乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が9日、ブログを更新。1年前のこの日、報道を受け夫の市川海老蔵(39)が記者会見を開いたことに触れ、「家族皆の気持ちが落ち着いていったのを今でも思い出します」と当時を振り返った。 『6月9日。』というタイトルで更新された記事で、「1年前の今日は、私の病気が、突然、公になり、困惑、不安、湧き出してしまう残念な気持ちに包まれていました」と一部朝刊で乳がんが報じられた当時の心境をつづり、「でも、人生は不思議なもので、何かの大きな力によって、不意に、舵をとられることで、それが望んでいなかったことでも、結果的に、新しい道を開けることがあるということを学びました」とこれまでの日々を振り返った。 意図せず報道されたことで、当初は「隠れて隠れて真っ暗になった」という麻央だが、昨年9月1日にブログを開設し、心機一転。一連の出来事について「この舵取り事件(笑)は、私の人生において、大きな出来事です」とコメントした。 「皆さまとつながり、本当に励まされていました。いつも。ありがとうございます。私も、、、陰ながら皆さまのコメントを拝読し、祈ったり、応援したり、共感したり、させて頂きました。届いていますか??」と読者に呼びかけ、「更新できない日もありますが、1日1日の心と記録をここに残す気持ちで書いています。これからもどうぞよろしくお願い致します」と今の心境をつづった。
2017年06月09日歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が、"すてきなお父さん"とされる著名人に贈られる「第36回ベスト・ファーザー イエローリボン賞」の学術・文化部門に選ばれ7日、都内で行われた授賞式に出席。その後の囲み取材で、乳がん闘病中の妻・小林麻央について話した。昨年6月9日に会見で麻央の乳がんを公表してから約1年。海老蔵は「自分たちから発表したかったことではなかったんですが、発表する形に…」と振り返った上で、「一進一退、いろんなことを模索しながら、一生懸命家族一丸となって、一日一日を大切に生きている」と話し、「私は支える側で、治すのは本人。自分としては最大限のバックアップをやっていくことが、彼女にとって一番の回復への近道」と語った。また、在宅医療に切り替え、家に戻ってきたことについて「うれしい」と喜びつつ、「在宅というのはなかなか大変。いざ何かあった時に…さまざまなことを準備するのが家族の責任なので、緊張感があります」と告白。「家でも緊張、舞台でも緊張、こういうところ(会見)でも緊張…私はリラックスする場所がほぼない」と冗談交じりに話した。同賞は、6月の第3日曜日「父の日」に先立ち毎年発表。今年は、学術・文化部門の市川海老蔵のほか、芸能部門にお笑いタレントのはなわ、スポーツ部門にFC東京の大久保嘉人選手、政治部門に鳥取県知事の平井伸治氏、経済部門に劇団四季代表取締役会長・舞台芸術センター代表理事の佐々木典夫氏が選ばれた。
2017年06月07日「この5年間、人間ドックを受けていなかったんですよ。たまたまテレビ番組の企画で健康診断を受けて、MRI(磁気共鳴式の画像診断)を受けたのが4月6日のこと。まず、左胸上部に影が見つかったんです。医師に『すぐに精密検査を受けたほうがいい』と言われたんですけど実感がなくて、『すみません。スケジュールが入っていまして』なんて、のんびり答えていたほどでした。結局、病院で精密検査を受けたのが12日。結果は、やはり乳がんでした。約2センチの腫瘍が2つ見つかったんです」 こう一気に語るのは、歌手の麻倉未稀(56)。80年代の人気ドラマ『スクール☆ウォーズ』(TBS系)の主題歌『ヒーロー』が大ヒットした麻倉。そのパワフルな歌声がいまも鮮烈な印象を残している彼女は、5月に放送された番組のなかで、ステージ4まである乳がんのステージ2と診断され、左胸の全摘出手術を決意した様子が放映された。 「実は昨年暮れ、自分で胸を触ったときに少し違和感があったんです。でも私がただ軽く触っていただけだったり、ストレッチなどの運動もしていたりしたので、しこりだなんて思わずに、この胸のひっかかりは筋肉かなぁと、やり過ごしていました。特に去年は自分の歌手生活35周年で記念コンサートなどの準備もあったし、大動脈瘤で大手術をした87歳の父の看病もあり、健康診断を受けに行く時間がなかなか作れなくて……」 告知を受けたときの心境を麻倉はこう語る。 「MRIの画像を見ると自分の胸を残してくださいとは言えないくらいがんが大きくて。ただ、歌えなくなるのはイヤなので、先生には、『すぐに歌いたいんです』と言いました。『歌さえあれば、胸はなくなってもいい』というのが正直な気持ちでした。6月に行う予定の手術は麻酔も手術法も先生と相談して、喉を傷つけないようなやり方でお願いしています」 予定では左胸の全摘出後に乳房再建手術をして、ホルモン治療を行う方針だ。歌さえあれば、と明るく語った麻倉だが、現実にはがん告知直後、深い苦悩に襲われていた。 「結婚して10年ですが、夫の前でもずっと元気で明るくしていましたしね。泣いたこともなかったんですよ。でも突然の乳がんの告知を受けて、もう限界だったんでしょうね。これまで弱いところを見せたことはなかったんですが、告知から3日くらいたって、これは一度、解放したほうが精神上もいいかなと思って。『泣いていい?』と言って夫に断わってから、大泣きしちゃいました」 泣いた後、こんな夫婦のやり取りがあった。 「すみません。大泣きしたらスッキリしました」 「よかったです」 夫もまた辛さから解放されたのか、再び家庭内にも以前と同じ日常が戻ってきたという。6月の手術と、その後の再起に向けて支えとなっているのが、家族の存在だ。 「夫は、これまで何も言わなかったのが、最近は、帰宅が夜の11時くらいになると、『遅いね』と。実は彼も3年前に父と同じ大動脈瘤の手術をして体調が本調子ではないんですが、私の体を気遣ってくれるようになりました」 乳がん告知後「歌さえあれば、胸はなくなってもいい」と思った麻倉だが、実際、「もう一度歌うんだ」という執念が、がんと闘う大きな支えになっている。 「乳がんになって、告知を受け入れて……。それもいまはいい転機だと思えるようになりました。私、『ヒーロー』みたいな人を勇気づける曲を歌っているのに、まず自分がしっかりしなきゃと思うんですね。若々しくて元気な歌もいいですが、病気をきっかけにして落ち着いた大人の歌も歌えるような、いい年の取り方をしたい。これは、健康なままだったら考えなかったことでしょうね」 手術後すぐの7月14日には、ライブイベントに出演することもすでに決まっている。 「打ち込めるものがあるということは、ストレスを溜めずに前向きにがんと闘うためにも必要なことだと思います。だから、これからも私は歌い続けたい」 ライブではきっと、より魅力を増した歌声を聞かせてくれるはずだ。
2017年06月03日昨年11月、ハリウッド・クリスマス・パレードで歌うオリビア・ニュートン=ジョン(写真:ロイター/アフロ) シンガーのオリビア・ニュートン=ジョン(68)に乳がんが見つかったことがわかった。30日に本人がソーシャルメディアを通じて公表した。 最近、背中に痛みを覚えており、検査してみると乳がんが仙骨に転移していることがわかったという。 ニュートン=ジョンは1992年に乳がんが見つかり、乳房切除術と化学療法を受けている。快復後は乳がんの啓蒙・撲滅運動に尽力。2013年にはオーストラリアのメルボルンに「オリビア・ニュートン=ジョンがんセンター(Olivia Newton-John Cancer Wellness and Research Centre)」を設立した。 今回再発した乳がん治療の拠点はこの「オリビア・ニュートン=ジョンがんセンター」だ。センターの医師と協議を行い、ヨガや瞑想などの健康療法と光子線治療を併用していく計画を採用したという。 まだがんと診断されていなかった3週間前、ニュートン=ジョンは座骨神経痛を理由に5月のコンサートを延期していた。今回のがん再発を受け、6月に予定されていた米国とカナダを回るツアーも延期することが決定。チケットは払い戻されるが、「年内にはより元気になって戻ってきます」とファンに向けてメッセージを送っている。
2017年05月31日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が22日、「朝日」というタイトルで更新し、朝の日光浴の習慣を明かした。麻央は「おはようございます。今回の病室は、窓からの景色が、緑しか見えず、それが、とても贅沢です。森林浴の気分になれます」と窓から見える景色の写真を公開。「入院した当初は外を見る余裕がありませんでしたが、ここ最近は、朝の4時~5時に、お薬を飲むために起きるのを活用し、その時、カーテンを開けてからまた眠ります」とつづった。そして、「乳がんと朝日はとても関係が深く、朝日を浴びることがとても大切だそうです。明け方カーテンを開け、眠り、朝日を浴びながら再び起きるのが 今できる私流です」と麻央。「が、正しいかは分からないので、目が覚めたとき心地よいだけです。退院したらこの緑の景色はないから味わっておこう!」と記した。さらに、「(本では、毎日早起きし、外で軽くウォーキングをしながら朝日を浴びることで睡眠の質が変わる と読みました。)」とカッコを付けて説明。「注 私が読んだり聞いたりした情報なので、必要な情報、大事な情報は必ず御自身で確認して下さいネ」と慎重に補足した。
2017年05月22日「麻央さんは入院先の女性主治医に支えられて、治療に前向きに取り組んでいるようです」(医療関係者) 自宅で療養していた小林麻央(34)が、都内の有名大学病院に再入院したのは4月22日のこと。当日のことをブログに《家で回復させたかったのですが、今は、自分の力では難しいので、医療の恩恵を受けて、元気になりたいと思います》とつづった。 麻央が回復を託した主治医については、“がんの陰に隠れないで”と麻央のブログ開設を後押しした経緯とともに、本誌が昨年報じた。 「主治医は、40代前半の有能な乳がん専門医。患者に真正面から向き合う、きめ細やかな医療に定評があり、麻央さんも慕っているようです。重い病気の患者にとって、自分のことを受け入れてくれる医師は大きな存在。治療に対する希望を与えることができるのです」(前出・医療関係者) 麻央を前向きに導いてきた主治医は現在どのような治療を施しているのだろうか。乳がん治療に詳しい内科医はこう語る。 「麻央さんは、4月24日のブログに輸血をして痛み止めの量を増やしたら、息苦しさが軽減したと書いています。これはDIC(播種性血管内凝固症候群)の治療をしているためだと思われます」 DICはがんが引き起こす疾患だという。 「大量の血栓が発生し、呼吸困難、急性潰瘍による下血などを起こします。麻央さんが息苦しさを訴えていたということは、肺に血栓ができていた可能性があります。治療法はまずは輸血。栄養もたくさん入れられますし、血液のバランスが改善されます。治療後、体はだいぶ楽になっているようですから、“緩和ケア”は成功したのではないでしょうか」(前出・内科医) 麻央は痛みに耐えながら回復に向けた治療に取り組んでいる。それを支えるのは、「もう一度家族と一緒に日々を過ごしたい」という強い“願い”だ。5月4日のブログで《大きくなっても相談し合えたり、助け合えたりする姉弟でいて欲しいと願っています。(中略)早く2人に会いたいな》とつづっている。 「信頼できる医師が常にそばにいることで、気持ちもだいぶ違ってくるのでしょう。成長した子供の姿に思いを馳せているところなど、先のことを考える余裕が出てきたように見えます。このままがん細胞に立ち向かっていく気力と体力が出てくれば、早めの退院の可能性も高まるのではないでしょうか」(前出・内科医) そんな麻央の思いに応えようと、万全の医療体制が整えられている。 「主治医は麻央さんの意を汲んで、少しでも不安を和らげるように彼女が打ち解けた看護師を常にそばにおくようにするなど、チームで寄り添うような治療をしていると聞いています」(前出・医療関係者) 女性主治医の“緩和ケア”によって元気を取り戻しつつある麻央。一刻も早く家族と一緒にすごせる日が来ることを願うばかりだ。
2017年05月09日ドコモ・ヘルスケアはこのほど、女子大生を対象とした「性に関する意識・実態の調査」の結果を発表した。同調査は1月17日~18日、全国の短期大学・大学・大学院に通う女子学生309人を対象に、インターネットで実施したもの。最初に、自分の体について不安に思っていることを聞くと、1位は「生理痛」(34%)、2位は「乳がん」(31%)という結果になった。3位は「生理不順」(31%)、4位は「子宮の病気」(29%)となっている。現在自分の体に起きている問題だけでなく、将来的に起こり得る乳がんや子宮の病気といった婦人科系の疾患についても、不安を持っている人が多いことがわかった。続いて「生理痛」があるか尋ねたところ、84%が「ある」と回答した。対処法を聞くと「市販の薬(鎮痛剤・漢方)を飲む」(63%)という回答が多く、「体を温める」「マッサージやストレッチをする」などセルフケアを実践する人も多かった。一方、「何もせず、我慢する」(17%)という回答もあり、病院の処方(鎮痛剤・ピル・漢方など)は1割程度だった。毎月の生理周期の数え方について聞くと、正しくは「生理が始まった日から」であるが、32%の女子大学生が「生理が終わった日から数える」と誤認していることがわかった。将来的に子供を産みたいかどうか聞くと、76%が「是非産みたい」「できれば産みたい」と答えた。高齢出産は何歳からだと思うか尋ねたところ、「35歳から」と正しく答えることができた人は38%だった。47%が「40歳から」、12%が「45歳から」、3%が「50歳から」と誤認していることがわかった。産婦人科専門の宋美玄医師によると、生理のトラブルは多くの女性が抱えている悩みであるという。痛みには個人差があるが、保健室で休むことがある、大事な日に重なると困るといった場合は、市販薬だけでなく婦人科を受診した方がよいとのこと。「我慢すれば大丈夫という訳ではなく、婦人科疾患や不妊などにつながる恐れがあります」と宋医師。高齢出産については、「40歳以上で出産する人もいますが、これは運のいいケース」とコメント。30代後半で妊娠する力はがくんと落ちていくとのこと。このような事実を知っておくことで、「知っていればもっと早く妊娠にトライしたのに」と後悔することを防ぐことはできるという。
2017年03月17日「乳がん」という病気が女性だけのものだと思ったら大間違いだ。事実、日本の女性の12人に1人がかかり、そして男性もかかることのある、決してだれも他人事とはいえない病気なのだから。手術が必要な場合が多く、そうすると胸を術前と全く同じ形に戻すことは難しくなる。そんなときあなたは、どうにかして「手術する前の“美しい胸”」の形を目指すだろうか。女性は“美しい胸”を持つべきだという価値観 「女性の胸」についての議論を耳にすることは少なくないのではないか。女性の胸は「大きいほうがいい」「小さいほうがいい」「大きくもなく小さくもないのがいい」など、さまざまな意見が交わされているかもしれないが、これらに共通するのは「女性の胸はこうあるべきだ」という何らかの価値観を基準にして、“評価”の対象としていることだ。これは男性からだけではなく、女性同士や女性が自分自身に対しても行われている。このような女性の胸についての価値観や“評価”を、女性の誰もが気にするというわけではないが、こういった価値判断がされる限り、自分の「胸」について思い悩む人は存在する。メディアが“理想的な体型”として胸の大きさを強調したモデルを紹介したり、「バストアップ」や「“美乳”の作り方」などの方法を盛んに提案したり、人々は他人によって形作られた「美しい胸」の価値観に自分を合わせようとする傾向があるのだ。(参照元:BBC News) 乳がんの手術を受けた胸の行方他のがんと比べて患者数や死亡者数が増えている乳がん。高脂肪や高タンパク食の摂取の増加や、初潮年齢の早期化や晩婚化、少子化、初産年齢の高齢化などが原因と言われている。多くは手術が必要となり、状態によって乳房をすべて摘出するか、一部だけ切除することになる。 だが、現在においてはこれらの手術と同時か術後に、再建(自分の皮膚や筋肉を使って、または生理食塩水の入った袋を入れて膨らませて、乳房の膨らんだ形を再現)をすることが可能だ。(参照元:認定NPO法人 J.POSH, 東京女子医科大学 東医療センター 乳腺科)また、乳房だけでなく乳頭や乳輪の再建手術を受け、より術前の見かけに近づけられるようにする患者もいる。ここで理想とされるのは、左右対称で人工物でない乳房だという。(参照元:E-BeC)なぜこのようにして取ってしまった乳房を再現するかというと、“乳房を失った喪失感”をできるだけなくしたり、男性の体とは違う女性の体の特徴を取り戻したり、乳房の形を想定して作られた服に合わせたりするためだと考えられる。(参照元:Breast Cancer Care, Breast Cancer Network Australia)だが、乳がん患者の誰しもが再建を望むわけではないし、そもそも手術を受けて“完全ではなくなった”乳房は果たして美しくないのだろうか。 ニューヨークが再定義した「おっぱいのあり方」「乳がんの手術を受けた胸」に対する観念を打ち破るファッションショーが、ニューヨークファッションウィーク(以下NYFW)で行なわれた。乳がんを経験したモデルを起用したのは、両胸や片胸だけ、胸なし、再建した胸のすべてに対応したランジェリーブランドAnaOno(アナオノ)。乳がん患者を支援するチャリティープロジェクトの#Cancerland(#キャンサーランド)の一環としてだった。(参照元:Konbini) 同ファッションウィークは以前から「美の定義」の多様さを伝える試みを行なっており、ヒジャブを被ったモデルやアシッドアタック(酸攻撃)の被害者をモデルがランウェイを歩くファッションショーを開いてきている。(参照元:Konbini) 今回の「乳がんファッションショー」では、16人のモデル全員が乳がんを経験しており、乳房を再建した人、乳房だけでなく乳頭の再建もした人(ファッションショーでは乳頭や乳輪の出ているモデルはいなかった)、切除した場所にタトゥーを施した人、全く再建をしていない人などモデルたちは顔や体にラメを塗ったランジェリー姿で、堂々とランウェイを歩いた。 乳がんの経験を「個性」に先ほど紹介したファッションショーに出演したモデルたちを見て、何を感じただろうか。モデルたちを見てわかるのは、「乳がんを経験した胸」を「個性」として捉えていることだ。「女性の美しさは胸にある」という風潮は相変わらず消えていないが、手術を受ける前の胸を再び持つことを理想とするのがすべてではなく、「平らなままでも半分くらいの大きさでも美しい」という乳がんのモデルたちの強いメッセージが、観客に伝わってくる。他人が定義した“美しさ”に従うのではなく、何が美しいのかは自分で決めるべきではないだろうか。All photos by @iAmPeterCooperText by Shiori KirigayaーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!海外セレブや有名女優も参加。6億人に問いかける「お◯ぱい触りますか?」 世界中に6億人のユーザーがいるとされているインスタグラム。ある日、インスタグラムが女性たちのヌードに占拠された。バストトップには「手のひら」の絵文字。そう。あなたの考えている通...
2017年03月03日エムティーアイ運営の健康情報サービス「ルナルナ」はこのほど、シンクパールと共同で実施した「職場での婦人科検診制度について」の調査結果を発表した。同調査は2月18・19日、20~50代以上の女性1万1,676名を対象にインターネットで実施したもの。初めて婦人科検診を受けたきっかけについて聞くと、「自治体からのお知らせ・クーポン」(34.7%)が最も多く、次いで「自分の職場の健康診断」(24.1%)となった。最近では著名人の乳がんや子宮頸がんなどの婦人科疾患発症が話題になっているが、そういった報道によって自身の意識や行動に変化はあったか尋ねたところ、41.2%が「自分の健康について考えるようになった」と回答した。33.5%は「実際に検診に行った」と答えている。次に、20~50代以上の働く女性を対象に、自身の職場に婦人科検診を受けられる制度はあるか聞くと、「ない」が45.4%で、「自分の職場にある」(39.7%)を上回った。職業別でみると、「自分の職場にある」が半数を超えたのは正社員(51.4%)のみで、その他は検診制度がない人が多いことがわかった。「自分の職場」もしくは「家族の職場」に婦人科検診を受診できる制度があると回答した人に、実際に受けている検診の種類について尋ねたところ、乳がん検診は自己負担あり・なしに関わらず約30%が受けていることがわかった。子宮頸がん検診も、自己負担なし35.8%・自己負担あり30.2%で受診率は3割を超えている。職場に婦人科検診を受けられる制度がないと回答した人に、もし職場に受けられる制度があった場合に活用したいか尋ねると、58.2%が「自己負担がないなら受けたい」、33.1%が「自己負担があっても受けたい」と答えた。合わせると、9割以上の人が受診したいと回答している。
2017年03月02日乳がん検診では、視・触診、超音波検査のほかに、乳房をX線で撮影する「マンモグラフィー」という検査が行われる。このマンモグラフィーについて、先日、歌手の宇多田ヒカルさんがツイートして話題となった。宇多田さんがマンモグラフィーを受けるにあたり豊胸手術の経験有無を聞かれたことから、「豊胸してるとマンモ出来ないらしい(原文ママ)」とつぶやいたものだ。"胸は大きくできても、乳がん検診はできなくなる"という内容が拡散され、豊胸手術を含めた美容整形について、漠然とした不安を抱いた人も少なくないだろう。そこで今回は、胸部・乳腺外科の法村尚子医師に、マンモグラフィーの注意点についてお聞きした。――「豊胸手術をした人はマンモグラフィーができない」というのは本当ですか?マンモグラフィーは、2枚の板で乳房を挟んで圧迫する必要があります。シリコンバッグを使って豊胸をしている人は、バッグの破裂や破損が起こる可能性があり、マンモグラフィーを断られる場合があります。――断られない場合があるのはどうしてですか?「プッシュバッグ法」と言って、シリコンバッグを避けて表面の乳腺だけを検査する方法もあります。ですが、実施していない施設も多く、シリコンバッグを使って豊胸をしている人はマンモグラフィーを断られることが多いと思われます。――シリコンバッグによる豊胸手術をした人以外で、マンモグラフィーを受けるのが難しい条件はありますか?妊娠中の人や妊娠の可能性がある人、ペースメーカーや静脈ポートを装着している人は、マンモグラフィーを受けられません。前述のとおり、シリコンバッグによる豊胸手術をしている人はマンモグラフィーを断られることもありますが、脂肪やヒアルロン酸を注入する豊胸法の場合は可能です。ただし、注入した脂肪やヒアルロン酸が石灰化やしこりとして写り、診断しづらくなることがあります。誤診やトラブルを避けるため、どんな豊胸法であっても、事前に豊胸手術をしたこと(わかる場合はどのような豊胸法か)を伝える必要があります。※写真と本文は関係ありません○取材協力: 法村尚子(ノリムラ・ショウコ)胸部・乳腺外科2005年香川大学医学部医学科卒。現在、高松赤十字病院胸部・乳腺外科副部長。乳腺外科を中心に女性が安心して受けられる医療を提供。また、En女医会に所属し、ボランティア活動や各種メディアにて医療情報を発信している。資格乳腺専門医、外科専門医、がん治療認定医などEn女医会とは150人以上の女性医師(医科・歯科)が参加している会。さまざまな形でボランティア活動を行うことによって、女性の意識の向上と社会貢献の実現を目指している。会員が持つ医療知識や経験を活かして商品開発を行い、利益の一部を社会貢献に使用。また、健康や美容についてより良い情報を発信し、医療分野での啓発活動を積極的に行う。En女医会HPはこちら。
2017年03月01日「ふだんから『舞台は下痢をしても頭痛がしても立たなければいけないもの』と周囲に話していましたから、その自分が舞台に穴を開け、ましてや芝居自体を中止に追い込んだということは、さぞや無念だったと思います」(演劇関係者) 3月18日から名古屋・中日劇場で開幕するはずだった舞台『おもろい女』。主演の藤山直美(58)の病気降板と、舞台の中止が発表された。病名は、乳がんだ。開幕1カ月前になって発覚した重病。彼女に何があったのか――。 藤山は10年前から、がん検診を続けていたという。さらにこの数年は、乳がんの啓蒙活動やピンクリボン運動にも熱心に関わってきたと、芸能関係者は説明する。 「じつは数年前、藤山さんにとって大切な人の1人が、がんにかかってしまって。それ以来、彼女は“他人事と思えない”と言って、がんと闘う活動に力を入れるようになったのです。早期発見のため自分ができることはないかと、15年10月に地元・京都で開かれた日本癌治療学会で『えらいこっちゃ!うちの◯◯ちゃんが、がんになってしもた』と題した寸劇を演じたり、“女性ががんと生きる”を語り合うパネル・ディスカッションにも参加したり。精力的に活動していました」 まさか“がん闘病”が自分の身に降りかかってくることまで、彼女は想像していたのだろうか――。だが活動に打ち込んだ甲斐あって、いま彼女の周りには日本を代表する“がん名医”が集まっているという。 「まさに“不幸中の幸い”でした。本人も心強いでしょう」(前出・芸能関係者) あの底抜けに明るい舞台姿を早く見たい。
2017年02月24日「乳がんが見つかって、もう7年目に入りました。それでも3カ月に1回は乳腺外科、そして半年に1回は婦人科と再建手術の経過観察のために整形外科に通っています。薬代や検査代で、どんどん1万円が消えていく……。がんは、本当に長く付き合う病気だから“保険に入っててよかった!”と思えます」 そう語るのは、乳がんサバイバーであり、『右胸にありがとうそしてさようなら』の著者もある、生稲晃子さん(48)。’11年3月に左胸に腫瘍が見つかり、5月に乳房温存手術を受けた。8月に1カ月をかけて放射線治療するも、翌’12年に右胸に再発、再再発を繰り返して右乳房を全摘出、再建手術を受けた。’15年11月、5度にわたる手術など、壮絶な闘病経験を本誌に告白した。 今回彼女は、乳がん治療での、自身の保険との付き合い方について語ってくれた。 「がんどころか、自分は病気にもならないと思って、若いときはもちろん、結婚しても保険のことは考えませんでした。ただ、長女が生まれたとき“自分たちに何かがあっても、子どもに迷惑をかけたくない”と思って、医療保険に入ったんです」 通常の医療保険に、がん特約を付加した。月々の支払いは“高いなあ”と思っていたものの、5年後に乳がんがわかったとき“安心”を与えてくれたという。 「最初の1〜2年は入院・手術が続いたので医療費も領収書が分厚い束になるくらい高額になってしまって……。でも、入院費用、手術費用、放射線治療費など、すべて保障されたので、すごく助かりました。私は周囲にがんであることを隠していたので、個室を利用したのですが、公的保険が適用されない高額の差額ベッド代もカバーしてもらいました」 再発したために行った“日帰りの外来手術”は保障の対象外だろう……と勝手に思い込んでいたという生稲さん。 「保険会社の担当者から、『それも対象内だから支払います』と言ってもらいました。保障の内容でわからないことがあったら、しっかりと担当者に聞いてみることもとても大切なことだ、と今は言えますね」 もちろん、保険に加入しているだけで安心してはダメ。日々進化しているがん医療に対応していかなくてはならないという。 「保険会社の担当者が『見直しをしましょう』というのを先延ばしにして、失敗してしまいました。乳がんの場合、抗がん剤治療やホルモン剤治療などがありますが、私の保険は抗がん剤には適用されるものの、現在、私が受けているホルモン剤治療は適応外です。毎日1錠“これが何百円もするんだ”と思いながら、大切に飲んでいます。もうちょっと、保険の勉強しておけばよかった……」 がん保険は、入って終わりではない。今の自分や家族にとって、何が必要かを考えながら見直すことが大事なのだ。
2017年02月19日●日本人女性の罹患率第1位・乳がん治療の今メディカルメイクアップアソシエーションはこのほど、メディアセミナー「患者さんの外見の悩みに寄り添う『アピアランスケア』」を開催。同セミナーでは、乳がん患者へのアピアランス(見た目)ケアに取り組む、湘南記念病院 乳がんセンター センター長の土井卓子医師が講演を行った。○日本人女性の11人に1人がなる「乳がん」国立がん研究センターの統計(2012年)によると、日本人女性が生涯で乳がんに罹患(りかん)する確率は、12人に1人から11人に1人へと引き上げられた。日本人女性の罹患率第1位の乳がんだが、死亡率は第5位(罹患率は2012年、死亡率は2014年同統計より)。土井医師は、「乳がんは日本人女性が最もかかりやすいがんですが、検診で見つけやすく、早期発見ができれば根治できるがんとされています」と語る。○手術では無駄な傷をつけない乳がんの局所療法では、手術療法や放射線療法が行われる。数十年前と比べて治療薬が増えた今、手術でも女性の体へ細心の配慮が払われているという。「最近の手術では、リンパ節への転移がなければ、わき下の傷は最小限にとどめますし、乳がんを摘出するときも、乳輪の外縁や乳房の下縁に沿って切るので、傷が目立ちません。今の時代は、無駄な傷をつけない、無駄な変形をさせない手術が行われています」。2013年にインプラントによる乳房再建術が保険適用になってからは、乳房を無理に温存せず、全摘した後で胸の膨らみを再建する女性も増えてきた。「乳房再建術では、外科医だけでなく患者さんの努力も必要です。まず、手術後に行う放射線療法の影響で、肌が黒ずんだり乾燥したりしてしまうので、保湿ケアは欠かせません」と土井医師。このほか、禁煙、清潔のための入浴(保清)、乳房を揺らさないこと、圧迫固定、感染兆候(発赤、腫脹、疼痛など)があったらすぐに病院へ連絡するなど、日常の注意事項を守って初めて美しいバストが実現するという。○全身療法で命を守るしかし局所療法は、「病巣をコントロールするための治療」という位置づけだ。乳がんは他部位のがんとは違い、乳房(病巣)が直接命に関わることはないが、肺・肝臓・骨・脳などへ遠隔転移すると、初めて生命への危険性が出現する。したがって転移を防ぐためには、化学療法、ホルモン療法、分子標的治療薬を用いた療法といった全身療法が行われることになる。全身療法の計画は、進行度とがんの性格(サブタイプ)で決定する。腫瘍が大きい、リンパ節転移が多い、増殖スピードが速い場合などは、抗がん剤による化学療法を行う。また、がんがホルモンで成長するタイプならホルモン剤を投与し(ホルモン療法)、HER2という増殖因子を持っているタイプならそれを抑える薬(分子標的治療薬)を使用する。ホルモン受容体(ER)もHER2の受容体も持たないタイプを「トリプルネガティブ」と言い、増殖スピードが速いため、たとえ早期乳がんでも、化学療法が行われることが多いという。2013年には、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がんを発症していない両乳房を予防のために切除し、後に乳房再建をしたことで話題となった。「彼女の場合は、遺伝子検査でBRCA1(がん抑制遺伝子)に変異が見つかり、もし乳がんを発症したらトリプルネガティブの可能性が高いことを知っていたので、予防のために乳房を切除するという選択をしたのでしょう」と土井医師は解説する。●抗がん剤の副作用で「見た目」はどう変わる?○QOLを高める「アピアランスケア」がん治療に伴う副作用には個人差があるが、どのような副作用が起こりうるか不安に思う人も多いことだろう。特に化学療法による副作用は、体調面での変化だけでなく、外見の変化が起こる人も少なくない。メディカルメイクアップアソシエーションが実施した調査によると、がん化学療法経験者で外見に変化が生じた人は81.2%。「脱毛(頭皮)」(58.3%)、「脱毛(まつげ、まゆ)」(35.5%)をはじめ、「皮膚の変色 / 色素沈着」「むくみ」「爪の変形」「肌の乾燥・荒れ」の経験者も約3割で並んだ。土井医師は、化学療法時の肌ケアとして、主に次のような生活指導を行っている。■生活指導・保湿・水仕事、長時間歩行、ジョギングなどの禁止・入浴(こすらず泡をのせて洗う)・かゆくてもかかない、かゆいときは冷やしてたたく・柔らかい衣服で刺激を避けるこのほか、爪の変形・変色のケア、口内炎や味覚障害のケアなど、QOLを下げないための方法を患者に指導する土井医師。がん患者を支えるのは、医師や検査技師、ナースなどの医療従事者だけだと思われがちだが、エステシャン・アロマセラピスト・美容師などによる「アピアランスケア」も重要だと説く。「がん治療を続けるために、そしてモチベーションを維持して治療の効果を上げるためにも、身だしなみは大切です。実際に、メイクやウィッグでおしゃれをすることで、治療に前向きに取り組むようになった患者さんたちを見てきました。アピアランスケアは患者さんの人生を助けます」。○メディカルメイクアップとは?メディカルメイクアップアソシエーションがアピアランスケアの1つとして提案するのが、「メディカルメイクアップ」だ。メディカルメイクアップとは、化学療法による副作用をはじめ、あざ、母斑、血管腫、白斑、事故の傷跡など、皮膚の症状や障害で起こる皮膚変色を隠し、気になる見た目を自然に見せていくもの。東京と大阪にある同団体の拠点では、無料カウンセリングを行っており、同じ悩みを経験しているインストラクターが対応するため、利用者の心に寄り添ったカウンセリングが受けられるという。会場では、メディカルメイクアップのデモンストレーションを実施。18色のファンデーションの中から適切な色を組み合わせることで、短時間で色ムラのないキレイな肌に仕上がった。がん治療において、副作用の一般的な対処法が必ずしも自分に合っているとは限らず、アピアランスケアも例外ではない。"つらい治療を頑張っているのに、外見を気にする余裕なんてない"と思う人も当然いるだろう。ただ「がん治療中でもキレイになれる」と知っておくことは、マイナスにはならないはずだ。乳がんは特に、女性なら誰でもかかる可能性がある。だからこそ、がん闘病中の女性にとって、前向きに治療を続ける励みになり、心の負担を軽くするような選択肢が、一つでも多くあればいいと思うのだ。
2017年02月17日流行りのダイエット法や美容術をいろいろ試してもなかなか効果が出ない。それはあなたに合っていない方法だからかも!それを続けているのは時間とお金がもったいない!生まれ持ったDNAをもとに、自分にピッタリの方法でボディメイク&体質改善を始めてみませんか?一生涯変わらない“本来の自分の体質”が分かる生まれ持ったものであり、一生涯変わることのない“遺伝子”を調べ、病気発症リスクや体質の遺伝的傾向を知ることができるのが「DNA(遺伝子)検査」で、中でも美容面に特化した項目を調べることができるのが「DNA美容」です。その結果によって、最も自分に合った美容・ダイエット・健康管理法などを導き出すことができるのが最大の魅力。テレビや雑誌で特集されているものが自分に合うとは限らない次々に新しいダイエット・美容法が登場しますが、必ずしもそれが自分に合っているとは限りません。例えば“糖質制限ダイエット”。実は“糖”よりも“脂質”をコントロールしたほうがよい体質の方もいます。それを知っているのが体質型遺伝子です。紗栄子さんのインスタでも話題に!SAEKO♡さん(@saekoofficial)が投稿した写真 – 2016 11月 1 2:30午前 PDT昨年末、紗栄子さんがクリニックでDNA検査を行ったことをインスタに投稿していて話題になりました。自分のタイプが明らかになり、より効果的な方法を知ることができるから理想ボディに最短で近づけると注目が高まっており、すでに6000店舗以上の全国のエステサロンや美容院、フィットネスジムなどでも導入されています。「DNA美容」でわかること検査キットの種類によりますが、例えば美容に特化したものだとこんなことが分かります◎・肥満体質タイプ・効果的な運動方法・ベストな料理を食べる順番・生活習慣の改善ポイント・最適なエステ方法・最適なお肌の改善方法・自分に必要なサプリの種類・脱毛リスク・アルコール分解力・活性酸素の影響を受けやすいかどうかなど。疾患リスクを含めると、最大で360項目調べられるものまで!3年ほど前、アンジェリーナ・ジョリーさんが遺伝子検査によって乳がんのリスクを知り、乳房の切除手術を行ったことが日本でも大きく取り上げられました。遺伝子検査で分かるのは乳がんだけでなく、「肥満・アトピー・花粉症・喘息・肺がん・大腸がん・不眠症・心臓発作…」など、幅広い項目でのリスクを知ることができます。このように元々遺伝子検査は、病気のリスクを探るものとして国内でも話題になりました。それから美容に関する遺伝子にも注目が集まり、DNA美容が誕生したのです。検査方法はとっても簡単!多くのエステサロンなどで導入されているDNA検査キットですが、通販でも購入できます。キットに付属されている綿棒のような採取棒を口に入れ、頬の内側に左右20回ぐらいずつこすりつけます。これで遺伝子の採取は完了!あとは各検査キットに入っている生活習慣チェックシートやカウンセリングシートなどを記入して、専用の検査機関に送れば、数週間後に結果が郵送されてくるのを待つだけです。わざわざ病院などに行かなくても、お家で簡単に検査できるのも魅力◎おすすめ検査キットの選び方国内だけでも現時点で数10社が遺伝子検査事業を展開していて、1社の中でも数種類あります。価格は検査内容や検査項目によって幅広く、“美容”に特化したものだと、5,000円~2万円くらい。(疾患リスクなども含めたフルセットのものだと3万円以上するものもあります)検査キットを選ぶポイント①自身の検査する目的に合った項目が入っているか②遺伝子解析が国内で行われているものかどうか③検査結果以外の内容や、他社キットと比較したときの特徴おすすめ検査キット1:ジェネシスヘルスケア GeneLife(ジーンライフ)・国内で唯一の遺伝子解析専門企業・解析実績国内NO.1・世界最多360項目を解析できるキットがある・遺伝子解析からリスク判定まで全て自社で行う【キットの特徴】・検査結果報告書、レシピブック付き・結果をPC、スマホどちらからも見られる・結果を基に、提携のクリニックで医師のカウンセリングを受けることもできる※GeneLife(ジーンライフ)の美容に特化したおすすめキットはこちら!①ダイエット/肥満遺伝子検査キット¥5,980(税抜)◆出典:「ジェネシスヘルスケア」公式サイトより遺伝子によって自分の太りやすい要因を様々な角度から知ることができる、女性に一番人気の遺伝子検査キット。②スキン/肌老化関連遺伝子検査キット¥5,980(税抜)◆出典:「ジェネシスヘルスケア」公式サイトより肌の老化に関与する遺伝子からシミ・シワのできやすさ、抗酸化力がどれくらいあるかなど、肌老化の原因と弱点を調べ、自分に合ったケア方法を知ることができます。おすすめ検査キット2:Genequest(ジーンクエスト)・米国病理学会の認証を受けた、信頼性の高い国内拠点でDNA解析を実施・発展し続ける遺伝子研究に合わせて、常に解析データを更新してマイページで知らせてくれる・DNA採取に使用するチップは、日本人に関係の深い遺伝子情報を元に独自に開発したものジーンクエストLITE・ダイエット+スキンケア ¥14,800(税込)◆出典:「ジーンクエスト」公式サイトより全7種類あるキットの中でもおすすめなのが、ダイエットとスキンケアがセットになったこちら。太りやすさや肌トラブルの原因だけでなく、薄毛・脱毛リスクや体臭に関しても知ることができます。美容面プラス、健康リスク6項目も付いたセットです。おすすめ検査キット3:ハーセリーズ・インターナショナル・検査キットを医療機関へ提供した実績のある会社・爪でも検査可能なキットがある・他社よりも解析に使用する遺伝子の種類が多い①ハーセリーズ・DNA SLIM(スリム) ¥7,290(税込)◆出典:「ハーセリーズ」公式サイトより最新の分子遺伝学において肥満との関係が明らかになった「FTO遺伝子」を含め、5種類の遺伝子を分析し、243パターンの中からダイエットプランを提案してもらえます。食事・運動に関しての解析も詳細で、レポートが分かりやすく見やすいと人気です。②ハーセリーズ・DNA BEAUTY(ビューティー)¥10,800(税込)◆出典:「ハーセリーズ」公式サイトより多くの他社が3~4種類の遺伝子を使った検査なのに対し、ハーセリーズ社は15種類と最多。肌老化・肌質どちらも1つのキットで検査ができます。自分に合った最適なケア法や栄養成分に関する情報が分かります。自分の生まれ持った体質・肌質に合った方法を試すのが1番の近道!初期投資として検査費用はかかりますが、遺伝子は一生変わらないものなので、1度やってみる価値はありますよ♪
2017年01月21日歌舞伎俳優の市川海老蔵が、9日に放送された日本テレビ系特番『市川海老蔵に、ござりまする。』の密着取材を受け、妻・小林麻央の病状について「今だから言えるけど、今年の夏は本当に無理だと思っていた」と覚悟していたことを、昨年10月に明かしていた。現在乳がんで闘病中の麻央は、この時、局所コントロールのための手術を実施。当時、取材を受けた海老蔵は「言っちゃえば絶対に治らないレベルの病気だった。早かったら今年(2016年)の3・4・5月でたぶんダメだった。なんとか綱もないようなところを渡ってきて、まさか手術できるとは思わなかった」と、奇跡の回復で手術を受けることができたと強調した。ただ、「ここから普通のガン(患者)の人としての戦いが始まるという感じ」と、長い戦いへの心構えも持ち合わせていた。同番組では、昨年6月に麻央の乳がん公表した海老蔵が、記者会見場に向かう車の中にも密着し、「(麻央に)『ごめんね』って言われたけど、関係ないよね」と語る場面も。会見場の控室では「麻央と子供のことが心配だよね。そこなんだよね…」と、公表することへの懸念を漏らしていた。それでも、2週間後に長野・志賀高原へ子供たちと訪れた際には「あの会見を開いて、私自身が変わったかな。麻央も集中できるし、私自身も堂々としていられる」と前向きに捉える姿があった。一方で、長女の麗禾(れいか)ちゃんは状況を理解しており、「清算できない悲しさ」があるという海老蔵。「何もないときに『ママはいつ帰ってくるの?』って泣いてたりするんで、抱きしめて『ごめんね』って言うしかないですよね。そしてずっと抱っこしていると、彼女の方が僕よりも大人なんで、パパが気を使っちゃってるなって理解して、落ち着くわけですね」と、苦しい胸の内を紛らわせるかのように、笑顔で語っていた。
2017年01月10日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が、9日に放送される日本テレビ系特番『市川海老蔵に、ござりまする。』(22:00~23:30)でインタビューに応じ、がん公表後初めてカメラの前で夫で歌舞伎俳優・市川海老蔵への思いを語る。昨年6月に麻央ががんであると報じられ、海老蔵が会見で乳がんと公表。日本テレビの海老蔵取材班は『NEWS ZERO』での麻央との出会い以来、海老蔵一家を追ってきたが、第4弾となる市川海老蔵一家のドキュメンタリー番組では、海老蔵が1年8カ月にわたる家族の孤独な戦いの日々を語る。そして、試練の中でも、ひたむきに家族を守り続ける海老蔵の姿に迫る。がん報道の朝に自宅に取材班を呼び出した海老蔵が、記者会見に向かう車内で打ち明けた思いとは。その会見以降、公の場に立つたびに麻央に関する質問を尋ねられてきた海老蔵。これまで多くを語ってこなかったが、今回、海老蔵は「守りたい…」などと麻央さんへの思いを語る。さらに、昨夏1カ月もの長期休暇をとり、子供たちとの時間を大切にした"イクメン"海老蔵の素顔も映し出す。また、麻央もインタビューに応じ、海老蔵への思いを告白。闘病中に心の支えになった海老蔵の言葉や、闘病を経て夫婦の絆が強まったと感じた瞬間、闘病を献身的に支える海老蔵への感謝の思いなどを語る。
2017年01月05日2016年も残りわずか。今年はどんな言葉やニュースが世間を騒がせたのだろうか?株式会社サイバーエージェントでは、このたび、2016年1月1日(金)~12月14日(水)の期間に、「Ameba」のブログサービス「アメブロ」に投稿されたブログ記事をもとに、2016年の「ブログ流行語」の分析をおこなった。2016年「ブログ流行語」ランキングベスト101位:「広島」(656,398件)2位:「熊本地震」(345,558件)3位:「不倫」(212,454件)4位:「ポケモンGO」(155,921件)5位:「卓球」(102,224件)6位:「リオ五輪」(90,082件)7位:「乳がん」(76,735件)8位:「君の名は。」(57,468件)9位:「水素水」(42,878件)10位:「おそ松さん」(42,589件)上記は、2016年1月1日(金)~12月14日(水)に投稿された「アメブロ」内のキーワードを分析し、記事の投稿数をもとにランキング化したもの。他のキーワードに大差をつけて1位となったのは「広島」で、ブログ記事の投稿数は全656,398件。5月のバラク・オバマ米大統領の広島訪問や、8月の原爆死没者らの冥福と恒久平和を祈る声、9月の広島東洋カープリーグ優勝など、年間を通じて話題にあがることが多かったのが「広島」がランキング1位となった要因と言える。「熊本地震」が2位、瞬間的な投稿数が最多に2位は「熊本地震」で345,558件。瞬間的な投稿数では、「広島」よりも「熊本地震」が最も多い結果(41,037件)となった。また「#熊本地震」「#頑張ろう熊本」など、「アメブロ」内のハッシュタグ機能を通じて、現地の情報や復興支援について情報を共有し合うユーザーも目立っており、地震発生から半年以上が経過した現在もなお、これらのタグは利用され続けている。「不倫」「乳がん」「ポケモンGO」など、さまざまなジャンルのキーワードがランクイン3位にランクインしたのは「不倫」(212,454件)。2016年は有名人の不倫に関する話題が目立ったこともあり、新しい報道のたびにブログ上の投稿件数も増える、という流れがみられた。続く4位には、日本のみならず世界的な大ヒットを記録し、社会現象にもなった「ポケモンGO」(155,921件)。7位には、76,735件で「乳がん」のワードが。特に、フリーアナウンサー・小林麻央さんが乳がんと診断されていたことが明らかになった6月9日(木)の翌日には2,030件もの記事が投稿された。小林さんはその後、日々の様子を綴るブログ『KOKORO.』を開設。一般ユーザーからも、数多くの応援コメントや、ブログへの感想、小林さんへの想いを綴った記事が投稿されている。2016年を振り返るにあたり、今年話題になったキーワードやニュースを「Ameba」でチェックしてみてはいかがだろうか。【参考】※「Ameba」
2016年12月26日乳がんで闘病中の元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(49)が28日、自身のブログを更新し、29日からテレビ復帰することを明かした。29日は東京MX『5時に夢中!』、30日はTBS系『あさチャン!』に生出演する。北斗は「休業して、約1年2ヶ月。長かったような? 過ぎてしまえば、あっという間だった様な?」と前置きした上で、「私…北斗晶は明日、11月29日火曜日よりお陰様でテレビ復帰させていただく事になりました」と発表。「先日の術後一年の全身検査で、転移がお陰様でみられなかったので。検査結果が分かったその日に【ここで行こう。】と 急ですが復帰を決めました」と説明した。そして、「思い返せば一時は…心が折れた時もあったけどずっと心を支えて応援し続けてくれた皆さん」と支えてくれた周囲の人たちを思い、「お礼を言い出したら、何日あっても足りないけど…先ずは 、何よりも私の癌と戦ってくれた主治医の先生、看護師さん、薬剤師さん、病院関係者の皆さん、沢山のアドバイスをくれた癌患者会の皆さんには心より感謝申し上げます」と記した。さらに、「私みたいな人間は、情けないですが自分の治療の事で一杯一杯で、人様に特別な事は何も出来ないけど…元気な姿を見せるこれだけは、出来そうです」とし、「うるせ~ババーが帰ってきちゃったよそう思ってテレビを観てもらえたら幸いです」とコメント。「ここまで来たら、後はやるのみ突っ走るのみ!!!!!」「とにかく一生懸命やる」と意気込んでいる。北斗は、2015年9月に乳がんのため右乳房全摘出手術を受け、10月3日の記者会見以降、芸能活動を休止していた。
2016年11月28日11月18日(金)より公開中の名女優トニ・コレット×ドリュー・バリモアW主演映画『マイ・ベスト・フレンド』。この度、物語のクライマックスシーンとなる特別映像が到着した。幼い頃からの大親友で、ファーストキスから初体験まで、互いの全てを知っているミリーとジェス。この友情は何も変わることなく、永遠に続いていくと信じていた。ところがあるとき、ミリーに乳がんが見つかり、同じころジェスの妊娠が発覚。不妊治療を続けてきたジェスは母となる喜びを誰よりもミリーと分かち合いたいが、ミリーのことを思うと、どうしても打ち明けられない。相手を想うがゆえに言葉にできないことが増えていく、2人の友情の行方は――。製作は、日本でも大ヒットを記録した『おみおくりの作法』のクリストファー・サイモンが担当。監督は、一大センセーションを巻き起こした『トワイライト~初恋~』などで知られる女性監督キャサリン・ハードウィック。自身の乳がん発症をきっかけに、本作のアイディアを温め続けていたという女性脚本家モーウェナ・バンクスのリアルなストーリーテリングが魅力の作品となっている。女性の等身大の悩みや不安を描き出し、絶大な支持を得ている本作。このほど到着したのは、愛とユーモアが溢れるとっておきの本編映像。大親友のミリー(トニ・コレット)とジェス(ドリュー・バリモア)、2人の友情は一生続くと思われた矢先、ミリーに乳がんが見つかる。一方、ジェスは長年続けてきた不妊治療が実を結び、ついに妊娠。同じタイミングに2人はそれぞれ大きな運命を迎えることに。映像では、出産を目前に控えひとり陣痛と戦うジェスのもとにやってきたのは、出稼ぎに出たパートナーのジェイゴ(パティ・コンシダイン)ではなく…車椅子に乗ったミリー。そしてミリーはすぐそばで「出産は本当に最高よ。頑張って」と言葉を投げかける。さらに遠く離れたジェイゴはテレビ電話で応援。愛する人々に囲まれた幸せな出産シーンだが、どこか思わずクスッと笑ってしまう、まさに本作の魅力を凝縮したシーンとなっている。『マイ・ベスト・フレンド』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年11月22日トニ・コレットとドリュー・バリモアが共演する映画『マイ・ベスト・フレンド』が本日から公開されている。本作は相手がどんな状況であっても共に歩もうとする女性の友情を描いた作品で、このほど本編の一部が公開になった。『マイ・ベスト・フレンド』本編映像本作の主人公は、幼少期にアメリカからロンドンにやってきたジェスと、彼女が新しい学校で友達になったミリー。ふたりは幼い頃からずっと一緒でお互いのすべてを見て、共に体験し、友情を深めてきた。しかしある日、ミリーに乳がんが見つかり、同時期にジェスは長年願い続けていた妊娠が発覚する。映画は、友情が永遠に続くと思っていたふたりが、人生の岐路で迷いながら互いに向き合うとする姿が描かれる。このほど公開になったのは、乳がん治療を続けていたミリーが両胸の切除を提案され、深く落ち込んでいるのを察したジェスが、彼女とタクシーに乗り込む場面。車内にはR.E.M.の『Losing My Religion』が流れ、ふたりは大声で歌いながら、ロンドンから遠くはなれたふたりの憧れの地ハワーズに向かう。この場所はブロンテの小説『嵐が丘』の舞台になっている場所で、ふたりは大はしゃぎするが、その胸中は複雑だ。映画は、親友だから言えることを描きながら、同時に親友だから言うことをためらってしまう瞬間も数多く描かれる。大きな病を前に不安を抱えるミリーと、そんな彼女に妊娠のことを告げられないジェス。『Losing My Religion』は、叶わぬ恋を身を焦がして“信仰を失う”ほど途方に暮れてしまった男の心情を歌った楽曲で、ふたりが明るく大声で歌うことで、ふたりの複雑な心情がより伝わってくるシーンになっている。『マイ・ベスト・フレンド』公開中
2016年11月18日俳優の渡辺謙が14日、東京・EXシアター六本木で行われた山田太一脚本のドラマスペシャル『五年目のひとり』(テレビ朝日系、19日21:00~23:06)の試写会に登場。自身にとっての今年の漢字を「驚」としたためた。壇上に用意された、約120cm×140cmの巨大な紙に「驚」の字を書いた渡辺は「私自身、1月に早期の胃がんが見つかって内視鏡手術を受けましたし、その後、妻・南果歩の乳がんも見つかったり、さまざまな天変地異もあって、本当に2016年はサプライズがたくさんありました」とその理由を説明。「今年は、僕にとって驚きの年でした」と1年を振り返った。ドラマは、東日本大震災から5年が経過した東京のとある町を舞台に、渡辺演じる孤独な中年男・木崎秀次と、中学生・松永亜美(蒔田彩珠)の不思議な交流を通じて、震災のその後と再生を描くもので、上映中には涙をぬぐう人も。渡辺は「被災された方々の心に寄りそったドラマにするべきと思わされた脚本でした。すばらしいキャストの皆さんと繊細にワンシーン、ワンシーンを積み重ねて撮影しました」と力強く語った。蒔田は「東日本大震災は私が小学2年生のときのことで、はっきりと覚えていなかったのですが、震災についてあらためて考え直すことができました」と報告。亜美の兄・晋也を演じた関西ジャニーズJr.の西畑大吾は「あふれ出る色気、フランクさ…渡辺さんはうらやましいところばかり! 大人になったら渡辺さんのような人間になりたい!」と、尊敬のまなざしで語った。脚本の山田氏も「渡辺謙さんには震災に遭われた方々の代表になってもらいたいと思っていましたが、謙さんの真面目さはすごい」と絶賛。「脚本を本当によく読んで、考えて、ひとつひとつのシーンを演じてくださった。大変感謝しております」と気持ちを伝えていた。
2016年11月15日オレンジページの季刊健康誌株式会社オレンジページでは、おとなの健康に関する季刊誌を発行する。vol.1のテーマは、「筋肉枯れ」。運動不足で筋肉が落ちている人にお勧めの季刊誌だ。手遅れになる前に筋肉は、体を動かす以外にも、基礎代謝を維持し、血液を送り出すなど大切な働きを数多く持つ。筋力の低下は、健康面での不調や不安をもたらし、将来寝たきりになるリスクも高まるのだ。筋力をアップすることは、活動範囲が広がることでもあり、見聞が広がることにより、脳が活性化され、認知症予防などにもつながる。紹介するのは、年齢に関係なく効果が出る「運動」「食事」「日常生活での姿勢・動作」などに関する情報。さまざまなアプローチで筋力アップをサポートする。気になる健康ワードの最新情報も同誌では、脊柱管狭窄症や乳がん、遅発性統合失調症など疾患の多い病気に関する最新情報も掲載している。女性の11人に1人がかかるといわれる乳がんなど、正しい情報を知って予防につなげよう。「おとなの健康 vol.1」は、11月2日(水)より販売中。648円(税別)となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※将来、寝たきりにならないための筋力UP術を大特集! オレンジページの季刊健康誌『おとなの健康 vol.1』
2016年11月07日ステラ マッカートニー(Stella McCartney)が昨年に続き10月5日より、乳がん意識向上キャンペーン「No Less a Woman(#nolessawoman)」をスタートした。今年のキャンペーンにはコメディアンのチェルシー・ハンドラー(Chelsea Handler)を起用。また、10月1日にはステラ マッカートニー2016秋冬ランジェリーコレクションより新しく誕生したシグネチャーライン「ステラ レース」のランジェリーセットが発売された。セットのバルコネットブラ(7,000円)とビキニブリーフ(4,000円)は、スイートピンク×レースのあしらいでセクシーかつ、サポート力のあるスポーティーなシルエットが特徴。取り扱いは、世界各国のステラ マッカートニー直営店、公式オンラインストア、ボン マルシェ、サックス フィフス アベニュー、オンラインのNET-A-PORTER.COMで、売上の一部は、最も進んだ早期発見プログラムと乳がん患者向けの治療を提供する活動のサポートとして、アメリカのBreast Cancer ResearchFoundationとイギリス・リバプールのLinda McCartney Centreに寄付される。また今年は、ステラ マッカートニーによって新たにデザインされた、両乳房切除後用ブラ「耳を澄ませるルイーズ(Louise Listening)」(1万5,000円)も同時に発売。売上のすべてはジェーン ハッチソンによって設立されたロンドンを拠点とする慈善団体Hello Beautiful Foundationに寄付され、乳がん患者本人とその家族を対象としたロンドンの新しい施設へ資金援助を行う。「耳を澄ませるルイーズ」についてステラ マッカートニーは、「両方の乳房を切除するという悲劇的な現実には様々な感情が伴います。そこで手術を受けた女性が誇れるものを持てるよう、また恥じることのないようにしたいと考えました。手術をしても変わらずフェミニンで 官能的であること、女性であること、そして内面と共に外見も美しさを保っていると感じられることを知って欲しいと思いました」と語っている。
2016年10月22日●乳がん検診の「落とし穴」とも言える「デンスブレスト」今年も、「ピンクリボン月間」である10月は各地で乳がん啓発活動が行われるだろう。乳がんは日本人女性では30代から急増し、働き盛りの40代・50代に罹患率のピークを迎えるというのが特徴だ。だが、「若い世代がなるがん」ではなく、70代や80代などのようにどの年代でも発症する。国立がん研究センターがん対策情報センターによると、乳がんは「日本人女性の12人に1人が生涯において患う」とされており、10年間で倍に増えている。乳がんは早期発見ができれば9割近くが治るとされており、新薬もどんどん開発されている。たとえ再発しても打つ手がある病気にはなっているが、それでも亡くなる人が増えているのが現実だ。○乳がん検診は完ぺきではない乳がんに確実な予防法はないため、大事に至らないように早期発見することが自分にできる対策となる。そのために乳がん検診があるのだ。ただ、残念ながら乳がん検診は完ぺきではない。現在、乳がん検診で推奨されているのは、X線を用いた「マンモグラフィ」。マンモグラフィは唯一、科学的根拠がある検診として、日本でも40歳以降は2年に一度、マンモグラフィ検診を受けるように推奨されている。ところが、日本乳癌学会のガイドラインは2015年、50代のマンモグラフィ検診の推奨グレードを「A」(確実)から「B」(ほぼ確実)に引き下げた(ちなみに40代はもともとB)。ガイドラインのグレードがAからBへ引き下げられることは滅多にないようだが、これが世界的な潮流になっているという。引き下げられた大きな要因として、マンモグラフィで見落とされる乳がんが少なくないことが挙げられる。乳房は主に脂肪と乳腺組織でできているが、乳腺組織の濃度が高い乳房「デンスブレスト(高濃度乳腺)」の女性にとっては、マンモグラフィが本来の役割を果たせないケースがあるとのこと。マンモグラフィはしこり(腫瘍)を白く映し出すが、乳腺組織も同様に白く映す。そのため、乳腺組織が密集している乳房では、しこりが乳腺に隠れて見えないことが多い。40代未満は乳腺濃度が比較的高いこともありマンモグラフィは推奨されていないが、実は50代でも70代でもデンスブレストの女性は多い。具体的には脂肪が多いアメリカ人でさえ4割。日本人は、8割近くがデンスブレストということがわかってきているという。●超音波検査も活用して乳がんを予防しよう乳がんへの意識が高く、毎年きちんとマンモグラフィを受けていて「異常なし」と診断されていたのに、自分でしこりを見つけて病院へ行ったら、早期ではない乳がんが見つかったとしたら……。泣くに泣けないだろう。だが、実際にそのようなケースが起こりうる可能性はある。女性にとっては、恐怖以外の何物でもないだろう。○確実な検診にするためにやるべきことマンモグラフィを受けると、診断画像から「脂肪性」「乳腺散在」「不均一高濃度」「高濃度」の4段階に分けられる。このうち、「不均一高濃度」と「高濃度」がデンスブレストで、しこりが見えにくいタイプとなる。デンスブレストの場合、「異常なし」は「マンモグラフィには映っていなかった」という意味で、「しこりがない」とは言い切れない。超音波検査も併用した方がいいのだが、自治体や企業検診、自由検診でも、デンスブレストか否かが女性に知らされることはあまりなかった。ではどうすればいいのか。マンモグラフィ検診の結果が異常なしでも、「私の乳房はデンスブレストではありませんか? 」と、病院や自治体の検査機関に問い合わせよう。診断のときすでに4段階に分類されているので、調べればすぐにわかる。たとえ面倒くさがられても、自分を守るためであり、検診した自分の乳腺情報を教えてくれないこと自体、おかしな話でもある。そして、もしデンスブレストならば、実費でも超音波を追加してほしい。デンスブレストの問題は、アメリカではすでに「Are You Dens? 」という運動として広がっていて、マンモグラフィでデンスブレストと診断された人には、そのことを伝えて超音波検診の追加推奨を義務づける法整備をしている州が増えている。日本にはそのような法律はないが、2016年に大手一般紙の1面にデンスブレストの問題提起がなされたことをきっかけに、施設や自治体が少しずつ動き出している。ただ、もしもデンスブレストだった場合、マンモグラフィはしなくていいのかというと、そうではない。マンモグラフィは、しこりにならず微細石灰化として見えるがんを見つけ出すのが得意だからだ。真実を知らなければ、せっかくの乳がん検診も中途半端なものになってしまう。デンスブレストの事実を周りの人にも教え、もしもデンスブレストとわかったら、マンモグラフィと超音波を併用するか、両方を交代で受けるとよい。そして乳がん検診で「異常なし」と言われても、何か乳房に変化があったら、迷わず病院へ行き、「検診」ではなく「検査」をするようにしよう。最後に、デンスブレストについて詳しく知りたい人は、NPO法人乳がん画像診断ネットワーク(BCIN)のサイトをチェックするように。からだエイジング
2016年10月09日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が7日、自身のブログを更新し、遺伝性の乳がんではないことを明かした。「遺伝子検査」というタイトルで更新した麻央は、「私が遺伝性の乳癌だと断定したようなことが一部で言われていたようなのですが」と書き出し、「私は、乳がん 卵巣がん症候群の遺伝子検査をした結果、BRCA1 BRCA2の変異はともに陰性で、遺伝性の乳癌ではありませんでした」と報告した。そして、「乳がんを経験していた母は、ずっと胸のうちで『私のせいではないか』と自分を責めていました。そして、妹も乳がんとなると、姉は、相当不安があったと思います」と家族の気持ちを察し、「私は、娘のことも、とても心配で、私のせいで将来もし、、、と苦しい気持ちになりました」と長女の麗禾ちゃんを心配する思いを明かした。さらに、「ここまで、不安や心配があっても、遺伝子検査の説明を聞き、実際、検査を受けると決め、採血をしたまでは、それほどまでの怖さを想像していませんでした」と伝え、「けれど、結果を待つまでの間にどんどん現実を知ることの怖さがつのっていきました」と告白。「遺伝子検査は想像以上にセンシティブなことだと分かりました」とつづった。
2016年10月07日毎日の生活に追われてしまって、セルフケアがなおざりになっていませんか?セルフケアといっても、美容に関することだけではありません。自身の体の健康について、どれだけ目を向けているでしょうか。女性特有の疾患で、忘れてはいけないのが「乳がん」。授乳中のママも必見、知っておきたい乳がん検診のアレコレをお伝えします。乳がんについて、どれだけ知っていますか?最近特に耳にする機会が多い「乳がん」。近年では、成人女性の実に14人に1人の割合で罹患するという調査結果が出ています。乳がんとは、乳房の中にある乳腺にできるがんです。子宮から分泌される女性ホルモンの一種「エストロゲン」が影響して、乳腺に発生するといわれています。しかもその罹患率は、平均初産年齢の30歳を期にぐっと上昇。「がんは更年期以降にかかる病気」ととらえられがちですが、働き盛り・子育て真っ最中の女性がまさに気をつけるべき疾患なのです。「授乳中は乳がんにならないから大丈夫」はウソ「授乳中は乳がんにならない」という話、聞いたことがありませんか?その噂の根拠を探ると、「妊娠・授乳中はエストロゲンの分泌が低くなるため、乳がんが発生しにくい」といわれていることに起因しているようです。ですが、それは「発生」の話。妊娠前に乳がんが発生していた場合、妊娠・授乳中は母乳を作るために体内の血流やリンパの流れがよくなるため、がん細胞も活性化され、急激に進行してしまうおそれがあるのです。妊娠前から、月に1回のセルフチェックと年に1回の定期健診を行って、その危険がないことを確認することが大切です。「妊娠中・授乳中は乳がん検診を受けられない」は本当?厚生省の検診率を上げる動きのおかげで、自治体から乳がん検診のチケットやクーポンが配布される地域が増えてきました。ところが、『妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は受診できません』と記述されていることが大半のようです。それは、妊娠・授乳中は、マンモグラフィーによる胎児の被ばくの可能性や、授乳のために乳腺が太く複雑に発達してがんが発見しづらいから。とはいえ、マンモグラフィーをエコーに切り替えたり、視触診だったりと、検査自体が受けられないわけではないのです。「母乳や乳首の分泌物に血が混ざっている」「しこりがあるような……」など、もし違和感を覚えたら、速やかに医療機関に受診しましょう。気になる検査とそのお値段は受けるのが大事!と言われても、二の足を踏む原因となるのが、その場所と診察料。まず、どこで受けたらいいのでしょうか。方法はおおまかに分けて3種。「市区町村が行う住民検診」か「健康保険組合で行う職場検診」、「自分ら行く個人検診」です。「住民検診」や「職場検診」では、指定の専門医に赴いたり、健康診断の一環になっていたりするうえ、お知らせも来るので行きやすいですよね。自発的に検査を受ける「個人検診」の場合、基本的に自分で医療機関を探して行くことになります。認定NPO乳房健康研究会の HPや、認定NPO法人J.POSH日本乳がんピンクリボン運動の HPで、検査のできる最寄りの医療機関を検索できます。そして気になる、お値段。個人検診の場合、自由診療になるため、基本的には保険が適応されません。問診、マンモグラフィーとエコー、その後のケアというコースで、大体1万2000円~2万円が相場だそうです。ただ、なんらかの自覚症状によって検査を受けることになった場合には保険が適応されたり、お住まいの自治体や健康保険によっては補助が受けられる場合もあるので、自己負担は上記より低くなることも。それと、知っておきたいのが、マンモグラフィーに関しては、30代以降に受けることが推奨されている点。というのも、血縁者にがん経験者がいない20代の場合、早い段階で繰り返し検査を受けることで、将来的にX線被ばくによるがんの発生のリスクの方が高まってしまうからなのです。その場合、前述のとおり、ほかの検査方法にシフトして受けることができるのでご安心を。これを1年に1回、毎回同じ医療機関で受診することが勧められています。早期発見が生存率を上げる若いほど進行が早い「がん」。乳がんも例外ではありません。しかも授乳中は特に注意が必要です。授乳中はおっぱいが柔らかくなるうえ、毎日こまめに触るもの。「あれ?」と思うことがあったら、乳腺炎かもと自己判断したり、億劫がって放置したりせず、産婦人科や母乳外来、乳腺外来等を受診しましょう。私も授乳中だった頃、左胸の脇の近くにしこりができ、乳がんを気にしてかかりつけの産婦人科に行ったことがありました。行くまでは食欲が落ちるほど不安でしたが、結果、先生の診察と助産師さんのチェックを経て、乳腺炎の一歩手前であることがわかり、ほっと肩を撫で下ろしたものです。不安解消のためにも、医療機関の受診は一番の近道となります。ママは何かと自分のことはなおざりになりがちですが、大切な家族のためにも、自分の体もしっかりケアしてあげてくださいね。
2016年10月01日現在、日本人女性の12人に1人がかかると言われている乳がん。乳がんによる死亡者数も年々増加しており、2015年の死亡者数は13,584人にのぼっています。フリーアナウンサーの小林麻央さんが乳がんを患っていることを公表しましたが、 不安を持ちながらもなかなか検診に行くことができていないという人も多いのではないでしょうか。そこで、パピマミ読者のみなさまに「乳がん検診に行く頻度は?」 というアンケートを実施しましたので、その結果を見てみたいと思います。●乳がん検診に行く頻度は?・1位:1年に1回……46%(144人)・2位:行ったことがない……30%(93人)・3位:2年に1回……15%(47人)・4位:3年に1回以下……6%(20人)・5位:半年に1回……2%(7人)・6位:3か月に1回……1%(3人)※有効回答者数:314人/集計期間:2016年9月27日〜2016年9月28日(パピマミ調べ)●1年に1回受けるという人が半数近く『2年もあいちゃうといざというとき手遅れになる気がして、1年に1回は受けるようにしています』(40代女性/主婦)『2年に1回だと受けたかどうか忘れそうだから、毎年決まった時期に受けるようにしているんです』(50代女性/編集者)一般的には2年に1回の検診でいい とされている乳がん検診。検診で“乳がんの疑いあり”とされた人でも、結果的にがんではなかった“偽陽性”ということがあり、これは若い人ほど多いと言われています。疑いありとされれば、不安をかかえたり体に負担をかける生体検査が必要になったりすることがあるため、必要以上に検診を受けることはむしろデメリットであるとされることもあります。しかし、早期に発見するほど治癒する可能性は高まる ため、年に1回は受けておきたいとする人が多いのではないでしょうか。●検診を受けたことがない人は約3割『基本的には40代ぐらいから受けるものみたいだし、まだいいかなと思ってますね』(20代女性/大学生)『そろそろ受けないといけないと思いつつ、後回しになってしまって……。がんが見つかるのが怖くて逃げている気もします』(40代女性/パート)厚生労働省の定める指針では、乳がん検診は40歳以上の人を対象に2年に1回の受診が推進されています。そのため、20〜30代の女性であればまだ一度も受けたことがない という人が大半を占めるかもしれません。しかし、小林麻央さんは34歳の若さで乳がんを患い、闘病生活を強いられています。乳がんは自分で触れて異変に気づくこともあるため、まだ若いとしても、症状の知識を持ちセルフチェックを行う習慣 を身につけておくのがいいのではないでしょうか。●3か月〜半年に1回のペースで受ける人も『うちは母親が若くして乳がんになったから、用心のために受けるようにしています』(30代女性/事務職)35歳未満で乳がんにかかることを若年性乳がんと言いますが、この場合、検診を受ける機会のないまま発覚するため、進行した状態であることも少なくありません。これは遺伝的な要因 もあり、家族をはじめ親族に乳がん患者がいる場合、若くして発症する可能性が高いと言われています。若年性乳がんは進行度が早いこともあり、不安を感じる場合は検診を受ける意識を高めることも有用と言えるでしょう。また、若いことから乳房の全摘出を避ける傾向 にあり、再発の可能性も高くなっています。----------いかがでしたか?若いときの検診についてはその有効性が疑問視されることもありますが、検査のデメリットと乳がんの発症を見逃すことを比べれば、受けておきたいものと言えるはず。日本において、多くの命を奪っている病気には違いありません。自治体の補助 を受けることもできるため、うまく活用して油断することのないようにしたいものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜6位)】乳がん検診に行く頻度は?()●文/パピマミ編集部
2016年09月30日小林麻央さんが乳がんにより闘病中であることが報じられ、世間に大きなショックを与えました。命の危険にさらされることはもちろん、場合によっては治療で乳房を失ってしまうこともあり、乳がんは女性にとって無視することのできない病気です。早期発見できれば治癒率は高いと言われる乳がん。検診を受けた方がいいと分かっていても、つい後回しにしてしまったり、いざ検査となると怖くなってしまったりすることもありますよね。そこで、パピマミ読者のみなさまに「乳がん検診を初めて受けたのはいつですか?」 というアンケートを実施しましたので、みなさんの回答を見ていきたいと思います。●乳がん検診を初めて受けたのはいつですか?・1位:30〜34歳……30%(145人)・2位:25〜29歳……19%(93人)・3位:35〜39歳……16%(75人)・4位:40〜44歳……15%(73人)・5位:20〜24歳……12%(59人)・6位:45〜49歳……3%(14人)・7位:10代……2%(8人)・8位:50〜54歳……1%(7人)・9位:60歳〜……1%(4人)・10位:54〜59歳……1%(3人)※有効回答者数:481人/集計期間:2016年9月23日〜2016年9月26日(パピマミ調べ)●半数近くの人が30歳前後で初めて受診『若いとがんの進行も早いと聞いて、若いからこそやらなければいけないと思い受診しました』(30代女性/主婦)『「あのときやっておけば良かった」と後悔しないように、できるだけ早く受けた方がいいと思います』(20代女性/事務職)もともと乳がんは40代後半から50代にかけて発症することが多い病気とされていましたが、近年、20代から30代の若い女性の発症率も高まっており、若いからといって安心できるものではありません。乳がんで闘病中の小林麻央さんも現在34歳ということで、同年代の女性にとっては決して他人事とは言えないはずです。芸能人が乳がんにかかったという報道を目にすることも増え、今回の結果からも、若いころから危機感を持っている女性が増えている ことが伺えます。●40歳前後での初受診が3割『検査と聞くとどうしても腰が重くなってしまって、後回しにしてしまいますね』(40代女性/主婦)『40過ぎるとまわりの人もみんな受け出して、私もそろそろかなと思って受けました。補助があるので、金銭的な負担もなくなるというのが大きいですね』(40代女性/パート)国の指針では、40歳以上の女性を対象に2年に1回の受診 が勧められており、40代を目安に積極的に受診する人が多いようです。40歳をすぎると自治体による費用負担があり、安価に検診を受けることができるため、それがきっかけとなるのでしょう。もし全額自己負担となると、マンモグラフィ検査と超音波検査で1万円を超える費用 が必要となるため、40歳未満での検診に気後れする人もいるはずです。●10代から20代前半で受けたという人も『私の母親が若くして乳がんになったので、自分もその可能性があると思って受けました』(20代女性/大学生)家族に若くして乳がんになった人がいるなどの場合、遺伝性乳がんの可能性があり、発症リスクが高くなる と言われています。そのため、かなり早期から乳がん検診を受けることもムダとは言えないでしょう。しかし、若い人の場合、乳腺密度が高いこともあり、マンモグラフィ検診では病変を見つけにくい といったこともあります。早期の検診が自分に必要かどうかは、医師によく相談するようにしましょう。----------いかがでしたか?早期発見が自分の命を助けることになると頭では分かっていても、検査に痛みがあることや乳房という場所柄、あまり積極的に受けたいものとは言えない乳がん検診。本格的な検診ではなくても、セルフチェックでしこりやへこみがないか確認することはできます。小さな変化があったときにすぐに気づけるよう、危機感を持ち日頃から観察することが、結果として自分の命を守ることにつながる のではないでしょうか。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】乳がん検診を初めて受けたのはいつですか?()●文/パピマミ編集部●モデル/神山みき(れんくん)
2016年09月28日エムティーアイが運営する健康情報サイト「ルナルナ」はこのほど、「乳がんと検診について」の調査結果を発表した。同調査は8月、10~50代以上の会員3万9,153名を対象にインターネットで実施したもの。乳がんのセルフチェックをしたことがあるか尋ねたところ、35.3%が「ある」と回答。64.7%は「ない」「やり方がわからない」と答えている。乳がん検診についてどのような方法を知っているか聞くと、74.1%が「マンモグラフィー」と回答した。自由回答にも「名前はわからないが胸を機械で挟むもの」といった回答が目立ち、マンモグラフィーのイメージが強いことがわかった。次いで「触診」(66.9%)、「エコー」(49.3%)となっている。実際に乳がん検診を行ったことがあるか尋ねると、30代前半までは受けたことがないと回答した人が大半だった。20~24歳に至っては、94.1%が「受けたことがない」と回答している。30代後半になると、その割合はほぼ半々になり、40代以降は受けたことがあると回答した人が圧倒的に多いという結果になった。50歳以上は83.6%が「受けている」と答えている。検診に行ったきっかけで最も多いのは、「自治体からのお知らせ」(40.5%)で、次いで「年齢と共になんとなく」(36.3%)となった。検診を受けたことがないと回答した人に、その理由を聞くと、最も多かった理由は「面倒・忙しい」(36.2%)だった。以後、「痛そう」(36.1%)、「費用への不安」(35.8%)と続いている。検診を受けてどうだったか尋ねたところ、72.9%が「受けてよかった・安心できた」と回答した。次いで多かったのは、「定期的に受診しようと思った」(38.3%)、「思ったよりも簡単な検診だった」(34.8%)となっている。ルナルナベーシックコース監修医・松村圭子医師によると、乳がんは自分で見つけることのできる数少ないがんであるという。定期的に自己検診する人ほど、小さい段階でがんを発見することができるとのこと。ルナルナファミリーコース監修医・竹内正人医師も、「乳がんは一般的に進行速度が遅いがん。まずは検診を受けてほしい」と自己チェックを含む定期検診を呼び掛けている。
2016年09月27日乳がん。現在、日本女性がかかるがんの中でも一番高いといわれる疾病です。最近では小林麻央さんのニュースが記憶に新しく、乳がんについて気になっているママも多いのではないでしょうか。子育て真っ最中、ましてや赤ちゃんを産んだばかりとなると、目の前の育児が最優先で、自分の病気は別世界の話だと思われる方も少なくないのでは?ですが、子育て中だからこそ、今一度自分の体と向き合ってほしい。その想いが込められたある一人の“ママ”からのメッセージをご紹介します。33歳働き盛り、1児のママこれからご紹介する文は、私の友人の手記。彼女は33歳の時、乳がんを宣告されます。結婚後も仕事をバリバリとこなし、ついこの間に待望の男の子の赤ちゃんにも恵まれて、育児の楽しさを語っていた矢先の出来事でした。乳がん患者の手記から家族のために本当に大切なこと—————————–私は乳がん罹患者です。乳がんが発覚したのは2012年12月で病状はステージⅣ、リンパ節と骨への転移があり治癒は困難。という事で延命のための治療をするしかできない状態でした。そもそも、何故発見が遅れたのか…。自分の体を大事に出来ていなかったからだと思っています。当時息子は1歳8か月を迎える所で、減らしてはいましたがまだまだ授乳中でした。そのため私自身はがん検診をする気が全くありませんでした。がん検診の受診表に書いてある「妊娠中、授乳中の方は検診を受けられません」という言葉の意味を考えたこともないのに「受ける必要がない」と勝手に思いこんでいたのです。なので、自覚症状としてあった胸の張りは乳腺炎、腰痛は当時していた仕事のせいだと思っていました。それだけでなく、そのどちらの症状も異常と言える状態だったのに、ちっとも改善しない治療をずっと続けていました。小さい息子の育児に追われ、なかなか先生に言われた通りの通院ができなかったのですが、もっと自分の体を思いやっていれば病院でも「やっぱりおかしいからもっときちんと調べて!」と言えて、もう少し早い段階で発見出来たのではないかと思います。その後私は仕事を辞め、息子には突然の断乳を強いる事になりました。また、骨への転移のせいで抱っこも満足にできなくなりました。幼稚園で運動会の親子競技のような物も一緒に出られません。何よりいつまで一緒にいてあげられるのか…。子どもを持つお母さんや仕事をする女性は少し体調が悪くても無理をして頑張ってしまい、自分より家族や仕事を優先してしまう事が多いように感じます。けれど、それは本当に家族のためになっているでしょうか?私のように手遅れになる前に、がん検診を受けて欲しいです。早期発見できれば治療法も選べます。家族のために本当に大切なこと…。そこを今一度考えてみて下さい。子どもを抱きしめられない切なさそれから2年後、彼女は3歳の息子くんと最愛のご主人、彼女を見守り続けたご家族を残して、35歳という若さで逝ってしまいました。あっという間の2年です。晩年、彼女は自身の体験を元に、乳がん検診の大切さを訴え、がんと闘病する女性のためにとネイリストを目指してもいました。育児の傍ら、自身の治療、がん検診の啓蒙活動、夢の実現のための勉強、会いたい人に会い、行きたいところへ行く……体の動くかぎり全力を尽くそうとする様子は、母であり、女性であることの素晴らしさを体現しているかのようでした。今でも強く思い出されるのが、彼女が病気をカミングアウトした後に私が妊娠・出産し、産院から退院直後に一家で娘を見に来てくれたときのことです。私が生まれたてでフニャフニャの娘を抱っこして揺らしていると、当時2歳くらいの息子くんがママに抱っこを求めてきました。ですが、手記の通り、骨に転移してもろくなってしまったため、骨折を回避するためにも抱っこができないとのこと。「ごめんね」と小さくこぼして、悲しそうに笑みを浮かべていた彼女の姿……。読者のみなさん、今、お子さんの体重は何キロですか?「スキンシップは最高の愛情表現」とよく言われます。抱っこという形でスキンシップを求める最愛の子。しかしそれに応えてあげられない……彼女の切なさを想うと、今同じ年齢の子を持つ母として、私も胸が張り裂けそうになります。大切な人たちを想うように、早めの検診を彼女が自身の体験を通じていつも言っていたのは、「乳がんは発見が早ければ助かる」という事実。早期に見つけることができれば、対処法や治療法も選択肢があるため、生存率もかなり高くなるのです。「授乳中は乳がんになりにくい」なんて話も時折耳にしますが、彼女のように授乳中でもがんに侵される事例は確実にあり、また授乳中であるがゆえに発見が遅れる場合もあります。子育てにおいて「ママの直感が一番大切」とよく言われますが、それは自身の体についても同じこと。自分の体の機微にも目を向けてみてください。そして、ちょっとでも違和感を覚えたら、すぐに婦人科や乳腺外来などの医療機関へ!ママの笑顔が、子どもと家族の笑顔を作るのですから。
2016年09月21日