《オープンまであと6日。ここまで辿り着けたのは、本当にいろんな方の協力があったからです。本当にありがとうございます》2月24日、宮迫博之(51)が自身のTwitterで、プロデュースした焼肉店「牛宮城」のオープンを予告した。宮迫は《自信を持ってお客様に出せる味にたどり着くことができました。全てに感謝を込めて、オープンいたします。みなさま、ぜひ食べに来てください》と続け、念願のオープンに喜びをのぞかせた。しかし宮迫肝いりの焼肉店は、オープンまで紆余曲折の連続だった。ある芸能関係者は次のように指摘する。「宮迫さんはYouTubeで開店準備のためにかなりの資金難に陥っていると明かしていました。『趣味でコレクションしていた高級時計を売却しなければならない』と宣言した動画がYouTubeにあがり、話題になったことも。ところがその後、オリエンタルラジオ・中田敦彦さん(39)らとのコラボ動画で、『牛宮城』は宮迫さんの単独経営ではないことが判明。持株比率50%のノーブルプロモーション代表取締役・若林和人氏が“黒幕”だと明かされ、宮迫さんは時計を売らなくても事業を進められるということがわかったのです。宮迫さん1人で出資していたと思っていた視聴者は多かったので、『牛宮城』開店準備までの流れは『嘘だったのか』と呆れ声が相次いでいました」そんな苦難を乗り越え、なんとか3月1日に念願のオープンを迎えることとなった『牛宮城』。しかしオープン前ながら、波乱を呼ぶ展開になっているという。「Googleで店舗のクチコミが見られるようになっていますが、オープン前にもかかわらず『牛宮城』にはすでに64件ものクチコミが投稿されています」(前出・芸能関係者)実際にクチコミを見てみると、《HP見たけど、既に胡散臭い。笑オープン前なのにすだち冷麺が「大人気メニューです」ってww誰から大人気なんですか??》《悪評高き店》などと、“星1”をつけたコメントが。いっぽうで、《開店前なのに星1つけてる人は何が目的なんだ~》《オープン前から星1にしている人は何なのか。値段はしますが、値段なりのこだわりと手間暇をかけたお店》として“星5”をつけるコメントもあり、25日現在“星”の平均値は3.3となっている。「宮迫さんは24日に自身のYouTubeチャンネルで『【牛宮城】日本一有名なあの焼肉店がついにOPENします』と題した動画を配信。店のメニューである肉や冷麺などを試食していました。そのクオリティは宮迫さんが『これをまずいって言われたら全員放り出そうかな』と言うほどのようで、自信たっぷり。『牛宮城』はすでに予約も開始していて、オープンに向けての準備はバッチリ。この調子で良いクチコミが増えていくといいんですが……」果たして、『牛宮城』の命運はいかに――。
2022年02月25日TEAM NACS(森崎博之・安田顕・戸次重幸・大泉洋・音尾琢真)25周年記念作品『LOOSER 2022』の新ビジュアル、インタビュー&メイキング動画が13日に公開された。TEAM NACS初の東京公演となった『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム』(04)が今回、映像作品として新たにリニューアル。1996年3月7日の旗揚げ公演から25周年の最終プロジェクトとして、3月6日(16:30〜)に配信・劇場上映される。この度公開された新ビジュアルは、『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム』公演時の5ショットと同じ並び位置で撮影されたもの。また、CREATIVE OFFICE CUE YouTubeチャンネルで公開中の告知動画では、初演舞台版では存在しなかった場面やキャラクターも登場している。
2022年02月13日1月21日、TwitterでYouTubeでの動画配信をしばらく休止すると発表していた宮迫博之(51)。そんななか29日に、YouTubeチャンネル開設から2周年を迎えたとして特別企画を紹介する動画をアップした。ラーメンYouTuberのSUSURU(29)とのコラボで、有名ラーメン店同士がタッグを組んで対決する番組「ラーメンコロシアム」を2月5日に配信すると告知。有名店「中華蕎麦とみ田」と「らぁ麺飯田商店」がタッグを組み、対するもう1組は「無鉄砲」と「元祖スタミナ満点らーめんすず鬼」のタッグ。この2組が1杯のラーメンを作って競い合い、勝利すれば商品化されるという内容だ。すでに収録は終えているといい、動画内で「ラーメン業界を今後、騒がせてしまうんじゃないかという、とんでもないことをやってしまった」と自信たっぷりに企画を紹介した宮迫。さらに「今後とも続けていきたい」とも語り、「ラーメン業界はすでに盛り上がっていますけど、更に盛り上げていきましょう」と意気込みを見せていた。■失敗続きも飲食に固執……“食を盛り上げたい”との思いをアピールした宮迫だが、焼肉店「牛宮城」の開店準備をめぐっては炎上騒ぎになっていたばかりだ。「開店準備にあたって、宮迫さんはYouTubeでたびたび資金難を訴えていました。内装資金が2~3,000万円足りず、『コレクションの高級時計を売却する』と宣言した動画は話題に。ところがその後、オリエンタルラジオ・中田敦彦さん(39)らとのコラボ動画で、『牛宮城』は宮迫さんの単独経営ではないことが判明。持株比率50%のノーブルプロモーション代表取締役の若林和人氏が“黒幕”だと明かされ、宮迫さんは時計を売らずとも事業を進められることがわかったのです。“宮迫1人で出資していた”と思っていた視聴者も多く、これまでのドキュメンタリーは『嘘だったのか』と呆れ声が相次ぎました」(芸能関係者)さらに一連の“焼肉騒動”に加え、宮迫が手がける飲食店「みやたこです。もじや 新潟愛宕店 with 東横」が1月31日をもって閉店することもわかった。同店は「みやたこ」全国展開の第1号店として、昨年8月28日にオープンしたばかりだった。宮迫が直接店舗に赴きスタッフを激励したこともあったが、わずか5カ月で撤退する事態に。焼肉店は未完成かつ肝いりの飲食店も閉店するなか、新たにラーメン企画を発表した宮迫。ネット上では、「なぜ飲食に固執するの?」と不安視する声が上がっている。《焼肉屋とみやたこ見てたらホンマにこれ大丈夫か?と思う、、、。》《焼肉屋の今後でもやもやしてる視聴者も多い中でラーメンやるのは選択肢また間違ってる気がするが、、、》《みやたこ1号店が閉店するのに、又飲食系ですか?1つ1つ終わらせましょうよ。何か最近色々やりすぎでは?落ち着きが全く無いような!?》《ここまで飲食店にこだわる理由は何かな。悪い人に騙されてなければいいけど》1月15日にYouTubeで配信された「WinWinWiiin」では、中田は宮迫に「何に向かってこのチャンネルが進んでいるのか見えないと、(視聴者は)応援しづらいと思う」と指摘。すると宮迫は、「お笑い芸人というのが根本にあるので、お笑いコンテンツは増やしていくように考えています」とコメント。さらに“芸人になる前は役者志望だった”として、「最終目標は劇団を立ち上げること」とも語っていた。果たして、宮迫が“本業”に軸足を戻す日はやってくるのだろうか。
2022年01月31日焼肉店「牛宮城」を今年3月にオープンさせるべく、準備を進めている宮迫博之(51)。しかし資金が足りず、趣味で収集していた高級時計を売却せざるを得ないほどの苦境に立たされているという。宮迫は1月6日にYouTubeチャンネルを更新。内装業者との打ち合わせの様子を公開し、「床に大きな配管が流れており、至るところに凹凸がある」「壁から砂が落ちている」などいくつかの修正箇所が挙げられた。だが、ビルの構造や夜間工事といった特殊条件に加え、短納期ですべての箇所を手掛けるとすれば「2、3千万円はかかる」とのこと。内装業者との打ち合わせ後、宮迫は“コンサルタント”である焼肉店経営者の本田大輝氏と実業家の本間儀彦氏に「現実問題、貯蓄から出すっていうのでは足らないと思う」と窮状を吐露。しかし妥協することはせず、「お金作りますわ」「もともと趣味で集めてたもんですけど、時計を売ります」と切り出したのだった。そして「売ったらダメなもんもあるんです。もちろん人に譲ってもらったとか」と言いつつも、「売ってなんぼか作ったら、今あるお金と足したら2、3千万は何とかできると思います」と語っていた。動画のコメント欄には、《もう引けに引けない所まで来てるんだろうな》《大好きな時計を売るとは…ちょっと胸が痛い…》など心配する声が相次いでいる。■「芸人時計部」の会長を務めるほどだった宮迫といえば、芸人時代から熱心に高級時計を収集していた。「時計好きの芸人を束ねた『芸人時計部』の会長を務めるなど、腕時計マニアとして知られていました。家計を管理していた妻に注意されながらも、パテック・フィリップやオーデマ・ピゲ、リシャール・ミルといった1千万円越えの超高級時計を買いそろえていたようです」(芸能関係者)’18年8月号の『ゲーテ』に掲載されたインタビューでは、その“豪奢ぶり”をこう語っていた。《会長の僕が飛ばしすぎて、みんなついていかれへんと。この間、税理士経由で嫁に今まで時計に使った金額がバレて、罵倒されました》一方、宮迫が熱心に高級腕時計を収集していたのは、“いざという時”のためでもあったという。「好みの腕時計以外にも投機目的で買うこともあったようです。親しい投資家から『今後価値が上がるよ』と言われた時計を買っていたと聞いています。会うたびに着けている腕時計が変わっていて、後輩たちに見せびらかすことが多かったです。芸人仲間との飲み会でも、宮迫さんは口癖のように『お金がなくなったらこれ売るわ!』と嬉しそうに腕時計を自慢していました」(後輩芸人)昨年12月11日、YouTuberのヒカル(30)のチャンネルに登場した宮迫。ヒカルから焼肉店を開店させるにあたって懐事情を問われると、「大丈夫じゃない」「2年前の騒動以降、前の年の税金をガッポー持っていかれたので貯金自体がだいぶヤバいんですよ」などと明かしていた。“最後の切り札”に手を出さざるを得ないほどの苦戦ぶりだが、その行方に注目が集まっている。
2022年01月07日元「雨上がり決死隊」の宮迫博之(51)の一人息子で、大学生ながらお笑い芸人として活動する藤井陸(20)が明かした父とのエピソードが波紋を広げている。発端は、「さらば青春の光」の東ブクロ(36)が、11月22日にYouTubeチャンネル「さらば青春の光東ブクロの学生芸人YOAKEMAE」に、藤井をゲストとして招待。現在専修大学3年生の藤井は、幼馴染の山口将と組んだ「フライドポテト」というコンビとして、父と同じお笑いの舞台に立って活動中だ。動画では、現在の活動について話しながらも、やはり父・宮迫との関係性について話題が進んでいく。藤井は、「仲はいいんですよ。でも、お笑いの話をするとケンカになっちゃうんですよ。何勝手に熱くなってんだって思いますけど(笑)」と話すと、東ブクロが「俺、自分の親父にそんな感じで行かれへんで。やっぱ、親子の関係が特殊になったんや、ある時期から」と応じると、「最初はそんなことなかったんですけど…そうですね、2年位前から、だんだん(笑)」と笑って返していた。2年くらい前と言えば、宮迫が“闇営業騒動”で芸能活動自粛を余儀なくされた時期だが、宮迫の他の騒動についても藤井はイジってみせたという。しかし、藤井のイジりが思わぬ反撃を招くことになる。宮迫が’17年8月に、2人の女性とホテルで密会していたという“オフホワイト浮気疑惑”が報じられた際に、ケンカになったというエピソードを明かす。「3~4年前に、お父さんとケンカになった時に、『浮気したくせに!』って言って。その時に、馬乗りになって殴られた。それ以来、その話はしないことにしてます、タブーですね」藤井は笑いながら話していたが、SNS上には自らの不貞疑惑をいじられて、逆ギレする宮迫に対する反感の声が相次いだ。《「浮気を息子に咎められて逆切れした父親が馬乗りで殴る」それって…いろいろ大丈夫?》《未成年だったころでしょ?立派な虐待では》《父親としてダメでしょ。素直に謝罪するのが親としての筋では》《息子に咎められて怒るくらいなら浮気なんてしなきゃいいのに》「雨上がり」を解散してテレビの世界から離れ、YouTubeの世界で活動を始めた宮迫。そして、父の背中を見てお笑いの道を進む息子。親子共演が実現する日は、果たして来るのだろうか――。
2021年11月27日俳優・池内博之が“物語の鍵を握る謎の男”として出演した香港のホラーサスペンス映画『リンボ』が、第34回東京国際映画祭にてジャパンプレミア上映されることが決定。池内さんからコメントが到着した。香港のスラム街で猟奇的殺人事件が頻発する。被害者は全て女性で、腕が切り取られた状態で発見されていた。ベテラン刑事ザムが、新人のウィルと組んでこの事件を担当する。ザムは若い女性トウを協力者として捜査に当たるが、ザムの妻子が命を落とした事故を引き起こしたトウに対し、ザムは時に怒りを抑えきれない。やがて捜査線上にひとりの謎めいた男が浮上するが…。本作は、中国のインターネット小説を、舞台を香港に置き換えて映画化した、鄭保瑞(ソイ・チェン)監督の最高作ともいえるバイオレンス映画。驚異的なモノクロ撮影と美術、林家棟(ラム・カートン)の鬼気迫る演技、そして香港映画界で活躍する池内さんの存在感が見どころ。2017年に香港にて撮影され、今年3月のベルリン国際映画祭にて4年の時を経て上映。日本でも東京国際映画祭にて初お披露目される。以前、池内さんが出演した『イップ・マン序章』監督のウィルソン・イップが本作のプロデューサーを務め、再びコラボが実現した。池内さんは、「この度、東京国際映画祭で上映されること、本当に嬉しく思っています。ホラーサスペンス映画ですが、内容もさることながら、素晴らしい美術と音楽とともに楽しめる作品です。是非劇場にてご覧ください」とコメントを寄せている。『リンボ』は11月2日(火)に有楽町よみうりホール、11月6日(土)にヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1にて公開。第34回東京国際映画祭は10月30日(土)~11月8日(月)にて日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。(text:cinemacafe.net)
2021年10月30日俳優の池内博之が出演する映画『リンボ』が、30日から開催の「第34回東京国際映画祭」で、ジャパンプレミアとして日本初上映される。同作は、中国のインターネット小説を原作に、舞台を香港に置き換えて映画化された作品。鄭保瑞(ソイ・チェン)氏が監督を務め、モノクロ撮影と美術、林家棟(ラム・カートン)の鬼気迫る演技、そして香港で活躍する池内の存在感が見どころとなっている。物語は、香港のスラム街が舞台となっており、そこでは女性ばかりを狙う猟奇的殺人事件が頻発していた。新人のウィルと組んで事件を担当しているベテラン刑事・ザムは、トウという若い女性を協力者にして捜査を進めていくうちに、謎めいた男が捜査線上に浮上する。役柄は明かされていないが、“物語の鍵を握る謎の男”として出演する池内。ジャパンプレミア決定を受け、「この度、東京国際映画祭で上映されること、本当に嬉しく思っています。ホラーサスペンス映画ですが、内容もさることながら、素晴らしい美術と音楽とともに楽しめる作品です。是非劇場にてご覧ください」とコメントを寄せた。
2021年10月30日公開中の映画『僕と彼女とラリーと』より、森崎ウィンが子役の佐藤一和とじゃれ合う本編映像&メイキングが公開された。本作は2021年11月の「FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦フォーラムエイトラリージャパン2021」の開催地となる愛知県豊田市・岐阜県恵那市を舞台が舞台。過去の確執と向き合い乗り越えようとする若者の“新たなチャレンジ”と“故郷の仲間たち”との繋がりを移りゆく自然豊かな美しい四季折々オールロケで描く、心あたたまるヒューマンストーリーとなっている。父親との確執により過去にとらわれ将来に迷う主人公の青年・北村大河を『レディ・プレイヤー1』や『蜜蜂と遠雷』の森崎ウィン、大河の幼なじみで自身のアイデンティティーに添い地元で暮らすシングルマザー・美帆を『おもいで写眞』やNHK『青天を衝け』の深川麻衣と、若手実力派の俳優ふたりの共演が実現した。脚本も手掛けた『今日も嫌がらせ弁当』の塚本連平監督が、故郷でラリーを通して新たな目標にチャレンジする人々の物語を四季折々の自然とともに紡ぐ。森崎演じる主人公・大河は、東京で役者を目指していたが、父(西村まさ彦)の死をきっかけに久しぶりの故郷に帰る。そこで、地元で暮らす幼馴染でシングルマザーの美帆(深川麻衣)と再会。父が営んでいた「北村ワークス」の存続をかけて共に奮闘する。そんな美帆の愛息が、佐藤一和演じる敢太だ。今回公開された本編映像は、大河に抱っこされた敢太が、庭の柿の木から実をもぎ取ろうとするほっこりシーン。「どれ食べたい?俺が取ってやるよ!」と、敢太が大河のためにひとりで柿の木に登ろうとすると、心配で慌てて駆け寄る大河。まるで本物の父と子の様な、微笑ましい映像となっている。あわせて公開されたメイキングでも、佐藤が深川にもたれかかって甘える姿や、出番の声が掛かって森崎に抱かれながら撮影場所に向かう微笑ましい様子が確認できる。走り出した佐藤を両手を広げて迎えて抱っこする森崎のデレデレと崩れた表情にも注目。撮影を通じてお互いへの信頼が深まった様だ。『僕と彼女とラリーと』公開中
2021年10月04日森崎ウィンが10月1日、東京・イオンシネマ板橋で行われた主演作『僕と彼女とラリーと』の初日舞台挨拶に、ヒロインを演じる女優の深川麻衣とともに出席。「昨日、緊急事態宣言が解かれまして、なんと素敵なタイミングだと思っていたら台風が来まして」と苦笑いを浮かべつつ、「映画が“出発”する今日という日を、皆さんと迎えられてうれしいです」と前向きに挨拶していた。「FIA 世界ラリー選手権(WRC)第12戦フォーラムエイト・ラリージャパン 2021」の開催予定地だった愛知県豊田市・岐阜県恵那市を舞台に、主人公・大河(森崎)が亡き父親との確執を乗り越え、自分自身と仲間たちの再起をかけてラリーに挑む姿を描いたヒューマンストーリー。脚本も手掛けた『今日も嫌がらせ弁当』の塚本連平監督が、チャレンジする人々の物語を四季折々の自然とともに紡ぐ。実際、ラリーに参戦する車体に乗り込んだといい「狭いし、シートとの密着感もあって一瞬戸惑うんですけど、いろいろなスイッチが目の前に広がる、メカな感じで興奮がやまなかった」と瞳を輝かせた。また、ラリー競技については「旅に出て、家路につくという点は、僕らの仕事に通じるものがあった」と持論。コロナ禍での撮影で、共演者やスタッフとの食事会などは実現しなかったが、「自分の車でちょっとコンビニまでドライブするとか、そういうことで無言ではありますが、ロケ地とコミュニケーションをとって、町を仲良くなっていった」と振り返った。大河の幼馴じみで、地元で暮らすシングルマザー・美帆を演じた深川は、「笑顔が素敵で、仕事に対するストイックな姿勢も感じて。スイッチを切り替えて、集中するのがお上手で、何て言うか、ストイックなネコみたい」と森崎を分析。森崎は「本読みのときは、お互い緊張していて、あまりしゃべれなかったが、同い年でもあるので『タメだね』って盛り上がったりした」と現場の和やかな雰囲気を明かしていた。映画が描く“チャレンジ”にちなみ、挑戦したいことを問われると、森崎は「人生で1回はバク転やってみたい。実はできないんですよね。運動神経は普通で」。深川は「趣味を豊かにしたいですね。カメラが好きなので、(フィルムの)現像まで自分でできるようになれれば」と話していた。取材・文・写真=内田涼『僕と彼女とラリーと』全国公開中
2021年10月01日ラリーを通して新たな目標にチャレンジする人々の物語を、四季折々の自然とともに描く映画『僕と彼女とラリーと』より、森崎ウィンと深川麻衣が演じる幼なじみのデートシーンの場面写真がシネマカフェに到着した。本作の舞台は、愛知県豊田市・岐阜県恵那市。今回到着したのは、そんな豊田市に実在するスポットを、大河(森崎さん)と美帆(深川さん)がデートする場面。大河は、父との確執で過去にとらわれ、将来に迷う主人公。そんな大河の幼なじみで、自身のアイデンティティーに添い、地元で暮らすシングルマザーが美帆だ。鮮やかな赤い色が映える香嵐渓を渡るシーンについて森崎さんは、「本当に綺麗でした。僕は普段あまり携帯で写真を撮らないですけど、そこのロケ場所はさすがに写真を撮りましたね(笑)。そのくらい綺麗で素敵なところで、良いシーンが撮れたのではないかなと思っております」と語っており、劇中でも印象的な美しいシーンとして登場している。また、大河の30歳の誕生日を記念して訪れた、豊田市美術館のレストランでは、緊張している表情の大河とは対照的に、優しく微笑む美帆のカットが切り取られている。深川さんは「豊田市美術館はとっても印象に残っています」とふり返り、「本当に綺麗で、ちょうど撮影した時間帯も夕暮れ時だったので、空がオレンジになっている中で、水面や建物があって…。すごく近代的な綺麗な建物が目に焼き付いていて、注目してほしいです」とアピールした。『僕と彼女とラリーと』は10月1日(金)より全国にて公開。※9月24日(金)愛知・岐阜一部劇場先行あり(cinemacafe.net)■関連作品:僕と彼女とラリーと 2021年10月1日より全国にて公開(C)2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会
2021年09月23日ハリウッドの超大作への出演を契機として、映画やドラマ、ミュージカルに音楽活動とその実力をいかんなく発揮し続ける森崎ウィンさん。10月にも主演最新作『僕と彼女とラリーと』の公開が控える今、彼の真摯な姿勢に迫ります。元々自分自身がやりたいこと。頑張るのは当たり前なんです。10歳の時に両親とともにミャンマーから日本にやってきた森崎ウィンさん。その後、スカウトを経て芸能界入りし、’18年に公開された世界的巨匠スティーブン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』で主要キャストのひとりに選ばれ、一躍注目を集めるようになった。「自分のターニングポイントといったら、確実に、両親に日本に連れてこられたことと『レディ・プレイヤー1』に出演したことですね。そうじゃなければ、今こうして取材を受けている僕はいなかったので」そう言って屈託のない笑顔を向けた。とはいえ、来日当初はまったく話せない日本語に苦戦したりと、ここまで順調だったわけではない。「たぶん人に恵まれたんだと思います。悔しいなと思うことがなかったわけじゃないけれど、身近には僕以上に悔しがってくれる人がいてくれたりもして、それで救われていたことはすごく多いと思います」スカウトされたのは14歳。『レディ・プレイヤー1』への出演が決まったのは25歳だ。その間のことを尋ねると、「目立った動きはなかったですね」と。しかし、その言葉に悲壮感も自虐も感じられない。「ちょいちょい映像作品に出たりしていましたし、ダンスボーカルグループのメンバーとして活動したりもしていました。その頃は、学校行ったりバイトしたりしながら、放課後に仕事するみたいな、部活感覚だったんですよね。この先どうなるんだろうっていう気持ちはあったけれど、それでもやり続けていたのは、同じ立ち位置の仲間とか同じグループのメンバーがいたから。その頃はその頃でがむしゃらでしたけどね」そんな時に舞い込んできたのが、ハリウッド大作映画『レディ・プレイヤー1』のオーディションの話だ。「その当時は、海外作品に出ることを目標にしていたわけじゃなかったんです。ただ、僕のおばあちゃんがミャンマーで英語の先生をしていたのもあって、小さい時から英語に耳が慣れていたし、日本に来てからも母親が英語を教えてくれていたので、ラッキーでした。単純に、タイミングと運が良かったんだと思います」しかしそれが大きく運命を動かす。「ずっと、自分はこの仕事に向いているんだろうか、この仕事を続けていていいのかなと思いながらやっていたんです。でも、日本でそこまで知られていたわけでもないのにオーディションに受かったわけで、自分にも何かあるのかもしれないと思えたし、頑張ればいけるのかもしれないという自信も生まれました。そこから、頑張るしかないんだって改めて思えたんです。俳優というお仕事を、職業としてちゃんと自覚したのはその時が初めてだったかもしれないです。この映画をきっかけに、いろんな作品から声をかけていただくことも増えました。それを観た方がまた別の作品に呼んでくれたり、その時のスタッフさんが次の作品にまた呼んでくれたり…。やっとこの2~3年で、お仕事がコンスタントにできるようになった感じです」昨年、『ウエスト・サイド・ストーリー』で初ミュージカルを経験し、今年、日本初上陸のミュージカル『ジェイミー』に主演。また、ソロアーティストデビューを果たすなど、新たな挑戦も始めている。「ミュージカルをやりたいという思いはずっとあったんですよ。でも、この仕事ってやりたいからできるわけじゃないですよね。だからこそ『ウエスト・サイド~』のお話をいただいた時に、これを絶対に成功させて次に繋げていくんだって気持ちで稽古していました。実際、大きな舞台を経験させていただいたことって体で覚えていたりするものなんですよね。それが次の『ジェイミー』の現場に入った時に、指示を聞いてすぐに演出家のやりたいことをつかめるようになったり、ミュージカルにより興味が湧いていろんな作品を観に行くようになって、舞台に立った時の見せ方や伝え方がわかってきたりと、繋がっています。音楽に関しては、どこか自分の帰る場所という感覚ですね。俳優は脚本家さんや監督が伝えたいメッセージを、僕らがキャラクターを通して伝えていく仕事ですけれど、音楽は…それが他人が作った曲であったとしても、ライブだったりパフォーマンスの形で、自分の想いを発信できる場所という感覚があるんですよね」チャンスをつかめるかは、もしかしたら運かもしれない。しかしそれを次のチャンスに繋げていけるかは、間違いなく本人の意識と努力次第だ。それでも森崎さんは、「結局、周りの人のおかげなんです」と語る。「元々は自分がやりたいことをやらせてもらっているわけで、頑張るのは当たり前なんです。そのモチベーションは、目標さえあれば勝手に生まれてくるもので、それを前提に考えると、やっぱり周りの人の助けがあって、今の自分がいるとすごく感じるんですよね。たとえば役だって、俳優ひとりの力じゃなく、メイクさんや衣装さん、監督さんやいろんなスタッフさんの手助けで出来上がるものだし。信頼できる友達がいて芝居のことを話せたり、仕事のことを相談できるマネージャーさんたちがいたり。僕が発信した言葉に対してリアクションを返してくれたり、新しいお仕事が決まると『ウィンくんが頑張っているから私も頑張れます』って言葉を返してくれるファンの方がたがいて、逆に励まされることもありますし」そんな森崎さんは、いま新たな目標に向かって歩きだしている。「もう少し英語のスキルを上げたいと思っています。目標があれば続けられるし、こうして人に言うことがモチベーションになりますから」WIN MORISAKI1990年8月20日生まれ、ミャンマー出身。主演映画『僕と彼女とラリーと』は10月1日に全国公開。森崎さんが演じるのは、疎遠だった父親が急死したことをきっかけに、彼が心血を注いできたラリーに挑戦する青年。監督は、ドラマ『時効警察』などを手がけた塚本連平。共演に深川麻衣。ベスト¥24,200パンツ¥19,800(共にミスター・ジェントルマン TEL:03・6418・1460)シャツ¥31,900(ラキネス/アルファ PR TEL:03・5413・3546)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年9月22日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・森田晃嘉ヘア&メイク・KEIKO(Sublimation)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年09月20日歌手・俳優の森崎ウィンが主演を務める映画『僕と彼女とラリーと』(10月1日公開)の場面写真が18日、公開された。同作は、2021年11月の「FIA世界ラリー選手権(WRC)」開催地となる愛知県豊田市・岐阜県恵那市を舞台に、ラリーを通して若者の再生と夢にチャレンジする人々を描くオリジナルストーリー。今回公開されたのは、同作に出演する実力派俳優たちの場面写真。大河の父・登志雄を、『家族はつらいよ2』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞、ジャンルを超えて数多くの作品に出演する西村まさ彦、主人公大河の兄・宏之を『ROOKIES』(08)で主演を務めるなど数多くの話題作に出演しドラマや映画に幅広く活躍している佐藤隆太、父の親友・宮本武蔵を「Vシネマの帝王」と呼ばれ、俳優や歌手だけでなく映画プロデューサーなどマルチに活躍する竹内力が演じる。ラリーで数々の栄誉に輝き世界を目指したものの断念し以降メカニック一筋の父親・登志雄を演じる西村は、大河、宏之と確執を残したままこの世を去ってしまうが、登志雄が残した遺品、そして「北村ワークス」の仲間たちと向き合うことによって、大河は父の残した本当の想いを知る。一方佐藤は、夢であるラリーの為、海外へ飛び回り家庭を顧みなかった父親を良く思っていない、堅物なエリート銀行員という役どころ。この世を去ってしまった父の営んでいた自動車整備工場「北村ワークス」を畳む決断をする。「北村ワークス」の存続のためにひたむきに取り組む大河の思いが兄に届くのかも、注目となっている。さらに、父が若かりし頃共にラリーで世界を目指し、父の死後、ラリーと向きおうとする大河をサポートするという役どころを演じる竹内。竹内は「ジーンと感動するようなシーンが要所要所にあり、作品を観ていただけると引き込まれていくと思うので、ぜひぜひぜひぜひ! 見られた方は宣伝の方広めてください(笑)」とアピールした。
2021年09月18日先月17日に蛍原徹(53)とのコンビ・雨上がり決死隊を解散した宮迫博之(51)。YouTuberの活動に専念するいっぽう、ゲスト出演した動画が物議を醸している。お笑い芸人のなかやまきんに君(42)のYouTubeチャンネル「ザ・きんにくTV」にゲスト出演したところ、その動画への低評価が殺到しているのだ。宮迫がゲスト出演したのは、同チャンネルで12日に投稿された「【超簡単】宮迫さんにゆる〜いダイエット飯(激ウマ)を作ってもらいました。」と題された動画。料理が得意で筋肉のある宮迫が、身近な食材を使って筋トレ中の人におすすめの料理を作るというものだ。この動画は13万回再生(13日23時時点)されており、押された低評価の数は8,142件(9月13日23時時点)。これは「ザ・きんにくTV」に投稿された動画史上最多となる数だ。また直近で公開された他3本の動画への低評価は57~113件の間。投稿されている動画の中で、今回の動画の次に低評価が多いのは874万回再生されている動画についた1,164件だということからも、今回の“異例”ぶりがよくわかるだろう。宮迫のゲスト出演により“荒れて”しまった、きんに君のYouTubeチャンネル。過去にタレントのフィフィ(45)のYouTubeチャンネルでも同様の事態が起きている。同程度の再生回数の動画に対する低評価が2桁台なのに対し、宮迫がゲスト出演した動画にだけ2,035件の低評価がついたのだ。ネットでは宮迫の“影響力”に騒然とする声が相次いでいる。《宮迫完全に疫病神だな》《高評価の塊のきんに君をもってしても絶対に駄目な存在とわかってしまった》《宮迫が動画に出ただけで炎上してしまうきんに君》《あれだけ平和が売りだったきんにくんのチャンネルがここまで荒れるとは》《宮迫すげぇな、きんに君の動画にあんなにbadつけて》ここ数年はYouTubeをメインに活動するきんに君。チャンネル登録者数は、133万人と宮迫の143万人に迫る勢いだ。また最近では、ゲームソフト「バンドリ! ガールズバンドパーティ! for Nintendo Switch」のテレビCMにも出演。ネット上には再ブレイクが期待されるきんに君への影響を危惧する声も多い。《きんに君今宮迫とコラボすんのはあかんで……》《きんに君だめだよ宮迫と絡んじゃ……》《イメージ良かったのにもったいないな》宮迫のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ」に出演した際、自身のチャンネルへの出演を依頼していたきんに君。今回の共演が、自身の活躍に水を差す結果にならないといいが……。
2021年09月14日お笑いコンビ・雨上がり決死隊が8月17日に解散して以来、YouTuberとしての活動を本格化させている宮迫博之(51)。再出発して1カ月が経とうとしているが、頻繁にコラボすることでも知られている大物YouTuber・ヒカル(30)との関係性が注目を集めている。「最近では焼肉店の共同経営プロジェクトも始まりました。すでに店名も決まり、オープンは10月初旬を予定しているそうです。発端は今年2月のドッキリ企画で、宮迫さんが『焼き肉店を始めるために1億円出資してほしい』とヒカルさんに持ちかけたこと。それをヒカルさんが二つ返事で快諾したことで実現化したのです。当時、世間ではコンビの解散危機が取り沙汰されていましたが、焼肉店のオープンに向けた準備は順調のようでした。宮迫さんは埼玉県の食肉工場でブランド牛を選定するなど、意欲的に動いていました」(スポーツ紙記者)しかしヒカルとのコラボ企画が順調に進む一方で、ネット上では宮迫に対して「ヒカルに媚びてる」などと厳しい声も散見される。《シンプルに年下に媚び売ってるようにしか見えない 》《ヒカルをヨイショしてる宮迫なんて見たくないよ……天下とった男が…… 》さらに、かつての芸人仲間からも厳しい言葉が。千原ジュニア(47)は『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)で、「色んな芸人と何十年一緒にやってきたと思ってんねん」「『昨日今日会ったユーチューバーの方を取るのか』というのは、多くの芸人が思った」とコメント。謹慎期間中に人気YouTuberとの活動を優先させた宮迫を一刀両断していた。■「すごく濃い関係が築けた」テレビの世界を離れ、新たな世界で挑戦する宮迫。そんな彼が“年下先輩”のヒカルと仲を深めていくことは、果たして「媚び」なのだろうか?「宮迫さんがYouTuberを始めた当初は、再生回数に伸び悩んでヒカルさんにアドバイスを仰ぐこともありました。ですが宮迫さんが二回りも年下のヒカルさんに低姿勢で接する姿は、テレビでの活動ぶりを見ていた視聴者にとってインパクトが強かったようです。YouTube界の先達であるヒカルさんは、454万人もの登録者数を誇ります。一方で宮迫さんのYouTuber歴はまだ1年半ほどで、登録者数もヒカルさんの約3分の1に当たる143万人。一般社会でも勤め先で、年下の人が上司にあたることはザラにあります。そういった観点から見ても、宮迫さんがヒカルさんに謙虚に接することは何らおかしなことではないでしょう。確かに2人はビジネスから始まった関係ですが、ヒカルさんは宮迫さんのことを『かけがえのない存在』と語っていました。今ではビジネスを超えた信頼関係を構築しているのでしょう」(ITジャーナリスト)8日配信の動画ではタレントのフィフィ(45)との対談で、ヒカルへの思いを打ち明けた宮迫。窮地に陥った自分を救ってくれた「恩人」として、ヒカルへの感謝の気持ちを述べていた。また「ヒカル君とそんな長い年数を一緒にしてきた訳じゃないけど、YouTubeに携わってすごく濃い関係が築けたと思う」と、ジュニアの意見に反論する一幕もあった。コンビの解散騒動から心機一転、YouTuberとして奮闘する宮迫。“恩人”のヒカルに敬意を持って接する姿勢に、支持する声が広がっている。《違う分野で成功している相手で自分を助けてくれる相手に年齢など関係なくリスペクト対応するのは当たり前。年下であろうと気を使う宮迫が正解の対応だと思う》《宮迫さんのヒカルさんに対する感謝の心、本当に美しいです。ヒカルさんは宮迫さんにYouTubeを教えてくれましたが、宮迫さんも年長者としてヒカルさんにアドバイスされています。テレビの時より数倍宮迫さんの魅力を感じます》《ヒカルさんと宮迫さんの関係は最高です。外野が何と言おうが、最高です。これは紛れもない事実です》
2021年09月12日元雨上がり決死隊の宮迫博之が6日、都内で行われたメンズ脱毛サロン「メンズクリア」全国100店舗達成記念 新商品発表会に出席した。8月17日をもってお笑いコンビ・雨上がり決死隊を解散、約32年連れ添った相方の蛍原徹とは別々の活動をしていくこととなった宮迫。「メンズクリア」のイメージキャラクターを務めるが、「興味のある人もそうなんですけど、自分で悩んでいらっしゃる方、悩んでいるくらいだったら、ただちにやるべきだと思います。前に進んですぐにやっちゃおうよと。50のおっさんも前に進んでますので、チャレンジチャレンジでやっていきましょう。絶対気持ち変わります」と呼びかけた。また、最近した「脱〇〇」を聞かれると、「僕はコンビを解散という形になったので、脱コンビですね。それしかないので。お互い前向きに頑張っていくということで、脱コンビです」と回答。「前に進むだけ」と語った。発表会には、大倉士門、大口智恵美、土井レミイ杏利、真洋も出席。大倉と土井は、「メンズクリア」の技術を詰め込んだ新発売の家庭用脱毛器「HOME CLEAR」を体験し、「めちゃくちゃ手軽」「熱いとか痛いとか何もない」と驚いていた。
2021年09月06日元雨上がり決死隊の宮迫博之が6日、都内で行われたメンズ脱毛サロン「メンズクリア」全国100店舗達成記念 新商品発表会に出席した。先日、目の下のクマを除去する美容整形手術を受けたことを告白していた宮迫。そのことについてMCから振られると、「どちらかというと男にしては肌がきれいと言われていたので、その利点は生かしておこうかなと思ってケアはしています」と美へのこだわりを語った。「メンズクリア」のイメージキャラクターを務める宮迫は、脱毛もしているという。「VとIとOと、すねと。つるんといっちゃいました」「つるつる状態で気持ちいい」と説明し、「まったく痛くなかったんです。施術のスタッフさんに『やってます?』と言うくらい」と話した。発表会には、大倉士門、大口智恵美、土井レミイ杏利、真洋も出席。大倉と土井は、「メンズクリア」の技術を詰め込んだ新発売の家庭用脱毛器「HOME CLEAR」を体験し、「めちゃくちゃ手軽」「熱いとか痛いとか何もない」と驚いていた。
2021年09月06日元「雨上がり決死隊」でタレントの宮迫博之が5日、京セラドーム大阪で開催された「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2021 AUTUMN & WINTER」に登場。前回はメインMCとして出演したが、今回は“モデルとして”出演した。ステージに現れた宮迫だったが、慣れないランウェイに緊張した表情。ぎこちないながらも右手で手を振り笑顔を浮かべ、最後はおなじみ“宮迫です”のポーズを決める。「歩くってだけでも緊張しますね」といい、無事にランウェイを終えて安堵の表情だった。8月17日をもってお笑いコンビ・雨上がり決死隊を解散。約32年連れ添った相方の蛍原徹とは別々の活動をしていくこととなった。ランウェイ後、宮迫は「色々あったんです…」と意味深につぶやき「51歳、負けずに頑張っていきます」と誓った。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベントで、今回で21回目の開催。人気モデルやタレントによるファッションショーやトーク、アーティストによるライブステージを展開する。前回に引き続き、有観客での実施となる。
2021年09月05日2018年にスティーブン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』の主要キャストのひとりに抜擢され注目された森崎ウィンさん。近年ますます映画にドラマにと活躍中です。――昨年、ソロアーティストとしての活動もスタート。歌で表現することと、お芝居で表現することに、何か違いはありますか?両方を完璧に分けているかといったら、できてないです。通じるものもあると思うし。ただ、ずっとドラマを撮っていて、休みの日にMVを撮りに行ったりすると、うまく気持ちを切り替えられなかったりします。あと、歌のときは赤裸々に自分を語っているような、裸になっていく感覚があります。自分が書いた曲でなくても、歌詞が自分の言葉を語っているような。お芝居は、脚本家さんや監督さんがいて、自分の体を使って誰かの代弁をしている感覚です。――自分が経験していないことを、どう役に落とし込んでいますか?作品や役によって、毎回いろんなやり方をしています。自分が過去に経験した感情を使うこともありますし、相手役のかたの顔を見て自然とその感情になるときもありますし。前もって作るときもあれば、向こうのセリフがどうくるかで変わることもあるから作るのをやめようと思うこともあります。――これまで難しかった役というのはありますか?毎回、やり切ったというのはなくて、反省で終わることは多いですけど…今年やったドラマ『西荻窪 三ツ星洋酒堂』の小林という役は難しかったです。自分とは真逆にいる人間だったから。こんなボソボソしゃべんないし、なんでこんなにずっとイライラしてるんだろうとか、撮影に入った当初は手がかりも少なくて模索してました。――確かに、ほとんどしゃべらない謎めいた役柄でしたよね。でも、とても存在感がありましたよ。普段の自分はこんなんだから(笑)…役に慣れなくて。――あの役もですが、作品によって雰囲気をガラッと変えてこられるので、一瞬森崎さんだと気づかないことがあります。結構そう言っていただくことがあって、嬉しいです。たまに自分でも役なのか自分なのか、よくわからなくなったりします。――憑依型なんでしょうか。どうなんでしょうか…。自分でもまだよくわからないんです。――現場で、思わず心が動かされた瞬間みたいなものはありますか。最近でいうと、木村多江さんと共演したときです。あるシーンを撮影するときに、台本を読んだ時点で大体の絵は想像していたんです。でも、木村さんが役として前に座った瞬間、なんかわからないけれど感情が溢れてきちゃって…。その前に素の木村さんとは、ご挨拶もしてお話もしていたのに。あれは鳥肌が立ったし、その場にいる誰もが、これはいいシーンになるって確信したと思います。――「芝居って面白い!」みたいな気持ちになりました?役者としていいのかわからないけれど、すごいお芝居をされるかたにお会いすると嬉しくて楽しくなっちゃうんです。もちろん怯む気持ちもあるけれど、それよりも嬉しさや興奮がまさるんですね。そんなシーンじゃないのにテンションが上がっちゃって、「そんなんじゃダメだ、ウィン」って自分に言い聞かせてました(笑)。役者の前にひとりの人間。まずは人間力を上げたい。――仕事を始めてから『レディ・プレイヤー1』の出演が決まるまで約10年。その間、仕事を続けてきた理由はなんでしょう?もともとクリエイティブなことが好きで、みんなでひとつのものを作っているのが面白かったんですよね。それまでの役のほとんどがオーディションでしたけど、それでも楽しかったんですよね。――同世代の俳優さんの存在とか、意識されたりします?刺激になりますし、まったくしないと言ったら嘘になりますけど…。ずっと僕は自分と他人とを比べてきたので、その価値観を変えたいと思っているところです。あいつよりいい芝居したいとか、比べることばかりで本来自分のやるべきことを見失ってしまっては意味がない。比べる癖をやめて、いいと思ったことには拍手して、自分も頑張るって方向にマインドを変えているところです。…って、ちょっとカッコいいことを言ってみました(笑)。――憧れる俳優さんはいますか。現場でカッコいいなと思うかたはいますけど、この人みたいになりたいとかはないです。ただ、身近にいるトレーナーさんのことは羨ましいなって見ていますよ。俺ってポジティブな半面、考え込んじゃうとマイナス思考になってしまうんです。でもその人はすごいポジティブで、気持ちで前に進んでいくタイプ。あんなふうにマインドを切り替えられるといいなって。役者である前にひとりの人間なので、まずは人間力を上げたいんですよね。そのためにも色々なかたと深く関わって、自分の中の引き出しを増やしていきたいです。森崎ウィンさんが髙橋颯さんとWキャストで主演するミュージカル『ジェイミー』は、8月8日(日)~29日(日)に東京建物Brillia HALLにて上演。主人公・ジェイミーは、ドラァグクイーンを夢見る高校生。本来の“自分らしい”姿でプロムに参加しようとするが周囲の猛反対に遭い…。大阪、愛知公演あり。ホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949もりさき・うぃん1990年8月20日生まれ、ミャンマー出身。2008~’20年までダンス&ボーカルユニットの一員として活躍。俳優としても数々の作品に出演し、’18年の映画『レディ・プレイヤー1』で注目を集める。昨年には、MORISAKI WIN名義でリリースした配信シングル「パレード‐PARADE」でメジャーデビュー。シャツ¥39,600パンツ¥69,300(共にビューティフルピープル/ビューティフルピープル 渋谷パルコ2F TEL:03・6452・5622)ブレスレット¥58,300(ハリム)リング¥14,300(ミラ) 共にスタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575※『anan』2021年8月4日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・森田晃嘉ヘア&メイク・KEIKOインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年07月31日ブロードウェイミュージカル『ピピン』日本語版が、主演に森崎ウィンを迎え、2022年8月30日(火)から9月19日(月・祝)まで東京・東急シアターオーブで、9月23日(金・祝)から27日(火)まで大阪・オリックス劇場で上演される。ブロードウェイミュージカル『ピピン』日本語版ミュージカル『ピピン』は、ありきたりな人生を送りたくないと悩む王子ピピンが、さまざまな体験をしながら、生きる意味を模索する物語。1972年にブロードウェイで初演され、演出と振り付けはミュージカル『シカゴ』や映画版『キャバレー』を手掛けたボブ・フォッシーが、作詞・作曲は人気ミュージカル『ウィキッド』のスティーヴン・シュワルツが担当した。2013年には、演出家ダイアン・パウルスによる斬新な新演出によって上演。シルク・ドゥ・ソレイユ出身アーティストのサーカスアクロバットなどスリリングな演出で多くの人を魅了し、同年のトニー賞ではミュージカル部門・最優秀リバイバル作品賞を含む4部門を受賞した。また、日本でも2019年に『ピピン』日本語版が上演され、主人公・ピピン役は城田優が務めた。主演に森崎ウィン、リーディングプレイヤー役にCrystal Kayそんな傑作ミュージカル『ピピン』が主演に森崎ウィン、ピピンの人生に大きな影響を与えるシングルマザー・キャサリン役に愛加あゆを迎え、2022年夏に再演される。他キャストは、日本語版オリジナルキャストとしてリーディングプレイヤー役を演じ、2019年読売演劇大賞優秀女優賞を受賞したクリスタル ケイ(Crystal Kay)をはじめ、今井清隆、霧矢大夢、岡田亮介、中尾ミエ、前田美波里ら実力派俳優が続投。世界を熱狂させた新しいミュージカルエンターテインメントを再び届ける。さらに、2013年の『ピピン』ブロードウェイ公演に参加した、アクロバット / サーカス界のスタープレイヤー、オライオン・グリフィスが出演。世界中のサーカスフェスティバルやスポーツイベントで活躍し、アメリカ・サンフランシスコでは自らサーカスショーを手掛ける彼が、ダイナミックなアクロバットパフォーマンスを披露する。作品詳細ブロードウェイミュージカル『ピピン』脚本:ロジャー・O・ハーソン作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ演出:ダイアン・パウルス振付:チェット・ウォーカー(in the style of Bob Fosse)サーカス・クリエーション:ジプシー・シュナイダー(Les 7 doigts de la main)出演:森崎ウィン、Crystal Kay、今井清隆、霧矢大夢、愛加あゆ、岡田亮輔、中尾ミエ/前田美波里(Wキャスト)、高畑遼大 / 生出真太郎(Wキャスト)、神谷直樹、坂元宏旬、田極翼、茶谷健太、常住富太、石井亜早実、永石千尋、伯鞘麗名、妃白ゆあ、長谷川愛実、増井紬 他スペシャルゲスト:ローマン・ハイルディン 、ジョエル・ハーツフェルド、オライオン・グリフィス、モハメド・ブエスタエイミー・ナイチンゲールチケット:2022年3月31日(木)~プレイガイド最速先行販売スタート。※詳細は公式サイトを要確認。※やむを得ない事情により、出演者が変更になる可能性がある。※当初出演予定だったデミトリアス・ビストレフスキーの来日はなくなった。■東京公演上演期間:2022年8月30日(火)~9月19日(月・祝)会場: 東急シアターオーブ■大阪公演上演期間:2022年9月23日(金・祝)~27日(火)会場: オリックス劇場【問い合わせ先】キョードー東京TEL:0570-550-799(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)
2021年06月21日2019年に初演されたブロードウェイミュージカル「ピピン」日本語版が、主演ピピン役に新たに森崎ウィンを迎え、2022年夏に再演されることが決定した。「ピピン」は2013年、息をのむほどのエキサイティングな新演出でブロードウェイに帰還し、同年のトニー賞でミュージカル部門・最優秀リバイバル作品賞を含む4部門を受賞した傑作ミュージカル。鬼才ボブ・フォッシー(ミュージカル『シカゴ』、映画版『キャバレー』)による演出と振付で1972年にブロードウェイで初演。当時もトニー賞5冠に輝いた、ブロードウェイミュージカルの名作中の名作だ。ボブ・フォッシーのスタイルを踏襲した刺激的なダンスと、シルク・ドゥ・ソレイユ出身のアーティストが手掛けたスリリングなサーカスアクロバットなど、斬新な手腕が大絶賛を浴びた演出はこれまでに誰も観たことのない、新しいミュージカルエンターテインメントとして世界中を驚かせた。2019年の日本語版公演初演では、本作で見事トニー賞最優秀演出賞を獲得したダイアン・パウルスが演出を手掛け、城田優主演にて連日のスタンディングオベーションを記録。そんな傑作ミュージカル「ピピン」が2022年夏、主演ピピン役に森崎ウィン、キャサリン役に愛加あゆの新キャストを迎えて帰ってくる。他キャストには日本語版オリジナルキャストとしてリーディングプレイヤー役を演じ、本作で2019年読売演劇大賞優秀女優賞を受賞したCrystal Kayほか、今井清隆、霧矢大夢、岡田亮介、中尾ミエ、前田美波里ら実力派俳優の続投が決定。 劇場でしか体験することのできない、観たら一生忘れられないクライマックスをぜひお見逃しなく。森崎ウィン コメント今回、この作品に出演が決まった時は本当に嬉しかったです!!というのも、実はお話を頂く前に、前回公演を自分でチケットを買って、観に行っていて。「こんなエンターテイメントが日本にあるんだ!」と、とても興奮、感動したことを今でも覚えています。初演が素晴らしかった分、緊張感やプレッシャーもありますが、自分に準備できることは全てやって、観に来てくださる方々に、実際に自分が感じたような感動をお届けできるように頑張りたいです!Crystal Kay コメント初演は始まってから、すぐに終わってしまったような、あっという間の感覚でした。私の周りでも「観たかった!」という声を沢山頂いていたので、再演が決まった時は本当に嬉しかったです。2年前の上演時はミュージカル初挑戦だったので、すべてのことが初めてだったのですが、今回はより役に深みが出せればと思っています。リーディングプレイヤーとして、観てくださる全ての方々を夢のような世界に導いていきたいと思います。【公演概要】ブロードウェイミュージカル「ピピン」脚本:ロジャー・O・ハーソン / 作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ演出:ダイアン・パウルス / 振付:チェット・ウォーカー (in the style of Bob Fosse)サーカス・クリエーション:ジプシー・シュナイダー(Les 7 doigts de la main)出演:森崎ウィン Crystal Kay 今井清隆 霧矢大夢 愛加あゆ 岡田亮輔中尾ミエ / 前田美波里(Wキャスト)神⾕直樹、坂元宏旬、⽥極翼、茶⾕健太、常住富⼤、⽯井亜早実、永⽯千尋、伯鞘麗名、妃⽩ゆあ、⻑⾕川愛実、増井紬 他●東京公演:2022年8月~9月 @東急シアターオーブ●大阪公演:2022年9月 @オリックス劇場※チケット情報は後日発表主催:フジテレビジョン 、キョードー東京、ワタナベインターテインメント共同制作:バリー&フラン・ワイズラー 、ハワード&ジャネット・ケイガンお問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799(平日 11:00〜18:00 / 土日祝 10:00〜18:00)公式ホームページ:
2021年06月18日●「エンタメは不朽不滅」コロナ禍の舞台で改めて実感北海道を拠点に活躍する5人組演劇ユニット・TEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)。結成25周年を迎えた今年、全国11都市を回る第17回公演『マスターピース~傑作を君に~』を上演、6月6日に北海道・札幌のカナモトホール(札幌市民ホール)で千秋楽を迎える。「コロナのストレスを忘れるくらい最高に楽しい舞台を届けたい」という強い気持ちで舞台に立ち続けてきた5人にインタビューし、ここまで駆け抜けてきた中で感じた思いや、5人の掛け合いの楽しさなど、話を聞いた。『マスターピース~傑作を君に~』は、昭和中期の日本を舞台に新作映画の脚本執筆のため、泊まり込みで原稿と向き合う5人の男たちの物語。まだ見ぬ傑作“マスターピース”を求め、5人の侍が刀をペンに持ち変え、時々温泉に浸かりながら未踏の軌跡を描き切る。6月6日の千秋楽公演は、全国の映画館(1万席限定)でライブ・ビューイングが実施されるほか、特典映像付きストリーミング配信も行われる。――3年に1度、そして今回は25周年という節目の公演。ここまで公演を重ねてきて、今どのような心境でしょうか。森崎:こういう情勢でありながら、25周年を記念する全国ツアーができて、ファンの皆さんと一緒に楽しめているという一年。いつもと違う縛りがあるのはやむを得ないことですが、エンターテインメントというものがしっかりとみなさんに寄り添い、わずかでもみなさんを照らし、わずかでも背中を押せるような存在になれたらなという思いを強く感じています。やはりエンタメは不朽不滅であるし、私たちのやっている仕事は、この時代こそ大事に、大切に輝くのだと信じているところです。戸次:「舞台はお客さんと演者と一緒に作る」という言葉がありますが、コロナ禍でその言葉の意味を体現しているなと感じています。分散入退場をお客さんにお願いするなど、いつもに増してお客様に舞台成立のためのご協力をいただいている。コロナ禍で果たして公演ができるのか、演者もスタッフも不安な気持ちがあり、逆の意味ですごく一体感のある公演に。コロナ流行前には抱けなかった一体感を抱き、悪いことばかりではないなと感じています。――コロナ禍だからこそ感じられる思いがあったということですが、この経験を生かしてTEAM NACSとして今後挑戦していきたいことなど、新たに芽生えた思いがありましたら教えてください。森崎:今は『マスターピース』を最後までやりきるんだという航海の途中で、次の船をどこに出すのか、まだ先は考えられていません。東日本大震災のときもそうでしたが、早く立ち上がった人が、音楽を作ってくれたり、懐かしのバンドを再結成してくれたり、私たちを鼓舞してくれた。僕もそのおかげで立ち上がることができましたし、今度は僕が誰かを立ち上がらせることができたら。僕たちは今、コロナの中でエンタメができているので、みんなの気持ちを少しでも上げたい。そして、上がった人はまた、何らかの形で誰かの心を響かせる。そうやって支え合っているのだと思います。私たちもそのサイクルに入れている今がうれしく、幸せなことです。――25周年という節目の公演でもありますが、5人での舞台のやりがいや面白さなど、改めて感じている思いをお聞かせください。森崎:楽しいですよ! よく知っている仲間たちですし、お客さんの前に5人で立てることが、まずうれしいです。自分たちの場所に3年ぶりに立てている、25年間立てていることが、うれしいし楽しいことです。安田:各都市に5人を求めて待ってくださっている方がいる。そういった方たちの前でお芝居という好きなことができている環境に感謝しています。●増していく掛け合いの楽しさ「相手のことを思って」――ネタバレで言えないシーンもありますが、お気に入りのシーンを教えてください。森崎:みんなで一気にテンションを上げて矢継ぎ早にセリフを重ねていくシーンがあるのですが、その呼吸はやっていてたまらないものがあります。それぞれの呼吸で、今来るってわかるんです。卓球のラリーのようなものを毎日舞台でやるのは大変ですが、爽快でもあります。安田:全部がお気に入りですが、5人の侍のシーンは映像を駆使していて、素敵なものに仕上がっていると思います。大泉:ネタバレになるので言えないシーンが、一番の見どころで、面白いと思います(笑)。また、ドリフ(ザ・ドリフターズ)的なシーンもあり、みなさん大いに笑っていただいているので、そこは楽しいものになっていると思います。戸次:大泉と同じです!音尾:冒頭、私が1人でしゃべっているシーンがあり、口上を述べるというような、唯一お客さんに話しかけるものになっています。芝居がこれから始まるんだなと、お客さんと一体になるための準備をしている感じがすごく気に入っていて、そこから楽しみどころは始まっているぞと感じながら、導入部を楽しんでもらいたいです。――5人での掛け合いがたまらないと森崎さんがおっしゃっていましたが、その面白さは年々増していますか?森崎:そうですね。僕らの本公演は3年に1回しかありませんが、3年ぶりに舞台で会話すると、「うわ~すごい!」と楽器の腕が上がったみたいな感じがあり、みんなすごいなと思っています。――アドリブのシーンなどは、お互いに仕掛けていき、反応を楽しむような感覚なのでしょうか。音尾:お芝居は仕掛けるというより、調和です。1つの目標に向かって調和を求めていく。相手のことを考えながらやるのが楽しいですし、昔よりも年々、TEAM NACSのもとでそれぞれのことを思ってお芝居ができるようになっているなと感じています。大泉:今回のお芝居では、アドリブの多いシーンもありますが、こう見えてTEAM NACSはそんなにアドリブがないんです。なので、何かを仕掛けて何かが返ってくるというのは少ないですが、初めて会ったカンパニーだと稽古が必要でも、僕たちには必要ない部分があるかもしれないですね。ドドンといけるのは、長くやっている良さだと思います。――今回の公演だと、枕投げのシーンはアドリブだそうですね。大泉:あそこはオールアドリブなので、僕らもどうなるかわからないんです(笑)――見ていてとても楽しいシーンですが、演じているみなさんにとってもやはり楽しいシーンになっていますか?戸次:僕に関しては、あそこで無理しすぎるとそのあと支障が出てしまうので、あまり楽しみ過ぎないようにしています。体がおっさんなので、昔できたことが全然できない。それを感じる数年で、あそこで無理な動きをするとなんなら骨折してしまうと思いながらやっています。もちろん楽しんでいますが、やりたいことに自分でかなりブレーキをかけていて、そうしないと長丁場を乗り切れないと注意している自分がいます。大泉:みんなたぶんそうですね。ケガが怖い。楽しませたいという気持ちを持ちながら、ケガはできないぞという思いで、気をつけながらやっています。――長年やってきたからこそ気づけたことなどはありますか?戸次:声を枯らさなくなりましたね。小さいことかもしれませんがけっこう大事なことで、本番をやりながら調整できるようになってきたのは自分の中で気づきですね。●初のストリーミング配信で「みなさんと時間を共有したい」――6月6日の千秋楽公演はライブ・ビューイング、そして初めての試みとなるストリーミング配信が決定しています。配信ならではの魅力をどのように考えていますか?安田:生の1度しかないライブの楽しさもありますが、その余韻を違う角度から見ることができる。そうやって楽しんでいただけたら幸いです。大泉:たくさんのカメラでいろんなところを撮ってくれるので、劇場で見た方も今度は我々の近くで、顔の表情も見られますし、配信の良さはたくさんあると思います。僕らの場合、アドリブ性の多いシーンもあるので、一度見た方も違う展開が楽しめるし、一度も見ていない方ももちろん楽しめる。今のこの時代だからこその楽しみ方だなと思います。また、配信の特典映像も楽しめるものになっていると思います。我々はそういうところもどうしても頑張っちゃうので(笑)、絶対面白いと思います。音尾:特典映像には、お芝居の時間だけでなく、このツアーの間に撮ったいろんな映像も入るので、そういうところも楽しみにしていただけたら。そして、場所は違っても同じ時間を共有できるというのは、僕たちとファンのみなさんがつながるものなのではないかなと。僕はみなさんと時間を共有したい、それが願いです!――最後に、千秋楽に向けてファンのみなさんにメッセージをお願いします。森崎:私たちは稽古のときからPCR検査で陰性を確認しながら、綱渡りの状態ではありますが、なんとかエンタメを成立させようと必死になってゴールに向かって頑張っているところです。この状況でも舞台に上がれる、その幸せをしっかりかみしめ、ともに喜びを分かち合うことが難しい状況ですが、その分、舞台の上でお客様に最上の喜びをお伝えしたいと思っています。お客様も、行くべきか行かないべきか大変迷われながら、しっかりと感染対策をしてお越しくださっている。これはもう団体戦。なので、最後の最後まで気を抜かずに務めたい。それが唯一であり、最上の願いです。■TEAM NACS(チーム・ナックス)北海学園大学演劇研究会出身の森崎博之・安田顕・戸次重幸・大泉洋・音尾琢真により結成された演劇ユニット。1996年に初めて作品を上演し、2004年に初の東京公演を敢行。以降、公演を重ねるごとに着実に動員数を増やし、2021年の第17回公演『マスターピース~傑作を君に~』は全57ステージで約7万人動員予定。メンバー個々でも俳優としてドラマや映画、バラエティ番組など、幅広く活躍している。■TEAM NACS第17回公演「マスターピース~傑作を君に~」〈ストリーミング配信~特典映像も君に~〉(アーカイブ配信有り、特典映像有り)【配信日】2021年6月6日13:00 OPEN特典映像:13:25頃~配信開始公演本編:14:00頃~配信開始【チケット料金】4,000円(税込) ※別途、視聴サービスごとに異なる手数料が必要
2021年06月04日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が先月28日、YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』で、動画「田村正和さんに感謝の気持ちをお伝えさせてください」を公開。4月3日に心不全で亡くなった俳優・田村正和さんの知られざる人柄について語った。1999年に放送されたドラマ『美しい人』(TBS系)で、田村さんと共演した宮迫。台本の読み合わせで、共演者の柳沢慎吾が、セリフにあった「最中」という漢字を“もなか”ではなく、“さいちゅう”と読み間違えたそうだが、「芸人魂で、一瞬ツッコもうかと思ったんですけど、そんな空気じゃないんですよ。初めての本読みだから、ものすごい緊張感なんです」というエピソードを披露。その後、主演の田村さんのセリフにも、「最中」が登場したため、「被せてわざと“さいちゅう”って言ってくれるんじゃないかって、ものすごい期待して。なんとなくみんなも期待してた」というが、田村さんは、柳沢に被せることなく、“もなか”と発言。「大スターの役者さんが、被せなんかせーへんかって。周りの人も一瞬、そりゃあ言わないよねっていう空気になった」そうだが、「その瞬間、ちょっと間を置いて『……“さいちゅう”って言った方が良かった?』って。うわー! おしゃれー! って。おしゃれな笑いの取り方で。素敵やろ?」と、懐かしそうに振り返った。チャーミングな一面をのぞかせた田村さんだったが、ドラマ撮影中も、「僕のことを、現場に行くたびにイジってくれた」と言い、「最高に素敵な方やったんですよ。本来なら、俺みたいな若手の芸人が声をかけられるような人じゃないのに、すごくそこを開けてくれるんですよ」「おしゃれで素敵な人で、どんだけ憧れても、あんな人にはなられへん」と、分け隔てなく接してくれた田村さんに感謝。打ち上げの飲み会でも親交を深めたことを明かしつつ、最後は、「本当に残念なのは、どんな形でもいいから、お仕事を一緒にしたかった」と神妙に語っていた。
2021年06月02日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が先月28日、YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』に出演。4月3日に心不全で亡くなった俳優・田村正和さんとのエピソードを明かした。この日公開された動画「田村正和さんに感謝の気持ちをお伝えさせてください」で、田村さんとの思い出を振り返った宮迫。1999年に放送されたドラマ『美しい人』(TBS系)で、田村さんと共演した宮迫は、「連ドラが初めてで、すごく緊張してて。若手のお笑い芸人が連ドラに出ることが、ほぼほぼなかった時代なので、周りに知り合いも友達もいなかった」と話し、「初めての顔合わせのときに、そうそうたる出演者のみなさんがいる中で、誰とも口をきかない状態で端っこの方にいたんです」と、当時の撮影現場を回顧。慣れない環境で人見知りをしていた宮迫が、リハーサル室に置いてあった椅子に座ると、「なんか周りがヒソヒソ不穏な空気が流れてた」と言い、「当時はまだ尖ってた時代でもあったので、『芸人が場違いな場所にいる』みたいなことを言われてんやろうなと思って」と、誰とも目を合わせずうつむいていたそう。しばらくして、人の気配を感じて顔を上げると、主演の田村さんが目の前に立っており、「おはようございますも言えないくらいビックリして。だって、子供の頃から観てたスーパースターが立ってるわけですよ」と、突然のことに大焦り。すると、田村さんが「それ、僕の椅子」と笑顔で話しかけてきたそうで、「僕、現場のルールを知らなかったんですけど、“田村チェア”っていう田村さんの特別な椅子がどの現場にも置かれてたんです」「『すみません! 僕、全然知らなくて……』って言ったら、『構わない。ただ、僕の椅子に座ってた人は初めてだよ』って。初対面がそれやったんです」と述懐。何も知らずに、“田村チェア”に座ってしまった宮迫だったが、「優しいフォローをしていただいて。その場も盛り上がって、ちょっと俺も打ち解けた感じになって」と、田村さんの優しさに大感激したことを打ち明けていた。
2021年06月01日2018年にスティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューを果たし、一気に注目を集めたあとも、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した映画『蜜蜂と遠雷』や主演映画『妖怪人間ベラ』、主役トニーを演じたブロードウェイ・ミュージカル『ウェスト・サイド・ストーリー』など、勢いを増している森崎ウィン。自身の中でのミュージカル熱が高まっているという森崎が、この夏、イギリス発の大ヒットミュージカル『ジェイミー』(東京建物Brillia HALL 8月8日〜29日)に主演する。ドラァグクイーンになる夢を見る16歳のジェイミーを演じる森崎に、稽古前の今、感じていることや、「自分らしく生きる」をテーマにする本作を前に、エンターテイナー森崎ウィンとして、そしてミャンマー人のウィンとして思うことを聞いた。○■これは、「自分らしく」への物語――映画公開も決まっている人気作です。主演に決まったときは?去年、ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』に出演させていただきまして。ミュージカルをもっともっとやりたいと思っていたときに、『ジェイミー』で本国に推薦したいというお話をいただいたんです。だから「うわ、ミュージカル、絶対やりたい!」と、すごく嬉しかったですね。そこからストーリーを聞いて、最初は難しい内容なのかなと思っていました。今年に入ってから日本語版の脚本をいただいて読んでみると、ジェイミーが自分らしく生きる勇気や美しさが伝わってきました。――現時点で、森崎さんが演じるからこそのジェイミーはどう出せたらいいなと、思っていますか?脚本を読んだときに感じたのは、「今の僕がやるべき作品に出会ったんだな」ということでした。作品って本当に面白くて、出会う作品がそのときの自分を表していたりするんです。今年は内面と向き合う役が多くて。30年生きてきて、僕もいろんな葛藤や壁がありましたし、現在進行形でも自分というものを探している段階なので、見つかってきた部分、見つからなくて迷っている部分も、すべてリアルタイムで出せていけたらいいなと思っています。自分を出すって勇気がいることだけれど、ジェイミーという役を通したら、少し救われるんじゃないかという気がしています。○■「自分らしく生きる」の言葉の意味が年々増している――小学生のときに渡日されました。当時は日本語が話せなかったんですよね?全く。ただ、子どもってやっぱり馴染むのが早いんです。10歳のときに日本に来ましたが、それより後だったら、全然違っていたと思います。公立の学校にポンっと入れられて、いじめられたこともありますけど、もともとの性格なのか負けん気が強かったこともあって、跳ねのけられました。それに1年くらいで大親友もできました。日本に来て最初に、モーニング娘。さんの「LOVEマシーン」を教えてもらったことを、すごく鮮明に覚えてます。僕自身、エンターテインメントからもらった力というのはとても強かったんです。今、僕はエンターテイナーとしてメッセージを発信する側になれたので、作品を通して、もっともっとボーダレスな世界になっていくことに繋げられたらと思っています。――ジェイミーはドラァグクイーンになるときは、強い鎧を着られると言っていますが、森崎さんは、芸能人としての森崎ウィンと、ただのひとりのミャンマー人のウィンに、どこか違いはありますか?えー、面白い質問ですね。僕はエンターテイナーなので、夢を与える人間ですし、だからこそ自分が一番夢を見ています。でも現実ではひとりの人間、ひとりのミャンマー人のウィンとして向き合わなきゃいけない問題も確かにあります。帰ったら、水道代払わなくちゃ、とか(笑)。そのウィンはウィンでいるし、森崎ウィンも森崎ウィンでいる。森崎ウィンでいるときは水道代とかは頭にないです。この時期ならではの「確定申告だ~」とかも、ない(笑)。でも帰ったら、「あぁ、洗濯だ」となる。でも違いと言ったらそれくらいかな。意識して分けているわけじゃないし、みなさんが仕事から帰ってプライベートの時間になるのと同じです。でも、ウィンの経験が、作品に反映されることはあるかもしれない。「家賃どうしよう。電車賃ないな」といった時期もありましたが、そういう経験も何かの役で生かされているかもしれない。面白いところで繋がっているような気がしますね。――最後に改めて、『ジェイミー』で伝えられたらと思っていることを教えてください。僕がジェイミーを演じるときって、何かメッセージを伝えようという気持ちではやれないと思うんです。だから僕は、ジェイミーとして生きるだけ。自由に受け取っていただければいい。今の時点で僕が感じ取っていることをあえて言うなら、「自分らしく生きる」ということです。文字で読むと、昔から言われてきた簡単な言葉かもしれないけれど、その重みを、僕自身、年齢を増せば増すほどすごく感じています。このミュージカルが、観た方にとって「らしく生きる」ための一歩を踏み出す勇気を与える、とまでは言えるかはわからないけど、この中で生きている僕らを見せたいし、それがちょっとでも明日への糧になってくれたらいいなと思います。■森崎ウィン1990年8月20日、ミャンマーのヤンゴン生まれ。10歳のときに渡日し、2008年にダンス&ボーカルユニット「PRIZMAX」に加入。同年、俳優としてもデビューする。12年『シェリー』で映画初主演。18年にはスティーヴン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューを果たした。20年3月27日にPRIZMAXが解散。7月1日にMORISAKI WINとしてメジャーデビューした。俳優としてほかにドラマ『学校じゃ教えられない!』『西荻窪 三ツ星洋酒堂』『桜の塔』、映画『蜜蜂と遠雷』、ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2などに出演している。 衣裳:JOHN SMEDLEY、TIMONE、UNDECORATED
2021年05月25日凸凹中学生コンビが挑む謎解き青春アドベンチャー映画『都会のトム&ソーヤ』に市原隼人、本田翼、森崎ウィン、玉井詩織(「ももいろクローバーZ」)が出演していることが明らかに。合わせて、本予告映像と本ポスタービジュアルも公開された。新たに発表された4名が演じるのは、街中にリアルRPGゲーム<エリアZ>のゲームを仕掛け、主人公たちの前に立ちはだかる正体不明の天才ゲームクリエイター集団“栗井栄太”。市原さんがゲーム作りに命をかけるリーダー・神宮寺直人、本田さんが表向きは売れっ子冒険作家、怒らせたら誰にも止められない最恐のシナリオ担当・鷲尾麗亜、森崎さんが喧嘩と料理は最強の美大生、音楽・グラフィック担当の柳川博行、玉井さんが最も負けん気が強い天才プログラマーのジュリアス・ワーナーを演じる。そしてポスタービジュアルは、内人(城桧吏)と創也(酒井大地)の前に立ちはだかる栗井栄太からの挑戦状ともとれるコピーが添えられ、本格的な謎解きアドベンチャーの世界が表現されている。さらに、創也がゲームを作っている砦に内人がたどり着くところから始まる今回の予告編では、栗井栄太が作った新作ゲーム「エリアZ」に2人が招待されるシーンが登場。美晴(豊嶋花)と共にゲームの会場に入った内人と創也は、街が「エリアZ」として封鎖され、出現した「Z」が人々を襲う姿を目の当たりにし、街を時間内に救うため、壮大な冒険へと走り出す。謎の数列、タロットの秘密、封印されし匂玉と、次々と難解ゲームに挑む様子や、栗井栄太のメンバーの危険な雰囲気も感じ取ることができる。また映像にも挿入されている本作の主題歌は、若者からの熱い支持を集める男女混合4ピースバンド「緑黄色社会」の書き下ろした楽曲「アーユーレディー」に決定。映画主題歌は『初恋ロスタイム』に続く2作目となる「緑黄色社会」は、「曲タイトルになっている『アーユーレディー』は映画から引用したものですが、曲に込めた『アーユーレディー』は他の誰でもない"自分自身への問いかけ"です。なかなか一歩が踏み出せずどこか悶々とした日々を過ごしている人が、いま一度自分の夢ややりたいこと、生きがいと向き合うきっかけになったら嬉しいです」と思いを明かしている。新キャストコメント市原隼人とても楽しい現場で、もっとこの現場でお芝居をしたいと物足りなさを感じるほどでした。夢に向かって努力し、仲間が出来ることの素晴らしさや、誰もが思うまたあの時に戻りたいという懐かしさのようなものが感じられる作品になっていますので、是非その世界観を味わってもらいたいです。本田翼映画を見ながら謎解きゲームに参加しているような感覚を楽しんだり、内人や創也たちの友情や成長に感動したりできる作品になったのではないかと思います。ゲームの魅力が詰まった好奇心がくすぐられる冒険のような映画になったと思いますので、是非お楽しみください。森崎ウィン監督とみっちり話ながら、見た目から役作りして臨んだ現場でしたが、とても刺激をもらいました。原作もそうですが、台本を読んでいるだけでも純粋にワクワクする作品なので、映像という立体感の中でキャラクター達と一緒に、未知なる冒険を楽しんで頂きたいと思います。玉井詩織都会を舞台に冒険が繰り広げられる本作には、何歳になっても夢を大事にしてほしいという思いが込められています。未来は無限大だし、自分の好きなように進んでいけるというのはすごい冒険だと思います。この作品に出演して、自分自身も未来に向かって冒険していきたいと思いました。『都会のトム&ソーヤ』は7月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:都会のトム&ソーヤ 2021年7月30日より全国にて公開©️2020マチトム製作委員会
2021年05月24日今年、結成から25周年を迎えたTEAM NACS。学生時代に創設された北海道の演劇ユニットが全国的な人気を獲得し、今や個々での活躍も目覚ましい。その輝かしくも愉快な5人の軌跡を、ここに振り返る。――結成から25年、ここまでで印象的な出来事というと?大泉洋:初めて東京で公演をやった『LOOSER』(’04年)ですかね。終わってからも拍手が全然鳴りやまなくて。北海道にはWカーテンコールなんてなかったから、どうしていいかわからなかったんですよね。森崎博之:「出て」と言われるけど、出て何をすればいいんだろうって。大泉:初々しい感じでしたね。戸次重幸:プレッシャーがないわけないみたいな状況ですよね。大泉:だってシゲ、観客の熱烈な声援に、出てすぐセリフが真っ白になったんでしょ?戸次:忘れてた。そうだったかも。なにせ劇場(サンシャイン劇場)のデカさに度肝を抜かれました。2階席がある劇場自体初めてでしたし。安田顕:それは私もです。公演前の取材で「平常心でやります」って言ってたのに、幕が上がって万雷の拍手を聞いた瞬間、全部が飛びました。戸次:あのウェルカムっぷりは、間違いなく『水曜どうでしょう』と大泉さんの知名度のおかげじゃない?だから「ありがとうございます!」って気持ちになったのは覚えてる。音尾琢真:想像もしてませんでしたしね。森崎:次の大阪公演では、笑いが止まらないっていう経験もしまして…。大泉:でも大阪の人は、どこより熱烈に盛り上がってたのにアンケートが辛辣なの。「やっぱり笑いは大阪やな」って(笑)。――5人の結束が高まった瞬間は?戸次:出来事とか公演とかより、それぞれが結婚したことが大きい気がします。守るべき存在ができて、今ある場所を大事にしようって改めて思いましたから。安田:それを言ったら僕は『WARRIOR』(’12年)の宴会で森崎さんがお尻に割り箸を挟んで折る姿に、久々にいいものを見たな、と思いました。大泉:あ~。それはねぇ…森崎:(間髪入れず)いや、その話膨らませなくていい!大泉:(構わず)その時共演していた若手の挨拶があまりに面白くて、僕らはこれ以上に面白いことはできないねってムードを出してたのに、酔っ払った戸次くんが「これは僕らも負けてらんねーな」って言い出して。やることないからお尻で割り箸を折るってなったんですけど全然成功しなくて、リーダーがやり遂げて「すげー!」ってなった。音尾:やり始めたのは大泉?大泉:そうそう。俺俺。音尾:ひとりひとり順番に挨拶してやるんだけど折れなくて…。森崎:つまり、みんなのお尻を経由して最後に僕のところに来た…バトンみたいなものですね。大泉:でもその割り箸で、リーダー、お尻ケガしましたからね。森崎:刺さっちゃって…。安田:(落ち着いた声で)また、そういうバトンをみんなで回せる時代になればいいですよね。森崎:なんかきれいにまとめたな(笑)。僕はさ、『再演DOOR』(’98年)で、初めてチケットの売り上げで打ち上げ代がまかなえます、ってなった時が忘れられない。大泉:唐揚げ代だけ劇団が持ちます、っていう時代もあったね。安田:唐揚げと舟盛りね。あの時たしか、戸次さんが天井の梁に飛びついてぶら下がって…。戸次:飛びましたねぇ(笑)。そういう話なら、自分たちでバラシ(セットの解体)をしなくて済んだ時が嬉しかった。たしか『ESCAPER』(’99年)だったと思うんだけど。森崎:あの公演で初めてセットを組んだんだよ。それまでは舞台装置は全部パネルだったから。――それでも劇団を続けてこられた原動力は何だと思います?音尾:北海道で培ったバラエティ力じゃないですか。じつは劇団公演以外、お芝居あんまりやってませんでしたからね。基本、深夜番組に出てるローカルタレント集団でしたから。戸次:すごいよね。いま台本なしでバラエティの現場に放り込まれても、何とかなっちゃうもん。それは仕事をさせていただくなかで、メンバーの奇跡的な働きを見るにつけ刺激され叩き上げられてきたもので。大泉:だから、いまドラマの番宣番組なんかに出ると、この人たちが何でもできるんで現場は驚くらしいからね(笑)。――変化したことはありますか?戸次:(過去のアーティスト写真を見ながら)音尾さんでしょ。大泉:変遷とかじゃなく、ある時いきなり変わったからね。音尾:生き別れの双子の兄を見つけて入れ替わりました。安田:(写真を見ながらボソッと)これ…面白いね。戸次:若い時が音尾さんなら、今は音尾さんのお父さんです。大泉:ナックスはもう少しポップであってほしいんですけど(笑)。森崎:でも基本的にはみんな変わらないよね。変わったのは周りで、幸せなことにどんどん高いステージに僕らを連れていってくれている。その究極が『紅白歌合戦』の司会じゃない?大晦日、まるで親戚のオジさんみたいな気持ちで見てたもん。安田:けん玉リレーの一番手で、彼が決めた瞬間、家族で立ち上がって拍手でしたよ。でも話し始めた瞬間、何を言い出すか心配で、バラエティはいらねーぞってハラハラしました。大泉:(大爆笑)。嬉しかったですよ。普段はメンバー同士での仕事の話とかしないのに、年明けに「見たよ」って言われて。でも、音尾さんだけ「何の心配もなかったんで、安心してチャンネル変えました」と(笑)。音尾:『絶対に笑ってはいけない』が気になって…。大泉:最後まで見なさいよ!――今後の目標を伺えますか?森崎:じつはナックスは2056年…結成60年で音尾さんが80歳になった時に解散する予定がありまして…。大泉:これ、リーダーが勝手に決めた予定ですからね。僕らが話し合って決めたわけじゃなく。森崎:(気にせず)なので、解散まであと35年あるんです。そのじっくり長い階段をじっくり5人で歩いていくことが、最大の目標かなと。大泉:僕はナックスでなんか賞を取りたいんだよね。何でもいいから。どっかくんないかな。チームナックス北海学園大学時代に結成された演劇ユニット。3年ぶりとなる本公演『マスターピース~傑作を君に~』は全国11会場を回る。大千穐楽では全国の映画館でのライブ・ビューイングのほか特典映像付きのストリーミング配信も実施。WOWOWオリジナル『がんばれ!TEAM NACS』6/20(日)本放送・配信スタート。おおいずみ・よう1973年4月3日生まれ、北海道江別市出身。主演映画『騙し絵の牙』が公開中。2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源頼朝を演じる。シャツ¥86,900スーツ¥308,000靴¥82,500(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオアルマーニ ジャパン)その他はスタイリスト私物おとお・たくま1976年3月21日生まれ、北海道旭川市出身。WOWOWのドラマ『華麗なる一族』、映画『るろうに剣心 最終章 The Final』に出演。待機作に映画『孤狼の血 LEVEL2』。スーツ¥462,000(ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオアルマーニ ジャパン)靴¥91,300(エンポリオ アルマーニ/ジョルジオアルマーニ ジャパン)その他はスタイリスト私物とつぎ・しげゆき1973年11月7日生まれ、北海道札幌市出身。ドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』や『監察医 朝顔』などに出演。『SONGS』(NHK総合)ではナレーションを担当。スーツ 参考商品靴¥103,400(共にジョルジオ アルマーニ/ジョルジオアルマーニ ジャパン)その他はスタイリスト私物やすだ・けん1973年12月8日生まれ、北海道室蘭市出身。放送予定のドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレ東)に出演。主演映画『ハザードランプ』が2022年公開予定。シャツ¥28,600スーツ¥242,000(共にエンポリオ アルマーニ/ジョルジオアルマーニ ジャパン)その他はスタイリスト私物もりさき・ひろゆき1971年11月14日生まれ、北海道東川町出身。チームナックスのリーダー。北海道を拠点に活動し、HBCの食を見直す番組『あぐり王国北海道NEXT』に出演中。シャツ、スーツ、靴 参考商品(以上ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオアルマーニ ジャパン TEL:03・6274・7070)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年5月19日号より。写真・SASU TEI(W)スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・西岡達也岩下倫之(共にLeinwand)横山雷志郎諸橋みゆき(共にYolken)菊地弥生(ひつじ)取材、文・保手濱奈美若山あや重信 綾望月リサ(by anan編集部)
2021年05月18日家で長い時間を過ごす生活になってから1年以上。在宅時間を楽しむ、それも飽きてきた…。などの段階を経て、これからの暮らしには何が大切なのか。北海道と家族をこよなく愛するTEAM NACSの頼れるリーダー・森崎博之さんと、暮らしを彩るプロ・小林夕里子さんが、自身の経験も踏まえて考えます。家での時間を心地よく、新鮮に過ごすには?仕事に、プライベートにと、自宅をベースとした生活がスタンダードとなっている今。まずは二人がこの日常とどう向き合っているのか、そしてどうしたら家で過ごす時間を心地よくできるのかについて、語ってもらうことに。森崎:僕は家族5人で北海道に住んでいるんですけど、この一年で家にいる時間が本当に増えました。とくに去年の4月と5月は家から一歩も出ませんでしたから。その間にすべての家事ができるようになりました。なかでも料理が楽しくてしかたないんです。小林:自宅で過ごす時間をいかに充実させるか、改めて考えるきっかけになりましたよね。私はもともと家にいることが好きなんですが、それでもやっぱりリモートワークが続くと閉塞感がありますし、生活にメリハリをつけづらくなってしまって。そこで仕事とプライベートの区切りに、お茶を飲む時間を作って、意識的に気分転換をするようにしたんです。森崎:お茶ですか!小林:はい。今日はいくつか持ってきたんですけど。小林さんの気分転換アイテム飲みたいものが、その時の自分の指標になることも。「たとえば右から2番目の紅茶はカカオの甘い香りで、仕事のあとのリラックスタイムに。それを休日にも飲みたくなると、疲れているサイン」縁がぽってりとした、愛用のマグカップ。「尾形アツシさん作。1つ割ってしまったんですけど破片を取っておいて、昨年のステイホーム期間中に自分で金継ぎしました。より愛着が増しています」森崎:うわ~。おしゃれだなぁ。小林:いえいえ(笑)。紅茶やコーヒー、ルイボスティーなどいろんなお茶を、その時の気分によって飲み分けています。森崎:わかる!お茶とか飲み物ってスイッチの一つですよね。小林:あとはお茶の種類だけじゃなくて、その時の気分によって口当たりの違うマグカップをそれぞれ選んでいるんです。たとえば気分を和らげたい時は、カップの縁がぽってりとして口当たりが優しいもの。気持ちを切り替えて仕事をしなきゃっていう時は、少し薄くて口に当たった時にひんやりするもの、といった感じで。森崎:うちもお茶の時間はすごく大事。一番下の子がまだ小さいので、妻と交代で寝かしつけをして、それが終わると一日が終了。そのあとに二人でお茶を飲みながら話をするのが毎日の楽しみなんです。小林:それ、すごくわかります。あと、ずっと家にいるとインテリアにも見飽きてしまいますよね。だから私は、いつも座る場所から見える一角を、よく模様替えしています。その日に買ったお花でも、お気に入りのマグでも何でもいいんです。「今日はこの子を主役にしよう」みたいな感じで棚の一部を模様替えすると、家具を移動するとか大がかりなことをしなくても、十分リフレッシュできます。森崎:なるほど。家を中心とした生活は、ともすると単調になりがちですけど、そんなふうにプラスに転換できるといいですよね。一人、あるいは誰かと暮らすなかでの心がけ。家にいる時間が長いぶん、一人暮らしは寂しかったり、パートナーなど複数人で暮らしている場合は相手の存在が気になったりすることも。そんな時はどうすれば?森崎:うちはこういう時だからこそと、家族の絆を強くするように努力しました。とくに夫婦って合わせ鏡みたいな感じでしょ。相手の眉間にシワが寄っていたら、それは僕の眉間にシワが寄っているから。妻にはいつも笑っていてほしいから、僕がニコニコしていないと。なんて、できていないこともあると思いますけど(笑)。小林:うちも夫と運命共同体みたいな感じで、話をする時間が増えました。ただ、お互いリモートで仕事をしている時は、相手が会議で話している内容をあまり聞かないように、ノイズキャンセリングのイヤホンをして、自分の世界に集中するようにしています。森崎:そういえば昨年のステイホーム期間中に『ハナタレナックス』(HTBで放送しているチームナックスのバラエティ番組)の収録をそれぞれの自宅からリモートでやったことがあったんですけど、途中で戸次の子どもが入ってきて。「お父さん、大変だな」なんてゲラゲラ笑っていたら、ほかのメンバーの子どもも次々入ってきたという(笑)。小林:リモートならでは(笑)。あと逆に一人暮らしの場合は、人恋しいっていうこともありますよね。そんな時はクッションとかブランケットとか、肌に触れるものを優しい手触りにするといいのではないでしょうか。その中に埋もれると、ちょっと落ち着いたり、気持ちが和らいだりすると思います。森崎:気持ちよさそうですねこれからの住まいには何が求められるのか。仕事や趣味など、これまでは外でやっていたことを、今は家でも行う生活に。そんなこれからの時代の住居に求められることとは?小林:私は“余白”が大切になるんじゃないかなって思います。仕事もそうですけど、今はジムに行かずに家でちょっとした運動をするなど、家にはいろんな役割が求められていますよね。そういうさまざまなことに対応するには、余白が必要かと。空間的なことはもちろん、気持ちの面でも、です。森崎:余白、確かに。小林:それと“フレキシブル”が必要とも思っていて。たとえばベランダは、今までだったら洗濯物を干すだけの場所だったかもしれないけれど、そこで植物を育てれば、気分転換をする場所にもなる。一つの空間で、何役にもなれることが、これからの住まいには求められるのかな、と思います。森崎:ベランダで植物を育てる時、もし農産物を育てるならミニトマトがおすすめ。失敗がまずないんですよ。グリーンもいいですけど、家で無農薬のミニトマトを食べられたら楽しくないですか?小林:最高ですね!森崎さんの家でも育てているんですか?森崎:うちはトマト、ニンジン、じゃがいも、ナスとかいろいろ。僕の夢は“北海道になること”というくらい北海道が大好きなんですが(笑)、今はどこにいてもオンラインでつながれる時代。住む場所の選択肢も広がりましたよね。小林:2拠点とかもありますしね。森崎:好きな場所で暮らせると、生活の充実度が上がりますよ!もりさき・ひろゆき1971年11月14日生まれ、北海道東川町出身。チームナックスのリーダー。北海道を拠点に活動し、HBCの食を見直す番組『あぐり王国北海道NEXT』に出演中。ジャケット¥16,280(SPINNER BAIT/ドナ TEL:03・5799・6924)シャツ¥28,600(KIIT/TEENY RANCH TEL:03・6812・9341)パンツ¥33,000(T-JACKET/三喜商事 TEL:03・3470・8232)その他はスタイリスト私物小林夕里子さんインテリアショップ『イデー』のVMD。自身のライフスタイルにも注目が集まる。著書に『暮らしを愉しむお片づけ』(すばる舎)がある。※『anan』2021年5月19日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・小林洋治郎(Yolken/森崎さん)ヘア&メイク・岩下倫之(Leinwand/森崎さん)イラスト・naohiga取材、文・保手濱奈美撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年05月15日2人のジェイミーそれぞれの輝きを放つ歌唱パフォーマンスだった。ドラァグ・クイーンに憧れる高校生ジェイミー(森崎ウィン、髙橋颯)は、母親から真っ赤なヒールをプレゼントされる。このミュージカル『ジェイミー』でW主演を演じる2人は、9日の歌唱パフォーマンス後の会見に、高いヒールで登場。森崎は「足が痛い。でも、履くとスイッチが入る」とスクワットして足を鍛えているそう。髙橋は取材陣からの「ヒールも撮影したい」という要望に「こんなポーズがいいかな?」といろいろ試していく。どっしり構えてヒールを履きこなす森崎と、はにかみながらもヒールを美しく見せる髙橋。どちらもジェイミーとして、俳優として、異なる魅力を輝かせていた。また、お互いについて「爆発力がある」と、同じ作品をつくる仲間であり、同じ役を演じるうえで意識し高めあう空気を感じさせる。歌唱パフォーマンスでは5曲が披露された。森崎と髙橋が中心になる、オープニングナンバー『誰も知らない』と『頭の中の壁』。森崎の歌声は、ハスキーでやわらかいが強い芯がある。髙橋は、高音でまっすぐな声にはちきれそうな繊細さを覗かせた。どちらも未来への希望と緊張を滲ませ、聞いていると笑顔で前のめりになる。親友のプリティがジェイミーの背中を押す『スポットライト』。山口乃々華は、ジェイミーへの信頼と対等さを歌で感じさせる。『我が子』を歌う安蘭けいは、10代の息子への応援ともどかしさを抱きながらも、大きな愛をもって見守る。最後に、全員でのアンコールナンバー『暗闇を抜けて』は華やかで、ダンスパフォーマンスもあり、ミュージカルの興奮が詰まったような時間だった。歌唱披露を終えた2人は「楽しかった!」と笑顔を見せる。作品について、森崎は「今伝えるべきメッセージがたっぷり詰まっている」、髙橋は「楽しく、コミカルで、普遍的な愛を描いたところもある」と言及。観客に向けたメッセージとして、森崎は「まずは楽曲をしっかり聞いて、楽しんでいただけたら」とミュージカルの世界へと誘い、髙橋は「宗教とか人種とかいろんなものと戦いながら、自分の中で落とし込んで、もっと伝えられるように率先して向き合います」と作品観への真摯な姿勢を見せた。上演は8月8日~29日に東京・東京建物Brillia HALLにて。その後9月に大阪・新歌舞伎座、愛知県芸術劇場 大ホールで公演する。取材/河野桃子
2021年05月13日映画『僕と彼女とラリーと』の主演を森崎ウィン、ヒロインを深川麻衣が務めることが決定。特報映像とティザービジュアル、場面写真も一挙に公開された。早くに母と死に別れた主人公・北村大河は、ラリーに打ち込む父の身勝手さが母の死を早めたと思い込み、大学入学と同時に東京に出た。俳優を目指しながらも漠然とした不満を感じるなか、幼なじみで地元に暮らす上地美帆から突然の父の死の知らせが届く。久しぶりに故郷・豊田市に戻り、自然や地元の人々と触れ合う中で真の父の姿に気づき、自分の生き方を意識し始める。大河の父はラリーで数々の栄誉に輝いたメカニック。自動車会社を退職して地元の町外れでガレージをはじめ、関係者の間では名の知れた存在。父が残したガレージで本当は父と一緒にラリーに関わりたかった自分に気づく――。本作は、11月の「FIA世界ラリー選手権(WRC)」開催地となる愛知県豊田市・岐阜県恵那市を舞台に、ラリーを通して若者の再生と夢にチャレンジする人々を描く。『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビュー、『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞した森崎ウィンが演じるのは、父親との確執により、過去にとらわれ将来に迷う主人公・北村大河。大河ドラマ「青天を衝け」にも出演する深川麻衣が、大河の幼なじみで自身のアイデンティティーに添い地元で暮らすシングルマザー・美帆を演じる。森崎さんは「僕自身、愛知県には凄くご縁がありましてこれまでも何度か仕事で行かせて頂きました。今回は、その愛知県豊田市の一つの家族の物語。美しい景色と心優しい人々に囲まれながら、心温まるストーリーの中で生きる事が出来て大変誇りに思います」と本作への思いを語り、「山あり谷ありな人生を、トヨタGRヤリスと共に走ったこの物語が、皆様の明日への糧になれば幸いです」とコメント。今回初めて“ラリー競技”を知ったという深川さんは「モータースポーツに触れるのは人生で初めての経験でしたが、プロの方々のご指導のもと、撮影を通してこの競技が年齢・性別関係なく愛されている理由が分かった気がしました。だからこそ、車やモータースポーツにはあまり詳しくないけど大丈夫かな?という方にも、ぜひ気軽な気持ちで見ていただきたい映画です」と作品をアピールしている。そんな2人の姿も捉えた、美しい自然が印象的な特報映像も到着。また映像にも挿入されている本作の主題歌は、豊田市出身のシンガーソングライター・加藤ミリヤが担当。迷いながらも自身に向き合い、人生で大切なものに気づき、挑戦する様を温かく包み込む「JOYRIDE」を書き下ろし。加藤さんは「私自身豊田を離れてしばらく経ちますが、故郷があるということがとても幸せなことだとこの作品から改めて教わりました。今回書き下ろしました『JOYRIDE』で、豊田市に対する愛と感謝を捧げます」とコメントを寄せている。『僕と彼女とラリーと』は10月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:僕と彼女とラリーと 2021年10月1日より全国にて公開(C)2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会
2021年05月07日歌手・俳優の森崎ウィンが、映画『僕と彼女とラリーと』(10月1日公開)の主演を務めることが7日、明らかになった。深川麻衣がヒロインを務める。同作は、2021年11月の「FIA世界ラリー選手権(WRC)」開催地となる愛知県豊田市・岐阜県恵那市を舞台に、ラリーを通して若者の再生と夢にチャレンジする人々を描くオリジナルストーリー。森崎は父親との確執により過去にとらわれ将来に迷う主人公の青年・北村大河、深川は大河の幼馴じみで自身のアイデンティティーに添い地元で暮らすシングルマザー・美帆を演じる。葛藤を抱えた若者が 故郷の美しい自然と人々の温かさに触れ、自身の夢と大切な絆を取り戻す姿を描いた心温まるヒューマンストーリー。監督は『今日も嫌がらせ弁当』(2019年)の塚本連平監督で、本作では脚本も手掛けている。主題歌は本作の舞台である豊田市出身のシンガーソングライター・加藤ミリヤの「JOYRIDE」に決定。迷いながらも自身に向き合い、人生で「大切なもの」に気付き挑戦する様を温かく包み込むオリジナル楽曲で、本作のために書き下ろされた。○森崎ウィン コメント映画『僕と彼女とラリーと』の主演を務めさせて頂きました、森崎ウィンです。 僕自身、愛知県には凄くご縁がありましてこれまでも何度か仕事で行かせて頂きました。 今回は、その愛知県豊田市の一つの家族の物語。美しい景色と心優しい人々に囲まれながら、心温まるストーリーの中で生きる事が出来て大変誇りに思います。 山あり谷ありな人生を、トヨタGRヤリスと共に走ったこの物語が、皆様の明日への糧になれば幸いです。○深川麻衣 コメント今回、この作品に参加させていただき、初めて「ラリー」という競技を知りました。モータースポーツに触れるのは人生で初めての経験でしたが、プロの方々のご指導のもと、撮影を通してこの競技が年齢・性別関係なく愛されている理由が分かった気がしました。 だからこそ、車やモータースポーツにはあまり詳しくないけど大丈夫かな? という方にも、ぜひ気軽な気持ちで見ていただきたい映画です。 家族愛、人間愛、仲間愛、ラリーを通してたくさんの愛が描かれているあたたかい作品です。豊田市の豊かな自然の中を、ラリーが駆け抜ける迫力のある映像をぜひスクリーンで楽しんでください。○加藤ミリヤ コメント地元豊田市が舞台になった作品に音楽で関われたことに心から感謝します。車の街、おいでん祭り、子供の頃に私が見ていた情景を思いながら大切に書きました。私自身豊田を離れてしばらく経ちますが、故郷があるということがとても幸せなことだとこの作品から改めて教わりました。今回書き下ろしました「JOYRIDE」で、豊田市に対する愛と感謝を捧げます。
2021年05月07日