小栗旬、菅田将暉、橋本環奈ら人気俳優陣を迎え、空知英秋原作の人気コミックを実写化した映画『銀魂』。2017年実写邦画のオープニング記録を塗り替える大ヒットとなった本作の続編製作が決定!『銀魂パート2』(仮)と題し2018年夏休み公開を目指すという。原作は、単行本累計5,100万部を超える空知英秋の大人気漫画「銀魂」。SFと時代劇がミックスされた混沌とした世界に、人情、笑い、そしてド派手なアクションが繰り広げられる天下無敵の痛快アクションエンターテインメントだ。実写化にあたり脚本・監督を務めたのは山田孝之主演「勇者ヨシヒコ」シリーズ、鈴木亮平主演『HK/変態仮面』シリーズなどで高い評価を受ける福田雄一監督。キャスト陣には、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈をはじめ、長澤まさみ、岡田将生、柳楽優弥、中村勘九郎、吉沢亮、新井浩文、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、早見あかり、そして堂本剛と豪華ラインナップが実現。個性的なキャラクターの再現度の高さでも話題を呼んだ。7月14日より公開され、興行収入は38億円を突破し、2017年実写邦画No.1に輝いた本作(11月7日時点/興行通信社調べ)。「dTV」では、原作でも人気の高い「ミツバ篇」を映像化したオリジナルドラマが配信されるなど公開後も長く注目を集め、9月からは中国全土でも実写邦画作品としては史上最大規模で公開された。11月22日(水)からは本作のブルーレイ&DVDが発売となる。そんな中、本作の『銀魂パート2』(仮)が製作決定。公開は2018年夏休みを予定しており、1年越しに銀幕に“小栗・銀さん”たちが帰ってくることになるようだ。ブルーレイ&DVDリリース記念トークイベントにて小栗さんは「主役が僕じゃなくなっているとか?なるべく自分の出番、少ないほうがいいな。かなり豪華な出演者や、面白い話があるので」と話し、福田監督も「銀ちゃんがムロツヨシになっていたり、ちょっと変化球で(笑)」とおもしろ構想を披露。さらに、「『銀魂』は優秀な面白い話多いですからね。夏から台本書け書け言われていたが、全然書けなくて、でも満足できる台本書けた」と、すでに脚本ができていることを明かした。小栗さんは「本当に銀髪にしたくないんですよねー」と言いつつも「皆さん、楽しんでもらえるものを作りたい」と意欲をコメント。福田監督は、12月16日(土)、17日(日)に幕張メッセで開催されるジャンプフェスタにて「(ジャンフェスという)最高の場で、何かしら言えると思う」と期待を煽った。映画化された「紅桜篇」やドラマ化された「ミツバ編」以外にも人気の高いエピソードが目白押しの「銀魂」。一体どの物語が実写化されるのか?新キャラクターや演じる新キャストは誰になるのか?実写版『銀魂』の続報から目が離せない!(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年11月16日岡崎京子による漫画『リバーズ・エッジ』が実写映画化。主演に二階堂ふみを迎え、2018年2月16日(金)に全国で公開される。原作・岡崎京子、若者たちの生と欲望を鮮烈に描く繰り返されるリアルなセックスや暴力、日常を生きることに対する違和感など、若者たちの心の揺らぎをその作品の中で描いた岡崎京子。中でも雑誌「CUTiE」で1993〜94年にかけて連載された『リバーズ・エッジ』は、青春漫画の金字塔として熱狂的な支持を集める代表作の1つだ。若草ハルナ役に二階堂ふみ、山田役に吉沢亮自由に生きる女子高生・若草ハルナ役に二階堂ふみ、執拗なイジメに遭い、河原の死体を心の拠り所にしている同性愛者の山田役に吉沢亮、そして、死体の存在を共有するモデル・吉川こずえ役にSUMIREと、これからの日本映画の新時代を担う若手俳優たちが出演。そのほか、ハルナの恋人で山田をイジメる観音崎役の上杉柊平、山田への異常な愛を加速させる田島カンナ役の森川葵ら個性溢れる顔ぶれが、欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちのリアルな姿に体当たりで挑む。『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲が監督メガホンを取るのは、窪塚洋介が主演を務めた伝説的な作品『GO』や、社会現象も引き起こした恋愛小説の実写化作品『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られる行定勲監督。原作に深く魅了されたという行定監督は、映画の中にオリジナルの仕掛けを加えるとともに、新しい岡崎ワールドを披露する。主題歌は小沢健二による書き下ろし小沢健二が、自身初となる映画主題歌を担当する。楽曲は、完全書き下ろしの「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」。かねてより原作者の岡崎京子と親交があったことにより、夢のタッグが実現した。また、楽曲にはメインキャストの二階堂ふみと吉沢亮も参加している。なお映画『リバーズ・エッジ』は、第 68 回ベルリン国際映画祭においてパノラマ部門で正式出品される事が決定している。ストーリー「若草さん、今晩ヒマ?僕の秘密の宝物、教えてあげる」。若草ハルナ(二階堂ふみ)は、カレシの観音崎(上杉柊平)がイジメる山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。その一方で、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ(土居志央梨)と同姓愛者であること隠した山田に好意を寄せるクラスメイト・カンナ(森川葵)は過激な愛情を膨らませていく。作品情報映画『リバーズ・エッジ』公開時期:2018年2月16日(金)出演:二階堂ふみ、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、森川葵監督:行定勲脚本:瀬戸山 美咲原作:岡崎京子『リバーズ・エッジ』(宝島社)主題歌:小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」©2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
2017年11月10日二階堂ふみと吉沢亮による映画『リバーズ・エッジ』(2018年2月公開)の特報、及び場面写真が10日、公開された。同作は漫画家・岡崎京子の代表作を実写映画化し、行定勲監督がメガホンをとる。若草ハルナ(二階堂)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)がいじめる山田(吉沢)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。今回公開された特報は、映画の舞台になっている都会の夜の河原のシーンから始まり、ハルナがこずえに抱きしめられながら号泣するシーンや、観音崎が山田を殴るシーン、田島カンナ(森川葵)が「山田君!」と呼びかけるシーンなど、原作の中でも印象的なシーンが凝縮された特報となっている。さらに原作でもキーとなる「ボクの秘密の宝物 教えてあげる」という山田のセリフで締め括られる。場面カットでは、主要キャストが学校の黒板の前に整列。二階堂以外は、それぞれが別の方向を見つめ、映画のテーマになっている"青春の孤独"を感じさせる写真となっている。
2017年11月10日行定勲監督のもとに二階堂ふみ、吉沢亮ら実力派若手俳優が集結し、岡崎京子の代表作の映画化に挑む『リバーズ・エッジ』。時代・世代を超えて熱い注目を集める本作の特報映像と、象徴的な場面写真が解禁された。繰り返されるリアルなセックスと暴力、日常を生きることの違和感といった、若者たちの心の揺らぎを描き、熱狂的な支持を集めた漫画家・岡崎京子。その代表作であり、最高傑作との呼び声が高い「リバーズ・エッジ」が発表から20年の時を経て、満を辞して映画化される。このほど解禁となった特報は、 とある都会の夜の河原を舞台に、若草ハルナ(二階堂ふみ)がこずえ(SUMIRE)を抱きしめながら号泣する様や、観音崎(上杉柊平)が山田一郎(吉沢亮)を殴るシーン、田島カンナが「山田君!」と呼びかけるシーンなど、原作の中でも印象的なシーンが、行定監督ならではの映像美と、不穏な空気をたたえて表現されている。そんな映像のラストを締めくくるのは「ボクの秘密の宝物 教えてあげる」という山田のセリフという、原作ファンには堪らない構成になっている。また同時に解禁された場面写真では、二階堂さん、吉沢さん、森川さん、上杉さん、SUMIREさんが学校の黒板の前に整列。ハルナを演じる二階堂さん以外は、それぞれが別の方向を見つめ、本作のテーマとなる“青春の孤独”を深く感じさせるカットとなっている。どうしようもない欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちの姿を鮮烈に浮かびあがらせる本作。日本映画の新時代を担っていく華やかな若手キャストたちが魂をぶつけ合う様を、まずはこちらの映像から堪能して。『リバーズ・エッジ』は2018年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月10日人気ギャグ漫画『斉木楠雄のΨ難』を、『銀魂』や『勇者ヨシヒコの冒険』などヒットメーカーの福田雄一が映画化、誰にでもわかるど真ん中の笑いが決まりに決まり、好評上映中だ。○かなりの大物、山崎賢人斉木楠雄は超能力者。だが、その能力を周囲にひた隠しにしながら、高校生活を送っている。本人はひっそり生活したいのに、超能力のないひとたちのほうが騒がしく、大暴れして、楠雄はいつも巻き込まれてしまう。年に一度の大イベントである文化祭でもアクシデントが続出し、ついには地球滅亡の危機が。楠雄はそれを食い止める損な役回りを被る。楠雄の髪の色はピンクで、超能力によってそれを皆に気づかれないようにしていたり、目ヂカラが強すぎるため緑のサングラスで力を封印していたりと、いろいろ気遣いしている涙ぐましさを誰も知らない。楠雄はあくまでクールに振る舞う。騒がしいのは、彼を産み育てた両親と、学校の先生や生徒たちだ。騒がしい人たちをシニカルな目で見ている楠雄を演じているのは、山崎賢人(さきは、大が立)。今夏公開された『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない 第一章』の主人公・仗助役の記憶も新しい。漫画の実写化に欠かせない俳優といえば、ルパン三世、銀魂、花男(花より男子)……など代表作をもつ小栗旬が筆頭に上がるが、山崎賢人も負けてない。少女漫画から少年漫画まで幅広く漫画の実写化に寄与している。いまや、30代代表の小栗、20代代表の山崎といった感じか。山崎賢人ファンにはいまさら説明するまでもないが、2010年に俳優デビューし、2015年、国民的テレビドラマ、NHKの朝ドラ『まれ』ヒロインの相手役で全国区の人気を得た後、『ヒロイン失格』『orange-オレンジ-』『オオカミ少女と黒王子』ほか少女漫画の実写化作品に次々と出演し、多くの女性客を魅了した。10月期は、日曜日のテレビドラマの雄・日曜劇場『陸王』(TBS 毎週日曜21:00~)にもレギュラー出演中だ。少女漫画の憧れ男子を演じることだって誰もができるものではないが、少年漫画の仗助と斉木楠雄を演じることは、それよりもかなりのチャレンジ。山崎賢人、「すんっ」として見えて、かなり大物なのではないか。○なみなみならぬ精神性の持ち主彼がかなりのチャレンジャーであることは、『斉木楠雄~』の撮影中、毎日のように福田監督と食事をして、カラダが大きく大食漢の監督に対抗して、次々食べていたというエピソードからもわかる。「へんなところで挑戦してくるんですよね」(福田)「福田さんの胃袋に挑戦しようと思って」(山崎) (キネマ旬報NEXTvol.17より)対象がなんであれ、挑戦しようとカラダを張るなみなみならぬ精神性が、「すんっ」と澄ました顔の裏にたぎっているにちがいない。こわいもの知らずの狂犬(大げさに言ってみました)の彼が演じた仗助と楠雄の共通点といえば、難易度が高すぎて(注目度も高すぎて)、多くの人が尻込みしそうというところ。それと、ふたりは方向性が違うとはいえ、見た目がハデだ。山崎がすごいのは、実際いたらびっくりするような髪型や服装をいともたやすく着こなし、これは漫画ならではであって実写は難しいだろうという大方の予想を気にしないかのように堂々として見えるのだ。堂々というか飄々というか、どや!という力んだ感じが見えないのがいい。こわいもの知らずとは、字のごとく、こわいことを知らないからこそ、それをやすやすと超えることができるということでもある。○ほとんどしゃべらない斉木楠雄それにつけても斉木楠雄はすごい。上映時間中、ほとんどしゃべらない。正確にいえば、しゃべり続けているのだが、それはすべて後から録音(アフレコ)したモノローグなのだ。なにがすごいって、撮影している間、山崎賢人は、ほとんど黙っていたことになる。周囲が、過剰なまでにおばかなノリで大騒ぎしているのを見つめながら、笑うこともなく淡々とし続ける我慢大会を乗り切ることはやはり常人ではない。とはいえ、やっぱりつい笑ってしまいそうにはなったらしいが、耐え続けただけでも立派だ。しかも、ピンク色の髪に、妙な頭飾りと緑色のメガネというおかしな格好をして、ただただじっと立っている行為を、成立させてしまうのは、やはりある種の超能力である。伊達に少女漫画の実写化作で、壁ドンという妙技を決め続けてきていないな~と妙な感動と尊敬を覚えてしまった。『斉木楠雄』には、福田組常連で、芸達者の佐藤二朗やムロツヨシを筆頭に、ミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』で大躍進した賀来賢人、『銀魂』から『斉木楠雄』と続いて出演し吹っ切れまくった吉沢亮と橋本環奈などが出ていて、魑魅魍魎のごとく動き回っている。両親役の田辺誠一と内田有紀も弾けている。みんなの大熱演のなかで、ひとり涼しげに「すんっ」とし続け、決して埋もれることのない山崎賢人。これほどコストパフォーマンスの良い俳優は、なかなかいない。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年10月28日子どものそばには、切磋琢磨しながら一緒に成長できるバディ=相棒がいてほしいと思いませんか?小さい頃から遊んだ幼なじみ、園や学校で一緒に勉強やスポーツで競った同級生。ケンカしては仲直りを繰り返し、困難に直面した時は一緒に乗り越える。そんな、親友でありライバルでもある相棒の存在は、子どもの成長には欠かせません。そして、悪と戦う仮面ライダーにも、いつも相棒がいました。■初代・仮面ライダーのピンチを助けた仮面ライダー2号誕生秘話仮面ライダーといえば、たった一人で悪と立ち向かうイメージがありませんか? 実は、初代・仮面ライダーにも相棒の仮面ライダー2号がいました。実は、この仮面ライダー2号、初代を演じた藤岡弘、さんが撮影中のバイク事故で大ケガを追い、半年以上の休養が必要となったため、急遽、誕生したキャラクターでした。そこで、初代は海外のショッカーと戦いに行ったことに設定を変え、仮面ライダー2号が誕生したのです。しかし、2号を演じた佐々木剛さんが自動二輪の免許を持っていなかったため、藤岡さんのようにバイクに乗りながら「変身!」ができず、今となっては定番となっている変身ポーズが誕生したのだそうです。まさに、初代のピンチを相棒、2号が助けたわけです。藤岡さんのケガが完治した後は、初代・2号が共演するダブルライダーがしばらく続き、その後、2号は南米のショッカー勢力を追って旅立ちました。 ■涙なくして語れない! 平成仮面ライダーの相棒列伝2000年に復活したいわゆる平成仮面ライダーシリーズでも、主人公である仮面ライダーの相棒は重要なポジションを占めています。その代表格といえば、「二人で一人の仮面ライダー」という画期的な設定の『仮面ライダーW』。私立探偵・左翔太郎(桐山漣)と謎の少年フィリップ(菅田将暉)の2人が同時に変身ベルトを装着することで、1人の仮面ライダーに変身できるというのは、究極のバディ関係といえるでしょう。そして、『仮面ライダーフォーゼ』は、吉沢亮演じる仮面ライダーメテオをなくして語れません。フォーゼこと如月弦太朗(福士蒼汰)が通う天ノ川学園高等学校へと編入してきた朔田流星(吉沢亮)は、仮面ライダー部に入部するものの、実は潜入スパイというキャラクター。最初は、仮面ライダー部のみんなを「友情ごっこ」と見下していたが、「学校の生徒全員と友達になる」と公言してはばからない弦太朗の熱さや、彼を瀕死の重傷からよみがえらせた仮面ライダー部の絆を目の当たりにして、心を入れ替えます。実は、弦太朗と友達になりたかった自分に気づいた後半では、「返しても返しきれない借りがある」と、陰に日向に、からだをはってフォーゼを助けるメテオの変貌に、心打たれたファンも多いはず。その立場がまったく逆になったのが、続く『仮面ライダーウィザード』です。弱音をはかずなかなか仲間にも心を許さないウィザード(白石隼也)に対し、ビースト(永瀬匡)は「ファントム(=敵)を求めて旅をする風来坊」という設定通り、明るくあけっぴろげな自由人。自由奔放すぎて、ウィザードを助けるというより、迷惑をかけているほうが多かった印象ですが、ストーリー全体を覆う暗さの中では、一筋の光、癒しのようなキャラクターでした。『仮面ライダードライブ』では、主役のドライブ(竹内涼真)はさておいて、仮面ライダーマッハ(稲葉友)と仮面ライダーチェイサー(上遠野汰洸)の友情は、涙なくして語れません。過去の遺恨から、チェイサーを許すことができないマッハ。「俺とお前は“ダチ”にはなれないのか?」と問いかけるチェイサーを突き放しましたが、最終決戦でチェイサーの死を目の当たりにしたマッハの「こんなことになるなら『お前は俺のダチだ』って言えばよかった」の言葉に、テレビの前では何万人の涙腺が崩壊したに違いありません。■仮面ライダービルドの相棒は、いつ誕生する?さて、放映開始から2カ月の『仮面ライダービルド』。そろそろ相棒となる仮面ライダーの出現を期待してしまいますが、放送8回が終了した時点では、立場的には敵対するナイトローグやブラッドスタークしか登場していません。しかし、初回から登場しているビルドの相棒的存在、万丈龍我(赤楚衛二)の存在が気になります。仮面ライダーに変身してもいないのに、回を追うごとにどんどん強くなっているところは、ただ者ではない予感がします。前回は、とうとうブラッドスタークとサシで戦い、「どんどん強くなっているな。もうハザードレベル2.6(=感情の高まりとともに必殺技の威力が増すレベル数値)か」と言わしめました。さらに、「あいつ、万丈龍我なら、それが使える」といった意味深な言葉まで…。かたや、自分の記憶を取り戻し、パンドラボックスを解明したい戦兎(犬飼貴丈)。かたや、殺人犯の汚名を晴らしたい龍我。目的にズレがあり、たびたび衝突している2人ですが、龍我はビルドの相棒となるのでしょうか? 今後も見逃せません! ・『仮面ライダービルド』公式ホームページ
2017年10月28日90年代に発表され、いまもなお熱狂的な支持を集める岡崎京子の伝説漫画を、『ナラタージュ』の行定勲監督が満を持して映画化する『リバーズ・エッジ』。このほど、主演の二階堂ふみと吉沢亮が河辺にたたずむ、原作カバーを彷彿させるティザービジュアルと、場面写真が解禁された。このほどお披露目されたティザービジュアルでは、工場地帯に隣接する河辺に、この場所に拠り所を求める二階堂さん演じるハルナと、吉沢さん演じる山田の2人が配置され、力強い眼の光を放っている。作品タイトルと「平坦な戦場で、僕らは孤独になる」というキャッチコピーが躍るが、2人がたたずむ光景は、どこかで見た覚えが…?なんと原作のオリジナル復刻版(宝島社刊)のカバーを再現した、原作ファンにはなんとも嬉しいビジュアルになっている。さらに今回併せて公開された場面写真には、二階堂さん、吉沢さんのほか、森川葵、上杉柊平、SUMIREら、日本映画の新時代を担っていく華やかな若手キャストたちの姿も。『世界の中心で、愛を叫ぶ』『ナラタージュ』など恋愛映画の大作を手掛ける傍ら、『パレード』『ピンクとグレー』など、若者たちのひずみを鋭く切り取り、独特の映像美で高い人気を誇る行定監督がその魅力を余すところなく発揮した数々のシーンから、美しい本編を垣間見ることができる。どうしようもない欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちの姿を鮮烈に描く本作。20年の時を超えてスクリーンに浮かびあがる彼らの物語を楽しみにしていて。『リバース・エッジ』は2018年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月27日●自分の新しい一面を発見様々な作品で支持を受け、若手トップスターとして人気を誇る俳優・山崎賢人。新境地となるコメディに挑戦したのが、10月21日に公開され、公開2日で興行収入およそ2億円の大ヒットスタートを記録した映画『斉木楠雄のΨ難』だ。週刊少年ジャンプ連載の人気コミックを、福田雄一監督がメガホンを取り実写化した。生まれつき強力な超能力を持った斉木と、その周囲の濃すぎるクラスメイトたちの活躍を描いた同作では、クールな斉木が心の中でツッコミを入れる姿が肝となっている。初の福田組で、周りの演技を受け止める役割となった山崎に、同作での苦労や撮影の裏側について話を聞いた。○念願のコメディ作品に挑戦――今回は福田監督から指名とのことでしたが、初めての福田組はいかがでしたか?めちゃくちゃ楽しかったです(笑)。『勇者ヨシヒコの冒険』を観てから福田さんのファンで、ぜひご一緒したいと思っていました。2年前に福田さんが舞台を観に来てくださって、その時に「『斉木楠雄』やらない?」と言われて、「やります!」って即答です(笑)。そこから時は経ってしまったんですけど、『ヨシヒコ』の他の作品も観ていて、とにかく福田さんの笑いの世界があるので、「どうなるんだろうな」とワクワクしていました。「何か準備してったほうがいいですか?」と聞いたら、「何も! 何もいらない! 何も持ってこないで! 何もなくていいから!」と言われました。初日が、照橋さんの妄想のシーン。照橋さんが斉木を好きになっちゃうきっかけのシーンだったんですけど、(照橋役の)橋本環奈ちゃんの振り切り方がすごくて、「これはやばいぞ」と思いました(笑)。最初が「おっふ」(照橋の美貌に見とれた男子が驚嘆して思わず発する声)のシーンだったんですけど、「おっふ……」くらいかな、と思ってたんですよ。そしたら福田監督から「アワアワアワ~! 照橋さん! おっふおっふ!!」と、手と足一緒に動かすくらいの感じと言われて、「さすが、こういうことか」と思い、そこから振り切ることができました。――振り幅がすごかったですが、自分の新しい一面を見つけたというところはありましたか?とにかく、福田さんを笑わせたないなと思っていました。福田さんが笑ってくれてると安心したんです。福田組常連の賀来賢人さんからは「福田組は2回目からが怖いよ。何をやったら笑ってもらえるのかを考えていくと、怖くなる」と言われたので、早く2回目をやりたいです。もともとお笑いを見るのは好きで。サンドウィッチマンさんやロバートさんが好きで、すごいなと思っていたんですが、笑わせる側・見てもらう側の自分の姿は、新しい発見でしたね。映画を観て、何も考えずに笑えるのが1番幸せだと思うので、アトラクションに乗るような感じで来ていただければ嬉しいです。●斉木に近づく人は距離が近い○これまでのイメージがあるからこそ面白い――念願のコメディ作品とのことですが、山崎さんにとって『斉木楠雄』はどのような位置づけになりそうでしょうか?……代表作です(笑)。多分、僕のこれまで演じてきた役のイメージもあるからこそ、面白いと思うんです。集大成です(笑)。この作品をきっかけにまた、別のイメージを持っていただけるんじゃないかな、とも思っています。自分自身も楽しんでいきたいですし、いろいろなことに挑戦して行って、見てくださる方にも楽しんでいただきたいと思います。――斉木はずっと無表情ですが、演じる上で難しかったのはどのような部分でしたか?笑いを耐えることでした。吉沢亮、新井(浩文)さん、環奈ちゃん、賀来くん、ムロ(ツヨシ)さん。斉木に近づいてくる人たちは、みんな距離が近いんですよ。あの中で笑いを耐えるのは、結構きつかったです。賀来くんにはすごく触られてましたし(笑)。最終的には、体重を全部かけられましたからね……。スンってしていないといけないのに、賀来くんの体重がかかってくると僕の体も斜めになるから、それもちょっと面白くて。――橋本環奈さんもすごかったですよね。すごすぎました。あれだけ美少女なのに、あんな顔ができるんだ、みたいな。その顔する? と思いました。あの表情とナレーションのギャップがすごいんですよ。○吉沢亮がつられてしまう――共演者の方々と、どうやって演じるかといった相談をされたりしましたか?あまりなかったですね。斉木は心のなかでつっこんでいるので、掛け合いというよりは、みんなが仕掛けてくるのを、ずっと無表情で受け止めているような。静の演技の感覚です。斉木がスンってしてるから笑えるんですよね。――もし福田監督と2回目を一緒にするなら、もっと崩されたりするかもしれないですが、そこはいかがですか?何の抵抗もないです。本当に今回って、みんな役に合っていたと思うんですよね。吉沢亮なんか、「この役をやるために生まれてきた」と言っていたくらい(笑)。だから、もし次があるなら、自分はどういう感じなら笑ってもらえるんだろうな、と考えちゃいますね。もっと料理されてみたいし、自分でも準備していきたいです。ビジュアルに関してはどういうものでも、全然オッケーです! 新しい扉を開けに行きたい。――それでは最後に、「このシーンが1番笑いがこらえられなかった」など、オススメシーンがあれば教えてください。海藤(吉沢)と、燃堂(新井)の屋上のシーンかな。笑いをこらえるのが、とってもきつかったです(笑)。俺が笑いまくってしまったので、最初は完璧にやっていた吉沢亮が釣られちゃって。「こいつら、文化祭を襲う気だあ!」というセリフを、笑いながら言ってしまっていて、申し訳なかったです。――今の言い方、かなり海藤でしたね。海藤、好きなんです(笑)。●【プレゼント】山崎賢人サイン入りチェキ<応募〆:11月1日>山崎賢人のサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2017年10月27日から2017年11月1日23:59まで■内容:山崎賢人サイン入りチェキプレゼント■当選人数:1名様■応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 <個人情報取扱いについてのご注意> 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2017年10月27日出演作が目白押しの人気者、橋本環奈さん主演の映画『斉木 楠雄 のΨ難(さいきくすおのサイなん)』が10月21日から全国ロードショーで公開。撮影の様子をインタビューしました。橋本環奈ってヤバイ人なのかな、って思われたら本望。「まだ経験したことのない役も多いので、チャレンジするという心を忘れてしまったら、者としてはそれまでかな、と思う。そういう意味でも、このインパクトが強い照てるはしここみ橋心美役は、本当にいい経験でした」今年一年で、主演を含む3本の映画、さらにドラマにもレギュラー出演し、女優としての頭角を現している橋本環奈さん。この夏、大きな話題を集めた映画『銀魂』では、破天荒なヒロイン・神楽を演じ、その見事なバトルアクションなどが注目されたばかり。そんな『銀魂』のクランクアップから2週間も経たずに、照橋心美役をつとめた映画『斉木楠雄のΨ難』の撮影はスタートした。「監督は『銀魂』と同じ福田(雄一)さんで、出演者も新井浩文さん、吉沢亮さん、ムロツヨシさん、佐藤二朗さんが一緒だったので初日から、現場は和気あいあい。完全にコメディという作品はこれが初だけど、監督が丁寧な指導をしてくださったので、不安はありませんでした」本作は、生まれながらに超能力を持った高校生の斉木楠雄(山﨑賢人)が、毎日のように災難に巻き込まれるという『週刊少年ジャンプ』に連載中の人気ギャグ漫画。「笑いの細かい部分にまでこだわる監督なので、現場で役者陣は、まず監督やスタッフを笑わせたい、という思いで、それぞれ全力でやっていました。誰もが終始笑いをこらえるのに必死だったんですが、斉木楠雄は常にドライで無表情なキャラなので、(山﨑)賢人くんは、一番大変だったと思います(笑)。個人的に好きなキャラは、新井浩文さん演じる燃堂力。とくに何も考えていない時のバカそうな表情をする新井さんは、本当に燃堂に見えることがあったんです。それを演じるのって難しいし、すごいな、って。もし続編があれば、(原作では)同じ顔をしている燃堂のパパとママも、新井さんが1人3役でやってほしい!」主要登場人物がほぼ男性というなかで、照橋心美はまさに、舞台となるPK学園のアイドルである。「いつでも自信たっぷりで、自分のことを宇宙一可愛いと思っていて、『思い込みじゃなくて事実なの』なんて言ってのけちゃう照橋さんは、その突き抜けすぎちゃってるところが面白い。表は絶対的なアイドル、裏では斉木の気を引こうと必死なのに空回りしちゃう純粋な部分もあったりして。でも基本的にいつでも自信があるから、キラキラしていて可愛いんだろうな、って思います。だって、自信を持って堂々と立っている人の方が、下を向いて座っている人よりもキレイに見えるじゃないですか。自信は魅力につながると思うんです。だから私も、その時の作品や役柄を大事にして、経験をコツコツ積み重ねて、自信をつけていこうと思っています。劇中では白目も剥くし変顔もバンバンするから、公開日が少し怖いんですけど、でも橋本環奈はヤバイと思われたら、女優として本望ですね」最後に、橋本さんの、最近の災難とは?「毎日楽しくて、幸せすぎて…災難どころか悩みもないかも(笑)」◇はしもと・かんな1999年2月3日生まれ。2017年は主演映画『ハルチカ』をはじめ、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』、ドラマ『警視庁いきもの係』など、出演作が目白押し。ワンピース¥52,000(WHOLE9YARDS/H3Oファッションビュロー電話03・712・6180)◇生まれつき超能力を授かった斉木楠雄が、文化祭でトラブルに巻き込まれ、まさかの地球滅亡の危機にまで発展!?脚本・監督/福田雄一出演/山﨑賢人、橋本環奈、新井浩文ほか10月21日より全国ロードショー。※『anan』2017年10月25日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・鈴江英夫(H)ヘア&メイク・森本淳子(GON.)インタビュー、文・若山あや(C)麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会(by anan編集部)
2017年10月21日俳優の山崎賢人と女優の橋本環奈が10月21日(土)、都内で行われた映画『斉木楠雄のΨ難』の公開初日舞台挨拶に参加した。「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中の漫画家・麻生周一による原作コミックを、脱力系コメディ・シリーズ「勇者ヨシヒコ」や大ヒット映画『銀魂』で知られる笑いの鬼才・福田雄一監督がまさかの実写映画化。妄想を炸裂させるヒロインを演じた橋本さんだが「実は本編をまだ見ていなくて…チェックさせてもらえていない」と驚きのカミングアウト。福田監督からは「(今回の橋本さんには)コメディエンヌぶりを超えた何かがある。観客のみんなもびっくりしたと思う。口を大きく開けた後の顔の揺れが凄い。しかも白目。知り合いから“女の人の口の奥をあそこまで見たのは初めて”と言われた」と熱演大絶賛で、当の橋本さんも「関節を揺らすことが大事なんです」と嬉しそうだった。ところが福田監督は「まあ、CGで消すところは消したけどね!」とネガティブ暴露で、橋本さんは「そういうこと言わないで!すぐにTwitterで書かれるから!」と喜び一転、大慌て。さらに福田監督は映画『銀魂』の際に橋本さんが言ったという「自分に鼻毛があることを初めて知った」という発言を引き合いに出して「鼻毛も生えてるだろうが!どこまでアイドル発言なんだ、バカ!」と口撃。それに賀来賢人が「(橋本さんは)生えてないんだよ!」と謎の助け舟を出すと、橋本さんも「ないです!」と高らかに宣言し、「はい、次に行きましょう!」と福田監督からのイジリを見事交わしていた。この日の舞台挨拶には、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、ムロツヨシも参加。コメディ初挑戦の山崎さんは「撮影中は本当にやばかったですね。ムロさんのシーンは…」というと、名前の挙がったムロさんは「一番に俺がきたね!みんな、耳を澄ませて!その中身は何?」と大興奮。その第一声に注目の集まった山崎さんだったが「…笑いました」とポツリと天然一言で、登壇者全員をずっこけさせていた。そんな山崎さんは、福田監督から「地球最後に食べたいものを聞いたら“イナゴ”と答えた。彼は笑いの天才」と素質を認められていた。『斉木楠雄のΨ難』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年10月21日俳優の山崎賢人が21日、都内で行われた主演映画『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)公開初日舞台挨拶に、共演の橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、福田雄一監督とともに登場した。同作は、麻生周一による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを実写化。生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄(山崎)が、自身の周囲に集まった個性的な面々が巻き起こすトラブルに巻き込まれていく。『HK 変態仮面』『銀魂』などジャンプ作品実写化でもおなじみの福田雄一監督がメガホンを取る。吉沢は、同作の笑ったシーンについて、「環奈ちゃんの妄想の中で賢人が暴れてるところ」と明かす。「本来の、素の山崎賢人がいると思って」と語ると、福田監督も「『心の臓が止まっちゃうよ』の顔が好き」と同意。司会の日本テレビ 笹崎里菜アナウンサーが「ここでやってもらってもいいですか」と無茶振りすると、福田監督から「後でスターダストに怒られますからね!」と危惧されながらも、山崎は「心の臓が、止まっちゃうよ~!」とシーンを再現した。また、中二病の役を演じた吉沢には「『漆黒の翼』やってほしいな~」と福田監督から無茶振り。吉沢はその場で「コードネーム! 漆黒の翼」と完璧に再現して見せ、周囲からも「めちゃくちゃいいな声が!」「ちゃんと間をとるな!」と感心されていた。吉沢は「撮影した時からアフレコが1年後くらいだったんですけど、全部体が覚えてたんですよ」と、”漆黒の翼”への馴染み具合を明かした。また山崎と名前がかぶっているために「賀来ポンタ」を名乗ることになっている賀来も「ん~ポ~ン!」と叫ぶも、会場は微妙な空気になり、賀来に無茶振りをしたムロが謝る事態に。新井には、作中で橋本を見た男子が思わず発してしまう「おっふ」という言葉がリクエストされ、新井は自然に会話に織り交ぜた「おっふ」で会場を沸かせた。さらに山崎もハイテンションの「おっふ」を披露。イケメン役の多い山崎のはじけた姿に、「天才!」と声がかかっていた。
2017年10月21日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回は『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)に主演の山崎賢人(23)について、福田雄一監督に話を聞いていく。山崎は2010年に俳優デビュー、『管制塔』(11)で映画主演デビューを果たした後、様々な作品で活躍する。2015年には、NHK連続テレビ小説『まれ』で幅広い人気を獲得。また『ヒロイン失格』(15)、『orange-オレンジ-』(15)で第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。最新作となる映画『斉木楠雄のΨ難』では、タイトルロールとなる超能力高校生・斉木楠雄を演じる。○山崎賢人の印象この漫画を読んだ時に、「山崎賢人しかいない」と思い、そう思ってしまったばかりに、なかなかクランクインできませんでした(笑)。山崎くんが忙しすぎるために、全然、スケジュールが組めなくて。もう別の人でやるしかないんじゃないか、という所までいったんですけど、頑として山崎賢人でやることを譲りたくありませんでした。それは嫁に言われたから、というのもあるんですけど(笑)、ビジュアルやキャラを考えた時に、日本中を見渡しても山崎賢人が1番うまくやるだろうなと思っていましたし、映画を観てもらえればわかっていただけると思います。思っていたイメージと1ミリも間違いなかったことは現場でもわかったし、単純に明確に言えばこの役に合っていたということですね。僕が山崎賢人の"や"の字も知らない時から、嫁が「山崎賢人っていいよ」と言っていました。基本的にうちは嫁なんです。うちの嫁はだいぶ嗅ぎつけるのが早かったですよ。「いいから見てみ」と言われても、今のようにたくさんの作品に山崎くんが出てなくて、何を見ればいいのかもわからなかったほどですから。僕みたいな年齢のおじさんが見るドラマじゃないけど、「どうしても山崎賢人と吉沢亮の芝居を見ろ」って、毎週『水球ヤンキース』を見せられました(笑)。それくらい、山崎くんが10代の頃から見ていました。○撮影現場での様子やりやすいと思ったのは、山崎くん自身が楽しんでいてくれたから。基本的にはクールな斉木が、照橋さん(橋本環奈)の想像の中では崩れる、という遊びをやりたかったんですよ。今まで確実にやったことがないことだろうから、そのトライを自分なりに楽しんでくれたことは作品にとっての収穫でしたし、今まで山崎くんを見てきた方からすれば新しい山崎賢人でしかないから、そこを出せたのは、僕にとっては「どうだ」っていう感じですね。やっぱり山崎くんのキャリアを考えた時に、新しい山崎賢人を見せたいという所がありました。そういうのを、楽しいと思ってくれない、「苦手だ」という人もいると思うんです。でも、山崎くんが楽しいと思ってくれていることは、初対面の時からずっと感じていました。案外やらせてもダメかも、とか、ふざけすぎちゃって逆に面白くなくなるかも、というパターンもあるんです。山崎くんは、いい塩梅を見せてくれました。○映画『斉木楠雄のΨ難』でのおすすめシーンやっぱり、照橋さんの妄想の中で、はじけているシーンですね。山崎くん自身の遊びが効いているシーンとして、大きいです。あとの絡みは割と受けの芝居ですから。ちゃんと受けるというのが『斉木楠雄』の1番のキーポイントなんですけど、今まで見たことがない山崎賢人を、と思うと照橋心美絡みのシーンが一番面白いですよね。
2017年10月20日人気コミックを実写化した『斉木楠雄のΨ難』に出演している俳優の山崎賢人、賀来賢人、ムロツヨシの3人が、10月18日(水)今夜放送される日本テレビ系「今夜くらべてみました」にゲスト出演する。番組初登場となる3人とMC陣によるトークに注目!本番組は徳井義実、後藤輝基、SHELLY、指原莉乃の4人がMCを務め、ある共通点を持ったゲストを招いてトークで盛り上がるバラエティー。今夜のゲスト、山崎さんといえば番組MCの指原さんが大好きな俳優。ついに憧れの山崎さんと対面した指原さんがどうなるのか。完璧なビジュアルを誇る山崎さんの「朝起きられない」「忘れ物が多い」など“天然キャラ”な一面も明かされる。さらに幅広い役柄をこなす賀来さんは友だちがいなかった学生時代のエピソードなど、山あり谷ありの波乱万丈な人生とは!?そして圧倒的存在感で印象を残すムロさんだが、常に人の顔色を気にして生きてきたそう。とにかく無表情な人が苦手だというムロさんとMC陣のトークにも注目。今回のゲストの3人が出演している『斉木楠雄のΨ難』は「週刊少年ジャンプ」にて連載中の大人気ギャグコメディの実写版。生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して高校生活を送る、斉木楠雄。毎年恒例の一大イベント、文化祭でなぜか斉木に想いを寄せる妄想しまくり美女や、超能力でも気配が読めないぐらいのバカなど、ワケありのクラスメイトたちがムダにカラんで、災難が次から次へとふりかかりまくる。ただ普通に生きたいだけなのに、何かの陰謀か?やっかいな恋と友情、そして超能力が吹き荒れる!そして、まさかの地球滅亡!?斉木は地球滅亡の危機を乗り越えることが出来るのか――。主人公・斉木楠雄役には数々のコミック原作映画で主演を務めてきた山崎さんを迎え、斉木に想いを寄せる照橋心美役に橋本環奈、そして賀来さん、ムロさんのほか、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、佐藤二朗らが出演。脚本&監督は『銀魂』の福田雄一。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。「今夜くらべてみました」は10月18日(水)21時~放送。(笠緒)
2017年10月18日玉木宏が主演を務め、芥川賞作家・中村文則による「ウォール・ストリート・ジャーナル ベストミステリー10小説」選出の小説を映画化した『悪と仮面のルール』。このほど、“悪”に染まった玉木さんや新木優子&吉沢亮らキャストが顔をそろえる予告編映像が完成、さらに注目シンガー・Uruが手がける主題歌もお披露目された。世界で注目を集める人気作家の傑作小説を、玉木さんや新木さん、吉沢さん、中村達也、光石研、村井國夫、柄本明と、若手からベテランまで豪華キャストで映画化することで話題を呼んでいる本作。予告編は、11歳の主人公・久喜文宏が、父・捷三(村井國夫)から、自分はこの世に災いをなす絶対的な悪として創られたことを告げられるシーンから始まる。やがて、父が自分を完全な“悪”にするために、初恋の女性・香織に危害を加えようと企てていることを知り、父を殺害して失踪する文宏。そして、映像は1人の男が顔の包帯を外すシーンに転換。現れるのは、失踪から十数年後、整形手術を施した久喜文宏(玉木宏)の顔だ。顔を変え、過去を捨てた文宏は、別人・新谷弘一として探偵・榊原(光石研)に依頼し、再び初恋の女性・香織(新木優子)に近づく。彼の目的は、影から香織を守ること。文宏は香織を守るためであれば手段を選ばず、相手はもちろん自分の命さえ投げ出す冷酷な殺人者として行動を始めるが、文宏の帰還を知った兄・幹彦(中村達也)や、日本を騒がせているテログループのメンバー・伊藤(吉沢亮)が現れ、香織を狙い始める…。さらに、文宏の目の前に刑事・会田(柄本明)が現れる。「あなたの周りは、よく人が死にますねぇ…」「目的は1つ、1人の女性を守りたかっただけ…」そう言い寄る会田に、文宏は「だとしたら、狂ってますね」と言い捨てるが…。過去を捨て、初恋の人のために殺人を続ける文宏の狂気と悲しみが伺える本映像。実力派俳優陣が演じる強烈なキャラクターたちが織りなす、サスペンスフルな展開に期待十分。また、映像では、Uruによる主題歌「追憶のふたり」も初披露。神秘的な存在感で“謎のシンガー”として注目を集め、話題のドラマ「コウノドリ」の主題歌も担当するUruさん。本作のための書き下ろされた楽曲は、聴く者を包み込むような歌声が、壮大なサスペンスを彩り、“殺人者”文宏、そして彼が全てを懸けて守ろうとする女性・香織の運命に寄り添い、物語をさらに盛り上げる。「お前、人間恨んでるだろ」「もう、お前に幸福はない…」。文宏が背負った壮絶な運命を示す言葉と、苦悩する文宏の姿。“悪”になるために創られ、過去を捨てた男が、それでも生きる本当の理由とは?自らの運命に対峙し最後に下す決断とは?哀しい殺人者の心に潜む闇と、愛に生きようとする切ない想いが交錯する壮大なサスペンス&切なすぎるドラマが幕を開ける。『悪と仮面のルール』は2018年1月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月17日松岡茉優演じるヒロインが、“脳内片思い”と“リアル恋愛”の2人の彼氏(?)の間で揺れながら、傷だらけの現実を突き抜ける暴走ラブコメディ映画『勝手にふるえてろ』。本作の原作者である芥川賞作家・綿矢りさが、原作小説を執筆の際、あの王道少女漫画「ママレード・ボーイ」に着想を得ていたことを明かした。本作の原作は、2001年に「インストール」でデビュー、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を史上最年少の当時19歳で受賞した、綿矢りさによる妄想力爆発の恋愛小説。主人公ヨシカを、ドラマ「コウノドリ」をはじめ、映画やテレビに大活躍中の松岡さんが映画初主演で務めあげ、『恋するマドリ』などで現代の女性を優しい視線で描いてきた大九明子監督のもと、コメディエンヌとしての才能を存分に開花させた。松岡さん演じる24歳のOL・ヨシカについて、綿矢さんは「頭の中の暴走具合がすごいことになっている、前のめり性格の“暴走女子”」と評し、演じた松岡さんに「笑えたし、観た後に明るい気持ちになれて、私のなかではもうヨシカ=松岡さん」と絶賛を贈る。劇中、ヨシカは突然会社の同期「二」(渡辺大知)に告白され、突然“リアル恋愛”が舞い込んでくるが、ネジ曲がった乙女心を持つヨシカは“リアル”と“妄想”の恋の間に暴走してしまう。綿矢さんは、「“自分の憧れの人”と“自分を好きだと言ってくれる人”が登場する物語というのは少女漫画の王道」と語っており、原作の執筆をはじめる際に「自分の世代の王道少女漫画『ママレード・ボーイ』がすぐに思い浮かんだ」と言う。「ママレード・ボーイ」(原作:吉住渉)といえば、1992年~1995年に集英社「りぼん」で連載されていた少女漫画で、アニメ化やTVドラマ化(台湾)もされ、三角関係漫画の代名詞といえる“王道”。先日、桜井日奈子と吉沢亮という最旬キャストにより、実写映画化も発表されたばかりだ。「クールな男の子に惹かれるけれど、そうじゃない人と一緒になったほうが楽だし、心の安定度にもつながりそうだな…」という、まさに三角関係のはじまりが浮かび、その話を小説で書いてみたいと思ったのが、そもそものきっかけだったと綿矢さん。少女漫画の金字塔に着想を得て執筆され、最強のヒロインと監督を迎えて実写化された本作。キラキラはしていないけど、“リアル”と“妄想“の恋の間で暴走し続け、もがき続けるヨシカの姿に、なぜか勇気づけられ、スカッとさせられるに違いない。『勝手にふるえてろ』は12月23日(土・祝)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月17日10月16日(月)今夜オンエアされる「人生が変わる1分間の深イイ話/しゃべくり007」。その「しゃべくり007」パートに、数々の映画、ドラマで活躍し『斉木楠雄のΨ難』の公開も控える俳優のムロツヨシがゲスト出演。また桑田真澄の次男でモデルのMattも初登場する。今年だけでも「スーパーサラリーマン左江内氏」をはじめ「ハロー張りネズミ」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、この夏話題となった『銀魂』といった作品でその独特の演技と個性を発揮し続けるムロさん。そんなムロさんが今回「しゃべくり」で展開するトークは結婚願望や意外な恋愛観など。スタジオではしゃべくりメンバーを相手に女性とのやり取りを再現するという。またムロさんが一番会いたかった人がスタジオに登場!?さらに今夜が初登場となるMattさんは父・桑田さんが「芸能活動をどう思っているか」など、父とのエピソードを語るほか、Matt流メイク術を披露。「深イイ話」パートでは卓球選手・平野美宇の母、平野真理子、亀田和毅の超美人妻・シルセ、アメリカ・マイアミ出身の歌手兼モデル、セリーヌ・ファラクらに密着する。今夜のゲストであるムロさんが出演している映画『斉木楠雄のΨ難』は、10月21日(土)より全国にて公開。本作は「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中の麻生周一による同名コミックを原作に、主演にはコメディ初主演となる山崎賢人を迎え、「勇者ヨシヒコ」シリーズや『銀魂』の福田雄一が脚本・監督を手がけ実写化。生まれながらに与えられたとんでもない超能力を隠して高校生活を送る、斉木楠雄。毎年恒例の一大イベント、文化祭で、なぜか斉木に想いを寄せる妄想しまくり美女や、ワケありのクラスメイトたちがムダにカラんで、災難が次から次へとふりかかりまくる。やっかいな恋と友情、ただ普通に生きたいだけなのに、まさかの地球滅亡の危機が!?斉木は地球滅亡の危機を乗り越えることが出来るのか…。斉木に想いを寄せる照橋心美には橋本環奈、斉木の相棒を自称するバカ・燃堂力には新井浩文、さらに吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロさん、佐藤二朗ら豪華キャストが競演する。「人生が変わる1分間の深イイ話/しゃべくり007」は10月16日(月)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年10月16日10月21日公開の映画『斉木楠雄のΨ難』で、念願のコメディ作品に初主演する山崎賢人さん(「崎」は正しくは「たつさき」)。超能力を持ちながら、ひたすら普通の生活がしたいと望む主人公・斉木楠雄を演じています。笑いをこらえるのに必死だったという笑顔あふれる現場で作られた作品は、当然ながら爆笑必死の最高傑作。青春もの、胸キュンもの…数々の作品に出演し、役者としての経験を重ねてきた山崎さんに、コメディならではの難しさ、殻を破った新たな自分について語っていただきました。■福田監督の“笑い”のこだわりに衝撃! 「これはやべぇぞ!」――今回、福田雄一監督からのご指名で初タッグが実現したそうですね。「勇者ヨシヒコ」シリーズを観てから、僕も福田さんとご一緒したいなと思っていました。3年くらい前に福田さんが舞台を観に来てくださって、そのときに「『斉木楠雄のΨ難』っていうのがあるんだけど、やらない?」と直々に声をかけていただき、「やります!」と(笑)。――即答ですね(笑)。福田組について、撮影前のイメージはいかがでしたか?福田さんの世界にはとにかく“笑い”があるので、「どうなるんだろうな」って自分自身ワクワクしながら衣装合わせに行きました。撮影に入る前、監督に「僕、なんか準備して行った方がいいですか?」と聞いたら、「何もいらない。何も持ってこないで」と言われて…。――実際の撮影に入ってからはいかがでしたか?撮影初日が、(橋本環奈演じる)照橋さんが斉木を好きになるきっかけとなる夏休みのシーンだったんです。そのときの環奈ちゃんの振りきり方がすごすぎて。鼻の穴も広げるから、「そこまでやるの!?」と。斉木楠雄の心の声(かなりクール)とのギャップもあるので、内心これはやべぇぞって(笑)。斉木の妄想シーンの最初は「おっふ」(美少女の照橋を見た男性陣が、頬を赤らめながら口にする言葉)だったんです。「(軽く手を上にあげて)おっふ」くらいの感じかなと思っていたら監督が、「(両手をバタバタ上下に動かして)あわあわあわ…照橋さん、おっふ、おっふ」って(笑)。「監督さすがっす!」。やっぱり違うって思って、そこから吹っ切れましたね。 ■笑いをこらえるのに必死の撮影現場――「早く2回目がやりたい」――すごく楽しそうな撮影現場ですね。めちゃくちゃ楽しかったです。斉木は(無表情で)スンっとしているのですけど、周りのみんながすさまじいので、笑いを耐えるのがすごくキツかったです。超楽しかったんですけど(笑)。撮影中は、とにかく「福田さんを笑わせたいな」と思っていました。福田さんが笑ってくれると安心というか…。でも福田組常連の賀来(賢人)さんには「福田組は2回目からが怖いよ」って言われて。「何をやったら笑ってくれるのかって考えていくうちに、やばくなるぜ」と。だから早く2回目がやりたいです。――2回目以降、さらにいろいろなことを要求されそうですが…。何も抵抗もないです! デビュー作でも、裸でデッサンされてますし(笑)。今回、みんなそれぞれが本当に役に合っています。(海藤瞬役の)吉沢亮くんも「この役をやるために僕は生まれてきた」みたいな話をするくらい。逆に自分は、次にどういう役を演じれば笑ってもらえるんだろうなぁとか思っちゃいますね。――今後もコメディについては、料理されてみたいという感じですか?料理されてみたいし、自分でも準備していきたいですね。ビジュアルに関しては、どんな要求をされてもまったく問題ないです。――今回、「新しい扉を開けてしまった…」という感じですね。そうですね、開けに行った感じです!――では、撮影をとおして発見した、自分の新たな一面はありますか?「笑いに対する貪欲さ」は発見かもしれません。お笑い番組を見ていても、やっぱり芸人さんはすごいなって思います。たとえば、サンドウィッチマンさんとかロバートさんとか…。ロバート秋山さんの『クリエイターズ・ファイル』はかなり見ていて、ツボですね。すごく好きです。――映画の中で、笑わせる立場を経験できましたね。「笑える」って、一番幸せなことだと思っているんです。週末にレジャー施設のアトラクションに乗るような感じで、「遊びに行かない? 笑いに行かない?」って。だから映画を観て楽しめて、笑えるというのは魅力的ですよね。■山崎賢人の集大成! いままでのイメージがあるからおもしろい――念願のコメディ作品ですが、ご自身にとってどんな作品になりそうですか?代表作です!(笑)――(笑)。これまでの山崎さんのイメージとは違うと感じました。いままでのイメージもあるからこそ、壁ドンのシーンとかもおもしろいんじゃないかなと思っています。照橋さんの「『ヒロイン失格』も『オオカミ少女と黒王子』も観てねぇもんな!」っていうナレーションのあと、斉木が壁ドンしたら校舎が崩れる…みたいなシーンがあるんです。そんなところにこれまでの出演作が生かせたことを考えたら、やっぱりこの作品が集大成ですね(笑)。――クールを飛び越えて無表情という斉木を演じる上で、一番難しかったのは?笑いをこらえるっていうところですね。斉木に近づいてくる人は、みんな距離が近いんですよ。賀来さんには、顔をすごく触られていましたし。窪谷須(賀来賢人)は、メガネを外すと、まったく目が見えないから、斉木にすごく寄りかかってくる。最終的には、窪谷須に体重を全部かけられるんだけれど、そのおかげで斉木の眼鏡がズレてくるのがおもしろくて。でも斉木はスンってしてなきゃいけない。監督からも「メガネがズレるから、それを無表情で直してこう」と言われて「はい、わかりました」って(笑)。あの中で笑いをこらえるのは、結構キツかったです。――では、とくにオススメのシーンを教えてください。海藤と燃堂(新井浩文)との屋上のシーンかな。もう笑いをこらえるのが大変だった。吉沢くんも最初は完璧にやっていたのに、俺の笑いにつられてしまって最後の最後で笑っちゃったりして。ちょっと申し訳なかったです。――山崎さんも、吉沢さん演じる海藤役も似合いそうですね!海藤のキャラ好きです、笑いのツボ的に。ずっと吉沢くんと「海藤やばいよね」って話していました。――現場の中で、共演者の演技などから「斉木楠雄」に生かしたことはありますか?みんなそれぞれのキャラの笑いがあったと思います。これだけおもしろい人がいる中で、斉木は妄想シーンとかだけで笑わせるのは難しいですよね。でも、斉木がやるとおもしろくなるんです、ふだんスンとしているから(笑)。だから共演者の演技に影響されるというよりは、斉木は斉木なままでいるという感じがしました。――共演者のみなさんと、演技についてお話しされましたか?みんなが仕掛けてくるけど、斉木は心の中のツッコミなので、芝居での掛け合いはあまりなかったです。だから演技について話すというよりも、(自分の感覚的にも)心の中でツッコんでる感じで。観客って言うと語弊があるかもしれませんけど、別のところから自分を観ているような感覚で演じていました。――ちなみに、山崎さんが使ってみたい超能力は?心の声は読みたくないなって思いますけど…。何か物を動かすっていうのが最高ですね。布団とかに寝ていて、テレビのリモコンにちょっと手が届かないときに、超能力を使って手元に移動させる。でも斉木だったら、そのまま「ピッ」ってテレビ点けられそうですけどね、リモコンとか使わなくても(笑) ■斉木と真逆の学生時代! 周りに「左右されまくりです(笑)」――斉木の周りには変わった友達がいっぱい集まってきますが、山崎さんの学生時代はどうでした?自分がふざける方で、ツッコミではなかったですね。でも、イジられるのは好きじゃなかったかな。みんなで一緒にふざけてたって感じかな。――斉木と似ているところはありますか?ないです(笑)。たぶん…でも、もしかしたらなんとなくは似ているところがあるかもしれないですね。――斉木は周りに左右されない感じの男の子ですが?僕は、左右されまくりです(笑)。――(笑)。では、いまになって学生時代にやっておけばよかったと感じることは?もっと楽しめばよかったなっていうのはありますね。けれどその分、何度も高校生役をやらさせていただいているので、ラッキーだなって思います。――斉木は友達も個性的ですが、バカップルとも言える両親も印象的でした。あんな両親に育てられたら、ご自身だったらどんな風に成長すると思いますか?う~ん、ツッコミ的な冷静な感じにはなりそうですよね。いや、ならないかなぁ…自分もバカになっちゃうかも(笑)。でも愛し合っている理想の夫婦かなとは思います。――それでは最後に、仕事に育児に頑張っているママたちへのメッセージをお願いします。いつもお疲れさまです! この作品は、年齢とか性別とか、何にも関係なく、みんなが楽しめる映画だと思います。難しいことを考えずに、とにかく笑える。笑えるって、すごく幸せなことだと思うので、何も考えずに劇場に行ってもらえたらうれしいです。取材中に発生したちょっとしたアクシデントに、「斉木楠雄のΨ難だ!」と周囲をキョロキョロ見渡すなど、茶目っ気たっぷりだった山崎さん。さまざまな役柄を演じてきた彼の集大成とも言える『斉木楠雄のΨ難』は、大人も子どもも大爆笑間違いなし。ぜひとも親子で、劇場に足を運んでみてくださいね。映画『斉木楠雄のΨ難』生まれながらに超能力を与えられた斉木は、普通の生活がしたいと切実に望んでいた。だが、彼の周りには次から次へとワケありクラスメイトたちが集まってくる。舞台は年に一度の文化祭。斉木は、災難だらけの一日を無事にやり過ごすことができるのか…!?出演:山崎賢人 橋本環奈 新井浩文 吉沢亮 笠原秀幸/賀来賢人 ムロツヨシ 佐藤二朗 脚本・監督:福田雄一 原作:「斉木楠雄のΨ難」麻生周一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載) 公式サイト:
2017年10月13日アミューズの若手俳優によるファン感謝祭、通称『ハンサム』が今年も12月25日(月)から27日(水)まで東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われる。2005年に始まり、三浦春馬や佐藤健らも参加してきた年末恒例行事が、今年は『HANDSOME FILM FESTIVAL 2017』と題し、新たなチャレンジを行う。小関裕太、富田健太郎、正木郁、溝口琢矢に話を聞いた。HANDSOME FILM FESTIVAL 2017 チケット情報昨年までのLIVE中心から、フィルム(映像)が中心となる今年の『ハンサム』。脚本・構成に鈴木おさむを迎え、映像クリエイター7人とコラボレーションしてつくる映像とともに企画を展開するといい、彼らの本業・俳優の姿が全面に出る内容になりそうだ。今年の出演者は、石賀和輝、石原壮馬、太田将熙、甲斐翔真、金子大地、神木隆之介、小関裕太、富田健太郎、正木郁、松岡広大、溝口琢矢、吉沢亮(※石賀は25日、松岡は26日のみの出演)。20~24歳(公演時)という同世代が揃った。小関は「今回は“僕らの時代”という気持ちがすごくあります。先輩方から受け継いでいるもの、ハンサムへの愛も持ちながら、ワクワクする新しいハンサムのあり方を、この年代でつくりたいです」。映像で共演することを「楽しみ」と語る4人。溝口は「初めに“フィルム”って聞いたときは普段の仕事と一緒だと思いました。でもそうじゃない。鈴木おさむさんと映像クリエイターの方々というものすごいお力添えに対して、経験の浅い僕らはきっと全員で“一枚岩”となって戦うことでやっと成立するんじゃないかと思うんです。通常、映像の仕事で共演者に関与するってほとんどないので、(“一枚岩”になることで)普段とは全く違うカタチで取り組めると思います」。富田も「先輩方のような経験値がない分、軽はずみな気持ちでやるとどうしようもない作品になってしまう可能性もあるわけで。だけど一歩引くようなことはせず、全力でぶつかり合っていいものをつくりたい。そうしたらこの年代にしかできない何かが生まれるんじゃないかな。そこにすごくワクワクします!」。この10月でアミューズに入って2年の正木は「去年のハンサムは僕にとって全てが挑戦で、精一杯でした。まだやっぱり経験は浅いですが、年代は同じなので。新人っていう枠に甘えたくないですし、負けたくない。今年も新しいことにぶつかりながら、ハンサムを愛してくれる人に、僕なりの感謝やしあわせを届けていけたらと思います」。それに対して芸歴が長い小関は「対等でいたいです。『こうしたほうがいいんじゃない?』って言われたいし。逆に隆さん(神木)は尊敬する先輩だけど、ここでは真っ向からいくつもりです!」と笑顔を見せた。公演は12月25日(月)から27日(水)までTOKYO DOME CITY HALLにて。チケットぴあでは10月13日(金)11:00から15日(日)23:59まで、二次プレリザーブを受付。取材・文:中川實穗
2017年10月12日NHK朝ドラ「ひよっこ」に続き、松本潤主演『ナラタージュ』も好評を得ている有村架純が表紙を飾る「ar」11月号(10月12日発売)はビューティー号。有村さんをはじめ、初登場となる松岡茉優のホワイトビューティー特集、さらに“胃もたれするほど誘惑が欲しい”と題して、いま最注目の“あざとカワイイ男子”たちを特集する。つるんとした肌も、耳に残る声も、何もかも、女のコなら誰しも憧れる吸引要素がギューッと詰まった有村さんが、カバーに再登場。「かすみんのビューティフルデイズ」と題し、ドキッとするようなカットのほか、美容ネタはもちろん、最近、満たされた日常をたっぷりと語っている。「柔軟は毎日2分くらいだけど、欠かさずお風呂上がりにやっています。6年前くらいから。すごく気持ちいいですよ~」と有村さん。「週一でランニング。時間がある時はジムで週2回1時間トレーニング。筋トレ後って、肌の質感も断然よくなるんです。どんなに忙しくても朝か夜、必ず運動します」と、体のメンテナンスにはかなり気を遣っている様子。とはいえ、「好きなものを食べれるだけ食べれるとしたら?」という質問には、「お寿司を食べに行きます。うふふ、トロタク、サーモン、うなぎ、うに、サバ…お寿司ならなんでも好きです」と本音もポロリ。今号はビューティー号ならではの、「肌がひたすらきれいに見える」“肌ファースト”の方法を徹底特集。編集部が「嫁にしたいNO.1」と豪語する、松岡さんが初登場!清楚でピュアで、とにかく魅力満載な白の世界を、“女優・松岡茉優”主演で表情豊かにお届け。オールホワイトコーデから、差し色を加えたコーデ、白小物をピックアップしたりと、冬に近づくと恋しい“ホワイト満載”の8ページとなっている。また、「ar」レギュラーモデルの堀未央奈は、女の子が大好きな、うさぎと猫をメイクで表現。守ってあげたくなるLadyうさぎから、ワガママそうな雰囲気の小生意気スパイシー猫まで、6変化のメイクに挑戦している。さらに、食欲の秋は“胃もたれするほどの誘惑が欲しい”ということで、編集部厳選の「あざとカワイイ男子」5人が登場。スタートしたばかりの朝ドラ「わろてんか」でヒロイン(葵わかな)の兄を好演する千葉雄大、「ひよっこ」「過保護のカホコ」に続いて「陸王」にも出演中の竹内涼真、『斉木楠雄のΨ難』の公開が控える吉沢亮、「仮面ライダーエグゼイド」で主演を務め上げた飯島寛騎、先月1stフルアルバム「DIMENSIONS」をリリースした田口淳之介という、なんとも豪華な顔ぶれ。天使なの?小悪魔なの?知らぬ間に翻弄されちゃう可愛さを放つ彼らに、誌面から誘惑されてみて。「ar」11月号は10月12日(木)より発売中。(text:cinemacafe.net)
2017年10月12日麻生周一の漫画を、山崎賢人主演で実写化する話題の映画『斉木楠雄のΨ難』。10月21日(土)の公開に先駆け、映画撮影時から続く山崎賢人と賀来賢人の“W賢人”問題に終止符を打つべく、本作監督の福田雄一がバラエティ構成作家を務めた公開記念特番「『斉木楠雄のΨ難』こんな〇〇見たことないSP」が放送されることが決定した。今回本番組の演出を手掛けたのは、映画で脚本・監督を務めた福田雄一。映画撮影時から続く、斉木楠雄役の山崎さんと窪谷須亜蓮役の賀来さんの“W賢人”問題に終止符を打つべく、バラエティ構成作家として久々に立ち上がったのだ。そんな福田監督が仕掛けるのは、「負けたら改名!3番勝負」。“W賢人”の2人が、負けたら“ポン太”に改名するという真剣勝負に挑む!勝負の行く末を見守る審査委員長には、斉木に想いを寄せる照橋心美役の橋本環奈、副委員長には中二病の海藤瞬役の吉沢亮。そして、司会は福田監督が務め、もはや映画の宣伝でもなんでもない、福田監督が本気で挑んだ、最高の深夜バラエティになっている。先日行われた完成披露試写会で、“賀来ポン太”と改名することになったと発表し、「カクポンと親しみを込めて呼んで」とノリノリになっていた賀来さん。どういう経緯で賀来さんが“賀来ポン太”になったのか、その真相がここで明らかになる。「『斉木楠雄のΨ難』こんな〇〇見たことないSP」は10月8日(日)深夜1時25分~日本テレビにて放送。※一部地域では視聴頂けない場合があります『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月06日単行本累計5,100万部を超える空知英秋の大人気コミックを実写化し、興行収入が38億円を超え、2017年実写邦画No.1(10月6日時点/興行通信社調べ)となった映画『銀魂』のブルーレイ&DVDが11月22日(水)に発売。この度、プレミアム・エディションに収録される、主演・小栗旬×福田雄一監督のコメンタリー収録が先日行われ、息の合ったやりとりを見せた。今回発売される初回仕様のプレミアム・エディションには、「坂田銀時篇」「志村新八篇」「神楽篇」などと銘打ったメイキング&インタビュー、イベント映像集、本編ではやむなくカットされたシーンやNGシーンのほか、豪華映像特典として、小栗さんと福田監督によるコメンタリーが収録(※ブルーレイプレミアム・エディションには「ビジュアルコメンタリー」、DVDプレミアム・エディションには音声のみの「オーディオコメンタリー」を収録)。このコメンタリー収録日は、小栗さんが主演、福田監督が演出を務めるミュージカルが公演中だったため、「いま『銀魂』のコメントと言われても難しい(笑)」と不安を漏らしていたものの、冒頭から小栗さんがオープニングタイトルの「PASSION」という曲で歌声を披露したシーンで2人は大爆笑。福田監督は歌声について、「この1か月で成長したね。(このときは)声ブレブレだよね」と指摘すると、「俺、『PASSION』いまだったらもうちょい上手く歌えると思う」とノリノリで返すなど、和気あいあい。また本編が進むにつれて、作品に見入って無言になってしまう場面もあり、いままではコメンタリーで延々と喋っていられたという福田監督は、「面白いから普通に観たい(笑)」と監督自ら夢中に。そんな中でも、2人の口からは様々な撮影の裏話が飛び出し、新八を演じた菅田将暉については「菅田くんはほんとに上手くいってるなぁ」(福田監督)、「菅田将暉のいつものオーラが全くない」(小栗さん)と絶賛。さらに、沖田役の吉沢亮についても、小栗さんと初絡みのシーンでガチガチに緊張し、カットがかかる度に福田監督の元に来てウロウロしていたということや、岡田似蔵役の新井浩文が撮影時にポケモンGOに熱中していたなどキャスト陣についても明かした。12年ぶりの映画出演が話題となった堂本剛については、小栗さんとの共演が兄弟役を演じた17年前のドラマ「Summer Snow」以来だったため、(敵対する役での)久しぶりの共演は不思議な感覚だったと言い、そんな2人が待ち時間に何を話すのか気になったという福田監督は、「待ち時間もイヤホンをつけて会話を聞いていた」と告白。そして本編が終わりに差し掛かると、「もう終わりかー。面白かった~」と福田監督。小栗さんは「この(エンドロールで流れる本編の)ダイジェスト版見ているだけで面白いもんなぁ…」と最後までいち観客としても作品を満喫していた。『銀魂』ブルーレイ&DVDは11月22日(水)リリース、10月25日(水)デジタル先行配信開始。※dTVオリジナルドラマ「銀魂 -ミツバ篇-」は11月22日(水)同時リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年10月06日女優の内田有紀が28日、都内で行われた映画『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)の完成披露試写会に、山崎賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、福田雄一監督とともに登場した。内田は膝上の超ミニワンピースで登場し、その美貌と大胆に露出した美脚で観客を魅了した。現在41歳の内田が「ムロくんと同い年で」と明かすと、観客も声をあげて驚く。ムロが「飲みに行かないとね」と誘うと、内田は「行かないよ!」ときっぱりと断っていた。福田監督も、内田の撮影時「その場の雰囲気が浮き足立ちすぎてて。世代だから『内田有紀きた!』みたいな感じになっちゃって。みんながそわそわした」と明かす。内田が「福田さんにいじられて……」と苦笑すると、福田監督は「一日中、ずっと焼肉に誘ってました。で、一度もうんって言ってくれなかった」とこぼした。作中では橋本演じる学校一の美女・心美に声をかけられた男子が驚いてつい出す声を「おっふ」と言うが、ムロは内田と橋本を見て「すごくない? 親子で観に来れる、親子おっふができる!」と興奮。内田と橋本が近寄りツーショットを見せると、客席からも拍手が起こっていた。同作は、麻生周一による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを実写化。生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄(山崎)が、自身の周囲に集まった個性的な面々が巻き起こすトラブルに巻き込まれていく。『HK 変態仮面』『銀魂』などジャンプ作品実写化でもおなじみの福田雄一監督がメガホンを取る。
2017年09月28日俳優の吉沢亮が28日、都内で行われた映画『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)の完成披露試写会に、山崎賢人、橋本環奈、新井浩文、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、福田雄一監督とともに登場した。同作は、麻生周一による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを実写化。生まれながらにして超能力が使える16歳の高校生・斉木楠雄(山崎)が、自身の周囲に集まった個性的な面々が巻き起こすトラブルに巻き込まれていく。『HK 変態仮面』『銀魂』などジャンプ作品実写化でもおなじみの福田雄一監督がメガホンを取る。客席には山崎や佐藤など出演者陣への応援ボードやうちわが並んでいたが、吉沢のファンを見つけた福田監督が「吉沢亮、微笑み王子って呼ばれてるの?」とつっこむと、吉沢は「なんか言われてるんです」と頷く。福田監督から「全然笑わねーじゃん!」と言われた吉沢は、「笑います笑います。全然笑いますよ」と笑顔をアピールした。吉沢の笑顔をおさめようとするカメラマンたちの動きに、ムロは「お亮が笑った! フラッシュの数がすごい!!」と驚き、自身も微笑みをアピール。ムロは「フラッシュの数がすごかったから。ちょっと嫉妬しちゃった」と心境を明かした。また、中二病の海藤瞬役だった吉沢は「最高でした。役者やってきた人生で1番のはまり役だなと勝手に思ってます」ときっぱり。「自分の中に、中二病いるなと思って。芝居してると降りてくるんです」と明かすと、福田監督も「マジでそうだと思う!」と同意した。新井も「屋上で3人でやるシーン、何回もこう堪えて。賢人君も何度も笑って」と振り返ると、山崎も「マジな顔して……」と吉沢の特徴的な走り方を再現する。福田は「(吉沢が)僕のベースの周りをすごい楽しそうにしてた。『いや~楽しいわ! いやーあ楽しいわ!』って言いながら。『銀魂』では1度も見なかった! あれだけ緊張してた吉沢亮がまあ羽ばたきました」と称賛した。
2017年09月28日人気ギャグ漫画を実写映画化した『斉木楠雄のΨ難』の完成披露試写会が9月28日(木)、都内で行われ、主演の山崎賢人をはじめ、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、福田雄一監督が登壇した。原作は「週刊少年ジャンプ」で連載されている麻生周一氏の人気ギャグ漫画。超能力のせいで、次々と災難に巻き込まれる高校生・斉木楠雄(山崎さん)の日常をコミカルに描く。頭についた超能力の制御装置が外れて、パワーのコントロールを失った楠雄は、壁ドンをしただけで校舎が崩壊し、同級生は次々と石化。ついには世界滅亡の危機を招いてしまう。コメディ演技に挑んだ山崎さんは「笑いをこらえるのが大変でした」と、ワチャワチャした共演陣との演技に四苦八苦したのだとか。頭の中で冷静にツッコミを入れる役どころだったが、つい噴き出してしまったこともあり、福田監督は「実際、笑っちゃってるシーンも2つくらい使っています」と明かしていた。とはいえ、本作の映画化が決まった際に、福田監督は山崎さん主演を熱望したそうで、「コメディアンとして、本当にすてきだったし、コメディに向いていると思います。これからも何度もご一緒したい」と再タッグに意欲を見せていた。この夏大ヒットした福田監督の『銀魂』では、菅田将暉&岡田将生が出演する“Wまさき”問題が勃発したが、今回は山崎賢人&賀来賢人の“W賢人”問題が!そこで白黒ハッキリつけるため(?)、同日収録されたプロモーション用番組で、2人が勝負に挑んだそうで、結果、敗北した賀来さんが映画のPR期間中に限り“ポン太”に改名することに。本人も「ポン太ですっ!」とご機嫌に挨拶し、まんざらでもない様子だった。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月28日MBS毎日放送にて10月8日(日)より新ドラマ「恋する香港」が放送スタート。小池栄子と吉沢亮が初共演で、“サスペンス×ドキュメント×ラブストーリー”のロードムービーに挑むことになった。■あらすじ香港で日本人タレント・エリー(最上もが)を追いかけるドキュメンタリー番組を撮影しているディレクターの山田健太(吉沢亮)と、ADの平川彩(馬場ふみか)。しかし、その撮影中にエリーが香港人ダニエル(永田薫)にさらわれてしまう。混乱する現場で、健太は日本から観光に来た真樹(小池栄子)に出会う。真樹は香港人のマッチングサイトでやりとりをしている男性に会うためにやって来たが、その男性とはまだ顔を合わせたことがないという。一方、エリーをさらったダニエルは、彼女を自分の恋人と勘違いしていた。実は、自分に自信が持てなかった真樹がアイコンにエリーの画像を使用していたため、ダニエルはたまたま香港に来ていたエリーを見かけ、ずっと会いたかった真樹だと思い込んでしまったのだ。まったく接点のなかった5人は、事件をきっかけに出会い、巻き込まれ、予想だにしないゴールに向かって香港の街を駆け抜ける――。■気になるキャストは?人気タレントを追うフェイク・ドキュメンタリー風な展開が突如断ち切られ、次々と現れる謎の香港人・マフィアたちと共にドラマは一気にサスペンスへ向かう…と思いきや、ある女性の平凡な日常と心理を描く別の物語へ。さらに物語の視点と時間軸が次々と入れ替わり、それぞれ問題を抱えるバックグラウンドも国籍もバラバラな男女5人の群像劇となる本作。香港の最新の街並み、ファッション、グルメ、世相なども切り取りながら、刺激的な街を旅する新たなロードムービーが生み出された。そんな意欲作でW主演を務めるのは、日本テレビ系ドラマ「世界一難しい恋」「母になる」のほか、映画・舞台と立て続けの出演作が続き、「第20回日刊スポーツ・ドラマグランプリ」助演女優賞を受賞した実力派女優・小池さんと、今年、映画『銀魂』『トモダチゲーム』など話題への出演で注目を集める若手俳優・吉沢さん。そのほか、芯の強い主人公の後輩AD・平川彩役に「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」の馬場ふみか、二面性のあるミステリアスなタレント、エリー役に元「でんぱ組.inc」の最上もが、謎の香港人ダニエル役に「MAG!C☆PRINCE」の永田薫、吉沢さん演じる山田の先輩の局員プロデューサー・阿久津役に「D-BOYS」の柳下大、現地のアンダーグラウンドな世界を知り尽くす日本人ブローカー・片桐なり役に岩松了と、個性豊かな面々が集結。オール香港ロケを盛り上げる!■キャストからのコメント到着!小池栄子(井本真樹役)日本を離れ香港で撮影出来ることに興奮しています。香港はダイナミックな街で、人々がエネルギッシュな印象です。街のパワーに負けない作品になるといいなと思います。吉沢さんとは初共演なので、どんな芝居の空気感になるか、とっても楽しみです。年下ですが、物語の中心には彼が常に居ますので、引っ張って貰えると嬉しいです。吉沢亮(山田健太役)海外で撮る映像作品に参加するのは、今回が初めてです。香港でどのようなステキな画が撮れるのか、とても楽しみにしています。中々ハードなスケジュールになるとは思いますが、香港の街を堪能しつつ、皆さまにとても楽しい作品を届けられるようがんばります。MBS/TBSドラマイズム「恋する香港」は10月8日より毎週日曜24時50分~(※初回は25時24分~)MBSにて、10月10日より毎週火曜25時28分~(※初回は25時58分~)TBS にて放送、全4話。(text:cinemacafe.net)
2017年09月23日いつもヒロインの傍にいるけど、報われない…そんな二番手男子は、恋愛映画の必須要素!『オオカミ少女と黒王子』ではヒロインを優しい言葉で陰ながら支えようとする、内気なメガネ男子・日下部(吉沢亮)や、『ヒロイン失格』ではチャラい面がありつつも、次第に本気でヒロインのことを好きになっていく、学校イチのイケメン・弘光(坂口健太郎)など、過去の恋愛映画でヒットした作品には、イケメンで優しいけれど、なぜか報われない男子たちの存在感が光る作品がズラリ。そんな中、今年の秋は、2つの“先生と生徒の恋”を描く作品に、まったくタイプの異なる2人の二番手男子が降臨する。先生を想うヒロインを一途に、優しく支える…変幻自在の実力派若手俳優・健太郎『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(10月28日公開)少女コミックを代表する純愛名作として親しまれ、7年間に渡って別冊マーガレット(集英社)で長期連載した、累計発行部数570万部突破の大ヒットコミック「先生!」が実写映画化。『僕等がいた』以来、5年ぶりとなる“恋愛映画”への出演を果たす生田斗真と、『三度目の殺人』でも進化を見せる女優・広瀬すずが初共演を果たした。ぶっきらぼうだが生徒思いの教師・伊藤(生田さん)。そんな伊藤に生まれて初めての恋をする純粋でまっすぐな高校生・響(広瀬さん)。響の一度芽生えた感情は止まらず、不器用ながらもその素直な気持ちを伊藤へぶつけていく。そんな純粋でまっすぐな想いに心を動かされながらも、響のことを想うがゆえに「俺はやめとけ」と突き放してしまう伊藤。そんな先生の態度にショックを隠し切れない響を強く励まし続けたのが、同じ北高校の弓道部部長・藤岡勇輔だ。演じたのは、映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『サクラダリセット(前編/後編)』などの話題作に立て続けに出演し、今冬には初主演映画『デメキン』の公開を控える健太郎。不良高校生から地味系男子まで、幅広いキャラクターを変幻自在に演じ分けてきた健太郎さんが今回チャレンジしたのは、部活動を通し出会った響に対して最初はそっけない態度を見せつつも、“先生”への初恋に戸惑い、思い悩む彼女を優しく支える、原作の中でも特に人気の高いキャラクターだ。少々ぶっきらぼうながら、そっと寄り添うように話を聞いてあげる藤岡の“さり気ない優しさ”は、どこか伊藤先生と似た一面を持ち、響にとっても徐々に大きな存在となっていく…。藤岡と響の切ない恋の予感も感じさせる2人の距離に注目だ。■“一途男子”から一転!坂口健太郎が、恋心ゆえに嫉妬に狂う役どころに!『ナラタージュ』(10月7日公開)高校教師と生徒として出会った2人が、時が経ち再会した後、決して許されはしない、けれど一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちる『ナラタージュ』。「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた、島本理生の恋愛小説を原作に映画化した。孤独な高校時代を送っていた泉(有村架純)と、そんな泉に居場所を与え、救いの手を差し伸べた葉山(松本潤)は、卒業後再会する。葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再び想いが募っていく。2人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を知らされる。葉山を忘れようと決意したとき、泉の目の前に現れるのが、自分のことを想ってくれる小野だった。小野を演じるのは、話題作への出演が続く坂口健太郎。『ヒロイン失格』を経て、『君と100回目の恋』では“一途男子”を見事に演じ切った坂口さんは、本作では、泉の葉山への想いに気づき、嫉妬のあまり自分を抑えきれなくなる小野を熱演する。坂口さんの、いまだかつて見せたことのない表情や演技にも注目だ!そのほか、心優しい“最高”の幼なじみと、政府が選んだ“最良”の結婚相手で揺れる『恋と嘘』(10月14日公開)、ちょっと切なくてキュンとする片恋ラブストーリーを描く『覆面系ノイズ』(11月25日公開)、さらに妄想とリアルの2人の彼氏(?)の間で揺れ動く『勝手にふるえてろ』(12月23日公開)などにも、二番手になり得る男子の存在が…。思わず応援したくなる彼らの恋の行く末にも注目しながら、恋愛映画をチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2017年09月18日古田新太と小池栄子が“案内人”を務める「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」。この度、本作のWeb限定のドラマスピンオフ動画第2弾が、本日9月15日(金)より期間限定で配信。本動画には、吉沢亮と加藤諒が登場し、下北沢であるものを探しバトルを繰り広げるという。小劇場で活躍する人気劇作家11人が書き下ろす、“下北沢で起きた人生最悪の一日”を気鋭の映像作家たちが映像化するオムニバスドラマ「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」。今回配信されるスピンオフ動画は、人気急上昇中の劇団アガリスクエンターテイメントの冨坂友が脚本を手掛けた「下北沢で○○○が見つからない男」。男(吉沢さん)は、下北沢中を鬼の形相で駆け回っ ている。○○○が必要不可欠なのに、どうしても見つからない…。さらに、同じものを探す男(加藤さん)も現れ、熾烈なデッドヒートが繰り広げられる。彼らが捜す○○○とは?そして、とんでもない結末が待ち受ける――。このスピンオフについて濱谷晃一プロデューサーは、「○○○が見つからないのは、今回の下北沢ダイハードの僕の個人的な実体験に基づいています(笑)」と明かし、「クールで超美形な吉沢亮さんが七転八倒して、下北沢中を駆けずり回るギャップがとても面白いです。そして、加藤諒君とのバトルも本当にバカバカしい。モノクロ・サイレント映像なので、 2人の表情や動きにもぜひ注目して頂きたいです」と見どころを語っている。またドラマ本編では、今夜第9話「幽体離脱した男」が放送される。アイドルとして伸び悩んでいたタクヤ(金子大地)は、事務所の社長から下北沢の小劇場で舞台に立ち、経験を積むように命じられる。本番当日にも関わらず演出家(岩松了)から厳しいダメ出しをされ、イラ立つタクヤ。そんな中、本番直前の劇場で怪奇現象が。劇団員たちは以前からうわさになっている“劇場霊”の仕業ではないかと話す。「あり得ない」とバカにしていたタクヤだったが…誰もいなくなった楽屋で突然、幽体離脱してしまったのだ。そんな中、唯一幽体離脱中のタクヤのことが見える紗奈(岸井ゆきの)が現れ…というストーリー。落ち目のアイドル・タクヤ役を演じる金子さんは、「不思議なリアリティーと、胸をきゅっと締め付けられるような青春の切なさみたいなものを、皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しいです!」と話し、少女・高倉紗奈役の岸井さんは「今回は、段取りが1個1個ちょっとずつ違うというか、ドラマの時間割と少し流れが違うというか。その場で決めていくことが多くて、面白かったです」と撮影に参加した感想を述べた。「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」ドラマスピンオフ「下北沢で○○○が見つからない男」はテレビ東京YOUTUBE公式チャンネル、NTTぷららひかりTV、GYAOにて配信中。「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」第9話は深夜0時32分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月15日芥川龍之介の数本の短編を題材にした舞台『百鬼オペラ 羅生門』に出演する吉沢亮さんに、稽古開始当初の思いを話していただきました。「芥川の世界が面白く楽しい感じになっています」可愛さと少しの毒とユーモアを含んだアーティスティックな舞台で、日本でも多くのファンを持つ演出家、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック。イスラエルを拠点に世界で活躍する彼らの新作は、芥川龍之介の数本の短編を題材にした舞台『百鬼オペラ 羅生門』。「我々日本人が考える芥川作品というと、黒澤明さんの映画みたいな黒くドロドロとした暗い世界だと思うんです。でも海外の演出家だからか、美術や衣裳を含めてもっとファンタジックで楽しい感じなんですよね。悲劇であるはずなのに喜劇として面白おかしく扱っているというか」表題の「羅生門」を軸に、悪に手を染めても生き延びる道を選ぶ下人の妄想や白昼夢として、「藪の中」「蜘蛛の糸」「鼻」などの短編が組み込まれ、一本の物語に。吉沢亮さんは、その下人と相対していく存在として登場する。「台本を読んで、芥川の短編がこんなふうにひとつの世界にまとまるんだ、と単純に面白かったです。とはいえシーンごとに、やることもセリフのトーンや心情も変わるし、ひとつの場面でも笑ったり泣いたり感情がいろんな方向に行くので、最初は戸惑いました。いまようやく慣れてきて、いろんな心情でいろんな顔をして、自分ができる範囲の感情を出すのが面白くなってきています」しかし、稽古開始当初の本読みで、「周りがうますぎて、一瞬ですが、役者辞めたいとすら思った」くらい打ちのめされたそう。「その後の自分のセリフ読みたくねーってなりました。いまの自分にあるものを出し切らないと」そう話す口調はきっぱりと力強い。「ここ最近、わかりやすい役じゃないものを演じる機会が増えてきています。これまでやってきたことを誰かが見ていてくれて、選んでくれているのかなという気がして嬉しいんです。今回、素敵な共演者の方々と、新しい刺激をくれる演出家さんと一緒にやれることがありがたいです」よしざわ・りょう1994年生まれ。現在公開中の映画『銀魂』に出演。この先も、10 月に『斉木楠雄のΨ難』、来年には『リバーズ・エッジ』など出演映画の公開が続く。シャツ¥8,000(ビューティ&ユース/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店TEL:03・5428・1893)その他はスタイリスト私物『百鬼オペラ 羅生門』9月8日(金)~25日(月)渋谷・Bunkamura シアターコクーン原作/芥川龍之介脚本/長田育恵演出・振付・美術・衣裳/インバル・ピント&アブシャロム・ポラック出演/柄本佑、満島ひかり、吉沢亮、田口浩正、小松和重、銀粉蝶ほかS席1万800円A席8500円コクーンシート6500円*すべて税込みホリプロチケットセンターTEL:03・3490・494910月に地方公演あり。(C)奥山由之※『anan』2017年9月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・荒木大輔ヘア&メイク・内山多加子(commune)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年09月04日女優・桜井日奈子が、尾上松也が桂歌丸役を演じることで話題の「BS笑点ドラマスペシャル 桂歌丸」に出演することが明らかに。あわせて本作の放送日が、10月9日(月・祝)に決定した。昨年50周年を迎えた国民的長寿番組「笑点」。いまもなお愛され続けているこの「笑点」の顔とも言える存在、桂歌丸師匠の半生を今回ドラマ化。15歳で弟子入りし、祖母のタネと2人で暮らしながら弟子仲間と切磋琢磨した時期、寄席に上がり若気の至りで真面目に取り組まなかった時期もあった。正面からぶつかり、破門にされ、落語家をやめていた時期も…。多くの人を「まんべんな~く」落語で笑わせたい!ただその思いで続けてきた桂歌丸師匠の波乱に満ちた半生を、幼なじみの妻・冨士子との甘く切ない恋物語と共に描いていく。この度、本作への出演が決定したのは、“岡山の奇跡”とも言われる桜井さん。舞台「それいゆ」で女優デビューし、「THE LAST COP/ラストコップ」や、来年公開予定の映画『ママレード・ボーイ』では吉沢亮とW主演が決定、さらに「いい部屋ネット」CMなど出演しているCMも話題だ。そんな桜井さんが今作で演じるのは、松也さん演じる桂歌丸の妻の冨士子(水川あさみ)の従姉妹・菊池三佐江役。舞台「それいゆ」以来の昭和の女役となる。桜井さんは、「ロケ先で桂歌丸さんご本人に初めてお会いすることができました。お弟子さん時代の歌丸さんに恋する美佐江を大切に演じようと、改めて身が引き締まりました」と初対面を果たした感想を語り、「美佐江は大阪出身なので、今回初めて大阪弁のセリフに挑戦しました。あと、釣り餌のイソメがたっぷりはいった箱を運ぶシーンがあったんですけど、初めてみた大量のイソメは衝撃的で、それがとにかくたっぷり入ってたので、箱を持つのに相当覚悟が必要でした。私の撮影は短かったですが、素敵な経験ができました」と撮影をふり返っている。桜井さんのほかにも、歌丸の祖母・椎名タネ役に泉ピン子、冨士子の母役に藤田弓子、 三遊亭圓楽役に谷原章介、立川談志役に駿河太郎、林家三平役に中尾明慶、三遊亭金遊(小圓遊)役に松尾諭、五代目 古今亭今輔(上野黒門町)役に笹野高史、四代目 桂米丸役に渡辺いっけい。そのほか、柳下大、水橋研二、菅裕輔、鈴木勝大が出演。また、現役「笑点」メンバーの林家木久扇、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、三遊亭円楽、春風亭昇太、林家たい平、林家三平、山田隆夫らもどこかに出演する。「BS笑点ドラマスペシャル 桂歌丸」は10月9日(月・祝)19時~BS日テレにて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月04日派遣OLと会社社長のまさかの入れ替わりストーリーを描き、スマホマガジン「Hot-DogPress」にて絶大な人気を誇ったオリジナル漫画を、知英と竹中直人で実写化する映画『レオン』。このほど、本作の追加キャストに、山崎育三郎、大政絢、吉沢亮、斉藤慎二(ジャングルポケット)らが決定した。根っからのネガティブ思考でイケテない派遣OL役を務める知英さんは、本作で劇場用長編映画に初主演。彼女と入れ替わる、女好きのワンマンオヤジ社長を演じる竹中さんの芸達者な弾けっぷりも、本作の見どころの1つとなっている。そして、ドラマ「あいの結婚相談所」で連ドラ初主演を務めるなど、いま引く手あまたの山崎さんが演じるのは、竹中さん演じる朝比奈玲男が経営する朝比奈フーズの税理士。知英さん演じる地味系OL・小鳥遊玲音をもてあそび、朝比奈フーズを乗っ取ろうとたくらむ、イケメンだがいけ好かない男だ。玲音の親友であり、体が入れ替わった2人をサポートするサリナ役には、「あなたのことはそれほど」の大政さん。朝比奈フーズを愛す、真面目でどこか変わった好青年、一条役には、『銀魂』『ママレード・ボーイ』など話題作への出演が次々と決まる吉沢さん。彼は、中身が“おっさん”になった玲音にほのかな恋心まで抱いてしまうという。さらに、社長の右腕として働きながら、虎視眈々と社長の座を狙う朝比奈政夫役には、「ジャングルポケット」の斉藤さんが抜擢。そのほか、社長秘書・猫田役にミッツ・マングローブ、朝比奈社長に近づく謎のインタビュアーに原幹恵、朝比奈社長が昔、愛した女性・愛梨役に河井青葉など、多種多彩な役者たちが勢ぞろいする。以下、キャストよりコメントが到着した。■山崎育三郎朝比奈フーズ税理士の日下は、常に薔薇を持ち、キレッキレに動く自信過剰のナルシスト。かなりキャラクターの濃い役を今回やらせていただきました。塚本(連平)監督と作り上げた日下はいままでにない「非常にムカつく悪役」になっていると思います。ラストシーンで登場する、日下の超巨大パネルは圧巻です。■大政絢今回私は知英ちゃん演じる玲音の親友「サリナ」を演じました。サリナは同じ会社の同僚でもあり、常に一緒にいる親友で玲音をいつも引っ張るサバサバな性格なんですが、2人が入れ替わってることにはなかなか気付かない天然なところも…。2人の入れ替わったときのお芝居がリアルすぎて何度も現場で笑いを堪えました!皆さんには映画館で思いっきり笑ってもらえればと思います!中身がエロ社長の知英ちゃん…最高すぎます!色んなキャラクターの方達が大集合しているのぜひ皆さんに観ていただきたいです。■吉沢亮一条徹役で出演させていただくことになりました。知英さん演じる小鳥遊の中身がおっさんに変わっているなんていざ知らず、そんな彼女に恋をしてしまうとても可哀想な男です。まっすぐでピュアで少し抜けたところがある、宙にフワフワと浮いているような役でした。というか、撮影中に何度か浮きました。お楽しみに。■斉藤慎二(ジャングルポケット)よろしくお願い致します! まず、映画に出演するのが初めてで私なんかをキャスティングして下さったスタッフさんに感謝の言葉しかありません!素敵な配役をいただいて、実力派な役者さんに囲まれて刺激をうける毎日でした!実際に映画を見てみないと、何とも言えませんが自分なりに演じきれたと思っています!ストーリーがとにかく面白いですし、笑いあり、感動もある貴重な作品になっているのは間違いないので、劇場で濃い顔の私を堪能して下さい!『レオン』は2018年早春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月27日