大泉洋&松田龍平コンビによる人気シリーズの最新作『探偵はBARにいる3』が前作から4年ぶりに製作されることが発表され、謎めいたヒロインを北川景子が演じることも決定!まもなく北海道で始まる撮影を前に、2月1日(水)、3人が揃って会見に臨んだ。北海道生まれの作家・東直己のハードボイルド小説「ススキノ探偵」シリーズの実写化第3弾。探偵(大泉さん)の相棒・高田(松田さん)が持ち込んだ人探しの依頼をきっかけに、2人がまたまた騒動に巻き込まれていくことに…。北川さんは裏社会ともつながりを持つ、謎めいたモデルエージェンシーのオーナーを演じる。大泉さんは4年ぶりの新作について「『2』が終わってすぐに『3』を作ることは決定していたんですが、そこからじっくり台本作りをして、ついに最高に面白いものを作れる時が来ました!」と満を持しての『3』への並々ならぬ意気込みを口にする。ところが、松田さんはこの4年の空白について「大泉さんが忙しくてできなかった」と告発。これには大泉さんがすぐさま「それは違う(笑)!」と反論!逆に現在、連続ドラマ「カルテット」出演中の松田さんに対し「あなた、連ドラやってて大丈夫?ヴァイオリン弾きながらアクションとか勘弁してよ!何年も前に(映画の撮影スケジュールが)決まってたのに、なんでドラマ引き受けちゃったのよ?」とツッコミ、笑いを誘う。「心配は龍平くんのスケジュール。(ドラマ『カルテット』の)タイトルが『トリオ』に変わるんじゃ?」と不安を口にする。さらに、本作の見どころに話題が移ると、松田さんは「まだちゃんと読んでない。ドラマが忙しくて…(苦笑)」と正直すぎる答えで、これには大泉さんも「うそでしょ?ビックリしました」と唖然。「そうだとしても普通は言わないでしょ…」と驚愕していた。探偵と高田さながらのやり取りに、この会見開始の15分ほど前に初めて2人と顔を合わせたという北川さんも笑いがこらえられない様子。もともと、シリーズのファンだったとそうで、今回、謎めいたヒロインでの参戦ということで「嬉しいです。いままで、あまりやっていないタイプの役で、新しい挑戦になる」と意気込む。大泉さんは北川さんの役柄について「よく受けていただいた。悪女的なところもあり、我々が見てきた北川景子とは違う面が出てくる」と語り、さらには「そんなこともするのか!?というシーンもある。個人的には、そんな北川景子はあんまり見たくない。やらない方がいいんじゃないかと思う」と独特の表現で、これまでの北川さんのイメージを塗り替える役柄になると予告した。シリーズの中では、探偵が雪に埋められたり、ジャンプ台から飛び降りたりと散々な目に遭うのがお決まりとなっているが、今回、どんなひどい目に遭うのか…?大泉さんは「海が利用されます」とその一端を明かし「どうやって撮るのか…?死んじゃうぞ!書くのは簡単だけど…。マイナス何十度まで耐えられるウェットスーツの採寸があったけど、何に使うのか…」とぼやき気味に語っていた。『探偵はBARにいる3』は2月中旬より撮影開始。2017年冬公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年02月01日大泉洋が「ウルフルズ」の「笑えれば」を歌う転職情報サイト「リクナビNEXT」CMに、第2弾が登場。昨年8月に公開されネットを中心に話題を集めた前作を見た“本家”トータス松本から、今回コメントが到着!大泉さんの歌声を絶賛しながらも、まさかの辛口採点(?)が飛び出していることが分かった。前作のCMでは、SNSで「胸に刺さった」などの反響を呼んだ大泉さんの歌声。今回も大泉さんが応援歌として「ウルフルズ」の「笑えれば」を熱唱。前作に引き続き、転職に悩む人にそっと寄り添い、歌で背中を押す男性に大泉さんが扮している。まず、「続・応援歌 銭湯」篇では、とある銭湯の脱衣場が舞台。若い男性が扇風機の前に立ち「転職な~」とつぶやいていると、「とにかく笑えれば~」という歌声が聞こえてくる。声の主に目を向けると、アイスバーをマイク代わりに「笑えれば」を軽快に口ずさむ大泉さんの姿が。陽気な雰囲気に思わず笑顔がこぼれた男性に向かい、大泉さんは手に持ったアイスバーを半分に分けて「はい!」と差し出し、「大丈夫」と優しく声をかけている。また、「続・応援歌 屋上遊園地」篇は、休日のデパートの屋上で「転職どうするの?」「どうしよう…」と話す2人の女性の姿が。すると、大泉さんが遊具の機関車に乗り、「とにかく笑えれば、それでも笑えれば~」と明るく歌いながら登場。その雰囲気につい笑顔を浮かべる女性たち。そのまま機関車で走り去った大泉さんは、女性たちの方へ振り返ると「大丈夫よー!」と、柔和な笑顔でエールを送るのだ。2日間にわたって行われた撮影は、「銭湯」篇は都内にある実際の銭湯を借り切って敢行。現場に入った大泉さんは、「隣が女湯ですよね、ドキドキしますね(笑)」と序盤から軽快なジョークで現場を和ませる。いざ撮影が始まると、大泉さんは自慢の歌声で軽やかに「笑えれば」を歌い上げた。「屋上遊園地」篇では、本格的な冬の到来を感じさせる寒さの中、都内のデパートの屋上での撮影に。周りのエキストラにも「寒いよね、大丈夫?」と声を掛け現場を和ませながら、撮影がスタート。機関車の遊具に乗って「笑えれば」を歌うという設定に、「これに乗って歌うとなると、そっと寄り添うというよりも表立って応援していく人にならざるを得ないですね」とツッコミながら、この日も順調に撮影をこなしていた。撮影終了後、大泉さんに前回のCMに対する周囲の反響を聞くと「随分と歌が上手いと褒められまして、CMで歌自慢をしたみたいで申し訳ないですね。棚ぼた的に喜んでおりましたよ」と大泉さんらしい軽妙なジョークを交じえてコメント。一方、「ウルフルズ」の松本さんは、「昔、大泉くんたちと一緒にカラオケに行ったことがあるんですが、その際の歌声があまりに上手くて、ビックリしたことを覚えています。大泉くんなら間違いない!と思いましたね」と感想をコメント。点数をつけるとしたら、「うーん、難しいですね。100点と言いたいところですが、悔しいので、85点で!15点は僕が作ったということで(笑)」と応じると、それをVTRで見た大泉さんは、「ちょっと!僕の自己採点より低いじゃないですか!(笑)意外と厳しいですね、松本さん…」と言いながらも笑顔を見せていた。「リクナビNEXT」TV-CM第2弾は 1月21日(土)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2017年01月20日歌手で俳優の星野源が、2日に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)で、大みそかに出場した『第67回NHK紅白歌合戦』を振り返った。星野は、初出場した2015年の紅白について「歌の最中、緊張と集中でほとんど覚えてなくて。唯一、審査員席の大泉洋さんがすごく喜んでいたというのを覚えています」と話した上で、2回目の出場となった今回は「リラックスして普通にやる」ということを目標にしていたと説明。「1回目のような緊張でガチガチではなく、リラックスした状態で歌いたいし、MCとかほかの方のバックで出させていただくときとか、普通の状態でいたいと思っていました」と打ち明けた。今回、自身も出演した新垣結衣主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の主題歌「恋」を披露した星野。本番は目標通りリラックスして歌えたそうで、「すごく楽しかった。自分のままでいられる状態というか、お客さんをあおる時も『どうもー!』って胸のあたりがぱかーっと開いた状態でやれて、喉も開いていて気持ちよかった」と振り返り、「お客さんもすごく楽しそうで、"恋ダンス"を踊ってくださる方もたくさんいて、やったぜと。目標達成と思った。本当に楽しかったなぁ」としみじみ語った。また、「語弊があるかもしれないですけど、すごい楽しいお祭りに遊びにいったみたいな感覚なんです」と表現。「なんでかっていうと、知っている人がいっぱいいたんです」と説明し、「司会の有村架純ちゃんもすごい前から知り合いだったし、審査員席に新垣結衣ちゃんもいたし、草刈正雄さんも春風亭昇太さんもいたし、スタッフさんも知っている人ばかりだった。表も裏も知っている人がたくさんいて、楽しくやれました」と話した。
2017年01月03日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)のティザービジュアルが1日、公式サイトにて公開された。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。主役のエドワード・エルリックを山田が演じる。ティザービジュアルでは、蒸気に包まれた駅構内を舞台に、山田演じるエドと、鎧の体となってしまった弟のアルフォンスの2人が映っている。曽利文彦監督は、作品について「原作を読んでいて、“機関車”がモチーフとして一番重要だと考えました。兄弟が旅をする話なので移動は全部機関車で移動していて、機関車が日本の機関車だとしっくりこないので西洋の機関車を求めて街を探しました」とコメント。イタリアで撮影が行われたが、その理由として1番にあげるほど機関車が大事だったことを明かした。さらに「石畳の風景が欲しかった」という曽利監督は、「日本に現代の石畳はあるが、年季が入った石畳を探すと西洋風の石畳はなく、最近のものだったりする」と説明し、イタリアロケのこだわりを語った。公式サイト内の時計にはある仕掛けが施されているほか、新春の運試しコンテンツとして「ハガレンみくじ」も実施される。キャストは他、本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)、ディーン・フジオカ(ロイ・マスタング大佐役)、松雪泰子(ラスト役)、佐藤隆太(マース・ヒューズ中佐役)、蓮佛美沙子(ホークアイ中尉役)、夏菜(ロス少尉役)、原田夏希(グレイシア・ヒューズ)、大泉洋(国家錬金術師タッカー役)、國村隼(ドクター・マルコー役)、小日向文世(ハクロ将軍役)、石丸謙二郎(コーネロ教主役)、本郷奏多(エンヴィー役)、内山信二(グラトニー役)の出演が発表されている。(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2017年01月01日堺雅人が混沌の戦国時代を駆け抜けた真田信繁(幸村)を演じ、大泉洋、長澤まさみ、星野源ら豪華キャストが共演した2016年の大河ドラマ「真田丸」が12月18日(日)の第50話で最終回を迎えた。三谷幸喜が2004年放送の「新選組!」以来2度目となる大河ドラマの脚本を手がけたことも話題となった本作。史実をベースにしながらもユーモアあふれるシーンなどを織り交ぜながら、信濃の一領主だった真田家の次男として生まれた信繁の迷い、悩み、苦しみながら成長する姿と家族への愛が描かれた。最終回は、豊臣と徳川の決戦が始まり、圧倒的に不利な形成のなか信繁は大阪城を出て野戦を繰り広げる。信繁は茶々に家康を打ち損じたら千姫を和睦の使者として秀忠の元へ向かわせるよう告げる。一方、家康側は秀頼を出陣させないため幸村が寝返ったといううわさを流す。徳川軍が大混乱のなか怒涛の如く進撃する幸村。戦いは豊臣軍が有利に進むが、兵たちが秀頼が城に逃げ帰ったと誤解、隙を見て徳川軍が反撃に転じ、信繁は家康を追い詰めるも秀忠に撃たれ敗北するというストーリー。「TwitterJP」アカウントによれば18日夕方5時からの「#真田丸」または「真田」ツイートは37万件以上に上ったとのこと。放送終了後には「一年間、ありがとうございました。」など“真田丸ロス”に陥った視聴者の声がネットに続々と投稿されはじめた。秀頼や茶々、きり、毛利らのその後が描かれないラストに対しては「三谷さんは信繁が見ていないことは描かないと言ったから最後までそうだった」「それは左衛門佐様が見ていないから。最後まで貫いてたな、真田目線の大河ドラマ」「いかに生きたかが大事だから、最期は語らないんだね」などのあくまで“真田目線”で綴られた三谷脚本を評価するツイートが数多く投稿されていた。また、信繁が自決するシーンでは年齢を聞かれた藤井隆演じる佐助が「55でございます」と答え、自らより年上だったことを知った信繁が思わず固まってしまうという場面には「なぜここで笑わせにくる三谷」「ちょいちょいギャグ要素混ぜるのやめてください(もっとやれ)」「何か愛がありすぎて感動した」など、爆笑したという声が多数寄せられていた。そのほか「真田丸最終回のタイトルは『逃げるは恥だが役に立つ』しか考えられないなあ…」「逃げる姿はかなり恥だったけど戦況が変わった後は役に立つ」「ガッキーといちゃついとるから遅れるんじゃ!」など、今作で徳川秀忠を演じた星野さんが出演しているドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」と、最終回での秀忠の行動をかけたツイートも多数見られた。そして何よりも「三谷幸喜さん、俳優の皆さん、制作に関わった全ての皆さん。ありがとうございました!」「よい1年を有難うございました」など、多くの視聴者が1年間にわたる“真田丸”の航海に感謝のねぎらいの言葉を送っていた。なお「真田丸」は総集編が12月30日(金)12時15分~NHK総合で放送される。改めて1年にわたる“真田丸”の歩みを振り返ってみてはいかが。(笠緒)
2016年12月19日堺雅人主演、大泉洋、草刈正雄、木村佳乃らが共演し、三谷幸喜が04年の『新選組!』以来2度目の脚本を手がけた2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」が12月18日(日)今夜の放送でついに最終回を迎える。混沌の戦国時代を「ひらめき」「知力」「体力」「統率力」そして「運」を持って駆け抜けた真田信繁(幸村)の人生を描いた55作目となる大河ドラマ。堺さんが主人公の真田信繁(幸村)を演じるほか、信繁の兄・真田信幸(信之)に大泉さん、信繁の幼なじみで生涯のパートナーとなるきりに長澤まさみ、大阪の陣で信繁が討ち取ろうとする徳川家康に内野聖陽、信繁が仕える豊臣家の嫡男・秀頼に中川大志、秀吉の側室・茶々に竹内結子、また、信繁と共に大阪の陣を戦う毛利勝永に岡本健一、後藤又兵衛に哀川翔、明石全登に小林顕作、長宗我部盛親に阿南健治といった面々が共演。これまでの物語で信繁の父・昌幸役で草刈さん、信繁の母・薫役で高畑淳子、信繁の姉・松役で木村さん、織田信長役で吉田鋼太郎といったキャストも登場している。また本作では三谷氏が『新選組!』以来となる大河脚本を手がけたことも話題となった。「真田丸」とは大阪冬の陣で信繁が築いた出城の名称だが、本作では信濃の一領主で大きな力を持たなかった真田家に生まれた信繁の歩んだ人生を航海に見立て、出城の名をタイトルに冠したという。2016年1月10日より放送開始した「真田丸」だが、今夜の最終回は時間を55分拡大しての放送となる。大阪夏の陣で豊臣と徳川の決戦が始まり、大坂城を出て野戦に持ち込む幸村だが圧倒的に不利な状況。死を覚悟する茶々に「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭す幸村。勝永らの活躍により徳川軍を次々と倒す豊臣勢だが秀頼のもとに幸村が寝返ったといううわさが広がる…。幸村は家康ただ一人に狙いを定め単騎で突き進む…というストーリー。大河ドラマ「真田丸」最終回は、12月18日(日)20時~NHK総合にて、18時~BSプレミアムにて“55分拡大版”で放送。(笠緒)
2016年12月18日累計2,100万部を誇る石田スイの人気コミックを実写化する『東京喰種トーキョーグール』。この度、主演・窪田正孝が演じる主人公のキャラクター画像が初解禁された。人の姿をしながらも人を喰らう怪人「喰種(グール)」。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ)は、ある日、事故に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の少女・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていく。喰種たちのことを深く知ることで、カネキは大切な仲間や友人とどう向き合うか葛藤する。そんな中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。キャストには、主人公・カネキこと金木研役の窪田さん、ヒロイン・トーカこと霧島董香役に清水富美加、そのほか鈴木伸之、蒼井優、大泉洋といった豪華キャストたちが集結している。今回公開されたのは、窪田さん演じる主人公・カネキのイメージビジュアル。内気で平凡な大学生だったカネキは、ある事件がきっかけで半喰種となってしまう。もがき苦しむ中、喰種たちの世界にふれ、やがてカネキはこの世界のあるべき姿を模索していくという役どころ。イメージビジュアルでは、東京の街を舞台に喰種の象徴であるマスクをまとい、強大な敵に立ち向かおうとするカネキの決意の表情が表されている。また、劇中に登場するマスク&衣装を担当するのは、レディー・ガガなどのステージ衣装を手掛け、パリコレでも活躍する世界的デザイナーCHRISTIAN DADAの森川マサノリ。彼の創り出す「前衛的でありながら伝統をも受け継ぐという独特のデザインが、唯一無二の“現在”を象徴するファッションであり、『東京喰種』の世界観と必ず共鳴するものと強く確信」したそうで、製作サイドがラブコール。森川氏も東京喰種のファンだったこともあり今回実現した。森川氏は「劇中で使用したマスクや衣装は、監督と一緒に原作のイメージから膨らませて映画オリジナルに仕上げました。東京喰種ファンの方々に気に入ってもらえるとうれしいです」とコメントを寄せている。さらに、映画のタイトルロゴも併せて初解禁!原作コミックから、アニメ化、舞台化、ゲーム化を経てついに実写化される本作は、さらなる世界観の深化を追求するべく、ロゴはクリスタルを彷彿とさせる表面に、きらきらと輝く夜景、生物の細胞を拡大してみたときのまるで宝石のような輝きを内側に秘め、命あるもの個々の尊さ、美しさを表現しているという。なお、12月17日(土)・18日(日)に開催される「ジャンプフェスタ2017」内の「東京喰種トーキョーグール」コーナーにて、窪田さんが撮影中に着用したカネキのマスクを展示。さらに、「ジャンプスーパーステージ」の「東京喰種トーキョーグール」ステージにてスペシャル映像も上映される(12月18日10:00~10:30)。『東京喰種トーキョーグール』は2017年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年12月13日大泉洋が自ら綴った、北海道時代や「水曜どうでしょう」の裏話などを凝縮したエッセイ「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」が、台湾・香港・マカオにて発売されることが決定。大泉さんから感謝のコメントが到着した。北海道を拠点に活動していた1997年から雑誌3誌で連載・執筆していた幻の原稿108編に加え、「水曜どうでしょう」秘話、「TEAM NACS」にまつわる爆笑話、“大泉洋の在り方”についての自身の考察、また自身の“プロポーズ”時に起きた思わず泣ける感動エピソードなど、大量書き下ろしを加え、「大泉洋が綴った16年のすべて」を一挙収録したこのエッセイ。2013年に発売され、2015年に角川文庫化、日本国内でエッセイとしては驚異の累計発行部数40万部を突破している。今回の“海外進出”は、大泉さんのファンである台湾の編集者から、「大泉洋さんは何か特別なものを持っている人。彼の青春、仕事への情熱、何かを信じて自分や家族に向き合うこと、そういった彼の面白さが詰まったこのエッセイを広めたく、ぜひ自分の手でこの本を手掛けさせていただきたい」と、熱い手紙が届いたことがきっかけ。熱烈なオファーを受け、翻訳版が発売されることになった。マンガ家・あだち充が描いた装画はそのままに、来年1月には台湾、香港、マカオの書店に並ぶ予定。ついに、彼の唯一無二な“面白さ”が海を越える!<大泉洋コメント>果たして、私の人生の失敗ばかりを綴ったあの赤裸々なエッセイを、私をよく知らない海外の人たちがどう読んでくれるのか?そもそも誰が読んでくれるのか(笑)?不安と期待でいっぱいです。でも、めちゃめちゃ嬉しいです!ありがとう!台湾、香港、マカオ!「大泉エッセイ」(海外版)は台湾、香港、マカオにて2017年1月予定。「大泉エッセイ~僕が綴った16年」(日本版)はKADOKAWAにて発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月08日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化される『鋼の錬金術師』。このほど、公式サイトでのカウントダウンも話題となっていた本作から、待望の初映像が解禁!山田さん演じる主人公エドワード・エルリックに加え、原作ファン待望の弟アルフォンスの姿が明らかになった。幼き日に最愛の母親を亡くしたエドワードとアルフォンスの兄弟。幼い2人は母親を生き返らせるために“錬金術”の最大のタブー、“人体錬成”を行うが、失敗する。その代償としてエドワードは肉体の一部を、アルフォンスは肉体すべてを失い、魂を鎧に定着させた姿になってしまう。やがて、エドワードは国家錬金術師となり“鋼”の二つ名を授かる。兄弟は、失ったすべてを取り戻すため、絶大な力を秘める“賢者の石”を探す旅に出るが…。本作は、日本を代表する伝説的人気コミックを、山田さんをはじめ、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子、本郷奏多、大泉洋といった日本を代表する俳優陣で映画化。錬金術が存在する壮大でファンタジーな世界観は、日本での映像化は不可能といわれ、ハリウッドでの映画化もうわさされていたが、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGを手掛けた映像のスペシャリスト、曽利文彦監督の手により、錬金術を駆使したアクションシーンの完全映像化が実現することになった。8月下旬にクランクアップを迎えた本作は、現在、精密なCG映像を制作中。2000年以降、日本のVFX技術の進歩は目覚ましいものがあり、2002年公開の曽利監督の『ピンポン』が日本映画の新たな可能性を拓き、今年は『シン・ゴジラ』に登場するゴジラ、『デスノート Light up the NEW world』の死神リュークなど、フルCGで制作されたリアルなキャラクターたちが、日本映画界においても、映像化困難といわれた世界観の可能性を広げている。まさに「時は、来た」――そんないまだからこそ、実現したともいえる本作。今回、公式サイトで初解禁された30秒の超特報では、イタリアロケで撮影された、エルリック兄弟の生まれ故郷を思わせる牧歌的な美しい風景や、山田さんが熱演する主人公の“鋼の錬金術師”エドワードに加え、鎧姿のアルフォンスの姿が!本作に登場するアルフォンスは、日本映画では不可能とされていた最先端の技術で、全編フルCGの“リアリティあふれる”姿が表現されるという。さらに、錬金術によって生み出された何かがエドに襲い掛かる映像も収められており、山田さん演じる、熱血で一本気な兄・エドと、優しく穏やかな弟・アルの波乱に満ちた旅の始まりに期待が高まる映像となっている。『鋼の錬金術師』は2017年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)特報が16日、公式サイトにて公開された。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。主役のエドワード・エルリックを山田が演じる。母親を蘇らせるため、エドとともに”人体練成”に挑戦するも失敗、体全部を失い魂を鎧に定着させた弟・アルフォンス(アル)はフルCGで制作。その姿も、映像の中で確認することができる。メガホンをとった曽利文彦監督はジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGを手掛けており、8月下旬のクランクアップ後も精密なCG映像を制作中だという。また、特報内では山田が扮したエドの姿やイタリアロケによる風景、そして錬金術によって生み出されたものがエドに襲いかかるシーンも収められている。キャストは他、本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)、ディーン・フジオカ(ロイ・マスタング大佐役)、松雪泰子(ラスト役)、佐藤隆太(マース・ヒューズ中佐役)、蓮佛美沙子(ホークアイ中尉役)、夏菜(ロス少尉役)、原田夏希(グレイシア・ヒューズ)、大泉洋(国家錬金術師タッカー役)、國村隼(ドクター・マルコー役)、小日向文世(ハクロ将軍役)、石丸謙二郎(コーネロ教主役)、本郷奏多(エンヴィー役)、内山信二(グラトニー役)の出演が発表されている。(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2016年11月16日「anan」2028号11/9発売は「大人の男2016」特集。今週の表紙は大泉洋さん。表紙撮影ストーリーを紹介します。表紙の素敵さにビビったあなたに、大泉さんのカッコよさをさらに熱弁!大人の男特集も今回で早くも3回目。西島秀俊さん、長谷川博己さんに続く表紙は、大泉洋さん!今回はじめてカバーを飾っていただくことになります。大泉さんがスタジオに入られて、さっそく衣装をご相談。「今回、こんな感じで…」と過去2号の『大人の男』のバックナンバーをお見せすると、「わかりました、できます!」と胸を反らせながらも、「あの、ちなみにこのタイトル(『大人の男』)、今回だけ急に変わったりしませんよねえ?」ととぼけてみせ、笑いを取るのも忘れません。「大丈夫です。最後に疑問符とかも、たぶん入りませんし!」私も胸を張って答えます。お着替えを済ませて登場された大泉さんを見たとき、カッコよすぎて腰が抜けるかと思いました、いや大げさではなく!私は『水曜どうでしょう』を録画して毎週見ていた人間で、大泉さんのことは「大好き!」なのですが、はっきり言って「カッコいい」という意識を持ったことが、あまりありませんでした(すいません!)。いつだってご本人が面白すぎて、まるで気取らないから危うく気が付きませんが、私は今回声を大にして言いたい。大泉洋さんは実はものすごくカッコいいんです!まずスタイルが良いです。長身で180センチメートル近くあります(これも意外じゃありませんか?)。そして立ち姿がすごく様になります。これは舞台をやっている人ならではの感じかもしれません。そしてお顔立ちも、非常にバランスが整っています。髪は、まあクルクルしていますが…それだって素敵です!というわけで、編集部の女子一同、撮影にうっとりしちゃったわけです。一方、大泉さんを囲むスタッフ、言ってみれば“チーム大泉”は、かなり男度が高い方ばかり。女性誌でよくお見かけする中性的な感じじゃなくて、「女心ってよくわかんねえんだよな~、ガハハハ!」とか言いそうな“骨太”な男性ばかり。そんな大人男子のなかで、中心にいて大きな笑いを取っているのが、大泉さんなのでした。TEAM NACSといい、大泉さんは男の人のチームのなかにいてつるんでいる感じがすごく似合うなあ、とそれもまた萌えた私でした。というわけで、とにかく素敵な大泉洋さんのお写真は、ぜひ誌面でご覧ください!インタビューも必見です。(S)
2016年11月08日現在放送中のNHK大河ドラマ第55作「真田丸」が、10月27日の収録をもってクランクアップを迎えたことが発表された。「真田丸」は2016年1月10日より放送開始、三谷幸喜が2004年放送の「新選組!」以来2度目に脚本を手がけ、主人公の真田信繁(幸村)役を堺雅人が、信繁の兄・真田信幸(信之)役に大泉洋、ヒロインのきり役に長澤まさみら豪華俳優陣が集結した。10月28日(金)にNHKは、「去年9月1日に長野県でクランクインして以来、約1年2か月。大河ドラマ『真田丸』は、10月27日の収録をもちまして、すべての撮影を終了しましたことをご報告いたします」と発表。さらに、主演の堺さんからコメントが到着した。「“真田丸”が一そうの船をイメージしていると最初に聞いたとき、本当に船旅に出るようなつもりでこの撮影を楽しもうと思いました。真田家が乗組員ならば、共演者の方々が我々を温かく迎えてくれる港、スタッフの皆さんが乗せてくれる船でした。乗り心地が決していいとは言えませんでしたし、どこに連れて行かれるかわかりませんでしたが、誰も見たことのない景色をたくさん見せてもらいました。そして、この旅のプランを作ってくれたのが三谷さんでした。風まかせ、潮まかせで動いてきた私に、1年2か月という長い旅でしか見えない景色を見せてくれた三谷さんには感謝しています。本当に楽しい船旅を過ごすことができました」。放送は、第50回の12月18日(日)まで続く。大河ドラマ「真田丸」は、毎週日曜20時~NHK総合にて、18時~BSプレミアムにて放送。再放送は毎週土曜13時5分~NHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年10月28日「嵐」の5人が多彩なゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」の2時間スペシャルが10月1日(土)今夜放送され、映画『金メダル男』でW主演を務める内村光良と「Hey! Say! JUMP」の知念侑李がゲストで登場する。2人が登場するのは番組の人気コーナーである松本潤の「This is MJ」。知念さんは松本さんと「ジャッキーチェンのアクション三番勝負」で対決。勝負するアクションは『ラッシュアワー』からは「カッコ良い壁の登り方対決」、『酔拳』からは「カッコ良い椅子アクション対決」、『プロジェクトA』からは「カッコ良い自転車アクション対決」の3本。ジャッキーチェン屈指の名アクションシーンをどちらが一番見事にこなせるかを競う。今回は2時間スペシャルということで“ウン百万円”をかけ映画そっくりのセットを都内某所に造設。「カッコ良い壁の登り方対決」では松本さん、知念さんともに見事1回目から成功するものの、その出来栄えに二人とも納得せず再度挑戦。しかも大のジャッキーファンとして知られる内村さんが“監督”するとあって、その映像にも注目。どちらがカッコよくアクションをこなしたのかは放送で確かめて。さらに石原さとみをゲストに迎え、新米がおいしいこの季節に、いま食べるべき注目のお米とごはんのお供をかけて対決する「ご飯のお供デスマッチ」と、唐沢寿明をゲストに迎え絶品豚肉料理をかけて対決する「豚肉料理デスマッチ」の2本のスペシャルデスマッチ企画を放送するほか、櫻井翔がいきなり訪れてその土地の魅力を再発見する「櫻井翔のいきなり取材」では愛知県飛島村を訪問する。今回ゲストで登場した内村さんと知念さんがW主演した『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、ひとりの男の子が生まれた。その名は“秋田泉一”。小学校時代、運動会の徒競走で1等賞に輝いて以来、絵画や書道、火おこし、鮎のつかみどり、大声コンテストなど、次々に1等賞をゲット!いつしか周りから“塩尻の金メダル男”と呼ばれるようになっていた。だが、それは、七転び八起き人生のはじまりに過ぎなかった…。主人公・秋田泉一の若き日を知念さんが、大人になってからを内村さんが演じ、内村さんは主演だけでなく原作・脚本・監督も担当。『バースデーカード』の木村多江や『ヒメアノ~ル』のムロツヨシ、「まれ」で一躍人気となった土屋太鳳、大泉洋、長澤まさみらも出演する。またデスマッチ企画に登場した石原さん主演のドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」は10月5日(水)22時~スタート。唐沢さん主演のドラマ「ラストコップ」は10月8日(土)21時~スタート(初回15分拡大)。「嵐にしやがれ」2時間スペシャルは10月1日(土)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2016年10月01日10月22日(土)から全国公開される『金メダル男』で内村光良と共にW主演を果たす「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が、9月26日(月)今夜放送される「有吉ゼミ秋の超豪華SP」にゲストとして登場する。「有吉ゼミ」は有吉弘行が司会を務める新・知的エンターテインメント。毎回出されるテーマについて芸能人たちが「現代社会を学ぶ」ためにロケを敢行。リアルな実体験から日本社会を分かりやすく学んでいくという番組だ。今回は知念さんをゲストに迎え「秋の超豪華企画連発2時間SP」を放送。「ヒロミの八王子リホーム」をはじめ氷川きよしがパティシエ修行で自ら考案のチョコレートケーキを作るほか、藤田ニコル、田中美奈子の2人が台湾激安ツアーを体験。田中美佐子はあばれる君と高級深海ザメの一本釣りに挑む。芸能人たちが挑む様々な“社会体験”をお見逃しなく。今回ゲストで登場する知念さんは2007年に「Hey! Say! 7」としてCDデビュー。その後同グループが現在の「Hey! Say! JUMP」へと発展し知念さんはメンバーとしてアーティスト活動をしながら、ドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」や「スプラウト」「必殺仕事人」シリーズ、映画『超高速!参勤交代』シリーズなどに出演。俳優としても活躍している。そんな知念さんが内村さんとW主演する『金メダル男』は、2011年7月に上演された内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を内村さん自ら脚本、監督、主演で映画化。主人公・秋田泉一の若き日の姿を知念さんが、大人になってからを内村さんがそれぞれ演じる。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す、“金メダル男”への始まりに過ぎなかった――という物語。内村さん、知念さんのほかヒロインを木村多江が演じムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶、大泉洋、上白石萌歌、清野菜名、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、柄本時生、山崎紘菜、森川葵、ユースケ・サンタマリアら豪華キャストの共演も見ものだ。「有吉ゼミ秋の超豪華SP」は9月26日(月)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年09月26日●プロデューサーは"家買ったオンナ"「私に売れない、家はありません!」「家を、売るためです!」「GO!!」…北川景子が目をカッと見開いて叫ぶそのセリフに、最初は違和感を持ったものの、次第に快感に変わってきた視聴者も多いのではないか。日本テレビ系ドラマ『家売るオンナ』が、きょう14日22時からついに最終回。次々に家を売っていく北川演じる不動産屋のスーパー営業ウーマン・三軒家万智は、SNS上でも「おうちを探してもらいたい」「憧れます!」と大人気だ。常に命令口調で無愛想な言動を見せてきた彼女が、なぜここまで愛されるのか。その理由を日本テレビの小田玲奈プロデューサーに聞いたので、つべこべ言わずインタビュー本文へGO!!――今回『家売るオンナ』が初プロデュース作品ですよね。日本テレビに入社してからは、どのような番組に携わってきたのですか?最初から「ドラマを作りたいです!」って叫んで入社したんですが、入社後はまず朝の『ズームイン!!SUPER』を5年間担当しました。その間もずっと「ドラマに行きたい!」と言っていて、制作局に異動することになり、これは絶対ドラマだ!と思ったんですが、バラエティだったんです(笑)。そこからしばらくはドラマ志望と言わないようにしてたんですけど、あるタイミングでそろそろいいだろうと思って「ドラマやりたいです!」と言ったタイミングが、ちょうど良かったみたいで、ドラマ班に来ることになりました。――それから『家売るオンナ』の企画を出したんですか?異動するより前のバラエティ時代に『有吉ゼミ』で「坂上忍、家を建てる。」というコーナーに携わっていたとき、これはドラマとしても面白そうだと思って出した企画が『家売るオンナ』なんです。それがドラマ班の方で好評になってボツにせず残してくれていて、私が異動してから1年間は、尊敬していた先輩の櫨山裕子さんの下について、ドラマづくりをいろいろ教えていただいて、いよいよ自分がプロデューサーデビューというときに、「この企画出してたんですけど…」と掘り起こして成立したという流れですね。――実際に不動産屋への取材もいろいろされたんですよね。企画が走りだしたときに、旦那と一緒にお客さんになって、家の内見に行く車の中で「困ったお客さんとかいますか?」と聞いたりして、潜入取材のようなことをしていました。そうやっていろいろエピソードを聞き出すのが目的だったんですが、見る家見る家が楽しくなっちゃって、私、家を買っちゃったんです(笑)――え!? 取材目的だったんですよね!?そうなんです。でも、だんだん話が変わって本気になってきちゃって(笑)。日本テレビは生田スタジオ(神奈川・川崎市多摩区)でドラマを撮ることが多いんですけど、そこに近いところに家を買ってしまいまして、バラエティに戻って汐留(本社)に通うとなったら遠くなってしまうので、これは何としてでも当てないといけないという覚悟を持って、今回の作品に臨みました(笑)――『家売るオンナ』は、この7月クールのドラマで平均視聴率トップを走っています。ひと安心ですね(笑)はい。35年ローンを組んじゃったので、しばらくは大丈夫かなと(笑)――今作は主演の北川景子さん演じるスーパー不動産営業・三軒家万智というキャラクターが、ものすごく立っていますよね。目を動かしたり振り向いたりするたびに効果音が付いて、まるでロボットのようなキャラクターですが、なぜあのような設定になったのですか?今、連続ドラマは本当に頑張って脚本も丁寧に作ってちゃんと撮っているのに、なかなか視聴者に見ていただけないね、という話をしていて、監督の猪股隆一さんが「もしかしたらスベるかもしれないけど、演出を普通の日常よりも、何段階か上げたオーバーな動きがまかり通るような設定にしよう」と決意されて生まれたんです。――スベるどころか、第1話で、三軒家万智が木に登っては落ち、木に登っては落ちと、何回も諦めずにやっていたシーンは、まるでターミネーターのような動きで爆笑してしまいました。その決意から、部下たちが営業に出るのを躊躇(ちゅうちょ)するときに、三軒家万智がアップで「GO!!」と叫ぶシーンも生まれたんですね。あのシーンは、北川さんに風を当てて、髪をふわっと舞うようにしているんですが、脚本に「風が吹く」というト書きは一切書いてなかったので、私の中では大人っぽく「GO…」って言うだけのイメージでした。風まで当てると日本テレビでいうと土曜ドラマのような演出だったので、水曜ドラマの視聴者に喜ばれるのだろうか、と悩んでいたんですが、あるタイミングから「なんじゃあれは!?」と評判になってきたので、皆さんに引っかかったということで、成功したんだと思います。●スタッフみんなにあった「GO!!」の苦労話――この「GO!!」は、思わずマネしたくなるセリフですよね。「北川さんに風を当てて」とおっしゃいましたが、どのように撮っているんですか?手持ちのカワイイ扇風機ではなく、サーキュレーターを顔の正面下からクッと上げて当てています。初めはやっぱりうまくいかなくて、「GO!!」と言っているときにグッとアップになるのですが、カメラマンさんも息を合わせるのに苦労されていたり、風と一緒にホコリがつくこともあるので、あんまりやり過ぎるとメイクさんがドキドキし始めたり…(笑)。それで、打ち上げのときに、スタッフのみんなが「GO!!」で大変だったことをひと言ずつ発表していく「GO!!ができるまで」というVTRを流したんですが、すごく盛り上がりました(笑)――それぞれ、「GO!!」の苦労話を持っているんですね(笑)音声さんは「GO!!」と言う声が扇風機の音に潰されてしまうんで、直後に「声だけもらいまーす」と言って「GO!!」の声をアフレコしてたり、衣装さんは三軒家万智がカーディガンを羽織っていることが多いので、それが「飛ばないように祈ってました」とか(笑)。それでも撮影が進むにつれてだんだん慣れてきて、だいたい一発OKになりました。そうそう!3話の「GO!!」のOAを見た北川さんが「微風だな…もっと思いっきり当てて!」と乗り気になったんです。そしたら、次やったときにブワォ!ってすごい当てられて、「そう!」みたいなこともありました(笑)――納得の「GO!!」が出たんですね(笑)。ところで、三軒家万智にモデルとなった人物はいるんですか?キャラクターを作るにあたって、脚本の大石静さんと、正義感を振りかざすよりはミステリアスの方が面白いんじゃないかという話はずっとしていたんですが、一方でお金のために家を売っているという人が視聴者に好かれるんだろうか、反感を買わないだろうかという不安があったんです。そんな中、今回約30人の不動産屋さんに取材したんですが、30歳くらいの女性営業マンの方が「私はこの仕事をして、自分より明らかに年齢も肩書きも上の人に『あなたに家を探してもらえて本当に良かった』と感謝されました。この仕事はお客さまの人生を背負っている。だから私は医者や弁護士と同じように"先生"と呼ばれてもいい仕事だと思っています」と言っていたんです。それを聞いて、やることをやっている主人公であれば、あまり反感を買われないのかなと思うようになりました。今回取材した30人の不動産屋さんたちからは、他のキャラクターの要素にも生かしています。――見事に小田さんに家を売った営業マンはどんな方でしたか? もともと買うつもりのないお客さんに買わせるなんて、相当な敏腕だと思いますが。男性の方で、やっぱり上手でした。気づけば転がされていましたね(笑)。私たちと運命共同体という気持ちで家を探してくれたそうですが、私に売った後に「この仕事辞めます」って連絡が来て、思わず「おいっ!」って突っ込んでしまいました。今でも連絡はとってますけどね(笑)――本当の不動産屋の方は、このドラマを見てどんな感想を持ってるんですかね?ネットなどで評判を見ているんですが、「これはあり得ない」とか「これはあるあるだ」とか、誰の感想よりも興味深いです。結構取材からもらったエピソードもあるんですが、まず皆さんが面白おかしく楽しそうに話すのは、愛人に家を売った話と、事故物件の話ですね(笑)。それから、これは第3話に出てきたんですけど、ペットのカメのためにサンルーム付きの1億円の家を買ったという話は、実話のエピソードです。ドラマの中では、1億5000万円の家を3億円で売った(第4話)みたいな、あり得ない話もあるんですが、細々とした話は、わりと"あるある"だったりするんです。――不動産屋さんの日常で起こってることが、ドラマなんですね。そうなんですよね。そういう面白い話はどんどん入れていったので、不動産屋さんの評判を見るのが楽しみなんです。あと、不動産屋さんは「契約が水に流れないように」という説で水曜日は縁起が悪いから定休日のところが多いんですが、それで「不動産屋が休みの日に放送するのはさすがだ!」と言ってくれて(笑)。見やすいと思ってもらえているとうれしいですね。●最終回で課長・庭野との三角関係が決着!?――北川景子さんとは今回が初めてのお仕事だそうですが、印象はいかがでしたか?初めてお会いしたときから、すごく気持ちのいい人でした。今回の役について「わりと自分と近い役だから、疑問点を持たずにやれました」と話しているのを聞いて驚きましたが、この3カ月間、番宣も含めていろんなところで彼女を見ていると、仕事に対しての情熱がすごいので、そういうところが三軒家さんに共感したんだろうなと思いました。何を置いてもまずは仕事、仕事がないと私は生きていけませんって、結構おっしゃっているんですよね。――他の作品でも、すごくストイックに役に打ち込むという話はよく聞きますね。ところで、あの三軒家万智のキャラクターを見ていて、以前、篠原涼子さんがスーパー派遣社員を演じた日テレさんのドラマ『ハケンの品格』(※)を思い出しました。三軒家と工藤阿須加さん演じる庭野と、篠原さんと新米派遣社員の加藤あいさんの関係は、やはり意識されているんですか?実は『ハケンの品格』は、セリフがしっかり入るくらい何度も見ている、私が日テレで一番好きなドラマなんです。もちろん影響を受けています。『家売るオンナ』をつくるときのベースとして、1話から10話までの人間関係がどう変わっていくのかというのを、『ハケンの品格』をもとに、グラフみたいなものを作って研究したんです。そこから、何話目に人間関係で思わぬ出来事が起こったらインパクトが与えられるんだろうというのを考えていたんですが、『ハケンの品格』は、3話で篠原さんと大泉洋さんがキスするシーンがあるんですよ。当時私はそれを見て「そんなつもりで見てなかったのに!」とびっくりしたんですが、今回出ていただいている課長役の仲村トオルさんがとってもすてきなので、大石さんに「4話で三軒家万智とキスするというのをやろうと思うんです」と相談したんです。『ハケン』は3話でやったんで、こっちも3話でやろうと思ったんですけど、その段階ではどう考えてもできなくて(笑)(※)『ハケンの品格』…篠原涼子演じるスーパー派遣社員・大前春子が、正社員とバトルを繰り広げながら、無表情で完璧に仕事をこなし、会社のピンチを何度も救っていくドラマ。日本テレビ系で2007年1~3月放送。――いよいよ最終回ですが、見どころを教えてください。最終回は、いつもと同じように、とあるお客さんに向き合って家を売るというお話なので、これまで見ていなかった方にも楽しんでもらえます。そんな中、三軒家さんがテーコー不動産を追われそうになるという事態が起きて、そこで彼女がどんな気持ちで家を売るのか、というところがポイントですね。これまで、彼女のいろんな過去の話が出てきましたけど、彼女が今どういう思いでいるのかを語るシーンがありますし、一軒も家を売っていない白洲美加(イモトアヤコ)が最後には家を売れるようになるのかにも注目ですし、三軒家と課長と庭野の三角関係も、ある程度決着というか、ひとつの形が見えてきますよ。――ラストシーンは海岸ですよね。全く展開が読めません(笑)えーっ!?って驚くと思います(笑)。最終回を見て、その後1話からあらためて見ていくと、これはここにつながっていたのか!と、伏線にも気づくと思います。――ところで、次の水曜ドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』でもプロデュースを担当されますよね。同じ枠で2クール連続というのは異例だと思います。これは同時に出した企画書が通って、本当にたまたま連投になっちゃっただけなんです(笑)。『地味にスゴイ!』は、女性をはじめ、どんな小さな仕事でも一生懸命頑張っている人を応援するドラマ。自分の居場所はここなのだろうかと悩みながら働いている人ってすごくいっぱいいると思うんですよ。そんな人たちが、本当はやりたい仕事じゃなくても、本気でやれば自分をほめていいんだって思えるようなドラマにしたい。それは、ほんっとうに私が13年間、ドラマに異動できなくて、すごく抱えて考えていたことなので、その思いを描いていきたいと思います。■プロフィール小田玲奈(おだ・れいな)1980年生まれ、東京都出身。日本大学芸術学部演劇学科卒業後、2003年に日本テレビ放送網入社。朝の情報番組『ズームイン!!SUPER』を担当後バラエティ制作に移り、『メレンゲの気持ち』『another sky-アナザースカイ-』『魔女たちの22時』『不可思議探偵団』『有吉ゼミ』などを担当し、2016年7月クールの『家売るオンナ』で初の連ドラプロデュース。次の10月クール『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』でもプロデュースを担当。
2016年09月14日俳優・岡田将生主演のテレビ東京系ドラマ『不便な便利屋』スペシャルドラマの放送が10日、明らかになった。放送日は年末年始を予定している。同作は2015年4月に連続ドラマとして放送。岡田、鈴木浩介、遠藤憲一が北海道の名もなき田舎町で”便利屋”を営むという設定のコメディドラマで、ドキュメントとフィクションを融合した展開が話題を呼んだ。脚本・監督は、大泉洋を世に出したバラエティ番組『水曜どうでしょう』の企画でおなじみの”ミスター”こと鈴井貴之が務める。連続ドラマ版では、「1時間で作るスノーマン(雪だるま)の数」を競うギネス記録(TM)に挑戦し、2036体を制作、実際に世界記録を上回るという常識破りな展開を見せた。今回放送するスペシャルドラマでは、劇中で3人が制作するショートフィルムを、札幌市で開かれる『【No Maps/Film】第11回札幌国際短編映画祭(SAPPORO ショートフェスト 2016)』に正式出品する。岡田は「撮影中から皆さんと続編がやれたらいいねと話していましたが、やっとできます」と喜びを語り、「また一段とパワーアップして帰ってくるので、僕自身楽しみながら最高の作品をお届けできるよう頑張ります!」と意気込む。また、鈴木は「またあの町の空気が吸える!」と、北海道への愛着を示し、「純くん、バツさん早く会いたーい!」と、共演の2名に役名でラブコールを送った。遠藤は「北海道のキラキラした美しさの中でまたお芝居できるのが楽しみです。東京ではできない北海道ならではの作品になればいいなと思っています」と大人なコメントを。鈴井は、便利屋たちについて「どこからがドラマで、どこからが現実なのか。それはこのドラマ『不便な便利屋』を見てくれる視聴者の皆様にも言えること」と不敵に語り、「テレビ画面で見るこのドラマを日常生活の中に組み込んでもらう。皆さんの生活の一部になる。そんな作品になり得たら最高に嬉しく思う」と展望を述べた。また、「ドラマの舞台となる北海道の小さな町では、すでにこの続編のことで盛り上がっている」と状況を明かし、「現実での市民の方々にとってはすでにこのドラマは日常化している。そんな人々が日本全国に広がっていくよう願いたい」と、期待を寄せた。(C)「不便な便利屋」製作委員会
2016年09月11日スタジオジブリ最新作『レッドタートルある島の物語』の公開を記念して、スタジオジブリ長編劇場用映画全21作品の中から、最も投票数の多かった一作品を劇場で上映する「スタジオジブリ総選挙」。この度、栄えある1位に『千と千尋の神隠し』が輝いたことが発表。全国5都市の5劇場での上映が決定した。『思い出のマーニー』から約2年、ファン待望のスタジオジブリ最新作となる『レッドタートルある島の物語』。監督は、短編『岸辺のふたり』を手がけたマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督。高畑勲監督参加のもと、スタジオジブリとシナリオ・絵コンテ作りから効果音・音楽にいたるまでやり取りをしながら、実に8年の歳月をかけて完成させた。物語の始まりは、嵐の中、荒れ狂う海に放りだされた男が九死に一生を得て、ある無人島にたどり着く。必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日、ひとりの女が現れた――。本作の公開を記念し、スタジオジブリ史上初めて開催された本総選挙。8月13日から8月28日までの16日間投票が行われ、先日の中間発表時も大きな話題に。盤石の人気を誇る『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』(順不同)が上位を占め、SNSでは「お気に入りの作品が入っていない!?」などの驚きの声や、1位予想の議論が白熱していた。名作揃いの総選挙で1位を勝ち取ったのは、2001年公開『千と千尋の神隠し』。主人公は、わがままで無気力、どこにでもいるような現代っ子の千尋。引越しの途中で、不思議な町に迷い込んだ千尋は、そこで謎の少年ハクに手引きされ、八百万の神様たちが入浴しに来る「油屋(ゆや)」で「千」と呼ばれながら働くことに。さまざまな体験や冒険をとおして、少女は「生きる力」を取り戻していく…。本作はいまもなお日本国内の映画興行収入歴代1位の308億円という記録を保持する超大ヒット作。さらに、第52回ベルリン国際映画祭では金熊賞を受賞、第75回アカデミー賞ではアカデミー長編アニメ映画賞を受賞するなど、国内外から高い評価を獲得する大傑作ファンタジーだ。声優陣には、いまのエンターテインメント界で大活躍する顔ぶれが勢ぞろい。主人公の千尋を演じたのは、本作で一躍脚光を浴び、いまも女優として活動する柊瑠美。ハク役には、当時13歳の子役にして、現在では声優・役者・アーティストと幅広く活躍する入野自由。そのほか、内藤剛志、沢口靖子、夏木マリ、神木隆之介、菅原文太、玉井夕海、我修院達也、上條恒彦、小野武彦、大泉洋、安田顕ら。当時8歳だった神木さんは、本作でスタジオジブリ作品デビュー。この後、『キリクと魔女』『ハウルの動く城』『借りぐらしのアリエッティ』などへ出演することとなる。『千と千尋の神隠し』は、9月10日(土)から9月16日(金)までの1週間、全国5都市の5劇場(札幌シネマフロンティア、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ、TOHOシネマズ 梅田、TOHOシネマズ 天神)で上映。『レッドタートルある島の物語』は9月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月06日Hey! Say! JUMP・山田涼介の主演で実写化される映画『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)が26日、クランクアップを迎えた。撮影は、かつて実際に錬金術師が存在したといわれるイタリアで6月にクランクイン。準備期間を含めての1カ月の後、日本各地でのロケなど約3カ月にわたって長期の撮影が行われた。山田をはじめとするキャスト陣は、ハードなアクションからエモーショナルなシーンまでを演じ分け、国民的人気漫画の実写化という重責を担いながら、緊張感を保って撮影に臨んでいたという。今月5日には原作者の荒川弘氏が現場を訪れ、キャストやスタッフにねぎらいの言葉をかけながら、精巧に作られた衣装やセットが作品の世界観を表現できていることに満足。現場に掲げられていた看板に直筆でイラストを描き、一同はより一層士気を高めてクライマックスシーンの撮影に挑んだ。クランクアップを迎え、曽利文彦監督は「これまでの日本映画ではやったことのない撮影スタイルを取るなど、新たな日本映画の可能性を追求してきました」と報告。「リアルな映像については撮るべきものは撮れましたので、後は私には作品を完成させる義務があります。これから1歩1歩作りあげて行こうと思っています」と意気込み、「ファンの皆様には、原作やコミックのテーマ、魅力を込めつつ、実写だからこその"カタチ"をスタッフ、キャストで議論を重ねながら、作りあげたものとなりますので、是非応援頂けたらと思っております」と呼びかけている。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。エドワード・エルリック役を山田が演じるほか、本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)、ディーン・フジオカ(ロイ・マスタング大佐役)、松雪泰子(ラスト役)、佐藤隆太(マース・ヒューズ中佐役)、蓮佛美沙子(ホークアイ中尉役)、夏菜(ロス少尉役)、原田夏希(グレイシア・ヒューズ)、大泉洋(国家錬金術師タッカー役)、國村隼(ドクター・マルコー役)、小日向文世(ハクロ将軍役)、石丸謙二郎(コーネロ教主役)、本郷奏多(エンヴィー役)、内山信二(グラトニー役)の出演が発表されている。(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2016年08月31日現在、大河ドラマ「真田丸」で堺雅人演じる主人公・真田信繁(幸村)の兄・信幸(信之)を好演中の大泉洋が、「リクナビNEXT」の新CM「応援歌」編に登場。なんと “自己評価95点”という美声を披露している。本CMで大泉さんが扮するのは、人生の転機、転職を考え始める女性に寄り添う存在として、歌で励まし背中をそっと押す、通りすがりの男性。まず、「応援歌」(1)編では、駅前を「どうしようかな、転職…」と考えながら歩くひとりの女性が登場。すると、後ろから歌声が。振り返ると、自転車に乗った大泉さんが、歌いながら通りすぎていく。大泉さんが歌うのは、「ウルフルズ」のヒットソング「笑えれば」。“とにかく笑えれば 最後に笑えれば 答えのない毎日に ハハハと笑えれば“の歌詞が女性の心に響いていき、いつしか笑顔になった女性の心に寄り添うように、大泉さんが「大丈夫」とつぶやく。そして「応援歌」(2)編では、まだ転職について考え中の女性が、あのとき、歌を歌っていた大泉さん演じる男性と偶然再会。男性は「まだ悩んでるんですね?」と声をかけ、“とにかく笑えれば~”と口ずさむ。その歌詞をかみしめるように「ハハハ」と笑う女性に、大泉さんは「がんばって」と、そっと背中を押す言葉をかけてくれるのだ。今回の撮影は、都内の住宅街で2日間をかけて行われた。大泉さんは、自転車に乗って歌うシーンが主となったが、2日目の早朝撮影では、予想外の苦労が大泉さんを襲うことに…。大泉さんが自転車を漕いでくる道が、思いのほか急な上り坂。「優雅にゆったり乗ってください」という監督の指示に、大泉さんは「できませんよ」と苦笑。とは言いながらも、カメラが回る直前まで必死に立ち漕ぎをしながら撮影に臨み、「早朝からこんな心臓破りの坂を上るなんて…。転職をする方を応援するCMなのに、応援してほしいのは私の自転車だ(笑)」「膝が痛いですね」と、自らぼやく場面も。また、歌には自信があるという大泉さんに、CMで披露した歌の出来栄えを尋ねたところ、「自分で言うのもなんですが、私は歌が上手いもので…マネージャーからも歌が上手すぎると注意を受けたので、気を使いました。上手すぎる分を減点して95点かな!」と笑いを誘い、現場を和ませていた。ちなみに、大泉さんにとっての人生の転機は「2回ありました。1回目は希望の大学に行けず自暴自棄になっていたが、何かをしないと、と演劇を始めたとき。そして2回目は役者の仕事をするために東京に進出したとき」だったという。「その転機に寄り添ってくれたのは、事務所のスタッフですね、常に寄り添ってくれ、二人三脚で頑張っています」と明かしてくれた。なお、TV-CM本編では、転職という人生の転機に悩んでいた女性が、大泉さん演じる男性の歌に励まされ、笑顔になるストーリーだったが、WEB限定動画では、女性が大泉さん演じる男性と出会い「また会いたいです」と想いを語る続編ムービーや、大泉さんをはじめ、さまざまな社会人が「笑えれば」を歌いつなぐバージョン、さらにメイキング映像を目にすることができる。「リクナビNEXT」新TV-CMは8月19日(金)より全国にてオンエア。WEB限定動画は8月18日(木)より特設サイトにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月18日石田スイ原作の人気コミックを実写映画化する『東京喰種 トーキョーグール』に、鈴木伸之、蒼井優、大泉洋が出演することが発表になった。その他の画像映画は、人の姿をしながら人をくらう“喰種(グール)”が暮らしている東京を舞台に、事故で少女の臓器を移植されたことをきっかけに“半喰種”になってしまったカネキが、“喰種”のトーカの助けをかりながら、喰種を駆逐しようとする人間たちと戦いを繰り広げる様を描く。カネキを窪田正孝が、トーカを清水富美加が演じる。鈴木が演じるのは、喰種捜査官の亜門鋼太朗で「原作の一ファンとして、亜門鋼太朗がすごく素敵で魅力的な登場人物なので、身を粉にして今回演じさせていただきます」とコメント。「私のまわりでもとても話題になっている作品で、知人から『面白いから読んだ方がいいよ!』と強く薦められたばかりだったので驚きました」という蒼井は、表向きは理知的だが実は貪欲な喰種の神代利世を演じる。さらにCCG本局所属の上等捜査官の真戸呉緒を演じる大泉は「大人気コミックが原作ということもあり、出演のお話を頂いた時からとても緊張しています。真戸呉緒を演じさせて頂けることは役者として大きな挑戦であり、非常にやりがいを感じています。役と真摯に向き合い、皆さんの想いに応えられるように全力で頑張ります」と語っている。撮影はすでに始まっており、9月にクランクアップ予定。来年の夏に全国で公開される。『東京喰種 トーキョーグール』2017年夏全国公開
2016年08月06日実写化発表に続き、主演・窪田正孝、ヒロイン・清水富美加の出演が発表された『東京喰種』。この度第2弾キャストとして、蒼井優、大泉洋、「劇団EXILE」の鈴木伸之の出演が決定した。人の姿をしながらも人を喰らう怪人「喰種(グール)」。水とコーヒー以外で摂取できるのは人体のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ)は、ある日、事故に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故のとき一緒にいた知人のリゼという少女の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧島董香(トーカ)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていく。カネキは愛する人や友人とどう向き合うか葛藤するなか、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いが始まるのだった…。原作の「東京喰種トーキョーグール」は、2011年の連載開始からその魅力的な世界観に10代、20代の男女を中心に熱狂的なファンがつき、コミック累計は1800万部を誇る超人気作。そして、2014年にはアニメ化、昨年には舞台化、さらにゲーム化がされ、こちらも人気を博す大ヒットとなっている。すでに発表されている本作のキャスト、窪田さんと清水さんが演じるのは、主人公のカネキこと金木研とヒロイン・トーカことの霧島董香。カネキは人間でありながらも、人間を食べることでしか生きることができない喰種に半分変化し半喰種となってしまう人物。一方、トーカもまた喰種という役どころ。そして今回新たに加わった蒼井さんが演じるのは、神代利世役。『花とアリス』『蟲師』など様々な作品に出演する蒼井さんだが、今回本作で演じるのは、表向きは理知的で清楚な女性を振る舞っているが、本性は奔放かつ貪欲な大喰いの喰種。彼女はカネキに目を付け、捕食するため彼をデートに誘い出すという役どころ。実は、知人から「面白いから読んだ方がいいよ!」と強く薦められたばかりだったという蒼井さんは、今回の出演に驚いたと話し「漫画原作の実写化が難しいことに変わりはないので、映画がその壁をどう超えるのか楽しみです」と期待。そして「スタッフ皆の想いが通じ合っている撮影現場の雰囲気をとても頼もしく感じています。気負い過ぎず頑張りたいと思います」と意気込んでいた。また、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとして、『駆込み女と駆出し男』『アイアムアヒーロー』など、映画や舞台、ドラマとマルチに活躍する大泉さんと、「劇団EXILE」のメンバーで「GTO」や大河ドラマ「花燃ゆ」などに出演する鈴木さんも決定。CCGは「喰種対策法」を背景に活動する国の行政機関で、日本における対・喰種機関「喰種対策局」。大泉さん演じる真戸呉緒は、CCG本局所属の上等捜査官で、ベテラン喰種捜査官のひとりだが、「クインケ」に異様な執着を持っており、同僚たちからは変人扱い。その鋭い勘と冷酷な手段も厭わない姿勢で様々な“喰種”を仕留めてきた実績があるのだが、喰種によって家族を奪われた過去も持つ。鈴木さん演じる亜門鋼太朗は、CCG本局所属の一等捜査官。喰種捜査官養成学校を主席で卒業するほどの秀才で真戸呉緒のパートナー。彼に全幅の信頼と尊敬を抱いている。出演決定に、とても緊張していると胸の内を語った大泉さんは「真戸呉緒を演じさせて頂けることは役者として大きな挑戦であり、非常にやりがいを感じています。役と真摯に向き合い、皆さんの想いに応えられるように全力で頑張ります」とコメント。原作ファンだという鈴木さんは「亜門鋼太朗がすごく素敵で魅力的な登場人物なので、身を粉にして今回演じさせていただきます。不安と緊張ばかりで何もない僕ですが、体当たりで演じさせていただきますので、どうか宜しくお願い致します」と意気込んでいる。『東京喰種』は2017年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年08月06日劇団EXILEの鈴木伸之、女優・蒼井優らが、俳優・窪田正孝の主演で人気漫画を実写化する映画『東京喰種トーキョーグール』(2017年夏公開)に出演することが6日、発表された。原作は、石田スイ氏が漫画誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載している同名コミック。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種に襲われたことで、半喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田)は、他の喰種に翻弄(ほんろう)されながらも、自分自身と向き合っていく。鈴木が演じるのは、「喰種対策法」を背景に活動する国の行政機関・CCGの一等捜査官・亜門鋼太朗(あもん・こうたろう)。喰種捜査官の養成学校を主席で卒業した秀才で、高い格闘能力も持つ男だ。一方の蒼井は、表向きは理知的で清楚な女性を振る舞っているが本性は奔放かつ貪欲な大喰いの喰種・神代利世(かみしろ・りぜ)役。喫茶店「あんていく」に通う読書好きのカネキに目を付け、捕食のために彼をデートに誘い出す。「原作の一ファンとして、亜門鋼太朗がすごくすてきで魅力的な登場人物なので、身を粉にして今回演じさせていただきます」と意気込む鈴木。「不安と緊張ばかりで何もない僕ですが、体当たりで演じさせていただきますので、どうかよろしく」と呼びかける。また、知人から原作を強く薦められていたという蒼井は、「漫画原作の実写化が難しいことに変わりはないので、映画がその壁をどう超えるのか楽しみ」と期待しながら、「気負い過ぎず頑張りたい」とアピールしている。そんな2人に加えて、大泉洋の出演も発表。演じる真戸呉緒(まど・くれお)は、鋭い勘と冷酷な手段もいとわない姿勢でさまざまな喰種を仕留めてきた実績のあるCCGの上等捜査官で、亜門から全幅の信頼と尊敬を寄せられている。そんな呉緒を演じることは、大泉にとって「役者として大きな挑戦」であるようで、人気コミックが原作というプレッシャーを感じながらも、「役と真摯(しんし)に向き合い、皆さんの思いに応えられるように全力で頑張ります」と力強く口にした。(C)石田スイ/集英社 (C)「東京喰種」製作委員会
2016年08月06日古代ギリシャの服の考え方を原点にしながら、日本の生地でオリジナルのクリエイションを展開するブランド「MICHAIL GKINIS(ミハイルギニス)」が、伊勢丹新宿店本館1Fにて、8月3日(水)~9日(火)まで期間限定フェア「おもてなしのスカーフ」を開催する。本イベントでは、日本のハイテクノロジーを駆使して誕生したテキスタイルと、ギリシャ人アーティストのミハイル・ギニス氏によるアートを融合したアイテムで、オケージョンに合わせて、エプロンとしても、スカーフとしても使えるオリジナルのアイテムを紹介する。価格は、「おもてなしスカーフ」(3種、各3色 19,440円)、「プレインコーニススカーフ」(5色、19,440円)。生地は、約70年前から使われている貴重なヴィンテージ織機が織る静岡県のコットンと、カットオフしてもほつれにくいという世界でも珍しい特性を持つ和歌山県のハイテクニットを使用。ミハイルギニスが直接、日本の職人とコラボレーションすることで誕生したオリジナルのテキスタイルとなっている。ミハイルギニスは、幼少期に祖国のギリシャで観ていた溝口健二監督の日本の白黒映画や谷崎潤一郎の「陰影礼賛」、そして日本の建築が現在のクリエーションエンジンの核となっている。2014年3月には沖縄国際映画祭にて審査員として参加し、9月には京都国際映画祭にクリエイターファクトリー審査員として参加するなど、映画にも縁の深いアーティストだ。これまでも映画『ぶどうのなみだ』で主演の大泉洋が同ブランドのジャケットを着用したり、三船敏郎賞を受賞した仲代達矢や役所広司にスカーフが贈呈されるなどしてきた。さらに、今秋公開予定の映画『クロス』で主演する女優の紺野千春は、プレインコーニススカーフを着用して登場し、スカーフが主人公の愛の象徴となっている。映画作品と関連の深い「ミハイルギニス」のスカーフに注目してみては。(text:cinemacafe.net)
2016年07月31日「キッコーマンニュートリケア・ジャパン からだ想い」はこのほど、「女性のからだの悩みと女性を輝かせるパートナーに関する調査」の結果を発表した。同調査は6月8日~13日、配偶者がいる40~59歳の女性1,000名を対象にインターネットで実施したもの。いくつになっても、女性として夫に愛されたいと思うか尋ねたところ、57.2%が「そう思う」と答えた。夫の支えや愛情次第で、自分はもっとイキイキと美しく輝けるかと思うか聞くと、60.8%が「そう思う」と回答している。自身をイキイキと輝かせてくれるパートナーとは、どのような人か尋ねたところ、最も多かった回答は「頼りがいがあり、家庭の屋台骨となってくれる人」(55.7%)だった。次いで、「一緒にいるとホッと安心させてくれる人」(48.6%)、「体調や健康を気遣ってくれる優しい人」(46.3%)となっている。「この人と一緒にいたら自分は美しく輝ける」と思う男性芸能人を聞くと、1位は「福山雅治さん」(92件)だった。2位には「斎藤工さん」(37件)、3位には「木村拓哉さん」(35件)、4位には「西島秀俊さん」(31件)、5位には「竹野内豊さん」と「ディーン・フジオカさん」(ともに27件)がランクインした。「この人と一緒にいたらリラックスできる」と思う男性芸能人の1位は、「明石家さんまさん」(29件)だった。2位は「相葉雅紀さん」(27件)、3位は「大野智さん」(22件)、4位は「井ノ原快彦さん」と「西島秀俊さん」(ともに17件)となっている。「この人と一緒にいたら元気をもらえる」と思う男性芸能人を聞くと、こちらも1位は「明石家さんまさん」(162件)だった。2位は「松岡修造さん」(66件)、3位は「相葉雅紀さん」(27件)、4位は「大泉洋さん」(22件)、5位は「香取慎吾さん」(17件)という結果になっている。
2016年07月26日役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すずら豪華俳優陣が声優を担当、2015年夏の邦画No.1ヒットを記録した細田守監督作『バケモノの子』が7月22日(金)今夜の「金曜ロードSHOW!」で本編ノーカット地上波初放送される。『劇場版デジモンアドベンチャー』シリーズや2005年の『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』を手がけた細田監督は、2006年に公開した『時をかける少女』が世界的な評価を獲得。その後2009年には『サマーウォーズ』、続く2012年には『おおかみこどもの雨と雪』を監督、いまや“ポスト宮崎駿”と評されている。そんな細田監督の最新作となる本作は、2015年7月11日に公開されると観客動員数459万人を記録し、2015年夏の邦画No.1ヒットを記録。第39回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、サン・セバスチャン国際映画祭にてアニメーション映画として初のコンペティション部門に選出されるなど、49の国と地域で配給され世界各地で上映中。第25回日本映画批評家大賞アニメーション部門でも作品賞を受賞するなど各所で高く評価されている。母親を亡くしひとりぼっちとなってしまった少年・九太は、「強さ」を求めて、バケモノたちが住む「渋天街」に迷い込み、乱暴者のバケモノ・熊徹らとの出会いと修行の日々を通じて「本当の強さ」とは何かを学んでいく。月日が経ち、たくましい青年へと成長した九太は、現実の世界で同い年の少女・楓に出会い、無限に拡がる可能性という「新しい世界」の魅力に強くひかれていくのだが、その新しい道を進むためには、突如巻き起こった、現実世界と渋天街の両方を崩壊させかねない大きな事件を乗り越えなければならないのであった…。本作はキャストも豪華。主人公のクマ顔のバケモノ熊徹役には役所広司、熊徹の弟子となる九太の少年期を宮崎あおい、青年期を染谷将太。ヒロインの楓役には広瀬すず、猿顔のバケモノ・多々良役には大泉洋、豚顔の僧侶・百秋坊役にリリー・フランキーと人気俳優が顔を揃え、さらに津川雅彦、黒木華、宮野真守、山路和弘、山口勝平ら超豪華な俳優、声優陣が脇を固めた。日本が世界に誇る傑作アニメーションを、劇場で観た人も、あの感動をノーカットで存分に堪能しては?金曜ロードSHOW!『バケモノの子』は7月22日(金)21時~日本テレビにて放送。(笠緒)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2016年07月22日先日、「金曜ロードSHOW!」にてテレビ初放送が決定していた細田守監督の『バケモノの子』。この度、ついに放送日が7月22日(金)に決定。放送時間を25分拡大して、本編ノーカットで放送されるという。『バケモノの子』は、2015年公開の邦画No.1の興行収入を記録した大ヒット作。舞台は東京・渋谷とバケモノが暮らす不思議な町・“渋天街”。孤独な少年・九太と、暴れん坊のバケモノ・熊徹のちょっと変わった「親子の絆」を描く感動の物語。声優陣には、主人公のクマ顔のバケモノ熊徹役に役所広司、熊徹の弟子となる九太の少年期を宮崎あおい、青年期を染谷将太。ヒロイン・楓役には広瀬すず、猿顔のバケモノ・多々良役に大泉洋、豚顔の僧侶・百秋坊役にリリー・フランキー。そのほかにも、津川雅彦、黒木華、宮野真守、山路和弘、山口勝平と超豪華なキャストが勢揃いしている。細田監督といえば、ご存知『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』を手掛ける映画監督。今回本作のテレビ初放送にあたって細田監督は「すごく嬉しく思っています。『バケモノの子』は基本的にアクション映画ですので、面白いことが次々に起こります。テレビの前でワイワイみんなで楽しんでみてください」とコメント。また「みんな誰しも胸の中に心の師匠、親、がいると思います。それは身近な人かもしれないし、会ったこともない人、あるいは歴史上の人物かもしれない。実際の親だけでなく、人はそういう大切な存在によっても育てられているんだということを伝えたいです。そんな人のことを思い出しながら観ていただければと思います」と本作に込めた想いを明かしていた。さらに、今回のテレビ初放送を記念して、細田監督直筆イラスト&サイン色紙や原作小説、アニメ絵本など、素敵な視聴者プレゼント企画も登場。詳しくは番組公式サイトにて。夏休みのスタートに、勇気と感動の冒険ファンタジーをぜひ家族で堪能してみてはいかがだろうか。金曜ロードSHOW! 『バケモノの子』は7月22日(金)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2016年07月11日続々と公開されるコミック原作映画。元の作品が人気であればあるほど注目度が高まるが、原作改変やイメージの違い等、様々な意見が巻き起こることもある。そこで、2016年上半期に公開されたコミック原作映画の中から、マイナビニュース会員に「これはおすすめ!」という作品を聞いた。Q.2016年上半期公開のコミック原作映画で、1番おすすめの作品を教えて下さい1位:『ちはやふる 上の句/下の句』210名2位:『信長協奏曲』181名3位:『僕だけがいない街』98名4位:『アイアムアヒーロー』94名5位:『暗殺教室-卒業編-』87名■『ちはやふる 上の句/下の句』・「日本最高のスポ根ムービーである。歴史を塗り替えたと思う。泣けるし。前編、後編分かれてるのに手を抜いてないところがよい。小泉監督天才」(33歳男性/官公庁/事務・企画・経営関連)・「広瀬すずちゃんの演技力の高さと力強さが出ている。他の俳優さんも演技がうまいので、実写化映画としてはかなり評価して良いと思う」(25歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「競技かるたを通して登場人物の青春が緻密に描写されているところ」(32歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「かるたを題材としたもので、勝負のスピード感と男女の想いが新鮮に伝わってきます」(62歳男性/金融総合グループ/事務・企画・経営関連)・「若宮詩暢役の松岡茉優さん。原作再現度がハンパない!!」(30歳女性/通信販売・ネット販売/販売・サービス関連)・「百人一首も文化系ではなく体育会系だと思わせてくれる躍動感」(29歳女性/その他/その他・専業主婦等)■『信長協奏曲』・「現代人がタイムスリップしてその時代で精いっぱい生きるところがかっこいい」(30歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「意外にも、小栗旬が信長にはまり役」(51歳男性/広告・出版・印刷/事務・企画・経営関連)・「アニメでも見ていたけど、小栗くんがとにかくかっこよかった。泣ける。映画館でも家族連れも多く、とてもよい雰囲気だった」(28歳女性/その他/事務・企画・経営関連)・「原作も面白いし、映画もすごく面白かった! 両方面白い作品はなかなかない。小栗旬がかっこいい!」(33歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「原作を上手くアレンジしているところ!」(33歳女性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)■『僕だけがいない街』・「原作が面白いし引き込まれるので、映画にしてもその良さが出ているから」(28歳女性/人材派遣・人材紹介/事務・企画・経営関連)・「藤原竜也さんなら大丈夫! という安心感です(笑)」(25歳女性/化粧品・医薬品/販売・サービス関連)・「原作の雰囲気が出ていた」(32歳男性/ガラス・化学・石油/事務・企画・経営関連)・「藤原竜也主演で映画化されたがテンポもよく中だるみもなくて楽しめたから」(34歳男性/官公庁/公共サービス関連)・「サスペンス(フィクション)として、非常にしっかりしたストーリー展開が魅力」(45歳男性/化粧品・医薬品/事務・企画・経営関連)■『アイアムアヒーロー』・「原作の雰囲気を壊さず、かつ映画として良いものに仕上がっていたので」(23歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「配役が原作に忠実で違和感がない」(35歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)・「今年のNHK大河ドラマでも活躍されている大泉洋さんのハラハラさせる演技がすばらしいので」(39歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)■『暗殺教室~卒業編~』・「子供が観て楽しいと言っていた」(35歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「漫画原作とのちょうど良い離れ方。見ていて楽しめるし、原作を否定しないですむ」(47歳男性/専門商社/クリエイティブ関連)・「一見、無理そうだけど、結構うまくまとまってる」(27歳男性/設計/IT関連技術職)■その他・『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』…「鈴木亮平のなりきりと原作を活かしたナンセンスっぷり」(46歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)・『ヒメアノ~ル』…「森田剛の怪演」(56歳男性/放送・新聞/クリエイティブ関連)・『オオカミ少女と黒王子』…「原作の魅力を俳優の方がいい感じで再現できている」(24歳男性/不動産/事務・企画・経営関連)・『猫なんかよんでもこない。』…「愛にあふれた作品だから。落ち込んだ時にこそ、見てほしい」(26歳男性/教育/公共サービス関連)・『ライチ☆光クラブ』…「過激なシーンが多く、出演者の役者魂を感じるから」(25歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)・『黒崎くんの言いなりになんてならない』…「友情模様が意外にも感動的だった。最後が秀逸で面白かった」(27歳女性/医療用機器・医療関連/事務・企画・経営関連)■総論おすすめのコミック原作映画、1位となったのは末次由紀の同名漫画を原作とした『ちはやふる 上の句/下の句』。漫画のイメージを膨らませるにとどまらず、スピード感ある映像や、役者陣の輝きに「傑作」という声も多かった。アニメ、ドラマと幅広く展開し、映画としてもヒットした『信長協奏曲』は、設定の面白さと役者の熱演が好評。3位の『僕だけがいない街』は、いまやコミック原作映画に欠かせない藤原竜也への信頼をまたも伸ばす結果となった。『ちはやふる』以外は、コミック原作らしくファンタジー感のある設定となっているが、原作をうまく活かしつつ、映画として完成度の高い作品となっている点が評価を受けていた。原作に真摯に向きあえば、相乗効果で傑作も期待できるジャンルといえるのかもしれない。調査時期: 2016年6月17日~2016年6月22日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 1073名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年07月04日週刊ヤングジャンプにて連載中の『東京喰種 トーキョーグール』が実写映画化。2017年7月29日(土)に全国公開される。原作はヤングジャンプの人気コミック『東京喰種 トーキョーグール』原作の『東京喰種 トーキョーグール』は、2011年のコミック連載開始から10代、20代の男女を中心にファンがつき、2014年にアニメ化、そして2015年からは舞台化、ゲーム化など様々なメディアで人気を博す大ヒット作となった。物語の舞台は、人を喰らう怪人“喰種(グール)”がのさばる東京。日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた“喰種”の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」で、自分と同じく高槻泉という作家を愛読する少女・リゼと出会う。その出会いから、この物語は動き出す……。映画館に行く前に、喰種(グール)を知る人の姿をしながらもヒトを喰らう喰種たちが口にできるものは、植物連鎖の頂点とされるヒト。彼らは、人間の食べ物はひどく不味く感じてしまい、口にできない。しかし、水とコーヒーだけは人間と同様に摂取することができる。戦闘時に発動する赫眼(カクガン)喰種と人間との違いを見分けるのが、目が赤く変化する状態”赫眼(カクガン)”。目が赤くなるのは、人間を捕食したり、喰種捜査官と戦う時のみ。普段は赫眼を発動しないため、人間との区別がつかない。捕食器官である赫子(カグネ)赫子(カグネ)は、喰種の捕食器官。体内から放出される「Rc細胞」を自由に動かすことで、捕食だけでなく、攻撃にも使用する。彼らの治癒力は驚異的であり、ダメージを受けたとしても骨折などは短時間で治るが、赫子または赫子を材料にした武器「クインケ」からは大きなダメージを追う。また、赫子は喰種ひとりひとりが異なるものを持っている。自らを守るマスクは必須アイテム喰種たちは、それぞれに個別のマスクを持っている。それは、喰種対策局・CCGの捜査官と闘う際に素顔を隠すのが目的。彼らにとって、人間の世界で生きるには必要不可欠なものである。登場人物半喰種の主人公・カネキ(金木研)は窪田正孝主人公であるカネキは、読書が趣味のごくさえない普通の大学生。しかし、リゼに襲われたことで半喰種となってしまい、行きつけの喫茶店「あんていく」に助けを求めることとなる。半喰種のため、片目のみ赫眼。また、そのコントロールができないため普段は眼帯を着用している。演じるのは、現在(2017年7月)関西テレビ・フジテレビ系のTVドラマ『僕たちがやりました』に出演中、今や日本映画界の若手俳優を代表する存在となった窪田正孝だ。人間と喰種の狭間で苦悩するカネキを熱演する。喰種の女子高生トーカ(霧島董香)に清水富美香ヒロインのトーカ役は、普段はドライな性格だが、仲間思いで優しい一面もある女子高生。この役を清水富美加が演じる。清水はこの映画のために、トレードマークだったロングヘアを30cmもカットし、漫画やアニメで見たトーカのイメージを忠実に再現している。カネキの憧れ、リゼ(神代利世)に蒼井優蒼井優演じるリゼ(神代利世)は、喫茶店に通っているカネキが憧れる女性。表向きは理知的で清楚な女性だが、実は喰種の世界でも恐れられるほどの大喰い喰種。カネキとは「あんていく」で出会い、読書好きという共通点から意気投合するが、その後、彼を襲う。本作では、これまでの蒼井優とはまた違う、狂気じみた一面を垣間見ることとなる。喫茶店「あんていく」の人々カネキが行きつけの喫茶店「あんていく」に集うメンバーにも豪華メンバーが集結。カネキを助ける店長役である村井國夫をはじめ、浜野謙太、佐々木希、柳俊太郎らが名を連ねる。一見、どこにでもある普通の喫茶店であるが、ここは喰種が集う店。一見穏やかそうな店員たちも、実はみな喰種である。マスク屋を営む喰種ウタは坂東巳之助マスク屋を営む喰種は、坂東巳之助演じるウタ。多くの喰種のマスクを制作しており、カネキのためにもマスクを用意する。他の喰種とは違い常に赫眼状態。性格は穏やかでマイペースだがファッションはパンク。左半分を大胆に刈り上げたワンサイドのツーブロックの髪型に、ピアス、全身タトゥーという個性派だ。喰種と対抗するCCG本局の捜査官を演じる大泉洋喰種に対抗するCCG本局所属の上等捜査官・真戸呉緒を演じる大泉洋。鋭い勘と冷酷な姿勢で様々な喰種を仕留めてきた、ベテラン喰種捜査官という役どころだ。白く縮れたヘアスタイルと、喰種と闘うための武器「クインケ」を装着した姿は、原作から飛び出してきたようなクオリティに仕上がっている。CCGの捜査官・亜門鋼太朗に鈴木伸之鈴木伸之が演じるのは、CCGの捜査官・亜門鋼太朗。秀才でありながら高い格闘能力も持ち合わせる。「世界を歪めているのは喰種」という思想から喰種を徐々に追い詰める。喰種被害者やその遺族を思う正義感の強い男。クリスチャンダダ・デザイナー森川マサノリが衣装担当劇中衣装を担当するのはクリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)のデザイナー森川マサノリ。かねてから本作のファンだったこともあり、製作サイドのラブコールに応え、監督とともに原作のイメージを膨らませて映画オリジナルの衣装を担当した。カネキとトーカの戦闘服、真戸と亜門のスーツ、そして「あんていく」の制服など、物語のなかでも印象的である衣装を手掛けた森川に、製作の裏話を聞いた。原作ファンだったとのことで、衣装のイメージはしやすかったのではないですか。漫画は、連載スタート時からずっと読んでいて、大体のイメージはありました。でも、映画の衣装製作は初めてで、どう立ち回ればいいのか分からないというのが正直な思いでしたね。CGシーンも多かったですし、完成形が見えているわけではなくて。監督の意見を基本に、最後の決定権は監督に委ねるかたちでアイディアを出していきました。製作する中で、大切にしていたことはありますか。映画は漫画と違い、紙ではなくて映像。やりすぎるとコスプレっぽくなるだろうし、それだけは避けたかった。コスプレ感を出さないためにも、監督からは「これは世界に発信する作品だから、映画としてのオリジナリティーを持たせてほしい」とお願いされていました。だから、ファンタジーを求める場所とリアリティを求める場所のバランス、原作に寄り添う部分と切り離す部分のバランスは大事にしていました。その両立というのは、例えばどのような表現ですか。原作に近づけた部分でいうと「あんていく」の制服。シーン自体も映画の中で占める時間が長いですし、漫画やアニメにかなり近づけて再現しました。少しアレンジを加えた部分でいうと、赫子を使うシーン。赫子って、戦闘時のみ体内から出てくるわけで、その出てくる場所が服にもないと変じゃないですか。映像として見るのだから、そこは汚れや破れでリアリティをもたせました。それから、トーカの戦闘衣装も。原作だとマントみたいなものを着ているのですが「現実的に考えて、マントを付けていると、あんな俊敏な動きはできないですよね。」ということを監督と話して、マント付きの戦闘服ではなくミリタリーベースのオリジナルデザインに変えてみました。それぞれの衣装のデザインは、何を軸に決められたのでしょうか。軸にしたのは、登場人物それぞれのキャラクターイメージです。カネキは、普通の大学生という設定ですし、あんまりかっこ良すぎない感じ。100点ではなく60点ぐらいのデザインを目指したかったので、原作もパーカーでしたしそのまま戦闘服に選びました。スタイリングもよりカネキっぽくするために、インナーにはシャツをあわせて、裾からは切り替えてネルシャツを出した大学生っぽいスタイルにしています。でも、パーカーといっても戦うための服だから、素材にはコーティングをかけてしっかり強いイメージを出しました。喰種に対抗するCCGの2人の衣装もキャラクターイメージからインスピレーションを得ていて、真戸さんはくたっとしたようなスーツ、亜門君はリアリティな部分を軽減してファンタジーな部分を誇張し、彼の正義感を表す戦闘服のようなコートにしました。このように初めて映画の衣装を手掛けてみて、森川はこれまでのクリエーションとは何か違うものを感じたという。映画衣装には、コレクション製作時とは異なる面があったようだ。クリスチャンダダらしさは表現されなかったのでしょうか。そうですね、今回はあまり出していません。というのも、映画での衣装製作は、コレクションのようにブランドの個性を出すものではないのかなと。監督からお願いされていたのも、あくまで“映画としてのオリジナリティ”。レザーの使い方などに、クリスチャンダダっぽさを少しだけ感じられるかもしれませんが、素材の提案も含め、基本的に第一に考えたのはスクリーンで見る絵としてのかっこよさです。これまでツアー衣装なども手掛けられていると思いますが、それともまた違ったのでしょうか。全く別物でした。衣装とひと口に言っても目的が異なっていて、ライブの場合は、“どのようにしたらアーティストさんがその瞬間をかっこよく見せれるか”を考えますけど、映画の場合は“絵としていかに映像をかっこよく見せられるか”ということに拘りながら取り組みます。それに、若手のアーティストさんだと、僕から「こういうのは?」と提案するとそのまま引き受けて下さることも多くて。どちらかというとツアー衣装はデザインの中にエゴも入れられるのです。今回の映画は森川さんにとって新たな新境地だったんですね。はい、僕にとってはかなり挑戦でした。ライブ衣装は、レディー・ガガさんの衣装を務めて以来、ゆずさんやその他アーティストの方々からもたくさんお話をいただくようになっていたのですが、映画は初めて。『東京喰種 トーキョーグール』は特殊な経験でした。でも、こうして新しいクリエーションが出来たことは、クリスチャンダダにとっても新しいアプローチになったと感じています。主題歌はRADWIMPS野田洋次郎のソロプロジェクト「illion」主題歌は、野田洋次郎(RADWIMPS)のソロプロジェクト、illionによる「BANKA」。illionによる映画主題歌は本作が初となる。その楽曲にのせた特別映像では、今までベールに包まれていた“喰種”と、それに対抗する“人間”の姿が。また、「人間と喰種、2つの世界に居場所を持てるただ一人の存在」であるカネキの葛藤も描かれている。本作にインスパイアされ、書き下ろされた楽曲では、主人公の心情に寄り添う歌詞世界を、はかなくも美しい旋律にのせて奏でている。ストーリー人の姿をしながらも人を喰らう怪人“喰種”。東京では彼らが人間と同じように暮らしている。ごく普通のさえない大学生・カネキは、ある日、事故に遭い重傷を負う。病院に運び込まれたカネキは、知人のリゼという少女の臓器を移植されたことで、半喰種となる。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店「あんていく」で働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・トーカと出会う。ぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていくトーカ。彼女もまた喰種。カネキは愛する人や友人とどう向き合うか葛藤する中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いが始まる…。作品情報『東京喰種』公開日:2017年7月29日(土)全国公開原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」 集英社「週刊ヤングジャンプ」連載出演:窪田正孝、清水富美加、鈴木伸之、蒼井優、大泉洋、村井國夫、桜田ひより、相田翔子、浜野謙太、佐々木希、栁俊太郎、白石隼也、古畑星夏、前野朋哉、ダンカン、岩松了ほか監督:萩原健太郎配給:松竹©石田スイ/集英社 ©「東京喰種」製作委員会
2016年07月03日“シュール”“新しいお笑い”などと評され、お笑い好きのみならず、お茶の間にも熱狂的なファンを生んだラーメンズ。舞台を中心に単独公演を行っていた彼らだが、第17回公演『TOWER』を最後に2人揃った姿を見せていない。それが今回、『小林賢太郎テレビ8』(NHKBSプレミアム)にて、久しぶりの共演を果たすことに。相方の番組にゲストとして出演する片桐仁さんに、心境を聞いてみると…?――小林賢太郎さんとの共演が話題になっています。片桐:本公演から7年ぶりだったんですけど、ブランクはなかったですね。お互いそれぞれ別の仕事をしていたので、ちょっとは変わったりするのかなとか思ったんですけど。間合いだったりとか、“賢太郎はこういうことをしたいんだな”というのは同じで、僕がびっくりしました。最初は少し緊張してたんですよ。先に大泉(洋)さんと3人のシーンを撮っているときに、“このあと2人だな…”とドキドキしたり、距離感を測りかねたり。でも、“これがラーメンズっぽいんだな”と、通じるところがあった。よく相方が“あのコントのあんな感じ”という言い回しをするんですけど。僕が“あ、あれね”ってなって、まぁ、その“あれ”が間違っていて“それじゃねーよ”と言われたりもするんです(笑)。今回もそんな感じ。まぁ、もともと賢太郎とやっているのでそうなんですけど。――お二人は多摩美術大学の同級生だったんですよね?片桐:クラスメイトでした。あいつの家に遊びに行って、お笑いのVHSを観てましたね。当時は、ダウンタウンさんがワーッときていて、“お笑い、かっこいい”みたいな風潮があって。それで大学でも毎月「落研ライブ」をやるようになって、賢太郎とやるようになったんです。そして、大学対抗お笑い選手権みたいなイベントをきっかけに、今のマネージャーにネタを見せる機会があって、ライブに出るようになった。周りには高校卒業後すぐ芸人になった人が多くて、僕たちみたいな大学から始めると、どこか頭でっかりになるんですよね。それで“今のお笑いは面白くない!”とか、“卒業してからもこのメンバーでやろう”とか言うんですけど、見事に六大学の人からやめていくんです。いい会社に入りますからね、みんな。――不安はなかったですか?片桐:僕、将来のビジョンとかまるでなくて、なんかのアーティストになりたいくらいの気持ちで美大に入って、卒業したらフリーターだな、くらいに思っていたんです。そんな暗中模索時代に、相方から“お笑いやろうよ”と言われて、やってみると、まぁ~、ウケて気持ちがいいから、こっちに行こうと思って、お笑いをやるようになった。だから、『爆笑オンエアバトル』とか出るようになって、プロとしてやり始めてからやっと、ことの重大さに気づいたんです。大学とは違うなと。で、“どうしよう”ってなるんですけど、そこは賢太郎が全部決めてくれて。だから本当に運がいいんです、僕は。だって、相方が“お笑いやろう”と話しかけたのは僕だけじゃなかったし。たまたま、俺と賢太郎の相性がよかったからここまでできてますから。やって面白いことが俺と賢太郎はかぶらなかったという、キャラの棲み分けができていたというだけなんです。――最近では、ドラマや舞台と、俳優として大活躍です。片桐:だんだんとラーメンズのコントがお芝居っぽくなっていって、“お芝居の素養がないからどうしようかな~”と思っていたら、演劇作品に呼ばれたんです。それが2004年の『MIDSUMMER CAROLガマ王子vsザリガニ魔人』という作品なんですけど、最初は“こうやって本読みするんだ”というレベル。稽古でも、とりあえず、みんな何かやってるから動くみたいな。ラーメンズは賢太郎が脚本、演出、出演を担当して1対1でやっていたのが、お芝居だとほかに20人くらいいて。台詞がないときも舞台上にいて動かないといけないし。先輩に“どうやって動くんですか?”と聞いても“適当”としか返ってこない(笑)。コメディ作品の場合は、“面白いことを求められているんだな”というのはわかっても、演出家の方に、“ここが面白いよね”と言われるのが、僕が思っていたところと違っていたりするんです。コントだとお客さんが笑うかどうかが重要だけど、お芝居は、お客さんが声を出した笑いじゃなくても、ストーリーの中で成立していればよかったりする。必ずしも笑いの量にこだわる必要がないんだなと知ったり。そして、役として、半分は自分自身なんですけど、作品のなかで面白いものが化学反応みたいに生まれることがあって。それから、演劇って面白いな、と思い始めましたね。でもそれは4~5年前くらいからですけどね。◇かたぎり・じん1973年11月27日生まれ。埼玉県出身。多摩美術大学在学中に相方の小林賢太郎に誘われてラーメンズを結成。‘98年から行われている定期公演など舞台を中心にコント作品を発表し人気を博す。また、俳優としても、舞台や映画、ドラマなど数多くの作品に出演している。◇小林賢太郎さんや大泉洋さんと共演している『小林賢太郎テレビ8~wonderland~』(NHK BSプレミアム)が、6月26 日(日)に放送される。また、これまでの17 年間で手がけた粘土作品を展示した「ギリ展」が全国のイオンモール10会場にて開催中。白泉社より『親子でねんど道』も発売中。※『anan』2016年6月29日号より。写真・小笠原真紀取材、文・重信 綾
2016年06月26日大泉洋が10年ぶりに総合プロデュースを手掛けるイベント「CUE DREAM JAM-BOREE 2016」が、7月31日(日)に、北海道立総合体育センター 北海きたえーるにて開催される。そして今回その模様を、全国各地の映画館にてライブ・ビューイングする事がこのほど決定した。「CUE DREAM JAM-BOREE」は、鈴井貴之や、安田顕、戸次重幸、大泉さんら率いる「TEAM NACS」が所属するクリエイティブオフィスキューが、2002年に創立10周年を記念してスタートしたイベント。2年に1度、北海道にて開催されるこのイベントは、オフィスキューメンバーが多数出演し、ライブや芝居など、毎回テーマにあわせた様々な企画で観客を沸かせるエンタテイメントステージとして高い人気を博している。今回で8回目の開催となる今年のテーマは、「『仲間』~親愛なるあなたへ。」。総合プロデュースは、2006年の“山田家ジャンボリー”から満を持して10年ぶりに大泉さんが采配をふるう。そんな今回は、昨年、計90,000人を動員した「TEAM NACS」第15回公演「悪童」では描かれなかった中学時代を、大泉さん演出の爆笑と感動(?)の舞台として、お馴染みのキューソングや書き下ろしの新曲と共に繰り広げ、さらには2014年にメジャーデビューした綾野ましろをはじめ、ミュージシャンのライブなど盛りだくさんの内容で開催されるようだ。今回決定したライブ・ビューイング開催劇場では、北海きたえーるで販売されるCUE DREAM JAM-BOREE 2016オフィシャルグッズの一部だけでなく、ライブ・ビューイング会場のみで販売する限定グッズの販売も行うという。なおチケットは、6月18日(土)よりファンクラブ会員向けの先行販売開始。そして7月1日(金)より、プレリクエストの申し込みがスタートする。「CUE DREAM JAM-BOREE 2016 ライブ・ビューイング」は7月30日(日)12時~全国映画館にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月06日