吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。『夢』のメッセージが教えてくれること「夢は超意識からのメッセージである」『眠れる預言者』『ホリスティック医学の父』と呼ばれたエドガー・ケイシーは夢についてこのように述べています。また精神科医、心理学者であるカール・グスタフ・ユングは夢について、心の深いところから、その人の生き方そのものについて関わりのある、何か大切なことを告げてくるものである、と考えました。今朝見た夢には意味があるのだろうか。ストーリー、場面をありありと覚えている夢を見ることがあります。夢の中の怖さや悲しみや驚きなどの感覚が妙にリアルで、何度でもリフレインして味わえるような夢もあります。大抵の場合、現実にはありえないような奇妙な展開を見せます。そんな夢について(きっと疲れていたからこんな夢を見たのだ)(こんな夢には意味がない)と流してしまうことが多いのではないでしょうか。また『いい夢』『悪い夢』とジャッジして一喜一憂することもあるでしょう。しかし、夢に「いい」「悪い」はありません。そのように判断していると、夢の真髄に触れることはできません。十代の頃から夢には何か意味があると思っていました。『追いかけられる夢』を繰り返し見ていた頃を思い出してみると、確かに精神的に厳しい時期でした。夢のメッセージとは、夢主の現状を伝えているということ、そして問題解決の方法を示唆しているのです。追いかけられ、袋小路に追い詰められ、「助けてー!」と叫ぼうとしても声が出ない…。この夢のメッセージは、今実際に『追い詰められている状態』であるということ。そして『助けを求めようとしても求められない自分』がいますよ、逆に言うと、「助けを求めれば状況は改善します」ということを伝えていたのです。夢のメッセージを実際に行動に移してみること。ここが最も大切なポイントです。でも十代の私はそこまで解釈することができずにいたのですが、仕事を始めてからまた『追いかけられる夢』を見た時期がありました。実際には1日おきに締め切りがあるような状況でした。「誰かに追いかけられている。急いで家に帰ってテレビをつけ、『誰か』が今どこにいるか映し出し確認する」この夢には、まさに解決方法が示唆されています。つまり、テレビで確認するというのは、「何から始めたらいいか、落ち着いて確認しなさい」ということ。仕事の優先順位を考え、落ち着いて取り組んでみたところスムーズに、ストレスもなく終えることができたのです。夢のメッセージは、誰にアドバイスされたのでもない、自分が自分に与えているアドバイス。夢を人生に取り入れることは、自分自身と一緒にいることなのです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年11月08日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。「いいね!」という『存在確認』90歳になる父は、毎朝6時過ぎに散歩がてら我が家にやってきます。新聞を取り込み、カーテンを開け、植木の手入れなどをして6時半には帰ります。その時間、私はまだ寝ているので父が来ていることに気づきません。起きて、カーテンが開いているのを見て、今朝も父が来たのだと確認するのです。言ってみればこれは存在確認。父もそのつもりのようです。たまに雨が降った日など来ないこともあり、その時は少し胸がざわざわします。部屋で倒れてやしないか。悪い想像ほどイメージしやすいのですから困ったものです。そんなときは「おはよう、今日はどんな予定なの?」と電話をして、元気なことを確かめます。SNSの「いいね!」もまた、その人が生きている証(なりすましなどもありますがそれは除外して)です。生きている…というと大袈裟かもしれませんが、いつものコンタクトが途切れると、ふっと心配になるときがあるのです。二十代の頃に仕事関係で知り合ったAさんは、私のことを陰ながらずっと応援してくれていました。ときどき電話で近況など報告し合ったり、メールが来たり。Facebookの投稿には必ず「いいね!」を押してくれ、よくコメントも書いてくれました。私も時々Aさんの投稿をタイムラインで読んでいました。新しいプロジェクトについての抱負や、大好きな映画についての思いなどが語られていたのですが、ある頃から投稿する内容が変わっていったのです。世の中に対して悲観的であったり、時には批判的であったり。何か、うまくいっていないのかなあと思っていたところ、事故で亡くなったと知り合いから連絡がありました。SNSは不思議な世界です。連絡が途絶えていた人とつながり、実際に会ったことのない人ともつながる。他人のプライベートが垣間見える。多くのどうということのない情報を共有する仮想の空間。例えばFacebookの中には時の流れがあります。ある日、時が止まった友人たちのタイムライン。誕生日には亡き友人たちの誕生日を祝うメッセージが寄せられます。命日ではなく、生まれた日が記憶されてつながっていく。存在なき存在確認です。「いいね!」はコミュニケーションの一つであり、承認であり、存在確認です。「いいな」と思うことに「いいね!」が返ってくる。「私はここに!」自分の存在確認でもあるのです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年11月01日作家・中山七里が唯一映像化を望まなかった(!?)小説「作家刑事毒島」がテレビ東京系にてドラマ化が決定。テレビ東京で初主演を務める佐々木蔵之介が、作家刑事に扮する。出版プロデューサーを名乗っていた百目鬼二郎(コトブキツカサ)という男が刺殺体で発見された。警視庁捜査一課の警部・麻生と犬養隼人と共に現場に来た新入り刑事・高千穂明日香は初めての事件現場に気合が入る。被害者の元勤め先の出版社で聞き込みをすると、新人賞の審査を巡り、百目鬼に「殺してやる」などと書かれた脅迫状が送られていたことが明らかに。そこで犬養が高千穂を向かわせたのは“出版業界にめっぽう強い”というある男のところ。それが売れっ子作家・毒島真理。実は元捜査一課の優秀な刑事だったという。高千穂は毒島の毒舌やこだわりに戸惑いながらも、事件の捜査を共に進めることに…。佐々木蔵之介が演じる主人公・毒島真理は、現役のベストセラー作家でありながら元捜査一課の刑事。その経歴を生かし、若手刑事を指導する刑事技能指導官という特殊な肩書を持つ男だ。刑事時代はえげつないほど饒舌に容疑者を追い込んでいき、落ちなかった犯人は一人もいないとの伝説を持っているとか。毒島は、新川優愛演じる新入り刑事の高千穂明日香と事実上バディを組み、出版業界で巻き起こる連続殺人事件の捜査に乗り出ていく。ほかにも、女流作家・羽衣サヤ役の遊井亮子、長年作家を目指す“ワナビ”只野英郎役に塚地武雅、高千穂の先輩刑事・犬養隼人役の徳重聡、そして高千穂・犬養の上司・麻生警部役の吹越満と実力派が脇を固める。<原作者・中山七里に一問一答>Q:作家刑事毒島シリーズがドラマ化されるにあたっての思いをお聞かせください。A:この原作だけは映像化されたくなかった(横溝正史か)。Q:毒島というキャラクターを佐々木蔵之介さんが演じることについての印象はいかがですか?A:虫も殺さないような善人面という設定なので、原作者として文句の付け所がありません。Q:作家業界の独特な世界が描かれていますが、リアルな部分もあるのでしょうか?A:殺人事件以外はほぼリアル、というか、かなり希釈しています。Q:ファンや視聴者へメッセージをお願いいたします。A:歪んだ性格の犯罪者と更に歪んだ性格の刑事の対決をお楽しみください。月曜プレミア8「作家刑事 毒島真理」は11月30日(月)20時~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年10月26日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。星空の片隅で1日の長さは、1年に0.000017秒ずつ伸びている。月は1年に3.83ずつ地球から遠ざかっている…ということを、多くの人は知っているのだろうか…。と、冒頭から疑問を投げてしまいましたが、0.000017秒など感じられない時間とは言え、私が(これが1年)と思っている長さが不変のものでなかったのは、結構な衝撃でした。物理学者の全卓樹は著書『銀河の片隅で科学夜話』(朝日出版)の中で、1日の時間が延びるのは、毎日の潮の満ち引きのときに海水と海底の摩擦が起こり、これが地球の自転を遅らせている原因だとつづっています。そして月はその反作用で地球から遠ざかる…そして500億年後、1日は45日ほどの長さになるらしい。月は小さく見えて、潮の満ち引きもなくなるでしょう。もっともその頃には膨張した太陽から宇宙線が降り注ぎ、人間は住んでいられない環境に。とても想像の出来ない未来がそこにあります。先日、車の中でラジオを聞いていたら、国立天文台の教授が超新星爆発について解説していました。超新星爆発とは星の終わり。質量の大きな恒星がその一生を終えるときに大爆発を起こし、数ヶ月から数年にわたり太陽のように大きく明るく見える。今、オリオン座の右肩にあるベテルギウスが暗くなり始めたために、終焉が近いのではないかと考えられているそうです。宇宙は不思議に満ち溢れています。教授の話を聞いていると、その超新星爆発がこの数年のうちに起こりそうなかんがあります。ラジオを聞きながら何だかわくわくしてきました。ナビゲーターの女性もうきうきした声で「何時頃起こるのでしょうか?来年あたりですか?」と質問すると教授は「1、2万年のうちに…だと思います」と。ああ、私は宇宙時間の中にいるのだった…。「近いうち」の桁が違いすぎます。この果てしない宇宙の時空間の中に生きている私たち、なんて小さな存在でしょう。でも、そんな小さな存在である私たちの悲しみや孤独は時にとても深い。生きようとする力は強く、その愛はとてつもなくあたたかい。宇宙の時の流れの一雫にも満たない時間を生きる命の重さを、しみじみと思うのです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年10月25日菅野美穂が約4年ぶりに連続ドラマに主演する、2021年1月スタートの新水曜ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」。この度、菅野さん演じる主人公の娘役に浜辺美波が決定した。浜辺さんが演じるのは、筋金入りの漫画オタクで、これまで趣味に忙しく恋愛の優先度は低かった20歳の女子大生・水無瀬 空(みなせ・そら)。主人公であるシングルマザーの恋愛小説家、水無瀬 碧(菅野美穂)のひとり娘。とある理由から、母と共に「恋をしよう!」と一大決心をする。浜辺さん自身、演じる空と同じように漫画好きとして知られるが、「今は、漫画やアニメは娯楽として休日に嗜んでいます」とコメント。「特に読むのは少年漫画系です!連載ではなく、あえて単行本が出るまで待って単行本で読むタイプです。『今日は台本読まなきゃいけないけど、どうしても1回リフレッシュしたい!』というときに、パーッと漫画をパッケージで選んで大人買いして読むことが多いです」と明かす。さらに「誰もが何かのオタクであると思います。空にとっての熱中した分野が、たまたまアニメや漫画であるというだけで。熱中するものが存在するということは、とても素晴らしいことだと思いますし、その分野に対して知識や収集を極めたことへのリスペクトがあります」と浜辺さん。恋愛に対して積極的ではなく、これまで恋のきっかけもなかったという空に「すごく共感できます!」とも言う。「恋愛って無理してするものじゃないし、(彼氏が)いなくてもいないなりに楽しいし自由に過ごせる。それこそ娯楽を楽しむ時間も自由です。万が一できたとしても、それに振り回されたくないなと思っちゃうので、空の考え方は、とても理解できます」と自身とも照らして語る。そして、母親役の菅野さんについては、「かっこよくて尊敬しかありません。今回は娘役ということで、その背中をみて学びつつお世話になりたいと思っています。まだまだ未熟者で至らぬ娘ではございますが、何卒よろしくお願い致します!!」と語った。そんな浜辺さんの起用について日本テレビ情報・制作局プロデューサーの小田玲奈は、「若者の多くがそれぞれに没頭できる楽しみを持っている今、『オタク』な空はごく一般的な女の子なのだと思います。母は『恋愛が教えてくれるものは大きい』と思っているけれど、娘には大事にしたい趣味があったりで、『恋愛を重要視していない』…そんな母娘の世代間にある価値観のギャップを、浜辺さんが娘世代を代表して、面白く&リアルに演じてくれることを期待しています」と語っている。新水曜ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」は2021年1月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年10月21日北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテルが舞台の、波瑠・主演映画『ホテルローヤル』。この作品を撮るなら東京でセットを組むことはありえないという製作陣の熱い思いから、撮影は札幌と釧路を中心に全編、北海道で行われた。特に本作の舞台となった釧路については、釧路出身の原作者・桜木紫乃が「釧路の街は物語が生まれる大切な場所です」と語る。「表面的には昭和の華やかさが失われたように見えるかもしれないのですが、釧路へ帰っていつも思うのは、相変わらず美しい街だな、ということ。時代の流れで人の興味と動線は変化しましたが、釧路というところは、美しい年の取り方をしている街だと思うんです」と言うほど。本作のほかにも、北海道は広大な大地に豊かな自然と絵になる景観が豊富なため、映画やドラマの舞台となっており様々な撮影が行われている。観たら訪れてみたくなる北海道が舞台の映画を6作、紹介する。『幸福の黄色いハンカチ』(1977)◆夕張市刑務所帰りの中年男が、偶然出会った若い男女とともに妻の元へ向かうまでを描いた山田洋次監督によるロードムービー。過去を持つ主人公の物語と若いカップルのラブストーリーが北海道の四季とともにつづられ、1977年に公開されるや大ヒットを記録し、その年の映画賞を独占した。主演は名優・高倉健、その妻役に倍賞千恵子、製作当時、映画初出演だった武田鉄矢、桃井かおりらが共演。感動のラストシーンのロケ地となった夕張の地に、同映画の資料が展示された観光施設「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」が設置され、黄色いハンカチがたなびく柱は観光名所となっている。『Love Letter』(1995)◆小樽市岩井俊二監督の劇場用長編映画デビュー作。天国の恋人に向けて送った1通のラブレターがきっかけで、埋もれていたふたつの恋が浮き彫りになっていく、淡く懐かしい感情を喚起する珠玉のラブストーリー。主演は一人二役を演じ分ける中山美穂と豊川悦司。日本アカデミー賞のほか数々の映画賞で最優秀作品賞を受賞。小樽と神戸という2つの美しい港町が舞台となっており、神戸のシーンも北海道小樽市でロケーション撮影された。日本だけでなくアジア、特に韓国で人気となり、当時多くの韓国人が小樽のロケ地を訪れて話題となった。『しあわせのパン』(2012)◆洞爺湖町、月浦町『ぶどうのなみだ』(2014/岩見沢市)、『そらのレストラン』(2019/せたな町)へと連なる北海道映画シリーズ第1弾。原田知世と大泉洋が主演し、北海道・洞爺湖のほとりの小さな町・月浦を舞台に、宿泊設備を備えたオーベルジュ式のパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる人々の人生を四季の移ろいとともに描いた心温まるストーリー。洞爺湖町月浦地区に実在する店がモデルとなっており、すべてのシーンが実際の店舗を含め北海道で撮影された。モデルとなったカフェがスクリーンそのままの姿で実在し、映画と同じように洞爺湖を望みながら美味しいコーヒーを飲むことができる。『私の男』(2014) ◆紋別市作家・桜庭一樹による第138回直木賞受賞作を、『海炭市叙景』『夏の終り』の熊切和嘉監督が映画化。モスクワ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、最優秀作品賞に選ばれるとともに主演の浅野忠信が最優秀男優賞を受賞した。孤児になった少女と彼女を引き取った遠縁の男が、内に空虚を抱えながらも寄り添うようにして生きる姿を描き出す。冬の凍てつく寒さとともに町を覆う“流氷”など、荒々しく繊細な北海道の雄大な自然を捉えた映像も見どころ。『糸』(2020) ◆函館市1998年にリリースされた北海道出身の中島みゆきのヒット曲「糸」をモチーフに、平成元年に生を受けた2人の男女が出逢いと別れを繰り返し、平成の終わりに再び出逢うまでの18年間の軌跡を壮大な愛の物語として描く。菅田将暉と小松菜奈が3度目の共演。北海道がメインの撮影地となっており、美瑛町や上富良野町、函館空港(函館市)や津軽海峡フェリー函館ターミナルなどが登場する。菅田さん演じる主人公が働くチーズ工房は、北海道・幕別町に実在する「チーズ工房NEEDS」。ここでは映画とのコラボ商品も発売され、話題となった。『ホテルローヤル』(2020年11月13日公開)◆釧路市桜木紫乃原作、直木賞受賞の大ベストセラー小説が待望の映画化。釧路湿原を望むラブホテルを舞台に、ホテルで働く従業員やホテルを訪れるお客さんなど行き交う人々の様々な人間模様を描く。「ホテルローヤル」は原作者・桜木さんの実家で釧路に実在したラブホテルがモデル。全編を北海道(札幌・釧路)で撮影。釧路市街地のシンボルである幣舞橋や釧路港、市民の台所として馴染みのある和商市場が登場するなど、釧路の街の魅力が盛り込まれているのも見逃せない。『ホテルローヤル』は11月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011『しあわせのパン』製作委員会私の男 2014年6月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2014「私の男」製作委員会糸 2020年8月21日(金)より全国にて公開予定©2020映画『糸』製作委員会ホテルローヤル 2020年11月13日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©桜木紫乃/集英社 ©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
2020年10月18日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。五行詩の中の宇宙雪が降っていて手鏡をそっと差し出す母がいて「点滴ポール生きるという旗印」岩崎航(ナナロク社)ーより引用これは筋ジストロフィーを患い、人工呼吸器をつけながら詩人として活動する岩崎航さんの五行詩です。たった21文字の言葉の中に、岩崎さんと母の人生がある。この詩に出会ったとき私は言葉の持つ可能性に打ちのめされた。言葉の奥にある『宇宙』を感じたのです。宇宙というと大袈裟に聞こえるかもしれません。果てしなさとでもいうのでしょうか。人の心の深淵を見たような感慨があったのです。詩を解説するのは無意味なことです。ただこの詩を何度も読み、心に湧き起こる自分の感覚や感情を味わうことで、私たちは自分の心の深淵へと入っていくことができるのです。五行詩は世界観をぎゅっと凝縮し、行間にふくらみを持たせるように書く…と私は考えます。また、余韻をとても大切に。そこには文字数が制限されている歌詞に通じるものがあります。歌詞は伝えたいこと、描きたい世界を音数に合わせて書きます。伝えたいからと言って説明的な言葉だと、歌から離れていきます。歌詞も行間にふくらみを持たせ、説明しなくてもその世界を感じとれるように書くことが求められます。また五行詩にはそれぞれのリズムがあり、声に出して読んでみるとよりしっくりと心に入ってきます。古来、和歌を嗜み親しんできた日本人には、馴染みのある言葉のリズムがあるのです。大学で担当している作詩研究のクラスで、毎回五行詩を書くことを取り入れました。学生たちは、前期の初めの頃は長々とした五行詩を書いていましたが、後期に入ると心と思いと言葉の中に宇宙を見いだしかのようにぎゅっと凝縮された詩を書けるようになってきました。時代の空気感をそれぞれの内面に映し出した世界がそこにあります。それは、世界を、自分を『見つめる目』が変わってきたことを表しているのです。この変化が作詞にどう現れるか、それは後期の試験の楽しみでもあります。詩を書くことは新しい扉を開く鍵になるかもしれません。日記のように、その日感じたことを五行詩に。心の深淵へ入っていくのは、自分と出会っていくことでもあります。「自分の力で見出したことが暗闇を照らす灯火になる」岩崎航さんのこの言葉に勇気をもらいます。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年10月18日女優の中山美穂(なかやま・みほ)さんが、2020年10月14日にインスタグラムを更新。妹で女優の中山忍(なかやま・しのぶ)さんのピンショットを投稿するとともに、姉としての思いをつづっています。中山姉妹の仲のよさに「癒される…」この日、中山美穂さんが公開した妹・中山忍さんの写真がこちらです! この投稿をInstagramで見る 妹が可愛いことについて。 幼少期、いつもお姉ちゃんお姉ちゃんとついて来る妹だった。 頻度は違えどそれは今も変わらない。 妹よ。 MIHO NAKAYAMA (@_miho_nakayama_)がシェアした投稿 - 2020年10月月13日午後9時47分PDT猫を目の前に、優しい笑顔を見せる中山忍さん。きっと家族の前でしか見せないであろう素の表情が、とても魅力的ですね。中山美穂さんは『妹がかわいいことについて』と題し、幼少期はいつも「お姉ちゃんお姉ちゃん」とついてくる妹だったと懐古。続けて、「頻度は違えどそれは今も変わらない。妹よ」とつづり、今でも姉妹仲がよいことをアピールしています。この投稿を見たファンは「2人とも美人!」「久しぶりの投稿に癒されました」と大喜び。「ほっこりと温かい気持ちになった」と感謝の声を寄せています。・仲がいいって素晴らしい!今度はツーショットをよろしくお願いします!・本当に美人さん。これからも素敵な姉妹でいてください。・久々の更新、嬉しいです。仲むつまじい2人が大好き!過去には、妹の中山忍さんのインスタグラムに姉の中山美穂さんが登場したことも!この時も仲のよさが話題になりました。 この投稿をInstagramで見る 素晴らしい夜でした✨ 私の姉は、こんなにも真摯に、ステージに立つのですね。 たぶん…震えるような緊張と心踊る喜びと感謝。 その気持ちの揺れまでもが胸に迫る時間でした。 ちょっと泣きそうになったよ。 そう言おうとして楽屋前で待っていた 妹の顔を見た瞬間、爆笑する姉…。 感動した事は言わないでおくことにしたよ笑笑 お疲れさま!とハグした姉の華奢さと ステージ上でのエネルギー溢れる姿とのギャップに 驚きつつ、やっぱりうちのおねえやんはすごいなぁ、 とあらためて感じた名古屋の夜でした 姉を支え応援してくださるみなさまに感謝です✨ 2019.3.16 名古屋 中山忍official (@_shinobu_nakayama_)がシェアした投稿 - 2019年 3月月17日午後9時18分PDTこれからも姉妹で支え合いながら、活躍してほしいですね!中山美穂、インスタに投稿された現在の姿に驚き!妹の中山忍ってどんな人?中山美穂の妹・中山忍も女優って知ってた?子供時代のツーショットを公開[文・構成/grape編集部]
2020年10月15日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。若者の敬語と大人の責任「若者の敬語はなってない」こんな批判をよく耳にします。多くの場合、次に「今の若者は軟弱」とか「礼儀を知らない」といった話になります。言葉という観点に立つと、私もそのように思ったことがあります。しかし、週に一度大学の授業で若者たちと接するうちに、若者を批判するのは重箱の隅を突くようなものだと思うようになりました。若い人たちの敬語なり丁寧語の使い方が間違っている場面によく出くわします。二重敬語だったり、敬語と謙譲語がごちゃ混ぜになっていたり。心の中で(ああ…)と思うこともしばしばです。でもよく考えてみると、彼らは丁寧に接しようと努めている。ただ、ちゃんと学んでいないだけです。もしかしたら、まわりの大人がきちんと話せていない環境にいたのかもしれません。敬語や謙譲語を教科書や本で学ぶこともありますが、育っていく中で身についていくものです。ですから、若い人たちが間違った敬語の使い方をしているのを聞いたら、職場の上司は指導すべきです(…べき、という言葉は使いたくありませんが)。丁寧に接したいという気持ちがあるのですから、そこを大切にしながら伝えてほしいと思います。音楽大学で作詞について教えているので、多くの学生たちと接します。今年は新型コロナウイルスのために前期はオンライン授業となり、後期はオンラインと対面のハイブリッドの授業を行なっています。直接顔を合わせずに一年終わってしまう学生たちがほとんどなのですが、オンライン授業での利点がありました。毎週の課題提出、歌詞の添削など、学生と直接メールでのやりとりがあります。54名の学生ほぼ全員のメールの文体は丁寧で、とても清々しいことに感心しています。大学生だからそれは当然のこと…と思う人もいるかもしれません。言葉はその人を語ります。丁寧であるかカジュアルであるかということではなく、言葉にはその人の心の温度が現れる。そういう意味で、学生たちの言葉には作詞をすることへの真摯な気持ちを感じるのです。すると、言葉も真摯になります。むしろ、大人たちの言葉のほうがぎすぎすと批判的になっているような、清々しさを失っているような感があります。言葉は時代とともに変わります。私世代の言葉を、親世代は受け入れがたかったかもしれません。変わりゆく言葉、その一方で変わらない言葉、変わってはならない言葉があります。日本語の美しさは日本人の精神文化です。言葉の乱れを糾すよりも、日本語が私たちの精神文化であることを知ることが大切なのではないでしょうか。そしてその精神文化を伝えていくのは、大人世代の責任なのです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年10月11日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。秋の実り、人生の実り収穫の秋、実りの秋を迎えました。実りの喜びを味わう時期です。人の一生を季節にあてはめる。若い働き盛りの時期を過ぎて、人生の秋は50代、60代を過ぎた頃から…でしょうか。種を蒔き、耕して、そして実りとなる。人生の大きな実り。そして、こうして過ごしている中でも繰り返されるのでしょう。人生の実りを味わえる年代を迎えましたが、種蒔きの日々は続きます。小さな種、大きな種。なんかこう、畑に一粒ずつ種を蒔いて、丁寧に土をかぶせて水をやっている……そんな日々です。仕事のことで言えば、一つ一つの仕事を大切にすることも種を蒔くこと。何かを学ぶことも、人間関係を丁寧に紡ぐことも種を蒔くこと。日々のささやかなことをも大切にすることが、蒔いたものを耕すことになり、心のあり方が栄養を与えることになる。いつも意識しているわけではないですが、丁寧に育てることの大切さを今しみじみと感じます。それも人生の秋を迎える年代になったからでしょうか。自分の実りは何があるだろうと考えたとき、真っ先に浮かぶのは家族かもしれません。父はもうすぐ90歳に、母が亡くなってからひとりで暮らしています。私と妹たちはすぐ近くに住んでいますから、毎日電話で話したり食事をしたり。娘たちが近くにいると言っても、衰えていくことへの不安を抱えながら生きているのだと思います。それぞれの家族にはさまざまな事情があります。問題のない家族はないでしょうし、家族だからこそうまくいかないこともある。自分の年齢だけ家族の歴史があるのですが、それだけの時間をかけて耕して、いま、実ったのかなと思っています。芽が出て、育っていく間に雨で流されたり、干ばつで枯れてしまったり、踏み荒らされたり。いろいろなことがありましたが、耕すことを諦めなかったからいまがある。これは私にとっての大きな実りなのです。仕事の成功や、目に見えるもの、形あるものに実りを求めてしまいがちですが、自分自身の心の中に実りを感じていけたら、小さなことにも喜べるのではないでしょうか。忙しく、瞬く間に過ぎていく日々の中でこぼれてしまった種の中に、本当に大切なものがある……そんなことに気づいていく感性を磨いていきたい。それがいつか人生の秋を迎えたとき、きっと豊かな実りとなるに違いありません。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年10月04日タレントや女優として活躍している中山エミリ(なかやま・えみり)さん。妹・英玲奈(えれな)さんも芸能界で活躍しており、バラエティ番組『王様のブランチ』(TBS系)や釣りをテーマとした番組『釣りうぇ~ぶ』に出演しています。そんな2人の父親が俳優のマイケル中山さんだということや、英玲奈さんの学歴や結婚、妊娠など、さまざまな情報をご紹介します!中山エミリの妹は英玲奈どんな人?中山エミリさんの妹・英玲奈さんは高校生時代からファッション誌のモデルとして活躍しており、日本人離れした美しすぎる容姿が話題になっていました。そんな英玲奈さんのインスタグラムには、つい見とれてしまうような自撮りが満載!まるでどこかの国のお姫様のようなビジュアルに「憧れの顔」「いつ見てもきれい」と絶賛の声が寄せられています。 この投稿をInstagramで見る 今日は午後になって、 眠すぎて頭痛くてお昼寝しました。 もう初夏ですが、私はいつも、 #春眠暁を覚えず です。 英玲奈 タレント・料理家 (@erena_erenyan)がシェアした投稿 - 2020年 5月月13日午前12時48分PDT英玲奈さんはモデルとして活動する一方で、タレントとしても活躍。2006~2012年の間、『王様のブランチ』でリポーターを務めていました。また、2019年からは釣りをテーマとした番組『釣りうぇ~ぶ』にもレギュラー出演。安定したトーク力で、番組を盛り上げています。 この投稿をInstagramで見る #釣りうぇーぶ 今週も収録してきました! 金曜日21時からOAです。 是非ご覧ください^_^ 英玲奈 タレント・料理家 (@erena_erenyan)がシェアした投稿 - 2020年 7月月7日午前4時04分PDTさらに英玲奈さんは女優としても数々のドラマや映画で活躍。2002年公開の映画『青い春』をはじめ、2010年公開の映画『君にラヴソングを』、『ラヴ・ノーツ 十二の果実。』、『猿ロック THE MOVIE』などに出演。さらに2008年放送の特撮ドラマ『炎神戦隊ゴーオンジャー』(テレビ朝日系)、ドラマ『絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット~』(フジテレビ系)、2009年放送の『相棒 season7』(テレビ朝日系)など、紹介しきれないほどたくさんの作品に出演しています。中山エミリの妹・英玲奈の学歴は?カリタス出身英玲奈さんは幼稚園から高校までカリタス学園に通っていました。しかし2019年5月28日、同校の最寄り駅である登戸駅(川崎市多摩区)近くで無差別殺傷事件が発生。50代男性の犯人によって、カリタス学園の児童と保護者合わせて20名が殺傷されました。この事件を受け、同月29日にインスタグラムを更新した英玲奈さんは「幼稚園から高校まで自分が通った道で事件が起き、胸が痛いです」とつらい胸中をつづっています。昨日は朝からとてもやりきれない事件が起き、たくさん報道されていますね。登戸駅付近で多くの方が被害にあわれました。亡くなられた小学生が通われていたのは、カリタス小学校でした。カリタス学園は私の母校です。どこで起こった事件でも、どなたに起こった事件でも、このような事件はもちろん同じようにやるせないのですが、幼稚園から高校まで自分が通った道で事件が起き、自分が習った先生の会見を拝見して、やはりたくさんの状況の想像がつき、胸が痛いです。erena_erenyanーより引用続けて、事件が起きてしまったことへの残念な気持ちをつづり、「涙がとまりません」と悲しみを吐露。亡くなった人への冥福を祈るとともに、「1日も早く安心して暮らせる日常を取り戻されますように」とコメントしています。体だけでなく、多くの子供の心に大きな傷を残してしまう事件が起きてしまったことが残念でなりません。卒業した私ですら動揺しているので、在校生、保護者の方のお気持ちを考えると涙がとまりません。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り致します。怪我をされた方が一日も早く元気になられることを心からお祈り致します。子供達の心のケアをしっかりして、一日も早く安心して暮らせる日常を取り戻されますように。そして、このような事件が起こらないような国づくりを、私達一人一人がしていかなければならないのだと感じます。erena_erenyanーより引用英玲奈さんはその2日後にもインスタグラムを更新。事件についての投稿に多くのメッセージが寄せられたことに感謝し、今後このような事件が起こらないように行動をしていきたいとつづっています。 この投稿をInstagramで見る 今日は公園で撮影してきました! 久しぶりのスチール撮影、色々と好きなお話させていただいて楽しい時間を過ごせました! 詳細はまたお伝えします。 母校、カリタスの在校生があわれた事件についての記事に沢山のメッセージをいただきましてありがとうございました。 DMも大切に読ませていただきました。 カリタスの卒業生からも多くのメッセージをいただきました。 やはり皆さん同じ気持ちでいらっしゃるようでした。 そして、今何か自分に出来ることはないか、そう考えていらっしゃいました。 それぞれの形で出来ることに取り組んでいるようです。 私はたまたま昨日、 以前からお約束していて、 小学校の担任をしてくださった先生で、今はレストランをやられている方とお会いする予定がありました。 何人か同級生も一緒に先生にお会いして色々なお話をしました。 みんな、どうしても涙が出てしまったけれど、 これから何が出来るのか、沢山お話しました。 今だけ行動すれば良いのではなく、 長期的に出来ることを先生のご協力のもと計画しています。 昨日話していてみんなで感じていたことの一つに、 最近まで気づかなかったけれど、 私達は本当に愛に溢れた恵まれた環境で育ててもらったな、ということがありました。 だからこそ、学校に、社会に、 恩返しをしていきたいと感じています。 事件のとき、 下級生を気遣って自分を奮い立たせた上級生たち、 自分が大きな怪我をしているのに、 自分より大変な子がいるから助けてあげてと訴えた一年生の子もいたそうです。 立派な子供達の話を聞いて、何をしていても涙が出てしまうけれど、 傷ついた子供達の笑顔が見られるように、 またこんな事件が起こらないように長期的な行動を起こしていかなければいけないですね。 被害に遭われる方がこれ以上増えない努力はもちろん、 加害者を生み出さない社会づくりも大切になってくると思います。 孤立した方が出ないように、 国で、地域で、会社で、そして家庭で、 一人一人が周りの人への接し方を見直すキッカケになってほしいです。 私自身も他者への関わり方を見直さなければと思います。 そしていつか親になることが出来たら、しっかり子供と向き合い希薄にならない親子関係を築いて行きたいと感じました。 英玲奈 タレント・料理家 (@erena_erenyan)がシェアした投稿 - 2019年 5月月31日午前3時48分PDT中山エミリの妹・英玲奈、結婚そして妊娠!英玲奈さんが、2017年2月22日に一般男性との入籍をブログで報告。結婚指輪が置かれた婚姻届の写真とともに、家族や応援してくれている人たちに感謝の言葉をつづっています。本日、婚姻届を提出し、予てよりお付き合いしていた方と入籍致しました。一生尽くして行きたいと思える方と出会い、こうして家庭を築けることを大変嬉しく思っております。お仕事を一つ一つ大切に頑張ること、愛猫を大切にすることに加えて、"家庭を守る"という役割が増えるのだなと、身が引き締まる気持ちでおります。私の大切な夢の一つを叶えてくれ、大切な入籍日に猫の日を選んでくれた夫、温かく家族に迎え入れてくれた夫のご家族、送り出してくれた自分の家族、そして、いつの日からか、早く幸せになってね!と言ってくださる様になった応援してくださる皆様、皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。英玲奈オフィシャルブログーより引用同年8月14日に更新したブログでは、結婚式を挙げたことを美しいウエディングドレス姿の写真付きで報告。先日、結婚式を執り行いました。まず、お世話になった皆様へのお礼をと思い、ご報告が遅くなりすみません。英玲奈オフィシャルブログーより引用式では終始泣きっぱなしだったといい、英玲奈さんにとって人生で忘れられない感動の1日になったようです。2月に入籍をし、今までお世話になった皆様に感謝の気持ちを伝えたいと準備して参りました。大好きな家族、親戚、友人、お世話になった皆様が勢揃いしてくださっているのを見て感謝の気持ちでいっぱいになり、最初から泣きっぱなしでしたw英玲奈オフィシャルブログーより引用翌日のブログでは、新郎新婦のツーショットやフラワーシャワーの様子といった、結婚式の写真を紹介しました。英玲奈さんは2020年8月16日に第1子妊娠をインスタグラムで発表。新型コロナウイルス感染症の流行や、豪雨災害にあった人を気遣うコメントとともに、大きなお腹の写真を公開しています。 この投稿をInstagramで見る 私事で大変恐縮ですがご報告させていただきます。 コロナ・そして先日の豪雨災害により沢山の方が大変な思いをされている中お知らせしていいものか悩みましたが、 お仕事の都合上このタイミングでお伝えさせていただくことに致しました。 この度お腹の中に命を授かり、 現在妊娠7ヶ月です。 心配が尽きない毎日ではありますが、 日々お腹の中で成長し元気に動く我が子を感じ、 夫と共に幸せな時間を過ごさせていただいています。 生まれるとなかなか出かけられないから今のうちに旅行とか行くといいよ!なんて言われますが、 今年は中々出かけられる状況ではなく家で過ごしています。 ですがこんな時だからこそ、 夫が家にいる時間が増え、 子供が生まれてからの社会のこと地球のこと、 子育てのこと、 色々な話をすることが出来ています。 2人で話し合いゆっくりと子供を迎える準備をするこの時間はかけがえのないものだなと感じて います。 幸いお仕事先の皆様にもご理解をいただき、 無理のない様に続けさせていただいています。 周りの皆様には感謝感謝の日々です。 今は何より、元気に生まれてきてくれることを願い、 大切に過ごさせていただきたいと思っておりますので、 温かく見守っていただければ幸いです。 コロナの影響、そして豪雨災害により被害に遭われた皆様、そして動物達が一日も早く日常に戻られますことを心よりお祈り申し上げます。 英玲奈 タレント・料理家 (@erena_erenyan)がシェアした投稿 - 2020年 8月月15日午後9時21分PDT同年9月現在は夫とお腹の子と一緒に幸せな時間を過ごしているという英玲奈さん。無事に元気な赤ちゃんを産んでほしいですね!中山エミリの家族は、妹以外も芸能人ぞろい中山エミリさんには妹の英玲奈さんのほかにも著名な家族がたくさんいます。まず、父親のマイケル中山さんは俳優業のほか歌手としても活躍。そんなマイケル中山さんの妹は女優の中山麻理(なかやま・まり)さんで、その元夫は俳優の三田村邦彦(みたむら・くにひこ)さんです。そして中山麻理さんと三田村邦彦さんの間に生まれたのが、俳優の中山麻聖(なかやま・ませい)さん。このことから中山エミリさんと英玲奈さんは芸能一家の生まれで、芸事に関する才能を受け継いでいることがうかがえます。 この投稿をInstagramで見る 一ヶ月以上前になりますが、 はしのえみさんとおはなちゃん、 白石みきちゃん、 姉と姪っ子とランチへ。 同じ週に生まれた二人。 どんどん成長しますね(*´∇`*) #はしのえみさん#白石みきちゃん#中山エミリ #英玲奈#姪っ子#おはなちゃん#ランチ 英玲奈 タレント・料理家 (@erena_erenyan)がシェアした投稿 - 2017年 4月月10日午前3時19分PDT中山エミリさんは2010年に俳優の飯沼誠司さんと結婚。2015年に第1子を出産し、子育てと仕事に励んでいます。そんな姉に続くように妹の英玲奈さんも結婚。現在は新しい家族に恵まれ、幸せいっぱいの様子です。これからも姉妹の活躍に注目ですね!英玲奈 プロフィール生年月日:1983年2月9日出身地:神奈川県血液型:O型身長:1563所属事務所:ボックスコーポレーション高校時代からファッション誌のモデルとして活躍。2006年より『王様のブランチ』のレギュラーリポーターとして活躍するほか、『釣りうぇ~ぶ』のレギュラーも務める。その一方で女優としての才能も発揮し、2010年公開の映画『君にラヴソングを』や『ラヴ・ノーツ 十二の果実。』、そのほか多数の映画やドラマ作品に出演している。中山エミリ プロフィール生年月日:1978年10月8日出身地:神奈川県血液型:O型身長:1553所属事務所:ボックスコーポレーション1994年に、ドラマ『おれはO型・牡羊座』(日本テレビ系)で女優としてデビュー。1995年に放送されたドラマ『家なき子2』(日本テレビ系)で小村千穂役を演じ、一躍注目を集めた。その一方で、『ポカリスエット』などのCMでも活躍。1996年にはシングル『Private Eyes』で歌手デビューする。1998年頃からは、『速報! 歌の大辞テン!!』(日本テレビ系)や『ASAYAN』(テレビ東京系)など、多くのバラエティ番組でMCを務めるように。その後も、数々のテレビ番組に出演し、現在は1児の母として子育てにも奮闘している。中山エミリの現在は?夫・飯沼誠司との結婚や子どもについて調べてみると…[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。人はいつか自分の言葉、行いに出会う「人はいつか自分の言葉に出会う」…というよく言われる言葉があります。因果応報とも、情けは人のためならず、とも言うのでしょうか。悪口を言えば、どこかで悪口を言われる。相手を批難した同じ言葉をいつか言われる。反対に、ポジティブな言葉を心がけていると、ポジティブな状況が開けてきます。めぐりめぐって自分の元に還ってくるというわけです。これは言葉に限ったことはありません。ずいぶん前にこんなことがありました。まだ娘と手をつないで歩いていた頃ですから20年近く前のことです。散歩をしていたとき、雨がポツポツと振り出し、次第に雨脚が強くなっていきました。雨宿りをしようにも、そのような場所がありません。急いで引き返そうとしたとき、透明のビニール傘を2本持っておじさんが歩いてきました。おじさんは私たちを見ると1本のビニール傘を「ほら、どうぞ」と差し出してくれたのです。この出来事の何ヶ月か前、車で家へ帰る途中、急に雨が降り出したことがありました。前方から制服を着た女の子が鞄を頭にのせて速足で歩いてきました。思わず助手席の窓を開け、ビニール傘を差し出しました。女の子はびっくりしていましたが、傘を受け取ってくれました。誰かの役に立つこと、それはいつか自分も助けられるということ。世界は決して難しい法則の上に成り立っているのではないのですね。自分が差し出したものを、いつか受け取る。ただそれだけのことです。いまの社会状況は複雑な様相を呈しています。その中で私たちは不安になり、先が見えなくなり、途方に暮れることもあります。でもそんなとき、いつか自分の言葉に出会うこと、自分の行いに出会うことを忘れずにいたいものです。いま、この瞬間にできること。それを自分の軸にするとで、何をするべきか見えてくるでしょう。2ヶ月前、転んで手首の骨を折ってしまったときのこと。近くにいたおじいさんが駆け寄り、すぐに救急車を呼んでくれました。私の重い荷物を持ってくれ、救急車に乗せてくれたのです。お礼をしたく名前と住所を教えてくださいとお願いしたのですが、「あたりまえのことをしただけです」と。私は病院に向かう救急車の中で、おじいさんが健やかで幸せであるように祈りました。ひとりだけで生きていける人はいません。誰かに支えられ、誰かを支えながら生きている。優しさがめぐりめぐる社会、よい種を蒔いていく。いま、こんな状況だからこそ実感するのです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年09月27日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。かけがえのないものたち夜9時すぎに仕事が終わり、軽く食事をして帰ろうと自宅近くのお蕎麦屋さんに行きました。10時10分ほど前だったでしょうか。そのお蕎麦屋さんは深夜0時まで営業しているので、仕事で遅くなったときにはよく利用しています。ところが、東京都の営業時間自粛要請のためにすでに閉店時間。もちろん、近くのお店も同様です。このような時間にしか食事をとれない人もいるはず。日常が日常でなくなっていることへの理不尽、お腹が空いていたので余計に感じてしまいました。日常…それは本当にあたりまえのように私たちのまわりにありました。インフラが整っているのもあたりまえのように。マーケットにあふれるほど商品が並んでいるのもあたりまえ。家族がいるのも友達がいるのも、日常の中に溶け込んでいるよう。元気でいられることも。若い頃は『いま、ここにあること』のありがたさに無自覚でした。しかし、子どもが生まれ、日々成長していく姿を見ていると、一日一日の尊さが胸に迫るようになりました。子どもが生まれたときに、この世界にこれほど愛しい存在があっただろうか、と心が震えました。親であれば、誰もがそのような感慨を抱くでしょう。かけがえのない子供の成長の一瞬一瞬が、かけがえのないものになっていきました。22歳になったいまも、それは変わることはありません。同じように、高齢の両親(母は4年前に旅立ちましたが)に対しても感じるのです。あたりまえのように過ごしている日々は、あたりまえではない。いつか別れる日が来る。誰もが限りある時間を生きています。その終わりがいつ訪れるのか誰にもわからない。明日かも、一年後かもしれない。私たちはかけがえない存在、時間を与えられているのです。かけがえのないもの。唯一無二、世界に一つしかないもの。かけがえのない、愛するものを持っている幸せ、それは愛するものを失う怖さと表裏でもあるのです。子どもがまだ赤ちゃんだった頃、抱っこして子守唄を歌っているときにふっと心をよぎったことがあります。「もしもいまこの子を落としたら、死んでしまうかもしれない」命を守ることの静かな怖れは、「かけがえのない」ということの重みでもありました。あたりまえではなくなった日常が、いつの日かあたりまえになっていくのでしょうか。そんな時代や状況の変化の中にあっても、かけがえのないものは変わらない。かけがえのないものを大切にし、愛することは生きる上での柱になる。それは、私たち一人ひとり、自分自身でもあるのです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年09月20日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。今日、ふらりと旅に出ようふらりと旅に出たい。木々を震わせながら吹く風を感じたい。何も考えずに波の音を聞いていたい。ぽっかりと海に浮かんでいたい。渓流の水の冷たさ、草原の匂い。ほとんどの時間を家で過ごすのは決して苦痛ではありませんでしたが、自然の中に身を置きたいという思いは、旅への渇望をつのらせます。実際、それなりに移動をし、何も気にすることなく旅を楽しんでいる人たちもいます。14歳になるシニア犬がいること、この夏は手首を骨折してすっかり体力が落ちてしまったことなど、社会の事情に加えてふらりと出かけられない事情が重なってしまいました。つのる思いを叶えられないことが、さらに気力を奪っていく。少しずつ空気が抜けていく風船のように、自分が萎んでいくのです。遠くへ行けないなら、近くの行けるところへ行こう。真昼の暑さを避け、午後4時すぎに車で15分ほどの広い公園へ行きました。その公園は広い芝生の緑地の中にソメイヨシノ、ヤマザクラ、ケヤキ、クヌギ、コナラ、ミズナラなど多くの木が心地のいい木陰を作ります。四季折々の光景を楽しめ、我が家から一番近い、自然を感じられる場所です。子どもたちがボールを追いかけている。若いお父さんが、よちよち歩く幼子を見守っている。ベンチで寄り添う恋人たち。木陰で本を読んでいる男性。おしゃべりに興じる女性たち。公園という場にそれぞれの時間が流れている。そんな時間の尊さをふと思う。いつもならなんとも思わないあたりまえの日常のありがたさを感じるのは、自分の体が思うように動かないという体験があったからかもしれません。散策していると、ユニークな枝振りの百日紅の木がありました。小さな赤い花が手毬のように。枝がくねくねと曲がりながら広がっています。その木陰で、おじいさんとおばあさんがお昼寝をしていました。こうして年を重ねて、二人して公園で寛ぐ時間を楽しめる。なんでもない日常なのでしょうが、なんでもないことを「できる」ということが、実はしあわせなのだと思うのです。何度も歩いたことのある公園ですが、気持ちの持ち方で発見することも変わります。目に映るすべてのものが語りかけてくる…そんなスイッチが入ったようです。一回りして、先ほどの百日紅の木のあたりに戻ると、お昼寝していたおじいさんとおばあさんは、フリスビーに興じていました。お互いにキャッチできずに、拾っては投げ、拾っては投げを繰り返し、おばあさんの高らかな笑い声が空に吸い込まれていくようです。ふらりと旅に出たい。広い緑地の真ん中に寝転んで、空の広さを抱きとるように。ほんの2時間、近くの公園をふらりと。すっかりリフレッシュしました。願いを、ささやかでも行動に移してみましょう。心と身体を喜ばせるように、楽しませるように。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年09月13日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。小さな感謝が明日を作る電車の中でお年寄りに席を譲るとき、私は父や母のことを思ったものでした。父も母もこうして席を譲ってもらえるように。祈るような気持ちで、座席を立ちました。母は4年前に亡くなり、父も89歳。父も滅多に電車に乗ることはなくなりましたが、必要としている人に必要としているものが届きますように、という思いで席を立ちます。車を運転しているとき、車線変更をしようとしてもなかなか入れてもらえないことがあります。そんなときに車間を開けてくれる車をサイドミラーに見つけると、感謝が湧き上がります。少々大げさに聞こえるかもしれませんが、我先にとばかりにスピードを上げて追い抜いていくドライバーの中にあって、譲ってくれる人には心の大きさを感じてしまうのです。(譲ってくれた人に、今日いいことがありますように)ハザードランプを点滅されて「ありがとう」を伝えながら、小さく祈ります。先日、友人が交番で道を尋ねたときのこと。彼女はマスクを忘れたために、交番の中に入らずに外から尋ねたそうです。すると中にいた警官から「マスクをしなさい!」と怒鳴られたそうです。この出来事に現れているように、多くの人の中に感染への不安が広がり、ピリピリとした雰囲気があります。マスクをしていないことで暴力を受けたり、排除される。これは、明らかに行き過ぎた傾向だと思います。マスク警察、社会不安によって人を裁く方向へ向かうのは、決して好ましいとは言えません。いま、この閉塞感のある時期、大切なのは本当にささやかな幸せに気づくことであり、ささやかなありがたさを感じること、小さな感謝を伝えることではないでしょうか。言葉で伝えられなくても、心の中でちゃんと伝える。人と人をつなぐのは批判ではなく、あたたかい心の通い合いです。自由に人の行き来ができない分断されたときだからこそ、目に見えても見えなくても、言葉にしてもしなくても心で伝えていくことだと思うのです。それは確実に、次の社会を作る小さな礎になるのです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年09月06日女優や歌手として活躍している中山美穂(なかやま・みほ)さん。80年代後半に、南野陽子さんや工藤静香さん、浅香唯さんとともに『アイドル四天王』と呼ばれ、絶大な人気を獲得しました。そんな中山美穂さんの現在の姿や、かつての夫との結婚・離婚、妹についてなど、さまざまな情報をご紹介します!中山美穂の若い頃と変わらぬ現在の姿に驚きインスタやツイッターを見てみると…中学1年生の時にスカウトされ、芸能界入りした中山美穂さん。1985年にドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)で、女優としてデビューしました。一方で、同年にシングル『「C」』をリリースし、歌手デビュー。以降、数々の映画やドラマに出演しながら、ヒット曲を多数リリースし、トップアイドルとしての地位を確立しました。そんな中山美穂さんの年齢は、2020年8月現在、50歳。現在も昔と変わらぬ美貌を保っており、驚きを隠せない人が多いようです。中山美穂さんはインスタグラムを定期的に更新しており、現在の姿を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る MIHO NAKAYAMA(@_miho_nakayama_)がシェアした投稿 - 2019年 5月月16日午後7時05分PDT この投稿をInstagramで見る MIHO NAKAYAMA(@_miho_nakayama_)がシェアした投稿 - 2020年 1月月10日午後8時18分PST この投稿をInstagramで見る MIHO NAKAYAMA(@_miho_nakayama_)がシェアした投稿 - 2019年 7月月20日午前5時50分PDT写真を見たファンからは、次のようなコメントが寄せられました。・若い頃からきれいだったけど、今も素敵!・相変わらず美しい。・今も昔も大好き!また、中山美穂さんのスタッフが運営しているツイッターでも、その姿を見ることができます。明日、10月20日(日)14:00〜放送のフジテレビ系「ザ・ノンフィクション」にナレーションとして出演します!▶︎ #中山美穂 #ザ・ノンフィクション pic.twitter.com/JXXCjQBCD7 — 中山美穂 Staff (@MihoNakayamaMg) October 19, 2019 10月19日(土)放送、テレビ朝日「激レアさんを連れてきた。」への出演が決定しました!▶︎ #中山美穂 #激レアさん pic.twitter.com/VTt6nzWE3q — 中山美穂 Staff (@MihoNakayamaMg) October 11, 2019 中山美穂には息子がいる?かつての旦那は辻仁成2002年に、作家・ミュージシャンの辻仁成さんと結婚した中山美穂さん。どうでもいいことですが、新しい一年になり、心機一転、気分一新、アイコンを変えてみました。ずっとグラサンのアイコンでしたからね。中身は相変わらずのずっこけ父ちゃんですので、ご安心を。笑笑。 pic.twitter.com/fxy4hLSZJJ — 辻仁成 (@TsujiHitonari) January 24, 2020 その後、フランス・パリに移住し、2004年に長男を出産しました。しかし、2人は2014年に離婚。サンケイスポーツによると、子供の親権は辻仁成さんが持つことになったようです。辻はブログで「今後は息子とふたりで生きていくことになります。ぼくと生きたいと望んでくれた息子の気持ちにこたえられるよう、父親としても頑張りたい」とつづっており、親権は辻が持つようだ。サンケイスポーツーより引用ちなみに、辻仁成さんは1995年に女優の南果歩さんと再婚し、一児をもうけましたが、2000年に離婚しています。中山美穂の妹は中山忍中山美穂さんの妹は、女優として活躍している中山忍(なかやま・しのぶ)さんです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 中山忍official(@_shinobu_nakayama_)がシェアした投稿 - 2020年 2月月19日午前5時19分PST中山忍さんは、1988年にドラマ『オトコだろッ!』(フジテレビ系)で女優デビュー。さらに、同年にはシングル『小さな決心』をリリースし、歌手デビューしました。そんな中山忍さんは、2019年3月18日に更新したインスタグラムで、姉の中山美穂さんとのツーショットを公開。 この投稿をInstagramで見る 素晴らしい夜でした✨ 私の姉は、こんなにも真摯に、ステージに立つのですね。 たぶん…震えるような緊張と心踊る喜びと感謝。 その気持ちの揺れまでもが胸に迫る時間でした。 ちょっと泣きそうになったよ。 そう言おうとして楽屋前で待っていた 妹の顔を見た瞬間、爆笑する姉…。 感動した事は言わないでおくことにしたよ笑笑 お疲れさま!とハグした姉の華奢さと ステージ上でのエネルギー溢れる姿とのギャップに 驚きつつ、やっぱりうちのおねえやんはすごいなぁ、 とあらためて感じた名古屋の夜でした 姉を支え応援してくださるみなさまに感謝です✨ 2019.3.16 名古屋 中山忍official (@_shinobu_nakayama_)がシェアした投稿 - 2019年 3月月17日午後9時18分PDT写真を見たファンからは「素敵な美人姉妹」「最高のツーショット」といった絶賛のコメントが寄せられました。中山忍さんについては、こちらの記事でもご紹介しています。中山美穂の妹・中山忍も女優って知ってた?子供時代のツーショットを公開中山美穂はドラマ・映画に多数出演豊川悦司と共演も女優として、数多くの作品に出演している中山美穂さん。中山美穂さんがこれまで出演した、主な映画やドラマはこちらです。映画『ビー・バップ・ハイスクール』『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌』『どっちにするの。』『波の数だけ抱きしめて』『Love Letter』『東京日和』『サヨナライツカ』『新しい靴を買わなくちゃ』『蝶の眠り』『愛唄 ー約束のナクヒトー』ドラマ『夏・体験物語』(TBS系)『な・ま・い・き盛り』(フジテレビ系)『ママはアイドル!』(TBS系)『君の瞳に恋してる!』(フジテレビ系)『すてきな片想い』(フジテレビ系)『For You』(フジテレビ系)『眠れる森』(フジテレビ系)『Love Story』(TBS系)『ホーム&アウェイ』(フジテレビ系)『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』(フジテレビ系)ちなみに、映画『Love Letter』とドラマ『Love Story』では、俳優の豊川悦司さんと共演。2人は、2020年1月公開の映画『ラストレター』でも共演しています。映画『ラストレター』特報2また、中山美穂さんは、2020年1~2月にかけて放送されたドラマ『彼らを見ればわかること』(WOWOW)で、内田百々子役を演じました。\✨1/11(土)よる10時スタート✨/「 #連続ドラマW #彼らを見ればわかること 」番組詳細⇒ 豪華キャストが紡ぐ夫婦と家族たちの物語。新しい家族観を問い掛ける大人のドラマ! #WOWOW #第1話無料放送 #中山美穂 #木村多江 #大島優子 #上地雄輔 #長野博 #生瀬勝久 pic.twitter.com/XZ9ulrf2KG — WOWOWオリジナルドラマ (@drama_wowow) January 4, 2020 中山美穂は『ツイてるね ノッてるね』『ただ泣きたくなるの』など多数の『歌』をリリース数々の映画やドラマに出演する一方、歌手として多くのヒット曲をリリースしている中山美穂さん。中山美穂さんがこれまでリリースした、主なシングルやアルバムはこちらです。シングル『BE-BOP-HIGHSCHOOL』『ツイてるね ノッてるね』『派手!!!』『CATCH ME』『人魚姫 mermaid』『Midnight Taxi』『世界中の誰よりきっと』(中山美穂&WANDS)『ただ泣きたくなるの』『HERO』『LOVE CLOVER』アルバム『SUMMER BREEZE』『ONE AND ONLY』『CATCH THE NITE』『angel hearts』『All For You』『Mellow』『Pure White』『OLIVE』また、2019年12月にはアルバム『Neuf Neuf』を発売。同年12月4日放送の音楽番組『2019 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)では、同アルバムに収録されている楽曲『色・ホワイトブレンド』と『君のこと』を披露しました。 この投稿をInstagramで見る 12月4日(水)よる6:30〜 約5時間の生放送 FNS歌謡祭第1夜 第3弾企画発表 #中山美穂 が名曲『 #色・ホワイトブレンド 』を フジテレビで24年ぶりに披露! 今年デビュー35周年 20年ぶりのニューアルバムから 新曲を音楽番組初披露! 公式ハッシュタグは #FNS歌謡祭 です⭐️ #令和初のFNS歌謡祭 #45周年 #MCは #嵐 の #相葉雅紀 & #永島優美 アナ FNS歌謡祭【公式】 (@fns_kayosai)がシェアした投稿 - 2019年11月月28日午前3時20分PST中山美穂さんの今後の活躍も応援しています!中山美穂 プロフィール生年月日:1970年3月1日出身地:東京都血液型:O型身長:158cm中学1年生の時にスカウトされ、芸能界入り。1985年にドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)で、女優としてデビュー。一方で、同年にシングル『「C」』をリリースし、歌手デビューした。以降、数々の映画やドラマに出演しながら、ヒット曲を多数リリースし、トップアイドルとしての地位を確立。80年代後半には、南野陽子や工藤静香、浅香唯とともに『アイドル四天王』と呼ばれ、絶大な人気を獲得した。[文・構成/grape編集部]
2020年08月31日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。母は幸せで、せつなくて〜空港にて思うこと8月半ば、娘が留学先のニューヨークに戻りました。コロナ禍の中、ほとんどのフライトは欠航で、羽田空港の国際線ターミナルは閑散としていました。午前9時から11時の間にある27便のうち、飛んでいたのは、パリ、ヘルシンキ、バンコク、ダラス、ニューヨーク行きの5便。人々のざわめきはなく、レストラン、お店は全部閉まっています。世界が分断されていることを、肌身で感じました。空港は、出会いと別れの場です。そこには、一人ひとりのドラマがあります。旅立つ人、見送る人。出発ロビーにも到着ロビーにも、それぞれの人の思いがあります。年に2回、見送り、出迎えをするようになって8年が経ちました。保安検査場に入っていく娘の背中を何度見送っても、慣れることはありません。体の一部を持っていかれるような痛みに、毎回、少し泣いてしまいます。8月の終わり、お正月明けの出発ロビーには、留学生らしい学生たちとその家族を多く見かけます。子どもが保安検査場に入り、その姿が見えなくなってもその場を離れずに立っている母親たち。私もそんな親の一人なのですが、(さあ、帰りましょう)と切り替えることができません。子どもがまた手の届かないところに行ってしまったことを噛み締める…そして、次の日常にリセットするための時間なのかもしれないなあと思うのです。お盆とお正月に故郷に帰る。子どもが帰ってくるときには、お母さんはきっとご馳走をたくさん作って待っていることでしょう。それを作っているときの母親の気持ち。久しぶりの再会を楽しみに、静かにわくわくし、子どもの好きなものをたくさんこしらえるでしょう。その同じ気持ちを私も味わっています。楽しみで仕方がないのですが、同時に母親とはせつないものだとも思うのです。私はいつも、展望ロビーから機影が見えなくなるまで見送ります。これも、私のリセット法のひとつなのかもしれません。飛行機に乗っているすべての人が無事にそれぞれの目的の場所に着くように、激しく祈ります。猛暑、じりじりと肌を刺すような炎天下の展望ロビーには、ニューヨーク便を見送る人がたくさんいました。ずっと動画を撮っている女性、孫を見送るおじいさんとおばあさんもいました。しがみつくように金網につかまり、じっと見送っている女性もいました。みんな、愛する人を見送っている。それぞれのドラマを生きているのです。夏空に小さくなっていく機影を追いながら、母親である幸せとせつなさを深く味わったのでした。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年08月30日女優として数々のドラマや映画、CMに出演している中山美穂(なかやま・みほ)さん。実の妹は中山忍(なかやま・しのぶ)さんといい、姉妹そろって女優として活躍しています。そんな中山美穂さんの妹・中山忍さんの経歴や「かわいすぎる」と話題になった姉妹のツーショットなど、さまざまな情報をご紹介します!中山美穂の妹は女優・中山忍!中山美穂さんの妹である中山忍さんは、すでに芸能人として活躍していた姉を空港へ見送りに行った際、事務所スタッフの目に留まり芸能界入り。1988年7月、ドラマ『オトコだろッ!』(フジテレビ系)で女優デビューを果たしました。2019年にデビュー30周年を迎えていますが、その容姿は若い頃のまま!インスタグラムに写真が投稿されるたびに、見た人から「いつまでたっても美しい」「スタイルがよすぎ!」と絶賛されています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram 今夜くらべてみました 2月26日(水)21:00〜OA いろいろ内緒なのですよ✨ 鮮やかな赤と大人なシルエットがお気に入り❤️ #sanki_official_brand @sanki_official_brand A post shared by 中山忍official (@_shinobu_nakayama_) on Feb 19, 2020 at 5:19am PST2020年6月26日に更新したインスタグラムでは、ミュージシャンでタレントのタマ伸也さんの新曲の振付を披露。 View this post on Instagram タマちゃんの新曲✨ 来月リリース! タマ伸也さんの新曲 「ライブハウスで逢いましょう」にチラリと ダンスで出演予定‼️ 。 ついつい口ずさんでしまう 軽やかで楽しい気分になれる曲 みなさま!必聴ですよ〜 #ライブハウスで逢いましょう #タマ伸也 さん @tamamidnight #ポカスカジャン #ワハハ本舗 #楽屋 #フェイスシールド バージョン A post shared by 中山忍official (@_shinobu_nakayama_) on Jun 26, 2020 at 6:03am PDT思わずこちらまで踊りだしたくなるような投稿に多くのファンが「かわいすぎる」「笑顔が素敵」といったコメントを寄せています。また、2020年3月16日には草原にたたずむ撮影オフショットを披露。 View this post on Instagram 映画「ishiki」 先日、LAでプレミアム上映されたそうです✨ 日本での公開が無いのが残念 #ishiki #ある日の撮影風景 A post shared by 中山忍official (@_shinobu_nakayama_) on Mar 15, 2020 at 11:05pm PDT View this post on Instagram 映画「ishiki」 キュートな鰐淵晴子さん! いつお会いしても紳士な風間トオルさん! ご一緒できてとても嬉しかったです いつか日本でも上映されますように✨ #ある日の撮影風景 #小学校の先生 #ishiki #LAにてプレミアム上映 A post shared by 中山忍official (@_shinobu_nakayama_) on Mar 24, 2020 at 6:54pm PDT2020年3月9日には艶やかな着物ショットを公開し、たくさんの『いいね!』が寄せられています。 View this post on Instagram 時代劇が好き♡ #ある日の撮影風景 A post shared by 中山忍official (@_shinobu_nakayama_) on Mar 9, 2020 at 2:30am PDT時代劇の撮影オフショットでしょうか。色っぽい着物姿の中山忍さんも美しいですね。中山美穂と妹・中山忍ツーショットを公開!中山忍さんが、2019年3月18日にインスタグラムを更新。姉・中山美穂さんが出演するステージを観に行った報告とともに、姉妹ツーショットを公開しています。 View this post on Instagram A post shared by 中山忍official (@_shinobu_nakayama_) on Mar 17, 2019 at 9:18pm PDT同月16日に中山美穂さんは、ミュージシャンで過去にドラマ共演経験もある浜崎貴司さんのアコースティックライブ『GACHI HAL TOUR 2019』に出演。自身のインスタグラムでは「とても楽しかったです。 大成功だったと思います。 愛しかないステージでした」とつづり、浜崎貴司さんをはじめ、スタッフ、観に来てくれた人への感謝を記しています。 View this post on Instagram GACHI LIVE 浜崎貴司 vs 中山美穂 昨年末に不意に竜兄から、美穂ちゃんガチやらない?と声をかけて頂きました。 ガチライブを普通に観に行く私としては当然物凄く嬉しい!ですが、私で良いの?私があのガチを出来るのか?とかなり自問自答しました。 結果、こんなチャンスは二度と無いと思いやることに。。。それから一昨日まで頑張りました! とてもとても楽しかったです。 大成功だったと思います。 愛しかないステージでした。 神レベルにカッコいい浜崎貴司と一緒にLIVEが出来たこと今だに夢のよう。 竜兄ありがとう❤️素敵なピアノのswing-Oさん、サポートしてくれた仲間やスタッフさん、そして来て下さったお客様、ありがとう❤️ 今はちょっと抜け殻状態だけど、次に向かってまた頑張ります! またね〜! A post shared by MIHO NAKAYAMA (@_miho_nakayama_) on Mar 17, 2019 at 9:51pm PDTそんな姉のパフォーマンスを見た中山忍さんは「素晴らしい夜でした」と大興奮!思わず感涙しそうになったことを明かし、「やっぱりうちのおねえやんはすごいなぁ、とあらためて感じた名古屋の夜でした」と、姉への尊敬の念を示しています。投稿にファンは「やっぱり美女姉妹」「素敵な笑顔ですね」とコメント。素敵な姉妹愛に感動したようです。中山美穂と妹・中山忍は小さい頃からかわいい!中山忍さんが、2016年3月1日にインスタグラムを更新。同日に誕生日を迎えた姉・中山美穂さんを祝い、幼少期の姉妹ショットを公開しています。 View this post on Instagram 今日は姉の誕生日 3つ年上の姉のあとを ついてまわって 真似をしたがっていた 子供時代 なつかしいな おめでとう ずっときらきらしていて #誕生日おめでとう #姉妹 A post shared by 中山忍official (@_shinobu_nakayama_) on Mar 1, 2016 at 6:40am PST小さい頃から色白で整った顔立ちの2人。髪型もおそろいで、当時から仲がよかったことがうかがえます。中山忍さんは「姉のあとをついてまわって真似をしたがっていた子供時代。なつかしいな」と振り返り、改めて「おめでとう」と伝えています。投稿を見たファンは「かわいすぎる」「天使だ!」とメロメロに。2人の美少女っぷりを褒め称えています。中山美穂の妹・中山忍の経歴は?姉にコンプレックスを抱いた過去も中山美穂さんは1988年7月にドラマ『オトコだろッ!』(フジテレビ系)でデビュー。さらに、11月に楽曲『小さな決心』でアイドル歌手としてもデビューを飾っています。そんな中山忍さんは過去に出演したバラエティ番組で、偉大な姉の存在をコンプレックスに感じていたことがあると明かしています。デビュー直後は自分も姉のような人気者になれると思っていたという中山忍さん。しかし、現実は厳しく、世間からは『中山美穂の妹』という目でしか見られなかったつらい時期があったそう。それでも、中山忍さんは地道に芝居に励み、今では多くの作品に出演する女優に成長しています。別の番組では姉のことが大好きだと語り、オフの日には一緒に食事やショッピングを楽しんでいることを嬉しそうに報告していました。これからも中山美穂さんと中山忍さん姉妹には互いに支え合い、励ましあいながら活躍し続けてほしいですね。中山美穂プロフィール生年月日:1970年3月1日出身地:東京都血液型:O型身長:1583所属事務所:ビッグアップル1985年にシングル『C』で歌手デビュー。同年に『日本レコード大賞』最優秀新人賞を受賞し、一躍注目される。その後、ドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)に出演すると、以降、歌手だけでなく女優としても高い評価を得る。近年では、ドラマ『Wの悲劇』(NHK BSプレミアム)や映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』に出演。マルチな活躍ぶりが話題になっている。[文・構成/grape編集部]
2020年08月26日つけるだけで姿勢を改善2020年8月24日、医療衛生用品メーカー中山式産業株式会社より、着用するだけで美しい姿勢作りをサポートする「中山式magico(マジコ)姿勢サポーターPlus」が発売された。姿勢は見た目年齢を左右!どんなにメイクやファッションに気を遣っていても、姿勢が悪いだけで実年齢より老けた印象を与えてしまうもの。また見た目だけでなく、頭痛や肩こり、便秘の原因になったり、骨盤がゆがんで痩せにくい体質になったりと、さまざまなトラブルを引き起こす可能性がある。背筋がピンと伸びた美しい姿勢を身につけることは、内面的にも外面的にも健やかに暮らすためにとても重要だ。今回中山式産業株式会社では、従来品の姿勢サポーターを顧客に声を元にリニューアル。使用感や快適性を向上させた新商品「中山式magico姿勢サポーターPlus」が誕生した。日常生活の合間に“ながら補正”同アイテムは、上体を起こす“第1クロス”、背中を面で支える“背筋パッド”、そして姿勢を保つ“第2クロス”の3つのアプローチで、きれいな姿勢を保つサポーター。仕事中でも家事の合間でも、ただ着用するだけで姿勢を補正してくれる“ながらアイテム”だ。通気性、クッション性に優れた軽い素材なので、軽やかなつけ心地。着用したまま補正力を調整できるなど、機能面にもこだわっている。SからLLまでの4サイズ展開で、価格は税込6,600円だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※中山式産業株式会社のプレスリリース※「中山式magico姿勢サポーターPlus」
2020年08月25日“どんでん返しの帝王”の異名を持ち、映画『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』など数々の作品が映像化されてきた中山七里の報道サスペンス小説「夜がどれほど暗くても」が、WOWOW連続ドラマWでドラマ化。主演に上川隆也を迎える。原作の中山氏はデビュー作「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して以来、良質なヒューマンミステリーを世に送り出して、今年1月にデビュー10周年を迎えたばかり。それを記念し、2020年は前代未聞の新刊単行本12か月連続刊行を実施しており、出版社横断の一大キャンペーンを展開。また、映画『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』(11月公開予定)、映画『護られなかった者たちへ』(年内公開予定)、そして先日発表された、新木優子主演の連続ドラマW「セイレーンの懺悔」など、次々に映像化が決定しており、まさにいまもっとも旬な小説家のひとり。上川さんが本作で演じるのは、スクープを追う有名週刊誌の副編集長・志賀。仕事ぶりを評価され順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、ある日、ひとり息子がストーカー殺人事件を起こし、被害者とともに自ら命を絶った。スクープを追う側だった志賀は、一転、追われる立場に。凶悪事件の容疑者家族として世間からバッシングを受ける日々。まさに絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことになる。少しずつ浮かび上がっていく新しい真実。そして、深い闇の中で志賀が見つけた一条の光とは…。上川さんが連続ドラマWで主演を務めるのは、2018年の連続ドラマW「真犯人」以来約2年ぶり。また、中山作品への出演はドラマ「テミスの剣」(テレビ東京、2017年)以来約3年ぶりとなる。犯罪の当事者になってしまった人間は、理不尽な茨の道をどう乗り越えていくべきか。そして報道の自由や、意義とは一体何か。本作は単なる転落劇とは異なる、男の慟哭と執念が引き起こす奇跡の物語でもあり、「セイレーンの懺悔」とともにWOWOWが真っ向から切り込む重厚な報道サスペンスドラマとなりそう。上川さんは「今回の役は、これまでのWOWOW出演作品の中でも、もっと云ってしまえば、これまでのキャリアを見渡しても、演じてきたことのなかった様な人物です。今はこの『志賀倫成』という男と、どの様に相対することになるのかが楽しみ」と、役柄についてコメント。「中山七里先生の『テミスの剣』に出演した時、日々味わっていた役者としてのスリリングな感覚は、今でも忘れられません。今回も先生の世界の中に浸れることを思い、今から期待に胸を躍らせています」と撮影を楽しみにしている様子。また、原作の中山氏が「わたしの原作の映像化では最短記録」という今回のドラマ化。「主演が上川隆也さんと聞いた瞬間、『ああ、もう原作者が口を差し挟む余地は何もないな』と安心しました」と明かし、「本作のテーマの一つは『全てを失くした者の再生』なのですが、上川さんなら見事に表現していただけるものと信じています」と「全幅の信頼」を置いていることを語っている。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月、毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送予定(全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2020年08月25日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。オンライン御供養というリアルZOOMでの盂蘭盆法要。おそらく今年初登場の法要スタイルかと思われます。『密』を避ける一つの対策、そしてこの猛暑の中に外出せずに御供養できるという利点もありますね。夫の両親の法要をお願いしているお寺さんからお知らせをいただき、旧暦お盆のZOOM法要をお願いしてみました。本来なら、たとえZOOMであっても法要のときはお寺での作法を守ることが肝要でしょう。ところが、午後1時からの法要…うっかりお昼ごはんを食べながら…という…。もちろん仏壇にお燈を灯し、お線香を上げていたのですが、とんでもなく礼を欠いた法要になってしまいました。新型コロナウイルスは、私たちのライフスタイルに多大な影響を与えています。この不自由さに、ストレスを感じない人はいないでしょう。重ねてこの暑さ。でも、今はどうしようもないこと、腹を括って新しい方法を創造的に、前向きに作っていくしかありません。さまざまなことを制限された中、最新のテクノロジーを使って何ができるか。これまでにないサービスの創造、生きやすさを大切にした働き方など。新しい価値を作り出す好機と捉え、前に進んでいくのみです。オンラインお墓参りに続き、タクシーの運転手さんによるお墓参り代行サービスも登場しました。運転手さんがお墓の掃除をし、供花をし、お参りをする。県を越えて移動するのが難しい中、これもありがたいサービスに違いありません。私の実家のお墓は、都内から車で1時間ちょっとの都下にあります。小高い丘の上にあり、遠く相模湾が見える気持ちのいい場所です。年2回のお彼岸には欠かさずお参りに行きますが、ただ儀礼、先祖供養のためだけはなく、自分自身のためにあるように感じます。墓石の掃除をし、雑草を取りながら、心を磨いているような…。掃除し終わった後の清々しさは、目に見えるきれいさだけではないのです。ただただ墓石の汚れを落とし、磨く。無心になることで心が清められていくような感があります。大切なのは先祖供養そのものだけでなく、こうした心にこうした小さな変化がもたらすことが大切なのだと思います。それが果たしてオンライン法要で成されるのかどうか。仏壇をきれいにし、部屋を掃除し、それから臨みましょうか。オンラインという二次元の空間にどれだけ『リアル』という価値を見いだせるか。私たちの感性と御供養ということに対する心の持ち方が試されるところです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年08月23日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。癒しは自分の内側から空間を感じる。何もない空間を味わう。『「何もない」がある』という空間を体験してきました。東京、世田谷美術館で開催されている『作品のない展示室』は、この世界的なコロナ禍で海外からの作品の借用が困難になっただけでなく、国内作品の企画展も開催できなくなった状況の中にあって原点回帰とも言える『アート展』です。世田谷美術館は、緑豊かな砧公園の中にあり、この自然環境の中に溶け込むように建っています。公園を散歩している流れで美術館に。自然とアートが違和感なく一体となっているのを感じます。展示室に入ると大きな窓、そして公園の緑の光景。窓がフレームとなり、絵画のようです。実は、この展示室のこと、そこで感じたことについて多くを語るのは控えたい。人それぞれの感性の世界で遊んでほしいなと思うのです。誰とも話をせず、情報を知ろうとせず、ただただその場の静寂に身を沈め、大きな窓の向こうに立つヒマラヤ杉をぼーっと眺めてみて下さい。頭の中のおしゃべりをやめて、ただただ、その場にいることを感じる。心を空っぽにする時間です。唯一展示されているのは、建築デザインをした内井昭蔵氏の言葉です。「私は、宇宙そのものが非常に装飾的だと思う。つまり、宇宙の構造に美を感じる。地球の回りに月があり、地球が太陽系の中で回っているという、一つの大自然の秩序は物理学と同じで、その秩序感に美を見出すことができる」「今日の建築に魅力がないのは建築から自然のメッセージが消えてしまったからである」今、世界はこれまでの日常を送れない状況になっています。来年、再来年、この日常がどうなっているかはわかりません。私たちは今、エアポケットのような時間の中にいるように感じます。自然を感じる場所に身を寄せる。自然とつながることは、自分自身とつながること。なぜなら、私たちも『自然』の一部だからです。『作品のない展示室』は8月27日までの開催ですが、何もないことの豊かさを意識する時間、遠出をせず自然を感じられる場所で静けさを味わう時間を持ってみて下さい。誰かに癒されるのではなく、自分の内側から癒されるのを感じるでしょう。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年08月16日2020年の旧盆は、13~16日。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行で遠出はできないものの、例年通り墓参りに行く人は少なくないでしょう。タレントの中山秀征さんは、お盆前の同月11日にInstagramを更新。親友である、飯島愛さんの墓参りに行ったことを報告しました。飯島愛の逝去から12年2018年に最終回を迎えたバラエティ番組『ウチくる!?』(フジテレビ系)では、番組MCを中山さん、初代アシスタントを飯島さんが務めていました。飯島さんが2008年にこの世を去ってから12年。時代が目まぐるしく変わっていく中でも、中山さんは変わらぬ心で飯島さんの墓前で手を合わせました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by ヒデちゃん (@hidechan0731) on Aug 7, 2020 at 5:31am PDT愛ちゃんが天国に行ってもう12年になるね。日本は、いや世界中、新型コロナウィルスで大変な状況になっています。今年のお盆休みは故郷に帰れない方が沢山いて本当に辛いです。そういえば昔、愛ちゃんが「これからはYouTubeの時代が来るよ」って言ってたよね。その時はヘェ〜って感じで全然ピントこなかったけど、今や信じられない大物タレントやスーパーアイドルがやる時代になってます。さすが先見の明があるね。こんな時代をみんな模索しながら頑張ってます。hidechan0731ーより引用かつての会話を懐かしみながら、近況を飯島さんに報告した中山さん。投稿に、多くの人が胸を打たれました。・もう12年も経ったのですね。月日が経つのが早すぎます。・私の中の愛ちゃんの思い出は、美しいままですよ。・中山さんがお墓参りに行かれていることを知って嬉しくなりました。・飯島さんのことを、いつまでも忘れません。飯島さんへの、中山さんの想いが伝わる墓参りとツーショットの写真。変わらぬ友情に、きっと天国の飯島さんも笑顔を浮かべているでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年08月10日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。「まあ、いいか」―言葉が心を変えていく「まあ、いいか」「まっ、いっか」声に出してみて下さい。それぞれの言葉に、どんな感じがするでしょうか。「まあ、いいか」と言葉には、どこか投げやり的な、諦めがあるような、スルーしない方がいいことをスルーするようなニュアンスがあります。「まっ、いっか」と言葉にしてみると、どこかカラッとした、諦め、切り替えの早さを感じます。いいかげん…という感もありますが、さっぱりしたものです。同じ意味でも、ちょっとした言い方で『ニュアンス』が違ってきます。『ニュアンス』には、『色彩、音色の微妙な違い』『言葉にしていない意図』という二つの面があります。日本語には、それを現実にするエネルギー、『言霊』が宿っていると言われます。この観点で言うと、言葉の持つ『ニュアンス』には、話し手のエネルギーが宿っていると考えられます。実際、このような言葉は口にすることもあるし、心の中でつぶやくこともあります。(まあ、いいか)と流したら、そのような結果になる。少し後悔が残りそうです。そのときの自分の気持ち、感覚を味わってみることで、「まあ、いいか」ではないリセット法が見つかるかもしれません。例えば、友達にラッキーな出来事が起こったとします。そのとき、「いいね!」という言い方と、「いいわねぇ」という言い方ではどうでしょうか。若干言い方は違いますが、そこには本音の大きな違いがあります。同じうらやましい気持ちだったら「いいなあ!」と言ったほうが、からっとしています。たとえ(うらやましい…)と嫉妬が垣間見えたとしても、あえてからっと伝える。そうすることで、気持ちもリセットされます。思わず発した言葉に、意識していなかった自分の本音が現れる。発した言葉を取り戻すことはできません。(あ!)と思った瞬間、胸の奥から湧き上がった恥ずかしさでいっぱいになるのです。しばしば、SNS上での誹謗中傷の言葉が話題になります。どんなルールを課しても、責任を持たない言葉があふれているのを抑えることはできないでしょう。そのような言葉は相手を傷つける以上に自分を卑しめていることに一人ひとりが気づくしかないのでしょう。よく「人は言葉でできている」と言われます。心の表れが言葉となり、言葉が心を育てる。(まあ、いいや)のニュアンスを意識してみると、(まあ、いいや)と思うことがなくなりました。難しいことはひとつもない、ささやかな意識を。日頃使っている何気ない言葉こそ、私たちの心を高める礎となるのです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年08月09日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。世界はサインにあふれている(転ばないようにしよう)3ヶ月ぶりの友人たちとの会食、プラットフォームのサンダルを履きながらそう思いました。厚底のそのサンダルは、爪先の返りもあり歩きやすく、お気に入りの一足です。いつも以上に気をつけて、レストランに向かいました。そのレストランはJR山手線の駅から歩いて10分、その途中に私が医療保険を契約している保険会社の本社ビルがありました。最近、営業担当の人と話すことがあったので、(ああ、ここにオフィスがあるんだ)などと考えながら歩いていました。川沿いの道をいくのですが、川の手前をいくか、渡った側をいくか、一瞬迷いました。そして私は橋を渡り、右に曲がりました。ほんの少し、そう、20メートルほど、レストランに近かったからです。そこには路上喫煙所があり、煙草の匂いが漂っていました。息を止めて通り過ぎようとしたとき、体が斜めになっていることに気づきました。そう、転んだのです。右手を見ると、手首が見たこともない曲がり方をしていました。親切なおじさまに助けられ、救急車で病院へ。翌日から入院、手術となりました。その前日、家の近くで松葉杖の大学生を見かけました。さぞ痛くて、不自由だろうなあと思い、横断歩道を渡るとき、少し離れたところから見守りました。まさか翌日に、こんなことになるとは…思うわけもなく。実は、骨折は2回目です。15年前に娘をスケートに連れて行ったとき、軽く手をついてしまったときに、右肘の骨をやってしまいました。その日、何かあったときのために保険証を持っていったことをよく覚えています。入院中、思考力も気力もダウンしたのですが、ただひとつ、胆で決めたことがあります。「野性の勘を取り戻す!」転ぶ前にいくつもあったサイン。そこにもっと注意を向けていたら、避けることができたかもしれません。サインを見逃してしまうのは、(まあ、いいか)という慢心であったり、我であったり、過度な情報が邪魔しているのです。ふとよぎる予感、目の前に現れる現象の中に、ヒントがある。その勘を研ぎ澄ますためには、予感やサインが現れたときに、受け止める、そして自分に確認、問うてみることです。これからの時代、私たちに備わっている本能を発揮していくことが、身を守る助けになると思います。野性の勘を取り戻す。そんな私の決意をよそに、家族によりヒールの高い靴禁止令が出ました。…はい、それが即効性のある対処であります…。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年08月02日中山七里がテレビ局を舞台に、報道のタブーに切り込んだ衝撃作「セイレーンの懺悔」が、連続ドラマW枠にてドラマ化されることが決定。主演は、WOWOW連続ドラマW初出演の新木優子が務める。不祥事が続き番組存続の危機にさらされた帝都テレビの看板報道番組の制作に携わる入社2年目の報道記者・朝倉多香美は、都内で起った女子高生誘拐事件を先輩記者の里谷太一と追う。警察を尾行した多香美が廃工場で目撃したのは、無惨にも顔を焼かれた被害者の遺体…。そして、犯人に繋がる大きなスクープをものにするが、このスクープが原因となり、ある事件が起きてしまう――。今年、デビュー10周年を迎えた作家・中山氏は、これまで「さよならドビュッシー」や「贖罪の奏鳴曲」、「ヒポクラテスの誓い」などが映像化され、「護られなかった者たちへ」が先日映画製作が発表された。そんな中山作品の中でも、“ドラマ化不可能”と言われた作品が「セイレーンの懺悔」。中山氏は「僕は生来アマノジャクなところがあり、映像化がまず不可能な小説を書いてしまう。海外を舞台にしたりタブーとされているテーマを扱ったりするのはそういう理由だ」と語り、本作についても「連載当初から『中山さん、テレビ局に喧嘩売ってるんですか』とか、『もう清々しいくらいにドラマ化は無理ですね』とか散々言われていたのだ。ところがやはり連載当初から『これはウチのために書かれたような作品ですね』と熱烈にドラマ化のオファーをいただいた局があった。言わずと知れたWOWOWさんである」とふり返っている。今回のドラマ化で主演を務める新木さんが演じるのは、新人記者・朝倉多香美。ある辛い過去を抱えるキャラクターとなっており、女子高生誘拐事件を追いながら、自身の過去と向き合っていくことに。そして、事件の真相が明らかになったとき、報道記者としての在り方が多香美に問われる。新木さんは「私が演じる多香美は正義感が強く、自分では抱えきれないようなつらい過去を持っていながらも、強い想いを胸に真実を追い求める姿が印象的です。報道番組の仲間や周りの人々が彼女の想いに突き動かされていったように、自分で何かを変えようと動く力が素晴らしいと思いました。私自身も多香美の強い想いを大切にしながら演じていきたいです」と意気込み、「今まで演じたことのない役に挑むので、視聴者の皆様には新しい私をお見せ出来ると思いますし、多香美が記者として成長するとともに、私も作品を通じて成長していけることが楽しみです」とコメントしている。連続ドラマW「セイレーンの懺悔」は10月18日(日)より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送予定(全4話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年07月29日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。小さなプレゼントのしあわせいつの頃からか、友人たちと食事をするときに、小さなプレゼントを持っていくことが多くなりました。友人たちもそれぞれに小さなものを。1000円から2000円くらいのお菓子や、何か美味しいもの。ちょっとめずらしいもの、旅行したときのお土産など。価格だけでなく、大きさも小さな手つきの紙袋に入るくらいのもの…相手に負担をかけない程度のものを選びます。プレゼントをもらうことはもちろんうれしい。でもプレゼントを贈ることもうれしい。どちらの場合も「うれしい」ということでは同じですが、そのタイプは違います。言い方を変えると、愛を受け取ったうれしさと、愛を与えたうれしさ。「与える」こと、giveすることで、脳内で快感ホルモンが分泌されるように、人間はできているそうです。与えるということは、言い方をかえると「役に立つ」ということです。プレゼントに限らず、力になること、助けること…誰かのために、見返りなど考えずに役に立つ何かをすること。「与える」「役に立つことをする」「人を喜ばせる」ということは、実は自分の運を強くすることにもつながるのです。中国から伝わった占術である算命学では、12年間に2年、天の守りがなくなる『天中殺』という期間があります。この時期には引っ越し、新築、会社の設立、結婚など、自らの意志で新しいことを始めるのは避けた方が良いとされています。大難を小難に、小難を無難に。天中殺は怖い…と恐れる人が多いのですが、天中殺の影響を和らげる方法があります。それが「与える」ということなのです。算命学の宗家高尾義政先生の著書によると、「人にごちそうしなさい」と。金銭的に『損』をすることで、災難を前もって買ったことになる。そうすると影響が薄まるというのです。もちろん、これはひとつの例えで、プレゼントも、誰かに力を貸すことも含まれます。一見、現実的な方法に見えますが、要は「徳を積む」ということなのです。少しずつでも徳を積むことで、運を強くする。そしてその積み方も、さりげなく、目立たぬように。これが陰徳です。そしてさらに言うなら、陰徳を積むなどと意識せず、運を強くするなど考えず、人を喜ばせることをしあわせに思う自分でありたいものです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年07月19日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。「犬は無償の愛を教えてくれる天使」「犬は無償の愛を教えてくれる天使よ」10年前、我が家のトイプードルのラニが肺炎で緊急入院をし、弱気になった私にジュディ・オングさんがかけてくださった言葉です。ジュディさんは大変な愛犬家で、当時、子どもようにホワイト・テリアのパールちゃんに愛を注いでいました。その姿を、誌面などを通して知っていたので、つい泣き言のメールを送ってしまったのです。無償の愛を教えてくれる天使…飼い主を信じて、何も疑わない、ただただ慕ってくれる。愛しかない…ということを、わんこたちは命いっぱいで表している…。ラニが私たち家族に何の疑いも持たず、100パーセントの信頼を寄せる姿そのものに無償の愛を感じます。愛するとは?信じるとは?人は一点のエゴもなく誰かを愛し、信頼することができるだろうか。親との関係ですらギクシャクすることが多いというのに。無償の愛だなんて大袈裟な…と思う人もいるかもしれません。私たちが学ぶのは、教師や本からだけではありません。私たちの心を育てるのは、偉い人の名言でも、最先端のテクノロジーでもありません。まわりにいるすべての人から、あらゆる出来事から、私たちは学ぶのです。世界のありよう、自分の感情の『感じ方』に、自分自身の心のありようが鏡のように映し出されます。そこで自分を振り返り、成長することができるのです。ラニはもうすぐ14歳になります。人間の年齢にすると75歳くらいでしょうか、老犬と呼ばれる年齢です。2.53の小さな愛らしい姿に、どうしても老犬という印象はありません。でも、この自粛期間のある時から、急に弱くなってしまいました。つい前日まで喜んで散歩に出ていたのに、行きたがらなくなり、喜んで食べていたごはんを食べなくなりました。検査してみると初期の心臓弁膜症と腎臓が弱っていることがわかりました。いつか弱る時が来ると思ってはいたものの、いざこのような状況になると不安で仕方がない私がいたのです。失いたくないという気持ち、少しの変化にぐらぐらとしてしまう…そんな私の不安をラニが受けてしまうことをわかっていても、覚悟のできない自分がいます。ラニは、そんな弱虫な私を鏡のように見せてくれているのです。犬は無償の愛を教えてくれる天使。老いて弱くなっても、犬が飼い主に寄せる信頼に変わりはありません。限られた時間を生きる。それは命あるものの宿命です。これからの時間がどれだけ尊いものになるか。愛することは不安や悲しみを超えていくことなのだと、これから私の大きな学びが始まります。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年07月12日吉元由美の『ひと・もの・こと』作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。『自分だけの応援歌』を!久しぶりにNHKの朝ドラ『エール』を観ています。昭和を代表する作曲家、古関裕而氏の物語。戦前から戦後へ、日本人を励まし続けた歌とともに辿る物語は、純粋に音楽を生み出していくことの大切さを教えてくれます。古関裕而氏は早稲田大学の応援歌『紺碧の空』、プロ野球の応援歌、高校野球の『栄冠は君に輝く』、そして1964年の東京オリンピックの『オリンピックマーチ』など、多くの応援歌を作曲されました。改めてこれらの応援歌を聴いてみると、雲ひとつない青空のような真摯なさわやかさを感じます。その当時の日本人の、希望を見出しながら生きていく澄んだ精神を感じるのです。そう、私たちの人生にも応援歌があるといいです。大好きで聴いている音楽が、その人の応援歌になるのでしょう。元気を出したいとき、背中を押してもらいたいときの歌、いろいろあると思いますが、「これ!」という歌を決めるのです。10年前、手術を受けました。命に別状のない手術でしたが、やはりお腹を開けるのには少し怖さもありました。看護師さんが迎えに来る直前までヘッドフォンをして、大音量で繰り返し聴いていた歌があります。チャカ・カーンの『I‘m Every Woman』。「私はすべてを持っている女よ!」と、自分に叩き込むように何度も何度も聴きました。胸の奥から、わあーっとやる気を起こさせるように。怖さを蹴散らすように。そして気持ちが整い、盛り上がったところで「よっしゃ!」という気合いで手術室に向かいました。もう一曲、「落ち込んでいる場合じゃないぞー」と引っ張り上げてくれる歌があります。アンドレア・ボッチェリの歌う『大いなる世界』です。前半のオリエンタルなコード進行のメロディーが胸に響き、それからサビの大きな展開で一気に視界が開けていくような感があるのです。音楽は空気の震えです。その震えは私たちの体に響きます。この音楽が好き、元気が出る、と感じるのは、私たちが発している何かとその音楽が発している何かが合致した瞬間なのではないかと思います。単に、好みだけの問題ではなく。自分の体と心にフィットした音楽、モチベーションを上げてくれる音楽、泣ける音楽など、『持ち歌』のように持っているのはどうでしょう?歌の力をもっと活用できたらと思うのです。最近では、ストリーミングで気軽に多くの音楽を手に入れることができます。これは著作権で生活をしている私たちからすると困った時代になったのですが、それでも多くの人が音楽を楽しめるようになるのは素晴らしいこと。一人ひとりの元気が社会全体の元気につながるのです。※記事中の写真はすべてイメージ作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー[文・構成/吉元由美]吉元由美作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。⇒ 吉元由美オフィシャルサイト⇒ 吉元由美Facebookページ⇒ 単行本「大人の結婚」
2020年07月05日2012年に発売された女優・川口春奈のファースト写真集『haruna』の電子版写真集が、きょう30日に発売される。ワニブックスでは、創業40周年を記念し、これまでに発売した写真集を電子化した「電子版写真集」を発売。6月30日には、川口春奈のファースト写真集『haruna』の電子版写真集をリリース。同写真集には、当時17歳の初々しさ残る表情が詰め込まれている。さらに7月7日に『haruna2』、7月14日に『haruna3』と続々と電子版リリースが決定している。そのほか、川島なお美 写真集『WOMAN』、中山美穂 写真集『SCENA』、大石恵 写真集『eternal』も、6月30日に電子版写真集として発売される。
2020年06月30日