モデルの安斉星来が8日、福岡・Zepp Fukuokaで開催された『TGC teen 2022 Fukuoka』に出演した。安斉は、ABEMAの人気恋愛番組『オオカミ』シリーズ『虹とオオカミには騙されない』(2021年)で一躍脚光を浴び、先月26日に放送されたテレビ朝日系バラエティー『あざとくて何が悪いの?』に出演した際、一昨年に同局系のドラマ『M 愛すべき人がいて』の主役に抜てきされた、安斉かれんの妹であることを初公表していた。セットアップにキャップなど全身ホワイトで揃え、見事なランウェイを披露。ウエストがちら見えするショート丈のトップスで観客を魅了し、ポージングでは上着を脱いでほっそりな二の腕をのぞかせた。
2022年05月09日●「やっと共演できる日が来た」姉妹公表・共演の経緯は?歌手の安斉かれんが3月2日、7作連続配信プロジェクトの第5弾となる新曲「ちゃんと世界線」をリリースした。若手映像監督Pennackyが手がけた同曲のミュージックビデオ(MV)では、2月19日にSNSで姉妹であることを公表した実妹・安斉星来と初共演を飾った。今回、姉妹そろってインタビューに応じ、初共演の感想や2人の仲、今後などについて語ってくれた。――7作連続リリースプロジェクトの第5作「ちゃんと世界線」の魅力を教えてください。安斉かれん:私、日頃から世界線という言葉をよく使うんです。「あ~、そっちの世界線ね!」「そっちの生き方ね」みたいな。そして「ちゃんと世界線」の“ちゃんと”は、「ちゃんと人間してるな」みたいな感じでよく使います。そういう自分がよく使うワードをくっつけたタイトルです。この曲は、全体的に世界線や並行世界ということを描いていて、「もし、今別の世界線があったらどうしていたんだろう?」みたいな、そういう意味合いの世界線です。そうして想像することで、より今の選択を大切にしたいと思えるし、今をちゃんと生きていこうと感じることができると思うので。サウンド的には、疾走感のあるポップなメロディなので、歌詞とリンクして聴きやすいと思います。――「ちゃんと世界線」のMVでは、姉妹初共演を果たしました。共演にいたった経緯は?かれん:もともと、姉妹だと公表するのに、お互いタイミングを見計らっていました。私が先にデビューしていたので、いきなり紹介して「かれんちゃんの妹」となるよりも、「かれんちゃんと星来ちゃんって姉妹だったんだ!」ってなるほうが、形的にもキレイだなと思ったので。今回こうした巡り合わせも合って、このタイミングでMV共演の流れを受けて公表しました。――星来さんは、今回の初共演をどのように受け止めていらっしゃいますか?安斉星来:共演することは以前から2人で話し合っていたので、違和感などは全くないです。「やっと共演できる日が来たな」っていう感じです。――初共演のMVの魅力は?かれん:姉妹共演以外にも360度のカメラを使った撮影も初めてですし、MVで振りを踊るのも初めて。初めて尽くしの作品になったので、私にとって特別なものになりました。鏡や宇宙世界など6つの世界に移り変わるセットにも注目してみていただけたらと思います。星来:歌詞にも注目してほしいです。歌詞とMVと一緒に堪能してほしいですね。――ファンの方にどういう点を見てほしいですか?星来:「これが家族だよ~! ファミリーだよ~!」っていうところですかね(笑)。ありのままを見てほしいです。――仕事現場で見た、“芸能人”としてのお互いをどう感じましたか?かれん:すごいクールで、18歳に見えないくらい、しっかりしてますね、表向きは(笑)。星来:ハハハ! 表向きは(笑)。――星来さんは、かれんさんをどう見ますか?星来:かれんは、私が通ってこなかったアーティストという道を、仕事だからとか好きでやっていてすごいなと思いますし、尊敬できますね。――芸能界には、姉妹であることを発表はしても、共演しない方々もいらっしゃいます。早いタイミングで共演した印象を受けましたが、そのあたりに迷いなどは?かれん:なかったですね。すぐ共演したほうが楽しいし。星来:まぁ、言い方が少し大げさかもしれませんが、生きやすいですね。かれん:公表前はね、SNSとか気をつけないといけないし。星来:犬を飼ったりしているので、毛が映らないようにしなきゃいけないだとか色々注意はしていました。そういう気づかいが今後なくなって楽になりますね。●プライベートも仲良しかれん「家にめっちゃ来る(笑)」――かれんさんと星来さんは、実の家族であり姉妹です。現状、まだまだファンには見せていない一面がそれぞれあると思いますが、いかがでしょうか?かれん:星来はクールに見えるんですけど、18歳っぽいところがあるのはいいですね。年相応でかわいいなと思います。彼女にとってまだ色んなことが目新しいので、「えっ、すごい!」みたいに全てがピュアに楽しめている感じが表情にも出ています。星来:姉は、意外と寂しがり屋ですね(笑)。かれん:アハハ!星来:やっぱり姉も1人の人間なので、不安になって落ち込んだりすることもあるけど、それを表に出さない。いつも明るいけど、そうではない一面もあるよ、と。考え深いところですね。――MVのメイキング映像や、今のやり取りを見ていると、かれんさんと星来さんは友達のように仲良しな印象を受けます。ずっと昔から仲良しなのでしょうか? あるいは一時期ケンカした時期があったとか?星来:最後にケンカしたのは小1とかですね。かれん:ケンカとか全然しないですね。仲良いと思います。2人で遊んだりしますし。星来:同じ家に住んでいるわけではありませんが、プライベートでよく遊んでいます。昨日も一緒にいました。かれん:家にめっちゃ来る(笑)。家で語っていたりもするし、渋谷へ買い物に行ったりもします。たまにプリクラも撮ったり。仲良しですよ。――それぞれのお話も聞かせてください。星来さんは、若い世代に人気の『オオカミ』シリーズで芸能活動を本格スタートしました。あらためて、『虹とオオカミには騙されない』(ABEMA)出演の感想を教えてください。星来:以前の私は感情を表に出すのが苦手で、普段恋愛をした時に好きと伝えるのが恥ずかしくて顔に出さないようにしてきました。『オオカミ』には、内気な自分を変えたくて出演しました。恋愛だけでなく、友人関係とかそういうコミュニケーションの部分では「自分、変われたのかな」と思います。恋愛も友情も、「感情って出していいんだ!」って思えたすごくいい機会でしたし、今振り返るとすごく楽しかったですね。――『虹とオオカミには騙されない』出演後、バラエティのレギュラーやドラマ出演が続いています。どのあたりに面白さや難しさを感じていますか?星来: お芝居をするときは色んな役柄になれます。普段ならない自分になれたりもします。そういうところでは色々勉強になります。それこそ今回のMVもそうです。今回のMVとドラマなどの お芝居は、同じお芝居でも違うお芝居。姉からアドバイスを受けながら、刺激を感じています。――バラエティ出演に関してはいかがでしょうか?星来:難しいですね(笑)。ロケや街頭インタビューはすごく楽しいですが、突然話を振られたときにいいコメントもすぐ言えない、というのが課題です。やっぱりまだコミュニケーション能力が足りないのかなと感じて、日々学びが多いです。――かれんさんはドラマ『M 愛すべき人がいて』で一気に注目されました。あらためて、同ドラマの出演がどんな経験になったか教えてください。かれん:そのときは何も分からず、この作品に出たことで自分がどうなるか、とか考える暇もなく飛び込みました。私の芸能活動のターニングポイントの一つになったのかなと思います。すごくありがたい経験でした。●最強姉妹になるために「1人ずつ単体で名が売れないと」――それぞれ、今後の目標を教えてください。星来:もっともっとたくさんの作品に出て、運動好きなのでアクション女優になりたいです。映画『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチとか、『スパイダーマン』シリーズも好きです。かれん:私は、常にアーティストを軸に活動したいです。もっと学んで、作曲はもちろん、楽器も色々できるようになって、音楽の幅をさらに広げていきたいです。――今一番やりたい楽器は?かれん:以前ピアノをやっていましたが、最近ギターを始めました。楽しいは楽しいけど、手がすごく痛いです。まだ慣れてないのでもっと頑張らなきゃ。――今後、姉妹の目標は?かれん:何でもやりたいね。星来:最強姉妹になりたいね。かれん:うん。星来:そのためにはもっともっと、1人ずつ単体で名が売れないと。かれん:お互いジャンルも見た目も違ってバランスがとれていると思います。――自分たちが思い描く“最強姉妹”に、あと何年でたどり着きたいですか?星来:う~ん……何年とかじゃないよね。いつか……という具体的な数字はないですけど、なります(笑)。そう呼ばれるようにお互いが頑張っていきたいです!――芸能活動以外に、姉妹でやりたいプライベートの目標は?かれん:旅行に行きたいですね!星来:いいね~、ニューヨークとか。かれん:LAもいいね。――アメリカで何がしたいですか?星来:バカンス(笑)!かれん:買い物とかね。やりたいこと大体同じだし!■安斉かれん1999年8月15日生まれ、神奈川県出身。渋谷の人気ショップで店員として働きながら、デビュー前から多くのファッション・メディアに登場。2019年5月に「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」をデジタルシングルとしてリリースし、デビュー。2020年にテレビ朝日とABEMAの共同制作ドラマ『M 愛すべき人がいて』でアユ役を演じ注目を集める。2021年9月より7作連続配信リリース中で、2022年3月216日に第5弾となる「ちゃんと世界線」をリリースした。■安斉星来2004年2月17日生まれ、神奈川県出身。高校3年生の夏にABEMA『虹とオオカミには騙されない』(2021)で芸能活動をスタート。モデルとして「東京ガールズコレクション」(TGC)を始め、様々なファッションショーに出演。2021年10月より日本テレビ系『超無敵クラス』にレギュラー出演するほか、現在放送中の日本テレビ系ドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』に出演するなど女優としても活動している。
2022年03月27日「ザ・ボーイズ」のキミコ役、『スーサイド・スクワッド』のタツ・ヤマシロ/カタナ役で知られる福原かれんが、アジアン・ヘイトの標的となり、暴行被害を受けたという。福原さんはインスタグラムに3ページにわたる文章を投稿。1ページ目では「今日、私は男に頭を殴られました。(身体的には大丈夫です)。こんなバカバカしいことは終わりにしなければならない。私たち女性、アジア人、お年寄りはあなた方の助けを求めています」とつづり、2ページ目以降で暴行被害を受けたときのより具体的な内容について明かしている。その日はカフェに向かって歩いていたところ、「突然、後頭部を男に殴られた」という。「私たちは目が合ったわけでもなく、私がなにか変なことをしていたというわけでもありません」と、暴行につながるきっかけはなにもなかったと振り返る。「過去に人種差別的な発言やひどい行為を受けたことはありますが、身体的に危害を加えられたのはこれが初めてです」とし、普段は私生活をめったにシェアしない福原さんでも、この件は伝える必要があると感じたそうだ。「ザ・ボーイズ」で共演しているカール・アーバンは、福原さんが被害にあった事件を伝える記事をツイッターでリツイートし、「#StopAsianHate」(アジアン・ヘイトをやめろ)というタグを添えて福原さんをサポート。同じく同ドラマの共演者のチェイス・クロフォードは福原さんの投稿に「そいつは最悪な人間だ。きみが大丈夫でありますように。本当にひどいね」とコメント。アジア系女優のオリヴィア・マンは「あなたが無事で本当によかった」と福原を思いやったコメントを寄せた。(Hiromi Kaku)
2022年03月18日歌手で女優の安斉かれんの実妹で、タレントの安斉星来(あんざい・せいら)が5日、京セラドーム大阪で開催された「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2022 SPRING & SUMMER」に出演した。先日、かれんの実妹であると公表したばかりの星来。アパレルブランド「CFT.」のステージでは白色のロングトップスにブラウンのロングベストと縦長シルエットでスマートな印象に。大きめのリングイヤーアクセサリーで星来のショートヘアーを際立たせていた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。22回目となる今回のテーマは、「エンターテイメントの再創」=「Re.Entertainment」。ライブやイベントなどの抑制によりエンターテインメント業界のカタチが変貌しつつある今、以前よりもクリエイティブで生の臨場感あふれる時間を体験してほしいという思いが込められている。撮影:蔦野裕
2022年03月05日歌手・安斉かれんの7作連続配信シングル5作目となる新曲「ちゃんと世界線」のミュージックビデオ(MV)が、4日21時に安斉かれん公式YouTube音楽チャンネルで公開される。同MVで、女優・モデルとして活躍中の実妹・安斉星来と初共演した。人生には、物事が無限にある中、選択を迫られる時期が数多くある。「もし、あの時、別の選択をしていたら」なんてパラレルワールド(=世界線)を想像することもあるけど、過去の悔いより未来の話をしよう。「ちゃんと世界線」は、そんなメッセージを込めたポップパンクに仕上がっている。MVは、並行世界をテーマにした、鏡や宇宙など6つの世界に移り変わる映像となっている。MV公開を記念して、同日20時30分からは安斉かれんYouTubeチャンネル「かれんの日常」にて、安斉星来と共に初のYouTube Live配信を開催。今回の配信では新曲「ちゃんと世界線」の作品に込められた想いやMV秘話、姉妹ならではの話も交えながら、視聴者からの質問に答える予定となっている。
2022年03月04日「見なきゃ越せないABEMA!見なきゃ始まらないABEMA!」と題し、年末年始に多彩なジャンルの配信を予定している「ABEMA」。その中から今年反響を呼んだオリジナルドラマの見どころや、2021年に配信予定の最新作を紹介する。■2020年反響のあった作品三種三様の色を放つオリジナル・独占作品が話題となった2020年。強烈なキャラクターやセリフが注目されたあの作品や、切なくも温かい恋模様を描いたドラマ、ティーンの間で話題を席巻した青春恋愛物語をピックアップ。話題性1位、トレンド1位など視聴者から熱視線を集めた「M 愛すべき人がいて」歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描いた同名の小説を原作に、ドラマならではの彩りを加え、安斉かれんと三浦翔平のW主演で壮大なスケールで描いた連続ドラマ。春ドラマ満足度ランキングでは「話題性」1位を獲得、最終回ではTwitterの日本のトレンドで1位にランクインし、SNSでも大きな盛り上がりを見せた。さらに、田中みな実が熱演した眼帯姿の秘書・礼香の壮絶な過去に迫るスピンオフドラマ「L 礼香の真実」では、ラストに「M」では描かれなかった2年後が描かれ、衝撃の声が続出し、話題騒然となった。「M」&「L」共に「ABEMAプレミアム」限定公開中ATP賞テレビグランプリ受賞作品「僕だけが17歳の世界で」佐野勇斗演じる17歳の航太と、飯豊まりえ演じる幼なじみの芽衣は、互いに好意を抱くも、想いを伝えられずにいるなか、航太が突然の事故でこの世を去る。それから7年後、24歳になった芽衣が故郷に戻ると、桜の木の下で死んだはずの17歳の航太と再会するところから始まる物語。2人の恋の行方を辿る純愛ストーリーとしてはもちろん、次第に明らかになる航太の死の真相というミステリーの側面も楽しめるファンタジー・ラブロマンスは、初回配信の見逃しを含めた総視聴数が3日間で100万を突破するなど、多くの反響を呼んだ。また本作は、9月に発表された創り手が自ら審査委員となる日本で唯一の賞として1984年に創設された「第36回 ATP賞テレビグランプリ」の「ドラマ部門」にて奨励賞を受賞した。「ABEMAプレミアム」限定公開中インスタ流行語大賞もランク入り「17.3 about a sex」17歳の女子高生3人が、オトナへと成長する中で、恋にセックスに揺れ動くリアルな機微を描いた青春恋愛物語。等身大の女子高生を演じたのは、現役「Seventeen」モデル・永瀬莉子、田鍋梨々花、秋田汐梨。セックス、避妊、生理、セクシャリティなど10代が周りに相談しづらい悩みやテーマを取り扱っている本作は、「学校や地上波テレビでは教えてくれないけど、知っておくべきこと」を学ぶことが出来ると話題を呼び、2020年インスタ流行語大賞では、上位10位以内に唯一ドラマジャンルからランクイン。若い世代だけでなく、幅広い世代の心を掴んだ。「ABEMAプレミアム」限定公開中■2021年の注目最新作映画『アンダードッグ』の配信版「第33回東京国際映画祭」のオープニング作品を飾り、「第45回報知映画賞」において6部門ノミネート、さらに「第42回ヨコハマ映画祭」にて脚本賞を受賞し、SNSでも熱いコメントが拡がっている映画『アンダードッグ』。メインキャストは、森山未來、北村匠海、勝地涼と人気俳優が集結。スターダムに駆け上がっていく選手たちの陰で、かませ犬として踏み台にされ、這い上がろうともがく崖っぷちボクサー・晃を森山さん、過去に秘密をもつ若手ボクサー・龍太を北村さん、テレビ番組の企画でボクシングの試合に挑む芸人ボクサー・宮木を勝地さんが演じている。そんな本作の配信版が、1月1日(金)より「ABEMAプレミアム」で独占配信スタート!なお、「見なきゃ越せない!始まらない!オリジナルドラマ一挙見企画」と題し、12月28日(月)から1月3日(日)の7日間、毎日最新作や人気オリジナルドラマを24時間限定で無料公開。今回紹介した作品のほかにも、水野美紀主演の「奪い愛、夏」、三浦翔平主演の「会社は学校じゃねぇんだよ」、唐沢寿明主演の「24 JAPAN」、サバイバル玉の輿コメディ「御曹司ボーイズ」などが配信予定。※「ABEMAプレミアム」は月額960円の有料プラン(cinemacafe.net)
2020年12月23日【音楽通信】第63回目に登場するのは、ドラマ『M 愛すべき人がいて』でアユ役を演じて全国的にその名を広めたシンガーの、安斉かれんさん!【音楽通信】vol. 63この1年は全部が初めてのことばかりで楽しかった2019年、令和元日となる5月1日にデビューし、10月に「音楽通信」に登場してくれた、安斉かれんさん。その後、2020年7月に発表した5thシングル「僕らは強くなれる。」は音楽関連ランキングにチャートインし、Googleトレンド急上昇ワードで1位を2度獲得。音楽活動以外にも、90年代の音楽業界を描き、Twitter世界トレンドTop3入りしたドラマ『M 愛すべき人がいて』(4月〜7月、テレビ朝日系・ABEMA)にW主演のひとりとして大抜擢され、大きな話題を呼びました。そんな安斉さんが、2020年12月2日に、7thシングル「Secret Love」を配信リリースされたということで、お話をうかがいました。ーー以前ananwebに初登場いただいたときは、まだ20歳になられてすぐで、メディア展開される前だったこともあり、謎のベールに包まれていた安斉さんでした。あれから1年の間に、いろいろと変化があったと思いますが、1年を振り返っての心境をお聞かせください。昨年の5月にデビューはしていたのですが、全部が初めてのことばかりで、目の前のことに取り組んでいたらもう1年経っていました。最初は、「笑わない」というキャラクター設定などもあったのですが(笑)、それもだんだんと解除されて、この1年は少しずつ「安斉かれん」というものを世に出せてきたんじゃないかなと思っていて……すごく楽しかったですね(笑)!ドラマ『M 愛すべき人がいて』に出演したこともすごく反響をいただいて。放送が始まって、バラエティにも出させていただいたりする機会もあって、どこか不思議な感覚でいましたね。ドラマが盛り上がるにつれて、Twitterでもトレンドに入ってきたりと、反響の大きさを感じながらもどこか自分のことではないように思えて、ひたすら不思議な感じがしていました(笑)。ーー安斉さんがご出演されたドラマもバラエティも拝見しましたが、バラエティもお芝居も全部初めてというなかで、実際どう感じていましたか。どれも難しかったですね。「アーティストの安斉かれん」にはかたちがあって、でもお芝居となると、自分以外のほかのキャラクターになる場面がある。そしてバラエティとなると、歌でもなくセリフでもない、自分の言葉で自分自身の判断でやらないといけないところが、話すことが得意じゃないから一番難しかったです。ーー浜崎あゆみさんをモチーフにした原作がもととなる『M 愛すべき人がいて』は大きな話題となりましたが、アユ役へのアプローチはどうされていたのか、あらためて教えてください。ドラマのアユというのは、リアルと原作も違いますし、原作とドラマも違いますから、なんと言うんでしょうか。監督さんたちと「ドラマオリジナルのアユを作ろう」と考えていました。ご本人にあまり寄せないようにと。いまもまだお会いしたことはないですが、もちろん歌は聴かせていただいているものの、あえてライブ映像は観ないようにするなど、「ドラマのアユ」をどうやって作るのかをすごく考えて、演じさせていただいていました。ーーW主演の三浦翔平さんからは、当時演技アドバイスなどはあったのでしょうか。ありましたね。三浦さんは最初から「俺はマサになる!」と、すでに役に入り込んでいらっしゃったんです。でも、やっぱり私は初めてのドラマなので、収録が始まって1週間も経っていない、まだ自分のなかで役がつかめていない時期に、泣きのシーンがあって。でも、それが泣けなくて、監督さんに「泣くというよりも感情を入れてくれればいいよ」と言われていたんです。その様子を見ていた三浦さんから、いつもはすごく優しい方なんですが、現場で「そんなんじゃ伝わんねえぞ!」と怒鳴られました(笑)。それで悔しくて、泣いたんです。……この話をすると、三浦さんは「俺めっちゃイヤなやつみたいじゃん」と言ってくるんですが(笑)、もちろんもともと全然イヤな方ではないですよ。それ以外のときは、私が「コーラが好き」と言っていたら、いつも三浦さんはコーラを買ってきてくれましたし、優しい方です。ーートリッキーな役どころだった、田中みな実さんはどんな方でしたか。田中みな実さんも、普段はすごく優しい方です。でも、いざ「用意スタート!」と本番になったら、役に入り込んでいらっしゃいましたね。新曲は初めて書いたキュンキュンする恋愛の歌ーー2020年12月2日に、7枚目のデジタルシングル「Secret Love」をリリースされましたね。この曲は、現在放送中の特区枠『社内マリッジハニー』(TBS系 毎週木曜深夜00:59ほか)のオープニング主題歌のお話をいただいてから、原作を読ませていただいて作りました。私自身、恋愛の歌詞を書くことが初めてだったので、書きながらも照れくさくなっちゃうような歌詞を書かせていただいたんです。でも原作もひっぱりすぎず、いろいろなところからヒントをもらって、実体験というよりもこの物語で描かれている恋の始まりを表現したいなと。ドキドキ、キュンキュンする気持ちを込めたかわいい歌詞にしたくて、メロディもいままでと全然違います。たぶんいままでで一番アップテンポの曲ですね。ーー「Secret Love」の歌詞は、甘酸っぱさもあるラブソングですが、安斉さんは以前「書きためたメモからひとつの歌詞にしていく」とお話されていましたが、今回はどのように?ずっと日記やメモから探っていくことが多かったので、今回のシングルは、これまでの曲と比べて作詞が一番難しかったですね。キュンキュンしたような言葉なんて、普段使わないから、「え〜大丈夫かな、こんなこと言って」と言いながら、書いていました(笑)。ーー新たな一面が見えたような気がしました。では今後もラブストーリーの主題歌などのオーダーがこなければ、ご自身からラブソングを書くことはないのでしょうか。書いたとしても、ちょっと恋愛しているニュアンスを出すくらいのものを書きたいなと思っています。歌詞全部が恋する気持ちだけで終わってしまう曲よりも、「誰のこと歌ってるんだろうな?」と思わせるような、いろいろな意味にもとれるようにした意味での恋愛の歌詞は書くかもしれないですね。ーーでは今回の曲はファンの方にとって、貴重なラブソングになったのかもしれないですね。いやいや、でも、わかんないです(笑)。いまこんなことを言っていて、そのうちラブソングを書き出すかもしれないので、いまのところはという感じですね。ーードラマにW主演されている板垣瑞生さん、松井愛莉さんからは主題歌の感想などはあったのでしょうか。感想はとくにないですが、「Secret Love」に合わせた振り付けを作って“マリハニダンス”を踊ってくれています(笑)。とってもかわいいんですよね。ーーこのドラマは、婚活アプリで即日婚から始まるラブコメですが、安斉さんは婚活や婚活アプリについては、どのように思いますか。いいと思います、新しい出会いの形ですよね。でも、婚活アプリを使うなら、だまされないようにっていう感じはありますが(笑)。ーーでは、安斉さんが思う、結婚するならこんな人という理想はありますか。結婚は、人生で1回はしたいかな。まだ21歳なので、まだまだ全然考えていないですね。それに結婚となるとひとりだけの問題ではなくなってきちゃうので、だから若いうちに、いましかできないことをたくさんやって、やりきってからいつか結婚したいと思います。……でも、わかんない(笑)。4年後とかにポロっと「結婚します」という報告をすることもあるかもしれないですけど(笑)。ーー楽しみにしています(笑)。ところで、10月からはラジオ番組『てくてくかれんだー』(FMヨコハマ 毎週火曜日 18:20)が始まりましたが、初めてのラジオMCはいかがでしょうか。私は神奈川県出身なので、ずっとFMヨコハマさんのラジオをお父さんの車でもよく聴いて育ってきました。だから、「FMヨコハマでラジオをやりたい」とずっと言っていたので、夢が叶ってすごくうれしいです。これまではラジオにちょくちょくゲストで呼んでいただいたりはしていたんですが、自分がMCになって進行していくというのは、すごく楽しいです。ラジオでは、好きな音楽を語ったり日常の出来事を話したり、ゆる〜くやっています。ファンの方とはSNSでつながっているとしても、文字だけじゃないところでつながりたいから、ラジオでもコミュニケーションをとっていきたいなと。やっぱり、自分の声を届けることは大事じゃないですか。たとえば、いままで洋楽が好きだと言ってきましたが、ラジオでは直接自分の口から「この曲がおすすめ」と言って、聴いてもらうことができますよね。そうやって自分の好きなものを共有できる時間というのがすごくうれしい。これからもアットホームな時間にしたいと思っています。「アーティストの幅を広げていきたい」ーー以前、愛犬のゼロくんのお話をうかがいましたが、オフのときはいまどのように過ごしていますか。いまも家の近くだけですが、ゼロとよく散歩します。ゼロと過ごすこと以外だと、友達とごはんに行くこともありますが、基本的には家にいるかな(笑)。あとはゲームをすることもあります。PS4をしているとすぐ時間が過ぎちゃいますね。ーー昨年安斉さんの初ライブとなった、渋谷のイベントに行かせていただきましたが、ステージで安斉さんが見えないまま観客はミラー越しに見るという演出が斬新でした。コロナ禍で難しいかもしれませんが、今後ライブのご予定は。渋谷のイベント、ありましたね! 夏フェス「a-nation online 2020」にも出演させていただきましたが、今年はオンラインライブでしたし。デビューしてからいままで一度も、自分のソロライブをしたことがないんです。いつか、お客さんの前で自分のライブを披露できたらいいなと思います。ーーでは最後に、今後の抱負を教えてください。来年は、アーティスト活動を大切にしていきたいですね。楽器もいろいろとやりたいですし、いろいろなジャンルの歌にも挑戦したいと思っているので、楽器の練習や作曲の勉強もやっています。アーティストとしての幅を広げていければいいですね。取材後記歌にドラマにバラエティにと、初めてづくしの1年を駆け抜けた、安斉かれんさん。20歳でお会いしたときよりも、21歳のいまは、顔つきも凛々しく充実した時を重ねられたことを実感しました。勉強熱心な安斉さんのこれからのご活躍も楽しみですよね。そんな安斉さんのニューシングルをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・大内香織取材、文・かわむらあみり安斉かれんPROFILE1999年8月15日、神奈川県藤沢市生まれ。令和元日の5月1日に1stシングル「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」でデビュー。2020年7月に発表した5thシングル「僕らは強くなれる。」は音楽関連ランキングにチャートインし、Googleトレンド急上昇ワードで1位を2度獲得。世界的にも大きな潮流を生みつつあるリバイバル・サウンドをいち早く取り入れ、Jポップのニュージェネレーションを歌っており、もともと「ポスギャル」と呼ばれる次世代のひとりで、90代を意識した8cmシングルで作品をリリースしていた。それらの楽曲は全て「TRKKEI TRAX」や「Maltine Records」などの気鋭のトラックメーカーによるReproduceという新たな手法でも再発表され、世界中のニュージェネJポップファンや超大物の海外DJらからも大きな反響を得ている。90年代の音楽業界を描き、Twitter世界トレンドTop3入りしたドラマ『M 愛すべき人がいて』(4月〜7月、テレビ朝日系・ABEMAで放送)にW主演として大抜擢され、大きな話題を呼んだ。ファッション・アイコンとして、コスメティックブランドの「M·A·C」の店頭ビジュアルの連続採用やティーンから絶大な支持を受けるカラコンイメージキャラクターを飾るなど、そのルックスにも注目が集まっている。12月2日、7thシングル「Secret Love」を配信リリース。InformationNew Release「Secret Love」2020年12月2日配信(サブスクリプション音楽ストリーミングサービスのみ)
2020年12月10日「ABEMAプレミアム」にて限定公開中のドラマ「M愛すべき人がいて」より、配信時に大きな反響を呼び、「2020今年の顔」にも選出されたフリーアナウンサーで女優の田中みな実の“名シーン5選”をピックアップしてご紹介。テレビ朝日とABEMAの初共同制作ドラマ「M愛すべき人がいて」全7話(2020年4月~7月配信)歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描き大ヒットした話題作「M 愛すべき人がいて」(小松成美著・幻冬舎刊)を原作に、「奪い愛」や現在、田中圭主演で放送中の「先生を消す方程式。」など数多くの作品の脚本を担当する鈴木おさむがドラマならではの彩りを加え、壮大なスケールで描く連続ドラマ。キャスト:安斉かれん、三浦翔平、白濱亜嵐、田中みな実、久保田紗友、河北麻友子、田中道子、新納慎也、市毛良枝、高橋克典、高嶋政伸「私の目の代わりになるって言ってくれたよね?」配信開始前から大きな話題となっていた本作。第1話から、俳優・三浦翔平演じる敏腕プロデューサー“マサ”の秘書“姫野礼香”を演じる田中みな実の怪演に大きな反響が寄せられた。第1話では、「まだ離婚するつもりないのかな?だってさ、私の目の代わりになるって言ってくれたよね?」と、過去の“とある事件”を逆手にマサを脅迫する礼香。さらに、マサが肩入れする物語の主人公、歌手・安斉かれん演じる“アユ”の存在を疎ましく思い、ふたりの関係を引き裂こうと手回しをしたりと、初回から暴走する様子に、視聴者からは「何このキャラ!?」「昼ドラか!」「こういうクセのある役演るのうまいな~」などと、反響が寄せられた。「ゆるさなーーーーーーい」第3話にて、社長へ直談判するためにと、事務所を訪れたアユを待ち構えていた礼香。礼香はマサとの関係を匂わせ、不気味に眼帯を外すと、「あたしのこの目はね、あの人に奪われたのよ。だからマサさんは約束してくれたんです。一生わたしの目になるって」と、マサとの過去について触れ、「わたしの大切なもの、奪わないでね?そんなことしたら私…ゆるさなーーーーーーい」と、重すぎるプレッシャーを与えた。そんな礼香の異常に長い「ゆるさなーーーーーーい」発言に、視聴者は騒然となった。また、礼香の知られざる過去を描いた田中みな実主演のスピンオフドラマ「L礼香の真実」(2020年6月~7月配信)でも、第1話からこのフレーズが登場し、話題に。礼香の名セリフ「ゆるさなーーーーーーい」誕生のきっかけとは…?「メモリーオブマサ!」こちらも同じく第3話から選出。アユを目に掛けるマサに、「あの娘に惚れてるわけじゃないわよね?」「奥さんと別れたんだから、私と結婚してくれるんだよね?」と詰め寄る礼香。そこで、「こんなの作ってみたんだ~」とおもむろに一冊のアルバムを取り出すと、「じゃーん!メモリーオブマサ!」と、マサとの思い出をまとめたアルバムを1ページずつめくり、さらには婚姻届をつきつけるなど、狂気じみた行動を連発。そんな常軌を逸した礼香の行動に、SNS上では、「礼香ヤバすぎる...」「今回も田中みな実の存在強し」「“メモリーオブマサ”が頭から離れない!」と話題に上がりました。「約束いはーーーん(違反)!!」物語も終盤に近づいた第5話では、ウエディングドレス姿でマサの前に登場し、大暴走する礼香。マサからはっきりと「礼香と結婚はできない」と告げられると、「約束いはーーーん(違反)!!」と激怒し、「もしかして、もしかして、アユのことが好きなの?」「好きなわけないよね?だよね??」と大暴れ。マサから「自分の気持ちに気づいた」と明かされると、「聞きたくなーーーーーい!」と絶叫しました。狂気に満ちた礼香の様子に、視聴者からは「え、発狂!?」「“奪い愛感”がすごい」「これは怖い…」「みなみシャウト!」「名演技」などの声が上がった。「ハッピーバースデートゥーミー」最終回を目前にした第6話では、同棲をスタートさせたアユとマサの仲を引き裂こうと、礼香が再び大暴走。礼香はアユとマサが同棲している部屋に忍び込むと、自らの誕生日を祝福。誕生日ケーキを前に「ハッピバースデートゥーミー」と歌いだすと、「マサはわたしの人生の責任取ってくれるんだよね?ってことは、私はここにいてもいいんだよね?」とマサに迫る。その後、マサに拒絶された礼香は嫉妬に狂い、シンバルを連打。この猟奇的な礼香の行動に、ネット上では「礼香怖すぎる!」「田中みな実好きだわ~」「礼香さんただのストーカーじゃないですか」「さすがに犯罪ですよ礼香さん!!!!」「ハッピーバースデートゥーミーって初めて聞いた」など、様々な声が集まった。田中みな実の怪演に視聴者が虜になったドラマ「M愛すべき人がいて」、「L礼香の真実」は、現在「ABEMAプレミアム」にて配信中だ。(text:cinemacafe.net)
2020年11月28日連続ドラマ『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日/ABEMA)でアユ役を演じた歌手・安斉かれんが13日、最新曲「Secret Love」の新ビジュアルを公開した。「Secret Love」は、恋が始まったのかどうかさえ分からない甘酸っぱい秘密を散りばめた “ガールズ・ポップ” となっており、そのコンセプトに基づいた新ビジュアルでは、生花のヘッドピースをつけ、今までになくガーリーな雰囲気に。一見すると物憂げにも見える表情は、まだ始まったばかりの恋心の機微を表現している。また、12月2日のリリースに先駆けて、MBSドラマ『社内マリッジハニー』のオープニング主題歌として現在オンエアされており、TikTokとInstagramでも同尺の先行配信がされている。
2020年11月15日9月の休日といえばシルバーウィーク。夏の暑さも和らぎ、涼しくなってきた秋の夜長におすすめ、いまABEMAで視聴可能なイッキ見必至のドラマやアニメ作品をピックアップ!「M愛すべき人がいて」マサ役が話題となった三浦翔平の主演ドラマや、日本版リメイクが決定した鉄板海外ドラマ、老若男女問わず人気のアニメ作品など魅力的なラインナップが揃っている。三浦翔平出演!「会社は学校じゃねぇんだよ」「M愛すべき人がいて」「L 礼香の真実」現在「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS)に出演中の三浦翔平が主演を務める「会社は学校じゃねぇんだよ」は学生時代から起業していた渋谷のギャル男が、一度は憧れのベンチャー企業に入社するも信念の違いから決裂、自ら“21世紀を代表する会社”の立ち上げを目指していくリベンジサクセスストーリー。「サイバーエージェント」社長・藤田晋の著書が原案となっている。また「M愛すべき人がいて」では日本の音楽史を塗り替える伝説を作り続ける希代のプロデューサー・マサを演じ、アユ(安斉かれん)と共に過酷なデビュー争い、壮絶な嫌がらせ、そして恋路を阻む礼香(田中みな実)らとの戦い…と、ドキドキハラハラする要素満載で、放送終了後も大きな話題を呼んでいた。「L 礼香の真実」にもマサ役で登場。礼香が小学生の頃から思いを寄せた初恋相手・正幸(通称:マサ)との思い出をふり返る中で、礼香に隠された秘密が明らかになっていく。秘書・礼香の“秘密”が初めて明かされるオリジナルスピンオフドラマだ。日本版リメイクが始まる前に!「24 -TWENTY FOUR-」をチェックアメリカの連邦機関、CTUロサンゼルス支局の捜査官ジャック・バウアーを主人公に、その同僚や家族らがテロリストと戦う、サスペンスアクショドラマ。2001年に放送開始され、1シーズン(全24話/24時間)をかけて1日の出来事をリアルタイムで描く革新的なスタイル、スピーディーかつスリリングな展開で視聴者を魅了した。この世界的大ヒットシリーズを日本でリメイクした「24 JAPAN」が10月6日(火)よりテレビ朝日にて放送が開始される。オリジナル版のシーズン1をベースに主演・唐沢寿明が演じる日本版ジャック・バウアー=獅堂現馬が、仲間由紀恵演じる日本初の女性総理候補・朝倉麗の暗殺計画を阻止するという極秘任務に挑む…。最終話から繋がる物語が劇場版で登場「鬼滅の刃」「鬼滅の刃」はシリーズ累計発行部数4,000万部を突破した人気漫画。昨年待望のTVアニメ化を果たすと、人と鬼との切ない物語に躍動感あふれる映像で描かれる鬼気迫る剣戟、時折コミカルに描かれるキャラクターたちが人気を呼び、アニメ放映終了後も日本中だけにとどまらず、世界各地から熱い視線が注がれている。昨年TVアニメ最終話「新たなる任務」が放送され、“竈門炭治郎 立志編”の物語が幕を閉じ、主人公・竈門炭治郎とその仲間たちが映画の舞台となる“無限列車”に乗り込むシーンで終了。その最終話から繋がる物語が10月16日(金)より『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』として公開される。(text:cinemacafe.net)
2020年09月18日連続ドラマ『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日/ABEMA)でアユ役を演じた歌手・安斉かれんのニューシングル「GAL-TRAP(ギャル・トラップ)」が16日、各サブスクリプション音楽ストリーミングサービスで配信開始された。また、ラストに“トラップ”を仕込んだ意味深なミュージックビデオ(MV)のフルバージョンも公開された。令和元日にデビューした安斉。次世代ギャルとしても注目を集める彼女が、同楽曲では作詞だけでなく、初めて作曲・プロデュースを行った。楽曲タイトルにある 「トラップ」というワードには、ギャルが仕掛ける「罠」という意味と、安斉自身が大好きと公言してきたHIP-HOPのジャンル「TRAP」の2つの意味が込められている。歌詞やサウンド・プロデュースにおけるテーマを、安斉は以下のように語っている。メイクを落としたら、心に何かが滲んでくる悲しい、辛いとも違う・・・名前のないこの感情。それを表す言葉が見当たらないから、音楽にした。だから、歌詞自体は曖昧。言葉にできない想いは、トラックに詰め込んだ。気を紛らわすために、口笛を吹く。落ち着くから、爪をいじっちゃう。沈黙が怖くて、口遊むように溜息を吐く。(HPより一部を抜粋)そんな多感な若者の心象風景をビジュアライズしたMVは、すでに日本テレビ系『スッキリ』9月テーマソング、『ウチのガヤがすみません!』9月エンディングテーマとして、その一部がオンエアされていたが、本日フルバージョンが公開された。時に荒涼としてしまう心の中を表現した「無機質な部屋」には、幻想的かつ過激な配色の巨大なテディベアが配置されている。それに包み込まれるシーンは、いつまで経っても、誰かに守られていたいという願望=ピーターパン・シンドローム(大人になりたくない)的な幼さを表し、一方で、テディべアと対峙しようとするシーンでは、その自分過保護によって、世界から取り残されるかも知れないという危機感や恐怖感が表現されている。“自分でも分かっている” でも ”やめられない” という心のエスケープ機能(自分こそが自分の最大の理解者であること)からの連鎖から起こる堂々巡りは、永遠に出口に辿り着けず、無限ループする真白な部屋としても可視化されている。終始、シュルレアリスムな雰囲気で進む映像。ラストには、いよいよ脱出=自己解決か!? というシーンが登場するが……。スパイラルする物語の行方に注目だ。
2020年09月16日安斉かれん撮影/高梨俊浩 「ドラマのクランクインとクランクアップの撮影地が一緒だったので、最後はこみ上げてくるものがありましたね。三浦(翔平)さんから“無事に終わってよかったね”っていう言葉をかけていただいて、なんだか安心しちゃいました」話題のドラマ『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で主人公のアユを演じ、注目を浴びた安斉かれん(20)。歌手として活動する彼女が、22日に新曲『僕らは強くなれる。』を配信リリース。■松田聖子さんの曲をよく聴いてます「これは高校1年生か2年生くらいのときに書いた歌詞なんです。中学時代、私は吹奏楽部に入っていたんですが、そのときに感じていたことを書いたら、自然と応援歌になっていました」エネルギッシュなサウンドと、勇気をくれる真っ直ぐな歌詞。本人もメッセージ性のある歌をよく聴いているのかと思いきや、「歌詞よりも、リズムやメロディーで好きになることも多くて、ジャンルは洋楽が多いかもしれません。日本のアーティストだと、最近になって松田聖子さんの曲をよく聴きます。ドラマの撮影に向かう車のなかで、爆音で流しながら歌ったり(笑)。特に好きなのは『SWEET MEMORIES』。歌詞が可愛くて好きなんです」幼いころから音楽を身近に感じていた彼女。小学生のときに、父親に連れて行ってもらったザ・ローリング・ストーンズのライブをきっかけにサックスを始めた。「父はたぶん、自分の影響で私が音楽に興味を持ったってことを知らないと思います。でもこうやって、インタビューで話しているのを見ていたら気付いているかも(笑)。いちいちそういうことって、面と向かって言わないじゃないですか。家族はみんな、応援してくれています!姉はバラエティー番組に出ている私を見て“めっちゃ緊張してるじゃん!”ってメールをくれたり、妹は『M』を見てくれていて、なかでも田中みな実さん演じる礼香にめちゃハマっていました(笑)」性格や好きな洋服もまったく違う姉と妹だが、喧嘩をすることはあまりない。「基本仲良しです。でもニンテンドースイッチの『あつ森(あつまれ どうぶつの森)』をプレイしたときに、姉と一緒に妹の島に行ってわざと荒らしたりしてましたね(笑)」■“3人でバンド組もうぜ!”って“令和の歌姫”の影響は、地元・藤沢にも。「地元の友達には、芸能のお仕事をするっていうことを伝えていなかったんです。話していたのは親友1人にだけ。高校の友達みんながドラマを見て、私が出ていることにとてもびっくりしていて(笑)。リモート飲みをしながら、ドラマ鑑賞会を開いてくれたそうです」そんな友人たちとの忘れられない“青春エピソード”は?「中学生のころに、ギターをやっている男の子の友達が2人いたんですけど、当時そういう“地元バンド”みたいなものに憧れていました(笑)。“3人でバンド組もうぜ!”って。いま思うとすごく懐かしい(笑)。LINEグループを作って、私がピアノ担当で、ベース、ギター兼ボーカルに決まったんですけど“ドラムいないじゃん!”ってなって。“じゃあドラムは高校生になってからスカウトしようか”って話をしてたのにすぐにそのバンドの話はなくなりました……。本当にその場のノリでした(笑)」新しく○○に挑戦したいと思ってます!「最近は、ピアノや歌以外の趣味がなくて、“どうしようかな”って思ってて。絵を描いている友達がいるんですけど、私も描いてみようかなって思ってます。画材を集めるところから始めないといけないんですけど……。まったく描けませんが、美術館とか行くの好きなんです……これなんか、ちょっと恥ずかしいな(笑)」保育園の思い出は“布団”!?「いま考えるとマイペースで人見知りだったのかな?って思うんですけど、保育園時代はみんながおままごととかしているなかで、先生に“布団出して”ってお願いして、部屋の隅っこで寝ているような子でした(笑)。でもなぜか、立候補したわけではないのにおゆうぎ会で『不思議の国のアリス』のアリスを演じた記憶があります(泣)」シングル『僕らは強くなれる。』7月22日(水)サブスクリプション限定で配信リリース
2020年07月22日浜崎あゆみと、ドラマ『M 愛すべき人がいて』でアユを演じた安斉かれんと、マサ役の三浦翔平(番組HPより)浜崎あゆみがスターになるまでを描いたドラマが先日、最終回を迎えたが、原作となった小説にも注目が集まっている。「平成の歌姫の人生を描くまでには、多くの苦労もあった」という作者の小松氏に、今だから話せるあゆへの思いを聞いてみると―。■初めて語った原作者の気持ち「昨年5月に歌手デビューした安斉かれんさんが主役の“あゆ”を演じ、彼女が恋するプロデューサーのマサ役を三浦翔平さん、彼の秘書役を田中みな実さんが演じました。濃すぎるキャラクターや、女性同士のいじめや嫉妬など、ドロドロしたストーリーがSNSで話題になりましたね」(スポーツ紙記者)7月4日、浜崎あゆみがスターになるまでの裏側を描いたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)が最終回を迎えた。実は、このドラマには、原作がある。「昨年の8月1日に発売された、ノンフィクション作家の小松成美さんによる事実を基にした恋愛小説です。浜崎さんが、事務所の社長である松浦勝人さんと恋に落ち、別れに至るまでを浜崎さんの視点による一人称形式で書いています」(同・スポーツ紙記者)小松氏のもとに執筆のオファーがあったのは、’18年の8月初旬のことだった。「幻冬舎の社長の見城徹さんから“書いてほしい本がある”というお電話をいただいたことがきっかけでした。内容を聞いたところ、“松浦さんと浜崎さんがひそかに交際していた当時のことを、ドラマにしようという話になった。それには原作が必要なんだ”ということでした」(小松氏、以下同)ふたりが付き合っていたことは、この本で初めて明らかになった。そんな重要な仕事を任された心境はというと、「すごくうれしかったです。ただ、私は松浦さんにお会いしたことはなく、浜崎さんに関しても、ヒットソングの数々は聴いていましたが、彼女のことはライブ『a-nation』でしか見たことがありませんでした。それなのに、ふたりの人生の最も大切であろう秘密を私が書いていいのかと思いました」浜崎と松浦氏に初めて会ったのは、電話でオファーを受けた数週間後のことだったという。それから、取材を重ねていった。「ふたり一緒にインタビューもしましたし、’18年は浜崎さんの20周年ツアーの最中だったので、その合間に時間を取っていただいたこともありました。最初は“何を話せばいいのかな……”と戸惑っていましたが、当時の出来事は、2人とも手帳や日記を見ることなく鮮明に覚えていました。ふたりで当時のやりとりについて話しながら、“あゆはそんなつもりじゃなかった”と言って“検証”する場面もあり、見ていてすごくドキドキしましたね」実際に“平成の歌姫”に会った印象はというと、「本当にかわいい方で、輝いていました。小柄で愛らしいのですが、多くの人の心を動かす力強さのようなものも感じました。当時のことを話す際は、ときどき頬を赤くして恥ずかしがったり、笑ったりしていました」■歌姫になるために犠牲にしたもの終始、楽しそうに話していたが、つらい記憶もあったようで……。「おばあさんが亡くなった話をするときは、涙を流していました。おばあさんがもう危ないというときに、デビュー曲のレコーディングがあって福岡に帰ることができず、死に目にあえなかったんです。当時のインタビューでも、“私は、おばあちゃんがいたから生きてこられた”と話していました」貴重な本を世に出すために動く中で、行き詰まってしまったこともあったという。「この本は浜崎さんの一人称になっています。そのため、彼女が発した言葉が中心になり、そのほかは調べたことや私が想像したものです。私が彼女の心を書ききってしまっていいのかと思うようになりました。そんな思いから、2日間、福岡に失踪したことも(笑)。でも、浜崎さんの地元である福岡で以前住んでいたところやゆかりのある場所を回って、彼女のルーツがわかりました。気持ちを切り替えることができましたし、地元に足を運んだからこそ書けることもありました」取材を重ねるうちに、彼女たちにこんな思いを持つようになった。「本だと長く感じるかもしれませんが、ふたりが付き合っていたのは2年間でした。一緒に暮らしたり、幸せに過ごせたのはほんの短い時間だったんです。今のまま、当時まで時間が戻れば、スマートフォンなどもあるので、ふたりの気持ちがすれ違うこともなかったかもしれません。同時に、ふたりともプロに徹し、別れを決める精神を垣間見て、尊敬の思いが深まりました。浜崎さんが平成の歌姫になるまでにはいろいろな犠牲や悲しいことがあったと知り、崇高な気持ちになりましたね」■田中みな実の怪演や過激なストーリーについてドラマは原作を基にしているが、オリジナル要素が多く、少々過激な内容になっている。原作者として、戸惑うことはなかったのだろうか。「ドラマ化する時点でエンターテイメントになるので、初めて台本を読んだときも気になりませんでした。脚本を担当された鈴木おさむさんにも、“自由に作ってください”とお伝えしましたから。連続ドラマであれば、女性同士の対立も物語を盛り上げる要素になるので、ドラマは終始、楽しく見ていましたよ」ただ、やはり“あの人”の怪演は印象に残っているようで……。「原作では、田中さん演じる秘書は数行しか出てきませんが、ドラマでは眼帯をつけて、あゆへの嫉妬に狂う恋敵というキャラクターだったので、強烈でしたね(笑)」実は、田中とはドラマが放送される前に会ったことがあるという。「TBSラジオで放送されている『田中みな実 あったかタイム』に出演させていただき、お話ししました。彼女は“小松さんが大切に取材されてきた浜崎さんの物語に関われて、とてもうれしいです。私は子どものころから浜崎さんの曲を聴いていましたから”と喜んでくれましたね。ただ、“私が演じる役は原作とドラマの違いを象徴するような役柄なので、少し不安です”とも話していましたよ」最後に、これから原作を読む人に向けたメッセージをもらった。「ドラマはエンターテイメント性が高く、楽しんでいただけたと思います。小説はそこに至る過程や当時の世間の動き、時代背景をより詳しく書いています。ふたりがどんな犠牲を払って、何を守っていたかをより知っていただけると思うので、ぜひ手に取って読んでいただきたいです」すでにドラマを見たファンも、いま原作を読むことで新たな発見があるかも!
2020年07月15日オリジナルドラマ、お笑い、アニメ、ニュース、スポーツ、音楽など、多彩なジャンルの番組を配信中の「ABEMA」。ここで7月に配信される注目作品&番組の見どころを紹介。まず注目なのは、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描いた小説を原作にしたオリジナルドラマ「M愛すべき人がいて」と、スピンオフドラマ「L礼香の真実」。安斉かれんと三浦翔平がW主演する「M」は、「ABEMA」オリジナルドラマ内で過去最高視聴者数を更新したほか、放送開始から全ての放送回でTwitterのトレンド上位に上がるなど、SNSで盛り上がりを見せた。そして、田中みな実主演のスピンオフドラマ「L」も全話配信開始。田中さん演じる礼香の常軌を逸した人格はどのように形成されたのか、想いを寄せた初恋相手の“もう一人のM”との思い出をふり返る中で、隠された秘密が明かされていく。本編では描かれなかった礼香のその後にも注目だ。続いて、7月12日(日)に生配信される「第41回ABCお笑いグランプリ」決勝も必見。「南海キャンディーズ」山里亮太をMCに迎える本番組では、総勢480組のエントリーを勝ち抜き、決勝に進出した、「オズワルド」、「からし蓮根」、「カベポスター」、「コウテイ」、「さや香」、「世間知らズ」、「そいつどいつ」、「滝音」、「チェリー大作戦」、「ビスケットブラザーズ」、「フタリシズカ」、ベルサイユの計12組の中から優勝者が決定。決勝後の夕方からは、優勝者による特別番組を生配信。MCには「霜降り明星」の2人が決定しており、優勝者のインタビューや、プロフィールをどこよりも早く徹底分析していく。12日(日)にはほかにも、立ち技格闘技・RISEの初となるテレビマッチ「Cygames presents RISEonABEMA」を格闘チャンネルにて完全独占生中継。本大会のテーマソングには、ANARCHYの「Where We From feat. T-Pablow」が決定しており、ANARCHYは会場にて生ライブを披露。試合の見どころを紹介するスペシャルナビゲーターとしてダレノガレ明美。品川祐、南明奈、「鬼越トマホーク」がスペシャルゲストとして出演する。(cinemacafe.net)
2020年07月09日放送日が先送りになるなど、異例尽くしの対応に追われた春クール。無事最終回を迎えた作品を見てみると、いずれも一筋縄ではいかない“癖の強い”物語展開が特徴だったように思われます。疲れた心に程良い刺激を与えてくれる、記憶に残るドラマ――中でも、今日はドラマニアな筆者が注目した3作品を振り返っていきましょう。主人公の恋のお相手は、美しき殺人者…!異例の三角関係から目が離せない「美食探偵 明智五郎」「東京タラレバ娘」でお馴染みの作家・東村アキコさんがサスペンス漫画に挑戦したことでも話題の本作。主人公の探偵・明智五郎(中村倫也)が、意図せずマグダラのマリアを名乗る美しき殺人者(小池栄子)を世に放ってしまう衝撃のスタートに始まり――彼女の暴走を止めようとすればするほど、皮肉にも新な殺人者を連鎖して生んでしまうという驚きの展開は、見る者を惹きつける不思議な魅力がありました。一方で、高度な頭脳戦を繰り広げる明智×マリアの間で奔走する小林苺(小芝風花)の純真無垢な人となりがとても丁寧に描かれており、ノリツッコミしながらキュートに立ち回るその姿に癒される場面も。自分が遠い過去に手放してしまった真っ白な魅力を持つ彼女に、包丁や毒を持って襲い掛かるマリア…。鬼気迫る三角関係から終始目が離せないドラマでしたね!含みのある切ない最終回も、視聴者の期待を裏切らない「美食探偵」らしい終わり方でした。心の奥底に秘めた思いが、夢の中で湧き上がる シュールな本音が癖になる「捨ててよ、安達さん。」デビュー36周年を迎える女優・安達祐実さんが、本人役で登場することでも話題の本作。女性誌の企画で毎号「私物を一つ捨てる」という連載を始めた安達さんは、夢の中に擬人化して現れる様々な“捨てられないモノ”たちと会話することで、自身の心を整理していきます。ファンタジーなのに妙にリアルな会話劇が、まさに癖になる一作と言えるでしょう。中でも視聴者の興味関心を引いたのが、夢に度々登場する謎の少女(川上凛子)の存在。安達さんに詰め寄り、時に鼓舞する彼女は一体何者なのか…?最終回、これまでずっと捨てられなかったゴミ箱の中身と向き合うことで見えてくる本当の思い――捨てられない理由と深く結びついている家族や恋人との“思い出”について、改めて考えさせられるお話でした。濃いキャラクターたちが脳裏に焼きつく――春クール随一の話題沸騰ドラマ「M 愛すべき人がいて」安斉かれんさん×三浦翔平さんのダブル主演で、歌姫・浜崎あゆみさん誕生に潜むエピソード、90年代激動の音楽業界に迫る本作。登場人物たちのキャラクターがとにかく濃く、見る者に強いインパクトを与える作品として、この春大きな注目を集めました。中でも、田中みな実さん演じる妖艶な秘書・礼香の猟奇的な振る舞いが最終回を揺るがすこととなり、SNSでは「ヤバイ」「コワイ」と大盛り上がりに――。「アユは、マサがいない方が良い歌を作る」という彼女言葉が、運命の恋で結ばれたアユ×マサの未来を大きく左右していきます。平成の名曲誕生の裏側に秘められた、知られざる物語とは…?ABEMAプレミアムでは、礼香を主人公にした「L礼香の真実」が配信されているそうなので、愛のためならどんな手段も厭わない彼女の人となりを知りたい方は、是非合わせてチェックしてみてください。あなたの記憶に残ったのは、どの作品ですか?以上、春クールの振り返り3選でした。(text:Yuki Watanabe)
2020年07月08日安斉かれんと三浦翔平がW主演するドラマ「M 愛すべき人がいて」DVD-BOXが、10月30日(金)に発売される。本作は、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでと、そこに秘められた出会いと別れを描いた同名小説のドラマ化。鈴木おさむが脚本を担当し、ドラマならではの彩りをプラス。安斉さん演じるアユと三浦さん演じるマサの恋模様、そして、田中みな実扮する秘書・姫野礼香や、水野美紀扮するスパルタ鬼講師・天馬まゆみらの衝撃的なセリフや演出などに注目が集まり、大きな話題を呼んだ。そんな本作が、全7話収録したDVD-BOXとして登場。特典映像として、PRスポット集などが収録予定だ。(cinemacafe.net)
2020年07月05日平成の歌姫・浜崎あゆみ“誕生秘話”をドラマ化した「M愛すべき人がいて」が7月4日の放送で最終回を迎えた。礼香最後の“狂気”に「クセが強かった」などの声、「アユの歌聴いてみたくなった」という新たなファンからの声などが多数集まっている。本作は浜崎あゆみブレイクの“真実”に迫った原作を、ドラマオリジナル要素を加えてエンタメ性高くドラマ化。“次世代型ギャル”としてアーティストデビューした安斉かれんがアユ役で主演。三浦翔平がアユの才能を見出したマックス・マサに、白濱亜嵐がマサの片腕として手腕をふるう流川翔に、田中みな実がマサに執着し狂気じみた行動をみせる姫野礼香に、久保田紗友がアユのライバルだった玉木理沙に、高嶋政伸がアユが所属する「A VICTORY」代表取締役社長・大浜に、高橋克典がアユの元所属プロダクションの社長・中谷に扮する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大浜がアユとマサのスキャンダルをつぶす代わりに、3つのビッグプロジェクトを任せることで多忙にさせ、アユとマサを引き剥がそうとする。多忙を極めるようになったマサとアユはすれ違うようになっていくが、寂しさを募らせるほどアユが書く歌詞は魅力的なものになり、マサの指導によって得た知識で自らコンサートのプランなどを提案していくようになる。ある日、礼香から「アユはマサがいない方がいい歌を作る」と言われたマサは、アユと別離する決意を固める。そしてアユはマサへの“最後のラブレター”として「M」という曲を書き上げる…というのが最終回の物語。今回も田中さん演じる礼香の“狂気”に注目する視聴者多数。マサの目の前で鮎の塩焼きにかぶりつくシーンに「あゆの塩焼きにかぶりつくシーンはヤバい」「今日一笑ったのは鮎の塩焼きーー!!」「名曲SEASONSに鮎の塩焼き丸かじりを被せる…最終回もクセが強かった」などの声が集まる。また放送後も「ドラマを全話、しかも毎週放送を楽しみにして観たのはそれこそ20年振りくらい」など、終了を名残惜しむ声や、「アユの歌がめちゃくちゃ良かった」「平成の歌姫アユの歌聴いてみたくなった」と、本作をきっかけに浜崎さんの楽曲に惹かれた視聴者からの声も多数寄せられている。(笠緒)
2020年07月05日「ABEMA(アベマ)」とテレビ朝日の共同制作による最新オリジナル連続ドラマ「M 愛すべき人がいて」。この度、地上波で放送された最終回に未公開シーンを加えた「ABEMA」オリジナルバージョンが配信開始。主題歌「M」の長尺バージョンやアユとマサの同棲生活の裏側が公開される。本作は、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでと、そこに秘められた出会いと別れを描き、大ヒットした話題作。同名小説(小松成美著・幻冬舎刊)を原作にドラマならではのオリジナリティを加えた。アユ(安斉かれん)とマサ(三浦翔平)が互いを大切に想い、激しい葛藤の末に選んだ最後の決断に多くの反響を呼んだ「M」最終回。「ABEMA」では、最終回の地上波未公開シーンを含む「ABEMA」オリジナルバージョンを配信開始する。愛し合うアユとマサが、すれ違いの同棲生活の中でも、マサのために朝食を作っておいたり、服を選んだり…愛をはぐくむ仲睦まじい様子が描かれる。また、ラストシーンではアユがマサに“最後のラブレター”として渡した「M」が長尺で流れるなど、一度見た方も、まだ最終回を見ていない方も最終回がより深く楽しめる内容となっている。最終回あらすじA VICTORY社長の大浜(高嶋政伸)は、会議の場で、ホテルから出てくるアユ(安斉かれん)とマサ(三浦翔平)の写真が週刊誌に載るのを事前に防いたと発言。本来ならマサは即解雇だが、その代わりに新しい巨大フェスの開発、映画事業の開発、新人の発掘と売出しという3つのビッグプロジェクトを成功させるよう指示する。マサは、会社全体でアユのことを守ることを条件に、このプロジェクトを引き受けることを決意する。一緒に仕事ができなくなるのではないかと不安になるアユ…。マサは「俺はお前でお前は俺だ」とアユを抱きしめ、これまでに教えた曲作りの知識を生かして、自分がいなくても周りにどんどん意見を言うようアドバイスする。いざプロジェクトが始動すると、分刻みのスケジュールに、連日の接待…とマサは酒を飲んで朝帰りする日々が続く。一方、アユは、マサの右腕として復活した流川翔(白濱亜嵐)のサポートでどんどん新しいことにチャレンジし、次々とヒットを飛ばしていく。すれ違う日々の中でも、お互いを信じ、思い合う2人だが…。久しぶりに時間が作れそうなマサとランチデートの約束をし、ウキウキするアユ。しかし、そのデートは叶わず…、謝るマサにアユは涙ながらにこれまで我慢してきた不安やいら立ちをぶつけてしまう。“仕事”のために、少しずつ引き離されていく2人。そんなある日、礼香の「アユはマサがいない方がいい歌を作る」というセリフが胸に突き刺さったマサは、ある決意を固めて…。自分の気持ちを押し殺し、悲しいシナリオを描き始めるマサ。そして、そんなマサの行動を目の当たりにしたアユが、ショックのあまり姿を消してしまう。その後、恩師の天馬まゆみ(水野美紀)やマサが見守る中、アユはステージへ――。さらに、アユもまたマサに最後のラブレターを送ろうと決意していて…。アユとマサ、2人が下す決断は…?そして歌姫・アユの運命は?「M愛すべき人がいて」「ABEMA」最終回オリジナルバージョンは0時5頃より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2020年07月05日鈴木おさむ毎回放送されるごとにSNSで話題をさらうドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)がついに最終回を迎える。本作の脚本を務め、作詞家、ラジオパーソナリティー、タレント、映画監督としても幅広く活躍する放送作家の鈴木おさむ氏に直撃!話題作『M~』の裏話や、『SMAP×SMAP』との関係性。大映ドラマへの愛から今後の40代女優の“希望”まで語ってもらった。* * *同作は平成の歌姫・浜崎あゆみの誕生を描いたシンデレラストーリー。浜崎とエイベックス株式会社元CEOの松浦勝人氏へのインタビューをまとめたノンフィクション作家・小松成美氏の小説が原作だ。5月16日放送のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)で鈴木氏は「脚本やってくれと言われ正直悩んだ」と明かしている。「浜崎さんの人生を描くとなったとき、ドキュメンタリー的に見えてしまう恐れを感じました。また、浜崎さんがご健在であることで、亡くなられた偉人たちのドラマ……例えば何度かドラマ化された『美空ひばり物語』のような形は成立しないだろうと。この2つからフィクションであることを分からせる強烈な“何か”がなければと悩んだのです」そこで目をつけたのが『ヤヌスの鏡』などケレン味たっぷりの作品を多く生み出したことで知られる『大映ドラマ』だった。浜崎がデビューした90年代、大映テレビは昼ドラや『十津川警部シリーズ』などの2時間ドラマは制作していたものの、『スチュワーデス物語』や『スクール☆ウォーズ』のような “ザ・大映”な作風のドラマは当時、息を潜めていた。つまり、その時代には“ない”ものだった。そこから鈴木氏は、90年代と80年代(大映ドラマ)、ギャップある2つの時代を組み合わせることで、いい意味で違和感のある作品が生まれるのではないかと思い至った。「実は制作陣に、以前、東海テレビで(小沢真珠の怪演で話題となった)『牡丹と薔薇』を作っていたプロデューサーがいらっしゃるんです。それを聞いて僕は、(僕の脚本とうまく化学反応が起こりそうだと)安心しました。大映ドラマっぽいのほか、昼ドラっぽいと視聴者から評価をいただいているのは、そのためですね(笑)」■大映ドラマの不気味さ鈴木氏が多感な少年時代を、大映ドラマを見て育ったことも幸いした。「例えば堀ちえみさん主演の『スチュワーデス物語』。堀さんは当時まだ新人で、その初々しさも魅力でした。『M』で主演の安斉かれんさんもこのドラマが初演技。そこが共通項なので、堀さんは『ドジでのろまな亀』などの名言を、一方アユ(安斉)は、『アユ、ダイヤになる』というセリフがあります。これは、堀さんの当時のムーブメントを強く意識した結果です」また、よく話題になる眼帯秘書・礼香(田中みな実)。彼女は『スチュワーデス物語』の片平なぎさらへのオマージュが含まれている。「片平さんが義手をギリギリとするお芝居がすごく怖かったんですよ。また片平さんだけでなく、例えば『不良少女とよばれて』では元ピンクレディーの未唯mieさんの『NEVER』という曲から始まります。そこで鬼の面をかぶって踊り狂う人が映され、さらに『この物語は~』とナレーションが。曲も雰囲気もすごく怖くて、そうした不気味さも大映ドラマの良さだと思うんです。これらを意識しながら礼香というアイパッチのキャラクター、そのほかの多くのシーンを作っていきました」■コントにしたくなるようなドラマを鈴木氏は「かなりの大映ドラマ愛を詰め込んだ作品なんです」と微笑む。今回の作風には『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)などでコントを書いていた経験も生きている。「これは故・志村けんさんら出演の『8時だョ!全員集合』(TBS系)などの発明だと思うのですが、『SMAP×SMAP』でも、芸人さんではないSMAPというアイドルがコントを“演じて”いました。とくに香取慎吾さんからは強く感じましたが、お笑いじゃない方が“演じる”ことで生まれる特殊な爆発力というものが存在します。それを意識したほか、木村拓哉さんの『古畑“拓三郎”』のように、当時はパロディにしたくなるドラマや映画は数多くありました。ですが、いつからでしょうか。時代の風潮もあったのでしょう、パロディ化したくなる作品が減っていってしまったのです。コントの書き手として困りましたね(笑)」同作の脚本を書く際、当時のこの苦悩が脳裏をよぎった。そこで鈴木氏が出した結論が「誰かがマネしたくなるような、コントにしたくなるような要素を含んだ作品を作ろう」ということ。そこから生まれたのがインパクトのあるパワーワード群、アユの 「アユ、負けない!」や、マサ(三浦翔平)の「俺の作った虹を渡れ」たちだった。「三浦さんから聞いたのですが、三浦さんもマサのキャラとセリフに驚き、当時はどう演じようかと悩んだのだそうです。ですが振り切って演じてくださった。放送後、ある俳優さんから連絡があったそうで、“あのセリフをあそこまで真剣に演じられるのはお前だけだ”と言われたとお話されていました(笑)」ややイロモノ的なキャラとセリフが「逆に三浦さんの顔の美しさが際立った」と語る鈴木氏は「今の時代は、視聴率ではなく、世間を“ざわつかせること”が大事」だとも話す。「今はいくら視聴率が良くても、余程じゃない限り話題にならない。そこでSNSですね。セリフには気を使いました。例えば、田中みな実さんのセリフ。普通の脚本家だったら表記は「許さな~い!」で、後は役者さんにお任せするんです。でも僕はコント経験から、表記は「許さなーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!」(笑)。先ほども言いましたが、お笑いじゃない人にざわつくような芝居を分かりやすく“演じて”もらう僕なりの手法。こうした試みが功を奏したのでしょうか。SNSでは“ツッコ見”という“ツッコミながら見る”という言葉が生まれたようで、うれしかったです」ざわついたと言えば、水野美紀演じるカリスマトレーナー・天馬もそうだ。「興奮したらシンバルをかき鳴らすなどの奇行を脚本に取りいれました(笑)。女優さんも40代になりますと落ち着いた演技をされたり、または視聴者が持っている元々のその女優さんのイメージを利用した役柄が多くなるのですが、水野美紀さんを見て思ったのは“40代でもこんな役柄ができるんだ!”という新しい価値観が生まれたのではないか、ということ。海外と違い、日本では40代になると役柄の幅が狭まってしまいます。お母さん役やキャリアウーマン役とか。それぐらいでしょうか?……勿体ないですよ!経験を重ねた分、40代なら実力的に、もっといろんな役柄を演じられるはずなんです。若い人が活躍するのはもちろんいい。でもこれからは“40代になってもいろいろ選択肢があるじゃん”という風になってほしい。そうすれば女優さんにも、日本にも、“希望”が出てくるんじゃないでしょうか」40代女優の新境地も切り拓いた本作。最後にメッセージをもらった。「本作はツッコミどころ満載かもしれませんが、浜崎あゆみという歌姫は本当にいて、多くの名曲が実際にある。虚構やおふざけの中に一つ真実があるというのが本作の面白さのように感じます。そんな同作の最終回、どうぞお楽しみください!」(文・構成/衣輪晋一)
2020年07月04日鈴木おさむとしげるちゃん『しげログ』は商品プロデューサーとして活躍し、海外のファッション・流行などをナビゲートしているしげるちゃんが毎回「会いたい人」と「好きなお店」で対談! ゲストの“素”を引き出しちゃいます。第9回目のゲストは放送作家の鈴木おさむさん。緊急事態宣言明けに行われた“ソーシャルディスタンス対談”の行方は──?* * *しげるちゃん(以下:しげる)「鈴木おさむさんとはしげる、これがはじめましてですよね。奥さん(森三中・大島美幸)とはお会いしたことあるんですけど。それで、今日こちらへ伺う前に、おさむさんのことをいろいろ調べてみたんですけど、おさむさんが“大映ドラマ”がすごく好きだとおっしゃっている記事が」鈴木おさむ(以下:鈴木)「あ、好きなんですよ!」しげる「しげるも見てました!おさむさんは、どんな作品が印象に残ってますか?」鈴木「僕が小学生の時に一番強烈に印象に残っているのが堀ちえみさん主演の『スチュワーデス物語』ですね。あとは、いとうまい子さん主演『不良少女と呼ばれて』や山下真司さん主演の『スクール☆ウォーズ』。中学生になると『ヤヌスの鏡』なんかもありました。大映ドラマって、ちょっとホラーというか、猟奇的というか、子どもから見るとなんか怖いんですよね。映像の質感とかも」しげる「大映ドラマと言えば、子供のころ、山口百恵さんの『赤いシリーズ』とか見てたかな、内容は覚えてないんですけど。あれは確か……1970年代だったかな?」鈴木「1970年代ですね」しげる「ですよね。大映ドラマの当時の印象って“ドラマの中のナレーションが怖かった”です(笑)」鈴木「そうなんですよ!ナレーションが怖くて!」しげる「あと、“あるある”で言えば、必ず登場人物たちに“出生の秘密”があるんですよねッ!」鈴木「そうそう、絶対あるんですよ(笑)。全体的には、ピアノがドーン!と鳴るようなケレン味やこけおどしたっぷりなイメージがあって。たぶん大映ドラマって、“いかにショックを与えるか”っていうことを考えて作られているんじゃないかなって思うんですけど」しげる「しげるもそう思います。で、ここから『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)のお話に移りたいんですけど、以前、ラジオ(TBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』)で、おさむさんが脚本をお受けする段階で“すごく悩んだんだけど”みたいなことをおっしゃっていたんです。“大映ドラマぽい感じに作らせてもらえるならいいよ”って」鈴木「言ってましたね(笑)。浜崎あゆみさんの人生をもとにした小説をドラマ化するに当たって、“もうひとインパクト作れないかな”と考えたんです。そう思った時に、“大映ドラマ感”が浮かんだんです。“大映ドラマ”って、少女が成り上がっていったり、スターになっていったり、“芸能界モノ”っていうのがあるんです(大映テレビの『スタア誕生』など)。でも、浜崎あゆみさんのデビュー当時って、いわゆる“ザ・大映ドラマ”ってもうなかったじゃないですか」■時代との“ミスマッチ感”しげる「『M』の時代設定が90年代半ばから後半ですよね。もうその頃には“ザ・大映ドラマ”はありませんでした。あの頃、大映テレビ制作っていうと、2時間ドラマとか、そういうものでしたよね」鈴木「そうなんです。90年代はトレンディドラマが全盛で。その時代感と、ひと昔前の“ザ・大映ドラマ”っていうミスマッチ感がいいかなと思ったんです。というのは、浜崎あゆみさんってご健在ですし、今も多くのファンがいらっしゃいます。美空ひばりさんのように故人ではなく、現在進行系であるがゆえに難しいなと。原作自体がドキュメンタリーではなく、あくまでも事実を基にしたフィクションですし、フィクション感がすごく強い“ザ・大映ドラマ”の要素を取り入れたら面白いんじゃないかって思ったのが、脚本の依頼をいただいたときの率直な想いでしたね」しげる「浜崎さんからは、大映ドラマ的な作り方に対して、得に何も言われてはいないんですか?」鈴木「いや~何もコメントをいただいてないんですけど、その松浦勝人さんがモデルの、マックス・マサを演じてくださったのが三浦翔平さん。三浦さんは『M』の脚本を見てはっきりおっしゃってましたね。“愕然とした”、と。マサがアユ(安斉かれん)に『俺の作った虹を渡れ!』っていうセリフを言うシーンがあるんですけど、あまりのアツさに、“自分が持っていたイメージと違う”と思ったらしいんです。でも結果的にそれを大まじめに演じてくださって(笑)。そのシーンを見たある俳優さんから連絡が来たとおっしゃってました。“これをこんなに真剣にやれるのはお前だけだ、すごいよ”と(笑)」しげる「役者さんって本当にすごいですね(笑)。ちなみに、しげる、『M』は、大映ドラマらしさのほかに、昼ドラっぽいなって思いながら観てました」鈴木「実は、制作陣に元東海テレビで昼ドラ『牡丹と薔薇』などのドロドロ愛憎劇を制作していたプロデューサーがいるんで。小沢真珠さんの強烈なセリフで有名な(笑)」しげる「それで昼ドラっぽさもあったんだ!でも『俺の作った虹を渡れ!』のシーン良かったですよ。しげる、涙ポロっと来ちゃいましたもん」鈴木「いいんですよ(笑)。しかも三浦翔平さんって顔がすごくきれいで。ああいうシーンを本気で演じると、逆に“顔きれいだな”ってことがすごく浮かびあがるんです」■田中みな実が塁に出てしげる「ね!すごくかっこいいんです!でもあのドラマ、賛否両論ありませんでした?ドラマを楽しんで観ている人と、“大好きな浜崎あゆみさんでふざけるな”みたいな両極端の視聴者の声があるって聞いたことあるんですけど」鈴木「テレビってこれまでは“世帯視聴率”が中心だったんですけど、ここ1年ぐらい、個人視聴率が大事だと言われています。あとは、視聴率じゃなく、SNSでどれだけトレンドに入るかだとか。でも意外と視聴率って、よほどズバ抜けていない限り、そこまで話題にならないんです。そうすると“世の中をざわつかせることがこのドラマを作る目的なんじゃないかな”と思えてきて。“ざわつかせる”という意味で言えば、賛否両論はむしろ歓迎されることなんですよね」しげる「実際、SNSですごく話題になってましたよね。思惑通りってことなんですね」鈴木「そうですね。思惑としては、まずは田中みな実さん演じる礼香が話題になればいいなと思っていました」しげる「田中みな実さんの役柄のモデルはやっぱり『スチュワーデス物語』の片平なぎささんだったのかな?」鈴木「そうです、そうです!もちろんそれだけじゃないんでけど、『スチュワーデス物語』の片平なぎささん演じる真理子は、元婚約者の浩(風間杜夫)とヒロインの千秋(堀ちえみ)に嫉妬して、『ひろし~!』とか言いながら、義手をギリギリとやるじゃないですか。あのイメージですよね。逆に安斉かれんさんは堀ちえみさん。堀さんも当時、新人の女優さんで、あの初々しさがあのドラマの魅力の一つでもあったわけです。安斉さんも本業は歌手で、お芝居はこのドラマが初ですから、そこに共通点がある。また堀さんのセリフで『ドジでのろまな亀』というものがあって、それも当時流行ったのですが、だからアユ(安斉)のセリフも『アユ、ダイヤになる!』」しげる「なるほど〜(笑)」鈴木「野球で言えば、話題面でまず田中みな実さんが塁に出て、その後に安斉さんが堀ちえみさんのように話題になれば、というイメージ戦略で脚本を書いていたところはあります」■コント的手法をドラマに取り入れしげる「おさむさんと言えば『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)もそうですけど、コントも書いてらっしゃったじゃないですか。やはりその経験が、『M』に生かされている部分ってあります?」鈴木「『SMAP×SMAP』のコントを20年書いていたんですけど、パロディコントを沢山やっていたんです。木村拓哉さんの『古畑“拓三郎”』とか。世の中で流行したものをパロディ化していったのですが、ある時からパロディにしたいと思える作品がなくなってしまったんです。時代の風潮もあったんでしょうけど、“じゃあ自分がパロディにしたいと思えるドラマを作ればいいじゃないか”と思っていたのを脚本に反映させた部分はありますね。もし今も自分が『SMAP×SMAP』をやっていたら、そのパロディコントを書くだろうなっていう。そこで生まれたセリフが、先ほども言った『アユ、ダイヤになる』とか、『アユ、負けない』とかであって」しげる「楽しい!それはすごく真似したくなりますよね。パロディコントも観たくなる」鈴木「あと、田中みな実さんが、すごく長く伸ばしながら『許さなーい!』と言うシーンもありますが、普通のドラマの脚本だと台本の表記も『許さなーい!』のままなんです。でも僕の脚本では『許さなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!』と書くんですよ。“台本を見て分かってくれ!”という思いと言いますか、コントを書いていた経験が生かされていると言えばそういったところですかね」しげる「例えば『8時だョ!全員集合』の志村けんさんとかのコントを見てると、当時出てきたアイドルの女の子たちとか男の子たちと一緒にコントをしてたんです。しげるの記憶では、いわゆる芸人さんのやるコントよりも、そっちの方を先に見た記憶があって。『SMAP×SMAP』もそうですよね。芸人さんじゃなく、SMAPがコントをやってて」鈴木「『全員集合』で志村さんと桜田淳子さんのコントとか、『淳子、負けない』みたいな。異常にお上手だったじゃないですか皆さん。沢田研二さんも郷ひろみさんもめちゃくちゃコントうまかったりとかするじゃないですか」しげる「松田聖子さんもやってましたよね」鈴木「やってましたやってました。芸人さんがやるコントとアイドルがやるコントってちょっと違うんですよ。アイドルなんかはコントで笑わせる……というより、コントを“演じる”んです。それで香取慎吾さんなんかはすごい爆発力を見せてくれたりもしましたが、『M』でも、コント的手法も取り入れた脚本を、芸人さんじゃなく俳優さんたちが“演じる”。やはり『M』も、そういったことは意識していましたね」
2020年07月04日「礼香(田中みな実・33)とのシーンは、カットがかかるたびに大爆笑です」そう話すのは、『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日系・最終回は7月4日土曜23時15分~。ABEMAでも独占配信中)で、“アユ”をトップスターにのし上げたプロデューサー“マックス・マサ”役を熱演している三浦翔平(32)。2人の恋を邪魔する秘書・礼香のストーカー行為やマサの活躍を阻止しようとする社長・大浜の画策など、回を経るごとに激しさを増す同作。とくにマサが礼香からマスカットを無理やり口に入れられる場面は視聴者も大興奮。「演出の一部だけれど、過激にしたのは礼香自身です(笑)」(三浦・以下同)アユ役の安斉かれん(20)との年の差はちょうど一回りで、撮影の合間にはこんなやりとりをしているという。「若者言葉を教えてもらっています。この前も楽屋で『“もちじゅう”持ってないですか?』って言われて、『なにそれ?』となって。持ち歩き充電器のことらしいです(笑)」最終回の見どころを聞いてみると、「天馬さん(水野美紀・46)も再登場しますよ。アユとマサの関係性、原作との違いなどを楽しんでください。友達とSNSを通して『M』のことを話してもらえるような、新しい形のドラマになったと思います」最終回を7月4日に控え意気込み十分のマサと、一緒に盛り上がりましょう!「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月04日平成の歌姫が誕生するまでと、そこに秘められた出会いと別れを、ドラマならではのオリジナル要素をプラスして描いてきた「M愛すべき人がいて」がいよいよ7月4日(土)で完結。スターになることを目指してきたアユとそれを支え続けたプロデューサーのマサ、時代を作り、駆け抜けた2人の愛も完結を迎えるようだ。ついに国民的スターにまで上り詰めた歌姫・アユ(安斉かれん)。2人で虹を渡ることを夢見ながらマサ(三浦翔平)と密かに愛を育んできたが、スターにはその純粋な愛さえも命取り…。スキャンダルを握りつぶす見返りとしてマサが社長の大浜(高嶋政伸)から与えられた仕事のせいで、2人は少しずつ引き離されていく。マサとのすれ違いが増えるほど、人の心に響く切ない歌詞を書けるようになるアユ。アユは自分が絶望的な気持ちを綴るほど、アーティストとしての評価が高まっていくという矛盾に苦しむことに。愛を選んで幸せになっていいのか、それとも人の支えになる歌を届けるスターであり続けるべきなのか、アユとマサはお互いを思うあまり、激しい葛藤に苛まれる。2人は、一緒に虹を渡ることができるのか…?神様に選ばれたアユは自分の運命をどう受け入れるのか。そして、「星は孤独だからこそ輝ける」と誰よりも分かっているマサの思いは――。真実の愛ゆえの葛藤に苦しむマサに、礼香が追い打ち!アユとマサの真実の愛、その狂おしいほどの葛藤を切なく描く最終回…とはいえ、マサの秘書・姫野礼香(田中みな実)はまだまだ突っ走る!マサがいないほうがアユは絶望的で塩味の効いた歌詞を書く、悲しみを知った歌詞は大人の女性にも響く。その事実をマサに突きつけた礼香はなんと、これみよがしにテイクアウトした“アユの塩焼き”にかぶりつく!マサのアユへの深い愛を“身をもって”痛感した礼香は、いったいどうなる!?アユとマサ、そして周りの人々の切ない思いが絡み合う最終回は、これまでの“Mらしくない”と言えるほどに純粋な愛の行方と、その先の未来が描かれる。「M愛すべき人がいて」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送。ABEMAにて毎週土曜よる0時5分ごろより配信開始。(text:cinemacafe.net)
2020年07月03日現在放送・配信中のドラマ「M愛すべき人がいて」第6話の未公開シーンが「ABEMA」にて公開中。田中みな実扮する秘書・礼香の戦慄シーンの裏側が映し出されており、SNSで反響を呼んでいる。今回公開されている未公開映像は、嫉妬に狂う礼香が、同棲しているアユ(安斉かれん)とマサ(三浦翔平)の家に忍び込み、料理を作って部屋で待っているという戦慄シーンの裏側。礼香が料理をふるまうための食器を新たに買いに行くシーンで、「彼の家に引っ越すんです」と店員に自慢げに話す礼香に、視聴者からは「すごい妄想力」「皿まで全部変えるって…」「準備の裏側からもう怖い」など衝撃の声が寄せられた。続けて、アユとマサが付き合っていることがバレてしまい、大浜社長(高嶋政伸)に追及をされるシーンの裏側も公開。証拠写真を集めた礼香と大浜が、作戦会議をする様子では、礼香が写真を手に大浜に言い寄る…。これには「こんな緻密な会議をしてたのね」「マサの家で写真まで撮ってたのか!」と視聴者も驚き。第6話をもう一度見返したくなる映像となっている。また、7月4日(土)放送の最終回には、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」中務裕太が登場。「GENERATIONS高校TV」の中で、メンバーが本作の出演権を懸けたオーディションに参加し、見事出演権を獲得したのが中務さん。今回中務さんは、最終回にマサが行う新人発掘オーディションの参加者として出演。ドラマ初出演となる中務さんは「めっちゃ緊張する」と言いつつ演技に臨んだ。ついに最終回を迎える本作について、マサ役の三浦さんは「歌姫がどうやってスターになっていくのか?マサとの恋愛の結末を楽しみにしていてください」とコメントを寄せている。「M愛すべき人がいて」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送中。ABEMAにて配信中。(cinemacafe.net)
2020年06月30日安斉かれん、三浦翔平、田中みな実、白濱亜嵐らが出演するジェットコースター・ラブストーリー「M愛すべき人がいて」6話が6月27日放送。今週は華麗なダンスをみせる白濱さんと、さらに狂気が加速した田中さんに多くの視聴者が注目した模様だ。本作は平成の歌姫・浜崎あゆみ誕生ストーリーを、90年代~00年代のヒット曲を織り交ぜつつ、エンタメ性高くドラマ化。アーティストとしても注目される安斉かれんがアユ役で主演し、アユが所属する「A VICTORY」を立ち上げたプロデューサーのマックス・マサ役に三浦さん。マサとともに「A VICTORY」をけん引してきた流川翔に白濱亜嵐、マサに狂気の愛を注ぐ秘書・姫野礼香に田中みな実、「A VICTORY」の代表取締役社長・大浜に高嶋政伸、アユのライバルグループのメンバーとなる玉木理沙に久保田紗友といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話ではアユがブレイク、その陰でアユとマサは愛を深め一緒に暮らすようになるが、礼香はホテルから出てきたアユとマサの写真を大浜に渡し、アユがさらに売れたところで叩き潰そうと企む。多忙になるも、かつて出演を断られた歌番組への出演が叶うなど売れっ子への階段を突き進むアユとマサに対し、流川が手がけた「AXELS」は解散を宣告され、理沙が自殺未遂を図ってしまう。そんな理沙にプロデューサーとしてではなく男として想いを抱くようになった流川は理沙に結婚を申し込む。そんななかクルーザーデート帰りのアユとマサが帰宅すると、誰もいないはずの家にバースデーケーキを持った礼香が。常軌を逸した行動が加速する礼香。さらに大浜がアユとマサの写真を持ち出し、マサを解雇すると言い放つ…という展開に。アユの代表曲を生み出そうとするマサが候補から選び出したメロディ…それを聴いたアユは「Boys & Girls」と名付ける…名曲「Boys & Girls」誕生が描かれた今回、楽曲が流れると、それに合わせダンスする流川の姿が。「急な流川ダンスやめて爆笑爆笑爆笑」「急に発揮される流川こと白濱亜嵐のダンス力」「サブリミナル的に差し込まれた流川のダンス」など、いきなりインサートされた“流川ダンス”に視聴者から驚きのコメントが。そして今回もラストは田中さん演じる礼香が暴走。今回はマサの部屋にあるドラムセットでシンバルを叩きながら「許さないvs許さない、どっちの許さないが勝つのかなああああ」とこれまで以上の狂気をみせるその様に「許さないVS許さないが頭から離れなくなった」「天候とオートロックを操る礼香。狂気…」「田中みな実のテンションどうなってんだw」など田中さん関連の投稿一色に染まっていた。(笠緒)
2020年06月28日ドラマ「M愛すべき人がいて」最終回に、鬼トレーナー・天馬まゆみ役で大きな話題を呼び、Twitterのトレンド入りを果たした水野美紀が満を持して再び出演することが分かった。第6話では、アユがいよいよトップスターとして活躍をする華々しい栄光の様子や、育まれるアユとマサ秘密の恋、そして窮地に追い込まれたマサの様子などが描かれた本作。最終回ではアユとマサがある重大な決断を下す。平成の歌姫として歩いていく決意を胸に秘めたアユの前に、「油断してたら出るのよ」と突然現れたのが天馬。変わらない天馬節に思わず笑顔になるアユ…。厳しいトレーニングを乗り越えスターになったアユと、いつもアユを気にかけていた天馬の絆に思わず胸が熱くなるストーリーとなるという。ド派手なファッションとクセの強いセリフ、突然のドラム連打などの激しい言動で大きな話題を呼んだ水野さん演じる天馬。第6話では声だけの出演にも関わらず、唯一無二の存在感を見せつけた水野さんが、再び本作に降臨する。なお、マサの秘書・礼香に隠された秘密が明かされていく、田中みな実主演のスピンオフドラマ「L礼香の真実」も1話から4話を「ABEMA」にて独占配信中。最終回あらすじA VICTORY社長の大浜(高嶋政伸)は、会議の場で、ホテルから出てくるアユ(安斉かれん)とマサ(三浦翔平)の写真が週刊誌に載るのを事前に防いたと発言。本来ならマサは即解雇だが、その代わりに新しい巨大フェスの開発、映画事業の開発、新人の発掘と売出しという3つのビッグプロジェクトを成功させるよう指示する。マサはアユのことを会社全体で守ることを条件に、このプロジェクトを引き受ける。一緒に仕事ができなくなるのではないかと不安になるアユ…。マサは「俺はお前でお前は俺だ」とアユを抱きしめ、これまでに教えた曲作りの知識を生かして、自分がいなくても周りにどんどん意見を言うようアドバイスする。だが、いざプロジェクトが始動すると、分刻みのスケジュールに、連日の接待…と、マサは酒を飲んで朝帰りする日々が続く。一方、アユはマサの右腕として復活した流川翔(白濱亜嵐)のサポートで、どんどん新しいことにチャレンジし、次々とヒットを飛ばしていく。すれ違う日々の中でも、お互いを信じ、思い合う2人。久しぶりに時間が作れそうなマサとランチデートの約束をし、ウキウキするアユ。しかし、そのデートは叶わず、謝るマサにアユは涙ながらにこれまで我慢してきた不安やいら立ちをぶつけてしまう。“仕事”のために、2人は少しずつ引き離されていく。そんなある日、礼香の「アユはマサがいない方がいい歌を作る」というセリフが胸に突き刺さったマサは、ある決意を固め…。自分の気持ちを押し殺し、悲しいシナリオを描き始めるマサ。そして、そんなマサの行動を目の当たりにしたアユがショックのあまり姿を消してしまい…?その後、恩師の天馬まゆみ(水野美紀)、マサが見守る中、アユはステージへ。さらに、アユもまたマサに最後のラブレターを送ろうと決意していて…。アユとマサ、2人が下す決断は?そして神に選ばれた歌姫・アユの運命は――?「M愛すべき人がいて」最終回は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系24局にて放送、毎週土曜日0時5分頃よりABEMAにて配信。(text:cinemacafe.net)
2020年06月28日脚本家・鈴木おさむが原作小説にドラマならではの彩りとオリジナル要素をプラスして描いた「M愛すべき人がいて」。いよいよ最終回が目前に迫った明日6月27日(土)放送の第6話では、大ブレイクを果たし、歌姫への道を歩み始めたアユ(安斉かれん)とプロデューサー・マサ(三浦翔平)の深まっていく愛と絆が描かれる。数々の困難を乗り越えてようやく結ばれたアユとマサ。大都会の夜景を臨む部屋で、ついに一緒に暮らし始めることに。アユが手料理を振る舞ったり、マサの服を選んだり、そして寝る間を惜しんで愛を語り合ったり…。互いの才能を信じてリスペクトし合う2人は、マサが曲作りの全てをアユに教え、さらに揺るぎない絆を育んでいく。そして、自分の過去や将来の夢も打ち明け、少しずつお互いのことを知っていく2人。人目を気にせず“自分”に戻れるこの部屋で、純粋に愛し合う姿に思わず胸が熱くなる。マサとアユに礼香の狂気が迫る!恐怖の「ハッピーバースデーTO ME♪」しかし、まさに幸せの絶頂、この時間がずっと続けばいいのに…。そう願わずにいられない2人の恋愛に、マサを諦めきれない秘書・姫野礼香(田中みな実)の狂気が迫る!海で楽しい時間を過ごしたアユとマサが帰宅すると、そこには勝手に入り込んだ礼香が…。思わず「自分が何をやってるかわかってるのか?」と詰め寄るマサと、あまりの恐怖に言葉を失ったアユの前で、礼香は歌い始める…「ハッピーバースデーTO ME♪」。壊れ始めた礼香の常軌を逸した行動に、あ然とする2人――。スターの座に上り詰めたアユを狙うスキャンダル、マサを追い出そうとする社長の大浜(高嶋政伸)、そしてますます暴走する礼香。激しい策略の渦に飲み込まれていくアユとマサ。「M」で泣ける。「M」なのに泣ける。そんな展開が待ち受けることになりそうだ。「M愛すべき人がいて」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送、毎週土曜日0時5分頃よりABEMAにて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2020年06月26日土曜ナイトドラマ「M愛すべき人がいて」の展開が、佳境を迎えている。テレビ朝日とABEMAによる初の共同制作で作られた本ドラマは、平成の歌姫・浜崎あゆみにまつわる同名小説を基に、ドラマ用に大胆な脚色が施された。主人公“アユ”が、名プロデューサー“マックス・マサ”と出会い、導かれることで、トップスターに上り詰めていく様子が、ドラマティックに描かれている。アユを演じたのは、先日、歌手デビュー1周年を迎えたばかりの新鋭・安斉かれん。演技に対する新鮮さや懸命さ、どこか孤高を持するクールビューティなところもあいまって絶妙なバランスを醸し、主役として存分に輝きを放っている。残すところ2話となった後半戦のいま、安斉さんに奮闘する思いをインタビューした。初挑戦の芝居の世界自分の演技は「うける」って感じで恥ずかしい(笑)――現在、「M愛すべき人がいて」撮影の後半戦に入っていると伺っています。“Stay Home”で撮休も長かったと思いますが、現場に戻ったとき、すぐ“アユ”に戻れましたか?安斉:私自身、役に戻れるかがすごく不安だったので、本番の2日前に、1回リハーサルを入れてもらったんです。その時間があったからこそ、すんなりアユに入れたところもありました。やっぱり2か月も空いてしまうと、戻れるか不安でした。――OAでは、毎話SNSでトレンド入りしたりと話題になっていますが、安斉さん自身、リアルタイムでご覧になっていましたか?安斉:現場に入っているとき以外は、しっかり見ていました!自分の演技は「恥ずかしさで、逆にうける」って感じでした(笑)。実際見ると、「テレビに映っている自分だ~」って、なんか恥ずかしかったです!――副音声の放送では、伊集院光さん、ナイツの塙宣之さんなども、安斉さんの演技についてお話しており、すごく盛り上がっていました。皆さんの反応については、どう受け止めています?安斉:すごくうれしいし、ありがたいです!もともと、お芝居というものが未知だったので、いろいろな意見をいただきます。ただ、自分では何が正解かも、まだわからないものなので、副音声の皆さんのお話はありがたかったです。姫野礼香さん(※田中みな実演じる)とのシーンについても、すごく反響をいただいているんですけど、とにかく礼香さんがすごいので、私も自然とリアクションができている感じです。三浦翔平は、安斉さんにとって「リアルマサさん!」――これまでの放送の中で、そのほかの共演者の方からの刺激などもありましたか?安斉:1話の最後に泣くシーンがあったんですけど、最初は、なかなか泣けなかったんです。そのとき、三浦(翔平)さんが本当にマサになり切ってくれて、「そんなんじゃ、伝わらねえぞ!!」と喝を入れてくださって。私の気持ちを作るために、三浦さんがやってくださったのだと思います。本当に印象的でした。――安斉さんのために、なり切る三浦さんも非常に熱い方ですね。安斉:三浦さんは、「俺はマサになる!」とおっしゃっていましたし、私から見たら本当に「マックスマサさん」です。演技を全然知らないところから始めた私を支えてくれているところも、アユを支えているマサとかぶって、“リアルマサさん!”という風に思っています。――そのほか、初演技で驚いたことや撮影で大変だったことなど、何かありましたか?安斉:ちょうど先週放送された4話で、冬のシーンがありました。…けど、今、夏じゃないですか(笑)?とにかく暑かったのに、「寒い、寒い…」みたいな演技をしないといけなかったことは、すごく大変でした。汗をいかに出さないか…っていう、そんな大変さは初めてで、難しかったです。安斉さんが歌っていて一番気持ちいい、90年代の曲とは…?――安斉さんは、2020年5月で歌手デビュー1周年を迎えられました、おめでとうございます。この1年間を振り返って、自分の成長や、大きく変わったところ、変わらないところなどがあれば、聞かせていただきたいです。安斉:ありがとうございます!変わらないところは、デビューするときから音楽が好きな気持ちです。変わったところは、やっぱり…1年前はお芝居をするなんて思ってもみなかったので、すごく幅は広がったのかな、と思います。いろいろなことに「挑戦したい」と思うようにもなりました。――アユを演じてみて、音楽に対しての向き合い方が変わったなどもありましたか?安斉:変わったというよりも、この役を通して、90年代の音楽をすごくたくさん聴くようになりました。元々、わたし自身の曲も90年代のリバイバルなサウンドですし、ドラマの中で挿入歌を歌ったりして触れてはいたんですが、しっかりといろいろな90年代の曲を聴くことをあまり意識してこなかったので、新しく聴くようになったのは変化でしたね。――ちなみに、歌ってみて一番気持ちよかった90年代の曲は何でしたか?安斉:浜崎あゆみさんの楽曲はドラマの中では自分の曲という設定なので、アユとして緊張しながら歌う場面が多かったので…気持ち良かったという面では「DEPARTURES」(※globe)かも!(text:赤山恭子)
2020年06月24日浜崎あゆみ“誕生秘話”をドラマ化、安斉かれん主演「M愛すべき人がいて」第5話が6月20日放送。さらに加速する田中みな実の“怪演”に注目が集まったほか、伝説の“ANN”出演エピソードを懐かしむ視聴者のが続出している。アユに安斉さん、マックス・マサに三浦翔平、流川翔に白濱亜嵐。姫野礼香役に田中さん、アユのライバル・玉木理沙に久保田紗友、アユが所属する「A VICTORY」社長・大浜に高嶋政伸、鈴木おさむが脚本を手掛けた本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アユはマサに“告白FAX”を送り、出社しFAXを読むマサの前に暴走する礼香がウエディング姿でマサの前に現れる…というラストで締めくくられた第4話。マサを“急襲”し結婚をせまる礼香に、マサは「礼香とは結婚できない」と告げ、アユに「お前が必要。会いたい」と返事を送る。復讐を誓う礼香は大浜を通じて入手した金を手に流川の元を訪れ、流川に「協力し合おう」と提案。そんな礼香に流川はキスをして、2人はアユとマサをつぶすため手を取り合う。同日発売だった1stシングルこそ流川がプロデュースする「AXELS」の売り上げが勝ったものの、その後アユは順位を上げていく。だがアユの注目度が上がるなかでTV出演でのトークから“バカ”だという印象が世間に広まったしまう…というのが今回のストーリー。アユの告白FAXを大浜に見せ「大変だぁ~」と仰々しく声を張り上げたり、ホテルから出てきたアユとマサの影で「見えるわ~見えまくる」と叫んでみたりと、これまで以上に“パワーワード”を発し、さらにホラー映画のようなSEとともにマサの背後から現れる礼香に、「今日もとびきり尖ってる」「完全にホラー映画のモンスター扱い」「呪怨化しとる」など、今週も視聴者から喝采の声が送られる。また今回はファンの間では伝説となっている「オールナイトニッポン」出演時のエピソードを再現。世間からバカだと言われてることを逆手に取り「アユと一緒にバカになろう!アユと一緒に夢を見よう!みんな!アユを信じろ!」とアユがリスナーに向けて呼びかけるシーンに、「きたこれ懐かしいね」「このラジオマジでやったかんね」などと当時を思い出す視聴者が続出。一方「本当の話?そんなことANNでやったの??」「ほんとにANNやってたのね!」など、これが“史実”であることに驚く若い視聴者からのツイートも多数寄せられている。(笠緒)
2020年06月21日現在放送・配信中のドラマ「M愛すべき人がいて」のスピンオフドラマとして、田中みな実主演で「L礼香の真実」(全7話)が「ABEMA」にて独占配信されることが決定した。本作は、「M」に登場するマサ(三浦翔平)の秘書・姫野礼香(田中さん)の“秘密”が初めて明かされるオリジナルスピンオフドラマ。礼香はなぜ、愛する人に異常なまでの執着を持つようになったのか。常軌を逸した人格はどのように形成されたのか。礼香が小学生の頃から想いを寄せた初恋相手の正幸(通称:マサ)との思い出をふり返る中で、彼女の隠された秘密が明らかになっていく。「M」では、マサを深く愛するあまり、アユ(安斉かれん)を過剰に敵視、あらゆる手を使って嫌がらせを続けるなど、回を重ねるごとにエスカレートする衝撃的な行動やセリフが話題となっている礼香。今回のスピンオフでは、礼香が行きつけのバーに訪れ、初恋相手のマサとの思い出を遡り、赤裸々に語りはじめるところから始まる――。大人しくて控えめな女の子だった小学生の礼香はマサに恋心を抱き、ラブレターを渡そうとするが、当時クラスのカースト下位にいた礼香は、カースト頂点に立っていたライバル・歩夢(通称:アユ)から「お前みたいな気持ち悪い女に、マサを好きになる資格とかないから」と言い渡されてしまう…。そんな小学生時代から高校時代までの知られざる過去が過激に描かれる本作は、鈴木おさむが脚本を担当。「短い時間で、礼香のキャラクターの色んな部分が楽しめる濃いフルーツジュースみたいなドラマです。濃いです!!見て、熱くなって、礼香に振り回されてください!」と本作についてコメントしている。キャストには、礼香役はもちろん田中さんが演じるほか、礼香が通うバーの店員で、礼香が思わず過去の恋の話を吐露してしまう親身で気さくなバーテンダー・茂樹を「FANTASTICS from EXILE TRIBE」のパフォーマー堀夏喜が演じ、ドラマ初出演。また、高校時代の礼香を『写真甲子園 0.5秒の夏』の中川梨花。礼香が想いを寄せ続ける高校時代の正幸(通称:マサ)を『チア男子!!』などに出演する中尾暢樹が演じる。今回主演を務めることになった田中さんは「本編のスケジュールがかなりタイトな中、実現するのかな・・・と不安でしたが、短い時間で無事に撮りきることができました。本当の主演は過去の礼香を演じたおふたりですので、是非おふたりのお芝居にご注目ください」とコメント。「私が出演するシーンはすべて、礼香の行きつけのバーで繰り広げられます。礼香の思い出話に優しく耳を傾け、翻弄(?)されるバーテンダー役FANTASTICS堀夏喜くんにもご注目ください」と見どころを明かし、「過去のシーンはまだ見ていないので、私も放送を楽しみにしています。本編に匹敵する、或いは本編を上回る学生時代の礼香の狂気を存分にご堪能ください」と視聴者へメッセージを寄せている。また、堀さんは「実際に演じてみて、茂樹という役に段々と馴染んでいく感覚がありましたし、自然に楽しんで演じることができ、とても良い経験になりました!」とドラマ初出演をふり返り、中尾さんは「ラストは見所です。初めての挑戦をしました」と気になるコメントを残している。さらに中川さんは「私自身1人の視聴者として『M愛すべき人がいて』での礼香を観ていたので、皆さんと同じく、現実からはかけ離れた謎多き不思議な女性だな…と思っていました。ですが、実際に台本を読んで礼香の過去を知ると、同じ女性として共感できる部分も多くて。演じていくうちに、彼女の根元にあるモノを理解することができ、気づくと完全に礼香に憑依している自分がいました」と演じた感想を語った。「L礼香の真実」1話~4話は6月27日(土)24時5分~、5話~7話は7月4日(土)24時5分~ABEMAにて配信。※ABEMAプレミアム会員のみ「M愛すべき人がいて」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送、毎週土曜日0時5分頃よりABEMAにて配信開始。(cinemacafe.net)
2020年06月20日放送再開し、再び大きな賑わいをみせている、安斉かれん×三浦翔平共演ドラマ「M愛すべき人がいて」。延期前から放送のたびにトレンドランキング入りするなど話題となっている本作だが、同時にドラマ内に登場するユニット「AXELS」(アクセルズ)の楽曲にも注目が集まっている。久保田紗友(玉木理沙役)、傳彩夏(西谷真理役)らがメンバーを演じる「AXELS」は、アユ(安斉さん)&マサ(三浦さん)と反目する社長の大浜が、アユに対抗するために送り込んだライバルユニット。わざわざデビュー日をアユと同じにしたり、プロモーションの邪魔をしたり、執拗な妨害を続ける…。そんな「AXELS」の楽曲にいま注目が集まっており、SNSでは「AXELSが歌っていた曲、いい!」「AXELSかっこいいじゃん」「(AXELSを)爆売れさせて欲しい」などと、楽曲を評価する声があがっている。楽曲は「City Light Wings」というドラマのために書き下ろされたもの。なお、先日リリースされたドラマの2枚組サウンドトラックの“ドラマ内の架空のレコード会社「A VICTORY」のサンプルCDが存在したら”というコンセプトで編集された、DISC-2に収録されている。「M愛すべき人がいて」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送、毎週土曜日0時5分頃よりABEMAにて配信開始。(cinemacafe.net)
2020年06月19日