フワリーさんは小学生のころ、せいちゃんというお友だちとよく公園で遊んでいました。ごっこ遊びをすることが多かったのですが、小学校3年生のときの夏休み、近所に住む「らのくん」という中学生のお兄さんに声をかけられます。らのくんのことは名前も家も知っていたので、フワリーさんたちは自然と気を許していました。 俺も仲間に入っていい?フワリーさんは小学生のころ、お友だちのせいちゃんとよく公園で遊んでいました。 そこへ現れたのが、“らのくん”。近所に住む中学生のお兄さんです。 ある日、フワリーさんはお友だちのせいちゃんと遊ぶことに。2人は公園へ向かいました。 公園で遊んでいたフワリーさんとせいちゃんに声をかけきた、らのくん。 最初に声をかけられた日はちょうど帰るところだったので何事もなかったのですが、また次に会ったときには仲良く3人で鬼ごっこをして遊びました。 当時は、中学生のお兄さんが小学生の女の子と一緒に遊びたがることに対する違和感もなく、フワリーさんとせいちゃんはただ楽しく遊んでいました。 ◇◇◇ お子さんに「知らない人についていかない」という教育をしている方も多いと思います。 フワリーさんが出会ったのも、近所に住む中学生のお兄さん。名前も家も知っているとなると、ついつい安心してしまいますよね。しかし、性教育アドバイザーの方によると、性被害の犯行は約6割が「顔見知り」によって起こっているのだとか。小学生になると、親の目につかない場所で遊ぶことも多くなるかと思います。子どもが被害にあわないよう、日ごろから「今日は何して遊んだの?」や「今日は誰と会った?」など日常会話を徹底し、子どもたちを守っていきたいですね。フワリーさんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター フワリー
2023年06月22日オニハハは、3兄妹のお母さん。ある日、オニハハは長女のニコちゃんから「お友だちと同じ体操クラブに入りたい!」とおねだりされます。ニコちゃんが本当にやりたいならば……とオニハハは体操クラブへの入会を決意。しかしニコちゃんの友だちのユイちゃんは1カ月で退会してしまい、ニコちゃんも辞めたいと言い出します。ある日、オニハハがリーダーに挨拶をするとそっけない態度で、気のせいかと思い他の日にも話しかけます。しかし「何でも私に聞かれても困る」と急に冷たい態度に。しかも新しく入ったメンバーも次々と辞めてしまい、オニハハの不安は募ります。リーダーに会うことが怖くなってきたオニハハは対面ではなくメッセージで問い合わせてみるも……。リーダーから明らかに見下された内容のメッセージが届き、オニハハはショックを受けます。そこへ夫であるオニチチがちょうど帰宅。すると……。悩む毎日から解放されたい リーダーからの返信で酷い言葉を送られたオニハハ。それでも必死に頑張ろうとしていましたが、オニチチが帰宅した瞬間に涙が溢れます。オニチチにもリーダーからのメッセージを見てもらうと、「やめようここの体操」と一言。オニハハは十分頑張ったし、他にも体操クラブはあるんだからとオニチチは声をかけてくれました。そして、ニコちゃんが辞めること、リーダーの件についても自分がコーチに話すと言い、オニハハの代わりに迎えにいってくれるのでした。 例え、苦手な相手だったとしても、態度に出さず大人な対応を取ってほしいところ。これまでオニハハはリーダーからつらくあたられながらも、頑張ってきたと思います。オニチチは自らニコちゃんのことやリーダーの件をコーチに伝えると買って出てくれ、とても頼もしい存在ですね!オニハハはまだ不安なようですが、これで悩む毎日から解放されると思えば少し安心できるのではないでしょうか。 ママ同士のトラブルを無理に自分だけで解決しようとせず、頼れる家族に相談をすること、相談できる環境であることは大切ですね。著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年06月21日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは! はなうさです。子どもの成長とともに広がる「子ども同士の繋がり」親の手元を離れていく、自立への一歩でもあります。保育園の頃はお友だちの持ち物や好きなキャラクターなどに影響を受けたりすることが多く、「自分もテレビで〇〇見たい!」「あのキャラクターのパンツが良い!」など、「自分も欲しい」「やってみたい、見てみたい!」という影響が多かったのですが、長男が小学生になってからは新たな要求が出てきました。それは…「〇〇君のお家に遊びに行きたい!」そう、お友だちのお家に行きたいという新たなフェーズに突入したのです。ここで問題なのが、小学校と保育園の大きな違いで親同士の繋がりがほとんどないということ。(送迎がないだけで全く面識がなくなる)それに反して子どもたちはより、個人同士での親交を深めていきます。この図、まさに反比例。お友だちの顔も、ましてや親御さんの連絡先なんて知る由もありません。いつか来るとは思っていたけれど、ついに来たか、という感じ。長男はまだ一年生。そして、この頃はコロナも落ち着いてきてはいたものの、マスクも日常的に使っており色んな意味で「まだ早い」時期だと判断しました。長男には相手のご家庭のことやおうちの場所もわからないのでそのことも踏まえておうちに行くのはまだ早いと説明し本人もそれで納得したのですが…。次の日。「〇〇君のおうちわかった。近いよ。」と長男。登下校コースが一緒だったのかな? と思って聞いてみると、なんとパソコンの授業で使う地図サイトを駆使してみんな自分の家の場所を教え合っているとのこと!! これには私もビックリ!! じ、時代~!! 今はそうやって家の場所を教え合うのかと驚きつつも、近くてもおうちの人の事情もあるから遊びに行くのはダメと言ったのですが…。なんとお家の人の許可までとってきた…!!おいおい、すごい行動力だな。遊びに行きたい熱量は伝わってきたのでそこまでしてお友だちの家で何をしたいのか聞いてみると…ですよねー!!我が家にはゲーム機がないのですが、祖父が長男のために買ってくれたものが私の実家にありまして。じぃじばぁばのおうちに行った時だけの楽しみになっています。ゲーム大好きな長男は、やはり同じゲーム好きだったことから〇〇君と仲良くなったようで毎日ゲームネタで盛り上がっていたそうです。その流れから「今度うちでやろうよ!」と誘ってもらい、長男から私に友だちのお家に遊びに行きたいとお願いしてきた、という流れでした。 おうちの場所もわかり、親御さんの許可も降りている…。ここでいいよと言っていいものなのか、旦那とも相談した所やはり「子ども同士の約束」なのでOKを出すにはリスクが高いという判断に。長男は残念そうでしたが、何かの機会にお友だちの親御さんに会えたらおうちに行っていいのかきちんと確認するねと説明しました。しかしそのあと話は急展開。「今週の土曜の1時から2時の間だけなら遊びに来ていいって言われた」これまためちゃくちゃ細かいスケジュールでお誘いがきた!!1時間だけというのがリアルなところ。これは本当に行ってもいいものなのか。激しく揺さぶられる…。結局、行きと帰りは私が送迎し、着いた際に本当にお邪魔して大丈夫かの確認をするということで長男はお友だちのおうちに遊びに行くことに。しかし当日、次男が熱を出してしまい長男を行かせることが出来なくなってしまいました。「月曜日、事情を話してごめんねって伝えて」と話していると、家のインターネットがなりました。そこには長男くらいの子とお母さんが!慌てて長男に確認するとやはり〇〇くん!!なぜ〇〇くんは来てくれたかというと…なんとやはり子ども同士のみの約束だった!!わざわざそれをご丁寧に家まで伝えに来てくれたのです。子どもたちだけで細かい時間(しかもリアルに親が指定しそうなお昼後からおやつ前w)まで調整したことに驚いたと同時に、親同士が確認し合えない難しさを痛感したのでした。結局、その後〇〇君のお家にはなかなか都合が合わず遊びに行かないまま長男は2年生に。2年生の新しいお友だちとも「家に来て」「家に行きたい」話は出ているらしく、長男がお友だちのお家に遊びに行く日はそう遠くなさそうです。はじめてのことで子どもはワクワク、親はヒヤヒヤ。あと数年もすれば、週末はお友だちと予定を立てて子どもたちは家にいないなんてことも増えてくるんだろうなと思うと、家族で過ごせる週末も今だけのものなんだも切なくなる母なのでした。それではまた!
2023年06月20日保育士の中田馨さんが、実は困ってしまった保育園トラブルのお話について教えてくれました。もしかしたら、知らず知らずのうちに、保育士さんを困らせてしまう対応をしているかも……!?こんにちは!保育士の中田馨です。保育園に子どもを預けている限り、子どもさん同士や親御さん同士、もしくは先生との間でちょっとしたトラブルが起きてしまうこともありますよね。そんな時、どうしたらよいものか……と悩んでしまうママやパパもいることでしょう。 今回は、私の保育園や友人保育士の保育園で実際にあった困ったトラブルについてお話しをします。 子ども同士のケンカでトラブル!こんな時どうする!?保育園でお子さんがケガした場合にも、保護者と保育園とのトラブルになる場合もあります。1歳のAちゃんとBちゃんがおもちゃの取り合いをした際、AちゃんがBちゃんを噛んでしまいました。お迎えの時間に、双方の保護者にその時の状況とその後の対応を話し、防ぐことができなかったことを謝りました。その翌朝、Bちゃんのお母さんが「相手の保護者に謝罪してほしい」とやってきました。自宅に帰って、旦那さん、祖父母と話をしてその結論に至ったようです。 私の保育園では、子ども同士の「噛む」などのトラブルがあった際、双方の親御さんを対面させて謝罪の場を持たせるようなことはしていません。噛ませてしまったことは、保育園側の責任ですから。もちろん「お互いの親御さん同士が送り迎えの際にお会いしたら、一声かけてくださると助かります」とお伝えしています。 登園中に子どもが頭を打ってしまった!せっかく保育園にはついたけど…朝、登園時に自転車が倒れて「頭を打った」と登園した子ども。自転車用のヘルメットはかぶっていませんでした。保育園側は心配だったので「病院へ行って来てほしい」と伝えましたが、親御さんからの返事は「じゃあ、仕事はどうすればいいんですか?」。 現時点では、大きなけがはなく額が赤くなっているのと擦り傷。機嫌も良くなっている。となると、親御さんとしてはできれば仕事に行きたかったのだと思います。しかし、保育園で生活している途中で、もし気分が悪くなったら?と考えると、やはり「今はお子さんを第1に考えて、病院へ行くか自宅で様子を見てほしい」と伝え、しぶしぶ了承していただきました。 保育園は多くのお子さんが生活している場です。そこでもし、1人の子が病院へ行くようなことになると、1名の保育士の手が取られ、全体の保育に支障が出る園もあるということも考慮していただければと思います。 親御さんにも思いや事情があるからこそ、起きたトラブル。保育園も保護者も、行動を起こす前に、相手のことを思いやる気持ちを持つことが大切だなと、私は常々思っています。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年06月19日私は、公園で出会った子どもたちが自分の子どもと遊んでくれることは、うれしいと感じるタイプです。しかしある日、公園で出会った小学生の女の子の行動によってその考えは一変。1歳になる次女を公園で遊ばせていたときに出会った、小学生の女の子とのトラブルについてお話しします。女の子が突然、次女を抱きかかえて…!?次女が1歳を過ぎたころ、私は毎日のように公園に出かけていました。家の近所の公園は比較的大きな遊具があるため、小学生の子どもたちがたくさん遊んでいます。長女が生後3カ月で保育園に通い始め、年上のお友だちにかわいがられて育ったこともあり、公園で出会う子どもたちが次女と遊んでくれるときは、とてもほほ笑ましいなという気持ちで見守っていました。 ある日公園に行くと、学童保育のゼッケンをつけた、小学校3年〜4年生くらいの子どもたちの集団が遊んでいました。子どもたちは次女を見つけると、「赤ちゃんだ! かわいい!」と次々と集まりだし、次女の周りは子どもたちでいっぱいに。すると、その中にいた1人の女の子が、突然次女を抱きかかえ、急に走りだしたのです。 私はすぐに追いかけ、「まだ小さいから、抱っこはごめんね」と言いながら連れ戻しましたが、その子は後を追いかけてきて、次女から私の手を引きはがそうとします。女の子は次女を無理やり引っ張り、その勢いで次女が転んで泣いてしまいました。それでもその子は「赤ちゃん抱っこしたい」と、次女を連れて行こうとします。 あまりのしつこさに私は危険を感じ、学童保育のスタッフを探しましたが、どの人なのかわからず、そのまま公園を立ち去りました。帰宅後、その女の子がつけていたゼッケンに書かれていた学童保育に連絡し、事情を説明。子どもたちに公園での赤ちゃんとの接し方について、お話しいただくようお願いしました。 赤ちゃんをかわいがりたいという気持ちはわかりますが、一歩間違えれば大事故に繋がりかねない出来事でした。それからしばらくは、公園で小学生くらいの子が次女に近づいてくると「怖い」と感じるように。それでも完全に拒絶するのは違うな……と思っており、公園で出会った子どもたちが次女をかわいがってくれる場面では、今まで以上にしっかりと見守っています。 その後、事件のあった公園は行かなくなってしまったので、学童保育の職員さんがどのように対応をしてくださったのかわかりませんが、今回のことで、あの女の子が赤ちゃんとの関わり方を学ぶきっかけになってくれればいいなと願うばかりです。 イラスト/ななぎ著者:南星 花
2023年06月17日子どもが小学生になるタイミングは、親子の心身に大きな変化が現れる時期でもあると言われています。もし子どもから登校前に不調を伝えられたら、あなたならどうしますか……?今回は人気クリエイターのねこじまいもみ(@neko_jima_imomi)さんの体験談をもとに描かれた漫画『繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々』から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!長女が登校直前に……いもみさんの長女わっちさんは、小学校に入学した2週間後から登校前に腹痛を訴え、泣き出すようになってしまいます。長女の涙の理由が『お母さんと離れたくない』からだと知ったいもみさんは、長女と一緒に登校する日々を過ごしていました。しかしゴールデンウィーク明けの前日、長女に“異変”が起きて……?ここでクイズです!この後いもみさんは、担当医から“ある診断”を告げられます。それは、一体どんなものだったでしょうか?子どもが母親から離れられない、という状況が関係しているようです……。先生は……?正解は「分離不安」その後帰宅し、長女の症状が『母子分離不安』に当てはまると知ったいもみさん。その後彼女はこの母子分離不安について調べていくうちに、原因が自分にあるかもしれないと感じてショックを受けるのでした……。こんなときどうする?わが子が聞き慣れない症状に当てはまっていると知ったら、不安な気持ちになりますよね……。その後のお話でいもみさんは『母子分離不安』について調べていくうちに、その原因が自分にあるのではないかと考え苦悩します。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@neko_jima_imomi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月17日元々は毎朝7時に起きていた娘。4月からは起床時間を6時にし、早く起きた分を学習時間にあてることに。寝起きの悪い娘の事なので、どうなる事かと思っていたら…。お子さんによって向き不向きはあるかと思いますが、放課後は疲れてしまうタイプのお子さんには是非試してみていただきたいですー!
2023年06月14日ご近所とのトラブルになりやすい騒音問題。隣人宅から毎日のように聞こえてくる大きな物音に、悩まされることもあるようで……。そこで今回は、引っ越し先で隣人とトラブルになった家族の実話を描いている、あみなさん(@amn_manga)さんの人気漫画『騒音トラブル…隣人が怖すぎた話』をご紹介します!物音が気になるように……隣人の不自然な言動を目の当たりにし、警戒していたトラネコさん。しばらくは何事もなく暮らしていたのですが、次第に隣人の騒音がエスカレート。隣人がわざと大きな物音を出していると知ったある日、子ども達が雪遊びをしていると……!?被害は子ども達にまで……雪遊びをする子ども達の前で理不尽な行動をとる隣人。一連の出来事に耐え兼ねたトラネコさんたちはその後、管理会社に報告することにしたのでした……!こんなときどうする?子ども達にまで被害が及ぶのは許せませんね。トラネコさんは隣人の騒音や言動に耐え兼ね、管理会社に連絡することにしました。ご近所で騒音トラブルが起きたとき、皆さんならどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@amn_manga)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年06月13日梅雨の季節に子どもとのおすすめの過ごし方「梅雨の季節に子ども(小学生以下)とのおすすめの過ごし方は何ですか?」とアンケート調査した結果、1位は「一緒にクッキングをする」でした。1位:一緒にクッキングをする・平日は幼稚園がありなかなか時間が無くて、土日は公園や用事で時間が無いのですが、雨の日は家を出るのが嫌で時間もたくさんあるので子どもとゆっくりお菓子作りが出来ます。子どもは混ぜたり型を抜いたり楽しそうです。・普段はなかなか出来ないことです。料理をつくることで食事自体も楽しんで欲しいから、雨の日くらいは良い活動だと考えます。・仕事柄帰宅が遅く、料理を教える機会があまりないので、出かける事が少なくなる時期に教えています。2位:室内遊園地に行く・濡れないし、運動できて疲れるから昼寝もしっかりする!・家の中にいるとお互いにストレスが溜まるから。雨に濡れずに体を動かせるから。・子どもは体を動かすことが好きなので室内遊園地なら、雨でも遊べるから。3位:長靴やレインコートを着て雨の散歩を楽しむ・身近な自然を感じてほしいから。学校に通う年齢になったら、雨でも学校に行かないといけないため、雨の日でも外出する経験をさせておきたいため。・子どもが水溜まりで足をちゃぷちゃぷすることが好きだから。また、雨の日ならではの「濡れる」感覚や、花木の様子、空気などを感じてもらいたいと思うから。・雨の日にしか見れない光景があるので、子どもと一緒に新しい発見を楽しめるので。その他(26人)・「梅雨の季節に子どもとのおすすめの過ごし方は一緒にパズルを解くことです」--パズルは、ゲーム感覚で集中力、問題解決能力、空間認知、達成感を得られるためおすすめしてます。・「家の中で出来る遊びをします」--パズルや折り紙、ぬりえなど家の中で出来る遊びをしています。手先を使うといいと聞いたので雨の日はチャンスとばかりにパズルや折り紙をさせてます。・「録画してある番組を見る」--見たい番組を録画してあっても、なかなか見切れません。晴れている時は外遊びもさせたい。雨の日こそ、溜まった録画番組を一気に消費するチャンスと思っています。・「図書館に行く」--映画よりも文字に触れて欲しいから。・「新聞紙やトイレットペーパーの芯など、身近にある物で工作をする」--子どもが小さい頃そうやって遊んで楽しかったからです。調査概要調査人数:200人(10代:1人、20代:17人、30代:105人、40代:65人、50代:12人、60代以上:0人)調査主体:ARINA、おうち教材の森調査時期:2023年5月23日調査レポート:おうち教材の森:(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅小学校前にやっておいてよかった習慣、3位「絵本の読み聞かせ」2位「身支度の習慣」、1位は?✅救急車の中ってどうなってるか知ってる? 救急集中治療医がイラストで解説!✅ランドセルは義務ではない!それでもランドセルで通学すべき?意見投票の結果は…
2023年06月02日子どもが集団生活を送れば、友人関係のいざこざは避けては通れないものです。人懐っこく友だちの多い子でも、また友だちの少ない子であっても、それは同じだと思います。いじめる子になってほしくないとは思いつつ、嫌がらせをされたらやっぱり腹が立つのが親心。言い返せないやさしさに感心はしながらも、大人げなくイライラしながら過ごした次男の小学校時代の経験をお伝えします。★関連記事:「SNSに反応するのに疲れ…」41歳で出産、年の離れたママ友たちとの付き合い方を学習【体験談】約束をすっぽかされ泣いて帰ってくることも小学校に上がってまずぶち当たる壁が、「〇〇くんの家に遊びに行っていい?」とか「△△時に待ち合わせして遊ぶ」などの、子ども同士で取り付けてくる約束事だと思います。ネットの記事の見過ぎなのか、遊びに行く家に失礼なことをしてトラブルになっては大変と思い、前もって親御さんに連絡したり、お菓子をたくさん持たせたりしました。ところが約束していたのに、いざ行ったら遊べないと言われたとか、公園に行ったら30分待っても誰も来なくて泣いて帰ってきたというようなことがちょくちょくありました。子どもなので、親との約束を忘れることもありますから、先に約束していた友だちがいたことを忘れて他の約束をしてしまったりすることもあるのでしょう。意地悪とかではないので、仕方がないとはいえ、悲しむ姿を見るのはつらいものがありました。ただ長男は友人付き合いが天才的にうまい子で、約束をすっぽかされたりしたこと以外は特にトラブルもなく過ごせました。問題は次男です。友だちが欲しいのに控えめで作れないのですが、一方でおもしろいことをしようと空回りして周りをドン引きさせたりして、変わった子だと思われて引かれたりと、なかなかうまくいきませんでした。次男は特に1人が好きなわけでないため、これまた見ていてつらかったのを覚えています。あまり学校のことをしゃべってくれず、こちらから何とか気分を盛り上げてあげることでやっと話してくれるくらいなので、どんなふうに過ごしているのかがなかなかわからず苦労しました。野球クラブでいじめを受けていた次男長男と同じく次男も野球を小学3年生で始めました。学校の部活ではなく地域のスポーツ少年団です。長男は物覚えも早く野球が大好きで得意だったのですが、次男はお兄ちゃんが楽しそうだからという理由だけで始めてしまいました。覚えるのもこなすのも時間がかかるので、何かと長男と比べられ、周囲の子どもの目はあまり温かいものではありませんでした。自分なりに頑張って溶け込もうとするのですが、そのやり方が奇異に感じられたのか、いじめの定番である「くさい」や「汚い」のような言葉を投げかけられたようです。ただ、仲良くしてくれない、仲間に入れてくれない程度のことしか私に教えてくれず、そうしたことがわかったのはかなり後でした。野球の監督に話せればよかったのですが、すぐに言えない事情がありました。まず、嫌なことを言ってくるのがそのクラブのトップレベルの子たちだったことです。その子たちがチームにとって大事なのは明白です。そして次男には発達がゆっくりな面もあって、迷惑をかけているような負い目が私にあり、どう口を出していいのかがわからなかったのです。学校でも嫌な目に合っていたので、なおさらどこまで介入していいのか本当に迷いました。ついに監督にいじめを報告!野球自体は好きで通っていた次男でしたが、いじめのようなことは続いたらしく、ついに「もうやめたい」とぽろぽろ涙をこぼして言いました。こんな状態になるまで何もできなかった自分に幻滅しつつ、意を決して監督にメールをすることにしました。監督には、最初はからかい程度だったが、「くさい」「汚い」などの言葉を浴びせられること、「〇〇菌!」と言われて逃げていくようなことをされていると伝えました。次回の練習終わりに話をしたいと添え、心臓をバクバクさせながら会いに行きました。監督は会うなり、「もっと早く言ってくれればよかったのに」と言ってくれました。すでに次男を含めた同級生を集めて怒った後だったとのこと。普段は温和なおじいちゃんのような監督ですが、今まで見たことがないほどの怒りっぷりだったそうです。競技がうまいとかは関係なく、そういう行動を取るお前たちこそやめるべきなのだと、当事者の子どもたちに話したと言います。クラブの実情もあって踏み込むタイミングを逃していた私ですが、監督のツルの一声で解決に結びつきました。子どもたちはいじめている意識はまったくなく、おもしろくてからかっている程度だったらしく、その後嫌がらせは以降ぴたっとなくなりました。仲が良いとまではいかなくても普通に過ごせるようになり、野球も続けています。監督にメールを送らなかったら、解決しないままで大好きな野球をやめなければならなかったかもしれない次男。どうにもならなくなったときには、適切な形で手助けできる見極めをしっかりしていきたいと思わされた出来事でした。まとめ子ども同士のいざこざは、集団生活を過ごすにあたっては絶対に起こり得ることだと思っています。喧嘩をしたり、つらい思いをすることで人にやさしくなったり、成長していけることもたくさんあるでしょう。ある程度は子どもの様子を注意深く見守りますが、非常時には介入し過ぎるくらいでもいいのかなとも感じます。ただそれも度を超えると、かえっていじめや嫌がらせにつながったりするので、そのあたりの見極めをしっかりできればと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/まさみ(45歳)中学生と小学生の男の子を持ちフルタイムで働いている。昨年化粧品メーカーを辞め、別の業種に。慣れない仕事と化粧品業界のときと変わらない「女同士の上辺の関係」を生暖かく苦しみながら見つめる日々。帰れば子どもの送り迎えと家事に追われ、趣味だったスキンケアもできずカサカサな肌となる。
2023年06月01日こんにちはぐっちぃと申します。 双子を授かっちゃいましたヨ という、現在中学2年生の双子絵日記を描いています。みなさまのご家庭の「家庭ルール」はありますか?実家では当たり前だと思っていたことが、家族と離れて暮らすようになって指摘され「おや?普通は違うの?」と気づくアレです。わたしの場合、どの家庭でも大抵は出るであろう「カレー」でした。夫に言われるまで、カレーには餃子がつくものだとずっと思っていたのです。外食先のカレー屋のメニューに餃子がないことや、ラーメン屋に餃子のメニューに餃子があるというのも理解していましたが、それが家庭と結びついていませんでした……!ぐっちぃ家では長年沁みついた付け合わせなので、今も変わらず続いています。餃子はなんにでも合う最高の食材だと思っています!みなさまのご家庭では、カレーのお供になにを出しますか?タレかつもイチから作ると大変なのですが、スーパーに専用のタレが売っているので、「いつものカツカレーにタレをからませればOK」という早業で作り上げることもできます!よかったら試してみてくださいね。おわり
2023年05月31日小学校に入学し、「お友だちができた!」と喜んでいた娘。娘が仲良くしているお友だちなので家に来るのを歓迎してあげたいのですが、お友だちの行動には気になることが……。お友だちがわが家に来たとき、他人の子どもを注意していいのかわからず葛藤していました。 娘にとって、小学校での初めてのお友だち現在中学校2年生の娘が小学生だったときに、初めて仲のいいお友だちができました。わが家に、その子が遊びに来ることが多かったのですが、いくつか気になる行動が。それは、勝手にわが家の冷蔵庫を開けて物を取ろうとしたり、寝室に勝手に入ろうとしたりすることでした。 娘の初めてのお友だちだし、家に来るのを歓迎してあげたいけれど、私はいつもモヤモヤ……。他人の子に注意するのも気が引けるし、私が注意したことで娘とお友だちの関係性が悪くなるのでは? と思うと、やんわりと断るくらいで、しっかりと注意できずにいました。 娘のお友だちのママからのひと言学校の参観日で、例のお友だちのママと初対面。お互いにあいさつしたあと、ママさんから「うちの子、遊びに行ったときに変なことしてないですか? 何かあったら、どんどん叱ってくださいね」と言われ、「私が注意してもいいんだ」と思うようになりました。 それから、お友だちがわが家に遊びにきたときには、お友だちに冷蔵庫を勝手に開けられたら「欲しい物があったら、おばさんに言ってね。勝手に開けちゃだめだよ」と伝え、お友だちが寝室に入ろうとしたら「この部屋は入ってほしくないから、入らないでね」と注意することができるようになりました。 お友だちは私が注意したときには素直に「はーい」と聞いてくれて、娘との関係性がくずれることもありませんでした。この件があったことで、娘のお友だちを迎えることに対して気がラクになったように思います。そして、娘がお友だちの家に遊びに行く際には、「人の家の冷蔵庫は勝手に開けをする」等のルールを、私と娘で再確認するきっかけとなりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:吉川 みきな
2023年05月29日小学生の代表的アイテム、ランドセル。今では年中さんからラン活が始まり、子どもたちの憧れや生活がギュッと詰まったアイテムですね。子どもにとって6年間の大切な相棒、長く綺麗に使えるようにしたいものです。そんなランドセルを守るカバー、沢山の種類はあるけれど、□こだわりのランドセルの色をいかせるデザイン□丈夫で長持ちする機能性□着脱のしやすさ&ずれにくさそんな思いを込めて開発されたのがkukka ja puu(クッカヤプー)のランドセルカバー。ランドセルのベースの色をそのまま見せてくれる、水や汚れに強い丈夫な透明ビニール生地。パイピングには、適度に艶感があり、風合いの良いコットン・ナイロンの混紡生地を使用。摩擦に強いナイロン混にすることで耐久性を高めています。また取り付けのしやすさにもこだわりました。固定ベルトを先に通すタイプのランドセルカバーは着脱が大変、、といった声から、マジックテープ式に。またゴムと背中のマジックタイプで固定することで、ランドセルの開け閉めによるズレも軽減。デザインはもちろん、機能もこだわりの作りになっています。入荷の度に即完売を繰り返した「ランドセルカバー」ですが、今回久々の再入荷。今回は小学生ママスタッフによる使用レポをお届けします。バイヤー田中「ランドセルをさらに格好良く見せてくれるカバーです」4月から小学4年生になった長男。長期休みやの後や進級のタイミングで見直すことの多い通学グッズですが、この4月は、・ランドセルカバー・防犯ブザー・体操服入れをリニューアルしました。ランドセルカバーと防犯ブザーは、3年経ちくたびれていたのと、デザインやカラーが低学年ぽくて少し恥ずかしいと本人が言ってきたため。体操服入れは、体操服自体が大きくなった為、大きな袋に。そんな中、息子が一番喜んでくれたのが、「ランドセルカバー」でした。新しいランドセルカバーに変えての初登校、帰ってきてすぐに「今日さ、何人も友達からランドセルカバーかっこいいね。とか、ランドセルカバー新しいね。って、言われたよ~。」▲土屋鞄ランドセル、アッシュブルーに「ブルー」を愛用みんなに気づいてもらえて、褒めてもらえて、とてもご機嫌でした。息子のお気に入りになった「ランドセルカバー」6年生までしっかり使えそうです。バイヤー近郷「見た目はもちろん、ずれにくく着脱も簡単です」以前使っていたカバーが、傷が増えて、白っぽくなり始めてしまったので、買い替えをしました。kukka ja puu(クッカヤプー)の通学シリーズは、ブルー系で揃えていましたが、ランドセルカバーは黒いランドセルに合わせて、チャコールを。落ち着いた色味なので、4年生になった子どもにも好印象でした。まず感じたのは、付け外しが簡単。以前のものが、先に固定ベルトを通しておかないといけないタイプで、着脱が手間でした。こちらは固定ベルトがマジックテープなので、子どもでも簡単に付け外しができます。またこのカバーに変えてから、蓋を開け閉めする際に、カブセの部分がズレてしまうことも無くなったようで、使いやすいとのこと。使い始めて2ヶ月ほどですが、カバー部分もまだまだ綺麗。リフレクターも、雨で視界の悪い日などのも安心なポイントに思いました。▲土屋鞄ランドセル、黒に「チャコール」を愛用小学校生活も、早いもので残り半分‥卒業まで、大切に背負ってくれればと思います。編集長大西「大切なランドセルを守る納得のカバーに出会えました」kukka ja puu(クッカヤプー)の通学シリーズは基本ピンクで統一しています。9歳になり落ち着いた色を好むようになってきましたが、こちらの色は可愛すぎないところもお気に入り。▲土屋鞄ランドセル、赤に「ピンク」を愛用小1から何かしらのランドセルカバーを使っていましたが、いつも1年ほどで痛みが目立って買い替えてきました。こちらのランドセルカバーは発売当初の寒い季節から4ヶ月愛用していますが、まだまだ痛みもなく綺麗な状態です。定番、赤いランドセルにピンクはよく似合います。暑い季節はアセモに悩まされてきましたが、今年は 「ランドセルパッド」 もピンクで揃えました。一緒に取り付けてすっきりまとまるのもいい感じです。毎日の元気ないってきますのお供に小学生が終わってみると、思い出が沢山詰まったランドセルは何にも代えがたい一品に。卒業後はリメイクしてミニランドセルや革小物にする方も増えていますね。大切なランドセルを守るカバー、今回も早い売り切れが予想されますので、気になる方は是非お早めにチェックしてみてください。 【ご紹介したアイテム】ランドセルの上にかぶせて、本体につく汚れや傷をガードするランドセルカバー。反射材もついているので、暗い夜道や天気の悪い日の通学にも安心です。⇒ kukka ja puu ランドセルカバー 女の子 男の子 透明 反射/クッカヤプー 大西佳葉アンジェ編集部。フードコーディネーター。夫と娘の3人暮らし。家族が笑顔になるレシピを考案中。今日も美味しく、楽しく過ごせますように。
2023年05月25日ある日、男女数名の友だちと話していた私は、みんなの前で生理中であることを明かしました。そのときはみんな「そうなんだ〜」という反応だったのですが、あとで女友だちから注意されてしまい……!? 男女で話していたときある日、男女数名の友人と話していたとき、私は会話の中で何気なく「今日生理でさ~」と口にしました。 そのときはみんな「そうなんだね〜」という反応で、それ以上は生理の話をすることなく終わりました。 しかし、そのあと1人の女友だちに「生理中だということを人前で言わないほうがいい」と注意されてしまったのです。 生理は恥ずかしいもの?友だちの言葉に、私は「え……なんで?」という疑問しかありませんでした。 私にとって、生理は恥ずかしいものでも隠すものでもないと思っていたからです。 そのまま「そうだね。気をつけるね」と流せばよかったのかもしれません。しかし、生理中でイライラしやすい時期だったこともあり「生理って隠さなきゃいけないものなの?」「隠すほうが変だよ」と言い返してしまって……。 友人の考えは「生理中であることを人前で言うなんて恥ずかしい。いくら友だちでも、男の人の前で生理中だと言うのはどうかと思う」というものでした。 私だって、誰かれかまわず生理中だと伝えているわけではなく、親しい友だちの前だったから言ったのです。それに「男友だちに生理中と知られないように……」という友人の考えを理解することができませんでした。 あとで考えると…結局、そのときは言い合いの状態で終わってしまいましたが、あとになって「生理に対して人それぞれ考え方があるんだなぁ」と思いました。 今回注意をしてくれた女友だちのように、生理中だという話題にいい気持ちがしない人もいるかもしれません。女性同士でもそう感じるのですから、異性であればなおさらです。 友だちの気持ちを理解することはできましたが、それでも「生理は恥ずかしいものでも隠すものでもない」という私の気持ちは変わりませんでした。 これから生理の話題を出すときには注意しなければなと思いつつ、男性の中でも生理に対する理解が深まり、男女関係なく生理の話題をオープンにできるようになったらいいな……と願っています。 女友だちと私、どちらの意見が正しいということはないと思いますが「なんでもオープンにすればいいわけではないんだな」と考えるきっかけになりました。相手の気持ちに配慮しながら、「生理は恥ずかしいものじゃない」という自分の考えも大切にしていきたいです。 著者/うみのるなイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年05月22日ワーキングマザーのアカリさんは、小学一年生の娘・サクラをエレクトーン教室に通わせています。1つ前の枠に通うスミレちゃんと娘は友だちになり、ママ同士も仲良し。しかしその陰で、スミレちゃんのパパからアカリさんは執着され、ついにはストーカー行為にまで発展しました。長期出張から戻った夫は、パパの行為に激怒。スミレちゃんのママと協力し、話し合いの場を設けますが、スミレちゃんのパパはまったく話を聞こうとしません。ついには自分のほうが被害者だと言い始めたスミレちゃんのパパに、ママは離婚を言い渡します。離婚を宣言されて、なおも強気なスミレちゃんのパパでしたが……?今まで下に見ていた妻の本気の言葉に、思考が極限状態に! スミレちゃんのパパは、ママからの本気の離婚宣言に追い詰められ、思考が極限状態に。あれだけ強気に出ていた態度はどこへやら、ついには泣き出してしまいました。 今後の話を詰めるために、アカリさんの夫とスミレちゃんのパパは居酒屋へ残り、アカリさんとスミレちゃんのママは帰宅。 共に歩くスミレちゃんのママは、今までに見たことのないくらいスッキリとした表情で、新たな一歩を踏み出したようでした。 やはりスミレちゃんのパパを止めたのはママの言葉。スミレちゃんのパパは、やっと自分のしていたことの重大さに気づいたのか、いつもの様子と変わり泣きわめく始末……。 いつも気持ちを伝えられず言い負かされていたスミレちゃんママでしたが、揺るぎない決意がこもった言葉がしっかりと響いて良かったですね!著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2023年05月15日■前回のあらすじ弟を見つけたあと間もなく、母が迎えに来ました。弟の涙の跡を見るなり事情を問いただし、怒りをしろみに向ける母。さらにユリアちゃんママに二度としろみたちに関わらないようにと言ったため、卒園までしろみが友だちに誘われることはありませんでした。同じクラスの友だちができて…その日あったこと感じたことを事細かに説明しなければならないという決まりがこの頃から追加されました。(幼稚園の頃は遊んだりお遊戯したり、やったことは大抵連絡帳に書いてあったのでそこまで聞かれなかったです)母の復讐!?そう言いながらめちゃくちゃ笑う母。体の小さな子どもの足を大の大人が踏むってどんな神経…!?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月14日安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで、誤解が生じていたのです。その事実を担任の先生がSさんのお母さんに説明したものの、聞く耳を持ってもらえなかったそう。ふくこさんが、Sさんの兄と顔見知りだと言う、ケイくんの習い事で知り合ったママ友・泉さんに事情を話したところ、Sさんの兄が「時々他人をナメた態度をとること」「ふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたこと」を教えてくれました。そして、Sさんの母とつながりのあるPTAの葉山さんに相談してみると、想像以上に複雑な家庭環境が見えてきたのです。葉山さんの話によれば、なんと、乳幼児期のSさんのお世話はすべてSさんの兄がしていたとのこと。おまけにSさんの母は、子どもたちもいる前で、ホステスとして他のお父さんに名刺を配っていたことも判明。「今そのころに戻れたとしても、児童相談所に通報していいものか、きっとまた迷う」と、葉山さんは振り返ります。 しかし、いくら複雑な家庭環境だからといって、ケイくんを傷つけていい理由にはなりません。葉山さんのおかげでSさんの家庭事情を把握することができたふくこさんは……。 子を守れるのは親だからね! とにかく目下の恐怖は、Sさんの兄が、ふくこさんの家のすぐ前にある靴屋でアルバイトをしていたということ。もし、ケイくんの様子を監視するためだったとしたら、恐怖でしかありません。ふくこさんは不安でいっぱいになります。 このエピソードについて、SNSのコメント欄でも、 「近くに居る可能性があり、先生も親も目が届かないところで何かされたらと思ったら恐怖です」 「現実にあったことなのが恐ろしいです。自分の子どもが被害者にも加害者にもなる可能性があるとして、そのときどう対応するべきなのか悩んでしまいますね」 「すごく怖いですね。向こうが自分の妹、娘が一番正しいという姿勢で来るなら、こちらも気兼ねなく息子さんを一番に考えて良いと思います!」 と、Sさんの兄の行動が非常に怖いという意見がたくさんありました。 子どものことを守れるのは親。しかし、よく知らない家族を相手にするには、親だけでは対応しきれない場合も。そんなときは、家庭内だけで抱え込まずに、ふくこさんのように信頼できる周りの人を頼りながら、慎重に対応していくことが大切です。 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年05月14日友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、唯一仲良くしてくれたソウに独占欲や執着心を抱くようになります。そして、ソウに誘いを断られたことをきっかけに、嫌がらせをするように。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いで、非を認めたレクトは、ソウに謝罪しました。しかし、ソウの過度な執着心を危惧した先生は、「レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案。お母さんは提案を受け入れ、先生はふたりを引き離すためレクトに目を光らせていました。次第にレクトの執着は解けていったものの、同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遅くまで連れ回し、問題になってしまいます。トラブル続きのレクトは、ある日突然、学校に来なくなりました。ソウによると「レクトはケガで休んでいる」とのこと。それから1カ月ほど経ち、レクトは学校に戻って来ました。学校を休んでいた理由を「ケガしただけ。傷が治るまで学校に行きたくなかったから」と話すレクト。顔を曇らせながら説明するレクトに、クラスメートもそれ以上は聞ける雰囲気ではなく、詳細はわからないままでした。 その後しばらく経ち、ソウのお母さんが見回り当番で学校へ向かったとき、同じ学校の保護者の高木さんに声をかけられました。高木さんの娘・ミミちゃんは、レクトの姉・メコちゃんに執着されていた過去があり、ソウのことも心配してくれていたママ友です。そして、レクトが長い間学校を休んでいたことも知っていて……。 少年が学校を休んでいた本当の理由は… 「うちの学年では、レクトくんが休んでいたことが一部で噂になっていました」 意味ありげな表情を浮かべる高木さん。 「レクトくんが休んでいた理由は、ケガなんですよね?」 「ケガなんだけど、それは大したことなくて……。レクトくんがどうしてケガしたかは聞きましたか?」 ケガを理由に1カ月も休んでいたレクトを気にかけていたソウのお母さん。 「いえ!! 何があったんですか!?」 「私も詳しくは知らないんだけど、レクトくんのケガは……、メコちゃんに刃物で傷つけられたケガだって」 「!!」 あまりに衝撃的な話に、ソウのお母さんは固まってしまうのでした。 姉に刃物で傷つけられたレクト。クラスメートに「傷が治るまで学校に行きたくなかった」と話したのは、刃物による傷だったからかもしれませんね……。何かの間違いであってほしいと願ってしまうような出来事。レクトの家庭には、小学生が抱えるには大きすぎる問題があるのかもしれません。このようなことがもし身近で起きたら、周囲の大人たちには何ができるのか考えさせられますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月13日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、唯一仲良くしてくれたソウに独占欲や執着心を抱くようになります。そして、ソウに誘いを断られたことをきっかけに、嫌がらせをするように。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いで、非を認めたレクトは、ソウに謝罪しました。しかし、ソウの過度な執着心を危惧した先生は、「レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案。お母さんは提案を受け入れ、先生はふたりを引き離すためレクトに目を光らせていました。次第にレクトの執着は解けていったものの、同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遅くまで連れ回し、問題になってしまいます。トラブル続きのレクトは、ある日突然、学校に来なくなりました。ソウのお母さんは以前、「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」という情報通のママ友の話や、「レクトの姉に娘がカツアゲされそうになり、さらに執着されて大変だった」という保護者の高木さんの話を聞いたことがありました。 不登校になったレクトについて「もしかして保護されたのかな」と考えていましたが、ソウによると「レクトはケガで休んでいるらしい」とのこと。 そして、1カ月ほど経ったころ、レクトは学校に戻って来ました。クラスメートに休んでいた理由を尋ねられたレクトは、「ケガをしただけ。傷が治るまで学校に行きたくなかったから」と話していましたが……。 少年の姉に被害にあった保護者は… 顔を曇らせながら「大したことない」と、クラスメートに話したレクト。その様子に、周りの子どもたちもそれ以上は聞ける雰囲気ではなく、詳細はわからないままでした。 レクトが学校戻ってからしばらく経ったころ、ソウのお母さんは、見回り当番で学校へ向かいました。 「ソウくんのお母さん!」 同じ学校の保護者、高木さんに声をかけられます。高木さんの娘・ミミちゃんは、レクトの姉に執着されていた過去があり、「ソウくんは大丈夫?」と心配してくれていました。 「ソウもレクトくんに執着されていた。今は学校の協力と、レクトくんがしばらく学校を休んでいたことで、執着はだいぶ解けた」と説明するソウのお母さん。 「レクトくん、長いこと学校を休んでいたものね」 高木さんは、レクトが長期間休んでいたことを知っているようでした。 レクトと同じ学年には子どもがいない高木さんですが、レクトが休んでいたこを把握していました。もしかしたら、学年問わず保護者の間でレクトのことが噂になっているのかもしれませんね。 学校の保護者同士や職場の同僚など、コミュニティの中での噂話というのは、すぐに広まってしまうものではないでしょうか。噂話が聞こえてくると、ついつい聞き耳を立ててしまう、なんてこともあるかもしれませんが、もし自分が噂話の対象であれば気持ちのいいものではありませんよね。皆さんはママ友や同僚との会話で噂話が話題にあがったとき、どういったスタンスで話を聞くようにしていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月12日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトは、唯一仲良くしてくれたソウに独占欲や執着心を抱くようになります。そして、ソウに誘いを断られたことをきっかけに、嫌がらせをするように。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いで、非を認めたレクトは、ソウに謝罪しました。しかし、ソウの過度な執着心を危惧した先生は、「レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案。お母さんは提案を受け入れ、先生はレクトに目を光らせていました。次第にレクトの執着は解けていったものの、同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。ある日ソウのお母さんは、レクトが1年生の子を遅くまで連れ回して問題になっていることや、下級生からゲーム機を借りパクしていることなど、レクトの周りでトラブルが続いていることを知ります。 「ソウが終わっても次の被害者が出てしまうのでは」と不安に思っていると、突然レクトが不登校に。 「育児放棄を受けている」と噂のあるレクトにソウのお母さんは、「もしかして保護されたのかな」と考えていました。しかし、ソウから「レクトはケガで休んでいる」聞き、「こんなに長いこと、学校に来られないようなケガ?」とお母さんが驚いていると……。 学校に戻って来た少年は… レクトが学校を休みだしてから1カ月ほど経ったある日、レクトは学校に登校してきました。 「え? レクトじゃん!」「レクトだ!」 クラスメートがざわつくなか、ひとりの生徒がレクトに尋ねます。 「おいレクト。何で学校休んでたんだよ」 「別に。ケガしただけ」 「ケガってどんな?」 「大したことない」 クラスメートの問いに、ぶっきらぼうに答えるレクト。 「でも……、傷が治るまで学校に行きたくなかったから」 レクトは顔を曇らせ、意味深につぶやくのでした。 ケガを理由に1カ月ほど学校を休んだレクト。クラスメートの問いに「大したことない」と答えますが、長期で学校を休むほどのケガです。心配になってしまいますね。育児放棄を受けている噂のあるレクト。家庭に問題があるのであれば、学校の先生が状況をしっかり把握し、レクトのサポートをしているといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月11日2014年生まれの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、高校生くらいの男の子に呼び出されて泣かされてしまいました。 その男の子は、同じクラスの女子・Sさんの兄で、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と咎め、身に覚えがないと言っているケイくんに謝罪を強要したのです。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えていて、Sさんがケイくんにひどいことを言われたというのは誤解だったことが発覚。その事実を担任の先生がSさんのお母さんに説明したものの、聞く耳を持ってもらえなかったそう。困ってしまったケイくんの母・ふくこさんは、頼れるママ友・内田さんに相談。すると内田さんは、外部に訴えるときのためにも、S家にされたこと・日付や時間・状況の詳細などのメモが必須であることや、信頼できる人とのつながりを作ることが大切だと教えてくれました。ふくこさんは兄弟関係の保護者を思い返し、Sさんに関わりのありそうな人がいないか探したところ、身近なところにSさんの兄を知るママ・泉さんを見つけました。 これまでの事情を話すと、・Sさんの兄は学校を休みがち・時々他人をナメた態度をとる・高校を休んで小学校の授業参観に母親と来ていたと気になることを教えてくれました。 また、Sさんの兄は、ふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたことも判明し……!? 「悪いのは向こうだからね」 Sさんの兄と同級生である泉さんの長男くんが、ケイくんとのトラブルについて確かめたところ、あっさりと事実を認め、「悪いのは向こうだからね。俺が何とかしてやらないとダメなんだ、うちは」と答えたSさんの兄。家で嘘を話すSさん、Sさんを守るのは自分しかいないと思っている兄。何やら複雑な家庭環境が垣間見えるようですね。Sさんの兄の言動は、強い正義感からくるものなのかもしれませんが、事実関係を把握せずに間違ったやり方で行動を起こしたことはよくありません。高校生とはいえ、物事を多角的に見る力が未熟で、まだ社会的な常識などは持ち合わせていないのかもしれませんね。 「悪いのは向こう」と自分は間違っていないと思い込んでいる人を納得させるのはなかなか難しいもの。皆さんなら、誤解を解くためにどう対応しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ
2023年05月11日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いにより、非を認めたレクト。ソウに謝罪し問題は解決したかのようでしたが、先生は「レクトはソウに執着している。レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案しました。ソウのお母さんは、「ソウのことを一番に考えたい」という思いから、先生の提案を受け入れることに。鈴木先生の協力もあり、レクトの執着は解けていったものの、同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。 そんな中、ソウのお母さんは、レクトが1年生の子を遅くまで連れ回して問題になっていることや、下級生からゲーム機を借りパクしていることなど、レクトの周りでトラブルが続いていることを知ります。 「ソウが終わっても次の被害者が出てしまうのでは」と不安に思っていると、突然レクトが不登校に。「育児放棄を受けている」と噂のあるレクトに、「もしかして保護されたのかな」とソウのお母さんが考えていると……。 学校に来ない理由は…!? レクトが学校に来ないことについて、お母さんに話を切り出すソウ。 「レクトが休んでる理由を聞いたっていう友だちがいて、その話が聞こえたんだ」 「その友だちは、レクトくんが休んでる理由を誰に聞いたの?」 「先生に聞きに行ったって」 ソウの話に、「もしレクトくんが保護されていても、先生ならそのことは言わないだろう。体調不良とか、無難に答えるのかしら」と考えを巡らすお母さん。 「それでね、レクトが学校を休んでる理由がね、ケガなんだって」 ソウが聞こえてきたという、レクトが休んでいる理由に、お母さんは思わず顔を引きつらせます。 「こんなに長いこと、学校に来られないようなケガ?」 よからぬ理由に、お母さんは驚きを隠せないのでした。 「育児放棄の可能性がある」というレクトが、ケガで学校を長期間休んでいると知り、さまざまな思いが巡るソウのお母さん。理由が理由なだけに、心配になってしまいますよね。問題の多いレクトですが、ソウのお母さんが感じている、“根拠のない不安”が当たらぬよう願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月10日■前回のあらすじ親子3人で暮らし始めると、母は何をするにも必ず許可を求めてくるようになりました。また弟をひいきするところもあり、しろみはますます自分の意見を言えなくなっていきます。母の束縛方法友だちにもらった物をあんな風に捨てられて悲しいやら悔しいやらでしたが、この頃の私はぐっと言葉を飲み込むしかできませんでた。この時言われた『貴方はママの言うことを聞いていればいい』という言葉にこの先も苦しめられることになろうとは…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月09日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いにより、非を認めたレクト。ソウに謝罪し問題は解決したかのようでしたが、先生は「レクトはソウに執着している。レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案しました。息子とトラブルになった相手を知るため、レクトについて情報を集めていたソウのお母さん。「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」「レクトの姉に娘が執着され、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という保護者の話を聞いて不安に思っていたこともあり、「ソウのことを一番に考えたい」と、先生の提案を受け入れることに。鈴木先生が目を光らせ、レクトの執着は少しずつ解けていくも、ソウを失ったレクトは荒れてしまい、クラスで孤立。同級生から相手にされなくなり、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。 ある日、情報通のママ友に声をかけられたソウのお母さん。レクトが1年生の子を遅くまで連れ回して問題になっていることや、下級生からゲーム機を借りパクしていることなど、レクトの周りではトラブルが続いていることを知りました。 「ソウへの執着がなくなりつつあるから、次のターゲットを探している? ソウが終わっても、第2、第3の被害者が出てしまうのでは」と顔を曇らせるソウのお母さん。 そんな中、ある日レクトは……。 トラブルメーカーの生徒が突然…!? ある日突然、学校に来なくなったレクト。 「今日もレクトは休みか……」 先生が朝礼を始める中、レクトの席を見つめるソウ。 帰宅後、母親に「今日もレクト、学校休みだったよ」と報告します。 「レクトくんもう1週間以上も学校に来ていないよね……」 レクトが長期間休んでいることが気がかりなソウのお母さん。 「なんで休みなのか先生は言ってる?」とソウに訊ねると、「みんなの前では言っていない」とのこと。 複雑な家庭事情がありそうなレクト。ソウのお母さんは、「もしかしてレクトくん、保護されたのかな……」そんな考えが脳裏をよぎるのでした。 レクトが長い間、学校に来ていないことが気になるソウのお母さん。いくら息子とトラブルになった相手とはいえ、心配になってしまいますよね。複雑な家庭環境や友だちへの執着心、突然の不登校など、問題の多いレクト。ソウのお母さんの立場としては、心配であってもソウに現状を聞くことしかできないのかもしれません。もし皆さんは、問題ばかりの生徒が子どものクラスメートにいたら、同じクラスの親として何か行動しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月09日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかり、ついに「ソウにいじめられている」と嘘をつくように。担任の鈴木先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、ソウとレクトについて聞き取りをしました。そして、クラスメートの証言で、レクトが嘘をついていたことが明らかに。その後、レクトはソウに謝罪し、鈴木先生は事の顛末をソウのお母さんに報告しました。そして先生は「レクトはソウに執着している。レクトの親は学校に協力的ではないため、学校と被害者の家庭で協力して考えなければならない。ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と提案します。「ソウのことを一番に考えたい」と思っていたソウのお母さんは、鈴木先生の提案を受け入れ、ふたりを引き離してもらうことに。 クラスメートの証言で疑いが晴れたソウは、笑顔で学校に通うようになりました。学校では、鈴木先生がソウに近づかないようレクトに目を光らせ、執着は少しずつ解けていきます。しかし、ソウを失ったレクトは荒れてしまい、クラスで孤立。同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。 ある日、ソウのお母さんは「レクトくん、1年生の子を遅くまで連れ回しちゃったんだって」と、情報通のママ友に教えられ……。 クラスで孤立した少年。新たなトラブルを起こし… 「レクトが1年生を遅くまで連れ回した」というトラブルについて説明するママ友。 「1年生の子、キッズケータイを持っていたみたいなんだけど、たまたまバッテリーが切れていたみたいで、親は血相を変えて探してたよ」 「1年生だから時間がわからなくなっちゃったのかな?」という疑問に、「帰ろうとすると、レクトくんに帰っちゃダメって言われていたみたいよ」と、1年生の子の捜索を手伝ったというママ友が答えます。 「他にもゲーム機とかゲームカードとか、借りパクされた子もいるみたい」「小さい子は上級生に文句言えないもんね」 情報通のママ友の話を聞きながら、ソウのお母さんは複雑な心境になっていました。 「ソウへの執着がなくなりつつあるから? 次のターゲットを探している?」 「ソウが終わっても、第2、第3の被害者が出てしまうのでは」と心配するソウのお母さん。「人を代えて、負の連鎖が続くだけなの?」と顔を曇らせるのでした。 上級生の言葉に従い、遅くまで出歩いてしまった1年生。ママ友が言うように、「上級生には逆らえない」ということもあるのかもしれません。 小学校に上がると、登下校などで、ひとりで外を歩くことが急に増える小学1年生。キッズケータイを持たせたり、「寄り道せず、遅くなる前に帰ってくるように」と言い聞かせたりしても、幼いうちは何かと心配ですよね。皆さんは、そんな時期の子どもを守るため、どのような対策をとりますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月08日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかり、ついに「ソウにいじめられている」と嘘をつくように。担任の鈴木先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、ソウとレクトについて聞き取りをしました。そして、クラスメートの証言で、レクトが嘘をついていたことが判明。その後、レクトはソウに謝罪し、先生は事の顛末をソウのお母さんに報告しました。そして先生は「レクトはソウに執着している。レクトの親は学校に協力的ではないため、学校と被害者の家庭で協力して考えなければならない。ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と提案します。レクトについて事前に情報を集めていたソウのお母さん。「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」「レクトの姉に娘が執着され、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という保護者の話が耳に入っていました。「レクトとのトラブルは、簡単には終わらない」と心配していたソウのお母さんは、鈴木先生の提案を受け入れ、ふたりを引き離してもらうことに。 クラスメートの証言で疑いが晴れたソウは、笑顔で学校に通うようになりました。そしてソウのお母さんは、「レクトくんはソウに執着している。鈴木先生と話し合って、ふたりを引き離すことになったから、自分から関わらないように」とソウに説明しました。ソウもお母さんの話を理解していましたが……。 唯一の友だちと引き離された少年は… 鈴木先生は、レクトがソウに近寄らないよう目を光らせ、レクトの“執着”は少しずつ解けていきました。しかし、ソウを失ったレクトは、誰かれ構わず暴れだし、保護者の間でもざわつく存在になっていきます。 クラスでさらに孤立していったレクトは、公園などで自分より小さい子に声をかけて遊ぶように。 ある日、ソウのお母さんは情報通のママ友に声をかけられました。 「ソウくんのママ、レクトくんの話聞いた?」 「何があったんですか?」 ソウのお母さんが尋ねると、「レクトくん、1年生の子を遅くまで連れ回しちゃったって。本当に大変だったよ」と話してくれました。 下級生と遊ぶようになったレクトは、またトラブルを起こしてしまったのでした。 唯一の友だちだったソウと引き離され、クラスで孤立してしまったレクト。下級生に声をかけ、遊ぶようになりました。再びトラブルに発展してしまいますが、レクトには見知らぬ下級生に声をかけてまで、「誰かと遊びたい」という気持ちがあるようです。 何かと問題ばかりで、目くじらを立てられる存在になってしまっているレクトですが、彼もまた、まだ小学3年生の子ども。レクトが暴れてしまったり、トラブルばかり起こしてしまったりする根本的な原因はどこにあるのでしょうか。その原因を解決しない限り、問題行動は何度も繰り返されてしまうのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月07日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。レクトを信じ、かばうような様子を見せる教頭先生に、ソウは困惑。ソウのお母さんは後日、奥さんの出産のため不在にしていた担任の鈴木先生に相談しました。トラブルを知った鈴木先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、当時の様子を聞くことに。クラスメートの証言でレクトの嘘が明らかになると、動揺し突然暴れだしたレクト。先生はレクトを教室から連れ出し、落ち着かせ、ふたりで話し合いました。するとレクトは嘘を認め、ソウに謝罪。ソウも謝罪を受け入れたのです。先生はその後、事の顛末をソウのお母さんに報告しました。鈴木先生の話では、「レクトは、仲良くしてくれたソウに執着心がある」とのこと。 さらに先生は、「ソウの親は学校に協力的ではないため、学校と被害者の家庭で協力して考えなければならない。ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と提案します。 レクトについて事前に情報を集めていたソウのお母さん。「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」「レクトの姉に娘が執着され、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という保護者の話が耳に入っていました。「レクトとのトラブルは、簡単には終わらない」と心配していたソウのお母さんは、鈴木先生の提案を受け入れ、ふたりを引き離してもらうことに……。 笑顔が戻った被害者の少年。しかし… クラスメートの証言をきっかけに、疑いが晴れたソウ。学校から帰ってきたソウの顔には、笑顔が戻っていました。ソウを疑うような様子を見せた教頭先生は、ソウに謝罪。ソウのお母さんにも、「後日、謝りたい」と申し出がありました。 そしてソウのお母さんは、「レクトからソウを引き離す」という鈴木先生からの提案を、ソウに説明することに。 「レクトくんはソウに“執着”してるんだって」 「執着?」 小学生のソウには、馴染みのない言葉です。 「執着ってね、ひとつのことに心をとらわれて、そこから離れられないことなんだって。レクトくんはソウが気になって仕方ないんだと思う」 「え!! なんかレクト、魔法にかかっているみたいでかわいそうだね」 思いもよらない話に驚き、レクトを案ずるソウ。 「でもその魔法は悪い魔法だから、解いてあげないとだね。それで、鈴木先生が引き離してくれるから、ソウは自分からレクトくんに関わるようなことはしないでね」 ソウを気遣いつつも、ふたりを引き離すため、お母さんはソウに「レクトと関わらないように」と言い聞かせるのでした。 レクトの執着心により、トラブルに発展してしまった今回の出来事。何かに対する執着は、多かれ少なかれ、大人にもあるのではないでしょうか。大人であれば、ある程度自分をコントロールし、自制できる部分がありますよね。しかし、レクトはまだ小学生です。 わが子を第一に考え、学校側と協力したソウの家庭。一方、複雑な家庭環境がありそうなレクト。さまざまな要因から、レクトは精神状態が不安定になってしまい、友だちを苦しめてしまったように思います。子どもにとって、安心できる家庭や居場所があることがどれだけ大切か、考えされられますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月06日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。担任の鈴木先生が、奥さんの出産のため不在だったときに起きたトラブル。先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、そのことについてソウのお母さんに電話で報告をしました。生徒たちとの話し合いでレクトが嘘をついていたことが明らかになり、動揺したレクトは、突然暴れだしてしまったそう。鈴木先生はレクトを教室から連れ出し、落ち着きを取り戻したレクトとふたりで話し合いをしました。その際、嘘を認めたレクト。鈴木先生は、「ソウに対して嫉妬心や独占欲、執着があるように感じた」と、ソウのお母さんに自身の見解を伝えます。そして、「お母さんがよければ、レクトからソウを引き離そうと思う」と提案をしました。レクトについて事前に情報を集めていたソウのお母さん。その際、「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」という情報通のママ友の話や、「レクトの姉に娘がカツアゲされそうになった」という保護者・高木さんの話が耳に入りました。 高木さんの話では、「レクトの姉は娘に執着していて、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という事件があったそう。レクトには複雑な家庭事情がありそうで、ソウのお母さんは「ただのトラブルでは済まない」と心配していました。 そして、鈴木先生からの「ふたりを引き離そうと思う」という話を受け、「ソウのことを一番に考えたい」と思ったソウのお母さんは、提案を受け入れますが……。 トラブルになった相手の少年の家庭は… 「ふたりを引き離すということでお願いします」と鈴木先生に伝えた、ソウのお母さん。気になっていたことを尋ねます。 「レクトくんの家について少し耳にしたのですが、児童相談所などは動いているんですか?」 「すみません、個人情報なので何も言えません。ただ、レクトの家は学校に対して協力的ではないのは事実です」 そのためトラブルが起きたとき学校側は、「被害者の児童をどう守るかに重きを置いている」と話す鈴木先生。 「ソウを守るため、学校と家庭で協力して、対策を考えていくかたちです」 鈴木先生は、ふたりを引き離す提案をした理由を説明してくれました。 「ありがとうございます。先生、よろしくお願いします」ソウのお母さんは、鈴木先生を信じて任せることにしたのでした。 ひとまず「ふたりを引き離す」という方向で、解決に向かおうとしている今回のトラブル。これでソウが安心して学校生活を送れるようになるといいですね。しかし、「レクトの親は、学校に協力的ではない」という先生の話は、「子どもに関心がないのでは?」と、とても気になってしまいます。ソウと同じく、レクトも安心して生活できる環境が整うことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月05日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。担任の鈴木先生が、奥さんの出産のため不在だったときに起きたトラブル。先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、そのことについてソウのお母さんに電話で報告をしました。生徒たちにソウとレクトのトラブルについて質問した先生。生徒たちは次々に、「レクトが一方的にソウに攻撃していた」と証言しました。すると突然、叫びながら暴れだしたレクト。先生はレクトを教室から連れ出し、落ち着きを取り戻してからふたりで話をすることに。その結果として、「レクトは嘘を認めたが、ソウに対して嫉妬心や独占欲、執着があるように感じた」と、ソウのお母さんに自身の見解を伝えました。レクトについて事前に情報を集めていたソウのお母さん。その際、「娘がレクトの姉にカツアゲされそうになった」という保護者の高木さんから話を聞いていました。高木さんの話では、「レクトの姉は娘に執着していて、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という事件があったそう。 鈴木先生の“執着”という言葉を聞き、レクトの姉のトラブルを思い出したソウのお母さん。「レクトが謝り、ソウも許してくれたので、子どもたちの間では解決した」という先生の話に、釈然としない気持ちでいると……。 先生から驚きの提案が…! 「あのっ……」 「解決した」という鈴木先生の話に不安があったソウのお母さんが、話をしようとすると……。 「ただ、レクトの“執着”は、僕としてはとても気になっています。そこでひとつ提案なのですが、もしよかったら、レクトからソウを引き離そうと思います」 「ふたりを引き離す……!?」 鈴木先生の話に驚くソウのお母さん。しかし、頭の中でレクトの姉のトラブルが頭をよぎります。 「高木さんの話を聞かなかったら、『そこまでしなくても大丈夫です』と断っていたかもしれない。でも今は、トラブルになってはいけない家庭だとわかっているから、レクトくんには申し訳ないけど……」 ソウのお母さんは、「ソウのことを一番に考えたい」と心を決めます。 「先生、それでよろしくお願いします」 ソウのお母さんは、鈴木先生の提案を承諾するのでした。 トラブルになった友だちとはいえ、“大人が子どもたちを引き離す”という判断は、悩ましいですよね。レクトの家庭に複雑な事情がありそうなことや、レクトの姉が起こした事件を踏まえ、ソウのお母さんは、「ふたりを引き離す」と決めました。根底にある、「息子のことを一番に考えたい」という気持ちは、共感できる場合もあるかもしれません。皆さんがもし、ソウのお母さんの立場になったら、どのような選択をしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月04日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。担任の鈴木先生が、奥さんの出産のため不在だったときに起きたトラブル。先生は、「必ず明確にしたい」とソウのお母さんに約束し、学校に復帰後、さっそく生徒たちと話し合いの場を設けました。「先生がいない間に起きた事件について、みんなに確認したい」と話を切り出すと、生徒たちが次々とソウとレクトのトラブルについて証言。「レクトが一方的にソウに殴りかかった」「レクトはソウに、○ねとか○ろすとか言っていた」。先生はレクトにも、「お前が言ってたことは本当なのか?」と確認します。するとレクトは突然、「うそじゃねぇよぉ! わぁぁぁ!!」と叫びながら、暴れだしたのです。生徒たちとの話し合いについて、ソウのお母さんに報告する鈴木先生。暴れだしたレクトを教室から連れ出し、ふたりで話し合ったそう。 落ち着きを取り戻したレクトは自分の嘘を認めました。そして、「ソウに殴られた」と腫らしていた頬は、レクト自身が殴ったということがわかりました。 「なんでそこまでしてソウを……」と愕然とするお母さん。鈴木先生は理由を説明してくれますが……。 「いじめられていた」と嘘をついた少年は… ※訂正:(誤)立ち合い→(正)立ち会い 「ソウがレクトくんに何かしましたか?」 自らを傷つけてまで、「ソウにいじめられていた」と嘘をつこうとしたレクト。原因がわからないお母さんは、戸惑っていました。 「違うんです。むしろ逆のようで、ソウがレクトにやさしくしてくれたから……」 鈴木先生によると、「ソウに対して嫉妬や独占欲がある」とのこと。 「もっとはっきり言うと、“執着”があるように感じました」 “執着”という言葉に、以前、「娘がレクトの姉にカツアゲされそうになった」と言っていたお母さんの話を思い出します。今回と同様に、レクトの姉は友人に執着し、大変なトラブルになっていたのです。 「今回のトラブルですが、ぼくが立ち会ってレクトがソウに謝り、ソウも許してくれて、子どもたちの間では解決しています」 「え? 解決……? これで解決……!?」 “執着”という言葉や、レクトのお姉さんのことが頭をよぎり、ソウのお母さんはモヤモヤとした気持ちになるのでした。 ソウに対して独占欲や執着心があったレクト。「レクトが謝り、子どもたちの間では解決した」と鈴木先生に言われるも、ソウのお母さんは釈然としない気持ちでいました。ソウのお母さんは、“単純な子ども同士のケンカ”とは思えないのでしょう。しかし、学校で起きた出来事にどこまで親が介入するかは、難しいところですよね。納得できないと感じたとき、皆さんならどうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月03日