7月の第4日曜日「親子の日」は約6000組もの親子写真を撮影してきた写真家のブルース・オズボーンさんが提唱する「親と子の関係を見つめ直す日」です。活動開始から14年目を迎える今年は、親子の日普及推進委員会のもと「第10 回 親子大賞 授賞式」と「第 14 回 親子の日スーパーフォトセッション」を開催。今回はイベントのレポートと「親子の日」発起人であるブルース・オズボーンさん、佳子さん夫妻からのメッセージをお届けいたします。第10回親子大賞授賞式7月23日(土)、新宿にあるオリンパスプラザ東京で親子大賞の授賞式が行われました。実は「親子大賞」自体は10年前から開催されているものの、授賞式は今年が初。授賞式はいきなり2016年の親子大賞を受賞した親子の発表から始まりました。今年一番ホットだった親子は誰なのか…!?まさかのウルトラセブンとウルトラマンゼロ親子。会場では両者に受賞の感想を聞いた映像が流されました。「受賞の感想は?」「ジュワッ」「印象深い親子エピソードは?」「ダァッ」※コメント部分は字幕つきでした。ほかにも親子にちなんだエッセイや写真のコンテストも開催、受賞者にはオズボーン夫妻から賞状と景品が手渡されました。受賞者のスピーチでは、「実は、まだこのこと親には言っていなくて…怒られるかも(笑)」、「子どもに『授賞式に一緒に行こうね』と言ったら『用事があるから無理』と断られました…」といった驚きのエピソードが飛び出し、会場の笑いを誘っていました。> 親子の日 エッセイコンテスト2016 入賞作品> 親子の日 写真コンテスト2016 入賞作品「どの作品にもいろいろな家族の想いが込められていて、選ぶのが大変だった…」と語ったオズボーン夫妻。授賞式は東京のみの開催ですが、写真の展示自体は地方の写真館など様々な場所で実施していますので、みなさんも是非お立ち寄りください!!会場に展示された写真コンテスト入賞作品イベントの最後には、親子大賞の特別賞としてサックスプレイヤーの平原まことさん・歌手の平原綾香さん親子が登壇。「親子が仲良くする秘訣は?」という質問に対し、平原綾香さんは「父の影響で私も中学1年生のときからずっとサックスを吹いていたので、父は親であると同時に師匠のような存在。尊敬していたので反抗する暇がありませんでした(笑)」とコメント。そんな娘に対してお父さんは「サックスを吹いているときはすごく素直に言うことを聞いてくれるんです。歌は敵いませんけど、サックスでは勝っています!」と、“音楽”という共通項を持つ親子らしい掛け合いが見られました。親であると同時に尊敬できる存在であるというのは、親子が円満な関係を保つ秘訣のひとつなのかもしれません。> 第10回親子大賞の詳細はこちらから第 14 回 親子の日スーパーフォトセッション翌7月24日(日)、親子の日当日には写真家でもあるブルース・オズボーンさんによる100組の親子を撮影するフォトセッション。写真スタジオでの撮影というので、少しかしこまった撮影風景を想像していたのですが、会場に入ってビックリ。スタッフさんが生茶パンダのパペット、マラカスなどを使って歌ったり踊ったり…小さい子どもでもなんなくリラックスできるような盛り上がりでした。実際にメオトークの山川編集長自ら撮影に参加(きちんと予約しました)。その様子を見ていると、いい大人同士気恥ずかしいのか、当初はこれだけ距離のあった親子が…ちょっと寄りましょう!とスタッフさんからぐいぐい来るリクエスト…しかし照れる山川親子。撮影するオズボーンさんまで出てきて…最後は照れながらも肩を組むほどに!!!!さすが親子写真のプロフェッショナル…!!たった数分の間に写真を通して親子の距離をぐんと縮めることに成功していました。物理的な距離だけでなく、心の距離も縮まったようです。(お母さんの腕がかたいですが、編集長との身長差でとまどったそうです)※ブルース・オズボーンさんが撮影した第 14 回 親子の日スーパーフォトセッションの写真は、こちらからご覧いただけます。(2016年8月30日現在は準備中)発起人が語る「親子の日」について最後に「親子の日」発起人のブルース・オズボーンさん、佳子さん夫妻に今年、そしてこれからの「親子の日」について語っていただきました。今年の「親子の日」を終えてみて今年も全国から様々な想いを持った親子が集まってきてくれました。遠方に住むお母さんを誘って撮影に参加してくれた娘さん、「久しぶりに親子写真を」と撮影会に参加した親子、海外出張前の記念として参加してくれた家族、病気の回復を願って参加してくれたかた。全国からサポートに駆けつけてくれた応援団も。みなさんのおかげで一日中にぎやかな「親子の日」の会場となりました。今年はとくに新聞、テレビ、ラジオ、Webなど様々なメディアで「親子の日」を取り上げていただき、たくさんの人たちに「親子の日」を知ってもらうことができてとても嬉しく思っています。これからの「親子の日」「親子」という単語は英語には存在しません。(編集部註:英語にはfamily=家族はありますが、親子はparent and child=親と子で分かれている)「親子」というのは日本の特別な言葉。この言葉のように「親」と「子」をひとつの単語につなげ命の連鎖の一体感を表す…そんな日本の文化を日本の“誇り”として海外に発信したいです。誰もが生まれて来たことに感謝できる社会になって欲しいというのが、「親子の日」に込めた願い。この願いを叶えるために、活動の場をもっと広げていきたいと考えています。記事を読んでいるみなさまへ年齢が進むにつれ、「親子」と言うとついつい「自分」と「自分の子ども」をイメージしてしまいます。でも、「自分」と「自分の親」もそうである意識を忘れないでほしいと思います。「親」のいない命はいませんから、「親子」は世界中の誰もが共有できるテーマ。世界が不安定で悲しいできごとも多い時代だからこそ、命の原点である「親子」という最も基本的なテーマについて考えることが大切です。みなさんもぜひ「親子の日」を親子の関係を見直す機会のひとつにしてください。「1+1は?」「にーっ」という掛け声にも代表されるように、最後が「い」の段で終わると口角が上がり自然と笑顔の写真を撮ることができます。親子の日の掛け声はもちろん「おやこのひー」。「親子の日」と言うだけで笑顔になれるのです。授賞式でもフォトセッションでも、会場にはそんな「親子の日」の笑顔がたくさん溢れていました。> 親子の日について詳しくはこちら:親子は自分の原点、「親子の日」を自分に自信を持つきっかけにして欲しい−−ブルース・オズボーンさん、佳子さん夫妻のインタビュー> 親子の日公式サイトライター:山口聖子
2016年09月05日なんだか近頃、夫婦の会話が減った気がする。ズバリ、倦怠期だと思う。もう夫婦の仲が冷えきっている……そんなご夫婦のみなさん!諦めるのはまだ早いです!ご主人が「愛妻家」になればすべて解決するんです。愛妻家って…なに?「イクメン」はよく聞きますが、「愛妻家」という言葉は「イクメン」に比べて影が薄いような気もします。そもそも、愛妻家ってどんなひとのことを言うのでしょう?たしかに「お宅のご主人は愛妻家ね~」なんて言われたら嬉しいけど、うちの夫は愛妻家に当てはまるの…?という奥様。自分が愛妻家になるってそんなの無理だ!と思っているご主人。『サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活』を(ご主人が)読めばその答えが見つかります!サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活本の監修は「日本愛妻家協会」が担当。ちなみに、お値段も1,122円、「いい夫婦」プライスというこだわり!『サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活』(竹書房)この本は、結婚10年のサラリーマン妻夫木氏(35歳)が周りの友人と愛妻家を目指す、実践的な専門書。妻夫木夫婦は最近会話もなく関係は冷め切っており、「熟年離婚」も頭をよぎる日々。妻夫木氏の友人は、「それは妻がモンスター化している!愛妻家になるしかない!」と強くアドバイスします。でもいきなり愛妻家になると言っても、どうしたら……。妻夫木氏が悩んでいると、「実はオレも!」と仲間が集結。ひとりではできないことも仲間がいたら大丈夫!こうして、妻夫木氏の愛妻家になるためのクエストが始まったのです!内容は漫画とコラムで構成され、1…いえ、ゼロから「愛妻家になるため」の方法が詳しく書かれています。料理本に例えるなら“どこのスーパーで買い物するか”から書いているぐらい、本当に初歩からです。どうして妻がモンスターに?「妻は、夫婦関係が冷めてくるとモンスター化してしまう」とこの本には書かれており、妻夫木氏の妻は頭に角が生えたモンスターとして描かれています。え…妻がモンスターに見えてしまうって、それまで一体何があったの!?とツッコまずにはいられません。私はまだ結婚3年目のペーペーですが、10年も経つと女はモンスターになってしまうんでしょうか…。この奥さん、残業で帰ってきた妻夫木氏にご飯も用意していませんが…。妻夫木氏が実践していく「愛妻家の道」。まずは残業せずに早く帰ること。家事を習うこと。妻に「ありがとう」と言うこと。…妻夫木氏よ、今までこれ、してなかったんか! そらあかんわ!奥さんもモンスターになるわ!…つい素の関西弁でつっこんでしまいました。いや、もしかしたら結婚当初はしていたのかもしれない。けれども年数を重ねて当たり前になり、倦怠期を迎える。もしくは忙しくなり、余裕がなくなってそのままになってしまった…。妻夫木夫婦はそうだったのかもしれません。そんな妻夫木氏がこなしていくクエストは、女性から見ても「たしかにこれをされたら嬉しいなぁ」と思ってしまう納得の内容です。日本愛妻家協会の活動が感動的巻末にはクエストスペシャルとして、日本愛妻家協会の詳しい活動内容が掲載されています。「キャベチュー」こと「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」、愛妻の日の1月31日に花を買って早く帰る「男の帰宅花作戦」などなど…。特に気になったのが、夫婦がハグをするためにお互いの足の置く位置が書かれている「ハグマット」を使った、30代から60代のご夫婦の体験談。「恥ずかしかったけどよかった」「妻が一回り小さくなった気がしてさらに愛おしくなった」「お互いお腹が出て、年を取ったねと笑いあった」などのコメントに胸がじんわりと温かくなりました。「愛妻家」を軸とした夫婦のありかたを提案するこの本。愛妻家の定義は、きっと夫婦の数だけあると思います。だからこの本すべて実践してもよし、ポイントだけ試してもよし。カバー裏にも素敵な仕掛けがあるので、こちらは奥様から活用してもいいかもしれません。さぁ、あなたも「愛妻生活」で素敵な夫婦関係、はじめてみませんか!?日本愛妻家協会ライター:三谷 アイ
2016年09月03日突然ですが、「パートナーから愛されているなあ」と感じることはありますか!?わたしはあります。 どんなときにそう感じるかというと、朝起きて「おはよう」と言い合ったとき、夕飯を作ってくれるとき、肩をもんでくれるとき…などイロイロありますが、なかでも「ほっこり」させてくれるのは「わたしの愚痴をしっかり聞いてくれるとき」だったりします。お互いに移動が多く、一緒にいられる時間 はわずか。じっくり顔を合わせて話す機会もあまりないので、日々の連絡は LINE中心になっています。だから愚痴もLINEで聞いてもらうことが多いのですが…先日、気づいてしまったんです。実は多い? bot旦那に心当たりはありませんか!?LINEを送ったらそんなに間をあけずにお返事がくるし、ときにはやさしく励ましてくれる。うちの旦那さまってなんてマメでやさしい人なんだろう!!なんて思っていたわたしですが、どうやら違ったんです。旦那さまとのやりとりを読み返してみると…出てくるわ出てくるわ、同じことばの繰り返し!!!「かわいそうに」「そうだね」「かわいそうなさえちゃん」を乱用していることに気づいてしまいました…lonelyの綴りが間違っているのはご愛嬌 この事実があまりに衝撃的だったので思わずFacebookでつぶやいてしまったところ…「あはは、それうちと一緒ですwww」というコメントが!!Facebookにいただいたコメントでの共感は1件だけでしたが、このつぶやきを更新して以来、打ち合わせ先・飲み会の場で「うちもですよ! !」と思わぬ反響をいただくことに。そんなに世の中には「bot旦那」が多いのでしょうか!?「嫁はよく愚痴る」「夫は生返事」そういえば…「嫁がぎゃんぎゃん愚痴っている横で生返事をする夫」って、アニメやドラマではあるあるの光景かもしれません。Googleで「愚痴る嫁 生返事」と検索をしてみるとこんな結果が出ました。実際の検索結果には記事にそぐわないタイトルがあったため、一部削除しておりますなるほど、世の男性は女性の愚痴に飽き飽きしているようです…たしかにパートナーからくるLINEが愚痴やぼやきばかりだと少し「嫌だな」と思ってしまいますよね。旦那だって毎日仕事で愚痴りたくなることもあるのに、癒しであるはずの嫁からのメッセージが「つかれた」「イライラする」ばかりだとよけいに疲弊してしまうかも。そのうちもっと癒しをくれる女の子とLINEを楽しむようになっちゃうかも…愚痴るなら、面白おかしく完結に。とはいえわたしだって愚痴りたいときもあります。わたしはひとりでお仕事をすることが多いので、同僚がおらず愚痴る相手は旦那ぐらい。きっと専業主婦をされている奥さまや、出産直後のママもわたしと同じように愚痴る相手がいないかたが多いはず。愚痴を我慢していると参ってしまうので、せめて面白おかしく愚痴ってみましょう。例えば「何度も電話番号を教えてるのに、何度も聞いてくる人がいる!!いい加減イライラするんだよね」と言いたいときは、「忘れないでリメンバー昨日わたしたマイナンバー……」と昭和のJpopはたまたラップ調に言い換えてみるなんてどうでしょう!? (え?例えのセンスが悪いですって!?おだまりっ)愚痴ばかりではなく、たまには恋人時代のようなラブラブ会話も盛り込んでみましょう。筆者も、旦那さまが仕事の合間についつい読みたくなるような、かわいらしいメッセージを心がけてみようと思います♥(※LINE画面はプライバシー保護のため一部加工しています)ライター:金延さえ
2016年09月02日「配信開始から1か月で最も収益を上げたモバイル(スマホ向け)ゲーム」として、ギネス世界記録に認定された「ポケモンGO」。私もやっています。夫もやっています。私たち夫婦には、この『Pokémon GO』が「夫婦共通の趣味」となりました。それぞれ趣味はお互いひとりで楽しんでいたので、新しい発見ばかり。よく「(カップル・夫婦は)共通の趣味があると楽しい」と言いますが、それがどうしてかわかりました。共通の趣味を持つことのよさ、作りかたを考えてみました。いいこと共通の会話が増えるまずはこれ。夕食の会話は「今日はどのポケモン捕まえた?」から入ります。夫婦ともども「ポケモン世代」なのに、まったく「ポケモン」を知りませんでした。「ニャースらしき影をみたよ」「なんかぐるぐるしたやつ捕まえた」とふんわりした会話ですが、夫婦の間でいままでになかった話題です。ちなみに「なんかぐるぐるしたやつ」は「ニョロゾ」というポケモンでした。いっしょに出かけることが増えるある日、夕食を終えた夫がスマホを見て「あそこのポケストップに花が咲いている」と言いました。家の近くにはポケモンのアイテムがもらえるスポットがあります。そこにポケモンがたくさん寄ってくるアイテムを使ったひとがいたようで、いつもよりもカラフルな目印になっていました。普段、夕食後に外に出かけることはありません。しかしせっかくなので、ふたりで行ってみました。ついでにコンビニにジュースまで買いに行くという「夜の散歩」、いや立派な「夜のデート」ができました。これらはきっと「ポケモン」以外でもあることですね。共通の話題で会話が増えるのはもちろん、家の中でできる趣味でもたとえば攻略本を一緒に本屋へ買いに行くとか、道具を買いに行くとか。同じ目的のための行動が増え、夫婦としてのチーム感を高めてくれます。同じ趣味の作りかた私と夫が『Pokémon GO』を同じ趣味として楽しめている理由に「お互い知識ゼロだった」ということが強くあります。同じスタート地点から始め、同じレベルであれこれふたりで学習していく。これがとてもよかったのです。よく「彼の趣味がゲーム。ゲーム中、私はヒマで寂しい」という悩み相談に、「あなたもゲームをやってみたら」と回答されています。しかし私はこれに賛同しません。スポーツでも同じです。「彼に教えてもらえばいい」と思いますが、どちらかが「先生」と「生徒」になってしまった時点で対等の立場ではなくなり「ふたりでいっしょに楽しむ」ことはできません。それに「私は彼側に近づいてあげたのに」という思いがどこかに出てくるかもしれませんし、相手も「教えてやってるのに」という思いを持っている可能性もあります。また、上級者は上級者の楽しみがあります。「教えてあげたい!」という人ならいいのですが、教えるために初級者のレベルに合わせるのが苦手なかたもいますよね。また、その趣味の世界は没頭できる、大切な「ひとりの時間」かもしれません。そこにズカズカと入り込んでは失礼ですし…とにかくお互い気を遣ってしまうのは良くない!だから、共通の趣味がほしいと思ったときは自分が得意なもの、彼がすでに始めている以外の「まっさらなもの」をおすすめします。あくまで「ふたり同じスピードで上達できるもの」です。それが私たち夫婦にはたまたま『Pokémon GO』でした。ミーハーな気持ちで始めたのですが、大きな気付きがあってとてもよかったです。ちなみに現時点で私はレベル10です…。ライター:三谷 アイ
2016年09月02日“家族写真”といえば、記念日に写真スタジオでかしこまった写真を撮るイメージ。しかし依頼者とフォトグラファーをつなぐマッチングサービス「fotowa(フォトワ)」は違います。 “自然でおしゃれな家族写真”の撮影のためプロのカメラマンが出張してきてくれ、好きな場所がそのまま写真スタジオになるユニークなサービスです。今回はfotowaが開催した“親子の日フォトセッション”にお邪魔し、フォトセッションでの撮影風景からfotowaの実態(!?)、フォトグラファーの思いまで、出張写真撮影マッチングサービスの生の声を拾いました。撮影:中村レオさんfotowaの“親子の日フォトセッション”とは?fotowaは、ストックフォトサイトPIXTAを運営するピクスタ株式会社が2016年2月に始めた新事業。インターネットでプロのフォトグラファーに写真の出張撮影が頼めるサービスです。なんと、フォトグラファーとの予定が合わせられれば前日までも予約可能というから驚き。そんなfotowaが7月にプロのフォトグラファーによる撮影体験会を実施。7月第四日曜日の「親子の日」にちなんで、親子に豊洲で親子写真を撮影していました。現場では、終始自然な笑顔を見せるご両親、カメラに構えることなくリラックスする子どもというなんとも微笑ましい光景があり、ただ見ているだけの筆者もいっしょに楽しくなってしまいました。「楽しかった!」参加ご夫妻気になるのはやはりご家族の感想。実際に撮ってみてどうだったのでしょうか?撮影が終了したばかりのご夫妻にお話を伺いました。フォトセッションのメイン、親子丼フォト。お父さんが迫り来るお箸と戦っています!撮影:中村レオさんママ編--今回このイベントに参加されたきっかけはなんですか?普段3人で遊んでいても私が夫と子どもを撮ることが多くて、家族の写真は旅行やお宮参りなど“記念”写真しかないんです。写真もスマホで撮ったものばかりなので、家族3人の日常をきちんと残した写真がもっと欲しいと思っていました。夫に「こういうイベントあるけどどう?」と聞いたときに二つ返事で「いいよ」と言ってもらえたこともあり、応募しました。--実際に撮影されてみてどうでしたか?楽しかったです!カメラマンさんが子どもの撮影に慣れていたので、息子もすぐに打ち解けてくれました。男の人って普段そんなに写真を撮らないので、夫にとっても珍しい機会で良かったです。撮影風景は体当たり!どんぶりを持つスタッフさんの腕はぷるぷると震えていましたパパ編--今回奥様からフォトセッションの話を受けた際、二つ返事でOKだったそうですが、内心はどうでしたか?内心は「写真かあ…あんまり得意じゃないな」って思っていたのですが、記念に残るからいいか、という感じでしたね。僕はあんまり写真を撮るのがうまくないので、いつも写真を撮るのが妻になっていまい、僕と息子の2人だけの写真が多かったというのもあります。--実際に撮影されてみてどうでしたか?やっぱり緊張しましたし、慣れないなと思いました。でも2人が楽しそうで良かったなと思っています。僕自身もやっぱり慣れなかったですけど、まあまあ楽しかったです(笑)。「父と一緒に写っている写真が欲しかった」 / 事業責任者:李婧(セイ)さんどういった思いを持って“家族写真”を出張撮影するマッチングサービスを始めたのか。事業責任者の李婧さんにもお話を伺いました。ピクスタ株式会社李靖さん--どうしてこのfotowaというサービスを始めたんですか?PIXTAはフォトグラファーに“インターネットを通じて活躍できる場”としてストックフォトサービスを提供してきました。でも、ストックフォトだけでなくフォトグラファーがもっと活躍できる場があるんじゃないか?と考えたときに出てきたのがfotowaだったんです。スマホの撮影写真、写真加工やインスタグラムなどが流行っている今、「写真はデータで」「自然でおしゃれな写真を」という需要があります。かしこまった写真館での撮影とは違った写真の価値をユーザーに提供できると考えてfotowaというサービスを始めました。--フォトグラファーさんはどうやって選んでいるんですか?作品や実技、面談の審査があります。“家族写真”を撮るときに大切なのは、写真を撮る側が「自分が取りたい写真ではなく、依頼者が撮って欲しい写真を撮る」こと。どんなに綺麗な写真でも、それを依頼者家族が“自分たちの写真”として欲しいかどうかは別問題ですから。そういったことを面談で確認します。フォトグラファー向けのセミナーを実施して、フォトグラファーのクオリティ向上も図っています。--fotowaを利用するかたにメッセージをお願いします。私個人の話になるんですが、父が写真好きで、子どものときの写真もだいたい父に撮ってもらったんです。fotowaを始めてから、「自分が子どものころはどうだったっけ?」と思って写真を見返したら、自分が写っている写真しかなかったんですよ。子どものときはなんとも思わなかったのですが、いまこの歳になってみると、それがすごく寂しい。私が小さかったころ、その頃の若かった父といっしょに写りたかったと感じました。fotowaに撮影を依頼していただくときに、「自分は写らなくていいから子どもをかわいく撮って」というご両親も多いんですが、私自身の経験から、お子さんが大きくなって見返したときのために、みんなでいっしょに写ってもらいたいと考えています。また、とにかく気軽に使って欲しいと思っています。宅配ピザみたいな感覚で、気軽にフォトグラファーを呼んで欲しいです。「ここに行ったという思い出を写真に残して欲しい」 中村レオさん / フォトグラファー走ったり、膝をついたり、体を捻じ曲げたり…“最高の一瞬”を捉えるためにとにかく体当たりで撮影に挑む中村さん。撮影後、息も切れ気味な中村さんにどういった思いで撮影しているのかお聞きしました。フォトグラファー中村レオさん--どうして家族写真を撮り始めたんですか?僕はもともと車や時計、楽器といった“愛用品”を専門で撮っていたのですが、そのなかで“愛用品”というのは物だけでなく、場所や時間も含まれるのだと考えるようになりました。写真スタジオでなく外で撮影し、「ここに行った」という“思い出”を写真に残してもらいたくて、出張で人や家族の写真を撮っています。--子どもの写真撮影は大変じゃないですか?子どもは「こっち歩いてきてください~」なんて大人のようにはいかないですね。自分が追いかけて、子どもの目線で撮るので、すごく大変です(笑)。--子どもを撮るときにコツはありますか?ひたすらシャッターを切ることがコツです。タイミングを待って、「きた!」とシャッターを押しても、その一瞬は過ぎてしまっている。なので、とにかくためらわずにシャッターを切ってそこからいいショットを選ぶんです。今日も、親子1組あたり8000枚くらい撮っていますよ。撮る側が狙っていると、子どもも構えちゃいますしね。ひたすら撮るのがとても大事です。全力で撮影に挑む中村さん--どういう気持ちで家族の写真を撮っていますか?子どもといっしょに楽しんでいます。「撮らせてあげる」「撮ってあげる」ではなく、撮る側と撮られる側が対等になり、お互いに楽しむことでいい写真が撮れると考えています。写真を受け取ったご家族の感想実際に写真を受け取ったご家族からはかなり喜んでいただいている様子。そのメッセージを一部ご紹介します。写真、とっても素敵でビックリしました。さすがプロの写真は違いますね~普段私たちが撮る時は(子どもに)笑って笑って~と声をかけて撮るんですが、自然な笑顔との違いに驚きです。普段両親と一緒の時にこんな良い顔してるのね、とちょっと照れました笑子どもが「途中で眠くなってグズって残念~」と思いましたが、写真になってみるとそんなアクシデントもまた赤ちゃんらしい思い出となりました。「私、こんな表情してるんだ…」と、母になった自分の姿を見ることができたのも、嬉し恥ずかし喜びです。笑あまり天気が良くなかったのに、きれいに明るく撮っていただけてめちゃめちゃうれしいです!!時間や撮影枚数にとらわれずいいと思ったシーンや表情を、自由にカメラマンさんが抑えていただいたのがとっても好印象でした。 /山田さまどれも日頃撮れないようなお写真ばかりで本当に良い機会をいただけたことに感謝しております。fotowa様、とても親しみやすく今後もぜひ利用してみたいと思いました。 / 高橋さまとっても自然体の親子!!撮影:中村レオさん依頼者とフォトグラファーが一丸となって自然な“最高の一瞬”を写真に残すfotowaのサービス。現在は一都三県のみのサービス提供ですが、実は近年中に全国展開の予定も立てているそうで、地方でもフォトグラファーが気軽に呼べる日も近い様子。家族の写真だけでなく、女子会や記念日など幅広いシーンで利用できるので、“素敵な思い出”を思い出だけで終わらせないために、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?> fotowa公式サイトはこちらライター:山口聖子
2016年09月02日夫婦とはなんだろう。いろいろ考えてみますが、理想の夫婦像はなかなか見えてきません。実際に夫婦のお話を聞いてみれば、自分にとっての理想型が見つかるかもしれない。本インタビューではそんな身近な夫婦にお話を聞いていきます。最初に登場してくれたのは海外でバリバリ働き、現在は山梨で農家を営んでいる水上篤さん。簡単にものを買い与えるのではなく、まずは自分で作ってみることを子どもに教えていると語る、良い意味でこだわりのある子育てをする彼は奥様とはどんなふうに向き合っているのでしょうか。水上篤さん現在の仕事農業生産法人 株式会社hototo 代表取締役農業生産法人株式会社白州郷牧場取締役保健農園ホテル運営アドバイザー勤務曜日と帰宅時間特に決まっておらず、朝は8時~9時に出かけ、18時~19時に帰宅することが多い。子どもを保育園に送っていくこともある。家族構成妻、子供3人(男5歳、女2歳、女0歳)奥様の職業株式会社hototoの事務系の仕事を必要な時のみお手伝いするほか、個人的な活動を平日10時~15時のみ行っている。理屈じゃなく、一生一緒にいても大丈夫な気がした—結婚の決め手になったことは何でしたか?水上:普通、結婚するかしないかって迷うじゃないですか。でも、妻は、「結婚する?」「良いよ!」くらいの即断即決の人。そこがすごいと思いました。性格的には自分とは正反対の人間で、人前に出たがらないですし、空気や場の雰囲気が読めて周りの人のことも考えられる女性です。プロポーズまでは付き合い始めてから1ヶ月ぐらい。根拠はないけど、一生一緒にいても大丈夫だと思いました。収入や学歴を全く気にしないですし、僕が食いっぱぐれたらどうしようってことも考えないような人です。「農業をやってるんだから、食べられなくなったら畑だけやっていけば良いじゃん、ほかの仕事は辞めちゃえば良いじゃん」って感じなんです。–結婚前に人生観や仕事観について何か話をしていましたか?水上:そんなにきちんと話してはいないですけど、妻は、「森とか木が好きだから、そういうものに関わる仕事がしたい」とは言っていました。僕は、「お金お金ばかりじゃなく、“面白い”の多い生きかたができないかな?」という話はしていました。二人ともお金に依存していなくて、お金なんてなくても生きていけると思っているところは似てますね。買う前にまず自分で作ってみることを大事にしているそうです。もちろん水上さんも手伝います。結婚したら自分の時間がなくなると思っていたけど、してみたら楽しかった—奥様と結婚して良かったと思ったエピソードを教えてください。水上:目指しているところがほとんど同じだから、話題も同じなのが良いことです。妻が読んだ子育ての本と僕が読んだ人材育成の本を交換しても、同じことが書いてある。「そんなの面白いの~?」って言いながら交換するんですけど、読んでみたら「超面白かった!」ってなるんです。—では、奥様のどんなところが好きですか?水上:一言では表せません(笑)深い海のような存在です。–深い海とは??水上:「かわいい」とか「ワクワク」も言葉で説明できないじゃないですか。だから、どこかひとつのパーツを言い表そうと思っても難しいし、違和感があります(笑)—なるほど。ちなみに夫婦生活は、独身時代に想像していたものと同じでしたか?水上:もともと想像してませんでした(笑)あんまりあーだこーだと考えると大変だから、明日のことは明日考える。目の前に来たものを楽しもうと思ってるので、先のことはあまり考えてないです。結婚は、してもしなくてもどっちでも良いものだと思うんですが、夫婦として生きていくほうが人生は2倍3倍面白いと思います。自分と違う考えかたに出会えますから。言葉のコミュニケーションだけではなく、もっと同じ体験を—「色々細かく考えてない」水上さんが、夫婦生活を円満に保つために日々の生活の中で実践していることは何かありますか?水上:相互理解ですね。そのための一番簡単な方法は、「共同作業」です。世の中は、相互理解力が弱すぎる人が多いと思います。「あれは自分に合わない」とか、「この人は喋りにくい」とか、「だから嫌だ」って。基本が「自分に合わせてください」っていうスタンスじゃないですか。でも、自分に合う人やモノなんて世の中にないんですよ。違うものを相互に理解して楽しんでいく社会だから、「私にぴったり合う人がいるはず」ではなくて、「合わないから良い」んだと思います。コミュニケーションは口だけじゃ無理なので、一緒に体験しないとだめです。–お出かけするときは、どんなところに行っていますか?水上:妻が行きたいイベントに一緒に行ったり、逆に自分のイベントも見に来てもらったりしています。農業もやるし、同じものを見聞きしていますよ。仲良くいようなんて考えたことがない。お互いに思ったことははっきり言う。—水上さんから奥様に「こうしてほしい」と言うことはありますか?水上:ありますよ。「食事は手作りが良いよね」とか、「子供にジャンクフードは食べさせないでね」って言っているんですけど、妻自身がファーストフードに行くので、子供が「○ッピーセット、○ッピーセット」って言うんです。(笑)しょうがないですよね、そうなったら。そんなに怒ることでもないですし。日々やることが多すぎて、ストレスを感じている暇もないですしね。—いつまでも仲の良い夫婦でいるために、日々の生活スタイルや考えかたなど、結婚してから自ら変えたことは何かありますか?水上:なるほどね~。—なるほど?水上:無理してまで仲良くしていたいと思ってないんです。—こちらが「なるほど」です(笑)水上:「これを言ったらこの人と関係が崩れるであろう」という気持ちがそもそもないんですよ。「この人に嫌われたくない」とか、「この人に好かれたい」っていう想いがない。その人のためを思えば言うべきことは言うし、お互いにこれからも一緒にやっていかなきゃいけないので。だから、仲良くしようって努力していることはまずないです。たぶん、妻にもないと思います。そんなところに気は遣ってないです。—世の中では、惚れた弱みみたいな感じで、どちらかがどちらかに合わせてしまっている組み合わせって実は結婚前も結婚後も多い気がするんですが、お二人の根底にある信頼関係はすごいですね。水上:うーん。たとえば、「子供に嫌われたくないからこれを言わない」って考えることってないじゃないですか。叱るときはしっかり叱るし、その子自身を否定しているわけじゃないので、何か言ったからってお互いの信頼関係は絶対に崩れないっていう中で思っていることをきちんと言葉にすることは必要ですよね。「本当はこうしてほしかった」とか、自分の考えていることを普段から相手にきちんと言わないとズレます。言わないとわからないことはいっぱいあるし、「察してほしい」なんて無理だと思う。「ただいま~」「おっせえよ!」みたいな感じで、思ったことは思った時に言ったほうが良いですよ。自分の人生でもあるし奥さんの人生でもあるから、誰かが無理するっておかしいじゃないですか。合わせるって大変ですよね? どうせ合わないのに。2015年11月に三人目が生まれました。水上さんのご両親も一緒なので、家族は7人になったそうです。うまくいかない夫婦はコミュニケーション不足なんじゃないかな—仲が良さそうだから、これまでに離婚の危機なんてないですよね?水上:ないです。離婚なんて考えたことがない。離婚する・されると思っていたら毎日オドオドになっちゃうと思います。たとえば、「明日クビになるかも」ってオドオドしながら働いている従業員が良いパフォーマンスを出すことはない。仕事の中には査定で評価が上がったり下がったりする制度もありますけど、結婚でいったらそれが離婚なんじゃないかな。そんなこと気にしていたら疲れますよね。うまくいかない夫婦は、コミュニケーション不足なんだと思います。先ほどの話にも出ましたが、都心に住んでいると夫婦の共同作業がないから、一緒にご飯を食べているだけになりやすい。でも、それじゃ相手への理解は深まらないですよ。ホントは、一緒にキャンプに行ったり海に行ったり、一緒にジョギングしたり、マッサージしたり、小さな事でもいいので何かを一緒にやったほうが良いと思います。同じ体験をすることでコミュニケーションが深まるから、「同じことをやってみる」ことは大事です。家事だって、実際にやってみればわかります。世のお父さんたちはやらなすぎる。家事は楽だと思っている男性が多いと思いますけど、家事や子育ては、絶対に仕事より大変です。—水上さん自身がこれからも変わらずにいたいこと、奥様に変わらずにいてほしいことは何かありますか?水上:常に考えは変わるだろうから、変化していく日々を楽しみたいです。そのほうが良いですよね!「独身のときみたいに常に化粧をしていてほしい」って考えかたなんて理解できません。これまでも、今も、これからも、その時々の「今」に注目している—これからの夫婦生活についての希望・目標はありますか?水上:突然来年は海外に行くかもしれないし、沖縄に移住するかもしれない。どうなるかわからないですけど、僕も妻も、どうなっても人生を楽しむ自信はあります。あとは、子供に受けさせたい教育やサービスがないので、それを自分たちがつくらなきゃいけないと思っています。子供はどんどん大きくなりますから、時間も迫っているので「いつか」なんて考えていない。だから、未来にも過去にも注目していなくて、「今」に注目しています。今を楽しめなかったら10年後は楽しくないはず!ライター所感:実は水上さんと私は友人です。このインタビューのやり取りだけを見れば、水上さんを「あっけらかんとしていて、必要以上に人に気を遣わない、ダイナミックな人」だと感じるかもしれません。でも、彼は非常に面倒見が良く、人の気持ちに気づいて細かな配慮ができるタイプです。今回、このインタビューもふたつ返事で受けてくれました。ダイナミックに構えながらも関係が壊れない夫婦でいられるのは、水上さんご夫妻がお互いを信頼し本音で向き合っているからなのかもしれません。理想の夫婦像だけではなく、コミュニケーションってなんだろうってところも深く考えさせられる、良い機会になりました。ライター:藤宮 ありさ
2016年09月01日生涯を共にするパートナーや、自分以上に大切な我が子。最も愛する彼らだからこそ「違う価値観でも全て受け入れたい」と思うもの。とはいえ「相手の気持ちが理解できない…」なんて悩んでいませんか。理解できないあなたは、それが正解。たとえパートナーでも我が子でも、違う価値観を理解したり、受け入れる必要はないのです。自分を押し殺すのが本物の愛情?「相手を理解したい、受け入れたい」と思う気持ちはとてもステキですし、自然な感情でしょう。愛情が強くなるほどそう思いますよね。とはいえパートナーも我が子も結局は他人。性格・価値観・趣味嗜好は違って当たり前ですし、「違う相手を理解できるか、受け入れられるか」というと難しく、ほぼ無理です。それは「受け入れよう」とすると必ず自我が出てくるから。たとえば朝食はパン派のあなたに、ご飯派の夫の場合。夫のために和食を作り続けたとしても、「和食って作るの大変だし、朝から重いんだよね。美容のためにも軽くパンとフルーツで済ませたい」という自分の気持ちはいずれ出てきます。「そんなの本当の愛情じゃない」なんて意見も出てきそうですが、自分の気持ちを押し殺し、相手に従うのが本物の愛情でしょうか。お互いが自分らしく生きるのを見守ることこそ、本物の愛情だと私は感じています。最初は相手を受け入れようとしても、必ず自分の気持ちが出てきて、受け入れられないと悩むことになるのです。「受け入れる」の主役は自分、決定権も自分では、なぜ愛する相手なのに違う価値観を受け入れられないのか。それは「理解しよう、受け入れよう」とする時点で「自分本位」になっているからです。理解や受け入れるという行為は、相手を思っているようで、実際は「自分というフィルター」を通して行われます。あくまで主役は自分、決定権も自分。そこに違う価値観を通せば、どうしても自我がストップをかけます。相手を理解しようとして悩み苦しみ、「やっぱり理解できない!」となるのですね。見守り、信じようほんとうに相手のためを思うなら、「見守り、信じる」しか私たちはできません。見守り、信じる行為は、自分フィルターを通しません。相手のありのままをそのまま尊重することになります。これもまた難しいことではあります。つい口を出したくなっても、自分は何もできないからです。一見「諦め」にもみてとれるでしょう。ただ「諦める」とは仏教用語で、「明らかに見る」という意味。結局はありのままの相手を見守り、信じるのが本物の愛情ではないでしょうか。見守ることは相手のためだけでなく、自分のためにもなります。先ほどの例のように、無理して自分を押し殺す必要もないからです。自分も相手も、その人らしい人生を100%生きるために。「見守る」訓練を今から少しずつ始めてみませんか。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月01日お盆休みは帰省!結婚して年数が浅いとまだ相手の実家へいったときにドキドキしませんか? また「相手の実家に帰るのが楽しみ!」というかたも、「自分の家に帰るのはイヤ」というかた、それぞれいろんな思いの「帰省」がありますよね。ゲンナイ製薬株式会社が行った調査結果によると、「実家への帰省」に対し男女で意識の差が出ていることがわかります。女性は「夫の実家より自分の実家」の帰省が楽しみ?まず、男性と女性で「配偶者の実家に帰省する」ことについて、女性のほうが「気が重い」と回答。男性は「楽しみ」「どちらかといえば楽しみ」の合計…55.4%「気が重い」・「どちらかといえば気が重い」の合計…44.6%と半分半分だった結果が、女性は「楽しみ」「どちらかといえば楽しみ」の合計…39.1%「気が重い」・「どちらかといえば気が重い」の合計…60.9%と、明らかに「気が重い」結果に!逆に「自分の実家への帰省」に関しては、女性は「楽しみ(どちらかといえば楽しみ)」の合計が83.5%!奥様たち、いろいろストレスを抱えていそう…。行く前や行った後に夫婦でしっかりコミュニケーションを取ったほうがいいかもしれませんね。実家ならではの楽しみと悩みいろいろな意見がありますが、その理由はどういったものがあるのでしょうか。自分の実家への帰省が「楽しみ」と答えた理由リラックスできる(20代/女性)兄弟が揃う(20代/男性)友人と再会できる(20代/女性)普段会えない人に会える、地元ならではの楽しみが挙がりました。配偶者の実家への帰省が「楽しみ」と答えた理由沖縄だから、旅行も兼ねて(20代/女性)飯がうまい(40代/男性)遠方やそれまで縁がなかった土地が「配偶者の実家」だと、旅行気分も味わえるようです。逆に、「気が重い」理由。自分の実家への帰省が「気が重い」と答えた理由家族が不仲(40代/男性)妻が嫌っている(20代/男性)子どもが会いたがらない(40代/男性)夫と父親の仲が良くない(30代/女性)自分が実家との関係がよくないと言うひともいますが、配偶者と実家の関係が良くないという声も。これは次の結果を受けているからこそと言えます。配偶者の実家への帰省が「気が重い」と答えた理由気を使う(30代/男性)義理姉と不仲(30代/女性)会話が続かない(30代/男性)義理の家族との距離感、コミュニケーションが関係していますね。パートナーや家族の不満を理解しているからこその、自分の実家への帰省が「気が重い」という結果に見えます。これがなければ帰省はもっと楽しい??帰省には、男女それぞれいろんな「プレッシャー」がというある結果も出ています。まず「子どもはまだか」と聞かれるプレッシャー。このプレッシャーを受けるのは子どもがいない夫婦だけかと思いきや、子どもがいても「2人目、3人目は」と言われると回答もしづらいものです。独身のころの「結婚はまだか」攻撃が終わったと思えば、次から次へとこんなプレッシャーがあるなんて…。また帰省先で「配偶者にムッとしたことがある」というひとにその理由を聞くと、男性は「(妻が)知らない話題で自分たちだけが盛り上がる」「自分の実家をばかにする・悪口を言われる」、女性は「(夫が)帰省中ずっとゴロゴロしている」「先に寝てしまう」が多い結果に。男性はプライドに関すること、女性は存在をないがしろにされることに怒りを覚える結果に。くつろぎすぎや、冗談でも相手を軽く見るような発言はNGのようです。ほか、男性は「アルコールに誘われる」こと、女性は「家事や手伝い」がプレッシャーだと挙げています。お酒を飲むための準備や用意を女性は手伝い、男性は「まぁ一杯」と誘われる…。これは夫・妻からフォローがほしいところです。みなさんの「帰省」は楽しみなものですか?気が重いものですか?そして、パートナーはどんな反応でしたか? せっかくの休みに行くのですから、ストレスはお互い減らしたいもの。特に自分の実家に帰ったときは、くつろぎすぎずにパートナーへのちょっとした気遣いを忘れないことが重要です。※調査結果:ゲンナイ製薬会社「帰省時に夫婦が感じるプレッシャーに関する調査」ライター:三谷 アイ
2016年08月31日離婚を経験して、夫婦とはなんだろうと考えてきました。離婚の理由をいろいろ言われたのですが、ぼんやり感じたのは「最近、ありがとうを言っていなかった」。仕事が落ちつかず収入も安定していない時期、理解して支えてくれていたのに「ありがとう」と言っていなかった。当時はぼんやり思っていた程度ですが、最近になってこれが本質的な原因だったのかもしれないと思うように。 メオトークを通して、さまざまな夫婦に取材をしてきました。良い夫婦のかたはみな共通してお互いを尊重している。もちろん気に入らないこともあると思いますが、一歩引いてお互い、家族のことを考えている印象を受けました。これは、会社でも同じなのかなと。「なんか良いな」と感じる会社は、立場が異なる社員、上司がお互いを尊重している。「あの人はどうしようもない(笑)」なんてジョークは言っても、本気で「あいつはダメだ!」なんて出てこない。「嫌だな……」と感じる会社は、お互いがお互いの立場で文句を言い合っている印象が強い…「誰が客に謝ると思っているんだ」「それは自分の仕事ではない」と言っている。「あいつは現場がわかってない」など、上司の悪口が聞こえることも…“夫婦”も雰囲気の良い会社と同じ関係性であるのが良いのかなと。お互い立場も役割も育った環境も違うんだから理解できないのは当たり前。ですが、「妻も大変なんだろう」「旦那も頑張っている」と理解しようとする姿勢を持たないと上手くいくものでも上手くいかないように感じます。理解しようという姿勢を持つことの目標、ゴールは「理解できること」ではありません。「ありがとう」を言うきっかけを見つけることなのかなとも思います。個人的な考えですが、離婚して「ツーカーの仲はいいものではない」と考えるようになりました。例えば「オイ」と言えばお茶を出してもらえる。意思が通じている印象がありますが、「ありがとう」を言うきっかけがなくなる。お茶を出す側はきっと、「オイ」と言われた瞬間にいろいろ考えてお茶を入れてくれるんです。「今日は暑いから冷たいのがいいかな」「最近買ってきたあのお茶は美味しかったな」、そしてお茶を出してくれる。そんな手間をかけたのに「熱いのが良かった」「あんまり美味しくない」なんて文句を言われたら、良い気分はしないですよね。一言「お茶をいれてくれない?」と言う手間をかければ、相手の手間にも気づけるかもしれない。これは女性に対しても思います。「誕生日なのに忘れている」、そう思ったら「私の誕生日だよ」と一言言ってくれれば嬉しい。「本当はこうして欲しい」があったら言って欲しい。実は男性もいろいろ考えているんですが、「こうして欲しい」と言ってもらえないとやっていいのかどうか悩んでしまうんです。言われてないのに「どうせ言っても聞かない」と言われてしまって、自信をなくしてしまうことも。雰囲気が悪いとき、たいてい頭の中では考えているけど、言葉にして伝えていない。身近な相手だからこそ「わかってくれる」と思わず、素直に「こうして欲しい」と伝える。そしてやってくれたら「ありがとう」と言う。そんなきっかけをつくっていくことが「尊重」に繋がっていくようにも取材を通して感じました。「ごめん」は何度も言われると信じられなくなりますが、「ありがとう」は何度言われても嬉しいものです。ライター:山川 譲
2016年08月26日Sansan株式会社の綱島芳紀さんは2014年、英国発「FQ JAPAN」の「Mr.イクメンコンテスト」でグランプリを受賞。 忙しい毎日を送っていても “仕事と家庭どちらも大事にする”姿勢が評価されました。今回はそんな綱島さんに、仕事と育児の共通点をテーマにお話をうかがいました。※なお、イ“ケ”メングランプリではなく、イ“ク”メングランプリです!仕事と家庭を両立するとは−−イクメングランプリの受賞から1年以上が経過しましたが、仕事や生活に変化はありましたか?綱島さん(以下、綱島):仕事の面では昨年11月に異動があり、顧客対応の多い業務から社内で仕組みを作る業務に変わりました。でも仕事量は変わっていないので、今までと同様に平日はずっと仕事ですし、帰宅時間も遅いです。家事や育児への関わりかたも以前と変わっていません。−−忙しい中、仕事と家庭を両立するために、何か工夫をしているんですか?綱島:仕事の効率化は常に意識しています。「完璧にやろう」とこだわらず、調整できるところは調整し、重要度が高いことに集中する感じです。一方で、家庭だと最優先は子ども。子どもがやることは予測不可能「待ったなし!」、そこに多くの時間を使います。ただ、そこだけに注目すると「(子どもも含めた)家族全体」のことが疎かになるので、それは良くないと考えています。−−具体的にどうやって対応していますか?綱島:週1回土曜の早朝まだこどもが寝ている時間に、ゆっくり夫婦でコーヒーを飲みながら、大きく2つに分けて我が家でやることの棚卸しをしています。1つは保険やお金、幼稚園のことなど、比較的真面目に考えないといけないこと。2つめは純然たるウォンツリスト。行きたい場所や店、やりたいこと、欲しいもの。そこにいつ行くか、何を食べたいかをわくわくしながら出し合います。−−すごいきっちりされていますよね。そこまできっちりやっていると疲れませんか?綱島:むしろこれのおかげで疲れないんです。小さい子どもは最優先だけど、子どものことに追われて家族としてやりたいことができないとそれはそれで残念。だから、更なる家族のHAPPYのためにリストを作成しているのです。勿論それでも予定通り完璧にそのリストが消化されることはありません。項目が追加されたり期日が変わったり。または項目自体が削除されたり。でも、それでいいと思っています。そういう余裕も持って構えることで本当に必要なことや真の優先順位が見えてくる。そして、少しずつ家族としての想いや方向性も見えてくる気もしています。−−仕事を家に持ち込んでしまうことはありますか?綱島:ありますよ。ただ家族と一緒にいるときは家族のことに集中したいので、土日は5時には起きて、奥さんと子どもが寝ている間に仕事をします。そのときは基本的に次週のプランニングだけに留めて、仕事に没頭しないようにしています。本格的にやりはじめると、あれもこれもとエンドレスになってしまい、2人と過ごす時間が減ってしまうので。−−結構難しいですね。綱島:そうですね、難しいです。これだって完璧にはできませんし、そのまま仕事になってしまうこともあります。でも、そう意識しておくだけでも家族との向き合いかたは違ってくる気がします。奥さんとは同じチームである−−仕事に例えると、夫婦は家庭を運営するチームともいえると思います。家族の中で奥さんはどういった存在ですか?綱島:確かにチームのような面はありますね。といっても役割分担の割合は圧倒的に奥さんのほうが大きいです。というよりも、うちのチームは奥さんなしだったら成り立ちません。平日なんて僕はいないも同然ですから。−−子どもに対して「母親には敵わない」と感じることはありますか?綱島:どんなに頑張っても父親としての僕は、母親としての奥さんに敵いません。子どもって、なんだかんだで『お母さんが一番!』なところがありますし。どう気合を入れても、僕はおっぱい出ないですしね(笑)。そして何より、うちの奥さん、策士なんです。−−奥さんが策士とは、どういうことですか?綱島:幸せなことに、うちの2歳の息子は僕のことが大好きです。休日になると僕にべったりくっつき、そして何でも真似をしようとします。で、僕がちょっとしたことをしただけで「うわー、すごい!かっこいい!!」と連呼します(笑)。息子にとっての僕はまるでスーパーヒーローです。そんな息子はここ数ヶ月でだいぶおしゃべりが上手になってきたので、ある日ふと聞いてみたんです。「おとうさん、そんなにかっこいい?」。それを聞いて、息子が言うんです。「おかあさんがいつもいってるよ。おとうさんはすごいんだって。おかあさんができないことでもぜんぶおとうさんはできるんだよって」−−確かに策士ですね(笑)綱島:僕がいなくても、ことあるごとに奥さんは僕のことを息子に伝えてくれていたんです。例えば僕の仕事のことを教える。お昼になると「おとうさんもごはん食べたかな?」と言う。実際は奥さんが買っておいたプリンでも「これ、おとうさんが買ってくれてたよ。嬉しいね!」と息子に渡す。雷がゴロゴロ鳴って息子が怖がっていたら「おとうさんは雷怖くないんだって。すごいね!」と褒め、おもちゃが壊れて息子がべそかいていると「おとうさんなら直せるよ。かっこいいね!」と。ありがたすぎて参りました。奥さんなしでは僕は息子のスーパーヒーローにはなれなかったわけですから(笑)。そんな最強の策士であるうちの奥さんに敵うわけありませんよね。夫婦はチーム、「負担」「平等」なんて思わないし考えない−−仕事、生活を含めて夫婦2人の負担が平等になるよう、綱島さんは奥さんをどのように手伝っているんですか?綱島:実は、「負担」とか「手伝う」という単語は我が家では殆ど使いません。奥さん曰く「負担とか平等とか、そんなこと思うくらいならそもそも結婚なんてしてない」。特に負担という言葉は、自分の人生の足かせみたいな意味のように感じて苦手らしいです。僕も同じチームの仲間がやっていることを「手伝う」「負担する」というのは何か違和感を覚えます。−−同じチームなんだから、同じ目的のために協力するのが当たり前ということですね。綱島:『わたしがちゃんと料理をするから、あなたは掃除をする係です』みたいな分業制はうちにはありません。それでも明確に存在するルールがひとつだけあります。それは「できなかったことを責めない」。例えば、子どもにかかりきりで掃除ができなかった、食事の用意ができなかった、そういうことを責めない。できなかった理由がありますから。そして、その理由、原因は他ならぬ愛する我が子なんです。−−そのルールができたのは?綱島:息子が誕生してからの約1年間は、僕が帰宅するとしょんぼり落ち込んでいる奥さんの姿をみることが結構ありました。キッチンには調理が中断された食材。リビングには息子の大暴走が想像できる痕跡。奥さんがその後始末をしている途中でまた「待ったなし!」の何かが起きたんだろう。家全体から伝わってくるんです。悲惨な状況の中、息子を抱っこして懸命にあやしている奥さんの姿。近くに頼れる人がいなかった奥さんは、まさしく孤軍奮闘でした。どうすれば家族がHAPPYなのか考えて決めたルールが「できなかったことを責めない」でした。これは、奥さんが自分を責めないということ、そして僕も奥さんを責めない(不満に思わない)というふたつの意味があります。こうやって少しずつ我が家ならではのルールができていって、よりHAPPYになっていくといいなと思っています。−−家族というチームのゴールはどこなのでしょうか。綱島:明確には決めづらいですけど、子どもにちゃんと自立した大人に育って欲しい、ですかね。子どもには子どもの人生がある。自立できるように育って、自分で幸せな人生を歩んでくれればいい。そのためにどうしたらいいのか、何をサポートできるのかを考えています。−−夫婦喧嘩でよく聞くワードとして「子どものため」という言葉がありますが、綱島さんはこのワードを聞いてどう思いますか?綱島:「子どものため」と言う言葉が免罪符のような感じになりがちですが、僕自身はちょっと違います。家族みんなで幸せでいたい、「家族のため」です。自分だけでもないし、子どもだけでもない。奥さんと子ども、家族全員が幸せな状態が自分の幸せなので、そうなれるよう努力したいと常に意識しています。−−最後に、綱島さんの“育児”に関する考えかたを教えてください。綱島:「生かす」ではなく、「育てる」。つまり、極端な話、ただ生存のために食事をさせればいいということじゃない。生きていく力をつけるため、成長を促すことだと考えています。僕じゃなくて子ども自身の人生なので、子ども自身が正しく判断できる、きちんと生活できる。その成長のサポートをすることが育児なのかなと。ライター所感:お会いする前は、「綱島さんが凄いからイクメングランプリに輝いたんだろうな」と思っていました。とても真似なんてできないだろう。でも、お話しを聞いているとそうでもない。「完璧でなくてもいいんです。気持ちや考えかた次第で変わるんです」この言葉は印象的でした。「仕事が」「奥さんが」「子どもが」と不満を嘆くのではなく、家族みんなの幸せを大事にし、どうしたらそれができるのかを考えて前向きに実行していくこと。その想いが通じて、イクメングランプリに輝いたのかもしれませんね。ライター:山口聖子
2016年08月12日突然ですが、男性の皆さんは女性に花を贈ったことはありますか?記念日などに贈った経験のある人もたくさんいると思いますが、まだまだ日本では少数派な気もします。「花を贈るなんて恥ずかしい」「キザっぽい」「どうせ枯れちゃうし要らないんじゃない?」なんて意見を耳にすることもあります。そんなかたにおすすめしたいのが、ラベルに花のモチーフが入ったワイン。食卓に花モチーフのワインを実は、9割の女性が花を贈られると嬉しいと感じるそうです。コミュニケーションのきっかけにするには素晴らしい方法だと思います。それでも花屋に行くハードルが高いと感じるかた、気恥ずかしくて贈れないというかたは、“花をモチーフにしたラベルのワインを一緒に飲む“というのはいかがでしょう?「こんな可愛いラベルのワイン買ってきたから一緒に飲もうよ」なんてさりげなく食卓の場に添え、おもむろに開けてみましょう。少しだけいつもと違う雰囲気の中、ワイングラスを片手に語らうのもいいですよね。テーブルも華やかになります。花言葉を添えてみるハードルが高いかもしれませんが、花言葉なんかを織り交ぜると想いが伝わりやすくなります。例えば赤い薔薇の花言葉は「あなたを愛しています」「愛情」「情熱」などの意味があり、ストレートに想いを表現できます。他にもラベルのデザインモチーフになっているものとして、・白いアネモネ・・・「希望」「真実」「期待」・クレマチス・・・「精神的な強さ」「美しい心」「高潔」・スミレ・・・「小さな幸せ」「誠実」「謙虚」様々な場面で使えそうですね。クレマチス ただし花によってはマイナスの意味に捉えられてしまう花言葉もあるので、選ぶときは気をつけて下さい。おすすめの花モチーフラベルのワインちなみに個人的なおすすめのワインはこちらのシリーズ。>スプリング・シード・ワインズ18種類の花があるので、時と場合によって使い分けられます。飲み終わったら空ボトルを飾ってみても素敵なインテリアになりそうですね(※上記リンク先の場合、Webでの購入時にラベル指定はできません)。「ワインと一緒に花もプレゼントしてみようかな」なんて思ったら、こんな花を選んでみるのもお勧めです。・白のダリア「感謝」「豊かな愛情」・カンパニュラ「感謝」「誠実」・トルコキキョウ「あなたを思う」「思いやり」・ホワイトレースフラワー「感謝」「細やかな愛情」カンパニュラ これらは日頃の感謝の気持ちを伝える意味でもとても使い易い花。いつもと違うコミュニケーションをとりたい時は是非チェックしてみてください♪ライター:齋藤久平
2016年08月10日結婚後のライフスタイルは人によってそれぞれで、正解はありません。だからこそヒントは得たいと思うはず。そこで今回は考えかたの違う夫婦が“結婚生活”を送る上でヒントになる、実話をベースにしたマンガを5つ紹介します!現在の生活と照らし合わせて、ぜひ読んでみてください。1. “新婚あるある満載!”けらえいこ『たたかうお嫁さま』(メディアファクトリー)内容紹介『あたしンち』で有名な漫画家けらえいこさんが自身の結婚直前から新婚時代を描いたエッセイマンガ。プロポーズへの誘導、お互いの両親との挨拶、式場選び、結婚式当日などがリアルに描かれています。こんな人にオススメ!:新婚ホヤホヤのあなた誰でも楽しめる結婚入門マンガ。「ちょうど良い式場がない…」「式に呼ぶ人をに悩む…」といった新婚あるある満載で、男女の考えかたの違いが分かりやすく紹介されています。新婚ホヤホヤでこれから色々な家庭内ルールを決めていこうとしている人にぜひオススメしたいです!結婚1年目の夫婦あるあるを描いた『セキララ結婚生活』や結婚生活7年目を描いた『7年目のセキララ結婚生活』も併せてどうぞ。2. “オタクと結婚するということ”安野モヨコ『監督不行届』(Feelコミックス)内容紹介『働きマン!』などで人気の漫画家安野モヨコさんが、「カントク」さんとのオタク夫婦生活を可愛く描いたエッセイマンガです。夫である「カントク」さんは「新世紀エヴァンゲリオン」の監督である庵野秀明さん!「日本のおたく4天王」とも呼ばれる庵野さんの極まったオタクっぷりに戸惑いながらも、夫の影響でどんどんオタク度が増していく安野さんの変化に注目。こんな人にオススメ!:好きになった相手がオタク寄りだったあなた赤裸々に語られる庵野監督のオタクっぷりやこだわりが面白い!旦那さんがオタク寄りの奥様は共感して笑い転げられること間違いなしの一作です。これを読めば今まで許せなかった相手の趣味も理解できるようになって、円満な結婚生活を送れるかも!?3. “理系男子を理解する”高世えり子『理系クン 夫婦できるかな?』(文藝春秋)内容紹介理系男子に萌える文系女子の高世えり子さんと、典型的な”理系クン”である「N島クン」との新婚生活を描いたマンガ。理系ならではの独特な生活に驚きながらも、少しずつ理解し合い夫婦の絆を深めていくさまが描かれます。こんな人にオススメ!:理系男子と出会ったあなた「新居の家電は徹底的にリサーチ」「料理は科学実験のように細かく」「ツールを使ってしっかり家計を管理」など、結婚後も変わらぬ”理系クン”っぷりを発揮するN島クンに戸惑う文系奥様。「考えかた」の違いをどうやって乗り越えていくのかに注目です。独特の魅力を持つ理系男子に惹かれてしまった文系女子にオススメ!。同シリーズの付き合いはじめを描いた『理系クン』、付き合い、結婚式を挙げるまでを描いた『理系クン結婚できるかな?』、子どもが出来てからを描いた『理系クンイクメンできるかな?』も併せてチェックすると楽しさ倍増です。4. “いざ、国際結婚!”小栗 左多里『ダーリンは外国人』(KADOKAWA/メディアファクトリー)内容紹介人気シリーズ「ダーリンは外国人」の1巻目。漫画家の小栗左多里さんとジャーナリストのトニー・ラズロさん夫婦の結婚生活の「現実」が描かれています。映画を観たときの感情表現やお互いの呼び名、ジョークの感じ方など、国際結婚あるある全21ルポを掲載、夫の出身国別にみる「暮らしのコツ」も収録。こんな人にオススメ!:国際結婚も視野に入れているあなた井上真央さん主演で映画化もされた人気シリーズ。国際結婚したばかりの2人の初々しさを楽しめるだけでなく、日本との文化の違いや英語の単語の意味などを学ぶこともできます。国際結婚も視野に入れているかたや、既に外国人の旦那様との文化の違いに戸惑っているかたはチェックしておいて損はないかも!?ハマったら、続編シリーズや実写映画も観てみるといっそう楽しめますよ!5. “愛する相手がうつになったら…?”細川貂々『ツレがうつになりまして』(幻冬舎)内容紹介突然うつ病になった「ツレ」とそれを支える妻の日々を明るく描き、大ベストセラーとなった純愛コミックエッセイ。「いつものことが出来ない」「起きることができない」など具体的な行動を通じて、うつ病の症状や対処法をわかりやすく理解できます。こんな人にオススメ!:愛するパートナーが最近、元気ない…?と思ったあなたこちらも堺雅人さんと宮崎あおいさん主演で映画化された一作。旦那さんが最近、元気ないかも…?と不安になったときに読むと、うつとは限らなくても何かのヒントが得られるかもしれません。長く続く夫婦での生活を心身ともに健やかに過ごすためにも役に立つこと間違いなし。 今回ご紹介させていただいたマンガはちょっと特殊な旦那様のケースが多いかもしれませんが、「考えかたの違い」について描かれたこれらのマンガは、きっとあなたの助けになるはず。ぜひこちらの“結婚マンガ”を読んで、さらに良い結婚生活を送ってください!ライター:オレンジいわさき
2016年07月22日子育て中の「ママの孤独」が叫ばれている現代。でも、ちょっと待って。ママには夫というパートナーがいませんでしたか?一緒にご飯を食べて、寝て、休みの日には出かけてと、365日顔を合わせる相手。嬉しいときも悲しいときも、ともに分かち合っていく約束をした相手。それなのになぜ、「ママの孤独」が問題視されるのか。その理由と解決策をご紹介します。理性も吹っ飛ぶママと、どこか他人事のパパ言わずもがな、男と女は別の生き物。育児となるとその差は歴然です。女性の場合、子どものこととなると、理性なんてカンタンに吹っ飛ぶもの。少しのケガや病気でも気が動転し、健康・教育・交友関係など全てにおいて心配や不安ばかり。急激に悪い妄想が膨らんだり、ドーンと不安に陥ることもよくあります。実はこれ、異常ではありません。女性はこういう生き物なのです。ママの心配があってこそ、子どもは健康かつ安全に育つもの。NHKスペシャルの番組「ママたちが非常事態!?最新科学で迫るニッポンの子育て」では、人間は共同生活をする動物であり、母親が不安になることで共同生活を促せるとも言われていました。いっぽうで男性はとても冷静。ママが悶々と悩んでいたことでも、「それぐらいでいちいち心配するなよ」「大袈裟だな」で終了。そんな自分とは180度態度が違うパパに、ママは「全然子どものことを考えてくれない」「私の気持ちはわかってもらえない」「どうせ流されるから話すのはやめよう」と心を閉ざしてしまうのです。自分の母親が、理想の母親男性の想像するママ像は、「自分の母親」がモデルとなるケースが一般的です。現在20~40代男性の母親は、専業主婦が多い時代。「良妻賢母的な母親」に育てられた世代でしょう。それをそのまま妻に当てはめ、求めていませんか?「育児も家事も全部女がやるのが普通だろ(うちの母親はもっと頑張ってた)」「肉じゃがはもう少し味濃くしてよ(母親が作ってたみたいに)」「そんなに忙しいなら早起きしてよ(母親なんか5時には起きてたよ)」という風に…。しかし現代は当時より核家族化が進み、女性も働き、それなのに近所付き合いはほぼなく、実家も遠くて頼れないのがスタンダード。おまけに気心知れる友達が近くにいないことも多く、ママ友の怖さがドラマ化される時代。そういった「ママ1人きり」の状況下では、物理的にも精神的にも良妻賢母は叶えられません。しかし女性はNOとは言えず、それに応えようと努力します。その結果追い詰められ、いつもイライラ怒っているママが増えているのです。隣に座って、ありのままの私を見てじゃあどうすればいいのか?「男女は違う生き物だから所詮分かり合えない」なんて声も聞こえてきそうですが、実は解決策はシンプル。ありのままのママを、いいえ、ありのままのあなたのパートナーを見てほしいのです。上記2つの原因は、たとえるなら夫と妻が対面で向かい合い、お互いの価値観の言い合いをしているようなもの。そうではなく隣に座り、同じ目線でありのままの姿を見てほしいのです。「子どものことになるととても不安なんだね」「毎日疲れるほど頑張ってるんだね」「料理は苦手なんだね」など、ありのままの相手に共感すること。評価はいりません。これだけでママは、「私をわかってくれた」とホッとします。そうして具体的な解決策も立てられるでしょう。さてこれは、結婚7年目に突入した筆者の本音でもあります。夫婦は大人であり、同じ立場同士だからこそ素直に言えないこともあります。そして気の利いた言葉も考えられないほど、ママは疲れていて孤独です。ただ、“ありのまま”の私を見てほしいーママが望む1番の願いを叶えてくれるのは、パパしかいないのではないでしょうか。ライター:宮野 茉莉子
2016年07月07日みなさん、夫婦喧嘩してますか?結婚7年目の筆者もよくします。子どもの前でしてはいけないと頭では分かっていても、イラっとするつい口が出てしまいますよね。人間は感情の生き物ですから難しいものです。何年も夫婦喧嘩を重ねていると、正直飽きます。「またこの話題か」「またあのセリフがくるぞ」とパターンが見えるんですね。そこで考えたのが、夫婦喧嘩における価値観の違いを子どもにうまくアピールする方法はないかということ。不思議なもので、「子どもに喧嘩を見せる」と考えると、喧嘩自体も変わってくるのです。正しい喧嘩の流れ「こんなケンカならしてもいいよ。夫婦げんかを見る子どもの気持ち」でもご紹介した通り、子どもに夫婦喧嘩を見せるのは良くない面もありますが、内容によっては良い面もあります。言いたいことをガマンして押し黙るより、お互いの意見を言い合うのは子どもにとっても大人にとっても、ごく健全なこと(言いかたがありますが)。「喧嘩になっても自分の意見は言って良い」と子どもが知ることが大切です。喧嘩はお互いの価値観の違いから起こるもの。正しい喧嘩の仕方は「自分の意見を言う→相手の意見を聞く→お互いの意見を合わせてどうするか考える」という流れ。ただ自分の意見を言うだけで相手の意見を聞かないことが多いので、こじれてしまうんですね。頭に血が上ると、相手の話は入ってこないですから。「子どもに見せる」と考える場合、正しい喧嘩の流れを守りましょう。忘れがちな「相手の意見を聞く」を意識すれば大丈夫です。その上で、以下のステップに沿って喧嘩をアピールしてみましょう。ステップ1:仕分けるさて、実際に喧嘩に入ります。まずお互い言いたいことを言いますよね。お互いの意見が出たところで、「あなたはこう考えるけど、私はこう考えるのね」とお互いの意見をハッキリ仕分けましょう。ここで「価値観の違いはパパとママでもある」と子どもは知ります。「友達とも先生ともあって当たり前」と知る前段階となります。ステップ2:違いを面白がる次に相手の意見を否定したり、けなさないことです。意見に優劣はなく、違いがあるだけ。むしろ「そういう視点もあるんだね〜人間って面白いね」と面白がりましょう。そうは言えない時も多々ありますが…けなすのは止めましょう。こうすると、子どもも価値観の違いから逃げるのではなく、面白く捉えるでしょう。ステップ3:妥協案を考えるor尊重する最終的に妥協案を考えるか、それともお互いの意見を尊重して平行線のまま終わらせるかになるでしょう。すり合わせ方法まで子どもに見せたら喧嘩終了です。ステップ4:いつもより仲良く喧嘩が終わった翌日からでもいいですから、いつもより仲良くしてください。いつもより笑顔で楽しそうに夫婦で会話をしている姿を見れば、子どもも希望を抱くでしょう。「言いたいことを言って喧嘩しても、仲良しに戻れる」と。片方が冷静なら、相手も冷静にもちろん難しいときもありますが、ふとした時に「子どもはどう見てる?」と考え、アピールする方向に持っていくのはお勧めです。それは喧嘩自体にも効果があるから。片方が冷静になると、相手も冷静になるのです。片方が歩み寄り、聞く耳を持てば、相手も聞く耳を持ちます(逆もまた然り)。そう、一石二鳥なんですね。ぜひ参考にしてみてください。ライター:宮野 茉莉子
2016年06月27日父の日のプレゼントにお悩みではありませんか?そんなかたにおすすめしたいのが、ちょっとおしゃれなネクタイ。実は、“女性がネクタイを選ぶこと”は男性にとっても嬉しいことばかりなんです。今回は前編に引き続き、ネクタイ専門店「giraffe」の須永紀裕さんに、女性がネクタイを贈る際の選びかたと、プレゼントをする上で大切なことをお聞きしました。同時に取材したフフルルマガジンさんでのネクタイ選びの体験レポートを紹介しています!女性も男性も納得できるネクタイの選びかたとは?「女性が『良い』と思ったネクタイと贈る相手(男性)が好きそうなネクタイが違ったときは“中間”のデザインを探すんです。結果的に中間のものだと、どっちつかずのものになっちゃうから女性はそんなに納得できない…。でも、相手が好きそうなものは男性が自分でも買えるから、女性が『良い』と思ったデザインが選ばれやすいです。でも、やっぱり気になる、というかたは中間もいっしょに買ったりとか」プレゼントにネクタイ2本!?と思いきや、もしかしたらそこには重要な意味があるのかもしれない、と須永さんは言います。「女性が選んだものを見せて『派手だな』って思われてしまっても、女性の好みと男性の好み、半分ずつのものだと男性も『これいい!』ってなりやすい。その時点で自分の中になかったものを取り入れられているんですよね。普段、自分が選ばないものでも受け入れる余裕ができるんです」中間のデザインは、2人の好みを繋いでくれる、ひとつの突破口なのかもしれません。中間のデザインは普段使いに、女性好みのデザインはちょっと特別なときに、といった使い分けもしてもらえると考えれば、贈るほうとしても安心ですね。また、プレゼントするだけでなく、つけた姿を実際に「認めてあげる」「褒めてあげる」ことも重要。普段と違う自分に対する自信のなさが払拭されて、堂々と外に出られるようです。ストライプにドット柄のネクタイを決め、いかにも“おしゃれ”な須永さんでも、見慣れないファッションに悩むことはあるらしく、そういうときは「人に聞く」そうです。自分が贈ったネクタイをつけてもらって、褒めるのは簡単です。だって、自分が良いと思ったものだから。素敵だな、って思いますよね。「お酒好きのお父さんにはこれ!」と須永さんが見せてくれたのが、黒地にお酒の絵柄がプリントされたデザインのネクタイ。実は裏側に「DO NOT DISTURB(飲み過ぎて眠いからおこさないで!)」というメッセージが潜んでいます。かわいい!大切なのは“相手を想う気持ち”相手がつけてくれるかどうかも重要ですが、結局のところプレゼントする気持ちが大切なんです、と語る須永さん。女性がネクタイを贈る根本には、「相手に素敵な男性でいて欲しい」といった思いが込められているといいます。「女性は男性に対して『この人、こうしたらもっと良くなるのにな』って気持ちがあると思うんです。それこそ自分のパートナーには素敵でいて欲しいですし、自分の選んだものをつけて行って、相手が評価されたら、嬉しいですよね。普段自分が選ぶものと違っていても、恥ずかしがらずに外に出て、もっと素敵になりなさいと。そんな気持ちで渡しているのかな、と思っています」確かに、相手に素敵でいて欲しいから、自分が良いと思ったものを贈りますよね。それに、「似合う?」と聞いてきたり、周りの人に喜んでいる姿を見たら、こっちも嬉しくなっちゃいます。でも、もしつけてもらえなかったら?プレゼントを受け取った相手の反応を見るまでは、やっぱり不安です。そんな女性に対して、「物をあげるだけがプレゼントではない」という心強いお言葉をいただきました。「これ本当にしてもらえるのかなと不安に感じても、『して欲しい』『あげたい』という気持ちは折れないですよね。でも、万が一つけてもらえなかったとしても、そうやって、相手のことを想って悩んでいる時間、それがすでにプレゼントですよね」何より大切なのは自分が、“相手のために何かをしたい”という気持ち。自分がもらう立場だったら、「何時間も悩んで、もしかしたら好みとは違うかもしれないけど、どうしてもあげたいと思ったから、これを選んだんだ。きっと似合うよ」なんて言われたら、それだけで幸せな気分になっちゃいませんか?金メダル型のネクタイピンは、「いつも頑張っているお父さんにありがとうの一等賞を」というコンセプトのもと、メダルをかける行為とネクタイを締めてあげる行為が似ていることから作られました 「それでも悩んだときは、デート感覚でもいいし、いっしょにお店に来てください。いっしょに選びましょう」という須永さん。旦那さんと、お父さんと、たくさんあるネクタイのなかから「これ、似合うんじゃない?」なんて話しながら最高の一品を見つけるのも楽しそうです。実はネクタイはコミュニケーションツールにも最適。男性が、もらったネクタイをつけて周囲の人に褒められることで、「褒められたよ!」と言ってくれたり、それでなくとも、「これ似合うかな?」「素敵だよ」というやりとりだって、日常とは少し違った、楽しいひとときになりますよね。今度の父の日には、「いつもありがとう」の気持ちを込めて、女性が選んだ素敵なネクタイを贈ってみてはいかがでしょうか?giraffe WORK TO SHOP Sendagaya【営業時間】Open : 平日 12:00 – 20:00 / 土曜・日曜・祝日 11:00 – 20:00 / 不定休【所在地】東京都渋谷区神宮前2-34-20 シャーレー原宿 2F【電話】03-6455-5892giraffe 公式サイトフフルルマガジン ネクタイ選び体験レポート:父の日プレゼント!!「妻が選んだネクタイをしめたら、お父さんがかっこよくなった!!」前編はこちら:父の日のプレゼントにいつもと違ったネクタイはいかが?前編ライター:山口聖子
2016年06月16日父の日のプレゼントって、悩みますよね。旦那さんに、お父さんに、お義父さんに、「いつもありがとう」の気持ちを伝えたいけれど、喜んでもらえて、“1回あげたきり”で終わらないものが良い…考えていくと、意外と難しいものです。そんなかたにおすすめしたいのが、ちょっとおしゃれなネクタイ。ネクタイ専門店「giraffe」の須永紀裕さんによれば、“女性がネクタイを選ぶこと”は男性にとっても嬉しいことばかりなのだとか。その心をお話しいただきました。今回はメオトークもお世話になっているフフルルマガジンさんとの共同企画。フフルルマガジンさんの体験レポートとともにお楽しみください。男性と女性の「ネクタイの選びかた」、その違いとは?そもそも、男性と女性ではネクタイの選びかたがまるで違うそうです。giraffeのネクタイの価格は1本1万円程度。安くはないけど、高級ネクタイというほどではありません。この価格がミソなのか、男性はそれなりの用途があって来店されるかたが多いのだとか。「男性の場合、ネクタイは用途があって買うことが多いです。仕事や結婚式で使いたいとか、ファッションとか。特別な機会がないのにネクタイ買おうなんておしゃれな人は少ないかもしれません。値段的にも安いというわけではないので、特別な思いを持って選ばれるかたが多いですね。選ばれるのは実用的なものです」実用的であるがゆえ、無難なデザインを選びがちなのが男性。「職場でこれをしてたら、怒られちゃうかな」というように、ネクタイのデザインを選ぶ基準は少し控えめなのだそうです。しかし、女性の場合は少し事情が違っている様子。「女性はとにかく『わあ、かわいい!』で純粋に自分が良いと思ったものを選ぶかたが多いです。そうなると一度、付ける相手の顔を忘れてしまって、『とにかく自分が良いと思ったこのネクタイを買おう』という気持ちになるみたいで(笑)。そのあとに相手の顔を思い出して、『似合わない』とか、『無理だな』ってなるんですけど、でも、やっぱりつけて欲しいんです。じゃあ、うちの旦那はどういうときにつけるんだっけ?仕事だ。仕事でこれはダメかな〜となったら、今度は別の発想をする。『仕事だとダメかもしれないけど、今度結婚式がある!』といったように、自分が良いと思ったものを買いたい気持ちが強く、それに理由を付加していくんです」父の日におすすめなデザインのひとつ、ドット柄のネクタイ。シンプルなピン・ドットに加え、黒いドットがプリントされていて、さりげなく凝ったデザインになっています女性が「かわいい!」と飛びつくデザインは、用途から選ぶ男性のものに比べて、少し派手めなイメージですよね。いくら自分がかわいい、つけて欲しいと思っても、男性的にはつけにくいこともあるのでは…?と危惧しますが、実はそうでもないらしいです。「女性視点での選びかたは、男性にはない要素なんです。男性も『無難なもの以外、絶対にしたくない!』というわけではない。でも自分で購入するとなるといろいろ考えてしまって、一歩踏み出せないところがあるんですよね。でも、プレゼントにもらうことでつける理由ができたり、『結婚式』などの用途も作ってもらうことにより、つけやすくなるんですよ」男性は「これ“で”いい」を選ぶけれども、女性は「これ“が”いい」を選ぶ。選ぶ視点の違いがあるからこそ、男性にとっては自分にない新しいイメージを取り入れたり、自分では選べなかったデザインのネクタイをつける後押しになったりするようです。「最初はつけている自分に自信がないかもしれません。でも、奥さんが褒めてくれたり、仕事や結婚式につけて行って『素敵なネクタイだね』って言われると、嬉しいですよね。そうすると男性は『こういう道もあるんだ』って自分が選ぶ幅が広がるんです。今までは紺のネクタイしかしていなかったけれど、自分はこういう色もいけるんだ、そういうのを初めて知ることができるんです」女性がネクタイをプレゼントするのは、男性が自分では今までできなかったことにチャレンジするための、きっかけ作りなのかもしれません。そうは言っても、実際に選ぶとなると慎重になってしまいます。自分が「かわいい!」「あげたい!」と思っても、あの人はきっとこっちが好きなんだろうな〜なんて。須永さんにお聞きすると、そんな悩みを抱える女性は多いのだとか。いったいどうやったら解決できるのでしょうか?(後編に続く)ライター:山口聖子
2016年06月15日結婚していつまでも仲の良い夫婦もいれば、離婚してしまう夫婦もいます。できるものなら誰だって円満な家庭を築きたいですよね。これから結婚を控えているカップルには、ぜひとも夫婦円満のコツを知ってほしいもの。結婚後もラブラブな二人でいるためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。世間の夫婦の実態とは?カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が、20代~40代のTカード会員1199人を対象に「結婚生活」についてアンケート調査を実施。85%の男女が「夫婦円満」と答えており、さらに74%が「今の夫婦関係に満足している」と回答しています。そして、ここからが本題。「夫婦関係に満足している理由」についてアンケートしたところ、男女ともに最も多かったのが「会話・コミュニケーションを欠かさない」という回答。次が「家事に協力的」、3位は「育児に協力的」でした。家事や育児に積極的で毎日のコミュニケーションを欠かさないパートナーとの結婚が、夫婦円満の秘訣と言えそうです。一方、「夫婦関係に満足していない」と答えた男女は、「日頃のスキンシップがない」「日頃の感謝がない」といった理由が多く、コミュニケーションの重要さがうかがえます。そのほかにも「我慢してくれない」「会話がない」「金銭感覚が合わない」「家事や育児に参加してくれない」という意見が目立ち、夫婦円満な男女とは対照的な結果となっています。 夫婦円満のための5つのコツいつも側にいてくれる存在だからこそ、些細なことからすれ違ってしまうもの。夫婦円満でいるためにはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか? 5つのポイントをご紹介しましょう。<コミュニケーション>会話を交わし、スキンシップや愛情表現をすることが大切。コミュニケーションを疎かにすると夫婦間に溝が生じる原因となり、不満につながるようです。<家事・育児への参加>どちらか一方に任せるのではなく、対等な立場で育児や家事を分担することが夫婦円満のコツ。非協力的なパートナーをもつ夫婦は、夫婦間の関係に満足していない傾向が強いです。<金銭感覚が似ている>金銭感覚のズレは、良い夫婦関係を築くにあたり障害。結婚する前に、彼の金銭感覚を把握しておく必要がありそうですね。<我慢してくれる>わがままが多いと思いやりを感じなくなり、パートナーに対して嫌悪感を抱く原因になります。自己中心的な感情に流されず、妥協したり我慢したりすることも大切です。<感謝の言葉を忘れない>感謝していても「ありがとう」の言葉がなければ伝わりません。“親しき中にも礼儀あり”と言うように、パートナーへ感謝の言葉を伝えることも愛情表現の一つなのです。いかがでしたか? 将来的に彼との結婚を考えている女性は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
2016年06月14日「夫が元カノとLINEをしていたの」久しぶりに会う友人と和やかにお茶をしていたときのお話です。たわいない思い出ばなしに華をさかせ、そろそろ帰ろうかしらというタイミングでカミングアウト。さきほどまでの明るいガールズトークが嘘のよう。オシャレなテラス席がどんより昼ドラ色に染まりました。友人の瞳からは大粒の涙がポロリ…これはおおごとです。「祝福された記憶」が相談のハードルをあげている。ポロポロ涙をこぼしながら話す友人。話を聞くと、旦那さんが元カノとLINEをしているのは、ここ最近始まったことではなさそうです。「どうして話してくれなかったの?」と思いました。大切な友だちがひとりで悩み苦しんでいるなんて、わたしにとっても辛いことです。なんでも話してほしかった。少しでも楽になってほしかった。長い付き合いの友人なら、きっと多くのかたが「ひとりで悩まないで」と思うでしょう。ですが、彼女からは意外なことばが返ってきました。「みんなに結婚を祝ってもらったのに、その気持ちに応えられていない自分が申し訳なかった」結婚式で多くの友だち・同僚に祝福された彼女。そのあたたかい思い出が、「しあわせになれていない自分を見せるのは申し訳ない」という気持ちに変わっていたのです。どんなに長い付き合いの友人でも、いまは違う世界を歩んでいる。「申し訳ない」というハードルを乗り越えて、わたしに相談してくれた友人。律儀な彼女にしてみれば、このハードルは高く高くそびえ立っていたことでしょう。その高さを飛び越えてでもわたしに話すほかなかった…。そんな友人の姿を見て、彼女の力になりたいと思いました。ですが、わたしは彼女の力にはなれませんでした。力になるどころか、彼女をより落ち込ませてしまう結果になってしまったのです。彼女とはかれこれ15年以上の付き合いです。思春期のころから近くにいました。だからうっかり思い込んでいたのです。「わたしと彼女は同じ価値観の人間だ」。これが大きな間違いでした。どんなに古い友人であっても、大人になるにつれて個々の世界が広がります。いくら10代の頃に時間を共有していたとしても、いま現在2人の世界はまったく別モノなのです。彼女を元気づけるために発したことばやアドバイスでしたが、言えば言うほど彼女の顔色は曇っていきました。「わたしと彼女の住む世界は、すでにまったく違うんだ」と実感せざるをえませんでした。デリケートな夫婦問題の相談はどこにすればいいの?実はわたしも夫婦のことで悩んでいた時期がありました。わたしの場合は夫婦で自営業をしているため、夫婦問題=経営問題という事情があり、気軽に誰かに相談できず…まだ子どもが小さかったので夜中に授乳をしながら鬱々と考え込む日が続きました。小さな子どもがいると友人と長電話もできません。もちろん気晴らしにコンビニにも出られませんので、悩みはより一層根深くなるように思います。そんなときにわたしが利用していたサービスがこちらです。▼掲示板ミクル夫婦関係の悩みに特化している匿名掲示板です。仕事のことをネットに書くわけにはいきませんので、自ら相談を書きこむことはしません。ですが同じような悩みを持つ人が大勢いることで少し救われました。悩みの回答を見るだけで何かヒントが得られることもあります。カウンセラーと直接話をしたいときはこちら▼エキサイト お悩み相談室有料サービスですが、ネットから気軽に申し込めます。「いま、話を聞いてほしい」というときにすぐに利用できるのが利点です。わたしは2度利用しましたが、同じカウンセラーさんだったため前回のお話しを記録していてくれ、話がスムーズでした。チャット感覚でアドバイスがほしいときはこちら▼チャットで占えるアプリ「Chapli」基本的には占いサービスですが、スマホからチャットで相談できるので寝かしつけながらでも大丈夫です。占いを信じていない人でも、「誰かに話したい」という欲求を叶えられます。その他にもこんなサービスがあります。掲示板系で同じ境遇の人を捜す▼Yahoo! 知恵袋▼OKWAVE有名な匿名掲示板です。老舗ですので利用者が多く、同じ境遇の悩みが見つかりやすいように思います。電話で話を聞いてもらう▼ロバ耳こちらは「Chapli」と同じ株式会社ザッパラスが運営している電話占いサービスです。基本的には占いメインですが、占い師でもなんでもない「キキジョウズ」さんが在籍していることがオススメしたい点です。ただただ話を聞いてもらいたいときにぜひ。普通のおっさんに話をきいてもらう▼おっさんレンタル筆者の別の友人はおっさんをレンタルしていました。彼女いわく「めちゃくちゃスッキリしたし楽しかった」ようです。そのうちわたしもレンタルしようと思います。アーティストに話をきいてもらう▼ろくでなし子レンタル(現在は個展準備のため7月まで休業中)○んこアート事件で「一部無罪」を勝ち取ったアーティスト・ろくでなし子さんのレンタルサービス。2016年6月現在はお休み中のようです。筆者は実際にサービスを利用しました。「悩みなんてなんぼのもんじゃい!!」という清々しい気持ちにさせてくれます。番外編▼自分で占いをマスターする誰にも相談できなかったわたしの最終手段…「いないなら、自分に話そうホトトギス!!」占いときくと「当たる・当たらない」が重要なように思えますが、そんなことはありません。当てることよりも、悩みの本質を静かな心で自分に問うきっかけとす ることが重要だと思います。自分のなかに「客観視するもうひとりの自分」を登場させましょう。初心者タロットセットでは教則本もついて数千円で手に入りま す。占いをマスターして悩みから脱出した暁には、占い師として副業スタートできるという副産物付き!! タダで転んじゃいけません。―――――――――現実世界での人間関係は複雑です。歳を重ねれば重ねるだけ、自分にも周りにも「異なる事情」が生じます。そんなときは後腐れなく相談できるネットサービスを 利用してスッキリしましょう。本格的な相談ではなくても、ストレスになる前のガス抜きができているのといないのとでは、日々の生活が違いますよねっ!?ライター:金延さえ
2016年06月11日結婚相手に選ぶなら、顔よりも心?はいはい、そんな話はもう聞き飽きました。私ごとですが、結婚13年目を迎えてつくづく感じるのは、夫がイケメンで良かったということです。そう、結婚相手に選ぶなら顔がタイプの男性がおすすめ。その理由を解説します。イケメンは毎日見ても飽きない美人は3日で飽きると言いますが、そんなことはありません。顔はどうしても毎日目にする部分なので、できるだけ自分好みの方が良いことは明らかです。どんなに誠実でやさしくても、カッコ悪いな~と思う相手と顔を合わせるのは、ちょっと残念です。乱暴な言い方ですが、好きな顔を選ぶのは、好きな花を選ぶのと似ています。好きな花を愛でるとき、私たちは心地よい安らぎを感じます。パートナーの顔にも、同じような役割があるのではないでしょうか。イケメンと一緒にいると癒されるのは、あながち間違ってはいないのです。イケメンの彼には言いたいことが言えない?相手がイケメンだと自分の言いたいことが言えずに、相手の言いなりになりそうと不安になる人もいるでしょう。自分のタイプではない男性の方が、言いたいことをしっかり言えそうだという気持ちもわかります。でも間違ってはいけないのは、見た目の優劣をパワーバランスに置き換えてはいけないということです。顔がタイプであろうとなかろうと、パートナーをリスペクトすることは付き合っていく上での大前提。イケメンだから言うことを聞くとか、タイプじゃないから言うことを聞かせるなどという上下関係で、関係がうまくいくはずがありません。彼がイケメンだからと、自分を卑下する必要は全くないのです。イケメンは自分磨きを促進させる?イケメンといるメリットの一つは、女性側も自分磨きをしようと思えること。パートナーがカッコ良ければ、つりあう女性になろうと自然に思うのではないでしょうか。どんなに素敵な顔のパートナーに癒されても、自分の崩れたヴィジュアルを毎日目にしていては癒し効果は半減どころかマイナスです。夫婦は合わせ鏡のような存在と言われるように、自然とお互いのバランスをとるようになるもの。「お父さん、昔はカッコ良かったのに……」と嘆く奥様も、昔の可憐さは微塵も残していないということは、よくあることなのです。うちの旦那カッコ良い!が夫婦円満の秘訣になる?パートナーをカッコ良いと思えるかどうかは、夫婦円満のカギです。まずは二組の夫婦を紹介しましょう。一組目:50代になっても、まるで30代のような若さと美貌を誇る奥様の口癖は「うちの旦那さん、カッコ良いんだよね~」カッコ良い旦那様とは今でも定期的にセックスしているみたいです!二組目:旦那様は人望が厚く、働き者で、イクメンと三拍子そろった方。4人の子宝にも恵まれましたが、奥様は旦那様を微塵もカッコ良いと思わないんだとか。そのせいか末っ子の出産以来、5年以上セックスレス状態が続いているそうです。どちらも極端な例ではありますが、旦那様をカッコ良いと思える方が、年齢を重ねてもセックスし続ける可能性が高いということですね。セックスは夫婦の大切なコミュニケーションの一つ。夫婦関係にも大きく影響します。顔がタイプの男性の方が、体を合わせやすいことは事実でしょう。 だから結婚はイケメンとすべし!ビジュアルには、その他のマイナス要素を凌駕するほどの力があります。顔がタイプの男性なら、多少の欠点には目をつむって、良い関係を築ける可能性は大いにあるもの。とはいえ、パートナーの価値を評価するのは他でもないあなたです。あなたがカッコ良いと思った人が、世界一のイケメンなのです。さあ、あなた好みのイケメンを探しに出かけましょう!
2016年06月11日ほんとうはもっと言いたいことがあるのに、口から出てくる言葉はいつも同じ。「パパはいいよね」「疲れた」「もうしんどい」「自分の時間が欲しい」…こんなこと言ってて、楽しいわけじゃない。こんな言葉しか出ない自分が嫌になるし、それを聞いて何も答えないパパが、嫌な気持ちになっているのもわかってる。でも愚痴でも言わないと、とてもじゃないけれどやっていけない。5歳と1歳の兄弟を持つ筆者の、以前の心境です。愚痴を言い続けて気付いたのが、もっと他に言うべき言葉があるということでした。愚痴を言って夫が動いたら嬉しい?いつも同じ愚痴を口にし、夫は無言のまま、家庭内の空気はどんより。それを繰り返しながら、あるときふと気付いたのです。「こう言い続けることで、具体的に何がどう変わるの?」と。こんなことでも言わなきゃやってられないぐらい、毎日疲れ切っているのです。愚痴は言っても結局はママが動かなければ、家庭内はまわりませんから。でも愚痴を言ったところで、何も変わらないのも事実。せいぜい愚痴を聞く子どもやパパに、嫌な思いをさせるくらいでしょう。正直言えば、「他の言葉を思いつくヒマもないくらい疲れてる」のです。もっとうまい言い回しで、夫に協力を求められる人もいるでしょう。でもそんな心の余裕はないし、親として同じ立場なのに家事や育児に非協力な夫に、苛立ちばかりを感じる。「せめて愚痴や嫌味でも聞かせてやりたい」なんて嫌なことを考えちゃうほど、疲れているときもあります。それでも愚痴を言われても、人は動きません。愚痴を言って夫が動くとしても、それは気持ちの良いものではありませんよね。「私は愚痴を聞かせて他人を動かせたいの?そんな嫌な人間だったの?」そう真剣に考えるようになりました。恥ずかしがらずに第1次感情を伝えるそこで意識したのが、「第1次感情」(参考:怒りは二次感情だから。「子どもに怒る本当の理由」を探ってみた)を伝えることです。私たちは普段、第1次感情を伝えるのが得意ではありません。たとえば以下のような、複雑な心理を抱えるのが大人というものです。例)帰宅した夫が子どもの面倒も見ずスマホでゲームしているのを見た場合【第1次感情】「いいな。私なんかスマホを見るヒマもないし、子どもに悪いと思うから子どもの前では長い時間見れないわ。それどころかゆっくりご飯を食べたり、お茶を飲んだり、お風呂にだって入れないのに。ちょっとは休んだり、自分の時間がほしいよ。スマホでゲームするヒマがあったら、もっと協力してほしい」【第2次感情】「何でパパは帰ったら休めるのよ。育児も家事も私に押し付けて、ママは24時間365日休み無しなのよ。おかしいじゃない」(怒り)【第3次感情】「もう疲れた!パパはいいよね〜自分のことだけやってればよくて!」(愚痴や嫌味)上記の場合、口から出てくるのは第2か第3次感情です。素直に第1次感情を話し合えることが、大人の場合難しいのです。それは恥ずかしさや恐れがあったり、怒りが強過ぎるからでしょう。でもこのままでは、何も変わりません。夫の立場に立ってみよう逆に夫の立場に立ってみましょう。たとえ夫が悪いとしても、「怒り、愚痴、嫌味」でぶつかってこられると、心を閉ざして聞く耳を持ちません。いきなり怒られれば、怒られる原因よりも「その言いかたは何なの?」というほうに意識が向くものです。そう気付いてから、第1次感情を伝えるようにしました。そうするとそれまでは同じことを言っても変わらなかった夫が、少しずつ協力してくれるようになってきました。今思うのは、私は何て言葉のボキャブラリーが少なかったんだろう。何で怒りをぶつけるだけで満足して、現状を変える努力をしなかったのだろう、ということです。スムーズに協力を得られる、というわけでもありませんが、今を変えたいなら第1次感情を話し合うことをお勧めします。ライター:宮野 茉莉子
2016年06月01日婚活をしている女性はどんな人と結婚したいか、明確なビジョンがありますか?もちろん、イケメン、高収入で優しい男性がいいですよね。しかし、それを求めすぎては、結婚は遠のいていくばかりです。幸せな結婚の為の旦那選びのポイントとは何でしょう?1. 家庭を守るための仕事ができるか結婚を考える時に、彼の今の仕事の取り組み方や収入は大切ですよね。しかし本当に考えるべきなのは、今の仕事を失った時の事です。もし、希望する仕事がなかった時に家庭を守る為の仕事をできるかどうかが結婚にはとても重要になります。2. 旦那は極論で選びましょう例えば、「ケチ」か「金遣いが荒い」「だらしない」か「潔癖」「ブランド好きなおしゃれ」か「ダサイ無頓着」どっちもヤダ!と思いますよね。しかし、結婚して一緒に住むと色々な欠点が目につきます。そういう考え方で選ぶと「○○よりはマシ」という考え方ができるのでケンカやイライラを回避することができます。3. リラックスの方法わかりやすく言うとインドアかアウトドアかという違いです。ふたりでリラックスしたいと感じたときに、外出して遊んでリラックスできるタイプの人と、家でのんびり過ごすタイプの人がいますよね。付き合っている時は外でのデートが多くなると思いますが、男性が実はインドアだった場合、「手を抜かれた」と感じる女性も少なくありません。男性に合わせて女性が疲れてしまったり、我慢してしまうケースも多いので、事前に把握しておく事が必要です。結婚をするとどんな最高な相手とでもケンカしたりイヤになったりする事もあるでしょう。そんな時に、結婚式の写真を見たり、ラブラブな時のメールや手紙をみて怒りを沈める女性も多いですが、自分で選んだ結婚相手であるという事を忘れずにいる事が必要なんです。これからの結婚生活を考えた時に楽しい未来を考えたくなりますが、壁にぶつかった時にどうやって乗り越えていけるかをポインに選ぶことが大切です。
2016年05月25日夫婦の愛情表現、足りていますか? リップサービスが得意な男性やコミュニケーション上手な旦那さんならいいでしょうが、世の中そんな夫ばかりではありません。不器用な男性は伝え方も下手なので、なかなか目立つ愛情表現ができないもの。でも、たまには愛情表現してほしいですよね。ご安心ください。旦那さんが愛情を表現してくれなくても、愛情を確かめる方法があるんです。とってもシンプルですが分かりやすい方法なので、気になる方は試してみては?■8.2秒ルール最近、じっくり旦那さんと見つめ合いましたか? 目を合わせる程度の1秒や2秒じゃありませんよ。8.2秒です。さまざまな分野の論文を掲載する専門誌「Archives of Sexual Behavior」によると、「男は魅力を感じる女性に対して8.2秒見続けることができる」とのこと。反対に、魅力を感じない・好意を感じない女性に対しては4.5秒が限界だそうです。見つめ合うと、意外と長く感じる8.2秒の壁。ちょっとチャレンジするのが怖くなります。だって、もし4.5秒で終わったら…かなり切なくなりますもんね。でも、ご安心ください。それを解決する方法があるんです。何も理由なしに、じっと8.2秒見つめ合うのは不自然な流れ。だから、思い切って宣言しちゃえばいいんです。「ねぇ、8.2秒見つめ合おうよ」と。これには素敵な効果があって、8.2秒見つめ合うだけで“一目惚れしたような感覚”になるんですって。「愛情を確かめる+惚れ直させる効果」が期待できるんですよ。もちろん、旦那さんには理由は内緒で。もし聞かれたら、「たまにはじっくり顔が見たくなってね」と言えばOK。「なんだそれ」とか言いながらも、実は旦那さん照れちゃって気分上々♪ さらに効果を高めたいなら、愛情フレーズで男心をくすぐるべし! 「よく見ると○○の目って可愛らしいよね」「たまには見つめ合うのも悪くないね」「ほかの女と見つめ合ったら怒るからね」「私だけを見てくれるって、やっぱり嬉しいね」「どう?惚れ直した?」「絶対に目をそらしたらダメだからね♪」などなど、8.2秒ルールに合わせて愛情フレーズをぶちかませば男心がムラッとザワつくこと間違いなし。「セックスアピール?」「なんか、いいことでもあったの?」と勘違いしてしまうほど、男の本能をくすぐるのに効果的ですよ。少し恥ずかしくて照れくさい方法ですけど、これを習慣にできれば二人の関係が深まっていくと思いません? たまにはリップサービスしてあげましょう。旦那さんを愛しているなら、ぜひ実践すべき! さっそく今夜あたり、8.2秒ルール試してみてはいかがでしょうか。まずは4.5秒の壁を超えることですね!(シンクアフェーズ)
2016年04月29日楽しいことばかりじゃない結婚生活。山あり谷ありで、ときには“もうダメ”と思うこともあるでしょう。しかし、そんな困難を乗り越えてこそ夫婦の絆は深まるもの。それは、セレブ夫婦に関しても同じみたいです。そこで今回は、海外の恋愛情報を発信するWEBサイト・Lovepankyの記事を参考に、ハリウッドセレブが心がけている“夫婦円満の秘訣”についてご紹介します。■夫であり最高の親友ウィル・スミス&ジェイダ夫妻は結婚して18年目。業界でも仲の良い夫婦として有名ですが、その秘訣はお互いがお互いにとって親友でなければならないとこのこと。奥さんのジェイダは夫婦関係について、「ウィルは夫であり最高の親友。結婚しても、ベストフレンドな関係が大切」と話しています。親友のように打ち解け許し合える関係こそが、幸せとよべる結婚生活を続けるうえでの鍵。一緒にいることが当たり前に思えてくる夫婦だからこそ、フレンドな関係性が求められるのかもしれませんね。■とにかく話し合うこと結婚生活17年目のサラ・ジェシカパーカー夫妻。とっても仲のいい二人が心がけていることは夫婦間のコミュニケーション。サラは夫婦円満の秘訣について、「とにかく話し合うことが大事。黙っていても伝わらないし、何も解決しない。ちゃんと話し合って、理解すること」だそうです。コミュニケーションは基本ですが、重要なのは「話し合い」と「理解し合う」こと。「言わなくても伝わる」という思い込みを捨てるところから始める必要があるのではないでしょうか ■思いやりを続けるハリウッドの“おしどり夫婦”と言えば、デヴィッド・ベッカム&ヴィクトリア夫妻。結婚15年目に入り、4人の子供と夫婦円満に暮らす日々。結婚生活について聞かれたデヴィッドは、「愛する人は尊重して愛していることを伝え続けることが大切。サプライズや思いやりも忘れない」と答えています。良好な夫婦関係を築くためには、喜ばせたり思いやったりしながら愛を伝え、いつまでもパートナーを敬うことが重要だそうです。■継続は力なりどんな夫婦でも、それぞれ努力なしでは円満な結婚生活を手にすることはできません。それは、ハリウッドセレブについても同じ。また、継続してやり続けることが最も重要な課題と言えるでしょう。その場しのぎの“愛情表現”ではなく、相手を思いやって接する態度が大切なようです。ハリウッドセレブに学ぶ夫婦円満の秘訣、あなたも参考にしてみてはいかがでしょうか。これからの夫婦関係を見直す、良いきっかけになるかもしれません。
2016年04月26日奥さんの妊娠が発覚して間もない知人男性から電話をもらい、カフェに呼び出された時のことです。「じつは、ケンカをして家から追い出された。でも何が悪かったのかわからないんだ…」となげく彼をなだめるのがとても大変でした。妊娠することによって環境や体が以前と変わり、ささいなことで気持ちが不安定になるのは、イタリアのプレママも同じ。今日は、夫を上手に操縦してケンカを回避しているイタリア女性たちから学んだ、「夫婦円満のためのパートナー操縦方法」のコツをご紹介します。 ■片づけられない夫を改造知人女性が妊娠5ヶ月目で直面したのは「片づけられない夫」の部屋のちらかしぶりでした。つわりがひどくて家事がままならなかった時期、「家に帰って部屋がひどいことになっているのを見たら、怒りより涙が止まらなかった」と、イライラが大爆発。夫の前で大泣きし、実家へ帰ったそうです。「片づけるスキルが幼稚園レベルのひとに、どうやってやらせるのか」とグチる彼女に、彼女の母親がアドバイスしたのは、「宝探しをしながら掃除をさせる」だったといいます。ポイントは「整理整頓、掃除がそんなにイヤなことじゃない、と思わせる」こと。「そう聞いて、彼の大好物の『トリュフの瓶詰め』を掃除してもらう部屋に隠したの。見つけられたら、その週末に、ごほうびとしておいしいワインと一緒に、ちょっと豪華なディナーを作ってあげた」と語る彼女。その後も、掃除のたびにちょっとした小物や、面白いDVDなどをあちこちに隠し、夫に掃除兼宝探しをしてもらったそうです。片づけてある部屋でないと宝がなかなか見つからないため、これをきっかけに彼の意識が「家は整理整頓する」方向に180度変わったとか。結果、妊娠前より家がきれいになった…と満足そうな彼女でした。 ■子犬の世話から親の自覚を促す長く同棲していた彼と、妊娠がわかってから入籍した知人女性がいます。「家庭を持つことにイマイチ意識が薄かったのか、頼んでも彼はあまり家事を手伝ってくれなかった」と不満をためていました。それを変えたのは、隣の家で生まれた子犬を「1匹もらってくれないか」と隣のご主人に頼まれたのがきっかけだったといいます。「小型犬だったから世話もそう難しくなさそうだった。何よりも、ひとつの命を育てることで家族を持つ・親になる自覚をもってほしかった」と、飼うことを決めたそう。しばらくして体調を崩した彼女は入院し、子犬の世話は夫の役目になりました。「入院中、夫から子犬の写メが大量に送られてきたのにはビックリした」と、うってかわった夫の態度に相当驚いたといいます。彼女が退院したとき「命を育てるのがどんなに大変かよくわかった、今までごめん。あと少しで生まれてくる僕たちの子供のためにも、今からいいパパとして行動できるよう協力するよ」と、夫からおわびの言葉と花束をもらったそうです。それ以降は、出産に向けて家事をふたりで分担して回せるようになり、心と体の負担が軽くなった…と、子犬の効果に満足そうでした。そのほかには「子どもができたからこそ、お互いに歩み寄る努力が必要。妊娠前みたいにいかないんだから、こっちからもいろいろ動かないと、なおさら夫は動かない」という声もありました。彼女たちの話を聞いていると、「相手を変えるにはまず自分から行動」という前向きさが、良い夫婦関係を維持していくのに欠かせないと言えます。モヤっとしたときこそ、ポジティブに行動してみてはいかがでしょうか。
2016年04月25日夫の嫌なところに目がいってしまい、価値観を疑ってしまうときってありますよね。一緒に生活していれば当然のことです。しかし、一方的に拒否してばかりで相手を受けいれようとしないのは問題です。価値観が似ているとか、価値観が合うといった言葉を耳にしますが、夫婦にとって大切なのは価値観のすり合わせです。妥協したり受けいれたりして、お互いがもっている価値観を“夫婦のもの”にする必要があるのです。そのためには“風通し”が良くなければ成立しません。夫婦にとっての“風通しの良さ”とは、いったいなんでしょうか。■風のなかで夫婦を築く風格や風流という言葉を聞いたことがありますよね。これは、趣向や気品を表すときに使われる言葉ですが、本来の意味はちがいます。たとえば、風流の意味は、「迷いながら流されながら育つ人格」のこと。“どんな風のなかで生きてきたのか”で価値観がつくられ、やがて人間性となるのです。育った環境も積みかさねてきた経験も異なるふたりが、根本からわかり合うのは難しいわけです。でも、だからといって理解し合えなければ深い関係性やつながりは生まれません。夫に対し、あるいは友人や職場など人間関係のなかで、その人が“そんな風のなかで生きてきたのか”を知ろうとすることが大切なのです。受けいれることで理解することで、これまでとはちがった見方で相手と接することができます。そうして絆を深めていけば、円満な夫婦関係を築きやすくなるのではないでしょうか。■風通しを良くするには?夫婦の風通しの良さとは、“どんな風のなかで生きてきたのか”をお互いが理解し合える環境です。気軽に相談できる仲だったり、どちらか一方の考え方を押しつけない仲だったり、まずは相手の価値観を受けいれる姿勢をもたなければなりません。反対に風通しが悪い夫婦は、相談できなかったり考えのすれちがいでストレスがたまったりして夫婦のあり方を見失ってしまうもの。いまのふたりは、素直に話しあえる環境でしょうか? 何かあれば互いに相談しあえる仲でしょうか?そして、風通しを良くする一番の秘訣は、夫の変化に気づいてあげることです。ささいな変化や異変を感じたら、「どうしたの? 悩みがあったら相談して」と、その一言があればOKです。相談してくれない、話しあわない、考えがバラバラなど、夫に対して価値観のちがいを感じている女性は、この機会に風通しの悪さを見直す必要があるかもしれませんね。
2016年04月25日エン・ジャパンは3月29日、「円満退職」に関する調査の結果を発表した。対象は同社サイト「エンウィメンズワーク」を利用する435名の女性。期間は2016年1月28日~2月24日。○円満退職に大切だと思うこと、1位は「段取り」「退職までに、一番苦労したことは何か」を聞いたところ、1位は「退職の意思表示」(34%)だった。次いで2位は「担当業務の引継ぎ」(24%)、3位は「上司からの留意」「年金・保険・失業保険などの各種手続き」(ともに11%)、5位「退職申請後の給与・賞与の減額」「各種書類のやりとり」(ともに6%)と続いた。「円満退職のために、一番大切だと思うことは何か」を質問したところ、33%で「段取りをよく考えた行動をすること」が最も多くなった。次いで「退職のタイミングを見計らうこと」(25%)、「自分の意思を固めること」(17%)。以降「周囲としっかり話し合うこと」(12%)、「しっかりと引継ぎをすること」(11%)、「そのほか」(2%)となった。「会社に退職の意向を伝えてから、実際に退職するまでどのくらいかかったか」を聞くと1位は「1カ月」(34%)。次いで2位は「2カ月」(18%)、3位は「3カ月」(16%)。以降「即日~1カ月」(15%)、「4~6カ月未満」(10%)、「6カ月以上」(7%)と続いた。
2016年03月30日「ひつじのショーン」の大ファンを公言するダイアモンド ユカイと内田恭子が2月22日(月)、映画『ひつじのショーンスペシャル~いたずらラマがやってきた~』の公開を前にヒット祈願イベントに出席。ショーン、そして本物のラマと対面を果たした。ユカイさんは、偶然にも息子の名前が“匠音(ショーン)”ということで、本作に愛着を感じているよう。「ずる賢いところがショーンにそっくりです」とニヤリ。一方、以前からショーン好きだが、お子さんが生まれて親子そろって楽しんでいるそう。「いま5歳で、2週間前くらいから一人で寝るようにしてるんですが、寂しいので何の人形を持ってく?と聞いたらショーンを選んで、いまは一人で寝てます(笑)。ショーンさまさまです!」と笑顔で明かす。この日は、ユカイさん、内田さんとともにショーンも祈祷を受けたが、ノリノリのステップで前へと進み、二拝一礼したが、そのシュールな姿にユカイさんも内田さんも笑いを噛みしめる。祈祷後の取材では、本物のラマが登場!ユカイさんは恐る恐るニンジンをあげつつも「心が通じてます!」と友情をアピールするが、取材中もラマは気ままにユカイさんやマイクをクンクンと嗅いだりと自由気ままで現場は笑いに包まれる。話題が家族に移ると、内田さんは「内田家は安泰です(笑)。子育てにエネルギー使って、ケンカにまで回らないですから」と語り、ユカイさんは「うちは平行線で交わらないから安泰です」とともに夫婦円満、家庭の安泰をアピールしていた。『ひつじのショーンスペシャル~いたずらラマがやってきた~』は3月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月22日カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、Tカードを利用している20~49歳の男女1,199名(男性598名、女性601名)のT会員を対象に実施した「結婚に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は3月20日~24日。○男女8割超が「夫婦関係は円満」と回答調査ではまず、いまの夫婦関係が円満であるか尋ねたところ、「非常に円満(35.3%)」「円満(49.3%)」と、実に8割以上(84.6%)の家庭が円満な夫婦関係を築いている状況であることが判明。男女別では、男性(86.7%)が女性(82.6%)を4.1ポイント上回った。この円満度合いを結婚年数と比較してみると、結婚年数が「1年未満」では88.9%と平均よりも高く、そこから徐々に円満度合いが上がり、最も高いのは結婚年数が「2年~3年未満」で96.8%に上った。一方、結婚年数が5年以上経過した夫婦は、徐々に円満度数が下がる傾向が見てとれ、最も低いのは結婚年数が「20年以上」で78.7%という結果となった。○男女7割超が夫婦関係に満足……秘訣は「会話」続いて、いまの夫婦関係に満足しているか聞いたところ、男性76.6%、女性70.7%が「非常に満足」「満足」と回答。夫婦関係の満足度合いについても、男性のほうが高めであることがわかった。続いて、「配偶者への満足の理由は何ですか?」と質問したところ、「夫婦の会話がある(68.0%)」が断トツ1位となり、続く2位は「家事へ参加してくれる(28.9%)」、3位は「育児へ参加してくれる(24.7%)」となった。ここ最近、女性の社会進出を推進する動きが活性化し、働く環境が大きく変化をしつつあるが、夫婦関係においても「家事」や「育児」への夫婦参画が満足度の高い夫婦関係を築く大きな要素であることが浮き彫りとなった。○配偶者への不満1位は「スキンシップがない」次に、配偶者への不満の理由について探ったところ、「日頃のスキンシップがない(26.3%)」、「日頃の感謝がない(23.1%)」、「夫婦の会話がない(22.0%)」といった理由が上位に挙がった。この結果を男女別で見てみると、男性は1位「日頃のスキンシップがない(35.1%)」、2位「愛情表現がない」「我慢/辛抱してくれない」で22.1%、3位「夫婦の会話がない」「金銭感覚が合わない」で18.2%だった。一方女性は、1位「日頃の感謝がない(29.4%)」、2位「夫婦の会話がない(24.8%)」、3位「家事へ参加してくれない(21.1%)」という結果に。男女の不満の理由が大きく乖離していることがわかった。
2015年07月06日ヨシケイ開発はこのほど、高校生以下の子を持つ20歳~49歳の共働き夫婦1,200名を対象に実施した「夫の夕食作り参加に関する意識・実態調査」の結果を発表した。調査期間は3月23日~25日。○夕食を作る夫の8割超が「幸せを感じる」と回答同調査では、共働きの妻が負担を感じやすい夕食づくりに関する夫の参加度にフォーカスし、平日に夕食を作る夫を"平日クックパパ"、休日に夕食を作る夫を"休日クックパパ"、平日も休日も全く料理参加をしない夫を"ノンクックパパ"と定義し、その3つのセグメント(各200名・計600名)と、"平日クックパパ"、"休日クックパパ"、"ノンクックパパ"それぞれを夫に持つ妻(各200名・計600名)に対して調査を実施した。まず、平日クックパパと休日クックパパを対象に、「夕食を作ると幸せを感じますか」と質問したところ"平日クックパパは80.5%、休日クックパパは85.0%が「幸せを感じる(とても+まあまあ)」と回答し、意外にも夫自身が幸福を感じていることが明らかとなった。また、夕食を作るモチベーションについて教えてもらったところ、最も多かったのは「妻(家族)の負担を減らしたいから」で、次いで「妻や家族が喜ぶから。食べてもらうのがうれしいから」など、自分のためではなく妻や家族のために夕食を作っていることが伺えた。○夫が夕食作りする家庭ほど、夫婦円満次に、全調査対象者に「夫婦の会話が多い方だ」と質問したところ、平日・休日クックパパの夫・妻ともに、「とても思う」「まあまあ思う」という回答がそれぞれ6割程度と、夕食を作る夫の方が、妻とよくコミュニケーションを取っている様子がうかがえる結果となった。一方「全く思わない」と回答した人の割合を比べてみると、男性は、平日・休日クックパパが4%程度なのに対してノンクックパパは11.5%だった。女性は、平日クックパパの妻はわずか2.5%、休日クックパパの妻は6.5%という割合に対して、ノンクックパパの妻は18.0%という結果に。「夫婦の会話は多い方だと全く思わない」人の割合は、料理をしない夫の家庭が圧倒的に多いことが判明した。また、「夫婦円満度」についても質問した結果、同様にノンクックパパの夫・妻ともに「全く思わない」と回答した割合が多く、夕食作りの有無が夫婦の円満度に大きく影響していることが伺えた。○夕食作りをする夫に、妻は高評価続いて、それぞれの夫と妻に「良い夫レベル」を10点満点で評価(夫は自己評価)してもらったところ、夫の平均点は、平日クックパパが6点、休日クックパパが5.6点、ノンクックパパが5.1点とそれほどの差はなかった。一方妻による評価は、平日クックパパの妻は6.9点、休日クックパパの妻は6.8点、ノンクックパパの妻は5.4点と、特に平日・休日クックパパに関しては夫の自己評価を大幅に上回る高評価となり、平日・休日に料理をする夫は意外にも謙虚な姿勢ですが、本人が思っている以上に、妻は感謝の気持ちを持っていることが明らかとなった。また、0点~2点の低評価をつけた人数(合計)に着目してみると、ノンクックパパ27人に対し妻38人と、ノンクックパパの妻は夫に対する目が厳しいことがわかった。
2015年04月22日マイボイスコムはこのほど、全国の30~69歳の男女を対象に実施した「夫婦」に関する意識調査の結果を発表した。調査は3月13日~15日にインターネットで行われ、有効回答数は800名。○夫婦円満の秘訣は「できるだけ会話」をすること夫婦の満足度や円満度を表した「うるおい度」を、結婚当初と現在についてそれぞれ100点満点で評価してもらったところ、結婚当初が平均79.1点だったのに対し、現在は65.4点と、約14点低下していることがわかった。現在のうるおい度については、女性よりも男性のほうが3点ほど高く、夫婦円満と思っている夫が多いようだ。続いて、夫婦円満のためにしていることについて教えてもらったところ、最も多かったのは「できるだけ会話をする」ことだった。また、うるおい度76点以上の円満夫婦は、「できるだけ会話」「夫婦で食事や旅行に出かける」「思ったことは言葉にして伝える」「日々感謝を伝える」「できるだけ家で食事をする」「家事を分担する」といった項目で、いずれも半数以上という高い結果となっている。○男女4割超が「日頃配偶者から褒められる」と回答次に、配偶者から日頃褒められることがあるか聞いた結果、「よくある」「時々ある」と回答した割合が、夫42.0%、妻44.8%となった。また、うるおい度76点以上の夫婦は64.1%と高く、うるおい度の高い夫婦ほど褒められ率が高い傾向が見られた。特に妻は、「料理(53.0%)」を褒められると回答した人が過半数を占め、さらにうるおい度76点以上の妻では60.0%という結果に。「妻の料理を褒めることが妻の幸せ、さらには夫婦円満につながることが伺えた」と同社。○うるおい不足TOP3は「財布のなか、肌、ひざかかと」次に、どのくらいの人が、うるおいのある毎日を送っていると思っているのか調べた結果、夫54.8%、妻60.3%が「そう思う」または「どちらかといえばそう思う」と回答した。日常生活の中でうるおいを感じることを教えてもらったところ、順位は異なるものの、男女ともに「家族の関係がうまくいっているとき」「おいしいものを食べているとき」「趣味を楽しんでいるとき」が上位を占めた。しかしながら、「おいしいものを食べているとき」「1人で自由な時間を過ごしているとき」「友だちと外出するとき」「おしゃれをしたとき」などでは、妻と夫との差が大きく、自分の時間を楽しむ「うるおい妻」像が垣間見られる結果となった。最後に、うるおいが足りないと感じること、足りていると感じていることについてそれぞれ聞いたところ、足りないと感じることのTOP3は「お財布のなか」「肌」「ひざかかと」だった。また、「夫婦の関係」という項目については、うるおい度76点以上の円満夫婦が4.2%だったのに対し、うるおい度が低い夫婦(「うるおい度」25点以下)は、「お財布のなか」と「夫婦の関係」が52.2%で同率1位という結果に。うるおい度が低い夫婦は、夫婦関係が乾いていることが浮き彫りとなった。一方、うるおいが足りていると感じるものについては、「夫婦の関係」「こどもとの関係」「日々の食事」が上位に。うるおい度が高い夫婦では、「夫婦の関係」の次に「自分の配偶者への気持ち」となっている。
2015年03月24日