こんにちは。栗原達也です。今回は、暴力について話をします。僕のところにくる相談者の中には、家族が暴力をふるうっていう悩みを抱えている人たちも来る。物理的な暴力、言葉の暴力…本当に許せないことだ。ストレスからくるイライラなど、自分の感情を抑えられずに、配偶者や子どもに手をあげたり、デリカシーのない言葉を吐き続けたり…。相談者の話を聞いて、あまりにひどい状況で、相手に改善の余地が見られない場合は、別れたり、距離を置くことをすすめるときもある。そうすると、相談者の中には「でもあの人は自分がいなかったら」「自分が受け入れてあげないと」などと言う人もいるけれど、それは違うんだよ。夫婦、親子、恋人…そういった密接な人間関係にとらわれてしまって、逃れられない状態になり、そこで自分の生きる意味を探して、痛みや苦しみを受け入れることが、自分の役割だと思ってしまうんだ。人はみんなしあわせになるために生きている。殴られる状況を受け入れる必要はないし、ひどい言葉を言われ続けるのを耐えたりしなくていいんだ。そんなところに自分の価値を見いだしたりしてはいけない。しあわせになる道は必ず他にある。それにね、暴力をふるう人っていうのは、ふるわれる人がどんな痛みを感じるのか考えないんだ。自分が逆の立場だったら…ということに思い至らない。つまり、想像力が欠けているんだ。だから相手のことさえ見えていないといえる。自分の欲求をただただぶつけているだけ。僕は人とかかわるってことは、相手の立場や心情を理解し、その心に近づく努力の積み重ねだと思うんだ。それをおざなりにして、乱暴をはたらいたり、自分が言いたいことだけ一方的に言ったりと、自分がしたいように勝手に振る舞うなんて言語道断だよ。でもね、僕がひとつだけ認める暴力がある。 それは、いい教育になることが必要条件。つまり、愛のムチだね。僕自身の経験からなんだけど、中学生のころ、賭けベーゴマをしているところを先生に見つかってね。普段はやさしくておだやかな先生だったんだけど、すごく怒られて、往復ビンタされたんだ。その痛みは賭けの中毒性の怖さと、お金の大切さをわからせてくれたね。人にケガをさせたり、心に傷を負わせるようなものはいけないけれど、なにか大事なことをわからせるために、教育の現場においては愛のムチは、ときに必要なことだと僕は思っている。ただし、愛のムチは長く記憶に残るし、そこで学んだことは一生忘れられないものとなる。つかうときは選ばなくてはならないし、殴るほうも正しい判断ができて、思いやりに満ちた人間でなくてはいけないだろう。 口外禁止!≪浮気・不倫・略奪愛≫隠されたあなたの【危ない】恋宿命
2016年10月21日アイドルグループ・TOKIOの山口達也が、16日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!×世界の果てまでイッテQ!はじめての交換留学スペシャル』で、『ザ!鉄腕!DASH!!』(毎週日曜19:00~)と『世界の果てまでイッテQ!』(毎週日曜19:58~)の違いについて発言した。同番組はスペシャル番組の企画として、『DASH』『イッテQ』のレギュラータレントを交換。アイドルグループ・NEWSの手越祐也と、お笑い芸人・イモトアヤコが『DASH』への留学生として、城島茂&山口とともに「DASH ご当地PR課 ~福島県三島町 巨大ブーメランでPR~」企画に参加した。企画内で福島県三島町の名産物・桐をPRする4人は、同町で作っている土産物の”桐トンボ”の浮遊力をヒントに、軽くて加工しやすい桐で作った巨大ブーメランを製作することに。『イッテQ』チームと『DASH』チームに分かれて試作品を製作した。『DASH』チームが自主的に製作を進める中、『イッテQ』チームは「(スタッフは)誰も教えてくれないの?」と戸惑う様子を見せた。手越が「誰か教えてよ!」、イモトが「何にもわかんないよ!」とスタッフに訴えると、山口は「『イッテQ』ってそんなに過保護なの?」と疑問を口にし、手越は「物作りすることないから!」と弁解していた。また、無言で作業する城島&山口を見て、手越は「『イッテQ』無言ないもんね。山登ってる時も、全然使われないと思ってるけどずっとしゃべってるもんね」と語り、イモトも「何かしらリアクションしたり、リポートしたりとか!」と、両番組の違いについての驚きを共有していた。
2016年10月16日大人気漫画の連続ドラマに続く劇場版となる『彼岸島 デラックス』が10月15日(土)に公開。主演の白石隼也をはじめ、鈴木亮平、桜井美南、栗原類、渡辺武監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。生きて戻ってきた者はいないとされる島を舞台に、封印から解き放たれた恐るべき吸血鬼や邪鬼(おに)たちと戦う篤と明の兄弟、その仲間たちの姿を描き出す。連載開始14年目を迎え、累計発行部数は700万部超の人気コミックを製作費6億円、2年の歳月を費やしてCGを駆使して映像化したが、そのムチャな挑戦にちなんで、この日の舞台挨拶では登壇陣に本作、そしてプライベートにおける“ムチャ”なエピソードを尋ねた。監督は、劇中に登場するキャラクター“師匠”について「設定では(身長)3メートルで、普通はCGで作るべきところですが、着ぐるみでやるというムチャをしました(笑)」と告白。白石さんはこの師匠が「たまに2メートルくらいのところもあります(笑)」とシーンによって伸び縮みしていると暴露し「丸太を投げて、それに乗るというシーンがありますが、(投げられた)丸太、時速何キロだよ?ダルビッシュくらい(笑)?ムチャしてると思います」と語る。鈴木さんは、白石さんとのアクションについて「刀は当てないように距離をとるんですけど、蹴りはアクション指導の方から『当ててくれ』と言われるんですね。どれくらいの強さで行けばいいのか?(白石さんは)後輩なので、ちょっとくらいいいかな(笑)? でもこういうときは、先輩が『これくらいはいいよ』とやるべきなのか…?ちょっとムチャなくらい強めに行きました」とふり返った。プライベートに関するムチャエピソードも続々!「散歩が好き」という桜井さんは「渋谷からお台場まで、友だちとヒールで歩きました。(Googleで)2時間掛かるってところを、途中でスキップとかしてたら1時間半で着きました」とケロリとした表情で明かす。また、栗原さんは普段から、電車移動の際、1分1秒を無駄にしないよう、乗り換えのとき、全速力で駅を走っていると告白。「毎回、500ミリリットルのペットボトルの水を買うことに…。これなら歩いたほうがいいかなとも思うんですが…(苦笑)」と日常生活でのムチャを語ったが、そもそも、栗原さんが全速力で駅を駆け抜けているという図がいまいち想像できず…会場は驚きに包まれていた。最後に鈴木さんは本作について「何も考えずに楽しめるエンターテイメント。アクション映画は数あれど、こんなにずっと戦ってる映画はなかなかない!」とアピール。白石さんは「僕の代表作と言える映画になったと思います」と力を込めた。『彼岸島 デラックス』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼岸島デラックス 2016年10月15日より全国にて公開(C) 2016「彼岸島」製作委員会
2016年10月15日発達障害であることを公表した栗原類さん、初の自叙伝の見どころを紹介!出典 : 今月10月6日に、モデルの栗原類さんの自叙伝である『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』が発売されました。最近はモデルとしてだけでなく俳優としても活躍する栗原類さんは、昨年5月に自身が発達障害(ADD)の診断を受けていることを公表しました。今回の自叙伝はそんな類さんが自分自身について振り返り、これからの夢を語る1冊となっています。ミステリアスな雰囲気を醸し出している類さんは、日々の生活で何を感じ、何を思い、何を考えているのでしょうか。著書に収められている、母親である栗原泉さんや主治医である高橋猛さんによる類さんの幼少期の振り返り、友人である又吉直樹さんとの対談からは、栗原類さんが「輝ける場所」を見つけるまで支え続けた人の存在がうかがえます。「発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由」 著: 栗原類「ネガティブすぎるモデル」でブレイクした栗原類さん。本当はどんな人?出典 : 筆者・栗原類さんは1994年生まれの21歳。日本人の母親である栗原泉さんと、イギリス人の父親との間に生まれ、ニューヨークと日本を行き来しながら育てられました。小さいころから忘れ物が多く、注意力が散漫であった筆者は、8歳のときにアメリカのニューヨーク市で発達障害の一つである注意欠陥障害(ADD)との診断を受けます。ADDとは、attention-deficit disorder の略で、注意力の低さや集中力の短さなどの症状を一つの障害としてみなしたものです。現在ではADHDとして診断されるこの障害ですが、他の人からは「障害がある」ことは一見すると分かりません。例えば、類さんの障害の特性には以下のようなものがあります。・ついさっき言われたことが数分後に思い出せなくなってしまう・人の表情などから相手の気持ちを読み取ることが苦手・うれしい気持ちや楽しい気持ちを表情にすることが苦手こういった特性のために、人とのコミュニケ―ションがうまくいかない場面もあり、少年時代はいじめに悩まされたり、不登校になったりと、「生きづらさ」を感じることもあったそうです。自分なりに努力を続け、発達障害と向き合ってきた類さん出典 : ご自身の障害に苦労することもあった類さんですが、著書の中では発達障害を「脳のクセ」と表現しています。自分の脳のクセに気づいて、環境を整え、改善する訓練をすることが、「生きづらさ」の解消につながると語ります。作品中では自分の障害に向き合うために、日々努力を続ける姿が印象的です。例えば、忘れっぽさや集中力の低さに対しては、事前に周りの人に自分のクセを伝えることで協力を依頼する。嬉しい・楽しいという気持ちを抱いたときは、表情で伝えられない分、人よりも丁寧な言葉や行動で気持ちを伝える。類さんは、「忘れっぽい」「感情が表情に出にくい」という「脳のクセ」を無理やり直そうとするのではなく、そのクセが相手を傷つけないように工夫をしたり、自分ができそうな行動に代替することで、自身の障害に対して向き合ったのです。同じ発達障害の診断を受けた母・泉さんが、子育ての中で忘れなかったこと出典 : 類さんがこのように自身の特性に気づき、障害に向き合っていくためには、周りの人からのサポートが欠かせませんでした。特に、母親である栗原泉さんは、今でも類さんにとって大きな支えとなる存在です。泉さんは、類さんと同じように発達障害の診断を受けています。しかし泉さんは、同じ診断があっても、類さんのことを「自分とは違う個性を持った人間」と考え、その個性を常に尊重・尊敬することを忘れないようにしていました。その一方で、類さんにとって必要なサポートをすることは惜しみませんでした。周りに過保護すぎると言われることもあるそうですが、泉さんは力強くこう語ります。「他のみんながこうしているからとか、普通ならこうだからという尺度ではなく、自分の頭で考えて、自分の子どもにとって、必要なものは何なのかを選択している。」泉さんの存在があったからこそ、類さんは自分の輝ける場所に辿りつき、今でも苦手なことに向き合う努力をし続けることができているのでしょう。類さん自身も、「注意してくれたりアシストしてくれる人がいることで、その人の環境は大幅に違うはずです。それは過去、現在、未来、全てに影響します。」と、サポートしてくれる人がいることの大切さを語っています。周りの人や環境との関わりによって障害のあり方は変わってくるのです。あきらめず、成長する努力を続ければ、誰でも「輝く場所」を見つけられる出典 : 発達障害の特性とうまく付き合いながら、類さんのように活躍できる人は、稀なのでは?と思われる方もいるかもしれません。しかし、類さんはこう語ります。「人は、発達障害であろうとなかろうと、『その人が輝くための場所』さえ見つけることができれば、そしてあきらめず、その人なりの時間軸で成長すれば。誰もが必ず輝くことができるのだと思います。」決して諦めることなく、自分のペースで努力を続け、今の「輝くための場所」に辿り着いた類さんの言葉は、これからもたくさんの人を励まし続けるでしょう。
2016年10月13日「私が子どもの頃はそんなことなかった」あまりに違う息子のことが理解できず…出典 : 教室を立ち歩く(私はやらなかった)揶揄されてカッとなって手を出してしまう(私にはなかった)テストのときに集中力が途切れて解かずに終えてしまう(私は途切れる前に解き終えて問題になることはなかった)自分には経験のなかった彼の特性ゆえの言動に戸惑い、対処に困り、自分はそんなことしなかったのに…と過去を振り返る。比べてはいけないと頭ではわかっているのに、過去の自分と現在の彼を、心の中でつい比べてしまう。発達障害のある次男を育てていると、そんなことがよくあります。もちろん、言葉に出してしまえば彼を傷つけるのはわかってる。でも、私自身が精神的に辛いときなど、余裕がなくなるとつい、心の底の方で周りや自分と彼を比べて、「あれもできない、これもできない」という目で次男を見てしまいそうになる。そんな自分が母親でいいのかと、怖くなることもありました。栗原類さんの母、泉さんの経験に自分を重ねる出典 : 今回読んだ栗原類さんの新著『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』では、私が抱えていたまさにその、母が息子と自分を比べてしまう困難についての経験が書かれていました。栗原類さんの手記のあとに添えられていた、母の泉さんの手記。アメリカで類さんが診断を受けるときに、ご自身の発達障害についても示唆され、その特性の違いにより自分と比べてしまう困難が起こっているだろうことについても指摘を受け、接し方について教育委員会から助言を得たエピソードがありました。教育委員会での会議で「(略)あなたは自分が子どもの頃、何の苦労もなくできたことが、どうして息子さんにはできないんだろうと理解できないかもしれない。不思議でしょうがないでしょうね。だけどそう思ったときは、子どもの頃に自分ができなかったことをたくさん思い浮かべてください。そして、自分ができなかったことで息子さんができていることを、ひとつでも多く見つけてあげてください。そうすれば『なんでこんなこともできないの?』という気持ちがしずまり、子どもを褒めてあげられるようになります」と言われました。---発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著)KADOKAWA本文より引用「過去の自分なら出来たことと、子どもが出来ないことを比べない」ここまでは私も頭には入っていましたが、「子どもには出来ていて、過去の自分は出来なかったことと比べる」という視点に、目からウロコが落ちる思いがしました。「比べてはいけない」んじゃない、「彼の良い所と比べればいい」んだ!息子に出来ること、私に出来ないこと出典 : 振り返ってみると、私自身にも「出来ないこと」はたくさんありました。たとえば私は方向音痴で、初めて行く場所にはスマホのナビが欠かせません。2度目以降の場所でも入る道を1本間違えれば自分がどこにいるのかわからなくなったり、どっちの方角に向かえばよいか分からなくなることもあり、小さい頃からよく道に迷う子でした。対して次男は、1度行った場所は経路の風景から現地の様子までしっかり記憶する力があり、まず道には迷いません。以前来た時と逆方向から入った商店街で私が迷っているときに、「この先にこれとあれがあって、何個めの角で曲がれば着くよ」と案内してくれたこともありました。小さい頃の私は極度の人見知りで、小学生になっても近所のよく会う人にも挨拶ができず母の後ろに隠れていた記憶があります。今ではそんな片鱗は見せないのでこの話をすると周囲から意外だと言われますが、小学校低学年の頃までは顔を知っていても周りの大人と話すのを避けていました。そんな私の子供なのに、次男は小さい頃から人見知りをせず登下校のときにも元気に挨拶をします。畑仕事をするおばあちゃんたちに挨拶をして世間話をし、ほりたてのジャガイモを袋一杯抱えて帰って来たりすることも。屈託なく話す様子が可愛いと近所のおばあちゃんたちの人気者です。今までは、私が出来て彼が苦手なことばかり目についていました。けれど、改めてゆっくり考えてみたら、私が苦手だけど彼が得意なことだって、たくさんあるのです。出典 : このことに気づいたとき、障害のある子たちの保護者が集まる座談会で、司会者さんから言われたある一言を思い出しました。「お子さんの良いところを話してください」保護者の集まりは、ついつい子どもの問題行動やその対処法ばかりが中心になりがちです。だけどその日は、司会者の方の投げかけにつられて、一人、また一人と参加者が子どものいいところを話し始めたのです。「うちの子はとても優しくて、自分が疲れていると気にかけてくれるんです」「お友達がお休みしたときに心配して、お手紙を書いていたことがあったわ」「そういえば、いつも家の手伝いをよくしてくれます」お子さんの良いところを話す皆さんに続いて私も、次男のことを話しました。思いついたのは前述したような、自分が苦手だったけど次男がラクラクとこなすことばかりで。順番に我が子の良いところを話していき、最後に司会者さんがおっしゃいました。「その顔を、お子さんに見せてあげて」ハッとしました。自分の顔の筋肉が緩んでいるのを感じたからです。見回すと周りのお母さんたちの顔も本当に柔らかい、自然な笑顔でした。凸凹な親子が一緒に生きるためにも、親自身が自分を見つめること出典 : 栗原さんの手記の中で母の泉さんが繰り返し書かれていたのが、いかに親である自分自身が良い状態を保つかということ。発達障害児の育児は健常児の何倍も負担が大きい。泉さんご自身も、ご実家や担当医をはじめとした周囲の方の協力を得ながら自分自身のメンテナンスをこころがけ、類さんに対して良い状態で接することができるような自己管理をされている様子が紹介されていました。"子育てはロングラン。短距離走のように瞬間的に力を発揮しても、あとが続きません。"(本文より)力を入れ過ぎず抜き過ぎず、自分たちのペースで。私と次男それぞれのペースで。子どもが自分にちょうどいいタイミングで親から巣立って行くその日までを、一緒に走り抜くためにはどうしたらいいのか。栗原さん親子のこれまでが綴られたこの手記には、そのためのヒントが詰まっていたように思います。もちろん、私は私で、泉さんとは別の人間です。泉さんが類さんにしてきたことと同じことを次男に与えることは、多分できない。けれど、次男と他の3人の子たちそれぞれにとって、彼らの人生に並走するパートナーとしての親のあり方を改めて考えるきっかけを与えてもらえた、そんな1冊との出会いでした。発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著)KADOKAWA出典 :
2016年10月13日発達障害児童の親が何よりも知りたいのは、子どもの将来のこと出典 : 発達障害の息子は6歳。その成長は一進一退を繰り返す日々です。今回は、栗原類さんの書籍『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を読んで、発達障害児を育てる親として、感じたこと、気付いたことを綴ってみたいと思います。幼い頃に発達障害(ADD)と診断を受けた栗原類さん。類さんが今こうしてご自分の障害を告白し、その生きざまを本にして綴ったことには、大きな意味があると私は思います。まず、私たち発達障害児の親は、毎日毎日が子どもへの支援や配慮に手いっぱいの状態です。肝心の「この先に何があるのか」「この子がどう育っていくのか」ということに対する将来像が全く見えていません。これは、発達障害児を育てている親同士で話すと、よく出てくる話です。発達障害児を育てていると、誰もが思うのです。「ロールモデルが欲しい」と。しかし、一般的に取り上げられる「発達障害の大人」のロールモデルといえば、人より秀でた才能があったり、その才能ゆえに幼い頃から特別だったような、いわゆる「天才型」の人が多いのです。実は、これは親にとって、何の励ましにもなりません。そんな特別な子どもはごく一部で、大抵の親は、「誰にでもできることがなかなかできるようにならない」という発達障害児の育児に、毎日くじけそうになりながらも、自分を励ましている状態ではないでしょうか。等身大のロールモデル、それが栗原類さんだった出典 : そこで彗星のように現れたのが、栗原類さんという存在でした。彼は、感覚過敏や強いこだわりといった、発達障害児独特の特性があったのはもちろんのこと、記憶力の弱さや人の感情の読み取りが苦手といった困難さを持ち、学校の勉強にもとても苦手意識がありました。中学生時代にはいじめに遭って不登校になり、高校受験も失敗、決して順風満帆とは言えない人生を送ってきています。この言い方は語弊があるかもしれませんが、私たち親から見ると、栗原類さんは「とても身近な発達障害児」であり、等身大の発達障害当事者であると言えます。この本の表題には「僕が輝ける場所をみつけられた理由」という言葉が入っています。「輝く」という言葉に、芸能人として、モデルとして、華々しい生活をしている類さんのイメージが湧くかもしれません。しかし、この本を読んでいるうちに、類さんは決して「輝ける場所」という言葉を、才能を生かして大活躍する華々しい場所、という意味で使っているわけではないことが分かります。類さんにとっての「輝ける場所」とは、できないことや苦手なことが沢山あっても、それを補い受け入れながら、好きなことを好きと言える安心できる居場所、そんな場所である気がします。そしてそれこそが、多くの発達障害児にとっての「輝ける場所」なのかもしれません。類さんを支えてきた存在、栗原泉さん。その子育てスタンスとは?出典 : 発達障害児は、よくある曖昧なルールや、空気を読み取るのがとても苦手です。普通の子どもであれば、いちいち口に出して注意せずとも習得してくれる社会的ルールのようなものを、発達障害児には、繰り返し伝えなければなりません。しかも、伝えたとしてもすぐに忘れます。次第に、毎日毎日ガミガミと注意を繰り返す自分が、嫌になってきます。本の中に登場する、栗原類さんのお母さん、栗原泉さん。彼女の強力な支援のもと、類さんは目の前に立ちはだかる数々の困難に、1つひとつ対処していきます。面白いことに、栗原泉さんも、決して特別なお母さんではありません。類さんの教育環境を考え、海外に移住するようなフットワークの軽さはありますが、言われたことをどんどん忘れていってしまう類さんに、何度も何度も同じことを畳みかける一面も描かれています。泉さんは「過保護と言われてもいい。子どもの幸せを優先する」というスタンスで育児をしています。発達障害児の親は、これを読んだらきっと、肩の力が抜けることでしょう。なぜなら私たち親は、いつも自分が過保護になり過ぎていないか?自問自答している状態だからです。手助けをしなければ、当たり前のことがなかなかできるようにならない、しかし、「自分の手助けが、いつかこの子の自立を阻むことになるかもしれない」、と手助けするたび罪悪感を感じる毎日。泉さんの「子どもが今幸せであることを大切にする」という割り切った姿勢は、子育てに葛藤を抱いていた私にとって、涙が出るほど有り難いものでした。子どもの得意なこと、好きなことを無理して探していない?出典 : また、泉さんは、発達障害児の世界観を形作るのは「好きなこと」である、と述べ、いろいろなことを体験させることの大切さを説いているものの、泉さんが類さんに体験させてきたことは決して、「特別な何か」ではないことが分かります。博物館や美術館に連れて行くでもいい、インターネットやゲームをさせるでもいい、テレビで一緒にコメディを見るでもいい、泉さんが類さんに体験させたのは、日常的にできる小さな楽しみでした。この本を読んで、発達障害児にとっての「好きなこと」を探すのは、もっと気楽な気持ちで取り組めばいいのだと分かってきます。発達障害児の親をしていると、なぜか「この子の好きなものは何?」「才能のありそうなものは何?」という質問を、周りから嫌というほどされるのです。この質問は、数学や芸術などの天才的な能力があることを、暗に子どもに期待しているものだと思います。これは、一部の天才的な才能のある発達障害者ばかりが取り沙汰されてきたことに原因があるように思います。他のことが全部苦手でも、1つとんでもなく長けている部分があるはずで、そこを伸ばせば良いじゃないかと。この質問をされるたびに、子どもの天才的な才能を見つけることのできない自分のダメさ加減と、特に飛び抜けたものがないように思える息子への情けなさが募るのです。等身大の泉さんの姿で気付かされる、私たち親が背負ってきた無言のプレッシャー出典 : しかし、ほとんどの発達障害児は、平凡な子どもたちです。いや、平凡なことすらも、普通の人よりも何倍もの努力をしないとできるようにならない子どもたちです。ですから、「特別な才能」をわざわざ探すこと自体が、子ども自身の本来の姿を見ていないように感じるのです。そうではなく、泉さんは、類さんが楽しい経験をすること、ちょっとでも好きだと言ったことをとても大切にしています。そして、そんな毎日の小さな「好き」が、やがて大きくなってからの類さんにとって宝物となります。しかし、泉さん自身は、類さんに好きなことを作らせるために躍起になっているわけでもなく、それを極めさせようとするわけでもなく、類さんの楽しいという気持ちを自然に尊重しています。この本で泉さんという等身大の母親の姿を目にして、私たち発達障害児の親は、子どもに対する目も、自分に対する目も、少し優しくなるのを感じるのです。環境は違っても、泉さん親子が取り組んできたことは、「特別なこと」じゃなかった出典 : この本を読むと、類さんが育ったアメリカという国の教育の包容力や、日本の教育とのシステムの違いがとても印象に残ります。ややもすれば、「アメリカで育ったから類さんは恵まれていたんじゃないか?」というようなことを考える人も少なからず出てくるのではないかと思います。けれども私は、類さんが「輝く場所をみつけられた理由」は、アメリカという環境で育ったことが全てだったとは思いません。類さんと泉さんの凄さは、困難にぶつかるたびにそれを分析し、それにいかに対処するかを冷静に考え続けてきたことだと思います。また、高橋先生という専門家に相談し、自己判断のみに頼らなかったことも重要なことだったと思います。そして、対処法についても、誰もが雰囲気やコミュニケーションの中で察してしまうような些細なことでも、泉さんはしっかりルール化していました。泉さんと類さんが、発達障害である自分と向き合うために日々やってきたことは、決して「何かすごいこと」ではないのです。それは本当に、小さな取組みの積み重ねでした。なぜ私たちは、子どもの成長を待てないのだろうか?出典 : 発達障害の特性を劇的に軽減する魔法なんて、残念ながらありません。けれども私たちは、結果が出るか出ないか分からないような小さな取組みを日々積み重ねることに辛くなってしまって、どうしても劇的に変わる何かを求めてしまいます。そこをグッとこらえ、20年、30年の長いスパンで子育てを見つめながら、今ここでできる小さな行動を積み重ねていく、それが今の「輝ける場所」にいる類さんを作ったのだと思います。泉さんは、「コツコツやることの大切さ」を類さんに教えたい、と言っていましたが、お2人の20年の生きざまこそが、まさに「コツコツやることの大切さ」を表していると思います。そしてそれは、先の見えない毎日をもがきながら歩き続ける、発達障害児とその親を、どれだけ励ますものであるか、想像に難くありません。栗原さんの体験談に、発達障害児を育てる親としてもらったもの出典 : 類さんがアメリカにいた当時、まだ日本では「発達障害」という言葉がそれほど認知されておらず、教育現場でただの問題児として扱われて育った人たちが沢山いました。類さんが1番辛かったという中学校時代は、まだ日本では発達障害に関する認識が薄かった頃かもしれません。そういう意味では、先をいっていたアメリカという国で幼少期をおくり、適切な支援を受けることができた類さんはとても貴重な体験をされたのではないかと思います。しかし最近になって、日本の教育現場でも発達障害についての認知が広まり始め、いろいろな体制が急速に変化してきていることを私は肌で感じています。私の息子が入学する予定の学校では、発達障害児の聴覚過敏に配慮し、運動会のピストルを音が小さいものに変えました。刺激に弱い子どもは、特別支援級のついたての中でテストを受けることもできます。別の学校では、特別支援級の授業にiPadを導入するようになりました。類さんが10年以上前にアメリカで受けていた特別支援教育が、ようやく日本にも少しずつ入ってきています。今この時代は、10年、20年前に辛い思いをして育った発達障害の子どもたちが築いてきたのだと思います。私はこの急速に変化していく過渡期の社会を、発達障害児の親として、しっかり見守っていこうと楽しみにしています。類さんの本は、そんな社会を生きる私たちに、生きるヒントをくれる貴重なものであったと思います。発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著)KADOKAWA出典 :
2016年10月13日注意欠陥障害がある栗原類さん。モデルの仕事を掴むまでには親子での努力があったUpload By かなしろにゃんこ。栗原類さんの『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』を拝読しました。類さんのクールなイメージから、注意欠陥障害といってもそんなに困っていないのでは?と勝手に考えていましたが、家のルールである朝のゴミ出しを、玄関先まで持ってきたのに忘れてしまったり、とにかく物をなくしたり、遅刻が頻繁だったりと、発達障害がある人の特性そのものを持っていて、息子の姿とも重なって親近感を感じました。お母さんの泉さんが、耳にタコができるくらい何度も同じ注意を類さんにしているあたり、少年の成長物語がとてもリアルです。モデルのオーディションや撮影に出向く際には必ず迷子になってしまう類さん。お母様である泉さんが、遅刻が厳禁な業界に発達障害の我が子を1人送り出す心中を想像すると、子どもの行動を先回りして考えたり、もしものケースを何通りも考えておいたりと、ご苦労があったと思います。仕事をしながら類さんのサポートを続けたことはさぞ大変だっただろうと沁みてきました。類さんは容姿が良いから今のように活躍できているのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、我が家の上の子も子役をしていたことがあるので、仕事をする大変さが分かります。駆け出しのころは10オーデション受けて1つ受かるか?という世界ですから、容姿や運だけで生きていける世界ではありませんよね。類さんが今、お仕事をいただいて輝けているのは、泉さんがいろいろな方々に感謝をする心を持つよう類さんにしっかりと伝えていったことや、情緒を育てる土台作りを母子家庭でも手を抜かなかったことが大きな理由なのではないかと思ったのでした。母、泉さん流。考え方が偏らないよう一緒に話し合い、伝える療育Upload By かなしろにゃんこ。映画やゲームやアニメなど映像を観るのが好きな類さんに、母親の泉さんが「ネット映像を視聴するときの注意」を促すところは参考になります。泉さんは、類さんが好きになったものはどんなものでも禁止はしないけれど、見たままをうのみにしないよう、作り手の意図は本当はこうである!という視点を持つことを教えていました。発達障害がある子は素直ゆえに考え方が偏ってしまったり、独特の思想を持つようになる子も中にはいると、専門家に聞いたことがあります。栗原さん親子のように、物の見方について思春期の早いうちから頻繁に話し合う機会を持つことが必要だと感じました。もし泉さんがゲームやアニメを最初から禁止していたら、きっとそんな話し合いを親子で持てなかったかもしれませんよね。頭ごなしに禁止せずに、子どもが好きになったものに親が対応することが大切なのかもしれません。思春期、反抗期の息子との付き合い方のヒントにもなるな~と思ったのでした。思わずハッとさせられた言葉…子どもにこんな要求しているかも!?Upload By かなしろにゃんこ。類さんがアメリカで最初に発達障害の診断を受けた際に、「親ができたことを子どもに要求しないで」と泉さんはアドバイスされたそうです。この言葉、うっかりやっちゃっていた私にズズ――ン!と響いてきました。子どもに要求しないように、できないからって嫌味も言わないように今日から気をつけよう!発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著)KADOKAWA出典 :
2016年10月11日ネガティブすぎるイケメンモデルとして注目された栗原類が著書「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」を発売した。記念に囲み取材が10月10日(月)、KADOKAWA富士見ビルにて行われ、栗原さんが応じた。本の帯をピースの又吉直樹が書いたいきさつについて、栗原さんは「もともと昔から僕がファンで仲良くなって、何かお願いしたいと思いした」と話し、又吉さんの著書より売れたいという思いは「全くありません」と、きっぱり言い切っていた。「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」は、昨年5月に情報番組で発達障害であることを告白した栗原さんが、生い立ちから障害に向き合ってきた現在までの過程を記した1冊。栗原さんの母親、主治医、又吉さんのインタビューも同時に収録し、人柄とともに紐解いている。改めて本に記すことになった栗原さんは、自分をふり返るいいきっかけになったとも話した。栗原さんは、「僕自身は人にさほど興味がない人間だったので、自分にも興味がなかったんです。自分のことが全く思い出せなかったので、当時のことを周囲に細かく聞いて、こういうタイプの人間だったんだなと思って」と語り、「発達障害の当事者の方はもちろん、当事者以外の方でも、自分の諦めかけていた夢などを目指すきっかけになってくれたらいいと思います。どのような人が読んでも得する本を書きました」と、熱い思いをたぎらせた。又吉さんとの出会いについて、栗原さんは「テレビの仕事を初めてしたときに、ピースと共演して、又吉さんに話しかけたいと思ったんですけど人見知りなので…。でも又吉さんが僕の気配に感づき、最初の挨拶が『肩もみましょうか?』で(笑)、そこから仲良くなりました」と懐かしそうにふり返った。いまでは、又吉さんと一緒に古着屋やごはんに行く仲だという。なお、8日に又吉さんの相方の綾部祐二が来年4月からアメリカのニューヨークに拠点を移すことを発表している。栗原さんは、「新しいことに挑戦するのは凄い良いことだと思います」と綾部さんの成功を願い、目を細めた。ニューヨークで幼少期を過ごしていた栗原さんだけに、「ニューヨークは割と物価が高いので、安くていい場所を探すことを祈っています」と独特のエールも送っていた。(cinamacafe.net)
2016年10月10日こんにちは。栗原達也です。今回は「不倫」をテーマに話していこうと思う。不倫の恋というのは基本的に苦しみのほうが大きい…。苦労が多い割には報われないことを意味する「労多くして益少なし」のことわざは不倫をよく言い表していると思うよ。もちろん、「不倫」とひと口にいっても、すべてが悪いわけではない。その形でしか愛を貫けないということもあるだろう。ただし、その場合には並大抵でない覚悟が必要になる。普通なら聞き届けられるワガママや望みは簡単には叶わない、言葉にすることさえできないということもあるんだからね。複雑な事情を最初から背負い込んで、ふたりの関係を守るために破ってはいけないルールがいくつもある…そんなデリケートなつきあいを続けていくのが「不倫」なんだ。しかも、結末がハッピーエンドで終わることはほとんどなく、悲しい結末になってしまうことが多いのもまた「不倫」の一面。家庭崩壊や社会的立場の失墜、果ては体や心がボロボロになってしまったり…。もともと、「不倫」という言葉には、どことなく自分を酔わせて、己を見失ってしまう雰囲気があるんだよね。具体的には、相手への愛情よりも「不倫」という人には言えない秘密を抱えている自分にうっとりして、のめり込んでしまったり。または、明るくてさわやかな恋とは正反対といえるから、そのうしろ暗さがかえって刺激的に感じて、表ざたにはできない恋の醍醐味を味わっている背徳感を手放せないなんてことも多いんじゃないかな。つまり、「不倫」という蜜の味が珍しくて、そのぶんだけ甘美に思っているだけなのかもしれないんだ。 だから、僕は冷静に自分を見つめることが必要だと思う。「もしも不倫という関係でなくても、この人を好きになっただろうか?」と、自分に問いかけてみてほしい。君は誰かのものだったから欲しくなったのではないかな? もしくは退屈な毎日やパートナーとのマンネリ化した日常を抜け出したいという自分の欲求を満たすための、火遊び気分なのでは? 「不倫でも、そうでなくても、この人がありのまま好きだ!」…そう言い切れる自信はある? 人の価値っていうのは、立場や環境などに左右されないものなんだからね。ましてや、自分のもの足りなさを埋めたり、遊び心を満足させるために人を利用しちゃいけないよ。どのくらい、相手が君にとって意味のある人で、かけがえのない人なのか、しっかり考えてほしい。それから、もうひとつ覚えておいてほしいことがある。不倫の恋をする場合の心構えとして、必ず期限を設けることが重要だよ。結婚適齢期である20代後半から30代前半までに、どっぷり不倫に浸っていると若さを消耗してしまったり、疲弊したりして、「結婚したい」と思ったときに希望通りにいかないという可能性がある。ズルズルと関係を長引かせないで、1~2年で終わらせることも考えたほうがいいだろう。もしも君がいま不倫で悩んでいたり、これから先道ならぬ恋に落ちてしまったら、今回言ったことをよく考えてほしい。ただ、割り切ることができずに悩むぐらいなら、「不倫」なんて、やめておいたほうがいい。それは罪の意識があるということだからね。罪悪感を抱えて生きていくくらいなら、不倫をすっぱりと断ち切って生きていくことをおすすめするよ。新しい出逢いは、古い縁を絶ち切ったあとに出てくるものだよ! 君がしあわせになるための、後悔のない決断をしてほしい。なんにでも解決策はあるものなんだ。そのためなら、僕はサイト内でも、鑑定場所でもたくさんのアドバイスをして、手助けするからね。 【赤裸々不倫暴露】相手の本心と決死の覚悟~二人の最終未来は……!
2016年10月07日親子で発達障害と診断された、栗原類さんと母の泉さんUpload By モンズースー栗原類さんの著書『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を読ませていただきました。幼少期からの出来事をご本人、お母様、主治医の先生と、3人の視点から書かれていてとても面白かったです。ADHD当事者の私は、類さんご本人のエピソードに共感できることも多く、お母様の泉さんのお話は育児の参考になることがたくさんありました。中でも私が一番印象に残ったのはこのお話です。Upload By モンズースーUpload By モンズースー我が家も栗原さんのご家庭と同じく、親子で発達障害です。そのため、子ども達の特性で共感できる部分もありますが、違う部分もたくさんあります。私は就学前、文章や絵で何かを表現することができましたが、長男は現在絵も字も書けません。私も運動神経は良い方ではありませんでしたが、ジャンプは自然とできました、でも長男は教えてもらっても中々できませんでした。自分が苦労なくできたことを、他者ができないと「なんでこんなこともできないの?」という気持ちになってしまいます。これは定型発達の方でも、大人でも同じことが言えるのではないでしょうか。私も長男が成長するにつれ、できることとできないことの差が広がっていくと、よくこの気持ちになっていました。特に気になったのが偏食です。私はアレルギーのため、自分から食べたくない食べ物はありましたが、食べろと言われて食べられない物は基本的にありませんでした。なので、ほとんどの料理が食べられない長男の気持ちが、なかなかわかりません。でも、栗原さんのお母様のエピソードを読んで、少し気持ちが静まりました。私と子ども達は別々の個性を持った人間、あたりまえのことなのですが、私はつい忘れてしまっている気がいました。栗原さんのお母様が「一生忘れることのできない大切な言葉」と書かれていらっしゃいましたが、私も印象に残るお話でした。出典 : 発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著)
2016年10月07日栗原類さん、自身の発達障害について語る初の自叙伝発売!モデル・俳優として、テレビや舞台、ファッションショーなど様々な分野で活躍する栗原類さんが、10月6日に自身の生い立ちから現在までを綴った著書『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を発売されました。LITALICO発達ナビでは、書籍の出版を記念して栗原類さんに単独インタビューを実施。ご自身の発達障害(ADD: 注意欠陥障害)を公表し、書籍を出版するに至った背景、自身の特性を理解し俳優として「輝ける場所」をみつけられるまでの日々、お母様である泉さんと歩んできた21年間の日々について、たっぷりと語っていただきました。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)栗原 類さん: 1994年生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。8歳のときNYで発達障害と診断される。中学時代にメンズノンノなどのファッション誌でモデルデビュー。17歳の時バラエティ番組で「ネガティブタレント」としてブレイク。19歳でパリコレのモデルデビュー。21歳の現在は、モデル・タレント・役者としてテレビ・ラジオ・舞台・映画などで活躍中。2015年に情報番組でADDと告白し話題となる。実は「カミングアウト」したつもりなんてなかった!?―出版おめでとうございます。出来上がった本を今日手にとってみて、ご感想はいかがですか。栗原類さん(以下、類さん): いやー、本当に思った以上に時間がかかってしまって、担当の方には、正直ご迷惑をかけっぱなしだったと思います…Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―初の長編エッセイですもんね。やはり大変でしたか。類さん: これまでも雑誌の連載などで文章を書いたことはあったのですが、今回のように自分の過去を深く掘り下げて書く本は初めてで。僕はあまり記憶力が良くないので、昔のことはほとんど覚えていなかったんですよ。母親や友人、主治医の高橋猛先生などに自分の過去を聞いて回って、そこから思い出して書くまでにものすごく時間がかかりました。それに、これまでのファッションやアートの分野での執筆ではなくて、発達障害をテーマにしたエッセイですから、どうやって興味を持って読んでもらえるかはかなり悩みました。担当編集の方に、全然進んでいない原稿を見せては、「この状態では出版も出来なくなりますよ」などと言われる始末で…。長い間辛抱強く待ってくださって、本当に感謝しています。―それはそれは…本当にお疲れ様でした。今回の出版は、類さんにとっても新しい挑戦だったと思うのですが、なぜ、ご自身がADD(注意欠陥障害)であることを公表し、書籍まで出版されようと思われたんでしょうか?類さん: そもそも僕は、自分がADDであることを隠していたことはないんですよ。―え、そうだったんですか。類さん: 最近まで、他人から「発達障害なんですか?」なんて聞かれたこともなかったし、聞かれていないなら答える必要もないかと思っていただけで、この仕事をする前から、ブログやツイッターでは自分の発達障害について書いていました。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―へえぇ、知らなかった…類さん: だから僕としては、「書いているんだから、みんなもう知っているだろう」ぐらいに思っていたし、テレビ番組で話した時も、「カミングアウトする」というような気持ちでは全くなかったんです。それが、いざテレビに流れるとすごい反響で…―昨年5月、NHKの「あさイチ」ですね。放送後、ネットで話題になっていたのをよく覚えています。類さん: 僕も放送直後に自分の名前でツイッター検索をかけたら、本当にたくさんの方がコメントされていて。自分で言うのもおこがましいんですけど、賞賛のコメントも多く、「公表するのは勇気があることだ」とか「私も勇気をもらった」とか…色んな声をいただけてすごくありがたかったです。―ポジティブな反応も多かったですよね。類さん: KADOKAWAさんから出版のお声がけをいただいたのは、それからしばらく経ってからのことでした。自分と母がこれまでやってきたことや、生まれ育ったアメリカの教育制度など、僕の人生を紐解くことで、もっと多くの人が発達障害に興味を持ってくれるかもしれない。いま発達障害に悩んでいる人たちにとっても何か励みやヒントになるものを提供できるかもしれない。そんな思いで、今回のお話をお受けしました。他人の気持ちが分からなかった少年が、「演じる」楽しさに目覚めるまでUpload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―ここからは本を拝見していくつか印象に残ったところを中心に、お話をお聞きできればと思います。ご自身の特性として、感情表現や人の気持ちを読むことが苦手だと書かれていましたが、俳優やモデルといった、むしろ、感情理解や表現をかなり求められる世界に飛び込んだというのが印象的でした。類さん: やっぱり傾向としては、発達障害のある人って、他人の気持ちを読み解くのが苦手な人が多いようで、僕もそのタイプでした。原因としては色々あると思うんですけど、僕の場合は、そもそも自分自身の内面にも興味がなかったというのが大きかったです。自分に興味がないから、他人にもそこまで興味を持てなかった。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―もともと自分にも他人にもあまり興味がなかった。そこからどうしてお芝居の世界に?類さん: ニューヨークにいた頃、小学1年の担任の先生の勧めで、コメディ映画を観始めたのがきっかけです。―コメディ映画を。類さん: 僕は昔から冗談が通じない子で、周りの冗談を真に受けてすぐにカチンと来てしまうなところがありました。先生は、このままでいると僕が人間関係で躓くことになると予見して、人の感情、特にユーモアを学ぶ必要があると言い、コメディ映画を観ることを勧めてくれたんです。特にハマったのはアニメの「サウスパーク」ですが、他にも色んなアメリカのコメディ映画やドラマを観ていました。僕が気になった部分があると一時停止して、「この人はこんなセリフを言っているけど、内心こういう感情で、本当はこういうことを伝えたいから、こんな表情をしているんだよ」っていう風に、母がひとつひとつ解説してくれたんです。おかげで、少しずつ登場人物の気持ちや意図が予想できるようになっていきました。―お母様が横で解説を入れてくれたんですか!セリフと表情のギャップを学ぶという点では、コメディはピッタリの教材かもしれませんね。類さん: そこからは僕も予想外だったのですが、ユーモアを理解するためにコメディ映画を観ていたのがきっかけで、お芝居自体に興味を持つようになったんです。自分ではない、色々な人になりきることの面白さを感じ、自分も俳優になりたい、と思うようになりました。―なるほど、そこから俳優を目指すように。類さん: モデルの仕事はもっと早くからやっていたのですが、本格的に芝居に取り組んだのは高校の演劇部に入ってからです。そこからバラエティ番組に出て、2012年にNHKのドラマで役をもらったのが、俳優として初のお仕事でしたが、最初は右も左も分からず、自分のセリフを覚えるだけでも精一杯で…Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―自分から興味を持って飛び込んだ世界とはいえ、集中を要したり、シーンに応じた振る舞いを求められたりと、大変な部分も多かったでしょうね…類さん: そうですね。実際、今でも苦労している部分はありますし、これからもたくさんあると思います。でも、先輩の役者さんにアドバイスをいただいたり、舞台を観に行ったりと、学ばせてもらう機会にはとても恵まれていて、いま少しずつ吸収、成長していく時期なのかなって思います。―コメディ映画に学んでいた頃のように、今後は周囲の先輩たちから学んで吸収されているのですね。類さん: すぐにはうまく出来なくても、ひとつひとつ訓練していけば、いつかは壁を突破して成功できる。そうやって、長い目で見る気持ちは忘れないようにしようと思っています。自分のことを「ネガティブ」だなんて思ったことはない?Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―お話を聞いていると、類さんは、身の回りの物事への注意集中が難しいという特性がある一方で、ものすごく楽観的だったり、長期的な視野を持っている印象を受けます。先ほどの話のように、「いつかは成功できる」と思って苦手なことも続けられたり、かと思えばバラエティ番組で人気沸騰だった時期にも、「この人気が続くわけがない」と、パリコレのオーディションに挑戦したり…類さん: バラエティは毎年旬が変わっていくものですし、そもそも自分に向いていないと思っていたので、ずっと続けていくつもりはありませんでした。それよりも、今までやったことがない新しい挑戦をしたいなと思ったんです。―とはいえ、まとまった期間で日本を離れると、連ドラなどの仕事は断らなければいけないし、オーディションに落ちてしまったら仕事が全部なくなってしまうかもしれない。なかなか勇気の要る挑戦だったと思いますけど。類さん: 確かに、僕にとっては大きな挑戦でしたね。でも、パリコレは21~24歳ぐらいの若いモデルが求められていて、僕のこの年齢で飛び込むのがむしろベストなのかなとは思っていました。結果的に、「Yohji Yamamoto」では4期連続、2年間を通して出演させていただきました。―周りからは当時、「ネガティブすぎるモデル」とか言われていましたけど、ネガティブというよりむしろ戦略的というか、かなりリスクを取って挑戦するタイプじゃないですか…類さん: というかそもそも、僕は自分のことを「ネガティブです」と言ったことは一度も無いんですよ!Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)類さん: 僕は普通に振る舞っていただけなのに、気づいたら周りからそのような煽りが付けられていて…僕はメディアの取材などでは毎回「言っていないです」って説明してたんですけど、必ず毎回カットされるんです。―メディア的にはあまり美味しくはないセリフなんでしょうね…(笑)類さん: まぁでも、周りからの評価も含めて客観的に受け止める性格なので、そういうことが2, 3回続いたあとは諦めて受け容れてましたね(笑)親子というより友人―母、泉さんのことUpload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―焦らず、長期的な視点を持つというのは、「人生はマラソン」だと語られた類さんのお母様、泉さんの影響も大きかったと思うのですが、類さんにとって泉さんはどんな存在ですか?類さん: 僕の一番の理解者ですし、すごく尊敬しています。本にも書きましたし、どんだけお母さん好きなんだって言われるかもしれないけど、やっぱりあの人の影響によって今の自分が成り立っているんだと思います。好きな音楽とか役者とか、映画のセンスも、あの人が見ていたものを一緒に見たりとか、こういうオススメがあるよって連れて行ってもらうなかで確立したものがあって。僕がどうして今この仕事をするようになって、これから何を目指したいのか、僕自身がちゃんと理解して歩んでいけるようになったのは、母の影響がすごく大きいです。―なるほど。類さん: それから、母は自分が出来ることだからといって、子どもの僕に決して同じようには要求しない人でした。母自身もADHD(注意欠陥・多動性障害)だと言われているんですけど、同じ発達障害といっても、お互いに真逆な性質なんです。母はものすごく記憶力が良いのに、僕は極端に忘れっぽい。母は他人に言われた嫌なことも全部覚えてストレスになっちゃうけれど、僕はどれだけ怒られても翌日にケロっと忘れたりすることがしょっちゅうありました。僕は忘れ物や同じミスを繰り返すので、そのつど耳にタコが出来るぐらい母に怒られていましたが、「長い目で見たらあなたの性質の方が気楽だし、メンタルも安定していて良いわよね」なんて言われたりもします。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―ほんとに真逆の凸凹なんですね。人生の先輩として厳しい言葉をかけつつも、長い目で類さんの成長の過程に伴走していこうという泉さんの思いが、本を読んでも伝わってきます。類さん: お互いの長所も弱点も理解しながら、20年以上ずっと二人暮らしてきているので、息子と母親というよりは、むしろ心を開ける友人という感じがしますね。普通の親子なら言わない冗談とか言葉遣いもけっこうあったりします。発達障害に悩める人たちへ―「背負い込まず、一人でも仲間をみつけて」Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―最後に、自分やお子さんに発達障害があって悩んでいる人たちにメッセージがあれば、お願いします。類さん: 大人の当事者の場合でも、子どもに発達障害がある保護者の場合でもそうですけど、全部自分一人で背負い込んでしまわないことが大切だと思います。これまで親子の関係について多く話してきましたが、信頼できる第三者の相談相手がいると、すごく良いと思います。僕にとっては、主治医の高橋猛先生がそうでした。誰だって、どうしても親には話したくないことだってありますし、親子だけだと視点が偏って閉塞的になることもあります。そんな時、信頼できる第三者の意見を聞くことが出来れば、新しい発想やアプローチも出て来ると思います。大人の場合でも、仕事がうまくいかないからといって、自分のせいだと背負い込みすぎたら絶対身体も心も持たないです。全員に100%発達障害のことを理解してもらうなんて出来ませんが、上司や同僚、相談できる相手が一人いるだけでだいぶ違うと思います。一人でもいいので、信頼できる人を見つけること。それから、自分の特性や周囲の人たちと、長い目で見てじっくり付き合っていくことだと思います。―信頼できる人を見つけて、焦らずじっくりと。人生は「マラソン」、これからもずっと長い道のりが続きますものね。今日はありがとうございました。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)聞き手・書き手: 鈴木悠平写真撮影: タナカトシノリ出典 : 発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著) , KADOKAWA
2016年10月06日こんにちは。栗原達也です。 前回 は「仕事」から僕が得た、人生観を変えた一言について話をしました。今回は「遊び」を通して、僕の人生観に影響を与えた言葉についてです。それは、「遊びから学ぶ」。「遊び」を通して見るとわかってくることってたくさんあるんだ。以前、麻雀をしていたときにあった出来事なんだけど、なかなか勝負がつけられずに、でも僕も負けたくないから長丁場になって、あがれずにいたときがあった。時間が経てば経つほど疲れてきたし、集中力も落ちてくるし、「早く終わってほしい」「もうやめたい」などと思ってばかりいたよ。そのとき、一緒に麻雀していた相手が、麻雀を人生にたとえた話をしてくれたんだ。人生っていうのは、一度始まったらカンタンに投げ出すことができないもの。つらいことや悲しいことがあっても、それでも戦い続けなくちゃいけない。泣いたり、文句を言ったりする前に、とにかくやらなくてはならないときもある。その人にとって、麻雀はいつも人生の真実を教えてくれるものだったんだ。だから、ゲームが始まると、人生の縮図のように感じて、手を抜いたり、投げ出したりすることなんてできない…ってね。 僕もその人から話を聞いて、ハッとしたね。思い通りにならないことがあったり、予期しない出来事が起こったりするのが人生。遊びやゲームを通して人生がどういうものか気づくきっかけになったり、ときには新しい物事のとらえ方を教えてくれたりするんだなって思ったよ。一生懸命戦略を練ったり、練習しても思い描いていたことと異なる結末だったり、違った形でなにかがもたらされたりする。でも、なにがあっても人はしあわせに向かっていると、僕は信じて疑わない。「ツイていない」と思うようなことでも、それは確実に僕になにか教えてくれることが秘められているんだ。 前回 、今回と、仕事や遊びがきっかけとなって、世の中ってこういうしくみなんだと、僕の人生観を変えた一言をふたつあげたけど、人は誰でもそういった大切な言葉が与えられるもの。君にもきっとあるんじゃないかな。それは君のために天から与えられた、君だけの大事な生きる指針といえるだろう。だからこれからも守り続けていくんだよ。まだそういうことがない場合でも、ある日、パッと目の前が広がるような言葉にめぐりあえるときがくるだろう。だから、そのときを楽しみに待っていてほしい。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年09月30日こんにちは。栗原達也です。今回は、僕の人生観を変えた一言について話をします。サラリーマン時代にあった出来事なんだけど、昇進しないかという話が当時の上司からもたらされたんだ。そうなった場合、どんな業務が増えるのか聞いたところ、僕の苦手な仕事がそこにはあったんだよね。それは報告書や書類の作成。責任が重くなる立場になり、部下もできれば、目を配って把握しておかなければならないこと、まとめておくべきことが当然増える。あまり得意じゃないこともやっていかなくちゃならない。頭ではわかろう、受け入れようとするのだけれど、やっぱりためらったり、不安に感じたりする…。でもね、そこであきらめる必要はないんだ。どこにでも、なんにでも解決策は見つけられるものだからね。そこで僕がどうしたかというと、まず出世をすすめてきた上司に素直に相談したんだ。僕には自信がないってね。そうしたら、その人が僕に言ってくれた一言で、僕は本当に世界が変わって見えたよ。「できるやつに頼めばいいんだ」つまり、適材適所ってことだよね。人にはそれぞれ合っているもの、ふさわしいものがある。その才能や能力に適した立場や仕事を割りふれば、うまくまわるものなんだ。僕が苦手にしていて、「できれば避けたい」と思っている仕事でも、人によってはそれがたまらなく好きで、この上ない充実を感じたり、自分の存在意義を見いだしたり、人のために役立っているという気持ちをもてる誰かも、確かに世の中にはいるんだ。ただそれを見極めるためには、人をよく見ること、話を聞くことが大切だね。カン違いして押しつけてしまったり、勝手な思い込みで進めてしまってはいけない。 どうやら僕は人を見て、きちんとその人に合った仕事を当てられると見込まれて、そのとき人の上に立つことを望まれたらしいんだ。そして、幸いにも僕は、優秀な部下たちにめぐまれて、とても助けてもらった。しかも、部下たちの能力にピッタリ合っているその仕事ぶりを目にしているうちに、管理するポジションの僕まで苦手だったことが得意になっていったんだ。これには驚いたね。ベストマッチな仕事の成果を目の当たりにしていたら、僕にまで力がついたんだよ。自分に合っている仕事を喜びながらできるっていうのは、周囲にも大きな影響力があるね。それをイキイキとこなすことで、周りの人をしあわせにできるんだ。人にはそれぞれすばらしい才能があり、それを生かすことで、よりよい人生が送れ、しあわせになれる…そういったことに気づかせてくれた一言だったと思う。そして、それは占い師としての僕のアドバイスにも、もちろん生かされている。僕が「仕事」を通して得た人生観を変えた一言について話をしたけれど、次回は「遊び」から僕が学んだことについてお伝えしたい。楽しみに待っていてね。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年09月16日発達障害があることを公表した栗原類さん昨年5月、モデルの栗原類さんは、NHKの番組内で「僕は発達障害のひとつADD(注意欠陥障害)です」とカミングアウトし、話題になりました。10月6日に、自身の生い立ちから現在までを綴った著書『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を発売することになりました。Upload By 発達ナビ編集部『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』栗原類(著)KADOKAWA (発行)2016年10月6日発売予定栗原類/著『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』自伝的著書の内容とは栗原類さんは8歳のとき、当時在住していたニューヨークで「発達障害」と診断。小学1年生で留年、日本の中学時代の不登校、高校受験の失敗など紆余曲折、そしてようやくたどり着くことができた「人として愛される生き方」とはー。現在モデル・タレントとして活躍するまでの様々なエピソードが具体的に紹介されています。◇コメディ俳優になりたいという夢を、母が後押ししてくれた。◇中学時代の他者との葛藤が「心の体力」をつけてくれた。◇長く続けられる方法で学んだ「英語」が、自信になった。◇好きな音楽・映画や、旅の体験が、個性を作る核になった。◇長い目であきらめず努力し続けることが大切。など、ADDの特徴である「衝動性」をどう抑え、苦手なコミュニケーションはどのように克服してきたのか、これまでの歩みがすべて語られています。発達障害のある方や、そのご家族、周囲の方にとっても、実用性の高い書籍となるでしょう。また、同じ障害がありながらも、寄り添い導いてくれたお母様についてもエピソードが。栗原類さんが自身の言葉で綴った文章から、「誰もが輝くためのヒント」がみつかるかもしれません。トークイベントも開催発売に関連して、10月10日、都内で発売記念のトークショーを行う予定。栗原類さんご自身が「発達障害」について悩んでいる方、理解を深めたい方に向けて登壇する予定となっております。(場所は東京都千代田区KADOKAWA 富士見ビル2階ホール)。イベント詳細ページは以下です。栗原類トークイベント詳細ページ著者略歴著者は1994年生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持ち、中学生時代にメンズノンノなどのファッション誌でモデルデビューを果たし、17歳でバラエティ番組で「ネガティブタレント」としてブレイク。21歳の現在は、モデル・タレント・役者としてテレビ・ラジオ・舞台・映画などで活躍しています。栗原類オフィシャルブログ
2016年09月07日こんにちは、栗原達也です。今回は将来に悩む君へ、メッセージを送ろうと思う。自分はこれからどうなるのか不安になったり、暗いニュースを聞いて未来に希望が見いだせなかったり…生きていると当然そういったことはある。でもね、人生にはバイオリズムというものがあって、ずっと同じペースで進んでいくなんてことはないんだ。乗りに乗っている日々も長続きしない代わりに、胃の痛くなるようなつらい日々にも必ず終わりがやってくる。だからね、落ち込んだりしたときには、あまりそればかり考えないことが大事だよ。意識を集中しすぎることで、かえって問題をややこしくしてしまったり、視野が狭くなって解決策を見いだせなくなってしまうからね。こういうときこそ、できる範囲で自分の行動を変えていくことが大切だよ。日々の口癖や、行動を変えていくだけでも変わってくるからね。「もう駄目だ」「嫌だ」「できない」など、ネガティブなことは極力言わないようにしよう。また、明るさと笑顔を忘れないことだね。今自分にできる前向きな行動をひとつずつ実行していくことが幸運への早道。落ち込んでいる時間がもったいないよ。いますぐ動きだそう。 暗い気持ちにとらわれると、自暴自棄になったり、怒りをため込んだりしてしまう。そして、それはどれも幸運を遠ざける行為なんだ。なかなか頭の中を切り替えられないなら、まずは目につきやすい外見から変えてみよう。なるべく明るい色の服を着る、おしゃれに気をつかって、笑顔を心がける…これらのことは、自分さえその気になればすぐにでもできることなんだから、一刻も早く行動に移していってほしいな。元気の出ないときこそ一発逆転など狙わず一歩一歩地道に努力していくことだよ。明るい雰囲気を無理にでも演出することなどが、運を引き寄せる秘訣となる。ツキは自分次第でいくらでもつかみとれるからね。「自分で何とかできる」という自信がつけば、将来に対する不安なども一掃されるだろう。前向きな行動をいますぐ始めてほしい。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年09月02日こんにちは、栗原達也です。今回は同性に好かれるコツについて話をしていこう。同性に好かれる人というのは、何か特別な魅力の持ち主なのだろうか? 「知的な面がいいよね」「あの笑顔にはかなわない」…人によって長所はいろいろあるけれど、それは同じ性別の人に対してだけ発揮されるものでは決してないだろう。同性に好かれる人というのは、異性にも、もしくは立場の異なる人に対しても、同じようにそのすばらしい面を出すことができる人といえる。つまり、誰に接する場合にも態度が変わらず、一貫性のある人が男女問わず信頼され、好かれるんだ。だって、いくらいいところがそなわっていても、それが異性を前にしたときだけ表に出てくるものであったり、権力を持った人にだけ向けられるなど、人によって態度が違うのでは好きになれないだろう? その人の本当の姿がわからず、裏表のある人という印象を抱いて、離れていくことになる。 また、同性だからと甘えてしまったり、礼儀を欠いたりするのは失礼だよね。「同じ女だからわかってくれるだろう」という大雑把なくくりをして、気分そのままに振る舞ったり、悪口や噂話など、誰もが聞いていて嫌な気持ちになる話を平気でしたり…。そのときどきの感情でコロコロと変わるようでは、一緒にいて疲れるし、誹謗中傷は「自分も陰で同じように言われているかもしれない」という疑いを生み出してしまう。性別という共通点があっても、人はひとりひとり繊細に違うし、自分がそうであっても相手も同じだとは限らないんだ。誰に対しても態度を変えないことを心がけ、「嫌だな」「苦手だな」と感じるような人は反面教師にすること。人間関係において思いやりを欠かしてはいけないし、相手がどう思うかという想像力はなくてはいけないんだ。そういったやさしさを示せる人が同性はもちろん、異性にも好かれる人だろう。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年08月19日堺雅人主演のNHK大河ドラマ「真田丸」にて徳川家康役を熱演するベテラン俳優・内野聖陽と、ネクストブレイク必至の若手俳優・栗原吾郎が、“刀剣男士”と呼ばれる戦士へと姿を変えた刀剣たちを育成するゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」「刀剣乱舞-ONLINE- Pocket」の新テレビCMに出演。時代劇ドラマを思わせる迫真の演技と迫力ある映像美が、ゲームユーザーならずとも話題を集めている。刀剣乱舞とは、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”たちを、ゲームプレイヤーが“審神者”となり率い、部隊を結成。様々な合戦場を攻略していく、刀剣育成シミュレーションゲームだ。物語の舞台は西暦2205年。歴史改変を目論んだ敵が過去へ攻撃を開始。歴史を守る使命を与えられた“審神者”は、付喪神“刀剣男士”と共に過去へ飛ぶことになったが――。今回、PCブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」&スマホアプリ「刀剣乱舞-ONLINE- Pocket」の新テレビCMキャラクターに、内野さんと栗原さんが起用。8月5日より新CMが放映されている。内野さんといえば、1993年にNHKドラマ「街角」でデビューして以来、映画・舞台・ドラマと精力的に活躍し、昨年は『罪の余白』『海難1890』と主演作が立て続けて公開。また、現在放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」をはじめ、NHK大河ドラマ「風林火山」主演の山本勘助役、TBSドラマ「JIN-仁-」坂本龍馬役など、時代劇作品でもその存在感を遺憾なく発揮し、人気を博す。そんな内野さんが、本CMにて、超大作時代劇を髣髴とさせる迫真の殺陣と演技力を存分に披露。するとSNS上では「めっちゃかっこいいな!!!!!」「大河ドラマかと思った」「刀剣乱舞のCMかっこいいからにやける」「刀剣乱舞CMの内野聖陽さんどストライクだから実装して…」と、その仕上がりに驚き、絶賛するコメントが相次いでいる。また、もう一人の注目すべき出演者が、1996年1月12日生まれの若干20歳・新人俳優の栗原さん。NHKドラマ「金魚倶楽部」で俳優デビューを飾ると、その後はドラマ「花ざかりの君たちへ イケメン☆パラダイス 2011」や、映画『桐島、部活やめるってよ』『リトル・フォレスト冬・春』などに出演。2014年にはアニメ「少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 49-」井健役を担当し、舞台「AMNESIA」にて舞台初主演を務めるなど、今後の活躍に期待大の若手俳優だ。本CMでは、オリジナル刀剣男士の打刀“猫目石吾郎”を好演。可愛い子猫との2ショットに、雨に濡れた“水も滴るいい男”状態…とイケメン要素満載のシーンの連続に、「とうらぶのCMやってる人誰だろ?イケメンだあ~~」「刀剣乱舞のCMの人めっちゃカッコいい!誰?」と注目度急上昇!多くの人が“このイケメンは誰?”と調査をしたようだ。ファンからも「刀剣乱舞のCMやっぱり栗原吾郎くんだよ!!!あぁ、ほんとかっこいい」「刀剣乱舞のCMでてる栗原くんかっこよすぎだろ。めっちゃ美男子じゃん」と黄色い声が上がっている。10月からはテレビアニメ「刀剣乱舞-花丸-」の放送が開始、さらに2017年にもアニメ「刀剣乱舞」(仮題)が放送予定と、原案のゲームだけでなく、アニメ、舞台と盛り上がりを見せる「刀剣乱舞」。今後の多彩な展開にも期待だ。(text:cinemacafe.net)
2016年08月17日TOKIO・山口達也(44)がジャニーズ初の離婚会見を行ったことを受け、メンバーの国分太一(41)が8日、司会を務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で心境を語った。離婚の話し合いが進んでいることを3年前に聞いたという国分は、「メンバー同士、プライベートな話をすることはあまりないですが、その間も奥さんとはいろいろと話してきたのかなというのは感じています」とコメント。「メンバーから何かを語るというのは、しなくてもいいと思っている」と前置きし、「メンバーって、家族でもないし、友だちでもないし、仕事の同僚でもない。TOKIOのみんなが言っているのは、"メンバー"という新しいジャンル」と互いの関係性を説明した。その上で、「"メンバー"という新しいジャンルから言わせてもらうと、今回こういう決断をとったことに関しては別に悪いことではないと思います」と夫婦の考えを尊重。一方で、「ただ、山口くんにも子どもがいます。山口くんはなんでもできるじゃないですか? 子供にとってもスーパーマンだと思うんですよね。なので、夫ではないけれども子供にとってはお父さんはずっと変わらないので、それは一生思って子供が幸せになるまでちゃんと見なきゃいけないんじゃないかなと」と父としてのあるべき姿も訴えた。「"メンバー"という僕らが、少しでもどんな形でもいいから、山口くんの元奥さんだったり、子どもたちを僕らも支えていかなきゃいけないんじゃないかなと思います」と語った国分。「昨日もDASH島だったんですけど、山口さん大活躍でした。さすがです、あの方」と褒め、笑いを誘っていた。
2016年08月08日こんにちは、栗原達也です。今回は自己表現としての仕事について話をしていこう。順風満帆に働いていて、世の中の荒波を器用に渡っているように見える人って確かにいるよね。なんでも器用にこなしているように見える人というのは、それなりのことをしているもので、努力している姿を人前で見せていないだけなんだ。軽やかに世間を渡っているように見える、その裏では会話に困ることがないように旬の話題をつねに仕入れておくとか、どんな人にもわけへだてなく笑顔で接するなど、周囲に一目置かれるような行動を心がけているものなんだよ。だからこそ、仕事で自分らしさをきちんと発揮できているといえるだろう。自分のことをよくわかっているからこそ、「らしく」働けるんだ。 だから、まずは自分にできる努力をしていくことが大事だよ。最後に残るのは、ずる賢く器用に立ち回るような人間ではなく、不器用でも一生懸命努力した人間だからね。また、不器用さはコンプレックスの裏返しであることも多いので、そこを改善していくといいんじゃないかな。コンプレックスが強いと、何に対しても消極的な姿勢が多くなり、それが不器用な生き方へとつながっている場合も多い…。自分のコンプレックスを解消するための努力をして自信が回復してくると、自然と言動や態度も明るくなってくるからね。結果、積極的な生き方ができるようになり、不器用な自分と決別することもできるだろう。前向きな努力をしているのか、していないのか、ここをつねに意識しながら生きていこう! 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年08月05日こんにちは。栗原達也です。今回は、笑うことの大切さについて話をします。「笑う門には福来る」っていうけれど、本当にその通り。いつもにこにこしていて、笑いで満ちている人のところには、自然と幸運がやってくるものなんだ。君の身近に、「あの人はいつも楽しそう」って思える人はいないかな? その人は笑顔の印象が強くないかい? 笑うことっていうのはね、幸福を手に入れられる、カンタンで最高な手段なんだ。だから、いつもにこやかに笑っていられる人は、自分もしあわせになれるのはもちろん、周りの人をもしあわせにできる人といえるだろう。充実した毎日を送れ、不思議なことに、なにかとツイていたり、一緒にいるだけで、もしくは思い出すだけで、あたたかな気分になる…。そう、笑うことっていうのは、周りの人をいい気分にし、本人まで輝かせ、幸運までもが引き寄せられてくる、あなどれない影響力をもっているものなのだよ。だから、できるだけ笑顔で、楽しい声をあげていよう。ちょっとした心がけをするだけでいいんだ。これから、そのコツについてお伝えしよう。 それはね、喜びやうれしさに対して正直になることがいちばんだよ。たとえば、楽しいことを素直に楽しいと感じたり、誰かになにかしてもらってありがたいと思ったら、「ありがとう、うれしい!」と、どんな小さなことでも口に出して言ったりしよう。明るく振る舞うことをためらわないでほしい。君自身も周りの人もしあわせになれる、毎日でもできることだから、ぜひ実行してください。なにも遠慮はいらないんだ。ネガティブな雰囲気で暗い言葉を聞くよりも、気持ちがワクワクしてくるほうが誰だっていいものね。人っていうのは、自分も周りも、つまりおたがいをしあわせにする術(すべ)を日常的にもっているんだ。「感謝」「笑顔」など、ちょっとしたことで、誰かにしあわせを与えてあげられる。もったいないと思わないかい? おたがいにしあわせになれる手段を人は誰でももっているのに、遠慮したり、恥ずかしがったりして、出し惜しみしているなんて。「君を見ていると、つられて笑顔になるよ」「なんだか気がラクになっちゃった」…そんなふうに、君が笑うことで、誰かを幸福にできたりするんだ。とても素敵なことだよね。それにね、しあわせを得るための行動をすることで、君自身も幸福への感度がよくなる。身近にあった、いままで気づかなかった当たり前のように思っていたことのありがたさに気づけるだろう。それに、耐え切れないほどのつらい出来事があったり、悲しみで胸がつぶれそうになるとき、「とても自分では笑うことはできない」と、笑い方さえ忘れてしまうようなときもあるかもしれない。周りの誰かについやつあたりしてしまったり…そんなときは、もちろんムリしなくていい。でも、磨かれた君の感度で周囲を見回してごらん。誰かの笑顔を見たり、笑い声を聞いたりしよう。フッと救いがもたらされるはずだ。人を幸福にできる君なら、周囲にも君をしあわせにしてくれる人がたくさん集まってくるからね。「笑い」を大事にすれば、たくさんのしあわせがやってくるよ。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年07月29日TOKIOの山口達也(44)が、27日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)を欠席した。この日は、俳優の遠藤憲一とHey! Say! JUMPの中島裕翔がゲストとして登場。冒頭で国分太一が「お二人にまず最初に報告があるんですけど」と切り出し、「すいません。今日、山口さんが欠席でございます」と伝えた。そして、「これが、これなもんで」と目が腫れていることをジェスチャーで表現し、「自転車で事故っちゃったらしくて」と説明。「もう44歳なのにね」と笑わせた。山口は今月4日、日本テレビ系『ZIP!』に左目に眼帯をした姿で出演。「自転車で転びまして。顔から。ちょっとケガをしました」と話していた。
2016年07月28日こんにちは、栗原達也です。今回は、苦手な同僚とうまくつきあうコツについて話そう。「同僚」とは書いたけれど、これからいうことは、人間関係全般にいえることなので、会社組織における同僚だけではなく、上司と部下、先輩や後輩、友だちや近所づきあいなども念頭に置いて聞いてほしいと思う。誰とでも仲良く、楽しくやっていけたら、どんなにいいだろうと思うよね。でも、実際は、人にはそれぞれ育ってきた環境や立場、事情などがあるし、何か悩みごとを抱えていたり、体調が悪かったりということが影響して、うまくいかない日だって当然ある。誤解したり、ケンカしたり、意地を張ってしまったり…人間関係っていうのはたくさんのドラマにあふれているものだ。でも、「苦手だから」「面倒だから」という理由で避け続けるわけにもいかないことがあるよね。それは、おたがいを取り囲む環境の雰囲気や、さらにつながっている人間関係を悪くしたりと、大きな問題に発展する可能性を秘めている。「何とかしなくては」と思うのは当たり前のことだ。そして、どんな困難にも解決策は必ずあるもの。安心してほしい。 たとえば、気の合う同僚や仲のいい友だちに対する、自分の態度について思い返してみよう。きっと、かなりリラックスした心持ちで、気楽に挨拶や世間話をしたり、何かしてもらったら感謝の気持ちも素直に出てくるんじゃないかな。おたがいに好意があり、安心感と信頼がそこにはあるから、その関係性をよりいいものにする振る舞いがスッと出てくるんだよね。でも、そうでない場合は、同じような態度ではないだろう。できるだけ事務的に済まそう、波風を立てないように、あまり関わらないようにしようと遠ざけてしまうんじゃないかな。それでは、やはりいつまで経っても、関係性は改善しないし、避けているぶん、おたがいにわかりあえなかったり、溝ができてしまったりすることが考えられる。では、どうすればいいかというと、仲のいい人と同じように、苦手な人相手にも接することだ。まずは、挨拶から始めてみよう。そうすれば、そのうちおたがいの間にあったわだかまりが解け、歩み寄る筋道が見えてくるはずだ。次第に理解が深まり、ぎこちなかったコミュニケーションも多少なりとも円滑になるだろう。誰だってストレスは抱えたくないもの。ちょっとした気づかいで、環境が変わるってことはよくあることだし、簡単にできることだよ。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年07月15日2016年7月4日に放送された朝の情報番組『ZIP!』に出演していた、TOKIOの山口達也さんの姿に注目が集まっています。番組のメインパーソナリティーとして月曜日と水曜日を担当している山口さんですが、なんとこの日、 左目を覆う大きな眼帯に、アゴには絆創膏という痛々しい姿で登場。ケガの理由について「自転車で転んだ」と説明しましたが、そのインパクトある姿は視聴者にショックを与えたようで、ケガの原因に関してさまざまな憶測が飛んでいます。スポーツ万能で男性人気も高い山口さんの身に、一体なにが起こったのでしょうか。●ケガの理由は自転車じゃない?ショッキングな姿を見せた山口さんに対しネット上では、『これはさすがに休んだほうがよかったんじゃ…』『朝から驚かせるなよ!まじでビックリするわ』『鉄腕ダッシュで無茶な企画をやった可能性があるな。素直に言ったら番組が放送できなくなるだろうし』『どうやったら自転車で転んで目を負傷するんだよ。不自然過ぎる』『これ、ケンカじゃない?右手で殴られたらこんなケガするよね?』『なんか酔っぱらってやらかしたんじゃねーの』『ここまでして出演するって、山口どんだけZIP好きなんだよ』『とりあえず黒すぎる』『転んで顔から落ちたら頬が先に行くでしょ。目とアゴで距離が離れてるのも気になるし。あやしすぎる』『身体能力高いはずなのに、そもそも顔から転ぶってのがもうウソくさい』など、本当の原因は別にあり、ケンカをしたのではないかという声もあるようです。ジャニーズでは数少ない既婚者で、2人の子どももいる山口さん。次回の出演は水曜日ということですが、ケガの回復具合に注目が集まります。(文/パピマミ編集部)
2016年07月05日こんにちは、栗原達也です。今回は、「自分に向いている仕事」というテーマで話していこうと思う。自分に向いている仕事っていうのは、「好き」という気持ちが何より大事だろう。だから、どんな職業を選ぶかというとき、君の趣味や「楽しい」「うれしい」などと思えることが何かということを手がかりにするといいね。好きだからこそ頑張れるし、続けられる。自分の特技をいかしたり、自分が「しあわせだな」と思うことがその仕事を通して得られるのであれば、それは君にその仕事がふさわしいという何よりの証拠になるよ。ただ、極論かもしれないけれど、僕は「悩む前に、目の前の仕事をしてみたら?」とも言いたい。というのは「自分に向いていない」「本当は違うことがやりたいのに」…と不満を抱えながら就いた職種や業務で、自分の意外な才能を見つけて、働くのが楽しくなって、結果的に合っていた…というのはよくある話なんだ。 僕自身、占い師になる前に長く勤めた会社は、入社前までは、自分が仕事する姿と重ねて考えたことなど1回もなかったところだった。最初は苦労したけれど、そこで「自分ができることは何か?」と追求して、やっていくしかなかった。結果的に、ポジションも上がったし、やりがいも見つけられ、今は自信をもって、自分の経験を話すことができる。だから、もしも君がいまの仕事に悩んでいたり、就職や再就職がなかなか決まらず焦っていたりするなら、「自分が生かされる場所はどこか」ではなく、「どこだって、自分を生かせる」と考えてみるのも、ひとつの手だと思う。縁のあるところというのは、やはり君に何かをもたらしてくれる場所なんだ。また、仕事において高いモチベーションを保ち続けるために、「何のために頑張っているのか」を胸に刻みつけ、常に思い出しながら自分を奮起させていくことも必要なのではないかな。「家族のため」「夢のため」…どんなに好きな仕事でも、迷いが出るときっていうのはあるからね。そういうときは初心にかえるのが一番だよ。努力している人がしあわせになれないってことはないからね。頑張ることで好機が生まれてくるのだから、行動していくことが肝心だよ。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年07月01日こんにちは、栗原達也です。今回は「なりたい自分」に近づくにはどうしたらいいかについて、話をしていこう。君は「どんな自分」になりたいのかな。その姿はすみずみまではっきりしているだろうか。姿かたちだけでなく、どんな力を持っていて、周りの人とどんなふうにつきあっている姿かも想像してほしい。夢は、具体的で現実的であることが大事なんだよ。もちろん、理想はとことん高くてもいい。いまの自分とは似ても似つかない姿を思い描いたって自由だ。ただ、一夜にして、そんな自分になるのは無理だよね。じゃあ、どうしたらいいか…。それは、理想までの道のりを小分けにすることだ。そして、まず手の届く近いところから始めよう。階段は一段ずつしか登れない。人間は自力では空を飛べないんだから、一歩ずつ歩いていくしかない。一生懸命に、上ることをあきらめないでいたら、見える景色がどんどん変わっていくんだ。 たとえば、「誰からも尊敬され、愛される人間になりたい」と思っていたなら、一段目は、そばにいる誰か一人に好かれるよう行動することだ。次は、周りの3人の信頼を獲得する。次は、あなたが声をかければ、喜んで力になってくれるような10人をつくるようにする。そうやって、徐々に広げていこう。人に好かれるためには、相手に関心を持つこと。そうすると、相手がほしがっている言葉ややってほしいと思っていることが見えてくる。あなたのできる範囲で、ささいなことでもいいから、「こうしてほしいんじゃないかな?」と思えることを本当にやってみる。そうすれば、相手に好かれないわけがない。その心がけの結果、人からの好意が集まるのが、人望、人脈なんだ。「お金に不自由せず、いつも自信があって、何でも思い通りにできる人になりたい」と思ったら、自分にとってお金を得る手段は何かを考える。仕事を真面目にやるのが、もっとも一般的だね。真面目にやっていれば、能力が磨かれる。能力が向上すれば、収入が上がる可能性も高まる。皆が認めるほどの能力ならば自信もつくし、「おまかせします」と言われて、自分の思い通りにできる範囲も広がっていくというわけだ。どんな望みでも、「なりたい自分」になるための一歩は、今、目の前にあるんだよ。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年06月17日こんにちは、栗原達也です。今回は、「真の人間関係とは、どんなものか?」について、話をしていこう。君は人間関係について、どんな考えを持っているかな? たくさんの人から好かれ、魅力的な人たちと交流し、輝いている…そんな人物にあこがれることもあるかもしれないね。でも、どんなに人気者に見える人でも、本当の意味で心を開いている友人は数えるほどじゃないかな。だから、君がもし友人が少なくて悩んでいるとしたら、そのままでいいと僕は思うよ。友人はたくさんいればいるほどいい、というものでもない。むしろ、たくさんの人と幅広く交流する姿勢が八方美人に見えて信頼を失ってしまったり、結局誰とも深いつきあいができなかったり…という事態になりがちだ。だから、いま君にひとりでも親友と呼べる人物がいるならば、その人との関係を大切に育てていく姿勢を忘れないでほしい。それは、何ものにもかえがたい、一生の宝なんだからね。また、そういったケースとは逆に、ある程度人と交流はしているものの、心が満たされない…という悩みを持っている場合もあるだろう。 それは、誰かに好かれること、合わせることばかり考えて、自分の気持ちをないがしろにしているからなんじゃないかな? たとえ一緒にいてワクワクしないような関係でも、「この人とつきあっておけば、トクだから」という気持ちで繋がりを持ち続けてしまう、なんてことがあるかもしれないね。でも、損得勘定でつきあっていることは、たとえ上手に隠していても相手に伝わってしまうものだ。それに加えて、相手も君のことを同じように見ているかもしれないよ。おたがいに表面上のことだけでつきあっているから、信頼も育たないし、どこかむなしさを感じるんだ。君が真の人間関係を築きたいと思うのだったら、数にはこだわらないこと、それと自分自身に正直になることが何よりも大切だよ。それは、つまり目の前の相手に対しても正直に、嘘をつかない姿勢で向きあえるということ。君が誠実な態度を取り続けるのならば、周囲も君に対して真摯な気持ちを投げかけてくれるだろう。そうやって、真の人間関係がはぐくまれていくんだよ。 ずっと報われないまま?<長期進展なし恋⇒終結>相手の本音、選ぶ人
2016年06月03日こんにちは、栗原達也です。今回は、失敗ばかりで落ち込んでしまう君に、メッセージを送ろうと思う。何か失敗したら落ち込むのは人間なら当たり前のことだけれど、そのときは自分だけが不幸みたいに感じてしまいがちだよね。けれど、そういう後ろ向きの思いは、「百害あって一利なし」なんだ。そこでいつまでもくよくよせずに、思い切って発想を変えてみてほしい。何でも自分に起こることは、成長するための踏み台として受け止めよう。君が学ぶのに必要だったから、そういったことが起こったんだ。それに、失敗は成功のもとだから、どんどん間違えたり悔しい思いをしたりしていいんだよ。ただ、「しまった!」という出来事が発生してしまったときは、自分自身を振り返る冷静な目を持つことが大事。努力を怠っていたり、思いあがったりしていなかったかどうか振り返って、謙虚な心で考えてみる必要があるね。自分自身の問題として受け止めることが大切なんだ。 たとえば、そこで周囲の誰かや環境のせいにばかりしていると、ますますよくない方向にいってしまうからね。ここできちんと自分と向きあっておけば、君はそこで学習すべきことはしたことになる。だから、次はきっと大丈夫だよ。自信を持ってほしい。確かに一見つらくて、乗り越えられなさそうに思えることもあるかもしれない。でも、その向こうに、いまよりも素敵な君、明るい未来があるとしたらどうだろう? 頑張れそうな気がしてこないかな。そう考えれば、あまり引きずらなくて済むだろう。人は誰でも失敗するし、それなしで成功することは絶対にできない。これだけは確かなことなんだからね。以前と同じ状況になったりしたときに、かつての経験がいかされて、うまくやれている自分を発見することだってあるだろう。そのときは素直に自分で自分を褒めてあげよう。その積み重ねは、君にとってかけがえのない財産となるからね。 私のこと好き? 違う?【あの人の本音・意味】結局二人は結ばれる?
2016年05月20日こんにちは、栗原達也です。今回は、「感謝は幸運を引き寄せる」というテーマについて話をしていこう。君は普段から、周囲の人たちに感謝をしているかな? もしかしたら、自分ではしているつもりでも、意外と言葉で伝えていなかったり、回数が少なかったりするかもしれないね。また、人はついマイナス面ばかり数えがち。他人に対して、ああしてほしい、こうしてほしい、と無意識に注文をつけたくなってしまうんだ。でも、君や周りの人が平穏無事に、健康に生きていられることは当たり前ではない。何らかの出来事によって、一緒にいられなくなったり、突然この世を去ってしまう可能性だってゼロではないんだ。失って、初めて日常の貴重さを知る…ということはよくある話。だから、日々今の生活に感謝することが大切なんだよ。平和な毎日が続くと、それが当然だと感じて、「もっと、もっと」と欲が出てきてしまうんだよね。 でも、そのつど、「今の生活は、当たり前ではなく、奇跡」という視点を持つようにしてほしい。そうすれば、君は日常の小さな物事でもていねいにやろうとするし、ひとつひとつの出来事をかみしめるように味わうことができる。そして、自然とチャンスにも敏感に気づけるようになるんだよ。また、そういった感謝の気持ちを、言葉や態度ではっきりと示すことも大切だ。人に何かしてもらったら、「ありがとう」と笑顔で感謝を述べようね。君も誰かから、「ありがとう」と言われるとうれしい気持ちになるんじゃないかな? それは、誰でもそうなんだよ。「ありがとう」ときちんと言える人は、周囲にいい人だと思われるし、ふとしたときに思い出してもらえるきっかけにもなる。そして、「きちんと感謝を示してくれたあの人なら、信頼できる」と感じ、人とのつながりからチャンスや幸運がもたらされる可能性が高くなるんだよ。運をつかむためには、小さな努力の積み重ねがじつは一番の近道。感謝の気持ちを持つことで、毎日をていねいに生き、周囲の人の心を惹きつけられる。これが、「感謝は幸運を引き寄せる」といわれる理由なんだ。 ずっと報われないまま?<長期進展なし恋⇒終結>相手の本音、選ぶ人
2016年05月06日こんにちは、栗原達也です。今回は不安な気持ちを前向きに切り替えるにはどうしたらいいかについて、話をしていこう。将来のことを考えて、不安になってしまうときってあるよね。「もしこうなったらどうしよう」「うまくいかなかったら」…いろいろ考えては後ろ向きな思いにとらわれたり、消極的になってしまう。でも、考え過ぎるのは、「百害あって一利なし」。あまり先のことをあれこれ想像したって仕方がないんだ。誰だって不安を抱えながら生きている。もちろん十人十色だから、「みんなそうだよ」なんて簡単な言葉で片づけるつもりは毛頭ない。ただ、大事なのは、それを克服するための努力をするか、しないかなんだ。そこが人生のわかれ道になってくるだろう。これだけは忘れないでほしい。具体的に不安の原因がわかっているのなら、きちんと向き合っていったほうがいい。たとえば、仕事に不安がないのなら、人の2倍も3倍も働いて実績をつくりあげる。外見に自信がないのなら、ダイエットをしたり、ファッションセンスを磨く努力をする。学歴に自信がないのなら、たくさんの本を読んだり、勉強会に参加するなどして知識を蓄える…。解決策はいくらでもあるんだ。何もしないでいるから、さらに不安につかまってしまうんだよ。 また、やりたいことが見つからないなど「夢がない」からこそ生まれてくる不安もあると思う。そういう悩みを抱えている人に知っておいてほしいのが、何でもいいから行動し、その中から探し続けるということだ。行動をやめてしまった時点で、発見する可能性もなくなってしまうからね。頭の中だけで、いくら考えていても答えは出てこないんだ。やりたくないことも含め、いろいろなことに挑戦しながら見つけていくしかない。何もしないで、ただ生きていて、ある日突然やりたいことが見つかるなんてことは絶対にない! 見つけるための行動を根気よく続けた結果、だんだんと見えてくるものだということを忘れないでほしいな。不安な気持ちを前向きに切り替えるには行動するしかない。一日ちょっとの時間でもいいから、行動を起こしてみよう。それは少しずつ君に自信をもたらし、活力も与えてくれるようになるだろう。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年04月29日こんにちは、栗原達也です。今回は、「真の人間関係とは、どんなものか?」について、話をしていこう。君は人間関係について、どんな考えを持っているかな? たくさんの人から好かれ、魅力的な人たちと交流し、輝いている…そんな人物にあこがれることもあるかもしれないね。でも、どんなに人気者に見える人でも、本当の意味で心を開いている友人は数えるほどじゃないかな。だから、君がもし友人が少なくて悩んでいるとしたら、そのままでいいと僕は思うよ。友人はたくさんいればいるほどいい、というものでもない。むしろ、たくさんの人と幅広く交流する姿勢が八方美人に見えて信頼を失ってしまったり、結局誰とも深いつきあいができなかったり…という事態になりがちだ。だから、今君にひとりでも親友と呼べる人物がいるならば、その人との関係を大切に育てていく姿勢を忘れないでほしい。それは、何ものにもかえがたい、一生の宝なんだからね。 また、そういったケースとは逆に、ある程度人と交流はしているものの、心が満たされない…という悩みを持っている場合もあるだろう。それは、誰かに好かれること、合わせることばかり考えて、自分の気持ちをないがしろにしているからなんじゃないかな? たとえ一緒にいてワクワクしないような関係でも、「この人とつきあっておけば、トクだから」という気持ちで繋がりを持ち続けてしまう、なんてことがあるかもしれないね。でも、損得勘定でつきあっていることは、たとえ上手に隠していても相手に伝わってしまうものだ。それに加えて、相手も君のことを同じように見ているかもしれないよ。おたがいに表面上のことだけでつきあっているから、信頼も育たないし、どこかむなしさを感じるんだ。君が真の人間関係を築きたいと思うのだったら、数にはこだわらないこと、それと自分自身に正直になることが何よりも大切だよ。それは、つまり目の前の相手に対しても正直に、嘘をつかない姿勢で向きあえるということ。君が誠実な態度を取り続けるのならば、周囲も君に対して真摯な気持ちを投げかけてくれるだろう。そうやって、真の人間関係がはぐくまれていくんだよ。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2016年04月15日