まもなくデビュー7周年を迎えるジャニーズWESTが、満を持して本誌に初登場!7人で7周年、そして7枚目のアルバム『rainboW』が発売中という記念すべきタイミングで、「7」にまつわる7つの質問に答えてもらいました!今だから話せる裏話など、盛りだくさんなメンバーのインタビューをお楽しみくださいーー♪■桐山照史(31)【Q1】この7年を振り返って一番楽しかったことは?ついさっき!いちばん楽しい瞬間は常に更新されてるから。5分後には内容忘れるくらいたわいもないことを、7人でしゃべってるのが楽しい。【Q2】この7年を振り返っていちばん悔しかったことは?芸能界でとくに尊敬している先輩がヒロミさんなんやけど、リフォームの番組のコーナーやられてるでしょ?あれ、ほんまに出たくて悔しくて、出身地八王子に変えたろかなって思った(笑)【Q3】この7年を振り返っていちばん感謝しているメンバーは?いちばん付き合いが長い(中間)淳太かな。Jr.時代、2人一緒にデビューできひんのやったら意味がないって、同じように考えてくれてたのがうれしかった。【Q4】次の7年で成し遂げたい目標は?ドームツアー!これは7年と言わずすぐにでも実現したいけどね。【Q5】自分のキャラクターや特徴を7つの単語で表すと?ちょっとぽっちゃり、声がデカい、アクティブ野郎、笑い声にクセがある、でも実は小鳥食いの小食、フレンチブル2匹飼ってる。人生2回目疑惑がある男。【Q6】ジャニーズWESTがかける虹のふもとにはどんな宝物が埋まっていると思う?ファンのみんなじゃないかな。この前の配信ライブで、よりいっそう大切さを実感した。もちろん学ぶことも多かったんだけど、WESTの歌はやっぱり、みんなの声援がないと違う色になっちゃうんやなって思った【Q7】発売中のアルバム『rainboW』のなかで、とくにお気に入りの1曲は?もんちゃん(神山智洋)が作ってくれた『グッ!!とあふたぬ〜ん』が好き。朝からじゃなくて、昼ごはん食べてからまた頑張ろうっていう着地点がおもしろいと思う。「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月09日「独立記念日なんですよ……パパの誕生日」ジャニーズ事務所を退所して丸1年。中居正広(48)が3月27日放送のラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、6年前に喉頭がんで亡くなった実父・正志さん(享年79)の誕生日・4月2日が、ジャニーズからの独立記念日だと明かしたのだ。「昨年、中居さんが個人事務所『のんびりなかい』を設立した2月19日は、お父さんの命日でした。今年七回忌を迎え、『酒を飲むたびにいまも思い出す』と周囲に語っていました。夢にも頻繁に出てくるそうです」(制作関係者)没後1年のインタビューで、中居は実際にこう語っている。「夢にも出てきますよ。昨日、一昨日も出てきて、かなりの出演回数ですね。若い頃のお父さんが出てきたりもします」(『ザテレビジョン』2016年4月29日号)テレビ局関係者は言う。「中居さんは3人兄弟の末っ子。裕福ではないながらも、息子たちを必死に育てた正志さんを心から尊敬していました。中居さんが野球好きなのは、スポーツが得意だったお父さんの影響です」がん闘病中の病床で、「自宅の部屋に戻りたい」と語った正志さん。「亡くなる1週間前に中居さんは正志さんを連れて地元を巡る小旅行に出たそうです。幼少期を過ごした藤沢時代のアルバムを見ながら、キャッチボールをした壁など思い出の場所を撮影しつつ巡ったと聞きました。最期は自宅で、そのときの映像を一緒に見て、正志さんは眠るように天に召されたといいます」(前出・テレビ局関係者)■正志さんの部屋は中居にとっての“シェルター”正志さんが住んでいたのは、中居が’03年に購入した、都内マンションの最上階にある30坪ほどの部屋だった。「遺骨は中居家の墓のほか、父の部屋にも分骨しているそうです。父の愛用品の数々も、そのまま彼の部屋に残しているといいます。正志さんの死から6年が経過しましたが、中居さんは近しい人にいまだに『親父の部屋を処分する気はない』と話していると聞きました」(前出・テレビ局関係者)終活カウンセラー協会代表理事・武藤頼胡さんは言う。「故人の住まいや遺品をそのままにしておくことは、母子や夫婦の間で多いです。ただ、父親と息子というケースは少ないです」親子関係カウンセラーの横山真香さんは、「お父さんは今もいる」という感覚なのだろうと推察する。「ストレスの大きい生活を送る中居さんにとって、シェルターのような場所が必要ならば、それがまさにお父さまの部屋なのでしょう。素の自分に戻れる場所で、父を感じられる場所なのだと思います。七回忌を迎え、亡きお父さまと共存できている、いちばんいい状態を見つけたのかもしれません」野球を愛した父の部屋は、中居がいつでも帰ってこれる“心のホームベース”なのだろう。「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月09日まもなくデビュー7周年を迎えるジャニーズWESTが、満を持して本誌に初登場!7人で7周年、そして7枚目のアルバム『rainboW』が発売中という記念すべきタイミングで、「7」にまつわる7つの質問に答えてもらいました!今だから話せる裏話など、盛りだくさんなメンバーのインタビューをお楽しみくださいーー♪■重岡大毅(28)【Q1】この7年を振り返って一番楽しかったことは?いちばんって難しいけど、最近でいえば音楽番組でサンボマスターさんとコラボしたときが、むちゃくちゃ楽しかった!【Q2】この7年を振り返っていちばん悔しかったことは?たくさんあるけど、とくに歌かな。昔から苦手意識があって、本番で練習どおりに歌えへんのがずっと悔しかった。少しずつ克服してきてますけどね!【Q3】この7年を振り返っていちばん感謝しているメンバーは?一人ひとりに感謝してるけど、最近は(藤井)流星ですかね。ライブの演出にプライドと情熱を持って取り組んでくれてるから。こっちも安心して委ねられます【Q4】次の7年で成し遂げたい目標は?(中間)淳太はちょうど40歳か。僕ね、年取っても腹出たくないんですよ(笑)。今のみんなのシュッとした感じをキープして、健康的な体でいたい!【Q5】自分のキャラクターや特徴を7つの単語で表すと?口、歯、真ん中、自炊、にら、健康第一、脱スマホ。にらが大好きで常備してるんですよ。あと最近は、スマホで動画とか見すぎないようにして早寝を心がけてます。【Q6】ジャニーズWESTがかける虹のふもとにはどんな宝物が埋まっていると思う?『ワールドカップバレー2019』のスペシャルサポーターをやらせてもらってたので、バボちゃんグッズ!それと『W trouble』の特典映像で障害物競走をやったとき、優勝者に贈られたフィギュア(笑)【Q7】発売中のアルバム『rainboW』のなかで、とくにお気に入りの1曲は?『週刊うまくいく曜日』です。楽しんで歌ってる姿がWESTらしいかなって。まだ僕らを知らない人たちにも、ぜひ聴いてほしい!「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月09日ミュージカル『ゴヤ -GOYA-』が8日に東京・日生劇場で初日を迎え、今井翼、小西遼生、清水くるみ、山路和弘、仙名彩世、塩田康平、天宮良、キムラ緑子が取材に応じた。同作は、スペイン最大の画家と謳われるフランシスコ・デ・ゴヤの波乱万丈な生き様や、混沌とした社会の中でいかにして芸術家となっていったのかを描くオリジナルミュージカル。聴力を失いながらも後世に残る絵を描き残したゴヤを今井が演じる。今井は「今コロナ禍で世界中が大変な状況を迎えていますが、僕らとしても舞台に立てるということが当たり前ではなく、改めてありがたみを感じています」と感謝。「僕にとってはここ日生劇場は本当に思い出深い、たくさんの思い出がつまった劇場ですので、帰って来れたな、ただいまという気持ちですね」と、これまでに何度も立った日生劇場に戻ってきたことを喜んでいた。親友役の小西について、今井は「僕はこういう声なので割とバリトンなんですけど、小西さんはすごくハイトーンで力強い歌を飛ばす方」と表し、小西は「何言ってんだよ」と照れてツッコミを入れる。逆に小西は今井について「ミュージカルで主演で、これほどバリトンの声の主人公というのは日本ではかなり珍しい。とても男らしくて野性的でゴヤという人物にマッチしてる」称賛した。稽古を通して仲を深めたという2人だが、今井は「今日(小西が)マッサージのものをプレゼントしてくださって」、小西は「歌うときに喉が固まってしまうと大変なので、ほぐすものを送ったら、どら焼きをお返しにもらいました」と明かす。すると、今井は「東山(紀之)先輩からのいただきものを……」と、意外にもジャニーズ時代の先輩である東山からの贈り物だったという。今井は「初日祝いに、お菓子をいただきまして。マッチさん(近藤真彦)からも、ものすごく豪華なバラの花束をいただいたんですけど、本当に、これまでお世話になってきた諸先輩方が僕に思いを届けてくださることにも引き締まる思いで、その思いはこれからもずっと大事にしていきたい」と語る。「時々連絡はさせていただいてます。とにかく、頑張れというエールをいただいています」とやりとりを明かした。さらに、タッキー&翼としてユニットを組んでいた滝沢秀明が演出をする『滝沢歌舞伎ZERO 2021』も同じ日に初日を迎えることを指摘されると、今井は「そうなんですよね。お互いに、それぞれ一生懸命、1番はお客さんのためにという思いでやっているので、僕は僕で一生懸命頑張っていきたい」と意気込んだ。公演は東京・日生劇場にて8日〜29日、愛知・御園座にて5月7日〜9日。
2021年04月09日関西ジャニーズJr.の今江大地、河下楽が7日、東京・有楽町のオルタナティブシアターにて、舞台『ラン・フォー・ユア・ワイフ』の公開ゲネプロ・質疑応答に出席した。この日開幕した同舞台は、世界で愛され続ける海外戯曲を上演するユニット「SHY BOYプロデュース」第3弾公演。今回は、イギリスの笑劇王レイ・クーニーによる名作シチュエーション・コメディを上演する。綿密なスケジュール調整で二重生活を続ける主人公のタクシードライバー・ジョンを今江、 ジョンの住むアパートの住人スタンリーを河下、ジョンに翻弄される2人の妻メアリーとバーバラには新垣里沙と緒月遠麻、さらにお笑いコンビ・流れ星☆のちゅうえい、WAHAHA本舗の我善導、清水順二(30-DELUX)らが出演する。主演の今江は、ゲネプロの感想を聞かれると「とても不安で緊張していましたが、楽しかったです。本番も頑張ります」とコメント。2つの家庭を持つジョンについては、「最初ありえへんなと思いました。嫌なやつだと思っていたんですけど、実は勘違いで、断れない、いいやつ、弱い情けないヤツでもあるのかなと思いました。最初好きじゃなかったんですけど今は好きです」と話した。本格的な外部出演は初めてとなる河下は「信じられなくて、何回も聞き直しましたが、現実で。こんなに大きい仕事をもらったからには絶対にヘマをしてはいけないという気持ちで今まで生きてきました」と心境を告白。ゲネプロは「心から楽しめました」と笑顔を見せた。今江は、河下について「もともと帰り道が一緒で仲良くて、『一緒に頑張ろうな』って。僕はちょっとだけ先輩なので、ちょっとだけお兄ちゃんになろうかなと思いました」と少し照れくさそうにコメント。最後に「みなさんに笑ってもらえるように精一杯頑張ります」と本番への意気込みを語った。同公演は、4月7日~14日に有楽町・オルタナティブシアターにて、4月23日~25日に名古屋・ウィンクあいちにて、4月27日~28日に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。
2021年04月07日俳優の風間俊介が6日、東京・世田谷パブリックシアターで行われた舞台『パークビューライフ』(4月7日より東京・大阪・愛知にて上演)の開幕直前取材に、共演の倉科カナ、中川翔子、前田亜季とともに出席した。本作は、孤独な人生を送っていた男性が、職を失った冴えないアラサーシングル女性3人と共同生活を送ることになる怒涛の会話劇で、性格のまったく違う4人が、互いの欠点も含めてともに生きていく、最強の仲間がここに誕生。コロナ禍の今と重なる、ほろ苦くも心温まるエピソードを綴る。大きな公園を望むヴィンテージマンションの最上階に住み、人と関わることなくずっと絵だけを描いて生活している成瀬洋役を演じる風間は、開幕を明日に控え「この物語は今を描いた物語です。人との接触だったり出会いみたいなものが難しくなった今だからこそ、人と新たに出会ったり、人と一緒に暮らす決意の大切さがしっかりと描かれていると思うので、今を生きるみなさんに見ていただけたらと思う作品です」と力を込め、瀬戸内海の小さな島出身で、ツッコミ役になりがちな超普通の人・上賀玉枝役を演じる倉科は「約1時間40分の怒涛の会話劇となっております。物語自体はとても温かいんですけど、私たちはエレルギーMAXで演じていますので、たくさんの方に来ていただいて、このエネルギーを少しでも受け取っていただけたら嬉しいなと思います」とアピールした。また、4人の仲もだいぶ深まっているようで、風間は「(稽古場では)ギュッと集まって喋るというのは難しいんですけど、距離をとって大きな声で話していたって感じですね。この3人娘が仲良く喋っていて、僕はときどきその中に入っていけずに羨ましそうに見ているというときもあったんですけど、(ストーリー的に)3対1というのも大事な構図なので、それを楽しんでいました」と打ち明け、女性キャスト3人について倉科は「友だちというのを超えてきています。楽屋が3人一緒で、私、昨日食べすぎて、今日1人でYouTubeを見て痩せるダンスをずっと踊っていたんですけど(笑)、それも受け入れてくださって、家族みたいになってきたなって思います」と嬉しそうに語った。この流れで中川は「風間さん、踊らないジャニーズって言いますけど、すごくキレッキレなんです。私たちができないので、誰よりも教えてくれるんですよ」と劇中で軽いダンスがあることを明かすと、風間は「でもジャニーズの中ではもう踊れないほうだけどね(笑)。その集団の中だと落ちこぼれなんだけど、ちょっと外に行くと『踊れるじゃん』って」と胸を張り、「(劇中では)踊るというほどのものではないんですけど、あの頃の自分を呼び起こすような瞬間はありますね」と遠くを見つめた。
2021年04月07日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの岡本圭人が、11日をもってグループでの活動を終了することが5日、ジャニーズ事務所の発表で明らかになった。以降は、同事務所所属タレントとして俳優業を中心に活動していく。同グループは、2007年11月14日に「Ultra Music Power」でCDデビューし、現在14年目。元男闘呼組のメンバー・岡本健一の息子である岡本は、小学生時代イギリスで学んだ経験から英語が堪能なメンバーとして活躍。その語学力をさらに伸ばし、また、芝居や音楽を学ぶため、2018年6月にアメリカへの留学を発表し、グループを一時的に離れて同年9月より二年制演劇学校「アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ(ニューヨーク校)」へ入学。2020年7月に卒業していた。ジャニーズ事務所は公式サイトで「今までご支援くださった関係者の皆様、そして、何より留学期間中も9人での活動再開を願い、今日まで待ち続けてくださったファンの皆様には急なご報告となりますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、「留学生活の中で、世界での活躍を夢見る方々と過ごしていくうちに、これまでの人生とこれからの進む道について考えるようになり、『役者』として歩んで行きたいという思いが強く、その気持ちをメンバーに率直に伝えました。話し合いを重ねましたが、意志が固く、岡本の新たな挑戦に対し、メンバーは背中を押し、送り出すこととなりました」と経緯を説明。「これからも岡本圭人並びにHey! Say! JUMPを応援していただけますと幸いに存じます」と結んでいる。■岡本圭人 コメント全文いつも応援して頂いているファンの皆さま僕、岡本圭人は、Hey! Say! JUMPを離れて、個人で役者として活動をしていくことにしました。この2年半海外で僕は演劇を学び、世界で活躍する夢に向かっている方々と一緒に過ごしていく中で、自分の人生について考える時間が多くなりました。これからの人生をどうやって歩んでいくか、そして1人の男として叶えたい夢ができ、その夢を叶えるために僕はこれから役者として活動していきたいと思いました。メンバーにこの思いを伝えたところ、みんなが受け止めてくれたと同時に、これからの僕の人生を応援してくれて、別々の道でも頑張っていこう! と言ってくれました。Hey! Say! JUMPには本当に感謝の気持ちと愛しかありません。今日まで僕の復帰と9人での活動を心待ちにしてくれていた皆さま、僕の自分勝手な理由で皆さまのことを驚かせてしまって、本当に申し訳ございません。今後、皆さまに僕の新しい夢、新しい道を応援して頂けるように一生懸命頑張ります。これからもよろしくお願いします。2021年4月5日岡本圭人
2021年04月05日2021年4月に『株式会社TOKIO』を立ち上げ、新体制で活動をスタートさせた人気グループ『TOKIO』の城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんの3人。新たな挑戦を始める後輩たちに向けて、タレントの中居正広さんが送った短いエールが「感動する」と話題になっています。中居正広の気遣いにファン「ありがとう…」2021年4月3日放送のラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)に、パーソナリティーとして出演した中居正広さん。この日の放送では、『TOKIO』のボーカル・長瀬智也さんが、同年3月いっぱいを持ってジャニーズ事務所を退社したことや、残ったメンバーの活動について直接触れることはありませんでした。しかし、中居正広さんは話の途中で「TOKIO!」とひと言。そして、『TOKIO』のデビュー曲『LOVE YOU ONLY』を流します。その後も中居正広さんはTOKIOについて語ることはありませんでしたが、思いが伝わるひと言に、多くのファンが「このひと言に愛が詰まっている」「中居くん、触れてくれてありがとう」といった称賛のコメントを寄せました。・中居くんが「TOKIO!」っていった瞬間、涙が出そうになった。・後輩思いな中居くんが大好きです!・デビュー曲を流してくれてありがとう。温かい気持ちになりました。中居正広さんも2020年3月末にジャニーズ事務所を退社。現在は個人事務所『のんびりなかい』を立ち上げ、代表取締役兼タレントとして活躍しています。独立することの大変さを分かっているからこそ、誰よりも後輩のことを気にかけているのでしょう。言葉はなくても愛が伝わる放送に、ファンだけでなく多くの人が感動したようです。[文・構成/grape編集部]
2021年04月05日舞台『モダンボーイズ』の公開ゲネプロが3日に東京・新国立劇場 中劇場で行われ、加藤シゲアキ、山崎樹範、武田玲奈、横内謙介(作)、一色隆司(演出)が登場した。同作は1994年に木村拓哉主演で都政施行50周年記念公演として上演された、幻の名作ともいわれる青春群像劇。日中戦争直前、浅草のレビュー小屋を舞台に、プロレタリア革命を志す学生でひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった矢萩奏(加藤)が、小屋の座付き作家であった菊谷栄(山崎)と出会ったことにより、生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく。横内は「27年前に作った台本で、良いブラッシュアップの機会をいただいたなと考えています」と感謝し、台本は大改訂になったという。続けて「途中で加藤シゲアキさんがご出演なさるような情報が入り、『加藤さんがやるんだったら(作家の)菊谷栄役の方がいいんじゃない?』という忖度もしたんです」と明かし、「どちらでもいけるようにプランを立てていたら、『いや、木村拓哉先輩がやったことを継承したい。あわよくば木村超えを狙いたい』と」と加藤の言葉のように紹介すると、加藤は「そんなこと言ってませんよ!!」と大慌て。横内は改めて「スペシャルな1本を作りたいなと。劇作品としてのブラッシュアップと、今回出てくださってる皆さんがとても大人なので、大人のドラマにしたい」と意図を説明した。演出の一色は加藤について「歌手もやり作家もやり、今回役者としてやってくださってますけど、稽古を見てても、時間さえあればあと2つか3つ出来るくらいのエネルギーとバイタリティを持ってる人で、そのエネルギー全てを役に注力してくれた時に、舞台上でマジカルなことが起こると確信しています」と絶賛する。主演の加藤は「この物語は昭和の初期、演劇を上演することもままならない時代の物語でして、そこをどうやってブレイクスルーして作品を作っていくかという物語なんですけど、今の時代とも実はシンクロする所もあるのではないかと思います」と作品について表した。27年前に先輩である木村が演じたということについて、加藤は「そこはあんまり言わないでほしいなと思います」と苦笑。「最初にお話をいただいた時に聞きまして、正直な所恐れ多いと思ったんですが、僕がジャニーズ事務所に入るきっかけになった先輩の1人でもありますし、憧れていた先輩と同じ役を演じることはもうこの先ないのかな、僕じゃない誰かが演じてた時にきっと嫉妬してしまう、と最初に思ったので、『ぜひ、やらせてください』と」と決意の裏側にある気持ちを吐露する。「作家ということもあって菊谷役の方がいいんじゃないかという話もあったんですけど、『ここはどうか作家ではなく、いち役者としてチャレンジさせてほしい』というお願いをさせていただきました」と、作家としても活躍する加藤ならではの願いだったようだ。同作の主演を務めることは木村にも伝え「情報解禁でお耳になさるのも失礼かと思いまして、1月くらいに映画のリハーサルをされてるところにお時間いただき、挨拶させていただきました。知らないと思ったので、『演じさせてもらいます』と言うつもりで行ったんですが、僕を見た瞬間に『あ、やるんでしょ、モダンボーイズ』という話になりまして」と振り返る。「すごく緊張したので、ギチギチの台本を作って、お仕事の合間ですし完結にお伝えして帰ろうと思ったら、『やるんでしょ』と言われた瞬間に台本が総崩れしまして、『あ、はい、はい』みたいに……」と、先輩の神対応に大慌てだったやりとりを再現。「平田(満)さんが菊谷役をやられてたので、平田さん経由で聞いたらしいですけど。すごくあたたかく応援してくださって、最後には『がんばってくれ、体には気をつけて』という言葉をいただきました」と喜んでいた。周囲から「木村拓哉超え」といじられると、加藤は「言いません!」と否定。「映像資料を見たんですが、当時の木村さんは21歳で演じられていて、とてもすばらしくて。もし先に見たら断ったかもしれないくらい完成されていたので、正直言って超えるということは不可能だなと思いました。別の新しい人物を演じるつもりでこの役に臨まなければきっとこの舞台は成功しないと思って、稽古場では先輩のことは1度片隅に置かせていただいて、自分なりに取り組ませていただきました」と語ると、一色が横からぼそっと「でも超えてます」と茶々を入れ、加藤は「やめてください! 怖い!」と抗議する。山崎も「今のは良くないですよ」とつっこみ、加藤は「本当に緊張するんですから」とお腹を撫でる。さらに、木村が観に来てくれるかという問いについては、「知らないけど、いらっしゃる場合は僕に言わずにいらっしゃってほしい」と希望していた。東京公演は4月3日~16日に新国立劇場 中劇場、大阪公演は4月28日~30日にCOOL JAPAN OSAKA WWホール。
2021年04月03日3月末に長瀬智也(42)がジャニーズ事務所を退所し、城島茂(50)、松岡昌宏(44)、国分太一(46)の3人は「株式会社TOKIO」として“BANDから会社へ”と、新たなスタートを切った。アイドルでありながら、本格的なロックバンドであり、さらには農業や漁業、酪農までこなしてしまう稀有な存在として、芸能界でも唯一無二の魅力を放ってきた彼ら。’94年のCDデビューから27年間の波瀾万丈な“航跡”を振り返るーー。【1994年】武道館コンサートデビュー曲の『LOVE YOU ONLY』は、50万枚以上を売り上げたTOKIO最大のヒット曲。CDデビューから約2カ月後にコンサートを行った武道館は、20周年当日にもライブを開催したTOKIOの聖地でもある。【1995年】紅白歌合戦紅白歌合戦には、’94年に初出場。デビューから3カ月10日という、当時の史上最速記録だった。’95年には、現在も放送されている看板番組『ザ!鉄腕!DASH!』がスタートしている。【1996年】アトランタ五輪9枚目のシングル『ありがとう…勇気』が、フジテレビ系アトランタ五輪中継テーマソングに抜擢。長瀬主演の青春ドラマ『白線流し』がヒットしたのもこの年のことだった。【2003年】紅白歌合戦リハーサル10年連続出場となった’03年の紅白歌合戦では、JR東海とタイアップした楽曲『AMBITIOUS JAPAN!』を披露。この年の『24時間テレビ』では、2度目のパーソナリティも務めている。【2006年】紅白歌合戦松岡主演のドラマ『夜王〜YAOH〜』と長瀬主演の『マイ★ボスマイ★ヒーロー』が続々とヒット。紅白歌合戦で披露した『宙船』は中島みゆきが作詞・作曲を手がけたことでも話題に。【2009年】紅白歌合戦国分が5年連続で「世界フィギュアスケート選手権大会」のメーンキャスターを務めるなど、スポーツ番組で活躍。紅白歌合戦で披露した『太陽と砂漠のバラ』は40作目のシングル。【2011年】紅白歌合戦東日本大震災では『DASH村』がある福島県浪江町も被災。メンバーが住民の避難先を訪ね、一緒に農業を再開した縁から、福島県の農産物風評払拭PRキャラクターに起用。【2014年】紅白歌合戦デビュー20周年を迎え、ジャニーズ初となる野外音楽フェス『JOIN ALIVE』と『サマーソニック』に出演した。紅白歌合戦では、感謝の気持ちを込めデビュー曲の『LOVE YOU ONLY』を熱唱。【2017年】紅白歌合戦紅白歌合戦に24年連続での出場を達成。これはジャニーズ事務所所属のタレントとしては、歴代最多記録。この年演奏したのは、10年連続出場を果たした’03年と同じ『AMBITIOUS JAPAN!』。「女性自身」2021年4月13日号 掲載
2021年04月02日TOKIOの国分太一が1日、ツイッターを通じ、「株式会社TOKIO」としての活動がスタートすることを報告した。長瀬智也が3月31日にジャニーズ事務所を退所し、城島茂、国分太一、松岡昌宏の3人体制となったTOKIO。国分は、3人そろって笑顔でソファに座る写真を載せ、「おはようございます。株式会社TOKIO始動です。みんなと一緒に楽しみたいです!よろしくお願いします!」とあいさつし、「ダテに待たせたワケじゃない」のハッシュタグを添えた。また、前夜には「いまの想いです」と共に、長文メッセージを公開。「1994.9.21から全てが始まった」の書き出しからデビュー以降を振り返り、「94年から始まったあの時のように歩む道が変わってもイズムは変わらない」「多分、あの時よりも目標はそれぞれしっかりしているはず」と前を向く。そして、「4月1日3人は株式会社TOKIOを立ち上げます」「また新しい景色を探して歩み始めます」「これまで作り上げてきたTOKIOに恥じぬよう泥臭く進んでいきたいと思います」と意気込みをつづり、「花唄」の歌詞と自身を重ね合わせながら、「皆さん本当に楽しい時間をありがとうございました。そしてこれからも共に歩んでいきましょう」と呼びかけている。
2021年04月01日「株式会社TOKIO」の公式サイトが4月1日にオープンし、城島茂、国分太一、松岡昌宏が登場する「株式会社TOKIO」のイメージ映像が公開された。長瀬智也が3月31日にジャニーズ事務所を退所し、3人体制となったTOKIO。映像では、3人が木を伐採して木製名刺へと加工する様子を捉え、最後はスーツに身を包んで名刺を差し出す。公式サイトの「事業記録」には、この動画制作に関する情報がアップされている。「自己紹介代わりとなる動画を制作しました。2日間にわたり、第二の故郷である『福島県』と、国道第一号線の起点となる『日本橋』にて撮影しました」と説明。また、国分太一の「TOKIOの新しい船出を、若いクリエイターに制作して欲しい」という思いから、「クリエイティブディレクター箭内道彦さんご協力のもと、高田潤さん(撮影時、東京藝術大学在学)をご紹介頂き、クリエイティブを担当して頂きました」。3人はコピーライターとして制作に関わり、CD・プランナー・ロゴコンセプトプランニングのほか、音楽も国分が手掛けた。城島はトップページで「株式会社TOKIO」社長としてのメッセージを載せ、「それぞれがこれまでに培って来た経験をもとに、今日をより良く、明日をより楽しく生きて行く『術』を世に伝え、そしてそんな思いに賛同して頂いた全ての世代の方々と共に、また新たなる『術』を構築しながら次の未来へと紡いで行くことが弊社の理念です」と表明。「世界に発信する(株)TOKIOを目指し、社員一同全力を尽くし邁進する所存です。どうぞ今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます」と記している。
2021年04月01日《山口達也さんの映像をそのまま使い、5人を強調する演出をしたスタッフとメンバーに拍手です》《鉄腕DASHの過去映像の中で、山口達也さんがハッキリ映っていたのがうれしかったです》《DASHスタッフさん、達也の入った映像もたくさん流してくださってありがとうございます》3月28日、TOKIOの冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)に元メンバー・山口達也氏(49)の出演する過去映像が流れた。冒頭のコメントは、彼の“再出演”に対する喜びの声だ。’18年2月、泥酔した山口氏は女子高生を自宅に呼び出して、わいせつ行為をはたらいたとして書類送検。後に、ジャニーズ事務所との契約を解除。事実上の芸能界引退となった。「山口さんは事件後、心療内科専門病院で双極性障害(躁うつ病)と診断され療養生活を送りました。退院後は東京郊外にある家賃7万円ほどの賃貸マンションに移り、断酒も決意。週に数日、近くのお寺で読経や写経、境内の掃除などに取り組んでは自分を見つめ直していたそうです。前の奥さんや2人の息子さんがハワイに住んでいるため、友人から移住を勧められたこともあったそうです。それでも山口さんは『家族に申し訳ないし、俺は日本で頑張ってみるよ』と断ったと聞いています」(山口の知人)しかし昨年9月22日、酒気帯び運転で現行犯逮捕された山口氏。再び、飲酒によって苦境に立ってしまった。「事務所を退所して以降、山口さんはメンバーと一切連絡を取っていなかったそうです。しかし、ジャニー喜多川さん(享年87)が亡くなったことをキッカケに少しずつ連絡を取るように。そして“TOKIOにいつか戻りたい”という思いを抱き続けていました。ですが逮捕の2ヵ月前、長瀬智也さん(42)がジャニーズを退社すると発表しました。報告を受けた山口さんは、“自分の思い描いていた居場所がなくなってしまうのでは……”と次第にふさぎ込むように。そして、再びお酒を飲むようになっていったそうです」(芸能関係者)■ベースを封印し、“何者でもなかったころの自分”に逮捕の前日となる9月21日は、奇しくもTOKIOのデビュー記念日だった。「メンバー全員が大切にし、山口さんも忘れるはずのない1日です。TOKIOでの日々を思い出しながら、一人で飲んでいたのかもしれません」(音楽関係者)そんな彼は今、ベースを封印しているという。本誌は昨年10月、彼の愛器が貸し倉庫に運び出されていく様子を目撃している。「TOKIOが結成されたのは、ギターを弾いていた城島茂さん(50)とベースの山口さんが出会い『バンドをやろう!』と意気投合したことがキッカケ。つまり、山口さんのベースはグループにとっての原点なんです。しかし山口さんは今、ベースと距離を置いています。そうして、“何者でもなかったころの自分”に立ち返ろうという思いがあるのかもしれません」(前出・山口の知人)まっさらな気持ちで立つ現在地。山口氏はテレビに映る自身の姿をどう見つめただろうか。
2021年03月31日「お前はたいしたもんだよ。よくやったよ、寿一。みんなのことを笑顔にしてくれてさ。奮い立たせてくれてさ……。人様のぶんまで闘って、舞って、ケガして、笑って、そんな奴いないよ」これは3月26日に放送されたドラマ『俺の家の話』(TBS系)最終回でのセリフ。終盤で、西田敏行(73)演じる人間国宝の父・観山寿三郎から長瀬智也(42)演じる息子・寿一に語られたものだ。それはまるで、まもなく“表舞台”から去る長瀬へのはなむけの言葉のようであった――。3月31日をもって、現体制での活動に終止符を打つTOKIO。長瀬は、同日付で事務所を退所し、クリエーターに転身するという。城島茂(50)、国分太一(46)、松岡昌宏(44)の3人はジャニーズ事務所の関連会社である「株式会社TOKIO」を設立し、その一員として活動する。残る3人は今後も“TOKIO”を守り続けていく。「4月から新会社の社長となる城島さんは“雇われ社長”と笑っていましたが、経営の勉強もしているそうです。また、昨年7月には個人事務所も設立したと聞いています。広報的な役割を担う国分さんは、3月25日にTwitterアカウントを開設。松岡さんは、人脈を生かして親しい業界関係者に連絡を取り、今後に向けた営業活動をしているそうです。レギュラー番組の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)は長瀬さん退所後も、企画の中身を変えて、3人を中心に続けていくと聞いています。長瀬さんに“辞めた負い目を感じさせたくない”という気遣いもあるのでしょう」(テレビ局関係者)■長瀬はすでに自作曲のストックもいっぽうで気になるのは長瀬の今後。“裏方”として多彩な才能を遺憾なく発揮していくようだ。「業界誌でも注目されるほど、長瀬さんは大のヴィンテージバイク好き。10年ほど前から参加しているヴィンテージバイクのレースで好成績を残すべく今後は本格的に注力していくそうです。また洋服のデザインや映像制作にも今後は取り組んでいくと聞いています」(音楽関係者)なかでも、特に長瀬が心血を注ぎたいのが音楽活動だという。「TOKIOは’19年に活動25周年を迎え、ライブも予定していたそうですが、元メンバーの山口達也さん(49)が’18年5月に脱退。それ以降、音楽活動を行うことはないまま、長瀬さんは退所することになりました。TOKIOでも作詞作曲やアレンジを手掛けるなど、長瀬さんの音楽活動への情熱は相当なもの。すでにいくつか曲を書きためているそうで、今後は親しい仲間と趣味的にバンド活動を行っていきたいと考えているといいます」(前出・音楽関係者)新天地で始まる長瀬の第二の音楽人生。そこには心強い“師”もいるという。それは冒頭のドラマ『俺の家の話』で脚本を担当した“クドカン”こと宮藤官九郎(50)だ。これまでドラマや映画で5度のタッグを組んできた長瀬と宮藤。6度目となる本作は、“TOKIOの長瀬智也”として演じる最後の作品となった。2人は固い絆で結ばれているようだ。「デビュー当初は、繊細な美少年の役柄が多かった長瀬さんですが、宮藤さんが脚本を務めた’00年放送の『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)が転機に。ワイルドでコミカルなキャラクターを演じたことで役者としての幅が大きく広がりました。長瀬さんは、自分の新たな魅力を引き出してくれた宮藤さんに感謝しており、『生まれ変わるならクドカン』と言うほど信頼を置いています。宮藤さんにとっても、初の連ドラとなり、この成功で一躍人気脚本家に。以来、宮藤さんは“長瀬さんを主人公にした作品であれば何でも描ける”と公言しています」(前出・テレビ局関係者)■「思ってくれる人たちがいる限りやりたい」そんな相思相愛の2人には、退所後に描いている“秘密の計画”があるという。「2人がタッグを組んだ’16年の映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のクランクアップ後に長瀬さんが宮藤さんの所属バンド『グループ魂』のライブに特別出演するという計画があったのですが、スケジュールが合わず実現にはいたりませんでした。退所後に、長瀬さんが宮藤さんのライブにサプライズで“友情出演”する可能性もあるでしょう。また長瀬さんは制作にも興味があるので、宮藤さんの映画や舞台を手伝って、勉強することも構想にあると聞いています」(長瀬の知人)長瀬が描く“師匠”宮藤のもとでの弟子入り裏方修業計画。その先には、多くのファンが熱望している“俳優復帰”の未来もあるようだ。「長瀬さんと宮藤さんは、ほぼ5年周期でタッグを組んでいます。宮藤さんは長瀬さんが裏方として活動していく選択を尊重していますが、“やっぱり5年に1回は一緒に作品を作りたい”と考えているそうです。長瀬さんも退所後はしばらく俳優活動を行う考えはないそうですが、宮藤さんの頼みとあれば、また表舞台に立つ可能性はあると思います」(舞台関係者)かつて、長瀬は宮藤と対談した際、宮藤とのタッグ作品にファンからたびたび熱烈な反応をもらうことを明かしたうえで、こう語っている。《宮藤さんとの作品に対してそういうふうに思ってくれる人がすごくたくさんいてくれてるんだなって実感するんですよ。で、やっぱりそう思ってくれる人たちがいる限り、やっていきたいって思いますね》(『Cut』’16年2月号)『俺の家の話』のラストは、死んだはずの寿一がプロレスのリングに上がるシーンで締めくくられている。宮藤のもとでの修業を経た長瀬が再び表舞台の“リング”に上がる日が来ることをファンは願うばかりだ――。「女性自身」2021年4月13日号 掲載
2021年03月31日アイドルグループ『TOKIO』が出演する人気バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の3時間スペシャルが放送された、2021年3月28日。ジャニーズ事務所からの退所が決まっている長瀬智也さんの最後のレギュラー出演回ということで、放送前から注目を集めていました。そんな中、番組終盤で起きた出来事に視聴者から感動と驚きの声が寄せられています。長瀬智也「いいじゃん、どうせ5人なんだから」同日の放送回では、過去の人気コーナー『3000歩で全員集合』が久々に実施され、メンバーそれぞれが指定されたルールに沿って、ゴールを目指す様子が放送されました。ゴール後には、リーダーの城島茂さんが壁にTOKIOのメンバー4人のシルエットで影を映し、そこにプロジェクションマッピングで桜の花びらを重ねることで、花見を再現。すると、不思議な出来事が起きたのでした。城島さんが用意したのは、確かにTOKIO4人のみのシルエット。しかし、壁には5人分の影が映っているのです。これにはメンバーからも「なんで5人、映っているの」「どういうこと」と困惑。すると、長瀬さんはこうつぶやいたのでした。いいじゃん。どうせ5人なんだから。ザ!鉄腕!DASH!!ーより引用長瀬さんの発言を受け、最初は戸惑っていた様子を見せていた松岡昌宏さんも「もともとはね」と笑顔に。また、最後には2014年に放送されたチャリティー番組『24時間テレビ』(日本テレビ系)での、TOKIOのメンバー5人がそろった映像も流れたのでした。2018年にトラブルにより山口達也さんが脱退するまで、5人で活動していたTOKIO。いまだにメンバーの中では、TOKIOは5人という意識を強く持っていることに絆を感じたのか、視聴者からはさまざまな声が寄せられました。・TOKIOもいろいろあったよな…。もう全員そろっての姿は見られないけど、メンバーそれぞれの活躍を応援しています。・山口達也もいた時の映像を流すのは、すごい。番組制作側の決断力。・ある意味、タブー視されていた山口さんの存在を、さらっと「どうせ5人」と触れられるのは、長瀬のすごいとこ。長瀬さんが事務所を退所した後、ほかのTOKIOのメンバーは、2021年4月から『株式会社TOKIO』として新たな道を切ります。長瀬さんもまた、退所後は「裏方として新しい仕事の形を創り上げていく」と事務所から公式な発表がありました。TOKIOにとっても、そしてファンにとっても、印象に残ったであろう今回の『ザ!鉄腕!DASH!!』。新しい道でも、活躍するメンバーのこれからに多くのファンが期待を寄せています。[文・構成/grape編集部]
2021年03月30日アイドルグループ・King & Princeの岩橋玄樹が29日、3月31日をもってグループの活動を終え、ジャニーズ事務所も退所することが公式サイトにて発表された。同グループは2018年5月にシングル「シンデレラガール」でデビューした、ジャニーズ事務所の6人組アイドル。メンバーの岩橋はCDデビューに伴う環境の変化から心身のバランスを保つことが難しくなり、同年11月初旬に「長年患ってまいりましたパニック障害という病の治療に専念するため、一定期間休養させていただきますことをご報告申し上げます」と、病気休養に入った。2019年2月に芸能活動の一部再開を発表したものの、同月内に活動再開見送りとなり、それからも休養を続けていた。同事務所は「岩橋は、King&Princeでの活動再開を目指してパニック障害の克服に努めてまいりました。症状が現れることもあれば落ち着くこともあり、一進一退を繰り返した約2年5か月に及ぶ活動休止期間を経て、最終的に岩橋自身が出した結論は、King & Princeとしての活動を終え、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道を進むというものでした」と明らかに。病気を克服するにおいて「タレントという職業においてかかるプレッシャーや緊張感の大きさを知っている岩橋が、今の自分の状態を考えて今後の人生を見つめ直し、辿り着いた結論でございます」とコメントする。また、岩橋から決断を聞いたKing & Princeのメンバーも、6人全員で話し合った結果「大切な仲間だからこそ前向きに送り出すべきだと考え、5人で歩んでいくこと」を決意。岩橋はパニック障害の治療を行いながら、新たな道を歩んでいくという。○岩橋玄樹 コメント全文まずはじめに、応援してくださっているファンの皆様、そしてお世話になった関係者の皆様にきちんとしたご報告が長い間出来ていなかった事をお詫びいたします。僕は2018年から、小さいころから患っていたパニック障害を治療するために、入院をして、自分なりに頑張ってなんとか回復させて、また皆さんの前にたてるよう、またメンバーと一緒の時間を過ごせるよう、これまで病気と向き合ってきました。でも、現在も僕の病気は完全には治っていません。僕の症状には波があり、ひどく症状が出てしまう時と、おさまっている時があります。そんな自分の状態をうまく説明できなくて、なかか周囲の方に理解してもらえない時もありました。そして、休養をしてから2年以上が経過してしまい、いつもそばで見守ってくれたメンバーや、ずっと応援してくれているファンの皆さんに対して、はっきりとした報告もできないまま、この先もこれ以上待たせてしまう事が、本当につらく感じてしまいました。そのような気持ちを抱えて過ごす中で、色々な葛藤がありましたが、とても勝手かもしれませんが、自分のなかでの一つのけじめとして、2021年3月31日をもちましてKing & Princeからの脱退と、ジャニーズ事務所を退所させていただく事になりました。メンバーを含め、たくさんの方々が応援し続けて待ってくれているにも関わらず、自分の心の弱さから、皆さんとの約束を果たす事が出来なくなってしまった事を、本当に申し訳なく思っております。ティアラの皆さん、ずっと僕の事を好きでいてくれてありがとうございました。常に心配をかけてしまったけれど、どんな時でもティアラの皆さんの気持ちはすごく伝わっていました。約11年間応援してくれて本当にありがとうございました。新しい道に進んでも僕はティアラの事が大好きです。これまでお世話になった関係者の皆様、本当にありがとうございました。皆様から色々な事を学ぶ事ができ、本当に楽しかったし、勉強になりました。皆様のお力がなかったら、ここまで歩めなかったと思います。今後はその学んだ事を生かしながら、新しい道を進んでいきたいと思っております。そして、いつも僕の居場所を守って、ずっと寄り添ってくれて、僕の決断を尊重してくれた、紫耀、廉、海人、岸くん、神宮寺には言い表せないくらいの感謝の思いでいっぱいです。中学生の頃からお互い切磋琢磨し、時には喧嘩をして、時には泣き、笑い、本当に僕の青春時代をみんなと共に過ごせた事は、人生最高の思い出です。そしてKing & Princeのメンバーとして一緒にデビュー出来た事は、人生最高の誇りです。この先は、オスティアラとしてKing & Princeを応援し続けたいと思います。僕はずっとずっとメンバーの事が本当に大好きです。また、ここまで大きく成長させてくれて、僕の生きる意味を教えてくれた、ジャニーさんにもたくさん感謝しております。ジャニーさんと出会ってなかったら僕はいませんでした。メンバーにもファンの皆さんにも会えなかったと思います。ジャニーさんは僕にとって、お父さんのような存在でした。たくさん怒られ、たくさん褒めてくれ、最後の最後まで心配をしてくれていました。ジャニーさんの教えてくれた事は芸能界問わず、社会に出ても大切な事ばかりです。その事を胸に刻み、ジャニーさんが笑って、安心してもらえるような人生を歩んでいきたいと思っております。この先、新しい道に進みますが、僕とメンバー、そしてティアラの絆は、この大きな空を通して永遠に繋がり続けると思います。またこの先、大きな壁が立ち塞がる事もあると思いますが、その時は自分自身に『大丈夫』と言い聞かせ、1人の人間としてより強くなりたいです。そして今後、病気が治った時はもっともっと笑っていたいです。また、多くの先輩方、仲良くしてくれたジャニーズの皆さん全員に心の底から『本当にありがとうございました』と伝えたいです。今後もきちんと自分の病気を克服するために、今までとは少しだけ環境を変えて、しっかりと自分のペースで治療を頑張ります。そして、応援してくださった皆さんにいつの日かまた再び笑顔を届けられるようにしっかりと人生を歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。
2021年03月29日3月28日に放送された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の3時間スペシャル。3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所する長瀬智也(42)の出演は、この日を持って最後となった。番組では3,000歩以内で目的地を目指す、「3000歩でTOKIOは全員集合できるか」が企画された。今回の目的地は、東京・後楽園ホールの“お花見会場”。そんななか、“ある演出”に心を打たれた視聴者が続出している。城島茂(50)、国分太一(46)、松岡昌宏(44)は、「3,000歩以内」でお花見会場を目指した。いっぽう長瀬は、かつて日本一周をしたソーラーカー「だん吉」の修理からスタート。整備された懐かしの愛車で、目的地へと向かった。4人が合流すると、プロジェクションマッピングに桜の花びらが舞い散る映像が映し出された。そこへ城島が「だん吉」のヘッドライトを点灯。そしてメンバー4人をかたどった切り絵をかざすと、“5人”並んだ影絵が映し出されたのだ。すると松岡は、「えっ待って?」「5人映ってる。どういうこと?」と驚嘆。4人が静かに見つめるなか、長瀬が「いいじゃん、どうせ5人なんだから」と沈黙を破った。その一言で場の空気は明るくなり、松岡は「もともとはな」とコメント。国分も「なるほどね」と納得の様子を見せていた。最後の締めくくりとなったこのシーンに、Twitterでは《すごく感動する》《TOKIO全員集合は、この影絵のことなんだねと号泣》などとコメントが続々。■オンエアには元メンバーの山口達也も「5人の影絵以外にも、この日のオンエアは元メンバーである山口達也さん(49)の映るシーンがいくつも流れました。山口さんは18年に起こした騒動で、グループを脱退。契約を解除された後もメンバーと連絡を取り合いながら再起を目指していました。ですが、昨年9月に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕。寝耳に水だった4人は大変、ショックを受けたといいます。TOKIOは山口さんのベースが“基軸”だったともいいます。山口さんが抜けたことで、バンドとして活動ができないことに長瀬さんは落胆していました。とはいえ、『鉄腕DASH』はデビュー直後の95年にスタートした冠番組。番組を通じ、5人は絆を深め合っていきました。それだけに、長瀬さんの“グループ愛”が率直に表れたのでしょう」(スポーツ紙記者)各メディアによると、山口は昨年11月に謝罪文を発表。アルコール依存症の克服に努めてきたことを明かし、「真摯にその罪を償っていく所存です」と綴られていたという。26年間の歴史に一区切りをつけた「鉄腕DASH」。“全員集合”の演出に、山口も胸を打たれたのではないだろうかーー。
2021年03月29日《3ヵ月間ご視聴いただき、本当にありがとうございました俺たちの絆バリカタ会いたくなったら出てきちゃうかも……最後にみなさん、親と家族を大切にぜあっ!!》こうつづったのは、TOKIO・長瀬智也(42)の主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)の公式Twitterアカウントだ。長瀬と数々の作品でタッグを組んできた、宮藤官九郎(50)が脚本を務める同ドラマ。3月29日に最終回を迎えた。各メディアによると、最終回の視聴率は10.2%。『デイリー新潮』は「あまりに切ない最終回にホームドラマの王道を感じた」という記事を掲載。さらに『現在ビジネス』も「『ドラマのお約束』をひっくり返した傑作だった」とつづられた記事をアップ。放送中から多くの支持を集め、ついに有終の美を飾った。00年のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(同局系)以降、親睦を深めてきた長瀬と宮藤。長瀬は今月末でジャニーズ事務所を退所すると発表しており、『俺の家の話』は20年にわたるタッグの集大成となる。「宮藤さんは、これまで長瀬さんの演技を『僕の伝えたいことをうまく伝えてくれる』と絶賛。いっぽう長瀬さんも『宮藤さんの作品にはすべて出たい!』と語っていたほど、2人は相思相愛なんです。今回のドラマが実現したのも、『ジャニーズ最後の作品は宮藤さんと!』と長瀬さんが熱望したためです」(ドラマ関係者)そんな経緯のため、長瀬の気合いは並々ならぬものだったようだ。「長瀬さんは、同作のためにイメージを刷新。近年はツーブロックのイメージが定着していましたが、久々に髪を伸ばしロン毛を決意。それほど意気込んでいました。さらに筋トレと食事管理でプロレスラー並みの体格を作り上げ、役作りも完璧でした。また、プロレスシーンはスタントなし。にもかかわらず難易度の高いプロレス技を繰り出し、共演者の蝶野正洋さん(57)が『プロレス業界から引っ張りだこになると思う』と熱視線を送るほどでした」有終の美を飾り、ジャニーズを去る長瀬。その背はまた一つ、大きくなっている。
2021年03月29日3月31日(水)リリースとなる田口淳之介のEP『Stay True』。アーティストとしての覚醒を迎えたと言い切れる表題曲は、何より自ら書いたリリックのリアリティーと表現の深さが印象的だ。“あの時”感じた深い孤独や不安、そして希望……2年を経てようやく表現することができた歌の中にある真実をインタビューで明かす。――まずはサウンドに関してお訊きします。メロディメイクを水彩画Pさん、サウンドメイクがS-NAさんということで、田口さんのソロワークスにおけるここ最近の道のりを総括したようなクリエーターとの共作となりましたね。もともと僕が復帰したのが2019年11月だったんですけど、その時の一発目の楽曲『Voices』がS-NAくんのトラックメイキングだったんです。それ以降も彼とはたくさん曲を作ってきました。で、水彩画Pさんとは昨年6月に『ジュウゴノシンゾウ』っていうアルバムを出したときに、すごくウマがあったというか、もう一回やりたいなって思ったんです。だから僕の中ではすごく自然に彼らとの共作という形になりました。――R&Bとシティポップとギターロックの中間という独特な雰囲気を持った曲ですね。うんうん、たしかに。もともとS-NAくんはヒップホップがベースで、EDMとかも得意だし、今っぽいトラックを作る人ですね。かたや水彩画Pさんは今回ギターも弾いてくれているんですけど、キャッチ―なメロディラインをクリエイトするのがすごくうまい。だから全体として、R&Bまですかしてないし(笑)、メロディーも歌いやすいと思うので、誰もが好きになってくれそうな曲に仕上がったかなって思います。たくさんの方に聴いてもらって、そして歌ってもらいたいですね。――そして今回の新曲『Stay True』は何と言っても田口さんがリリックを書かれていることが、その内容も含めて最大のフックだと思います。これまではあんまり自分の気持ちをリリックに乗せたことがなかったんですよね。でも今回はちょっと曝け出してみようかなって気持ちで書いてみました。――なぜこのタイミングでそう思われたのですか?コロナ禍で世の中も大きく変わっていったことも含めて、この数年間、自分の中でも大きく変わった部分もあって。またここから生まれ変わって行くんだっていう部分を表現したかったというのはありましたね。あとはやっぱり、自分自身に対して再認識するじゃないけど、自分でどう思っていて、で、今後どうなりたいのか、みたいなところを考えたときに自然と湧いてきた表現でしたね。――そういう気持ちになれたというのは、トラックやメロディラインからの影響もあるんですか?そう……最初は特にそういうつもりではなかったんですよ。けど、このトラックを聴いていたらなんかすごくこみ上げるものがあって、これはこういう曲にしようって途中で決めていったという感じですね。――ご自身の体験されたことをここできちんと表現として形にしておくことは何を意味しますか?世界が変わったこの1年は僕も自分と向き合った1年でもあって、過去の僕そしてこれからの僕をすごく考えた上でそういう部分は必要なのかなって思ってて。――歌詞の言葉もそうですけど、こうやって面と向き合って語られる田口さんの言葉ひとつひとつもすごく正直ですよね。本当に沢山の人の協力もあって、社会に出てからすぐ活動を始められたっていうのは自分の中でとても大きかったんです。立ち止まってしまうと忘れられてしまうんじゃないかという不安はあったんですけど、何とか自分なりにがむしゃらにやって来られました。ここ数年間でいろんな人たちに会ったり、普通にイベントに呼んでいただいたり、そういう人たちと触れ合っていると、あんまりみんななんていうんだろ……僕が過去に頑張ってきたことや失敗してしまったこととかを、もちろんわかってはいるんだろうけど、あんまり僕がそんなに意識しなくてもいいような感じでいてくれるというか。好奇の目で見られていないというか、フラットに接してくれる方が多いんですよね。だから自分自身も向き合ってくれる人へ正直になれてるんだと思います。――だからこそ、ここで一度きちんと自分の気持ちを表明しておかないといけないと感じたんですね?そうですね。自分が表現するものは何だろう?って向き合ったときに、まずは今回のリリックとか楽曲のテーマだったりという部分が自然と出てきました。――メッセージすることに対して、それまでは抵抗があったんですか?抵抗があったわけではないです。ただ、自分の表現の見せ方としてダンスであったりパフォーマンスであったり、そういう部分をフィーチャーしていくことが多かったので。ダンスミュージックって自分の中ではそこまで歌詞を掘り下げなくてもいいかなという考え方もあったので、自分ではあまりリリックを書く思考がなかったんですよね。でもいざ書いてみるとスッと出てくるので自分でもびっくりしました。もちろん直接的な表現を使ってはいないですし、感じとり方によって、あのときこんなこと思ってたのかな?みたいな、そういうフワッとした捉え方でも大丈夫なものでもあるんですけど、自分の中ではすごく芯のある想いを込めて歌詞には乗せています。――フワッと言いつつ、いきなりドキッとする言葉、シーンから始まりますけどね(笑)。たしかに(笑)。Aメロに〈磨りガラスから〉って表現があるんですけど、実際に当時過ごしていた場所は磨りガラスなんですよ。5月末とかだったんで、暑いときは窓を開けてくださいって言ったら開けてくださるし。ちょうど夕日の時間帯にすごくセンチメンタルになったりして(笑)。夢って夜に見ることが多いから暗い中じゃないですか、でもなんか自分の中でそれが全部白くぼやけるんですよ。だから〈白い夢を視る〉って表現になったりとか、やはりその場にいて経験しないと感じえないものってあるから、そういう部分はちょっと自分でしか紡ぎ出せない言葉なのかなっていうのは思いましたね。――留置期間はどんな時間でしたか?自分自身とずっと向き合っていました。2週間くらいはひとりで、携帯電話とかPCとか外部との接触はない状態だったんです。新聞とかは読めたけど……。でもその、新聞とかでも芸能欄ってあるじゃないですか、スポーツ新聞とかだったら。収監されている人の記事は全部真っ黒に塗られているんですよ。それで、新聞を見たらラテ欄が全部真っ黒だったんです。これもう全部僕だ!って。もう見事に真っ黒なんですよ。こんなに朝から晩までワイドショーってやるんだって思って。で、ペラってめくると芸能欄で、そこも片面全部真っ黒でした。――その真っ黒に塗りつぶされたものって、言わば世間の圧みたいなものだと思うんですけど、それを見てどのように感じられたんですか?そのときちょうどツアーを準備していまして、ファンのみなさんに対しての申し訳なさが何よりありましたね。そのために飛行機を手配したりホテルをとったりしてきてくれる方もいますから、それを全部キャンセルさせてしまったわけだし、お世話になる予定だった会場の関係者の方々にもそうだし、他のお仕事も白紙にしてしまったので、多くの方々へ申し訳なさが日に日に募っていました……。だからそのことばかりを考えても答えが見つからないので本を夢中で読んでましたね。1日1冊しか借りれないので朝本棚から選んで1冊とって読み始めると午前中には読み終わっちゃうんですけど。――歌詞の中に〈希望〉という言葉が出てきますが、そういう日々の中でも感じた希望は何だったんですか?そうですね。それはやっぱり仲間だったり、自分をサポートしてくれている人だったりファンのみなさんだったりとか、そういう方々が自分の生きる希望というか、自分自身を信じられる要因というか。この曲はほんと素直に自分を信じて生きて行こうっていう曲なんですけど、やっぱり何かの理由がないと自分自身を信じられないじゃないですか。だから、どんな状況でも自分を必要としたり求めてくれる人たちがいるっていうのが、自分を鼓舞してくれるものだし、前に進めてくれるものだと思います。――そこの繋がりを強く認識されたんですね。ジャニーズを辞めて5年になるんですけど、その間にもいろんな人との出会いとか別れもあったし。でも自分ひとりじゃ歩いてはこれないなって思ったんで、やっぱりそういう人たちの助けがいまだにありがたいですし、それはずっと今後もそうだと思うし。だからそういう人たちに、ちゃんとリスペクトされるような人間でいたいと思います。昔のメンバーだったり、そのとき応援してくれてたファンの方とか、今は離れてしまっていても、いろんな繋がりは記憶には残っていると思うし、その人にとっても僕にとっても自分の人生の一部にはなっていると思うので、だからそこはやはり繋がりなんですよね。あとは失敗しても立ち上がれるっていうところは伝えたいなって思っています。自分自身がそれを表現することによって、そして自分自身がまた自分の歩幅で歩き出すことによってひとつの希望になるのかなって。そうありたいなって。海外ではそういうケースはありますけど、日本では少ないと思いますし。――そうやって希望を紡ぐ中で、表現に対する信頼というのもより強くなったんじゃないですか?そうですね。やはり自分はステージに立ち続けたいと思うし、だからリリックの最後〈ここで生きていたいんだよ〉っていう〈ここ〉っていうのはまさにステージっていうことなんです。やはりエンタテインメントを子供の頃からずっとやってきているんで、こんなコロナ禍であってもエンタテインメントがなくなることはないと信じられるし、とても必要なものだという意識はより一層強くなりましたね。今年は東日本大震災から10年ですけど、僕のツイートにリプライがきてて、KAT-TUNで2012年かな、前の年震災で中止になったから2年ぶりのツアーで仙台に行ったんですけど、「あの時の思い出が忘れられません」って。そうやってずっと覚えてくれる人がいると、やはりエンタテインメントって希望を培うものなのかなって思いますね。――歌詞はそこまで苦労しなかったっておっしゃいましたけど、この2年間、何かをやっている裏側というか、数%の部分でずっとそこの気持ちというのは機動し続けていたんでしょうね。だからこの曲になるまでひとつながりだったんだろうなって感じました。それはありますし、これがまたひとつの始まりだと思います。実際、このタイミングで新しい人たちとの繋がりもできて、だから本当に、常に新しいことがスタートし続けていると思います。――『StayTrue』という言葉に込めた想いは何ですか?リリックの中に〈Stay true to my heart〉っていうフレーズがあるんですけど、やはり自分自身を信じ続けるっていうところは核としてあります。今こうやって活動を続けてきて後悔がないというか、常に今を生きている感じがあるんです。そこは自分を信じているからこそそう思えるっいうのもあるし、ここで終わりたくないっていうのが気持ちとしては大きいので(笑)。――まだ全然足りない?はい、これからです(笑)。――それこそがアーティストとしての真実ですよね、いつだって。はい。もっとやらなきゃって自分自身に思います。悔しい気持ちが常にありますね。ただ後悔と悔しさは違うと思ってるんですよ。悔しさは前に進むための原動力。後悔はただ振り返るだけなんで。反省とも違いますね。反省はめちゃくちゃしています(笑)。――(笑)。これからやりたいことは?今年の8月に主演舞台が決まったんですよ。情報解禁したばかりですけど。芝居は7、8年ぶりくらいになるので。演技の仕事をしてほしいという声はたくさんいただいていて、それが今になって形になるっていうのはすごく意味があることだと感じています。もちろん音楽が自分の中では主軸なんですけど、今後は演技の仕事とかそれ以外にも表現するということに幅を広げていきたいなっていうふうに思います。――これからいろんな表現にチャレンジしていく中で、この『Stay True』という曲が出発点として、そして帰っていく場所として刻まれるんでしょうね。そうですね。それくらい思い入れの強い曲になりました。取材・文:谷岡正浩 /写真:森好弘田口淳之介New EP 『Stay True』2021年3月31日 Release!!田口淳之介が自分の現在地や、これからの希望を込めて作詞をした表題曲『Stay True』を含む計3曲のEPを、各音楽配信サイトにてリリース。1.Stay True"MV"同時公開2.Hold Us Down3.Take You Away■オフィシャルサイト ■舞台「One Night Butterfly」【東京公演】8月12日(木)〜8月15日(日)有楽町よみうりホール【大阪公演】8月21日(土),22日(日)ABCホールキャスト:田口淳之介斉藤秀翼遊馬晃祐上仁樹こんどうようぢ阿部快征谷津翼荒一陽佐藤弘樹服部武雄岩崎良祐きたつとむ高間淳平内田裕也八神蓮席種・料金SS席(特典付き):12,000円S席(特典付き):9,500円A席:7,500円N席:6,000円⇒チケット情報はこちら
2021年03月25日「佐藤さんは3年前から独立を考えていたそうです。ドラマや映画には引っ張りだこでしたが、国内だけの俳優活動に疑問も感じていたといいます」(芸能関係者)3月いっぱいで所属事務所からの独立を発表した佐藤健(32)。同事務所の親友である神木隆之介(27)もともに退社し、4月からは新会社「Co-LaVo」に活動の場を移すこととなった。『恋つづ』や『るろうに剣心』など数々の当たり役を持つ佐藤。ファンには青天の霹靂ともいえる今回の独立劇だが、彼は着実に“布石”を打っていた。「昨年3月に公式YouTubeチャンネルを開設し、3日間で登録者数は100万人に。昨年末にはアパレルブランド『A』も立ち上げ、商品は即完売。すべて佐藤さんが自ら提案したそうです」(テレビ局関係者)とはいえ、15年間連れ添った事務所からの独立には迷いもあったことだろう。そんな佐藤の背中を押したのが、“新天地”へ踏み出した友人たちだ。「昨年、親友の城田優さん(35)や同じ事務所の歌手・高橋優さん(37)がともに独立を発表。同じ30代の友人が、苦労しながらも自ら仕事を選ぶ姿に刺激を受けたといいます」(佐藤の知人)そして、佐藤の決断に影響を与えた“グループ”があるという。その中心人物が’19年にジャニーズを退所した錦戸亮(36)だ。■水川あさみ、オリラジ藤森…錦戸主催ゲームに集う“独立芸能人”「昨年6月、佐藤さんは錦戸さんと元KAT-TUNの赤西仁さん(36)が主催する人狼と呼ばれる心理ゲームに参加し、その様子をYouTubeで公開していました。ゲームをきっかけに錦戸さんと親しくなり、今では“たけちゃん”“亮ちゃん”と呼び合う仲。人狼ゲームは定期的に行われ、メンバーの一人であるオリエンタルラジオの藤森慎吾さん(38)は昨年末に吉本興業からの独立を発表しています。ほかに水川あさみさん(37)や藤原史織さん(元ブルゾンちえみ・30)など独立した芸能人が顔を連ねる“一匹狼の会”的な集団になっています」(前出・芸能関係者)錦戸と佐藤の絆をつないだのが、同じタイミングで独立を発表したONE OK ROCKのボーカル・Taka(32)のようだ。「佐藤さんとTakaさんはよく2人で『もっと海外に進出したい!』と語り合っていたそうです。Takaさんと錦戸さんはかつてともにNEWSで活動した仲。佐藤さんを錦戸さんに紹介したのもTakaさんなのでしょう。独立した“先輩”との親交を深めたことで、佐藤さんも決断したのだと思います」(前出・芸能関係者)NEWSな仲間たちとともに佐藤の世界への“流浪”は始まったばかりだ――。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月24日帰京したばかりだったのだろうか。新幹線の改札口から出てきたのは森田剛(42)。マネージャーも連れず、自分でキャリーケースを引いていた。「サインお願いできますか?」森田に気づいた女性たちが追いかけると、彼は静かに語りかけた。「もういいでしょ」この様子を目撃していた女性はこう語る。「振り返るとその一言には、すごく気持ちがこもっていたように思えるんです。もしかしたら彼はこう言いたかったのかな、と。『俺をアイドルみたいに追いかけるのはもういいでしょ』って……」森田のジャニーズ事務所退所と、V6解散が発表されたのはこの数日後、3月12日のことだった――。《何度も6人だけで話し合いを重ね、それぞれが一人の男として、大きな決断をすることとなりました》かつてV6メンバーと数年間にわたり仕事をしていた男性・Aさんは発表されたコメントについて、こんな感想を漏らす。「彼ららしいコメントだと思います。V6メンバーが大切な話をするときは、いつも6人だけでした。ほかのグループだとマネージャーが同席することもあるのですが、彼らはいつも“6人だけ”。それだけ結束が固かったメンバーなんです。話し合いが終わった後に、井ノ原さんが、『今日もすごいケンカになっちゃったよ』なんて言って笑っていました」’95年にデビューして以来26年。誰一人欠けることなく活動を続けていたことから、いつしか“ジャニーズの優等生”とまで呼ばれるようになったV6。だがデビュー当時を知るテレビ局関係者によれば、「最年長の坂本昌行さんが24歳、最年少の岡田准一さんはまだ14歳というグループ内での年齢差にも、みんな戸惑っていました。たとえば森田剛さんの教育係は坂本さんが務めていました。森田さんは10代のヤンチャ盛りですから怒られることもしょっちゅうで。坂本さんが『お前は仕事とプライベートとどちらが大事なんだ?』と、詰問したとき、森田さんが『プライベートだって大事ですよ』と答えて、怒りの火に油を注いだこともありました」そんな彼らの距離を縮めていったのが、’97年にスタートした『学校へ行こう!』(TBS系)だったという。「坂本さんと三宅健さんが組んで向かったのは高飛び込みで有名な高校だったのです。坂本さんは10mの高さから水面へ飛び込むまで2時間くらいかかって……。ついにロケをやり遂げた後、坂本さんと三宅さんは抱き合っていたんです」厳しいロケを通じて、絆を深めた6人。そして、瞬く間に国民的人気グループの階段を駆け上がっていくのであった――。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月23日「’08年にV6の人気番組であった『学校へ行こう!』(TBS系)が終了すると、同時期に嵐や関ジャニ∞といった後輩グループが次々に台頭してきていました。いっぽうV6はデビューから13年が経過し、最年少の岡田さんも30歳が目前に迫ってきていました。『自分たちはこのままでいいのか?』、そんな悩みをメンバーたちが感じ始めていたのです」こう語るのは、かつてV6メンバーと数年間にわたり仕事をしていた男性・Aさん。3月12日に森田剛(42)が11月1日をもってジャニーズ事務所を退所し、グループの解散も発表したV6。26年間、誰も脱退することなく活動を続け“ジャニーズの優等生”とも呼ばれる彼らだが、実は約10年前にも“解散の危機”を迎えていた。「具体的に解散の危機が表面化したのは’10年ごろ、V6のデビュー15周年の前でした。『15周年を花道にしては』と、解散を主張するメンバーが2人、存続を主張するメンバーが4人で、真っ向からぶつかりました」(前出・仕事関係者Aさん)解散派は岡田准一(40)と井ノ原快彦(44)だったという。「岡田さんは『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)で、俳優として手ごたえを感じていました。また井ノ原さんも、『あさイチ』(NHK)のキャスター就任が決まるなど、マルチタレントとしても開花していました」(前出・仕事関係者Aさん)いま振り返ると意外にも思えるが、森田は“存続派”だったという。「デビュー前から特に仲がよかった三宅さんも存続を願っていたこともあったのでしょうが、『V6としてまだ燃焼しきっていない』というのが彼の主張でした。両派は激論を続けましたが、森田さんが頑張ったこと、さらにジャニー喜多川社長(当時)の説得もあり、解散の危機を脱したのです」(前出・仕事関係者Aさん)■宮沢りえとの結婚も森田のモチベーションにその全力の解散阻止から11年、26周年での解散のきっかけになったのが森田の発言だったということにAさんは感慨を覚えたという。「’14年には紅白歌合戦への初出場も果たしましたし、森田さんも“やりきった”と感じることができるようになったのでしょう。若いころから事務所内でも“天才肌”と呼ばれてきた森田さんですが、初めての単独主演映画となった『ヒメアノ~ル』(’16年)のサイコキラー役は圧巻でした。彼は性風俗などをテーマにした過激な作品で知られる劇作家の三浦大輔さんにも傾倒していると聞いています。今後はそういった作品にもチャレンジしていきたいのでしょう。もちろん宮沢りえさん(47)との結婚生活もモチベーションになっていると思いますよ」’19年春ごろから始まった6人の話し合いは、1年足らずで同意にいたったという。’20年末にV6と仕事現場をともにした音楽関係者はこう語る。「井ノ原さんが三宅さんとまるできょうだいのようにじゃれ合っていたり、カメラが趣味だという岡田さんがメンバーたちの写真を撮影していたり……。すごく和気あいあいとしていたので、今回の解散発表は信じられませんでした」26年間、本音でぶつかり合ってきたからこそ、音楽関係者が目撃したような空気感にたどり着くことができたのだろうか。11月1日以降、それぞれ新しいステージに立つ6人も応援していきたい――。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月23日美 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴が主演を務める、映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日公開)の予告編が19日に公開され、主題歌が美 少年/ジャニーズJr.「虹の中で」に決定したことが明らかになった。同作は紺野りさ氏による同名コミックの実写化作。転校生の有馬隼人(浮所)と、有馬を想い続ける篠原つかさ(白石聖)が繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリーとなる。映像は「気づけば、あたしはずっと君を目で追っていた」という有馬に恋するつかさの言葉からスタート。有馬に告白するつかさだが、「友達としてしか見たことない」とあっけなく振られてしまう、ジェットコースターのような展開が待ち構える。有馬に振られ友達として接することに決めたつかさだが、片思いをやめようと思えば思うほどに大きくなっていく思いに、あきらめずに有馬を好きでいつづけることを決意。そんな真っ直ぐなつかさと共に過ごすうちに有馬の気持ちにも少しずつ変化が現れはじめるが、2人の前に恋のライバルが登場する。1度は振ったつかさに対して思わせぶりな態度をとる有馬に「卑怯だね」と告げる長谷部(板垣瑞生)、さらに「恋愛する資格なんかない」と語る有馬の過去を知る元カノ・麻友(原菜乃華)は「隼人くんは必ず私のところに戻ってくる」と断言する。映像の後半には、震える有馬の手を握るつかさの姿や、真剣な眼差しでつかさの肩を掴む有馬、つかさが涙を流すシーンも切り取られ、切なくすれ違う4人の思いが描き出された。主題歌は、美 少年/ジャニーズJr.の「虹の中で」に決定し、爽やかで前向きな楽曲が、有馬とつかさのもどかしくもピュアで眩しい青春ラブストーリーを彩る。ジャニーズJr.としては異例の主題歌抜擢となった。○浮所飛貴 コメント『胸が鳴るのは君のせい』の主題歌を美 少年が歌わせてもらえることになりました! タイトルは「虹の中で」です。お話をいただいた時はとても驚きました! 曲のカラーを聞かれたら青・白と答えたくなるような、まさに「胸きみ」カラーな曲です! 恋のときめきやキラキラした青春の疾走感を感じさせる爽やかな曲なので、通学や通勤の時に聞いていただければ一日頑張れると思います。映画の主題歌を歌えるということは本当にすごいことなので、レコーディングにも熱が入り、かなりこだわって時間もかけて臨みました。辛いことがあっても頑張れるような、フレッシュになれる曲だと思います。「ここ!」っていうパーフェクトなタイミングで、この映画にぴったりなエンドロールが流れます!皆さんに早く劇場で聴いてもらいたいです。是非お楽しみに!(C)2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
2021年03月19日3/17(水)発売のanan2242号『最先端の暮らし2021』の表紙はジャニーズWESTのみなさん。表紙撮影のエピソードを紹介します。メンバー同士の熱い絆がスペシャルなシューティングを実現!7枚目のフルアルバム『rainboW』発売日当日、満を持して約1年ぶりのanan表紙登場のジャニーズWESTのみなさん。今回のテーマは「スイート&ロック~愛を奏でる男たち~」。撮影は春らしい柔らかなカラーの衣装からスタート。花を「愛しい人」として見立てる、というコンセプトだったのですが、それぞれの“魅せ方”で、愛おしそうに、優しい眼差しで花を見つめる皆さんの表情に引き込まれます。今回のインタビュー中「僕たちは仲良し」と、それぞれがおっしゃっていましたが、撮影の合間も“スイート”なコミュニケーションを目撃! 集合カットの合間、濵田さんにプチいたずらを仕掛ける重岡さん。濵田さんもそれに気づくと「誰ですか!重岡---!」と叫び、爆笑する重岡さん。小瀧さんは集合カットの際、神山さんの顔をツンツンしたり、突然ハグしたりと甘々な様子。現場がスムーズに回るよう、積極的にスタッフとコミュニケーションをとってくださったのは桐山さんと中間さん。桐山さんは焼き肉のお弁当(この日、和食のお弁当と焼き肉のお弁当の2つをご用意したのですが、皆さん焼き肉のお弁当をチョイス)を食べ終わると「めちゃくちゃ美味しかったです!」と言うと、自らビニール袋とガムテープでお弁当用の簡易ゴミ箱を設置。中間さんはスタッフが着ていたTシャツ(バンドのツアーTシャツ)に興味津々。藤井さんはその魅力的なギャップで現場を良い空気感で包みます。スタジオ入りするやいなや、真剣な表情で話しこんでいたかと思うと、取材中のテーブルにそーっと焼き肉弁当を取りにきて、さらにその後もどらやきをのそーっと2個手にしてどっちにしようかしばし熟考。撮影の裏側でも皆さんの個性や仲の良さ、そして優しさが発揮されていました!2ポーズ目の撮影は、スタイリッシュなブラックの衣装での撮影。全員で肩を組んで円陣を組んだりと、メンバーの皆さんを目の前に感じられるような臨場感のある“ロック”なカットにトライ! 指笛を鳴らして盛り上げてくださったり、果敢に大胆なポージングをしてくださったりと、そのエネルギッシュなチームワークを遺憾なく発揮してくださいました。固い絆で結ばれたジャニーズWESTによる、時に男らしく、時にアンニュイ…そんな多面的な魅力がつまったグラビアとインタビュー、ぜひチェックしてみてください!(KA)
2021年03月16日「親父の、この仕事始めるときの『やるからには一番になれ』っていう言葉は俺のなかでけっこう効いてます」97年7月、本誌にこう語っていたのは森田剛(42)だ。3月12日、彼の所属するグループ・V6は11月に解散すると発表。それに伴い、森田はジャニーズ事務所を退所する。事務所によるとV6のメンバーはデビュー25周年に向けて、19年春頃から話し合いを重ねてきたという。そんななかで、森田から「ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」との申し出が。そして彼の思いを受け止めた結果、解散という結論に至ったという。95年11月、V6のメンバーとしてデビューを果たした森田。その活動のかたわら、俳優業にも進出した。初舞台にして初主演となった『荒神〜Arajinn〜』について、本誌05年3月15日号で森田は「いっぱいセリフを言ったりするからもう息する暇がない!」と苦心する様子を明かしていた。そのいっぽうで「お客さんの前で芝居して、“生”の反応が返ってくる」とも語っており、早くも舞台の魅力にとりつかれていたようだった。以降も舞台を中心に、ステップアップを重ねてきた森田。これまで故・蜷川幸雄さん(享年80)や宮本亞門氏(63)など、そうそうたる演出家とタッグを組んできた。舞台は彼にとって“いい効果をもたらすもの”のようだ。14年4月、アスペルガー症候群の少年を演じた主演舞台「夜中に犬に起こった奇妙な事件」について本誌でこう話している。「舞台の仕事になると、謙虚になれる。僕自身、それが自分のためにすごくいいなあと思っていて。成長できるし、吸収することも多いですね」さらに普段はあまり舞台を見ないといい、「自分がやりたいという欲が強い。セリフを聞いていても、楽しそうだなあ、自分ならこうやるなあ、と考えちゃうから楽しくない(笑)」とも続けていた森田。根っからの役者ぶりを明かしていた。■「彼の芝居を見て、ドキッとしたことがあるんです」そんな彼のことをV6のメンバーも“俳優・森田剛”として見ており、一目置いているようだ。デビュー20周年を目前に控えたV6は、本誌14年11月18日号に登場。それぞれこう話していた。「剛は……、昔、彼の芝居を見て、ドキッとしたことがあるんです。セリフがない場面なのに、目の奥に寂しさと悲しみをたたえていて」(坂本昌行)「剛は、舞台とかすごくいいんですよね。年齢を重ねて、より雰囲気が出てきた」(長野博)「存在感が圧倒的。本当に舞台での主役が似合うなって思う」(井ノ原快彦)「森田くんは、舞台を見にも行かないような人だったのが自分でやるようになって。数々の有名な演出家の方たちからいただいたチャンスを、毎回自分の手で物にしていて素晴らしいと思います」(三宅健)「同じグループだけど、力のある俳優としても見ていて。しっかり台本を読んで、心を作って作品に臨んでいるところは同じだったりするから、グループに戻ってくるときの感覚も似ているのかなって」(岡田准一)役者として、メンバーからの信頼を得ていた森田。だからこそ、25年目の決意は受け入れられたのだろう。解散発表時、「この決断は決して後ろ向きなものではなく、僕たちがより成長し、次のステップに進むためのものです」とコメントしたV6。森田の次のステップを、誰よりも一番にメンバーが喜んでいることだろうーー。
2021年03月16日アイドルグループ・ジャニーズWESTのデビュー7周年を記念した16thシングル「サムシング・ニュー」が、5月5日に発売されることが決定した。あいみょんがジャニーズWESTの楽曲を書き下ろしたのは、2015年の「ズンドコ パラダイス」カップリング曲「Time goes by」以来6年振り。「ウエディングのバージンロード」をテーマに、人生という長い道のり(ロード)を歩いていく上での大切なメッセージが込められた応援歌となっている。初回盤Aにはアルバム『rainboW』に続き、SUPER BEAVER・柳沢亮太提供の、ストレートなメッセージが胸を打つ「僕らの理由」、クールで心地よいサウンドが印象的な「#Followme」を、DVDには「サムシング・ニュー」Music Clip&Makingと、「僕らの理由」Live Recordingの約35分を収録。初回盤Bには、軽快なリズムに乗ってステップを踏みたくなるPOPチューン「Don’t Stop Loving」、「タイトル未定A」、DVDには「Don’t Stop Loving」、全編英語詞の「Paradise」、あいみょん作詞の「Time goes by」Acoustic Versionなど、歌あり、ダンスありのSPECIAL LIVE約40分が。リハーサルや舞台裏を追ったドキュメンタリーも収められている。通常盤にはメンバーの重岡大毅が作詞・作曲した「ムーンライト」と、神山智洋が作詞・作曲した壮大なバラード曲「Tomorrow」、「タイトル未定B」を収録する。■小瀧望 コメント僕たちの16枚目のシングル「サムシング・ニュー」が5月5日に発売されます。ジャニーズWESTは、4月23日でCDデビュー7周年となり、記念すべきこのタイミングであいみょんさんから素敵な楽曲を提供して頂き、幸せな気持ちでいっぱいです。あいみょんさんには、2015年に「Time goes by」という楽曲の作詞をして頂いたご縁がありまして、6年振りに曲を作って頂けると聞いた時は、驚きと嬉しさがこみ上げてきました。「一見、ウエディングソングだけれど、私が伝えたい、伝えて欲しいメッセージが隠れています」と、楽曲と共にあいみょんさんから頂いた手紙には、書かれていました。楽曲に込められた想いに応えられるよう、気持ちを込めて歌わせて頂きました。優しく包み込んでくれるようなメロディーと甘くストレートな歌詞が大好きです。愛にあふれるこの楽曲がたくさんの人の元へ届くよう、より多くの方々の心に寄り添えるよう、大切に歌っていきたいと思います。
2021年03月15日ジャニーズJr.内のユニット・少年忍者の12名が主演を務める『WOWOWオリジナルドラマ 文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~』のクランクアップ会見が3月13日、都内で行われ、出演するメンバーのヴァサイェガ渉、川崎皇輝、北川拓実、織山尚大、黒田光輝、元木湧、安嶋秀生、内村颯太、深田竜生、檜山光成、小田将聖、田村海琉、豊田陸人、平塚翔馬、青木滉平が顔をそろえた。夏目漱石、太宰治、芥川龍之介、江戸川乱歩、小泉八雲といった、日本が誇る文豪たちの傑作小説群を新規に解釈した1話完結のオムニバスドラマ。過去の名作をそのまま映像化するのではなく、現代的な視点を盛り込み、日本文学の持つ面白さを幅広い世代に伝える試み。2018年に結成された少年忍者は、総勢22名の次世代グループ。今回がドラマ初主演であることはもちろん、初出演というメンバーもおり、エンターテイナーとして大きな一歩を刻むプロジェクトとして、ファンから高い注目を集めている。第1話「クモの糸」で演技に初挑戦した黒田は「やっとチャンスが来たと感じました」と武者震い。「80年経っても忘れない、忘れたくない経験になった」と声を弾ませ、「80年は、自分が生きられる自信がある年数です」とユーモアも忘れなかった。同エピソードで共演する黒田と豊田は、ファンの間で“くろりく”の愛称で親しまれるほど親交も深く、豊田は「そばで支える立場として共演できてうれしい」と目を細めた。また、第2話「メロスを待つ男」でセリヌンティウスを演じたヴァサイェガは「セリヌンティウスは、メロスと違って評価されない人物」と分析し、「僕も仕事で自分だけ評価されないことがあったんですが、そんなとき、頭の中でSMAPさんの『世界に一つだけの花』の歌詞を考えるんです」と明かした。日本のエンターテインメント界の発展、継承に寄与、未来のクリエイターの誕生も『文豪少年!』の大きな目的。第5話「二百十日の二百十段」ではワンカット撮影が敢行されたといい、「僕も檜山も初主演。初ドラマで初ワンカットと、今後の自分のためになる良い経験ができました」(安嶋)、「(安嶋とは)8~9年一緒にいるので、信頼関係が築かれている」(檜山)と困難なチャレンジを絆で乗り越えた。終始、若さがあふれた会見では「まだ出演していないメンバーがいるので、続編ができたら」「シーズン800までやりたいです!」と早くも『文豪少年!』シリーズ化に意欲を燃やすコメントも続々。「忍者で学園ものがやりたい」という声も飛び出し、グループのさらなる飛躍を予感させていた。取材・文・写真=内田涼『WOWOWオリジナルドラマ文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~』3月21日放送スタート(予定)[第1話無料放送]毎週日曜日よる11時 WOWOWプライムにて放送(全10話)WOWOWオンデマンドで見逃し配信第1話「クモの糸」主演・黒田光輝(芥川龍之介『蜘蛛の糸』より)第2話「メロスを待つ男」主演・ヴァサイェガ渉(太宰治『走れメロス』より)第3話「注文が多い店には気をつけろ」主演・小田将聖&田村海琉(宮沢賢治『注文の多い料理店』より)第4話「罪と罰の散歩者」主演・川﨑皇輝(江戸川乱歩『屋根裏の散歩者』より)第5話「二百十日の二百十段」主演・安嶋秀生&檜山光成(夏目漱石『二百十日』より)第6話「稲荷坂の秘密」主演・深田竜生(谷崎潤一郎『秘密』より)第7話「外科室のある洋館」主演・織山尚大(泉鏡花『外科室』より)第8話「少年と船」主演・北川拓実(森鴎外『高瀬舟』より)第9話「雪おんなの風」主演・元木湧(小泉八雲『雪女』より)第10話「冬の青い日傘」主演・内村颯太(夢野久作『空を飛ぶパラソル』より)
2021年03月15日2021年3月12日、アイドルグループ『V6』が、同年11月1日をもって解散することを、所属事務所が発表しました。突然の発表に、ネット上では悲しみの声が相次いでいます。V6が解散を発表、森田剛は事務所退所へ「突然でびっくり」「一つの時代終わった」青木源太アナウンサー「心からの感謝を込めて」大のジャニーズ好きを公言している、青木源太アナウンサー。同日、V6の解散報道を受けて、Twitterに次のようなメッセージを投稿しました。1995年、僕は小学6年生。V6の華々しいデビューをワクワクしてTVの前で見ていた。中学でも『学校へ行こう』の翌日はその話題でもちきり。自分の学校にも「未成年の主張」が来ないかなぁと願っていた。少年から青年、そして素敵な大人へ。誰一人欠けることなくアイドル四半世紀。心からの感謝を込めて。— 青木源太 (@Aoki_Genta) March 12, 2021 青木アナウンサーは、自身が中学生の頃に放送され、幅広い世代に愛されたバラエティ番組『学校へ行こう!』(TBS系)の思い出に触れています。中でも、さまざまな学校をV6のメンバーが訪れる『未成年の主張』は、番組の人気コーナーだったため、記憶に残っている人もいるでしょう。青木アナウンサーは自分自身の青春時代とからめて、少年から素敵な大人へ成長し、新たな門出への決断をしたメンバーに、感謝の気持ちをつづったのです。心のこもったメッセージに、ネット上では共感の声が集まりました。・『学校へ行こう!』が懐かしい。また放送してほしいな。・涙が止まりません…。青木アナの投稿に、胸が熱くなりました。・これまで頑張ってくれたメンバーには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。自分の青春時代そのものでした。・まったく同じ!私もよく『未成年の主張』が、うちの学校にも来てほしいって思ってた。1995年のデビューから、メンバーが1人も欠けることなく、活動を続けてきたV6。26年にもおよぶ期間をグループとして過ごした彼らと、その活躍を見守ってきたファンの絆は強いものでしょう。解散後は、個人としての活動になりますが、グループとして活躍してきた歴史が消えることはありません。V6としての歩みや思い出は、いつまでも多くの人の心に残り続けるに違いありませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月13日畠中恵「しゃばけ」シリーズPresents『シャイニングモンスター ~ばくのふだ〔Shining編/Shadow編〕~』の公開ゲネプロが12日に東京・CBCKシブゲキ!!にて行われ、前川優希、井澤勇貴、小沼将太、反橋宗一郎、阿部大地、磯貝龍乎、真城めぐみ、錦織一清(演出)が取材に応じた。同作は畠中恵による人気小説シリーズの舞台化作。主人公の若だんなこと一太郎がひょんなことから何者かの字で「助けて下さい」と書かれた謎の木札を手にし、続々と持ち込まれる相談事を解決へと導く。そんなある日、評判の噺家“本島亭場久”の怪談噺を聞きに寄席へ出かけると、突然客の一人がが刀を抜くという騒動が起こり、事件以降お江戸は不思議な悪夢のような出来事であふれ返ってしまう。昨年末にジャニーズ事務所を退所し、新たな活動を開始した錦織は「こういう時期、このカンパニーだけでなく色んな制約がある中で、通常以上に舞台の仕事ができると言うことについて、感謝の気持ちを持って作らせていただいた次第」と心境を吐露。「いつも、お芝居をなるべくカジュアルなものに作っていきたいと思っているんですけど、若い人達と仕事をさせてもらって、こういう時期でもなければ軽く見に来れるような良いお芝居に仕上がったと思います」と自信を見せる。「若い人たちと一緒にやると、いつも思うんですけど、『今が人生の中で一番楽しいな』と思わせてもらっている。そんなカンパニーとの仕事が本当に楽しかったです」と感謝を表した。そんな錦織について、小沼は「稽古場から錦織さんがすごく笑わせてくれて、そのパワーがどうにか皆様に届いたらいいなと思い、今この場に立っております」と言いつつ、ゲネプロにもかかわらず「これから残りの公演も……」と続け、周囲から「まだ初日やってないから!」「これ本公演に入ってるの?」とつっこまれる。井澤は「シリーズが何作かある中で、演出を錦さんにしていただいて、新しくできあがった『しゃばけ』は前作までの魅力も出しつつ、一風どころか八風くらい変わっているけど、そういった『しゃばけ』もあるし、そういうあやかし達もいるんじゃないかと。このご時世においてフランク、ラフに笑っていただける作品になっています」と作品について紹介した。真城は「私は唯一錦織さんと同じ年ですので、錦織さんのギャグがズボズボ入ってきまして、お稽古中も馬鹿笑いしていました」と振り返ったが、主演の前川も「全然くそガキですけど、でもグサグサ刺さってました!」と、ジェネレーションギャップは感じていなかった様子。「錦織さんにどうしたらいいかという質問をさせていただくことが多かったんですけど、真摯に答えてくださいつつ笑わせてくださって、楽しい時間でした」と明かす。また「僕にもつい最近まで若い後輩達がいっぱいいたんですけど……」と会場の笑いを誘った錦織。「(後輩達と)同年代くらいの前川さんと一緒にやらせていただきまして。僕らは高度成長期に育った人間だけど、今の若い人たちの方が心の中が豊かな育ち方をして、優しい子が多いなと感じますし、僕が携わっていた後輩とも変わらず、そういったパワーや優しさから改めて勉強させてもらうことが多い」と語った。話題となっていた錦織のギャグについて、前川は「色んなお仕事をされてきたりとか色んな景色を見てる方なので、出てくる話が著名人すぎて笑ってもいいのか……『あの、○○さんですか?』みたいな感じに」と苦笑する場面も。さらに「錦織さんが僕に『この現場は本当にいい子しかいないね。いいやつばっかりで本当に楽しいよ』とおっしゃってくださって、嬉しくて、独り占めしようとして皆には言ってないんですけど、僕ももちろんそう思ってますし、皆素敵で、『シャイニングモンスター』という作品で主演やらせていただく時にこういうカンパニーで良かったなと思ってます」と喜ぶ。「最年少なんですけど、まだまだ知らないことも多いですし、技術的にも足りてない物もたくさんありますので、一太郎じゃないですけど、皆様と共に手を取りつつ、その中で大事なポジションとしていつつ、皆で作り上げる作品にしたいと思っていました。稽古が始まる前、井澤さんに『あまり"座長として"というものを背負いすぎないでいいと思うよ』と言われたので、それもすごく頭に残っていて、逆に気軽にやれたかな」と振り返った。公演はCBCKシブゲキ!!にて3月13日~21日。
2021年03月13日3月12日、V6が今年の11月1日をもって解散すると発表された。ジャニーズ事務所の公式サイトによると、19年の春ごろからデビュー25周年に向けてメンバー同士で話し合う機会が増えたというV6。そんななか、森田剛(42)が「これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」と発言。残りのメンバー5人はその思いを受け止め、「何度も本音で話し合い、全員で今回の結論を導き出しました」と綴られている。グループの解散と森田の退所に伴い、森田、三宅健(41)、岡田准一(40)からなるグループ内ユニット「Coming Century」の活動も終了に。いっぽう、坂本昌行(49)、長野博(48)、井ノ原快彦(44)からなる「20th Century」は存続するという。そんななかTwitterでは、「J-FRIENDS」がトレンド入り。「J-FRIENDS」とは95年1月に発生した阪神・淡路大震災のチャリティー活動の一環で、97年12月に結成されたスペシャルユニット。関西出身者がいるTOKIO、KinKi Kids 、V6の総勢13名からなるグループだ。「J-FRIENDSは活動を通じて、約7億8000万円を神戸市などに寄付しました。また彼らの活動期間は、“震災当時の小学1年生が義務教育を終えるまで”と決まっていました。約束通り03年に、彼らは子供たちとともに“卒業”したのです。02年12月にリリースした『Love Me All Over』が最後のシングルとなりました。実はジャニーズのカウントダウンコンサートも、このJ-FRIENDSから始まったのです。昨年大晦日に生放送されたカウントダウンでは、J‐FRIENDSの楽曲『明日が聴こえる』を関ジャニ∞やKing & Princeら総勢11組が歌唱。ですが“本家”が登場しなかったことから、寂しがるファンもいたようです」(芸能関係者)■堂本光一は「同じ世代を生きてきた感覚がある」すでにTOKIOの長瀬智也(42)も、3月末で退所することが決定している。そのため、「J-FRIENDS」の“再集結”を願う声が広がっている。《もう一度 J-FRIENDS みたかったな…》《J-FRIENDS、本当に大好きだった。もう見れないんだなあ…… みんなの絡みがさ、本当におもしろくて素敵で、楽しかったんだよ。憧れの存在だった どんどんさみしくなってくなあ…》《うーん。TOKIOとKinKi、V6… 私の青春だな… J-FRIENDS… 集まってくれないかな…》2月24日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では、ゲストに堂本光一(42)が登場。TOKIOのメンバーがそれぞれの道を歩むことから、「この形のTOKIOに会いたかった」と自ら出演を希望したことを明かしていた。さらに、「J-FRIENDS」の思い出に花を咲かせる一幕もあった。堂本は当時を振り返って、「同じ世代を生きてきた感覚がある」「一緒にまたやりたい」と述懐。松岡昌宏(44)も“シャイ”だという森田について、「J-FRIENDSでバカ話をした時は必ず剛を見る。剛が笑っていたら本当に面白いんだって思う」と振り返っていた。一時代を築いた「J-FRIENDS」。彼らが再び集うことは叶わないのだろうか――。
2021年03月13日