新型コロナウイルスの影響により、この半年で大きく変わった私たちのライフスタイル。そんな“新しい暮らしのキーワード”について、株式会社ブルームコンセプト代表取締役・小山龍介さんと、世代・トレンド評論家・牛窪恵さんにお話を伺いました。1、雇用のスタイルが変化。家にいながら好きなことで働きやすく。「在宅勤務が主流になるため、今後は労働時間ではなく成果に対して評価される時代になるでしょう。そこで重要なのはスピーディさ。効率的に業務をこなせる人がどんどん稼げるようになっていくはず」(小山さん)「労働時間を短くできる可能性も考えられます。その浮いた時間を使って副業をすることが当たり前になり、“本当に好きなこと”でお金を稼ぐスタイルが、これまで以上に浸透していきそうです」(牛窪さん)2、人間関係は、“信頼関係”が重要に。二極化が加速中。「新型コロナを、自分が大切な人にうつしてしまうリスクもあります。なので、リアルで会う人をより慎重に見極めるようになるはずです。一方で、孤独感を埋めるため、SNSを介した緩いつながりも、さらに広まるのでは」(牛窪さん)「最近盛り上がっているのは、オンラインライブ。ひとつのエンタメコンテンツを通じて複数人と楽しさを共有することで、寂しさを解消しようとする人が増えています」(小山さん)3、居住空間の重要性を再認識。移住やリフォームの選択肢が当たり前に。「自宅で過ごす時間が増えたことで、室内環境を整えようと考える人が増えたようです。家具の売り上げが伸びたり、リフォームの需要が増えたりしたのもその一例。これまでよりも長時間を過ごすのであれば、自宅にお金をかけても費用対効果が得られますから。また、自然が多く住みやすい郊外へ引っ越す人や、思い切って県外へ移住する人も。“暮らす場所”を見つめ直すきっかけになったといえますね」(小山さん)4、免疫力アップのために、自炊が依然として主流。時短が叶う調理家電も人気。「コロナ初期には惣菜が売れていましたが、中期に入ってからは食材の売り上げが増しました。手料理することに意識が向いていったんです」(小山さん)「栄養や免疫をつけようと、料理を手作りする人が増えたんです。自炊率の高まりと比例するように、“ほったらかし家電”と呼ばれる自動調理鍋も売れました。自宅で仕事をしながら並行して料理もするスタイルが普及した結果ともいえますね」(牛窪さん)5、買い物はオンラインとオフラインの垣根が低く。レンタルサービスもさらに注目。「人と会う機会が減り、コスメや洋服の売れ筋が変わりました。そもそも長時間の買い物にも行きづらい。そんな状況を打破すべく、各社がオンライン上でコーデを提案するようなリモート接客を取り入れ始めています。リアルな店舗でも、スタイリング案などが見られるタブレットの導入が増えて、接客自体はコンパクトな方向に。また、アパレルブランドがレンタルサービスに洋服を卸すようにもなりました」(牛窪さん)小山龍介さん株式会社ブルームコンセプト代表取締役。新しいビジネスモデルやライフハックを専門に研究している。近著は『在宅HACKS! 自分史上最高のアウトプットを可能にする新しい働き方』(東洋経済新報社)。牛窪 恵さん世代・トレンド評論家、立教大学大学院・客員教授。「草食系」などの流行語を世に広める。著書に『「おひとりウーマン」消費! 巨大市場を支配する40・50代パワー』(毎日新聞出版)ほか。ストライプギャザーワンピース¥19,000中に着たノースリーブニット¥6,000(以上ジョンブル/ジョンブル カスタマーセンター TEL:086・470・5770)※『anan』2020年9月2日号より。写真・市原慶子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)モデル・ケルク ハナ(BARK in STYLe)取材、文・五十嵐 大撮影協力・AWABEESUTUWATITLES(by anan編集部)
2020年08月27日次女は「口唇口蓋裂」という先天異常で生まれてきました。娘の将来を考えて不安にかられた私を救ってくれたのは、娘自身でした。今回は、そのときの体験をお伝えしたいと思います。 口唇口蓋裂で生まれた娘わが家の長女は、33時間にもおよぶ難産の末に生まれました。一方で、次女の出産にかかった時間は8時間ほど。長女のときと比べるとだいぶラクな出産でした。 生まれてきた次女はすぐに大きな産声を上げましたが、出産に立ち会った先生たちは「あっ」と驚いた顔。「ちょっとお口が……」と言う先生たちの様子を見て、私は不安にかられました。抱っこをした娘の口にはテープが貼られていました。 娘のくちびると歯茎、上あごに隙間が産後、少し落ち着いてから、「あなたの娘さんは口唇口蓋裂です。でも、今はきれいに治りますよ」と医師に言われました。長女の出産時は命に関わる状態だったので、それに比べると不安は少なくもありましたが、どのような状態で生まれてきたのか、娘の口を何度も見て様子を確かめました。 娘のくちびると歯茎、上あごには隙間があったのですが、痛みはないようで安心しました。また、出生体重が3,300g以上だったからか、体つきはしっかりとしていました。 “娘の笑顔”が私を救ってくれた最初は不安が少なかったものの、全身麻酔をして手術を何度も受けねばならないことや歯科矯正が必要なこと、言語や耳に少なからず障害が出てくるということがわかり、娘の将来を考えた私は急に不安にかられました。 そんなときに私を救ってくれたのは、娘の笑顔でした。生まれて3日後に「にこっ」と笑顔を見せてくれたのです。最初は偶然かと思いましたが、何度もにっこり。「心配ないよ。私は大丈夫」と言ってくれているようで、私の不安は吹き飛びました。 娘は現在6歳。これまで2回の手術を無事に終え、元気に成長しています。治療はまだまだ続きますが、あのときの笑顔を思い出すたびに、娘と一緒に乗り越えていこう、そんな気持ちと勇気が湧いてきます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2020年08月23日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。今年は、お子さんの夏休みが短くなったご家庭も多いのではないでしょうか。わが家の小学1年生の娘も夏休みが2週間ととても短くなってしまいました。実はすでに2学期が始まっています!暑い中、毎日頑張って登校しています。全国の小学生のみんながんばれー!!ところで今回は、そんな娘が小学生になって間もなくぶち当たった「放課後の過ごし方」の悩みを描いてみました。■お友達ができたことを喜んだのもつかの間…知らない土地へ引っ越してきて、初めて連れてきた同級生のお友達だったので私も嬉しくて沢山おもてなししたのですが…その日を境に土日も雨の日も関係なく遊びに来るようになってしまいました。そうなると家にいても気が休まらず…さすがに私も疲れてしまいました。まずは娘と話し合い、放課後の過ごし方や遊ぶ約束の仕方についてルールを決めました。■約束を守れない娘に対して私は…昨日の今日だったので、ルールを守れなかった娘に残念な気持ちになってしまいましたが…よくよく話を聞いてみたところ、約束は守ろうとしたが断りきれなかったようでした。娘自身も、本当は遊びたかったんだと思います。毎日遊びたい気持ちも家の中で遊びたい気持ちも分かる!分かるのですが…ある程度のルールに従って遊んでほしい。もう小学生なんだから根気よく説明するば分かってくれるはず…ここは心を鬼にしてルールを継続し根気よくお友達にも説明しました。ルールを決めたことで、何がダメか明確な線引きができたので私自身もダメな時ははっきりと伝えることができるようになりました。娘もお友達もルールを理解し、今は節度をもって遊んでいます。放課後の過ごし方、話し合ってよかったです。
2020年08月19日■ 前回 までのあらすじ<母が語る物語>長所が何もない娘が不憫で、高校入学が決まった段階で、整形させることに…。■どうして娘がすることに親が口出しをしてはいけないの?■「親は絶対だ」この価値観こそ正しい「親は威厳あるものだ」「親を敬わなくてはいけない」「最近の親は子どもに嫌われたくないからって、子どもの好き勝手にさせているバカ親が多すぎる」「世の中は思いどおりにいかないことばかりだから、忍耐を養わねばいけない」当時母がよく言っていた言葉です。当時、【個性を伸ばす教育】が流行り始めた時代でした。母はそれを間違っているとよく言っていました。母には【個性なんてなくていい。潰せ】という教育をされ、学校では【個性を伸ばしましょう】という教育を受けました。もちろん世の中にはいろんな価値観があって良いと思いますが、当時の私は『自分の価値観』を自分でまったく信じていませんでした。ずっと母から自分を否定されて育ってきたので、「自分の価値観はすべて間違っている」と思い込んでいました。だから「外で良いとされること」が「良い価値観である」という生き方をしてきたのです。しかしここにきて、外からの価値観が母と学校とでバラバラになってしまい、もう何が正しいのかもわからなくなっていき…。ただただ生きづらかったのを覚えています。文:著者(グラハム子)■グラハム子side STORY→次回は8月14日(金)更新予定です。※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。
2020年08月13日■前回のあらすじ離婚し、娘・麻由をひとりで育ててきた母・康子。麻由が1人で東京に進学することになり寂しさをにじませるのだが…【娘side STORY】娘・麻由が子ども時代を振り返ります反抗期なのか、お母さんがうるさく感じるし、優しくできないけれど、私のことを大切にしてくれているのはわかってた…→次回(8/5UP!)に続きます※この漫画は実話をべースにしたフィクションです脚本・前原雅子/イラスト・ 小夏ゆり
2020年08月04日■前回のあらすじ高校生になった娘は急に東京に進学したいと言い出した。寂しさから最初は反対してしまったけれど…【母side STORY】東京に進学したいと言い出した娘を応援しようと決めた私は…→次回(8/4UP!)に続きます※この漫画は実話をべースにしたフィクションです脚本・前原雅子/イラスト・ 小夏ゆり
2020年08月03日こんにちは。日焼けをして足にくっきりとついたサンダルの跡に悩んでいるありまです。さて、私は小さい頃、周りから「かわいいかわいい」と言われて育ち、5歳頃にはこんなことを思うようになっていました。小学校に上がり、アイドルみたいにかわいい子たちを前にして、そんな気持ちは消し飛んだのですが…笑■わが子には過剰に「かわいい」と言わないでおこうと思っていたものの…産前、そう言っていた私が、娘が産まれてからどうなったかと言うと…娘が産まれてすぐ、耳に小さな穴を見つけたときは国をこえてはしゃぐ。※日本では先天性耳ろう孔と呼ばれます。バイ菌が入ると化膿したり、感染症などの心配があるそうなので、清潔を心がけるようにしています。テレビを見ながら歌を歌ったときは初めてお絵かきをしたときはたくさんごはんを食べたときはそして毎日、言うことは… ■まさかこんなに親バカになるとは!産前に母に言っていたあの言葉は、一体なんだったのでしょうか。自分がこんなに親バカになるなんて…私が1番びっくりしています。でも、きっと私みたいな人はたくさんいるのだろうな…と思いながら、今日も娘を愛でるありまなのでした。 参考: 英国人の100人に1人、日本人の50人に1人は耳の付け根に「小さな穴」がある!
2020年07月26日■ 前回 までのあらすじ<母が語る物語>周りから見下されてると感じ、わが子を偏差値の高い学校に進学させることに…■大切な娘なのに受け入れられない…■子どもの評価は親の評価となる■悲惨すぎる娘に親がしてあげられることは母は失敗を極度に恐れる人でした。失敗したら影で嘲笑われる、見下される、と思ってしまっているようでした。もちろん見下したり嘲笑う人もいるとは思いますが、「嘲笑われたからって別にいいのに…」と今の私なら思えますが、母はそうは思えない、心の弱い人だったのだと思います。自分が弱いからこそ、傷つきたくない傷つかないためには、娘に失敗してもらっては困る母がどこまで自分の気持ちを深くまで考えていたかはさだかではありませんが、今になって考えるとこう思えるのです。母は心が弱いからこそ、世間の評価が良いものを身にまとわせ、強くしていく必要があったのだと思います。きっと母も、祖父母から、私と同じような子育てをされてきたのだと思います。だから自分に自信がなく、弱くなってしまった…。世代間連鎖だったのでしょうか。私も今でこそ心が強くなってきましたが、当時は母の考え方が当然で、世の中の道理だと思っていました。文:著者(グラハム子)→→次回に続く※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。■グラハム子side STORY
2020年07月24日娘に「生理」がきたら…広汎性発達障害の娘は、小学4年生。初潮を迎える時期が近づいてきました。娘は感覚が過敏な特性があるので、『生理』がきた時、どうなるのか…母親として気になって仕方がありません。Upload By SAKURA定型発達でも、わが子に「生理」について教えるのは難しいものです。それが発達障害がある娘となると、どうなるのか…パニックを起こすのではないか…ナプキンの感覚を嫌がるのではないか…生理について子どもに話すのは、私にとっても初めての経験です。その時うまく教えることができるのか、という不安があります。思い出してみる、自分の時のこと…。そこで、自分の時のことを思い出してみました。あれは小学生低学年のころ…私は初めて、家のトイレでナプキンを見つけました。Upload By SAKURA母に「これなに?」と聞くと、『気にしなくていい』と言われました。その時の私はそれをオムツだと思い、なんとなく「聞いてはいけないことなのかもしれない…」と、それ以上親には聞きませんでした。そして、小学5年生の時…私は初潮を迎えました。下着に突然血がつき、びっくりして、何かの病気かと思い、トイレで悲鳴を上げました。Upload By SAKURAかけつけた母に「あら!おめでとう!」と言われ、その時初めて『生理』を知りました。母からナプキンの使い方を教えてもらいましたが、初めての感覚が気持ち悪く、お腹も痛い…私はその不快感がおさえられずに、母に気持ち悪いと訴え続けました。私があまりにしつこいので、母に「いい加減に慣れなさい!」と怒られてしまいました。その日の夕食後、ケーキが出てきた時、兄が不思議そうに見ていて、すごく恥ずかしかったことを今も覚えています。Upload By SAKURAその後、学校で女子だけ保健室に集められ、「生理」のことを説明されました。5年生で初潮を迎えていた私の場合、学校の説明は、生理になった「後」でした。学校から説明される前に。最近は初潮が早くなっていることもあって、小学4年生ごろには学校から話があるということを聞きました。娘もそろそろ説明を受ける時期です。Upload By SAKURA私はその前に、娘に『生理』という言葉だけでも教えておこうと思いました。娘は一度聞いたことある話の方が集中して聞くことができるので、事前に話しておけば、学校でされる専門的な説明をより理解できると思ったからです。実際に見せてみる。そこで、いつもは娘と別々にお風呂に入るのですが、わざと自分の生理中に娘と一緒にお風呂に入ることにしました。娘が、流れる血に気がついた時、話をすることにしました。Upload By SAKURA私は専門的なことよりも、『生理』の意味と大切さを、娘に理解してほしいと思いました。娘に怖いこと、嫌なことだと思ってほしくなかったのです。「生理があるから、あなたたちに会えた」娘はその言葉を聞き、「へぇ~大事なんだ…」と言いました。専門的なことより、大事なことだということを教える。体の仕組みなどを理解してもらうというよりは、「生理」というものがあるということ、それが大切なものだということだけ教えたかったので、説明はここまでにとどめました。その後も、ちょこちょこ「生理」について話すようにしています。Upload By SAKURA娘にとってあまり重要ではないのか、忘れていることが多く、その度にお風呂で話した説明を繰り返しています。当時の私があれだけ気持ち悪いと感じたのです。きっと感覚過敏な娘にとっては、もっと気持ち悪いと感じるものになるでしょう。その時がきて娘がどう感じるのか、何を嫌がるのかはわかりませんが、今教えられることは教えて、その時は娘に寄り添い、本人が過ごしやすいようにしようと思っています。
2020年07月22日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。わが家の娘も、小学校に通うようになって1ヶ月がたちました。帰宅後、「その日あったうれしかったことや悲しかったこと」を聞いているのですが、大抵「給食がおいしかった!」とうれしそうに答えます。食いしん坊な娘らしい…友達も少しずつ増えているようで、毎日楽しそうに登校しています!■親子でイライラ!家庭学習に苦戦小学生になってから、娘に勉強を教えることが増えてきました。宿題などの丸付けをしていると必ず間違っているところが出てきます。そういう時は「ここは間違っているよ」と指摘しているのですが、そうすると娘は機嫌が悪くなってしまい私の説明を素直に聞いてくれません。これでは間違っている理由を正しく理解できず、反省しないのでまた同じ間違いを繰り返してしまいます。娘がイライラしだすと、私までイライラしてしまって、冷静に説明できないこともしばしば。このままじゃいけないと思い私なりに色々調べてみたところ、「間違えるのが嫌!」の要因が2つ、見えてきました。■その子の「気質」と「親の関わり方」に注目1つ目の要因は「生まれ持った気質」。娘はプライドが高く負けず嫌いな子だと思います。子どもを2人育てていて、姉弟の気質の違いを感じますので、この要因は大いにあるのかなと…。2つ目の要因は「親の関わり方」の問題。褒めることももちろん大事なことなのだけれども、条件付きの褒め方ばかりしていると「よい子じゃないと褒めてもらえない、「よい結果じゃないと褒めてくれない」、「間違えない子がよい子」と、子どもは勘違いしてしまう点もあるかもしれません。以上の要因を踏まえて私が気をつけたことは…間違いを指摘して機嫌が悪くなってしまった時は、私もイライラしてしまうので黙って見守るようにしました。興奮していると子ども説明が頭に入らないですし、まずは親子でクールダウンすることが大事ですよね。お互い落ち着いてから「間違えることはどんなメリットがあるのか」「間違える子=ダメな子ではない!」ことを根気よく説明してみました。でも子どもって丁寧に説明してもなかなか理解できないもの。うちの娘もなかなか理解してくれず大変でした。なので私は、具体例を出して説明するようにしています。親自身の失敗談なんかを面白おかしく娘に言って聞かせると、自然と笑顔が戻りわりと素直に私の説明が頭に入っていくようです。「親も完璧ではない、大人でも間違えることがある」と気付くと自分の間違いもある程度許容できるようになっていくのではないでしょうか。また日常生活では、「何もなくても褒めること」も心がけました。「ちーちゃん大好き!」とか「ちーちゃんが生まれてきてくれてママ幸せ」とか、存在自体を褒めるといいますか、条件なしで褒める時間も意識して作るように心がけました。娘はまだまだイライラすることも多いですが、だんだんと改善してきている気がします。これはあくまで私個人の見解であり、ほかの子すべてに当てはまることではないかもしれませんが、問題をひもといていくことで親にとっても多くの気づきがあると思います。「子育ては忍耐の連続!」今後も根気よく(できるだけ)冷静に教えていきたいです。
2020年07月15日■ 前回 までのあらすじ<母が語る物語>親が決めた習い事を娘は嫌がるのだけれども、教育をおろそかにしたくない私は…■娘にはできるだけ良い条件の環境を与えたい■娘の希望を聞くよりも親として大切なことこうして私は越境して剣道部の強い学校へ行きました。もし自分で選べるのなら、私は学区の中学校に行きたかった。このころよく、私は母にこう言っていました。「もし生まれ変わったら、学区の中学校に行って新体操部に入りたいな」母は「そうなのね」と笑っていました。いま考えれば、今を生きているにもかかわらず『生まれ変わったら』ばかり考えるなんておかしい。でも当時は、自分が願いや望みと言った感情を持ってしまうことは間違いで、母の進める方向こそが正しい生き方なのだ、と本気で思っていました。『人生とは親の決めた方向に行くもの。世の中の子どもは皆そうなのだ』と思っていました。文:著者(グラハム子)→次回に続く※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。
2020年07月09日■ 前回 までのあらすじ<母が語る物語>娘の容姿や性格といった欠点ばかりが目に付いた私は、娘の将来のためにある習い事をやらせる決心をする。■上司に紹介された習い事を嫌がるなんて!■習い事を子どもが嫌がったとき親は私はこのエリちゃんのお迎えが毎回恐怖でした。『人に迷惑をかけてはいけない』この想いが染みついていた私には、「エリちゃんが迎えにきてくれたんだから行かない訳にはいかない」と、思っていました。これが週4回あったのです。憂鬱でした――。でも母としては、「どうにか私を行かせよう!」と、必死に考えた結果だったのです。習い事は、私の中で『どんなに嫌でもやらなくてはいけないもの』という位置づけ。学校の勉強と同じ感じでした。私には「習い事を辞めてもいい」という選択肢はありませんでした。文:著者(グラハム子)→次回に続く※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。
2020年06月26日毎日の生活の中でカジュアルに活躍する使い勝手にこだわったティーポット&ティーウォーマー。親しみやすいゆったりとしたフォルムでどんなシーンにも、どんな空間にもさりげなく溶け込んでいく「UNITEA」。しっかりと握ることができる大きなハンドルやミニマルな構造は、繊細なガラス茶器のイメージをカジュアルに変えます。併せて使えるポットウォーマーもティータイムをさらに快適に過ごせる便利なアイテムです。目でも楽しめる透明ポット透明なポットはドリンクを美しく見せ、茶葉がゆっくりと開く様子などをじっくりと眺めて愉しむことが できるのが魅力。工芸茶でいつもよりちょっぴり贅沢なティータイムはいかがですか?ジャンピングを促すゆったりフォルム茶葉をポットに入れてお湯を注ぐと、お湯の対流で茶葉が踊るようにジャンピングします。ぽってりとしたフォルムが特徴のポットは、広い空間の中でジャンピングしながらゆったりと茶葉が開くのでおいしいお茶を淹れる事ができますよ。こだわりの注ぎやすさすべての指でしっかりと握ることが出来るゆったりとしたハンドルは、大きな手でも小さな手でも、持つ位置を限定することのない、安定感のある使い心地です。また、フタとストレーナーが一体になっているので茶葉とお湯をポットに入れてそのままカップに注げます。ストレーナーは細かい茶葉が濾せて、フタはお茶を注ぐ時に傾けても落ちにくい構造。フィルターのフチにはシリコーンゴムパッキンも付いていて、液だれもしにくい親切設計です。UNITEA専用のティーウォーマーお茶を適温で長く愉しむことが出来る別売りのティーウォーマーもご用意。ステンレス製のメッシュから見える炎が美しく、ティーシーンを華やかに演出します。ご使用の際は、必ず平らなところに置いて、ティーポットが安定した状態でご使用ください。※付属と同じサイズのキャンドル以外の炎で直火にかけないでください。また、本体が熱い状態でテーブルなどに置きますと後が残る場合がございますので、鍋敷きなどをご使用ください。カジュアルに使える軽やかさが◎日常使いからおもてなしにまで毎日気軽に使えるのが魅力。シンプルなフォルムとクリアなガラスのポットはシーンを選ばず、いつでもあなたのティータイムのお供に。異素材の食器とも合わせやすく、テーブルコーデの幅が広がりそうですね。マルチに使えるシンプルポットシンプルなティーポットはお茶の時はもちろん、食卓でフレーバーウォーターの入れ物として使うのも◎。透明なので、中のレモンやハーブの鮮やかなカラーが際立ちテーブルを華やかに演出してくれそうです。選べる2サイズφ80 x H100 x W140 mm の460 mlと、φ80 x H125 x W150 mm の720 mlの2サイズ。家族の人数や、ライフスタイルに合わせてお選びいただけます。電子レンジOKポットは耐熱ガラスなので、蓋を外せば電子レンジで温めなおしも可能なのが嬉しいポイント。※加熱しすぎたり、空炊きにならないようにご注意ください。お手入れ簡単ストレーナーが一体型なのでパーツが少なくお手入れはとっても簡単。洗浄の際は、クレンザーやたわしの使用は避け、ステンレスの錆を予防するため、汚れや水分は早めに落とし、十分に乾燥させて収納してください。食洗器も使用可能なので日常使いしやすいのが特徴です。最後までご覧いただきましてありがとうございます。シンプルなフォルムと使い勝手の良さが特徴のUNITEA。ポットウォーマーがあれば適温のお茶が長く愉しめるので、お友達とのおしゃべりもついつい長引いちゃいそうですね。ガラスのポットは魅せる収納が◎。KINTOのキャニスターに紅茶やお菓子を入れて一緒に並べても素敵です。また、ポットとウォーマーのセットで贈り物にもおすすめです。
2020年06月01日実家暮らしをしているとたくさんのメリットに恵まれますよね。おいしく栄養もある食事が食べられたり、ある程度の家事を家族にお願いできたり。金銭的な面でも余裕が出てくるという最大のメリットもあるでしょう。でも実家暮らし同士で付き合っているカップルは、何かと問題も。今回は、実家暮らしカップルだからこその問題と、その解決方法をご紹介します。■■デートにお金がかかる「彼氏も私も実家暮らしでおうちデートができないので、デートは常に外。映画をみたり食事をしたり、お泊まりをするにしてもいちいちお金がかかるので大変です」(24歳/メーカー)「彼とお泊りとなると、ホテル代や旅行代などお金がけっこう飛んでいきます。もっと気軽に会いたいけど、一緒にいればいれるほど何かしらお金を使わないといけないので大変です。毎回彼氏に払わせるわけにもいきません」(23歳/学生)実家暮らし同士のカップルの場合、おうちでデートすることができないので必然的に外出をしないといけなくなります。それはそれで楽しいものなのですが、テーマパークや映画のチケット代金や外食で使うお金、さらにはちょっと話すためにカフェに入ったりと何かとお金がかかってしまいます。かといって彼と会う回数を減らしたくもないもの。毎回、気づいたらお金を使いすぎていた、なんてことにならないように、計画をたてておきましょう。■■マンネリ化してくる「イチャイチャしたくなったら、ホテルに行くしかないのがつらいですね。私としてはもっと自然な流れでイチャイチャしたいけど、そのためにどこかに行かないといけないっていうのが億劫で・・・」(25歳/メーカー)おうちデートのほうがマンネリ化しそうと思いきや、外でのデートが続いてもマンネリ化はするようです。イチャイチャできる場所が少ないからコミュニケーション不足でマンネリになる、という部分もあるよう。デート場所や待ち合わせ場所を工夫したり、ドライブデートなどで、二人きりの空間をなるべく作れるようにすると良いかもしれません。■■普段の様子がわかりにくい「2人とも実家から通っているので、彼との生活がなかなか想像できないですね。家事や料理はどこまでできるのかとか、一緒に生活したらどんな感じなのかとか想像ができません」(27歳/教育)「素のままの彼がどんな感じなのかまだよくわかりません。今は何も問題がないけど、一緒に生活したらお互い嫌な部分が見えてくるんじゃないかなと考えてしまいます」(25歳/サービス)彼が一人暮らしをしていれば、彼の家に行った時や彼の家で止まった時に普段の彼の生活の様子を見ることができます。でも実家同士だとなかなかそうはいかないもの。旅行先での姿も普段の生活とは違うでしょうし、実家暮らしであっても、家に呼んでもらうしか無いのかもしれませんね。■■結婚にふみきりにくい「自分も彼も実家にいるので、結婚して2人で生活するということのイメージがわかないです。まだこの生活でいいかなと思ってしまいます。なにより自分がまったく家事ができないので、まだ結婚できないと思ってしまいます」(29歳/塾)居心地のいい実家に暮らせているのはとても幸せなことですよね。でも、そんな幸せに浸かりすぎていると、あえて結婚したり同棲したりする必要はないなと思ってしまいます。特にお互い実家暮らしの場合は結婚するきっかけ自体も作りにくくなってしまいます。自分は結婚したいけど、彼はそうでも無さそう・・・という状況にも陥りやすいのです。■おわりに実家暮らしのメリットを最大にいかしつつも、彼との関係をうまく保つために旅行をしたり今後の話を具体的にするなど、できることから始めてみてくださいね!(夏目英実/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年05月16日こんにちは。外出自粛が続き外食欲が高まっているとまぱんです。常に「なんかうまいものが食べたいな~」と心の中でつぶやいています。自粛が終わったら天気のいい日にテラスのあるお店で美味しいものを食べたいです…。さて夫は現在、在宅ワークになり娘と過ごす時間も増えました。今回はそんな夫と娘の様子を描こうと思います。■かまいたい夫とかまって欲しくない娘その後も夫にはノールックで手で払うとまちゃん。それでも夫は嬉しそう…。■夫が在宅になってから数日経つと…夫がリビングの扉を開ける音ではなく、その前の仕事部屋を出る音でもう娘は反応しているようです。その音がすると娘はサッと私に抱きつきます。私は娘へのしつけがわりとラフなのですが、夫はきちんとしつけるタイプ。なので娘には夫が少し口うるさく感じて、若干恐れているのかもしれません。というのも夫が在宅ワークになってから、緊張するのか娘はちょこちょこ便秘になっておりまして…(笑)しかし私のほうはというと、夫とお昼や夕ご飯を一緒に食べられるようになり、ずっと娘とふたりっきりだったときに比べ気持ちがとても楽になりました。皆さんもいつもと生活がいろいろ変わり大変なことと思いますが、体調にお気をつけくださいね!
2020年04月28日わが家の娘も、この四月から小学一年生。入学式が延期され、学校が始まるのもいつになるのかまだ未定ではありますが、生きていれば何でもやり直せる! をモットーに、ゆっくり過ごしています。そんな私が、娘のピカピカのランドセルを見ると、ふと思い出す出来事があります。それは娘が年長さんだった、昨年の出来事でした。昨年は大雨の多い一年で、私の住んでいた地域でも突然の豪雨や冠水がたびたび起こっていました。幸いにも車通勤だった私は娘の送り迎えも自家用車だったのですが、その日は突然のゲリラ豪雨で車への乗り降りだけでびしょびしょになってしまうほどでした。そんな保育園からの帰り道、ふと歩道を見ると、ひとりで傘もささずに走っている女の子がいました。■雨の中、転んでしまった女の子傘を学校に忘れてしまったのか、それとも、持っていなかったのか、天気予報でも「一雨降るかも?」程度の忠告だったので、持ってこなかったのかもしれません。つい、娘と同じくらいの背丈の女の子に、注意をひかれていると…派手に転ぶ女の子。ただでさえ雨にぬれているところを、泣きっ面に蜂です。もし娘がこんな状況だったら……絶対に寂しくて悲しくて、泣いてしまうはず。私は急ぎ路肩に車を止めて、女の子に声をかけました。「大丈夫!?」女の子は必死に涙をこらえている様子で、逆に私の声掛けでビクッとさせてしまったようでした。けなげなその様子に、私はつい、お節介心を出してしまい…「おうち、近く?車、乗ってく?」車には既に娘と息子が乗っていましたが、もう一人乗ることができます。私は、これ以上女の子を雨にぬらしてしまうのもかわいそうで、必死に手招きしました。しかし、女の子の返答は…「だ、大丈夫です…歩いて帰ります!」確かにこの時の私は、送迎時にぬれた髪は乱れ、持病治療の免疫抑制剤により夏場も外せないマスク、そして湿気で曇った眼鏡と、焦りで荒い鼻息……と、完全に不審者丸出しでした。 ■トランクに入っていた傘を女の子に渡したが…女の子が怖がるのも仕方ない…これ以上おびえさせてしまうのも申し訳ないので、私は急ぎ、トランクに入っていた傘を女の子に渡しました。「いらなくなったら捨てていいからね!」女の子は、ペコっと頭を下げて傘をさし、小走りで去ってゆきました。帰宅後、よくよく考えてみると、子どもを連れ去ったり、悪いことをしたり…そんな悪意を持った人は、男性だけとは限りません。私のような子連れ女だろうが、中にはひどいことをする人がいるかもしれません。実際に、買い物途中のスーパーで、見知らぬ女が赤ちゃんを傷つけた事件がありました。そう考えると、あの女の子は“知らない人についていかない”という約束を、しっかり守ったことになります。びしょびしょで、ケガもして、いまにも泣きそうな状態で、強い心を持ち、一人で帰っていった女の子。とっても偉かったと思います。娘が小学生になり、いずれ一人で出歩くようになるなんて、親の不安は大きくなるばかりですが、私も、この女の子のことを思い出しながら、“知らない人についていかない”ということの大切さを娘にしっかり教えていこうと思います。ちなみに、この日から、私は車に傘を多めに備えておくようになりました。また雨にぬれている人を見かけたら、渡すつもりです。娘のお下がりなので、ちょっとファンシーな傘ですが…
2020年04月26日発達障害のことを話してから1週間...何度も聞かれる同じ質問。娘に発達障害のことを話してから、1週間。それまで娘から『発達障害』について聞かれることは、全くなかったのですが…1週間を過ぎたころから、娘は3日に1回ぐらいのペースで私に「発達障害って…この家で私だけ?」と聞くようになりました。その度に私は同じ説明をしました。Upload By SAKURA娘は毎回、私の話を聞いたあとはそのまま去って行きます。私は、その表情から娘の気持ちを読み取ってあげることができず、ただ聞いているだけなのか、それとも何か不安を抱えているのかわかりませんでした。娘は『発達障害』をどう思った?このやり取りが何度か続いたため、私は娘が何を思って聞いているのか知りたいと思いました。そこで娘に聞いてみることにしました。Upload By SAKURA娘は、『発達障害』があることが「心配」と感じていました。私が思った以上に、娘は表面上だけではなく、深いところまで考え始めていました。困ったのは『障害』という言葉。今回、娘に説明をしていて私が一番困ったのは…Upload By SAKURAなぜこれが『障害』という言葉なのか、ということ。『障害』という言葉は、子どもにはとても説明しにくいのです。「発達障害」ではない別の言葉ならよかったと、この時ほど感じたことはありませんでした。(発達障害ではなく、個性強め型とか、〇〇タイプとか、「障害」がつかない呼び名にしてほしいと思いました。)恥じるべきことではないのに、人に使ってはいけないという矛盾を上手く説明できない葛藤もありました。Upload By SAKURA最初の説明は、きっとその後の価値観の土台になっていく…。自分の言葉一つひとつの重みを認識するたび、その大きな責任感に身が引き締まる思いでした。受け入れるまで、寄り添う。その後も間隔は少しずつ開いてきていますが、娘は定期的に「発達障害って…この家で私だけ?」という質問をします。Upload By SAKURAその度に、こんな会話をします。ただ、心配なことばかりではなく…Upload By SAKURAこんな前向きな会話も、たくさんあります。娘は、『発達障害』を知ったばかり。何度も質問するのは、まだ受け入れることができていないということなのでしょう。私だって何年もかかったのです。娘もゆっくり受け入れてくれればいいと思って、聞かれる度に何度も答えています。
2020年04月22日順調に活躍していたイヤーマフ。聴覚過敏で体調不良を起こしていた娘。試しに使ってみたイヤーマフは、大活躍してくれました。嫌な音を遮断できるということですっかり気に入り、常に持ち歩いて、放課後等デイサービスで集中したいときや学校で一人になりたいとき、家で読書をするときなどに愛用していました。Upload By SAKURAイヤーマフがきっかけで目に留まった言葉。そんなある日、放課後等デイサービスお迎え時…Upload By SAKURA私はドキッとしました。すると、娘は続けて…Upload By SAKURA「自分が発達障害か」を聞いてきました。今まで私は、娘に『発達障害』という言葉を使って娘の特性について話したことはありませんでした。娘の特性について話した経緯。言語訓練に通う理由を聞かれたので…Upload By SAKURA簡単に理由を話しました。娘は「言葉が苦手」というのを、マイナスには捉えなかったようで、気がつけば周りの人に対しても「私はね、言葉が苦手なんだよ」と自ら説明するようになっていました。2年生から特別支援学級に在籍になった娘は、慣れるために1年生の後半から特別支援学級の教室に行くことになりました。そのときに、『特別支援学級に行く理由』を説明しました。Upload By SAKURAその後、2年生から本格的に特別支援学級在籍になったときに、もう一段階詳しい話をしました。Upload By SAKURA娘は気にするどころか、長い時間特別支援学級にいられることを喜んでいました。「障害」という言葉を耳にすることが多くなってきて…それから時間は経ち…2〜3年生になると「障害」という言葉を授業やテレビで聞くことが増え、障害のある人が世の中にいるということを知るようになりました。Upload By SAKURAこのときから私は「いつか娘に『発達障害』について話す日がくる…」と考えていました。どんな状況で聞かれるのか…どんな風に答えようか…想像し、ずっと頭の中でシミュレーションし続けていました。そして、聞かれたときのために決めていたことがありました。そのときのため、決めていた3つのこと。『発達障害』のことを話す最良のタイミングは、聞かれたとき。あまりに幼いときは話す必要はないと思いますが、娘はもう小学生。専門的な話はしなくても、そういう特性について、言葉を選べば説明していいと考えていました。Upload By SAKURA真剣な顔や暗い表情で話してしまうと、これは悪い話だと思われてしまいます。話すときは、普段の会話のときと同じトーンで、なるべく表情は変えない!少しでも誤解を与えたくないと思いました。Upload By SAKURA『発達障害』に対して、「これ以上聞かないで」という対応は絶対したくないと思っていました。聞きたければいくらでも話す、聞いてはダメなことではないと娘に態度で示そうと思いました。Upload By SAKURA何度もシミュレーションして、これは絶対に守ろうと決めていたことでした。シミュレーションは完璧だったはずだけど…しかし、そのときは思った以上に突然やってきました。まさか、イヤーマフから繋がるとは…!イヤーマフを購入したときは、そんなこと想像もできませんでした。Upload By SAKURAあんなにシミュレーションし続けていたのに…いざ聞かれると私の心臓はドキドキ音を立て、動揺が一瞬で全身に広がりました。しかし、動揺してはいけない!返事に間を空けたら、娘に変に思われる!と決めていたことを思い出し、自分に気合いを入れ、ついに娘に話すことにしました。続く…。
2020年03月25日息子の宿題が原因で、ついイライラした態度をとってしまい反省モードのある日の夕方…。テーブルで眉間のシワをもみほぐしながらため息をついていると、娘がニコニコしながら「どォうしたの?」とのぞきこんできました。■子どもの記憶力にびっくり!「え!? 私ったらそんなファンタジックなお話を娘にしたの? そして娘はそれを日頃から意識しているの!? なんてステキ!」と一瞬トキメキましたが、おそらく、私との何気ないおしゃべりを娘が自分でアレンジしたのではないかと思います。(言ったような言っていないような…覚えていない)おとなの何気ない言葉を子どもはどんどん吸収しているんだな~素晴らしいな~、と感心。しかし私は同時に「マネされたくないことまで吸収するぞ?」と、気をつけなきゃなとも思いました。
2020年03月17日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。早いものでもう年度末!!我が家は卒園、入学、入園、引っ越しが重なってしまい、忙しい毎日を送っています。子供がいると引っ越し準備が全然進みません…どうしよう…終わらないよ…(泣)さて、今回は「子供の名言」特集ということで、娘との会話でかわいいなぁ‥と思ったエピソードを描こうと思います。■3人目問題。娘はどう思ってる?人と関わるのが大好きな娘。一人で遊ぶのが大の苦手です。なので、一緒に遊べる妹がほしいんだろうなぁ‥と、勝手に思い込んでいましたが…■娘の現実的な答えに驚き!迷いなく「欲しくない」と答えたのでびっくりしました。さすがもうすぐ小学生!ずいぶんしっかりした意見だなぁ…と感心しちゃいました。そうそうお金は大事だよね…。お金があればすぐにでも3人目欲しいな…うんうん。素直に自分の気持ちを伝えてくれた娘がかわいくて、ギューっとしました。娘はとても嬉しそうでした。子供にとって親からギューっとしてもらうことは、どんなことよりも幸せなことなんでしょうね。兄弟が増えると、抱きしめてもらう回数も減ってしまうという不安もあるのかな?姉歴3年の娘。弟が生まれてから、我慢することもたくさんあったんだと思います。もうすぐ1年生で、だいぶしっかりしてきましたが、まだまだ親に甘えたいお年頃。これからもたくさんギューっしたいと思った出来事でした!!
2020年02月19日デレク・ジャーマンに憧れて東京の立川市で手仕事品を扱う店「H.works」を営む園部由貴さん。以前は駅近くのビルの一室で12年ほど店をしていたが、家を建てるのを機に、職住一体の暮らしに。駅からは遠くなったが、大きな通りから少し入り、畑などに囲まれた緑のある敷地に小さな家を建てゆったりとお客様を迎えている。「デレク・ジャーマンの家と庭がすごく大好きで、あんな家がいいなあというイメージがありました」。そう話す園部さん。デレク・ジャーマンとは、原子力発電所の近くの何も無いだだっぴろい土地に小屋を建て、庭造りをしながら暮らしていたイギリス人の映像作家だ。確かに、畑や大きな木が植わっている広い敷地にさりげなく建つ小さな家は、デレク・ジャーマンの家と通じるものがある。正面から見た1階の店部分。右奥がダイニングスペース。正面棚の裏がキッチンスペースに。店、ダイニング、キッチンを回遊できる動線となっている。吹き抜けからの見下ろし。奥のダイニングスペースは店ともキッチンともつながっている。扉をしめればプライベート空間に。限られた面積で使い勝手よく1階が店で、外から中が見えやすい木枠のガラスドアを開けて中に入る。建物は「家」だが、店としての入りにくさもなく、家と店の中間という絶妙な雰囲気を感じさせる。店には園部さん厳選の器や料理道具などが並べられている。決して広くはないが、見ごたえのある量とバラエティで展開されており、かゆいところに手が届くような品ばかり。奥にはキッチンとダイニングスペースが。ここは普段の食事にはもちろん作家さんを招いたり、出張カフェをしてもらったりするときにも使うという半プライベート空間。奥の階段前が玄関で、靴を脱いで2階へ。ここを扉で仕切り、将来的に小さな二世帯住宅としても使うことも考慮されているそう。2階はリビングと寝室のプライベートな空間。小さなキッチンもあるが、ここではお湯を沸かす程度だという。ご自身の使い方と器の寸法を熟知した園部さんが望んだコンパクトかつ収納力もあるキッチンスペース。道具類は見えるように扉などはつけなかった。ダイニングから見たキッチン。この小窓からお皿の出し入れもできる。キッチンは以前から愛用していたワゴンが収納できるよう大工さんにつくってもらった。ダイニング奥にある玄関スペース。食事の器、暮らしの器家の設計をお願いしたのは、国分寺の設計事務所「straight design lab」を営む建築家・東端桐子さん。「雑誌の狭小住宅特集で東端さんの手がけられた記事を見つけて、サイトを見たらすごく心にひっかかる部分があったんです。木も好きなんですが、素材によってはスチールのシャープな感じなんかも好きで。東端さんのご自宅の記事も拝見して色使いや使っている材質、細部のちょっとした工夫がまさに私が求めているイメージと重なったのでお願いしました」と園部さん。東端さん曰く、「色使いなどに関しては本当にスムーズに決めることができました。また、プランなどは園部さんが熟考されたスケッチをいただいたので、私は整える程度でしたね。特にキッチンまわりは完璧なスケッチでした」。「私の器選びの基準は、自分の心にぴたっとくるものかどうか。つくり手の思いや実際の使い勝手など、見た目以外のことも重要なので、作家さんとも対話を重ねています。家も器も似たようなところがあると思います。今の家はほんとうにちょうどいいもので、デザインも使い勝手も居心地もとても満足しています」。店へのアクセスは決してよくはないが、長居していく方も多いそう。少しずつ庭づくりも楽しんでいきたいと話す。2階のリビング。奥が寝室とクロゼット。寝室は屋根の形がそのまま現しの落ち着く空間。シンプルな白いタイル貼りの清潔感ある水周り。ところどころに使われているスチールのブラケットは、東端さんが家具製作をするご主人とつくる「SAT. PRODUCTS」のもの。
2020年02月10日こんにちは! あん子です。今回は私が人生で初めて経験した奇妙な出来事の話です。長女がまだ幼稚園児だった頃。今から10年ぐらい前だったと思います。娘が幼稚園から帰宅した直後のことです。ピンポーンと玄関のチャイムの音がなり、娘が走って玄関のドアを開けてしまいました。すぐに娘を追いかけましたが、娘は玄関先で訪問者の話を聞いてしまっているようでした。ゆうべ来た?夕べは誰も来てないよ…誰だろう…、と思いながらすぐに娘と代わるとそこには「郵便局の者です」と名乗る2人の男性が玄関の前に立っていました。娘の聞き間違い!「ゆう」しか合ってない。直接郵便局員さんが2人で自宅に訪れることは初めてのことでした。そして、この郵便局員さんとなんとも奇妙なやりとりが始まります。「はじめまして! 私どもはここを管轄している郵便局員です。このたび、ご主人の定期預金の満期を迎えておりましたので、通帳を預けていただければお手続きしたいと思い訪問させていただきました」というようなことを言われたと思います。うぅん? どういうことだろう。こんなことってあるものなの?と思ったものの、もしかしたら夫が独身時代、定期預金をかけていたのかもしれない。わざわざ自宅まで来ていただいて、こんな丁寧なサービスするのか、郵便局! すごい! と能天気に思った当時の私を殴ってやりたい。「そうなんですね!わざわざありがとうございます。夫の通帳を持ってきますね」と伝え、部屋に戻り、夫の通帳を探すけれど、どこにあるのか分からない。玄関に戻り「すいません。探してもよくわかりませんでした」と伝えました。ただここで少し違和感を覚えたんです。この人達、いっこうに名刺も渡さない。よく見ると名札もしていない。こんなことってあるのかな。あっれぇぇ? なんか…怪しくない?とは思ったものの、「見つけ次第、直接、郵便局に通帳を持っていきますので。わざわざお越しいただいたのに申し訳ありません。ありがとうございます」と伝えました。ここで素直に帰っていただけると思いきや…「ではお持ちのキャッシュカードを預かりましょう! 最近、システム変更したんですよ」と今度はキャッシュカードを要求されました。んんん?通帳が見つからなければ次はキャッシュカード?システム変更なら最初にそう伝えるよね?私と子どもしかいない平日の昼間。男性2人に力で勝てるはずもない…。ドアを開けての対面は何かされると怖いので、強い口調で言うこともできずにいました。結局「通帳、カードは直接私が持って行きます」と何度も伝え、男性2人は、渋々といった表情を浮かべながら諦めて帰っていきました。後日、郵便局にその旨を話すと、「私どもがそのような件でご自宅に伺うことはありません」ときっぱり否定されました。あの2人組の男性は郵便局員を装った詐欺だったんです。結婚式のスピーチで、「人生、上り坂、下り坂、そしてまさかあり!」なんて昔よく聞いていた三つの坂の話。まさか自分が詐欺に遭遇するなんて!自分は被害にあわないと思っていましたが、誰しも日常で身近に起こる事件なんだと痛感しました。「郵便局の者です」なんて言われたら大人でも「書留かな?」「配達かな?」と素直に玄関の鍵を開けてしまうと思うんです。今でもこの手の詐欺はなくなっておらず、むしろ進化し巧妙になっているようで…。物騒な事件も多くあるので、すぐに娘とは・訪問者が来たときは勝手に対応しない・玄関の鍵は子どもは開けない、大人が開けるということを約束。そしてこのことを教訓に、少しでも違和感をおぼえたら、・名刺をもらう・すぐにその場で結論を出さない・必ず誰かに相談・確認を心掛けようと思いました。
2020年01月28日はじめましての方も、そうでない方もこんにちは! ありまと申します。今回は、娘がなぜ泣いているか分からないとき、私がよくやっていることについて書きます。■想像してみる娘と同じような状況に置かれた自分を想像してみます。たとえば、言葉もジェスチャーも通じない場所にきて…ひとりじゃ何もできなくて、でも主人という絶対的に頼れる、安心感をくれる存在がいて…だけど、目が覚めたら主人がいなくなっていて、心細くてさみしくてパニックになったら?そのうち、主人が何事もなかったかのように戻ってきて…きっと安心すると同時に怒ってしまい、大きな声で泣いてしまいます。 ■妄想劇場で乗り越えよう娘もそんな状況に置かれているのでは? と想像してみたところ…娘が生後2か月の頃、寝てるすきに家事をしていたら、ギャン泣きしたときも、「わかるわかる! 私でも泣くと思う! ごめんね!」と、イライラすることなく、かわすことができました。■こんな楽しみ方ができるのも、赤ちゃん期ならではおなかもいっぱいだし、オムツも変えた、たくさん寝たし、熱があるわけでもなさそう…だけど泣いている。 なんで?そんな時は、いまでも「私だったらどんなシチュエーションかな?」と、脳内で妄想劇場を始め、「うんうん、わかるわかる〜泣けちゃうよね〜」なんて思って、娘が落ち着くまで抱きしめます。こんな楽しみ方ができるのも、赤ちゃん期ならでは。堪能せねば、と思いながら日々を過ごしています。
2020年01月26日あけましておめでとうございます! イラストレーターのコイズミチアキです。今回は長女ムギのお話です。■子は親の背中を見て育つ、というけど?人はこうやってオタク化していくんだな…と、成長をそばで見守るのがとても楽しいです。ARゲームアプリで遊んだり、オタクトークをしたり、仲間が増えたようでうれしかったのですが…。■オタク的ノリにつき合ってくれるのはぼっちオタク歴が長いので、素でノッてきてくれた娘に対して「こういうとき、どんな顔すればいいかわからないの」みたいになりました。親が楽しみながら「この物語のここがいい!」とか、「このキャラのこんなところがかっこいい」と話すのは、結局、我が子に布教活動しているようなものなんですよね。オタク仲間として対等に語り合える日がくるのかもしれないと思うと、ついつい、その作品の良さを語ってしまう日々です。
2020年01月01日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!タキノユキです。 親になって強くなったこと …というより、まだ克服できてないのですが、がんばらざるをえないことは乗り物酔いです。車に乗っては酔っていた幼少期…私は小さい頃、車に乗っては酔っていたので、車が苦手でした。中でも遠足は長距離移動なので恐怖でしかない…。実際吐いてしまったことはなかったはず(記憶にはない)ですが、とにかくバスに乗りたくなかったことをよく覚えています。成長するにつれ、乗り物酔いする回数は減ってきましたが…まだ乗り物には苦手意識があります。まさか夫婦揃ってとは…結婚した後、両家の親と屋形船に乗ったのですが…やっぱり船酔いして気持ち悪くなりました。この日初めて、夫も乗り物酔いしやすい人だということを知りました…。そして娘も乗り物酔い…そんな乗り物酔いしやすい両親のもとに生まれた娘。2歳を過ぎたあたりから乗り物酔いをするようになりました。私もいまだに乗り物酔いするのですが、気持ちが悪そうな娘の前ではそんなことも言っていられないので、なんとか大丈夫な振りをしています。でも…ツラい!
2019年11月19日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは、ぐっちぃです。今回は、わたしの親バカ双子妄想記をちらっとお見せしますね。◆双子といえば!で広がる妄想子どもの将来……みなさんはどのあたりから想像しましたか? 私はまず最初、おなかの中の子が「双子」と分かった瞬間に思ったのがこれ。当時まだ性別も分かっていなかったのに、この期待感(笑)。実際、双子が女の子だってわかったとき、「やっぱり……マナカナちゃんになる運命……」って思いましたもん(親バカ)。それから娘たちはぐんぐん大きくなり、保育園の子たちの中でもわりと背が高い双子に成長したんですよ。そのときママ友さんと話をしていて……。双子でスポーツってのもありかもしれない!(すぐまにうける)「習い事も2~3歳くらいから始めてる子もいるっていうし、やるなら早いほうがいいのかしら……?」なんて本気で考えて、家の近くにバドミントン教室がないか調べましたもん(なかった)。◆アニメキャラクターの影響力はすごい 一方その頃、娘たちは…。子どもの「好きなこと」への記憶力ってすごいですよね。毎日飽きることなく同じ放送回を見て、セリフやダンスを記憶するほどまでハマりました。「かわいい衣装は着たいけど敵と戦うのが怖い」という理由で、〇リキュアは断念。そういうところはちゃんと考えているんだって驚きました。双子でモデルと言ったら、真っ先に浮かんだのがエビちゃん。楽しい!まだまだ何にでもなれる可能性があるから、想像するだけで楽しい!娘たちの将来を妄想するたびに「モデルになるには」などと検索している、”親バカな自分”も楽しい(笑)。◆かわいい夢にも、妄想が広がるさてこの当時、のまめはいろいろ言っていたんだけど、こまめはあまり「大きくなったら」の話をしなかったんですよね(わたしが勝手に妄想していただけ)。唯一、保育園の卒園アルバムに”将来の夢”を書く欄があって……そこにはこんな夢が。お母さん、その頃にはこまめの店のケーキ買い占めるくらいのお金をゲットしているはずだから(宝くじが当たって)!これから娘たちがどんな大人になっていくのか、あれこれ妄想を楽しみながら見守っていきたいと思っています。(でもとりあえず元気で幸せであれば、わたしも幸せだよ)。
2019年10月30日こんにちは、とまぱんです。ぐっと冷えてきましたね。寒くなってくると「もうすぐクリスマスやお正月か~」という気分になりますが、つい3ヶ月前に正月を終えたような気分です。年月って過ぎるのが早いですね。怖すぎる。さて、今回は子どもの将来を妄想するというテーマで描かせていただきます。■将来はアメリカでダンサー!? とまちゃん海外進出■「かわいい子には旅をさせよ」とは思うけれど…娘はあまり物怖じや人見知りをしない性格なので、海外も怖がらずぴゅーんと行っちゃいそうな気がします。(ちなみに私はビビリなのでまだ海外に行ったことがありません。とりあえず同じアジアである台湾から攻めていこうと思っています。)もし海外に行ってしまうとしたら頻繁に会えなくなります。娘を過保護にしすぎず、「かわいい子には旅をさせよ」精神でやっていくのが目標なのですが、いざこんなことを言われたらどうなるのか…と思っています。毎日娘の成長を見守っていた日々が、急に1年に1回しか会えなくなるとしたら…。子どもって実家を離れると会うのも1年に1回あるかないかくらいになりますが、今はそういう暮らしが考えられません。笑夫も私も心配性なので日本から娘の生存を毎日祈ってそうです…。笑
2019年10月29日現在、都合により長めの里帰りにて実母実父に助けられながらの第2子ひなちゃんの育児中です。食事中にひなちゃんが泣けば家族で代わる代わる抱っこしながら交互に食事をとり、実母は私がゆっくり休めるようにことりを連れて外出してくれたりしています。他にも、ふたりを見てもらい、お風呂にゆっくり入らせてもらったり…。実父も寡黙で頑固なひとですが、ひなちゃんを抱いてくれたりことりさんに絵本を読んでくれたり、よく娘たちをみてくれています。おかげさまで余裕のあるふたり育児のスタートができています。頼りすぎ…?申し訳ない気持ちでいっぱいに助かる一方で、私はとにかく気にしいな性分なので、母に助けてもらうたびに「申し訳ないな」と思い続けています。ご飯を用意してもらうのも、洗濯を畳んでもらうのも、娘たちをみてもらうのも…とにかく申し訳ない。特に第一子のことりさんの産後は「自分の赤ちゃんなのに育児で助けてもらうのが申し訳ない、情けない」と、助けてもらうたびに苦しくなるような思いがありました。娘に教えて気づいたことある日、私が実母のことを「かあさん」と呼ぶのを不思議そうにすることりさん。「お母ちゃんのお母ちゃんがばあばなんだよ」と教えてもピンときていないようでした。お母ちゃんも赤ちゃんのときがあったんだよ、ばあばから産まれてきたんだよ、とじっくり教えました。教えながら、ああ…自分もこうやって母に育てられたんだな、としみじみ…。母にとって私はいつまでも娘なわけで、私が自分の娘に何かしてやりたいのと同じように、私に何かしたいと思ってくれているのかも。申し訳ないと思いすぎずに、素直に甘えてもいいのかな…と思うようになりました。娘である「私と母の時間」も大事にしたいもちろん甘えすぎると母を疲れさせてしまうので、ほどほどに…。ここ最近はふたりの娘の寝かしつけ後に甘いものを食べてまったりするのを楽しんでいます。もう実家に長く帰ることも難しくなるとおもうので、里帰り期間中の母子の貴重な時間を大事にしたいと思います。余談ですが、あまりに「ばあば」に懐いたことりさん。私を呼ぶときに「ばあば…かあちゃん」、ばあばを呼ぶときに「かあちゃん…ばあば」と混ざり始めています。かあちゃんはこっちだよ、ことりさーん!
2019年10月27日こんにちは、とまぱんです。ぐっと肌寒くなって秋らしくなってきましたね。気づけば今年もあと約2ヶ月…。早すぎませんか?こうやっていつのまにかほうれい線が刻まれていくんですね。さて、今回は娘の人懐っこさが尋常じゃない話を書こうと思います。みなさんのお子さんは人見知りってしますか?娘も0歳のときは人見知りしてたのですが、だんだんと驚異的に人懐っこくなっています。私は小さいときから今現在も人見知りなので私と正反対の性格です。■まるで皇族!? 娘がスタッフにとった驚きの行動ある日、商業施設へ行ったときのこと。オープンと同時に入ったので、通路の脇にはお店のスタッフが一列にズラッと並んでいました。通るとスタッフの方がお辞儀をしてくれるので、それがうれしかったのか並んでいるスタッフみんなに手を振る娘。皇族の方ですか?■待て待て! 知らないお父さんに娘が…!その後、商業施設内の広場で娘を遊ばせていたときのこと。走り回る子どもがたくさんいたため、途中で娘の姿を見失いました。ん!? どこいった!?慌てて探すと、水筒を持つ娘の姿が。え? あの水筒なに? どこから持ってきたの?その水筒は自分のものではなかったためかなり動揺する私。それを、知らないお父さんに「はい」と渡していました。おおーーーーい!!どっかの水筒をどっかのお父さんに渡すんじゃない!お父さん、めっちゃ困ってるじゃん!!慌ててその場へ走る私。それからも娘はちょっと困った人懐っこい行動をとっていました。そのうち誘拐されるんじゃないかと心配するとまぱんでした。
2019年09月28日田舎生活3年目、今振り返って思うこと私たちは娘が3歳の時、主人の出身県である沖縄に引っ越してきました。最初に住んでいたのは、県内でも中心部に近く、自宅の周りには公共施設も多く、便利だったのですが…。娘が小学校に入学する少し前に、新居を建て、主人が生まれ育った田舎に。こうして始まった田舎生活は、3年目に突入しました。今回は、田舎での生活・子育てで、私が感じたメリットとデメリットを紹介します。メリット①周りに親戚が多く、孤独感がなく賑やかUpload By SAKURA主人の親戚はとても人数が多く、集まりも頻繁にあります。子どもたちも多く、比較的よく会う子だけでも、10人以上。下は1歳から上は高校生まで。コミュニケーションが苦手な娘ですが、こういった人の集まりは大好き。娘は「誕生日会」「進学祝い」などの集まりをいつも楽しみにしています。いとこたちと遊び、楽しそうな娘を見ると、親戚同士の集まりは、子どもたちにとって大切なのだと感じます。娘の特性についても説明しているので、娘が何か場に合わないことを言ったりしたりしても、指摘することはなく、理解してくれています。子どもたちの輪に入っても、娘が違和感なく過ごせる姿は、私自身穏やかな気持ちで見守ることができています。メリット②学校が少人数で、アットホームUpload By SAKURA娘の小学校は、一学年が一クラスのみ。全学年の人数も少ないため、アットホームです。主人もそんな環境で育っているため、「みんな兄弟みたいな感覚だよ」と言っていました。主人を見ていると、子どもたちも同じように育ってほしいと感じます。他にも、田舎は自然がいっぱい。海にすぐ行けたり、自然を楽しめる地域のイベントも多く、つい家でゲーム…となりがちな子どもたちにとっては、とてもいい環境だと感じます。子供会の夏祭りやクリスマス会などの行事で、楽しそうに過ごす娘を見ると、そのアットホームさがありがたく感じます。デメリット①買い物や外食をするお店が、近場になく、数が少ないUpload By SAKURA私の家の近くには、買い物をする施設がなく、一番近いスーパーでも往復30分。行って…買い物して…帰ってきたら、40分以上かかることになります。しかもあるのはスーパーだけ。子ども服やホームセンターに行こうと思ったら、車で片道30分かけなければ行けません。「あ、〇〇買わなきゃ…」と思ったらすぐメモし、まとめて買いに行っています。メモしても、ついうっかり絶対必要な物を買い忘れてしまって、料理の最中に気がつき、主人の実家までもらいに行くこともしばしば(笑)娘の学校で必要なものを買い忘れると、娘がパニックを起こすので、買い忘れは絶対避けなければなりません。メモに書いて、カレンダーにも書いて、時には油性マジックで手の甲に書いて、買い忘れを防いでいます。デメリット②医療機関が少なく、小児科が充実していないUpload By SAKURA私の住んでいるところは、買い物施設も少ないですが、病院も少ないです。科によっては、隣の市まで行かないといけません。実は運転が好きではない私。行き帰りの車内での子どもたちの騒がしさも加わり、ものすごく体力を消耗します。娘と息子が時間差で体調不良になり、一日で二往復することもあります。近場にある唯一の小児科と薬局は、いつも混んでいて、かなりの待ち時間を過ごさなければなりません。他にも、小学校の校区が広いため、徒歩での登校は不可能。親の送り迎えは当たり前だし、街灯も少なく、人通りもほとんどないので、子どもたちだけで遊ぶのは危ないなーと感じます。それでもやっぱり、こっちに来て良かったと思うメリットデメリットそれぞれありますが、こうやってまとめてみると、デメリットはほぼ親目線。子どもたちから見れば、楽しいことが多いです。子どもの成長を考えると、いい影響を与えてくれるだろうということがたくさんあり、デメリットを書き出してみても、「やっぱりここがいい」と感じます。アットホームで娘の個性もよく分かってくれている人達の中で過ごせることは、かけがえのない環境だと思っています。そして何より、主人が育った…子どもたちにとってのパパが育った土地。パパが通った小学校、中学校に子どもたちも通って、パパが育った時に周りにいた人たちが、娘と息子のそばにいるというのは、とても大きな安心感に繋がります。この土地で、子どもたちにはのびのびと成長してもらいたいです。Upload By SAKURA
2019年09月25日