2022年11月、アメリカのペンシルベニア州で1匹の犬が発見されました。知らせを受けて駆け付けた動物保護団体『フィリー・レスキュー・エンジェルズ・インク』のスタッフは、その犬が見つかった状況にショックを隠せませんでした。犬は後ろ脚がマヒしていて、線路の真ん中に横たわっていたのです。この線路は毎日電車が通っていて、犬は電車が来ると轢かれないように姿勢を低くして生き延びていたようでした。『フィリー・レスキュー・エンジェルズ・インク』のSNSの投稿によると、犬は保護されるまで2日間も線路の上にいたとのこと。脊髄を損傷していた犬は、線路に置き去りにされる前にすでにケガをしていたと思われます。犬のそばで首輪とリードが見つかり、誰かが意図的に犬をこの場所に捨てたと推測されました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Philly Rescue Angels Inc.(@phillyrescueangels)がシェアした投稿 脊髄を損傷している犬をむやみに抱き上げることは危険なため、スタッフは担架をもった救急隊員の到着を待ってから、犬を保護。まだ2歳のオス犬はラッキーと名付けられ、保護された数日後に約6時間にも及ぶ脊髄の大手術を受けました。手術は成功しましたが、医師によると損傷した脊髄は治る見込みはなく、ラッキーの後ろ脚が再び動くことはないということです。しかし、ラッキーは生きる気力を失っていません。ハーネスを装着されると自分から立ち上がり、動き回ろうとする意欲を見せました!その後もラッキーは食事をもりもり食べて、おもちゃで遊び、人懐っこい性格でみんなを笑顔にしています。同年12月の半ばには、なんと車いすを使って走れるほどにまで回復しました! この投稿をInstagramで見る Philly Rescue Angels Inc.(@phillyrescueangels)がシェアした投稿 そして12月末、さらに嬉しいニュースが発表されます。退院してから仮里親の家で療養中だったラッキーが順調に回復してきたため、正式に里親を募集することになったのです! この投稿をInstagramで見る Philly Rescue Angels Inc.(@phillyrescueangels)がシェアした投稿 『フィリー・レスキュー・エンジェルズ・インク』のSNSでラッキーの悲しいストーリーがシェアされて以来、大変多くの里親希望者からの問い合わせがあったといいます。ラッキーには特別なケアが必要になるため、それらを考慮した上で最適な里親が選ばれる予定です。ラッキーが保護された時の投稿には「この犬を捨てた人は邪悪なモンスターだ」「人はどうしたらこんなに残酷になれるの?」「かわいそうに。怖かったね」など、悲しみと憤りの声が殺到しました。後ろ脚がマヒして歩けない体で、線路の上に置き去りにされたラッキーがどれほどの恐怖を味わったことか…想像するだけで胸が締め付けられます。これほどひどい目に遭いながらも、再び人間を信頼してくれたラッキーが、これからは幸せに過ごしていけることを願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2023年01月05日冬の寒さが厳しい地域では、野生動物が思わぬ危険にさらされることがあります。アメリカのミネソタ州にあるリプリー湖は、12月になると最低気温がマイナス10度を下回る日もあり、湖の水が凍ってしまうことも。そんな真冬のリプリー湖を訪れていたアンドリューさんと友人たちは、湖面に座っている1羽の白鳥を見つけました。白鳥は彼らが近付いても、その場から逃げようとしません。なぜなら…足が凍り付いて動けなくなっていたのです。かわいそうな白鳥を見て、男性たちはあるアイディアを思い付きます。アンドリューさんは白鳥に近付くと…どうなったのかはこちらをご覧ください。彼は持っていた温かい飲み物を白鳥の足元をめがけて振りまきます。すると、氷が解けて白鳥の足が動きました!大成功です。やっと自由になれた白鳥がその場を去って行く姿を、アンドリューさんたちは笑顔で見送りました。この動画には、彼らの行動を称賛する声が上がっています。・よくやった!きみたちのような親切な人が通りかかってよかったよ。・美しい白鳥の命を救ってくれてありがとう。・心が温かくなった。動画を見ると、夕日が沈もうとしているのが分かります。日が暮れたら気温はさらに下がり、白鳥が自力で氷を溶かして抜け出すのは不可能だったかもしれません。一般的に白鳥は寒さに強いといわれますが、足が凍り付いて動けなくなってしまうと、エサを食べることができなくなるといいます。アンドリューさんがとった行動は一見するとシンプルなものですが、まぎれもなく白鳥の命を救ったといえるでしょう。心優しい男性たちのおかげで、白鳥が自由になれてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月04日2022年11月、アメリカのルイジアナ州で、4歳と7歳の姉妹が森の中に迷い込んで行方不明になりました。娘のアビゲイルちゃんとセシリアちゃんがいないことに気付いた両親は、すぐに警察に通報。真冬の森の中で大がかりな捜索が始まります。地域の人たちによるボランティアの捜索隊も協力し、ドローンやヘリコプター、警察犬や騎馬隊も出動。多くの人たちが幼い姉妹の無事を祈っていました。幼い姉妹の発見の手がかりになったのは捜索が続けられるうちに、日が暮れて辺りが暗くなってきます。するとその時、ヘリコプターが森の中で何かの動きを感知。捜索隊がその近辺へ向かうと、近くで犬の鳴き声が聞こえたのです。吠えていたのは…姉妹と一緒にいた、愛犬のゴールデンレトリバーのアルテミス!人の気配に気付いたアルテミスが吠え始めたおかげで、捜索隊は姉妹の居場所を簡単に見つけることができました。姉妹に寄り添っていたアルテミスは、助けに来た警察官を見て「この子たちに近付くな!」というように唸り声をあげたとのこと。アルテミスは、見知らぬ人たちから2人を守ろうとしたのでしょう。とても勇敢な犬ですね!こうして捜索開始から4時間後、姉妹は森の奥で無事に発見されました。海外メディア『People』によると、見つかった時、2人はアルテミスの体にぴったりとくっついて横たわっていたそうです。幸い姉妹にも、アルテミスにもケガなどはありませんでした。母親のメアリーさんはFacebookで娘たちが見つかったことを報告し、捜索に協力してくれた人たちと、無事を祈ってくれた人たちへ感謝の言葉をつづりました。ずっと姉妹のそばにいただけでなく、警察官から2人を守ろうとしたアルテミス。偶然とはいえ、居場所を見つけることにも一役買った、一家の愛犬には「この犬は守護天使だ」「ご褒美にステーキをあげて」など称賛の声が上がっています。アビゲイルちゃんとセシリアちゃんの不安は、アルテミスがいたことで和らいだはずです。優しくて勇敢な犬のおかげで、姉妹が無事に見つかってよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2022年12月12日アメリカのニューヨーク州に住む女性が、庭の屋根の辺りから何かの音がするのを聞きました。見に行ってみると、電線に鳥がひっかかっていて、必死にもがいていたのです。もがけばもがくほど、鳥の脚はどんどんきつく電線に絡まっていくように見えます。かわいそうな鳥を放っておくことができなかった女性は、あらゆるところに電話をして「鳥を助けてほしい」と頼みました。しかし、鳥がひっかかっているのが電線という理由から「危険なことはしたくない」と誰ひとり協力してくれる人が見つかりません。困った女性は、地元の動物保護団体『ストロング・アイランド・アニマルレスキューリーグ』に連絡。すると、代表者のフランキーさんが駆けつけてくれたのです。危険を承知で鳥を助けたい!フランキーさんは感電を防止する道具などは身につけていませんでした。しかし、「一刻も早く助けなければ」と思った彼は躊躇なく、はしごを使って鳥がいる場所まで近付いて行きます。電線に触ったら感電してしまう恐れがあり、非常に危険です。暴れる鳥のほうに慎重に手を伸ばすフランキーさん。緊張感が伝わる救助の瞬間がこちらです。フランキーさんは電線に触れないように、素手で鳥をつかんで助け出しますが、その鳥をすぐには逃がしませんでした。なぜなら…鳥が脚にひどいケガをしていたからです。それでも幸い、鳥はしっかりと生きていました!この動画には「危険な状況で、よくやった」「小さな命を救ってくれてありがとう」「かわいそうに。早く快復するといいね」などの声が上がっています。フランキーさんはこの後、鳥を動物病院に連れて行きました。鳥を助けた直後、彼は「ケガはしているけれど、少なくとも、この鳥はもう苦しまなくていいからね」と安心した様子で話しています。自らの命の危険を承知の上で、鳥を助けてあげようとしたフランキーさん。言葉を話せなくても、鳥はきっと彼に感謝していることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年11月13日人間の子供と同じように、子猫や子犬も好奇心から危険な場所に近付いてしまうことがあります。アメリカのミズーリ州にある動物保護団体『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』で保護された子猫も、大変な状況の中で見つかりました。ある日『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』に「下水管の中から子猫が出られなくなっている」という電話がかかってきたとのこと。スタッフのドンナさんが現場に急行すると、大きくて深い下水管の中に1匹の子猫がいたのです。その日は悪天候で、下水管にはすぐに水が溜まってしまうため、一刻も早く子猫を助け出さなくてはならない状況。「救助するための道具を取りに戻っている時間はない」と判断したドンナさんは、ある方法を思い付きます。彼女は車に積んであった大きなドッグフードの袋の中身を空にして、長いリードを装着。「子猫が空腹と好奇心から、袋の中に入ってくれますように!」と期待しながら、その袋を下水管の中に下ろしました。すると、作戦は大成功。子猫はすんなりと袋の中に入ってくれたのです!ドンナさんは袋を引っ張り上げて、子猫は無事に救助されました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Stray Rescue of St. Louis(@strayrescuestl)がシェアした投稿 「救助の神様はそこにいました!」と『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』はInstagramでこの出来事を紹介。多くの称賛と喜びの声が上がっています。・ドンナさんは天才だ!この子猫はラッキーだね。・柔軟な思考と行動力が問題を解決してくれた。・とってもかわいい子猫。助けてもらえてよかった。救助されたメスの子猫はターディと名付けられ、幸いケガはなかったそうです。2022年10月16日時点で、仮里親の家で過ごし、正式な里親を募集しているとのこと。親切な人がターディに気付き、ドンナさんが救助しなかったら、自力で脱出することはおそらく無理だったでしょう。『袋に入るのが好き』という猫の本能を利用した、ドンナさんの作戦は大正解でしたね![文・構成/grape編集部]
2022年11月05日アメリカのフロリダ州にある『ライトハウス・ポイント警察署』に、「運河で犬が溺れている」という通報がありました。通報を受けたサラ・ジアニーノ巡査は、仲間の警察官と現場へ急行。水路をしばらく捜索すると、水面で沈まないように必死にもがいている1匹の犬を見つけました。2人は近くに壊れた桟橋があるのを発見し、そこから犬を引き上げる作戦を考えます。サラさんは自ら水に飛び込み、犬を抱えるようにして桟橋まで泳がせました。しかしその後、ある問題に気付きます。その大型犬が重すぎて、サラさん1人の力では桟橋に押し上げることができなかったのです。しかし、そこで救世主が現れます。たまたま近くをボートで通りかかった家族がサラさんたちに気付き、チャールズさんという男性がためらうことなく水にダイブ!彼はサラさんに加勢して、2人がかりで犬を桟橋へ押し上げることができました。溺れそうになっていたサージというメス犬は、体重が約36㎏もあるのだそうです!ウェブメディア『The Dodo』によると、サージは冒険好きでたまにトラブルを起こすことがあるのだとか。この日は運河で泳いでいたら、岸に上がれる場所が見つからなくなったようです。飼い主のアレックスさんはそんなサージを常に監視していますが、ふとした隙を見て冒険に行ってしまうといいます。サラさんたちに救助された日、サージは泳ぎ疲れていましたが、ケガなどはなく元気でした。アレックスさんはFacebookで、サラさんと仲間の警察官、そしてチャールズさんに感謝の言葉をつづっています。『ライトハウス・ポイント警察署』の投稿には「素晴らしいチームワーク!」「あなたたちはヒーローだ」などの声が上がっています。サージは泳げますが、もしサラさんたちが救助しなかったら、疲れて力尽きていた可能性もあるでしょう。犬を助けるために、ためらうことなく水に飛び込んだサラさんとチャールズさんに大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月29日ブラジルで勇敢なメス犬が、溺れそうになった子犬を助けるという出来事がありました。ジャナイナ・レイテさんの家では、小型犬から大型犬まで複数の犬を飼っています。ある朝、生後3か月のチワワのプルマが、プールサイドで足を滑らせてプールに落ちてしまいました。パニックになるプルマを見て、そばにいた小型犬たちはその場から離れてしまいます。まもなく中型犬がやってきますが、どうしたらいいのか分からずプールサイドで戸惑っている様子。するとその時、ものすごい勢いで駆けつけたのは…!こちらをご覧ください。犬たちの鳴き声を聞いて猛ダッシュでやってきたのは、ピットブルのアシーナ!アシーナはプルマを助けようとして自分もプールに落ちてしまいますが、幸いにも浅い場所だったため、足が底についています。そのままアシーナは必死にもがくプルマをくわえて救助!その直後、物音を聞いたジャナイナさんが駆けつけました。ウェブメディア『The Dodo』によると、ジャナイナさんはアシーナがプルマを助ける時に強く噛み過ぎてしまったのではないかと心配しましたが、プルマは無傷だったそうです。この動画には「アシーナは天使だ」「この犬の英雄的な行動に脱帽したわ」などのコメントが寄せられています。ジャナイナさんいわく、5歳のアシーナはとても愛情深く、一緒に暮らす犬たちをいつも守っているのだとか。だから溺れそうになったプルマをためらうことなく、助けようとしたのですね。ジャナイナさんの家で愛犬がプールに落ちたのは今回が初めてですが、二度と事故が起こらないようにプールの周りに保護柵を設置するつもりだそうです。泳げる犬であっても、プールに転落するとパニックになり、溺れそうになることがあります。子犬のプルマにとっては、突然プールに落ちたことは恐怖でしかなかったはず。心優しいヒーロー犬のアシーナのおかげで、プルマが無事でよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月29日主に、街中で生息している野良猫たち。雨風をしのげて、暗くて狭い場所を好み、寝床にして暮らしているといわれています。そのため、ふとした出来事がきっかけで、危険な目に遭うことは少なくありません。排水溝のパイプの中に子猫が挟まっていて?TOMOYA(@tomoya209142531)さんは以前、会社の付近で野良猫の子猫を助けました。同僚から、「壁と壁の間の排水溝パイプに挟まってる」と教えてもらったTOMOYAさん。見に行くと、確かに1匹の子猫の鳴き声がするのです。今いる場所からでは、壁と壁の隙間に身体が入らず、排水溝パイプまでたどり着けないと判断したTOMOYAさん。別の場所から入ろうと移動し、壁と壁の間に出られる扉を抜けると、草木が生い茂った中を掻き分けて進んでようやく、排水溝パイプにたどり着きました。排水溝パイプの中には、前脚でカリカリと掻いて必死に出ようとしている、子猫の姿が。パイプの中にそっと手を伸ばしたTOMOYAさんは、子猫の頭を優しくつかむと、引っ張り上げることができたのです。子猫は救出されるやいなや、真っ先に母猫に会うためかダッシュし、TOMOYAさんを残して立ち去りました。写真はイメージTOMOYAさんは猫アレルギーを持っていますが、子猫を救出しようとしていた時は「完全に我が子と姿を重ね、とにかくこの子を助けなければと必死だった」と振り返っています。→あの猫家族が無事に生きていてくれたらいいなとは思うけれども、そんな単純な話でもないんだよなとも改めて思った。あの仔猫が無事に生きていてくれって、無責任に祈るしかないそんな複雑な話。終— TOMOYA (@tomoya209142531) October 20, 2022 【ネットの声】・かわいくて尊い命を、救ってくれてありがとうございます!・子猫は怖かっただろうけど、きっとTOMOYAさんに「ありがとう」と思っているはずですね。・その先のことは誰にも分からないですが、「助けたい」の一心で助けたことで、救われた命があるのは事実だと思います!野良猫が今回のように、不意の事故で排水溝の中に挟まってしまうことは、珍しい出来事ではないでしょう。そんな時に、人間の助けがあれば、救われる命もあります。街中で目にする野良猫たちは、誰かの支えがあって生きているといえますね。投稿全文はこちら先日、会社近くで仔猫を助けたんですよ。事務の子が「朝からずっと仔猫の鳴き声がするので探してたら、壁と壁の間の排水溝パイプに挟まってるんです!今もです!」ってなって「早よ言えよ!」ってなって急いで壁と壁の隙間覗いたら確かにいる。ミーミー言ってる。でも体入らないし→— TOMOYA (@tomoya209142531) October 20, 2022 →手も届かないから、ぐるっと回って壁と壁の間に出られる扉から入って、狭く草木が生い茂った中を掻き分けて進んで行って、ようやく辿り着いたら排水溝パイプのその中で必死に両手を上げてカリカリ出ようとしてるその仔猫がいた。野良猫だけど驚くほど綺麗な目をしてた。お前…一日中ここで→— TOMOYA (@tomoya209142531) October 20, 2022 →一日中ここで助け呼んでたのか…って思った時にはなんか涙が出て来て、とにかくこの子を助けなきゃって必死だった。ヘタに手を突っ込んだらその子を傷つけるかもしれないから、ゆーっくりそーっと手を伸ばして、「ちょっと我慢しなよ」ってつぶやきながらその子の頭を柔らかく掴んで→— TOMOYA (@tomoya209142531) October 20, 2022 →上まで引っ張り上げた。無事助かって良かった。下半身ひどく汚れてて洗ってあげたかったけど、すごい勢いで逃げていった。そりゃすぐ母猫に会いたいわなぁ。次、他の子が落ちないように大きな石で半分塞いだ。…ふと冷静になった時に、「とにかくこの子を助けなきゃ!」って→— TOMOYA (@tomoya209142531) October 20, 2022 →必死だったあの瞬間は、もう完全に我が子と姿を重ねてたな、って。「父ちゃんが今助けるからな」「もう少しだからな」「大丈夫だからな頑張れ」って。自分が猫アレルギーなのは完全に忘れて必死だった。助かって良かったけど、家では飼えないし。生き物を買うっていうのは簡単な話ではないし→— TOMOYA (@tomoya209142531) October 20, 2022 →あの猫家族が無事に生きていてくれたらいいなとは思うけれども、そんな単純な話でもないんだよなとも改めて思った。あの仔猫が無事に生きていてくれって、無責任に祈るしかないそんな複雑な話。終— TOMOYA (@tomoya209142531) October 20, 2022 [文・構成/grape編集部]
2022年10月25日引っ越しをする時は、誰もが忘れずに大切なものをもっていくでしょう。しかし、中には大切な『家族の一員』を置いていく人がいるようです。アメリカのミズーリ州にある動物保護施設『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』に、「空き家に犬がいる」という通報がありました。連絡をしてきたのは家主さんで、その家の住人は1週間ほど前に引っ越していました。そして、信じられないことに、愛犬を連れていかなかったのです。家主さんは、犬が置き去りにされていることを知らされておらず、1週間後に見つけました。しかし、犬が怖くて家の中に入れなかったため、『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』に助けを求めたのです。階段で生き延びていた犬施設のスタッフのドナさんが家の中に入ると、まるで「助けて!」と叫ぶような鳴き声が聞こえてきました。鍵のかかったドアを開けると階段があり、オス犬がいました。ドナさんは犬を怖がらせないように、食べ物をあげながら少しずつ近付き、時間をかけてやっと捕まえました。犬は怯えていて、混乱している様子。なぜ自分が飼い主に捨てられたのか、分からないのでしょう。それでも犬は、ドナさんたちを信用しようとしていました。そして、動物病院に到着すると、犬はすっかり心を開き、その場にいる全員にキスをしてきたそうです。とても人懐っこくて愛情深い性格だといいます。フレオンと名付けられた犬は、保護されてから約1か月後に里親が決まりました!フレオンのストーリーには「かわいそうに。心が痛むよ」「なぜこんなひどいことができるのか。怒りが込み上げる」「この犬に最高の未来が待っていますように」などの声が上がっています。ドナさんに連れられて外へ出た後、フレオンは家のほうを振り返り、しばらく動こうとしませんでした。おそらく「ここにいたら飼い主が戻って来るかもしれない」という希望をもっていたのでしょう。階段にドッグフードと水が置いてあったため、フレオンは生き延びていました。しかし、家の中はとても暑く、かなりノドが渇いていたようでした。もしあのまま誰にも見つからなかったら、いずれ食べ物と水はなくなり、フレオンの命も尽きていたと思われます。どんな事情があろうと、ペットを置き去りにすることは無責任としかいいようがないでしょう。本物の『家族』ができたフレオンが、これからは一生大切にされて過ごせることを願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2022年09月29日クウェートに住むレイラ・デスーザさんが車を運転していた時のことです。突然、彼女の車の目の前を、1匹の子猫が駆け抜けていきました。そこは、たくさんの車が高速で行き交うハイウェイのど真ん中。「誤って子猫を轢いてしまったかもしれない」と思った彼女は、すぐに車を停めて、子猫を探しました。レイラさんは少し離れた場所で子猫を発見。しかし捕まえようとして近付くと、子猫は逃げ出してしまいます。すぐそばでは次々と車が通り過ぎて行く状況。一刻も早く捕まえないと、子猫が轢かれてしまいそうです。そうこうしているうちに、子猫はレイラさんの車の下に逃げ込みます。10分近く探しましたが、子猫の姿は見えません。そのうち彼女は車を動かさなくてはならなくなりました。レイラさんは仕方なく、ゆっくりと遅い速度で運転し、25分間かけて自宅に帰りました。ハイウェイで見つけた子猫はどこへ?自宅に着いたレイラさんは再び車の下をのぞいて、子猫を探します。「どうかまだしがみついていて!」と願いながら、探し続けること2時間。車の下から「ミャオ」という鳴き声が聞こえたのです!まだ子猫が車のどこかにいることが分かった彼女は、ロードサービスに助けを求めて、ついに子猫を捕まえることができました。@rescueforwinston Looking for serious fosters in Kuwait. Please DM me on instagram if you can help❤️ #kuwait #rescuekittens #fosterkittensoftiktok #fosterkittens #orphankitten #rescueanimals #rescuestory #كويت ♬ Get You The Moon - Kina見つかった子猫はひどく怯えていて、疲れ切っていました。危険な場所で車を避けながら必死で逃げていたのだから、無理もないでしょう。実はレイラさんは動物保護活動をしているのですが、現状ほかの保護猫の世話で手一杯の状態でした。レイラさんの車に飛び乗って来た子猫はヒッチハイクにちなんで『ヒッチ』と命名。別の仮里親に預けられました。仮里親の女性から愛情をもらっているうちに、ヒッチは心を開き始めます。そして今では、レイラさんが「こんなに鳴き声が大きな子猫は初めて」というほど、お喋りで甘えん坊な子猫になりました! View this post on Instagram A post shared by Laila D’Souza (@rescueforwinston) View this post on Instagram A post shared by Laila D’Souza (@rescueforwinston) ヒッチの動画や写真には「見ていてヒヤヒヤしたよ」「あなたに見つけてもらえたこの子猫はラッキーだね」「元気な姿を見て、かわいすぎて泣けてきた」などの声が上がっています。実はレイラさんはヒッチを保護した日、道を間違えて普段と違うハイウェイを通っていたのです。もし彼女が道を間違えていなかったら、ヒッチとは出会っておらず、最悪の結果になっていたかもしれません。なお、ヒッチにはすでに里親が決まったということです。偶然にレイラさんに見つけてもらった幸運なヒッチですから、きっとこれからも素晴らしい家族と幸せに暮らせることでしょう…![文・構成/grape編集部]
2022年09月29日子ども服通販micchuを行う株式会社OJM(所在地:神奈川県厚木市、代表取締役:七尾 沙織)は、新感覚のSDGs体験ができる「地球救出デー」のイベントを全国で開催するため、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて9月14日(水)に開始しました。9月4日は、地球救出デー!「地球救出デー」クラウドファンディングサイト ■プロジェクト背景今年の1月に、「このままでは今の子どもたちの代で地球が終わってしまう」と、環境問題への不安を直感的に感じました。どうしたら街中にポイ捨てする人たちを動かせるのか考えたところ、ゴミを拾ったら欲しい物がもらえたり、購入できる世の中になればよいのではと考えました。そこで、ゴミを拾う活動に参加したら専用アプリでスタンプが貯まり、大人にとっても子どもにとっても嬉しい原価8,000円相当の良質なオーガニックコットン100%のオリジナルデザインの恐竜Tシャツが当たったり、購入できるイベントを開催することに決めました。■特徴*4種類の地球救出活動(1)海の宝物集め(マイクロプラスチックを宝物と称し、子どもたちに宝物探しを楽しんでもらう)(2)街中の宝物集め(プラスチックゴミを宝物と称し、子どもたちに宝物探しを楽しんでもらう)(3)わんちゃんねこちゃん救出(身近な動物を救出する募金活動に参加してもらったり、普段考えることのない家畜動物やイルカのことなどを知ってもらい人間との関わり方について考えるきっかけにしてもらう)(4)洋服リサイクル活動(不要になった洋服を返送してもらったり、アップサイクルのワークショップに参加する)*Tシャツの特徴・就労継続支援B型事業所Studio Rのアーティストになる夢を持つ利用者さんが一部デザイン・女の子向け恐竜デザイン♪近年の恐竜girlの需要の高まりを受け、女の子も着たくなるとっても可愛い恐竜デザインになっています。男の子向けにかっこいい恐竜もご用意♪・地球にも人権問題にも配慮している高品質のTシャツインドのオーガニックコットン農家さんを支援するNP0法人ピースインドプロジェクトさんに一部寄付されるNO染色の生地を使用!原価8000円相当のTシャツ(長袖)です!*イベント参加者の例未就学児~小学校5,6年生の男女及び親御さんをターゲットSDGs体験に興味がある親御さんからボランティアや環境問題に関心がない親御さん、コロナで出かけるところに困っている親御さんなど。■リターンについて1,000円 :お礼のメール、希望者にはオンライン交流会3,000円 :お礼の手紙、海とマイクロプラスチックの写真1枚5,000円 :恐竜のマイクロプラスチックでできたキーホルダー、マイクロプラスチックを使ったハーバリウムペン、お礼の手紙10,000円 :マイクロプラスチック拾い体験&出張ワークショップ体験50,000円 :今まで回った全国の海のマイプラ動画&江ノ島プチ観光映像付き、お礼の手紙100,000円:長崎対馬の海ゴミとマイプラの動画&長崎プチ観光映像付き、お礼の手紙■プロジェクト概要プロジェクト名: 9月4日は、地球救出デー!みんなで地球を救出しよう♪イベントを成功させたい!期間 : 2022年9月14日(水)~2022年9月30日(金)URL : ■会社概要商号 : 株式会社OJM代表者 : 代表取締役 七尾 沙織所在地 : 〒243-0018 神奈川県厚木市中町3-13-8 アイリスヴェール141ビル7F設立 : 2022年03月事業内容 : 子ども服通販事業、SDGsイベント企画、ワークショップ企画資本金 : 100万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月27日アメリカのフロリダ州にあるコロンビア郡消防署に、「民家から煙が出ている」と通報がありました。通報をしたのは、たまたまその付近に配達に来ていたAmazonの配達員の女性。近くの家から煙が上がっているのを発見したのです。消防士が駆けつけると、その女性は火事になった家から3匹のボストンテリアの子犬を救出していました!その時、住人は不在で、女性は子犬たちが家の中に取り残されていることに気付いて、助けに行ったのです。子犬たちは煙を吸っていましたが、救急隊員たちがその場で応急処置を行い、3匹とも一命を取り留めました。名前も告げずに立ち去った『ヒーロー』その後、3匹の子犬たちの飼い主であるリサ・アン・ダンさんが、コロンビア郡消防署のFacebookの投稿にコメント。感謝の気持ちと、まだ病院にいる子犬たちが元気になってきていることを報告しました。実は子犬たちを救出したAmazon配達員の女性は、救急隊員たちが到着後、名前も告げずにその場を立ち去ったのだそうです。きっと、すぐに配達の仕事に戻ったのだと思われます。そのため当初は、女性の名前は分かりませんでしたが、同じ投稿へのコメントで、アンジェリーナ・スターキーさんだということが判明。アンジェリーナさんは「子犬たちが早く元気になりますように。あの時、私があそこにいてよかった」と書き込んでいます。そんなアンジェリーナさんに対して「あなたはまぎれもなくヒーローだ!」という声が上がっています。煙に気付いたアンジェリーナさんがすぐに助けに行っていなかったら、子犬たちは最悪の結果になっていたかもしれません。3匹の命を救った、彼女の勇気と行動力に大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月18日アメリカのインディアナ州で、野良猫が子猫を出産しました。ウェブメディア『The Dodo』によると、猫の親子を見つけた人が動物保護団体『Catsnip Etc.』に通報。『Catsnip Etc.』のミッシー・マクニールさんらが到着すると、親切な人たちが子猫たちを捕まえようとしていたといいます。ところがその時、1匹の子猫がパニックになり、下水の排水管につながる噴出口に飛び込んだのです!子猫はそのままパイプの中を1m近く下まで落ちてしまいました。子猫はどこへ行った?噴出口から中を覗くと、子猫の姿は見えないものの、鳴き声は聞こえたのだとか。ミッシーさんたちは子猫がいる場所を確認するために、パイプの中にカメラを入れてみましたが、見つかりません。結局、8時間の捜索後、辺りは真っ暗になり、その日の捜索は断念。彼女たちは子猫に届くことを祈りながら、パイプの中に食べ物を入れて、いったん引き上げることにしました。翌朝、ミッシーさんたちは下水道の管理会社にアドバイスを求め、噴出口から水を流して子猫を移動させる方法を試すことにします。彼女たちは子猫が落ちた噴出口から約20m離れた場所でマンホールを発見。フタを開けると、排水管から子猫の鳴き声が反響して聞こえたのです!小柄な人なら、この中に入れるかもしれない。そう考えたミッシーさんは『小柄な人』を募ります。すると、アシュリーさんという女性が車で駆けつけました。アシュリーさんは排水管の中に入り、どんどん奥へと進んでいきます。そして30分後、彼女はついに子猫を発見!子猫をつかんだまま、そこから今度は後ろ向きに這って後退し、無事に外へ出ることができました! View this post on Instagram A post shared by Catsnip Etc. (@catsnipetc) 子猫は泥まみれで寒さに震えて、脱水症状を起こしていましたが、水や食べ物を与えられた後は元気を取り戻したそう。母猫に再会すると、大喜びで駆け寄って行ったといいます。 View this post on Instagram A post shared by Catsnip Etc. (@catsnipetc) 『Catsnip Etc.』の女性たちによる、見事な子猫の救出作戦には称賛の声が上がっています。・驚くべき救出劇だね。あなたたちは素晴らしいよ!・なんてかっこいい女性たち!鳥肌が立った。・あなたたちに助けてもらえたこの子猫はラッキーだったね。パイプの中から救出された子猫は『パイパー』と命名されました!母猫と子猫たちは仮里親の家で世話をされていて、もうすぐ里親を募集するそうです。向きも変えられないほど狭く、真っ暗な排水管の中に入っていくなんて、相当な勇気が必要だったはず。泥だらけになりながら子猫を救った勇敢な女性たちに大きな拍手を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2022年08月29日アメリカの洞窟で驚きの救出劇がありました。ミズーリ州で教師をしているリック・ヘイリーさんは、1989年から趣味で洞窟の探検をしています。2022年8月、リックさんは同州ペリービルにある洞窟の地図を作成するためのプロジェクトに、参加することになりました。洞窟の中で見つかったのは?海外メディア『ABC7』によると、同じ日に洞窟を訪れていた親子連れのグループの子供がこう叫んだそう。「あそこに犬がいるよ!」なんと洞窟の奥のほうに、犬がいたのです!ガリガリにやせ細った犬は丸まって横たわり、泥まみれで、歩くこともできないほど衰弱していました。子供の父親は、たまたま近くにいたリックさんたちに助けを求めます。ベテランの洞窟探検家であるリックさんは、洞窟での救助の訓練を受けていました。「この犬は出口まで歩けないだろう」と思った彼は、ダッフルバッグに入れて運び出す方法を思い付きます。そんな彼の考えを悟ったのか、バッグの中に毛布を敷くと、犬は自らバッグの中に入ったのだとか。こうしてリックさんはバッグに犬を入れて、仲間と協力しながら狭い通路や急な岩場を慎重に運び、約1時間半かけて犬を救出したのです!リックさんは犬を助け出した後すぐ、飼い主を探すために洞窟の近所の家々を訪ねて回りました。すると、その犬が13歳のアビーという名前で、なんと2か月間も行方不明だったことが判明!近所の人から「アビーが見つかった」という知らせを受けた、飼い主であるジェフさんは、耳を疑ったそう。のどかな農村で暮らすアビーは、普段からサマーという犬と一緒に近所を自由に走り回っていたといいます。ところが同年6月9日、なぜかアビーだけが家に戻ってこなかったのです。心配したジェフさんは警察や近所の人たちに助けを求めて、SNSでも目撃情報を募りました。しかし、アビーは見つからなかったのです。おそらくアビーは、洞窟へつながる穴に入り、そのまま奥へ迷い込んでしまったと思われます。2か月もの間、アビーがどうやって生き延びたかは謎ですが、じっとして体力を温存していたのかもしれません。現在、アビーは少しずつ体力も戻ってきているそうです。発見された時のアビーは、元の体重の半分の重さだったそう。あと少し救助が遅れていたら、アビーは力尽きていたかもしれません。水も食べ物もない洞窟の中で、2か月間も生き延びていたことは、まさに奇跡といえるでしょう。リックさんたちのおかげでアビーが救助され、再びジェフさんと暮らせるようになって本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月27日夏はハイキングを楽しむ人が増える時期です。晴れた日に自然の中を歩くのは気分がいいですよね。しかし、急な体調の変化などにより、自力で下山ができなくなる人もいるようです。不測の事態に備えて、ハイカーが多い山では救助隊がいつでも出動できるように待機しています。2022年7月の朝、アメリカのコロラド州で活動するボランティア救助隊『エルパソ郡サーチ&レスキュー』に、救助の要請が入りました。電話をかけてきた男性は元気だったのですが、一緒にハイキングをしていた『家族』が助けを必要としているとのこと。その家族とは…愛犬のローランド!飼い主さんと一緒に朝の散歩に出かけたところ、帰り道で疲れて動けなくなってしまったのです。海外メディア『People』によると、飼い主の男性はローランドを抱えて数kmを歩きましたが、途中でギブアップ。ローランドは救助隊員に抱えられながら、無事に山を下りることができました。『エルパソ郡サーチ&レスキュー』はFacebookで「今朝早く、4本足のハイカーがキャンプ場から下山するのを手助けしました」と報告。嬉しそうなローランドの写真に、救助隊への称賛と喜びの声が上がりました。・このかわいい子が、山を下りるのを助けてくれてありがとう!・犬の表情を見て!なんてかわいいんだ。・すべての命を救ってくれる救助隊の皆さんには、感謝しかないよ。ローランドが歩いていたルートは、キャンプ場までの約10kmのハイキングコースだそう。この日はたまたま途中で疲れてしまったようですが、写真を見る限り元気そうでよかったですね。投稿には、救助隊員に抱えられてローランドが下山する間、「飼い主さんは非常に感謝していた」とつづられています。きっとローランドも同じ気持ちだったでしょう。人間も犬も、命の大切さは同じ。『4本足のハイカー』を全力で助けてくれた救助隊員の皆さんには、感謝しかありませんね![文・構成/grape編集部]
2022年08月10日2022年6月、アメリカのニューヨークで、「駐車されている車の中に犬がいる」と、心配した市民からニューヨーク警察に通報がありました。通報によると、その車はすでに2時間以上も駐車されていたのだそう。車の窓は閉まったままで、エンジンはかかっておらず、車内のエアコンは付いていなかったようです。すぐに現場へ向かった警官たちは、通報どおり、車内で苦しそうにしている犬を確認。ためらうことなく車の窓を割って、犬を救出しました。Hot car, hot dog rescue—thanks to caring NYers who saw this pup locked in a car for over 2 hours & called 911!Our cops responded discovering the car off, windows shut & distressed dog. They broke the window, got pup out & off to a vet for care. Criminal investigation continues. pic.twitter.com/B5MdVT6UUe — NYPD 19th Precinct (@NYPD19Pct) June 18, 2022 助け出された犬はしっぽを振って、とても喜んでいるよう。近くにいた女性が水を差し出すと、犬はすぐに飲み始めました。よほどノドが渇いていたのでしょう。この日の気温は30度近くあり、車内の温度はわずか10分ほどで約39度まで上がることも。これは犬にとって致命的な温度だそうです。幸い犬は具合が悪そうには見えませんでしたが、念のため、動物病院に連れて行かれました。Yesterday’s afternoon temps hovered in the mid 80’s & on an 85° day, it only takes 10 mins for the inside of a car to reach a deadly 102°!It’s prohibited to leave an animal unattended in a car under these dangerous conditions—thankfully the pup was rescued & is being cared for. pic.twitter.com/tSS0NUFT5h — NYPD 19th Precinct (@NYPD19Pct) June 18, 2022 車内に放置された犬の里親になったのは…この出来事の数日後、犬の飼い主が動物虐待容疑で逮捕されました。飼い主はこの犬を24時間以上、水も食べ物もない状態で車内に放置していたということです。その後、犬は地元の動物保護施設で大切に世話をされていましたが、翌月、ニューヨーク警察がTwitterに犬の近況を投稿。なんと、この犬を助け出した警官の1人であるマハラジさんが、犬の里親になったのです!Update: After being rescued from being locked up in a hot vehicle last month, we are happy to announce that our furry four-legged pooch has a new home. Officer Maharaj of the @NYPD19Pct , one of the rescuers, just adopted him from the @ASPCA & will be giving him a fur-ever home. pic.twitter.com/Gmp0fCsVll — NYPD NEWS (@NYPDnews) July 27, 2022 この報告には「犬の嬉しそうな表情がプライスレスだね」「マハラジさん、ありがとう」「素晴らしい家族ができてよかった」など、喜びの声が上がっています。日中にエアコンが付いていない車内の温度は、想像以上の早さで上がります。それにもかかわらず、アメリカでは毎年夏になると、車内に取り残されたペットが熱中症で命を落とすケースが後を絶たないといわれます。「ほんの数分なら大丈夫だろう」という考えが、大切なペットの命を奪うかもしれないということを、知っておくべきでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年08月02日アメリカのニューヨークで、心優しい人たちによって尊い命が救われる出来事がありました。ある日、ハーレム川にかかる橋の上で仕事をしていた男性は、目を疑う光景を目撃します。誰かが橋の上から、犬を川に投げ入れたのです。その直後、男性が川を見下ろすと、ピットブルが必死に泳いでいました。彼はすぐに消防士をしている友人に連絡し、急いで橋の下へ降りていきます。そして、もっていたロープを犬の首輪に結び、沈まないように岸から犬を支え続けました。約5分後、消防隊員たちが到着。ボートで犬を無事に救助しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by @slimshady0321 View this post on Instagram A post shared by FDNY (@fdny) 海外メディア『NY DAILY NEWS』によると、犬は救助された後、動物保護施設に預けられたそう。体の数か所に切り傷や打撲がありましたが、幸い大きなケガはしていませんでした。保護された状況から、犬は『アクアマン』と命名。救助された時は怯えていましたが、助けられた後は、すぐに人懐っこい性格を見せたそうです。消防署のInstagramの投稿には、「助かってよかった!」「かわいそうに。怖かっただろうね」「なんてひどいことをするんだ」などの声が寄せられています。警察はアクアマンを川に投げた人物を、動物虐待の容疑で捜査中だということです。アクアマンが橋から落とされた後、優しい男性と消防隊員が素早く救助しなければ、まったく違う結果になっていたかもしれません。なお、アクアマンを助けた消防隊員のうち3人が「里親になりたい」と名乗り出ていて、そのうちの誰かが家族になる予定です。恐ろしい体験をしたアクアマンが、これからは新しい家族と幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月29日アメリカのアーカンソー州にある『フォートスミス消防署』に「子猫を助けてほしい」という通報が寄せられました。消防隊員が、木の上から降りられなくなった猫を助けるようなことは珍しくありません。ところが、この日、子猫が見つかった場所を知った彼らはビックリします。なんと、子猫はATMの中にいたのです!ATMの中から出られなくなった子猫「ATMの中から子猫の鳴き声がする」なんて、いたずら電話ではないかと疑ってしまいそうな内容です。しかし、駆けつけた消防隊員たちがATMを開けてみると、通報どおり機械の奥のほうから子猫が見つかりました!海外メディア『5News』によると、子猫は脱水症状が見られ、かなりお腹を空かせていましたが、元気だったそう。地元の動物保護施設に預けられた子猫は、『キャッシュ(現金)』という完ぺきな名前を付けてもらいました。『フォートスミス消防署』がFacebookに投稿した救出時の写真には、驚きと安堵の声が上がっています。・子猫の現金泥棒かな。・一体どうやってATMの中に入ったんだ。・かわいそうに。怖かっただろうね。助けてもらえてよかった。キャッシュを保護した施設のスタッフは「ひょっとしたら日陰を求めていたのかもしれませんが、どうやって入ったのかは分かりませんね」と語っています。怖い思いをしたからか、子猫はやや警戒心が強いそう。必要なワクチン接種を済ませて、社交性を身に付けた後で、里親を募集するということです。ATMを利用しようとしたら、中から子猫の鳴き声が聞こえてくるなんて…発見した人はさぞかし驚いたことでしょう。キャッシュがどうやってATMの中に入ったのかは謎のままですが、無事に助けてもらえてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月20日2022年7月、アメリカ独立記念日の週末に、ミシシッピ州に住む16歳のコリオン・エヴァンスさんは、友人と一緒に外で過ごしていました。時刻は午前2時30分頃。彼らがいた場所のすぐそばにある川に、突然1台の車が突っ込んでいったのです。見る見るうちに沈み始める車を見たコリオンさんと友人のカロンさんは、急いで現場に向かい、川に飛び込みました。海外メディア『WLOX』によると、車には3人の若い女性が乗っていて、全員が車から脱出することができたそう。コリオンさんたちは、まず女性たちを車の屋根に上らせてから、1人ずつ岸まで連れて行くことにします。その時、警察官のギャリー・マーサーさんが駆けつけ、救出に加わりました。しかし、ギャリーさんが女性の1人を連れて岸まで泳いでいる途中、パニックになった女性が暴れ出したことで、2人とも溺れそうになったのです。ギャリーさんの「助けてくれ!」という声に気付いたコリオンさんは、なんとこの2人も救出!全員無事に岸までたどり着くことができました。幸い、誰もケガはしていなかったそうです。この出来事を受けて、コリオンさんはモス・ポイント市長から、その勇気ある行動を表彰されました。モス・ポイント警察のFacebookの投稿には、コリオンさんへの称賛の声が殺到しています。・おめでとう。きみは勇敢なヒーローだ!・16歳で4人の命を救ったなんて。この青年を誇りに思うよ!・尊敬と感謝しかない。彼には素晴らしい人生を歩んでほしい。車の持ち主の女性は、カーナビを見ながら運転していて、目の前の川に気付かず、そのまま落ちたということです。3歳の頃から水泳を始めたというコリオンさんは、事故を起こした人たちを助けに行くことに、ためらいは全くなかったそう。溺れている人を助けることはとても難しく、訓練を受けたライフセーバーでも命を落とす可能性があります。自らの危険を顧みず、3人の女性に加えて1人の警察官の命まで救ったコリオンさんは『ヒーロー』と呼ばれるにふさわしい人ですね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月13日アメリカで起きた火災の現場で、ある消防士たちの活躍が称賛されています。サウスカロライナ州の小さな集落で「庭で火の手が上がっている」と、消防署に通報がありました。消防士が駆け付けると、庭に置いてあったゴミから出火し、その火が木造の倉庫に燃え移っていたのです。炎はすでに制御不能な大きさになっていて、消防士は庭と倉庫の二手に分かれて懸命な消火活動をしていました。倉庫の中からうめき声が?その時、倉庫の消火をしていた消防士が、うめき声のような音を聞きます。しかし、倉庫の中には誰もいません。そこで、消防士が気付いたのは倉庫の床下。倉庫は地面から少し高い位置に作られていたため、床と地面の間に隙間があったのです。床下を見ると、なんと7匹の子犬が見つかりました!Great job by Stations 2, 6, & 9 yesterday on Campbell Hill Rd in Jacksonboro. Not only did they quickly bring the structure fire under control, but they saved these 8 puppies that were under the building and suffered from smoke inhalation. More info at pic.twitter.com/W5niqV5OGx — ColletonFire (@ColletonFire) June 22, 2022 子犬たちは煙を吸っていたため、すぐに酸素吸入などの処置が行われました。すると、7匹すべてが復活。さらに、焼け跡の確認作業中に、もう1匹の子犬を発見!その子犬も救命措置をされた後、元気を取り戻しました。子犬たちはすすだらけで汚れていましたが、幸い、やけどは負っていませんでした。子犬たちは野良犬とみられ、その家の所有者は、倉庫の下に子犬たちがいることを知らなかったそう。8匹とも動物保護施設に預けられて、里親を募集するということです。焼け跡の写真を見ると、倉庫がほぼ跡形なく全焼していることが分かります。もし、消火が遅れていたら、消防士が子犬の鳴き声に気付かなかったら、悲しい結果になっていたかもしれません。小さな鳴き声を聞き逃さず、すぐさま8匹に救命措置を行った消防士たちのお手柄でしたね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月11日通常、飲料の自動販売機から出てくるものといえば、飲み物です。ところが、ある自動販売機から出てきたのは、予想外なものでした。ペプシの自動販売機から鳴き声が?アメリカのテネシー州モリスタウン市に住むリンジー・ラッセルさんは、スーパーマーケット『ウォルマート』で働いています。ある日、リンジーさんは仕事の休憩時間に、店の前で動物の鳴き声を耳にします。気になった彼女が、その声がするほうへ行くと、いくつかの自動販売機が並んでいました。ここから子猫の鳴き声が聞こえる。海外メディア『WVLT』によると、そう確信したリンジーさんは、昼休みや午後の休憩時間を使って、自動販売機から子猫を見つけ出そうとしました。同僚のスタッフたちにも手伝ってもらい、必死で探しましたが、子猫は見つかりません。そこで、彼女は諦めず、消防署に助けを求めたのです。駆けつけた消防隊員は、鳴き声が聞こえる自動販売機の裏側のカバーを外しますが、子猫の姿は見えません。それから、さらに別のカバーも取り外すと、ついに子猫が出てきたのです!無事に助け出された子猫は、リンジーさんの家族の一員となりました!この救出劇はモリスタウン市のFacebookで紹介され、多くの喜びの声が上がっています。・なんてかわいい子猫!助けてくれてありがとう。・子猫に『ペプシ』と名付けてほしい!・いい話だね。心が温かくなったよ。実はリンジーさんは数年前にも、別のスーパーマーケットで猫を見つけて保護したのだとか。そんな優しい女性だから、勤務中であっても子猫の鳴き声を無視できなかったのでしょう。子猫はすでに『ペプシ』を始め、『ペッパー』や『ペップ』など、ペプシにちなんだニックネームで呼ばれているそう。どんな名前に決定しても、リンジーさんに見つけてもらったラッキーな子猫の幸せな未来は、約束されましたね![文・構成/grape編集部]
2022年07月09日音楽劇「Zip&Candy」が、かめありリリオホールにて開幕した。本作は、にしのあきひろ二冊目の絵本として出版された『Zip&Candy』を稀代の劇作家・演出家のなるせゆうせいがアレンジして劇化した作品で、2019年に初演し、2021年に再演を予定するも新型コロナウイルスの影響で全公演中止となっていた。本作は、土星を舞台に、人間とロボットが共存する世界を描き、最新型のロボット「ジップ」と、旧型のロボット「キャンディー」が出会うことで巻き起こる戸惑いや大切な人に出会った時に抱く愛おしさを随所に散りばめた作品である。どのキャラクターも底抜けに明るく、ギャグあり、恋あり、失恋あり、涙あり、たとえどんなに辛い今日が待っていても、明日のために強く生きることだけは忘れていない、そんなキャラクターたちが舞台を駆け巡る。「ジップ」の少年らしいやんちゃで好奇心旺盛な姿を岩田陽葵と生田輝が、「キャンディー」の奥ゆかしくも外の世界への憧れで満ち溢れている姿を岩立沙穂(AKB48)と大西桃香(AKB48)がそれぞれWキャストでキュートに演じている。本作では原作に登場しないオリジナルキャラクターも多数登場し、それぞれのバックボーンも丁寧に描かれているのが印象的だ。2019年の初演時から年月を重ね、舞台セットも一新し、物語の奥行きがさらに増した作品に仕上がっている。そして開幕にあたり、ジップ役の岩田陽葵と生田輝、キャンディー役の岩立沙穂(AKB48)と大西桃香(AKB48)からコメントが到着!<ジップ役岩田陽葵>音楽劇「Zip&Candy」ついに、ついに開幕です!ようやく皆さんにお届けできること、本当に嬉しく思います。大切な人をぎゅっとしたくなるような、温かくて愛おしい瞬間が沢山詰まっています。てるジップとはるジップ、どちらも楽しんで頂けたら嬉しいです。全8公演精一杯お届けします。劇場でお待ちしています!<ジップ役生田輝>たくさんの個性豊かな登場キャラクターに出会う中で優しさに触れ、愛を知り、不器用ながらに成長していくジップ。感情全開で、いっぱい汗かいて、全力で演じたいと思います!!お客様も登場人物の一人のつもりで、ジップたちと一緒にこの物語を育て、楽しんでいただけたら嬉しいです。劇場でお待ちしています!<キャンディ役岩立沙穂>昨年、一度中止になった作品なので、ついに舞台の上にキャンディとして立つことができるのかとワクワクしています。Wキャストで稽古の過程から客観的に見ることもしていて、私自身このお話が大好きだなと感じました。積み重なった想いを込めて、楽しんで、このカンパニーの皆さんと最後まで駆け抜けたいと思います!<キャンディ役大西桃香>昨年中止になってしまい私にとっては初めての舞台中止で、最後キャストの皆さんに会えずに終わってしまったので凄く寂しかったのを覚えています。再演が決定し、お稽古に合流した時は懐かしい記憶がどんどん甦ってきて毎日のお稽古がとっても楽しかったです。新しいキャストの方も増え、新しいものを皆さんと創りあげながら前回のキャストさんの気持ちも乗せて今回の Zip&Candy を最後まで走り抜けたいなと思います。公演は2022年6月9日〜14日までかめありリリオホールにて。2021年の公演中止を経て、さらにパワーアップした音楽劇「Zip&Candy」。観るもの全てに優しく問いかける”何か”がきっとあるはず。【STORY】これは地球から遥か遠くの土星の裏側のお話。ジップと名付けられたロボットは、カレルヤ博士と助手コケルの手によって誕生した最新型のロボット。ライトとレフトという左右のウイングを操り、どこまでも高速でひとっ飛び。だが、ある日、その最新鋭のロボットを欲しがるビン・カン・ボトルという貧困民たちに撃ち落とされる。ジップが墜落したのはサンドウィッチ博士の研究所。そこでキャンディという旧型ロボットと出会う。その研究所から一歩も出たことがないというキャンディのため、ジップは外の世界に連れ出すが、それが予期せぬ展開に・・・。土星の治安維持に努めるステイ区長、そのボンボン息子ヒア、はたまた、地球への帰還を企むカムバック一味ほか、個性豊かなキャラクターたちも巻き込むロボットファンタジー。<公演概要>タイトル:音楽劇「Zip & Candy」原作:にしのあきひろ「Zip & Candy」(幻冬舎)脚本・演出:なるせゆうせいキャスト:ジップ役岩田陽葵☆・生田輝★キャンディー役岩立沙穂(AKB48)〇・大西桃香(AKB48)●ジアース役谷佳樹カンバック役鷲尾修斗ライト役上田悠介ペット・ボトル役林明寛ビン役白柏寿大オーシャン役工藤大夢スカイ役石綿星南(AKB48)カン役福岡聖菜(AKB48 )△ ・ 武藤小麟(AKB48 )▲ヒア役あやかんぬクイックル役高橋雄一ママボ役小野由香コケル役あまりかなりスライス役後藤紗亜弥トリマキー役服部ひろとしレフト役青地洋ステイ役吉田宗洋カレルヤ博士役貴城けいサンドイッチ博士役石橋保※☆★〇●△▲ダブルキャスト。公演日程ご参照ください。日程:2022年6月9日(木)〜14日(火)6月 9日(木) 19:00~☆〇△6月10日(金) 19:00~★●▲6月11日(土) 13:00~☆●△ 18:00~☆●△6月12日(日) 13:00~★〇▲ 18:00~★〇▲6月13日(月) 19:00~☆〇▲6月14日(火) 14:00~★●△※受付開始45分前/開場45分前会場:かめありリリオホールチケット料金:全席指定【特典付き】11,000円(税込) 【特典無し】9,900円(税込)※特典は非売品集合写真です。※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、客席数を減らして開催いたします。公式サイト: 公式ツイッター:@zipcandystage配信あります! [配信期間]2022年6月9日(木) 19:00~6月16日(木) 23:59※詳細は公式サイトにて。撮影:GEKKO 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月10日2022年4月27日から5月1日まで、朗読劇『リスナーたちの星空』が紀伊國屋サザンシアターで上演される。これはニッポン放送の企画で、ラジオを愛する劇作家の土田英生が脚本・演出を手掛け、脚本協力として現役のラジオ構成作家・宮澤一彰も参加。ラジオ番組を舞台にしたロマンティックな物語が繰り広げられる。出演者は男女ペア5組で計10人。魅力的で個性的な声を持った男女が、ラジオリスナーとして出会ったふたりとの恋の行方を紡いでゆく。4月27日に公演を行う永田崇人と石井杏奈に話を訊いた。ラジオを聴いていると、秘密の空間にいるような気がします(永田)――今回、朗読劇ということで声質が重要になってきますよね。それぞれの声の個性はどんなところでしょう?永田石井さん、特徴ある声だって言われません?石井よく言われます。永田僕も、よく言われるんですよ。変な声だねって(笑)。石井私は、少しウィスパー気味で、ハスキーな声だねともよく言われます。なので、キャピキャピした役や明るい役がくると苦労するんですよ。今回は、女性ラジオリスナーの10年後を描くということなので、大人の声を表現できたらなと思っています。――永田さんは脚本・演出の土田英生さんとお仕事をされたことがありますが、その時の印象は?永田土田さんの脚本には泣かされることが多いですね。刺さります。あと、土田さんは笑いに厳しいんですよ。面白さのツボを本当にちゃんと分かっている人で、演出の通りに演技したら確かにうまくいく。例えば、「ツッコミってセリフが句読点で区切られていても、ひと息で言わないとウケないんだよ」って教えてくださって。本当にひと息で言うとウケるんですよね。びっくりしました。――今回の土田さんのプロットは、ラジオが大きなカギを握っていますね。永田実は僕、最近ラジオにハマったんですよ。それも今回のお話を頂くちょっと前ぐらいから。好きな番組は『BITS & BOBS TOKYO』という、ショートストーリーとトークから成る30分番組です。他局で申し訳ないんですけど(笑)。さっき石井さんにもおすすめしたところで。石井まず、radikoというアプリを入れて、というところから教わりました(笑)。ですが、例えば楽屋でメイクさんがラジオを流しているのを聴いていると、敏感に反応するようになりました。ふとした瞬間にラジオが流れると「あ、ラジオだ!聴こう!」みたいに。永田radikoを使うと、1週間前まで聴き逃した番組を聴けるんですよね。好きなタイミングで聴けるのがかなり大きくて。昔は好きな番組が放送される時間に間に合うように用事を終わらせていましたけど、radiko ができてからはそういう心配もない。あと、ラジオを聴いていると、秘密の空間にいるような気がします。テレビって見入るものですけど、ラジオって聴き入るというよりは、なんとなく耳に入ってくる感じがするんですよね。自分がラジオという空間の中心にいて、周りで人が喋っている感じというか。ラジオという共通の趣味を持つふたりの話という点がとてもぐっときました(石井)――現時点でのプロットを読んでの印象は?石井10年ごしの想いが重要なお話で、「僕はまだあなたを想っています」という純粋な恋心を描いている。 ロマンティックだなあと思いました。 また、ラジオという共通の趣味を持つふたりの話という点がとてもぐっときましたね。私も趣味がかなり多い方なので、ふたりの気持ちが分かるなと。永田どんな趣味があるんですか?石井映画鑑賞とドラマ鑑賞、裁縫や料理なども好きで、一時期ギターにもハマっていましたし、スノボもやります。基本、休日は外に出ていますね。あと、犬を飼っていて、犬の服を作ることが好きで。服に関しては仕事とまではいかなくても、犬の服を作ることが娯楽になっていますね。――プロットを拝読したんですが、時代設定が2022年という感じがしませんでした。主役のふたりがメールやLINEやFacebookやツイッターでやりとりしたり、近況を知ることもない。アナログですよね。永田僕もアナログなところにロマンを感じます。というのも今って、社会がデジタル化されすぎていると思うんです。だから、なるべくアナログなことが自分の身の回りで起こっていた方が嬉しいなって。石井さんはSNSはやりますか?石井それが、上手に使いこなせていなくて。以前共演した方のマネージャーさんから「なぜSNSに写真とかあげないの?」と言われて。その上げ方がわからないんですよ。自分をどこまで出していいのか、なにをアップすればいいのか、宣伝をどこまでしていいのかなど、分からなくて。気付いたら半年ぐらい更新してないという(笑)。永田SNS、僕もちょっと難しいなって思います。どれが正解というのがないですからね。周囲の方から「なんで自分の画像をアップしないの?」って言われますけど、そこはあまり積極的になれなくて。あくまで個人的な感覚ですけど、SNS にはもう、以前ほどロマンを感じなくなっているかもしれないですね。だからこそ、今回のような朗読劇がリアリティを持つんじゃないかって。観るものそれぞれの想像で楽しめる不思議な魅力――朗読劇の魅力ってどんなところでしょう?永田舞台だと先にストーリーを全部覚えちゃっているから、冷静に脚本を俯瞰しているんです。朗読劇は、お客さんと同じタイミングで役を演じているつもりでも、それぞれまったく違うイメージを持っている。それがいいなって思います。最近、ラジオドラマをよく聴くんですけど、目の前で人が読んでいるようなリアルさがあって。収録で録られたものであっても、同じタイミングで聴くわけじゃない場合も多い。そこが不思議で面白いって思いますね。石井テレビやネットや動画配信など、様々なエンタテインメントがある中で、ラジオと朗読は相性がいいのだろうなと。アナログ感を持つコンテンツを融合させて、物語になっていることがすごいと思います。親しみやすいし奥が深い。私も読んでいて物語を想像しやすかったです。――ちなみに、この人の声や喋り方が好き、という方はいます?石井私、寺尾聰さんの声が好きで。以前、私も出演した学園もののドラマで先生の役を演じてくださったのですが(編注・2016年TBS系日曜劇場『仰げば尊し』で共演)、その時に「素敵な声だな」と。歌も歌っていらっしゃるので本当に声が魅力的なんです。ドラマの撮影が終わってからも、1年に1回電話をくださるのですが、その声でとても元気になれるんですよ。「いつまでも俺は君の先生だからな」と言ってくださり、様々なアドバイスをいただいたりします。その時の言葉と声がずっと聞いていたいほど素敵なんです。永田そのやりとりだけで朗読劇ができそうだね。10年ぶんの電話の内容だけ、ずっと喋っていくみたいな。僕も地元の洋服屋で一緒に働いていた先輩が時々電話をくれて。1時間くらい2人で話しています。普通、メールとかLINEが来るんでしょうけど、電話っていうのもアナログでいいなって。――稽古は2,3回しかされないそうですね。新鮮なのでは?石井新鮮すぎるほど新鮮だと思います。さらに上演日は1日だけで公演も2回しかないので、その2回ですべてを出し切れるようにしたいと思います。永田デビューして最初の時にお世話になった土田さんとのご縁がこうしてまた巡ってきて、もう一度初心に返れるタイミングかなと思いますので、早くお稽古をして早く本番に臨みたいです。取材・文:土佐有明撮影:川野結李歌【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2022年04月20日1つのボールをもとに、選手たちの激しい攻防戦が繰り広げられるバスケットボール。選手たちはバスケットゴールへのシュートを目指し、1分1秒も惜しみません。そんなバスケットボールの試合中に起きた、ボールの救出劇を紹介します。ボールがネット裏に挟まってしまい…救出劇があったのは、アメリカで行われた試合中でのこと。選手がバスケットゴールをめがけて投げたボールは、ネットに入らず、ボードの背後に挟まってしまいました。イスの上に立ち、スタッフが掃除道具でボールを突こうとしても、届きません。すると、やって来たのが…。"THE CHEERLEADER SAVES THE DAY!" When hope was lost, a hero emerged. pic.twitter.com/8fjEydjr2j — CBS Sports (@CBSSports) March 18, 2022 チーム内のチアリーダーが、選手たちに支えられてボールを取ることができたのです!日頃からチアリーダーは、持ち上げられることに慣れているのでしょう。一度もバランスを崩すことなく、バスケットボールを取り出せていますね。チアリーダーの手により、バスケットボールを取り出すことができ、会場は拍手喝采が沸き起こりました。窮地から抜け出すこととなった、チアリーダーの行動に、「これはMVPに決まり!」「素晴らしい」「ヒーローインタビューに出てほしい」と、称賛の声が上がりました。バスケットボールの試合中に起きたピンチを救ったチアリーダーに、「ありがとう!」といいたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2022年03月18日■前回のあらすじ息子の首が椅子の背もたれの隙間に挟まってしまい、レスキューを依頼しました。すると、10人もの隊員さんがきてくれ、椅子の背を切ることに…。事件性を疑われたうえに、まるで自分のことばかりにかまけていたから事故が起きかのように言われてしまいました…。次回に続く 「3ヶ月で2回119番しました」(全13話)連載は17時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年08月25日インド南西部のカルナータカ州でゾウの救出作戦が行われ、話題となっています。大きなくぼみに落ちてしまった子ゾウが、その穴から出られなくなってしまったのです。子ゾウは前脚を穴の縁にかけて、必死に自力で這い上がろうとしますが、後ろ脚が泥で滑ってしまいます。すると周りにいた人たちは、子ゾウを見捨てることはしませんでした。彼らはクレーン車を使って、見事に子ゾウを救出したのです。Saidpur Coorg. God bless them pic.twitter.com/T9ox9jhpmf — satish shah (@sats45) May 19, 2021 クレーンを使って子ゾウのお尻を持ち上げると、子ゾウはようやく穴から出ることができました。救出が成功して歓喜に沸く人たち。子ゾウはそのまま歩き去るかと思われました。ところが子ゾウは振り返って、まるで「助けてくれてありがとう」とお礼をいうように、クレーンのアームに鼻先を押し付けたのです。この動画は4万7千件を超える『いいね』が集まり、多くの人が感動しています。・助かってよかった。涙が出たわ。・子ゾウが振り返って、感謝をする場面が最高だね。・クレーンを操作した人に「ありがとう」といいたい。海外メディア『Newsweek』によると、誰かが子ゾウの近くに爆竹を投げたのは、子ゾウに早くその場所を去って森に戻らせる目的だったということです。子ゾウがクレーンに鼻を押し付けた行動は「ストレスからくる攻撃ではないのか?」という説もあります。子ゾウがとった行動は、感謝の気持ちだったのか、それともストレスによるものだったのかは分かりません。でもクレーンに対する「ありがとう」だったかもしれないと思うと、なんだか温かい気持ちになります。そして何より、優しい人たちによって子ゾウが無事に穴から出られてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月26日タイ南部サトゥーン県にあるアダン島近くの沖合で、航行中の船が炎上し、タイ海軍に救助の要請が入りました。8人の乗組員が救助された後、海兵隊員たちは船から油が漏れていないかを確認するために再び船に近付きます。海外メディア『Bored Panda』によると、隊員の1人がカメラをズームにして船を確認したところ、数匹の猫の姿が見えたのだそう。その時すでに船は沈み始めていて、完全に沈んでしまうのは時間の問題でした。するとそれを聞いた隊員のタッツァフォン・サイさんは、すぐにシャツを脱いで救命胴衣を付け、海に飛び込んで船に向かって泳ぎ出したのです。タッツァフォンさんは15mほど泳いで船までたどり着くと、素早く猫たちの救助を始めます。猫は4匹いたため、彼は3匹を持っていた袋に入れ、1匹は肩に乗せたまま泳いで海軍の船まで戻りました。Posted by กองทัพเรือ Royal Thai Navy on Tuesday, March 2, 2021Posted by กองทัพเรือ Royal Thai Navy on Tuesday, March 2, 2021Posted by กองทัพเรือ Royal Thai Navy on Tuesday, March 2, 2021Posted by กองทัพเรือ Royal Thai Navy on Tuesday, March 2, 2021幸い猫たちは全員ケガもなく無事でした。救助された時は火の手はまだ猫たちの近くには迫っていませんでしたが、そのまま誰も気付かなければ船と一緒に沈んで溺れていたと思われます。 この投稿をInstagramで見る Royal Thai Navy(@royalthainavy_rtn)がシェアした投稿 この出来事はタイ海軍のFacebookに投稿され、タッツァフォンさんに対する称賛の声が殺到しています。・あなたはヒーローだ!・これは今年もっとも感動した写真になるだろう。・涙が出た。猫たちを助けてくれてありがとう!Posted by กองทัพเรือ Royal Thai Navy on Tuesday, March 2, 2021Posted by กองทัพเรือ Royal Thai Navy on Tuesday, March 2, 2021現在、猫たちは海軍で大切に世話をされているとのことです。猫を肩に乗せて泳ぐタッツァフォンさんの姿はまるで映画のワンシーンのよう。逃げることなく彼の肩にしがみついていた猫も、彼のことを信頼していたのでしょう。炎上している船に近付くのはタッツァフォンさんにとっても危険だったはず。そんな状況でもためらうことなく猫たちを助けに行った彼の勇気に拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月07日真冬のアメリカ・ニューヨーク州で野生のシカの救出作戦が行われました。動物保護グループ『ストロング・アイランド・アニマルレスキューリーグ』を運営しているフランクさんは、ロングアイランド湾で泳いでいるシカを見つけます。シカが泳ぐのは珍しくありませんが、そのシカはなんと頭にペンキの缶をかぶっていたのです。おそらく缶に頭を突っ込んで抜けなくなったのでしょう。シカは何も見えない状態のまま、グルグルと回るようにして沖に向かって泳いでいきます。それを見たフランクさんは急いでブーツと上着を脱いで、氷水のように冷たい水に入っていきます。海外メディア『The Dodo』によると、フランクさんは缶の中に水が入ったらシカが溺れてしまうと思い、一刻も早くシカを助けようと焦っていたのだとか。しかしシカはどんどん沖へ泳いで行き、彼は泳いでも追いつけないと思いました。見ず知らずの男性と協力してシカを助けるその時、フランクさんは1台のボートを目にします。そしてボートに乗っていた男性を呼ぶと、彼は快く協力してくれました。2人は急いで沖に向かい、ゆっくりと慎重にシカに近付きます。シカにケガをさせないようにしながら手が届く距離まで近付くのは困難でした。しかし何度もトライして、ついにフランクさんはシカの頭からペンキの缶を外すのに成功したのです。その様子をとらえた映像がこちらです。 この投稿をInstagramで見る Strong Island Animal Rescue(@strongislandanimalrescueleague)がシェアした投稿 フランクさんたちはペンキの缶を回収した後、シカを抱いて岸までボートで連れて行ってあげました。最後には元気に走り去っていくシカの姿が写っています。この動画にはフランクさんたちへの感謝と称賛の声が上がっています。・見事なレスキューだ。言葉が出ないよ。・あなたたちはヒーローだわ。動物を助けてくれてありがとう!・協力してくれた通りがかりのボートの男性にもお礼がいいたい。フランクさんは『The Dodo』にこう語っています。もし人間がもっときちんとゴミをリサイクルしたら、動物たちは困難な状態に陥らなくて済むだろう。彼らは僕たち人間と同じように、この母なる自然を楽しめるべきなんだ。The Dodoーより引用(和訳)地球は人間が捨てたゴミによる環境汚染が深刻な問題となっています。私たちはたった1つのゴミがどこかで動物たちの命をおびやかすかもしれないということを覚えておくべきでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年02月26日『九死に一生を得る』という言葉がありますが、まさにそのような体験をした女性がいます。アメリカ・ケンタッキー州で暮らすマーセデス・ボッグスさんはこの日、走り慣れた道路を運転していました。道路には雪が積もっていましたが、彼女は特に緊張することもなく、何度も通っている橋を渡ろうとします。すると車がスリップして土手を乗り越えて横転し、凍った川に落ちてしまったのです。「車から出られない!」女性を救ったのは…海外メディア『KIRO 7』によると、マーセデスさんは車が横転した時に頭を打って気を失ったのだそう。それから少しして彼女は冷たさを感じて目を覚まします。実はその時、割れたフロントガラスから車内に水が入り込んでいたのです。マーセデスさんはパニックに陥り、自力で車から出ることができませんでした。「もうだめだ」と思った瞬間、彼女の頭に残された家族のことが浮かんだといいます。するとその直後、目の前に1人の男性の姿が。その男性がマーセデスさんを車から引っ張り出してくれたのです。そして2人が土手を登り切った時、突然彼女の車が激しく炎上し始めたのだとか。あと30秒遅かったら、彼女はその車内に取り残されていたということです。Posted by Mercedes Boggs on Monday, January 18, 2021Posted by Mercedes Boggs on Monday, January 18, 2021幸いマーセデスさんは軽いケガで済みました。しかし彼女は助けてくれた男性の名前や連絡先を聞けなかったのだとか。命の恩人にどうしても会ってお礼がいいたい彼女は、その男性に伝わることを願ってこの出来事をFacebookに投稿しました。すると後日、男性に連絡を取ることができたのです。彼女を救出したのは事故現場の近くにある炭鉱で働くジョン・バークさん。ジョンさんは事故の日の夜、マーセデスさんの健康状態が気になって一晩中眠れなかったのだそう。そのため彼女から連絡をもらえて安心していたといいます。マーセデスさんは投稿で、自分が今生きていることにどれほど感謝しているかをつづっています。Posted by Mercedes Boggs on Monday, January 18, 2021Posted by Mercedes Boggs on Monday, January 18, 2021今日、目の前で私の人生がフラッシュバックしました。残された家族について思い出しました。家族は私のすべてです。そして過去25年間一緒に過ごした友人たち。私の人生が簡単に奪われかけた時、神は救ってくれました。神が私を車から引っ張り出すために(ジョンさんという)天使を送ってくれたことには感謝してもしきれません。Mercedes Boggsーより引用(和訳)後日、マーセデスさんは事故に遭った車の写真を公開しました。運転席は激しく燃えた跡があり、ここに座っていたら…と考えるとぞっとします。Posted by Mercedes Boggs on Monday, January 25, 2021Posted by Mercedes Boggs on Monday, January 25, 2021Posted by Mercedes Boggs on Monday, January 25, 2021Posted by Mercedes Boggs on Monday, January 25, 2021マーセデスさんの投稿には彼女の無事を喜ぶ声と、ジョンさんを称賛するコメントが寄せられています。交通事故だけでなく、災害など予期せぬ事態で命の危機に瀕することは誰にでも起こり得ます。今日を生きていることを当たり前と思わず、周りの人たちへの感謝の気持ちを持って毎日を大切に過ごしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月26日