映画『アイアムアヒーロー』の絶叫上映会が4月28日(木)に開催。上映後には主演の大泉洋が舞台挨拶に登壇し、映画公開前には言えなかった熱い本音トークを展開した。人々が感染により“ZQN(ゾキュン)”と呼ばれる凶暴な生命体への変異し、次々と人を噛んで感染を広げていくようになった社会で戦うサエない漫画家アシスタントの主人公が“ヒーロー”になっていくさまを描いた本作。激しい描写でR15指定ということもあったが、公開初週の興行ランキングでは、上位のアニメ作品に次ぐ4位で実写映画では1位。アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント:蘇えりし者』よりも上位にランクインした。大泉さんは「アニメはどうにもなりませんから…」と『名探偵コナン 純黒の悪夢』、『ズートピア』、そして盟友・安田顕が声優を務める『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』には白旗を上げつつも「私、プリオ(=ディカプリオ)は抑えちゃいましたからね!」と得意満面。公開前から2人がそれぞれの作品で銃を構えるポーズが似ているとも話題だったが「向こうはクマと戦ってるみたいですが、私はZQNと戦ってますから!」と誇らしげに語っていた。公開前は、ZQNなどの描写や血まみれのシーン、銃撃戦など激しいシーンについて「拒否反応を起こしちゃいけないと思って」と口には出さなかったが「この映画は怖いんですよ!生半可な覚悟で観るとダメ」と本音を吐露。「レビューを見ても、5点(最高点)か1点(最低点)ですから。『サイコー!』か『ふざけんな』。勇者だけが観られる映画なんです!」とまくし立てた。芸能界の人々からも、大泉さんに直接、様々な声が寄せられているようで「香取慎吾くんが『これ続編ないんですか?』と言ってました」と語る。もしも続編があったら出演したいという俳優も多く「松坂桃李くんが『ZQNで出たかった!』と言ってました」と明かした。ゴールデンウィークを前に、大泉さんはひとりでも多くの観客を引き込もうと、選挙演説のように熱弁をふるう。「世間にはゴキブリと戦う映画(『テラフォーマーズ』)やクマと戦う映画(『レヴェナント』)、ウサギの映画(『ズートピア』)、お尻出す子ども(『クレヨンしんちゃん』)とか大人だか子どもだか分かんない奴が事件を解決する映画(『コナン』)がありますが、そういうのがあふれてる中でもZQNですよ、ZQN!ヒーローがいっぱい出てくる映画も公開されますけど(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)ヒーローは一人でいい!何人もいらない!ヒーローは大泉洋ひとりでいい!」と鼻息荒く語り、喝采を浴びていた。『アイアムアヒーロー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月28日狂言師・野村萬斎と芸人・宮迫博之が初共演を果たす『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』。公開を間近に控えた本作のように、野村萬斎×宮迫博之にみられるような面白いバディが、過去の映画にも多く存在しているようだ。たった1人薄暗い部屋で、熱帯魚相手に日ごと繰り返す男・仙石和彦(野村萬斎)。実はこの仙石、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情)を読み取ることができるという、特殊な能力を持っていた。その能力をひょんなことから芸能事務所=峠プロダクションの社長・峠久美子(高畑淳子)に見込まれ、丸山竜司(宮迫博之)と「マイティーズ」というお笑いコンビを組まされる。一時はかなりの人気を博したものの、あえなく解散となって以来、仙石はマンションの管理人としての職を得て極力、人と会わないですむ生活を選び、一方の丸山はマイティ丸山として売れない芸人に逆戻り。「マイティーズのおふたりの力を借りたいんです。人を探してほしいんです」と突然、峠プロダクションを訪ねてきた女子高生・秋山亜美(杉咲花)。どこか思い詰めた様子の亜美の依頼は、長年慕ってきたピアノ教師・沢村雪絵(木村文乃)を探し出してほしいというもの。なんとか雪絵が失踪した現場の思念を読み取った仙石は、犯人と思しき謎の女の姿をとらえる。警察もあてにならないと踏んだ2人は、独自に捜査を開始することを決意する。果たして謎の女の正体とは?目的は?そして雪絵の行方は?事件の裏の裏をスキャンした仙石が見たものは、予想をはるかに超える残酷であまりにも美しい真実だった。「人間は醜い」そう心を閉ざし切っていた仙石が、ラストに流す一筋の涙の意味。人が人を想う強い気持ちが、優しく切ない奇跡を起こす── 。本作は、「相棒」シリーズ、『探偵はBARにいる』シリーズなどを手掛ける稀代のヒットメーカーとなった人気脚本家・古沢良太が書き下ろした、予測不能な異色の謎解きミステリー。キャストには、人間嫌いの超ネガティブな主人公・仙石を演じる萬斎さんをはじめ、かつてマイティーズとして仙石とお笑いコンビを組んでいた丸山竜司役に「雨上がり決死隊」の宮迫博之、そしてこのコンビを支えるキャスト陣には、「関ジャニ∞」安田章大、 杉咲花、木村文乃 、ちすん、 梶原善、風間杜夫、 高畑淳子が顔を揃えた。また、『デスノート』『デスノート the Last name』の金子修介監督がメガホンをとり、謎解きのミステリーとユニークなキャラクターたちが織りなすコメディを絶妙なバランス感覚で描き、一歩踏み込んだ深い人間ドラマとして本作を見事に昇華させている。映画の中心になって活躍するのは、かつて「マイティーズ」という名のもと、お笑いの地で活動していた仙石と丸山の”凸凹バディ”。真逆の性格を持ち、まさに火と油のようなふたりがどのように協力し、事件に挑んでいくのか行方が気になるところではあるが、世の中にはそんな凸凹バディの活躍する面白い物語が数多く存在する。まず、 本作の脚本を書いた古沢氏のバディ映画といえば、やはり『探偵はBARにいる』。 少し破天荒で名前のない”探偵”(大泉洋)と、なんだか頼りなく感じる相棒・高田(松田龍平)の探偵コンビは凸凹の性格ながらに続編を通して共に難事件を解決してきた。そのほかにも、『トリック』シリーズでは自称天才美人奇術師・山田(仲間由紀恵)と天才物理学者(阿部寛)のコンビ、また海外映画では、型破りな性格のJ(ウィル・スミス)と寡黙なJ(トミー・リー・ジョーンズ)主演の『メン・イン・ブラック』シリーズや、『最強のふたり』の車いすで生活している大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)と彼の介護者として働く羽目になった黒人青年のドリス(オマール・シー)の友情物語などなど、 お互いをいがみ合っていた関係から”最強のバディ”へと関係が変わっていく姿に心が打たれる作品も多い。そんな歴代バディたちに負けず劣らず、 本作のコンビも几帳面で真面目な仙石と、がさつで無神経な丸山という真逆っぷり。さらに仙石役の萬斎さんは狂言師、丸山役の宮迫さんはお笑い芸人という、今まで交わることのなかった異色のコンビということも話題だ。はたして、仙石と丸山のコンビは事件の謎を解くことができるのか!?そして、古沢作品史上“最強のバディ”になれるのか。ぜひ劇場で確かめてみて。『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』は4月29日(祝・金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月25日「ラーメンズ」の小林賢太郎が、年1回テレビに登場し、コントを披露する番組「小林賢太郎テレビ」。この度第8弾となる本作が、6月に今年も放送されることが決定。今回は大泉洋、片桐仁らも参加することが明らかになった。本作は、2009年に第1弾が放送されて以来、年1回ずつ放送されてきた。小林さんほか、KREVA、松重豊、上野樹里ら、毎回様々なキャストが登場している。普段は舞台で活動し、また漫画家、アニメ監督などと多岐にわたり活躍する小林さんだが、年に1回テレビに登場し、普段はあまり見られないコントを披露するというのが本番組だ。第8弾となる今回は、大河ドラマ「真田丸」や『アイアムアヒーロー』などで注目を集める俳優・大泉さんが登場し、コントで共演を果たすという。さらに、「ラーメンズ」の片桐さんも登場し、伝説のお笑いグループが7年ぶりの復活を遂げる。そのほか、竹井亮介 辻本耕志といった本作おなじみの出演者も決定している。「アート」と称され、ヨーロッパなど海外でも高い評価を受ける小林さん。テレビではほとんど見ることができないちょっと不思議な笑いの世界を楽しみにしていて。「小林賢太郎テレビ8」 は6月26日(日)22時~NHK/BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2016年04月25日俳優の大泉洋が4月23日に、都内で行われた主演作『アイアムアヒーロー』の初日舞台あいさつに登壇。日本公開を前に、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭をはじめ、海外の映画祭で旋風を巻き起こしており、「優秀な子どもを持った親の気持ち。初めて見たときから、世界に通用する作品だと思っていたので、とても誇らしい」と胸を張った。初日舞台あいさつ/その他の写真原因不明の感染が原因で理性を失い、人々を襲う謎の生命体ZQN(ゾキュン)が日本全土にパニックを引き起こす。舞台あいさつには大泉をはじめ、有村架純、長澤まさみ、吉沢悠、片瀬那奈、マキタスポーツ、塚地武雅、原作者の花沢健吾氏、佐藤信介監督が登壇した。撮影は約2年前に行われ、有村は「待ちに待った初日。やっと公開され、今はすごく嬉しいです」と喜びのコメント。「正直、怖いしグロイし魂が抜かれた気分。見終わった後はすぐに席を立てず、『この映画、大丈夫なのかな』って思ったほど」とその衝撃度を振り返った。また、ZQNと戦う看護師を演じた長澤は、「現場でZQN(の特殊メイク)が出来あがる様子を見るのが日課でした。私もZQNやりたいなと思いながら(笑)」と話した。佐藤監督は「日本映画にはめずらしい作品。やるからには、力いっぱいやろうと決めた」と自信のアピール。花沢氏は「3回見ましたが、やっぱり面白い。原作者としては嬉しい限り」と手放しで絶賛した。『アイアムアヒーロー』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月23日映画『アイアムアヒーロー』が4月23日(土)に公開を迎え、主演の大泉洋をはじめ、有村架純、長澤まさみ、吉沢悠、片瀬那奈、マキタスポーツ、塚地武雅、原作者の花沢健吾、佐藤信介監督の総勢9名による舞台挨拶が行われた。謎の感染により、人々が突如、攻撃性を増し周囲を襲う“ZQN(ゾキュン)”へと変貌を遂げていく世界を舞台に、サエないマンガ家アシスタントの主人公が生き残りをかけて戦うさまを壮絶に描き出す。シッチェス・カタロニア国際映画祭、ポルト国際映画祭、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で観客賞、グランプリなど計5冠に輝くなど、日本での公開前から海外で高い評価を受けてきた本作。大泉さんは「撮影は2年前で、(ここまで)長かったです。やっと初日を迎えられました」とホッとした表情を見せ「世界で評価されるのは嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱい。ものすごく優秀な子を持った親の気持ちです」と満足そうに語る。この日は、劇中で“ZQN”と化してしまった人々とそうでない人々が一堂に会したが、有村さんは「(撮影で)ご一緒できなかった方々と会いできて嬉しいです。『本物だ!』という感じ」と笑顔で語るが、これにマキタさんが「その割には楽屋で冷たかったです」と言いがかりをつけ、会場の笑いを誘う。大泉さん演じる英雄と共にZQNと戦う女性を演じた長澤さんは「現場で(特殊メイクで)ZQNが出来上がっていくのを眺めるのが日課でした(笑)。『私もやりたいな』と思いながら撮影してました」と明かす。ちなみに、英雄が最初に遭遇するZQNである恋人の役を演じた片瀬さんはメイクに要した時間を「5時間半!」と明かし「次の日は全身あざで真っ黒でした」と苦労を口にする。英雄のマンガ家アシスタント仲間を演じた塚地さんも「血だらけのまま生活してました(苦笑)」とふり返り、漫画家の先生役のマキタさんは「ナイフが刺さった血だらけのままで喫煙所に行ってタバコを吸ってました」と告白。吉沢さんは「目がつぶれた状態で、大泉さんに『ホントに気持ち悪いね』と言われ、これが正解なんだと思いました」と充実感さえ漂わせて語っていた。原作の花沢さんも現場に足を運んでそのリアリティに驚いたようで、吉沢さんの姿をたくさん写真に収めたことを明かし「資料写真が撮れて、漫画に活かせてラッキーでした」とニッコリ。一方、そのZQNに追いかけられた長澤さんは「ホントに怖かったです。習性で追いかけられると怖い!」と苦笑。有村さんは「(完成作を)初めて観たとき、正直、怖いしグロいし、観終わって、魂を抜き取られてヘトヘトですぐに立ち上がれませんでした。『この映画、大丈夫なの?』と思いました」と偽らざる心情を明かす。もともと、この手の映画は「苦手」という有村さんだが一方で「出演させていただいて見方が変わった」とも。大泉さんからは「いまでは三度の飯よりZQNが好きに…」と無理やりまとめられ、会場は笑いに包まれた。『アイアムアヒーロー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月23日【ZQN】(読み:ぞきゅん/名詞):原因不明の感染によって、人格を失い攻撃性が増し、周囲の人間を襲うようになった人間、またその状態。感染していない人間に噛みつくことで、さらなる感染を引き起こす。個体ごとに動きなどが異なり、以前の日常生活における挙動が、感染後も行動様式に現れることがある。映画『アイアムヒーロー』は、ある日突然、このZQNがいっぱいになった世界が舞台となっている。はい、この時点で何割かの人――特に女性は「そんな映画、絶対観られない!」と拒否反応を示していることと思います。でも、ちょっとだけ待ってください!これは、おそらくあなたが頭の中で思い描いているであろう、日本独特のホラーとは全く異なるタイプのアクション映画になっている。むしろ、観終わった後にスポーツでもしたかのような爽快感さえ残る。世界各国の映画祭で「観客賞」に輝いてきたエンタメ性は伊達じゃない。いわゆる怖い映画に関して「普段は自分から進んでは観ない」という有村架純が語るこの映画の魅力とは?実際に海外の映画祭で観客の生の反応、笑い、喝采に触れてきた大泉洋が語る、本作の楽しみ方とは?まずは「絶対無理!」と拒否する前に、2人の言葉から本作の何がそんなに特別なのかを感じてほしい!有村さんは、この映画を「遊園地」という言葉で表現する。遊園地のワクワクドキドキするアトラクションに乗っているかのような作品。大泉さんが、その意味をこう補足する。「“怖い”の質が明るい!ジェットコースターに乗っているかのような感じ。もし『私、ジェットコースターは嫌い…』というのであれば『でもこれはジェットコースターではないから』と(笑)。いわゆる、日本のホラー(例:『リング』『呪怨』)の怖さでは全然ないし、スプラッターでもない。ハリウッドのアクション大作の感覚です。僕らの世代でいうと『ターミネーター2』のような。観終わったら爽快で、気分良く帰れます」。一方で、大人気漫画を原作にした日本映画らしい魅力と言えるのが、主人公・鈴木英雄のダメ男っぷり。これがハリウッド映画であれば、ブラッド・ピット、トム・クルーズといったイケメンスターが家族を守るため、身を挺して勇敢に戦うのだろうが、まさかの(失礼!)大泉さんが主演。おまけに英雄はサエない漫画家アシスタントで、恋人にも愛想をつかされ、せっかく武器の銃を手にしても、なかなか撃つ決心がつかない…。有村さんは、そんな弱い男が「ヒーローになっていくのがかっこいい!ZQNがたくさん出てきて、英雄さんがひたすら撃って倒していくのは見ていて気持ちいいです」と大泉さん演じる英雄の魅力を語る。大泉さん自身、演じながら英雄の勇気ではなく、むしろこの弱さに惹かれ、時に心打たれた。「弱い男で、途中で比呂美ちゃん(有村さん)を守りきれないところもあるんですけど、そこは演じていて、すごくつらかった…。英雄にとって、(逃げる途中で偶然出会った)比呂美ちゃんは、荒廃しきった世界の中で、唯一、希望を手繰り寄せる糸みたいなもので、絶対に失えない存在だった。それを守り切れなかったのは…かわいそうだったなぁ。本当にダメな人間で(苦笑)。でも、気持ちは分かるんですよ。なかなか銃を撃つ決断できないよねって」。そして、有村さん演じる比呂美もまた、ある特殊な形でZQNに感染することになるのだが、これがなんとも魅力的!ほとんどセリフがないにもかかわらず、しっかりと観る側に感情移入させてしまう。改めて有村架純、おそるべし!「ZQNの心と人間の心をどちらも持ちつつ…でもZQNってどういうものなのか、誰にも分からない!監督(佐藤信介)に聞いても、監督にも正解は分からなくて(苦笑)。どうしよう…?って」。有村さんは比呂美を演じる上で感じた難しさ、困惑をそう明かすが、大泉さんは「まあ、とにかくかわいい!セリフなくとも存在感がすごくて、しゃべらなくても伝わってくる。ファン必見の新しい有村ちゃんがいると思います」と太鼓判を押す。英雄と比呂美のある会話のシーンでは、有村さんが思わず、当初のプランではなかった涙をポロリとこぼすシーンも。英雄、比呂美それぞれの心情を描くドラマのシーンも必見!最後にもうひとつ、大泉さんから本作のおススメの楽しみ方について。ずばり、映画『アイアムヒーロー』は大人数で見るべし!「友達同士で観に行くと、観終わった後、会話が止まらないと思います。観ながら『キャーッ!』と声を出してもらって。実際、海外の映画祭ではみんな、ゲラゲラ笑ったり、拍手したりしながら見ていました。恐れずに声を出して楽しんでほしいし、友達みんなで“肝試し”の感覚で観てもらえたらと思います!」(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年04月22日映画『アイアムアヒーロー』の15歳限定試写会が4月19日(火)に開催。上映後には大泉洋、有村架純、長澤まさみが登場し、学生たちの質問に答えた。人気漫画の映画化作品として各国の映画祭で「観客賞」を受賞している本作。謎の感染によって理性を失い、周囲の人々を襲うようになった“ZQN(ゾキュン)”と言われる生命体がはびこる社会で、サエない漫画家アシスタントの主人公たちがサバイバルを繰り広げる。本作は、その過激な描写ゆえに「R15」指定(15歳未満は鑑賞不可)となっているが、これにちなんで、この日は本作を鑑賞可能なギリギリの年齢である15歳の学生100名を招待して行われた。15歳(高校1年生)の若者たちは、大泉さん、有村さん、長澤さんが姿を見せると熱狂!「カワイイ!」「カッコいい!」「サイコー」などといった声が飛び交う。大泉さんはこの熱い歓迎に「まさか自分が15歳からこんなに『ワー!キャー!』言われるとは…。久しぶりに今夜はゆっくり眠れそう。最高だな、キミたちは!」と満面の笑みを浮かべる。この日は、15歳からの熱い質問に大泉さんらが答えたが、大泉さんは当時の悩みとして「天然パーマ」について述懐。「高校がパーマ禁止だったんですが、私は(天然パーマであるにもかかわらず)パーマだと思われて…怖い先生がいて『いつかけたんだ、そのパーマ!』と言われて、クラスは爆笑してました」とふり返る。髪型に関していえば、長澤さんは15歳で映画『世界の中心で、愛をさけぶ』に出演しており、坊主頭にしたことを明かし「(その頃の)一番の衝撃でした」と明かした。有村さんは、15歳当時から女優になりたいと思っていたそうだが「いっぱい、オーディション受けてましたが、なかなか受からず悩んでました」と語ったが、かわいらしい有村さんを目の前にした学生たちにとってはなぜ、なかなか受からなかったのが不思議でしょうがないよう。また有村さんはアルバイトの経験についても触れ「飲食店の接客で、あまりに忙しくて両手にソバの盆を持って壁にぶつかりまして…(苦笑)。床に散らばったの見て絶句しました。厨房に謝りに行くのも怖くて…みなさん、気を付けてくださいね」と苦い思い出を明かしてくれた。また「15歳の自分にいま、何かアドバイスするなら?」という質問に大泉さんは「何だべなぁ…?」と思案しつつ「『英語は勉強しておきなさい』かな?」と語り、長澤さんも「時間も体力もあるし、脳の回転も速いので勉強をたくさんしておいた方がいいかな」と回答。一方、有村さんは「いま考えると、もっと遊んでおけばよかったかな…?」とやや後悔の念を漏らす。それぞれの答えは、そのまま現役15歳の学生たちに向けたアドバイスでもあり、客席の若者たちは「うんうん」と3人の一言一句に強く反応していた。『アイアムアヒーロー』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月19日俳優の大泉洋が、20日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(毎週水曜19:00~19:56)に出演し、小学生時代のエピソードを語る。お笑いトリオ・ネプチューンが司会を務めるこの番組は、ゲストの学生時代の同級生の"今"を調査していくもの。大泉は調査前のスタッフからのヒアリングで、小学校の頃「面白かったのでモテた」と告白。クラスで出し物をすることになった5年生のときには、台本を書いてコントも披露していたという。そのコントが学年でもウケにウケ、一躍"学年のヒーロー"となったほどだそうだ。調査対象となったのは、そのコントを一緒に演じた"天然キャラ"の同級生。彼は、大泉の"いじられキャラ"だったという。しかし、その同級生の今を調査すると、大泉の記憶とは異なる新事実が明らかになっていく。このほか、番組には東京大学卒業の女優・高田万由子も登場。エリートな同級生の現在や、夫・葉加瀬太郎との関係が披露される。
2016年04月16日4月23日公開の映画『アイアムアヒーロー』の試写イベントが14日、東京・飯田橋の神楽座で行われ、主演の大泉洋が出席した。本作は、累計600万部を超える花沢健吾原作の同名漫画を『GANTZ』や『図書館戦争』シリーズを手掛けるヒットメーカー、佐藤信介監督が実写化。謎の感染によって人々が変ぼうを遂げた生命体"ZQN"(ゾキュン)から逃れるため、冴えない漫画家・鈴木英雄(大泉洋)の生き残りを掛けたサバイバルを描く。公開を間近に控えたこの日は、65人の"おネエ"や"ドラァグクイーン"を招き、「おネエ絶叫試写会&ティーチイン」と題したイベントを実施。試写会後に主演の大泉が登壇し、65人のおネエを前にして「胸がいっぱい。胸やけがする…」と笑わせながら「本当に感動しています。こういう光景はあまり見られないですから」と目を丸くし、「ド偉い方を集めましたけど、この映画、マスコミの方に見ていただく完成披露試写会をやってないんです。初めての試写がなんでおネエなの? 正しいサンプルが取れないじゃないですか!」とスタッフに注文をつける場面も。とはいえ、終始おネエたちを楽しませ、後半にはおネエたちの質問に応えるコーナーも。「普段は妄想します?」という質問に「やっぱり誰しもがあるんじゃないんですか? 良い妄想、悪い妄想。今日なんか出る前にどういうリアクションになるか妄想しましたよ。男だからエッチな妄想もしますし、メイクさんやスタイリストさんが時たま接近されるトキがあって、そのままチューされたらどうしよう?とか。この前、オードリーの春日俊彰さんが同じドッキリをやられていて、羨ましいドッキリだと思いました」と答えておネエたちを喜ばせた。そんな大泉が主演を果たした本作。スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭とポルトガルのポルト国際映画祭で観客賞ほか4冠、ベルギーのブリュッセルファンタスティック映画祭でグランプリを獲得するなど、世界三大ファンタスティック映画祭を制覇した。「最初にこの映画を見た時、世界基準だと思い、『映画祭に出してください』とお願いしました。正しく評価していただいたという気持ちですよ。ファンタスティック映画祭はホラーやサスペンスなどに限定したモノですが、3つで全部賞を獲ったということは、この世界で負けなしの映画ですよ」と胸を張った。映画『アイアムアヒーロー』は、4月23日より全国公開。
2016年04月15日ダンサー集団・CYBERJAPAN DANCERSのメンバー5人が出演する、長澤まさみ主演のdTVオリジナルドラマ『アイアムアヒーロー はじまりの日』のミュージックビデオ(以下MV)が、このほど公開された。CYBERJAPAN DANCERSは、25人程のダンサーを擁するチーム。プロのダンサーのほか、モデル、ポールダンサーといった多様な側面を持つメンバーが集まっており、国内やアジア圏をはじめ海外のクラブミュージックシーンでも話題を集めている。これまでに、m-floやスクリレックスらとも共演してきた。MVの元となった、俳優・大泉洋の主演で映画化される『アイアムアヒーロー』(4月23日公開)と連動したドラマは、長澤演じる"藪=小田つぐみ"の看護師時代のエピソード。これは、映画本編や原作でも明かされていないストーリーとなっており、人々を襲う謎の生命体・ZQN(ゾキュン/感染者・ゾンビ)に追われる長澤のシリアスな演技が見どころとなっている。公開されたMVは、そんな劇中で重要な要素を担うZQNをテーマに制作されたダンスミュージック「ZQN Party□」(□は、ハートマーク)のもの。カラフルなビジュアルと、女性兵士・ZQN BUSTERSに扮したメンバーらのダンスパフォーマンスを掛け合わせたポップな世界観で、ZQNとのダンスバトルをメインにストーリーが展開していく。ZQN BUSTERSは、自身たちが集う基地に迫り来るZQNに銃弾をお見舞い。銃弾を浴びながら、それに合わせて踊りまわる"ZQNダンサー"に対して、5人は指のサインの動きを取り入れた"ハンドサインダンス"で魅了しながら応戦。ライトを反射する露出度の高いセクシーな衣装を身にまとい、軽やかな電子音に乗って、かわいく妖しいダンスを披露する。一方のZQN役を務めるのは、2015年末の『M-1グランプリ』で決勝に進出したお笑いコンビ・メイプル超合金。2人は、今回が初のミュージックビデオ出演であるが、ブレイク前の2014年夏に撮影された映画本編でもZQNを演じていたことから起用された。MVでは、マイクスタンドの前で「ジークジオン!」など自身の鉄板ネタを披露する"メイプルZQN合金"として"ZQN漫才"を見せている。このMVは、映画とdTVとの共同特設サイトやYouTubeにて公開中。CYBERJAPAN DANCERSが踊る"ハンドサインダンス"の振り付け動画も同時に公開されているほか、サイト上では同楽曲を無料提供しており、ダウンロードすることもできる。(C)花沢健吾・小学館/BeeTV
2016年04月13日「GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER」が9日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された。本記事では、出演者たちを写真で振り返る。「GirlsAward」は、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに2010年から開催されている日本最大級のファッション&音楽イベント。13回目となる今回は、「Daydreaming Outfitters」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブが展開され、南海キャンディーズの山里亮太と前日にAKB48を卒業した高橋みなみがMCを務めた。出演モデルは約140人。会場には、約3万1,000人の観客が詰めかけた。トップバッターを務めたGirlsAward初登場の武井咲は、ショートパンツで美脚を披露。菜々緒やマギー、中村アン、藤田ニコル、トリンドル玲奈、池田エライザ、新川優愛、ラブリ、玉城ティナをはじめとする人気モデルたちも、それぞれ抜群のスタイルで魅了した。そして、乃木坂46の白石麻衣や西野七瀬らもモデルとしてランウェイを歩いた。映画『アイアムアヒーロー』とのコラボステージでは、出演する大泉洋、有村架純、長澤まさみが登場し、日本最大級のボーイズオーディション「BoysAward Audition 2nd」のステージでは、叶美香が大胆なセクシードレスで観客を圧倒。AKB48の小嶋陽菜やタレントの神田うの、整形告白で話題となった水沢アリー、女子高生ミスコンでグランプリに選ばれた"日本一かわいい女子高生"永井理子も出演した。撮影:蔦野裕
2016年04月12日花沢健吾氏の人気コミックを実写映画化した『アイアムアヒーロー』の特別試写会が4月11日(月)、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われ、主演の大泉洋と佐藤信介監督が海外メディアとの質疑に応じた。原因不明な感染によって理性を失い、人々を襲う謎の生命体ZQN(ゾキュン)が巻き起こすパニック超大作。日本公開を前に、シッチェス・カタロニア国際映画祭とポルト国際映画祭で観客賞など2冠に輝き、アメリカのサウス・バイ・サウスウエストでも観客賞を獲得。そして会見当日には、ベルギーで開催されたブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で、インターナショナル・コンペティション部門の最高賞であるゴールデン・レイヴン賞受賞の朗報も飛び込んだ。「間違いなく世界に通用する作品。ブリュッセルでも受賞できると信じていたので、その分、結果を聞くまでハラハラしていた」という大泉さん。受賞の喜びを語るとともに「ブリュッセルでは先日、悲しい出来事もあったばかり。彼らが映画祭を開催してくれた勇気に敬意を示したと思います。ありがたい気持ちをより一層強く感じます」と“ベルギーの勇気”に言及し、神妙な面持ちを見せていた。大泉さんを起用した理由を問われた佐藤監督は、「本来の大泉さんとは真逆の役柄ですが、ZQNに出会ったときの驚いた表情の多彩さが、ギネス級にすごいですからね」とコメント。当の大泉さんは「ヒーローらしからぬ、非常に弱くてうだつのあがらないダメ男が必死に頑張ってヒーローになる。そこがとても魅力的だし、イケメンが演じても反感を買うだけですから(笑)。僕くらいファニーフェイスな方が、役柄にリアリティを与えられるんじゃないかなという思いがありました」と自己分析していた。『アイアムアヒーロー』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月12日大泉洋を主演に今月23日(土)より公開される<a href="">『アイアムアヒーロー』</a>。この映画連動したオリジナルドラマ「アイアムアヒーロー はじまりの日」が9日(土)より配信されているが、その配信を記念して、昨年末のM-1グランプリで決勝進出を果たし、現在人気急上昇中のお笑い芸人「メイプル超合金」と、セクシーな衣裳が話題のダンサー集団「CYBERJAPAN DANCERS」が出演するミュージックビデオ(以下、MV)が公開された。原因不明のウィルス感染と世界的パンデミックの兆し。閉ざされた病院で起こる不可解な事件と、そこに“隠された謎=ZQN”の正体に迫る!原作でも根強い人気を誇り、映画にも主要キャラクターの一人として登場する長澤まさみ演じる藪(小田つぐみ)にフォーカスを当て、世界がパニックに陥る前夜、まだ誰も知らないZQNの兆しに気づく。これまで明かされていない看護師時代のエピソードを、原作者の花沢健吾監修のもと描き、斬新なカメラ手法によるリアリティを追求した衝撃映像の数々、予測不能なパニックサスペンスが繰り広げられる――。「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載され、累計発行部数は500万部を超え、大人気を博している同名コミックを原作に、映画は主演の大泉さんをはじめ、有村架純、吉沢悠、岡田義徳、片瀬那奈、片桐仁、長澤さんが出演している。そして今回配信されている映画と連動したオリジナルドラマには、映画にも登場する長澤さんを主演に、霧島れいか、浅香航太らが顔を揃えている。公開された映像は、作品を語る上で欠かせない重要なファクター“謎の生命体=ZQN”をテーマにしたオリジナルMV「ZQN Party Music Video by dTV」。映画やドラマの枠を飛び越えて、POPでパワフルなダンスミュージック「ZQN Party」を生み出して、ありふれたプロモーション映像とは一線を画す、ストーリー仕立てとなっている。映像内には、5人の女性兵士(ZQN BUSTERS)たちとZQNのダンスバトルをメインにストーリーが展開。そのZQNダンサーと対峙する女性兵士には、国内外のクラブシーンで注目を集めるダンサー集団「CYBERJAPAN DANCERS」を起用し、セクシーな魅力溢れる彼女たちのパフォーマンスが、より一層の華を添えている。そしてMVには、いま人気急上昇中のお笑い芸人「メイプル超合金」も出演。本映画にZQN役で出演していたことがきっかけで今回の出演が実現。本MVでカズレーザーと安藤なつの2人は、人間としての理性が失われてしまうZQNという設定ながら、マイクスタンドの前で「ジークジオン!」や「ここwifi飛んでる」といった自身の鉄板ネタを披露する“メイプルZQN合金”役として、新たな“ZQN漫才”に挑戦している。撮影を終え、カズレーザーさんは「手応えしかないです。ミュージックビデオとして最高傑作だと思います。グラミー賞か、はたまたゴールデングローブ賞か、なんらかの賞の獲得は手堅いですね」と自信を覗かせている。またお互いのZQN姿について、カズレーザーさんは「(ZQNメイクしても)普段と変わらないので、すごく自然に受け入れられました。しいて言えば、髪切ったかな? くらいです」と話すも、安藤さんは「切ってねぇし!メイクの迫力が凄いし、カラコンが入っているのでZQNの雰囲気満載で私は恐かったです」と感想をコメント。また映画に出演していた当時をふり返り、カズレーザーさんは「コンビ結成後間もなく2人でオーディションに行って、たまたま2人とも受かったんです。コンビとしては初めてギャラがもらえる仕事だったんで、俺らはZQN芸人なんだと思って、これからは“しゃべり”じゃなくて“動き”で頑張ろう!と意気込んだのを覚えています」と当時の想いを語った。POPでキュートな色彩と圧倒的なダンスパフォーマンスを融合させた独創的な世界観で魅せる衝撃のMVをぜひ目撃してみて。「アイアムアヒーロー はじまりの日」はdTVにて配信中。『アイアムアヒーロー』は4月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月11日映画『アイアムアヒーロー』(4月23日)に出演する大泉洋、有村架純、長澤まさみが9日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER」に登場した。映画のテーマカラーであるピンクに彩られたステージに登場した3人は、大歓声が沸き起こる中、楽しそうに並んでランウェイを歩き、先端でピンクのライフルを構えるポーズを披露。ランウェイ初挑戦の大泉は投げキッスを連発して沸かせた。また、劇中に登場する謎の生命体"ZQN(ゾキュン)"の格好をしたダンサーや、キャラクター化した"ZQNちゃん"の着ぐるみも登場し、映画の世界を表現した。歩き終えた大泉は「あのぅ…よくわかりませんでした」と感想を語り、「キャーキャーちやほやされるのは気持ちよかったんですけど、あまり僕を見ている視線を感じませんでした」と自虐コメント。長澤が「でも"大泉洋"って書かれたプラカードを持っている人がいました」とフォローし、MCの南海キャンディーズ・山里亮太も「5人もいますよ!」と続けると、大泉は「数は言わないでください」と返して笑いを誘った。そして、有村は自身の役について「普通の女子高校生が半分人間で半分ゾキュンになってしまう役。すごく強くなるんですよ」と話し、長澤は「アクションをやったりして、鬼気迫る感じが…とにかく見たらわかるっていう感じです!」と豪快にアピール。最後に大泉が「非常に爽快感のある、ワーキャー言いながら楽しむと楽しい映画。ぜひゾキュンで盛り上がっていただければ」と呼びかけた。映画『アイアムアヒーロー』は、花沢健吾の同名漫画を原作とするサバイバルホラー。謎のウイルスにより凶暴化した生命体"ZQN"がはびこる世界で、主人公の鈴木英雄(大泉)が、女子高生・比呂美(有村)、元看護師の藪(長澤)と生き残りをかけて戦う姿を描く。
2016年04月10日日本最大級のファッション&音楽イベント「GirlsAward2016 SPRING/SUMMER」(以下、GirlsAward)が4月9日(土)、国立代々木競技場第一体育館にて開幕。武井咲やMEN’S NON-NOステージに、坂口健太郎、柳俊太郎らモデルたちが登場する中、映画『アイアムアヒーロー』から主演の大泉洋とヒロインの有村架純&長澤まさみがランウェイを歩いた。“渋谷からアジアへ。そして世界へ。”のコンセプトで行われるGirlsAwardsは、2010年に第一回目「GirlsAward2010 SPRING/SUMMER」を開催して以来、年2回国立代々木競技場第一体育館を拠点とし、今回で第13回目の開催となる。花沢健吾の累計600万部超の人気コミックを、『GANTZ』『図書館戦争』シリーズのヒットメイカー・佐藤信介監督の手で実写映画化した『アイアムアヒーロー』。主演の大泉さんと有村さん、長澤さんが登場すると会場のボルテージは最高潮に!緊張した面持ちの大泉さんはヒロインである有村さんと長澤さんとともに歩き、人生初ランウェイを楽しんだ様子。ランウェイの先では、三人でピンクの銃を構えポーズを決めた。大泉さんは初ランウェイの感想を問われると「キャーキャーチヤホヤされるのは嬉しかったけど、僕の方に視線を感じなかった」と語り、笑いを誘った。長澤さんは本作での役どころについて「アクションもやったりして、鬼気迫る感じが…観たら分かるという感じです!」と魅力をアピールした。海外の映画祭でも評価されている本作。大泉さんは「意中の男性と見に行ってもらって、距離を縮めてもらえれば」と会場にいる女性陣にメッセージを送った。『アイアムアヒーロー』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月09日森崎博之をリーダーに、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真とドラマに映画に大活躍中の俳優からなる演劇ユニット「TEAM NACS」が、3年ぶりに行った第15回公演「悪童」のブルーレイ&DVDが5月25日(水)よりリリースされる。これに先駆けて、豪華撮り下ろし特典映像“爆笑新年会”の一部が公開された。市役所勤務の西崎直樹(音尾琢真)は取り壊しが決まった廃墟にいた。かつては「レジャーセンター竜宮」として町一番の遊興施設だったが、いまや見る影もない。外にはパトカーが続々集結してくる。この建物には、友人で中学時代に卓球部で一緒だった吉村雄太郎(戸次重幸)が立てこもっており、西崎は吉村を退去するよう説得するためやって来たのだった。吉村は退去の条件として、元卓球部のメンバー全員を集めるよう要求していた。かくして、サラリーマンになった元部長の紺野治(森崎博之)、投資会社を営む元副部長の巻光博(安田顕)、画家になった江口幸一(大泉洋)が廃墟を訪ねてくる。だが、吉村は一向に立てこもった理由を明かそうとしない。当時のあだ名で呼び合う彼らはやがて昔話に花を咲かせるが、それぞれが持つ記憶の断片をつなぎ合わせていったとき、ある過去が顔をのぞかせる――。いま、最もチケットが取れない演劇ユニット「TEAM NACS」。彼らの3年ぶりの最新舞台として注目を集めた本公演は、全国8か所53ステージ、さらに全国の劇場67館でライブ・ビューイング上映され、トータル過去最大の9万人を動員。大成功を収めた舞台公演を収録したブルーレイ&DVDには、舞台本編映像に加え、豪華撮り下ろし特典映像が満載。「The making of 悪童」には、本公演の裏側や、新境地へ果敢に挑んだ5人の奮闘、素顔を克明に記録したドキュメンタリーが収録される。そして、バラエティパートとして、打ち上げ会場に5人が再集合し、お酒と鍋をつつきながら舞台「悪童」に関連したお題に沿ってメンバーがトークを繰り広げる「TEAM NACS爆笑新年会」が収録!今回はその一部映像が解禁された。かつての“マドンナ”について戸次さんが語り出すと、すかさず大泉さんからも予備校時代に好きになった女性のエピソードを披露。また、地方公演の思い出グルメの話題で音尾さんの謎ジェスチャーを弄ったり、居酒屋で飲んでいた安田さんがお客さんと遭遇したエピソードなど、ファンにはたまらないトークが展開。さらに2016年の抱負では、メンバー全員から頭皮ネタで弄られる森崎リーダーなど、役者の彼らとはまた一味違う爆笑シーンが堪能できる。結成20周年の“アニバーサリー”を盛り上げるに相応しい仕上がりとなった映像作品の数々に、ファン必携の一本となりそうだ。「TEAM NACS」第15回公演「悪童」ブルーレイ&DVDは5月25日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年04月08日今年は特に、ヨーロッパ各国の映画が豊作だ。イタリアからは公開中の<a href="">『これが私の人生設計』</a>をはじめ<a href="">『母よ、』</a><a href="">『グランドフィナーレ』</a>、英国からはアカデミー賞にシャーロット・ランプリングが初ノミネートされた『さざなみ』、史実に基づく『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』、フランスからはギャスパー・ノエ監督の衝撃作<a href="">『LOVE【3D】』</a>やアカデミー賞「外国語映画賞」にノミネートされた『裸足の季節』、デンマーク発<a href="">『獣は月夜に夢を見る』</a>、ノルウェー発<a href="">『ハロルドが笑う その日まで』</a>ほか北欧映画も続き、これから初夏にかけ、ヒューマンコメディからミステリーまでバラエティに富んだ珠玉作が目白押し。そこで今回は、“ヨーロッパのへそ”と呼ばれるベルギーとそのお隣オランダから、独自の世界観にジワジワ引き込まれ、見れば元気が湧いてくる3作品をピックアップした。■自分らしい生き方とは?オランダ発・人生やり直しドラマ『孤独のススメ』まずは、ロッテルダム映画祭やモスクワ映画祭で「観客賞」を受賞するなど、多くの人々の心をとらえた<a href="">『孤独のススメ』</a>。妻に先立たれ、田舎町でおひとりさまの単調な日々を送るフレッドが、ある日突然現れた“言葉も過去も持たない男”によって、本当に大切なことに気づいてゆく様をユーモアたっぷりに描く。コメディアンとしての経歴も持つオランダ人監督のディーデリク・エビンゲは、本作が長編デビュー作ながら、友人同士の個性派俳優陣たちと共に人生の可笑しさと感動を絶妙なバランスで創り上げ、世界中の観客を虜にした。ベルギーでロケを行ったフレッドが暮らす村の、まるでおとぎ話のような風景も見どころ。■現代の神様はPCを操り、愛娘との関係に苦悩する!?『神様メール』ジャレッド・レト主演の『ミスター・ノーバディ』以来6年ぶりとなる、ジャコ・ヴァン・ドルマン監督の新作は、神話とインターネット社会を結び付けた奇抜なファンタジー<a href="">『神様メール』</a>。ブリュッセルのあるアパートで家族と一緒に暮らしている神様は、自分の部屋のパソコンで“世界”を管理し、勝手気ままに人間の運命を操っていた。そんな父に憤慨した10歳の娘エアは、それまで一歩も出たことがなかった街に出ることを決意するのだが…。イマジネーションとユーモア、慈愛が入り交じる本作は、ゴールデン・グローブ賞ノミネートをはじめ、世界の映画祭を驚嘆させている。大女優カトリーヌ・ドヌーヴのまさかの出演も要チェックだ。■自殺を決めた主人公に待ち受けるサプライズ!?『素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店』“オランダのウェス・アンダーソン”とも称され、「キャラクター孤独な人の肖像」で第70回アカデミー「外国語映画賞」を受賞したマイケ・ファン・ディムが監督・脚本を手がけるコメディ『素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店』。自殺ほう助を行う謎の旅行代理店で巻き起こる騒動を描き、本国で大ヒットした。その代理店を訪れ、いつどのように死ぬか分からない“サプライズコース”を選んだ孤独な大富豪が、同じコースを選んだ女性と出会い、やがて生きる意味を見出していくのだが…。主演を務めるのは、『LOFT-完全なる嘘(トリック)-』などに出演する“オランダの大泉洋”のような存在イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ。チャーミングでハートフルなラブ・コメディにも、ぜひ注目を。『孤独のススメ』は4月9日(土)よりシネマカリテほか全国にて順次公開。『神様メール』は5月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『素敵なサプライズブリュッセルの奇妙な代理店』は5月28日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月04日戦国時代最後の大勝負"大坂夏の陣"で、覇者・徳川家康を寸前まで追い詰め、その家康から「日の本一の兵」と賞賛された戦国時代最後の名将・真田信繁(幸村)。その信繁と彼を取り巻く家族を中心に描いているNHK大河ドラマ『真田丸』が、4月3日放送の第13話で前半最大の山場でもある「上田合戦」を迎える。現在は第20話まで撮影が進んでいるという同ドラマだが、主演の堺雅人に前半を振り返ってもらいながら、「上田合戦」の見どころを聞いた。――久しぶりの出演となる三谷幸喜作品ですが、撮影は順調ですか?13話までの前半部分に関して言えば、1話1話がギュッっと詰まった感じがするんですよね。例えば、敵の所に行って敵の武将を調略するところ(元武田家家臣で上杉家家臣の春日信達(前川泰之)を調略する第8話)は、調略だけで1話の完成度が高く、1話だけ見ても面白い作品が13本並んだという感じです。14話からリズムが違ってくるんですけど、見逃しても次からすっと入れるような短編として見ても面白い作品が揃った気がします。それは三谷さんらしい緻密な計算というか、1話の45分をどう起承転結つけるかっていうのは三谷さんならではだと思うんですよ。でも1本終わるとスタッフも演者もヘトヘト(笑)。13本終わったのが年末だったんですが、すごくいい感じでお正月休みに入れたというか、本当にヘトヘトだったのでちょうど良かったですね(笑)。――第13話までを振り返り、印象に残ったシーンは?第1話でいったら、平岳大さん(武田勝頼役)が本当にいいお芝居をされていたので、皆さんの印象に残るいいお殿様だと言われたことは本当に嬉しかったです。それとお父上(昌幸役の草刈正雄)。草刈さんの何を考えているのか分からない面白さがすごくお客さんに届いているところは、すごく面白いですよ。あとは室賀正武(西村雅彦)や春日信達(前川泰之)。あまり知らなかった武将が実はすごく面白かったんだ、という反響はうれしいですよ。どの時代もちゃんと掘り下げて描くと面白いんだな~と改めて教えてもらいました。そういった方々に囲まれてお芝居ができているのは、本当に幸せなことだと思います。――放送が始まる前と始まってからの心境に変化はありましたか?反響は嬉しいけれど、撮っているのは随分先なので、「あんなこともあったな~」という感じですよね。昔の答え合わせをしているような(笑)。一つは書き手である三谷さんが今まではどういう現場か知らずに書いていらっしゃるので、お互いコミュニケーションを取らないままやっている感じがしてたんです。放送が始まると現場と三谷さんの頭の中が行き来できるようになります。ちょっとずつ"当て書き"っていうんですかね、『新選組!』の時もそうでしたが、放送が始まってから現場と三谷さんのキャッチボールが始まるので、それがますます登場人物やシーンを生き生きする感じがします。――"当て書き"を具体的に感じるシーンもあったんでしょうか西村雅彦さんの使い方(笑)。「黙れ小童!」という(笑)。現場と三谷さんのキャッチボールができるようになって、生き生きとし出したというか、筆の滑りが滑らかになったんじゃないかと思います。「黙れ小童!」は流行語大賞を目指して欲しいぐらい汎用性のある言葉だと思いますよ(笑)。――演じる前と実際に演じた後の、信繁に対する思いの変化もあったとか始まる前はいろんなことを考えました。信繁が裏方として実務家としての武将を描きたいということを個人的に思っていましたね。今回は忍者があまり出てこないんですけど、ある意味スパイのような忍者っぽいことをしていたんじゃないと思ったんです。でも実際始まってみるとそれどころじゃなく、現場で演技を楽しんだり皆さんの演技を見て反応していくのが精一杯で、あまり考えなくなりました。現場が始まると「今日のお昼何食べようか?」とか「眠いな…」とか「この人のお芝居面白いな!」とか考え始め、悩み事が幼稚というか、でもそれはすごくいいことなんじゃないかと思うんです。それと設定として15歳から始まるので、若者の若々しさとか、好奇心旺盛な目だとか、そういうものをどう表現しようかと考えましたが、やってみるとそれどころじゃなくて(笑)。若者だと思っている若者はいない訳で、周りとの関係性の中で少しずつ落ち着くところに落ち着く。もう42歳ですからね。土台無理があるということをだんだん演ってみてわかりました(笑)。――ドラマ前半では、本能寺など歴史的な戦いが省略されています面白いと思いますよ。初めから信繁が見てないところを省略するっていうお話だったので、今回の本当の面白いところは、見通しの悪さを楽しんでいただけるところ(笑)。今の時代もそうなんですけど、この先の国際情勢なんて誰も分からない訳で。特に本能寺を描いたあたりの情報の錯乱具合は、本当にリアルだったし、その中で持っている情報をフルに活かしてベストだと思われる行動を取るというのは、非常に面白い台本だと思いました。ある意味、歴史に詳しい方は隣で見ている方に解説をせず、一緒に見通しの悪さを楽しんでいただく方が面白いんじゃないかと思うんです。それは分かったフリしてお芝居をしないことだと。どうしても勝者は初めから勝者の顔をしがちですが、今回の徳川家康もそうですが、ギリギリのところを生き残っていくところが今回の大河の面白さだと思います。――上田合戦の前に信繁は父親になりますね祝言がまずあり、授かり婚みたいな感じで結婚するので、地面に一つ根を張るじゃないですけど、今まで大地をピョンピョン飛び跳ねていた人が初めて大地を意識するというか、それが黒木華さん演じる梅の存在だと思うし、信濃を心から愛すっていう儀式だと思うんです。そういう意味では良い祝言だったと思いますが、その裏で血なまぐさい事件も起き、そこも含めて祝福と呪いを受けているような、その連続ですよ。良いことがあった時に良いことばかりではない。長編小説を読んでいるような一筋縄ではないかない感じがするので、父になることは目出度いことだけど、それに伴う責任と身動きの取れなさ。最終的には信繁の死に向かう楔にもなっていると思うので、良いことばかりじゃないんだと思っています。――第13話「上田合戦」の見どころを教えて下さい合戦のシーンの迫力はそのままに、三谷さんならではのちょっと変わったシーンがあります。僕がずっと挑発し続けて、徳川の兵をおびき寄せるシーンを随分と長い時間描いていて、実際に槍とか鉄砲とかでドンパチやるよりも、僕が六文銭の旗を持って引き続けるっていう合戦のシーンというのが面白いと思います。信繁が敵をバカにし続ける45分(笑)。あの手この手で挑発しています。非常にリアルだと思うし、非常にカロリーの高い撮影でもあり、手間暇けて汗をすごく掻いたシーンでした。ただ、人がなかなか死なないっていうのは、三谷さんらしいところですね(笑)。上田合戦はこういう切り口もあるんだと、楽しんでいただけるんじゃないかと思います。――真田家のシンボルでもある「六文銭」の旗が初めて登場します旗を持って振らなければいけないことを知っていたので、(実際に持ってみて)「重くてデカイな!もう少し小さくならないかな…」っていうのがありました(笑)。本当に「上田合戦」は面白い合戦で、僕が六文銭の旗を振り続けて勝っちゃうお話で、非常に良く考えたというか、そこで六文銭が初めて出てくるのも面白いし、六文銭に気づくまで妻・梅(黒木華)とのちょっとしたやり取りがあるんですけど、妻との心の触れ合いも面白く描かれているので、三谷さんの台本は本当に面白いなと思いながら読みましたし、実際に演じてみて本当に面白かったですね。――草刈正雄さんが演じている父・昌幸から受けた影響はありますか?まだ終わってないので、昌幸から何を学んだかは答えない方がいいと思います。ただ一つ思ったのは、13話で上田編が終わり、14話から大阪に行きます(豊臣秀吉の人質として)。大阪編では、ある意味大企業に就職して日本を代表するサラリーマンとして生活を始めるんですが、そこで草刈さんが呼びつけられるシーンを撮ったんですけど、その時に草刈さんの背中が小さく見えたんですよね。それは三谷さんの台本のせいなのか、草刈さんのお芝居なのか分からないのですが、あれほど偉大で手に負えなかった父が秀吉に比べると小さく見える、それが悲しく見えるっていうのが、三谷さんの半年ずっと草刈さんと一緒に時間を過ごしてきた中で発見したところかもしれないですね。でも20話になると厄介なお父様に戻る(笑)。昌幸という人は目が離せないし、非常に面白い人物だと思いますね。――大泉洋さんが演じる兄・信之と信繁は対称的な性格ですね生と死を兄弟が担当しているんですよね。お兄ちゃんは生きること、僕は死ぬことで名を残した。でも描かれている信繁と信之は、僕の方が生き生きしていて、お兄ちゃんはいつも我慢。その逆転現象は面白いと思いますよ。
2016年04月02日映画化もされ、社会ブームと化した「告白」に次ぐ第2作目として発表された湊かなえの同名小説が、主演に本田翼と山本美月を迎え、<a href="">『繕い裁つ人』</a>の三島有紀子監督により映画化される『少女』。このほど、衝撃的な第1弾ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、「人が死ぬところを見たことがあるの…」という同級生の言葉に嫉妬を覚えた2人の女子高生が、「私も人が死ぬ瞬間を見たい」という願望を叶えるために危険な一歩を踏み出す夏休みを描く長編ミステリー。原作は、2009年の発行以降、累計発行部数100万部を突破した湊さんの同名小説。「人が死ぬ“瞬間”を見たい」という願望にとらわれた2人の女子高校生を描いた衝撃の問題作で、物語を担う2人の少女には、映画<a href="">『アオハライド』</a>やドラマ「恋仲」など話題作に続々出演する本田さんと、主演映画<a href="">『貞子vs伽椰子』</a>やドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」ほか多方面での活躍が目覚ましい山本さんという旬な女優の豪華共演が実現。監督を務めるのは、大泉洋×染谷将太共演のモントリオール映画祭特別招待作品<a href="">『ぶどうのなみだ』</a>や中谷美紀主演作『繕い裁つ人』など、女性の心の機微を描くことに高い評価を得ている三島監督。本作ではリリカルな女子高生を描くことに挑戦し、“湊かなえワールド”のダークな世界観を見事に映像化させた。このたび解禁されたポスタービジュアルは、制服に身を包んだ本田さんと山本さんが、まるで“花葬”されたかのように一面に敷き詰められた白い花の中に横たわっているもの。ある種、“死”を連想させるようなシチュエーションでありながら、2人の真っ直ぐな眼差しがインパクト大。また、「見たい。人が死ぬとこ。」というダークで衝撃的なコピーが中央に据えられた印象的なデザインに仕上がっている。若さゆえ奇妙な方向にベクトルがむいてしまった湊さん特有の“毒”をキャッチコピーで、“死”や “少女の純真無垢さ”を白い花で表現した本ビジュアルは、美しくも儚く、ピュアながらも、独特の危うさをはらむ本作の世界観そのもの。映画<a href="">『告白』</a><a href="">『白ゆき姫殺人事件』</a>、連続ドラマ「贖罪」「夜行観覧者」「Nのために」と、最旬キャストで大ヒット映像化作品を次々と送り出してきた湊かなえ作品と、本田さん、山本さん、三島監督の化学反応にこれからも注目していて。『少女』は10月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月31日俳優の大泉洋、吉田鋼太郎がチューハイブランド「アサヒもぎたて」新CMに出演することが発表され、3月29日(火)に行われた会見に出席した。CMには菜々緒も出演するが、会見に出席できなかったことからコメントVTRが紹介された。その中で菜々緒さんは、大泉さんの印象について、3年前にドラマで共演したことをふり返りつつ、「楽しくて明るくて、またお会いできると聞いたときは嬉しかったです」とにっこり。大泉さんは、菜々緒さんが悪女のイメージで世に出ていることから「ディスられたらどうしようと思っていた」そうで、「良いこと言ってくれて良かったぁ」と安堵の表情を見せる。しかし、大泉さんが新任工場長、吉田さんがベテラン社員、菜々緒さんが研究員を演じ、工場を舞台に本商品が生まれるまでのバックストーリーを本格ドラマ仕立てで描いたCMに因み、「上司にしたいのはどちら?」というお題が出され、菜々緒さんが吉田さんを選択すると事態は一転。「面白すぎて仕事から脱線しそう」という理由から落選した大泉さんは、「ちゃんと考えてくれてる」と悦に入る吉田さんをしり目に、「あれじゃ俺が真面目に仕事してない人に見える。彼女が僕の何を知っているんだ!なんだよ、この時間!」と嘆くことしきりで、会場の笑いをさらった。そんな大泉さんだが、3人で作り上げたCMは「映画みたいにすごい格好いい」と話すと、「何とかこのまんま映画(化)までもっていけないかなと思っている」と野望ものぞかせる。吉田さんとはドラマ共演はあるものの同じシーンに出演するのは本CMが初めてだそうで、強面の吉田さんに「気持ちがノッてきて、アドリブで殴ってくる人だったらどうしようという怖さがあった」と打ち明け、笑いを誘う場面もあった。この日は、4月3日(日)に43歳の誕生日を迎える大泉さんをサプライズでお祝いする演出も。CM楽曲を担当したコブクロが歌うバースデーソングと共に菜々緒さんからのプレゼントという大きなバースデーケーキが登場すると、大泉さんは大喜び。その後、吉田さんから巨大スプーンを贈られると、「北海道で使う除雪用のスコップという懐かしさがある」と言いながら、ケーキをすくって一口頬張り、あまりの美味しさに顔をほころばせていた。「アサヒもぎたて」新TV-CM「24時間以内への挑戦篇」は4月5日(火)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年03月29日花沢健吾の累計600万部超の人気コミックを、<a href="">『GANTZ』</a><a href="">『図書館戦争』</a>シリーズのヒットメイカー・佐藤信介監督の手で実写映画化したパニック・ホラームービー<a href="">『アイアムアヒーロー』</a>。この度、主演を務める大泉洋と、ヒロインの有村架純&長澤まさみが「GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER」のステージに立つことが分かった。原因不明の感染で人々が“ZQN(ゾキュン)”と呼ばれる理性を失って人を襲う状態になった世の中で、戦う漫画家アシスタントの鈴木英雄、彼が偶然出会った女子高生の比呂美らの姿を描く本作。世界三大ファンタスティック映画祭のうち、「シッチェス・カタロニア映画祭(スペイン)」と「ルト国際映画祭(ポルトガル)」でも観客賞ほか4冠を受賞し、先日アメリカで行われた、「SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)2016」でもミッドナイターズ部門にて観客賞を受賞。世界が認めた衝撃の問題作として公開が待たれる。そんな本作と、日本最大級のファッション&音楽イベント「GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER」(以下「ガールズアワード」)とのコラボ企画が決定。4月9日(土)に代々木競技場第一体育館にて開催される本イベントに、主演の大泉さんをはじめ有村さん、長澤さんが出演。『アイアムアヒーロー』のテーマカラーであるポップなピンクに包まれたステージに、劇中に登場する謎の感染者“ZQN(ゾキュン)”の恰好をしたダンサーやキャラクター化した“ZQN(ゾキュン)ちゃん”の着ぐるみらが登場し、キャストとともにランウェイを歩くという。大泉さんは、これが人生初のランウェイということで「いまから考えるだけでも緊張します。長澤さんが2回目の出演ということなので、長澤さんに引っ張ってもらって、有村さんと『ガールズアワード』デビューしたいと思います!!当日、会場にいる皆さん、あたたかく見守って下さい。それにしても、なんで僕が…(笑)?」と戸惑いを隠せない様子。そして、「ガールズアワード」初出演となる有村さんは「すごく楽しみにしていますがモデルさんたちが歩くランウェイを歩くなんて場違いの何者でもないような気がして緊張しています。ですが、大泉さんと長澤さんと3人で楽しく歩けたらと思います!」と意気込みを述べ、一方の長澤さんは「『ガールズアワード』に出演させて頂くのは2回目ですが、今回は大泉さんと架純ちゃんと楽しく歩けたらと思います」と、余裕が伺えるコメントを寄せた。『アイアムアヒーロー』は4月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月29日内村光良が知念侑李(Hey! Say! JUMP)とW主演を果たし、初の原作・脚本・監督・主演に挑む映画『金メダル男』の公開日が、ついに10月22日(土)に決定。併せて、本作の第1弾キービジュアルが解禁となった。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す、“金メダル男”への始まりに過ぎなかった――。2011年7月にサンシャイン劇場で上演され、大好評を得た内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を基に自身で映画化。世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指し続ける懲りない主人公・秋田泉一を、知念さんと内村さんがW主演で演じ、ヒロインを木村多江が務めるほか、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶らといった豪華キャストを起用。さらに、彼の人生に関わっていく人物として、大泉洋、上白石萌歌、清野菜名、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、柄本時生、山崎紘菜、森川葵、ユースケ・サンタマリアら総勢19名の金メダル級のキャストも発表されており、話題騒然となっている。撮影は、昨年10月~12月までおよそ2か月行われ、現在は絶賛編集中。“内村ワールド”の完成に期待の声が高まる中、監督は「『映画を撮りたい』という思いでこの作品の原型を考えて5年。もう少しで映画が完成します。たくさんの人にこの作品を共有してもらうために、そして映画館で一人でも多くの人に笑ってもらうために、日夜努力しております」とコメント。さらに、「ビジュアル見たとき、思いました。俺、知念と2人、『ベスト・キッド』みたいだなって。でも師弟ではなく2人で一役に扮してます!」と知念さんとのタッグに言及。その第1弾キービジュアルでは「すべての一等賞をとる。それがボクの夢なのですっ!!」と、力強いジャンプで金メダルに手をかけようとする泉一の姿が、キラッキラの躍動感たっぷりに映し出されている。なお、 3月25日(金)からは上映劇場窓口にて特典付きムビチケの発売が決定。“金メダル男”の名にちなみ、金色のつなぎに身を包み、表彰台に上る秋田泉一に扮した内村さんと知念さんの2人が映し出されたクリアファイルが特典となるという。リオ・オリンピックを控える2016年、『金メダル男』もまた日本中に爆笑と感動を巻き起こすのか!?楽しみに待っていて。『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日映画『アイアムアヒーロー』の完成報告会見が3月21日(月)に行われ、主演の大泉洋をはじめ、有村架純、原作者の花沢健吾、佐藤信介監督らが出席。大泉さんは会見中、何度もレオナルド・ディカプリを意識した発言を連発し、本場アメリカのオスカー受賞に意欲を見せた。累計発行部数600万部突破の人気漫画の映画化。原因不明の感染で人々が“ZQN(ゾキュン)”と呼ばれる理性を失って人を襲う状態になった世の中で、戦う漫画家アシスタントの鈴木英雄、彼が偶然出会った女子高生の比呂美らの姿を描く。原作は、過激な描写の連続ゆえ、実写化不可能と言われていたが、従来の東宝映画らしからぬ大胆な描写を躊躇なく取り入れ、すでにシッチェスカタロニア国際映画祭、ポルト国際映画祭、そして米テキサス州で開催されたSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)で観客賞を受賞するなど、エンターテイメントとしての質の高さを観客から認められている。佐藤監督はこの原作を映画化する上で「『ここ妥協したね』というのがないようにやって、みんなを驚かせたかった」と語るが、大泉さんもその言葉にうなずき「『日本でやるとこうなるのね…』というガッカリした感じにしたくなかった」と並々ならぬ決意で臨んだと語る。それだけに、これだけ海外の国際映画祭で評価されることについて「誇らしかったです。日本でもこれだけできるんだ!と。世界で見てほしいと思った」と胸を張る。有村さんは脚本を読んで「誰も答えが分からない役で、楽しみが膨らみました」と明かすが、実際の撮影でも「初めてのことだらけで、毎日が刺激的でした」とニッコリ。「タクシーがひっくり返る事故のシーンは韓国のスタジオで撮ったんですが、アトラクションに乗っているようで笑っちゃいそうなくらい楽しくなっちゃって(笑)」と楽しんだよう。また、大泉さんは海外の観客の劇場での楽しみ方にも言及。ゲラゲラと大笑いしたり、声を出したりなど日本とは違って感情を思いきり出して楽しむ観客が多かったようだが「こんなに盛り上がって観るものなのか!と教わった」と感嘆。「スポーツのパブリックビューイングを楽しむように見てもらえたら」と語る。さらに大泉さんはノリノリで「最終的にはアカデミー賞受賞を視野に」と語るが、大泉さんの言うアカデミー賞は日本アカデミー賞ではなく、本場アメリカのオスカーのこと!ネットでは今年、悲願のオスカーを獲得したレオナルド・ディカプリオが受賞作『レヴェナント 蘇りし者』の中で見せる銃を構える画が、本作の大泉さんの猟銃を構える図と似ているという指摘も!大泉さんは「やられたなと思いました。僕らの方が早いです」と語り、ポルト国際映画祭での舞台挨拶での出来事として「僕が『クリスティアーノ・ロナウドです』と挨拶したら『ディカプリオ!』と言った人がいた!」と証言。「同じ画格で撮っているから」大泉さんの来年のオスカー受賞の可能性は「ある!」と力強くうなずいていた。また、タクシーの横転シーンに関しても、大泉さんは実際に、転がるタクシーに同情していたと告白!「僕じゃないと乗れないですよね。無傷でした!有村ちゃんには『お前はやめとけ』と止めました。未来のある子だから。監督には『僕は乗せてください』と言いました」とまくしたて、会見はもはや大泉さんの独壇場!最後に「あまり嘘はいけないですよね…」と苦笑交じりに語り、会場は笑いに包まれた。『アイアムアヒーロー』は4月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月21日花沢健吾の原作を『図書館戦争』『GANTZ』シリーズの佐藤信介が映画化した『アイアムアヒーロー』が、「ファンタスポルト‐第36回ポルト国際映画祭」にて「観客賞」と「オリエンタルエキスプレス 特別賞」のW受賞を果たした。鈴木英雄35歳。職業は漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の異形の姿だった。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。原因不明の感染によって理性を失い、人を襲う謎の生命体“ZQN(ゾキュン)”で街は溢れ、日本中はパニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美と元看護師・藪と共に生き残りをかえた極限のサバイバルが始まる――。2009年にビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載が開始され、累計600万部を超える大ベストセラーを記録した人気漫画を、大泉洋、有村架純、長澤まさみら豪華キャストで映画化する本作。本作が出品された「ファンタスポルト‐第36回ポルト国際映画祭」は、1981年より開催され、SF、ホラー、スリラー、サスペンスといったジャンルに定評があり、シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭(ベルギー)と並んで世界三大ファンタスティック映画祭の一つとして知られている。本作は、去る3月1日(現地時間)にポルトガル第二の都市ポルトにて開催された同映画祭のコンペティション部門にて上映され、主演の大泉さん、佐藤監督、原作の花沢氏が舞台挨拶を行い、観客から熱狂的な賞賛を浴びた。そして3月5日に行われた記者会見にて、コンペティション部門に出品された作品を対象とした各賞が発表。本作は、「観客賞」と優れたアジア映画に贈られる「オリエンタルエキスプレス 特別賞」の受賞を果たした。尚、本作は昨年10月に行われた第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭でも「観客賞」と「最優秀特殊効果賞」のW受賞を果たしており、今回の発表で世界のファンタスティック映画祭で4冠を達成したことになる。同映画祭のディレクターであるベアトリス・パシェコ・ペレイラは、本作について「演出も演技もシナリオのクオリティも高く、コメディの要素との掛け合わせについてもオリジナリティが高い、ということがコンペティションへの選定理由のひとつです。良い映画というのは、いいストーリーといい演出がかみあっているものです。普通の人がスーパーヒーローになり、『アイアムアヒーロー』というタイトル通りにクライマックスに向け、うまく作られている。観客が主人公になったような気分で観ることができる作品だと思います。極私的な感想で言うとクエンティン・タランティーノ作品以上の衝撃でした」と絶賛のコメントをしている。また、主演の大泉さんについては「大泉洋さんのことは、宮崎駿のアニメーションに声優として出演しているので、知っていました。“普通の人”を演技することは、非常に難しい。その上で、普段と違った状況に出くわすという役柄です。時間軸の中で、演技にゆるやかな変化をつけていました。プロフェッショナルで芯のある役者だと思います」と同じく賛辞を送っていた。また、本作は今月3月29日(火)から行われるブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭への出品も既に決まっており、ポルトガルにて大泉さんも意気込みを語っていた「世界三大ファンタスティック映画祭制覇」へ王手がかかるかたちとなった。『アイアムアヒーロー』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日俳優の坂上忍が、第39回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞に輝いた嵐・二宮和也について、俳優としての魅力を語った。4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で同賞の授賞式が行われた。その模様を伝える番組(日本テレビ系21:00~22:54)にナビゲーターとして出演した坂上は、冒頭から「初めてアカデミー賞に参加させていただきます。今日は何の賞をいただけるんですかね?」と冗談を飛ばしたものの、俳優の観点から終始真面目な解説を交えていった。レッドカーペットに優秀主演男優賞の5人(『海難1890』の内野聖陽、『駆込み女と駆出し男』の大泉洋、『起終点駅 ターミナル』の佐藤浩市、『母と暮せば』の二宮和也、『日本のいちばん長い日』の役所広司)が並ぶと、坂上は「誰がとってもおかしくない」としながら、大泉を「あの年齢であの喜劇ができる方は本当に希少」と褒めた。最優秀主演男優賞の発表直前でも「ぜひとっていただきたい」と"大泉推し"だったが、気になっていたのは二宮の存在。「僕、彼のお芝居を見てると、あれだけのアイドルなのにお芝居をしている時はアイドルのにおいを感じないんですよ。ものすごい自然なんです」とその演技力を絶賛し、「もしかしたら二宮くん(の受賞)もあるのかなと思って……。これは楽しみですね」と興奮気味に話していた。授賞式後、報道陣の取材に応じた二宮は、「まだ現実味がない」と戸惑いを口にしながら、「(賞に)恥じないように、いい作品に出ていきたいと思います。本当に、いただいたことが奇跡にならないように、これからも一つ一つ頑張っていきたいと思います」と俳優として頼もしい言葉を残していた。
2016年03月05日嵐・二宮和也が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われた第39回日本アカデミー賞授賞式に出席し、『母と暮せば』で最優秀主演男優賞を受賞した。すでに優秀賞として発表されていた内野聖陽(『海難1890』)、大泉洋(『駆込み女と駆出し男』)、佐藤浩市(『起終点駅 ターミナル』)、役所広司(『日本のいちばん長い日』)とともに最優秀賞の結果を待っていた二宮は、自分の名前が読み上げられると驚きを隠せない様子で、小走りに壇上へむかった。二宮は昨年の日本アカデミー賞を振り返り、先輩であるV6・岡田准一が最優秀主演男優賞をもらう様子を、家で見ていたと明かした。最初は先輩の受賞をうれしく見ていたものの、だんだん悔しさが生まれ「俺も欲しいな」と思うようになったという。二宮は、岡田から「次はお前だから」と言われたエピソードを披露し、「そのときは、自分の中ではここに立つとは思っていませんでしたけど、すごくうれしいです」と喜びを語った。また、ジャニーズ事務所の社長であるジャニー喜多川氏の名前を出し、「ジャニーさんとメリーさんとジュリーさんと、今までずっと迷惑をかけてきた人たちに、ちょっとは恩返しができたかと思うと、すごくありがたいです」と感謝の思いを表した。■二宮コメント全文もう、ありがとうございます。昨年僕の先輩である岡田准一君がこの賞をいただきまして、すごくうれしくて、家で「すごいいい酒だなあ」と思って、飲みながら見せていただきました。でも、飲んでいくうちに悔しくて。「俺も欲しいな」という風に、だんだん思ってきたときに、会ったのかな、岡田君と。そのときに、「次はお前だから」と言っていただきました。そのときは、全然自分の中では、そこまでピントがあっていなかったですし、ここに立つということは思っていませんでしたけど、すごくうれしいですし、「とったな」と思います。2年連続で、僕が先輩の次にこれをいただくのは、すごくうれしいですし、この姿を、まあ嵐の人たちも絶対見てくれてると思いますし、喜んでくれてると思います。そしてジャニーさんとメリーさんとジュリーさんと、今までずっと迷惑をかけてきた人たちに、これでちょっとは恩返しができたかなと思うと、すごくありがたく、また頑張っていこうと思っています。今日はすごくいい酒が飲めそうだなと。岡田君に自慢します。本当にありがとうございました。
2016年03月04日二宮和也が『母と暮せば』で第39回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞!昨年の岡田准一に続き、2年連続でジャニーズの俳優が栄冠となった。主演の吉永小百合は先日、左手首を骨折し、この日はギプスをしての出席となったが“息子”からの何よりのお見舞いとなった。『母と暮せば』は故・井上ひさしが『父と暮せば』の対となる作品として構想していた作品。戦後、助産婦として長崎で暮らす伸子の元に、原爆で亡くなったはずの息子の浩二が現れ…というファンタジーで山田洋次監督がメガホンを握り、坂本龍一が音楽を担当している。この日の授賞式に、優秀主演女優賞受賞者として出席した吉永小百合の手には白い包帯が…。数日前に仕事で雪国を訪れた際に、坂道で転倒して左手手首を橈骨(とうこつ)骨折したとのこと。すでに手術も済んでおり、本人は「過信と油断のせいです。頑張って治します」とコメントしている。その吉永さんの最優秀主演女優賞受賞はならなかったが、浩二の元婚約者を演じた黒木華が最優秀助演女優賞、そして二宮さんが最優秀主演男優賞に輝いた。主演男優賞部門には、『駆込み女と駆出し男』の大泉洋、『日本のいちばん長い日』の役所広司、『海難1890』の内野聖陽、『起終点駅 ターミナル』の佐藤浩市と40代、50代、60代の各世代を代表する名優が名を連ねたが、その中で最年少の32歳の二宮さんが、見事に最優秀賞を受賞した。昨年の最優秀主演女優賞受賞者でプレゼンターを務める宮沢りえの口から、自身の名が読み上げられると、二宮さんは興奮した面持ちを見せ、同じテーブルの山田監督とガッチリと握手を交わした。トロフィーを受け取った二宮さんは「昨年、先輩の岡田くんが受賞したのが嬉しくて、家で『いい酒だな』と飲みながら見させてもらってたんですが、飲んでいるうちに悔しくなって『おれもほしい』と思いました。そう思ってるときに岡田くんと会って『次はお前だから』と言われたんです。2年連続で先輩の次に(受賞して)すごく嬉しいです」と喜びを語った。また「この姿を『嵐』のみんなも見てくれていると思うし、喜んでくれていると思います。ジャニーさん、メリーさん、ジュリーさんに迷惑をかけてきたけど、これでちょっとは恩返しができたなら」と感謝の思いを口にした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2016年03月04日大泉洋の主演映画『アイアムアヒーロー』が第36回ポルト映画祭コンペティション部門で上映され、大泉、原作者の花沢健吾、佐藤信介監督がポルトの名所を巡った後、会場に入った。その他の画像大泉らは、上映のあった現地時間3月1日にポルトの名所ドン・ルイス1世橋や、サント・イルデフォンソ教会、カルモ教会を訪問。23時すぎから行われた上映には700人超の観客が集まり、「何としてもポルトガルで笑いをとりたい、という気持ち」で舞台あいさつに臨んだ大泉は「みなさんこんばんは。私はクリスティアーノ・ロナウドです。 …すみません、嘘をつきました。私は大泉洋です」とあいさつし、無事に客席から笑いをとった。上映後の評価も高く、大泉は「上映後は、映画では初めてスタンディングオベーションを経験しました。さらに、ロビーではサイン攻めにあって、次第におもしろくなってきてしまいました。自分がハリウッドのスターにでもなったような気分です」と言い、「世界に通用する映画だと思ってはいましたが、今日観客が熱狂する姿を見て、改めて確信しました。監督と花沢先生のお二人にはとても感謝しています。お中元を贈らなければいけないな……」とコメントした。映画は、原因不明の感染症によって人間が“ZQN(ゾキュン)”になってしまう世界を舞台に、恋人が“ZQN”になってしまった男の奮闘と成長を描いたもの。『ビッグコミックスピリッツ』で連載中の原作も人気を博している。『アイアムアヒーロー』4月23日(土)公開
2016年03月04日女優・長澤まさみ主演のdTVオリジナルドラマ『アイアムアヒーロー はじまりの日』(4月9日配信)の予告編とキービジュアルが26日、公開された。俳優・大泉洋の主演で映画化される『アイアムアヒーロー』(4月23日公開)と連動した本作は、長澤演じる"藪=小田つぐみ"の看護師時代のエピソード。映画本編や原作でも明かされていない物語で、長澤まさみの看護師姿や、謎の生命体・ZQN(感染者・ゾンビ)に追われる緊張に満ちたシリアスな演技が見どころとなっている。「漫画のファンでしたので、プレッシャーもありましたが、もうやるしかないなという気持ちで演じました」と打ち明ける長澤。藪にフォーカスをあてた本作の第一印象を「映画とはまた違ったテンションがあったのでとても面白い」と話す。続けて、ドラマとして「映画の中のつぐみの心情やキャラクターがブレないように心がけました」とも明かし、完成した作品を見て「映画を見ていただく前にこの作品の世界観を感じてもらえるものになっていた」と満足気な表情を浮かべる。予告編では、突然発生したZQNで大混乱に陥る病院の中、逃げ惑う藪の姿を捉えている。ウイルスは患者や医者にも見る見るうちに感染していき、ZQNと化した者たちは次々に人を襲撃。時間の経過と共に施設はどんどん破壊され、そこには血だまりが残る。白衣を脱ぎ捨て、私服に戻った藪のカットも幾つか挿入されているが、外でも感染は拡大しており、どこにも逃げる隙がない絶体絶命の状況が映し出される。また、ドラマの配信に合わせて『アイアムアヒーロー』初のムービーコミックも配信が決定。マンガをコマ割りして動かし、声優がセリフを吹き込んで、SEやエフェクトを加えた動画で楽しむこのサービスは、dTV内で人気を誇っている。英雄役は野島裕史、てっこ役は日野まりらが担当。ドラマに先立ち、4月1日より配信スタートする。(C)花沢健吾・小学館/BeeTV
2016年02月26日累計600万部超の花沢健吾の原作漫画を映画化する『アイアムアヒーロー』の前日譚としてdTVにて配信される「アイアムアヒーロー はじまりの日」が完成。配信開始に先駆け、予告編と場面写真が解禁となった。鈴木英雄35歳。職業は漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の異形の姿だった。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。原因不明の感染によって理性を失い、人を襲う謎の生命体“ZQN(ゾキュン)”で街は溢れ、日本中はパニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美と元看護師・藪と共に生き残りをかえた極限のサバイバルが始まる――。大泉洋が主演を務める映画版に対して、主要キャラクターの一人である長澤まさみ演じる藪(小田つぐみ)にフォーカスを当て、映画へと繋がる前日譚として配信される本作。まだ誰も気づいていないパンデミックの兆しを捉えた、これまで明かされていない藪の看護師時代のエピソードを、原作者の花沢氏監修のもと描いていく。このほど公開された場面写真には、看護師姿の長澤さんと、ZQNから逃げ惑っているであろう山崎紘菜の姿が映し出されている。さらに解禁となった予告映像は、フェイクドキュメンタリーの手法を使った映像手法が用いられた本作の、何か得体の知れないものに巻き込まれていく恐怖感や、謎に包まれたZQN(ゾキュン)の正体が徐々に明かされていくサスペンス要素が存分に感じられる映像に仕上がっている。また、ドラマの配信に合わせて「アイアムアヒーロー」初のムービーコミック化が決定。主人公の鈴木英雄役には野島裕史、彼女のテッコ役には日野まりといった実力派声優が配役され、ドラマの配信に先立って4月1日(金)よりdTVにて配信される。「アイアムアヒーローはじまりの日」は4月9日(土)よりdTVにて配信開始。『アイアムヒーロー』は4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月26日