『ジョジョ・ラビット』で脚光を集め、M・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』にも出演するトーマシン・マッケンジー、そしてNetflixオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」でゴールデン・グローブ賞ミニシリーズ/テレビムービー部門の主演女優賞を受賞したアニャ・テイラー=ジョイが競演する『ラストナイト・イン・ソーホー』。60年代ロンドンから現代にも通じる恐ろしい出来事を描いた本作で、ファッションが役作りにもたらした影響についてトーマシンとエドガー・ライト監督が語った。映画冒頭、ぼんやり浮かぶシルエットに目を奪われ次第に明るみになるのは、デザイナーを夢見るエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)の姿。彼女は自作のドレスを纏い、愛してやまない60年代の品々に囲まれながら、レコードから流れてくる60年代の音楽に身を委ねる。それは現代なのか、60年代の話なのか――。一瞬にして目が奪われる印象的なシーンが冒頭から訪れる。エロイーズが纏うドレスをはじめ、本作の衣装を担当したのは、『ブルックリン』『17歳の肖像』など、クラシカルでいて、凛とした女性の衣装を手掛けてきたオディール・ディックス=ミローだ。その仕事ぶりは、2つの時代、同じソーホーという場所でそれぞれ夢を追いかける女性たちを演じたトーマシンとアニャの衣装でいかんなく発揮されている。■エドガー・ライトが明かす「冷酷な現実をみせるのにいいオープニング」エドガー・ライト監督は彼女の起用について、「60年代のファッションではあるけど、ありきたりなものはとちょっと違うこと。僕自身その時代を経験したわけじゃないんだけど(笑)、観ていてリアルに感じるか、ということを重視する。彼女の作るものはすごくリアルに感じられるから。実際に会った時、アイデアをルックブックにまとめてきてくれたんだけど、まさに僕が求めているものそのものだった」とふり返る。「サンディ(アニャ)が初めて登場するシーンでは、ピンク色の流れるようなドレス、ダンスがあるのでそれが映えるようなものを、とかなり頭を悩ませた」と監督。「衣装デザインの中でもいちばん大変だったと思うけどとても満足している。鑑賞したファンが2人を絵にしてくれたり、ハロウィンでコスチュームとして着てくれた人もいて僕はとてもうれしかった」と言う。冒頭のシーンについては、「新聞のドレスは、服を作る時に型紙を使ってトレースすることはよくあるから、そのアイデアからきている。いいなと思ったのは、電気がつくとじつはそのドレスが新聞、ということがわかること。グラマラスなことに対しての対比のようなじつは冷酷な現実をみせるのにいいオープニングだと思った」と明かしている。■トーマシン・マッケンジー「ファッションはこの映画の大事な一部」また、トーマシンは「新聞紙で作った自作のドレスは、とても細かくて複雑にできています。ロンドンに到着した時、エリー(エロイーズ)は手作りのオーバーオールにチーター柄のファンキーなタートルネック、大きな茶色のジャケットをあわせてる。三つ編みも手伝って、とにかく若くて純粋でナイーヴ、ワクワクしている人にみえます。彼女が手作りした“田舎のネズミ”スタイルなんですよ(笑)」と話す。「エリーの衣装を選ぶため、今までないほどに衣装チームと親密に仕事をしました。ファッションはこの映画の大事な一部なのです。彼女(オディール)のスタイルは個性的でかっこいい。メイクもウィッグなどもすばらしくて、沢山のアドバイスをもらい意見交換しました。言葉の訛り指導、衣装、ヘアメイクのすべてが役作りの助けになりました。エリーという役に息を吹き込んでくれました」と、オディールら衣装チームへの絶賛を惜しまない。そして、「(アニャは)沢山のジョイ(喜び)を現場や作品にもたらしました。勇気、色気、意思の強さ、ウィットに富んだ個性をサンディに与えました。彼女は見事でしたし、私が出会った中でいちばん熱心な勉強家でとどまることをしりません」と、アニャにも称賛を贈る。現代と60年代、ふたつの時代で生きるサンディとエロイーズは共に、情熱と決意を持って歩みはじめ、大きな夢と期待とともにロンドンへ移り住む。人を惹きつけてやまない煌びやかなネオンライトの影の部分を、正面から、彼女たちの繋がりを軸に描き切ったエドガー・ライト監督の最新作は、ジャンルを超えた“いまの時代”に送り出された新境地になっている。『ラストナイト・イン・ソーホー』はTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストナイト・イン・ソーホー 2021年12月10日よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月20日11月26日に公開を迎え、ひとりだけ魔法を持たないヒロイン・ミラベルの活躍や、彼女の魔法に溢れる家族の関係が紡ぐストーリーに感動の声が広がっているディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ミラベルと魔法だらけの家』より、監督コメントが解禁された。第79回ゴールデン・グローブ賞の3部門でノミネートされ、ディズニー長編アニメーション60作目となる本作で監督を務めたのは、『ズートピア』以来のタッグとなるバイロン・ハワードとジャレド・ブッシュのふたり。この度解禁されたコメントは、監督・アニメーター・脚本家として多くの作品に携わってきたふたりが、どんな想いで本作を世に送り出すのか、そしてディズニー・アニメーション・スタジオの未来について語る内容になっている。長年ディズニー・アニメーション・スタジオに勤めてきたハワードは「ここにいる人々は過去のディズニー作品から学び、その伝統を次へと継承してきた。このスタジオは、生まれた時から物語を語ることを愛してきました。そしてそれらの映画は何世代にもわたり、何度も、何度も、世界中の家族に見てもらってきている。すごいことです。そのレガシーの一部でいられることは、本当に光栄です」と、ディズニー・アニメーションが伝えてきた物語の偉大さを熱く語り、ブッシュも「60作目に携われたことはすごく光栄で、とても嬉しく感じています」とコメント。さらにブッシュは「このスタジオは新しい声を積極的に迎え入れている。かと思えば、ウォルト・ディズニー本人と一緒に働いていた大ベテランが、僕らの映画に感想を言ってきてくれたりする。あまりにも幅が広すぎて、びっくりしてしまうほどです」と、伝統と革新のどちらも重んじる環境が、100年近くにわたって新しい技術・物語を生み出し続ける原動力になっていることを明かした。またハワードは「これからの10年に公開される映画についても楽しみです。ここには新しいフィルムメーカーがいて新しいアイデアがたくさんある。ディズニー・アニメーションが作る映画は、どんどん幅広くなっていてとてもエキサイティングです。65作目、70作目を迎えることが待ちきれません」とスタジオの未来に思いをはせたコメントを残している。『ミラベルと魔法だらけの家』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年12月20日第71回ベルリン国際映画祭金熊賞と観客賞ノミネートのイラン映画『白い牛のバラッド』(英題:Ballad of a White Cow)が来年2月より公開されることが決定。併せて場面写真も解禁となった。愛する夫を死刑で失い、ろうあの娘を育てながら必死で生活するシングルマザーのミナ(マリヤム・モガッダム)。1年後に突然、夫の無実が明かされ深い悲しみに襲われる。賠償金よりも判事に謝罪を求める彼女の前に、夫の友人を名乗る男レザ(アリレザ・サニファル)が現れる。ミナは親切な彼に心を開き、3人は家族のような親密な関係を育んでいくが、2人を結びつける“ある秘密”には気づいていなかった…。罪と償いの果てに、彼女が下した決断とは?本作は第71回ベルリン国際映画祭で金熊賞、観客賞にノミネートされ数々のメディアで取り上げられるなど熱狂を呼び、イランの名匠に並ぶ新たな才能と高く評価された。監督を務めたマリヤム・モガッダムとベタシュ・サナイハは、2018年の『The Invincible Diplomacy of Mr Naderi』(英題)に続き、本作が2度目の共同監督。モガッダム監督は脚本と主演も兼任し、シングルマザーとして娘を育てようと奮闘しながら、理不尽な社会に立ち向かう主人公の女性・ミナを演じきった。強さと弱さを併せ持ったリアリティ溢れるその姿は「孤独と決断の葛藤の間で揺れ動くミナの役を見事に演じている」(―Festival Scope)「モガッダムは素晴らしいの一言に尽きる」(―Cineuropa)と絶賛の声が上がっている。イランは死刑執行数が中国に次いで世界第2位の国(アムネスティ・インターナショナル調べ)である。第70回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞で話題を呼んだ『悪は存在せず』など、近年、死刑制度をテーマにした映画が数々と作られており、世界的にも関心が高まっている。なお、本作はイラン政府の検閲により正式な上映許可が下りず、自国では3回しか上映されていない。厳罰的なイランの法制度を背景に、社会の不条理と人間の闇をあぶりだした本作は、いまや世界的に少数派である、死刑制度が存在するここ日本でも、大きな問いを投げかけることだろう。また、女性、とくに未亡人が生きづらい敬虔なイスラム社会で、判事に謝罪を求め続けたミナが、真実にたどり着いたときに下した決断は、あらゆる観客の脳裏に焼き付くはずだ。また、併せて場面写真も解禁。ミナの背後に近づく人影、車内にいるミナとレザの神妙な面持ちが印象的な姿や、ミナが娘とともにいるシーン、無機質な牛乳工場で働く様子など、サスペンスフルな雰囲気が伝わってくる場面が切り取られている。理不尽に立ち向かう女性の姿を巧みに描いた本作。緻密な心理描写、そして緊張感あふれる音と映像で描かれる、極上のサスペンスとなっている。『白い牛のバラッド』は2022年2月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:白い牛のバラッド 2022年2月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
2021年12月20日表の顔は、高貴なる英国紳士。裏の顔は、世界最強のスパイ組織“キングスマン”。その最初の任務を描く『キングスマン:ファースト・エージェント』がクリスマスイブ、12月24日(金)に待ちに待った公開を迎える。ド派手で超過激なスパイアクションが繰り広げられる本作をはじめ、今年のクリスマスは家族や、友達と、恋人と楽しめる“超過激”な作品が目白押しだ。▼『ヴェノム』(劇場公開中)クリスマスを前に凶悪の敵現る全世界940億円を超える大ヒットを記録した『ヴェノム』のシリーズ第2弾。“俺たち”としての共同生活は板につきつつも、「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生した地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは刑務所で、ある死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行が迫っていた。「私の秘密を教えようか」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。そのとき、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が人間とは異なることに気づく…。死刑執行を前に、クレタスはカーネイジへと覚醒、世界を闇へと変えていく。最強と言われてきたヴェノムの脅威をも超えるほどのカーネイジの出現により、どんな激しい戦いが勃発するのか?全作を超える手に汗握るアクション、そして“俺たち”の共闘にワクワクさせられる。▼「ホークアイ」(ディズニープラスで配信中)クリスマスを家族と過ごせるのか?マーベル・スタジオが贈るDisney+(ディズニープラス)オリジナルドラマシリーズ最新作。「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、そして「ロキ」と、映画の枠では収まり切れないヒーローたちのドラマを描いてきたマーベル・スタジオが、ついにアベンジャーズ創設メンバーを描く。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)の壮絶な戦いで、人類を救ったものの大事な親友であるブラック・ウィドウをはじめ、仲間を失ったホークアイ。喪失感を抱えながらも、ようやく平穏な日々を取り戻しつつあった彼の唯一の望みは、クリスマスを家族と一緒に、穏やかに過ごすこと。しかし、彼の秘めていた過去、闇の世界の暗殺者“ローニン”の存在がきっかけとなり事件に巻き込まれていく。「クリスマスまでに帰る」という大事な家族との約束を守るために奮闘するも、次々とトラブルや新たな敵が襲ってきて…。クリスマスまであと6日間。ニューヨークの煌めくクリスマスを舞台にした演出にも注目だ。▼『キングスマン:ファースト・エージェント』12月24日クリスマスイブ公開待ちに待った公開をクリスマスイブに控える『キングスマン:ファースト・エージェント』。本作で新たに活躍するのは、キングスマンの礎を築いた存在である平和主義のイギリス名門貴族・オックスフォード公(レイフ・ファインズ)と、彼の息子であるコンラッド(ハリス・ディキンソン)だ。時は1914年。世界を混沌に陥れようと“闇の狂団”が、世界大戦を引き起こすため欧州各国へ刺客を送り込み、大戦が勃発してしまう…。オックスフォード公は独自の諜報網から、ドイツやロシアの不穏な動きを察知し、のちにキングスマンとなる組織を創設、世界の危機を前に立ち上がる。今回、メインキャラクターとなるオックスフォード公は戦争では何も解決しないという考えを持ち、それに反して、コンラッドは戦争へ行くことが自分の使命と信じる正義感にあふれた青年。平和な世界を実現したいと強く願う気持ちは同じものの、コンラッドが幼いころに妻を失ったことから、オックスフォード公は息子を愛するがあまり危険な場所から遠ざけようとしていたのだ。しかし大戦は過激化し、やがてオックスフォード公はコンラッドをキングスマンとして誘うことに。マシュー・ヴォーン監督にしか描くことのできないキレッキレのアクション、スリル満点のシリーズならでは魅力、さらに胸を強く打つ父子のドラマが加わり、最新作は楽しめる要素が満載となっている。『キングスマン:ファースト・エージェント』は12月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングスマン:ファースト・エージェント 2021年12月24日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporationヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 2021年12月3日より全国にて公開©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2021年12月20日アダム・ドライバーとマリオン・コティヤールが主演する、ダーク・ファンタジー・ロックオペラ『アネット』より、特報映像とポスタービジュアルが公開された。今回到着した映像では、人気スタンダップコメディアン・ヘンリー(アダム・ドライバー)と一流オペラ歌手・アン(マリオン・コティヤール)の恋の物語から幕を開け、やがて、2人の子ども・アネットが誕生。しかし、そんな甘い時間は束の間。<何か>に怯える彼らの姿が映し出されている。日本でも根強い人気を誇り、原案も手掛けたロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップ・バンド「スパークス」の音楽をバックに、ヘンリーとアン、アネットの“暗然たるおとぎ話”の始まりを予感させる映像だ。『アネット』特報映像そしてポスタービジュアルは、「愛がたぎる」というコピーと相反するように、冷たい嵐と波に揉まれながら2人が手を取って踊り続ける姿が写し出されている。一体、これは現実なのか?様々な憶測を呼ぶ1枚となっている。『アネット』は2022年4月1日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アネット 2022年春、ユーロスペースほか全国にて公開© 2020 CG Cinéma International / Théo Films / Tribus P Films International / ARTE France Cinéma /
2021年12月20日各国の映画祭で話題をさらったブランドン・クローネンバーグ監督作『ポゼッサー』(原題:POSSESSOR)の公開日が来年3月に決定し、メインビジュアルと場面写真が解禁された。第三者の脳に入り込み所有者<ポゼッサー>として殺人を行う完全無欠の遠隔殺人システム。タシャは、殺人を請け負う企業に勤務するベテラン暗殺者。上司のミッションのもと、特殊なデバイスを使ってターゲットに近しい人間の意識に入り込み、徐々に人格を乗っ取っていきターゲットを仕留めたあとは、ホストを自殺に追い込んで“離脱”する。全てが速やかに完遂されていたが、あるミッションを機にタシャのなかの何かが狂い始める…。人格を乗っ取られた男との生死を賭けた攻防を、冷徹で研ぎ澄まされた映像美で描く。本作は、鬼才デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグ監督の、『アンチヴァイラル』から実に8年ぶりの長編第2作。2020年のサンダンス映画祭でワールドプレミアされ、各国の映画祭のあらゆる部門で39のノミネートと15の受賞を果たした注目作だ。昨年の第33回東京国際映画祭「TOKYO プレミア 2020」部門で上映されるや否や、その容赦ない暴力描写で観客の度肝を抜き、大きな話題となったことも記憶に新しい。全米映画批評家サイト・ロッテントマトでは200件以上のマスコミレビューがありながらも満足度94%の高評価を獲得した。主演には『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』などホラー、カルト系の映画との好相性を予感させるアンドレア・ライズボロー。意識を乗っ取られる男に『ファースト・マン』『ピアッシング』のクリストファー・アボット。ブランドン監督がある日、まるで自分が自分でないような感覚に襲われ、急遽自身の人格を再創造する必要を迫られたという自身の経験から着想を得て製作されたという本作。他人の身体に入り込み、人格をコントロールしていく工作員の女。その過程で完全にコントロールされているはずの男の自我が、次第にひとつの身体の内で混ざり合っていく様を、父親譲りの様式美と過激描写に加え、執拗なバイオレンスや性描写にスタイリッシュなカメラワーク、面妖な色彩の映像で描き出す。そして誰も考えつかない冷徹かつ異常な物語と世界観は、観る者の心に深い傷跡を刻むことだろう。その奇妙で不気味な世界観を切り取ったポスタービジュアルと場面写真も解禁。鬼才の遺伝子と戦慄の才能が花開く衝撃作に、期待が高まる。『ポゼッサー』は2022年3月4日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ポゼッサー 2022年3月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開©2019,RHOMBUS POSSESSOR INC,/ROOK FILMS POSSESSOR LTD. All Rights Reserved.
2021年12月20日注目俳優ジョディ・カマーが、リドリー・スコット監督『最後の決闘裁判』のあるキスシーンの裏側について語るインタビュー映像がシネマカフェにて解禁となった。舞台は14世紀末、フランスで法的に認められた最後の決闘裁判を描く本作。かつて友人同士であったカルージュ(マット・デイモン)とル・グリ(アダム・ドライバー)が生死を賭けて真実を巡る戦いに挑み、歴史家たちに“世紀のスキャンダル”とまでいわれるセンセーショナルな事件の真相に、圧巻の演出とスケールで迫る。当事者3人の視点から描かれる本作の構成は、黒澤明監督『羅生門』に影響を受けたといわれている。今回の独占映像は、『フリー・ガイ』での好演も記憶に新しいジョディ・カマーが語るインタビュー映像。夫カルージュにとっては宿敵、アダム・ドライバー演じるル・グリとの初対面で交わす「激しくときめくようなキス」をなるべく自然に演じるために、固定観念を持たずに演技に挑んだとジョディは語っている。「両極端の感情が湧く」絶妙なシーンは、まさにジョディの演技力が試される屈指の場面となっている。『最後の決闘裁判』は先行デジタル配信中、2022年1月26日(水)よりブルーレイ+DVDセット発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年12月19日キアヌ・リーブス主演で、全世界に社会現象を巻き起こしたアクション超大作の新章『マトリックス レザレクションズ』。今回は、解禁されている情報の中でも謎に包まれたヒロイン、トリニティーをピックアップ。ラナ・ウォシャウスキー監督や、トリニティーを演じてきたキャリー=アン・モスの言葉から掘り下げていく。◆ネオとは初対面?主婦の「ティファニー」として暮らしている!?過去作ではネオ(キアヌ・リーブス)やモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)らと共に、人類の未来のために機械と戦っていたトリニティーだが、予告編ではその面影は見られない。ネオと握手し、「前に会った?」と語りかけるという初対面のような反応を見せており、本作では主婦の「ティファニー」として登場することも発表されているが、これまでと異なる名前の理由とは?その一方で、銃弾を止めるネオと共に、傷つきながら街中やビルの屋上などを奔走し、高層ビルからジャンプするシーンも…。本予告では、ネオを後ろに乗せてお馴染みのバイクを駆る姿も収められており、トリニティー本来の頼もしい一面も見せている。しかし、マトリックス=仮想世界に繋がれている様子も映し出され、モーフィアス(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)が「トリニティーを救いたければ戦え!」とネオを鼓舞するシーンが!トリニティーは再びマトリックスに囚われており、本作でのネオは彼女を再び取り戻すために戦っているようだ。◆ラナ・ウォシャウスキー監督、そしてキャリー=アン・モスの語るトリニティーそんなトリニティーの役柄について、本作で再びメガホンを取るラナ・ウォシャウスキーは、キャリー=アンのおかげで、このキャラクターが生まれ変わったと語っている。「トリニティーは以前から勇猛果敢だったけど、今回は桁違いに進化しています。それはもちろんキアヌ扮するネオも同じ。一緒にこの新作に取り組んだら、どんな化学反応が起きるか、撮影前からとても楽しみでした」とコメント、第3作『マトリックス レボリューションズ』(03)から18年の時を経て新章を作ることはもちろん、キアヌやキャリー=アンらと再結集することも心待ちにしていた様子だ。新章の始まりを待ちわびていたのは、トリニティーを演じたキャリー=アンも同様だ。本作の制作をラナから電話で聞いたキャリー=アンは、そのことを夫に報告した際、思わず嬉し泣きしてしまったと振り返っている。その後サンフランシスコでラナやキアヌと再会し、台本の読み合わせをしたキャリー=アンだが、予想を遥かに超えた内容に驚きを隠せなかったという。「トリニティーについてはいろいろなパターンを想像していたけど、ことごとく外れてしまったし、読み合わせが終わっても気持ちの整理がつきませんでした」と語っていることからも、その衝撃の大きさがうかがえる。また、トリニティー役について、「この役を演じるために数々の試練を乗り越えてきたけれど、今となっては最高の思い出。人生の糧にもなっています」と、『マトリックス』での人生の血肉となっていることも語っている。例えば、第2作『マトリックス レボリューションズ』(03)では、ハイウェイでの逆走シーンで世界中の度肝を抜き、バイクがトリニティーの代名詞となった。しかし、元はバイク恐怖症で、それを克服したことを当時のインタビューで明かしている。同じく代名詞であるスコーピオン・キックをはじめとして、格闘シーンも多数あるトリニティーだが、キャリー=アン自身は実は体術も得意ではなく、「体術を習得するのではなくて、ダンスを覚える要領で型や動きを頭に入れるようにしています」と独自のコツを告白する。自分自身では得意ではなかったことでも、乗り越えることで世界を驚かせるキャラクターを生み出せることをキャリー=アン自身が体現している。困難を乗り越え進化し続けるキャリー=アンの姿は、まるでトリニティーそのものといえそうだ。『マトリックス レザレクションズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マトリックス レザレクションズ 2021年12月17日より全国にて公開©2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月19日第88回アカデミー賞作品賞受賞『スポットライト世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督・脚本、マット・デイモン主演で贈るサスペンス・スリラー『スティルウォーター』。構想に10年の歳月をかけたこの新作のみならず、マッカーシー監督の過去作を振り返ると、そのどれもが緻密な脚本に唸る作品ばかり。監督をよく知るプロデューサーのジョナサン・キングは「トムの仕事を特徴づけるのは、世の中に対するたゆまぬ好奇心」と語る。「彼は人への好奇心と思いやりから映画製作に取り組んでいます。根っから人に興味があって、その人々が歩んできた人生の代弁者になることに大きな価値を置いているんです」。今回は、そんなトム・マッカーシー監督が稀代のストーリーテラーであることがよく分かるオススメ作品4本をピックアップした。『扉をたたく人』監督・脚本2008年愛する妻に先立たれ、無気力な毎日を送っている大学教授のウォルター。ある日、学会で論文を発表するためにコネチカットの住まいからニューヨークにあるアパートへ行くと、そこには若い男女、タレクとゼイナブが住んでいた。騙されて入居していた、行く当てもない彼らを不憫に思ったウォルターはアパートに引き留そこから奇妙な同居生活が始まる。音楽を愛するウォルターは、ミュージシャンであるタレクにジャンベ(西アフリカ起源の太鼓)を習い始め、徐々に心を通わせていくが、そんな日々も束の間、タレクが不法滞在を理由に拘束されてしまう…。ウォルターを演じたリチャード・ジェンキンスは2009年アカデミー賞主演男優賞にノミネート、近年はギレルモ・デル・トロ監督『シェイプ・オブ・ウォーター』でも同助演男優賞にノミネートされた。全米公開時わずか4館だった上映は270館まで拡大し、公開6週目にはついに興収トップ10入りを果たす。監督・脚本を務めたトム・マッカーシーの名を一躍世に知らしめた出世作。『カールじいさんの空飛ぶ家』原案2009年勇敢な冒険家チャールズ・マンツに憧れる少年カール。ある日、1軒の空き家で、同じく冒険好きでマンツに憧れる少女エリーと出会う。2人はやがて恋に落ち結婚。初めて出会った空き家を新居とした。マンツが消息を絶ったという“伝説の滝”パラダイス・フォールについて語り合い、いつか2人で見に行こうと約束するが、なかなか旅行費用が貯まらない。やがてエリーは病に倒れ、亡くなってしまう。その後も、エリーとの思い出が詰まった家で一人暮らしていたカールだったが、78歳になったある日、妻との約束を果たすため、人生最初で最後の冒険を決意する。思いもよらぬ運命が待ち受けていることも知らずに、大切な我が家に無数の風船をつけ、家ごと空へ旅立った。トム・マッカーシーが原案を務め、『モンスターズ・インク』『インサイド・ヘッド』などのピート・ドクターが監督を務めた本作。2010年アカデミー賞で長編アニメ映画賞、作曲賞を受賞したほか、脚本賞にもノミネートされた。『スポットライト 世紀のスクープ』監督・脚本2015年2001年夏、ボストン・グローブ紙に新しい編集局長のマーティ・バロン(リーヴ・シュレイバー)が着任する。マイアミからやってきたアウトサイダーの彼は、地元出身の誰もがタブー視する、ある神父による性的虐待事件を詳しく掘り下げる方針を打ち出す。その担当を命じられたのは、独自の極秘調査に基づく特集記事欄「スポットライト」を手掛ける4人の記者たちだった。デスクのウォルター“ロビー”ロビンソン(マイケル・キートン)をリーダーとするそのチームは、事件の被害者らへの地道な取材を重ね、大勢の神父が同様の罪を犯しているおぞましい実態と、その背後に教会の隠蔽システムが存在する疑惑を探り当てる。やがて9.11同時多発テロによる調査の一時中断を余儀なくされながらも、チームはカトリック教会の権威にひるむことなく罪を暴くため闘い続ける。衝撃の実話を描き、2016年アカデミー賞6部門にノミネート。見事、作品賞と脚本賞を受賞した。トム・マッカーシーを名実ともにハリウッドを代表する映画作家にした1本。『スティルウォーター』監督・脚本・製作2021年仏マルセイユを舞台に、殺人罪で捕まった娘の無実を証明するため、父親が真犯人を探し出すというサスペンス・スリラー。米オクラホマ州スティルウォーターで暮らす失業中の石油掘削作業員ビル。彼は過去のあやまちにより疎遠になってしまった娘アリソンと再会するためマルセイユへ向かう。アリソンは留学中、ガールフレンドのレナを殺害した罪で9年の刑に服していたが、無実を訴え続けていたのだ。ビルは現地で弁護士に再調査をするよう訴えるも、まともに取り合ってもらえない。ビルは娘の無実を証明するため、複雑な法制度、言葉の壁や文化の違いに阻まれながらも異国の地で1人奔走する。そんな中、彼が出会ったのは地元の女性ヴィルジニーとその娘マヤ。新たな協力者を得て調査を重ねるビルは、やがて思わぬ形で事件の証拠を掴み取る。しかしそれは同時に、彼に苦渋の決断を迫るものだった。マッカーシー監督が構想に10年の歳月をかけ、どうしても描きたかった物語。パルムドール受賞作『ディーパンの闘い』などで知られるトーマス・ビデガンとノエ・ドゥブレが脚本の執筆に加わり、重厚かつ緻密な作品が完成した。『スティルウォーター』は2022年1月14日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:扉をたたく人 2009年6月27日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開© 2007 Visitor Holdings, LLC All Rights Reserved.カールじいさんの空飛ぶ家 2009年12月5日より全国にて公開© WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.スティルウォーター 2022年1月、TOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 Focus Features, LLC.
2021年12月18日ひとりの弁護士の不屈の信念が巨大企業の隠蔽を暴き出す、全米を震撼させた衝撃の実話に基づく物語『ダーク・ウォーターズ巨大企業が恐れた男』が現在公開中。この度、本作の主演マーク・ラファロと、彼が今回演じる役柄のモデルとなった不屈の弁護士ロブ・ビロットとの2ショットインタビュー映像が到着した。2016年1月6日、ニューヨーク・タイムズ紙にて掲載された、環境汚染問題をめぐってひとりの弁護士が巨大企業との闘いを繰り広げてきた軌跡が綴られた新聞記事から全てが始まった本作。今回到着した映像では、その掲載された記事を発端とするプロジェクト始動や、当時のビロット弁護士の心境など、映画製作の前日譚が明かされる。俳優であると同時に、長年にわたって環境保護に熱意を傾けてきたマークは、今作について「エージェントが映画化の話があると教えてくれた。プロデューサーをやらないかと言われたので、この話を世に広めたいからぜひやるよと答えた。注目を集められると思ったし、娯楽性の高い作品にもできる。これは実話に基づいたホラー映画だよ」と製作としても参加した経緯を語る。また、トッド・ヘインズ監督にオファーしたときのことを、「彼に引き受けてもらいたくて長電話で説得した。トッドの最初の返事は忙しくて無理だったんだ。それはもちろん分かってたけど、好きなジャンルの作品だと言っていたし、直感で彼が適任だと思ったんだ。引き受けてくれて本当によかったよ!」と回顧。一方、ニューヨーク・タイムズ誌に掲載された記事“デュポン社にとって最悪の悪夢になった弁護士”の当該者本人、不屈の弁護士ロブ・ビロットは、マークの役作りに協力。ビロット弁護士は「マークは私の自宅まで来てくれたし、ウエスト・バージニア州にも同行した。映画の撮影にもかなり立ち会わせてもらったんだ。彼は本当に素晴らしい仕事をしてくれた。これは世の中に警笛を鳴らす作品だ」と感銘を受けたと語っている。そして、「我々には知る権利があり、ロブ・ビロットのような人たちの努力によって必要な情報は提供されている。変化を促すのは我々の役目であり、今こそ行動に移す時だ」というマークの熱いメッセージで映像は締めくくられている。マーク・ラファロ×ロブ・ビロットインタビュー映像『ダーク・ウォーターズ巨大企業が恐れた男』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 2021年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2021年12月18日KJ・アパとブリット・ロバートソンが共演し、運命的な恋に落ちたふたりが過酷な運命を乗り越えていくラブストーリー『君といた108日』。この度、KJ・アパによるライブシーンとインタビュー映像が公開された。KJ・アパが本作で演じているのは、全米で4度のゴールドディスクを獲得している伝説のクリスチャンシンガー、ジェレミー・キャンプ。今回、数あるライブシーンを全て吹き替えなしで挑戦しているKJ・アパ。映像では、2002年9月にリリースされたアルバム「Stay」収録の代表曲「I Still Believe」を熱唱するシーンが公開。また、音楽一家に育ち、父親の影響で音楽に興味を持ったという彼にとっての“音楽”を語るインタビューも収録。実在の人物でもあるジェレミーを演じる決め手については、「彼のメリッサとの関係、そこにあった愛がとても魅力的。この2人の愛の物語がきっかけで、この物語と役柄に惹かれた」と明かしている。そんな音楽へ人一倍強い思いを持ち、ジェレミーとメリッサの愛に心底魅了された彼だからこそできた、このライブシーン。優しさの中にパワーを宿した歌声に注目だ。『君といた108日』本編映像『君といた108日』は12月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君といた108日 2021年12月31日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2021 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2021年12月18日スタイリッシュな英国紳士が、ド派手で超過激なスパイアクションを繰り広げる大人気シリーズの最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』より、本編映像が解禁された。この度解禁されたのは、キングスマンの礎を築いた、オックスフォード公とコンラッドの親子が、キングスマンには欠かせないスタイリッシュなスーツに身を包み、高級テーラーで会話を交わすシーン。イギリスの名門貴族であるオックスフォード公は、自身が生まれた家系のことを息子のコンラッドへ語り始めるが、先祖を乱暴で冷酷な手で貴族にのし上がったひどい連中だと批判。そして昔はジェントルマン(ヤワな男)と呼ばれるのは死ぬのと同じだったが、時代が変わったいまは“ジェントルマン”は誇れるものなのだと言う。彼がこの事実を伝えたのは、コンラッドのため。実は彼が第1次世界大戦の勃発したヨーロッパにおける自国を憂い、戦地に行くことが自分の使命だと考えていたため、オックスフォード公は暴力や乱暴だけが平和を実現するためのものではないと諭したかったのだ。またオックスフォード公を演じる『ハリー・ポッター』や『007』シリーズのレイフ・ファインズは「根底に悲劇的な要素がある。私のキャラクターは冒頭で、何年間もずっと悲しみと喪失の日々を送っている男として描かれる」とキャラクターの持つ深い悲しみについて語り、「傷を負っており、肉体的にも精神的にも動きが取れないでいると言える。平和主義者で、ハリス演じる息子コンラッドには、極端に過保護であるとも言えるね」と、キングスマンとしてではなく“父親”としてのオックスフォード公の一面について明かしている。そんなオックスフォード公に愛され、正義感に溢れるコンラッドを演じるのは、注目の若手英国俳優ハリス・ディキンソン。彼は「父と子というのは物語の核となるもので、家族や歴史についての重みのある物語だ」と語っており、意見が衝突する親子の葛藤、オックスフォード公の父親としての想いなど、かつてのキングスマンシリーズには見られなかった、胸を熱くさせる親子のドラマを期待させる。『キングスマン:ファースト・エージェント』は12月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングスマン:ファースト・エージェント 2021年12月24日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2021年12月18日第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション選出の話題作、フランス・パリ郊外を舞台にした青春映画『GAGARINE/ガガーリン』より、シーン写真7点が解禁された。舞台はフランス・パリ郊外に実在する、「地球は青かった」の言葉で有名な宇宙飛行士ガガーリンに由来する名前を持つ<ガガーリン>公営住宅。そこで暮らす少年の恋と夢、青春の日々を描く。監督は、本作が長編デビューとなるファニー・リアタール&ジェレミー・トルイユの男女2人組。解体前のガガーリン団地で実際に撮影を行い、ノスタルジックで幻想的な映像美の中に、繊細な若者の心の機微を見事に映し出した。この度、解禁されたのは、本作に特別出演した、レオス・カラックス作品の常連ドニ・ラヴァンの貴重な姿を含め、ユーリとその仲間たちのかけがえのない青春の日々を捉えたエモーショナルなシーン写真7点。外の世界を隔てる存在でもあるその安全な場所<ガガーリン団地>から身を乗り出し“外の世界”を眺める様子や、夢と現実が入り乱れるかのように“内の世界”<団地の中>でまるで宇宙飛行士のように浮遊するシーンのほか、リナ・クードリ扮する美しく才気にあふれる少女ディアナとともに目的に向かって駆け出す瞬間など、主人公・ユーリの青春の日々を切り取ったものとなっている。『GAGARINE/ガガーリン』は2021年2月25日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GAGARINE/ガガーリン 2022年2月25日より新宿ピカデリー、HTC有楽町ほか全国にて公開©2020 Haut et Court – France 3 CINÉMA
2021年12月17日世界的注目を集めるシンガーソングライターSiaが初監督をつとめた『ライフ・ウィズ・ミュージック』の公開日が2022年2月25日(金)に決定し、特報映像と新ビジュアルが解禁された。本作は、ミュージック・ビデオ総生回数70億超え(※フィーチャリングで参加した曲、楽曲提供した曲も合算)、合計でグラミー賞には9回のノミネーションを果たし、ステージでは素顔を見せない“顔なきポップスター”として知られる世界的シンガーソングライター・Sia(シーア)が自身の実体験を基に、初の映画監督にして原案・脚本・製作まで手掛けた新体感ポップ・ミュージック・ムービー。多くの苦しみを乗り越えてきた自身の半生を主人公ズーに託し、“愛する”ことを学び、居場所や明日への希望を見出していく感動のドラマを珠玉のミュージックシークエンスで描き、第78回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞、周囲の人々との関わりの中で“愛”を知っていく孤独な主人公ズーを全身全霊で熱演したケイト・ハドソンは最優秀主演女優賞にノミネートされている。Siaにとっての“救い”である音楽そのものをイメージした、イマジネーション豊かな自閉症の妹・ミュージックを演じるのは、Siaの楽曲「シャンデリア」のMVで圧巻のダンスパフォーマンスを披露し話題を呼んだマディ・ジーグラー。ズーに優しく寄り添う隣人・エボ役には、大ヒットブロードウェイミュージカル「ハミルトン」でトニー賞最優秀ミュージカル俳優賞に輝いたレスリー・オドム・Jr.。Sia自ら才能に惚れ込みキャスティングした実力派キャストたちが脇を固める。特報映像では、Siaが本作のために書き下ろした12曲のうち、主題歌である「Together」にのせて色とりどりでイマジネーション豊かな世界が広がる。「愛と音楽が、明日への光」というキャッチコピーと共に、孤独に生きるズー(ケイト・ハドソン)が、祖母の急死により、長らく会っていなかった自閉症の妹・ミュージック(マディ・ジーグラー)と暮らしながら、隣人のエボや周囲の助けを借りて明日への希望を見出すドラマシーンと、〈愛〉と〈希望〉と〈驚き〉に満ちた、カラフルでポップな音楽シーンが交錯。この音楽シーンは、ミュージックの内面世界を映し出す表現手法として使われており、これまでの映画の概念にとらわれない新体感の映像体験となっている。併せて解禁されたポスタービジュアルは、ズーがカラフルなビニールプールにミュージックとエボを誘いながら、平穏なひとときを過ごしている姿をエモーショナルに表現。生きる希望を失っていたズーが“愛する”ことで得られる幸せに気づく、心温まるワンシーンである。また、本作の世界観が垣間見える新場面写真6点も解禁。Siaの自伝的な要素が盛り込まれているリアルな現実ドラマ、色鮮やかで陽気で風変わりな音楽世界、その間を行き来するSiaの独特な世界観が滲み出た場面写真となっている。さらに、本作をいち早く鑑賞したクリエイター勢からも絶賛コメントが到着。「SMAP」、「関ジャニ∞」、「Superfly」らに人気アーティストに歌詞を提供するほか、「チャットモンチー」、「Awesome City Club」などプロデュースも手掛ける作詞家・音楽プロデューサー・作家のいしわたり淳治は「映像の美しさ、登場人物たちの豊かな表情、温かい物語、そして音楽。どこを切り取っても溢れんばかりに愛が詰まっている」、また星野源や「Perfume」のMVを手掛ける映像作家の関和亮は「登場人物全てが愛おしい。圧巻の音楽と映像表現。Siaの世界にどっぷり浸れる新しい映画の誕生。人々が支え合うにはどうしたらいいのか?一つの答えがこの映画にあります」とそれぞれ本作を称賛している。『ライフ・ウィズ・ミュージック』は2022年2月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライフ・ウィズ・ミュージック 2022年2月25日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.
2021年12月17日11月5日(金)より全国の映画館で公開された「アベンジャーズ」に次ぐ新たな伝説となるドラマチック・アクション超大作『エターナルズ』が、早くも2022年1月12日(水)よりディズニー公式定額制動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で見放題独占配信されることが決定した。『ノマドランド』でアカデミー賞監督賞を受賞した、いま映画界で最も注目されているクロエ・ジャオ監督がマーベル史上最大のスケールで「アベンジャーズ」に次ぐ新たなヒーローを描いた本作。公開後は初日3日間で興行収入4億円超え、動員26万人を超えてNO.1大ヒットスタートを記録。12月15日(水)時点では興行収入11億9,338万円、動員78万8,126人を記録し、2021年秋映画の最大注目作品として大きな話題を呼んだ。「こんなマーベル映画は観たことない!」の声が続出した異色作様々な脅威に対抗してきたアイアンマンやキャプテン・アメリカら最強のヒーローチーム「アベンジャーズ」に次ぐ、新たなヒーローチーム「エターナルズ」は地球上に存在するすべてを超越した存在。7000年もの間、人類を静かに見守り、文明の進化を陰で支えてきた10人の守護者。今作では『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、「アベンジャーズ」がいなくなった地球に、あの最凶最悪の敵・サノスをも超える宇宙的規模の脅威が人類に迫る――。マーベルファンはもちろん、これまでのマーベル・シリーズを観ていなくても楽しめる作品として多くの新規ファンも劇場に駆けつけた本作。SNSでは「エターナルズ最高です・・10人それぞれ良い、好き」「演出も音楽もキャラの個性も、エターナルズ最高だわ!」など多数の絶賛コメントが寄せられるほか、「エターナルズ2回観てきました!心の底から2時間半を楽しめた!」「2回みた!1回目よりも遥かにエターナルズに対して愛情が湧き上がってきた!」と、2回以上のリピーターも続出した。中でも「マーベル映画でこんな映像美を体験できるとは!クロエ・ジャオお見事」「今までの世界観を超えて、異次元の神話レベルへ突入した!」「MCUの中でも超異色作!あまりの衝撃に終始口が空いていた」との声が多く、ジャオ監督の演出、超豪華キャスト陣のケミストリーとド派手なアクションによって、これまでのマーベル・シリーズとはまた違った魅力を持った作品として話題となった。ジャオ監督は映画公開後、自身のSNSで「『エターナルズ』を観にきてくれた世界中の皆さん、心から感謝します!」と喜びのコメントを残している。『エターナルズ』は2022年1月12日(水)よりディズニープラスで見放題独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エターナルズ 2021年11月5日より全国にて公開
2021年12月17日2021年カンヌ国際映画祭に出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴びた『ブルー・バイユー』(原題:Blue Bayou)が2022年2月11日(金・祝)より公開が決定。韓国系アメリカ人俳優ジャスティン・チョンが監督・主演、アリシア・ヴィキャンデルが共演する。主人公は、韓国で生まれ、3歳でアメリカに養子に出された青年アントニオ。自身は知る由もない30年以上前の書類の不備で国外追放命令を受け、強制送還される危機に瀕する。韓国とアメリカの移民政策で生じた法律の“すき間”に落とされてしまった彼は、愛する家族との暮らしを守れるのか。家族を襲う不運に揺れ動く3人を美しい映像と共に力強く描く。監督・脚本・主演を務めるのは、映画『トワイライト』シリーズで俳優として知られ、監督としても数々の賞を受賞している韓国系アメリカ人、ジャスティン・チョン。その妻役には、アカデミー賞受賞のアリシア・ヴィキャンデル。アリシア・ヴィキャンデルこの度解禁されたメイン写真では、監督・脚本も務めたジャスティン・チョン演じる主人公アントニオが、アリシア演じる妻のキャシーと、娘のジェシーを肩車し、3人で景色を眺めている様子が切り取られ、家族3人での穏やかな空気が伝わってくる。この後、家族が離ればなれになってしまう危機にどう立ち向かっていくのか、家族と決して離れたくないアントニオの決心に注目だ。『ブルー・バイユー』は2022年2月11日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルー・バイユー 2022年2月11日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2021 Focus Features, LLC.
2021年12月17日アニメーション映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』のブルーレイ+DVDセット、4KUHDが12月22日(水)にリリース。この度、本作の脚本家サラ・スミスが語る、ボーナス映像がシネマカフェに到着した。スマホよりハイテクなデジタル機能に加えて、持ち主にピッタリな友達まで見つけてくれる最新式ロボット型デバイス<Bボット>が普及した世界で、友達のいない少年バーニーの元に届いたのは、オンラインにも接続できないポンコツ・ボットのロン――。本作は、1人と1体の本当の「友情」を探す、ハートウォーミング・アドベンチャーとなっている。ロン役は、スタンドアップコメディアンから俳優に転身したザック・ガリフィアナキス、主人公のバーニーは、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のジャック・ディラン・グレイザーが担当している。今回リリースされるブルーレイやデジタル配信(購入)には、監督や声優が物語の背景や製作秘話を語る「ボイスキャストが語る」や「メイキング・オブ『ロン 僕のポンコツ・ボット』」などボーナス・コンテンツを収録。到着した映像は、ボーナス・コンテンツ「豪華ボイスキャストの魅力」。バーニーの父親役エド・ヘルムズと、ロン役のザックが以前、スミス監督が脚本を担当したコメディ番組のファンで、2人がそのことを知ったのをきっかけに、意気投合したことが明かされている。そして、バーニーの祖母を演じたオリヴィア・コールマンが、コミカルなダンスをしながらアテレコを行う姿も公開されており、「大柄なブルガリア出身のおばあさん役をユーモラスに演じてくれた」と監督も絶賛している。『ロン 僕のポンコツ・ボット』ボーナス映像『ロン 僕のポンコツ・ボット』ブルーレイ+DVDセット、4KUHDは12月22日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:ロン 僕のポンコツ・ボット 2021年10月22日より全国にて公開©2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年12月17日トッド・ヘインズ監督がマーク・ラファロ、アン・ハサウェイら実力派キャストで贈る『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』より、出演しているアン・ハサウェイのロングインタビュー映像が解禁された。ハサウェイが本作で演じるのは、科学物質PFOAが人体に悪影響を与えることをひた隠しにしてきた巨大企業デュポン社と一人戦う弁護士の夫ロブ・ビロット(マーク・ラファロ)を支え、時には力強い言葉で鼓舞していく、妻のサラ・ビロット。公開されたインタビュー映像では、どのような意気込みで実在の人物を演じたのか、率直に、熱心に本作参加への思いや役作り、モデルとなった本人達の印象を語っている。実父が弁護士という生育環境にあったアン・ハサウェイ。脚本を読んだ際には「読み進めるにつれ感情が変化していった。最初はとても興味をかき立てられた。でも物語が事実と知ると怒りが湧き、まだ係争中と知って複雑な心境になった。大興奮の逆転劇を期待しながら読み進めたけど痛快ですっきりする終わりではなかった。現実はもっと厳しい。このストーリーは現実のままを写し出している。私たち全員に関わる問題」と自分ごとのように受け止めたという。しかしすぐに快諾は出来なかった。それはサラ・ビロットが「主人公の男性を女性が陰ながら支える」というステレオタイプな立ち位置で描かれていると感じたからだ。だがモデルになった御本人と対面したことで、キャラクターの捉え方が変化したという。「実際のサラは快活でパワフルで勇気があるだけでなく、本当に特別で稀有な人。この長く厳しい戦いを乗り越えられたのも頷ける。彼女は柔軟性と誠実さ、そして威厳を持っている」と人柄に惚れたそうだ。サラの忍耐力と戦いを支える理解力にもリスペクトを惜しまない。「見ず知らずの人に耳を傾け、代わりに戦うなんてロブの下した決断は決して小さくない。どんな反応をしてもおかしくない。でもサラの反応は寛大でオープンで誠実で、ロブへの信頼に満ちていた。だからこそ私もより重厚な演技ができた」とその生き様に感激した様子だ。また夫であるロブ・ビロットを演じたマーク・ラファロについては「卓越した表現力、知的で魂がこもっていてとても誠実で威厳がある。ある意味ではこれまでのマークを越えている。とても美しくて抑制された演技。全編を通じて抑制された演技をするなんて、ものすごくリスキーな挑戦。でも見事にやってのけた。マークの演じるロブは人の心を虜にする。私たちが本当に知るべきストーリーを伝えてくれている」と絶賛している。『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』は12月17日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 2021年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2021年12月17日アンジェリーナ・ジョリー出演最新作、映画『アリス&ピーター・パン はじまりの物語』の先行デジタル配信がスタート、来年3月2日(水)にDVDリリースとレンタルもスタートすることが分かった。19世紀末のイギリス。リトルトン家の優秀で弟妹思いの長男デヴィッド(12歳、リース・イェーツ)、海賊ごっこが大好きなピーター(10歳、ジョーダン・ナッシュ)、そして、ぬいぐるみ相手にお茶会をするアリス(8歳、キーラ・チャンサ)は、両親のジャック(デヴィッド・オイェロウォ)とローズ(アンジェリーナ・ジョリー)のつつましくもあたたかい家庭で、豊かな想像力を育みながら成長する。だがある日、デヴィットが不慮の事故により命を落とし、一家は悲しみに打ちひしがれる。少しずつ歯車が狂い始める家族を、自分たちの想像力によって窮地から救い出そうと、ピーターとアリスは本物の冒険に乗り出す――。本作は、「不思議の国のアリス」と「ピーター・パン」の主人公たちが、もしも兄妹だったら――というアイディアで紡がれる、全ての子どもだった大人に贈る、2作品の前日譚とも言えるダークファンタジー。『美女と野獣』や『ライオン・キング』のストーリー構成も担当したブレンダ・チャップマン監督が手掛ける初の実写作品となった本作。アンジェリーナが家族想いで優しくも儚い母親を演じるほか、デヴィッド・オイェロウォ、マイケル・ケインら名優たちが脇を固めている。『アリス&ピーター・パン はじまりの物語』予告編『アリス&ピーター・パン はじまりの物語』は2022年3月2日(水)DVDリリース、レンタル開始。(cinemacafe.net)
2021年12月17日リュック・ベッソン監督によるスタイリッシュ・アクションの傑作『レオン』が4Kレストア・テレビ版吹替音声初収録で初UHD化され、こだわりの豪華仕様にて来年4月より発売が開始される。本作は、主演のジャン・レノ、若き日のナタリー・ポートマンの名演が光る90年代を代表するアクション映画の傑作。悪役を演じたゲイリー・オールドマンの怪演も大きな話題となり、公開から27年たったいまも多くの映画ファンを魅了している。この度、この不屈の名作が最新4Kレストアマスターを使用して初UHD(Ultra HD Blu-ray)化。110分オリジナル版(劇場公開版)、133分完全版ともにHDR10Dolby vison対応で、オリジナル版はオープニング・クレジットを差し換えた日本独自のマスターを新規製作したというこだわり仕様。また、テレビ版吹替は放送時の欠落部分に菅生隆之・安原義人・篠原恵美・山路和弘ら主要ボイスキャストが再結集して追加収録(オリジナル劇場版/完全版・両方に対応)。そして、133分完全版の旧録/新録の吹替音声を110分オリジナル版映像に逆移植し、新たに誕生した2バージョンを含め、合計4バージョンの新たな吹替版音声を楽めるという、吹替派も大満足の逸品となっている。初回生産限定のBOXデザインはグラフィックデザイナーの大島依提亜氏が手掛けた新規デザインの豪華仕様で、とり・みき(吹替解説)ほかによる新規解説リーフレットの封入特典も付録。約50分の日本初登場映像を含む特典映像集も収録されており、本作のファンはもちろん、映画ファン垂涎のUHD&Blu-rayとなっている。『レオン』 完全版/オリジナル版4K UHD&Blu-rayは2022年4月27日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2021年12月17日サンドラ・ブロックが主演、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、さらにブラッド・ピットとハリウッドが誇る豪華スター競演が実現した、“謎解きアドベンチャー”『ザ・ロストシティ』(原題:THE LOST CITY)が2022年に日本公開決定。2分超えの予告編が世界一斉解禁となった。この作品をプロデューサーとしても牽引するサンドラ・ブロックが演じるのは、人生に後ろ向きな恋愛小説家ロレッタ。ロマンティックな冒険モノの新作がようやく完成したが、新刊の宣伝ツアーにイヤイヤながら強引に駆り出されてしまう。そこでは、彼女の作品の主人公「ダッシュ」を演じるセクシーカバーモデル、アラン(チャニング・テイタム)の薄っぺらな態度が鼻につき、イライラが募るばかり。そんなロレッタの前に謎の実業家フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)が現れ、突然南の島に連れ去られることに。なんと、彼はロレッタの小説を読み、彼女が伝説の古代都市の場所を知っていると確信したのだった!そんなロレッタ誘拐事件を知り、南の島に真っ先に駆けつけたのは、目の前で助けられなかったことを悔やむカバーモデルのアラン。精鋭を味方に島へとたどり着き、ロレッタを探し出せたまでは良かったが、まるっきり好対照な性格の2人。この南の島から脱出するためにしぶしぶ手を組むも、大自然の過酷な環境に予測不能のハプニングが連続!果たして、実業家が狙っているロストシティとは何なのか?彼らはこのロストシティに隠された“謎”を解き明かし、無事に抜け出すことができるのか!?さらに予告映像の終盤で、強力なお助けキャラ登場を見せつけている、リアル「ダッシュ」のようなブラッド・ピットにも注目。ブラッドは自身が主演する伊坂幸太郎原作小説「マリアビートル」のハリウッド映画『Bullet Train』(原題)にサンドラが出演してくれたことへの恩返しのために本作への参加を決めたことを明かしており、恋愛小説の主人公キャラになりきったジョークを華麗に織り交ぜるサンドラとの掛け合いも必見。南の島の壮大なスケールと予測不能のアドベンチャーは、輝かしいトップスターたちの身体を張ったアクションに、ユーモアが盛りだくさん!ゴージャズで贅沢な1作となりそう。『ザ・ロストシティ』は2022年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ロストシティ 2022年、全国にて公開©2021 Paramount Pictures. All rights reserved.
2021年12月16日トーマシン・マッケンジー&アニャ・テイラー=ジョイ共演のエドガー・ライト監督最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』より、監督と共同脚本家が映画の舞台となったソーホーのロケ地を練り歩く特別映像が公開された。本作は、トーマシンとアニャがそれぞれ演じる、ロンドンの異なる時代に生きる2人の若い女性の“夢”と“恐怖”が交錯するタイムリープ・サイコ・ホラー。日本でも公開される前から大きな注目を集め、評論家・観客双方から高い支持を得ている。この度公開された映像では、「ソーホーの中心地フリス通りです。3つの通りが並列しておりD(DEAN St..)、F(FRITH St.)、G(GREEK St.)から始まってます」と、ツアーガイドさながらそのエリアを熟知したエドガー・ライト監督が本作の舞台となったロンドンの中心地、ソーホーについて説明。共同脚本家クリスティ・ウィルソン=ケアンズとともにロケ地となった店や通りを巡っている。劇中、60年代当時の服装を身に付けたエキストラや車を導入して、世界観の構築に並々ならぬこだわりを見せたエドガー監督は「僕にとってはロンドンで唯一の眠らない街」とソーホーの印象を語り、クリスティは「少し危険な部分もあるけどこの街のクリエイティブな雰囲気はすごく重要」と撮影時をふり返る。美術監督マーカス・ロランドが設計した眩い光を放ち人々を魅了した60年代のソーホーの夜の街並みは、当時を見事に再現しており、劇中でサンディ(アニャ)とジャック(マット・スミス)がこのエリアを車で周回するシーンの撮影などが行われた。歌手志望のサンディが初めてオーディションを受けるクラブ「リアルト」、夢のなかでエロイーズ(トーマシン)が初めてサンディと出会った「カフェ・ド・パリ」(現在は閉鎖中)、エロイーズのアルバイト先として度々登場するパブ「トゥーカン」は実在する建物だ。かつては名だたるミュージシャンが演奏することもあったという「トゥーカン」は、60年代から現代に至るまで形を変えて、現在もバーとして営業中とのこと。ツアーの締めは、パブで乾杯!と上機嫌で締めくくられ、映画の世界を地続きで味わえる映像となっている。60年代の膨大なリサーチを重ね、過去から目をそらすことなく、現代的なメッセージも色濃く焼き付けたエドガー・ライト監督の最新作。街並みが急速に変化している中でも、歴史ある建物や実在の場所で撮影したシーンが多いため、現地を一度でも訪れたことのある人はストーリーとはまた違った楽しみ方ができるはずだ。『ラストナイト・イン・ソーホー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストナイト・イン・ソーホー 2021年12月10日よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月16日AppleとA24が共同製作したジョエル・コーエン監督作『マクベス』の劇場公開が決定。全国5館での期間限定上映となる。主演にデンゼル・ワシントン、フランシス・マクドーマンドを迎え、シェイクスピア原作の四大悲劇の一つ『マクベス』をジョエル・コーエンが単独で映像化した本作。モノクロ撮影で表現されたコーエンの「マクベス」観は、シェイクスピアが描いた人間の精神的弱さ、誘惑、死、そして運命のおどろおどろしさを全編通して余すことなく感じられる作品となっている。主演のデンゼル・ワシントンが2021年度放送映画批評家協会賞の主演男優賞にノミネートされているほか、撮影賞にもノミネートされている話題作。この圧倒的に美しい世界観をスクリーンで体感できる絶好の機会となっている。『マクベス』は12月31日(金)より全国5館にて、特別期間限定公開。2022年1月14日(金)よりApple TV+にて配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マクベス 2021年12月31日より全国にて公開、2022年1月14日よりApple TV+にて配信
2021年12月16日トム・ホランド主演「スパイダーマン」シリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』より、本作でヴィランを演じたアルフレッド・モリーナ、ウィレム・デフォー、ジェイミー・フォックスによるコメント映像が到着した。マルチバースの扉が開き、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロら過去の「スパイダーマン」作品のヴィランたちが登場する本作。この度公開された特別映像では、歴代ヴィランを演じた3人が本作のヴィランについて和やかに語っている。『スパイダーマン2』(2004)に登場した《ドック・オク》を演じるアルフレッド・モリーナは17年ぶりの「スパイダーマン」作品への出演について、『スパイダーマン』(2002)から20年ぶりに《グリーン・ゴブリン》を演じるウィレム・デフォーと共に、真っ先に「戻れてうれしいよ。この懐かしくも新しい世界にね」と笑顔で話すと、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)以来、7年ぶりに《エレクトロ》を演じたジェイミー・フォックスは「懐かしのキャラが大暴れする」と明かしている。またコメントからは過去とは一味違うヴィランたちの様子が見受けられ、さらに、映像の最後にはジェイミー・フォックスが「観客は驚くだろうね」と気になる発言をしたところで2人が慌てて遮る場面も。すでに過去シリーズのヴィランたちが集結することも大きなサプライズとなっている本作だが、どうやらさらなるサプライズの可能性もあるようだ。復讐を企むドック・オク、手に入れた力で不遇の憂さ晴らしをするエレクトロ、力こそが全てという信念で立ちはだかるグリーン・ゴブリン…スパイダーマンは果たして彼らを元のユニバースに戻すことができるのか!?毎回観客に大きな衝撃を与えてきた「スパイダーマン」シリーズとマーベル・シネマティック・ユニバースだけに、期待は高まるばかりだ。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2021年12月16日ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴ豪華競演の『355』より予告編が解禁された。本作は、各国女性エージェントが協力し、世界秩序を脅かす巨大な危機に立ち向かう本格スパイアクション。『ジェイソン・ボーン』シリーズのチームが製作をつとめ、ジェシカ・チャステイン、ルピタ・ニョンゴ、ダイアン・クルーガーとペネロペ・クルス、そしてアジアを代表するファン・ビンビンら、現代を代表する実力派俳優たちがアメリカ、イギリスなどの各国エージェントを演じていることでも注目を集めている。今回解禁された予告編は、「非公式の任務だ」「きみ1人で動くんだ」とCIAのメイス(ジェシカ・チャステイン)が告げられるところから始まる。仲間を集めようと動き出すメイス。しかし各国のエージェントはそれぞれ思惑を抱え、互いに銃を向け合いけん制する場面も。MI6のハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)の「私たちには共通の敵がいる」という言葉から、一致団結しミッションに挑んでいくエージェントたち。「私たちが失敗すれば、第3次世界大戦がはじまる」と語られるように、彼女たちを次々に緊迫した状況が襲う。「だからこそ、力を合わせるの」と秘密兵器奪還に動くメイスたちは「私たちは〈355〉」と互いに協力して困難に立ち向かっていく。「355」とは18世紀アメリカの独立戦争時代に実在した女性スパイのコードネームだ。また、油断させてお目当ての書類を男性からかすめとるチームプレーや、華麗なドレスを身にまとったメイスが大男相手に派手な格闘を繰り広げるシーンもおさめられている。果たして彼女たちは世界の危機を救うことができるのか!? 期待が高まる予告編となっている。『355』は2022年2月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:355 2022年2月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 UNIVERSAL STUDIOS. ©355 Film Rights, LLC 2021 All rights reserved.
2021年12月16日2度のアカデミー賞ノミネート、人気・実力共にハリウッドのトップを極めたウィル・スミスの最新作『ドリームプラン』より、場面写真が解禁された。本作は世界最強のテニスプレーヤー姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの破天荒な実父リチャードの驚きの実話。テニス未経験のリチャードが2人の娘が生まれる前から独学で作った唯一無二の「計画書=ドリームプラン」と、その計画を信じ続けた家族の絆、そして2人の世界チャンピオン誕生の知られざる秘密を描いている。ウィル・スミスが演じるのは、女子テニス界史上最高のチャンピオン、ビーナス&セリーナを育て上げた父親リチャード・ウィリアムズ。その熱い演技が絶賛され、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは主演男優賞を受賞している。また母親オラシーンを演じたアーンジャニュー・エリスも助演女優賞を獲得し、両者はパームスプリングス国際映画祭でもアンサンブルパフォーマンス賞を受賞した。そして本作はアメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選んだ今年の映画部門10作品にも選出。さらにアカデミー賞の“前哨戦”と位置付けられているゴールデングローブ賞では、ドラマ部門の作品賞、主演男優賞、助演女優賞、主題歌賞(「Be Alive」ビヨンセ)主要4部門でノミネートされ、来年1月9日の授賞への期待もヒートアップ、第94回アカデミー賞最有力として更なる注目を集めている。今回解禁された場面写真は、父リチャードを演じたウィル・スミスが、彼のトレードマークである短パンに髭を生やした姿でコートから娘を見守る姿が印象的だ。テニスコートで練習に励むビーナスとセリーナに真剣にアドバイスをおくる姿や、高級テニスクラブのゲートを歩く場面、テニスボールを満載したカートを押す父と娘の微笑ましいシーンに心が和む。そして、母オラシーンと姉妹の時間も切り取られ、家族の絆を感じさせるカットとなっている。『ドリームプラン』は、2022年2月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリームプラン 2022年2月23日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年12月16日第45回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で観客賞を受賞した、クロエ・グレース・モレッツ主演最新作『シャドウ・イン・クラウド』が来年4月に公開されることが決定。ティザービジュアルと特報が解禁となった。第2次世界大戦中の1943年。連合国空軍の女性大尉モード・ギャレットが、フールズ・エランド号と命名されたB-17爆撃機に乗り込んだ。上官からの密命を帯びたモードの任務は、極秘の最高機密をニュージーランドからサモアへ運ぶこと。男性の乗組員たちから卑猥な言葉を浴びせられながらも、ひたむきにミッションを遂行しようとするモード。しかし銃座の窓から機の右翼にまとわりつく、謎の生物を目撃する。そしてある重大な秘密を隠し持つ彼女が、この爆撃機に乗った本当の理由とは…。『キック・アス』のヒット・ガール役でブレイク後、多彩なジャンルの話題作に相次いで出演し、若手実力派のトップ女優へと成長を遂げたクロエ・グレース・モレッツ。本作で彼女が演じるのは女性パイロットの主人公モードだ。モードは、究極の男社会の縮図というべき爆撃機に乗り込み、次から次と想像を絶する試練に見舞われていく。鋭利な鉤爪を持つ謎の生物との遭遇、忽然と現れた日本軍の零戦の襲撃。しかも身体の自由が制限された爆撃機の銃座に押し込められているモードは、傲慢でどこか頼りない男だらけの乗組員たちにも対処しなくてはならない。そんなまさしく孤立無援にして八方塞がりの状況のもと、モードは命よりも大切な荷物を守りながら捨て身のサバイバルを繰り広げていく。ジェームズ・キャメロン監督作品『エイリアン2』などからインスピレーションを得て、本作を完成させたのは中国系ニュージーランド人の新鋭女性監督ロザンヌ・リャン。第二次世界大戦に従軍した女性兵士たちへのリスペクトを表明しながら、新たな闘うヒロイン像を鮮烈に描き上げた。その確かな手腕は、今後のキャリアのさらなる飛躍を予感させる。TVシリーズ「ミステリー・ゾーン」とその劇場版『トワイライトゾーン/超次元の体験』における「2万フィートの戦慄」でも描かれた怪物の存在は、1980年代ホラーのテイストをいまに甦らせたかのよう。ダイナミックなカメラワーク、編集、シンセサイザー音楽、視覚効果が一体化した怒濤の映像世界に圧倒されずにいられない。独創的なシチュエーションを存分に生かしたサスペンスに加え、ホラー、アクション、ミステリーの要素も惜しみなく盛り込んだ本作は、荒唐無稽なパルプ・フィクション風の面白さに満ちあふれている。高度2500メートルを飛行する爆撃機の機内、すなわち“大空の密室”を舞台にした斬新なシチュエーションと、予想もつかないスリルとサプライズが炸裂するストーリー展開、そしてクロエの熱演。多くの映画ファンを魅了するだろう注目作だ。『シャドウ・イン・クラウド』は2022年4月1日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャドウ・イン・クラウド 2022年4月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© Ātārangi Kiriata Limited 2020
2021年12月16日SF・ホラー作品でカルト的な人気を誇る《ホラー映画の帝王》ジョン・カーペンター監督の特集上映「ジョン・カーペンターレトロスペクティブ2022」。“スクリーム・クイーン”ジェイミー・リー・カーティスが出演したあの名作も上映が決定している。“スクリーム・クイーン”とは直訳すれば“絶叫女王”、すなわち、ホラー映画において悲鳴や叫び声といった恐怖演出を得意とする女優のこと。元祖スクリーム・クイーンは、『キング・コング』(33)のヒロイン、フェイ・レイや『サイコ』(60)のジャネット・リーなどが挙げられる。全身全霊で大きな口を開け絶叫する彼女たちの悲鳴は一際異彩を放ち、作品内で強い印象を残す。そんな彼女たちに次いで“スクリーム・クイーン”と呼ばれるのは、『サイコ』のジャネット・リーの実娘、ジェイミー・リー・カーティス。アメリカ・ロサンゼルス出身で、「刑事コロンボ」(71~03)などいくつかのTVドラマで端役を演じ、『大逆転』(83)で英国アカデミー賞最優秀助演女優賞、『トゥルーライズ』(94)でゴールデン・グローブ賞最優秀女優賞を受賞。その後も、『ハロウィン』シリーズや『フォーチュン・クッキー』(03)、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(19)に出演するなどコミカルな役からシリアスな役まで幅広くこなす女優だ。また、児童書の著者として、ニューヨークタイムズでベストセラーを生むなど活躍。小児AIDS向け財団の広報担当者でもあり、ピッツバーグにある子ども病院の資金調達の支援なども行っている。『ザ・フォッグ』そんなジェイミー・リー・カーティスの記念すべき長編映画出演第一作目は、ジョン・カーペンター監督作『ハロウィン』(78)である。殺人鬼ブギーマンから逃げ惑うローリー(ジェイミー)の耳に残る叫び声は、多くの観客を魅了した。そして、長編映画2作目となるのが今回上映される、カーペンターの『ザ・フォッグ』。本作ではヒッチハイクでアントニオ・ベイにやってきて、街での奇怪な現象に巻き込まれるエリザベス・ソリーを熱演している。死んだ船員が倒れてくるシーンや死体が蘇り襲ってくるシーンでは、恐れ慄いた表情で悲鳴をあげる彼女の姿も相まって、怖さが倍増。さらに本作では、街の女性議長キャシーを演じたジャネット・リーと親子共演を果たし話題となった。これについてジェイミーは、「今まで、母親と共演すると必ず親子の役。もう耐えられない。だから私この『ザ・フォッグ』が好き」(日本公開当時『ザ・フォッグ』のプレスより)と親子役ではない喜びを語ったことも。最近では、ハリウッドで開催された『ハロウィン KILLS』のプレミアで亡き母ジャネット・リーが『サイコ』で演じたマリオン・クレインに扮して登場するなど、母の功績に敬意を表している。『ザ・フォッグ』2022年以降も『Borderlands(原題)』や『Halloween Ends(原題)』といった作品に出演が決まっており、カーペンター監督作で“スクリーム・クイーン”の座を不動のものにしたジェイミー・リー・カーティス。今回の特集上映では、カーペンター監督作品の軌跡を堪能できるとともに、“スクリーム・クイーン”ジェイミー・リー・カーティスの“悲鳴”の名演技にも触れられる絶好の機会となりそうだ。「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ 2022」は、2022年1月7日(金)~1月27日(木)3週間限定でヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺にて開催。(text:cinemacafe.net)
2021年12月15日『最強のふたり』の仏ゴーモン社が製作費30億円をかけて贈る世界的歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにした物語『ヴォイス・オブ・ラブ』より、本編映像が解禁された。本作は、世界的歌姫セリーヌ・ディオンの半生を初めて映画化した物語。小さな田舎町に住む12歳の少女が、才能を見出され、瞬く間にスターへと成長していく爽快なサクセスストーリーとともに、少女時代から二人三脚で人生を共にしてきたプロデューサーとの26歳差の大恋愛が描かれている。今回解禁されたのは、数あるセリーヌのヒット曲の中でも、世界中で愛された名曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を歌唱する名シーン。映画『タイタニック』の主題歌であり、第70回アカデミー賞受賞式で実際にセリーヌが歌唱した舞台を見事に再現している。セリーヌ本人かのような力強い歌声とシックなマーメイドドレスに身を包み、オーケストラをバックに歌うヴァレリー・ルメルシェの姿は見ごたえ抜群。また映像内では、世界中が注目するアカデミー賞受賞式の本番10分前に、まさかの衣装チェンジを行うというユーモア溢れる一幕も映し出されている。映画はあくまでフィクションであり、実際の真相は定かではないものの、セリーヌの周囲には信頼するスタッフが常に側で控えており、意外な所でスタッフが重要なアドバイスをしていた可能性も。ちなみに映画の中では、ラスヴェガスでのステージを終えた直後、豪華な衣装を着たまま車に飛び乗り大急ぎで家族の待つ家に帰宅するシーンも描かれているが、実際にステージ終わりの彼女は衣装のまま滞在先のホテルに帰宅することも多かったのだとか。セリーヌの膨大な過去資料を丁寧に調べ上げ、ユーモアとフィクションを交えながら初めてセリーヌの半生を映画化した本作。平凡な少女が努力を積み重ねて大スターへと成長していく爽快なサクセスストーリーと感動の大恋愛に、期待が高まる。『ヴォイス・オブ・ラブ』は12月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴォイス・オブ・ラブ 2021年12月24日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷にて先行公開/12月31日より全国公開©Rectangle Productions/Gaumont/TF1 Films Production/De l’huile/Pcf Aline Le Film Inc./Belga
2021年12月15日ウェス・アンダーソン監督の記念すべき長編第10作目を飾る最新作『フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』より、ストーリー予告(確固たる名作編)、場面写真、メイキング画像が解禁された。この度解禁されたストーリー予告は、美術界の表も裏も知り尽くすJ.K.L.ベレンセン(ティルダ・スウィントン)による第1話「確固たる名作」編。服役中の凶悪犯、かつ天才画家の囚人モーゼス・ローゼンターラー(ベニチオ・デル・トロ)は、看守のシモーヌ(レア・セドゥ)をモデルに絵画を描いており、同じく囚人であり画商のジュリアン・カダージオ(エイドリアン・ブロディ)は、モーゼスを美術界に売り出す画策をする。映像では、モーゼス以外の囚人たちやベレンセン、シモーヌたちが入り混じって暴動が巻き起こるカオスな状況のほか、裁判にかけられてしまったモーゼスをかばおうとするも裁判長に辛辣に断られるジュリアンの姿が映し出されている。“ベニチオ・デル・トロで映画を撮りたい”という長年の望みがあったという監督だが、本作のモーゼスは彼がずっとあたためていたキャラクターだったそう。「何年も前に、ずっと書きたいと思っていた、画家についての脚本を書きました。このエピソードの一部はそこからきています」と念願の思いを叶えたことを告白している。ベニチオ・デル・トロとウェス・アンダーソン監督によるメイキングまたシモーヌを演じ、監督を尊敬するレアは「彼の作品はとても豊かだと感じるのですが、それは視覚的に豊かであるというだけでなく、彼独特の演出手法があると思います。彼はとても詩的です。あまり感傷的になり過ぎないものの、同時に感傷的でもあるというところが好き。すべてのキャラクターには、その外見の下にリアルな感情があると思います」と唯一無二の作風で愛されるウェス作品の魅力を語っている。『フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』は2022年1月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 2022年1月28日より全国にて公開©2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2021年12月15日