イミダゾールジペプチドとは株式会社JIMOSの通販化粧品ブランド「MACCHIA LABEL (マキアレイベル)」は、元気の源として注目されているイミダゾールジペプチドを配合したサプリメント「イミダチア」を開発、2021年7月1日(木)より発売を開始する。「イミダゾールジペプチド」とは、動物、特に鳥類の骨格筋に多く含まれているもので、渡り鳥が不眠不休で何千キロも飛び続ける力の源となっている。そのイミダゾールジペプチドを高濃度に配合したサプリメントだ。また女性の若々しさをサポートするビタミンCとビタミンE、さらに体内環境を整える独自開発の乳酸菌を加え、女性の美容・健康を1本のスティックで補うことが出来る。女性を元気に、美しくサプリメントは、スティックタイプの顆粒でカシスの味に仕上げている。水なしでもそのまま飲むことができるよう、顆粒の大きさや美味しさ、そして忙しい女性の日常に取り入れられる手軽さにこだわって作られている。同ブランドは無添加で成分や香り、色、使い心地にもこだわり、肌本来の力を高める商品の開発を続けている。購入はマキアレイベルの公式サイトで取り扱っている。(画像はプレスリリースより)【参考】※MACCHIA LABEL公式サイト
2021年06月12日星野源が、ニューシングル『不思議/創造』のトレーラー映像を公開した。6月23日にリリースされる今作には、TBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』主題歌の「不思議」、スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソング「創造」など全4曲を収録。通常盤に加え“感謝”盤と“宴会”盤の2種類の初回限定盤がラインナップされている。公開されたトレーラーでは、“感謝”盤と“宴会”盤それぞれの特典ディスクに収録される映像のダイジェストなどを見ることができる。合わせて、CD購入者にプレゼントされるオリジナル特典のマスクケースのデザインも公開された。マスクケースは、『不思議/創造』のCDジャケットを落としこんだ印象的なデザインに仕上がっている。星野源『不思議/創造』Official Trailer<リリース情報>星野源 ニューシングル『不思議/創造』2021年6月23日(水) リリース●初回限定“感謝”盤【CD+BD】/【CD+DVD】4,500円(税込)●初回限定“宴会”盤【CD+BD】/【CD+DVD】4,000円(税込)●通常盤【CD only】1,300円 (税込)星野源『不思議/創造』初回限定盤ジャケット予約URL:【収録曲】1. 不思議(TBS系火曜ドラマ 『着飾る恋には理由があって』主題歌)2. 創造(スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソング)3. うちで踊ろう(大晦日)4. そしたら星野源「不思議」MV星野源「不思議」Behind The Scenes星野源「創造」MV【特典DISC】■初回限定“感謝”盤『Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude”』昨年7月ソロデビュー10周年を記念して開催された配信ライブ『Gen Hoshino’s 10th AnniversaryConcert “Gratitude”』の模様を完全収録。ライブ当日の未公開ドキュメンタリー映像を加えた2時間を超える特典映像DISC(BD / DVD共通)が付属。【収録内容】01. Pop Virus02. 地獄でなぜ悪い03. 湯気04. ステップ05. 桜の森06. 肌07. Ain’t Nobody Know08. 折り合い09. 老夫婦10. 未来11. うちで踊ろう12. プリン13. Crazy Crazy14. SUN15. 恋16. Same Thing (feat. Superorganism)17. Hello Song18. 私・“Gratitude” Documentary■初回限定“宴会”盤『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』今年3月に開催されたYELLOW PASS会員限定のオンラインイベント『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』より、ライブパート全編と作品化のために編集された“打ち上げ”パート、さらにライブ当日の未公開ドキュメンタリー映像を加えた2時間を超える特典映像DISC(BD / DVD共通)が付属。【収録内容】01. くだらないの中に02. Pop Virus03. 湯気04. KIDS05. 肌06. Ain’t Nobody Know07. Dead Leaf08. 乱視09. 創造10. SUN11. ドラえもん12. 桜の森・“宴会” -打ち上げ-・“宴会” Documentary【先着予約・購入特典】全国CDショップ、オンラインショップにて6月23日発売の『不思議/創造』ご予約・ご購入の方に、先着でオリジナルマスクケースをプレゼントいたします。『不思議/創造』購入者オリジナル特典 マスクケース※各店共通デザインとなります。※特典は無くなり次第終了となります。※一部お取扱いの無いCDショップ、オンラインショップもございます。詳しくはご購入希望のCDショップ、オンラインショップへお問い合わせ下さい。【「不思議」ストリーミングシェアキャンペーン】星野源「不思議」を対象ストリーミングサービスにて聴き、曲の感想と一緒にTwitterかInstagramでハッシュタグ「#不思議 #星野源」をつけて楽曲をシェア。投稿画面のスクリーンショットを専用の応募フォームに投稿した方の中から抽選で計150名様に「ジャケットデザインオリジナルステッカー」があたります。・応募期間(※終了分は割愛)第3弾:6月30日(水) 23:59※第1弾・第2弾・第3弾それぞれ抽選で50名様に当たります。・対象ストリーミングサービスApple Music、Spotify、LINE MUSIC、AWA、YouTube Music、Amazon Music Unlimited、KKBOX、dヒッツ詳細はこちら:関連リンク星野源 オフィシャルサイト星野源 オフィシャルInstagram星野源 オフィシャルTwitter星野源 Facebookページ星野源 YouTube オフィシャルチャンネル星野源TikTok公式アカウント
2021年06月08日星野源が新曲「不思議」のMusic Videoのメイキング映像を公開した。公開から4日あまりで早くも300万再生を突破するなど反響を呼んでいる同曲のMVは、「Pop Virus」「Ain’t Nobody Know」に続く3作目のタッグとなる映像作家の林響太朗がディレクションを担当。空港のロビーに1人静かに座る星野が印象的なシーンからスタートし、星野以外の人の気配が少しもしない“不思議”な世界の中、星野とともに行動する相棒のような犬との愛らしい日常を描いた映像と、その中で歌う星野の柔らかい表情の中に温かみを感じられる独特な世界観の作品に仕上がっている。公開されたメイキングは、冒頭の空港シーンの裏側や撮影休憩中にドッグモデルのセレネちゃんと触れあう星野の一面など、ここでしか見られない映像が詰まったものとなっている。星野源「不思議」Behind The Scenesなお同曲が表題曲の一つとなる星野源の3年4カ月ぶりのCDシングル『不思議/創造』は6月23日にリリースされる。<リリース情報>星野源 ニューシングル『不思議/創造』2021年6月23日(水) リリース●初回限定“感謝”盤【CD+BD】/【CD+DVD】4,500円(税込)●初回限定“宴会”盤【CD+BD】/【CD+DVD】4,000円(税込)星野源『不思議/創造』初回限定盤ジャケット●通常盤【CD only】1,300円 (税込)星野源『不思議/創造』通常盤ジャケット購入はこちら:【収録曲】1. 不思議(TBS系火曜ドラマ 『着飾る恋には理由があって』主題歌)2. 創造(スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソング)3. うちで踊ろう(大晦日)4. そしたら星野源「不思議」MV星野源「創造」MV【特典DISC】■初回限定“感謝”盤『Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude”』昨年7月ソロデビュー10周年を記念して開催された配信ライブ『Gen Hoshino’s 10th AnniversaryConcert “Gratitude”』の模様を完全収録。ライブ当日の未公開ドキュメンタリー映像を加えた2時間を超える特典映像DISC(BD / DVD共通)が付属。【収録内容】01. Pop Virus02. 地獄でなぜ悪い03. 湯気04. ステップ05. 桜の森06. 肌07. Ain’t Nobody Know08. 折り合い09. 老夫婦10. 未来11. うちで踊ろう12. プリン13. Crazy Crazy14. SUN15. 恋16. Same Thing (feat. Superorganism)17. Hello Song18. 私・“Gratitude” Documentary■初回限定“宴会”盤『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』今年3月に開催されたYELLOW PASS会員限定のオンラインイベント『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』より、ライブパート全編と作品化のために編集された“打ち上げ”パート、さらにライブ当日の未公開ドキュメンタリー映像を加えた2時間を超える特典映像DISC(BD / DVD共通)が付属。【収録内容】01. くだらないの中に02. Pop Virus03. 湯気04. KIDS05. 肌06. Ain’t Nobody Know07. Dead Leaf08. 乱視09. 創造10. SUN11. ドラえもん12. 桜の森・“宴会” -打ち上げ-・“宴会” Documentary【先着予約・購入特典】全国CDショップ、オンラインショップにて6月23日発売の『不思議/創造』ご予約・ご購入の方に、先着でオリジナルマスクケース(※詳細は後日発表)をプレゼントいたします。※デザインは後日発表となります。※各店共通デザインとなります。※特典は無くなり次第終了となります。※一部お取扱いの無いCDショップ、オンラインショップもございます。詳しくはご購入希望のCDショップ、オンラインショップへお問い合わせ下さい。【「不思議」ストリーミングシェアキャンペーン】星野源「不思議」を対象ストリーミングサービスにて聴き、曲の感想と一緒にTwitterかInstagramでハッシュタグ「#不思議 #星野源」をつけて楽曲をシェア。投稿画面のスクリーンショットを専用の応募フォームに投稿した方の中から抽選で計150名様に「ジャケットデザインオリジナルステッカー」があたります。・応募期間(※終了分は割愛)第3弾:6月30日(水) 23:59※第1弾・第2弾・第3弾それぞれ抽選で50名様に当たります。・対象ストリーミングサービスApple Music、Spotify、LINE MUSIC、AWA、YouTube Music、Amazon Music Unlimited、KKBOX、dヒッツ詳細はこちら:関連リンク星野源 オフィシャルサイト星野源 オフィシャルInstagram星野源 オフィシャルTwitter星野源 Facebookページ星野源 YouTube オフィシャルチャンネル星野源TikTok公式アカウント
2021年06月04日星野源が、6月23日にリリースする星野源のニューシングル『不思議/創造』のジャケット写真を公開した。今作は、現在オンエア中のTBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』主題歌に起用されている「不思議」、スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソングとなった「創造」の2曲をタイトルに冠した約3年4カ月ぶりのシングルCDとなっている。また、未定とされていた収録予定のカップリング曲に「そしたら」が収録されることが決定した。同曲は、TBSラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』にて星野が新曲を披露する企画で今年制作された楽曲。オンエアと同時にSNSで大きな反響を呼び、音源化のリクエストも多かったため急遽カップリングとして収録されることが決定した。今作ではシングル収録に向けて新たにスタジオに入り、楽器やコーラスを加えた完全版を収録する。そのほか『不思議/創造』には、昨年の外出自粛期間中に公開され、日本中を勇気づけた「うちで踊ろう」のフルバージョンとして、年末の「第71回NHK紅白歌合戦」で初めて披露され大反響を呼んだ「うちで踊ろう(大晦日)」がカップリングとして新録される。さらにタイトルトラック「不思議」のMUSIC VIDEOが5月30日の21時より、YouTubeにてプレミア公開されることが発表された。星野と「Pop Virus」「Ain’t Nobody Know」に続き3作目のタッグとなる映像作家の林響太朗がMVのディレクションを担当する。MVの一部を使用したティザー映像がYouTubeで現在公開されている。星野源「不思議」MV※5月30日 21:00からプレミア公開<リリース情報>星野源 ニューシングル『不思議/創造』2021年6月23日(水) リリース●初回限定“感謝”盤【CD+BD】/【CD+DVD】4,500円(税込)●初回限定“宴会”盤【CD+BD】/【CD+DVD】4,000円(税込)●通常盤【CD only】1,300円 (税込)星野源『不思議/創造』通常盤ジャケット購入はこちら:【収録曲】1. 不思議(TBS系火曜ドラマ 『着飾る恋には理由があって』主題歌)2. 創造(スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソング)3. うちで踊ろう(大晦日)4. そしたら星野源「不思議」ティザー映像星野源「創造」MV【特典DISC】■初回限定“感謝”盤『Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude”』昨年7月ソロデビュー10周年を記念して開催された配信ライブ『Gen Hoshino’s 10th AnniversaryConcert “Gratitude”』の模様を完全収録。ライブ当日の未公開ドキュメンタリー映像を加えた2時間を超える特典映像DISC(BD / DVD共通)が付属。【収録内容】01. Pop Virus02. 地獄でなぜ悪い03. 湯気04. ステップ05. 桜の森06. 肌07. Ain’t Nobody Know08. 折り合い09. 老夫婦10. 未来11. うちで踊ろう12. プリン13. Crazy Crazy14. SUN15. 恋16. Same Thing (feat. Superorganism)17. Hello Song18. 私・“Gratitude” Documentary■初回限定“宴会”盤『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』今年3月に開催されたYELLOW PASS会員限定のオンラインイベント『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』より、ライブパート全編と作品化のために編集された“打ち上げ”パート、さらにライブ当日の未公開ドキュメンタリー映像を加えた2時間を超える特典映像DISC(BD / DVD共通)が付属。【収録内容】01. くだらないの中に02. Pop Virus03. 湯気04. KIDS05. 肌06. Ain’t Nobody Know07. Dead Leaf08. 乱視09. 創造10. SUN11. ドラえもん12. 桜の森・“宴会” -打ち上げ-・“宴会” Documentary【先着予約・購入特典】全国CDショップ、オンラインショップにて6月23日発売の『不思議/創造』ご予約・ご購入の方に、先着でオリジナルマスクケース(※詳細は後日発表)をプレゼントいたします。※デザインは後日発表となります。※各店共通デザインとなります。※特典は無くなり次第終了となります。※一部お取扱いの無いCDショップ、オンラインショップもございます。詳しくはご購入希望のCDショップ、オンラインショップへお問い合わせ下さい。【「不思議」ストリーミングシェアキャンペーン】星野源「不思議」を対象ストリーミングサービスにて聴き、曲の感想と一緒にTwitterかInstagramでハッシュタグ#不思議 #星野源をつけて楽曲をシェア。投稿画面のスクリーンショットを専用の応募フォームに投稿した方の中から抽選で計150名様に「ジャケットデザインオリジナルステッカー」があたります。・応募期間(※終了分は割愛)第2弾:5月1日(土) 0:00~5月31日(月) 23:59第3弾:6月1日(火) 0:00~6月30日(水) 23:59※第1弾・第2弾・第3弾それぞれ抽選で50名様に当たります。・対象ストリーミングサービスApple Music、Spotify、LINE MUSIC、AWA、YouTube Music、Amazon Music Unlimited、KKBOX、dヒッツ詳細はこちら:関連リンク星野源 オフィシャルサイト星野源 オフィシャルInstagram星野源 オフィシャルTwitter星野源 Facebookページ星野源 YouTube オフィシャルチャンネル星野源TikTok公式アカウント
2021年05月29日2021年5月19日に結婚を発表した、俳優の新垣結衣さんと、俳優で歌手の星野源さん。多くの祝福が寄せられる中、SNS上ではある心配をする声が上がっていました。「どんぎつねさんは!?」の声に投稿で応えた、どん兵衛星野さんは、日清食品株式会社のカップ麺『どん兵衛』のCMに長らく出演してきました。その際、どん兵衛の精『どんぎつね』役として、きつねに扮した吉岡里帆さんと共演。星野さんはCM内で、どんぎつねさんと不思議な同棲生活を送っていたのです。もうラブラブにしか見えないCMに、ドキドキしていた人も多いのではないでしょうか!新しいCMが公開されるたび、ゆっくりと愛を育む様子を見て、2人の仲を応援していた人もいるかもしれません。星野さんが結婚したことで、どん兵衛のCMをたくさんの人が思い出し、どんぎつねさんの気持ちをおもんぱかったようです。はたして、どんぎつねさんはどのような心境なのか…人々が固唾を飲んで、どん兵衛のTwitterの更新を待っていました。すると、同月20日にTwitterが更新され、どんぎつねさんの気持ちが明らかに!おめでとうございます pic.twitter.com/3gMgfe3E2z — どん兵衛 公式 (@donbei_jp) May 20, 2021 祝福の声とともに投稿されたのは、どんぎつねさんが星野さんを取り調べしているかのような姿!投稿には10万件以上の『いいね』が寄せられるほど、大きな反響が上がっています。【ネットの声】・ちょっと前には、CM内で「どんぎつねさんがNo.1」ともいってたのにね!・公式の選んだ写真が面白すぎた。姉御、加勢します!・どんぎつねさんのサングラスに笑った。これは怒ってますね?どん兵衛らしさあふれる、祝福の仕方。星野さんは、どんぎつねさんも納得するほど幸せになるほかありませんね![文・構成/grape編集部]
2021年05月21日2021年5月19日、俳優の新垣結衣さんと、俳優で歌手の星野源さんが結婚を発表。多くの人が驚きと祝福の声を寄せました。2人は、テレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で共演。恋人役から、実際に夫婦となる2人に共演者からも喜びのコメントが上がっています。石田ゆり子、逃げ恥を思い出し新垣結衣&星野源に祝福コメントまた、『逃げ恥婚』とも呼ばれる結婚発表に、ネット上では『逃げるは恥だが役に立つ』のTwitterアカウントの反応が気になる人もいた様子。同日20時30分過ぎに、Twitterが更新され…。うわああああ— 【公式】TBS「逃げるは恥だが役に立つ」新春スペシャル!DVD&BluRay 4月9日発売決定 (@nigehaji_tbs) May 19, 2021 驚きと、喜びと、嬉しさなどさまざまな感情があったのでしょう。「うわあああ」と叫ぶ投稿をしました。すると、この投稿を見た『逃げるは恥だが役に立つ』の脚本家、野木亜紀子さんは…。浸透力、ハンパなーーーーい!! — 野木亜紀子:|| (@nog_ak) May 19, 2021 ドラマ内のセリフを使って、「翻訳してみた」という野木さん。ドラマのファンからは、「今夜は逃げ恥を見ます!」「契約結婚ではないですよね?」「そのセリフ、好きでした」などの声が寄せられていました。また、ネット上では「俺のガッキーが…」「ついに源さんが…」と悲しむ声が数多く寄せられ、2人の結婚がいかに世の中に衝撃を与えているかがうかがえます。ドラマ同様に、幸せな家庭を築いていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月20日2021年5月19日、歌手で俳優の星野源さんと、俳優の新垣結衣さんが結婚したことが発表されました。2016年に放送されたテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で主演を務めていた新垣さんと、その恋人役を演じていた星野さん。リアルな『逃げ恥婚』に、ネットからは多くの人から驚く声や祝福する声が上がっています。星野さんは自身のInstagramアカウントで、結婚についてこのようにコメントを掲載しました。 この投稿をInstagramで見る Gén Hoshino 星野源(@iamgenhoshino)がシェアした投稿 こんにちは、星野源です。このように世の中が大変な時期に、私事で大変恐縮ではございますが、この度、私、星野源は、新垣結衣さんと結婚する運びとなりました。以前、こんな風に畏まった形でご報告をしたのは、病に倒れて活動を休止した時だったと思います。今回、その時ご心配をおかけしてしまった方々も含め、いつも支えてくださっている皆様にこのようなご報告をすることができてとても嬉しく、ありがたい気持ちでいっぱいです。これからは二人で力を合わせながら、穏やかに生活を営んでいけたらと思っています。そして、自身の音楽活動や役者としての活動、文筆など様々なお仕事に対してこれまで以上に、一つ一つ大切に向き合っていきたいと思います。いつも温かい応援を、本当に本当にありがとうございます。近くで、遠くて、いつも支えてくださる皆様、応援してくださる皆様にさらに楽しんでいただけるよう、これからも面白いと思うことを続けていきたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いします。iamgenhoshinoーより引用また、星野さんと新垣さんは連名で報道陣に向けてこのようにコメントを出しています。新緑の候、皆様におかれましてはご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。私たち、星野源と新垣結衣は、このたび結婚する運びとなりました事をご報告させていただきます。これからも互いに支え合い豊かな時間を積み重ねていけたらと思っております。未熟な二人ではございますが、温かく見守っていただけますと幸いです。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。最後になりますが、新型コロナウイルスの感染拡大が1日でも早く終息する事を、心よりお祈り申し上げます。サンケイスポーツーより引用両者ともに芸能界で幅広く活躍している、星野さんと新垣さん。お互いに支えあい、笑顔あふれる家庭になることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年05月19日『舟を編む』、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』、『町田くんの世界』など、挑戦的で質の高い作品を発表し続ける石井裕也監督の新作『茜色に焼かれる』。理不尽な世の中に翻ろうされながら、力強く生きて行く母と息子の姿を見つめた本作で、15歳の新人俳優・和田庵(わだ・いおり)が、主演の尾野真千子の息子役に抜擢され、爪痕を残している。芸歴は長いが、ここまでの大役は初挑戦の和田。インタビューの際には、「昨日、サインを考えたんです」と初々しい姿も!そんな和田に、芝居への向き合い方を変えた石井監督からのアドバイスや、本作のオーディションが行われる直前の、昨年の夏まで行っていたというカナダ留学こと、夢中だというスケボーについてなど聞いた。カナダ留学から帰国後、即オーディション、即クランクイン――見ごたえのあるヒューマンドラマです。脚本を読んだとき、純平役に決まったときの感想は?僕がいままでやらせていただいた役のなかで、一番セリフも多くて重要な役。中学時代、カナダに留学していたので、久しぶりのお仕事でしたし、プレッシャーに感じる部分がいろいろありました。でもそれ以上に出演が決まったことへの驚きや喜びが大きかったです。ストーリーとしては、R15+らしいすごく大人な内容だなと思いました。純平は自分とはかけ離れた部分が多くて、撮影が始まるまで、どんな子だろうとずっとイメージしていました。――帰国後にオーディションを受けたのですか?そうです。帰ってきてすぐ、オーディションを受けました。最初の書類選考のときに、自己PR動画を送ったのですが、そこで今までのお仕事や演技に対して、どう向き合ってきたのか、今後どう向き合っていきたいかを話しました。オーディションの際にも、その動画での自己PRを誉めていただきました。決まってからは、1か月くらいで、すぐに撮影でした。――純平は自分とかけ離れた部分が多かったとのことですが、純平は本を読んで静かに過ごしているタイプですが、和田さんはスケボーなど、体を動かすのが得意だとか。はい。そういうところが違います。でも共通点もあって、演じてみて気づいたのですが、純平には結構負けず嫌いなところがあるんです。僕もあまり見られないのですが、本当はすごく負けず嫌いで、そういう部分は似ていると思いました。『茜色に焼かれる』(C)2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ尾野真千子の迫力に、必死に食らいついていった――親子役となった尾野真千子さんと、実際にお芝居でぶつかり合ってみた感想は?すごいなと思うところはたくさんあったのですが、最後の方に、尾野さんがすごい気迫で神社に行く場面があるんです。そこで、ある人をやっつけようとして、僕がそれを止めに入るのですが、そのとき、尾野さんが対峙する相手に「おい」って言うんですけど、ものすごい気迫で。そのひと言だけで、神社の鳥たちがバサバサ!って飛んでいくくらいの迫力が、現場全体に伝わりました。僕はそれを止めなくちゃいけないので、自分も同じくらいのテンションまで持っていく必要がありました。あのときは、自然に息遣いも荒くなっていたと思います。『茜色に焼かれる』(C)2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ――とても迫力あるシーンでした。ちなみにクランクインはどのシーンから?おじいちゃんに会いに老人ホームへ行って、目の前からリモートで話す場面です。基本、石井監督は僕が質問しない限りは、アドバイスはあまりないのですが、そのとき、最初に「間を大切にするように」と言われました。それまでは僕、“間”について意識したことがなかったんです。というか、むしろ間を取るのが苦手でした。間を取ると申し訳ないような気がして、自分のセリフが来たらすぐに言う感じだったんです。クランクインのときも、たぶんそうだったのですが、石井監督からアドバイスされて。――では、そこから演じることへの意識が変わったんですね。この作品の撮影前と撮影後ではだいぶ変わっていると思います。実際、出来上がった作品を観たときにも、すごく間を取っているなと思いました。――出来上がった作品をご覧になったとき、クレジットに名前が2番目にバン!と出てきて、感激したのでは?脚本や作品のクレジットで名前を見た時も感動しましたが、クランクアップのときの気持ちの大きさを覚えています。前から、みんなでひとつの作品を作るという役者の仕事が好きで、その後の試写会や、公開されてみんなが観てくれるときにすごく達成感を感じます。さらに今回は、本当に濃密な撮影時間で、クランクアップが近づいてくると、すごく寂しくて、あっと言う間でした。俳優の仕事とスケボー、両方頑張りたい――和田さん自身についても教えてください。語学力と人間力を高めるためにカナダへ留学されたとか。実際、行ってみて何か得られましたか?僕、英語がすごく苦手だったんですけど、自分のことを誰も知らない、言葉も通じない場所に行って、最初はボディランゲージから始まって、友達を作るためにすごく頑張りました。すごくコミュニケーション能力が上がったと実感しています。英語力もそうですが、この先、もっと必要とされていくであろう、そうした力が身に付いてよかったと思っています。――英語が苦手なのに、外国へ行かれたのはすごいですね。もともと兄がカナダに留学してたんです。それで英語がペラペラになって帰ってきて、「かっこいい!」と(笑)。僕が留学したのは兄とは別の州ですが、月に一度、一緒にラーメンを食べるために、わざわざ僕のところまで来てくれて、カナダを案内してくれました。すごく有難かったです。スケボーを始めたのもカナダに行ってからですが、それも兄からの影響です。兄に憧れているところがあるので。――芸能活動については、和田さん自身の希望ですか?そうですね。僕が幼い頃からテレビっ子で、ずっと出たい出たいと言っていたので、両親がオーディションを受けさせてくれました。――スケボーもとてもお得意と聞いたので、今後はそれを生かしたアクションに挑戦するのはどうですか?今はスケボーに夢中で、趣味の領域を超えてきていて。でも役者の仕事が自分の中では一番大事です。両方を生かせたらいいかもしれませんけど、今はスケボーと俳優のお仕事を分けられているのが好きです。最近はスケボーの雑誌のお仕事も来るようになりましたが、両方を生かしてというよりは、別々に頑張っていきたいです。――活躍を楽しみにしています。最後に俳優業を頑張った本作のアピールコメントをお願いします。すごく大人な内容ですが、母と子に降りかかった理不尽な出来事を、きれいごとなしで描いていると思います。みなさんの心に残る作品になることを信じています。和田庵さんの初めて(!)のサイン入りチェキを1名様に!ぴあアプリをダウンロードすると、この記事内に応募ボタンがあります。『茜色に焼かれる』5月21日(金)より全国公開!『茜色に焼かれる』 (C)2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ取材・文/望月ふみ撮影/源賀津己
2021年05月18日星野源のニューシングル『不思議/創造』が2021年6月23日(水)より発売される。星野源のニューシングル『不思議/創造』『不思議/創造』は、2018年にリリースされたシングル『ドラえもん』以来となるシングルパッケージ。TBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』の主題歌として先行で配信されている「不思議」と、スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソングとして2021年2月に発表された「創造」の2曲をタイトルに冠した。「うちで踊ろう(大晦日)」を新録カップリングには、「うちで踊ろう」のフルバージョンとして「第71回NHK紅白歌合戦」で披露された「うちで踊ろう(大晦日)」を新録したほか、全4曲が収録される予定だ。初回限定盤として “感謝”盤&“宴会”盤もまた初回限定盤は、120分を超える映像作品が付属する“感謝”盤と“宴会”盤の2種類が登場。“感謝”盤には、星野源初の配信ライブ『Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude”』の全18曲と、当日のドキュメンタリー映像を収録。“宴会”盤には、星野源のオフィシャル・イヤーブック『YELLOW MAGAZINE 2019-2020』に付属するウェブサービス「YELLOW PASS」会員限定のオンラインイベントとして、2021年3月に開催された『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』のライブパート全編やドキュメンタリー映像を収録した。作品詳細星野源ニューシングル『不思議/創造』発売日:2021年6月23日(水)価格:・通常盤 1,300円(税込)・初回限定“感謝”盤 (CD+BD/CD+DVD) 4,500円(税込)・初回限定“宴会”盤 (CD+BD/CD+DVD) 4,500円(税込)<収録曲>01. 不思議02. 創造03. うちで踊ろう (大晦日)04. そしたら<特典ディスク>■初回限定“感謝”盤収録内容:01. Pop Virus02. 地獄でなぜ悪い03. 湯気04. ステップ05. 桜の森06. 肌07. Ain’t Nobody Know08. 折り合い09. 老夫婦10. 未来11. うちで踊ろう12. プリン13. Crazy Crazy14. SUN15. 恋16. Same Thing (feat. Superorganism)17. Hello Song18. 私・“Gratitude” Documentary■初回限定“宴会”盤収録内容:01. くだらないの中に02. Pop Virus03. 湯気04. KIDS05. 肌06. Ain’t Nobody Know07. Dead Leaf08. 乱視09. 創造10. SUN11. ドラえもん12. 桜の森・“宴会” -打ち上げ-・“宴会” Documentary
2021年05月14日竹内涼真の初舞台にして主演作となる、ミュージカル『17 AGAIN』。この振付を手がけ、竹内と伴走するようにダンスレッスンを繰り広げてきたのが、ダンサー・コレオグラファーのAKIHITO(ENcounterENgravers)だ。開幕を約1ヵ月後に控えたタイミングで、AKIHITOの目から見た竹内の魅力や、クリエーションの舞台裏を聞かせてもらった。ダンスレッスンを通じて感じた「竹内涼真は根っからのパフォーマー」──初舞台にして主演を務める竹内涼真さんの“歌って踊れる”ミュージカルスターとしての魅力を、AKIHITOさんはどんなところに感じていらっしゃいますか?半年間ずっと涼真くんにレッスンしながら一緒に踊ってきました。彼って本当に“突破力”があるんですよ! 表現者が目指すべき境地でもあると思うんですが、練習でどんなにカッコ悪くても本番でバシッと決められたらそれでいいのかなって。レッスン中に解決できないこと、たくさんありますよ? 時に「できねえ無理!」って叫ぶこともあるけど、最後の最後はちゃんとカッコよく決めて終わる。誰かに見せる……つまり本番に対しての嗅覚が鋭いというか、腹のくくり方・肝の据わり方がハンパない。根っからのパフォーマーだと感じました。──竹内さんの、ミュージカルスターとしての独自性はどこにあるんでしょう?彼がもともと持っている素質かもしれませんが、思考する力がすごくある方ですよね。たとえばダンスの振付をひとつお渡ししたら、じーっと考え込んで「どうやって見せたら映えるかな」ってレベルまで自動的に掘り下げる。指示待ちじゃなくて「観客に届けるには」って視点から「こう見せるなら、こう動いた方がよいのでは?」ってプラスアルファの提案もできるんです。だから、ご自身の中で腑に落ちればとことん突き抜けられるんだろうなって。その思考に体が追いつけば無敵ですよ!作品の持つフレッシュさを、現代的なストリートダンスに乗せる──ミュージカル『17 AGAIN』上演のお話が持ち上がって、振付・コレオグラファーとしてAKIHITOさんに白羽の矢が立ったのはどういった経緯だったのでしょうか?プロデューサーの吉永千紘さんからオファーいただきました。振付師のコンテストで、ダンスチーム(ENcounterENgravers)として活動している僕らを初めて評価してくださったのが、吉永さんだったんです。僕の振付で作品の世界観が伝わりやすくなるのであれば……と二つ返事でお引き受けしました!──ご自身が辿ってきたキャリアの、どんな点を期待されていると考えていらっしゃいますか?僕、ストリートダンスにどっぷり浸かってきた人間なんですね。なので『17 AGAIN』という作品が持つ“フレッシュ”な要素を、現代的なダンスに乗せることが求められているのかな……と感じています。横浜流星さんが主演された舞台『ダンガンロンパ2』やミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(いずれも2017年)など最近は演劇作品の振付もやらせていただいたので、その経験とうまく融合させることも必要なのかなって。バレエやジャズダンスが主流のミュージカル作品にストリートダンスを取り入れることは珍しいので、「その色全開でよければ……」という控えめな姿勢です(笑)──『ダンガンロンパ2』の現場に臨まれていた時のインタビューで、AKIHITOさんは「セリフや物語……強いては作品の世界観をしっかり表現するために振付することが大切」とおっしゃっていました。ではAKIHITOさんは『17 AGAIN』が放つテーマやメッセージをどのように捉えて、何を心がけながら振付していらっしゃるのでしょうか?僕は演出でなく“振付”なので、根底に横たわるテーマやメッセージはあえて掘り下げないでおこうかなって。そういったことを考える、演出・谷賢一さんのご意向に添いたいと思っています。僕が演出の観点で掘り下げすぎてしまったら「ここで普通、こんな動きにならんよな」と不自然な振付になってしまうかもしれない。ダンスとしての目新しさも無くなってしまう気がして、あえてライトな感覚で振付しています。──演出の谷さんと、振付を通じてどんなクリエーションを繰り広げていらっしゃいますか?曲の振付に入る前に「こんな風に見せたい」というイメージを谷さんから頂戴し、それを僕なりに噛み砕いて形にしていきます。提案して、谷さんからコメントをもらってブラッシュアップしていく……の繰り返し。その中で自分の役割は、この作品に“フレッシュさ”をもたらし続けることかな、と。バスケットボールを使ったダンス表現の必然性──“フレッシュさ”がダンス面に表れた、具体的なシーンをご紹介いただけますか?冒頭に設けられたバスケットの試合シーンは、谷さんから「ここでは試合を展開して欲しい」「ここは登場人物の関係性を見せて欲しい」「クライマックスでダンスを存分に」というオーダーをいただきました。最初にして、いちばん打ち合わせが少ない楽曲だったような。──最初のすり合わせが肝心な気もしますが、どうして?演目を左右するナンバーだからこそ、あえて託してもらったのかな……と。僕が“フレッシュさ”をどこまで的確に捉えて形にできるか、腕試しさせてもらったような感覚です。──谷さんのオーダーに、AKIHITOさんはどう応えていったのでしょうか?このシーンは、涼真くん演じる主人公マイクが「バスケットボールのスター選手である」ことを観客の皆さんにしっかり伝えなければいけません。その説得力を出すために、実物のボールを使ったダンス表現を考えました。キャストは楽曲のリズムに合わせてボールを弾ませながら、試合を展開していきます。その中で歌にお芝居、最後にはダンスシーンを繰り広げていく。──ステージ映えしそうなシーンですね! 一方でボールを扱うのはリスクもあると思いますが、実物を用いる狙いは?単にボールを持って踊ればいいってわけではないんですよね。涼真くんのパフォーマンスが「バスケットのスター選手」に見えるように。そのために実物のボールを使います。いつも「このタイミングで踊る理由」というか、ダンスの“必然性”を掘り下げながら振付しているんですけど。開幕初日にその意図がお客さんにしっかり伝わるか、今はワクワクよりドキドキの方が強いかもしれません。マイクの同級生になったつもりで手拍子を──製作発表で竹内さんがアンサンブルキャストとダンスを展開した「#BRANDNEWDAY」は明るくノリノリのナンバーでした。お客さんに何を感じ取ってもらいたいと考えて振付されたのでしょうか?これはマイクが若返った直後に繰り広げられる楽曲ですね。容姿やバスケットボールの才能など彼が持っている周りの人を惹きつける魅力が、どんどん人の噂になっていく様子を歌ったナンバーというか。イケてた17歳に戻ったマイクがいきなりモテだして、周囲からキャーキャー言われる。──「#イケメン転校してきた」と頭に“#(ハッシュタグ)”をつけてSNSで拡散されるような?そうです!まさに「ハッシュタグってキーワードがポイントになりそうだな」と楽曲タイトルから連想して、「ハッシュタグ」と歌っている箇所で観客の皆さんが手拍子できるように振付しました。このナンバー自体も爽やかでハッピーな曲調でしたし、お客さんもマイクの同級生になったつもりで“参加”してもらいたいなって。前向きなメッセージを自然に受け取って──AKIHITOさんご自身は『17 AGAIN』という作品の魅力をどのように受け止めていらっしゃいますか?とてもハッピーな作品です。一度どん底を味わった主人公が、どんな風に人生をやり直していくのか。自分の生き方を貫いて、まっすぐ生きるとはどういうことか──。その問いかけに応えようともがくマイクを見届けるうちに、観客の皆さんも前向きなメッセージを受け取れる気がしますね。──最後に、ダンス面での見どころを教えてください。ダンスを見てもらうというより、作品の世界観にどっぷり浸かってもらいたいですね。お客さんがナチュラルに劇世界へ入り込めるような振付にしているので、むしろ「ダンスを感じてもらえない方が嬉しい」くらい。お客さんに「なんか始まったな」と思われてしまったら、キャラクターに不自然な動きをつけていることになる。そんなわけないけど、「あれ、この演目ダンスあったかな?」って感じさせることができたら僕の勝ちだな、と密かに思っています。この『17 AGAIN』におけるダンスは、歌とお芝居に自然と溶け込んでいるような存在であって欲しい。そう願いながら、稽古場で日々創作し続けています。取材・文:岡山朋代撮影:源賀津己★『17 AGAIN』連続インタビュー第3弾(5月7日公開予定)は、翻訳・演出の谷賢一さんが登場!公演グッズプレゼントもあります! ぜひチェックしてください。公演情報ミュージカル『17 AGAIN』劇作・脚本:マルコ・ぺネット作詞・作曲:アラン・ザッカリー&マイケル・ウェイナー翻訳・演出:谷賢一出演:竹内涼真 / ソニン / エハラマサヒロ / 桜井日奈子 / 福澤希空(WATWING) / 有澤樟太郎 / 水夏希 / 他【東京公演】2021年5月16日(日)~2021年6月6日(日)会場:東京建物 Brillia HALL【兵庫公演】2021年6月11日(金)~2021年6月13日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール【佐賀公演】2021年6月18日(金)~6月20日(日)会場:鳥栖市民文化会館 大ホール【広島公演】2021年6月26日(土)会場:広島文化学園HBGホール【愛知公演】2021年7月1日(木)~2021年7月11日(日)会場:御園座チケット情報
2021年04月30日現在放送中のドラマ「コントが始まる」に出演中の有村架純と仲野太賀、また「BiSH」アイナ・ジ・エンドが出演する新CMが4月29日(木)より放映スタートすることが分かった。新CMは、有村さん演じるマンガ原作担当・花と、アイナさん演じるマンガ作画担当・雨、仲野さん演じるプロデューサー・カラスの3人が、雨の中で運命的な出会いを果たす、物語の始まりを予感させるストーリー。それぞれのキャラクターをセリフなしの表情や動作で表現する表現力に注目だ。4月29日(木)放映の第1話は、花と雨の2人の出会いを描いており、着ぐるみのアルバイト中、スマホから突如聞こえてきた雨の歌と「ワタシハ…ココニ…イマス」というメッセージに掻き立てられ、全力で駆け出す花。たどり着いた先で、踊りながらペイントアートを描いている雨と出会う…。続く、5月3日(月)放映の第2話は、縦スクロールフルカラーマンガを一緒に作り上げていく仲間を求めている様子のカラスが「これを俺と一緒に作る運命にあるやつが、どこかにきっといるはず」と心の中でつぶやいた瞬間、着ぐるみ姿で走り去る花を目撃し、呆然と見つめる…というもの。なお、CM内の楽曲はアイナさん初となるCM用に書き下ろしたオリジナル楽曲。アイナさんが花の心情に寄り添い、CMの世界観を表現。本楽曲「ワタシハココニイマス for 雨」は、4月30日(金)にリリース予定だ。ピッコマ新TVCM「アメハナカラス」篇第1話(60秒、30秒)は4月29日(木)関東・関西・中部エリアにて放映。「アメハナカラス」篇第2話(30秒、15秒)は5月3日(月)関東・関西・中部エリアにて放映。(cinemacafe.net)
2021年04月27日カワキィ(KA WA KEY)の2021-22年秋冬コレクションが発表された。テーマは「THROUGH THE LOOKING GLASS」。着想源はピーターパンやウィリー・ウォンカ想像力と現実の二面性をテーマに据えた今シーズン。その着想源となったのは、未曾有の状況の中で出会った『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカやコメディ・ドラマ『シッツ・クリーク』のモイラ・ローズ、『不思議の国のアリス』のマッドハッター、ピーター・パンなどのキャラクターたちと彼らの二面性だという。そんな“想像の世界”のキャラクターを表現した、個性豊かなワードローブが展開された。縦・横・斜めにリズミカルな線をまず目を引くのは、縦や横、斜めなどあらゆる方向にリズミカルな線を引いたアイテムだ。斜めの線はシャツやパンツに出現。ひらひらとなびくフリルを織り交ぜながら斜めに切り替えを施したブルーのシャツや、色や柄が異なるテキスタイルを交互に組み合わせることでアクティブな表情に仕上げたチェック柄のパンツなどが披露された。一方、ボーダー柄はニットやTシャツに登場。2つのニットをドッキングさせたセーターは、左右で長さを変えることでプレイフルなムードを演出。色味の異なるボーダー柄を縦に並べたTシャツは、所々色が剥がれ落ちたような加工を施すことで奥行きのあるデザインに仕上げた。ゆったりとしたシルエットのニットシルエットは、男女問わず着用できるユニセックスウェアを提案しているカワキィらしくゆるめのシルエットで。ドロップショルダーのニットやTシャツ、足のラインが出ないパンツなどが展開された。ベストとしても使えるマフラーニット帽やマフラー、ミトンなどコーディネートにアクセントを加えるアイテムも豊富なラインナップで登場。特に注目したいのは、タートルネックのベストとしても使える2WAY仕様のマフラーだ。サイドから毛糸を長く伸ばしたり、前後左右で長さを変えたりなど、ユニークなルックスに仕上げている。鮮やかな原色にダークカラーを織り交ぜてカラーは、赤や青、黄色といった鮮やかな原色を主流としつつ、ネイビーやブラックなどダークカラーのアイテムも展開。ネイビーのラメ糸で編み上げたニットにはショルダーにバラのような装飾をセットし、ブラックのストライプパンツには左右で異なる柄を採用した。いずれも、シンプルなカラーリングながらもエッジの効いたデザインに仕上げているのが印象的だ。
2021年04月25日昨年の日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に輝いた『新聞記者』、個性豊かな女優陣の活躍が話題を呼んだドラマ『七人の秘書』、そして香取慎吾演じる主人公の“元相棒”を演じ、最終回まで多くの視聴者を熱狂させた『アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~』など、話題作への出演が続くシム・ウンギョン。そんな彼女が日本で最初に撮影に挑んだ映画『椿の庭』が公開を迎える。数多くの広告写真を手がけてきた上田義彦の初監督作品であり、富司純子と共演を果たした本作での忘れ難い経験について、シムが語ってくれた。上田監督のオリジナル脚本で葉山の海を見下ろす古い日本家屋に暮らす老女・絹子とその孫娘の姿を描く本作。シムは絹子の亡くなった娘の忘れ形見であり、絹子と一緒に暮らす孫の渚を演じている。「最初にお話をいただいたときは、“上田さんは私のことをどうやって知ったんだろう?”って思いました(笑)」クランクインは2018年の4月で、『新聞記者』や2019年公開の『ブルーアワーにぶっ飛ばす』よりも前のこと。当初、上田監督は渚を14歳としていたそうが、シムを見て年齢設定を変えたという。映画の中で、渚の母が既に亡くなっていること、渚が日本語を勉強中であることなどが示されるが、その生い立ちや絹子と暮らすことになった経緯について詳しく説明されることはなく、観る者の想像に委ねられている。実際、現場でも上田監督から詳しく渚について説明されることもなく、シム自身も作りこみ過ぎることなく、まっさらな状態で現場に赴いたという。「準備の段階でも撮影現場でも、上田さんは“渚はとてもピュアな存在。ウンギョンさんは渚と似たものを持っているから、そのままカメラの前に立って自由に演技してくれれば、それがどんなものであっても、僕がフォローしてカメラに収めます”とおっしゃってくださいました。普段はどの作品でもきっちりと役作りをした上で現場に入るのですが、この作品に関しては自然な感じ、自由さを見せたかったんです。お芝居なのか? 素なのか? という不思議さが見せられたらいいなと思っていました」シムはこの作品を「自然とそれに合わせて暮らす人たちの人生――人生の“儚さ”について語っている映画」と語る。そこにあるのは決してネガティブな思いばかりではない。「映画では、絹子さんがずっと住み続けてきた大切なおうちをどうするのか?ということが描かれていますが、どんなものでも、そして人間も、生まれて、そしていつかは消えていくわけですよね。その儚さと切なさがある一方で、映画では渚という“これから”を象徴する存在がいて、彼女がこれから自分の人生を歩んでいくというメッセージも伝わってきます。そうやって人生が回っていくということ、めぐり合わせが描かれているなと思います」映画を観ると、ワンシーン、ワンシーン、本当に丁寧に大切に撮影したことがひしひしと伝わってくる。シム自身、現場で上田監督の撮影に驚かされることが多々あったという。「私の出ているシーンではないんですが、鈴木京香さん演じる陶子さん(渚の叔母)が窓を閉めたおうちのリビングに座っているシーンで、すごく暗い空間に雨戸の隙間から繊細な光が差し込んでいるんですけど、監督は何度も何度もそのシーンを撮り直されていたんです。最初、私は“何が違うんだろう?”と思って見ていたんですが、本当に目を凝らして見ないと分からない映像の繊細さが、近くで見せていただいてやっと見えてきて――そこで見えてくる鈴木さんの切ない表情であったり、風景はすごく印象的でした」劇中の絹子と渚の関係そのままに、現場では富司純子から学ぶことも多かった。「渚は、絹子さんがいなければ演じられなかった役柄だと思います。実際にご一緒させていただいて、富司さんの演技への熱量、この作品への思いというのは本当にすごかったですし、現場での富司さんの佇まい、そして絹子さんとしてのお姿も本当に美しくて……。渚がピュアな“鏡”のような存在になれたのは、富司さんのおかげです」本作に参加後も、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』、『新聞記者』、さらに舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』、そしてドラマ『七人の秘書』、『アノニマス』と日本を拠点に精力的に活動してきた。以前から日本の社会や文化に親しみを抱いていたが、実際に日本で暮らし、創作に参加する中であらためて日本の社会、そして自分自身に対しても新たな“発見”があったと振り返る。「よく日本の社会について“本音と建て前”ということが言われるじゃないですか。以前は私もどこかでそういうものがあるんだろうという偏見を持っていたかもしれません。でも実際に日本の方々と接してみると、みなさん本当に素直でピュアな方が多かったんですね。あらためて“日本だから”とかそういう(属性による)ものじゃなくて、人それぞれ、ひとりひとり違うんだという当たり前のことに気づかされました」「女優としてという部分では、私にとって日本語は外国語ですから、その勉強のためにも台本を読むということを何度も繰り返していたんですが、そうしているうちに“あぁ、お芝居ってやっぱり台本なんだ”ということにあらためて気づかされました。作品で一番大事なのは台本であって、台本に全てが書かれている――何度も繰り返し読む中で、新たなアイデアが沸いてきたり、キャラクターを深く理解することができるようになって、逆に以前の自分は読み込みや努力が足りなかったなと反省しました(苦笑)。今もそうやって何度も台本を読むことは習慣になっていて、台本は役者にとって宝物なんだと実感しています」本作を含め、これまでに公開、放送されてきた彼女の出演作を見ると、女性の描き方を大事にしている作品、物語の中で女性が重要な存在となっている作品が多いように思えるが、それは出演作を決める時点での彼女自身の意向なのだろうか?「そうですね。意識的な部分は確かにあります。私は女性であり、この世界を女性として生きているひとりとして、もっと多様な物語の女性像を見たいなと思っていますし、だからこそ自分が演じる上で、さまざまな角度から考えて、個性や人間性を表現できたらと思っています。この先もいろいろな作品に挑戦し、個性豊かな女性の人生を演じることができたらと願っています」取材・文:黒豆直樹撮影:源賀津己シム・ウンギョンのサイン入りチェキを1名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=3ce4f6d0-91e5-4106-a105-a9ea759dc9ef&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。『椿の庭』4月9日(金)より公開(C)2020 “The garden of Camellia” Film Partners
2021年04月09日星野源がオフィシャルイヤーブックの第5弾『YELLOW MAGAZINE 2020-2021』を発売することが決定した。本日3月6日、YELLOW PASS会員限定の配信イベント『YELLOW PASS Live Streaming “宴会”』を開催した星野源。このイベントは、星野源が年に1回発行するオフィシャルイヤーブック『YELLOW MAGAZINE』に付属のWEBサービス「YELLOW PASS」に登録している会員のみ視聴できる有料の無観客オンラインイベント。星野は全国のファンと、画面を通してオンラインならではの“宴会”を楽しんだ。前半の「ライブ」パートでは、「Pop Virus」や「ドラえもん」といった代表曲から、ライブ初披露となる「Dead Leaf」など幅広く披露。さらに最新曲「創造」のライブバージョンをお届けし、ファンを熱狂させた。一転して後半の「宴会」パートでは、司会に橋本直(銀シャリ)を迎え、バンドメンバーとリラックスした雰囲気でトークを展開。配信イベント全体を通して、ファンが様々な角度から星野源の姿を見ることができる内容となり、初のYELLOW PASS会員限定配信イベントは大成功を収めた。そして、配信イベント終盤で今年も音楽家・星野源の活動を多角的に切り取り、まとめたオフィシャルイヤーブックの第5弾『YELLOW MAGAZINE 2020-2021』を発売することを発表。本日よりアーティストオンラインショップ「A!SMART」にて予約販売をスタートする。「YELLOW MAGAZINE」恒例の対談企画には、今回オードリー・若林正恭が登場。巻頭フォトストーリーでは、星野の音楽活動を初期から撮影してきた写真家・平野太呂が、1泊2日の八ヶ岳の旅を撮り下ろし。都会の喧騒を忘れ、リラックスした表情を浮かべる星野の姿が多数収められている。激動の2020年を振り返るロングインタビューに加え、豪華ゲストを招いての対談には、オードリー・若林正恭が登場するなど、恒例企画も引き続き充実。若林とはともに40歳を迎えた同志として、赤裸々な悩みを打ち明けあったという。音声コンテンツ『YELLOW DISC』には、盟友である映像作家・山岸聖太がホストを務め、星野源がゲストとして登場したオリジナルラジオ番組を収録。2020年12月15日にニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にて放送された、「2時間生演奏!星野源 弾き語りライブ in いつものラジオブース!」の音源も収録され、トークも音楽も充実した内容となっている。『YELLOW MAGAZINE 2020-2021』には、購入者のみが利用できるWEBサービス「YELLOW PASS」が付属。また、現「YELLOW PASS」会員が購入すると継続特典としてフォトブック『GRATITUDE OUTTAKES GEN HOSHINO 2010-2020』も同梱される。継続特典付きは期間限定販売となり、その他「YELLOW PASS」や継続特典付き購入方法の詳細は特設サイトを確認しよう。オフィシャル・イヤーブック『YELLOW MAGAZINE 2020-2021』内容■平野太呂(写真家)による八ヶ岳1泊2日旅行の巻頭ストーリー■星野源と2020年を振り返ったロングインタビュー■【星野源×オードリー・若林正恭】対談■星野源とアルバム『ばかのうた』全曲を振り返ったインタビュー■レコーディング・エンジニアとスタッフが語る星野源・音づくりの深層■兵庫慎司(音楽ライター)による『Gen Hoshino’s 10th Anniversary Concert “Gratitude”』レポート■てれびのスキマによる『おげんさんといっしょ』第4弾レビュー■ARCHIVES : Music Video / Artwork■ELEVENPLAYによるフォトストーリー■1年間の活動舞台裏ショット&星野源撮影による秘蔵ショット…and more■YELLOW DISC「山岸聖太のあわてんぼうのサンタクロース」【収録内容】●オリジナルラジオ番組「山岸聖太のあわてんぼうのサンタクロース」(ゲスト:星野源)●星野源のオールナイトニッポン2020年12月15日スタジオライブ(くせのうた/ばらばら/グー/桜の森/恋/REAL/Pop Virus/うちで踊ろう)■継続特典『GRATITUDE OUTTAKES GEN HOSHINO 2010-2020』(2010年から2020年までの10年間、「ROCKIN’ON JAPAN」や「MUSICA」をはじめとする各雑誌媒体に掲載された星野源の撮り下ろし写真のアザーカットをまとめたフォトブック。現YELLOW PASS会員が、『YELLOW MAGAZINE 2020-2021』を2021年3月31日23:59までに購入すると付属)『YELLOW MAGAZINE 2020-2021』継続特典[GRATITUDE OUTTAKES GEN HOSHINO 2010-2020]表紙画像『YELLOW MAGAZINE 2020-2021』特設サイト【発売情報】アーティストオンラインショップ「A!SMART」でのみ予約販売を受付中(発送は2021年4月末を予定)販売価格:4,000円(税別)サイズ:256mm×192mm仕様:スリーブケース+YEARBOOK+CD / カラー / 164P販売場所:アーティストオンラインショップ「A!SMART」ほか
2021年03月06日星野源が、2月17日に配信リリースした新曲「創造」のMUSIC VIDEOのメイキング映像を公開した。任天堂「スーパーマリオブラザーズ」の35周年テーマソングに起用されている同曲は、3月1日付オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングで今年度最高の初週ダウンロード数を記録し1位を獲得。同じく3月1日付Billboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”でも1位を獲得し主要チャートで2冠を達成。曲に込められた星野源のものづくりへの想いはもちろん、マリオシリーズや任天堂へのリスペクトを込めたオマージュも話題となっている。また、映像監督・写真家の奥山由之がディレクションを担当したMVもリリースと同時に公開され、早々に500万再生を突破。本日公開されたメイキング映像では、星野の様々な動きや表情を8mmフィルムやiPhoneなど数台のカメラで撮影し、その膨大な映像を編集とエフェクトで楽曲のもつ疾走感とリンクさせたという、見応えのある工程を垣間見ることができる。星野源 - 創造 [Behind The Scenes]<リリース情報>星野源「創造」(スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソング)2021年2月17日(水) 配信リリース星野源「創造」ジャケット画像配信リンク:星野源「創造」MV<キャンペーン情報>星野源「創造」ストリーミングシェアキャンペーン「創造」を対象ストリーミングサービスにて聴き、曲の感想と一緒にTwitterかInstagramでハッシュタグ#創造#星野源をつけて楽曲をシェア。投稿画面のスクリーンショットを専用の応募フォームに投稿した人の中から、抽選で100名様に「ジャケットデザインオリジナルステッカー」をプレゼント。期間:3月16日(火) 23:59まで詳細はこちら:関連リンク星野源 オフィシャルサイト:星野源 オフィシャルInstagram:星野源 オフィシャルTwitter:星野源 Facebookページ:星野源 YouTube オフィシャルチャンネル:
2021年03月04日松坂桃李や仲野太賀らがハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)のアイドルにのめり込む青年たちを演じる『あの頃。』が、ついに2月19日(金)より公開。この度、いまも多くのファンに愛される「モーニング娘。」の神曲「恋ING」を演奏しながら熱唱するシーンを収めた場面写真が解禁された。今回到着したのは、松坂さん演じる主人公・劔樹人らハロプロをこよなく愛するバンド「恋愛研究会。」のメンバーが、「モーニング娘。」の名曲「恋ING(こいアイエヌジー)」を演奏し熱唱するシーンや、石川梨華のパネルを囲んで集合するカットなどを収めた新場面写真。「恋ING」は20枚目のシングル「Go Girl ~恋のヴィクトリー~」のカップリング曲として収録されており、ファンだけでなく歴代のメンバーからの人気も高く、ソロコンサートなどでも歌い継がれてきた名曲。劇中を彩るハロプロの楽曲の数々の中で、唯一3回登場している。中でも松坂さん演じる劔や、仲野さん演じるコズミンら「恋愛研究会。」のメンバーが熱唱するシーンは、“1回目と2回目でそれぞれ感じ方が変わる”と話題になっている。映画を観たファンからは、「『恋ING』が流れて涙が込み上げてきた」「泣いたーーーー!めっちゃよかったーー!! 帰り道みんな『恋ING』聴いてるはず」といった感想が上がっており、涙を誘う名シーンとの呼び声も高い。また、「モー娘。」OGである保田圭も「夢中になれるってすばらしい。ハロプロは、素敵な仲間に支えられてるなぁ。『恋ING』聴いたら、また泣いちゃう」とコメントを寄せており、飯窪春菜も「懐かしさに泣けて親近感に笑って、最後まであたたかさに包まれる映画です。そして私は『恋ING』に弱い」と語っているほど。松坂さんや仲野さん、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウら「恋愛研究会。」メンバーが練習を積み重ねた楽器演奏と歌唱シーンは本作の大きな見どころとなっているが、真剣に歌い上げる彼らの姿と共に歌詞にも注目してみてほしい。『あの頃。』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会
2021年02月21日赤堀雅秋が1年ぶりに手がける新作のテーマは、「8050問題」。母親の死後から引きこもりになった弟とその兄、老齢の父親、さらにNPO法人の相談員たちが紡ぎ出す、濃密な人間ドラマだ。そこで作、演出、出演の3役を兼ねる赤堀と、長男役の三宅弘城に話を聞いた。M&Oplaysプロデュース「白昼夢」の公演・チケット情報20年来のつき合いながら、赤堀作品に三宅が参加するのは今回が初。三宅は「念願の赤堀作品」と切り出し、「赤堀さんの書く世界と、演出する空気感がものすごく好きで。正直、赤堀さんの作品ならなんでもいいくらい(笑)。俳優としてはナイロン(100℃)で共演したことがあるんですが、すごく真面目ですし、赤堀さんが出て来ると途端に場が生々しくなる。そういうのを体験して、ますます一緒にやりたいと思うようになりました」と、全幅の信頼を寄せる。赤堀に三宅の俳優としての魅力を聞くと、「ご本人を前に恥ずかしいな」と照れつつも、「常に前向きで、少しでも面白くするために常に何かを打破しようとしている。すごく尊敬している俳優さんです」と、こちらも信頼の強さを伺わせた。キャストは5人のみ。長男を三宅、次男を荒川良々、父親を風間杜夫、NPO法人のスタッフを赤堀と吉岡里帆が演じる。この顔ぶれを見て赤堀は、「いいキャストだと思いますよ」としみじみ。「ちゃんと舞台の上で反応し合える人たちだと思うので、その化学変化みたいなものが楽しめるのではないかと思います」と、期待を膨らませる。三宅も「皆さん一緒になって作っていってくれる、チーム感のあるカンパニーになりそうですよね。こちらも気を抜いていられないなと思います」と、背筋を伸ばす。赤堀作品に関して、風間、荒川はすでに経験済みだが、異色なのは吉岡。ドラマ『あさが来た』で共演経験のある三宅は、「『私、小手先で出来ないんです』って言うくらい、すごく体当たりで熱い子」と当時を振り返ると、赤堀は「じゃなきゃ出ないですよね、このメンツで」とニヤリ。さらに「ほんわかしたイメージがありますけど、せっかくならグロテスクな部分も引き出せたら面白いかも」と、気になる言葉も飛び出した。現段階での物語の設定は前出の通りだが、実際どうなるかは赤堀のみぞ知るところ。当の本人は「僕が一番知りたいですけどね」と笑うも、最後にこう語る。「変な手触りの芝居になればいいなと思います。抽象的な言い方ではありますけど、この5人で、等分で、混沌とすればいいんじゃないかなと思いますね」。取材・文:野上瑠美子撮影:源賀津己
2021年02月16日星野源の新曲「創造」が、2021年2月17日(水)に配信リリースされる。星野源の新曲「創造」スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソング本楽曲は、2020年秋より本人出演のTVCMと共に話題を呼んだ、任天堂「スーパーマリオブラザーズ」の35周年テーマソングとして提供されたもの。「マリオや任天堂へのリスペクトの気持ちを重ね合わせた」と語る星野の言葉通り、任天堂が2001年に発売した家庭用ゲーム機「ニンテンドー ゲームキューブ」の起動音を再現したフレーズが楽曲の中に取り入れられるなど、星野らしいポップなメロディーや詩、軽快なビート、遊び心あるギターフレーズの中に、任天堂への愛が込められた一曲となっている。星野源コメントじっくりと時間をかけた楽曲制作は久しぶりです。音、そして詞に自分の〈ものづくり〉への想いをこれでもかとぶち込み、そこにマリオや任天堂へのリスペクトの気持ちを重ね合わせました。思いっ切り遊ばせてもらいました。ヤバいものが出来ました。改めまして、星野源です。どうぞよろしく。作品情報星野源 新曲「創造」(スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソング)配信リリース日:2021年2月17日(水)
2021年02月15日星野源の新曲「創造」の配信リリース日が2月17日に決定した。「創造」は、昨年秋より本人出演のTVCMがオンエアされ反響を呼んだ、任天堂「スーパーマリオブラザーズ」の35周年テーマソング。星野は同曲について「じっくりと時間をかけた楽曲制作は久しぶりです。音、そして詞に自分の〈ものづくり〉への想いをこれでもかとぶち込み、そこにマリオや任天堂へのリスペクトの気持ちを重ね合わせました。思いっ切り遊ばせてもらいました。ヤバいものが出来ました。改めまして、星野源です。どうぞよろしく。」とコメントしている。今回の発表に併せ、「創造」のティザー映像も公開された。星野源「創造」ティザー映像星野源「創造」(スーパーマリオブラザーズ35周年テーマソング)2021年2月17日(水)配信リリース星野源「創造」ジャケット画像配信リンク:※2月17日(水)まではアーティストページに繋がります。関連リンク星野源 オフィシャルサイト:星野源 オフィシャルInstagram:星野源 オフィシャルTwitter:星野源 Facebookページ:星野源 YouTube オフィシャルチャンネル:
2021年02月12日仲野太賀、28歳。菅田将暉、神木隆之介、有村架純、吉岡里帆らとともに、「黄金世代」と呼ばれる1993年生まれの実力者たちの一角を担う彼は、いま変革の時を迎えようとしている。2020年には、主演映画『泣く子はいねぇが』をはじめ、7本の出演作が公開。テレビドラマ「あのコの夢を見たんです。」「この恋あたためますか」にも出演し、ますます活躍の幅を広げている。そんな仲野さんの2021年1本目の新作映画は、念願だったという西川美和監督との本格タッグ作『すばらしき世界』(2月11日公開)。人生の大半を刑務所で過ごした元殺人犯の三上(役所広司)が、出所後に“カタギ”として生きようと決意するも、その道のりは険しく…。仲野さんは、三上を取材する元テレビ番組制作会社勤務の津乃田に扮し、いち取材対象を超えて、三上と絆を結んでいく重要な役どころをこなしている。今回は、日本映画界に欠かせない存在へと成長した仲野さんに、単独インタビュー。作品の舞台裏はもとより、芸能界入りした2006年から現在までの彼の歩みを、共に振り返る。西川美和監督作にハマった「日本映画史上最高の瞬間」仲野さんと西川監督の“出会い”はスクリーン越しではなく、中学校の授業だったという。「国語の先生が授業中に、『ゆれる』の小説を薦めてくれたんです。40代くらいのお母さん世代の先生で、大槻ケンヂさんのエッセイを教えてくれるような方でした。先生の言葉で小説を読み始めたらすごく面白くて、その流れで映画も観て、子どもながらに感銘を受けました」。歴史に名を遺す人物は“出会いを引き寄せる力”も持ち合わせているというが、仲野さんもそんな星のもとに生まれたのだろう。「すごい先生でしたね」と恩師に感謝を述べつつ、映画『ゆれる』を観た当時を、仲野さんはこう振り返る。「まず物語の面白さに引き込まれたのですが、香川照之さんの演じた役が一面的ではないところがとても印象的でした。角度によって、全く違って見える…つまり、人間の複雑さを豊かに表している気がしたんです。そこに、西川監督が生み出すそれぞれのセリフだったり状況だったり、人間の芯をついた要素が加わって、とてもえぐられました。観ていて苦しくなったし、『映画が観る人に与えるものってこんなに複雑なんだ』と衝撃を受けたんです。同時に、人間を描く“強さ”も感じて、頭を殴られたような感覚になりましたね」。丁寧に言葉を選びながらも、口調が次第に熱を帯びてくる仲野さん。「香川さんのラストカットが衝撃で…カメラを観てふっと笑って、バンッて映画が終わるんですが、僕にとっては日本映画史上最高のラストカットなんじゃないかと思うくらい好きなんです。香川さんのあの表情を、良く練習していました(笑)」。本人は照れ笑いを浮かべるが、それほどまでに西川監督の現場は目標であり、夢の場所だったのだろう。「ゼロ年代の日本映画からは、特に影響を受けています。憧れていましたし、恋焦がれていました」という仲野さんの言葉からも、そんな思いが感じ取られる。西川監督が2010年に演出で参加したテレビドラマ「太宰治短編小説集」第3シリーズ「駆け込み訴え」 の撮影時には、マネージャーに「何が何でも出たい」と掛け合って現場に参加したとか。その際の出番はわずかだったというが、その後『ゆれる』の主演俳優だったオダギリジョーとは『南瓜とマヨネーズ』で共演し、『すばらしき世界』で西川組に本格出演を果たしたのだから、着実に夢をかなえてきた印象がある。苦悩の時期に道を照らしてくれた、岩松了の存在ただ、芸歴15年間は、決して順風満帆な道のりではなかった。ここからは、仲野さんの言葉と共に、『すばらしき世界』に至るまでを紐解いていこう。「僕はこの仕事を始めた当初から、映画俳優というものにものすごく憧れを抱いていました。自分が好きな俳優さんもそう呼ばれている方が多かったし、その想いがあったがゆえに、見向きもされない時間がとても苦しかったですね。いまは、志が高かったからだと受け止められるのですが、10代の頃はとにかく悔しくてしょうがなかったです。そんななかで、最初に手を差し伸べてくれた感覚があったのは、岩松了さんの演劇に出させていただいたとき(『シダの群れ 純情巡礼編』)。当時は、18歳くらいでした」。仲野さんの口から出てきたのは、意外な人物の名前だった。岩松さんといえば、劇作家・演出家・俳優・映画監督とフィールドを問わずに活動するマルチクリエイター。ある種専門職的な意味合いのある「映画俳優」とは、真逆のポジションではないか。「岩松さんと出会って、『自分がこだわっていた映画に対する想いは、演劇にもあるのか』と気づき、視野が広がったんです。また、僕自身も、見向きもされない期間に『自分は映画俳優にはなれない』と思ってしまって…。それは悲しくもあり、自由になれる瞬間でもありました。そこからは、ドラマや演劇含めて、媒体にこだわらずに様々な方とお仕事をさせていただくように変わっていきました。だから必ずしも映画だけが手を差し伸べてくれたわけではなく、演劇にもドラマにも自分の可能性を広げてくれた人たちがたくさんいて、とても感謝しています」。良薬は口に苦し――。かつての仲野さんが経験した“挫折”は、飛躍への起爆剤でもあったわけだ。彼は「ここ2・3年が転換期だったと思っていて、自分に手を差し伸べてくれた方々や、ご一緒したかった方々と立て続けに仕事ができるようになりました。その最たるものが『すばらしき世界』でしたね。ずっと切望して、恋焦がれていた場所に来られた気がして、本当に嬉しかったです」と顔をほころばせる。「『ゆれる』を観て、西川監督とはいつかご一緒したいと思い続けていましたし、役所広司さんは日本映画の大黒柱であり、共演するのは俳優人生において最大の目標の一つでした。そして、念願かなって現場に入り、周りを見渡すと、数々の日本映画を作ってきたスタッフの方々がたくさんいたんです。僕にとって『すばらしき世界』は、聖域のような場所でした。その中にいられた時間は、本当に楽しくて幸せでしたね」西川監督とシンクロした、入浴シーンもどかしい“我慢の時間”を乗り越えて、ついに夢の場所へと到達した仲野さん。となると気になるのは、「にもかかわらず、なぜあそこまで安定したパフォーマンスを発揮できたのか?」だ。仲野さんは『すばらしき世界』の劇中で、役所さんを相手に堂々と渡り合い、圧巻の存在感を見せつけている。焦りも不安もなく、淡々と「良い芝居」を繰り出せたのは、どうしてだろう?「10年早くここに立っていたら浮足立っていたかもしれませんが、自分は自分なりに様々な現場を踏ませていただいて、何かしら形成されたうえでこの場所に来ることができました。色々な場所に行って、多くの人と出会って…。そのすべてが、僕の自信にもなったんです。だからこそ、ようやく出会えたこの環境に対して、しっかりと自分の仕事をしたいという思いがありました」。無駄なことなど、一つもなかった。知識も経験も蓄えたからこそ、憧れの人々とがっぷり四つに組むことができたわけだ。仲野さんは「西川監督は、どこまでも寄り添ってくれました。僕が感じた疑問を自分のことのように一緒に解決してくれたし、役所さんと共演する喜びすらも、共有できたんです。伴走者のように、どこまでも一緒に走ってくれる方でした」と、西川監督の存在も大きかったと語る。「具体的に『ここをこうしてほしい』というよりは、衣装合わせでお会いした瞬間に、すべてを託していただいたような、そんな感覚がありました。『これが人に何かを“託す”ということなんだ』と、西川監督から教わったかもしれないですね。どこまでも一緒にいるし、手を差し伸べてくれるんだけど、こちらにちゃんと“責任”を渡してくれる。だから僕も、ちゃんと応えなければと思える。とてつもない“信頼”をいただいた気がしています」。仲野さんが感じた、西川監督との絆。一緒に、ものづくりをする意義。その象徴が、津乃田と三上が共に入浴するシーンだったという。「役所さん演じる三上と、津乃田がお風呂に入るシーンは、僕自身も演じるうえでとても重要だと考えていました。本作ではふたりの“距離”をすごく大切にしていて、三上と津乃田が取材対象と取材者だったのが、友人になったり見放してしまったり、関係性がころころ変わっていく。ただ、あの瞬間だけは裸一貫で、人と人として寄り添いあう。その様子が父と子のように見えればいいなと思っていたら、本番前に西川さんが『ここは息子が父を見るような気持ちで演じてほしい』と言ってくださったんです。自分の中で感じていたものと、西川さんが描きたかったものがマッチして、託された身としてはすごく嬉しかったですね」。仲野太賀の演技論:「主観」と「客観」の意識について仲野さんの語りを聞いていると、理路整然とした思考回路と、俯瞰的な視点にうならされる。ある種、演出的な目も持っている彼は、役者としての自身をどう分析しているのか?本人は「全部つながっている感覚がありますね」と前置きしたうえで、言葉を紡いでいく。「演じるうえで、『どういう風に表現したいか』『それがどう見えたほうがいいのか』――主観と、客観はすごく意識はしています。演じる際のディスカッションも、作品に合わせて姿勢を変えていますね。入念に打ち合わせてから本番を迎えるパターンと、本番でまず体験してみるパターンと、やり方は組む人それぞれで違います。やっぱり、言葉を尽くしすぎると“共通言語”がなかった場合、表現にズレが出てきてしまうんです。たとえばお互いに共通言語がなかった場合、やってみたほうが言葉以上に伝わることもあるし、言葉で言い尽くせることをやってもしょうがないという思いもあります」。言葉にならない“演技”という領域を、ここまで的確に解説できるスキルには舌を巻く。やはりこの人は、これから加速度的に、もっともっと上に行くのだろう。そんな確信を抱きつつ、最後に2021年の抱負を伺った。「時代の変わり目という大きな出来事があったからこそ、自分がここからどういう風に映画や演劇やドラマに関わっていくかは、慎重に考えたいなという気持ちにはなりました。外出自粛期間中に、改めて創作の強さを如実に感じたんですよね。自分は何を表現できるのか、何を表現したいのか、どういうものに携わっていきたいのか…より真摯に考えたい。この世界に誠実なものを作っていきたい、観る人に寄り添える何かを作りたいと思っています」。(text:SYO/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:すばらしき世界 2021年2月11日より全国にて公開©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
2021年02月08日松坂桃李ら、いま注目の俳優たちがアイドルオタクを演じる映画『あの頃。』の完成報告会が実施。松坂さんは結婚後初のイベント登壇となり、仲野太賀、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウ、そして今泉力哉監督が参加した。松浦亜弥に魅せられアイドルオタクとなる主人公を演じた松坂さんは、実際に松浦さんが自身の中学時代の先輩だという。それだけに「あの松浦先輩かと。僕が中1のときに3年生でして、遠くからずっと眺めていました。当時のそんな思い出が蘇ったりして、これはやるしかない!と思いました」とオファーを快諾したことを告白。そして当時の松浦さんについて「スターってこういう輝き方をするんだと、歩くたびにキラキラしたものが残り香のように残るというか、これがスターだ!と鮮明に覚えています」と羨望の眼差しだったよう。面識はないというが「当時サインをもらいに行ったけれど、『すみません、事務所が…』とやんわり断られました」と甘酸っぱい思い出を明かした。また、昨年12月に女優の戸田恵梨香と結婚した松坂さんにとって、この日が結婚後初の公の場。キャスト陣から「おめでとう!」と拍手で祝福されると、照れながら「ありがとうございます」と一礼。結婚後の心境の変化を聞かれると「健康をより一層大事にしようと思いました。健康管理を維持するためにこそ、しっかりとやっていきたいと改めて思います」と笑顔を応じた。今泉監督の演出メソッドに松坂桃李、仲野太賀が困惑!?撮影現場の様子について話が及ぶと、「みんな和気あいあい。居心地のいい時間でした」とふり返る仲野さん。松坂さんは「今泉監督は耳元でコソコソと演出をする。しかもそれは言われた本人しか知らないものなので、ドキドキ感というかお芝居の新鮮味が生まれる」と今泉監督の独特な演出スタイルを回想した。すると、仲野さんも「言われたらそれをやるしかない。でも相手も実はボソボソと耳元で言われているので、返しを用意している。それに対して驚いている僕の顔で『OK!』とカットがかかったりする」と、予定調和にならない今泉監督の撮影メソッドに目を丸くして語る。今回が映画初出演となるコカドさんは、年齢の近い山中さんや芹澤さんと行動を共にしていたとか。「3人で芹澤さんのホテルの部屋で飲もうとしたら、山中さんがすぐに寝た。その寝顔を見ながら芹澤さんが『年長者だから気を張っている部分がある』とまるで映画のワンシーンみたいなことを言っていた」と深い絆にシミジミ。しかし当の芹澤さんは「そんなこと言ってました?」と照れ隠しでとぼけて、山中さんも「夢の話ですか?」とエピソードトークを打ち消す、微笑ましい(!?)姿も。松坂桃李、“推し”「スラムダンク」映画化出演を狙う!?その後、映画の内容にちなんで最近の自分の“推し”をそれぞれ発表することに。人気漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」を推しに挙げた松坂さんは「映画化されることをご存知ですか? そのニュースを知ったときは激震が走った。僕はこの作品がきっかけで中学時代にバスケを始めました」と熱狂的ファンぶりをアピール。すかさず今泉監督から「映画化に関わろうとしているでしょ?これは仕事を取りに行っているなあ~!」と指摘されると「違います!僕が入るのはありえない!」と大慌てで否定するも「でももし、何かで関わることができるなら…」とチャンスを狙う様子を見せ会場を沸かせた。また、“推し”について仲野さんは「車」、山中さんは「ネパールカレー」、今泉監督は「卓球の石川佳純」、芹澤さんは「エッセイストの上原隆」、若葉さんは「白山眼鏡店」、コカドさんは「ベランピング」とそれぞれに回答。最後に松坂さんは「心の栄養になる作品で、甘酸っぱい青春群像劇です。好きなものを共有していたあの時間を改めて見るだけで、心の中に優しい風が通る気がする。その温かさを感じていただければ嬉しい」と、“推し”があることで生まれる心の豊かさについてコメントし、イベントを締めくくった。『あの頃。』は2月19日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会
2021年01月19日松坂桃李、仲野太賀、若葉竜也らが出演する、ハロプロの名曲が彩る笑いと涙の青春エンターテインメント『あの頃。』より、キャラクター紹介映像とビジュアルが公開された。今回到着した映像では、「モーニング娘。」の楽曲「ザ☆ピ~ス!」に乗せて、松坂さんが演じるハロー!プロジェクトのアイドルにのめり込んでいくあやや推しの主人公・劔、仲野さん演じるミキティ推しのコズミンをはじめ、「恋愛研究会。」のメンバーが思い思いに推しを語る場面が切り取られている。また同時に公開されたビジュアルには、クセの強すぎる個性豊かな6名の姿と共に、「あややはスターなんだから、いつも松浦亜弥なのが当たり前じゃないですか。」「藤本さんのルックスは素晴らしい。」「ハロプロ以外に何がいんねん。」などと、それぞれ印象的な熱いセリフが添えられた。『あの頃。』は2月19日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:あの頃。 2021年2月19日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020『あの頃。』製作委員会
2021年01月18日《text:SYO》ついに…いや、ようやく彼の時代がやってきた。仲野太賀、27歳。間もなく芸歴15年目に突入する若き演技派は、いま大輪の花を咲かせようとしている。映画好きを中心に、「外さない俳優」として支持されてきた仲野さん。10月クールのテレビドラマ「この恋あたためますか」や「あのコの夢を見たんです。」で新たな注目を浴びる彼の魅力を、改めて深堀りしていきたい。錚々たるメンバーの中でも際立つ存在感まずは、時計の針を2007年に戻そう。この年に公開された映画『バッテリー』は、林遣都の俳優デビュー作として有名だが、野球を志すチームメイト役で仲野さんも出演しているのだ。本作では、現在のどっしりとした演技につながる安定感ある芝居を早くも披露しており、再観賞すると「おお!」と思うはず。その後、2008年の映画『那須少年記』で初主演を飾り、『さんかく』(2010)や、ドラマ「黒の女教師」(2012)に出演。この「黒の女教師」、いま観ると千葉雄大、土屋太鳳、山崎賢人、広瀬アリス、杉咲花、中条あやみといった錚々たるメンバーが生徒役を演じている。そして…2012年に公開された『桐島、部活やめるってよ』で、仲野さんは頭角を現す。神木隆之介、橋本愛、東出昌大、山本美月、松岡茉優とこちらもすさまじいキャストだが、その中でも仲野さんはキーパーソンを演じているのだ。本作は、バレー部のキャプテンだった桐島が部活を辞めたことで、学内のヒエラルキーに異変が生じる物語。仲野さんが扮したのは、桐島の抜けた穴を埋めることになった部員。自らの才能が足りないことに悩み、「何とかしようとしてこの程度なんだよ、この程度なんだよ俺は!」と絶叫する姿が痛々しく、切ない。仲野さんならではの得意技として、「人生が思い通りにいかない弱者」を演じると、他の追随を許さないほどにハマる、というものがあるが、その特長を決定づけた1本でもあろう。ブレイクを経て、成長、進化…その後、『私の男』(2014)、『あん』(2015)、ドラマ「恋仲」(2015)などに出演し、活動の幅を広げていた仲野さんに、運命的な出会いが訪れる。それが、宮藤官九郎が脚本を務め、岡田将生・松坂桃李・柳楽優弥が共演したドラマ「ゆとりですがなにか」だ。この作品の中で仲野さんは、岡田演じる先輩を振り回すトラブルメーカーの“モンスター後輩”を憎たらしいほど見事に演じ切り、ブレイクを果たす。その人気ぶりは圧倒的で、スピンオフ作品「山岸ですがなにか」まで制作された(こちらも傑作なので、未見の方はぜひ)。その後、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞した『淵に立つ』(2016)が公開され、コツコツと積み上げてきた「独立系の良作・力作に出続ける」部分と、知名度が融合。2017年には、映画ファンのお気に入り作として名高い『南瓜とマヨネーズ』で、現実にもがき苦しむミュージシャン志望の若者を切々と演じ、高く評価された。ドラマから映画と派生し、ヒットした「今日から俺は!!」(2018~2020)といった大衆作品にも出れば、『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(2018)や『タロウのバカ』(2019)、『MOTHER マザー』(2020)、『生きちゃった』(2020)といった攻めた作品にも出演し続ける。2020年は、なんと7本もの出演作が公開され、完全に覚醒した印象だ。中でも、2016年の『壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ』で組んだ佐藤快磨監督と再び顔を合わせた主演作『泣く子はいねぇが』(2020)での彼の演技は、圧巻。泥酔したあげくに不祥事を起こし、妻子に去られてしまった男が、数年ぶりに帰郷。七転八倒しながら人間として成長していく姿を、泥臭く体現した。大人になりきれず、未熟で、それでも前に進もうともがくどうしようもない人間らしさは、仲野さんにしか出せないだろう。そして、同時期に始まったドラマ「この恋あたためますか」と「あのコの夢を見たんです。」では、全く異なる演技を披露。後者は、南海キャンディーズの山里亮太による「妄想エッセイ」の映像化で、仲野さんは赤メガネをかけ、山里を好演。さらに、劇中劇(妄想)の中で、中条あやみや森七菜といった毎話交代するヒロインと、息の合った掛け合いを見せた。仲野さんと森さんは共演作が多く、本作「この恋あたためますか」、さらにはティファニー×ゼクシィのCMでも共演(これまた泣けるのだ)。「この恋あたためますか」では、森さんが扮するヒロインをめぐって、中村倫也演じる会社の社長と恋愛バトルを繰り広げている。お菓子作りにひたむきで、ヒロインを支える実直なキャラクターは、仲野さんの新たな“進化”を感じさせる。2021年も話題作に出演、もはや“無敵”の俳優にここまでは、現在公開&放送された内容。来年も、仲野旋風は収まらないどころかさらに拡大する。まずは、2021年2月11日に公開する『すばらしき世界』。日本が世界に誇る実力派監督・西川美和の最新作で、第56回シカゴ国際映画祭で観客賞と最優秀演技賞(役所広司)の2冠に輝いた力作だ。人生の大半を刑務所で過ごした殺人犯(役所さん)が、社会復帰を目指す物語だが、本作で仲野さんは準主役に抜てきされた。主人公を取材するうち、情が移ってしまう元テレビ番組の制作者をリアルに演じており、物語の“良心”として、さらには観客と物語をつなぐポジションとしても機能している。仲野さんを追ってきた身としては、万感の思いが込み上げてくるほどのベスト・アクトだ。ぜひ公開を楽しみにお待ちいただきたい。その翌週の2月19日に公開する『あの頃。』では、重度のハロプロファンをエネルギッシュに演じており、観る者を爆笑させるだろう。口やかましく、ひねくれ者で見栄っ張りだが、その実小心者でもあるという、なんとも憎めない男を好演。ホロリと泣かせる名演も披露しており、主演の松坂桃李(「ゆとりですがなにか」コンビだ)とも好相性を見せつける。今泉力哉監督に加え、『南瓜とマヨネーズ』の冨永昌敬が脚本を手掛けている点にも注目だ。2018年に、盟友・菅田将暉のオールナイトニッポンにゲストとして登場したとき、仲野さんはこう言っていた。「『共喰い』のオーディションで、俺は芝居さえ見てもらえなかったのに(菅田)将暉は見てもらえて、あっという間に主役ですよ。(中略)一番最初のジェラシーだわ、お前に対して(笑)」と。同エピソードでは、菅田将暉と染谷将太への嫉妬に苦労したと振り返っており、雌伏のときを過ごしていたことがうかがえる。しかし、だからこそ、人気がついてきた仲野太賀はもはや無敵。この先ますます絶対的な存在になっていくであろう彼の視界は、もう曇天でも向かい風でもない。どこまでも真っ青な晴天の下を、仲野太賀はひた走っていく。(SYO)
2020年12月22日永井愛主宰の二兎社が、2017年の『ザ・空気』、18年の『ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ』に続いて、2021年1月、『ザ・空気 ver.3 そして彼は去った…』を上演する。『ザ・空気』ではテレビ局を舞台にニュース番組の内容が政治的圧力で改変させられるさまを描き、『ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ』では国会記者会館の屋上を舞台にメディアと政権の癒着に焦点を当てた永井だが、今作では再びテレビ局を舞台に、報道の自主規制を扱うという。出演の佐藤B作、金子大地に意気込みを語ってもらった。演劇としてのレベルが高い永井作品── 前2作はご覧になりましたか?金子大地(以下、金子)はい。独特な空気に笑いが入っていたり、今の社会とリンクするところがあったりするのが面白くて。このような舞台に出演してみたかったので、今回とても嬉しいです。佐藤B作(以下、佐藤)今の社会に対して物申す芝居でありながら、ただ拳を挙げて反対を叫んだりシュプレヒコールをしたりしているのではなく、喜劇的な要素も入っていて演劇としてレベルが高い。最高ですよね。以前、自分の劇団(東京ヴォードヴィルショー)で、永井さんが書かれた『パパのデモクラシー』を上演させてもらいましたが、永井さんご自身の書き下ろし&演出は今回が初めて。何回か出演のお話はいただいていたのに、いつも自分のところの公演と重なるなどして泣く泣くお断りしていたので、やっと願いが叶って、僕も本当に嬉しいですね。── ver.3の物語の舞台は、ver.1と同じテレビ局。B作さんが演じるのはテレビ局の元記者で、政治ジャーナリストです。ver.1と同じく自殺した桜木さんというキャラクターも登場人物の話題に上るようですね。佐藤僕が演じる横松輝夫は桜木さんの先輩にあたる人物で、報道の世界に入った当初の思いを捨てて、今は総理大臣に都合の良いことばかり言っている。なんとなく、実在する人物が思い浮かびますよね。永井さんからはポスター撮影の際、作品の構想を色々とうかがったのですが、聞きながら「俺の役、ずっと出ている。大変だ!」と思いました(笑)。── B作さんは佐藤銀平さんとの演劇ユニット・東京No.1親子で今年8月に上演された『夜鷹と夜警』でも、それこそ出ずっぱりに近い状態で、濃いキャラクターをパワフルに演じていらして。佐藤もうちょっと力が抜けるようになれば、もっと良い俳優になれると思うんですけど、東北から東京に出てきた田舎者でしょう?どうしても力が入っちゃうんですよ(笑)。年を取ったら抜けるかと思ってたんだけど、なかなか抜けない。今回も力いっぱい、いい勝負をしたいですね。佐藤B作撮影:源賀津己── 金子さんが演じるのは、アシスタントディレクター、袋川翔平です。金子和田正人さん演じるディレクターの後輩です。永井さんからは、今どきの若者だとうかがいました。これから自分の役を深く知っていくのが楽しみでもあり、難しさもあるだろうなと気を引き締めてもいます。── 劇は、テレビ局の検温で熱があったため一時的に隔離された横松が袋川に文句を言う場面で始まります。ADの立場からしたら、横松のような政治ジャーナリストは怖い存在ですよね、きっと。佐藤俺達の時代のADは人間扱いされていませんでしたから。給料は安いし寝る時間もなくて。局の社員の場合は将来ディレクターになれるということだけで頑張るけれど、なれるのはほんの一握りだし、契約やアルバイトのADは出世の見込みもない。袋川は制作会社のADだから、絶対に大変だ!金子映像の現場で見ていても、ADさんは忙しそうですし、気を遣うお仕事だろうと思うので、見えないところで大変なことが色々とあるんでしょうね。金子大地撮影:源賀津己── おふたりが劇の中でどのような関係性を作っていかれるのか気になります。現時点で、お互いの印象は?佐藤爽やかでカッコよくて、モテるだろうなあ。羨ましいですね。若い時はモテたい一心で頑張っていましたから(笑)。俺もこんなふうに生まれていたら、全然違う人生を送っていたと思いますね。金子そんなそんな(笑)。B作さんは尊敬する大先輩。色気がありますし、とても温かい方だなと感じます。稽古が始まってわからないことがあったら、色々なことをうかがってみたいです。── 俳優の先輩として、B作さんから金子さんにアドバイスはありますか?佐藤とにかく永井さんのホンをよく読むことですね。芝居の答えはホンにあるので、行間だったりセリフの裏の気持ちだったり、どこまで読めるかが役者それぞれの勝負。それが分からないとセリフは喋れません。あと、どうしても自分のセリフのことばかりを考えがちなんだけど、相手のセリフを聞く姿勢が大事な気がします。金子肝に銘じます。エンタテインメントはお客さんあってのもの観客全員を巻き込む空気をつくりたい金子大地(左)佐藤B作(右)撮影:源賀津己── 金子さんは今春の『ヘンリー八世』で初舞台を踏まれたばかり。いかがでしたか?金子舞台というものが全くわからなかったので怖かったのですが、いざやってみたらものすごく楽しくて。自分をさらけ出す快感のようなものがあって、これからも舞台に立ちたいと思ったんです。今回はまた全然違う現代劇なので、1から始めるような感覚で、たくさんのことを吸収したいですね。佐藤舞台って、日によって雰囲気がガラッと変わって、同じセリフを言っても反応がある時とない時があったりする。その日集まったお客さんの雰囲気の中で、どう芝居を成立させるか、ということを考えてやっていく楽しみがありますよね。若い時は寝ている客がいると本当に腹が立ったけれど、最近は「劇場に来てるから寝られるんだね」「じゃあ起こさずにやろう」っていう優しい気持ちになって(笑)。金子すごいですね!僕だったら寝ている人がいたら「起きて!観て観て!!」となってしまいます(笑)。── 2020年はコロナ禍に覆われた年となりました。おふたりは自粛期間はどのように過ごされましたか?佐藤毎日つまらなくて、正直、死んじゃおうかな、なんていう変な気持ちになったこともありました。でも、お酒が良い友達になってくれましたね。かみさんは文句を言うけれど(笑)お酒は黙って付き合ってくれますから。金子僕も自粛期間中はなんだか孤独で、あれこれ考えてしまって。来年はもっと明るい年になればいいなと、心から願っています。佐藤そうだよね。少しずつでも状況が良くなって、早くお客さん全員が何も心配せず劇場に来られるようになってほしい。劇場が満員になっている情景って、やっぱり良いですから。ぐっと密になって全員で劇場が揺れるくらいの活気が戻ってほしいですね。── 2021年に送る、空気シリーズの集大成。期待が高まります。金子『ザ・空気』だけに、皆さんを巻き込むくらいの空気作りをして、その日によって違うお客さん全員を、舞台の世界にお連れしたいです。エンタテインメントはお客さんあってのものですし、お客さんにとっても望んでいるものだと思うので、キャストもスタッフも一緒に1ヶ月間かけて作り上げるこの舞台を、なんとか無事に皆さんに観ていただきたいです。佐藤内容はシビアでも、観終わったお客さんが「楽しかった」「明日から元気に生きていけそう」と、前に歩き出せるような芝居が作れたらいいですね。“空気シリーズ”はファンが多いですから、ver.1、ver.2の座組に負けないよう、シリーズの“アンカー”として、良いゴールを決めたい。頑張ろうな!金子はい!取材・文:高橋彩子撮影:源賀津己ヘアメイク:吉田太郎スタイリスト:九(Yolken)公演情報二兎社公演44『ザ・空気 ver.3 そして彼は去った・・・』作・演出:永井愛出演:佐藤B作 / 和田正人 / 韓英恵 / 金子大地 / 神野三鈴2021年1月8日(金) ~2021年1月31日(日)会場:東京芸術劇場 シアターイースト東京公演終了後、2021年2月4日(木)〜3月7日(日)埼玉・愛知・兵庫・滋賀・福岡・岩手・山形に巡回東京公演チケットは12/12(土)10:00より、チケットぴあにて発売!公演の最新情報は 二兎社公式サイト() へぴあアプリではさらにインタビュー写真を掲載中※続きは アプリ(dpia-app://contentAll?contentId=fc06e738-8f5b-4d6c-801a-29c794286ad9&contentTypeId=2) でお読みください
2020年12月11日元宝塚月組トップ娘役・彩乃かなみが出演するミュージカル『Now. Here. This.』が11月28日(土)より博品館劇場(東京・銀座)で幕を開ける。自然史博物館を訪れた4人の男女が地球や生命の起源、人類の進化などの神秘と歴史に触れる中で、自身の生き方やアイデンティティに思いをはせていくという本作。稽古も佳境を迎えた11月下旬、彩乃に話を聞いた。地球、そして生命の進化という壮大すぎる歴史を背景にしつつも、実際に展開するのは4人の登場人物たちの「生きづらさの物語」(彩乃)である。セクシャリティの悩みや、職場や学校で見せる“外”の顔と内面とのギャップに対する悩みなど、それぞれの苦悩や辛さが軽快なナンバーに乗せて歌い上げられていく。「私の役は、父が有名な弁護士で一見、なんの苦労も悩みもなく育ったように見えるけど、“親に認められたい”という思いを抱いていたり、親が与えてくれた愛情と自分が望んでいた愛情のずれを感じたりしていて……という女性。周りから見たら“それは贅沢な悩みだよ”と思われるかもしれないけど、実際、多くの人が“そんなことで?”という小っちゃなことで悩んだり、生きづらさを感じたりしているもので、すごくリアルだなと思います」自身と重ねて共通する部分が多い役というわけではない。それでも、登場人物たちの発する苦悩やメッセージに万人に通じる普遍性を感じたという。「ひと言に“親の期待に応える”と言っても、いろんな種類の思いがあると思うんです。私自身は好きなことをやらせてもらって生きてきた人間ですが、それでも、最初に“宝塚を受ける”と言ったときは、ごく普通のサラリーマン家庭でしたから“この子はどうしちゃったの?”という感じで両親は驚いていましたし、数カ月は反対されました。結局、私の頑固さに折れたんですけど(笑)。そうやって好きなことをやらせてもらう中でも、両親の存在ってすごく大きかったですし、母が他界した後、郷里でひとりで暮らす父に対して“東京でちゃんと仕事できてる”という姿を見せて安心させたいという思いもありました。そういう意味で、この役の感情とぴったり重なり合うわけじゃないけど、自分の中にも拾えるセンテンスがいっぱいあったなと思います」もうひとつ、本作で示されるのが、自分自身と向き合った登場人物たちが一歩を踏み出していく“勇気”である。「ここで描かれることって、本人たちにとってはすごく大きなことなのに、でも言葉にしてしまえば“本当の願いってなに?”とか“正直に生きよう”とか簡単なことばかりなんです。でも、それができないからみんな、もがいてる。私の役も“相手になにかを望むなら、自分から動こう”って分かってるけどできない。いや、そのセンテンス私自身も何度も聞いたことあるし(笑)、本当にそう思うけど、じゃあできてるかって言うとできない(苦笑)。そういう自身への勇敢さが求められる物語であり、自分自身に正直になることの意外な難しさ――そのことにそれぞれのタイミングで気づかされていくというところが深いなぁって思います」主演の浜中文一さんはムードメーカー柔軟性や対応力のあるすごい人同作は【earth】と【water】の2チームに分かれて上演されるが、【earth】チームには彩乃に加え、愛加あゆ、壮一帆と元タカラジェンヌが3人顔をそろえている。「普段のシーンはそれぞれに別々の個性が光っていると思うんですけど、不思議なことに同じ振りをするシーンになると、動きがピタッと勝手にそろってるんです!」と笑う。そして、本作で唯一2チームをかけもちで参加しているのが、主演の浜中文一だが、彩乃は浜中の演技力、そして人間性を絶賛する。「穏やかで温厚で、ムードメーカーとしてチームを緩ませてもくれるし、すごい人ですね。それぞれのチームでのディスカッションもある中で、自分の役を作っていくというのはすごく大変だと思うんですが、柔軟性を感じるし、“ジャニーズだから”という言い方が正しいのかは分かりませんが、さすがの対応力だなと思います」さらに【earth】には実力派の木内健人、さらに『半沢直樹』でも“グレートキャプテン”として一躍、注目を浴びた鈴木壮麻も出演。個性的な面々がどのようなハーモニーを奏でるのか? 「今、本当にいろいろと大変な状況の中ですが、だからこそ、二度とない“今この瞬間(Now)”、ここ(Here)にいるということの意味、奇跡を感じていただけたらと思います」ミュージカル『Now. Here. This.』は11月28日(土)より博品館劇場にて上演、12月16日(水)に埼玉、19日(土)に大阪、27日(日)に名古屋公演あり。取材・文:黒豆直樹撮影:源賀津己彩乃かなみさんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=5a95ca99-cbf9-4243-9f3c-870f72d0210f&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。ミュージカル『Now.Here.This.』(フレキシブル・バージョン)構成・訳詞・演出:西田直木翻訳・訳詞:吉田英美演出補:吉田要士音楽監督:岩崎廉振付:吉田潔出演:浜中文一寺西拓人(ジャニーズJr.)愛加あゆ木内健人小此木麻里綿引さやか彩乃かなみ吉田要士今泉りえ壮 一帆鈴木壮麻【東京公演】2020年11月28日(土)~12月13日(日)会場:博品館劇場【埼玉公演】2020年12月16日(水)会場:東松山市民文化センター【大阪公演】2020年12月19日(土)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール【愛知公演】2020年12月27日(日)会場:愛知県産業労働センター ウインクあいちチケット詳細はこちらへ
2020年11月27日映画『泣く子はいねぇが』(20日公開)の公開記念オンライントークイベント「呑んで語らう秋の夕べ」が25日に都内で行われ、主演の仲野太賀、佐藤快磨監督、写真家の草野庸子氏、司会として本作プロデューサーの伴瀬萌氏が登場した。同作は是枝裕和監督が才能に惚れ込んだ、新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した。秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公・たすくが、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く。本イベントは、現在下北沢・BONUS TRACKで開催中の「泣く凪へ『泣く子はいねぇが』公開記念写真展」からの生配信ということで、展示写真を見ながらさまざまなエピソードが披露された。仲野は、地元での大失敗から逃げ出した東京で、古川琴音演じる酔い潰れた職場の後輩を家に泊めた翌朝のシーンをセレクト。視聴者からは「アドリブはありましたか?」と質問が寄せられた。後輩の猛烈なアタックに動揺したたすくが思わず掃除グッズを持ってしまうリアクションは仲野からの提案だったが、そのあと落としてしまったのは「事故」だったそうで、結果的に奇跡のシーンになったことが明かされる。続けて、草野氏はたすくの兄役・山中崇と母役・余貴美子が実家で夕食を食べるシーンをピックアップ。仲野は「実は余さんにお母さん役をこれまで3回もやってもらっていて、ここでも親子をやれるんだ、とすごい嬉しかった」と喜びを語った。佐藤監督が選んだのは、たすくと、吉岡里帆演じる妻のことねが車中で会話をする場面。久しぶりに会う2人という緊張のシーンだったため、気軽に写真を撮らせてほしいと言えず、草野氏はこそこそと隠れるように撮影したという。同じくこのシーンでは、寒い中でも堤防で1人感情を作っていた吉岡に、演出のため勇気を出して声を掛けたという佐藤監督。「太賀くんも吉岡さんも僕を受け入れてくれて感銘を受けました」と、監督らしからぬ謙虚な感想が笑いを誘っていた。さらに「太賀さんのお父さんが映画を見に行くと言っていましたが感想はいかがでしたか」という質問に仲野は「とにかく吉岡さんが素晴らしかったと強めにコメントをもらいました」と、父で俳優の中野英雄が吉岡の大ファンであることを明かした。親交の深い柳葉敏郎が出演していることも感慨深かったそうで、その演技には「勉強になりました」と感想を寄せられたそう。さらに、再び見た際にはなんと「隣に佐藤浩市さんの息子さん(出演者である寛一郎。たすくの親友・志波役)がいたぞ!」という意外すぎる報告があったとのことで、爆笑に包まれた。最後に仲野が「『泣く子はいねぇが』との時間が終わってしまうのはさみしいですが、本当に幸せな時間を過ごせて、2020年はこの映画に出会えて本当に幸せでした。ありがとうございました」とカメラの向こうで見守る視聴者に向けて真摯な気持ちを伝え、イベントを締めくくった。(C)2020『泣く子はいねぇが』製作委員会
2020年11月26日新進気鋭の監督・佐藤快磨(さとう・たくま)の劇場デビュー作で、仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』が公開中だ。この度、映画公開を記念したオンライントークイベントが、11月25日に本作の写真展が開催されている下北沢BONUSTRACKで行われ、主演の仲野、佐藤監督、オフィシャルスチールを務めた写真家・草野庸子、伴瀬萌プロデューサーが登壇。写真展に飾られている写真にまつわる思い出話や本作への想い、制作秘話などが語られた。本作は、監督・脚本・編集の佐藤快磨が、秋田県・男鹿半島の伝統行事「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。9月に行われたサン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)のオフィシャルコンペティション部門では、撮影の月永雄太が最優秀撮影賞を受賞している。トークイベントでは、はじめにイベント会場と隣接している飲食店で展開されている本作とのコラボメニュー、映画で登場したサザエおにぎりと秋田名物だまこ汁が全員に振舞われ、ロケ地となった秋田県男鹿市に思いを馳せながら佐藤監督が乾杯の音頭を取った。劇中ではサザエおにぎりを食したたすくが、サザエと米の相性の悪さに思わず「まっず!」と驚愕するシーンを演じた仲野だったが、今回のコラボメニューのおにぎりは「美味しい!なんで劇中ではあんなにまずかったの?」とコラボメニューを絶賛し、「撮影のときのサザエおにぎりはトラウマ級にまずかったです」と答えて笑いを誘った。本イベントは現在、下北沢BONUS TRACKで開催中の「泣く凪へ『泣く子はいねぇが』公開記念写真展」からの生配信ということで、展示している写真をチョイスして、その写真にまつわる出来事や思い出話を披露する形式で行われた。最初に仲野がピックアップした写真は、仲野と古川琴音との共演シーン。地元での大失敗から逃げ出した東京でたすくが、酔い潰れた職場の後輩を家に泊めた翌朝に繰り広げられる、絶妙な間とアドリブで笑いを誘うシーンは「じつは一番やりたかったかもしれない」と語った佐藤監督。視聴者からの「アドリブはありましたか?」という質問に、古川演じる後輩の猛烈なアタックに動揺したたすくが思わずクイックルワイパーを持つ、という部分は仲野からの提案で撮影されたようだが、そのあと落としてしまったのは実は事故だったそうで、結果的に奇跡のシーンが撮れたと裏話を披露した。続けて、草野が選んだ写真は、たすくの兄と母を演じた山中崇と余貴美子が実家で夕食を食べるシーン。仲野は「実は余さんにお母さん役をこれまで3回もやってもらっていて、ここでも親子をやれるんだ、とすごい嬉しかった」と当時のキャスティングについての喜びを語った。また、同シーンについては企画の是枝裕和にも助言を得た上で、完成されたシーンということで、佐藤監督も特に思入れ深いと振り返った。佐藤監督が選んだのは、たすくとことね(吉岡里帆)が車中で会話をする場面。久しぶりに元妻のことねに会うたすくという緊張のシーンで気軽に写真を撮らせてほしいと言えず、草野はこそこそと隠れるように撮影したという。しかしそんな大事な撮影前、寒い中堤防でひとり感情を作っていた吉岡に声を掛けたという佐藤監督。演出のため勇気を出して声をかけたという監督は「太賀君も吉岡さんも僕を受け入れてくれて感銘を受けました」と、監督らしからぬ感想を述べて笑いを誘っていた。視聴者からの質問コーナーでは「娘の発表会のシーンで、成長した娘をさがすたすくの姿が印象的だった」という声に、仲野は「お遊戯会を見に行くシーンは自分も好き。たすくなりの張りつめた感情はどこで緩むべきか、どこで感情の起伏を作るべきか悩んでいたけれど、このシーン一点突破で行けた。とにかく脚本がすばらしかった」と佐藤監督の脚本を絶賛。続けて「エンドロールの後の映像が印象的だった」というコメントに佐藤監督は「ナマハゲがずっと続いてほしいという想いがあった。今日まで絶やさないようにしている方々への感謝を込めたかったんです」と地元・秋田県への愛を語った。また、ナマハゲのシーンでは山に登り、寒さに震えながら撮ったカットでもあったそうで、「使わないと……」という脅迫観念もあったと笑いながら明かした。そのエピソードには仲野も「信じられないくらい手間暇がかかってますね」と感心。さらに“太賀さんのお父さんが映画を見に行くと言っていましたが感想はいかがでしたか?”という質問には、仲野は「とにかく吉岡さんが素晴らしかったと強めにコメントもらいました」と吉岡の大ファンでもあるという中野英雄らしい感想がまずあったとか。また中野英雄と親交の深い柳葉敏郎が出演していることも感慨深かったそうで「(柳葉の演技に)勉強になりました」と感想を寄せた。さらにもう一度見に行った際になんと「隣に佐藤浩市さんの息子さん(出演者である寛一郎)がいたぞ!」という意外すぎる報告があったとのことで、全員が爆笑。終始和やかな雰囲気の中イベントは進行し、最後に仲野が「なかなか初日を終えて後も、こうやってトークライブをさせてもらえてとても楽しかったです。たくさんの視聴者の中には本作を見てくれた方も、まだ見てくれていない方もいると思います。映画を愛し、この作品を愛したスタッフたちが手間暇かけて作った作品です。まだ見ていない方がいたらぜひ劇場に観に来ていただきたいです。『泣く子はいねぇが』との時間が終わってしまうのはさみしいですが、本当に幸せな時間を過ごせて、2020年はこの映画に出会えて本当に幸せでした!ありがとうございました」とカメラの向こうで見守る視聴者に向けて、真摯な気持ちを伝え、イベントの幕を引いた。『泣く子はいねぇが』公開中
2020年11月26日映画『泣く子はいねぇが』(11月20日公開)の公開記念舞台挨拶が21日に都内で行われ、仲野太賀、吉岡里帆、寛 一 郎、柳葉敏郎、佐藤快磨監督が登場した。同作は是枝裕和が才能に惚れ込んだ、新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した。秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた。仲野は父・中野英雄の兄貴分である柳葉について「僕にとってはお正月は毎年"柳葉詣で"という中野家の伝統行事があって、ちっちゃい頃からわんさか泣かされました。秋田の人にとってのナマハゲがあるとしたら、僕にとっては"ヤナギバ"」と笑わせる。「対面するだけで震え上がるような……」という仲野に、柳葉が「正直に言え」とけしかけると、仲野は「本当に身近な存在でして、そういう方と父親がわり、まるで親子のような関係性の共演ができたというのは、僕自身役者をやっていて本当に感慨深いものがあります」としみじみと語った。柳葉も「くう〜」と顔を覆い、「本当に、生まれた時から知ってまして、来るたびにちょっかい出して、帰る時は必ずベソ書いて帰ってたというね。そんな彼がこうしてこの場にいて、自分が共にできるというのは本当にご両親も喜ばれてると思うんですけど、胸がいっぱいです」と胸中を明かす。「それが功を奏したと言いますか、役の上でもその気持ちを表現できる間柄の設定だったので、現場は本当にあったかい空間の中で過ごさせてもらいました」と振り返り、「な、太賀おめでとう」と祝福した。
2020年11月21日11月20日(金)に公開される仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』。折坂悠太が書き下ろした主題歌『春』のミュージックビデオが公開された。さらに映画の主演を務めた仲野太賀と折坂の対談動画も発表となった。『泣く子はいねぇが』は、秋田・男鹿半島の壮大な風景を舞台にそこで生きる人々のリアリティを切り取った青春グラフィティ。仲野演じる親になっても大人になりきれない青年たすくが、地域に伝承する“ナマハゲ”を通して少しずつ成長していく姿を描き出す。たすくの妻・ことねを吉岡里帆が演じるほか、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった実力派が集結。日本映画界を牽引する是枝裕和監督がその才能に惚れ込んだという新進気鋭の監督・佐藤快磨の長編デビュー作で、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門で最優秀撮影賞受賞という日本映画初の快挙を成し遂げ、国内外から注目されている一作だ。ミュージックビデオは、映画のロケ地である秋田県・男鹿半島で主人公たすくの実家として実際に撮影を行った場所を借り、映画と同じく監督・佐藤快磨、撮影・月永雄太が新たに撮影した映像を使用。また、ミュージックビデオ内のテレビ画面、そして中盤で大きく映し出される映像は、地元の方が撮影した約40年前の男鹿のホームビデオとなっている。まさに「男鹿に吹く風のように歌が始まり、巡ってきた季節と繋いできた小さな幸せを描きたい」という佐藤監督の想いの詰まったミュージックビデオに仕上がった。対談動画では、以前から折坂のファンで撮影中に「折坂の楽曲が本作の世界観にぴったり」と提案した張本人である仲野が主題歌を絶賛。完成した作品を観て「めちゃめちゃ興奮した!エンドロールで『春』が流れた瞬間に抱きしめられたような気持ちになった。この映画全体を包んでくれたような感じがした」と語る。初めて映画主題歌と劇伴に挑戦した折坂は「音楽で感情を増幅させるのではなく、波の音や風の音と同じようにただただ寄り添うことによってより奥行きを出すことが役割なのかなと思いました」と語り、「この仕事をお受けする前に太賀さんから『ラストシーンのその先を観客のみなさんに委ねる部分が多いので、何か一歩踏み出せるものを導いてもらいたい』というメッセージをもらい、そういうポジティブでもネガティブでもない感情を持っているのは母親なのかなと感じた。唯一物語の中で状況を俯瞰して観ている余貴美子さん演じるたすくの母親の気持ちで作ろうと思いました」と楽曲に込めた思いをコメントを寄せた。■公開情報『泣く子はいねぇが』11月20日(金)公開
2020年11月18日11月20日(金)公開の映画『泣く子はいねぇが』より、主演・仲野太賀のクランクアップ映像が公開された。本作では、大人として、そして父親としての自覚も曖昧な主人公たすくを演じた仲野さん。最後のシーンを撮り終わり、スタッフから一言を求められると、「何から言えば良いんだろうなぁ…寂しいんですけど…」と少し言葉に詰まりながら話し始め、まずはスタッフと撮影に協力した男鹿の人たちへ感謝を述べる。そして「以前佐藤監督と一緒に中編の作品を撮っていて、その時から監督は『次はナマハゲの映画がやりたい』とずっと言っていて」と無事迎えたクランクアップを噛み締めつつ、「昔の佐藤監督は、どこか頼りなくて、話が長くて、演出が細かくて、という印象だったんですけど、数年ぶりに再会して、本当に話が長くて、演出が細かくて(笑)」と佐藤快磨監督について冗談交じりに話すと、スタッフも大爆笑。ラストでは力強く「ただ、とっても頼りになりました!」とも語っている。本作は、佐藤監督が秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。第68回サン・セバスティアン国際映画祭オフィシャルコンペティション部門最優秀撮影賞受賞、第56回シカゴ国際映画祭ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門正式出品など、海外でも注目を集めている。『泣く子はいねぇが』は11月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泣く子はいねぇが 2020年11月20日より全国にて公開© 2020「泣く子はいねぇが」製作委員会
2020年11月16日