ケンジントン宮殿のインスタグラムアカウントが、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、最前線で働く医療従事者たちに感謝を伝える動画を公開した。ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が芝生の上に立ち、咲き乱れる花を背景に笑顔で拍手している動画。「全ての医師、看護師、介護士、開業医、薬剤師、ボランティアの方、その他のNHS(国民保健サービス)のスタッフの方々。新型コロナウイルスの影響を受けている人々に休みなく尽力してくださり感謝します」というコメントが添えられている。ジョージ王子とシャーロット王女は笑顔で拍手し、間に立っているルイ王子は2人を交互に見上げながら、「こうでいいのかな?」とちょっと不安げな感じで拍手。その様子が実にかわいらしく、「子どもたちの成長は本当に早い!」との声がコメント欄に寄せられた。また、イギリスのみならず、各国の医療従事者たちから「ありがとう」、「勇気づけられた」などのメッセージが届いている。同時期に、「ジェームズ・ボンド」のSNSアカウントも「私たちの安全を守ってくれる全ての場所の全ての人に感謝します」と、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のキャストたちから医療従事者に拍手を贈る動画を贈った。ビル・タナー役のロリー・キニア、マネーペニー役のナオミ・ハリス、Q役のベン・ウィショー、そしてボンド役のダニエル・クレイグは妻のレイチェル・ワイズとともに拍手している。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年11月20日より全国にて公開
2020年03月27日先日、英国での公開日を11月12日(木)、全米公開を11月25日(水)まで延期することが発表された『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。日本公開は11月20日(金)に決定した。新型コロナウイルスの感染拡大防止を考慮し、全世界の映画興行における状況を検証して、熟慮を重ねた結果、全世界的に公開延期となっていた本作。シリーズ21作目『007/カジノ・ロワイヤル』から最新作までの5作でジェームズ・ボンドを演じ、これが最後のボンドと報道されるダニエル・クレイグが出演、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(’15)やTVシリーズ「トゥルー・ディテクティブ」のキャリー・ジョージ・フクナガが監督を務める。今回は『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックがシリーズ最凶の悪役として抜擢、さらにレア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、レイフ・ファインズら豪華キャストが出演する。シリーズお馴染みのビッグアーティストの主題歌には、本年度のグラミー賞にて史上最年少18歳で主要4部門受賞、5冠の快挙を達成したビリー・アイリッシュを起用、楽曲も発表され、さらなる話題を呼んでいた。シリーズ1作目『007ドクター・ノオ』の舞台であり、原作者イアン・フレミングも居住した美しいジャマイカをはじめ、世界各国での壮大なロケ撮影や、ダニエル版ジェームズ・ボンドに欠かせない身体を張った大迫力のアクションなども見どころとなっている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は11月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年11月20日より全国にて公開
2020年03月11日映画史上空前の大傑作『バーフバリ』シリーズのプラバースが主演を務めた最新作『サーホー』から、新たな最強アクションヒロインを演じた、シュラッダー・カプールの未公開写真を独占入手した。「007」シリーズのジェームズ・ボンドとボンドガール、「ルパン三世」シリーズのルパンと峰不二子のように、敵なのか味方なのか、持ちつ持たれつの関係をみせるアクションヒーローとヒロインの存在は、アクション大作の醍醐味のひとつ。人類初体験のアクションをこれでもかと披露する本作でも、常識破壊のインパクトを与える数々のアクションシーンで、アクションヒーロー・プラバース演じるアショークと共に、最強のアクションヒロインが大活躍。美人捜査官・アムリタを演じたシュラッダー・カプールの存在も注目の的だ。シュラッダーは、女優だけではなく歌手、モデルなど幅広いジャンルで活躍を見せるインド映画界のニューヒロイン。アメリカ映画『スター誕生』をベースにした『愛するがゆえに』(’13)で歌手の役を好演、一躍人気女優の仲間入りを果たすと、「Forbes」誌では“30歳以下の最も成功したアジア人”として特集され、イギリス新聞「イースタンアイ(Eastern Eye)」では“ボリウッドで最もセクシーな8人の女性”の1人にも選ばれた。スタイリッシュなルックスだけではなく、世界が注目するエンターテイナーとしても話題になっている。本作では、伝説の捜査官アショーク(プラバース)の相棒として3億ドル窃盗事件を捜査していくなか、激しい銃撃戦に率先して立ち向かったり、危機にさらされているアショークを助けるために単身敵のアジトに参入したりと、度胸が試される場面でも真正面から向かっていく“アムリタ”を見事に演じている。アクションシーンはもちろん、捜査の一貫として訪れたクラブではセクシーなファッションに身を包んだダンスシーンや、プラバースとのロマンティックなシーンも。共に苦難を乗り越えながら、強い絆で結ばれていくアショークとアムリタの関係は一体どうなっていくのか?映画ファンにはたまらない、最強のアクションヒロインが新たに誕生した。『サーホー』は3月27日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サーホー 2020年春より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2020年03月07日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる“最後”の作品となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の全英および全米公開日が、11月に延期されることが発表。4月10日(金)より公開予定だった日本も、新たな公開日を調整中という。今回、配給の東宝東和からの発表によれば、MGM、ユニバーサルならびに本作のプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリにより全世界の映画興行における状況を検証し、熟慮を重ねた結果の決定であり、英国での公開日を本年11月12日(木)、全米公開を11月25日(水)まで延期することにしたという。先日は、ダニエルらが参加予定だった北京プレミアと中国でのPRツアーの中止が発表されたところだった。日本でも、新型コロナウイルスの感染状況ならびに新型コロナウイルス感染症対策本部において示された方針等に鑑み、これに準じた新たな公開日を現在調整中だとしている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年、全国にて公開
2020年03月05日先日、ビリー・アイリッシュによる主題歌が発表され、話題を呼んでいる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。ダニエル・クレイグにとって5作目、“最後のボンド”役になるといわれる本作から、その内容に迫る新映像が解禁となった。今回解禁された映像は、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)と、殺しのライセンスを有するコードネーム“00(ダブルオー)”を2年前から与えられているという女性エージェントのノーミ(ラシャーナ・リンチ)の2人のクールなサングラス姿からスタート。2人が乗る小型のポッドのような機体は飛行機の格納庫から急発進し、空中へ真っ逆さまに落下!ポッドは落下しながら両翼を広げ、小型飛行機へと早変わりし、大空へと飛び立っていく!独創性あふれるガジェットと大胆なアクションというシリーズの醍醐味が凝縮された、ド派手なフライトシーンで幕を開けた本映像。ジェームズ・ボンドとノーミが組んで任務をこなしていくのかにも期待がかかる。すでに明かされているアクションシーンに続いて映し出される、ダニエル版ボンドの1作目『007/カジノ・ロワイヤル』のラストを連想させる水中で険しい表情のボンドは何を語るのか!?さらに、酒場風の建物からタキシード姿で華麗に銃を操るボンドが登場する姿も。レア・セドゥ演じるボンドの恋人マドレーヌは思い詰めた表情を浮かべている。それ以外にもラミ・マレックが演じるシリーズ史上一番“ヤバい”敵、前作『007 スペクター』に続き登場するM(レイフ・ファインズ)、宿敵ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)、アナ・デ・アルマス演じる新キャラクターらが続々と登場し、なかにはボンドが敬愛していた前任のM(ジュディ・デンチ)の肖像画も!また「彼女の秘密を知れば、君は死ぬことになる」という、マドレーヌがボンドに関わる大きな秘密を抱えていることを示唆するセリフ…クレイグ演じるボンドが過去4作で追ってきた事件が全て関連していたことが明かされた前作に続き、これまでの事件に隠されたさらなる新事実が明らかにされるのかもしれない。さらに映像に挿入された「最新作(25作目)がすべてを変える」はダニエル版ボンドの集大成、約50年に渡り続いてきたシリーズの重要な転換点となることを期待させる映像に仕上がっている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は11月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年11月20日より全国にて公開
2020年02月20日新型コロナウィルスによる肺炎の拡大の影響が、映画業界にも及んでいる。3月24日から開催予定だった香港国際映画祭は延期となり、今度は4月に予定されていた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の北京プレミアと中国でのPRツアーが中止になった。同プレミアには、主演のダニエル・クレイグや他キャストが出席予定だったという。「Variety」誌などが報じた。新型肺炎の影響で、中国国内の7万館以上の映画館が閉鎖されており、今月はバレンタインデー向け映画やほかの映画の公開も軒並みキャンセルになっているとのこと。前作『007 スペクター』の世界興行収入は約966億円(約8億8000万ドル)で、そのうち中国の興収は約92億円(約8400万ドル)を占めていた。今作は世界が待望する『007』シリーズ最新作かつ、ダニエルがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品ということもあり、前作以上の興行収入が予想されている。先日、ビリー・アイリッシュが兄のフィニアスと手掛けた主題歌も公開となり、ますますファンの期待が高まっている『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、日本では4月10日公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月10日より全国にて公開
2020年02月18日スウォッチ(Swatch)から、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開に向けたウォッチコレクションが登場。2020年2月20日(木)より全国のスウォッチストアならびに公式ストアにて発売される。1962年に公開された『007 ドクター・ノオ』をはじめ、『女王陛下の 007』『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』など、これまで多くのファンを魅了してきた007シリーズ。カプセルコレクションでは、007シリーズの7つの作品から、オープニングタイトルとオリジナルの映画ポスターを着想源に、それぞれを象徴するモチーフなどを文字盤やベルトにあしらった全7モデルを展開する。例えば、『007 カジノ・ロワイヤル』モデルは、ハートやクローバーなど、カジノを連想させるトランプのマークを文字盤にオン。ベルトを留めるパーツには、007のロゴを配した。また、2020年4月10日(金)に公開を控える『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をイメージしたモデルも登場。主人公であるジェームズ・ボンドが使用する、追跡デバイスから秘密兵器まですべてのガジェットを作り出す人物“Q”に焦点を当てたデザインになっているという。なお、腕時計は、作品名入りのVHSテープのようなオリジナルケースに収納する。【詳細】スウォッチ × 007「ジェームズ・ボンド コレクション」発売日:2020年2月20日(木)販売店舗:全国のスウォッチストア、公式オンラインストア【問い合わせ先】スウォッチ コールTEL:0570-004-007
2020年02月17日アメリカンフットボール(NFL)のシーズン王座決定戦となる「第54回スーパーボウル」が現地時間2月2日に開催され、ハーフタイムショーはジェニファー・ロペスとシャキーラによる豪華競演が実現。さらに高視聴率となるCMタイムに合わせて、近日公開の超大作映画の最新映像が続々と解禁された。フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムにて開催された「スーパーボウル」では、サンフランシスコ「49ers」とカンザスシティ「チーフス」が対戦。ハーフタイムショーとは試合の前半と後半の間で行われるエンターテイメントショーで、近年では「マルーン5」、ジャスティン・ティンバーレイク、レディー・ガガ、ビヨンセ&ブルーノ・マーズ&「コールドプレイ」、ケイティ・ペリーなどが生パフォーマンスを行い、ハーフタイムを盛り上げてきた。今年は、そのハーフタイムショーに女優・歌手・プロデューサー等、幅広く活躍するジェニファー・ロペスと、ラテンポップの歌姫シャキーラという、共にカリスマ的人気を誇るラテン系の女性アーティスト同士が競演。シャキーラの「She Wolf」「Empire」「Whenever, Wherever」などのパフォーマンス後に登場したジェニファーは、「Jenny from the Block」「Get Right」「One The Floor」 といったヒット曲のメドレーを披露。特に、賞レースを席巻した映画『ハスラーズ』のために習得したポールダンスを生披露すると、会場は大盛り上がりに。また、パフォーマンスの途中でジェニファーの愛娘エミーも登場し、母娘共演も実現。2人でジェニファーのヒット曲「Let’s Get Loud」を熱唱するひと幕もあった。そして最後はシャキーラも加わり、「Waka Waka」から再び「Let’s Get Loud」へ圧巻のダンスで締めくくられ、現地でも今回のパフォーマンスは大好評となっている。なお、国歌斉唱は、先日のグラミー賞でも見事な“復活”を示したデミ・ロヴァートが行った。『ブラック・ウィドウ』スカヨハ&フローレンス・ピューが並び立つ2019年の「スーパーボウル」中のCMは、世界の経済ニュースサイト「Bloomberg」によれば30秒で510万ドル~530万ドル、1秒で約17万ドルと報じられ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の映像などが披露され、大きな話題となった。今年はアベンジャーズのメンバーとして活躍し、世界的人気キャラクターであるブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフの過去を描く『ブラック・ウィドウ』から新映像が解禁。映像には、ブラック・ウィドウが“妹”と呼ぶ、彼女同等の戦闘能力を持つエレーナ(フローレンス・ピュー)、同じくコスチュームを身に纏った母メリーナ(レイチェル・ワイズ)、原作コミックでは“ロシア”のキャプテン・アメリカと呼ばれる、ぽっちゃりボティの父アレクセイ=レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)が登場。彼らと手を繋ぎ、何か決意を固めるシーンが描かれる。アベンジャーズを家族と呼び、大切にしていたブラック・ウィドウ=ナターシャが、かつて大切にしていた“家族”とは?彼らと共に成し遂げようとすることは何なのか?キャプテン・アメリカと似たシールドを持つ新たな敵“タスクマスター”らと、ブラック・ウィドウの“家族”の戦闘シーンも盛り込まれた、ますます期待が高まる映像となっている。「Disney+」配信予定のマーベルドラマから初映像「Disney+」にて配信されるマーベルスタジオの実写ドラマシリーズ(日本上陸は未定)からは、「Big Game Spot」と題された初映像が解禁。キャプテン・アメリカの親友同士ファルコンとウィンター・ソルジャーが登場する「The Falcon and the Winter Soldier」(原題)に、カップルとして話題になったワンダとヴィジョンが登場し、どうやらシットコムとなる模様の「WandaVision」(原題)、そしてロキが「この場所を全て燃やし尽くしてやる」と不敵な表情を浮かべる「Loki」(原題)と、こちらも気になる映像だ。そのほかにも、舞うように戦いに挑んでいくムーランの姿を捉えた『ムーラン』。トム・クルーズやマイルズ・テラーの緊迫感溢れる飛行シーンやジェニファー・コネリーの姿も見える『トップガン マーヴェリック』。「007」シリーズ25作目『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』からは、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグと、00(ダブルオー)のコードネームを持つ女性エージェント役のラシャーナ・リンチが飛行機で滑空するシーンで幕を開ける映像がお披露目。さらに、アボット一家の過去の様子と、“その後”が描かれる『クワイエット・プレイス PARTII』。そして「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」『アス』のエリザベス・モス主演で“透明人間”をリブートする『The Invisible Man』(原題/2月28日全米公開)という注目のスリラーも。『ソニック・ザ・ムービー』からも、アメリカンフットボールの名選手マイケル・トーマス、クリスチャン・マキャフリーらとソニックが競演する新映像が公開されている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ソニック・ザ・ムービー 2020年3月27日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures Corporation and Sega of America, Inc. All Rights Reserved.Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月10日より全国にて公開トップガン マーヴェリック 2020年7月10日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.ムーラン(2020) 2020年4月17日より全国にて公開© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ハスラーズ 2020年2月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ブラック・ウィドウ 2020年5月1日より日米同時公開©2019 MARVELクワイエット・プレイス PARTⅡ 2020年5月全国にて公開© 2019 Paramount Pictures. All rights reserved.
2020年02月03日長年『007』のプロデューサーを務めているバーバラ・ブロッコリが、ダニエル・クレイグ卒業後のジェームズ・ボンド役に関するうわさを完全否定した。最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で「00(ダブル・オー)」のコードネームを持つ女性エージェント(ラシャーナ・リンチ)が登場することが明かされて以来、次の『007』でボンドを演じるのも女性なのではないかといううわさが広がっている。これに対し、ブロッコリは「(次のボンドは)肌の色は何であれ、男性になる」とコメント。人種がこれまでの白人から変わる可能性はあっても、性別が男性であることは変わらないと断言した。「女性には、新しいキャラクターを作り出す必要があると思う。強い女性のキャラクターが。男性が演じてきた役を女性に演じさせるということには、特に興味を引かれない」と見解を語った。ジェームズ・ボンド役を男性から引き継ぐことよりも、「女性はもっと興味深いことができる」とも。ブロッコリの発言により、次のジェームズ・ボンドは女性ではなく、確実に男性であり人種は問われていないことが明らかになった。長年、ネット上で次期ボンド役に名前が挙がっているイドリス・エルバやヘンリー・ゴールディングが選ばれる可能性もありそうだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月10日より全国にて公開
2020年01月16日公開まで3か月を切った『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌を、ビリー・アイリッシュが歌うことが明らかになった。ビリーは昨日、自身のインスタグラムのストーリーにハル・ベリーやレア・セドゥら歴代ボンドガール8人の画像を掲載。ファンは「ビリーが『007』の主題歌を歌うに違いない」と喜んだ。その数時間後、ビリーは『007』のロゴ画像を投稿し、「『ノー・タイム・トゥ・ダイ』ジェームズ・ボンド。私が主題歌を歌うことに。どういうこと」と驚きを表現しながら認めたのだった。18歳のビリーは、同シリーズで主題歌を担当する史上最年少のアーティストになる。兄のフィニアスとともに主題歌を手掛けるという。「Variety」誌によると、ビリーは「『007』の一部を担うというのは、すべての面でクレイジーだと感じる。伝説的な映画シリーズの主題歌を手掛けられるのは、とても光栄なこと。ジェームズ・ボンドはこの世に存在するもっともかっこいい映画シリーズだから。いまだ衝撃を受けている」とコメントを発表したとのこと。プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは、2人が作った主題歌を「とても力強く感動的な歌」で、「エモーショナルなストーリーの映画に完璧に合う」と絶賛している。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月10日より全国にて公開
2020年01月15日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を務める5年ぶりの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。この度、Q役を続投するベン・ウィショーが、ボンドとの関係について解説する特別映像が解禁された。本日クリスマスの日に解禁となったのは、いつも振り回されがちなQ(ベン・ウィショー)がボンドとの複雑な(?)関係を語る映像。QはMI6(英国諜報部)秘密兵器開発担当主任として、ボンドを健気に支える欠かせない存在であり、ボンドとのやり取りにはファンから熱い視線が注がれている。そんなQが自身のデスクで「僕とボンドの関係は複雑だ」と悩まし気な表情で語り始めるのだが、本編では現役を退いたはずのボンドがMI6の仲間であるマネーペニー(ナオミ・ハリス)とともにQを訪れ、「生きていたのか」と再会を喜ぶシーンが収められている。一見、仲良さげではあるものの、過去に敵に狙われたボンドが『007 スカイフォール』でアストンマーチンDB5をハチの巣にしてしまい、『007 スペクター』ではQが改造を施したアストンマーチンDB10を無断で持ち出し、ローマへ行った挙句に水没させたことを忘れない様子。「軽いノリもたまにはいいがもっと慎重になって欲しい。いつも彼に振り回される。どこまでも命知らずだ」と苦い表情で不満を吐露するQ。そんなQの心情を表すかのようにボンドが本編で橋から飛び降りるシーンが流れ、ボンドの命知らずなダイナミックなアクションが本作でも健在であることが分かる映像に仕上がっている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月10日より全国にて公開
2019年12月25日シリーズ25作目となる最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』から、引き続きダニエル・クレイグが演じるボンドをはじめ、6人を写し出す日本版キャラクターポスターが到着した。今回到着したポスターには、「初の金髪ジェームズ・ボンド」としてキャスティングされ、今作が5作目にして最後のボンドになるかもしれない、ダニエル演じるボンドをはじめ、今年度ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門で主演男優賞にノミネートされたラミ・マレックが演じる“シリーズ史上一番ヤバい敵”がこちらに顔を向ける姿。また、MI6秘密兵器開発担当主任で振り回されながらもボンドを健気に支えるベン・ウィショー扮するQ。前作でボンドと恋仲になったものの、本作での関係の変化に注目が集まるマドレーヌ(レア・セドゥ)。さらにアナ・デ・アルマスが演じる新キャラクターが両手に武器を構えるセクシーな姿や、殺しのライセンスを有するコードネーム“00(ダブルオー)”を2年前から与えられているという、ラシャーナ・リンチ演じる女性エージェントが写し出されている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月10日より全国にて公開
2019年12月18日世界的人気スパイアクション映画『007』のシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開に合わせて、2020年1月から4月にかけて、シリーズ第1作目『007/ドクター・ノオ』から20作品を特集放送することが分かった。イギリスの作家イアン・フレミングのスパイ小説を原作とし、60年以上に渡って正統なシリーズとして24作品が製作&劇場公開されている人気シリーズ『007』。1月から4月まで長期に渡るこの放送では、ショーン・コネリーが初代007/ジェームズ・ボンドを演じた記念すべき第1作目『007/ドクター・ノオ』(’62)から、5代目ボンドを務めるピアース・ブロスナン主演の第20作『007/ダイ・アナザー・デイ』(’02)までがラインアップ。地上波放送局で『007』シリーズ20作品を特集放送するのは今回が初めてだ。1月は、第1作から第7作目『007/ダイヤモンドは永遠に』(’71)を放送予定。2月以降のラインアップは現在調整中だという。なお、20作品のほかにも、シリーズの番外編となる『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(’83)の放送も予定している。『007』シリーズ20作品特集放送は2020年1月9日(木)13時35分~テレビ東京「午後のロードショー」にて放送。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日(金)より全国にて公開。FROM RUSSIA WITH LOVE (C) 1963 UNITED ARTISTS CORPORATION & DANJAQ, LLC.All Rights ReservedON HER MAJESTY’S SECRET SERVICE (C) 1969 UNITED ARTISTS CORPORATION andDANJAQ, LLC. All Rights ReservedMAN WITH THE GOLDEN GUN, THE (C) 1974 DANJAQ, LLC & UNITED ARTISTSCORPORATION. All Rights ReservedSPY WHO LOVED ME, THE (C) 1977 DANJAQ, LLC & UNITED ARTISTS CORPORATION.All Rights ReservedLIVING DAYLIGHTS, THE (C) 1987 DANJAQ, LLC & UNITED ARTISTS CORPORATION.All Rights ReservedWORLD IS NOT ENOUGH, THE (C) 1999 DANJAQ, LLC & UNITED ARTISTSCORPORATION. All Rights Reserved(cinemacafe.net)■関連作品:007/危機一発(ロシアより愛をこめて) 1964年4月より公開Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月10日より全国にて公開
2019年12月18日「007」シリーズ25作目となる5年ぶりの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、2020年4月10日(金)より公開。この度、ラシャーナ・リンチ&アナ・デ・アルマス、レア・セドゥらの活躍にも期待高まる場面写真が一挙に解禁となった。先日、全世界一斉で最新予告が解禁されると、「たぶんクレイグ最後の超絶かっけーボンド! これは期待…!」「妖艶なアナデアルマスに悪役のラミマレックが参戦した007、楽しみすぎる。」「次の007レア・セドゥまた出るのやったー」「007新作でもQちゃんのかわいさは相変わらずで楽しみ」など、引退が囁かれるダニエル・クレイグが演じるボンドや、ベン・ウィショー演じるQはじめシリーズでお馴染みのキャラクター、新キャラの登場を楽しみにするファンからの期待に満ちたコメントが続々。そんな中、今回解禁となった場面写真では、前作『007 スペクター』で現役を退いたはずのダニエルが演じるジェームズ・ボンドが諜報部員に戻ったかのようにスーツを着こなし、レアが演じるマドレーヌと深刻な会話をしていると思われるシーンや、ラシャーナが演じる2年前から殺しのライセンスを持つ00(ダブルオー)のコードネームの女性エージェントの緊迫したシーン、オーベルハウザーとボンドが再び対峙するシーン、「007」シリーズお馴染みのMやマネーペニーらMI6のメンバーたちの姿が。さらに、ラシャーナ同様、本作から「007」シリーズに参加するアナの妖艶なドレス姿など、ストーリー展開が気になる様々なカットばかり。また、『ボヘミアン・ラプソディ』で第91回アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックが演じる<シリーズ史上一番“ヤバい”敵>の存在も話題となっており、本作のさらなる続報に期待が高まる。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月より全国にて公開
2019年12月13日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を務める「007」シリーズ25作目の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、2020年4月10日(金)より公開決定。併せて、本作初となる待望の予告編映像が解禁となった。「初の金髪ジェームズ・ボンド」としてキャスティングされたダニエル・クレイグ。本作は、彼にとって5作目であり「最後のボンド」になるかもしれないと報道されている中、解禁された予告映像。ボンドとレア・セドゥ演じるマドレーヌが何者かに襲われるシーンから始まり、ラシャーナ・リンチが演じる、2年前から殺しのライセンスを持つという00(ダブルオー)のコードネームの女性エージェントが新たに登場!ベン・ウィショーのQ、ナオミ・ハリスのマネーペニー、レイフ・ファインズのMに、さらには『007 スペクター』のあの人も!何より映像の終盤には、『ボヘミアン・ラプソディ』で第91回アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックが演じるシリーズ史上一番“ヤバい”敵の姿が!口元だけあらわになった不気味なマスクをかぶり、ボンドと対峙する新生ヴィランとして強烈な存在感を発揮。さらに、シリーズ1作目『007 ドクター・ノオ』の舞台であり、原作者イアン・フレミングも居住した美しいジャマイカをはじめ世界各国での壮大なロケ撮影や、ダニエルやラシャーナ、アナ・デ・アルマスらの身体を張った大迫力のアクションなども見逃せない、期待が高まる予告編に仕上がっている。ストーリーボンドは現役を退き、ジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。しかし、CIA出身の旧友フィリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。 誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なもので、やがて、それは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになるが――。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年12月05日1985年に連載をスタートした北条司による不朽の名作『シティーハンター』がフランスで実写映画化され、『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(11月29日公開)となっていよいよ日本のスクリーンにお目見えする。「フランスで実写化」という驚きのプロジェクトだが、完成してみるとその再現度の高さから、原作者の北条も「これぞシティーハンター!」と喜びの声を上げるほど。監督、そして冴羽リョウ役として主演も務めたフィリップ・ラショーはどのような想いを込めて、実写化に挑んだのか。北条と来日したフィリップを直撃し、『シティーハンター』をつくり上げる上で欠かせない“魂”とはなんなのか。そして時代も国境も越える冴羽リョウの魅力とは、一体どんなものなのか。大いに語り合ってもらった。――『シティーハンター』のフランスでの実写化が叶いました。まず、フランスからオファーが来た時の感想を教えてください。北条:やっと来たかと。僕としても、『シティーハンター』は、ヨーロッパの中でもフランスが一番人気があるような感覚があったんです。「実写化したいという話があるらしい」という噂を聞いては、「なんだガセか…」ということもあったので(笑)、今回のお話をいただいて少し驚きつつも、やっと来たかと大変うれしかったですね。フィリップ:フランスでは『シティーハンター』『ドラゴンボール』『キャプテン翼』の3つは大人気なんですよ。子供の頃にテレビで『シティーハンター』のアニメシリーズが放送されていたので、特に僕らの世代には熱烈な『シティーハンター』ファンがたくさんいます。僕も毎日のようにテレビで観ていましたし、フランス語に翻訳されている漫画雑誌も持っていました。子供の頃からのヒーローを実写映画化することが、いわば僕の夢になっていたんです。なんとか実写映画化したいと思い、北条先生の事務所に直筆の手紙を添えてプロットを送ったんです。――直筆の手紙…! そこにはどんな思いをしたためていたのでしょうか。フィリップ:『シティーハンター』を実写化するということは、「ビジネスで儲かるから」という思いでやっているのかと感じるかもしれませんが、そうではないということを伝えたいと思いました。「私は真摯に“シティーハンター愛”を持っています」、「“シティーハンター愛”こそが、実写化したい理由です」と手紙に書きました。北条:フランスからラブレターが来たのは初めてですからね。どうしようと思って(笑)。「ビジネスではない」という言葉は本当にうれしかったし、感激しました。その後、脚本を読ませていただいたんですが、それも「これはシティーハンターだ」と思うものだった。僕がやりたかったアイデアだな! と思うほどでしたよ。――「これぞ、シティーハンター」と思われたとのことですが、北条先生にとって『シティーハンター』をつくり上げる上で欠かせない“魂”とは、どのようなものだと感じていますか?北条:これまで「実写化したい」というアイデアをいただくと、アクション80、コメディ10、シリアス10のような割合になっていることが多くて。アクションをこれだけやるなら、もっと人間関係を描いてほしいなと思うこともありました。でも本作には、『シティーハンター』らしい人間関係が見事に描かれていた。リョウと香の関係性もきちんと描かれていたし、リョウはカッコ良くて、香はかわいい。見ているうちに、こちらも笑顔になってきてしまいました。本作を観て「これはシティーハンターじゃない」という人は、相当なへそ曲がりじゃないかな。フィリップ:すごくうれしいです。僕自身、脚本を書く上では「シティーハンターの魂をなくしたくない」と思っていました。漫画もアニメもすべて見返して感じたのは、リョウと香、そしてファルコンの3人の過去というものがとても大事だということ。彼らが急にそこに現れたキャラクターではなく、どのような人生を生きてきたのかを感じさせる脚本にしたいなと思っていたんです。北条:やっぱり、実に細かくキャラクター設定が出来上がっているんですよね。これだけの愛を込めて実写化してくれたということは、本当に作家冥利に尽きます。――監督は、主演としてリョウ役も演じられています。体づくりにも励んだそうですね。北条:ラショーさんの腕の筋肉なんて、すごいですよね! リョウの体のシルエットとしても完璧。本作のポスターが貼ってあるところを通りかかったときに「この絵、いつ描いたっけ?」と思ったことがあって(笑)。キャラクターのシルエットもそうだし、衣装の色使い、構図もまさに『シティーハンター』です。フィリップ:8カ月間の食事ダイエットとトレーニングをして、筋肉を8キロつけたんです。それが快感になってしまって、今でも運動を続けているんですよ。やはりリョウを演じる上で一番苦労したのは、香、そしてファルコンとの関係性をきちんと演じることなんです。リョウと香は思い合っているけれど、叶わぬ恋のような関係。リョウとファルコンは、最大にして最高の敵という雰囲気を出したいと思っていました。――本当に監督の深い“シティーハンター愛”を感じます。時代も国境も越えてリョウが愛され続けている理由を、どのように感じていますか?北条:女性からも人気のある作品ですが、連載を始めた頃は、こんな男に女性から人気が出るなんて思ってもみなかったですからね。男の本音をさらけ出した作品で、『キャッツ・アイ』で女性から人気が出たけれど、これで離れていくんだろうな…と思っていました(笑)。蓋を開けてみて、驚きましたよ。僕としては、同じことをやっていても仕方がないという思いで臨んだ作品です。リョウは男なら憧れるような存在かもしれないけれど、本当にこんなヤツがいたら女性にとっては許せないでしょうね(笑)。物語で、架空の世界だからこそ、輝いているんだと思います。フィリップ:僕にとってリョウは、本当に憧れの存在です。フランス人だけでなく、どこに行っても憧れられるような存在だと思いますよ。まず強くて、かっこいい。アクションシーンなんて惚れ惚れしますよね。それでいて愉快。まるでコメディ版のジェームズ・ボンドのようです。真面目な顔をしていたかと思えば、エッチな冗談を言ったりと、リョウの表情は2.5秒くらいの間にパッと切り替わるんです(笑)。そんなところが最高だし、演じる役者としてもワクワクしました。北条:リョウは、真面目な顔をしている時はたいていエッチなことを考えているんです。そしてボーッとしているように見えるときは、真面目なことを考えている(笑)。――実写となって登場した『シティーハンター』を観て、刺激となったことはありますか?北条:フランスの方が演じているからこそ、『シティーハンター』のファンの方々も受け入れやすい世界観のものになっているのかなと思いました。もし日本人の俳優さんが新宿で撮影をしたら、ちょっと違和感のあるものになっていたかもしれません。僕自身が受けた刺激としては、やっぱり『シティーハンター』は若いからこそ描けた作品なんだなと思いました。若い頃に、ああいったヤンチャ坊主を生み出すことができてよかったなと思っています。フィリップ:全身全霊で挑み、僕たちができる最高のものを目指しましたが、原作をしのぐことは到底できません。やっぱり原作が最高なんです。僕はこれまでにも長編映画を撮っていますが、子供の頃からの夢が叶ったという意味でも、本作はもっとも思い入れのある作品です。そして『シティーハンター』を発見した世代へのオマージュでもあります。僕自身、こうして日本に来て、北条先生と一緒に『シティーハンター』について話をしているなんて、今でもとても信じられない思いです。■北条司1959年3月5日生まれ、福岡県出身。1980年に『週刊少年ジャンプ』に掲載された『おれは男だ!』でデビュー。1981年より『キャッツ・アイ』を連載デビューし、1985年より『シティーハンター』を連載。両作ともにテレビアニメ化もされるなど大ヒットする。2019年には総監督を務める『エンジェルサイン』で、映画監督デビューを果たした。■フィリップ・ラショー1980年6月25日生まれ。2010年『ハートブレイカー』に俳優として出演し、2013年にコメディ映画『真夜中のパリでヒャッハー!』で俳優だけでなく、脚本・監督を担当。続編となる『世界の果てまでヒャッハー!』はフランスで大人気となった。2019年2月に本作がフランスで公開となり、観客動員168万人を超える大ヒットを果たすなど、フランス映画界期待の新世代クリエイター。(C) Axel Films Production
2019年11月29日ダニエル・クレイグがスティーヴン・コルベアのトーク番組「The Late Show」に出演。『007』の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後に、ジェームズ・ボンド役を卒業すると改めて認めた。スティーヴンに「ボンド役はもう終わり?」と聞かれたダニエルは、「イエス」と返答。スティーヴンはもう一度「ボンド役は終了?」と念を押すよう聞き、ダニエルは「終了」とはっきりと答えた。なお、ダニエルは2015年、前作『007 スペクター』の公開前にもボンド役は「もうやらない」と宣言しており、「ボンドをやるくらいなら手首を切った方がマシ」との過激発言を放った末、今作で再びボンドを演じている。ボンド役の卒業宣言とともに、ダニエルは今作の脚本家にフィービー・ウォーラー=ブリッジを起用した理由を、「(フィービーがショーランナーを務めた)『キリング・イヴ/Killing Eve』を見て知り、ただただ素晴らしいと思ったから」と語った。また、以前「The Late Show」に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の共演者、ラミ・マレックが出演した際に、ラミが「撮影現場でダニエルにキスされて、ぼくがボンドガールになったのかと思った」と話したことについても言及。「相手役の俳優みんなにキスするんだ。緊張をほぐすためにね」と言って笑わせた。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年11月25日特別な力を持つ少年が人類の脅威となる『ブライトバーン/恐怖の拡散者』。本作のプロデューサーを務めるジェームズ・ガンといえば、ホラー出身からマーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に起用されたことでも知られる。そして、本作でメガホンをとったデヴィッド・ヤロヴェスキー監督もいま、大きな注目を集めているところだ。脚本家・監督・プロデューサーの顔を持つジェームズ・ガンは、『悪魔の毒々モンスター』などZ級映画で有名なトロマ・エンターテインメントにてキャリアをスタート。その後、ザック・スナイダー監督『ドーン・オブ・ザ・デッド』の脚本や自身監督の『スリザー』などのホラー作品で評価され、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の大ヒットにより、世界的有名監督の仲間入りを果たした。彼のようなキャリアを描く監督は現在のハリウッドでは珍しくなく、彼の前にも後にも多くの監督がホラー/ジャンル映画をきっかけに大きなチャンスを掴んでいる。『スパイダーマン』を大ヒットさせたあの人も!スプラッターホラー『死霊のはらわた』(’81)で業界に革命を巻き起こしたのがサム・ライミ。低予算ながらカルト的人気となり、その後『スパイダーマン』シリーズを監督し大ヒットに導いた。『ソウ』シリーズや『死霊館』シリーズなどで高い支持を得たジェームズ・ワンは、『ワイルド・スピード SKY MISSION』を大ヒットさせ、ジェイソン・モモア主演のDC作品『アクアマン』の監督に抜擢されると、こちらも大成功を収めた。さらに、あるようでなかった“電気を消した時だけ見える謎の影“という題材でヒットを飛ばした『ライト/オフ』(’16)のデヴィッド・F・サンドバーグも『シャザム!』の監督を任されるなど、ホラー出身の監督が大作アメコミ映画を担当し、内容、興行ともに評価されている。アメコミ映画だけじゃない、日本生まれのあの映画の監督もレジェンダリー・ピクチャーズが展開する「モンスターバース」シリーズの“ゴジラ”作品では、なんと3作全てがホラー/ジャンル映画出身監督が担当。『モンスターズ/地球外生命体』(’10)のギャレス・エドワーズは、本シリーズの1作目『GODZILLA ゴジラ』の監督に大抜擢され、後には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』も手掛けた。『ブライアン・シンガーのトリック・オア・トリート』(’07)のマイケル・ドハティは、今年公開された『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を監督。日本から小栗旬らが出演する次作『Godzilla vs. Kong』(原題/’20)も『サプライズ』(’11)の完成度で高く評価されたアダム・ウィンガードが担当する。『ターミネーター』J・キャメロンや『ジョーズ』スピルバーグもさらに有名監督の中には、キャリアの初期はホラー/ジャンル映画を監督してきた人も多い。『アバター』『タイタニック』のジェームズ・キャメロンは、『ピラニア』の続編『殺人魚フライングキラー』(’81)でデビュー、その後『ターミネーター』を成功させ『エイリアン2』監督にも起用された。『E.T.』や『レディ・プレイヤー1』のスティーヴン・スピルバーグも、キャリア初期に追跡サスペンス『激突!』(’71)や海洋パニック・ホラー『ジョーズ』(’75)で高い評価を得ており、一般的にイメージはあまりないが、彼が監督する作品には目を覆いたくなるような残虐描写がしばしば見られるのも特徴だ。ジェームズ・ガンのお墨付き『ブライトバーン』監督は「抜群のセンスがある」この潮流に乗るべくして表れたのが、本作の監督を務めたデヴィッド・ヤロヴェスキーだ。ジェームズ・ガンも彼の才能を絶賛しており、「デヴィットには、ホラーやホラー的な音楽に対する抜群のセンスがあるんです。鼓動がどう作用するのか、どうやって飛び上がるほどの恐怖を設定するのか、シーンを見ている観客をどうやって怯えさせるのかを熟知しているんです」と明かす。「彼の仕事ぶりを見ているのは最高ですよ。以前から、デヴィッドのことをものすごく洞察力のある、頭のいい人だと思っていましたが、準備も怠らない。この映画を監督する前に、おそらく何千というホラー映画を観ているはずです」とコメントを残している。『ブライトバーン/恐怖の拡散者』は11月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブライトバーン/恐怖の拡散者 2019年11月15日より全国にて公開© The H Collective
2019年11月08日1955年、自動車事故により24歳の若さでこの世を去った俳優、ジェームズ・ディーン。今も変わらず愛され続けている名優が、64年ぶりに待望の“出演”を果たすことになるかもしれない。The Hollywood Reporterが報じている。映画制作会社マジック・シティ・フィルムズは6日、ベトナム戦争を舞台としたアクション映画『ファインディング・ジャック(原題)』の準主役としてディーンを出演させる権利を遺族から与えられたと発表した。ディーンのライセンスを管理する会社CMG・ワールドワイドのマーク・ローズラー社長によると、遺族がディーンを映画へ出演させることに同意したのは初めてだという。カナダの「イマジン・エンジン」、南アフリカの「MOIワールドワイド」のVFX制作会社2社が協業し、ディーンをコンピューター生成画像(CGI)でスクリーンに蘇らせる。『ファインディング・ジャック(原題)』はガレス・クロッカー著の同名小説が原作。ベトナム戦争末期、戦地に置き去りにされた1万匹の軍用犬にまつわる物語だ。マジック・シティ・フィルムズの創立者アントン・アーネストは、「非常に複雑なキャラクターであるローガンという役柄を完璧に演じられる俳優を何カ月もかけて探し求めた結果、ジェームズ・ディーンしかいない、ということになりました」と説明。「偉大な映画スターである彼の遺産をしっかり守れるよう細心の注意を払う。ファンをがっかりさせるつもりはありません」と強調した。今月中旬にも制作に取りかかり、来年の11月11日(復員軍人の日)の公開を目指すという。
2019年11月07日ザ・プリンス パークタワー東京では、「007」シリーズで知られるジェームズ・ボンドが原作で愛した朝食を再現したメニューを、2019年11月1日(金)から12月25日(水)までの期間限定で提供する。ジェームズ・ボンドが愛した朝食メニューを再現「007」シリーズに登場し、世界で最も有名なスパイとして知られるジェームズ・ボンド。自分のルールを気難しく守る英国紳士気質のボンドは、自らの仕事だけではなく、“朝食”への強いこだわりも持っている。今回、ザ・プリンス パークタワー東京では「ジェームズ・ボンド 仕事の流儀」(講談社)等の著書を持つ田窪 寿保による監修のもと、原作小説に描かれているボンドこだわりの朝食を細かく再現。厚切りのブラウントーストにストロベリージャム&マーマレード典型的なイングリッシュブレックファストで登場するトーストといえば薄切りだが、ボンドのフェイバリットは厚切りのブラウントースト。これに合わせるのは、ウィルキン&サンズ社が展開するトップブランド・チップトリーのストロベリージャム「リトルスカーレット」と、濃厚でコクのあるフランク・クーパーズ社のマーマレード「ヴィンテージオックスフォード」だ。卵にこだわり、卵に終わるボンドの食の流儀朝食の流儀においてボンドが最もこだわっているであろうメニューが、卵料理。原作の描写をみると、茹でる時間(3分20秒)、卵の種類、エッグスタンドの色、三分の一ほど剥がして中身を食べる作法など、ボイルドエッグについての強いこだわりが詳細に記されている。合わせて提供されるスクランブルエッグについても、フライパンの種類に始まり、バターの入れ方、卵のかき混ぜ方、そしてハーブの種類やその使い方に至るまでが細かく説明されている。今回の朝食メニューではもちろん、これに基づいたレシピで作られるボンド流の卵料理が味わえる。シャンパーニュ メゾン「テタンジェ」のロゼこれらのメニューに華を添えるのが、原作でボンドが「もしかしたら世界で一番美味しいシャンパンかもしれない」と評する、シャンパーニュ メゾン「テタンジェ」のシャンパン。朝食時には静かな音楽とともにピンクの「テタンジェ」を楽しむべし、というボンドに従って、奥深いピンク色のロゼが提供される。詳細期間:2019年11月1日(金)~12月25日(水)時間:9:00~12:00場所:ザ・プリンス パークタワー東京 ロビーラウンジ(1F)料金:1名6,000円 ※1日5食限定、予約制<メニュー内容>・フレッシュオレンジジュース・トースト、マーマレード、ストロベリージャム・ボイルドエッグ、スクランブルエッグ(厚切りトースト、トマトコンフィ添え)・テタンジェ ロゼ【予約・問い合わせ先】レストラン予約TEL:03-5400-1170(10:00~20:00 ※土・休日 10:00~19:00)
2019年11月04日サム・メンデス監督映画『1917 命をかけた伝令』が、第92回アカデミー賞において<録音賞><撮影賞><視覚効果>を受賞。日本では2020年2月14日(金)より、全国の劇場で公開される。“究極の没入感”を追求する戦争映画第一次世界大戦を舞台にした映画『1917 命をかけた伝令』。物語の主人公となるのは、若きイギリス兵スコフィールドとブレイクの2人の兵士で、危険待ち受ける敵の陣地を抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1,600人の友軍兵士たちの命を救うべく、一刻も早く「作戦中止」という重要な伝令をするために立ち向かう。オスカー監督サム・メンデスが描く、“リアルタイム”の兵士の一日監督を務めるのは、サム・メンデス。アカデミー賞監督賞を受賞した『アメリカン・ビューティー』や、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる「007」において、3・4作目となる『007 スカイフォール』『007 スペクター』を手掛けた人物だ。世界の映画祭で快挙!『1917 命をかけた伝令』においては、兵士たちの一日を“リアルタイム”で映し出すことに注力。“屋外ロケでワンカット撮影”という驚きの手法で注目を集め、世界の映画祭で数々の賞を受賞している本作。第77回ゴールデングローブ賞においては、監督賞・作品賞(ドラマ部門)の主要2部門を受賞。また第92回アカデミー賞では、10部門(作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、美術賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞、メイ クアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートされ、そのうち録音賞、撮影賞、視覚効果賞を受賞した。“長回し”による撮影が生む没入感その驚きの撮影方法とは、カットの繋ぎ合わせで辻褄を合わせるのではなく、可能な限り“長回し”による撮影で物語を語る、といもの。これにより、例えば戦場に迫撃砲が降り注ぐ中、大量の兵士の間を縫うように走って逃げる兵士の動きや一つ一つの息遣いにリアルな緊迫感が生まれ、鑑賞者はまるで戦争を実体験しているかのような没入感が体験出来るという。撮影監督は、これまでに13度アカデミー撮影賞にノミネートされ、2017年の『ブレードランナー 2049』で初受賞を果たしたロジャー・ディーキンスが務める。サム・メンデス「撮影がいかに困難だったか、その苦労と努力が映像全てに集約されている」メンデスによれば、完璧に途切れなく物語を描くため、全てにおいて秒単位まで計算するなど緻密な調整をした上で撮影を敢行。それでも、映像に一貫性を持たせるために“天候待ち”の時間が多くあったこと、カメラを俳優のアクションにピタリと合わせるため、また長回しのために照明機材を置けないことなど、多くの苦労があったという。しかしその出来栄えについては、「撮影がいかに困難だったか、その苦労と努力が映像全てに集約されている」と自信を覗かせている。フレッシュな英国俳優に加え、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファースら出演キャストには、主人公の若きイギリス兵役にジョージ・マッケイ(『マローボーン家の掟』)や、ディーン・チャールズ=チャップマン(「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ)などフレッシュな英国俳優を起用。そのほか、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固めている。作品情報映画『1917 命をかけた伝令』公開日:2020年2月14日(金)監督:サム・メンデス脚本:サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ製作:サム・メンデス、ピッパ・ハリス出演:ジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ=チャップマン、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロング
2019年10月28日ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド『007 スカイフォール』『007 スペクター』を大ヒットさせたサム・メンデス監督による最新作『1917』(原題)が、2020年2月に全国公開されることが決定。併せて、驚愕の撮影手法が使われている本作のフィーチャレット映像と場面写真が解禁された。本作は、第一次世界大戦の”若きイギリス兵のある1日”を壮大なスケールと深いドラマで、リアルタイムに描き出したメンデス監督の渾身作。若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクが、危険待ち受ける敵の陣地をぐぐり抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1,600人の友軍兵士たちの命を救うべく、一刻も早く“作戦中止”の重要な伝令のために立ち向かっていく。解禁された映像では、兵士たちの動き、さらに息づかい1つ1つを観客に体感してもらい、究極の没入感へ導くために敢行された驚愕の撮影について、メンデス監督は「撮影にはこの辺をカットしよう、あのシーンをなくそうなどの編集という魔法の切り札があるが、本作ではできない」ため「長回しの撮影にすべきと考え」その苦労を語った。アカデミー賞受賞の名撮影監督ロジャー・ディーキンス、主演のジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマンらからは、驚くべきことに屋外で順撮りされたため、「天候によって撮影が左右される」ことや「カメラを俳優のアクションにぴたりと合わせるため、また長回しにより照明を置くことができないこと」、さらにリアルタイムで描くため「映像に一貫性を持たせる必要があり、天候待ち」をしたことなど秘話が次々と語られ、監督は「撮影がいかに困難だったか、その苦労と努力が映像全てに集約されている」とコメントしている。さらに、メンデス監督は現地時間10月3日(木)に実施されたN.Y.コミコンに登壇し、「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした」とコメント。そのため、特にリハーサルについて「今までの過去のどの作品よりも時間を費やした」「自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」と大きな自信を覗かせていた。2人の若きイギリス兵には、ヴィゴ・モーテンセンの息子役を演じた『はじまりへの旅』やJ・A・バヨナ製作総指揮の『マローボーン家の掟』などのジョージ・マッケイと、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのトメン・バラシオン役のディーン=チャールズ・チャップマンというフレッシュな英国俳優を起用。そして、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固める。『1917』(原題)は2020年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日ジバンシィ(Givenchy)は、新作シグニチャートートバッグ「ボンド」を発売。シグニチャートートバッグ「ボンド」「ボンド」は、2020年スプリングコレクションで発表された、アーティスティック・ディレクターのクレア・ワイト・ケラーが手がける初のシグニチャートートバッグ。シルバーのスタッズボタンでサイドを留める特徴的なバッグには、日々世界中を飛び回るクレア・ワイト・ケラー自身のライフスタイルから着想を得た“旅へと誘う”デザインが採用されている。“旅へと誘う”ディテール「ボンド」は、スナップを外せば完全に平らな状態でスーツケースに収納することができ、必要な時にトート状に組み立てることができる。さらに、レザーバッグにはキャンバスの、キャンバスのモデルにはレザーの、取り外し可能なインナーポーチも付属。荷物の多い旅行時に嬉しいデザインが、随所に落とし込まれている。また、ストラップを肩にかけて使うのはもちろんのこと、脇に抱えて持つことも可能。気分やスタイリングに合わせて、フレキシブルに持ち方を変えられる。型押しレザーやコットンキャンバス×レザーなど2020年スプリングコレクションでは、生成りのコットンキャンバス地にオーベルジーヌのレザーのトリミングを施したデザインと、白のジャカード地にオイルブルーでジバンシィのチェーンロゴを配したデザイン、レザーにチェーンロゴを型押ししたデザインの3種類を用意。チェーンロゴ型押しのモデルは、ブラック・オイルブルー・オーベルジーヌの3色を展開する。2019年秋冬コレクションのトレンチコートに用いられたゴールドボタンを彷彿させる、 特徴的なスタッズボタンにも注目だ。【詳細】ジバンシィ「ボンド」発売日:2019年10月15日(火)~順次価格:ラージ(63 X 20 X 37) 235,000円+税、ミディアム(51 X 17 X 30) 195,000円+税
2019年10月19日10月5日の「ジェームズ・ボンドの日」(Global James Bond Day)に合わせ、最新作の邦題が『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に決定、ティザーポスターが全世界で一斉解禁となった。「ジェームズ・ボンドの日」は1962年にイギリス・ロンドンで『007/ドクター・ノオ』が公開された日を記念して制定されたもの。この度解禁された最新ビジュアルには、ダニエル・クレイグがボンドの代名詞ともいえるタキシードといういで立ちで何かを見つめる姿が収められている。全世界がシリーズ最新作を熱望する本作は、ジェームズ・ボンド役をダニエルが続投。キャリー・フクナガ監督がメガホンをとり、製作陣からは「007」シリーズを牽引してきたバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンらが参加。脚本にはフクナガ監督らとともに、先日のエミー賞を席巻した「Fleabag フリーバッグ」のフィービー・ウォーラー=ブリッジが名を連ねる。キャスト陣には、『ボヘミアン・ラプソディ』(’18)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した実力派俳優ラミ・マレックが悪役として登場。さらに、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ビリー・マグヌッセン、アナ・デ・アルマス、ロリー・キニア、ダーヴィッド・デンシック、ダリ・ベンサーラ、ジェフリー・ライト、そしてレイフ・ファインズら、シリーズ続投の出演者に加え、フレッシュな顔ぶれを含めた豪華キャストが揃う。ダニエルがジェームズ・ボンドを演じたシリーズ『007/カジノ・ロワイヤル』(’06)、『007/慰めの報酬』(’08)、『007/スカイフォール』(’12)、『007 スペクター』(15)は全世界で累計31億ドルを収めている。本作は、『007 スペクター』から5年ぶりとなる最新作で、ご当地イギリスでは2020年4月3日(金)に公開、アメリカでは4月8日(水)より公開される。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年10月06日ジェームズ・フランコからセクハラ被害に遭ったと1年半前に告発した女性2人が、法的措置を取ったという。「Variety」誌などが報じた。2人はジェームズが2014年から2017年まで経営していた演劇学校の元生徒で、在校中にジェームズと彼のビジネスパートナーたちが「女性生徒たちに対し、権力を使って性的で不適切な行いの蔓延に携わった」として訴えを起こしている。生徒たちは月300ドルの授業料を支払い、それで真っ当な授業を受けられると思っていたが、ジェームズが受け持つセックスシーンを学ぶマスタークラスの受講にはさらに750ドルが必要だったという。マスタークラスを受けるためのオーディションでは、明らかに度を越えた性的な内容の演技が求められ、それを録画されたとのこと。録画に対する同意書に、強制的に署名させられたとも。2人はジェームズとビジネスパートナーたちを、性差別、セクハラ、詐欺、虚偽の広告、性的搾取で訴えている。ジェームズの弁護士は、原告たちの訴えに損害賠償を求めると語った。「彼女たちがこういったことを訴えるのは、これが初めてではありませんし、すでに話していることが偽りであることは明らかになっています」と自信をのぞかせている。2人は2018年1月、ジェームズのセクハラ被害者としてほかの3人とともに「Los Angeles Times」紙で体験を語っていた。(Hiromi Kaku)
2019年10月04日『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本で、ミステリーの女王アガサ・クリスティーに捧げる最新作『Knives Out(ナイブズ・アウト)』(原題)の日本公開が、2020年1月に決定し、海外版予告が解禁。ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレットら超豪華キャストが集結している。全員容疑者!世界的ミステリー作家の密室殺人事件を名探偵が紐解く「10代のころからアガサ・クリスティーの根っからのファン」だというライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本とこれ以上ない豪華キャストを集結させて完成させた本作。N.Y.の豪邸で世界的ミステリー作家が85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになるが、パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者に。調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく。「アガサの推理物の要素を全部詰め込もうとした。豪華キャスト勢ぞろいで、ヒッチコックのスリラーの要素も絡めながら、設定は現代のアメリカになっている」と自信をのぞかせる監督が、正統派ミステリーに独自のユーモアと現代社会への鋭い視点を盛り込み、最後の最後まで観客を翻弄する全く新しい傑作エンターテインメント・ミステリーを完成させた。ボンドvsキャプテン・アメリカ!? オールスターキャストに映画ファン大興奮!今回解禁された日本語字幕版の海外版予告編には、豪華すぎるオールスターキャストが次々に登場。『007』シリーズの最新作『NO TIME TO DIE』(原題)も控えるダニエル・クレイグが、不敵な笑みを湛えて演じる名探偵ブノワ・ブランに。『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ役でお馴染み、本作ではスーパーヒーローから一転し、周囲を罵倒し強烈なインパクトを残す一家の放蕩息子を演じるクリス・エヴァンス。さらに、『ブレードランナー2049』を経て『NO TIME TO DIE』にも出演するアナ・デ・アルマス、『ハロウィン』のジェイミー・リー・カーティス、『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット、『ジャンゴ 繋がれざる者』のドン・ジョンソン、『シェイプ・オブ・ウォーター』のマイケル・シャノン、『ゲット・アウト』「アトランタ」のキース・スタンフィールド、「13の理由」のキャサリン・ラングフォード、『IT/イット “それ”が見えたら終わり』ビル役で知られるジェイデン・マーテル、そして『ゲティ家の身代金』のクリストファー・プラマーたちが、ひと癖もふた癖もあるキャラクターを演じている。いったい真犯人は誰なのか?そして遺産は誰の手に?フランク・シナトラの「I’m Gonna Live Till I Die」が軽快に盛り上げ、極上のミステリー誕生に期待が高まる予告編となっている。また、同時解禁された場面写真では、事件の真相と家族の秘密を暴いていくブノワ・ブランとエリオット警部補らが写し出されている。トロント国際映画祭でのワールドプレミアも大熱狂!ワールドプレミアとなった9月のトロント国際映画祭では、数ある作品の中で高評価を獲得。その評価が注目された有名レビューサイト「ロッテントマト」では一時、100%の好評価を記録した(9月10日時点)。「最初から最後までワクワクが止まらない」「間違いなく今年一番のエンタメ映画」「世界には『ナイブズ・アウト』のような映画がもっと必要だ」「ハラハラする面白さ」「アガサ・クリスティーの現代版、一級品!」と、作品の面白さを絶賛する声が続出。「キャストの才能が、すべてのシーンで輝いている」といった豪華すぎるキャストのアンサンブルに加え、注目された“キャプテン・アメリカ”と“ジェームズ・ボンド”の共演にも「エヴァンスが完璧なおべんちゃら男!」「ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)の世界なら喜んで何時間でもいたい “ボンドって誰だっけ?”」とそれぞれが演じた役柄にも大満足の評価。ツイッター上では早くもクリスを抱っこするダニエルの媒体写真が話題になるなど、すでに『007』ファン、『アベンジャーズ』ファンを巻き込み大きな盛り上がりを見せている。『Knives Out』(原題)は2020年1月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月01日「ザ・ビートルズ」が“存在しない世界”を舞台に描く映画『イエスタデイ』。今回は、『シンデレラ』や「ダウントン・アビー」などで知られるリリー・ジェームズが劇中で披露する、アレンジに悩む現代女子に贈る超絶かわいいヘアスタイルが明らかになった。主人公ジャック(ヒメーシュ・パテル)の幼なじみで、親友のエリーを演じているリリー・ジェームズ。20世紀初めを舞台にした海外ドラマ「ダウントン・アビー」や『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』など、キュートな愛くるしさと知的な美しさを兼ねそなえ、その美貌で多くの人を魅了してきた彼女は、本作ではより一層かわいさを増して登場。エリーは学校の教師として働く傍ら、音楽活動を続けるジャックを献身的に支える優秀なマネージャー。そんな彼女が見せる、様々なかわいいヘアスタイルは必見となっている。■甘すぎないゆるふわ感、ツインお団子甘すぎないけれど、やわらかくやさしい雰囲気を出すことができるヘアスタイル。少し低い位置でゆるめに結び、ゆるふわ感満載でルーズなツインお団子を作るのがポイント。エリーにとって、ジャックの退院祝いをプレゼントする特別な日(?)のヘアスタイル。■適度なルーズさが決め手!時短ゆるふわお団子ナチュラルで、落ち着いた大人の雰囲気が出せるヘアスタイル。一方、時間のない時にうってつけ。低めの位置で適度なルーズさを出すことで、こなれた上品な印象に。職場の学校では、決まってこのヘアスタイル。■フェスにぴったり、特別感もあるハーフアップ様々なシーンにぴったりのハーフアップ。女性らしさが出せて、フォーマルな場でも、カジュアルな場でも、どんなシーンでも使える万能アレンジ。エリーも様々なシーンでこのヘアスタイルを披露する中、特に印象的なのは音楽フェスのシーン。まさに特別感があり、かわいらしさが倍増。■シンプルにそのまま…実はしっかりセットシンプルかと思いきや、実は巻いてしっかりセットしているスタイル。天然パーマのエリーだが、確実に丁寧に巻いているよう。おろした髪型は本編でも限られた場面だけで、何気にシンプルが一番大変なのかも。『イエスタデイ』は10月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イエスタデイ 2019年10月11日より全国にて公開©Universal Pictures
2019年09月29日ジェームズ・ガンが、監督と脚本を務める『スーサイド・スクワッド』のキャスト24名をツイッターで一挙公開した。つい最近、出演がうわさされていたアリアナ・グランデの元婚約者でコメディアンのピート・デヴィッドソン、12代目「ドクター・フー」のピーター・カパルディの本決まりが明らかに。そのほかの“新顔”は、アリシー・ブラガ(『シティ・オブ・ゴッド』)、フルラ・ボルク(『ピッチ・パーフェクト2』)ら。また、ガン監督の代表作ともいえる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのキャストで弟のショーン・ガンや、マイケル・ルーカー、ガン監督の初監督作品『スリザー』に出演したネイサン・フィリオンの出演も確定。2016年の前作から引き続き出演するのは、マーゴット・ロビー、ジェイ・コートニー、ジョエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィス。ジャレッド・レトとウィル・スミスは出演しない。ガン監督の投稿内に名前はないが、ヴィランとしてベニチオ・デル・トロが出演交渉中であることが報じられている。製作は今月アトランタにおいて開始予定で、全米公開は2021年8月6日。(Hiromi Kaku)
2019年09月17日ライアン・ジョンソンが監督、脚本、プロデュースを兼任する『Knives Out』が、トロント映画祭で世界プレミアされた。アガサ・クリスティを思わせる密室の犯罪スリラーで、娯楽性たっぷりの作品だ。“泣かせる”、“意義がある”、というタイプの映画ではないため、オスカーとは無縁だろうが、映画祭での受けは非常に良く、ここでの観客賞はまったく不可能ではない。少なくとも、劇場公開時にはヒットが見込めそうだ。主人公は、すご腕の私立探偵ブランク(ダニエル・クレイグ)。大富豪一家の長ハーランが85歳の誕生日に自殺を図った時、彼は、匿名の人物から捜査を依頼された。ブランクは、その日に家にいた家族のメンバーと使用人をひとりひとり取り調べする。この中の誰かが嘘をついているのか、あるいは、犯人はまったく別のところにいるのか。そもそも、どこから見ても自殺なのに、ブランクに捜査を依頼したのは、誰なのか。映画は次々に糸口を見せつつ、どんどん違う方向に展開し、見る者を引き込んで離さない。今作をジョンソンのキャリアの最高作と呼んでも、恐らく間違いはないだろう。イギリスのスマートなスパイ、ジェームズ・ボンド役で知られてきたクレイグは、今作で南部訛りに挑戦し、まったく違う味を出す。彼を囲むキャストも実力派揃いだ。自殺する大富豪を演じるのは、オスカー俳優クリストファー・プラマー。彼の子供、その配偶者、孫らを、ジェイミー・リー・カーティス、マイケル・シャノン、ドン・ジョンソン、トニー・コレット、クリス・エヴァンスら。献身的にハーランの世話をしてきた看護婦をアナ・デ・アルマスが演じている。純粋な娯楽作でありながら会話の端々に、移民問題など、今のアメリカならではの事柄が含まれているのも、映画にさらなるスパイスを与える。アメリカ公開は、アメリカ人が家族で感謝祭を祝う11月27日(水)。その後には日本公開も決まっている。取材・文=猿渡由紀
2019年09月12日『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』など、その美しさと愛らしさで世界中を虜にしたリリー・ジェームズが主演する『ガーンジー島の読書会の秘密』から、リリーが本作で演じたジュリエットというキャラクターや、劇中で鍵を握る本や手紙について思いを語るインタビュー映像が到着した。『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』や『スリー・ビルボード』を世に送り出したプロデューサー陣が再びタッグを組んで贈る本作。リリーは、戦争で両親を亡くした寂しさを抱えながらも、あふれる好奇心とまっすぐな気持ちのままに未来へと進むジュリエットを生き生きと等身大で演じている。届いたインタビュー映像では、原作に触れ「読み終わる頃には泣いていた。脚本も涙なしには読めなかったわ」と告白。また、本作を「典型的な恋愛映画でも戦争映画でもない」と表現する。演じた役柄については、「冒頭でのジュリエットは葛藤を抱えているの。前を向いて進みたいと思っているけど、戦争を生き延びたことに罪悪感を覚えているのよ。みんな大きな犠牲を払ったし、新たな世界はお祭り騒ぎに思える。戸惑っているのね。カリスマ性のある男性と情熱的な恋に落ちるけど、どこかで役を演じている作家だからお手のものよ」とコメント。さらに、「手紙を読むことで主人公たちは恋に落ちる。読書は映画の核として重要な働きをするの」と語り、手紙を書くことについても「文通というのはロマンチックね。机に向かって手紙を書き、待っている相手のことを考えながら投函するのよ。その習慣が薄れたのは残念だわ。私はお礼状を出すのが好きだから頻繁にハガキを書くけど…手書きの機会が減ったせいか字が汚いわ」と、キュートな一面も覗かせている。そんなリリーをはじめ、マシュー・グード、ペネロープ・ウィルトン、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイといった英国の傑作TVシリーズ「ダウントン・アビー」でお馴染みのキャスト陣に、「ゲーム・オブ・スローンズ」のミキール・ハースマンも参加、海外ドラマファンからも熱い視線が送られている。『ガーンジー島の読書会の秘密』は8月30日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガーンジー島の読書会の秘密 2019年8月30日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 STUDIOCANAL SAS
2019年08月27日