中国のドラマの女王ヤン・ミーと、アジアの若手スターを代表する元「EXO」のルハンが共演する『見えない目撃者』。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。3年前の事故で弟と自身の視覚を失った元警察官候補生のルー・シャオシン(ヤン・ミー)は、乗っていたタクシーが何かにぶつかった衝撃を感じる。タクシーは逃げ去り、彼女はひき逃げ事件であると警察に証言する。最初は、目の見えない証言を相手にしなかった警察も、この事件と世間を騒がせている女子大生失踪事件が関連していることをつかみ、捜査を開始する。さらに、この事件を偶然にも目撃した若者リン・チョン(ルハン)が新たな証言者として加わり、警察が徐々に犯人へと迫る一方、二人の目撃者は犯人に狙われるようになる…。韓国でR18指定ながらも236万人もの観客動員を記録した映画『ブラインド』(’11)の監督アン・サンフンが再びメガホンをとり、リメイクした本作。オリジナルの物語構成を全体的に見直し、登場人物の関係や動き、心理描写に重きを置くなど、さらなるエッセンスを加え、昨年10月に中国で公開されるやいなや、興行収入43億の大ヒットとなった。主演には「宮 パレス~時をかける宮女~」などドラマを中心に活躍する中国のトップスターのヤン・ミーと、マット・デイモン主演で贈る巨匠チャン・イーモウ監督最新作『長城』(「The Great Wall(原題)」)の公開も控えるルハンが抜擢され、ひき逃げ事件に遭遇した盲目の女性・ルーと、それを目撃した青年・リンを好演している。そのほか『オルドス警察日記』で第26回東京国際映画祭最優秀男優賞を受賞したワン・ジンチュン、『二重生活』のチュー・ヤーウェンら演技派俳優が脇を固め、命を狙われる2人の目撃者、事件の核心に迫る刑事、追いつめられていく猟奇的犯人たちをドラマティックに演じている。今回解禁された予告編は、ある引き逃げ事件を「目撃」した主人公2人が、交錯する証言をきっかけに、「女子大生連続失踪事件」に隠された戦慄の事実へと迫っていく。その一方、犯人に命を狙われ、事件に巻き込まれていく二人の様子が、緊張感あふれる映像で展開されている。聴こえた真実とは一体何なのか、本編への期待が高まる手に汗握るそんな映像となっている。さらに今回同時に解禁されたポスタービジュアルは、不穏な表情の主人公たちをメインに、中央には、雨の中道路に倒れる人を見つめる男の姿が写し出されている。二人の先に映るものとは一体…。また「一つの事件に交錯する二つの証言」というコピーが映画の予想を掻き立てるようだ。『見えない目撃者』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月10日マット・デイモンが主演を務め、大ヒットを記録してきた“ボーン”シリーズの最新作『ジェイソン・ボーン(原題)』が10月に公開されることが決まり、初映像が公開になった。公開された初映像本シリーズは、圧倒的な格闘・諜報能力を持っているが、すべての記憶を失ってしまった謎の男ジェイソン・ボーンが、迫り来る敵に立ち向かいながら、「自分は何者なのか?」を追い求める様を描いたアクションシリーズ。これまでに3作品が製作され、大ヒットを記録してきたが、ついに最新作が9年ぶりに公開。『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルがヒロイン役を務めるほか、トミー・リー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセルが出演する。本シリーズは、手持ちカメラの生々しい映像と、目まぐるしく変化する編集の妙、デイモンのアクロバティックなアクションで、これまでのアクション映画、スパイ映画にはなかった表現を生み出し、観客の度肝を抜いてきた。このほど公開になった映像でも、デイモン演じるボーンの接近格闘、爆走するバイクを至近距離で追ったショットなど、ポール・グリーン・グラス監督と撮影監督のバリー・アクロイドが得意とする息つまるシーンが次々に登場。随所に謎めいたセリフやカットが登場しており、新作がどんなストーリーなのかも気になるところだ。『ジェイソン・ボーン(原題)』10月公開
2016年02月10日『オデッセイ』が日本でも大ヒット中のマット・デイモンと、先の『ボーン』シリーズ2作を手がけたポール・グリーングラス監督という最強タッグが復活する最新作『ジェイソン・ボーン』(原題)。本作の日本公開が10月に決定、初の場面写真とともに、先日のスーパーボウルでTVスポットとしても放送された初映像が解禁となった。記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者、ジェイソン・ボーン。マット・デイモンが主演を務め、かつてない臨場感と極限のリアリティで世界中の観客を熱狂させた大ヒット・アクションシリーズが、ついにスクリーンに帰ってくる。最新作では、全世界が待ち望んだグリーングラス監督とデイモンのシリーズ最強タッグが、2007年の3作目『ボーン・アルティメイタム』以来、9年ぶりに実現。ヒロイン役には、『リリーのすべて』で自身初のアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の新ミューズとしても活躍、いま最も世界の注目を集める女優アリシア・ヴィキャンデルが抜擢され、さらにトミー・リー・ジョーンズやヴァンサン・カッセルといった名優たちが集結。今回解禁された映像では、デイモン演じるジェイソン・ボーン、さらに今回がシリーズ初参加となるジョーンズの姿を確認できる。グリーングラス監督の手腕が光るスタイリッシュな映像の中で、断片的に語られる言葉の意味と物語の全貌は未だ明らかにされていないもの、迫力満点の素手ボクシングや「自分が誰か分かっている。全部思い出した」というボーンのセリフには胸アツになること必至。“新章”へと突入した孤高の暗殺者の新たな物語に、期待は高まるばかりだ。『ジェイソン・ボーン』は10月、全国にて公開(北米公開は7月29日)。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日マット・デイモンとリドリー・スコットの最強タッグで、第73回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門にて作品賞&主演男優賞の2冠を獲得し、第88回アカデミー賞において7部門にノミネートされた『オデッセイ』。このほど、先週末より公開された本作が動員&興行収入において初登場1位を記録したことが明らかとなった。人類による有人火星探査計画が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニー飛行士は暴風に吹っ飛ばされ、死亡したと判断される。しかしワトニーは奇跡的に命を取り留めていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して“生き延びる”ことを諦めなかった。NASAの全面協力のもと、火星に独りぼっちで取り残された宇宙飛行士の想像を絶する運命を描く本作。去る2月5日(金)より全国833スクリーンにて日本にて公開され、7日(日)までの3日間で動員41万9,402人、興収6億2,860万800円の大ヒットスタートを記録した。土日の動員は33万223人、興行収入においては4億9,601万2,000円を記録し、動員数&興行収入初登場第一位を獲得。この成績は、2016年公開の洋画作品では、トップの興行成績となり、数々の劇場でSOLD OUTが続出。SNS上では「オデッセイ満席すぎて映画館難民になってる」などと多くの声が挙がっている。一方で、鑑賞者からは「オデッセイ観てきました、今年一番の作品です」「とにかくワトニーがすごいの一言!ワトニーがポジティブすぎて見習おうと思った」などと、高い満足度を示す声がオンライン上を賑わせている。観客構成は男女比=50:50であり、年齢層も大学生からシニア層、さらに親子連れも目立つなど幅広い層が劇場に足を運び、2D:3D比率も55:45と偏りがなく、IMAX、4DX、MX4Dでの鑑賞者は、67スクリーンで興行収入の14.8%であり、イベント・ムービーとして一面も併せ持つバランスの良い興行を記録している。全世界の主要国では日本の公開が最後となったが、この大ヒットスタートで全世界の興行収入は6億ドルを突破。2億2,800万ドルを記録している全米興行成績と共に、スコット監督作品最高の成績を更新中だ。さらに、来る2月28日(現地時間)には、作品賞、主演男優賞など7部門にノミネートされたアカデミー賞の発表を控え、最有力候補作品の一本とされる本作の興行的な追い風になることが見込まれる。たったひとりの男の不屈の挑戦が、心揺さぶる“史上最大の奇跡”をもたらす本作。ワトニーをはじめとする登場人物たちがもたらす最高の興奮と感動を、ぜひ劇場で目撃して。『オデッセイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月08日「ぴあ」調査による2016年2月5日、6日のぴあ映画初日満足度ランキングは、リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演のSF大作『オデッセイ』がトップに輝いた。2位に重松清の同名小説を小出恵介主演で映画化した人間ドラマ『十字架』、3位にしげの秀一の大ヒット漫画を3部作で映画化したアニメーションの完結編『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』が入った。その他の写真1位の『オデッセイ』は、アンディ・ウィアーのベストセラー小説『火星の人』を基に、火星にひとり取り残されてしまった主人公ワトニーが、知恵と強い意思をもって生き延びようとする姿を描いた作品。出口調査では「希望を忘れず明るくサバイバルという作風が新鮮」「科学的な描写やサバイバルの数々にワクワクした」「ひとりぼっちの主人公がユーモアを失わないでいるところがアメリカ人らしい」など、絶望的な状況にありながらも決して暗くならないストーリーが好評を集めた。“絶望的な状況”は多くのSF映画で描かれてきたが、それらに登場する主人公とは違い、ワトニーは強靭な力や特殊な魔法は使えない。あくまで彼は考え、計算し、科学的な方法で困難を乗り越えていく。観客は「宇宙で生きていくという設定が良い」「必死に考えて生きようとした姿に感動」「生きるために化学物質から水を作るところが面白い」「じゃがいもを作る上でのアイディアから生命力の強さを感じた」などの声があがった。ユーモアを忘れず、諦めず、考え抜いてサバイバルしてきたワトニーだが、彼の目的は地球への帰還だ。「先が見えない展開にドキドキした」「最後の帰還シーンは息が止まりそうだった」「救出シーンは手に汗握るほどスリリング」といった感想が寄せられ、ユーモアも緊迫感も満載の本作を、観客は最後まで楽しんだようだ。(本ランキングは、2/5(金)、6(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『オデッセイ』公開中
2016年02月08日もし、誰もいない世界で一人ぼっちになったらどうしますか?水なし、酸素も食糧もわずか…そんな絶望的な状況に陥ったら…。リドリー・スコット監督がマット・デイモン主演で描く『オデッセイ』(2月5日~)は、NASAの全面協力のもと、火星に取り残された宇宙飛行士の想像を絶する運命を描く感動の超大作。生存不可能な地でも知恵を巡らせ、たくましく生き抜く主人公ワトニーの姿に「かっこいい」とノックアウトされる女性続出です!◆火星は「行動力」「積極性」の星ワトニーが一人残された“火星”は、占星術の世界では、「戦い」「闘争心」「行動力」「積極性」「人生を切り拓いていくバイタリティ」などを司る惑星。究極の絶望に直面しながらも、彼がポジティブシンキングとチャレンジ精神を忘れずにサバイバル生活を続けられたのは、火星のパワーも影響しているのかも!?そこで、みなさんもワトニーのように積極的に行動し、人生をプラスに切り拓いていけるのか…守護石鑑定士Cherrystar☆さんに、12星座別の「2016年上半期の運勢」を占っていただきました。◆火星パワーで運気が変わる!?星座別「2016年上半期の運勢」☆牡羊座あなたの支配星は火星、まさに生まれつきのファイターです。思い立ったら即行動せずにはいられないというバイタリティに溢れています。特に火星の影響を受けて活発になるのは「3/23~4/18」。「4/7」は牡羊座での新月となるので、この日にアクションを起こすとより良い方向に進むでしょう。☆牡牛座マイペースなあなたの行動力がアップしそうなのは「4/7~30」。この時期は火星の影響でいつもよりパワフルに行動せずにはいられないでしょう。そんな状況の中、ちょっぴり強気で自己主張できるかも。自分の気持ちを正直に伝え、居心地の良い居場所を手に入れましょう。☆双子座コミュニケーション、根回しなどがよりアグレッシブになってくるのが「3/23~4/6」。計画していることがあれば、ぜひこの期間に動いてみてください。新しいことにチャレンジするのも良さそうです。思ったことは先延ばしせず、行動に移しましょう。☆蟹座火星のパワーを活用し、積極的に行動したほうがいい日は「2/12~13」「3/11~12」「4/7~8」「5/5~6」「6/1~2」「6/28~29」。その中でも特に、新しいことに着手すると良いのは「4/7」です。一人で頑張るより仲間に相談して助けてもらうように働きかけると功を奏するでしょう。☆獅子座火星の影響でエネルギッシュになり、カリスマ性やリーダーシップを発揮できるのは「3/21~4/20」。他人からのジェラシーなど、ネガティブな感情も吹き飛ばせるほどのパワーがみなぎるでしょう。我が道を行く精神で周りの人を率先して助け、前に進んで。赤い色のものを身に着けるのがオススメです。☆乙女座火星の応援を最も受け取れる時期は「3/23~4/6」です。得意の分析力とコミュニケーション能力を発揮し、更なるステップアップができるでしょう。時間をかけすぎるよりも、即決、速攻精神で動いたほうが◎。自分から連絡を取って相談すると良さそうです。☆天秤座火星の持つパワフルさを実感できるのは「4/7~30」です。その中でも特に「4/20」までは華やかさも発揮できるので、自分をゴージャスに演出して勝負できるはず。この時期に、困難をガッツとバイタリティで乗り越える芯の強さを鍛えましょう。☆蠍座高みをめざし、野望みなぎる今の時期、あなたにとって一番欲しいのは火星のパワーかもしれません。「3/7~4/18」「5/28~6月いっぱい」はカリスマ性、魅力ともにアップし、あなたを慕う人も多そうです。人の上に立つリーダーシップのパワーが際立つでしょう。堂々とした態度で行動して。☆射手座「3/7~5/27」が攻め時です。欲しいものを得るために果敢にチャレンジしていきましょう。同時にリサーチ、根回し、分析など細かい努力も必要です。苦手なことは頼れる人に任せるのが◎。同時に周りへの気遣いも忘れず、みんながよりハッピーになれることを選べば成功しそうです。☆山羊座今年に入ってから「3/26」までは、火星の恩恵を受けて自分の存在を大きくアピールし、果敢に行動できる攻めの時。信念をしっかり持つと自信が溢れ、言葉に説得力が増すので交渉などにも良さそうです。ずっと緊張感が続くのでONとOFFの切り替えを大事にしましょう。☆水瓶座上半期は基本的に、ずっと火星からのパワーを受けています。その間中、走りっぱなしになるかもしれません。そんな中でも特にジャンプする時は「3/26」まで。やりたいことはこの日までに形にしましょう。疲れが出ないように、リラックスや健康管理を心がけるといいでしょう。☆魚座心優しい魚座さんですが、「3/21~4/20」はやる気がみなぎってくるでしょう。人と積極的に会ったり、久しぶりの人に連絡を取ったりと、コミュニケーションにおいて行動的になると、良い話が舞い込んでくるかもしれません。チャレンジしてみてはいかがでしょうか。(Created by Cherrystar☆)◆見どころいっぱい!『オデッセイ』の魅力究極の絶望に立ち向かう宇宙飛行士の奮闘を描くSF作品というと、「内容が重たそう?」「思いっきり男性向けなのでは?」などと心配になるかもしれません。でも、実はこちらはユーモア全開の明るいサバイバル映画。ポップな洋楽に彩られたエンタメ色の強い作品で、なんと第73回ゴールデン・グローブ賞で作品賞&主演男優賞(共にミュージカル・コメディ部門)2冠を獲得しています。しかも、第88回アカデミー賞で、作品賞・主演男優賞をはじめ7部門にノミネート!オスカー最有力の呼び声も高い作品なんです。なお、ワトニーの上司である宇宙船の船長や、NASAの広報統括責任者が女性というのも気になるところ。リーダーシップを発揮し、キビキビと行動する女性たちに「すてき!」と憧れる人も多いかも。ノンフィクションのようにリアリティのある美術や演出もすごいし、ワトニーを救うために尽力する個性的な仲間たちのキャラクターも魅力的。そして、何と言ってもマット・デイモン!過酷な生活を強いられながらも、常に明るさを忘れないワトニーに「行動力のある男ってやっぱりいいわー」「ついて行きたいわー」と心惹かれること請け合いです。そんな見どころいっぱいの『オデッセイ』は一人で観るも良し、デートで行くも良し。映画館の暗闇で、手に汗握る体験をしてみてはいかがでしょうか?【STORY】人類による有人火星探査計画が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニー(マット・デイモン)飛行士は暴風に吹っ飛ばされ、死亡したと判断される。しかしワトニーは奇跡的に命を取り留めていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して“生き延びる”ことを諦めなかった。やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった。2月5日(金)TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー監督:リドリー・スコット出演:マット・デイモン他配給:20世紀フォックス映画『オデッセイ』(c) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved★オリジナルグッズプレゼント★映画『オデッセイ』より、火星をモチーフにした「特製ピンバッチ」を5名様にプレゼントします!!応募・詳細はこちらから♪※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:2016年2月22日(月)西洋占星術で占う2016年あなたの最大のテーマ【無料占い】
2016年02月06日マット・デイモンが火星にひとりぼっちで取り残された宇宙飛行士を演じ、スーパーポジティブな精神と想像力で何度もトライ&エラーを繰り返しながら、地球への奇跡の帰還を目指す『オデッセイ』。このほど、2億2530万キロ離れた地球から、彼の帰りを願う人々の特別映像が解禁となった。火星での有人探査の最中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニーは、死亡したと推測され、ルイス船長をリーダーとする乗組員たちは火星を去ってしまう。しかし、生き延びていたワトニーは、わずかな供給品しかない状態で、知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して、生き抜くことを誓う。そのころ、2億2530万キロ離れた地球では、ワトニーの必死のメッセージを受信したNASAと各国から集められた科学者たちが、“火星の人”を生還させるためにたゆみない努力を続けていた。その一方、ワトニーの仲間の乗組員たちは、不可能とは言えないまでも大胆すぎる彼の救出計画を立てる。この驚くべき勇敢な行為のニュースが次々に伝えられると、ワトニーの帰還を応援しようと世界中の人々がアクションを起こし…。リドリー・スコット監督とマット・デイモンがタッグを組み、本年度アカデミー賞で「作品賞」など部門にノミネートされている本作。今回到着したのは、火星にたったひとり取り残された主人公の帰還を願う人々にフォーカスした、心揺さぶられる特別映像だ。世界中が注目する“火星の人”、ワトニー。だが、地球70億人の思いとは別に、ワトニーを救う決断を下すのは、わずか数人の科学者と宇宙飛行士。ワトニーが陥った危機は、世界でも屈指の“優秀な人々”をも試す試練となった。本作の原作者アンディ・ウィアーは、「読者にはワトニーを好いてもらいたいと思った。そして心配してもらいたいと思った。だからこそ彼を救いたいと思い、感動が生まれるように作り上げた」と明かす。また、プロデューサーのアディティア・スードも「ワトニーはありとあらゆる困難にもめげず先へ進み続ける。そのせいで、単なるエキサイティングなアドベンチャー映画に終わらない大きな希望が満ちている」と、世界的ヒットにつながった本作の魅力を分析した。ワトニーをはじめとする登場人物たちの苦難、絶望、そして希望に縁どられた“長い旅路”=オデッセイの先に待っているものとは…!?その奇跡の結末はスクリーンで確かめてみて。『オデッセイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日引退宣言をしたスティーヴン・ソダーバーグが、監督に復帰をするという噂が出ている。その他の情報Variety.comが伝えるところによると、『Lucky Logan』という脚本を読んで、たちまち気に入ったということだ。主演には、ソダーバーグが『マジック・マイク』で組んだチャニング・テイタムが決まっているようだが、マット・デイモンが出演するという別の記事や、映画のタイトルは『Hillbilly Heist』だとするものもある。一方で、ソダーバーグは、それらの記事を間違いだとするツィートをしている。ソダーバーグが最後に監督した劇場用映画は、2013年の『サイド・エフェクト』で、昨年の『マジック・マイクXXL』では、製作総指揮を務めたほか、仮名でカメラと編集を担当している。文:猿渡由紀
2016年02月05日マット・デイモンが巨匠リドリー・スコット監督とタッグを組み、火星にひとりぼっちの男の奇跡の挑戦を描く『オデッセイ』。いよいよ2月5日(金)より公開となる本作で、マット演じるマーク・ワトニーが所属していた火星有人探査のリーダー、ルイス船長を演じたジェシカ・チャステインからインタビュー映像が到着。「女性が宇宙船の船長を務める」本作に惹かれたことや、実際の女性宇宙飛行士から学んだリーダー論などについて語っていることが分かった。第88回アカデミー賞で「作品賞」「主演男優賞」をはじめ7部門にノミネートされ、第73回ゴールデン・グローブ賞では「作品賞」&「主演男優賞」(共にミュージカル・コメディ部門)2冠を獲得している本作。さらに、スコット監督作としては過去最高の成績で、世界興収6億ドル近くに達する大ヒットを記録している。そんな本作で、火星有人探査の最中に嵐に巻き込まれたマーク・ワトニーを残し、苦渋の決断で地球に帰還することを決めた宇宙船ヘルメス号の船長で、頭脳明晰なリーダーとして6人の乗組員を指揮するメリッサ・ルイスを演じているジェシカ。いま、NASAで今年度採用となった新宇宙飛行士の半数が女性であることが話題になっており、さらには2030年の火星有人探査船の乗組員となる可能性もあると発表されたばかり。ジェシカが演じたルイス船長は、まさにそんな彼女たちの未来を描いているかのような姿だ。『インターステラー』に出演し、宇宙に興味を持ったというジェシカは、女性が宇宙船の船長を務めることや火星有人探査を描いた映画はこれまでなかったことに触れ、「“私も火星に行きたい”と女の子が思えるような役を演じたかった」と語る。真面目で規律を重んじ、自制心が強く、素晴らしいリーダーでもあると彼女自身が分析するように、まさにルイス船長は働く女性憧れの指揮官といえる。また、撮影前に2007年にエンデバーのミッション・スペシャリストを務め、2010年4月4日から9月25日まで第24次長期滞在の一員として国際宇宙ステーションで生活、故障した冷却ポンプを修理するため、合計で約22時間におよぶ3回の宇宙遊泳を実施した女性宇宙飛行士トレイシー・ダイソンに、“よい船長の条件”を聞いたことも明かしている。スーパーポジティブな主人公ワトニーを演じたマットが「ワトニーだけでなく、ほかのキャラクターの持っているユーモアもとても気に入った」と語っているように、ジェシカも、ダイソンから「生死に関わる局面ではユーモアが不可欠」と教えてもらったという。「ジェシカは、年間16本の映画に出演する超売れっ子だから、スケジュール調整が至難の業だった」とマットは話していたが、ジェシカをはじめとするクルーたちが、ワトニーのためにどんな決断を下すのかは要注目。彼が決して“ひとりぼっちじゃない” ことを、彼女の熱演が伝えてくれるはずだ。『オデッセイ』は2月5日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。一部劇場を除き、3D限定前夜特別上映を実施。(text:cinemacafe.net)
2016年02月04日アカデミー賞作品賞の有力候補と言われる『オデッセイ』の試写会が2月2日(火)に米国大使公邸で開催され、上映後には元宇宙飛行士の山崎直子、JAXA宇宙飛行士の野口聡一、NASA宇宙飛行士のクリス・キャシディ、マイケル・E・フォッサムによる質疑応答が行われた。第73回ゴールデン・グローブ賞で作品賞、主演男優賞(マット・デイモン)に輝き、オスカーでも7部門ノミネートの本作。事故で火星にたったひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバル、地球への帰還に向けた孤独な戦いを描く。この特別試写会は学生を招待しており、映画を観終わったばかりの学生たちの質問に山崎さんらが答えた。最初に米国大使館を代表して挨拶に立ったキャロライン・ケネディ駐日米国大使は、偉大な宇宙飛行士の挑戦を称え、父のケネディ大統領の時代に月面着陸が達成されたことに触れ「父が月に人類を送ろうとしたのは、それが簡単だからではなく困難だからです」と語り、映画で描かれる火星での有人のミッションについて「危険かつ偉大な冒険ですが、ここにいる何人かが、いつか実現することを信じています」と語った。招待された学生の多くは高校生とあって、宇宙飛行士たちの学生時代について尋ねると、山崎さんは「子どものころは『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』、『スター・ウォーズ』を見て宇宙に感化されました(笑)」と明かし「中学でチャレンジャー号の事故を見て、いつか自分も宇宙飛行士にと思ったのですが、どうしたらなれるのかもわからず、高校時代はテニスに打ち込んでいました。その後、、エンジニアになり、1回目の(宇宙飛行士の)試験は書類審査で門前払いだったのですが、2回目で合格しました」と振り返った。ちなみに、山崎さんが落ちた試験で合格したのが、野口さん。「ごめん(笑)」と山崎さんを拝みつつ、野口さんは「僕は高校のときは、まさにみなさんと同じような感じでした。映画も学校も好きで『スター・ウォーズ』を見ましたね」と懐かしそうに語る。野口さんは、質疑応答を通じてたびたび「仲間」そして「チームワーク」の重要性を熱く語る。「宇宙飛行士の試験で何を見ているかというと、やる気とモチベーション。そして仲間とコミュニケーションを取って解決できるか?一緒に仕事をしてポジティブでいられるかということ。これは壁にぶち当たった時に大事なことと同じです。やる気の強さが壁を乗り越える力になるし、そのためには仲間とのコミュニケーション、ポジティブに楽しんでやれるかということ。宇宙はチームスポーツです!」と語った。映画ではひとり残されたワトソンが、ろくな音楽を聴くことができずに嘆くシーンがあるが、宇宙で恋しくなったものについては、野口さんは「ラーメン!」と即答。山崎さんは「シャワーとお風呂です。映画の中でも出てきますが、体を拭くことしかできず、シャンプーもできないので…(苦笑)」と明かした。映画に関しては山崎さんは「リアリティがあってハラハラしました」と称賛。火星での主人公のサバイバル生活が実際に宇宙ステーションで行われている実験に則していることに加え「チームワークで成り立っていることも描かれており、元気をもらいました」と語る。さらに「心理描写に関しての共感を覚えました」とも。主人公が生活を映像で日記のように記録する点について「私もそうなったら同じことするかなと思いました。ユーモアを取り入れてる点もそうです」と語った。映画の中で、嵐に巻き込まれて行方不明になった主人公を残したまま発つか否かの決断を迫られるシーンがあるが、野口さんは「難しい決断です。思い出したのは僕が初めて宇宙に行く直前にコロンビア号の事故が起きたこと。事故後、最初のフライトになったんですが、船長の女性飛行士が、自分たちが宇宙に行く上での目標について『行きと同じ人数で帰ってくることだけ』と語っていて、それはすごく心に残っています」と自身の経験と重ねて語った。改めて、学生たちとの触れ合いについて山崎さんは「自分が高校生だったころに比べてしっかりしてると思います。いろんな観点で考えていて、嬉しかったです」と積極的に質問を投げかけてきた高校生たちを称えていた。『オデッセイ』は2月5日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月02日アカデミー賞7部門ノミネートの『オデッセイ』の特別試写会が2月2日(火)、米国大使公邸で開催。元宇宙飛行士の山崎直子、JAXA宇宙飛行士の野口聡一、NASA宇宙飛行士のクリス・キャシディ、マイケル・E・フォッサムが参加しての質疑応答も行われた。その他の写真リドリー・スコットがマット・デイモンを主演に迎え、無名作家がウェブサイトで発表し、大ベストセラーとなった小説を映画化。火星にひとりで取り残された宇宙飛行士の孤独なサバイバルを迫真の映像と緻密な人間描写で描いていく。米国大使館を代表して挨拶に立ったキャロライン・ケネディ駐日米国大使は、NASAとJAXAのパートナーシップと宇宙飛行士たちの勇気称えつつ、自身の父であるケネディ大統領がアポロ計画を推進した点に言及。「父が月面着陸を進めたのは、その計画が簡単だったからではなく困難だったから。火星にひとを送るというのは危険かつ偉大な冒険。ここにいる誰かがいずれそれを実現してくださるのを期待しています」と語った。学生たちからは、映画の内容にちなんだ宇宙飛行士としての活動や宇宙での生活について、また宇宙や地球の起源の謎についてまで様々な質問が飛ぶ。受験を控えた高校生から「困難やトラブルにぶち当たった時に大切なことは?」という問いに野口氏は、「大事なことは2つ。まず自分の能力を信じて冷静さを保つこと。焦ったり気持ちをダウンにして、できるはずのことができないのを避ける。2つ目は仲間と頑張ること。この映画は、主人公が秀でているように見えて、実はチームワークを描いてます。僕らの宇宙飛行もそうで、多くの仲間が支えてくれて乗り越えられるんです」と語った。この質問に限らず、野口氏も山崎氏も仲間の大切さ、チームワークの重要性をたびたび説く。山崎さんは自身のモチベーションを「メンバーの笑顔です。いい仕事をすれば笑顔で迎えてくれて、それが力になります」と語った。また宇宙から帰って大きく変化したことについて山崎氏は「風の匂い、緑や木々の匂いに心が動きました。自然があることを当然と思っていたけど、それは当たり前ではなく、いろんなバランスで成り立っていると感じ、感謝が大きくなりました」と明かした。また、宇宙飛行士だけでなく一般の人が宇宙に行けるようになる可能性についてキャシディ飛行士は「私たちが活動している時代は無理かもしれませんが、将来的にはそうなると思います。ライト兄弟も人類が国際宇宙ステーションで17年も過ごすとは思ってもいなかったでしょう」と語った。最後に野口さんは若き学生たちに「みなさんの未来が宇宙と共にあることを期待してます!」」とエールを送り、トークセッションは幕を閉じた。『オデッセイ』2月5日(金) TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー
2016年02月02日6月から国際宇宙ステーション(ISS)で長期滞在を予定している大西卓哉宇宙飛行士が28日、東京・文京区の宇宙ミュージアム「TeNQ」(テンキュー)で行われたマット・デイモン主演『オデッセイ』(2月5日公開)のジャパンプレミアに、本作の宣伝大使を務める女子レスリング日本代表の吉田沙保里選手と共に登場した。大西氏は、宇宙飛行士の訓練について「冬のロシアで行うサバイバル訓練」が印象に残っていると話し、「宇宙船が不時着してことを想定し、2日間くらい寒い雪の中で宇宙船の中にあるものだけを使って生き延びなければならないという訓練」と説明。「高いG(重力)に耐えるという、グルグル回される訓練もありました」と振り返った。そして、火星に独りぼっちで取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描いた本作について、「リアリティの高さがNASAの人たちの間でも評判になっていました」とコメント。「実際に火星で滞在する上で、こういうことをちゃんとやらないと火星で生きていけないというところを理論に裏打ちされたような装置をデザインし、宇宙船等もデザインされていた」と語った。もし火星に取り残されたら「映画を参考にし、ジャガイモを栽培して生き延びたい」と言い、火星に行きたいか聞かれると「行ってみたい」と即答。「人間という生き物は、行ったことのないところに行くということを通して文明のレベルを上げてきた生き物。これから先もそういった挑戦は続けていくべき」との考えを示し、「宇宙探査のミッションに関われたらうれしい」と意欲を見せた。さらに、宇宙の魅力について「まだまだ未開の領域。チャレンジングな世界」と伝えた。国際宇宙ステーションに滞在した経験のある宇宙飛行士の油井亀美井氏からのVTRも到着。「去年、私が設置した実験装置を使用して大西さんが実験を行って、私を超えるような成果を出していただければ」とエールを送られると、「非常にすばらしい活躍をされてこられたので、私も油井さんに負けないように頑張りたい」と意気込んだ。(c) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2016年01月28日本年度アカデミー賞で「作品賞」「主演男優賞」ほか7部門で候補に挙がる感動のサバイバル超大作『オデッセイ』のPRイベントが1月28日(木)、東京・水道橋の宇宙ミュージアム「TeNQ(テンキュー)」で行われ、本作の宣伝大使を務める吉田沙保里選手が出席した。探査中の事故が原因で、火星に取り残されてしまった主人公の宇宙飛行士・ワトニー(マット・デイモン)が手元に残った機器や食料、持ち前の知識を武器に前代未聞のサバイバルを繰り広げる本作。ワトニー同様、“スーパーポジティブ”なハートと並外れた精神力を持つ人物として、白羽の矢が立った女子レスリング日本代表の吉田選手は、「私もマットの上ではひとりですが、主人公が前向きな気持ちを持ち続ける姿に、大切なことを教えてもらった気がする」とアピールした。イベントでは、実際の宇宙飛行士が訓練で行っているという宇宙遊泳訓練(ムーンウォーク)に挑戦。ワイヤーにぶら下がり、不安定な状態でバランスを保ちながら、巨大な岩石の模型やサンドバックを所定の位置に運ぶミッションに臨んだ。見事、制限時間内にクリアし「さすが、沙保里さん!やってやりましたよ」と“霊長類最強”女子の本領を発揮していた。また、JAXA宇宙飛行士の大西卓哉さんも駆けつけ、「NASAのインストラクターの間でも、この映画は評判になっている。宇宙理論に裏打ちされたリアリティの精度が高い」とプロの目線で太鼓判。今年6月にロシアのソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーションに向かい、半年間滞在する予定になっており、「五輪4連覇はもちろん、火星にも行ってみたい。夢は大きく持たないと。ミッションの成功と無事な帰還を祈っています」(吉田選手)、「4連覇という偉業を、宇宙から応援しています」(大西さん)とエールの交換を行った。『オデッセイ』は2月5日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月28日女子レスリング日本代表の吉田沙保里選手が28日、東京・文京区の宇宙ミュージアム「TeNQ」(テンキュー)で行われたマット・デイモン主演『オデッセイ』(2月5日公開)のジャパンプレミアに、宇宙服姿で登場した。本作の宣伝大使を務める吉田選手は「火星という過酷な場所にひとりぼっちで生き抜いた姿に感動しました」と本作の感想をコメント。もし自分が主人公のワトニーのように火星に取り残されたら「小さいときからたくさん周りに人がいて、ひとりぼっちということがなかったので、絶対に生きていけない。すぐ死んじゃいそう」とさみしがりやな一面を明かした。そして、ワイヤーにぶら下がった重力が不安定な状態で、岩石(模型)とサンドバッグを制限時間内に移動させるというミッションをクリアし、「やってやりましたよ!」とドヤ顔。6月から国際宇宙ステーション(ISS)で長期滞在を予定している大西卓哉宇宙飛行士も登場し、「身体能力は私よりはるかに勝ってらっしゃる。いつでも宇宙に行けるのでは」と言うと、吉田選手は「宇宙に行ってみたい」と興味を示した。さらに、国際宇宙ステーションに滞在した経験のある宇宙飛行士の油井亀美井氏からの大西氏への応援メッセージVTRの中で、油井氏も「吉田さんであれば今すぐにも宇宙に行ける」と太鼓判を押すと、吉田選手は「宇宙飛行士を目指したい。世界から宇宙へ、大きく夢を持たないと」とノリノリ。また、4連覇の期待がかかる8月のリオ五輪について、大西氏が「宇宙から応援しています」とエールを送ると、「ありがとうございます!」と喜んだ。イベント後の囲み取材では、さみしがりやで甘えたいという発言について記者から「乙女キャラ?」と聞かれると、「キャラじゃないです、本当に乙女です! 男性には甘えたい」と照れ笑い。「男らしくしっかり、優柔不断じゃない人がいいです」と好みのタイプを明かした。リオ五輪についても「リオでどれだけ成績を残せるかが、2020年の東京オリンピックを応援してくださるかにつながる」と語り、「しっかり体調を整えて、調整をうまくやっていきたい」と気を引き締めた。リドリー・スコット監督とマット・デイモンが初めてタッグを組んだ『オデッセイ』は、火星に独りぼっちで取り残された宇宙飛行士の運命を描いたサバイバル・アドベンチャー。第73回ゴールデン・グローブ賞で、作品賞と主演男優賞(共にミュージカル&コメディ部門)の2冠を獲得し、第88回アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞をはじめ7部門でノミネートされている。(c) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2016年01月28日2月29日(日本時間)に発表される第88回アカデミー賞で「作品賞」はじめ7部門にノミネートされ、公開を前に日本でも盛り上がりを見せている『オデッセイ』。この“火星にひとりぼっち”で取り残された宇宙飛行士の想像を絶する運命を描いた本作から、先のゴールデン・グローブ賞で「主演男優賞」を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされているマット・デイモンのインタビュー映像が到着。壮大な規模で描かれた本作の魅力や撮影の様子をたっぷりと語ってくれた。ネット上に掲載されたアンディ・ウィアーによる原作小説を基に、大ヒットドラマ「LOST」やNetflixのマーベルドラマ「デアデビル」、映画『キャビン』などを手がけたドリュー・ゴダードが脚色、巨匠リドリー・スコット監督がメガホンをとった本作。到着した映像でデイモンは、「最近は独創的なストーリーは少ないから」と、まず本作のオリジナリティーが気に入ったことを明かす。そして、「ごく近い未来が舞台だ」と、本作のあらすじと演じた宇宙飛行士マーク・ワトニーについて語り始める。ワトニーは、火星での有人探査の最中に砂嵐に巻き込まれるが、ほかのクルーたちに死亡したと判断され、クルーたちは彼を置いて火星を去ってしまう。しかし、生き延びていたワトニーは「豊かな創造力と科学の力で生き延びる方法を模索していく。脚本を書いたドリューは本作が“科学へのラブレター”なんだと話していたよ」とマット。およそ31日分の物資しかない中、彼は少なくとも1年分の食料や、何より水や空気をつくりだそうと、持ち前の“スーパーポジティブ”な精神を発揮しながら、さまざまな試行錯誤を重ねていくことになる。また、マットは、昨年ハリウッドの「ウォーク・オブ・フェーム」に殿堂入りを果たしたスコット監督についても言及し、「リドリーの作品はとにかく規模が大きい」と驚きを隠せない様子だ。4つのカメラで“同時”に撮影しても、“別々”に撮っているかのように全ての映像が完璧だという。続けて「どう映像化するのか僕には想像できないシーンも、恐ろしいほどリアルに作り上げる」とふり返る。特に、物語の導入部となる火星の恐るべき砂嵐のシーンを挙げて「観客の恐怖心を煽るデザインになっているんだ」と監督の手腕を絶賛した。そして、火星で孤軍奮闘しているワトニーの物語と同時進行で描かれるドラマについても、「3つの別々の映画みたいだ」と明かしている。ワトニーを助け出すために超人的な努力をしているNASAとジェット推進研究所(JPL)を中心に描かれる地球と、ジェシカ・チャステイン扮するルイス船長が率いる火星を後にしたクルーチームだ。なかでも、ワトニーを残して帰還するという判断を下したが、彼が生きていることを地球から知らされたルイス船長については、「彼女は重い十字架を背負っている」とその気持ちに寄り添った。ジェシカとの共演シーンはそれほど多くなかったものの、「年間16本の映画に出演する超売れっ子だから」その共演について、とりわけ喜びを明かすマット。「観客にはマークと一緒に火星に取り残されてほしい」と最後に語っているように、スコット監督やスタッフ、そしてキャストたちが一丸となって創りだしたその臨場感とリアルさには大きな手応えを覗かせている。『オデッセイ』は2月5日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月26日新作映画『オデッセイ』で主演を務めたマット・デイモンのインタビュー映像が公開になった。デイモンが8分に渡って映画の設定や物語、自身が演じた役どころ、監督を務めたリドリー・スコットについてじっくりと語っており、公開前の予習に最適な内容になっている。『オデッセイ』特別映像『オデッセイ』は、火星での有人探査の最中、ひとり取り残されてしまった宇宙飛行士のワトニーが、空気も水も通信手段もない過酷な環境の中、知恵と強い精神力を発揮して生き延びようとする姿を描いた作品で、デイモンは脚本を読み、その独創性に惹かれて出演を決めたという。本作の主人公ワトニーは、植物学者で、危機的な状況に陥っても過剰にパニックになったりせずに、自身の持っている知識を総動員して計画を立て、記録用のカメラにジョークを飛ばしながら現実的な手段で生き延びようとする。本作の脚本を手がけたドリュー・ゴダードはデイモンに本作を「科学へのラブレター」だと伝えたそうで、デイモン自身も「本作が伝えているのは“知力のすばらしさ”だと思う」と語る。デイモンは、名門ハーバード大学在学中に俳優としてのキャリアを開始し、若い頃から脚本も執筆。アカデミー脚本賞も受賞している。そんな彼がこれまでにタッグを組んできた監督はクリント・イーストウッド、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、ジョエル&イーサン・コーエン、ポール・グリーングラス……当代きっての名監督ばかりだ。彼は映像で「映画作りを知り尽くしている監督と仕事をすると、毎日が楽しくてどのシーンもすばらしい」と笑顔を見せ、自身は「脚本の面白さを伝え尽くすこと」に力を注ぐという。本作では、火星にたったひとり残されたマーク・ワトニーを演じているため「観客にはマークと一緒に火星に取り残されてほしい」と語りかけている。『オデッセイ』2月5日(金) TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー
2016年01月26日本年度アカデミー賞に「作品賞」「主演男優賞」ほか7部門にノミネートされているマット・デイモン主演、リドリー・スコット監督の『オデッセイ』。このほど、主人公の宇宙飛行士・ワトニー同様に“スーパーポジティブ”なハートと並外れた精神力を持つ、女子レスリング金メダリストの吉田沙保里選手が本作の宣伝大使に就任し、その特別映像が到着。“火星にひとりぼっちの男”が、“霊長類最強”という異名を持つ吉田選手の力強いバックアップを受けることが分かった。火星での有人探査の最中、猛烈な嵐に巻き込まれ、死亡したと推測された宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。残りの乗組員は火星を去ってしまったが、生き延びていたワトニーは、空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない厳しい惑星でたったひとり、“スーパーポジティブ”な知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して、4年後のNASAの救出まで生き延びようとする。一方、2億2,530万km離れた地球では、NASAと各国から集められた科学者たちが彼を生還させるための努力を続けていた。そして、火星を去ったワトニーのチーム乗組員たちも、彼のために不可能ともいえる大胆な救出ミッションを計画する――。マット・デイモンが圧倒的演技で、全編にわたり“スーパーポジティブ”ぶりを発揮する本作。日本時間2月29日に発表される第88回アカデミー賞で「作品賞」「主演男優賞」をはじめ7部門にノミネートされており、すでに第73回ゴールデン・グローブ賞では「作品賞」「主演男優賞」(共にミュージカル・コメディ部門)の2冠を獲得、賞レースを席巻している。また、本作の宣伝大使に就任した吉田選手といえば、リオ五輪出場も決定し、史上初の女子レスリング五輪4連覇の期待を一身に集めている“霊長類最強”女子。しかし、今回到着した特別映像の中ではいきなり、「火星にひとりぼっちなんて、私には絶対無理ですね」と驚きの弱気発言が!それでも絶望的な状況に立ち向かう、デイモン演じる主人公ワトニーに強い感銘を受けたようで、本作については「初めて体験した感動です!!」と熱い絶賛メッセージを送っている。たったひとりの男の“スーパーポジティブ”な精神と不屈の挑戦が、まさかの“史上最大の奇跡”をたぐり寄せるアドベンチャー超大作。なお、本作は一部劇場を除き、3D限定前夜特別上映の実施が決定している。『オデッセイ』は2月5日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月22日先日、発表された第73回ゴールデン・グローブ賞で「作品賞」&「主演男優賞」(ミュージカル・コメディ部門)という2冠を達成した『オデッセイ』。このほど本作から、火星でひとり奮闘する宇宙飛行士と彼を取り巻く人々の絡み合うドラマに焦点を当てた特別映像と、主演マット・デイモンのコメントが到着した。火星に取り残されたひとりぼっちの男の命がけの挑戦を、マット・デイモンが全編、圧倒的な演技力で引っ張り、魅せる本作。ゴールデン・グローブ賞に続き、アカデミー賞ノミネートの有力候補作となった本作から今回到着したのは、火星でひとりぼっちの男を中心に3つのドラマが絡みあって繰り広げられるストーリーについての特別映像だ。宇宙飛行士のマーク・ワトニー(デイモン)は、火星での有人探査の最中に嵐に巻き込まれて死亡したと推測され、残りのクルーたちは火星を去ってしまった。ひとり取り残されたワトニーのサバイバルと並行して繰り広げられるのは、映像でも紹介されている2つの物語。不眠不休であらゆる手段を尽くし、ワトニー救出の可能性を探るNASA科学者たちと、探査ミッションの同僚の生存を知り、無謀とも思える作戦に身を投じていく宇宙船ヘルメス号のクルーたち。それぞれの見どころを、NASAのサンダース長官役のジェフ・ダニエルズと、ヘルメス号の女性船長ルイス役のジェシカ・チャステインが語っている。この3つのドラマが絡み合っていき、ワトニーの絶体絶命の境遇が人類の“助け合う本能”を呼び覚まし、やがて救出劇への後押しが地球規模へと広がっていくドラマチックな展開には心を揺さぶられずにはいられない。俳優としてゴールデン・グローブ賞初受賞となったデイモンは、「リドリーは観客からもっと大きな感動を呼ぶものであれば、喜んでルールを破る。彼が使うキャンバスは、ほとんどの人たちよりも大きいから、それだけのスケールで演じるのはワクワクする経験だ」と監督の手腕を絶賛しつつ、本作の感動的なストーリーに言及する。続けて、自身の演じたワトニーについても、人々が彼を助けるために身を砕いて努力する姿について、撮影をしている間ずっと考え続けたと言い、「彼が象徴するのは1人の命以上のものだ。彼は、人間の開拓精神や将来への希望を体現している。この役を演じられて光栄に思うよ」と語った。現在、本作は数々の映画賞で24受賞、46ノミネーションと台風の目の1つとなっており、1月14日(木)にノミネート発表となるアカデミー賞をはじめ、引き続き賞レースをにぎわすこと必至。“火星でひとりぼっちの男”は奇跡を起こすのか、これからも目が離せない。『オデッセイ』は2月5日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月13日第73回ゴールデン・グローブ賞で作品賞と主演男優賞を受賞したマット・デイモン主演『オデッセイ』(2月5日公開)の特別映像が13日、公開された。リドリー・スコット監督とマット・デイモンが初めてタッグを組んだ『オデッセイ』は、NASAの全面協力のもと、火星に独りぼっちで取り残された宇宙飛行士の運命を描いたサバイバル・アドベンチャー。全米2週連続1位のロケットスタートを記録し、公開4、5週目にも返り咲き1位を達成、先日発表されたゴールデン・グローブ賞で作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(マット・デイモン/ミュージカル・コメディ部門)に輝いた。このたび公開された特別映像では、火星でひとり奮闘する主人公ワトニーだけでなく、3つのドラマが絡みあって繰り広げられるストーリーが明らかに。ワトニーのサバイバルと並行して、不眠不休であらゆる手段を尽くしてワトニー救出の可能性を探るNASA科学者たち、同僚の生存を知り無謀とも思える作戦に身を投じていく宇宙船ヘリウム号のクルーたちの物語が描かれている。ゴールデン・グローブ賞初受賞(俳優として)のデイモンは「リドリーは観客からもっと大きな感動を呼ぶものであれば、喜んでルールを破る。彼が使うキャンバスは、ほとんどの人たちよりも大きいから、それだけのスケールで演じるのはワクワクする経験だ」と監督の手腕を絶賛しつつ、感動のストーリーであることに言及。自身の演じたワトニーについても、「彼が象徴するのは1人の命以上のものだ。彼は、人間の開拓精神や将来への希望を体現している。この役を演じられて光栄に思うよ」と語った。(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2016年01月13日リドリー・スコット監督がマット・デイモン主演で描く超大作『オデッセイ』が第73回ゴールデン・グローブ賞で作品賞と主演男優賞を受賞した。本作は、火星に取り残されてしまった男のサバイバルを描いた作品で、デイモン演じる主人公が奮闘する様が見どころだが、彼の帰還を待つ人々、彼を帰還させるために命をかける人々のドラマも描かれる。このほど特別映像が公開になった。特別映像『オデッセイ』は、火星での有人探査の最中、ひとり取り残されてしまった宇宙飛行士のワトニーが、空気も水も通信手段もない過酷な環境の中、知恵と強い精神力を発揮して生き延びようとする姿を描いた作品で、彼はまず生き延びるために計算を開始し、食料を確保し、足りない分は栽培することを決める。次にワトニーが行ったのは“通信”だ。映像ではワトニーが古いマシンを組み合わせて即席の通信機械を調達し、地球とコンタクトをとろうと奔走する様が描かれる。一方、地球と先に火星を脱出したクルーたちは、ワトニーは事故によって“死んだ”と思い込んでいたが、突然の通信によって彼の生存を確認し、次の行動を模索し始める。地球から遠く離れた火星へは救出隊を送るだけでも膨大な時間がかかる。ワトニーに一番近い場所にいる人間は、火星から脱出したクルーだが、彼らの現在の最優先の任務は“地球への帰還”で、装備もないままに火星に戻ることのリスクは極めて大きい。映像では、何とか生き延びようと行動するワトニー、どれが最善の策なのかで混乱・迷走する地球の職員たち、そしてリスクを背負って火星に戻るべきか考えるクルーたちのドラマが描かれる。それぞれが迷いながら、しかし諦めることなくプランを立てては失敗し、それでも挑み続ける姿は感動的だ。取り残されたのは“ひとり”だが、彼の帰還を願う仲間は“ワトニー以外のすべての人類”だ。火星、宇宙空間、そして地球の人々の強い想いは一体、どのような結末を導くのだろうか?『オデッセイ』2月5日(金) TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー
2016年01月13日第73回ゴールデン・グローブ賞が10日(現地時間)、ロサンゼルスのビヴァリーヒルトン・ホテルで発表され、『レヴェナント:蘇えりし者』が作品賞、監督賞、主演男優賞の三冠受賞した。ゴールデン・グローブ賞はハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)会員の投票によって決定するもので、最多3部門を受賞した『レヴェナント:蘇えりし者』は、荒野で狩猟中にクマに襲われ、重傷を負ったハンターの壮絶なサバイバルを描く作品。同作でドラマ部門男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオはこれが3度目のゴールデン・グローブ賞受賞だが、スタンディング・オベーションと鳴り止まない拍手に感極まった表情を見せていた。今回の受賞は悲願のアカデミー賞主演男優賞への追い風となりそうなだけに、2月28日(現地時間)のオスカー候補発表が楽しみだ。監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥはスピーチで「映画作りはどれも大変だけど、今回は本当に大変だった」と苦難が続いた撮影をふり返りつつ、主演のレオとの仕事を「最高の経験だった」と語った。今年はノミネーションの段階から大本命作がなく、各部門で授賞はばらけたが、ドラマ部門は『レヴェナント:蘇えりし者』、ミュージカル/コメディ部門は作品賞と男優賞(マット・デイモン)が受賞した『オデッセイ』と2作が各部門を代表する受賞結果となった。ほかに、『スティーブ・ジョブズ』が助演女優賞(ケイト・ウィンスレット)、脚本賞(アーロン・ソーキン)を受賞。最多4部門5つのノミネーションを受けた『キャロル』は無冠に終わった。今期の賞レースで唯一、無敵の強さを誇っている『ルーム』のブリー・ラーソンがやはりドラマ部門女優賞に輝き、圧倒的な勢いを見せつけた。ミュージカル/コメディ部門で女優賞を受賞したのは『JOY』(原題)のジェニファー・ローレンス。『世界でひとつのプレイブック』(ミュージカル/コメディ部門主演女優賞)、『アメリカン・ハッスル』(助演女優賞)で受賞してきたジェニファーは「ここに上がれるのは、いつもあなたのおかげよ」とデヴィッド・O・ラッセル監督に感謝した。ミュージカル/コメディ部門男優賞はマット・デイモン、助演男優賞は『クリード チャンプを継ぐ男』で、伝説のロッキー・バルボアを演じたシルベスター・スタローンに輝いた。脇に回ることなどほとんどないスタローンだが、実質主役と言ってもいい存在感で物語を牽引して見事受賞。「ロッキー・バルボアは最高の“見えない親友”だ」とスピーチで語った。助演女優賞はケイト・ウィンスレット、そしてTV部門のリミテッドシリーズ/TVムービー部門の女優賞をレディー・ガガ(「AMERICAN HORROR STORY: HOTEL」原題)が受賞するなど、スターという肩書きにふさわしい大物の受賞が印象に残る結果となった。授賞結果は以下の通り。映画部門ドラマ部門作品賞:『レヴェナント:蘇えりし者』男優賞:レオナルド・ディカプリオ(『レヴェナント:蘇えりし者』)女優賞:ブリー・ラーソン(『ルーム』)ミュージカル/コメディ部門作品賞:『オデッセイ』男優賞:マット・デイモン(『オデッセイ』)女優賞:ジェニファー・ローレンス(『JOY』原題)助演男優賞:シルベスター・スタローン(『クリードチャンプを継ぐ男』)助演女優賞:ケイト・ウィンスレット(『スティーブ・ジョブズ』)監督賞:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『レヴェナント:蘇えりし者』)脚本賞:アーロン・ソーキン(『スティーブ・ジョブズ』)作曲賞:エンリオ・モリコーネ(『ヘイトフル・エイト』)アニメ作品賞:『インサイド・ヘッド』外国語映画賞:『サウルの息子』(ハンガリー)主題歌:「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」(『007スペクター』)TV部門ドラマ部門作品賞:「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」男優賞:ジョン・ハム(「MAD MEN マッドメン」)女優賞:タラジ・P・ヘンソン(「Empire 成功の代償」)ミュージカル/コメディ部門作品賞:「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」男優賞:ガエル・ガルシア・ベルナル(「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」)女優賞:レイチェル・ブルーム(「CRAZY EX-GIRLFRIEND」原題)リミテッドシリーズ/TVムービー部門作品賞:「ウルフ・ホール」男優賞:オスカー・アイザック(「SHOW ME A HERO」原題)女優賞:レディー・ガガ(「AMERICAN HORROR STORY: HOTEL」原題)助演男優賞:クリスチャン・スレイター(「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」)助演女優賞:モーラ・ティアニー(「アフェア~情事の行方~」)(text:Yuki Tominaga)
2016年01月11日トム・ハンクスの主演最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』が今週末から公開になる。監督を務めるのは、本作が4本目のタッグ作になるスティーヴン・スピルバーグ監督で、プロデューサーは両者は「互いの長所を引き出している」と分析する。監督とハンクスが語る特別映像が公開になった。『ブリッジ・オブ・スパイ』特別映像スピルバーグ監督は、アドベンチャー大作からオスカーを受賞した重厚なドラマまで幅広いジャンルの作品を手がけており、これまでに様々な俳優たちを起用している。中にはトム・クルーズやマット・デイモン、レオナルド・ディカプリオといったスターや、ダニエル・デイ=ルイスなどの演技派俳優、オードリー・ヘップバーンやフランソワ・トリュフォーなど映画界の伝説的な存在もいるが、主要キャストとして“常連”と呼べるのは『ジョーズ』や『未知との遭遇』のリチャード・ドレイファス、『インディ・ジョーンズ』シリーズで4度タッグを組んだハリソン・フォード、そしてトム・ハンクスだろう。ハンクスは映像の中で「スティーヴンと作った映画は、4本とも毛色が違う」と分析し、『プライベート・ライアン』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ターミナル』について語り、新作の『ブリッジ…』は「脚本を読んで、大成功するとすぐわかった」と振り返る。本作で彼が演じるのは、普通の弁護士ジェームズ・B・ドノヴァンで、監督曰く「誠実な男」だ。ドノヴァンは保険の分野で活躍し、穏やかに暮らしていたが、アメリカで逮捕されたソビエトのスパイと、ソ連領空で撃墜され逮捕されたアメリカのパイロットを秘密裏に“交換”するという誰も成し遂げた事が無いミッションに巻き込まれてしまう。本作は冷戦下の1950年代を舞台にしており、シリアスな場面も登場するが、映像にはスリルのあるシーンや緊迫感あふれる場面など、ドキドキする瞬間が次々に登場。スピルバーグ監督が「トムがいるだけで作品が豊かになるんだ」と語る通り、誠実さだけを武器に危険な取引きに挑む男を演じるハンクスは、観客が思わず引き込まれてしまうほど豊かな表情を見せる。命を狙われ、ウソと駆け引きが行き交うスパイの世界に放り込まれた男はどうやって“スパイ交換”を成立させるのか? 監督とハンクスがアイデアを出し合って完成させた新作の公開が楽しみだ。『ブリッジ・オブ・スパイ』1月8日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co. LLC. Not for sale or duplication.
2016年01月08日巨匠リドリー・スコット監督がマット・デイモン主演で描くサバイバル・アドベンチャー大作『オデッセイ』。このほど、日本時間1月11日(月・祝)に発表されるゴールデン・グローブ賞の受賞や、来週14日(木)に発表されるアカデミー賞ノミネートもまちがいなし(?)の“スーパーポジティブ”ぶりを発揮する、火星に独りぼっちで取り残された男の特別映像が解禁となった。火星での有人探査の最中に事故に遭い、たった独り、取り残されてしまった宇宙飛行士のマーク・ワトニーの不屈のサバイバルを、NASAの全面協力のもとで描く本作。全米では、チャート2週連続1位のロケットスタートを記録し、公開4、5週目には異例の返り咲き1位を達成する大ヒットに。さらに、映画賞レースの開始を告げるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では「監督賞」「主演男優賞」「脚色賞」を獲得。また、ゴールデン・グローブ賞には「作品賞」「主演男優賞」(コメディ/ミュージカル部門)、「監督賞」と主要3部門にノミネートされ、アカデミー賞の有力作に急浮上している。到着した映像では、スコット監督が「身の毛もよだつ状況だ。9万9千通りの危険がある」と明かすほど、究極の絶望に直面するデイモン扮するワトニー。だが、彼は、植物学などの科学的知識をフル稼働させ、火星で水や食料を作ろうと試みる、“スーパーポジティブ”なチャレンジ精神を発揮する。本作に全米が熱狂した最大の要因は、なんと火星のベースキャンプ内にジャガイモ菜園を作ってしまうほど、ずば抜けてユニークな彼のキャラクターだ。観客だけでなく、デイモンも脚本を一読して、「緊迫した状況でも、ユーモアを失わずに落ち着いて対処できるところに惹かれる」と感銘を受けたという。また、スコット監督は、「ユーモアを生かすことが私の仕事の大部分だ」と振り返るが、デイモンは「リドリーの作品はとにかく規模が大きい。彼は4つのカメラで同時に撮影して別々に撮っているかのようにすべての映像が完璧なんだ」と撮影についても絶賛!この映像でも、視覚効果に頼らず、砂嵐をキャストに対しても見せたいと思ったというシーンが描かれる。観る人を魅了するデイモンの演技と、まるで疑似体験しているかのようなリアルさにこだわったスコット監督が描く本作は、火星への旅の準備をするNASAの人たちの間でも共感を呼んでいるという。圧倒的なスケール感とリアリティ、観る者の胸を高鳴らすスリルとユーモア。その果てに、“火星で独りぼっちの男”は奇跡を成し遂げられるのか、引き続き注目していて。『オデッセイ』は2月5日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月07日リドリー・スコット監督がマット・デイモン主演で描く超大作『オデッセイ』の特別映像が公開になった。地球から225300000キロメートルも離れた火星にたったひとり取り残された男が、生き延びるために最初に行ったことは一体、何だったのだろうか?特別映像『オデッセイ』は、火星での有人探査の最中、ひとり取り残されてしまった宇宙飛行士のワトニーが、空気も水も通信手段もない過酷な環境の中、知恵と強い精神力を発揮して生き延びようとする姿を描いた作品で、このほど公開された映像は本編のシーンを交えながら、スコット監督やデイモンが主人公ワトニーの壮絶なサバイバルについて語っている。多くの映画では主人公は窮地に立たされると、通常では発揮しえないようなパワーを発揮して、気合いを炸裂させて生還の道を見つける。しかし『オデッセイ』の主人公ワトニーが最初にすることは“計算”だ。もし救助が来るとしてそれは何日後? 手元に残っている食料は何日分? 植物学者でもあるワトニーが火星で食べ物を育てるとしたら何が必要で、どの順番で作業する? ワトニーは、監督曰く「9万9千通りの死の危険がある」状況で、スーパーパワーを使ったり、幸運を使うことなく、考え、計算し、行動を開始する。劇中には火星でジャガイモを栽培する場面が登場するが、大事なのはジャガイモを育てることそのものではなく、どんな時も“解決するには何か方法がある”という考えを捨てないことだ。デイモンは映像の中で「本作が称賛しているのは、知性や宇宙飛行士の勇気だ」と語る。人間離れしたパワーも幸運も仲間もいないが、知性と勇気を武器にサバイバルを繰り広げるワトニーは新しいタイプのヒーローで、公開後には多くの観客の支持を集めるだろう。『オデッセイ』2月5日(金) TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー
2016年01月07日今年、映画ファンが最も楽しみにしている映画は、『ローグ・ワン:ア・スター・ウォーズ・ストーリー(原題)』と『ファインディング・ドリー(原題)』。米オンラインチケット販売サイトFantangoが、そんな調査結果を発表した。アンケートは、同サイトが、1000人以上の顧客に対して行ったもの。1位の『ローグ…』2位の『ファインディング…』以下は、『バットマンVSスーパーマンジャスティスの誕生』、タイトル未定の『ボーン』シリーズ最新作、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『スター・トレックビヨンド』、『インディペンデンス・デイ/リサージェンス』、『X-MEN/アポカリプス』、『ズーランダー2』、『ジャングルブック』と続く。最も楽しみな俳優は、『ゴースト・バスターズ』のメリッサ・マッカーシー、『ボーン』のマット・デイモンだった。文:猿渡由紀
2016年01月05日優反発シリーズの気持ち良いマット「エムリリー」とは新陽トレーディングは優反発シリーズの冬でも心地良く過ごすことができるマット、『エムリリー』を秋より発売している。『エムリリー』は福祉や医療が進歩しているデンマークで誕生したマットブランドだ。同シリーズのマットには「トッパータイプ」や「三つ折りタイプ」、および「マットレスタイプ」の3種類が用意されている。また商品取り扱い店舗はリックコーポレーションや、長谷川産業などになる。冬でも心地良く過ごせるマットの特徴優反発シリーズのエムリリーマットには、伸び縮みしやすい【ベロア調の素材】が用いられていることで、冬シーズンでも暖かく、心地良い気分とともにマット上で過ごすことができる。また寝姿勢のキープと体圧分散の研究により開発された、新しい素材のウレタンフォーム【優反発フォーム】が取り入れられている。この【優反発フォーム】により、理想的な“自然に立っている状態”の寝姿勢になるようにサポートしてくれて、マショマロのようなふんわりとした柔らかい感触とともに、リラックスできる上質の眠りを経験できる。マットは二重構造で上層パーツのスマートフォームはソフトな反発力と弾力性により、気持ち良くきちんと寝返りができるようにサポートする。また通気性にすぐれている下層パーツのオープンセルフォームにより、ボディの浮き沈みを均一に持ちあげて、利用者のボディをきちんと支えてくれる。そのうえウレタンフォームは特許技術により開発され、エムリリーマットレスは、湿気が多く気温が高い日本独特の気候に適している。(画像はプレスリリースより)【参考】新陽トレーディング「エムリリー」新陽トレーディング
2015年12月30日スクリーンデビュー作『20歳よ、もう一度』での好演も記憶に新しいアジアの若手スター、ルハンが中国ドラマ・映画界を代表する女優中と共演し、本国にて大ヒット公開中の映画が邦題『見えない目撃者』として、2016年4月、日本公開が決定されることが決定した。3年前に事故で視覚を失ってしまった元警察官候補生のル・シャオシン(ヤン・ミー)。あるとき、乗っていたタクシーが何かにぶつかった衝撃を感じるが、運転手は犬をひいてしまったと言うだけ。不審に感じたル・シャオシンが執拗に問いただすと、運転手は逃げてしまう。この事件と、世間を騒がせている女性失踪事件が関連していることをつかんだ警察も捜査を開始。そして、このひき逃げ事件を偶然にも目撃し、目撃証言することで奨金をもらえることを期待している若者リン・チュン(ルハン)がシャオシンの前に現れるが、2人は逆に犯人に狙われ…。韓国でR18指定ながらも236万人もの観客動員となった映画『ブラインド』(’11)を、同作の監督アン・サンホが再びメガホンをとった本作。中国では、公開週末3日間で238万人を動員、興行収入第3位となる大ヒットとなっている。ひき逃げ事件の現場に居合わせた、正義感と芯の強さを持つ盲目の女性ル・シャオシンには、数々の人気ドラマに主演する中国トップ女優のヤン・ミー。一方、その事件を偶然目撃した若者には、「EXO」の元メンバーであり、中国版ツイッターでのコメント数が1億件を突破、ギネス世界記録に認定されるほどの人気を博すルハン。巨匠チャン・イーモウ監督の次回作で、マット・デイモン、アンディ・ラウら豪華競演の『The Great Wall(長城)』(英題)にも出演するなど、活躍の場がアジア全土に広がっているルハンは、本作では主人公と行動を共にする若者を熱演。俳優として、さらなる才能の開花を見せている。『見えない目撃者』は2016年4月、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日リドリー・スコット監督がマット・デイモン主演で描く超大作『オデッセイ』と、人気コミック『宇宙兄弟』の小山宙哉が描き下ろしたコラボレーションビジュアルが公開になった。その他の画像『オデッセイ』は、火星での有人探査の最中、ひとり取り残されてしまった宇宙飛行士のワトニーが、空気も水も通信手段もない過酷な環境の中、知恵と強い精神力を発揮して生き延びようとする姿を描いた作品で、アメリカでは大ヒットを記録している。いち早く作品を観賞した小山氏は「最高に面白かったです。これは本当の事だから遠慮なくそう言えるのが嬉しい。宇宙機器の見た目の作り込み、過酷な火星の描写とそこでの生活感、説得力ある科学考証など、とにかくディティールがきっちり全体まで行き届いていて、リアリティがあり自分ももうそこにいるような体験ができました。ストーリー展開も役者さんの演技も皆素晴らしく、価値と意味のあるシーンの連続でドキドキとワクワクが最後まで続きます。感動しました」と作品を絶賛。ポスターは映画のポスターを基に、『宇宙兄弟』のキャラクター、ムッタが描かれており、小山氏は「ポスターのマット・デイモン氏の顔を見ながら描いたので、今までで一番男前な六太になりました。(笑)マット・デイモンさんありがとう。劇場でこの絵が並べて展示されるのが楽しみです」とメッセージを寄せている。このポスターは順次、全国の映画館でも掲出される予定で、『オデッセイ』の公開を楽しみにしているファン、『宇宙兄弟』のファンの両方から注目を集めそうだ。『オデッセイ』2016年2月5日(金)TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2015年12月21日マット・デイモン主演映画『オデッセイ』(2016年2月5日公開)と人気コミック『宇宙兄弟』のコラボレーションがこのたび実現し、『宇宙兄弟』の作者・小山宙哉氏が描き下ろしたコラボポスターが21日、公開された。リドリー・スコット監督とマット・デイモンが初めてタッグを組んだ『オデッセイ』は、NASAの全面協力のもと、火星に独りぼっちで取り残された宇宙飛行士の運命を描いたサバイバル・アドベンチャー。このたび公開された小山氏描き下ろしによる『宇宙兄弟』とのコラボポスターは、『オデッセイ』のポスターをベースに宇宙服に身を包んだ『宇宙兄弟』のムッタの姿と、"ムッタも彼の還りを待っている"という応援メッセージが描かれている。今回のコラボレーションは、本作を鑑賞した小山氏が「最高に面白かったです。これは本当の事だから遠慮なくそう言えるのがうれしい」と絶賛したことで実現。小山氏は「宇宙機器の見た目の作り込み、過酷な火星の描写とそこでの生活感、説得力ある科学考証など、とにかくディティールがきっちり全体まで行き届いていて、リアリティがあり自分ももうそこにいるような体験ができました。ストーリー展開も役者さんの演技も皆素晴らしく、価値と意味のあるシーンの連続でドキドキとワクワクが最後まで続きます。感動しました」と語っていた。また、小山氏は「『オデッセイ』とのコラボイラスト、楽しく描かせていただきました。ポスターのマット・デイモン氏の顔を見ながら描いたので、今までで一番男前な六太になりました(笑)。マット・デイモンさんありがとう。劇場でこの絵が並べて展示されるのが楽しみです」とコメント。さらに「まだ観てない人にはもったいないので具体的なことは何も語りたくない映画ですね。観終わった人とあれこれ語りたくなる映画です。今度『好きな映画は?』って聞かれたら『オデッセイ』と答えますね、これは」と太鼓判を押している。全米チャート2週連続1位の好スタートを切り、公開4、5週目にも1位に返り咲いた本作は、火星に取り残された宇宙飛行士の不屈の挑戦がたぐり寄せる奇跡を描いた物語。ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では、監督賞、主演男優賞、脚色賞を獲得、ゴールデングローブ賞には、作品賞、主演男優賞、監督賞と主要3部門にノミネートされ、オスカー・レースの有力作との呼び声も高い。なお、11月16日には、『オデッセイ』とテレビアニメ『宇宙兄弟』がコラボレーションした予告も公開されていた。(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2015年12月21日リドリー・スコット監督がマット・デイモン主演で描く超大作『オデッセイ』特別映像が公開になった。主人公ワトニーがおかれた過酷な状況と、残されたかすかな希望を“数字”で表現した映像だ。特別映像『オデッセイ』は、火星での有人探査の最中、ひとり取り残されてしまった宇宙飛行士のワトニーが、空気も水も通信手段もない過酷な環境の中、知恵と強い精神力を発揮して生き延びようとする姿を描いているが、その状況は想像以上に厳しい。火星に“1”人なってしまったワトニーは水も通信手段も“0”なく、酸素が空気成分“0.13”パーセントの状況で、“31”日分の食料だけを頼りに、“225300000”キロメートルも離れた地球から次の助けがくる“1400”日を生き延びなければならない。映像は、ワトニーが残された火星の様子や、彼が諦めずに科学の力を駆使してサバイバル生活をおくる場面が描かれる。彼はどこまでも孤独で、起きて、必死に作業をして、眠り、目を覚ましてもひとりだが、後半の映像では遥か遠く離れた地球で“7000000000(70億)”もの人々が、彼の生還を願っていることがわかる。どんな命にも区別はなく、価値の違いもない。しかし、時に人々はたった“ひとつ”の命に願いをかけたり、想いを託したり、そこから大きな感動やドラマを読み取ることがある。『オデッセイ』は、極限状態に放り込まれた男のサバイバル劇でありながら、彼を想う様々な人々のドラマにもなっているようだ。『オデッセイ』2016年2月5日(金)TOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー
2015年12月14日