末次由紀の大ヒット漫画を、広瀬すず主演で実写化した『ちはやふる』シリーズ完結編『ちはやふる -結び-』のBlu-ray&DVDが10月3日(水)にリリース。これに先駆けこの度、豪華版Blu-ray&DVDセットに収録されるメイキング 映像の一部が公開された。今回本作は、豪華版と通常版のBlu-ray&DVDセット、豪華版に<上の句・下の句>本編も収録した7枚組の商品「ちはやふる 完全版【初回生産限定版】」も同時発売される。到着した映像は、豪華版Blu-ray&DVDセットに収録される撮影現場に迫るメイキング映像『メイキング「ちはやふる」青春全部懸けて挑んだ最後の夏』の一部。主人公・綾瀬千早役の広瀬さんは、撮影初日を迎え「千早としてみんなといられるか不安だった」と話すも、同じ瑞沢高校競技かるた部の一員・大江奏を演じた上白石萌音から「千早ちゃんだね」と声をかけられ、嬉しいと思ったとコメント。一方の上白石さんも不安だったと明かしたが、「5人が揃ったら、あの空気感が蘇ってきて、 わぁ2年経った瑞沢かるた部だと思った」とインタビューに答えている。さらに映像では、前作撮影時に作った即興ギャグを思い出し、今作でも同様に盛り上がっている場面をはじめ、 “最後の部室での撮影”、“高校での最後の撮影”、そして“撮影最終日”の様子も収録。クランクアップを控えた広瀬さんは、「もうボイコットしたかったです」と心境を明かしている。このほか豪華版には、瑞沢高校競技かるた部員が一堂に会した新撮のシーンセレクトビジュアルコメンタリーをはじめ、<下の句>と<結び>の間に起こったエピソード集「ちはやふる ー繋ぐー」や、 未公開映像など4時間を超える映像が収録される。<『ちはやふる -結び-』Blu-ray&DVDリリース概要>発売日:10月3日(水)豪華版Blu-ray&DVDセット(特典Blu-ray付き3枚組)\5,800+税通常版Blu-ray&DVDセット(本編Blu-ray&本編DVD2枚組)\3,500+税※『ちはやふる -結び-』Blu-ray&DVD同時レンタル開始※「ちはやふる 完全版<-上の句・下の句・結び->【初回生産限定版】」\9,800+税同時発売(c) 2018 映画「ちはやふる」製作委員会(c) 末次由紀/講談社発売・販売元:東宝(cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる -結び- 2018年3月17日より全国東宝系にて公開© 2018 映画「ちはやふる」製作委員会© 末次由紀/講談社
2018年10月02日アイドルグループ・乃木坂46の白石麻衣が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2018 AUTUMN/WINTER」に出演した。白石は、ファッションステージのラストとなる「MURUA」ステージのトリを飾り、ストライプのニットにチェックのタイトスカート、紫のアウター、黄色のタイツというコーディネートを披露。大きな歓声が沸き起こる中、クールな表情でランウェイを歩き、圧倒的な存在感で観客を魅了した。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。18回目となる今回は幕張メッセにて、「Heart Warming」をテーマに人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催し、観客3万3,300人が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2018年09月17日9月14日(金)今夜放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」に女優・仲里依紗と俳優・桐山漣がゲスト出演。浜田雅功、松本人志と坂上忍の3人が、豪華ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う人気企画「本音でハシゴ酒」に登場する。雑誌モデルのオーディションから芸能界入りし、細田守監督による劇場アニメ『時をかける少女』で主人公・紺野真琴の声優を務めたほか、その後2010年に公開された実写版『時をかける少女』でも芳山あかり役で主演を務め話題となると、同作で共演した俳優の中尾明慶と結婚。その後「あなたのことはそれほど」「ホリデイラブ」などのドラマや、山崎賢人、上白石萌音、上白石萌歌らと共演した『羊と鋼の森』などの映画まで幅広い役柄をこなす女優へと成長した仲さん。そんな仲さんだが、以前夫の中尾さんが本番組に出演した際に妻へのボヤキを連発したことに反論したいそうで、今回は番組で“反撃”。怒りの原因である中尾さんが出演した際の映像を見ながら「盛ってますよね」「面と向かって言えばいいのに」など徹底反論。その本音に注目。そしてもう1人のゲストは「ミュージカル テニスの王子様」などで“2.5次元俳優”として活躍、菅田将暉とW主演した「仮面ライダーW」で注目されると、『L・DK』『曇天に笑う』などの映画作品から、「視覚探偵 日暮旅人」「貴族探偵」「ドルメンX」などのドラマまで多彩に活躍。放送中の「探偵が早すぎる」でのドジな悪役ぶりも話題の桐山さん。イケメンバイプレーヤーとして唯一無二の存在感を放つ桐山さんは、共演経験のある夏菜さんがナルシストエピソードを暴露したことで一同ドン引きの事態に。さらに今回、飲み仲間として出演するフリーアナウンサーの田中みな実も桐山さんの恋愛事情にかみついて…桐山さんはイメージ崩壊の危機をどう乗り切るのか?仲さんが出演する映画『パパはわるものチャンピオン』は9月21日(金)から公開。“新日本プロレス100年に1人の逸材“エース・棚橋弘至が主演、仲さんのほか木村佳乃、寺田心、木村佳乃、寺田心、大泉洋、大谷亮平、寺脇康文らが脇を固め、怪我や世代交代の波に押され、悪役レスラー・ゴキブリマスクとして一生懸命戦う主人公とパパの本当の仕事を知ってショックを受ける息子の物語が描かれる。桐山さんが出演中のドラマ「いつかこの雨がやむ日まで」は毎週土曜23:40~フジテレビ系で放送中。15年前の不幸な出来事によって絶望に突き落された主人公を渡辺麻友が演じ、堀井新太、吹越満、筧美和子、宮澤エマ、星野真里、三倉茉奈らが共演、桐山さんは渡辺の兄・森村國彦役で出演している。「ダウンタウンなう」は9月14日(金)21:55~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年09月14日綾瀬はるか主演、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海らの出演で、義母と娘の10年にわたる愛と成長を描くTBS火曜ドラマ「義母と娘のブルース」も9月11日の放送で第9話。残すところあと1話となった今回も多くの視聴者が感動の涙に頬を濡らした模様。何事も“仕事の基準”で解決しようとするバリバリのキャリアウーマン・岩木亜希子を綾瀬さんが演じて主演。娘・みゆきを上白石さんが、亜希子が再就職したベーカリー麦田の店長・麦田章を佐藤さんが、みゆきの幼なじみでいまはみゆきの彼氏となった大樹を井之脇さんがそれぞれ演じている。前半ではいまから9年前を舞台に、亜希子が部長の地位を捨て“母”になろうと奮闘、最初は亜希子の存在を拒んでいた小学生時代のみゆきも徐々に心を開いていくが、その矢先、竹野内豊演じる夫・良一がガンで亡くなるという展開。6話からの第2部では現代を舞台に、高3になったが将来の展望が描けないみゆきに働き姿をみせようと亜希子がベーカリー麦田に再就職、寂れたベーカリーを再生させていく姿を中心にハートウォーミングなストーリーが展開してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の9話ではベーカリー麦田がリニューアル。亜希子の作戦で大盛況となるが、みゆきは麦田が亜希子のことを好きなのではないかと思い悩む。そんなみゆきの姿を見て大樹は麦田に「亜希子さんと付き合うならみゆきの気持ちも考えて」と頼み込むが、麦田はみゆきの気持ちを考え諦めようとしてしまう。みゆきが誤解を解き、麦田と亜希子をくっつけようと、亜希子に麦田の良さをアピールするも、亜希子は麦田とみゆきが付き合ってるのでは?と誤解してしまう…というストーリー展開。今回は久々に浅利陽介演じる田口も登場、麦田が過去から亜希子とみゆきの人生に深いかかわりがあったことがわかる感動の場面も用意され、麦田が亜希子にプロポーズするラストで締めくくられた。このプロポーズに「凄く素敵なプロポーズの言葉」「佐藤健が最高にいい演技してる」などの声が多数寄せられているほか、これまでにない感動の展開に「みんながそれぞれ誰かが誰かを思いやってる系の優しいドラマ」「それぞれの個性がわかりやすく表現された台詞の一つ一つに…胸を打たれる」「暖かい涙が出る。今までドラマ見てきてこんな感情は初めて」「後から思い返してじわりと感動して涙が出る」「心動かされた本当素敵な素敵なドラマだ!」などの声が殺到している。(笠緒)
2018年09月12日現在放送中の大河ドラマ「西郷どん」に出演する新たな出演者がこのほど決定。映画『万引き家族』で注目を集めた城桧吏のほか、上白石萌音、忍成修吾、渋川清彦などが発表された。主演の鈴木亮平が西郷吉之助(隆盛)を演じる本作。10月21日の第39回放送から“明治時代”に突入するが、今回新たに発表されたのは、そんな激動の時代に生きるキャストたち。「西郷家ゆかりの人々」として、西郷吉之助と愛加那(二階堂ふみ)の長子、西郷菊次郎役には、『万引き家族』や先日「グッド・ドクター」への出演も話題となった城桧吏と、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などにも出演していた今井悠貴に決定。城くんは9歳~12歳の菊次郎を、今井さんは14歳~の菊次郎を演じていく。今回大河ドラマ初出演となった城くんは、「いつか時代劇に出演したいと思っていたので、今回出演が決まってとても嬉しかったです」と喜びを語り、「明治時代を生きた西郷菊次郎さんになりきって頑張りますので、是非みなさんに観て頂きたいです!」と意気込み。今井さんは「激動の時代を生きた人々の心意気に負けぬよう、覚悟を持って演じたいと思います」とコメントしている。また、錦戸亮演じる吉之助の弟・従道の妻・清役には『君の名は。』『ちはやふる』の上白石萌音。西南戦争後、糸や隆盛の子・寅太郎たちを支援するという役どころだ。鹿児島出身の上白石さんは、「大切な地元が舞台の物語の一部となれること、大好きな方言を台詞として話せること、噛み締めて参加させていただきます」と出演の喜びを語っている。ほかにも、「薩摩ゆかりの人々」として元薩摩藩士・篠原国幹役に榊英雄、別府晋介役に篠原悠伸、辺見十郎太役に持永雄恵。市来家に嫁いだ琴の長男・市来宗介役に前川優希。「新政府」の面々として、明治天皇役に野村万之丞、元長州藩士・井上馨役に忍成修吾、山県有朋役に村上新悟、板垣退助役に渋川清彦、大隈重信役に尾上寛之、三条実美役に野村万蔵が決定した。なお、「西郷どん紀行」のテーマ曲が竹原ピストルが歌う「この道 この船」に変わることも明らかになった。大河ドラマ「西郷どん」は毎週日曜日20時~NHK総合、18時~BSプレミアムにて放送。※再放送はNHK総合で毎週土曜13時5分~放送(cinemacafe.net)
2018年09月10日上白石萌音・杉野遥亮・横浜流星が、映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(2019年3月21日公開 ※"・"はハート)に出演することが6日、わかった。同作は、渡辺あゆによる累計発行部数1000万部越えの同名コミックを映画化。2014年に1度実写映画化され、再実写化となる。高校3年生の西森葵(上白石)はあるきっかけから学校一のイケメン・久我山柊聖(杉野)と同居し、付き合うことに。しかし柊聖のいとこ・久我山玲苑(横浜)が突然アメリカから来て、3人で同居することになってしまう。今回描かれるのは、原作コミックの中でも絶大な人気を誇る「玲苑編」。“壁ドン”“あごクイ”“バックハグ”“キス”など、怒涛の胸キュンシーンが繰り広げられるという。今回恋愛映画に初挑戦となる上白石と壁ドンに初挑戦する杉野は、身長差33cmのカップルとなる。プロデューサーは上白石萌音について「少女漫画のイメージが全くない女優さんとご一緒したかった」と明かす。「演技派で知られる彼女ですから少女漫画映画の思いっきりキラキラ輝く役で新たな魅力を見せてくださると思いキャスティングしました」と期待を寄せた。また、杉野については「たまたま杉野さんにお会いする機会があり、一目で『柊聖は彼しかいない』と確信したのですが、まだ杉野さんには映像の経験がほとんどないデビュー間も無い時でした。そこからずっと追いかけて、キャスティングに至りました」と振り返る。さらに横浜の演じる玲苑については「この映画が面白くなるかならないかは、玲苑の役にかかっていると言えるほど、特徴のあるキャラクター」と説明。「横浜さんとは別の作品のオーディションでお会いしていました。その際はご一緒できなかったのですが、若い俳優さんなのにいろんな表情を持つ横浜さんはとても印象に残っており、玲苑の役をオファーしました。あの赤髪がナチュラルに似合うのも横浜さんしかいなかったと思います」と称賛した。○上白石萌音コメント少女漫画のヒロインとは縁遠いと思っていたので、お話をいただいたときは本当にわたしでいいのか、何度も確認しました。何度聞いても深く頷いて背中を押してくださったスタッフの皆さん、そして同世代の頼もしいキャストの皆さんの胸に飛び込んで、純粋に、真っ直ぐに恋をしようと思いました。言ったことも言われたこともない台詞や、ドキドキするシチュエーションに、顔が火照りっぱなしでしたが、真心で人とぶつかっていく主人公の葵に勇気をもらい、わたしも真っ直ぐにお芝居をしたつもりです。同居が軸になる物語でもあるので、狭い部屋で3人で生活をするシーンはとても楽しかったです。クランクインが杉野さんに壁ドンをされるシーンだったのですが、2人の息があっていないと壁ドンは綺麗に決まらなくて…廊下の隅の方で、タイミングや角度を何度も練習しているのはシュールだったと思います(笑)。しかも実際にされると思ったより顔が近くて心臓が止まりそうで、1シーン目から恋愛映画の洗礼を受けました。杉野さんと、横浜さんの壁ドンに対するそれぞれの個性も感じました(笑)。3人でいるととても居心地がよく、普段の楽しい空気感がそのまま映画の中に出ているのではないかなと思います。(初めてのキスシーンは)穴があったら入りたい! と本気で思いましたが、優しいリードでとても安心感がありました。キスシーンに限らず、杉野さんと横浜さんには心身共に支えて貰っていました。お互いに緊張して、念入りにケアをしすぎて......とても爽快なミントの味でした(笑)。○杉野遥亮コメント出演のお話をいただいた時は、まだお芝居の経験も非常に浅かった為、とても不安でした。監督やスタッフさん、キャストの皆と話し合いを重ねていく中で、一つの形になるものを作り上げていくんだというワクワクする感覚に変わりました。何より壁ドンのシーンでは、手の位置や角度、魅せ方を試行錯誤しました。そして上白石さんとは初共演でしたが、既に付き合っているという距離感から始まるので、その関係性を表現していくのが難しかったです。上白石さんは作品に臨む上での立ち居振る舞いや、役に対しての理解度や在り方、それに向かっていく姿勢が、正直で一生懸命で偽らないところが魅力的でした。横浜くんが演じる玲苑は、同じ男から見てもかっこいいと思える男で、それをリアルに表現していく横浜くんに対して、柊聖としても杉野遥亮としても、超えていきたい! と奮い立ちました。○横浜流星コメント大人気少女漫画映画の続編に参加できることにプレッシャーも感じましたが、とても嬉しく、ついに僕も壁ドンをやる日が来たんだなと思いました(笑)。初めての壁ドンだったので不思議な感覚でしたが、監督と相談しながら、原作に忠実に、かっこ良い壁ドンになったと思います。演じる玲苑はぶっきらぼうですが、可愛らしい部分もあるので、ただの「嫌な奴」にならないように気を付けました。周囲をかき乱すお芝居をする場面も多く、度合いが難しかったですが、普段周りをかき乱すことがあまりなかったので、演じていて楽しかったです(笑)。また、共演した杉野くんとはプライベートでも仲が良いからこそ「いとこ」という関係をよりリアルに出せたと思いますし、杉野くんの撮影の立ち振る舞いなどに、刺激を受けました。柊聖が杉野くんでよかったです! 監督、プロデューサー、萌音ちゃん、杉野くんをはじめキャスト全員で力を合わせ、僕等でしかできない作品になりました。原作を知っている方にも、知らない方にも楽しんで頂ける内容になったと思うので、お楽しみに。○原作者コメントまさかの再映画化、ありがとうございます。上白石さんはとても演技が上手い女優さんだなあと、以前から応援していたので、葵役を引き受けてくださると聞いてとにかく嬉しかったです。間違いなく葵になる! と思いました。そして柊聖役の杉野さん、玲苑役の横浜さん、雑誌やテレビで拝見して、これは安心してまかせられそうだなと思いました。実際お会いしたときの衝撃がすごかったです。とんでもないオーラで、うかつに近づいてはいけないと思いました。少女漫画のヒーローでした。みなさんの演じる姿は、喋り方から仕草から、体のシルエットまで、自分の描いたキャラが三次元になってる! と錯覚するくらい眼を見張るものがありました。みなさん半端ないって!! という一言につきます。
2018年09月06日いま注目の若手俳優の上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星が、映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』に出演することが決定。3人で同居、ドキドキの三角関係を繰り広げる。コミックス累計発行部数1000万部突破の少女コミック「L・DK」が、2014年の実写映画化に続き、フレッシュな新キャストたちを迎えパワーアップ!今回描かれるのは、原作コミックの中でも絶大な人気を誇る「玲苑編」。恋人同士となり、ふたりきりのラブ同居をはじめた葵と柊聖だが、突然、柊聖のいとこ・玲苑がやってきて、同居の秘密がばれてしまう。そして、ふたりを引き離そうとする玲苑とまさかの3人同居がスタートする――。■メインキャスト決定!前作では剛力彩芽が演じていた西森葵役を今回演じるのは、『君の名は。』、『ちはやふる』シリーズなどに出演し、歌手デビューも果たすなど活動の幅を広げる上白石萌音。また、『キセキ ーあの日のソビトー』『兄に愛されすぎて困ってます』に出演し、「ViVi」の「国宝級イケメンランキング」で2017年下半期のNEXT部門堂々の1位に輝いた杉野遥亮が、ちょっぴりSで不器用だけど、彼女の葵のことを大切に思う久我山柊聖役。そして、「烈車戦隊トッキュウジャー」『兄友』、来年には主演作『愛唄 ー約束のナクヒトー』の公開を控える横浜流星が、アメリカからやってきた柊聖のいとこで、実は優しく思いやりがある一途な久我山玲苑役を演じる。■上白石萌音、恋愛映画初挑戦! 「ミントの味」今作で恋愛映画初挑戦する上白石さんは、「少女漫画のヒロインとは縁遠いと思っていたので、お話をいただいたときは本当にわたしでいいのか、何度も確認しました」と最初は不安だった様子。また、劇中では“壁ドン”や“キスシーン”にも初挑戦しており、「言ったことも言われたこともない台詞や、ドキドキするシチュエーションに、顔が火照りっぱなしでした」と言い、「クランクインが杉野さんに壁ドンをされるシーンだったのですが、2人の息があっていないと壁ドンは綺麗に決まらなくて…廊下の隅の方で、タイミングや角度を何度も練習しているのはシュールだったと思います(笑)」と初めての挑戦に苦戦していたことも明かし、「実際にされると思ったより顔が近くて心臓が止まりそうで、1シーン目から恋愛映画の洗礼を受けました」とコメント。「杉野さんと、横浜さんの壁ドンに対するそれぞれの個性も感じました(笑)」と話しており、映画では2人の“壁ドン”の違いも注目したい。さらに、初めてのキスシーンについては「穴があったら入りたい!」と初々しい反応の上白石さん。続けて、「優しいリードでとても安心感がありました。キスシーンに限らず、杉野さんと横浜さんには心身共に支えて貰っていました。お互いに緊張して、念入りにケアをしすぎて…とても爽快なミントの味でした(笑)」と感想を語っている。■杉野遥亮、身長差33cmの“壁ドン”に初挑戦!オファー時はとても不安だったと話す杉野さん。本作で初挑戦する“壁ドン”については、「手の位置や角度、魅せ方を試行錯誤しました」と話し、「上白石さんとは初共演でしたが、既に付き合っているという距離感から始まるので、その関係性を表現していくのが難しかったです」「横浜くんが演じる玲苑は、同じ男から見てもかっこいいと思える男で、それをリアルに表現していく横浜くんに対して、柊聖としても杉野遥亮としても、超えていきたい!と奮い立ちました」と共演2人についても語った。■横浜流星「僕等でしかできない作品に」横浜さんもまた、今作で“壁ドン”に初挑戦。「大人気少女漫画映画の続編に参加できることにプレッシャーも感じましたが」と語るも、「とても嬉しく、ついに僕も壁ドンをやる日が来たんだなと思いました(笑)初めての壁ドンだったので不思議な感覚でしたが、監督と相談しながら、原作に忠実に、かっこ良い壁ドンになったと思います」と期待を煽る。演じる上で、ただの嫌な奴にならないように気を付けたと話す横浜さん。「周囲をかき乱すお芝居をする場面も多く、度合いが難しかったですが、普段周りをかき乱すことがあまりなかったので、演じていて楽しかったです(笑)」とふり返り、「共演した杉野くんとはプライベートでも仲が良いからこそ『いとこ』という関係をよりリアルに出せたと思いますし、杉野くんの撮影の立ち振る舞いなどに、刺激を受けました。柊聖が杉野くんでよかったです!」とコメント。さらに、「僕等でしかできない作品になりました。原作を知っている方にも、知らない方にも楽しんで頂ける内容になったと思うので、お楽しみに」と公開を待つファンへメッセージを寄せている。■原作者・渡辺あゆ コメントまさかの再映画化、ありがとうございます。上白石さんはとても演技が上手い女優さんだなあと、以前から応援していたので、 葵役を引き受けてくださると聞いてとにかく嬉しかったです。間違いなく葵になる!と思いました。 そして柊聖役の杉野さん、玲苑役の横浜さん、雑誌やテレビで拝見して、これは安心してまかせられそうだなと思いました。実 際お会いしたときの衝撃がすごかったです。とんでもないオーラで、うかつに近づいてはいけないと思いました。少女漫画のヒ ーローでした。みなさんの演じる姿は、喋り方から仕草から、体のシルエットまで、自分の描いたキャラが三次元になってる!と錯覚するくらい眼を見張るものがありました。みなさん半端ないって!!という一言につきます。『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は2019年3月21日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 2019年3月21日より全国にて公開©「2019 L♡DK」製作委員会
2018年09月06日映画『楽園』が2019年10月18日(金)に全国ロードショー。ベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」を主演・綾野剛、杉咲花、佐藤浩市ほか出演で映画化する。監督は『64-ロクヨン-』の瀬々敬久。ベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」が原作原作は、『悪人』『怒り』と映画化が続く吉田修一の「犯罪小説集」。吉田自身「こんなにも物語をコントロールできず、彼らの感情に呑み込まれそうになったのは初めて。」と表現した5つの短編集の中から「青田Y字路」と「万屋善次郎」の2作品を組み合わせ脚色。映画『楽園』では、原作とはひと味違ったオリジナルのストーリーが展開される。Y字路で起こった少女失踪事件物語の舞台は、青田が広がるとある地方都市。屋台や骨董市が溢れ、祭客でごった返したある夏の日、Y字路で少女疾走事件が起こった。必至の捜索活動が行われるもの、少女の行方は知れぬまま。空しくも事件は未解決のままとなり、疾走した少女・愛華と直前まで一緒だった、親友・湯川紡(つむぎ)は、この事件を機に心に傷を抱え、罪悪感を感じながら成長していく。そして12年後のある夜、後方から迫る自動車に動揺して転倒した紡。そんな彼女を助けたのが、青年・中村豪士(たけし)だった。幼き頃、母に連れられ日本へとやって来た豪士もまた、孤独な日々を過ごしていた。紡と豪士はそれぞれ互いの不遇に共感し合い、心を開いていく。しかし、そんな矢先、再び悲劇が。あのY字路で一人の少女の消息が途絶えた。容疑者として名が上がったのは豪士。住民の懸念が一気に豪士へと浴びせられ、追い詰められた彼は街へと逃れるが…。綾野剛×杉咲花主演・豪士を演じるのは、吉田修一原作『横道世之介』『怒り』に続き三作品目の出演となる俳優・綾野剛。そして、Y字路での少女失踪事件をきっかけに心に深い傷を抱えながらもがき生きる少女・湯川紡役は、杉咲花が担当する。杉咲花が演じる紡は、原作「青田Y字路」の登場キャラクターとは一味違った形で描かれる。杉咲花から綾野剛へ、リレーインタビュー映画『楽園』を公開前に、「ずっと共演したいと思っていた」と話す綾野剛、杉咲花にインタビューを実施。後輩俳優から先輩俳優へバトンを繋ぐリレーインタビューを通して、互いの印象や映画『楽園』にまつわるエピソードにフォーカスを当てる。杉咲花「こんな形で現場に行ったのは初めてでした」Q.杉咲さんが演じた紡(つむぎ)は、原作に登場するキャラクターではありますが、映画『楽園』では全く異なる形で描かれていますね。杉咲: はい。台本をいただいた際に、原作を知って、半分くらい読み進めたのですが、台本から感じた紡の印象と、原作の紡をうまくリンクさせることができなくて。台本から受ける印象を大事にしたいなと思い、作品に入る前、敢えて原作を読まずに臨むことにしました。Q.台本を読んだ時に受けた紡のイメージとは?杉咲:正直今回は、紡がわかりそうでわからなかったです。Y字路の写真をいただいてその写真を見るようにしたり、失踪事件でいなくなった愛華ちゃんのことを考えたりとかはもちろんしましたが、理解できそうで紡がすごく遠いところにいる感じがしました。今まで演じる役の気持ちがわからないまま、現場に入ってはいけないと思っていましたし、それは失礼ではないかという考えが自分の中にありました。抽象的なシーンや台詞も多いので、考えれば考えるほど、紡の気持ちや役作りの方法がわからなくなっていきました。そんな時、ふと紡の台詞「わからなくたっていい」という言葉を思い出しました。わからないまま一回やってみようと、こんな形で現場に行ったのは初めてでした。Q.現場に行って気持ちの変化はありましたか?杉咲:こういう考え方、お芝居の入り方もあるんだなと思いました。台本を読んだ時には不安だったシーンも、いざ現場に入ってみると、自分では想像がつかなかった気持ちになって演じることができましたし、不思議な体験をしました。Q.新しいお芝居の仕方を見つけられたのですね。杉咲:はい、今回は現場の過ごし方も新しい方法を試してみました。これまでは、カメラが回っていないときも、役としての感情をずっと持ち続けている方が楽だと思っていたんです。でも、そうじゃないやり方を試してみよう、カメラが回っていないときは、普通でいようと。そうしたら、綾野さんはカメラが回っていないとき、まさに理想の形で過ごしていらっしゃっていて。ものすごく役に入り込まれる方かなと勝手に思っていたので、全然違ってびっくりしました。Q.ずっと願っていた綾野さんとの共演はいかがでしたか。杉咲:こんなに早いタイミングで、一緒にお仕事させていただくことができて、とても嬉しかったです。私自身色々と作品を見させていただき、憧れの人でもありました。ただ、今回綾野さんが演じた豪士は難しい役柄でしたし、どんな感じで現場にいられるかわからないので、話とかはきっとできないだろうなと思いながら、ドキドキして現場入りしました。でも、クランクインの日から一緒に話そうよと声をかけてくださり、色々と話をすることができました。私は、役として気持ちを保ち続けないことでしんどい場面もあったのですが、自然とそれをやられている綾野さんを見て、改めてすごいなと思いましたし、勉強になりました。綾野剛へバトンタッチQ.杉咲さんの印象を教えてください。綾野:初めて会ったのは、日本テレビ系列のテレビドラマ「妖怪人間ベム」。ワンシーンだけですが共演しました。その時から持っているエンジンはすごかったですよ。その後、授賞式などで再会しました。改めてご挨拶して、「何か一緒にやりたいね」って話したら、「はい、やりたいです」って。「共演するならどんな役がいい?」って尋ねたら、「誘拐される話がいいです」って(笑)。「僕が杉咲さんを誘拐するの?」って聞いたら「はい」って答えたんですよ。今でも忘れられないですね。そのときから、着眼点が違う、自分と人の能力を活かそうという考えがズバ抜けて長けていました。元から杉咲さんに対して、敬意を持っていましたが、実際に現場に入ってみると、すごく繊細に時に大胆に、自分の紡という役をちゃんと見つめている杉咲さんの姿を見て、改めて魅力的な女優さんだと確信しました。Q.杉咲さんは綾野さんの現場での姿に感銘を受けたようですが。綾野:杉咲さんは潜在的にちゃんと自分のスイッチを持っている人ですよ。コントロールするっていうあざとさではなくて、その場の空気をちゃんと大切にできる人。ずっと役に入り続けることもできますが、何でもないときは話をしたりコミュニケーションもとれる。今回、僕と杉咲さんは、ちゃんと心を通わせないといけなかった。杉咲花という人と、時に鏡のように照らし合わせて、ちゃんと向き合って作品を作っていけたと感じています。Q.ところで、原作・吉田修一さんの「犯罪小説集」は読まれましたか。綾野:小説が原作の場合、元々読んでしまっている場合は仕方ないのですが、基本的には撮影前には読まないです。台本は設計図のような形で、おおまかなことしか書かれていないのですが、小説は、おおまかだとストーリーが伝わらないので、事細かに書いている。どんな服を着ているか、どんな表情をしているかはわからないのに、感情がたくさん描かれている。なので、良くも悪くも引っ張られてしまうんです。ある種の演出なんですよ、小説って。原作を読んでも引っ張られない人もいるとは思うのですが、僕は単純というか、引っ張られちゃうこともあるんです。豪士(たけし)がどう生きなきゃいけないかっていうのは、ある意味その場の判断でいい。何の恥じらいもなく、感覚で読み取ったニュアンスとディテール。特にこの作品にはこれが重要だと思ったので、なるべく書かれてあることに自分がコントロールされないためにも触れない方がいいなと思っていました。Q.役作りにあたって原作は必要ないということでしょうか。綾野:場合によりますね。漫画原作だとキャラクターが明確なので、原作をしっかりと読んで、そのキャラクターの癖みたいなものだったり、ある程度ルールが決まっている中で、キャラクターに寄せていきながら、心情みたいなものを人物化していくことがとても大切だと思うんです。けれど小説原作の場合、先にも話したように僕は登場人物の感情に惑わされてしまうので。僕が原作を手に取るときは“役柄の取扱説明書”としてですかね。Q.取扱説明書?綾野:今回の場合だと、杉咲さんとのシーンも経て、撮影中盤くらい「もう大丈夫だな」と思ったときに、実は原作を手にしたんです。それは僕が豪士という役柄を生きていて、主観を貫こうとしたときに、これは正しいのかっていう、合っているか合っていないかの確認できる取扱説明書、いわば“精神安定剤”として捉えているからです。Q.実際に新しい発見はありましたか?綾野:読んでみて驚かされたのは、(豪士のシーンで表現されていた)「内股」っていうワード。僕は、脚本の段階で豪士が内省の強い人物なのではかと思い自然と内股で演じていたので、自然と吉田さんが見たい豪士の姿を感じていたんだろうなって、少し安心しました。杉咲さんが演じた紡に関しては、全然違った描かれ方をしていたので、原作の中にある紡のモチーフを自分が捉えてしまっていたら、臆病になってしまったと思います。原作に触れなかったからこそ、杉咲さんが目指す紡を、真正面から受け止められた。Q.小説原作の映画の面白さとは?綾野:いま映画作品の多くは、見る方々にダイレクトに伝わる表現方法が選ばれがち。それでいい作品もたくさんありますが、この作品のように、ダイレクトに語らずとも匂いで醸し出てくる作品も重要だと思います。Q.役作りにおいて大切にしていることはありますか?綾野:土地。土地(=撮影現場)を共演者と捉えていて、最終共演者である土地がどういった存在をしているのか、それをきちんと受け止めるためにも、なるべく真っ新な状態で撮影現場に入っていきたいという感覚を持っています。本作では、土地が持っている魔力や不安定さ、歪みが豪士(たけし)のあの状況を引き起こしている。彼がもっと違う環境で育っていれば、違った未来があった。今の豪士を生み出した土地は、いかほど歪んでいるのか。どれほど閉塞感があるのか。行ってみたら強烈で、どこにも自分の所在がない、何もないっていう感覚に襲われて。自発的に役作りを行ったというよりは、土地や環境から吸収し土地から吸い上げて役作りを行ったっていう感覚に等しいですね。インタービューの最後、綾野剛、杉咲花に同じ質問を聞いた。不遇な運命をたどる青年と少女を描きながらも作品のタイトルは「楽園」。原作タイトルとも異なる、映画タイトル「楽園」をどう思いますか?杉咲:なぜ「楽園」かはわからなかったのですが、瀬々敬久監督の「人はみんな生きていれば、楽園を探している気がする。」というコメントを読んで、なるほどなと思いました。たしかに紡もきっと楽園を探していたと思いますし、(登場人物)みんな楽園がないからどうしていいかわからなくて。でも、紡はきっと自分の力で楽園を作っていくんだと思います。綾野:豪士にとっての楽園は明日が来ること。僕達は生活をしていて、明日が来ることって当たり前になっていますが、彼は「今日も生かされた」と朝日を見て感じていた。愛華ちゃんには明日がこない。あの日から環境が全く変わっていない、そんな中でも豪士には残酷なほど明日が向かって来る。それでも、自分が明日を迎えられたという証明は、明日が来てくれることでしか生まれない。彼にとっての楽園は、朝日が昇るということだったのではないか?と思うんです。それくらい豪士はギリギリだったと思いますよ。映画『楽園』を観て、豪士のような人たちが世の中にはたくさんいることに気付いてもらいたい。気付いていても何もできないことが多く、もっと言ったら、気付かれることないまま終わってしまことがたくさんある。豪士を含めて登場人物に共通しているのは、誰も抱きしめられていないこと、誰にも見つめられていないこと。やっぱり本質的に大事なのは、人と人が見つめ合う、認知し合うということだと思います。人は人に見つめられ初めて人になりますから。こういう人達を見かけたら、その人たちの存在に気付いて欲しい。あまりに近くにいるのであれば、抱きしめて欲しいし寄り添ってあげてほしいと思います。未来はそこからです。村八分になった孤独な男が登場し、衝撃のラストへまた、映画『楽園』では、綾野剛演じる豪士、杉咲花演じる紡に加えて、Y字路につづく集落で暮らす養蜂家・田中善次郎にもフォーカス。亡き妻を想いながら、愛犬レオと穏やかな日々を送っていた善次郎だが、ある行き違いから周辺住民といさかいとなり村八分に。村人から拒絶され、孤立を深めた善次郎は、次第に正気を失い、想像もしなかった事件へと発展する。そして、Y字路で起こった2つの事件、容疑者となった青年、傷ついた少女、追い込まれる男、3人の運命が繋がるとき、物語は衝撃のラストへと導かれる。「楽園」を求めるものたちに突き付けられる、衝撃の事実とは…。田中善次郎を演じるのは、瀬々敬久監督作品『64-ロクヨン-』で圧巻の演技力を見せつけた佐藤浩市だ。映画『楽園』そのほか登場人物藤木五郎:柄本明幼女誘拐事件の被害少女の祖父。野上広呂(ひろ):村上虹郎紡に想いを寄せる幼馴染。久子:片岡礼子善次郎の身を案じる女性。そのほか、豪士の母・中村洋子役に黒沢あすか、五郎の妻・藤木朝子役に根岸季衣、善次郎の亡き妻・田中紀子役に石橋静河と、豪華かつ個性溢れるキャスト陣が集結する。原作者・吉田修一吉田修一は、1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞し作家デビューを果たし、その後も「パーク・ライフ」で第127回芥川賞、「悪人」で第61回毎日出版文化賞と第34回大佛次郎賞を受賞するなど多数の受賞歴を持つ、ベストセラー作家だ。彼の作品は今までも多数映像化されており、2007年には妻夫木聡と深津絵里主演で『悪人』、2014年には渡辺謙主演で『怒り』が映画化。いずれも大ヒットを記録した。上白石萌音が主題歌を担当、RADWIMPSの野田洋次郎が作詞・作曲主題歌「一縷(いちる)」を歌い上げるのは、上白石萌音。また作詞・作曲は、RADWIMPSの野田洋次郎が手掛けた。映画『君の名は。』でRADWIMPSによる主題歌「なんでもないや」を上白石がカバーして以来親交のある2人だが、野田が上白石の為に楽曲を提供するのは初となる出来事。そのタイトル通り、登場人物たちが探し求める“ひとすじの光”をイメージした「一縷」は、美しい旋律で作品の世界観を盛り上げていく。『楽園』あらすじある地方都市で起きた少女失踪事件。家族と周辺住民に深い影を落とした出来事をきっかけに知り合った孤独な青年・豪士と、失踪した少女の親友だった紡。不幸な生い立ち、過去に受けた心の傷、それぞれの不遇に共感しあうふたり。だが、事件から12年後に再び同じY字の分かれ道で少女が姿を消して事態は急変する。一方、そ の場所にほど近い集落で暮らす善次郎は、亡き妻の忘れ形見である愛犬と穏やかな日々を過ごしていた。だが、ある行き違いから周辺住民といさかいとなり、孤独を深める 次第に正気は失われ、誰もが想像つかなかった事件に発展する。2つの事件、3つの運命、粗衣の陰に隠される真実とはー。“楽園”を求め、戻ることができない道を進んだもの の運命とはー。【作品情報】映画『楽園』公開日:2019年10月18日(金)原作:吉田修一「犯罪小説集」(KADOKAWA刊)監督・脚本:瀬々敬久出演:綾野剛、杉咲花、佐藤浩市、村上虹郎、片岡礼子、黒沢あすか、石橋静河、根岸季衣、柄本明主題歌:上白石萌音「一縷」(ユニバーサル J) /作詞・作曲・プロデュース:野田洋次郎配給:KADOKAWA
2018年08月24日ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)の第6話が8月14日に放送。同回から登場した上白石萌歌(18)が「ハマり役!」と話題を呼んでいる。同ドラマでは主役家族の娘・みゆきを演じている萌歌。第5話までみゆきは小学生だったが、同回から高校生に。萌歌は演じるキャラクターとの年齢が近く、また小学生時代を演じた横溝菜帆(10)に似ていることからも《萌歌ちゃんピッタリだな 可愛い》《それにしても上白石萌歌ちゃんと横溝菜帆ちゃんは顔の系統が似てるなぁ。ナイス配役だと思う》と絶賛の声が上がっている。「萌歌さんは映画『君の名は。』でヒロイン役の声優を務めたことで人気となった上白石萌音(20)さんの実妹。映画『羊と鋼の森』では姉妹共演を果たし、以降はバラエティ番組に2人で出演することもあります。また萌歌さんも現在公開中の映画『未来のミライ』で声優を務めており、その声の表現力は萌音さん同じく好評です」(映画関係者)上白石姉妹は11年に行われた第7回・東宝「シンデレラ」オーディションで、ともにデビューのキッカケを掴んだ。さらに15年のミュージカル「赤毛のアン」の主演・アンを萌音が、その翌年は萌歌が務めているなど共通項が多い。そんな見た目もソックリな2人だが、違いもあるという。「妹である萌歌さんのほうが、萌音さんより身長も10センチ近く高い。そのため彼女のほうが大人っぽいキャラクターに向いています。また演技の面でも違いがあります。萌音さんは憑依型で、役になり切るタイプ。いっぽう萌歌さんは等身大の役柄をナチュラルに演じるのが得意。2人はそうした互いの長所を尊敬しているそうです」(前出・映画関係者)似た者同士でも、それぞれの個性がーー。姉妹揃っての活躍に期待したい!
2018年08月16日綾瀬はるか主演の「義母と娘のブルース」は第6話から“第2章”に突入。冒頭から怒涛の展開に「衝撃展開すぎ」「ほんと急展開すぎ」の声がSNSに殺到するとともに、上白石萌歌演じる成長したみゆきに「可愛い」の声が集まっている。綾瀬さん演じる何事も“仕事の基準”で解決しようとするバリバリのキャリアウーマン・岩木亜希子は、竹野内豊演じるライバル企業の社員・宮本良一と結婚するのだが、この結婚、実は胃ガンを患った良一が娘・みゆきを託すための結婚だった…。最初は亜希子を拒んでいたみゆきだが徐々に心を開き、本当の親子になろうとしていた矢先、良一が倒れる。入院し放射線治療を行う良一が退院し「家族写真を撮ろう」というところで前回は終了したのだが…。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第6話ではいつも通りの学校生活を送るみゆきに先生が声をかけると、次の場面では喪服姿で良一に寄り添う亜希子、そしてみゆきの姿が。亜希子の願った奇跡は起こらず良一は亡くなり、物語は葬式の場面へと移る。開始早々の衝撃展開に「初からえー!!!って展開であばばしてる…」「えーー!!キセキおきるって言ってたのに…!」「ほんと急展開すぎて泣く間もない」などの声がタイムラインに溢れかえることに。キャリアウーマンらしく喪主をしっかりと務める亜希子だが、和子にみゆきと共に悲しむのが今やるべきことだと諭され、初めて感情を露わにすることになる。そこから物語は一気に現代へ。高校3年生となったみゆきが登場すると、「みゆきちゃん成長してもかわいいなーーー」「上白石ちゃんかわええな」などの反応が多数寄せられるのだが、成長したみゆきが「尊い」というワードを発したことで「娘が見事に腐ってて見事」「みゆきちゃん腐女子かよ」といったツイートも。しかも成長したみゆきは、亜希子がデイトレードで生計を立てている姿を見て“楽して生きていける”と思っている様子。これには「こんなふうに育つとは思わなんだ」「性格の変化が激しくて面白い」といった反応多数。また小学生時代のみゆきがデブ呼ばわりしていた同級生の大樹がイケメンになって再登場。演じている井之脇海に対して「これから来そう~」「めっちゃかっこいい」という声も数多く寄せられている。(笠緒)
2018年08月15日映画『3D彼女 リアルガール』(9月14日公開)のジャパンプレミア・カーペットイベントが8日に都内で行われ、中条あやみ、佐野勇斗、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろう、神田沙也加、英勉監督が登場した。司会は日本テレビ 青木源太アナウンサーが務めた。同作は那波マオによる少女漫画を映画化。派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉(中条)が、アニメやゲームのバーチャルな世界を愛する"つっつん"こと筒井光(佐野勇斗)に告白したことから、「美女とオタク」のラブストーリーが始まる。「夏に初デートで行くならこんな服」をテーマにコーディネートした姿で登場した6人。中条は「やっぱり夏はワンピースがいい。夏らしいタンクトップになっているのと、フリフリが風に揺れたらいいなと思いつつ、ストライプで締める」とポイントを明かす。また佐野は「20歳になったので大人っぽくしたいと思って、セットアップ。そして夏といえば白、あとは着痩せ効果を狙ってストライプにしました!」と語った。恒松は「アクティブなパンツスタイルで動物園や遊園地に行きたい。明るい黄色できました」、上白石は「色の中で紫が一番好きで、これで美術館にデートで行ったら楽しそうだなと思って。18歳になったので大人っぽく」とそれぞれこだわりポイントがある様子。清水は「僕は黒が好きなのでこだわりぬきつつ、脱いだらタンクトップなので、いつでも動けるように」、ゆうたろうは「パジャマぽいのが理想なので、楽。サンダルで合わせて、お家デートとかできたらいいな」とパジャマ風に決めた。英監督が「学級崩壊気味のクラス」と称するほど仲がよく、常にしゃべっているという6人。しかし人見知りの中条は事前に監督に相談もしていたという。一方佐野はハーフである中条との初対面時に英語で話しかけようと決めていたが、焦ったために出てきた言葉は「I Love you.」。「『終わったな』と思ったけど、うまく返してくれたので仲良くなれました」と振り返り、中条は「会って一言目に『I Love you.』って言う人いないから! 爆笑が起こりました」と明かした。イベントの途中からは、劇中アニメ『魔法少女えぞみち』に声の出演をした神田も登場。声の出演のために登壇者とは本日は初対面となったが、移動中も一緒だったために「本当に仲が良くて、関係性がそのまま表れているんじゃないかな」と感心する。佐野は神田について「美人です」と緊張した様子だった。
2018年08月08日現在公開している映画『未来のミライ』の大ヒット御礼舞台あいさつが7日、都内で行われ、主人公・くんちゃんの声を担当した上白石萌歌、くんちゃんの姉・ミライちゃん役の黒木華が登壇した。7月20日の公開初日から2週間が経過し、観客動員数130万人を突破した本作。主演にして初の声優にチャレンジした上白石は、130万人超えとなった観客動員数を聞いて「想像できない数字ですね。ずっと温めていた作品が、そんなにたくさんの方々にお届けできているのかと実感できなくて、その数字に驚いています」と感想を述べながら、「街で『くんちゃんの声ですよね?』と声を掛けられた時はめちゃくちゃうれしかったです」と笑顔を見せた。細田守監督の作品は3作目の出演となった黒木は「私たちが声を入れる前からずっと練りに練られていた作品で、こうやって実を結んで改めてすごいなと思いました」とこの日も客席を埋めた観客に感謝の言葉。「ファンタジーな部分をリアリティーを持ちながら色んな世代に伝えるところが細田監督のすごいところ。挑戦をどんどん自分に課していき、新しいモノを作っていく気持ちとかは私も見習わなければいけないと思いました。監督自身はホワッとしたくまのプーさんみたいな人なのに、そこに力強さがあるのを感じましたね」と細田監督を賞賛した。上白石と黒木は、本作で初共演。黒木の印象を上白石が「黒木さんのことを心から尊敬してまして、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年公開)の頃から黒木さんの声に魅了され、隣で聞きながら同じブースでお仕事ができたことは私にとって大切な経験でした。これから目指したいぐらい素敵な女性なんです」と話すと、隣にいた黒木は「私を目指さない方がいいと思います。そんなに素敵な女性ではありませんよ」と謙そん。続けて「本当に頼もしいですよ。夏の空のように爽やかで、お庭の木のようにどっしりしていて、若いのに頼りがいのある女の子でした」と褒めちぎり、「萌歌ちゃんだからくんちゃんの声も温かみや可愛げがたくさん出ていて、それをみんなが認めて観て下さっているんだろうなと思いますね」と声優としての力量も認めていた。『時をかける少女』、『おおかみこどもの雨と雪』など次々と大ヒットアニメーション映画を生み出し、国内外で注目される細田監督の最新作となる本作。甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃん(上白石)と、未来からやってきた妹・ミライちゃん(黒木)が織りなすちょっと変わった"きょうだい"の物語を描く。
2018年08月08日女優の上白石萌歌が20日、都内で行われたアニメーション映画『未来のミライ』の初日舞台あいさつに、黒木華、星野源、麻生久美子、細田守監督とともに登壇した。同作は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』と次々に大ヒットアニメーション映画を生み出し、国内外で注目される細田監督の最新作で、甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃん(上白石)と、未来からやってきた妹・ミライちゃん(黒木)が織りなすちょっと変わった"きょうだい"の物語を描く。ついに初日を迎えた感想を聞かれた上白石は「ここに来るまですごくドキドキしていたんですけど、こうやって皆さんの顔を見ると、すごくホッとして、ちゃんと届いたかなって思えて嬉しいです」と笑顔を見せた。また、同作の試写を娘と娘の友だちと見たという麻生は「(娘が)ゲラゲラと大笑いしていて、その友だちも最後に泣き叫んだりしていて、全体を通してすごく楽しんでくれました」と満足気な表情を浮かべつつも、「私が最近、幼稚園に迎えに行くと、その娘の友だちから(劇中にあるセリフ)『鬼ババだ!』って言われるんですよ。公開していないので、それがちょっと困っていて…。(映画を見た)皆さんならわかっていただけると思うんですけど…(笑)」と苦笑いを浮かべて会場の笑いを誘った。また、同作の内容にちなみ、家族の愛を感じる瞬間はどんなときか質問されると、上白石は「『いってらっしゃい』って言われたときに愛を感じます。今は(姉で女優の上白石萌音と)2人暮らしをしているんですけど、家族が全員家にいたときは『いってらっしゃい』って言われると"頑張ろう"って思えたので、何気ない言葉の中に愛がこもっているのが『いってらっしゃい』かなって思います」としみじみと語り、麻生は「舞台の地方公演でしばらく家を空けて、(久しぶりに)帰ってきたときに、改札を出たところに夫と娘が待っていたんです。娘が花を一輪持っていて。それを見つけた途端に泣き出して、それが可愛くて可愛くて、そういうサプライズをしてくれた夫にも感謝しましたし、あのときは嬉しかったし、ずっと忘れられないですね」と幸せオーラを振りまいた。さらに、時を超えて会いたい人の存在を聞かれると、未来よりも過去に興味があるという上白石は、高橋是清の名前を挙げ「内閣総理大臣で、私、九州出身なのに西郷(隆盛)さんじゃないのって突っ込まれるんですけど、すごい方なんですよ!」と目を輝かせ、「もともと英語の教師で、そこから外交とか総理大臣をやったあともいろんなことをやって、明治維新にすごく大きな影響を与えた人物で、受験期に"すごいなあ"って思っていたので、是清さんに会ってエールをもらいたいですね。頑張れって(笑)」と願望を告白した。
2018年07月22日有吉弘行がMCを務めるクイズ番組「超問クイズ!真実か?ウソか?」。7月20日(金)今夜の放送はゲストに映画『センセイ君主』から竹内涼真と浜辺美波、『未来のミライ』からは声優を務める上白石萌歌、黒木華、麻生久美子らが出演、常識を覆す難問に挑む。2016年放送の「時をかける少女」と青春映画『青空エール』で注目され、『帝一の國』から連続テレビ小説「ひよっこ」や「過保護のカホコ」「陸王」などで演技の幅を広げ、人気を拡大させてきた竹内さん。ドラマ版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のめんま役で鮮烈な印象を残し、『君の膵臓をたべたい』での好演から「咲-Saki-」シリーズに「賭ケグルイ」、「崖っぷちホテル!」などで話題を振りまく浜辺さん。ベルリン国際映画祭・銀熊賞に輝いた『小さいおうち』、同じく山田洋次監督の『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続で受賞。『リップヴァンウィンクルの花嫁』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど実力派として高く評価される黒木さん。モデルとしての活動とともに映画『脳漿炸裂ガール』『金メダル男』『ハルチカ』、舞台「続・時をかける少女」などで女優としても活躍、6月には姉で女優の萌音さんと『羊と鋼の森』で初共演したことも話題を呼んだ上白石さん。彼女たちは果たして、番組が繰り出す常識を覆す「○×クイズ」などの“超問”をどう乗り越えるのか?『センセイ君主』は幸田もも子の漫画が原作、竹内さんが“ヒネクレ者のイケメン教師”弘光由貴を、浜辺さんが“恋に恋するパワフルヒロイン”佐丸あゆはを演じ、『君の膵臓をたべたい』の月川翔監督が実写映画化した作品。「EXILE/FANTASTICS」佐藤大樹、川栄李奈、新川優愛らが共演、主題歌をガールズグループ「TWICE」が担当する。『未来のミライ』は『時をかける少女』『サマーウォーズ』などで知られる細田守監督最新作。ファンタジックな世界観のなかで現代の家族の形や子どもの成長をリアルに描くエンターテインメント。上白石さん、黒木さん、麻生さんのほか、星野源、宮崎美子、役所広司、福山雅治ら実写でも活躍する豪華な面々が声優として顔を揃える。映画『センセイ君主』は8月1日(水)より全国東宝系にて公開。映画『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。「超問クイズ!真実か?ウソか?」は7月20日(金)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年07月20日7月20日に公開される、細田守監督の最新作『未来のミライ』。登場人物のキャラとシンクロする、“ハマリ役”のキャスト陣を揃えるのが細田監督作品の魅力のひとつ。初参加で主演に抜擢された上白石萌歌さんと、3作品連続で出演する“常連”の黒木華さん。兄妹である、くんちゃんとミライちゃんの繊細な感情を見事に演じられたお二人に、細田監督のアニメーションの魅力、『未来のミライ』に出演した感想や作品の楽しみ方を伺いました。くんちゃん役上白石萌歌さんずっと細田監督の作品のファンだったので、出演できて本当に光栄ですし、カンヌでの上映にも参加できて、夢のような体験をさせていただいたと思っています。オーディションは実はミライちゃん役で受けていたので、くんちゃん役に決まった時はビックリ。声優は初めてなうえ4歳の男の子役なので、嬉しさと同時にハードルの高さも感じました。でも細田監督に「子供が持つ、人の本質に近いむき出しの感情を表現してほしい。そのままの声がいいから」と言っていただき救われました。役作りで4歳の子たちと触れ合ったことも大きかったですね。思った以上に4歳はしっかりしていて、でも一方で中性的な魅力があって。だから“男の子”ということも意識せず、くんちゃんの純粋さや人間的な部分を大切に演じました。アフレコの現場では、おかあさん役の麻生久美子さん、おとうさん役の星野源さんと一緒のシーンが多くて、お二人に挟まれていると本当の家族のように思えて嬉しかった。その温かい空気感も作品に反映されている気がします。私は生まれたばかりのミライちゃんが初めておうちにやってくるシーンがとても好き。赤ちゃんの描写が美しくて神々しくて、それを見つめる家族の表情は愛にあふれていて。こういう宝物のようなシーンに出合えるのも、細田監督の作品の魅力だと改めて発見して、さらにファンになりました!ミライちゃん役黒木華さん細田監督の作品に参加させていただくのは『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』に続いて3回目。壮大な世界を描きながら、誰もが共感できる身近なことをモチーフにしているのが、作品に共通する魅力だと思います。『未来のミライ』は、最初に台本を読んでいる時、「これからどうなっていくんだろう!」というワクワク感がすごくありました。4歳の男の子の目に映る世界の美しさ、兄妹の絆や夫婦の成長など、いろいろなことが描かれているので、観る人によって共感や感動のポイントが違うはず。いろんな世代の方に楽しんでいただける作品だと思います。私が演じたのは、主人公のくんちゃんの妹で未来から来たミライちゃん。チャーミングな役で楽しくやらせていただきました。でもミライちゃんを演じながら、つい、くんちゃんに感情移入してしまって。私は弟がいるので、両親の愛情が2分割された衝撃がわかるんです(笑)。子供の頃の家族の風景を思い出して懐かしい気持ちになりました。この作品に参加してから、私自身“家族”を考える機会が増えた気がします。年を重ねるにつれ、母親と女同士の感覚で向き合えるようになったなとか、自分もやがて家族を持ち数珠のように命が繋がっていくんだなとか。そんなふうに、家族や未来のことを思うきっかけにもなる、素敵な映画です。かみしらいし・もか放送中の『義母と娘のブルース』(TBS系)、9月14日公開の映画『3D彼女 リアルガール』にも出演。くろき・はる数々の女優賞に輝く実力派。9月『散り椿』、10月『日日是好日』、11月『ビブリア古書堂の事件手帖』、12月『来る』と出演映画の公開が目白押し。上白石さん/レーススリーブトップス¥51,000(Sea New York/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)スカート¥24,000(OKIRAKUTEL:03・5775・6511)※『anan』2018年7月18日号より。写真・小笠原真紀(黒木さん)岡本 俊(上白石さん)スタイリスト・嶋岡 隆(Office Shimarl/上白石さん)島津由行(黒木さん)ヘア&メイク・冨永朋子(Allure/上白石さん)新井克英(e.a.t…/黒木さん)取材、文・熊坂麻美
2018年07月16日現在公開中のアニメーション映画『未来のミライ』で主役の4歳男児の声を務め、声優に初めて挑戦した18歳、上白石萌歌。10歳の時、第7回「東宝シンデレラ」オーディションに挑戦、見事当時の最年少記録を更新してグランプリに輝いた期待の若手女優だ。モデル、歌手など活動の場を広げる彼女が今秋、小池修一郎脚本・演出のヒット作、舞台『るろうに剣心』でヒロインを演じる。取材会で上白石は、「舞台は私の原点。小池先生との出会いで女優として成長できそう」と、胸弾む心境を語ってくれた。浪漫活劇「るろうに剣心」チケット情報明治11年、東京。泣く子も黙る“人斬り抜刀斎”としての過去を棄て、今は不殺を誓い流浪する伝説の剣客、緋村剣心(早霧せいな)。心に罪を抱えた男が「人を活かす剣」を志す少女・神谷薫(上白石萌歌)と出会う時、物語が動き出す――。原作はシリーズ累計発行部数6千万部を誇る、和月伸宏の同名漫画。TVアニメ化、実写映画化を経て2016年、小池修一郎脚本・演出により宝塚歌劇団雪組で初舞台化された。当時主演した元雪組トップスター早霧せいなが、今回再び男女の枠を超えて緋村剣心役に挑む異例の注目作だ。早霧と初対面した上白石は「この方についていけば大丈夫」と一瞬で心奪われたという。「普段は女性らしく柔和な印象ですが、製作発表やポスター撮影の現場でひとたび衣装を身に着け殺陣を披露すれば、漫画から抜け出たように剣心そのもの。誰よりもかっこいい!作品に費やされてきた時間や愛情が目に見えて伝わってきて、惚れぼれしました」。原作で感じた神谷薫の第一印象は「なんて美少女なんだ!」。凛として恐れを知らない反面、剣心と出会ったことで女の子としての顔ものぞかせる。「可愛らしく繊細な心の移ろいを丁寧に演じたい」。また、アクションシーンでは殺陣が動いて見えるほど臨場感溢れる画力にも圧倒されたと言い、「舞台ではもっと迫力を出さないと」と気を引き締める。歌も「どんどん強化していきたい」と、大劇場の隅々にまで感情を届けるべく猛特訓中だ。殺陣、和装と初めて尽くしのプレッシャーもあるが、それ以上に「舞台は自分を一番解放できる場所」として、「自分らしく自由に楽しみたい」とは、頼もしい。共演には松岡充、廣瀬友祐、三浦涼介、上山竜治、植原卓也、愛原実花、松岡広大ら今をときめく人気俳優がずらり。花道を使った新演出にも期待が高まる。「場内に提灯がある感じとか、劇場も作品世界にぴったり。客席との距離も近く、より密な空気を感じていただけるはず。新しい“るろ剣”が届けられると思うと、私も今から胸が高鳴っています。ぜひ秋まで楽しみにお待ちいただければ嬉しいです」。公演は、10月11日(木)から11月7日(水)まで東京・新橋演舞場、11月15日(木)から24日(土)まで大阪松竹座にて上演。チケットは7月28日(土)10:00より発売。一般発売に先駆け、7月28日(土)9:30まで先行先着プリセール実施中。取材・文:石橋法子
2018年07月07日松田龍平が異色の棋士を演じる『泣き虫しょったんの奇跡』の公開日が9月7日(金)に決定。さらに、“しょったん”こと松田さん演じる瀬川晶司五段を取り囲み、濃密な人間ドラマを彩る第3弾キャストとして、上白石萌音、石橋静河、藤原竜也ほか実力派キャスト13名が新たに発表された。幼いころから将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田さん)は、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇段できないものは退会」というプロ棋士養成機関・奨励会の規定により、26歳にして人生の目標を失い社会の荒波に放り出されてしまう。一度は夢破れた“しょったん”が、周囲の人々に支えられながら、史上初めて奨励会退会からのプロ編入という偉業を成し遂げる、という物語。松田さんが2002年公開の『青い春』以来16年ぶりに豊田利晃作品で単独主演を務めるほか、野田洋次郎、永山絢斗、染谷将太、妻夫木聡、松たか子、國村隼といった“主役級”の豪華キャストが集結している。■上白石萌音、“しょったん”が恋心を抱く相手に!将棋一筋で生きてきた“しょったん”が、淡い恋心を抱く喫茶店の店員・真理子役には、『舞妓はレディ』(’14)で映画初主演ながら日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も『ちはやふる』シリーズやヒロインの声を演じた『君の名は。』、さらに現在公開中の『羊と鋼の森』への出演と、目覚ましい活躍を続ける注目の若手女優・上白石萌音。奨励会を退会し会社員となった“しょったん”の同僚・南咲子役に、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の主演に抜擢され、多数の映画賞を受賞、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でも話題を呼び、『きみの鳥はうたえる』(9月1日公開)、『生きてるだけで、愛。』(今秋公開)など注目作の公開が控える石橋静河。■藤原竜也は松田龍平と6年ぶり共演!“しょったん”のファンに!?上司・山口役には、バラエティ・ドラマ・映画への出演を始め、映画『火花』では監督も務めるなど、マルチに活動を見せるお笑い芸人・板尾創路。さらに、かつて主演映画『I’M FLASH!』(’12)で松田さんと共演を果たした藤原竜也の出演も明らかに!会社員として働くかたわら、再び将棋のプロを目指す“しょったん”のファンの1人として登場する。果たして、どのようなシーンで登場するのか…?松田さんと藤原さんの共演シーンには注目だ。そのほか、大西信満、奥野瑛太、遠藤雄弥、山本亨、桂三度、三浦誠己、渡辺哲など、実力派キャスト陣が続々。それぞれ独特な存在感を放ち、作品にさらなる厚みをもたらしている。また、中学時代の晶司役には今作で映画デビューとなる窪塚愛流、親友・悠野(野田さん)の中学時代には後藤奏祐人が扮し、将棋に打ち込むひたむきな姿をフレッシュに演じている。■豪華キャスト勢揃い!本ポスタービジュアルも公開本ポスターには、「負けっぱなしじゃ、終われない。」という想いを込めた言葉と共に、将棋盤の前で覚悟を決めたかのような表情を見せる“しょったん”の姿が…。奨励会員の仲間たちや、幼いころから自身の夢を応援してくれた父(國村さん)、さらに内気だった“しょったん”の背中を押してくれた恩師(松さん)、そして最大のライバルであり親友(野田さん)。「満26歳までに四段へ昇段しなければプロ棋士になれない」という、プロ棋士の養成機関・奨励会(新進棋士奨励会)に潜む“鉄の掟”のもと、年齢制限を迎え一度は将棋から離れてしまうが、再び夢を追うことを決意した“しょったん”を力強く支え、応援する人々の姿が映し出されている。「ひとりの夢が、みんなの夢になった―」。そう記された言葉の通り、“しょったん”の将棋への情熱が次第に周囲の人々の心を動かし、やがてみんなにとっての“夢”や“希望”となっていく。豪華キャストら共演によって描かれる、その濃厚な人間ドラマには、ますます期待が膨らむばかりだ。自身も9歳から17歳まで奨励会に在籍していた過去を持つ豊田監督が「将棋を描くなら、『人生の縮図=将棋そのもの』な世界にたどり着きたい」という思いを込め、メガホンを取った本作。様々な人々との出会い、挫折・葛藤、そして、いつまでも変わらない将棋への想い。そのすべてが重なり合い、35歳のサラリーマンが将棋界の歴史を変える“奇跡”を巻き起こしていく。なお、本作は8月24日(金)より開催の第42回モントリオール国際映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式出品されることが決定している。『泣き虫しょったんの奇跡』は9月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣き虫しょったんの奇跡 2018年9月7日より全国にて公開©2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会©瀬川晶司/講談社
2018年07月01日浪漫活劇『るろうに剣心』の製作発表会見が27日に都内で行われ、早霧せいな(緋村剣心役)、上白石萌歌(神谷薫役)、廣瀬友祐(斎藤一役)、三浦涼介(四乃森蒼紫役)、植原卓也(相楽左之助役)、愛原実花(高荷恵役)、松岡広大(剣心の影・緋村抜刀斎役)、松岡充(加納惣三郎役)、小池修一郎(脚本・演出)、木村有祐(梅田芸術劇場 代表取締役社長)、安孫子正(松竹 取締役副社長・演劇本部長)が登場した。司会は中井美穂が務めた。原作は、漫画家・和月伸宏による、累計部数6,000万部を超える人気コミック。アニメ化、実写映画化もヒットした同作を、2016年に小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団が初めて舞台化、今回は小池の新演出による上演となる。宝塚版で主人公・緋村剣心を演じた早霧が、男女の枠を超えて再び同役を演じることとなる。製作発表では、劇中衣装を身につけた出演者陣による殺陣のパフォーマンスも行われ、会場内はヒートアップ。小池は、東アジアで盛んな性別を超えた演劇、日本が世界に送り出す最大の文化である漫画をベースにした”2.5次元”など、これまであった文化が融合し「新しい文化のエンターテインメントが生まれたらいいんじゃないか」と、同作への期待を熱弁した。早霧は「男性キャストの皆さんのいる中で、男性を演じるのはどうなのかと悩んだこともありましたが、人を演じるという意味では変わりはないんじゃないかという境地に行き着いて、ここに立っています」と葛藤を吹っ切った様子。一方で、久しぶりの男役に「堂々と足を広げて座っていられる。やっぱり楽なんだなって。染みついた感覚はなかなか抜けないと思い、男役を17年間勤めてきた自分としては喜びでもありました」と心境を明かした。松岡は「芝居を始めてからはまだ浅く、15年になるんですけど、僕がお芝居を始めた当初に小池先生に一度お声がけいただいたことがありました」と振り返る。「今回お声をかけていただいて、すごく光栄でしたが、初めてお会いした時に『松岡くん、結構年いってんだね!』と言われて」と訴えると、小池は頭を下げて謝罪していた。実際に"早霧剣心"に会った上白石は「好きになってしまいそうです」と笑顔を見せ、「日本のみならず、世界中の人に愛されてる漫画原作。お客さんと密に同じ空間に入れることや、その場の空気で感じる臨場感があると思うので、原作ファンの方にも感じていただきたいです」と意気込んだ。また、「彼の中での正義があって、信念がある。そういったものも、自分なりに舞台の中でできたらなと思います」と語る廣瀬や、映画版にも出演していた三浦、宝塚時代に色気が足りずに小池に怒られたという愛原など、個性豊かな出演者陣がそろう。"体を大きくする"という使命のある植原は「ご飯もいっぱい食べて、人生における中で体重が一番重い状態まで来ていて、ここから稽古を通して本番どうなるかな」と期待。松岡は「伝説の人斬り役、刀を使う殺陣は初めてで、役者としてすごく成長できると思うので、芝居を汲み取った殺陣を見ていただけたらと思います」と見どころを明かした。東京公演は新橋演舞場にて10月11日〜11月7日、大阪公演は松竹座にて11月15日〜24日。
2018年06月27日7月公開の細田守監督アニメーション映画『未来のミライ』の公開を記念して、日本テレビでは本日深夜、「『未来のミライ』公開記念~密着!細田守が描く新しき世界~」と題し映画の制作現場に密着した模様を放送する。『未来のミライ』は、『時をかける少女』から『バケモノの子』まで、日本アニメ界の新たな旗手として注目を集める細田監督の最新作。甘えん坊の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなす、ちょっと変わった「きょうだい」の物語を描いていく。今回番組では、制作期間3年をかけた制作現場にカメラが密着。「スタジオ地図」細田監督の机に張り込み続けて見えてきたのは、世界を魅了する細田作品の秘密…。また、本作には主人公のくんちゃん役を上白石萌歌が声をあてるほか、黒木華、星野源、麻生久美子、役所広司、福山雅治らがボイスキャストを担当していることでも話題の本作。そんな豪華俳優勢揃いのキャストたちがアニメに命を吹き込むアフレコ現場にも潜入!さらに、監督のインタビューも放送される。「『未来のミライ』公開記念~密着!細田守が描く新しき世界~」は6月27日(水)深夜2時9分~日本テレビにて放送。『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年06月26日細田守監督の3年ぶりとなる新作『未来のミライ』のジャパンプレミアが6月25日、都内で行われ、細田監督をはじめ、声優を務める上白石萌音、黒木華、星野源、麻生久美子が出席した。■『未来のミライ』ってどんな映画?甘えん坊の男の子“くんちゃん”(上白石さん)と、未来からやって来た妹の“ミライ”ちゃん(黒木さん)が織りなす冒険を通して、生命の巨大なループを描き出す本作。すでに88の国と地域での配給が決定しており、第71回カンヌ国際映画祭の開催期間中には「監督週間」にてアニメーション作品として唯一選出され、世界初の上映が行われた。また、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門のコンペティション部門にも選出された。■細田監督、カンヌでの反響に手応え「映画は国を超えて伝わる」カンヌ期間中、現地入りを果たした細田監督は「日本の片隅を舞台にした小さなお話を、世界中の映画人が温かく見てくれて、笑い声や拍手が起こった。映画は国を超えて伝わるんだと思い、ホッとした」と回想。「4歳の男の子が主人公の映画。ぜひ、ご家族のことやご自身の幼かった頃を思い出しながら、画面に映っているもの以上の大切な何かを思い出すきっかけになれば」と作品への思いを語った。同じくカンヌでの公式上映に立ち会った上白石さんも、「私自身、初めて完成した作品を見たので、まずは自分がどう感じるのかと思って…。自分で言うのもなんですが、すばらしい作品です!」と自信を示していた。■“細田組”初参加の星野さん、「ファミリー映画の最先端」3度目の“細田組”参加となった黒木さんは「私は(実生活で)お姉ちゃんなので、弟にお母さんの気持ちがもっていかれてしまう切なさといった、くんちゃんの気持ちに共感できた」のだとか。同じく細田作品に3度出演している麻生さんは「すごく普通な家族の日常がベースになっていますが、細田監督の手にかかると普通ではなくなる。本当に細田マジックだなと思う」と話していた。一方、細田組に初参加の星野さんは「家族の多様性という、世界中が抱える問題意識を、楽しく描いた誰にでも伝わる作品。僕自身、家族を描いた物語が好きですし、本当にファミリー映画の最先端だと思う」と絶賛した。この発言に対し、司会者から「家族にまつわる曲もありますもんね」と、代表曲「Family Song」の話題を振られて、自ら同曲をアピールする一幕もあった。『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年06月25日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」。6月10日(日)のオンエアには映画『羊と鋼の森』で共演している女優の上白石萌音と上白石萌歌の姉妹がゲスト出演する。姉妹揃って「第7回東宝シンデレラオーディション」から芸能界入り。同オーディションで審査員特別賞を受賞した姉の萌音さんは、2014年公開の『舞妓はレディ』で主演を務め、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を始め各賞を受賞し注目を集めると、出演した『ちはやふる』シリーズなども大ヒット。声優として起用された『君の名は。』はメガヒットを記録し、声優アワード主演女優賞を受賞した。さらに歌手としても活動するなど活躍の場を広げている。そして、同オーディションでグランプリを獲得し、モデルとして活躍しながらドラマ「幽かな彼女」や映画『脳漿炸裂ガール』『金メダル男』『ハルチカ』などで注目を浴びる一方、ミュージカル「魔女の宅急便」や「星の王子さま」など舞台女優としてもその才能を発揮している、妹の萌歌さん。映画でも姉妹共演を果たした2人が今夜「おしゃれイズム」に登場。映画『君の名は。』にまつわる“秘話”のほか、“姉妹二人暮らし”の様子を初公開。また抜群の歌唱力を持つ2人が美声ハモリを披露してくれる。さらに「シンデレラオーディション」当時の貴重映像を大公開すると何故か姉が号泣。父親からのアンケートではスタジオが爆笑に包まれ、妹・萌歌さんから姉・萌音さんへの感謝の手紙も。このサプライズに萌音さんが感極まって思わず涙する。注目姉妹のトークをお見逃しなく。映画『羊と鋼の森』は「2016年本屋大賞」に輝く同名小説を映画化した作品。山崎賢人演じる北海道に暮らす高校生・外村直樹が、ピアノの調律師との出会いをきっかけに、自身も同じ道を歩もうと奮闘する姿を描く。調律師としての道を歩み始めた外村が出会う高校生の姉妹、和音(かずね)を萌音さんが、由仁(ゆに)を萌歌さんがそれぞれ演じ、三浦友和、鈴木亮平、堀内敬子、仲里依紗、城田優、佐野勇斗、森永悠希、光石研、吉行和子らも出演。映画『羊と鋼の森』は全国東宝系で公開中。(笠緒)■関連作品:羊と鋼の森 2018年6月8日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018「羊と鋼の森」製作委員会
2018年06月10日俳優の山﨑賢人が8日、都内で行われた主演映画『羊と鋼の森』(6月8日公開)の公開初日舞台挨拶に、鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌、光石研、三浦友和、橋本光二郎監督とともに登場した。同作は宮下奈都による同名小説を映画化。「2016年 本屋大賞第1位」「2016年 キノベス第1位」「2015年ブランチブックアワード大賞」など数々の賞を受賞し、直木賞にもノミネートされた。北海道で育った青年・外村直樹がピアノの調律師・板鳥宗一郎に出会い、調律師の世界で生きていくようになる。映画『orange-オレンジ-』の橋本光二郎監督がメガホンをとった。「みなさんどうだったんだろうな、と思いながら……今日は本当にありがとうございます」と最初に挨拶をした山﨑だが、コメント後、マイクを通さず鈴木に「だめだあ! 調律しないと!」と訴えかけたという。事前に「コメント力を調律してきたんです」と豪語していたというが、鈴木につっこまれると「できてなかったです!」と反省していた。会場には山﨑のファンも多く、うちわやボードで「台湾」や「鹿児島」など住んでいる土地をアピールする人も。三浦は「賢人、賢人、賢人、の中に一つ『友和』って」と自身のうちわを見つけ、「嬉しいな。ありがとう、という気持ちです」と感謝を表した。また、鈴木は撮影中のエピソードを披露。「みんなで食事に行って、みんなでホテルに帰ってる時に、僕と賢人で、『どうする? 若者チームでもう一軒くらい行こうか』と相談していたら、『ほら』という言葉が聞こえて。後ろを向いたら、光石研さんが1万円を持って、『これで飲みに行きなさい』って」と、明かす。鈴木は「こういう先輩にならないといけない」と尊敬を表したが、一人スーツでなかったことをいじられていた光石は「衣裳は間違えるんだけどね」と苦笑していた。作品にちなみ、「背中を押される言葉、人」について聞かれると、萌音は「悩んだり、困ったりした時はいつも妹に頼ります。妹がいつも背中を押してくれます」と妹の萌歌を見る。萌歌も「まさしく私も。私たち、お仕事のこととか全部共有しちゃって、相談もお互いするので、すごい姉に助けられることも多くて」と姉妹愛を見せると、萌音は「どうも」と改めて頭を下げていた。最後には、原作者である宮下からの手紙も届けられた。山﨑について「美しい容姿ゆえに役作りの上で不自由なこともあったのではないか」と心配していたというが、「才能に迷う、不器用な新人調律師が、一歩一歩手探りで進んでいく姿がそこにあって、きっと山﨑賢人という俳優もそうやって一歩ずつ恐れながら、焦りや不安を抱えながら、コツコツ歩き続けてきたのだろうと感じ、胸が熱くなりました」と印象を語る。「あなたに外村を演じていただいてよかったです。ありがとうございました」と感謝の言葉で手紙を結んだ。山﨑は「すごい嬉しいです」と感無量の様子。「自分も1番お芝居に悩んでいた時期だったりして、それを外村にぶつけようと思って頑張っていたので。それを先生に言っていただけて、本当に嬉しいなと思います」と撮影の日々を振り返りながらしみじみと喜んでいた。
2018年06月08日堂本光一と井上芳雄、両“プリンス”が初共演を果たす話題のミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』の製作発表会見が5月31日、都内にて開催された。脚本・演出は『レ・ミゼラブル』のオリジナル版の演出も手掛けたジョン・ケアード。ふたりの人気スターの初共演というだけでなく、シェイクスピア最後の作品として知られる『二人の貴公子』を原作に、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターでもあるジョンが手掛ける世界初演ミュージカルということでも注目されている、この夏一番の話題作だ。【チケット情報はこちら】同じ年生まれであり、堂本が『MILLENIUM SHOCK』で初めて帝国劇場で主演した2000年、井上も同じくミュージカル『エリザベート』ルドルフ役で帝国劇場デビューを果たすなど、共通項がいくつもある彼ら。今の日本の演劇界を牽引するトップランナーふたりは、いつからか「お互いこれまでやってきたことは違うかもしれないけれど、何かふたりが一緒にやったら面白いんじゃないかと、まわりの方も、僕らも、自然に感じていった」(堂本)という。「少しずつそれが現実となり、ジョンがそれを受け止めてくださって、ひとつずつ形になっていきました。正直、これは本当に大変なこと。出来れば客席で観たい。嬉しいと同時に恐れ多く、怖いとも感じています」と堂本。その話を受け井上は「光一君は『SHOCK』で素晴らしい成果を収め、いまの活動を続けていっても問題ない方。その人がが、新しいところに踏み出してみようと思ったといことがすごいことだし、尊敬します。光一君のことは小さい頃からテレビで拝見していましたし、『SHOCK』が始まったときはそれこそ「ヤバイな」と思っていました。ジャニーズの方があそこまで歌って踊ってお芝居してたら、このままでいくと僕たちミュージカル俳優はいらなくなるんじゃないかって(笑)。でも敵じゃなく、一緒に(舞台芸術を)やれる味方になったらいいなと思っていた。実現するなんて、夢のよう」と話す。ふたりについて、演出のジョンは次のように語る。「芳雄さんは(自分が演出をした)『キャンディード』『ダディ・ロング・レッグズ』でも主役を演じてもらって、よく知っています。光一さんは『SHOCK』を観にいってその才能に驚きました。3時間くらいずっと踊ってらっしゃる。止まらない。それを1日2回公演する、彼がいま生きていることが信じられない(笑)。ふたりに共通するのは、舞台を引っ張るカリスマ性。それは、ふたりの騎士が自分のプライドをかけていくこの話にとても活きてくると思います」。共演は音月桂、上白石萌音、岸祐二、大澄賢也、島田歌穂ら。7月25日(水)にプレビュー公演が開幕し、本公演は7月27日(金)から8月29日(水)まで東京・帝国劇場、9月18日(火)から10月15日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは東京公演が6月23日(土)、大阪公演が7月21日(土)に一般発売を開始する。
2018年06月06日ゲストのお悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その6月3日(日)今夜放送回はゲストに女優の上白石萌音と上白石萌歌の姉妹を招くほか、キャスターの古舘伊知郎、ラグビー選手の姫野和樹、モデルの加藤遊海らも出演する。2011年に第7回東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞、その後『舞妓はレディ』で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、大ヒットした『ちはやふる』シリーズに『溺れるナイフ』などの映画から、「ホクサイと飯さえあれば」ではドラマ初主演、昨年放送の日曜劇場「陸王」でも大きな印象を残したほか、声優としても『おおかみこどもの雨と雪』や、2016年公開の『君の名は。』ではヒロイン・宮水三葉を演じ、同作を日本映画史上に残るメガヒットに導いたのも記憶に新しい姉の萌音さん。一方、姉と同じ第7回東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得、ティーン誌のモデルとして活動しながらドラマ「幽かな彼女」や映画『脳漿炸裂ガール』『金メダル男』『ハルチカ』などの作品に出演、ミュージカル「魔女の宅急便」や舞台「星の王子さま」などで女優としても活動する妹の萌歌さん。映画『羊と鋼の森』で姉妹共演している2人が今夜「行列」のスタジオに登場。今回が姉妹バラエティー初共演となる2人のトークに注目だ。姉の萌音さんが大物俳優Tとの“NG連発”撮影秘話を明かすほか、古舘さんの“マジギレ映像”を公開。番組収録中に舌打ちしてきた女優Kとはいったい?また古舘さんの“過剰モノマネ芸人”もスタジオに登場。ミスユニバース日本代表となった加藤さんが極貧サバイバル生活の過去を告白、さらに苦手な芸人を実名で明かす。ラグビー日本代表の姫野さんが食べたいという“幻のオムライス”も必見!上白石さん姉妹が共演している映画『羊と鋼の森』は6月8日(金)より全国東宝系にて公開。2016年本屋大賞に輝く同名小説を映画化。北海道に暮らす高校生・外村直樹が、ピアノの調律師との出会いをきっかけに、自身も同じ道を歩もうと奮闘する姿を描く同作。外村を演じて主演を務めるのは山崎賢人、調律師としての道を歩み始めた外村が出会う高校生姉妹、和音(かずね)と由仁(ゆに)を萌音さんと萌歌さんがそれぞれ演じるほか、三浦友和、鈴木亮平、堀内敬子、仲里依紗、城田優、佐野勇斗、森永悠希、光石研、吉行和子らも出演する。「行列のできる法律相談所」は6月3日(日)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:羊と鋼の森 2018年6月8日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018「羊と鋼の森」製作委員会
2018年06月03日松田龍平が主演を務める映画『泣き虫しょったんの奇跡』が、2018年9月7日(金)に全国の映画館で公開される。将棋界に本当に起きたサクセスストーリーを実写化日本将棋連盟のプロ棋士養成機関・奨励会。奨励会には満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会という鉄の掟が存在する。負けが重なり他人と距離を置く者、焦りを抑えきれず対局中に声を荒げる者など、人生のすべてを将棋に捧げる様々な者達が、日々将棋の世界を生き抜くために勝負を繰り広げている。映画の主人公となるのは、そんな厳しい世界で半生を送る"しょったん"こと瀬川晶司棋士。掟に従い奨励会を退会せざるを得なかった彼が、アマチュア将棋界で再起奮闘、そしてプロ編入という史上初の偉業を成し遂げるというドラマチックなサクセスストーリーが今回初めて映画化。第42回モントリオール国際映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式出品されることも決定している。主演に松田龍平大きな挫折の苦悩と絶望から再起を図る瀬川晶司を演じるのは、『羊の木』、『探偵はBARにいる3』など話題作への出演が絶えない俳優・松田龍平。奇しくも映画が公開される2018年には瀬川がプロ棋士編入の偉業を成し遂げた時の年齢と同じ35歳。瀬川の心の機微と変遷を丁寧に表現した演技に注目が集まる。野田洋次郎がライバル役、染谷将太や妻夫木聡など豪華キャストが集結瀬川晶司の親友かつライバル・鈴木悠野役には、『君の名は。』では劇中の全音楽を担当し、『犬ヶ島』に声優として参加するなどますます活躍の幅を広げている他、主演の松田龍平とは公私ともに交流があるRADWIMPSの野田洋次郎が抜擢。その他のキャストにも、『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』では主演を務めた染谷将太、『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』への出演も記憶に新しい妻夫木聡、『青い春』で松田龍平と共に主演を務めた新井浩文など豪華俳優陣が集結する。さらに、『君の名は。』でヒロインの声を演じ、『羊と鋼の森』にも出演する上白石萌音や『夜空はいつでも最高密度の青色だ』で主演を務めた石橋静河をはじめ、板尾創路、藤原竜也なども登場し、物語を盛り上げる。監督は自身も奨励会在籍経験のある豊田利晃指揮を執る監督は、実際に9歳から17歳まで奨励会に在籍していた経験のある豊田利晃。映画『火花』の脚本なども務めた豊田だが、本作は監督生活20年目の節目にあたる年に挑んだ作品。「将棋を描くなら、『人生の縮図=将棋そのもの』な世界にたどり着きたい」という思いを込め、入念な将棋指導を施して挑んだ対局シーンをはじめ、自身も身を置いていた世界を描くからこその徹底した演出で、迫力のある盤上の戦いをスクリーンに収めた。ストーリー26歳。それはプロ棋士へのタイムリミット。 小学生のころから将棋一筋で生きてきた"しょったん"こと瀬川晶司の夢は、年齢制限の壁にぶつかりあっけなく断たれた。奨励会退会後、将棋とはしばらく縁を切り平凡な生活を送っていたしょったんに突然訪れた父親の死…。親友・悠野ら周囲の人々の支えによって父の死を乗り越え、再び駒を手に取ることに。プロを目指すという重圧から解放され、その面白さ、楽しさを改めて痛感する。「やっぱり、プロになりたい――」。35歳、しょったんの人生をかけた二度目の挑戦が始まる。作品情報映画『泣き虫しょったんの奇跡』公開時期:2018年9月7日(金)出演者:松田龍平、野田洋次郎、永山絢斗、染谷将太、渋川清彦、駒木根隆介、新井浩文、早乙女太一、妻夫木聡、松たか子、美保純、イッセー尾形、小林薫、國村隼監督・脚本:豊田利晃音楽:照井利幸原作:瀬川晶司『泣き虫しょったんの奇跡』(講談社文庫刊)
2018年06月02日6月8日公開の映画『羊と鋼の森』の完成披露試写会が20日、都内で行われ、山崎賢人、鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌らが出席した。2016年の「本屋大賞」を受賞し、累計発行部数110万部を超えた宮下奈都の同名小説を実写映画化した本作。ピアノの調律に魅せられ、ピアノと繋がる人々との出会いを通して成長していく青年・外村直樹の物語を描く。主人公の外村直樹に山崎賢人、直樹の先輩調律師・柳に鈴木亮平、直樹の人生を変えるピアニスト姉妹を上白石萌音と上白石萌歌の姉妹がそれぞれ演じている。完成披露試写会が行われたこの日は、試写会前の舞台あいさつに主演の山崎らキャスト陣と橋本監督が登壇。山崎は「(舞台となる北海道の)トムラウシという場所に行ったことがないんですけど、読んでいるとその風景が想像できました。セリフも宮下さんが書かれた素敵な言葉が多く、登場人物もそれぞれが魅力的でした」と原作や台本の感想を述べ、「調律師という仕事は知りませんでしたが、役者という仕事をやる上で色々感じたことを照らし合わせて表現できたらそれが一番リアルだと思い、そうすれば皆さんに伝わると思いながらやりました」とコメント。その山崎が演じた直樹の人生を変えるピアニスト姉妹を演じた上白石萌音は「初めて妹と共演ができた私の人生にとって大切な一本がようやく始めの一歩を踏み出せて、とてもうれしく思います」と妹・萌歌と初共演した本作の試写会に満足げだったが、ピアニスト役には苦労したようで「監督から分厚い楽譜を渡され、そこから特訓の日々でした。本当のピアノと向き合う時間が長かったですね」と振り返った。舞台あいさつの後半には、久石譲が作曲した本作のエンディングテーマ「The Dream of the Lambs」の演奏を担当した辻井伸行が登壇し、エンディングテーマなどを生演奏。それを間近で見た山崎は「こんなに近くで聴かせてもらえるなんて本当の貴重なこと。本当に辻さんの力強さと気持ちで弾いている感じがすごく感動しました」と絶賛し、上白石萌音も「(劇中で演じた)和音の理想の音というか、私が思い描く和音の音は辻さんの繊細で柔らかくて力強い音で、ずっと焦がれていました。この音にどれだけ支えられたか分かりません。感無量です」と感激しきりだった。映画『羊と鋼の森』は、6月8日より全国公開。
2018年05月21日2016年本屋大賞に輝く同名小説を映画化した『羊と鋼の森』の完成披露試写会が5月20日(日)、都内で行われ、主演を務める山崎賢人をはじめ、共演する鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌、橋本光二郎監督、ピアニストの辻井伸行が登壇した。■辻井さんのピアノ演奏に、山崎さんは思わず…数々の映画で主演を務め、今年は初主演ドラマ「トドメの接吻」で新たな魅力を放った山崎さん。本作では、北海道に暮らす高校生・外村直樹が、ピアノの調律師との出会いをきっかけに、自身も同じ道を歩もうと奮闘する姿を繊細に演じている。「役者として仕事をしながら感じることを重ね合わせれば、調律師を目指す外村がリアルになると思った」と山崎さん。ステージ上で辻井さんがモーリス・ラヴェル作曲の「水の戯れ」、久石譲作曲の映画エンディングテーマ曲「The Dreams of the Lambs」を生演奏すると、山崎さんは「力強さと気持ちで弾いていることを感じました。すごく元気をもらいました」と感激しきり。さらに「今日は来てよかった」と主演作の舞台挨拶にも関わらず、観客気分で感想を述べ、客席を笑いに包んでいた。■上白石萌音&萌歌姉妹が、ふたり揃って初めての映画イベント!大河ドラマ「西郷どん」に出演中の鈴木さんは、外村にアドバイスを送る“兄貴分”柳伸二を演じており、「この美しい小説をどうやって映像化するのか、最初は不安もあったが、出来上がった作品を見て、涙がこぼれました。本当にすばらしい作品になっています」と自信のコメント。尚樹が出会う高校生の姉妹ピアニスト、和音と由仁を、女優の上白石萌音さん(『君の名は。』)&萌歌さん(『未来のミライ』)姉妹が演じ、初共演が実現した。この日はふたり揃って初めての映画イベント登場となり、姉の萌音さんが「混乱される方もいらっしゃると思うので、お話しておくと、私のほうが背が低いんですけど、私が姉です」と自己紹介。「初めて妹と共演できた、私の人生にとって大切な1本」とふり返り、妹の萌歌さんは「こうして私も大好きな作品が、皆さんにお届けできるのがうれしいです!」と喜びを語っていた。『羊と鋼の森』は6月8日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:羊と鋼の森 2018年6月、全国東宝系にて公開ⓒ 2018「羊と鋼の森」製作委員会
2018年05月20日第71回カンヌ国際映画祭にて開催中の「監督週間」に、細田守監督の最新作『未来のミライ』が選出され、世界初上映された。会場には、細田監督と主人公・くんちゃんの声を担当した上白石萌歌が招待を受け、上映終了後には舞台挨拶も行われた。『サマーウォーズ』や『おおかみこども雨と雪』などで知られる細田守監督の最新作『未来のミライ』は、時空を超えた“きょうだい”の物語。声のキャストには、上白石萌歌、黒木華、星野源、さらに福山雅治など、豪華俳優陣が名を連ねている。■「監督週間」アニメ作品は本作のみ選出も、細田監督「まだ全然実感がない」今回が初のカンヌとなる細田監督は、「まだ全然実感がないですが、初上映がカンヌで、カンヌの人たちと一緒に作品を観られることがとても楽しみです」とコメント。また上白石さんは国際映画祭自体が初参加ということで、緊張をにじませながらも期待に目を輝かせた。開催50周年を迎える「監督週間」は、過去にソフィア・コッポラや大島渚、北野武が選出されるなど、映画監督の登竜門的な部門でもある。映画際から独立した並行部門として特に監督の作家性が重要視され、近年では、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』が選出されたことでも記憶に新しい。今回は、1,600本以上もの応募作品の中から20本の長編作品が選ばれ、アニメーション作品では細田監督の『未来のミライ』だけが選出され、正式招待される運びとなった。■上白石萌歌、流暢なフランス語で挨拶公式上映会場となったのは、「監督週間」部門のメイン会場「シアタークロワゼット」。8時45分から行われた上映は、開場前から長蛇の列ができ、10代からシニア層までの劇場を埋め尽くす850人もの観客が来場。場内満席の大盛況の中、細田監督、上白石さんが場内に入場すると大きな歓声と拍手が!上映中には、上白石さんが演じるくんちゃんの4歳ならではの天真爛漫なしぐさ、その愛くるしい表情に何度も笑いが起き、家族それぞれの想いに感嘆の声が漏れ聞こえていた。観客からの大きな拍手を受けながら、上映後の舞台挨拶に登壇した上白石さんは、「こんにちは! 上白石萌歌です」と緊張気味ながらも流暢なフランス語を披露。また、細田監督は4歳の男の子を主人公にする本作のチャレンジに、「どこにでもある1つの家族を通して、何百年、何千年と続く人生のループみたいなものを描きたいと思って作りました」とコメント。さらにアニメーション映画について「アニメーションという表現で作る映画はまだまだやっていないことが多い。(高畑勲監督や宮崎駿監督といった方々が)これまでたくさんの作品を生み出されており、そのバトンを受け継ぐように、様々なことにチャレンジをし、表現していかなければいけないと思います」と想いを語った。なお、本作は世界最大規模のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭2018」の長編部門コンペティションにも選出が決まっており、今夏には細田監督がアジア数か国を巡る舞台挨拶ツアーも決定。さらに世界中で期待が高まっている。上映会終了後のコメント細田守監督日本よりも先に、世界の方々に観てもらうことが大変なプレッシャーを感じていました。初めての上映はいつも緊張しますが、上映が終わった後、たくさんの拍手を頂けて今はとてもホッとしています。映画が出来上がり、お客さんが観終わって初めて映画が完成します。子どもが生まれる瞬間と同じ気持ちで、カンヌのお客さんに、映画の誕生の瞬間に立ち会っていただき、祝福されながら無事に映画が生まれました。上映中には何度も笑い声が聞こえ、お客さんの反応を直接感じることが出来て嬉しかったです。次は日本で、夏休みの時期に公開なので家族みんなで楽しんでもらいたいです。上白石萌歌監督の隣で初めて作品を観させていただくこととフランス語での挨拶がとても緊張しましたが、しっかりと想いが伝わって良かったです。カンヌで映画が生まれた瞬間に立ち会うことが出来てとても幸せで、夢のような時間でした。映像の美しさ、音楽の壮大さを4歳のくんちゃんの目で冒険出来るという作品の素晴らしさを日本でも自信を持って伝えていきたいです。『未来のミライ』は7月20日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かぐや姫の物語 2013年11月23日より全国にて公開© 2013 畑事務所・GNDHDDTKリズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図
2018年05月17日上白石萌歌や黒木華、星野源らが声優として参加することで注目を集める細田守監督最新作『未来のミライ』。その公開にあわせて、 “未来のミライ展~時を越える細田守の世界~『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』”が、7月25日(水)から東京ドームシティGallery AaMoにて開催されることが明らかとなった。今作は、甘えん坊の4歳の男の子“くんちゃん”と、未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなすちょっと変わった「きょうだい」の物語。先日、第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出、正式上映されることが決定し、日本国内はもちろん、世界中でも大きな注目を集めている。本作の公開に合わせ、前回、東京・大阪・富山で延べ13万人を動員し、好評を博した「バケモノの子展」に続く2回目の大規模展覧会となる本展では、細田守監督が描く『未来のミライ』の世界を、体感型展示・テクノロジー・原画・背景画などを通じて立体的なイベントで再現することがコンセプト。日本テレビイベント事業部の福井プロデューサーが、細田監督にこのコンセプトを伝えたところ、「映画とは違う、イベントならではの表現で、子どもと大人が一緒に楽しめる空間を作ってほしい」と展示に対するアイデアや意見を監督からもらい、その刺激をイベントに生かすことで、“時を越える細田守の世界”を表現しようと準備を進めたという。さらに、『時をかける少女(2006)』、『サマーウォーズ(2009)』、『おおかみこどもの雨と雪(2012)』、『バケモノの子(2015)』の過去作の展示も用意。新作との関係性を分析・紐解き、細田守監督と多くのスタッフが作り上げた映画の魅力に迫っている。また、最新作はもちろん、過去作のオリジナルグッズも販売される「スタジオ地図SHOP」の併設も決定している。この夏、くんちゃんとミライちゃんが見る“未来”を体験し、『未来のミライ』の不思議な世界に“タイムリープ”してみてはいかがだろう。『未来のミライ』は、2018年7月20日(金)より、全国にて公開。「未来のミライ展~時を越える細田守の世界」は7月25日(水)~9月17日(月・祝)まで東京ドームシティGallery AaMoにて開催。(text:cinemacafe.net)
2018年04月25日口で喋る以外にも、カラダはいろんな箇所で音を発します。違和感のある音から小気味のいい音など、様々。男性はそんな音に敏感に反応し、興奮することもあるようです。そこで、“聞くと興奮する女子のカラダから発する音”について、男性たちの意見を踏まえてご紹介します!文・塚田牧夫“唾”をゴクリと飲む「緊張したときとか、唾をゴクッて飲みますよね? あのときに鳴る喉の音が好き。僅かな音だけど聞き入っちゃいます。こっちにも緊張感が伝わってきて、興奮します」タカシ(仮名)/30歳音だけでなく、女性の喉の動きに注目する男性もいますよね。もしかしたら、卑猥な妄想を掻き立てられるのかもしれません。“お腹”がグーっと鳴る「僕の彼女なんだけど、よくお腹が鳴るんです。グーッて感じで、結構デカいんですよね。だから彼女はいつもアメとか持ち歩いてます。たまに忘れてグーッて鳴ってしまったとき、恥ずかしそうにしてるのが可愛い」ハルタ(仮名)/27歳お腹が鳴るのは体質にもよりますよね。女性にとっては聞かれると恥ずかしい音かもしれません。その恥ずかしさが伝わってきて、男性は得をしたような気分になるんでしょう。“鼻”をクンクン鳴らす「人って、嫌なニオイを感じたとき、クンクンと鼻を鳴らすじゃないですか。ニオイに違和感を覚えているような感じで、顔をしかめますよね? 女の子のああいった仕草に興奮します」ケイイチ(仮名)/31歳音のみではなく、表情も含めて興奮するんでしょう。男性のなかには、「臭いニオイを嗅がせるのが好き」という変わった性癖の持ち主もいるので、その延長かもしれません。“頭”をボリボリ掻く「職場の向かいのデスクの女子社員なんですけど、たまに頭をボリボリ掻いています。僕は心のなかで“掻いてる掻いてる……”と思いつつ、聞き入っています。無意識なんでしょうね。自分では気付いてない感じが、なんかいい」ユキヤ(仮名)/28歳女子の無防備な様子に興味をそそられているんでしょう。男性が好むとされる“隙のある女性”という印象を与える行為かもしれませんね。“男が聞くと興奮する女子のカラダから発する音”をご紹介しました。こういった音も、男性にとっては興奮する要素となり得ます。特殊な要素かもしれませんが、身につけておくと何かの役に立つ……かもしれませんね?(C) Forewer / Shutterstock(C) OrelPhoto / Shutterstock(C) Mangostar / Shutterstock(C) pathdoc / Shutterstock(C) LightField Studios / Shutterstock
2018年04月22日