フランスで3歳と1歳の男の子を育てている私。長男は今年の4月から幼稚園へ通い始めました。フランスの幼稚園ではおむつは禁止。おむつが外れていなくてもパンツをはいて登園しなければなりません。長男はいつもパンツにおしっこをしたあとに「おしっこ!」と教えてくれる状態。毎日幼稚園で少なくても3回はパンツにおしっこをしてしまいます。そんなこんなで登園し始めて1カ月が過ぎたころ、長男をお迎えに行ったときにいきなり園長先生から呼び出しが! そして、園長先生の言葉に私はショックを受けてしまったのです……。失敗続きの長男私は、入園時に園長先生から「おむつは外れていなくても、他の子どもにつられるということもあって自然とおむつは外れますよ」と聞いていました。長男のトイレに関してとても心配していた私はその言葉に救われました。幼稚園から毎日大量に持って帰ってくる汚れた衣服を見ても「もうすぐおむつは外れるから!」と期待していたのです。 しかし、入園して1カ月を過ぎてもまったく外れる様子はありません。家でも失敗が続く長男に、次第に私はストレスを感じるようになっていました。 まさかの園長先生の言葉ある日、幼稚園へ長男をお迎えに行った際、園長先生から呼び出しがありました。園長先生は「○○(長男の名前)はまだトイレの準備ができていないようなので、おむつをつけて登園できますか? あまりにも頻回に失敗が続くので授業が進まないのです。もし心配ならかかりつけ医に相談されてもいいと思いますよ」と相談が! 私はまさかの言葉にショックを受けました。「3歳でおむつが外れないからといって病院に行くなんて考えられない……」と、園長先生の言葉も受け入れられずにいたのです。 夫の言葉私はさっそく、夫に園長先生の言葉を伝えました。すると、夫は「子どもによってペースが違うから気にすることはないよ。フランスではすぐに医者に相談っていうけど、病気ではなくて気軽にアドバイスをもらうっていう意味だから」と言いました。 私は、夫との園長先生の言葉の受け取り方の違いに驚き「私が園長先生の言葉を重く受け止め過ぎなのかな」と気づきました。今は長男は幼稚園ではおむつをして、家ではおむつを外してトイトレをしています。 「幼稚園へ行けばおむつが外れる」と期待していた私は、園長先生の言葉でどん底に落とされたような気持ちになりました。しかし、園長先生が「いつかおむつは外れるから」と言ってくださっていたように、周りの知り合いや家族も同じように私に声をかけてくれます。これからも「うちの子はちょっと遅いだけ」と思うようにして気長にトイトレをおこなっていこうと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2022年09月16日長男は食後でもないのに1日中ゲップを多発することがありました。普通の頻度ではなかったので、私は息子がわざとやっていると考えて叱ってしまいました。しかし、ネットを検索したり、小児科で相談したりするうちに、わざとではなく原因があるかもしれないということがわかってきました。 ゲップを多発する息子に対する私の対応息子のゲップが急に多くなったのは、年長のときでした。食後に限らず1日中、1時間に数回もゲップが出る状況で、私は息子がおもしろがってわざとしているのではないかと疑っていました。 食事中した場合には、私は息子に行儀が悪いことを伝えて注意。息子は「わざとではない」と主張しましたが、私はゲップをするとスッキリする感覚を覚えたのだろうと考え、「せめて食事中は我慢しなさい」と言い聞かせました。 わざとじゃなかった? ゲップ多発の原因ゲップの頻度が減らない日々が続く中、何気なくネットで検索すると、「呑気(どんき)症」という病気があることを知りました。ストレスなどから空気を飲み込んで、ゲップなどが症状として出る病気と書かれていました。 息子はこの病気なのかもしれないと考え、喘息の薬を小児科へもらいに行ったときに先生に相談。すると、「ストレスや緊張から空気をたくさん飲んでゲップをすることがあります。その場合は本人に注意することは逆効果です。気にさせないことが大事なので、注意をしないようにしてしばらく様子をみてください」と言われました。 対応を変えたあとの息子の変化とは?小児科の先生の説明を聞いて、これまで息子がわざとやっていると思って注意してしまったことを反省しました。その後は、ゲップが出たとしても何事もなかったかのように接しました。幼稚園の先生には小児科で言われたことを伝え、何にも言わずに見守ってほしいと依頼。先生もわざとやっていると思い込み、これまで注意してしまっていたとお詫びをいただきました。 いつになったら出なくなるのか最初は不安でしたが、2カ月経つと少なくなってきました。さらに2カ月後には普通の頻度になり、まったく気にならなくなりました。 息子のゲップに悩んでいた当時は弟が生まれたあとでした。息子からすると、それまでひとりっ子として育てられ、親の愛情を独占していた状況が一変したのでしょう。私があまりかまってあげられないことで、ストレスを感じていたのかもしれないと思いました。子どもは親が思っているより環境の変化を敏感に感じとるため、状況が変わったときこそ、気持ちに寄りそった対応が大切だと学んだ体験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:福田ひろみ2男1女の母。3人の子どもはそれぞれ12歳、7歳、5歳で、性格は三者三様。頑固でワガママな真ん中っ子の対応に苦戦しつつ、夫は単身赴任中につき、ワンオペで子育てしている。
2022年09月15日これは日中元気に遊んでいた、当時4歳だった息子の身に起きた出来事です。私たち夫婦にとっては初めての体験でとても驚きました。それは私たち夫婦の未熟さによって引き起こされたため、とても反省した出来事でもあります。 夕方からの散歩この日わが家には、待ちに待った子ども乗せ電動自転車が届きました。息子も「早く乗りたい」と大はしゃぎ。夕方仕事から帰宅した夫に「自転車でお散歩に連れて行って」とおねだりしていました。 その期待にこたえ、夫は息子を自転車の後ろに乗せて2人で「レッツゴー!! 」と言いながら元気よく出発していきました。この日は梅雨入り前。日中暖かくても日が暮れてくると、グッと気温が下がる季節でした。 なかなか帰って来ない2人夕方からの出発だったため「すぐに帰ってくるだろう」と思っていましたが、30分たっても2人は帰ってきません。私は「たしか上着を着ていなかった。大丈夫かな……」と心配になりました。結局1時間ほどたって「楽しかった」とご満悦な様子で2人は帰ってきました。しかし「暑い暑い」と言う夫とは対照的に息子の体は冷え切っています。 「どうしてこんなに帰宅が遅かったの?」と聞くと、「楽しくて、息子にもっと行こうとせがまれ、つい遠くまで行ってしまった。自転車をこいでいる自分は暑くて、息子の体が冷えていることに気付くことができなかった」と言います。幸いにも、息子はとても元気で夫の言う通り「遠くまで行けて楽しかった」と喜んでいたので、今後は気を付ける約束をして、終わりました。 夜中突然夜眠っていたときのこと。突然息子の声が聞こえ、見ると、不思議そうに一点を見つめ何か喋っています。「どうしたの」と聞くと、「へんな虫が」と言い不安そうな表情に。電気をつけて虫を探しますが見当たりません。さらに息子は「どんどん増えてくるよ! ママの手! へんな虫いっぱい出てきた!」と怯えた顔に。その声に夫も起き、私は事情を説明。そのうえ「ぎゃー! 僕の腕にも虫がー! 」息子は大きな叫び声を出し、両腕をバタバタとふり大泣き。 思わず抱きしめた息子の体がとても熱い! 「幻覚だ。熱で息子は幻覚が見えてるんだ」と夫に伝え、息子には「大丈夫。ママがいるよ」と落ち着かせようとしましたが、足をバタバタさせ泣いています。すると夫が息子の体を包み込むように抱っこ。「ほら。これでぜんぶ隠れた。虫出てこないよ。パパが守ってあげる」と夫が声をかけると、息子もだんだん落ち着いた様子に。 反省熱は39度近くあり、幻覚が見えたものの、話の受け答えはできました。そして解熱剤とお水を飲み、息子は再び眠ることができました。私は夫と、今回のことについて話し合いました。「子どもは大人よりも外気の影響をうけやすく、体温調節もしにくい」このことを私たちは理解していたはずなのに、今回は息子に上着も持たせず、寒くなる時間に散歩をしてしまいました。 息子は4歳で自分のことを話せる年齢ではありましたが、息子は「暑い、寒い」という感覚よりも「楽しい」気持ちが上回っていたのだと思います。そんな息子の気持ちを理解しながら、「息子につらい思いをさせてしまった」と2人でとても反省しました。体調に影響が出る前に自宅に帰っていれば、幻覚を見るほどの熱はでなかったかもしれません。 「幻覚」というものを、私たち夫婦は今まで体験したことがありませんでした。今回幻覚により、恐ろしい思いをしている息子の姿をみて、私たちも恐ろしい思いをしました。そして、それが私たちの不注意によって引き起こされてしまいました。「同じことをくりかえさないようにしよう。もう二度とこんな体験を息子にさせたくない! 」夫婦ともに強く反省する出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 REIKO著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2022年09月13日長男が3歳、次男が生後半年のときのこと。息子たちの寝かしつけを終えた私は、別室にいる夫のもとへ向かいました。すると夫はベッドの上で携帯を持ちながら寝てしまっている様子。ふと夫の携帯画面を覗くと、なんとそこには出会い系サイトのアプリが表示されていたのです。出会い系サイトに登録した夫まだ長男が3歳、次男が生後半年のときのこと。夫は仕事が忙しく、私はワンオペで育児や家事に追われる毎日を過ごしていました。大変ではあるけれども充実していて、夫との関係もうまくいっていると私は思っていました。 ある日の夜、子どもたちの寝かしつけを終えた私は、夫に用があったため夫の寝室へと向かいました。すると夫は手に携帯を持ったまま、ベッドの上で眠ってしまっている様子。私は夫の携帯を充電器に挿そうとし、携帯の画面に目をやりました。するとそこには出会い系サイトのアプリが表示されていました。 出会い系サイトのやりとり夫が出会い系サイトに登録していることに、私はかなりショックを受けました。しかも画面には、女性とのやりとりが表示されている状態。見てはいけないと思いながらも、私は表示されているやりとりを見てしまいました。 夫の登録名はもちろん仮名、プロフィール写真もネットで拾ってきたのか、知らない男性の顔写真を登録していました。女性とのやりとりの内容は、「直接連絡を取り合いませんか?」といった内容。ワンオペ育児を必死に頑張っていた私は、この女性とのやりとりに、どんどん怒りが湧いてきました。 夫を問い詰める怒り心頭の私は、すぐさま夫を起こし、どういうつもりなのか問いただしました。すると夫は、「〇〇(私の名前)がキツイ言い方をしてくるから、どうしたら夫婦関係がうまくいくか出会い系で相談してた」とのこと。夫いわく、知り合いに相談するより、まったく知らない人に客観的な意見を聞きたかったと言うのです。 私は腹が立つやら悲しいやらで、涙があふれてきました。夫は断じて不倫目的ではなくやましいことは何もないと言い張るので、納得はいかないながらも、そのまま揉めていても仕方ないので、その場は許すことに。 その後、特に夫の行動に怪しさを感じたことはありません。今でも正直、出会い系サイトに登録したのはやはり不倫目的なのでは?と夫を信じきれていない部分もあります。ですが当時、私もワンオペで精神的に追い詰められており、夫にキツく当たったのも事実。今は夫にも思いやりを持って接することができるよう、心がけています。 著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2022年09月12日私は学生時代から社会人になるまでの間、さまざまな人間関係につまずいてきたなという自覚があります。例を挙げると、会社の同僚とトラブルが起きて退職せざるを得なくなってしまった経験などがありました。そんな私も2児のママとなり、ママ友など新たな人間関係を構築してきました。そんな私の「ママ友付き合いのルール」をお伝えします。①お互い家庭の事情には踏み込まない私は、家庭の事情、特に夫婦仲のことや親戚のいざこざなど、まずは私自身が開示しないよう心に決めています。なぜなら、私自身がつい愚痴ってしまうと、ママ友も一緒になって「実は私も……」とさらなる深刻な話へとつながりやすいからです。 深刻な話をお互いにすると、今まで以上に仲が深まるかもしれませんが、私の個人的な話がまわり回って知らないママ友に伝わるかもしれません。気を回しすぎかもしれませんが、実際に私が社会人のころ、先輩や上司の愚痴を、気を許したと思えた後輩や同僚に伝えたところ、その愚痴がいつの間にか本人に知れ渡っていて気まずい思いをした経験があるが故に慎重になっているのです。 ②学生時代の「友だち」とは違うと理解する学生時代の私は、「友だち」に対してより深くつながって近い存在でありたい! もっと仲良くなりたい!と感じていました。しかし、あくまでママ友は「子ども同士でつながりあっている存在」であり、学生時代の友人関係とは根本的に違うのだと私は思っていますし、学生時代の考えは一旦捨てています。 一番気を付けなければならないのは、ママ友と自分の仲がギクシャクしてしまったら、それが自分の子どもにも波及してくるかもしれないという点です。私とママ友がギクシャクしてしまうと、私を避けたい=私の子どもに対しても避けたい、となりかねませんから、ママになったころから自分の根本的な「友達」に対するイメージをあらためて考え直しました。 ③休日などは家族のみで過ごす休日など幼稚園や保育園がお休みの日は、ママ友と子ども同士で遊ばせる、そんな家庭も私の周りには普通にあります。しかし私は、「園の休日にママ友と会おう」とは思いませんし、自分からも遊びには誘いません。夫の休みが不規則なので、園がお休みの日でワンオペ育児の日もありますし、そんな日は「ママ友たちと遊んで孤独感を紛らわせたいな~」と寂しくなるときもあります。 しかし、あまりママ友と深く関わると、①と②でお伝えしたような人間関係トラブルのリスクはおのずと上がってしまうと私は感じており、孤独とトラブルリスクを両天秤にかけたら、私は孤独なままでいいやと思えるようになりました。 このように、ママ友付き合いにおいて「万一、○○があったら……」とネガティブなこともあらかじめシミュレーションしたうえで行動するように心掛けています。そういった甲斐もあってか、今のところ目立ったトラブルはなく、ママ友と程よい距離感を保つことができており、それもこれも私がたくさん失敗してきたからかもしれません。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKO著者:石塚みよ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年09月12日義父母にとって初孫の娘。日本人と韓国人のハーフになる娘の名前を夫婦で決めた際、義父母が反対し、ある行動に出ました。夫婦が決めた名前に反対していた義父母が、最終的に納得してくれるまでの体験談をご紹介します。娘の名前に対する夫婦の思い日韓夫婦の間に生まれた娘は22歳になったときに国籍を選ばなければならず、その際、日韓どちらかの名前を捨てなければなりません。そのときに日本と韓国の家族のどちらかが悲しまなくていいように、娘の名前は両国どちらでも使える名前にしたいと考えていました。 義父母にとっては初孫となる娘。それでも名前は私たち夫婦が自由に決めていいだろうと思い、夫婦で日韓どちらでも通用する名前を考えることにしました。 私たち夫婦に内緒で姓名判断に行く義父母どちらでも通用する名前で、私たち夫婦がこれだ! と思う名前が決まりました。義父母にその名前を電話で伝えると、「わかった」と言ってくれました。特に反論もなかったため、義父母も気に入ってくれたのだとひと安心。しかし、その数日後、義母から夫へ電話があり、私たちが決めた名前にしたくないというのです。 さらに、義父母が占い師の元へ行き字画のいい名前を聞いてきたので、そのなかから選ぶようにとのこと。名前のリストを見ると、すべて典型的な韓国の名前で私が発音するのも難しいものばかりでした。 夫婦の思いを理解してくれない義父母なぜその名前にしたのか、日本と韓国で別々の名前をつけたくない理由を夫が義父母に説明してくれました。しかし「知ってる日韓夫婦の子どもはみんな、日本と韓国で別々の名前を持っている。子どもは別の名前を呼ばれても混乱しない」など、私たち夫婦の意見をなかなか理解してくれません。 ひと通りの名前で済むのに、わざわざ将来の揉め事に繋がるようなことはしなくてはいいのではないか? という思いが私たち夫婦にはあったため、改めて義父母に伝えました。最終的には「夫婦で決めたことだから、もう言わないでくれ」と夫が釘を刺してくれ、義父母もしぶしぶ了承してくれました。 夫婦が名前を決めたあとに、私たちに相談もなく義父母が姓名判断に行ったことや、義父母を説得する過程はとてもストレスでした。でも、夫がしっかりと間に立って話をしてくれたおかげで、無事に解決することができました。義父母の願いを聞いてあげられず申し訳なかったですが、今でも両家族にとって呼びやすく、夫婦が納得する名前にできてよかったと思っています。 著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2022年09月12日夫側の実家にとっては初孫となる長女が誕生したときの話です。出産直後、お見舞いにきてくれた義父が私の両親に言った第一声は、「やっぱり内孫はかわいいですか?」でした。長女は私の実家にとっては4人目の孫。私の両親が内孫と外孫などと言っていることを聞いたことがなく、非常に驚きました。同じ孫にかわいさの違いがあるの?と産後間もない私は、うまく理解できずモヤモヤした気持ちになりました。義父にとっての孫とは義父にとって待ちに待った孫の誕生だったようですが、本当は男の子を望んでいたようです。妊娠中に性別がわかりそのことを伝えると、「そっか女の子か、まぁ元気ならええなぁ」とあまりうれしそうではない返事をされてしまう始末。電話口での会話だったので、こちらも「そうですね」としか返事ができず、歯切れの悪い会話になりました。 60代半ばの義父は、思ったことを悪びれもなくすぐ口にするところがあり、このときもわかっていたとはいえ、ショックは隠しきれません。孫の誕生を心待ちにしてくれていると思っていたので、何とも言えない気持ちになってしまいました。 昔ながらの慣習が根強く残っている?土地柄なのかわかりませんが、義実家は昔の慣習をとても重んじているように思います。結婚直後、夫の仕事の都合で引っ越しまでの1カ月ほどお世話になったことがあったのですが、ことあるごとに私は義父から「もう嫁にきたんだからな」「里帰りはそう簡単にできるものではない」と言われていました。 いつの時代の話なんだろうと、義父から言われるたびに私はうんざり。義実家の地方では、嫁に対してはもらい物扱い、孫も内孫・外孫と区別をする風習があるそうで、義父もそのように言っているようでした。 うまく甘えてみる孫である長女が生まれてからは、義父は荷物を頻繁に送ってくるようになりました。「かわいい洋服見つけたから」「こんなん似合うと思うから」と、自分たちではあまり買わないようなハイブランドの数々。 また、「離乳食はこんなんがいいらしい」「こういうお菓子が赤ちゃんは好きやろ」と食品もいろいろと送ってくるようになりました。はじめは頻繁に送られてきて戸惑いましたが、義父が孫の誕生を心から喜んでいるからこその行動だと理解し、ありがたく受け取っています。 義父が初孫の誕生を心から喜んでくれていることは、よく伝わります。うれしくてうれしくて、心の声が溢れ出ているのだと私は解釈するようになりました。私や私の両親に悪気があるわけではないようなので、初孫、内孫としてかわいがっていいただく部分はうまく甘えて、子育てに対して口を出す面倒な部分はうまくかわして付き合っていくようにしています。 著者:中野あや11歳、9歳、2歳の母。転勤族で各地を転々とした後、九州に移住。ヨガインストラクターとしても活動中。
2022年09月10日早産で低出生体重児で生まれたわが子。4歳になってからも身長はなかなか伸びず、幼稚園でいじめられないかと私は心配していました。そしてある日、クラスの子に突き飛ばされる事件が起きました。しかし、その真相は私の想像とはまったく違っていたのです……。 体の小さいわが子息子は妊娠36週に生まれ、2,300g程度と少し小さめの低出生体重児でした。幼稚園に入園してからも、身長はあまり伸びず平均を下回っていたため、背の順ではいつも一番前。そのうえ大人しい性格なため、心配性な私は「お友だちとうまくやっていけるんだろうか? もしかしたらいじめられてしまうのでは……」と心配していました。 そして年中になってから半年ほど経ったころ、いつものように幼稚園へ息子を迎えに行くと、先生から「〇〇(息子)くんのことで少しお話があります」と告げられたのです。 ショッキングな報告息子を園庭で遊ばせている間に話を聞くと、先生は少し気まずそうに「今日、みんなで遊んでいるときにAくんが〇〇(息子)くんのことを突き飛ばし、足を怪我させてしまいました。申し訳ありません」と謝りました。えっ? と思い息子を見てみると、たしかに足に絆創膏が。 Aくんはクラスの中でも背が大きく、息子との体格差は歴然でした。私は「やはり背が小さく、大人しい性格の息子はいじめの対象になってしまうのか……」と思うと同時に、怪我をさせたAくんに少し憤りを感じていました。 驚きの真相が明らかにしかし、次に先生の口から出たのは「お母さんすみません、実は先に手を出したのは〇〇(息子)くんなんです……」という衝撃の事実でした。先生曰く、息子がAくんと車のおもちゃで競争して、だんだんヒートアップした息子がAくんを叩いたことが始まりだったとのこと。 勝手にAくんがいじめたと勘違いした私は、慌てて先生とAくんのママに謝罪をしました。帰宅後息子にも話を聞くと、競争に負けて悔しかった様子。でもいくら悔しくてもお友だちに手をあげるのはいけないよと言い聞かせると、息子も悪いことをしたんだと納得したようでした。 その後2人は仲直りをして、今では以前より仲良しになったみたいですと先生から聞きました。あのとき、Aくんはきっと息子が小さいからいじめたんだろう、と考えた自分をとても恥ずかしく思います。これからは私の先入観よりまず、きちんと事実確認をし、息子の意見を聞いてから行動しようと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 REIKO著者:森 千春1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年09月09日私は2歳の男の子と0歳の女の子のママです。妊娠26週に切迫早産で突然入院になってしまい、赤ちゃんのために揃えておきたい物がまだほとんど買えていませんでした。必要な物は、ネットで購入することに……。私も夫もベビーカーやチャイルドシートは高い買い物なので、最後まで悩んでいました。そんなときに夫から提案されたことを受け入れ、後悔した話をしたいと思います。夫からの提案わが家は車を所有していたのですが、主に夫が使用しています。産後の外出は抱っこひもかベビーカーになるため、チャイルドシートと一緒に最後までベビーカー選びに悩んでいました。私はベッドに横になりながら、ネットでひたすら検索の日々……。そんなときに夫が1枚のチラシを持ち、私の病室へやってきたのです。それはチャイルドシートをベビーカーに取り付けてそのまま移動ができる「トラベルシステム」というものでした。 悩んだ末に「トラベルシステム」ならチャイルドシートとベビーカーが一緒になっているし、チャイルドシートに赤ちゃんを乗せたまま移動できるのは便利だと思ったようで、とてもうれしそうに私に説明してくれました。私は正直、ベビーカーを使うのは主に私なのだから、私に選ばせてほしいという考えで……。 でも、私が入院していて、一緒にお店に見に行けないのが悪い、夫は私のために調べてきてくれたのに否定してはいけないと思い、夫の提案してきたトラベルシステムのベビーカーとチャイルドシートを購入しました。 実際に使い始めて…元気な男の子を出産し、赤ちゃんとの生活がスタート。購入したチャイルドシートもベビーカーも、はじめは車移動が多く大活躍でした。しかし、少しずつ私と赤ちゃんの2人で外出することが増えてくると不便な点が……。 チャイルドシートを取り付けた状態ではベビーカーが折り畳めず、かといってチャイルドシートを取り外すと対面式にできず背面式ベビーカーになってしまうため、赤ちゃんは私の顔が見えずに泣き出してしまい、結局抱っこに。どんどん大きくなる赤ちゃんを抱っこするのは、本当に大変で……。焦らずに赤ちゃんが生まれてから、じっくり自分の買いたいベビーカーを選べばよかったと後悔しています。 夫が提案してくれた「トラベルシステム」は、チャイルドシートで赤ちゃんが眠っていてもそのままベビーカー移動ができて運べるので、普段車移動の人にとってはとても便利なものだと思います。しかし、私自身は普段車を使用しないこともあり、赤ちゃんとの生活がどのようなものになるかをもう少し想像してから購入すればよかったと思います。 監修/助産師REIKO著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2022年09月09日やさしい先輩ママとの2人だけのランチ会。楽しくお話しできればいいなと思っていたのですが、「最近何だかよりきれいになりましたよね!」という私のひと言から、会話はあらぬ方向にいってしまいました。先輩ママに対する信用が一気になくなってしまった驚きの出来事でした……。第一印象は明るくやさしい先輩ママ私が住む自治体で、移住者を増やそうと活動をする団体があります。私はその団体の1人で、そこで明るくやさしい40代の先輩ママに出会いました。笑顔の素敵なママさんで第一印象はとても良く、意気投合。「今度一緒にランチしましょう!」という流れになり、一緒にランチできる日を楽しみにしていました。 私はただ純粋に、子育てや家族、個人について楽しくランチができればいいなと思っていただけなのですが、後々私は後悔することになったのです。 最初はよかったが、徐々に話が…ランチ当日。子どもや家族の話、移住者を増やす団体の話など、いろんな話で盛り上がっていました。数カ月前、お会いしたときより髪型やお肌がきれいになったように思えたので、私は「最近何だかよりきれいになりましたよね!」と言いました。 すると、先輩ママは何かスイッチが入ったように「それがね、私これを始めたの!」と言いながら、いくつもの資料をテーブルに並べ始めました。私は思わず目がテン。並べられたのは、スキンケア商品や化粧品の資料でした。 止まらない営業トークそこから1時間以上、化粧品の押し売りトークが始まりました。オーガニック志向の強い先輩ママは、自然由来でできた品質の高い化粧品を熱く紹介。確かに化粧品そのものは良いと理解しましたが、「今度セミナーに来てみない?」「話だけでも聞いてみていいと思うの!」と営業は暴走気味に。 私は苦笑いでやんわり断ったのですが、先輩ママには躊躇する様子はなく、押し売りトークが止まることはありませんでした。化粧品も先輩ママの印象も、押し売りされることによってどんどん悪くなっていきました。先輩ママは、さらに洗剤などに含まれる添加物の怖さも熱弁していました。 化粧品に興味が出たら連絡しますと伝え、ランチはそのまま終了。なんとも後味の悪いランチでした。言いたいことはわかるのですが、何においても信頼をなくすほどの押し付けは良くないと、先輩ママを見て思いました。相手の気持ちや立場を考えたコミュニケーションが大切だと感じた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松野椎香今年小3長男、小1娘、年中次男を持つ3児の母。実家は両家共に遠方。次男は知的療育中。調理師免許。書道セラピスト。筆文字やピアノ弾き語りが趣味。心理カウンセラーの資格取得を目指して日々勉強中。
2022年09月08日私たち家族は、北海道の田舎在住。両実家から車で2~3時間ほど離れた場所に住んでいます。月に一度帰省できれば良いほうで、近くに親戚がおらず、夫と2人で現在3歳の娘を育てています。友だちもおらず寂しく育児をしていると、同じアパートに赤ちゃんがいるのを発見! 赤ちゃんのママに声をかけてみると……、なんと娘と同じ誕生日だったのです。現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 同じアパートに同じ誕生日の赤ちゃんがいた娘が生後3カ月のころ、住んでいたアパートの2つ隣の部屋に、娘と同じくらいの赤ちゃんがいることを知りました。その親子が外に出ているタイミングを見つけて、赤ちゃんのママに声をかけたところ、なんと娘と同じ誕生日でびっくり! 出産した場所は違ったものの、娘と生まれたときの時間や体重が近い男の子ということが判明しました。私はその男の子のママと連絡先を交換し、連絡を取り合うようになったのです。 同じく“孤育て”をしているママ友ができた男の子のママは別の日に、「よかったらうちで遊ばない?」と自宅に私と娘を招いてくれて、娘と男の子が落ち着いている隙にコーヒーを淹れ、おもてなしをしてくれました。また娘が寝転ぶためのバスタオルやおむつ、おしりふきを準備してくれて、男の子のママの細やかな気づかいに感動! 私は感謝の気持ちでいっぱいでした。 男の子のママはもともと本州に住んでいたそうですが、旦那さんの転勤で北海道に引っ越し、周りに親戚がいないと話しており、私は孤独な育児の大変さに共感し頷くばかり。周りに頼れる人がいない“孤育て”をしているママ同士で悩みを話しながら、一緒においしいコーヒーを飲んでいると、慌ただしい時間を忘れるくらい癒やされました。 娘が一番信頼できる友だちができたその後も連絡を取り合い週1回ほど遊ぶようになり、娘が初めて覚えたお友だちの名前が、その男の子でした。娘はその男の子と赤ちゃんのときから遊んでいるおかげか、他のお友だちと遊ぶときよりもリラックスしています。小さなうちに娘にとって信頼できる友だちができてひと安心。 男の子のママは、いつも私の育児に関するたわいない話を、否定せず真剣に聞いてくれるので、私は会える時間を楽しみにしていました。周りに親戚も友だちもいない環境で、偶然にも同じような子育てをしているママに出会えて、孤独な気持ちを和らげてくれたことを感謝しています。 私も娘も友だち親子と同じ境遇だからこそ、お互いに理解しやすく悩みを相談でき、深い仲を築くことができました。忙しいなか自宅でおもてなしをしてくれたママ友に心から感謝しています。私も男の子のママのように、さりげなくコーヒーを振る舞える素敵な人になろうと思いました。 著者:渡邊なつ2歳女の子のママ。実家が遠方で頼れない、友達がいない、夫は夜勤あり。トラブル満載な育児体験記を執筆中。
2022年09月07日こんにちは。3児の母で小児科医の保田典子です。今回は、小児科医的しつけ、イヤイヤ・グズグズ対応のNG行為について。NG行為と言いつつ、私自身もよくやってしまいます。反省も込めてお伝えしたいと思います。NG1:ぐずったら「とりあえず泣き止むもの」をすぐ与えてしまう子どもがクリニックで泣いてしまったら、とりあえずスマホの動画を見せてしまう、とりあえずお菓子をあげてしまう、という親御さんがよくいらっしゃいます。子どものイヤイヤ・グズグズに対して、スマホやお菓子に関わらずすぐ何か与えてしまったり、子どもの言いなりになってしまうのは、あまりしない方がいいでしょう。 子どもはそもそも泣くものです子どもはよく泣くものですし、よくグズグズします。特にクリニックは、お子さんにとって嫌なこともいっぱいしますし、予防接種などの注射は痛いので、機嫌が悪くなったり泣いてしまう子も多いですが、別にいいんです。 子どもが学びエスカレートする可能性も子どもは賢く、すぐ学びます。「こうやったら親はすぐに言うことを聞いてくれる」と学んだら、どんどん態度がエスカレートしていくことがあります。スマホやお菓子を与える「使いどき」を親御さんがきちんと決めて、生活の主導権を握れるようにすると、後々のしつけにも良い影響があります。 スマホは「ここぞというときにだけ」与えるようにするたとえば、電車や役所など、公共の場所で子どもがグズって本当に大変! というときに、「スマホは電車に乗るときのスペシャルね♡」という感じで、ここぞというときにだけ「とりあえず泣き止むもの」を使うようにすると、より効果的だと思います(とはいえ、親がスマホをずっと見ていてお子さんは無視は、もっと避けた方がいいかなと思います)。 NG2:イヤイヤ・グズグズしている子どもへ感情的に怒る子どもがイヤイヤ・グズグズしているときに、「だから何がしたいの!」「〇〇しちゃダメでしょ!」「しょうがないでしょ!」と怒ってしまう親御さんを、よく見かけます。突然しょうもないことでイヤイヤし始めると、ため息が出ちゃいますよね。 とはいえ、このように子どもと同じ土俵に立ってしまっては何も解決しないですし、火に油を注ぐことになってしまいます。親が感情的に怒ることで、子どもはさらに泣き叫び、親は困り果てる……ということになります。 親がイライラしなくていいように対処しておく子どものグズグズは本当にどうしようもありません。なので、突然イヤイヤが始まっても慌てなくていいように、事前に対処しておいたり、時間に余裕を持ったスケジュールで行動ができると良いですね。 例えば、電車の中でかんしゃくを起こしてしまっても、時間に余裕があれば次の駅で降りることができます。時間ギリギリだと「下車すると間に合わないのに!」とますますイライラしてしまうかもしれませんね。また、ぐずりやすい時間を外して移動したり、子どもが眠くなりやすい時間に移動をすれば、外でイヤイヤの対応をしなくて済むかもしれません。子どもがグズグズしやすいポイントを把握したうえで、グズグズしないスケジューリングをすることも大事ですよ。 ぐずったら共感して抱きしめてみてぐずったときの良い対処としては、「〇〇したかったんだね」と共感して、ギュッと抱きしめてあげましょう。そのあとは落ち着くまでそうっとしてあげるか、トントンしてあげましょう。これは、公共の場所でも、子どもが泣いても大丈夫な場所でも同じです。 イヤイヤ・グズグズに対応している親御さんへ赤ちゃんや子どものイヤイヤ・グズグズは「こんなことで!?」とか「なんでここで!」という連続だと思います。周りの目が気になったり、迷惑をかけていると落ち込んだりすることもたくさんあると思います。子どもがぐずっても、慌てて「イヤイヤを止めないと!」って思わなくていいんですよ。子どものイヤイヤに付き合うのはすごく疲れてしまいますが、親の毅然とした態度が今後の親子関係に深く関わってきます。イヤイヤしたら、慌てずに「共感して」「ギュッとして」あとはあらかじめ決めたルールであやすようにしてもらうといいでしょう。そうすると、今よりもっと上手くお子さんのイヤイヤと付き合えるかもしれません。監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2022年09月05日私と夫は結婚する前から同棲していて、子どもが生まれるまでの約3年間、いつも同じベッドで眠っていました。これからも夫婦仲良く一緒に眠りたいと私は思っていましたが、夫は違ったようで……。産後から完全に寝室が夫婦別々になり、どうなったのか? そして寝室を別にして2年経過する私たちの現在の関係性についても紹介します。出産後、退院初日の壮絶な夜私はコロナ禍で第1子となる男の子を出産しました。夜間は赤ちゃんを預かってくれる産院だったため、私は退院初日に初めて夜間の対応をすることに。退院初日の夜、初めて家族3人で過ごす夜は壮絶でした。 ずっと甲高い立派な声で泣く息子を抱っこし続け、ネットで育児用ミルクの作り方を調べるところから始めました。おむつを替えるときにおしっこが噴水のように出てきてしまい、初めて使うベビー布団はビショビショ。夫も私も心身ともにダメージを受けたまま朝を迎えました。 別室で気兼ねなく眠る夫が恨めしい!朝ごはんを食べていると急に夫から「申し訳ないけど、今日から寝室は別にしたい」と言われたのです。寝不足で仕事に支障が出るというのが理由だったため、その日は夫の意見に納得しました。しかし、日が経つごとに育児もハードモードに突入。別室で何の心配もなく、朝まで眠ることができる夫を恨んでしまうように……。 いくら助けを求めても、次の日が大型連休であっても絶対に一緒に眠ってくれない、夜間の対応を少しも助けてくれない夫に心底腹が立つ日が増えました。 別室にして正解?2年経過して感じること息子が1歳半を過ぎたころから、ようやくほとんど毎日朝まで通して寝てくれるようになりました。朝まで寝るようになった息子を見て、夫は家族3人で一緒に寝たいと言ってきたのです。今さら何を言っているんだと最初は思いましたが、その日は一緒に寝ることにしました。 産後はあれほど夫と一緒に寝ることを懇願していたはずなのに、久しぶりに夫と寝る夜は気が休まらず、今まで通り夫婦別室にしたいとお願いしました。夫は悲しそうでしたが、私の意見を受け入れてくれたのです。寝室が別なほうが、夫の部屋でゆっくり夫婦のスキンシップの時間をとることができるため、私は今のライフスタイルが気に入っています。 産後は夫の態度にイライラして、夫婦仲がぎくしゃくした時期もありました。産後の夫の言動を忘れたわけではありませんが、2年が経過した現在、夫婦仲はとても良いほうで、私たちにとってこの寝室スタイルが合っているのだなと思うことができています。 著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2022年09月05日ある日、4歳の娘と1歳の息子を連れて家の近くの公園へ出かけました。そこにいたのが娘の幼稚園のお友だちとその姉弟。しかし見渡しても保護者の姿がありません。こちらの心配をよそに遊び始める子どもたち。次第にお友だちに振り回される事態になっていき……。公園にお友だち……でもママとパパは?ある日、子どもたちと公園に出かけると娘が「あ! Nちゃん!」と幼稚園のお友だちを見つけました。そこにはNちゃん(4歳)とNちゃんの姉(6歳)、Nちゃんの弟(3歳)の姿が。「こんにちはー」と挨拶し、小さい公園を見渡しましたがママとパパの姿がありません。 思わずNちゃんに「ママかパパは?」と聞くと「お家にいるよ」とのこと。私が思わず「え?」と言ったときには、娘はNちゃんたちと遊び始めていました。お家はすぐ近くで、いつも子どもたちだけで公園に来て遊んでいるのだということでした。 きょうだいに振り回され娘と遊べない!小さい子どもだけで遊んでいることに不安を覚えながらも、子どもたちの遊びを見守ろうとしたとき、一番下の弟くんが「遊ぼう」と誘ってきました。「うん、いいよ」と返事をしてからが怒涛の忙しさに……! 3人のきょうだいたちは私と遊びたいようで、Nちゃんが「ブランコ押して!」と私をひっぱり、ブランコを押しているとお姉ちゃんが「一緒に砂場する!」と手をぐいぐい引っ張ります。 私は動き回ってしまう1歳の息子を降ろすこともできません。「順番ね!」「娘ちゃんもみんなで遊ぼう!」という私の主張も空しく、弟くんもそれに加わって私の引っ張り合い。私は娘と遊びに来たのに……。そして娘は3人の勢いに圧倒されて、ひとりぽつんとブランコに乗っていました。 家まで送るも……撃沈しばらく忙しく遊んでいると、弟くんが「おしっこ出た」と言いに来ました。確認するとパンツがびしょ濡れです。これは仕方がないと、家の場所を確認すると、公園からは少し離れた場所でした。「まだ一緒に遊ぶ!」と渋る子どもたちを連れ、なんとか家に行きインターホンを押しました。 出てきたのは部屋着のママ。「すみません、同じ幼稚園の○○です。今公園で遊んでいたんですが、お子さんがおしっこしちゃったので連れてきたんです」というと、私には目もくれず「早くない?」とお姉ちゃんに一言。お姉ちゃん2人は「家でゲームするし!」と言い、弟くんも引き連れ家に入っていきました。ママは「どーも」と言い、玄関はパタンと閉められました。 遊んでいた時間は約30分。娘と満足に遊べなかったお詫びで帰りにコンビニでアイスを買って帰りました。ただ家に帰ってからもあのきょうだいたちが子どもだけで公園で遊んでいたことが頭から離れず、モヤモヤが消えませんでした。また同じ状況を見かけたら児童相談所に報告するなどの選択肢も考えなければと考えています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年09月04日4歳の娘と生後9カ月の息子との生活に日々奮闘している中、夫に対して、面と向かって言うほどではないけれど、モヤっとすることが時々あります。子育て中に私がモヤモヤしてしまう、2つの場面を紹介します。 お風呂のときどこまで来てくれるか問題子どもをどちらかがお風呂に入れたとき、どちらかが受け取る役割になります。まだ下の子は小さいので抱っこして連れて行く必要があるのですが……。私が子どもを受け取るときは、夫が子どもと湯船の中で座って待機しているので、私が浴室の中まで入り、浴槽の横にひざまずいて子どもを受け取ります。 一方夫はいつも浴室の中まで入らず、脱衣所でバスタオルを持ったまま待機。「おいで~」と言うので、私が浴槽から出て脱衣所まで下の子を連れて行きます。夫はこの違いに何も感じていない模様。ほんの少しの距離ですが、その距離に相手への思いやりの差が出ているように感じて何だかモヤモヤする日々です。 相手のイライラにつられる問題夫が仕事のことなどでイライラしているとき、私までそのイライラにつられてしまうと家の中が嫌な雰囲気になるので、そんなときこそ子どもや夫に対して笑顔を心掛けています。しかし私自身も子どもの夜泣きなどで寝不足が続くと、余裕がなくなってイライラしてしまうこともしばしば。 そんなとき、夫はそれまで機嫌が良くても私につられてイライラします。そのため私がイライラしているときは夫婦ともにイライラしてしまって家の中は険悪ムード。こんなとき、つい「私は子どものこと・家族全体のことを考えてイライラにつられないようにしてるのにな……」と思ってしまいます。 私の勝手なモヤモヤだけれど!これらのモヤっとは「私がこうしてるのに、何で夫はしてくれないのか」という私の勝手な期待でしかありません。本音の部分では「私がこんな気づかいをしているのだから、あなたもやってよ」と言う自分勝手な部分があります。 けれど、冷静に考えると夫に強制するほどのことでもなく、面と向かって指摘して改善したとしても喜べない気がして、口に出さない日々でした。しかし「言うほどじゃないんだけど……」と思っていても、やはり毎日のことだとモヤモヤとしてしまうのです。 私が勝手に夫に気をつかって、ほんの少しの負担を負っているだけ。それで勝手にモヤっとしているので、完全に私のひとり相撲なことは重々承知しています。今はこの言いようのないモヤモヤを、時々実母に愚痴として聞いてもらいながらガス抜きしています。 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年09月03日夫の海外転勤で、私と1歳の息子は「子どもにやさしい」と言われているA国で暮らすことに。新天地での生活をスタートさせてやっと1週間が経ったころ、家族3人でバスに乗ってお出かけをしました。楽しい気分もつかの間、バスの車内で見知らぬ女性にジロジロ見られ……。見知らぬ女性の言動にびっくりしたものの、のちに家族で感謝したエピソードをご紹介します。バスでひと際目立っている派手な女性バスに乗車して最初に私の目に入ってきたのは、化粧がバッチリきまった強そうな女性でした。ゴールドチェーンと蝶の形をしたヘアアクセサリーをアップにした髪に付け、真っ白なボリュームのあるファーコートとミニスカートに網タイツを合わせた装いをしていました。女性が座っている席の高さと位置が目立つせいもありますが、乗客の中でひと際存在感があったのです。 私たち家族は、その女性が座っている席の斜め前に座りました。すると女性は、私たち家族をジロジロ見てきたのです。私は「何か様子がおかしい。極力関わらないようにしよう」と早く目的地に着くことを祈っていました。 急になぜ!? 子どもが病気だと言われ…ジロジロと見られて10分ほど経ったとき、急に女性が自分の席を立ち私たちのところへ。私は内心ドキドキが止まらず、息子だけは守らなければと少しパニックになっていました。女性は開口一番、「あなたの子どもは病気だと思う」と言ってきたのです。私も夫も突然知らない人から、しかも思ってもみなかったことを言われ一瞬固まりました。 女性から話をよく聞くと、息子は「アデノイド肥大※」という病気の症状が見受けられるとのこと。口をずっと開けているのが特に気になると言われました。私は初めて聞いた病名をその場でネット検索。すると、ネットに書いてある症状と息子の普段の様子がいろいろと当てはまっていることがわかりました。 女性は「急ぎではないけれど一応ドクターに診てもらったほうが良い」とアドバイスを残し、私たちより先に下車していったのです。結局、この女性が何者なのかわからないままでした。 ※アデノイド肥大:鼻の一番奥の突き当たり、喉との間の上咽頭にあるリンパ組織のかたまり(アデノイド)が肥大した状態のこと。アデノイドが肥大すると、鼻声、鼻詰まり、口呼吸、いびき、睡眠時無呼吸などの症状を引き起こすことがある。 気になって病院へ。診察結果は?女性のアドバイス通り、まず近所の小児科へ息子を連れて行くことに。小児科の先生は「たしかにアデノイド肥大の症状や疑いはあるが、手術するほどの大きさではないと思う」と言いつつも、念のため詳しく見てくれる耳鼻科を紹介してくれました。 耳鼻科でも診察していただきましたが、手術するほどではないから大丈夫と鼻炎の薬を処方してもらい経過観察に。幸い息子は大きな病気ではなかったことに、私は心底ホッとしたのでした。 もしあのとき女性が勇気をもって息子が病気かもしれないと私たち夫婦に指摘してくれなかったら、アデノイド肥大という病気のことを今も知らなかったと思います。女性のおかげで、息子の様子を注意して見守る意識ができたことにとても感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:米久 熊代1歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2022年09月02日私は21歳のとき4歳年上の彼と職場結婚し、2人の子どもを授かりましたが、およそ5年間の結婚生活を経て離婚することになりました。離婚理由は、いわゆる価値観の違いによるもの。慎重に話し合いを重ねたうえで円満離婚となるはずだったのですが、予想外のところで話がこじれることになってしまったのでした。「どうして?」電話口で問い詰める義母義母との関係はどちらかと言えば良好でしたが、遠方に住んでいたこともあり、離婚話について相談はしていませんでした。しかし、離婚の前準備として別居をし始めたころ、とうとう夫が義母に現状を話したようで、すぐさま義母から私に電話がきたのです。 ちなみに夫はマザコン。義母も子離れできていないのでは? と思うような出来事が、これまでにも度々ありました。電話口で突然「なんで? どうして何も話してくれなかったの?」ときつく問い詰めてくる義母はこれまでとはもはや別人で、動揺した私はただひたすらに謝ることしかできませんでした。 最後の話し合い。遠方からやってきた義母別居から約3カ月が経ち、話し合いも終盤に差しかかったところで、離婚届を書くため子どもたちを連れて夫の元へ。あれ以来、義母とは連絡を取っていなかった私。最後にもう一度電話をしないとダメかな⋯⋯そんな風に思っていた矢先でした。夫の家に着くと、なんと呼んでもいないはずの義両親の姿が! 夫からも親がくるという話は一切聞いておらず、「なんで!?」と思いました。義母は最初に「あなたから直接話が聞きたい」と言ってきましたが、実際は私に不満をぶちまけにきただけだったようです。 義母主導!? 私だけが悪者扱い「お前の我慢が足りないからこうなった」「息子は一生懸命働いて頑張っているのに」と、とにかく私を責め続ける義母。しまいには「養育費なんて払えない」「学資保険は解約して。解約金は息子のお金よね?」など、夫の金銭の心配をするばかり。そもそも離婚になったのは、元はと言えば夫の金銭感覚の緩さが原因なのに、それを知ってか知らずか、義母は終始「息子は悪くない」の一点張りでした。 おとなしい義父は義母の発言にうなずくのみで、夫は何も言えずにただうつむくだけ。言い返したい気持ちでいっぱいでしたが、子どもたちが見ている前であまり争いたくはなかったのでグッとこらえ、ただただ時間が過ぎるのを待つばかりでした。今となってはあのときどう対応するのが正解だったのかわかりません。 「義母との関係は良好」と思っていたのは私だけで、日ごろから敵意でも抱かれていたのかなと、少しゾッとした体験でした。その後、離婚した元夫には養育費を払ってもらい、子どもたちとも月に一度の面会をしていましたが長くは続かず、音信不通となってしまいました。どちらにせよ、豹変する義母を止められない夫とは別れて正解だったな、とも思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:夏川さほ10歳、8歳、3歳、0歳の男女4人の母。ステップファミリー。元コンビニ店員だが、第4子出産を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。自身の子育て体験談や商品レビューなどを執筆中。
2022年09月01日私の娘は1歳1カ月のころに初めて歩けるようになりました。その後娘は歩くことが大好きになり、特に外をお散歩するととてもうれしそうな笑顔に。娘と一緒に歩くのは、1日の中で一番楽しい時間でした。ある日、娘と2人でいつものように歩いていると、突然女性が話し掛けてきて……。たくさん歩きたい娘とお散歩私の娘は1歳半を過ぎたころ歩くことに慣れてきて、とにかくたくさん歩きたい、あちこち歩き回りたいという時期でした。家の中では狭いので、私と娘は毎日のように公園や児童館などへ行きお散歩。広いところを歩く娘は本当に楽しそうで、私も成長を感じうれしくなりました。 なるべくいろいろな景色を見せてあげたいと思い、次はどこへ行こうかと考えることも楽しみのひとつに。そんなある日、近くの駅の広場を歩いていると、突然40~50代ぐらいの女性に話しかけられました。 お友だちいないんでしょ?その女性は1枚のチラシを私に差し出し、「ひと駅向こうでやっているから、よかったら来てみてね」と言いました。チラシに書かれていたのは、とある子育てサロンの案内。私はその子育てサロンのことを知らなかったので、「初めて知りました、ありがとうございます」と言ってしばらくそのチラシを見ていました。 するとその女性は、「こんなところで遊んでるなんて、お友だちいないんでしょ? ここに来たらお友だちいっぱいできるからね」と言ったのです。 見知らぬ人の言葉に驚いた私は……「お友だちいないんでしょ?」という言葉を向けられたのは、娘なのか私なのか、もしかしたら両方だったのかもしれません。たしかに友だちと呼べる人は少ないけれど、公園や児童館でよく一緒に遊ぶ人たちや、お互い子連れでよく会う学生時代からの友人もいました。 私たちがいたのは遊具も何もない広場で人通りも少ないところでしたが、安全な場所を選び歩くことを楽しんでいただけ。何より、今ここで初めて会ったばかりの人にそんなことを言われるなんて、と驚き、返す言葉が見つからず……。私は「そうですね、ありがとうございます」と言って娘とその場を去りました。 街で子どもと一緒にいると、本当にさまざまな人に話しかけられます。この女性は子育てサロンの良さを伝えるために何気なく言っただけかもしれませんが、私はとても嫌な気持ちになりました。結局その子育てサロンへは行っていません。私も誰かと話すときは言葉に気をつけようと思った出来事でした。 著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2022年09月01日学校を卒業し、それぞれの人生を歩んでいく友人たち。大人になってからも定期的に会う仲でいられたら、素敵ですよね。ただ、互いに別々の経験を重ねていくと、会話で難しさを感じる場面が増えるようです。付き合いの長い友人がいる、中原るん(@nkhrrun)さんは、最近気付いたことを漫画に描きました。付き合いの長い友人と会うより初対面の人間と会う方がラクだ #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/soM3rnQwKN — 中原るん@エッセイ漫画家 (@nkhrrun) August 24, 2022 最近の生活の中で、友人との共通点が少なくなり、昔より早く話題が尽きてしまう中原さん。かといって、「会話が続かないから友人と会いたくない」というわけではありません。大人になったからこそ、子供の頃よりも短い時間で会話を楽しむほうが、自分たちに適していることに気付いたのでした。「30代だけど、めちゃくちゃ共感する」「分かる」との声が寄せられた、中原さんの考え方。「以前のように友人との会話が弾まない」と悩んでいる人は、今の自分たちに合った形について、改めて考えてみるといいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月27日保育士の中田馨さんが、保育園で実践している「子どもへのほめ方・しかり方」を教えてくれました。今回は食事編です。かたくなに食べてくれないとき、立ち歩いたりして食べてくれないときなど、シーン別に詳しく解説!こんにちは、保育士の中田馨です。子育てをしていると、ほめたりしかったりする場面がよくあります。できる限り子どもの心を傷つけず、子どもが気持ちよく動ける声かけをしたいものですね。 これから5回にわたって、保育士が現場で実際にどのような声かけをしているか、場面ごとに見ていきます。今回は食事のときのほめ方・しかり方です。 良かれと思って言ってしまう言葉を言い換える食事のときに、良かれと思ってこんな言葉を使っていませんか?例えば、「早く食べて!」。食事のあとにお出かけの予定があるときなどは大忙しです。それなのに、子どもはゆっくりゆっくり食べている。そんな姿を見ていると、思わず「早く!」と言ってしまうかもしれません。 「早く!」という言葉は、食事に限らず生活のなかで良かれと思って使っている言葉です。まずはこの「早く」という言葉を言い換える練習をしてみましょう。「早く」と言われると、何だか急かされている感じはするのですが、子どもは「早く」のイメージが具体的にわかりません。例えば、数字が読めるようになってきたら時計を指差し「今日はお出かけするから、長い針が6までに食べようね」。こう言い換えると、子どもに具体的なイメージが湧きます。 かたくなに口を閉じて食べないとき食事の場面でよくあるのが、子どもがかたくなに口を閉じて食べてくれないこと。用意した食事をたくさん食べてほしいのに、ひと口も食べてくれないとママもつらいものです。そんなときに、つい「全部食べて!」などの言葉を使ってしまうことがあると思います。子どもが出された食事を全部食べるのは、大人が思うよりもなかなか難しいものです。「全部食べて!」は「どれだったら食べられそう?」に換えて、子どもに選択肢を与えてみましょう。 もしかすると魚が嫌で、ムーっと口を閉じているのかもしれません。子どもも「どれだったら食べられそう?」と聞かれれば、魚は嫌だけどお味噌汁なら食べられると気付きます。お味噌汁を食べ始めたら、まずは「お味噌汁おいしいね。モリモリ食べてすごいね!」と、食べている姿をほめます。この声かけだけで、自分からご飯にスプーンが向き始めることもあります。 ママは子どもの食べている姿をそばで見守ることは大事ですが、100%子どもに集中して「全部食べて」オーラは出さないようにしましょう。ママも肩の力を抜いて「お味噌汁食べたら、まあいいか」くらいの気持ちで見守ってください。 行儀よく食べてほしいとき食事中に横を向いたり立ち歩いたり、食べ物で遊んだりしている子どもの姿を見ると「お行儀よくちゃんと食べてほしい」と思うものです。こんなとき、ついつい「ちゃんと食べて!」という言葉を使うことがあります。 「ちゃんと」という言葉は、食事以外にもよく使う言葉なのですが、子どもにはママの「ちゃんと」のイメージが湧きません。もし、ママの「ちゃんと」が、横を向かずに前を向いて食べてほしいことだったら「ママのほう(前)を見て食べようね」と、してほしい行動を言葉に言い換えてみましょう。 言葉が具体的になったら子どもも行動しやすいです。でも、相手は子どもです。さっき言ったところなのにまた横を向いて食べたりします。その場合は、くり返し「ママのほうを見て食べようね」と言ってください。横に気になるものがあるのなら、食事のときはそれが見えにくいところに座りましょう。ママが前に座って「にんじん甘くておいしいね」「この魚は鮭だよ」など声かけしながら前へ意識が向くようにするのもいいですね。 そして「ママ、〇〇ちゃんのおいしそうな顔見ていると幸せ!」「一緒に食べるとおいしいね!」とほめてみましょう。 食べこぼす、グチャグチャ食べるとき子どもが食べこぼすことやグチャグチャしながら食べることはよくあります。その際に「きれいに食べて!」「汚れるからやめて!」という言葉を使うことがあります。食べ物が机や床、子どもの体にべったりとつくと後始末が大変ですので、ママの気持ちはとてもよくわかります。 このときに大切なのは、ママの許せる範囲と子どもが食事から遊びに変わった瞬間を見極めることです。子どもが成長する過程で、食べこぼしたり、グチャグチャして食べたりしていることは通過点と考えます。対策として、食べ物を拾ってくれるポケットの付いたエプロンをする、床にはレジャーシートや新聞紙を敷くなど、多少汚してもいい環境を整えます。 食べこぼしている場合は、食べる意欲がありすぎて、慌てて食べている可能性もあります。「ゆっくり食べて大丈夫だよ」と伝えるだけでも変わってきます。そして、「しっかり噛めてるね」「お味噌汁、全部食べたね!」とできていることをほめましょう。 食事の場面での子どもの困った行動は、言葉を言い換えるだけで、子どもへの伝わり方が変わりますし、ママもイライラせずに声かけをすることができます。今回、紹介した言い換える言葉は一例ですので、「私だったらこう言い換えるかな?」「うちの子ならこう言うと喜びそう」と思いながら、いつもの言葉を言い換えるおもしろさにチャレンジしてみてください。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2022年08月22日年長のころ、園で、あるお子さんに頻繁に乱暴をされていた長男。あるときその場面を目撃した私は、今まで積み重なっていた怒りが爆発し、その子をキツく叱ってしまいまいました。その後は、怖い思いをさせてしまったかもと、後悔の嵐。しかし、元保育士の友だちがかけてくれた言葉に救われました……。乱暴される長男と私の気持ち長男が子ども園に通っていたとき、よく乱暴をしてくるお子さんがいました。長男から「パンチやキックをされた」「体を押された」ということを、入園してから3年間、頻繁に聞かされていました。年長の後半には頻度がますます増え、何事もなかった日は長男が「今日は何もされなかった」と言うほど。 ただ私は、子どもの間ではよくあることだし「何もしていない」とは言うものの、長男にも原因があるかもしれないと思っていました。この状況を先生にお伝えしようかとも考えたのですが、長男がけがをして帰ってくるわけでも、登園を嫌がっているわけでもありません。そのため私は「そんなことで大袈裟だ」と、先生に思われるのが不安で、伝えられずにいました。 私の目の前で……そんなことが続き、私が気を揉んでいたある日、長男を子ども園に迎えに行ったときに事件が起こってしまったのです。先生に「お迎えだよ」と呼ばれて遊戯室から出てきた長男をその子が追ってきてキックをしました。私はまたかと思い「キックするのやめてね」と軽く注意しました。 しかしその子は何も言わず私の前を通り過ぎ、今度は長男のところに戻ってきて、おなかを下から突き上げるようにグーでパンチをしたのです。私はその光景を目の当たりにし、長男が何度も乱暴されてきたことで積み重なっていた怒りが爆発。そしてこれは止めなくてはと思い、「何やってんの!? 」とその子の手をつかみ、大きな声で怒鳴ってしまいました。 叱ったけれど……するとその子は「だって◯◯(長男)くんがパンチしてきたんだもん」と言います。しかし、私は迎えに来てから2人の様子をずっと見ていたため、それが嘘だということは明らかでした。嘘をつかれたことにも腹が立ち、私が「◯◯(長男)は何もしてなかったよね。おばちゃん見てたよ。〇〇(長男)は痛がっているよ」とまた強く注意すると、その子は「だって……」と言葉を濁しました。 そうしているうちに先生が駆けつけて来たため、事情を話しその子に注意してもらい、私たちは帰宅。私は帰宅後「叱り過ぎたかな……」「急に大きな声を出したから怖い思いをさせてしまったかも」と思い、きつく叱ってしまったことを反省しました。 元保育士の友だちの言葉私は次の日、長男を迎えに行ったときに「昨日は怒ってごめんね」とその子に謝りました。するとその子は「え、何が? 」と言って立ち去ったのです。私にはその子が気まずくてとぼけているように見え、申し訳ないことをしたな、と反省しました。 それから数カ月後、保育士をしていた友だちと連絡をとっているときにその出来事を思い出し、その友だちにことの経緯を話しました。するとその友だちは「自分の子どもが痛い思いをさせられていたら、私も注意するよ」と言ったのです。もしかすると、友だちは、私を想ってそう言ってくれただけで、実際は私とは違う注意の仕方をするのかもしれません。しかし、その言葉を聞き、他人の子どもを叱ってしまったことを後悔していた私は救われました。 私はこの経験から、危険なことに関しては他人のお子さんであっても注意はしてよいと再認識しました。長男も、私を見て、嫌なことは嫌と言っていいんだ、ということを感じてほしいなと思います。ただし注意するときは、必要以上に強い口調にならないよう、またわが子に原因があるかどうかなどの事実関係の確認を怠らないよう気をつけようと思います。適切な叱り方を実践することが、子どもたちみんなの安全を守ることに繋がればいいなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:今岡めい7歳と4歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2022年08月21日4歳の娘と生後11カ月の息子を連れてスーパーに買い物に行ったときのことです。その日は数日忙しい日が連続して続く予定だったため、いろいろ便利な物を買い込んでいました。そこで話しかけてきた見知らぬおばさんの言葉に驚き、思わず言葉を失ってしまいました……。 袋詰めをしていると話しかけられ子ども2人とスーパーに行った日。その週は息子の健診や私の仕事、娘の幼稚園の行事など忙しい予定が詰まっていたため、ミールキットや総菜・冷凍食品などをいつも以上に買い込んでいました。 買い物を終えて買った物を袋詰めしているとき、ジーっと私のかごを見ているおばさんが同じ台にいました。「何かな……? 」と思いつつ気づかないふり。しかし半分ほど買った物を詰め終わったところで、おばさんは「こんにちは」と話しかけてきました。 「不愉快なの」娘も「こんにちは」と返しおばさんは娘にニッコリ笑顔。そしてスッと私のほうを見て「ママはあまり料理をしないの? 」とかごの中を指さして言います。突然の言葉に少し面食らいながら「あー、まあ……」心の中では「いつもはもうちょっと頑張ってます! 」と思いながらも、知らない人だし適当に流しておこうとあいまいに返事をしました。 しかしこれに続いたおばさんの言葉が衝撃的でした。「最近て、父親に育児させたり、母親がラクをするのがいいみたいなのが流行りよね。私そんなのに影響されて、子育てをおろそかにする母親がとても不愉快なの」と言ったのです。おばさんにはさっき娘に向けた笑顔はなく、冷たい表情に変わっていました。 わが家はみんなの笑顔優先なんで!おばさんが私を批判しているのか、最近の母親全般のことを言いたいだけなのかわからず「えっと、そうなんですか」と返すと、おばさんはため息。「まあ、がんばりなさい」と言って去っていきました。私はおばさんの後ろ姿を見ながら、「……なんだ!? 」と遅れて怒りがこみ上げてきました。 正直、初対面の人に批判的な言葉を言われ嫌な気持ちになりましたし、言い返せたらどんなにスッキリしたかと思います。けれどわが家の優先事項はママも含めたみんなの笑顔。そのためになら食事だって手を抜くし、通りすがりの人の言葉になんて振り回されてたまるもんか! と思い、おばさんの言葉を気にしないよう努めました。 子どもを連れていると、今までにもいろいろと心ない言葉を言われることがありました。嫌な気持ちになることも多いですが、今ではその言葉に落ち込んだりイライラしたりする時間がもったいない! と思うようになりました。他人のトゲトゲした言葉は受け取らないで、できるだけストレスなく子どもと接していようと思っています。そして家族の笑顔を何より優先していこうと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2022年08月19日4人きょうだいの長男は高校生なので部活も忙しく、下のきょうだいたちと遊ぶことはなかなかありませんが、できるだけごはんはみんな一緒に食べるわが家。長男はマイペースで、2歳差の長女はみんなのお世話をよくしてくれます。ある日の夕食のときに、長男から11歳離れた次女に対して、「このままだったら嫌われるよ」と話し出したのです……!次女はわがまま?長男と長女は2歳差ですが、長女と次女は9歳差で、その下に4歳差で現在2歳の次男がいます。上の子2人は初めての育児で余裕もなく、怒ってばかりの育児をしてきたせいか、わりとその場の空気を読んで対応します。 私としては、歳が離れてできた下の子2人は上のきょうだいの協力もあり、育児の経験もあるので余裕をもって育てることができ、落ち着いて子育てができていると思っていました。そんなある日の夕食のとき、長男が次女に「そんなわがままな性格のままだったら嫌われるよ! 」と話し出したのです。 次女の性格は6歳の次女はまだ甘えたい時期ということもあり、自分のやりたいことや食べたい物を主張することがあります。 そのタイミングが周りの空気を読まず自己主張だけをするので、長男はそこが気になったらしく、「例えば、ぼくがせっかくきょうだいの分もドーナツを買ってきてあげて、食べたいものを選んだはずなのに、ひと口食べて次女はもういらないと言ったり、みんなで何を食べるか話しているときに全然違うものが食べたいと言ったり、そういうのは何か違うんじゃないか? 」と。 次女は理解できるかな?長男は次女の気になったところを話し、「自分はそういうところが嫌いだから、もうやめたほうがいいよ」と。次女は腑に落ちない顔をしていたので、私がお風呂に次女と2人で入り、長男が言いたいことを次女が理解できるように話しました。「まずは、人にやってもらったら『ありがとう』と感謝しよう。人が嫌な思いをしたら『ごめんなさい』と謝ろうね」と伝えました。 長男は次女が嫌いなわけではないけど、嫌な思いをすることがあるから怒るということを理解してもらいました。次女は「うん、わかった! 」と言ってくれて、その後は自分の発言に気を付けているように感じます。 長男からすると、私たち夫婦が甘やかしている部分があるからじゃないかと思うようです。その点は私も反省し、まずは次女の態度に気を付けることにしました。次女はまだ自己主張をすることがありますが、その都度、一度話したことを思い出すように声掛けをしています。長男のおかげで家族の中で話すきっかけができてよかったです。これからも家族みんなで、お互いの良いところも悪いところも話し合っていきたいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年08月17日私の実親は父母ともに毒親です。こういう風にはっきりと実親を「毒親」と捉えることができたのも、ここ最近の話。私は結婚を機に初めて実親と離れ、だんだんと自分が置かれていた環境が「おかしい」ということに気付き、やっと目を覚ましました。毒親からは離れたものの、「とある物」が1枚もなく、今は少し後悔している話をします。なくて意外と困ったものとは現在、実親とは「絶縁」とまではいかなくとも、年1回会う程度の疎遠状態。年1回しか会えないレベルの遠い場所に実家があるのかといえば決してそうではなく、電車で小一時間程度の場所にあるのですが、気持ち的な距離はすごく遠い存在です。 そんな疎遠の関係によって、今困っているのが「実親の写真や、私の子どもと実親が写っている写真が1枚もない」ということです。 保育園のアルバム作りで⋯本格的に悩み出したのは、下の子どもが保育園に入園したころです。園で「思い出アルバムを作りませんか」という話になり、子どもたちの0歳から今までの写真をまとめたアルバムを親が手作りしようという企画でした。そこで主任の先生が、「このアルバムは、今までお子さんがいろいろな人に愛されたとわかるように記録するために作成しますので、子ども単体でなく、おじいちゃん・おばあちゃんも含めたアルバムだとなお良いですね」と発言されたのです。 保育園の先生の発言に傷つくもちろん主任の先生は私の家庭環境についてはまったく知りませんし、私自身も実親が毒親だから疎遠になっているとはとても言えません。そんな背景もあったうえでの主任の先生の発言なので、そこまで気にとめる必要もないとは思いつつ、私はその言葉に非常に敏感になっていました。 さらに「祖父母など親族関係と縁が遠い子どもは愛が薄いのだろうか」などとマイナス思考に陥ってしまったのです。 現実と向き合わざるを得ない状況にそして、子どもと一緒に写る祖父母(実親)の写真が1枚もないことに向き合わざるを得なくなり、大変悲しい気持ちになりました。しかし、そのとき3歳になっていた上の子どもにおいては、私の実親の写真が1枚もないことで支障を感じたことは特にありませんでした。実親の写真が1枚もないことをそれまで気にもとめておらず、下の子どものアルバム作りの話が出るまで、私は実親のことがすっかり頭から抜け落ちていたんだなとも感じました。 私は今回の件を気に病んでいました。しかし、気に病むこと自体、まだ毒親の毒から抜け出せていないとも感じ……。だからあえて不参加ではなく、参加して精一杯与えられた機会を楽しみたいです。しかし、「せめて子どもと実親が一緒に写っている写真を1枚程度はおさめておけばよかったな……」と、今さらながら後悔しました。 著者:橋爪真理子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年08月15日現在6歳の娘は、幼稚園に入園してから知り合った同じマンションに住むAちゃんと大の仲良し! 年少のころはAちゃんとばかり遊んでいました。年中になり、ほかのお友だちとの交流もさせたいなと考えていたところ、近所に住むBちゃんのママから家に遊びにおいでと誘っていただき、幼稚園が終わったあとに遊ぶ約束をしていました。そのときに起こったヒヤヒヤのお友だちトラブルをお伝えします。先約がある日にAちゃんに誘われてその日娘はいつものように、同じマンションに住むAちゃんと一緒にバスで帰ってきました。当時はバスで帰ってくると、そのあとAちゃんと遊んでもらうことが多かったのですが、その日はBちゃんとの約束があったので、娘には朝そのことを伝えてありました。 しかしバスを降りたあと、いつものようにAちゃんが「一緒に遊ぼう」と誘ってくると、「Aちゃんと遊びたいから、Bちゃんの家には行かない」と言い出した娘。しかし、Bちゃんの家には帰宅後すぐにお邪魔する約束だったので、Bちゃんのママもすでにいろいろ準備などをしてくれているだろうと考えると、ドタキャンするのは申し訳なく、とても困った事態になりました。 Bちゃん宅に訪問中の娘の言動にヒヤヒヤ「今日はBちゃんと約束しているから」と、先約優先であることを伝えましたが、娘はまったく聞き入れません。Aちゃんも娘と遊びたいため、2人してBちゃんとの約束をつぶそうとしてきます。仕方なくBちゃんの家から帰ってきたあとに、Aちゃんと遊ぶ約束をしてなんとかBちゃんの家を訪問しました。 しかし、もともとBちゃんとそれほど仲が良いわけではない娘は、遊んでいる最中にも私のところへきて、「あとどれくらいで帰るの?」「早くAちゃんと遊びたい」と終始ソワソワしており、私も娘が「Aちゃんと遊ぶから帰る」などと言い出さないか気が気ではありませんでした。 やっぱりAちゃんと遊ぶのが一番そして、少し早めにBちゃんとの約束を切り上げて帰宅しようとすると、Bちゃんが「家まで送ってあげる」と言って自宅マンションまでついてきてくれました。しかし、マンションの入口ではAちゃんが待っており、Aちゃんの姿を見つけると娘はBちゃんのことなどそっちのけで、Aちゃんと遊び始めてしまったのです。 一緒についてきてくれたBちゃんのママにもとても申し訳ない思いでしたが、Aちゃんと娘は2人の世界に入ってしまい、とてもBちゃんが入ってみんなで一緒に遊べる雰囲気ではありませんでした。 当時、ほかの子をまったく寄せ付けない雰囲気でAちゃんとばかり遊ぶ娘の交友関係に少し不安を感じていました。しかし、この一件で親がいろいろと画策して友だちの輪を広げようと思っても、空回りするだけなのだと実感しました。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKO著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。
2022年08月15日現在7歳の娘は、気難しくてかんしゃくを起こすことが多いです。もちろんかわいく大切な子なのですが、少し育てにくさを感じていました。特に着る物に対してのこだわりが強く、買った肌着や服を着ないことがしょっちゅうあり、そのたびに私は怒りを爆発させていました。そこで学校カウンセラーに相談したのですが……。 着てくれない服や肌着が多い娘は1シーズンで着てくれる服が2種類ほどしかありません。他にもたくさん服を買っているのですが着てくれず……。洋服は本人に「この服かわいいと思う? 着る?」と聞いて買っていますが、いざ着せてみると「着ない」と言い、たんすの奥に仕舞い込んでしまいます。そしてまたお気に入りのくたびれた服しか着ないのです。 私には新しい服を着ない理由がわかりませんでした。気に入っている服があるときはまだましです。サイズアウトしてしまったときや、シーズンが変わったときには着てくれる服がなくなり、朝の着替えの際にかんしゃくを起こします。「買ってあげたでしょ」と新品を出しても無駄でした。 学校カウンセラーに相談すると娘は着るものにこだわりが強いだけではなく、ささいなことでも気に入らないことがあると激しく泣いてかんしゃくを起こすことが多いです。困った私は学校カウンセラーに相談。困っていることをこと細かに話すと、先生からは「娘さんはとても繊細な子ですね。感覚過敏もあるかもしれません」と言われました。 ネットや本で調べたら、感覚過敏とは「周囲の音やにおい、味覚、触覚など外部からの刺激が過剰に感じられ、不快に感じられる状態のこと」とありました。そこで私はやっと、着ない服が多いのはわがままな訳ではなく、娘にとって着心地が悪い服を着ることは耐えがたいことだとわかったのです。 いま気をつけていることようやく、娘にとっては着るもののデザインは二の次で、着心地が大切なのだということがわかりました。本人がなぜ着ないかを言わなかったのは、どう伝えたらよいのかわからなかったのでしょう。理由がわかったため、私は気に入っている服がどのような素材で、どのような形かに注視するようになりました。 そして、娘にも何が嫌かを具体的に質問をしました。それでわかったのは、手首のところがすぼまっていないもの。素材は綿ポリで、サイズは大きめが良いということです。今はそれを念頭において服を探し、必ず試着させてから買うように。気に入ったものは色違いも購入したりします。 思い返せば、娘は乳児のころからおむつも気に入ったものしかはきませんでした。感覚過敏という概念について知る前は、買ってあげた物を着ないのはわがままだと思いこみ、無理やり「着なさい」と怒鳴ることもありました。理解してあげられていないまま、本当に申し訳ないことをしていたなと思います。これからは娘の特徴を理解し、ちゃんと聞く耳を持ってあげようと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKO著者:小川恵子8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2022年08月13日1歳の次男と平日によく出かけるのが、市の子育て支援センターです。近所に知り合いが少ない私にとって、同世代のママたちと気軽におしゃべりができる場所は本当にありがたい存在なのですが……。1人のママの言動にモヤモヤが止まらなかった出来事がありました。ママ友ではないママとの距離感子育て支援センターで出会った、ママ友ではないけれど顔見知りのママと、1歳の息子Aくん。人懐っこい子だったので、いつもすぐお友だちの近くに寄っていき、ちょっかいをかけていました。私の息子と仲良く遊べたらよかったのですが、自分が使っているおもちゃを人に貸してあげたり、ひとつのおもちゃを一緒に使ったりすることが年齢的にもなかなか難しい息子。 Aくんにちょっかいをかけられた息子が泣いて終わる、というのが定番になっていました。Aくんのママはあまり他のママたちと話し込んでいる様子もなく、いつもAくんの後を付いて回っている印象でした。私とそのAくんのママとは、会ったらあいさつをする程度の仲。笑顔もあまり見せない方なので、ちょっと避けてしまっている自分がおり、仲が深まることはありませんでした。 ショック! 息子の髪の毛を……Aくんはどうやら同じ1歳後半の息子の髪の毛が気になる様子。息子の髪の毛を触りだしたと思ったら、次の瞬間ものすごい勢いで髪の毛を5、6本一気に引っこ抜いたのです。当然息子は痛くてギャン泣き。髪の毛を引っ張るというのは子ども同士ではよくあることだと思うのですが、そのママはAくんに「引っ張らないよ」と言うだけ。 子どもがしたことだから仕方ないと思ったのか、息子に対しての謝罪がまったくなかったのです。Aくんはその後も何もなかったかのように、泣いている息子をよそにおもちゃで遊んでいました。私はこの状況にモヤモヤが止まりませんでした。 先生がいなかったら謝罪なしだった!?運よく、離れたところからその様子を先生が見てくれていました。Aくんもママも謝る様子がなかったからか、しばらくすると先生が近づいてきて「大丈夫? 痛かったね」と息子に声をかけてくれました。「Aくん、お友だちの髪の毛は引っ張らないよ。一緒にごめんねって言おうか」とAくんをやさしく諭す先生。 それを聞いたAくんママは「Aくん、ごめんねは? 」と発言。やっと、泣きじゃくる息子に謝罪の言葉をかけてくれました。先生が来てくれなかったら、ずっと謝罪はされないままだったのか……と悪い想像もしてしまい、また私はモヤモヤしてしまいました。 私がAくんのママの立場だったら、言葉が話せないわが子の代わりに、相手の子どもとその親御さんにすぐさま謝罪をしていたと思います。考え方は人それぞれですが、人に痛い思いをさせてしまったとき、わが子には自ら「ごめんなさい」を言える子になってほしい、と心から思った出来事でした。 著者:鬼頭いちか5歳と2歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
2022年08月13日ブラジル人と結婚し、ブラジルで出産と子育てをしています。日本とブラジルでは生活習慣や文化が違うように、学校のイベントにも違いがたくさんあり、時々戸惑うことがあります。私がブラジルの習慣を理解していなかったために、娘に悲しい思いをさせてしまい、とても後悔しています……。 イベントがたくさんある娘の幼稚園 娘は保育園を卒園し、4歳のときに併設されている幼稚園へ入園しました。娘が通う幼稚園はとにかくイベントが盛りだくさん。ブラジルはキリスト教徒の多い国なので、キリスト教関連のイベントはもちろん、ちょっとした節目節目にも催しをおこないます。お姫様やスーパーヒーローなどの恰好をして食べ物や飲み物を持ち寄ったり、イベントに関した服装に扮して楽しんだりと、少なくとも月に1回はイベントがある印象です。 泣きながら帰ってきた娘そんなある日、幼稚園の連絡帳に「来週金曜日にLanch comunitárioとamigo doceをおこないます。あなたの娘はケーキを持ってきてください」と書いてありました。Lanch comunitárioとは食べ物の持ち寄りのことで、よくあるイベントの形態です。 このときamigo doceってなんだろう?と思ったものの、amigo=友だち・ doce=甘いという名前から、今回のイベントはみんな甘い食べ物をもってくるんだろうな……と勝手に思い込んでいました。イベント当日、幼稚園から指定された食べ物を持たせて通園させました。ところが娘を幼稚園に迎えにいったところ、娘が泣きながら幼稚園から出てきたのです。 amigo doceって?娘に聞いたところ「私だけプレゼントを用意してなかった! 恥ずかしかった!」と泣きながら私に怒ってきました。そこで知ったのが、amigo doceとはプレゼント交換のイベントだということ。 1人1つプレゼントを用意して、クラス全員の名前が入ったくじを引き、引いたくじに名前が書かれたお友だちに用意しておいたプレゼントを渡すのが一般的だそうです。プレゼント交換のイベントなのに、娘だけがプレゼントを用意していなかったのです……。 ちゃんと聞けばよかったと後悔娘がプレゼントを用意していないことに気づいた先生は、学校にあったノートや鉛筆、チョコレートを簡単に包んで娘に持たせてくれ、娘が恥ずかしい思いをしないように気をつかってくれました。ですが、やはり簡易的なものなので他の子が持ってきたようなきれいにラッピングされたものではなく、お友だちにあげるのが恥ずかしかったそうなのです。 私の確認不足のために娘に恥ずかしい思いをさせてしまい、娘にごめんね……という気持ちで一杯でした。 娘から話を聞き、学校にも娘がプレゼントしたお友だちにもお詫びの電話をしました。両者とも「よくあることよ」と笑って言ってもらえましたが、このとき以来少しでもわからないことがあれば、夫なりブラジル人の友人なりにちゃんと聞くようにしています。この失敗を自分への教訓としていきたいです。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKO著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!
2022年08月12日散歩コースや公園へ行くと「歩けない!」「抱っこして!」と主張して座り込む2歳の息子。その行動に、お手上げ状態で頭を悩ませていました。ある日の公園の帰り道、同じ場所でまた座り込み、「もう歩けない」と言い出して……。 外出先でのイヤイヤに手を焼く日々息子が2歳を過ぎたころ、外遊びが好きな息子とは公園に行ったり、散歩をしたりとよく歩く毎日を過ごしていました。しかし息子は近所の決まった場所に到着すると、「抱っこして!」「歩けない! 嫌!」と座り込み、イヤイヤを訴えるように。毎回のように同じ場所でおこなわれるやり取りに、私は手を焼いていました。 時間があれば、その行動にとことん付き合うこともできましたが、時には「予定があって忙しいのに……!」と息子を叱ってしまうことも。私の余裕がないときほど息子のイヤイヤが強くなり、悪循環を感じていました。 子育て講習会に参加してみて息子のイヤイヤ期をどうするべきか悩んでいたとき、住んでいる自治体が開催する子育て講習会の案内を見つけた私は、夫に息子を預けて参加してみることに。テーマが「イヤイヤ期の子どもと向き合うには?」という、そのときの私が一番求めている内容だったため、解決の糸口を探しに行きました。 参加して気が付いたことは、余裕がないときほど、息子のイヤイヤを強く否定してしまっていたことでした。悪循環になっていたことに気が付いた私は、次にイヤイヤしたときの対策を考えてみました。 イヤイヤへの対応を変えてみたら…そしていつもの公園の帰り道、その日も息子は同じ場所で座り込み、「もう歩けない」とひと言。それに対していつもなら励ましたり、もう!と感情的になっていたりしたところを、「お母さんももう歩けない」と一緒に座り込んでみました。すると息子はイヤイヤせず、きょとんとした顔で私のことを見ています。 「お母さんももう歩けないの。疲れたよね? だから○○くん、お母さんのことおうちまで連れてって」と伝えると、息子はすっと立ち上がり私の服を引っ張りだしたのです。「動いて!」と言いながら服を引っ張る息子に、「力持ちだなぁ」「さすがだね!」と褒めながら自宅へ帰宅することができました。 イヤイヤ期とまっすぐに向き合うことで感情的になり気味だった私。息子に同調し、頼ってみるだけで反応がこんなに変わるなんて!と驚きつつ、これまでは息子の意見を否定していたという自分の余裕のなさに気が付くきっかけにもなりました。この体験がきっかけで、イヤイヤへの付き合い方が変わり、以前より余裕がもてるようになりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子画/森田家著者:伊藤 美里3歳の男児の母。多忙な夫との3人家族で、ほぼワンオペ育児を楽しんでいる。料理と子どもが好きで、食に関する情報や自身の子育て経験を中心に執筆活動中。
2022年08月08日「ママ、ママ~」と話しかけてくる6歳の次女。やってほしいことのお願いが多く、忙しいときは「ちょっと待って!」と後回しにしてしまう私。次女はごはんを作っているときや、手が離せないとき、お風呂に入っているときなどところかまわず私を探してきます。ところが「ちょっと待って」と後回しにしてきたことに、私自身が後悔することになりました……。 いつもお願いごとの多い次女わが家には17歳の長男、15歳の長女、6歳の次女、2歳の次男がいます。それぞれ私に頼みごとをしてくる子どもたちですが、上の子2人はほぼ自分でできるので、特に多いのが次女。何かあるとすぐ「ママ、ママ~」と話しかけてきます。 すぐにこたえてあげられればいいのですが仕事を終えてバタバタしながらごはんを作っているときや、お風呂に入っているとき、トイレに入っているときまでお構いなしで声をかけてきます。 次女のお願い次女が話しかけてくる内容は「これやって~。これ何?」などちょっとしたことが多いので、手が離せなくて忙しいときは「ちょっと待って」と後回しにしてしまいます。上の子たちが近くにいるときは「お兄ちゃん、お姉ちゃんにお願いして!」とやってもらうこともありますが、次女は自分が納得いくまで待っています。 次女のお願いにこたえると、また次々に話しかけてくるので家事が進まず「あとでゆっくり話を聞くからね~」と後回し。それでたいていのことは大丈夫でした。そのため、ある日そのことを後悔することになるとは思いもしませんでした。 まさかの事態に私がトイレに入っていると、いつものように次女が「ママ、ママ~」と。「ちょっと待って」とドア越しに言うと、次女は「弟が~」というのです。いつものことかとトイレから出て、見てみると次男がうんちをしており、おむつから漏れて大惨事。 「早く言ってよ~」と思わず言ってしまいましたが、「ちょっと待って」と言ったのは私でした。次女に「ごめんね~。伝えてくれてたね」と謝りました。それからというもの、出来るだけ次女の言葉には早くこたえるようにしています。 次女は今伝えたいことを言っているのに、すぐこたえられず「ちょっと待って」と言ってきた私。今では次女に「お片付けしてね」とお願いしたときに「ちょっと待って」と逆に言われてしまいます。言われて初めて「今やってほしいのに」という気持ちがわかりました。次女に待たせてごめんねと思うばかりです。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年08月07日