毎年春に杉並公会堂で開催する日本フィル春休みオーケストラ探検「みる・きく・さわる オーケストラ!」も12回目。子どもたちが五感を使って楽しめるフェスティバルで、毎年完売の人気公演だ。今回は、「今こそ子どもたちに聴いていただきたい魅力あるオーケストラ・サウンド」を約60分のオーケストラ・コンサートに凝縮し、永峰大輔さん(指揮)、江原陽子さん(司会)が親しみやすくストーリー仕立てで音楽の世界へ誘う。子どもたちを飽きさせない工夫が満載だ。残念ながら今年は感染症拡大予防のため、楽器体験やバックステージツアー等の各種イベントは行われないが、代わりに、購入者にはアンサンブルの演奏やオーケストラ奏者の1日に迫った「特典映像」をプレゼント。入場は4歳以上で座席は前後左右間隔を空けるなど感染症対策を実施しているので、安心して親子で音楽を楽しんで欲しい。チケット好評発売中!【公演概要】日本フィル春休みオーケストラ探検「みる・きく・さわるオーケストラ!」2021年3月28日(日)11時開演/15時開演杉並公会堂大ホール指揮:永峰大輔司会:江原陽子管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団[プログラム]チャイコフスキー:バレエ《眠れる森の美女》より ワルツビゼー:《子どもの遊び》より「ギャロップ」ビゼー:歌劇《カルメン》より「ジプシーの踊り」ヴィヴァルディ:《四季》「冬」より第2楽章ベートーヴェン:序曲《レオノーレ》第3番マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》より 間奏曲J.シュトラウスⅡ世:歌劇《こうもり》序曲入場券2,500円(全席指定)※休憩なし、約60分の公演です。※ご来場時にマスク着用必須となるため、入場は4歳以上となります。※チケットはお一人様一枚ご用意ください。※感染症対策を施し、政府や自治体等のガイドラインに従って販売いたします。以下を必ずお読みください。(座席数はホールの50%を使用し、前後左右を空けてご着席いただきます。)ご来場時の新型コロナウイルス感染症予防対策のお願い※出演者、曲目等は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。※今後の状況によっては開催できなくなる可能性もございます。開催の可否は当日必ずホームページにて開催をご確認の上、ご出発ください。
2021年03月18日ポール・スミス(Paul Smith)の2021年秋冬ウィメンズコレクションが発表された。クラシックに交わる“サブカルチャー”の記憶メンズコレクションと同様、ポール・スミス自身のデザインに影響を与えてきた“サブカルチャー”を着想源とした、今季のウィメンズコレクション。クラシックなスタイルを基調に、華やかなサブカルチャーの記憶を織り交ぜてゆく。ベースにあるのは、あくまで格調高いベーシックなアイテムの数々。ゆったりとしたシルエットのステンカラーコートや、裾にかけてシャープに広がるオペラタキシードをアレンジしたロングコートに加え、4つボタンのクラシカルな表情のジャケットは、力強いゴールドのほか、シックな表情で仕上げたチェック柄なども揃えた。テーラードジャケットやボタンを密に並べたブルゾンなどは、身体に心地よくフィットする端正なフォルムである一方、セットアップのパンツはワイドで、トップスと鮮やかにシルエットのコントラストをなす。上品な生地感ながらも、裾にかけてすっと広がりアンクル丈でカットされて、軽やかな風を吹き込んでいる。端正なウェアを彩るのは、ペイズリーをはじめとする華やかな柄だ。ミニマルなフォルムに仕上げたドレスやセーター、パンツなどには、艶やかなペイズリーをのせて。また、ブランドを表徴するフラワーモチーフも、レトロに図案化してワンピースやプルオーバーに用いたり、レザーに3Dプリントで施してコートに採用するなど、多彩に変奏された。
2021年03月13日リーボック(Reebok)とスニーカーズエンスタッフ(Sneakersnstuff/以下:SNS)のコラボレーションスニーカー2モデルが登場。限定の「クラシックレザー」とそのアップデートモデルが登場リーボックとSNSのコラボレーションでは、90年代初期のハイキングやアウトドアウォーキングから着想を受けた、限定モデルの「クラシックレザー(Classic Leather)」と、そのアップデートモデル「クラシックレザー レガシー(Classic Leather Legacy)」がラインナップする。「クラシックレザー」は、1983年に登場したリーボックのアイコニックなランニングシューズ。今回のコラボレーションモデルは、ワイルドブラウンやモダンベージュ、スタッコといった淡い色合い基調とし、レトロな雰囲気に仕上げた。一方「クラシックレザー」のアップデートモデルとして登場する「クラシックレザー レガシー」は、ボリューミーなソール部分が特徴の一足。カラーは、温かみあるブラウンやマットゴールド、素材はスエード生地を用いている。両モデルともに共通して、タン部分に両ブランドのロゴを施している。これら2つのモデルは、“ウォーキング コレクション(Walking Collection)”と題したカプセルコレクションに含まれる。その他、90年代初頭のスポーツウェアを彷彿とさせるレトロなトラックパンツ、ロゴ入りのロンT、ブラウンやブラックのトラックパンツなどが揃うカプセルコレクションも展開する。【詳細】リーボック×スニーカーズエンスタッフ コラボレーションスニーカー発売日:2021年3月6日(土)価格:・SNS×Reebok Classic Leather 14,000円+税・SNS×Reebok Classic Leather Legacy 13,000円+税※両モデルとも3.5~13、14、15のユニセックス展開■店舗情報スニーカーズエンスタッフ 東京住所:渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山TEL:03-6868-9901営業時間:12:00~18:00
2021年03月11日創立50周年を迎えた神奈川フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会「県民名曲シリーズ第10回」が3月20日(土)、神奈川県民ホールにて開催される。記念すべき第10回目のテーマは「フランス」。今回の演奏会は二部構成となっており、後半に披露される音楽劇をメインに、第一部ではフランスやヴィクトル・ユゴー原作の作品レ・ミゼゆかりの名曲を披露する。演奏会で披露される60分のレ・ミゼは主人公のジャン・バルジャンをとりまく若者たちが主役となる物語。まずはヴェルディの歌劇「運命の力」でジャン・バルジャンたちに訪れる運命、プッチーニによる歌劇「マノン・レスコー」で愛と悲劇を描写。つづく、「ノートルダム」はレ・ミゼと同じくユゴー原作の作品だ。最後にフランス革命後の世界と同年代に起きた戦争「ウェリントンの勝利」でその時代に想いを馳せる。そして、メインの音楽劇によるレ・ミゼでは、若さゆえの刹那と熱意、愛をジャン・バルジャンの語りにより進めていく。川瀬賢太郎の指揮の元、フル・オーケストラと青木エマ、高野百合絵、大山大輔、加耒徹らのオペラ歌手で聴く、贅沢なレ・ミゼを堪能してほしい。<プログラム>第1部♪ヴェルディ/歌劇「運命の力」序曲♪プッチーニ/歌劇「マノン・レスコー」より“間奏曲”♪シュミット/歌劇「ノートルダム」より“間奏曲”♪ベートーヴェン/ウェリントンの勝利(戦争交響曲)Op.96 17’第2部♪音楽劇による「レ・ミゼラブル(ヴィクトル・ユゴー原作)」~若者たちの60分のレミゼ~1.大橋晃一編曲/ラ・マルセイエーズ2.ジョルダーノ/歌劇「アンドレア・シェニエ」より”Nemico della partia”3.グノー/歌劇「ファウスト」より”宝石の歌”4.ミュージカル「レ・ミゼラブル」より”A heartful of love”5.ミュージカル「レ・ミゼラブル」より”On my own”6.ミュージカル「レ・ミゼラブル」より”One day more”7.ミュージカル「ジキルとハイド」より”This is the moment”8.プッチーニ/歌劇「蝶々夫人」より”ハミングコーラス”9.レハール/喜歌劇「メリー・ウィドウ」より”Lippen schweigen”唇は黙して10.マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より”間奏曲”
2021年03月08日芸歴11年以上限定の“ひとり芸”イベント『R-1ぐらんぷりクラシック~集え!歴戦の勇士たち~』が6日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで行われ、ヒューマン中村が、初代・MVP(エムブイピン)に輝いた。今年の『R-1グランプリ』(『R-1ぐらんぷり』から改題)の参加資格が「芸歴10年以内」となったことを受け、過去の大会の中で準決勝以上に進出実績のある、芸歴11年以上の芸人の救済となる形で開催されたこのイベント。35人が出場し、会場の客席審査で42票を獲得した中村は、微妙な票数に「耐えたー!」と安堵の表情を見せた。イベント後、取材に応じた中村は「本当に『R-1ぐらんぷり』を2020年までずっと追いかけていて、今回芸歴11年以上が出場資格なくなるというので、正直目標がなくなって途方に暮れていたところに、こういう大会を開いていただいたこと、それだけでもめっちゃありがたいですし、そこで(MVPを)獲れたというのは、これでようやく『R-1』に一区切りつけて、次に進めるのかなと思って、ホッとしたというのが一番大きいです」と心境をコメント。賞金50万円がとにかくうれしいそうで、「本戦は500万じゃないですか。でも、未来ある若手の500万より、くすぶってる18年目の50万のほうが重いんすよ」と持論を展開し、「こういうお笑いで優勝というのが初めてなのでうれしいです。本当に」と、しみじみ喜びを噛みしめた。あす7日には、『U-NEXT R-1グランプリ2021』の決勝(カンテレ・フジテレビ系、19:00~生放送)が行われるが、「『R-1』が盛り上がってほしいなと思います。もっと盛り上げるためにリニューアルされて我々が出れなくなったんですけど、僕らの屍(しかばね)の上に立ってるので、盛り上がってくれないと死に損じゃないですか」と主張。ファイナリストのZAZY、土屋、森本サイダー、吉住、寺田寛明、かが屋 賀屋、kento fukaya、高田ぽる子、ゆりやんレトリィバァらに向けて、「(決勝に)選ばれた時点で全員面白いの確定してるので、優勝目指して頑張ってほしいし、優勝できなくても面白いの確定してるので、お仕事一緒にできるように僕も頑張りたいと思います」とエールを送った。今回の『R-1ぐらんぷりクラシック』には、アポロン高佐(ザ・ギース高佐)、ウエストランド井口、大谷健太、おぐ、オジンオズボーン篠宮、かたつむり林、桂三度、祇園木崎、くまだまさし、クロスバー直撃 前野、サイクロンZ、SAKURAI、サンシャイン池崎、Gたかし、シオマリアッチ、シャカ大熊、スギタヒロシ、鈴木ララバイ、セルライトスパ大須賀、タイガー福田(超新塾)、ダイス、代走みつくに、チャド・マレーン、中山功太、パタパタママ木下、ハッピーエンドゆずき、ヒューマン中村、街裏ぴんく、松本りんす、メルヘン須長、モグライダー芝、守谷日和、山本俊治、弓川信男、ユリオカ超特Qの35人(※五十音順)が出場した。
2021年03月06日新国立劇場の2021/2022シーズン(2021年10月~2022年7月)のオペラ公演ライナップが発表され、芸術監督の大野和士が会見に臨んだ(3月2日・新国立劇場オペラパレス・ホワイエ)。演目は10演目全45公演。うち新制作が4演目で、ロッシーニ《チェネレントラ》(2021年10月)、ワーグナー《ニュルンベルクのマイスタージンガー》(同11~12月)、グルック《オルフェオとエウリディーチェ》(2022年5月)、ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》(同7月)というラインナップ。大野は、この4本をある流れで括れることに「ピンと来た」という。会見で語ったのは以下のような内容。グルックといえば「オペラ改革」。装飾的な声の名技性に偏りがちだった18世紀のバロック・オペラは、グルック以降、ドラマを重視し、音楽と言葉が結びついたオペラへと変貌していく。19世紀に入って、その精神を継承した一人がワーグナーで、ドイツのためのドイツ語のオペラは頂点を迎える。一方でそれ以前にロッシーニが書いていたオペラは、より人間的な、19世紀の庶民の「個人」を確立しているという意味で現代の私たちとつながっている。ワーグナーに心酔していたドビュッシーは、やがてそのドイツ・オペラのあり方から離反し、グルックの改革をも否定する。大野は、たとえばワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》で、延々1時間もかけて描かれた愛の表出が、フランス・オペラの金字塔である《ペレアスとメリザンド》では、たったひとこと「Je t’aime」で描かれていることを象徴的な例として挙げた。オペラにおける「真実」の変遷といえばいいだろうか。新制作4本に、大野芸術監督はそんな連環を見出しているようだ。《チェネレントラ》はイタリアの巨匠マウリツィオ・ベニーニの指揮、粟國淳の演出。主役アンジェリーナを脇園彩が演じる。大野自身が指揮する《ニュルンベルクのマイスタージンガー》は、イエンス=ダニエル・ヘルツォークの演出。昨年夏に予定されていた「オペラの夏の祭典」のプロダクションで、ザルツブルク・イースター音楽祭、ザクセン州立歌劇場、そして東京文化会館との国際共同制作だ。昨年予定されていたキャストとまったく同じキャストでの上演を、大野は「奇跡的」と語った。《オルフェオとエウリディーチェ》は鈴木優人指揮、勅使川原三郎演出の初顔合わせ。(ダンスのない)ウィーン版と、改訂された(バレエ曲のある)パリ版をミックスした上演で、勅使川原だけにダンスの要素が大いに期待される。シーズン掉尾を飾る《ペレアスとメリザンド》も大野の指揮。どちらかというと脇役であるペレアスの母親ジュヌヴィエーヴを、大野監督自身が直電で依頼したという浜田理恵が初役で歌う。他のレパートリー演目にもそれぞれに適役を得た。コロナとの兼ね合いが気がかりだが、予定どおりの上演を心から願う。(宮本明)
2021年03月03日3月から新たにスタートする神奈川県立音楽堂での「アフタヌーンコンサート」シリーズ(主催:神奈川芸術協会)に出演する、NHK交響楽団第1コンサートマスター篠崎史紀。「音楽堂はすごく響きのいいホール。客席がせり上がっていてお客の顔が見えるので一体になりやすい。僕が大好きな、サロンの感じがあるよね」聴衆と奏者が近くで感じ合える小規模のサロン・コンサートには、音楽会本来の醍醐味があるという。今回も、演奏曲目の半分は当日のトークで発表という、親密なサロンの雰囲気を醸し出す。でも、単なる名曲コンサートにしないのがこの人らしいところ。あらかじめ発表されているシューベルトとドヴォルザークの作品には、「アイデンティティの提示」というテーマが隠れている。「シューベルトは一生をウィーンで過ごした唯一の大作曲家。ウィーンの“地”の作曲家だから、歌いまわしにウィーン風の訛りが、理屈でなく、当たり前に入っている。自分のアイデンティティをそのまま出せた音楽家だった。一方でドヴォルザークは、誰に聞いたってチェコの作曲家だけど、実は当時のチェコはハプスブルク家が統治するオーストリア。自分たちのアイデンティティをもぎ取られた民族だったわけです。アメリカへ行って作曲した《新世界より》では、チェコの音楽にアメリカ先住民の音楽を取り入れていますが、あれはドヴォルザークが、虐げられた民族同士の共通点を感じたんだと。僕はそれを18歳でウィーンに留学した時に音楽史の先生に教わった。実は先生自身がチェコから亡命して来た人だったんだけど、『お前もアメリカに占領された日本の人間なんだからわかるだろう?』と言われてハッとしました。その頃、そんなこと考えたことがなかったから」「アイデンティティ」を切り口にすると、実に対照的な二人の作曲家ということになるのだ。でももちろん政治的なメッセージを音楽で声高に主張するのではない。ゆったりと楽しむ平日午後のコンサートらしく、両者の、愛らしい《ソナチネ》を聴かせてくれる。共演のピアノは若き名手・入江一雄。「作曲家への最大の敬意を持ちつつ、音楽に一番大事な独自性、彼にしかできないことを示すことができる」と、才能を高く評価し、「惚れた」と告白する。公演は3月12日。あの3・11から10年。今またわれわれは困難な日常に見舞われている。「音楽は記憶の引き出しだと思うんです。聴くことによって、忘れていた記憶を呼び戻してくれたり、それが未来へのスタートになったりする。逆に、だからこそ今、記憶に留めておかなければならないことがあるはず。そうすることで初めて、未来を、夢を考え始めることができる。『夢があるから人生が輝く』というのが僕の好きな言葉。未来へ向かう、その瞬間を一緒に味わえたらいいなと思います」取材・文:宮本明
2021年03月03日メゾン マルジェラ(Maison Margiela)とリーボック(Reebok)によるコラボレーションスニーカー「クラシックレザー・タビ(Classic Leather Tabi)」が、2021年2月26日(金)より リーボック クラシックストア 原宿などで発売される。「クラシックレザー・タビ」は、リーボックを象徴するモデル「クラシックレザー」を、“足袋”に着想を得たメゾン マルジェラの「タビ」シューズに再構築したユニークなスニーカーだ。アッパーのつま先部分は、「タビ」のフォルムを取り入れるため、シューズの構造をアレンジ。親指が独立した、大胆なシルエットに再構築されている。また、アッパーには足馴染みの良いナッパレザーを採用。EVAソールを組み合わせ、履き心地の良さも兼ね備えた。シューズには、「タビ」型のコラボレーションオリジナルのソックスが付属。カラーは、アッパーとソールのカラーを統一したホワイト、ブラックの2色展開となる。なお、今後、手作業でハンドペイントを施した「ビアンケット」をはじめ、グレー、レッド、ナチュラルといった他カラーが、段階的に展開される予定となっている。【詳細】「クラシックレザー・タビ」スニーカー発売日:2021年2月26日(金)販売店舗: リーボック クラシックストア 原宿、一部セレクトショップ、メゾン マルジェラ 公式オンライン、リーボック 公式オンライン、阪急百貨店オンラインストアカラー:ホワイト、ブラック価格:各35,200円(税込)【問い合わせ先】メゾン マルジェラ トウキョウTEL:03-5725-2414
2021年02月27日震災直後の2011年5月の開催から10年。ついに「がんばろう日本!スーパーオーケストラ」が最終回を迎える。東日本大震災で保護者を亡くした震災遺児の学業継続を支援する「毎日希望奨学金」のためのこのチャリティーコンサートは、全国の交響楽団などで活躍する演奏家たちが毎年一夜限りの「夢の楽団」を結成し、音楽を届けてきた。本公演は、新型コロナウイルスの影響で延期となって1年越しのコンサートでもあり、出演者たちの意気込みは例年以上だ。ピアノの實川風さんは、この新型コロナ禍で「客席に生の音を届けることのできる喜びや大切さを、以前よりも強く感じます」と話す。だからこそ「震災から10年という中でのコロナ禍に、被災地のみなさんはさらに大変な日々を過ごされているのではないかと思います。少しでも日々のパワーにつながる演奏をお届けしたいと思います」と気持ちを新たに演奏に臨む。バイオリンの辻彩奈さんは、演奏曲であるブルッフのスコットランド幻想曲に触れながら、「特に光が差してくるような美しいメロディーの第3楽章が、新型コロナの感染拡大によって制限ある世の中で生きる私たちの心に寄り添ってくれると思います。聴いてくださる方の心に届くような演奏を目指したい」と話す。そして、指揮を執る山下一史さんは「音楽に癒やしがあるかどうかは今もわかりませんが、作曲家が曲に込めた思い、それを演奏する演奏家の思い、聴衆の思いがつながった絆が、音楽に力を宿らせることはできます。新型コロナの恐怖が収まらない中、会場に足を運んでくださいとはなかなか言えませんが、この渦中にある我々だからこそ、震災に思いをはせることには特別な意味があります」と力を込める。コンサートは、ライブ配信でも、アーカイブ配信でもお楽しみいただける。アーカイブ配信は3月9日23時59分まで。指揮、ソリスト、そしてスーパーオーケストラが一体となった演奏をぜひお楽しみに。
2021年02月26日芸歴11年以上限定の“ひとり芸”イベント『R-1ぐらんぷりクラシック~集え!歴戦の勇士たち~』(3月6日、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール)の出場者が20日、発表された。出場が発表されたのは、アポロン高佐(ザ・ギース高佐)、ウエストランド井口、大谷健太、おぐ、オジンオズボーン篠宮、かたつむり林、桂三度、祇園木崎、くまだまさし、クロスバー直撃 前野、サイクロンZ、SAKURAI、サンシャイン池崎、Gたかし、シオマリアッチ、シャカ大熊、スギタヒロシ、鈴木ララバイ、セルライトスパ大須賀、タイガー福田(超新塾)、ダイス、代走みつくに、チャド・マレーン、中山功太、パタパタママ木下、ハッピーエンドゆずき、ヒューマン中村、街裏ぴんく、松本りんす、メルヘン須長、モグライダー芝、守谷日和、山本俊治、弓川信男、ユリオカ超特Qの35人(※五十音順)。23日に『R-1グランプリ』公式YouTube生配信で、ネタ順の抽選を実施。司会は、イベント・抽選ともに、浅越ゴエ(ザ・プラン9)とカンテレの村西利恵アナウンサーが担当する。『R-1グランプリ』(『R-1ぐらんぷり』から改題)の参加資格が「芸歴10年以内」となったことを受け、過去の大会の中で、準決勝以上に進出実績のある、芸歴11年以上の芸人が出演する今回のイベント。会場の客席審査により、この日一番面白かった「MVP(エムブイピン)」を決定し、賞金50万円のほか、特典として『R-1グランプリ2021』決勝の番組(カンテレ・フジテレビ系、3月7日19:00~)へのゲスト出演などが検討されている。
2021年02月20日コム デ ギャルソン・オム ドゥ(COMME des GARÇONS HOMME DEUX)とポータークラシック(PORTER CLASSIC)によるコラボレーションバッグが、2021年2月2日(火)よりコム デ ギャルソン 青山などで順次発売される。寝具の老舗・昭和西川「muatsu(ムアツ)」ふとんを採用したバッグ「ニュートン」シリーズをベースに、第1弾、第2弾、第3弾とコラボレーションを展開してきたコム デ ギャルソン・オム ドゥとポータークラシック。4回目となる今回登場するのは、ビジネスシーンでの使用を想定したリュックサックだ。ショルダーストラップ部分には、荷物の圧力を分散させ、“荷物が軽く感じる”よう設計された昭和西川の「muatsu(ムアツ)」を採用している。ボディには、傷や汚れがつきにくく、通常のナイロンの7倍の強度を持つコーデュラナイロンを使用。ジップには、雨を防ぐ止水ファスナーをあしらった。また、収納はメインのほか、15インチまで対応するパソコン専用ポケットや小物用ポケットなど、ビジネスで必要なものを整理できるポケットを多数配置している。カラーは、ネイビーとブラックの2色展開となる。【詳細】ビジネスリュックサック発売日・販売店舗:・2021年2月2日(火)コム デ ギャルソン(青山店・大阪店)・2月4日(木)コム デ ギャルソン(丸の内店・京都店・福岡店)、ドーバー ストリート マーケット ギンザ・2月5日(金)その他各店価格:70,400円(税込)色:ネイビー/ブラック表地:コーデュラナイロン1000裏地:ナイロン100%PU加工本体サイズ(外寸):幅32cm×縦44cm×奥行19.5cm【問い合わせ先】コム デ ギャルソンTEL:03-3486-7611
2021年02月05日芸歴11年以上限定の“ひとり芸”イベント『R-1ぐらんぷりクラシック~集え!歴戦の勇士たち~』が、3月6日にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで開催されることが決定した。オンライン配信も実施される。今年の『R-1グランプリ』(『R-1ぐらんぷり』から改題)は、新たな参加資格として「芸歴10年以内」を設け、これまで同大会を盛り上げてきたベテラン勢たちに衝撃が走った。そこで、過去の大会の中で、準決勝以上に進出実績のある、芸歴11年以上の芸人が出演する今回のイベントを開催。エントリーは35人までで、会場の客席審査により、この日一番面白かった「MVP(エムブイピン)」を決定する。賞金50万円(クラウドファンディングによる追加支援も検討中)や、『R-1グランプリ2021』決勝の番組へのゲスト出演などが、特典として検討されている。大会を開催するカンテレの梅田一路プロデューサーは以前、マイナビニュースの取材に「ベテラン芸人さんたちには『R-1』を18年支えていただいて、本当に感謝しかないです。今までの功労者の方々をちゃんと救済できるようなことも、頭の片隅で思っています」と話していたが、これが実現した形だ。『R-1ぐらんぷりクラシック』の開催にあたり、梅田プロデューサーは「芸歴11年以上の皆さまがひとり芸を披露できる場をR-1として整える責任があると考えてきました。イベントを開催するにあたり、ひとり芸に力を注いでいただいている芸歴11年以上の芸人の皆さまに敬意の念を込めて『クラシック』=『格式高い』という言葉を添えさせていただき、ひとり芸がより一層発展、活躍していければと思います」とコメントしている。チケットは、前売2,500円、当日3,000円。U-NEXTとオンラインチケットよしもとでのオンライン配信のチケットは2,500円。
2021年02月04日メゾン マルジェラ(Maison Margiela)は、リーボック(Reebok)とのコラボレーションによる新作『クラシックレザー「タビ」ビアンケットスニーカー』を2021年3月よりメゾン マルジェラの直営店および一部セレクトショップほかにて販売する。リーボックの定番「クラシックレザー」を「タビ」シューズに再構築2020年8月以来、2度目となるメゾン マルジェラとリーボックのコラボレーション。名前からも分かる通り、『クラシックレザー「タビ」ビアンケットスニーカー』のデザインベースとなっているのは、メゾン マルジェラのアイコンである「タビ」シューズだ。1988年に発表された「タビ」シューズは、日本の伝統的な履物である足袋に着想を得ており、親指側の内甲と4本指側の外甲に股が分かれたつま先を特徴とする。一方で、リーボックのスニーカー「クラシックレザー」は、1983年に登場して以来、リーボックを象徴するモデルとなっている。経年変化のデザインを楽しむ“ビアンケット加工”新作は、「タビ」のつま先のフォルムをデザインに取り入れるため「クラシックレザー」の構造を再構築した。ナッパレザーとEVAソールには、手作業でハンドペイントを施す、メゾン マルジェラの特徴的な“ビアンケット加工”を採用している。時を共にすればするほど、ブラックレザーにほどこされた白いハンドペイントは剥がれ、表情を変える。経年変化によってピースが進化するというメゾンの概念が反映されたデザインだ。なお、『クラシックレザー「タビ」スニーカー』は、ビアンケット加工が施されていないホワイトとブラックでも展開。2月下旬に発売予定となっている。【詳細】クラシックレザー「タビ」ビアンケットスニーカー 40,700円(税込)発売時期:2021年3月※オンラインでは2021年1月30日(土)より先行販売。※ホワイトとブラックは2021年2月下旬より発売予定。【問い合わせ先】メゾン マルジェラ トウキョウTEL:03-5725-2414
2021年01月30日レスポートサック(LeSportsac)から「ディズニー クラシック・プー」コレクションが初登場。2021年1月13日(水)より全国のレスポートサックストアほかで、バッグやポーチなどを発売する。「ディズニー クラシック・プー」のバッグ&ポーチレスポートサックから「ディズニー クラシック・プー」コレクションが誕生。フレンドシップをテーマに、くまのプーさんのハートウォーミングな物語をイメージした、ポップなプリントデザインを展開する。「クラシック・プー フォレスト」シリーズは、100エーカーの森を舞台に、くまのプーさんと仲間たちが散歩したり、おしゃべりしているシーンをプリント。シックなグレーを基調に、キュートなキャラクターたちを散りばめて、遊び心あふれるデザインを完成させた。風船をもらってよろこばない人はいないよを意味する「Nobody could be uncheered by a balloon.」など、物語の中に登場するセリフがあしらわれているのもポイント。クロスボディバッグの「クラシック ホーボー」や大容量の「ダブル トラブル バックパック」など、全17型が展開される。また、「クラシック・プー レターズ」シリーズでは、原作から手紙を書くシーンにフォーカス。ヴィンテージ風の便箋をイメージして、キャラクターたちともに切手風のモチーフもあしらった。切手デザインに取り入れた昆虫や魚などは、実際に物語に登場する挿絵をアレンジしたもの。こちらは、メイクポーチにぴったりな「コスメティック クラッチ」や、ミニサイズのクロスボディ「ダニエラ クロスボディ」など全13型を取り揃える。さらに、スペシャルアイテムとして、物語のワンシーンを落とし込んだトートバッグやポーチも登場。トートバッグは、プーの大好物である“ハチミツ色”と、クリストファーロビンとプーの寄り沿う姿を描いた“セージグリーン”の2色で展開される。一方、ポーチは、プーと仲間たちが森でパーティをしているシーンをイメージ。大小2サイズが揃い、表面・裏面で異なるデザインを楽しむことができる。【詳細】レスポートサック“ディズニー クラシック・プー”コレクション発売日:2021年1月13日(水)取扱店舗:全国レスポートサックストア、公式オンラインストア<アイテム例>■クラシック・プー デニム・キャリアー バックパック(H41×W28×D14cm) 24,000円+税・ヨーク サッチェル(H23×W30×D9cm) 16,500円+税・デラックス ミディアム ウィークエンダー(H30×W43×D23cm) 23,500円+税■クラシック・プー フォレスト・クラシック ホーボー(H24×W32×D15cm) 17,500円+税・クイン バッグ(H19×W27×D5cm) 10,000円+税・ダブル トラブル バックパック(H35×W33×D14cm) 24,000円+税■クラシック・プー レターズ・コスメティック クラッチ(H15×W20×D6cm) 4,200円+税・ダニエラ クロスボディ(H18×W21×D8cm) 9,000円+税・エリーゼ ホーボー(H27×W28×D11cm) 18,000円+税■スペシャルアイテム・You ‘re a real friend エメラルド トート(H38×W33cm) 10,000円+税・Winnie the Pooh-エメラルド トート(H38×W33cm) 10,000円+税・Classic Pooh- Friends レクタングラー コスメティック(H9×W17×D5cm) 3,700円+税・Don‘t Worry Pooh-スクエアー コスメティック(H9×W12×D5cm) 3,500円+税【問い合わせ先】㈱レスポートサックジャパンTEL:0120-141-333
2021年01月09日コロナ禍に翻弄され続けた2020年のクラシック界。新たに迎える2021年はどのような展開となるのだろう。毎年恒例のメモリアル作曲家はといえば、没後100年のサン=サーンス(1835-1921)、没後50年のストラヴィンスキー(1882-1971)、そして生誕100年のピアソラ(1921-1992)あたりに光が当たるが、昨年(ベートーヴェン生誕250年)のような盛り上がりは望みにくい。逆に盛り上がりきれなかったベートーヴェン・イヤーをもう1年引っ張るような雰囲気すらも感じられるあたりが興味深い。イベントを開催する上に於いての最大の懸念は、先が読みにくいことだろう。クラシック界の公演情報は遅くとも半年ほど、早いものでは1年以上先の公演が告知され、いち早くチケットの発売が始まることが慣習だ。コンサートホールの数も多く、競合の多い首都圏に於いては、他公演よりも少しでも早くチケットを売り始めることが常套手段であったところが、コロナ禍の現在は、コンサート直前まで発売が据え置かれるケースも散見する。特に、春先から初夏にかけて予定されている来日公演の多くが今も様子を見ている段階だ。先が読みにくい状況の中で、コンサートのあり方はもとより、聴く側のスタンスも微妙に変化しているのだろう。それに伴い公演チラシを撒きまくるといった重厚長大なプロモーションが影を潜め、短期的かつ有効なWEBプロモーションを模索する時代に突入したようだ。一方、昨年盛んに行われた無観客での「ライブ・ストリーミング(配信)」は、コンサート会場の入場者数緩和に伴い、“有観客公演と配信のハイブリッド”という新たなスタイルに変化しつつある。これは演奏者の収入増につながるとともに、ファン層拡大の有効な手段となるだろう。国際的な話題としては、1年延期された「ショパン国際ピアノコンクール」に注目が集まる。11月のショパンの命日を軸に5年に一度ポーランドのワルシャワを舞台に開催されてきた同コンクールは、最高の人気と知名度を誇る若手ピアニストの登竜門だ。本来ならば昨年の秋に誕生するはずであった新たなスターの姿を、今年こそは拝めることを、クラシック界全体が期待している。明るい話題も届いている。昨年、新型コロナ感染拡大の影響を最初に受けた大型イベントとして記憶に残る「東京・春・音楽祭」2021年の開催概要が発表されたのだ(2021年3月19日〜4月23日)。“桜の季節の上野を舞台に実施される国内最大級のクラシック音楽祭”としての内容や位置づけはそのままに、あらゆる状況下においてもコンサートを届けたいという想いの下、全プログラム対象のライブ・ストリーミング配信(アカデミー講義を除く/有料)が行われる。これは会場に来られない方々にとっての朗報だ。さらには、巨匠リッカルド・ムーティによる「イタリア・オペラ・アカデミーin東京」で、昨年延期となったヴェルディのオペラ『マクベス』が取り上げられるなど、リベンジの準備も着々と進められている。レコーディングに於いて大きな話題を呼んでいるのが、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナだ。昨年発売されたアルバム、ベートーヴェンの『交響曲第5番「運命」』の人気は凄まじく。残念ながら中止となってしまった春の来日公演を惜しむ声が未だに絶えない。そのクルレンツィスの新譜として4月に発売が予告されているのがベートーヴェンの『交響曲第7番』だ。クラシック業界待望の大ヒットアルバムに期待が募る。“Withコロナ”の時代を標榜する2021年のクラシック界に求められるのは、“忍耐と革新”だ。
2021年01月07日N.Y発ブランド「レスポートサック」から、初となる“ディズニー クラシック・プー“とのコレクションを、2021年1月13日より公式オンラインと全国レスポートサックストアにて発売いたします。今回のコレクションのテーマは“フレンドシップ“。100エーカーの森を舞台に、「くまのプーさん」のやさしくあたたかな物語を感じられるようなプリントデザインを展開します。クラシック・プー デニムE.H.シェパード氏によるクラシック・プーの挿絵を、シーンごとに額縁に収めたクラシカルな雰囲気のデザイン。背景には、ブルーデニムのようなテクスチャーを加えてカジュアルな雰囲気をミックスしています。左から【キャリアー バックパック】H41×W28×D14cm 2万4,000円+税【ヨーク サッチェル】H23×W30×D9cm 1万6,500円+税【デラックス ミディアム ウィークエンダー】H30×W43×D23cm 2万3,500円+税※全19型展開クラシック・プー フォレスト100エーカーの森を、プーさんと仲間たちがお散歩したり、みんなでおしゃべりをしているシーンを描いたデザイン。“Nobody could be uncheered by a balloon.”(風船をもらってよろこばない人はいないよ)など、物語の中に登場する台詞がいくつも散りばめられています。左から【クラシック ホーボー】H24×W32×D15cm 1万7,500円+税【クイン バッグ】H19×W27×D5cm 1万円+税【ダブル トラブル バックパック】H35×W33×D14cm 2万4,000円+税※全17型展開クラシック・プー レターズ原作の中に登場する、手紙を書くシーンにフォーカスしたプリント。背景のヴィンテージ風の便箋のデザインは、フォトリアルのテクニックを使用しています。また、切手のデザインには昆虫や魚などの、実際に物語に登場する挿絵をアレンジしています。左から【コスメティック クラッチ】H15×W20×D6cm 4,200円+税【ダニエラ クロスボディ】H18×W21×D8cm 9,000円+税【エリーゼ ホーボー】H27×W28×D11cm 1万8,000円+税※全13型展開Special Item今回のコレクションでは、物語の中のワンシーンをデザインに落とし込んだスぺシャルなトートとポーチもラインアップします。トートバッグは、プーの大好物であるハチミツ色と、クリストファーロビンとプーを描いた優しいセージグリーンの2色で展開。左 You ‘re a real friend【エメラルド トート】各H38×W33cm 1万円+税右 -Winnie the Pooh-【エメラルド トート】各H38×W33cm 1万円+税プーと仲間たちが森でパーティをしているシーンを描いたポーチ。裏面には、ラビットが話している途中で寝てしまうプーの様子が描かれています。ミニポーチには、ラビットの家でごちそうになったプーが、出口の穴に詰まってしまうお話が描かれています。左 -Classic Pooh- Friends【レクタングラー コスメティック】H9×W17×D5cm 3,700円+税右 -Don‘t Worry Pooh- 【スクエアー コスメティック】H9×W12×D5cm 3,500円+税■2021年1月13日(水)レスポートサック公式オンラインストア、全国レスポートサックストア にて発売【コレクション特集ページ】【レスポートサック公式HP/オンラインストア】【レスポートサックジャパン公式Instagram】企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月06日及川浩治と外山啓介による初のオンライン・コンサートの配信がいよいよ迫ってきた。チャイコフスキーの「花のワルツ」とベートーヴェンの交響曲第9番(第3・4楽章)を2台ピアノ版でお届けする。収録会場となったのは松尾ホール。ピアノの鍵盤数にちなんだ88名収容という親密な空間で、その響きが多くのアーティストに愛されてきた。2台ピアノによるコンサートの開催も多く、今回の収録にふさわしい会場だと言える。今回のオンライン・コンサートは、収録映像でありながら、LIVE感にこだわって製作された。「第九」の演奏収録はなんとワンテイク。ベートーヴェン後期の作品であり、大編成のオーケストラで演奏される「第九」を、2台のピアノで表現するリスト編曲版は、言うまでもなく難曲だ。より演奏の精度を求めるならば、何度か演奏収録を行い、繋ぎなどの編集を行うという方法もある。しかし2人は、「LIVEだからこその勢いや緊迫感」を映像に反映させることを優先した。第3楽章・第4楽章の間も続けて演奏され、完全無編集の「生のコンサートに限りなく近い音」が映像に収められることとなった。第3楽章での2人の親密な音の交歓は、オーケストラで聴く以上に繊細さを感じさせた。情熱溢れる力強い演奏のイメージが強い及川浩治だが、「及川の魅力は弱音にこそある」と改めて思わせるほど美しい音を聴かせた。外山啓介は、及川の音楽にしっかり寄り添いながら、重厚で堅牢な音を紡いだ。第4楽章に入る瞬間の緊張感は、2台ピアノならではのものだ。冒頭の不協和音は、オーケストラでは圧倒的な迫力で迫ってくるが、2台ピアノではよりスリリングで鋭利な印象が強かった。この瞬間の2人の呼吸をぜひとも感じてほしい。そして、歓喜の主題が流れたとき、これまでに味わったことのない感動があった。ピアノならではの細やかな表現、そして美音で紡がれる耳慣れたメロディが、今までになく新鮮に響き、「第九」の感動を新たにしてくれた。同時に収録された「花のワルツ」は、「第九」の緊張感とは異なり、この曲の愛らしさが感じられる温かみ溢れる演奏となった。また演奏の合間には、2人による特別対談も収録されている。普段は接することのないアーティストの素顔も垣間見られ、貴重な映像となっている。配信は2020年12月26日(土)19:00~開始。※アーカイブ配信もあり
2020年12月22日2002年のチャイコフスキー・コンクール・ピアノ部門で、女性初の、そして日本人初の第1位獲得という快挙を成し遂げた上原彩子。2022年のデビュー20周年に向けた3年がかりのカウントダウン企画第2弾では、自身が名ピアニストでもあったショパンとラフマニノフを弾く(2021年1月13日・東京オペラシティコンサートホール)。「ラフマニノフは、ショパンから最も大きな影響を受けています。ピアノを愛した二人の作曲家を並べることで、ちょっと特別な感覚で聴いていただけると思います」プログラムのメインは、その二人の関係を象徴するような、ラフマニノフの《ショパンの主題による変奏曲》。ショパンの《24の前奏曲集》作品28の第20番ハ短調を主題に、22の変奏で構成された、いわばラフマニノフによるショパンへのオマージュのような作品だ。「演奏される機会の少ない作品も含めてラフマニノフの良さを知ってほしいという気持ちで選びました。今回は前半に、元になったショパンの作品28の全曲も弾くので、面白く聴いてください」ロシア音楽を軸に活躍する上原のショパンは案外レアだ。《24の前奏曲集》は、すべての長・短調である24の調性で書かれた作品集。胃腸薬のCMで使われた第7番や、第15番〈雨だれ〉がよく知られるが、ラフマニノフが主題に用いた第20番も有名で、〈葬送〉の呼び名がある。それぞれが独立した小曲の集まりだが、「24曲全部を聴いてこそわかる」と上原は言う。「わたしのなかでは、始めのほうは長調の曲の幸せな印象が強くて、その春の暖かさが、だんだん暗い影に覆われて、第20番のところでどん底に引きずり込まれます。全曲を通していろいろなドラマがあって、弾いていても聴いていても、それを感じるのが醍醐味です」そしてこの2つの作品のあいだを、さらに二人の前奏曲でつなぐ「前奏曲づくし」の構成。「ショパンの作品45の前奏曲嬰ハ短調からラフマニノフへ。たぶん、作曲家が変わったかどうかわからないぐらいの変化で、不思議な感じでつながります。時代も国も違うのに空気が似ているのです。そしてラフマニノフの前奏曲作品23から2曲。ラフマニノフは、小品のほうが彼の飾らない素の部分が表現されているように感じます。そのシンプルなメロディを弾いていくのは、難しいですがとても大事です」キャリアを重ねるなか、背中など身体全体の使い方を考えるようになり、手の負担が軽減され、音も太くなってきたと感じている。筋トレも欠かさないが、大事なのは音量や打鍵の強さではなく、太く、減衰せずに伸びる音で弾くこと。そのためには余分な力を抜くことが大切なのだと教えてくれた。ますます充実するピアニズム。「ピアノという楽器を、純粋にピアノの音として捉えた作品。ピアノの素晴らしさを感じてもらえるプログラム」と語る今回のリサイタルでも、それが十分に発揮されるにちがいない。(宮本明)
2020年12月21日ショーメのクラシック ハイジュエリーに新たなバリエーションが加わりました。「マアラニ ドゥ ショーメ」コレクション ネックレス「 マアラニ ドゥ ショーメ」 コレクション イヤリング1911年、ショーメはインドールのマハラジャへ、ペアシェイプ ダイヤモンドのついた「ネグリジェ」ネックレスをお納めしました。そのトリビュートとして「マアラニ ドゥ ショーメ」コレクションが誕生し、クラシック ハイジュエリーのバリエーションとして展開しています。デザインの特徴である「ネグリジェ」スタイルは、長さの異なるチェーンからアシンメトリーにペアシェイプドロップがあしらわれ、美しいカーブが首元を華やかに演出します。愛の物語を祝福する結び目のあるデザイン、ネックレスはドレスの胸元に合わせて調節できるチェーン部分はダイヤモンドがショーメのサヴォワールフェールによって丁寧にあしらわれ、着け心地も軽やかでありながら、きらめく曲線美を描きます。ピジョンブラッドの2 石の ぺアシェイプカット ルビー 2.40ct, 2.31ct が、動きに合わせて揺れる魅力的なパリュールです。「マアラニ ドゥ ショーメ」コレクション ネックレスホワイトゴールドぺアシェイプカット ルビー 2.40ct,2.31ctブリリアントカット ダイヤモンド4,530万円 (税抜・参考価格)(084189)「マアラニ ドゥ ショーメ」 コレクション イヤリングホワイトゴールドぺアシェイプカット ルビー 1.67ct,1.64ctブリリアントカット ダイヤモンド1,960万円(税抜・参考価格)(084188)商品の詳細はお近くのショーメブティックまでお問合せください。WEBサイト : : : :@chaumetofficialハッシュタグ:#ショーメ #chaumet @chaumetofficialお問合せ先 ショーメ TEL:03-5635-7057企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年12月19日作曲家、ピアニストの一柳慧。現代音楽の巨匠の軌跡を辿るプロジェクト「Toshi 伝説」が、2021年1~3月に開催される。12月9日、一柳本人と出演者らが出席してオンライン会見が開かれた。「共鳴空間(レゾナントスペース)」「エクストリームLOVE」の公演情報はこちらプロジェクトは一柳の神奈川芸術文化財団芸術総監督就任20周年を記念するもの。一柳は2月に満88歳になるので、日本流にいえば米寿祝いも重なる格好。タイトルの「Toshi 伝説」は、もちろん「都市伝説」と名前をかけたものだが、一柳の音楽が、時代とともに変遷はしても、東京とニューヨークを軸に、常に「都市=都会」の音楽であることを表している。ローマ字表記には、音楽界の重鎮ながら、まったく権威的でない人柄、自由でポップなありようを込めた。プロジェクトは一柳作品と関連作品を並べた3つのイベントからなる。(1)大山エンリコイサム展「夜光雲」内でのコンサート(1月17日・神奈川県民ホール・ギャラリー)。一柳は60年代から美術や建築とのコラボによる芸術表現の可能性を探ってきた。「音幻」と題するチェンバロと笙の共演。(2)一柳の管弦楽作品を3曲集めた「レゾナントスペース(共鳴空間)」(2月13日・神奈川県民ホール)。一柳は、日本人管弦楽作品の年度最優秀賞にあたる尾高賞を5度も受賞している。演奏曲は《ビトゥイーン・スペース・アンド ・タイム》(2002)、ヴァイオリン協奏曲《循環する風景》(1983・尾高賞)、交響曲第8番《リヴェレーション2011》。演奏は鈴木優人指揮東京フィルと成田達輝のヴァイオリン独奏。鈴木には新作のファンファーレ作曲も委嘱されている。(3)室内楽公演「エクストリームLOVE」(3月20日・神奈川県立音楽堂)は、一柳のさまざまな「顔」が見える3部構成。成田のヴァイオリンを中心に一柳が《クロイツェル・ソナタ》のピアノも弾く「Classical」。三味線の本條秀慈郎らの出演で邦楽作品を集めた「Traditional」。そしてピアニスト河合拓始が、一柳初期の前衛時代の代表作《ピアノ音楽》の全7曲を一挙に弾く「Experimental」。ロビーには卓球台をインターフェイスにして音楽を奏でるシステムも設置。試奏可。一柳は、「作曲家では一番強い」と自負する大の卓球好きだ。会見で「まとめ」を求められて一柳。「むしろまとまらない方向で。芸術音楽からジャズ、ロック、歌謡曲まで、演奏者のみなさんが新しい音楽の片鱗を感じさせてくれる。そういう音楽会になるといいなと思っている」と期待を述べた。一柳慧(いちやなぎ とし)●1933年生まれ。19歳で渡米、ジョン・ケージと出会う。1961年、ケージの音楽を最初に日本に紹介した衝撃は「ケージ・ショック」として伝説。徐々に、伝統的スタイルの西洋音楽や、東洋の音楽との接点を見出し、器楽曲、室内楽曲から交響曲、オペラまで、あらゆるジャンルに作品を書き続けている。(宮本明)
2020年12月15日今年12月22日(火)東京国際フォーラム・ホールCにて開催される、レ・フレール クリスマスライブ「ノエル・ド・キャトルマン2020」の一部演奏曲目と、シンガーソングライター川島ケイジのゲスト出演が決定しました。レ・フレールの公演情報はこちら独自のプレイスタイルとエネルギッシュな演奏でファンを魅了しつづける斎藤守也(兄)と斎藤圭土(弟)によるピアノデュオ「レ・フレール」。毎年恒例となっているシーズナル公演「ノエル・ド・キャトルマン」では、レ・フレールならではの連弾アレンジで彩ったクリスマス楽曲を中心に、レ・フレール / 斎藤守也 / 斎藤圭土のオリジナル楽曲も楽しめるスペシャルプログラムをお届けします。ゲスト出演する川島ケイジは、2016年のメジャーデビュー以来、独特の歌声と圧倒的な歌唱力で、国内のみならず海外でもファンを増殖中の実力派アーティスト。富岡製糸場、高野山金剛峯寺、熊野大社をはじめとする世界遺産等での重厚感あふれるパフォーマンスが高い評価を得ています。(レ・フレールによる連弾演奏と、心に沁み入る川島ケイジの歌によるスペシャルコラボは必見です!特別なシーズン、大切な方と一緒にクリスマスの名曲を聴いて過ごしませんか!?レ・フレール ノエル・ド・キャトルマン2020【会場】東京国際フォーラム・ホールC【日時】2020年12月22日(火) 19:00開演(18:00開場)【出演】レ・フレール(斎藤守也・斎藤圭土)川島ケイジ(ゲストシンガー)【料金】全席指定 6,800円(税込)チケット好評発売中
2020年12月15日2020年は神奈川フィルが創立50周年を迎える節目の年。残念ながら新型コロナ感染症の影響により、オーケストラは約80公演の中止を余儀なくされ、ようやく対策を講じて8月から主催公演を再開した。50周年を記念し、予定していた神奈川県内巡回公演は今のところ横須賀公演の中止はあったものの、今のところ予定どおり実施されており、12月に演奏される「第九」公演もその巡回主催公演の一環だ。横浜、川崎、藤沢それぞれの地域で響く第九。この時期だからこそ生で聴きたい演奏会の一つだろう。チェリストであり、指揮者の鈴木秀美氏との「歓喜の調べ」がついに実現!年末の風物詩として、クラシック音楽の代名詞のように言われる第九。今年はコロナ禍において国内の演奏回数が例年の半分以下に落ち込み、様々な影響が懸念されるが、この「第九」は多くの人の心を揺さぶり、光を放ち続け、その音楽的魅力は増すばかり。合唱は「神奈川フィル合唱団」や「洗足学園大学合唱団」を予定していたが、感染症予防の観点からマエストロ自ら選んだ28名の「コーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタート」の歌声が響く。ベートーヴェン作品では名作といわれる「運命」「田園」「英雄」などの交響曲を神奈川フィルと共演し、新たな魅力を引き出してきたマエストロ鈴木秀美の手腕に期待は高まるばかり。ソリストには国内外で活躍する実力派中江早希、布施奈緒子、中嶋克彦、氷見健一郎を迎え、2020年を締めくくる歓喜の歌を響かせてくれるだろう。会場となる横浜みなとみらいホールは、2021年1月から約1年10カ月におよぶ改修工事のため休館に入り神奈川フィルとしては休館前最後の演奏会。ミューザ川崎シンフォニーホールでは、来年度から新たに定期演奏会の会場として新たな神奈川フィルを川崎の聴衆に披露する場となり、藤沢市民会館ではオペラが盛んな藤沢ならではの神奈川フィルの新たな魅力を発信していくだろう。[公演情報]特別演奏会ベートーヴェン「第九」横浜みなとみらいホール:12月24日(木)19時開演ミューザ川崎シンフォニーホール:12月26日(土)14時開演藤沢市民会館:12月27日(日)14時開演チケット好評販売中。
2020年12月14日お笑い芸人のハリウッドザコシショウが、クラシックゲームに挑む企画『ハリウッドザコシショウのクラシックゲームええやんええやん!』が、auスマートパスプレミアムのスペシャルコンテンツ(auスマプレ会員以外も視聴可能)として14日に公開される。ザコシは本企画に臨むにあたり、auスマプレで配信中のゲームの中から『いっき』『熱血高校ドッジボール部』『忍者じゃじゃ丸くん』『パックマン』『ダブルドラゴン』の5タイトルを厳選。それぞれのタイトルに思い入れがあるようで、懐かしんだり「ムズすぎる!」と翻弄されたりと撮影を忘れて没頭したザコシ。その様子を撮影した映像では感情むき出しでスコアを叩き出していく様子が映し出され、ザコシのパフォーマンス含めた実況動画のみならず、攻略法の参考にもなる内容となっている。また、auスマプレ会員を対象とした「“目指せザコシ超え”『クラシックゲームええやんええやん!』キャンペーン」も同時開催。ザコシのハイスコアを上回った画面のキャプチャとハッシュタグ(#目指せザコシ超え)をつけてツイートすると、抽選で15名に「PAC MAN Special Art by Sebastian Masuda 公式Tシャツ(ホワイト)」がプレゼントされる。応募期間は2021年1月14日23時59分まで。
2020年12月14日KDDIのエンタメサービス「auスマートパスプレミアム」では、懐かしのゲームをスマートフォンで30タイトル以上楽しめる「クラシックゲーム」を展開中。大のクラシックゲーム好きとして知られるお笑い芸人のハリウッドザコシショウが、同サービスで遊べる5つのタイトルを体験し、終了後の囲み取材に応じた。「auスマートパスプレミアム クラシックゲーム」は、80~90年代の名作ゲームをスマホで楽しめるサービス。auスマートパスプレミアム会員であれば、ゲーム内課金もアプリのダウンロードも不要で楽しむことができる。ゲームタイトルは「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」「忍者じゃじゃ丸くん」「パックマン」「いっき」などといった往年の人気作品がラインナップされている。今回、ザコシは「いっき」「熱血高校ドッジボール部」「忍者じゃじゃ丸くん」「パックマン」の4タイトルに加え、マイベストゲームと位置付けた「ダブルドラゴン」をプレイ。『ダブルドラゴン』をマイベストゲームに選んだ理由を問われると、ザコシは「学生時代にすげー遊んでいたんですよ。この中にあるものはほぼプレイしていたんですけど、中でも『ダブルドラゴン』と『熱血高校ドッジボール部』はスゲーやっていたので」と明かした。現在46歳のザコシは小学校から高校までゲーム三昧だったそう。「高校は男子校だったんですけど、商業高校に行く奴は女とデートしている、男子校に行く奴は自分のやりたいことやっているみたいな感じでした。当時の僕のやりたいことはゲームだったんです。なので、商業高校の連中が彼女連れて歩いている横をゲームソフトを積んだチャリに乗りながら、舌打ちして走っていましたよ」と青春時代のエピソードで記者陣を笑わせた。自宅にはクラシックゲーム機が何種類もあり、今でも頻繁に遊んでいるというザコシ。「学生時代はほぼ全機種持っていたけれど、芸人を目指してからは生活苦になって売ったりしていました。でもやっぱり面白いから金に余裕がある時に買い直したりして。その繰り返しです」と笑顔を見せ、「今のゲームよりクラシックゲームの方が僕は好きなんです。今のゲームはリアルさを追求していると思うけど、クラシックゲームは常軌を逸しているような設定が多い。『熱血高校ドッジボール部』のように死ぬまでドッチボールするとかあり得ないわけじゃないですか(笑)。そのある種、雑とも言える世界観が昔のコントみたいに感じて、すごく親しみを持てるんです」とその魅力を熱弁する。クラシックゲームを芸人仲間と遊ぶこともあったそうで、「ケンドーコバヤシとは『スマッシュTV』や『2020年のベースボール』をよくやっていました。『スーパーファイヤープロレスリング』はなだぎ武さんやバッファロー吾郎A(バッファロー吾郎)とよくやっていましたね」と懐かしんだ。前述の3人の中で特にゲームが得意だったのはなだぎ武だったという。「格闘ゲームが流行っていた頃、よくなだぎさんと遊んでいたんですけど、100回くらいやって1回くらいは僕が勝つんです。なだぎさんはたった1回の負けなのに、めちゃくちゃ怒って『もう1回やろう!』と言い出す。そして、また100回やらされるっていう、その繰り返しでしたね」と振り返った。最後に、記者から「クラシックゲームを若い人にオススメしてください」というリクエストも。「何の説明もなく遊べるところがいいですよ。単純明快なのでね。中には単純だからこそ狂った世界観のものが本当にあるんですけど(笑)、基本説明書要らずで遊べます」と太鼓判を押し、「本当にシンプルだから、世代を超えてオススメですよね。若い世代はもちろん、年配の方も、スマホを持ったらまずクラシックゲームで遊んで欲しいです」とアピールした。
2020年12月14日映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の公開35周年を記念し「バック・トゥ・ザ・フューチャー」inコンサートが、2021年3月5日(金)に大阪国際会議場(グランキューブ大阪)メインホール、3月28日(日) に東京国際フォーラム・ホールAにて、開催することが決定しました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」inコンサートは、1985年製作の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の1作目をノーカットで舞台上の大スクリーンで上映。そして全編のサウンドトラック部分を映画に合わせてオーケストラが生演奏するシネマ・オーケストラ・コンサートです。2015年5月の世界初演後、米・ハリウッドボール、ロンドン・アルバートホールをはじめ世界中で上演され、日本では2015年に東京と大阪、2019年4月に東京で、総勢21,000人を動員した大ヒット公演。このコンサートのために、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の音楽を担当したアラン・シルヴェストリが元々のオーケストラスコアに加えて、新たに約15分のスコアを作曲しました。映画の始まりからワクワクする音楽的演出が施されており、フルオーケストラが迫力の生演奏で、観客をタイムトラベルへ誘います。主人公マーティ達が登場する現代(1985年)と、タイムスリップ先の過去(1955年)が舞台となっている本作、ぜひ1950年代(70年前!)or 1980年代(40年前!)のファッションでコンサートに参加して、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の世界を思う存分楽しもう!巨大スクリーンとフルオーケストラの生演奏を、劇場で体感してみては!?「バック・トゥ・ザ・フューチャー」あらすじ1985年。友人の科学者ドク(クリストファー・ロイド)と知り合った高校生マーティ(マイケル・J・フォックス)は、彼が愛車デロリアンをベースに開発したタイムマシンを見せられる。試運転を始めようとしたところに、ドクに恨みを持つテロ集団が襲い掛かる。銃弾を浴びて倒れる彼を見たマーティはデロリアンで逃げ出し、そのまま1955年にタイムスリップ。デロリアンの燃料切れで1985年に戻れなくなったマーティはその時代に生きるドクに助けを求めて帰ろうとするが、まだ高校生である母親に惚れられてしまう。(Yahoo!映画より)大阪公演【会場】大阪国際会議場(グランキューブ大阪)メインホール【日時】2021年3月5日(金) 19:00開演(18:00開場)東京公演【会場】東京国際フォーラム・ホールA【日時】2021年3月28日(日) 14:00開演(13:00開場)※英語上映・日本語字幕あり ※上演時間:約2時間30分予定(休憩1回含む)※デロリアンの展示は中止とさせて頂きます。予めご了承ください。【出演】指揮:齊藤一郎管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)/大阪交響楽団(大阪公演)
2020年12月07日「伝えたいことを伝えようという気持ちが強いです」音楽家にとってシンプルな、しかしとても大切な信条だろう。今あえてそれを口にするのは、今年活動45周年の節目を迎えているヴァイオリンの千住真理子だ。1995年から5年ごとに取り組んでいるJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲演奏会に今年も挑む(横浜、大阪、東京の3公演)。彼女が伝えたいこと。それは公演のタイトルでもある「平和への祈り」だ。「このコロナ禍の中で聴衆の皆さんが集まってくださることを思う時の、心が震える感動。こんな気持ちは今までに味わったことがありません。バッハの音楽の中にある祈りや希望、そして絶望も。それらを通して、今生きていることを感じ合いたい。3時間のバッハの空間を一緒に過ごしたい。自分がバッハを弾き続けることの意味や挑戦という部分は、今回は非常に二次的なことのような気がしています」バッハを弾く時は自分を「無」にしなければならないと語る。「目を閉じて、ひたすら音を聴く。聴くというよりは見つめるという感覚。そうやって弾き進んで行くと、真空の世界に音が広がっていく。音だけの世界。宇宙と言ってもいいかもしれません。そこにすっぽりハマった時に、私というものがなくなって、音楽だけが進んでいく。それがベストの状態です」音は空気の振動だから、真空は無音だ。でも彼女はきっと、そんな物理現象ではない「音」を聴き、見ている。「音楽って、聴覚だけでなく、実は肌でも感じているのだという説があります。音は、そんな底知れない人間の五感で捉えられている。それを特に強く感じるのが、このバッハの無伴奏です、他の作曲家や、バッハでも他の作品だと、実世界の空気の中で伝わるメロディの語らいのようなものも感じるのですが、この作品にそれはありません」春からの長い活動休止を経て、ライブへの思いはいっそう強まった。「ステージの上はお客様の圧を感じます。波のようにわーっと寄せてきたり、すーっと引いたりする不思議な感覚があって、演奏家はそれによって弾かされているというようなところもある。それが心の対話、心の交流というものなのだろうと思います。だから、配信やCDでは伝わらないものも、コンサートでは確実に伝わるんですね。私というフィルターを通して鳴るバッハから、お聴きになったお一人お一人が感じるのは、たぶん私が想像がつかないようなものです。それこそが人間の、あるいは地球という惑星の素晴らしい文化だと思います」最後に「バッハの一番の魅力ってなんでしょうね?」と尋ねると、即座に「救いですね」とひと言。そして少し間を置いて加えた。「私自身にとっても。聴いてくださる方々にも」かつて自身もバッハに救われたという思いを強く持つ彼女。今度は彼女のバッハが、不安な日常をさまよう私たちを救ってくれるはずだ。取材・文:宮本明
2020年12月04日男女の混声コーラスグループ「フォレスタ」が2020年12月10日(木)、Bunkamuraオーチャードホールでコンサートを開く。ニューアルバム『フォレスタ珠玉の名曲集vol.1~あなたといるとき~』に収録されている曲を中心に披露する予定だ。BS日テレ『BS日本・こころの歌』(毎週月曜夜7時から放映中)の出演などで知られるフォレスタ。男性5人、女性6人からなるコーラスグループで、メンバー全員が音大出身だ。これまで毎週のようにコンサートを行なってきたフォレスタだが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年はコンサートが中止にせざるを得なかった。そのため今回のコンサートに懸ける思いは強く、メンバーの澤田薫は「3月から約半年間、皆様の前で歌う機会が全然なかった。全力で歌って皆様に楽しんでほしい」と意気込む。吉田明未は「初めてオーチャードのステージに立たせていただいた時のことをよく覚えている。また再びその場に立たせてもらえる喜びと、コンサートを通じてお客様とコミュニケーションがとれる嬉しさを感じながら、1曲1曲大切に歌いたい」。小笠原優子も「オーチャード公演は、フォレスタにとって、まさに毎年1年の締めくくる位置づけの公演だった。今年は誰しもが味わったことない経験をして、大変な1年だったし、これからどうなるかも分からないけれど、ウキウキしたり、ワクワクしたりするような気持ちをなくしたくない」と語っていた。本公演は、11月4日にリリースされたニューアルバム『フォレスタ珠玉の名曲集vol.1~あなたといるとき~』に収録されている曲を中心に披露。『浜辺の歌』や『紅葉』といった叙情歌、『イヨマンテの夜』や『琵琶湖周航の歌』、『高原列車は行く』といった歌謡曲、恒例のカンツォーネメドレーなどを歌うという。大野隆は「僕たちのコンサートではあらゆるジャンルをやっているので、老若男女、幅広い世代の方に楽しんでいただけると思う。どの世代の人にも刺さる曲が必ずあると思うので、ぜひ皆様の心の歌を見つけに来ていただけたら」と話した。公演は12月10日(木)14時開演、東京・Bunkamura オーチャードホールにて。チケットは全席指定7000円。本公演はPIA LIVE STREAMによる配信(視聴券3500円)も実施。配信は12月16日(水)23:59までアーカイブ視聴が可能となる。いずれもチケットは発売中。取材・文:五月女菜穂
2020年12月03日2020年は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)の生誕250年のメモリアルイヤー。今年は各地でさまざまなベートーヴェンの作品を演奏するコンサートが企画されていたが、コロナ禍の影響で多くの演奏が中止となった。そのなかでヴァイオリニストの滝千春とピアニストの斎藤龍は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏をライヴストリーミングで発信することに決めた。ベートーヴェンの誕生月である12月に、14日から18日まで「ベートーヴェンウィーク」として各日20:00からPIA LIVE STREAM(アーカイブ配信有)において、滝千春と斎藤龍のデュオによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏が配信される。ふたりは10年前、留学先のチューリッヒ芸術大学のコンクールでベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第1番を演奏して優勝の栄冠に輝き、以後ソナタ全曲演奏を目指して研鑽を積んできた。滝千春が語る。「ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタは、ピアノがとても重要な役割を担います。斎藤さんはベートーヴェンを得意とし、深く研究していますので、もっとも理想とするパートナーです。全10曲はそれぞれ個性があり、ベートーヴェンのあらゆる面が表現されていますが、私は特に第6番の第2楽章に魅了されています。あまりにも美しいメロディに、泣きたくなってしまうくらいです」ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタは、ふたりの楽器がひとつの“声”になることが要求される。それを目指し、彼らは音の対話とその融合を存分に楽しんでもらえるようリハーサルを重ね、収録に臨んだ。斎藤龍がいう。「ベートーヴェンは人間味あふれるやさしい人だったと思います。多くの作品の緩徐楽章(第2楽章)を見ると、非常にしなやかで感動的な美を備えています。ベートーヴェンはピアノの名手でしたから、ピアノにとても多くのものを要求しています。私は昔から第4番をこよなく愛しているのですが、いずれのソナタもヴァイオリンとともに何か新たなものを作り出していく演奏をしたいと思います」滝千春と斎藤龍のヴァイオリン・ソナタ全曲演奏は、コロナ禍の時代にひと吹きの涼風を吹き込んでくれるに違いない。彼らはベートーヴェンの神髄に迫り、その奥に潜む人間性を描き出し、作曲家の魅力を浮き彫りする。ベートーヴェン・イヤーの最後を飾るデュオ、心に響く演奏が生まれる瞬間が待ち遠しい。伊熊よし子
2020年11月25日新型コロナウイルスのパンデミックのため、来日アーティストの公演が軒並み中止となるなか、日本にいながらにして、ドイツで生まれ育ち、ドイツ・ピアノの正統派の流れにある音楽教育を受けたピアニスト、ゲルハルト・オピッツの演奏でドイツ音楽を聴くことができるのは、実に貴重な機会だ。1953年、西ドイツのバイエルンに生まれたオピッツは、19歳の頃、20世紀の巨匠であり、ベートーヴェンの解釈者として名高いドイツのピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプの教えを享受した。ドイツ音楽の古い伝統を土台に育んだ音楽を今の聴衆に届ける、数少ないピアニストのひとりといえる。世界的な活躍のきっかけは、1977年、イスラエルで行われたルービンシュタイン国際ピアノコンクールでの優勝。彼は未だ、このコンクール唯一のドイツ人優勝者として歴史に名を刻む。そのオピッツが、この冬、ソロリサイタルやオーケストラとの共演で、日本ツアーを行う。なかでも12月11日に東京オペラシティコンサートホールで行われるリサイタルで取り上げるのは、生誕250年のベートーヴェン。それも、〈鍵盤音楽の新約聖書〉と呼ばれる32曲のピアノ・ソナタから、最後の3つのソナタを演奏する。記念年の締めくくりに来日を果たしてこのプログラムを披露してくれることに、感謝せずにいられない。加えて、12月17日には、東京都交響楽団「都響スペシャル2020」にソリストとして登場。小泉和裕のタクトのもと、やはり得意とするブラームスから、ピアノ協奏曲第1番を演奏する。ドイツ音楽ならではの様式美と、あふれるほどの詩情を兼ね備えたこの楽曲を、持ち前のあたたかく骨太な音で聴かせてくれるだろう。生のオーケストラサウンドに包まれる喜びも、存分に堪能できる。オピッツのレパートリーはもちろんドイツものに限られるわけでなく、幅広い作品を演奏しているが、歳を重ねるにつれ、「ベートーヴェンから続く系譜にある音楽がどんどん自分に近い存在となってきた」と話す。コロナ禍にあって、音楽からエネルギーを得たい今日この頃。ドイツ音楽の真髄を知るオピッツの演奏により、ベートーヴェンやブラームスの音楽が秘める底力を、ひしひしと感じることになりそうだ。音楽ライター高坂はる香
2020年11月25日ショーメのクラシックハイジュエリーに新たなバリエーションが加わりました。フランス語で君主を意味する“スーヴェレーヌ“の名を持つこのコレクションは、メゾンが考えるフェミニニティへの賛美と、皇后ジョゼフィーヌのような自立した女性像が描かれています。「スーヴェレーヌ ドゥ ショーメ」 コレクション ネックレス 4,400万円 (税抜・参考価格)ロシアをテーマとした「レ モンド ドゥ ショーメ」コレクション プロムナード アン ぺ リアルや、ココシュニックや伝統的なロシア女性のヘッドオーナメントなどからインスパイアを受けたネックレスやイヤリングは、タイムレスでありながら、ショーメらしいツイストを効かせたオリジナリティの高いデザインとなりました。シベリアの冬の白銀の世界を想わせる、凛とした輝きを放つパリュールです。「スーヴェレーヌ ドゥ ショーメ」 コレクション イヤリング 1,530万円 (税抜・参考価格)商品の詳細はお近くのショーメブティックまでお問合せください。WEBサイト : : : :@chaumetofficialハッシュタグ:#ショーメ #chaumet @chaumetofficial企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月23日