「前十字靭帯断裂」について知りたいことや今話題の「前十字靭帯断裂」についての記事をチェック! (1/9)
ハンドボール選手の阿部美幸が7日、自身のインスタグラムを更新。【画像】女子ハンドボール・岩見佳音、悔しさを力に変えて挑む!目標に向けた鍛錬の日々前十字靭帯断裂後のリハビリを開始し、その経過を「#100日後にどうなるか」とハッシュタグを添えて記録していくことを報告した。「初日の夜はさすがに痛かったけど、痛み止めがあるから大丈夫」と前向きな姿勢を見せ、リハビリに励む様子を投稿した。 この投稿をInstagramで見る 阿部 美幸/abe miyuki/リオ(@miyuki__abe5s2)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいね!が寄せられており、復帰に向けて懸命に努力する阿部の姿に、多くの人がエールを送ることだろう。
2025年02月05日■息子が想定外にハマったのは…こんにちは、エェコです。数年前、実父の終活で超苦労した私。そんな思いを子どもたちにさせまいと早々と終活を始めた私でしたが…まさかまさかの…!私が勧めたわけでも、目の前で視聴したわけでもなく…、お友だちの影響でハマった息子。つい数年前までは「これ合成?」とか小ばかにしていたのに、全くの想定外です。嬉しい反面、後悔したこともあって…■断捨離しちゃった…そうなんです…。映像系は動画配信サイトで観られるかなと思って断捨離しちゃったんです…。それが見事に仇となり…。完全に結果論ですが…、もし手元にあったら息子と楽しめたのかなと絶賛後悔中です…。断捨離した時、かなり私も精神的にまいっていて…「とにかく数を減らさないと!」と勢い任せで処分してしまいました。もう少し時間をかけて処分すればよかったのかもしれません…。でも、思い出などがつまっている物がたくさんあるので「断捨離は勢いだ!」とも聞きます。断捨離や終活って難しいんだなと改めて思いました。「これも息子との思い出になったよね」とポジティブシンキングでいきます!
2025年01月19日今回のお悩み「古いiPhoneを断捨離したい!できるだけ高く売るには?」年末の大掃除で、古いiPhoneを断捨離すると決断。でも、古い端末ってどうしたら良いですか?売るとしたらできるだけ高く売りたいのですが、買取ショップって安全なのでしょうか。(30代前半/営業)■古いiPhoneの主な断捨離方法古いiPhoneを断捨離するには、主に以下の4つの方法があります。一つ目は、新機種購入時の下取りプログラムに出す方法。大手キャリアのdocomo(ahamo)、au(UQmobile)、SoftBank(Y!mobile)、Rakuten mobile、Apple Storeの5社が、店頭および郵送で対応しています。二つ目は買取(リサイクル)ショップに売却する方法。スマホ端末の買取を専門としたショップもあり、出張や郵送での買取に対応している店舗も増えています。三つ目はフリマアプリやオークションで個人販売する方法。個人間での取引を行うプラットフォームを利用し、自分で価格を設定してiPhoneを販売する方法です。四つ目は壊れた端末の場合、リサイクルに出す方法。Apple Storeや携帯キャリアのショップ、自治体の小型家電回収ボックスに持ち込むことで、無料でリサイクルに出すことができます。次に、それぞれの特徴を知り、自分に合った方法を選びましょう。◇1. 新機種購入時の下取りプログラム新しいスマホを購入する際に店舗または郵送で旧端末を下取りに出すことで、新機種の購入代金に対する割引やポイント付与を受けることができます。・docomo(ahamo):dポイント・au(UQmobile):Pontaポイント・SoftBank(Y!mobile):PayPayポイント・Rakuten Mobile:楽天ポイント・Apple Store:Appleギフトカードただし、古いモデルや破損した端末は下取り対象外となる場合があり、査定額も他の売却方法に比べて低くなっています。公式サイトで対象端末や下取り価格を確認しておくと良いでしょう。◇2. 買取(リサイクル)ショップ買取ショップのメリットは店頭に持ち込むことで査定が即日で完了し、買取価格を現金で受け取ることができることです。宅配買取の場合も、端末郵送後に査定結果を確認したうえで売却判断が可能です。ただし、端末の状態によって買取価格は大きく変わるため、傷が多い端末は査定額が下がることもあります。また、店舗によって査定基準が異なるため、買取価格の目安を参考に最低希望価格を設定しておくと安心です。買取ショップの安全性に不安がある場合は、全国展開の大手チェーンや長年運営している店舗を選んだり、口コミや評判を確認して信頼できるショップを選ぶと良いでしょう。◇3. フリマアプリやオークションフリマアプリやオークションサイトを利用すれば自分で販売価格を設定できるため、他の方法に比べて高値で売れる可能性があります。ただし、出品、発送、購入者対応などの手間がかかるため、日常的に利用していない方には少しハードルが高い方法といえます。◇4. 壊れた端末のリサイクル壊れていたり買取対象外の端末は、リサイクルに出すことで費用をかけずに処分することができます。ただし、画面割れや一部壊れた端末でも、買取ショップではジャンク品として引き取ってくれる場合もあるため、リサイクルは最終手段として考えましょう。■iPhoneの買取価格が高くなるコツ買取価格はモデルとストレージ容量(128GB、256GBなど)によって決まり、下取りや買取ショップではカラーによる査定額の違いはありませんが、フリマやオークションでは生産量が少ない特別カラーやトレンドカラーの方が高値で売れることがあります。買取価格は徐々に下がり続けますが、新モデルが発売される9〜10月には急落するため、早ければ早いほど高くなります。また、買取価格に最も影響を及ぼすのは端末の状態です。外装の傷が少なく動作が良好な端末や、バッテリーの劣化が少ないものが高額査定の対象となります。買取ショップでは店舗ごとに査定額が異なるため、複数の店舗で査定を受けて比較することで、より高値で売却できますよ。■下取りや買取に出す前にやるべきこと処分の方法を決めたらすぐに手続き!……といきたいところですが、その前にやるべきことがあります。◇データのバックアップと初期化事前に端末を初期化しておく必要があります。「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択して初期化してください。買取ショップでは、個人情報保護の観点からも、初期化していない端末の買取は行っていません。◇外装のクリーニング端末の見た目を整えることで査定額がアップする可能性があります。ケースやガラスフィルムを外し、柔らかい布で画面や背面を優しく拭いてホコリや汚れを落とし、美品として評価されやすい状態にしておきましょう。◇付属品の準備箱や充電ケーブル、アダプターなど付属品の有無が査定に大きく影響する場合があります。購入時の付属品が残っているか確認して準備しましょう。◇残債の確認と一括精算フリマやオークションでは残債がある端末の出品が禁止されており、買取ショップでも価格が大幅に減額されます。契約キャリアで残債状況を確認し、一括精算を済ませておきましょう。■端末購入プログラムではここに注意!下取りや売却をする際、端末購入プログラムを活用した分割払いが継続している場合は、慎重な判断が必要です。この仕組みでは端末を返却することで、残債の一部または全額が免除されます。端末購入プログラムは大きく分けて以下の2つの方式があります。・長期分割払い方式(SoftBank、Apple、Rakuten Mobile)・残価設定方式(docomo、au)◇長期分割払い方式Apple、SoftBank、楽天モバイルが採用するこの方式では、36回払いや48回払いなどの長期分割で端末代金を支払います。25カ月目に端末を返却することで、残りの支払い分が免除されます。例)48回払いの場合端末価格が24万円の場合、月々の端末代金は5,000円となります。24回(12万円)の支払いを終えた後に端末を返却すると、残りの24回分(12万円)が免除されます。端末を返却しない場合は、月々5,000円の支払いが続き、48回払い終了後に端末が手元に残ります。◇残価設定方式docomoとauが採用するこの方式では、端末価格の一部を「残価」としてあらかじめ設定し、その残価を除いた金額を24回分割で支払います。25カ月目に端末を返却することで、残価の支払いが免除されます。例)残価設定の場合端末価格が24万円で、残価が13万2,000円と設定されている場合、24回払いの対象は差し引いた10万8,000円となり、月々の支払いは4,500円です。24回(10万8,000円)の支払いを終えた後に端末を返却すると、残価13万2,000円が免除されます。返却しない場合は、残価を24回分割で支払う必要があり、月々の端末代金が5,500円に増額されます。これらの端末返却プログラムでは、長期分割払い方式で2年後に残債が50%、残価設定方式で60〜90%と高額な残債が残る場合があります。下取りや買取ショップに売却する金額よりも、返却によって免除される金額の方が高くなるケースが多いため、慎重に比較しましょう。例えば、 一括精算が10万円で買取価格が8万円の場合、2万円損をするといった可能性があります。返却で免除される残債額と買取価格を事前に比較して判断することが重要です。令和のマネーハック113iPhoneの断捨離方法は主に4つ。それぞれメリット・デメリットがあるので自分の端末はどの方法だとお得になるのかを慎重に検討しよう。専門家に聞きたいお金の悩みを教えてください!(文:鮎原透仁、イラスト:itabamoe)
2025年01月13日■これまでのあらすじ娘のメメは小さめに生まれた上にミルクを飲みたがらず、自分の母乳は出が悪い。しかも3ヶ月健診で「痩せすぎ」と言われて…。そんな状況から育児に追い詰められていった母のまろは、ある日歯の痛みを感じ歯医者へ。しかし知覚過敏と言われ安心してしまう。その約2ヶ月後、激しい痛みとなって再び発生した歯痛のせいで、まろは眠ることも食べることも授乳することも困難になってしまう。ついに常に激痛を感じるようになり救急外来に駆け込み、強い痛み止めによってなんとか痛みを和らげるが、痛みの原因は不明。「左顔面非定型歯痛」と診断され、医師からは子育てのストレスが原因ではないかと言われるが、まろは何かが違うように感じる。そして痛み止めを服用し1ヶ月、医師から断乳した娘のことを聞かれて…。■何かを悟った!?■医師の言葉にほっこり■原因はまだわからない…1回のミルクで多くて130ml、少なくて40mlくらいは飲めるようになったメメ。これでも少ないと思われるかもしれませんが、今までのメメが飲む量を考えるとかなり良くなった方でした。離乳食も始まったばかりだから栄養面では全然足しにならないけれど、とりあえずでもミルクのほかにも口にできるものができたこと、これからほかにも食べられる物が増えていくと考えると、少しは安心できたのです。薬で症状が治ってくると、メメのお世話でいっぱいいっぱいなのもあり、「別に原因がわからなくてももういいかな…」なんて考えたりもしていました。しかしそんな矢先、まろに衝撃的な出来事が起きて…!?次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月20日2024年9月21日に、アキレス腱断裂を報告していた、『ザ・ドリフターズ』のメンバーであり、コメディアンでミュージシャンの高木ブーさん。同月22日に出演する予定だった音楽イベント『山人音楽祭 2024』の出演をキャンセルすることを、自身のInstagramで報告していました。アキレス腱断裂した、高木ブーがコメント同月現在、91歳の高木さんは、ライブのリハーサルに行くため自宅を出ると、左足にバーンとはじけるような違和感を抱いたといいます。足が痛くなった高木さんは、そのまま病院に直行。医師の診断は、アキレス腱断裂でした。キャンセルしたイベントで、高木さんは孫との初セッションを披露する予定だったといいます。そのため「こんなことになってしまい、本当に残念です」と悔しさをにじませていた、高木さん。そして、「もしも許されるならば…」とリベンジしたいことをつづっていました。同月23日に、改めてInstagramを更新した高木さんは、足にギブスを巻きながらも、笑顔でカメラを見る自身の写真を投稿。「左足はギブスで固定されていますが、右足の筋肉が落ちてしまうといけないので、明日からリハビリも始まります」と、前向きなコメントを残していました。 この投稿をInstagramで見る 高木 ブー / Boo Takagi(@bootakagi85)がシェアした投稿 ファンから届いた温かいメッセージに感謝の思いを寄せていた、高木さん。ポジティブな言葉と、笑顔な高木さんの写真にひと安心したファンが多かったようです。・来年の『山人音楽祭』で待っています!早く治りますように。・お大事に!リハビリ頑張ってください。・常にポジティブであることが、長生きの秘訣ですね!90歳の誕生日を迎える際には、「100歳まで現役」と思いをつづっていた高木さん。常に前を向き続ける高木さんなら、孫とのセッションをリベンジすることができるでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年09月24日2024年9月21日、『ザ・ドリフターズ』のメンバーであり、コメディアンでミュージシャンの高木ブーさんがInstagramを更新。アキレス腱断裂のため、出演予定だったイベントをキャンセルすることを報告しました。高木ブー91歳、アキレス腱断裂を報告同月現在、91歳の高木さん。ライブのリハーサルに行くため自宅を出たところ、左足に違和感を覚えたといいます。ライブのリハーサルに行く途中、家の前で左足にバーンと弾けるような違和感を感じました。そこから足が痛くなり、そのまま病院に直行したところ、お医者さんの診断はアキレス腱断裂でした。bootakagi85ーより引用足が痛み出して、病院に行ったところ、医師からアキレス腱断裂だといわれたそうです。これにより、同月22日に出演する予定だった音楽イベント『山人音楽祭 2024』の出演をキャンセル。楽しみにしていたファンに「本当にごめんなさい」と伝えています。高木さんは、同イベントで孫とのセッションを初披露する予定だったようで「本当に残念です」「ぜひ、リベンジさせてもらえたら」ともつづっていました。高木さんの報告には、多くのファンから心配の声が寄せられています。・大変でしたね。お大事になさってください。・ステージを拝見できないのは残念ですが…回復を祈っています。・健康であれば、また必ずチャンスはありますよ。リベンジ期待しております!・アキレス腱断裂なんて痛そう…。早く治りますように!なお現在は、安静にしている状態とのこと。高木さんは「1日も早く、みなさんの前でお仕事できるよう、リハビリも頑張ります」と伝えています。高木さんの元気な姿を見られるよう、多くの人が願っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年09月21日私は娘が1歳半前ごろから断乳について意識し始めていましたが、おっぱいをいつまであげるかをなかなか決断できませんでした。そんなある日、私の身に起こったとっても恥ずかしい事件がきっかけで、断乳することを決意! 今回はその経緯をご紹介いたします。 おっぱいをいつまであげるか悩む「虫歯のリスクが高まるからある程度の年齢になったら卒乳したほうが良い」「子どもが自然と飲まなくなるまで飲ませたほうが良い」「WHOでは補完食を始めたのち2歳かそれ以上まで授乳することを推奨している」など……おっぱいをいつまであげるかについて育児本やネットで調べたら、さまざまな意見がありました。1歳半の娘は身長も体重も平均的で、離乳食もよく食べていたため、1歳半健診で助産師さんに相談しても「お母さんの方針でいいですよ」と明確な答えは返ってきませんでした。 ※母乳に含まれている乳糖からは、虫歯の原因となる酸は生成しないと言われています。母乳を飲ませているからといって必ず虫歯になるわけではありません。 日中何度もおっぱいを欲しがる娘が1歳半を過ぎても断乳に踏み切れていなかった私ですが、おっぱいをあげ続けることで困っていることがありました。それは娘が日中何度もおっぱいを欲しがることです。「おっぱいちょうだい」と言い出したら、あげるまでグズグズ。 「さっき飲んだからあとでね」「ごはん食べ終わってからね」「今お外だからおうちに帰ってからね」と声をかけても聞いてはくれません。要求が通るまでグズったり泣いたりするので、根負けしてあげてしまうこともしばしば。泣いたからといいなりになるのも、だらだらとおっぱいを飲ませるのも、良くないのは重々承知していたのですが……。 そして事件は起きた説得もごまかしもきかなくて困ったなと思っていたとき、事件は起こりました。ある日、スーパーで会計待ちをしていたら、抱っこひもで抱っこしていた娘が「おっぱいちょうだい」と言い始めたのです。この日は混んでいてレジは長蛇の列。「今はあげられない」と伝えたのにずっと欲しがっていました。 ようやく会計の順番がきて安心と思ったそのとき、娘は私のTシャツとブラトップを思いっきり引っ張り、飲もうとしたのです! 私はおっぱいポロリ状態!! 気がついた人がいたかは定かではありませんが、本当に恥ずかしく、近いうちに断乳させることを心に誓いました。 この事件がきっかけで、娘が1歳7カ月のときに断乳させました。断乳に向けて『おっぱいバイバイ』という絵本を2週間読み聞かせ、「あと◯日でおっぱいバイバイするよ」と伝えていたので、そこまで苦労せず断乳することができました。恥ずかしい思いもしましたが、一大決心をする良いきっかけだったのかなと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/しおみなおこ著者:小川恵子8歳と5歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月04日サッカーにケガはつきものです。寒い時期にケガが増えると思われがちですが、実は1年のうち5月から6月が「ケガしやすい時期」ということはあまり知られていません。さらに知って驚くのは、この時期のケガは防げた可能性が高いものだとか。新学年でのスタートダッシュをケガなく充実したものにするための心がけについて、日本サッカー協会のスポーツ医学委員でJクラブのドクターも務める大塚一寛先生(あげお愛友の里施設長)に伺いました。(取材・文:小林博子)写真は少年サッカーのイメージサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!>>■医療業界では常識!? 5月にケガが多くなる理由「ケガは夏や冬に多い」というイメージが漠然とある方は多いことでしょう。ですが医療の現場では、スポーツ外傷が多いのは春と秋なのだとか。特に5月~6月はその中でも多い時期だといいます。その理由は新学期になって1か月経ち、チームが本格始動するタイミングだからだそう。学年が上がったり、ジュニアからジュニアユースへとステージが上がったりすることで、子どもたちがサッカーをする環境のレベルはどの子も1段上がります。練習量や運動量が増えることに加え、今までと違う練習方法や練習時間になります。ついていくことがやっとという子も少なくないはずです。そんな環境の中、子どもたちは多少無理をしてでもついていかなくてはと、気持ちをふるわせて頑張ります。どうにか「できる」けれども、実際はフィジカル的には「できる」のレベルに至っておらず、無理をしてしまう。十分に体が使えていない中でさらにストレスをかけることが恒常的に続き、ターンオーバー出来ないまま続けがちになりケガに繋がる......。これが春にケガが増えるメカニズムです。■春先に増えるケース「足首・ひざを非接触で受傷」その原因とは起こりがちなケガの部位は競技ごとに異なり、サッカーの場合は足首とひざが圧倒的に多いのが特徴です。具体的なケガとしては、前十字靭帯の断裂やひざのお皿の脱臼などで、ジャンプをした後の着地に失敗したり、転んだりすることで起こりがちです。その大多数は非接触(ノーコンタクト)でのケガ。全体のケガの7割がこれにあたります。残りの3割は相手との接触で起こりますが、これはいわば事故のようなもので、避けることはできません。それに対し、ノーコンタクトでのケガは事故ではない分、正直もったいないケガだと考えられます。フォームが悪いまま強い負荷を与え続けてしまった、筋力が足りないのに120%の力で動き続けてしまった......。そういった原因からくるものです。そしてその割合が春は多くなります。■周りのスピードが上がることで、ついていくために無理をして負荷がかかる前述したように、サッカーをする周りのレベルが上がるので、周りの走るスピードが速いことも原因の1つになります。自分の動きを制御することが難しくなり、例えるならオートバイにF1のエンジンを付けてしまったような状態。自分のフィジカルに相応しいスピードより早く動いてしまい、ブレーキがうまく効かずに止まれなくなり、ひざや足首に負担をかけてしまいます。防げたかもしれないケガで、大切なスタートの時期に思いっきりサッカーができなくなるのは避けたいところですよね。筋力や体力をつけ、上がったステージに相応しいフィジカルになることがケガ予防の観点からも重要になってきます。張り切って無理をしすぎないことも大切ですが、子どもがそう意識するのは難しいので、コーチや親御さんが気をつけてあげられることも大事です。目の前のお子さんの調子を気にかけるようにしましょう。■男性の4~6倍!女性の方がひざのケガが多い理由スポーツ外傷のうち前十字靭帯の損傷の男女差は、年齢に限らず女性のほうが圧倒的に多く、男性の4~6倍もあるそうです。要因としては、女性の股関節から下の骨格の特徴(股関節が外側を向き、ひざが内側に入り込んでいる、いわゆる"内股"の状態)や、臀筋(お尻の筋肉)やハムストリングスが女性のほうが弱いことなどが挙げらます。例えばサイドステップをしたときに、きちんと止まることができず膝が外板して(爪先が凱旋して)しまう事が多い為靭帯を損傷します。骨格が原因で女性の方が膝が内側に入りやすい(資料提供:大塚一寛先生)そして、女性のほうが体が柔らかい人が多いのも、男性より圧倒的に前十字靭帯の損傷率が高い理由の1つ。ひざや足首が動きすぎてしまうからです。これは「体が柔らかいとケガしにくい」とは逆の理由でケガが多くなるわけです。■4つ当てはまったらケガに注意「全身弛緩性の7項目」全身弛緩性の7つのポイントというものがあり、このうち4項目以上当てはまったら、「体が柔らかい=全身弛緩性がある」と大塚先生は教えてくれました。チェックしてみましょう。1.手関節、指が前腕の拳側につく2.膝が10度以上反張する3.お辞儀をさせて手のひらが床につく4.肘を15度以上逆方向に曲げることができる5.背中で指を組むことができる6.足首が45度以上背屈できる7.股関節が180度以上開く全身の弛緩性をチェックする7つのポイント(資料提供:大塚一寛先生)■「体が柔らかいほうがケガしにくい」とは限らないケガしにくい体づくりとして多くの人が考えるのが「体の柔らかさ」かと思いますが、「体が柔らかいとケガしにくい」とも言い切れないのも実は知られていないこと。もちろん柔軟性はあって良いものではありますが、全身弛緩性がある人は膝や足首のケガに注意が必要です。柔らかいがゆえに、より大きなストレスがかかってあらぬ方向に膝や足首が曲がってしまい、大ケガに至ってしまいます。全身弛緩性がある人は、大腿四頭筋やハムストリングス、及び体幹のいわゆる体の中心部分を鍛えることがケガ予防につながります。今回は大塚先生に新学期が始まったばかりの5月6月にケガが多くなる理由を教えていただきました。学年が上がってサッカーの強度も高くなり、頑張りたい時期に防げたはずのケガで離脱したくないですよね。選手自身、防げる可能性があるなら意識を向けたいはず。子どもにサッカーを楽しんでほしいなら、レベルアップしたチームでの練習で無理をしすぎないよう家庭での言葉がけなどに気を配ってください。大塚一寛(おおつか・かずひろ)医師、あげお友愛の里施設長。1996年からはJクラブのドクターとしてチームとともに帯同を続けている。現在はVプレミアリーグの上尾メディックス(女子)のチームドクターも兼任。そのほか、『日本サッカー協会スポーツ医学委員』を務め、全カテゴリーの選手の健康管理(脳震盪・ヘディング・熱中症・整形外科的外傷など)に携わっている。多数の講演にも出演し、現場のノウハウや選手のケガ、障害予防などの啓発活動も積極的に行っている。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!>>
2024年05月13日母乳育児をしていた私は、卒乳は自然に任せようと考えていました。しかしなかなか1日の授乳の回数が減らないのを知った義母は、「長くても産後1年で断乳すべし」のポリシーで、断乳を強要をしてきたのですが……。 母乳育児をやめるタイミングわが家では生後5カ月ごろから離乳食を始めましたが、なかなか進まず子どもは母乳ばかり欲しがりました。昔は1歳までに断乳をしていることは知っていましたが、自然に子どもがおっぱいを欲しがらなくなるのを待つという卒乳という形があるのを知り、母乳をやめる時期は長い目で見ようと決めていました。 しかし、ある日、離乳食が始まっても母乳ばかり飲んでいる孫を見た義母は「なぜおっぱいばかり飲んでいるの!?」「離乳食をどんどん進めなさい!」と怒り始めるようになったのです。 エスカレートする断乳コールさらに義母は「1歳を過ぎたらおっぱいはただの水。栄養なんてない」「おっぱいなんて飲ませるくらいならジュースでも与えなさい」と言ってきたのです。昔は、1歳を過ぎたらおっぱいは水だと言う人もいたようですが、母乳を与えている私としては大変ショックでした。 私は子どもの精神的安定や親子のスキンシップのためにも、まだ断乳はしたくありません。それなのに、「1歳で母乳を飲ませているなんて孫がかわいそう」「まだ、おっぱいを飲んでいるなんて恥ずかしいわ」「おっぱいなんておいしくないでしょう」と言われ、私は涙が出ました。 その子に合った卒乳の時期で…1歳半を過ぎたころ、食べる量は少ないものの母乳以外の食べ物に興味が出てきたのか、自然と母乳の回数が減り、2歳を過ぎるころには自然に卒乳をすることができました。 義母にいろいろなことを言われ、無理にでも断乳をするべきなのかと悩んだ時期もありましたが、保健師さんにも相談をし、このまま子どものペースで卒乳を待つ形にしてよかったと心から思っています。卒乳の時期は、子どもの個人差がかなりあるということを身をもって知りました。 義母とは卒乳の件でギクシャクしていた時期もありましたが、子どもが卒乳をしたことで安心したようで、後日私に言い過ぎてしまったと謝罪がありました。なかなか母乳をやめない私と孫を見て焦ってしまったようです。「昔と今では断乳の考え方が違うのね~」と言って、2人目の母乳育児に関しては温かく見守ってくれました。今では笑い話になっています。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2024年03月25日子どもの成長とともに着れなくなっていく洋服たち……。思い出が詰まっているためか、なかなか捨てられない!と悩むママたちも多いようです。そこで今回は、子ども服の断捨離を行った方たちに、断捨離の工夫や行ってみた際の気持ちなどをインタビューしてみました!Aさんの場合フリマアプリに出すようにしています。赤ちゃんの時に来ていたものは本当に一瞬しか使わなくて、割とキレイなものばかりでした。また、初めての子なのでしっかりしたブランドで買ったということもあり、捨てるのには躊躇したのでフリマアプリに出して他の方に使っていただきたいなと思いました。他の方に使っていただけるなら喜ばしいことだと思っています。(33歳/会社員)Sさんの場合思い出がある洋服は残して、それ以外はリサイクルショップに売っています。住んでいる地域では古布の回収は月に1回、しかも地域の廃品回収でしか捨てられないため、古着を捨てるタイミングが難しく、どんどん溜まっていってしまいます。これはボロボロだから売れないかな、と思っても買い取れなければ戻って来るだけだと思って取り敢えず持ち込んでます。私は子どもの思い出は取っておきたいのですが、特に思い入れのある物は手元に残してるので、納得してます。安くてもたくさん持ち込めばそれなりの値段になるので問題なしです。(40歳/専業主婦)Kさんの場合小さい子どもがいる友人にあげています。自分自身、子どもが生まれた時に友人から沢山洋服を譲ってもらいました。小さい時は着替えが何枚あっても足りないため、とても助かったのを覚えています。そのため、もし周りで服を必要としている人がいるなら、同じように譲りたいと思うようになりました。ママ友との交流もでき、タンスの整理もできてとてもスッキリしました。(31歳/会社員)断捨離でスッキリ!リサイクルショップで売ったり、友人にあげたりと、さまざまな方法で断捨離をしているようですね。思い出が詰まったものだけ残すなどの工夫を加えることで、後悔なくスッキリする方も多いのかもしれません。皆さんは、着れなくなった子ども服の処分はどのようにしていますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年01月27日11月になり、ちょっと気が早いけど大掃除のために不用品を処分することにしました!まずはいっぱいある漫画本の整理おもちゃ箱(ほとんど次女のもの)の整理!漫画もおもちゃも趣味が変わってしまって、もういいや!って思うものが結構ありました。次は衣類関係ここ最近ぐんぐん背が伸びた次男のサイズアウトした服のチェック。子どもが大きくなるのはあっという間だ~。漫画と衣類関係は状態のいいものを選んでリサイクルショップに売りに行くことに。(おもちゃはリサイクルできるようなものはなかったので、まとめて処分)皆で荷物を持って頑張って売りに行ったよ~!! 衣類は数百円での買い取りでしたが…(でも捨てるよりはいい!)漫画はまあまあの金額で買い取ってもらえました!帰ろうとしたらリサイクルショップのすぐ横に…めちゃめちゃ美味しそうな焼き鳥屋さんが…!!!!そして…誘惑に負けた私たちなのでした~。でも家の中もスッキリして美味しい焼き鳥を食べられたし…よかったよかった!のかな…。
2023年11月11日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。無事出産し、ちょるりさんは赤ちゃんが「生きている」ことに安堵し、うれしさで涙を流しました。わが子と初対面し、しばらくすると医師がやってきて……。 赤ちゃんの検査結果は… 今まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。「口唇口蓋裂」を持って生まれる人もいるのだと、もし頭の片隅にとどめていただけたら、とてもうれしいです。 そして、かつての私と同じように、今出産を控えながら不安や心配を抱えてらっしゃる方々へ。 「赤ちゃん産んだら、絶対かわいいから大丈夫!! 」などと無責任なことは言えません。 ですがこんな一例もあるんだなと、ほんの少し参考にしてもらえたら本望です。 合併症もなく、元気に生まれてきた次女ちゃん。手術後は手術痕も目立たなくなったそう。ちょるりさんのSNSでは、元気な姿の次女・ひーひーちゃんのエピソードを見ることができます。 ちょるりさんは、温かい言葉やさりげない気づかいは、マイナスな出来事よりも何千倍も覚えていると書かれていました。少しのやさしさでも相手に良い影響を与えることができるのなら、ふとしたときでも、やさしさを差し出せる人になりたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月16日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。予定日前日に破水し、病院へ。着くや否や陣痛が始まり、出産することに。担当の先生が、まさかの元同級生という驚きのハプニングもありながら、無事出産しました。かわいい赤ちゃんの産声に愛しさを感じていたちょるりさんでしたが、赤ちゃんと初対面をすることなく、検査に連れて行かれてしまい……。生まれてすぐ赤ちゃんを検査に連れて行かれてしまい、抱くこともできず、不安に思っていると……。 赤ちゃんとの対面 ついに娘との対面……! 抱いた途端、あれだけ心配していたのが嘘みたいに穏やかな気持ちになりました。 娘が生きているということを実感できて、うれしくて心底ホッとして、気が緩みました。 今思えば、口唇口蓋裂を告知されてから、この瞬間までずっと緊張し続けていた気がします。 不安や悩みを乗り越えて赤ちゃんにやっと会うことができたちょるりさん。赤ちゃんが「生きている」ことに安堵とうれしさで涙を流しました。 みなさんは、出産し、お子さんを初めて抱っこしたとき、どう感じましたか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月15日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院に行き、医師から口唇口蓋裂とその他の合併症について伝えられました。不安になるちょるりさんでしたが、医師からもらった「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか? 」という言葉に励まされ、詳しい検査をおこない、義両親に報告をしに行くため車を走らせました。赤ちゃんは受け入れてもらえるのか……。そんな不安な気持ちを抱いたまま義両親宅へ。 赤ちゃんのことを伝えたらどんな反応をされるんだろう 抱えた気持ちとは裏腹に、明るくやさしい義両親の笑顔に胸が締め付けられ、余計に不安が募っていく。 義両親とお互いに近況を報告しあった後、赤ちゃんのことについて話を切り出した夫。夫からの話に、義両親がどんな顔をしているのか怖くて見ることができず、そのまま夫と一緒に頭を下げた。 そのとき、義母からでた言葉は……。 義両親がいい人たちだからこそ、余計にどんな反応をされるのか怖くなってしまい、義両親の顔を見ることができなかったちょるりさん。ちょるりさんの不安を知っているパパは、ちょるりさんよりも先に話を切り出してくれましたね。子どもが元気に、安心して生まれてきてくれるように一緒に考えて行動し、支え合っていける夫婦は素敵ですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月08日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。大きい病院に行き、誤診であることを願いますが、期待ははずれ落胆。しかし、医師からの「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか? 」という寄り添った言葉を胸に、ちょるりさんは口唇口蓋裂とその他の合併症を受け入れ、赤ちゃんを守っていく覚悟を決めました。おなかの子が口唇口蓋裂と宣告され、詳しく検査をするため紹介された病院を訪れた。そこで、お医者さんからしっかりとした説明を受け、翌週診察を受けることに。 詳しい検査を受け、義両親に報告へ 病院での検査で、合併症がないことがわかり一安心。今わかる赤ちゃんのすべての情報が揃い、次やるべきことは 「義両親への報告」 なんと言われるのか不安なまま義両親宅へ……。 生まれるまで安心はできないですが、合併症がなく安心したちょるりさん。今の赤ちゃんの状態がわかったため義両親の家に行くことに。 「自分の子は受け入れてもらえるのか」、「口唇口蓋裂のことを伝えたらどう反応されるのか」と考えることは、親にとって、とてもつらいことですよね。 しかし、赤ちゃんは生まれてきてくれるだけで尊い存在。 ちょるりさんのように他の人に赤ちゃんのことを伝えるとき、ママ・パパが心配や不安を感じずに相談できるような、理解のある世の中になるといいですよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月07日妊婦健診でおなかの赤ちゃんが口唇口蓋裂の可能性があると告げられたちょるりさん。口唇口蓋裂について調べるとその壮絶さに愕然。不安でいっぱいになってしまうちょるりさんでしたが、 「生まれてくるのは口唇口蓋裂児ではなく僕たちの子」「不安以上に楽しみや期待が大きい」と話す夫の言葉に少しずつ前を向けるようになっていきました。おなかの子が口唇口蓋裂と宣告されてから約1週間後。紹介された病院で詳しく検査してもらうことに。 夫の言葉を胸に病院へ受診しに行くと… 先生は併わせて「語弊があるかもだけど、口唇口蓋裂は手術で治していくことができるし、命に関わることはまずありません」とも仰っていました。 「口唇口蓋裂というだけで悲観することはない」ということと、「現状を受け入れ心構えをしておくように」ということをやさしく諭してくださったのだと思います。 そして心構えをする必要があるのは、私たち夫婦以外にもいて……。 「口唇口蓋裂ではないかも…!?」と期待を持つちょるりさんでしたが、期待通りにはならず、落胆。さらに、医師からの「合併症」のお話に心配が大きくなっていきます。しかし、医師の「赤ちゃんのために一緒に心構えをしておきませんか?」という言葉を胸に、ちょるりさんは口唇口蓋裂と合併症を受け入れ、赤ちゃんを守る覚悟を決めました。 自分の子どもの病気と向き合っていくのは不安や悩み、心配事も多く、ひとりで抱え込んでしまっているママも多いかもしれません。そんなとき、ちょるりさんが出会った医師のような、赤ちゃんとママのこれからを一緒に考えて寄り添ってくれる人がいると、ママもパパも安心できますよね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月06日口唇口蓋裂をもって生まれてくる赤ちゃんの苦難を思い、不安でいっぱいになってしまう私。一方夫は元気で前向き! 「不安以上に楽しみや期待が大きい」と話してくれて、少しずつ前を向けるようになっていきました。おなかの赤ちゃんはこれからどんな苦労をするんだろう……。不安でいっぱいの私に対し、夫は超ポジティブ!? 「不安もあるけどそれ以上に楽しみ!」そんな夫が頼もしくて涙… 赤ちゃんの口唇口蓋裂について調べれば調べるほど、これからの大変さに不安になってしまう……。 そんなちょるりさんに対し、前向きでやさしい旦那さん。単にポジティブなだけでなく、病気に対してしっかり学んでくれた上で現状を受け入れてくれる姿は頼もしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月05日妊婦健診でおなかの赤ちゃんに「口唇口蓋裂」の可能性があると告げられた私。ショックのあまり放心状態に……。そんな私に先生がかけてくれた言葉は。おなかの赤ちゃんには、先天性疾患「口唇口蓋裂」の可能性があるらしい。 口唇口蓋裂って、どんな疾患? 聞き慣れない病名に放心状態になりつつも、「ちゃんと大きくなれますか?」それだけはなんとか聞いた……。 「大丈夫、大きくなれます!」力強い先生の応援に励まされたのでした。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ちょるり
2023年09月03日このお話は作者おたんこ助産師さんのご友人のエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ月日がたち、中学生になった娘。入学早々同級生にあいさつしてみると、早速ふたりと友だちになれた。しかし、ふたりとも自分のくちを見ているような気がしたため、口唇口蓋裂のことを話してみることにするが…。■なんて思われるかな…?■失敗した…!?「なんて思われるかな?」「周りに言いふらされたりしないかな?」口唇口蓋裂を打ち明けるのに不安はあったけど、勇気を出して話してみることに。しかしふたりの反応は…? 娘はすぐに「失敗したかも…」と思うのだが…。次回に続く「どうして私のおくちは割れてるの?」(全31話)は12時更新!この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者に寄せられた体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年08月13日このお話は作者おたんこ助産師さんのご友人のエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ医師から治療について詳しく話を聞くと、生後3ヶ月、体重が5キロを超えた頃、最初の手術を行うことが多く、その後複数回手術を受けると言う。さらには治療を続ければ「こんな感じになります!」と言われ…!?■医師自身が当事者だった!■当事者だから聞きたいこと担当の医師自身が口唇口蓋裂だったと知り、思い切って「辛い思いをしたことはなかったか」質問してみることに。すると、医師は沈黙の後、自身の思い出を話してくれて…。次回に続く「どうして私のおくちは割れてるの?」(全31話)は12時更新!
2023年07月29日断乳を決意したものの、おっぱいを飲むと安心するのか、寝る前のおっぱいがなかなかやめられない1歳の娘。寝る前のおっぱいは娘の中でルーティン化しており、苦戦の連続です。ところが、あることをきっかけにでぐっすり寝始めたのです……。 1歳からの断乳を決意! 娘の反応はいかに? 周りのお友だちがすでに断乳していることや、仕事復帰を考えていることから、「娘が1歳の誕生を迎えたら断乳しよう!」と決意した私。しかし断乳初日、娘は寝る前におっぱいを飲んで布団に入ることがルーティン化していたため、布団に座って私を待っていました。「ごめんね、今日からおっぱいはないよ」と伝えますが、まだ言葉を理解しない娘は大泣きしながらじたばた大暴れ。夜間にこれ以上泣くと近所迷惑になるということもあり、この日は断念して授乳することに。次の日も、その次の日も毎日トライしますがなかなか夜の断乳は成功しません。 1カ月ほど経とうとしているとき、私が体調を崩し39度を超える熱で寝込む日がありました。夜になり今日の授乳はどうしよう……と考えていると、夫と娘が寝室へ。私の赤い顔や元気のない姿を見た娘は何かを察したのか、ぐずることなく授乳なしで眠りだしたのです。 私と夫はびっくり。次の日も心配する私たちをよそに、娘は授乳なしで眠るように。私はいきなり断乳できた喜びと、突然終わった授乳に寂しさを感じたものの、娘の成長がうれしくなりました。早く終わらせたかった授乳でしたが、もっとあの時間を大切にすればよかったと少し後悔。この出来事をきっかけに、今の娘と過ごす時間をさらに大切にしようと思うようになりました。今では何気ない毎日が宝物です。 作画/ひのっしー監修/助産師 松田玲子著者:吉田瑞希
2023年07月13日息子が1歳になったら職場復帰しようと思っていたので、生後10カ月ごろから断乳を考え始めました。添い乳が習慣になっていたため、1歳の誕生日を機に添い乳をやめることに。はじめは飲みたがって泣いていた息子も、4日目からは添い乳なしで寝てくれるように! しかし、息子は代わりにある行動をとるようになるのです。 断乳はうまくいった! …と思いきや?1歳の誕生日を境に、添い乳をやめた息子。数日は泣いていましたが、いつの間にかあきらめて寝てくれるようになりました。添い乳はやめてくれたものの、今度は胸のあたりを触ってくるように。「触らないで寝ようね」と伝えても、言うことを聞いてくれず、それが息子の癖になりました。これで寝てくれるなら……と最初は思っていましたが、なんと1年経っても息子の癖はなくなりません。 触られることが徐々にストレスになってきた私は、どうにかしてやめさせようと決意。タオルやおもちゃを渡してみますが、うまくいきません。あきらめかけていたころに、私の妊娠が判明します。私は息子に、おなかに赤ちゃんがいることを伝え、「赤ちゃんがビックリしちゃうから、触るのをやめようね」と話しました。まだ2歳なので完全に理解していないのか、その日の夜は「やだ! 触りたい!」とグズり、なかなか寝てくれませんでした。 しかし翌朝になると、息子はグズることはなく、私のふっくらしたおなかに手を当ててくれたのです。小さいながらお兄ちゃんになる自覚を持てたのか、その後は胸のあたりを触ることはなくなりました。出産後は、授乳の様子をそばでそっと見守ってくれるようになった息子。成長した息子の姿に感動した出来事です。 ※添い寝授乳をする際には、赤ちゃんを圧迫しないよう十分注意し、赤ちゃんが寝入ったら必ず外すようにしましょう。 作画/becomachi85著者:菊池まゆ小学1年生、5歳、1歳の男の子のママ。やんちゃな息子たちの育児に日々奮闘中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年07月11日低出生体重児だった娘の母乳育児はうまくいかず、悩みながらも生後5カ月で断乳を決意。実母からの厳しい言葉や、周りのママの何気ない行動にすら悲しく悔しい思いをした体験談をお伝えします。 低出生体重児で難航する母乳育児在胎36週6日、緊急帝王切開で生まれた娘は、2,100g台の低出生体重児でした。娘の口が小さくおっぱいを吸う力も弱いことに加え、低血糖症の治療のために通常よりも頻回の授乳を必要としていました。 私も初産かつ正期産直前の緊急帝王切開による出産だったため、産前の乳頭マッサージなどもできないまま出産を迎えた状態。そのせいもあってか母乳がうまく出ず、母乳育児ははじめからかなり難航していました。 私の気持ちをわかってくれない実母娘の退院後も、「低月齢のうちは血糖値が基準値以下になればすぐに病院へ」と言われたため、血糖値が下がらないよう母乳のあともこまめに育児用ミルクを飲ませました。 そのころ、実母が娘がどのくらい母乳を飲んでいるかを確認するLINEを毎日送ってきたのです。 きっと母は母乳育児は赤ちゃんに良いことだから、当然私もそうするものだと思って悪気は一切なかったと思うのですが、母乳があまり出ない私にとってはプレッシャー以外の何物でもありません。それどころか母乳育児がうまくいかないと相談しても、食事や生活習慣を容赦なく指摘され、気持ちが削がれるばかりでした。 助産師さんのやさしい言葉に涙…産後5カ月ころ、心身ともに限界だった私を心配して「離乳食始まるし断乳したら?」と夫が言ってくれました。断乳のことを実母に話すと、「まだ生後5カ月なのに断乳なんて娘ちゃんがかわいそう!」と猛反対! 理解してほしかった実母に今まで以上に責められ悲しくなった私は、助産師さんに思いを打ち明けることに。 すると助産師さんは「お母さんが笑顔でいられることが娘ちゃんにとっても一番。だからその決断に誇りを持って」とやさしい言葉をかけてくださり、私の中でいろいろな思いが溢れて涙が止まらなくなってしまいました。 他のママの授乳になぜか心が痛む順調に断乳を終え、大好きなお酒も飲めるようになって心に平穏を取り戻せたはずでしたが、実は心の奥深くに爪痕が残されていました。母乳育児が順調な周囲のママたちの授乳の場面に遭遇すると、なぜか心がキリキリと痛むのです。 特に義実家で義妹が授乳し始めたときには、「兄嫁さんと違って私は母乳育児うまくいっていますよ」と見せつけられている感じすらして、悔しすぎて逃げ出したくなるほどでした。 母乳育児に関してはそれぞれ事情があるのだから、あれこれ口を出さずそっとしておいてほしいというのが本音です。いつか娘が母となる日がきて、もし母乳育児がうまくいかなくても、娘の判断を尊重し、そっと見守れる母でありたいなと思います。 作画/はたこ著者:金岡莉緒1女の母。独身時代から住宅関連企業に勤務し、産休育休を経て時短勤務中。妊娠・出産・子育てに関する自らの経験を中心に執筆している。
2023年01月03日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。今年は寒くなるのが遅く、衣替えを延ばし延ばしにしてしまっていた我が家。それでも重たい腰をあげ、姉妹のクローゼットをスッキリさせよう! と思った話です。張り切って服の整理を始めました。すると。今はシンプルで青系がブームだそうですよ。へええええ。他にもいろいろ大変でしたが割愛します。なんとかがんばって一通りの整理整頓を終えました!ムスメと年の近い姪っ子から、毎年お下がりをいただいています。憧れの従姉からの服に姉妹はいつも大喜び。(主にムスメですが)実用的なものも多くて本当に助かっています。ありがたく選別していると。ムスメが「もう着ない」という服をキラキラして目で狙っていたオコメ。ムスメがいらない服のほとんどの服を手に入れてご満悦でした。お下がりでこんなに喜んでくれるのはありがたいことですけどね。断捨離は失敗でした。
2022年12月17日ウーマンエキサイトの読者の皆さま、こんにちは。ちょっ子です。早いものでもう師走。大掃除の時期がやってきましたね。1日や2日で家中の大掃除をやるのは疲れるので、今年は1日1ヶ所を目安に少しずつ短時間、無理なく掃除や片付けに取りかかることにしました。今回は、使ってないものや古いものを思い切ってどんどん断捨離し、生活をスッキリさせたいと考えています。この日は、物入れの中の整理をすることに。荷物を引っ張り出してみると、現在小学生の息子・きゃん太のもう履けなくなった靴がたくさん出てきました。きゃん太のサイズアウトした服は親戚の子にあげることにしていますが、靴はすり減ったりすり切れたりでボロボロ。お下がりにするのも気が引ける、かといって捨てるのも忍びない…ということでなんとなくとっておいたのですが、ついに処分することに決めました。だけど古い靴をひとつひとつ出して眺めているとエモい…。今は私と同じくらいのサイズになっちゃったけど、こんなに足が小さかったのか…と何だか切なくなってしまいました。そして一番奥から出てきたのは…!きゃん太が歩けるようになり、初めて履かせた運動靴!悶絶!!!靴だけでもう…たまらん!幼き日の姿がよみがえり、愛しさと切なさと、あとなんやかんや色んな感情が入り混じりゴロンゴロンしてしまいました。 情緒がすっかりおかしくなった私は、続いてこんな行動に出てしまいました。待て!そんなことしちゃったら…尊さのあまり灰になって崩れました(イメージです)。こ〜んな小ちゃかったのが! こ〜んなに大きくなって!うわあああああああああああああ!全部なんて捨てられないよ…!結局、特に思い出深いものだけ記念として5足ほど残しておくことに。それでも他の靴を袋に詰めてゴミ置き場に置いたとき、なんとも言えない寂しい気持ちになってしまったのでした。その後も家の中の片付けをしていると、寝る前に毎晩読んであげてた絵本の数々、好きだったおもちゃ…靴以外にも続々と思い出の品が出てきて悶絶、泣く、悶絶、悶絶、泣く。私の情緒は乱れに乱れた年末の断捨離なのでした。(絵本やおもちゃも特に思い出深いものは保管して残りは親戚の子にあげることにしました)子どものいる家庭での断捨離は、ノスタルジーとの戦いなのかもしれませんね。それでは皆さま、良いお年を!
2022年12月15日母乳育児をしていた私は、卒乳は自然に任せようと考えていました。しかしなかなか1日の授乳の回数が減らないのを知った義母は、「長くても産後1年で断乳すべし」のポリシーで、断乳を強要をしてきたのですが……。 母乳育児をやめるタイミングわが家では生後5カ月ごろから離乳食を始めましたが、なかなか進まず子どもは母乳ばかり欲しがりました。昔は1歳までに断乳をしていることは知っていましたが、自然に子どもがおっぱいを欲しがらなくなるのを待つという卒乳という形があるのを知り、母乳をやめる時期は長い目で見ようと決めていました。 しかし、ある日、離乳食が始まっても母乳ばかり飲んでいる孫を見た義母は「なぜおっぱいばかり飲んでいるの!?」「離乳食をどんどん進めなさい!」と怒り始めるようになったのです。 エスカレートする断乳コールさらに義母は「1歳を過ぎたらおっぱいはただの水。栄養なんてない」「おっぱいなんて飲ませるくらいならジュースでも与えなさい」と言ってきたのです。昔は、1歳を過ぎたらおっぱいは水だと言う人もいたようですが、母乳を与えている私としては大変ショックでした。 私は子どもの精神的安定や親子のスキンシップのためにも、まだ断乳はしたくありません。それなのに、「1歳で母乳を飲ませているなんて孫がかわいそう」「まだ、おっぱいを飲んでいるなんて恥ずかしいわ」「おっぱいなんておいしくないでしょう」と言われ、私は涙が出ました。 その子に合った卒乳の時期で…1歳半を過ぎたころ、食べる量は少ないものの母乳以外の食べ物に興味が出てきたのか、自然と母乳の回数が減り、2歳を過ぎるころには自然に卒乳をすることができました。 義母にいろいろなことを言われ、無理にでも断乳をするべきなのかと悩んだ時期もありましたが、保健師さんにも相談をし、このまま子どものペースで卒乳を待つ形にしてよかったと心から思っています。卒乳の時期は、子どもの個人差がかなりあるということを身をもって知りました。 義母とは卒乳の件でギクシャクしていた時期もありましたが、子どもが卒乳をしたことで安心したようで、後日私に言い過ぎてしまったと謝罪がありました。なかなか母乳をやめない私と孫を見て焦ってしまったようです。「昔と今では断乳の考え方が違うのね~」と言って、2人目の母乳育児に関しては温かく見守ってくれました。今では笑い話になっています。 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2022年11月18日今回のお話は、口唇口蓋裂の娘、くぴこちゃんを妊娠してから、今に至るまでの思い出を振り返ります。くぴこちゃんが生まれた当初は情報も乏しく、不安な日々でいっぱいでした。そして、出産後は新たな悩みや葛藤が生まれることに……。しかし、さまざまな苦難に悩みながらも、家族一丸となって乗り越えていったのでした。そんなじぇにこさんが今、思うこととは一体……?口唇口蓋裂の娘から、たくさんのことを学び…娘を妊娠して初めて知った「口唇口蓋裂」という病気。 娘が生まれた当初は情報が乏しく治療について知りたくても、知ることができなくて、不安でいっぱいでした。 口唇口蓋裂もひとえに症状も程度も異なります。 一人ひとりが同じ病気でも違い、多くの情報のなかで誰かと比べるのではなく、目の前の治療に向けて1つの参考になればと思い、この連載を続けてきました。 程度も違えば、受け入れ方も当事者ごとに違います。 お医者さんの言う「治る」と当事者本人が受ける「治る」という感覚が違い、そのどちらでもない保護者はどのようにあるべきかなのか……。 そもそも病気とは何なのか。そして、治療とは……? 親として向き合う口唇口蓋裂と、当事者の治療の歩みが重なることはないかもしれません。 ですが、少しでも寄り添えるように、親子、夫婦、家族なりの答えを悩んで探して導き出していくことが大事だと感じます。 どんな病気もケガもひとりで耐えるのはつらい。 寄り添って向き合って手を添えながら、娘の口唇口蓋裂の治療が少しでも良いほうにあればいいなと思います。 1つひとつが改善につながるように、「親としてできる限りのことをしたい」その気持ちは娘を産んだときからずっと変わりません。 娘にとっても、私たちにとっても、口唇口蓋裂という病気だけが、家族の思い出のすべてではないこと。 家族でたくさん経験を乗り越え、楽しい思い出を重ね、大切にしていくことが、治療の励みに繋がっていくように思います。 それが影響しているのかわかりませんが、今のところ娘にとって口唇口蓋裂の症状や治療について大きな問題は特にないそうです。 娘のもともとの性格や環境も手伝っているのかもしれませんが、治療や手術のたびにご褒美が出ることなど明るく話しながら、今も元気に治療を続けてくれています。 多様性をうたう昨今、娘を産んだ当時よりも情報は大きく広がり、口唇口蓋裂だけではなく、いろいろな病気や個人の事情を目にして知る機会に恵まれるようになりました。 同じ病気や怪我でも1人ひとり異なることが、当たり前だと柔軟に受け入れられ、理解に繋がるように……。 私たち親子の経験が、誰かの参考に少しでもなれば幸いです。これまでお読みいただき、本当にありがとうございました。 ◆「口唇口蓋裂ちゃん、育ててます」の連載は、これで終了になります。長きに渡り、ご愛読くださった皆様、どうもありがとうございました! 2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター じぇにこ1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!
2022年10月25日みなさんは、捨てたいのになかなか捨てられないものって、ありますか? 今回ご紹介するのは夫の浪費癖で物が増え続け、家が片付かないことに悩む香織のお話です。夫の浪費癖のせいで家が片付かない…家が片付かないのは子どもがいるからというのもあるのですが、大きな原因となっているのが、夫の浪費癖でした。家族にはお金を使わず、場所をとる高価なものを相談もなく買ってしまう夫の孝志。文句を言っても「俺が稼いだ金」だからと反論されてしまいます。しかも、自分の言い分が通らないと機嫌が悪くなってしまうというおまけつき。そんな生活が続く中、香織が試してみたのが、友人に勧められた「断捨離」。ときめかないものや必要ないものを思い切って捨てると、スッキリできたのです!そこまでやる…? 夫のクズっぷりがすごい子どもの約束より自分の都合を優先する孝志。さらに、子どもの面倒を見ないくせに、3人目をほしいなどと言い出します。そして、とうとう孝志は決定的な事件を起こすのです…! なぜか妙に優しい夫に違和感…普段わがまま三昧なのに、家族で香織の実家を訪れた日だけ、妙に優しい孝志。怪しすぎます…。こんなに優しい孝志、らしくない…これは何かある! この後、残念なことに香織の予感は的中してしまいます。次々と明らかになっていく孝志のウソに、香織は…これまで様々な「いらないモノ」を捨てることで気持ちを切り替えてきたのでしたが…もしかして一番ときめなかなくて、必要ないモノって…? こちらは投稿者のエピソードを元に5月25日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。捨てていい! ひどすぎる夫に悩む主人公を読者が後押し家庭を顧みず浪費を繰り返し、ウソまでついた夫に、読者たちの怒りが爆発しました!・最低すぎる。こんな人が何故、結婚して子どもつくったのか本当に疑問。こんな旦那はいらない。・本当に、自己中心的で、ワガママ、空気読んでいませんね。 私が、奥さんなら即離婚届をつきつけますね。・読んでいるこっちも旦那の言葉にムカつきました。こういう旦那はハッキリ言って要らない!! 家族と過ごすのがどれだけ良い思い出になるか、こういうタイプってのは一生分かりません。・ないわー 仕事だけしてる大きな子ども。子どもがいるとは思えないくらい自分本位。・正直、この旦那の子どもレベルの開き直りに思わず失笑してしまいました。・こんなゴミ男が存在してるなんて信じたくないわ。孝志のあまりのレベルの低さに「こんな男、本当にいるの!?」という声もありましたが…なんと、似たような経験をした読者も! ダメ旦那に振り回された過去を語ってくれました。・似たような旦那と離婚したばかりなので、すごく共感してしまいました。 うちは子どもはいなかったし、私自身も働いているので状況は異なりますが、家事をしないのはもちろん、浪費だけでなくパチンコ、リビングでタバコを吸うなど更にひどい旦那だったのもあって、離婚が成立した日は少し寂しい気持ちになりましたが、翌日には「捨ててよかったー」と思いました。・我が家とまったく同じです。本当にゴミ夫でした。私の弟にお金を借りて、返済の連絡を無視し続けていてびっくりしました。好き合って結婚しても、一緒に暮らしてみたら、夫として、父親としてダメな人だったというケースは、実際にあるものですね…。どうしても一緒にやっていけない人は、たとえ夫でも自分の人生から断捨離してしまうのが正解なのかもしれません。▼漫画「本当に捨てたいのは旦那だった」
2022年10月18日第二子不妊治療を開始するため、娘が1歳2カ月のときに断乳しました。断乳自体は予想していたよりもスムーズだったのですが、その後に母乳の代わりに欲しがった物が……!?。 予期せぬ断乳生後1カ月ころから完全母乳で育った私の娘。 「おっぱいはもういらない」 と言われるまでは授乳したいと思っていましたが、娘が1歳を過ぎたころから第二子について考えるようになりました。 娘を不妊治療で授かり、第二子も不妊治療でないと授かるのは難しいと言われていたわが家。通院先の先生と授乳について相談した結果、「投薬があるため断乳をしたほうがいいだろう」ということで急遽断乳を決意することになりました。 断乳は予想以上にスムーズ1歳を過ぎていた娘は離乳食をしっかり食べていたため、断乳に向けて日中の授乳から回数を減らしてやめるようにしました。 眠くなったり不安を感じたりするときに母乳を欲しがることがあったものの、抱っこや歌で落ち着かせておっぱいから離れられるように。夜の寝かしつけでは母乳の威力が抜群だったので私にも覚悟が必要でしたが、娘に 「もうおっぱいとはバイバイね」 と言い聞かせると、数日で昼も夜も断乳をすることができました。 母乳は欲しがらなくなったけれど…おっぱいから離れた寂しさを埋めるため、夜は特に娘をぎゅっと抱いて寝ていました。すると、断乳から数日経ってやたらと私の頭を触るようになった娘。髪の毛がぐしゃぐしゃになるくらい頭を撫で回すのです。 どうやら母乳の代わりになったのは私の頭と髪の毛だったよう。しかも不思議なことに私以外の頭ではだめで、寝ているときに間違って夫の髪の毛を触った娘が 「これじゃない!」 と叫んだことには驚きました。 とにかく私の頭と髪の毛が大好きな娘。4歳を過ぎた今でも頭を撫で回して寝ています。夫とほとんど髪の毛の長さが変わらない私ですが、どうして手の感触だけで違いを判別しているのかが不思議で仕方がありません。ボサボサになるので髪の毛が伸ばせませんが、触らなくなったら寂しくなるなと思う近ごろです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2022年10月08日今回は、口唇口蓋裂の治療を続けていくために大切なことについてのお話です。2回目の口蓋裂手術を終えた子のお母さんから、話を聞く機会に恵まれたじぇにこさん。しかし、想像以上に大変な様子に、とても心配で不安な気持ちになってしまったのです。また、「親としてわが子をどうやって励まし、どう支えているのか」という点に疑問を持ったじぇにこさんは、早速お母さんにその質問を聞いてみることに。すると……!?口唇口蓋裂の治療を続けていくために大切なことは… 今回わが家でもおこなったように、本人が選んで買った新しいパジャマや欲しがっていたゲームソフトなど、入院中や手術後のご褒美や楽しみとしてそろえたりして、モチベーションを保ったそうです。 娘さんも学校のお友だちとのやりとりも手伝って、少しずつ明るさを取り戻していると聞き、ひと安心。 また術後落ち着いたらGWに旅行など、家族全員で楽しめることなども計画しているようで、そのお母さんもとても楽しみにしているようでした。 2回目の口蓋裂手術を終えても、まだまだ治療は続いていく……。 親としてできる限りのことはしてあげたい。でも当事者も家族もこの口唇口蓋裂にだけにしばられるのはつらすぎるから、楽しみは積極的に作ると話してくれました。 その後、ちょうど処置を終えた娘さんとくぴこも手術室から戻ってきたので、そのお母さんにお話をしてくださったお礼を伝え、私たち親子はHCU(高度治療室)へと向かいました。 「当事者も家族も口唇口蓋裂だけに縛られないようにする」 その言葉は以前口唇口蓋裂の交流会で、当事者の小林えみかさんが「口唇口蓋裂は私のすべてではない」と話してくれたことにも通じていて、とても励まされる言葉でした。 娘がこの疾患だけに捉われることなく、さまざまな発見や挑戦ができるように、意識や関係、思い出を重ねて築くことが、親としてもとても大切だなと改めて思いました。 くぴこにとっても、まぴこにとっても、私たち夫婦にとっても、口唇口蓋裂だけに縛られない経験や生きがいが今後の治療の励みになる。 それを家族で繋ぎ、支え合えるような関係や環境を作っていく。 決して簡単ではないけど、私なりにそのためにできることをしていきたいと、そう強く感じました。 2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター じぇにこ1986年生まれ愛知県在住。 2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!
2022年08月23日