俳優・高畑裕太(22)が23日に強姦致傷の容疑で群馬県警に逮捕された。ドラマ、映画、また日本テレビ系特別番組『24時間テレビ』のパーソナリティーなど様々な仕事も控えており、芸能界への余波は大きい。今回の事件によって、高畑容疑者はどのような刑を受けることになるのか、アディーレ法律事務所所属弁護士の鈴木淳也氏に話を聞いた。○実刑は免れない――今回の逮捕によって、高畑容疑者はどのような刑を受ける可能性があるのでしょうか?被害者を無理に部屋に連れ込み強姦をしようとしてけがを負わせていることから、成立する罪名は強姦致傷罪(刑法181条2項)です。法定刑は無期または5年以上の懲役と非常に重たいもので、この罪名で起訴されると裁判員裁判を受けることになります。示談が成立しない限りは実刑は免れないでしょう。今回の犯行態様は、ビジネスホテルでアメニティを部屋に持ってきてもらうように連絡し、従業員が持ってきたところで部屋に連れ込んだというものです。男女どちらの従業員が持ってくるかわからない状況であったのなら、犯行の計画性は薄れます。しかし犯行の時間帯が深夜であり、従業員が一人で対応していることを知っていて、電話に出た女性従業員が持ってくるとわかっていたのなら、計画的に行ったという認定に繋がりやすくなり、情状面は不利になります。裁判員は性犯罪事件について厳しく、安易に酌量減軽しないことが考えられるため、示談が成立しない場合は、前科がないことや怪我の程度が軽いことを考慮しても懲役5年程度の刑にはなると思われます。取材対象者プロフィール:鈴木淳也弁護士弁護士法人アディーレ法律事務所所属。札幌弁護士会所属。気象予報士の資格を持つ理系弁護士として、困っている人に寄り添う弁護活動を行う傍ら、お天気情報をブログで発信している。また「ハンゲキ!」(フジテレビ)では詐欺師を追い詰めるクールな弁護士として出演。さらに「5時に夢中」(TOKYO MX)にレギュラー出演するなど幅広いメディアで活躍中。
2016年08月25日テレビ東京は24日、放送中のドラマ『侠飯~おとこめし~』(毎週金曜 24:12~)に出演中の俳優・高畑裕太が23日に強姦致傷の容疑で群馬県警に逮捕されたことを受け、同作の一部撮り直しを行うことを発表した。同局は「今回の件については極めて遺憾です」と意を表し、高畑容疑者について「今後の出演は見送ります」と見解を出した。さらに「番組を楽しみにしてくださっている視聴者の方のためにも、一部撮り直しなどを行い、放送する予定です」とコメント。26日放送の第6話は一部編集を行い放送される。同作は作家・福澤徹三の小説『侠飯~おとこめし~』(文春文庫刊)を原作とし、生瀬勝久演じるヤクザの組長・柳刃竜一が、柄本時生演じる就職活動中の大学生・良太の家に転がり込み、絶品の料理をふるまう作品。高畑容疑者は、柄本の大学の友人であるオタク学生を演じていた。
2016年08月24日2016年8月23日、人気若手俳優の高畑裕太容疑者(22)が女性への強姦致傷容疑で逮捕されて世間を騒然とさせています。高畑容疑者は自身が出演する映画の撮影のために前橋市内のホテルに宿泊。 23日未明に同ホテルで働く40代の女性従業員に暴行を加えたとされます。これを受け、高畑容疑者がパーソナリティを努める予定だった『24時間テレビ』(日本テレビ)や、出演予定だったドラマ『盲目のヨシノリ先生』(日本テレビ)など自身が関わっている仕事に大きな影響を与え、一説によると損害賠償は数千万円〜億単位に上るとのことです。また、高畑容疑者の母親で女優の高畑淳子さん(61)への影響も大きく、自身が不定期でMCを務めている番組で29日放送の『スタジオパークからこんにちは』(NHK)への出演を辞退することが決定しており、今後の芸能活動にも大きな支障をきたすのではないかと危ぶまれています。高畑容疑者と淳子さんは二人で番組に出演したりブログで一緒に写真を撮ったりするなど、仲良し親子として知られていました。高畑容疑者は1月に放送された『徹子の部屋』で淳子さんと共演した際、『役者として、母として、世界一尊敬しています』と手紙を読み、それを受けた淳子さんは『宝物がひとつ増えた』と感激する一幕があり、多くの視聴者の心を打ちました。今回の高畑容疑者の逮捕は世間に大きな衝撃を与え、ネット上では淳子さんへの同情の声が相次いでいます。高畑淳子オフィシャルブログ「Atsuko’s Tsureduregusa」Powered by Ameba●母・高畑淳子にネットでは「かわいそう」「親は関係ない」と同情の嵐『母親のコネで活躍できてたのに、最悪の形で裏切ることになったね。淳子さんかわいそう』『最っ低!こんな形で親の顔に泥を塗って恥ずかしくないの?バカ息子にも程がある』『また2世タレントかって感じ。母親がしっかり教育してなかったんだろうけど、さすがにこれはクズすぎる』『女手一つで苦労して育ててきたお母さんが本当にかわいそう』『親子そろって番組出たりして仲良しイメージが定着してたから、高畑淳子にも大きなダメージがあるね、これ』『この人発達障害の噂があったよね。もし本当なら親のしつけでどうこうできる問題じゃない。でもやっぱりお母さんの責任は問われるだろうね』『これは芸能人の犯罪の中でもとくにヤバいやつでしょ。二度と復帰できないし、母親も休業に追い込まれるんじゃないか』『2世タレントの不祥事は必ず親の責任が問われる。これから高畑淳子の芸能活動はかなり厳しいものになるよ』『親の甘やかしが原因とか言われてるけど、20歳超えたら関係ないと思う。皆淳子さんを責めないであげて!』などなど、ネット上では母親の高畑淳子さんに同情の声が多く寄せられています。取り返しのつかないことをしてしまった高畑容疑者ですが、今後淳子さんにどのような影響がでてくるのか心配ですね。【画像出典元リンク】・高畑淳子オフィシャルブログ「Atsuko’s Tsureduregusa」Powered by Ameba/●文/パピマミ編集部
2016年08月24日小倉智昭キャスターが、24日に放送されたフジテレビ系情報番組『とくダネ!』(毎週月~金8:00~9:50)で、前日に強姦致傷の疑いで逮捕された高畑裕太容疑者(22)についてコメントした。事件の概要がまとめられたVTR後、小倉はまず「役者として息子を見て、この仕事を長く続けてほしいと母親は祈っているにもかかわらず……」と女優で母・高畑淳子(61)の心中を察するが、「強姦致傷でしょ。役者の道は閉ざされたも同然」と高畑容疑者が犯した罪の重さを訴えた。高畑容疑者は映画の撮影で前橋のビジネスホテルに宿泊。市内の飲食店でスタッフと酒を飲んだ後、23日午前2時ごろ、歯ブラシを持ってくるよう女性従業員を客室から呼び出して乱暴したとみられている。小倉は「そこでこんなことをするってちょっと考えられない」と、撮影の滞在ホテルでの犯行だったことに驚きをあらわにした。また、「昨日、彼のタレント仲間のお一人とこのニュースを一緒に見ていて」と告白。その人物は「危なっかしいところがあるので心配していたんですよ。みんな注意していたんです」と語っていたという。
2016年08月24日俳優の坂上忍(49)が24日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~12:55)に生出演。強姦致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者(22)について言及した。坂上は、「ちょうど『バイキング』のロケをやっているときにこの一報を耳にして、何やってんだって…」と逮捕のニュースを聞いた時の心境を明かし、「強姦致傷の容疑がかけられているっていうことが、おそらく本人はもちろん、けっこうなことなんだよっていうのはまだ感じてない方も多いと思う」と話した。そして、高畑容疑者が「欲求を抑えられなかった」と容疑を認めるも、計画性は否定していることについて、「ああいう子だから正直な気持ちなのかなと思いつつ、でもアメニティグッズを持ってきてくれと自ら呼んで密室に連れ込み、そういう行為をしたとなったら、計画性がどうのこうのっていう問題ではない」と意見した。さらに、高畑容疑者の行為について「卑劣な行為だと言わざるを得ない」とし、「被害者の女性が知人の男性に相談して通報されたから明るみに出たけど、この手のものは泣き寝入りしている人だって数知れずいる。そういうことを考えたら、犯罪としては卑劣としか言いようがない」と厳しい口調で語った。
2016年08月24日女優の遼河はるひ(40)が、24日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、俳優・高畑裕太容疑者(22)が強姦致傷容疑で逮捕されたことについてコメントした。高畑容疑者の事件は同番組のトップニュースで取り上げられ、意見を求められた遼河は「テレビに出させていただく表現者として思うのは、立場的に自分の行動や言動に責任を持たなければいけない」と述べた。「もちろん撮影前日にスタッフさんと飲みに行くことは、人間ですから欲はあると思う」と高畑容疑者が逮捕前日にスタッフと酒を飲んでいたことに理解は示しながらも、「責任ある立場だと分かっていたら、普通は性的暴行という行為には。絶対に欲よりも理性が上回らなければならない」と主張。そして、「まずタレントよりも、人間としての自覚がない」と指摘し、「責任がなさ過ぎたのではないかと思います」と厳しい言葉を投げかけた。
2016年08月24日お笑い芸人の加藤浩次(47)が、24日に放送された日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、高畑裕太容疑者(22)が強姦致傷容疑で逮捕されたことについてコメントした。番組ではトップニュースでこの話題を伝え、加藤は「こういった事件の場合はいろんなケースがあると思われますが」と前置きし、「高畑容疑者の場合は、欲求を抑えきれなかった」と指摘。コメンテーターを務める久保純子(44)が、女優で母・高畑淳子(61)に同情すると、加藤は共感しながら「一番ショックなのは被害に遭われた女性」と語った。高畑容疑者は27日・28日に放送される同局系『24時間テレビ39』のパーソナリティを務めることが決まっていたが見送りになり、同番組内ドラマスペシャル『盲目のヨシノリ先生』(27日21時頃~)を撮り終えていたが代役を立てての再撮が決まった。『スッキリ!!』では高畑逮捕のニュースの締めくくりとして、森圭介アナウンサーが「今回の事件について日本テレビでは、事実関係を確認中ですが極めて遺憾です。『24時間テレビ』も含め、当社の番組出演は当面見送ります。なお、高畑容疑者が出演する予定だった24時間テレビのドラマにつきましては代役を立てて撮り直す方向です」と同局の公式コメントを読み上げた。
2016年08月24日俳優・高畑裕太容疑者(22)の逮捕の影響で日本テレビ系24時間テレビドラマスペシャル『盲目のヨシノリ先生』(8月27日21時頃~)が撮り直しになることを受け、同作主演のNEWS・加藤シゲアキ(29)が24日放送の『PON!』でコメントした。24時間テレビの番宣でゲスト出演した加藤は、『PON!』MCのますだおかだ・岡田圭右(47)から「ドラマが撮り直しということで」と振られ、引き締まった表情で「そうですね」と返答。「放送まで時間ありませんが、ドラマチーム一丸となって良い作品を届けられるようにがんばりたいなと思って、集中しているタイミングです」と語り、取り乱すことなく意気込みを示した。また、主演に起用されたことについては「歴史あるドラマですからすごくうれしかったんですけど、その分、責任もある」と告白。「シリアスなシーンも多いので難しいかもしれないなと、すごくプレッシャーに感じた部分もありました」と正直な思いも口にした。原作となった『光を失って心が見えた 全盲先生のメッセージ』の著者でもある教師・新井淑則氏を演じる加藤。新井氏が現役教師であることから「2時間、ドキュメンタリーでもいいじゃないですか?」と指摘し、「でも、ドラマにするということの意味を僕自身が表現できなきゃいけないなと。ドラマだからこそ知ってもらえるということが本当に大事だと思います」と同作に込めた思いを語った。ドラマの放送まであと3日。現場では相当な混乱が予想されるが、加藤はそのような素振りをみせることなく、「新井先生の強さはもちろんなんですが、新井先生を支える周りの方々の愛にもあふれたドラマになっています。観てくださった方が翌日一歩踏み出せるような作品になっていると思いましたので、ぜひご覧ください」と視聴者に呼びかけた。
2016年08月24日タレントのテリー伊藤(66)が24日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。強姦致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者(22)について「芸能界しか生きるところはなかった」とコメントした。テリーは「バカっぽいところもある。一般企業に勤められるかっていったら勤められない感じはした」などと共演時の印象を述べ、「こういうとんでもないキャラは芸能界だと需要される部分がある。人が話しているときにどんどんしゃべってひっちゃかめっちゃかになっても、コイツおもしれえなって。企業だとそうじゃない」と意見。「芸能界しか彼が生きる場所はなかった」との考えを示した。そして、「ほかの世間だったら通用しなかったかもしれないけど、芸能界だったら通用する…芸能界は甘いところもある」とした上で、「こういうことになるといろんなマイナスな部分がでてきて大変。そう簡単に戻ってこられるところじゃない。特に女性問題に関しては」と芸能界復帰の難しさを話したテリー。「ここでしか生きられなかった芸能界がなくなる。これから先、どういう風に母親に対して恩返しをするか、心配を取り除くにはどういう風に生きるか…ここですよね」と高畑容疑者の今後について語った。高畑容疑者はビジネスホテルで「自分の部屋に歯ブラシを持ってきてほしい」と40代の女性従業員を呼び出し、その女性の手首をつかんで客室内に連れ込み乱暴した疑いがもたれている。テリーはこのことについても、「毛布だとベッドまで持ってくるけど、歯ブラシだと玄関で手渡し。それをベッドまで引きずり込むって、場合によっては計画性も考えられる」と意見を述べた。
2016年08月24日俳優・高畑裕太(22)が23日に強姦致傷の容疑で群馬県警に逮捕されたことを受け、周囲は対応に追われている。この日、逮捕が報じられるとオフィシャルブログ「any day now」は間もなく削除。ツイッターも非公開に変更され、これまでの内容が見られない状態に。また、CMに出演していた企業の公式サイトでは動画が削除され、「このページは存在しません」と表示されている。NHK連続テレビ小説『まれ』に抜てきされたことを機に、知名度を上げた高畑容疑者。今期のドラマでもTBS系『仰げば尊し』、テレビ東京系『侠飯~おとこめし~』などに出演していて、各サイトからも名前が消えた。27日、28日に放送される日本テレビ系『24時間テレビ』ではパーソナリティーという大役を控えていたが見送りになり、すでに撮影を終えていた24時間テレビドラマスペシャル『盲目のヨシノリ先生』は代役を立てて撮り直しが行われるという。5万人以上のフォロワーを抱えるインスタグラムは現時点では公開中。4日前の最終投稿には、批判だけでなく、女優で母・高畑淳子(61)への同情の声も寄せられている。バラエティ番組やドラマに引っ張りだこだった高畑容疑者。逮捕前日は、前橋市内で映画の撮影だったという。周辺への影響は計り知れない。
2016年08月23日高畑充希と門脇麦がW主演を務めるミュージカル『わたしは真悟』の製作発表記者会見が東京タワー大展望台で行われ、主演のふたりが登壇。意気込みを語った。ミュージカル『わたしは真悟』チケット情報本作は、楳図かずおが1982年に連載をスタートした同名SF漫画が原作。時代の先を行くかのようなコンピューター時代を予測するストーリーで長く愛され続ける傑作だ。純粋に愛し合う小学生の男女ふたりの逃避行や、自我が宿った産業用ロボットがふたりに降りかかる危機から救おうと奮闘する姿が感動を呼ぶ。ヒロインの真鈴(まりん)を演じる高畑は、「朝ドラが終わって最初にチャレンジする仕事。『わたしは真悟』とミュージカルがどうしても繋がらなくて、先が見えない感じがしていますが、一か八かでたまらないなという感じです。作品への好奇心が止まりません」と意欲十分。一方、男の子の悟(さとる)役の門脇も、「小学生の男の子は大人と違って未完成の生物ですので、どうやって演じようかなと。初のミュージカルですし、いろんな意味でチャレンジです」とこちらも意欲を燃やしていた。演出を担当するのは、1992年のアルベールビル冬季オリンピックの開・閉会式やシルク・ドゥ・ソレイユなどの演出を手掛ける演出家のフィリップ・ドゥクフレ。「愛のメッセージを伝えるような作品にしたいです」と力強く語った。演出協力には、今年KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任した演出家で俳優の白井晃が担当する。会見には楳図も登壇。高畑の発言中に横から割り込んだり、勉強中だというフランス語でフィリップに突然話しかけたり、爆笑につぐ爆笑の楳図劇場が繰り広げられた。フィリップは、「楳図先生には稽古場に時々顔を出してほしい。そうすればすごく愉快な稽古になりそうだ」と嬉しそうに語った。高畑は「今日は楽しかったです。会見も予想外な感じになったので、想像もつかない世界が劇場で繰り広げられるんだろうなと。私もその空気に置いて行かれないように、必死について行きたいと思います」とコメント。門脇は「果敢に実験的なチャレンジをして、いろんな化学変化を自ら起こし、いい作用をもらってそれを消化し、いいエネルギーが満ちた舞台になればいいなと思います。精一杯がんばっていきたいと思います」と意気込みを語った。作品には、小関裕太、大原櫻子、成河ら注目の若手も出演する。ミュージカル「わたしは真悟」は、12月2日(金)・3日(土)にKAAT神奈川芸術劇場でプレビュー公演が行われ、浜松、富山、京都公演を経て、2017年1月8日(日)~26日(木)に東京・新国立劇場 中劇場で上演される。チケットの一般発売は8月20日(土)午前10時より。撮影・取材・文:門 宏
2016年08月18日佐々木蔵之介と横山裕がW主演する映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。先日、北川景子、橋本マナミらの出演が発表されたが、この度、新たに「ジャニーズWEST」の濱田崇裕の出演が8月17日(水)放送の「関ジャニ∞のジャニ勉」にて発表された。舞台は大阪。弁は立つがぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山裕)はサバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のイケイケやくざの桑原保彦(佐々木蔵之介)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の”疫病神”である。縁を切りたいのに、いまやコンビとみまごう2人に、何かと二宮を手伝ってくれるいとこの悠紀(北川景子)からは、本当は桑原のことが好きなんじゃないの?と言われる始末。そんなある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村隼)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水にふたりは翻弄され続ける。遂にキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、さらに大きなトラブルへと発展。追っている筈が何者かに追われてる!? この絶体絶命に、ふたりは生き残りをかけて大勝負に挑むが――。キャストには、すぐにキレるイケイケやくざの桑原を佐々木さん、口だけは達者なぐーたら貧乏の建設コンサルタントの二宮を横山さんがW主演で凸凹コンビを好演するほか、二宮が想いを寄せる美女・悠紀役に北川さん、凸凹コンビを翻弄する小ズルい詐欺師、映画プロデューサーの小清水隆夫役に橋爪功、小清水の愛人・玲美役に橋本さん。さらに國村隼、木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童、中村ゆり、矢本悠馬らが出演している。今月より放送スタートしたドラマ「ノンママ白書」にも出演する濱田さん。今回、この豪華キャストたちの中で濱田さんが演じるのは、佐々木さん演じる桑原の弟分、木下役。昨年11月に本人のクランクインを迎え、激しいアクションシーンにも挑んでいるという。先輩・横山さんとの共演に濱田さんは「横山くんは初めての映画出演で緊張している僕に、撮影の合間に何度も話かけて下さったり、僕がクランクインのときも記念に写真を撮って下さったり、何かと気にかけて下さいました」とふり返り、「大乱闘のアクションシーンもあって、そこは普段の僕ではない、“男、木下”っていう感じです(笑)。笑いもある映画なので、多くの人たちに見て頂きたいと思っています」とメッセージを寄せた。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月18日アイドルグループ・ジャニーズWESTの濱田崇裕が、佐々木蔵之介&横山裕(関ジャニ∞)W主演の映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)に出演することが18日、わかった。同作は、黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。映画初出演となる濱田は、佐々木演じるやくざの弟分・木下役を演じる。17日深夜に放送した関西テレビ放送のバラエティ番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(毎週水曜24:25~)にゲスト出演し、主演の横山と2ショットで映画出演を発表した。濱田は「まさか『ジャニ勉』で発表させていただけるとは思っていませんでした」と驚きつつ、「横山くんと一緒に発表、というのもとても嬉しいです」と喜びを表した。先輩の横山については「初めての映画出演で緊張している僕に、撮影の合間に何度も話しかけてくださったり、僕がクランクインの時にも記念に写真を撮ってくださったり、何かと気にかけてくださいました」と感謝。2015年11月1日にクランクインし、アクションシーンにも挑んだが「普段の僕ではない、『男、木下』っていう感じです(笑)」と自信を見せ、「笑いもある映画なので、多くの人たちに見ていただきたいと思っています」とアピールした。メガホンをとった小林聖太郎監督は、初対面で「めっちゃ緊張してます」と話す濱田の姿が新鮮に映ったと語り、「常に全力で吸収しようとする姿は好感がもてるとともに、木下という役にダブって見えました」と称賛。同作は他に北川景子、橋爪功、國村隼、矢本悠馬、橋本マナミ、中村ゆり、木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童の出演が発表されている。
2016年08月18日映画『キング・オブ・エジプト』の吹き替え完成披露舞台挨拶が8月2日(火)に都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務める玉森裕太(Kis-My-Ft2)、永野芽郁が出席。“胸キュン”セリフを生披露することとなった玉森さんが、大テレの様子を見せて会場を沸かせた。本作は、盗賊の青年・ベックが、巨大ピラミッドの迷宮、スフィンクスの謎かけや仕掛けだらけの神殿など次々と押し寄せる試練に立ち向かいながら、エジプトの天下取りを目指す姿を描くスペクタクル映画。8月2日は日本の記念日“金銀の日”であること、本作のタイトルが『“キン”グ・オブ・エジプト』であることにちなみ、“金”がキーワードとなったこの日の舞台挨拶。玉森さんはゴージャスな黄金のスーツで登場し、「恥ずかしいですね」とニッコリ。会場から「かっこいい!」との声が上がると、「自信を持ってやっていきたい」と誇らしげだった。2人にとっては、今回が声優初挑戦。玉森さんは「すごく難しかった。苦労した」と吐露しつつも、「一生懸命がんばったので、心の中でちょっとだけ自分を褒めました」と告白。また、お互いのセリフで好きなものをあげることになると、永野さんは「絶対、お前を幸せにする」、「大丈夫だから、俺を信じて待ってろ」という玉森さん演じるベックが発する2つの胸キュンセリフをセレクトした。さらに永野さんは「言われたいじゃないですか」と、玉森さんにこの場での胸キュンセリフを要求!これには会場も大盛り上がりで、玉森さんが無茶振りに応えて生セリフを披露することとなった。玉森さんは「こういうの苦手なんです」と大テレで、「絶対、お前を幸せにする」とガチガチの様子で発言。「無理です!恥ずかしい」と顔をこわばらせると、永野さんも会場も大爆笑だった。ステージには、総額1億円の超豪華純金ピラミッドが登場する一幕も。2人とも「1億円!?」と興奮しきりで、玉森さんは、警備員の目を気にしながら金の延べ棒を懐に入れるお茶目な仕草を見せるなど、最後までたっぷりと会場を盛り上げていた。『キング・オブ・エジプト』は9月9日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月02日俳優・中野裕太が、8月29日(24:54~25:59/関西ローカル)に放送される読売テレビの番組『脚本家と女刑事』で、初めてドラマ主演を務めることが21日、発表された。本作の主人公は、物語を紡ぐ能力は非常に高いが遅筆なせいで常に周囲を困らせている、小さな劇団「シマウマミサイル」の脚本家・寺山薫平。そんな彼と対になる存在で、学生時代は劇団の看板女優だった井上カオルコは刑事として事件解決に奔走するも、早合点の繰り返しでなかなか真実にたどり着けないでいる。ある日、カオルコが謎の多い殺人事件について寺山に意見を求めると、その筆が進み始め、事件解決はなぜか舞台の上で行われることに。個性的な劇団員と共に、カオルコまでステージに立つことになってしまう。中野が演じるのが、この謎の多い殺人事件を脚本に書き上げ、舞台上で事件を解決に導く寺山。事件の話を持ちかける女刑事・カオルコ役は、皆本麻帆が務める。このほか劇団員として、浅見れいな、須賀健太、藤村聖子、日向丈が出演。加えて、事件の容疑者となる専業主婦を演じる荻野友里、その関連人物として北山雅康、松野井雅、森田涼花、ちすんらも登場する。なお中野は、7月27日放送される日本テレビ系ドラマ『家売るオンナ』(毎週水曜22:00 ~23:00)の第3話にも出演。家に最低限のモノしか置かない"ミニマリスト男"役に挑戦している。
2016年07月21日古代エジプトを舞台に、超ド級の冒険スペクタクルが繰り広げられる『キング・オブ・エジプト』。この度、本作で声優を務める「Kis-My-Ft2」の玉森裕太や永野芽郁をはじめ、中村悠一、小山力也、中井和哉ほか豪華吹き替えキャストによる予告編が到着した。舞台は古代エジプト。神と人間が共存する世界で王座をかけたバトルが勃発。鍵を握るのは、奪われた恋人を救うために立ち上がった盗賊ベック(ブレントン・スウェイツ)。巨大ピラミッドの迷宮、スフィンクスの謎かけや仕掛けだらけの神殿など次々と押し寄せる試練に立ち向かいながら、<神の眼>を盗み出しエジプトの天下取りを目指す――!日本語版吹き替え声優には、主人公の盗賊の青年ベック役に玉森さん、ベックの恋人・ザヤ役に永野さんが初挑戦。また脇を固めるのは、主人公のベックと共に王座奪還のための旅をする、ニコライ・コスター=ワルドー演じるホルスを、中村さん、ジェラルド・バトラー演じる極悪非道の暴君・セト役には小山さん、チャドウィック・ボーズマン演じる知恵の神トトを、中井さん。そのほか、沢城みゆき、菅生隆之、田中真弓、大原さやかと超豪華声優陣が集結している。そんな豪華吹き替えキャストが、本作に息を吹き込んだ吹き替え版予告編がついに到着!まず映像では、「私がこの世界の支配者だ」という、セト役小山さんのイケメンボイスからお披露目。そして玉森さんは、強い意志と行動力で自らの生きる道を切り開くベックを、お調子者の雰囲気を醸しながらも力強く演じている。さらに、アフレコ前「セクシーボイスが出せるよういまから練習します(笑)」と話していた永野さんや、中村さんなどの声も収録されている。また、巨大ピラミッドの崩壊や2匹の大蛇の襲撃、スフィンクスの謎解き、カラクリだらけの神殿といった息を呑む展開に翻弄されながらの雄たけびも必見。全世界20か国 No.1を記録した本作。日本語吹き替え版にも期待がかかる予告編になっている。『キング・オブ・エジプト』は9月9日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月20日生瀬勝久主演の“任侠×グルメ”ドラマ「侠飯~おとこめし~」の初回放送日が、この度7月15日(金)に決定。併せて、 柄本時生、内田理央、高畑裕太、戸塚純貴ら個性的な共演者が発表された。就活中の大学生・良太は、突然ヤクザの抗争に巻き込まれてしまった!柳刃組組長・柳刃竜一(生瀬勝久)に命を救われたことで、なぜか良太は自分の部屋で柳刃をかくまうはめに…。一刻も早く出て行って欲しい良太を無視して、柳刃は冷蔵庫の残り物を使って勝手に料理を作り始める。しかし、一見組み合わせられない残り物で作った料理は驚くほど美味かった。そうして、ヤクザと大学生の“飯”でつながった、奇妙な共同生活が始まる――。本作の主人公は、生瀬さん演じるヤクザの組長・柳刃竜一。実はこの組長、料理好き。そんなインパクトある主人公だが、それ以外のキャストも一筋縄ではいかない個性的なキャラクターばかり。今回決定した柄本さんが演じるのは、柳刃を自宅に匿うことになる大学生・若水良太。ヤクザと共に生活することに戸惑いながらも、柳刃の絶品料理が楽しみで仕方がないという役を、強烈な印象を残す演技を何度も見せてきた柄本さんがコミカルに演じる。今回の決定に柄本さんは「生瀬さんとの共演をとても楽しみにしています。とても面白くなりそうです」と期待を膨らませているようだ。また、良太の大学の友人役には、内田さん、高畑さん、戸塚さんの3名が好演。紅一点であり、雑誌「MORE」の専属モデルでありながら、マンガなどのサブカル好きとしても知られる内田さんが演じるのは、ルックスは良いがボーイズラブコミック好きという自身と重なる部分のある結城春菜役。女優・高畑淳子の息子として注目され、いまや俳優業だけではなくバラエティーにも活躍の場を広げた高畑さんは、アニメオタクでノリの良い米倉信也役。そしてバラエティ番組「痛快TV スカッとジャパン」での熱演が話題を呼んでいる戸塚さんが演じる塩之谷洋介は、仲間内で唯一就活に成功している人物。その聡明さから、柳刃のことを隠そうとする良太を追い詰めていくという役どころだ。内田さんは「今回の男だらけのドラマの中では、唯一の女子。これは紅一点だと思うので、華を添えられるように頑張りたいと思います。普段のグラビアではチャームポイントのお尻を売りにしているのですが、今回は封印してお芝居で勝負します!!」と意気込み、高畑さんは「オタクという、少しエッジの効いた役を演じさせて頂くにあたり、作品の良いスパイス。そう、役者の世界では山椒を食べ物に沢山かけて食べると芝居が上手くなるという伝説があります。まさにそんな山椒の様な存在でいたいです」とコメントした。そのほか、良太らとなぜか度々街で出会う警官・牛尾と鳥山役に、コンビでの連続ドラマレギュラー出演は初となる「TKO」の木下隆行と木本武宏、柳刃の右腕である柳刃組の若頭・火野丈治役に三浦誠己が脇を固めている。「侠飯~おとこめし~」は7月15日(金)より毎週金曜日0時12分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2016年06月15日Kis-My-Ft2の玉森裕太が、冒険スペクタクル映画『キング・オブ・エジプト』の日本語吹替え版声優で、主人公の青年ベック役を演じることが発表になった。恋人ザヤ役は永野芽郁が務め、共に吹替えは初挑戦になる。その他の情報『キング・オブ・エジプト』は、古代エジプトを舞台に、王に君臨するための重要なアイテム“神の眼”を盗んだ青年の壮大な冒険を描く。若手俳優ブレントン・スウェイツが主演を務め、恋人役を『マッドマックス怒りのデス・ロード』のコートニー・イートンが演じる。監督は『アイ、ロボット』のアレックス・プロヤス。玉森が声を演じるベックは、エジプトの神々に翻弄されながらも持ち前の明るさで、どんどん仲間を増やし、さまざまな困難に立ち向かっていくお調子者でひょうきんなキャラクター。対して、永野が声を担当するザヤは、主人公の恋人として、健気で時に勇敢にベックの救いを待ち続けるという役どころだ。玉森は「古代エジプトのお話と現代の映像技術が融合した、新しく想像を超えた作品なので、今からアフレコをすることが楽しみです。ただ、お芝居と違って声だけで表現するのは初めての経験なので、たくさん吸収出来るように頑張っていきたいです」と意気込みをコメント。永野は「今回はじめて声のお仕事を頂いて、本当に私で大丈夫ですか? と驚きました。でも作品を観てあの凄い世界観に入れること、ザヤの声を演じられることが今から楽しみです。あんな綺麗な方の声を私がですか…? セクシーボイスが出せるよう今から練習します(笑)」とコメントを寄せている。『キング・オブ・エジプト』9月9日(金) TOHOシネマズスカラ座ほか全国公開(C)2016 Summit Entertainment,LLC.All Rights Reserved.
2016年06月14日「自分じゃない人間になって、自分じゃない言葉をしゃべってる方が気持ちが楽なんです」――。俳優という仕事の楽しさを「別の人間になれること」と語る俳優は多いが、別人になることの方が素の自分でいるよりも「気楽」と語る二十歳は珍しい。女優として飛躍を遂げたここ数年を、森川葵は「ズブズブと引きずり込まれていったような感じ(笑)」と、とても能動的とは言えない言葉で表現する。映画<a href="">『渇き。』</a>や<a href="">『チョコリエッタ』</a>では坊主頭になり、ドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」では白目をむいた“アヘ顔”が話題を呼んだ。その体当たりの演技の裏には相当の覚悟が…と思いきや、当人は「ないんですねぇ…覚悟(笑)。なかなか『これで生きていく!』と決められなくて…別にほかに何ができるってわけでもないんですけど(苦笑)」と困ったような笑みを浮かべる。“豊作”との呼び声高く、若くして実力派の面々がそろう20歳前後の女優陣の中でも、明らかに異色の存在!かといって、とがっているわけでも他人を近づけないオーラを発しているわけでもない。月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」ではメインキャスト6人の中でも際立った存在感を見せ、人気トーク番組「A-Studio」のアシスタント就任も決定。何とも形容しがたい魅力で、見る者の心を絶賛わしづかみ中である。そんな彼女がこの2月の終わりに、主演映画<a href="">『ドロメ【男子篇】』</a>『ドロメ【女子篇】』を携え「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に参加した。吹きすさぶ氷点下の風に、彼女は「寒いってより痛い!」と悲鳴を上げ、真っ白な雪に反射した陽の光のまぶしさに涙を流しつつ、生まれて初めての北海道、国際映画祭を楽しんでいた。北の地で、改めて作品について、そして、いよいよブレイクへのカウントダウンが聞こえてきた“女優・森川葵”について話を聞いた。『先生を流産させる会』でセンセーションを巻き起こし、最近では<a href="">『ライチ☆クラブ』</a>も話題を呼んだ内藤瑛亮監督のオリジナル脚本による本作。男子高と女子高の演劇部の合同合宿にて、奇妙な事件が次々と起こる。そこには地元の言い伝えで人間の怨念を吸い上げて泥から生まれるという妖怪“ドロメ”が…。「異色のホラーコメディ(笑)」。それが、完成した映画『ドロメ』を見た彼女なりの解釈である。といって“ホラーに見せかけて実はコメディ”という生ぬるい作品ではない。「ホラー要素もしっかりと入ってて、怖いところは本気で怖いので、ホラーと分かった上で見ていただきたいです。でも、笑いの要素もいっぱい詰まってて、つい笑っちゃうところがたくさんあります。ただ『ホラーだと思って見たらコメディだった』というのではなく、ガッチリと怖がらせつつ、笑わせるところは笑わせるという作りなので…結構、怖い映画ですよ(笑)」。ちなみに、森川さん自身は、怖い映画は…?「苦手です(苦笑)!現場はみんなで盛り上げていく感じで怖さはないんですけど…あ!でも、ドロメは動きがものすごく気持ち悪かったです!完成した映画で観ると、気持ち悪さがアップしてて、見ていたくない!って感じでした」。本作が特徴的なのは森川さん演じる小春を主人公に女子の視点で進む『ドロメ【女子篇】』と、同じ時間軸で、小関裕太を主演に男子側から見た『ドロメ【男子篇】』の二部作で公開される点。「女子が怖がったり、いろいろやってる裏で、男子はこんなアホなことしてたのね…(笑)、という“答え合わせ”のように見られます。“笑い”の部分に関して特に『女子篇』『男子篇』に分かれてることで魅力が増してると思います」。本作だけでなく、例えば宮藤官九郎脚本のドラマ「ごめんね青春!」などでも、女子とは違った男子特有の生態(=バカっぽさ、コドモっぽさetc… )が描かれているが、そうした男子たちに、森川さんはこんな優しい(?)言葉を…。「作品の中だけに限らず、例えば最近、30代、40代の年上の男性の俳優さんとお仕事させていただく機会が多いんですが、普通にお話してると『大人の男性だな…』と思うんですけど、お話しする機会も増えると、思いもよらない変顔をしたり(笑)、こっちから見たらなんで?と思うよなことにすごく一生懸命になってたりして…『あ、これ、学生時代に見てた男子が騒いでたあの感じと同じだ!』って気づきました(笑)。しかも、複数人が集まるとこんなに変わるんだ!って(笑)。いくつになっても男子は男子なんですね…」。さて、改めて森川さん自身について。芸能活動のスタートはモデル。その後、並行して映画やドラマに出演するようになり、冒頭で語ったように「ズブズブと」女優という“沼”にハマっていくことに…。「最初のうちはモデルをやりつつ、演技もして学生もやってという感じでしたが、学生ではなくなり、女優の仕事も増えてきて…という状況の中で、作品が連続していて、ずっと何かの役を演じ続けている時期があったんです。そのうちに、自分でも自分がよく分からなくなっちゃって(苦笑)、素の森川葵でいる時間が短すぎて、逆に別の人間を演じていないと生きている気がしないような感覚になってきたんです」。まさに“引きずり込まれた”という表現がふさわしい…。「女優という仕事が面白いか?」を尋ねると、少し考え「面白いです。でも、ただ面白いってだけではなく…」と語り、冒頭の「自分じゃない人間でいるのが楽」という言葉を続ける。「自分で発する言葉を選んで、選んで…という状況が増えてきて、役でいるときは、台本に書いてあることなら、その役柄の言葉として何でも言えちゃうんですよね。それが面白いし…やっぱり楽ですね(笑)」。思考は常に「超ネガティブ(笑)!!」。素でいるときは「なるべく何も考えないようにしている」。そして、演じるときも「あまり何も考えず、『役柄になり切る』とかってことも考えず、現場に行って、相手を見て…『うん』ってそこに落ち着く感じ」だという。ひとつのきっかけになったのは、2014年に撮影され、昨年1月に公開された主演映画『チョコリエッタ』と「ごめんね青春!」。「そこで、これまでとちょっと違う話し方、動き方をやってみて、自分でも『あ、こんなやり方もあるんだ!』と発見がありました。そのあとで、『ごめんね青春!』があったんですが、そこで満島ひかりさんの演技――役への入り方を間近で見て、すごく勉強になったというか…それからいろいろやる中で、いまのような“そこにいるだけ”というやり方になっていきましたね。でも最近また『それでいいのかな?』とわからなくなってきて、また違うやり方を模索中です(笑)。そうやって『これでいいのかな?』と思いつつ、やっていくものなんですかね…?」常に持っているのは自信ではなく疑問と不安!それが彼女を強くする。「先ほどの女優としての覚悟がないってこととも繋がるんですけど(笑)、この仕事、オファーがあってこそなので、自分がやりたいってだけでできるものじゃないんですよね。自分の気持ちとやってくる仕事のバランスが、なかなか自分でコントロールできないので、毎日が不安です(笑)。演技も同じで『これでいい』とはなかなかならないし、決めるのも自分じゃないんですよね。でもだから『もっと頑張ろう』って考えられるんだと思います」。一方で、意外ではあるが、周囲へのライバル心を隠そうとしない。「35歳の高校生」、『渇き。』に「表参道高校合唱部!」など、煌く才能を持った若手俳優を多く輩出したドラマに森川さんも参加しているが、同世代に「負けたくない」という思いは持っている。「よく『葵の世代は豊作だから大変だよ』って言われるんですけど、そこで埋もれたくないし、 “森川葵”という存在になれたらと思ってます」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年03月30日「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2016」が全ての日程を終え、2月29日(月)に閉幕した。今年も多くの俳優、映画関係者が訪れ映画祭を大いに盛り上げ、また、コンペティション部門、招待作品の上映でも意外なドラマが…!1990年に始まり、その後、夕張市の財政破綻のあおりを受け一度は中断するも、2007年には有志による「ゆうばり応援映画祭」が開催され、2008年より復活。今年で通算26回目、復活後では9回目の開催となった。オープニングを飾ったのは岡田准一主演の『エヴェレスト 神々の山嶺』という、ゆうばりにぴったりの雪山ムービー!平山秀幸監督が舞台挨拶に登壇したが、過去に2度にわたって同映画祭で審査員を務めた経験がある平山監督の凱旋に温かい拍手と声援に包まれた。映画祭ゲストでは、「ニューウェーブアワード」で勝地涼&杉咲花が来場。また『セーラー服と機関銃 -卒業-』で映画初主演を飾った橋本環奈のゆうばり初参戦に、上映日は会場前に朝から長蛇の列が!このほか、現在放送中の月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で注目を浴びている森川葵が、主演映画『ドロメ』を携えて、同じく小関裕太と共に来場。また『ドクムシ』に出演する村井良大、秋山真太郎(劇団EXILE)など、人気の俳優陣が夕張の地を訪れ、多くの若いファンが会場に足を運んでいた。ゆうばりのコンペティション部門は新人発掘の色合いが濃く、これまでもクエンティン・タランティーノ、入江悠、山下敦弘などが同映画祭から巣立っていったが、今年も多彩な才能が集結!グランプリ受賞の『孤高の遠吠』(小林勇貴監督)は、監督が地元の友人の身に起きた事件をベースに、不良の世界に巻き込まれていく少年たちの姿を描いており、俳優として地元の本物の不良たちを起用している。審査員講評で「犯罪的」と言われるように過激な描写を含め、生々しく“反抗者”たちの姿を切り取った。また、審査員特別賞受賞の『脱脱脱脱17』の松本花奈監督は18歳の現役高校生!授賞式の壇上では感激のあまり涙を見せた。さらに翌日の「さよならビュッフェ」で発表された観客投票による「ゆうばりファンタランド大賞」も受賞!本作はもちろん、この恐るべき才能が今後、どのような軌跡を辿っていくのか楽しみだ。そして、授賞式後にさらに会場をわかせたのが、今年のゆうばり最大の問題作と言えるかもしれないキム・ギドク監督の最新作『STOP』。福島の原発事故に遭遇した夫婦のその後をフィクションを交えつつ描いているが、かなり過激な描写が含まれており、熱烈なファンが多いキム・ギドク作品といえども果たして今後、日本で公開できるのか…?急遽、夕張を訪れたギドク監督は、上映後の質疑応答にも登場したが、「原発の問題は日本だけではなく地球全体の問題」と語り、本作に込めた思いや製作過程での苦労を語った。監督は、これまで本作を日本の主要ないくつかの映画祭に出品しようと試みるも通らなかったと明かし、同作の上映に踏み切ったゆうばり映画祭の“勇気”に感謝。映画祭の塩田時敏プログラミング・ディレクターは「ゆうばりにタブーはない!」と言い切ったが、こうした問題作を躊躇なく受け入れるところはまさに同映画祭ならではと言える。また、劇場公開前にひと足早く、招待作品として話題の映画を鑑賞できるのは映画祭ならではの魅力だが、今年は特に、タイムリーかつ話題の作品が多数上映!毎年、映画祭最終日(5日目)は米アカデミー賞の授賞式と重なり、さよならビュッフェの会場やプレスルームでも「○○が獲った!」「▲▲が3部門目!」といった情報が飛び交うが、今年は『ルーム』、『ブルックリン』、『レヴェナント:蘇えりし者』という作品賞をはじめ、主要部門に多数ノミネートされている超話題作が連日上映され、会場は多くの観客で埋まった。『ルーム』のブリー・ラーソンは主演女優賞を獲得!『レヴェナント』でアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が昨年の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続き2年連続の監督賞に輝き、そして、レオナルド・ディカプリオが悲願の主演男優賞受賞を果たした。『レヴェナント』が日本の観客のために上映されるのは、このゆうばりが初めてであり、おそらくこの貴重な機会に鑑賞した夕張の人々もレオの受賞を喜んでいるだろう!オープニングの『エヴェレスト』同様に雪の中でのシーンの連続の映画であり、様々な点で同映画祭のクロージングにぴったりの映画となった。「さよならビュッフェ」が終わると、ゲスト、東京から来た報道陣はバスで空港へ。市民の人々やボランティアスタッフが黄色いハンカチを振ってバスを見送るという恒例の光景が繰り広げられた。【受賞一覧】■オフシアター コンペティション部門グランプリ:『孤高の遠吠』(小林勇貴監督)審査員特別賞:『脱脱脱脱17』(松本花奈監督)北海道知事賞:『親切ですね』(ソ・ジェイク監督)シネガー・アワード:『バイバイ、おっぱい』(鋤崎智哉監督)スカパー!映画チャンネル賞:『親切ですね』(ソ・ジェイク監督)スペシャルメンション:『いろんなにおいのワカモノだ』(伊藤祥監督)■インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門グランプリ:『かたすみの鱗』(石谷恵監督)審査員特別賞:『イカロスと息子』(眞田康平監督)優秀芸術賞:『フォトグラファー』(ユ・ジェヒョン監督)/『ジョニー・エクスプレス』(ウ・キョンミン監督)/『New』(有馬將太監督)■ゆうばりファンタランド大賞大賞:『脱脱脱脱17』(松本花奈監督)イベント賞:『セーラー服と機関銃 -卒業-』市民賞:フールジャパン鉄ドン人物賞:ジェシー・リー(『レヴェナント 蘇りし者』配給の20世紀FOX映画日本代表)(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日小関裕太と森川葵が2月27日(土)、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2016」にて上映される『ドロメ【男子篇】』舞台挨拶に内藤瑛亮監督と共に登壇した。『先生を流産させる会』が同映画祭でセンセーションを巻き起こした内藤監督が新作を携えて凱旋。統合予定の男子校と女子校の演劇部が合同合宿を行う山奥の校舎で、地元に伝わる“ドロメ”と呼ばれる妖怪が現れるが…。森川さんを主演に女子側の視点から見た【女子篇】と、解答編とも言える小関さんを主演にした【男子篇】の2作で3日間の物語がつづられる。内藤監督はこの日、同映画祭のメイン会場で橋本環奈が登壇し、『セーラー服と機関銃 -卒業-』が上映されたことを引き合いに、あえて『ドロメ』のために会場に足を運んだ観客を「素晴らしいチョイスです!」と称賛し笑いを誘う。小関さんは開口一番「北海道、大好きです(笑)!」と語り、会場をわかせた。取材のスケジュールが立て込んで、なかなか映画祭を楽しむ時間はないようで「もったいないですね」と残念そうな表情を見せたが、映画祭の雰囲気について「空気が優しくてアットホーム。もっと堪能したいです」と笑顔を見せた。森川さんは北海道を訪れるのはこれが初めてだそうで、北国ならではの冷たい空気が「痛い!外に出ると、本当に空気が肌に突き刺さるようで…こんなに痛いんだ!という感じです」と顔をしかめる。それでも映画祭の雰囲気を楽しんでいるようで「気になる作品ばかりです。来年は個人的に見に来れたらと思います!」と笑顔で語っていた。この日の昼に、3人は会場近くで寿司を堪能したそうだが、内藤監督は「おいしさのあまり、森川さんがドラマ『監獄学園-プリズンスクール-』での“アヘ顔”をやってくれました(笑)」と暴露!ドラマ放送時に大きな話題を呼んだ森川さん演じる花のアヘ顔だが、壇上で披露を促されると「待って待って(苦笑)!」と森川さんは大慌て。「食べ物を用意してもらわないとできません(笑)!」となんとかムチャぶりをかわした。前日の【女子篇】に続く【男子篇】の上映となったが、小関さんは「【女子篇】の後に【男子篇】を見るとわかります」とニヤリ。内藤監督はホラーとはいえ「校舎に犬が入ってきたら大騒ぎになるでしょ?その犬くらいの感覚でモンスターを撮りました。学園の中に変な転校生がやって来て、それがモンスターだった」とアピール。森川さんも「青春や日常をリアルに切り取ってますので楽しんでいただけると思います」と語っていた。『ドロメ』は【女子篇】【男子篇】ともに3月26日(土)より公開。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2016」が2月29日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2016年02月28日月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」でも注目を浴びている森川葵が2月26日(金)、開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」にて、主演映画『ドロメ【女子篇】』の舞台挨拶に小関裕太、内藤瑛亮監督と共に登壇した。女子高と男子高の演劇部の合同合宿に、地元に伝わる謎の妖怪“ドロメ”が現れ…。『先生を流産させる会』が同映画祭で激賞された内藤監督が同じ時間軸の物語を【男子篇】と【女子篇】の2つの視点に分けて描き出す。上映前に一人で登壇した内藤監督は、これまで自身が描いてきた「青少年が殺し、殺そうとする作品」ではなく「もっとピースフルな少年少女が見たいと思った。笑顔あふれるホラーがあってもいいんじゃないか?」と本作の趣旨を語ったが、その言葉通り、上映中は謎の“ドロメ”への恐怖だけでなく、客席からはたびたび笑いがわき起こった。最後に「終」の文字が出た瞬間、思わぬ爽快感(?)に会場はドッと沸き、拍手に包まれた。内藤監督は会場脇でこの拍手を耳にしていたようで「そうなればいいなと思って作ったので嬉しいです」とホッとした様子。森川さんも「笑っていただけたようで嬉しいです」と笑顔を見せた。小関さんは「ジャンルにとらわれない作品です。見た人の感性によって、これはコメディ、これはホラー、いろんなジャンルが混ざってる…など、いろんな意見が聞けたら」と語り、さらに「【男篇】を見れば、そういうことか!という発見があります」と呼びかけた。撮影中のエピソードを訪ねると、森川さんは「期間中に撮り終わらず、再集合がかかったのは初めて」と明かす。内藤監督によると、外で撮る予定の最終シーンの撮影が雨のためにできなかったそうだが、森川さんは「いいシーンが撮れて良かったです」とニッコリ。小関さんは、劇中で男子部員が作る晩ごはんのマズいカレーについて言及し「本当にマズかった!すっごい薄いんです。あれは不思議…作れないです」と感嘆!森川さんも「何の味だろう?って感じでした」と顔をしかめていた。『ドロメ』は3月26日(土)より【男子篇】【女子篇】ともに公開。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016は2月29日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2016年02月27日『ライチ☆光クラブ』の内藤瑛亮監督が、若手俳優陣を迎えて贈る“青春ダブルアングル・ホラー”『ドロメ【男子篇】【女子篇】』。この度、ワールドプレミア上映される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」にて主演の小関裕太と森川葵、そして内藤監督が登壇することが明らかになった。紫蘭高校演劇部2年の小春と実夏、3年で部長の絢、同じく3年の栞菜、国語教師で顧問の持永は来年からの統合が決まっている山の上にある泥打高校へ向かう坂道を上っていた。坂の途中泥まみれの観音像と行方不明者を探す張り紙を見つけるが、そんなことよりもこれから始まる男子との出会いに胸をときめかる女子部員たち。いよいよ泥打高校の正門に辿りつくと、そこには同じく女子への期待が最高潮の2年の男子演劇部、陸と龍成、颯汰そして理科教師で顧問の桐越が待ち受けていた。そして、小春と颯汰はお互いの存在に気付いてしまう。合宿は厳しくも楽しく進んでいくが、突如として小春を襲う見えない力や、消しても現れる不気味な壁の染みなど不可解な現象が次々と起こり、次第に不穏な雰囲気に包まれていく。夕飯を皆で食べているとき、泥打高校の女性教師・山岸が行方不明になっており、それが坂の途中で女子たちが目にした張り紙の人物であること。そして、それが古くから村に言い伝えられている“ドロメ”の仕業であることが桐越によって明かされていくのだった…。本作は高校演劇部の合宿を舞台に同じ時間軸で進行する男子、女子の物語を2つの視点、2本の作品として描く新感覚の“ダブルアングル・ムービー”。【男子篇】の主演を「ごめんね青春!」で一躍注目を浴び、その後もドラマ、映画、舞台に出演する小関さん。そして【女子篇】の主演を、現在放送中の月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」に出演中の森川さんがそれぞれ好演している。監督には作品が発表されるたびに物議と賞賛を巻き起こし、様々な注目を集める若手監督筆頭の問題児・内藤監督が務める。北海道・夕張市で毎年開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」は、ホラー、ファンタジー、アクション、サスペンスなど、イマジネーションとエンタテインメント性豊かなファンタスティック映画を対象とした映画祭で、今年も2月25日(木)~29日(月)まで開催される。本作は、そのうち26日(金)に【女子篇】、27日(土)に【男子編】の上映が行われ、主演を務めた小関さんと森川さん、そして内藤監督が登壇する予定だ。『ドロメ【男子篇】【女子篇】』は3月26日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて2作品同時公開。(cinemacafe.net)
2016年02月23日女優の森川葵と俳優・小関裕太がそれぞれ主演を務める、同じ時間軸での男子と女子の物語を2作品として描いたシンクロホラー映画『ドロメ【男子篇】【女子篇】』(3月26日東京・シネマート新宿にて2作品同時公開/以降全国順次公開)の予告編が1日、公開された。メガホンを取るのは、2月13日に『ライチ☆光クラブ』の公開を控える内藤瑛亮監督。企画段階から参加しており、高校演劇部の男子と女子の2つの視点で進行するストーリーを平行して映す。舞台は、来年から共学になる男子校・泥打高校と女子校・紫蘭高校の合同合宿。颯太(小関)たち男子校部員、小春(森川)たち女子校部員共に期待と不安を抱きながら男女合同合宿はスタートするが、恐ろしくて奇妙な出来事が次々に部員たちを襲う。予告編は【女子篇】と【男子篇】の二部で構成。編集も内藤監督自らが行っている。【女子篇】では「初恋の人との再会」のテロップも流れ、小春と颯太の演劇部での演技を超えた関係性も示唆される。しかし、それも束の間、続くシーンではゴスロリ調のメイド服を着た小春が、殺気に満ちた目で金属バットを振り回し、人や何らかのものを打ちのめす衝撃的な映像となっている。一方の【男子篇】予告では、颯太ら頭の中が女の子のことでいっぱいな男子演劇部員の甘酸っぱい高校生活が描かれる。その一方で、颯太に忍び寄る赤いドレスの女性らしき影も出現。終盤では、醜いながらもどこかかわいらしさも思わせる"ドロメ"が姿を現す。なお、この予告編が【女子篇】から始まるのは、内藤監督推奨の鑑賞順にのっとっているという。(C)2016「ドロメ」製作委員会
2016年02月02日女優の森川葵と俳優・小関裕太がそれぞれ主演を務める、同じ時間軸での男子と女子の物語を2作品として描いたシンクロホラー映画『ドロメ【男子篇】【女子篇】』(3月26日東京・シネマート新宿にて2作品同時公開/以降全国順次公開)の各チラシビジュアルが29日、公開された。メガホンを取るのは、2月13日に『ライチ☆光クラブ』の公開を控える内藤瑛亮監督。企画段階から参加しており、高校演劇部の男子と女子の2つの視点で進行するストーリーを平行して映す。舞台は、来年から共学になる男子校・泥打高校と女子校・紫蘭高校の合同合宿。颯太(小関)たち男子校部員、小春(森川)たち女子校部員共に期待と不安を抱きながら男女合同合宿はスタートするが、恐ろしくて奇妙な出来事が次々に部員たちを襲う。公開された【女子篇】のビジュアルはゴスロリ調のメイド服を着て不気味な"ドロメ"に目をやりながら、不安げな表情を浮かべる小春と女子らが並んでいるデザイン。対して【男子篇】は、西洋の海賊風の衣装を身にまとって剣をふりかざす颯太を男子たちが取り囲んでいるもの。これらは2つ折りチラシの両A面として上映劇場で配布される。また、今月30日より、"男子"か"女子"の絵柄を選べる【男子篇】【女子篇】2作品共通特別鑑賞券が公開劇場で発売される。価格は、1,300円(税込)。(C)2016「ドロメ」製作委員会
2016年01月29日ミュージシャンのナオト・インティライミと俳優の小関裕太がW主演するミュージカル『DNA-SHARAKU』が東京・新国立劇場 中劇場で上演中だ。原案を作家の冲方丁、演出を小林香、音楽を井上ヨシマサ、映像演出を齋藤精一(ライゾマティクス)が手がけ、またキャストもナオト、小関をはじめ、新妻聖子、坂元健児、田野優花(AKB48)、ミッツ・マングローブ、朝海ひかる、中川晃教、イッセー尾形など各界の才能が集まった。ミュージカル『DNA-SHARAKU』チケット情報本作は、現代とふたつの未来、そして江戸時代という4つの時代を舞台に物語が展開していくSF歴史ミュージカルだ。人間の創造する心を否定する未来の支配者(=人工知能)によって、ナオト演じる柊健二と、小関演じる結城連のふたりが江戸時代に送り込まれ、創造する心の原点とされ謎に包まれる天才浮世絵師・東洲斎写楽を探し求めるというストーリー。開幕前日に行われた囲み取材では、各キャストが本番を迎える思いを語った。本作がミュージカル初出演となるナオトは「武者震いがとまらないですね。ミュージカルは初めてですが、ものすごいエンターテインメント。お芝居があって踊りがあって歌があって、さらに映像も演出もある。これはミュージカル以外ではだせない魅力ですよ」とコメント。劇中で自身が作った曲を披露することについては「そのシーンは自分のライブをやっているかのような気持ちですね」と、のびのび演じている様子。小関は見どころのひとつである映像について交えながら「映像が、和の雰囲気と調和しているのがかっこよくて、すごい好き。映像や照明など周りからくる力がものすごく強くて、稽古場よりもすごいものになっている」と本番への自信をのぞかせた。今回、母子を演じるミッツと新妻は、全然似ていないという記者からの指摘に対し「そっくりですよ(新妻)」、「遺伝しまくりよ(ミッツ)」と息ぴったりに返して会場を笑わせ、花魁役の朝海は「カツラと着物で衣装がそうとう重いので、宝塚で羽を背負って鍛えていてよかったです(笑)。江戸の小粋さ、おしゃれさ、かっこよさを皆様にお伝えできれば」と抱負を語った。ひとり芝居のイメージが強いイッセーは「ついつい舞台の中央に立っちゃう(笑)」という“ひとり癖”を明かしながら「音楽の方たちって純粋でパワーがあって毎日楽しい」と、笑顔で初めてのミュージカル出演に挑む。様々なプロフィールをもった出演者たちが、それぞれの創造する力を持ち寄って出来上がった「DNA-SHARAKU」。東京公演は東京・新国立劇場中劇場にて1月24日(日)まで上演。その後、1月28日(木)から大阪・シアターBRAVA!、2月6日(土)から福岡・キャナルシティ劇場でも公演を行う。チケットは各地公演とも発売中。
2016年01月15日サイバーエージェントは1月8日、「なりたい新成人」に関するアンケートの結果を発表した。調査は1月6日~7日、スマートフォン向けライブ型アバターコミュニティサービス「ピグパーティ」のユーザーで16歳~20歳の男女817人を対象に行われた。10代の男女それぞれに対して「芸能人やアニメキャラクターのような顔になりたい」と思ったことはありますか?という質問をしたところ、男性の6割、女性の8割が「ある」と回答した。○新成人の芸能人で「なりたい顔」は?「今年成人式を迎える芸能人の中で、なりたいなと思う顔は誰ですか?」という質問に対して、女性の1位は歌手・女優の大原櫻子さん。「かわいくて大人っぽい」「笑顔が素敵」「雰囲気もかわいいし歌もうまい」など、かわいらしさに惹かれる女性が多いようだ。2位はモデルの小松菜奈さん。「クールな顔つきでかっこいい」「猫目がかわいい」「アンニュイな雰囲気が好き」など、大人びた雰囲気に対する憧れの声が多く集まった。3位はAKB48の入山杏奈さん、4位は女優の橋本愛さん、5位はももいろクローバーZの玉井詩織さんがランクインした。一方、男性の1位はGENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於さん。理由としては、 「かっこよくて憧れだから」「ファンだから」「いい感じにさわやか」という声が多く見られた。2位はモデルのりゅうちぇるさん。「カッコかわいいから」「好みの顔」「普通に見たらイケメンだと思う」と、男性からの人気の高さもうかがえる結果となった。3位は俳優の小関裕太さん、4位は歌手の新里宏太さん、5位は俳優の葉山奨之さんがランクインした。○アニメキャラクターで「なりたい顔」は?「アニメキャラクターの中で、なりたいなと思う顔は誰ですか?」という質問に対しては、女性1位はナミ(ONE PIECE)で「かわいくてスタイルも良い」「強気な目が好き」という声が多く、2位牧野つくし(花より男子)、3位 ミカサ(進撃の巨人)、4位 セーラームーン、5位 峰不二子(ルパン三世)と、新旧人気キャラが混在する結果となった。一方、男性1位はゾロ(ONE PIECE)で「男らしくてかっこいい」という理由が多く、2位 リヴァイ(進撃の巨人)、3位 サスケ(NARUTO)、4位 工藤新一(名探偵コナン)、5位 ルフィ(ONE PIECE)だった。
2016年01月08日『先生を流産させる会』『パズル』を手掛け、2月には『ライチ☆光クラブ』の公開を控えた内藤瑛亮監督が、若手注目株の小関裕太と森川葵を起用し、高校演劇部の合宿を舞台に新感覚で描く“青春ダブルアングル・ホラー”『ドロメ【男子篇】【女子篇】』。ついに、謎に包まれた本作の特報映像が解禁された。来年度から統合され共学になることが決定している山の上にある男子高・泥打高校と、山の麓の女子高・紫蘭高校。両校の演劇部は泥打高校で合同合宿を行うことになる。お互いに期待と不安を抱きながら合宿に臨む高校生たち。小春(森川葵)を含む女子高部員は、颯太(小関裕太)たち男子校部員の元に向かう途中に、泥まみれになった観音像を目にする。やがて合宿中に次々と起こる、恐ろしく、奇妙な出来事。それは昔から山に言い伝えられている“ドロメ”の仕業であると明らかになっていくが…。公開決定のニュースが世に出た後、作品の内容について様々な憶測が飛び交い、話題を集めた本作。気鋭の映画監督として鮮烈な輝きを放ち続ける内藤監督がメガホンを取り、同じ時間軸で進行する2つの視点を【男子篇】【女子篇】の2作品として同時公開する。【男子篇】は「ごめんね青春!」で一躍注目を浴び、主演舞台「DNA-SHARAKU」を控える小関裕太が、【女子篇】ではクドカン監督作『TOO YOUNG TOO DIE!若くして死ぬ』公開目前の森川葵が主役を務める。フレッシュな若手俳優が集った本作でも、もちろん内藤監督の独特の感性は健在!高校生たちの合同合宿では、“壁ドン”を始めとする恋愛感情や友情をはぐくむ様が垣間見える、甘酸っぱいシチュエーションをベースにしつつも、そこに登場するのは泥まみれのバケモノ!?映像にちりばめられたシーンから、“ドロメ”の正体が一体何なのか、単なるホラー作品には留まらない、新感覚の作品であることが伺える。今後、さらなる憶測を呼びそうな本作。女子の知らない男子の本音、男子の知らない女子の秘密を“ドロメ”がつなぎ、恐怖と笑いが入り混じる?“青春ダブルアングル・ホラー”の一端を、まずはこちらの映像から体験してみて。『ドロメ【男子篇】【女子篇】』は2016年3月26日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて2作品同時“シンクロ”公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日今回が初ミュージカル出演となるナオト・インティライミと、若手注目の俳優・小関裕太がW主演するミュージカル『DNA-SHARAKU』の公開稽古が都内にて行われた。本作は原案を冲方丁、演出を小林香、音楽を井上ヨシマサ、映像演出を齋藤精一(ライゾマティクス)が手がけるなど、キャストのみならずスタッフ陣も多彩。公開稽古では歌あり踊りありの数シーンを報道陣に公開。つづく出演者挨拶には、ナオト、小関のほか、出演する新妻聖子、坂元健児、田野優花、ミッツ・マングローブ、朝海ひかる、中川晃教、イッセー尾形らが出席した。ミュージカル『DNA-SHARAKU』チケット情報本作は、現代とふたつの未来、そして江戸時代という4つの時代を舞台に物語が展開していく歴史SFミュージカルだ。人工知能が支配する2116年の未来では「創造する心」が否定され、政府はそれを根絶やしすべく、タイムトラベルによって過去の優れた芸術家や文化人の「創造する心」を破壊していた。そんな中、人工知能が必死に探していたアーティストが、江戸時代にわずか10か月の活動のみで歴史に消えた謎の天才浮世絵師・東洲斎写楽。その写楽を探すために追っ手に選ばれたのが、現代に生きるストリートミュージシャンの柊健二(ナオト)と、2045年の未来に生きる絵描きの結城連(小関裕太)。ふたりは江戸時代に送られ写楽を探すが、そこで出会ったのは幕府に弾圧されながらも「面白いこと」を追及する江戸の人々だった…。本作が初ミュージカルとなるナオトは、会見にて「歌手が何をのこのこミュージカル界に遊びにきているんだよと思われるかもしれませんが、僕はムッツリお芝居好きと言いますか、実は子どものころからお芝居・ミュージカルにでるのが夢で、いつかいつかと虎視眈々とタイミングを狙ってきました。その夢がようやく叶う。自分の歌手としての活動・プライドは全部置いて、稽古に取り組んでいます」と待望のミュージカル出演であることを明かした。また、豪華かつ多彩なキャスト・スタッフが集結したことについては「緊張もしていますがワクワクも大きい。異種格闘技戦といいますか、ジャンルや背景のちがう方々が集まってひとつの作品を作る楽しさと喜びを日々感じています」と創造の化学反応に刺激を受けている様子。W主演となる小関も「ナオトさんの雰囲気もそうですし稽古場全体が明るくて、常に楽しいワクワクした気持ち。ひとと繋がったり触れ合うことで、自分のあるべき姿をさがしていく、人間らしい生き方というものが伝われば。ものすごく楽しい要素が、いろんな場所にちりばめられているので、とにかく楽しみに劇場に来ていただきたいです」と本番への意気込みを語った。公演は2016年1月10日(日)に東京・新国立劇場中劇場にて開幕。その後、大阪・シアターBRAVA!、福岡・キャナルシティ劇場でも上演する。チケットは各地公演とも発売中。
2015年12月18日「Kis-My-Ft2」の玉森裕太と西内まりやが12月3日(木)、映画『レインツリーの国』のヒット御礼舞台挨拶に揃って登壇。改めて2015年を振り返った。映画のラストに巨大なクリスマスツリーの前でのシーンがあるが、この日はステージに、劇中ほどの大きさではないがクリスマスツリーが登場!さらに玉森さんはクリスマスをイメージした真っ赤なコート、西内さんは真っ白なドレスで姿を見せ、会場は歓声に包まれた。玉森さんはこの1年について「(映画の)公開を待っている間、ドキドキはありました。それ以外でも(キスマイとして)7人での活動もたくさんできた。濃い1年になったと思います」と充実の表情。やり残したことを問われると「フルマラソンですね。一応、毎年そう言ってるんですが…(笑)」と明かしたが、この発言を西内さんがすかさず拾い「(舞台上で)予行練習してみませんか(笑)?ちょっとここでダッシュしてみます?」といつもながらのムチャぶりの提案。玉森さんは「これ別にフリじゃないから!」と最初は受け付けなかったが「ウワサでは走り方がすごくキレイだとか?」と乗せようとする西内さん、そしてファンの期待の拍手に負けて、なぜか壇上でマラソンのゴールシーンを披露!ヘロヘロでゴールする姿を見せるも「全然よくわからない。何ですか、この時間?」と苦笑していた。クリスマスの過ごし方については玉森さんは「仕事ですね。7人で過ごします」と語るが、メンバー間でのプレゼント交換を提案されると「いままでやったことないけど、やってみるのもありですかね?」と乗り気に。「北山宏光にはもうちょっと背が伸びるように健康器具。 千賀(健永)さんは美容グッズ。宮田(俊哉)さんはアニメグッズ。(横尾)渉さんは調理器具。藤ヶ谷(太輔)さんは…お洋服。二階堂(高嗣)さんは…難しいな、洋服で!」と最後の二階堂さんのことは若干、めんどくさそうにおざなりにしながらも、メンバーへのプレゼントに思いを巡らせていた。西内さんはクリスマスイブの24日が22歳の誕生日。「いつも母と過ごして『産んでくれてありがとう』と言うのが幸せです」とニッコリ。この1年についても「人生のうちで最も濃くていろいろ変わった1年でした。(本作の撮影んために)髪をバッサリ切ってショートになってスタートして演技をしたり、歌も歌って、1分1秒無駄にできない、あっという間とは言えない3年分くらいに感じた1年でした」としみじみ。「やり残したことないってくらいいろいろやったけど、やりたいことは…海外に行きたい。日本を飛び出して、刺激をもらってインプットする時間がほしいです」と語っていた。『レインツリーの国』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レインツリーの国 2015年11月21日より全国にて公開(C) 2015「レインツリーの国」製作委員会
2015年12月03日