おうちで過ごす時間が増えた今、自宅で植物を育てる女子が急増しているそう。机や棚の上など、ちょっとしたスペースに置ける小さめの植物は、一人暮らしの人にもおすすめ。個性豊かな表情に癒されて。グリーンのセレクトショップ『SOLSO PARK』マネージャー山口 南さんがおススメの5品種を教えてくれました。グリーンに興味津々だという乃木坂46の秋元真夏さんと一緒にチェックしていきましょう。うさぎの耳のような形がキュート!ウチワサボテンサボテンの中でも丈夫な品種で、初心者でも育てやすい。「水やりは、土が鉢底までしっかり乾いてからでOKで、真夏と真冬は基本的に不要です。とにかく太陽が大好きなので、室内でも日当たりのいい場所に置いてあげて」まるで葉っぱが空を飛んでいるよう!?飛び葉クロトン東南アジアに自生するクロトンの突然変異。葉先に鈴をつけているような見た目から、「グリーンベル」とも呼ばれる。「育て方は一般的な観葉植物と同じ。太陽の光が当たって葉が赤く色づいていく姿も魅力的です」くるくるのカーリーヘアがチャームポイント。ベンジャミン バロックゴムの木の一種で、内側にカールした葉が特徴。順調に育つとどこまででも大きくなる。「葉が密集しているぶん虫がつきやすいので、霧吹きはこまめに。日光が不足するとカールが弱くなってしまうので注意しましょう」ミニサイズのソテツで、気分は南国リゾート。ソテツヤシの木のような見た目をした、日本でもおなじみの常緑低木。「サボテンと同じでお日さまが大好きな品種です。ただ、水が少ないと葉先が茶色く枯れてくるので、土の表面が乾いたらこまめに水やりをすること」「パンケーキプランツ」の別名まで愛らしい。ピレアペペロミオイデスまん丸の葉が放射状に広がる、多肉質の葉が特徴的な植物。「ムレに弱いので、水やりは土の表面がしっかりと乾いてからでOK。レースのカーテン越しに日が当たる、できるだけ明るい場所に置いてあげましょう」あきもと・まなつ1993年8月20日生まれ、埼玉県出身。1期生であり、キャプテン。料理の腕前を生かし「cookpadLive」でレギュラー番組を担当。オーバーオール¥15,000(ユニバーサルオーバーオール/ドリームワークス TEL:03・6447・2470)セーター¥24,000(モリス&サンズ/ビショップ)ソックス¥3,500(Heimat/レイバー・アンド・ウエイト・トウキョウ)サンダル¥9,500(ビルケンシュトック/ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス)山口 南さん(SOLSO PARK)東京・南青山にあるグリーンのセレクトショップ『SOLSO PARK』マネージャー。ショップでは、各地から集めたアウトドア・インドアグリーンをマーケット感覚で購入可能。※『anan』2020年11月11日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・仲子菜穂ヘア&メイク・上川タカエ(mod’s hair)取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2020年11月07日ゲイリー・オールドマンとデヴィッド・フィンチャー監督がタッグを組んだNetflix映画『Mank/マンク』が、12月4日(金)からの全世界独占配信に先駆けて11月20日(金)より日本全国の映画館で公開。その劇場が決定した。本作は、映画史に燦然と輝くオーソン・ウェルズ監督・製作・主演の名作『市民ケーン』でアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを主人公に描く物語。アルコール依存症に苦しみながら、のちに不朽の名作となる『市民ケーン』の仕上げに追われていた脚本家マンク(ゲイリー・オールドマン)。機知と風刺に富んだマンクの視点から、1930年代のハリウッドを新たな角度から描き出していく。監督を務めるのは、『セブン』『ファイト・クラブ』などの名作を生み、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞監督賞ノミネート、近年では「マインドハンター」で知られるデヴィッド・フィンチャー。Netflix映画『Mank/マンク』は11月20日(金)より一部劇場にて公開、12月4日(金)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】Mank/マンク 2020年11月20日より一部劇場にて公開、2020年12月4日よりNetflix独占配信開始
2020年11月04日12月4日(金)からNetflixで独占配信される、デヴィッド・フィンチャー監督、ゲイリー・オールドマン主演の映画『Mank/マンク』の予告編とキービジュアルが公開された。本作は、映画史に燦然と輝くオーソン・ウェルズ監督・製作・主演の名作『市民ケーン』でアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを主人公に描く物語。アルコール依存症に苦しみながらも、社会を鋭く風刺し続けた脚本家のマンク(ゲイリー・オールドマン)は、のちに不朽の名作となる『市民ケーン』の脚本の仕上げに追われていた。依存症の問題を抱えながらも、機知と風刺に富んだマンクの視点から、1930年代のハリウッドを新たな角度から描き出す。監督を務めるのは、『セブン』『ファイト・クラブ』などの名作を生み、近年では『ゴーン・ガール』、ドラマ『マインドハンター』で知られ、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞監督賞ノミネート歴も誇る巨匠デヴィッド・フィンチャー。脚本家“マンク”を演じるのは、『レオン』『ダークナイト』「ハリー・ポッター」シリーズなど幅広い作品に出演し高い人気と知名度を誇り、『裏切りのサーカス』でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』では圧倒的な演技力でアカデミー賞主演男優賞受賞を果たした名優ゲイリー・オールドマン。アマンダ・セイフライドやリリー・コリンズ、チャールズ・ダンス、タペンス・ミドルトン、トム・ペルフリー、トム・バークなどの演技派も脇を固める。公開となった予告編は、1930年代の映画の雰囲気を思い起こさせるモノクロームの映像とレトロなサウンドで構成され、名作誕生に至るまでの紆余曲折と、華やかなハリウッド黄金期の光と影が描かれる。脚本の仕上げに追われるマンクは、様々な個性豊かな登場人物たちの介入によって、奇妙で複雑な展開へ。果たして、脚本は無事に完成するのか。『市民ケーン』へのオマージュもあらゆる箇所に散りばめられており、作品に対する厚いリスペクトも随所に見られる本作は、フィンチャーファンでなくとも必見だ。なお、日本では11月20日(金)より一部劇場での公開も予定されている。Netflix映画『Mank/マンク』12月4日(金)より独占配信開始
2020年10月22日映画『卒業』では、ダスティン・ホフマン演じるベンジャミンが愛するエレーンの結婚式に割って入り、新婦を奪って逃げるラストシーンが感動を誘ったが、似て非なる事件がザンビアで起きた。地元紙Zambian Observerが伝えている。ザンビアの国税庁で働くアブラハム・ムユンダが、今まさに生涯の愛を誓おうとしていたその時、女性の声が教会内に響いた。「神父さま、結婚式を中止してください!そこにいる人は私の夫なんです!」おんぶ紐で赤ちゃんを背負ったこの女性はムユンダの本物の妻、キャロラインさんだった。この日、ムユンダは「出張に行く」と言って家をあとにしたが、実は他の女性と結婚式を挙げていたのだ。キャロラインさんは友人から夫が結婚しようとしていると聞き、子どもを連れて急いで式場へと駆けつけたという。この様子は列席者によって撮影されており、動画がネット上に出回っている。騒然とする教会内で「私たちは離婚もケンカもしていません、その人は私と結婚しているんです」と訴えるキャロラインさん。事情が飲み込めず、彼女をつまみだそうとする列席者。そして、バツが悪そうにたたずむ新郎新婦。国連によると、ザンビアの結婚制度には、因習によるものと、現代の制定法に基づくものの2種類があるという。後者は一夫多妻制を認めておらず、妻がいるにも関わらず別の女性と結婚しようとしたムユンダが起訴された場合、7年程度の懲役刑が科される可能性があると英METROは報じている。新婦はムユンダが妻帯者であり、3人の子どもを持つ父親であると知りながら結婚式の費用を支払ったという。
2020年10月16日人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」の新たなスピンオフシリーズ「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」が、Amazonオリジナル作品として10月2日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信されることになった。本作は、「ウォーキング・デッド」シリーズのスピンオフ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」の成功を受け、スコット・M・ギンプルとマシュー・ネグレートが共同製作総指揮、及び共同ショーランナーを務める新シリーズ。ウォーカーによって世界が崩壊した後に生まれた“第一世代”の若者たちを描く。ヒーローになるものもいれば、ヴィランになるものも現れ、成長の過程でそれぞれのアイデンティティが確立されていくことは、良いことも悪いことも巻き起こしていく。本シリーズには、アリーヤー・ロイヤル(アイリス役)、アレクサ・マンスール(ホープ役)、アネット・マヘンドル(ハック役)、ニコラス・カントゥ(エルトン役)、ハル・カンプストン(サイラス役)、ニコ・トルトレッラ(フィリックス役)、そして『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などのジュリア・オーモンド(エリザベス役)が出演。さらに、ゲスト出演として「キング・オブ・メディア」(サクセッション)のナタリー・ゴールドが影で操る謎の人物ライラ役を演じるほか、アル・カルドロンがバルカ役、スコット・アドシットがトニー役、テッド・サザーランドがパーシー役を演じる。「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」は10月2日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信開始(全10話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ]© 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.
2020年09月23日“塗るフレグランス”ヴァシリーサのパフュームスティックから「サンリオデザイン」が新登場。2020年11月の発売を予定している。「サンリオデザイン」の練り香水スティック型の練り香水・パフュームスティックから「サンリオデザイン」が誕生。ハローキティ、マイメロディ&クロミ、シナモロールと人気キャラクターをあしらった、スペシャルデザインで展開される。サンリオキャラクターとアニマルのコラボパッケージパッケージでは、サンリオキャラクターがかわいいアニマルとコラボレーション。ハローキティはのんびりとした子ネコのベンジャミンと、マイメロディ&クロミはおしゃまなうさぎメリッサと、シナモロールはユニコーンのフィオナと仲良く遊んでいる。“選べる”3つの香りとデザインパッケージだけでなく、一つひとつ香りが異なるのもポイント。ハローキティデザインは、すっきりとしたペア&ジャスミン、マイメロディ&クロミはふんわり甘さのあるベリー&バニラ、シナモロールはフェミニンなチェリー&マシュマロの香りとなっている。【詳細】ヴァシリーサ パフュームスティック「サンリオデザイン」各1,500円+税発売時期:2020年11月予定・パフュームスティック ベンジャミン(ハローキティデザイン)・パフュームスティック メリッサ(マイメロディ&クロミデザイン)・パフュームスティック フィオナ(シナモロールデザイン)【問合せ先】TEL:03-6892-1332
2020年09月18日「子役でブレイクすると、大成しない」という、いわゆる『子役ジンクス』が昔からささやかれている日本の芸能界。同様のジンクスは、遠く離れたハリウッドにも存在します。エドワード・ファーロング、マコーレー・カルキン、リンジー・ローハンなど、名子役として名をはせた後、ドラッグやアルコール問題により輝きを失っていった俳優は珍しくありません。しかし、順調にキャリアを積んでいった子役出身の俳優・女優ももちろんいます。映画『アダムス・ファミリー』で一躍人気子役の仲間入りを果たしたクリスティーナ・リッチも、子役ジンクスを破った1人。そんなクリスティーナ・リッチのデビューから現在までの華々しいキャリアを、彼女の代表作とともに振り返ります。クリスティーナ・リッチ出演、おすすめ映画1990年、9歳の時に映画『恋する人魚たち』でデビューしたクリスティーナ・リッチ。彼女のチャームポイントでもある、印象的な眼差しはこの頃から健在です。クリスティーナ・リッチ出演映画①『アダムス・ファミリー』デビューの翌年に出演した、1991年公開の映画『アダムス・ファミリー』は、クリスティーナ・リッチのキャリアを語る上で欠かせない一作でしょう。同作で、青白い肌をしたおさげ髪の少女、ウェンズデー役を演じたクリスティーナ・リッチ。映画のヒットともに、クリスティーナ・リッチも一躍、人気子役の仲間入りを果たしました。後にクリスティーナ・リッチは、アメリカの雑誌『People』のインタビューで、『アダムス・ファミリー』出演時を振り返り「私にとって栄光の日々」と語っているほどです。なお、2020年秋には、『アダムス・ファミリー』の劇場版アニメが日本でも公開予定。公開を機に、再びブームが到来するかもしれません!クリスティーナ・リッチ出演映画②『キャスパー』『アダムス・ファミリー』でちょっぴり不気味な少女役を演じたクリスティーナ・リッチですが、1995年公開の映画『キャスパー』では、その印象を一変。少年の幽霊・キャスパーと心を通わせる少女・キャットを演じ、その美少女ぶりに心を奪われてしまった人は多いはずです。クリスティーナ・リッチ出演映画③『バッファロー’66』ヒット作に恵まれ、子役出身としては王道のキャリアを積んできたクリスティーナ・リッチですが、『バッファロー’66』で女優として新たな一面を開花させます。「インディーズ・ムービーの金字塔」ともいわれ、一部ではカルト的な人気を誇る同作に、クリスティーナ・リッチはヒロインのレイラ役で出演。『バッファロー’66』の独特の作風も相まってか、観客に『個性派女優』の印象を強く残しました。クリスティーナ・リッチ出演映画④『スリーピー・ホロウ』監督にティム・バートン、主演にジョニー・デップという名コンビによる映画『スリーピー・ホロウ』。クリスティーナ・リッチは物語の鍵をにぎる少女、カトリーナ・ヴァン・タッセル役を演じています。ホラー映画でありながら、どこか幻想的な雰囲気もただよわせる同作でのクリスティーナ・リッチの存在感は抜群。主演のジョニー・デップにもひけをとらない名演技を披露しています。クリスティーナ・リッチ出演映画⑤『モンスター』シャーリーズ・セロンが『第76回アカデミー賞』主演女優賞を受賞したほか、その年の賞レースの話題を独占した『モンスター』にも、クリスティーナ・リッチは出演しています。同作でクリスティーナ・リッチが演じたのは、シャーリーズ・セロン演じる連続殺人犯、アイリーン・ウォーノスの恋人役という難しい役どころ。残念ながらクリスティーナ・リッチは同作で映画賞を受賞することはありませんでしたが、シャーリーズ・セロンが授賞式のスピーチで「あなたなしで、この映画は成り立たなかった」と称賛するほどの存在感を発揮しています。クリスティーナ・リッチ出演映画⑥『ペネロピ』大人になってからのクリスティーナ・リッチのかわいさを存分に楽しめる一作が『ペネロピ』。『現代版おとぎ話』とも例えられている同作で、クリスティーナ・リッチは、先祖からの呪いにより豚の鼻と耳を持って生まれてきた少女を演じています。人とは違う鼻と耳のせいで心を閉ざしていた少女が、真実の愛を探して努力し成長していく姿を、クリスティーナ・リッチが好演しました。クリスティーナ・リッチ出演映画⑦『ニューヨーク、アイラブユー』11人の監督がそれぞれ制作した短編映画をつなぎ合わせ、1つの映画に見せるという珍しい手法で話題を呼んだ『ニューヨーク、アイラブユー』。日本からは『スワロウテイル』や『花とアリス』などで知られる岩井俊二監督も参加したことで有名です。クリスティーナ・リッチが参加したのは、岩井俊二監督が制作したストーリー。オーランド・ブルーム演じる映画作曲家と、電話越しの会話のみで惹かれあう、監督アシスタント役を演じました。クリスティーナ・リッチの現在が土屋アンナと激似!1990年にデビューしたクリスティーナ・リッチも、2020年で40歳に。時の流れのはやさに驚きますが、さらに驚くべきは現在のクリスティーナ・リッチの姿でしょう。子役時代と大きく容姿が変わったというわけではなく、現在のクリスティーナ・リッチが、日本でモデルやタレントとして活躍する土屋アンナさんとそっくりなのです!実際に2人の写真を見比べてみると…。キリッとした目元が確かにそっくり。2人が似ているという話題は日本でも有名で、ネット上では「そっくりすぎる」「大人になったクリスティーナ・リッチが土屋アンナにしか見えない」というコメントが以前から寄せられていました。もしも2人が並んでいるところを見たら、姉妹かと思ってしまいそうですね。クリスティーナ・リッチがジェームス・ヘールデゲンと離婚を申請今日に至るまで、順調なキャリアを積んできたクリスティーナ・リッチですが、私生活も順風満帆かというとそうではない印象です。2009年3月にコメディアンのオーウェン・ベンジャミンとの婚約を発表したクリスティーナ・リッチですが、わずか3か月後に破局を発表。その後、2013年に、プロデューサーのジェームス・ヘールデゲンと結婚し、第1子となる男の子を設けるも、2020年に「和解し難い不和」を理由に離婚を申請したことが明らかになりました。一部では離婚理由に夫であるジェームス・ヘールデゲンのDVが噂されており、事実、離婚前にクリスティーナ・リッチは緊急保護命令を取得しています。発端はクリスティーナ・リッチがジェームス・ヘールデゲンからのDVを警察に通報したことで、緊急保護命令取得後、夫が自分に接触できないようにしたのだそう。泥沼離婚劇はハリウッドでは珍しくない話題。しかし、子供と一緒に出かける姿が頻繁に目撃され、仲よし家族のイメージも強かっただけに、2人の離婚は多くの人に衝撃を与えました。紆余曲折を経ながらも、個性派女優としてハリウッドで確固たる地位を築いてるクリスティーナ・リッチ。現在の姿に、『アダムス・ファミリー』や『キャスパー』出演時のような、あどけない少女のおもかげはありません。意志の強さをただよわせる眼差しからは、これまでクリスティーナ・リッチが築き上げてきたキャリアとプライドを感じさせます。見事に子役ジンクスを破り、個性派俳優としての才能と魅力を開花させたクリスティーナ・リッチの生き方は、今後の子役出身俳優・女優の1つの『お手本』といえるのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年09月08日『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』でバットマンを演じたベン・アフレックが、エズラ・ミラー主演映画『The Flash』(原題)で同役を再演するという。ベンは先週末に脚本を受け取り、出演を決めたとのこと。「Vanity Fair」誌が報じた。関係者によると、この数か月、製作陣がベンに『The Flash』に興味を持ってもらえるように誘いかけ、脚本を手にしたベンがついに再びバットマンスーツを身につける決意をしたのだという。監督を務めるアンディ・ムスキエティは、『The Flash』にベン演じるバットマンが出演することについて、「彼は映画の感情に訴える部分で重要な役割を果たします。バリー(フラッシュ)とアフレック演じるウェイン(バットマン)の交流や結びつきは、かつて見たことのない感情レベルをもたらすことでしょう」とコメントしている。バットマンとしてカムバックするのは、ベンだけではない。『バットマン』『バットマン リターンズ』で主演したマイケル・キートンも、バットマン役で『The Flash』に出演することを「The Wrap」が6月に伝えている。本来、ベンはバットマン単独映画で主演・監督・脚本を務める予定だったが降板し、新たなバットマンにロバート・パティンソンが就任。現在は新型コロナの影響で撮影を中断しているが、9月に再開の見込み。バットマン役からは卒業したものと見られていたベンが再演を決めたことは驚きだ。(Hiromi Kaku)
2020年08月21日英国出身の俳優ベン・クロスさんが18日、オーストリアのウィーンで亡くなったとDeadlineが報じている。72歳だった。’47年にロンドンの労働者階級の家庭に生まれ、学校に通いながら俳優を志して演技を学んだ。しかし、生活費を稼ぐために学校を中退。窓拭き、ウェイター、大工など様々な仕事を転々とし、22歳のときに念願叶って王立演劇学校に入学した。みるみる頭角を現し、その年の演技部門のヴァンブラ賞を受賞。数々の舞台を踏み、’77年に『遠すぎた橋』で銀幕デビューを飾る。映画出演二作目『炎のランナー』では主役のハロルド・エイブラハムスを演じ、高い評価を得た。アカデミー作品賞も受賞した本作は、ダイアナ元妃と共に自動車事故で亡くなったドディ・アルファイド氏がプロデュースしたことでも知られる。『スター・トレック』(’09年)では、スポックの父サレク役を務め、近年ではテレビドラマやテレビ映画に数多く出演していた。
2020年08月19日『炎のランナー』で実在の陸上競技選手ハロルド・エイブラハムスを演じたベン・クロスが亡くなった。72歳だった。彼の代理人が「ベンが病気になって短期間のうちに今日、突然亡くなりました。ライオンズゲートの『The Devil’s Light』を撮り終えたばかりでした。年内には主演を務めた『Last Letter From Your Lover』で彼の姿を見られるはずです」と発表。ベンのFacebookでは、娘のローレンさんがファンに訃報を伝えていた。「心が張り裂けそうです。愛する父が数時間前に亡くなりました。父は少しの間、患っていたのですが、この一週間で急激に衰えていきました」と報告している。「何年にも渡るサポートをありがとうございました。父はファンのみなさんとの交流を本当に楽しんでいました」とファンに感謝をつづった。ロンドンの王立劇場学校で学んだベンは、短編映画やテレビに何本か出演したのちに1977年の『遠すぎた橋』でスクリーンデビュー。1979年には舞台の「シカゴ」で敏腕弁護士ビリー・フリンを演じて一躍有名に。『炎のランナー』の主役に抜てきされるきっかけとなったという。その後も出演作は途切れず、近年では『スター・トレック』や「Banshee/バンシー」などに出演しており、今後出演が決定している作品も数本あった。「Deadline」によると、私生活では3回結婚しており、2人の子どもがいるという。(Hiromi Kaku)
2020年08月19日8月15日、ベン・アフレックが48歳の誕生日を迎えた。交際中のアナ・デ・アルマスが、ハートマークの絵文字のみを添え、インスタグラムに2人の白黒セルフィーを投稿。微笑むアナの後ろでベンは満面の笑みを見せている。今年3月、2人はアナの母国キューバを一緒に訪れ、交際が発覚。コロナ禍における外出自粛期間も一緒に過ごしており、常にパパラッチの的となってきた。イチャつく姿がメディアに掲載されるたびに、「もうこの2人の姿はうんざりするくらい見た」「ほかにカップルはいないの?」と敬遠されるほど。しかし、2人の方から交際をアピールすることは少なく、アナがその関係を「インスタ・オフィシャル」にしたのは5月1日、自身の誕生日の翌日だった。そして今回はベンの誕生日で約3か月ぶり2ショットを公開。ゾーイ・ドゥイッチやジェイミー・リー・カーティスらが、コメント欄でハートの絵文字で祝福している。「People」誌によると、アナはベンの誕生日にBMWのバイクをプレゼント。おそろいのヘルメットを着用し、運転するベンの後ろで両手を上げてピースするアナの姿が激写された。足元も色違いのスニーカーというペアルックぶりだった。(Hiromi Kaku)
2020年08月18日リサ・マリー・プレスリーの息子で、故エルヴィス・プレスリーの孫にあたるベンジャミン・キーオが亡くなった。27歳だった。警察当局の関係者が「TMZ.com」に語ったところによると、自ら銃の引き金を引いた自殺であった模様。ベンジャミンは、『マジック・マイク』や『ロッジ-白い惨劇-』の女優ライリー・キーオの弟で、ミュージシャンのダニー・キーオと母リサ・マリーの間に1992年に誕生した。一時期は祖父の背中を追って歌手を目指したこともあったが近年、どのような生活をしていたのかは不明。2009年にユニバーサルミュージックと500万ドルの契約を結び、5枚のアルバムを発売すると報じられたが、当時の重役は「全く真実でない」と否定し、アルバムが発売されることはなかった。2012年にリサがエルヴィスとデュエットした「I Love You Because」のMVには、ベンジャミンを含むリサの家族の過去の映像や写真が使用されており、ベンジャミンの訃報を知ったリサのファンたちが「安らかに眠ってください」などのお悔やみのメッセージを送っている。リサのマネージャーは「彼女は深く傷つき、悲しみに暮れ、打ちのめされています。それでも、11歳の双子の娘とライリーのためにがんばろうとしています。彼女はベンジャミンをかわいがっていました。愛していたんです」とコメントしている。(Hiromi Kaku)
2020年07月13日米国の歌手リサ・マリー・プレスリー(52)の長男、ベンジャミン・キーオさんが12日、27歳でこの世を去った。故エルヴィス・プレスリーの孫にあたる。TMZによると、キーオさんはロサンゼルス郡カラバサスで銃による自殺とみられる状態で発見されたという。母親であるリサのマネージャーは「彼女はひどく打ちのめされ、茫然自失の状態ですが、11歳の双子と、長女ライリーのために強く在り続けようと努力しています。彼女はあの子が大好きでした。生涯をかけて愛していたのです」とコメントしている。キーオさんはリサと最初の夫ダニー・キーオの間に、長女ライリーに続いて生を受けた。両親が5歳の時に離婚して以降、母親のリサはマイケル・ジャクソンやニコラス・ケイジなど著名人との結婚と離婚を繰り返した。2006年にはギタリストのマイケル・ロックウッドと再婚し、双子の女の子が誕生。キーオさん自身も、祖父や母と同じくミュージシャンの道を歩んだが、あまり表舞台には姿を表さなかった。その容貌は「祖父エルヴィスに生き写し」と言われ、よく写真撮影をせがまれていたという。
2020年07月13日ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のジュエリーシリーズ「フリヴォル」コレクションより、新作ブレスレットが登場。2020年7月22日(水)より伊勢丹新宿店にて先行発売される。「フリヴォル」コレクションは、ハート形の花びらのモチーフが特徴的なヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーコレクション。今回登場するブレスレットの新作は、ローズゴールドとダイヤモンドをコンビネーション。フェミニンなローズゴールドで模った花びらと、その中に煌めくダイヤモンドが華やかに手首を飾る。なお、伊勢丹新宿店では、フランスのアーティスト、アレクサンドル・ベンジャミン・ナヴェとのコラボレーションによる、“花”をテーマにした特別な空間「フローラ(FLORAE)」にて本アイテムを先行発売。花がいっぱいに広がるファンシーな装飾で彩ったスペシャルなブースで、新作をチェックすることが可能だ。【詳細】ヴァン クリーフ&アーペル「フリヴォル」コレクション 新作ブレスレット先行販売期間:2020年7月22日(水)~8月4日(火)先行販売場所:伊勢丹新宿店本館 1階 ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿3-14-1価格:390,000円+税【問い合わせ先】ヴァン クリーフ&アーペル ル デスクTEL:0120-10-1906
2020年07月09日映画『メイキング・オブ・モータウン』が、2020年9月18日(金)より全国公開。音楽レーベル「モータウン」とは?「モータウン」は、1959年にアメリカ・デトロイトにて誕生したソウル・ミュージックのレコード会社だ。創設者はベリー・ゴーディ。新聞販売員やジャズのレコード店を経営した後、ジャッキー・ウィルソンの曲を作って音楽業界に参入。1960年代半ばには、ビートルズやローリング・ストーンズなどにも影響を与え、全米を代表するレーベルに成長さえた。「モータウン」は今や“伝説”とまで称される音楽レーベルとして、世界中で親しまれている。「モータウン」の強みは、徹底した管理体制。デトロイトにある自動車工場の組み立てラインをヒントに、全米 No.1ヒット曲を次々と生み出していく。クオリティ・コントロールと呼ばれた品質管理会議も有名で、ソングライターやプロデューサーたちの競争心を煽り、よりブランドに磨きをかけていった。人種差別や暴動など社会的な苦難に直面するも、人種や性別に分け隔てのない社風と音楽を武器に、分断した社会をひとつにしていった。ベリー・ゴーディが初密着を許可した最初で最後の映画「モータウン」の黄金期を彩った所属アーティストは、スティーヴィー・ワンダーや、ジャクソン 5、マーヴィン・ゲイ、ダイアナ・ロス&スプリームスなど、誰もが知るスーパースターの面々。そんなスターたちの伝説の楽曲と共に送る本作は、「モータウン」の生みの親ベリー・ゴーディに初めて密着したドキュメンタリーだ。なお、ベリー・ゴーディは89歳で引退することを発表しており、本作が在職中に密着した最初で最期の作品となる。“伝説を生むノウハウ”とは?作中では、名曲誕生秘話や「モータウン」が映画ビジネスに参入すべくLAに本社を移すまでの歴史を、元副社長で、親友でもあるスモーキー・ロビンソンと旧交を温めながら説き明かしていく。また、親しい関係者、スティーヴィー・ワンダーなど所属アーティストも出演。回想や証言も交えた貴重なエピソード・映像から、「モータウン」のヒット曲に隠された“伝説を生むノウハウ”も語られるという。【詳細】『メイキング・オブ・モータウン』公開日:2020年9月18日(金)監督:ベンジャミン・ターナー、ゲイブ・ターナー出演:ベリー・ゴーディ、スモーキー・ロビンソン原題:Hitsville: The Making of Motown配給:ショウゲート
2020年07月03日ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)の「フリヴォル コレクション」より、2020年春の新作ジュエリーが登場する。まばゆいイエローゴールドの新作ジュエリー自然のままに咲く花々の美しさを輝きで讃える「フリヴォル コレクション」。20年春の新作の注目は、きらめくイエローゴールドで統一された、バングル型のブレスレットとシークレットウォッチだ。ラグジュアリーな小花を散りばめて両者にあしらわれたのは、ハート型の可憐な花びらに、ダイヤモンドを組み合わせたラグジュアリーな小花モチーフ。春の柔らかな日差しをたっぷりと浴びているかのような、まばゆい輝きが印象的だ。ブーケから現れる、煌くダイヤルまた今回初登場となるシークレットウォッチには、スペシャルな仕掛けを施して。中心のブーケをそっと回すと、パヴェダイヤモンドを敷き詰めた文字盤が現れる、ロマンティックなサプライズが用意されている。春色に染まるイヤリング&ペンダントローズゴールド×ピンクサファイアの春らしい色彩を取り入れた、花モチーフのイヤリングとペンダントも新登場。花びらに散りばめられた繊細なダイヤモンドが、中心に輝くピンクサファイアの輝きをより一層引き立て、纏う女性の表情を華やかに演出してくれる。メゾンの伝統にオマージュを捧げた新作もそのほか“形を変えるジュエリー”という、メゾンの伝統的なデザインにオマージュを捧げた新作も仲間入り。パヴェダイヤモンドを贅沢にあしらった花モチーフのペンダントは、チェーンを付けてネックレスに、もしくは服や髪につけるクリップとしても楽しむことが可能。またシークレットウォッチとしての機能を持つブレスレットは、“ブーケ”のみを取り外して、ペンダントやクリップとしても使用することができる。花が咲き誇る、春らしいブティックなおこの春、全世界のヴァン クリーフ&アーペル ブティック ウィンドウは、仏アーティスト アレク サンドル・ベンジャミン・ナヴとコラボレーション。店頭に足を一歩踏み入れると、きらめく色彩をのせた美しい植物のアートが、来場客を出迎えてくれる。詳細「フリヴォル コレクション」発売日:2020年3月20日(金)・フリヴォル 7 フラワー ブレスレット 1,560,000円+税・フリヴォル シークレットウォッチ 4,536,000円+税・フリヴォル 5 フラワー ブレスレット 3,252,000円+税・フリヴォル アントレ レ ドア リング 1,080,000円+税・フリヴォル クリップペンダント、ベリーラージモデル 2,856,000円+税・フリヴォル シークレットウォッチ 13,200,000円+税・フリヴォル ペンダント、スモールモデル 780,000円+税(※店舗限定発売:銀座本店、GINZA SIX店、心斎橋店、伊勢丹店にて展開)・フリヴォル イヤリング、スモールモデル 1,476,000円+税(※店舗限定発売:銀座本店、GINZA SIX店、心斎橋店、伊勢丹店にて展開)【問い合わせ先】ヴァン クリーフ&アーペル ル デスクTEL:0120-10-1906
2020年03月28日デンマーク発ラグジュアリーオーディオ&ライフスタイルブランド・バング & オルフセン(Bang & Olufsen)より新作スピーカー「べオサウンド バランス(Beosound Balance)」が登場。2020年3月14日(土)よりバング & オルフセン専門店にて先行発売したのち、4月上旬より家電量販店のバング & オルフセン特設コーナーにて発売する。「べオサウンド バランス」インテリアと調和する高級スピーカー「べオサウンド バランス」は、イギリスのインダストリアルデザインスタジオ「レイヤー(LAYER)」の創設者であるベンジャミン・ヒューバートと共同で開発した、新たなホームスピーカー。家具やインテリアと調和するようデザインした、丸いシルエットやタッチインターフェイスがスタイリッシュなムードのアイテムだ。カラーはナチュラルとブラックの2種。ベース部分は無垢のオーク素材、円筒形のスピーカー部分はシームレスに編み込まれたファブリック生地を使用している。“全指向”&“指向制御” - 2種のサウンドモード搭載内部には、7つのスピーカードライバー群で構成。スピーカーの周囲を均一なサウンドで満たす“全指向モード”と、リスナーが音楽を聴きたい位置へダイレクトにサウンドを向ける“指向制御モード”の2つのサウンドモードを搭載し、シーンに応じた柔軟なリスニング体験を提供する。タッチインターフェイス&ボイスコントロールで操作また、天面プレートに光を透過するアルミニウムを採用し、タッチインターフェイスはユーザーがスピーカーに近づくと浮かび上がる設計に。天面プレートの輪郭をスワイプするとボリューム調整、各操作アイコンをタッチすることで曲送り、一時停止などの操作が出来るほか、プリセットによる各種コマンド操作にも対応する。さらに、グーグル アシスタント(Google Assistant)やアマゾン アレクサ(Amazon Alexa)といった主要音声アシスタント機能も内蔵。完全なハンズフリーで使用することも可能だ。【詳細】べオサウンド バランス展開店舗:バング & オルフセン専門店、ビッグカメラ有楽町店/ヨドバシカメラ マルチメディア横浜/ヨドバシカメラ マルチメディア Akiba「バング & オルフセン特設コーナー」価格:286,000円(税込)色展開:ナチュラルオーク、ブラックオーク<発売日>・バング & オルフセン専門店2020年3月14日(土)・ビッグカメラ有楽町店/ヨドバシカメラ マルチメディア横浜/ヨドバシカメラ マルチメディア Akiba「バング & オルフセン特設コーナー」4月上旬予定【問い合わせ先】TFCTEL:03-5770-4620
2020年03月13日1925年誕生、デンマークのラグジュアリーライフスタイルブランド「バング & オルフセン(Bang & Olufsen)」から、新作のホームスピーカー「べオサウンド バランス(Beosound Balance)」が登場。3月14日より、バング & オルフセン専門店にて先行発売したのち、4月上旬からは、3店舗の家電量販店内特設コーナーでも展開予定。バング & オルフセンの新作ホームスピーカー「べオサウンド バランス」(26万円)カラー:Black oak、Natural oak豊かなサウンドを奏でるホームスピーカー「べオサウンド バランス」。英国の工業デザインスタジオLAYERの創設者ベンジャミン・ヒューバート(Benjamin Hubert)と共同でデザインされた本製品は、広いリビングスペースでもサウンド性能を一切妥協せず、かつ美しいインテリアオブジェとしての要素も併せ持つシェルフ置きスピーカーとして開発された。日常的なリスニングにおいて、豊かなサウンドで部屋全体を満たす事も、よりダイレクトで鮮明なサウンドに没入したい場合のサウンド指向性コントロールも可能にするビームフォーミング技術を備えたスピーカードライバーを搭載。デザイン面では、テクノロジー製品としての存在感を和らげ上質な家具やインテリアに調和するよう、無垢のオーク材やニットテキスタイルなどを採用した柔らかく丸いシルエットに。そして、本体操作のためのタッチインターフェイスは、ユーザーがスピーカーに近づいた時にだけ表示される革新的なスタイル。スピーカーから離れると、インターフェイスはさり気なくフェードアウトし、天面は美しいアルミニウムの表面だけとなる。どの角度から見ても美しく、思わず触れたくなるバング & オルフセンのホームスピーカー「べオサウンド バランス」。製品の詳細や販売店についての情報はオフィシャルサイト(www.bang-olufsen.com)から。
2020年03月10日綾ベン企画『川のほとりで3賢人』が2月21日(金)から3月1日(日)まで東京・下北沢の駅前劇場で上演される。実はこの「綾ベン企画」、今回でなんとVOL.14。公演を立ち上げているのは劇団・東京乾電池の旗揚げメンバーでもある綾田俊樹とベンガル。だから“綾ベン”なのだ。1990年から1〜2年に1本ペースでコンスタントに公演を続けていたが、2006年以降は途絶えていた「綾ベン企画」。そして2017年に復活し、今回は3年ぶりの公演となる。注目ポイントは大きくふたつ。まずひとつは、綾田俊樹とベンガルという俳優ふたりの実力は言わずもがな、今回ここにゲストとして加わるのが広岡由里子という点だろう。広岡といえばかつて東京乾電池に所属、つまりふたりの後輩にもあたる人物であり、その独特なトーンと飛び道具のような存在感で舞台、映像と幅広く活躍している俳優なのだ。出演者はたった3人だが、どう考えても濃密な作品になることは間違いない。もうひとつは、演出を務めるのが映画監督の平山秀幸であるというところ。平山といえば映画『閉鎖病棟』『愛を乞うひと』などで知られる存在だが、実は前回の綾ベン企画公演で“舞台演出家デビュー”を飾っている。そして今作が舞台演出2作目、これはかなりレアと言えるだろう。もともと長年東京乾電池を観続けており、綾田&ベンガルらとも映像作品では多く関わってきた平山。そんな彼がこの個性あふれる3人をどう演出するのか、そこも見どころだ。舞台は多摩川の河川敷。隣り合わせに暮らすふたりのホームレスの前に、福祉課の馬場マチコという、額にバンドエイドを貼っている女が現れる。マチコの出現でふたりの生活は徐々に乱されてゆき……というストーリー。言葉の断片から少しずつ明らかになるふたりの過去と秘密、彼らにつきまとうマチコの正体……コミカルながらもそこには河川敷に暮らす人のリアルも見え隠れし、彼らが決して“遠い存在”ではないこともわかる。3人の猛者が繰り広げるそんな物語を小劇場で味わえる、なんとも贅沢な時間ではないか。文:川口有紀
2020年02月19日第92回アカデミー賞授賞式が2月10日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、助演男優賞には『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー(BAFTA)賞、全米映画俳優組合(SAG)賞など、多くの助演男優賞を手にしてきたブラッド・ピットが受賞。“俳優”として初めてのオスカー獲得となった。■『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ってどんな映画?1969年のロサンゼルスを舞台に、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を、タランティーノ製作・脚本・監督で描く本作。レオナルド・ディカプリオがハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしているちょっと落ち目のTV俳優リック・ダルトンを演じ、ブラッド・ピットが長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブースを演じる。ブラッドといえば代表の映画製作会社「プランBエンターテイメント」の代表も務め、プロデューサーとしての活躍も目覚ましく、『ディパーテッド』や『それでも夜は明ける』が作品賞を受賞、そのほか『マネーボール』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』などもノミネートされ、近年アカデミー賞常連として一目置かれている。俳優としては、『12モンキーズ』で第68回アカデミー賞助演男優賞に初ノミネート。その後、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で第81回主演男優賞にノミネート、『マネーボール』では第84回主演男優賞にノミネートされてきたが惜しくも受賞ならず。今回“俳優”として悲願の受賞となった。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞、衣装デザイン賞、撮影賞、美術賞、音響編集賞、録音賞と10部門でノミネートされている。受賞コメント「本当にすごいことです。アカデミーに、この最高の栄誉に感謝します。」と受賞の喜びを語ったブラッド・ピット。さらに、監督であるクエンティン・タランティーノに対して「映画業界、あなたがいなかったら違うものになっていたでしょう。最悪を想定しながら人の一番いいものを引き出してくれる。君の後ろを歩いていて本当に幸せでした」と感謝を口にした。さらに自身が『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の中で演じたスタント・ダブルについても言及し、「それからスタント・コーディネーターのみなさん、スタント・ダブルのみなさんに拍手を送りましょう」と語ると会場からは拍手が沸き起こった。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2020年02月10日ニューヨーク発のステーキ専門店「ベンジャミン ステーキハウス」の新店「ベンジャミン グリル ニューヨーク」が、「ベンジャミン ステーキハウス 京都」の1階にオープン。「ベンジャミン ステーキハウス」は、ニューヨークにある老舗ステーキハウスで経験を積んだ3人が2006年にスタートしたステーキ専門店。来店する人を家族のようにもてなす接客が、「忘れられない至福の体験」として支持され、高い評価を得ている。日本へは、2017年に六本木に初上陸。2019年には、2店舗目を京都にオープンした。新店となる「ベンジャミン グリル ニューヨーク」は、日本2号店となる京都店の1階をリニューアルし、オープン。「ベンジャミン ステーキハウス」の雰囲気はそのままに、気軽に立ち寄れるよう1人でも食べやすい量に変更し、よりリーズナブルな価格で提供する。新メニューとして、独自の製法で長期熟成させたUSDA(アメリカ農務省)の最上グレード「プライム」ビーフのステーキを、一口サイズで楽しめる「カーヴィングステーキ」を用意。熟成肉のパティに、ししとうやモッツァレラチーズをサンドした「ゴッサムバーガー」、西洋わさびのテリヤキソースを絡めて食べる、数量限定の「自家製ローストビーフ」も、新たにラインナップする。また、熟成肉を100%使用した「ベンジャミンバーガー」、ボリュームのある「ベンジャミン チーズステーキ サンドイッチ」など、ランチのみ提供していたメニューをディナータイムでも展開する。【詳細】ベンジャミン グリル ニューヨークオープン日:2020年1月27日(月)住所:京都府京都市中京区東洞院通錦小路下阪東屋町660-11F営業時間:17:00〜23:00(L.O.22:00)座席数:40席TEL:050-5325-7323価格例:・カーヴィングステーキ 1,180円+税・ゴッサムバーガー 2,000円+税・自家製ローストビーフ 3,480円+税・ベンジャミンバーガー 1,800円+税・ベンジャミン チーズステーキ サンドイッチ 1,580円+税
2020年02月03日2008年の映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』や、2010年の映画『英国王のスピーチ』『ハリー・ポッターと死の秘宝』などで名高い映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラが、川端康成の短編小説「無言」を原作に満を持して書き下ろした初のオペラ『サイレンス』が日本で初上演される。2019年2月にルクセンブルクで世界初演されたこの作品は、同年3月にパリでも上演され、大好評を博している。出演には、ルクセンブルクを拠点とする世界最高峰のアンサンブル「アンサンブル・ルシリン」のほか、今回の公演のために新たにオーディションによって選ばれた実力派キャスト、そしてフランスで活躍する永田鉄男が撮影監督を務めた映像等、あらゆるジャンルのトップ・アーティストが集結。「今まさに観るべき舞台」との評価に相応しい仕上がりだ。大の日本好き、日本通でもあるデスプラは、今回川端の小説にインスパイアされ「表現手段を失ったアーティストは、どう表現していくか、どうコミュニケーションしていくか」というテーマのもとでこのオペラを作曲したという。映画界の巨匠が手がけるオペラの切れ味やいかに!?『サイレンス』特設サイト()【関連リンク】『サイレンス』関連企画 映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラが語る音楽の世界()●公演概要1月18日(土)ロームシアター京都サウスホール1月25日(土)神奈川県立音楽堂(木のホール)*1月25日(土)の音楽堂公演では、終演後、川端康成の研究家としても知られる、鎌倉文学館の館長、文芸批評家の富岡幸一郎氏と、デスプラ、ソルレイの3名によるアフタートークも予定。【関連リンク】音楽堂公演情報ページ()アレクサンドル・デスプラとソルレイ●アレクサンドル・デスプラ(作曲・台本・指揮)フランス/パリ出身。映画音楽の作曲家としてヨーロッパのアート作品からハリウッド大作まで幅広く手がけ、グラミー賞、ゴールデングローブ賞で音楽賞を多数受賞している。2005年、『真夜中のピアニスト』でベルリン国際映画祭銀熊賞とセザール賞を受賞した。また、2006年の『クィーン』、2008年の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、2010年の『英国王のスピーチ』でアカデミー賞にノミネートされている。2014年の『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー賞を初受賞。『シェイプ・オブ・ウォーター』はゴールデングローブ賞最優秀作曲賞、アカデミー賞作曲賞を受賞。●ソルレイ(台本・演出)アレクサンドル・デスプラの公私ともにパートナーであるソルレイ(ドミニク・ルモニエ)は、デスプラ作品の演奏を多く手がけるトラフィック・クインテットのヴァイオリニストであり、CD録音なども多く手がけた。現在はオペラや室内楽などにおいて、演出、ステージデザインやアートディレクションなど活動の領域を広げ、多岐に渡って活動している。
2020年01月16日気になる彼に近づきたいからといって「打算的」「戦略的」にはなりたくない、でもだからといってノープランで挑むのも怖い……。そんなあなたに使って欲しいのが「心理学の知識」。いつもの自分、普段通りの自分にちょっと工夫をするだけで、驚くほど自分のプロデュースがうまくいきます。少しだけ「心理学」の助けを借りて彼との距離を縮めてみませんか?■ 単純接触効果「単純接触効果」とは、接触回数や頻度が多いものに、好感を持ちやすいという傾向のこと。人は「知らないもの」を警戒しますが、なんども目にしているものに対しては、脳が「知っているもの」と認識するので、親近感が湧いて、警戒心が解けると考えられています。これは、恋愛にも使いやすいのが特徴。例えば、好きな人や気になる人には、長い時間で1回会うよりも、毎朝3分でも顔を合わせているほうが効果的ということなんです。直接会うのが難しければ、メールやLINEでの「接触」もOK。SNSへリアクションをするのもいいですね。ただしその「接触」の中で注意したいのが、悪い印象を与えてしまうこと。逆方向にも、同じだけの効果を与えてしまいかねません。短い接触の中では、笑顔を心がけたり、明るい声であいさつをしたり、「ポジティブ」な印象を抱いてもらえるようにすると良さそうです。■ ベンジャミン・フランクリン効果「ベンジャミン・フランクリン効果」とは、「助けた相手のことを好意的に思う」ことを言います。もっとわかやすく言うと、頭の中で、「自分はこの人に対して『親切にした』、ということは、『それなりに好意をもっている』んだ」と思う(思い込む)こと。これを利用した作戦として、たとえばですが、相手が「NO」と言いづらいような、ちょっとしたお願いをしてみるというものがあります。「ちょっとこれ持って」「これ見て簡単な感想くれない?」など……。彼に「助けてもらった」という状況を作っておくと、彼の中であなたは「(自分が)手伝って(助けて)あげた人」ということになるでしょう。次第に、彼の中でのあなたの印象も、良い方向に変化しやすくなっていくのです。■ イエスセット「イエスセット」とは「イエス」を3回言うと、次は「ノー」といいづらくなる法則のこと。人には自分の行動や発言、態度などを「一貫させたい」という気持ちがありますので、なんども同意していると、次も同意しやすくなるのです。たとえば、いきなり「今夜飲みに行きませんか?」と誘うと、相手はかまえてしまうでしょう。しかし、「今日暑いですね」「ビール飲みたくなりますよね」「一杯目はビール派ですか?」と聞いて、3回とも「イエス」と答えてもらえたら……。そのあと「今夜飲みに行きませんか?」というと、OKしてもらいやすくなるのです。また「なんども同意している」という前提があるので「この子と気が合う」と思ってもらえる効果もあるよう。使って損はない「イエスセット」をためしてみてはどうでしょうか?■ おわりにカンのいい方はお気づきかもしれませんが、こういった「心理学のテクニック」の効果は一時的なもの。あくまでも彼に近づく「きっかけ」としてお使いください。乱用は禁物です。きっかけをつかんだ後は、しっかりと相手の話に耳を傾け、心を通じ合わせられるよう、気持ちを通わせていきましょう。(矢島 みさえ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年01月08日現在大ヒット公開中の映画『カツベン!』の公開を記念して、テレビ朝日では12月29日(日)の深夜に、同作の周防正行監督の世界的ヒット作『Shall We ダンス?』をオンエアする。周防監督が監督、脚本を手掛け1996年に公開された本作は、日本アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞など13部門を総なめにしたほか、日本のみならず世界各国で公開され、2004年にはハリウッドでリチャード・ギア主演でリメイク版も製作された日本映画界を代表する名作。真面目なごく普通のサラリーマン・杉山正平はある日、通勤電車から見かけたダンス教室の窓辺に佇む美しい女性に惹かれる。家庭にも会社にも何の不満もなかったが、どこか空しさを感じていた彼が扉をたたいたダンス教室。そこには「社交ダンス」の摩訶不思議な世界が広がっていた…という物語。主演の正平には『三度目の殺人』『孤狼の血』大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」などで常に一線で活躍し続ける役所広司。正平が惹かれる岸川舞には『舞妓はレディ』などの映画から「大恋愛~僕を忘れる君と」といったドラマまで存在感ある演技で見る者を魅了し続ける草刈民代。正平の同僚の青木富夫には『翔んで埼玉』『麻雀放浪記2020』「あなたの番です」などでインパクトのある演技をみせる竹中直人。また、正平の社交ダンスのパートナーとなる高橋豊子には渡辺えり。そのほか柄本明、原日出子、森山周一郎らが出演する。周防監督の5年ぶりとなるオリジナル作品『カツベン!』は現在全国公開中。およそ100年前、「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった時代、楽士の奏でる音楽とともに独自のしゃべりで物語をつくりあげた活動弁士、通称“カツベン”を主人公にしたストーリー。主人公の活動弁士を夢見る青年・俊太郎に成田凌。女優を夢見る俊太郎の初恋相手、栗原梅子には黒島結菜が扮する。『Shall We ダンス?』は12月29日(日)24時15分~テレビ朝日でオンエア。(笠緒)
2019年12月29日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を務める5年ぶりの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。この度、Q役を続投するベン・ウィショーが、ボンドとの関係について解説する特別映像が解禁された。本日クリスマスの日に解禁となったのは、いつも振り回されがちなQ(ベン・ウィショー)がボンドとの複雑な(?)関係を語る映像。QはMI6(英国諜報部)秘密兵器開発担当主任として、ボンドを健気に支える欠かせない存在であり、ボンドとのやり取りにはファンから熱い視線が注がれている。そんなQが自身のデスクで「僕とボンドの関係は複雑だ」と悩まし気な表情で語り始めるのだが、本編では現役を退いたはずのボンドがMI6の仲間であるマネーペニー(ナオミ・ハリス)とともにQを訪れ、「生きていたのか」と再会を喜ぶシーンが収められている。一見、仲良さげではあるものの、過去に敵に狙われたボンドが『007 スカイフォール』でアストンマーチンDB5をハチの巣にしてしまい、『007 スペクター』ではQが改造を施したアストンマーチンDB10を無断で持ち出し、ローマへ行った挙句に水没させたことを忘れない様子。「軽いノリもたまにはいいがもっと慎重になって欲しい。いつも彼に振り回される。どこまでも命知らずだ」と苦い表情で不満を吐露するQ。そんなQの心情を表すかのようにボンドが本編で橋から飛び降りるシーンが流れ、ボンドの命知らずなダイナミックなアクションが本作でも健在であることが分かる映像に仕上がっている。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月10日より全国にて公開
2019年12月25日シャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)では、「ピエール=エリィ ド ピブラック展 In Situ」を、2020年3月11日から27日まで開催する。©Pierre-Elie de Pibrac/Agence Vu’パリ・オペラ座という世界最高の舞台で、華麗なパフォーマンスによって人々を魅了するバレエダンサーたち。その神話的とすら言える美しさをあますところなく写真にとらえているのが、写真家、ピエール=エリィ ド ピブラックの「In Situ」三部作。パリ・オペラ座バレエ団の公演会場であるガルニエ宮とオペラ・バスティーユの舞台裏に自ら身を置き、彼らの生活に入り込むことによって制作されたピブラックの作品は、オペラ座やダンサーにも引けをとらない独特の美しさを放っている。本展では、日本で初めて「In Situ」シリーズから選りすぐった作品を展示する。「Confidences」シリーズより©Pierre-Elie de Pibrac/Agence Vu’祖父・ポール デ コードンが写真家だったピブラックは、写真との結びつきが昔から強かった。2007年から2010年にかけて本格的に写真に取り組むようになってから、写真というメディアとの絆はさらに強固なものとなった。彼はテーマを追求し、それがルポルタージュであれ、抽象画的作品であれ、もしくは演出をほどこす表現であっても、慎重に機材を吟味しながら、一つの主題に数ヶ月間専心して作品をつくりあげていく。「In Situ」からは、2013~14年と2014〜15年にかけての2シーズンにおける、ピブラックのパリ・オペラ座バレエ団への熱中ぶりをうかがえる。さりげなくダンサーたちの間に溶け込み、歌劇場のステージとバックステージでの生活を共有しながら、彼らの動きを観察。「In Situ」三部作の一つ、「Confidences」シリーズは、バックステージやリハーサル中に撮影した写真で構成され、無音のカメラと特殊レンズを用いてダンサーたちに近づき、生々しくストレートな情感あふれるイメージを創り上げた。彼の穏やかで控えめな振る舞いによって、なかなか公には見ることのできないダンサー同士の親密さを捉えることにも成功している。「Catharsis」シリーズより©Pierre-Elie de Pibrac/Agence Vu’また、三部作のうち、「Catharsis」と「Analogia」の2シリーズはともにカラー作品となっているが、それぞれ異なる観点とフォーマットで制作されている。薄暗い照明の中で撮影された「Catharsis」は、ダンサーたちが放つエネルギッシュな動きが抽象的かつ絵画的に表現され、壮観なガルニエ宮にダンサーたちが配置された「Analogia」は、まるで壮大な絵画のよう。「Analogia」シリーズよりAll Photos ©Pierre-Elie de Pibrac/Agence Vu’アンジュラン プレルジョカージュ振り付けの『ル・パルク』や、ピナ バウシュの『オルフェオとエウリディーチェ』、勅使河原三郎の『闇は黒い馬を隠す』、ウェイン マクレガーの『感覚の解剖学』、モーリス ベジャールの『ボレロ』、ベンジャミン ミルピエによる『ダフニスとクロエ』等の名作を、パリ・オペラ座ダンサーたちによるパフォーマンス・シーンとして見ることができるのも、見所の一つといえる。「In Situ」シリーズは、ピエール=エリィ ド ピブラックの被写体に対する洞察と親密性を示すものであり、神話的華麗さに彩られたパリ・オペラ座バレエ団をとりまく環境を総合的に探ろうとする、彼の独創性の証でもある。なお本展は、2020年9月19日から10月18日まで開催されるKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭のプログラムとして巡回する。最終更新:3月27日【展覧会情報】ピエール=エリィ ド ピブラック展 In Situ会期:2020年3月11日~27日会場:シャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F時間:12:00~19:30会期中無休・入場無料
2019年12月19日新作落語のカリスマ、三遊亭円丈の「実験落語neo」第16弾が上演に。円丈の薫陶を受けてきた林家彦いちが出演し円丈と共に高座を務めるほか、彦いち曰く「カタルシスの塊」な円丈の名作『グリコ少年』の1980年のお宝映像も上映、円丈と彦いちによる振り返りトークを行う。【チケット情報はこちら】「円丈師匠は僕にとって、20代の不安な時期に判子を押してくれ、創作落語の指針となってくれた方です」と彦いちは言う。「初めてきちんとお話ししたのは、ネタ合評会の時。僕は『横隔膜万歳』というネタを考えたのですが、他の師匠が物語の運び方などを助言くださる中、円丈師匠は『君、横隔膜、外したいの?』『外したいならやったほうが良いよ』と。で、落語協会の2階で外す練習をしたんです。『3回撫でてみよう』『右回りだよ』なんてやっていたら、入ろうとした事務員さんがそっと扉を締めるのが見えて(笑)。僕が横隔膜の左のほうに手を当てて『うっ』と言ったところ『それでいいんだよ!』。外れた、という落語ができました」彦いちが、主人公が轢き逃げに夢中になるというブラックな噺『最終宣告』を作った折には、円丈から喫茶店に呼ばれたという。「『そういう感覚を大事にしなさい』と言われ、以後、作るネタは全部聴いてくださいました。否定されたことは一度もありません。突然、長い手紙をいただいたこともありますね。”君と僕は友達だ”で始まり、宇宙の話で終わっていました。それは宇宙であり君である、と。嬉しかったですね。どうご恩返しできるか考えていたら『僕ではなく後輩にしてあげて』と。この世界で一番大事なことを教わりました」円丈による新作落語の実験会「応用落語」「第二次実験落語」「落語ジャンクション」に参加してきた彦いち。彼が三遊亭白鳥、春風亭昇太、柳家喬太郎と結成した話芸集団SWAもその延長線上に生まれたものだ。新作落語のパイオニアである円丈を、彦いちは砂漠にラスベガスを作ったベンジャミン・シーゲルのあだ名にちなんで「一人バグジー」と呼ぶ。「師匠は、何もない荒野を切り開いた方。その下に水脈はあったにしても、それまでの創作落語とは一線を画すものを生み出し、落語というものに自由をもたらしたんです。第一次実験落語の頃は、客席の後ろから落語をしたり、懐からザリガニを出して噺に登場させたり、お客を川の両端に座らせて弟子のらん丈兄さんに川を流れながら落語をやらせたり、色々な実験をなさったそうです」今年は彦いちにとって、芸歴30年、50歳の節目。「後戻りはできないですよね。今、(若手噺家がエントリーして創作落語のネタおろしをする企画)『しゃべっちゃいなよ』を隔月でやっているのですが、苦しいけれど毎回、自分もネタおろししています。円丈師匠は戦っている背中を僕に沢山見せてくれた。僕もそれを受け継いでいきたいですね」『実験落語neo~あの頃のシブヤ炎上~』は12/20(金)CBGKシブゲキ!!にて。当日券は17:50より劇場前で先着順販売予定。取材・文:高橋彩子
2019年12月17日俳優の成田凌が12月14日、東京・丸の内TOEIで行われた主演作『カツベン!』の公開記念舞台挨拶に登壇した。サイレント映画時代を舞台に、一流の活動弁士になることを夢見る青年を演じたヒューマンコメディ。舞台挨拶の冒頭、約2分間にわたる口上を披露し、「この映画に出て、すべてが変わった」と初の主演映画となる本作の公開に感慨しきりだった。劇中のキャラクターに負けず劣らずの活動弁士ぶりに、客席は拍手喝さい。成田は「こんなに緊張する舞台挨拶は初めて」と照れながら、「実は昨日まで鼻水ズルズルでしたが、今朝になったらピタッと止まった。これが『カツベン!』の力、主演の力かと思いました」と誇らしげだった。また、成田は公開初日にあたる12月13日に、自ら劇場に足を運び、本作を鑑賞したそうで「すごくウケていました! 劇場に活気が出ていてうれしかったです。歓喜雀躍、身の幸せでございます」と上々のリアクションに喜びの声をあげ、さらなる飛躍に期待を寄せていた。舞台挨拶には成田をはじめ、共演する黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、竹中直人、井上真央、竹野内豊、周防正行監督(『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』)が出席。公開前のプロモーションでは、成田が紙・ウェブ100媒体以上、テレビ・ラジオ70番組以上、そして周防監督が合計で400媒体に及ぶ取材に応じ、「誰よりも『カツベン!』のことを語れる自信がある」(周防監督)と映画封切りに感無量の面持ちだった。成田は長年、あこがれを抱いていた永瀬との共演に「うれしかったですよ。でも緊張で頭が真っ白。正直あまり記憶がなくて。質問攻めはしましたけど」と振り返り、当の永瀬は「太陽みたいな人」と成田について語っていた。『カツベン!』公開中
2019年12月14日『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』『舞妓はレディ』などの周防正行監督による最新作、『カツベン!』が本日より公開。映画がサイレントだった時代を舞台に、一流活動弁士になることを夢見る青年を主人公としたドタバタコメディだ。活動弁士とは、今からおよそ100年前、“映画(活動写真)”がまだサイレントでモノクロだった頃に活躍した職業。日本では楽士の奏でる音楽と共に独自の“しゃべり”で物語を作り上げ、観客たちを映画の世界に誘い、そして、熱狂させていたのだ。通称“活弁(カツベン)”と呼ばれ、現在のようなトーキー(発声映画)が主流となると、衰退の一途を辿ることになってしまった職業でもある。現在でも、この活動弁士を迎えた“活弁上映”がいくつかの映画館で行われ、通常の映画体験とはまた異なる映画体験を求め、多くの観客たちが詰めかけている、日本特有の貴重な映画文化だ。本作の舞台となるのは、この活動弁士が人気職業であった頃。活動弁士を夢見る俊太郎は、小さな町の映画館・青木館に流れ着く。隣町にあるライバル館に人材も取られた青木館に残っているのは、人使いの荒い館主夫婦や、自意識過剰な弁士、さらには飲んだくれの弁士に、気難しい映写技師など、あまりにクセの強すぎる面々。そんな青木館で雑用に身を粉にする俊太郎の前に、初恋の相手や、大金を狙う泥棒、泥棒と“ニセ活動弁士”を追う警察などが入り乱れ、大騒動に発展していく。本作で一流の活動弁士を夢見る青年の俊太郎役を演じるのは、出演作の絶えない成田凌。出演作が立て続けに公開される彼が、満を持して本作で初主演を務めている。さらに、“カツベン”を実際にも披露。一度でも活弁上映を体験したことがある方ならば、成田の語りの巧さと表現力の高さに、思わず唸ってしまうことは間違いない。そんな成田演じる俊太郎の初恋の相手役に扮するのは黒島結菜だ。クラシックな佇まいと柔らかな声とで、周防監督作品の新たなヒロイン像を体現している。さらに永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊といった豪華な面々が集結。もちろん、竹中直人、渡辺えり、小日向文世をはじめとする、周防監督作品お馴染みのキャストも登場。彼らがあまりにクセの強すぎるキャラクターたちを好演し、観客を笑いの渦に巻き込んでくれる。本作を観た方は、日本映画の黎明期に思いを馳せ、目頭が熱くなること必至だろう。“活弁上映”が注目され、大きく盛り上がることとなれば、これほど嬉しいことはない。未体験の方はまずこの『カツベン!』で、新たな映画体験を楽しんで欲しい。『カツベン!』本日より公開※青木館の「青」は正式には旧字体の「青」
2019年12月13日Amazonのドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」のキャストに、「ゲーム・オブ・スローンズ」でベンジェン・スタークを演じたジョゼフ・マウルが加わるようだ。「Deadline」が報じた。主演のウィル・ポールターが演じるベルドー、マーケラ・カヴェナーが演じるタイラの敵で悪役のオーレン役を演じるという。※以下、「ゲーム・オブ・スローンズ」のネタバレがあります。ご注意ください。ジョゼフは「ゲーム・オブ・スローンズ」でエダード・スターク(ショーン・ビーン)の弟で、ロブ・スターク(リチャード・マッデン)やジョン・スノウ(キット・ハリントン)らの叔父にあたるベンジェンを演じた。最終章でジョンを助けるために自らがホワイト・ウォーカーのおとりとなり、命を落とした人物…といえばピンと来る視聴者も多いだろう。「ゲーム・オブ・スローンズ」では涙を誘う死を遂げた正義感溢れる役柄だったが、「ロード・オブ・ザ・リング」では敵役のリーダーに。BBCドラマ「バードソング」ではBAFTA賞の助演男優賞にノミネートされた経験を持つ。なお、「ロード・オブ・ザ・リング」の製作陣には、「ゲーム・オブ・スローンズ」を手掛けたスタッフが数名参加している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年10月23日