サンダンス映画祭で注目されたフィンランド映画『HATCHING(英題)』(原題:Pahanhautoja)が、『ハッチング―孵化―』の邦題で4月15日(金)より公開されることが決定。ポスターと予告編、場面写真が解禁となった。フィンランドの裕福な家庭で暮らす12歳の少女ティンヤは、完璧で幸せな自身の家族の動画を世界へ発信することに夢中な母親を喜ばせるため、全てを我慢し自分を抑え、体操の大会優勝を目指す日々を送っていた。ある夜、ティンヤは森で奇妙な卵を見つける。家族に秘密にしながら、その卵を自分のベッドで温めるティンヤ。やがて卵は大きくなりはじめ、遂には孵化する。卵から生まれた“それ”は、幸福な家族の仮面を剥ぎ取っていく…。今年1月下旬に開催されたばかりのサンダンス映画祭でプレミア上映され世界を驚愕させた本作は、その独特の不穏さと美しさで観客を魅了し大きな話題となった。今年3月に本国フィンランドでの公開を控える注目の最新作だ。主人公の少女ティンヤを演じるのは1200人のオーディションから選ばれたシーリ・ソラリンナ。母親を喜ばせるために自分を抑制する、この年代特有の儚さやあやうさを、初演技ながら見事に演じきった。母親役はフィンランドで多くの作品に出演するソフィア・ヘイッキラ。理想の家族像を作り上げ、娘を所有物として扱う自己中心的な母親を演じている。メガホンをとるのは多くの短編作品を世界の映画祭に出品して高い評価を受け、今回が長編デビュー作となる新鋭女性監督ハンナ・ベルイホルム。洗練された家族の中に潜む狂気と恐怖を独自の感性で切り取って見せた。今回解禁されたポスターは、ソファを囲んで寄り添う仲睦まじい4人家族の姿をとらえたもの。だが、父親、母親、弟の顔は奇妙な仮面で覆われており、唯一顔をさらしているティンヤは巨大で不思議な卵を抱えており、不気味で不穏なビジュアルとなっている。予告編では、幸せそうな家族の姿を自らのブログで紹介する誇らしげな母親の姿から始まるが、1羽の鳥が家にまぎれこみ、彼女の冷徹な一面が見えたところから雰囲気は一変。森で拾った卵を自らの手で育てるティンヤと、その卵が次第に大きくなり、やがて何かが孵化する様子が映し出される。そして、卵から出てきた何かをきっかけに、美しいフィンランドの町で起こる恐ろしい事件。少女の卵から生み出されたものとは一体何なのか…?『ぼくのエリ 200歳の少女』『ボーダー二つの世界』に次ぐ、新たな傑作北欧ホラーの誕生を予感させる映像となっている。『ハッチング―孵化―』は4月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年02月02日2021年カンヌ国際映画祭コンペティション部門で正式出品された、『燃ゆる女の肖像』監督セリーヌ・シアマ共同脚本のジャック・オディアール監督作『パリ13区』の全国公開が決定し、場面写真が解禁された。パリ13区の現在。コールセンターで働く台湾系のエミリーと高校教師のカミーユ、33歳で大学に復学したノラ、そしてポルノ女優のアンバー・スウィート。多文化で活気あふれるパリの一角で、ミレニアル世代の若者たちが織りなす不器用で愛おしい人間模様を繊細に描いていく。監督は、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞『ディーパンの闘い』、グランプリ受賞『預言者』など、数々の名作を手掛け、今年70歳を迎える鬼才ジャック・オディアール。本作では、『燃ゆる女の肖像』で一躍世界のトップ監督となった現在43歳のセリーヌ・シアマと共同で脚本を手掛け、“新しいパリ”の物語を、洗練されたモノクロの映像美で大胆に描き出した。コロナ禍で撮影期間が限定されたために、クランクイン前のリハーサルに力を入れ、いままでにない濃厚な作品づくりが行われたという。2021年第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でお披露目されるや、フランス映画界屈指の世代を超えたビッグコラボが大きな注目を集め、絶賛を浴びた。また、先日ノミネーションが発表された第47回セザール賞(授賞式は現地時間の2月25日)では、撮影賞、脚色賞、音楽賞、有望若手女優賞、有望若手男優賞の5部門に選出されている。原作は、北米のグラフィック・ノベリスト、エイドリアン・トミネによる3つの短編「アンバー・スウィート」「キリング・アンド・ダイング」「バカンスはハワイへ」。トミネはニューヨーカー誌のカバーイラストや、「WEEZER」、「ヨ・ラ・テンゴ」といったミュージシャンのアルバムジャケットを手掛けることでも知られる。また自伝的物語を描いた最新作「Loneliness of Long-Distance Cartoonist」はA24とアリ・アスター製作でアニメ化が進んでいる。あらゆるカルチャー分野から熱い眼差しが注がれる、いま最注目の作家だ。併せて解禁された場面写真では、高層ビルの屋上で会話を交わすエミリーとカミーユ、ノラを交えて並木道を歩く3人、大学で講義を受けるノラの姿が切り取られている。注目作家の原作と、オディアールとシアマというフランス映画界の最前線を走る2人、稀有な才能がタッグを組んだ、映画ファン注目の話題作だ。『パリ13区』は4月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年02月02日チェルノブイリ原子力発電所で起きた人類史上最悪の原発事故を、当事国だったロシア映画界が映像化した映画『チェルノブイリ1986』。「その日、世界が変わった」驚愕の予告編が解禁された。1986年4月26日、ウクライナ・ソビエト連邦プリピャチのチェルノブイリ原子力発電所で起きた爆発事故。この未曾有の大惨事は、のちにソ連が崩壊した一因になったともいわれ、数多くのドキュメンタリーや劇映画、海外ドラマなどが作られた。本作は、ロシア映画界が政府や国営原子力企業の協力を得て、ほかとは全く違った視点で描いた作品。人々の日常生活や生命をどれほど脅かし、彼らの人生に壊滅的な影響を与えたのか。事故発生当時、現地で撮影した経験を持つプロデューサーが、爆発直後に現場に急行した消防士たちの苦闘や避難民たちの混乱ぶりなどを、一般市民の視点から映し出したヒューマン・スペクタクル巨編。解禁となった予告編は、1986年4月26日午前1時23分にチェルノブイリ原子力発電所が事故を起こした瞬間からはじまる。かつてこの町は原発の恩恵を受け人々は豊かに暮らしていた。若き消防士のアレクセイは、元恋人のオリガと10年繰りに再会し「家族になろう」と誓う。しかし、原子炉が爆発したという知らせを受け事故現場に駆けつけると、そこは地獄のような惨劇だった。地元の消防隊員だったアレクセイは、事故対策本部の会議に出席するが、「このままだと水蒸気爆発が起きて、放射能物質が噴き出す。そうなればこの国はおろか、ヨーロッパが終わる」という危機的状況を教えられる。その時オリガは、何が起きているか知らされぬまま、被爆してしまった息子を抱えバスに乗っていた。やっとアレクセイと会うことができたが、不安な気持ちが爆発し激しく責めてしまう。そんなオリガを優しく抱きしめるアレクセイ。再び「帰ってきたら海の見える家で暮らそう」と約束すると、2次爆発を阻止するため発電所に向かってしまう…。その後の彼らの行く末を予感させる驚愕の予告編となっている。『チェルノブイリ1986』は5月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チェルノブイリ1986 2022年5月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)«Non-stop Production» LLC, (C)«Central Partnership» LLC, (C)«GPM KIT» LLC, 2020. All Rights Reserved.
2022年02月02日名作戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」をロマンティック・ミュージカルとして再構築した『シラノ』。この度、『プライドと偏見』『つぐない』ジョー・ライト監督とピーター・ディンクレイジをはじめ錚々たるキャスト陣が、壮大なスケールで織りなす純愛物語の魅力について語る特別映像が解禁された。この度解禁されたのは、美しく華やかなミュージカルシーンを含む本編映像と合わせて、キャスト陣のインタビューや撮影舞台裏を収めた特別映像。冒頭、「『シラノ・ド・ベルジュラック』は誰もが知っている三角関係の物語だ。それを全く新しい設定で再構築したかった」とライト監督が明らかにしており、これまでの舞台化や映画化で常に受け継がれてきた“シラノの鼻が並外れて大きい”という特徴を覆し、エリカ・シュミットの翻案・演出した舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」の設定で引き継がれ、新たに再構築。さらに、映像美を追求するため全シーンでロケ撮影、これまでの作品にはない流動的なカメラワークを実現するなど監督ならではのこだわりが施された。音楽はエリカ・シュミットの舞台版から引き続き、米国を代表するロック・バンドの「ザ・ナショナル」が担当。本作では新たに書き下ろした楽曲も披露される。また、衣装にも現代風にアレンジを加え、まるでジャン=アントワーヌ・ヴァトーの絵画に描かれる人々が「アレキサンダー・マックイーン(AlexanderMcQueen)」を着ているかようなイメージで構成されている。本映像では、この物語の主人公・シラノを演じたピーター、シラノが想いを寄せるヒロイン・ロクサーヌを演じたヘイリー・ベネット、ロクサーヌが恋に落ちる青年・クリスチャンを演じたケルヴィン・ハリソン・Jr.の錚々たるキャスト陣の面々が、監督の作品に捧げる強い熱意をそれぞれ明かし、本作の見どころについて語っている。映像の最後では、「本作を観終えて映画館を後にする頃には、愛や美に対する感覚が一新されるだろう」と監督はコメントしており、不朽の名作はどのように生まれ変わったのか期待が高まる。『シラノ』は2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シラノ 2022年2月25日より全国にて公開© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2022年02月02日日本でも大ヒットした『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。監督のジョージ・ミラーが、構想20年を費やし、究極のマッドマックス映画といわれる今作を世に解き放つまでを追った、日本初公開のドキュメンタリー映像が無料配信されることになった。ワーナー・ブラザースの特設サイト「FILM MAKERS/名監督ドキュメンタリー<映画製作の舞台裏>」では、これまで数々の傑作を生み出し、アカデミー賞では多くの作品でノミネート・受賞し、ハリウッドに多大な影響を与え続けているレジェンド的存在であるクリント・イーストウッド、スタンリー・キューブリック、マーティン・スコセッシの3人の巨匠がどのように映画を製作してきたのか、本人のインタビューや貴重な撮影当時の映像や資料に加え、ハリウッドを代表する名監督や俳優、スタッフなどの証言も交えた貴重なドキュメンタリー映像を無料配信している。今回は、ジョージ・ミラー監督の20年間にも及ぶ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』製作の壮絶な戦いの舞台裏を明かすドキュメンタリー映像が配信。ミラー監督、トム・ハーディ、シャーリーズ・セロンほか出演者や製作陣の証言をもとに、今作製作の狂乱の旅を綴る、日本初公開となる貴重な映像作品となっている。さらに、『マッドマックス2』製作40周年を記念して、メル・ギブソン主演の伝説的アクションシリーズ<マッドマックス三部作>を初4K Ultra HD化、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を加えたマッドマックス アンソロジー コレクターズBOXを本日2月2日(水)より発売する。FILMMAKERS/名監督ドキュメンタリー<映画製作の舞台裏>ジョージ・ミラー「狂乱の日々:デス・ロードの戦い」は配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2022年02月02日アメリカを始め、日本でも歴史的大ヒットを記録した伝説の映画シリーズの正統続編『ゴーストバスターズ/アフターライフ』より、吹替版本編シーンとコメントが解禁された。今回解禁されたのは、日本語版吹替声優の上白石萌歌が声を務めた主人公フィービーと、「名探偵コナン」などでお馴染みの高山みなみが声を務めたフィービーの友人・ポッドキャストが、工場に潜む<鉄を好んで食べるゴースト“マンチャー”>と出会い、初めてゴースト退治に挑むシーン。目の前にゴーストがいるにも関わらず、平然とした様子のフィービーに対し「君、よくそんな平然としてられるね」と声を掛けるポッドキャスト。「驚きすぎるとなんだか落ち着く」と言うフィービーは、鉄喰いマンチャーを捕まえようとするが、ポッドキャストが大きい音を立ててしまい存在がばれてしまう。フィービーは、攻撃を仕掛けてきたマンチャーにプロトンビームを発射。ポッドキャストもゴーストを閉じ込めるゴーストトラップを投げて応戦し、ふたりで協力してゴースト退治に挑む注目のシーンとなっている。フィービーを演じた上白石さんは『ゴーストバスターズ』シリーズの魅力について、「世代を超えて家族みんなで楽しめるのが、この作品の魅力だと思います。本作では家族のつながりがテーマのひとつでもあるので、ぜひ家族で楽しんでいただきたいです。それに何度も泣けて何度も没入する作品なので、初めてシリーズを見る方もファンの方もぜひ期待してください」とコメント。さらにアクションやコメディだけではない本作の見どころについては「これまでのシリーズと同じようなコメディ要素に加え、感動してしまうハートフルなシーンもあります。私は映画を見た時にめちゃくちゃ泣いてしまい、物語を知った上で見ても号泣してしまいました。いろんな愛情について考えさせられる作品になっています」と話している。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2022年2月4日より全国にて公開
2022年02月01日『RAW~少女のめざめ~』のジュリア・デュクルノー監督によるパルムドール受賞の話題作『TITANE/チタン』が4月1日(金)より日本公開されることが決定し、ポスタービジュアルが解禁となった。幼い頃、交通事故により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア。彼女はそれ以来<車>に対し異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる。遂に自らの犯した罪により行き場を失った彼女は、消防士のヴィンセントと出会う。10年前に息子が行方不明となり、いまは独りで生きていた彼と、奇妙な共同生活を始めるアレクシア。しかし彼女は、自らの体にある重大な秘密を抱えていた…。『RAW~少女のめざめ~』で鮮烈デビューを飾ったジュリア・デュクルノー監督の長編2作目で、2021年のカンヌ国際映画祭にて最高賞<パルムドール>を受賞した本作。その勢いはとどまることを知らず、世界各国の映画祭・映画賞で84ノミネート、22の受賞と席巻中だ(22/01/28 時点)。本作を観たエドガー・ライト監督は「完全に独創的。脳がブッ飛んだ」と語り、更にポール・トーマス・アンダーソン監督も「警告する、心して見よ。身を任せて観た先に素晴らしい映画体験が待っていた」と大絶賛評を送った。解禁となったポスタービジュアルでは、髪をかきあげチタンの埋め込まれた頭部をあらわにして振り向くアレクシアが切り取られており、ビビットな色合いが強い印象を残す、本編への期待が高まるビジュアルとなっている。頭蓋骨に埋め込まれた<チタンプレート>はアレクシアとヴィンセントにどんな運命をもたらすのか?カンヌを揺るがせた圧倒的怪作に、注目が集まる。『TITANE/チタン』は4月1日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TITANE/チタン 2022年4月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© KAZAK PRODUCTIONS – FRAKAS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA – VOO 2020
2022年02月01日ケイト・ハドソン主演、シンガーソングライター・Sia(シーア)が初監督を務めるポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』。愛すべき人々の存在によって主人公ズーが生きる希望を見出していくドラマシーンと、登場人物の心情を表現したカラフルでポップな音楽シーンが交錯する本作から、色とりどりの世界観で新感覚の“衣装デザイン”が楽しめる音楽シーンが明らかになった。本作の心躍る美しい衣装デザインは、Disney+オリジナルドラマ「ロキ」でデザイン性とキャストへの思いやりのある機能性を兼ね備えた衣装デザインで話題を呼んだクリスティーン・ワダが担当した。監督Siaは「私の頭には常にはっきりしたビジュアルがあったから、参考になる映画の場面があればPCのフォルダーに保存しておきました。映画やミュージカルの写真が何百枚と集まっていました。そして、自分で描いたイメージ画をクリスティーン・ワダに送って、それをブラッシュアップして、衣装に仕立ててくれたのです」と、Sia監督のビジョンを叶えた、これまでにない“新体感”衣装デザインの始まりを明かす。「私の好きな映画には魔法のような煌びやかさもあれば、現実を炙り出す生々しさもある。その両方をこの映画に求めました。アートの目的は、感情を生み出すことだから」というSiaの思いをベースに、キャスト陣のエモーショナルな歌とダンスパフォーマンスをさらに目立たせるコスチュームが誕生していったのだ。夢の中で喜びを表現する「Best Friend」主人公ズー(ケイト・ハドソン)と妹ミュージック(マディ・ジーグラー)が再会を果たした夜、ミュージックが眠りにつくところから始まる「Best Friend」のシーン。パステルカラーのポンポンが可愛いヘッドホンを被り、動きに合わせてふわふわとする雲のようなピンク色の衣装は、浮遊感のあるサウンドにもぴったり!愛がみなぎってくる「1+1」心優しい隣人・エボ(レスリー・オドム・Jr.)の助けによってミュージックとの向き合い方が分かり始めたズーが、みんなと幸せのひとときを送る場面から始まる「1+1」のシーン。ズーは黄色、ミュージックは明るいグリーン、エボは赤みのピンクという、明るくて生き生きとしたカラー衣装が躍動感あるパフォーマンスをより際立たせる。オシャレで可愛い衣装に心ときめく「Could I Love With No Fear」ズーの仕事の都合で撮影スタジオにきたミュージックは、ハンガーに掛けられているオシャレで可愛い服の数々に興味津々。そのハンガーの隙間を覗くことから始まる「Could I Love With No Fear」のシーンでは、ミュージックの頭にあるフィッティングルームで飛び出してくるパフォーマンスと共に、合計9着の衣装をチェンジする。どれが一番可愛い? と問いかけながら楽しめるワンシーン。大人しい花柄の世界が咲く「MUSIC」急死した祖母ミリーが残してくれたオリジナル曲「MUSIC」は、ズーとミュージックが幼いころからの思い出の曲として劇中何度も登場する。大切な人の死を受け入れ、あの世に送り出すかのように始まる「MUSIC」のシーンでは、ズーはもちろん、登場キャラクター全員が大人しい鮮やかな花柄プリントの衣装で登場し、その存在感を引き立てる。「人々が劇場を後にするとき、感動を噛みしめながら、ワクワクした、幸せな気持ちであってほしいと思っている」と語るSia監督の想いが詰め込まれた本作。その音楽シーンは、これまで独創的なミュージックビデオを世に放ち注目を集めてきたSiaの唯一無二の衣装で彩られている。『ライフ・ウィズ・ミュージック』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライフ・ウィズ・ミュージック 2022年2月25日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月01日ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴが共演する本格スパイアクション『355』より本編映像が解禁となった。今回解禁された映像の舞台は、中国政府のエージェント、リン(ファン・ビンビン)が拉致された高級ホテルの一室。CIAの武闘派メイス(ジェシカ・チャステイン)、BNDのタフな秘密工作員マリー(ダイアン・クルーガー)、MI6の頭脳派ハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)ら最強女性スパイが結集し、ともにリン救出のため壮絶バトルを繰り広げる。まずは屋上からバルコニーに忍び込んだメイスが部屋のガラス窓をマシンガンで全破壊。すかさず、囚われていたはずのリンも加勢して部屋を逃げ惑う悪党たちを狙い撃ちし、臨戦態勢のメイスの援護射撃も加わり、悪党たちはたまらず退却していく。攻撃の手を緩めないメイスが「弾切れ!」と叫べば、かつては敵同士として殴り合っていたマリーがマガジンを投げ渡してフォロー。ハディージャもマシンガンを構えて加わり、3人で互いに背中を預けた陣形を組みさらなる敵の来襲に備えるのだった。「来る!」マリーが叫んだ次の瞬間、部屋のドアが開かれ投げ入れられたのは、なんと手榴弾!すかさずマリーは転がる手榴弾をサッカーボールの如く蹴り返し、敵陣へお見舞いする。大破した部屋の中でなおもメイスたちは発砲を続けるが…。果たして、彼女たちは迫りくる敵をかわし、この窮地を乗り切ることができるのか?一瞬たりとも気を緩められない展開にアドレナリンが放出する、緊迫と興奮の銃撃バトルシーンとなっている。『355』は2月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:355 2022年2月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 UNIVERSAL STUDIOS. ©355 Film Rights, LLC 2021 All rights reserved.
2022年02月01日「ザ・ビートルズ」の伝説のラスト・ライブ・パフォーマンスをとらえた『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』が、5日間限定でIMAXの導入されている全39劇場で公開されることが決定した。1969年1月30日、“Get Back(復活)”を掲げて集まった4人が、名盤「レット・イット・ビー」に収録される名曲の数々を、ロンドンにあるビルの屋上にてサプライズで披露した。アップル社のサヴィル・ロウ本社屋上で行われたこの伝説のライブは“ルーフトップ・コンサート”と呼ばれ、それは「ザ・ビートルズ」と音楽史における重要な瞬間となった。この奇跡のライブを『ロード・オブ・ザ・リング』などの巨匠ピーター・ジャクソン監督が、時空を超えた<体験型ライブ・ビューイング・ショー>として蘇らせた。この“ルーフトップ・コンサート”は、ディズニープラスで独占配信中のドキュメンタリー作品『ザ・ビートルズ:Get Back』に収録されており、この度独自のIMAX DMR(R)(Digital Remastering)技術によってThe IMAX Experience(R)の画質と音質にデジタルリマスターされ、IMAXスクリーン用に最適化されている。そんな貴重なライブパフォーマンスとともに、本作では、2年以上ぶりのライブに向けて14曲の新曲を書き上げる不可能に近い締め切りに直面する、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターらメンバーが共有する強い友情の絆も映し出されている。今回の限定公開にあたり、予告編とポスターも解禁。これまでに見たことのないほど笑顔にあふれたメンバーの姿、そしてジョンの「オーディションに受かったかな」というジョークが印象的な予告編と、ルーフトップで演奏中の彼らの後ろ姿を捉えたアイコニックなポスターとなっている。さらに、入場者プレゼントとしてミニポスターの配布も決定(劇場により数量限定。なくなり次第終了)。今回の上映に際し、監督のピーター・ジャクソンは、「『ザ・ビートルズ:Get Back』のルーフトップ・コンサートを、IMAXの巨大なスクリーンで体験できることに興奮しています。これはビートルズ最後のコンサートを鑑賞するうえで、この上ないほど完璧な方法です」とコメントしている。IMAXならではの巨大スクリーンに映し出される鮮明な映像とパワフルな高音質サウンド。圧巻のライブパフォーマンスを体感できる、特別な5日間となりそうだ。『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』は2月9日(水)~2月13日(日)の5日間、IMAX限定公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ビートルズ:Get Back 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ザ・ビート ルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート 2022年2月9日よりIMAX®限定公開
2022年01月31日『ダイバージェント』のニール・バーガー監督と注目若手キャスト陣によるSF超大作『Voyagers』が邦題『ヴォイジャー』として全国公開されることが決定。併せてポスタービジュアルと予告編が解禁された。地球温暖化による飢饉が人類を襲い、科学者たちは居住可能な新たな惑星を探した。時は2063年。可能性を秘めた惑星を発見し、探査隊を派遣することになる。航行にかかる期間は86年。乗員は訓練を受けた30人の子どもたちと、彼らの教官であるリチャードが同乗した。子どもたちは船内で成長して子孫を残し、惑星に到達するのは彼らの孫の世代。子どもたちはリチャードに従順に従い、航行は順調にみえた。そして10年後。クリストファー(タイ・シェリダン)とザック(フィオン・ホワイトヘッド)は、彼らが毎日飲む薬によって人間としての欲望が抑制されていることを知ってしまう。それに反発した乗員たちは本能の赴くままに行動し、船内の統制は次第に崩壊。やがて船外に謎の存在が現れ、若者たちは混乱に陥っていく。人類の存亡を脅かす敵は、無限に広がる宇宙にいるのか、それとも…?惑星探査のミッションに挑む乗員に扮するのは、スティーヴン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』の主演で注目を集めたタイ・シェリダン、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの実子で、女優として着実にキャリアを積んでいるリリー=ローズ・ デップ、『ダンケルク』で新人ながらメインキャストに抜擢されたフィオン・ホワイトヘッドら才能溢れる若手俳優たちが顔を揃える。そして彼らの指揮官役は、演技派俳優コリン・ファレル。宇宙船という抑圧され閉ざされた空間で育つ子どもたちの行く末を、『ダイバージェント』の監督ニール・バーガーがスタイリッシュ且つスリリングに描く。この度解禁された予告編では、地球温暖化により、新たに発見された惑星に人類を移住させるという長期的ミッションを実行するため、子どもたちが送り込まれるところから始まる。彼らの任務は子孫を残し、孫達を目的地に送り出すこと。しかし、やがて成長しミッションの裏に隠された真実を知ってしまった若者たちは指示に逆らい、本能を剥き出しにしていく様子が映し出される。閉ざされた空間で目覚めていく人間の本能とは?そして船外に潜む謎の存在とは何なのか?物語の行方が気になる、緊迫感あふれる予告編となっている。併せて解禁されたポスタービジュアルでは、厳しい表情でたたずむタイ・シェリダンとフィオン・ホワイトヘッドとリリー=ローズ・デップの3人と、それを見守るコリン・ファレルの姿が切り取られている。「惑星到着まで86年。乗員は30人の子供たち。出発から10年後 何かが起こる―。」というコピーも意味深で、壮大な宇宙と閉ざされた宇宙船が対比されたビジュアルとなっている。宇宙旅行が現実のものになってきた昨今。まさにいま注目したい、人類の本能が試される衝撃のSF作品だ。『ヴォイジャー』は3月25日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴォイジャー 2022年3月25日よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開Ⓒ 2020 VOYAGERS FINANCING AND DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年01月31日2022年の話題作の1つ『THE BATMANーザ・バットマンー』は、クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来、世界中の映画ファンが待ちわびたバットマンの単独映画。ノーラン監督の『TENET テネット』に続き、新たなブルース・ウェインとして大作に抜擢されたのはロバート・パティンソン。このキャスティングが決定したのは奇しくも『TENET テネット』撮影初日であったことが判明、ノーラン監督と撮影を進めながら、バットマン役の準備をするという奇妙な経験をしたことを明かした。ロバートは「『ザ・バットマン』のスクリーンテストのために、『TENET テネット』の撮影を1日休まねばなりませんでした。それはすごく極秘のことだったのに、翌日に撮影に戻ったら、クリス(ノーラン監督)が『スクリーンテストはどうだった?』と聞いてきたんです。僕は『なぜ知っているの?これは最高にトップ・シークレットなはずなのに!』と思いましたよ(笑)」と語る。「その後、クリスとは『ザ・バットマン』について一切話さなかったけど、撮影の最終日になってまた、『新作では、マントをどんな素材で作っているのか?』と聞いてきました。彼はマントを軽くするために以前どんな素材で作ったのかを教えてくれたんです」とノーランとのやりとりをふり返っている。バットマンのスタイルを形作る重要な“バットスーツ”への並々ならぬこだわりは、ノーランも気になったのだろう。今回、ロバート自身もスーツについては、アクションシーンを作り上げるための動きやすさや、自身が何者であるかを表現するためのアイディアを提案しながらデザイナーと一緒に作りあげたという。ロバートは、ノーラン監督と本作のマット・リーヴス監督との仕事をへて2人の異なるアプローチの仕方をふり返る。ノーラン監督の場合は、「クリスには、500もの稼働パートのある巨大なアクションシーンを、世界中で最も簡単なことのようにこなしてしまうクレイジーな能力があります。それを2テイクくらいやって、『いいぞ。素晴らしい!』とオーケーを出してしまうんです。それがたとえ10機のヘリコプターが飛んでいて、爆弾が爆発したり、いろんなことが起きて、みんなが逆向きに走ったり、ものすごい数のエキストラたちが逆に走っても、そのテイクの終わりには、『いいね。ナイスだ。次に行こう』と言って、それで終わり。クリスは、前段階の準備にすべてのエネルギーを注ぐ感じ」だという。一方、「マットはというと、かなり独特です。シーン内のディテールを見て、多くのテイクをやります。とても執念深いんです(笑)。小さいシーンでも多くのテイクを繰り返すから、『きっと自分はうまくやれていない』と最初は考えてしまいました。でもそれからひと月くらいして、彼といくつものテイクを見直して、『マットが求めているものは何なのか、各テイクの間のちょっとした違いから探してみよう』と考えるようになり、彼の方向性をやっと理解し始めました。そして、奇妙に満足するんですよ」と言う。「マットとクリスは完全に正反対の監督だけど、2人とも最高に楽しい撮影でした」とロバートは続ける。さらに、「最初のショットから、これはとんでもなくいままでと違うぞと感じた。マットがなにかとても新しくて、かつて観たことのないものを見つけたことは、ちょっとクレイジーですよね。これが過去にも『バットマン』の映画が作られてきたけど11本目の映画であることを考えると、とても驚くべきことだと思います」と、過去のシリーズのどれとも異なり、新鮮な驚きが詰まっていることを示唆している。世界中の名匠たちからの信頼が厚く、話題に事欠かない俳優となったロバートが、本作ではマット監督とどのような化学変化を生んだのか、期待せずにはいられない。『THE BATMANーザ・バットマンー』は3月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 W arner Bros Entertainment Inc. All Rights ReservedTHE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年01月31日「アイス・エイジ」シリーズのディズニープラスオリジナル映画『アイス・エイジ バックの大冒険』が3月25日(金)より独占配信されることが決定し、日本版ティザーキービジュアルが解禁された。氷河期の地球を舞台に、マンモスのマニーやナマケモノのシドなど個性的な動物たちの大冒険を描くアドベンチャー「アイス・エイジ」シリーズは、子どもから大人まで世界中の幅広い世代に親しまれている。仲間との熱い友情やコミカルで笑いを誘うシーンの数々、家族をテーマにしたメッセージなど、笑いあり涙ありの物語はこれまで5作の映画や短編で長年愛されてきた。本作は、そんな人気シリーズの最新作。フクロネズミの双子、クラッシュとエディは、姉であるマンモスのエリーと一時も離れることなく仲良く過ごしていたが、スリルを求めるクラッシュとエディはある日エリーからどうしても自立したいと考え、自分たちのすみかを求め旅に出ることを決める。しかしすぐに地底の世界に落ちてしまい、窮地に陥った2匹を救ったのは、冒険好きな恐竜ハンター、イタチのバック。そして3匹の前に突如、地底世界にのさばる恐ろしい恐竜たちが現れる。世界征服を企む恐竜に立ち向かおうとするが、バックが敵に捕らわれてしまう。最大のピンチに、小さなフクロネズミの2匹はどう立ち向かう…?冒険好きな恐竜ハンターのイタチのバック役には、シリーズを通して吹き替えを務めてきたイギリスの名俳優サイモン・ペッグが続投。アクション大作『ミッション:インポッシブル』シリーズから『宇宙人ポール』などのコメディ作品まで幅広いジャンルへの出演を重ね、俳優だけではなくコメディアンや脚本家としても活躍する彼が、再び荒くれ者のハンター、バックに扮する。そして監督にはジョン・C・ドンキン、プロデューサーにロリ・フォルテが決定し、シリーズ過去作を務めてきた製作陣が集結。シリーズの仲間たちの新たなる冒険、笑いと感動のアクションアドベンチャーに期待したい。『アイス・エイジ バックの大冒険』は3月25日(金)よりディズニープラスで独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年01月31日隣人として暮らす同性カップルの前に立ちはだかる社会の障壁を描き、第93回アカデミー賞国際長編映画賞仏代表&第46回セザール賞新人監督賞を受賞した話題作『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』(原題:Deux)が、4月8日(金)より全国順次公開決定。ポスタービジュアルと予告編が解禁された。物語の舞台は南仏モンペリエ。眺めのいいアパルトマン最上階、向かい合う部屋を行き来して暮らすニナとマドレーヌは、世間的には隣人同士で、仲の良い友人。だが実際は、長年密かに愛し合ってきた恋人同士だった…。2019年トロント国際映画祭のオフィシャルセレクションでワールドプレミアを飾った本作の監督・共同脚本を手掛けたのは、長編監督デビューながら成熟した演出を見せたイタリアの新たな才能フィリッポ・メネゲッティ。2021年に、セザール賞新人監督賞を受賞、最優秀女優賞、脚本賞へのノミネートを始め、同年のリュミエール賞では新人監督賞と最優秀女優賞受賞(バルバラ・スコヴァ&マルティーヌ・シュヴァリエがW受賞)の3冠。さらに、アカデミー賞国際長編映画賞ショートリスト(仏代表)に選出され、「ロッテントマト」批評家スコア98%(1月27日時点)を記録するなど絶賛を受けている。この度、解禁された予告編は、60年代の懐かしのヒット曲「愛のシャリオ」で幕をあける。ローマへの移住計画を目前に控えた2人の幸せな日常は、マドレーヌを突然襲った病により一変する。最愛の人と築き上げた平和な日常が突如崩れ去ったとき、自らの手で人生を取り戻すべく抗う彼女たちが選んだ答えとは…。ニナ役を演じるのは『ハンナ・アーレント』(12)のバルバラ・スコヴァ、マドレーヌ役にはフランスの名門国立劇場コメディ・フランセーズの団員でもあるマルティーヌ・シュヴァリエ、マドレーヌの娘アンヌ役に『ジュリアン』(18)のレア・ドリュッケールほか、独仏を代表する実力派たちが顔を揃えた。社会の障壁の中で、愛する人との自由な生活を取り戻すために闘う女性たちを、2大女優の圧倒的な演技と秀逸な映像美でサスペンスフルに描き上げている。また、日本版オリジナルポスターでは、ニナとマドレーヌが並んで本を読む穏やかな1場面、微笑み合う2人に続き、1人孤独にベンチに座るニナの後ろ姿が並び、「夢にまで見た最期の計画。あたりまえと思っていた日常が消えた。」というキャッチコピーが、幸せな日常から一転、2人の未来に訪れる試練を予感させている。『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』は4月8日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ふたつの部屋、ふたりの暮らし 2022年4月8日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© PAPRIKA FILMS / TARANTULA / ARTÉMIS PRODUCTIONS - 2019
2022年01月31日ハビエル・バルデムとエル・ファニングが父娘役を演じる、サリー・ポッター監督作『選ばなかったみち』より、エル演じる“モリー”にまつわるキャスト&監督のコメントと場面写真が解禁された。本作は、かつて選ばなかった人生を幻想として見る認知症の父親と、そんな父に寄り添おうとする娘の姿を描く感動作。監督のサリー・ポッターが自身の弟が若年性認知症と診断され、介護した経験を基に作り上げた。エル・ファニング演じるモリーは、記者として忙しい日々を送る女性。この日、大事なプレゼンに参加することになっているが、レオが行く先々で面倒を起こし予定通りにいかず、思わず苛立ちを募らせる。それでも父に対して強い愛情を持ち寄り添うことを諦めない、どこか陽気さと強い信念を感じさせるキャラクターだ。解禁となった場面写真では、劇中の重要シーンのひとつでモリーがレオを真っすぐに見つめ大粒の涙を流す様子や、お揃いのパンツを身にまとい父に優しい表情を向ける様子、仕事の電話の傍らで父の様子を気遣う様子などを捉えている。サリー・ポッター監督は、モリーという物語において重要なキャラクターのキャスティングは、レオを演じるハビエルと同じぐらい重要な作業であると考え、『ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界』でタッグを組んだ信頼のおけるエル・ファニングに出演オファー。エルは即答で出演を決めたという。エルは、「モリーは私が今まで演じてきた多くの役柄とは違っていて、キャリアとしても新しい試みになります。“病気を扱う映画”はこれまでにも沢山ありますが、この映画はそうではありません。それらとは違う、病気に苦しむ人とそれをケアする人との間にある関係性に焦点を当て、美しい視点から描いていきます。とても希望に満ちているんです」と本作を語る。「私は家族の誰かの世話をした経験がありません。この脚本を読んだときは何ともいえない感情を持ち、衝撃を受けました。脚本をもらう前からサリーとは話をしていましたが、私にはこの経験が必要だということが、サリーにはわかっていたんだと思います。私もこの経験が必要だったのです」と本作に向き合った心情を明かした。監督は、モリーというキャラクターについて「愛情に突き動かされて父を支えたいと心から思っている人物にしたいと思いました。その一方で、モリーがこれから自分のキャリアやひとりの人間としての人生を築いていく若い女性であり、そこから生まれる葛藤もしっかり感じさせなければなりませんでした」と語る。その上で、「それをポジティブな形で感じられるかも重要です。エルなら遊び心があり、軽快さや楽しさを持ち合わせたような演技をすることができますから。シーンの始めで感情をさらけ出した後、終盤には、再び心の扉を閉じて笑い声を上げたりクスクスと笑ったりすることができるのです。彼女がトラウマをさらけ出すシーンを演じた後に、“はー、気分がすっきりした!”なんて言う姿には驚かされます」とキャスティングの理由と役者としての魅力を語る。ハビエルは、本作が初共演となったエルについて最も衝撃を受けたこととして、カメラが回っている間に、自分とともに自由に演じることについて乗り気な姿勢を見せたことを挙げる。「エルは演技中に何が起こっても準備万端という感じで、私にはそれがとても助かりました。レオの症状のひとつに、予想できない行動を起こすというものがあります。演じる私が次に何をするのか分からないという状況の中、共演相手がそれに対してオープンであると分かっていれば、こちらも自由に演じられますから」と称える。それに対して、エルは、ひとりの役者としてハビエルを見るのではなく、モリーとして反応することを常に心がけていたという。これについて、「ハビエルと私は、自分たちのシーンに関して前もってそれほどたくさん話すことを望みませんでした。モリーとレオの関係はかけがえのない繊細なもので、普段やるほどのリハーサルもしていません。私がしなければならなかったことの多くがハビエルへの反応だったし、モリーがその瞬間に感じることは何かと考えていたのです」とふり返っている。『選ばなかったみち』は2月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:選ばなかったみち 2022年2月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE AND AP (MOLLY) LTD. 2020
2022年01月31日第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され高評を得たミア・ハンセン=ラブ監督最新作『ベルイマン島にて』(原題:BERGMAN ISLAND)の日本公開が決定した。アメリカからスウェーデンのフォーレ島にやってきた、映画監督カップルのクリスとトニー。創作活動にも、互いの関係にも、停滞感を抱いていた2人は、敬愛するベルイマンが数々の傑作を撮ったこの島でひと夏暮らし、インスピレーションを得ようと考えた。やがて、島の魔力がクリスに作用し、彼女は自身の初恋を投影した脚本を書き始めるのだが――。本作は、スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシらに多大な影響を与えた“20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマンの熱狂的な支持者のひとり、フランスのラブ監督が、ベルイマンの原風景と言われるスウェーデンの島を舞台にした、ひと夏の物語。ラブ監督自身と彼女の元パートナーの実体験を彷彿させるクリスとトニー。クリスを演じるのは、『ファントム・スレッド』のヴィッキー・クリープス。トニーは、『海の上のピアニスト』のティム・ロスが演じる。また、劇中劇として映像化されるクリスの次回作にはミア・ワシコウスカとアンデルシュ・ダニエルセン・リーが参加している。実在した巨星ベルイマンの人生、実際に多くの映画ファンが訪れ聖地となったフォーレ島、その島で展開される監督カップルのフィクション、劇中劇として紡がれるストーリー、そこに落とされるラブ監督の影――。本作は、現実と虚構が入り混じり、その境目が曖昧になっていく。さらに公開決定と合わせて、同じ景色を見ているようでどこか心がすれ違っているかのような表情のクリスとトニーを切り取った場面写真も到着。そして、創作ノートをモチーフにしたデザインのポスタービジュアルの下段には、劇中劇の主人公エイミーの姿も。初恋の相手を前にして、揺れる内面を隠し切れない表情が印象的。また、ベルイマン監督が公私ともに過ごした赤と白のコントラストが鮮やかな家屋や、木をふんだんに使用したインテリアは、映画ファン&北欧デザインファンも必見。『ベルイマン島にて』は4月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ベルイマン島にて 2022年4月、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2020 CG Cinéma - Neue Bioskop Film - Scope Pictures - Plattform Produktion - Arte France Cinéma
2022年01月31日内村光良、MISIA、長澤まさみ、斎藤司ら前作から続投するキャストに加え、新たに「SixTONES」ジェシーの参加も明らかになりますます注目を集める映画『SING/シング:ネクストステージ』。この度、新たな挑戦へと踏み出す彼らの前に現れる重要キャラクターたちとして、超豪華な声優陣の出演が決定した。とびきりの才能でゾウのミーナとのデュエットに抜擢されるも、ナルシストな性格が災いしなかなか息が合わないバッファローのダリウスを、前作ではカエル役で参加した木村昴。新しくダンスに挑むゴリラのジョニーをスパルタ指導する、やり手振付師・サルのクラウスを、ネズミのマイク役で前回出演していた山寺宏一が演じる。木村さんは「ダリウスは、とにかく超ド級のナルシストなんですね。なので、その”自分に酔いしれている感”や”おれって超絶歌上手いだろ?”といった、マイペースな雰囲気を大事にしました」と演じたキャラクターについて明かし、山寺さんは「マイクが出番無しとの事でがっかりしていたんですが、クラウスというクセが強いユニークな役を頂きとても嬉しかったです」とコメント。また、大塚明夫が夢のビッグステージを司るホテルと劇場の経営者、オオカミのジミー・クリスタル。クリスタルのアシスタント、イヌのスーキーを井上麻里奈、ネコのジェリーを山下大輝。林原めぐみが、クリスタルへインタビューするTVパーソナリティ、ウマのリンダとして登場。「タイヘンな面白さでした」とふり返った大塚さんは、「ご家族揃ってご覧いただけば尚楽しいと思います。小さなお子様から大人まで掛け値なしに楽しめますっ」とメッセージを寄せ、井上さんは「自分にとって『歌うこと』は、表現方法のひとつ。キャラクターソングでもそれ以外でも歌う時は必ずキャラクターを作って歌います。そして憧れのひとつでもあります。いつか自分の思ったまま、自由自在に歌う事が出来たらと思います」と歌について語る。山下さんは「『SING/シング』はDVDを借りて観て、可愛い動物達が夢を叶えるために頑張る姿に勇気を貰いました。流れてくる曲も素敵だし役者さんも素敵な声ですし、大好きな作品でした。なのでその世界に飛び込めるのは本当に嬉しいです!」と参加を喜び、林原さんは「夢は、叶うか、叶わないかを問いていたらその隙に覚めて(冷めて)しまう。叶うか、叶わないかよりも、叶えるために何をしたか。どう動いたか、誰と出会ったか。何を経験したか…だと思うのです」と話した。そして、コアラの主人公バスター・ムーンが主催する新プログラムへの出場権をかけて、多数の動物キャラクターたちが次々に大ヒットナンバーを披露するオーディションシーンも、今作ではジミー・クリスタルが主催する聖地レッドショアシティでのビッグショーへの出場権をかけた、大規模オーディションへとパワーアップ。前作でオーディションに挑んだウサギのユニットや、ロジータの子どもの声を演じた佐倉綾音が、本作でもヒヨコのユニットやメガネザル役で参加。加えて、山寺さん、井上さん、山下さん、林原さんもまた“別の動物キャラ”に扮してこのオーディションに参加している。佐倉さんは「前作に参加させていただき、『もう二度とない思い出になったな』と思っていたら2でも参加させていただけるとのことで、再びのご縁のありがたさを感じています。またワクワクしながら劇場へ足を運べる作品がひとつ増えて、とても嬉しいです」と喜びを表現した。『SING/シング:ネクストステージ』は3月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シングネクストステージ 2022年3月18日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年01月31日年齢も人種も様々な5人の女性たちが一致団結して悪の組織と闘うハードボイルド・アクション『ガンパウダー・ミルクシェイク』が、3月18日(金)より公開。本作は、女性同士の連帯や共闘を表す、いわゆる“シスターフッド”を存分に感じられるアクション映画。近年、この“シスターフッド”を描いた映画が続々と公開となり、大きな話題を呼んでいる中、本作とともに注目したいシスターフッド映画を5作品ピックアップした。『ガンパウダー・ミルクシェイク』(22)-女性たちの壮烈な反撃が始まる悪の組織に立ち向かう殺し屋たちの死闘を描いた、ポップかつ痛烈なシスター・ハードボイルド・アクション。ネオンきらめくクライム・シティ。サム(カレン・ギラン)はこの街の暗殺組織に属する腕利きの殺し屋。だがある夜、ターゲットの娘エミリーを匿ったことで組織を追われ、命を狙われるハメに。殺到する刺客たちを蹴散らし、夜の街を駆け抜ける2人は、かつて殺し屋だった3人の女性たち(カーラ・グギーノ、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット)が仕切る図書館に飛び込む。図書館秘蔵の銃火器の数々を手に、女性たちが反撃を仕掛けていく。『スキャンダル』(20)-大手テレビ局で起こった実話米大手テレビ局FOXニュースで2016年に起きたセクハラ、性暴力の告発を描く実話。元人気キャスター、グレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、CEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)をセクハラで提訴する。売れっ子キャスターのメーガン・ケリーに扮したシャーリーズ・セロン、メインキャスターの座を狙う貪欲な若手のケイラを演じたマーゴット・ロビーと、立場や年代が異なる3人のキャスターを演じた人気俳優の共演が見どころ。『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(20)-高校最後の青春コメディ女子高生2人組が高校最後の一夜に繰り広げる騒動を描いた青春コメディ。自分たちは成績優秀な優等生、と誇っていた親友同士のエイミー(ケイトリン・デヴァー)とモリー(ビーニー・フェルドスタイン)。卒業式前日、遊び放題だったクラスメイトがハイレベルな進路を歩むことを知り衝撃を受ける。勉強のために犠牲にした時間を取り戻すべく、卒業パーティーへ繰り出すことを決意する2人。彼女たちの波乱の一夜が幕を開ける。『ハスラーズ』(20) -リーマン・ショックを背景にした驚愕の実話母に捨てられた自分を育ててくれた祖母の面倒をみるため、デスティニー(コンスタンス・ウー)はストリップクラブで働き始める。クラブの先輩ストリッパーのラモーナ(ジェニファー・ロペス)やダイヤモンド(カーディ・B)らと出会い、安定した生活を得るようになるものの、2008年に起きたリーマン・ショックの影響で彼女たちにも不況の波が押し寄せることに。ラモーナは、デスティニーやクラブの仲間たちと、世界最高峰の金融地区ウォール街の裕福な金融マンから大金を騙しとる計画を企てるが…。『355』(22) -各国女性エージェントによるスパイアクションジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴら豪華キャストが集結したスパイアクション。各国から集結した5人の女性エージェントがライバルからチームとなり、コードネーム「355」を結成。それぞれの才能を駆使して、世界をカオスに陥れるテクノロジーデバイスを利用しようとする国際テロ組織に立ち向かっていく。『X-MEN』シリーズのサイモン・キンバーグがメガホンをとった。『ガンパウダー・ミルクシェイク』は3月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハスラーズ 2020年2月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.スキャンダル(2020) 2020年2月21日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開© Lions Gate Entertainment Inc.ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー 2020年8月21日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.355 2022年2月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 UNIVERSAL STUDIOS. ©355 Film Rights, LLC 2021 All rights reserved.ガンパウダー・ミルクシェイク 2022年3月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.
2022年01月30日先日発表された第79回ゴールデン・グローブ賞ではミュージカル・コメディ部門作品賞を含む主要3部門で受賞を果たした『ウエスト・サイド・ストーリー』。本作で描かれる物語は1957年にブロードウェイ・ミュージカルとして誕生し、1961年に映画化、以来60年以上に渡り人々を魅了してきた。本作で監督を務めたスティーヴン・スピルバーグは、この物語が当時以上に分断される“今”を描いた物語であると語っている。1950年代のニューヨーク、ウエスト・サイドを舞台に、移民同士で対立する若者の間に生まれた激しく燃え上がるような“愛”の物語。ブロードウェイ・ミュージカルでの舞台以降、1961年に公開された映画『ウエスト・サイド物語』をはじめ、日本でも「宝塚歌劇団」や「劇団四季」といった大手劇団によって公演されるなど、伝説のミュージカルとして世界中で長年に渡り親しまれている。そんな物語を、監督キャリア史上初めてのミュージカル映画として手掛けたスピルバーグは「この物語は何十年もの間ずっと観客を魅了し続けていますが、その理由はこれが単にラブストーリーであるだけでなく、“愛は偏見や狭量に勝るものである”という核の部分にあり、その価値観は時代が経過しても決してすたれるものではありません」と、色褪せることのない本作の“愛”についての想いを語る。そして本作では、“禁断の愛”の始まりを歌う「Tonight」や、“きっとどこかに私たちの居場所がある”というメッセージが込められた「Somewhere」など、物語の中で“愛”が様々な名曲とともに紡がれる。スピルバーグ監督は「レナード・バーンスタインとスティーブン・ソンドハイムの曲のおかげで、悲しみや憎しみを感じながらも、愛がそれを凌ぐという感覚がそこにはあります。だから絶対に諦めないでほしい!だからこそ私は今この物語を語りたかったのです。あの当時以上に、今を描いている作品なのですから」と、色褪せない“愛”が楽曲を通しても伝わってくること、さらに当時以上に分断される“今”を描いたものであると、現代を生きる人々に向けて想いを告白した。また、劇中で「Tonight」や「I Feel Pretty」などを披露したマリア役のレイチェル・ゼグラーは「私たちの素晴らしいボーカル・コーチが、常に私たちに楽曲の歌詞が表現しているものがなにかを思い出させてくれました。私たちは、最高の方法で歌に磨きをかけて、最高のアドバイスをもらいました。すべてのことが最高でした」と、スピルバーグも絶賛の“歌詞”を意識して歌い、最高の仕上がりとなったことを明かしている。『ウエスト・サイド・ストーリー』は2月11日(祝・金)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年01月30日日本をはじめ世界中で社会現象を巻き起こした、80年代カルチャーをけん引する伝説のシリーズの最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。本作は前作の監督を務めたアイヴァン・ライトマンから息子であるジェイソン・ライトマンがメガホンを引き継いで製作された待望の続編。ライトマン親子は世界中で多くのファンを夢中にさせる『ゴーストバスターズ』シリーズが30年以上もの間愛され続ける秘密は、共感できるキャラクターにあると明かしている。『ゴーストバスターズ』(84)では、職場を追われた冴えない科学者たちが街中に現れるゴーストたちを退治するビジネスを始め、ニューヨークを襲うゴーストに立ち向かった。主人公のユーモア溢れる変わり者のゴーストバスターズ4人の奮闘する姿が世界中で共感を呼び、社会現象を巻き起こすほどの人気作となった。『ゴーストバスターズ』元祖ゴーストバスターズそんなゴーストバスターズの生みの親アイヴァン・ライトマン監督は、「1984年以前、スーパーヒーローといえばみんな真面目で屈強なヒーローばかりだった。しかしゴーストバスターズの4人は、ちょっと反体制的でユーモアに満ちたヒーローではない普通の人たちだった。それが見る人に親しみを感じさせ、愛されるようになったんだと思う」と、シリーズが世界中で多くの人に愛され続ける理由を明かす。さらに息子ジェイソン監督も「僕らはみんな、自分がスーパーマンになれるとは思っていないけれど、ゴーストバスターズにならなれるんじゃないかと思えるんだ。『ゴーストバスターズ』はいつだってアウトサイダー達のヒロイズムを描いた物語だ。ゴースト退治を通じて、変わり者たちがヒーローになれる機会を見つけるストーリーこそが、このシリーズの人気の理由だよ」と語り、“誰もがみなヒーローになれる”という親しみやすさこそが、幅広い層から愛され続けるカギだと明かした。ジェイソン監督が手掛けた本作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』でも、そうした親しみやすさは健在。主人公の少女フィービーは、元祖ゴーストバスターズの1人イゴン・スペングラー博士の孫だ。オタク気質で科学が得意で実験や研究に熱心な一方、周りの友人とはうまく馴染めないでいる。学校でもちょっと浮いているフィービーが、だんだんと勇気を出してゴーストたちに立ち向かっていく姿は、前作のゴーストバスターズたちの姿と重なり、気づいたら応援したくなるキャラクターとなっている。前作のレガシーを受け継いで製作された本作。祖父の意志を受け継いだ新生ゴーストバスターズたちは、一体どんな活躍を見せてくれるのだろうか。『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストバスターズ/アフターライフ 2022年2月4日より全国にて公開
2022年01月29日ブランドン・クローネンバーグ監督最新作『ポゼッサー』の番外編ビジュアルが公開。また、解禁となった特報にはバイオレンスなシーンが盛り込まれているが、本作はその内容の過激さから、映倫により「R18」の指定を受けている。本作は、鬼才デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネバーグの、『アンチヴァイラル』以来8年ぶりとなる長編第二作。完全無欠の遠隔殺人システムのもと第三者の意識と肉体を乗っ取り、ミッションを遂行する暗殺者の女性と、肉体を乗っ取られた側の男性の攻防を、静謐と狂気の入り混じる映像美で描く。この度解禁された特報では、「全世界が言葉を失った戦慄のSFノワール」のテロップに続き、他人を乗っ取った主人公タシャ(アンドレア・ライズボロー)が暗殺ミッションを遂行するシーンが映し出される。遠隔殺人に必要な特殊なデバイス、肉体と潜在意識の中に深く侵入していることを思わせるカットやフランシス・ベーコンの絵画を想起させるグロテスクでアーティスティックな映像などが挟みこまれ、監督自身「刺殺シーンで刺す回数を一回でも減らしたら作品が駄目になっていた」と語るバイオレンスな殺害シーンの一部が描かれる。タシャが「脱出」と呟いた後に全身に銃弾をくらうシーンは短いながらに鮮烈だ。タシャの子どもや彼女に意識と人格を乗っ取られる男も登場し、異常で冷徹な世界の幕開けを感じさせる特報となっている。また、番外編ビジュアルも完成。本作の中でも特に強く印象に残る不気味な顔が大きくプリントされており、思わずぎょっとするような存在感だ。また、本作で描かれる、巨大企業による監視社会と人格崩壊を表すような、<監視による脳の制御>(BRAIN CONTROL THROUGH SURVEILLANCE.)と英語で綴られており、画質の粗さもあいまって異様で禍々しいデザインとなっている。第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」部門で上映されるや否や、その容赦ない暴力描写で観客の度肝を抜いた本作は、公開にあたり映倫から「作品の主題と描写が極めて刺激が強いため、18歳未満は閲覧禁止」と、描写だけでなくテーマ性についても言及されR18に指定された。その指定も納得の、危険すぎる本作。一体どんな映画体験が待ち受けているのか、期待が高まる。『ポゼッサー』は3月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ポゼッサー 2022年3月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開©2019,RHOMBUS POSSESSOR INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
2022年01月28日2021年カンヌ国際映画祭ある視点部門にて上映され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴びた『ブルー・バイユー』。この度、主演を務めたジャスティン・チョン監督のオフィシャルインタビューとメイキング写真が解禁となった。ジャスティン・チョン監督は、「韓国人コミュニティを通して国際的な養子縁組の話を知りました。最初は韓国内で始まったものが、朝鮮戦争の後に国際的になり、韓国人の子供がアメリカや南米やインドにもらわれるようになったんです」と語る。「それで興味を引かれて調べるうちに、この映画のように、海外に養子にもらわれて育った子供が、後に国外追放になったり、あるいはまた戻ったりというケースが沢山あることを知って驚きました。そしてこういう話をほとんどの人は聞いたことがないことに心を痛めました。これは絶対語られるべきストーリーだと思ったのです」と本作の製作を決意したきっかけを明かす。本作でチョン監督が目指したのは「今の時代に即していながらも、時代を超えた作品」という。「移民の国外退去や南部に住む男性など、この映画はいま現在の社会に見られる事象を描いています。それと同時に、私は本作を風化してアンティーク調になっているような感じにしたかったのです。そうすれば、10年後に観ても古くさいと思わない作品になりますから」と説明した。「この映画はあの場所で暮らす人々と、彼らを演じる俳優たちの演技を何よりも重視しています。16ミリフィルムならその点を強調することができ、なおかつ丹念に撮られた映像だと感じさせることができると考えました。自然発生的でいきいきとした映像と、アントニオの心の中を映し出しているような映像をバランスよく配し、リアルで信ぴょう性のあるテクスチャーと雰囲気にすることが重要だと私たちは考えていたのです」と、映像へのこだわりについても語る。併せて解禁されたメイキング写真では、チョン監督がスタッフたちと楽し気に過ごす様子や、撮影での風景、アリシア・ヴィキャンデルのオフショットなどが切り取られている。『ブルー・バイユー』は2月11日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルー・バイユー 2022年2月11日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2021 Focus Features, LLC.
2022年01月28日アガサ・クリスティ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称するミステリー小説を、ケネス・ブラナーが監督・主演を再び務めて映画化する『ナイル殺人事件』。この度、本作のゴージャスで魅惑的なミステリー・クルーズを彩る豪華な日本版声優が解禁となった。数々の難事件を解決してきた世界一の名探偵ポアロは、ナイル川を往く豪華客船で起きる難解な密室殺人事件に挑む。主人公の名探偵ポアロの声を担当するのは、「劇団四季」出身で数々の映画やドラマ、洋画の吹替声優を務めるなど幅広く活躍している広瀬彰勇。愛と欲望が絡み合う複雑な難事件を描く本作について広瀬さんは「前作、『オリエント急行殺人事件』に引き続きケネス・ブラナー氏自らの監督による本作はエジプトの美しい背景を舞台に愛 憎渦巻くサスペンスが展開し、人間の愛と欲望を深く掘り下げた脚本が見事です。『私は知っています......愛のために......人は...人を殺す。』ポアロの言葉が21世紀の現代を生きる我々にも突き刺さる気がします」と見どころを明かす。また、前作に引き続き登場するポアロの友人ブーク役には、マーベル作品や洋画をはじめ、人気アニメ作品のキャラクターを数多く演じている中村悠一が続投。「前作ではいいポジション取りをしていたブーク。彼が今作また登場できると聞いて、今度は一体どんな役割なんだろ?と思っていましたが...?! 驚きのドラマの連続でドキドキワクワクしていただけること間違いなしだと思います!お楽しみに」と想像を超える驚きの真相が待っていることを伝える。そして莫大な資産を相続した大富豪の娘リネットの声を担当するのは、これまでもガル・ガドットの声優を務めている甲斐田裕子。リネットは夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れるが、ある晩何者かに殺されてしまい、第一の殺人事件の被害者となる。甲斐田さんは、「ガル・ガドット演じるリネットは芯があり賢く優しさも持ち合わせています。ただ資産家ゆえに人を信じられない恐怖と弱さを隠し持つ。その辺りを損なわないように演じようと心掛けました」とコメント、「原作とは設定が少しずつ変化しているので、話を知っている人にも楽しんでもらえると思います」と、原作との違いを楽しんでもらいたいと語る。リネットの夫サイモンの声を担当するのは、魅力的な低音ボイスで絶大な人気を誇る津田健次郎。サイモン役として参加できたことを光栄と語る津田さんは、「エジプトの壮大な景色の中で繰り広げられる華やかで残酷な名作ミステリー、どうぞお楽しみに」と難解なミステリーの魅力に言及。さらに、リネットの親友でサイモンの元婚約者の“謎めいた恋人”ジャクリーンを演じるのは、数々のアニメや洋画の吹き替えを担当している森千晃。森さんは「私の中で、現実では関わり合いたくない人、作中No.1はジャクリーンです。心底悪い人間では無いと思うのですが、何をするかわからなくて恐ろしい...」と語り、「だからこそ映画の中ではとっても魅力的で、目が離せない存在になっています」とそのジャクリーンの魅力を明かした。そのほか事件に関わる重要人物たちには、敏腕マネージャーのロザリーを早見沙織、結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガー・サロメを桜井ひとみ、ブークの過保護な母親ユーフェミアを榊原良子、リネットの名付け親であり後見人でもあるスカイラーを小宮和枝、スカイラーの看護師で株の大暴落で資産を失った過去を持つバワーズを一龍斎春水、リネットの友人として結婚式に出席する医師ドクター・ウィンドルシャムを川島得愛、リネットの財産管理人アンドリューを内田岳志、リネットのメイドで自身も上流階級の仲間入りをしたいと強く願うルイーズを潘めぐみが演じ、豪華声優陣が集結した。『ナイル殺人事件』は2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved
2022年01月28日本日公開のウェス・アンダーソン監督最新作『フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』より、撮影の裏側が垣間見えるメイキング特別映像が解禁された。ビル・マーレイやオーウェン・ウィルソンを始めとする常連組が幾度となく出演依頼を受け入れ、初出演のキャストも新作のオファーに即答でイエスと答え、俳優たちが次々と常連の仲間入りとなっていくウェス・アンダーソン監督。監督の撮影現場は、一度参加するとやめられない特別な魅力にあふれている。その唯一無二の魅力は、映画本編に表れる独特の作風やセンスだけに留まらない。この度解禁された映像では、オーウェンが「関係者全員が寝食を共にする」、ティモシー・シャラメが「一番の楽しみは夕食」と語るように、キャストとスタッフが同じホテルに宿泊し、食卓まで一緒に囲むという、まるでファミリーのような独特の現場エピソードが明かされていく。続くメイキング映像では、何度も交わされるキャストやスタッフ陣とのハグや、エキストラも交えた笑いの絶えない賑やかな雰囲気、監督にちょっかいをかけてふざけるスタッフと、部署や立場の垣根を超えた信頼関係のなかで大いに撮影を楽しむ現場の様子が映し出されている。長らくウェスとタッグを組んできた撮影のロバート・イエーマンは「あれほど才能に溢れる家族の一員になれて光栄だよ」と明かし、ボブ・バラバンは「10作目でもウェスの冒険心は尽きない。いるだけで楽しくて朝4時でも帰りたくない」とウェスとの撮影を笑顔でふり返る。一方、ウェスは自身の追い求める映像については妥協は一切無し。撮りたい画のためなら何度もテイクを重ねるこだわりを持っているそうで、レア・セドゥは「凄くスタミナがあり、本当に細かいディテールにも注意を払います。芝居が引き立つ細かいニュアンスを求めて、大いにユーモアを交えながら、何度も何度も同じシーンを撮り直します」と話す。またティモシーも「4秒くらいの場面がありました。壁に紙をピンで留めて、ジュークボックスの方に歩くシーンです。45回、撮り直しました。この時の監督のこだわる姿には心が動きました。その時は、自分には無作為な指示に思えたことが、実は監督にとっては考え抜かれた演出だったのです。もし一般論が芸術の敵なら、アンダーソン監督の姿勢は、表彰に値するほどです」と圧倒された様子で監督のこだわりを称賛する。45回ものリテイクが賑やかに成り立つ撮影現場も、普段からのファミリーのような信頼関係があってこそ。ウェス・アンダーソン監督が本作を、最高のキャスト・スタッフたちと最高のチームワークで作り上げたことが分かる必見の特別映像となっている。『フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 2022年1月28日より全国にて公開©2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2022年01月28日『キャロル』のプロデューサーによるラブストーリー『Mothering Sunday』(原題)が、『帰らない日曜日』の邦題で日本公開されることが決定し、併せて特報映像と場面写真も解禁となった。本作の原作は、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ、ニューヨーカー誌、タイム紙などに絶賛されたグレアム・スウィフトによる小説「マザリング・サンデー」(新潮クレスト・ブックス)。舞台は1924年、第一次世界大戦後のイギリス。“失うものは何もない”天涯孤独なメイドのジェーンは、英国名家の跡継ぎのポールとの秘密の恋に身も心も捧げる。だが、たった一日のある出来事が、全てを変えてしまう。やがて小説家になった彼女は、その一日を生涯かけて手繰り寄せることになる…。いま大注目の新星女優、オデッサ・ヤングと、大人気ドラマ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子を演じ、ゴールデン・グローブ賞をはじめ各賞を席巻した人気急上昇中の英国俳優、ジョシュ・オコナーがW主演を務める。さらに、『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンという、アカデミー賞受賞俳優の贅沢な共演が実現。 絵画のように優美なイギリスの風景の中、匂い立つようなエレガントな官能が描かれるとともに、身分違いの恋は劇的な展開を見せていく。そして今回解禁された特報映像は、ニヴン家の屋敷でメイドとして仕えるジェーンが、秘密の関係を続けるアプリィ家の跡継ぎ、ポールから“間違い電話”を受けてアプリィ邸をこっそり訪れるシーンから始まる。ジェーンを優しい笑顔で迎え入れるポール。2人は結ばれないと知りながらも惹かれ合い、春の日差しに祝福されるように無人の屋敷で愛し合う。しかしその後、人生を変えてしまった劇的な出来事を思わせる、意味深なシーンが繰り広げられる。さらに、ジェーンが秘密の恋人と過ごす儚くも大切な時間を切り取った場面写真も到着。ジェーンの心に刻まれた、二度と戻ることはできない、特別な一日とは?世界中の映画祭で絶賛された、映画ファンが注目する眩しいほどに美しいラブストーリーだ。『帰らない日曜日』は5月27日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰らない日曜日 2022年5月27日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021 All rights reserved.
2022年01月28日『バイオハザード』シリーズ最新作にして原点を描く映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』。この度、幼い頃のクレアとリサ・トレヴァーとの出会いのシーンを切り取った、今後の展開を予感させる衝撃の本編映像が到着した。映像では、兄のクリスと一緒に寝ていた幼いクレアが、ベッドを抜け出し、見知らぬ部屋で小さなテントを見つける場面から始まる。そして、声をかけるクレア。テントをのぞき込み、名前を聞くと、枷を付けられた傷だらけの両手を差し出され、“リサ・トレヴァー”という名前を見つける。さらに、「ここの子?家はどこ?」と聞くと、リサは画用紙に“下”と書き、いなくなってしまう。クレアは追ってテントの中に入るが、そこには不気味な少女の人形が。そして次の瞬間、外に引きずり出されると、そこにいたのはバーキン博士。クリスの助け舟により、その場を去るクレアだが…今後の展開が気になる映像となっている。『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』本編映像『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は1月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ 2022年1月28日より全国にて公開
2022年01月27日ディズニー&ピクサー最新作『私ときどきレッサーパンダ』より、日本版新ビジュアルが解禁された。『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『インサイド・ヘッド』など、ユニークな“もしも”の世界を描き、感動的な物語の数々を贈り届けてきたディズニー&ピクサー。今回の主人公は、突然レッサーパンダに変身してしまう女の子・メイ。等身大の少女の悩みと友情、家族愛が独創的でイマジネーションあふれる映像で描かれる。解禁された日本版新ビジュアルには、レッサーパンダになってしまったメイが友人たちと寄り添って夕日を見つめる姿をとらえた1枚。“きっと明日は自分を好きになる”というポジティブなメッセージとともに、レッサーパンダになってしまったメイを受け入れてくれる友人たちとの“絆”を感じられる感動的な瞬間を切り取っている。監督は、ピクサーの短編アニメーション『Bao』で第91回アカデミー賞短編アニメーション賞をアジア系女性として初めて受賞したドミー・シー。《女の子がレッサーパンダに変身する》というこの奇想天外な物語で、人生で誰もが一度は悩む<本当の自分らしさとは?>というテーマが描かれる。全ての人たちに寄り添い、自分を好きになるための後押しとなるメッセージが込められている。悩みながらも自分と向き合おうとする前向きなメイの姿に共感し、“明日は自分をもっと好きになれる“勇気と元気をもらえるだろう。『私ときどきレッサーパンダ』は3月11日(金)よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私ときどきレッサーパンダ 3月11日よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2022年01月27日中島健人と松本穂香が出演する深川栄洋監督最新作『桜のような僕の恋人』。この度、本作の追加キャストとして永山絢斗、桜井ユキ、柳俊太郎ら7名の参加が決定。切ない未来を想起させるキーアートも公開された。カメラマンとして修業を重ねる晴人(中島さん)と、人の何十倍も早く老いていく難病と闘う美咲(松本さん)のドラマを描く本作。「居酒屋ふじ」「初めて恋をした日に読む話」の永山絢斗が演じるのは、美咲を溺愛する兄・貴司。「真犯人フラグ」での怪演が注目される桜井ユキが、貴司の婚約者で美咲の良き相談相手、吉野綾乃。「今際の国のアリス」への出演も話題となった柳俊太郎が、晴人の先輩カメラマン高梨健三を演じる。ほかにも、同じく先輩カメラマン市川真琴役に若月佑美、美咲の主治医・神谷役を要潤、美咲の働く美容院の店長・辻役を眞島秀和、晴人が師事する有名カメラマン・澤井恭介役を及川光博が務めることも分かった。またキーアートは、晴人が笑顔でカメラを構え、背中合わせに美咲が晴人の方を振り返っており、同じ速度で歳月を重ねられない2人の儚くも切ない運命を想起させる1枚となっている。Netflix映画『桜のような僕の恋人』は3月24日(木)Netflixにて全世界独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年01月27日“顔なきポップスター”Sia(シーア)が初監督を務めた『ライフ・ウィズ・ミュージック』の日本カバーソングを歌うアーティストにELAIZAが決定。併せて、Japanese cover MVとELAIZAのコメントが解禁された。この度、本作の主題歌「Together」の日本版カバーソングの制作が決定。カバーソングを歌うアーティストに選ばれたのは、俳優業に限らず、映画監督、モデル、アーティストなど幅広いフィールドで才能を発揮している池田エライザ。本作ではアーティスト“ELAIZA”として、<明日への希望>と<信じてくれる人達=居場所>は必ず見つかるというメッセージが込められた主題歌「Together」を日本語の歌詞で熱唱している。本作のオファーを受けたときの印象についてELAIZAは「お話が来た時は純粋に嬉しかったです。とても大好きなSiaがまた新しい形で言葉を届けてくれるんだ、というのは本当に幸福な気持ちになりました」と喜びを伝えている。またSiaの「Together」を日本語でカバーしたことについては「Siaの『Together』には、前に進んでいく、これからを輝きながら生きていくというエネルギーをくれるような言葉がたくさん散りばめられていて、音も気持ちを高ぶらせてくれるハッピーな音が多かったです。その波に乗り遅れないように私なりのメッセージやエネルギーみたいなものもたくさん詰めるようにしました。英語がもつ柔らかさを日本語なりの柔らかさとやさしさ、輝きみたいなところが出たらいいなと思って、そういうところは意識して歌いました。すごく楽しかったです」とコメントを寄せた。解禁映像では、ELAIZAが歌う「Together」にのせて、心の奥に孤独を抱えた主人公・ズー(ケイト・ハドソン)が祖母の急死により、自閉症の妹・ミュージック(マディ・ジーグラー)と暮らし始め、隣人のエボ(レスリー・オドム・Jr.)や周囲の助けによって徐々に<愛する>ことを知り、自分の居場所をみつけるまでの数々の喜怒哀楽を切り取った場面が交錯する。またELAIZAは本作について「ミュージックの視点で描かれる音楽のシーンはとても新鮮だし、すごく刺激的でした。ズーとエボが対峙するシーンもお気に入りです。なかなか人に伝えられないことを言える心が溶け合う関係になれたところに、自分たちの意図しない瞬間が訪れて、その場面で二人のいじらしさや人間らしさ、大人だけど未熟な部分がみえてきて、とても魅力的でした」と熱弁している。『ライフ・ウィズ・ミュージック』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライフ・ウィズ・ミュージック 2022年2月25日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.
2022年01月27日ブルース・ウィリス主演の刑事アクション『サバイバル・シティ』より、予告編と新場面写真が解禁された。『アイリッシュマン』『ローン・サバイバー』『ギャング・イン・ニューヨーク』の製作陣が手掛けた本作は、極限状態の中、刑事が凶悪組織とのバトルを繰り広げるアクション映画。『ローン・サバイバー』のジョージ・フルラがプロデュースし、『沈黙の鉄槌』などのジェームズ・カレン・ブレザックがメガホンをとる。ブルース・ウィリスと『カラーズ・オブ・ラブ』などのチャド・マイケル・マーレイがダブル主演し、『リーサル・ストーム』などのスウェン・テメルらが共演する。この度解禁となった予告編は、ベテラン刑事のデビッド(ブルース・ウィリス)と、その相棒のキャル(スウェン・テメル)が、長年の宿敵である麻薬組織の取引現場に足を踏み入れる場面からスタート。しかし、キャルの焦りから居場所がバレてしまい、激しい銃撃戦となる。このままでは逃げ切れないと悟ったデビッドは、自ら囚われの身となり、キャルを脱出させる。デビッドを救うためキャルは組織相手に奔走するが…。世界でもっともタフな人質と刑事、そして攻防に巻き込まれた男。絶体絶命の中、巧みな頭脳・心理戦を使った壮絶なバトルが幕を開ける。『サバイバル・シティ』は1月28日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか「未体験ゾーンの映画たち2022」にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サバイバル・シティ 2022年1月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2022」にて公開© 2021 by Killing Field Film LLC and KFR Film Production PR, LLC
2022年01月26日