飲み会に集う研修医たち。楽しそうにコンビニで買い出しを行っていた「病院内では職員同士のコロナ感染も報告されています。それなのに、若い医師や研修医たちは頻繁に飲み会を……」関係者はため息をつく。■コロナ患者を治療する病院で若い医師たちが頻繁…
「薬局でも在庫がなくなっていたり、なくなりかけたりしている薬が増えています。コロナ禍のせいで、インドや中国で原薬(医薬品の有効成分)の製造が滞っているそうで、今後は内科系の持病のある患者さんの薬も処方できなくなるのではないかと心配していま…
※写真はイメージですコロナ第3波の猛威が止まらない。東京都の822人(12月17日)を筆頭に、1日あたりの感染者数は連日のように記録が更新されている。医療を専門とするジャーナリストの村上和巳さんが言う。「気温が下がれば部屋の換気を怠りやす…
「PCR検査が受けられない」。新型コロナウイルス感染拡大の第1波と第2波ではそんな訴えが相次いだ。現在ははたして改善されているのだろうか。本誌記者が経験した“お金次第”の最新PCR事情ーー。「万が一、無症状でコロナ感染していた場合、不特定…
これまで新型コロナは、無症状者や軽症者にも入院の勧告をする感染症と分類されていた。しかし、厚労省は“誤った”方向でその分類を見直す予定だというーー。「感染状況は7月末がピークになっているように見え、新規感染者数は緩やかに減少を始めていると…
「感染状況は7月末がピークになっているように見え、新規感染者数は緩やかに減少を始めていると考えられる」厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合にて、新型コロウイルスについて冒頭のような見解が発表されたのは9月2日のこと。同組織…
記録的な猛暑がおさまりはじめるとともに、新型コロナウイルスの新規感染者数も徐々に落ち着きを見せている。7月下旬から8月中旬にかけて連日、全国で1千人以上を記録していた感染者も、8月下旬からは1千人を下回る日が増え、峠は越えたかに見える。「…
「死亡率が、かつては欧米より低いと称賛されていましたが、7月23日時点で、日本の100万人当たりの死亡率7.8%は東アジア諸国のなかで最悪になりつつあります。優等生国とされる台湾の27倍、中国の2.4倍、韓国の1.4倍と、差は広がるいっぽ…
「もう“夜の街”だけと言える状況じゃありません。これだけ感染者が増えてくればもはや第2波が到来したと言ってもいいでしょう」第2波の到来を告げるのは、NPO法人・医療ガバナンス研究所の上昌広理事長。新型コロナの感染拡大が止まらない。6月下旬…
初の感染者が確認されてから半年を迎えるも、状況は悪化するばかりだ。6月下旬、WHOのテドロス事務局長は「最初の1カ月に報告されたのは1万人以下だったが、この1カ月は400万人近くにのぼった」と感染スピードが増していることを明かし、ついに総…
「世界中で現在、第2波が広がっているわけです。日本はまだ、この程度で済んでいますが、今後、気持ちが緩むことでさらに広がって大変なことになると思います」そう語るのは、日本感染症学会の舘田一博理事長だ。東京では6月26日に54人、27日にも5…
「世間では第2波と騒がれていますが、現状でいえばまだ第1波が続いているという認識です。これから第2波到来となれば、ウイルスが“強毒化”していく可能性は十分あります」と警鐘を鳴らすのは、NPO法人「医療ガバナンス研究所」理事長の上昌広氏だ。…
一時は人通りが減った新宿歌舞伎町にもにぎわいが戻りつつある「第2波の真っただ中にいると認識している」5月末、現状をそう伝えたのは福岡・北九州市の北橋健治市長。6月3日の会見では、「最悪の状況は脱しつつあるように見える」と希望を込め修正した…
ウイルスとの闘いに希望の光が差し込むニュースが伝えられた。5月21日、イギリスの製薬会社・アストラゼネカ社がオックスフォード大学と共同で開発を進めている新型コロナウイルス向けワクチンの供給を早ければ今年9月から開始すると発表したのだ。「ア…
日傘や半袖の季節になったが、マスク姿が当たり前に(渋谷のスクランブル交差点)「世田谷(東京)の有名衣料・雑貨店に行ったら、まだ緊急事態宣言も解除されていないのに、店頭には消毒液もなく、マスク着用の指示もなかったです。店内は密でレジにも行列…
中国での発生から5カ月が経過したものの、まだまだ新型コロナウイルスの正体はハッキリとわかってはいない。高熱など一般的に報じられている症状がない、いわゆる無症状感染者も多い。抗体検査を受け、陽性だった30代の男性はこう明かす。「風邪のような…
扇風機でウイルスは吹き飛ばせる?「100年前に日本を襲ったスペイン風邪も2年間に3回の波があり、第2波で多くの死者が出ました。今回の新型コロナも、秋以降に来るであろう大きな波が猛毒化している可能性があります」と説明するのは、渡航医学が専門…
扇風機でウイルスは吹き飛ばせる?「対面ではなく、横並びで食事をするというのは違和感がありますね。出先での食事を想定しているのかもしれませんが、家庭でこのスタイルを貫くのは寂しい。余計にストレスがたまりそうなので、できる範囲で実行すればいい…
1月16日の「初感染者」発表から、100日が経った新型コロナウイルスとの闘い。はたして、指揮官を務める安倍晋三首相の判断は適切だったのか?安倍首相の「コロナ対策」を識者が斬るーー。【一斉休校】見えた生活感覚の欠如2月27日、安倍首相は突如…
1月16日の「初感染者」発表から、100日が経った新型コロナウイルスとの闘い。はたして、指揮官を務める安倍晋三首相の判断は適切だったのか?安倍首相の「コロナ対策」を識者が斬るーー。【東京五輪】開催への執着が対応を遅らせた2月17日、厚生労…
1月16日の「初感染者」発表から、100日が経った新型コロナウイルスとの闘い。はたして、指揮官を務める安倍晋三首相の判断は適切だったのか?安倍首相の「コロナ対策」を識者が斬るーー。【検査の遅れ】ウイルス拡散後に方針を転換「そもそも“37.…
写真はイメージです新型コロナウイルスとの戦いが長引き、多くの女性が家族を守るためにあらゆる感染防止情報を収集し、効果がありそうだと思えるやり方を実践している。複数の主婦に取材すると、「ここまでやるか!」というほど徹底した防止策をとっている…
「専門家の提言をもらいながら、延ばすのかどうか判断する」4月17日、会見で緊急事態宣言の延長の可能性について質問を受けた安倍晋三首相は、そう答えた。4月7日に7都府県に向けて発令された緊急事態宣言だが、16日には全都道府県へと拡大。実はさ…
外出自粛期間が続き、すでに人々の間では“コロナ疲れ”“コロナうつ”といった言葉も広まっている。コロナ禍長期化は今後、日本にどのような影響を及ぼすのだろうか?NPO法人「医療ガバナンス研究所」の上昌広理事長は言う。「おそらく5月の連休明け以…
4月16日、安倍晋三首相(65)は緊急事態宣言の対象地域をこれまでの7都府県から全国に拡大すると表明。「最低7割、極力8割の接触削減を実現しなければならない」とも強調したが、日常生活を送るうえで、どうしても必要となるのがスーパーへの買い物…
新型コロナ、職業別リスク。歯科衛生士は危ない(写真はイメージです)「歯科衛生士や歯科医の感染リスクが高いのは当然です。私を含めた多くの医師は、ウイルスを通さない『N95マスク』を着用しますが、歯科医院だけは一般的なマスクを使っていますから…
「追跡調査ができない感染経路不明の感染者が急増している現状は、明らかに一段階上がったことを意味しており、このままでは新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大の可能性も。それは、イタリアのように医療崩壊をいつ起こしてもおかしくはないのです」そう…
マスク表面はひだの山を下向きに。着脱時はゴムひもしか触らない「うがいで、のどについたウイルスのほとんどを落とすためには、20分間ずっと、うがいを続けなければならない。相当しんどいので推奨しません」と感染症専門医で東京・品川の『KARADA…
新国立競技場で5月15、16日の2日間にわたって計16万人を動員予定の嵐のライブ『アラフェス』。新型コロナウイルス拡大にともなうスポーツ観戦やイベントの大規模な自粛が未だ続くなか、開催の可否を占う鍵となるイベントがあるという。「5月とはい…
東京・品川駅でのマスク率はほぼ100%。春が過ぎて夏になってもこの風景は続く?「COVID-19」はいよいよ世界的流行期に入った。国内は「なんとか持ちこたえている」状態というが、あくまで検査を受けられた人に限った話で―。「平熱でくしゃみも…