたアル・カポネの、病魔に蝕まれ悪夢に取りつかれた最晩年の姿を描いた伝記映画。1940年代半ば、長い服役生活を終えたアル・カポネ(トム・ハーディ)は、フロリダ州の大邸宅で家族や友人たちに囲まれ、静かな隠居生活を送っていた。かつて“暗黒街の顔役”と恐れられたカリスマ性はすでに失われ、梅毒の影響による認知症を患っている。一方、そんなカポネをいまも危険視するFBIのクロフォード捜査官(ジャック・ロウデン)は、彼が仮病を使っていると疑い、隠し財産1000万ドルのありかを探るために執拗な監視活動を行っていた。やがて病状が悪化したカポネは現実と悪夢のはざまで奇行を繰り返し、FBIや担当医を困惑させる。ハーディがただならぬ凄みをみなぎらせ、全身全霊で演じた、誰も観たことのないカポネの姿に注目。『カポネ』は2月26日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カポネ 2020年2月26日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年02月11日次長課長・河本準一が3日、YouTube公式チャンネル『河本じゅんちゃんねる』でくりぃむしちゅー・有田哲平、アンタッチャブル・山崎弘也と出演した、明石家さんま司会のフジテレビ系『27時間テレビ』の裏話を明かした。「【BAR】くりぃむしちゅー有田哲平さんを語るじゅんちゃんバー<至極の一品いかがですか?>」と題した動画内で、河本は「今のところ、現時点の一番近い師と仰いでる人」と慕う有田と、仲を深めることになったある“事件”について語った。さんまが司会を務めるフジテレビ系『27時間テレビ』に、河本が有田、山崎と、番組の要所要所に飛び石で出演していた年のこと。3人の控室では生放送の様子が流れていたが、さんまはCM中もずっと話していたそうで「CM中のさんまさんのやりとりが聞こえてくるんだけど、これがまた面白いわけよ。さんまさんって、テレビが今ついてるとか全く関係ないのよ。CM中でもずっと喋ってるから」と振り返る。それを見て有田が「やべーな、こんだけずっと喋ってて……」と言い出し、ずっとトークの止まらないさんまに、3人の顔は次第に青ざめる。そこから「いっそのこと全部マスターしてしまおうぜ」という話になり、27時間寝ずにさんまを追いかけよう、と有田が決めたという。河本は「27時間一緒に起きたのよ。そこでできたマニアックモノマネをずっと3人でやって。それを見てたときに、さんまさんだけでもゾッとしてるのに、全くテレビと関係ないところで27時間やってる有田さんが怖くなって」と、次第に恐怖の対象がさんまから有田に移っていったことを話す。「怖いと思わない? さんまさんは出てる人、27時間やってる人。こっちは控室だよ。映ってないのよ。27時間で1番怖くない?」と語った。最後まで目が冴えていた有田が終了後に「ものすごい収穫得たわ」と呟くのを見て、河本は「ついていきたい」と決意。以来仲が深まり、プライベートでの交流に加えて有田が出演するさまざまな番組に呼んでもらったことを明かす。そして改めて「この人の笑いに対するパワー、1ミリも笑いに妥協しないところ、すごい、本当にすごい」と絶賛した。
2021年02月05日かつて絶大な権力を誇り、恐れられた暗黒街の伝説のギャング、アル・カポネの知られざる最晩年を描いた衝撃の実話『カポネ』。この度、追加場面写真が解禁となった。『スカーフェイス』や『アンタッチャブル』など数々のギャング&マフィア映画でモデルとされてきた伝説のギャング“アル・カポネ”。本作では、“暗黒街の顔役”として史上最も有名なギャングスターとなったカポネの、これまであまり描かれてこなかった病魔に蝕まれた晩年の姿をトム・ハーディが演じている。トレーニングを積み体重を15kg増量して挑んだ『ダークナイト ライジング』のベイン役など、これまでも役柄ごとにファンの予想を超えた役作りで自在に風貌を変えてきたトム。そんな彼が連日4時間のメイクアップを施し、傷を負った顔面(=スカーフェイス)をリアルに再現。ほとんど喋ることができなくなったカポネを、独特の喉と鼻の奥から響くしゃがれた呻き声によって印象的に演じ、幻想に取りつかれた晩年のカポネになりきっている。製作者のローレンス・ベンダーは、トムについて「同世代の俳優のなかで抜きん出ている1人だ。役作りに没頭し、自分が演じる人物としっかりと心を通わせていた。役と心の通じ合う俳優がいるときは、いつでも魔法が生まれる。トムはカメレオンであり、とてつもない才能の持ち主だよ」と語っている。今回解禁された場面写真には、カポネになりきり、ただならぬ凄みをみなぎらせたトムの姿が。このほか、盗聴するFBI捜査官たちや、カポネの妻を演じるリンダ・カーデリーニ、マット・ディロン、カイル・マクラクランの姿も確認できる。『カポネ』は2月26日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カポネ 2020年2月26日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年01月25日2020年12月25日、バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に、お笑いコンビ『アンタッチャブル』の山崎弘也さんと柴田英嗣さんが出演。10年間コンビ活動が途絶えた理由を明かしました。『アンタッチャブル』としての活動が10年途絶えた理由『今年色々あったよ人力舎SP』という企画で、芸能事務所『人力舎』のお笑いタレントたちが集結した同番組。序盤では、同年より本格的に活動を再開した『アンタッチャブル』の話題になりました。MCの中居正広さんから、「そもそも10年前何があって休むってなったのか」と説明を求められた2人。柴田さんが「ざっくりいうと女性問題」と答えて笑いを誘った後、相方の山崎さんが活動休止が長引いた理由を、「前社長が激ギレだったから」と明かしたのです。僕は柴田さんが休む年末の12月28日、ラジオで「じゃーね」って終わって。「また来年よろしく」っていって、何日か後に事務所から「1年休みます」って聞かされたの。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用ラジオ番組の収録を終えた後、普通に挨拶を交わして別れたという2人。しかしその後、事務所からの電話で、柴田さんが1年間休むという方針を別々に聞かされたといいます。1年ではなく10年間もコンビ活動ができなかった真相について、山崎さんは「いっていいか分からないけど…」と悩んだ後、次のように語りました。謹慎を下した社長がお亡くなりになっちゃって。「これどうすんの?」みたいな。判断をしかねるみたいな状況もありながらの、なんかやんわりと…みたいな。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用謹慎を下した社長が逝去したことで、事務所がすばやく判断できなかったことが理由だという、山崎さん。1年間、ピンで活動することを強いられた当時の心境を、次のように振り返ります。何よりも僕1人でやらなきゃいけないってなったんですよ。最初は「おいおいおい」みたいな。「誰がツッコんでくれるんだい」みたいなね。「どうしようどうしよう」って思ってたら…やっぱ優秀なツッコミの方ってこの世にいっぱいいるんで。なんか、「あれ?結構いい感じだな」みたいな。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用どうしたらいいか分からないまま1人で活動していた山崎さんは、周りがツッコんでくれる状況に可能性を見出し、楽しんで活動することができていたのだとか。「ギャラとかを見てもすごくいい」と話し、周囲を笑わせていました。一方で、謹慎中、山崎さんの活動をテレビ番組を通して見ていた柴田さんは、イキイキとしている相方の姿を見て「俺とやらなくても結構成立できるんだな」と、不安を感じていたそうです。視聴者からは、さまざまな声が上がりました。・そんなことがあったのは知らなかった。『アンタッチャブル』が復活して、本当によかったな。・10年のブランクを感じさせない2人が好き。これからも応援してます!・うるっとした。相方に対する愛情とコンビとしての誇りがあるからこそ、10年のブランクを感じさせないほど当時の勢いを取り戻せたんだろうな。番組の終盤では、お笑いコンビ『おぎやはぎ』のネタを完全コピーして披露し、人々を笑わせていた『アンタッチャブル』の2人。2021年以降の活躍にも、期待が高まりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月26日かつて絶大な権力を誇り、恐れられた暗黒街の伝説のギャング、アル・カポネの知られざる最晩年を描いた衝撃の実話『カポネ』。この度、予告編と場面写真が解禁となった。今回解禁された予告編では、トム・ハーディ演じる暗黒街の伝説のギャング“アル・カポネ”が、認知症の影響により自ら生み出す悪夢に苛まれ苦しむ様子が描かれている。家族との食卓で突然暴れ出す姿からは、妄想に取りつかれた男の狂気を感じる。しかし、そんなカポネの様子すらも「奴は生粋の大ウソつきだ。病気は演技かも」と疑い、巨額の隠し財産のありかを探るFBI捜査官。さらにFBIだけでなく、家族や仲間、親友からも隠し財産のありかを疑われ、「どいつもこいつもスパイに違いない」と、徐々に悪夢に飲み込まれていくカポネ。そして逆上した彼は、はだけたバスローブとブリーフ姿で闊歩し発狂しながら銃を乱射する。「壊れているのは、世界か、俺か―」というコピーの通り、彼は本当に狂ってしまったのか。最後に画面のこちら側を覗き込むカポネの表情が印象的な予告編となった。『アンタッチャブル』でカポネ役を演じたロバート・デ・ニーロとはまた違った、ただならぬ凄みをみなぎらせて演じきったトム・ハーディの熱演も見どころだ。『カポネ』は2021年2月26日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カポネ 2020年2月26日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年12月17日会見に臨んだ渡部建「間違った生き方、女性に対する……接し方……これに関しては不徳の致すところといいますか、改めなくては、と……」黒いスーツに黒いネクタイ、そして真っ白なワイシャツに身を包み、今にも泣きだしそうな苦しい表情で女性レポーターたちからの執拗な質問攻め─“集中砲火”をただひたすらに浴び続けた男、アンジャッシュの渡部建だ。今年6月に発覚した前代未聞の“多目的トイレ不倫”から6か月。沈黙を守り続けてきた渡部がとうとう謝罪会見を開いたのは、12月3日の夜。半年ぶりの公の場だった。「久しぶりに見た渡部さん、だいぶやつれていましたね。7キロほどやせてしまったそうです。ストレスで白髪も増えたそうなんですが、この会見のために前日に髪を黒く染めて臨んだって」(芸能事務所関係者)急転直下の謝罪会見を開くことになった発端は、週刊女性12月1・8日号の《アンジャッシュ渡部『笑ってはいけない』“禊コント”で「電撃復帰」計画に怒りの「待った!」》というスクープ記事。■“考えが甘かった”会見今年の大みそかに日本テレビ系で放送される特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス』に渡部がサプライズ出演を予定している。その収録は都内スタジオで11月18日に行われる─という内容だった。その第一報が出るや否や、日本中が「謝罪もせず復帰なんて!」という、嵐のような大炎上状態に突入してしまったのだ。「……なんですが、日テレは収録を強行した。それだけじゃなくて、12月6日には、渡部さんが前までレギュラー出演していた同じ日本テレビ系の『行列のできる法律相談所』に生出演する予定まで組まれていたんです。というのも、『笑ってはいけない』と『行列』は同じ制作スタッフが番組を作っているからで。渡部さんにとっては、気心が知れたスタッフが仕切っている現場で復帰するというのは“安心して収録に臨める”と思ったんでしょうね」(日本テレビ関係者)だが、そうは問屋が卸さなかった。「想像以上に渡部さんや番組、ダウンタウンへの非難の声……復帰への逆風が強かったんです。“大丈夫だろう”とタカをくくっていた渡部さんサイドも、番組スポンサーから“本当に渡部さんが出るのか?”と説明を求められた日本テレビサイドも大慌てになった。それで急きょ会見を開くことになった、と」(同・日本テレビ関係者)会見は1時間40分にも及んだ。極度の緊張とストレスのためか、大量の汗を流し、手足を震わせながら声をしぼりだす渡部に、容赦ない質問を浴びせ続ける女性レポーターたち。その地獄のような追い込みっぷりには“やりすぎだ”“不快”という声も上がったほどだった。「まぁ、ここまでいってしまったのは“渡部は逃げた”と日本中から思われてしまったからですよね。“4年ぶりゲス不倫”が報じられた宮崎謙介さんや、“4WD不倫”しちゃった原田龍二さんのように、すぐに会見を開いて頭を下げて恥をかいていたら、こんな状況までにはならなかったはずで。半年で“復帰しよう”と判断したのも、世間の空気というか、怒りを完全に読み違えていますし。“考えが甘かった”と言われてもしかたないです」(スポーツ紙記者)だが疑問は残る。想像以上だったとはいえ、ある程度の反発が起きるのはわかっていたはずだ。にもかかわらず、どうして渡部はそこまで復帰を急いだのか。これには渡部の所属事務所である『プロダクション人力舎』の台所事情が関係しているという声が。■なんとか早く復帰させたい事務所「いま人力舎は“火の車”なんです。CMやテレビ番組の違約金は総額で1億円をゆうに超えたそうなんです。会見で渡部さんは“(違約金は)僕のほうで全額払い終えました”とポロッと言っていましたが、アレはウソ。ほぼ全額を人力舎が立て替えて払っていますから」(前出・芸能事務所関係者)入ってくるはずだった渡部のレギュラー番組などのギャラも半年分が消えた。「人力舎には、おぎやはぎ、アンタッチャブル、ドランクドラゴン、大久保佳代子……といった売れっ子芸人たちがいますけど、その中でも、渡部さんの稼ぎは大きな柱のひとつでしたからね。それがポッキリ折れてしまって」(同・芸能事務所関係者)くわえて、コロナ禍も深刻な影を落とした。「ショッピングセンターなどの集客イベント……いわゆる“営業”が完全ストップしちゃったのが痛かった。お笑い事務所はテレビのギャラよりもむしろ営業のギャラで食ってるところが多いですから。最近、ようやく少しずつ元に戻りだしてはいますけど、集客イベントなんてまだ全然無理。“コロナ感染拡大防止”といったような、政府や地方自治体なんかの公共系の営業がやっと再開したくらい。そりゃあ人力舎じゃなくたって苦しくなりますよ」(同・芸能事務所関係者)先行きに不安を感じたのか、若手のマネージャーが、この数か月の間に何人も辞めているという。「そんなシビアな事情もあって、人力舎サイドは“渡部をなんとか早く仕事に戻したい”と考えていたんです。そこで旧知の『行列』制作チームに“手助けしてもらえないか?”と頼み込んだ。それで『行列』『笑ってはいけない』への出演が決まったと聞いています」(バラエティー番組制作会社関係者)並行して復帰への地固めも着々と進められた。年末の復帰に向けて“渡部お帰り!”ムードを作るべく、芸人仲間たちが、ひと肌脱いでいたというのだ。「このところ、芸人たちからは“さすがにちょっとかわいそう”という声が上がっていたんですよ。渡部さん、正直ほかの芸人たちからは慕われていなかったんですが、この半年間のあまりの叩かれぶりに“もう許してあげたら?”という雰囲気になっていたんです」(同・バラエティー番組制作会社関係者)テレビ番組やネット番組、動画配信などで写真こそ出ないものの、完全に存在を消されていたはずの渡部に触れるシーンが増えるようになっているのだという。「人力舎サイドから、付き合いのある芸人さんやバラエティー番組のスタッフに“番組内で渡部をイジってほしい”と内々に話があったそうなんですよ。渡部さんの相方の児嶋一哉さんが自分のYouTubeチャンネルに陣内智則さんとのコラボ動画《陣内さんが復帰の仕方について考えてくれたぞ。》を投稿したのも、その流れです」(同・バラエティー番組制作会社関係者)■『人力舎』社長を直撃!それは会見直後にも見られた。会見終了と同じ日に放送されたテレビ朝日系の『アメトーーク』には、渡部と同じ人力舎に所属しているお笑いトリオ・東京03の飯塚悟志が出演していた。すると、「渡部さんとほぼ同期の飯塚さんには共演芸人たちから猛烈な“渡部イジリ”が。『アメトーーク』のオンエアが、あの地獄の会見の直後になってしまったのは偶然でしたけど、そうやって、お笑い界全体で少しずつ渡部復帰へ道筋をつけようとしていたんです」(同・バラエティー番組制作会社関係者)報道陣の執拗な追及にも、そうした復帰の経緯など肝心な部分について、渡部は最後まで語らなかった。苦悶の表情を浮かべながら「私の口からは申し上げられません……」と繰り返すのみ。ダウンタウンをはじめとする番組関係者や日本テレビ、そして番組スポンサーに迷惑をかけまいとしたのだろう。「でも……恐らくですが、これはもう『笑ってはいけない』の渡部さん出演シーンは“お蔵入り”になっちゃうでしょうね。“復帰よりまず会見が先”と言いながら、実際は会見前にしれっと収録に参加してしまっているわけで。そんな状況で視聴者が番組を見て笑えるとは思えませんし、何よりイメージ低下を嫌う番組スポンサーが首を縦に振らないでしょうからね。出演があるとしたら、ダウンタウンの松本さんの決断なんでしょうけど、松本さんと渡部さん、実はそこまで仲よしでもないんでねぇ……」(前出・スポーツ紙記者)何より痛かったのが、「渡部さん自身が会見で“これで復帰ではない”“復帰は決まっていない”と言わされてしまったのがね。この半年間の活動自粛がムダになってしまったも同然です。完全に振り出しに戻っちゃった」(同・スポーツ紙記者)会見から一夜明けた12月4日早朝、週刊女性は渡部の所属事務所、人力舎社長の玉川大氏に真相を尋ねた。今回の復帰騒動、そして会見のもうひとりの“キーマン”である。自宅から出てきた玉川氏は、週刊女性記者を愛車の助手席へ座らせると、自らの運転で都心の仕事場へ車を走らせた。その車中で会見までの経緯、そして復帰の真相について答えてくれた。「コロナ自粛中でなかなか身動きがとりにくい中、あの状況で“謝罪会見する”と決める判断も正直、難しいところがあったんです。ここまで遅れてしまったのは、すべて私の責任です」渡部の言葉どおり、不倫発覚当初から「会見する、しないの話は出ていた」という。「渡部に『文春』から取材依頼が来て。インタビューで『文春』に答えるのか、それとも会見をするのか、気持ち的に半分半分でどうしようかと迷ったんですが、結局、『文春』が先になってしまった。昨日の渡部じゃないけれど、私も“文春で始まって文春で収束すればいいな”というのが本音でした。“あのとき会見をやっておけばよかった”といまさらながら思いますが……」渡部の妻である佐々木希への影響を考えねばならない部分もあった。「渡部の奥さんが一般の方だったら、渡部だけの問題として、われわれだけで進めればよかったわけですが、奥さんは女優で、所属する事務所の社長さんもいる話ですから。奥さん……佐々木希さんの事務所社長とはずいぶん話をさせてもらいました。ただ、その中で先方から“会見をやってくれ”とは一切言われていないんです。それをいいことに、ズルズルとここまでずれ込んでしまったのはウチの……私の悪い部分です」■「“お察しください”としか……」では、その遅れに遅れたという謝罪会見をいまさら行ったのは、なぜか?やはり渡部を1日も早く復帰させたかったからではないのか。「事務所として“金がないから早く稼ぎたい”なんて、これっぽっちも思っていませんし、事務所のほうから渡部に“早く復帰してほしい”ともいっさい言っていません。それだけは、はっきり否定できます。小さな会社ですが、渡部ひとりのせいで傾く会社にしたつもりはありません」会社組織を率いるトップとして、そう言い切った玉川氏。だが、「それであれば『笑ってはいけない』への出演を人力舎から、玉川社長から依頼する必要もなかったのでは?」と週刊女性が重ねて尋ねると、声色が変わった。「……うーん……それは……もう“お察しください”としか……。それが現状です」車に乗り込んでから、90分近くが過ぎていた。仕事場近くまで来ると車を止めた社長は、最後にこう語った。「渡部のやったことは法律には引っかからないかもしれませんが、イメージは一生消えないことです。ここから、どう這い上がっていくのか。もしかしたら、芸能生活が終わるのかもしれません」そう言いながら、玉川氏はこう言葉を継いだ。「……でも、それでも“切れない”ですよ。アイツを切るのは簡単ですが、それでは私も事務所も責任を果たしたことにはならないですから。若いころ、私はアンジャッシュのマネージャーもしていて、渡部は苦楽をともにしてきた仲間です。そんなアイツを不幸にしてしまったその責任は私にありますからね……」タレント生命の崖っぷちに立たされている渡部に、育ての親の思いは届くのか─。
2020年12月07日初代ジェームズ・ボンドを演じたスコットランド人俳優ショーン・コネリー(90)が亡くなった。「BBC News」など複数のメディアが報じている。息子のジェイソン・コネリーによると、ショーンはしばらく前から体調を崩していたが、バハマの自宅で眠っている間に安らかな死を迎えたという。1962年公開の『007 ドクター・ノオ』を含む計7本の映画でボンドを演じ、歴代ボンドの人気ランキングでたびたび1位に選ばれていたショーン。ジェームズ・ボンドの公式ツイッターアカウントも訃報を伝え、長年『007』シリーズを制作しているマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリがショーンへの追悼メッセージを発表した。ショーンは、長年スコットランドの独立運動を支持しており、2014年にスコットランドで独立の是非を問う住民投票が行われた際に、「スコットランドが独立するまでは、バハマから帰らない」と述べたこともあった。スコットランドのニコラ・スタージョン首相は「彼は世界的なレジェンドですが、なによりもまず愛国心が強く、誇り高いスコットランド人でした」とコメントしている。俳優としては1987年の『アンタッチャブル』でアカデミー賞助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞。出演作は『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』『ザ・ロック』『小説家を見つけたら』『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』などがある。(Hiromi Kaku)■関連作品:007/危機一発(ロシアより愛をこめて) 1964年4月より公開Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年、全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2020年11月01日2020年10月16日に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で盛り上がった話題に、反響が上がっています。ゲストで出演した、お笑いコンビ『アンタッチャブル』の柴田英嗣さんは、芸能界のある風潮に苦言を呈しました。柴田さんが「いまさらこれいうのすごいダサいんですけど…」と前置きしつつ気になっていることとして挙げたのは、若いタレントの『タメ口』。年上の先輩や、大御所に対しても敬語を使わず誰でもタメ口で話すタレントに腹が立っていると告白しました。俺がリスペクトしている人にそれ(タメ口)をつかれているのがめちゃくちゃ腹立つんですよ。俺はいいよと、100歩譲って、俺の先輩にタメ口聞くなら、一回俺通せと。本当は俺、めちゃくちゃ嫌なの。そういうのを認めなきゃいけないみたいになってるけど、なんですかあれ!ダウンタウンなう ーより引用お酒も相まって普段直接いえないことをテレビのトークに持ってきた柴田さんに対し、タレントの若槻千夏さんは「私はシンプルに柴田さんダサいと思う」とコメント。柴田さんは、「俺が嫌なわけではない、俺が尊敬している人に対してもやっているのが嫌なの。みんながみんな優しいと思う」と強調し、共感を求めていました。ネット上では、柴田さんの意見に賛同する声が寄せられています。・ちゃんと線引きしているタレントもいるけど、柴田さんの気持ちよく分かる。・フレンドリーな感じを出したいんだろうけど、敬語は大事だと思う。・よくいってくれた!と思った。年齢関係なく、いきなりタメ口で話してくる人が苦手。堅苦しい敬語は、あえて距離を置きたい相手にだけ使うといった声もあるようですが、言葉の印象には気をつけたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月20日7年ぶりに帰ってきた『半沢直樹』(TBS系)の勢いは止まらず、今年の流行語にもなりそうな“恩返し”。半沢を支えるあの人たちはどんな施しを返してきたのかをのぞき見!東京03・角田晃広「奥さんとザキヤマ(山崎弘也)さんがいるとき以外は酒を飲むことをやめました!」酒で大きな失敗を繰り返したという『東京03』の角田晃広は、そう誓いを立てたという。奥さんはわかるけど、なぜザキヤマも!?■酒癖が悪く、トラブルを起こす日々「東京セントラル証券」の営業企画部の三木重行役が好評を博した角田。出向組の三木は1度は半沢らを裏切るが、最後には信念を貫き、正義のために尽力した。「角ちゃんはもともとコントでも演技力には定評がありました。哀愁のあるサラリーマンをやらせたら角ちゃんの右に出る役者は少ないんじゃないかなと思いますよ」(放送作家)そんな角田にも不遇な時代があった。「角ちゃんが前に組んでいたお笑いトリオ『プラスドライバー』は“世界一ダサいトリオ”と呼ばれていて笑いのとり方が野暮ったいなど酷評されていました」だが『東京03』に加入すると、「リーダーの飯塚さんは“角ちゃんのボソッと言うひと言が面白いんだからいいんだよ”と意に介さない様子で、どんなときも角ちゃんを守っていました。もうひとり角ちゃんをいつも守っていたのがアンタッチャブルのザキヤマさんです。どんな場でも面白い後輩として角ちゃんを呼んで盛り立てていました」(同・前)そんな可愛がりに角田も感謝しているようで、「角ちゃんは酒癖が悪く、飲酒で知らない間に骨折したり、たまたま酒席で遭遇したビッグダディに絡んだりトラブルを起こす日々。自分でも嫌気がさしたようで禁酒したのですが、奥さんの前とザキヤマさんに誘われたときだけは飲んでいいとルールを決めているんです。酔ってどんな姿を見せても大丈夫とザキヤマさんを信頼しているのと、不遇な時代も自分を面白いと言い続けてくれたことに感謝しているのでしょう。ザキヤマさんが深夜1時などの無茶な時間に突然呼び出しても駆けつけてくるそうですよ」角田にはただ酒が飲みたいだけという疑惑も……。
2020年09月18日PR(#) 公式サイト()©2020 Home Box Office, Inc. All Rights Reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc. All Rights Reserved.HBOとロバート・ダウニーJr.が豪華タッグ!一般視聴者も批評家も唸らせたクライムノワールが登場!アメリカを代表する推理作家E・S・ガードナーが世に送り出した弁護士ペリー・メイスン。無実の罪を着せられた人間を助けようと奔走するこのヒーローには知られざるドラマがあった!HBOの制作による大注目のドラマシリーズ『ペリー・メイスン』(全8話)が、いよいよ日本に上陸。1931年、大恐慌時代のロサンゼルスを震撼させた乳児誘拐・殺害事件。弁護士となる直前のメイスンが行き当たった、この怪事件の真相とは!?本作の仕掛人となったのは、あの人気俳優ロバート・ダウニーJr.。彼の待望の企画でもあった本作は、高濃度のサスペンスが評判となり、2020年夏に全米で放映されるや同じHBOの『ウォッチメン』なども凌ぐ170万人という高視聴者数をマークし、Rotten Tomatoesの批評家票では83%の高評価を記録するなど、一般視聴者からも批評家からも高い評価となった。謎が謎を呼び起こし観る者のハートを引きつける、驚愕のミステリーを見逃すな!期待の理由その①“TVドラマ”の概念をぶち壊す、コンテンツ界の革命児HBOの新作は注目しないわけにいかない!米国で4900万、世界中で1億3000万以上の契約数を誇るHBOは、世界的な人気ドラマの発信局として広く知られている。古くは『セックス・アンド・ザ・シティ』や『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』、近年では『ゲーム・オブ・スローンズ』『トゥルー・ディテクティブ』『チェルノブイリ』『ウォッチメン』など、視聴者を熱狂させたシリーズは枚挙にいとまがない。人気の秘密は、連続ドラマの特性を活かして“次”を見たくさせる巧みな脚本はもちろんのこと、妥協のない表現にある。『ペリー・メイスン』では、惨殺死体などの過激な描写もあれば、TVドラマの常識を超えた大胆なラブシーンもある。もちろん、それらは興味本位で撮られたものではなく、ドラマの中の必然として、そこに収められている。惜しみない制作費やクオリティの高さ、そこに多くの優秀なクリエイターたちが惹きつけられるのは必然。巷には海外ドラマはあふれているが、常識を超え、ありきたりの展開を突破して攻め続ける、それがHBOドラマの凄みなのだ!期待の理由その②まるで『LAコンフィデンシャル』!?1930年代LAを再現したクライムノワール!ガードナーの原作シリーズは1957年と1985年にTVドラマ化され人気を博したが、本作で描かれるのは、それ以前の時代。舞台は1931~32年のロサンゼルス。人々が大恐慌にあえぎ、禁酒法の隙を突いてアルコールに慰めを求め、生き延びるために必死だった時代だ。時期としては、映画『アンタッチャブル』の世界観に近い。主人公ペリー・メイスンはそんな時代の中で疲れきってはいるものの、『アンタッチャブル』のエリオット・ネスと同様に、正しいことを成し遂げようとする。また、本作では汚職や、人種差別といった社会の闇も描かれ、『L.A.コンフィデンシャル』のようなクライムノワールを体感させるのがミソ。暗い時代特有のいかがわしい空気が映像の隅々にまでしみ込んでおり、スリルは否応なしに上昇する。コスチュームや建物からケーブルカーまで、1930年代のLAを再現した世界観の作りこみもお見事!【特別映像】主演マシュー・リスが語る!『ペリー・メイスン』の魅力~帽子の下の素顔~期待の理由その③腐敗した警察、狂信的な宗教団体……乳児誘拐殺人事件の真相が気になる!事の発端は、赤子の誘拐事件。身代金を手にして指定の場所に向かった両親が取り返した我が子は命を失っていたばかりか、一見生きているかのように閉じられたまぶたの上から眼が描かれていた。なぜ、このような残虐な事件が起こったのか?犯人の目的は?裕福とは言えない夫婦が、どのように身代金を用意したのか?弁護士事務所の雇われ探偵ペリー・メイスンは不審な点の調査に当たるうちに、検察の横暴や警察の腐敗、狂信的な宗教団体の存在に行き当たる。ただの営利目的の犯行ではない。権力と欲望が複雑に絡み合った、ひと筋縄ではいかない事件。父親への容疑、母親の不貞、実行犯らしき男たちの不審死など、意外な事実が次々と発覚し、ドラマが進めば進むほど、どんどん目が離せなくなってくる!期待の理由その④製作総指揮はロバート・ダウニーJr.本作の構想を10年前から温めていた!?本作の製作総指揮を務めたのは、ロバート・ダウニーJr.。そう、『アベンジャーズ』シリーズのアイアンマン役でおなじみの、ハリウッドきっての人気俳優だ。愛妻スーザン・ダウニーとともにプロデュース業にも着手し、『シャーロック・ホームズ』シリーズをはじめとするヒット作を放っていた彼は、10年ほど前から、このプロジェクトを温め続けていた。HBOと組んだことで、この悲願がついに実現。物語は、第一次世界大戦に従軍し、PTSDを負って帰還したペリー・メイスンの葛藤を追うものとなった。「我々はペリーを、トラウマを抱えた人間として描きたかったんです。第一次世界大戦が終わっても、彼は暗い過去を忘れることができない。戦時中と同じような出来事が繰り返される中で、ペリーは“あのときは打ち勝つことはできなかったが、今度こそは最後まで戦い抜こう”と決意するのです」と、ダウニーは本作について語る。まさに、入魂の快作!期待の理由その⑤映画ではなくあえて連続ドラマにより深い物語、より過激な描写が可能に!ダウニーらプロデューサー陣は当初、映画としてこの物語を作ろうと構想していたとのこと。しかし、アイデアのふくらみにより、2時間前後の映画として製作するよりもTVシリーズの方が、物語が豊かになると判断。これによって、権力の腐敗の構図をじっくり見せることができたばかりか、現代の“Black Lives Matter゛運動に通じる人種差別の歴史にもスポットを当てることが可能となった。もちろんキャラクター描写も深みを増し、メイスンの人間性に加え、後に彼の秘書となるデラ・ストリートとの交流や、同じく後に彼の片腕となるポール・ドレイクの黒人であるがゆえの苦悩などがきめ細かく描かれ、多様性とリアリティが息づいた。さらにHBOと組んだことで、スクリーンと同様の自由な表現を追求できるし、過激な描写も可能に。これはまさに、ダウニーとHBOの幸福な出会いと言えるだろう。※【特別映像】海外ドラマ『ペリー・メイスン』人物紹介主要な登場人物ペリー・メイスン(マシュー・リス)腕利きだが、貧しい私立探偵。離婚した妻との間に一児あり。寂れた牧場で孤独に暮らしながら、ヒスパニック系の愛人とアルコールに慰めを求めている。第一次世界大戦に従軍していたが、ワケアリで除隊。戦時中の悲惨な体験のフラッシュバックに悩まされている。EB・ジョナサン(ジョン・リスゴー)メイスンの雇い主である自信家の弁護士。誘拐事件を担当することになり、ライバルの検事との対決に執念を燃やす。怒りっぽい性格で、口は達者。わが子を殺害したと疑われたエミリーを無罪にするために奔走するが、正義を行なおうとする行為に限界を感じ苦悩する。デラ・ストリート(ジュリエット・ライランス)EBの秘書で送迎までこなすが、電話番ばかりの仕事に少々ウンザリしている。エミリーの無罪を誰よりも信じており、時に無謀な行動に出てまで彼女を救おうとする。同性愛者たちが集うシェアハウスで暮らしている、当時としては進歩的な女性。調査能力にも優れている。ピート・ストリックランド(シェー・ウィガム)メイスンの探偵業のパートナー。彼に私立探偵のノウハウを教えた自称“先輩”。妻子持ちで、大恐慌の貧しい暮らしの中、なんとかやりくりしている。真実を追求しようとする意欲はメイスンに引けをとらない。必要経費で遊ぶのが数少ない楽しみ。死体に触れるのは苦手。エミリー・ドッドソン(ゲイル・ランキン)シスター・アリスの教団に入信している雑貨店主の妻。何者かに赤子を殺された悲劇の母親と思われていたが、不貞の事実の発覚により、その共犯として逮捕され、法廷で裁かれることに。刑事たちの理不尽な尋問に屈しそうになりながらも、死刑の運命に抵抗する。シスター・アリス(タチアナ・マズラニー)キリスト教を基にした狂信的な宗教団体の若きカリスマ的指導者。ラジオ番組を持ち、布教を広めている教団の広告塔。即興で説法を行ない、母親を含む教団の上層部をヒヤヒヤさせることも。信徒であるエミリーに対して同情的な態度を見せるようになるが……。文:相馬学
2020年09月18日2008年3月、高岡蒼佑(当時は蒼甫)さんと宮崎あおいの披露宴に出席した岡田准一《宮﨑あおい年内出産へ第2子妊娠》9月8日発売の『女性自身』が、宮崎あおいの第2子妊娠を写真付きで報じた。スレンダー体型からぽっこり出たお腹をいたわるように、真夏日でも身体を冷やさないようにカーディガンを羽織った姿は、すでに母親の顔だった。2008年公開の岡田准一主演映画『陰日向に咲く』で夫婦役を演じ、2012年の映画『天地明察』で再度共演した2人。そして熱愛をスクープされたのが2015年で、同年の春頃に友人関係から交際に発展した、と報じられてきた。「2017年12月に晴れて結婚すると、翌年10月には長男が誕生し、2019年には5億円とも言われる大豪邸が完成。“出会い”から約10年間を経て結ばれた“純愛”ともてはやされ、誰もが羨む、誰もが祝福する夫婦となった2人、と描かれた“ストーリー”でしょう。が、素直には祝福できない、“いわくつきの再婚”だったと疑わざるを得ない経緯があるのも事実です」(芸能リポーター)そう、宮崎は2007年6月に高岡蒼佑(当時は蒼甫)さんと入籍し、翌年の3月には東京大神宮にて盛大かつ厳戒態勢での披露宴を開いた。この時に招待された友人の1人に岡田がいた。そして結婚生活にピリオドを打ったのが、4年後の2011年12月のことだった。「何かと騒動を起こしがちで大手所属事務所からも離れることになった夫に、妻が“三下り半を叩きつけた”というのが世間の見方でした。ところが離婚成立とほぼ同時に、『週刊文春』が岡田と宮崎の不倫温泉旅行疑惑を報じたのです。すると元夫による、ツイッターでの“暴露”が始まったのです」(前出・芸能リポーター)■「人妻に手を出す不倫男」中でもショッキングだったのが、2012年3月26日の投稿だった。《旦那が海外に行っている最中に人妻に手を出す不倫男もいる。闇。これが芸能界》2011年6月からおよそ2ヶ月間、岡田と宮崎は先の『天地明察』撮影で時間を共にする一方で、ニューヨークでの舞台公演に赴いていたのが高岡さんだった。「もちろん、岡田を名指しした投稿ではありませんでしたが、『フライデー』のツーショット直後だけに“不倫関係にあったのでは?”という見られ方をしました。その後もフォロワーとのやりとりで(宮崎は)《上手い女優とも思ったことない》、(浮気相手が)《岡田だけなら苦労しない》などとぶっちゃけたのです。その際、2人は反論することなく、これを完全にスルーし、ワイドショーや情報番組、各スポーツ紙も後追いすることはありませんでした。双方の事務所への“忖度”が働いたのでしょう。一方の高岡も、まだまだ役者で食っていく身であり、周囲の仲間が“暴走”を止めたのかもしれません。こうして岡田たちの“不倫疑惑”は風化していきました」(前出・芸能リポーター)こうして、周囲から結婚生活を触れられない“アンタッチャブル”な夫婦ではあるが、冒頭のように、時には幸せ家族ぶりを堂々とキャッチされている夫婦。しかし8月3日、高岡がSNS上で“発表”を行ったのだ。《本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません》今年1月に綾瀬はるか主演の人気ドラマ『義母と娘のブルース2020』(TBS系)にも出演するなど、変わらず俳優業に邁進していた高岡さんが、自身のインスタグラムで突如として引退宣言をしたのだった。「2017年には俳優業と両立してアパレルブランドを立ち上げていますし、今後はそちらに専念するのかもしれません。ただ、“気力の限界”を廃業理由にあげたように、身を削るような芸能界にほとほと嫌気が差したのかも。となると、岡田と宮崎は、“しがらみ”から解放された元夫から再度、“口撃”されるのでは、と気が気でないのでは?」(ワイドショースタッフ)■引退後に初めてインスタ更新いたずらに“不倫疑惑”が蒸し返される、ドロ沼化も覚悟しなくてはならないのか。一方で、当時とは「取り巻く状況が違う」と指摘する声も。「岡田さんらの再婚発表時、高岡さんはインスタに《#頑張れ》《#必ず幸せになれ》《#俺も今が一番幸せだよ》などと、元妻を応援するようなタグメッセージを投稿していました。また同時に、自身も一般女性と再婚し、2児の父親であることを明かしたのです。彼は男気がある人間ですから、今は2人を心から応援していると思いますよ」(芸能プロ関係者)引退宣言から約1か月、高岡さんが初めて更新したインスタには、有名ブランドのコラボサンダルをゲットしたのであろう報告があった。岡田と宮崎とは、別々の道で幸せになっているようだ。*記事内に「2012年3月、温泉旅行先で撮ったと思われる岡田と宮﨑のツーショット写真を『フライデー』が掲載」とありましたが、正しくは「『週刊文春』が不倫温泉旅行疑惑を報じた」でした。訂正して、お詫び申し上げます(2020年9月11日10時05分修正)。
2020年09月10日ジェジュンが復帰コンサートを目指す“本人”役を演じる半分ドキュメント、半分フィクションのシットコム形式のバラエティ番組「僕は歌が歌いたい」が、8月1日(土)よりスタートすることになった。本作は、コントバラエティで復帰後初の共演となる「アンタッチャブル」のザキヤマこと山崎弘也が事務所社長、柴田英嗣が事務所社長の知人、加藤諒がマネージャーを演じ、コロナ禍によって人前で歌が歌えなくなった「ジェジュン」が再び人前で歌えるまでの軌跡を描いたシチュエーション・コメディ。ジェジュンが歌番組ではなく、初めての挑戦となるシットコムに本人役での出演し、今作では歌はもちろん、演技も披露。話題を呼んだカバーアルバム、「奏」「未来予想図ll」「First Love」などの「Love Covers」(2019年発売)と「for you...」「少年時代」などの「Love Covers II」(7月29日発売)に収録された楽曲を元にストーリーが繋がれていく。ジェジュンは、「歌を歌う事で皆さんを幸せな気持ちにしたい。シチュエーション・コメディは初めての経験ですが、ご一緒するアンタッチャブルのお二人も久しぶりの共演なんですね。加藤さんが僕のマネージャーさんなのも素敵ですし、僕は僕の役だから大丈夫です(笑)と信じて、今から収録がとても楽しみです」と新境地を楽しみにしている様子。「アンタッチャブル」山崎さんは「久しぶりのコント番組なのでとても気合いが入っております!」と語り、「最近は役作りとして奥さんそして子供にも事務所社長と呼んでもらってます。その成果を出したいと思います!」とコメント。柴田さんは「今回はフィクションですが、早くノンフィクションで、ジェジュンさんが人前で歌えるようになれたら最高ですよね。そのお手伝いの為に存分にふざけまーす」と語っている。脚本構成・演出は、昨年配信された動画サイト「Paravi」のドラマ「グラグラメゾン東京~平古祥平の揺れる思い」やバラエティ番組の構成を手掛け、「バナナマン」や「東京03」「おぎやはぎ」といったお笑い芸人からの信頼も厚い人気脚本家のオークラ氏が手掛ける。「僕は歌が歌いたい」は8月1日より毎週土曜24時55分~日本テレビにて放送(関東ローカル・全8話)。(text:cinemacafe.net)
2020年07月10日イタリア現地時間7月6日に91歳で亡くなった映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネを偲び、「BS10スターチャンネル」にて追悼放送が決定した。『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)や『アンタッチャブル』(1987)、『夕陽のガンマン』(1965)など数々の名作映画の音楽を手掛け、2006年にはアカデミー賞名誉賞、2015年にはクエンティン・タランティーノ監督作『ヘイトフル・エイト』でついに作曲賞を受賞したモリコーネ氏。今回放送される『アンタッチャブル』は、ブライアン・デ・パルマ監督がケヴィン・コスナーやショーン・コネリー、アンディ・ガルシアら豪華キャストを迎えて、伝説のギャングであるアル・カポネ(演ロバート・デ・ニーロ)逮捕に挑んだ男たちを描くサスペンス。俳優陣の好演とデ・パルマ監督の演出、モリコーネ氏の壮大な音楽が一体となり、一級のサスペンスとダンディズムに彩られたエンターテイメント作品。また、『サッドヒルを掘り返せ』(2017)はクリント・イーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督の名作西部劇『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』のラストシーンが撮影されたスペインのサッドヒル墓地を復元しようとする、熱狂的映画ファンたちの姿を追ったドキュメンタリー。モリコーネ氏も出演し、自身の思い出を語っている。(text:cinemacafe.net)
2020年07月08日『ニュー・シネマ・パラダイス』、『海の上のピアニスト』などで知られる映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネ(91)がローマの病院で亡くなった。「Variety」誌などが伝えた。転倒が原因で股関節を骨折し、入院していたという。モリコーネは1960年代から50年以上に渡り、500作品以上の映画・テレビの音楽を手掛けてきた。キャリア初期にはセルジオ・レオーネ監督と組み、マカロニ・ウエスタン作品で活躍。レオーネ監督とモリコーネは8歳の頃小学校で出会い、その後20年以上を経て再会した。スタンリー・キューブリック監督作『時計じかけのオレンジ』の音楽制作をオファーされたこともあったが、レオーネ監督が「彼は私の作品の音楽制作で忙しい」と主張したことでチャンスを逃したという逸話が残っている。なお、その当時、実際は忙しくなかったため、後に大変後悔したようだ。『天国の日々』、『ミッション』、『アンタッチャブル』、『バグジー』、『マレーナ』でアカデミー賞の作曲賞にノミネート。2007年に開催された第79回アカデミー賞で長年の功績を認められ名誉賞を受賞し、2015年のクエンティン・タランティーノ監督作『ヘイトフル・エイト』でついに作曲賞を獲得した。ほかにもゴールデングローブ賞、グラミー賞など数々の賞を受賞している。タランティーノ監督はモリコーネの大ファンで、『キル・ビル』、『ジャンゴ 繋がれざる者』、『イングロリアス・バスターズ』でも楽曲を使用。モリコーネは『ヘイトフル・エイト』の音楽制作にあたり、「クエンティンは私が(『ヘイトフル・エイト』の)どんな音楽を作っているかを知ることもなく、プラハにやってきた。録音したものを渡したらすごく喜んでいたよ。彼とのコラボは信頼の上に成り立っていた。すごく自由にやらせてくれたんだ」と当時語っていた。(Hiromi Kaku)
2020年07月06日渡部建《この度は、主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません。今回の件について、夫婦でしっかりと話し合いをしようと思います。私自身としては、今後もお仕事を続けさせていただければと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします》─。6月12日、自身のインスタグラムにそう心境を記した佐々木希。一連の騒動の幕開けは、夫である『アンジャッシュ』の渡部建が9日に突然、テレビ各局に出演自粛を申し出たことだった。「あまりにも唐突で情報が錯綜しました。“渡部が取り返しのつかないことをやらかした”という話は聞こえてきましたが、ネット上では“佐々木希がDVを受けている”といったデマも流れました」(ワイドショースタッフ)世間がザワつく中、6月11日発売の『週刊文春』に渡部が結婚前から最近まで、複数女性と不倫していたことが報じられる。そのうちの1人とは身体障がい者や乳幼児連れの人が利用しやすいように作られた『多目的トイレ』で“情事”が行われていたとも。「渡部さんが抱えるレギュラー番組はテレビとラジオを合わせて10本あって、年収は軽く1億円超え。所属事務所である『プロダクション人力舎』の“王子様”とも言われて売れっ子だっただけに、各局は対応に大慌てです」(同・ワイドショースタッフ)“グルメ王”として何冊もの書籍を出版するだけでなく、オンラインサロンという月額5000円の有料会員サイトも開設。モデルや女優として活躍して『世界で最も美しい顔100人』にもランクインした佐々木のハートを射止めて、結婚したのは2017年のこと。’18年9月には男児も誕生。■ウッズと同じセックス依存症そんな渡部の“素顔”がバレるのは「いずれ時間の問題だと思っていた」と語るのは、かつて“遊び仲間”だったという飲食店経営者のA氏だ。「独身時代は普通じゃないレベルでした。毎日、夜を過ごす女性が違うとかは日常茶飯事。浮気しまくっていたゴルファーのタイガー・ウッズっているじゃないですか。“僕、ウッズと同じでセックス依存症なの”って言ってましたからね。たしかに女性にはモテるんですけど、とにかく手を出しまくる。自宅マンションに女の子を呼んでコトに及んでいる間、別の子をマンションの下に待たせていたこともあったそうです」自ら“セックス依存症”と話していた渡部を象徴するのが『多目的トイレ』での不倫。六本木ヒルズ内の地下駐車場にあり、渡部が出演していたラジオ番組『GOLD RUSH』のスタジオもある。「番組は生放送で、終了後にスタッフは軽い雑談をするのですが、渡部さんは終わった瞬間にダッシュでいなくなるんです。それほど忙しいのか、それとも早く帰って家族に会いたいのかと思っていましたが、違ったんですね。多目的トイレに寄りたいから、あんなにスタジオを早く出て行ったんだとみんなあきれていますよ」(ラジオ局関係者)そんな乱倫ぶりを発揮していた渡部には、女性を口説くときの“鉄則の3か条”があったとも。「“絶対に自分から好きと言わない”“絶対に自分から付き合おうと言わない”“メールは使わない”の3つ。メールしないのは証拠を残さないためで、“用件は極力、電話でしか話さないんです”って。あと“これは”と思う女性と会うときは、基本的に1人だとも言っていました。よく連れて遊ぶ後輩芸人も“そういうときは絶対に連れて行かない”と。でも、それだけ用心深くても、やりすぎだったんでしょうね」(A氏)■重要なのは「使えるか、使えないか」この鉄則を守り、佐々木にもひた隠しにしていたのだろうが、女性関係以外でも評判は最悪だった。「同じ事務所だろうが、ほかの事務所だろうが、先輩だろうが後輩だろうが、他人と仲よくするかどうかの基準は、彼にとって“使えるか、使えないか”なんです」そう語るのは、お笑い番組やお笑いライブを手がける構成作家のB氏だ。「同じ事務所のある若手芸人は“使えないやつ”と判断されたんでしょうね。渡部さんから5年以上も“空気扱い”されているとこぼしていましたから」(B氏)“使えるやつ”と判断されることが、いいとも限らない。『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で渡部が披露していたのが“告知芸”。番宣で来たゲストよりも、渡部がその作品についての説明と魅力を詳細に語り尽くすというもので、それを特技に昇華して、『ホメ渡部!「ほめる奥義」「聞く技術」』という書籍を出版したことも。ただ、渡部がそうしたことで“宣伝王”ともてはやされる裏で、後輩たちがいいように使われていた。「告知芸がウケていましたが、多忙な渡部さんは映画や本をチェックする時間がほとんどない。そこで彼は、アマゾンなどを使って後輩の自宅にDVDや本を送りつけるそうなんです。それを後輩が要約してポイントを渡部さんに伝えて、渡部さんが番組でさも見たり読んでいたかのように語る。当たり前のように“それチェックしておいて~”と連絡が来るんだそうです」(B氏)同じようなことは、渡部の“主戦場”とも言われる“食べ歩き”でも起きていた。週刊女性は4月に渡部が“1度も行ったことのない店を名店と紹介”という記事を掲載したが、それどころではなく“食べたことすらない店”を、後輩を使って紹介していたという。「店の予約だけ渡部さんがして、後輩芸人を行かせて食事をさせるんです。あらかじめ看板メニューなど食べる料理を指定しておいて、料理の感想を後輩から聞いて、それをテレビや雑誌で“おいしい!”“絶品!”と、あたかも自分が食べたかのように語っちゃうんです」(A氏)■有田は渡部を“共演NG”にした恐ろしいまでの人使いだが“使えない”と判断すると、すぐに“ポイ捨て”。どんなに親しかった芸人仲間でも都合が悪ければ容赦ない。「TKOの木下さんもそうです。ふたりは以前、かなり仲がよくて、ほんの数年前までは毎週のようにふたりで六本木のクラブに繰り出していました。類は友を呼ぶというか(苦笑)、とにかく大親友だったんです。でも、渡部さんがグルメ王としてブレイクしだしたあたりから、木下さんと連絡をとらなくなった。突然“切られた”木下さんも理由がわからず“アイツなんなん?人が変わりすぎやろ!”ってグチっていましたよ。当時から木下さんの芸人界隈での評判は決してよくなかったので、渡部さんは“ツルんでいるとヤバい”と判断したんでしょう」(バラエティー番組制作スタッフ)今年3月には、かつての親友だった木下が事務所を追われることになったのだが……。「あれだけテレビやラジオに出ているんだから、木下さんに助け船のひとつやふたつ出せる機会はいくらでもあったのに、完全に“われ、関せず”を貫きましたからね」(同・制作スタッフ)恩や絆を大切にしないことで、先輩芸人とのトラブルに発展したことも。「一時期、アンジャッシュは『くりぃむしちゅー』の有田哲平さんから“共演NG”を食らっていたんです」というのは、お笑い系の芸能事務所関係者。「20年ほど前、渡部さんは同じ事務所である『アンタッチャブル』の山崎弘也さんと、世田谷区の千歳烏山にあった有田さんのマンションに居候して、3人で共同生活をしていたんです。有田さんはすでにブレイクしていたので、家賃や生活費はほとんど有田さんが面倒見ていたそうです」それが突然、渡部が2人と距離を置くようになった。「毎日一緒にいたのが、あるときから食事や遊びの誘いを断ることが多くなり、そのうち無視するように。有田さんにしてみたら、可愛がっていた後輩から不義理をされた形で、“あれだけ面倒を見ていたのに”って、しばらくは怒りがおさまらなかったそうです」(同・事務所関係者)こうした渡部の行動に、「とにかく、すべてにおいて“心がない”んですよね……。他人は自分にとっての“道具”であり、自分さえよければいいという考え方で、周りにいる芸人たちはウンザリしている人が多かったそうですよ」(同・事務所関係者)■渡部の地元・八王子の声は次々と明らかにされる冷酷無情な“闇王子”としての素顔。渡部の地元・八王子の実家を訪ねると、住んでいるはずの母親は不在だった。近隣住民は、「最後に見たのは希ちゃんが出産するちょっと前かしら。お腹が大きかったから。それ以降はいっさい見ていません。お父さんは体調を崩されて、入院されているようですよ。基本的に、こちらには全然来ていないと思います」病気の父親や、まだ小さな子どもがいながら、渡部は乱倫にふけっていたのか。相方・児嶋一哉の兄は、「弟からは母に電話があって、“いろいろ面倒なことになりそうで、迷惑をかけるかもしれないけど、俺は大丈夫だから”と謝っていたそう。(渡部家とは)特に付き合いはありません」渡部がメインパーソナリティーを務めていた前述のラジオ番組に、6月12日、代打で出演した児嶋は今回の件について、涙ながらに謝罪した。「人の痛みとか……思いやりとか、優しさとか……愛とか、そういうものがもうないんです。だからこういうことになるんですよ……」今ごろグルメ王が噛みしめている、その味とは─。
2020年06月15日テレビ東京「午後のロードショー」では、スパイ映画の金字塔『007』シリーズを連続放送中。4月24日(金)は1983年に公開された『007/ネバーセイ・ネバーアゲイン』をオンエアする。イギリス秘密情報部(MI6)エージェント、ジェームズ・ボンドが世界を股にかけ活躍するさまを描くイアン・フレミングによるスパイ小説を映像化した本作。“初代”ボンド役のショーン・コネリーが復帰したことも大きな話題となった。ジェームズ・ボンドは、新任の上司“M”から「なまった肉体を鍛え直せ」とシュラブランド療養所に行くよう命じられたが、療養所内で女殺し屋のファティマと遭遇。ボンドの存在に気づいたファティマは、すぐさま殺し屋を送り込むが、ボンドに倒されてしまう。その後、イギリス基地から発射された疑似核弾頭が実は本物であり、さらに弾頭が巨大犯罪組織スペクターに略奪される事件が発生。スペクターは莫大な金額を要求、拒否すれば2か所を核攻撃すると脅迫してくる。ミサイル回収を命じられたボンドは病院で見つけたマッチのデザインと、同じデザインの旗をつけた船の待ち主であるラルゴ(クラウス・マリア・ブランダウアー)の存在を突き止め、彼の潜伏するバハマへ乗り込む。ファティマから攻撃を退けフランスに向かったラルゴの後を追うボンドは、ラルゴの愛人であるドミノ(キム・ベイシンガー)との接触を図るが、そこにはスペクターの罠が待ちかまえていた…という物語。シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』が出世作となったショーン・コネリーは、その後『アンタッチャブル』でアカデミー助演男優賞を受賞、『ライジング・サン』『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』など数々の作品で知られる名優となったが、彼が久々に演じたジェームズ・ボンドにも注目。また『L.A.コンフィデンシャル』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞の助演女優賞を受賞、『バットマン』(89)などでも知られるキム・ベイシンガーが本作ではボンドガールに抜擢。両者の共演も見どころだ。午後のロードショー『007/ネバーセイ・ネバーアゲイン』は4月24日(金)13時35分~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年04月24日お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也と柴田英嗣が25日、都内で行われた地方競馬・競輪・オートレースのインターネット投票サイト「オッズパーク」新CM発表会に出席。26日より放送される新CMで12年ぶりにCM共演を果たした2人が、CMの魅力や撮影の感想を語った。昨年11月にフジテレビ『全力! 脱力タイムズ』で10年ぶりにコンビ復活を果たしたアンタッチャブル。今回のCMは、山崎が商店街を舞台に、お茶の間、電車内などさまざまに転換するシチュエーションで「オッズパーク」を利用する姿を描いており、柴田は「オッズパーク」を楽しむ山崎の様子を遠巻きにのぞいたり、山崎からお尻ぺんぺんされる演出となっている。発表会冒頭、山崎がCMで共演したダンサーとともにノリノリでダンスを披露。ド派手な登場で盛り上げた。そして、新CMについて「僕史上、No.1の作品。代表作ということでいいんじゃないでしょうか」と自信を見せ、「僕が何かあったときにはこれを会場で流してほしいです。最後のときはあのVTRを。笑いながら見送ってもらいたい。いい作品になったと思います」と冗談交じりに話した。その後、司会者から「柴田さんは?」と聞かれ、山崎が「ちょっと仕事の都合により…」と返すと、柴田が「いるいるいる! いるよー!」と言ってステージへ。サプライズという演出だったが期待していたほどの反応が得られず、柴田は「こんなにスベッたの初めて! こんなに恥ずかしい登場初めてかもいれない」と嘆いた。すると山崎が「もう1回やり直してもらっていいですか?」と提案し、柴田は「同じ結果になるから」と拒否するも、やり直すことに。だが、山崎が「来てますね」とサプライズをぶち壊し、柴田は「おい! なんで台無しにしちゃったんだよ」と猛ツッコミ。2人のやりとりに会場から笑いが起こった。そして、山崎は「12年ぶりにしては自然な感じでやらせていただいているなと。お上手ですから。あの大役をこなして」と柴田の演技を称賛。ちょい役の柴田が「お前CM見たか! 現場で警備の人に『こちらお通りください』って言われた中に俺いたんだから」と通行人にまぎれていたことも明かしながらツッコむも、山崎は「それくらい役作りが」と褒めちぎった。また、山崎が「12年ぶりだからやる気が違う。前日に『ちょっと合わせたい』って言われて。それくらい意気込みが」と話すと、柴田が「言ってない! うれしいっていう意味ではめちゃくちゃ意気込みありましたけど」と再びツッコミ。終始、息ぴったりの掛け合いでイベントを盛り上げた。
2020年03月25日お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也と柴田英嗣が、26日より放送される地方競馬・競輪・オートレースのインターネット投票サイト「オッズパーク」の新CMで、12年ぶりにコンビでCM共演を果たした。商店街を舞台に全編ロケで敢行された同CMは、山崎がお茶の間、電車内などさまざまに転換するシチュエーションで「オッズパーク」を利用する姿を通じて、「競馬・競輪・オートレースがいつでも・どこでも楽しめる」という魅力を伝えるという内容。柴田は「オッズパーク」を楽しむ山崎の様子を遠巻きにのぞき、また、山崎からお尻ぺんぺんされるなどの演出も。2004年に「M-1グランプリ」で王者にも輝いたアンタッチャブル。2010年に柴田が女性トラブル等で1年間休業して以降、コンビでそろうことはなかったが、昨年11月にフジテレビ『全力! 脱力タイムズ』で10年ぶりにコンビ復活を果たした。
2020年03月25日東出昌大《杏さんにはどんな言葉で謝罪したんですか?》《結婚指輪をしていませんが、どういう思いで外しているんですか?》《杏さんと唐田さんとどちらが好きなんですか?》《唐田さんのことは今でも好きなんですか?》《唐田さんとは別れたんですか?》《どうして過ちを犯したんですか?》《バレるという気持ちはなかったんですか?》《杏さんとの関係は戻るんですか?離婚の方向に進むんですか?》《これからの東出さんの人生は、どう生きていきますか?》3月17日、映画『三島由紀夫VS東大全共闘50年目の真実』の公開イベント終了後、1時間以上にわたって、芸能リポーターから辛辣で、ド直球な“質問”ばかり浴び続けた東出昌大。今年1月、妻の杏がいるにもかかわらず、10歳年下の女優・唐田えりかとの不倫が発覚。以来、初めて公の場に登場した東出だったが、まさに四面楚歌。萎縮して細々とした声で答え続けた彼を囲んだのは、見事に女性リポーターばかりだった。「男性リポーターも現場にひとりいたのですが、女性陣からの圧に気おされてか端に追いやられていました(苦笑)。“この手”の不倫謝罪会見は、各局がそろえたのかと思うほどに女性ばかり。今回は東出さんに非があるのは当たり前ですが、こうまで手厳しいと少々かわいそうな気もしますね」(スポーツ紙記者)思い起こせば近年、ファン女性と車中不倫を繰り返した原田龍二。京都の芸妓と不倫して、妻・三田寛子を裏切った中村芝翫(当時は橋之助)。一般女性とラブホ不倫した三遊亭円楽。そして東出の義父・渡辺謙は、南果歩が乳がん闘病中に不倫。共通して謝罪会見を開いたのだが、一様に周囲を固めたのは女性リポーターの面々だった。やはり男性芸能人の不倫だけに、各局が盛り上げるために“刺客”として女性を送り込んでいるのだろうか。■なぜ女性リポーターが多いのか「そういった申し合わせだとか、“女性がいいから女性だけで行こう”とか、そういう話し合いはまったくございません(笑)」とは、その“女性芸能リポーター”川内天子さん。そもそも、現在は男性リポーター自体が少なく、会見の場所取りも先着順であることから、仕事熱心な女性リポーターが我こそと囲んでいくのだそう。また、向けられるきびしい質問に関しては、「時間が限られた中での会見では、回りくどい聞き方ではなくストレートに聞きます。女性のほうが、質問がやわらかく聞こえるということも(女性リポーターが増えた理由として)あるのですが、たしかに今日の東出さんにはきびしいものも多くありましたね(苦笑)。ですが、それは場の空気、ムードに合わせて、というところもあるんですよ」(川内さん)例えば円楽師匠の場合、当事者がのっけから「かみさんに叱られちゃいましたよ」と、かみ砕いた姿勢で始まれば、周囲もかしこまらずに笑いを交えた会見になることもある。ところが、「東出さんのように入ってきた時から深々と頭を下げて謝罪から始まり、終始きびしい顔をしていると、こちらも軽い質問はできなくなるわけです。また“杏ちゃんがかわいそう”というのが、みんな頭にありましたし、離婚かどうかの瀬戸際でもあったわけですから、きちんとした質問をしないといけない重々しい会見になった、というのはあるかもしれません」(川内さん)当然ながら、円楽師匠のようにおどけるわけにはいかない東出。きびしい質問に向き合う覚悟があってこそだ。では、男性リポーターの立場も聞いてみよう。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏も、川内さんと同様に「男性リポーターがいなくなっている」と、女性が目立つ理由を挙げる。一方で、「私が思うに、男性リポーターは離婚、再婚している人も多い気がしますね(苦笑)。こと不倫に関しては、当人を責める人をあまり見たことがない。同じ男性同士、擁護してしまうというか、質問がやさしくなってしまう、追及しにくくなるので、会見に行きたくないということもあるのではないでしょうか(笑)」なるほど、『ファンキーモンキーベイビーズ』のファンキー加藤が、アンタッチャブル柴田の元妻との不倫が発覚した際、女性リポーターが囲む謝罪会見で唯一、加藤の真横を陣取っていた井上公造氏だったが、どこかやさしかったような気がする。「女性側は、杏さんと同じ立場に立って見る気持ちがあるのだと思います。先日も、テレビ局の女性ディレクターやADの方たちも、みなが“東出さんは許せない”と話していました。やはり、男性の不倫には、女性としてのきびしい質問が向けられるのだと思いますよ」(佐々木氏)妻は、多くの女性に責められる夫をどう見ていたのだろうか。
2020年03月18日「元号が変わったことで、広告主は新製品だけでなく、同じ製品のPRにも、新たな有名人を求めることが増えました。19年は有名人絡みの事件が多く、この数年の中でも有名人のギャラの増減がもっとも激しい1年でした」(広告代理店関係者・A氏)吉本芸人の闇営業問題や、相次ぐ薬物逮捕、令和婚ラッシュなど、話題満載の2019年の芸能界。そこで複数の広告代理店関係者から入手した最新CMギャラリスト(年間契約)を一挙公開!まずは「上がった人」から――。「ほぼ“倍増”といえるほど平成の昨年と比べ伸び率が高かった急上昇株は、横浜流星さんとKing&Princeの平野紫耀さんの2人ですね」(広告代理店関係者・B氏)横浜流星(23)は「Yahoo!検索大賞2019」大賞&俳優部門賞など“19年の顔”に次々と選出され、1,500万円から3,500万円に。「ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)で、田中圭さんとW主演を務めたことで人気爆発。20年1月期の連ドラ主演も決まり、広告業界でももっとも勢いのある有名人の一人です」(A氏)キンプリ平野紫耀(22)も群を抜いて注目され、3,000万円から5,000万円に。「月刊誌『ViVi』の“国宝級イケメンランキング”下半期1位を獲得。イケメン&天然キャラでバラエティー番組にも引っ張りだこ。各業種からオファーが絶えませんでした」(広告代理店関係者・C氏)イケメン2トップに次いで、19年末『THE MANZAI』(フジテレビ系)で10年ぶりに完全復活したアンタッチャブルも2,000万円→4,500万円と倍以上に。「お笑い界は暗い話題が多かった年だけに、山崎弘也&柴田英嗣コンビ復活は広告業界でも明るい話題です。2人の軽妙なやりとりを見せる演出だけで若年層の視聴者には新鮮に映ります」(B氏)令和婚の有名人にも熱視線が。「蒼井優さん(6,000万円→6,500万円)&山里亮太さん、イモトアヤコさん(1,500万円→2,000万円)、水川あさみさん(2,500万円→3,000万円)は広告業界でも結婚がそのままプラスに働き、家電や生活用品など、ファミリー層の好感度を重視する企業から注目度が上がっています。特に山里さんは好感度の上り幅が大きいため、CM出演料も3,000万円から4,500万円と大幅アップしました。ただ、蒼井さんとの夫婦共演の話は、複数の企業から要望がありましたが、すべて断わられています」(B氏)同じく、大幅にギャラが上がった令和婚芸人が――。「オードリーさんは2人とも令和婚のため、単体でも3,500万円から5,000万円と上昇。コンビとしてのオファーだと、従来の4,000万円から倍増の8,000万円まで跳ね上がるでしょう」(A氏)テレビ出演が急増したりんごちゃん、高嶋ちさ子(51)も急上昇。「可愛いビジュアルながら野太い芸能人の声マネをするという、りんごちゃんのキャラは他に類を見ないもの。上品ながら毒舌を吐く高嶋さんも稀有なキャラで、それぞれ800万円から1,200万円に跳ね上がりましたが、オファーは多数と聞いています」(C氏)朝ドラヒロインは高値安定だ。「前作『なつぞら』のヒロイン、広瀬すずさんは第100作という重圧に負けない高視聴率を記録したことで8,000万円から8,500万円へと自己最高出演料を更新。現在の『スカーレット』主演の戸田恵梨香さんは安定の演技力で5,000万円から6,000円と20%もUPしましたが、“CM女王”である広瀬さんには及びません」(C氏)「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月24日#list {width:90%;margin:0 auto 20px auto;padding: 10px; border:1px solid #dbdbdb;border-radius:4px;background-color:#ffffff;}#list h3 {font-size: 16px; border-bottom: 1px solid rgb(219, 219, 219);}.str {font-size:16px;} 2019年12月に出産を発表した芸能人や有名人をリストにしてご紹介! 今月も、歌手、女優、スポーツ選手など、7名の出産のニュースをお届けします。 出産発表三谷たくみ(33歳)歌手 出産発表日:2019年12月1日松本 薫(32歳)柔道選手 妊娠発表:2019年7月9日(2人目) 出産日:2019年12月3日 男児マイコ(34歳)女優 ※夫は妻夫木聡(38歳)俳優 妊娠発表:2019年8月1日(1人目) 出産発表日:2019年12月11日#list {width:90%;margin:0 auto 20px auto;padding: 10px; border:1px solid #dbdbdb;border-radius:4px;background-color:#ffffff;}#list h3 {font-size: 16px; border-bottom: 1px solid rgb(219, 219, 219);}.str {font-size:16px;}繁田美貴(31歳)アナウンサー 妊娠発表:2019年7月10日(1人目) 出産日:2019年12月11日 女児 ブログ・SNS:Instagram(@handa_miki)パパになった芸能人・有名人中村 蒼(28歳)俳優 出産発表日:2019年12月10日(2人目) 井上尚弥(26歳)ボクシング選手 出産日:2019年12月9日(2人目)女児 ブログ・SNS:Instagram(@naoyainoue_410)山崎弘也(43歳)お笑いコンビ・アンタッチャブル 出産日:2019年12月15日(2人目)女児今月、気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか?わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2019年12月23日彼らをテレビで見ない日はない。千鳥のことだ。地上波だけではなく、ネットテレビにも番組を持つ彼らは、直球のバラエティー番組でMCを務めつつ、子ども番組にもレギュラー出演している。さらにMCだけでなくゲストとして出演する姿も多く見る。そんな千鳥の魅力を支えているものは何なのだろうか。今回は大悟(39)に注目してみたい。千鳥・大悟大悟には昔気質の“破滅型”の芸人というイメージがある。たとえば、ロケ中に喫煙所を見つけると、走って灰皿に抱きつきタバコを吸う。お酒が好きで、むくんだ顔で番組の収録現場に現れる。趣味はボートレース。’16年と’17年には不倫スキャンダルもあった。■先輩・後輩から慕われる人柄大悟の姿には、彼が親しくしている志村けん(69)の姿が重なる。志村は本当に大悟を可愛がっているようで、たとえば2人で歩いているときに、前を歩く志村がふと「振り向いてお前がいるとうれしいんだよな」と大悟につぶやいたりするらしい(テレビ朝日系『テレビ千鳥』2019年8月12日)。先輩から可愛がられているだけではなく、後輩思いでもある。後輩の芸人がコンテストで賞を獲ったりすると、大悟はまだ自身が売れていないときでも「お前ら運ええな。今日たまたま金入ってん。寿司行くぞ」と言って、カウンターの寿司屋に連れて行っていたらしい。後輩の南海キャンディーズ・山里は、こう振り返る。「そのお金、全部借金なんですよ。(中略)だから僕ら後輩は、初めての賞金で大悟さんに、メシおごるっていうのが目標だったんです」(テレビ朝日系『ロンドンハーツ』2019年10月29日)そして、相方・ノブとの仲のよさも印象的だ。料理をほとんどしたことがないという大悟が、イメージだけで料理を作りノブに振る舞うという企画が行われたときのこと。ノブが「これめっちゃうまい!」と感想を述べると、大悟はノブにしか見せないような笑みを浮かべてはにかんでいた(テレビ朝日系『テレビ千鳥』2019年5月20日)。もし千鳥を解散するなら?そう問われた大悟は、こう答えている。「もともとツレなんで。ツレというか友だちから入ってるんで。その状態が続く限りはたぶん(解散は)ないと思う」(フジテレビ系『TOKIOカケル』2019年9月25日)。先輩からも後輩からも慕われ、友情に厚い。そんな大悟は、要は“いいヤツ”だ。■冷静な観察眼もう一方で、“破滅型”の芸人にも思える大悟には、冷静な観察者という面も感じる。たとえば大悟は、高岡早紀を「2杯酒飲んだ女の雰囲気をずっと出してる」(テレビ朝日系『イッテンモノ』2017年11月9日)、野性爆弾・ロッシーを「焼酎を1本空けた感じの人間でずっとおる」と、それぞれ端的に評したことがある(朝日放送『相席食堂』2018年12月2日)。また、アンタッチャブル・山崎弘也についてはそのスゴさを認めつつ、「何がスゴいかようわからん。『クレヨンしんちゃん』みたいなもん。尻こそださんけど、ずっと尻出して笑かしよるみたいな」(テレビ朝日系『金曜★ロンドンハーツ』2018年6月15日)と語った。いずれも、特徴を的確にとらえた表現だろう。『相席食堂』(朝日放送)を見ても、出演者がカメラにふと向ける視線の動きや、ちょっとしたビジュアルの違和感など、見逃しがちな細かなポイントにツッコむことが多いのは、ノブよりも大悟のほうだ。また、自身が携わるお笑いについて次のように語る(テレビ朝日系『テレビ千鳥』2019年8月12日)。1980年生まれの大悟は、思春期にダウンタウンの笑いを全身に浴びて育ってきた。しかしそれは、「お笑いの教科書でいうと10ページ目から始めちゃってる」ことを意味するのではないか、そして同世代の芸人たちの多くもそうなのではないか。「ダウンタウンさんに憧れて芸人の世界入ってるから、実は20年、お笑いの1ページ目をやらずに育ってきたわけ」それに気づいたきっかけが、ほかでもない志村けんとの出会いだ。芸人になって20数年。大悟は志村のコント番組にレギュラー出演しながら、自分や周囲の芸人たちが読み飛ばしてきた「お笑いの教科書の1ページ目」を学んでいるのだという。自分のお笑い観もまた大悟は冷静に観察し、更新しているのだ。■「悲哀」と「可笑しみ」大悟には昔気質の芸人というイメージがある。だが他方で、冷静な観察者でもある。共演者を、お笑いを、そして自分自身をもじっと観察しているのだ。そう考えると確かに、ロケ中に灰皿に飛びつく大悟は、昔気質の芸人のパロディーのようにも感じる。そこには一歩ひいた視線がある。イメージだけで料理が作れてしまうのも、その観察眼ゆえかもしれない。東京のテレビで活躍するようになった大悟は、瀬戸内海の小さな島で生まれた。採石を地場産業とするその島は、雇う側と雇われる側の差が子どもながらによくわかるとこだったという。そこで大悟は、雇われる側の家で育った。そんな幼少期の思い出を、大悟はしばしば悲哀と可笑しみが絡み合ったエピソードとして語る。大悟はずっと昔から、日本の周縁の、さらにその周縁から社会をじっと観察し、笑いに変えてきたのだ。文・飲用てれび(@inyou_te)
2019年12月15日こちらの存在には気づいた有田だったが、直撃に対しては無言を貫いた「本気でこの番組でやるの!? よっしゃあ!」(柴田)突然のサプライズはお笑い界に衝撃を与えた。11月29日に『くりぃむしちゅー』の有田哲平(48)がMCを務めるバラエティー番組『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)で、お笑いコンビ『アンタッチャブル』の山崎弘也と、柴田英嗣が漫才を披露。約10年ぶりの復活に、多くのファンが沸いた。「2人は’04年の『M-1グランプリ』で、決勝歴代最高点を出したコンビ。当時はその後の活躍がかなり期待されていました」(スポーツ紙記者)■柴田英嗣の人気が回復するまで復帰時期を探っていたそんな実力のあるコンビがあるときを境にパッタリと共演しなくなってしまう。理由は、柴田にあった。「彼は’10年1月に複数の女性トラブルのため、所属していた芸能事務所『人力舎』の社長から謹慎を命じられますが、社長が同年6月に死去。会社の体制を整えるため謹慎期間がうやむやになってしまいました。一方の山崎さんは、調子のいいキャラクターがウケて大人気になり、コンビ内に差ができてしまいます。人気に差があっては復帰してもしかたないという山崎さんの意向で、柴田さんの人気が回復するまで復帰のタイミングを探っていたんです」(同・スポーツ紙記者)そんな紆余曲折あっての復帰劇だったが、一連の仕掛け人はどうやら有田らしい。「あの番組で有田さんは総合演出も兼任しています。彼は頭の回転が速く毎回番組の打ち合わせに参加して、どう番組を面白くするか熱心に考えているんですよ。今回のコンビ復活劇も、直前まで有田さんと山崎さん、プロデューサーなど数人しか知りませんでした」(フジテレビ関係者)有田主導で進んだゲリラ演出だが、その徹底ぶりは尋常でなかったようだ。「台本にはあの場面では“山崎さんにそっくりな女芸人のバービーさんが出る”とされていたんです。さらに、収録が始まるまで山崎さんは局入りしなかったので、現場のスタッフも気づきませんでした」(同・フジテレビ関係者)有田が、山崎と柴田のために、ここまでするのはなぜか。「有田さんと山崎さんは20年近い付き合いですからね。売れないころから常に一緒に遊んでいて、一時は同じマンションに暮らしていたほどでした」(前出・スポーツ紙記者)有田の後輩への思いやりが、今回のサプライズを生んだとも言えそうだが、自身の“芸人哲学”もしっかり盛り込んでいた。「有田さんは“事前に告知して、世間の注目を集めておいてから発表”という演出が好きではないんです。なので何もせずいきなり『アンタッチャブル』が登場するという奇策を実行しました。“何が起こるかわからないのが本来のお笑い”というのが有田さんの哲学なんですよ」(前出・フジテレビ関係者)12月初旬、ゲリラ演出の真相を確かめるため、自宅から出てきた有田に声をかけたが、何も答えず送迎車に乗り込み去ってしまった。芸能界屈指の企画力を見せた有田。次はどんなサプライズを仕掛けるのだろうか。
2019年12月11日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」の12月5日(木)今夜放送回に、今週末から放送が開始となるオトナの土ドラ「悪魔の弁護人」の要潤と津田寛治がゲスト出演。2人は嵐と共に狩野英孝率いる「狩野軍団」とバトルを繰り広げる。2001年、「仮面ライダーアギト」で俳優デビュー。特撮出身俳優ブームの先駆け的存在となり『UDON』『GOEMON』などの作品を経て、近年では「海月姫」「僕らは奇跡でできている」といったドラマから『キングダム』などの映画作品まで多彩に活躍する要さん。映画『ソナチネ』『キッズ・リターン』などの北野武監督作に出演、連続テレビ小説「あまちゃん」や大河ドラマ「西郷どん」、「特捜9」シリーズなどのドラマをはじめ、大ヒットした『シン・ゴジラ』や『空飛ぶタイヤ』などの映画作品まで長年にわたり一線で活躍し続ける津田さん。2人はプラスワンゲストとして「嵐チーム」に参加。狩野さんはじめ「アンタッチャブル」山崎弘也、「品川庄司」品川祐、「バイきんぐ」小峠英二、「三四郎」小宮浩信、足立梨花らで結成された「狩野軍団」と対決する。狩野軍団といえば、お正月スペシャルで嵐チームに見事勝利、今回再びの登場となる。勝利に意気込む狩野さんは「ピンボールランナー」では自らランナーに挑戦するほか、今回は特別企画も「矢の嵐」と「スマホ早打ちしりとり」の2本立てでお届け。嵐がいまだコツをつかんでいない「矢の嵐」に、面白ワードが連発する「スマホ早打ちしりとり」のどちらも見逃せない対決になりそう。さらに要さんが一同仰天のマジックを披露、こちらもお楽しみに。今回のゲスト、要さんが主演を務め、津田さんが共演するオトナの土ドラ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」は、ミステリー作家・中山七里の大人気シリーズ「弁護士・御子柴礼司」のドラマ化作品となり、悪辣な手腕で勝訴をもぎ取る弁護士・御子柴礼司を要さんが、そんな事務所とは知らずにハローワークで紹介され就職してしまった事務員・日下部洋子をベッキーが、御子柴のやり方に嫌悪感を抱く東京地検のNo.2、次席検事・岬恭平を津田さんがそれぞれ演じる。「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~」は12月7日より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送。「VS嵐」は12月5日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年12月05日落語家の春風亭小朝が1日、オフィシャルブログを更新し、お笑いコンビ・アンタッチャブルが先月29日放送のフジテレビ系『全力!脱力タイムズ』で約10年ぶりにコンビ復活を果たしたことについてコメントした。アンタッチャブルが優勝した『第4回M-1グランプリ』(04)で審査員を務めていた小朝は、「脱力タイムズで復活したアンタッチャブルさんの漫才の映像を観ました」と報告し、「大はしゃぎしている柴田さんがめちゃくちゃ可愛いかった」「漫才に入る直前、山崎さんに対してありがとうございますって深々と頭を下げた瞬間に泣きそうになりました」と感想をつづった。また、「アンタッチャブルさんといえば思い出すのが第4回のM1ですね」「あの時、僕も審査員のひとりでしたが、本番前の山崎さんの顔がかなりこわばっていたんですよ」と回顧。「番組が始まってすぐ今田さんが僕に、今回のM1はどうですかと訊いてきたんですよね」「思わずアンタッチャブルさんvs他の漫才さんみたいなことを言ってしまい、吉本の関係者がスッと引いた瞬間をよく覚えています」と明かした。「だって、絶対に勝つと思ってたから、つい口が滑っちゃった」「アハッ」と裏話を披露した小朝。「近々、THE MANZAIにも出演するみたいですね」と今後の活躍にも期待を寄せている。
2019年12月01日お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣が30日、自身のインスタグラムを更新。29日に放送されたフジテレビ系『全力!脱力タイムズ』で約10年ぶりにコンビ復活を果たしたことについて、感謝の思いを記した。柴田は、頭を下げている自身の写真を添えて、「皆さんへ感謝申し上げます」と感謝。「10年ぶりの漫才場を与えてくれた有田さん、番組スタッフの皆さん、タレントの皆さん、関係各位の皆さん、何より楽しみにしていてくれた皆さん、そしていきなりの漫才を持ち込んだ山崎、本当に有難うございました」とつづった。そして、「こんなにも待ち望んでくれてる人が居たのかと驚きと感謝で一杯です。沢山のメッセージもありがとうございます」と反響に驚きと感謝。「これからも沢山ふざけて参りますので、恐ろしい程ハードルを下げて楽しんで頂ければと思います。いやマジでハードル下げてね」と呼びかけた。
2019年11月30日