『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』など数多くの大ヒット作品を世に送り出してきた映像製作会社「白組」が、企画構想から15年、製作期間10年、総製作費20億かけて贈る『GAMBA ガンバと仲間たち』。このほど、大冒険を予感させる特報映像とティーザービジュアルが公開となった。本プロジェクトの原作は、児童小説の金字塔とも称される「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(斎藤惇夫著、岩波書店)。小さなネズミたちが力を合せて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語である本作は、テレビアニメや劇団四季によるミュージカル公演など様々なメディアを通して多くのひとに感動を与えてきた。原作の映像化は、1999年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来実に24年ぶり。「白組」のトップクリエイター達が3DCGアニメーションを駆使し、新たな映像化に挑む。今回解禁となった特報では、主人公ガンバとその仲間たちが猫に追いかけられるシーンや、鳥や馬車に乗るシーンなど迫力の映像が披露される。「仲間って、勇気」という印象的なキャッチフレーズが示すとおり、仲間との友情を描く感動の冒険物語に仕上がっていることが窺える映像となっている。さらに、本作には白組のほかにも世界トップクリエイターが参加。『スパイダーマン』『アイアンマン』などの製作総指揮を務めたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッドがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、本作品の編集および台詞の監修、音楽の監修とミキシングに携わる。音楽は、アカデミー賞作品賞『それでも夜は明ける』への楽曲提供などで知られるベンジャミン・ウォルフィッシュ、ドラマ「相棒」シリーズ「リーガル・ハイ」、映画『キサラギ』『探偵はBAR にいる』『寄生獣』など話題作多数を手掛け、『ALWAYS 三丁目の夕日』では第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した古沢良太が脚本を務める。同時に解禁となったティーザービジュアルは、原作の表紙を飾っている藪内正幸氏のイラストを元にしたデザインになっており、構図はそのままに今回の映画で新たにデザインされたCGのキャラクターたちがコラージュされたビジュアルになっている。こちらのティーザービジュアルのディレクションを含め、本編エンドロールの企画・演出を始め、宣伝の全体的なコンセプトや宣伝美術のディレクションを、アートディレクターの森本千絵がコミュニケーション・ディレクターとして参加している。森本さんは、「臆病な幼き頃、ガンバの冒険をみてガンバとその仲間に勇気をもらってたことを思い出す。あれから何年経ったのだろうか。いまの子どもたちにも、冒険してもらいたい。小さくたって、弱くたって問題ない。仲間がいれば誰だって前に進める。忘れかけていた勇気と仲間のこと、それを今だから伝えたい。残したい。そう思って、わたしもこの作品の仲間に入れてもらいました。見終わったあと、新しい現実の世界へ誘う一歩手前の力になれたらと。世界中の子どもたちと、元子どもたち、そして動物たちをも楽しんでくれるような作品となりますように」と、意気込みを語っている。原作者の斎藤惇夫は、「半世紀近く前に書いた物語が、どんな映像で、どんな言葉と音楽で、今に甦るのか、子どものように胸踊らせながら公開の日を待っています」とコメント。日本と世界のトップクリエイターが集結した渾身の3DCG映像を、まずはこの特報からチェックしてみて。『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月12日破局説が浮上しているベン・アフレック&ジェニファー・ガーナー夫妻だが、娘2人も一緒に外出しているのを目撃された。先週、芸能誌「OK!」で離婚間近と報じられた夫妻は28日(現地時間)、カリフォルニア州ブレントウッドでランチに出かけた。食後には9歳と6歳の娘たちを連れてフローズンヨーグルト店に立ち寄るのも目撃されている。夫妻には3歳になる息子もいる。「OK!」誌は、夫妻はしばらく前から別居していて、ベンは結婚10周年を迎える6月29日より前に破局を公表したいと考えていると報じた。4月にジェニファーが43歳の誕生日を迎えたときもベンはカナダに1人で旅行、結婚指輪をはめていなかったという。ベンと新作『The Accountant』(原題)で共演したアナ・ケンドリックの関係をジェニファーが疑っているという説もある。ランチに出かけた28日、ベンもジェニファーも濃いグレーや黒ずくめのスタイルでサングラスをかけ、手をつなぐこともなく表情は険しかったが、2人とも結婚指輪をはめていたことは、破局報道に対する夫妻からのメッセージと言えそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月01日昨年9月、全世界で興行収入7億ドルを超えた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を抑え、全米初登場1位を記録した大ヒットサスペンス・スリラー『善き人に悪魔は訪れる』(原題:No Good Deed)。本作で主演を務めるのが、アメリカの情報サイト「TC candler」が発表した“世界で最もハンサムな顔”2014で、ブラッド・ピットやジョージ・クルーニー、トム・クルーズ、ライアン・ゴスリングらを抑え、第6位にランクインしたイドリス・エルバだ。本作が全米No.1を記録したのは、女性客が彼目当てに劇場に殺到したためだとか!?そんなイドリス・エルバの魅力に迫った。アトランタ郊外の一軒家で、弁護士の夫と2人の幼い子どもと暮らすテリー(タラジ・P・ヘンソン)。ある嵐の夜、電話を貸してほしいと見知らぬ男性が訪ねてくる。車の事故で顔に傷を負う彼の困った様子を見かねたテリーは、夫が留守中の家に男を招き入れてしまうが…。本作でイドリスが演じるのは、凶悪な脱走犯コリン。そんな彼を家に迎えてしまう母親役には、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされた実力派タラジ・P・ヘンソンが扮し、殺人鬼と母親の壮絶なサバイバル・バトルが展開されていく。イドリスといえば、『リービング』(’07)、『28週後…』(’07)、『アメリカン・ギャングスター』(’07)、『テイカーズ』(’10)、『プロメテウス』(’12)など、話題作に出演してきた英国俳優。『マイティ・ソー』シリーズでの門番ヘイムダル役や、『パシフィック・リム』(’13)の芦田愛菜&菊地凛子の“育ての親”スタッカー・ペントコスト司令官役、そして『マンデラ 自由への長い道』(’14)で南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラ役を演じ、日本でも知られるようになった。海外ドラマファンには、本作でもタッグを組んだサム・ミラー監督の大人気TVシリーズ「刑事ジョン・ルーサー」としてもお馴染みだろう。いまや、次期ジェームズ・ボンド役の候補に名前が挙がったり、人気シリーズ『スター・トレック3』(原題)の悪役の候補となったり、ジャガーの新作のドキュメンタリーに起用されるなど、ハリウッドでは引っ張りだこ。7月4日公開の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にもヘイムダル役で出演、さらに『スプリング・ブレイカーズ』がヒットしたハーモニー・コリンの新作『The Trap』(原題)では主役を務めることも決定している。いま最もHOTなカリスマ性あふれる黒人スター、イドリスが悪に染まるサスペンス・スリラーを、スクリーンでも確かめてみて。『善き人に悪魔は訪れる』は5月31日(日)より新宿シネマカリテにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月26日『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』で知られるクリエイター集団・白組が5月7日に、東京・渋谷区の同社で会見を行い、児童文学の名作『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』(斎藤惇夫著)を3DCGで長編アニメ化する『GAMBA ガンバと仲間たち』の製作を発表した。構想15年、製作に10年。総製作費は20億円を投じた大型企画で、10月10日(土)に2D/3D全国超拡大ロードショーされる。『ガンバ』といえば、1975年に放送されたアニメシリーズが有名だが、本作ではキャラクターデザインを一新。企画が本格始動したのは、今から15年前の2000年だといい、原作者サイドから「3DCG映画に限定して」映画化の許諾を得た。会見に出席した島村達雄氏(株式会社白組代表取締役社長)は「当時から3DCG映画で、これ以上の遅れをとったら、アメリカの背中が見えなくなってしまうと感じていた」と本作の強い思いを語った。2008年のリーマンショックを機に、製作委員会の組成が中断され、白組の単独事業として製作を続行。2013年末にハリウッドの敏腕プロデューサーで、マーベル・スタジオのCEOであるアヴィ・アラッドの目に留まり、海外配給を視野にした作品のブラッシュアップも行われたという。現在は、完成に向けた大詰めの作業が進められており、声優陣に関しては「キャスティングの真っ最中」(関係者談)だ。企画立案者であり総監督の小川洋一氏(白組代表取締役副社長)をはじめ、白組の精鋭である河村友宏氏、小森啓裕氏の3人がメガホンをとった。ドラマ『リーガル・ハイ』、映画『探偵はBARにいる』『エイプリルフールズ』などで知られる人気脚本家の古沢良太氏が脚本を手がけ、アニメ作品に初挑戦。また、アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』の追加楽曲を作曲したベンジャミン・ウォルフィッシュが、音楽を担当している。3DCGで生まれ変わったガンバたちの、新たなる冒険と躍動に期待したい。なお『ガンバ』が映画化されるのは、1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』(大賀俊二監督)以来24年ぶりとなる。『GAMBA ガンバと仲間たち』10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショー取材・文:内田 涼
2015年05月08日斎藤惇夫氏の児童小説が原作で1975年に放送されたTVアニメ『ガンバの冒険』が、3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』として復活を果たし、2015年10月10日に公開されることが明らかになった。制作は、VFXで知られる映像制作会社・白組が担当する。1972年に刊行された児童小説『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を原作とし、その後にTVアニメ、アニメ映画、劇団四季のミュージカルなど、さまざまなメディア展開が行われた『ガンバの冒険』は、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語。今回、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』のVFX、『STAND BY ME ドラえもん』の3DCGアニメなども記憶に新しい、白組のトップクリエイターたちが3DCGアニメーション映画として、ガンバたちの縦横無尽な大冒険活劇の創造に挑む。同シリーズのアニメ映画は、1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶり。構想15年、製作期間10年、総製作費20億円をかけたビッグプロジェクトになった本作だが、白組の島村達雄社長は「3DCG映画で、日本がこれ以上遅れを取ったらアメリカの背中が見えなくなる」と企画の経緯を説明。特にピクサーによる『トイ・ストーリー』シリーズでその危機感がさらに強くなり、シリーズ2作目が発表された翌年の2000年から本格的に企画がスタートしたという。脚本は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』や『寄生獣』、TVドラマ『相棒』や『リーガルハイ』などで知られる古沢良太氏がアニメ作品の脚本に初挑戦。企画・総監督に白組の副社長・小川洋一氏、監督は3DCGアニメーション『うっかりペネロペ』の河村友宏氏、PS2用ソフト『Rule of Rose』の小森啓裕氏が共同監督として起用される。小川総監督は兼ねてから「今の技術を使って『ガンバ』を3DCGにしたらすごいのでは」と感じており、ビックプロジェクトの作品に『ガンバの冒険』を選んだ理由として「3DCGアニメは製作に時間がかかるため、完全オリジナルよりもブレない軸があって面白いストーリー」「いろいろなタイプの動物キャラクターが出てくる作品」を挙げ、原作でのリアルな動物の挿絵も意識して製作したと語っている。共同監督として名を連ねる河村氏と小森氏は「原作の良さを残しつつ、当時のアニメとは違う作品としてどう作り替えていくか」という点に苦労し、ピクサー作品に対抗できるレベルを目標としつつも、同じことをするのではなく日本人なりのアニメーション表現にしたいと考えたという。具体的には「日本人に受け入れやすい人間的な感情表現と、動物的なアクションをわけてキャラクターを作った」と説明した。また、エグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』『アイアンマン』『X-MEN』のプロデューサーとして知られ、日本のアニメやマンガにも精通しているアヴィ・アラッド氏が就任し、世界展開も視野に。島村社長によれば、アヴィ氏が来日した際にたまたま本作を観せたところ「このアニメなら北米でも通じるかもしれないよ」と語ったことが発端だという。劇伴を手がけたのは、映画『それでも夜はあける』(2013年)で高い評価を得たベンジャミン・ウォルフィッシュ氏。同氏の指揮のもと、ビートルズが録音を行ったことでも有名なロンドンのアビー・ロード・スタジオにて、フルオーケストラ演奏の収録が実現している。あまりの展開に、ロンドンのスタジオへ行った小川氏や河村氏は「ドッキリじゃないか」と思ったという。このように世界的な豪華製作陣が勢ぞろいしたが、ハリウッド色になっているのではなく、あくまで白組が作り上げた作品としてブラッシュアップしたという本作。島村社長は、世界を視野に入れ、クオリティやテンポがアップしたという完成度に自信をのぞかせていた。また『ガンバの冒険』といえば、アニメで野沢雅子(ガンバ)、大塚周夫(ノロイ)、ヨイショ(内海賢二)といった大御所声優陣が務めていたが、本作のキャストは未定。TVアニメのキャストが出演するのかどうかも含め、現在キャスティングの真っ最中だという。『GAMBA ガンバと仲間たち』は、2015年10月10日全国公開。(C)SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年05月08日『永遠の0』『寄生獣』で知られるクリエイター集団「白組」が、児童文学の名作「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(斎藤惇夫著)を3DCGで長編アニメ化することがわかった。「ガンバ」の映画化は24年ぶり。キャラデザインは一新され、海外配給も検討されている。ガンバをはじめ、ボーボやヨイショらおなじみの面々が、小さな力を合わせて巨大な敵に立ち向かう冒険活劇が、装いも新たにスクリーンに帰ってくる。タイトルは『GAMBA ガンバと仲間たち』。東映配給で、10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショーされることが決定した。構想15年、製作に10年。総製作費は20億円というビッグプロジェクトは、現在、完成に向けた大詰めの作業が進められている。「3DCG映画で、これ以上の遅れをとったら、アメリカの背中が見えなくなってしまう」。そんな決意を胸に、日本屈指のクリエイター集団である白組が「ガンバ映画化」の企画を本格始動させたのは、2000年のこと。すでに1975年から放送されたテレビシリーズが存在するため、3DCG映画に限定して、原作者から映画化の許諾を得たそうだ。ガンバたちの冒険同様、本作の製作も山あり谷ありだったと言い、2008年のリーマンショックを機に、製作に携わっていたテレビ局が撤退。リスクを冒しながら、白組の単独事業として製作を続行した裏には「必ず3DCGの時代が来る」という確信があった。さらに本企画が、マーベル・スタジオのCEOで、ハリウッドきっての敏腕プロデューサーであるアヴィ・アラッドの目に留まると、海外配給を視野に「世界に挑む」巨大プロジェクトとして、歩みを加速させていった。メガホンをとるのは企画立案者であり総監督の小川洋一氏(白組代表取締役副社長)に加えて、白組の精鋭である河村友宏氏、小森啓裕氏の3人。脚本をドラマ「リーガル・ハイ」、映画『探偵はBARにいる』『エイプリルフールズ』などで知られる売れっ子ライターの古沢良太氏が手がけ、アニメ作品に初挑戦した。また、アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』の追加楽曲を作曲したベンジャミン・ウォルフィッシュが、音楽を担当している。現時点で、上映時間は90分前後になる予定で、気になる声優陣に関しては「キャスティングの真っ最中」だと言う。果たして、誰もが知るガンバたちがどんな姿で生まれ変わるのか?続報を待ちたい。『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月10日(土)から2D/3Dにて全国公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日ゴールデンウィークの予定はもう決まりましたか?旅行やショッピングも楽しいところですが、お家でゴロゴロしていたい!というアナタ。ゴロゴロしながら、海外ドラマを一気見しちゃうのはいかがでしょうか?さらにオススメなのは、ゴロゴロしながら“ドロドロ”すること!お休みの日にこそじっくりどっぷり楽しみたい、ドロドロ系海外ドラマをご紹介します。1本目は、この春に日本上陸したばかりの「DALLAS/スキャンダラス・シティ」。テキサス州ダラスに君臨するセレブファミリーが主人公の本作は、ドロドロの人間関係がとことん楽しめるシリーズ。石油ビジネスで財を成したユーイング一家が、お金や事業を巡って裏切り合ったり、ののしり合ったり、騙し合ったり…。ファミリー内で権力闘争を繰り広げるのはもちろん、ラブ問題ですったもんだするのも当たり前。ユーイング家の未来を担うイケメン御曹司2人を中心に、ドロドロに次ぐドロドロが繰り広げられていきます。2本目は、いまや「GOTHAM/ゴッサム」の主演スターとなったベンジャミン・マッケンジーの出世作「The OC」。西海岸オレンジ・カウンティの高級住宅街ニューポート・ビーチを舞台にした本作は、ティーンの日常を見つめた青春ストーリーでありながら、ドロドロした人生ドラマでもあります。警察に逮捕された不良少年が、担当弁護士の家に引き取られる冒頭からスタート。少年はリッチな世界に足を踏み入れることになりますが、リッチな世界もなかなかハードで、ドラッグあり、アルコールあり、暴力沙汰や犯罪あり、金銭トラブルあり、親子の確執あり…。もちろん、恋愛のああだこうだも当然のようにあり、爽やかな西海岸のロケーションとドロドロのギャップにハマります。3本目は、今度は東海岸から「ゴシップガール」。こちらは、ニューヨークの高級住宅街アッパー・イーストサイドが舞台となっています。主人公の完璧美女・セリーナをはじめ、登場人物はリッチなヤングセレブ揃い。パーティに、ブランド店でのショッピングに、ゴージャスなレストランでのディナーに…といった華やかな世界が広がっていますが、ニューヨークでもやはりセレブはドロドロ。女子同士のいがみ合いや駆け引きから男同士の虚勢の張り合いや嫉妬心のぶつけ合いまで、ドロドロしない日常など物足りないと言わんばかり。セックス、ドラッグ、マネーも絡み合い、サスペンスの様相すら呈してきます。そして4本目は、「One Tree Hill/ワン・トゥリー・ヒル」。こちらはノース・カロライナ州の小さな町トゥリー・ヒルが舞台です。主人公の男子2人が腹違いの兄弟という設定からして、すでに親世代のドロドロが感じられるもの。母親も育った環境も異なるルーカスとネイサンが高校のバスケットボール部でチームメイトとなり、火花を散らしていきます。そこに関わってくるのは、2人の間で揺れる美少女や友情、家族の問題。登場人物たちの成長を追う青春ドラマではありますが、長いシリーズの間にはまさかの殺人や誘拐、暴行などの事件も発生し、小さな町の日常もなかなか衝撃的なのだと教えてくれます。所変われば、ドロドロもいろいろ?全米各地のドロドロ系ドラマを制覇!なんてゴールデンウィークも、ちょっと楽しいかもしれませんよ。(text:Hikaru Watanabe)
2015年04月22日米国発のプレミアムアイスクリーム「ベン&ジェリーズ」が1年に1度開催しているフリーコーンデー。今年は、4月14日(火)11時から、国内では表参道ヒルズ店/ららぽーと豊洲店/コピス吉祥寺店/舞浜イクスピアリ店の4店舗で開催される。フリーコーンデーの日本での実施は4回目となり、昨年は14,600人以上の来店を記録した。この日は、11時~20時までの営業時間内(ららぽーと豊洲は21時まで)に来店すれば全員にスモールサイズのアイスクリーム1個が無料でプレゼントされる。全てのフレーバーからお好きなものを選べるので、食べたことのないフレーバーにトライしてみてもいいかも。1978年の創業以来、 「『楽しくないなら、 やる意味ある?』社会のためになることを、 楽しい方法で」をモットーにしている「ベン&ジェリーズ」。最高品質のアイスクリームをつくるために、すべての商品にフェアトレード認証の材料を使用するよう心がけるほか、 契約農場では牛へのrBGH(遺伝子組み換え増加ホルモンで牛乳の生産量を増やす方法)を使用していないなど、アイスクリームのおいしさだけでなく、社会全体を考えた企業活動を行い、エシカルなアイスクリームブランドとしても知られている。今年3月には、環境や人・社会への配慮である「社会性」と、 品質や機能、 デザインなどの「商品性」の両方を兼ね備えた商品・サービスに授与される「ソーシャルプロダクツ大賞」を受賞するなど、アイスクリームを通して様々なソーシャル・ミッション(社会貢献活動)に取り組んでいる。そんな「ベン&ジェリーズ」で、すべての人がハッピーになれるフリーコーンデーに、ぜひあなたも足を運んでみて。(text:Miwa Ogata)
2015年04月07日電子書店パピレスが運営し、コミックから小説、実用書、雑誌、グラビアと幅広いジャンルの電子書籍を取りそろえている電子書籍レンタルサイト「Renta!」。特にコミックは、少年漫画、少女漫画、ティーンズラブ、レディース、青年漫画、4コマ、萌え、サブカル、ボーイズラブなど最も豊富なラインナップを誇っているが、今回は海外漫画の3月の月間ランキングの中から、注目作品をピックアップして紹介していこう。○オフ★ビート-BOY・ミーツ・BOY-ビジネスウーマンの母とマンハッタンに住む15歳の自称天才少年、トーリ・ブレイク。社会に対して皮肉な視線を向けているマセガキのトーリと、“たかり”に来る隣人の大学生ポールと共にいつものようにくだらないやり取りから始まるのがジェン・リー・クイックの「オフ★ビート-BOY・ミーツ・BOY-」。BOY・ミーツ・BOYというタイトル通り、ひょんなことから近くに住む、ミステリアスな同い年の少年コリン・スティーヴンスの存在を知ることに。初めて目にしたその瞬間から、なぜかこの隣人の存在が気になってしょうがないトーリは、コリンの正体を調べようと転校をし、彼の行動を記録することにした……。コリンが関わっているらしい“ガイア・プロジェクト”とは何か?そしてトーリのコリンに対するドキドキ感は何なのか?ゆっくりとしたテンポ感と、丁寧な筆致が見どころ。ボーイズラブとまでは言えない“ほんのり”な展開で、ミステリー好きにオススメしたい秀逸な海外作品だ。○12DAYS~恋人たちの12日間~韓国系アメリカ人ジューン・キムが描く、切ない大人のラブストーリー「12DAYS~恋人たちの12日間~」。突然交通事故で他界した異母姉ノア。異母弟ニックの元に、ノアの元同居人でジャッキーと名乗る女性から連絡が入る。彼女は姉の元恋人で、ニックにあるお願いごとをするのだった。それから二人の“ノアの思い出を反芻する儀式”が始まって……。8年前、親に引き裂かれた恋人は、ある日邂逅を果たす。しかし大人になっても2人の愛には障壁があった。法律や文化的思想で(韓国社会では儒教思想もあり、同性愛に厳しい風潮だそう)、愛の証しを手に入れられないもどかしさから、幸せな日常に閉塞感が漂い、2人は互いを試してしまう。その後悔から逃れらないジャッキーと、最愛の娘を亡くした悲しみに暮れる父に寄り添うニック……。露出オーバーした写真のように、簡素化された輪郭線でスタイリッシュに描写された背景から人物たちの心情が描写されるさまは、まるで映画の絵コンテのよう。セリフが少なく説明的でない分、切なさがグッと胸に迫ってくる人間ドラマだ。○アイ・ラヴ・ハロウィンハロウィンの夜にお菓子をもらうために悪さをする悪魔小僧たち……そんな奇想天外なストーリーがキース・ゲフィン原作、ベンジャミン・ローマン作画による「アイ・ラヴ・ハロウィン」。大切なハロウィンの夜、最初にもらったのはただのリンゴ。その後は“チョコウィリー”か小銭しかくれない大人たち……こんな大人たちへの復讐を誓うのは、物語のリーダー的存在であるフィンチをはじめ、少し弱気なピッグ・ピッグ、いじめっ子のバグルスとスクィーク、フィンチの妹で最強のブラジャーを手に入れたムーチー、さらにはリル・ビチ、マッシュ……サイコーにグロくて、どこかカワイイ仲間たちが繰り広げる“不愉快”な死のいたずら……。海外漫画ならではの左開き横書きの使用なので、当初は取っつきにくさがあるかもしれない。また警官にカミソリ入りのリンゴを食べさせたり、投石で頭が砕けたり、寝たきりのおばあさんを“襲ったり”と、R指定が入りそうな作画も要注意。しかしこの独特のテンポ感にハマること請け合いだ。1位はパク・ソヒ 佐島顕子の『らぶきょん~LOVE in 景福宮』、3位にピンクサイコ~ヒース&ネーラ~の『イン・ジ・エンド~最果ての二人~』、7、8位はE.Haeの両作品などがランクインしている。なお3月の海外漫画ランキングは以下の通り。
2015年04月07日『007/慰めの報酬』ではボンドガールに抜擢され、『タイタンの戦い』『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』ではファンタジー大作のヒロイン、さらに『アンコール!!』では音楽教師を演じ、ますます注目度を増すジェマ・アータートン。この度、彼女の主演最新作『Gemma Bovery』の邦題が『ボヴァリー夫人とパン屋』に決定、7月上旬に公開されることが分かった。パリから故郷、ノルマンディーの美しい村に戻り、父親のパン屋を継いだマルタン(ファブリス・ルキーニ)。毎日の単調な生活の中で、文学だけが想像の友、とりわけ、ぼろぼろになるまで読みふけっているのは、ここノルマンディーを舞台にしたフロベールの「ボヴァリー夫人」。そんなある日、隣の農場にイギリス人のチャーリー(ジェイソン・フレミング)とジェマ・ボヴァリー(ジェマ・アータートン)夫妻が引っ越してくる。マルタンは、自分の作ったパン・ド・カンパーニュを官能的に頬張るジェマに魅了され、日々、彼女から目が離せない。ところがジェマが年下の男と不倫するのを目撃したマルタンは、このままではジェマが“ボヴァリー夫人と同じ運命を辿るのではないか?”と、頭の中で小説と現実が入り交じった妄想が膨らみ――。イギリスの小説家サマセット・モームが“世界の10大小説”の一つに挙げたギュスターヴ・フローベールの最高傑作「ボヴァリー夫人」をテーマに、『ドライ・クリーニング』『ココ・アヴァン・シャネル』のアンヌ・フォンテーヌが映画化した本作。キャストには、ジェマを始め、『屋根裏部屋のマリアたち』『危険なプロット』などのフランスの俳優ファブリス・ルキーニ、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』のイギリス俳優ジェイソン・フレミング、さらに“時代 の寵児”ともいえるカナダの若き天才、グザヴィエ・ドランの監督作『マイ・マザー』に出演するニール・シュナイダーらが集結している。小説と現実が入り混じる世界を、ちょっぴりユーモラスに、そしてちょっぴり官能的に描く本作。素朴で美しい四季折々の風景と、スクリーンから香り立つ本場フランスパンの数々も見どころだ。『ボヴァリー夫人とパン屋』は、7月上旬よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月06日『007』シリーズの“Q”役で知られ、ベネディクト・カンバーバッチらとともに現在の英国俳優ブームを牽引する、ベン・ウィショーの最新主演作『追憶と、踊りながら』。サンダンス映画祭始め、本国イギリスでも絶賛を受けたこの珠玉のドラマから予告編映像がシネマカフェに到着した。ロンドンの介護ホームでひとり暮らすカンボジア系中国人のジュン(チェン・ペイペイ)。英語ができない彼女の唯一の楽しみは、優しく美しく成長した息子のカイ(アンドリュー・レオン)の訪問だった。だが、カイは、自分がゲイで恋人リチャード(ベン・ウィショー)を深く愛していることを母に告白できず悩んでいた。やがて、突然の悲しみ訪れ、リチャードはカイの”友人”を装ったまま、ジュンの面倒をみようとする……。本作は、介護ホームで暮らす母親と息子の“恋人”との関係を静かに見守る、愛の物語。主演を務めた『007 スカイフォール』や『クラウド アトラス』で知られるウィショーは、これまで18世紀の青年やロックスターなどを特徴的なキャラクターが多かったが、本作では現代のロンドンに暮らす普通の青年役に。等身大の佇まいを初めてスクリーンで見せているのは大きな魅力で、ふとした視線の動きや声の揺れだけで愛する人を失った悲しみを繊細に伝え、一瞬のまなざしで情熱を溢れさせるウィショーの演技は必見だ。また、ベン演じるリチャードの恋人の母親ジュンには、『グリーン・デスティニー』などで知られるベテラン女優チェン・ペイペイ。ペイペイのイメージを一新する静かな演技とともに、リチャードの恋人を演じる新人アンドリュー・レオンの美しさも要チェック。監督・脚本は、カンボジア出身の新鋭ホン・カウ。長編デビューとなる本作は、監督自身の母への想いを重ねあわせた物語で、ウィショーやペイペイ始め、すべてのスタッフ・キャストが「素晴らしい脚本!」と称賛。その繊細でエモーショナルな演出は第一作とは思えないほどの完成度で、デビュー作として異例のオープニング作品に選ばれたサンダンス映画祭では「撮影賞:を受賞、ブリティッシュ・インディペンデント・アワードやBAFTA英国アカデミー賞でも多数ノミネートされた。公開された予告編は、中国系のジュンが愛する李香蘭(山口淑子)が歌う名曲「夜来香」をバックに、英国人男性と踊るシーンから幕を開け、少しずつジュンとリチャードとの関係性が明かされていく。恋人への愛の大きさゆえに感極まって言葉を失い、涙するウィショー演じるリチャードの姿には、映像だけでも胸しめつけられるほど。映し出される「あなたが“母”なら?」「あなたが“恋人”なら?」という問いに揺れながら、この心奪われる予告編をご覧あれ。『追憶と、踊りながら』は5月23日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日『ジョジョの奇妙な冒険』を描いた漫画家の荒木飛呂彦先生は、自分でもビックリするくらい記憶力がないと語っていたが、記憶力がないことで、一度見た映画や本を始めて見るように何度でも楽しめ、感動できたりと、頭がからっぽになることで、新しいものをどんどんまた詰め込んでいけるという。そんな荒木先生のクリエイティブさが裏付けられたかのような研究結果があった。最新の研究によれば、クリエイティブな忘却のプロセスには長い抱卵期間など必要なく、多かれ少なかれリアルタイムに起こるものなのだそうだ。これをマイクロインキュベーション、より正式には抑制(inhibition)という。一連の実験によって、カリフォルニア大学の心理学者ベンジャミン・ストーム氏とトリシャ・パテル女史は、新しいアイデアをブレインストーミングするその行為が古いアイデアが脳裏に浮かぶことを防ぎ、さっと忘れてしまうことによって創造性が向上することを実証した。「この調査結果は、思考と忘却は本質的に結びついていることを示唆する。つまり、新しいアイデアを考えることで古いアイデアを忘れさせている。また、こうした忘却はクリエイティブな思考を行う能力を向上させるうえで、不可欠な役割を果たしている可能性もある」と、ストーム氏とパテル女史は『ジャーナル・オブ・エクペリメンタル・サイコロジー』に掲載された論文において結論付けている。クリエイティブな忘却を試験するために、まず彼らは創造的な固定観念を再現した。これは被験者に八つの身の回りの品々(新聞など)を見せ、品ごとに基準となる典型的な利用方法(ギフトの包装など)をリスト化している。半分の品については、被験者に1分間でできるだけ多くの他の利用方法を考えるよう指示した。これは”別用途課題”と呼ばれる創造性を試験する標準的な手法だ。新聞の再利用を例にとろう。「猫のトイレ」という”別用途”を思いつくためにはまず、「包装紙として」 という”基準用途”を打ち壊す必要がある。研究者の狙いは、クリエイティブな頭が固定観念を抑制するため、これが物忘れをさせるほど強いものなのかどうか確認することだ。そのため実験の最後には、被験者に基準用途(包装紙)を思い出すように求めている。これによってインキュベーション(アイデアの育成段階)の様子を垣間見ることができた。多くの別用途を思いついた被験者は、単にリストを読んだだけで他の用途を挙げなかった被験者に比べ、忘れた基準用途の数が多かった。言い換えれば、猫のトイレをひらめかせる何かは、頭がギフトの包装のことをもう思い出せないほど完全に忘れ去らせてしまうということだ。研究チームはこれを”思考誘発型忘却”と呼んでいる。抑制の効果は、被験者がどれほどクリエイティブであろうとするかに関係なく起きた。思考誘発型忘却は、猫のトイレといった普通の用途であれ、紙のガウンといった変わった用途であれ、別用途を思い浮かべるよう指示された被験者においては実際に起こる。だが注目すべきは、変わった用途を思い浮かべようとした被験者ほど回想の成績が悪かったことだ。まるで、オリジナリティーの高い抑制には余計な精神エネルギーが必要なようだ。この最初の結果を受けて、さらに実験が続けられた。ある実験では思考誘発型忘却は非常に強力で、基準用途を思い出す際にヒントを与えられていても起きていることが明らかとなった。また、別の実験では、被験者が基準用途から考えを発展させた場合は思考誘発型忘却の兆候が見られなかった。この結果は、抑制は固定観念とインスピレーションを区別できることを示唆している。最後の仕上げとして、全ての実験結果を統合して分析が試みられた。その結果、別用途を思い浮かべたことで忘却した度合いが大きい被験者は、忘却数が少なかった被験者よりも著しくクリエイティブ度の成績が高いことが判明した。そして、潜在的に固定観念となる要素を抑制することで、「より多様かつオリジナルな検索スペースを探索し、創造性に富んだ用途を思いつくことができる」と研究チームは結論した。ただし、科学的な観点から見ると、この実験は完璧なものではない。被験者数が少な過ぎるうえ、そもそも”別用途課題”は創造性の指標として根拠に乏しいと批判されているのだ(新聞を紙のガウンになど、ばかげているといった具合だ)。また、この結果が本当に抑制の現れと言えるのかはなはだ不確かである。被験者は新しいアイデアを考えるために古いものを遮断したのかもしれないし、あるいは新しいアイデアを考えるプロセスが古い記憶を妨げるのかもしれない。一般的な視点からは、こうした実験結果をどう生かせばいいのかよく分からない。思考の堂々巡りに陥ったら休憩をとるのだとしても、一体どうすれば固定観念を抑制する能力を鍛えることができるのだろうか? その意味では、この研究は実践的ではなく、創造性に関する理論的な説明を行ったにすぎない。だが、そうした欠点を除けば、興味をそそられる研究であり、クリエイティブなプロセスの理解を一歩進めたものだろう。また、せっかくいいアイデアを思いついたのに、書き留めなかったばかりに忘れてしまったことのあるアイデアマンにとっては、ちょっとした慰めにもなるはずだ。きっと優れたアイデアを忘れてしまうことよりも悪いことがある。それはひどいアイデアを忘れられずに、優れたアイデアを阻害してしまうことではないだろうかカラパイアブログ「カラパイア」では、地球上に存在するもの、地球外に存在するかもしれないものの生態を、「みんなみんな生きているんだともだちなんだ」目線で観察している。この世の森羅万象、全てがネイチャーのなすがままに、運命で定められた自然淘汰のその日まで、毎日どこかで繰り広げられている、人間を含めたいろんな生物の所業、地球上に起きていること、宇宙で起きていることなどを、動画や画像、ニュースやネタを通して紹介している。
2015年03月17日博物館の展示物が真夜中に動きだし、大騒動を繰り広げるアドベンチャー大作の最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』で主演を務めるベン・スティラーのインタビュー映像が公開になった。本シリーズは大ヒットを飛ばし続けているが、ストーリーは「続編をやるなら存在意義が必要だった」という。スティラーはなぜ、新作への出演を決めたのだろうか?インタビュー映像本作の舞台はニューヨーク自然博物館。ここには展示物を動かす不思議な石板があり、夜に見学者がいなくなると展示物たちは館内を自由に動き回っている。しかし、その石板に異変が発生。警備員のラリーは、異変の謎を解くべく、仲間や息子のニックと共にイギリスの大英博物館へと向かう。1作目ではニューヨーク自然博物館、2作目ではスミソニアン博物館、そして本作では世界最大級の大英博物館が舞台になっているが、スティラーは「別の博物館に行って新しい冒険をするだけでは新鮮さがなく、続編を作る意味がない」と言い切る。そんな彼が製作陣と考え出したアイデアが“別れ”だった。本作では石板に異変が起こり、ラリーと博物館の展示物たちはそれぞれ“別れ”を意識する。さらに、ラリーの息子ニックは成長し、親元から巣立とうとしている。シリーズはついに最終章を迎えるが、スティラーは「永遠に一緒にいられると思っていた仲間たちにラリーは別れを告げなくてはならない」と予告する。ラリーは本当に博物館の展示物たちと別れてしまうのだろうか? それともアッと驚く展開が起こり、深夜の大騒ぎは続くのだろうか? 世界中の映画ファンから愛されてきた人気シリーズ最終章の結末が気になるところだ。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』3月20日(金) 全国ロードショー
2015年03月06日ロエベ(LOEWE)が3月6日にパリのユネスコ本部で行われる15-16AWウィメンズコレクションショーに先駆け、キャンペーンビジュアルを公開した。フォトグラファーにスティーヴン・マイゼル(Steven Meisel)、モデルにレキシー・ボーリング(Lexi Boling)、スタイリストにベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)という豪華な顔ぶれが撮影を手掛ける同キャンペーン。ロエベが目指す“過去に登場したものを解釈し直すことで、今、モダンとは何かを明確にする”という大胆なオリジナリティーを打ち出している。センターピースには、マイゼルの「セルフポートレート」シリーズから新たな1枚の写真が選ばれた。これは、マイゼルのパーソナルコレクションの中から、彼自身が選んだ写真を複写撮影したもの。そこには少年時代のマイゼルが、5羽のオウムを腕に乗せてポーズをとった姿が写されている。その他、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)がデザインした「パズル バッグ」をフィーチャーしたビジュアルも公開。ブランドのコアアイテムをダイレクトに表現した。なお、アンダーソンはブランドのモダナイズを託された際に、その極めて重要な基準点がマイゼルの作品であったと語っている。
2015年03月03日アメリカ生まれのプレミアムアイスクリーム「ベン&ジェリーズ(BEN&JERRY’S)」から、アイスクリームのコア(芯)にアツアツのホットなソースが入った新商品「コアサンデー」が国内全4店舗にて発売中だ。「ベン&ジェリーズ」のアイスクリームは、原料生産者にも公正な価格のフェアトレード原料を使うことや、環境にも牛にもやさしい、持続可能な酪農方法でミルクをつくることなど、創業以来の変わらぬポリシーを貫いて製造されている。今回の新商品「コアサンデー」は、好きなフレーバー2種を選び、コアのソースはチョコレートファッジとキャラメルの2種類からコアのソースを選ぶ。最後にフレッシュな生クリームとお好みのトッピングを乗せて完成。自分好みのフレーバーを組み合わせれば、幾通りもの味わいを発見できる。冷たいアイスクリームとあつあつのソースを混ぜて食べればクセになる美味しさ。この冬、ぜひトライしてみて。(text:Miwa Ogata)
2015年03月03日音楽通ならずとも一度はその名を耳にしたことがあるだろう伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックス。このほど、彼の黄金期を描いた映画『JIMI:栄光への軌跡』から、「OUTKAST」のメンバー、アンドレ3000ことアンドレ・ベンジャミンが、猛練習を重ねマスターした“ジミヘン”流ギタープレイを披露する予告編が解禁された。1966年5月イギリス。陽の目を浴びることがなかったギタリスト、ジミ・ヘンドリックス(アンドレ・ベンジャミン)が、リンダ・キース(イモージェン・プーツ)、チャス・チャンドラーらにより才能を見出されロンドンに渡る。そしてノエル・レディング、ミッチ・ミッチェルと伝説のバンド「エクスペリエンス」を組んだジミ、ガールフレンドのキャシー・エッチンガム(ヘイリー・アトウェル)と出会う…。本作でメガホンをとったのは、『それでも夜は明ける』の脚本や『スリー・キングス』の原案を手がけたジョン・リドリー。『それでも夜は明ける』は昨年度アカデミー賞で「作品賞」「脚色賞」など3部門に輝き、大きな話題を呼んだリドリーだが、長編監督2作目となる本作は、5年ものリサーチを経て脚本も手がけている。今回解禁となった予告編は、衣装、建物、音楽など、目に映る、耳に残るもの全て、60年代ロンドンを忠実に再現したこだわりの映像となっており、時代の熱気をその場にいるかのように感じることができる。主演のアンドレは1日8時間、2か月半にわたって毎日練習を続け、もともと右利きであったが、ジミと同じく左手でギターを弾くことをマスターしたといい、予告編ではその見事な腕前を披露。“ジミヘン”のトレードマークとも言える、“あの”トリッキーなプレイも映像の最後に収められている。60年代のお洒落なロンドンファッションとともに、伝説のギタリストがいかにしてスターダムへと駆け上っていったのかを描きつつ、ジミが実際に受けた差別など、当時の社会背景もリアリティをもって描き出す本作。天才と呼ばれた男、ジミ・ヘンドリックスの栄光と真実にぜひ注目してみて。『JIMI:栄光への軌跡』は4月11日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、有楽町スバル座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月24日天才的なギタリストにして音楽家、ジミ・ヘンドリックスが頂点に昇りつめた2年間を描いた映画『JIMI:栄光への軌跡』の予告編映像が公開になった。アウトキャストの“アンドレ3000”ことアンドレ・ベンジャミンがヘンドリックスを演じている。『JIMI:栄光への軌跡』予告編映像ジミ・ヘンドリックスは、エレキ・ギター奏法の常識を根底から覆したと言われる天才ミュージシャンで、映画は、無名のバックミュージシャンだったヘンドリックスがニューヨークを離れ、イギリスでデビューを飾った1966年から1967年を描く。予告編ではジミが英国に渡り、圧倒的な演奏を披露する場面や、自身の音楽が理解されずに苦しむ場面、周囲のサポートや軋轢が、彼のギタープレイにのせて描かれる。本作のために主演のベンジャミンは左利きでギターを弾けるよう特訓したそうで、映像には彼の演奏シーンも多数登場。また、ジョン・リドリー監督は舞台となった60年代のロンドンの風景を再現することにこだわったそうで、建物や衣裳など、様々な要素が丁寧に表現されている。この映画が描いたドラマの後、ヘンドリックスは母国アメリカでも成功をおさめ、名盤『エレクトリック・レディランド』をリリース。翌年にはウッドストックに出演し、1970年にこの世を去るが、映画には彼の人生の大きな転機と、彼の信念が描かれているという。『JIMI:栄光への軌跡』4月11日(土) 全国ロードショー
2015年02月24日ロエベ(LOEWE)がパリメンズファッションウィークに合わせ2015-16秋冬メンズ広告キャンペーンビジュアルを公開した。クリエーティブディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が考案した同キャンペーンでは、それぞれ違った角度から同コレクションの魅力を表現した、三つのビジュアルを段階的に公開していく。その第1弾として、1月19日にはパリ市内のキスオクにて一つ目のビジュアルが公開された。これは、ロエベの2015秋冬メンズコレクションの大胆なシルエットを写し出したもので、ベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)がスタイリングを、スティーヴン・マイゼル(Steven Meisel)が撮影を手掛けている。続く二つ目のビジュアルは、スティーヴン・マイゼルのセルフポートレート。自身のアーカイブ写真の中から、“日付のない写真”を「ロエベ」のために特別に撮影し直した。そこには、多種多様なビジュアルドキュメントを活かしたいという、ジョナサンの想いが込められている。更に、「ロエベ」が打ち出すコンテンポラリーファッションのフレームとして、フォトグラファーのパーソナルヒストリーがブランドのランドスケープに織り込まれてきたことも表現した。そして、最後の要素となる三つ目のビジュアルは、人気の新作トラベルライン「X-Cross」を始めとする、ロエベ最新コレクションによるキーピース。撮影はダミアン・ロペロ(Damien Ropero)自らが手掛けている。
2015年01月21日天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの黄金期を描いた『JIMI:栄光への軌跡』が、4月に公開される。主演を務めた「アウトキャスト」のメンバー、アンドレ3000ことアンドレ・ベンジャミンが、ギターを猛特訓して“ジミヘン”の左利き奏法をマスターしたことでも話題の本作だが、今回シネマカフェが注目するのは、彼が生きた60年代を象徴するファッション。ジミの風変わりなドレスセンスだけでなく、ジミをスターへと導いた2人のヒロインが魅せる、ツイッギーやマリー・クワントに代表される“スウィンギング・ロンドン”と呼ばれる60年代のレトロキュートなファッションに迫った。1966年5月、無名のバックバンドのギタリスト、ジェームズ(アンドレ・ベンジャミン)は、ニューヨークのナイトクラブ“チータ”でリンダ(イモージェン・プーツ)と出会う。彼女に才能を見出され、やがて音楽プロデューサーのチャス・チャンドラーと知り合うことに。陽の目を浴びることのなかった彼が、次第にスターダムをのし上がっていく――。本作の魅力は、音楽はもちろんのこと、リアルに再現された60年代ロンドンファッションだ。独特なドレスセンスで知られるジミは、キャリア初期にはシンプルなトレンチコートを着用。本編では、古着屋で見つけたという英国王立陸軍獣医軍団のジャケットを、アンドレが着こなしている。コスチューム・デザイナー、レオニー・ブレンダーガストは、細心の注意を払って各キャラクターの性格を表す衣装を準備した。自らもスウィンギング・ロンドンが大好きだと言うレオニーは、「60年代のロンドンはダイナミックな時代だったわ。ロックンロールがあって、ポップな時代が訪れようとしていた。マリー・クワントがファッションを変えようとしていたの。私たちは正確に当時のロンドンを再現しようと務めた。物語が始まるN.Y.では、まだ50年代の影響が色濃く残っていたわ。ジミがロンドンに渡って、やっとハイファッションとミニスカートになるのよ」と語る。劇中で、ジミが他界する1年前まで交際していたキャシー・エッチンガムを演じるのは、『ある公爵夫人の生涯』で18世紀英国貴族夫人、『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』で第二次大戦下イギリス軍のエージェントと、その時代のファッションを着こなしてきたヘイリー・アトウェル。そしてジミの渡英のきっかけを作ったキース・リチャーズの彼女リンダ・キースを演じるのは、現代のファッション・アイコン、イモージェン・プーツ。2011年「Chloe(クロエ)」のフレグランスの広告塔に抜擢され、2012年には「H&M(エイチ&エム)」と「MARNI(マルニ)」がコラボしたコレクション「MARNI at H&M」のキャンペーンフィルム(監督はソフィア・コッポラ)にも出演した。ヘイリーは、「リンダはいつもシックで上品な感じがするけど、キャシーは明るくて、力強くて、派手なの。彼女のトレードマークは、白いゴーゴーブーツよ。衣装の多くは60年代の洋服を収集する個人のものだったの。毎日、トレーラーの控え室に、カラフルな衣装が堂々と並んでいた。それはまさに私が考えるキャシーそのものだったわ」と話す。またイモージェンは、「日を追うごとにスカートの丈が短くなっていって、本当にワクワクした。どれも素敵でゴージャスだった。衣装が私を60年代にタイムスリップさせてくれたの。服を通じて、キャラクターをつかんだ。だからファッションは、重要なカギね。私の黒く染めたモッズ・ボブもそうよ。どれもキャラクターになりきるうえで、大切だったの」と、ファッションの重要性を明かした。現代でも女性の憧れであるスウィンギング・ロンドン。クールな音楽を聞きながら、レトロでカラフルなファッションにも注目してみて。『JIMI:栄光への軌跡』は4月よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月06日「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、15スプリングキャンペーンを公開した。撮影はマリオ・テスティーノ(Mario Testino)。ロマンティックなムードが溢れる日差しの中にモデルのカルメン・ペダル(Karmen Pedaru)とベンジャミン・アイデム(Benjamin Eidem)が登場。マイケル・コースが「春は生命が生まれ変わる時。このコレクション及び広告キャンペーンでは、春がもたらすアップビートなエレガンスとカラーを表現した」と語るように、オプティミスティックな雰囲気を醸す。コレクションライン「マイケル・コース」のビジュアルは、モデルの 2人が豪華なヨットの上で、またセカンドライン「マイケル マイケル・コース(MICHAEL Michael Kors)」は、イタリアのクラシカルな水上タクシーの上で優雅に佇む。。
2015年01月06日『ドラゴン・タトゥーの女』『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督最新作『ゴーン・ガール』(公開中)でデジー・コリンズ役を演じ、2015年アカデミー賞の司会にも決定している俳優ニール・パトリック・ハリスが、本作や監督について語るインタビュー映像がこのほど、公開された。『ゴーン・ガール』は、夫ニックの前から妻エイミーが突如姿を消した事件の謎を解いていくサイコロジカル・スリラー。全米では、公開10週連続TOP10をキープし、日本(12月12日公開)とイタリア(12月18日公開)の公開を待たずして、全世界の興行収入累計がフィンチャー監督のこれまでの最高記録『ベンジャミン・バトン数奇な人生』の3億3390万ドルを超え、自身のキャリア最高記録を樹立した。そして、ハリウッド賞レースの幕開けとなるハリウッド・フィルム・アワードで作品賞、脚本賞、音響賞の3部門を受賞、アカデミー賞の行方を占う前哨戦として注目されるゴールデングローブ賞でも、監督賞(デヴィッド・フィンチャー)、主演女優賞ドラマ部門(ロザムンド・パイク)、脚本賞(ギリアン・フリン)、作曲賞(トレント・レズナー、アッティカ・ロス)の4部門でノミネートされ、さらに注目が集まっている。来年のアカデミー賞の司会にも決定したニール・パトリック・ハリスは、本作で、エイミーの失踪に関与した可能性がある容疑者の1人で、高校時代の元彼デジー・コリンズを演じる。ハリスは「とにかく小説に感動して大好きだった。特に脚本で素晴らしかったのは、"全てのキャラクターが最後の最後まで容疑者であるところ"なんだ」と本作への思いを語る。また、「監督のやり方が好きだった。フィンチャー監督の手法は俳優と監督の間に信頼を築く。彼は僕たち役者にシーンを生きることを求めるんだ」と監督の手腕を絶賛。「内容よりもスケジュールを優先させて妥協するなんてあり得ない。個々のシーンをじっくりと見極め、微調整をしていくんだ。数時間かけて10~15テイク撮った後、突然今まで言ってたことと矛盾した指示を出して違う方向へ導くんだ。そして大量のテイクから抜き出したシーンをつなぎ合わせ作品を作っていくのさ」と明かしている。(C)2014 Twentieth Century Fox
2014年12月27日ベン・スティラー主演の『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』のヨーロピアン・プレミアが15日(現地時間)、ロンドンで開かれ、ベンやオーウェン・ウィルソンらキャストが、同作に出演した故ロビン・ウィリアムズを偲んだ。夜の博物館で動き出す展示物たちとガードマンのラリーの冒険を描いたヒット・シリーズは今回が3作目。ロビンはシリーズを通して、展示物のセオドア・ルーズベルトを演じていた。西部開拓時代のミニチュア人形役のオーウェンはロビンについて「彼は素晴らしいユーモアのセンスと本物の優しさ、謙遜する心を持つ人だった。偉そうに振る舞ったっていいのに、彼は絶対にそうしなかった。いつも温かくて、好奇心旺盛な人だったよ」。博物館のキュレーター、マクフィー博士役のリッキー・ジャーヴェイスは「彼は素晴らしかった。僕にとっては崇拝の対象だったけど、会った途端に友だちになってくれた。地に足の着いた人でもあったし、常にみんなを楽しませてくれていた。特別な人だ」と、エジプトのファラオを演じたベン・キングズレーも「尊厳と分別があり、ユニークな魅力があった」と語った。主役のガードマン、ラリーを演じたベンは『ナイト ミュージアム』シリーズについて、ロビンと仕事することができた唯一の機会だったという。「とても心が広くて優しかった。誰にも分け隔てなく接して、いつも楽しませてくれたし、僕も彼を楽しませていると思わせてくれた。でも実際は、僕はただの一ファンだった。彼と一緒に過ごせて、同じ映画に出演できて、本当に幸運だと思う」とふり返った。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は2015年3月20日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月18日東京・銀座の「メグミオギタギャラリー(MEGUMI OGATA GALLERY)」は、12月6・7日の2日間、ベン・アイン(Ben Eine)のタイポグラフィーが印字されたキューブ「objet d’art」を展示する。ベン・アインは店のシャッターや公共の壁などの様々な場所に、“シャッターフォント”と呼ばれるフォントでグラフィティを描くストリートアーティスト。イギリスのキャメロン首相が初めてアメリカを訪問した際に、アインの作品をオバマ大統領に贈ったことで一躍有名に。12年には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」とコラボレーションして、グラフィティをあしらったスカーフを発表した。今回の展示会では、アート作品の3次元化を手掛ける「Fragile Ventures」とコラボレーションした作品を披露している。これまでにアインが描いてきた「シャッター」、「デンダーロイン」、「サーカス」の3つのフォントで、アインを表す「E」の文字を打刻した。材質はコンクリート、メタル、ウッドの計3種類で、すべて手仕上げで製造されている。キューブは3種類全てが120ミリの正方形。コンクリート製にはアインがシャッターに描いた「シャッターフォント」が、木製には初期の作品に用いられた「サーカスフォント」が、金属製には「テンダーロインフォント」がそれぞれ使用された。「objet d’art」はFragile Venturesのオンラインストアーで購入も可能。価格は3種類とも約50万円。
2014年12月04日ルーニー・マーラにアカデミー賞「主演女優賞」ノミネートをもたらした『ドラゴン・タトゥーの女』から3年。世界中の映画ファン待望のデヴィッド・フィンチャー監督最新作『ゴーン・ガール』が、このほど、12月12日の日本公開を前に、これまでの『ベンジャミン・バトン数奇な人生』を抜いて監督自身キャリア最高となる全世界興行収入を記録。監督から、喜びのコメントが到着した。本作は、ベン・アフレックとロザムンド・パイクが初共演で演じる、結婚5周年の記念日に失踪事件を起こした、ある夫婦の物語。アメリカで600万冊以上を売り上げ、「NYタイムズ」ベストセラーランキング第1位を記録したギリアン・フリンによる小説の映画化で、脚本もフリン自身が手掛けている。先日、賞レースの幕開けとなるハリウッド・フィルム・アワードでは、「作品賞」と共にフリンが「脚本賞」を受賞するなど3部門を受賞し、今後はアカデミー賞受賞への注目が集まっている。受賞の影響もあってか、全米では公開9週目となる先週末も、TOP10圏内をキープ。そして今回、日本とイタリア(12月18日より)の公開を待たずして、全世界の興行収入累計が、フィンチャー監督のこれまでの最高記録『ベンジャミン・バトン数奇な人生』の3億3,390万ドルを超え、3億3,470万ドルとなり、監督しては最高記録を達成した。脚本を担当したフリンは、本作について「デヴィッドが監督してくれたら良いのに、と思っていたから、デヴィッドが監督に決まって本当に良かったと思ったの」と言う。彼女の無慈悲なまでの洞察力とフィンチャー監督の圧倒的なストーリーテリングが相乗効果を生み、ダーク・ユーモアが随所に散りばめられた本作を作り上げた“共犯者”として、監督を絶賛。また、全米メディアも、「『ゴーン・ガール』はこれ以上ないほどすごい」(ケネス・チューラン / LA TIMES)、「おもいきり楽しんだ。フィンチャーの最高傑作。それ以上言いようがない。衝撃を覚悟して」(ジョシュ・ロスコプフ / TIME OUT NEW YORK)「デヴィッド・フィンチャーが『ゴーン・ガール』でオスカーに爆弾投下」(HITFIX)など、早くもアカデミー賞の本命として名指しするほど。そんな本作が自身のキャリア最高の全世界興収を挙げたことについて、フィンチャー監督は「作ろうと思っていた映画を作ることができたと思っているから、たくさんの人たちが映画を観に行ってくれて嬉しいよ。僕らが映画を作って、人々がそれを見たいと思うのは、嬉しいからね」と満足気。そして、公開が待たれる日本のファンに「出来るだけ何も知らずに劇場へ行くのをオススメするよ。デートにも相応しいと思うよ。だって、もし僕がデートでこの映画を観に行ったら、楽しいと思う。この映画の内容を巡って、相手と楽しい小競り合いになると思うからね」と、やや意味深なメッセージを送った。現代映画界きっての鬼才が贈る、サイコ・スリラーの大傑作。あなたもぜひその世界観にハマってみて。デヴィッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』全米興収$160.8M全世界興収$334.7M『ベンジャミン・バトン数奇な人生』$127,509,326$333.9『セブン』$100,125,643$327.3『ドラゴン・タトゥーの女』$102,515,793$232.6『ソーシャル・ネットワーク』$96,962,684$224.9『パニック・ルーム』$96,397,334$196.4『エイリアン3』$55,473,545$159.8『ゲーム』$48,323,648 $109.4『ファイト・クラブ』$37,030,102$100.9(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーン・ガール 2014年12月12日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox
2014年12月01日ジャスティン・ティンバーレイクとベン・アフレックが出演する映画『ランナーランナー』が公開されている。本作はオンライン・カジノの世界を題材にしたスリリングなサスペンスだが、劇中で主人公を翻弄するカジノ王を演じたアフレックは過去に実際にオンライン・カジノで被害に遭っていたようだ。その他の写真本作は、オンラインカジノの詐欺行為に気づいた天才学生リッチー(ティンバーレイク)が、裏社会でカジノ王(アフレック)やFBIを敵に回し、自分の命を賭けた攻防を繰り広げる様が描かれる。アメリカのオンライン・カジノ市場は巨大で、年間300億ドルの収益を上げると言われている。この映画は、大手オンライン・カジノ“アルティメットベッド”で実際に起きた不正事件を参考にしている。元オーナーの証言によると、あるシステムを使って他人のカードをのぞき見ていたそうで、被害者の中にはプロのポーカープレイヤーに交ざって、ベン・アフレックの名前があった。アフレックはプライベートでは大のギャンブル好きで、ラスベガスのカジノでハプニングに巻き込まれたり、大金を使い込んで妻を怒らせた、という報道もあった。本人はこの事実を隠しておきたいのか、映画のPRやインタビューではプレイヤーを“ダマす”カジノ王について語っているが、実際に演じる上では自身が“ダマされた”経験も何らかのかたちで役立っているかもしれない。『ランナーランナー』公開中
2014年11月28日イギリスで記録的大ヒットをした『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』が、ついに日本に上陸する。本作は、日本でも大ヒットしたスティーブン・ダルドリー監督作『リトル・ダンサー』のミュージカル版。バレエを通じて、父と子が愛を再確認する感動の物語だ。本作を始め、12月の公開作でひと際目立つのは、キム・ギドクやデヴィッド・フィンチャーなど、世界各国の有名監督たちが手がけた“家族”をテーマにした作品ばかり。良くも悪くも昼夜、生活を共にする家族。悩みを共有したり、安心を得られる一方で、“最も近くて最も遠い”存在に感じることもしばしば。一見、いかにも幸せそうに見える家庭が、実は周りの人には知られたくない問題を抱えているというのも、決して珍しいことではない。ひとつ屋根の下でも、日々ドラマは起きている…となれば、ミドルエイジを迎え、家族を持った監督たちの作品も、その描き方はさまざま。今回は、一見まったく異なるが、実は“家族”という共通のテーマを描いた4本の新作をご紹介。●『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』12月5日公開1984年、ストライキに揺れるイギリス北部の炭鉱の町。11歳の少年ビリーは、炭鉱夫の父と兄、祖母と暮らしている。偶然目にしたバレエに興味を持ったビリーは、父親に内緒でバレエを習い始める。彼の素質を見抜いたバレエ教師の指導を受け、ビリーは“ロイヤル・バレエで踊る”という夢を抱くように。息子の才能と夢を知った父は、一大決心をする――。監督は、日本でも大ヒットした映画『リトル・ダンサー』と同じ、イギリス出身のスティーブン・ダルドリー(54歳)。映画版は、ちょうど14年前の2000年9月29日にイギリスで劇場公開され、英国アカデミー賞を受賞した。2005年からはロンドンのウエスト・エンドで、舞台版の上演が開始。ダルドリー監督は、こちらの舞台版でも演出を務め、音楽監督はエルトン・ジョンが担当した。2008年にはブロードウェイに進出し、トニー賞を独占。2014年の現在もロンドン・ウエストエンドで観客を魅了し続けている。そして、今年の9月28日。これまでビリー役を演じてきた27名が全員が共演する、1日限定の夢のステージも実現した。その模様はライブ配信され、週末興行成績第1位を獲得という偉業を達成。その夢のステージこそが、今回日本に上陸した『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』なのだ。ダルドリー監督は「情緒的な作品だ。家族が絶望的だと思われる状況に立ち向かう物語で、それはどの文化や言語に置き換えても共通のテーマだと思う」と語っている。ありのままの思いをぶつけ、衝突する父と息子。でもそれは、誰よりもお互いを愛してるからこそゆえ。自分の心を理解してほしいから、真剣に、不器用に向き合うのだ。少年ビリーは、言葉では伝えられない思いを、体いっぱいで表現する。家に帰ったら、すぐに自分の家族を抱きしめたくなるような、ハートウォーミングな家族の物語の傑作は、ミュージカル版でも顕在だ。●『メビウス』12月6日公開ある日、夫の浮気を知った妻。彼女は嫉妬と怒りのあまり、夫の性器を切断しようとするが失敗。ところが、その激情を抑えられない彼女は、息子の性器を切断して、姿を消してしまう。途方に暮れる息子に、父は性器がなくても絶頂に達する方法を教えるが、妻が戻ったことで――。監督は、韓国の鬼才キム・ギドク(53歳)。これまで『うつせみ』や『嘆きのピエタ』など、数々の衝撃作を生み出してきた彼が、新たに送り出す問題作だ。今回は上流階級の一家に起きた衝撃の出来事を、一切の台詞を省き、笑う、泣く、叫ぶといった感情表現のみで描写。ギドク監督の特有のちょっとグロくて、ちょっと歪んだ、でも人間の真実をえぐり出す家族愛には注目だ。●『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』12月6日公開『スパニッシュ・アパートメント』から連なるシリーズ第3弾。ウェンディとの間に2人の子どもをもうけ、パリで生活しているグザヴィエ(ロマン・デュリス)。小説家としてもある程度成功した彼だが、あるとき、スペイン留学時の親友でレズビアンのイザベルから精子の提供を頼まれる。しかし、このことが原因となり、ウェンディは子どもを連れてニューヨークへ移住してしまう――。監督は、フランス出身のセドリック・クラピッシュ(53歳)。これまで、ハリウッド映画とはまた違う、日常の小さなドラマを切り取り、すぐ隣にいそうな人間たちを映し出してきたクラピッシュ監督。彼の代表作となる、ロマン・デュリス演じるダメ男・グザヴィエの物語も、ついに最終章。いろいろな女性の間を行ったりきたりしていた彼には、呆れつつも、なぜか嫌いになれず、見守り続けてしまった女子も多いはず。そんな彼も親となり、家庭を持ち、すっかり落ち着いたのかと思えば、やっぱりそんなわけはないらしい。クラピッシュが描く、単なる“フランス式”とも言えない、愛おしいダメ男の家族の物語もまた必見だ。●『ゴーン・ガール』12月12日公開誰もがうらやむ完璧夫婦だったニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。5年目の結婚記念日に、突然エイミーが行方をくらましてしまう。メディアによって夫婦の実態が暴かれ、不審な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害の疑惑を持つように――。監督は『セブン』、『ソーシャル・ネットワーク』などのヒットメイカーで、アメリカ生まれのデヴィッド・フィンチャー(52歳)。スタイリッシュな映像と音楽は、まさにミュージックビデオ出身の監督ならでは。1分先も予測できない完璧な脚本が、観る者をただならぬ緊張感で包み、ただ一度の瞬きすらしたくないと思わせる。幸せいっぱいに見えた夫婦の徐々に明かされていくほころびを、容赦なく描き出していく本作は、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』とはまるで違う、生々しい家族の物語だ。2014年もあと1か月。今年の締めくくりに、世界の巨匠から“家族の在り方”を学べば、あなたの家族の物語がもっとキラキラ輝くかもしれない。『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』は、TOHOシネマズ日劇にて12月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーン・ガール 2014年12月12日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Foxニューヨークの巴里夫 2014年12月6日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開(C) 2013 Ce Qui Me Meut Motion Picture - CN2 Productions - STUDIOCANAL - RTBF - France 2 Cinemaメビウス 2014年12月6日より全国にて公開(C) 2013 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
2014年11月25日TVシリーズ「ハウス・オブ・カード」のロビン・ライトが、14歳下の俳優、ベン・フォスターとの婚約を解消した。48歳のロビンと34歳のベンは2011年に映画『ランパート 汚れた刑事』で共演し、翌12年2月から交際が始まった。昨年12月に婚約したが、今夏はロビンが「ハウス・オブ・カード」の撮影でボルチモアに、ベンが舞台「欲望という名の電車」出演のためにロンドンに滞在。離れて過ごしている期間に、ロビンが別れを決意したという。「Us Weekly」誌によると、多忙なスケジュールによるすれ違いと14歳という年齢差が障害になったようだ。関係者は、ロビンがベンの未熟な部分に我慢できなくなったのが原因だと話している。ロビンは20歳で俳優のディーン・ウィザスプーンと結婚したが2年で離婚、その後『ステート・オブ・グレース』で共演したショーン・ペンとの間に二児をもうけて結婚したが、2010年に離婚している。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月14日『セブン』『ファイト・クラブ』、そして『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』と、世界中の映画ファンを唸らせてきた鬼才デヴィッド・フィンチャーが、ベン・アフレック&ロザムンド・パイクという実力派俳優を迎えて贈る最新作『ゴーン・ガール』。いち早く公開された全米では、フィンチャー監督としては過去最高のオープニング記録で、初登場第1位のヒットスタートを切り、さらに先日は、全米興行成績累計がこれまでの最高記録である『ベンジャミン・バトン数奇な人生』の1億2,750万ドルを抜き、フィンチャー監督の過去最高記録を樹立した。それほどまでに多くの人々の心をとらえた、ある夫婦を取り巻くサイコ・スリラーとなる本作から、このほど、本編映像の一部がシネマカフェに到着。この数年後の結婚記念日に失踪事件が起こるとは思えない、ロマンティックなふたりの出会いが描かれていることが分かった。ミズーリ州のとある田舎町で、誰もが羨むような幸せな結婚生活を送っていたニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。だが、結婚5周年を迎えたその日、エイミーが突然姿を消す。リビングには争った形跡があり、キッチンからは大量の血痕が…。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然な夫・ニックへ疑いの目を向ける。やがて、この夫婦に全米中の注目が集まり、メディアも暴走。事件は思いもよらない展開を見せていく。“完璧な”妻・エイミーの身に、いったい何が起きたのか…。実はエイミーは、毎年、ニックへの結婚記念日のプレゼントに、自作の“宝探しゲーム”を行っていた。失踪した5回目の記念日も、この宝探しが手がかりにつながるカギとなっていくのだが、今回到着した映像でも、そんな謎解き好きのエイミーらしく、パーティで出会ったばかりのニックに、自身の職業を3択で出題しているシーンが描かれている。そのロマンティックな出会いの様子は、この後、ふたりが結婚することは予測できても、数年後に彼女が姿を消すことになるとは、誰もが夢にも思わないだろう。本作で、美しく聡明な妻・エイミーを演じたロザムンドは「この作品は、夫婦の関係というものを徹底的に解剖してみたのだと思うの。親密な関係にあるからこその素晴らしいところ、そして親密が故の裏切り…結婚というものを顕微鏡で見ているようだわ」と、意味深に語る。また、夫・ニックを演じたベンも、その意見に同意し、「原作の非常にダークな結婚への視点と、デヴィッドの結婚に対するダークな解釈に、可能な限り忠実に演じようと思ったんだ」と言葉を続けた。一方、フィンチャー監督は、全米中から疑いの目を向けられる夫を演じたベンに対して、「彼の起用に文句をつける人はひとりもいなかった」と明かす。そして、ロザムンドについても「自慢するようだが、私は俳優の本質をだいたい見抜くことができるのだが、ロザムンドの場合はそれができなかったんだ。だからこそ、どこか不透明な部分がエイミーにピッタリだと思ったんだ」と話している。鬼才監督も太鼓判を押すふたりの演技には、「ベン・アフレックとロザムンド・パイクは地獄から来たカップルとして素晴らしい」(ケネス・チューラン/「LA TIMES」)、「ベン・アフレックが順応性のある、共感を呼ぶ演技を披露」(マノーラ・ダージス/「NY TIMES」)、「ロザムンド・パイクが華やかに、悪意ある演技で強烈…何年にも渡って話題にされる、賞候補の実力を持ったとびきりの飛躍的な作品」(ピーター・トラヴァース/「ROLLING STONE」)と、各メディアも手放しで絶賛。早くもオスカーへの期待が高まっている。「あなたは、愛する伴侶のことをどれだけ知っていますか?」フィンチャー監督が描き出す、幸福な結婚生活の“裏”にある夫婦の不協和音の前章を、こちらの映像からも覗いてみて。『ゴーン・ガール』は12月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーン・ガール 2014年12月12日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Fox
2014年11月11日ベントレー・システムズ(ベントレー)とシーメンスPLMソフトウェア(シーメンス)は11月5日、ベントレーのBIMテクノロジーと、シーメンスの3Dデジタルファクトリーオートメーション向けTecnomatixに含まれているプロセス・シミュレーション・ツールを統合したと発表した。シーメンスのPLMソリューションを使用しているユーザーは、スキャンして取り込んだ点群ベースのモデルを活用することで、既存の工場の3Dデジタル・モデルをさまざま運用条件で拡張して操作できるようになるという。これによりユーザーは、デジタル・ファクトリーのモデリングに伴う時間とコストの削減や、製造ラインの完成時記録や運転記録としても使用可能な点群モデルを作成し、工場、製品、プロセスのライフサイクルを通した運用性能の改善などが期待できる。これまでにもベントレーの産業用BIMアプリケーションには、Parasolidソフトウェア、D-Cubedソフトウェア、JTデータ・フォーマットなど、シーメンスのPLMコンポーネントが採用されている。また、シーメンスは今後、ベントレーのVortexポイント・クラウド(点群)テクノロジーを自社の他のアプリケーションにも組み込むことができるようになるとのこと。
2014年11月07日現在北米公開中の『ゴーン・ガール』の興収が、先週末に1億3600万ドルに達し、デヴィッド・フィンチャー監督のキャリアで最高記録を築き上げた。これまでの週末興収記録でのフィンチャー監督の最大ヒット作は、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の1億2750万ドルだった。『ゴーン・ガール』は北米公開から5週間たつが、今もトップ5内に君臨しており、これからもまだ数字が伸びることが予測される。同作品はまた、フィンチャー監督のキャリアで最高の公開初週末記録(3750万ドル)も記録。2位は『パニック・ルーム』の3000万ドル。本作は一般受けだけでなく、批評家受けも良く、rottentomatoes.comによると、88%の批評家が褒めており、これからのアワードシーズンでの健闘も期待される。日本では12月12日(金)より公開される。文:猿渡由紀
2014年11月04日