芸人・又吉直樹さん脚本のドラマ『許さないという暴力について考えろ』にて主人公・チエを演じる森川葵さんに、お話を伺いました。又吉直樹さんが脚本に初挑戦!不寛容をテーマにした人間ドラマ。初執筆の長編小説『花火』で芥川賞に輝き、300万部を超える売り上げを記録した芸人・又吉直樹さんが脚本に初挑戦したドラマ『許さないという暴力について考えろ』。森川葵さんは、服飾専門学校に通う物語の主人公・チエを演じている。「この企画を聞いたとき“又吉さん、脚本まで書いちゃうんだ!”って、びっくりしました。本当にこういう人のことを天才っていうんだなぁって。何でもできてすごいですよね。残念ながら撮影中はお会いできるタイミングがなかったんですけど、いつかお会いしてみたいなぁ」物語の舞台となるのは、又吉さんが下積み時代を過ごした“東京の象徴”渋谷。撮影もすべて、実際に渋谷の街で行われたそう。「渋谷でのロケなんて、考えただけで大変だろうなって。監督からも、“人や車をすべて止めて撮影することは無理なので、一発で決めて、さっとはけるスタイルでいこう”と言われていたんです。でも渋谷って、普段からロケバスが停まっていたり、カメラを抱えてる人がいたり、街にいる人も撮影なんて慣れっこな雰囲気。全然気にしてないというか、むしろみなさん空気を察してくれていつ感じで…。それなりの覚悟をして挑んだのに意外とスムーズに進んだんですよね(笑)。もちろん、私が知らないところでスタッフさんはいろいろ大変だったとは思うんですけど…」物語のテーマは、他者や自己に対する不寛容さ。チエは東京に流され、流行の服ばかり追い求める自分自身を許せないまま過ごしている。「チエちゃんの気持ち、わかるんです。私も仲良しの友達のファンションに影響を受けすぎてしまったり、人に流されやすいタイプ。言いたいこともあまり人に言えなくて、そんな自分がイヤになります。でもこの作品に出合って、自分のことが許せないのは誰しもが抱いたことのある感情なんだなぁって。演じ終わったあとは、もう少し自分のことを許してあげてもいいのかなって思いました。自分のことを許してあげられないと、苦しいから。このドラマが、みなさんの肩の力を抜くきっかけのようなものになれたら嬉しいです」もりかわ・あおい1995年6月17日生まれ、愛知県出身。女優。さまざまな映画やドラマに立て続けに出演。2018年には『DRIVE OVER』『嘘八百』『リバーズ・エッジ』の3本の出演映画の公開が控えている。シャツ¥50,000(メゾン キツネ/メゾン キツネ カスタマーセンターTEL:0120・667・588)流行の服を追い求める日々に葛藤するチエは、漫画家の姉や渋谷で出会う人との関わりの中で、自分の色を見つけることの大切さに気づいていく。出演/森川葵、森岡龍ほかNHK総合12月26日(火)22:00~22:49放送。※『anan』2017年12月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・Babymixヘア&メイク・成島 亮インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年12月26日「池井戸作品は、最後に跳ねるんです。今回も池井戸マジックが炸裂して視聴率20%超えを達成するのではないかと、期待の声があがっています」(テレビ局関係者) 12月24日、池井戸潤原作のドラマ「陸王」(TBS系)が最終回を迎える。主演の役所広司(61)や竹内涼真(24)の熱演が話題を生んでいるこの作品、第9話までの平均視聴率は15.44%。第9話の視聴率は15.7%だが、その前の第8話では17.5%を記録している。 これまで池井戸作品のドラマ化は、いずれも最終回で視聴率を大きく上げてきた。13年7月期に放送されたドラマ『半沢直樹』(TBS系)は第9話が35.9%だったのに対して、最終話は42.2%!6.3%も数字を伸ばし、社会現象となった。 翌14年4月期に放送された『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)も14.1%から17.6%と3.5%増。15年10月期の『下町ロケット』(TBS系)も18.2%から22.3%と4.1%のジャンプアップを果たしている。いったいなぜこうした池井戸マジックは生まれるのか。前出のテレビ局関係者はこう語る。 「池井戸さんの作品は、最後に大逆転があります。主人公は理不尽な扱いを受けて窮地に追いやられる。それでもめげることなく耐え続け、最後に悪を討つのです。ドラマ化に際しては『半沢直樹』に代表されるように、わかりやすい盛り上がりを作っています。勢いをためてためて、最後に決め台詞。そして見栄を張ったところで顔をアップする。まるで歌舞伎のような展開が、クライマックスを盛り上げてくれるのです」 つまりため続けた力を最後に爆発させているのだ。さらにTBSも、そうした最後の盛り上がりを徹底サポート。『陸王』の最終回は、14時からダイジェスト版を放送。19時からもダイジェスト版を入れ、これまで見逃していた視聴者を取り込んでいる。またドラマ自体も25分拡大版にするなど、異例の『陸王』シフトで望んでいるのだ。 果たして、池井戸マジックは今夜も炸裂するのか。ドラマの内容とともに、その数字にも注目したい。
2017年12月24日12月23日(土)今夜放送される「SWITCHインタビュー達人達(たち)」は、数々のアイドル曲をプロデュースしてきた「ヒャダイン」と歌舞伎からドラマ、映画まで多面的に活躍する片岡愛之助がゲスト。エンタメの“原点”に意気投合した2人のクロストークが展開する。本番組は異なる分野で活躍する2人の“達人”によるクロスインタビュー形式の対談番組。番組の前半と後半でゲストとインタビュアーが“スイッチ”、各々の「仕事の極意」を語り合うことで“発見”し合う独自のスタイルが魅力になっている。今回のゲストの1人、ヒャダインさんは京都大学を卒業後、2007年から本格的な音楽活動を開始。動画投稿サイトへの投稿が話題を呼ぶ一方、本名の前山田健一としてもアーティストに提供した楽曲がヒット。「ももいろクローバー」の「行くぜっ!怪盗少女」をはじめ「AKB48」などアイドルから「SMAP」「ゆず」「郷ひろみ」などのビッグアーティストまで幅広く楽曲提供。数多くのヒットを生み出している。一方の愛之助さんは1981年12月に十三代目片岡仁左衛門の部屋子となり南座「勧進帳」の太刀持で片岡千代丸を名のり初舞台を踏むと、1992年1月には片岡秀太郎の養子となり六代目・片岡愛之助を襲名。2008年12月には三代目・楳茂都扇性(うめもとせんしょう)を襲名して上方舞楳茂都流四代目家元を継承。歌舞伎だけでなく「半沢直樹」や大河ドラマ「真田丸」などのドラマ、「仮面ライダー鎧武」での仮面ライダーマルスまで多方面で活躍中だ。今回はこの2人がお互いの“極意”に迫るトークを展開。番組前半は兵庫県にある明治時代からの芝居小屋で、ヒャダインさんが客席の間近で繰り広げられる愛之助さんの熱演に感動。デジタル技術に頼らないエンターテインメントの可能性に触れると、愛之助さんも「芝居の原点に帰ることに、逆に可能性を感じる」と答え、大阪で育った愛之助さんが上方歌舞伎を受け継ぐことへの熱い思いを語る。後半ではヒャダインさんのレコーディングスタジオを愛之助さんが訪問し、レコーディングに飛び入り参加。アーティストの魅力を引き出すヒャダインさんのプロデュース術を探るなかで、何よりも音楽を聴くリスナーを大事にしたいというヒャダインさんに愛之助さんも意気投合していく。2018年1月1日の19時20分~からNHK総合で放送される、三谷幸喜演出による正月時代劇「風雲児たち~蘭学革命篇~」で前野良沢を演じて主演を務め、さらに「壽 初春大歌舞伎~松本白 鸚 松本幸四郎 市川染五郎 襲名披露公演」にも出演するなど来年も新春から精力的に活動する愛之助さんがヒャダインさんとの対談で感じたものとは!?「SWITCHインタビュー達人達(たち)」は12月23日(土)22時~NHK Eテレで放送。(笠緒)
2017年12月23日12月17日放送の第9話で平均視聴率15.7%を記録したドラマ『陸王』(TBS系)。『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』に続く池井戸潤氏の原作ドラマとあって、スタート前から注目を集めていた同作。第8話でも最高視聴率17.5%を記録しており、最終回を前に「視聴率20%超え」の期待がかかっている。 そんなドラマの好調の理由とは、いったい何なのか。元芸人の山下しげのり記者(49)が分析する。 今回、僕が注目したいのは視聴率ではなく陸王の個性的なキャスト。通常のドラマより芸人さんが多く出演していることが目につきます。 レギュラー陣では小藪千豊さん(44)、桂雀々さん(57)、「春やすこ・けいこ」の春やすこさん(56)、「かしまし娘」の正司照枝さん(84)、「げんき~ず」の宇野けんたろうさん(35)など。ゲストでも木村祐一さん(54)、ヨネスケさん(69)、鳥居みゆきさん(36)、「シティーボーイズ」の斉木しげるさん(68)、内場勝則さん(57)などです。 なぜこんなにも芸人のキャスティング率が高いのでしょうか。伊與田英徳プロデューサーのインタビューをみると、ドラマにおける演技やストーリーについて新鮮な演技やあざとさがないことを重視されているようです。つまりプロデューサーが求めているのは“自然さ”と“新鮮さ”ということになります。 新鮮さという点では、普段からあまりドラマに出ていない芸人のほうが新鮮な演技になるのも頷けます。また自然さという点でも、芸人は普段からコントで極力自然な演技を心がけています。なぜならフリの演技に少しでも違和感が生じると、その違和感にお客さんが気を取られてしまう。そうするとオチの部分がブレてしまい、笑いが半減するからです。 しかし芸人がいくら新鮮で自然な演技をしていても、輝けるのはやはり俳優陣の熟練された本物の芝居があってこそ。そうした太い屋台骨があって初めて、イレギュラーな芸人陣の演技が際立つのではないでしょうか。
2017年12月19日東野圭吾のベストセラーを阿部寛主演でドラマ化、映画化してきた『新参者』シリーズの最新作にして完結編となる『祈りの幕が下りる時』の完成を記念してシリーズの舞台である日本橋にて12月12日(火)にレッドカーペットイベントが開催!主演の阿部寛をはじめ、松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈、春風亭昇太、飯豊まりえ、伊藤蘭、小日向文世、福澤克維監督が出席し、約50メートルのレッドカーペットを歩いた。ドラマ放送時以来のレッドカーペットに阿部寛、溝端淳平ら感激!刑事・加賀恭一郎を主人公に、2010年に始まった人気シリーズの劇場版第2弾にして完結編。社会現象になったドラマ「半沢直樹」や放送中の人気ドラマ「陸王」の演出を務める福澤監督が本シリーズでは初めてメガホンを握り、ある殺人事件の謎と共に加賀がなぜ“新参者”として日本橋に来たのかが明かされる。12月の寒空の下、レッドカーペットの脇には多くの人々が詰めかけ、登壇陣に熱い声援を送った。2010年にドラマの放送が始まった際に、同じく物語の舞台である人形町でレッドカーペットイベントが開催されたが、阿部さん、溝端さんらレギュラー陣は当時を思い出し、しみじみ。阿部さんが8年ぶりの凱旋の喜びを「感無量です」と語れば、溝端さんも「7年を経て、この場所でこんなに温かく迎えていただいて…」と感慨深げ。阿部寛、加賀恭一郎役は「僕の基盤であり役者としての芯」2010年の連ドラ「新参者」に翌2011年のSPドラマ「赤い指」、2012年の劇場版『麒麟の翼~劇場版・新参者~』、さらに2014年のSPドラマ「眠りの森」と度々、加賀恭一郎を演じてきた阿部さんは、同役について「8年間、加賀をやらせていただきましたが、僕はそれまでエキセントリックな変わった役が多く、ここまでまっすぐな役をやらせてもらったことはありませんでした。加賀は僕の基盤であり、何年かに一度、帰ってこられる役者としての芯ともいえる部分です」と強い思いを明かす。「今回で最後ということで寂しいという思いはあるけど、その分、素晴らしい作品に仕上げようと頑張りました。スタッフ、共演者のみなさんに恵まれて、いい作品になったと思います」と自信をうかがわせた。松嶋菜々子のあまりの美しさに監督がセリフ「キレイ」から「超キレイ」に変更!シリーズのファンだったという松嶋さんは今回、加賀と対峙する謎めいた美女・浅居博美を演じている。意外にも阿部さんとは初共演となったが「初めてお会いしたとき、「加賀さんがいる!』と感激しました」とニッコリ。一方の阿部さんは、松嶋さんについて「心からお芝居される方でした。勝手に『家政婦のミタ』のイメージでクールで固い人だと思ってたんですが、全然、そんなことなくて、初めてお仕事させていただく方と思えない温かさを感じてやりやすかったです」と感謝と称賛を口にする。ちなみに、予告編で加賀が博美を見て口にする「やっぱ超きれいだな」というセリフがあるが、この“超”という言葉は、当初の脚本になかったにもかかわらず、福澤監督が松嶋さんを見て加えたものだという。福澤監督は「美しい方なんで(笑)。阿部さんと相談して書かせていただきました」と説明。阿部さんは「本当に言いやすかったです!完全一発OKで、加賀の表情の中でも気に入っているとこです」と笑顔でふり返る。松嶋さんは「感想は聞かなくていいです(苦笑)」と照れくさそうに制し、「役柄がそういう設定だったので、頑張って言っていただいて嬉しかったです」と困ったように語っていた。また、今回、初めて登場する加賀の母親を演じた伊藤さんは、阿部さんが俳優デビューした当初の1988年放送のドラマ「花嵐の森ふかく」以来の再共演。いまや押しも押されもせぬ日本を代表する俳優となった阿部さんに「すっかり大人の、渋い俳優になって、嬉しい限りです」とこちらも感慨深げに語っていた。「祈りの幕が下りる時』は2018年1月27日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月12日「こないだ気づいたんですけどね、僕、びっくりするくらい、ものすごい方向音痴なんですよ」――。お馴染みの少し高めの声色をさらに高揚させ、堺雅人は言う。地図を表示させたスマホの画面をああでもない、こうでもないと回転させながら、眉間にしわを寄せてのぞき込む堺さんの姿を勝手に想像してしまうが、この四十代半ばにしての大発見(?)の論点はそこではない。俳優・堺雅人はどこからやって来て、どこに向かうのか?――それが問題だ。まずは久々の映画出演についての話から。まもなく公開の『DESTINY 鎌倉ものがたり』は、西岸良平の人気漫画を原作としたファンタジー大作。堺さんにとって、2013年3月公開の『ひまわりと子犬の7日間』以来、実に4年半ぶりの映画出演作となった。だが、当人はそれを深く意識することはほとんどなかったという。「映画ってことは、当初から特に意識してなくて、撮影が始まってしばらくして『4年ぶりか…。こんなに長かったのか!』と気づきました。始まる前に思っていたのは、クランクイン自体が久しぶりということ。大河ドラマ(『真田丸』)が長かったから、『始まる』ということが久しぶりで、新鮮で楽しくもあったし、(クランクインに)緊張するという感じも2年ぶりくらいで『始まるって楽しいな。怖いな』って印象はありました」。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』など、最新のVFXを駆使した映像世界で知られる山崎貴監督作品で、本作は妖怪に魔物、幽霊などが入り乱れるファンタジー大作。黄泉の国へと旅立ってしまった妻を取り戻すべく、冒険の旅に出る作家という、これまでとは明らかに毛色の違うジャンルの作品、CGのためのグリーンバックでの撮影にも、特に構えることはなかった。「とても大きな物語なのに扱ってることは、よくよく見てみると、小さなお話なんですよね。夫婦の話であり、大きな世界で小さなことを話してる。そのギャップが実は面白い気がします。グリーンバックのシーンも多かったけど、やっていて思ったのは背景がどうだろうと、妻(高畑充希)との関係がしっかりしていれば、役者として満足できるっていうこと。そこがどこで、どんな風景かということは、普通に演じているときも、あまり考えてなかったんですね。隣の人、目の前にいる人との関係だけで作ってたんだなって。完成してみると超大作だけど、やってる側は、20人くらいの小さな劇場で高畑さんと2人芝居していたとしても、同じ楽しみ方ができたんじゃないかなって気がしています」。「これまでも『映画だからこの演技!』とか思ったことはないし、それは演劇部で演技を始めた頃からずっとそう。大学に入って『演技を変えよう』とか思うこともなかったし、深く考えてなかった」。そうサラリと言ってのけるが、堺さん自身のスタンスは変わらずとも、「俳優・堺雅人」の存在が、世間でどんどん大きくなっていることはまぎれもない事実だ。4年半前の映画『ひまわりと子犬の7日間』の公開時の段階で、既に多くの人々が堺さんの顔と名前を知っており、主演作をいくつも抱える人気俳優だったことは間違いないが、社会現象を起こした、ドラマ「半沢直樹」も大河ドラマ「真田丸」もまだ放送前。当時といまとでは、世間の堺雅人の受け止め方は全く違う。だが、当人はそんな周囲の変化に対しても無頓着だ。これだけの大きな変化の中で、ぶれることなく自分を保ち続けられるのはなぜなのか?そんな問いに対して、堺さんの口から出てきたのが、冒頭の「方向音痴」発言である。「方向音痴じゃない人と話をしてて気づいたんですが、あの人たちは世界を1枚の地図と捉えて見ているんですよ。だから、この建物(インタビューが行われたホール)の中から、どっちの方向にどの通りがあるとか、新宿はだいたいどっちの方向とか指差せるんですよね。僕にはそれが信じられない!僕らは毎回(=知らない場所に行くたびに)、地図を開き直すんです。で、何が言いたいかというと、“始まり(=スタート地点)”があって、“終わり(=ゴール、目的地)”があって、『いまはここにいる』という感覚は、家を出て、有楽町に着くために、いまはここにいて…という方向音痴じゃない人の感覚があるからわかるんですよ。『ここまで来たな…』とか『あの頃から考えると、いま俺はここにいる』というのは、わかる人はわかるんでしょうけど、僕は毎回、忘れるから、(時系列が)繋がってないんです」。つまり、方向音痴であることは、俳優のキャリアという旅にもしっかりと影響しており、「過去」「現在」「未来」を1枚の地図として繋げて捉えておらず、「現時点」の地図(本人曰く「使い捨ての粗雑な地図」)しか見ていないからこそ、常に新鮮な気持ちを失うことがないということ。ただ、それは周囲の喧騒や評価を気にしたり、揺らぐことがないという説明にはなっていない。実際、周囲やインターネットの声に一喜一憂したり、それこそ“エゴサーチ”をしてしまうことはないのだろうか?「たまにしちゃいますね(笑)。WEBの記事とか、あんまり見ないようにしつつ、ちょっと見ちゃうんですよ。やっぱり、自分がかわいいからほめてもらいたいし…でも『ほめてもらいたい』と思ってやることは、ほめてもらえなかったりするんですよね(苦笑)。“エゴサーチ”って、言葉自体に悪意がありますよね(笑)?それこそ、鏡を見ることだってエゴサーチですから。周りにどう思われるかは気になるし、でも、それを気にしだしたら自由に何もできなくなっちゃう。『(エゴサーチを)しない』にやや寄り気味の『する』。それくらいがちょうどいいのかな…?『しません』とは言えないけど、積極的にするでもなく、見ちゃう感じですね」。今回、初めてタッグを組んだ山崎貴監督も「方向音痴」だという(堺さん談)。ちなみに、人と会ったり、本を読んで『あ、この人(もしくは作家)は方向音痴だ』と識別するのが、堺さんのマイブームなのだとか…。山崎監督に話を戻すと、あれだけ緻密かつスケールの大きな世界を作り上げ、ダイナミックな映像で表現する山崎監督が、方向音痴だとはにわかに信じがたいが…。「でしょ(笑)?でもそうなんです。つまり、役者を型にはめていくタイプの監督じゃないんですよ。『ここにたどり着きたいから、このルートを通って』と指定するタイプじゃなく、一緒に新しい地図を作っていくタイプの監督なんです。それは、いい悪いじゃなく、楽しかったですね。『そのお芝居、ちょっと違うんだよね』じゃなく、『あぁ、そうするんだ!じゃあ、こうしよう!』と、役者の演技ではなく、全体のプランの方をちょっとだけ変える。それはそれだけの技術と懐の深さがあるからできることなんです」。「いい悪いじゃなく」という本人の言葉にもあるように、山崎監督とは正反対の役者を型にはめていくタイプの監督に操られる面白さも堺さんは十二分に知っている。「内田けんじ監督(※堺さんは『鍵泥棒のメソッド』、『アフタースクール』に出演)は完全にそっちですね。最初から完成図があって、そのための地図がある。だから、こちらの演技に対して『あと目盛2つ分、落としてください』といった調整が求められるんです。山崎さんは、こっちの演技に対して『その目盛で来ましたか?じゃあこっちをこうしよう』って発想。方向音痴の役者の方がいい場合もあれば、そうじゃない役者の方がいいときもあると思います」。今回、演じた主人公の一色正和は、鎌倉に居を構えるミステリー作家で、警察署の求めに応じて探偵のごとく事件の捜査にも協力するという人物。読書好きで知られ、エッセイでも本や作家について書くことの多い堺さんだが、作家を演じることはさぞ心が躍ったのでは?「作家というのも面白いけど、民俗学にも精通している部分があって、そこが面白かったですね。鎌倉が舞台で、目に見えるものだけでないいろんな世界がある。多様性、優しさ、一神教ではなく多神教の世界――1枚の地図じゃなく、何枚ものいろんな地図が折り重なっていて、簡単に道に迷い込むことができる楽しさがありました。役作りに関しては、原作漫画(作・画:西岸良平)の一色は、面長で芥川龍之介のようなビジュアルなんですよね。僕はそうではないので、どうしようか?と考えたとき、“鎌倉”、“夫婦でひっそりと暮らす”というところで、漱石の『門』が思い浮かんだんです。そこで漱石を何作か読み返しました。芥川は無理だけど、漱石の雰囲気ならイメージできそうだと、やってみました」。タイトルの『Destiny』は“運命”を意味するが、堺さん自身は運命を信じるのか?ここでも、これまでの話を踏まえた上で、明快に「全然、信じない」という答えが返ってきた。「(運命は)決まっていると言えば決まっているのかもしれないけど、よくわかんない時点で僕には関係ないですね。わかるなら知りたいけど、わかんないから。決まっているならそれでもいいけど、(運命による)法則なんて、俺は知らないよって感じです」。「1枚の地図じゃ世界は語れない」――堺雅人は方向音痴を楽しみながら、行き先を決めずに旅を続ける。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2017年12月08日旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」。12月3日の放送回には俳優の堺雅人がゲスト出演。映画やドラマとはまた違った“素”の堺さんの魅力にSNS上では「かわいい」の声が溢れていた。本番組は上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務め、ゲストの私生活やこだわりの趣味など、普段見ることのできない“イズム”を探るトーク番組。「エレベーターに乗って降りると方向感覚がリセットされる」ほどの“方向オンチ”だという堺さん。番組冒頭から「“撮影終わったら旅行に行く”という女優が多いが意味がわからない」「温泉と家の風呂と何が違うのかと思う」など自らの徹底したインドア派ぶりを熱くトーク。そんなインドア派ゆえなのか、妻で女優である菅野美穂の仕事が忙しいときは自分が家事をするのだとか。あくまで「家事は“控え選手”」だといいながら、最近はみそ汁作りにハマっているそうで、自らが作ったみそ汁をいくつか紹介。そのみそ汁だが具が「バナナ」「タコ焼き」「から揚げと餃子」など“珍味”のオンパレードで、スタジオにもその具とみそ汁が登場。「バナナのみそ汁」を試食した森さんも藤木さんは2人とも微妙な表情を浮かべていた。その後堺さんは藤木さんと共に、主演映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の舞台でもある鎌倉にロケへ。鎌倉の野菜畑で自ら収穫した野菜を地元のレストランで調理してもらい味わうという展開に。「半沢直樹」や大河ドラマ「真田丸」などでみせる表情とは違う、笑顔いっぱいの陽気な“素”の堺さんの姿に「堺雅人可愛すぎない?」「終始ニコニコしてるの癒される」などの声がネット上には続出。「素敵すぎてすごい元気出た」「堺雅人に癒されて眠りにつく」など堺さんの明るさに元気をもらったという投稿も多数見られたほか、「菅野美穂さんがうらやましい」といったツイートも。役柄で見せるシリアスさや力強さと笑顔が絶えない陽気な素顔のギャップにやられた視聴者も多かった様子だった。堺さんの主演最新作となる『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月9日(土)より全国東宝系にて公開。(笠緒)
2017年12月03日主演に長瀬智也、共演にディーン・フジオカ&高橋一生と、いま日本でいちばん熱くかっこいい男たちを迎えた『空飛ぶタイヤ』。池井戸作品初めての映画化となる本作から、待望の30秒特報が公開された。現在放送中の「陸王」をはじめ「半沢直樹」「下町ロケット」「花咲舞が黙ってない」など、数々のヒットドラマをとなった池井戸潤の原作のうち、初めて映画化される本作。長瀬さん、ディーンさん、高橋さんという旬な男たちの競演で2018年最も期待されている日本映画の1つとなっている。そんな本作からこのたび公開されたのは、30秒の中に見どころが凝縮された特報映像。ある日、突然起きたトレーラーの脱輪事故。“空飛ぶタイヤ”が映し出され、整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)が、自らの無実を信じ、大企業に対して調査を開始するところから物語は始まっていく。映像には、赤松に、トレーラーの製造元であるホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)、同社のグループ企業であるホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)が、それぞれの立場で巨大企業の闇に迫っていく姿が描かれている。そのほか、深田恭子、岸部一徳、笹野高史、寺脇康文、小池栄子、「Love-tune/ジャニーズJr.」阿部顕嵐、ムロツヨシ、中村蒼ら、豪華すぎる話題のキャストもずらり。世紀の大逆転エンターテインメントを盛り立てている。『空飛ぶタイヤ』は2018年6月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定。ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年11月21日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が主演を務める映画『空飛ぶタイヤ』(2018年6月15日公開)の特報が21日、公開された。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。特報では、タイトル通り事故で"空飛ぶタイヤ"の姿、そして整備不良を疑われた赤松が自らの無実を信じ、大企業に対して調査を開始するところから始まる。またトレーラーの製造元であるホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)、ホープ自動車のグループ企業であるホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)が、巨大企業の闇にそれぞれの立場で迫っていく姿が描かれている。さらに深田恭子、岸部一徳、笹野高史、寺脇康文、小池栄子、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、ムロツヨシ、中村蒼と話題の豪華キャストが動く姿も。特報とともに、ティザーポスター・チラシが解禁となり、公開日も2018年6月15日に決定した。ポスターは全国の一部劇場にて23日より掲出される。
2017年11月21日10月に始まった秋ドラマもそろそろ中盤に突入。そこで、本誌女性記者たちが、ドラマファンの目で熱烈に、芸能記者の目で冷静に、今からでも見てほしいドラマ作品を紹介!題して「ドラマ大好き本誌女性記者による女性のための2017秋ドラマ座談会」。 A「『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系・木曜21時〜)の視聴率が、今シーズンも相変わらずいいです。第5話は20.8%」 B「『相棒 season16』(テレビ朝日系・水曜21時〜)とか、2シーズン目の『コウノドリ』(TBS系・金曜22時〜)もそうだけど、あの辺は揺るぎない面白さがあるね。あと、シリーズじゃないけど『陸王』(TBS系・日曜21時〜)。あの『半沢直樹』枠の池井戸潤さん原作ものは、外れがない!」 C「3話で鳥居みゆきがゲスト出演していて、そういう遊び心も楽しい。ほかのドラマでも、最近、印象的なゲスト出演が多い気が。浅野忠信と神木隆之介が共演の『刑事ゆがみ』(フジテレビ系・木曜22時〜)も毎回ゲストが豪華。1話は杉咲花ちゃんでしたから」 B「あれもキャストがいいよね。やっぱり浅野忠信はこういう役をやらなくちゃっていう感じのぴったりの役」 C「沢村一樹主演『ユニバーサル広告社〜あなたの人生、売り込みます!〜』(テレビ東京系・金曜20時〜)も好きです。構えず気楽に見られて」 B「脚本家がNHK朝ドラの『ひよっこ』の岡田惠和さん。出演者も沢村さんはじめレギュラーの8人中4人が『ひよっこ』に出ていた人で、話題になってるよね」 A「ここまでそろえるか、ってくらいそろってますよね」 B「『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』(フジテレビ系・月曜21時〜)はどう?私は面白いけど」 A「視聴率もっと高くてもいいんじゃないかって思う。周りでも面白いという意見聞いています。大人の女性に受けている印象。保育、介護、貧困とか、社会問題がちりばめられてて、身につまされるけど、篠原涼子が明るいノリで解決していくのが気持ちいい」 B「テンポよく進んでくよね。でも、セリフが、胸にぐっときたりして」 A「篠原がみんながモヤモヤしていることを大きな声で言ってくれるんですよね。『それっておかしくないですか?』って。あと私、遅ればせながら高橋一生の魅力がわかってきました」 C「月9の一生は、二度おいしいな、って思ってます。市議会議員としての姿と、なじみのデリヘル嬢と過ごすときのリラックスした姿があって。髪形も違うんですよね。びしっとしてるのと、クシャッとしてるので」 A「NHK朝ドラの『わろてんか』の伊能栞役でも話題になっているけど、あちらは完璧な紳士。月9のほうが、人間味が出てるかな。両方頼りになる人ではあるけど、どちらがいいか好みが分かれそう」 C「私はどちらかというと月9!」 A「私も!」 B「1話では、高橋一生のシャワーシーンがあったし、篠原の夫役の田中圭が着替えシーンで腹筋見せたり。そういうお色気サービスも充実してるね(笑)」 C「同じスカッとする系だと、『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系・水曜22時〜)。綾瀬はるかが悪をやっつけるアクションシーンにスカッと。元工作員の綾瀬の過去が、毎回ちょっとずつ見える回想シーンも好き」 A「今クールって女性が強いドラマが多いですよね。『監獄のお姫さま』(TBS系・火曜22時〜)もそうだし」 B「女ばっかりでね。しっかり出てくる男性は、伊勢谷友介ぐらい。伊勢谷がおばさんたちにもてあそばれてる(笑)」 A「若いコがいっぱい出てるのが、井上真央主演の『明日の約束』(フジテレビ系・火曜21時〜)。学校が舞台のヒューマンミステリーで、特にいじめられて自殺しちゃったキーマン的な男のコが気になる。独特の雰囲気で」 C「あのコ、羽生結弦に似てる」 B「遠藤健慎くんってコだね」 C「『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系・日曜22時30分〜)では、今年春ドラマの『あなたのことはそれほど』の“有島くん”役で注目された鈴木伸之も出てますよ」 B「ディーンさんのドラマだね。あのドラマのディーンさんの髪形、好き。なんだかんだで、やっぱり最近、高橋一生とかディーンとか、30代以降の俳優の活躍が目立つよね〜」
2017年11月15日京都の陶芸作家・ 松尾直樹(まつおなおき)さんの輪花のうつわたち が自社サイトのみ先行で再入荷します。販売は11/3(金)朝8:00〜アンジェのあきいろ作家市でも大人気だった松尾直樹さんのうつわたち。今回も数が少なめです。気になる方はぜひ早めに手に入れてくださいね。■ 置くだけでテーブルが華やぐ、松尾直樹さんの輪花のうつわこげ茶色を帯びた趣のある黒に、揺らぎが美しい白。松尾さんの輪花のうつわたちがどこかスタイリッシュに瞳に映りこむのは、きっと、そのふたつの色のせい。松尾さんが丁寧に作ってきたその黒と白には特別な存在感が漂います。花びらの一枚一枚に陰影を纏った、松尾直樹さんの輪花のうつわたち。心をこめて作ったものはもちろんのこと、ちょこんとのせるだけで昨夜の残り物や買ってきたお惣菜までとっておきのご馳走にしてくれるうつわは、インスタグラマーのt_ammyさんもご愛用中です。アンジェ自社サイトのみの先行再入荷。置くだけでテーブルが華やぐ 松尾直樹(まつおなおき)さんの輪花のうつわたち をぜひこの機会にどうぞ。=写真:t_ammyさんご提供、宮城文:宮城=【ご紹介したアイテムはこちらから】 松尾直樹(まつおなおき)さんの輪花のうつわたち 食のはなし 器のはなし 新商品・モノのはなし
2017年11月02日アイドルグループ・嵐の櫻井翔が主演を務める映画『ラプラスの魔女』(2018年公開)の追加出演者が1日、明らかになった。同作は小説家・東野圭吾のデビュー30周年記念作品で発行部数は28万部を突破し、原作権の獲得には12社が競合したという。連続しておきた不審死の調査を担当することになった地球化学の研究者である大学教授・青江修介(櫻井)は、謎の女・円華(広瀬すず)とともに行動をともにする。櫻井、広瀬、福士蒼汰の初共演に加え、監督が三池崇史、脚本を『半沢直樹』の八津弘幸が手がけることでも話題となった同作。さらに豊川悦司、玉木宏、志田未来、佐藤江梨子、TAO、高嶋政伸、檀れい、リリー・フランキーという豪華キャストの出演が明らかになった。また、特報映像、およびポスター・ちらしビジュアルも公開。事件に関わることになった青江は、刑事の中岡(玉木)から「殺人事件の可能性は?」と問われ、「ありえません」と断言する。さらに「私たちに未来が見えているとしたら、知りたい?」と問いかける円華、「ラプラスの悪魔になるには、覚悟が必要なんだ」と語る青年・甘粕(福士)など、謎の多いカットが続く。最後には、青江に対して円華から「見た目より馬鹿ね」と辛辣な一言が投げられる。この映像とビジュアルは3日より劇場で放映、および掲載される。
2017年11月01日「休みの日は早起きし、7時には駅へ。それから行き先を決めずに電車に乗ってしまう。クルマでも高速に乗って、いつのまにか新潟の近くとか。道の駅で特産物をつまみ、温泉場で風呂につかって……」 そう語るのは、端正な顔立ちと美しいテノールで“ミュージカル界のトップスター”と呼ばれる実力派、石丸幹二(52)。人気ドラマ『半沢直樹』で半沢の敵役を演じてお茶の間でもブレークした、劇団四季出身の俳優だ。 最新作はミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』。物語の舞台は18世紀末のフランス。恐怖政治家で革命の指導者ロベスピエール率いるジャコバン党が、貴族たちを次々とギロチンにかけていた。イギリス貴族のパーシー・ブレイクニー(石丸)は、断頭台の露と消える無実の貴族たちを救うべく、妻マルグリット(安蘭けい)にさえ内密に秘密結社を立ち上げる。 「作曲のワイルドホーンが『コメディだよ。革命に対し動こうとするイギリス貴族を、アメリカ人がエンターテインメントに描いてる話だから』って。他国の話だからこそ楽しめる。そうか、コメディとして演じていいんだな、と」(石丸・以下同) たとえば『レ・ミゼラブル』はフランス革命をフランスの民衆側から見た作品。けれど、本作は同じ革命をイギリス側から見て、巻き込まれてしまった貴族たちを救済する話。’16年秋の初演は好評で、チケットは入手困難だった。 「歴史って違うアングルの視点から見ると、見え方が異なってくる。いっぽうで、いつの時代も世の中は同じだな、とも思える。演劇には社会を映す一面があり、この作品が見せる当時も今も危機感はなんら変わりがなく、古今東西ピリピリした中でみんな生きてることを実感します。コメディなドラマから時代が透けて見えると思いますよ」 着付けに何人もの手を借りる絢爛豪華な衣装と、メロディアスな楽曲でも観客を魅了するが、演者にとっては体力を消耗する作品だという。 「年齢を重ねると体力的にどんどん難しくなっていくので、一日でも早いうちに再演できて助かります(笑)」
2017年10月23日芸人で作家の又吉直樹が、NHKとタッグを組み初の脚本に挑戦。完全オリジナルの新作ドラマ「許さないという暴力について考えろ」が制作されることが決定した。お笑いコンビ「ピース」として活躍しながら、初執筆の長編小説「火花」が芥川賞を受賞し、300万部を超える売り上げを記録、映像化もされ大きな話題となった又吉さん。そんな又吉さんが今回ドラマの舞台に選んだのは、常に発信を続ける街、そして世界が注目する街、“渋谷”。上京したばかりの下積み時代、渋谷のライブハウスでネタを勝負していた又吉さんにとって、“東京の象徴となった街”。今回、ほぼオールロケによる撮影で「渋谷 SHIBUYA」のいまを切り取ることにも挑むという。又吉さんは、「渋谷を舞台にしたドラマの脚本を書きました。渋谷を実際に歩きながら、いろいろな場面を想像するのが楽しかったです。ドラマが完成するまで渋谷を1人でブツブツ言いながら歩いていますが、元気なので心配しないでください!」とコメントも寄せた。なお、本作には「監獄学園-プリズンスクール-」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」などに出演し、今後も『恋と嘘』『先生!、、、好きになってもいいですか?』の公開を控える森川葵。連続テレビ小説「あまちゃん」や『イニシエーション・ラブ』の森岡龍らが出演する。「許さないという暴力について考えろ」は12月26日(火)22時~総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年10月10日10月期放送の新ドラマ「陸王」の特別試写会&舞台挨拶が10月8日(日)、都内にて行われ、主演の役所広司、共演の山崎賢人、竹内涼真らが登壇した。物語の主軸となる老舗業者「こはぜ屋」の倒すべき巨大シューズメーカー「アトランティス」に属す役の小籔千豊は、共演シーンした竹内さんとのエピソードをポロリ。小籔さん曰く、「僕は役作りに入りたいほうなので、あまり話したくないんですけど、竹内さんがいっぱい話しかけてくれる。優しい人やと思いながらも話しかけんといて、って」と明かせば、竹内さんは笑顔で「あれ!?」と小首をかしげた。続けて、小藪さんは「役に没頭したいので、何回か無視しているんですけどねぇ…でも、終わるまでに、どこかで1枚Instagramを撮れたらな、と思っています」と、実は仲良くしたそうなアピールをしていた。池井戸潤の同名原作をドラマ化した「陸王」は、企業再生を描く感動ストーリー。足袋作り100年の老舗業者「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、会社の存続を賭けてランニングシューズ「陸王」の開発に挑み、もがく姿を描き出す。本作は、「半沢直樹」、「ルーズヴェルト・ゲーム」、「下町ロケット」など、池井戸作品を手掛けてきたプロデューサーや監督など制作陣が集結した。この日、特別試写会にて第1話を観客と共に観ていたという登壇陣。宮沢の息子・大地役の山崎さんは、「いい話です。最初は本当にずっと(宮沢と)ぶつかり合っているんですけど…、けど、すごく役所さんは優しいです」と温かいムードを広げた。実業団「ダイワ食品」陸上競技部の部員・茂木裕人役の竹内さんも「こみあげてきそうなので、あまりしゃべりたくない」と感動の面持ち。竹内さんは、「いま見て、本当に感動しましたし、誇りに思いました。最後までもっと死ぬ気で気持ちを入れて、頑張らないと」と、決意を誓った。15年ぶりのドラマ出演かつ主演となった役所さんだが、「15年くらい前に連続ドラマって大変だなって思っていて。いま、台本を5冊くらい持って頑張っています。いますごく楽しいです。魅力的な人たちばかりなので、毎日ドキドキして刺激をもらいながらやっています」と実感を込めながら、「毎週、盛りだくさんで面白いドラマができ上がっています」と、できに自信をのぞかせた。そのほか、舞台挨拶には上白石萌音、風間俊介、ピエール瀧も出席した。日曜劇場「陸王」は10月15日より毎週日曜日21時~TBSにて放送。(初回2時間スペシャル)(cinamacafe.net)
2017年10月08日武井咲(23)主演で注目を浴びているドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日)。ドラマの中で武井は権謀術数をはりめぐらす銀座のクラブのママを熱演。そして、主人公の過去を知る元上司役を怪演しているのが俳優の滝藤賢一(40)だ。 「もともと俳優・仲代達矢さん(84)主宰の俳優養成所・無名塾・に在籍し、舞台を中心に活動し演技力を磨いてきました。その後、映像作品に幅を広げるために退所。コツコツ脇役をこなしてさらに演技力を磨き、13年放送のTBS系『半沢直樹』では堺雅人さん(43)演じる主人公と同期の銀行員を熱演。一躍注目を集めました」(民放キー局のドラマ班スタッフ) 今クールは「黒革の手帖」に加え、高視聴率を獲得しているフジテレビ系ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」に8月7日放送の第4話から登場することも決定している。 そんな俳優として絶好調の滝藤だが、ここへきて存在感を高めている。実は、その陰には昨年の“ある出来事”が影響しているという。 「滝藤さんは、昨年公開され福山雅治さん(48)がパパラッチを演じた映画『SCOOP!』に出演。福山さん演じる主人公が出入りする週刊誌の副編集長を演じました。本人としてもかなり手ごたえがあったようで、周囲には『これで助演男優賞をとる!』と野望を明かしていたんです。でも賞レースからことごとく漏れてしまって……。一時期は落胆していたこともありました」(映画関係者) だが、周囲からの評判は依然として高いようだ。 「彼は基本的にオファーを断りませんし、地道な努力で培った演技力はたしか。すっかり名脇役の仲間入りを果たしています。そのため『そのうちこれだと思える作品に出会えるはず』と、今から注目されていますよ」(映画業界関係者) プライベートでは4児のパパでありながらも、俳優としてもバリバリ働く滝藤。映画賞の戴冠の目標は、仕事をこなすうえでの大きな活力になりそうだ。
2017年08月05日阿部寛が主人公の日本橋署刑事・加賀恭一郎を演じ、2010年4月に連続ドラマとしてスタートした東野圭吾原作の「新参者」。このほど、阿部さんが約3年ぶりに本シリーズに復帰、初共演の松嶋菜々子と原作シリーズ10作目「祈りの幕が下りる時」の映画化に挑むことになった。東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。被害者は、ハウスクリーニングの会社で働く滋賀県在住の押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。松宮(溝端淳平)たち警視庁捜査一課の刑事たちが捜査にあたるが、押谷道子と越川睦夫の接点がまったく見つからず、捜査は難航。なぜ、滋賀在住の道子が東京で殺されたのか。やがて捜査線上に浮かびあがったのは、明治座で舞台を上演中の女性演出家・浅居博美(松嶋菜々子)だった。道子は学生時代の同級生である博美を訪ねて東京に来たことが分かるが、博美と越川の間にも接点がなく、捜査は進展しない。松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、捜査を進めるうちに、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。それは孤独死した加賀の母に繋がっていた――。「新参者」シリーズといえば、阿部さんが演じる日本橋署に赴任してきたばかりの“新参者”で、鋭い洞察眼を持つ刑事・加賀恭一郎が、謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すというサスペンス要素と、さまざまな人との触れ合いを通して謎を解明していくヒューマンドラマ要素が話題となったヒットドラマ。ベストセラー作家・東野圭吾がデビュー当時から描き続けた「加賀恭一郎シリーズ」が原作となり、2010年の連続ドラマ以降、2本のスペシャルドラマ「赤い指」(’11)、「眠りの森」(’14)、さらに2012年には、共演に新垣結衣や松坂桃李、菅田将暉らを迎えた映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』(興行収入16.8億円)も公開。“泣けるヒューマンミステリー”として絶大な人気を誇っている。もちろん主人公の加賀刑事も、事件のトリックのみならず、その裏に隠された人間たちの心情をも解き明かす“人の心の謎を解く名刑事”として人気が高いキャラクターだ。だが、加賀のたぐいまれなる推理力で数々の事件が解決されてきたものの、未だ明かされていないのが、“加賀の母の失踪”。これまでの作品で何度も触れられていながらも解き明かされなかった“最大の謎”が、今回の映画ではついに明らかになり、「新参者」シリーズが完結を迎えることになるという。原作は、「加賀恭一郎シリーズ」10作目にあたり、第48回吉川英治文学賞を受賞した「祈りの幕が下りる時」(講談社文庫・発行部数79万部/6月19日時点)。加賀恭一郎の母はなぜ息子を残し失踪したのか?加賀が日本橋に留まる理由とは?本作で描かれる加賀とある女性演出家の出会い。その演出家の周りで起こる不可解な事件。数々の人生が絡み合い、加賀恭一郎はなぜ「新参者」になったのか…という謎が描かれていく。今回の映画化では、加賀恭一郎役の阿部さんをはじめ、加賀の従兄弟で警視庁捜査一課刑事・松宮役の溝端淳平、加賀の父親を看取った看護師・金森役の田中麗奈、加賀と確執のある元刑事の亡き父・隆正役の山崎努ら、レギュラーキャストが続投。さらに、本作では女優で演出家の浅居博美役に、阿部さんと初共演となる松嶋さんが決定!そのほか新キャストとして小日向文世、伊藤蘭など豪華出演者が脇を固め、監督は、阿部さん主演の「下町ロケット」をはじめ、「華麗なる一族」「半沢直樹」などの大ヒットドラマや映画『私は貝になりたい』を手がけてきた福澤克雄が務める。■阿部寛コメント3年ぶりに加賀恭一郎を演じることになりました。このシリーズは人形町から始まりました。今回は人形町でも撮影をしているのですが、ここに帰ってくると気持ちが引き締まり、「新参者」をやっていた当時の思いがよみがえります。加賀は父親との間に確執があるんですが、今回の話では母親のことも初めて描かれ、さらにそのことが捜査にも絡んでくるという展開です。また松嶋菜々子さんが事件の鍵を握る人物・博美を演じますが、共演は初めてです。どんな博美を目の前で見られるのか楽しみにしています。■松嶋菜々子コメント阿部さんとは初めてご一緒させていただきますし、長年の人気シリーズに参加させていただくことをとても光栄に思っております。私が演じる浅居博美という役は、悲しい過去を背負った陰のある女性という印象です。撮影にはこれから合流となりますが、レギュラーの出演者の皆さんと共に素敵な作品にできたらと思っております。■原作・東野圭吾コメントついにこの小説が映像化されるのかと思うと、感慨深く、そして末娘を嫁に出すような寂しさがあります。とはいえ阿部さんはもちろんのこと、この役者さんたち、このスタッフならば何の心配もないと確信しております。良き作品に仕上がることを祈っています。『祈りの幕が下りる時」は2018年、全国にて公開。。(text:cinemacafe.net)
2017年06月26日俳優の高橋一生が長瀬智也主演の映画『空飛ぶタイヤ』(2018年公開)に出演することが21日、わかった。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。高橋が演じるのは、大手ホープ銀行の本店営業本部で、ホープ自動車の担当をしている井崎一亮。ホープ自動車の経営計画に疑問を感じ、調査を開始する。冷静沈着に本質を見失わず、心に熱い正義を持っている男という役どころで、物語の大きな軸の一つとなる。長瀬とは『池袋ウエストゲートパーク』(00)、『ハンドク!!!』(01)に続き3度目の共演、また池井戸潤原作作品への出演も3度目となった。矢島孝プロデューサーは、高橋の起用理由について「沈着冷静に物事を判断しようとする眼力の強さと佇まいで、登場しただけで鮮烈な印象を残せると思い、オファーさせていただきました」と明かす。また、本木克英監督は「作らない演技によって強烈なリアリティーを打ち出す、独自の境地を得た俳優だと思います」と高橋の良さを表現。「低音の美声と不意に見せる笑顔に、世の女性たちが魅了されている理由がよくわかりました」と、魅力に気づいた様子だった。高橋は池井戸作品に対して「勝手にご縁を感じてしまっています」と語り、「池井戸さんの描く社会的な要素や人間の本質だったりするものが、社会を通して浮き彫りになっていく作品が多いので、出演させていただくことは役者冥利につきます」と熱弁。役については「秘めたる熱量がとても強い男」と説明した。すでに撮影は終了しているが「外向きはそこまで見えないですが、本質は熱い信念を持っているので、そのあたりをしっかりと演じ切れたんじゃないかなぁ……という過大評価はできないですが(笑)」と自信を見せる。「でも監督がOKと言ってくださったのでそれを信じます!」と語った。(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年06月22日3月の映画化発表以来、原作本は累計140万部を突破し、各所で「絶対に観たい!」と話題になっている「TOKIO」長瀬智也主演『空飛ぶタイヤ』。この度、本作の新たなキャストとして、「鉄の骨」「民王」に続き今回が3度目の池井戸潤原作作品への出演となる、俳優・高橋一生の出演が決定。また、高橋さんのスペシャルインタビュー映像も到着した。よく晴れた日の午後。1台のトラックが起こした事故により、1人の主婦が亡くなった。事故を起こした運送会社の社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、警察で信じられないことを聞く。走行中のトラックから突然タイヤが外れたと。整備不良を疑われ、世間やマスコミからバッシングをされる毎日の中、彼はトラックの構造そのものに欠陥があるのではないかと気づき、製造元のホープ自動車へ再調査を要求する。ホープ自動車カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)は、赤松の要求を疎ましく思いながらも真実を突き止めるため、また同じ頃、ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)は、グループ会社である ホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自の調査をそれぞれ開始していく。突き止めた先にあった真実は大企業の“リコール隠し”。過去にも行われていたそれは、二度とあってはならないことだった。果たして、男たちは大企業にどう立ち向かうのか。正義とは何か、守るべきものはなにか。日本で一番熱くかっこいい男たちによる大逆転劇が始まる――。「下町ロケット」「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」「民王」など、世相や現代社会の歪みを反映させた数多くの作品がドラマ化されてきた池井戸作品だが、今回は累計140万部突破の大ベストセラー「空飛ぶタイヤ」が満を持しての初映画化。巨大企業と戦う運送会社の社長・赤松徳郎役を主演の長瀬さんが演じるほか、先日、赤松と対峙するホープ自動車の沢田課長役をディーン・フジオカが演じることが発表された。そして今回参加が発表されたのは、「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」「カルテット」『3月のライオン』などに出演し、10月から放送の連続テレビ小説「わろてんか」にも参加が決定している高橋さん。彼が演じるのは、大手ホープ銀行の本店営業本部で、グループ会社であるホープ自動車の担当をしている井崎一亮役。ホープ自動車の経営計画に疑問を感じ、自らも調査を開始。グループ会社内のいざこざに巻き込まれるも、冷静沈着に本質を見失わず、心に熱い正義を持っている男という役どころ。赤松や沢田と直接対決することはないが、物語の大きな軸の一つとなっている存在だ。本作で3度目の池井戸作品への参加となる高橋さんは、「勝手にご縁を感じてしまっています。池井戸さんの描く社会的な要素や人間の本質だったりするものが、社会を通して浮き彫りになっていく作品が多いので、出演させていただくことは役者冥利につきます」とコメント。役柄については「秘めたる熱量がとても強い男だと思います。外向きはそこまで見えないですが、本質は熱い信念を持っているので、そのあたりをしっかりと演じ切れたんじゃないかなぁ…という過大評価はできないですが(笑)。でも監督がOKと言ってくださったのでそれを信じます! 」と話し、「社会派というと定義づけられてしまうかもしれませんが、色々な人間が描かれていて、余すことなくそれぞれの人の魅力が描かれています。しっかりとした人間ドラマになっていますので、ぜひ来年の公開を楽しみにしてくださったら嬉しいです 」とメッセージを寄せた。『空飛ぶタイヤ』 は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:空飛ぶタイヤ 2018年6月15日より全国にて公開予定。ⓒ 2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2017年06月22日「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」として高い支持を得ている同名小説を、「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演で映画化する『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。この度、尾野真千子、門脇麦、成海璃子ら豪華キャスト陣に続き、小林薫、鈴木梨央、山下リオ、手塚とおる、PANTA、吉行和子と新たに追加キャストが発表された。2012年。幼なじみの敦也、翔太、幸平の3人は、悪事を働いて1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。いまはもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずだったが、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は、32年前に書かれた悩み相談だった…。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に忍び込んだのは偶然ではなかったのか?そして、敦也たちがある人物からの“最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命が大きく動きだす。隠された繋がりの謎が明らかになるとき、思いもよらない感動と衝撃のラストが待ち受ける――。主人公・敦也役を山田さんが演じるほか、ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治役を西田敏行、物語の鍵を握る田村晴美役を尾野さん、敦也と同じ養護施設で育った翔太役を村上虹郎、敦也の幼なじみ3人組の1人、幸平役を寛一郎、雄治の昔の恋人・皆月暁子役を成海さん、世代を超えて引き継がれている歌を歌う人気シンガー・セリ役を門脇さん、ナミヤ雑貨店に相談する松岡克郎役を林遣都、浪矢雄治の息子として雄治のことをそっと支える浪矢貴之役を荻原聖人ら、注目の若手俳優から実力を備えた豪華俳優たちが出演している本作。そして今回、物語をさらに魅力的に、そして感動的に彩るキャストが決定。魚屋の跡を継ごうとせず、ミュージシャンを目指す息子を厳しくも背中を押す松岡健夫役に、『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』や「深夜食堂」などに出演する小林さん。門脇さん演じる物語の軸となる、世代を超えて引き継がれている歌を歌う人気シンガー・セリの少女時代役に、子役の領域を越えた抜群の演技力で見る者を引き付ける鈴木さん。母親の死と自分の出自に対して悩み、つらい過去を抱える映子役に、連続テレビ小説「あまちゃん」や『シャニダールの花』などドラマ・映画・CMと幅広く活躍する山下さん。さらに、施設の運営費を不正に使用している疑いがある「丸光園」の現園長・刈谷役に、「半沢直樹」や現在放送中の「小さな巨人」など、出演作では確実に印象を強く残す手塚さん。先代から続く「丸光園」の元園長・皆月良和役に、「頭脳警察」のメンバーとして活動する傍ら、『カムイ外伝』『眼球の夢』『沈黙-サイレンス-』などにも出演するPANTAさん。尾野さん演じる晴美の大叔母で、晴美の世話を見てきた田村秀代役に、『東京家族』『家族はつらいよ』シリーズなど数々の作品に出演、日本を代表する女優の吉行さんが演じる。今回のキャスティングについて本作のプロデューサーは、「小林薫さんについては、監督たってのご希望でドラマ撮影中の大変お忙しい中でしたがご調整いただき、頑固一徹ながらも息子を思う昭和の優しい親父を見事に演じていただきました。鈴木梨央ちゃんは天才歌手の幼少期で演技は勿論、歌声についても説得力が欲しかったので、天才子役というよりもすでに立派な女優さんといえる梨央ちゃんにお願いしました。素晴らしいお芝居と歌声で改めて底知れぬ才能だと思いました。山下リオさんの役どころは物語の中盤で必ずお客さんの気持ちをグッと掴みたいところでの登場になります。門脇麦さんとのお芝居は必見です」と話し、「手塚さんはこの物語唯一の悪役という設定でしたが、監督がそんな彼でも何か原因があったと考えていらっしゃって作品をよく観ていただくと、その移り変わりが見られると思います。PANTAさんは成海璃子さんの演じる暁子役の弟という設定でご本人も『璃子ちゃんの弟だ』と喜ばれていました(笑)。林遣都くんとギターを弾くお芝居していただいているので、音楽ファンの方には 嬉しいシーンになっていると思います」とも明かす。さらに、「吉行和子さんの役は、監督から『大女優でお願いします』とかなりのムチャ振りされた役どころです。吉行さんは『夏美のホタル』で廣木組を経験されていたこともあり、オファーさせていただきました」とそれぞれキャスティング理由や見どころをコメントしている。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月16日斎藤工との共演で、2014年夏に放送された大人気ドラマのその後を描いた映画『昼顔』がついに公開された女優の上戸彩。ヘルシーな色気を纏う彼女が、女の色気を詰め込んだ空前絶後のセクシー号「ar」7月号のカバーガールに登場!本誌では、上戸さんの“セクシー無限大”の秘密に迫ったインタビューが掲載されている。上戸さんは、ドラマ「涙をふいて」で女優活動を始めると、「3年B組金八先生」「高校教師」「半沢直樹」や、映画『あずみ』『テルマエ・ロマエ』など数々のドラマや映画で活躍。2016年には、第89回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したディズニー作品『ズートピア』のジュディ役の吹き替えを担当し、高い演技力で話題に。そして2017年、斎藤工との共演で社会現象を巻き起こした連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の、3年後を描いた映画『昼顔』に出演。再び、大きな注目を集めている。プライベートでは、2015年に夫・HIROとの間に第一子を出産。ひとりの女性として、妻として、母として、女優として、ますます眩しい輝きを放っている。今回、表紙を飾る上戸さんは、髪をロングからショートへばっさりとカット!ヘルシーな色気が最高すぎる太陽みたいな印象をふりまいている。本誌内のインタビューでは、様々な角度からセクシーの秘密について告白。色気については「たとえば、私がカメラの前で色気を求められたら、目元のメイクが強いときは唇はフッと抜くし、柔らかい衣装のときは強い表情を意識します」と明かし、女心について「ドキドキしている人生ってすごく楽しいよね。何の音楽を聴いていても幸せで、地に足がついていないあの感覚。女の子ってドキドキしているだけで、絶対にキレイになれると思うんだ。結婚前の女子は、ぜひたくさんドキドキしてください」とキュートなコメント。そして「いま欲しいのは、夏に似合う明るい色のアイシャドウ。自分に似合う色を探して、こっそりネットショッピングしようと計画中です」と美容についても触れた。さらに、『昼顔』共演の斎藤さんとセクシー2ショットを公開。斎藤さんの足に上戸さんの手が絡んでいる構図は、ほかではお目にかかれない貴重なショットだろう。そのほか、本誌は“空前絶後のセクシー号”と題して、いろっぽメイク、セクシー服、いろっぽアクセなど…女の色気を詰め込んだ仕上がりに。大好評連載「さっしーの部屋!」では指原莉乃が、恋愛観を赤裸々告白。「乃木坂46」の堀未央奈と高山一実が「ar」初共演。恋してる夏の日の服を、8ページに渡って特集する。また、セクシー号に欠かせない、とにかく触りたいカラダの持ち主・篠崎愛が初登場。白くてふわふわな“うさぎBODY”を余すところなく堪能できる。雑誌「ar」7月号は6月12日(月)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月11日4月に始まったドラマもそろそろ中盤に突入。そこで、ドラマやイケメンなど胸をときめかせてくれる話題を日々追いかける本誌記者「ムネキュンジャー」の3人(総司令官、ムネキュン・レッド、ムネキュン・ホワイト)が、ドラマファンの目で、熱烈に、冷静に、今からでも見てほしい作品を紹介。初回で見るのをやめたそのドラマ、3話からグングン面白くなってます! 総司令官「いまのところ視聴率の面では、『緊急取調室』(テレビ朝日系・木曜21時~)と『小さな巨人』(TBS系・日曜21時~)が競っています」 ホワイト「『小さな巨人』は『半沢直樹』(’13年)の警察版って感じですよね」 総司令官「実は私、3話の初めで心が離れそうになったんですよ。“どうせ香川照之にしてやられるんだから、そんな作戦やめなって!……ほ~らバレたじゃん”って。でもその後の展開でやられました。まさか(春風亭)昇太が敵とは……。ちゃんと予想を裏切ってくれてありがとうTBSさん、って思いましたね」 レッド「どんでん返しがすごいよね。“敵は味方のフリをする。”ってキャッチコピーがついているけどそのとおり」 総司令官「そして主演の長谷川博己のかっこよさ!外では、すごいギリギリで仕事してるのに、家に帰ると妻には弱いいい夫なんですよね。萌えます」 ホワイト「妻役の市川実日子もいい妻です。刑事を辞めることになるかも、とか言われても理由を聞かず受け入れる」 レッド「『小さな巨人』は俳優の顔の演技もすごい。バーンとアップになって」 総司令官「香川照之とか、いい顔しますよね。ほんと、歌舞伎って感じの」 ホワイト「『あなたのことはそれほど』(TBS系・火曜22時~)は、ツッコミどころ満載です!」 総司令官「不倫する妻を追い詰める東出(昌大)くんね!3話ぐらいで彼が怖い感じになってきてから、がぜん面白い!」 ホワイト「波瑠の携帯を盗み見たときの目のギョロッて感じ、面白い(笑)」 レッド「『ずっとあなたが好きだった』(’92年)の“冬彦さん”みたい、とか言われてるよね。不倫相手役の“有島くん”を演じる、劇団EXILEの鈴木伸之くんも注目されてる。今期のドラマで、いちばん“あれ誰?かっこいい!”って話題になってる気がする」 ホワイト「ツイッターでも“有島くん”が急上昇ワードに入ってました」 総司令官「私、正直、『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系・土曜22時~)は1~2話あたりは、そうでもないかなって思ってたんです……。でも3話ぐらいから気が付けば亀梨(和也)の恋を全力で応援してる私がいる(笑)」 ホワイト「亀梨と山P(山下智久)のやりとりも小ネタにあふれててウケます。あと亀梨の会社の同僚の、大倉孝二とハライチの澤部(佑)のコミカルなやりとりも好き」
2017年05月18日俳優のディーン・フジオカが、長瀬智也主演の映画『空飛ぶタイヤ』(2018年公開)に出演することが17日、わかった。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。ディーンが演じるのは、ホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太。赤松からの再調査要求を疎ましく思いながらも、調べていくうちにリコール隠しに気づいてしまう。自分の正義と、サラリーマンとしての立場に揺れる役どころで、原作にはない赤松との対峙シーンも描かれていく。矢島孝プロデューサーは、ディーンの起用理由を「表面のクールさと内に秘めた熱さ、繊細さと大胆さ、組織の理論と個人の価値観、そんな二面性を持つ沢田を演じられるのはディーン・フジオカさん以外にいないと確信し、オファーいたしました」と説明。また、本木克英監督も「男から見ても溜息が出るほど美しい容姿と、鍛え抜かれた肉体から発するキレの良い所作に、往年の日本映画の二枚目俳優が彷彿とさせられました」と絶賛した。主演の長瀬は、ディーンについて以前から「音楽好きなんだという印象があった」と明かし、「クランクインした日からずっと音楽の話をして盛り上がっています」と撮影中の様子を語る。「感覚的に自分に近いものを感じています!」と印象を話した。一方ディーンは長瀬について「本当に気持ちの良くて楽しい方です。スカっと晴れた日のカリフォルニアみたいなイメージ」とコメント。初共演となるが、2人が絡むシーンはあまりなく、長瀬は「お互いのお芝居を想像しながら…ということが多かったのですが、その分対面するシーンにエネルギーを溜めて挑むことができました」と撮影を振り返った。またディーンも「もっと一緒にお芝居をしたかったです」と残念がりつつ、「こういう人たちがいたら世の中いい方向に行くんじゃないかなと、希望を感じながら演じることができました。きっといい画が撮れていると思います」と自信を見せた。
2017年05月17日歌手で女優の神田沙也加さんと、俳優の村田充さんの結婚が報じられ話題となっています。1980年代を代表するアイドル歌手であった松田聖子さんと、俳優の神田正輝さんとのあいだに生まれた神田さんですが、大ヒット映画『アナと雪の女王』でアナ役の日本語吹替えを演じるなど、 女優としても高く評価されています。「松田聖子の娘」という肩書きがなくとも、十分に芸能界で活躍できていると言えるでしょう。二世タレントというと、親の七光りでテレビに出ているという見方をされることもありますが、芸能界には自分の実力で売れている人も少なくありません。そこで、パピマミ読者のみなさまに「親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?・1位:宇多田ヒカル……58%(119人)・2位:香川照之……9%(18人)・3位:ワンオクTaka……8%(17人)・4位:杏……7%(15人)・同率5位:神田沙也加……3%(7人)・同率5位:松たか子……3%(7人)・同率5位:松田翔太……3%(7人)・8位:佐藤浩市……3%(6人)・9位:森山直太朗……2%(5人)・10位:すみれ……1%(2人)※11位以下は省略※有効回答者数:206人/集計期間:2017年5月1日〜2017年5月3日(パピマミ調べ)●第1位:宇多田ヒカル最も多くの票を獲得したのは『宇多田ヒカル』さんで、58%(119人)でした。『間違いなく実力で売れた人!親を完全に超えてると言えるのはこの人ぐらいじゃないですか?』(30代女性/アパレル)『まず二世タレントだということを知らなかった。日本を代表するアーティストだと思います!』(20代女性/大学生)2016年は8年ぶりとなるアルバムが爆発的なヒットを記録し、紅白歌合戦にも初出場を果たした宇多田ヒカルさん。15歳のときに発売した『Automatic』 は社会現象にもなり、一気に人気アーティストとなりました。母親は同じく日本を代表する演歌歌手であった藤圭子さんですが、宇多田さんが二世タレントということを知らなかったという人も少なくないでしょう。音楽プロデューサーの小室哲哉さんが「引退を考えた」というほどの才能を持ち、その自由奔放な言動から世間に衝撃を与え続けています。まぎれもなく“親の名前を出さなくても売れた人”だと言えるのではないでしょうか。●第2位:香川照之2位にランクインしたのは『香川照之』さんで、9%(18人)でした。『もう立派な俳優さんですよね。大御所と言ってもいいぐらい。この人が出ている作品は見たいと思うものが多いですね』(40代女性/主婦)『大好きな俳優さんです!歌舞伎俳優をやるってなるまでは二世だと知りませんでした』(30代女性/事務)歌舞伎役者・二代目市川猿翁さんと元宝塚の主演娘役で女優の浜木綿子さんを両親に持つ香川照之さん。デビュー当時は両親の名前が注目されることに良い思いをしなかったこともあったようですが、今では数えきれないほどの賞を受賞し、日本を代表する俳優 として活躍しています。大ヒットしたドラマ『半沢直樹』にも出演し、土下座シーンを覚えている人も多いでしょう。また、熱狂的なボクシングファン でもあり、熱い解説を見せることもあるなどマルチなところも。歌舞伎の世界でも新たな姿を見せてほしいものですね。●第3位:ワンオクTaka3位にランクインしたのは、ロックバンドONE OK ROCKの『Taka』さんで、8%(17人)でした。『今一番ノってるバンドでしょう。世界をまたにかけて活躍できるということは、親の七光りがあってもできることじゃありませんよね』(30代男性/営業)『大好きです!確かに両親はスゴい人だと思うけど、別のジャンルで結果を残してるわけですからね。実力はあると思いますよ』(30代女性/自営業)歌手の森進一さん、森昌子さん夫妻の長男としてうまれたTakaさん。世界的な人気を誇るロックバンド『ONE OK ROCK』でボーカルを務め活躍するTakaさんですが、実はジャニーズ事務所に所属していたことがあり、『NEWS』結成時のメンバー9人のうちの1人 でもありました。その後NEWSは脱退してしまいますが、今では多くの楽曲で作詞・作曲を手掛けるなどその実力は疑うところがありません。ONE OK ROCKへは、猛烈な勧誘を受けての加入だったということですが、もしアイドルとして活動を続けていたら今のバンドの活躍はなかったと言えるでしょう。これからの活動が注目されるアーティストのひとりです。----------いかがでしたか?ランキングの中には、デビュー当時は親の人気にあやかっていた人もいるかもしれませんが、今ではしっかりと結果を残している人ばかりです。「親よりも活躍してやる!」というのが、良い意味でモチベーションとなることもあるはず。今後も親子一緒に注目していきたいものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/SAYA
2017年05月04日向井理と斎藤工がW主演を務め、人気ベストセラー作家・池井戸潤の“幻の長編”をWOWOWがドラマ化する「アキラとあきら」。その放送日が7月9日(日)に決定し、小泉孝太郎、石丸幹二、松重豊、田中麗奈ら、本作を彩る豪華なキャスト陣が明らかとなった。大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬(かいどうあきら)。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎瑛(やまざきあきら)。2人の人生は、何かに導かれるように交差する。幼少期から青年期にかけて、誰もが経験する人生の選択。反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折…。人生のキーワードを盛り込みながら、バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に、「アキラとあきら」の“宿命”のドラマを描き出す。WOWOWが池井戸作品を手掛けるのは、連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」(’09/全5話)、「下町ロケット」(’11/全5話)、「株価暴落」(’14/全5話)に次いで4作目。全9話で制作する本作は、スリリングな展開と重厚な人間ドラマが持ち味の池井戸作品をじっくりと堪能できる。エリートの王道を歩んできた御曹司・彬役には、6月に自らが企画した映画『いつまた、君と ~何日君再来~』の公開も控える向井さん。苦難の道を歩んできた天才・瑛役には映画版『昼顔』が控え、監督や情報番組「映画工房」の司会など幅広く活躍する斎藤さん。2人は連続ドラマW初登場で、W主演を務める。そして今回、池井戸作品を彩る豪華キャスト陣が解禁。彬と瑛が入行するメガバンク産業中央銀行の人事部・安堂章二役に小泉さん。彬の父であり東海郵船・社長の階堂一磨役に石丸さん、瑛の父・山崎孝造役に松重さん、瑛の同級生・北村亜衣役に田中さん。さらに、彬の弟・階堂龍馬役には連続ドラマW初登場となる賀来賢人、一磨の弟で彬の叔父となる東海旭商会・社長の階堂晋役に木下ほうか、東海旭観光・社長の階堂崇役には堀部圭亮。産業中央銀行の彬の同僚・水島カンナ役に連続ドラマW初登場の瀧本美織、同・融資部長の羽根田一雄役に永島敏行、亜衣の父・北村利夫役に尾美としのりと実力派がずらり。エリート家系の階堂家の面々、苦難の道を歩む瑛を取り巻く人々、産業中央銀行に勤める者など、物語の重要な人物が明らかとなっている。安堂章二役を演じる小泉さんは、「向井君、斎藤君が演じる2人のアキラの理解ある上司役として、安堂という役をいただいたことに大きなやりがいを感じています。大きな組織の中で悩み、葛藤しながら生きていく前向きな2人のアキラを支えたい!という一心で撮影に臨んでいます」と意気込みを明かし、「池井戸さんの爽快で人が持っているエネルギーを感じられる世界観が素晴らしい」と作品について語っている。また、北村亜衣役の田中さんは、WOWOW連続ドラマは「LINK」(’13)以来。「この出演がきっかけでWOWOWに加入し撮影が終わってからも、一視聴者として親しんできました。いつでも媚びない独特の世界観を発信しながらも視聴者を魅了していく作品作りは、演者側からとしても、とても魅力的です」とコメント。「銀行員としてではなく2人のあきらのそれぞれの違った人間性を、視聴者の皆様により分かりやすく伝えるために亜衣が存在できればと思います」と期待を込めている。さらに、斎藤さん演じる瑛の父・孝造役の松重さんは「僕がになっているのは、昭和パートなので、その空気をうまくだせるよう心掛けています」と語る。一方、向井さん演じる彬の父・一磨役の石丸さんは「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」と池井戸作品には欠かせない存在だが、「今度はどんな役だろうか?またもや強烈な悪役か、それとも身を投げ打ってでも会社を守ろうと奔走する熱血漢か」と「大きな期待と小さな不安を抱いて配役を聞いた」そうで、「どちらかといえば後者であった。少し安堵し、『彼なりの正義を持って、この作品に向かおう』と思った」と語っている。なお、原作は連載時の原稿に大幅な加筆修正を加え、当初5月31日(水)に刊行予定だったが、問い合わせや予約が相次いだため、急きょ5月17日(水)より徳間文庫から前倒し刊行されることが決定。池井戸潤・原作を最速でドラマ化する異例の作品には、期待が高まるばかりだ。連続ドラマW「アキラとあきら」は7月9日(日)22時よりWOWOWプライムにて放送(全9話、※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日本日4月16日(日)よりスタートする、TBS日曜劇場「小さな巨人」。主演の長谷川博己、岡田将生、芳根京子、安田顕、春風亭昇太、香川照之ら豪華キャストの共演で話題を呼んでいる本ドラマの第2話のゲストとして、実力派女優・吉田羊の出演が決定した。警視庁捜査一課強行班1係長の刑事・香坂(長谷川博己)は、今年3度目の捜査本部事件を解決する活躍をみせていたが、あるミスにより、所轄の芝署への異動を命じられてしまう。日本経済のトップに立つIT企業ゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝)が誘拐される事件が発生するも、これまで部下であった警視庁捜査一課長付運転担当・山田(岡田将生)から「所轄は後方支援。現場は本庁に任せてください」と釘を刺される香坂。彼は窮地を脱し、捜査一課に返り咲くことはできるのか!?本作は、これまでの警察ドラマとは一線を画した“リアルな警察の姿”、そして“人”を写し出し、警視庁と所轄の確執や組織の理不尽さといった、警察内部の戦いを克明に描く、いままでにない警察エンターテインメント。4月23日(日)放送の第2話で、吉田さんが演じるのは、とある会社の開発部に勤務する池沢菜穂役。事件を解決しようとする刑事の香坂、山田、渡部(安田顕)が、最高精度の監視カメラを開発している菜穂のもとを訪れる…というストーリーとなるが、吉田さん演じる菜穂は第2話の重要人物になるという。本作を「今期のドラマで一番注目して楽しみにしていたドラマ」と話す吉田さんは、「今回出演のお話をいただいて大変うれしく思いますし、自分の役割をきちんと果たしたいと思います」と真摯にコメント。「メインキャストの大半が男性ということで、現場の雰囲気はとても重厚で、むしろ怖いくらいです(笑)。その一方で、落語家さんも出演されていますので、落語家さんの俳優としての側面も楽しみにしています」と、撮影現場の様子を語る。「私自身、この先の展開がとても楽しみ」という吉田さん。4年前の日曜劇場「半沢直樹」の再来かと大きな注目を集める本作で、どんな役柄を演じているのか、見逃せない。日曜劇場「小さな巨人」は4月16日(日)より毎週日曜日21時~TBSにて放送。※初回25分拡大(text:cinemacafe.net)
2017年04月16日TBSの日曜劇場の新ドラマ「小さな巨人」の第1話の完成披露試写会が4月10日(月)に開催。主演の長谷川博己、岡田将生、芳根京子、安田顕、春風亭昇太、香川照之が揃って舞台挨拶に登壇した。警視庁のノンキャリアの最高峰・捜査一課長を目指し、エリート街道を突き進むも、あるミスにより、花の捜査一課から所轄へと左遷された刑事・香坂が、組織内の理不尽に憤りつつも己の道を突き進み、正義を胸に戦うさまを描く。長谷川さんは、観客と共に第1話を鑑賞し「このまま突き進んでいいんだと確信しました」と手応えを口にする。撮影はかなりハードなようで、この日も朝の3時まで撮影があったと明かされ「怒涛の日々です」と苦笑交じり。岡田さんが、疲労のせいか、突如、壇上で大声で笑い出し、香川さんが慌てて「岡田は寝てないんです(笑)!」とフォローするなど、その過酷さをうかがわせたが、その苦労が報われる、予想を超えた出来栄えだったようで、キャスト陣は一様に充実した表情を浮かべていた。同局の日曜劇場と言えば、2013年の「半沢直樹」の大ヒットが印象深いが、今回の「小さな巨人」で香坂の人生を大きく変える捜査一課長の小野田を演じ、4年前の「半沢直樹」でも、主人公・半沢の前に立ちはだかる専務を演じた香川さんは、2作品に同じ匂いを感じているよう?4年前に行われた同様の試写会をふり返り「おそらく、会場で見たみなさんの口コミから(ヒットが)始まったのではないかと思います。日曜9時らしいドラマになっています」と4年前の旋風の再来への期待を口にする。男だらけの刑事ドラマだが、キャスト陣から高い評価を得ているのが、紅一点にして最年少10代の芳根さん。警察犬のブリーダーに憧れて入庁するも、人事に配属された祐里を演じており、まさにその“人事情報”が男たちの人生を大きく左右することになるが、長谷川さんが「芳根さんにはピュアな素晴らしさがあり、グッときました」と称賛すれば、安田さんも「お芝居よりも先にバラエティー番組で会ってて、この子はちょっとした“不思議ちゃん”かと思ってんですが、“怪物”香川さんが、彼女とのシーンでだけ、芳根さんに寄り添う演技をしてる。ほかの人は引っ張っていくのに。この人はすごいと思いました」と驚嘆。その香川さんは、芳根さんの存在を「『ウルトラセブン』でいう、アンヌ隊員」とジェネレーションギャップたっぷりのたとえで評し、会場は笑いに包まれていた。日曜劇場「小さな巨人」は4月16日(日)21時よりTBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年04月10日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が沖縄・宮古島の魅力を味わう旅番組『これが無いなら来なかった~又吉直樹の宮古島~』(全2話、各約30分)が、動画配信サービスのAmazonプライム・ビデオにて31日、独占配信開始となった。同番組は、又吉が宮古島を訪れ、自然や人の温かさ、地元ならではの食など、地域の魅力を再発見する旅番組。約3年ぶりの旅ロケで、又吉ならではの感性で小説を観るように日本を味わう。又吉は「宮古島は、自然もきれいで人も温かく、ご飯もおいしかったです。旅行にも最高ですけど、帰りたくなくなって、いつかここで本を読みながら暮らしたいと思いました。海を見たときに圧倒的すぎて、あらゆることがどうでもよくなりました」とすっかり宮古島に魅了されたようで、「また来たいです!」と熱望。「(なにかを)しながらでも、宮古島の景色が楽しめる番組です」とアピールした。番組内で登場した地元の名産品の4商品、あぶらみそ、ジェラート、泡盛、地ビールは、Amazonで購入可能。又吉は「面白い試みとして、番組に登場した商品を買うことができます。観る前に商品を買って、観ながら食べるのも面白いかもしれません」と提案している。なお、同企画は、映像作品や物産を通して視聴者に地域の魅力を日本全国に届けることで、地方創生を目的にしたプロジェクトとなっている。
2017年03月31日東野圭吾デビュー30周年の記念作品『ラプラスの魔女』の映画化が決定。2018年5月4日(金)に全国東宝系にて公開される。三池崇史監督・八津弘幸脚本による衝撃のミステリー東野本人が「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と語る野心的な作品『ラプラスの魔女』は、まさに衝撃のミステリー。世界的に高い評価を受ける三池崇史監督、『半沢直樹』など人気作を次々と手がける八津弘幸脚本によって描かれる。物語の鍵となるのは、タイトルにもなっている“ラプラスの魔女”だ。これは、かつてフランスの天才数学者ピエール=シモン・ラプラスが提唱した、全てを知り、未来を予見する者の存在を指す。物語の中で起きた2つの連続不審死は、まさに“ラプラスの魔女”にしか実行しえないものであった。櫻井翔×広瀬すず×福士蒼汰が初共演事件の真相に迫る生真面目な大学教授・地球化学の専門家には、嵐の櫻井翔が抜擢。三池とは『ヤッターマン』以来、実に約9年ぶりのタッグとなる。そして、映画『先生!』など2017年も活躍が期待される広瀬すずが、自然現象を次々と言い当て、青江を翻弄する謎の女として出演。さらに、『ちょっと今から仕事やめてくる』や『無限の住人』などの出演が決定している福士蒼汰が、羽原円華が探している失踪中の青年を演じる。そのほか、豊川悦司、玉木宏、志田未来、佐藤江梨子といった主役級の豪華俳優陣も揃う。主題歌はアラン・ウォーカーの「フェイデッド」主題歌はノルウェー出身、20歳の音楽プロデューサー、アラン・ウォーカーの代表曲「フェイデッド」。15歳で音楽プロデュースを始めたアラン・ウォーカーは、2015年にリリースした同曲でドイツ、スウェーデン、スイス、オーストリアの年間チャート1位を獲得。2017年には“英国のグラミー賞”とされる「BRIT AWARDS」にて最優秀ブリティッシュ・シングルにノミネートされた。2018年5月に千葉で開催される「EDC Japan 2018」への参加も決定している注目のアーティストだ。アラン・ウォーカーが映画へ楽曲を提供するのは、『ラプラスの魔女』が世界初となる。特製クリアファイル付き前売り券が発売開始映画の公開に先立ち、3月10日(土)より、全国の劇場にて本作の劇場前売券が発売開始。劇場で前売券を購入すると、全国合計5万名に『ラプラスの魔女』特製クリアファイルがプレゼントされる。クリアファイル片面には、難事件に挑む青江を演じる櫻井翔が。もう一方の面には、広瀬すず、福士蒼汰が加わった豪華3ショットの特別仕様だ。ストーリーかつてフランスの天才数学者ピエール=シモン・ラプラスは言った。ある瞬間の全物質の力学的状態とエネルギーを知り、計算できる知性が存在するならば、その知性には未来が全て見えているはずであると。全てを知り、未来を予見する者…神にも等しいその存在を、のちの学者は“ラプラスの悪魔”と呼んだ。連続して起きた2つの不審死。それぞれの事件現場が遠く離れているにもかかわらず、死因はどちらも同じ自然現象下での<硫化水素中毒死>…そして、驚くべきことに、死亡した二人は知人同士であった。警察はこの不可解な事件の調査を、地球化学の研究者である大学教授・青江修介に依頼する。もし一連の事件が事故ではなく、他殺と仮定するならば、犯人は「完全無風状態になる一瞬」をあらかじめ知っていて、「その瞬間、致死量の硫化水素が発生する場所」へと「ピンポイントで被害者を誘導した」ことになる。“ラプラスの悪魔”でもない限りそんなことは絶対に不可能…。青江は、自然科学的見地から事件性を否定。封鎖された事件現場の地形や地質、気象などを念入りに検証していく。そこに、1人の女・円華が現れた。青江の目の前で、その場所で次に起こる自然現象を言い当ててみせる。なりゆきで円華と行動を共にすることなった青江は、彼女が失踪した甘粕という青年を探していることを知る。一方、警察は「円華には、なにか不思議な力が備わっている」として事件への関与を疑い始めた。そして、ついに第三の事件が発生する…。作品詳細【作品詳細】『ラプラスの魔女』公開時期:2018年5月4日(金) 全国東宝系にて出演:櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰、志田未来、佐藤江梨子、TAO、玉木宏、高嶋政伸、檀れい、リリー・フランキー、豊川悦司監督:三池崇史脚本:八津弘幸原作:東野圭吾「ラプラスの魔女」(KADOKAWA 刊)配給:東宝(株)Ⓒ2018 映画「ラプラスの魔女」製作委員会■オリジナルクリアファイル付き劇場前売り券発売開始日:2018年3月10日(土)発売場所:全国の劇場内容:劇場前売り券1枚につき、クリアファイル1部プレゼント※数量限定のため、数に達し次第終了。※前売特典は、1名1会計につき、2枚まで。※劇場限定の特典。※特典は非売品のため、転売目的での購入は不可。※詳細は劇場スタッフに問い合わせ。※前売券販売劇場は、映画『ラプラスの魔女』公式サイトに記載。
2017年03月23日大人気作家・東野圭吾のデビュー30周年記念作品「ラプラスの魔女」が映画化決定。主演には「嵐」の櫻井翔、共演に広瀬すずと福士蒼汰を迎え、世界でも高い評価を受ける異端の監督・三池崇史がメガホンをとる。連続して起きた2つの不審死。それぞれの事件現場が遠く離れているにもかかわらず、死因はどちらも同じ自然現象下での“硫化水素中毒死”…そして、驚くべきことに、死亡した2人は知人同士であった。警察はこの不可解な事件の調査を、地球化学の研究者である大学教授・青江修介(櫻井翔)に依頼する。もし一連の事件が事故ではなく、他殺と仮定するならば。犯人は「完全無風状態になる一瞬」をあらかじめ知っていて、「その瞬間、致死量の硫化水素が発生する場所」へと「ピンポイントで被害者を誘導した」ことになる。そんなことは絶対に不可能だ。“ラプラスの悪魔”でもない限り…。青江は、自然科学的見地から事件性を否定。封鎖された事件現場の地形や地質、気象などを念入りに検証していく。そこに、1人の女・円華(広瀬すず)が現れた。青江の目の前でその場所で次に起こる自然現象を言い当ててみせる。それは奇跡か、偶然か。なりゆきで円華と行動を共にすることなった青江は、彼女が失踪した甘粕(福士蒼汰)という青年を探していることを知る。一方、警察は「円華には、なにか不思議な力が備わっている」として事件への関与を疑い始めた。そして、ついに第三の事件が発生する――。原作は、「白夜行」「流星の絆」「容疑者Xの献身」「疾風ロンド」と様々な作品が映画化・ドラマ化されている東野氏の同名小説。2015年の発売前から話題沸騰となっていた原作は、すでに28万部を突破。また、原作権の獲得には12社が競合した超人気作だ。今回映画化にあたり、監督を務めるのは、『クローズ ZERO』『土竜の唄』シリーズなど数々のヒット作を手掛け、今後も『無限の住人』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など話題作の公開を多数控えている三池監督。また、社会現象となったドラマ「半沢直樹」や「下町ロケット」、『神さまの言うとおり』などを手掛ける八津弘幸が脚本を担当する。主演の櫻井さんが演じるのは、「自然科学的に絶対に不可能な事件」の調査を警察から依頼され、事件の真相に迫る生真面目な大学教授・地球化学の専門家の青江修介。今回、映画単独主演としては『神様のカルテ2』以来約4年ぶり、三池監督とは『ヤッターマン』以来、実に約9年ぶりのタッグ、そして東野作品への出演は約14年ぶりとなる櫻井さんは、「たくさんの“久しぶり”に胸が高鳴ります。事件に、そして円華に翻弄される青江ですが、監督、そして共演の皆さまとの大きな化学反応を現場で起こして行きたいと思います」と意気込み。また自然現象を次々と言い当て、青江を翻弄する謎の女・羽原円華役を、『ちはやふる』『四月は君の嘘』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』と主演作が続く大人気若手女優の広瀬さん。そんな円華が探している失踪中の青年・甘粕謙人役を、『曇天に笑う』『BLEACH』など今後も出演作の公開が続々と控える福士さんが演じる。東野作品の映画に出てみたいと以前から思っていたと言う広瀬さんは、「念願叶って凄く嬉しいです」と喜び、「円華という女の子も、何回台本を読んでも中々掴めなくて苦戦してます。でも、その何か掴めないけど、円華のひとつの思いを強く抱きながら、少しでもリアリティある中で生きていけたらなと思います」とコメント。また共演の2人とは初共演となり、「お2人と現場でどんな化学反応が起きるのか凄く楽しみ」と期待を寄せている。同じく櫻井さん、広瀬さんと初共演となる福士さんは、「知的なイメージなので、研究者である青江のキャラクターがスッと頭に入ってきました。広瀬さんは10代とは思えないエネルギーがある印象で、ピュアさ・真っ直ぐさが円華とイメージがとても近いなと思いました。お2人との共演もいまから楽しみです」と話している。「ポップでラジカルな映画」と本作を説明する三池監督は、「原作はあの『東野圭吾』。だから面白くならぬワケがない。そして“誰も知らない『櫻井翔』の正体”と“知っているよりヤバい『広瀬すず』”が激突し、“剥き出しの『福士蒼汰』が人類の明日を憂う”のだから…凄すぎる!」とコメントを寄せている。なお現在撮影中の本作は、4月下旬のクランクアップを予定としている。『ラプラスの魔女』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年03月21日