アメリカのワシントン州にある『ピアース郡警察署』に「ケガをした動物がいる」という通報がありました。現場に到着した警察官たちは、目の前の光景を見て驚きます。木に取り付けられたブランコのロープに野生のオオジカの角がからまっていたのです。オオジカは立派な角をもった若いオスで、ロープを外そうとして暴れていました。警察は専門の機関に連絡をしましたが対応が遅れたため、現場にいた2人の警察官がオオジカの救助に挑戦することにします。ロープを切るための道具を手にして、慎重にオオジカに近付く警察官たち。「大丈夫だよ。いい子だ。落ち着いて」などと話しかけながら、まずは1本のロープの切断に成功します。この時、警察官は安全のために自分とオオジカの間を木でガードしていました。しかし、もう1本のロープを切るためには、さらにオオジカに近付く必要があります。やむなくオオジカに近付いた彼がロープを切ろうとしていたその時…!何が起きたのかはこちらをご覧ください。オオジカが警察官に襲いかかったのです!幸い、彼が素早く避けたおかげで、ケガはありませんでした。そんな危険な目に遭ったにもかかわらず、彼らは諦めることなく、ついに2本目のロープも切ることに成功。やっと自由になれたオオジカは走って逃げていきました。『ピアース郡警察署』はこの出来事をFacebookで報告。勇気ある警察官たちへの称賛の声が寄せられています。・危なかった!彼らがケガしなくてよかったよ。・素晴らしい仕事ぶりだね。このオオジカに代わってお礼をいうよ。・彼らはとても勇敢だね。まさしくヒーローだ。この投稿の3日後、『ピアース郡警察署』は市民から寄せられた1枚の写真を公開しました。写っていたのは給餌ステーションでエサを食べている1頭のオオジカ。それはまさに3日前に警察官たちが助けてあげたオオジカだったのです!角にはまだロープがひっかかったままですが、元気そうな姿に喜びの声が上がりました。『ピアース郡警察署』は「これは非常に危険なので、絶対にご家庭で試さないでください」と注意したうえで、「彼らは見事だった」と警察官たちを称えました。鋭いオオジカの角が身体に刺さるなどしたら、命にかかわります。しかし、誰も助けなかったら、オオジカはそのうちあの場所で息絶えていたでしょう。危険を冒しながらもオオジカを助けた警察官たちの勇気と優しさに、大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月31日駐車していた車のエンジンルームに猫が入り込んでしまうことは珍しくありません。アメリカのニューヨーク州にある動物保護施設『アニマル・ヘイブン』に、「車の中に猫がいるので助けてほしい」という通報がありました。『アニマル・ヘイブン』のスタッフが現場に駆け付けると、運転していた人の話のとおり、車から猫の鳴き声が聞こえてきたのだとか。彼が車の下にもぐると、底に開いた小さな穴から猫が覗いていて、「出られニャいの!助けて!」というように前脚を伸ばしてきたのです!猫は外から手が届かないところにいて、車の下の隙間から押し出すこともできなかったのだそう。しかし、スタッフと車の持ち主が協力して、猫を無事に救助することができました! この投稿をInstagramで見る Animal Haven(@animalhaven)がシェアした投稿 彼らがオデッセイちゃんと名付けたその猫は、ノミ取り用の首輪をしていて、穴から頭を出そうとするたびに首輪がひっかかってなかなか出られなかったといいます。オデッセイちゃんは飼い主が見つかるまで、『アニマル・ヘイブン』で保護されるということです。車の持ち主は少し離れた場所から運転してきて、駐車場を探している時にかすかな引っかき音と鳴き声を聞いたのだとか。「この猫はとてもとてもラッキーな猫だ」とつづられた投稿には「素晴らしいチームワーク」「猫にケガがなくてよかった」などの声が寄せられました。鳴き声をあげたり、周りをひっかいたり、穴から前脚を出したりしたオデッセイちゃんは、助けてほしくて必死だったのでしょう。猫がいるのに気付かずにエンジンをかけてしまうと、猫の命に関わるのはもちろん、車の損傷にもつながりかねません。車に乗る前に耳を澄ませてみたり、猫を逃がすためにボンネットを叩く『猫バンバン』を行なったりするなど、対策を忘れずにいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月31日海にいる生きものといえば、魚やクラゲ、イルカ、クジラなどさまざまな海洋動物が思い浮かぶでしょう。オアフ島に住む投稿者(kailuastorm)さんが、カネオヘ湾でボートに乗っていた時のことです。彼らは沖のほうで、海面に何か黒いものが浮かんでいるのを見つけました。その黒いものに近付いた彼らは目を疑います。その正体は…野生のイノシシだったのです!イノシシは必死で泳いでいましたが、そこは岸からだいぶ離れていました。自力で岸までたどり着くには、波に逆らってかなりの距離を泳がなければなりません。そこで彼らはロープを使って、イノシシを救助することにしました。 この投稿をInstagramで見る Storm in Kailua(@kailuastorm)がシェアした投稿 彼らはイノシシを捕まえるために何度も何度もロープを投げ続けたそうです。そしてついにイノシシをボートに引き上げることに成功!イノシシはボートに乗ったとたん、疲れ切ったように倒れ込んでしまったといいます。陸に上がった後、彼らはイノシシを安全な自然の中に帰してあげました。この動画には、イノシシを救助した人たちへの称賛の声が寄せられています。・かわいそうに。まだ小さい子だね。疲れていたように見える。・そのままだったら、泳ぎ疲れて溺れていたかもしれないよ。・動物は私たちのオハナ(ハワイ語で『家族』)だ。助けてくれてありがとう。ボートに乗せた後、ぐったりとしていたイノシシは相当泳ぎ疲れていたのではないでしょうか。もし彼らが遭遇していなければ、自力で岸までたどり着けたかどうかは分かりません。心優しい人たちに助けてもらえて、きっとイノシシも感謝していることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月30日オーストラリアの山で仕事をしていた作業員たちが、思いがけず動物を救助することになりました。ある作業員の男性(derpyderpderp27)が、浅い坑道の底から小さなトゲのようなものが突き出ているのを見つけたそう。気になってそのトゲの周りを掘ってみると…1匹のハリモグラが出てきたのです!ハリモグラは全身が太くて硬いトゲで覆われていて、細長い口吻(こうふん)が特徴の動物で、オーストラリアやタスマニアなどに生息しています。作業員が見つけたハリモグラは坑道の底にはまっていたため、彼らは工事を中断して助けてあげようとしました。ところが相手はハリモグラ。作業員たちよりもうんと早く穴を掘ってしまうため、なかなか捕まえられません!結局、捕まえるまでに約30分もかかったのだとか。そしてハリモグラは捕まった時、「あちゃー!捕まっちゃった」というようなポーズを見せたのです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。Echidna we rescued at workbyu/derpyderpderp27 inaww作業員に抱えられたハリモグラは、恥ずかしそうに両手で顔を隠しているように見えますね。この珍しい写真にはさまざまな感想が寄せられました。・顔を隠してる!なんてかわいいんだろう。・この子は恥ずかしがり屋さんなんだね!・おそらく長い間日の光を見ていなかったから、目がくらんでしまったんじゃないかな。この後、作業員たちはハリモグラを安全な場所まで連れて行って、そこで放してあげたそうです。ハリモグラが土を掘るのが得意だとしても、そのまま工事現場にいたら身の危険があったかもしれません。土から飛び出た小さなトゲを見逃さず、30分もかけて捕まえてくれた心優しい作業員たちのおかげで、ハリモグラが無事でよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月25日あらゆる電化製品に囲まれて暮らしている私たちは、電力の供給が止まると大きな影響を受けます。特に突然の停電の場合、生活に大きな支障をきたすこともあるでしょう。停電を行った警察と電力会社に感謝の声?秋の晴れた日、アメリカのペンシルベニア州で、緊急の停電が行われました。停電したのは約10分間でしたが、昼間だったため、約200世帯に少なからず影響が出たと思われます。電力会社と協力して停電を行った『コロンビア・ボロ警察署』はFacebookで、この停電について報告しました。すると、警察や電力会社へ苦情ではなく『感謝の声』が寄せられたのです。理由は…電柱から降りられなくなった猫を助けるためだったから!『コロンビア・ボロ警察署』によると、お昼ごろに電柱の上にいる猫を発見した近所の人たちが心配して警察に通報したそうです。警察は電力会社と相談して、その約1時間後に猫の救助作戦をスタート。電力会社の職員と猫の安全のために送電を停止した後、クレーン車を使って無事に猫を救助しました。その間、警察官たちは道路で交通整理を行っていたといいます。幸い猫は元気で、飼い主が見つかるまで地元の動物保護施設に預けられました。この出来事には「この猫の救出に携わったみなさん、ありがとう!」「あなたたちは全員ヒーローだ」など、称賛のコメントが上がっています。写真では、電柱の上にいる猫は今にも足を踏み外しそうな場所にいるように見えます。おそらく猫は電柱に登ったものの、怖くて降りられなくなったのでしょう。投稿によると、「誰かにとって致命的となる可能性がある事件」で電力会社が出動するのはこの1週間で二度目だったのだとか。こんなに高い所にいる猫に気付いて通報した人を始め、猫を助けるために全力を尽くした警察と電力会社の人たちに拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月23日舞台『放浪記』『がめつい奴』、ラジオドラマ『君の名は』で知られる劇作家・菊田一夫が1957年(昭和32年)に創立した「劇団 東宝現代劇」の有志“75人の会”が、コロナ禍での休止を経て4年ぶりに活動を再開することが発表された。「劇団 東宝現代劇」とは、昭和32年の芸術座第1回『暖簾』公演後、次代の現代劇俳優を育てるべく菊田の主唱により公募・試験の上、1期生23名を採用して設立された劇団。第1期生出身者は、丸山博一、井上孝雄、内山恵司、小鹿番、山田芳夫、青木玲子、小林誠、竹内幸子ら。そして、続く多くの劇団員が、東宝製作の演劇やミュージカルに長年にわたり出演してきた。今回の公演では、数ある菊田作品の中から選りすぐりの2作品『夜汽車の人』『毒薬』のリーディングの会を開催する。■演出家、劇団員の言葉世界中で猛威を振るったコロナウィルス、劇場という空間での演劇公演も勿論大打撃を受け、当東宝現代劇の有志による“75人の会”も4年もの自粛期間を余儀なくされておりました。その復活を助けてくださったのは、やはり劇団創始者である菊田一夫先生でした。本年(2023年)が菊田一夫没後満50年を迎え、菊田作品をもう一度世に送り出したく「特別公演」と題し、再出発しようという考えが75人の会で浮上致しました。発足当時75人居りました会員も大分少なくなりましたが、菊田作品の選りすぐりの2作品を、リーディングという形で発表し、長年応援してくださっているお客様、そして菊田作品を知らない世代のお客様にも、ぜひ楽しんで頂ける公演を一致団結して創ろうと、意気込み新たに公演に力を注いでおります。どうぞ本年12月21日、22日、深川江戸資料館小劇場に再びお運びくださいます様、皆様の応援をよろしくお願い申し上げます。丸山博一横澤祐一東宝現代劇75人の会<公演情報>劇団東宝現代劇 75人の会 特別公演“菊田一夫没後50年 ドラマ・リーディングの会”【夜汽車の人】『放浪記』と並び評価される、1971年芸術座初演の傑作戯曲。詩人萩原朔太郎の想い人エレナとの出会いと別れ。そして、詩に向き合おうとする朔太郎のひたむきさ、それを支える妹、恩師、理解を得られない両親との葛藤を通して、詩人朔太郎の半生が描かれている。演出:丸山博一出演:大石剛、下山田ひろの、松村朋子、鈴木雅、古川けい、小林誠、柳谷慶寿、安宅忍、高橋ひとみ、高橋志麻子、劇団東宝現代劇75人の会、劇団東宝現代劇劇団員【毒薬】森光子、浦島千歌子らの出演で1963年に放送されたテレビドラマ脚本。悪運の強いある男にかかわる女性3人を描いた喜劇。素直に家に帰っていれば良かったものを……ある男が、家へ戻らず、愛人の所へも寄らず、会社の宴会等と嘘をつき、他の女の所へ行ったために巻き起こる大騒動。演出:横澤祐一出演:高橋志麻子、高橋ひとみ、下山田ひろの、古川けい、劇団東宝現代劇75人の会、劇団東宝現代劇劇団員■日時12月21日(木) 13:00 / 17:0012月22日(金) 14:00 / 18:15会場:深川江戸資料館小劇場■チケット料金前売:2,800円当日:3,000円11月10日(金) 前売開始
2023年10月21日イギリスの動物保護団体『イースト・サセックスWRAS』では、さまざまな野生動物の保護活動をしています。その『イースト・サセックスWRAS』に、住民から助けを求める通報が入りました。排水管の中で動けなくなっていたのは?現場に駆けつけた『イースト・サセックスWRAS』の職員のネイサンさんが見たのは、民家の排水管に詰まった『あるもの』。まるでたわしのように見えるものの正体は、ハリネズミだったのです!ハリネズミは不運にも蓋が開いたままの状態だった排水管の中に落ちてしまったよう。そしてパイプの真ん中で体を丸めたため、完全に身動きが取れなくなってしまったのです。ハリネズミは持ち上げることができない状態でした。また体が鋭い針で覆われているので、素手でつかむわけにはいきません。そこでネイサンさんと住人は、バーベキュー用のトングを改造して即席の救助道具を作りました。それを使って排水管の下からハリネズミを押し上げて、見事に救助することができたのです!ハリネズミはびしょ濡れで寒がっていましたが、体を温めてあげると元気を取り戻したそう。幸いケガもなく、走り回れていたため、翌日には野生に帰してあげたということです。この救助作戦について報告した『イースト・サセックスWRAS』の投稿には、「WRASがいなかったらどうなっていたかと思うと恐ろしい」「かわいそうに。助けてもらえてよかったね」などの声が上がりました。投稿によると、イギリスでは小さなハリネズミがフェンスの柱穴などに落ちるのは珍しくないのだとか。しかし今回のように、パイプの中に挟まってしまった場合、ハリネズミが自力で脱出するのは難しいでしょう。人間が暮らす町は、野生動物にとっては危険がいっぱいです。人も動物も安全に暮らせるように、日々活動している『イースト・サセックスWRAS』のような人たちに感謝したいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月17日イギリスには鉄道網の安全を守るための特別警察機関『イギリス運輸警察』、通称『BTP』があります。『BTP』は駅や列車、鉄道関連施設などで起きる犯罪の防止や犯人の逮捕、治安維持を目的とした警察です。川辺に『犬』が倒れている?『BTP』の警官たちが強盗のパトロールに出動した時のことです。ある警官が数人の市民に呼び止められました。市民らは「テムズ川で犬が苦しんでいる」と、その警官に助けを求めてきたといいます。彼はもちろんその声を無視することはせず、現場に向かいました。そして市民らの言葉のとおり、川辺に横たわっている動物を発見して驚きます。苦しんでいたのは犬ではなく、アザラシの子供だったのです!写真ではアザラシはまったく動いていないように見えますが、しっかりと生きていました!この後、アザラシは野生動物病院に無事に保護されたそうです。『BTP』はFacebookでアザラシの写真とともに、「昨日、グリニッジの強盗パトロールに出動した警官たちにとって、ハートを盗まれるのは最後に予期したことだった」とユーモアたっぷりに投稿。すると「このかわいそうな子を救助してくれてありがとう」「まだ赤ちゃんじゃないか。無事だといいな」などの声が上がりました。鉄道関連警察である『BTP』の警官がアザラシを助けるというのはとても珍しいことだそう。そこで『BTP』は「アザラシとの遭遇が仕事中にそんなに頻繁に起こるフリをするつもりはありませんが、驚きの連続のキャリアをお探しなら、BTPの募集職種をご覧になってはいかがですか」と、さりげなく求人募集をしていました。凶悪な犯罪や危険と隣り合わせの警官たちは、常に緊張感をもって職務に励んでいるはず。そんな警官にとって、きっとこのアザラシの子供との出会いは、心温まるひと時になったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月11日アルゼンチンに住む男性が、偶然見かけた光景が話題になっています。ある晴れた日、アンドレア・ネンフーバー(@anennhuber)さんが海岸沿いの高速道路を車で走っていた時のことです。ちょうど彼の前を走っていたトラックが突然、路肩に停車したのだそう。その場所は見通しのいい直線道路で、彼らのほかに走っている車はありません。しかし、視線の先の道路の真ん中に、何やら『黒いもの』が見えたのです。彼はトラックを追い越すことはせず、同じく停車して様子を見ていると、トラックの運転手が降りてきました。そこで彼は、なぜ運転手が止まったのかを理解します。道路に見えた『黒いもの』の正体は…こちらをご覧ください。En viaje Conodoro a Caleta Olivia en ruta 3 pude ser testigo de ese heroe sin capa que salvo al pequeño lobito perdido pic.twitter.com/W7t4A8SihZ — N3NU ♂️ (@anennhuber) September 15, 2023 道路の真ん中で立ち往生していたのは…アシカの赤ちゃん。近くの海から陸に上がり、そのまま道路まで進んできてしまったようです。トラックの運転手の男性は、「こんなところにいたら危ないじゃないか」と思ったのでしょう。そして彼は、反対車線にやってきた車を止めて、アシカを道路脇の安全な場所まで誘導してあげました。その様子を撮影していたアンドレアさんは、「僕は『小さな迷えるオオカミ』を救った、マントなしのヒーローを目撃することができた」とつづり、動画を投稿。トラックの運転手の男性への称賛の声が寄せられています。・このスーパーヒーローに拍手を送ります!・彼のような人が、この世界にはもっと必要だ。・決してアシカに触れずに助けてあげているのが素晴らしい。・動物に優しくするのはそんなに難しいことでも、お金がかかることでもない。少しの寛大さが必要なだけだよね。高速道路はこんなにも空いているため、スピードを出している車が多いはずです。もし遠くにアシカが見えたとしても、急ブレーキが間に合わないかもしれません。通り過ぎることもできたのに、ためらうことなく停車して、アシカの赤ちゃんを助けた男性はとても優しい人なのでしょう。偶然に撮れた39秒間の動画は、多くの人の心を温かくしてくれました。[文・構成/grape編集部]
2023年09月27日巨大な口ばしと長い首が特徴の大きな水鳥、ペリカン。アメリカでは、地域によっては海の近くで野生のペリカンを見かけるのは珍しくありません。ペリカンの様子がおかしい!?フロリダ州の海岸で、ある家族が1羽のペリカンを見て異変に気付きました。そのペリカンはぐったりしたように水面に浮かんだ状態で、時折不自然な動きをしています。よく見ると、ペリカンの口ばしの中に大きな魚が入っていたのです。ペリカンはその魚を飲み込むことも、吐き出すこともできずに、苦しんでいる様子。「このペリカンは魚をノドに詰まらせている」そう気付いた男性がボートでペリカンに近付きます。そしてペリカンの口を開けると、出てきたものは…こちらをご覧ください。男性はペリカンの口の中から魚を取り除こうとしますが、なぜかなかなか取れません。ペリカンがケガをしないように注意しながら、2人がかりでやっとのことで魚を取り出しました。その魚を見て、彼らはなぜペリカンが苦しんでいたのかが分かります。魚に大きな釣り針が刺さっていて、それがペリカンのノドに引っかかっていたのです。口ばしから魚を取り除いてもらったペリカンは何事もなかったように、すぐに泳ぎ始めました。この動画にはペリカンを助けた男性たちへの称賛の声が上がっています。・この美しくて無力な動物を助けてくれた家族に感謝するよ!・見事な救助だね。きみたちを尊敬する。・このペリカンは運がいい。欲張っちゃダメだよね。釣り針がノドに引っかかった状態でどうすることもできず、苦しんでいたペリカン。もしこの家族がペリカンの異変に気付かなかったり、見て見ぬふりをしたりしていたら、ペリカンはどうなっていたでしょうか…。このような事態に遭遇した時、野生動物に詳しい人でない限り、ためらうことなく行動するのは勇気がいるはずです。心優しい男性たちに助けてもらったペリカンは、きっと心の中で感謝していることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年09月27日現代サッカーの発祥の地といわれるイギリスでは、サッカーはとても人気があります。観戦するだけでなく、プレーする人も多いイギリスでは、サッカーができる場所がたくさんあるようです。サッカーのゴールネットに絡まっていたのは?ある日、サッカーコートで動物が見つかり、野生動物保護団体『イースト・サセックスWRAS』に通報が寄せられました。その動物はサッカーのゴールネットに絡まって動けなくなっていたそうです。見つかった時は、まるで動物がネットにぐるぐる巻きにされているような状態。『イースト・サセックスWRAS』のスタッフはネットごと外して、その動物を連れて帰りました。一見するとなんの動物かが分からないほど、完全にネットに絡まっていたのは、犬でも猫でもありません。それは…ヨーロッパアナグマだったのです。今回見つかったのはまだ若いヨーロッパアナグマだったそう。安全にネットを外すために鎮静剤を投与して精密検査をしたところ、前脚が腫れていてネットによるケガをしているのが分かりました。そのため、脚の腫れが引き、傷が治るまで『イースト・サセックスWRAS』の施設で治療を受けたといいます。幸い完全に回復するまでにそう時間はかからず、アナグマは発見された場所に帰されました。『イースト・サセックスWRAS』の投稿によると、イギリスではサッカーのネットに絡まる若い野生動物が増えているのだとか。2023年はアナグマだけでなく、カモメやハリネズミ、キツネなども救助したということです。その上で、「サッカーゴールをお持ちの人は、どうかネットを地面より高い位置に結んでください。そうすれば、野生動物が巻き込まれることなく、安全に下を通ることができます」と呼びかけています。この投稿には「これを読んでいる人がこのことを心に留めて、ネットを上のほうに結んでほしい」「命を助けてくれてありがとう」などの声が寄せられていました。ネットに絡まった動物は逃げようとして、もがけばもがくほどさらに絡まってしまい、ケガをしたり、最悪の場合は命を落としたりすることもあるといわれます。サッカーを楽しむためのゴールネットが、野生動物にとっては命に係わる危険なものになり得るのです。このような予防策が広まり、動物を守りながらサッカーを楽しめるようになるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年09月25日韓国初登場No.1を記録した、実話から着想を得た衝撃作『極限境界線救出までの18日間』より予告と場面写真が解禁された。タリバンの人質になった韓国人救出のため、アフガニスタンに向かった外交官と現地の工作員が決死の交渉作戦に挑む本作は、ファン・ジョンミンとヒョンビンが初共演した話題作。監督は『提報者~ES細胞捏造事件~』のイム・スルレ。約2か月に及ぶヨルダンでの撮影を敢行し、広大な砂漠、灼熱の太陽、熱風、聳え立つ岩場など、厳しくも壮大な自然の中で、「人命」のために奮闘する2人の姿を圧倒的なリアリティで捉えた。この度解禁となった予告編では、アフガニスタンで起きたタリバンによる韓国人拉致を受け、韓国政府から派遣されたチョン・ジェホ(ファン・ジョンミン)が外交ルートで救出交渉を続ける様子が映し出されている。しかしそこに現れた現地の事情をよく知る工作員パク・デシク(ヒョンビン)から「引っ込んでろ 俺のやり方でやる」と一蹴され、2人は対立。一方アフガン政府は、タリバン側の要求であるタリバンの囚人と韓国人の人質との交換要請に応じず、チョン・ジェホらは手立てなく八方塞がりになってしまう。そこにかかってきた一本の電話。「僕は生きたい どうか助けてください」という人質からの声のあと銃声が響き、事態は急変。「テロリストとの交渉など国家の恥だ」という上司を前に、チョン・ジェホとパク・デシクは手を組み「残された方法は1つだ」と大勝負に出るのだった。彼らが最後に挑んだ決死の交渉とは?「あなたはミスを犯した」と交渉相手に迫るチョンの思惑とは?極限の状況で見せるファン・ジョンミンの表情と、ヒョンビンの身体を張ったアクションにも注目の予告編となっている。併せて解禁となった場面写真では、情勢の不安定な異国の土地で、ファン・ジョンミン演じるチョン・ジェホとヒョンビン演じるパク・デシクらが人質救出のために奔走する様子が切り取られ、刻一刻を争う現場の緊張感が伝わってくる。『極限境界線救出までの18日間』は10月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:極限境界線救出までの18日間 2023年10月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, WATERMELON PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.
2023年09月01日イギリスで個人タクシーの運転手をしているトム・ハッチング(Tommy’s Taxis)さん。2023年8月のある日、トムさんが1日の仕事を終えて帰宅した時のことです。婚約者のローレンさんが彼のタクシーを見て、ヘッドライトの間にあるフロントグリルの付近で何かが動いたのに気付いたのだそう。そういわれたトムさんが近付いてよく見ると…なんとエンジンルームの中に猫が入っていたのです!トムさんはその日は1日中、広い範囲を走り回っていましたが、猫がいたことはまったく気付いていなかったとのこと。それから彼はすぐに車のフロントグリルを外して、猫を助け出しました。猫がどのくらいの間、トムさんの車の中にいたのかは分かりませんが、見たところケガはしていなかったそうです。それでも彼は猫をタクシーに乗せて、動物病院へと直行!そのオス猫はマイクロチップを装着しており、飼い主の連絡先が分かりました。病院から飼い主に連絡したところ、ギズモくんという猫は丸1週間も行方不明になっていたのだとか。しかもギズモくんの家はトムさんの自宅から約16kmも離れていたのです。トムさんは「この猫がいつ、どうやって僕の車に入り込んだのかは分からないけど、無事だったことが何より嬉しいよ!」とFacebookに動画を投稿。猫が助かったことと、トムさんの優しさに喜びの声が上がりました。・きみに見つけてもらえたこの猫はラッキーだ!無事でよかったね。・この猫のためにあなたはよくやってくれた。ありがとう。・「もし飼い主が見つからなかったら、あなたがこの猫の里親になった」に1票!ローレンさんは自身のFacebookで、笑顔でギズモくんを抱くトムさんの写真を公開。タクシーのメーターをオフにして猫を動物病院へ送り届けたことを「彼ならきっと『猫&家族割引だよ』っていうでしょうね!」とユーモアたっぷりに称賛しています。ためらうことなくフロントグリルを外して猫を救出し、飼い主を見つけるために全力を尽くした心優しいトムさん。ローレンさんはきっとそんな彼に惚れ直したことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年08月29日ファン・ジョンミンとヒョンビン、韓国を代表する2人の俳優が初共演し、タリバンの人質になった韓国人救出のための交渉作戦を描いた、韓国初登場1位の大ヒット作『The Point Men』(英題)が邦題『極限境界線救出までの18日間』として10月20日(金)より公開決定。併せて日本版ポスタービジュアルが解禁となった。2007年、タリバンによって実際に起き、大きな国際問題となった韓国人23名の拉致事件。彼らは人質と引き換えに、現在刑務所に収監されているタリバンの囚人たちの解放を要求、それが通らない場合は、人質を全員処刑すると声明を出す。与えられた猶予は24時間。韓国外務省の外交官、チョン・ジェホ(ファン・ジョンミン)は人質を救出するべくアフガニスタンの首都カブールに飛び、そこで出会った現地の国家情報院の工作員、パク・デシク(ヒョンビン)と共に人質奪還のための救出作戦を練る。しかしアフガニスタン政府の協力は見込めず、情報も錯綜し、刻一刻とタイムリミットが迫る。果たして彼らは、人質の命を救うことができるのか!?人質救出の交渉役として派遣された厳格なエリート外交官には、『哭声/コクソン』『ただ悪より救いたまえ』などのファン・ジョンミン。韓国で権威ある2大映画祭で主演男優賞を2度受賞した名優が、極限状態にあっても諦めない交渉人を存在感たっぷりに演じる。人命を救うためには手段を選ばない現地の工作員には、「愛の不時着」が世界的に大ヒット、『コンフィデンシャル:国際共助捜査』の日本公開も控えるヒョンビン。誰も見たことのないワイルドなヒョンビンが、リアルなアクションで大スクリーンを暴れまわる。監督は『提報者~ES細胞捏造事件~』のイム・スルレ。コロナ禍を乗り越え実現した海外ロケ地・ヨルダンでの大規模撮影による空前のスケール感と、緊迫感溢れる駆け引きの中、“命”を交渉する者たちの衝撃と驚愕のサスペンスドラマを作り上げている。解禁となった日本版ポスタービジュアルには、「23名の命は、彼らに託された」というコピーが配され、ファン・ジョンミン、ヒョンビンそれぞれが人質救出に向けて最善を尽くそうとする表情が収められた。タイムリミットが迫る極限状態の中、厳格な外交官と現地の工作員が仕掛けた交渉術に注目が集まる。『極限境界線救出までの18日間』は10月20日(金)はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月18日結婚を控えた男性が親しい友人たちと、独身最後の夜を盛大に祝う『バチェラーパーティー』。参加者は男性のみで、アメリカでは一般的な習慣です。バチェラーパーティーを楽しんでいた男性たちが目撃したのは?愛する女性との結婚が決まったミッチ・ホワイト(Mitch White)さんは、ミネソタ州にある川で仲よしの友人たちと『バチェラーパーティー』をすることにしました。彼らがカヌーで川下りを楽しんでいると、ミッチさんの甥であるゲイレンさんは背後から犬の鳴き声が聞こえたそう。その日、彼らは川でほかの人を見かけていなかったため、全員で引き返して確認することにしました。そして川岸にたどり着くと、ぬかるんだ泥の中からセントバーナードが顔を出していたのです。犬は全身が泥に埋まり、かろうじて顔だけが出ている状態で、身動きがとれなくなっていました。ミッチさんたちは消防署に通報し、カヌーのパドルを使って犬を掘り出し始めます。彼らのヒザまで埋まるほどぬかるんだ泥に苦戦しながら、犬を傷付けないように慎重に周りの泥をかき出していきました。途中で犬に水を飲ませ、持っていたソーセージなどを与えたそうです。30分ほど掘ったところで、彼らは犬を呼んで自力で泥から抜け出してもらおうとしましたが、犬は動けませんでした。犬が首輪をしていなかったため、ミッチさんたちは「万が一噛まれたらいけない」と考え、犬の体に触れないようにしていたといいます。そうしているうちに消防隊員が到着。隊員たちが持参したハーネスを犬の体の下に入れて、数人がかりで犬を持ち上げてようやく救出することができました。その約5分後に、犬の飼い主が現場に駆けつけました。犬はエドくんといい、丸1日行方不明になっていたそうです。ミッチさんたちが発見した時、エドくんの目には大きなダニがいて、「1週間くらいそこにいたように見えた」とのこと。救助された直後、エドくんは立ち上がれないほど弱っていましたが、数日後には元気を取り戻したといいます。おそらくエドくんは、なんとか自力で泥から抜け出そうとしてもがき、体力を消耗していたのでしょう。ミッチさんは「友人たちはよくやってくれて、最高のバチェラーパーティーになったことを感謝している。一生忘れないよ!」と、その時の写真を投稿。「きみたちはヒーローだ!」「素晴らしいチームワーク」など、11人の心優しい男性たちに称賛の声が上がっています。この日にミッチさんたちが偶然カヌーで川下りをしていなかったら、エドくんは誰にも見つけてもらえなかったかもしれません。そうなったら、エドくんは最悪の結果になっていた可能性もあります。ミッチさんの独身最後のパーティーは、この予想外のハプニングによって、より思い出深いものとなったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年08月14日人間と野生動物が共存しているこの地球では、時にお互いが助け合いながら生きていく必要があります。アフリカのケニアでそんなことを思い出させるような出来事がありました。ライオンの子供が穴に落ちた!ケニアにある野生動物保護団体『シェルドリック・ワイルドライフ・トラスト』に、「クク牧場で、2頭の若いライオンが穴に落ちている」という知らせがありました。その穴は深さが4mもあり、ライオンたちが自力で脱出するのは不可能です。ライオンたちは生後6か月のメスで、36時間ほど穴の中にいたため、衰弱して怯えていたそう。そこで2頭を安全に救助するために、『シェルドリック・ワイルドライフ・トラスト』のスタッフや獣医師、クク牧場の管理者、ケニア野生動物公社の職員らが総動員で、作戦を立てることにします。まだ子供とはいえ、2頭は肉食動物のため、麻酔をかける必要がありました。それから救助隊がハシゴを使って穴の中に降りて2頭を救出。すぐに獣医師が診察すると、幸い2頭とも無傷だったといいます。目を覚ましたライオンたちに食事を与えると、夢中で食べていたそうです。作戦はそこで終わりではありません。2頭を母ライオンと再会させてあげる必要があります。救助チームは2頭を安全な場所に置いて、母ライオンが迎えに来るのを待ちました。その間、2頭に危害が及ばないように、監視を続けます。そして救出から約12時間後、ついに母ライオンが現れて、子供たちと再会できました!『シェルドリック・ワイルドライフ・トラスト』はFacebookでこの救出劇の成功を報告。「最高の結末。この救助に携わったすべてのみなさんに感謝したい」「かわいそうに。2頭は怖かっただろうね」「母親が戻って来てよかった」など喜びの声が上がっています。この救出劇を地元の小学生たちと教師が見守っていて、ライオンたちを助け出した後、生徒たちが自ら穴を埋めたそうです。子供とはいえ、2頭の救出には危険が伴ったはず。しかし、彼らが助けなかったら、ライオンたちは穴の中で力尽きていた可能性があります。母ライオンはきっと、子供たちを助けてくれた人たちに感謝していることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月18日アメリカの警察のSNSアカウントではあらゆる犯罪に関する報告や、人々の安全を守るための注意喚起など、緊張感のある投稿が多く見られます。そんな中、アリゾナ州にあるグレンデール警察がFacebookに投稿した心温まる出来事に、反響が上がりました。運河に落ちた犬を『あるもの』で救助この日、市民から「運河でジャーマンシェパードが泳いでいる」という通報を受けた警官たちが、現場へ駆けつけました。すると通報どおり、1匹のジャーマンシェパードが疲れた様子で運河の中で行ったり来たりして、さまよっていたのです。犬は誤って運河に落ちてしまい、自力で岸に上がれなくなったと思われます。ソレンソン巡査はすぐに防弾チョッキを外し、運河に降りていきました。しかし犬は臆病で、「おいで」と呼んでもなかなかソレンソン巡査の近くまで寄ってきません。そこで1人の警官が「何か食べ物を持っているかい?」というと、ダウニー巡査がパトカーからあるものを持ってきました。それはダウニー巡査のために妻が作った焼きたてのかぼちゃマフィン!ソレンソン巡査はマフィンを犬に見せながら「ほら見てごらん!僕が持っているのは何かな?」と優しく話しかけます。するとさっきまで警戒していた犬が、おいしそうなマフィンの香りにつられて近付いてきたのです。こうしてマフィンのおかげであっさりと犬を救助することができました。犬は救助された後、すぐ近くに住む飼い主と無事に再会することができました。犬を引き渡す時、ダウニー巡査は飼い主の男性に「俺の妻のマフィンが無駄になっちゃったよ」とちょっぴり不満そうにぼやいています。グレンデール警察は『ダウニー巡査の奥さんが、彼のために新しいマフィンを作ってくれることを願っている!』と動画を投稿。貴重なマフィンを差し出したダウニー巡査に称賛の声が集まっています。・この警官の奥さんは表彰されるべきだ!・巡査、あなたのマフィンは無駄にはなっていませんよ。そのおかげで犬の命が救われたんだから。・かぼちゃマフィンはおいしいよね。犬を助けてくれた警官のみなさん、ありがとう!ダウニー巡査はパトロール中の休憩時間に妻のかぼちゃマフィンを食べるのを楽しみにしていたはず。それでも犬を助けるためにマフィンを捧げた彼は称賛に値しますね。この出来事を知ったダウニー巡査の妻はきっと夫を誇りに思い、新しいかぼちゃマフィンを焼いてくれたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年07月10日アメリカのテキサス州で、消防署に珍しい救援の要請が入りました。助けを必要としている住民から電話を受けたのは『ウッドランズ消防署』。内容は火災でもなければ、急病人が出たわけでもありません。その家の愛犬であるティッピーくんが、家の中で身動きがとれなくなってしまったというのです。駆けつけた消防隊員たちが見たのは、信じられない場所にいるティッピーくんでした。なんとティッピーくんは、トイレの便器と壁の間に挟まって動けなくなっていたのです!いくつかの方法を試したものの、ティッピーくんの体は完全に固定されていて、まったく動かなかったのだとか。無理やり引っ張っぱるとティッピーくんがケガをする可能性があり、危険です。最終的に消防隊員たちは、壁の石膏ボードを少し壊して、ティッピーくんを無傷で助け出すことに成功しました!『ウッドランズ消防署』はFacebookで「今朝、我々のクルーは珍しい問題に直面しました」と、この救助作戦について報告。投稿には「よくやった!」「さすが我らの消防隊」「ティッピーを助けてくれてありがとう」など、消防隊員たちへの称賛の声が上がりました。小型犬や猫が狭いところに入り込んで動けなくなることは、珍しくないそうです。しかし、便器の後ろに挟まってしまうなんて…飼い主さんもびっくりしたのではないでしょうか。助け出された後、ティッピーくんは安全な場所で気持ちよさそうに、うたた寝していたとのこと。トイレの壁は少し壊れてしまいましたが、ティッピーくんが無事でよかったですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月28日地域の住民の安全を守るために、あらゆるシーンで活躍している警察官たち。彼らが助けるのは、人だけではありません。アメリカのユタ州で、散歩をしていた人たちが水路に落ちた犬を発見しました。その時、水路の水位は高く、たくさんの水が流れていて、犬は流されないように必死で土手にしがみついていたといいます。犬を見つけたティムさんとモニカさんはすぐに助けようとしましたが、フェンスには鍵がかかっており、有刺鉄線が張られていて、近付くことができません。そこで2人が『プライス市警察』に電話をして助けを求めると、ラトクリフ警部とタピア巡査が急いで現場に駆け付けました。そして警察官たちはためらうことなくフェンスを乗り越えて水路に入り、犬を無事に救出したのです。助けられた後、犬は体をきれいにしてもらい、警察署で過ごしていたところ、まもなく飼い主が見つかりました!犬はチカちゃんといい、飼い主さんが何時間も探し続けていたそうです。チカちゃんは高齢で、心疾患を患っているのだとか。飼い主さんは、チカちゃんを助けてくれた人たちにとても感謝していたといいます。『プライス市警察』はこの出来事をFacebookで報告。つづられていたのは『警察官のお手柄』ではなく、通報した市民と、生きるために頑張ったチカちゃんへの称賛の言葉でした。助けが必要な時に、注意を払い、電話をかけてくれる市民のみなさんに感謝します。何よりもチカちゃんの強さと生き延びる意志を尊敬します。彼女がもつ、家に戻ろうとする決意と粘り強さは称賛に値するもので、私たち全員が学べる教訓です。Price City Police Departmentーより引用(和訳)この投稿には「『ただの犬』と思わず、この子を助けてくれてありがとう」「あなたたちはヒーローだ」など、警察官たちへの称賛の声が寄せられています。助けてもらった後のチカちゃんは、笑っているように見えますね。言葉にしなくても、きっと命を救ってくれた警察官たちに感謝をしていることでしょう。人だけでなくすべての命を守ろうと奮闘する警察官のみなさんに、大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月19日「劇団壱劇屋東京支部 大阪/東京 二都市ツアー公演『煙突もりの隠れ竜』」の開催が決定した。劇団壱劇屋東京支部「煙突もりの隠れ竜」 チケット情報劇団壱劇屋は元々大阪を拠点に活動していた劇団であり、2017年に大阪5カ月連続上演、2018年に東名阪三都市ツアー、2019年に大阪公演単独で2000名動員達成と、精力的に創作を続けており、2019年より、「劇団壱劇屋東京支部」を発足し、全国区での知名度獲得と活動拠点拡大を目指している。2019年以降東京で複数公演を実施してきた「劇団壱劇屋東京支部」初の東阪公演が、大阪は8月18日(金)から20日(日)までABCホール、東京は8月31日(木)から9月3日(日)までシアターグリーンBIG TREE THEATERにて開催。今回の物語の舞台は、”幻獣”が存在する世界。言葉を話すのは幻獣のみ、幻獣と言葉を交わすことができない人間はワードレス(言語なし)幻獣が其処彼処に存在する世界の、リアル御伽話。『煙突森で眠る龍を起こしてはならない』幻獣界に伝わるタブーを胸に、煙突掃除夫を務めることになった男の物語。是非ともご覧あれ!チケットは7月7日(金)19:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、6月10日(土)12:00より劇団壱劇屋FC先行(特典付)の受付を開始。------------【あらすじ】物語の舞台は、”幻獣”が存在する世界。国の各地、森や山や砂漠などを棲家としている。その総数は正確には把握されておらず、現在も新種個体が発見され続けていた。新たな幻獣の発見はトップニュース!息子が大好きな幻獣の写真を撮り続ける男が主人公。ある日男は、巨大な怪鳥に攫われてしまう。空を越え陸を越え、辿り着いたところは幻獣たちの棲家・煙突森。気付けば周りは幻獣だらけ。そんな男の前に小さなタヌキが現れる。頭に葉っぱ、身体に茶釜。新種の幻獣だ!と追いかけた男は、森の奥深くに迷い込んでいく。タヌキの言うことには。“前の煙突掃除夫がぽんぽこ(老衰)しましてな、だからあんたにはそれをお願いしたいんな!”『煙突森で眠る龍を起こしてはならない』幻獣界に伝わるタブーを胸に、煙突掃除夫を務めることになった男の物語。言葉を話すのは幻獣のみ、幻獣と言葉を交わすことができない人間はワードレス。幻獣が其処彼処に存在する世界の、リアル御伽話。
2023年06月07日イギリスのノースウェールズで、ラフティングガイドをしているルイス・ウィルソンさん。ある日、ルイスさんは川の急流の底に何かがいるのを見つけました。それは…数羽の子ガモたち。子ガモのそばに母ガモの姿はなかったといいます。ルイスさんはそれからずっと、子ガモたちのことが気になっていたのだとか。時間が経つにつれて、子ガモの数が少なくなっていることに気付いた彼は、居ても立ってもいられず、子ガモを助けに行くことに決めます。ルイスさんはカヤックに飛び乗り、急流を全力で漕ぎながら下っていきました。そして子ガモたちがいた場所にたどり着くと、残っていた、たった1羽の子ガモを助け出すことに成功。そのまま子ガモを抱いて穏やかな川を下り、安全な場所まで連れて帰ったのです。彼はひと晩、子ガモを温めていたそう。そして翌日、1時間半かけて野鳥の保護施設『Cuan Wildlife Rescue』に預けに行きました。子ガモは命に別状はなく、施設に保護されていたほかの子ガモたちの仲間に加わったということです。『Cuan Wildlife Rescue』はFacebookで「ラフティングガイドの役割を超えて、この子ガモを助けてくれたルイスさんの努力と優しさに感謝しています」とつづり、写真を投稿。「ルイスさん、よくやった!」「きみはスーパーヒーローだ!」「優しい心はもっとも貴重な贈り物だよね」など、ルイスさんへの称賛の声が上がっています。写真を見ると、ルイスさんが子ガモを助けた場所は、かなりの急流であることが分かります。川底にいる子ガモを救出するのは、簡単ではなかったでしょう。心優しいルイスさんに助けてもらった幸運な子ガモが、安全な環境で元気に成長していくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月18日早く大人になって家を出たいと思う人は多いでしょう。それが辛い日々なら尚更ですよね。そこで今回は、伯父と伯母のおかげで毒親から逃れることができた兄妹の救出劇を描いた「自分のことしか考えない“最低母親”を撃退した方法」を紹介します!辛い日々を送る兄妹主人公カツラと妹のユリは、母親から育児放棄をされ、毎日こき使われていました。学費も払ってくれないので、カツラは伯父のレストランでバイトをして、ユリの分まで学費を稼ぎます。伯父と伯母が我が子のようにとてもよくしてくれたので、それだけが救いでした。伯父は病気で亡くなってしまいますが、児童相談所に掛け合ってくれていたおかげで、家を出ることができたのです。最低母親から脱出して引越し完了!最低母親から逃れて、カツラとユリは無事に引越しが完了しました。伯母も様子を見に来てくれて、新しい生活に気持ちが躍ります。母親はというと、一人で静かに暮らし、カツラたちに干渉してくるわけでもありませんでした。養育費もしっかり振り込まれており、伯母が口利きをしてくれたおかげで、父親がユリの学費を振り込んでくれることにもなったのです。伯母さんに頭が上がらない二人なのでした。父親に引き取られていたら変わっていたかも…?父親はしっかり養育費を支払ってくれて、学費まで用意してくれる人でよかったですよね。母親ではなく、父親と一緒に暮らしていたらまた違ったかもしれません。以上「自分のことしか考えない”最低母親”を撃退した方法」を紹介しました。エトラちゃんは見た!さんのYouTube(Grapps編集部)(チャンネル/エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月17日消防士の仕事は消火活動だけではありません。アメリカのミシガン州にある『マスキーゴンハイツ消防署』に、助けを求める電話が入りました。1匹の犬が、旧排水処理場の貯水池に落ちてしまったのです。貯水池の外壁は高さが3m近くあり、犬が自力で脱出するのは不可能でした。凍った池に落ちた犬を救いたい!犬が落ちた池の水は凍っていましたが、氷は薄く、一部が溶け始めていました。氷が割れて、いつ犬が冷たい水の中に落ちてもおかしくない状態です。駆けつけた消防士たちは数分以内に作戦を立てた後、ジョン・クリガー警部補がハシゴを使って池の下に降りることになりました。ところが犬はやや警戒していて、なかなかジョンさんに近付いてきません。しかし、ジョンさんには秘策がありました。それはおやつで信頼を得る作戦!彼がおやつを差し出すと、犬は嬉しそうに食べてくれて、「この人、いい人かも」というようにしっぽを振り始めます。こうしてジョンさんは犬を捕まえることに成功。しかし、今度は犬を地上に引き上げなくてはなりません。そこで彼がとった行動とは…こちらをご覧ください。大型犬をガッシリと片手で抱えて救出!なんて頼もしいのでしょうか。ジョンさんに抱えられた犬は、暴れることもなく、大人しくしていたといいいます。犬も彼が助けてくれていることを分かっていたのでしょう。こうして犬は、ジョンさんの優しさと鍛えられた腕力のおかげで無事に救出されました。『マスキーゴンハイツ消防署』は「消防士は、トラウマや悲劇に見舞われることも少なくありません。しかし今日、マスキーゴンハイツの消防士は、この犬の飼い主に小さな幸せを届けるお手伝いをすることができました」とFacebookで報告。投稿には「犬を抱えてハシゴを登るなんて簡単じゃないよ!」「見事な仕事ぶりだ」など、称賛の声が上がっています。大型犬を片手で抱えるだけでも大変なのに、さらにそのままハシゴを登るなんて、かなり難しいはずです。いざという時にこのようなことができるのは、やはり日頃の訓練のたまものなのでしょう。私たちの安全を守るため、ジョンさんのように日々訓練をしている消防士たちに感謝を忘れずにいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月31日海に入った人たちの安全を守るために活動しているライフガード。彼らが仕事をするのは、海水浴客が増える夏だけではありません。アメリカのカリフォルニア州の『ロングビーチ・ライフガード』に所属するライフガードたちには、季節を問わずさまざまな出動要請があります。海に飛び込んだ犬を助けて!2023年3月、ビーチ近くの駐車場にいた親切な人たちが、迷子になったと思われる犬を見つけました。彼らが犬を捕まえようとすると、犬は怖がって逃げ出して、海に向かって猛ダッシュ。そのまま海に飛び込んで、沖に向かって泳ぎ出してしまったのです。その場にいた人からの通報を受けたライフガードたちは急いで海に入り、犬を探し始めます。そして、海岸から137mほどの場所で犬を発見。レスキューボードに乗せて、無事に岸まで連れて帰ることができました!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Long Beach Fire Department(@longbeachfire)がシェアした投稿 レスキューボードに乗せた白い小型犬を優しく守りながらパドリングをするライフガードの姿は、まるで映画のワンシーンのよう!『ロングビーチ・ライフガード』は救助の直後にInstagramで映像をシェアし、犬の飼い主が見つかっていないことを報告しました。すると、この投稿によって、犬の飼い主が見つかったのです!犬はトーフという名前で、数日前に行方不明になり、飼い主さんが目撃情報を呼びかけていたそう。こうしてトーフはまもなく、飼い主さんと再会できました。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る Long Beach Fire Department(@longbeachfire)がシェアした投稿 このトーフの救助ストーリーには、『ロングビーチ・ライフガード』への称賛の声が上がっています。・素晴らしい!あなたたちはヒーローだ!・助けてくれてありがとう。救助されなければ、この犬は冷たい水の中で溺れていたかもしれないよ。・見事な仕事ぶり!トーフが無事でよかったね。救助された時のトーフは長い時間泳いだことにより、寒さで震えていたとのこと。幸い命に別状はなく、体を温めたら元気を取り戻したそうです。トーフが海に飛び込んだのは午後6時前で、日の入りの時刻が迫っていました。日が暮れてしまったら、小型犬のトーフの姿はより見えにくくなるはず。もし発見が遅れていたら、冷たい海でトーフがどれだけ耐えられたか分かりません。人だけでなく、あらゆる命を救うために全力を尽くしてくれるライフガードたちに、大きな拍手を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年03月20日アメリカに多く生息するアライグマは、食べ物を求めて市街地に現れることは珍しくありません。見た目はかわいいですが、家屋に侵入されたり、ゴミを荒らされたりするなど、アライグマによる被害が後を絶たないといわれます。ある日、マサチューセッツ州にある野生動物保護団体『ケープ・ワイルドライフ・センター』に、1匹のアライグマに関する通報がありました。ただそれは、アライグマによる被害の報告ではなく、住民の優しさが伝わる内容だったのです。容器から頭がとれない!現場へ駆けつけた救助隊員は、通報どおり、1匹のアライグマを見つけました。そのアライグマはピーナッツバターが入っていた容器に頭を突っ込んで、取れなくなっていたのです。隊員たちはアライグマを助けようとしますが、アライグマは茂みの中の木の下に隠れてしまいました。仕方なく、隊員たちはその日は諦めることにします。しかし、その家の住人がずっと目を光らせていたおかげで、翌日に再びアライグマを発見!「今度は絶対に見失わないぞ!」と気合い十分の隊員たちは、またもや逃げ出したアライグマを必死で追いかけて、巣穴までたどり着きます。そしてアライグマが出てくるのを根気よく待ち、出てきたところをヘビの捕獲にも使うグラバーで、頭から容器を外すことに成功しました!幸い、アライグマの首にケガはなかったそうです。この投稿には「かわいそうに。自由になれてよかったね!」「この子を助けてくれてありがとう」「容器のフタを閉めてから捨てるべきだね」などの声が上がっています。『ケープ・ワイルドライフ・センター』は、「この小さな覆面強盗はラッキーでしたが、残念ながら、これはアライグマやほかの動物が食料を求めてゴミ箱やリサイクルボックスに出入りする際によくあることです」と投稿。そのうえで、動物たちが匂いにつられないように、食べ物の容器は中をよく洗ってから捨てるように呼びかけています。このアライグマは、もし助けてもらえなかったら、食べることも水を飲むこともできず、最悪の結果になっていたかもしれません。「容器を洗い、フタを閉めてから捨てる」など、小さな行動によって守られる命があるなら、しっかりと実践していきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月20日2023年2月6日、トルコ南部で大地震が発生し、トルコと隣国のシリアに壊滅的な被害をもたらしました。同年3月8日時点、両国で亡くなった人は合わせて5万人を超えています。しかし、被災地では懸命な救助活動が行われる中、希望の光となるような出来事も起きているのです。22日間がれきの下で生き延びた犬トルコの動物保護団体『Haytap』は連日、倒壊した建物からたくさんの動物たちを救出し、飼い主と再会する手助けをしています。そして、この大地震の発生から22日後、また1つ、喜ばしい救助劇がありました。がれきの下から、1匹の犬が助け出されたのです。アレックスという名前のシベリアンハスキーで、崩れた2階建てのビルの中から鳴き声を聞いた飼い主さんが『Haytap』に助けを求めたとのこと。がれきの奥のほうに犬の姿を確認した救助隊員たちは、「アレックス!」と名前を呼び、口笛を吹いて犬を近くに来させようとします。しかし、犬は怖がっているのか、なかなか隊員たちに近付いてきません。何度も「アレックス、おいで!」と呼び続ける隊員たち。そしてついに…救出の瞬間をご覧ください。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る Hayvan Hakları Federasyonu(@haytap)がシェアした投稿 無事に助け出されたアレックスは、体重が減少していたものの大きなケガはなく、元気だということです!用意された水を夢中で飲むアレックスは、よほどノドが渇いていたのでしょう。このニュースはトルコ国内はもちろん、海外メディアでも報道され、『Haytap』が投稿した救出の動画には喜びの声が殺到しました。・朝から涙があふれた。本当によかった。・22日間も飲まず食わずで生き延びたなんて…この犬は戦士だ。・救助隊員のみなさん、素晴らしい仕事をしてくれてありがとう!アレックスが水も食べ物もない状態で22日間も生き延びられたのは、奇跡としかいいようがありません。突然、崩れ落ちた建物の中に閉じ込められ、身動きがとれなくなったアレックスは、どんなに不安だったことでしょう。未曾有の震災を乗り越えて飼い主さんと再会できたアレックス。これからも元気で長生きしてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月13日映画『ノートルダム 炎の大聖堂』が2023年4月7日(金)に全国公開される。監督はジャン=ジャック・アノー。世界遺産で起きた大火災、救出劇の裏側2019年4月に世界を震撼させた、ゴシック建築の最高峰として名高い世界遺産・ノートルダム大聖堂の大火災。映画『ノートルダム 炎の大聖堂』では、794年前に建造され、パリの町を見守ってきた大聖堂崩落の危機が迫る中で決死の救出劇を行い、“死者ゼロ”の奇跡を生み出した救出劇の裏側が描かれる。監督は『愛⼈/ラマン』『セブン・イヤーズ・イン・チベット』『薔薇の名前』などの作品で知られる巨匠、ジャン=ジャック・アノー。実際に⼤規模なセットを炎上させての撮影と最新VFXの融合により、圧倒的なリアリティと臨場感を98%再現。IMAXカメラで撮影し、驚愕の迫真性と映像美を⾒せる。膨大な調査に基づく実話の臨場感を劇場で膨⼤な資料調査とインタビューを⾏い、SNSで呼びかけて集めた当時の動画や写真を使⽤することで、実際の⽕災の様⼦やマクロン⼤統領の姿が随所に織り込まれている。それによって、映像の緊張感と信憑性は格段に⾼まり、観客は当時の張り詰めた現場に⽴ち会っているかのような臨場感を味わうことができる。本作で描かれた救出劇の⽴役者たちは、驚異的な勇敢さと偉業にもかかわらず無名のままでいることを望んだ、消防⼠たちだ。このヒーローたちのドラマと、現実とは思えないスリリングなストーリーを最⾼の映像技術で融合した⽩熱のエンターテイメントを、劇場で味わってみては。〈映画『ノートルダム 炎の大聖堂』あらすじ〉2019年4⽉15⽇、ノートルダム⼤聖堂で⼤規模⽕災が発⽣。いつものようにミサが⾏われていた⽕災当⽇の夜、警報器が⽕災の検知を知らせるも、誤報だと思い込み、速やかな対応を取らない⼤聖堂の関係者たち。その間にも⽕は⼤聖堂の中を燃え広がり、消防隊が到着した頃には⼤聖堂は燃え上がり、灰⾊の噴煙がパリの空⾼くまで昇っていた。⼤聖堂内の消⽕活動は狭く複雑な通路が⾏く⼿を阻み、かけがえのないキリストの聖遺物の救出は厳重な管理があだとなり困難を極めていく中、ついに彼らは最後の望みをかけた作戦を決断する―。詳細映画『ノートルダム 炎の大聖堂』公開日:2023年4月7日(金)全国ロードショー監督:ジャン=ジャック・アノー出演:サミュエル・ラバルト、ジャン=ポール・ボーデス、ミカエル・チリニアン ほか字幕翻訳︓宮坂愛字幕監修︓サニー カミヤ原題:Notre-Dame brûle英題︓Notre-Dame on Fire配給:STAR CHANNEL MOVIES© 2022 PATHÉ FILMS ‒ TF1 FILMS PRODUCTION - WILDSIDE ‒ REPÉRAGE ‒ VENDÔME PRODUCTION
2023年02月23日日本時間2023年2月6日、トルコ南東部を震源としたマグニチュード7.8の地震が発生し、甚大な被害を受けたトルコとシリア。そんな中、1匹の猫が消防隊に救出された際の写真が世界中をかけめぐりました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る AliCakas(@jcaks_1)がシェアした投稿 写真を投稿したのは、猫を救出した消防隊員のアリ・カカスさん。肩の上に乗る猫の姿からは、救出された喜び、そして命の恩人でもカカスさんへの強い思いが感じられるようです。その後、猫は救出された現場にちなみ『破片』『ガレキ』といった意味がある『Enkaz(エンカス)』と名付けられ、今もカカスさんと過ごしています。 この投稿をInstagramで見る AliCakas(@jcaks_1)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る AliCakas(@jcaks_1)がシェアした投稿 悲惨な状況から救出されたエンカスにとって、カカスさんのそばが一番安心できるのでしょう。また、カカスさんはエンカスの飼い主が見つからない場合は、自分が家族として迎え入れるとも語っています。救出されただけでも奇跡なのに、エンカスとカカスさんの出会いには運命的な何かを感じずにはいられません。災害により心の傷を負ったであろうエンカスが1日も早く元気になること、そして安心して過ごせる環境が整うことを、きっと世界中の人が願っているはずです。[文・構成/grape編集部]
2023年02月20日インドネシアのバリ島で暮らしているキャメロンさんが、スクーターに乗って自宅の近くを走っていた時のことです。彼は道路の縁石から、子犬が顔を出しているのを発見します。子犬が入っていた穴は排水口で、目の前はたくさんの車やスクーターが行き交う道路でした。一瞬通り過ぎた後、キャメロンさんは引き返して子犬の写真を撮り、パートナーのオーブリーさんに送ります。「こんな場所にいたら子犬が危ない。一刻も早く助けなければ」そう思った2人は、子犬のためのドッグフードを買い、急いで現場へ戻りました。彼女たちが到着すると、穴から出た子犬は走り回っており、多くの車がそれを避けながら通り過ぎていたという危険な状況。2人は再び排水口に逃げ込んでしまった子犬が出てくるのを何時間も待ちましたが、子犬はまったく出てきません。そのうちに日が暮れて、子犬の姿が見えなくなったため、オーブリーさんたちは排水口の入口にドッグフードを置いて、仕方なく帰宅しました。翌朝、2人は再び子犬がいる場所へ行き、あらゆる方法で捕まえようとします。しかし、どの方法もうまくいかず、2人はいったんその場を離れることに決めて、スクーターに乗りました。走り出そうとした瞬間、排水口から出てきた子犬が、ついに2人のところへ駆け寄って来たのです!その後、しばらく子犬との追いかけっこが続きましたが、最終的に捕まえることに成功しました。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る Aubrey V Lynn(@aubreyvlynn)がシェアした投稿 子犬は最初、人を怖がっていましたが、オーブリーさんとキャメロンさんに心を開くのに時間はかかりませんでした。子犬はメスで、全身が泥とノミにまみれていて、皮膚炎も起こしていたため、すぐに動物病院へ連れて行ったそうです。しかし、大きな病気はしておらず、数日後には元気いっぱいに庭を走り回り、2人にもすっかり懐いていました。2人は子犬をチャーリーと名付け、家族として迎えることにしました!※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る Aubrey V Lynn(@aubreyvlynn)がシェアした投稿 オーブリーさんのInstagramに投稿されたチャーリーのストーリーには、「チャーリー、よかったね!」「このかわいい子犬を救ってくれてありがとう」などの声が寄せられています。チャーリーが暮らしていた排水口は雨季になると下水があふれてくるため、そこで長くは生きられないことが予想できたといいます。それ以前に、交通量の多い道路でチャーリーがいつ事故に遭っても不思議ではありませんでした。キャメロンさんが見つけてもらえなかったら、今頃チャーリーはどうなっていたことでしょう…。優しい2人に助けてもらえたチャーリーは、ラッキーな子犬ですね![文・構成/grape編集部]
2023年01月30日多くの人が休暇を過ごしていた2022年の大晦日、アメリカのミシガン州デトロイトで、沿岸警備隊は普段どおり仕事をしていました。海外メディア『Detroit Free Press』によると、隊員たちは海岸線の氷の状態を確認し、人々が危険な目に遭わないようにパトロールをしていたといいます。パトロール中、隊員たちは凍ったデトロイト川に落ちて、もがいている1匹の犬を発見。犬を放っておくことができなかった隊員たちは、救助に向かうことに決めます。コール・ハーパー兵曹が薄い氷の上を慎重に進み、犬を水から引き上げることに成功。犬をほかの隊員たちが待つ場所まで運び、自らも水に落ちることなく無事に救助できました!幸い犬は命に別状はありませんでした。助けてもらった時、「犬はとても感謝しているようで、幸せそうだった」とのこと。沿岸警備隊は通常、このような救助には向かわないといいます。状況にもよりますが、よりよい装備をもっている動物保護団体に救助を依頼するそうです。幸運にも、今回は彼らが偶然通りかかったおかげで、犬は助けてもらえました。デトロイト沿岸警備隊はこの珍しい救助劇についてFacebookで報告。人々からは感謝の声が上がっています。・このかわいそうな犬の命を救ってくれてありがとう!・きみたちに助けてもらえて、この子はラッキーな犬だね。・人だけでなく、動物も助けてくれる。あなたたちはヒーローだ!このメス犬は動物保護施設に預けられましたが、もし飼い主が見つからなかった場合は、救助に関わった隊員の1人が里親になるつもりだそうです!極寒の中で、犬がどのくらいの間、水に落ちていたのかは分かりません。しかし、彼らが助けていなかったら最悪の結果になっていた可能性があります。そんなラッキーな犬ですから、きっと素晴らしい里親ができることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月13日