現在公開中の世界的人気ホラー『死霊館』シリーズ最新作『アナベル 死霊人形の誕生』。史上最も呪われた“実在する人形”アナベル誕生の秘密に迫った本作から、身の毛もよだつ本編映像がシネマカフェに到着した。つい先日、日本公開を迎えた本作は、週末3日間の興行収入2,209万円、動員数16,272人と大ヒットスタートを記録し、『死霊館』『アナベル死霊館の人形』『死霊館 エンフィールド事件』各シリーズのオープニング成績を上回る形となった。また、先週末スペインでも309館で公開し初登場1位を獲得、早くも全世界興行収入は3億ドルを突破し、シリーズも全世界興行収入11億ドル超えを達成。今作は本シリーズ最大のヒットが期待されている。今作では、死霊人形アナベルがなぜ生まれたか、そして呪いはいかにして始まったのか、謎に包まれていた起源がついに明かに。アナベルのターゲットとなるのは、新生活のために人形職人夫婦の屋敷を訪れた、シスターと孤児の少女6人。部屋の奥に封印されていたアナベルを目覚めさせてしまったことで、強大な呪いに追いつめられていくのだ。到着した映像は、アナベルの封印を解いてしまった足の不自由な少女ジャニスが、階段に取り付けられた電動イスで階下に逃げようとするが、呪いの力でイスが逆戻りを始めてしまう…という緊迫感満点のワンシーン。暗闇へ引き戻されそうになり必死で抵抗するジャニスの視線の先には、“アナベル人形に似た”謎の少女の姿が…。本作で誕生の秘密が明かされるアナベルだが、本シーンはその重要なヒントである少女が登場する見逃せないシーンだ。少女ジャニスを演じているのは、『フィフス・ウェイブ』や来年公開予定の『ジオストーム』など話題作への出演が続く若手女優タリタ・ベイトマン。『アナベル 死霊人形の誕生』の監督デイヴィッド・F・サンドバーグ前作『ライト/オフ』で、メインの子役を演じたガブリエル・ベイトマンの実姉でもある。本作がホラー映画初出演となる彼女は、劇中では批評家たちも大絶賛の迫真の演技を披露。特に足の不自由な少女という役作りについては、彼女自身で入念に行ったそうで、「良い仕事をしたかったから、撮影が始まる2週間前から杖をついて歩いていたの。自分の足を動かさずにね。シーンの中でそれが自然に感じられるようにしたかった」と語っている。さらに映画では、少女たちがアナベルの呪いに絶叫し追い詰められていく姿が描かれている。特にジャニスは、ほかの誰よりも強力な呪いと向き合うハメになり…!?ぜひ劇場でアナベル誕生の秘密を確かめてみて。『アナベル 死霊人形の誕生』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2017年10月22日ジェーンマープル(Jane Marple)からタータンチェックシリーズが登場する。2017年10月上旬より一部商品販売中。ジェーンマープルの2017年秋コレクションの最後を飾るのは、ブランドのキーパターンでもあるタータンチェックシリーズ。ブランドが繋いできたブリティッシュスタイルへの想いが表れたアイテムたちがラインナップされる。赤を基調にした正統派の「ロイヤルスチュワート」には、ジェーンマープル定番のナポレオンカーディガンを合わせるのが正解。オリーブやベージュなどのアースカラーでまとまりがちな秋のコーディネートに華を添えてくれる色と、フリルのデザインも魅力的だ。グリーンベースの「マクタガード」のパネルドレスでは、ウエストにあしらわれたリボンがアクセントに。タッセルシューズと併せれば凛としたブリティッシュスタイルが完成する。以上の2つに加えて今季展開されるのが「カロデンディストリクト」。マスタードとパープルの抜群のカラーコンビネーションで秋の季節感漂わせるストールは、コーディネートのメインアイテムにも使える存在感だ。また、今回のシリーズはブランドのハイエンドライン、ジェーンマープルドンルサロン(Jane Marple Dans Le Salon)でも同様に展開。本格的なディティールのライダースなど、ハイエンドラインならではのアイテムたちが登場するこちらも要チェックだ。【詳細】ジェーンマープル 2017年秋コレクション タータンチェックシリーズ発売時期:2017年10月アイテム例:・ナポレオンカーディガン 27,800円・エドワーディアンジャケット 46,800円・バックフリルスカート 26,800円・2フェイススカート 28,800円・バックフリルドレス 39,800円・パネルドレス 42,800円・ワンピース 46,800円・many wayストール 19,800円・オーバーニー 4,000円・イザベル・クラウンのキーペンダント 17,800円・ライダースジャケット 49,500円・サイドフレアスカート 26,500円・ダンドールスカート 36,500円・バックリボンのリブタイツ 5,500円【問い合わせ先】St Mary Mead co.,ltd.TEL:03-3468-0232
2017年10月20日史上最も呪われた“実在する”人形・アナベル誕生の秘密に迫るホラー『アナベル 死霊人形の誕生』。全米初登場1位でスタートを切り、大ヒットを記録している本作から、製作のジェームズ・ワンや監督のデイビッド・F・サンドバーグ、注目の若手女優タリタ・ベイトマンらが登場するスペシャル映像が解禁。彼らのインタビューやメイキング風景、そして身の毛もよだつ劇中シーンがふんだんに盛り込まれた映像となっている。『死霊館』シリーズとして、計4作で全世界興行収入11億ドル超えを達成し、名実ともに世界が認める“最恐”シリーズにして現代ホラーの新定番の1本となった本作。いよいよ10月“13日の金曜日”に日本公開を迎える本作では、世界を恐怖に陥れた“アナベル”の起源がついに明らかにされる。本映像によれば、製作陣を映画化へと駆り立てたのは、何よりも“彼女”の底知れぬ魅力にあったようだ。大ヒット作『死霊館』『ソウ』の監督でホラーマスターとして支持され、本作では製作を務めるワンは、“アナベル”には『死霊館』の時点で「もっと色々な恐ろしいストーリーがあると感じていた」と“彼女”のポテンシャルの高さに言及。『死霊館』シリーズを数多く手がけるプロデューサーのピーター・サフランもまた、「一度でも見たら頭から離れなくなる」とその魅力を語り、初登場時から騒がれてきた「アナベルは何者で、どこから来たか」を描くことは、とても自然な流れだったと語っている。満を持して製作された本作には、ほかにもワンに見出され『ライト/オフ』(’16)で長編デビューした注目株サンドバーグが監督、『アナベル 死霊館の人形』(’14)も担当したゲイリー・ドーベルマンが脚本を担当。そして、全米大ヒット中『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(11月3日(金・祝)公開)の作曲も手がけたベンジャミン・ウォルフィッシュが音楽を担当し、現代ホラーの名手と呼ぶべきプロフェッショナルたちが大集結。シリーズファンも納得する最強チームで、待望の“アナベル”誕生の物語を創り上げている。また、キャスト陣にも実力派が勢ぞろい。中でも、“アナベル”の封印を解いてしまう少女ジャニスを演じたのは、クロエ・グレース・モレッツ主演『フィフス・ウェイブ』や2018年1月19日(金)公開のディザスター大作の『ジオストーム』に出演するタリタ・ベイトマン。タリタは、「一見かわいい人形なのに、実はとても邪悪な力がある」として“彼女”の恐ろしさを誰よりも実感。ホラー映画初出演ながら、“アナベル”に狙われ追い詰められていく役を熱演しており、特別映像中でも衝撃シーンの一部を確認することができる。本編ではさらに、“アナベル”が異常現象と共に予期せぬ形で絶え間なく出現し、シスターや少女たちの恐怖はピークに!恐怖シーンもドラマ性も格段にアップし、『死霊館』シリーズ最高傑作との呼び声も高い本作を、期待して待っていて。『アナベル 死霊人形の誕生』は10月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月22日『アナと雪の女王』の続編、『Frozen 2』(原題)の製作がついにスタートしたようだ。同作でアナの声を務めているクリスティン・ベルが「Radio Times」に語った。「ちょうど収録が始まったばかりなのよ」と明かすも「詳しくは何も言えないけどね。だって、間違いなくディズニーに監視されているはずだから」とクリステン。「台本を読んですっごくワクワクしたということだけは言えるわ!」。クリスティンによれば、続編は『アナと雪の女王』よりもずっと“深い”物語になるそうで、誰かがトラブルに巻き込まれて誰かが助けに行くというような、『アナと雪の女王』の単なる延長にはならないと断言している。2015年初め、ディズニーは『アナと雪の女王』の続編製作を発表。現在までに明らかになっているのは、2019年11月29日(現地時間)に公開予定あるということくらいだ。収録が始まったとはいえ、公開までは2年以上も先…。しかし、ディズニーも待ちくたびれたファンを喜ばせることを忘れてはいない。アメリカでは11月22日に、オラフが主役のショートムービー『Olaf’s Frozen Adventure』(原題)が公開される。ホリデーをテーマとした映画で、上映時間は21分。オリジナルキャストが集結し、挿入歌はすべて新曲という凝りっぷりだ。(Hiromi Kaku)
2017年09月14日今年で4回目を迎える「京都国際映画祭」の開催概要会見が9月6日(水)、よしもと祇園花月にて行われ、木村祐一とKBS京都の平野智美アナウンサーのMCにより、今年のキャッチコピーや上映作品などが発表された。また、本映画祭がワールドプレミアとなる映画『火花』から、主演を務めた菅田将暉と桐谷健太のコメントが映像で到着した。「京都国際映画祭」は、「京都映画祭」の伝統と志を引き継いだ「映画もアートもその他もぜんぶ」というテーマを持った映画祭。今回のキャッチコピーは「京都三泊四日。」。京都の街に新鮮な驚きを与え、感動のステージを創り上げていく。MCに立った木村さんは、「(映画祭に対する)地元のみなさんの期待度、浸透度を感じる」と話した後、「京都には言われたくないことを知ってる人もたくさんいる」と、自虐ネタでまず笑いを誘う。また、実行委員長・中村伊知哉氏は、西本願寺を始め、岡崎公園、府立植物園など京都らしい場所を使うこと、さらにアニメ100周年など新しいイベントも盛り込んでいることをアピール、「3泊4日の間、世界中のみなさんに楽しんでいただきたい」とコメントした。そして今回のオープニングセレモニーが、“世界文化遺産”・西本願寺の重要文化財でもある「南能舞台」にて開催されることが発表。去年の二条城も「ビックリした」という木村さんは、「まさか今年は西本願寺の能舞台に上がれるとは」と驚いた様子。続いて、映画部門についての説明では、京都国際映画祭総合プロデューサー・奥山和由氏が登壇。過去3回以上のプログラムの充実ぶり、アニメ部門が新しく発足、さらに目玉として『火花』がワールドプレミアで上映されることをアピール。そして個人的に、「五社英雄監督特集」を切望していたことを告白。厳しく教えられた過去のエピソードを披露し、原点を見直すということも大切、原点という意味で「五社英雄監督特集」が実現したと話した。「特別招待作品」は、本映画祭以降に公開予定、日本未公開の海外作品など、刺激的な作品をゲストの参加とともに紹介。『火花』をはじめ、ベルギー女性監督のもとイザベル・カレ、國村準、安藤政信、門脇麦らが出演する『KOKORO』、萩本欽一に密着したドキュメンタリー『We Love Television?』、若手注目株・健太郎主演の『デメキン』、日本初上映の台湾映画『全ては愛のため』ほか9作品が紹介された。300万部を超えるベストセラーとなった「ピース」又吉直樹の著書を板尾創路監督が映画化した『火花』からは、予告編とともに主演の菅田さん、桐谷さんからコメント映像も。2人は、たくさんの人に見てもらえるのがうれしいと話し、コメディ映画ではなく青春映画であること、公開されることが楽しみと話していた。さらに、各テレビ局と吉本興業による共同プロジェクト「TV’DIRECTOR’S MOVIE」では、既存のジャンルにとらわれない意欲的な作品創りを目指した作品がずらり。テレビ朝日共同制作作品「N.Y.マックスマン」の主演を務めた稲葉友は、ニューヨーク帰りの探偵役であることのほか、撮影の裏話も披露。見どころとして歴代のマックスマン3人が並んでの変身シーンを挙げて、自身も変身ポーズを見せると、舞台上からも「カッコいい!」の声が上がっていた。テレビ東京共同制作作品「海辺の週刊大衆」からは、「NMB48」の渋谷凪咲が登壇。初めての映画でヒロイン役だったことをふり返り、「みなさんから愛されなくてはと本番前イチゴをたくさん食べて挑みました」とコメント。主演の又吉さんとの撮影中のエピソードも披露した。続いては、毎日放送共同制作作品「よしもと新喜劇映画 女子高生探偵 あいちゃん」に出演した「NMB48」から谷川愛梨、内木志、村瀬紗英が挨拶。ストーリーのあらすじに触れたあと、新喜劇メンバーとの撮影中の裏話として「みなさんがやさしかった」「川畑座長がNMBにくわしかった」などのエピソードを話した。今年からアニメーションカテゴリーも追加され、ナビゲーターに「京都特別親善大使」のアニメ「有頂天家族」が決定したことが発表された。世界最高齢のアニメーション作家集団「G9+1」プロジェクトの紹介も行われ、日本のアニメを創設したベテランクリエーターたちの新作や過去の短編作品の上映、舞台トークも予定されている。「京都国際映画祭 2017」は10月12日(木)~15日(日)まで、よしもと祇園花月ほかにて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年09月08日ある島を舞台に、心に傷を負った人間の回復の物語を描く、ベルギー・フランス・カナダの合作映画『KOKORO』。國村隼を始め、安藤政信、門脇麦らが出演することでも話題の本作から、この度予告映像とポスタービジュアルが公開された。今回到着した予告映像の前半では、セザール賞常連女優、イザベル・カレ演じる主人公アリスが、日本を訪れるきっかけとなった経緯が描かれる。崖で國村さん演じるもう一人の主人公・ダイスケから、「飛び降りる?一緒に来る?」と問われるシーンからスタートする本映像、そこでは島に住む人々も登場し、國村さん、安藤さん、門脇さんらによる英語セリフのシーンも展開。また後半では、アリスとの関係性を意味深に垣間見せるドキッとするシーンも盛り込まれている。あわせて、アリスとダイスケのビジュアルに、舞台となった島の風光明媚な景色がコラボされたポスタービジュアルも公開。この風景は、心に傷を負った人々が訪れる“死に場所”ともいえる崖となっており、「生きる」というテーマを描く本作にふさわしい、ビジュアルに仕上がっている。『KOKORO』は11月4日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年09月04日先週月曜日(現地時間)、11月に上海で行われるという「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria’s Secret)」のファッションショーに出演するモデルのオーディションが行われた。ヘイリー・ボールドウィン、イザベル・グラールらのモデルが参加していたが、気になるのは昨年、姉妹でショーに出演したジジ&ベラ・ハディッドが出演するか否かだ。姉のジジは昨年が2回目の出演、妹のベラは初めての出演で姉妹での共演が実演。ショーを華やかに盛り上げた。当時ベラは別れたばかりのザ・ウィークエンドがパフォーマンスをする中、ランウェイを歩いたことでも話題に。ベラは土曜日、出演が決定したことをジジより一足早くインスタグラムで報告した。「とてもワクワクしている。この夢を叶えるために協力してくれたチームのみんな、ありがとう。またこのショーの一部になれるだなんてすっごく恐れ多いわ…」。そして数日経った今日、ジジもインスタグラムで興奮気味に出演決定を報告。昨年、ショーのフィッティングで大きな羽根を着けてはしゃぐジジの動画とともに協力者への感謝などを綴っている。(Hiromi Kaku)
2017年08月29日ニナ リッチ(NINA RICCI)の2017-2018秋冬新作ジュエリーコレクションが登場する。2017年9月1日(金)から9月30日(土)までの期間限定で、ギンザ シックス2階のメゾン・ド・ナディア(Maison de NADIA)にて先行販売される。2017-2018秋冬は、「恋する女性(L’AMOUREUSE)」をテーマに“ヌーヴェル・ヴァーグ”映画の現代においてもなお魅力的なヒロイン達にオマージュを捧げるジュエリーコレクション。ニナ リッチのブランド創立85周年を記念して作られたモデル「アンナ(ANNA)」は、ラウンドシェイプのアメシストのネックレス。紫色に輝くアメシストに繊細な白いフラワーモチーフが添えられた可憐なデザインに仕上がっている。その他、モードなデザインのゴールドジュエリー「ロミィ(ROMY)」や、アメシストやタンザナイトなどの様々なカラーストーンを用いた「イザベル(ISABELLE)」、リボンデザインがフェミニンな「キャロル(CAROLE)」、ダイヤモンドがひしめき合う「キャサリン(CATHERINE)」など、エレガントなジュエリーが店頭に並ぶ。【詳細】ニナ リッチ 2017-2018秋冬ジュエリーコレクション販売期間:2017年9月1日(金)~9月30日(土)※期間限定・先行販売場所:メゾン・ド・ナディア住所:東京都中央区銀座6丁目10-1ギンザ シックス2F■アイテム詳細「アンナ」(アメシスト、マザーオブパール、ダイヤモンド)・ネックレス(K18)価格:233,280円「ロミィ」(ダイヤモンド)・リング(K18) 316,440円・イヤリング(K18) 288,360円・ネックレス(K18) 209,520円 「イザベル」(アメシスト・タンザナイト・ロードライトガーネット パープルサファイア・ダイヤモンド)・ネックレス(K18WG) 263,520円・リング(Pt900) 276,480円「キャロル」(ロードライトガーネット・ダイヤモンド)・ネックレス(K18) 344,520円・リング(K18) ¥386,640円「キャサリン」(ダイヤモンド)・リング(PT900) 388,800円・ネックレス(PT900/850) 367,200円※価格はすべて税込
2017年08月28日浮世絵を融合した新感覚のプリザーブドフラワー「凛 by ベル・フルール」が、フラワーデザインカンパニーのベル・フルールより登場。2017年8月23日(水)より日本橋三越で先行発売、その後9月1日(金)から一般発売される。浮世絵桐箱×プリザーブドフラワー「凛」は、プリザーブドフラワーと浮世絵の描かれた桐箱を組み合わせた、新感覚のフラワーアレンジメント。工房利八による「浮世絵桐箱」は、天然の桐に最先端のレーザー加工技術で絵画のような浮世絵を描いたもの。箱は半年かけて乾燥させた天然木を使用しており、一つ一つに素材の表情が異なる。ふたを開けると、細かい凹凸感や陰影などが表現された浮世絵に繋がる、瑞々しいプリザーブドフラワーが出現。ベースに希少な苔のプリザーブドを使用することで、「日本庭園」「わびさび」を彷彿とさせる日本らしさを表現した。ふたを箱の縁に立てることで、花と浮世絵が一体となり躍動感あふれるインテリアに。葛飾北斎による「滝」「赤富士」「波」を表現作品はそれぞれ、葛飾北斎による「滝」「赤富士」「波」をモチーフにした。中でも「滝」を表現した作品は、まるで滝の飛沫が飛び出てくるような立体感と迫力がある一品。レーザーで彫った滝の曲線やエッジを隠さず、力強い線を生かしたデザインとなっており、ダイナミックな景観に生き生きとした苔をアレンジしている。サイズはサイコロ型、ペントレー型、置き・壁掛け両用と3種類を用意。ぜひ空間を華やかにするインテリアとして、ギフトとして、チェックしてみてはいかがだろう。【詳細】凛 by ベル・フルール発売日:2017年9月1日(金)※日本橋三越では8月23日(水)より先行発売価格:・凛(M)・波、 凛(M)・青富士、 凛(M)・赤富士 25,000円+税・凛(W)・赤富士、凛(W)・波 25,000円+税・凛(L)・格子 60,000円+税・凛(XL)・滝 150,000円+税取り扱い:■ベル・フルール銀座本店住所:東京都中央区銀座1-20-17 押谷ビル1F/2F■ベル・フルール虎ノ門店住所:東京都港区西新橋1-15-6 内幸町企画ビル1F■公式オンラインストア■有名百貨店内の各店舗 ※順次販売スタート・伊勢丹新宿店 5F(リビングデコール)・日本橋三越本店 5F(インテリア)・銀座三越店 7F(ブライダル・ギフトサロン)・松屋銀座店 7F(ギフトサロン)・大丸神戸店 7F(ギフトサロン)・三越名古屋栄店 3F(婦人トレンドクローゼット) ※2017年9月2日(土)オープン■日本橋三越 越後屋オンラインストア【問い合わせ先】株式会社ベル・フルールTEL:03-3965-5805
2017年08月26日『氷の微笑』のポール・ヴァーホーヴェン監督と“フランスの至宝”イザベル・ユペールがタッグを組み、ハリウッドのみならず世界中で絶賛を受けた『エルELLE』。8月25日(金)よりついに日本公開されることに合わせて、主人公を襲ったとおぼしき異常者の影が忍び寄る本編映像がシネマカフェに到着した。到着した映像は、主人公の新鋭ゲーム会社の社長を務めるミシェル(ユペール)に、異常者の影が忍び寄るミステリアスな本編映像。自宅で覆面の男に襲われたミシェル。その衝撃の出来事からしばらくたったある深夜、会社に残って仕事をするミシェルのもとに犯人と思われる人物から卑猥な嫌がらせメールが届く。自分の身なりを指摘するその内容を不審に思った彼女は、犯人は近くにいると感じ、深夜の社内で人の気配がするほうに向かうと、そこでは仕事で対立している部下が残って撮影をしていた。実はこうしたメールが来るのは初めてではなく、ミシェルは身近な人物を怪しみ、自ら犯人捜しを始めていた。だが、次第に明らかになるのは、彼女の恐ろしい本性で…。ショッキングな事件に遭いながらも、犯人の影に怯える様子も見えず、自己破壊的になるわけでもない、こうしたミシェルの人物像についてヴァーホーヴェン監督は、「それだと型にはまり過ぎてしまう。そうしていたら僕たちはメロドラマや気怠いドラマに滑り落ちてしまっていただろう。他の監督や脚本家がしてきたことをそのまま繰り返すより、観客を驚かせるほうが面白いし愉快だと思ったんだ」と語っている。『エルELLE』は8月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月24日韓国映画『哭声/コクソン』で世界的にも注目を浴びた國村隼をはじめ、安藤政信、門脇麦らが出演したベルギー・フランス・カナダ合作映画『KOKORO』が11月4日(土)より日本公開されることが決定した。本作は、ある島を舞台に描かれる、心に傷を負った人間の回復の物語。夫と思春期の子ども2人とフランスで暮らすアリスのもとに、長い間旅に出ていた弟ナタンが戻ってきた。ナタンは日本で生きる意欲を見つけたと幸せそうに語る。しかし、その数日後、彼は突然この世を去ってしまう。弟の死にショックを受けたアリスは、弟を変えた人々、そこにある何かに出会うため、ひとり日本を訪れる。ナタンの残した言葉を頼りに、その足跡をたどっていくアリス。そこで彼女は、海辺の村に住む元警察官ダイスケと出逢う。彼は飛び降り自殺をするために村の断崖を訪れる人々を、そっと思いとどまらせているのだった。求めすぎず、静かに傷をいやすことのできるその場所に、アリスはどこか安らぎを感じる。そしてダイスケをはじめ、ジロウ、ミドリ、ヒロミ、ハルキら、その村で出会った人々との交流が、静かにアリスの心に変化をもたらしてゆき…。最愛の弟を亡くし、失意のなかで日本を訪れたフランス人女性が行き着いたのは、投身自殺の名所と知られる崖のある静かな海辺の村。主人公のアリスを演じるのは、セザール賞常連女優であり、映画『奇跡のひと マリーとマルグリット』『きつねと私の12か月』などで知られるイザベル・カレ。もう1人の主人公ともいえる元警察官のダイスケを演じるのは、 ナ・ホンジン監督作『哭声/コクソン』のみならず、日本でも圧倒的存在感を誇る國村さん。さらにアリスが出会う地元住人ジロウを、ドラマ「コード・ブルー」や映画『GONINサーガ』などで知られる安藤さん、好奇心旺盛な女子高生ヒロミを『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『二重生活』などの門脇麦さんが演じている。本作でメガホンをとったのは、ベルギーの女性監督ヴァンニャ・ダルカンタラ。自身の祖母の経験に基づき、第二次世界大戦中にシベリアに追われたポーランド女性を描いた『荒野の彼方へ Beyond the Steppes』(’10)で長編作監督としてデビュー。同作でロカルノ国際映画祭オフィシャルコンペティション正式出品、マラケシュ国際映画祭で審査員特別賞、日本のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011にて監督賞に輝いている。『KOKORO』は11月4日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月24日パリ・オペラ座の元エトワールの中でも、特に名演の数々が記憶に残る大スター、マニュエル・ルグリ。そんな彼がオペラ座引退後、ウィーン国立歌劇場の芸術監督に就任して早8年、その間にウィーンは、彼の手腕で格段に良いバレエカンパニーに成長したように見える。芸術監督としても素晴らしい彼が、信頼を置くダンサーたちをセレクトし、彼自身も新作を含め踊るというこのガラ、期待に胸を膨らませながら大阪・フェスティバルホールに向かった。ルグリ・ガラ チケット情報まず実感したのは、美しい脚のダンサー達ばかり、ということ。ベテランから新人まで男女ともに脚の甲が美しい、小さなパでもポーズでも惚れ惚れするライン。そこにそれぞれの魅力、表現が加わる。ルグリが選ぶダンサーは、まず、そうでないと、ということなのだろう。演目は、クラシックから現代作品までバランスの取れた構成。大阪で上演されたのはAプロで、幕開けは、昨年ルグリが全幕振付を手掛けた『海賊』よりオダリスク。ウィーンの若手、ニキーシャ・フォゴ、ナターシャ・マイヤー、芝本梨花子の3人が踊った。肌の色が違う3人がメソッドに正確に、揃った魅力を伸びやかに見せたのに、世界の平和を願うヨーロッパの知性を感じるような気がしたのは私だけだろうか。同じルグリの『海賊』から第2幕のアダージョを英国ロイヤル・バレエのマリアネラ・ヌニェスとワディム・ムンタギロフが。恋人たちの幸せが劇場じゅうにフワーッと広がるようだった。『グラン・パ・クラシック』は、ボリショイ・バレエのオルガ・スミルノワとセミョーン・チュージン。余裕を持った高テクニックに、優雅なたたずまい。今回、出演者達は早めに大阪入りしてルグリとともにリハーサルを重ねたと聞くが、パリ・オペラ座の香りが伝えられているように感じられた。そして、ルグリ。イザベル・ゲランとの『フェアウェル・ワルツ』は、終わりを意識した男女の切ない感情を深みを持って。また、ローラン・プティの『アルルの女』より、もゲランと。心を病んだ男性と献身的に寄り添う女性──言葉がないからこその、静かな感情の起伏がじみじみと客席に伝わった。最後は、世界初演のルグリのソロ『Moment』。J.S.バッハの曲(F.ブゾーニ編曲のものも)に、ナタリア・ホレツナが振り付け、滝澤志野の生ピアノ演奏で。まるで、今の彼そのものを踊るような……確かなバレエのメソッドで作られた身体だからこその動き、それが途中、それを捨てて自由に、そしてまた……。身につけたものは、脱ぎ捨てても、また着ることができる衣服のよう。踊り重ねたからこそ表現できる境地、そんな風に思えるルグリの踊った3演目だった。東京だけのBプロでは、ルグリはローラン・プティの『アルルの女』にかわって『ランデヴー』を、豪華ゲスト達の演目も変わり、そちらも期待出来る。東京公演は8月22日(火)から25日(金)まで東京文化会館 大ホールにて。チケット発売中。当日券は各開演1時間前から会場にて販売。取材・文:菘(すずな)あつこ(舞踊評論家)
2017年08月22日ママ友のランチミーティングに初参加しましたよ。息子のクラスの仲良しお母さんたちが週1回、昼食会を催しておりまして、そこにオブザーバーとして初参加。フランソワーズ、ルイーズ、イザベルという、いかにもパリジェンヌっぽい名前のお三方。年齢は40代から50代くらいだと思われます。フランス人のマダムたちってどんなことを話すの? ファッション? 政治? 経済? いいえ、実にくだらないことを延々しゃべり続けています。あの人のカツラはどうにかならないか、とか、給食の先生がかっこいい、とか、マクロン大統領の奥さんのスカートが短すぎる、とか(笑)。 でも、日本みたいにTVドラマの話にはなりません。連ドラ文化じゃないんです。フランスのテレビは討論会がメインだから。話題になるのは身近な人のことばかり。しかも超辛口。学校の先生への辛辣な批判、旦那との辛辣な別れ話、近所に住んでいる有名人の辛辣な裏話、などが多いですね。 私? もちろん、頷いているだけです。この人たちを敵に回したら学校での立場難しくなるかなぁ、なんて思いながら(笑)。で最後に、私に話がふられましたよ。ルイーズが「ムッシュ辻、あなた恋人つくらないの?」。来た来た。私はほくそ笑みました。「いろいろとあったからね、疲れて、しばらく1人でいたんだよ」「1人で寂しくないの?」「息子の世話で手一杯だよ。仕事もあるし」「もったいない」「もったいないな、まだ若いのに」「もったいないわ~」と3人が同じようなことを言いました。57歳でもったいない、だなんて、口説かれてるみたいで嬉しくなりますね。あはは。ママ友、でも、大事なんですよ。私が忙しい時、息子を大事に預かってくれるわけですから。 さて、暑い日が続いていますが、辻式冷やし西洋麺をご紹介したいと思います。 まず下準備(2人前)から。ジュレ材料:だし1カップ、だし醤油大さじ4、酢大さじ4、砂糖大さじ2、ごま油大さじ1、しょうが粉末小さじ1、ゼラチン4g。鍋にだしを入れ、ひと煮立ちさせる。そこに、だし醤油、お酢、砂糖、ごま油、しょうが粉末を入れもう一度煮立たせる。熱いうちにタッパーに移し、水で戻したゼラチンを入れて再度混ぜ、冷蔵庫で固める。 ごまだれ材料:ごまペースト大さじ2、だし醤油大さじ1、砂糖小さじ1、生クリーム大さじ2、マヨネーズ大さじ2分の1、すりごま大さじ1。全てをボウルに入れ、混ぜる。 トマトスープ材料:トマト大1個、パプリカ100g、玉ねぎ15g、きゅうり60g、耳なし食パン1枚分、オリーブオイル大さじ4、塩小さじ1。トマトの皮を湯むき、きゅうりの皮をむいて、全ての野菜を小さめに切る。材料全てをミキサーにかけてジュース状になったら冷蔵庫で冷やしておく。 下準備もラストスパート。薄切り牛肉100g(分量外)をさっとしゃぶしゃぶする。そして、沸騰した湯に酢と塩(分量外)を適量入れ、箸で円を描くようにかきまぜる。そこに、卵2個(分量外)を落としてポーチドエッグの完成。 では、作ってみましょう。まず、大鍋に水2リットル(分量外)を沸かし、重曹大さじ2、塩大さじ1(全て分量外)を入れ、お好きなパスタ160g(分量外)を投入。フェデリーニの場合、通常(6分)より2分長く茹で、水でよく洗い、ぬめりをとる。皿にトマトスープをベースに敷き、中心にパスタを置き、薄切りにしたきゅうり(分量外)を周囲にちりばめる。その上にジュレを満遍なく散らし、パスタの上にしゃぶしゃぶ肉、その上にごまだれ、さらにポーチドエッグをのせましょう。 真夏にぴったりの豪華で美味しい冷やし西洋麺です。 ボナペティ! 本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!
2017年08月22日小さい頃、大好きだったアニメのひとつが「アルプスの少女ハイジ」。幼な心に憶えているのが、ハイジが過ごすアルプスでの自然豊かな暮らし。原っぱをごろごろ転がってみたり、ブランコをこぐときにテーマソングを歌ってみたりと、アルプスへの憧れを胸に、ハイジになりきって遊んでいたのをよく覚えています。そんな名作アニメが、実写映画「ハイジ アルプスの物語」になり、8月26日(土)から公開されます。ハイジファンとして、「これは見逃せない!」と、ひと足先に鑑賞してきました。舞台はスイスのアルプス。大自然に囲まれた美しい場所に来たハイジ舞台はスイスのアルプス。両親が亡くなり、親戚のデーテおばさんに面倒をみてもらっていたハイジは、おばさんの仕事の都合で、アルプスの山小屋にひとりで住むおじいさん(アルムおんじ)の元に連れて行かれてしまいます。無口で人付き合いが苦手なおじいさんだけれど、少しずつハイジを受け入れ、心を通い合わせるようになります。ハイジはヤギ飼いのペーターと仲良くなり、アルプスの暮らしを満喫しはじめますが、再びデーテおばさんがやってきて、「フランクフルトの大きなお屋敷に住める」とハイジを連れ去ってしまいます。そこで出会うのが、お嬢様のクララ。足が悪く車いすで暮らしているクララの話し相手として、ハイジが連れてこられたのでした。ストーリーは、アニメとほぼ同じ。実はアニメにも原作があり、元祖はスイスの作家ヨハンナ・シュピリによる1880年に出版された児童文学「アルプスの少女ハイジ」です。これまで60以上の言語に訳され、5000万部以上が発行されている人気の物語です。ハイジはカーリーヘアに! アニメのイメージと変わらない、すばらしいキャスティングハイジ役を演じるアヌーク・シュテフェンは、撮影当時まだ9歳。500人の候補の中からハイジ役を射止め、デビューを果たしました。アニメのおかっぱのようなヘアスタイルから、カーリーでラフなパーマが愛嬌たっぷり。キュートでエネルギッシュな雰囲気がハイジ役にぴったりです。両親を亡くし、数奇な運命をたどることになっても、いつも前向きで積極的に生きるハイジに元気がもらえます。やんちゃなペーター役の少年や、アルムおんじを演じたブルーノ・ガンツなど、アニメのイメージにぴたりと合うキャスティングもすばらしいです。クララは足が悪い以外は元気ですが、線が細く美少女という点は同じです。子ヤギのユキちゃん、かわいいリスのようなアルプスマーモットなど、おなじみ動物たちも登場します。アルムおんじが飼っていた犬、ヨーゼフはいませんでしたが、クララの屋敷で飼っている子猫たちもいました。干し草のベッド、パン、ヤギのミルク。気になる3つは、どう映像化されていた?そして、もっとも気になっていた3つ。干し草のベッドと、白パン・黒パン・溶けたチーズのパン、絞り立てのヤギのミルクはどうでしょうか?干し草のベッドは、アルムおんじの屋根裏にありました! 茶色ではなく青めの干し草で、シーツなどは敷かないで、そのまま寝床として使っていました。白パン・黒パン・チーズのパンもすべてありました。黒パンはペーターの家に遊びに行った時に、白パンはクララの家に行った時に食卓に登場します。ペーターのおばあさんは歯が悪く、固い黒パンが食べられないことから、ハイジはクララの家で白パンを隠して持って帰ろうとする優しいエピソードもありました。暖炉で加熱したチーズをナイフで落とし、とろ〜り溶けたチーズをのせて食べるパンは、とてもおいしそうでした。木皿に絞り立てのヤギのミルクを注ぎ、ごくごく飲むシーンは、とても豪快です。一度は、自分も体験してみたいと思いました。大人になった今だからこそ分かる、ハイジが伝えたかったことアニメのほとんどがリアルに再現されていたので、それを見るのも楽しいですが、それ以上に、幼い頃によくわからなかった物語のストーリーや登場人物の心情、ハイジが置かれた状況がよくわかり、「アルプスの少女ハイジ」の魅力を改めて理解できたような気がします。また、どんなときも人を思いやることの大切さ、夢や希望をもつことの強さ、やりたいことは人に何を言われてもやる…など、子どもはもちろん、大人にも響くメッセージがたくさんあります。ストーリーもとてもシンプルでわかりやすいので、子どもでも十分楽しめます。夏休み最後の思い出に、「ハイジ アルプスの物語」をぜひ親子で観に行ってみてくださいね。------------------------------------「ハイジ アルプスの物語」8月26日(土)、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー監督:アラン・グスポーナー出演:アヌーク・シュテフェン、ブルーノ・ガンツ、イザベル・オットマン他WEB:©2015 Zodiac Pictures Ltd / Claussen+Putz Filmproduktion GmbH / Studiocanal Film GmbH---------------------<文:フリーランス記者武田由紀子>
2017年08月21日ベルばらコスメから新商品が登場株式会社バンダイは自社が展開するコスメブランド「ベルサイユのばら」コスメシリーズから、8月14日発売の「ベルサイユのばら ハイドロゲル目元パック」に続き、9月18日に「ベルサイユのばら まつ毛美容液」を発売する。ベルサイユのばらは池田理代子氏によって描かれた漫画作品。史実を元にしたフィクション作品で、漫画だけでなくアニメや宝塚歌劇団による舞台もかなりの人気だ。作品自体の内容を知らなくても、「オスカル」や「マリー・アントワネット」などのイラストを目にしたことがある人はかなり多いだろう。同社は2007年からベルサイユのばらコスメシリーズとしてマスカラやアイライナーを発売。同作品の登場人物のように印象的な目元を作るアイテムとして、作品のファンだけでなく多くのユーザーに愛されているシリーズだ。印象的なパッケージが目印今回登場するのはメイクアイテムではなくアイケア商品。「ベルサイユのばら ハイドロゲル目元パック」は美容成分を閉じ込めたジェリー状のシートを目元に貼り付けることで、うるおいで満たされた弾力のある目元へと導く。「ベルサイユのばら まつ毛美容液」は筆タイプのまつげ用美容液で、まつげの根元に美容液を塗りやすい仕様になっている。アイライナーのようにコシのある筆になっているため、細かい部分にも塗りやすい。どちらの商品もベルばらファンでなくても思わず手に取りたくなるようなマリー・アントワネットの印象的なパッケージが目印だ。(画像はプレスリリースより)(C)池田理代子プロダクション【参考】※株式会社バンダイプレスリリース
2017年08月20日ハリウッドの大物女優たちが断り続けた衝撃のキャラクターを熱演し、第89回アカデミー賞主演女優賞ノミネートほか、数多くの賞に輝いたイザベル・ユペール主演『エルELLE』。8月25日(金)に迫った公開を前に、ユペールが自身の演技論について熱く語ったインタビュー映像がシネマカフェに到着した。本作は、『氷の微笑』などで知られる巨匠ポール・ヴァーホーヴェン監督が、“フランスの至宝”ユペールを主演に迎えて放つ異色のサスペンス。性的暴行を受けながら、警察には頼らず自ら犯人を追及するキャリアウーマン、ミシェルという難役をユペールは熱演。数々のドラマを生んだ本年度の賞レースで、本作はひときわ異彩を放ちながらも133ノミネート69受賞(7月18日現在)、フランス映画にしてアカデミー賞主演女優賞ノミネートも果たした。ユペールといえば、『ピアニスト』(ミヒャエル・ハネケ監督)でカンヌ国際映画祭女優賞、『主婦マリーがしたこと』(クロード・シャブロル監督)などでヴェネチア国際映画祭女優賞、『8人の女たち』(フランソワ・オゾン監督)でベルリン国際映画賞銀熊賞(芸術貢献賞)と、世界三大映画祭の全てで賞を獲得、本作で初のオスカーノミネートも果たした世界でも指折りの演技派。このたびの映像では、キャラクターへの理解度の高さという基本的な要素を認めつつ、一方で、役を理想化するのではなく役のリアルに迫ることを心掛けていると彼女は語る。観客の共感や心地よさを得やすくしなければならない、という風潮を暗に批判しつつ、「ただ役の真実を演じたい」とモットーを挙げた。続けて、“悪いことをするキャラクター”を例に挙げながら自身のキャラクター論についても言及。「悪いことをする」からといって「その人が“悪”ではない」と断言する。ミシェルは、映画の冒頭で男に襲われるが、物語を通じて犯罪被害者としてだけではないさまさまな側面を覗かせ、その複雑で独特な人物像に観客は戸惑いながらも引き込まれていく。同時に、彼女を取り巻く人々もまた、多様な表情を持っているのも本作の魅力。ユペールの言葉は、本作を紐解く大きなヒントにもなっているようだ。『エルELLE』は8月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月20日AfternoonTeaLIVINGが、8月24日(木)から「LaVieenFleurs~花とアートとフランスの暮らし~」をテーマに展開。8月24日(木)からは“パリの朝食”、9月7日(木)からは”フランスの香り”を提案。パリ在住のアーティスト、イザベル・ボワノ氏のアートを用いたアイテムや、クリエイター・青木むすび氏が手掛けたイメージヴィジュアルなども登場します。La Vie en Fleurs~花とアートとフランスの暮らし~第1弾として8月24日(木)からは“パリの朝食”が始まります。パリ在住アーティスト、イザベル・ボワノ氏によるお気に入りの朝食スタイルとともにユニークなアイテムが登場。トロンプルイユ(仏語:目の錯覚の意)のアート手法を用いた、クロワッサンやパン・オ・レザンがまるでそこにあるかのようなフォトジェニックなプレートやトリコロールカラーが象徴的なカフェオレボウル、フランスのガラスメーカー、デュラレックスの“ピカルディ”、ライヨールのバターナイフなどがラインナップします。第2弾“フランスの香り”は9月7日(木)からスタート。フランス・グラース製の香料を使用したディフューザーやオーガニックボディケアシリーズが展開します。ディフューザーにはフランス人アーティストがデザインしたアートが施されています。「フランス」を楽しむプレゼント、イザベル・ボワノ氏によるフランスモチーフの限定ノベルティもライフスタイルにフランス気分をとりいれて楽しめるロゼワインやフラワーアレンジメントなどの、プレゼント・キャンペーンが8月24日(木)から実施されます。また、9月7日(木)~4日間限定で、毎日日替わりのスペシャルノベルティが登場。税込4,320円以上購入のお客様に、先着でイザベル・ボワノ氏のアートを用いた特別なチャームがプレゼントされます。AfternoonTeaのWEBサイトからお申し込みいただくと、抽選でフランス気分を味わえる素敵なプレゼントが届きます。応募期間:8/24(木)~9/27(水)プレゼント内容:A賞フランスロゼワイン&ロゼシャンパンの2本セット10名様B賞花屋「ŒUVRE/ウヴル」のフラワーアレンジメント40名様※当選者への発送をもって当選発表に代えさせていただきます。Afternoon TeaのWEBサイト①9/1(金)~ミニトートバッグ税込4,320円以上ご購入のお客様に先着でトリコロールカラーのミニバッグ(非売品)を先着3,000名様(全国合計)にプレゼントします。※ノベルティは無くなり次第終了となります。②9/7(木)・9/8(金)・9/9(土)・9/10(日)4日間限定ノベルティ税込4,320円以上ご購入のお客様に、9/7(木)~4日間日替わり先着でイザベル・ボワノ氏のアートを用いたアイシングクッキー風チャーム(非売品)をプレゼント。毎日異なるチャームをご用意しています。※ノベルティは無くなり次第終了となります。チャームの種類は⽇替わりとなるため、お選びいただけません。(4日間限定・各日先着)商品の一例陶器三角プレート各900円メラミンプレート各700円~1,000円メラミンボウル各500円グラス(ピカルディ)各650円バターナイフ各1,400円ティーポット2,800円マグカップ900円メラミンタンブラー各500円ココット各500円ケーキスタンド1,500円陶器プレートS各900円陶器プレートL各1,200円陶器カフェオレボウル1,500円ディフューザー各1,800円、ディフューザー(3本セット)1,800円ボディケアセット2,200円、ボディ&ヘアバーム1,500円、ボディ&ヘアミスト1,500円ボディ&ヘアオイル1,500円、ハンド&ネイルクリームL1,200円※金額はすべて税別
2017年08月10日女優・仲里依紗のファッションをお手本に…。個性あるチェック柄アイテムを主役に、色でコントラストを利かせて。ライトピンクのヘアとも相まって、どこか’80sムード漂うスタイルに。仲里依紗の「チェック・モード」です。フルレングスとウエストタックで、美しいラインを際立たせる。グラデーションをつけた、大きめのブロックチェックが目を引く一着。ウエストにたっぷりとタックがとられた女性らしいフォルムでありながら、袖をカットオフにするなど、ラフなアクセントにも技が光る。ビビッドなオレンジパンプスと大ぶりのストーンピアスが、レディな雰囲気を後押し。ドレス¥52,000(イザベル マラン エトワール/イザベル マランTEL:03・5772・0412)ピアス¥17,000(ルル フロスト/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店TEL:03・5366・5425)パンプス¥82,000(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京TEL:03・6712・6809)ユニークな異素材の組み合わせが立体感を生む。チュール素材のブラウスをミックスした、今シーズンらしいスタイリング。ナイロンを織り込んだツイードジャケットのさりげない光沢感が、品のある佇まいに。随所に施されたフリンジや、大胆に落としたドロップショルダーも、モード感をプラスする鍵。ジャケット¥76,000(タロウホリウチ/ヒラオインクTEL:03・5771・8809)ブラウス¥30,000(k3&co./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)スカート¥30,000(カレンテージ/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)トレンドの素材&柄で、一気に旬度がアップ。ベルベットに注目が集まる今季。色で遊んだベルベットのアイテムに合わせたのは、股上の深いボリューミーなチェック柄パンツ。高めにウエストマークして、トップをコンパクトにまとめるのが正解。トップス¥12,000(G.V.G.V./k3 OFFICE)パンツ¥25,000(アダム エ ロペ/アダム エ ロペTEL:0120・298・133)ベルト¥16,000(ポンティ/ハルミ ショールームTEL:03・6433・5395)ネックレス¥36,000(ルル フロスト/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店)シューズ¥105,000(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)インパクト抜群!ビッグシャツ+コルセット。次なるItアイテなムの“コルセットベルト”は、共布なら親しみやすい印象に。オーバーサイズに仕立てられたメンズライクなコットンシャツも、ベルト一つで表情が激変。同じレースアップのニーハイブーツを合わせ、絶妙な丈バランスを楽しんで。シャツ¥36,000コルセットベルト¥19,000(共にファセッタズムTEL:03・6447・2852)パンプキンパンツ¥22,000(k3&co./k3 OFFICE) ニーハイブーツ¥107,000(オープニングセレモニー/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)Riisa Nakaなか・りいさ1989年10月18日生まれ。長崎県出身。女優。ドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)に山田波子役で出演中。またWOWOWプライムの連続ドラマ『プラージュ』が8月12日よりスタート。※『anan』2017年8月9日号より。写真・後藤啓太スタイリスト・吉田 恵ヘア&メイク・FUMIKO HIRAGA for SENSE OF HUMOUR(by anan編集部)
2017年08月02日大ヒット映画『死霊館』に登場し、世界を恐怖のどん底に突き落とした“実在する”呪われた人形<アナベル>の驚くべき誕生の秘密に迫る『アナベル 死霊人形の誕生』。全世界興行収入1,000億円超えの『死霊館』シリーズの最新作となる本作の予告編がこのほど到着。あわせて背筋も凍るポスタービジュアルも公開された。新生活のために田舎の屋敷へやって来たシスターと孤児の少女6人。次第に屋敷に漂う不気味な雰囲気に恐怖を覚える彼女たちだったが、ある晩ひとりの少女が、部屋の奥に隠されていたはずの人形<アナベル>を見つけてしまう!呪いの封印を解かれた<アナベル>は、数々の異常現象を巻き起こし、執拗に少女たちを追い詰めていく。逃げても捨てても、<彼女>はどこまでも“憑いて”くる――!“アナベル”は、“史上最も呪われた人形”として現在もアメリカ・コネティカット州のオカルト博物館に保管されている実在の人形。神父によって月2回の祈祷が実施されるほど強力な呪いの力を持つ存在として知られている。製作は、大人気ホラー映画『ソウ』『死霊館』シリーズから『ワイルド・スピード SKY MISSION』まで手掛ける稀代のヒットメーカー、ジェームズ・ワン。また長編デビュー作『ライト/オフ』が高い評価を集めたデイビッド・F・サンドバーグが監督を務め、現代ホラー映画の名手たちの超強力タッグによって、最恐の死霊人形<アナベル>の誕生と呪いの起源を描いていく。予告編では、“アナベルに似た”少女や、未知の力によって宙に浮くシスター、巨大な井戸の中から突如謎の腕が飛び出し引きずり込まれる場面など、強力な呪いの力を感じさせる恐怖シーンが多数登場。さらに、これまで明かされることのなかった<アナベル>誕生の秘密にも触れている。屋敷の主である人形職人の夫婦、彼らにはかつて事故で亡くした<アナベル>という名の愛娘がいた…。果たして人形の正体とは?知られざる恐怖の始まりとは?恐怖心と好奇心を駆り立てる映像に仕上がっている。また同時に公開されたのは、逃げ場のない<アナベル>の呪いの強大さを物語る「死ヌマデ、離レナイ。」というコピーが書かれたポスタービジュアル。そこには、物語の舞台となる屋敷を背に、<アナベル>を抱いた少女の姿が。その前には恐怖の古井戸があり、最新の洋画ホラー作品のビジュアルながら、かつて一世を風靡した邦画ホラー『リング』を連想させるかのようなビジュアルとなっている。『アナベル 死霊人形の誕生』は10月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月26日伊藤ハムの、選べて楽しいチーズキューブ「ベルキューブ」から、チーズ好きの人が好むフレーバーをアソートした「ベルキューブチーズ好きのためのセレクト」が新発売されました。チーズの味をしっかり楽しめる3つのフレーバー「ベルキューブチーズ好きのためのセレクト」は、朝食・間食など「新たな食シーン」にも合うフレーバーをアソート。チーズの味を楽しめる「プレーン」、「香ばしいエメンタールチーズ風味」、「チェダーチーズ入り」と、子どもから年配の方まで、幅広く楽しめる点もポイントです。商品概要【商品名&内容量】ベルキューブチーズ好きのためのセレクト125g【希望小売価格】498円(+消費税)【発売地区】全国【発売日】2017年7月10日問い合わせ先伊藤ハムお客様相談室フリーダイヤル:0120-01-1186Email:info@itoham.co.jp
2017年07月12日2014年、実在する死霊人形「アナベル」の呪いの恐怖を描き、記録的な大ヒットを記録した映画『アナベル 死霊館の人形』。この度、そのアナベル誕生の起源に迫る最新作『Annabelle: Creation』(原題)が、『アナベル 死霊人形の誕生』の邦題で10月13日(金)より日本公開されることが決定した。本作で描かれるのは、死霊人形アナベルの誕生と呪いの始まりの物語。数年前に幼い娘を亡くす悲劇に見舞われた、人形職人とその妻。彼らの館に、閉鎖に追い込まれた孤児院のシスターと6人の少女たちがやってくる。ようやくたどり着いた新居に喜んだのも束の間、やがて彼女たちは人形職人がつくった人形アナベルに狙われ、恐怖の呪縛にとらわれていく…。日に日に激化していく異常現象、館中に響き渡る少女たちの悲鳴、どこまでも“憑いて”くるアナベル…。果たして、彼女たちは呪いから逃れることが出来るのか?そしてついに明かされる、アナベル誕生の秘密とは――!?映画のタイトルにもなっている“アナベル”とは、「史上最も呪われた人形」として、現在も米コネティカット州のオカルト博物館に保管されている実在の人形。神父によって月2回の祈祷が実施されるほど、強力な呪いの力を持つ存在として知られている。そんな恐ろしすぎる死霊人形アナベルは、大ヒットホラー映画『死霊館』シリーズにも登場し、一度見たら忘れられないビジュアルと不気味さで世界的に注目される存在に。シリーズの中でも特にアナベルにフィーチャーした『アナベル 死霊館の人形』は、呪いや異常現象だけにとどまらない重厚なドラマが高い評価を集め大ヒットを記録。そして今回、『死霊館』シリーズの最新作にして原点である『アナベル 死霊人形の誕生』が日本に上陸する。そして待望の本作には、現代ホラー映画の名手たちが集結。製作は前作に引き続き、『ソウ』『死霊館』といったホラー作品から『ワイルド・スピード SKY MISSION』など、幅広く手腕を発揮する稀代のヒットメーカー、ジェームズ・ワンが担当。さらに監督には長編デビュー作『ライト/オフ』が高い評価を受けた新進気鋭のデイビッド・F・サンドバーグ。『ライト/オフ』でも製作・監督を務めたコンビによる、ホラー映画界の強力タッグが再び実現している。アナベルに戦慄するシスターと少女たちを演じるのは、『007 スペクター』のステファニー・シグマン、『フィフス・ウェイブ』のタリタ・ベイトマン、『NY心霊捜査官』のルル・ウィルソンとフレッシュな顔ぶれが。そして、『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』のアンソニー・ラパリア、『ロード・オブ・ザ・リング』のミランダ・オットーらベテラン勢も加わる。『アナベル 死霊人形の誕生』は10月13日(金)新宿ピカデリーほかにて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月12日スペインのアカデミー賞である第30回ゴヤ賞で、作品賞や監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞と最多5冠に輝いた『しあわせな人生の選択』が、7月1日(土)より日本公開される。本作で主人公を演じるのは、米アカデミー賞最優秀外国語映画賞『瞳の奥の秘密』やアルゼンチンの大ヒット作『人生スイッチ』などで知られるリカルド・ダリン。このほど、彼が演じる余命わずかな主人公が、愛犬を心配するあまり、かかりつけの獣医を困らせてしまう(?)本編映像がシネマカフェに到着した。フリアン(リカルド・ダリン)はスペインで俳優として活躍し、愛犬トルーマンと暮らしていた。一方、トマス(ハビエル・カマラ)はカナダの大学で教鞭をとりながら家族と暮らし、2人はそれぞれの人生を送っていた。年月は流れ、ある日突然トマスがフリアンの前に姿を現す。それは、フリアンのいとこパウラ(ドロレス・フォンシ)から彼の具合がよくないと聞かされたからだった。フリアンはすでに治療をやめ、身辺整理を始めていた。説教されることを嫌がり、最初は親友トマスを追い出そうとするが、トマスはそんなことはおかまいなしに4日間滞在するという。やがて2人は、昔の遠慮のない関係に戻り、フリアンの残り少ない時間を愛犬トルーマンの里親探しや、留学中の息子に会いに行くことなどに費やす。それは2人が一緒に過ごせる最後の日々でもあった――。ペドロ・アルモドバル監督『オール・アバウト・マイ・マザー』やイザベル・コイシェ監督『あなたになら言える秘密のこと』など、数々の名作を世に送り出してきたスペイン映画界から新たに誕生した傑作といえる本作。余命わずかな日々を愛犬トルーマンと共に過ごす男フリアンをきめ細やかに演じるのは、アルゼンチンで最も有名な演技派俳優の1人、リカルド・ダリン。フリアンに振り回されながらも一緒に行動し寄り添う親友トマスを、『トーク・トゥ・ハー』のハビエル・カマラが演じ、フリアンの忠犬トルーマンの演技と存在感も必見となっている。今回解禁された本編映像では、余命わずかな主人公フリアンが親友トマスと共に行きつけの動物病院を訪れるところから始まる。フリアンには長年共に暮らしている愛犬のトルーマンがいる。この先、自分がいなくなった後にひとり残されてしまう愛犬の身を案じ、フリアンは新しい里親を探していたのだ。獣医に「いままでの飼い主がいなくなると犬も喪失感を感じるか?」「新しい里親は自分と同じ独り暮らしの男がいいのか?」と、質問攻めにするフリアン。揚げ句、「あいつ、ほかの犬と暮らせるかな」と心配そうにつぶやく。そんなフリアンの愛犬トルーマンに対する過保護ぶりに、友人のトマスは若干あきれ気味。果たして、フリアンは納得のいく新しい里親を見つけることができるのだろうか…。また、フリアンとトマスが共に過ごす4日間はどのようなものになるのだろうか。2人の名優が織りなす、男たちの友情の行方も気になるばかりだ。『しあわせな人生の選択』は7月1日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:しあわせな人生の選択 2017年7月1日よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開(C) IMPOSIBLE FILMS, S.L. /TRUMANFILM A.I.E./BD CINE S.R.L. 2015
2017年06月25日アメリカ発のメキシカン・ファストフード「タコベル(Taco Bell)」が関西へ進出。大阪・道頓堀に、タコベル 道頓堀店を2017年8月下旬にオープンする。「タコベル」は、1962年にアメリカ・カリフォルニアで生まれた、メキシカン・ファストフードのブランド。注文を受けて作られるフレッシュなタコスやブリトーで人気を博し、全米を中心に世界で7,000店舗以上を展開している。日本に上陸したのは、2015年4月。渋谷・道玄坂にオープンした日本1号店は、多くのメディアが取り上げ注目を集めた。以後、日テレプラザ店、青山骨董通り店、アクアシティお台場店と都内に4店舗を展開。「ぜひ関西にも来てほしい」そういった希望にこたえて、大阪1号店のオープンが実現した。看板メニューとなるのは、トルティーヤに肉、レタス、チェダーチーズなどの具材を入れた「タコス」だ。ソフトシェル・ハードシェルから好みのものが選べ、辛さ調整なども可能。お好みの肉、サルサ、野菜、さらにお米をトルティーヤで巻いた「ブリトー」や、お肉とサワークリーム、とろとろのチーズソースなどを合わせて、さらにレタスとトマトを重ね、香ばしくグリルした「クランチラップ」なども人気だ。サイドメニューは「ナチョス」がオススメだ。チーズ、アボカドソース、サワークリームといったトッピングにつけて、味わうことができる。【ショップ詳細】タコベル 道頓堀店オープン時期:2017年8月下旬住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-9-1ベルスードビル2F営業時間:10:00~23:00店舗面積:48坪席数:53席
2017年06月19日監督マイケル・ベイ、製作総指揮スティーブン・スピルバーグによる世界的大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』の最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』。この度、ついに本作の本ポスターが完成し、戦闘の最中にバラバラになったバンブルビーが、一瞬にして結集して反撃に転ずる特別映像も到着した。人類とトランスフォーマーたちは戦い、オプティマス・プライムは消息を絶った。未来を救う鍵は過去の秘密――地球史から隠し続けられてきたトランスフォーマーの秘密に隠されていた。そして、地球を救うために予想外のチームが組まれる。発明家ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)、オプティマス無き後にオートボットのリーダーとなったバンブルビー、英国貴族の謎めいた老人(アンソニー・ホプキンス)、オクスフォード大学の女教授(ローラ・ハドック)。誰もが一度は変化を起こすために立ち上がらなければいけないときがある。本作では追われる者がヒーローに。また、ヒーローは悪につく。彼らと人類、生き残るのは果たしてどちらか…!?過去4作の全世界累計興行収入が約4,200億円を記録する大ヒット作『トランスフォーマー』シリーズ。最新作では、トランスフォーマーと人類の歴史の謎が明かされるということで早い段階から話題に。1,000年以上前から語り継がれるアーサー王の伝説や、有名なストーンヘンジに隠されたトランスフォーマーの秘密とは…ついに最終章がこの夏幕を開ける!到着したポスタービジュアルは、人類滅亡を宣言したダーク・オプティマスのほか、人類を守るために戦友オプティマスに立ち向かうバンブルビー、一緒に戦う初登場・スクィークス、まるで中世の騎士のような姿をしたトランスフォーマーや西洋のドラゴンのような竜型タイプなど、本作のキーとなるアーサー王伝説ほか第2次大戦など人類の歴史と深く関わってきたトランスフォーマーたちが勢揃い!果たして、発明家ケイド(マーク・ウォールバーグ)、イザベル(イザベラ・モナー)、ヴィヴィアン(ローラ・ハドック)、そして歴史の謎のすべてを知る謎の紳士、バートン卿(アンソニー・ホプキンス)はこの迫りくる脅威を超えられるのか!?「最後の騎士王」とは一体誰なのか?と期待高まるビジュアルとなっている。そして、ポスターと併せて公開された特別映像では、地に横たわるバンブルビーの腕が突如として動き出したかと思えば、バラバラになった各ボディパーツがスクラップの車をふっ飛ばしながら結集する衝撃の瞬間が映し出されている。映像は約10秒と一瞬だが、最後に頭を装着しニクい表情を見せるあたりは、お調子者のバンブルビーらしい。ベイ監督は、「日本のファンは常に私の作品を支えてきてくれた。今作も観てもらえることを願うよ。今作はいままでとはまったく違う新しくて新鮮な作品だ。口先だけで同じことを言う人は大勢いるけど、私は本心から言っている。事実だからね」と作品に対する絶対の自信が伺えるコメントを寄せている。『トランスフォーマー/最後の騎士王』は8月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トランスフォーマー/最後の騎士王 2017年夏、全国にて公開(C) 2016 Industrial Light & Magic, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd., All Rights Reserved
2017年06月16日6月22~25日に開催される「フランス映画祭2017」に合わせ、来日が予定されているフランス映画界の至宝イザベル・ユペール。その出演作『アスファルト』のDVD特典映像から、ユペールが日本のファンに向けて語るコメント映像が公開された。舞台は、エレベーターの壊れた郊外のおんぼろ団地。かつての輝きを取り戻そうと奮闘する女優とそれを見守る鍵っ子高校生、意外なきっかけで恋に落ちる夜勤の看護師と車椅子に乗った“自称”カメラマン、なぜかその団地に不時着したNASAの宇宙飛行士と英語が通じないマダム。不器用だが、愛すべき6人の男女に突然舞い降りた思いがけない奇跡の出逢い。何の変哲もない灰色がかったモノトーンの箱から、1人1人の人生が色鮮やかにあふれ出す――。本作は、不器用だが愛すべき6人の男女の孤独な日常にふと訪れた、奇跡の出逢いを描いた心温まる珠玉作。ユペールをはじめ、『ゴースト・イン・ザ・シェル』にも出演していたマイケル・ピット、イタリア映画に欠かせない存在であるヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、フランスの新星イケメン、ジュール・ベンシェトリら豪華キャストが集結したことでも話題となった。そんな本作から今回公開されたのは、DVDの特典映像として収録されたユペールのインタビュー映像の一部。作が日本に紹介されたことは「すでに万国共通の普遍性を持っている証拠」と語っており、本作の持つ詩情は「感性豊かな日本の観客に必ず響くと思うわ」と、日本での反応にも期待を寄せている。昨年、自身で団長を務めた「フランス映画祭」では本作『アスファルト』と『愛と死の谷』の2作が上映され、今年は『未来よ こんにちは』が日本公開、さらにオスカーに初ノミネートされた『エルELLE』を引っさげ再び来日を果たすユペール。第一線で活躍を続ける彼女の日本への思いに注目してみて。『アスファルト』 DVDは発売&レンタル中。(text:cinemacafe.net)
2017年06月03日2017年6月4日(日)から7月30日(日) の57日間開催される「北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017」。芸術・自然・食が集う長野県大町市を舞台に行われる北アルプス国際芸術祭へ、ぜひ足を運んでみてください。「北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017」とは?北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017は、北アルプス山麓の地域資源を世界へ発信することを目的とした食とアートのイベントです。舞台は3,000m級の山々が連なる北アルプス山脈の麓、長野県大町市。古くから塩の道千国街道の宿場町として栄え、豊かな水と澄んだ空気、青々とした自然が息づく四季折々の景観に恵まれた場所です。現在大町市は人口約28,000人。北アルプス登山の拠点や立山黒部アルペンルートの玄関口として多くの観光客で賑わいますが、近年日本創成会議が発表した消滅可能性都市に上がるほど過疎高齢化が進む町です。今回そんな大町市を盛り上げようと開催されるのが、北アルプス国際芸術祭。土地固有の生活文化を表現する「食」と地域の魅力を再発見する「アート」の力によって大町市の魅力を世界に発信し、地域再生のきっかけになることを目標にしています。●展示場所は大町の歴史や豊かな自然が溢れる場所。北アルプス国際芸術祭の面白いポイントはその展示場所。普段アート作品が見られる場所は美術館や落ち着いた雰囲気のギャラリーなどが多いと思いますが、北アルプス国際芸術祭では大町の歴史が色濃く残る場所や自然が体感できる場所となっています。ここでは、展示場所であるアートサイトをご紹介していきましょう。●源流エリア北アルプスの雪解け水が流れる鹿島川沿いを中心に作品が展示されている源流エリア。信濃大町の自然環境を肌で感じることができる最も特徴的な場所です。源流エリアで見られる主な作品は、川俣正さんの「源汲•林間テラス」、大平由香理さんの「山の唄」、平田五郎さんの「水面の風景―水の中の光~山間のモノリス」などがあります。●仁科三湖エリア大町市の北の玄関口である仁科三湖。北から長野県有数の深度と透明度を誇る「青木湖」、四季折々の景観を写す「中網湖」、そして今回多くのアート作品が展示される「木崎湖」の3つの湖からなるエリアです。仁科三湖エリアで見られる主な作品は、五十嵐靖晃さんの「雲結い(くもゆい)」、杉原信幸さんの「アルプスの湖舟」、アルフレド&イザベル・アキリザンさんの「ウォーターフィールド(存在と不在)」などがあります。●市街地エリアかつて塩の道千国街道の宿場町として栄えた大町市街地にある、市街地エリア。古い水路や趣深い町屋造りの家々などが今でも多く残っており、大町の歴史を感じることができるエリアです。市街地エリアで見られる主な作品は、湊茉莉さんの「みすずかるしなの」、原倫太郎・原游さんの「たゆたゆの家」、ジミー・リャオさんの「私は大町でー冊の本に出逢った」などがあります。●東山エリア絶景が見られる鷹狩山を含む東山エリア。大町市と北アルプスを同時に眺めることができる鷹狩山は、アートサイトの中でも最も眺望が良い場所です。東山エリアで見られる主な作品は、リー・クーチェさんの「風のはじまり」、フェリーチェ・ヴァリーニさんの「集落のための楕円」、ニコライ・ポリスキーさんの「Bamboo Waves」などがあります。●ダムエリアダムの多い大町市の特徴を取り入れたダムエリア。大町市はアジア最大級の土木建築物・黒部ダムの玄関口であるほか、大町ダム・七倉ダム・高瀬ダムといった近代土木建造物を有する場所です。ダムエリアで見られる主な作品は、パトリック・トゥットフオコさんの「龍(たつ)」、おおたか静流 with 藤本隆行さんの「光影」などがあります。●国内外のアーティストが大集結!北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017では、日本国内外で活躍するアーティストの作品を見ることができます。ここでは、一部のアーティストをご紹介していきましょう!●ニキータ・アレクセーエフモスクワ出身の芸術家です。1960年から80年代にかけてソ連非公認芸術家として活動。代表作には信州の伝承「帚木(ははきぎ)」に基づいた連作ドローイングがあります。●青島左門大町市在住の芸術家です。表現手段は彫刻、絵画、コンセプチュアル・アート、舞台美術、絵本など様々。今回はLEDで生花を照らし、光の色を有機的に変容させる作品が展開されます。●アートプロジェクト気流部2008年から活動を開始した空間アートプロジェクトです。空気や風をモチーフとした作品が特徴的。今回は信濃大町のくぼんだ空間を「空のヘソ」に見立て、空や空気を感じさせる作品が展示されます。●地元の魅力が詰め込まれたグルメにも注目!北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017では、大町市内に店を構える飲食店13軒が、地元の特性を生かしたグルメでおもてなしをしてくれます。アートを楽しみながら街を散策し、絶品料理も味わってみてください。一部をご紹介します。●北アルプス山やまランチ源流エリアの森林に囲まれた爽やかなロッヂ「マルハン爺ヶ岳ロッヂ」でいただける豪華ランチ。メインのカレーライスは、山の形をイメージしたライスに新緑を思わせるグリーンカレーがかかっています。季節の野菜も彩りよく添えられ、食べごたえたっぷりなのにヘルシー。コーヒー付きで1,200円です。●信濃大町盆大正2年から続く老舗お蕎麦屋さん「こばやし」では、もり蕎麦・蕎麦粥・手作りえご・蕎麦茶プリンなどがセットになった蕎麦づくしの食事が楽しめます。大町ならではの郷土食がふんだんに取り入れられたお盆です。●里山タケづくし優しい味わいでほっこり落ち着く里山ごはんが楽しめる、いろり屋やさか。地元産の筍を使った炊き込みご飯やすいとん、風情ある竹の器が魅力的なお惣菜盛り合わせなどが味わえます。近隣には竹を使ったアート作品もあるので、ぜひそちらにも足を運んでみてください。●タカラ昔ながらの蕎麦ざるに、さまざまな角度からそばの美味しさが味わえる遊び心たっぷりの前菜を盛り付け。メインは自慢の信州そばです。前菜からデザートまで、信州の味覚「そば」を味わい尽くせるメニューです・●小祭りドルチェ塩の道ちょうじやでは和と洋の美味しいスイーツが楽しめます。内容は、程よい塩加減がキャラメルの甘さを引き立てるロール大福、大町で古くから親しまれてきたエゴとりんごがコラボしたエゴりんごゼリー、地元産のベリーがたっぷり詰まったフルーツもなかといったスイーツセットです。■イベント詳細名称:北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017開催場所:長野県大町市開催日程:2017年6月4日(日)~7月30日(日) 57日間開催料金:【前売り】一般2,000円、高校生1,000円、小・中学生300円。開催期間中はプラス500円。取り扱い場所などの詳細は公式サイトをご覧ください。アクセス:「長野駅」から特急バス「雷鳥ライナー」乗車後、「信濃大町駅」で下車。所要時間1時間。長野自動車道「安雲野IC」から車で約30分。公式サイト:
2017年05月31日絶望の淵にあるときでも、人はなんとかして立ち直るすべを見つけ、また人生を歩く第一歩を踏み出します。そのとき、手を差し伸べてくれる人がいるなら、人生はそれほど悪くないと言えるのかもしれません。映画『光をくれた人』は、とっても切なく、やるせない物語です。戦争で惨劇を目の当たりにした元軍人トムは心を閉ざし、オーストラリアの孤島で灯台守となります。孤独な人生でしたが、美しく快活なイザベルを妻に迎え、思いもよらない幸せな日々に恵まれるのです。ところがそんな日常は長くは続きません。イザベルは立て続けに流産を経験し、深く傷ついてしまいます。そんな折、2人は流れ着いたボートに、男性の遺体と泣き叫ぶ赤ん坊が乗っているのを発見します。トムには、保全局へ報告する義務がありますが、イザベルは赤ん坊を手放したがりません。そして2人が下した決断は――。誰も悪くないというのに、人生の歯車が狂うとはこういうこと。でも、その中にも“光”をもたらしてくれる、そんな存在のいてくれる日々が描かれているのです。2人が、結ばれるまでの物語もとてもロマンティックです。出会ってすぐに海によって隔てられてしまった2人は、しばらく手紙で思いを交わすのですが、互いにドキドキしながら郵便を待つ姿に、スローライフの趣を感じます。会えない時間、待っている時間が、恋心を募らせ、愛する覚悟を育むということを、すっかり忘れていたことにも気がつきました。でも、この物語が最も美しいのは、結ばれるまでではなく結ばれた後。確かに、過酷な戦場から戻ったトムにとって、イザベルとの出会いは人生に喜びを見出す大きなきっかけとなります。ところが、流産という悲しい出来事が度重なり、2人は試練の時を結婚後まもなく迎えてしまうのです。結婚はエンディングではなく、人生の第二章の始まり。結婚の誓いにもあるように、どんなときにも、むしろ逆境のときにこそ、愛を確認し、深め、支え合って生きるのが夫婦というもの。ハッピーエンドのその先にあるものを誠実に描く本作は、決して甘くはない結婚生活を映し出していきます。絶望の中にあるときに、夫婦は互いの光になれるかという問いを投げかけているかのように。主に夫であるトムの視点から描かれることが多い本作。でも、彼にとって妻が光となったというだけではなく、妻にとって、夫はどう光になれるかを描いているようにも思うのです。あなたにとって、光をくれる人とは誰のことなのか。いま、そばにいる人に感謝することを思い出させてくれる作品です。(text:June Makiguchi)■関連作品:光をくれた人 2017年5月26日より全国にて公開(C) 2016 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC
2017年05月28日マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが、撮影を通じて演技を越えた“本物の愛”が生まれた『光をくれた人』。このほど、本作のワールドプレミアとなった2016年ベネチア国際映画祭にて収録された、貴重な2ショットインタビュー映像が解禁された。結婚したカップルの幸福な記憶と愛の破綻を描いた『ブルーバレンタイン』で大絶賛されたデレク・シアンフランスが監督を務める本作。海に流れ着いた赤ん坊を育てる灯台守の夫婦トムとイザベルには、『それでも夜は明ける』『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー賞に2度ノミネートされたファスベンダーと、『リリーのすべて』で見事アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア。また、子どもの実の母親ハナには、『ナイロビの蜂』でオスカーを手にした名女優レイチェル・ワイズが扮し、彼らそれぞれの幸福と痛みが、我がことのように胸を締めける愛の物語となった。世界各国ですでに高い評価を受けている本作。この作品に惹かれた理由について聞かれたアリシアは、「脚本を読んだとき、ものすごく心を揺さぶられたの。どの登場人物にも共感でき胸が張り裂けそうだった。ある選択をしたトムとイザベルはジレンマに陥ってしまうの。その選択が思わぬ結果を招いて、2人はつらい決断を強いられる。さらに自分たちについても考えさせられたわ」と明かす。「同時に(この作品は)赦しや現実的な問題も描いている。たとえ善人でも最善策を講じるとは限らないと、観客は自らの経験と照らし合わせて必ず何かしら共感できるはずよ」と、本作について語っている。続けてファスベンダーも、「古き良き物語だと感じた。こんな脚本とは滅多に出会えない」と、その印象を語る。「それぞれの登場人物が抱えてる問題はとてもリアルだし 共感できた。2人は流産を経験するが、それは多くの人が知ってる悲しみのはずだ。それについて話すことはタブー視されがちだが、いかに一般的な問題か一度、語り始めると見えてくる」。加えて、「(ハナの夫の)フランツは出身地を理由に迫害され、周囲の無知ゆえに攻撃され結果的に命を失ってしまう。それはいまの難民問題にも共通している。彼が海上で死ぬというのも象徴的だ。さらに“赦し”という癒しの力もこの作品のテーマの1つだと思う」というファスベンダー。「でもシンプルなヒューマンドラマに何よりも惹かれたんだ」と語り、運命的な出会いをすることになった本作に出演を決めた秘話を明かしている。『光をくれた人』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:光をくれた人 2017年5月26日より全国にて公開(C) 2016 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC
2017年05月26日映画『ハイジ アルプスの物語』が、2017年8月26日(土)にYEBISU GARDEN CINEMAほか全国の劇場で公開される。これまでに世界で約60もの言語に翻訳され、5,000万部以上が発行されている児童文学「アルプスの少女ハイジ」。そんなハイジを生んだ国スイスが、21世紀版ハイジとして新たに製作したのが本作だ。500人中から選ばれたアヌーク・シュテフェンがハイジ役にハイジに扮するのは、500人の候補の中から選ばれたアヌーク・シュテフェン。モデル経験はありながらも、カメラの前で演技をするのは本作が初にもかかわらず、愛くるしいハイジをのびのびと演じている。⼭⽺飼いの少年・ペーターには「顔がそっくり」と⾔われたことからオーディションに応募し、⾒事役をつかんだ新星のクイリン・アグリッピ。また、⾜が悪く孤独を抱えるお嬢様クララには⼦役として活躍するイザベル・オットマンが抜擢された。そしてアルムおんじ役を『ヒトラー 〜最期の12日間〜』の名優ブルーノ・ガンツが務める。監督はアラン・グスポーナー監督のアラン・グスポーナーは、「ハイジの物語は子供のころに3作品を観た。70年代のテレビ版、50年代のモノクロ版、それに日本のアニメ版だ。どれもお気に入りだったよ。監督のオファーを受けてまず僕はヨハンナ・シュピリの小説を再読したところ、いろんな問題が詰め込まれたすごくパワーのある社会派ドラマに、すごく引き込まれたんだ。作品の根底には“抑圧からの解放”と“自分の居場所を見つける”というテーマがあることに気付いた。これにはワクワクさせられるし、いつの時代にも通じるとても根源的なテーマだ」と本作についての思いを語っている。ハイジの名場面が蘇る公開された予告編には「ハイジ」と⾔えばまっさきに思い浮かべる名シーンが沢⼭盛り込まれている。アルプスの雄⼤な⾃然に包まれ無邪気に遊ぶハイジとペーター、⼲し草のベッドでおやすみしたり、とろけるチーズをパンにのせて頬張ったり…そして、フランクフルトでのクララとの出会い。ハイジファンの記憶に残る珠⽟の名場⾯が、鮮やかによみがえる。日本語吹き替え版予告が公開そして、日本語吹き替え版キャストが発表。ハイジ役を『夜は短し歩けよ乙女』の花澤香菜、がんこだけど優しいアルムおんじ役を『名探偵コナン』の目暮警部でおなじみの茶風林、車いすの令嬢クララ役を『聲の形』の早見沙織が担当する。また、厳格なクララの教育係ロッテンマイヤー役に本田貴子、ヤギ飼いのペーター役に笹島かほるなど個性ある実力派声優らが参加する。吹替え版の演出は、ベテラン声優である千葉繁が務める。日本でもアニメーション化され、“子供に見せたい名作アニメ”として、真っ先にその名があがるハイジ。なぜ学ぶことが必要なのか、なぜ人を思いやることが大切なのか。大人の心にも響くメッセージをまぶしい笑顔で教えてくれるハイジの物語が、時を超えてスクリーンにやってくる。お馴染みのキャラクターたちが撮影の裏話を語るお馴染みのキャラクターたちが勢ぞろいする特別動画では、撮影風景や本編映像を交えながら、キャラクター面々が揃って本作の裏側を語る。ハイジ役のアヌークは、アルプスの⼤⾃然の中での撮影を⼼から楽しみ、カメラの存在を忘れるほどハイジに成りきったという。また、アルムおんじ役のブルーノ・ガンツをはじめ、教育係のロッテンマイヤーさん、ゼーゼマンとクララのおばあさまを演じたキャストらがそれぞれ想いを話している。【作品情報】映画『ハイジ アルプスの物語』公開時期:2017年8月26日(土)出演:アヌーク・シュテフェン、ブルーノ・ガンツ、イザベル・オットマン監督:アラン・グスポーナー原作:「アルプスの少女ハイジ」(講談社青い鳥文庫)原題:HEIDI【ストーリー】アルプスの山の大自然に囲まれ、ガンコだけれど優しい祖父と楽しく暮らしていたハイジ。ところがある日、大富豪のお嬢様のクララの話し相手として、フランクフルトの都会へ連れていかれることに。足が悪く車いす生活を送っていたクララは、明るく素直なハイジに励まされ元気を取り戻していく。ハイジとクララは固い友情で結ばれるが、ハイジは日に日におんじの待つアルプスの山が恋しくなってしかたないのだった...。©2015 Zodiac Pictures Ltd / Claussen+Putz Filmproduktion GmbH / Studiocanal Film GmbH
2017年05月22日今なお世界中で愛され続けているディズニー・アニメーションを実写映画化した『美女と野獣』(公開中)が国内外で大ヒットを飛ばしている。ヒロイン・ベルを演じた女優のエマ・ワトソンは、ベルのキャラクターを絶賛。また、ベルと野獣が初めて出会うシーンに込めた思いも明かした。4月21日に日本公開を迎え、『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートをきった『美女と野獣』。その勢いは止まらず、現在4週連続で週末動員ランキング1位を達成。5月14日までの動員は564万9,320名、興行収入は79億3,794万3000円を記録し、興行収入80億円も目前に迫っている。『ハリーポッター』シリーズのハーマイオニー役で大ブレイクを果たしたエマ・ワトソンがヒロインのベルを熱演。エマは「4歳の頃から『美女と野獣』が大好きだったの!」と語るほどアニメーション版のファンであり、「私はすぐにベルと恋に落ちたわ。だから、ベルを演じることになったのは本当に素晴らしいことよ」と本作への出演に感激していた。そして、「ベルは表面だけを見て簡単に判断したり、説得されてしまったりしない。彼女はどういうわけか、どんな状況でも自分らしくいられて、自分なりの場所が確保できて、自分の視点が持てる人なのよね」とベルの魅力を熱弁し、「それで、この物語を通して彼女は、ほとんど子供っぽいとすら言えるようなイノセントな心や、好奇心、広い心を持つことができているの」と分析。また、ベルが初めて野獣を見るシーンについて、「彼女が彼を見た時、単に驚くのではなくて、そこに好奇心があるように表現したかったの」と明かし、「『きゃー、何これ!』と驚いて自動的に恐がり、嫌がるという風には演じたくなかったの。彼女の反応は、それよりもさらにずっと深くて複雑なものであるべきだと思った。彼女は『これは私がこれまでに見たことがないようなものだから、それが何なのかを理解したいわ』と思ったと思うの」と語った。だからこそ、「私はベルのキャラクターが美しいと思えるの」とエマ。「彼女は、人に思いやりを持つことができて、同情心があって、しかも、疑問を抱ける人なのよね。だから観客もベルが大好きなんだと思うわ。彼女を見ていると、観客も自分の良い部分が引き出されて、それがベルとのつながりになって、共感できると思うの」とベルのキャラクターを絶賛している。(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2017年05月18日