30年間にわたる多数の女性へのセクハラ疑惑が告発されたプロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン(65)が、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)から追放された。アカデミー賞を主催する同団体が、ワインスタインを除名することを声明で発表した。「理事会は早急にワインスタインをアカデミーから除名することに決定しました。単に彼のような、同僚からの尊敬に値しない人物を追放しただけでなく、我々の業界での性的暴力や職場でのハラスメントに対し、見て見ぬふりをしたり、恥ずべき加担行為を働いたりする時代は終わったというメッセージでもあります」「ここで問題となっているのは、我々の社会において許されることのない深い問題です。理事会は今後も、全てのアカデミー会員が例示することが期待される、倫理的な行動規範を確立するため努力を続けていきます」スティーブン・スピルバーグやトム・ハンクス、ウーピー・ゴールドバーグらを含む理事会の幹部らが今回の追放を決定したと報じられている。同団体においては、理事会は3分の2の投票によって会員を正当な理由として除名できる決まりとなっており、今回の件に関しては「3分の2を優に超える」投票を得たという。アカデミー追放に先立っては、ワインスタインの弟ボブが、ワインスタイン・カンパニーの株主持ち分をワインスタインが失う可能性があると明かしていた。また、ワインスタインはフランスの名誉であるレジオンドヌール勲章をはく奪されることが発表された。エマニュエル・マクロン仏大統領は、2012年にニコラ・サルコジ元大統領によってワインスタインに授与されていたその栄誉をはく奪することに向けて動き出したことを、広報担当を通じて発表していた。(C)BANG Media International
2017年10月16日スタジオポノック第1回長編作品として大ヒット中の『メアリと魔女の花』の世界公開に向け、英語吹替版のキャストが発表。メアリ役には、スティーブン・スピルバーグ監督作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』で鮮烈な映画デビューを飾ったルビー・バーンヒル、マダム役にはアカデミー賞女優のケイト・ウィンスレットが決定した。強豪作品が多数揃う中、興行収入30億円越え、間もなく動員250万人を突破する勢いで、実に9週連続で観客動員ランキングトップ10入りと、息の長い興行が続いている本作。今秋からの世界公開に先駆け、日本同様に豪華な英語吹き替え版『Mary and The Witch’s Flower』のキャストが明らかになった。杉咲花が声を務めた主人公のメアリには、スピルバーグ監督に才能を見出されたルビーが大抜擢され、天海祐希が声を務めた魔女の国のエンドア大学の校長マダム・マンブルチュークは、米アカデミー賞に7度のノミネート経験を持ち『愛を読む人』で同賞主演女優賞に輝いたケイトが務める。そのほか、エンドア大学の科学者ドクター・デイには『ハリー・ポッター』シリーズや『ブリジット・ジョーンズの日記』のジム・ブロードベント、エンドア大学のほうきの番人フラナガンには『ワンダーウーマン』『トレインスポッティング』のユエン・ブレムナー、そしてピーターには、『猿の惑星』シリーズなどのパフォーマンスキャプチャーの第一人者アンディ・サーキスの息子ルイ・アシュボーン・サーキスと、舞台や映画に活躍する実力派俳優、声優陣が勢ぞろい。スタジオポノックの西村義明プロデューサーは、「原作の国・イギリスで収録し、全編イギリス英語で吹き替えました。メアリは可憐で凛としていて、フラナガンとドクターは滑稽だったり。現地の吹き替えチームのアイディアで、北部、中部、南部、スコットランド地方など、イギリス各域のしゃべり方を採用し、人物たちの個性がさらに豊かになりました」と、その出来栄えには太鼓判。特に「一番驚いたのは、マダム役の声」だそうで、「天海祐希さんとケイト・ウィンスレットさんの演技は、ぴったり、そっくりです。素晴らしいキャストの声と共にメアリの一夜の大冒険を、英語圏の方々にも楽しんでいただければ幸いです」と期待たっぷり。海外では、9月1日からの台湾を皮切りに順次公開されていく予定。『メアリと魔女の花』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年08月31日ここ数年、音楽シーンで盛り上がりをみせているのが“ボーイズグループ”。「LDH」や「EBiDAN」を筆頭に大小様々なグループが林立。さらに地方にも“ご当地グループ”が誕生し東京進出を果たす面々も現れるなど、“戦国時代前夜”の様相を呈している。これらボーイズグループには俳優としても活動しているメンバーも多く、グループの活動と並行して俳優業でもブレイクするケースが増えている。今回はボーイズグループ出身の注目若手俳優の活躍ぶりを追った。■「劇団EXILE」で演技修行 ダンスで鍛えた身体能力も武器に…「LDH」「EXILE」から始まりいまや「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」(通称:三代目JSB)「GENERATIONS from EXILE TRIBE」「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」などの人気グループを擁する「LDH」。多数の音楽アーティストを抱える一方で「劇団EXILE」を立ち上げ、俳優の育成にも注力。10代~20代を中心に絶大な支持をうける彼らの中から俳優として頭角を現わすメンバーが続々と登場している。LDH発のグループの“売り”といえばなんといってもスタイリッシュなダンスとその音楽性から来るワイルドなイメージ。ダンスで鍛えられた高い身体能力は、彼らが総力を挙げて挑んだ一大プロジェクトである「HiGH&LOW」シリーズでのアクションシーンでも存分に発揮されている。同シリーズでの印象と各グループの音楽やファッション性から来るワイルドなイメージも魅力の1つだ。左上から岩田剛典&鈴木伸之&片寄涼太&小野塚勇人&青柳翔&登坂広臣&町田啓太&佐藤寛太&LDH系の中でも特に成長著しいのが「劇団EXILE」出身の鈴木伸之。二階堂ふみ&山崎賢人主演の『オオカミ少女と黒王子』で注目を浴びると、この春クールのドラマ「あなたのことはそれほど」にて波瑠演じるヒロインの初恋相手にして不倫相手・有島光軌を演じ、大きな話題に。現在公開中の映画『東京喰種トーキョーグール』にも抜擢された。また「三代目JSB」の岩田剛典も注目の存在。2010年に同グループでデビューすると昨年6月公開の映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で映画初主演。「第41回報知映画賞」新人賞や「第40回日本アカデミー賞」新人賞、話題賞を受賞するなど俳優としても高い評価を受けた。さらに昨年秋の「砂の塔~知りすぎた隣人」での熱演も記憶に新しい。5月20日から全国公開された『たたら侍』で主演を務めた青柳翔は2007年に「劇団EXILE」へ入団。月9ドラマ「私が結婚できない理由」や『極道大戦争』などで“ヒゲメン”の代名詞と呼ばれ人気に。2014年、映画『ホットロード』で衝撃的な映画初主演を飾った「三代目JSB」登坂広臣や、『兄に愛されすぎて困ってます』などへの出演で俳優としても今後活躍しそうな「GENERATIONS」片寄涼太。連続テレビ小説「花子とアン」での爽やかさと「人は見た目が100パーセント」での理系男子ぶりなど幅広い表情をみせる「劇団EXILE」町田啓太。この夏放送中の「脳にスマホが埋められた!」や“恋愛禁止の世界”を舞台にした映画『恋と嘘』にも出演する佐藤寛太。そして「劇団EXILE」小野塚勇人は若手俳優の登竜門ともいわれる「仮面ライダー」シリーズの「仮面ライダーエグゼイド」で仮面ライダーレーザー/九条貴利矢役として1年間を駆け抜けるなど、「LDH」系グループの若手メンバーから目が離せない。■フレッシュな魅力と俳優としての確かな実力で勢力拡大…「EBiDAN」「EBiDAN」はスターダストプロモーション所属の新人・若手俳優によるユニット「恵比寿学園男子部」のこと。様々な個性が集合し、舞台公演やライブイベントなど多才な活動で多くのファンを獲得している。6月14日に日本武道館公演を行った「超特急」を筆頭に「DISH//」「M!LK」「PrizmaX」などのグループが活動。「EBiDAN」としても東京国際フォーラム・ホールAでのイベントを行うほどの規模に成長している。彼らの特徴はなんといっても「ももいろクローバー」などアイドルを生みだしたスターダストならではの“個性が際立つグループ”としての活動ぶり。そして、数々の俳優を輩出してきた同事務所だけに演技力も確かな点だ。10代を中心とした若さやフレッシュさに惹かれて作品を見て、その実力に驚かされた人も多いのではないだろうか。「EBiDAN」出身俳優で現在最も熱い存在といえば、号泣者続出で大きな反響を巻き起こしている『君の膵臓をたべたい』で浜辺美波とW主演している「DISH//」北村匠海。ざっと挙げるだけでも『信長協奏曲』や橋本環奈主演作の『セーラー服と機関銃-卒業-』、多部未華子主演の『あやしい彼女』、そして若手俳優たちが集結した『ディストラクション・ベイビーズ』…と注目作、話題作に続々出演してきた北村さん。放送中のドラマ「僕たちがやりました」ではグループとして主題歌を担当。映画にTVに、両方で目にする機会が急増したことで人気がさらに加速しそうだ。もう1人の注目株が『くちびるに歌を』への出演、昨年放送されたドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」の出演で脚光を浴びた「M!LK」の佐野勇斗。繊細な思春期の少年を見事に演じたその実力がかわれ人気作の続編『ちはやふる -結び-』への出演も決定。どう成長するかが楽しみな存在の1人だ。大ヒット中の映画『東京喰種トーキョーグール』で主人公の幼なじみで同級生のヒデを演じている「超特急」の小笠原海は、7月に公開された『ハローグッバイ』が「第29回東京国際映画祭」で日本映画スプラッシュ部門に正式出品されるなど、今後さらなる才能の開花が期待できる俳優。また土屋太鳳がヒロインを演じた『兄に愛されすぎて困ってます』でそれぞれ特徴あるイケメンを表現した「超特急」草川拓弥、『一週間フレンズ。』に続きこの秋公開の『一礼して、キス』で2作目の映画単独出演が決定した松尾太陽、「ハロー張りネズミ」の「M!LK」吉田仁人など続々と次世代の才能が控えている。さらに「PrizmaX」の森崎ウィンが来年3月に公開予定のスティーブン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー・ワン/Ready Player One』(原題)でハリウッド進出するなど「EBiDAN」は世界的な舞台にも活躍の場を広げている。そのほか、数々の人気俳優を世に送り出してきた「ジュノンボーイ」コンテストも「ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ」で音楽プロジェクトをスタート。年長組、年少組に分かれCDデビューを目指して奮闘するほか、俳優やモデル、タレントとしても活動していくというこのプロジェクトからも前嶋曜が「仮面ライダーアマゾンズ シーズン2」で主演を務めることに。多くの観客の反応をダイレクトに感じられるライブで歌やダンスを披露することは、演技の基本である「身体表現」が鍛えられる。演技レッスンと並行してグループ活動を行うことで俳優としての基礎がさらに強固なものになるのではないか。またグループで活動することはファンからの注目を集めやすいという利点も。グループとしての実績や人気がフックとなってドラマや映画に起用されるケースがあるだろう。今後も“ボーイズグループ”から人気俳優が輩出される流れが増えそうだ。(笠緒)
2017年08月31日『ダークナイト』(08)『インセプション』(10)のクリストファー・ノーラン監督が手がけた史実に基づく戦争映画『ダンケルク』(9月9日公開)の来日記者会見が24日、六本木アカデミーヒルズで開催。ノーラン監督の大ファンだという三代目J Soul BrothersでEXILEのメンバーでもある岩田剛典が、ファン代表として監督と対面した。『ダンケルク』では、第2次世界大戦におけるダンケルクでの大撃退と、民間の船舶も総動員した救出作戦が描かれる。360度全方位から迫る究極の映像体験ができると話題騒然で、すでに2018年のアカデミー賞最有力候補と呼声が高い。岩田はノーラン監督を前にして「僕は表現者である前に、ひとりのノーランファンでしかない」と大興奮。「作品が始まってすぐ5秒くらいで一気に戦場に連れていかれた。音がずっとチクタクなっているのが印象的。最後に…、あ、ネタバレになりそう」と慌てると、ノーラン監督から思わず笑みがもれた。岩田はノーラン監督の作品について「画が決まっている。結果がわかった上で逆算して作っていくようなイメージ」と表現。「それを形にするのは難しい中、ハリウッドで、商業映画で、毎回作っている監督はすごく稀有だなと。この人の頭の中はどうなっているんだろうかと。才能がうらやましいです」と語った。ノーラン監督は「ありがとう」と笑顔を見せる。「監督業の面白いところは1つのことに秀でていなくてもいいところです。監督は、自分が興味をもったことをやり遂げるために才能をもった人を集めればいい。彼らのいろんな意見を束ねるのが監督の仕事だ。他の仕事にたとえるなら、図面をスケッチする建築家や、楽団の指揮者にも似ていますね」ノーラン監督は、スティーブン・スピルバーグ監督やジョージ・ルーカス監督などから影響を受けていると言う。「『スター・ウォーズ』は7歳の時に観て非常に影響を受けました」また、今回スピルバーグ監督自身が持っていた『プライベート・ライアン』(98)の35mmのフィルムを貸してもらい、みんなで観たと言う。「非常に参考になりました。今観ても名作です。また、『プライベート・ライアン』で成し遂げた緊張感は、本作で求めていたものとは異質のものだということも認識しました。スピルバーグ監督からは、水上で撮影するときのアドバイスもいただきました。他にもヒッチコックやデヴィッド・リーン監督などの影響も受けています。彼らがどうやって撮ってきたのかを学びながら映画作りをしていくのが大切だと思っています」最後にノーラン監督は、自身がサインをした『ダンケルク』の脚本を岩田にプレゼント。岩田は「めちゃくちゃうれしいです。童心に返りました」と感激していた。
2017年08月24日現在公開中の監督マイケル・ベイ、製作総指揮スティーブン・スピルバーグによる世界的大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』の最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』。この度、ローラ・ハドック演じる高潔な英国美女ヴィヴィアンの波状口撃に、やられっぱなしでサンドバック状態の無骨な米人男性・ケイド(マーク・ウォールバーグ)の姿が笑劇的な本編映像がシネマカフェに到着した。1,000年以上前から語り継がれるアーサー王の伝説や有名なストーンヘンジに隠されたトランスフォーマーの秘密が明かされる、シリーズ最終章となる本作。前作に引き続き、マーク・ウォールバーグらが出演するほか、ジョシュ・デュアメルがカムバック、さらに英国が誇る名優アンソニー・ホプキンスの参戦でも話題だ。そして今回、シネマカフェが入手した映像は、イギリスのはずれにそびえるバートン卿(アンソニー・ホプキンス)の住処である古城に集められた、アメリカの田舎で暮らす主人公ケイド、英国の権威あるオックスフォード大学教授ヴィヴィアン、そしてバートン卿に仕えるトランスフォーマーたちが一堂に会する場面。ヴィヴィアンがご立腹な様子で一室に入ってくるところから始まる本映像では、ワケも分からず強引に自身を連れてきたホット・ロッドを気にするヴィヴィアンにケイドが「いい父親だよ。あんな上等な車残して」と言うと、彼女は「アメリカ人さんは黙ってて」と一蹴。混乱する場を落ち着かせるために、バートン卿は2人それぞれの紹介を始める。しかし彼女とのあまりの待遇の違いに、ケイドは思わず「イェーガー。俺は発明家だ」と自ら説明。そこで疑問を持ったヴィヴィアンの質問攻めにタジタジで歯切れの悪いケイド。事情を察したヴィヴィアンが「ああ」と相手にしない素振りを見せたことで、ケイドは反撃を開始しヒートアップ!そしてケイドの“ストリッパー”発言には、紳士なトランスフォーマー・コグマンが怒り心頭!さっそく紳士たるマナーも忘れ、机の上を走ってケイドに飛び掛かりラウンド終了。知的に攻め立てるヴィヴィアンの口撃、紳士コグマンの乱入にサンドバック状態のケイドの姿がなんとも笑劇的なシーンとなっている。ヴィヴィアンを演じたローラは、テンポよく息のあった絶妙な掛け合いを見せる共演のマークについて、「優しくて寛容で、キャストとクルーに気を配る最高の主演男優だわ。そして仕事に対してすごく熱心で、彼を見ていると一所懸命やろう、彼と同じようにやろうって思うの」と彼の人柄の良さを語り、「彼がこう言ってくれたの。『軽い気持ちで臨めばいいよ。楽しんだりふざけたり…。その後でがむしゃらに仕事をしよう』って。撮影期間中、彼にはずっと助けられたわ」とふり返った。また、才色兼備な自身の役柄については「とても知的で、独立心があって、強くて少し頑固(笑)な女性よ」とコメント。そのキャラクター性が良く表れているこのシーンこそ非常に重要な場面であるとして「アンソニー・ホプキンスのキャラクターは、ヴィヴィアンのことをずっと前から観察しながら、彼女がケイドのもとに加わって、世界を救うクルーの一員になるというチャレンジを受け入れられるだけの強さを持っているかどうかを見極めているの」とも明かしている。『トランスフォーマー/最後の騎士王』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:トランスフォーマー/最後の騎士王 2017年夏、全国にて公開(C) 2016 Industrial Light & Magic, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd., All Rights Reservedトランスフォーマー/最後の騎士王 2017年8月4日より全国にて公開©; 2016 Industrial Light & Magic, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd., All Rights Reserved
2017年08月12日スティーブンスミスティー日本公式オンラインストアが、ポートランド発のプレミアムティーブランド「スティーブンスミスティーメーカー」よりアイスティー用に特別にブレンドされたブラックティーの他、ハーバルティー、グリーンティーラインそれぞれからアイスに最適なフレーバーセレクトしたアイスティーブレンド3種の販売を開始しました。STEVEN SMITH TEAMAKER「Iced Tea」 シリーズ3種新登場!!スティーブンスミスティーメーカーに、待望のアイスティーシリーズが登場しました。1ℓ用の大きなサシェが10包入った夏限定ボックが3種類ラインナップ。アイスティー用に特別にブレンドされたブラックティーの他、ハーバルティー、グリーンティーラインそれぞれからアイスに最適なフレーバーをセレクト。ホットで入れた時とは全く異なる、新しい味わいを楽しめます。No.1956 ExceptionalIced Tea / エクセプショナルアイスティー (紅茶)アイスティー用に特別にブレンドされたブラックティーです。突き抜けるような爽やかさと華やかな香りが魅力のアイスティー。今までにないワンランク上のアイスティーを目指して、特別に厳選したフルリーフのアッサム、セイロンがブレンドされています。文字通り「エクセプショナル(他に類を見ない)」なアイスティーです。No.39 Fez / フェズアイスティー(緑茶)希少な中国産の緑茶と、アメリカ北西部産の香り高いスペアミントの組み合わせにオーストラリア産のレモンマートルの香りがかすかに漂うブレンド。古きモロッコを思い起こさせるブレンドは、友人と語り合う夕べにぴったりです。ハチミツを足せば香り高いモロカンティーに。※FEZとは・・イスラムの男性がかぶっているコップをひっくり返したような帽子No.24 Big Hibiscus / ビッグハイビスカスアイスティー(ハーブティー)美しい赤い色が特徴のレッドハイビスカスにインディアン・サルサパリラ(※)、生姜、ローズの花びら、ヨーロッパ産のエルダーフラワーが入ったまるでワインのように深い味わいブレンド。すっきりした酸味と複雑なニュアンスが特徴の体が喜ぶハーブティーです。ノンカフェインなので、おやすみ前などシーンを気にせず楽しめます。※インド原産の解毒や抗炎症作用があるといわれている植物日本公式サイト&ONLINE STORE、アレンジティーレシピはこちら
2017年08月04日今回もぶっちぎりの映像革命を見せてくれた"アドレナリン分泌工場"こと、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイ監督のメガヒットシリーズ最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』(8月4日公開)。いやあ、今回は衝撃的な展開にもしびれた! そこでヒロイン・ヴィヴィアン役を演じた、ミランダ・カー似の美人女優、ローラ・ハドックにインタビュー。マイケル・ベイ監督はシリーズのファンを飽きさせないサプライズな展開を用意。トランスフォーマーたちが人知れず人類の歴史に関わっていたことが判明したり、人類の守護神だったオプティマス・プライムが人間に反旗を翻したりと、想定外の物語には思わず前のめりになってしまう。破壊王のマイケル・ベイといえばアクション映像がすさまじい分、俳優陣にも容赦ない鬼監督として知られる。そんなマイケル・ベイ監督の虎の穴に飛び込んだローラは、出産後すぐに過酷なトレーニングを積み、見事にド派手な体当たりアクションを魅せた!――最初にマイケル・べイ監督からは、どんなリクエストが入りましたか?マイケル・べイ監督は撮影前に役者たちを集め「正直に言っておくけど、僕は役者に厳しいよ」と宣言したの(笑)。「君たちには100%以上のものを求めると思うし、特に肉体面では非常にきつい撮影になると思うけどよろしくお願いします」と最初にしっかり言われたので、私も腹をくくってベストを尽くそうと決めたの。私はアクション自体もやったことがなくて初めての体験だったから、すべてがチャレンジだった。でも、とても痛快で楽しい現場だったわ。――ダイナミックなアクションに挑まれていましたが、出産後、どんなトレーニングをされたのですか?出産直後だったからもとのコンディションに戻すこと自体が大変だったけど、素晴らしいパーソナルトレーナーについてもらえたから良かったわ。ピラティス、ヨガ、ボクシング、バレエなど、コアを鍛えるエクササイズを中心にしっかりトレーニングをしたの。――冒頭でポロをするシーンも印象的でした。あのシーンは、ヴィヴィアンの強さや負けず嫌いなところなどを象徴する大事なシーンだと思ったから、かなり力を入れてマスターしたの。とにかく撮影が始まってからは、マイケルに「これをやってみろ」と言われたら、常に胸を張って「はい、わかりました。できます!」と言えるように心がけていたわ。やっぱりマイケル・べイ監督は、私に期待してヒロインに抜擢してくれたのだから、その期待に応えるということがいちばんのモチベーションになっていたの。どんなリクエストを出されてもすぐに対応できるように万全の体制で挑んだわ。――「NO!」と言ったことは一度もなかったのですか?もちろんできないこともあったと思うわ(笑)。ただ、マイケルはとんでもない要求を突きつけてくるわけではないし、できないと思っても、トライだけはしてみるという気持ちは常にあった。――発明家ケイド・イェーガー役のマーク・ウォールバーグのアクションを生で観た感想を聞かせてください。すごかったわよ。ただただ感心したわ。それに彼はすごくユーモアのセンスもあり、いつも面白く笑わせてくれるすごく素敵な共演者だった。だから最高に楽しい体験ができたの。――撮影の合間はキャストやスタッフ陣とどんなふうに過ごしたのですか?キャストやスタッフの大半は子持ちなので、家族の話をすることが多かったわ。自分も含め、セットに子どもを連れてきて撮影している人もたくさんいたので、子どもといっしょに遊んだり、子どもを自慢し合ったりと、互いに子どもの話をすることが多かった。なんといっても9ヶ月近い長い撮影期間を毎日いっしょに過ごすわけなので、キャスト全員が仲良しになったの。――今回、アクションをやってみて、その楽しさに目覚めたりしましたか?やってみて完全にとりこになってしまったので、今後ももっとアクションをやっていきたいと思ってる。アクション映画といえば男性中心のジャンルだったけど、少しずつ強い女性が全面的に出てくる作品も出てきたと思う。『ワンダーウーマン』(8月25日公開)も突破口を開いてくれたんじゃないかしら。あれほど強い人間はいないというか、男女関係なく強いものは強いという感じだし。今後も、男女平等にフィーチャーするアクション大作は増えていくんじゃないかとも思ってる。そういう意味では、女優としてエキサイティングな時代になってきたわ。だから自分の息子に対しても家ではやさしいママだけど、外へ出たらキャリアウーマンとして強い女性であるということをしっかりたたきこんで育てたいと思っているわ。■プロフィールローラ・ハドック1985年8月21日、イギリス・ロンドン出身の女優。『The Inbetweeners Movie』(11)で映画デビュー。映画、ドラマ、舞台で活躍し、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)で注目される。海外ドラマ「ダ・ヴィンチ・デーモン」でも人気を博す。(C)2016 Industrial Light & Magic, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd., All Rights Reserved
2017年08月04日スティーブン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』が2018年4月20日(金)に公開される。スティーブン・スピルバーグ監督最新作本作は、スティーブン・スピルバーグ監督最新作。彼はこれまで『E.T.』『ジュラシック・パーク』『A.I.』『マイノリティ・リポート』と数々の“SF映画の金字塔”を打ち立て続けてきた。そして『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』において2度のアカデミー賞監督賞に輝き、監督作のトータル世界興行収入は93億6000万ドルを超えると言われている。「VR」が舞台のSFアドベンチャーそんな彼の最新作は、アーネスト・クラインによるベストセラー小説「ゲームウォーズ」の実写化。VR(バーチャルリアリティ)を舞台にしたSFアドベンチャーとなっている。リアルVRワールド「オアシス(OASIS)」とは?日米の超有名キャラクターたちが大集結、夢が叶えられる超リアルVRワールド[OASIS]は、人々の唯一の居場所だった。作り出したのはハリデーといういかにも堅物の天才。舞台は貧困の差が激しい2045年。人類の歴史を変えた仮想ネットワークシステム「オアシス」に、世界へ向けてメッセージが突如発信された。この仮想世界を開発し巨万の富を得たジェームズ・ハリデーが死去、「オアシス」に隠された謎を解き明かし者に、すべての遺産を譲り渡すと――。かくしてその覇権を賭けた争奪戦が開始される。主人公で、オタクの高校生ウェイドも参戦する。彼は「俺はOASISマスターになる!」と拳を突き上げて奮い立たつ。ウェイドを演じるのは『ツリー・オブ・ライフ』でデビューし、『X-Men:アポカリプス』でサイクロップスを演じた、タイ・シェリダンだ。映像には日本のアニメ・特撮ネタも公開された映像には、主人公のウェイドが、バーチャルリアリティの世界へ飛び込み、目を見張る程美しく刺激的なVRの世界が次々と展開。体験したこともないような映像世界がスピーディーに繰り広げられている。また、原作小説が80年代当時のポップカルチャーや特撮ネタをふんだんに盛り込んだストーリーであることから、映像にも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン、『アイアン・ジャイアント』のアイアン・ジャイアント、『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガー、『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クインといったキャラクターたちが写り込んでいる。さらに、日本でお馴染みの人気アニメキャラクター達も多数登場。『AKIRA』に登場する金田のバイクに始まり、『ストリートファイター』シリーズの人気キャラクター春麗やブランカ、サガット、また『オーバーウォッチ』のレナ・オクストンが大画面に現れる。そして、根強い人気を博す『機動戦士ガンダム』からは、連邦の白いヤツこと“RX-78 ガンダム”の姿も。『新世紀エヴァンゲリオン』も登場している原作。本作でもその姿を見れるかは、劇場に足を運んでからのお楽しみだ。公式アートブックも公式アートブックとして『メイキング・オブ・レディ・プレイヤー1』が、2018年3月30日(金)に発売される。ビジュアルブックでは仮想空間やキャラクター、物語のバックグラウンドなど映画の舞台裏が紹介される。映画のコンセプトアート、スケッチ、ストーリーボードなどの図版に、スピルバーグ監督、原作者のアーネスト・クラインなどのクリエーターのコメントや解説が加えられている。ストーリーいまから27 年後の世界。17 歳のウェイドは、新世代のVR ワールド[オアシス]に生きていた。ある日、オアシスの天才創設者からの遺言が発表される――「全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56 兆円と、この世界のすべてを授けよう」と。ウェイドと全人類の、夢を賭けた争奪戦が始まる!【詳細】『レディ・プレイヤー1』公開時期:2018年4月20日(金)監督:スティーブン・スピルバーグキャスト:タイ・シェリダン配給:ワーナー・ブラザース映画■公式アートブック『メイキング・オブ・レディ・プレイヤー1』発売日:2018年3月30日(金)価格:3,888円(税込)著者:ジーナ・マッキンタイヤー序文:スティーブン・スピルバーグ前書:アーネスト・クライン(原作『ゲーム・ウォーズ』著者)仕様:254×279㎜/並製/156頁
2017年07月28日映画界で最も成功し、最も影響力のある監督の1人、スティーブン・スピルバーグの待望の最新作『レディ・プレイヤー・ワン/Ready Player One』(原題)の日本公開が2018年に決定。合わせて、米サンディエゴ「コミコン」にて初お披露目された最新映像が到着した。舞台は、貧困の差がいっそう激しくなった西暦2045年。人類の歴史を変えた仮想ネットワークシステム「オアシス」に、世界へ向けてメッセージが突如発信された。この仮想世界を開発し巨万の富を得たジェームズ・ハリデーが死去、「オアシス」に隠された謎を解き明かした者に、すべての遺産を譲り渡すと――。かくして、その覇権を賭けた争奪戦が開始された。オタクの高校生ウェイド(タイ・シェリダン)もその1人。彼の唯一の特技は、この「オアシス」に誰よりも精通していること。果たして、ウェイドはすべての秘密を解き明かすことが出来るのか!?『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』で2度のアカデミー賞監督賞に輝き、監督作のトータル世界興行収入は93億6,000万ドル(※Box Office MOJO 調べ)を超えるスピルバーグ。『E.T.』『ジュラシック・パーク』『A.I.』『マイノリティ・リポート』と数々のSF映画の金字塔を打ち立て続けてきたレジェンドが、今回、『ハリー・ポッター』シリーズのワーナー・ブラザースと『A.I.』以来16年ぶりにタッグを組み、彼にしか描けないSF超大作を生み出した。アーネスト・クラインによるベストセラー小説「ゲームウォーズ」を原作にした本作。若きスピルバーグ監督を形作ったような1980年代のポップカルチャーや、いまなお世界のエンターテインメントへ影響を与える日本のアニメ・特撮ネタが、原作小説ではふんだんに盛り込まれたストーリーが描かれている。先日、米サンディエゴにて開催された世界最大のポップカルチャーの祭典「コミコン・インターナショナル」では、約2分半もの特別映像がお披露目。『X-MEN:アポカリプス』『MUD-マッド-』などで知られるタイ・シェリダン演じる主人公のウェイドが、2025年生まれながら「1980年代に生まれたかった」と語るところから始まる。その彼がバーチャルリアリティの世界へ飛び込むと、目を見張るほど美しく刺激的なVRの世界が次々と展開!初めて目にする映像世界がスピーディーに繰り広げられる中、そこには『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや、『アイアン・ジャイアント』そっくりのロボ、『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クインや『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーらしき姿が。さらに、『AKIRA』に登場する金田のバイクのようなバイクも!?しかも、このバイクをよく見れば、キティちゃんのステッカーとSEGA のステッカーらしきものが張られている!?この映像が解禁されるやいなや、世界中で話題騒然、早くもさまざまな憶測が飛び交っている。映画を愛し、世界の映画界をけん引し続けるスピルバーグ監督だからこそ描くことが許さる究極ワールド。ストーリーやキャラクターはまだ謎に包まれているが、その驚きのVR世界を、ここから覗いてみて。『レディ・プレイヤー・ワン』(原題)は2018年、全国にて公開(全米公開:2018年3月30日)。(text:cinemacafe.net)
2017年07月25日意気軒昂にスピーチしたが……(写真:Richard Shotwell/Invision/AP/アフロ) 『ハンガー・ゲーム』シリーズのエフィ役などで知られる女優エリザベス・バンクス(43)が自身の舌禍で謝罪する事態に追い込まれた。 映画界で働く女性の機会均等を啓蒙、促進する非営利団体「WOMEN IN FILM(WIF)」は、めざましい活躍をした女性を讃える年間表彰「クリスタル+ルーシー・アワード」を主催している。今年はバンクスにクリスタル・アワードが贈られたが、受賞式で行ったスピーチが炎上のきっかけを作ってしまった。 「『インディ・ジョーンズ』も、『ジョーズ』も、スティーブン・スピルバーグが撮った映画は全部観に行ったわ。でも、彼は女性が主人公の作品は1本も作っていない。ごめんなさいね、スティーブン。あなたを貶めるつもりはないのよ。でもこれが真実よ」 しかし、スピルバーグはウーピー・ゴールドバーグ、オプラ・ウィンフリーが主演する黒人姉妹の物語『カラーパーブル』(1985)を製作・監督している。このミスに気づいた映画ファンが彼女を総攻撃し、Twitterアカウントが大炎上してしまった。単なる見落としであったとしても、『カラーパーブル』が黒人女性を描いた作品であったことで「人種差別では」と痛くもない腹を探られる結果となった。 バンクスは早々にTwitterの火消しに取りかかり、謝罪コメントを掲載した。 「大失態を演じてしまいました。WIFの受賞式でスティーブン・スピルバーグについて言及した際の私のコメントは正しくありませんでした。今後は自分の言ったことに全責任を持つことをお約束します。申し訳ありませんでした。あの発言をしたとき、私の頭にあったのはスティーブンの最近の作品で、『カラーパーブル』を意図的に排除したわけではありません」 『カラーパーブル』はアカデミー賞で作品賞、主演女優賞を含む11部門にノミネートされるも受賞はことごとく逃し、無冠の名作として知られている。
2017年06月16日監督マイケル・ベイ、製作総指揮スティーブン・スピルバーグによる世界的大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』の最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』。この度、ついに本作の本ポスターが完成し、戦闘の最中にバラバラになったバンブルビーが、一瞬にして結集して反撃に転ずる特別映像も到着した。人類とトランスフォーマーたちは戦い、オプティマス・プライムは消息を絶った。未来を救う鍵は過去の秘密――地球史から隠し続けられてきたトランスフォーマーの秘密に隠されていた。そして、地球を救うために予想外のチームが組まれる。発明家ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)、オプティマス無き後にオートボットのリーダーとなったバンブルビー、英国貴族の謎めいた老人(アンソニー・ホプキンス)、オクスフォード大学の女教授(ローラ・ハドック)。誰もが一度は変化を起こすために立ち上がらなければいけないときがある。本作では追われる者がヒーローに。また、ヒーローは悪につく。彼らと人類、生き残るのは果たしてどちらか…!?過去4作の全世界累計興行収入が約4,200億円を記録する大ヒット作『トランスフォーマー』シリーズ。最新作では、トランスフォーマーと人類の歴史の謎が明かされるということで早い段階から話題に。1,000年以上前から語り継がれるアーサー王の伝説や、有名なストーンヘンジに隠されたトランスフォーマーの秘密とは…ついに最終章がこの夏幕を開ける!到着したポスタービジュアルは、人類滅亡を宣言したダーク・オプティマスのほか、人類を守るために戦友オプティマスに立ち向かうバンブルビー、一緒に戦う初登場・スクィークス、まるで中世の騎士のような姿をしたトランスフォーマーや西洋のドラゴンのような竜型タイプなど、本作のキーとなるアーサー王伝説ほか第2次大戦など人類の歴史と深く関わってきたトランスフォーマーたちが勢揃い!果たして、発明家ケイド(マーク・ウォールバーグ)、イザベル(イザベラ・モナー)、ヴィヴィアン(ローラ・ハドック)、そして歴史の謎のすべてを知る謎の紳士、バートン卿(アンソニー・ホプキンス)はこの迫りくる脅威を超えられるのか!?「最後の騎士王」とは一体誰なのか?と期待高まるビジュアルとなっている。そして、ポスターと併せて公開された特別映像では、地に横たわるバンブルビーの腕が突如として動き出したかと思えば、バラバラになった各ボディパーツがスクラップの車をふっ飛ばしながら結集する衝撃の瞬間が映し出されている。映像は約10秒と一瞬だが、最後に頭を装着しニクい表情を見せるあたりは、お調子者のバンブルビーらしい。ベイ監督は、「日本のファンは常に私の作品を支えてきてくれた。今作も観てもらえることを願うよ。今作はいままでとはまったく違う新しくて新鮮な作品だ。口先だけで同じことを言う人は大勢いるけど、私は本心から言っている。事実だからね」と作品に対する絶対の自信が伺えるコメントを寄せている。『トランスフォーマー/最後の騎士王』は8月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トランスフォーマー/最後の騎士王 2017年夏、全国にて公開(C) 2016 Industrial Light & Magic, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd., All Rights Reserved
2017年06月16日6月3日(土)今夜放送されるフジテレビ系「土曜プレミアム」で、トム・クルーズ主演、スティーヴン・スピルバーグ監督でフィリップ・K・ディックのSF短編を映画化した『マイノリティ・リポート』がオンエアされる。原作者であるフィリップ・K・ディックの小説は本作のほかにも『トータル・リコール』や『アジャストメント』『ペイチェック 消された記憶』など数多く映画化されており、ディックが1968年に発表した「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」をハリソン・フォード主演、リドリー・スコット監督で映画化した『ブレードランナー』はSF映画の金字塔的作品としていまなお高い評価を受け、今年10月には続編『ブレードランナー 2049』の公開も控えている。本作の舞台は西暦2054年の首都ワシントンD.C.。政府が度重なる凶悪犯罪を防ぐべく6年前に設置した犯罪予防局(プリ・クライム)は、殺人事件ゼロ、犯罪そのものも90%減少という成果を出しているが、それもこれも、未来を透視できる“プリコグ”と呼ばれる3人の予知能力者がキャッチした未来殺人の光景を犯罪予防局が分析・判定し、事件が起きる前に犯人を逮捕し、殺人を未然に防いでいたおかげだった。主人公のジョン・アンダートン(トム・クルーズ)は犯罪予防局のチーフとして活躍していたが、ある日、ジョンは自分が36時間以内に見ず知らずの他人を殺害すると予知されたことを知る。一転して追われる立場になったジョンは予告された未来“自分の運命”を変えることができるのか…という物語。トム・クルーズといえばアクションやサスペンスのイメージが強いが、本作以降、スティーヴン・スピルバーグ監督と再びタッグを組んだ『宇宙戦争』をはじめ、『オブリビオン』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などSF大作に数多く出演。また現代に蘇った王女ミイラと壮絶な闘いを繰り広げるアクション・アドベンチャー『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の公開も7月28日(金)に控えるなか、先日オーストラリアのテレビ番組「Sunrise」では自身の出世作でもある『トップガン』の続編製作に言及。こちらの進展にも注目したい。54歳にしていまだ挑戦し続ける世界を代表するスーパースターと数多くの名作を生み出してきた巨匠による近未来SF大作『マイノリティ・リポート』はフジテレビ系「土曜プレミアム」枠で6月3日(土)21時~放送。(笠緒)
2017年06月03日誰もが知る“ジャパニーズ・ヒーロー”が、ハリウッドにより圧倒的スケールの超大作アクションとして生まれ変わった『パワーレンジャー』。このたび、主人公のレッドレンジャー(ジェイソン)を演じるデイカー・モンゴメリーとピンクレンジャー(キンバリー)を演じるナオミ・スコット、そしてディーン・イズラライト監督が初来日することが決定!さらに、レンジャーたちと相棒メカ=“ゾード”の大迫力アクションを収めた新映像<バトル編>も解禁となった。日本生まれ、アメリカ育ちのヒーロー、レッドレンジャーとピンクレンジャーを演じる2人。アメフト部のスター選手でありながら選手生命を絶たれてしまい、自分の存在価値に悩む高校生・ジェイソンを演じるのは、デイカー・モンゴメリー。オーストラリア出身で、『LOGAN/ローガン』の名優ヒュー・ジャックマンを輩出した演技学校、西オーストラリア・パフォーミングアート・アカデミー(WAAPA)を卒業したデイカーは、本作がハリウッドデビュー。“第2のヒュー・ジャックマン”との呼び声も高い、22歳の正統派イケメン俳優。Netflixオリジナルの社会現象ドラマ「ストレンジャー・シングス」シーズン2への出演も決定している。そして、学校中のだれもが憧れる女子グループのトップとして君臨しながら、些細な事件でその地位を追われ、孤立してしまうヒロイン・キンバリーを演じるのは、ナオミ・スコット。ロンドン出身で英版ディズニーチャンネルの「Life Bites」(原題)で女優デビューし、ディズニーチャンネルのミュージカル映画「レモネード・マウス」への出演や、巨匠スティーブン・スピルバーグによる大人気ドラマ「Terra Nova ~未来創世記」で主人公の娘マディ役を演じて注目を集めた24歳。『オデッセイ』にもちらりと出演していた。また、今回メガホンを取ったのは、本作が映画監督2作目となるディーン・イズラライト監督。南アフリカで生まれ、TVシリーズの「パワーレンジャー」を観て育ったという監督は、オリジナルにリスペクトしつつ、現代的なアプローチで本作を作り上げている。初来日となるデイカーは、「日本に行けることに、最高に興奮しています!素晴らしい人々、素晴らしい文化、パワーレンジャーのツアーを締めくくるのにふさわしい場所です。またすぐ会いましょう!」とコメント。同じくナオミも、「Hi Japan!全てのパワーレンジャーファンの皆様にお会いすることにとっても興奮しております。もうすぐ会えますね」と、来日を心待ちにしている様子だ。ハリウッドのこれからを担う若手俳優の2人とイズラライト監督は、7月3日(月)に開催されるジャパンプレミアに登場。なお、ジャパンプレミアには、彼らに加え、吹き替え声優を務める勝地涼、広瀬アリス、鈴木達央、山里亮太、古田新太が登場予定。あわせて到着した映像には、パワーレンジャーに選ばれた5人が、“ゾード”に乗りこみテンションMAXで出撃するシーンや、最強の敵であるリタ・レパルサ(エリザベス・バンクス)たちとのバトルシーンなど一瞬たりとも見逃せない内容が満載となっている。『パワーレンジャー』は7月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラビアの女王愛と宿命の日々 2017年1月21日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 QOTD FILM INVESTMENT LTD. ALL RIGHTS RESERVED.パワーレンジャー 2017年7月15日より全国にて公開Motion Picture Artwork (C) 2016 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.POWER RANGERS and all original names, original characters, distinctive likenesses thereof and original trademarks and logos are the exclusive property of Toei Company,
2017年06月02日現在開催中の「第70回カンヌ国際映画祭」アウト・オブ・コンペティション部門に選出された映画『無限の住人』の公式上映が5月18日(現地時間)に行われ、木村拓哉、杉咲花、三池崇史監督が出席。超満員の中、上映後は鳴りやまない拍手に包まれスタンディングオベーションが起こった。現在公開中の『無限の住人』は、木村さんをはじめ福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵ら豪華実力派キャストが集結し、実写化不可能と言われた沙村広明の伝説的人気コミックを完全映画化。木村さんの新境地とも言える主人公・万次のキャラクター像、全てのキャストが全編ノースタントで挑んだ圧巻のノンストップアクション、そして命を懸けて凜を守り抜く万次の姿が観る者の胸を打つドラマが口コミで多くの評価を得ている。さらに日本だけでなく、アメリカ、オーストラリア、ドイツの3か国での海外配給も決定している。今回本作が選出された「アウト・オブ・コンペティション部門」は、本作を含め世界中の作品から選ばれた4本が上映されるもの。過去には、スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などが選出されており、日本映画がこの部門に選出されること自体が珍しい。現地カンヌでは、18日朝から実施されたプレススクリーニングで450人の座席が満席となり、現時点で米批評家サイト「Rotten Tomatoes」での批評家の評価は80%を獲得するなど、多くの海外メディアで高い評価を得ている。そしてついに行われた公式上映では、本映画祭で一番大きな劇場「グラン テアトル リュミエール」の2,300席は超満員。そんな中で、主人公・万次を演じた木村さん、万次に用心棒を依頼する少女・凜役の杉咲さん、三池監督が観客と共に本作を鑑賞した。本作の最大の見どころでもある、万次が挑む300人斬りのクライマックスシーンでは、客席から歓声が沸き起こり大いに盛り上がり、さらに上映終了後は拍手が起こり、鳴りやまない拍手とともにスタンディングオベーションが起こっていた。公式上映を終えた木村さんは、「2,000人以上の方々が、男性はタキシードで女性はイブニングドレスというフォーマルな恰好で観ていただきましたが、会場の皆さん作品の観方や楽しみ方がとてもカジュアルでストレートでした。素敵だと感じましたし、とても嬉しかったです」と興奮気味に語り、また「日本での公開を迎えた際に、市原隼人が『映画はお客さんが一番の花形です』と言っていたんです。今日のカンヌ公式上映でお客さんと一緒に映画を観ている最中に、上映中に拍手や笑いが起きました。スクリーンと客席が一体になっていると感じました。今日の上映は一方通行ではなく、本当にコミュニケーションをとることが出来たと思います」と感想を述べた。また、杉咲さんの赤い着物姿に海外メディアから大きな注目を集めた今回。木村さんは、「杉咲さんは着物で大正解でしたね。この場所にくると、“日本らしさ“を再発見できます」と語り、杉咲さん本人は「光景に圧倒されました。まだ成人もしていないのに(笑)こんなことが起こるのか想像もつかなかったのですが、色々なことを体験することが出来てとても幸せです」とコメント。三池監督も「改めて良い映画だなと思いました(笑)」と自画自賛し、「お客さんや劇場そのものが映画を後押ししてくれ、心地よい時間を過ごすことが出来ました。監督としてこれ以上の幸せはないと思いました」と感無量の様子。さらに、クライマックスシーンでの客席からの歓声に木村さんは、「照れくさいというか、嬉しいんですが、監督が『そうなるでしょ』とボソッと呟いていて。監督はさすがに違うなと思いました」と明かす。そんな三池監督は本作について、「編集で何百回も音をつけて、何十回と映像を見るんですが、何度見ても新しい驚きや発見が絶えずあります。作った人間に対して何か語り掛けてくる映画ですし、違うメッセージを持つ映画だと感じています」と言い、「今日は万次が現れたときに、ホッとしましたし、『やっぱり木村拓哉きたな!よし、来た!!』って。自分で監督をしていますが、ほかのお客さんよりも『よし来た!!』って喜んだかもしれません(笑)」とユーモアたっぷりにコメントしていた。『無限の住人』は全国にて公開中。「第70回カンヌ国際映画祭」は5月28日(現地時間)まで開催中。(cinemacafe.net)■関連作品:無限の住人 2017年4月29日より全国にて公開(C) 沙村広明/講談社 (C) 2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年05月20日俳優・木村拓哉(44)、女優・杉咲花(19)、三池崇史監督が、現地時間18日22時30分からフランス・カンヌで開催された第70回カンヌ国際映画祭の公式上映に出席。映画『無限の住人』のクライマックスとなる300人斬りのシーンでは歓声が上がり、上映後はスタンディングオベーションの拍手喝采に包まれた。同作が選出されたのは、アウト・オブ・コンペティション部門。世界中の作品から4作が厳選されるというもので、過去には、スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などが選出されたことでも知られる。カンヌ映画祭で最も大きな劇場「グラン テアトル リュミエール」の2,300席は超満員。公式上映を終え、木村は「2,000人以上の方々が、男性はタキシードで女性はイブニングドレスというフォーマルな恰好で観ていただきましたが、会場の皆さん作品の観方や楽しみ方がとてもカジュアルでストレートでした。素敵だと感じましたし、とても嬉しかったです」と興奮の一時を伝える。また、「日本での公開を迎えた際に、市原隼人が『映画はお客さんが一番の花形です』と言っていたんです」と市原の言葉を思い返し、「今日のカンヌ公式上映でお客さんと一緒に映画を観ている最中に、上映中に拍手や笑いが起きました。スクリーンと客席が一体になっていると感じました。今日の上映は一方通行ではなく、本当にコミュニケーションをとることが出来たと思います」と貴重な体験になった様子。レッドカーペット上のフォトセッションでは、杉咲の赤い着物姿に海外カメラマンの注目が集まった。この光景に木村は、「今回、杉咲さんは着物で大正解でしたね。この場所にくると、"日本らしさ"を再発見できます。海外では評価をされる。まさに灯台下暗し。自分たちの良さに、もっともっと光を当てても良いのでは」と実感。杉咲も、「光景に圧倒されました。まだ成人もしていないのに(笑)。こんなことが起こるのか想像もつかなかったのですが、色々なことを体験することが出来てとても幸せです」と感動を伝えた。クライマックスシーンで客席から歓声が上がったことについて聞かれた木村は、「照れくさいというか、嬉しいんですが、監督が『そうなるでしょ』とボソッと呟いていて。監督はさすがに違うなと思いました」と照れながらの感想。翌日には海外メディア向けの取材も控えており、「今日時点でも海外メディアの方からインタビューがあり、それぞれの視点での質問がありました。人が10人いたら10人それぞれの感想があるのでそれを聞くのが楽しみです」と期待を寄せていた。なお、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」での批評家の評価は80%、オンラインデータベース「IMDb」での評価ポイントは「☆8.2」を獲得。『ガーディアン誌』のレビューでは星4つを獲得し、「三池ワールドが全開。そのアクションは、『LOGAN/ローガン』や他のハリウッド作品とも違う。アクションで衣装がなびくたびに興奮が止まらない」と評価されている。
2017年05月20日映画『無限の住人』の木村拓哉、杉咲花、三池崇史監督が、5月18日(現地時間)、第70回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門での上映に合わせ、公式記者会見に登壇。三池監督は『極道大戦争』(’15)以来、2年ぶり6作品目となるカンヌ。木村さんにとっては『2046』(’04/ウォン・カーウァイ監督)以来13年ぶりの参加、杉咲さんは本作で初の世界三大映画祭への参加となり、特別招待作品に選ばれた喜びなどを記者陣に語った。木村さん、杉咲さんをはじめ、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、市川海老蔵ら豪華実力派キャストが集結し、実写化不可能といわれた伝説的人気コミックを映画化した本作。木村さんをはじめ、すべてのキャストが全編ノースタントで挑んだ圧巻のノンストップアクション、さらに命を懸けて凜を守り抜く主人公・万次の姿が観る者の胸を打つドラマが評価を得ており、アメリカ、オーストラリア、ドイツ3か国での海外配給も決定している。今回のカンヌで、アウト・オブ・コンペティション部門の選出作品は、世界中の作品から選ばれた4本のみ。過去には、スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などが選出されており、日本映画がこの部門に選出されること自体が名誉なこと。現地では、さらなる上映国の拡大に向け、世界40か国以上の国と地域での本格的なセールスも開始する。18日にカンヌ入りした3人は、早速、揃ってフォトコール、記者会見と公式行事に参加。カンヌ入りした木村さんのファンがサインボードを持ち、声をかける様子も見られた。会見に先立って行われたフォトコールには、世界中から150人以上のスチールカメラマンが集まり、「Takuya!」「Hana!」「Miike!」とそれぞれに大きな呼び声が上がる中、3人は終始リラックスした様子でカメラマンからのリクエストに答えていた。朝から実施されたプレススクリーニング(報道関係者向けの上映)は、450人の座席が満席となり、現地での注目度の高さがうかがえた。続いて、パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ(Palais des Festivals et des Congres)にて行われた会見では各国の記者から質問が相次いだ。映画『2046』以来2回目となるカンヌに、木村さんは「またこの地に戻ってこられて嬉しい」とコメント、今回の感触は「大きく違います」と語った。ハードなアクションが連続する本作をなぜ受けたのか、との問いには、「三池監督に一緒に仕事が出来るのは、とても名誉なこと」と応じ、「一緒にやろうということ自体が、三池組のチームの一員ということが光栄でした」と、三池組に参加した喜びを語った。また、「この映画を撮ることの1番の挑戦は何だったか」を問われると、三池監督は「1番の挑戦はやっぱり木村拓哉と対決すること。主人公は不死身の男。いま日本で演じられる人間は木村拓哉しかいない。彼に万次を演じてもらはなければ始まらなかった」と語り、主演・木村拓哉でなければ本作は実現しなかったことを激白。木村さんは「挑戦という形では、原作者の沙村広明先生がつくりだした作り出した世界観をリスペクトを込めて表現すること。スタートラインに立つことがもう挑戦でした」と吐露、杉咲さんは「(凜は)ショックな出来事があって、両親のかたき討ちをする。凜ってすごい精神の持ち主だと思っているので、最初不安だったんですけど、凜の気持ちを自分で理解することが挑戦でした」と明かした。さらに、万次を演じるにあたってのトレーニングと万次の武器で最も気に入っているものを問われた木村さんは、「トレーニングは、いま思い返すと一度もしてないです。1番好きな武器は、いろんな造形物があったんですけど、凜を守り抜くメンタルです」と、万次の“精神”のごとくコメント。撮影中「ケガをしてもやろうと思った推進力は何か?」との問いには、「三池監督が現場で常に前に進む推進力を失わなかったことです」と語った。三池監督といえば、時代劇の『十三人の刺客』のベネチア国際映画祭コンペ出品に続き、『一命』がカンヌのコンペ部門に出品されたことが海外でも知られている。「サムライ映画といえば黒澤監督を思い出します。(プロデューサーの)ジェレミー・トーマスともっと映画を作って欲しいと思います」と言われた三池監督は、「黒澤監督は、黒澤明という人間を作れた。いまの自分たちの表現したいことを、我々も1つ1つ積み上げていかないといけない。今後も時代劇を世に送りだしたいです」と力強くコメント。最後に、今後の展望について聞かれた木村さん。「三池監督は映画監督なのはもちろん、三池組の家族が目の前でこれくらいのテンションで、ご自身でやってくれるのが楽しくて。アクション部のスタッフよりアクションがうまいんじゃないかと。出演者にしても、いろいろ各セクションのスタッフにしても気持ちを理解してくれる」と現場をふり返りながら、「映画を作るということは、こんなにも楽しいと感じさせてくれました。これから出会う役は1つ1つ運命だと思って演じていきたい」と、真摯に応じた。一方、杉咲さんは「今後どうなっていきたいかというのは、正直、明確に自分の中では浮かんでこないんですけど、もともとドラマや映画をみることが好きで、いま自分が経験したことや知らなかったことを演じて学んでいけるのは楽しみです」と前向きにその思いを語り、三池監督も「子どもたちに夢を与えること」と断言していた。『無限の住人』は全国にて公開中。第70回カンヌ国際映画祭は5月28日まで開催中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:無限の住人 2017年4月29日より全国にて公開(C) 沙村広明/講談社 (C) 2017映画「無限の住人」製作委員会
2017年05月19日俳優・木村拓哉(44)、女優・杉咲花(19)、三池崇史監督が現地時間18日、フランス・カンヌ入りし、パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレで行われた第70回カンヌ国際映画祭の公式会見に出席し、映画『無限の住人』をアピールした。3人はまずフォトコールに参加。会場にはサインボードを持った木村のファンも詰めかけ、世界中から150人以上のスチールカメラマンが集まった。「Takuya!」「Hana!」「miike!」といった呼び掛けに、3人は終始リラックスした様子でリクエストにも応えていた。その後の会見で、木村は「またこの地に戻って来られてうれしい」と映画『2046』(04年)以来2度目のカンヌを喜び、記者からの「一番の挑戦は?」の質問に、「原作者の沙村広明先生が作り出した世界観をリスペクトを込めて表現すること」と返答。続いて、「一番好きな武器は?」には、「いろんな造形物があったんですけど、凜を守り抜くメンタルです」と杉咲演じるヒロイン・凜の存在の大きさをうかがわせた。また、今後のことについて問われると、「映画を作るということは、こんなにも楽しいと感じさせてくれました。これから出会う役はひとつひとつ運命だと思って演じていきたい」と俳優としてさらなる飛躍を誓う。一方の杉咲は「もともとドラマや映画をみることがすきで、今自分が経験したことや知らなかったことを演じて学んでいけるのは楽しみです」、カンヌ常連の三池監督は「子どもたちに夢を与えることです」と語っていた。映画『無限の住人』が選ばれたのは、アウト・オブ・コンペティション部門。過去には、スティーブン・スピルバーグ監督作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などが選出されたことでも知られ、今回は世界中の作品の中から4本が選ばれた。○公式会見での一問一答――(記者から三池監督へ)映画を拝見して素晴らしい作品でした。カンヌでこの作品を見られて嬉しいです。コーエン兄弟の作品を思い出したりもしていました。サムライ映画と西部劇は似ている所がありましたか? また、撮影監督とのお仕事の方針を教えてください。三池「やっぱりウエスタンも時代劇も法律的に、人間らしく暮らしていくことを考えると社会が未熟だった時代。現代劇で10年かかるところを時代劇では2日かかる。時代劇は大好きです」――(ジェレミー・トーマスプロデューサーへ司会者から)あなたは、大島渚監督、三池崇史監督と何度も組んでいますね。2人の世界観は全然違いますが、三池監督とはどのような仕事でしたか?ジェレミー「僕は残念ながら日本語ができないから、自分の作品への思うことや情熱をお伝えして、お役に立てることがあれば立ちたいと思っています」――カンヌに来るのは映画『2046』以来2回目ですが、今回違う所はありますか?木村「またこの地に戻ってこれて嬉しい。今回は違うところは大きく違います」――サムライ映画といえば黒澤監督を思い出します。ジェレミー・トーマスともっと映画を作って欲しいと思います。三池「黒澤監督は、黒澤明という人間を作れた。今の自分たちの表現したいことを、我々も一つ一つ積み上げていかないといけない。今後も時代劇を世に送りだしたいです」――どうしてこの役を受けたのですか? ハードなアクションもありますね。三池監督のファンだったからですか?木村「三池監督に一緒に仕事が出来るのは、とても名誉なこと。一緒にやろうということ自体が、三池組のチームの一員ということが光栄でした」――この映画を撮ることの一番の挑戦は何でしたか?三池「一番の挑戦はやっぱり木村拓哉と対決すること。主人公は不死身の男。いま日本で演じられる人間は木村拓哉しかいない。彼に万次を演じてもらはなければ始まらなかった」杉咲「凜を演じさせていただくうえで、ショックな出来事があって、両親のかたき討ちをする。凜ってすごい精神の持ち主だとおもっているので、最初不安だったんですけど、凜の気持ちを自分で理解することが挑戦でした」木村「挑戦という形では、原作者の佐村広明先生がつくりだした作り出した世界観をリスペクトを込めて表現すること。スタートラインに立つことがもう挑戦でした」――作中にたくさんの武器が出てきましたが、万次を演じるにあたってトレーニングはしましたか? 一番好きな武器はどれですか?木村「トレーニングは、今思い返すと一度もしてないです。1番好きな武器は、いろんな造形物があったんですけど、凛を守り抜くメンタルです」――シンガポールから来ました。とても好きで、7回映画を観ました。ケガをされたと聞きました。ケガをしてもやろうと思った推進力はなんでしょうか?木村「推進力になったのは、三池監督が現場で常に前に進む推進力を失わなかったです」――今後どうなっていきたいですか?木村「三池監督は映画監督なのはもちろん、三池組の家族が目の前でこれくらいのテンションで、ご自身でやってくれるのが楽しくて。アクション部のスタッフよりアクションがうまいんじゃないかと。出演者にしても、いろいろ各セクションのスタッフにしても気持ちを理解してくれる。映画を作るということは、こんなにも楽しいと感じさせてくれました。これから出会う役はひとつひとつ運命だと思って演じていきたい」杉咲「今後どうなっていきたいかというのは、正直明確に自分の中では浮かんでこないんですけど、もともとドラマや映画をみることがすきで、今自分が経験したことや知らなかったことを演じて学んでいけるのは楽しみです」三池「子どもたちに夢を与えることです」
2017年05月19日スティーブン アラン(Steven Alan)のショップ、スティーブン アラン トーキョーにてビルディングブロック(BUILDING BLOCK)のイベントが開催される。会期は2017年5月23日(火)から29日(月)まで。2011年にスタートした「BUILDING BLOCK」は、ロサンゼルスをベースに東京で始動したマルチメディアデザインプロジェクト。ブランド名には「積み木のように、あなたと一緒に年月を積み重ねましょう。」という意味が込められている。ミニマルでプレイフルな製品は、素材のクオリティーと構造的なテクニックを通して仕立てられた実用的なオブジェとして高い完成度を誇る。イベントでは、ブランドの新色の"コンクリートカラー"や"ライラックカラー"や新作の"クリアビニール素材"を用いたアイテムがラインナップ。他にも、通常は日本では展開のないユニークな雑貨も展開する。さらに、ロサンゼルスのセレクトショップ・アトリエ「WAKA WAKA」のコラボレーションで、持ち手に木製パーツを付けたユニークなレザーバッグを展開するDISKシリーズも、イベント開催にあわせて日本限定で発売される。期間中は購入者に先着でビジュアルブックのノベルティも。注目ブランドの幅広いラインナップを手に取れる1週間限りのイベント、是非足を運んでみてはいかがだろうか。【詳細】<Building Block>イベント開催日時:2017年5月23日(火)~29日(月)開催店舗:スティーブン アラン トーキョー住所:東京都渋谷区神南1-19-11 パークウェースクエア2 B1F商品:・SA BUILDING/B×WAKA 1 64,800円(税込)・SA BUILDING/B×WAKA 2 64,800円(税込)・SA BUILDING/B×WAKA 3 64,800円(税込)・SA BUILDING/B MINI/R BLK 71,280円(税込)・SA BUILDING/B BOX BLK 64,800円(税込)・SA BUILDING/B CABLE+OU 60,480円(税込)・SA BUILDING/B CYLINDER 54,000円(税込)・SA BUILDING/B MINI/B15 61,560円(税込)・SA BUILDING/B IPHONE15 16,200円(税込)・SA BUILDING/B ETC/S 81 42,120円(税込)・SA BUILDING/B DISK 81 48,600円(税込)・SA BUILDING/B BUSKET CR 70,200円(税込)・SA BUILDING/B CYLINDER C 44,280円(税込)
2017年05月15日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めるNetflixオリジナルドキュメンタリー「伝説の映画監督 ―ハリウッドと第二次世界大戦―」が、本日3月31日(金)より全世界同時で配信スタートされた。この度、この配信開始に合わせて、本作のキービジュアルも到着した。本作は、マーク・ハリスの同名書籍の映像化。第二次世界大戦中、戦地で作品を撮った伝説の映画監督たちの作品を検証し、ハリウッドが戦争に与えた影響、そして逆に戦争がハリウッドに与えた影響を掘り下げていく迫真のドキュメンタリーシリーズ。『駅馬車』のジョン・フォードや『ローマの休日』『ベン・ハー』のウィリアム・ワイラー、そして『白鯨』のジョン・ヒューストン、『或る夜の出来事』のフランク・キャプラ、『シェーン』のジョージ・スティーヴンスと5人の名監督は、当時映画界の第一線で活躍していながらも、愛国心のために安全な立場を捨て、命をかけて戦地に赴いて悲惨な戦争の現実を伝える映画作品を撮っていた。戦争に向かう多くの人々と共に、実は映画監督たちも祖国の勝利を考えて力を尽くしていたのだ。本作では、スピルバーグ監督をはじめ、『ゴッドファーザー』シリーズのフランシス・フォード・コッポラ、『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ、『ジェイソン・ボーン 』のポール・グリーングラス、『ドリームキャッチャー』のローレンス・カスダンという現代ハリウッド映画界の巨匠5人の監督のインタビューから、如何に映画が国民の戦争への意識を操作するために影響したか、そしてハリウッドが担った役割は何だったのかを探っていく。製作総指揮も手掛けるスピルバーグ監督は、「映画はサイレント時代初期から人を酔わせるものだった。そしてハリウッドは早くから、映画が変化をもたらすための強力な道具あるいは武器であることに気付いていたんだ」と語り、コッポラ監督は「最も純粋な形である映画は、プロパガンダに利用することができてしまう。ヒトラーとナチス宣伝相のヨゼフ・ゲッベルスは、大衆の思想を思い通りに操作できる映画の力を理解していた」と話している。そして、シリーズを通してのナレーションは、アカデミー賞に輝く大女優メリル・ストリープが担当。また「Netflix」では、本作の配信開始と併せて、シリーズ内で取り上げられている当時製作された13本の貴重な映像作品も配信されることも決定。本作は、5人のハリウッド巨匠監督とメリルの語りによって、映画について、そして戦争についてを改めて考えさせられるきっかけとなるに違いない。Netflixオリジナルドキュメンタリー「伝説の映画監督 ―ハリウッドと第二次世界大戦―」は3月31日(金)より全世界同時配信開始。(cinemacafe.net)
2017年03月31日4月7日(金)より公開となる映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』で主人公・少佐役を演じるスカーレット・ヨハンソンと、バトー役のピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターを演じるジュリエット・ビノシュ、そしてルパート・サンダース監督の来日が決定!世界公開に先駆け、本作のワールドプレミアが3月16日(木)、東京・新宿にて開催されることになった。近未来、脳以外は全身義体の世界最強の少佐(スカーレット・ヨハンソン)は唯一無二の存在。悲惨な事故から命を助けられ、世界を脅かすサイバーテロリストを阻止するために完璧な戦士として生まれ変わった。テロ犯罪は脳をハッキングし操作するという驚異的レベルに到達し、少佐率いるエリート捜査組織・公安9課がサイバーテロ組織と対峙する。捜査を進めるうちに、自分の記憶が操作されていたことに気づく少佐。自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと。本当の自分は誰なのか?犯人を突き止め、ほかに犠牲者を出さないためにも少佐は手段を選ばない――。「私のお気に入りの作品」だと公言するスティーブン・スピルバーグが2009年に実写映画化権を獲得、以来、世界中から注目を集めていたSFの金字塔「攻殻機動隊」のハリウッド実写映画化となる本作。2016年11月には、東京発の全世界へ向けた大規模ローンチイベントが行われ、出演映画のPRとしては2002年に公開された『ロスト・イン・トランスレーション』以来、14年振りに来日したスカーレットと、サンダース監督が緊急登壇、荒巻大輔役のビートたけしも登場し、世界中から話題を集めた。そして今回、スカーレットが監督と共に約4か月ぶりに再来日することが決定!また、少佐がもっとも信頼を寄せるバトー役のピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターとなるオウレイ博士役のフランスの名女優ジュリエット・ビノシュも来日を果たす。ビノシュは、出演映画では2009年に公開された『夏時間の庭』以来、実に8年ぶりの来日となる。世界最速となるワールドプレミアでは、作品の世界観を表現した“近未来”“デジタル”“サイバーシティ”と“和”のコラボレーションが華やかに会場を彩る予定という。ベールに包まれている本作の全貌がいよいよ明らかとなる機会。果たして、どのような作品に仕上がっているのか?また、完成版を引っ提げ来日するスカーレットをはじめとしたキャスト陣、そして監督の口から何が語られるのか?全世界から熱い視線を集めることになりそうだ。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月01日今週末から、いよいよ日本でも公開される話題のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。今月26日(現地時間)のアカデミー賞でも作品賞最有力と言われている本作が、ある海外ドラマとつながりを持っていることをご存じでしょうか?その海外ドラマとは、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務めた「SMASH」。2012年から2シーズン放送された「SMASH」は、ブロードウェイのスターを夢見るヒロインを中心に、業界の内幕を描くショウビズドラマとして日本でも注目を集めました。新作ミュージカルをブロードウェイで上演すべく、キャストの座を勝ち取った役者たちはもちろん、演出家、プロデューサー、作詞家、作曲家、出資者らが思惑を交錯させていく「SMASH」は、劇中に登場するミュージカルがドラマ用に作られたオリジナルであることも魅力の1つ。物語の中心となる劇中ミュージカルを描くため、豪華なソングライターたちによって数多くの歌曲が作られました。その豪華なソングライターたちの中の1組が、『ラ・ラ・ランド』の劇中歌の作詞を担当しているベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。ゴールデン・グローブ賞で『ラ・ラ・ランド』が主題歌賞を受賞したときに壇上で大喜びしていた2人組、と言えば思い出せる人もいるでしょう。このベンジ・パセック&ジャスティン・ポールは、共に1985年生まれの若さでありながら、すでにブロードウェイで大活躍しているコンビ。作詞作曲を手掛けたミュージカル「クリスマス・ストーリー」がトニー賞のミュージカル部門作品賞にノミネートされたほか、リバー・フェニックス主演映画を舞台化した「ドッグファイト」などでも知られています。本来は作詞作曲を2人で手掛けることの多いパセック&ポールですが、『ラ・ラ・ランド』では彼らが劇中歌の作詞を担当し、デイミアン・チャゼル監督の盟友でもあるジャスティン・ハーウィッツが作曲を担当。言うなれば、シンガーソングライターのスガシカオさんが「SMAP」の「夜空ノムコウ」に歌詞のみを提供したときのような状態でしょうか。オープニング曲の「Another Day of Sun」からゴールデン・グローブ賞に輝いた「City of Stars」、ミア役エマ・ストーンの熱唱が美しい「Audition」まで、1曲1曲にのせた言葉がどれも愛おしく響いてきます。名作ミュージカルへのオマージュなど、クラシカルな魅力をフィーチャーされがちな『ラ・ラ・ランド』ですが、いまを生きる私たちにも身近な作品となったのはパセック&ポールの紡いだ言葉の力も大きいところ。彼らが「SMASH」で手掛けた楽曲も、若々しくエネルギッシュなものでした。『ラ・ラ・ランド』で注目度がさらに急上昇中のパセック&ポールは、作詞作曲を手掛ける新作ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」(『ラ・ラ・ランド』に負けない大傑作!)が現在ブロードウェイで大ヒット中。こちらは、友達のいない高校生エヴァンが同級生の自殺をきっかけにSNS社会の注目の的になるものの、自分の内に秘めた真実を言い出せず…という、より一層現代的な物語です。また、海外ドラマ作品では、ミュージカル仕立てとなる「THE FLASH/フラッシュ」と「SUPERGIRL/スーパーガール」のクロスオーバー・エピソードにも楽曲を提供。このエピソードは、全米で3月20~21日に放送されます。さらに、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『ザ・グレイテスト・ショウマン』(原題)やディズニーの実写版『白雪姫』でも音楽を担当!ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールの名前を、今後もぜひ覚えておきたいところです。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月22日『写真・AFLO』 暴言、豪腕に世界各国の首脳の頭痛の種となっているのが、ドナルド・トランプ米国大統領(70)。「何だか品が……」と眉をひそめる女性が多いというだけでも、前代未聞の米国大統領。事実、トランプ大統領のお下劣エピソードは枚挙にいとまがない。 そこで、国際ジャーナリストの小西克哉さん、大野和基さん、在米ジャーナリストの飯塚真紀子さんらの証言、現地メディア報道等を基に、その人物像を追った! ■甘やかされた生い立ち編 ’46年、トランプはニューヨーク市のクイーンズ地区に生まれた。父親は不動産業で財を成し、裕福な家庭に育った。生家は’08年時点で78万ドル(約7,800万円)の価値だったが、トランプ大統領誕生で10倍の値がついたという。 【お下劣エピソード1】小学生時代から「手に負えない子どもだった」と教師が嘆くほど。小2のとき、自分の気に入らない音楽の先生を殴って、目にあざを作った。 【お下劣エピソード2】父・フレッドは厳しくトランプを育てようと新聞配達をさせたが、雨の日はキャデラックに乗せて配達させるという甘やかしぶりだった。 【お下劣エピソード3】地下鉄の無賃乗車を繰り返し、ナイフ収集に精を出す悪童ぶりを見かねた両親。トランプ少年は全寮制の軍隊学校に編入させられた。 「ところが攻撃的な態度が増長の一途。校内では見せびらかすようにゴージャスな美女を連れていたそうです」(大野さん) 【お下劣エピソード4】’75年に独立し、ブルックリンで不動産業を始めるにあたり、「父から少額の融資を受けた」と語ったトランプ。“少額”と言っているものの、その額、1,400万ドル(当時のレートで約42億円)だったとか! 【お下劣エピソード5】世話になった父が認知症になったとき、「遺産はすべてオレのもの」と無理やり、遺言を書き換えさせた疑惑も。 「甥と姪から訴えられています。その後、和解したようですが、訴訟に腹を立てたトランプは、甥の病気の子どもの医療費を支払うという、以前からの約束を放棄してしまいました」(大野さん) ■剛腕ビジネスマン編 父の元で不動産会社を成長させたトランプ。自身の名を冠したニューヨーク5番街の「トランプ・タワー」は、スティーブン・スピルバーグ、ブルース・ウィリスも住むセレブビルだ。 【お下劣エピソード6】「低賃金の移民が、アメリカ人の仕事を奪っている」と声を上げるトランプだが、トランプ・ブランドを立ち上げ、販売していたシャツやネクタイ、スーツは中国製。 「トランプ・タワーを建設する際も、工事現場では安い賃金で働くポーランドからの移民を多く雇ったといいます」(小西さん) 【お下劣エピソード7】’05年、不動産開発の極意を伝授する「トランプ大学」を設立。トランプの経営が学べるとあって、3万5,000ドル(約400万円)を支払って受講した学生もいたが--。 「ふたを開けたら、公立図書館にある本に書かれているような内容。学生から苦情が殺到しました」(飯塚さん) 結局、’10年には閉校。関連する訴訟はトランプが2,500万ドル(約27億5,000万円)支払い、’16年に和解合意となった。 ■ベリーリッチ編 トランプは現在、総資産37億ドル(約3,800億円)、’16年の米国長者番付で156位になったというベリーリッチマンだ。先週、日米首脳会議が行われた、フロリダのパームビーチにある別荘は’85年に10億円で購入したもの。126部屋とプールのある大豪邸である。 【お下劣エピソード8】昨年のトランプの収入は5億ドル(約550億円)もあったのに、寄付は大嫌いという。 「慈善事業へ100億円以上の寄付を公表しましたが、後に一銭も支払っていないことが判明しました」(大野さん) 【お下劣エピソード9】愛機はボーイング757の特別仕様。ロールスロイス社のエンジンを搭載し、シートベルトなどの機内の金具には純金を使用。椅子やクッションにはトランプ家の紋章が。 【お下劣エピソード10】メラニア夫人にプロポーズした際、エメラルドカットされた15カラットの、英国ブランドのダイヤをプレゼント。結婚式では、1,500個のクリスタルを使用した10万ドル(約1,100万円)のディオール(フランス)のドレスを贈ったという。アメリカファーストではなかった!?
2017年02月17日静かな漁村に残る逸話を求めて1975年、スティーブン・スピルバーグ監督が世に放った映画「ジョーズ」は、巨大な人喰いザメの恐怖とそれに立ち向かう人々の姿を描いたパニックムービーです。サメが人々を襲う様子は宇宙人に襲われるのとは全く異なるリアリティがあり、映画だと分かっていてもその恐怖が染み付いてしまった人も多いのではないでしょうか。そんなジョーズの世界を再現したエリアが「アミティ・ビレッジ」です。ジョーズの舞台となった漁村・アミティは、のどかな田舎の村。お店や教会など、細かいところまで忠実に再現されており、映画を知っている人は隅々まで見て回りたくなってしまいますよ。時間軸としては、映画の後です。サメに襲われたことを観光資源にしている様子を見ることが出来ますので、新たな発見もあると思いますよ。ジョーズこのエリアに来たら行かないわけにはいきません!映画の世界を体験出来る、大迫力のアトラクションです。体長9.75m、体重2.7tという大迫力。大迫力のジョーズが秒速6mで何度も襲い掛かってくるので、生きた心地がしません…!想像以上の巨体にはコチラ側の武器が一切通じず、しかも逃げる際にガソリンタンクに引火して周囲が火の海になってしまう!?苦難が次から次へと襲い掛かってくるこのアトラクションから、無事に生還することは出来るのでしょうか…?“ストーリー平和なはずの観光地アミティの海水浴場に、体長8m、体重3トンもの巨大な白い人食いサメが出現した。日々増えるサメの犠牲者に、市長はサメ狩りのプロ、クイントに仕事を依頼する。クイントと赴任したばかりの警察署長、海洋学者の3人でサメ退治に向かうが…。巨大な殺人マシーンと化したサメと人間の戦いを描いた作品。”出典:■所要時間:約7分■定員:48名■開催回数:随時■制限事項:身長制限あり。単独乗車の場合は、身長122cm以上。付き添い者同伴の場合は特に制限なし。また、1人で座ることが可能で保護者同伴であれば、122cm未満でも乗車出来る。■その他:ユニバーサル・エクスプレス・パス対応、チャイルドスイッチ対応※チャイルドスイッチ→身長制限などでアトラクションを体験出来ない人が一緒にいる場合、1回分の待ち時間で、付き添いの人が順番で交互にアトラクションを楽しめるシステム。■ポイント:水に濡れる可能性が高いアトラクションですので、大切なものはカバンに入れたりして守りましょう。屋外型のアトラクションなので、昼と夜では違った印象になります。是非両方楽しんでくださいね。そして入口にあるジョーズとの記念撮影も忘れずに。スリリングなアトラクションで興奮したら、クールダウンにアイスはいかがでしょう。映画の中に登場するエレン・ブロディーが経営している「アミティ・アイスクリーム」は、アイスやホットコーヒーなど、家族で一息つける食べ物が用意されています。また、アミティ・ビレッジの造船所をモチーフにしている「アミティ・ランディング・レストラン」は、シュリンプ&クラブサンドセットが名物です。関連グッズが販売されている「アミティ・アイランド・ギフト」でお土産を探していると、時間があっという間に過ぎてしまいますよ。どの順番で回るのかを考えて、しっかり計画を立てましょうね。® & © Universal Studios & Amblin EntertainmentDespicable Me, Minion Made and all related marks and characters are trademarks and copyrights of Universal Studios. Licensed by Universal Studios Licensing LLC. All Rights Reserved.画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン※12/22時点の情報です。価格・内容は予告なく変更する場合があります。店舗情報店名:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTEL・予約:0570-20-0606(インフォメーションセンター)住所:〒554-0031 大阪市此花区桜島2丁目1番33号営業時間:月によって営業時間が異なります、HPにて必ずご確認ください。※営業時間は予告なく変更する場合があります。来場前に再度ご確認ください。また、当日、パークオープン時間より早く入場を開始する可能性があります。予めご了承ください
2016年12月27日巨匠スティーブン・スピルバーグとディズニーが初めてタッグを組んだ映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。早くもデジタル配信とブルーレイ&DVDで登場する本作について、誰よりもこの物語に親しんできた特別な人物が語る、とっておきの裏話が明らかになった。本作は、夜な夜な子どもたちに素敵な夢を吹き込む、“やさしい巨人”BFG(マーク・ライランス)と孤独な少女ソフィー(ルビー・バーンヒル)の奇妙な友情を描き、スピルバーグ久々のファンタジー超大作としても大きな注目を集めた。原作は、「チャーリーとチョコレート工場」などで知られる児童文学界の巨匠、ロアルド・ダールの「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社刊)。ダールが手がけた名著は数あれど、映画化で監督を務めたスピルバーグも、作者のダール自身も、本作が一番のお気に入りだという。そしてもう1人、この物語をこよなく愛するのが、脚本家の顔も持つダールの実娘ルーシー・ダールだ。ルーシーいわく、父ダールは変わり者ながら遊び心にあふれ、「真夜中にアイスを食べさせながら物語を聞かせてくれた」という。もちろん、本作『BFG』も、そうして彼女が毎晩話してもらった物語の1つ。ダールはやさしい巨人の物語を語り終えた後、「BFGが部屋の外から夢を吹き込んでくれるように」と、子ども部屋の窓を少しだけ開けておいたという。今回届いた映像では、映画ファンも原作ファンも思わずワクワクするような、原作者ダールの遊び心をルーシーが楽しそうに明かしている。ルーシー自身が本作のキャラクターの中で一番好きだと語るのは、もちろんBFGだ。その理由は「彼は、明らかに父が生まれ変わったようなキャラクターだから」。ルーシーが語ってくれた幼少期のエピソード1つとってみても、BFGはダールの人間性や作家性が大きく反映されたキャラクターであることがうかがえる。ちなみに、BFGは身長7mの巨人という設定だが、ダール自身もかなりの長身で198cmもあったとか。世代を超えて、いまなお世界中に夢をふりまくダールは、娘ルーシーにとってもファンたちにとっても、BFGそのものといえそうだ。最後に、ルーシーから世界中のファンへのメッセージが。「私はこの映画をこれまでに5回見ました。見るたびに、それまで気づかなかったことが見えてきて、新たな感動を覚えます。この作品の世界に惹かれる人にはぜひ、何度も見ていただきたいです!」。寒い冬の1日、夢いっぱいの『BFG』の物語でじんわりと心を温めてみては?『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は12月21日(水)より先行デジタル配信開始。2017年1月18日(水)よりブルーレイ(デジタルコピー付き)&DVD発売。(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日11月、全世界へ向けた東京発のイベントも記憶に新しいスカーレット・ヨハンソン主演、ビートたけし出演の『GHOST IN THE SHELL』が、邦題『ゴースト・イン・ザ・シェル』として2017年4月7日(金)に公開することが決定。あわせて、12月17日(土)より劇場(一部除く)にて上映される幕間映像が解禁となった。「私のお気に入りの作品」と公言するスティーブン・スピルバーグが、2009年に士郎正宗による原作の実写映画化権を獲得、以来、ドリームワークスで製作、パラマウント・ピクチャーズでの配給が決まっていた本作。ハリウッドでの実写映画化決定のニュースは世界中を駆け巡り、その動向は大きな注目を集めていた。10月には、パラマウント・ピクチャーズのYouTubeチャンネルにて10数秒の映像が数本公開され、わずか数週間で計770万回超の再生回数を記録。また、先日11月には全世界へ向けた特大規模のイベントが行われ、主演のスカーレットが監督を務めるルパート・サンダースと共に緊急来日、たけしさんも揃って登壇し、公の場で初めて作品が語られる様子を全世界が刮目した。イベントに併せて全世界同時解禁された予告映像は、2億回以上の再生回数を記録するなど大きな盛り上がりをみせ、作品に対する期待がさらに高まっている。今回、本作から解禁となった映像では、LEDライトの閃光が駆け抜け、撮影で実際に使われたコスチュームやコンセプトアートなどファン垂涎ものの展示が並び、作品の世界観を細部まで表現したエクスクルーシブ・イベントの様子が次々と映し出されていく。また、“草薙素子”に当たる主人公の少佐役を演じるスカーレットが「圧巻です」と語り、荒巻大輔役のたけしさんが「かなり凄いですよ」と豪語する姿も確認することができる。そのほかキャストには、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」で登場する天才ハッカー、笑い男ことクゼ役に、海外ドラマ「ボードウォーク・エンパイア欲望の街」や『ファニーゲームU.S.A』ほか、ミュージシャンとしても活躍するマイケル・ピット、少佐の片腕ともいえるバトー役には、『LUCY/ルーシー』でスカーレットと共演、『ある戦争』などに出演するデンマーク人俳優ピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役には、『ショコラ』『アクトレス ~女たちの舞台~』などで知られるフランスの名女優ジュリエット・ビノシュが名を連ねる本作。いまのところ、サイバーテロ組織との対峙、少佐の存在を揺るがす衝撃の展開が待ち受けるストーリーであることは明かされているものの、日本人キャストの桃井かおりや福島リラの役名など、いまだ多くがベールに包まれている。ついに実現するSFアクション超大作に、引き続き注目していて。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は2017年4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日スティーヴン・スピルバーグ監督とケイト・キャプショーの娘デストリー・アリン・スピルバーグがモデルとして活動していくことを決めたようだ。モデルのリディア・ハーストや、あのパリス・ヒルトンが所属する「DT Model Management」との契約が決まったデストリー。同モデル事務所の公式サイトには、スピルバーグ姓を取り、「デストリー・アリン」の名前で華々しく掲載されているデストリーの宣材写真が数枚見られる。公式サイトの情報によれば、身長は約170センチと海外のモデルとしては小柄か。瞳はブルー、髪の色はブロンドで、顔はスピルバーグ監督の面影が感じられる。デストリーにとって宣材写真がモデルとして初めての撮影になり、カメラマンのラウル・ロモ、ヘアデザイナーのアレックス・タオ、メイクアップ・アーティストのエリン・B・グースにインスタグラムで感謝の意を表している。現在、デストリーのインスタグラムのフォロワーは1万4千人。5年前に開設し、700枚以上投稿してきた写真の中には、二コラ・ペルツ、ベラ・ソーン、エル・ファニングなどの若手セレブとプライベートでつるむデストリーの姿が!セレブ一家に育つと、必然的に交友関係もセレブが多くを占めるのだろう。若い頃のスピルバーグ監督の写真も必見だ。モデルとして契約を結び、今後活躍が期待されるデストリー。ネクスト・ジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナーになれるだろうか!?(Hiromi Kaku)
2016年11月16日ディズニーとスティーブン・スピルバーグが贈る、珠玉のファンタジー・アドベンチャー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。今年9月に公開された本作だが、早くもBlu-ray&DVDとなって来年1月18日(水)に発売&レンタル開始されることがこのほど決定。また12月21日(水)からは、先行デジタル配信もされることが分かった。ロンドンの児童養護施設で暮らす10歳の女の子ソフィーは、ある夜中に巨大な何者かにベッドから毛布ごと持ち上げられて、またたく間に遠い見知らぬところに連れ去られてしまう。着いたところは人間に知られていない「巨人の国」。彼女を連れてきたのは、心やさしい巨人BFG(=ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)だった。彼の仕事は、夜ごと世界中の囁きに耳をすませて人間の子供たちに様な“夢”を送り届けること。互いにひとりぼっちだった二人は、次第に心を通わせていく。しかしほかの凶暴な巨人たちは、自分たちの大好物“ニンゲンマメ(=人間)”をBFGがかくまっているのでは…と、ひそかに疑い始めていた――。原作は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者としても知られ、今年が生誕100周年となるイギリス児童文学界の巨匠ロアルド・ダールの「オ・ヤサシ巨人BFG」。本作は、製作や脚本、撮影、編集、音楽など長年スピルバーグ監督を支え、数々のオスカー受賞歴を誇る“ドリーム・チーム”が結集。新しさと懐かしさが見事に融合した、史上空前のエンターテインメント大作となっている。また本作の日本語吹き替え声優には、子役としてはもちろん、フィギュアスケーターとしても活躍する本田望結が、ロンドンの児童養護施設に暮らす10歳の主人公、ソフィーの吹き替えを担当していることでも話題となっている。ひとりぼっちの少女とやさしい巨人の思わぬ遭遇から始まる、驚くべき冒険が描かれる本作。違うもの同士の出会いから起こる心あたたまる物語を、ぜひ家族みんなで楽しんでみて。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』Blu-ray&DVDは2017年1月18日(水)より発売&同日レンタル開始。※12月21日(水)より先行デジタル配信開始。(cinemacafe.net)
2016年11月14日こんにちは。エッセイストでソーシャルヘルス・コラムニストの鈴木かつよしです。筆者の中学高校時代の友人で、“絵を描くことが大好きな子”が3人いました。それぞれ描く絵のモチーフも技法も違うのですが、共通するのは3人とも時間さえあれば(時に、絵を描いていてはいけないときでも)いつでも絵を描いていたこと。 3人とも人とのコミュニケーションはあまり得意でなかったこと。そして3人とも、いってみれば“気が利かない”人間であったことです。3人が医師の診断を受けたと聞いたわけではないので無責任なことは言えませんが、3人とも陰で「発達障害ではないか」と言われるような個性を持った人たち で、その後1人は“巨匠”と呼ばれる漫画家になり、1人はイタリアに渡って世界的なカーデザイナーになり、もう1人もその世界では知らない人がいないほど有名なメカニックデザイナーになりました。ちなみにこの3人や筆者が通った中高は、“変わり者”を許容してくれる学校ではありました。精神科医で小児科医でもある竹川敦先生は自身が院長を務める仁和医院のホームページの中で、『発達障害児から自由人へ、そして天才へと変わっていった ような人たちこそが、現代のこの便利で文化的な世の中を作ってくれた』という主旨のことをおっしゃっています。今回は、知的な遅れはない“高機能広汎性発達障害”と思われる子が天才へと育っていける環境はどうすれば意識して作ることができるのか、精神科医の見解を参考にしながら考えてみたいと思います。●国立の大学生の10人に1人は発達障害竹川先生は仁和医院のホームページで発達障害を、『いわゆる対人コミュニケーション能力、問題解決能力、臨機応変さ、想像力や気を利かせる能力などの低下を認めるものの総称』と定義しています。そしてそれは『遺伝的な脳の構造の問題なので治るものではない 』とし、『自分の性格傾向を周囲の人に説明できるようになること、生き方の工夫をすることが治療である』と述べています。障害の程度や重複の有無、生活環境や年齢などによっても症状は違ってくるため、一言で発達障害といっても相当に多様な精神医学的概念であるということができるでしょう。知的な遅れがなく普通に日常生活が送れるためにあえて専門医の診断を受けることもない“高機能広汎性発達障害と思われる人”も含めると、『発達障害は今の学童の5%、国立の大学生の10%はいる 』と、竹川先生は指摘しています。●海外の先進国では発達障害者の長所を伸ばす教育が普及しているこのような発達障害の人たちの中には実は歴史上の偉人や天才と呼ばれるような人がとても多いという事実を、精神神経科や児童精神科を専門とする医師のほとんどが認めています。前出の竹川医師も仁和医院のホームページの中で、・トーマス・エジソン・スティーブン・スピルバーグ・ビル・ゲイツ・ウォルト・ディズニー・トム・クルーズ・アルベルト・アインシュタインといった人たちの名前を出して発達障害であるとしていますし、筆者の友人の精神科医では、・マイケル・フェルプス・スーザン・ボイル・スティーブ・ジョブス・ジョン・F・ケネディなども発達障害であったと言う人もいます。こうしてみると海外の人に発達障害の偉人や天才が多い印象を受けますが、それは印象にとどまらず事実である と断言する児童精神科のベテラン臨床医で、杉山登志郎先生というわが国における高機能広汎性発達障害の権威がおられます。杉山先生は2009年11月1日発売の『ビッグイシュー日本版130号』の中で、次のような主旨のことをおっしゃっています。『実際のところ発達障害の天才や偉人は多い。代表的な例としてはやはり物理学者のアインシュタインだろう。本人の言による症状から、自閉症スペクトラム障害が疑われる。これは自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害などの診断が明確にはつけにくいケースまでを一連の連続体としてとらえた概念である。「発達障害」という言葉は特に「社会的な適応障害」を伴うものを指す場合が多いため、私は高機能広汎性発達障害のことは「発達の凹凸(おうとつ)」と言うほうがしっくりくると考えている。凸(とつ=長所)の部分を活かせる分野 に出逢え、理解のある企業に就職できたり理解のある組織や団体と契約できたりした場合には、健常者では考えられないようなスケールで才能を発揮することがある。ただ、海外の先進国では凹凸の凸の部分を伸ばすための特別教育が実施されているのですが、日本ではその考えは根づいていない。凹(おう)の部分をサポートしながら長所を伸ばしていく 。そんな教育体制が望まれます』●さらなる多様性と共生重視の教育をいかがでしょうか。絵を描くことが大好きだった筆者の3人の旧友たちはたまたま日本では珍しく“変わり者”に寛大な私立学校に通えたのでその才能を存分に伸ばすことができましたが、一般論としてはわが国の教育体制の中に発達障害の子がその長所をとことん伸ばせるような理念が根づいているとは言い難い ように思えます。それでも筆者は、日本の戦後教育はそれ以前の時代(戦前・戦中)と比べれば計り知れないくらい質が良くなり、発達障害の人への理解も進んだ“始めの一歩”ではあったであろうと思うのです。なぜならば、そうでなければアスペルガー症候群であることを公表している『いま、会いにゆきます』で有名な小説家の市川拓司さんやADHD(注意欠陥多動性障害)を告白しているバンド『SEKAI NO OWARI』のボーカリスト・Fukaseさんのような人たちが、発達障害のために何かと叩かれながらも周囲の友人たちの理解を糧に今日の成功を手にすることはなかった はずだからです。多様性を認めて共生するという考え方が戦前や戦中より教育現場において遥かに浸透していたからこそ、市川さんやFukaseさんの才能をわたしたちも楽しむことができるようになったのです。発達障害の人が天才へと育っていける環境は、さらなる多様性の重視、共生の理念の浸透にかかっているのだろうと思います。【参考リンク】・20.発達障害について | 仁和医院ホームページ()●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)
2016年11月08日スティーブン アラン トーキョー(Steven Alan Tokyo)にて、ユニセックスニットブランド 「クレプスキュール(crepuscule)」の期間限定ストアが再び登場。期間は2016年10月13日(木)から10月26日(水)まで。男女2人のニットデザイナーがスタートしたクレプスキュール。アイテムにあわせて、手や機械など異なる方法で素材を編み込み、シンプルで飽きのこないニット作りを行っている。2度目となる今回は、スティーブン アラン別注トップスや、ここのみの展開となる新作アイテムを用意。上質な素材と独自のフィッティング感が魅力のニットウェアも、幅広いカラーバリエーションで提案される。さらに、今シーズン初めて製作したフォトブック 「a album of crépuscule」も12冊の数量限定で展示販売予定なので、こちらもあわせてチェックを。【イベント詳細】crépuscule 期間限定ストア開催期間:2016年10月13日(木)~10月26日(水)会場:スティーブン アラン トーキョー住所:東京都渋谷区神南1-19-11 B1F
2016年10月14日『ジュラシック・ワールド』第2弾の製作費が第1弾を1億ドル(約101億円)以上上回るようだ。2015年の大ヒット作に次ぐ現在タイトル未定の第2弾は来年夏公開予定となっており、その製作費は第1弾のおよそ2倍にもなるという。フアン・アントニオ・バヨナ監督はスペインの雑誌El Pais Seminalに対し、2億6,000万ドル(約264億円)もの巨額製作費を投入するとコメントしており、第1弾の製作費1億5,000万ドル(約153億円)をはるかに上回る額の製作費をかけることを明らかにした。さらにバヨナ監督は同作品のタイトルはすでに決まっており、もうすぐ発表されると続けた。巨額の製作費が投じられることが明らかになった同作品のメガホンをとるバヨナ監督は以前、『ジュラシック・ワールド』の前身である『ジュラシック・パーク』シリーズの大ファンであり、自身が監督に就任してからもスティーブン・スピルバーグ監督の心を引き継ぐつもりだと語った。新3部作になると噂される前作『ジュラシック・ワールド』は世界中で16億7,000万ドル(約1,700億円)興行収入をたたき出し、映画史上第4位の興行成績を記録している。(C)BANG Media International
2016年09月21日