待ちに待った出産。あれこれと準備をしていても、実際に出産してみると……あれ、こんなものも必要だったの⁉と驚かされたママは、少なくないと思います。筆者の経験から、慌てて買い足したものをご紹介しましょう。今回は育児がはじまってから編です。こんなに泣きっぱなしだとは!「ハイローチェア」筆者は出産前、バウンサーやハイローチェアは、高価なわりにすぐに使わなくなるだろう、と思って用意していませんでした。リビングでは座布団に寝かせて、寝室ではレンタルのベビーベッドを使おう!と、リーズナブルで効率的なスタイルを考えていたのですが……我が子は、抱っこしていないと泣きっぱなしな赤ちゃんだったのです。産後の疲れも重なって、心身ともにグッタリな日々が続き、1か月くらいで観念してハイローチェアを導入しました。ハイローチェアを揺らしても泣き止まないことは多かったのですが、それでも気は楽になりました。出産前に必ず用意しておかなければならないとは思いませんが、「こんなこともあるかもしれない」と頭に入れて、予算を組み込んでおけば安心かもしれません。ワンオペで赤ちゃんを着替えさせるのは大変!「紐がない肌着」短肌着、長肌着、コンビ肌着……赤ちゃんの肌着はいろいろありますが、振り返ってみても、初心者が着させるのはどれも難しいと思います。その理由のひとつとして、紐で留めるものが多いことがあげられます。筆者も、背中スイッチがある我が子を寝かせて、ワーワー泣かれる中で、肌着の紐をていねいに結ぶことが、本当にしんどかったです。そこで早々に、着させるのがラクチンな、前開きでスナップ留めのタイプのボディ肌着を買い足しました。確かに、紐の方が赤ちゃんの肌には優しいのかもしれませんが、しんどくなってしまった場合は、ママにとって使いやすいものに替えた方がいいと思います。授乳やお出かけがラクチンになる「ママの服」出産前に赤ちゃんのグッズを用意する人は多いと思いますが、「ママとなった自分の服」を用意する人は、意外と少ないのではないでしょうか?筆者は夏に出産したこともあって、想像以上に自分の着替えが必要になり、慌てて買い足しました。夏に授乳していると、とにかく汗だくになるのです。授乳タンクトップと、そこに簡単に羽織れるカーディガンなど――このセットが筆者のベストな授乳期スタイルでした。また、出かけられるようになってからは、抱っこ紐を使うことが多かったのですが、子どもを抱っこしながら自分が靴をはくのは結構大変。そこで、簡単にはけるスリッポンも買い足しました。スリッポンは、抱っこ紐期に長きにわたって活用できましたよ。いかがでしょうか? 赤ちゃんの性格や家庭の状況、出産時期によって必要なものは変わってくると思いますが、筆者の経験から思うのは、いろんなものを活用して育児をラクにするのは悪くない!ということ。今はネットなどで、自宅にいながら必要なものを買い足すこともできます。無理をせず、楽しい育児を目指しましょう!PHOTO/Fotolia
2018年08月11日私は兄弟2人とも無痛分娩で出産しました。無痛を選んだ理由は昔から痛いのが苦手で、できるだけ痛みを軽減して産みたいと思ったからです。2人とも違う病院で出産し、同じ無痛分娩でもこんなに違った! というエピソードを、今回から2回に分けて書きたいと思います。■無痛だけど激痛体験! 長男の場合@大学病院長男の時は、計画日より前に破水してしまい子宮口もすでに数cm開いていたため、恐れていた前処置(ラミナリア、バルーン)なしでの出産となりました。しかし、無痛分娩をするためには麻酔をする必要があり、その麻酔が痛いと聞いていたので、ある程度強い陣痛がきてから麻酔を入れてもらおうと思っていました。ところが、その間に陣痛の強さが急加速し、とんでもない痛みに襲われることに!麻酔をしてほしいと頼んだところ、タイミング悪く順番待ちになってしまいしばらく待つ羽目になってしまいました。その間も繰り返される陣痛。それは腹痛の最上級クラスの痛みでした。規則正しく来る陣痛。波が来るたびにベッドで一人もがき苦しんでいました(笑)ようやく麻酔の順番がきて麻酔をしてもらったのですが、この時子宮口はすでに9cm! あと少しで全開のところまできていました。麻酔を入れる処置の痛みは陣痛の痛みにかき消され、全く痛くありませんでした。そして念願の麻酔を入れてもらったのですが、なかなか陣痛の痛みが引きませんでした。麻酔は強い陣痛が来ると効くのに時間がかかるそうで、無痛で産めないのではないかと不安でした。でもしばらくするとしっかりと麻酔が効きはじめ、赤ちゃんが降りてくるまで寝て待つことができました!そしてついに分娩室に移動することになったのですが、陣痛室からベッドでそのまま移動し、ベッドから分娩台に上がるのですが麻酔が効いてて足が全く動きませんでした。これだけしっかり麻酔が効いているのに妊娠中から悩まされていた恥骨痛には全く効かず、足は動かないわ恥骨は痛いわで、分娩台に上がるのも一苦労でした(笑)いよいよ出産! 麻酔が効いていたおかげて痛みを感じることなく産むことができました。出産のときに裂けてしまったのですが縫うときも痛みはありませんでした!しかし長男の時とはまた別の予想外の痛みに遭遇することになるのです…!(次回に続きます)※麻酔の効き方やタイミングなどは個人差や医師の判断が違うので、あくまでも私の体験談という事で読んでいただけたらと思います。=========================================本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。=========================================
2018年08月09日今日は、私の陣痛出産体験をお話したいと思います。予定日よりも2週間以上も前に、軽いお腹の痛みを感じました。ただ初産だったので、どれくらいの痛みが陣痛なのかわからず、ただ横になり痛みに耐えていました。その時、足に流れる温かい『なにか』を感じたのです。まさかの破水でした。まだ子宮口が開いていなかったのですが、破水していたため、そのまま入院となりました。夜勤をいきなり交代してもらうのは難しく、この時に1人で産む覚悟をしました。病院についてから痛みがかなり増し内側から誰かに(例えるならキックボクサー)軽い蹴りを何度も入れられているような、今まで感じたことのない痛み。変な呼吸とポーズで、痛みを逃がすのが精いっぱいでした。背中をさすってくれる誰かもいない。この時、本当に家族を頼らなかったことを後悔しました。2時間くらい陣痛に耐えた時、夜勤だったはずの夫が病院に戻ってきました。職場で私の出産の話をしたら「早く奥さんの所に行って!」と勤務を交代してくれた方がいたのです…。職場の方々には本当に感謝しかありません。病院に着いて7時間くらいで分娩室に移動しました。そこからがまた長く、なかなか子宮口が開かずに苦労しました。痛みで記憶が定かではないのですが、「痛い」と叫んでいた気がします。(キックボクサーの蹴りも本気でした。笑)そしてとうとう・・・生まれてきてくれてありがとう!!とか、出産って奇跡!!という感動的な感情より「出てくるの遅いよぅ!!」という気持ちが強かったです(笑)出産に関しては「痛くないよ!」と嘘は言えませんが、どうやったら自分の痛みを紛らわせれるかなどイメトレするのは大事かと思います。あと、付添人って必要です。(痛みで罵倒する可能性もあるので、気心知れた人で!)出産を控えている妊婦さん、全力で応援していますので頑張ってくださいね!
2018年08月07日■出産育児一時金とは?出産(正常分娩)は病気ではないので、健康保険は使えず、費用は全額自費負担となる。その代わりに出産費用の助成として健康保険からお金が支給される、その一時金のこと。■出産育児一時金のもらえる金額は?「子どもひとりにつき42万円」が基本。多胎の場合は、42万円 × 人数分となる。加入している健康保険組合や自治体によっては、「付加給付金」を上乗せしてもらえる場合も。■出産育児一時金をもらえる人は?自分が健康保険に加入しているか、パパの健康保険の被扶養者になっていて、妊娠4カ月(85日)以上で出産したママ。(流産・死産の場合も妊娠85日以降であれば適用)■出産育児一時金 手続きの概要健康保険制度から、産院へ直接お金を支払ってもらう「直接支払制度」が原則である。その流れをベースに説明しよう。①支給を受ける健康保険を決める「出産育児一時金」を、どの健康保険からもらうのかを決めておく。選択肢としては「自分の健康保険からもらう」「パパの健康保険の被扶養者としてもらう」のふたつ。②支払い制度を選択する手続きの方法は「直接支払制度」「受取代理制度」「産後申請」の3つだが、基本的には「直接支払制度」を使い、直接支払制度に対応していない産院の場合は「受取代理人制度」を利用する。「直接支払制度」の場合は、分娩予約から退院までの間に病院から説明を受けるので、内容を理解し承諾した上で、渡される申請書に必要事項を記入するだけでOK。「受取代理制度」の場合は、出産前に健康保険に利用する旨を届け出て手続き書類を受け取り、産後に書類に必要事項を記入し、加入している健康保険の窓口に提出する。③出産後、差額を精算出産入院する時に、出産育児一時金の支給を受ける健康保険証を提示する。出産費用が出産育児一時金の支給額より多かった場合は、退院する時に超過分を産院に支払う。出産費用が少なかったとき(「直接支払制度」の場合)は、必要書類を公的医療保険の窓口に提出すると後日指定口座に支払われる。「受取代理制度」の場合は、すでに書類を提出済なので2週間から2ヶ月くらいで自動的に指定口座に振り込まれる。◆コラム:産後申請する場合◆出産ギリギリまで働いていて、ギリギリのタイミングで里帰りをするなど、直接支払制度の申請に間に合わない場合などは、「産後申請」を使う。産院の窓口で出産費用を全額支払い、出産後に加入している健保に産後申請の書類を提出し、一時金を受け取るという流れ。産後申請の場合で、入院前に保証金が必要だったり、出産費用を支払うのが難しいケースは、加入先の健康保険に出産費用の貸付の相談ができる。■出産育児一時金 DATA※この記事は2018年4月末現在の法令・情報に基づいて書いています
2018年07月01日こんにちは、マメ美です!いつも『思ってたんと違う育児』の漫画をインスタ等で描いておりますが、今回は『思ってたんと違う妊娠』について書きたいと思います。妊娠のあるあると言えば、「つわり辛いよ〜」とか「お腹が張っちゃって…」ですよね。でも、いざ自分が妊娠すると、こんな悩みもあるんだ… と思う機会にぶち当たります。その1つが妊娠線 ︎でした。恐怖の妊娠線!私のお腹がふっくらとしていたときに、二児の母である友達と久しぶりに会ったときの話です…。それまで知らなかった妊娠線という言葉。おまけに激しい顔つきで迫り来る友人の圧力!怖くなったので「妊娠線」について調べてみると、「だからあんな顔を… 」と納得するような画像や記事がたくさんありまして。おまけに一度出来てしまうとなかなか消えない…らしいのです。︎妊娠線を予防したい!先輩ママにアドバイスをもらったので、私も妊娠線を予防することに決めました。「妊娠線 予防」と調べたら、用途別にたくさんの種類のクリームやオイルが売られていました。正直、どれが良いのか全くわからず…友達に相談しても「高いクリームを買っても、出来るときは出来るから〜 」と言われ、さらに悩むのでした。憧れのお肌をお手本に「妊娠線ってどうやって予防するの? 」という話を友達といつもしていたので、近くにいる人の肌を自然に見るようになっていました。そしてふと、職場の先輩のお肌が目に止まったのです。ふっくらしていて柔らかそうで、ハリもある。わたしと10歳離れているとは思えない…思わず質問してしまいました。この先輩は、1人目の妊娠で妊娠線が出来てしまい、対策としてベビーオイルを塗り始めたそうです。ベビーオイルのおかげなのか、2人目のときには妊娠線は出来ていないそうで。「もしかして私にも効くかも? 」と、ドラックストアへ行って、ベビーオイルを買いました。毎日、お風呂上がりの濡れた身体にベビーオイルを塗ることに。しかし私は、ベビーオイルを塗っても乾燥しがちで痒くなりがちな肌でして。そんなときは、ドラックストアに売っているような保湿クリームを買って、妊娠線が出やすい箇所に塗っていました。結果、妊娠線は出来ずに無事出産!「出産はうまくいったし、妊娠線もなくてよかったね〜」と友人と笑ったのでした。以上が私の妊娠線エピソードです。詳しく調べてみると、妊娠線は人によって差があることがわかります。ぜひ、自分に合った対策を練ってみてください。●ライター/マメ美
2018年06月12日ベビーカレンダーはこのほど、無痛分娩に関する調査結果を明らかにした。同調査は2月20日~23日、全国の産院・クリニックでの出産経験を持つ女性1,254名を対象にインターネットで実施したもの。無痛分娩を経験したことがあるか尋ねたところ、84%が「いいえ」と回答した。無痛分娩の経験者は16%で、およそ6人に1人が無痛分娩を経験したという結果になっている。日本産婦人科医会の調査では、2016年時点での実施率は6.1%だが、その数値を比較すると2年で無痛分娩を行った人は約10%増えている。無痛分娩についてどう思うか聞くと、肯定的な「いいと思う、素晴らしい、やってみたいと思う、等」は51%、中立的な「分からない、人それぞれ、興味がない、等」は26%、否定的な「怖い、リスクがある、やりたくない、等」は23%だった。肯定的な意見の理由は「欧米では無痛が一般的とも言われているので、今後日本でも広がっていけばいい」「自然分娩は体力的にも精神的にもつらい。それに耐えられない身体的な事情などあるため」などだった。中立的な意見の人からは「メリット、デメリットをきちんと分かって取り入れるなら、個人の自由」「持病などの理由で出産のストレスに耐えられない人には必要だが、自分には必要ない」という声が寄せられた。否定派の意見は、「医療事故のニュースなども聞き、リスクが怖い」「通常分娩で、痛みを伴う出産を経験することで赤ちゃんにさらに愛着が湧くと思うから」などだった。無痛分娩を実際に行ってみてどうか尋ねたところ、64%が「満足した」、7%が「満足しなかった」と回答した。満足しなかった理由としては、「費用の高さ」「お産の進行具合によって(急な破水など)無痛分娩の処置ができなくなること」「子宮口がある程度開くまで結局痛みに耐えなければならない」などだった。次に出産するなら自然分娩と無痛分娩のどちらを選ぶか聞くと、「自然分娩」(55%)が最も多く、「無痛分娩」は38%だった。
2018年03月26日私事ですが、先日第3子となる次男を出産いたしました!!4キロ超えの超ビッグな赤ちゃんでしたが、安産で、しかもおなかがすいたとき以外はずっと寝ている親孝行な子です(笑)。ということで今回は、私が臨月のころ、ママ友と出産話をしたときのお話です。わたしは第1子、第2子ともに普通分娩で出産したのですが、周囲のママ友の帝王切開話を聞くたびに、「お、おなか切るの怖い…!!」と思っておりました。まず、麻酔の注射が怖い…!!麻酔が効かなかったらどうしよう!!切った後がずっと痛いんじゃないだろうか!?なんか、毛も剃られるんだよね??第3子を妊娠中、胎児がとても大きかったので、「もしかしたら帝王切開かもしれない…」と思っていました。しかし、帝王切開を2回経験したママ友は、「え…下から産むほうが怖いよ!!」と。「だって、会陰切開とかあるやん!!」「お股裂けちゃったりするんでしょ!?」た、たしかにそうだけど…。どうやらお互いにすごいと思っているみたいです。帝王切開も普通分娩も、どっちも大変でどっちもすごい…!!お産の話をしていると、最終的に行き着くのは…最後は「無事に産まれてくればなんでもいい!!」というところに行きつきます。おなかに傷を作っても、お股が裂けても、赤ちゃんを守るために母親はみんな命を懸けて産んでいるんですよね…。安産でも難産でも、悲しいお産でも。そんな彼女たちを見ていると、女の人の強さをひしひしと感じるのでした。
2018年01月04日只今、第二子を妊娠中!第二子の出産に向けて、第一子の出産を振り返る日々です。出産は、様々なことを選択できる時代になりました。どこで産む?無痛分娩?自然分娩?計画分娩?選択することのひとつに、出産に家族が立ち会うかどうかも悩むところだと思います。夫や、兄姉のいる立会い出産って、どうなの?今回はわたしが第一子出産時に、夫立ち会いにして良かったこと・良くなかったことをレポートします。4時間半の出産劇、出産当日の流れ出産予定より5日早い夜中の2時に破水。パッと目が覚めたと思ったら破水していたので、夫を起こし助産院に電話。準備をして車で20分の程の助産院へ移動しました。この助産院では医療行為ができないため、24時間以内に陣痛が来なければ、提携している病院で出産とのこと。とりあえず陣痛がくるまで、自宅で待機をすることになりました。自宅に着くと、すぐに陣痛開始。夫におにぎりを作ってもらい、再び助産院へ向かうことに。その時、陣痛は10分おき位。破水から2時間くらいが経っていました。まさかのアレがない! 感動の瞬間が、ぼんやり…助産院に到着後は、ゆっくりと準備がはじまり、私は唸ったり一息ついたり。陣痛が来るのは早かったものの、うまくいきむことが出来ず、出産は難航。上半身にばかり力が入ってしまい、中々下半身に力が入らない…。体勢を5.6回くらい変えて、何度も挫折しそうになりながら、いきむこと3時間。急にいきむという感覚がわかり、掛け声に合わせ、いきむこと数回。もういいよー力抜いてー!と言われたときに、「ほんぎゃ〜」と、小さな泣き声が聞こえました。しかし!コンタクトも眼鏡もしていなかったため、出てきてくれた瞬間の映像もぼんやり。急いでメガネを探すも、胸の上で控えめにむにょむにょ動く娘。涙はなく、「こんにちはー」と声をかけた気が。時間にして4時間半程の出産劇で、時間にしては短いけれど、内容はハードなものとなりました。立ち会い出産でよかったこと&立ち会った夫の反応この出産劇の間、夫はただ黙って言うことを聞いてそばにいてくれました。感動のご対面も涙はなく、ニヤニヤ。へその緒を切るときは、「左利きなのにハサミが右利き用だったから中々切れなくて焦ったよー!」と呑気に一言。黙っていたことについては、「がんばれとかいろいろ言われるの嫌なタイプでしょ! 黙っていた方がいいと思って」とのこと。それを聞いて、あーやはりこの人は私のことをよく分かってくれているんだなぁと再確認できました。2人のベテラン助産師のほかに、研修生が2人いたのですが、彼女たちが良かれと思ってずっとかけてくれていた励ましの言葉は、正直私には苦痛なものでした。立ち会い出産を経験したパパさんからは、「こんな妻の姿は初めて見た」とか「こんなに大声出せるんだ!」などの驚きの声を聞きますが、うちはというと、「普段から力強いし、いつも大声で怒るから、いつもとそんなに変わらなかったよ!」とのとこ。夫にとって私の姿は、出産も日常となんら変わらない姿に映ったようです…!途中におにぎりを食べたりゼリーを食べたり水を飲んだり、あれ取ってこれ取ってこうしてああして!の欲求を、主人には気兼ねなくできたので、やはりそばにいてもらって良かった。お互いに、より信頼・理解が深まったと感じています。これから立ち会い出産を計画している夫婦は、何を持ってきて…あれをしてほしい…、などの最低限の要望や伝達事項のほかに、どんな風に声をかけてほしいか、どんな風にそばに寄り添っていてほしいか、をあらかじめ話し合っておくことができればいいと思います。立ち会って良くなかったこと…ある?そんなこんなでデメリットはさほど感じることのなかった私ですが、夫婦の関係性によってはデメリットが大きくなることもあると聞きます。はじめから立ち会わないことを選択した友人もいますし、立ち会って後悔したとの声も…。ママ側の一番の理由は「母ではなく、女としてみてほしい」とのこと。他には「イライラした」「集中できなかった」「まったく頼りにならなかった」など、今後の夫婦関係夫婦生活に響いてしまうかもしれない思いをすることがあるかもしれません。また、パパ側の意見で多いのが、「セックスレスになってしまった」というもの。パパにとっては感動的であるのと同時に衝撃的でもあります。受け取り方は人それぞれなので、一概に立ち会いが良い悪いとは言えないのではないかと思います。上の子の立ち会いはどうする?わたしとしては、次の子の出産には長女にも参加してほしいと思っています。出産予定日、長女は2歳と9か月。きちんと理解するにはまだ幼いかもしれませんが、今もおなかの子によく話しかけてたくさん遊んでくれています。「もうすぐ出てくる?」なんて聞いてきたり、長女なりに感じているようです。内気で場所見知り人見知りなところもあるので、どうなるかわかりませんが、主人長女の3人で我が子を迎え入れることが出来るように、準備をすすめていきたいです。一生に何度とない貴重な体験ができる出産、夫婦、家族、おなかの子とで、しっかりと話し合って決められるといいですね。
2017年11月18日こんにちは、佐原チハルです。みなさま、出産方法ってどのように選択しましたか?私は無痛分娩だったのですが、「痛いのが嫌だなんて、そんなんでちゃんと母親になれるの?」とお節介な心配をされたことがありました。無痛分娩と並んでアレコレと言われやすいのが“帝王切開”。帝王切開を経験したママたちも、さまざまなことを言われてしまうようなのです。そこで今回は、帝王切開を経験したママたちが言われてきた言葉たちと、それについての声を聞いてみました。●(1)「自然分娩が一番だよね」『少し前に妊娠した友人と会ったときの話です。出産時の感想を聞かれ、突然の帝王切開で大変だった話をしたところ、「やっぱり私は自然なのがいいな。自然分娩が一番だよね」と言われ、モヤっとしてしまいました』(30代/3歳の子のママ)もちろんお友達には悪気はなく 、ママさんの「大変だった」という話に共感したからこそ出てきた言葉だ、ということもわかってはいたそう。『私だって好きで帝王切開にしたわけじゃないのに。それにあらためて「自然が一番」て言われちゃうと、うっ、てなります。“不自然”な出産で悪かったですねーって思っちゃうんです。自然じゃない扱いって、そういうことでしょう?人の出産を不自然扱いするってひどくないですか?』“自然分娩”というのは単なる呼び名ですが、この言葉を使ってしまうと、確かに「その他の方法は自然ではない」と言ってしまっていることになりますね。当たり前のように使っている呼び方についても、「この言い方、大丈夫かな?」と考えるようにしたいですね。●(2)「普通に産む痛みを味わっていないと、愛情も生まれないって言うから」『無痛分娩をする予定だった姉が、出産するタイミングの関係で、結局は“自然分娩”をしたんです。それを知った父が姉に言った言葉です』(30代/3歳と1歳の子のママ)父親が、単に姉を労っているのだということはわかっていたそうですが、その言葉を聞いてしまい、血の気の引くような思いをしたそうです。『なんかもう、すごくショックで。“産む痛み”を味わってない私のこと、そんなふうに思ってたの?って。そういう考え方があるんだっていうのは知っていたけど、父親が言っているのを聞いてしまうというのは、格別なショックでした』なお、お父さんのこの言葉を聞いた瞬間、労われた側のお姉さんは「産み方は関係ないでしょ!」と大層お怒りになったそうです。元は無痛分娩を希望されていた方なのですから、それも当然ですね。お父さんは、その場で謝られたそうです。産み方は、確かに関係ありませんよね。それに帝王切開ですと、経膣分娩の痛みを経験することはありませんが、お腹の傷の痛みや産後の回復には“自然分娩”以上に苦労することも多い と聞きます。「帝王切開は痛くない、楽なはずだ」という思い込みを持っている人がいたら、情報のアップデートを促してあげたいですね。●(3)「次は頑張って普通に産んであげてね」『2人目の妊娠がわかったとき、母に言われた言葉です。「次の子も帝王切開で産むつもり?次は自然分娩がいいでしょう?」って』(30代/4歳と0歳の子のママ)「怠けて帝王切開になったわけじゃないのに、何言ってるの?」と、聞いてすぐは本当に意味がわからず、言葉も出てこなかったそうです。『帝王切開の後すごく大変だったし、できるなら自然分娩の方がいいよなって私自身も確かに思ってましたけど、あまりに無神経な言い方で』1人目が帝王切開でも2人目は自然分娩で産めることがある、と芸能人の例を見て知っていたためか、「あんたもそうした方がいいわよ」と強くオススメされてしまったそうです。『でも私が通っていた病院では、1人目が帝王切開の場合は2人目も帝王切開にするってルールだったんです。母がなかなか納得してくれなかったので、一度一緒に検診に来てもらって、お医者さんから説明してもらっちゃいました。子宮破裂のリスクがあるってお医者さんから聞いて、やっと納得してくれました』「私も何度も説明したじゃん!」と思ったそうですが、お医者さんがお母さんへの説明を快く引き受けてくれて、とても助かったそうです。やはり医療のプロである医者からの言葉となると、説得力が増しますね。説得の必要な場面があったら、プロにお願いしてみる という作戦は、有効な場面も多そうです。----------以上、いかがでしたでしょうか。出産方法って、産まれてくるまではとても大きな話ですし、私自身も「もし次産むなら絶対に無痛がいい!」というこだわりはありますが、それは妊娠のゴールではないのですよね。産まれてくれることがまず一番で、その後で大事なのは育てることです。愛情も、自覚も、責任も、きっと育てていく中で、保護者の中に育ってくるものですしね。帝王切開への偏見がなくなり、帝王切開で出産するママたちへのストレス・負担が減らせるようにしていきたいですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/杉村智子(まさとくん)
2017年07月14日●メリットとデメリットを知ろう出産時の痛みを緩和できるという無痛分娩。選択肢の一つとして検討している女性は多いでしょう。しかし最近、無痛分娩で死亡事故が出ているという報道が相次ぎました。「無痛分娩は危険」という印象を受けた人もいるのではないでしょうか。この機会に、無痛分娩の基礎知識、メリットとデメリットを知っておきましょう。○そもそも無痛分娩とは?無痛分娩とは、麻酔薬を使って痛みを和らげながら出産する分娩方法のことで、麻酔医あるいは産科医が行います。痛みを和らげる方法にはいくつか種類がありますが、現在「硬膜外麻酔」が主流です。硬膜外麻酔による無痛分娩では、妊婦さんの背中から針を刺し、「硬膜外腔」という場所に柔らかい管を入れて、その管から麻酔薬を注入していきます。硬膜外腔の近くには、子宮や腟、会陰部などの痛みを脳に伝える神経が通っています。硬膜外麻酔をすると、注入された麻酔薬が神経を遮断するため、出産の痛みを抑えることができるのです。「無痛」といっても痛みがまったくないわけではなく、いきめる程度に痛みをコントロールしながら出産を進めていきます。○メリットは痛みが軽くなること、デメリットは?無痛分娩の最大のメリットは、出産時の痛みが軽くなることと言えるでしょう。そのためストレスや疲労が少なく、リラックスした状態で落ち着いて出産することができます。個人差もありますが、経験者から、出産後に体が早く回復したという声を聞くことも。高齢出産や心臓や肺に持病のある妊婦さんの場合、体への負担を軽減するため、医師から無痛分娩を勧められることもあります。ただし、無痛分娩を選んだからといって、必ず痛みが軽くなるわけではありません。体質によっては、麻酔がよくきかず、あまり痛みが抑えられないケースもあります。加えて、硬膜外麻酔による副作用やリスクについても、頭に入れておく必要があります。比較的起こりやすいのは、麻酔で運動神経がまひするために、分娩時間が長引き、医師が器具を使って赤ちゃんを引き出す鉗子分娩や吸引分娩が必要になるケースです。血圧低下や頭痛、かゆみ、下半身がしびれて足が動かしにくくなる、尿が出にくくなるなどの一時的な副作用が起こることもあります。また、まれに、注入する麻酔薬が多すぎた場合や硬膜外腔に入れるはずの麻酔薬が血管に入った場合などに、舌のしびれやけいれん、過呼吸や呼吸困難などの症状が出る局所麻酔中毒が起こることもあります。その他のまれなケースとして、硬膜外麻酔用の管を入れる際に硬膜を傷つけて頭痛を引き起こすことや、硬膜外腔や脊髄くも膜下腔に血の塊や膿がたまって神経を圧迫し、神経障害が残ることもあります。さらに、自然分娩に比べると費用が高いこともネックと言えます。金額は、施設や入院日数によって異なりますが、自然分娩での出産費より10~20万円くらい多めにかかると考えておきましょう。●死亡例のニュースをどう考えればいい?○厚生労働省が緊急提言2017年4月には、医療事故のニュースをはじめ、無痛分娩に関する報道が続きました。その一つが、厚生労働省の研究班が2016年4月までの7年間に報告された妊産婦の死亡例298人を分析したところ、うち13人は無痛分娩だったというものです。このデータに基づき、研究班は「緊急時に対応できるよう、十分な医療体制を整えるよう求める」と緊急提言を行っています。実際に死亡した人がいるというニュースを見聞きすると、「無痛分娩は危険だから出産するときは自然分娩にしよう」と思う女性も多いでしょう。しかし、上記のデータを細かく見てみると、13人の無痛分娩の死亡例は、死亡例全体の約4%。日本の無痛分娩の割合は、2008年の厚生労働省の調査では2.6%とされていますが、現在ではさらに増えていると言われています。これらの数字を見る限り、無痛分娩での死亡率が自然分娩に比べて明らかに高いとは言えません。それに、自然分娩であっても、出産中の事故やトラブルで死亡するリスクはあります。ただし、麻酔を使う以上、無痛分娩には自然分娩にはないリスクが伴うのも確かです。そのため無痛分娩には、高度な技術と専門知識が必要とされます。厚生労働省の研究班が提言している通り、トラブルがあったときに対応できるよう施設側が技術と体制を整えることは重要です。日本では無痛分娩がそれほど普及していないため、無痛分娩の経験が豊富な麻酔医や産科医は多くはありません。無痛分娩を考えている人は、そのメリットとデメリットをしっかり知った上で、無痛分娩に対する体制が十分に整った産科施設を選ぶようにしましょう。また、無痛分娩を行う場合には、担当の医師が妊婦さんの体の状態や既往歴を事前にしっかり把握し、安全に麻酔処置ができるよう準備する必要があります。できれば妊娠初期の検診の際など、早い段階で「無痛分娩を希望する」という意志を担当医師に伝えるようにしてください。※画像は本文と関係ありません○記事監修: 鈴木俊治医師葛飾赤十字産院 副院長日本産婦人科医会 副幹事長1988年長崎大学医学部卒業、日本医科大学付属病院産科婦人科学教室入局、葛飾赤十字産院産婦人科派遣をへて米国ロマリンダ大学胎児生理学教室へ研究留学。帰国後、日本医科大学産科婦人科学講師、学助教授、東京臨海病院産婦人科部長を経て、現在は葛飾赤十字産院にて副院長を務める。
2017年06月09日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。3人とも違う施設で出産! 3人出産したことがある人の中でどのぐらいの割合いるのかはわかりませんが、実は私、3人とも出産した施設が違うんです。3つとも違うっていうのは少数派なんじゃないかな~? と思ってるのですがいかがでしょうか。3つそれぞれの施設に特色があったのですが、今回は三男を出産した助産院についてお話したいと思います。(すべて私自身の個人的な感覚に基づいての体験談ですのですべての方に当てはまることではありません)3人目を助産院にした理由助産院で出産というとどういうイメージが湧きますか?私には、なんとなくナチュラル派な人が選ぶような漠然としたイメージがありました。が、私が助産院を選んだ理由を単刀直入に言うと、ナチュラル派でもなんでもなく、分娩台で産むのはもうこりごりだ。と思ったんです。(え!)過去二度の出産でつくづく思ったんですが、あの格好、助産師さんやお医者さん側からしたら一番適した格好なのでしょうが、産む側からしたらものすごくキツくないですか? (私だけかな)それに、あの心音を確認するためのベルトっ! 赤ちゃんが苦しくないかどうかを確認するためにお腹にベルトをつけるのですが(正式名称がわからない)あれを付けたら基本的にあまりゴソゴソ動いてはいけなくて、ずっと仰向け、せめてやや横向きぐらいにしかなれないんです。(初産では20時間以上つけっばなしで本当に辛かったです…。)分娩台が嫌、あのベルトも嫌。仰向けしかできないのも嫌。これらの装置が赤ちゃんが無事に生まれてくるために用意してあるものだと分かってはいるのですが、嫌なもんは嫌!なんとも自分目線な理由で選んだわけです。助産院での出産は不安? ただやはり数的なものでいえば、圧倒的に病院(総合病院・個人病院)で産む方のほうが多いと思います。あえて助産院を選ばないその理由はおそらくこれだと思います。これ、おそらく誰かしらに言われるでしょうし、皆さんが最初に不安に思うことだと思います。うちの夫でさえも最初こう言いましたから。どうも誤解されているようなのですが、助産院には提携の病院があって、提携の病院と助産院とで検診を行います。助産院では医療行為はできないので、血液検査や詳しい検査などは提携病院で行って、検査結果を助産院と提携病院とで共有します。そして、出産時に万が一何かあれば即座に提携病院に搬送されます。しかも、何かありそうな場合はそもそも助産院では出産できません。順調に経過している場合のみ助産院で出産できます。私の出産した助産院では逆子の場合もできませんでした。過去の出産がどのようだったかも重要になるようで、初回に丁寧に聞かれました。初産だったらまた感覚も違ったかもしれませんが、三度目ということもあり、「もしも何かあったとしても助産師さんが的確迅速に判断して搬送してくれる」と信じて全く不安には思いませんでした。それに、とにかくいま、産科不足で産める場所もどんどんと縮小されていっています。そんな中、ハイリスクな妊婦さんにとっては大きな病院じゃないと産めませんし、どこで産もうかと選ぶ余地もありません。本当に必要としている人にベットを用意するためにも、私のような経過が順調な妊婦は大きな病院は避けようと思ったのです。助産院では自分に主導権がある出産!さて、病院と助産院、両方で出産した私が一番感じた違いを挙げるとすると、ズバリ、主導権の所在、だと思います。出産前に助産師さんに言われたのですが、「自分で産む」。まさにこの一言でした。今、私がどうしたいのかを最大限尊重してくれました。もちろん、子宮口の開き具合や心音の確認は助産師さんの指示に従いますが、「私はいまこうしていたい」を遠慮なく伝えました。歩きたい、壁を押したい、ちょっと一人になりたい、家族はまだ呼びたくない、主導権はまさに私。このときは3月上旬。やたらと寒くて…寒くて寒くて布団を山盛りかけてもらいました。あ、あと、周りのママたちに「助産院で生んだ」って伝えると、意外にもこの質問が多いです。分娩台じゃなければどこで産むの?どこ握ればいいの? えーーー。それはですね。布団の上で、枕のはしっこ掴んで生みました(笑)。念願の分娩台ではない出産私の場合は横向きが一番やりやすかったのですが、産む時のスタイルは助産院の場合は本当にひとそれぞれだと思います。旦那さんにしがみついたり、よつんばいになったり、フリースタイルです。これが念願の分娩台じゃない場所での出産!ちなみに助産院では病院のような針と糸をつかった会陰縫合を行えなえません。実際、私は過去二回とも容赦なくジョキジョキと切られましたが、今回の助産院での出産ではその必要がありませんでした。正直、思いましたね。「切らなくても産めた!できる限り切らないでほしかった!」って。自分がやりやすい方法で産んだせいか、産後の回復が驚異的に早かったです。ちなみに、底辺だったのは次男出産時でした。(軽くトラウマ…)結果的に助産院での出産は私にとって万々歳な結果となったのですが、ここだけの話、もしも選べるのなら無痛分娩を経験してみたかったです。(生活圏内に存在しなかった)助産院での出産。個人的には、人に相談されたら助産院をおすすめと言うと思います。
2017年05月11日妊娠すると、わりと早い段階で直面するのが「どこで産むのか問題」。病院によっては早めの分娩予約が必要なところもあり、そこで多くの人が迷うのが「里帰り出産」をするかどうかです。今の祖父母世代には「できるなら里帰りするのが普通」という考えもあるようですが、最近は里帰りしない「マイタウン出産」を選ぶ人も増えてきています。今回はそんな「里帰り出産」について、メリット・デメリットから気になる「お礼」の相場まで、詳しくご紹介します!里帰り出産って? 何のためにするの?里帰り出産のおもな目的は、産後のママがゆっくり休み、体を回復させることです。出産直後のママの体は、「満身創痍」といってもいいくらいダメージを受けた状態。「産褥期」と呼ばれる出産直後~2ヶ月くらいまでは、とくに休養が必要とされています。けれど、赤ちゃんは2時間おきにおっぱいを求めたり頻繁におむつ替えが必要だったり……昼夜の区別もありません。新生児のお世話をするだけでも大変です。さらに夫が不在がちで一人で家事もこなすとなると、ママにとってはかなりの負担。そのため、気兼ねなくゆっくり休み、赤ちゃんのお世話に専念できるようにと、里帰り出産を選ぶ人が少なくありません。ただし、里帰り出産がここまで一般的なのは、世界では珍しいようです。北欧のように男性の育休取得が一般的な国や、産後ケア施設が一般に広まっている国では、里帰り出産が少数派なことも。筆者もタイ人の友人に「お母さんや義理のお母さんが手伝いにくるのが普通じゃないの?」と驚かれたことがあります。里帰りの期間はいつからいつまで?里帰りの期間は、産前・産後合わせて2~3ヶ月が一般的です。出産前は、遅くとも妊娠34~35週までには実家に帰りましょう。双子などの多胎妊娠やハイリスク出産の場合は30週までがめやすとされています。分娩予約は赤ちゃんの心拍が確認できる妊娠5週くらいから受け付けている病院が多いですが、ほとんどの病院は事前に妊婦健診を受ける必要があるので注意してください(妊娠20週くらいまでが一般的)。転院時には紹介状も必要なので、里帰り前に通っている病院にも早めに伝えておいてくださいね。産後いつまで滞在するかのめやすは、赤ちゃんとママの「1ヶ月健診」です。生後1ヶ月くらいまでの赤ちゃんは、感染の危険などがあるため基本的に外出は避けるべきとされています。1ヶ月健診でママも赤ちゃんも健康に問題がなければ、外出したり自宅へ戻ったりしてOKです。里帰り出産のメリットとは■ママがゆっくり休める特にママの実家の場合、慣れ親しんだ家族や環境に囲まれてリラックスできます。また、産後は寝不足でフラフラ、常に部屋着、寝たり起きたりの生活で頭はボサボサ……となりがちですが、実家なら外見など気にせず休むことに専念できるでしょう。■家事をしないですむ新生児のお世話に加えて家事もこなすのは大変です。産褥期はなるべく家事などをせず、休養することが何よりも大切。また、母乳で育てたいママは食事にも気をつかう必要があるので、実家で栄養バランスのいい食事を作ってもらえると心強いものです。■上の子のケアをしてもらえる臨月や産褥期に、上のお子さんのお世話をしたり遊んだりするのはかなりの重労働。また、特に出産直後は上のお子さん自身も「赤ちゃんにママをとられた」と感じたりして気持ちが不安定になりがち。この時期に祖父母に甘えられ、たくさん遊んでもらえることは、お子さんにとっても大きなメリットです。■出産・育児の先輩が身近にいる安心感特に初めての出産の場合、不安なことも多いでしょう。実母が健在なら、出産・育児の大先輩として頼りになるものです。いきなり陣痛が来ても、実母や実父が身近にいれば安心です。里帰り出産のデメリットとは■夫がパパになった実感を得にくいお腹の赤ちゃんと10ヶ月過ごし「ママ」の気持ちを育める女性とちがって、ただでさえ夫はパパになった実感を得にくいもの。実感がいまいちだと育児への当事者意識も薄くなってしまい、その後の夫婦間トラブルの元になりがち。里帰りから戻ったら、パパを育児の「主役」にするくらいの気持ちで積極的にかかわってもらうといいでしょう。■両親もしくは義理の両親との生活がストレス実の両親であっても、大人になってから長時間生活をともにするのは案外ストレスになるものです。特に産後1ヶ月はママがほとんど外出できないため、あまり外出しないタイプの両親だとずっと顔を突き合わせることになり、互いのストレスも溜まりがち。生活習慣や育児方針のちがいで衝突することも多いようです。■夫の生活や浮気の心配家事の苦手な夫だと、食生活が乱れてしまう、家の中が悲惨な状態になる、といった心配があります。筆者の知人は、里帰りから戻る前に自宅にハウスクリーニングの業者を手配していました。また、妻の妊娠中や里帰り出産中の夫の浮気も少なくないのが現状です。■病院や役所での手続きがめんどう里帰り出産は、転院前後の手続きが少しめんどうです。また、実家が別の市区町村だと妊婦健診の補助券が使えず、立て替えた金額をあとから自宅のある自治体に請求する必要もあります。■病院でママ友が作りにくい病院で同じ時期に入院していたママたちとは、住んでいる地域や赤ちゃんの月齢が同じ。さらに分娩台が並びだったり相部屋だったりすると、出産という大きなイベントを一緒に乗り越えた「連帯感」のようなものも芽生え、親しくなりやすいようです。里帰りの場合、親しくなってもその後はご近所でなくなってしまうため、ママ友にはなりにくい傾向があります。実家へのお礼、みんなどうしてるの?里帰り出産は、手間暇だけでなく生活費や光熱費など金銭面でも実家に負担をかけます。そのためお礼としてお金や品物を渡すのが一般的です。お金を渡す場合、生活費として「2万円×滞在する月数」が一般的な相場です。5千円など細かい金額だと義務的な感じがして失礼なので、たとえば「2ヶ月と少し滞在するなら5万円」など、きりのいい金額にしてください。里帰りをはじめるタイミングで「よろしくお願いします」という挨拶と一緒に渡すとスマートです。「お金なんていいよ、水臭いよ」と固辞されることもあるでしょう。地域や家によって風習もちがいます。ある程度粘っても受け取ってもらえなければ、むりやり渡す必要はありません。その場合は、自宅へ戻るタイミングなどでお礼の品を贈りましょう。赤ちゃんの成長を一緒に楽しめるデジタルフォトフレームや、温泉旅館の宿泊券などもおすすめです。ご両親の趣味やライフスタイルを考慮して選んでください。そして何よりも、「ありがとう」という感謝の言葉を伝えることが大切です。「里帰り出産しない」なら、こんなサービスも!ご紹介したようなデメリットを避けたい、実家と折り合いがよくない、ご両親が他界されているといった理由で「里帰り出産しない/できない」という方もいるでしょう。産前・産後のサポートは、実家以外にも頼めます。たとえば以下のようなサービスがあります。■産後ドゥーラドゥーラとは、産前・産後の女性によりそい、育児と家事をサポートする専門家です。臨月のときの買い物のつきそい、出産や育児の相談、産後の炊事・洗濯や上のお子さんの遊び相手まで、幅広くサポートしてくれます。料金は担当者によってちがいますが、1時間2,000~3,000円程度です。■地域のファミリーサポート、シルバー人材センターファミリーサポートは、事前に登録すると地域のサポート会員に託児をお願いできる仕組みです。シルバー人材では相手によって料理や掃除なども依頼でき、民間のサービスよりも料金が低め。地元の方なので、地域の情報も教えてもらえる、子どもが成長してからも「地域の目」になってくれるといったメリットも。■民間のベビーシッター、家事代行サービス民間のシッターや家事代行サービスは安くはありませんが、時間帯が幅広く、細かい希望にも柔軟に対応してくれるのが特徴です。まずは「どんな出産・育児をしたいか」よく考えて里帰り出産には、このようにメリットとデメリットがあります。まずはご自身がどんな出産をしたいのか、どんなふうに育児をしたいかよく考えましょう。そしてパートナーがいるなら相手ともよく話し合って、里帰り出産をするのか、しないならどんなサポートを利用して育児や生活の体制を整えるのか……今回ご紹介した内容を参考に、しっかり検討してくださいね!
2017年03月15日出産祝いのプレゼントって、色々あって何が良いのか悩んでしまいますよね。でも、せっかくの出産祝いだからこそ「ママが本当に嬉しいものをプレゼントしてあげたい!」。そこで今回は、私が家族や友人、上司から出産祝いで頂いてうれしかったオススメの食器たちをご紹介します。食器セットを貰って嬉しい&あげて喜ばれるワケ出産祝いというと、どうしても新生児期に必要なものを買わないと…と思ってしまいがち。離乳食が始まるのは生後5ヶ月から6ヶ月頃なので、食器はまだまだ早いんじゃないかと思う方もいると思います。しかし、出産前に離乳食用の食器などを揃えているママ達は少ない!なので、ベビー食器セットはプレゼントがかぶる心配も少ないし、とっても喜ばれます。私も実際に食器セットを頂いて、大変役立ちました。服と違ってサイズアウトすることもないですし、例え、プレゼントが他の方とかぶってしまっても食器やコップ、マグなどは複数あった方が便利です。必ず必要になるものなので、今では私も友人の出産祝いなどでプレゼントさせてもらうことの多いアイテムです。プレゼントするときの、チェックポイント食器セットには、離乳食の際に役立つ調理器具も入ったもの、大きくなっても使える食器のセット、赤ちゃんの名前を入れた食器セットなどいろいろあります。食器セットを選ぶ際は「素材」や「デザイン」、「名入れ食器」などこだわりポイントを決めて選んでみましょう。素材は…「木や竹などの自然素材」木や竹本来の自然の木目や節が活かされた、優しい自然素材の食器。安心安全なものを使っていきたいというママにはぴったり。軽く割れにくく熱を通しにくいですが、天然素材なので濡れたまま放置するとカビや変形の原因となるのがネック。「プラスチック・メラミン素材」プラスチックやメラミン素材の食器は、子どもがうっかり落としても割れにくいのが特徴。ふだん使いの食器としては最適です。ただし、耐熱性以外のものは熱に弱いので、注意が必要です。「陶磁器」陶器や磁器は1000度を超える高い温度で焼かれて造られるので、溶出がほとんどなく、安全性が高い素材。傷もプラスチックよりつきにくく、耐久性も優れています。ただし、割れやすく重たいと言うのが難点です。しかし、「お皿の重さ」「乱暴に扱ったら壊れる」ということを伝えていきたいと、赤ちゃんのときから陶磁器を選ぶママも多いようです。丁寧に使えば、一番長〜く使えるのが陶磁器ですね。デザインは…キャラクターの可愛い食器も良いですが、シンプルで飽きがこないデザインの方が、長く愛用できます。 初めての出産のお祝いなら、基本的な食器が全部そろったセットは大活躍!名入れもできます!子どもの名前が入った食器は、特別感があってとても喜ばれます。名前入れのサービスがある場合は、ぜひ利用してみてもいいかも!プレゼントで嬉しかった素敵な食器たち♡我が家がいただいた食器でうれしかったものを数点ご紹介します。①FUNFANの食器セット(日本製)日本の竹職人さんが時間をかけて作っているFUNFANの食器。手にも馴染みやすく、においが残らない特殊な加工が施されています。赤ちゃんが触れるからこそ、自然素材のぬくもり溢れる食器は嬉しいですね。お食い初めの儀式でも使用できる上質なものなので、喜ばれること間違いなしです。②プラスチックやメラミン製の離乳食食器セット(コンビ・Pigeon)プラスチックやメラミン製の食器セットは、軽くて割れにくいため、赤ちゃんが持っても安心。電子レンジも可能な食器なら、日常使いにはオススメです!私がプレゼントで頂いた食器セットには、小さなすり鉢や食べさせやすいスプーン、電子レンジにも使えるお皿やコップ、ストロマグなど必要なものがすべて揃っていて、とても重宝しました。3歳になった今でも使っています!③suga_シュガーブーガーのボールセットボールの底に吸盤がついていて、テーブルにぴったりとくっ付く食器。ひっくり返る心配がありません。これ、我が家の1歳の娘にぴったり!なんでも自分でやりたがる時期に入ったので、食べる練習をするのに重宝しています。何枚も欲しくなっちゃいそう。ビョルンの食器も、いいらしい!と、ここまで我が家のオススメを紹介してきましたが、今わたしが気になっているのがベビービョルンのお食事アイテム。こちらの記事を読んで赤ちゃんの使いやすさがとっても重視されていることに感動!今度、お友達にプレゼントする際には「こういう機能があるんだよ」って紹介しながら渡したいなぁと思いました。いろんな食器をご紹介しましたが、「心からおめでとう♡」の気持ちを込めて、とっておきの食器セットをプレゼントしてみてはいかがですか?
2017年02月24日出産が近づくにつれて増えるお腹の張りや腹痛。なかでも妊娠後期になると陣痛の前段階に起こる「前駆陣痛(ぜんくじんつう)」を体験することもあります。痛みを感じてもすぐに分娩につながらないため、腹痛が来るたびに本陣痛なのか迷い、分娩施設へ連絡してもよいものかと判断に悩んでしまうこともあるでしょう。そこで今回は、「前駆陣痛」の気になる症状や本陣痛との違いを解説します。 【特集】陣痛はどんな痛み?帝王切開はどうだった? みんなの出産特集 監修:丸山レディースクリニック 院長丸山 正次(まるやま しょうじ)産婦人科の家で生まれ、東京の下町で育った。東京医科大学卒業。昭和大学産婦人科学講座入局。その後、同医局の関連病院であり地域の高次医療施設である佐野厚生総合病院(栃木県佐野市)に産婦人科医長として就任。そのまま27年間医長職を継続し定年時に丸山レディースクリニックを開院。前駆陣痛とは?前駆陣痛は本陣痛と同じく子宮収縮によって起こる痛みで、陣痛の前段階にくる子宮収縮です。持続時間が不規則で、痛みの程度がそれほど強くなかったり、痛みがおさまったりする場合があります。本陣痛との違いは?少し様子を見て、30分程度で痛みが治まるようなら前駆陣痛と判断してOK。安静にするなど、特別なことをする必要はなく、いつも通り過ごしていればいいそうです。一方、間隔が一定になると同時に痛みが強くなる場合は、陣痛の可能性が高いです。痛みが来る間隔をはかっておき、10分間隔で来るようになったら分娩施設へ連絡します。陣痛の間隔をボタンひとつで計測できるアプリもあるため、腹痛を感じたら時間をはかるようにすると、不安も和らぐかもしれません。前駆陣痛を感じるのはいつから?妊娠30週を過ぎたあたりから、頻繁にお腹が張るようになります。同時に、前駆陣痛を感じる機会も増えてくるそうです。お産にいたるまでの自然な流れのため、不安に思う必要はありません。しかし、おしるしがあった場合は分娩施設を受診した方がいいでしょう。子宮口が開く、赤ちゃんを包む卵膜が少しずれることなどが原因と言われています。おりものに混ざる程度の量で色もピンクや薄い赤など個人差があるそうです。同様に、破水した場合もすぐに受診が必要です。破水したまま放置していると赤ちゃんが細菌に感染するリスクが高まります。破水は少量の場合もあり、尿漏れとまちがえるケースもあるようです。産婦人科に行けばリトマス紙や診察などでチェックできるので、恥ずかしがらずに医師に診てもらいましょう。お腹の中の赤ちゃんも眠っている時間があるので胎動に関しては気にしすぎる必要はありませんが、24時間以上感じられない場合は医師に相談するといいでしょう。前駆陣痛から出産、本陣痛へどのくらいの期間でつながる?一般的には、前駆陣痛から長くても2、3日くらいで陣痛が来ると言われています。しかし、前駆陣痛と陣痛の明確な違いが「規則的な間隔で痛くなるか」である以上、一概には言えないようです。子宮口の開き具合によっても変わるため、前駆陣痛から出産につながる期間は、人によってさまざまです。なかには、前駆陣痛と診断されて一度帰宅したものの、3時間後に陣痛が来て再び入院するケースもあるそうです。前駆陣痛の痛みはどんな痛み?前駆陣痛の痛みは、人によって感じ方はさまざま。具体的にどんな痛みを感じることがあるのでしょうか?▼生理痛のような痛み生理痛は鈍痛であることに対して、前駆陣痛は子宮がギューっとなる感じだそうです。痛みはそれほど強くありません。▼腰痛前駆陣痛を感じる頃には赤ちゃんの頭が骨盤の方まで下がることで、骨盤周りの筋肉に負担がかかり腰痛となって表れます。▼下痢のような痛み下痢のような腹痛や便意を感じることがあります。実際にお腹を下すこともあれば、トイレに行っても解決しないケースもあるようです。▼注意が必要な痛みとは?しかし、一向に痛みが治まらない時や出血を伴う時には、注意が必要です。本来は出産後にはがれる胎盤が、赤ちゃんの誕生前にはがれてしまう「常位胎盤早期剥離」の疑いもあります。早期発見が肝心のようなので、異常を感じたらまず妊婦健診をしている施設に連絡をしましょう。微弱陣痛と前駆陣痛の違いは?痛みは弱くても持続する場合や徐々に痛みが強くなる時には、微弱陣痛の可能性があります。微弱陣痛は痛みの弱い陣痛のため、前駆陣痛とは異なります。微弱陣痛には、最初から痛みが弱い「原発性微弱陣痛」と一度は痛みが強まったものの、途中から弱くなる「続発性微弱陣痛」があります。お産が進むにつれて体力が消耗されるなど、さまざまな原因が考えられます。陣痛が弱いとお産がなかなか進まずに、長期化する可能性もあるのです。この場合は、陣痛促進剤を使ってお産を進める方法がとられます。破水をしていない場合は、人為的に破膜させて、お産を促すケースもあるそうです。■陣痛かな?と痛みを感じたら連絡をためらわないで! お腹が痛いけど、前駆陣痛だったら恥ずかしいと受診をためらう人もいるでしょう。しかし、「前駆陣痛は、しばらく経つと痛みが治るなど、結果としてわかるもの。判断に迷ったら、分娩施設に連絡をしてほしい」というのが医師の考えのようです。体調面の不安を感じたら医師や助産師に相談をして、早めに解消するのがよさそうです。【参考資料】 ・『よくわかる妊娠・出産』(主婦の友社) ・『ママとパパ二人ではじめての妊娠&出産』(新星出版社)・『たまごクラブ特別編集 最新 安産大百科』(ベネッセコーポレーション)
2017年02月06日我が家の三兄弟……妊娠&出産は、三者三様!ここ数年、分娩を行う病院やクリニックが少なくなってきています。その一方、設備やアメニティが充実しているリッチな産院や、リスクに強い周産期センター等にお産が集中し、「分娩予約が満員!」なんて声も聞かれるようになりました。無痛分娩ができるか、LDRか分娩室か、費用はどのくらいか……などは施設によってさまざま。ましてや初めての妊娠時なんて、何を基準に産院を選べば良いかも分からず、困ってしまいますよね。現在わたしは、7歳・5歳・2歳の兄弟を育てていますが、途中、引っ越ししたこともあって、計3つの産婦人科へ通い、出産しました。1つ目は、都心にある、最新機器が揃う小規模クリニックA。(健診のみ)2つ目は、地方都市にある、アットホームな中規模クリニックB。(里帰り出産)3つ目は、都心にある、産科で有名な総合病院C。(健診&出産)どこの施設も素敵でしたが、健診の方法や待ち時間、バースプランや産後の指導方法などは本当にバラバラ!これから産院を選んだり、バースプランを考えたりするママのために少しでもお役に立てたら……と思い、それぞれの様子をレポートします。1人目は、都心クリニックで妊婦健診→→地元クリニックで里帰り出産【妊婦健診】:最新機器が揃う人気の個人クリニックA<選んだ理由>家から一番近い産婦人科だったから。しかし後日、都内でも人気の高い有名クリニックだったことを知ってビックリ!無痛分娩の希望者が半数にものぼるそうです。<特徴・通ってみた感想>◎3D/4Dエコー(超音波診断)がすごいお腹の中で動いている赤ちゃんの様子がリアルタイムで見られます。3Dとは立体画像、4Dとは動画です。現在はCDやUSBメモリに保存してくれるようですが、当時はVHS!でっかいカセットを毎回持って受診していました(笑)◎待合室がホテルみたい♪待ち時間はと~っても長かったのですが、かわいい内装+アロマの香り+豊富な雑誌類のおかげで、そこまで苦になりませんでした。◎体重管理が厳しい!熱心な先生だからか「体重増加」にとても厳しい!増えすぎた週は、母子手帳に赤丸をつけられ、指導を受けました…。【出産】:地方のアットホームな個人クリニックB<選んだ理由>実家から車で15分程度で、アットホームな雰囲気だったため。事前に電話で分娩予約し、34週に里帰りしました。<特徴・通ってみた感想>◎マタニティヨガができる!自然分娩を推奨するクリニックだったので、よく体を動かすことを勧められました。このヨガで分娩時の呼吸法もマスター。◎母乳育児に熱心産前は、助産師さんの入念な乳首チェック&柔らかくしておくためのマッサージを伝授。産後も、母乳育児を軌道に乗せるためか、指導は若干厳しめ。でも、おかげで完母に!◎会陰マッサージにも熱心「なるべく切らない」というのがここの方針。クリニックで生ゴマ油を購入し、もらったテキストを読みつつマッサージ。後期は週2~3日、臨月に入ったら毎日マッサージしていました。◎LDR完備でアットホームなお産に陣痛・分娩・回復を1つの部屋で全て行えるLDR。とても広く、誰でも立ち合えますよ~という雰囲気。パパ&実母がテレビを見たりしてくつろぐ中、高位破水でなかなか陣痛がつかなかった私は、足湯につかったり、アロマを焚いたり、木馬みたいのにまたがったり(笑)、いろいろやりました…。◎バースプランがかなり自由!やりたいことは何でも!という助産師さんの勧めで、「横向きで出産したい」「なるべく切開したくない」「へその緒を切ってみたい」というプランに。実際、会陰は伸びがよく切開せずに済んだけれど、産道(膣壁)が切れてしまい縫合するハメに。しかも、へその緒は私ではなく、なぜかパパに切られる始末。トホホ。。。◎家族も泊まれる「特室」がある病室は一般個室の他に、広くてバス・トイレ付きの「特室」があり、家族も宿泊OK。たまたま空いていたので、産後2日ほどパパも泊まりました。◎食事が美味しい&美容師さんのサービスも!毎日の食事が豪華で美味しく、盛りだくさん!また、退院前に美容師さんによるシャンプー&ブローのサービスがあり、赤ちゃんのお世話で疲労困憊な心と体がリフレッシュできました。2人目は、都心の総合病院で妊婦健診→→地元クリニックで里帰り出産【妊婦健診】:都心にある産科で有名な総合病院C<選んだ理由>上の子が生まれる際に引っ越し。この総合病院の小児科に通っていて、産科の評判の良さを聞いていたので。<特徴・通ってみた感想>◎待ち時間がとにかく長い!産科の待合室は、空き座席を探すのが難しいほど人がいっぱい。ましてや子連れの健診通いは辛いものがありました…。◎先生が多く、曜日によっては担当医を選べる産科の先生がたくさんいて、女医さんを希望したり、前回と同じ先生でお願いしたりできるようです。◎他科との連携がスムーズ初期検査で甲状腺の数値が悪く、そのまま内科へかかるよう指示。精密検査をしたところ「甲状腺機能低下症」と診断され、妊娠中は内科で経過を見ながら薬を飲んでいました。2つの科を一度に受診でき、里帰り先に紹介状も書いてもらえ、本当にありがたかったです。【出産】:地方のアットホームな個人クリニックB(2回目)<選んだ理由>里帰りするか悩んだけれど、やはりあのアットホームな雰囲気が忘れられず。一人目を産んでいるということで、分娩予約ギリギリのところを特別に受け入れてもらえてラッキーでした。<特徴・通ってみた感想>◎産みたい日をコントロール?予定日超過の検診時、先生は「旦那さんも来てるし、今日産みたいよね?」と内診でグリグリ。これが噂の「卵膜剥離」(陣痛を促すため、赤ちゃんを包む卵膜を子宮の壁から剥がす処置)!ゴットハンドのおかげでその日の午後から陣痛が始まり、夕方にはMAXになりました。◎今回はバースプランに忠実な上、プラスαも!産後は1人目のリベンジで“自分で”へその緒を切りました。感動~!しかも、出したばかりの胎盤を助産師さんが「見ます?」「触っても良いですよ」と。夫婦で見学&触り、良い記念になりました(パパはビビっていたかも)。3人目は、通い慣れている総合病院で妊婦健診&出産【健診&出産】:都心にある総合病院C(健診では2回目、出産は初めて)<選んだ理由>上の子が幼稚園に通っていたため、今回は里帰りはナシ。すでに2人が小児科でお世話になっていて、子どもに優しい良い病院だと知っていたので、出産もここでしてみたいなと。和痛分娩の存在も気になりました。<特徴・通ってみた感想>◎バースプランは現実的、撮影もNG希望を記入する紙には、「医療行為はできません」と但し書きがあり、できることはかぎられている印象。そして、立ち合いが認められているのは、基本的に赤ちゃんの父親だけ。しかも両親学校への参加が義務付けられています。さらに、出産時のビデオ撮影も禁止。だから三人目だけ、産前産後のビデオがありません(笑)◎陣痛室→分娩室→病室と移動パパは上の子たちを見ているため、今回は付き添いなしの出産。でも助産師の人数が多く、とても親身で心強かった!そして、3人目にして初めて分娩台での出産を経験。いきみ始めてから20分の超安産で会陰も切開せずに済んだので、移動がラクで助かりました……。◎分娩当日は主治医でないことも。でも対応は臨機応変!医師の人数も多いので、分娩時にはその時間の担当医師が来ます。主治医ではない女性の先生だったのですが、私の経過が順調で、経産婦なのを確認すると、「自分で取り上げる?」と、赤ちゃんの脇の下に手を入れ取り出させてくれました!◎大部屋か個室。状況によっては希望通りにいかないことも産後は個室を希望していましたが、空きがなく最初は4人部屋に。上の子たちが面会に来るので、別室に行くなど気をつかいました。3日目からは個室へ移動。助産師さんの産後指導もソフトな印象でした。いかがでしたか?施設によって、出産方針や可能なバースプラン、産前産後のケア等に、結構違いがあるものですね。皆さんも、希望の出産スタイルが叶う、素敵な産院との出会いがありますように!
2016年12月08日「明日からあなたはママです!」。そう言われて突然ママになれる人なんて、きっと誰一人居ないのかもしれません。これは、母業にかぎったことではありません。仕事で役職がついたり、経験したことのない業務を担当することになったり…。とにかく初めての仕事が自分に降りかかってくるのですから、不安になるのはごく自然なことです。多くの女性たちから支持を得ている妊娠・出産エッセイマンガ「れもん、うむもん!――そして、ママになる――」の作者・はるな檸檬さんも、妊娠が発覚したとき、喜びよりよりも「やばい! お金はいくら必要? ついに始まるぞ…! ってかあたし、ちゃんと母親になれるの…?」そんな不安が一気に訪れたとか。そして、何もかもが妊娠前に想像していたものとは違い「おもてたんとちがう」の連続だったのです。■おもてたんとちがう1 笑顔でお腹を撫でるはずが、常に気持ち悪いってどういうこと!?「妊婦さんって、微笑ましく大きなお腹をさすって買い物をしている幸せいっぱいのイメージを持っていたんですけど、私は何かしら食べていないと気持ち悪くなってしまう“食べづわり”がひどくって。自宅で作業している時は、しょっ中気持ち悪くなっちゃって『うおぉぉぉえっ』と大きな声を上げていましたね(笑)」。とリアルに再現してくださったはるな檸檬さん。妊婦にとって、気持ち悪くなるタイミングは予測不可能。しかし、はるなさんは周りに気を遣わせるのが申し訳なく、周囲に心配されても「まあ大丈夫です!」と答えてしまっていたと話します。「妊婦になるって、“動物にかえる”ようなことだと感じました。普段の生活だったら、ちょっと頭が痛くなったら頭痛薬を飲む、寒気がしたら風邪薬を飲む…とある程度対処方法が決まっていて、そうすればほとんどの場合問題が解決できる。だけど妊婦は、一瞬先も分からない上に、対処方法もよく分からない。自分の状態が他の誰とも違うから、世の中にあるデータが役に立たない。とにかく目の前の事態に、瞬間瞬間で対応していかなければならない。それは、人間社会の常識を飛び出して、動物として振る舞うような感じでした。感覚で生きる、みたいな」。確かに、妊婦さんの体調を定義することは難しい。安定期に入ればつわりがなくなる人は確率的には多いけれど、そうでない人も大勢いる。データはあくまでデータでしかなく、妊婦も胎児も一人ひとりが違う状況を迎えるのです。■おもてたんとちがう2 大人なのにスケジュールが立てられない朝になったら起きて、時間通りに出社して、夜は暗くなったら寝るなんて、大人には当たり前の毎日。しかし、妊娠すると状況はガラリと変わってしまう。突然訪れるつわりやだるさに、猛烈な眠気…やろうと思っていた仕事も思った通りに出来ず、あらゆることが計画通りには進みません。「寝たい時に寝て、お腹が空いたらおっぱいを飲んで…。子どもと一緒に過ごしていると、これが生き物としての本来の姿なんだなとは思いますが、私は毎日のスケジュールをしっかりと立てたい性格上、締め切りに追われながら仕事をしているのに、突然つわりが来るのはなかなか憂鬱な日々でした」。■おもてたんとちがう3 本当にお腹切るの?まだまだ「おもてたんとちがう」出来事が訪れます。それは逆子問題。これまでの人生で、ほとんど病気にかからず生きてきたからこそ「逆子もいつか治るだろう」。そう思っていたはるなさん。しかし、何度エコーを見ても逆子、逆子、逆子…。最後の検診の日、あっさりと帝王切開で出産することが決まってしまうのです。そして、ついに出産日当日。病室を出て手術台に上がるところから描かれた出産シーンは緊張感がリアルに描かれ、読んでいるこちらまでドキドキしてしまいます。手術は無事終わり、ボロボロと涙を流しながら、わが子と対面。女の子だと思っていた赤ちゃんは、まさかの男の子だったのです。おもてたんとちがう4 産後の自分はまるで別人はるなさんは手術後の自分をこう振り返っています。「体力の消耗がハンパじゃなくて放心状態でした。横にあるリップクリームを取るのも辛くて、まるで自分の体じゃないみたい。その事実にショックで『こんなに動けないんだ』と驚き、精神的に凹んでしまいました。とにかく悲しくて、手術後の体と出産後の胸の張りが痛くて、でもやらなければいけないこと、分からないことも膨大。そんな状況に恐怖を感じたんです」。母になったのだから、あれも、これも、ちゃんとやらなきゃ…。そんな思いはあるものの、産後は心も体もその思いについていけないもの。初めての出産を経験した人の誰もが直面する悩みです。「出産をした女の人が最終的に強くなる理由が良くわかりました。いちいち悲しんでいる暇がないからなんですよね。まるで修行だと思いました。しばらくすると痛みも悲しみも忘れちゃう人が多いらしいですが、私は絶対に忘れてなんかやりません…!」おもてたんとちがう5 実の母は「並走者」ではなく「応援者」だった…!そして、一番読者からの反響があったシーン、それは、娘を助けるべく宮崎から東京へ飛行機でやってきてくれた実のお母さんを、なんと3日でとんぼがえりさせてしまうというエピソード。「手伝ってくれるのにどうして?」と思ってしまうけれど、実はこのシーンに共感する人はとにかく多いのです。「例えば私がマラソン選手だとしたら、私は母に横で併走してくれることを期待していたんですね。必要となればすぐに『ハイ、水!』『ハイ、タオル!』と差し出してくれるようなイメージ。しかし、母の認識は全く違って、応援席からメガホン持って応援するつもりで来ていた、というか。もちろんご飯を作ってくれたし、助けてくれようとしていたのですが、私の期待とは違う、どこか第三者的な対応で。そこの認識のズレが喧嘩の原因だったと今は冷静に思いますが…当時は私もヒステリックになっちゃって」。助けて欲しいのに、思うように助けてくれない。産後でホルモンバランスが崩れている中、言いたいことが言えてしまう身内だからこそ、苛立ちを隠せない人は意外と多いもの。その結果、はるなさんは夫婦2人で育児をスタートすることになりました。しかし、眠れない日々は辛いものの、旦那さんと2人だけで必死に子どもに向き合っていくうちに、「模範的な母でいなければ」という気持ちは自然と消えていったのでした。おもてたんとちがう6 わが子の可愛さにエクソシスト走り!激動の妊娠・出産を経て息子さんも大きくなった今。「子育ては楽しいですか?」と伺ってみると…「もぉーーーー、かわいくてやばいんですよ。四六時中かわいくって!」とさっきまでの話とは打って変わって顔がほころんだはるなさん。そのかわいさは、ついついエクソシスト走りしてしまいそうなほどだそう(笑)「日に日にかわいくなっていって、最高の両思いだと思っています。それにしても、ボロボロ泣いていた時期を経て、こんなに幸せになっちゃうんだ、と自分でも驚きます」と話してくれました。あんなに苦しかった日々も、子どものかわいさがここまで人を変えてしまうのだから、「子育てはとっても楽しい!」そう思わずにはいられません。そして、幸せな日々がやってきたからこそ、はるなさんは辛かった時期の気持ちを忘れず、これから妊娠・出産する女性へこんな想いを届けたかったと、「まえがき」に綴っています。出産について描くのであれば、願わくば泣いているお母さんの横で、肩を抱いて一緒に泣くようなそういうものを描きたい、と思いました。出典: 「れもん、うむもん!――そして、ママになる――」まえがきより(新潮社) 母になる道のりは、消して平坦なものではありません。それもそのはず、こんなにも「おもてたんとちがう」出来事が次々と訪れるのだから。「れもん、うむもん!――そして、ママになる――」に描かれている、育児書にはないリアルな妊娠・出産記がそのことを教えてくれました。(取材/ウーマンエキサイト編集部 石上有理)「れもん、うむもん!――そして、ママになる――」著/はるな檸檬(新潮社)
2016年09月29日無痛分娩のなかでも「和痛分娩」があるのはご存じですか? 産院によって多少のちがいはあるようですが、私の出産した産院では和痛分娩を行うことができるため、無痛希望だった私は迷わず選びました。今回は、この「和痛分娩」で快適な出産と産後ライフを過ごすことができた私の実体験をもとにレポートします。■私が「和痛分娩」を選んだ理由まわりに無痛分娩をした友人が多かったせいもあり、自然と自分も無痛分娩にしようと考えていました。また、ある友人のひとことも決め手となりました。「病気を患って手術するときに麻酔をしない人なんていないでしょ? それと同じだよ」。というわけで、里帰り出産を予定していた私は、実家から近く、無痛分娩をしている産院を選びました。そこが「和痛分娩」を行っている産院だったというわけです。■陣痛から産院に行くまでの流れは普通分娩と同じ和痛分娩を希望する場合は「バースプラン」をたてる際に選択します。「バースプラン」を提出したら、医師からの説明を受けてから同意書をもらえます。入院時に同意書を提出したら、手続きは完了です。事前入院などはなく、陣痛が開始されてから一般的な普通分娩と同じように産院に連絡。その後、入院セットを持って産院に入院します。陣痛の痛みの自制が効かなくなったころに、麻酔をうちます。予定日を決めて陣痛を誘発する「計画無痛」とちがって、陣痛を感じられる自然の分娩と出産の痛みを軽減する無痛分娩のどちらも経験できました。■多少の陣痛を味わいながらも、リラックスした状態で出産へ 私の出産した産院の「和痛分娩」は自然に陣痛がきてから麻酔をうちます。赤ちゃんのタイミングに合わせての出産となるため、ある程度の陣痛の痛みを伴います。陣痛の感覚が短くなった時点(まだ子宮口は開ききっていません)で、背中に「硬膜外麻酔」を注入。麻酔後はすっかりリラックスして、家族や主人に見守られるなか、普通に会話を楽しめました。子宮口が開いたらいざ、分娩室へ。分娩中は自分でも驚くほど冷静でいられ、いきみはじめてから1時間で出産しました。出産の感覚はありますが、震えるような生みの苦しみはありませんでした。■産後の回復が早く、すぐに子育てをスタートできる麻酔のおかげで体力の消耗が抑えられたことと、体への負担が少なかったことから、出産した翌日には産院を普通に歩くことができました。先輩ママから「産後はとにかくお尻が痛い」と聞いて病院に持参したドーナツクッションも、1回も使わなかったくらいです。出産は産んだらゴールではなく、すぐに子育てがスタートします。体の回復が早いのは本当にありがたいと心から実感しました。私が感じた「和痛分娩」の一番のメリットは痛みを和らげて出産できるという点です。「いつ会えるのだろう」とドキドキしながら待っていたかわいいわが子との対面のとき。人生最大の感動をしっかり味わうことができました。
2016年09月04日料理について色々と尋ねる男性の特徴とは?気になる人とのカウンターデートは、特別なふたりだけの夜を演出してくれるはず。今宵、落としたい彼の性格やクセを見抜いて攻略しましょう。モテ度UP法を伝授してくれるのは、占い師・ぷりあでぃす玲奈さんです。男性のタイプ「このお肉の味付けは? 」など、シェフに色々尋ねる男性耳を攻めて、知的好奇心が豊富な男性を攻略攻略法ぷりあでぃす玲奈「料理についてシェフに色々と尋ねる男性は、知的好奇心が豊富で知りたがりです。実はこのタイプの人は、自分の耳を攻められるのが好き。耳元で囁かれたり、『ここぞ!』という時に声を小さくされたりするのが大好物です。彼との接近に緊張する人もいるかもしれませんが、勇気を出して試したらきっと落ちるはず。試してみてください!もうひとつのモテポイントは、髪の長さに関係なく片耳を出すこと。両耳を隠していると、ミステリアスで、不思議ちゃんという印象を相手に与えがちです。耳を出すことにより、“相手の話を聞いていますよ”という姿勢になるんですよ。カウンターデートの時は、相手側の耳を出し、逆サイドに髪を持って行くと好意的な印象を与えられます。この攻略法で、気になる彼を落としてくださいね!」店舗情報店名:Teppan Bistro EbisTEL・予約:03-6455-3312住所:〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西1-10-8 本間ビルB1Fアクセス:JR 恵比寿駅 徒歩1分地下鉄日比谷線 恵比寿駅 徒歩1分営業時間:17:00~24:00 (LO23:00)定休日:年中無休
2016年08月12日こんにちは。ママライターのamuです。喉元過ぎればなんとやらで、すっかり痛みを忘れてしまったけれど……。内臓がひっくり返る・鼻からスイカ・ハンマーで腰を殴られる・骨盤が砕ける・呼吸困難になる・生理痛の1,000倍・生きているのが不思議、 そんなふうにたとえられる陣痛!!痛みをランクで示した“マクギル疼痛質問表” のスコアによると、骨折を20とすると、初産陣痛は40で、指の切断を少し下回るくらいの痛みに位置づけられるとのこと……。そこで、気になる無痛分娩について、経験者のママ友数名に話を聞いてみることにしました。●無痛分娩のメリット4つ●(1)痛みの軽減『生理痛くらいの痛みで麻酔を入れてもらえたし、麻酔が効いてからは痛みがゼロだった』(22歳で出産したママ)『病院では、痛みは普通分娩が10だとしたら、2ぐらいの痛みになると説明された』(25歳で出産したママ)『朝イチでバルーンを入れ、痛くなったら麻酔を入れる形だった。陣痛が思ったより早くきて1時間くらいは痛い思いをしたけど、麻酔を入れてからは痛くなくなってテレビを見ながら雑談できた。1時間の陣痛もつらかったから、それ以上痛くなると思うと麻酔してよかったと思う 』(25歳で出産したママ)『1人目を出産時、長時間の陣痛で疲労困憊!2人目は絶対無痛分娩と決めていた。痛みやすいほうなのか、分娩中に徐々に痛みを感じ、最後はそれなりに痛かったのでやってよかった』(31歳で出産したママ)『硬膜外麻酔をし、陣痛促進剤を入れた。痛くなったらすぐに麻酔を追加してくれたから本当に痛まなかった』(26歳で出産したママ)『会陰切開は切られたときも産後の傷の痛みもたいしたことなかった』(29歳で出産したママ)『痛いと言われた麻酔の注射も、丸まって脊髄のすき間を開けて針を刺してもらったのであまり痛まなかった』(28歳で出産したママ)やっぱり痛みがやわらぐこと が大きなメリットですよね!痛みが出てから麻酔を開始することがほとんどなので、「この痛みが続いたり、さらに痛くなると思うとぞっとする」という声がありました。●(2)産む感覚はある『いきむときの感覚はあったから産みやすかった』(25歳で出産したママ)『陣痛の痛みはないけど、赤ちゃんが降りてきてるなとか、いきむときの感覚は残る。モニターで数値を見て陣痛の間隔もわかった」(32歳で出産したママ)『意識はある状態だから、出産直後の赤ちゃんを抱っこすることもできる のが良いと思った』(28歳で出産したママ)『足がジンジンして感覚がなくなったと思ったら、軽い生理痛ほどの痛みとお腹の張っている感覚があって陣痛がきているとわかった』(25歳で出産したママ)普通分娩のように産めるので、感動も味わえますよね。●(3)不安の軽減『パニック障害があったし、痛みに弱かったから無痛分娩にした。恐怖がなくなったから、気持ちが落ち着いていたのが一番良かったところ。心臓が悪い人、不正脈がある人、精神疾患がある人には本当におすすめ』(28歳で出産したママ)『日を決めて行う計画分娩だったから心の準備もでき、とってもリラックスした良いお産ができたと思う』(29歳で出産したママ)「いつ陣痛がくるんだろう」といつくるかわからない陣痛を待ってビクビクしていた私。予定日のころは不安で眠れなかったので、計画出産 という点も良いなと思いました。●(4)産後の回復が早い『産んだあと、スタスタ歩くことができた』(30歳で出産したママ)出産はフルマラソンと同程度の体力を要する と言いますが、これは本当です。痛みで呼吸は荒くなるし、全身が強ばり、脂汗や涙も止まらず……。痛みがないとリラックスできるので、無駄な体力を使わずにすみそう。●無痛分娩のデメリット7つ●(1)痛かった『子宮口が開くまでは陣痛を経験するので、なかなか子宮口が開かず1人目ほどではなかったけど痛かった』(29歳で出産したママ)『陣痛の痛みは取れても、腰からお尻に降りてくる痛みは取れなかった 』(26歳で出産したママ)『縫ったところが出産後痛かった』(29歳で出産したママ)子宮口がなかなか開かないと、陣痛を経験する時間も長くなり痛みを感じるとのこと。●(2)費用がかかる『通常の分娩費用に加えて5~10万円程度かかる。大学病院だと20万円くらいかかる場合もあるみたい』(26歳で出産したママ)保険適用外なので、それなりにかかります!陣痛中は「お金はいくらでも出す!だから痛みをとめて~」と思いますが、最低料金の5万円でも大金!5万円あれば、赤ちゃんグッズがいろいろ揃えられるんですよね……。●(3)硬膜外麻酔が痛かった『チクっとして薬が入り始めると、グーっと重たい感じがして、針が引かれる感覚のあと皮膚の表面に爪の先でつねられるような痛みを感じた』(27歳で出産したママ)『麻酔カテーテルは退院まで背中に入れたまま。針が神経に触れていたそうで麻酔が切れてから激痛だった』(29歳で出産したママ)『体がかたいから、お腹が出ている状態で丸まる体勢が痛かった』(32歳で出産したママ)注射って怖い!それが背中だなんて……。「怖い!」というストレスで余計痛く感じた というママが多かったです。●(4)お産の進みが遅くなる『フラフラしていきめず、助産師さんに馬乗りになられたけど出てこず、鉗子分娩になった。無痛分娩では吸引、鉗子分娩の確率が高くなる らしい』(29歳で出産したママ)『陣痛が弱くなり、促進剤を入れた』(31歳で出産したママ)鉗子で赤ちゃんの頭を傷つけてしまった例もあるそうです。●(5)水分、食事がとれない『ただでさえ暑い分娩室でつらかった。氷を舐めて頑張った 』(26歳で出産したママ)吐き気が出ることがあるためだそうで、点滴で水分補給するから大丈夫だそうですが、水を飲めないのはつらいですね。●(6)計画分娩になる『希望者は36週までに申し込みをしなければいけなかった』(31歳で出産したママ)『バルーンを入れるために、前日入院しなければいけなかった』(29歳で出産したママ)自然の摂理に反している気がして、気がとがめるママも多かったようです。●(7)麻酔が合わないことも『歯医者の麻酔があまり効かないほうだったからか、麻酔が効かなかった……』(25歳で出産したママ)『頭痛と立ちくらみでそのあと寝たきりになってしまった』(25歳で出産したママ)『分娩直後ぐっと血圧が下がり、気を失いそうになった。寝たらいけないと言われて、しばらく経過観察された』(29歳で出産したママ)これは、お産が軽い重いもそうですが、そのときになってみないとわからない ものですよね。でも、計画的なぶん、先生がすぐ対応してくれるから安心との声もありました。----------以上、経験者の声でした。やっぱり、出産といえば陣痛なので、痛みが軽減されることがどれだけ重大なことかよくわかります。「無痛分娩も多少痛かった」というママによると、「それでも普通分娩に比べたら全然痛くない」とのこと。産んでしまえば、嘘のように引いていく痛みですが、陣痛は一瞬ではなく長く続く痛み。出産を考えている人は、無痛分娩貯金をしてみるのも良いかもしれません。●ライター/amu(ママライター)
2016年06月12日<おもてたんとちがう>それが、初めてマタニティライフを経験したはるな檸檬さんの本音だ。子どもを持つ喜びが、決して幸せだけで構成されてはいないことを、痛いほど味わった。そんな思いを抱きながら描いたのが、妊娠出産のキラキラした虚飾を剥いだリアルマタニティマンガ『れもん、うむもん!-そして、ママになる-』。「『子どもって可愛い~!』という声が大きすぎて、同時並行で押し寄せてきたマタニティの不安や孤独感は、どんな育児マンガにも育児雑誌にも載っていませんでした」とりわけ、分娩時から最初の1週間くらいの情報はまったくと言っていいほど見つけられなかった。「私にとってはまるで未知の領域で、つらい、しんどいが、こんなにずっしりとのしかかってくるものなんだと驚いたんです。たとえば、母乳だってすんなり最初から出るママばかりではないし、赤ちゃんもうまく吸えなかったりする。みんなが普通だと思い込んでいることが意外と違う。だからこそ、いまつらさの渦中にいたり、これから産みたいと思っているママのために、お母さんたちの肩を抱いて一緒に泣くような気持ちで描きたいと思いました」夫は協力的なのに八つ当たりしたことや、お手伝いに上京してくれた母親と大ゲンカしてしまった様子も、ユーモアを交え率直に描かれる。「ホルモンの激変と、何もかもが思い通りにならないふがいなさで、私自身すごく追い詰められました。というのも、妊娠出産育児というのは、“命”を意識する瞬間の連続だからなんですね。出産時は母子ともに絶対の安全の保証はないし、生まれた後はちょっとした失敗も腕の中にいる小さな命に関わってしまうんだと考えて怖い。でも逆に自分の限界を知るから、本当に大事なものを守ればあとはいいと諦めることも覚えます。それですごくラクになったし、『母は強し』って結局それなのかも」はるなさんが包み隠さず吐き出した思いは、見ようによっては愚痴なのかもしれない。だがママになった人たちはずっとずっとそれが言いたかったのだ。甘えていると言われるのが怖くて、自分さえ我慢すればとがんばってきたその気持ちに寄り添ってくれる本書。それは、多くの女性の慰めになるはずだ。◇はるな檸檬『れもん、うむもん!-そして、ママになる-』脳裏にちらつく「こんな自分は母親失格かも」という強迫観念。疲労困憊の妊婦たちが集まる授乳室での孤独感。知らなかったマタニティブルーの真実を赤裸々に描く。新潮社800円。(C)はるな檸檬/新潮社◇はるな・れもんマンガ家。1983 年、宮崎県生まれ。2010 年、宝塚ヲタクを題材にしたウェブ連載「ZUCCA×ZUCA」でデビュー。他の著書に『れもん、よむもん!』などが。※『anan』2016年6月1日号より。写真・森山祐子インタビュー、文・三浦天紗子
2016年05月28日高齢出産で仕事をしながらの妊娠生活、里帰りもできない。できることなら出産も産後もラクに乗り切りたい。そのためなら多少費用が掛かっても、やっぱり無痛分娩でしょ! そんなわたしの経験談をお話します。■無痛分娩を選んだ理由わたしが妊娠したのは36歳、出産時は37歳でした。勤務地は東京で、実家は関西です。フルタイムで働き、ウェブ制作のディレクターとして深夜におよぶ撮影や編集作業に追われる日々。零細企業の役員だったため、産前産後の休みはなるべく短く…という状況でした。高齢出産でハードな仕事をこなしながら、実家も遠い…そんな悪条件がそろったなかでの妊娠出産。「里帰りはどうしよう? 仕事はいつから休もう?」「痛いのイヤだー(超こわがり)」「産前産後の仕事に一番影響しない産み方は!?」そんなことをあれこれ考えた結果、里帰りはせずに無痛分娩で出産することを選択しました。決め手は以下のふたつ。・仕事からなるべく離れたくない里帰りのためには、余裕を見て予定日の1ヶ月半に産休に入らざるを得ない。産後も1ヶ月は自宅に戻れないので、合計2ヶ月半も戦列を離れてしまう…。そこで、産前ギリギリまで仕事をし、産後すぐ復帰するには自宅のある東京で産む方がいいと判断。・とにかく痛みに恐怖心があった子どものころから陣痛の痛みが恐怖で、妊娠中ずっとおびえてしまいそう。多少コスト高でも、快適なマタニティライフと出産時の体力消耗を少しでも軽く…(高齢出産なので必死!)と期待して無痛分娩に決定。■無痛分娩をする病院選び無痛分娩ができる病院は都内にいくつかあり、どこを選ぶかとても迷いました。当時は周りに無痛分娩経験者が少なく、「麻酔医が居ない時に陣痛が来て、普通分娩になった」というネットの書き込みを見ておののいたことが決定打となり、24時間365日無痛分娩できる病院を選びました。■通院妊娠初期は近所のレディースクリニックで診察を受け、途中から無痛分娩で有名な病院へ転院しました。待合室はいつも大混雑! 細かい検査の日などは半日近く待たされてグッタリすることも…。検診日は会社を半休したり、午後だけ自宅勤務したりしながら通っていました。ある日主治医に「高齢出産なので、いろいろ心配です…」と白状すると、「大丈夫。当院では、あなたは若い方です(キリッ)」との心強いお返事。たしかに待合室には同年代の女性が多く、年齢のことはほとんど気にならなくなりました。ちなみに診察自体は、無痛分娩でも通常分娩と大きく変わらないようでした。エコーや心音で元気な赤ちゃんの様子を確認し、検診のたびに大きくなっていく姿を見るのが楽しかったのを、いまでも覚えています。■予定日よりも2週間前倒しで出産することに予定日まで約1ヶ月…という時に、「赤ちゃんがすでに大きくなっていますね。このまま予定日まで待つと大きくなりすぎて、分娩自体が大変になります。計画分娩にして、早めに産んじゃいましょう。再来週なら空いてますが、どうですか?」と主治医から言われました。仕事はどうにか調整がつき、そろそろ産休に入れる状況ではありましたが、正直「早すぎる…」と思いました。出産前にベビーグッズをゆっくり準備したり、映画を見たり、レストランでおいしいものを食べたりしたかったのに…!後ろ髪を引かれる思いでしたが、実家の母にも上京準備を整えてもらい、2週間後に計画無痛分娩をすることが決定。ここでふと、「結局計画分娩にするなら、無痛分娩さえできれば24時間365日OKの病院じゃなくてもよかったんじゃ…」と気づいてしまったのですが、時すでに遅し。言われるがままに入院手続きへと進むのでした。
2016年05月05日高齢出産で仕事をしながらの妊娠生活、里帰りもできない。できることなら出産も産後もラクに乗り切りたい。そのためなら多少費用が掛かっても、やっぱり無痛分娩でしょ! そんなわたしの経験談をお話します。■いざ出産! 想像以上に壮絶だった無痛分娩言われるがままに計画分娩となったわたし。午後に入院、夕方にはウワサの痛くて太い注射を打たれ、子宮口を広げるラミナリアという処置をしてもらいました。これがすでにとっても痛い…。この時点でギブアップしそうになるなんて、やっぱり無痛分娩にしてよかった…と心から思いました。その後、陣痛促進剤を入れて「子宮口が5センチになったら、麻酔を入れますよ~」と言われ、しばらくベッドで安静にしていました。当初は余裕で、スマホで実況中継動画を撮ったり、家族と冗談を言いあうぐらいだったのですが、徐々に子宮口が開いてくると、鈍い痛みが襲ってくるように…。そして、ついに生理痛の比ではないほどの痛みが、数分おきにやって来るようになったのです!■子宮口が4センチから開かない!!その病院では、子宮口が5センチになると麻酔を入れることになっていました。しかしなぜか私は4センチから開いてくれず、そこから数時間信じられない痛みを耐えることに…。その間、何度も「ま、麻酔を入れてくれ~!」と叫ぶほどの状態でした。何のために無痛分娩を選んだのかわからないぐらいの痛みだったので、もう耐えられない! と鬼の形相で直訴、ちょっぴりフライング気味に麻酔を入れてもらいました。するとウソのように痛みがすぅっと消えて、無痛状態になりました。■いよいよ分娩台へ!その後もなかなか赤ちゃんは降りてこず、14時間後ついにその状態のまま分娩台へ移動することに。人生初のストレッチャーに乗せられても「痛くない」という安心感のおかげで冷静でいられました。初めての分娩台はドラマで見るような空間。助産師さんから呼吸のリズムやタイミングを教わりながら、あとはひたすら指示通り「エアいきみ」!さすが無痛なだけあって痛みはまったく感じないものの、この「一応いきむ」というのが不思議な感覚でした。おなかに力を入れて、女優気分で何度もいきむ。頭が出てきていることは教えてもらったものの、どこかが引っかかっていたらしく、最終的には吸引分娩になりました。力士級の巨体先生が応援に駆けつけ、わたしのおなかをぎゅうぎゅう押す。同時に主治医が吸引。わたしはひたすら「エアいきみ」。そんな壮絶な状況なのに、全然痛くないという不思議…。間もなく出てきたわが子は、明らかにむすっとした顔をしていました。もっとおなかにいたかったとでも言いたげに…。すべての光景が本当にシュールでしたが、無事に産まれたわが子を見て、安心した気持ちで満たされました。■ナメていた…大変だった産後ヘビーな分娩を終えた夜9時。個室にもどり、ベッドで大仕事を終えた余韻にひたっていました。ところが家族を見送った直後から麻酔が切れはじめ、股に激痛が…。吸引分娩で縫合した痛みか、子宮が収縮してもどっていく痛みか、とにかく信じられない痛みが襲来!あまりに痛みが激しすぎて眠ることもできず、個室でひとり「おかあさ~ん…」と子どものように泣きながら朝を迎えたのでした。■同じ無痛分娩でもこんなにも差が!個人的には「意外と痛い思いをした無痛分娩」でしたが、友人は無痛分娩で産んだ直後に笑顔でエアロバイクをし、お祝い膳をたらふく食べていたので、こればかりは個人差があるようです。また別の友人は、ラミナリアの処置をしても子宮口が開かず、一度ラミナリアを抜いて翌日に再処置をしたにもかかわらず、結局帝王切開となりました。無痛の予定がカイザー…そんな展開もあるようです。お産って本当にわからないものですね。■まとめると…わたしの結論では、高齢出産×ハードワーク×里帰りナシでも、なんとかなりました!里帰りナシについては、産前産後の仕事がスムーズだったこと以上に、パパのスタートダッシュ効果が大きかったです。最初から育児に対して積極的に、主体的に動いてくれると後々とても助かります。無痛分娩でも、確実に計画分娩をするならば、24時間365日OKの病院にこだわる必要はないかもしれません。(もちろん想定外の早産など、いろんなケースを考える必要はありますが)むしろ“どんな状態になったら、麻酔を入れてくれるのか”を確認すべきかも…。無痛分娩だからといって、必ずしもまったく痛みがないとは言えません。正直私はナメていました。友人のように痛みなく余裕だった人もいれば、わたしのように産む前後で想定外の痛みを感じることも。これから検討される方は、いろんな人の体験談を聞いてじっくりリサーチされることをおすすめします!
2016年05月05日35歳を超えてからの初産を高齢出産と言いますが、日本では晩婚化の影響により高齢出産をする人が増えてきています。そんなママたちを不安にさせるのが、高齢出産による胎児や母体へのリスク。ママであれば、妊娠高血圧症候群や糖尿病にかかる確率が上がり、胎児であれば、流産やダウン症の確率が上がってしまいます。それでも過酷な条件を乗り越えて高齢出産をしたママには、思わず敬意を感じずにはいられません。そんな高齢出産ママは芸能界にも数多く存在し、中には50代で出産して世の女性に希望を与えた人もいます。そこで今回は、パピマミ読者のママに「高齢出産を頑張った」と思う女性芸能人について聞いてみました!●「高齢出産を頑張った」と思う女性芸能人は誰ですか?※名前横の()内は第1子出産時の年齢・1位:ジャガー横田(45歳)……39%(131人)・2位:坂上みき(53歳)……37%(126人)・3位:兵藤ゆき(46歳)……8%(27人)・4位:田中美佐子(43歳)……5%(18人)・5位:はしのえみ(41歳)……5%(17人)・同率6位:杉山愛(40歳)……2%(7人)・同率6位:松嶋尚美(40歳)……2%(7人)・8位:膳場貴子(40歳)……1%(3人)・9位:北陽・伊藤さおり(40歳)……1%(2人)・同率10位:落合信子(42歳)……0%(1人)・同率10位:NOKKO(42歳)……0%(1人)※11位以下は省略※有効回答者数:340人/集計期間:2016年4月14日〜2016年4月18日(パピマミ調べ)●1位:ジャガー横田(45歳)第1位はこの人!『ジャガー横田(45歳)』さんで39%(131人)となりました。『なんだろう、年齢もそうだしあのキャラもあってか、すごい感動した記憶があります』(30代ママ)『ジャガーさんはあまり美人とはいえないけど、医者の旦那を掴まえて高齢出産も乗り切った。多くの不妊女性に希望を与えた と思う』(40代ママ)女子プロレスラーとして現在でも活躍しているジャガー横田さんですが、2004年には医師である木下博勝さんと結婚して話題を呼びました。結婚当時43歳という年齢であることから、夫婦で一緒に不妊治療を行っていたと言います。しかし、不妊治療をしていく中でストレスがたまり体調を崩すように……。その後ジャガーさんは不妊治療を諦めてしまうのですが、なんとやめた途端に自然妊娠に成功。妊娠確率は3〜4%と言われていたことから、ほとんど奇跡的な確率 です。妊娠してからも子どもへのリスクが心配だったそうですが、45歳のときに無事子どもを出産。54歳となった今でも現役プロレスラーとして活躍しながら、子育てに励んでいます。見た目に違わず、タフでかっこいいママとして多くの女性に勇気を与え続けていますね。●2位:坂上みき(53歳)第2位は驚異の超高齢出産を成功させたこの人!『坂上みき(53歳)』さんで37%(126人)となりました。『私自身、不妊治療をしている者ですが、坂上さんの50代での妊娠にはとても勇気をもらいました 』(40代ママ)『本当に、純粋に「よく頑張った!」という言葉しか出てこない』(30代ママ)ラジオパーソナリティとして活躍している坂上みきさんですが、2006年に12歳年下のニュージーランド人男性と結婚しました。その後6年間にも及ぶ不妊治療の末、なんと53歳で妊娠に成功したことが判明しました。これには多くの人が驚きましたが、「大丈夫だろうか……」という不安の声も同様に飛び交っていました。しかし、そんな周囲の不安とは裏腹に、2012年9月10日に無事男児を出産しました。この奇跡とも言える超高齢出産に、多くの人が「日本中の高齢出産ママの希望」 と賞賛。実際に坂上さんの高齢出産に勇気をもらって不妊治療を始めたという人もいるようです。坂上さんの53歳という年齢での出産は、自分の子どもだけではなく、世の女性への希望も一緒に産み落としたのかもしれませんね。●3位:兵藤ゆき(46歳)第3位は『兵藤ゆき(46歳)』さんで、8%(27人)となりました。『芸能人の高齢出産といったら、この人ってくらい昔は有名だった。今と比べて医療も発達していない中、よく出産できたと思う』(50代ママ)兵藤ゆきさんといえば、1980年代にバラエティ番組などを中心に活躍し、現在でもラジオパーソナリティとして知られるパワフルな女性というイメージがありますね。そんな兵藤さんは1996年にミュージシャンの文田博資さんと結婚、その2年後の1998年に46歳という高齢で長男を出産しました。今でこそ芸能人の高齢出産は当たり前のようになっていますが、当時はとても珍しかったようです 。64歳になった今でも元気に活躍している姿を見ると、このパワフルさが高齢出産成功の秘訣だったのかな、と思ってしまいますね。----------いかがでしたか?高齢出産にはさまざまなリスクが伴うため、不安に思う女性も少なくないと思います。しかし、芸能界には高齢出産をした人が数多く存在し、皆さん不妊治療などの努力をしています。もしも子どもを産みたいのに、「高齢出産だからどうせムリ……」と諦めてしまっている方は、一度不妊治療を行っている病院へ相談に行くのもいいかもしれませんよ。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜12位)】「高齢出産を頑張った」と思う女性芸能人は誰ですか?()(文/パピマミ編集部・上地)
2016年04月24日初めての出産。実際に赤ちゃんを産む女性だけでなく、それを支えるパートナー、つまり男性もうろたえてしまうことが少なくないでしょう。本を読んだり、先輩パパに聞いたりしていても、いざ出産の場面になると、思っていたとおりにはいかないものです。出産自体は奥さんと赤ちゃんにまかせるしかありませんが、パパにはその「サポートをする」という重要な役割があります。そこで、出産の際、パパができるサポートについてまとめました。 何はなくとも、ママのそばにいてあげようママのそばにいてあげる。まずはこれが一番です。「そばにいても何もできないし、やることがない」と考えるかもしれませんが、初めてのことで不安なとき、「とりあえず誰かそばにいてくれ」と思った経験はないですか? 初めての出産に向かうママも、それと同じ心境です。また、「そばにいるから」と言っても、ママそっちのけでスマホや読書に夢中になるのは、その場にいないのと一緒です。「そば」というのは物理的な距離だけでなく、心の距離のことでもあります。横にいて手を握るなどして、ママに安心感を与えてあげましょう。 水分補給やマッサージ…お産の間、パパはママの専属マネージャーと思おう陣痛から出産まではフルマラソンにたとえられるほど、肉体的にもハードです。パパは、そんなマラソンランナーであるママと並走している専属マネージャーだと考えると、おのずとサポートできることが見えてくるのでは?走っていると汗をかいて、のどが渇くので、飲み物を渡してあげたり、汗をふいてあげたり。体に痛みを訴えたときは、マッサージをしてほぐしたり。疲れがたまってつらいときは励ましたり。そうしたサポートがあると、ママも無事にゴール=出産にたどり着けるはずです。 乱暴な言葉遣いも「今だけ」と思って我慢を陣痛の長さや強さには個人差があり、強い痛みが短時間にくる人もいれば、それほど強くない痛みが長時間にわたってくる人もいます。しかし、どのようなタイプの陣痛でも、産む直前はかなりの痛みが襲ってきます。そうなると、周囲に気を配る余裕などなくなってしまうもの。ママは我を忘れて、パパに向かって乱暴な言葉づかいをしてしまうことがあるかもしれません。パパはそれを聞いてびっくりしたり、イラッとしたりもするでしょうが、それは決してママの本心ではないのです。余裕のなさゆえの発言だと広い心で受け止めてあげてください。ここまで読むと、「パパは我慢してばかりだなぁ」と思うかもしれませんね。残念ながら、実際のお産自体はママと赤ちゃんに任せるしかなく、パパができることは後方支援しかありません。けれども、お産のとき、パパが支えてくれたことは、ママの心にいつまでもしっかりと残るはず。産後すぐから始まる育児を、夫婦2人で支えあっておこなっていくためにも、そのスタートとなる出産を、夫婦一緒に乗り切っていきましょう。
2016年03月29日今夜16日(水)の放送で最終回を迎える西島秀俊主演のドラマ「無痛~診える眼~」が、先週末ですべての撮影を終了。主演の為頼英介役の西島さんと、刑事・早瀬役の伊藤淳史の両名がそろってクランクアップを迎え、3か月にわたる撮影を振り返りコメントを寄せた。最終回となる第10話では、早瀬順一郎(伊藤淳史)によるイバラ(中村蒼)銃撃の後、イバラを探すも見つからず、診療所に戻った為頼英介(西島秀俊)は、早瀬がイバラに発砲したことを高島菜見子(石橋杏奈)、井上和枝(浅田美代子)に話す。イバラは川に転落したまま行方が分からない。和枝は発砲を焦った早瀬の方が危険ではないかと危惧。寝ていたはずの南サトミ(浜辺美波)が話を聞いてしまい、玄関から飛び出そうとするのを和枝が必死に抑えた。翌日も警察はイバラの捜索を続ける。一方、信用を失った「白神メディカルクリニック」は患者の転院などの整理が進められていた。秘書の横井清美(宮本真希)は今後の相談をしようと院長室へ行くが、白神陽児(伊藤英明)姿はなく、携帯電話も繋がらない。為頼の診療所には早瀬が姿を現す。イバラを撃ったことを責める為頼に、早瀬は彼を殺害するしかないと口走る。その発言を聞き、為頼は早瀬に白神から言われたのではないかと問う。為頼は、白神が早瀬にイバラを殺すようそそのかしたのでは、と思ったのだ。為頼はイバラの治験データを早瀬に見せる。そのデータは、イバラが白神に処方された薬の影響で一家殺害時の記憶の喪失していたこと、薬による強暴性の増加を物語っていた。早瀬は一家殺害に白神の関与があるのでは、と気づかされる…。最後に撮影されたのは、伊藤さん演じる早瀬が、中村蒼演じるイバラを追い詰め、橋の上で銃撃するという9話の衝撃のラストシーンに続く、10話冒頭のシーン。横浜の夜景も美しい橋の上で、遠くに船の汽笛が聞こえる中、撮影を終えた西島さんは「こんなに楽しい連ドラの撮影はいままでにもあまりなくて、毎日現場に来るのが楽しみで、3か月間やってきた中で、本当に一日もストレスがありませんでした。それは本当にすごいことで、スタッフの皆さんの実力に驚きました」とスタッフを労い、「また皆さんとご一緒できるように、今後も、もっともっと努力していきたいと思います。ありがとうございました!」と満面の笑みで撮影の終了を喜んだという。また、伊藤さんは、「早瀬という役は犯因症が出たり、怒りを抱えて、熱い正義感を持った刑事で、僕がいままで演じてきた役の中では、似た役もない、初めての役柄でした。新しいことばっかりで、監督にもたくさん演出をかけてもらって、みんなにも助けられて、僕なりにちゃんと最後まで早瀬を演じきることができたかな、と思っています。本当に感謝しています」と述べ、さらに「プライベートなことですが、(『無痛』の撮影期間中に)はじめてパパになることもできまして、犯因症なんて全く出ないような、幸せな日々を送っております。皆さん、本当に3か月ありがとうございました」と、作中の役柄とは打って変わって幸せなプライベートの一面を覗かせるコメントを寄せた。川縁での挨拶を終えた西島さんと伊藤さんは、熱い抱擁を交わしたかと思うと、西島さんが伊藤さんを川に落とそうとじゃれ合う場面も!「本当に泳げないから!」と必死の抵抗を見せる伊藤さんに、現場は終始和やかな雰囲気で3か月以上にもわたる撮影は幕を閉じた。最終回「無痛~診える眼~」は今夜16日(水)22時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月16日西島秀俊主演のドラマ「無痛~診える眼~」に、フリー・アナウンサーの宮根誠司がゲスト出演することがこのほど明らかとなった。12月9日(水)放送の第9話では、為頼英介(西島秀俊)、早瀬順一郎(伊藤淳史)、高島菜見子(石橋杏奈)、白神陽児(伊藤英明)らが院長室に会す。警察から逃走中のイバラ(中村蒼)が、一度白神を訪ね、再び姿を消していた。また、南サトミ(浜辺美波)も病室に血の付いた携帯電話を残していなくなっている。早瀬は、イバラがサトミを誘拐したものと判断し、付近の緊急封鎖を要請。為頼と菜見子は、もう一度病院を探すが、2人の姿はない。その夜、1人院長室に残った白神は、デスクに付着したイバラの血液に気づく。デスクの引き出しを開けると、保存していたUSBメモリーが消えていた。イバラは一家殺害現場で自分を見たというサトミに何を見たのか教えて欲しかった。イバラ自身に記憶がないからだ。2人はトラックの荷台に身を隠し、逃走して行く――。第9話に登場する宮根さんは、西島さん演じる為頼英介の宿命のライバル・白神陽児(伊藤英明)の研修医時代の指導教官を演じる。謎多きキャラクターである白神の過去を知る人物という、重要な役どころだ。今回の出演は、毎週楽しみに見ていたという宮根さんが、西島さんとの2度の番組共演の際に、「できたら出してほしいな~」とプッシュしたことから実現。過去に「最高の離婚」などにも出演している宮根さんだが、今回の撮影を終えて「情報番組とは違う感じで疲れちゃいました(笑)。自分で演じていて、(カットがかかって)監督さんが向こうから走ってくる時の恐怖感。“あ~俺の一言のNGのために、もう一回この人たちが動くんだ~”っていう気分は何とも言えないですね」と、撮影の苦労を語る一方で、「西島さんが撮影の合間に『いや~うまいですね。びっくりしましたよ』と、どんどん褒めて下さるので、僕も楽になりました。本当に褒め上手ですね」と西島さんへの感謝を述べていた。また、自身の演じる役のセリフから物語の展開を知ってしまったことに対して宮根さんは、「結果的に僕のセリフが白神先生の衝撃的な過去を読み解くきっかけになったわけで。そこは、僕が視聴者としてすごく楽しみにしてたとこなんです。一視聴者としては、非常に残念な結果になってしまいましたね(笑)」とユーモアを交えながら残念がっていた。宮根さん演じる役柄が今後ドラマにどのような展開を見せるのか。放送を楽しみに待ちたい。「無痛~診える眼~」は、毎週水曜22時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日エムティーアイはこのほど、「出産スタイルと産後について」の調査結果を明らかにした。同調査は3月18日~24日、女性のカラダとココロの健康情報サイト「ルナルナ」内において、同サイトユーザー913名を対象に行った。第一子の出産方法について尋ねたところ、最も多い回答は「自然分娩」(67.1%)だった。次いで「緊急帝王切開」(12.1%)、「吸引分娩」(11.0%)、「予定帝王切開」(6.2%)となっている。第二子の出産方法も「自然分娩」(73.0%)が最も多く、2位は「予定帝王切開」(17.6%)、3位は「緊急帝王切開」(3.5%)だった。帝王切開以外の方法で出産した人に、出産時に会陰(えいん)切開を行ったか聞くと、76.7%が「行った」と答えた。痛みについて尋ねると、「痛くなかった」が68.1%と最も多く、「痛かった」は22.4%だった。次いで帝王切開で出産した人に、その痛みについて聞くと、64.5%が「痛かった」、28.9%が「痛くなかった」と回答した。出産後、いつから生理が始まったか尋ねると「平均7カ月」となった。母乳を与えていない人は平均3カ月ほどで生理が始まっているのに対し、授乳期間が6カ月ほどの人は生理再開まで6カ月かかっている。授乳期間が1年程度の場合は生理が1年以内に再開する人が大半で、授乳期間中に再開することも多い。母乳を与えている期間が長いほど生理の再開が遅いことがわかった。第二子、第三子がいる人に、出産後の生理再開までの期間について聞くと、第二子出産後の生理再開は平均6カ月、第三子出産後の生理再開は平均5カ月だった。第二子、第三子と出産経験が増えるほど、生理再開までの期間が早くなる傾向があるようだ。出産前と比べて、生理の状況に変化があったか聞くと、出産前に比べ生理が「軽くなった」29.9%、「重くなった」20.1%、「変わらない」50.0%だった。
2015年11月05日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、独特の存在感と演技力を武器に活躍中の浜辺美波さん。放映中のドラマ『無痛~診える眼~』(フジテレビ)で演じるのは、全話を通しての重要人物でもある、精神障害を抱える少女。「自分とかけ離れた役だからこそ思い切り演じられ、やりがいを感じます。医療現場が舞台ですが、サスペンス要素も強い。私も展開にハラハラしています」。丁寧に話す姿は大人びているけれど、オフの話になると途端に15歳らしい顔に。「休日はひたすら漫画とアニメ。あとは寝ます。寝落ちする瞬間が、一番の幸せ!」◇はまべ・みなみ 2000年生まれ。’11年に「東宝シンデレラオーディション」でニュージェネレーション賞を受賞しデビュー。1st写真集『瞬間』、『2016年浜辺美波カレンダー』が発売中。◇役のために金髪にしました…!「ということで、カツラを作りました。これは普段用。お気に入りです」◇撮影でメガネをかけて、ハマりました♪「これは撮影の時にいただいたもの。雰囲気を変えられるのが楽しい」◇漫画は大好きな友達みたいな存在。「どこへ行くにも漫画を持ち歩いて、暇さえあれば読んでいます」※『anan』2015年10月28日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2015年10月27日西島秀俊、伊藤淳史、伊藤英明ら豪華俳優陣の共演や、清純派・浜辺美波の金髪初挑戦に、中村蒼の“てい髪”姿など話題に事欠かない注目ドラマ「無痛~診える眼~」。本作に、モデル・女優として活躍する若手注目株の飯豊まりえの出演が決定した。主人公は、一見うだつの上がらない中年の開業医・為頼英介。彼は人間を外側から見て、医学的徴候の診断だけで、その人間の健康状態や病気の進行状況を読み取ることができる能力を持つ。さらに、犯罪者に現れる「犯因症」(エネルギー過多の一種で、犯罪を起こす者に現れる徴候)までを見通し、ある事件を未然に防ぐ。その事件をきっかけに、刑事の早瀬順一郎から頼られるようになり、気乗りしないながらも、頼まれると断り切れない元来の優しさから、事件解決を手伝うことになる…。飯豊さんは、「めざましテレビ」の“イマドキガール”担当や雑誌「Seventeen」で専属モデルを務めるなどモデルとして目覚まし活躍を見せながら、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」や「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(鶴見知利子役)など話題作に次々と出演し、女優業も積極的にこなす若手女優。本作に出演している浜辺さんとは、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で共演しており、“超平和バスターズ”のうちの2人が、別の作品、別の役柄で再集結することとなった。今回、飯豊さんが演じるのは、浜辺さん演じる南サトミもカウンセリングを受けている高島菜見子(石橋杏奈)のクライアント、瀬野愛莉役。2年前、高島が臨床心理士として働き始めて最初に受け持ったクライアントで、その後の高島の臨床心理士としての転換点ともなる出来事にかかわる重要な役どころだ。飯豊さん演じる愛莉が登場する第4話では、為頼(西島秀俊)に犯因症が浮き出ていると宣告された早瀬(伊藤淳史)が、石で頭部を何度も殴られた野々村涼の殺害事件を担当するところから始まる。ニュースで事件を知った高島菜見子(石橋杏奈)は、野々村がよく行くコンビニの店員で、しかも昨夜も仕事帰りに立ち寄っていたので驚く。すると、菜見子の携帯に佐田要造からメールが。そこには、コンビニでの菜見子と野々村の写真が添付され、“天罰が下った”と文字が。佐田は、菜見子が瀬野愛莉(飯豊まりえ)という少女のカウンセリングを担当していた頃に交際していた男だった。菜見子とのカウンセリングを経て愛莉は快方に向かったが、佐田は次第に菜見子への独占欲をあらわにし始める。ついに暴力までふるわれようになった菜見子は佐田のもとを去ったのだったが…。物語の重要な鍵を握る愛莉を飯豊さんがどのように演じるのか、気になる物語の展開とともに注目したい。「無痛~診える眼~」は毎週水曜日22時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月27日フジテレビにて10月より放送開始のドラマ「無痛~診える眼~」の主題歌が、Superflyの新曲「黒い雫」にこのほど決定した。為頼英介(ためより・えいすけ)は、一見うだつの上がらない中年の開業医だが、実は医師として驚くべき能力を持っていた。人間を外側から見て、医学的徴候(ちょうこう)の診断だけで、その人間の健康状態や病気の進行状況、ひいては犯罪を犯す徴候を読み取ることができるのだ。ある事件をきっかけに警察に協力するようになった為頼は、天才的な観察眼と経験の蓄積によって事件を解決に導いていく――。久坂部羊の原作をもとに、ドラマオリジナルのストーリーを加えた1話完結で事件の解決を描く本ドラマ。主人公を西島秀俊が演じ、為頼の宿命のライバル役を伊藤英明、タッグを組んで事件解決に臨む刑事役を伊藤淳史、ヒロイン役を石橋杏奈が務める。さらに、先日放送されたスペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の「めんま」役など、清純派のイメージの強い浜辺美波が金髪姿を披露し、中村蒼がスキンヘッドで役に挑んでいる。このほど主題歌に抜擢されたSuperfly「黒い雫」は、「無痛」というタイトルから受けるインスピレーション、そして原作から受ける印象から、人間の奥深い感情や、最後に一点の光を見つけられるような、あるいは楽曲を聞くことで救われるような、希望を見いだせる楽曲にしたいというイメージから制作されたそう。サウンドは、Superflyの得意とする「渋さ」と「濃さ」を合わせ持ったロック色が強く出され、静かに始まるイントロの中に「強さ」が秘められている。歌詞については、「一滴の黒」という言葉のインスピレーションから、「一滴の黒」の存在があることで生み出されるさらに美しい「白」や、「毒」「闇」といったネガティブな言葉をそのまま受け取るのではなく、自分の中にあるネガティブな要素を肯定してからこそ美しいものが見えてくる、というッセージが込められている。レコーディングは順調に進み、制作は「シンプルな中にも力強いサウンド」作りを意識して取り組まれたようだ。ドラマはもちろん、Superflyの奏でるロックサウンドにも期待をしたい。「無痛」は10月7日(水)よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年09月25日