映画『大河への道』(5月20日公開)の公開初日舞台挨拶が20日に都内で行われ、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、中西健二監督が登場した。同作は立川志の輔の新作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。プロデューサーとしても同作に関わっている中井は「昨日はちょっと緊張もしました。今日こうやって皆さんのお顔をここで拝見することができて、今はホッとしております」としみじみ。松山も「今回貴一さんが企画された作品ですけれども、貴一さんの人柄がよく出ているような、優しい映画になってます」と太鼓判を押す。中井はさらに観客に「僕たちにとってこうやってお客様がこの映画館に足を運んでくださることが何よりの喜びであり、この仕事をやっててよかったなあと思える瞬間でもあります。いろんな状況がありましたけれど、本当にすべての映画館の皆さんや劇場の皆さんは、皆様がこちらにお越しいただいても絶対に安全にお帰りいただけるような工夫をし、苦労しておりますので、どうぞこの先も……いや、この映画を何回も見ろって言ってるわけじゃないんですけど、この先もいろんな映画をご覧になることを怖がらずに、映画館や劇場に足を運んでいただけたら嬉しいなあという風に思います」と語りかけた。最後にはヒットを願って鏡開きを行ったが、写真を撮っている途中で誰かが蓋を叩いてしまい、割れてしまうというハプニングも。スタッフがやってきて直す姿について、和田が「撮らないで!」と叫び、会場の笑いを誘っていた。
2022年05月20日映画『大河への道』(5月20日公開)の公開初日舞台挨拶が20日に都内で行われ、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、中西健二監督が登場した。同作は立川志の輔の新作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。北川は、背中の大きく空いた白のワンピースを美しく着こなし、会場を魅了する。作品に対して「この映画にはピラミッドと同じぐらいの驚きの物語が隠されている」とコメントしていたことについて触れられると、「本物を見たことないんですけど、ピラミッドとかパンテオンとか、石を積み上げて作るものって、『今、人間に出来るのかな?』とよく思ってたんですけど、今回この脚本を読ませていただいて、何気なく見ていた地図も1人の人間が『こういうものを作りたい』と言ったことによって、しかも何人もの人がその人について行って諦めずにやらないとできないことだと思って。日本地図ってピラミッドと同じぐらいすごいことだったんじゃないのかと思って言いました」と説明した。また岸井は撮影時のエピソードについて「私は車の免許を取りたてだったので、どの車に乗ったらかっこいいかみたいなことをずっと話していました」と振り返る。北川は「大きいのに乗ってほしいとか、みんな好き放題言って」と続け、岸井は「車高が高いとかっこいいとか、イメージと反対のに乗って欲しいとか」と苦笑。しかし岸井が「まだ買ってないです」と明かすと、北川は「まだ買ってないんだ!」と驚いていた。
2022年05月20日立川志の輔の新作落語「大河への道-伊能忠敬物語-」を原作に、主演・企画に中井貴一、共演に松山ケンイチ、北川景子ら豪華俳優陣が集結した話題の映画『大河への道』より、場面写真が解禁された。本作は伊能忠敬亡き後に、彼の意志を継ぎ日本地図完成に向けて測量を続けることを決意した伊能隊と、彼らを支えることを決意した天文学者・高橋景保(中井貴一)と助手の又吉(松山ケンイチ)たちが実行した驚愕の隠密作戦など、日本地図完成までの知られざる道のりが描かれている。この度解禁されたのは、時代劇パートで岸井ゆきのが演じる伊能隊の下女・トヨと、西村まさ彦が演じた勘定奉行の家臣・神田三郎の新たな場面写真。日本史の常識を覆す、初の日本地図完成秘話も本作の大きな見どころのひとつだが、劇中所々に散りばめられた思わず笑いがこぼれる実力派俳優同士の掛け合いも注目ポイントとなっている。その中でも印象的なのが、日本を代表する名優たちが揃った本作でフレッシュな存在感を出している岸井さんと、「古畑任三郎」シリーズや映画『家族はつらいよ』シリーズなど、コミカルからシリアスな役まで幅広く演じてきた名バイプレイヤー・西村さんのシーンだ。解禁となった写真は、伊能忠敬の志を継ぎ、地図作りを続けることになった伊能隊と景保、又吉らが何かを隠していると勘繰った神田とトヨがなにやら怪しげなやり取りをしている場面を切り取っている。伊能が亡くなったという事実を幕府に知られてしまうと日本地図の測量が出来なくなってしまうため、あたかも伊能が生き続けているという偽装工作をする伊能隊の面々と、勘定奉行の家臣として調査にやってきた神田とトヨの小気味いいやりとりは必見だ。『大河への道』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2022年05月19日【おとな向け映画ガイド】感動の時代劇+現代コメディが絶妙! 中井貴一×松山ケンイチ×北川景子×立川志の輔『大河への道』ぴあ編集部 坂口英明22/5/15(日)波多野健さんの水先案内をもっと見る()(C)2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2022年05月15日映画『大河への道』(5月20日公開)の先行プレミア上映イベントが9日に行われ、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、溝口琢矢、平田満、橋爪功が登場した。同作は立川志の輔の新作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。北川は肩出しの真っ赤なドレスで登場し、会場を魅了する。伊能忠敬が55歳から日本地図のプロジェクトを始めたことにちなみ「55歳から始めたいこと」を聞かれると、「肉体改造したい。私の両親も55歳より上なんですが、だんだん体が衰えていくじゃないですか。そこで私は逆行したい。55歳からさらに若返るみたいな」と意欲を見せる。なぜか笑ってしまっている岸井を訝しがりながらも、北川は「山登りとかしたいです。足腰を鍛えて……」と続けたが、そこで「見た目がムキムキとかじゃなくて、中から!」と、笑いの理由に気づいた様子。岸井は「ムキムキになるのかと思いました」と弁解していた。
2022年05月09日映画『大河への道』(5月20日公開)の先行プレミア上映イベントが9日に行われ、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、溝口琢矢、平田満、橋爪功が登場した。同作は立川志の輔の新作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。登壇者全員が実際に大河ドラマの出演経験者だったが、キャスティングについて聞かれると松山は「特に大河ドラマ出てたからといって関係ないですね」と苦笑。中井は同作のことを聞いた時に「中国の壮大な話かと思った」と勘違いしていたエピソードを披露したが、松山も「もっと壮大な日本人だけじゃない何か、人ってどう生きていくべきなのかみたいな、人生を教えてくれそうなタイトルに見えたんですけど、DVDを見たら『そっちね』という感じでした」と驚いた様子だった。また、伊能忠敬が55歳から日本地図のプロジェクトを始めたことにちなみ、「55歳から始めたいこと」を聞かれると、溝口が「意外と日本全国津々浦々って行かないんじゃないかなと思ってて、行ったことのないところに行っておきたいなと思いますね。最初は世界旅行だと思ったんですけど、55歳からだと飛行機のも結構大変だし……」と発言し、現在60歳の中井は「大変じゃねえよ! 飛行機くらい乗りますよ! ねえ、橋爪さん!」と抗議。溝口は焦りながら「55歳は行けるんですよ。世界回るとしたら20年くらい見るじゃないですか。80とかになって飛行機に十数時間も乗ってられないなと言うのを端折っちゃいました! これフォローできてます?」と尋ねる。最終的には「失礼しました!」と潔く謝っていた。
2022年05月09日松山ケンイチが主演を務め、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆らが共演する『川っぺりムコリッタ』の新公開日が9月16日(金)に決定し、新たにポスタービジュアルが解禁された。『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』の荻上直子監督オリジナル脚本で贈る本作は、新しい「つながり」を描く物語。昨年からの公開延期を経て、この度、新たな公開日が9月16日(金)に決定。併せて到着した新ポスタービジュアルは、「心をほぐす 幸せがある」のコピーとともに夏の青空の下でメインキャストの松山さん、ムロさん、満島さん、吉岡さんの4人が微笑み佇んでいる姿が写し出される。キャストの右側に牛柄のヤギと共に添えられた「友達でも家族でもない。でも、孤独ではない。」のコピーから、彼らのつながりが伝わる明るくて温かいポップなビジュアルになっている。人と人の繋がりが希薄になったいまの社会でモノや境遇、場所にとらわれない形で生きることの楽しさや心をほぐす幸せを実感できる物語に期待が高まる。なお、本作は『かもめ食堂』の舞台となったフィンランドの第10回ヘルシンキ シネアジア映画祭(10th Helsinki Cine Asia)への出品も決定している。『川っぺりムコリッタ』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:川っぺりムコリッタ 2022年、全国にて公開予定© 2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
2022年04月28日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子らが共演し一人二役をつとめる『大河への道』より新場面写真が解禁された。本作は、豪華キャスト共演、落語家・立川志の輔原作の<歴史発見>エンターテインメント。大河ドラマ開発と日本地図完成を描き、知られざる歴史を紐解きながら<令和の現代劇>と<江戸の時代劇>の2つの世界の登場人物が俳優陣の一人二役によって演じられていることも見どころの1つとなっている。今回解禁となった場面写真では、観光課の小林永美(北川景子)と大河ドラマ開発プロジェクトのリーダーに据えられた総務課の池本保治(中井貴一)がプロジェクトの成功に意気込む姿を捉えている。また、池本が部下の木下浩章(松山ケンイチ)と伊能忠敬が日本地図を製作する際に用いた一定の歩幅で歩く測量方法を試す様子、大物脚本家・加藤浩造(橋爪功)と脚本開発会議に臨む場面を切り取ったもの。そして安野富海(岸井ゆきの)、各務修(和田正人)ら総務課の同僚たちの姿を切り取っている。また、“時代劇パート”からは、日本地図の完成を目前に亡くなってしまった伊能の志を継いだ者たちの活動を支援することに決めた天文学者・高橋景保(中井さん)と助手の又吉(松山さん)の姿や、2人が測量体験をしている場面、さらには伊能隊の面々が測量結果を地図に起こす様子を写している。そして、かつての伊能の妻・エイ(北川さん)が首元に刀を突き付けられた緊迫感を感じさせる1枚も…。日本地図完成の裏側では一体何が起こっていたのか?その後の展開が気になる場面写真となっている。『大河への道』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2022年04月20日映画『ロストケア』が2023年3月24日(金)に公開される。主演は松山ケンイチ、共演は長澤まさみ、監督は前田哲。ヒューマンサスペンス小説「ロストケア」を映画化映画『ロストケア』の原作となるのは、第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した、葉真中顕のデビュー小説『ロスト・ケア』。42人をも殺めた未曽有の連続殺人事件を担当する検事・大友秀美と殺人犯・斯波宗典が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのか?に迫るヒューマンサスペンスだ。事件の真相に迫るため、斯波の揺るぎない信念に向き合うなかで、大友の心は激しく揺さぶられる。「救いとは?」「正義とは?」「家族の幸せとは?」といった、現在の日本が抱える社会と家族の問題に正面から切り込む社会派エンターテイメント作品となっている。連続殺人犯役・松山ケンイチ×検事役・長澤まさみ主人公・斯波宗典…松山ケンイチ訪問介護センターに勤める献身的な介護士。周りからは心の優しい青年として慕われていた。ある日、老人と介護センター所⻑が死体として発見。捜査線上に浮かんだのは斯波宗典だった。そして、彼は自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する。主人公は、大河ドラマ「平清盛」の主演をはじめ、映画、ドラマと数々の話題作に出演している演技派俳優・松山ケンイチが務める。大友秀美…長澤まさみ斯波が勤務する訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止め、斯波と対峙する検事。斯波の揺るぎない信念に向き合い、正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く。映画『MOTHER マザー』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、たしかな実力を持つ俳優・長澤まさみが担当する。なお、松山ケンイチと長澤まさみが共演するのは、映画『ロストケア』が初となる。椎名幸太...鈴鹿央士大友検事をサポートする検察事務官。数学的な知識を駆使して事件を解決に導く。斯波正作...柄本明連続殺人犯・斯波宗典の父。斯波宗典が連続殺人事件を起こした理由やきっかけを、父は知っていたのか?もポイントの一つ。その他のキャスト介護老人の娘...坂井真紀介護老人の娘...戸田菜穂ヘルパー...峯村リエ新人ヘルパー...加藤菜津、介護老人の娘の仕事先の友人...やす(ずん)検事正...岩谷健司ケアセンター長...井上肇取り調べを受ける女性...綾戸智恵警部補...梶原善検事の母...藤田弓子森山直太朗の新曲「さもありなん」が主題歌に『ロストケア』の主題歌は、森山直太朗が書き下ろした新曲「さもありなん」。映画の1シーンを見た森山自身が「普遍の優しさから⽣まれた⼀曲」と語る楽曲で、アコースティックギターの優しく繊細な音色が紡ぐバラードだ。監督は『そして、バトンは渡された』の前田哲『ロストケア』の監督・脚本は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』など、話題作を手掛けてきた前田哲が担当。独自の視点で社会派題材を入れ込みながら、登場人物たちを魅力的に見せる特異な演出力に定評がある前田哲が、本格派ヒューマンサスペンスに挑む。また、ドラマ「砂の器」や映画『ストロベリーナイト』『四月は君の噓』を手掛けてきた龍居由佳里も前田と共に脚本を務めた。なお、映画『ロストケア』は、前田哲、松山ケンイチ、プロデューサーの有重陽一が長年温めてきた思い入れのある作品でもあり、幾度も話し合いを重ねて脚本を完成させたという。映画『ロストケア』あらすじ早朝の⺠家で⽼⼈と介護センター所⻑の死体が発⾒された。犯⼈として捜査線上に浮かんだのは死んだ所⻑が務める訪問介護センターに勤める斯波宗典。検事の⼤友秀美は斯波が務める訪問介護センターで⽼⼈の死亡率が異常に⾼いことを突き⽌める。この介護センターでいったい何が起きているのか?⼤友は真実を明らかにするべく取り調べ室で斯波と対峙する。斯波は犯⾏を認めたものの、⾃分がした⾏為は「殺⼈」ではなく「救い」だと主張する。斯波の⾔う「救い」とは⼀体何を意味するのか。なぜ、⼼優しい⻘年が未曽有の連続殺⼈犯となったのか。作品詳細映画『ロストケア』公開日:2023年3月24日(金) 全国ロードショー出演:松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、峯村リエ、加藤菜津、やす、岩谷健司、井上肇、綾戸智恵、梶原善、藤田弓子、柄本明原作:『ロスト・ケア』葉真中顕 著/光文社文庫 刊監督:前田哲脚本:龍居由佳里、前田哲制作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント配給:日活 東京テアトル
2022年04月01日俳優の松山ケンイチが、映画『ロストケア』(2023年公開)の主演を務めることが29日、明らかになった。長澤まさみがヒロインを務める。同作は葉真中顕による同名小説の実写化作。未曽有の連続殺人事件を起こした心優しい介護士・斯波宗典(松山ケンイチ)と検事の大友秀美(長澤まさみ)が対峙し、自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する彼がなぜ殺人を犯したのかに迫るヒューマンサスペンスとなる。主人公の心優しい介護士・斯波を松山、検事・大友を長澤まさみが演じ、2人は本作で初共演を果たす。監督・脚本を務めたのは『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18年)、『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』(21年)が、3作品続けて話題作となり、興収10億越えの大ヒットを記録した前田哲。前田監督と共に龍居由佳里が脚本を務めた。本作は前田監督と松山、そしてプロデューサーが長年温めてきた思い入れのある作品で、脚本開発時から監督と松山が幾度も話し合いを重ね、脚本が完成したという。劇中の舞台である長野県にて2022年3月より約1カ月間の撮影が敢行された。○松山ケンイチ コメントこの映画は、これから生きていくうえで大事にしなければならないものや、若い人たちに伝えるべきことが沢山詰まっている作品だと思います。他人事ではなく、自分の事として考え悩みながら演じました。自分が出せる答えを見つけ、監督、長澤さん、スタッフさんと一緒に納得がいく作品が作り上げられたのではないかと思っております。○長澤まさみ コメント私が演じた「検事」は最初から最後まで正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く役でした。私自身の迷いや心の揺れと、秀美の感情が良い方向にリンクし、良い演技ができました。この映画の「伝えたいこと」を、多くの皆さんに受け取って頂きたいと思います。○前田哲監督 コメント映画は日々変化し一瞬にして天国と地獄をも生み出す「生き物」であることを思い知らされた撮影現場でした。松山ケンイチさんと長澤まさみさんの「魂のバトル」に、ご期待ください。二人の表情と言葉に、映画のテーマ全てが込められています。○有重陽一プロデューサー コメント監督から原作「ロスト・ケア」を映像化したいという提案を持ち掛けられたことがこの作品の始まりです。最初はテーマも重く、ハードルが高いと思ったのですが、監督と話し合いを重ねるなかでエンターテインメント作品に昇華できる可能性を感じ、脚本に龍居由佳里さんを起用し映画化に動きました。それから本作りに数年かけましたが、その苦労が実り撮影を敢行することができました。脚本開発から撮影現場でも監督、松山さん、長澤さんの三人で何度も意見を出しあい、非常にクリエイティブな作品作りができたと思います。そうした過程で斯波と大友という人物が確立し、人間としての斯波や大友を描けたのではないかと思っています。公開を楽しみにお待ちください。○原作:葉真中顕 コメント私自身、この作品の映画化は難しいのではないかと思っていましたが、原作に惚れ込んでくださった前田哲監督と松山ケンイチさんが努力に努力を重ね、実現の運びとなりました。原作者冥利に尽きます。高齢化が進みケアの問題がより切実になる今、映画『ロストケア』の公開が価値あるものになることを期待します。(C)2023「ロストケア」製作委員会
2022年03月29日主演・松山ケンイチ、ヒロイン・長澤まさみが初共演する映画『ロストケア』の公開が決定。連続殺人犯と検事が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのかに迫る、真の正義とは、本当の幸せとは、を深く考えさせられる慟哭のヒューマンサスペンスとなっている。早朝の民家で老人と介護士の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、死んだ介護士と同じ訪問介護センターに勤める斯波宗典。彼は、献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美は、斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。この介護センターでいったい何が起きているのか?大友は真実を明らかにするべく、斯波と対峙。「私は救いました」。斯波は、自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する――。本作は、葉真中顕の同名デビュー小説の映像化。第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、審査員・綾辻行人に「掛け値なしの傑作である。」と言わしめた。松山ケンイチが演じるのは、主人公の心優しい介護士・斯波宗典。長澤まさみが、彼と対峙する検事・大友秀美を演じ、初共演を果たす。撮影を終え、松山さんは「これから生きていくうえで大事にしなければならないものや、若い人たちに伝えるべきことが沢山詰まっている作品」と本作について語り、自分のこととして考え悩みながら演じたとふり返り「自分が出せる答えを見つけ、監督、スタッフさん、長澤さんと一緒に納得がいく作品が作り上げられたのではないかと思っております」と自信を見せている。長澤さんも「私が演じた『検事』は最初から最後まで正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く役でした。私自身の迷いや心の揺れと、秀美の感情が良い方向にリンクし、良い演技ができました」と話し、「この映画の『伝えたいこと』を、多くの皆さんに受け取って頂きたい」とコメントしている。監督・脚本は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』などを手掛け、独自の視点で社会派題材を入れ込みつつ、登場人物たちを魅力的に輝かせることでエンターテインメント作品に仕上げる、特異な演出力に定評がある前田哲。監督と共に、「砂の器」『四月は君の嘘』などを担当したヒューマンドラマの名手・龍居由佳里も脚本を務めた。また本作は、監督と松山さん、プロデューサーが長年温めてきた思い入れのある作品。脚本開発時から監督と松山さんは幾度も話し合いを重ね、脚本が完成したという。『ロストケア』は2023年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2022年03月29日松山ケンイチと長澤まさみが初共演する映画『ロストケア』が、2023年に全国公開することが決定した。本作は、連続殺人犯と検事が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのかに迫るヒューマンサスペンス。主人公の心優しい介護士・斯波宗典を演じたのは大河ドラマの主演をはじめ、映画、ドラマと数々の話題作に出演している松山ケンイチ。また斯波と対峙する検事・大友秀美を演じたのは日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、人気と実力を兼ね備えた俳優、長澤まさみ。監督・脚本を務めたのは、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、『老後の資金がありません!』、『そして、バトンは渡された』の前田哲。今回監督と共に脚本を務めたのは、『四月は君の噓』などの龍居由佳里。脚本開発時から監督と松山は幾度も話し合いを重ね、脚本が完成した。原作は葉真中顕のデビュー小説『ロスト・ケア』。第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、審査員であった綾辻行人に「掛け値なしの傑作である。」と言わした名作だ。本作は劇中の舞台である長野県にて2022年3月より約1カ月間撮影が敢行された。情報発表にあわせて、松山、長澤、前田監督、有重陽一プロデューサー、原作者・葉真中顕より下記のコメントが寄せられている。コメント●松山ケンイチ(斯波宗典役)この映画は、これから生きていくうえで大事にしなければならないものや、若い人たちに伝えるべきことが沢山詰まっている作品だと思います。他人事ではなく、自分の事として考え悩みながら演じました。自分が出せる答えを見つけ、監督、スタッフさん、長澤さんと一緒に納得がいく作品が作り上げられたのではないかと思っております。●長澤まさみ(大友秀美役)私が演じた「検事」は最初から最後まで正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く役でした。私自身の迷いや心の揺れと、秀美の感情が良い方向にリンクし、良い演技ができました。この映画の「伝えたいこと」を、多くの皆さんに受け取って頂きたいと思います。●前田哲監督映画は日々変化し一瞬にして天国と地獄をも生み出す「生き物」であることを思い知らされた撮影現場でした。松山ケンイチさんと長澤まさみさんの「魂のバトル」に、ご期待ください。二人の表情と言葉に、映画のテーマ全てが込められています。●有重陽一(プロデューサー)監督から原作『ロスト・ケア』を映像化したいという提案を持ち掛けられたことがこの作品の始まりです。最初はテーマも重く、ハードルが高いと思ったのですが、監督と話し合いを重ねるなかでエンターテインメント作品に昇華できる可能性を感じ、脚本に龍居由佳里さんを起用し映画化に動きました。それから本作りに数年かけましたが、その苦労が実り撮影を敢行することができました。脚本開発から撮影現場でも監督、松山さん、長澤さんの三人で何度も意見を出しあい、非常にクリエイティブな作品作りができたと思います。そうした過程で斯波と大友という人物が確立し、人間としての斯波や大友を描けたのではないかと思っています。公開を楽しみにお待ちください。●葉真中顕(原作)私自身、この作品の映画化は難しいのではないかと思っていましたが、原作に惚れ込んでくださった前田哲監督と松山ケンイチさんが努力に努力を重ね、実現の運びとなりました。原作者冥利に尽きます。高齢化が進みケアの問題がより切実になる今、映画『ロストケア』の公開が価値あるものになることを期待します。『ロストケア』2023年公開
2022年03月29日松山千春が主催するシンガーソングライター発掘オーディションの開催が決定した。1975年、『’75全国フォーク音楽祭』北海道大会への出場をきっかけに、1977年1月に『旅立ち/初恋』でデビューした松山。最近「あと何年歌っていられるかな」と思ったという松山は、自身も経験したように「次の世代の若者達にチャンスを与えることが出来ないか」と考え、今回のオーディション開催に至ったそうだ。応募資格は、日本の永住権を持っている今年4月1日時点で18歳以上29歳以下のシンガーソングライター(但しグループの場合3名まで)で、応募曲はオリジナルの未発表曲(自主制作CDやダウンロードサイトなどでの販売実績のない曲)のみとなる。最優秀者には楽曲制作・映像制作・プロモーション等のバックアップに加え、松山が社長を務めるオフィス・ゲンキ株式会社への専属契約が締結される。応募受付は4月1日よりスタートする。■松山千春 コメント1975年、もう47年前になりますが自分は全国フォークコンテストに出場したことがきっかけでこの世界に入り今も歌い続けることが出来ています。時代も変わり、自分が年を取ったせいもあるのでしょうが最近の曲を聴いてもなかなかいいなあと感じられるような、心に刺さるような楽曲がないと感じていました。最近ふと、自分もあと何年歌っていられるかなと思うこともあります。そう思ったときに自分も経験したように次の世代の若者達にチャンスを与えることが出来ないかと考えました。そこで今回各方面の皆さんの協力を得て松山千春が主催するシンガーソングライター・オーディションを開催することと致しました。最優秀と認めた方には私が社長を務める会社の所属アーティストとして老若男女に愛されるシンガーソングライターを目指して一緒に切磋琢磨していきたいと思います。<オーディション情報>松山千春 シンガーソングライター・オーディション申し込み期間:4月1日(金) 〜6月30日(木)第一次審査合格者発表:7月10日(書類・楽曲資料選考)※当落は応募者全員にメールにてお知らせいたします。第二次審査:8月8日※第一次審査合格者による札幌STVホールでの実演審査・最優秀者にはオフィス・ゲンキ株式会社への専属契約締結(但し契約条件、期間については一次審査合格者に対し二次審査前に告知)・楽曲制作・映像制作・プロモーション等のバックアップ(上記に関して費用を請求することはありません)【応募資格】・シンガーソングライターに限る。(但しグループの場合3名までとする)・年齢制限:18歳以上29歳以下(2022年4月1日現在)・音楽のジャンル、国籍などは問わないが日本に永住権をお持ちの方・現在、特定の専属契約等を持たない方・応募曲はオリジナルの未発表曲に限る(自主制作CDやダウンロードサイトなどでの販売実績のない曲)・他薦は認めておりません【応募方法】・エントリーシートに必要事項を記入(直筆に限る)・応募写真に関しては3カ月以内に撮影した「バストアップ写真」「全身写真」の2枚でアプリ等による修正・加工の無いもの、また過度な化粧により個人を特定できないものは不可(2L判かキャビネ判、データ可)・CD-Rか音源データ(WAVやMP3等)による楽曲資料・楽曲タイトル及び歌詞資料(データ可)・グループに関しては全員のエントリーシートが必要【注意事項】・応募後の審査状況・内容・結果に関するお問い合わせには応じません・応募資料の返還は致しません・20才未満の方は親権者または保護者の同意書が必要です・応募は郵送のみとなっています。直接のお持ち込みは受け付けません・オーディション費用に関してはかかりませんが申し込みにかかる経費や通信費二次審査参加の際の交通費宿泊費は個人で御負担いただきます・第二次審査の模様は収録させていただきます。その音源、画像、動画等の肖像権はオフィスゲンキ株式会社に帰属するものとし選考過程に関連するイベント、メディアへの使用許諾を得たものとします・二次審査は楽器の生演奏による歌唱となります。PC等でのカラオケ演奏は認められません。また、二次審査出場者には身分証の提示をしていただきます・このオーディションにおいて最優秀者の該当無しという結果になる場合もあります・応募に際しての個人情報の取り扱いに関しては選考以外に使用いたしません・オーディションに際して生じた損害、損失などについては当社の故意または重過失に起因する場合を除き一切の責任は負いません・その他問題が発生した場合、両方誠実に話し合いのもと解決に努める【応募先】〒060-0042札幌市中央区大通西10丁目 南大通ビル2階オフィス・ゲンキ株式会社 オーディション係代表電話番号:011-271-6910問い合わせメールアドレス:chiharu.audition.2022@gmail.com(mailto:chiharu.audition.2022@gmail.com)『松山千春 シンガーソングライター・オーディション』特設サイト:
2022年03月28日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子ら豪華共演の『大河への道』より、玉置浩二書き下ろし主題歌入り本予告と本ポスターが解禁された。本作は、市役所に勤める池本保治(中井貴一)が伊能忠敬を主人公とする大河ドラマを実現させようとするも、意外な史実が明らかになるという〈歴史発見〉エンターテインメント。大河ドラマ実現を描く現代パートと、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代劇パートの2つのドラマで構成され、主要キャストはそれぞれの時代のキャラクターを一人二役で演じている。今回解禁となった本予告映像は、舞台を令和から江戸へと移し、亡くなった伊能忠敬を囲む測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)たちを前に天文学者・高橋景保(中井貴一)の「今しばらく伊能先生には、生きていていただきましょうか」という一言から、驚愕の隠密作戦が実行されていく様子が描かれている。測量隊の面々、高橋の助手・又吉(松山ケンイチ)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、伊能のかつての妻・エイ(北川景子)らは亡くなってしまった伊能の志を引き継ぎ、地図の完成に向けて尽力する。【初の日本地図完成の裏側】では一体何が起きていたのか?そして、映像の最後に映された景保の涙の理由とは…。初の日本地図完成への壮大なドラマを感じさせる予告映像となっている。本予告で解禁となった書き下ろし主題歌「星路」(みち)を手掛けた玉置浩二は「コメント等はあまり得意ではないので、 上手く言えませんが、微力ながら、僕の歌が映画『大河への道』を少しでも照らすことが出来たなら、嬉しく思います。映画の御成功、心からお祈りしています」と語っている。「星路」(みち)は日本地図の完成目前で亡くなった伊能忠敬の志を引き継いだ者たちの物語に寄り添い、明るく照らし出すような楽曲となっている。また、今回の本予告映像解禁と併せて解禁となった本ポスタービジュアルでは、伊能忠敬の志を継いだ面々が唇に指を当て何かを隠すしぐさをしながら、大河ドラマ開発プロジェクト成功に向け奔走する池本の周りを取り囲んでいる。伊能忠敬が完成させたと思われている初の日本地図の裏側に隠された驚くべき秘密とは?物語の全貌が気になるデザインとなっている。『大河への道』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2022年03月11日橘ケンチ(EXILE / EXILE THE SECOND)が、経済産業省が取り組んでいるオンライン図書館「STEAMライブラリー」の動画教材に出演する事が発表された。「STEAM」とはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(人文社会・芸術・デザイン)、Mathematics(数学)の頭文字を取った言葉で、「STEAMライブラリー」では一人ひとりのワクワクを探究するためのオンライン図書館をめざし、子ども達の興味・関心に応じてコンテンツ(教材)を検索する事ができる。同ライブラリーは誰でもアクセスが可能となっており、様々な分野から50超のテーマを収録。さらにコンテンツは、“未来社会の創り手”になる子ども達が挑戦すべきSDGsの17テーマを意識して整理されている。3月からのリニューアルにともない、作成された橘が出演する教材のテーマは「Show yourself!〜わたしを表現するということ〜」。EXILEで培った自身の経験をもとに、「表現」を様々な角度から探求した動画が全8回に分けて収録される。監督・脚本はドラマ&映画『HiGH&LOW』シリーズの脚本を務める平沼紀久が担当。エンタテインメントの要素も加え、教材として非常に面白みもあり興味深い内容に仕上がっている。■橘ケンチ コメント以前から『教育』に関してはとても興味がありました。僕自身、小さい頃から学校で学んできたことを経て今の自分が形成されていると思っているので、その大事さを年を重ねるごとに実感しています。EXILEというグループに所属し、エンタテインメントと日々向き合っている中で、エンタテインメントの持つ力を目の当たりにすることがとても多く、学ぶことにおいてもっとエンタメ感を取り入れた企画を作りたいですねと平沼紀久さんと話をしている中で、幸運にもNPO法人SOMAさんとの出会いがあり、今回の取り組みに至りました。SOMAさんはいわば教育のプロであり、これまでの日本の教育を見直し、ひとりひとりの『わたし』に寄り添う新たな学び方を提案されています。未来を見据えた教育、しかもそれを楽しみながら学ぶことができたら……そんな話を繰り返すうちに、今回の動画教材の内容が決まりました。『表現』するということはどういうことなのか?アーティスト、スポーツ選手、ミュージシャンなど人前に立って表現する人だけに関わることではなく、人はみな『表現者』なのだという考えのもと、具体的な方法を全8回に渡って提案することにより、『表現』をより身近に感じてもらいたいと思っています。<STEAMライブラリー 教材概要>「Show yourself!〜わたしを表現するということ〜」出演者:橘ケンチ、川久保拓司監督 / 脚本:平沼紀久詳細はこちら:STEAMライブラリー未来の教室法人「SOMA」
2022年03月01日絶海の孤島を舞台にした新感覚サスペンス映画『ノイズ』。この度、これまで藤原竜也や松山ケンイチ、神木隆之介が「圧倒された」と口を揃えて絶賛していた、“先輩俳優”の禁断の本編映像の一部が解禁された。藤原さん演じる泉圭太、松山さん演じる田辺純、そして神木さん演じる守屋真一郎の幼なじみ3人が、島に突如現れた渡辺大知演じるサイコキラー・小御坂睦夫を誤って殺害してしまい、死体を隠すところから島全体に“ノイズ”が広まっていく本作。SNS上では、「よくこんなストーリー考えたよなぁって感心する結末で暫く頭の中はノイズでいっぱいでした」、「何がノイズなのか、人なのか島なのか、誇りなのかお金なのか、想いなのか感情なのか...ネタバレって何処からって思うくらい目まぐるしく終わってしまった。とにかく余韻が凄い...」「ノイズもまたスパイダーマン(NWH最高だった)並みに感想が全てネタバレに直結してしまいそうでなんも言えない!」など、鑑賞者もそれぞれ“ノイズ”を持ち帰っていることが分かる。今回解禁された映像の冒頭でも「見せちゃっていいんですかね?」と不安げな藤原さん。続く本編映像では、親友3人が死体をどう隠すか密談していたところに、余貴美子演じる猪狩島町長の庄司華江が純の作業場を突然訪れている。死体を見ても驚いたリアクションを取らない庄司は鞄からスタンガンを取り出し「枕元に無いと眠れないのよ」と正気の沙汰ではない様子で静かに口にする。そして、小御坂を誤って殺害したことを警察に通報しなかったことを“いちじく農園を守ってくれて感謝している”と言い出し、真一郎に“罪を被れ”と恐ろしい言葉を口にする。島のヒーローが逮捕されれば国から支給される予定の“特別交付金の5億円”が水の泡となることを恐れた庄司の本性が剥き出しになり、凶悪犯が持ち込んだ1滴のノイズが島全体に広がり始めることを予感させる、本編でも重要なシーンとなっている。そして、庄司が作業場を後にしようとした次の瞬間、柄本明演じる横田庄吉がナタで襲いかかるところで映像は終了している…。神木さんは先輩俳優が圧倒的演技を見せるこのシーンについて「“伝説を見た”って感じでしたね」と語ると、藤原さんは「この後がまた衝撃的ですから!」と“映画史に残るアクションシーン”と絶賛した本シーンについて熱く語っている。『ノイズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年02月10日藤原竜也、松山ケンイチがW主演、神木隆之介、黒木華、永瀬正敏らが出演する新感覚サスペンス映画『ノイズ』。本作は、藤原さん、松山さん、神木さん演じる幼なじみ3人が誤って元受刑者のサイコキラー・小御坂を殺してしまうところから物語が始まる。この度、サイコキラー役を演じた渡辺大知が撮影をふり返るコメントが到着した。■“サイコキラー・小御坂”として特別なことはしていないロックバンド「黒猫チェルシー」(活動休止中)のボーカルとして知られる渡辺さんは、『色即ぜねれいしょん』(2009)で主演として俳優デビューして以降、映画『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』や連続テレビ小説「カーネーション」「まれ」、ドラマ「イタイケに恋して」など様々な映像作品に出演し続けている。そんな渡辺さんは本作『ノイズ』のイベントやインタビューがあれば、W主演の藤原さん、松山さん、そして神木さんが必ず彼との共演シーンに言及するほど、限られたシーンでの登場ながら圧倒的な存在感を見せている。藤原さんたちが何よりも絶賛するのは、小御坂という凶悪犯の「黒イチジクの食べ方」「歩き方」「姿勢」といったアクションごとの“気持ち悪さ”。しかし、渡辺さんが意識していたのは、ほかの人間と小御坂との“ズレ”だったという。「小御坂は島の平穏を揺るがすサイコキラーとして登場しますが、僕が意識したのは小御坂としては特別なことをしようとはしていない、ということです。小御坂の中で嫌だなと思うことや、嬉しいなと思うことが、他の人とどう違うんだろう、ということを考えながら演りました。後は、パッと見たときに島のひとたちにどう違和感を与えるか、ということも意識しました。恐ろしい人物ですが、気に入っていただけたら幸いです」と語る。■憧れの役者さんたちが火花を散らしながらお芝居されているそんな小御坂だが、冒頭で殺されてしまう。ただ死体がそのシーンに映る限り役者は死体としてその場に居なければならないのだが、これが中々難しいことだったと渡辺さんは言う。「アクションの後で息を止めなければならないのですが、テストの時に呼吸がバレてると言われ、本番はリテイクにならないように必死で息を止めていたんです」。「そしたら、息を止めることに集中しすぎてちょっとしたミスで笑っちゃったんです。それでも竜也さんは僕が笑っちゃったこともスルーして芝居を続けてくださいました。かっこいいなと思いました。笑っちゃったこともあって、現場ではめちゃくちゃイジられました。これからはもう本番中に笑わないように訓練したいと思います」と語った。最後に渡辺さんは、藤原さん、松山さん、神木さん以外にも、余貴美子、柄本明、永瀬正敏など、大先輩の役者たちが集まっていた現場をふり返り、「憧れの役者さんたちが映画の中で生き生きとしていて、これでもかとバチバチ火花を散らしながらお芝居されているのを見てかっこいいなと思いました。僕は死体でいる時間の方が長いですが、この映画に参加できて嬉しいです」と明かしている。そんな渡辺さんが演じた小御坂が殺されてからの展開はもちろんのこと、平和な島の崩壊のきっかけをもたらす“ノイズ”として現れる小御坂の存在は間違いなく本作に格段の緊張感をもたらしている。『ノイズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年02月05日俳優の藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務める映画『ノイズ』(1月28日公開)の特別写真が3日、公開された。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原竜也)と幼馴染の猟師・田辺純(松山ケンイチ)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。1月28日に行われた初日舞台挨拶では、藤原、松山、神木、黒木華、永瀬正敏、廣木隆一監督が登壇し、永瀬が撮影中に共演者や現場を撮影した写真を投影してトークを繰り広げた。実は永瀬は舞台挨拶の裏側でも共演者を撮影しており、この度その写真が公開された。登壇前に談笑する姿など、普段中々見られないキャスト達の素の表情や和やかな雰囲気が非常に印象的な写真に。2回目の舞台挨拶では舞台上で永瀬が来場者と共に写るキャスト&監督の写真を撮影するという一幕も。和やかな空気感を切り取った。写真:永瀬正敏
2022年02月03日藤原竜也&松山ケンイチW主演の新感覚サスペンス映画『ノイズ』が現在公開中。この度、永瀬正敏が先日行われた初日舞台挨拶の裏側を撮影した写真が到着した。1月28日の初日舞台挨拶では、刑事役の永瀬さんが撮影中に共演者や現場を撮った写真を投影し、トークを繰り広げた。実は、この舞台挨拶の裏側でも、永瀬さんは共演者を撮影。今回到着したのが、そのときの写真だ。本作は、主人公が元受刑者のサイコキラーを殺してしまうところから展開するサスペンス映画。緊張感溢れる本編とは打って変わって、登壇前に談笑する姿、キャストたちの素の表情や和やかな雰囲気が感じられる。また、2回目の舞台挨拶では、舞台上で永瀬さんが“共犯者”となる来場者と共に写る、キャスト&監督の写真を撮影するという一幕もあった。『ノイズ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年02月03日「『DEATH NOTE』の時も感じましたが、自分が演技しているところと違うところで(藤原竜也は)演技をしている。圧がすごいんですよね。セリフをぶつけられても、パンチされるような感じがするんです」1月28日に東京都内で行われた映画『ノイズ』の初日舞台挨拶で、W主演を務める藤原竜也(39)との共演の感想を語ったのは松山ケンイチ(36)。大ヒット映画『DEATH NOTE』で好演した2人の“再集結”に注目が集まっている同作。松山は映画の宣伝に忙しい日々を過ごしているが、テレビ出演やインタビューの際に気をつけていることがあると映像制作関係者は明かす。「松山さんは妻の小雪さん(45)を“妻”と呼ぶことを心がけています。実はいまから約1年前、松山さんがバラエティ番組『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演した際、何気なく小雪さんのことを“嫁”と呼んだところ、SNS上で『嫁という言葉を使ってほしくない』と非難の声があがり物議を醸したのです。そのため、小雪さんから『今後同じことが起きないように妻呼びを徹底して』とアドバイスされたようで、家族の話題がでる際は必ず意識されているそうですよ」(映像制作関係者)実際に松山は1月27日に放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演し、持参した鹿肉の食べ方を紹介する際に、「麹とかハーブを入れて漬けていて、妻がやってくれていて…すごいおいしいですよ」と“妻”と呼んでいた。`18年から東京と地方の2拠点生活をしている松山夫妻。小雪の的確なアドバイスがあればもう“ノイズ”が聞こえることはなさそうだ。
2022年01月30日映画『ノイズ』(1月28日公開)の公開初日舞台挨拶が28日に都内で行われ、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介、黒木華、永瀬正敏、廣木隆一監督が登場した。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。この日は永瀬が撮影した映画中の写真も公開。永瀬は「緊急事態宣言が出た時に引きこもってたんですが、自分の身の丈に合ったもので伝えられたらと思って、毎日インスタとかに笑顔の写真を載せてたんですね。その趣旨に賛同してくれて撮らせていただけたということもあって、特別な写真」と説明する。笑顔の写真に藤原は「ガチでいかないと怒られるかなと思って、めちゃくちゃ笑うようにさせていただきました」と周囲を笑わせ、永瀬は「すごい素敵な笑顔をいただいてうれしかったです」と感謝した。松山の笑顔の写真も映し出され、松山は「ずっと真剣になってたからなかなか笑えるところは作れなかったですし、この現場でこういう顔ができたのは永瀬さんのおかげなのかな」と振り返り、「竜也さんもだと思うんですけど、僕たちは永瀬さんを見て育ってきたので、永瀬さんの前で自然に笑えないんですよ。竜也さんの表情もそうですけど、今まで見たことない表情してるなと感じました」と語る。神木は「映画の中では一切笑わないので、この時に久しぶりに笑ったというか。撮影現場は楽しくて笑ってるんですけど、衣装を着てる状態で永瀬さんに『笑って』と言っていただけたので、一瞬だけでも(作中の)共犯というプレッシャーが解けた瞬間でもある写真」と分析した。
2022年01月28日『デスノート』で話題を呼んだ俳優の藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務める映画『ノイズ』。筒井哲也氏によるサスペンスコミックの実写化作で、絶海の孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)が、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまい、3人はこの殺人を隠すことを決意する。今回は松山と神木にインタビュー。2012年の大河ドラマ『平清盛』以来の共演で幼なじみ役となった2人は、今作で距離を縮めたという。今回は、共演中の2人の様子や、2人から見た藤原のすごさなどについても話を聞いた。○■撮影中にアニメにハマって号泣——お二人の共演は2012年の大河ドラマ『平清盛』(松山:平清盛役、神木:源義経役)以来ですが…。松山:『平清盛』の撮影では、実はあまり会えていないんです。神木:僕は逃げる側だったので、お会いできたのはポスター撮影の時くらいだったかもしれません。松山:でもその時に1回、ごはんに行ったよね。覚えてる? まだ未成年だったよね?神木:覚えてます! ぎりぎり20歳になっていました。松山:(笑)。その時は人もたくさんいたし、あんまり話す時間もなかったけど、今回は神木くんから色々な話を聞けたのが良かったです。アニメが好きということでおすすめを聞いて。教えてもらった『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を、この『ノイズ』の撮影が終わって戻ったホテルで必ず見て……。本当に素晴らしい作品だった!(笑)神木:すごい「泣いた」って言ってましたもんね。松山:もう泣いて泣いて。撮影中に他の作品を見ていると、そういう感動を無意識に引きずるところもあって、(演じている役と)どこかリンクしているような気持ちにもなる。もちろん、まったくわからないレベルの話ですよ!(笑) 「この役をどうやってやろう」と考えてアンテナを張るから、やっている作品の時期によって、普段見るアニメやドラマ、映画とかの方向性も少しずつ変わる気がします。神木:ちょっとわかります。共感というか、少なからず通ずるものを探します。松山:それで 無意識に取り入れているところがきっとあるんだよね。——神木さんにとっては、松山さんはどういう存在なんですか?神木:僕はとにかく、たっちゃんさん(藤原)と松山さんが共演されていた映画『デスノート』が大好きだったんです。中学生の時に映画館で「わあ、すごい」と思って見ていた2人が目の前にいらっしゃるのが、現場に入って第一の感動でした。とにかく僕はもう皆さんにくっついていけるかどうか、必死で。こんなに緊張感を持った役は初めてでしたし、こんなに大きなことを背負った役もなかなかないので、とにかく緊張しながら、でもその緊張を途切れさせないように必死でやってました。——そういう感覚になるのは、藤原さん松山さんというお二人が、大きすぎる存在ということですか?神木:もちろん、そうですよ! 演技も「うわ、すごい」と思いながら見ていましたし、合間に会話している時も「(『デスノート』の)Lと月と話してる」と思ってしまったりもするんです。連絡先も「松山ケンイチさん(L)」と登録してます。松山:『デスノート』の「L」じゃなくて、『ノイズ』の「純」にしてよ(笑)神木:「純」だと紛らわしいので(笑)。ずっと大好きでしたし、お二人のすごさは『デスノート』上映当時から身に染みてわかっていたので、嬉しかったです。——松山さんの手作りトマトジュースのラベルを神木さんが作った、というエピソードもあるそうですが、この作品がきっかけでまた仲が深まったんですか?松山:撮影の休憩中に話している時「ちょっとラベル描いてくれない?」と言ったら、神木君がわざわざ空き時間にお店に行って、画材道具をそろえて描いてくれたんです。「1カ月待ってください!」とかじゃなくて、すぐに描いてくれて。神木:「1カ月」だなんて、プロじゃないですから(笑)。でも、そう言っていただけて良かったです。松山:そういうところがいいんだよ。本当に多才だから、話していてもすごく面白い。○■藤原竜也のすごさを目の当たりに——今回は藤原さんと3人で幼なじみの役でしたが、お二人から見て「すごいな」と思ったのはどんなところでしたか?神木:全体的に緊張感あるシーンばっかりでしたけど、本番前まで普通に笑ってるところがすごい。松山:(渡辺)大知くんをずっといじってましたね。竜也さんのいじり方って、オチがないからちょっと怖いんですよ(笑)神木:たしかに、わかります(笑)松山:本気で言ってるのかボケてるのか、つっこんでいいのかどうか(笑)神木:ほったらかしですからね(笑)松山:大知君もビックリしたと思う(笑)。覚えているのは、大知くんが死んだシーンの撮影で、NGがあってもう1回やり直そうとしたら、死んでいるはずの大知君が起き上がっちゃって。みんな「いや、なんでだよ!(笑)」みたいな感じで笑ってたんだけど、ふと竜也さんを見たら芝居のまんま本気の顔だったの。「やばい! この人、まだやってる!」と思って。その集中力というか、こんな俳優さん、今まで見たことがないかもしれない。神木:僕らが「今、和んじゃいけなかったのかな!?」と思うくらいの迫力で。松山:そうそう。あと、余(貴美子)さんと柄本(明)さんの大絶叫シーンも、スタッフも役者も笑ってるのに竜也さん見るとやっぱりマジな顔してるんだよ。神木:すごいですね! 集中力がカンストしてる。松山:ちょっと、信じられない。——松山さん、神木さんのお二人が言うくらいだから、よっぽどということですよね。松山:でも、それくらい竜也さんの演技が暴力的というか、本当に殴られているみたいな感覚で対峙していました。——ちなみにこの作品は「ネタバレ厳禁」で、神木さんは以前「ネタバレもけっこう大丈夫」ということをおっしゃってましたが、松山さんはいかがですか?松山:イヤですね。『シックス・センス』とか、上映当時にエンドロールで「ネタバレしないでください」という注意書きが出ていたのを覚えているんですが、それくらい大事なものだったから。だから「ネタバレ=厳禁」のイメージは強いです。全部台無しになっちゃうんじゃないか、と。神木:僕は意外と大丈夫なんです。「そこまでにいくプロセスはなんだろう?」と興味を持つから。松山:2回目の感覚ってことかな。神木:この『ノイズ』もネタバレ厳禁ですけど、何回も観てもらえたらきっとまた新しい見方ができると思います。■松山ケンイチ1985年3月5日生まれ、青森県出身。2001年に「New Style Audition」でグランプリを獲得しデビュー。2006年には『デスノート』『デスノート the Last name』のL役で話題となり、2012年にはNHK大河ドラマ 『平清盛』で主演を務める。近年の主な出演作に映画『怒り』『聖の青春』(16年)、『宮本から君へ』(19年)、『ホテルローヤル』(20年)、『ブレイブ-群青戦記-』『BLUE/ブルー』(21年)、ドラマ『日本沈没-希望のひと-』(21年)など。公開待機作に映画『大河への道』(5月20日公開)、『川っぺりムコリッタ』(2022年公開)がある。■神木隆之介1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。1999年、ドラマ『グッドニュース』に出演。映画『妖怪大戦争』(05年)で第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の出演作に、『桐島、部活やめるってよ』(12年)、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』、『バクマン。』(15年)、『3月のライオン 前編・後編』(17年)、『フォルトゥナの瞳』『屍人荘の殺人』(19年)、『ラストレター』(20年)、『るろうに剣心最終章TheFinal』(21年)など。公開待機作に映画ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)、『GHOSTBOOK おばけずかん』(7月22日公開)がある。
2022年01月27日明日1月28日(金)公開の映画『ノイズ』より、幼なじみ役を演じる藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介のコメントが挿入された本編映像が到着した。今回公開された映像は、藤原さん演じるサイコキラーを殺してしまった泉圭太、松山さん演じる死体隠しに協力する田辺純、神木さん演じる新米警察官の守屋真一郎が、死体をどう隠すか密談しているシーン。『ノイズ』キャストコメント付き本編映像守屋は不安を吐露するが、2人からの言葉に従わざるを得ず、意を決して3人で移動させようとしたそのとき、扉をノックする音が。謎の訪問者によるノックは何度も何度も力強く行われ、さらにはスコップでこじ開けようとしてくる。そして、扉が開けられ、侵入してくるところで映像は終了。ちょうど“中盤”だという同シーンについて藤原さんは、「日本映画史に残るであろう大アクションシーン」が繰り広げられるとコメント。さらには、「あの熱量と緊迫感は、『るろうに剣心』を超えたのではないか(笑)」と語っている。『ノイズ』は1月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年01月27日俳優の藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介が出演する映画『ノイズ』の公開を記念し、auスマートパスプレミアムで特別映像が配信された。28日公開の同作は、漫画誌『グランドジャンプ』で連載された筒井哲也氏の同名漫画を映画化。絶海の孤島・猪狩島で暮らす泉圭太(藤原)、幼馴染の田辺純(松山)、新米警察官・守屋真一郎の3人は、圭太の家族を狙う不気味な男を誤って殺してしまう。島と家族を守るため、3人は死体を隠蔽することを決意し、「この男が消えたところで、だれも追ってこない」と思っていた矢先にこの男が出所したての凶悪犯であることが判明。足取りを追う警察官が島に次々と押し寄せ、3人を追い詰める。次第に島の日常は崩壊し始め、島中がパニックに陥っていくストーリーだ。今回、auスマートパスプレミアム会員に向けて、神木のコメント付き本編映像(約8分)が初公開されるほか、藤原と松山が映画の見どころを語るスペシャルコメント動画、auシネマ割×映画『ノイズ』コラボレーション予告映像も公開された。また、auスマートパス公式Twitterアカウントをフォロー、対象ツイートをリツイートすると藤原と松山のサイン入りポスターが抽選で当たるキャンペーンも実施。同キャンペーンは、auスマートパスプレミアム会員であればauだけではなく、ドコモやソフトバンクなど、どの携帯キャリアでも利用することができる。
2022年01月25日友情とは何か? 正義とは何か?思わずそんなことを考えてしまったのは、この映画を観たからだ。スリリングな展開にゴクリと息を呑む、極限の新感覚サスペンス映画『ノイズ』。絶海の孤島“猪狩島”に突然現れた一滴の“ノイズ”=サイコキラーを誤って殺してしまうことから、命懸けの死体隠しの幕が上がる。漫画家・筒井哲也による同名の大ヒットコミックを原作に、平和に暮らす島民の日常生活が、一気にダークサイドへと変貌する様を描く。過疎化に苦しむ島で新たな名産品“黒イチジク”を生産し、島を再生させる希望の象徴的存在となる泉圭太役に藤原竜也、幼馴染で親友の猟師・田辺純役に松山ケンイチというふたりがW主演を務める。さらに、圭太と純を慕う新米警察官の守屋真一郎役に、神木隆之介。日本を代表する実力派俳優が、今作で一堂に会した。“殺人の共犯者”となる3人を演じる、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介に話を聞いた。藤原竜也は大黒柱だから揺るがない藤原と松山は映画『DEATH NOTE デスノート』(2006年)以来15年ぶりの本格共演、藤原と神木は『るろうに剣心』の「京都大火編」と「伝説の最期編」(ともに2014年)以来7年ぶり、松山と神木はNHK大河ドラマ『平清盛』(2012年)以来9年ぶりの共演となるが、お互いにどんな印象を持ったのだろうか。「3人でいるのはすごく楽しかったです。このおふたりもそうですし、他の共演者の人たちにしても、素晴らしいメンバーを集めてもらえたなと。この人たちの中で芝居できることが本当に面白かったですし、現場で集中していても、みんなと話していると楽しくなって、時に芝居のことも忘れてしまうほど(笑)。愛知県の常滑市で一ヵ月間撮影をしたのですが、ずっとこのメンバーでいましたから、精神的にもラクでしたし、楽しくやらせてもらったのでありがたかったですね」(藤原)そう笑顔で振り返る藤原。インタビューの際も、旧知の仲である3人が醸し出す、和やかな雰囲気があたたかい。3人の中で、一番年上でもある藤原は、誰もがその背中を追いかける圧倒的な演技力と存在感を放っている。「竜也さんと一緒にやれるのは、僕にとっては、安心材料でしかないです。やっぱり大黒柱ですし、僕の中でズドンと作品の真ん中に立っている人なので、まわりで僕らが変なことをしていても、揺るぎようがないというか。そういう安心感をいつも竜也さんには感じているので、今回も安心して演技ができましたね。最初に台本でキャストの名前を見たときに、好きな俳優さんばかりで、演技以外でも話をする機会が持てたらいいなと思ってみなさんといろいろな話ができたことも勉強になりました」(松山)W主演ながら、藤原を大黒柱として慕う松山も、類稀なる才能の持ち主。“遊びをせんとや生まれけむ”というテーマも胸に残る大河ドラマ『平清盛』での松山の凄みは今もなお印象深い。ただ、3人の中で一番年下となる神木は、ふたりに対してまた違った心象があったようだ。「僕は『DEATH NOTE デスノート』が大好きなので『目の前に夜神月とLがいる!』という気持ちでした(笑)! 『平清盛』では、松山さんと同じシーンでの撮影はなかったのですが、ポスター撮影ではご一緒できて、食事にも連れていってもらいましたね。キャストの方々とお店に行って、当時はちょっとお話をさせてもらったくらいでした。だから、今回はほとんどはじめましてに近い感じです」(神木)劇中でも、ふたりの弟のような存在となる神木。子役時代から培った実力に定評があるものの、謙虚に現場を思い返す。「今作の現場でも松山さんはすぐに受け入れてくださいましたし、たっちゃんさん(藤原の愛称)は『るろうに剣心』で僕が常に横にいてお使えする役だったこともあって、すごく安心して現場に入ることができました。ただ、おふたりにご迷惑をおかけしないように、必死にしがみついていかなきゃいけないと思いながら撮影していましたね」みんなを守ることは法でさばくことだけではない「島を守りたい」という気持ちで繋がる島民たちだが、個々の思惑が重なることで、予期せぬ結末を招いていく。藤原が演じる圭太は、島のヒーローとして島民の期待を背負い続ける。「『この島を背負っていかなきゃいけない』という気持ちから、死体を埋めて隠す決断をしてしまう。間違った正義なんですよ」(藤原)松山演じる純は、圭太の死体隠しに協力。寡黙でどこか影があるために、時折見せるクールな表情の奥にあるものが気にかかる。そんな純を演じるにあたって、松山がこだわったことがあるという。「純なりの思惑があって動いているところがあって。個人的には、純が、ある人物をスコップでぶん殴るシーンにこだわりました」(松山)「クランクインのときからこだわっていたことなんですよ」(藤原)「『殴るふりだと面白くないよね』って、そういう話をずっとしていたんです。スコップの素材を変えてやってみたりして。」(松山)もうひとりの共犯者となったのが、神木演じる真一郎。入れかわりに島を出た寺島進演じるベテラン駐在員・岡崎正が去り際に、島のために「かさぶたになれ」と言った言葉が、のちのちまで影響する。「かさぶたになれなんて抽象的なことを言われたら、どうとでもとれるじゃないですか(苦笑)。岡崎さんももともと島の人で、真一郎もみんなも幼馴染で、岡崎さんの姿を見て育ってきてしまったから、そんな考えが染み付いていたんでしょうね。警察官になって島に帰ってきて、みんなを守ることは法でさばくことだけではない、という考えが潜在意識にあったために、波風を立てないことが一番平和だと考えたのではないかと。だから、殺人を『なかったことにしましょう』と言ってしまって、すべてが始まってしまう。結果的には、それが“ノイズ”になってしまうので、一番かわいそうな男の子だと思いました」(神木)ビニールハウスのシーンで印象的だったこと藤原、松山、神木と個性の異なる一流の役者が、劇中においても三者三様の役柄で、スクリーンから圧倒する。ヒリヒリするような出来事がスピーディーに繰り広げられるが、3人にとって印象的だったことのひとつは、サイコキラー・小御坂睦雄役の「渡辺大知」なのだそう。「廣木隆一監督は、1カットで回していく撮り方が多かったんです。ビニールハウスで大知くんを目撃したこの3人が疑いの目を向けるシーンで、格闘があった末に、大知くんが命を落とすところをけっこうな長回しで撮っていて。もしも大知くんの呼吸や表情が少しでも動いてしまうと、もう1カット撮り直しということになるわけで、何回もそれを重ねていくと、大知くんも焦りが出てくる。かわいそうな話だけど、監督も『もう1回やらせてくれ』となることも」(藤原)「実際、ハウスの中は暑くて、汗だくでした」(松山)「そのあたり大知くん、息を止めていないといけないですから」(神木)「きついよね。今となっては、思い出のシーンです」(藤原)「純は威嚇のために銃を持っていました。(小御坂が)怖くなって逃げればいいと思っていたんですけどね。大知くんのアドリブなのかわからないのですが、変質的なネチネチした感じが本当にすごくて……」(松山)「……アドリブでしょうね(笑)。本人はネチネチしていなかったので(笑)」(神木)一同笑「もちろん、大知くん自身はすごい好青年でした(笑)」(松山)島をお散歩していたら見つけた生卵屋さん“ノイズ”としてサイコキラーが訪れたことから“平和”な島に波紋が広がっていく。撮影中、3人にとって“ノイズ”と“平和”だと思えたことをたずねてみた。「ノイズといえばなんだろうね?」(藤原)「撮影現場で言うと、飛行機ですよね」(松山)「『本番、よーい!』となってからの『ちょっと待ってください、飛行機が飛んでいます』ということがあって」(神木)「飛行機待ちがあったね」(松山)「まあでも、面白いですよね。だって、膨大な時間があるのに、ピンポイントで撮影を始めようとすると来るんです」(神木)「それは確かにノイズかもしれないね。いろいろなセッションのために、僕らも本番に向けて、気持ちを整えている部分があるんです。そこで、どんなことであれ、中断してもう一回その気持ちを組み直すというのは『あれ?』となるときもありますね。もちろん、こちら側がお邪魔をしているので仕方がないことなんですけど…(笑)でもその一方で、平和だったことといえば、個人的には、お弁当の時間。松ケンは撮影中でいなかったかな」(藤原)「どんなことですか」(松山)「神ちゃん(神木さんの愛称)が島をお散歩していたら、生卵屋さんを見つけたんですよ」(藤原)「ありましたね」(神木)「神ちゃんが『美味しい生卵屋さんを見つけましたー!』と言って、10個ぐらい生卵を買ってきてくれて、ご馳走してもらったんですよ。控え室でお借りしている旅館の方にご飯を出していただいて、その常滑で有名な卵屋さんの生卵を卵かけご飯にして食べて。すごく平和で良いなあって、思いましたね」(藤原)家族で雪を見に行きたいコロナ禍でエンターテインメントの現場にも影響が出たが、徐々にその状況にも明るい兆しが見えてきた。映画『ノイズ』は2022年1月28日の公開だが、新しい年にやりたいことはあるのだろうか。「コロナ禍になって、みんなやりたいことができなくなりましたが、消去法をしていくと、物事の選択肢が見えてきた部分もあったはず。エンターテインメントの定義は広くて、何をしてもみなさんが楽しんでくれればいいと思っているので、今だから思いついたことや出来たことなども生まれて、さまざまなことがフラットになったんじゃないかなって。年齢関係なく挑戦をしやすくなったから、今後もどんなふうに変化するのか、楽しみでもありますし、僕もエンターテインメントの中の何かのひとつになれればと思いますね」(神木)どのような未来が広がっていくのか、期待が募る。いつどんなときも、しっかりとした自分軸を持っていれば、まわりがどう変化しても、ブレることはない。「世の中の状況は関係なく、いろいろと目の前に、ポッとやりたいことが出てくるんです。そのときに俳優の仕事だけではなく、公私ともに気づいた物事、目の前に出てきたことを『どう面白くしていくか?』だけを考えようかなと思っているんですよ。だから、この先何をやりたいかはあまり考えず、基本的には今やっていることを面白くしていく気持ちでいます」(松山)肩の力を抜いて、自分の人生を歩くのは、なんとも清々しい。今作の公開は冬だが、プライベートにおいてやりたいことはあるのだろうか。「僕は大人になって、仕事以外、プライベートで雪山やスキーに行った記憶がないんですよね。だから、まだ子どもが小さいということもあるので、家族で雪が積もっている山に行って、雪を見に行きたいですね」(藤原)そう語る藤原は、実に穏やかな表情をしていた。そんな藤原、松山、神木をはじめとした実力派俳優が揃う今作。新年の幕開けに、極上のサスペンスエンターテインメントを味わわせてもらおう。撮影 / 奥田耕平、取材・文 / かわむら あみり
2022年01月25日藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務め、神木隆之介、黒木華、寺島進、柄本明ら豪華キャストが出演する映画『ノイズ』。来週から公開がスタートする本作より、神木さん演じる新米刑事・守屋真一郎の新場面写真が到着した。本作は、「予告犯」「マンホール」などを手掛ける鬼才・筒井哲也の同名サスペンス漫画の実写化。舞台となる猪狩島の復興の期待を一身に背負いながらも、島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまう泉圭太を藤原さん、圭太の殺人を隠蔽すべく、死体隠しに協力する幼なじみ・田辺純を松山さん、2人と幼なじみで猪狩島の駐在所での勤務が決まったばかりの新米警察官・守屋真一郎を神木さんが演じている。平和な島に突然現れた一人の“ノイズ”、小御坂陸雄を殺してしまったことで、次第に島全体に不穏な“ノイズ”が広がっていくことになる本作。今回到着した場面写真に写る守屋は、島を守るためという純粋な思いから、殺人を「全部なかったことにしましょう」と、圭太と純に提案し、死体隠しに加担するが、正義感の強い彼は、次第に自分自身を攻め、精神的に追い込まれていく。全編に緊張感が漂い、俳優陣による心理戦が繰り広げられる中、守屋は観客と共に“一つのきっかけから事件に巻き込まれていく男”として、スクリーン上で輝きを放つ。先日のジャパンプレミアにて「観た人全員が共犯者」と神木さんが語っていたように、本作は、まるでジェットコースターのように様々な感情を一つの映画の中で体験できる映画となっている。観客の目線で島に蔓延する“ノイズ”を体感していく守屋。神木さんは本作について「まるでドキュメンタリーのような作品」と評し、「これまで味わったことのない臨場感と没入感がこの作品には存在しています。完成された作品を観て、本当にその場にいるような気がしてなりませんでした。廣木監督の長回しのカットや、近距離で僕らのお芝居を撮っていてくださったからこそ、この臨場感が生まれたんだと感じています」とコメントしている。『ノイズ』は1月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年01月20日映画『ノイズ』(2022年1月28日公開)のジャパンプレミアが11日に都内で行われ、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介、黒木華、伊藤歩、永瀬正敏、廣木隆一監督が登場した。司会は日本テレビの辻岡義堂アナウンサーが務めた。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。ワンカットでの撮影が大変だったと振り返るキャスト陣。特に藤原と松山のシーンについて、永瀬は「僕らはテントみたいなところで控えて『ワンカットかあ』と思いながらコーヒーを飲んでたら、松山君と藤原君が自主トレを始めて、『すげえな』と思って緊張が走りました」と明かす。「それ、写真撮ってもらいましたね」と思い返す藤原に、永瀬は「そういうのがいっぱいこの映画の中に散りばめられているので、見てるお客さんにも緊迫感みたいなものは、たぶん伝わっているんじゃないですか」と語る。さらに刑事役として追い詰めることになった藤原、松山、神木について「3人の目の表情がどんどん変わっていくんです。僕は1人ずつ対峙するシーンがあったんですけど、どんどん目が変わってくるっていうのもヤバかったですね」と見どころを表した。また、藤原と夫婦役となった黒木は「私と竜也さんの娘(子役)が、監督からの指示なのか、台本を渡されずにその場にいてくれるという感じで、竜也さんがすごくいいお父さんをしてくれました」と振り返る。藤原は「(娘を演じた子役に)直前まで、監督が台本を持たせなかったの。ストーリー展開もわからないし、数分後にどういうシーンを撮るかということだけ聞かされて、ただそこのシーンだけに集中する演出方法をとっていた」と説明していた。
2022年01月11日映画『ノイズ』(2022年1月28日公開)のジャパンプレミアが11日に都内で行われ、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介、黒木華、伊藤歩、永瀬正敏、廣木隆一監督が登場した。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。ネタバレを気にしながらも同作のキーワードを紹介してほしいというお題に、神木はこれから同作を観る客に向けて「皆さん、これから共犯者になるんです。皆さんも共犯者です。皆、共犯者です」と表す。しかし周囲の反応があまりなく「ダメだった今の? 大丈夫ですか?」と不安そうな様子になっていた。また年始と言うことで抱負も聞かれると、神木は「2022年も本当にお互い体調に気をつけて、できるだけ笑顔で過ごしていきたいなと思っております。皆さんもそうであれと心から祈っております」と、観客や配信先の視聴者へメッセージ。「個人的には、いつかたっちゃんさん(藤原)や松ケンさんみたいな覇気が出たらいいなと思いながら、仕事を頑張っていきたい」と語った。
2022年01月11日約4年ぶりの舞台出演となる松山ケンイチが主演を務める『hana-1970、コザが燃えた日-』が、1月9日に池袋・東京芸術劇場プレイハウスにて開幕。キャストコメントと舞台写真が到着した。本作は、演出家・栗山民也が長年見つめてきた沖縄を題材に、こまつ座『母と暮せば』でもタッグを組み信頼を寄せている作家・畑澤聖悟に書き下ろしを託した新作。松山は、舞台出演4作目にして今作が初の会話劇。事前に沖縄にて現地の人々の話を聞いて回り、稽古中も物語当時の資料を読み込みながら謙虚に真摯に作品と向き合った。ドラマや映画で個性的な存在感を放ち活躍目覚ましい岡山天音が、松山と血の繋がらない弟を、劇団出身であらゆる役柄を自分のものにする演技力で数多くの映像作品に出演し、栗山作品への参加は約30年振りとなり、これが最後の舞台かもしれないと語る余貴美子が、2人を拾い育てた母親を演じる。ハルオ(松山ケンイチ)は、終戦当時、戸籍がなく名前も年齢も分からない推定4歳の子ども。隣に住むアキオ(岡山天音)と同じくらいの年齢に見えたが少し身体が大きいからという理由で兄とされた。おかあ(余貴美子)は2人を拾い育て、配給や援助金をもらうために収容所にいたジラースー(神尾佑)に声をかけ、即席でできた4人家族。それから月日が経ち、今やバラバラになっていた「偽の家族」が、久しぶりに家のあるバーに集まった。アメリカ軍施政下での圧力や人権侵害に翻弄され続けていた彼らは、さまざまな想いを胸に秘めていた。彼らの妹ナナコやおかあが匿っていた脱走兵ミケ、アキオがデモ帰りに連れてきた本土から来たルポライターらをきっかけに、家族は次々と本音をぶつけ合い向き合っていく。1970年12月20日未明、コザ騒動の裏側で起きた、ひとつの家族の物語に胸が熱くなる。今回が会話劇初主演となる松山ケンイチは、出自が分からず半ば自暴自棄に生きるハルオの苦しみを、大胆な動きと細やかな表情で表している。遠慮がちで控えめな性格のアキオを演じる岡山は、これまで誰にも明かしてこなかった内に秘めた熱い想いを体当たりの演技で魅せる。余は、自身の置かれている境遇に決して負けまいとするおかあの強さを、台詞のひとつひとつに丁寧に重ね客席に届けている。冒頭からウチナーグチ(沖縄ことば)が飛び交い、三線の演奏もあり、まるで沖縄にいるような気分に。舞台上には、米兵が出入りする A サインバーのセットがあり、窓の向こうには基地があるという設定。かつてはハルオが演奏もしていたという、バーのステージにはスタンドマイクがあり、劇中で度々効果的に使われる。あるシーンでは、対照的な兄弟それぞれの世の中に対する想いが爆発し、演劇ならではの熱量に圧倒される。外で起こる「コザ騒動」の喧騒と、中で起こる事件が進展するにつれ刻々と変化する照明も印象的だ。また、妹のナナコ役の上原千果が歌う「花はどこへいった」は世界一有名な反戦歌として知られ、世界中でカバーされる名曲。その素朴な歌声と歌詞が胸に刺さる。上演時間は1時間40分。東京公演は1月30日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演、その後2月5日(土)、6日(日)に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、2月10 日(木)、11日(金祝)に宮城・多賀城市民会館にて上演される。●松山ケンイチ本日、無事に初日を迎えることが出来て一安心です。ただそれに尽きます。無事に始まった舞台を無事に終わらせる。これが全ての望みです。これしか望んでいません。このまま、日々気を付けながら取り組んでいきたいと思います。●岡山天音「hana-1970、コザが燃えた日-」は非常にビビットでありながら、素朴なメッセージが込められた作品だと思います。皆様がこの物語をどう受け止めてくださるのか、これから公演が進むに連れ、果たして自分がどこに漂着するのか、期待が高まります。今回、久し振りに舞台に携わり、舞台の刹那的な在り方と出会いました。劇場に足を運んで下さる皆様と、そこにしか芽吹かない「その瞬間」に全身を浸して行きたいです。●余貴美子まさに今のこのコロナ禍のように、沖縄・日本・アメリカとの間で揺れ動くテーマの作品ですが、新しい年の始まりに力づけられる、勇気づけられるような物語になっていると思います。沖縄言葉には難儀しましたが、沖縄の明るさや底力というのはその言葉にもあると思っていて、私は沖縄の人ではないけれど、沖縄の言葉を口にすると元気になります。血のつながらない家族が苦難を乗り越えて再生していくという内容ですので、台詞を言う度に明るさと底力で乗り切っていこうという気持ちになります。皆さんにもぜひ、この“言葉との出会い”を楽しんで、元気になっていただけたらと思います。●栗山民也手を取り合って「hana」の初日の公演を終え自宅に戻るところなのですが、クイーンの「手を取り合って」が無性に聴きたくなって、車の中でかなりの音量で聴いています。カーテンコールで観客と一緒になって大きく拍手しながら、「人間の鎖」のことを考えていました。米軍基地を取り囲んだ沖縄の「人間の鎖」。小さな力かもしれない一人ひとりの力が、手を取り合うことで繋がれ、硬く口を閉ざした巨大な固まりをぐるりと包囲する。なんだか熱くいろんなことが、今、クイーンの音楽とともに頭の中を駆け巡っています。沖縄のみんなと酒場にいるような、熱くてとても柔らかな気分。『hana-1970、コザが燃えた日-』1月9日(日)~1月30日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス2月5日(土)、6日(日)会場:大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ2月10 日(木)、11日(金祝)会場:宮城・多賀城市民会館
2022年01月11日俳優の松山ケンイチが主演を務める舞台『hana-1970、コザが燃えた日-』が9日に東京・東京芸術劇場プレイハウスにて開幕した。同作は演出家・栗山民也が長年見つめてきた沖縄を題材に、こまつ座『母と暮せば』でもタッグを組み信頼を寄せている作家・畑澤聖悟に書き下ろしを託した新作。1970年12月20日未明、コザ騒動の裏側で起きた、ひとつの家族の物語を描く。松山は約4年ぶり4作目の舞台出演となり、初の会話劇に挑む。事前に沖縄にて現地の方々の話を聞いて回り、稽古中も物語当時の資料を読み込みながら謙虚に真摯に作品と向き合っているという。またドラマや映画で個性的な存在感を放ち活躍目覚ましい岡山天音が、松山と血の繋がらない弟に。数多くの映像作品に出演、栗山作品への参加は約30年振りとなり「これが最後の舞台かもしれない」と語る余貴美子が、2人を拾い育てた母親を演じる。ハルオ(松山ケンイチ)は終戦当時、戸籍がなく名前も年齢も分からない推定4歳の子どもであり、隣に住むアキオ(岡山天音)と同じくらいの年齢に見えたが少し身体が大きいからという理由で兄とされた。おかあ(余貴美子)は2人を拾い育て、配給や援助金をもらうために収容所にいたジラースー(神尾佑)に声をかけ、即席で4人家族ができる。それから月日が経ち、今やバラバラになっていた「偽の家族」が、久しぶりに家のあるバーに集まった。アメリカ軍施政下での圧力や人権侵害に翻弄され続けていた彼らは、さまざまな想いを胸に秘めていた。彼らの妹ナナコやおかあが匿っていた脱走兵ミケ、アキオがデモ帰りに連れてきた本土から来たルポライターらをきっかけに、家族は次々と本音をぶつけ合い向き合っていく。東京公演は東京芸術劇場プレイハウスにて9日〜30日、大阪公演は大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて2月5日〜6日、宮城公演は宮城・多賀城市民会館にて2月10日〜11日。○松山ケンイチ コメント本日、無事に初日を迎えることが出来て一安心です。ただそれに尽きます。無事に始まった舞台を無事に終わらせる。これが全ての望みです。これしか望んでいません。このまま、日々気を付けながら取り組んでいきたいと思います。○岡山天音 コメント『hana-1970、コザが燃えた日-』は非常にビビットでありながら、素朴なメッセージが込められた作品だと思います。皆様がこの物語をどう受け止めてくださるのか、これから公演が進むに連れ、果たして自分がどこに漂着するのか、期待が高まります。今回、久し振りに舞台に携わり、舞台の刹那的な在り方と出会いました。劇場に足を運んで下さる皆様と、そこにしか芽吹かない「その瞬間」に全身を浸して行きたいです。○余貴美子 コメントまさに今のこのコロナ禍のように、沖縄・日本・アメリカとの間で揺れ動くテーマの作品ですが、新しい年の始まりに力づけられる、勇気づけられるような物語になっていると思います。沖縄言葉には難儀しましたが、沖縄の明るさや底力というのはその言葉にもあると思っていて、私は沖縄の人ではないけれど、沖縄の言葉を口にすると元気になります。血のつながらない家族が苦難を乗り越えて再生していくという内容ですので、台詞を言う度に明るさと底力で乗り切っていこうという気持ちになります。皆さんにもぜひ、この"言葉との出会い"を楽しんで、元気になっていただけたらと思います。○演出・栗山民也 コメント手を取り合って『hana』の初日の公演を終え自宅に戻るところなのですが、クイーンの「手を取り合って」が無性に聴きたくなって、車の中でかなりの音量で聴いています。カーテンコールで観客と一緒になって大きく拍手しながら、「人間の鎖」のことを考えていました。米軍基地を取り囲んだ沖縄の「人間の鎖」。小さな力かもしれない一人ひとりの力が、手を取り合うことで繋がれ、硬く口を閉ざした巨大な固まりをぐるりと包囲する。なんだか熱くいろんなことが、今、クイーンの音楽とともに頭の中を駆け巡っています。沖縄のみんなと酒場にいるような、熱くてとても柔らかな気分。撮影:田中亜紀
2022年01月09日