俳優の椎名桔平(59)が25日、大阪市内で舞台『未来少年コナン』に向けた取材会に出席した。宮崎駿監督が手がけた名作アニメの舞台化で、主人公コナン役は加藤清史郎、ヒロイン・ラナ役は影山優佳。椎名はコナンの育ての親・おじいとラナの祖父ラオ博士の1人2役に挑み、「おじいもラオ博士もだいたい60代~70代ぐらいの年齢かなと思っていますが、この年代の役をやったことがないんです。なので、舞台空間でそう見えるように練習中です」と張り切った。椎名自身は今年7月に60歳を迎える。演じる役の年齢へと近づきつつあることについて「『いよいよ60か…』と考えていますね(笑)。若いときは、50歳はおじいちゃん、60歳なんておじいちゃん以外の何者でもないと思っていたんですけど、実際自分が60歳を迎えるようになって、気持ち的にはあまり変わらないなと思っています。肉体的にも精神的にも変わっていないのが現実。あまり考えずに60歳を迎えたいなと思います。みなさん、“椎名桔平(60)”と書かないでくださいよ!まだ59歳なので(笑)」と冗談めかした。そして、椎名は「タイトルにダマされたらアカン!です(笑)。『未来少年コナン』というタイトルから、子ども向けの作品かと思いきや、大人のみなさんにこそ観ていただきたい作品です。国同士の争い、エネルギー問題など、どんな時代になっても変わらない、人類と地球の根幹にある世界情勢や問題をこの作品は描いています。ぜひ大人のみなさんに、そして大人が子どもを連れて、劇場に来ていただきたいです」と呼びかけた。舞台『未来少年コナン』は、東京公演(東京芸術劇場 プレイハウス、5月28日~6月16日)で幕を開け、大阪公演は6月28日~30日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで行われる。
2024年04月26日俳優の椎名桔平(59)が19日、自身のインスタグラムを更新。ハッシュタグを用いて「#散髪」したことを伝え、“前髪あり”の短髪イメチェンショットをアップ。新ヘアスタイルの近影に、ファンからは「あれ?なんだかお顔が変わったように見えます 役作りですねー」「痩せたかも?」「雰囲気が全然違くみえます。すごい俳優さん」などと、驚きの声が寄せられている。散髪は、出演舞台『未来少年コナン』(5月28日~6月16日、東京芸術劇場プレイハウスで上演)に向けて行ったもののようで、投稿では「#未来少年コナン 舞台稽古が始まりました」と報告。同作で椎名は、コナン(加藤清史郎)の育ての親・おじいと、ラナ(影山優佳)の祖父・ラオ博士の2役を演じる予定で、「今までと違う趣きの空間。お楽しみに!^_^」と呼びかけた。別人級の散髪ショットに対し、ほかにも「久々の短髪&ちょっとツンツンヘアーがめちゃかっこいいです」「短髪、素敵です コナンでもいけそうな…(笑)」「短髪の桔平さんがとても眩しくてドキドキ」「早く観たいですー!!楽しみにしています」など、さまざまな反応が寄せられている。
2024年04月22日●チャレンジ精神が強い40歳に「ワクワクしている自分がいる」アメリカと日本の2拠点生活から、今年1月に本格的に拠点を日本に移した俳優・小出恵介。2月20日には40歳の節目を迎え、改めて日本での活動に力を入れていく覚悟を決めた。そして、ファンクラブ開設も発表。5年超のアメリカでの経験を活かして、これから海外にチャレンジしたいと考えている人たちの背中を押すコミュニティにもしていきたいという。小出にインタビューし、40歳を迎えた心境や今後の抱負など話を聞いた。――本格的に拠点を日本に移した思いをお聞かせください。昨年から日本に拠点を移しつつありましたが、お仕事関係の方や知り合いと話していると、皆はまだ僕がアメリカにずっと住んでいると認識しているような気がして、ここでしっかりと日本にいるということをお伝えできたらと。また新たに日本で頑張っていくぞという強い気持ちで、本格的に拠点を移しました。――40歳を迎えていかがですか?自分が40歳というのが信じられないですね。この仕事をさせてもらって20年ぐらい経ちますが、自分が思い描いていた40歳とは違います。もっと大人っぽい40歳を想像していました。40歳は大台感もありますが、あと30年ぐらい役者として仕事をしたいと思うとまだ折り返してないなと。そう考えると、まだまだできそうだなという感じがします。――まだまだここからだぞと?そうですね。ブランクがあった分、いわゆる仕事疲れ、業界疲れみたいなものがないんです。だから、また0から積み上げていくという感じなので、たくさん走れそうです。――思い描いていた40歳と違うとおっしゃっていましたが、仕事面ではいかがでしょうか。もっとベテランっぽくて、仕事を絞ったりするような40歳を思い描いていましたが、いろいろな都合や生活の変化を経て、ここからチャレンジしていくという強い気持ちを持ったまま40歳を迎えました。フレッシュな気持ちもありつつ、ある程度のキャリアも経験させていただいている、ちょっと不思議な状態なんだろうなと思います。――あえて挑戦心を持ち続けようという意識もあるのでしょうか。自然に、ですね。前だったら選んでなかったかもしれないジャンルや役柄にも挑戦したいと思うようになりました。そうすることで違うスキルが身について幅が広がるのではないかという期待もあり、楽しみだなとワクワクしている自分がいます。――フレッシュな気持ちというのは、活動休止されていた時期もあったからこそ?そうですね。あのまま進んでいたらベテランっぽい風を吹かせていたかもしれません。チャレンジ精神が強いフレッシュな40歳になり、今の状態がありがたいし、面白いなと感じています。○ファンクラブを通じてアメリカでの経験も「お伝えできたら」――4月6日12時からファンクラブが始動しますが、開設を決めた思いを教えてください。ここからまた新たなスタートを切るタイミングで、事務所の方からの提案もあってファンクラブを開設することにしました。アメリカ生活で培ったものを日本で活かしていけたらという思いもあり、そういう発信をするのにもいい場所だなと思います。――ファンクラブ名は「Keisuke Luncheon Klub ~Universal Axis~」に。「Universal Axis」というテーマには、国を超えた(universal)視野に基づく個の軸(axis)を形成する環境を作るという意味が込められているそうですが、このテーマを掲げた思いをお聞かせください。未来を考えて国際的なビジョンも持ちたいと考えた時に、自分は何かしら活かせるものがあるなと。アメリカで生活してきて、あらゆる日本との違いが新鮮に感じたので、そういった経験をお伝えできたらなという思いがあります。――5年超のアメリカ生活でご自身はどう変化したと感じていますか?こうでなきゃいけないという部分が減りました。向こうは年齢をあまり話題にしないですが、日本はこの年齢だったらこうあらねばいけないという、求められる役割が多い気がします。その物差しが窮屈に感じるというか、もっと自分のやりたいことをやりたいようにやっていいなと思うようになりました。――何歳からでもチャレンジしていいんだと思えるように?向こうは勇気を出してチャレンジするのではなく、それが当たり前なんです。例えば、向こうの演技の学校に行ったら、60~70歳の方も多くて、第二の人生で役者を始めるんだと。自分もそういう人たちを見て影響を受けていると思います。40歳になったからこうあらねばいけないと縛られていないのは、そのおかげかもしれません。●幅広い仕事に意欲テレビに映る姿も「もう一度見ていただきたい」――新たなスタートを切る40歳とのことですが、どんな一年にしたいと考えていますか。いろいろな仕事がしたいですし、またテレビの仕事もさせていただきたいなと。去年ぐらいからそういう話が少しずつ出ていて、今年出られたらうれしいなと思っています。――やはりテレビのやりがいは大きいのでしょうか。そうですね。自分が主に活動していた場所の1つなので、そこで自分の姿を絶対にもう一度見ていただきたいいですし、活動の幅という部分でもまたやれたらいいなと。最近は配信系も増えていてそれぞれの魅力がありますが、テレビにはテレビにしかない魅力があると思うので。――テレビ離れと言われていますが、テレビの反響は大きいですよね。大きいと思います。そして、お茶の間というのは、サブスクリプションとは違う場所な気がします。○舞台のやりがいも実感「本番の醍醐味がすごくある」――近年は舞台や映画で活躍され、今年は5~6月に3つの舞台に出演されます。舞台のやりがいはどのように感じていますか?舞台に復帰したのが2022年の『群盗』という作品で、久々の舞台だったので最初は緊張しましたが、本番の醍醐味がすごくあるなと感じました。お客さんの空気を感じられるというのもうれしいですし、撮り直しができないという意味では映像より厳しいなと。何があっても進めないといけないという覚悟が必要ですよね。――撮り直しができないという舞台の厳しさによって鍛えられた部分はありますか?舞台を重ねているとたくましくなるなというのはすごく感じています。いろいろな役柄にも挑戦させていただき、それがストックになっていきますし。あと、舞台は全身を使って表現するので、全てを見られているという緊張感もあります。映像と舞台でコツが違うので、両方ともずっと関わらせていただきたいです。――3本の舞台はあまり間がないので、準備が大変そうですね。今絶賛3本覚え中ですが、3本の台本を入れるというのは初めての挑戦で楽しいです。新しい挑戦は楽しいので。――先ほど40歳の抱負を伺いましたが、さらにその先をどのように思い描いていますか?魅力的な役者になっていきたいです。そのためにもいろいろな経験をして、演技の表現に乗せていけたらなと思います。――今はフレッシュ感が強いとのことですが、いずれはベテラン感も出ると思いますか?無理に若くいようとする必要はないので、いずれはそうなると思いますが、今は謎の新人感がありますね。全部にウキウキワクワクしていて楽しめていて、その気持ちも大事だなと感じているので、これからもそれは持ち続けたいです。●結婚で意識変化「もっと立派にならないといけないなと」――昨年1月に結婚されてから1年経ちましたが、結婚後の変化もお聞かせください。頼りになる人間でいなきゃいけないという自覚が芽生えました。自分だけだったらいろいろな意味で楽ですが、結婚してからはちゃんとしなきゃいけないという思いが出てきて、それがいい形で自覚に繋がっている気がします。――仕事にもプラスになっているなと感じる部分はありますか?1人の時よりも仕事に集中しやすくなりましたし、やる気も高まった気がします。家を代表するという風に考えると、もっと立派にならないといけないなと感じています。○海外生活を経験し「挑戦へのハードルが下がった」――今後の活躍を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。ファンクラブは初めての経験ですし、これからもいろいろ新しいことに挑戦していけると思うので、ファンの方にも楽しんでいただけたらうれしいですし、自分自身も変化していく自分に置いていかれないようにしないといけないなと思っています。――ファンクラブではいろいろなコンテンツやイベントなどを計画されていくそうですね。せっかくこういう場所を設けるので、いろいろな機能を足していけたらなと思っています。そして、海外に挑戦するハードルを下げられたらいいなという思いが強くあり、日本から海外に行く人のことを応援したいなと。海外に挑戦したいという思いはあっても踏み込めない人がけっこういる気がしていて、後押しできたらと思います。――奨励したいという思いが強いというのは、アメリカでの経験がご自身に与えた影響が本当に大きいんだなと感じます。30代中盤で5~6年間過ごし、そこで形成された部分は大きいと思います。年齢にとらわれなくなったというのもそうですし、国を超えて挑戦するのは当たり前のことなんだという意識になりました。――挑戦するハードルが下がったというか、何でも挑戦できるというマインドに?一番大きい挑戦をしたので、臆病でなくなったというのはありますね。視野も広がり余裕も出て、挑戦へのハードルは下がった気がします。自分にとってとてもいい経験になったので、海外に行きたいと思っている方はあまり構えずぜひ挑戦してほしいです。■小出恵介1984年2月20日生まれ、東京都出身。映画『パッチギ!』(2005)で注目され、その後数々の話題作に出演。2018年10月より米ニューヨークに拠点を移し、2020年より日本での芸能活動を再開。2021年7月、ABEMA『酒癖50』で4年ぶりにドラマ復帰。2023年2月には主演映画『銀平町シネマブルース』で本格的に映画復帰を果たし、同年6月公開の映画『魔女の香水』にも出演。舞台にも精力的に出演し、今年は5月2~4日に『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』、5月17日~19日に『赤いハートと蒼い月』、6月5日~9日に主演舞台『ジャックモーメント』が控えている。ヘアメイク:永瀬多壱スタイリスト:佐々木敦子
2024年04月06日俳優の椎名桔平(59)が28日、自身のインスタグラムを更新。14日未明に肺がんのため亡くなった、俳優で声優としても活躍した寺田農さん(享年81)の“付き人”をしていたことを明かし、貴重写真とともに追悼した。椎名は「役者を目指して間もない頃、二十歳過ぎから二年ほど付き人をやらせて頂きました」と明かし、当時の2ショットをアップ。「『師匠なんて呼ばないでくれ、普通でいいからな』と言われ、主催されていたサッカーチーム、『インポッシブルドリーム』にも参加させてもらいました。『付き人は二年以上やる時代じゃないから、後は一人で頑張りなさい。』と言って、沢木耕太郎や関川夏央の本をくださいました」などと、人柄がにじみでた数々のエピソードを紹介した。現在は俳優として、さまざまな作品で活躍する椎名。「時が経ち、何度か作品でご一緒する機会もあり、最後は一昨年の京都でした」といい「同じシーンではなかったのですが、セットにいらして僕の芝居を見てくれてましたね。ありがたかったです」と感慨深げに振り返る。最後には「本当に、ありがとうございました。いつも自由と粋を大切にされて、何事にも造詣が深い人でした。感謝と共に、心よりご冥福をお祈りいたします。#寺田農 さまへ」と感謝の思いとともに悼んだ。この投稿に対して「寺田さん格好良い方だったんですね そんな方の付き人をされていたとは、桔平さんの格好良さに納得しました」「文章を読むだけで情景が浮かびます」「素敵な方の付き人をされていたのですね」「素敵なおふたり…ご冥福をお祈り致します」など、さまざまな声が寄せられている。
2024年03月28日高良健吾主演の本格サスペンス『罪と悪』に、佐藤浩市、椎名桔平、村上淳という日本映画界を代表する俳優たちの出演が発表された。ある日、13歳の正樹が殺された。そして同級生の少年たちのうち1人が犯人を殺し、殺害現場となった家に火を放つ。22年間の沈黙を経て罪を背負った幼なじみ3人は再会するが、あのときと同じ場所でまた少年が殺される。さびれた町で一体何が起こっているのか――。齊藤勇起監督による、完全オリジナル脚本の初監督作品となる本作。高良さん演じる主人公・春との間でトラブルを抱える白山會の会長・笠原には佐藤浩市。ワンシーンのみの参加ながら、大きなインパクトを残す役どころで特別出演しており、その圧倒的な存在感で、作品により一層の迫力を与えている。また、大東駿介演じる晃と同じ警察署の先輩刑事・佐藤を演じたのは椎名桔平。晃と対立しながらも、自身の立場の元、事件、そして春・晃・朔、3人の運命と関わっていく。白山會傘下の清水組組長・清水には村上淳。春が直接対立することとなる清水を独特な凄みを持って村上さんが演じている。さびれた田舎町で、13歳で同じ罪を背負った3人がどのように生きて大人になったのか。そして20年前に正樹の死体が発見された橋の下で、まったく同じように新たに起こった殺人事件は過去の事件とどうつながっているのか…。実力派俳優たちの白熱した演技のぶつかり合いに期待が高まる。<新キャストコメント全文>■笠原役:佐藤浩市今回ワンシーンだけの参加でしたが、ロケ地福井の皆さんの協力を含め、物造りの熱さを感じた現場でした。齋藤監督、高良健吾くん、罪と悪のオールスタッフ、キャストの皆さん映画の完成おめでとうございます!■佐藤役:椎名桔平名だたる監督たちの助監督を経験してきた齊藤勇起監督。自ら脚本を書き、イーストウッドの『ミスティックリバー』の様な震える映画を撮るという。三人の少年が起こした事件が其々の人生に重くのしかかっていく。こんな骨太な人間ドラマは大好きだ。監督の故郷でもある福井の長閑な風景の中、きっと震えさせてくれる映画が生まれるとワクワクしています。■清水役:村上淳齊藤さんが撮る。オファーをいただいた。そこに断る理由はひとつもありませんでした。監督の細部にわたる“こだわり”を垣間見れたいくつもの瞬間。僕は高良健吾くんと絡むシーンが多かったのですが“その瞬間に起こった心の動き”は間違いなくキャメラがとらえていたと思います。高良くんとの共演については、先輩・後輩やキャリアの長さは無関係としてお聞きいただけたらと思います。素晴らしく“いい眼”をしていました。キャラクターとのシンクロ率が高かったからでしょう。『罪と悪』は2024年2月、公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:罪と悪 2024年2月、公開予定©2023「罪と悪」製作委員会
2023年11月29日カウンター席で、お酒を酌み交わしながら、ときおりほほ笑み合う大人の男女……。本誌が椎名桔平(59)と原田知世(55)のデートを目撃したのは8月下旬、東京都内の川沿いにある和食店だった。「テレビで見る原田さんは、どちらかといえば物静かなイメージですが、この日はとても積極的に椎名さんに話しかけていました。ときには肩にふれたりして、椎名さんを信頼していることがよく伝わってきました。椎名さんは聞き役に徹していたようですが、とてもリラックスしているご様子で、原田さんを見る目が優しかったですね」(店に居合わせた女性客)2人の交際が初めて報じられたのは’21年6月。「写真週刊誌『FRIDAY』がツーショットを撮影し、《超大物カップル誕生!》と見出しを打ったのです。交際のきっかけになったのは、’18年に放映されたドラマ『連続ドラマW不発弾~ブラックマネーを操る男~』(WOWOW)での共演でした。ドラマの完成披露試写会で、椎名さんはこう語っていました。『僕が20代のとき、原田さんが主演して大ヒットした映画のオーディションを受けて落ちたんです』下積み時代の長かった椎名さんとは対照的に、原田さんはデビューしてすぐにブレークしています。その映画のオーディションに落ちて以来、椎名さんは原田さんとの共演を目標の一つにしていたそうで、『不発弾』の撮影の際も、かなり緊張していたそうです。そんな憧れの女性と夫婦役で共演できたことがよほどうれしかったのか、原田さんのことを会見でも『キュートです』と絶賛していました」(芸能関係者)いまは59歳と55歳。それぞれが人生経験を重ねてきた。椎名は’19年に山本未來と離婚、原田は’13年にイラストレーターと離婚している。「それに2人とも、ほぼ同時期に故郷に住んでいた肉親のみとりも経験しているのです。原田さんのお父さんは長崎県で生活していましたが、’17年に逝去しています。椎名さんの故郷は三重県で、’18年にお母さん、’20年にお父さんが相次いで亡くなりました。離婚や死別といった、つらい体験を語り合うことで、2人の距離は縮まっていったのでしょう。『FRIDAY』の記事から3カ月後の’21年9月には別の週刊誌が、2人が椎名さんの自宅で同棲していると報じています」(前出・芸能関係者)椎名の自宅は東京都内の一等地にある一戸建て。2年前には大規模なリフォーム工事を完了させていた。また本誌も原田が愛車を慣れた様子で、椎名の自宅の車庫に入れている様子を目撃している。■原田がゴルフを始めたのも、恋人の影響か原田にとっても椎名との交際によって、新たな発見があったようだ。昨年デビュー40周年を迎えた彼女は、4月5日付でネット上に掲載されたインタビューのなかで次のように語っている。《ゴルフをしているときが楽しいです。もともと旅行や温泉が好きなのですがゴルフをやっていれば、旅先でゴルフをしたあとに温泉に入れるじゃないですか。あとスポーツとしては年配になってもできますし、男女一緒に楽しめるのも始めるには丁度良かったので。実は50歳から始めました。(中略)ゴルフを続けていくうちに緊張から解放されて余計な力を抜くということがスムーズにできるようになりました。おかげでその経験は仕事でも活かされています》50歳といえば、ちょうど原田が椎名とドラマ『不発弾』で共演したころでもある。椎名は芸能界でもゴルフ好きとして知られ、有名ゴルフブランドのアンバサダーも務めたほどだが、彼が手ほどきしたのだろうか。愛を真剣に深め合ってきた椎名と原田。ある芸能プロダクション関係者は、本誌に次のように証言する。「6月ごろに椎名さんが、兄貴分として慕う先輩俳優に、原田さんを紹介したと聞きました。それまで椎名さんが恋人を紹介したことはなかったため、先輩俳優も驚いたそうです。そのため“椎名さんの再婚が近い”という情報が流れているのです」椎名は来年に還暦を迎える。その前についに再婚を決意したということなのか。椎名の所属事務所に取材すると、担当者は次のように回答した。「プライベートについては本人にまかせております」また椎名と親しい芸能関係者は、こう語った。「前妻の山本未來さんとの間には13歳になる息子さんがいます。息子さんの親権は山本さんが持っていますが、入籍となるとどうでしょうか。それに椎名は籍を入れる入れないにはこだわらないタイプだと思います」冒頭の和食店デートの日、椎名と原田は同じ腕時計をつけていた。『アップルウォッチ』で、アップル社が開発したiPhoneと連携して電話やメールなどさまざまな機能を使用できる時計だ。人気の商品だが、バンドの色までおそろいであることから2人の強い絆が感じられる。「最近では婚約指輪の代わりに、腕時計を贈る方も増えているのです。実用的ですし、ずっと着けていられるというメリットもあります」(ブライダル関係者)椎名と原田、2人の“運命の時”は刻み続けている。
2023年08月29日映画『サラバ静寂』『転がるビー玉』『異物 -完全版-』など、独自の世界観を生み出す作品で海外でも注目を集める宇賀那健一監督の最新作で、田辺桃子、小出薫、森田想がトリプル主演する『愚鈍の微笑み』の劇場公開が決定した。森の中の小屋に集う、幼なじみのマナ、ナナミ、ユカ。いつもと変わらぬ風景。山も川も、樹々の間から降り注ぐ日の光もいつもと同じ。バーベキューで肉を焼き、大好きなお酒を飲み、マクドナルドのハンバーガーを奪い合う。音楽を掻き鳴らして楽しく踊る3人だが、時よりふと不穏な空気が見え隠れするのだった。その後、3人のもとに大きな飛行機の音が近づいてきて、「早く逃げなさい」と叫ぶ自衛隊員とすれ違う。果たして、彼女達が見せる選択とは――?本作は、宇賀那監督が反戦をテーマに描いたファンタジー映画。マナ、ナナミ、ユカの幼なじみ3人が森の中の小屋でいつもと変わらない日常を過ごす中で、ある選択をしていく物語。しっかり者のマナを、主演ドラマ「癒やしのお隣さんには秘密がある」が現在放送中、『ラーゲリより愛を込めて』『とんび』などに出演してきた田辺桃子。ルーズなナナミを、宇賀那監督の『異物-完全版-』で初の主演に抜擢され、公開待機作多数の小出薫。天然で明るいユカを『アイスと雨音』『レジェンド&バタフライ』『わたしの見ている世界が全て』などの森田想が演じる。本作に対し、田辺さんは「異質で、コミカルで切なくて、ずっと見ていたいような瞬間を詰め込んだ60分」、小出さんは「仲間たちや家族と美味しいものを食べながら笑い合う時間が急に愛おしすぎるものに感じました」、森田さんは「迫られている焦燥感のなか少女たちが溜め込んだ想いも、物語に乗せれたと思います」とそれぞれの形でコメント。脚本も手掛けた宇賀那監督も「それこそが私たちに出来る唯一の抵抗なのかもしれない。この映画が誰かの心に触れられたらいいなと思っています」と、本作への強い思いを語っている。キャスト&監督コメント全文田辺 桃子(マナ役)『愚鈍の微笑み』のこの世界感とキャラクター達の個性的で心地いい時の流れに自分も溶け込んで参加できたことを本当に嬉しく思います。以前、宇賀那組の『異物-完全版-』でご一緒した薫さんと、友人の想と共演できたのもご縁を感じました。私が演じさせていただいた「マナ」は真面目で、冷静に考えながら周りの人を前向きに引っ張っていく性格で、3人のバランスをとる役割でもあり、私もマナの前向きさにセリフを言いながら背中を押されていました。異質で、コミカルで切なくて、ずっと見ていたいような瞬間を詰め込んだ60分、是非楽しんでもらえたら嬉しいです。小出 薫(ナナミ役)ある日、突然日常が変わる。それを何かや誰かによって本当に突然奪われてしまったとしたら、そこに湧いてくる感情は怒り? 哀しみ? それとも憎しみ? 最初に脚本を読ませていただいた時、宇賀那監督の真っ直ぐな眼差しに胸がキュッと締め付けられました。仲間たちや家族と美味しいものを食べながら笑い合う時間が急に愛おしすぎるものに感じました。きっと、大事な人に伝えたい事はどんな時代でも、いつだって同じな気がします。そんな事を思いました。森田 想(ユカ役)ユカ役を演じました、森田想です。撮影のある二日間、役と同化すると自然と現実離れした気持ちで、時間というものが惜しくなる瞬間がありました。迫られている焦燥感のなか少女たちが溜め込んだ想いも、物語に乗せれたと思います。唯一無二な宇賀那さんワールドに参加出来たことも、桃子ちゃんと薫さんと手を取り合った時間も、とても嬉しい出来事でした。公開が楽しみです。是非ご期待ください。宇賀那健一(監督・脚本)地震もパンデミックも戦争も、少し前までは自分に降りかかることのない出来事だと思っていた。でも、そんなわけがない。私たちは全てが起こり得る可能性を持った中、綱渡りで生きているのだ。それでも私たちは、たとえそれに気づいた後でも何も気づかないふりをして、あえて薄ら笑いを浮かべながら下らない会話を繰り出す日常を続ける。それこそが私たちに出来る唯一の抵抗なのかもしれない。この映画が誰かの心に触れられたらいいなと思っています。『愚鈍の微笑み』は2023年、劇場公開予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月24日●演技の楽しさを改めて実感「作り上げていく過程も楽しい」2020年に日本での芸能活動を再開し、アメリカでの演技の勉強も活かして真摯に作品作りに向き合っている俳優の小出恵介。6月21日~25日には、東京の座・高円寺1で上演されるチーズtheater 第7回本公演『ある風景』で主演を務める。小出にインタビューし、孤独死をテーマにした本作で感じたことや今の俳優業への思い、そしてアメリカ・ニューヨークとの二拠点生活、結婚後の変化など話を聞いた。同舞台は戸田彬弘作・演出で、母を孤独死させてしまった子供たちとその家族を描く。鈴木家の母・陽子は夫・龍雄と地方で暮らしていたが、認知症を発症した龍雄が他界。その1年後の2019年お盆に、それぞれバラバラの地域で暮らしている長男・肇、長女・南、次女・夏が久しぶりに帰省するが、時は流れ2023年冬、陽子が1人自宅の風呂場で孤独死しているのをご近所の近藤が発見する。小出は長男・肇を演じ、孤独死した母・陽子役を読売演劇大賞優秀女優賞受賞のみやなおこが務める。――本作のオファーを受けたときの心境からお聞かせください。昨年お話をいただき、今年の頭にチーズtheaterさんのお芝居を拝見したときに、僕が今まで見てなかったような新しい演出や世界観に興味を持ち、参加してみたいと思いました。――孤独死がテーマの作品ですが、その題材についてはどう感じていますか?コロナ禍における孤独死というのは今の時代の新しい問題で、扱うのが難しいセンシティブな題材だと思いました。僕が演じる肇は3兄妹の長男で、母親の孤独死をどう受け止めるかという役柄なのですが、自分にその経験がないので難しさもあるなと感じました。――稽古している中で学びや気づきなどありましたら教えてください。今の日本の社会的な背景がリアルに描かれているので、僕も演じながら今の日本について学んでいる気がします。人との会話や距離感など、今ってこうだよなと感じるところが多いです。――ご自身に当てはめて孤独死について考えることはありますか?自分のことを考えて孤独死は嫌だなと思いました。自分は子供と離れ離れにならず、そばにいて看取ってもらいたいなと。人生100年時代と言われ寿命が延びていく中で、最期をどう迎えるかというのも変わっていくのかなと思ったり、いろいろ考えました。この作品ではお父さんが65歳で認知症になるのですが、僕の父も65歳なので、いつそういうことになってもおかしくない年齢なんだなと思いました。――今回の作品で老後について考えることで、少しは心の準備ができるものでしょうか。それはあると思います。これまであまり考えたことがなかったですが、作品を通して考えるようになり、心の準備になるのかなと。――2020年に日本での活動を再開されてから、いろいろな作品に出演されていますが、俳優業に対して今どのような思いでしょうか?改めて演技の楽しさを感じていますし、演じることが向いていると感じることも出てきました。――どのようなときに演じるのが向いていると感じましたか?またいろいろと作品をやらせていただく中で、役についてこの人間はどんな人だろうと考えたり、作品で描く社会について思いを馳せることが好きで、作品や役柄を通じて社会にコミットしていくことも好きだなと感じています。一個一個の作品が文化財のような、そんな感覚もあって、作り上げていく過程もすごく楽しいです。●二拠点生活継続中も「基本は日本にいます」 結婚で安心感――日本とニューヨークの二拠点生活についてもお話を聞かせてください。行き来するペースなど、どんな生活を送られているのでしょうか。今は基本的に日本にいます。――この舞台の稽古や本番があるから今は日本に?それもありますが、ほぼ日本にいます。皆さん僕のことを日本にいない人だと思っているみたいでちょっと寂しいなと思っているんです(笑)――ニューヨーク在住の方とご結婚されたということもあって、基本的にニューヨークで結婚生活を送られているのだと思っていました。結婚報告のときの写真もニューヨークで撮影されたものでしたし。確かにニューヨークでジャンプしている写真を載せたら、向こうで結婚したんだなと思いますよね(笑)。でも基本的に日本にいて、奥さんもちょこちょこ日本に来ています。こっちで仕事がないときは向こうの家にいる時間もあるので二拠点生活ではありますが、友達も仕事関係の方も日本にいない人間だと思っているみたいで、日本にいるということをちゃんと伝えていこうと思っているところです。「僕は日本にいます!」と書いてくださいね(笑)――いずれニューヨークの家をなくして、完璧に日本在住になる可能性もあるのでしょうか?あります。子供ができたときにどっちで育てるのかという話になるのかもしれませんし、日本は子供を育てる上でいろんな意味で安全だなと思っています。――今は基本的に日本にいらっしゃるということですが、海外生活を経験して変わったことがありましたら教えてください。法律やルール、コミュニケーションの仕方など、同じ世界なのかなと思うぐらい日本と海外で違うように感じることがあり、いろんな国のいろんなタイプの人とコミュニケーションを取っていく中で、許容範囲が広くなった気がします。いろんなタイプの人がいて当たり前だよなと。そういう意味で強くなった気がします。――日本で暮らすとしても、いろんな人を受け入れられるというのは大事ですよね。大事な気がします。みんな価値観が違って当たり前と思うようになり、細かいことを気にしなくなりました。――ご結婚後の変化もお聞かせください。まだそんなに時間は経っていませんが、安心感は確かにあります。親を安心させてあげられたというのも大きいと思っていて、いい意味で親からの連絡が減りました。――安心感は大事ですよね。そうですね。プライベートの部分で自分の人生がどうなるんだろうという心配がなくなったので、より仕事に集中できるようになりましたし、気持ち的に楽になりました。これからは人と一緒に生きていくので、より頑張らなきゃいけないという思いもあります。自分だけのためではないというのは新しい感覚で、頑張れそうだなと感じています。●NYでペットシッターも犬と過ごす中で「愛情表現が豊かに」――ニューヨークでペットシッターもされているという記事を読んだのですが、それは本当ですか?本当です。ニューヨークで生活していて空いている時間があって、向こうはペットビジネスがすごく盛んなのでやってみようと思って始めました。そうしたらすごく楽しくて。――もともと犬を飼っていたこともあったのでしょうか?東京で1人暮らしをしていたときに飼っていたことがありましたが、ペットシッターを始めてから今まで以上に犬がかわいく見えてきて、溺愛するようになりました(笑)。この愛情がそのまま子供にも行くのかな、なんて思ったりもしています。向こうは犬すらも感情表現が豊かでアグレッシブで、それがすごくかわいく見えますし、ペットではなく家族の一員なんだなと感じます。――犬と過ごす中で何か気づきや学びなどありましたか?向こうの方たちは犬のかわいがり方がすごくて、その愛に触発されて、愛情表現が自分も豊かになった気がします。――素敵な変化ですね。日本人と比べて向こうの方は感情をものすごく出すので、それを見ていて、プラスな感情を表に出すのは素敵なことだなと学びました。周りの人もそのほうが幸せになれると思います。――今39歳ですが、今後どうなっていきたいと思い描いていますか?若々しくいたいなと思っています。以前はそういうことは考えてもなかったですが、意識したほうがいいと思うようになってきました。いつまでも軽やかにいられるのか、年齢が重圧になっていくのか、ここから別れ道な気がしていて、僕は表情も含め、いろんな意味でずっと軽やかにいたいです。――どうしたらずっと軽やかにいられると思いますか?物事や人との向き合い方やリアクションが大事なのかなと思っています。自分の思考が固まってくると、そこから出られなくなりがちですが、違う見方もしていくと心が若くいられるのではないかなと。――確かに年齢を重ねると自分の考えが凝り固まっていく可能性があるので、それを意識するのは大事だなと感じます。「これはこうだ!」と言い切るのは簡単ですが、そこで多角的に考えられるか。ある程度努力を要すると思いますが、意識するとしないでだいぶ変わってくると思うので、その意識をちゃんと持っていたいと思います。――俳優として具体的にこんなことに挑戦していきたいということはありますか?今の話とつながりますが、自分の視野を広げるためにも、若い方たちの世界観や作品に触れたいという興味がすごくあります。新しい感性に触れることで見えてくるものもあると思うので、積極的に関わっていけたら。若い俳優さんもそうですし、若い監督さんたちともご一緒していきたいです。――ご自身も違う世代に刺激を与えながら作品作りに挑んでいくことになるのでしょうか?そうですね。僕も見てきた景色や経験で伝えられるものは伝えていくつもりですが、あくまでも一つの提案として伝えるぐらいでいたいと思います。――最後にファンの方にメッセージをお願いします。『ある風景』はまさに今を描いているので、自分の人生と重ねながら見ていただけると思います。僕自身、これまであまり考えてこなかったテーマなので挑戦だなと感じていますが、これからもさまざまな作品にチャレンジしていきたいと思います。■小出恵介1984年2月20日生まれ、東京都出身。映画『パッチギ!』(2005)で注目され、その後数々の話題作に出演。2018年10月より米ニューヨークに拠点を移し、2020年より日本での芸能活動を再開。2021年7月、ABEMA『酒癖50』で4年ぶりにドラマ復帰。2023年2月には主演映画『銀平町シネマブルース』で本格的に映画復帰を果たす。現在は映画、舞台を中心に活動している。ヘアメイク:永瀬多壱スタイリスト:佐々木敦子
2023年06月20日戦後日本文学の重鎮・大岡昇平が描いた、文学史に燦然と輝く裁判小説の金字塔のドラマ化、連続ドラマW「事件」の放送が決定。椎名桔平が主人公の弁護士を演じる。ある資材置き場で刺殺体が発見される。被害者は、地元で細々とスナックを経営する20代女性。ほどなく、19歳の青年が殺人及び死体遺棄の容疑で逮捕された。青年の弁護は、ある裁判を機に過去にとらわれ、真実に背を向けた元裁判官の弁護士・菊地大三郎(椎名桔平)に託された。青年の自白もあり、すぐに判決が下る単純な裁判だと思われたが、検察での取り調べから一転、裁判で青年は殺意を否認。青年のことを調べるうちに、再び真実と対峙する菊地。やがて、法廷では意外な事実が次々と露見し、裁く者を惑わせる――。1978年に「第31回日本推理作家協会賞」を受賞した大岡さんの不朽の裁判小説「事件」。1978年製作の映画版は、丹波哲郎、永島敏行、松坂慶子、大竹しのぶ、渡瀬恒彦ら超豪華スターが共演し、数々の映画賞を受賞。今回のWOWOWドラマ版では、舞台を昭和から令和に移し、取材を基に当時未導入の裁判員裁判制度での心理戦を描写。生まれ育った環境から飛び出そうと葛藤する人々を通して、閉塞したいまを生きる人々の孤独や苦悩と同時に社会の闇を残酷にえぐり、その先に光る繊細な希望を人間ドラマとして濃密に描く。椎名さん演じる主人公・菊地大三郎は、過去に裁判長として自身が下した判決がトラウマになりながらも、抜群の洞察力と機知に富む弁舌で、裁判という空間と誠実に向き合い、殺人の罪を問われている被告人と被害女性のみぞ知る事件の裏に潜む孤独と絶望、その闇の真相を痛みを伴いながらもたぐり寄せていく元エリート裁判官の弁護士。しつこく脚本を読み込み、役を作り上げたという椎名さんは「遠方にいる知人の弁護士に、メールを通して何度も疑問点に答えてもらったり、現職の裁判官と面談が叶う幸運にも恵まれました。その後、殺人事件の刑事裁判の法廷に傍聴に行き、実際の裁判の空気感や法律用語のい言方などを参考にさせて頂きました。現場でも弁護士の監修が立会い、収録の直前まで、リアリティにこだわりました。真冬の寒さ厳しい時期の撮影でしたが、スタッフ、キャスト全員で真摯に作品に向き合い続け、撮影終了時はやり切った感で一杯でした」とふり返る。そして「撮影現場の印象としては、重い題材を扱っている事もあり、常に一定の緊張感を携えている感じでした。その中で水田監督を中心に、全員が持てる力を余すこと無く、懸命に現場に取り組んでいる現場でした」とコメント。「『間違わない人間なんていない。間違えれば、やり直せばいい』その言葉にようやく辿り着いた菊地の心情を一つの拠り所と考えて演じました。法廷ミステリーとしてだけでは無く、人間賛歌の作品としても、是非皆さまに見て頂けたら嬉しく思います」と視聴者へメッセージを寄せている。監督は、水田成英。「『裁判』は決して遠い存在ではありません。被告人や証人として証言台に立ったり、裁判員として参加したり……誰もが関わるかもしれない、身近なものです。約半世紀前に書かれた原作の、フィクションとは思えぬ程のリアリティ、そして、裁判員制度が始まった現代裁判ならではのリアリティを感じていただければ」と話している。連続ドラマW「事件」は8月、WOWOWにて放送・配信予定(全4話)。(cinemacafe.net)
2023年05月29日《突然のご報告となり恐縮ではございますが、この度、私、小出恵介は、2023年1月にアメリカ・ニューヨーク州で一般女性と入籍致しました》2月8日、Instagramにこう綴ったのは俳優の小出恵介(38)。結婚発表に合わせてマンハッタン橋の前で、花束を手にしてジャンプするスーツ姿の自身の写真も添えられていた。お相手の女性とはアメリカで出会い、コロナ禍で信頼関係を築いてきたと明かし、《これからは家族を持つ責任と向き合い、今まで以上に直向きにこの俳優という道で精進して参りたいと思っております》と記している。小出がパートナーと結ばれた場所、ニューヨーク。’17年6月に未成年女性との不適切な関係が報じられた小出はその後、長年所属していた事務所を退所し、約2年間の俳優修行をしていた場所だ。「ニューヨークという場所が小出さんに与えた影響は大きいといいます。小出さんは日本で俳優として活動している間、多くのことを感覚的に学んでいきました。まず仕事があり、現場で言われたことを自分なりに糧にしていく。そんなやり方で俳優としての力をつけていきました。しかしアメリカでは2つの演劇学校に通い、そこで演技のメソッドを学ぶことに。演じることについて、1から学んでいったといいます」(映画関係者)また、精神面でも“学び直し”があったという。「ニューヨークに渡った後も、『俳優を辞めよう』と何度も小出さんは思ったそうですが、しかし『自分の経験を一番還元できるのはこの仕事しかない』と改めて考えるようになったといいます。明石家さんまさん(67)や野田秀樹さん(67)といった錚々たる面々が気にかけて、精神的にサポートしてくれたことも大きかったといい、日本を離れて自分自身を見つめ直したことで心にゆとりが持てるようになったといいます」(前出・映画関係者)NY修行によって、人間、俳優としても基盤を作った小出。’20年8月からは新たな事務所に所属し、日本での仕事も再開している。昨年は映画と舞台に2本ずつ出演し、今年も2月10日に主演映画『銀平町シネマブルース』が公開される。初夏にも、もう1本、出演作が控えている。「復帰当初は俳優業のオファーがなかなかありませんでした。出演作にスポンサーが付きづらく共演者選びが難航することもあり、さらにコロナ禍の影響で、主演に決まっていたミュージカル『えんとつ町のプペル』の中止も余儀なくされました。徐々に仕事量が増えているとはいえ、全盛期に比べると雲泥の差です。それでも小出さんは焦っておらず、むしろ地道に活動していた俳優仲間が30代後半から活躍するようになっているのを見ると、刺激を受けて前向きな気持ちになるといいます」(別の映画関係者)人生の伴侶とともに、小出の俳優人生は“第2章”に突入する――。
2023年02月09日俳優の小出恵介さんが、2023年2月8日に自身のInstagramを更新。同年1月、アメリカで一般人の女性と結婚したことを明かしました。突然のご報告となり恐縮ではございますが、この度、私、小出恵介は、2023年1月にアメリカ・ニューヨーク州で一般女性と入籍致しました。お相手とはアメリカで出会い、パンデミックの世界的な危機の中を共に支え合いながら信頼関係を築いてきました。そして、僕が日本で芸能活動を再開したことも理解し、応援しくれています。改めまして、僕を応援し、支えてくださっている皆様に心から感謝申し上げますとともに、これからは家族を持つ責任と向き合い、今まで以上に直向きにこの俳優という道で精進して参りたいと思っております。kaykoideーより引用(原文ママ) この投稿をInstagramで見る Keisuke Koide/小出恵介(@kaykoide)がシェアした投稿 2018年からアメリカに移住し、現地を拠点に活動している小出さん。2020年から始まった新型コロナウイルス感染症の拡大中は、小出さんにさまざまな危機が訪れたそうです。そんな中でも、アメリカで知り合った女性とともに支え合いながら、信頼関係を築いてきたと振り返っています。小出さんの結婚発表に、多くのファンから「おめでとうございます!」「これからも変わらず応援します」といった祝福のコメントが寄せられました。小出さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年02月08日俳優の小出恵介が8日、公式サイトを通じ、1月に一般女性と結婚したことを発表した。小出は「いつも応援してくださっている皆様へ」に向けて、「突然のご報告となり恐縮ではございますが、この度、私、小出恵介は、2023年1月にアメリカ・ニューヨーク州で一般女性と入籍致しました」と報告。「お相手とはアメリカで出会い、パンデミックの世界的な危機の中を共に支え合いながら信頼関係を築いてきました」と馴れ初めに触れ、「そして、僕が日本で芸能活動を再開したことも理解し、応援しくれています」と明かした。「改めまして、僕を応援し、支えてくださっている皆様に心から感謝申し上げますとともに、これからは家族を持つ責任と向き合い、今まで以上に直向きにこの俳優という道で精進して参りたいと思っております」と決意を新たにし、「今後とも何卒ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます」と結んでいる。
2023年02月08日9月30日公開の映画『Bridal,my Song』の完成披露試写会イベントが20日、都内で行われ、主演の小出恵介をはじめ、渡辺大、大水洋介、新実芹菜、板橋基之監督、今野秀尊(エグゼクティブプロデューサー)、ミッキー吉野が出席した。日本のブライダル業界を支え続けたウエディングプランナー・今野秀尊の半生を、短編映画『おべんとう』で国内外から高い評価を受けた板橋基之監督が映画化した本作。6年ぶりに映画復帰を果たした小出が、昭和、平成、令和と3つの時代を生きる主人公の今田秀を熱演している。脇を固めるキャスト陣も渡辺大、お笑いコンビ・ラバーガールの大水洋介ら個性溢れるキャスト陣が名を連ね、斬新なアイデアで従来の常識を覆すウエディングプランナー・今田秀と彼をサポートする人々の活躍を描く。映画の舞台あいさつは実に5年ぶりの登場となった小出。冒頭のあいさつでは「またこうして映画の完成披露に立たせていただけて感慨深く思っています」と言葉に詰まる場面もあり、「恐らく観客の皆さんの前に立つのは5年ぶりだと思うので、頑張ります(笑)」と久々の舞台あいさつに緊張している様子。小出は昭和、平成、令和と3つの時代を生き抜く人物を演じている。現場での小出の印象を新実が「メイクで小出さんが違う方に見えて、小出さんが私に話し掛けていただくまで違う方だと思いました(笑)」とあまりにも役にハマっていて別人に思えたという。ウエディングプランナーを主人公に結婚式にまつわる物語を描いた本作。それにちなみ、「自身が持つ結婚式のイメージは?」という質問に小出は「僕は結婚式を挙げたことがないんですが、素敵なものだと思います。そういうものが簡素化される風潮はあるかもしれませんが、この作品に携わって結婚式の大切さや結婚式は人生で一番輝く日という捉え方もあるのかなと思うようになりました。それを彩ることはとても素敵なことだと考えさせられました」と語った。自身の結婚願望については「もちろんあります。結婚したいですよ(笑)」と明かしつつ、MCからの「結婚のご予定は?」という質問には「今はないですね(笑)」と否定した小出。すると横にいた渡辺から「そう言って3日後にあったら怒りますよ」と突っ込まれて苦笑いを浮かべていた。
2022年09月21日俳優の小出恵介が主演を務める舞台『群盗』の制作発表が4日、都内で行われ、小出、演出の小栗了氏らが出席した。2017年に未成年女性との飲酒などが報じられ無期限活動停止となり、昨年8月に日本での活動再開を発表した小出。今年6月に公開された映画『女たち』で日本映画復帰、7月にABEMAオリジナルドラマ『酒癖50』で4年ぶりにドラマ出演を果たしたが、本作が舞台復帰作となる。騒動後初の公の場となった小出は「6年ぶりの舞台をやらせていただくことになりました。いろいろな経験がありましたけど、再びこうやって皆様の前に立てることを非常にうれしく感慨深く思っています。真摯な気持ちで臨みたいと思っています」と語り、「こういう場所に立たせていただけていることは奇跡のようだと思っています」とも話した。本作への出演は、俳優・小栗旬の兄で演出家の小栗了氏から、インスタグラムのダイレクトメッセージでオファーがあったという。小栗氏が「よく返事してくれましたよね?」と尋ねると、小出は「ダイレクトメッセージが届くということもあまり把握していなくて、たまたまそれを開けた時に了さんからメッセージを見つけて、本当なのかな? と思いましたが、2019年夏ということで、ニューヨークで学校に通いながら毎日あくせくやっていたときだったので、舞台に立たないかとお話をいただいたときに本当にうれしくて感動しました」とオファーを受けたときの喜びを語った。小栗旬の初監督映画『シュアリー・サムデイ』(2010)でも主演を務めた小出。「旬くんとも本当にいろいろな縁があって、映画に出させていただいた縁もあったので、お話をいただいてすごくご縁を感じました」と話した。ゆうばり国際映画祭での『シュアリー・サムデイ』の舞台挨拶では、小栗氏がキャストの衣装を手がけ、そこで小出と初対面を果たしたという。小栗氏は「弟の初(監督)映画の主演が小出さんで、僕が初めて舞台の演出をさせてもらう作品の主演も小出さんというのは、やっぱり縁があるなと僕も思っていて、DMはダメ元で送ったところがあったんですけど、受けていただいたのはありがたい」と感慨深げに語った。フリードリヒ・フォン・シラーの戯曲第1作となる『群盗』は、「疾風怒涛時代」と言われる18世紀後半にドイツで起こった革新的な文学運動の代表作。初演時には、観客に熱烈な支持で迎えられ、失神者まででたという本作のテーマを、いつの時代でも変わらない普遍なものとし、家族の関係、兄弟の関係、恋愛をベースに物語をわかりやすく描く。『群盗』は、2022年2月18日~27日に富士見市民文化会館キラリ☆ふじみにて上演。制作発表には、演出の小栗了氏、オーディションにてヒロイン役に選出された池田朱那、物語の鍵を握る主人公の弟・フランツ役に決定した新里宏太も出席した。
2021年11月04日俳優の小出恵介が4日、都内で行われた主演舞台『群盗』の制作発表に出席した。小出は、2017年に未成年との飲酒などが報じられ、無期限活動停止に。その後、2018年10月より米ニューヨークで演技について学び、昨年8月に日本での活動再開を発表。今年6月に公開された映画『女たち』で日本映画復帰を果たし、7月にABEMAオリジナルドラマ『酒癖50』で4年ぶりにドラマ出演を果たした。この日、騒動後初の公の場に登場した小出。本作が舞台復帰作となるが、「6年ぶりの舞台をやらせていただくことになりました。いろいろな経験がありましたけど、再びこうやって皆様の前に立てることを非常にうれしく感慨深く思っています。真摯な気持ちで臨みたいと思っています」と語り、「こういう場所に立たせていただけていることは奇跡のようだと思っています」とも話した。フリードリヒ・フォン・シラーの戯曲第一作目となる『群盗』は「疾風怒涛時代」と言われる18世紀後半にドイツで起こった革新的な文学運動の代表作と言われる。初演時には、観客に熱烈な支持で迎えられ、失神者まででたという本作のテーマを、いつの時代でも変わらない普遍なものとし、家族の関係、兄弟の関係、恋愛をベースに物語をわかりやすく描く。『群盗』は、2022年2月18日~27日に富士見市民文化会館キラリ☆ふじみにて上演。制作発表には、演出の小栗了氏、オーディションにてヒロイン役に選出された池田朱那、物語の鍵を握る主人公の弟・フランツ役に決定した新里宏太も出席した。
2021年11月04日ABEMA新作オリジナルドラマ「酒癖50」が8月12日(木)についに新章に突入した。前半4話では、主人公の小出恵介演じる飲酒カウンセラー・酒野聖の“Hate Alcoholプログラム”参加者である酒癖が悪い社員の酒による失態と悲惨なバッドエンドが続いた。本作が興味深いのは酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや醜さ、現代社会の闇をリアルに描きながら、実際には“酒”をメタファーとしてその裏にあるもっと根深い社会問題を提起しているところだろう。それは各話ごとに設けられているサブタイトルにも表れている。第1話のテーマは浅香航大演じる営業部のエース青田による「アルハラ」だが、サブタイトルに「俺ができることはお前もできる」と続く。「アルハラ」とは一気飲みの強要を通して、自身が過去に受けた上司からの“仕打ち”や“可愛がり”を同じように部下にも繰り返す負のサイクルの象徴でもある。それはもちろん飲酒に限った話ではなく、時としてサービス残業、休日出勤等の長時間労働かもしれないし、そもそも生産性がないにもかかわらずずっと会社に残るしきたりや慣習自体にも言えることかもしれない。第2話では前野朋哉演じる同じく営業部所属の下野の「酒乱」が取り上げられ、サブタイトルには「溜め込んだストレスを酒に逃げていた」とある。実際の主題は「逃げ」の方にあるのだ。下野は上司と部下の板挟みになり常日頃から“YESマン”で、“その場を丸く収めるために自分さえ我慢すれば良い”とあらゆる理不尽を飲み下す。その報われない自己犠牲やストレスを酒に酔うことに逃げてしまう。誰しも目下課題から目を背けたくなるものだが、いつまでもその場しのぎの無理や逃げは通用しないのだ。総務部の口山(犬飼貴丈)の「無礼講」がテーマの第3話は、「お酒の場を使って口撃する」ことを問題だと指摘する。お酒が入った場であれば受け手側に“ノリ”という名目で通常よりも受け流す“スルースキル”、つまり許容範囲を広げることが求められがちだ。その場の雰囲気を逆手にとって、普段は決して言えないようなことをお酒の力を使って伝えるのは、その内容がどんなに正しいことだったとしてもやはり卑怯なのだ。相手が言い返せないような場の空気を醸成した上で、一方的に言い負かす時に自分は少しでも悦に入っていないか。ましてやそれが誤った内容を含むものであれば尚更で、酔いは覚めてもその後の取り返しのつかない現実は続くのだ。そして第4話はマーケティング部のスタークリエイター・色川(村上純・しずる)による「セクハラ」が取り上げられる。「お酒の力で女性を抱く」というショッキングな内容が続く。お酒は使い方次第で対人関係の緊張を揉み解し人間関係を円滑にもするが、お酒の力を利用して相手の判断力を鈍らせた上、元々の断りづらい力関係を引っ提げて自分の目的のみを完遂する一方的な支配関係などあってはならないことである。彼らはそれぞれに自身の誤ったお酒の用法・用量によって最も大切なものを失う訳だが、ここで気になるのはなぜ酒野がこのようなカウンセリング業を引き受けているのかということだ。また、「これでお酒が大嫌いになれましたね」という彼の決め台詞にどうしてこれほどまでに妙な説得力が宿るのか。第5話と第6話ではこれまでと一気にストーリーも変わり、今まで全く明かされてこなかった酒野の気になる過去が詳らかになっていく。さらに酒野の親友・武山役として小池徹平がゲスト出演し、小出との15年ぶりの共演を果たしている。酒野自身がお酒によって大切なことを失っていく見事なまでの転落劇が描かれるが、成功するにつれあからさまに人が変わり、それに伴ってお酒の飲み方まで変わっていく様はあまりに悲しい。何なら前半4話で観られた“飲酒による失敗例”フルコンボがかつての酒野である。責任感が増え、守るべきものが大きくなればなる程、近づいてくる人も多くなる分、人というのは近くにある幸せを見過ごしてしまいがちになるのだろうか。酒野にも何度か引き返せるチャンスはあったはずなのに、尽く誤った選択を止められない。隣にいる参謀者の誤った導きによるところも大きいが、人の弱さや不安からくる虚勢、狡さ、奢り、ほんの少しの気の緩みなどが全て凝縮されており、そんなどうしようもない人間臭さ、抗えない情けなさを小出さんが嘘偽りなく演じて見せてくれる。また、この物語を小出さんと小池さんが“今”演じていることに、作中の酒野と武山の友情物語がまたどこか現実味を持って胸に迫ってくる。2人のすれ違ってしまった人生はどこかで取り返せるのだろうか。これ以上のバッドエンドが彼らを待ち受けていないことを祈るばかりだ。(佳香(かこ))
2021年08月17日俳優の小池徹平が、小出恵介主演のABEMAオリジナルドラマ『酒癖50』(毎週木曜22:00~、全6話)の第5話と第6話に出演することが5日、明らかになった。小池と小出は約15年ぶりの共演となる。本作は、お酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや愚かさ、現代社会の闇を描くオリジナルドラマ。小出演じる主人公・酒野聖は、とある企業の社長から、“酒癖の悪い50人”の社員を集めて更生を試みる“Hate Alcoholプログラム”の依頼を受ける。しかし、酒癖の悪い参加者は、懲りることなくお酒を飲み続ける。そんな彼らに降りかかる、衝撃の結末とは?12日配信の第5話以降では、酒癖の悪い人々を独自の方法で解決に導く謎多き主人公・酒野の過去、そして“Hate Alcoholプログラム”開催に至るまでの知られざるストーリーが明らかになっていく。ベンチャー企業を起業した酒野、そして酒野の中学の同級生で親友のBar経営者・武山は互いの門出を祝いあった仲。しかし、酒野の会社が急成長し、調子に乗った酒野は次第に酒の飲み方も傲慢な態度に変わり、ふたりの関係性にも変化が起こる。武山は「人が変わることは悪いとは思わない。だけど、格好悪く変わってると寂しい」と苦言を呈すが、酒野の酒の飲み方は悪化の一途を辿り……?酒野の親友で、どんな時も酒野を信じ思いやる、真っ直ぐなBar経営者・武山役を演じるのは、小出と『ごくせん』(日本テレビ)以来の共演となり、プライベートでも親交のある小池徹平。小池は「まるで同窓会のような気分でした。久々に会ったはずなのに落ち着く雰囲気というか、お互い大人になったなと思いました」、小出は「ごくせん2005以来約15年ぶりの共演となりますが今回のドラマの間柄上とも重なり、この上ない安心感と特別な感慨を伴った共演となりました」とコメントを寄せた。■小池徹平(武山健太役)コメントまるで同窓会のような気分でした。久々に会ったはずなのに落ち着く雰囲気というか、お互い大人になったなと思いました。色々と話したい事もあったので、お芝居を通しても、撮影の合間でも語り合えた様な気がします。5、6話では謎に包まれた酒野の過去が明らかになります。酒野の深い部分も見所ですし、親友役として出させて頂いた武山との絡みも是非楽しみにしていて下さい。■小出恵介(主人公・酒野聖役)コメント酒癖50いよいよ酒野聖の過去パートへと突入して行きます。そしてその酒野の大きな鍵を握るキャラクターとして徹平くんが登場します。ごくせん2005以来約15年ぶりの共演となりますが今回のドラマの間柄上とも重なり、この上ない安心感と特別な感慨を伴った共演となりました。彼の歩んできた15年の道のりや俳優として積み上げてきたものをひしひしと目の前で感じながら演技を交わせる事が出来たのは非常に刺激的でした。酒野の壮絶な人生を感慨深い共演と共に楽しんで頂けたらと同時にあまりに切ないラストをぜひ目撃して頂けたらと思います。(C)AbemaTV,Inc.
2021年08月05日6月、原田知世(53)と椎名桔平(56)の真剣交際が発覚。大物熟年カップルの誕生に日本中が沸いたが、2人には“特別な縁”があったと話すのは、椎名の親族の1人だ。「暇さえあれば、桔平は病院に駆けつけて母親の看病をしていました。その母親が、天国から原田さんと桔平を結び付けてくれたんじゃないかと思えてくるんです」この親族は、驚きの告白をしてくれた。「原田さんは、2018年に亡くなった桔平の母親に本当にソックリなんです。明るくて庶民的な雰囲気は、瓜二つと言っていいほどですよ。桔平の両親は、喫茶店を営んでいました。母親は、店に来たお客さんの悩みを、親身になって聞くことが多かったんです。話を聞いてもらったお客さんは、最初は深刻そうな表情をしていても、帰るころには笑顔になる。そんな母親に通じる明るさを、原田さんに感じるのです」原田と椎名は、お互いに遠くに住む肉親の介護と看取りを経験したことも話題を呼んだ。じつは椎名は、三重県に住んでいた実父とも死別していたと、前出の親族は明かす。「桔平の父親はここ数年闘病していたのですが、昨年8月に亡くなりました。距離が離れている両親の看病を続けてきて、しっかり最期を看取った。それは大変なことやったと思います。それまでのしんどかったことを理解し合える女性と出会えたことは、桔平にとって何よりも心の支えになるのではないでしょうか。親族として、将来入籍してくれたらいいなと思っています。いつか原田さんと2人で、桔平の両親の墓前に結婚を報告してくれたら、天国にいる彼らもきっと喜ぶと思います」天国の親たちが見守りながら、2人は愛を育んでいく――。
2021年07月20日俳優の小出恵介がこのたび、公式YouTubeチャンネル「小出恵介 / Keisuke Koide」を開設し、15日に初回動画を配信した。4年ぶりのドラマ復帰となる主演作『酒癖50(フィフティ)』(ABEMA)の初回配信直後の15日22時45分に初動画を公開。この動画は、小出自身で撮影を行っており、カメラアングルの調整や自身が座るポジションを確認するなど、慣れないYouTube撮影にそわそわした様子が映しだされ、「はじめまして。小出恵介です。YouTubeを始めてみることにしました」と視聴者に向けてあいさつ。「僕このあとしばらく経ったらニューヨークへ武者修行へ向かおうと思っている」と、近々ニューヨークに渡る予定であることを明かした。そして、今後のYouTubeでのコンテンツについて、アメリカでの様子や自身の普段の生活などを配信していきたいと説明。また、YouTubeチャンネルは、ファンや視聴者と繋がる場所にしたいと考えていると話し、「このチャンネルでやってほしい企画ですとか、コラボしてみてほしい方とか、もしいましたらどんどんお便りください」と呼びかけた。
2021年07月16日●演技の楽しさ再確認「欠けていたものが埋まった感覚」昨年8月に日本での活動再開を発表した俳優の小出恵介(37)。6月に公開された映画『女たち』で日本映画復帰を果たしたが、7月15日にスタートするABEMAオリジナルドラマ『酒癖50』(毎週木曜22:00~、全6話)で主演として4年ぶりのドラマ出演を果たす。2018年10月より米ニューヨークで演技について学んできた小出は、約2年半で何を学んだのか。本人にインタビューすると、演技に対する意識に大きな変化があったと言い、「この感覚は今後の役者としての礎になるだろうなという気がしています」と確かな手ごたえを語ってくれた。『酒癖50』は、お酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや醜さを描く物語。小出は、酒癖が悪い人たちを対象に、お酒の恐ろしさを理解してもらう“Hate Alcoholプログラム”を実施する謎多き主人公・酒野聖を演じる。鈴木おさむ氏が脚本を手掛け、『全員死刑』の小林勇貴監督がメガホンをとった。――まず、オファーを受けたときの心境と、出演を決意した思いをお聞かせください。お酒にまつわるドラマって聞いたことがなかったので新しいなと思いましたし、それを僕にオファーしてくださったというのは非常に驚きました。どうするべきか逡巡しましたが、鈴木おさむさんからご指名をいただいたということだったので挑戦するべしと思いました。おさむさんとは、『ボクたちの交換日記』(2013)でご一緒していて、こういう形でまたご縁をいただけてうれしかったです。――作品自体の魅力はどのように感じましたか?お酒にまつわるドラマというのが斬新で、かなり責めていますが面白いエンターテイメントになっているなと感じました。――講習会のシーンはカリスマ社長のようなオーラを放っていますよね。かなりキャラクターを作って異様な方向にしました。酒癖の悪い人たちに過度な飲酒の危険性を説くのですが、皆さんその甲斐なく運命に翻弄されていくというのを予言しているような謎な立ち位置なので、その謎さを酒野の雰囲気からも出していこうと思ったので。――主演としてがっつり演技され、やりがいなど改めて感じましたか?ドラマ、そして演技の楽しさやありがたみなど、いろんなことを再確認しました。役を演じるということがあると、こんなにも自分の普段の感覚・状態が違うんだなと。欠けていたものが埋まった感覚があり、撮影後は非常に心の状態がいいです。演じることが自分の中で大きな部分を占めていたのだと痛感しました。――俳優のお仕事への思いを再確認されたのですね。再び演じることによって確信しましたし、今後も俳優のお仕事で貢献していきたいなと強く思いました。――小林勇貴監督が、「現場のみんながやりやすい雰囲気を作ってくれて座長として素晴らしい」とおっしゃっていました。その雰囲気作りは意識的にやられていたのでしょうか?主演を務めるときは、監督が遠慮なく意見やアイデアを伝えられる環境を作りたいと思っていて、そこは一番心がけました。皆さんが楽しそうに撮影に臨んでほしいと思っているので。何度か主演をさせていただく中で、そういうことを大事にしたいと思うようになりました。――特にその大事さに気づかされた、転機になった作品はありますか?NHKの時代劇(『吉原裏同心』)で主演をさせていただいたときに、自分の気分一つで現場の空気が変わってしまうと感じました。自分が疲れたり、余裕がなくなってくると、それがびっくりするくらいすぐ伝わってしまう。主演の責任は現場の環境づくりも込みなんだなと、その大事さを痛感しました。●「これが演技なのだと…」 新たな境地に到達――ニューヨークでの2年半はどんな経験になりましたか?早いようで長いような、コロナの影響でいろんなものが変わったり、予定がずれたりしましたが、それも含めて壮絶な期間でした。――ニューヨークで学べるものは大きいですか?日本で学べないものは大いにあると思います。いろんな人種の価値観、性格、習慣を垣間見られるので、ものすごいスケールの人間観察になる。驚きの連続ですし、常に刺激を受けている感じになります。――たくさんの人と触れ合うことで考え方など変わりましたか?自分の常識は非常に限定的だと認識させられました。自分が当たり前だと思っていることは、ほかの人にとっては当たり前に当たり前じゃない。また、思っていることは言葉にしなくてもある程度伝わるだろうというのがまったく通用しないので、伝わるだろうと思ってコミュニケーションをおざなりにしていた癖がなくなりました。――日本人は、なんとなくお互いの思いをくみ取ろうとする傾向がありますよね。そうですね。コミュニケーションをさぼるというか、省エネ状態になっていて、ちゃんと自己主張をしないと通用しない国に行った時に足りない。そのことを痛感し、しっかり伝わるようにコミュニケーションをとらなければいけないんだなと、意識が変わりました。――コミュニケーションに必要な英語はどのように習得されましたか?とにかく勉強するしかなくて、語学学校に通い、そこから演技の学校に行くというのをひたすら続ける学生生活でした。――最初の英語のレベルはどれくらいだったのでしょうか。小さいときに海外に住んでいたこともありましたし、少ししゃべれると思っていたのですが、全く通じませんでした。通じないと「は?」という顔をされるので、それがつらくて早く伝わるようになりたいと思い、必死に勉強を頑張りました。――どれくらいでコミュニケーションがとれるようになりましたか?1年くらい経って少しずつ伝わるようになり、少しずつわかるようになりました。それまでは人と絡んでいる感じがしなくて本当につらかったです。――コミュニケーションとれない段階から演技の学校にも通われていたんですよね?行きました。あのときはわかっているふりという演技をしました(笑)。言語の学校ではなく演技の学校ですから、わかっていない顔をずっとしているのも失礼だなと思って。――言葉を理解できるようになってから、演技の授業をようやく理解できるように?こんな大事なことを言っていたんだなと、やっと気づくことができ、今まですみませんでしたって思いました(笑)――演技に関して学んだことを教えてください。よりミニマムに、その場所にその人間として立つことの大切さを痛感しました。経験を積めば積むほど、いろんなテクニックを足したくなるものですが、そういった表面的なことではなく、役の感情に近づくことが大事なんだなと。――演技に対する意識の変化があってから『酒癖50』の撮影に臨まれ、現場でも違いはありましたか?演技をしていて楽しくなりました。表面的な部分で考えることが減ったので、より演技に集中できる。役の気持ちにどっぷり浸って演じることができて楽しかったです。――役の気持ちに浸って、そこで出てくるリアルな表情や行動を待つわけですね。そうですね。以前はそれがいいと思っていても怖くてできなかったのですが、委ねる勇気が出ました。アメリカに行って、これが演技なのだと学びました。――俳優として大きな変化ですね。かなり大きな変化です。この感覚は今後の役者としての礎になるだろうなという気がしています。今回のドラマでそういう演技の取り組み方をして、自分の中で非常にしっくりきたので、僕はこれからこういうスタイルを大事にしていくと思います。●日本と海外の両方で活動を! ハリウッド映画にも意欲――昨年8月に日本での活動再開を発表されましたが、決意した思いも改めてお聞かせください。去年の夏に新たな事務所に所属し、この時期で大丈夫かなという不安はありましたが、前に進むしかないと思って決意しました。日本での活動は絶対再開をしたいと思っていて、事務所とのご縁も含めて整ったので去年の夏に。向こうで勉強したものを形として見せられるようなタイミングじゃなきゃダメだなというのもありました。――先ほどおっしゃっていたように演技に関して大きな学びがあり、手応えがあったタイミングでもあったのですね。そうですね。――今後、拠点は日本とニューヨークどちらになるのでしょうか。どちらか一方が拠点という意識はありません。海外での挑戦もずっと続けていきたいですし、演技や英語の勉強も続けていきたい。日本の作品にも出演させていただきたいですし、両方で活動できたらと思っています。――ニューヨークではいろんなオーディションを受けましたか?かなり受けて、少しずつ手ごたえを感じられるようになってきました。ちょうど慣れてきたところなので、これからもっともっと受けたいですし、ハリウッド映画のオーディションも受けさせてもらったので、ぜひ参加したいと思っています。――そういった目標を一つ一つ叶えて、将来的にどのようになっている自分を想像していますか?まったく想像できないです(笑)。向こうでいろんな映画に出演させていただく可能性もありますし、10年経ってもずっとオーディションを受けているかもしれないですし、それも含めて挑戦は続けたいと思っています。――今後についていろいろ伺いましたが、まずは主演ドラマ『酒癖50』の反響が気になるところかなと思います。特にどのような方に見てもらいたいですか?本当にいろいろな方たちに見ていただきたいですが、昔ご一緒した監督やプロデューサーたちに、またこうやって演技をしている姿を見ていただけたらうれしいです。――演技において新しいものをつかんだ小出さんとご一緒したいと思う方もいるかもしれないですよね。そう思っていただくことが僕の目標です。(C)AbemaTV,Inc.
2021年07月09日椎名桔平(56)が原田知世(53)と交際していると6月17日に報じられた。『FRIDAYデジタル』によると、6月上旬の夕方、ホルモン焼きの店で食事をした2人。すでに熟年夫婦のような趣があったという。ともに50代ともあって、大人の恋愛を楽しんでいるのだろうか?ネットでも《椎名さんと知世さん。お似合いです》《落ち着いた同世代だから自然体でいればいいので合うんじゃないかな》と祝福する声が上がっている。2人の出会いは、共演した18年のドラマ『連続ドラマW 不発弾~ブラックマネーを操る男~』(WOWOW)。そこで夫婦役を演じている。同作の会見で椎名は20代の頃、原田が主演を務めた映画のオーディションを受けたと告白。「落ちました」と笑顔で明かしながらも、「今回初めて原田さんにお会いできたので、これはこれで良かったのかな」と語っていた。「下積み時代の長かった椎名さんと対照的に、原田さんはデビューしてすぐにブレイクを果たしました。オーディション以来、原田さんとの共演を一つの目標にしていた椎名さんは『不発弾』の撮影時、緊張しきりだったといいます。彼にとって、原田さんは“高嶺の花”そのものなんです。撮影後は『パートナー役を演じるのはこれで最後だろうな』と惜しんでいましたね」(ドラマ関係者)椎名は19年10月に山本未來(46)と、そして原田も13年12月にイラストレーター・エドツワキ氏(54)との離婚を発表している。ともにバツイチである2人には、さらにもう一つの共通点がある。「椎名さんは18年末にお母さんを、そして原田さんも17年の初めにお父さんを亡くしています。つまり、ともにアラフィフで最愛のご家族を亡くしているんです。また『不発弾』の撮影時、椎名さんは原田さんについて『若い頃に出会っていたら、今とは違う関係性になっていたのかも』とも話していました。人生の荒波を乗り越え、お互いキャリアを重ねてきたからこそ、ようやく想い合う仲となったのでしょう」(前出・ドラマ関係者)時をかけ、“いま”共鳴した2人。その行く末はいかに?
2021年06月17日玉木宏が主演する警察エンターテインメントドラマ「桜の塔」の5話が5月13日放送。千堂を演じる椎名桔平に「悪のカリスマがはまる」「水を得た魚」などの声が上がる一方、玉木さんの白タキシード姿にも「眼福」などの反応が集まっている。警察に父を“殺された”上條漣を玉木さんが、漣の幼なじみ、水樹爽を広末涼子が、漣と婚約した千堂優愛を仲里依紗が演じ、漣の同期・新垣広海に馬場徹、同じく同期の馳道忠に渡辺大知、キャリア組刑事の富樫遊馬に岡田健史。警察上層部で権力闘争を繰り広げる「東大派」吉永晴樹に光石研、「薩摩派」権藤秀夫に吉田鋼太郎、漣の上司で優愛の父「外様派」千堂大善に椎名さん。警察トップの警視総監・荒牧雄彦に段田安則。元刑事の刈谷銀次郎に橋本じゅん、元刑事で高級クラブのママ・小宮志歩に高岡早紀といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今から23年前、「薩摩派」が組織ぐるみで行っていた押収品の横流し――。真相を告発しようとしていた漣の父・勇仁(岡部たかし)を“自殺”に追い込んだのが千堂ではないかと考えた漣は千堂を問い詰めるが、千堂は「俺はお前ごときが倒せる相手じゃないんだよ」と言い放つ。怒りと悔しさに身を震わせる漣だが、千堂が他にも不正や汚職に手を染めているはずだと考え、「東大派」吉永に相談する。千堂を失脚させたいが漣と手を組むのは危険だと考えた吉永は協力を拒否するが、独り言のように「5年前の傷害事件でなぜ犯人が捕まらないのか不思議でならない」と漏らす…というのが今回のストーリー。5年前の傷害事件は優愛が起こしたもので、千堂はそれをもみ消していた…以前失脚した佐久間から提供された証拠を基に、千堂に詰め寄るが証拠は捏造で、さらに志歩もまた千堂のスパイをさせられていた。千堂は漣もまた警察の“悪”に染まっていると指摘、「お前も俺と同じサッチョウの悪魔」と言い放つ。薩長の悪魔完全敗北した漣は優愛と結婚、次なる復讐のチャンスを待つ…というラストだった。“本性”を現した千堂に「千堂さんカッコよすぎでしょ」「おっかねー。凄い迫力。胃が痛い。助けてくれ」といった声とともに、「千堂は正攻法ではどうにもならない大事をなすため、泥水を飲んでるのだと思いたい!」と千堂もまた何か理由があって権力を欲しているのでは?と考える声も。また千堂を演じる椎名さんにも「椎名桔平って悪のカリスマがはまるな」「水を得た魚みたいな椎名桔平が見れて楽しい」などの反応が送られる。そしてラストでは漣と優愛が結婚。漣を演じる玉木さんの白タキシード姿にも「白タキシードな新郎玉木くん眼福」「玉木宏の白タキシード観れただけで満足」といった反応が集まっている。(笠緒)
2021年05月14日「6月1日に公開される映画『女たち』が、小出さんの日本映画復帰作となります。小出さん自身がこの作品のプロデューサーに頼み込み、撮影現場に見学に行かせてもらったことで運良く手にした役です。セリフはわずかですが、それでも久々に映画出演できることに本人は感謝しているようですね」(映像関係者)17年6月、未成年女性との飲酒と不適切な関係が報じられ、活動停止状態の時期もあった小出恵介(37)。同年12月に不起訴処分となった後、’18年には長年の所属事務所を退所。一時は、ニューヨークへ渡り、英語の勉強をしながら現地の演劇学校に通っていた。「20年8月には、日本で新たな事務所に所属して活動を再会することが発表されました。映画『女たち』への出演のほかに現在発表されている国内の俳優活動は、来年上演予定の主演舞台のみ。ですが実は、小出さんはいま主演ドラマの撮影中なんです」そう明かすのは、ある芸能関係者。「スポンサーの関係などもあって地上派民放ドラマに復帰するのは時間がかかるのではと言われていますが、今回のドラマはAbemaTVで配信予定。1話約30分ほどの連続ドラマです」ただクランクイン前から、順調には進まなかったという。「小出さんが主演となると、出演に二の足を踏む芸能事務所もあったようで、共演者のキャスティングは難航したそうです。その影響で、撮影開始時期も当初の予定より後ろにずれ込んだと聞いています」(前出・芸能関係者)さらには、ドラマの内容自体に苦い顔をする関係者もいるようで……。「このドラマの内容が、“酒の失敗”をテーマにしているんです。小出さんが不起訴処分になったことは理解していますが、やはり騒動を思わせますよね……。とはいえ、小出さんが酒に溺れた役を演じるわけではなく、それは別の俳優が演じるそう。小出さんは、酒に溺れて人生に影を落とした人たちのエピソードを、“教訓”として紹介していく役どころなんだそうです」(前出・芸能関係者)昨年、『婦人公論』10月13日号で、小出は事件当日のことについて次のように語っていた。《そうですね、お酒は相当飲んだと思いますが、記憶がなくなったということはありません。その後の警察での任意聴取でも僕の証言はブレていません。ただあの事件以来、お酒には本当に気をつけていますし、一緒に飲む仲間も考えてつきあっています。それがどういう形であれ、事件になって多くの人に迷惑をかけたことは紛れもない事実です。》ドラマ中で“教訓”を紹介するとき、小出の脳裏にはいったい何が浮かぶのか、気になるところではある。いろんな意味で話題を呼ぶドラマとなりそうだ――。
2021年05月12日玉木宏主演による警察エンターテインメントドラマ「桜の塔」の3話が4月29日放送。椎名桔平演じる千堂の“悪の顔”に「桔平さんが真っ黒」「魔王感が一気に出てきた」などの声が上がるとともに、仲里依紗にも「一番怖い」といった反応が上がっている。警察官の頂点=警視総監の座を巡る組織内のパワーゲームのなかで、権力への階段を駆け上がっていく主人公とその周囲の人々が織りなす究極の人間ドラマを描いていく完全オリジナル作品となる本作。“自作自演”“捏造”で権力を掌握していく上條漣を玉木さんが演じ、漣の幼なじみの刑事、水樹爽に広末涼子。漣と交際することになる千堂優愛に仲里さん。警察内の「東大派」警務部長・吉永晴樹に光石研。「薩摩派」警備部長・権藤秀夫に吉田鋼太郎。「外様派」刑事部長で優愛の父、千堂大善に椎名さん。彼らの上官で警察トップの警視総監・荒牧雄彦に段田安則。若手キャリア刑事、富樫遊馬に岡田健史。元刑事の情報屋・刈谷銀次郎に橋本じゅん。漣の同期、新垣広海に馬場徹。漣に出し抜かれた馳道忠に渡辺大知。漣を手助けする高級クラブのママ・小宮志歩に高岡早紀といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。警視正に昇進した漣が警察内の不正を取り締まる“警察の中の警察”=監察官として、爽たちが暴力団から押収した拳銃を横流しした主犯を秘密裏に探るよう命じられる。横流しした主犯が水樹班の中にいる可能性が高いと考えた漣は、押収品保管倉庫に拳銃を届けた高杉賢剛(長谷川朝晴)と轟啓一(駒木根隆介)のどちらかが怪しいとにらむが、上手く捜査は進まず。横流し事件の根底に何かがあると考えた漣は、警務部の同期である馳に協力を依頼。出世レースから外れた馳は、不正経理の処理を担当し吉永の裏金作りに加担させられていた。馳は漣に高杉が荒牧総監の甥であることを伝え服毒。漣が監察官に選ばれ拳銃横流しの件を担当することになったのは、高杉を逮捕させるように仕向けることで、荒牧の顔に泥を塗り外様派に責任をなすりつけようとする吉永の策略だったが、そこまで読んだ漣は逆に吉永を陥れる。しかし千堂は裏金作りを馳の単独犯にして、吉永に借りを作らせる形で手を打つ。漣は理不尽な幕引きに「どんだけ闇に染まれば夜が明けてくれるのか」と憤る…というのが今回のストーリー。漣すら利用した千堂の“逆転劇”と“悪の顔”に「漣さんの大逆転!…と思いきや、千堂さん…!」「桔平さんが真っ黒だった笑」「椎名さんの魔王感が一気に出てきた」などの声が。また権力闘争を繰り広げる部長を演じる光石さん、吉田さん、椎名さんの3人に「警察の話なのに皆の面構えがアウトレイジ」「一番官僚的な吉永が消えて、アウトレイジな二人が残った」といった声も。さらに優愛が漣と爽が一緒にいるところを目撃、爽に対し敵意を込めた視線を送る優愛には「仲里依紗が、上司の娘でただの美人な婚約者で終わるわけがないよね」「広末涼子と仲里依紗のバトル要素も入るのね」「仲里依紗がやっぱり怖いんだよね~」などの反応も寄せられている。(笠緒)
2021年04月30日‘90年代からイケメン俳優の第一線を走り、今は“イケおじ”の中核に位置する椎名桔平さん。料理について熱く語るその横顔には、カッコいいとかわいいが大渋滞でした。クールな役、悪い役、色男の役などたくさん演じてこられた椎名桔平さん。寡黙な人かな、取材嫌いだったらどうしよう…と思いながら現場に赴くと、ニコニコ顔で登場!笑いが絶えない取材になりました。――手前味噌で恐縮ですが、ananは今年50周年でして。女性向けの雑誌なので、ご興味ある内容ではないかもしれないのですが…。椎名:いや、あのね、僕今ね、こういうの興味あるんですよ(と言いながら、料理ページに見入る)。自粛期間に自炊を始めたんです。もちろん、そんな大したものは作れないんだけれど。――インスタグラムでカレーのお写真を拝見し、驚きました。椎名:実は、人生で料理に興味を持ったのは、これが初めてで。料理上手の友達に教えてもらったり、あとほら、今はアプリでいろいろ調べられるから。この間も、いただきもののお素麺とか、“どうしてやろうか?!”(注・ムロツヨシさんの、とあるコント内の決め台詞。椎名さんの中で流行っているそうで、取材中に連発してました)と思って(笑)。麺を氷で冷やしたり、ネギを刻んで温麺風にいただいたり…。そうそう、今日はお昼にパスタ作って食べましたよ。時短のためにソースは既製品を使ったんですが、ナスとベーコンでアマトリチャーナ風にしようと思い、ナスを切ったらですね、新鮮じゃなくて…(笑)。まさに、“ナス、どうしてやろうか?!”状態。仕方ないので玉ねぎとピーマンを入れて、いただきもののシェル型のパスタを茹でて。くぼみの中にソースが溜まって、味がしっかり伝わってきてねぇ。なるほど、イタリアの人はよく考えたなぁ、とか思ったりしました(笑)。――料理の話をする椎名さん、とても楽しそうです。椎名:うん、なんかね、新鮮です(笑)。スーパーに行くことすらすごく楽しい。食材の鮮度を見たり、卵の種類を選んだり、「あ、ローリエ買っておこう」とか、「オールスパイスだ」とかね。気がついたら、キッチンにスパイスが揃ってしまい、いつでもカレーが作れます。ノウハウはないですが(笑)。――なんかそのうち、料理教室とかに通いだしそうな…。椎名:いやね、本当に通いたかったの。だけど、こういう仕事だからって個人レッスンにするのも開放的じゃないし、かといってうら若き女性の中に入って「はい、じゃあ椎名さんやってみてくださ~い」みたいなのも、照れくさいし…(苦笑)。どうしようかなぁと思っている間に、舞台の仕事が迫ってきて。この仕事が一段落したら、改めて考えようかと思ってます。――あぁ、やっと舞台の話に(笑)。椎名:すいません(笑)。今は時間があったらセリフを覚えなくてはいけないので。料理はお預けです。――2年ぶりの舞台と伺っていますが、どんなお気持ちですか?椎名:舞台は、機会があればやりたいと思っているので、今回もお声がけいただきとても嬉しかったです。でも内容がね、難しそうで…。――『オリエント急行殺人事件』、名探偵ポアロ役ですね。椎名:そう。たくさん謎を解かなきゃいけないっていう(笑)。僕がデビューしてから出させていただいた舞台は、比較的俳優が少人数で、話は重めのものが多かったんです。でも今回の作品は10人程度の群像劇で、かなりエンタメ性が高い内容。これまでやってきた少人数の劇とはいろいろ勝手が違う。それに正直、みなさんが想像するポアロと僕って、ちょっとイメージが違うんじゃないかと…。少し悩んだのですが、でも声をかけてくれた方の中に僕とは違うビジョンがあるのかな、と思考を変え、演劇のプロにこの身を委ねてみようと思い、挑戦することにしました。――演出の河原雅彦さんとご一緒されるのは初めてですか?椎名:そうです。河原さんは、言葉に対して独特の感覚を持っているんですよ。非常に大きなキャパシティを持っていらっしゃる。とても素晴らしいと思うし、ご一緒できて嬉しく思っています。なので、素直に言うことを聞いてます(笑)。――演出家や監督にとって俳優さんは、作品を作るための素材でもありますよね。素材として自身を委ねるのはどんな気分ですか?椎名:“この人は、自分を預けちゃったほうがいいな”と思う人の場合は、委ねることがとても心地いいですよ。それは舞台でも映像作品でも同じです。“この人が料理してくれるなら、安心…”って思えれば、自分の役柄以上のことを考える必要はないわけで、あとはもう、完全にお任せです。シェフが良ければ、自ずと作品も良くなります。――河原さんはどんなシェフ?椎名:素晴らしいシェフですよ~!三つ星を差し上げたいくらい(笑)。――さすが料理好きだけあって星に例えられましたね。ちなみに椎名さんにとって舞台の魅力とは?椎名:シンプルなんですけれど、みんなで稽古を重ね、ひとつの作品を作り上げる実感が一番強いのが舞台です。毎日同じ場所に同じメンバーが集い、協力し合って舞台を作る。他に比べて一体感が強いかもしれません。つまり協力が大事。一方映画やドラマの場合は、俳優の“自分が、自分が!”というモチベーションが、時に良い結果を生み出すこともあります。さらにもっと言うと、映像は撮り直しができるので、思い切ってチャレンジみたいなこともできます。でも舞台は、期間中は何度も上演するわけですから、自分をコントロールしながら、稽古で培った役柄に対する“過不足ない、一番いい平均値”をお客さんに届けるものだと思うんですよね。もちろん、どちらがいい、悪いではないという前提での話ですが。ただね、舞台のほうが、なんだろう、うまく言えないですが、“自分は役者なんだな”と強く思うことが多いですね。役者というか、“職業役者”なんだな、と。――それはどういう意味ですか?椎名:本番が終わり観客席を見回したとき、観に来てくれた人たちが嬉しそうだったり、楽しそうな顔をしているのを見ると、“我々は、職業としての俳優なんだな”と、しみじみ思うんです。何もできない人間じゃなくて、よかったな、と(笑)。12月8日~27日、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、舞台版『オリエント急行殺人事件』に出演。演出は河原雅彦。共演に松井玲奈、松尾諭、高橋惠子、マルシア、室龍太(関西ジャニーズJr.)、本仮屋ユイカなど。豪華寝台列車で起きた密室殺人は、乗客全員が容疑者。ポアロは聞き込みを開始するが全員にアリバイが…?!しいな・きっぺい1964年7月14日生まれ、三重県出身。学生時代はサッカーで活躍し、その後‘86年に映画で俳優デビュー。‘93年、映画『ヌードの夜』で注目され、‘90年代半ばより『Age,35 恋しくて』など数々のドラマや映画に出演し、人気を得る。代表作に、映画『アウトレイジ』、米映画『アウトサイダー』、ドラマ『刑事のまなざし』など。ジャケット¥79,000(LATORRE)パンツ¥58,000(CANALI) 共にCORONET TEL:03・5216・6521シャツ¥16,000(BOSS/ヒューゴ ボス ジャパン TEL:03・5774・7670)※『anan』2020年12月9日号より。写真・中島慶子スタイリスト・野村昌司ヘア&メイク・遠藤真稀子(by anan編集部)
2020年12月07日12月にBunkamuraシアターコクーンにて上演される椎名桔平主演舞台「オリエント急行殺人事件」のビジュアルが公開された。雪に閉ざされた豪華列車で起こる密室殺人事件。容疑者は全乗客――。このアガサ・クリスティの有名すぎる物語を、河原雅彦演出でこの冬舞台化。椎名さんが名探偵ポアロを演じるほか、アンドレニ伯爵夫人役を松井玲奈、鉄道会社重役・ブーク役を松尾諭、秘書ヘクター・マックイーン役を室龍太(関西ジャニーズJr.)、家庭教師メアリー・デブナム役を本仮屋ユイカ。ほかにも、粟根まこと、宍戸美和公、中村まこと、マルシア、高橋惠子が出演する。今回到着したビジュアルでは、ポアロを中心に、そんな一癖も二癖もある乗客たちの姿が写し出されている。なお、チケットは11月15日(日)10時より各プレイガイドにて一般発売がスタートする。舞台「オリエント急行殺人事件」は12月8日(火)~27日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて上演。(cinemacafe.net)
2020年11月10日椎名桔平主演で描く舞台「オリエント急行殺人事件」の全キャストが明らかになった。2019年、満を持して日本初演の幕を開けた本作が、今回、河原雅彦により再び舞台化。豪華寝台列車で密室殺人事件が発生、名探偵ポアロがこの事件に挑む――という、もはや説明不要の物語に参加する新たなキャストは、元「SKE48/乃木坂46」の松井玲奈や、松尾諭、本仮屋ユイカ、粟根まこと、中村まこと、そして高橋惠子。さらに、昨年に引き続き、室龍太(関西ジャニーズJr.)、宍戸美和公、マルシアも参加する。なお公演チケットは、11月15日(日)10時から各プレイガイドにて一般発売される。舞台「オリエント急行殺人事件」は12月8日(火)~27日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて上演。(cinemacafe.net)
2020年10月02日“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作「オリエント急行殺人事件」が、椎名桔平主演で舞台化。12月にBunkamuraシアターコクーンにて上演されることが決定した。名探偵ポアロが軽妙に事件を解決する、クリスティの言わずとしれた代表作「オリエント急行殺人事件」。ドラマ・映画化もされ、近年ではケネス・ブラナーが主演&監督した映画が話題に。そして舞台は昨年、演劇界の奇才・河原雅彦の演出で満を持して日本初演。クリスティー生誕130周年となる2020年12月、再び河原さんの演出のもと、今回は椎名さんを主演に迎え上演する。椎名さんは「あのポアロ役を演じる事に期待と不安が入り混ざっています」と現在の心境を明かし、「観客の皆さんを我々とともに素敵な旅にお連れすることが出来るよう、日々稽古に励みたいと思っています」と意気込む。さらに「コロナ禍の今、その閉塞感や先の見えない不安といったものが、この作品に共通しているのではないかと感じています。有名な小説なので結末をご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、是非とも晴れやかな気分で劇場を後にしてもらいたいと思っています」とコメントを寄せている。なお、公演チケットは10月より先行販売開始予定だ。ストーリー豪華寝台列車で起きた密室殺人事件。容疑者は、乗客全員――。シリアで仕事を終えた名探偵ポアロは、英国で起きた事件の依頼を受け、イスタンブール発の超豪華寝台列車「オリエント急行」で英国へ向かうこととなる。列車に乗り合わせたのは、どこか妙な雰囲気を漂わせる乗客たち。列車は発車するが、不幸にも旅の途中で雪崩に巻き込まれ立ち往生してしまう。そんな中、事件が起きた。乗客の一人、アメリカ人の実業家・ラチェットが、鍵のかかった寝室で殺されたのだ。しかし、乗客全員には完璧なアリバイが…。舞台「オリエント急行殺人事件」は12月8日(火)~27日(日)Bunkamuraシアターコクーンにて上演。(cinemacafe.net)
2020年09月30日日本での活動を再開させた小出恵介(36)。来年公開される映画『女たち』が復帰作として、発表された。各メディアによると7月中旬に国内で撮影され、小出は医師役を担当したという。日本での新天地として、株式会社リズメディアに所属した小出。公式サイトでは、その胸中がこうつづられている。「深い反省と、自分自身を見つめ直す3年間を経て、再び役者としてセカンドチャンスを頂けましたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです」いっぽう、MISIA(42)が所属していることでも知られる同社。SANSPO.COMによると、小出は「MISIAさんの行う日本やアフリカの子供たちに対する支援を学び、さまざまな社会貢献活動に関わりたい」と希望しているという。MISIAといえば、その楽曲が小出の出演作品に起用されたこともあった。08年の映画『僕の彼女はサイボーグ』では、20枚目のシングル「約束の翼」が主題歌に。また09年から放送されたTBS日曜劇場『JIN-仁-』では、MISIAがドラマのために主題歌「逢いたくていま」を書き下ろした。さらに18年に配信されたドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(Netflix)でも、MISIAが歌う「最後の夜汽車」を起用。しかし本作で明石家さんま(65)を演じた小出は、不祥事によって降板となった。「玉山鉄二さん(40)が代役を引き受けました。当初、MISIAさんは宣伝もかねてさんまさんの番組に出演。その直後に小出さんの降板が知らされ、たいへん驚いたそうです。小出さんは今年9月にNYで舞台出演する予定でしたが、コロナで延期に。そんななか、同社と契約したそうです。小出さんは、ACTOR第1号として迎え入れられました。MISIAさんも心から応援しているのでしょう」(芸能事務所関係者)また小出の復帰を受け、Twitterではこんな声が上がっている。《JIN見てたから小出恵介がMISIAの事務所で活動再開するの胸熱すぎる》《小出恵介、JINで見てから応援してるから、がんばってほしい》《小出恵介にはJINの橘恭太郎を上回るくらいの名演技をして欲しい。めっちゃ期待してるし楽しみにしてる!》新型コロナウィルスによる緊急事態宣言下の4月18日から、『JIN-仁- レジェンド』(TBS系)と題した特別編が3週間にわたって放送された。大沢たかお(52)演じる脳外科医・南方仁が幕末の江戸時代にタイムスリップし、人々の命を救うストーリー。小出は、妹思いの真面目な武家の長男・橘恭太郎を演じている。再放送では、小出の登場シーンがカットされることはなかった。「午後2時から3時間の放送にも関わらず、視聴率は2桁を記録しました。『生きる』をテーマとしたこのドラマは、コロナと闘う現代に寄り添った作品。そのため、再放送のリクエストが多数寄せられました。小出さんの役は、主人公の窮地を救う主要人物。作品に救われた面もありますが、実直な青年を好演した小出さんに視聴者も再評価していました。今後、地上波ドラマでも起用される可能性は高いでしょう」(制作会社スタッフ)
2020年08月22日小出恵介(36)が2年ぶりに日本で芸能界復帰を果たすと、一部スポーツ紙が報じた。小出は17年5月、深夜に大阪市内のバーなどへ少女を連れ回したとして大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検された。だが同年12月には、不起訴処分に。翌年6月に所属事務所との契約が終了。同年10月には米国の就労ビザを取得し、ニューヨークで再起を目指していた。記事によると当初は9月にニューヨークで上演される全編英語の舞台「えんとつ町のプペル」の主演として再起を図る予定だったものの、コロナ禍で延期に。そんななかで歌手・MISIA(42)の所属する芸能事務所「リズメディア」と専属契約を結び、日本での芸能界復帰が決定したのだ。復帰第1弾は、映画「女たち」(来年公開予定)。先月、すでに国内で撮影されたという。「小出さんは『誰も助けてくれない環境で一から俳優として学びたかった』として、渡米を決断。現地語学学校の最下級クラスに入学して基礎から英会話を学び、昨年1月から演劇学校にも入ったそうです。その姿が現地在住の日本人プロデューサーの目に留まり、エージェント契約を結ぶことに。現地では『日本でいかに恵まれた環境に置かれていたのか』を痛感したそうで、顔つきもすっかり変わっていたといいます」(映画業界関係者)小出は、新たな所属先となる事務所の公式サイトにもコメントをアップ。「再び役者としてセカンドチャンスを頂けましたことに、今は感謝の気持ちでいっぱいです」などと心境をつづっている。「2年前の不祥事ではNHKの主演ドラマがお蔵入りとなるなど、巨額の違約金が発生しました。個人事務所は5億円の負債を抱え、特別清算の協定案認可を受けることに。しかし結局、その負債のほとんどを前事務所が肩代わりする形となったと報じられていました。おかげで、渡米して心機一転のスタートを切ることができたのです。小出さんは、前所属事務所の“温情”にも深く感謝していました」(芸能記者)小出は今後の仕事で前事務所への恩返しを果たすことになりそうだ。
2020年08月21日