フランス生まれの冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」を展開するイオンサヴールから、1月30日(月)より8種類の新商品が発売されました。フランス生まれの上質なスープをいつでも家庭で楽しめる♪フランス生まれの冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」の新商品は、季節に身体が温まるスパイスのきいた野菜スープをはじめ、マロンやパンプキンをベースとしたクリームスープ、マスカルポーネやパルミジャーノ・レッジャーノを使用した滑らかなスープなど、あったかメニューがバリエーション豊かにラインナップ。新商品は、青山骨董通り店、麻布十番店、今月オープンした中目黒店の路面店3店舗のほか、ECサイトにてお買い求めいただけます。新商品の一例野菜とパスタのスープ(写真上)本体価格580円(税込627円)レモングラス、コリアンダー、ジンジャー等のスパイスやハーブの香りがきいたお食事スープ。パルミジャーノ・レッジャーノとグリーンアスパラガスのクリームスープ本体価格880円(税込951円)アスパラガスに生クリームとパルミジャーノ・レッジャーノを加え滑らかに仕上げたスープ。サツマイモ、人参、ココナッツミルクのスープ本体価格580円(税込627円)ココナッツミルク、ジンジャー、コリアンダーの風味をいかしたエキゾチックな野菜スープ。販売店舗/ECサイト【Picard店舗】Picard青山骨董通り店(営業時間10時~21時)■住所:〒107-0062東京都港区南青山5-9-12■電話番号:080-3311-5120Picard麻布十番店(営業時間10時~22時)■住所:〒106-0045東京都港区麻布十番2-9-2■電話番号:080-9183-9239Picard中目黒店(営業時間10時~21時)■住所:〒153-0042東京都目黒区青葉台1-30-10■電話番号:080-4128-2635ECサイト
2017年02月02日突然ですが、あなたはバラ色の人生?と聞かれ首を縦に振れる? "ラビアンローズ(=バラ色の人生)" なんておとぎ話と侮っていてはつかめる幸せも逃げてしまうかも。今年もまだ始まったばかりだし、たらればの御託を並べる前に "ラビアンローズ" への一歩を踏み出しませんか?戦後のシャンソンから生まれた "ラビアンローズ"すっかりカタカナで定着したこのフレーズが生まれたのは遡ること半世紀超、シャンソン歌手のエディット・ピアフが戦後直後の1946年に発表した〈 La vie en rose 〉からでした。Quand il me prend dans ses brasIl me parle tout basJe vois la vie en rose〈 彼の腕の中にいて/彼が優しく囁くとき/わたしはバラ色の人生を見る〉——、桃色だと違和感だったことからバラ色になったんだとか。けれども仕事に勉強にと追われる毎日を過ごすわたしたちは、毎日があっという間。ましてや〈 東京タラレバ娘 〉に震撼している女性たちからしたら、毎日がふわふわとバラ色に過ぎていかないことなんて、既知事項ではないかしら。魔法の代わりになるのは、鵜呑みにしない賢さこの名曲〈 La vie en rose 〉が奇しくもグラミー賞名誉賞を受賞した1998年に制作されたのが、映画〈 エヴァー・アフター(原題:Ever After)〉でした。"happily ever after." が由来であることから察しがつくように、原案はおとぎ話(シンデレラ)です。主役ダニエルを好演するのは、〈 E.T. 〉で天才子役の名を世界に轟かし、着実にキャリアを積んでいたドリュー・バリモア、当時22-3歳!(最新作〈 マイ・ベスト・フレンズ 〉も記憶に新しいですね。)この作品で注目すべきは、"シンデレラが実在した" という新しい切り口で描かれていること。それって、一見ものすごく可愛らしい響きだけれど、つまり、"ビビディ・バビディ・ブー!" を唱えてくれる魔法使いはいないからカボチャは馬車にならないし、歌いながらネズミはドレスを縫い上げてくれない。じゃあ、どうやって王子のハートを射止めたのかって?キーになったのは『ユートピア』でした。16世紀に英国人思想家のトマス・モアが出版した、現代に至るまでの名著ですね。亡くなったダニエルの父が残した形見の書籍として、彼女が後生大事に持っていた宝物でした。読書家だったダニエルは、この本で架空国家として登場する "ユートピア" と父との思い出と重ね合わせ、心の拠り所としていたのです。読書家だった彼女は、ひょんなことから王子様にこの一節を諳んじるほか、機転の利いた行動の数々で、魔法がなくても、彼のハートをつかんでいくのです。ラビアンローズへの一歩はユートピアと入れ替わりにかといっても、現実世界でバラ色の人生を歩もうたって、いま世界はトランプ大統領を起点にその一挙手一投足にあたふたするばかり。金色になったカーテンや傍若無人な大統領令の報道に、ビフ・タネンを彷彿とさせられるけれど、これは紛れもない現実のお話。その一方、自由を奪われ(かけて)いる人々の多くは声を上げ、その輪は大きくなってきているというのも現実のお話であることを忘れてはいけません。先日のウィメンズ・マーチへのエマ・ワトソンの参加は心強かったし、@Trump_Regretsや#Trumpretsからは後悔が先に立たないことをわたしたちは学んだはず。ところで、〈 エヴァー・アフター 〉で義理の姉は物語の終盤、ダニエルの『ユートピア』を燃え盛る暖炉の中へ投げ捨てます。唯一の形見が灰になった姿を見てダニエルは怒り心頭、その後継母らへの猛攻へでるのです。つまり、強烈なマイナス体験が、結果的な "happily ever after" へと向かうトリガーとなったのです。現実はもっと複雑怪奇だとしても、今のあなたがダニエルだとしたら、この瞬間からバラ色に染められるかはあなた次第だと思いませんか?そもそもバラ色とはマゼンダと赤の間にあるいくつかの色を指す言葉であり、カラーコードが指定された一色ではありません。ということで、ピアフの歌う「バラ色」に加えて、自戒も込めてこの言葉を。人生はバラ色。/願わくば情熱的な真紅の薔薇より/100色の薔薇の花束を抱えていたい(THE LADY / La vie en Rose)ROBEがこれまでもこれからも提案したいのは、ヒールが側溝にハマって転んでも、至らなさに辟易して泣き明かしても、それでもしなやかな強さを失わないレディたち。2017年のみなさんが、十人十色のラビアンローズを手にできますように! エヴァー・アフター (1998)監督:アンディ・テナントキャスト: ドリュー・バリモア、アンジェリカ・ヒューストン、ダグレイ・スコット、ジャンヌ・モロー ほかこんなときに観たい:自分の背中をちょびっと押したいとき参考:トマス・モア「ユートピア」(1957、岩波文庫 赤202-1)〈 洒脱なレディ論 〉では映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていきます。目指すのは、混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きるための指南書です。 過去のアーカイヴはこちらText. Midori TokiokaIllustration. Sandra Jockus
2017年01月30日フレデリック・カッセルが1月25日、バレンタインコレクション「コフレ・ミルフイユ」(2,700円)を発売する。今年のバレンタインでは、数あるフレデリック・カッセルのパティスリーの中でも特に人気の高い一品であり、10年のフランスパティスリー連合主催のコンテストで「ベスト・ミルフィーユ」にも選ばれた「ミルフイユ・ヴァニーユ」を一粒のショコラにした「ショコラ・ミルフイユ」を発売。同じく「ミルフイユ・ヴァニーユ」をもとに製作された、フィンガーサイズのミルフィーユ「ミルフイユ・フィンガー」の進化形となっており、より食べやすいひと口サイズに仕上げられている。表面には伝統的なミルフィーユ・グラッセの糖衣がけの飾り模様が施された。「ショコラ・ミルフイユ ヴァニーユ」と「ショコラ・ミルフイユ フレイズ」、「ショコラ・ミルフイユ ピスターシュ」、「ショコラ・ミルフイユ ノワゼット」、「ショコラ・ミルフイユ フランボワーズ」、「ショコラ・ミルフイユ テ・オランジュ」の6種類のフレーバーがセットになっている。また、2月2日から5日まで開催される「サロン・デュ・ショコラ東京 2017」では、16年発売の「ミルフイユ・フィンガー」(700円)も登場する。その他、赤い果実の華やかな酸味と果実味をガナッシュに閉じ込めた「フリュイ・ルージュ」を詰め合わせたボンボンショコラアソート(4個入/1,400円、6個入/2,000円、10個入/3,200円、15個入/4,700円、30個入/9,200円)も用意されている。
2017年01月18日毎週木曜日に連載企画「今読むべき1冊」を担当いただいている、東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)に、2016年もたくさんの書籍をご紹介いただきました。今回は1年の締めくくりに、ナディッフ アパートの5人のスタッフが“2016年発行の書籍の中から選んだベストオブブック”を31日まで毎日1冊ずつお届けします!1日目は、スタッフIさんが選ぶ2016年ベストオブブック。■『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』エレナ・トゥタッチコワ(Elena Tutatchikova)記憶の生成について考察する中で、自然と人間との関わりに焦点をあて制作を続けるエレナ・トゥタッチコワによる初の作品集。幼少期の自身の記憶を軸に、故郷ロシアを2009年から撮りためてきた。寒い地域にとっては特別な夏。ロシアの人々は、ダーチャという森や川に囲まれた家で過ごす習慣があり、子どもたちはそこで遊ぶ内によく宝物を見つけてきたそう。本書中ほどには、綴じ込まれた美しい“宝物”たちも丁寧に並ぶ。もう子どもになることのできない大人たちが、背筋を少しだけしゃんと正したくなるくらいに、写真の流れが澄みきっている。作品群に寄り添うように巻末に綴られた物語は、夏の間まだ少年と少女でいられたその瞬刻を鮮やかに描き出している。林檎が木から落ちるときの刹那もきっと、人間をかたち作っている記憶なのだろう。鑑賞者の感覚の奥底から、そんな懐かしさを掬い上げてくれる。【書籍情報】『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』言語:日、英出版社:torch press72頁/A4判変型/仮フランス装/フルカラー発売日:2016年12月価格:2,500円>> vol.2 ギフトにおすすめの1冊を見る
2016年12月27日鱗のようなジオメトリックな模様に深い赤、青、緑といったシックなベースの色。そこに差し込まれる明るい黄色。上品だけどもどこか大胆なデザインが特徴である FAURÉ LE PAGE(フォレ ル パージュ)のバッグを見たことがある方も多いのではないのでしょうか。12月14日に路面店オープンを控えた前日の12月13日、フランス大使館で開催された記者発表会にお邪魔してきました。フォレ ル パージュの知られざる魅力をご案内いたします。1717年創業の老舗ブランドフォレ ル パージュは来年2017年で創業300年を迎えるフランスの老舗バッグブランド。前身であるメゾン ル パージュは1717年に鉄砲工として始まりました。多彩な技術を持った熟練工を抱えたメゾン ル パージュは瞬く間にフランス王室御用達の鉄砲工としてその名を馳せます。当時、貴族の趣味として親しまれていた狩猟の場面でル パージュの鉄砲は重宝されていました。また、1789年のフランス革命や1830年の7月革命では革命軍に武器を提供し、バルザック、デュマ、プーシキン、シャトーブリアンといった多くの文豪たちが作中でフォレ ル パージュを賞賛しているほど、フランスの歴史にも大きく名を刻んでいるのです。“誘惑するための武器”ブランドのロゴに入れられた《 ARMÉ POUR SÉDUIRE 》という文は直訳すると “誘惑のための武器” という意味。その意味の通り、フォレ ル パージュが作り続けているのは “勝利を約束する” 小物たち。かつては銃がその役割を果たしていましたが、現代では “誘惑のための武器”、つまり女性たちの魅力を引き出してくれるカバンやポーチたちを意味しています。フォレ ル パージュの店舗はいたずらっぽくメゾンでは「武器庫」と呼んでいるそう。鉄砲をモチーフにしたGun ポーチは人気アイテムの一つ。腰から下げればさながら現代の女戦士のようです。現代女性の武器であるパーティーバッグにも鉄砲のようなキュートな影が。隠された鉄砲フォレ ル パージュのバッグには“鉄砲工”にまつわる様々なディテールが隠されています。300年の歴史をちょっぴり覗いていきましょう。うろこの秘密波打つようなフォレ ル パージュの定番柄はフランス語でうろこを意味する “エカイユ” という愛称で親しまれています。メゾン300年の歴史と永遠なるモダン性を体現したこの “うろこ” 柄は戦士たちの象徴である甲冑が由来。ギリシャ神話ではミネルヴァやヴィーナスといった異性を誘惑する女神たちはうろこに包まれていたとされ、うろこは権力と誘惑の両方を主張する柄とされています。6色の秘密大砲に使用されたダマスク鋼のスティール・グレー光の都パリのブルー英雄ナポレオンの叙事詩の炎を現代に伝える色である皇帝のグリーン銃床の深い琥珀色の木目を連想させるくるみのブラウン人の心を奪う陶酔のレッドこの6色がベースとなり軍神であるマルスの黄土色がフォレ ル パージュを象徴する黄土色として輝きます。鉄砲のカートリッジが由来の黄土色はアイテムのいたるところに潜んでいます。モチーフの秘密チャックについている黄色のリボンは戦で使われるフラッグ、丸いバックルは手榴弾のピンがモチーフ。ここにも鉄砲工らしさが隠れています。“7”の秘密7はフォレ ル パージュのラッキーナンバー。創業年1717には二つの7、七世代にわたって注がれた家族経営、エカイユのトワルを製作する際には7つの行程が必要、など。7はメゾンを取り巻く魔法の数字なのです。初の海外直営店が銀座にオープンココ・シャネルが初めての店舗を構えたことでも有名なカンボン通り、パリ最大級の百貨店であるギャラリー ラファイエットといったパリの2店舗に続き、世界で3店舗目となる直営店が12月14日、銀座・並木通りにオープンしました。店内には定番の“エカイユ”をキャンバス地に描いたトートバッグ “Daily Battle” やお財布、カードケースといった革小物からキーホルダー、ベルトなどちょっとしたプレゼントに最適なアイテムまで充実のラインナップ。このキャンバス地は軽量で丈夫であることから、かつては狩猟用の道具を収める入れ物などに使用されてきました。現代ではシルクスクリーン加工、ワックス加工、表面にざらりとした質感を出すグレイン加工が施され、耐久性、しなやかさに優れた実用的ラグジュアリートートバッグとして愛されています。店内で目を引いたのが長細いポーチのようなもの。実はこれ、鉄砲ケースなんです!植物染のカーフスキンを使用したラグジュアリーな一品はインテリアとしても使える存在感です。長細いものを入れるケースをお探しだった方はぜひご検討を。本日銀座の並木通りにオープンしたFAURÉ LE PAGE 銀座店へ????こちらは太ベルト?いえいえ、実は猟銃ケースなんです!本来の使い道はなかなか出来なさそうですが、長細い物を入れるのにちょうど良いですね????手間にあるのはワンちゃんの首輪とリードです???? ROBEさん(@robetokyo)が投稿した写真 - 2016 12月 14 2:19午前 PST他にもハンティング用のフィールドチェアや携帯用の蒸留酒ボトルなど、外のアクティビティにぴったりのアイテムも揃います。どこまでも鉄砲工のアイデアが詰められているフォレ ル パージュのユーモアに魅了されてしまう人も多いはず。本場パリの空気をそのまま詰め込んだ銀座本店では、フォレ ル パージュのラインナップを思う存分堪能することができます。300年の歴史とセンスを肩にかけ、誘惑のための武器を手に取り、日常に少しだけストーリーと勇気を添えてみませんか?FAURÉ LE PAGE 銀座本店Address〒104-0061 東京都中央区銀座 7-6-19Tel03-3572-8300HP / Facebook / Instagramtext. Azu Satoh
2016年12月24日2匹のパリ猫がマークのフランス紅茶「ジャンナッツ」のクリスマス限定商品「ジャンナッツ クリスマス ブレンド2016」が、カルディコーヒーファームとカルディコーヒーファームのオンラインショップ他にて発売中です。A love wish from Paris~パリから愛をこめて~コレクションアイテムとしてファンも多いクリスマスブレンドの2016年のテーマは“A love wish from Paris~パリから愛をこめて~”。クリエイティブ ディレクターであるオード・ド・サン=テグジュペリが選んだテーマカラーは、パリの聖なる夜空をイメージした深いブルー。「紅茶でLOVEをシェアしたい」という願いを込め、クリスマスツリーに見立てたエッフェル塔はハートでデコレーションされており、その塔頂上には、願いを叶える大きな星が輝き、雪降るパリの夜空を明るく照らします。また、2匹の猫に見守られた星座盤がモチーフの缶の蓋は、クリスマスまでのカウントダウンができるアドヴェントカレンダー仕様となっています。フレーバーは、セイロン茶葉をベースとしたストロべリーとシナモンの甘い香りのブレンド。ミルクティーにするとよりまろやかになり、濃厚なコクとスパイスの調和もお楽しみいただけます。大粒のドライストロベリーがたっぷり入った見た目も華やかな紅茶は、クリスマス気分を盛り上げます。【商品名】「ジャンナッツ クリスマス ブレンド2016」【価格】 864円(税込)【内容量】リーフティー 50g【販売箇所】 サロン ド テ ジャンナッツ表参道店、カルディコーヒーファーム、カルディコーヒーファーム オンラインショップ他オンラインショップ
2016年12月01日アメリカ・フランスともに堂々の1位に株式会社季然堂(きぜんどう)は、『AJモイスチャーゲルクリーム』が楽天アメリカ・フランスのウィークリーチャートで1位を獲得したことを発表した。『AJモイスチャーゲルクリーム』は、全成分が日本製のオールインワンゲルで、2016年7月15日より、通信販売および公式オンラインショップで販売されている。1本で6役をこなすスグレモノ『AJモイスチャーゲルクリーム』は、1本で化粧水・クリーム・美容液・化粧下地・乳液・パックの役割を果たす、オールインワンゲル。日本の確かな技術を駆使し、全ての成分が日本で作られている。高濃度の天然人型セラミドや米ぬか発酵エキスなどが配合されているため、肌のターンオーバーを整え、肌の奥まで潤いを届けるのが特徴だ。無香料・無着色で肌への刺激が少なく、敏感肌の人でも安心して使える点も魅力的だ。シンプルケアで肌に優しい『AJモイスチャーゲルクリーム』は1本で6役をこなすため、肌に触れる回数が少なく、肌ダメージを抑えることができる。特に洗顔後の肌は非常にデリケートなため、最小限の刺激でケアできるオールインワンゲルは美肌にとってもメリットがある商品だと言える。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社季然堂のプレスリリース※『AJモイスチャーゲルクリーム』の通販・公式オンラインショップ
2016年11月15日フランスでは「人は死ぬまで恋愛をするが、その相手は変わる」と言う諺があります。日本では愛する対象を変えることは悪いこととされていますが、フランスでは生きてたらそういうことってけっこう有るよね、で終わります。フランス人の恋愛感とは愛は育てることができますが、ある一瞬で消えてしまいます。恋愛は臆病な小鳥のようなもの。捕まえようとジタバタすると余計遠ざかってしまいます。フランス人の心とはフランス人は自分と他人は「違う」ことを徹底的に教えられます。これは他人の「心」を想像しない、ということです。自分の心や意識は瞬間でハラハラと変わります。他人の心も同じように変わることを幼児の頃から叩き込まれます。以下は、フランス人が考えないことです。一方、あなたはどうですか?×あの人はこう思っているに違いない×今、こっちを見たから私のことを考えているに違いない×こうしたら、こういう人だと思われちゃう×嫌な人だと思われたかも×いわなくても判ってくれるはずフランス人は他人と自分が違うからこそ、余計恋愛を喜ぶ違うからと人の気持ちを無視したり、否定するとのではありません。違う人間が集まっている、そこで何かしらの接点があったことを喜びます。フランス人は他人と共感することを好みます。さいごにいかがでしたでしょうか。フランス人の恋愛感をご紹介させていただきました。あなたの恋愛のお役に立てれば幸いです。愛を込めて。
2016年07月01日チョコレートの流行最先端といえば「Bean to Bar」。日本でもBean to Bar専門店が続々オープンしていますが、チョコレートの本場フランスでは長年親しまれている製法です。三度の飯よりチョコが好きというエディターがパリに行くたびに大量買いするというBean to Barショコラトリー「Chapon(シャポン)」が、限定商品を提げて2週間だけ出店!日本でも広がり始めたBean to Barの老舗の味を体験できるチャンスです。プリンセス専属パティシエが作るチョコレート創業者パトリス・シャポンはバッキンガム宮殿でプリンセス専属のパティシエ・アイスクリーム職人を務めていたという華々しい経歴の持ち主。しかしカカオの魅力に目覚めた彼はショコラティエの道に専念すべく、宮殿を離れることに。自らカカオ豆の焙煎機を作ってしまうなど、研究に研究を重ねた独自の製法で最高のチョコレートを作り上げました。パリ左岸7区にあるこじんまりとした店舗に並ぶのはお土産にピッタリなエッフェル塔BOXや宝石のようなボンボンショコラ。親切な店員さんとクラシカルな店構えが心地よく、ついつい長居してしまいます。チョコレートはカカオの香りをストレートに楽しめるシンプルなおいしさ。Bean to Barは豆の香りが強すぎて苦手、という方でも食べやすいフレーバーです。今回の出店ではお目見えしませんが、Chaponの名物といえばふわふわ濃厚なムース・オ・ショコラ!これを食べずにRue de Bacは通れない!という絶品の一品です。パリに行った際は是非。チョコとアイスと二子玉と!パリまで行けない、でも実物を見てみたい!という方に朗報。6/1(水)〜 14(火)の2週間、二子玉川高島屋 S・C にChapon が期間限定出店!チョコレートに加え、世界でも日本でのみ販売される夏季限定アイスクリームが登場します。このアイスクリーム、なんと日本のためだけに新たに開発したものだそう。ビターやミルクと言ったショコラティエらしい定番フレーバーはもちろん、パンプルムースフランボワーズ(フランボワーズ入りグレープフルーツ)やマンゴーヨーグルト、オランジェキウイなど夏に食べたいさっぱりしたアイスバーまで勢揃い。これは食べずにいられない。 二子玉川高島屋 S・C 地下1階 明治屋前イベントスペースでの出店は2週間限りなので、パリの味を堪能したい方はお見逃しなく!Text. Azu Satoh
2016年06月10日学校生活に欠かせない給食。毎日給食を楽しみにしている子、食べるのが遅かったり、苦手なものまで食べないといけなくて嫌だなと感じている子、さまざまだと思います。当たり前のように日本の学校生活に溶け込んでいる給食ですが、ところ変わると制度も変わります。フランスの様子を見てみましょう。■給食費は親の収入によって変わる日本の給食費は、都道府県によって差はあるものの、月に支払う金額はどの生徒も原則一律です。文部科学省が2年ごとに出している学校給食実施状況等調査によれば、2014年度の公立校における給食費の全国平均額は、小学校低学年が4251円、中学年が4271円、高学年が4277円でした。一方で、フランスの公立幼稚園や小学校は、親の収入により給食費が変わります。2015〜2016年のパリ市の場合、給食費は10段階に分かれています。例えば世帯収入が月234ユーロ(約2万9000円)以下のもっとも低いカテゴリーの家庭は、1食の支払いが0.13ユーロ(約16円)です。そして月収の多さに比例して1食の値段は高くなり、収入が月5000ユーロ(約62万円)を超える最も高いカテゴリーになると、1食7ユーロ(約860円)になります。フランスは親の収入によって、かなりの差がつけられていることが分かります。■みんなが給食を食べられるわけじゃない日本の場合、生徒はみんなで一緒に給食を食べますが、フランスは家に戻ってご飯を食べる子どももいます。アレルギーを持つ生徒は、その内容を学校に提出し、弁当を持参できます。フランスでは家でお昼を食べられるという選択があると知った時、学校給食が好きではなかった私はとても羨ましく感じたのですが、一方でこんな実情もあります。フランスでは自治体によって、食堂の容量が需要に追いつかず、求める生徒すべてが学校の食堂に入れないことがあります。そのため共働き家庭の子どもを優先させています。親が仕事をせずに家にいる場合は、共働き家庭と比べて家で昼食を用意できる時間があるという考え方からです。一見すると合理的に見えますが、経済が好調でないフランスは、望んで仕事をしない親ばかりではありません。本当は仕事をしたいのに失業してしまったり、求職中の人もたくさんいます。そのような家庭の子どもが給食にありつけなくなるケースが、近年フランス社会で問題視されています。また仏フィガロ紙によれば、フランスでは5人中1人の割合の子どもが、貧困で暮しているといいます。決められたルールに従い税金を払っているのに、公共サービスを平等に受けられないことは公平さに欠けますし、求職中は仕事をしている人と同様に、就職活動に時間を割かねばなりません。そのため共働き家庭を優先させることに異議を唱える人もいます。一方で、不況下の限られた税収と予算の中で、自治体が今以上の設備、人員を簡単に増やせないという事情もあります。給食制度1つ取っても、それぞれの国が抱える社会の縮図が現れています。
2016年05月21日「フランス映画祭 2017」が、2017年6月22日(木)から25日(日)まで、東京・有楽町の有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇で開催される。第25回という記念すべき年の団長に決定したのは、2007年以来、2度目の団長を務めることとなるフランスの国民的女優カトリーヌ・ドヌーヴ。そしてオープニング作品には、力強く自由に生きる女性を演じたカトリーヌ・ドヌーヴの最新作『The Midwife(英題)』が決定している。その他、期間中にはバラエティ豊かなフランス映画が多数上映されるほか、監督や俳優たちも数多く来日し、トークイベントなども行われる予定だ。【開催概要】「フランス映画祭 2017」開催期間:2017年6月22日(木)〜25日(日)会場:有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇■オープニング作品『The Midwife(英題)』ストーリーフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴと、『大統領の料理人』他で知られ『偉大なるマルグリット』でセザール賞主演女優賞を受賞したカトリーヌ・フロの豪華競演作。実直な性格の助産師・クレール。父親の昔の愛人・ベアトリスから連絡が入り、彼女の余命が僅かであることを知ることに。30年間姿を消していたベアトリスの登場にクレールは動揺し、正反対の性格ゆえに、二人はぶつかり合う。しかし互いの過去の秘密が明かされる時、新たな絆がうまれるー。監督:マルタン・プロヴォ出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、カトリーヌ・フロ2017年12月シネスイッチ銀座ほかロードショー
2016年04月21日フランス菓子といえば…? 王道のミルフィーユをはじめ、マカロンやカヌレなど、一時期の流行に留まらず、人気デザートとして日本に定着したものもありますよね。最近はドラマで取り上げられたこともあり、さらに本格的なフランス菓子にも注目が集まっています。そんなフランス菓子の美味しさを自宅で手軽に楽しむ「おうちパティスリー」がブームの兆し。おうちで贅沢気分を味わえる「おうちパティスリー」の楽しみ方をご紹介しましょう。あなたの “おもてなし力” をアップする、話題の「おうちパティスリー」仕事に家事に子育てに多忙なアラフォー世代が、“自分にご褒美” をしたいとき。友人達を招いてちょっと贅沢なティータイムでおもてなしをするとき。上質を知る大人の女性としては「プレミアム感のあるデザート」をお供にしたいもの。例えるならば、ホテルのラウンジや有名パティスリーのカフェで、まったりと癒されながら本格的なフランス菓子を味わう。…そんなイメージを自宅で気軽に取り入れたスタイルが「おうちパティスリー」なのです。いつもより“贅沢なひととき=プレミアムタイム” を味わうために必要な3つのポイントをご紹介します。あなたの印象をワンランクアップさせる! 「おうちパティスリー」3つのコツ友達夫婦が自宅に遊びにきたときや、家族や子供とのおやつタイム。どんな場所や時間帯であっても、美味しい本格的なデザートと飲みもの、そしてちょっとしたテーブル演出があれば、そこはもう「おうちパティスリー」。いつもと違うティータイムを楽しめます。1)テーブルを演出してくれる小物をひとつ取り入れる2)飲みものは、ていねいに淹れた紅茶やコーヒーを3)心もお腹も満たされる、本格的なデザートを用意「ガラスドーム」や「ケーキスタンド」は、ディスプレイも兼ねてテーブルに置くだけで印象を変えてくれます。買ってきたお菓子やお花をセットすれば、おもてなし演出は完成! ご自宅のテーブルに合う、収納時にも邪魔にならないサイズのものを選びましょう。また、とっておきのファブリックやスプーンなどのカトラリーでもOK。いざという時に、そのアイテムひとつで「おうちパティスリー」感を演出することができます。でも、やはり一番重要なのは「美味しくて、贅沢なデザート」! とはいえ、多忙なアラフォーはお目当てのパティスリーに行く時間を確保できない、という現実も…。そこでおすすめなのが、東京・山王の人気パティスリー「ル・ガリュウM」のオーナーシェフであり、フランス菓子のパティシエ、丸山正勝氏が監修したという本格的なデザート『たらみ プレミエール』です。あなたは気付ける? 人気パティシエがこだわった“隠し味”とは『たらみ プレミエール』は、濃厚でコクのある味わいと華やかなフルーツテイストが絶妙な組み合わせ、“マリアージュ” がポイントの2層仕立てのカップデザート。種類は2つ。まず「濃厚クリーム&ブラッドオレンジゼリー」は、ブラッドオレンジならではのほろ苦く甘酸っぱいゼリーと、 “ふわとろ” 感たっぷりのクリームの組み合わせが新鮮。爽やかなハーブの香りを隠し味に使用しているところも、丸山シェフのこだわりのひとつだそう。赤と白、2層のコントラストも◎。もうひとつは「濃厚ミルクプディング&マンゴーソース」。こちらは、つるんとのどごしが良く、クリーミーなミルクの甘さが決め手のミルクプディングに、どっしりとした果実感のあるマンゴーソースがベストマッチ。隠し味に使われているというタイムの香りがエキゾチックで、特別な時間を運んでくれます。 “風味と食感”が楽しめるレシピで、フランス伝統の「特別な時間」贅沢デザートとして自宅でひとり、ゆっくりと楽しむのも良いけれど、『たらみ プレミエール』はおもてなしにも最適なデザートなのです。丸山シェフのおすすめは、フランスの伝統菓子「ラングドシャ」との組み合わせだそう。ちょっと食べ方を工夫して、さらにスペシャル感を楽しんでみましょう。「フランス菓子は風味だけでなく、食感も大切にしています。ぷるぷるでとろっとした『たらみ プレミエール』に、ラングドシャのサクサク感を組み合わせるという、フランス菓子の特徴を是非、楽しんでほしいです」(丸山シェフ)丸山シェフ直伝の「ラングドシャ」のレシピは、「たらみ プレミエール」のブランドサイトで公開中です。ほっこり「おうちカフェ」もよいけれど、ときには贅沢な気分を味わいながら、スペシャルなデザートタイムを満喫してみてはいかがでしょう。『たらみ プレミエール』監修パティシエ 丸山 正勝専門学校卒業後、「代官山 小川軒」「シェ・リュイ」等の有名店で修業。その後、単身渡仏し、2年間本場の技術を学ぶ。帰国後、「ルコント」を経て「トロワグロ」で10年間シェフパティシエを務める。2005年に独立し、「pâtisserie LE GARUE M(ル ガリュウM)」をオープン。“人気パティスリー”として、遠方からのお客様も多く訪れる人気店に育てる。社団法人日本洋菓子協会連合会公認 技術指導員、クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ理事など。
2015年11月05日先日開催された「フランス映画祭2015」のオープニング作品に選出され、見事観客賞を受賞した映画『エール!』。この度、主人公・ポーラ役に抜擢され、フランスで一大旋風を巻き起こしているシンデレラガールのルアンヌ・エメラが日本でも女優と歌手の同時デビューを果たすことが明らかとなった。フランスの田舎町。酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、父も母も弟も全員耳が聴こえない。美しく陽気な母、熱血漢な父とおませな弟。一家の合い言葉は、“家族はひとつ”。オープンで明るく、仲のいい家族だ。ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。夢に向って羽ばたいてみたい、だけど私がいなくなったら…と、ポーラは悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが…。去年フランスで公開されるやいなや、4週連続1位を獲得、12週連続でTOP10入りを果たし驚異的な大ヒットを記録した本作。主人公・ポーラ役に抜擢され、現在フランスで一大センセーションを巻き起こしているのが、弱冠18歳のチャーミングな歌姫、ルアンヌ・エメラだ。フランスで大人気のテレビのオーディション番組「ザ・ヴォイス(The Voice)」に出演し、“奇跡の歌声”と賞賛された彼女。残念ながら優勝こそ逃したものの、セミ・ファイナルに輝いた彼女のパフォーマンスを見た映画監督のエリック・ラルティゴに認められ、彼がメガホンを取った本作の主役にいきなり抜擢された文字通りのシンデレラ・ガールだ。また、ルアンヌは本国フランスでは今年3月に本格的に歌手デビュー。シャンソンを独特のモダンなポップ感覚あふれる斬新なサウンドにのせて、圧倒的な美しい歌声を聴かせる彼女のこのデビュー・アルバムは、すでにフランスでは発売から半年で80万枚以上のセールスをあげる爆発的ヒットを記録。配信&CDの売り上げから算出される全仏チャートで初登場No.1に輝き、現在もトップの座を独占する驚異的な大ヒットを記録している。“彼女の魅力は、その美声と若さとまばゆい美しさ。まぶしいくらいの輝きを放ち熱狂的で、無頓着なジェネレーションの象徴”だと、フランス国内では大絶賛されている。そして今回、そのルアンヌが、いよいよ日本でも女優と歌手の同時デビュー果たすことが決定。フランスで爆発的ヒットを記録し続けている話題のデビュー・アルバム「夢見るルアンヌ」が、ヨーロッパ各国に続いて、日本でも10月23日(金)より発売となる。ルアンヌは「主演映画と歌手の両方で、私が大好きな日本でデビューできるなんて、まるで夢のようです。本当に私は幸せものです。国は違うけれど、きっと日本の皆さんにも共感して頂けるテーマだと思います。家族、恋人、大切な人と一緒に、ポーラの夢と家族への愛を乗せた歌声を劇場で聞いて頂けたらうれしいです!そして、私のデビュー・アルバムも、日本のみなさんに気に入っていただけたら、とてもうれしいです」と喜びのコメントを寄せた。今年11月からフランス国内で本格的なライブ活動をスタートさせ、すでに来年2016年3月16日から5月25日まで全27公演という大規模な初の全仏ツアーも発表されているルアンヌ。ストーリーのみならず、劇中で披露される彼女の美しい歌声にもぜひ注目をしてみて。『エール!』は10月31日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:エール! 2015年10月31日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014-Jerico-MarsFilms-France2Cinema-Quarante12Films-VendÔmeProduction-NexusFactory-Umedia
2015年10月22日ヴィヴィアン・マイヤーという写真家のことは、もちろんご存じありませんよね? 生涯で15万枚以上の作品を残しながら、一度も発表することなく、乳母や家政婦として働き、2007年、オークションで偶然ネガが発見されるまでは、その存在をまったく知られることなく、2009年に83歳でこの世を去った、変わり者の女性のことは。彼女のネガを競り落とした青年が、写真の一部をブログにアップすると爆発的な人気が出て驚き、プリントを売って製作費を稼ぎながら、謎だった彼女を探す旅に出て、彼女を知る人々のインタビューも含め、ドキュメンタリーで描いたのがこの映画。まさに、事実は小説よりも奇なり! 今まで、こんな不思議な魅力の映画は観たことがありません。乳母だった彼女が死後、写真家として脚光を浴びるまでの旅路その青年がシカゴ在住の監督、ジョン・マルーフです。歴史の資料としてシカゴの風景写真を探している時、地元のガラクタや中古家具を扱うオークションハウスで、古い革張りの箱に入ったネガを落札。撮影者はヴィヴィアン・マイヤーとあるけれど、知らない名前で、検索してみても1件もヒットなし。初めてヒットしたのは、それから2年後、彼女がつい数日前に亡くなった、という死亡記事でした。そこから、彼は生前のヴィヴィアンを知る人物を探し当てるのですが、その人はなんと「彼女は僕のナニー(乳母)だった」と…。乳母だった人が、なぜこんなに優れた写真を撮影できたのか? 彼のヴィヴィアンを探す旅が始まります。生涯独身だった彼女の晩年の生活を援助していたのは、かつて彼女が乳母を務めていた家族でした。彼らのおかげで、さらに膨大なネガ、未現像フィルム、8mmや16mmの映像素材、カセットテープ、それどころか、ブラウス、コート、帽子、靴、レシートに書いたメモの類いまでを入手。そして、ジョンの旅はフランスにまで及びます。20世紀最高のストリート写真家の謎めいた数奇な人生彼女を知る人々は、口々に「変り者」「秘密主義」「孤独な人だった」と語りますが、彼女が写真を大量に遺していたことは誰も知りません。フランス訛りから、フランス人だとも思われていたヴィヴィアン。彼女の両親は、彼女が幼い時に離婚しているのですが、ある時期、ヴィヴィアンは母親の母国であるフランスと行き来していたことが判明します。ジョンが南フランスの村を訪ね、彼女が現像屋に「光沢でなくつや消しで」などと、プリントの指示を細かく出していたことを知り、発表するつもりがなかった写真を世に出してしまって悪かったかも… と懸念していた彼が勇気づけられるシーンは印象的でした。プロの写真家たちから「彼女は真の写真家」「驚くべき洞察力」「発表していれば成功できたのに…」と評されるヴィヴィアンの写真。ニューヨーク、ロンドン、パリを始め、世界各地を巡回中の展覧会は、その美術館史上最高の動員となったり、全米での写真集の売り上げNO.1を記録したり。なぜ発表しなかったのか、謎は深まるばかりです。引きこもって溜め込んだ新聞紙に埋もれて暮らした晩年ザンバラ髪に男物のシャツとだぶだぶのコート、足元はアーミーブーツで、愛機ローライフレックスを首から下げ、ファインダーを上から覗き込み、被写体に体当たりで撮影していたヴィヴィアン。彼女が好んで撮るのは、スラム街の人々、泣いている子供、堵殺場など、人間の負の側面を思わせる写真。ただの浮浪者にしか見えない男の写真を購入した、俳優ティム・ロスの「最貧の姿の男なのに幸せそうなんだ」という言葉が刺さります。ハッとさせられる視点や構図は、ダイアン・アーバスやブラッサイを思わせますが、長く住まわせてもらっていた部屋には、美術関係の書籍はなく、足の踏み場もないほど新聞が堆積していたとか。グロテスクで不条理な事件、人間の愚かさが露呈した事件に興味津々だったという彼女には、ジャーナリスティックな感性、作家のカポーティめいた好奇心があったのかもしれない、と思ったり。アーティストとしてはアウトサイダーだったヴィヴィアンの人生が、ミステリアスなまま、心の奥底に沈殿して離れません。作品を公表していたら、20世紀の写真史を変えていたかもしれないヴィヴィアン・マイヤーを、この映画を観て、あなたも探す旅に出てみませんか? 「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」▼予告編監督:ジョン・マルーフ、チャーリー・シスケル出演:ヴィヴィン・マイヤー、ジョン・マルーフ、ティム・ロス 他2015年10月10日(土) シアター・イメージ・フォーラムほか全国順次ロードショー
2015年09月29日楽天は8月19日、フランスのNGO「市民の絆 Secours Populaire Francais(SPF)」と共同でフランス国内の子供たちを対象に包括的な支援活動を実施することで合意したと発表した。第一弾として、これまで日本国内4県でも運行してきた車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」をフランスで今秋より運行を開始する。フランスにおける「楽天いどうとしょかん」は、日本と同様に幼児から中学生までを対象とし、フランスの絵本や児童書に加え、フランス語に翻訳された日本の絵本やマンガなど約2,000冊の本と5台の電子書籍リーダー「Kobo」を搭載する。読書を通じて成長する機会をフランスの子供たちに提供すると共に、子供たちの識字率向上に寄与することを目指す。識字率の低い子供が多い傾向にあるフランス北部のノール県で毎月10回運行する予定だ。なお、同日より、パリ市内のシャン・ド・マルス公園(エッフェル塔に隣接)にてSPFが主催するイベント「Holidays for All(すべての人に夏休みを」に、「楽天いどうとしょかん」を出展している。イベントでは、貧困な状況にある子供たちに夏休み中の旅行機会を提供することを目的とし、経済的な事情で夏休みに旅行できない子供とその家族を、フランス全土および70カ国から約7万人招待している。
2015年08月21日ユニフランス・フィルムズが開催する「フランス映画祭 2015」が、6月26日(金)から29日(月)まで有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇(東京会場)にて開催される。本国で動員700万人超えの大ヒットを記録した話題の映画『エール!』を皮切りに、今年は新作11作品とクラシック作品1作のフレンチシネマがラインナップしてファンを魅了する。「フランス映画祭 2015」開催を記念して、「パスザバトン(PASS THE BATON)」ではスペシャルコラボレーションアイテム「水玉ハンドペイントスニーカー」を発売する。赤と白のドットがポップでキュート、フレンチシックなエッセンスにあふれたこのコラボスニーカーは、「フランス映画祭 2015」のメイングラフィックをインスピレーションソースにした一足だ。京都三条富小路にショップ兼アトリエを構えるアーティスト「CHICKENNOT(チキンノット)」が、日本丸の使い古された帆布を再利用しパスザバトンオリジナルの「1960’s Mainsail Boat Shoe」1足1足にハンドペイントで水玉を描いてり、全て1点もの。よく見るとひとつひとつ柄が違っているので、自分だけのオンリーワンアイテムになる。「水玉ハンドペイントスニーカー」は、表参道の「パスザバトン(PASS THE BATON)」にて6月26日(金)から数量限定で発売となる。(売り切れ次第終了)。価格は、22,680円。(text:Miwa Ogata)
2015年06月25日23回目を迎える『フランス映画祭2015』がいよいよ開幕!映画のみならずフランスを満喫できると毎年人気と注目が集まるイベントです。今年の団長を務めるのは、『キングス&クイーン』や『クリスマス・ストーリー』などに出演し、フランス映画ファンにはお馴染みの女優エマニュエル・ドゥヴォス。その他、フランスの今を彩る豪華ゲストも数多く来日し、トークショーやサイン会なども開催される予定となっています。本国で驚異的な大ヒットとなった注目作『エール!』がオープニングを飾るほか、フランソワ・オゾン監督最新作『彼は秘密の女ともだち』やジュリエット・ビノシュ主演作『アクトレス ~女たちの舞台~』といった豪華ラインナップ。フランス映画ファンにはたまらない話題作の数々が日本での公開に先駆けて楽しめます。クラシック作品から最新のフランス映画まで、厳選された12本を一気に味わえる貴重な機会をお見逃しなく!また、上映会場外においても、映画祭で来日するゲストによる特別講義や対談、クラブでのイベントなど関連企画も充実しており、6月最後の週末はフランスが熱くなりそうです。ゲストや最新情報については公式HPにて随時掲載されているので、お出かけ前のチェックは欠かさずに!イベントデータ:『フランス映画祭2015』会期:6月26 日(金)~6月29日(月)会場:有楽町朝日ホール(メイン会場・有楽町マリオン11F)TOHOシネマズ 日劇(レイトショー会場・有楽町マリオン9F)主催:ユニフランス・フィルムズ
2015年06月17日人目をはばからない愛情表現で、いつでもどこでもロマンチックに2人の世界を楽しむフランスの恋人たち。映画の中でなくとも、フランスでは街中で日常的に見られる光景だ。若者だけの特権ではない。熟年カップルもなかなかに熱い。そして周囲も慣れっこで、気にとめる様子もない。さすが「アムール(愛)の国」! 愛に生きるフランス人に少しばかり近寄って、彼らの恋愛生活をながめてみよう。○好きだから一緒に暮らすフランスでは、交際スタート時に「好きです! 付き合ってください」のような告白をしないのが普通だ。好意を持った相手との出会いの後は、デートを重ねていく中で自然に親密な感情を育み、自然に関係を深めていく。そして安定して恋人としての交際が続くと、「ずっと一緒にいられて家賃も折半できる」ということで、同棲するカップルが多い。同棲については、社会的にも個人的にもネガティブな受け止め方をされることはまずない。愛し愛されることこそを人生の喜びと考えるお国柄である。愛し合う2人が一緒に暮らすことは自然な流れとして当然視されており、恋愛経験があることと同様に一般的だからだ。同棲の先に、最初から結婚を意識することも少ない。もちろん、一緒に暮らす内に結婚を選択するカップルもあるが、あくまでも結婚はいくつかの選択肢のひとつにすぎないのだ。めでたく妊娠したとしても、結婚を急ぐことはない。好きだから一緒に暮らし、愛し合って授かった子どもを産み育て、その間に結婚したりしなかったり。結婚という形式を過剰に意識せず、自然な流れのままに育む愛の関係を大切にするカップルの姿が見えてくる。○結婚・PACS・事実婚こうした自由な結婚観を支えているのがフランスの法律で、何より婚外子の差別がないことが大きい。一緒に暮らすカップルが、結婚並みに税金や社会保障の面で優遇措置を受けられる「PACS」(パクス: 連帯市民協約)も定着した。手続きが煩雑な結婚(そして離婚)を嫌い、形式より実質を重視し、結びつきもより緩やかな関係を選ぶ傾向を後押ししている。フランス国立統計経済研究所の調査によると、2004年に結婚したカップルは約28万組で、2013年には約23万組まで数を減らしている。一方、PACSを結ぶカップルは2004年の約3万5,000組から増え続け、2013年には約16万組に達した(INSEE「Evolution du nombre de mariages et de pacs conclus jusqu’en 2014」を参照)。フランスでは従来、全く法的手続きを介さない「事実婚」を選ぶカップルも多い。古くはサルトルとボーヴォワール、そして現フランス大統領のフランソワ・オランド氏は、現閣僚でもあるロワイアル女史とかつて事実婚の間柄で、彼らの間には4人の子どもがいる。大統領就任時には別の事実婚パートナーと官邸に入り、その後別れているのだが。○親も子も自然体で「愛こそ人生」フランス人は、付き合い始めてしばらくすると、相手を実家の食事に連れて行くことが多いが、迎える側も迎えられる側もいたって自然体。結婚相手候補としての品定めなどはないので、構える必要はない。泊まりがけで行く場合には、2人のためにダブルベッドの部屋があてがわれることも普通だ。人生の中心はアムール(愛)、それを追求することこそが生きる喜び。そこには本音も建前もなく、親だから子だからといって取り繕う必要もない。結婚へのこだわりやプレッシャーからも解放された彼らの恋愛は、実に自由で自然に見えて仕方がない。※記事中の情報は2015年4月のもの。写真はイメージで本文とは関係ありません○筆者プロフィール: 岡前 寿子(おかまえ ひさこ)東京在住の主婦ライター。ご近所の噂話から世界のトレンドまで、守備範囲の広さが身上。渡仏回数は10数回にのぼり、2年弱のパリ在住経験がある。所属する「ベル・エキップ」は、取材、執筆、撮影、翻訳(仏語、英語)、プログラム企画開発を行うライティング・チーム。ニュースリリースやグルメ記事を中心に、月約300本以上の記事を手がける。拠点は東京、大阪、神戸、横浜、茨城、大分にあり拡大中。メンバーによる書籍、ムック、雑誌記事も多数。
2015年05月09日「ストウブ」といえば、料理好きなら誰もが知るフランス生まれのホーロー鍋。三ツ星シェフのポール・ボキューズ氏との共同開発で生まれ、その品質の高さから数多くのシェフを魅了してきました。 現在では様々なカラー、サイズバリエも豊富で、ストウブファンを魅了し続けています。ここ数年で、ストウブをテーマにした料理レシピ本もぐんと増えており、人気の高さがうかがえます。そこで、もっとストウブを活用したい、もっと調理方法を模索したい、というストウブLOVEな方におすすめなのが、「ストウブ ワールド レストラン ツアー」というスペシャルなイベント。ストウブを使った世界各国の料理を、有名レストランで実際に味わおう! という体験型のイベントです。世界の料理を「ストウブ」で味わうこの「ストウブ ワールド レストラン ツアー」は、2015年3月から始まり、9月まで合計7回にわたって開催される期間限定イベントです。第1回めは、スペイン料理レストラン『ミネバル』の峯シェフによるディナー。各種タパスに加えて「海老のエスカルゴバターオイル焼き」、「岩中豚骨付きロースココット焼き」、「魚介のパエジャ」、デザートには「クレマカタラーナ」などがずらり。参加者の皆さんんは、スペイン産のワイン、カヴァとともに堪能していただきました。4月の第2回めは、スウェーデン料理レストラン『アクアヴィット』小川シェフによる特別ランチ。ストウブで作った本格スウェーデンコース料理(1ドリンク付き)をストウブファンたちは堪能されたそう。今後の「ストウブ ワールド レストラン ツアー」予定は?そして、次回の5月度はなんとトルコ料理! オスマン・トルコ宮廷料理レストラン『ブルガズ アダ』のディキメンシェフによる特別ランチです。『ブルガズ アダ』は、ザガット東京、世界のトップレストラン(第4版)にも掲載された麻布十番の名店。ストウブで作った本格的なオスマン・トルコ宮廷料理理を味わってみたい! という方は4月20日のチケット販売をどうぞお見逃しなく。今後の「ストウブ ワールド レストラン ツアー」は、6月:タイ料理、7月:日本料理、8月:ペルー料理、そして最後の9月はフランス料理と続いていきます。どの人気レストランのどんなシェフがストウブで腕を振るうのか、毎月想像するだけでもワクワクしますね。「ストウブを買ってみたものの、実際は煮物やスープ、蒸し料理がほとんど。ほかに楽しめるレシピはないかしら?」などと悩んでいる方にもおすすめのイベントです。まずはあなたの目や舌で体感してみましょう。新しい出会いを求めて、ストウブとともに「食の世界旅行」へ旅立ってみませんか?第3回 ストウブ ワールド レストラン ツアーBurgaz Ada×STAUB WORLD RESTAURANT TOURスペシャルランチSTAUBで作った本格オスマン・トルコ宮廷料理【詳 細】日時:2015年5月23日(土)時間:12:00~14:00(開場11:30~)料金:¥5,000 (税込)場所:Burgaz Ada(ブルガズ アダ) 【メニュー】・アミューズ・自家製パン・前菜の盛り合わせ・本日のスープ・本日のサラダ・主菜 セブゼリ クズ ピルゾーラ(スプリングラムチョップと野菜のオーブン焼き)・デザート※1ドリンク付き。別途、食後のお飲物(チャイ)もあります【チケット販売】2015年4月20日(月) 12:00~ ストウブ公式オンラインショップにてチケットの販売を開始予定 【お問い合わせ】ツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパン株式会社
2015年04月17日エールフランス航空が新キャンペーンCMを公開した。3月5日、パリのジャン・ヌーヴェル設計の音楽複合施設・フィルハーモニー・ド・パリ(Philharmonie de Paris)で完成披露パーティーが行われた。新CMは“France is in the air”と流れる中、飛行機の内部のようなセットを舞台にツールドフランスやクチュール、バレエ、スイーツなどフランスをイメージさせるエッセンスが登場。ミュージックビデオのようにモダンでポップ、そしてラブリーな雰囲気だ。窓枠をデコレーションするフラワーはファッションフォトグラファー・Pierre et Gillesの作品を想起させ、どこまでもフランス。製作を行ったエールフランス担当者は「(CMで)フランスを感じてほしい。飛行機の会社なので、構築感がある要素を取り込んでいます。昼や夜、様々な光の移り変わりを用いることで、空の旅を表現しました」と話す。日本では3月9日より放映される。
2015年03月09日フランスでモテモテの職業といったら「消防士」。これはもう、フランスでは異論の余地なしの事実だ。もちろん、日本と同様に"少年たちのヒーロー"でもあるが、少女から堂々たるマダムまで、年齢を問わず女性から熱い視線を集める存在である。少女は「大きくなったら消防士さんの恋人になる! 」と目を輝かせ、街頭ではマダムが満面の笑みで消防士とおしゃべり。そのモテっぷりには理由があるのだ。○身近な「正義の味方」彼らはなぜモテるのか。その理由はいくつか考えられる。まず、フランスの消防士の仕事だが、彼らは消火活動に加え、事故や災害の対応、救急の処置などを広くこなす。時には夫婦げんかの仲裁や、屋根から下りられなくなった猫の救出、溝に落ちた鍵を拾うなどということもあるそう。つまり、「困った時の消防士、市民の味方、頼れる存在」なのだ。それゆえに、例えばテレビのクイズ番組で出場者が「消防士です」と言うと、それだけで自然に拍手が起きたりする。そしてさらにあの肉体美である。彼らの鍛えぬかれたマッスルボディーは、フランス女性にとってフェロモンのかたまりのようなもの。何より恋の相手にセクシーさを求めるフランスでは、あれこそが超セクシー、つまりは「好感度抜群の男性集団」というわけだ。「ムキムキなのはちょっと……」と感じがちな日本女性とは少々好みが違う。おまけに、公務員というのもフランスでは非常にポイントが高い。年金もしっかりしていて将来も安泰となれば、モテないはずはない。○パレードでも消防士に拍手喝采そんな消防士の人気っぷりは、7月14日のフランス革命記念日にパリで行われるパレードでも見てとれる。パレードは凱旋門からコンコルド広場までのシャンゼリゼ大通りで行われ、大統領に始まり、騎馬隊や戦闘機・戦車などに続いて消防士も参加する。沿道からは歓声あり拍手ありとにぎやかで、中でも最大級の拍手が送られているのが消防士のパレードなのである。この、国を挙げての祝日前夜には、多くの地域で消防署主催のダンスパーティーが開催される。例年大盛況のイベントで、会場は人であふれかえり入場制限がかかることも珍しくない。若者、年配者、カップル、家族連れ、そしてメイクや衣装からも気合が感じられる女性もちらほら。当然、すてきな消防士との出会いが目当てである。パーティーは飲めや踊れやで盛り上がり、翌朝4時頃まで続く。消防車近くでは、消防士との記念写真に並ぶマダムの行列も。パーティーのチケットは7月14日が近づくと街頭で売られるが、販売するのも消防士である。売れ残りは心配無用のようだ。○話題になるのがちょっとセクシーなカレンダー消防士が街で売るものといえば、さらに有名なのがカレンダーである。地域によっては家を一軒一軒まわって売り歩くところもあり、ちょっとした師走の風物詩になっているよう。カレンダーの内容は消防車や訓練の様子を写したものが多く、好みや要不要に関わらず日頃の感謝を込めて購入するのが通例となっている。定価はなく気持ちを渡す方式で、寄付行為に近い。ちょっときわどいセクシーなバージョンも例年話題になるが、こちらには積極的に購買に走る層があるようだ。パリ・オペラ座界隈を歩くことがあったら、近くのサンタンヌ通りにある消防署をのぞいてみるといい。ガラス張りの1、2階では、トレーニングに励んだりリラックスしていたりする消防士の姿がうかがえる。女性からの視線には慣れていることもあってか、時には手を振ってくれることもあるそうだ。※写真はイメージで本文とは関係ありません○筆者プロフィール: 岡前 寿子(おかまえ ひさこ)神戸在住の主婦ライター。ご近所の噂話から世界のトレンドまで、守備範囲の広さが身上。渡仏回数は10数回にのぼり、2年弱のパリ在住経験がある。所属する「ベル・エキップ」は、取材、執筆、撮影、翻訳(仏語、英語)、プログラム企画開発を行うライティング・チーム。ニュースリリースやグルメ記事を中心に、月約300本以上の記事を手がける。拠点は東京、大阪、神戸、横浜、茨城、大分にあり拡大中。メンバーによる書籍、ムック、雑誌記事も多数。
2015年03月07日枯葉の舞うロマンティックな秋にぴったりの詩情あふれる音楽に浸ってみませんか? 19世紀後半から20世紀前半にかけてのフランス近代音楽は、それまでの重々しいドイツ的な古典音楽の世界に風穴を開け、型にはまらない軽やかで色彩豊かな風を吹き込みました。暮れゆく秋を惜しみつつ、冬の扉を叩く音が聞こえてきそうなこの季節。寒くて閉じこもりがちになる身も心も、音楽に乗せて自由に羽ばたかせてはいかがでしょう。フランスの香りが漂う遊び心に満ちたBGMを3枚ご紹介します。ドビュッシー、サン=サーンス、ラヴェルの弦楽四重奏曲はテッパン!もし彼がいなかったら、この世界は半分もおもしろくなかったんじゃないかと思えてしまうほど、多彩な色彩感を音符で描いたドビュッシー。「動物の謝肉祭」で有名なサン=サーンスの弦楽四重奏曲は、クラシカルな味わいを持ちながら新鮮な響きを秘めている曲。そして、ラヴェルのなんともフラジールで斬新な展開といったら! こわばった体が柔らかくほどけていくような官能的ともいえる美しさに胸が震えます。この3曲を収めたお得な2枚組を演奏しているのが、フランスの若手を代表するモディリアーニ弦楽四重奏団。フランス近代弦楽四重奏曲の名曲揃いという、まさに得意中の得意であろう緩急自在な演奏は、ダイナミックかつ繊細、しかも、一音一音が炊き立てのご飯のようにリアルな粒立ちの音で、確かな“今”を感じさせてくれるのです。 現在のBGMの先駆け、エリック・サティ >>続きを読む 現代のポピュラー音楽への扉を叩いたエリック・サティ1866年生まれ、“異端の作曲家” “音楽界の変わり者”と称されたエリック・サティをご存じですか? 生まれたのはドビュッシーの4年後ですが、家具のように邪魔にならない、「家具の音楽」といった、いわゆる今でいうBGMのような発想の曲など、非常に斬新で現代につながる作品を書き、同時代と後年の作曲家に多大な影響を与えました。とはいえ、再評価されたのは比較的最近。彼のピアノ曲「ジムノペディ」は、今やコマーシャルや病院の待合室でもかかっていますから、その人気を知ったら一番驚くのはサティ本人かもしれません。このCDには「ジムノペディ」以外にも、ロシア・バレエ団を創設したディアギレフのために、コクトーが台本、ピカソが舞台美術、サティが音楽を担当したバレエ音楽「パラード」や、同じくバレエ音楽で、彼と「フランス6人組」のコラボレーション「エッフェル塔の花嫁花婿」など、ハッピーで楽しい管弦楽が中心に収録されています。小粋でお洒落でパーティにもお薦めなBGMです。サティの精神を受け継ぐ「フランス6人組」の洒脱な軽妙さ新しい芸術運動が盛んで“狂乱と祝祭の日々”と呼ばれた1920年、パリ。コクトーのプロデュースのもと、サティの精神を受け継いだ「フランス6人組」という名前の作曲家集団が誕生しました。ルイ・デュレ、ジェルメンヌ・タイユフェール、ダリウス・ミヨー、アルチュール・オネゲル、ジョルジュ・オーリック、フランシス・プーランクの6人です。シンプルで覚えやすく美しいメロディが特徴の彼らの音楽と、サティを中心に演奏しているピアニスト神武夏子さん。彼女の演奏は、1曲目、プーランクの即興曲第15番「エディット・ピアフを讃えて」から、その美しさ、せつなさに心をワシづかみされるでしょう。晩秋のロマンティシズムにぴったりの音楽、ぜひ触れてみてはいかがですか?12月3日には、千代田区立内幸町ホールで、「サティを弾きながら」(第1部)と題されたリサイタルも開かれるとか。そちらも訪れてみたいです。・ 「フランス近代弦楽四重奏曲集」 ・ エリック・サティ「サティおじさんのおかしな交遊録」 ・ 神武夏子「フランス6人組」 ・ 神武夏子ピアノリサイタル「第22回神武夏子ピアノリサイタル「かむながらにVII」」(2014年12月3日開催)
2014年11月21日国が違えば、子育ての方法もかなり違います。私自身も以前、インドのおばあちゃんが生後3ヵ月のお孫さんの足首を片手で持ち、さかさまにしてベビーマッサージをするという姿を見て、驚がくしたことがあります。これはなかなかハードな例ですが、世界の国々には、さまざまな思想や価値観のもと、たくさんの育児の仕方があります。今回は、「フランスの子育て法」を紹介します。フランス人が子育てにおいて重視しているのは、小さいうちから「忍耐」と「社会性」を学ばせることだそう。一体どのような子育て法なのでしょうか。■フランスでは、夜泣きをする子どもがいない!?日本のママが抱える子育ての悩みとして、常に上位にくるのは「夜泣きがひどい」「なかなか寝ない」の2つ。ですから、「フランスでは夜泣きをする子どもがいない」と聞いて、驚くママは多いのではないのでしょうか?赤ちゃんが夜泣きをした時、日本ではまず、泣いている赤ちゃんを抱き上げて、赤ちゃんが何を要求して泣いているのかを考え、赤ちゃんが要求しているであろうおっぱいをあげたり、おむつを替えたりすることを行います。しかし、フランスではまったく違います。泣いている赤ちゃんを抱き上げることなく、5~10分間ほど、そのまま観察します。これは、「赤ちゃんには2時間という睡眠サイクルがあり、今はその睡眠サイクルをつなげる学習をしている最中。数分で泣き止むようであれば、睡眠サイクルがうまくつながらないことが夜泣きの原因。それを親が、お腹を空かせている、おむつが濡れていると先回りして抱き上げると、赤ちゃんの睡眠サイクルをつなげる練習を邪魔してしまう」という考え方によるもの。抱き上げて泣き止ませることよりも「赤ちゃんが上手に眠る術を身につけようとしているのを、邪魔せず見守ることが親の愛情」と考えているのです。そのせいか、フランスでは生後2~3ヵ月経つと、一晩中ぐっすり眠る子が多いのだとか。■フランスの子どもは間食をせず、食事を完食する子が多い!?日本のファミリーレストランでは、子どもが食べることに飽きて走り回ったり、駄々をこねたりしている光景をよく見かけます。しかし、フランスではこうした光景はほとんど見られないそう。さらに、間食をしないので、食事の時間にしっかりお腹が空いていて、好き嫌いなく完食する子がほとんどだそうです。これはフランスの親が、子どもが小さいうちから「食べることを楽しむこと」を一番に教えるからです。「子どもに生まれつき好き嫌いはない。食べ物の味や風味を楽しむことを学ばせよう」という考えのもと、調理法を変えたり、ユーモアを交えたりして、子どもが食べられるようになるまでさまざまな工夫をするそうです。また、保育園(託児所)や幼稚園でも、レストランで提供されるような食事が出されます。そして、園児にもきちんと料理の説明をし、「完食しなくてもいいけれど、すべての食事をテイスティング(味見)して、味や香りを楽しみなさい」と教えているそうです。決して、「栄養があるから!」と無理に食べさせはしないのです。■子どもへの叱り方も日本とは違う!?日本では、「子どもは親の所有物」のように扱われてしまうケースがありますが、フランスでは生まれた時から子どもに対し、「小さなおとな」として接しています。ですから、子どもを叱る時も、家庭や社会の枠組みの観点から叱ることが多いそうです。たとえば、子どもがお友達の行動を気に入らなくて叩いた場合、「痛いでしょ」「嫌な気持ちになるからダメでしょ」という言い方ではなく、「あなたには○○くんを叩く権利はない」という叱り方をします。買い物時、会計が済んだ後に、勝手に子どもが商品を持ってきてしまった場合は、どんなにスーパーが広くても、どんなにその子が小さくても自分で戻しに行かせるそうです。そのほかにも、子どもがやってはいけないことの境界線がはっきりしていて、その境界線の中では子どもは何をしてもいいけれど、境界線を越えた時、親は子どもを躊躇(ちゅうちょ)なく厳しく叱ります。そうすることで子どもに、社会生活の中でいかに自分をコントロールするかを徹底して教えているのです。なるべく子どものうちにたくさんのことを経験させてから、ルールを身につけさせようという考えの米国、日本、中国とは違い、子育てにおいてはなによりもまず、社会性が優先されるようです。【参考文献:『Bringing Up Bebe(「赤ちゃん」を育てるということ)』Pamela Druckerman・著(Penguin Books)】ご紹介した内容には、共感できる部分もできない部分もあると思いますが、ママ自身がいいなぁ! と感じた部分は、今後の子育ての参考にしてみるのもよいのではないでしょうか。子育てに完璧なレシピや考え方はありません。さまざまな事例を参考に、ぜひあなただけの子育て法を作っていってください。
2014年11月19日フランスのグルメを一堂にそろえる「フランス展」が4月16日から伊勢丹新宿店本館6階催物場で開催される。21日15時まで。今回はフランス北東部のアルザス地方にフォーカスし、同地方のスイーツや伝統料理を紹介する。今回注目なのは、日本初輸入のスイーツ「メゾン・アダム」のこうのとりの卵型チョコレート(1,900円/限定600点限り)。アルザスのシンボルといわれる“こうのとり”の卵をかたどったプラリネチョコレートをキャンディコーティングしたものだ。「ビスキュイ・アルザシアン」のこうのとりの卵型チョコレート(3,400円/限定800点限り)は会期初日で完売したという。会場内にはイートインコーナーを設置。チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」でも活躍するパティシエ浅見欣則のパフェは、三つの味(いちご系、ショコラ&キャラメル系、ショコラ&マンゴー系、各1,280円/各日80点限り)で初登場。浅見は昨年フランスより帰国し、アルザスの魅力をショコラで表現している。会期中は本人が来場し、できたてのパフェを提供する。フォアグラの名産地として知られるアルザス・ストラスブール創業「フェイエル」のフォアグラを使用したガレット(2,000円)、バゲットを添えてワインと一緒に楽しめるムースフォアグラ(2,800円)もイートインで堪能できる。テイクアウトコーナーのアルザス伝統料理にも注目したい。アルザス・ロレーヌ地方の郷土料理として知られるキッシュ。「ル・プティ・トノー(Le Petit Tonneau)」の生クリームと卵を使って焼きあげたキッシュロレーヌ(600円)や、サーモンとほうれん草のキッシュ(600円)も販売される。ナチュラルチーズ専門店「チーズオンザテーブル(Cheese on the table)」は、アルザス山中にある谷・マンステルが原産のチーズ・マンステール(1,600円)や、フルーツやナッツと相性がいいとされるシュプレーム(1,700円)を販売。マンステールは7世紀に修道士が作り始め、ゆでたジャガイモに合わせるのがアルザス流だという。
2014年04月14日パリ在住のフランス人イラストレーター、イザベル・ボワノさんのお片づけ術を、彼女の可愛いイラストとともに楽しく紹介した本『パリジェンヌの楽しいおかたづけ』がジュウ・ドゥ・ポゥムより発売!イラストだけでなく、写真、コラージュ、刺しゅうも得意で、様々な手法を作品に活かしているイザベルさん。まずはそんな彼女のお仕事について紹介。イザベルさんが暮らすのは、パリ11区にあるアパルトマン。彼女の好きなものが彩るリビング、仕事場、キッチン、寝室は、どこもオシャレできれい。寝室には刺しゅう入りクッションやウォールポケットなど、イザベルさんお手製のアイテムもいっぱい。とても居心地がよさそう!彼女は古いものを大事にし、昔からきれいな箱や布をコレクションしてきたそうで、パッケージを使って上手にかわいく収納する方法についても紹介。ちなみに日本のお菓子などのパッケージや、折り紙のコレクションも多数。それらは作品を生み出すインスピレーションにもなっているとか。また、自然豊かな場所で育ったというイザベルさんは、パリのアパルトマンでも自分だけのミニ・ガーデンを作って楽しんでいる。来年のために種を保管しておく方法にも、彼女流のオシャレなアイデアが満載!大工仕事が大好きという、お父さまが手がけたクローゼットも、彼女の大のお気に入り。また、中身が一目でわかるアクリルケースも大活躍。特に小さなものは小分けにして、わかりやすく収納。その収納法にもセンスが光る。巻末では、きんちゃく袋やポリ袋ストッカー、じゃばらの書類入れなど、身近な素材で手軽に作れる、おかたづけグッズの作り方や、イザベルさんのおすすめパリガイドも収録。イザベルさんから、こんなメッセージも到着!「私が日本の雑誌や本を読むときに感じるように、私の本が読者のみなさんに、幸せとインスピレーションをもたらしてくれることを願っています。この本からお片づけのアイデアを感じていただきたいのはもちろん、ぜひフランスにも来てみたいな~と興味を持っていただければうれしいです」身近なものを使った収納術、リサイクルや手づくりのアイデアなどが、ぎゅっと詰まった一冊。おかたづけを楽しくしてくれるはず!『パリジェンヌの楽しいおかたづけ』編著:イザベル・ボワノ判型:A5変型・96ページ・オールカラー定価:1,575円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社取材/田辺 香
2013年07月01日ヘッジホッグワークス合同会社は、一部店舗にて先行販売していた、フランス・パリのテキスタイルが特徴的な雑貨ブランド「Lalé(ラレ)」の最新コレクションを発売。日本総輸入販売元として国内の本格展開を開始を発表した。概要は以下の通り。Laléは、デザイナー自身のライフスタイルから生まれた、旅と子どもをテーマにした女性のためのブランド。パッと目を引く布のデザインや小物達のフォルムには、その新鮮さの中にもどこか懐かしい、ノスタルジックな雰囲気が感じられます。それは、彼女が子どもの頃に使っていた思い出の品々を新たなデザインで創り出すアイデアから生まれたものでした。Laléの製品には、上質でハイセンスなテキスタイルを使った布製雑貨やインテリアグッズ、バッグ類が揃っています。品質にこだわり、細部まで工夫を凝らしたクラフトマンシップが活かされ、子どもから大人までが長く愛用できる価値あるアイテムは、ギフトや自分へのご褒美にもふさわしい品物です。最新コレクションを含むLaléの全ラインナップは、ヘッジホッグワークスの直営店「ハニーソルト」(東京・恵比寿三越1F)で見ることができます。【代表的な商品】・収納ケース(メーカー希望小売価格:8,400円)・トラベルポーチ(メーカー希望小売価格:3,780円)・シルクスカーフ(メーカー希望小売価格:5,775円)・クッションカバー(メーカー希望小売価格:3,360円)■Lalé(ラレ)/日本総輸入販売元:ヘッジホッグワークス会社名:ヘッジホッグワークス合同会社 >>公式HPはこちら >>facebookページへはこちら 【取扱ブランド】・ BLAFRE(ノルウェー)日本総輸入販売元・ Lalé(フランス)日本総輸入販売元・glodos(スペイン)日本総輸入販売元 (日本公式サイト) ・ funkybox(オランダ)日本総輸入販売元 (日本公式サイト) ・ pandi panda(フランス)日本総輸入販売元【直営ショップ】・ ハニーソルト ・恵比寿三越 1F 東京都渋谷区恵比寿4-20-7(恵比寿ガーデンプレイス)・ キッズマルシェ ~子どもと楽しく暮らす~ 引用元:PRTIMES
2013年06月21日フランスや北欧など、海外で活躍するアーティストたちの作品やステキな暮らしぶりを紹介する「クリエーションシリーズ」に、オリジナルの視点で街を紹介する「ガイドブックシリーズ」など、数多くの書籍を手がける出版社、ジュウ・ドゥ・ポゥム。彼らが運営する表参道と自由が丘のギャラリーショップ「ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ」では、実際に本で紹介しているアーティストたちの作品に触れることができ、こちらも大人気!さて、そんなジュウ・ドゥ・ポゥムの本の世界がそのまま飛び出したような空間をコンセプトにした、雑貨とアートの期間限定ショップが、本日5月8日(水)~5月12日(日)まで伊勢丹 新宿店にオープン!このショップでは、ジュウ・ドゥ・ポゥムがこれまでに出会った、パリ・ロンドン・北欧のアーティストたちの作品をセレクトして販売。中でも特におすすめのアイテムをここにピックアップしてご紹介しよう。まずは、パリのデザイン・ユニット、 "ツェツェ" の代表作で、人気アイテムの「キュービストライト」。紙製のキューブが連なった「キュービストライト」はやわらかい光が印象的で、和室にも洋室にもぴったり。カラー展開も、マルチカラー・ホワイト・ピンクと3種類あるので、好みにあわせて、チョイスできる。Tsé & Tsé associées「キュービストライト」ロング 23,100円(税込)/ショート16,800円(税込)また、『ロンドンのかわいいアトリエ』で紹介しているジュエリー・デザイナー、エマ・カッシによるコレクションにも注目。ヴィンテージのレースをベースに、ビーズやスパンコールを縫い付けた繊細なネックレスやブレスレット、ピアスなど、充実のラインナップ!Emma Cassi 「ネックレス Unique」28,350円(税込)「アートコラージュ blossoms and flowers」28,350円(税込)さらに『フィンランドのファミリースタイル』で紹介している、ヘルシンキに暮らすテキスタイル・アーティスト、オウティ・マルティカイネンによる「ちいさなレシピブック」も登場。色とりどりの台紙に巻かれた12色のジャガード織りのリボンは、1月〜12月を表現したもの。このリボンはその名の通り、フィンランドの伝統料理の材料と作り方が織り込まれたレシピブックになっている。誕生日など特別なプレゼントのラッピングにぜひおすすめ!Outi Martikainen「ちいさなレシピブック“Pieni Reseptikirja”」各945円(税込)また、ネコやイヌ、ネズミがまるで洋服を着ているようなデザインがキュート&オシャレな「cocoboheme」のハンガーは、パリからやってきたニューアイテム。『パリのヴィンテージ洋服屋さん』で取材したヴィンテージ・ブティックでディスプレイに使われていたものに一目惚れし、ギャラリーショップで取り扱いを始めたそう。そんなエピソードにも納得の可愛いさ。cocoboheme 「ハンガー」各1,890円(税込)この他にも、パリのデザイナー・ブランド、"ラ・スリーズ・スール・ガトー" と "ラ・ココット"によるオリジナルのテキスタイル雑貨、ペーパーカット・アートの魅力が満載の"ファミーユ・サマーベル" の雑貨コレクションなど、豊富なアイテムが揃っている。このブックシェルフ・コーナーには、最新刊の『北欧と英国のアーティストたちの庭』をはじめとした、各国のインテリア・ブックやパリのガイドブックなど、ジュウ・ドゥ・ポゥムの書籍、全タイトルが勢揃い! そして、ジュウ・ドゥ・ポゥムの本のテーマとなってきた「キッチン」「子ども部屋」「おしゃれガールのお部屋」「パリのヴィンテージ屋さん」の世界を感じるコーナーも。このショップのディスプレイそのものも、インテリアづくりの参考になりそう。ぜひ模様替えやお部屋づくりのポイントに、お気に入りの雑貨が探しにいってみては!? 期間限定なので、この機会をどうぞお見逃しなく!『ジュウ・ドゥ・ポゥム POP-UP ショップ in 伊勢丹 新宿店』期間:2013年5月8日(水)~12日(日)場所:伊勢丹新宿店本館 2階 =TOKYO クローゼット リ・スタイルTOKYO大代表:03-3352-1111営業時間:10:30~20:00 ジュウ・ドゥ・ポゥム 伊勢丹
2013年05月08日料理家やシェフ、料理好きな人々に大人気のフランスのホーロー鍋「ストウブ」から、シックな新色【マスタード】が登場した。今回の新色【マスタード】も、「ストウブ」らしいシックなカラーだ。どんな料理も美味しく演出し、いつまでも飽きず長く使えるこの色は、和洋中を選ばないだろう。また、マスタードの商品ラインナップに、卓上のとりわけにぴったりな浅型のココットも加わり、テーブルの上を一層華やかにしてくれる。<商品ラインナップ>ピコ・ココット ラウンド10cm 9,450円、20cm 24,150円、22cm 27,300円、24cm 30,450円ピコ・ココット オーバル23cm 24,150円、27cm 29,400円シャロー ラウンド ココット26cm 31,500円お問い合わせ:ストウブ(ツヴィリング J.A. ヘンケルスジャパン)0120-75-7155
2013年04月25日エールフランス航空(本社 フランス・パリ)はこのほど、アレクサンドル・ド・ジュニアック代表取締役社長兼CEOが初来日し、記者会見を行った。エールフランスは今年、日本就航60周年を迎えた。この記念の年に同社は日本路線の拡大とサービスの強化を表明。来年4月3日に同社グループのKLMオランダ航空が福岡 - アムステルダム線を週3便のスケジュールで開設する。また、2014年3月に予定されている羽田空港の国際線発着枠の拡大時に、自社運航での羽田 - パリ線の就航を目指すと発表した。「現在はボーイング777型機の使用を予定しているが、羽田空港の環境が整えばエアバスA380を就航させる」(ジュニアック氏)。日本路線は震災からの復興もあり、2012年は9月までで成田線が87%、関空線が84%と高いロードファクター(座席利用率)を達成。座席供給量を30%増やしたところ、需要も30%増えた」。フランスへの旅行者が多いという。エールフランスは総2階建てのエアバスA380を日本路線に使用しているうちの1社。「ラ・プリミエール」(ファーストクラス)、「アフェール」(ビジネスクラス)、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスを設置している。広々としたキャビンにはムードライティングを採用。日本路線は他路線に比べプレミアムエコノミーの人気が高い。シートのピッチ(前後間隔)も幅もエコノミーより20%余裕を持たせ、ビジネスクラスを彷彿とさせる幅広い革製のアームレストを採用。疲れを軽減し、リラックス度を高める人間工学に基づいたシェル型シートが特徴だ。また、2012年夏にはパリのシャルル・ド・ゴール空港に世界で最も広いビジネスラウンジをオープン。成田空港のラウンジの改装も終了間近だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日以前、紹介したインテリアのアイデアとハウツーが詰まった本『ファミーユ・サマーベルのパリの暮らしと手づくりと』(ジュウ・ドゥ・ポゥム)の出版を記念した展示会が25日(火)より、ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ青山店にてスタートした。展示会にあわせて、ブランド『ファミーユ・サマーベル』のデザイナー、ジュリーさんがこの度、来日!そのオープニングパーティーに行ってきた模様をお伝えします!今回はジュリーさんの母親で、セラミック・アーティストとして活躍中のフランソワーズ・アンドレさんも一緒に来日。この『ファミーユ・サマーベルのパリの暮らしと手づくりと』展では、本で紹介されていたジュリーさんたちのステキなホームパーティーの雰囲気を再現しながら、切り絵をベースにした代表的な作品などが展示販売されている。ジュリーさんご本人に訊ねたところ、シティマップの切り絵作品を作るのにはトータルで約1ヶ月もかかるそう。実際に切るのは15時間程度でも、その前のリサーチや準備にかなりの時間を費やすのだとか。間近でみる作品は、本当に繊細で美しく、隅々まで眺めていると時間を忘れてしまう楽しさ! また、やはり本で紹介されていた、ウィンドウ・ステッカーや、娘のオフェリアちゃんが髪に飾っていたペーパーフラワーのヘッドドレス、息子のルシアンくんが大好きなうさぎのピックなどの手作りアイテムも、実際に展示されている。どれも可愛くて、実際に見るとさらに使い方の参考になりそう!また、トートバッグやカラフルなティータオルなど、『ファミーユ・サマーベル』ならではのアイテム、さらにフランソワーズさんのセラミック作品も販売! ちなみに『ファミーユ・サマーベル』の商品は展示会後も引続き、ギャラリー・ドゥー・ディマンシュで販売するそうなのでこちらも要チェック。ジュリーさんは、2008年に夫のサイモンさんと幼いオフェリアちゃんとともに世界旅行中、東京を訪れて以来、日本が大好きだとか。でもお母様と一緒に来るのは今回が初めて。ふたりは京都にも足を運び、満喫したそう。またジュリーさんは日本のイラストやキャラクターも好きだそうで、創作のインスピレーションにもなっているとか。『ファミーユ・サマーベルのパリの暮らしと手づくりと』展は、10月7日(日)まで開催中。おしゃれでキュートな『ファミーユ・サマーベル』の世界を堪能できる、この機会をぜひお見逃しなく! 『ファミーユ・サマーベルのパリの暮らしと手づくりと』展開催期間:9月25日(火)〜10月7日(日)会場:ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ青山店 営業時間:12:00~20:00/月曜日定休取材/田辺香
2012年09月27日