ワインの注ぎ方基本的には、その場のグループに男性がいたら、その男性が注ぎます。もちろん手酌はNGです。高級レストランでは、必ずお店のスタッフが注いでくれますが、カジュアルなレストランや女子会の場合などは、自分たちで注ぎましょう。その際、ラベルは注がれる人に見えるようにボトルを持って注ぎます。プロは片手で持ちますが、一番大切なのはこぼさないことなので、女性なら両手で持っても大丈夫です。注ぐ目安は、グラスが一番ふくらんだところの少し下。たくさん注いでしまうと、グラスを回して酸素を入れることによってワインの香りを開かせるスワリングがしづらく、香りのボリュームも少なくなってしまうので美味しく飲めません。欲張らずに少なめに注ぐのがポイントです。最後は、ワインをこぼさないように、ボトルを少し回して上に上げます。右手なら時計回りに手首を少しひねればOKです。また、その際、ナプキンなどでボトルの口をしっかり吹くことも忘れずに。グラスの持ち方注いでもらうときは、グラスを持ったり、手を添えたりしないこと。持たれると注ぎづらいので、そのまま触らずに置いておきます。注がれたら「ありがとうございます」の意を込めて相手に会釈するとスマートです。グラスを持つ際は、ステム(脚)の中央を、親指、人差し指、中指の三本で持ち、残りの二本は軽く添えるようにします。基本的にワインやシャンパンは温度コントロールされているので、グラス部分を持つと手のぬくもりがワインに伝わってしまいます。ステム部分を持つようにしましょう。グラスを回して、ワインを空気に触れさせ、開かせるためのスワリング。回す前は第一アロマといって、ブドウ本来の香りが出ています。回した後は、第二アロマといって発酵由来の香りが出ます。このスワリングは飲む前に軽く2~3回まわしますが、右手で行うときは反時計回りに、左手のときは時計回りに回します。これは、もしもワインがはねたときに、前にいる相手側にはねない配慮です。軽く回して香りを嗅いでから飲むと、香りがより豊かに感じられます。女性として、注意したいのがグラスについた口紅やグロスです。ついた場合は、親指で軽くふき取るのがマナーとされていますが、口をつける部分を何度も指で拭うのは、あまりスマートではありません。口紅などがべったりグラスにつかないよう、あらかじめ口紅を軽くオフしておきましょう。また、気をつけたいのが香水。食事の席では香りを控えるのがマナーです。特にワインは香りが命でもあるので、香水をつけすぎている人がいるとすべてが台無しになってしまいます。食事の場に行く際は、香水はつけないようにするか、つけても足元に控えめにつけるなどの配慮が必要です。監修レコール・デュ・ヴァン田辺公一取材・文/手塚よしこ
2016年11月10日あたたかな雰囲気と自然派ワインでくつろぐ隠れ家フレンチ三軒茶屋の住宅街に佇む、自然派ワインとフレンチビストロが楽しめる名店。友人の家のような感じでリラックスしてほしいと、オーナーが一点一点集めた味わい深い中古家具が並ぶ店内は、間接照明の柔らかな光が落ち着く、くつろぎの空間。2005年のオープン当時はさまざまなアルコールを扱っていたものの、オーナーがおいしいと感じるものが自然派ワインだったことから、自然派ワインのみを置くように。自然派ワインとは、無農薬・有機栽培で育てられたぶどうのみを使い、醸造段階では、ぶどうに付着した天然酵母での発酵、ノンフィルター(または軽いフィルタリング)、酸化防止剤もまったく入れないか、必要最低限しか添加しない。そのような基準を保ったワインのことで、ワインの既成概念を破る面白さのある味わいや、ブドウの素直な甘みが感じられるのが特徴です。そんな自然派ワインが店には常時100種~150種ありますが、グラスで気軽に飲めるよう、特におすすめのものを店頭に赤・白5種類くらいずつ用意。ワインのメニューはなく、スタッフに気軽に相談しながら選ぶのも楽しいひとときです。秋の味覚と一緒に味わいたいおすすめワインレモネードのような柑橘系よりのすっきしりた味わいの白ワイン「レザン エ ランジェ/ネジェマ2015」(グラス800円)。レモンを料理の仕上げに絞るような役割のイメージで、前菜や果物、白身の魚料理によく合います。ぎゅっと実がつまった果実味がある軽い赤ワイン「ドメーヌ フランソワ・サン・ロ/サン・グロ・ロ2015」(グラス950円)。赤ワインのほのかな渋みが、青身魚の生臭さを落ち着かせるので、店一番人気の「炙り〆めサバとじゃが芋」とも好相性。もちろん赤身の肉料理にも最適です。淡くなめらかな口当たりで、飲み疲れしない優しい赤ワイン「ドメーヌ レ クラパス/ジャヴァ2014」(グラス1,000円)。肉の脂をサッと流してくれるので、「鴨胸肉のロースト」などの肉料理を合せるのが最適です。店舗情報店名:uguisuTEL・予約:050-8013-0708住所:東京都世田谷区下馬2-19-6アクセス:田園都市線三軒茶屋駅南口より徒歩約10分営業時間:18:00~翌2:00(LO翌1:00)、日曜13:00~15:00、18:00~22:00(LO21:00)定休日:月曜日、第4火曜日
2016年11月09日1,200種類ものワインとの新しい出会いを体験!デイリーワインから、珍しいとっておきの一本まで、1,200種類ものこだわりワインを常備した、ワインショップ併設のダイナー「FUJIMARU」。入り口は、1階のアパレルショップの通路を通り、奥にある階段で2階に上がる場所で、一見こんなところにワインバーがあるとは思えないような隠れ家感です。グリーンのソファが目を引く店内は、カジュアルながらも洗練された大人の空間。自然光がたっぷりはいる店内の大きなガラス窓からは、神田川に浮かぶ屋台船の船着き場を眺めることもでき、非日常も味わえます。ワインショップの品揃えは、“ワインを日常に”をコンセプトに、ワインの造り手に注目し、生産者の想いが詰まったワインを厳選。個性あるワインが揃っています。新鮮な食材と一緒に味わいたいおすすめワインおすすめは、千葉県産の巨峰を清澄白河にある自社ワイナリー「フジマル醸造所」で醸造した新酒「清澄白河フジマル醸造所生樽巨峰2016」(グラス700円、デキャンタ2,800円)。まるでブドウを生かじりしたようなフレッシュ感いっぱいの味わいで、アペリティフにピッタリのワインです。「冷しトマトのマリネ」や「キャロットラぺ」、サラダなどの野菜料理におすすめなのが、「清澄白河フジマル醸造所テーブルトップデラウェア2016」(店頭販売価格1,900円※)。一部早摘みのブドウを使い、酸味が爽やかに仕上げられた辛口ワインです。「蝦夷鹿もも肉のロースト」などの肉料理に合わせるなら、「ダール・エ・リボクローズ・エルミタージュ・ルージュセ・ルプランタン2014」(店頭販売価格3,800円※)がおすすめ。フランス・ローヌ地方のシラーを使い、より軽快に楽しめるようにと特別に醸造されたワインで、自然な旨味を感じさせる味わいが特徴です。※小売価格3,000円以上のボトルワインは1,000円の、3,000円未満は1,500円の持ち込み料が別途かかります。※メニューは変更になることがございますスポット情報スポット名:WINESHOP & DINER FUJIMARU 浅草橋店住所:東京都中央区東日本橋2-27-19 Sビル2階電話番号:03-5829-8190
2016年11月06日ZARA HOME(ザラホーム)のクリスマスコレクションより、テーブルウェアの紹介。レッドやホワイト、シルバーやゴールドなど華やかな色彩でテーブル周りを装飾できる、聖夜に相応しいアイテムをピックアップ。テーブルクロスいつもは無機質なテーブルも、布を1枚纏うだけで、一気に季節感を演出できる。それは色使いであったり、レースのような素材感であったり、クリスマスらしいモチーフであったり……。インテリアとの相性や自分の好みに合うものを、ぜひ見つけて欲しい。クロシェットテーブルクロス 12,990円クリスマスらしい鮮やかなレッドで染められたレースのテーブルクロス。食事ののったプレートを一瞬で主役級にしてくれるアイテムだ。プリントコットンテーブルクロス 4,790〜5,990円 ※サイズ2種ホワイトとゴールドの組み合わせが、爽やかな高級感を漂わせるシリーズ。ウッド調との相性が良く、木のテーブルを使用している人にオススメだ。同じデザインでナプキンも揃う。ジャガードコットン&リネンテーブルクロス 12,990円一見赤の無地に見えるクロスには、うっすらと雪の結晶が表現されている。ラグジュアリーな赤色に温かみを感じるデザイン。同じデザインでテーブルランナーやナプキンが揃う。スタープリントコットンテーブルクロス 4,790円ホワイトクリスマスにふさわしい、純白のシリーズ。シルバーで施されたスターが心地よく輝く。銀食器との相性が抜群だ。同じデザインでテーブルランナーとナプキンが揃う。食器・小物類テーブルをおめかししたら、いつもと違う食器でディナーを楽しみたくなるもの。整えられたステージの上で輝くアイテムたちを紹介。ゴールドメッセージ鍋敷き 2,990円“MERRY CHRISTMAS”というメッセージがそのまま鍋敷きになったアイテム。さりげなく星が散りばめられ、楽しげな印象に仕上がっている。エンジェル形シルバーナプキンリング(2個セット) 1,990円きっちりとしたディナーでは、やはりナプキンを準備したい。そのセッティングを可愛らしく飾ってくれるのが、このアイテムだ。ゴールドベルレッドワイングラス 1,290円家族全員分揃えて乾杯したい、温かみのあるワイングラス。子供達にはシャンメリーを注ぎ、大人たちはワインを注いで、楽しいディナーのひと時が完成する。スノーフレークデザインコースター(6枚セット) 1,290円グラスと合わせて購入したいコースター。雪の結晶が集まったデザインを赤で表現することで、クリスマスの夜が連想される。このほかにも、食卓を楽しげに飾ってくれるアイテムが目白押し。クリスマス コレクションの小物紹介もしているので、そちらでオーナメントなどをチェックしてみて。【情報】ザラホーム クリスマスコレクション ホームデコレーション小物※現在店頭にて発売中。展開店舗:ザラホーム各店及びオンラインストア【問い合わせ先】ザラホーム・ジャパン カスタマーサービスTEL:03-3462-2133
2016年10月27日10月23~27日頃は第五十二候「霜始めて降る(しもはじめてふる)」。北国や山里では、そろそろ初霜がみられる頃ですね。二十四節気でも10月23日頃は「霜降(そうこう)」とされ、この日を境に日増しに気温も下がり、露(つゆ)が霜(しも)となります。時雨(しぐれ)が降るのもこの時季ですね。雨が降ったかと思えば、すぐに青空が。今は秋と冬のはざまにある季節。なんとなく淋しさを感じて、人恋しくなる人も多いのでは?私もそのひとりです。今日は心と体をあたためながら、淋しい気持ちをやわらげてくれる美味しい鍋と日本酒のお話です。七十二候とは?時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか?流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。今が旬の食材を使って美味しい鍋料理この時季、美味しい魚といえば、”鮭”。川で生まれた鮭は海へと下り、産卵のため9~11月、再び生まれた川へと戻ってきます。主に東北、北海道の沿岸に戻ってきた鮭を「秋鮭」「秋味」と呼ぶそうです。今日は私の地元・宮城県の漁師の方に教えていただいた、人気の浜鍋をご紹介しましょう。もし手に入るなら、殻付きのエビを入れると旨味がアップしますよ。簡単なのに、魚介と野菜もたくさんとれて栄養も◎。鍋には日本酒が合います。ぜひ、恋人や女友達と鍋を囲んで、日本酒で乾杯を!【材料】(2人分)鮭・・・2切れ大根・・・1/6本人参・・・1/6本ネギ・・・適量昆布(出汁用)・・・適量水・・・400ml味噌・・・20g【作り方】1.鍋に水と昆布を入れ、火をつけずに30分ほど漬けて出汁をとります。2.大根と人参はイチョウ切り、ネギはみじん切りにします。鮭は熱湯をかけ、臭みをとったら、一口大に切ります。3.1の鍋を中火で火にかけ、大根、人参、鮭を入れて煮ます。火が通ったらOK。もしエビを入れる場合はここで。味噌をくわえ味を整えて、仕上げにネギを散らしたら完成です。日本酒のおしゃれな楽しみ方私が暮らす宮城には、有名な酒蔵がたくさんあります。アナウンサーという仕事柄、酒蔵の方とお会いしてお話を伺う機会も多いのですが、最近、ワイングラスで日本酒を楽しむ女性も増えているとか。「おちょこでは味わえない繊細な香りが楽しめる!」という意見が多いのだそうです。ワイン自体が香りを楽しむ飲み物。ワイングラスの形状から、口の中へのお酒の入り方、香りや味わいの広がり方も大きく変わります。グラスをまわすと、味わいもおだやかになり、飲みやすくなるそうです。透明なグラスなら、日本酒の微妙な色の違いも一目瞭然。スパークリングタイプの日本酒であれば、シャンパングラスで立ち上がる泡を楽しみましょう。人恋しい季節に人肌燗日本酒はきりりと冷やしていただくのも美味しいですが、肌寒くなってきたら、やっぱり燗酒もいいですね。自宅でも簡単に燗酒が楽しめますよ。徳利の九分目までお酒を入れて、そそぎ口にラップをします。鍋の水が沸騰したら火を止めて、そこに徳利をひたします。徳利の半分までつかればOK。アルコールが飛ばないよう、2~3分で燗するのがポイントです。徳利の中のお酒が口まで上がってきたら、徳利を持ち上げ、底に触れて「やや熱いな」と感じたら、ちょうどぬる燗(約40℃)程度。そこからすこし冷ますと、人肌燗(約35℃)。徳利の底をさわるとほんのりあたたかく感じる温度です。燗酒は、冷酒や常温では味わえない味覚と出合える、ちょっとオトナな日本酒の楽しみ方。日本酒本来のふっくらとした米の旨みと甘み、やわらかな味を楽しんでくださいね。酒器にこだわると、より日本酒が楽しめますPhoto by 三浦奈々依私が日本酒に目覚めたのは、ひとまわり年下の友人に上品なおでん屋さんへ案内していただいたのがきっかけでした。料理と日本酒に感動したのはもちろんですが、何よりも美しい酒器によってお酒の美味しさが増すことにすばらしさを感じました。それ以来、日本酒が大好きになり、酒器にもこだわるように。自宅で愛用している酒器は、写真の宮内庁御用達「山田平安堂」の漆器です。日本酒をそそいだ瞬間、金箔が艶やかに光を放ち、酒器に命が宿るような感覚が。まるでお神酒をいただくような神聖な気持ちになります。あなたも、お気に入りの酒器を使って、日本酒を楽しんでみてはいかがでしょう。今宵は、人恋しさをつまみに、美味しい鍋と日本酒をいただきませんか?
2016年10月22日フランフラン(Francfranc)からクリスマスコレクションが登場。2016年10月 28日(金)より、全国のフランフランで発売される。テーマは「Jewel Christmas」。ツリーを女性に例え、コスメやアクセサリーを選びオシャレを楽しむように、オリジナルコーディネートのクリスマスを提案。クリスマスツリー今季のツリーはピンク色のラブリーなツリーから、てっぺんにスターが付いたクラシックなものまで、サイズも90cmから180cmまで幅広く展開する。クオリティはそのままに、お手ごろ価格になっているのもポイントだ。また、ツリー本体とオーナメント、ツリースカートがセットになった「スターターセット」も。ジャバラ式にツリーを折りたためる為、コンパクトに収納できる。オーナメント手に取るだけで、思わずテンションが上がってしまうようなオーナメントが勢揃い。カップケーキやネイルラッカー、ヒールをモチーフにしたもの、他にもキラキラと煌く可愛らしいサンタやネコ、トナカイが登場。オブジェクリスマスを彩るオブジェやデコレーションは、より一層ロマンチックな気分にしてくれそう。LEDライトが入ったボトルライトや、ガラス製のミニツリー、くるみ割り人形のオブジェなどが展開される。クリスマス限定のディフューザーは、スティックにグリッターがついている。テーブルウェアクリスマスパーティーに欠かせないテーブルウェアもチェックして。底に「ALL YOU NEED IS FOOD」と可愛らしいメッセージが書かれた「ケイティー シリーズ」の食器や、サンタの髭が描かれたユニークなワイングラスセット、クリスマスらしい雪の結晶や星が散りばめられた「メラミンプレート シリーズ」などが登場。【詳細】2016Christmas Collection発売日:2016年10月28日(金)取り扱い:全国のフランフラン価格:・ツリー<グリーン>90cm 4,000円+税 / 120cm 8,000円+税 / 150cm 10,000円+税 / 180cm 14,000円+税<ピンク>90cm 6,000円+税 / 120cm 10,000円+税 / 150cm 14,000円+税・クリスマスツリー スターターセット 10,000円+税・フィロ オーナメント シリーズ 1,000円+税・ティア オーナメント シリーズ 500円+税〜・ヴィヴィ オーナメント シリーズ 1,000円+税・フィノ ガラスツリー 1,000円+税〜・ボトルライト 2,500円+税・くるみ割り人形スイーツ 2,500円+税〜・イルミニティディフューザー 3,200円+税・ケイティー シリーズ 450円+税〜・メリリー ワイングラスセット 1,800円+税・メラミンプレート シリーズ 400円+税〜※商品名、価格、発売時期等は変更される可能性あり。
2016年10月15日もうすぐ食欲の秋。そしてワインの秋!まさかのワインをイメージしたキャンドル「REWINED(リワインド)」が日本でも販売されています。キャンドルの香りはワインをイメージし、キャンドルグラスはワインボトルを再利用するという徹底ぶり。職人芸が光るリッチなキャンドルを秋の夜長に楽しんでみませんか?ワイン瓶がもったいない……そんな思いで始まった「REWINED」毎年11月にはボジョレー・ヌーボーの解禁もあり、まさに秋はワインの季節!しかしワインボトルは、産地によって色の濃さが異なるためガラスを溶かしても均一にはならず、リサイクルするのは困難なのだそう。イギリスでは大量のワインを輸入するのに対し生産はごくわずかなため、大量の緑色のガラスが余り、毎年140万トンものボトルが埋め立てに送られているのだとか。そんな現状をどうにか止めることはできないか、そう考えたのが「REWINED(リワインド)」の創業者であるアダムフェッシだ。当時レストランで働いていた彼は、毎日大量に捨てられるワインボトルを見て、そのボトルを再利用したキャンドルが出来ないかという思いからフレグランスブランドを始めたという。手がかかっているからこそ使いたい!REWINEDキャンドルのこだわりそんな「REWINED」だが、こだわりようが素晴らしい。まずレストランから回収されたワインボトルを洗浄し、カットして作られた容器に、高品質のソイワックスを注ぐ。ロウを流し込む作業、ラベルを貼る作業、そして箱詰めの作業まで、そのすべてが職人の手作業だ。貼られているラベルにはハンドメイドの証として製作した職人のサインと日付が記載されているという、なんとも手の込んだ作りが嬉しい。赤・白それぞれのぶどうの品種を参考に香料を厳選し、多様なワインを表現しているためワイン愛好家も満足すること間違い無し!ワインをイメージした香りの種類はなんと11種類!ワインをイメージしたこだわりの香りはなんと11種類。それぞれフルーツや花、香草などをブレンドした香りに、心まで満たされそう。香り名と香りの詳細は、以下を参考にして。・CABERNET(カベルネ):ブラックチェリー、カラント・CHAMPAGNE(シャンパン):ホワイトグレープ、蜂蜜、シトラス・CHARDONNAY(シャルドネ):バニラ、バター、シダー・MERLOT(メルロー):スミレ、バラ、ザクロ・MIMOSA(ミモザ):シャンパン、オレンジ・PINOT GRIGIO(ピノグリージョ):シトラス、サンダルウッド・PINOT NOIR(ピノノワール):イチジク、クランベリー、レザー・RIESLING(リースリング):トロピカルフルーツ、シトラス、蜂蜜・SANGRIA(サングリア):赤ワイン、オレンジ・SAUVIGNON BLANC(ソーヴィニヨンブラン):グレープフルーツ、バジル、ミント・ROSE(ロゼ):ローズ、白桃、ピンクペッパコーンこれら11種類のうち、「ROSE(ロゼ)」のみクリアグラスでの製造になる。他はすべてグリーングラスなので、インテリアのことも考えて使い分けたい。主な取扱店はT.C/タイムレスコンフォート自由が丘店や銀座三越、MAYSON GREY主要店、渋谷ロフトなど。BeautyPassportではオンラインで購入することもできるため、足を運ぶのが難しい場合は利用しよう。BeautyPassport(オンラインショップ)はこちら++++++ワインは味を楽しむためだけでなく、芳醇な香りも魅力の一つ。お家ディナーのときに「今日は白ワインにしよう♪」と自由に決めるように、キャンドルも日々の気分で楽しみたい。【商品概要】◆価格/¥4,860(税込)◆内容量/300g◆燃焼時間/約80時間◆サイズ/容器:φ8×H13㎝外箱:W12×D14×H20㎝
2016年10月05日ソニー(SONY)から「グラスサウンドスピーカー LSPX-S1」が登場した。透き通るような“見た目”と“音色”まるでオブジェのような「グラスサウンドスピーカー」。まず目に入るのは、透明なガラス部分だろう。この「有機ガラス管」は、透き通るような音色を作るのに一役買っている。有機ガラス面全体が円筒状の音源となり、離れた距離でも音の減衰が少なく全方向にクリアな音を広げることができるのだ。この技術は、人の細かな息遣いや楽器の質感描写に優れ、まるで誰かが目の前で歌い演奏しているような音を楽しむことができる。ロウソクのような温かい光を演出透明なガラスの中には、フィラメント型LEDを使用。この暖かい光は明るさの調整もでき、音と光による極上の空間演出ができる。寝る前のベッドの横、キャンプのテントの中、ホームパーティでの机の上など、シーンを問わず、そして存在を主張することなく、柔らかな光を感じられるはずだ。持ち運べるワイヤレス機能Bluetoothによりスマホやウォークマンなどの再生機と、ワイヤレスで繋がるのも魅力。バッテリーは約2時間の充電で約4時間、連続してワイヤレスリスニングできる。さらに、Bluetoothで2台を接続し、ステレオ再生や両方から同じ音を出すことも。もちろん、スピーカー本体の側面にステレオミニジャック(オーディオ入力端子)もある。【詳細】グラスサウンドスピーカー LSPX-S1発売日:2016年02月13日(土)価格:73,880 円+税(ソニーストア価格 16年9月現在)使用スピーカー:有機ガラス管型トゥイーター、50mmウーファー周波数帯域:60Hz-40,000Hz電源:リチウムイオンバッテリー、AC電源電池持続時間(Bluetooth接続時):約4時間最大外形寸法(外径×高さ):約Φ82mm×303mm質量:約920g (充電池を含む)付属品:ACアダプター(1)、電源コード(1)、クリーニングクロス(1)■Bluetoothに関して通信方式:Bluetooth標準規格ver.3.0出力:Bluetooth標準規格Power Class2見通し距離:約10m使用周波数帯域:2.4GHz帯変調方式:FHSS対応コンテンツ保護:SCMS-T方式伝送帯域(A2DP):20Hz-20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) / 20Hz-40,000Hz(LDAC 96kHzサンプリング、990kbps時)Speaker add機能:○対応プロファイル:A2DP,AVRCP対応コーデック:SBC、AAC、aptX、LDAC
2016年09月17日どんな素敵なディナータイムでも、グラスにべったりとリップカラーがついている女性にはげんなりするもの。かといって、せっかくおしゃれをした日にリップカラーを塗らないのも嫌!グラスに色移りするのを防ぐ方法ってないの?マットな口紅を使う今年のトレンドでもあるマットリップ。実は、ツヤの出るタイプの口紅はリキッドルージュ、グロスよりも色が付きにくいのです。トレンド意識もできて一石二鳥。ティントリップに切り替える「色移りしない・色が落ちない」リップコスメの定番と言えばティントリップ。食事の予定があるときは、こちらに切り替えてみてはいかがでしょうか?ヴィセ 「ヴィセ アヴァン オイルイン リップティント」出典:@cosmeよりティッシュオフする食事の前に、一度唇にティッシュペーパーを挟んでティッシュオフしてみて!余分な油分とカラーがテュッシュに移ることで、グラスにつくのを防止します。 リップコートを取り入れる普段の口紅の発色をそのまま楽しみながら、色移りを防ぎたい!というワガママさんには、リップコートがおすすめです。コーティングするため乾燥をしてしまう場合もあるので、保湿対策はしっかりと行いましょう。リンメル 「マジカルステイ リップコート」出典:@cosmeよりどれも100%完璧に色移りを防げるわけではありません。だけど、そのまま食事をするよりずっとスマート。飲食の前には、いずれかの方法を取り入れてみてくださいね。
2016年09月17日(Photo by FRAMEPOOL)1億2,000万本。 これは東京が1年で消費するワインの数だ。 ワインをよく飲む人なら分かると思うが、空のボトルの処理は場所もとるし結構不便。 毎年1億2,000万本のワインが消費されているのならば、それだけの空のワインボトルの処理も必要ということ。 お水みたいに容器として再利用するわけにもいかないし、綺麗な瓶なのにもったいない。 ではどうしたらいいのか? 実は、世界中にはワインボトルをクリエイティブな形で生き返らせるアイディアがたくさんあった。 「環境に良い」など関係なく普通に欲しいオシャレなワインボトルインテリア。(Photo by CALIFORNIA THROUGH MY LENS)“ワインボトル”という固定概念から離れ、お花を生けるだけには止まらないクリエイティブなインテリア製品たち。(Photo by DesignRulz)(Photo by DesignRulz)(Photo by DesignRulz)(Photo by DesignRulz)(Photo by DesignRulz) 東京ではなんとコルクも再利用。(Photo by Tokyo Cork Project)ワインのボトルだけに止まらず、コルクも素敵なインテリアに生き返らせる人々がいる。東京コルクプロジェクト(Tokyo Cork Project)は捨てられる運命のワインのコルクを再利用して、家具や食器を作っているのだ。 現在東京の750店舗以上のレストランやバーがこのプロジェクトを支援。ヨーロッパ随一と評されるほどの高いハンドメイド技術を持つ、スロバキアのグラスメーカー「RONA社」の職人たちによってデザインされた三越伊勢丹オリジナルグラスのパッケージの製作も行った。過去にはVOGUE JAPANでも取り上げられたりと、従来のリサイクル製品のイメージを覆すクオリティーとセンスの高さが売りだ。実は、コルクは日本では育てられない資源から出来ているのでその再利用には付加価値もつく。(Photo by Tokyo Cork Project)(Photo by Tokyo Cork Project)(Photo by Tokyo Cork Project)(Photo by Tokyo Cork Project)リサイクルから【アップサイクル】の時代に。(Photo by Pinterest)【アップサイクル】とは、新しい製品より高いクオリティの物をリサイクルで作ること。 「環境に良い」を差し引いても物の価値が確立しているようなプロダクトのことだ。 人々が純粋に欲しいような製品を提供するから、みんなが参加してサステイナブルに続けられるアップサイクルプロダクト。 今月25日(日)に開催されるBe inspired主催のゲリラシネマ2では、参加者に『Tokyo Cork Project × Heapsコラボのコルクコースター』をプレゼント! 食料廃棄について描いたドキュメンタリー『Taste the Waste(もったいない!)』の上映会と共に「もったいない」というテーマで様々な活動をしている方のお話を聞いて、地球に優しくクールなライフスタイルを見つけよう! 詳細は下の画像をタッチ! via. Tokyo Cork Project, DesignRulz, Upcycle That この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!Be inspired!が厳選。クールで、ファッショナブルなゴミ4選。 ゴミから作られたファッションアイテムというと、どんなイメージを思い描くだろうか?ダサい、くさい、もろい…などネガティブなものばかり思いつく人もいるだろう。し... ーBe inspired!
2016年09月15日バカラ(Baccarat)の歴史的傑作8点を復刻制作した「バカラ プティ・パレ コレクション」が東京地区で初披露。伊勢丹新宿店にて2016年9月7日(水)から9月13日(火)までの期間、本コレクションを含むバカラ作品約150点を展示販売する。2014年パリのプティ・パレ美術館で、創設250年を迎えるバカラの回顧展が行われ、19~20世紀のパリ万国博覧会にも出展された芸術的価値の高い作品が展示された。本イベントでは、この回顧展に出品された傑作の中から選りすぐった8点が、フランス最優秀職人たちの手によって復刻制作され、展示販売される。また、「プティ・パレ コレクション」のほかにも、バカラの稀少なグラスコレクションや、ミラノサローネで発表された最新のシャンデリアなど、総勢約150点が一堂に集まる。中でも、「シュヴァリエ」と名付けられたワイングラス2客&デカンタセットは、アール・デコの特徴を有した幾何学的な装飾を、高度な技術による色付けやカッティングによって表現した逸品だ。世界限定100セットで、それぞれに限定ナンバーがつけられている。作品自体の美しさに加え、それが生まれる背景にあった歴史や文化なども感じられる展示販売会。まるで美術館のような会場セッティングも必見だ。【詳細】バカラ プティ・パレ コレクション会期:2016年9月7日(水)~9月13日(火)会場: 伊勢丹新宿店本館 5階=センターパーク / ザ・ステージ#5 住所:東京都新宿区新宿3−14−1作品一例:・香炉「駱駝」22,000,000円+税(予価) 世界限定25ピース・ワイングラス&デカンタセット「シュヴァリエ」980,000円+税(予価) 世界限定100セット・デカンタ「イスパハン」1,200,000円+税(予価) 世界限定100ピース【問い合わせ先】伊勢丹新宿店 03-3352-1111(大代表)
2016年09月02日まるで異国の地のような世界観のリゾート八ヶ岳の豊かな自然に育まれたぶどうで醸される秀逸なワインの産地としても知られる山梨・長野。その県境に位置するワイン好きでなくとも一度は体験してみたい至福のワインリゾートが「星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳」です。建築界の巨匠マリオ・ベリーニが手掛けた故郷イタリアを思わせる日本屈指のリゾート空間で供される食と美にまつわるサービスの数々は、訪れる人の五感を解放し、心身のリフレッシュを約束してくれます。忙しくて未読だったベストセラー、美しい写真集、旅の本など、5,000冊の多彩な本が並ぶ「BOOKS&CAFE」。お気に入りの一冊とコーヒーと過ごすひとときは、まさに大人の贅沢。スパトリートメントもお部屋も、ワイン尽くし「VINO SPA(R)」では、ワイン用葡萄を原料としたオリジナルスクラブに植物由来の保湿成分を贅沢に配合した八ヶ岳ならではのスクラブ・パックを体験できます。ワインの恵みを肌のエイジングケアにフル活用した、その名も「VINO MEGUMI~葡萄の恵み~」というトリートメントコースも。ワインをとにかく楽しみつくしたい方向けの究極のセレクトが、「ワインスイートルーム」に宿泊できる「ワインスイートステイプラン」。ウェルカムドリンクから、部屋のしつらえ、お土産にまで、ワインを最大限に味わうことのできる仕掛けが随所に施されています。店舗情報店名:星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳TEL・予約:0570‐073‐055(リゾナーレ予約センター)住所:山梨県北杜市小淵沢町129-1
2016年09月01日星野リゾート 軽井沢ブレストンコートでは9月12日から10月2日まで、スイーツとコーヒーのペアリングが堪能できる「ムニュ・デセール コーヒーペアリング」(5,000円)が提供される。「ムニュ・デセール コーヒーペアリング」は、旬の素材を使った3種のスイーツに個性豊かなスペシャルティーコーヒーを合わせたもの。3種のスイーツのうち「秋の風(洋ナシとほうじ茶のクレマカタラーナ)」は、ほろ苦いカラメルの食感にひんやりと冷たい秋風を感じる一皿に仕上げられた。コーヒーは、洋ナシの香りを際立たせる「コロンビア・ロベルト・チクエ」と、ほうじ 茶のクリームとキャラメルに合う「ブラジル・イルマス・ダブ」をそれぞれ2つのショットグラスで味わえる。続いて「遠足(ブリオッシュと巨峰のパン・オ・レザン)」では、ロール状に描いた山ブドウのソースの他、巨峰の果実とセミドライ、ハシバミのクリームと糖衣かけ、シナモン風味のパンペルデュで飾り付けられた一皿。これにはジューシーで独特の強い酸味を持つ「ケニア・ガチャタ」がぴったり。白ワインのように爽やかでスッキリした味わいをワイングラスで楽しむ。コースの締めくくりは「夕焼け(そば粉のデザートクレープ)」。シンプルに甘く焼き上げたクレープを、爽やかな酸味を持つ青りんご「ブラムリー」のピューレ、蕎麦の実が香るシャンティー、焦がしバターとサワークリームと3種のクリームで楽しめる。合わせるコーヒーは、異なる3つのソースをバランスよく引き立たせる「エチオピア・ネキセ」。特徴であるフローラルな香りを口径の広いワイングラスで楽しんで。なお、3品のスイーツコースのみ(3,500円)で楽しむこともできる他、「遠足」(1,200円)は単品オーダーも可能。価格は全て税・サ別。※スイーツとコーヒーの銘柄は食材の入荷状況によって変わる場合あり。
2016年08月24日山梨・勝沼は、日本が誇るワインの宝庫。発酵デザイナーの小倉ヒラクさんお墨付きのおいしいワインを求めて、FASHON HEADLINEでは2軒のワイナリーを訪ねました。明治期より造り続けられている “甲州ワイン”。その歴史を支える醸造家たちに話を聞きました。■おいしいワインを食卓に。夫婦でつくる「ソレイユワイン」最初に訪ねたのは、葡萄の一大産地でもある勝沼に隣接する山梨市の住宅街。三角屋根が目印の「ソレイユワイン」へ。「ソレイユワイン」の前身は、戦後「旭洋酒」という約380軒もの農家が集まり自宅用のワインを共同で醸造するための場所、ブロックワイナリーでした。当時、酒税法が制定され、自由にワインを醸造することが難しくなってしまったことから「旭洋酒」のような組合が運営する自家用のためのワイナリーが存在していたようです。後に、葡萄農家の減少と共に組合も解散、後継者が居ないことを知った、勝沼の酒造会社で勤めていた鈴木剛さんと順子さん夫妻によって「ソレイユワイン」として息を吹き返しました。「旭洋酒」の看板や、地下のセラーは当時のままに、畑ごとのワイン用に仏製オーク樽を導入するなど日々発展を続けています。「自分たちが安心して飲むことができて、美味しいと思えること」を念頭に、飲む人に喜んでもらえるワインを作り続けて15年目、お二人の人柄が滲み出るような、優しい味わいのワインが、今日も食卓に届けられています。小高い山一面に広がる葡萄農園は、奥様の順子さんが管理。ゆるやかな斜面と太陽の光が均等に入る甲府盆地は良い品種の葡萄を育てるのに最適な環境。「ソレイユ・クラシック白」は、ほどよい酸味と甘みのあるフルーティーな味わい。様々な料理に合い、飲みやすくワイン初心者にもオススメ。お呼ばれの差し入れにも喜ばれそう。【取材協力】ソレイユワイン山梨県山梨市小原東 857-1TEL:0553-22-2236HP:■ミュージシャンの醸造家が継ぐ老舗「マルサン葡萄酒」のワイン造り次に向かったのは旭洋酒から車で約15分、同じ勝沼地区のワイナリー、江戸時代から約300年続く老舗・マルサン葡萄酒。葡萄畑が広がる敷地に、醸造所と店舗が並びます。マルサン葡萄酒のワインは、自社農場で育てた葡萄と地元農家から購入した葡萄のハイブリッド。年間約25,000本のワインを醸造しています。また、こちらでもブロックワイナリーの名残があり、近所の葡萄農家からワインの醸造を委託され、マルサン葡萄酒でその農家の葡萄を醸造しワインボトルにつめて納品します。1キロの葡萄に対して1本のワインと交換するシステムになっているそう。マルサン葡萄酒代表の若尾さんは、「他のワイナリーとは、とても仲が良いです。美味しいワインを作ることも大切ですが、コミュニケーションはもっと大切にしたい」と話します。天候に左右されやすく、体力的にも過酷な作業を強いられるワイン作りは、近所のワイナリー仲間と共に助け合いながら丁寧に醸造されているのです。昔、東京で音楽活動をしていたという代表取締役の若尾さん。醸造所にたくさんのレコードが置かれていたのが印象的でした。左:マルサン葡萄酒「甲州百」 みずみずしい新鮮な甲州葡萄の粒を、果実皮ごと頬張った感覚に仕上げられた辛口の白ワイン。右:スタイリッシュなボトルに惹かれてしまった、「Vindewakao」。白ワインのようなロゼ。華やかな甘い香りにマッチするような、品種固有の香り、豊かな果実味、綺麗な酸味、この3つが調和する少量生産のワイン。甲州ワインの生産背景や醸造技術を継承し、農家とワイナリーがサポートし合うことによって、世界に認められる“甲州ワイン”が造られているのです。そして、勝沼では一度別の地で過ごし、地元に戻って農業やワイン造りをする若者が多く、次の未来にも“甲州ワイン”は、大切に受け継がれていくのだと強く感じました。【取材協力】マルサン葡萄酒山梨県甲州市勝沼町勝沼3111TEL : 0553-44-0160HP :
2016年07月25日暑くなってくると、よく冷やしたゼリーがおいしいですね。見た目にも涼しげで、つるんとのどごしのよいゼリーは、子どもたちも大好き。スーパーで気軽に買えて、価格もリーズナブルなので、夏は冷蔵庫に常備しているおうちも多いのではないでしょうか。■気軽に作れる「お家で手作りグラスデザート」がブームの兆しそのまま食べてもおいしいゼリーですが、最近はゼリーを使ったアレンジデザートも人気。とくに今年は、ゼリーをアイスやヨーグルトなどと重ねる「ゼリー重ね」というスタイルが注目を集めています。デパートで売っているようなグラスデザートが、スーパーで揃う市販のデザートで作れるそう。側面から見えるカラフルなグラデーションが視覚的にも楽しく、おしゃれママのSNSでもよく見かけます。■“ご自宅グラスデザート” のおすすめレシピ作り方はシンプル。スーパーでお好みのゼリーやプリン、ケーキ、ヨーグルトなどを買ってきて順番に重ねていくだけ。グラスデザートには、ふるふるとやわらかいフジッコの「フルーツセラピー」がおススメ。開封前に10回程度振るとジュレ状になり、グラスに流し込むのも簡単。アレンジがしやすくなります。また、フルーツのフレッシュ感がしっかりあって、フレーバーの種類も豊富。果肉とナタデココがたっぷり入っているので見栄えよく仕上がり、弾力のあるナタデココが食感のアクセントにもなるので◎。振って重ねるだけの簡単レシピなので、お子さんと一緒にも楽しめます。この季節におすすめのレシピを、いくつかご紹介しましょう。 ※下の層に入れるものから順番にご紹介しています。▼レシピ1.「オレンジ・クリームチーズ」バレンシアオレンジ味のゼリーは爽やかな味わいで、これからの季節にぴったり。(1)カップケーキ(2)クリームチーズ(ディップ状)(3)フルーツセラピー(バレンシアオレンジ)▼レシピ2.「オレンジ・プリンアラモード」子どもが大好きなプリンとの組み合わせ。フルーツを色とりどりにすれば華やかに!(1)フルーツセラピー(バレンジアオレンジ)(2)カスタードプリン(3)カットフルーツ▼レシピ3.「ピーチメルバ」桃の季節はもう少し先ですが、ホワイトピーチ味のゼリーで夏を先取り!(1)バニラアイスクリーム(2)ミックスベリー(3)フルーツセラピー(ホワイトピーチ)(4)アーモンド(クラッシュ) ■ご褒美デザートやママ友へのおもてなしにデザートを食べるタイミングは、“夕食後”という人も多いと思います。育児や仕事でバタバタしていた一日の終わりに、甘いものを食べるのは至福のひとときですよね。カロリーが控えめなゼリーデザートなら、夕食後に食べてもあまり罪悪感がないのが嬉しいところ。グラスデザートにアレンジすれば、かわいらしい見た目に気分も上がり、ちょっと贅沢な自分へのご褒美スイーツになります。また、ママ友が遊びにきたときのおもてなしスイーツにもぴったり。材料はスーパーでそろえられるのでローコストで手軽なうえに、重ねるだけなので失敗しらず。ガラスの器は100円ショップで買ってもいいですね。見た目がおしゃれなので、「どうやって作ったの?」と盛り上がることまちがいなしです。 簡単でおしゃれなご自宅グラスデザート。夏にぴったりの時短デザートは、いろいろなシーンで楽しみたくなりそうです。
2016年06月08日毎年やってくる暑い夏。みなさんはどう乗り切っていますか?暑くて何もやる気が出ない……そういうときもありますよね。そんな暑い夏を乗り切るのに、アメリカでは「ワインスラッシー」というカクテルが流行しています。おしゃれで簡単に作れるワインスラッシーとは一体どのようなものなのでしょうか?そもそもスラッシーってなに?スラッシーは氷、水、砂糖、食用染料を混ぜたかき氷に似た飲み物です。アメリカらしい「カラフル」なところが特徴。夏になると、子供達の定番ドリンクになるのがこのスラッシー。私も子供の頃、夏の楽しみの一つがスラッシーでした!昔から子供達に大人気のスラッシーですが、最近では大人の中でも流行しているのです。 夏にぴったり!ワインスラッシーで涼もうPhoto by Pinterest大人にも大人気なスラッシーが、ワインとスラッシーを合体させたカクテル「ワインスラッシー」です。おしゃれで爽快な見た目のワインスラッシーは、夏を上手に乗り切りたい大人の女性にぴったりですね!シャリっとした氷に混ざったワインと、フルーツとの相性が絶妙です。おしゃれな簡単レシピ3選ワインスラッシーが何か分かったところで、簡単なのにおしゃれなワインスラッシーのレシピをご紹介します!トリプルベリーワインスラッシュPhoto by Pinterest【材料】10杯分冷凍ミックスベリー(ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーなど)・・・1袋お好みの赤ワイン・・・1本(750ml)ジンジャーエール・・・400ml砂糖・・・大さじ2(お好みで)【作り方】1.すべての材料をミキサーに入れます。2.よく混ざるまでミキサーにかけてください。3.冷凍容器に流し込み、6時間を目安に冷凍。4.取り出したらフォークで砕き、ワイングラスに入れます。トロピカルマスカットワインスラッシーPhoto by Pinterest【材料】マスカットワイン・・・1/2本(375ml)冷凍パイナップルとマンゴー・・・1カップレモン汁・・・レモン2個分氷・・・1カップ【作り方】1.すべての材料をブレンダーに入れます。2.氷が完全に砕けるまでブレンダーにかけましょう。3.グラスにレモンを挟んでおしゃれに!ブルーベリークリームワインスラッシュPhoto by Pinterest【材料】6杯分冷凍ブルーベリー・・・1/2カップバニラアイス・・・1/4カップシロップ(お好みで)・・・15ml白ワイン・・・1/2カップ氷・・・4個【作り方】1.冷凍ブルーベリー、バニラアイス、白ワイン、氷をすべてブレンダーにかけます。2.お好みでシロップを足してください。3.冷えたワイングラスに入れてください。いかがでしたか?どれも夏っぽくて美味しいですよ。これからやって来る暑い季節。この夏はワインスラッシーで乗り切れそうですね!参考:REAL HOUSEMOMS、THE EYES of a boy、U.S. Highbush Blueberry Council
2016年05月23日「日本ワインMATSURI祭」が、東京・お台場で2017年4月15日(土)と16日(日)の2日間で開催される。「日本ワインMATSURI祭」には、北海道から大分県まで17都道府県の46ワイナリーが出展。日本各地の銘柄を1杯300円から味わうことができる。入場は無料。会場でオリジナルグラス(200円)を購入したら、後は各ブースでワインを堪能するだけ。飲み終わった後は、洗浄スペースでグラスを洗って次の一杯へ……。貴重なプレミアムワインの飲み比べや、産地・品種毎の飲み比べなども楽しめる。また、フードを販売するキッチンカーも多数出店するので、ワインに合う料理も合わせて楽しみたいところ。ほかにも、音楽ステージ、日本全国にある日本ワインを紹介する展示コーナーなど様々な企画が用意されている。【開催概要】日本ワインMATSURI祭開催日時:2017年4月15日(土)、16日(日) 11:00~19:00※15日は10:30分よりオープニングセレモニー開催。会場:お台場シンボルプロムナード公園※商業施設ヴィーナスフォートの間に位置する公園住所:東京都江東区青海1・2丁目【出展ワイナリー】<北海道>十勝ワイン、北海道ワイン株式会社<秋田県>ワイナリーこのはな<岩手県>株式会社エーデルワイン、亀ヶ森醸造所、くずまきワイン<山形県>サントネージュワイン株式会社、高畠ワイナリー、月山トラヤワイナリー<新潟県>岩の原葡萄園/岩の原ワイン、越後ワイナリー、カンティーナ・ジーオセット、カーブドッチワイナリー、フェルミエ、ルサンクワイナリー株式会社<茨城県>Domaine MITO(ドメーヌ・水戸)<栃木県>ココ・ファーム・ワイナリー、Cfa バックヤードワイナリー<埼玉県>有限会社秩父ワイン<東京都>深川ワイナリー<山梨県>アルプスワイン株式会社、株式会社サドヤ、サントリーワインインターナショナル株式会社(登美の丘ワイナリー)、シャトー勝沼、シャトー酒折ワイナリー、シャトー・メルシャン、蒼龍葡萄酒株式会社、ドメーヌヒデ、本坊酒造株式会社(マルス山梨ワイナリー)、マンズワイン株式会社(勝沼ワイナリー)、盛田甲州ワイナリー、モンデ酒造株式会社、大和葡萄酒株式会社、株式会社ルミエール、ロリアンワイン、白百合醸造<長野県>安曇野ワイナリー株式会社、株式会社アルプス、株式会社井筒ワイン、サントリーワインインターナショナル株式会社(塩尻ワイナリー)、シャトー・メルシャン、ノーザンアルプスヴィンヤード、はすみふぁーむ&ワイナリー、マンズワイン株式会社(小諸ワイナリー)<京都府>丹波ワイン株式会社<岡山県>サッポロワイン株式会社(岡山ワイナリー)<島根県>株式会社島根ワイナリー<広島県>株式会社広島三次ワイナリー<香川県>さぬきワイナリー<大分県>三和酒類株式会社(安心院葡萄酒工房)
2016年04月11日春本番となり、社会人にとっては会社の上司などとお酒の席が増える時期。そんなときに失敗しないように、食の総合マナー塾「食輝塾」を主宰する小倉朋子さんに、お酒をつぐ時、つがれる時のマナーを教えていただきました。Q.<お酒をつぐとき、こころがけるべきことは?>A.<気持ちを伝えるお酌は、最上級のマナーで臨め!>お酌は、互いにねぎらったり、感謝の意を伝えたり、気持ちを通い合わせる大切な場。かしこまった相手以外でも、きっちりマナーを守りたい。「ビールやワインは、ラベルを上に向け見えるように持ちます。本来は片手でもいいですが、ぞんざいに見えるので両手がいいでしょう。日本酒は両手でつぎます。お燗が熱いときは、おしぼりを巻きましょう」Q.<お酒をつがれるとき、グラスやおちょこはどうするべき?>A.<ワイングラスは持たない。他は両手で受ける>ワインの場合、グラスを持たないのが正式。「不作法に思われそうなら、グラスの台に指を添えて」。ちなみに、フォーマルな店ではワインは店の人がつぐ。ビールや日本酒の場合は、両手で受ける。「グラスやおちょこはあまり高くかかげないこと」。もう飲めないときは、グラスやおちょこの上に軽く手をかざし「十分いただきました」と言って断る。◇おぐら・ともこ食のトータルプロデューサー。マナー指導から飲食店のコンサルまで行う。主な著書に『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)。www.totalfood.jp※『anan』2016年4月13日号より。イラスト・竹田嘉文取材、文・小泉咲子
2016年04月09日ノンアルコールワイン生活向上を目的とした『MELLOW』が企画ノンアルコールワインの生活向上を目的とした暮らしに役立つWEBマガジン(オウンドメディア)『MELLOW(メロウ)』を運営する株式会社湘南貿易は、同社の輸入するノンアルコールワインの魅力について、同WEBマガジンにて情報を発信している。ソフトドリンクじゃダメなんですか?WEBマガジン『MELLOW(メロウ)』では“ありのままの”ワインの風味や香りをノンアルコールで楽しめるよう革新的な製法を導入し、より身近により気軽に楽しめるノンアルコールワインに関した情報を紹介している。今回の記事では、お酒が飲めない状況で、お茶やジュースなどのソフトドリンクを選択せず、ノンアルコールワインを選択する理由に関したアンケート結果を公開している。なおアンケートは2016年1月21日~2月4日にインターネット上で行われ、全国の男女100名をサンプルとした結果となっている。日本人は飲み会の席でも一体感が大事!もともとお酒が苦手な人からも人気が高いノンアルコールワインだが、お酒が飲める人でも飲み会やパーティーの際に諸事情で飲めない状況になった場合、ジュースやお茶ではなくノンアルコールワインを選ぶ人が多い。そこでそういったシチュエーションで「ジュースやお茶ではなくノンアルコールワインが選ばれる理由はなんだと思いますか?」という質問をしてみた。その結果、「飲み会の雰囲気が味わえる」を選んだ人が約7割を占めた。これは、お酒を飲む席ではやはりお酒を飲む雰囲気を意識して、一緒にお酒を飲む一体感を大事にしている人が多いようだ。また単に前向きに一体感を求めるだけではなく、1人だけジュースやお茶だと周りから浮いた感じになることを気にしたり、子供みたいに思われたりするのが嫌だから、といった意見も見受けられた。日本人は飲み会の席でも気配りが大事!次に多かったのが「周りに気を遣わせないという気配り」を選んだ人が2割弱。こちらは自分のことを考えた回答ではなく相手に対する気遣いが表れていて、飲み会にジュースなどを飲んでいる人がいると、場がしらけると考え、それを避けるために飲んでる人も多いようだ。そして残りは美味しいからが5%、その他が9%という結果になった。大人の選択ノンアルコールワインこのアンケート結果から、お酒の席ではその場の雰囲気を重視し、一緒にお酒を楽しんでいるような雰囲気作りからノンアルコールワインを選択する傾向があることがわかった。大人の雰囲気を味わう飲み会では、自分も周りも楽しめ場も盛り上げることができるノンアルコールワインを飲むことは、大人としての理にかなった選択かもしれない。そこで湘南貿易のオフィシャルショッピングサイト「湘南ワイン」からのオススメのノンアルコールワインは、ベルギー大使館公式推薦となる、ノンアルコールスパークリングワイン『デュク・ドゥ・モンターニュ』である。低温低圧での脱アルコール製法により、ワインの風味や香りが守られており、ノンアルコールとは思えない本格的な味わいとなっている。1度ご賞味あれ。(画像はデュク・ドゥ・モンターニュより)【参考】『MELLOW』アンケート株式会社湘南貿易ノンアルコールワイン「デュク・ドゥ・モンターニュ」
2016年03月31日ワインはおいしくて好きだし、興味もあるからいろいろ知ってみたい。でも、入門書を見てみても難解な専門用語ばかりで、基本的に敷居の高い世界。つまり、近づきたくても怖くて近づけない。そんな悩みをお持ちの方は、決して少なくないはずです。そこでおすすめしたいのが、従来の入門書とは一味違う『30分で一生使えるワイン術』(葉山考太郎著、ポプラ社)。日本で初めてワインの世界に笑いを持ち込んだ人物として知られるワイン・ライターが、「ワインに対する恐怖心を取り払うことを最大の目的として」著したものです。情報を厳選し、初心者を遮断する壁になってもいる「薀蓄(うんちく)」は必要最小限にとどめているところが特徴。そして本書の意義は、ワインのキーワードを理解できるようになることだといいます。だから本書を読んでレストランやワイン店へ出かけるころには、胸を張ってソムリエやワインショップの店員と話せるようになると著者は断言しているのです。ところでワイン初心者にとって気になることのひとつに、「スーパーやコンビニに並んでいる1,000円以下のワインはだめなのか?」という問題があるのではないでしょうか?そこで本書のなかから、価格についての解説を引き出してみたいと思います。■高額ワインと安価なワインの違いワインの価格帯には、大まかに1,000円、3,000円、1万円の3つの分岐点があり、4つの価格帯に分かれるのだそうです。でも気になるのは、1本1万円の高額ワインと、1,000円の安価なワインとの違い。高いワインほどおいしいものなのでしょうか?ワインは高価になると、凝縮度やアルコール度数が上がるのだそうです。果汁3%のオレンジジュースが1,000円のワインだとしたら、果汁100%が1万円のワインだということ。つまり高くなると水っぽさがなくなり、色が濃くなるというわけです。具体的にいうと、白ワインは色が黄色に近くなり、赤の場合は香りが大きく、渋さが強くなって色も黒に近くなるのだとか。しかしそんな赤ワインを若いうち(20年以内?)に飲むと、ものすごく濃くて渋く、食べものとも合わせにくいといいます。だからイギリス人のような「濃厚ファン」でない限り、おいしいとは思わないだろうというのが著者の意見。高価なワインは熟成させるとおいしいものですが、若い高級ワインは「渋み爆弾」なので、コルクを開けるのはもったいないという考え方。「高価」と「おいしい」は同じではないので、高価なものは飲みごろを自覚して買うべきだというのです。そして毎日飲むのなら、1,000円前後で買える「濃厚なワイン」がベスト。探せば、お買い得ワインが必ず見つかるはずだといいます。では、先に触れた「ワインの4つの価格帯」について詳しく見てみましょう。■ワインの価格帯ごとのおもな特徴[1,000円以下]毎日大量にワインを飲む「ヘヴィー・ユーザー」にとって、この価格帯のワインはうれしいところ。一般的に低価格のワインは渋みが少なめですが、安くても、渋みの乗ったおいしいものがたくさんあるといいます(特にボルドー系の赤)。[1,000円以上3,000円未満]3,000円近く出すと、ワインの質は格段に上昇。上品な渋みと酸味のバランスがいいため、ボルドー系ならこれで十分だといいます。また、ブルゴーニュ系にもよいものが多数あるというのでチェックが必要かも。ちなみに、気軽なビストロで出てくるのがこのクラスのワイン。[3,000円以上1万円未満]有名なフレンチレストランへ食事に行き、普通の人がオーダーできるのはこのクラス。つまり、かなりの高級ワインだということ。ちなみにワインの仕入原価は小売価格の約70%で、レストランでは食材やワインの原価の3倍で値づけするのが基本。小売価格が3,000円のワインは原価が2,100円で、その3倍なら6,300円。これがワイン・リストの価格になるというわけです。[1万円以上]著者いわく、ワインマニアが人生を犠牲にして集めるクラス。なお1万円以上なら、10万円も100万円も同じなのだといいます。この価格帯のワインは、長期熟成するようにつくられているため、若いうちに飲むと、赤ワインの場合は渋み爆弾。口のなかに紙やすりを敷き詰めたようにギシギシするのだそうです。一方の白ワインの場合は酸味がきつく、歯が痛くなるとか。*つまり「高価だからいい」というわけではなく、1,000円以下のワインでも充分に満足できるようです。本書のページをめくりながら、この週末にはワインを楽しんでみてはいかがでしょうか?(文/書評家・印南敦史) 【参考】※葉山考太郎(2009)『30分で一生使えるワイン術』ポプラ社
2016年03月04日伊勢丹新宿店では2月24日から、世界のワインと、それに合うパンやチーズを集めたイベント「世界を旅するワイン展~パンとチーズをカバンにつめて~」を、本館6階催物場で開催する。会期は29日まで。世界30ヶ国、約1,200種のワインが集結する今年のワイン展は、産地やぶどう品種、ヴィンテージ等、ワインには多くの判断基準が存在するが、本イベントでは“生産者のタイプで選ぶ”という画期的なスタイルを採用。作り手の個性にスポットを当てることで、世界各国のワインを味わうきっかけになればとの想いが込められている。近年は、南アフリカやチリ、アルゼンチンが人気産地として注目されており、これまで手にすることのなかった国の銘柄を気軽に味うことのできる、ワイン好きにとって見逃せないイベントとなっている。生産者のタイプは、大きく4つに分類。伝統の製法を守り続ける、職人気質の作り手たちをフォーカスした「トラッド」、自然との共生を大切にする小規模生産者や、気軽にワインを楽しんでほしいという思いでワイン造りをするワイナリーを集めた「フレンドリー」、品種・土地・製法にこだわる熱い情熱を持ったワイナリーを集約した「パッション」、常識にとらわれない新進気鋭の都市型ワイナリーにフォーカスした「クール」。さらにワインに合うパンとチーズを集約したのが、本イベントの見所となる。「パーラー江古田」や「ひらみぱん」、「エスキス」等15店舗が出店。チーズは清澄白河にオープンしたばかりの「チーズのこえ」といった注目店も登場する。イートインコーナーでは、“パンとワインが出会う場所”として、清澄白河の「フジマル醸造所」が登場。タルイベーカリーやブーランジェリーレカン、パーラー江古田という人気パン店がこのイートインのためだけに考案した“ワインに合うパン”を一度に味わえるパンプレートを始め、毎日一軒のパン屋とコラボする日替わりプレートも用意される。会場では、五代シャトーのひとつ「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」の1920年代のもを含めた歴代のオリジナルラベルを見ることができるミュージアムや、英国で300年以上続くワイン商ベリーブラザーズ&ラッドによるテイスティングバーも設置。またイベントスペースでは各生産者を招いたワインのセミナーも連日開催される。
2016年02月23日日立ソリューションズは2月15日、施工や保守、点検作業などフィールド業務におけるスマートグラス活用の検証を支援するPoC(Proof of Concept:概念検証)サービスとプロトタイプサービスを同日から提供開始すると発表した。PoCサービスでは、現場の作業員に対して映像と音声を共有してオフィスから遠隔指示する機能や作業状況の録画機能、作業手順を表示する機能などを備えた検証用環境をクラウド環境で提供する。また、プロトタイプサービスでは利用用途に沿ったユーザインタフェースや機能追加を行うサービスを提供する。提供価格は、PoCサービスが税別50万円(首都圏以外は別途交通費が必要)、プロトタイプサービスは個別見積りとなっている。なお、検証対象のスマートグラスの機種は、「Head-Mount-Display RM-L191A」(日立LGデータストレージ)、「MOVERIO BT-200、MOVERIO Pro BT-2000」(セイコーエプソン)、「Telepathy Jumper」(テレパシージャパン)、「Vuzix M100」(Vuzix Corporation)で、これら以外の機種については個別見積りで対応する。
2016年02月15日楽しい飲み会、飲み過ぎは「糖質」も心配楽しい飲み会、ついついアルコールを飲み過ぎてしまうことはないだろうか。そこで心配なのが「糖質」だ。ワイン、特に白ワインは糖質が多めの傾向があるという。赤・白ともに気軽な値段で発売サッポロホールディングス株式会社のグループ企業、サッポロビール株式会社は、2016年3月29日(火)より糖質ゼロのワイン「ボンヌサンテ糖質ゼロ 赤・白」を発売する。近年、ビールテイスト飲料や日本酒でも好評な「糖質ゼロのアルコール商品」。同商品は、日本初の糖質ゼロを実現したワイン。どんな料理にも合うスッキリとした飲み口と、フルーティな香りが特徴の飲みやすいワインとなっている。糖質が気になる人・ダイエット中の人にもまた、ペットボトルを採用していることで、軽くて取り扱いやすいのも嬉しく、糖質が気になる人でも気軽なデイリーワインとして飲むことができる。糖質制限をしている人、ダイエット中の人、家飲み女子会などにも最適なワインだ。商品名 「ボンヌサンテ糖質ゼロ」赤・白容量720mlパッケージ ペットボトル、スクリューキャップアルコール分 9%参考小売価格 600円(税抜) ※参考小売価格は、販売店の自主的な価格設定を拘束しません。(引用:プレスリリースより)(画像はプレスリリースより)【参考】・サッポロホールディングス株式会社 プレスリリース
2016年02月05日気になる彼とのお食事。楽しみでしかたないですよね。メイクや洋服も完璧!でも、お食事のマナーは本当に大丈夫ですか?「親からも友達からも指摘されたことなんてないし。」と安心していませんか?気になる彼とのせっかくの楽しい時間が、実はマナーが悪くてドン引きされてしまったら残念ですよね。特に年上のオトナな男性とのお食事は要注意!これを読んで自分に当てはまっていないか、チェックしてみてくださいね。■1.ペチャクチャ音をたてて食べるこれは気をつけている人も多いかもしれませんが、本当に大丈夫ですか?ついついおしゃべりに夢中になって、ペチャクチャ音を立てて食事していませんか?女の子はおしゃべりが好きなもの。でもちょっと気をつけてみてください。彼とのお食事シーンだけではなく、合コンや異性のいる食事会などのシーンでも、ついつい話に盛り上がってしまって、ペチャクチャ音を立てていたとしたら周りから引かれているかもしれませんよ。■2.口を開けて食べるこれも話が盛り上がった時こそ気をつけたいものですね。食べ物を口に入れているときに、口を開けている顔ほど残念な表情はないですよね。せっかくのメイクアップも台無しです。でも意外にこういう女の子って多いんですよね・・・。いくら女子力を上げる努力をしていても、彼からは引かれてしまいますよ。おしゃべりが盛り上がっても、常にかわいい表情でいてくださいね。■3.ワイングラスをカチンと音をたてて乾杯するワインが好きな男性に合わせて、ワインをオーダーするなんてことがあるかもしれません。そんなとき、ビールのように勢いよく乾杯していませんか?女子会のシーンでも、勢いよく乾杯している女の子たちを見ることが結構ありますが、ワイングラスは、グラス同士を合わせて乾杯しないのがマナーなんですよ。気を付けましょうね。乾杯するときは軽くグラスを持ち上げて、相手の目をみて乾杯、と言いましょう。■4.ワインを注ぐ本来は女の子がワインを注ぐことはNGなのです。国によっては、お酒の種類を問わず女の子がお注ぎすること自体がマナー違反なところもあるんです。レディーファーストな国ならでは、という気もしますが、日本ではそんなことはないですよね。では、グラスのワインが少なくなったらどうすればいいのでしょう。「お酒や食事は女の子がお注ぎしたり取り分けたりしたほうが、女子力をアピールできる!」と思う女の子もいるかもしれません。でも、ワインを注ぐのは、ソムリエや男性のお仕事なんですよ。グラスの中身が少なくなったからといって、女子力アピールのチャンスとばかりにお注ぎするのは逆効果!バーなどで彼とワインを飲むときには注意したいですね。■おわりにいかがでしたか?食事のマナーって大事ですよね。特に年上のオトナな男性とお食事に行くことになったら、普段行くお店よりも高級なお店に連れていってもらうこともあるかもしれませんよね。そんな時に、お食事のマナーがなっていないと、彼にも恥ずかしい思いをさせてしまいますよ。せっかく気になる彼とのお食事だったら、なんとしても次の機会に繋げたい!ステキな女性だって見られたい!そう思っているのに、ペチャクチャ音を立てて口を開けて食事する姿なんてものを見せてしまったら、百年の恋も冷めてしまうかも?!こんなことがないように、まずは普段の食事から見直してみてくださいね。(桃助/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年01月21日エプソンは1月20日、スマートグラス「MOVERIO『BT-200』」専用アプリ「THETA (Device Web API Plug-in)」を専用アプリダウンロードサイト「MOVERIO Apps Market」で公開した。「THETA (Device Web API Plug-in)」は、「MOVERIO」を用いてリコーの全天球カメラ「RICOH THETA」を操作できるようになる無料アプリで、「MOVERIO」のコントローラーで全天球カメラでの静止画/動画撮影、ストレージ管理などが可能となる。さらに、MOVERIOに搭載された加速度センサーやジャイロセンサーを利用して、頭の動きに合わせて360°の全天球画像を見ることができるようになる。同アプリは、さまざまな機器の操作やデータ取得を共通の命令で行うことが可能となるデバイスコネクトWeb APIを活用して開発されおり、エプソンは今後も同APIを活用して「MOVERIO」の活用範囲を広げていくとしている。
2016年01月20日エプソンは1月20日、スマートグラス「MOVERIO BT-200」でリコーの全天球カメラ「RICOH THETA」シリーズを操作する無料アプリ「THETA (Device Web API Plug-in)」を、MOVERIO専用アプリのダウンロードサイト「MOVERIO Apps Market」にて公開した。これにより、RICOH THETAシリーズで撮影した360度画像を、BT-200で体験できるようになる。「THETA (Device Web API Plug-in)」は、RICOH THETAシリーズをBT-200から操作可能にする無料アプリで、静止画や動画の撮影、ライブビュー、ストレージの管理を行える。また、BT-200に搭載した加速度センサーやジャイロセンサーにより、RICOH THETAで撮影した天球画像を、ユーザーの頭の動きに合わせて表示できる。アプリを利用するには、ダウンロードサイト「MOVERIO Apps Market」からプラグインの「Device Web API Manager」を導入しておく必要がある。アプリは現段階で「RICOH THETA S」「RICOH THETA m15」との接続を確認している。
2016年01月20日ニューイヤーパーティやデートなど、ちょっぴりスペシャルな食事の機会も多いこの時期、ワインを楽しむ方もいらっしゃるでしょう。あなたの魅力を引き出すワインを知って、友人や恋人と一緒に味わえば、2016年がますます素敵な年になるはずです。今回は、メンズ占い師ユニット「not for sale.」のリーダーであり「星とワイン」主宰のJunoさんに、ひとくちで運命を変える12星座別極上ワインを教えていただきました。■2016年の大きなテーマは「割り切ること」2016年は「割り切ること」が社会全体のテーマになります。とりわけ1対1の関係の中で、自分と相手の希望の間に、折り合いをつけやすい時期になります。約束(結婚もそのひとつ)や仲直りをするには現実的な1年になりますので、ある種の“大人な振る舞い” が個々人にも求められるとも言えるでしょう。マンツーマンや仲間内でのコミュニケーションには、やはりデートや会食が多いもの。そこに、おいしくて幸運をもたらすワインがあればパーフェクト…!今回は、12星座の物語から2016年のあなたの運命を導いてくれる、世界の極上ワインたちをご紹介しましょう。■12星座別・星とワインが導くあなたの運命【牡羊座(3月21日~4月19日生まれ)】人生をポジティブに捉え、明るく振る舞える牡羊座。新しい分野に一直線に取り組む勇気は、誰にも負けません。そんな華やかな牡羊座の2016年は、冷静な判断力がテーマの1年。ノリやポジティブシンキングだけに頼らず、批判精神も必要です。自分の個性を消すのではなく、知性をより持って臨むということです。アメリカ、カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンは、カシスやチョコを感じる、濃厚でストレートな果実味と、最先端の科学的栽培方法が特徴。牡羊座の持つチャレンジ精神を、さらに伸ばしてくれるワインです。今年は特に、カリフォルニアの中では冷涼地域のソノマのワインがオススメ。今年のテーマである「批評」という意味では、より高ポイントのワインが合致することでしょう。<あなたの運命のワイン>アメリカ・カリフォルニア/カベルネ・ソーヴィニヨン【牡牛座(4月20日~5月20日)】地に足をつけた安定感が魅力の牡牛座。身体感覚や五感のセンスは抜群で、美味しいものは美味しいとわかります。 そんな鋭い感覚を持った牡牛座の2016年は、内面世界を磨く時です。特に木星逆行が終わる4月までは自分の過去を振り返るように、世の中の歴史を学ぶにも良いタイミング。イタリア、トスカーナは、自然栽培と伝統醸造を重んじる作り手が多く、土着のサンジョベーゼは、太陽と大地をしっかり感じるふくよかな味わい。牡牛座の持つ安心感を、より一層醸し出してくれるワインです。今年は特に、「クラシックな造り」と呼ばれる、昔ながらの大樽熟成スタイルのワインがオススメ。時を経たワインを体験することで、より大きな時間軸の中で、今ここを感じることができるでしょう。<あなたの運命のワイン>イタリア・トスカーナ/サンジョベーゼ【双子座(5月21日~6月21日)】おしゃべりをすることが大好きで、とにかく好奇心旺盛な双子座。情報感度が高く、流行に敏感です。 そんな頭の回転が速い双子座の2016年は、気分がガラッとアップダウンしがちの1年。だからこそ、その変化を楽しむことこそがテーマになるでしょう。フランス、アルザス地方のリースリングは、フルーティーな香りと、飲みくちの軽やかさが特徴の白。ボトルの形も縦長でスタイリッシュ。双子座の、自由を常に感じていたい気持ちに、さらに羽を与えてくれるようなワインです。今年に関しては、リースリング100%ではなく、他のぶどう品種もブレンドしたアルザスのワインがオススメ。ワインの多様な表情が、気持ちの変化と柔軟に結びついて、相手とバランスをもって接することができるでしょう。<あなたの運命のワイン>フランス・アルザス/リースリング【蟹座(6月22日~7月22日)】繊細な感受性と面倒見の良さを併せ持つ蟹座。仲間に対しては、理屈より人情を大切にします。そんなホスピタリティの心を持つ蟹座の2016年は、続けていくことがテーマの時です。テンションが高い時も低い時も、「とにかく手と足だけは動かす」のようなルール作りが有効。そんな蟹座の二面性を表すのがフランス、シャブリのシャルドネ。キリッとクールなミネラル感のあるものと、樽熟成した優しいコクのある両者が、伝統を守りながら作られています。家族経営が多いのも特徴。蟹座に、人生の喜怒哀楽をさらに充実させてくれるワインです。今年は特に、樽を感じるふくよかなスタイルの方がオススメ。ボリューム感のあるワインが癒し効果になり、優しい気持ちで人間関係が築けるでしょう。<あなたの運命のワイン>フランス・ブルゴーニュ・シャブリ/シャルドネ【獅子座(7月23日~8月22日)】最上志向だからこその努力家で、独立心が強い獅子座。人から注目されればされるほど、輝きが増していきます。そんな強いオーラを放つ獅子座の2016年は、自分の土台にしっかりと座る時期。自分の軸を深めていくことが、良い実りに繋がります。フランス、ボルドーのワインは、美しさもステータスもワイン界の百獣の王。伝統と権威を大切にしていて、格付けが細かく存在するのも特徴です。獅子座の優雅で華やかな存在感を、さらに光らせてくれるワインです。今年は特に、ヴィエイユ・ヴィーニュと呼ばれる古い葡萄の木から造られるワインがオススメ。そのスタイルのワインを飲むことで、複雑になってしまった出来事が1つの物事として凝縮され、気持ちが晴れやかになることでしょう。<あなたの運命のワイン>フランス・ボルドー/カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー【乙女座(8月23日~9月22日)】分析力に優れ、気配り上手な乙女座。自分の立場を見極め、正しい行動を選ぶことができます。そんなパーフェクト志向な乙女座の2016年は、次の舞台にチャレンジする年です。特に前半はエネルギーが溢れています。そのうちに勢い良く挑戦しましょう。ニュージーランドはぶどう栽培の気候条件では、ヨーロッパより優れているとも言われています。そこで造られるソーヴィニヨン・ブランは、青りんごを感じさせる、フレッシュで凛とした香りが特徴。乙女座の美しい知性を、さらに高めてくれるワインです。今、ニュージーランドでは、若い醸造家がフランスやイタリアの本家を超えるワイン造りに挑戦しています。新しく野心的なワインを飲むことで、自分のエネルギーに換えていきましょう。<あなたの運命のワイン>ニュージーランド/ソーヴィニヨン・ブラン後編へ -->さて、2016年の極上のワインリスト、前編はいかがでしたか?パートナーシップの運気は、自分の星のリズムだけでなく、相手の星との相互作用でも変化します。より上手に接したい相手の星座のワインを知っておくのも、良い方法ですね。それでは、明日公開の後編もぜひお楽しみください!(文=Juno)Junoメンズ占い師ユニットnot for sale.のリーダー。専門は西洋占術。女性誌を中心に、占いコーナーを多数執筆し、毎月約500万人の読者にメッセージを届けている。特に政治・経済・社会分野の未来予測には定評がある。占星術とワインの物語を楽しむ「星とワイン」主宰。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。not for sale.公式サイトスマートフォンサイト「運命を導く7人」
2016年01月08日現代音楽家のフィリップ・グラスとパンクの女王パティ・スミスによる来日公演「THE POET SPEAKS ギンズバーグへのオマージュ」が2016年6月に開催されることがこのたび決定。当日朗読されるギンズバーグの詩の翻訳を、村上春樹と柴田元幸が務めることが明らかとなった。現代音楽最高の巨匠であり、ミニマル・ミュージックの旗手として知られるフィリップ・グラス。これまで、ミック・ジャガーやデヴィッド・ボウイ、「クラフトワーク」に至るまでの数多くのアーティストがグラスの楽曲を演奏し、BECKやコーネリアスらがリミックス・アルバムを製作するなど、若い世代にも熱狂的なファンを持つ比類なき音楽家としての地位を確立している。『めぐりあう時間たち』『ウディ・アレンの夢と犯罪』などの映画音楽を手がけるほか、近年は高松宮殿下記念世界文化賞(’12)や、「芸術のノーベル賞」と言われるグレン・グールド賞(’15)の受賞をはじめ、79歳を迎え、その活動は円熟の極みに達している。今回決定した来日は、2005年以来の11年ぶりとなり、「ニューヨーク・パンクの女王」とも称されるパティ・スミスとの共演を果たす。音楽家、詩人、小説家、画家など様々な顔を持つパティは、ポエトリー・リーディングからアーティストとしてのキャリアをスタートし、1975年、アルバム「ホーセス」で衝撃的なデビューを飾った。2011年の来日時には、「Fuji-san」と名付けられた楽曲を演奏し、ツアーを通じて集めた義援金を東北へ寄付するなど、被災地の復興支援に尽力した姿も記憶に新しい。今回決定した二人の共演による来日公演「THE POET SPEAKS ギンズバーグへのオマージュ」は、世界三大演劇祭のひとつエジンバラ・インターナショナル・フェスティバルなど、各国の有名フェスティバルや劇場で、限られた機会にのみ上演されてきた希少な公演。二人の共通点である、ビート文学を代表する詩人にして、カウンター・カルチャーの強力なアイコン、アレン・ギンズバーグの詩作品が、フィリップ・グラスの代表曲にのせてパティによって朗読される。さらに、このほど公演が決定した2016年はギンズバーグの生誕90周年であり、日本公演での特別コラボレーションとして、ギンズバーグの詩の翻訳を村上春樹と柴田元幸が手がけることが決定。本公演のために完全新訳され、ステージ上の大スクリーンに翻訳が投射される。尚、パティは村上氏の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」英語版刊行の際にニューヨーク・タイムズに書評を寄稿し、ギターケースに彼の小説を入れて持ち歩くほどのファンとしても知られる。ボブ・ディラン、ジョン・レノン、ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオなどから敬愛され、『キル・ユア・ダーリン』で『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが演じたことでも話題を集めたアレン・ギンズバーグの詩が、国籍を超えたコラボレーションによってどのように生まれ変わるのか、大いに期待したい。「THE POET SPEAKS ギンズバーグへのオマージュ」は、2016年6月4日(土)すみだトリフォニーホールにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日ホームパーティも盛んな12月。楽しいパーティを企画しているならあなたのマストハブは、お酒を美味しくいただくことのできるお洒落なグラス。そこでおすすめしたいのが、、イタリア発のテーブルウェアブランド「イタレッセ」の2015年の新作カクテルグラスコレクションだ。カクテル界の巨匠 ジャンカルロ・マンチーノとデザイナー ルカ・トラッツィとともにプロフェッショナルのためのカクテルグラスコレクションを開発した待望のグラスコレクションが遂に完成。カクテルの種類に合わせて6種類のグラスがラインナップした。「Wormwood(ワームウッド)」と名づけられたこのコレクションは、ベル=エポックの雰囲気からインスピレーションを得て生まれた。優美な曲線や、ニガヨモギの葉や花、アブサンの妖精などが刻まれた繊細で美しい装飾が、その時代のカクテルバーを彷彿とさせる。そんなレトロシックでセンシュアルなグラスたちは、ホリデーシーズンに向かうこれからのロマンティックで華やかな気分をより一層盛り上げてくれるはず。一方でイタレッセならではの機能性や耐久性も健在なので、扱いが楽なのも嬉しい。6種のグラスは、例えば高さと容量からジントニックに最適なAlto-Ballなどは、ステムの安定感からクラフトビールやウォーターグラスとしても活躍してくれるなど、さまざまな使い方ができる。「イタレッセ」ではこのほかに、「エトワール」「バルーン」、そしてシャンパンのためのグラスとしておすすめな「スパークル」の3つのステムグラスコレクションも同時に発売となったので併せてチェックしてみてはいかが?価格帯はそれぞれ以下。「Wormwood(ワームウッド)」1,944円~3,456円。「エトワール」7,020円~7,992円。「バルーン」1,296円~1,728円。「スパークル」2,160円。(text:Miwa Ogata)
2015年12月21日KDDI研究所は11月17日、Android OSを搭載したカメラ付きスマートグラスに、AR(Augmented Reality:拡張現実)画像を重ねた映像をリアルタイムに表示することのできる遠隔作業支援用のソフトウェアを開発したと発表した。遠隔作業支援システム「[VistaFinder Mx」のオプション機能として12月1日より提供を開始する。このシステムでは、スマートフォン・タブレット・モバイルPCなどで撮影した現場の映像を、さまざまなネットワーク回線を利用して、安全かつ高品質に生中継が行える。新たに提供するオプション機能を使うことで、これまでスマートフォンやタブレットの画面で確認していたARによる指示映像をハンズフリーで確認できる。対応機種はM100スマートグラス(Vuzix Corporation)。
2015年11月20日