こんにちは!整理収納アドバイザーの佐々木奈美です。暮らしの中は取捨選択の連続。必要だからって次から次へ買うばかりだと、モノはどんどん増えていってしまい、暮らしづらくなってしまいます。おうちの中も体と一緒で、“入れたら出す”。循環が大切なのです。今回は、おうちの中であれこれと増えがちな文房具の数を見直してみましょう。本当にお気に入りの文房具を厳選すると、暮らしやすくなるお話です。何を残して、何を取り除く?まず、リビングにある文房具を集めます。リビングテーブルやキッチンカウンター、家具の上、ダイニングテーブルの上、電話の近く…。おうちの中にはたくさんの文房具が潜んでいまよね。それって本当に全部必要なものでしょうか?リビングには1つずつあれば十分なのでは?リビングに置く文房具は、家族みんなで共有できる使いやすいものだけを1軍として厳選。文房具はたくさんあれば便利なものに感じやすいですが、1つずつに絞り込んで使う方が、迷いがなく暮らしやすかったりします。お部屋がごちゃついているのは、意外とこの文房具などの細々したものが集まってしまった〝集合体″のせいだったりするのです。どんなものが引き算できるか実践してみましょう。インク切れのもの・キャップなしのものたくさん持ちすぎて、インク切れのものがいつの間にか紛れていませんか?裏紙などでチェックして、使えないものは今日で「さよなら」しましょう。中身のインクを詰め替えられるものに変えると、持ちすぎ防止にも◎小さくなって誰も使わなくなった消しゴムも、立派に任務を終えたものです。キャラクター文房具捨てづらいのが、お土産でいただいたものや、旅先で購入した、キャラクターものの文房具。中にはマスコットがぶら下がっているものもありますよね。これらはかさばりやすく、思いのほか場所を大きく取ったり、他のものと絡まったりしがち。リビングに置く文房具は、家族で使いやすいシンプルなものを選ぶようにし、キャラクターものはプライベート空間に置くようにしましょう。使いづらいオマケ文房具子供の雑誌や何かのオマケでついてくる文房具。もらったからといって取って置いても、いざ使ってみるとすごく使いづらかったりしませんか?鉛筆はやたら書き心地が硬いし、消しゴムはうまく消せない…(笑)そういう機能に優れないものは、集中しづらい。自分できちんと選んで買ったものを使うようにしています。1本に対する「片付ける責任」を大切にする。リビングで家族みんなが使いやすい文房具に厳選できたら、次はカテゴリー分けをします。文房具にはいろんな種類がありますよね。リビングに2つ以上あれば便利なものもあれば、1つ持っていれば十分なものも。<2つ以上あってもいいもの>・ボールペン(用途に合わせて場所ごとに収納)・カラーペン・クリップ・マスキングテープ<1つで十分なもの>・油性ペン・鉛筆またはシャープペン・色鉛筆・消しゴム・はさみ・ホッチキス・セロテープ・穴あけパンチこれは生活スタイルによってそれぞれ違いますが、家族が使う頻度を見ながら、1つでいいものは1つに絞っていきます。特にはさみなどの文房具は、「複数人で使えるように…」といくつも置いていると、〝片づける責任″が放棄されていまいがち。そうしてあちこちにはさみが散乱して、また探す時間を取られてしまうくらいなら、1本のはさみに対し〝きちんと片付ける責任″が芽生える方が、みんなで暮らしやすいと思うのです。一番切れ味のいいはさみを厳選して、あとはストックに。また、部屋ごとや人ごとに持つという方法も。家族みんなに“片付ける場所”を伝えて、1本お試し実験をしてみるのはいかがでしょう?実は無くても暮らしに困らなかった。そんな発見もまたおもしろいですよ。暮らしのミニマム化、ぜひ挑戦してみてください。 nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2022年05月09日こんにちは。整理収納アドバイザーの佐々木奈美です。3月は子供たちが学校から思い出をたくさん持って帰る時期ですね。進級前の春休みは、子供たちが次の1年に向けての準備期間となる時期です。作品や学校用品で家の中が散らかってしまう時期でもあるのですが、思い出が詰まったモノというのはなかなか片付けづらいもの。特に卒園・卒業されたお子様は、思い出を振り返る大切な時期ですね。「捨てたくない!」という気持ちが大きい今は、モノの置き場に困っていらっしゃるのではないでしょうか。今月の引き算レッスンは、思い出品の引き算ついてお話しさせていただきます。新しい1年に向けて出発する一歩が、軽やかになりますように。大切なのは、気持ちの整理と手放すタイミング。思い出の詰まった作品や学校用品。それには今まで当たり前に生活していたこと、楽しかったことが詰まっていて、すぐに捨てるというのは感情を切り離す作業となり、難しく感じるもの。すぐに整理できないものは、時間が経って整理できる時がくるまで、一時的に保管しておく場所をつくるといいですね。(まだ捨てないで!と言われた幼稚園での学用品をここに。)とは言え、新しい生活を営むためには、新しい生活のための環境をつくらなければいけません。活動しやすいようスペースを確保し、活躍しやすく軽やかになっておく必要があるのです。“捨てる”という冷たいイメージではなく、前向きなイメージで正しく向き合えば、きっと気持ちの良い1年のスタートに必要な力となってくれるはず。新しい生活に向き合うために、気持ちを整理してけじめをつけるという意味でも、この時期のお片付けは大切なもの。今の時期にお片付けをしっかりすることで、新しい生活に向き合うことができるはず。ぜひ進級を迎える前の3月に、お子様と一緒にお片付けに向き合ってみてください。思い出品を整理する時のコツ作品、お手紙、写真、ランドセル、学校用品…。新しい生活に向けて、早速整理してみましょう。<形を変えて保管する。>形が大きくかさばるモノは、収納スペースを圧迫するので、保管しやすいサイズに変えます。例えば、立体的な作品は写真に撮って平面型にする。大きな作品は一部だけを切り取って、コラージュしてアルバムに貼る…など。大きな状態を手放し、小さな姿に変えて保管する工夫を。写真と一緒にアルバム台紙に貼れば、お手紙や作品も一緒に眺めることができます。<たくさんあるモノは1つに絞る。>写真など枚数がたくさんあって困るものは、見比べて本当に残しておきたい枚数に絞ります。似たものは1つに。2つあることよりも、1つの大切な存在になった方が、より思い出深く感じられるものもあります。<形で残すのではなく、経験を財産とする。>例えば、教科書やノート、プリントは、前1学年分だけ保管して後は処分します。それまでのものは自分の成長に変換して考えます。形として捉われるのではなく、自分の一部として身に付いたもの=「自信」として変換するのです。「自信」がないものは取って置きたいし、「自信」があるものは手放しても能力として自分に備わっている。そう思うと、荷物少なく、軽やかに前に進める気がしませんか。モノに付いた「情」と自分の「感情」を見極める。モノを捨てるというのは、そのモノに踏ん切りをつけることにも繋がります。思い出が詰まったモノを見るとどうしても情が湧いて、「あの時○○だったな…」「やっぱり取って置こうかな…」などとモノに付いた感情に引っ張られることもしばしば。(例えばこれは、子供たちが赤ちゃんの頃聞いていたCD。今はもうCDは使わないというのが現状…)私はそんな時は、「もうこれがなくてもやっていける。これからは離れて成長する時。」と感情を前向きに変換するように心掛けています。そうすると、これまでの私には必要だったものも、「たくさん助けてもらったから大丈夫!」「これからの私には他に必要なモノがあり、そのための余白を保っておきたい。」と思えるのです。これは子供の絵本や教材おもちゃなどの育児グッズにも当てはまるように思います。成長はみんなに来るもの。新しい成長の1年を控えたこの時期だからこそ、思い出品のお片付けに取り組んでみてくださいね。 nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2022年03月28日「お片づけ収納ラック」の商品開発モニターに発達ナビ×フェリシモコラボの、発達が気になるお子さんや保護者さまが便利に快適に過ごせるためのグッズづくり。『ひとまとめで持ち運び!整理らくちんお片づけ収納ラック』の商品開発モニターを担当しましたので、レポートをお届けします。※詳細ボタンをクリックすると発達ナビのサイトから株式会社フェリシモのサイトに遷移します勉強やゲームに仕事などの途中でも、このラックにひとまとめすれば、探し物やなくし物を防げてすぐに再開。部屋の移動もスムーズです。オープンタイプのラックなので、視覚的に分かりやすく、広いスペースにはA4が入って書類やタブレットも収納できます。Upload By 丸山さとこ私は、ADHDがあるためなのか物を管理することが苦手です。「あったハズなんだけど…どこにあるの?」が起きないように、できるだけ物の量を減らして暮らしています。そんな風に「物がなければ散らからない」という力業で片づけに関する困りごとを減らしているわが家ですが、それでも”室内をさまよいがちなアイテム”はいくつもあります。Upload By 丸山さとこ・私が絵を描くときに使っているタブレットとペンとUSBメモリ・「ドリルやプリントを持ち帰ったか」「全部終わったか」をチェックしたい息子の宿題・読みかけの本数冊などなど…”いちいちしまうほどではないけれど、机やソファーに置きっぱなしになっていると紛失しやすい物たち”があちこちに散らばりやすい状態でした。ささいな『あれ?どこだっけ?』も、積み重なれば大きなストレスになります。「使いかけだけど”その辺に放置”ではない置き方」ができたらな~!と思っていました。フェリシモさんが商品開発中の「お片づけ収納ラック」のサンプルが到着したので、息子のコウと一緒にいろいろな使い方を試してみました!使い勝手など、検証結果をフェリシモさんに伝えて改善してもらいます。仕事道具のタブレットやペンを入れたりコウの宿題を入れたりして「書類などの一時収納としてはどうかな?」「宿題とゲームはラックごと交換してみたらどうだろう?」などと話し合った結果を、企画担当者さんにお伝えしました。また、形状や模様や色、アイコンの種類などのさまざまな要素についてもサンプルを見せていただき、「木目にするのであれば、節がない方が気が散らないかも?」「ビタミンカラーは元気が出るけど、視覚の過敏があると目に痛いかも?」などの意見を交換していきました。わが家流!「お片づけ収納ラック」活用方法物の管理が苦手な私は、物の量を減らした上で”出したらしまう・使ったら戻す”を意識しながら暮らしています。ですが、そうして自分なりに工夫をして暮らしているつもりでも、読みかけの本やタブレットなど「中断を挟みながら作業する物」が散らかりやすく困っていました。Upload By 丸山さとこそんな私の困りごとに、お片づけ収納ラックはぴったりでした。使っている物の一時的な置き場所に”持ち運び機能”がプラスされたことで、休憩をはさみながらの移動先での作業がしやすくなりました!収納ラックにしまう習慣があれば、ひょいっと床に置いたタブレットを踏む危険性もなくなりますし、いつか起こりそうだった「ポケットに入れたUSBメモリを服ごと洗濯機にin」という悲劇を防げそうなのも嬉しいところです。学校から帰宅したら開口一番「ゲームやっていい?」と言うコウに「先に宿題をしよう」と促すことの多いわが家ですが、宿題の壁はゲームだけではありません。おやつを食べ終わり、いざ宿題をしようとしたところで「あ、ドリル学校に置いてきちゃった…」「あれ?宿題のプリントもらってないかも?」と慌てることもしばしばなので、帰宅したら”宿題の材料”を即チェックするようにしています。Upload By 丸山さとこ無事に材料も揃って机に向かい、「宿題終わったよー!ゲームやっていい?」と言われても油断はできません。・プリントの裏面が白紙・漢字書き取りノートの下段が空白・やるべき範囲が間違っている…という”コウあるある”を防ぐため、ここでも親からのチェックが欠かせません。そんなわが家の宿題事情でしたが、お片づけ収納ラックを使うことで「帰ったら宿題の材料を親に見せること」「終わったら親に渡すこと」がスムーズになりました。Upload By 丸山さとこお片づけ収納ラックを2個使って「今日の宿題セット」と「ゲームセット」を用意し、”宿題が終わったらラックを交換”というシステムを始めてから3ヶ月。宿題→ゲームのルーティンができるようになった上に、親からのチェックも行いやすくなりました!先のことをイメージしにくい傾向がありつつ、視覚優位の特性が強い息子にとって、「セットの交換システム」は分かりやすかったようです。執筆/丸山さとこUpload By 丸山さとこUpload By 丸山さとこUpload By 丸山さとこ【NEW】LITALICO×CCP ひとまとめで持ち運び! 整理らくちんお片づけ収納ラックの会月1個¥2,200(+10% ¥2,419)→うち10円は「CCPチャレンジド応援基金」として運用されます。(基金部分は非課税)【NEW】LITALICO×CCP ひとまとめで持ち運び! 整理らくちんお片づけ収納ラックの会(WEB限定組み立て済)月1個¥2,450(+10% ¥2,694)※毎月1回、3種類の中から、1種類ずつお届けします。(全種類届くと、以降はストップします。/ 1回だけのお届けでストップも可)
2022年01月27日こんにちは。整理収納アドバイザーの佐々木奈美です。この度、連載を新しいタイトルでスタートする運びとなりました。暮らしの中は取捨選択の連続。家事をしている最中にも、お買い物から帰ってきてからも、暮らしの節々には“捨てる”と“残す”の選択を迫られるシーンがたくさんありますよね。この取捨選択が滞ると、暮らしはモノで溢れ、シンプルライフから遠ざかってしまいます。お片付けをする時も、引き算から始まります。モノを減らした方が、選択肢が減り、確実に家事の負担を減らすことができるからです。この連載は、そんな暮らしに必要な引き算の力を鍛えていける場なるよう綴っていきたいと思っております。たくさんの方にご活用いただければうれしいです。パッケージを脱ぎ捨てる。お買い物をしてモノを家に持ち帰った時が、引き算スキルを磨くチャンス。お店に陳列された商品は、ほとんどの商品が丁寧にパッケージに包まれた状態ですよね。パッケージを纏ったモノは、家に持ち入るとなんだかよそよそしい気がしませんか?だから、そのパッケージを家に持ち入ったタイミングですぐに剥がします。そうすると、わが家の仲間になったような気持ちになり、そのモノのおうち(=収納場所)を与えてあげたくなります。同じカテゴリーの収納場所に仲間入りさせてあげたくなったり、ポンとその辺に適当に放置するのではなく、きちんと片付けてあげたくなったりするのです。パッケージを剥がすことが、わが家に迎える儀式のようなイメージ。この家と外との線引きが、むやみにモノを買わないことにも繋がってきます。それに、このご時世、たくさんの人の手に触れたものをそのまま収めるより、パッケージを脱がせて収めた方が衛生的ですよね。パッケージを脱がせたモノは、かさばらないので、収納や管理がしやすいというメリットもあります。だから、すぐに使わないものでも、パッケージを脱ぎ捨てる。この習慣を身に付けていくと、「いつまでも使わずに取って置く」ということが減り、モノがモノとして働き始める良い循環も生まれますよ。モノを箱入り娘にしないこと。きちんとした箱に収められて売られているモノもありますよね。例えば、子供のおもちゃや、ホットサンドメーカーなどのかわいいキッチン用品も、かわいい箱に詰められていて、なんとなく捨てづらいもの。でもその箱に詰めたまま収めてしまうと、せっかく買ったモノを活躍しづらい状態にさせてしまっています。モノはいつでも使いたい時に手に取れるようにして置けば、活躍の場が広がります。かわいいからと言って、箱に詰めたままにしておくと、輝く場を失ってしまうのは勿体ないと思いませんか?商品に貼られたシールはデザインのノイズ。商品を買って使おうとした時に、必ず取り除いて使ってほしいのが、商品の説明書きシール。大切な情報で必要な人もいるかもしれないけど、私にとっては必要のないもの。生活家電などに貼ってある警告シールなども、一度読めば頭の中にインプットされる情報なので、自己責任で使う時にシールをきれいに剥がします。(※家族のために必要な情報だと思うものは、剥がしません。)シールを剥がすと表面がフラットになり、凹凸部分の汚れの付着も防げますし、拭き掃除もラクチン。シールを剥がすとデザインがこんなにスッキリ見違えます。せっかくスタイリッシュなデザインの商品を選んで家に招いているのに、商品説明のシールがたくさん貼られたままでは、せっかくのデザインの価値を落としてしまい、もったいないと思うのです。商品シールは、デザインされたものに後付けされたもの。使う人が安全に使えるようにと貼られた心遣いのシールなので、お心遣いをそっと受け止め、使う人が剥がすのです。家にモノを迎えたら、まず引き算。すると自然にモノが家にスッとなじんでいきますよ。 nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2022年01月24日一段と寒くなる前に夏物の衣類や小物をしまい、冬用の衣類や寝具、パジャマの準備をするなどして、秋冬の身支度を進めていきたいですね。そこで今回は、整理収納アドバイザーである筆者がこの時期に役立つ「季節の変わり目のお片づけポイント」をご紹介します。1.衣替えをするときに衣類の見直しをしよう衣装ケースから洋服を出して入れ替えるのは、時間も手間もかかって大変。ですが、「着ない服をしまう作業」ではなく、「お気に入りの服を整える身支度」という考え方をすると、楽しく進められるはず。気温が20度以下で、カラッと晴れて湿度の低い日が“衣替え日和”としておすすめ!また、衣替えをする際には、着心地が悪く今年一度も着なかったものや、色褪せてきたり傷んできた洋服などを、来年も着るかどうか考えてみましょう。筆者は、今回の衣替えで洋服、バッグ、ストールなど9点を手放すことにしました。ブラシをかける、クリーニングに出す、アイロンをかけるなど、お手入れに手間がかかる洋服は意外と出番が少なくなってしまいます。次のシーズンにも“お手入れをしてまた着たいかどうか”、衣替えのタイミングで検討してみてくださいね。2.衣類は「1人1か所」にまとめよう次は、衣類をしまう際のポイントです。しまう前に、衣類に残っている汗・汚れが原因でシミやカビが発生しないように、かならず洗濯やクリーニングをしましょう。お気に入りの洋服を来年も気持ちよく着られるように、きれいな状態で保管し、丁寧にお手入れをしておきたいですね。なお、しまう場所は、「1人1か所」にすべてまとめておきましょう。衣装ケースに入らないから、紙袋や段ボールに入れてとりあえず別の場所にしまってしまうと、今持っている洋服の種類や全体量をしっかりと把握できません。「新しい秋冬の服を買う際に、去年どんな服装だったのか思い出せない」「いつも似たような洋服ばかり買ってしまう」なんてことにならないよう、トップスやボトムスなどアイテムごとに整理して「1人1か所」にまとめておくと、今年の買い足しアイテムの計画も立てやすくなります。3.夏の小物のお手入れも忘れずにサングラスやアクセサリー、サンダル、カゴバッグ、帽子、日傘、UVカット手袋など、夏の小物も忘れずにお手入れしましょう。汗や皮脂、日焼け止めがついたまま放置しておくと、シミや変色の原因になってしまいます。帽子や手袋など、洗えるものは皮脂や汚れをしっかり落とし、洗えないものは固く絞った布巾で拭いてホコリや汚れを落とし、陰干しをして乾燥させてからしまっておくといいですよ。衣替えのときにしっかりとお手入れをしておくと、来年も気持ちよく使えるはずです。4.夏場使った寝具は、しっかりと乾燥させよう続いては、寝具の入れ替えとお手入れに関するポイントです。夏場の汗や皮脂を吸い込んだ布団はそのままにすると、ダニやカビが発生する可能性があります。シーツやカバー、肌掛けや敷きパッド、洗える布団は洗濯し、しっかりと乾燥させましょう。洗えない布団や枕は、天日干しや陰干し、布団乾燥機で乾かしておくといいですよ。夏場の高温多湿の布団で増加したダニは、秋には寿命を迎えてハウスダウトやアレルギーの原因になります。そうならないように、布団にゆっくりと掃除機をかけて、ダニやハウスダウトを吸いだしておきましょう。人生の3分の1は睡眠時間とも言われます。寝具やシーツはしっかりと洗って乾燥させておき、いつでも清潔で心地よく眠れるようにしたいですね。5.パジャマには季節の変わり目にも対応しやすいものを夜が肌寒くなる前に、パジャマの冬支度も整えましょう。筆者は、一年中、無印の二重ガーゼパジャマを愛用しています。夏は上をTシャツに替えて、冬はカーディガンやフリース、室内靴下をプラスして体温調節をすれば、気温に合わせて一年中着られますよ。季節の変わり目にも対応しやすく、冬物の衣類を出す際にパジャマにプラスするアイテムも一緒に出すだけなので、複数枚のパジャマが不要になり衣替えの手間もなくなるのでおすすめです。季節の衣類や寝具を早めに整えておくと、急に肌寒くなったときや、これから新しい洋服を買う際にも、迷いなくすぐに対応できます。また、お気に入りの衣類や寝具に丁寧なお手入れをしておくと、劣化を防ぎ長く大切に使い続けられるので、モノを使う際の満足度がとても上がります。これからの季節に向けて秋冬の身支度をするときに、ぜひ参考にしてみてください。みやがわのぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/みやがわのぞみ
2021年10月03日整理収納アドバイザーである筆者は、子どもが小さかったころ、家事や子どもの世話にいつも追われていました。おもちゃの片づけ、たくさんの洗濯もの、料理、子どもの寝かしつけ……など、いつもバタバタしていて片づけは後回しに。でも、そんな暮らしでは、お部屋でゆっくりと心や体を休ませることができませんでした。そこで、「もっとラクに続けられる家事をしたい!」と思い、住まいや暮らしの変化に合わせて家事や収納の仕組みを整え続けてきました。今回はそんな筆者が、「家を散らかさないためにやってること」を3つご紹介します。1.暮らしのリセットタイムを忘れない家のことはみんなのこととして、「夕食の前に子どものおもちゃやゲーム機をしまう」、「寝る前に読んでいた本、スマホ、iPadを元の位置に戻す」などと、日々の暮らしのなかでリセットする(片付ける)タイミングを作るようにしています。元に戻せるタイミングを知っていれば、「散らかっていても、いつでも最後にはキレイにできる」と思えるため、お部屋が散らかっていてもイライラすることが減りますよ。さらに、テレビにはカバーをかけ、リビングの照明を間接照明に変えるなどして少し暗い空間にすることで、寝る前に落ち着いた気持ちになるようにしています。また、その際に玄関の靴を整え、濡れた傘があれば干し、次の日の朝に子どもたちが元気に学校に行けるための準備もするようにしました。そうやって自分も家族も気持ちよく一日をスタートさせるために、寝る前の暮らしのリセットタイムを設けることでお部屋を整える習慣をつけています。2.日用品や靴下の数で迷わない洗剤やラップ、タオル、布巾などの日用品に加えて、家族の下着や靴下、ハンカチ、パジャマやシーツなど、これらはすべて定数を決めるようにしています。定数は「今使っているモノ」+「次に使うモノを2〜3つ」ほど。そうすることで、予備を持ちすぎないようにしています。日用品は種類も数も決めておき、買い物する際は値段を気にせず買うようにしています。靴下はすべて同じ色で揃えているので迷いません。子どもが小さかったころは、たくさん汚して帰ってくるので下着や靴下の替えを多く持っていました。ですが、今は2~3日のローテーションで回せる数をもっておけば十分足りています。予備を多く持っているとその分収納スペースが必要になり、数に比例して手入れも必要になりがち。一方で、使う頻度に合わせて必要なモノの量を決め、予備を多めに持ちすぎないようにすると、モノの管理がとてもラクになっていきます。3.暮らしの仕組みを見直すサインを見逃さない日々の暮らしのなかで、「食器棚がごちゃごちゃしていて取り出しにくい」「探しものや忘れものが増えてきた」「なんだかイライラして落ち着かない」といったことはありませんか?実は、そんな暮らしのなかのちょっとした不満や違和感のなかに、モノの持ち方を見直すサインが隠れているんです。そのため、筆者はそのサインを見逃さないようにしています。たとえば、食器が取り出しにくいのは、持っていることを忘れて全然使っていない食器があるからかもしれません。また、探しものや忘れものが多くなったのなら、それはモノの定位置が自分の行動や習慣と合っていない可能性も。暮らしにくさを後回しにして放っておくのではなく、モノをすべて出してみたり場所を変えるなどして、まずは手を動かしてみることが大切です。そのなかで思わぬアイデアが生まれたり、使い方に関する気づきがあったりして、次第にお片付けが楽しくなってくるはず。「楽しみながら暮らしの工夫を続けること」こそが、キレイなお部屋をアップデートしながら長く保つコツですよ。家族も暮らしも、いつも少しずつ変化し成長していきます。そのなかで生まれる不満や違和感を見逃さないことが大切。環境の変化やそのときのブームなど、いまの暮らしにフィットするモノの持ち方や収納を見直し続けると、自分らしい心地よい住まいに整えることが“習慣”になっていきます。どうしてもひとりでできない場合は、プロに手伝ってもらうのもよいでしょう。うまくいかない家事やお片付けをひとりで抱え込まずに、あなたのペースであなたの暮らしの仕組みを整えていけるといいですね。宮川のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/宮川のぞみ
2021年09月24日赤ちゃんの動きが活発になってきたころのわが家は、おもちゃで散らかり放題。ママ友から「今日遊びに行ってもいい?」と聞かれると、片づけに慌ててしまいます。素早く片づけられる方法があればいいのに……。そんなときに実践した、わが家のスピード片づけ術を紹介します。 面積の広いところから片づける!片づけは1カ所に集中してしまうと、そこだけで時間がかかってしまいます。たとえばリビングなど、ママ友とメインで過ごす場所から片づけを開始し、終わったらトイレ、玄関というふうに優先順位をつけることがポイントだと思います。 一番散らかっているリビングは「床→テーブル→ソファー」といった感じに面積の広いところから片づけていくと、短時間できれいになったように見えました。 紙袋を使って手早く片づける!片づけると言っても、いつものようにしていては時間がない。そんなときは紙袋を使って手早くスッキリさせちゃいます。片づけをしていると「捨てる、捨てない」の判断にも時間がかかるものです。そこで活躍するのが紙袋です。 たとえば「不要なもの」「おもちゃ」「雑誌」を入れる3種類の紙袋を用意し、分別しながら入れていきます。あっという間に片づけられますし、あとから物を定位置に戻しやすいです。 おもちゃはカゴに入れて布で目隠しする!ママ友が赤ちゃんを連れてくる場合、赤ちゃんには触ってほしくないおもちゃをクローゼットの中に入れていました。いざというときにクローゼットや押入れにスペースをつくっておくと、片づけがスムーズでした。 また、おもちゃが入ったカゴをかわいい布で目隠しするのもおすすめです。100均の目隠しに使えそうなハンカチやバンダナ、カフェカーテンなどを利用するのもいいですね。 時間に余裕があればテレビ画面や洗面所の鏡、蛇口などの「黒もの」「光りもの」を中心に掃除をします。汚れが目立ちやすいところなので、掃除が行き届いて見えます。突然の来客にあわてない片づけ術。急な来客時の参考にしてみてください。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2021年08月17日眉メイクで印象が変わる2021年5月27日、美眉アドバイザーの玉村麻衣子氏は、『「目鼻立ちをハッキリ見せる」眉メイク4つ』というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。目鼻立ちを際立たせる眉メイクの4つのポイントを紹介している。1つ目のポイントは、眉頭の位置を小鼻のくぼみの真上より、1mmから2mm程度内側にすること。左右の眉が内側に寄ることで、彫りが深い顔立ちに見えるという。2つ目は、眉頭の角度を75度程度にすること。この角度にすることで、眉頭と鼻筋のラインが自然につながり、鼻を高く見せる効果が期待される。3つ目は、眉下ラインを際立たせて描くこと。眉下ラインをややしっかり描くことで目と眉の距離が近くなって見え、目力を高めることができる。4つ目は、仕上げに指シャドウを入れること。玉村麻衣子氏はアイブロウパウダーの一番淡い色を薬指にとって、眉頭から鼻筋を軽く指でなぞることを推奨している。眉メイクのスペシャリスト 玉村麻衣子氏玉村麻衣子氏はアイブロウの技術者資格「Browtist(ブロウティストR)」を保有し、美眉アドバイザーとして活躍。筋肉や骨格に基づいたアイブロウデザインを得意とし、執筆活動やレッスンを通じて、眉メイクのポイントを紹介している。インスタグラムのフォロワー数は78,000人以上。2児の母でもある。(画像は美眉アドバイザー玉村麻衣子オフィシャルブログ「まゆげの時間」より)【参考】※美眉アドバイザー玉村麻衣子オフィシャルブログ「まゆげの時間」※美眉アドバイザー玉村麻衣子オフィシャルインスタグラム
2021年05月30日目が腫れぼったく見えるのは眉が原因かも?!2021年4月10日(土)、美眉アドバイザーの玉村麻衣子氏は、『「目が腫れぼったく見える」NG眉メイク3つ』というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。目が腫れぼったく見える3つのNG眉メイクと改善策を紹介している。NG眉メイクの1つ目は、眉の下の輪郭をアーチ型に描いた眉。玉村氏曰く、眉下をアーチ型に描くことでまぶたの丸みが際立って見えやすくなってしまうという。目が腫れぼったく見えやすい人は、眉の下の輪郭をやや直線気味に描くのがオススメだ。NG眉2つ目は、眉頭から眉尻まで同じ太さに描いた寸胴眉。目元をスッキリ見せるためには、眉山から眉尻をやや細めにくびれさせるようにするのがポイントだ。NG眉3つ目は眉全体が細すぎる極細眉。目と眉の距離が広がるとまぶたの余白が目立ってしまうため、眉は目の縦幅の2分の1よりも細くならないように意識するのがオススメだ。2児の母でもある玉村麻衣子氏玉村麻衣子氏は、眉の技術者資格を保有し、美眉アドバイザーとして活躍。「骨格・筋肉に基づいた眉メイク」を得意とし、理論的なアドバイスが人気を集める。インスタグラムのフォロワー数は77,000人以上。著書には『目元で、美人の9割が決まる』『いつものコーデが見違える!美眉メイク&プチプラコーデの作り方』がある。(画像は美眉アドバイザー玉村麻衣子オフィシャルブログ「まゆげの時間」より)【参考】※美眉アドバイザー玉村麻衣子オフィシャルブログ「まゆげの時間」※美眉アドバイザー玉村麻衣子オフィシャルインスタグラム
2021年04月13日子どものドキッと&ヒヤッとエピソード子育てをしているとドキッとしたりヒヤッとしたりする出来事に日々遭遇します。満タンのジュースのコップをひっくり返したり、高い塀の上から飛び降りようとしたり……。そんな時、保護者のみなさんはとっさの対応に迫られますね。そのドッキリシーンに“性”が絡んでいたらどうでしょうか? 瞬時にうまい対応を取るのは至難の業かと思います。 今回は、私の講座の受講者が実際に出くわしたドキッと&ヒヤッと体験を例に、子どもの行動をどう捉え、どう対処すべきかお話しします。 年少の娘がお友達とチュー幼い子どものすることだから笑って済ますべき?Q――年少の娘が「クラスの男の子といつもチューしているんだ」と嬉しそうに話してくれました。相手の子も嫌がっていないようなので「セーフ」でしょうか? A――実は幼稚園や保育園で子ども同士がキスをするのは珍しいことではありません。「〇〇ちゃんが好き」「〇〇くんと結婚する」なんていう話もよく耳にします。子どもが人を好きになる気持ちは大切にしてあげたいので、まずは「大切なお友達ができてよかったね」と話を聞いてあげましょう。 次にしていただきたいのが「水着ゾーン」のお話です(水着ゾーンについては第2回をご覧ください)。「水着ゾーン」つまり「口・胸・おしり・性器」は、人に見せても触らせてもいけない、自分だけの大切な場所です。これはお友達にとっても同じことです。「お口はお友達の大切な水着ゾーンだから、チューはやめておこうね」とはっきり伝えましょう。もしかしたら、最初は納得しても数日たったらあっけらかんと「またチューしたよ!」なんてこともあるかもしれません。低年齢では仕方のないことですので、そのたびに丁寧に伝えましょう。 保育士さんの胸を……これって子どもの特権ですか?!Q――5歳の息子は保育園の先生が大好き。ある日、帰宅するなり「先生のおっぱいモミモミしちゃった!」と衝撃の告白。子どものすることだから、先生も慣れっこでしょうか? A――先生はどんな気分だったでしょうか? びっくりして何もできなかったのかもしれません。保護者や他の先生の手前、あからさまに拒否したり叱ったりできなかった可能性もあります。保育士さんの胸を触ることは痴漢と同じ行為であって、子どもだからといって許されません。まずは保育士さんのためにもお子さんのためにも、保育士さんにきちんと謝りましょう。 そして、なぜ先生に謝ったのかを、「水着ゾーン」の説明とともにお子さんに伝えましょう。保育士さんの胸を触ることは「子どもの特権」ではありません。やってはいけないことだと親からしっかり伝えてください。なお、今回は男の子の例ですが、仮に女の子でも同じことです。同性異性に関わらず、そして年齢に関わらず、人の水着ゾーンを触ることはNGです。 下ネタ連呼!何度注意してもやめません Q――我が家でお友達が集まったときのこと。誰からともなく「うんこ!」「おしり!」などの下ネタワードが飛び交い始めました。「下品なこと言わないの」と注意すると、一度は落ち着きましたが、数分後にはまた再開……。これくらいのことなら大目に見ても良いものでしょうか? A――確かに、幼児は下ネタワードが大好き。これはまったくそのとおりです。だからこそ、性教育適齢期と言えるのです。このケースのポイントは2つ。どちらもキーワードはやはり「水着ゾーン」です。私なら、この状況になったら自分も会話に参加してみます。「うんこって言うだけで、なんだか特別な感じがして楽しくなっちゃうよね!」と、まずはノッてみても良いでしょう。そして「うんことか、おしりとか、おっぱいとか、そういう言葉って、なんで特別かわかる?」と子どもたちに考えさせてみます。「それは、おしりとかおっぱい、おまたやおちんちん、そしてお口って、体の中でも特別な場所だからなんだよ」。このあたりで子どもたちは「ポカーン」状態かもしれませんが、せっかくの好機です、そのまま話を続けましょう。「『口、胸、おまた、おちんちん、おしり』のことを『水着ゾーン』といって、『人に見せても触らせてもいけない、とても大切な場所』なんだよ」と、下ネタワードの持つ意味をしっかりと伝えます。 そして次のポイントは「『水着ゾーン』に関わる言葉は、聞くと嫌な気持ちになる人がいるから、自分のおうちだけで話すようにしようね」ということです。大切なのは「自分の家でなら言っても良い」とすること。家での発言も禁止してしまえば、それは「タブー」になってしまうからです。「お家でなら言ってもいいし、もし水着ゾーンのことでわからないことや心配なことがあれば、お家の人に聞いてみてね」と一言添えておきましょう。 ただし、自宅で子どもが下ネタワードを連呼することに耐えられない方もいらっしゃるでしょう。その場合は「それは水着ゾーンの言葉だから、お家でもあまり何度も言われると嫌な気持ちになっちゃうな」と、親の気持ちを伝えましょう。ちなみに、お友達がお家に帰って「水着ゾーン」の話を親御さんにしたときに、親御さんは「?」と思うかもしれません。これを機に、保護者同士でも性教育の話をできればなお良いですね。 もう少し年齢が上がると、「童貞ってなに?」「性犯罪ってなに?」「セックスって何?」など、かなりハイレベルな質問をぶつけられることが出てくるかもしれません。そんなときは第2回でお伝えした魔法の言葉「いい質問だね!」の出番です。その場で答えられれば答えてもよし、「ちょっと無理」なら「すぐに答えるのが難しいから、調べて今度答えるね」とその場を切り抜け、後日改めて話しましょう。 大切なのは「拒絶しないこと」です。親世代もきちんと教わってこなかった「性」の話。それを子どもに伝えるのはなかなかの試練かもしれません。でも、性の話をするかしないか迷ったら、思い切って「する」ことを選択してみてください。そして、いざやってみると、「性教育ってそれほどしんどいことではないんだ!」とわかっていただけると思います。お子さんとのコミュニケーションの一環として、ぜひご家庭での性教育にトライしてみてください。 ※「水着ゾーン」は株式会社TerakoyaKidsの登録商標です イラスト:おぐらなおみ(『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』より) ※本稿は『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』(辰巳出版)からのじまなみさんに加筆・再編集いただきました。 著者:カウンセラー 性教育アドバイザー のじまなみ性教育アドバイザー。とにかく明るい性教育【パンツの教室】協会代表理事。著書の『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』(辰巳出版)は7万部を超える話題作となる。著書『男子は、みんな宇宙人!世界一わかりやすい男の子の性教育』(日本能率協会マネジメントセンター)、『赤ちゃんはどこから来るの?親子で学ぶはじめての性教育』(幻冬舎)、『「赤ちゃんてどうやってできるの?」にきちんと答える親になる!』(日本図書センター)。
2021年03月27日長引く家ごもり期間に、きちんと向き合いたい子どもたちのゲーム時間。健康のことはもちろんですが、時間と生活のメリハリも気がかり。遊んだおもちゃを片付けて、休憩をとる。考えてみれば当たり前のことですが、規則正しい暮らしを営むということはとっても大切なことですよね。片づけてリセットし、他のことにもしっかり集中できるリビングに。今の暮らし方には、そんなメリハリづくりのできる環境が必要とされているように思います。今日は収納で少しだけお手伝いを。子どもたちが進んでゲーム機を片付けられる収納方法をご紹介します。片づけやすいゲーム収納おうち時間に、だらだらとゲームをしてしまう子どもたち。度々怒るよりも、収納で仕組みを変えて片づけやすくしてあげることで、お互いのストレスを軽減できるといいですよね。きちんと片づけて、他のことにもしっかり集中できるようメリハリのあるリビング空間に。ゲーム機は、テレビボードの引き出しに収納しています。ここを開けると、ゲーム機がずらり。子どもたちはゲーム時間になると、楽しそうにここに集まります(笑)収納は、取り出しやすさ以上に、片付けやすさを意識しました。インボックスでアイテムごとに一つずつの部屋を。■コードが絡まらない収納■1アクションで放り込める収納引き出しの中に仕切りをつくるだけで、子どもたちは何も考えずに放り込めるし、放り込んだだけで勝手に片付いたように見えるんです。switchのコントローラーを収納するのには、仕切り付きのボックスを使用。1つにコントローラーを6つまで収納できますよ。アイテム1つずつにお部屋を与えることで、子どもたちも片付ける時に「あれ?ピンクがない!」と、気づくように。最後まできちんとお片付けできるような仕組みが整うのです。ダウンロードよりソフト派のわが家。どんどん増えるソフトは、既製品のソフト専用ケースに頼っています。もともと入っていた箱から出してこれにひとまとめに収納することで、子どもが箱をあちこち広げることを防止。片付けのアクションを減らせます。省スペースで収納できるので、これに頼り、箱はストックルームなどで別に保管しておくのがおすすめです。引き出しには入らないリングフィットは、テレビ裏の壁を利用してフック収納に。押ピンタイプのフックを壁に挿すだけで、リビングから隠して収納することができますよ。カードゲームもテレビボードに収納おうち時間が増えて、家族で遊べるカードゲームも増えました。UNO、トランプ、ことばあそびカード。子どもたちも大好きで、家族で盛り上がるカード遊びは、リビングで過ごす家族時間にも大活躍。カードゲームは、もともと入っていた箱から出し、箱は処分。収納アイテムを統一することで、省スペースでコンパクトに収めることができますよ。クリアポーチに収納すれば、中身が透けて見えるからラベリングの必要もなし。適当に入れるだけで子どもでも簡単に片けられるので「片づけないなら出さないで~!」という心の声も解消。カードをきれいに揃えて箱に収めるのは、大人でも面倒。その面倒さも省いてくれます。また、オープンタイプのテレビボードでも、ボックスを使えば、奥のものも取り出しやすい引き出し式収納に変身できます。家具に合った収納アイテムを選ぶことで、使いやすい収納にしてみてくださいね。まずは仕組みづくりから。遊び終わったらきちんと片付けて、空間も時間も気持ちも上手にリセット。メリハリのある暮らしづくりのヒントになればうれしく思います。 ■暮らしのはなし 連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2021年02月21日毎日次から次へと家の中に入ってくる紙ものの数々。リビングの片隅に山積みになっていませんか?我が家は、小学生2人と、幼稚園1人。3人がそれぞれ持ち帰ってくるプリントは、たった1日で10枚以上になることも。さらに毎日ポストに届くDM、明細書、チラシ…と、普通に暮らしているだけで、紙ものは山のように増えていくのです。今回は、この紙ものの整理収納のコツについて。今すぐにでもできることから始めてみませんか?DMは家に持ち入った瞬間に判断毎日ポストに届くDM。家族の数だけ送られてくる枚数も多く、油断するとすぐに山積みになってしまいますよね。DMはポストから手に取り、家に持ち入った瞬間に「いる・いらない」を判断。玄関で靴を脱ぎながら、DMに目を通し分別。リビングのゴミ箱に到着した時には、ゴミ箱にポイ!と、帰宅後流れるような作業で行うのです。●ショップからのお得なDMセールのお知らせなど、ハガキ自体がクーポン券になっているものなどは、すぐにお財布または通帳ポーチに。切り取り無効にならないものは、必要なところだけ小さく切り取って、お財布に忍ばせておきます。そうすると、必要な時に使い逃しがありません。使う予定のないDMは、いくらお得なものでも処分。その判断も、玄関で潔く決断します。●家計に関する書類や明細書年末調整に必要な書類などが届いたら、A4クリアファイルにまとめて保管。「年末調整書類」としてまとめておき、夫から申し出があればすぐに渡せるようにしておきます。支払い用紙などは、すぐにお財布に入れておけば、コンビニに行ったチャンスを逃しません。クレジットや光熱費などの明細書は、家計簿に書き込めばすぐに処分できますよ。●チラシ玄関で目を通したらすぐに処分します。気になるものは頭の中にインプットしておけばよし!あとでどうしても気になってしまいそうなものは、スマホで写真に残します。こうしてデジタル化すると、紙ものが溜まるのを防ぐことができます。学校からのプリントは流れ作業で整える子供たちが持ち帰るプリントは、夕方子供たちが宿題をするタイミングで、私のもとへやってきます。子供たちは連絡ファイルから、「宿題」と「親への提出用プリント」を抜き取り、仕分けたものをリビングの事務作業スペースに提出。夕方にはここがプリントでてんこ盛りに。家事の合間を縫って、その日のうちに「いる・いらない」を仕分けします。●行事予定表やおたより月の行事予定表などは、月ごとに流れる紙もの。保管期限は1ヶ月というのがマイルールです。予定は家族共有のカレンダーにすぐに書き込み、必要なければすぐに処分。おたよりは次の月に新しいプリントが届いたタイミングで、前の月ものを処分しています。●提出用プリント忘れっぽい私の課題は、次の日の朝までにこれに目を通し、その日のうちに提出物を渡してあげること。そうすると忘れなくなりました。次の日の朝、子供たちの机の上に提出用のプリントを置いておくと、子供は体温チェック表と一緒に連絡ファイルに入れるという流れです。●「100点のテスト」と「お直し済みの間違えテスト」テストは100点だったら、褒められる上にお直しの必要はナシ!と、いいこと尽くし。たくさん褒めて褒めて褒めまくって(笑)、さらに「この問題ちゃんと頭にインプットされた?」と聞きます。自分の知識としてモノにしたのなら、そのテストは処分してよし◎。逆に、間違えたテストはお直しをされた状態で、親の手元にやってきます。「どこがわからなかった?何を間違えてこうなったの?」と、夫婦で分担しながら間違えた所をチェックし、子供の見直しに付き合います。きちんと問題に向き合い、解決できるように再テストをつくってあげることも。こうして、その日のうちにクリアして積み重ねていくと、溜め込んだものを見直すよりもハードルが低くなるのです。手元に入った情報は、すぐに頭の中で情報処理。こうした毎日の情報処理が、紙ものを溜めないポイントなのかもしれませんね。 ■暮らしのはなし 連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2021年01月31日朝、夫と子供たちを送り出して家事をひと通り済ませたら、コーヒーを淹れ直して仕事につきます。私の仕事場は、自宅のダイニングの一角。夫や子供たちがいない間に、執筆や撮影、オンラインセミナーをしています。自分で作った空間と時間内で好きなだけ仕事をする。とても贅沢なように聞こえますが、逆にいうと、散らかったままだと集中できず、だらだらと時間だけが過ぎてしまい、最初は悪戦苦闘の日々でした。このままじゃ非効率でもったいない!そう思い立って、忙しくなっていく自分のために、収納に特化した“自宅の傍らオフィス”をつくりました。思い描いたのは、短い時間で集中して仕事ができる空間。今回は、快適になった自宅のワークスペースの収納の一部をご紹介。収納で仕事の効率化を図るための、何かのヒントになればうれしいです。作業スペースにもなる収納棚ワークスペースのために購入したのは、腰高のオープン収納棚。たくさんのモノを収納しつつ、棚の上は空きスペースを保つことにより、作業台としても機能させています。右利きなので、棚の右隅には筆記用具。そこからペンを取り、ちょっとした書きものはここで。アイデアを思いついたらいつでも書き込めるように、メモも置いてあります。日常的な作業はこの棚の上でできるよう、よく使う文房具はひとまとめに収納。作業スペースを確保しているおかげで、何事もスムーズに処理。流れるように暮らしの作業がはかどります。引き出しにも、文房具。文房具はストックを多く持ちすぎないことをルールにし、心地よい収納をキープ。引き出しがパンクしてしまわないように、適度な量を保ちます。整った引き出しは気持ちがいいもので、一つ一つの動きにも無駄をなくしてくれますよ。座ったまま手が届く、収納の工夫。棚上の文房具は、実はボックスに収納された移動式お道具箱。普段は作業台にあるものですが、ダイニングでパソコンに向かう時は、パソコンと一緒にこのボックスごと移動。ダイニングに腰掛ければ、いつでも仕事モードに入れるという仕組み。さらにフタなしのオープン収納にすることで、すべてが1アクションで手に取れるようになっています。仕事中、集中力が途切れてしまわないように。これは、デスクを持つことが叶わなかった私に欠かせないお道具箱なのです。ダイニングに座ったままの状態で手が届く本たち。仕事に行き詰まった時にスッと手が伸ばせるように、お気に入りの雑誌や本がズラリと収納されています。本も文房具と同じく、スペースに余裕を持って収納。ブックエンドで仕切って、取り出しやすさとインテリアのかわいさを両立。ゴミ箱にシュレッダーを内蔵デスク周りをすっきり保つために、心掛けているのがミニマムなモノ選び。機械は、配線や機器で場所を取るのが苦手なので、シュレッダーはゴミ箱に設置できる電池式ものを選びました。情報は紙に出力せず、なるべくデータで管理しているので、用紙の管理が少ない私にとってはこれで十分。用紙を二つ折で差し込めば、そのままゴミ箱へ捨てられていくという仕組み。シュレッダーの中のゴミを捨てる手間を省いています。ゴミ箱も棚の中に収めて、すっきりした空間に。すっきりと整った空間は、物事をシンプルに考えることができます。できた時間の余白で、また新しい発想を作り出す。そんな空間になればいいなぁ、と思うのです。ワークスペースを整えることで、仕事がより楽しいものになりますように。 ■暮らしのはなし 連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年11月08日赤ちゃんの動きが活発になってきたころのわが家は、おもちゃで散らかり放題。ママ友から「今日遊びに行ってもいい?」と聞かれると、片づけに慌ててしまいます。素早く片づけられる方法があればいいのに……。そんなときに実践した、わが家のスピード片づけ術を紹介します。 面積の広いところから片づける!片づけは1カ所に集中してしまうと、そこだけで時間がかかってしまいます。たとえばリビングなど、ママ友とメインで過ごす場所から片づけを開始し、終わったらトイレ、玄関というふうに優先順位をつけることがポイントだと思います。 一番散らかっているリビングは「床→テーブル→ソファー」といった感じに面積の広いところから片づけていくと、短時間できれいになったように見えました。 紙袋を使って手早く片づける!片づけると言っても、いつものようにしていては時間がない。そんなときは紙袋を使って手早くスッキリさせちゃいます。片づけをしていると「捨てる、捨てない」の判断にも時間がかかるものです。そこで活躍するのが紙袋です。 たとえば「不要なもの」「おもちゃ」「雑誌」を入れる3種類の紙袋を用意し、分別しながら入れていきます。あっという間に片づけられますし、あとから物を定位置に戻しやすいです。 おもちゃはカゴに入れて布で目隠しする!ママ友が赤ちゃんを連れてくる場合、赤ちゃんには触ってほしくないおもちゃをクローゼットの中に入れていました。いざというときにクローゼットや押入れにスペースをつくっておくと、片づけがスムーズでした。 また、おもちゃが入ったカゴをかわいい布で目隠しするのもおすすめです。100均の目隠しに使えそうなハンカチやバンダナ、カフェカーテンなどを利用するのもいいですね。 時間に余裕があればテレビ画面や洗面所の鏡、蛇口などの「黒もの」「光りもの」を中心に掃除をします。汚れが目立ちやすいところなので、掃除が行き届いて見えます。突然の来客にあわてない片づけ術。急な来客時の参考にしてみてください。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2020年08月19日美眉アドバイザー玉村麻衣子の「眉頭ウィーク」美眉アドバイザーの玉村麻衣子は、2020年6月11日『知っておきたい 眉頭の基本ルール』というタイトルで、自身のオフィシャルブログを更新。マスク着用がスタンダードな、新しい生活様式が始まっている中、マスク着用時の眉の描き方について、気になっている人も多いのではないだろうか。眉メイクに慣れている人も、眉頭となるとなんとなく描いている人が多いようだ。玉村麻衣子は自身のブログの中で、「眉頭をどう描いてよいか分からない」という声が少なくないと言い、この1週間を「眉頭ウィーク」と題し、眉頭のアレコレについて紹介するとしている。第一回目は「眉頭の基本ルール」として、その基本位置や理想の角度について説明している。確かに、眉全体のカーブについては、多くのメイク法などで触れていることが多いが、眉頭の角度について目にすることは多くない。しかしマスク顔ではこの眉頭が気になるため、ぜひ参考にしてみたい。また、続く第二回目では「自然に仕上がる眉頭メイク」として、「眉頭を描くタイミングは、眉メイクの一番最後が正解。眉頭は描けば描くほど不自然に仕上がります。 」と語っている。描きました感のある眉頭になってしまう人には、必見だ。「眉のことならお任せあれ」の玉村麻衣子玉村麻衣子は、眉の技術者資格の保有者であり、美眉アドバイザーとして活躍している。執筆活動やレッスンを通じて、骨格・筋肉に基づいた眉メイクを理論的に展開している、2児の母である。インスタグラムのフォロワー数は7万人を超えており、著書には『目元で、美人の9割が決まる』などがある。(画像は美眉アドバイザー 玉村麻衣子オフィシャルブログ「まゆげの時間」より)【参考】※美眉アドバイザー 玉村麻衣子オフィシャルブログ「まゆげの時間」※美眉アドバイザー 玉村麻衣子オフィシャルインスタグラム
2020年06月19日マスクを着用しているときこそ、眉メイクを大切にしよう!2020年3月26日、美眉アドバイザーの玉村麻衣子は『「マスク美人」は眉でつくる』というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。マスク着用時のNG眉のポイントを紹介している。1つ目のポイントは眉全体の色が薄すぎること。マスク着用時は頬や唇が隠れて血色感が薄れてしまうため、眉全体の色が薄いと不健康顔、幸薄顔、老け顔に見られてしまうことがあるという。眉はナチュラルになりすぎないようにし、髪色よりも少し明るい色に仕上げるのがオススメだ。NG眉2つ目は眉尻がぼやっと太めであること。眉尻が太くぼやっとしてると横顔の清潔感がダウンするため、細めにキュッと仕上げると良いという。NG眉3つ目は眉下がはっきりしていないこと。眉下がぼやけているとメイクが崩れて見えることも。眉下ラインをややはっきり描くことで清潔感がアップし、表情が明るく見える効果も期待される。眉のプロフェッショナル 玉村麻衣子玉村麻衣子はアイブロウの技術者資格『Browtist(ブロウティストR)』を保有し、美眉アドバイザーとして活躍。人の筋肉や骨格に基づいたアイブロウデザインが注目を集める。2児の母。オフィシャルブログのフォロワー数は約3万人。インスタグラムのフォロワー数は7万人を超えている。著書には『いつものコーデが見違える!美眉メイク&プチプラコーデの作り方』『目元で、美人の9割が決まる』などがある。(画像は美眉アドバイザー 玉村麻衣子オフィシャルブログ「まゆげの時間」より)【参考】※美眉アドバイザー 玉村麻衣子オフィシャルブログ「まゆげの時間」※美眉アドバイザー 玉村麻衣子オフィシャルインスタグラム
2020年04月06日この春は、新型コロナウイルスの影響による臨時休校や外出自粛などで子どもが家にいる時間が増え、家が散らかりがちというママも多いのでは。そんな今だからこそやっておきたいのが家の片づけ。新年度を前にすっきりきれいでおしゃれな部屋にしませんか。「でも子どももいるし、そもそも片づけは苦手で…」というママにおすすめの1冊が、『片づけ下手でもおしゃれな部屋って言われたい!』。ウーマンエキサイトでも活躍中の子育てブロガー・オギャ子さんと友人のインテリアブロガー・ドキ子(yuki)さんの共著です。オギャ子読者登録15万人超のアメブロトップブロガー(子育てジャンル)。ウーマンエキサイトでも絶賛連載中。著書『息子って、異星人!?な爆笑育児生活 kosodateful(コソダテフル)な毎日』。blog: ドキ子(yuki)読者登録11万人超のアメブロトップブロガー(インテリアジャンル)。インテリア&家事のInstagram「ムクリ」副編集長。さまざまな商品開発に携わる。著書『幸せな「おうち時間」始めました』。blog: 片づけが大の苦手なオギャ子さん。「よし明日こそ片づけよう」という決意を500回はしているとか。そんなオギャ子さんが、引っ越しを機に一念発起。友人で整理収納が得意なインテリアブロガーのドキ子さんの助けを借りて、部屋づくりに挑戦しました。この本は、オギャ子さんが実際にドキ子さんから教えてもらった片づけ方と簡単でおしゃれなインテリアのコツをまとめた1冊。コミカルな二人のやりとりがおもしろく、読み物としても最高です。今回は本に紹介されているリバウンドしない片づけ方の順序やスキルの一部をご紹介します。■片づける順番が大事! 正しい片づけ6つのステップ実はオギャ子さん、引っ越しから2週間経っても荷ほどきができていなかったそう。「超面倒くさがりやから、一回しまったのに使いにくくてもう一回しまい直す二度手間もしたくない」と最初から完璧を目指すあまり、結局、手付かずのままになっていました。片づけが苦手な人は、どこに何をしまったらいいのか、どんな手順で片づけたらいいのかわからず、そこで立ち止まってしまうことも多いもの。「片づけ下手な人こそ、片づけの順番が大切」だとドキ子さんは言います。【正しい片づけの順番】ステップ1 : 全部出すステップ2 : カテゴリー別に分けるステップ3 : 使う頻度で分けるステップ4 : 今使わない物を捨てるステップ5 : 毎日使う物からしまうステップ6 : 増える物の置き場を決めるドキ子さんおすすめの片づけの6ステップは上記のとおり。この中でハードルが高いのは、ステップ4の「今使わない物を捨てる」ことかもしれませんね。本に載っている「捨てチェック項目」を参考に、使うか使わないかを見極めていきましょう。たとえば子ども服はトレンドがあるので、サイズアウトした物やヨレ・汚れがある物は思い切って処分するのがおすすめ。増えがちなおもちゃは、捨てるものを選ぶより、遊びたいものを子どもに選んでもらって残すのがよいそうです。■いざ実践! キッチン・食器棚まわりの片づけ術物があふれやすい場所No.1の「キッチン・食器棚」を例に、ステップごとの片づけのポイントをもうすこし詳しく説明します。●ステップ1:全力で全部出す!食器棚を空っぽにします。全部出すと物の量がわかるのと同時に、しまう場所を見直すきっかけになります。●ステップ2:カテゴリー別に分ける以下を目安に床の上でざっくり分類します。分け方は適当でOK。持ちすぎているアイテムにも気づけます。▼カテゴリー分け・食器類お皿、コップ、お茶碗、ティーポット、おはしなど・調味料塩、砂糖、コショウ、油、スパイスなど・消耗品ラップ、各種袋、洗剤、スポンジ、割りばしなど・保存容器プラスチック容器、ほうろう容器、ガラス容器など・キッチンツールフライ返し、おたま、はさみ、お鍋、フライパンなど・食品乾物、お菓子、お米、缶詰、レトルト、コーヒーなど・キッチン家電炊飯器、コーヒーメーカー、レンジなど・その他ふきん、手袋、お弁当グッズ、水筒など●ステップ3:使う頻度で分けるステップ2でカテゴリー別にしたものを、さらに使う頻度で分けます。「毎日」「2、3日に1回」「月1回」「年1回」くらいで分け、捨てる物と使う物を見極めましょう。●ステップ4:今使わない物を捨てる1年以上使っていない物は、今は使わないと考えて捨ててOK。オギャ子さんは引っ越し直後だったにもかかわらず、ゴミ袋4袋相当を捨てたそうですよ。捨てる基準は「1年以上使っていない」こと。ほかに次のようなことも考えられます。▼捨てる基準・食器類多すぎるマグカップやコップは家族+ひとつくらいが目安・調味料使いこなせない物。きっちり密閉・保管されておらず中身が不安な物・消耗品使いこなせていない洗剤。入りきらないスーパーの袋・保存容器増えがちなアイテム。いざとなれば100円ショップでも購入でき、お弁当箱でも代用可・キッチンツール基本は1アイテムひとつ。フッ素樹脂加工のフライパンは消耗品・食品家族の好みに合わない物。使いこなせない物・キッチン家電同じ役割の物がいくつもあるとき。洗ったり組み立てなどが面倒な物・その他水筒・お弁当グッズはおかずカップ2サイズ、ピック2種類くらいで十分本にはさらに詳しい捨て基準が紹介されているので、迷ったら参考にしてみてください。また、続くページでは、片づけの順番のステップ5「毎日使う物からしまう」とステップ6「増える物の置き場を決めておく」についても、より具体的なコツをまじえて解説してくれています。ステップ6まで完了すれば、使いやすく掃除しやすいキッチンが完成。ついやりがちなお菓子のちょい置きなども防げますよ。■片づけ下手・センスに自信なしでも素敵主婦になれる!本では「キッチン・食器棚」以外にも、「リビング・ダイニング」「玄関・靴箱まわり」「クローゼット」などの場所別に、オギャ子さん家の片づけドキュメントを掲載。ところどころに出てくるオギャ子さん旧家の赤裸々な散らかった部屋の写真には親近感がわいてきます。さらに後半では「インテリア編」として、手軽にセンスよく見せられるインテリアテクを多数掲載。センスに自信がないママも簡単におしゃれな部屋がつくれます。とにかく楽しく読めるので、大笑いできて読後は気分も晴れやか。片づけをがんばろうというやる気もわいてくる1冊です。 『片づけ下手でも おしゃれな部屋って言われたい!』 著者:オギャ子、ドキ子(KADOKAWA)1300円(税抜) 子育てコミックで人気のブロガー、オギャ子は、3人の男の子ママで、片づけが大の苦手。新築への引っ越しを機に、友人である人気インテリアブロガーで二人の女の子を持つドキ子(yuki)の助けを借りて、部屋づくりに挑戦する模様を書籍化。コミカルな2人のやりとりに爆笑しつつ、片づけが苦手でもリバウンドせずキレイをキープする方法や、センスに自信がなくても簡単に、インテリアがグッとおしゃれになる方法のわかる1冊。▼オギャ子さんの連載「コソダテフルな毎日」の最新話はこちら▼連載一覧 コソダテフルな毎日 連載一覧
2020年03月19日3歳の息子は、いつも家で遊ぶとき、おもちゃを次から次へと出すので、家の中はすぐにグチャグチャになります。自主的には片づけてくれず、私は声をかけて片づけてもらうのに、いつもイライラしていました。あるお休みの日…いつものように、グチャグチャに散らかった部屋で過ごしていると、友人からメールが。「いまから遊びに行ってもいい?」「いいよ~」と、返事を返した後に気がついた…部屋の汚さ!■息子に片づけるように言ったものの…この部屋をどうにかしなければ! そう思い、息子に片づけるように言いました。しかし、いっこうに動かない息子…。私は小学三年生になる娘に片づけを一緒にやって欲しいと頼みました。二人でバタバタと片づけていると、それを見た息子が号泣。私は、遊んでいるおもちゃを片づけて欲しくなくて、泣いているのだと思い、説得したのですが、息子はなかなか泣き止ません。すると娘がそばに寄ってきて… ■娘は片づけたばかりのおもちゃ箱をひっくり返した「もしかして自分で片づけたかったんじゃない?」と言いました。息子に確認すると、泣きながら「自分でやりたかった」と…。しかし…時間がない…それに片づけは終わっている。これをもう一度、片づけるのは嫌だ! そう思った私は、息子をなんとかなだめようとしました。すると娘は、いま片づけたばかりのおもちゃ箱をひっくり返しました。娘は「自分でやりたかったんでしょ? じゃあ自分でやったらいいよ」と息子の思いを優先させたのです。■娘を見習わなければいけないと思った息子は泣き止み、せっせと片づけ始めました。私は、急いでいて、つい自分の都合を優先させてしまったことを反省。そして、いやな顔ひとつせずに、自分が片づけたばかりのおもちゃ箱をひっくり返してあげた娘を見習わなければいけないと思いました。無事、片づけが終わった後、友人が到着。そして、人数が増えた子どもたちの手によって、部屋は片づける前の状態に戻りました(笑)
2020年01月23日さて、今年最初のテーマは「片づけ」についてです。まるでモデルルームのような掃除の行き届いたお部屋って、憧れますよね。でも「子育て中はこんなの無理無理!」と諦めていたのですが、インスタグラムなどを見ていると、みんな本当にお部屋がきれい! もちろん、撮影前に多少片付けてはいるのでしょうけれど、何気ない写真一枚一枚の背景がきれい。例えば、「〇〇ちゃんはじめてのたっち!」とか、突然シャッターチャンスが訪れることは子育て中に多々ありますが、そんな瞬間の写真まできれいだなんて本当にすごい(涙)ちなみに、我が家はかなーり・・・汚いです。「いい写真撮れた☆」と思っても、背景に生活感が溢れすぎていて誰にも見せられない・・・。もちろん突然の来客なんて、迎えられる状態ではありません。子どもたちはどんどんおもちゃを出しまくり片付けないし、なにせ母である私自身が片付け苦手人間です。これは致命的。しかも、汚い部屋に慣れてしまったのか、多少散らかっていても「うん綺麗だね!」という感覚になっていました。「子どもは親の背中を見て育つ」というけれど、こんなんじゃだめだ。私自身が意識を変えていかないと! ということで、まずは悪いところを洗い出し、意識改革をしていきました。1)そもそも物を増やさない。ただでさえ掃除が苦手なのに物を増やしてどうする! 「掃除すべき物自体が減ったら掃除の手間も減るじゃん」ということに気づき、無駄買いを無くすように意識。2)多少お値段が高くても「よいものを大切に使う」ことも、物を増やさないコツなのかなと思い、実践。3)ストレス発散にもなっていた買い物では、沢山買って満足するのではなく「本当に欲しいもの」を買って満足するように意識をシフト。当たり前のことばかりだけど、できていなかったのです。これで、どんどん増えていく「思い出の品」もクリアです。普段の「お片付け」は、正直まだ自信がないのですが、心がけていることは・・・片付けが苦手な人間からしたら「片付けってやっぱり面倒くさい」と思ってしまいます。やらないでいいならやらないでいたいのが本音。でもそれではゴミ屋敷への道まっしぐらなので、いかにラクに、楽しくするのかを重視しています。夫が長期出張中の時は部屋が荒れがちですが(何故なら「見張り役」がいないから)、少しずつ人を呼べる部屋になりつつあるので、この調子でがんばります!
2020年01月10日明けましておめでとうございます! マメ美です!新年1発目のテーマは『子どものお片づけ』で書いていきたいと思います!■片づけが苦手な娘我が家の3歳の娘はお片づけが苦手です。と言うより自分だけでお片づけするのは稀で、私や夫が手伝いながら声がけをして、最後の最後だけ片づけるというのが主流でした。しかしこのままではいけない…!保育園や幼稚園に入った時に困るのは娘!!ここは何とかお片づけをする心を育てなければ!!と、私は立ち上がったのです。その名も…その名の通り『おもちゃ出しっぱなしだと掃除機でおもちゃ全部吸っちゃうぞ』という作戦です(笑)しかしここまでは何度かやったことがある作戦…。ここからが娘の心を響かせるポイントなのです!■娘の大好きな◯◯を取り入れた作戦と、ここで一気に切り替えます!3歳になってから娘が好きなもの。それはいわゆる『可愛い女の子たちが悪者を倒すアニメ』。あんなに好きで毎日観ていたアンパンマンやおかあさんといっしょを呆気なく卒業し、目を輝かせて観ているのです。これになびかないワケがない!!気がつくと娘のキャラクタースイッチも入っていてノリノリです!あとはみんな(オモチャ)を避難(お片づけ)させるだけ!!こうして娘のお片づけのスキルが少しずつ上がっていき、今では「掃除機かけるよー」と声をかけると自分からお片付けできるようになってきました。■1つだけあった落とし穴ただ1つ…落とし穴がありまして…。それはそう。子は親の鏡ということ!キッズコーナーなどでどこでもかしこでも真似をするようになってしまいました(^^;)おまけに言葉達者な娘は「ママもいつも真似っこしてるもんね!」と暴露までしてくれてます…!!(涙)まあでもこれを機にお片づけが習慣化してくれたらいいなぁ〜と、思う今日この頃なのでした。
2020年01月05日1歳8ヶ月になる息子。以前にも増しておもちゃでよく遊ぶようになりました。最近のお気に入りは、ブロック遊び。色とりどりのブロックを握って上に重ねたり、両手いっぱいに持ち上げたり、まだまだ複雑な遊び方はできないものの、息子なりに楽しんでいるようです。しかし、後片づけが本当にたいへん!いろんなおもちゃで遊んでいる中、ブロックを容器から全部出してぐちゃぐちゃにしてしまったり、とにかく常に部屋が雑多な状態に…。ちゃんと片づけをしてほしくて、ついつい厳しく言ってしまいそうになります。そう言ってしまえばいいのですが、「片づけること」=「嫌なこと」というイメージを持ってほしくはありません。そのため、片づけも遊びの一環として楽しんで息子が自主的に動いてくれるよう、促したりしております。出しっぱなしのブロックを片づけてほしいときも、「この容器の中にブロックを入れるゲームをしよう!」と誘います。すると、「入れられるよ~!」と言わんばかりに、得意気にブロックを片づけてくれるのです。(息子に片づけている意識はなく、遊んでいるという感覚ですが)毎回、遊んだ最後に容器にしまうゲームをするという習慣を作ることで、そこまでが遊びだと思って楽しんでくれるようになりました。最近では、食事の後に口を拭いたウェットティッシュや、鼻水を拭いたティッシュをゴミ箱に捨てることもできるようになりました。テーブルの上に置いてあるゴミや、フローリングの隅にある埃を見つけ、ゴミ箱に捨ててくれることもあります。褒めるとなおさら一生懸命に捨ててくれるのですが、最近は、仕事で使う大事な書類をゴミ箱に捨ててしまったこともありました…。何でもかんでも捨てられないように、親の私たちも、常に部屋を片づけておかなければと思い知らされた出来事でした…。
2019年12月25日こんにちは。わたしはこいしさんと申します。4歳差の姉妹を育てる主婦です。現在、子どもとの生活の中で、一番頭を悩ませているのは、おもちゃの片づけのことかもしれません。特にここ数年、子どもにお片づけをさせる難しさを感じています。日々の片づけは、何度も声をかけてやっとできる…というのが現状ですが、定期的におもちゃを見直す日をつくることで、なんとか人の家を保てている気がします。今回は、わが家の片づけについて書きたいと思います。■子どもと一緒にいらないものを選別する物が散らかる原因のひとつは、収納の量に対して必要ではないものを持ちすぎていること。(分かってはいるのですが、日ごろすっかり忘れてしまっています)成長が著しい子どもたちにとって、年齢に合った、おもちゃや洋服が入れ替わるペースはとても早いです。思い出や愛着はあっても、使わないのなら意味がないので、定期的におもちゃを見直して、壊れているものや、もう必要のないものなどを処分しています。■子どもと一緒にしまう場所を決める残すおもちゃが決まったら、今度はしまう場所を子どもと一緒に決めます。大人もそうですが、なんとなく使っていて、しまう場所が決まってないと「散らかるなぁ」という実感があります。「場所を決めて、遊んだ後は定位置に戻す」ことを習慣にするために、片づける場所は子ども自身が決めると、本人がよく理解できると思います。 ■シンプルなボックスをフル活用子どものおもちゃを収納する家具や収納グッズは、さまざまなタイプのものが売られていますが、わが家では基本的にカラーボックスやリンゴ箱(ネットで買えます)など、シンプルな四角のボックスを利用しています。大人の持ち物は、頻繁には変わらないので、持ち物に合わせて収納家具を選べますが、子どもの持ち物は成長に合わせてガラリと変わります。シンプルなボックスであれば、収納するものや場所が変わっても、いろいろな使い方ができるので、使い勝手が良いなと感じています!■片づけは大人にとっても難しい思えば小さい頃、私自身「片づけしなさい!」と言われることはあれど、お片づけの方法を具体的に教わったことはなかったかもしれません。片づけは、みんなそれぞれの自己流でやっていたり、「コレ!」という正解がひとつではないため、大人にとっても難しいんですよね。私も正直あまり片づけは得意ではないのですが、みんなが心地よく生活していくために、ほど良い片づけの方法を見つけていきたいと思います。
2019年12月24日片づけコンサルタントの“こんまり”こと近藤麻理恵が、女性ファッション誌『VOGUE JAPAN』が今年、圧倒的に活躍した女性を表彰する「VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2019」に選出され20日、都内で行われた授賞式・記者発表会に登場した。近藤は、独自の片づけ法「こんまりメソッド」で注目を集め、著書『人生がときめく片づけの魔法』が世界42カ国で累計1100万部の世界的大ベストセラーに。米『TIME』誌「世界でもっとも影響力のある100人」に選出された。また、Netflixにて冠番組を持ち、190カ国で配信中。同番組はエミー賞に2部門ノミネートされた。トロフィーを受け取った近藤は「こんなに素敵な賞をいただき、ありがとうございました」と感激。「小さい頃から片付けばかりをやってきたので、こんな風な華やかな場所に立てていることが今でもまだ信じられないような気持ちです」と打ち明け、「これからも、一人でも多くの方が片づけを終わらせてときめく人生を送れるような、そんなお手伝いを世界で活動していきたいなと思います」と決意を新たにした。同賞はそのほか、元HKT48でタレントの指原莉乃、女優の杉咲花、女子ゴルフの渋野日向子、アーティストのリナサワヤマが受賞。キャリアを通して輝いた女性を表彰する「VOGUE JAPAN WOMAN OF OUR TIME」には、女優の綾瀬はるか、女優・タレントの黒柳徹子、モデルの冨永愛、歌手の松任谷由実が選出された。さらに、国内外のファッションシーンで活躍する新世代女性を応援するために贈る「Rising Star of the Year」を、新人モデルの美佳が受賞した。なお、渋野は授賞式・記者発表会を欠席。また、司会は城田優と渡辺直美が務めた。
2019年11月21日整理収納アドバイザーのはらむらようこさんの書籍『「好き」から始める暮らしの片づけ』(ワニブックス)には、「好き」をテーマに、片付けに関する家事や整理収納術がまとめられています。ここでは本書の中から、ものを手放す魔法のフレーズについて書かれた章をピックアップ。おもしろいネーミングをつけることで、ムダなものが他人事のように客観視できるそうですよ。※この文章は書籍『「好き」から始める暮らしの片づけ』(ワニブックス)から一部抜粋・編集したものです。ものが減らせる魔法のフレーズを覚えよう!整理収納アドバイザーのはらむらようこさんは、書籍の中で、「本当に好きなもの」を見つけて自分らしく暮らす方法を紹介してくれています。「本当に好きなもの」って実はとっても少ないのだとか。とは言え、モノを手放すのは少し勇気がいるという方も多いはず。そんなときに思い出したい言葉を、はらむらさんの書籍からご紹介します。昔焼肉今刺し身諸行無常。世の中は移り行くものだから今を大事にしようとお釈迦様は説いています。人の好みも同じで、刻々と変化するもの。昔好きだった過去の「好き」を取っておく必要はありません。今好きなものを素直に受け入れて!茶葉の出がらし着なくなった服や使わなくなった器は、たとえれば茶葉の出がらし、味のしなくなったガム。腐らないものでも、じつは消耗品で有効期限があるのです。さっさと取り替えて、フレッシュな味を堪能しましょう!所詮大量生産著者が商品開発者だったからこそ言い切っています。ものは所詮もの。でも「わたし」はひとりだけ。過去大切にしていたものでも今のわたしが邪魔に感じるなら、ものより今のわたしの気持ちを大切にしていいのです。プレゼントは罪悪感のたらい回し自分の好みではないプレゼントや旅行土産。人に譲るなら1週間と期限を区切りましょう。その間に、「やっぱり彼女もいらないかな」「クリーニングに出すべき?」とためらった場合は処分。譲られた友だちも困らせてしまうだけです。高かったら捨てられるなんとなく買った1万円の服を1回しか着なければ、着用単価は1万円になります。まだ着られるから、いつか着るかもと置いておけば、タンスの肥やしに。10万円の洋服もガンガン着れば単価が下がるので「よく着て楽しんだ」と潔くオサラバできます。知らないおじさんと同居人からもらった全然好みでないものや、いつ買ったか覚えていない過去の遺物は、いわば「知らないおじさん」。押入れに大事に取っているのは、知らないおじさんと同居しているようなもの。それ、気持ち悪くない?なかなか手放せないモノは名前をつけて手放そう!「知らないおじさんと同居」や「罪悪感のたらい回し」など、クスっと笑えるネーミングだらけでしたね。でも、確かにこれだと不安や執着が遠のき、モノへの未練がなくなります。本書ではこのほかにも、本当に好きなものを見つけて自分らしく暮らす方法が具体的にまとめられています。気になる方はぜひ、手にとってみてくださいね。
2019年08月19日無印良品で商品企画&デザインを13年間務められ、現在は東京都小金井市を中心に整理収納作業や講座をおこなっている人気インスタグラマーであり、整理収納アドバイザーの水谷妙子(@monotokazoku)さんが、無印良品の「お食事スタイ」を紹介してくれました。 固いスタイを嫌がるお子さんにも 離乳食スタートから食事用のスタイを使うようになりますが、わが家も3人育児を通して、本当にいろいろなスタイを使ってきました。今回は、無印良品の「はっ水ポリエステル・お食事スタイ」の優秀な機能をご紹介します。 この商品の特徴は、まずは軽く柔らかいポリエステル素材であるということ。もうスタイは卒業したわが家の第2子(4歳)ですが、当時はどうしても固いスタイをつけてくれませんでした。固さなのか重さなのか、理由はよくわかりませんが……。 でも、この軽量&薄手タイプのスタイは普通につけて食べていたんです。わが子の経験からですが、もし固いタイプを嫌がるお子さんの場合、お試しいただくといいかもしれません。 首回りの調節が可能! スタイの首回りは、結構重要です。ここがフィットしていないと、ダラダラ下に染み込みます。この商品は、首回りのマジックテープが7cmと少し長めにとってあるので、首の太さに合わせてちょうど良い位置に調節できます。 離乳食はじめの5〜6カ月の赤ちゃんから、上手に食べられるようになり、そろそろスタイ卒業かな?という子まで、長く使えると思います。もちろんスタイに欠かせない立体的なポケットもついているので、食べこぼしをしっかりキャッチしてくれます。(ポケットにワイヤーなどは入っていません)肩まですっぽり覆ってくれる形や、長すぎず短すぎないちょうどよいサイズ感と相まって、よりこぼれにくなっています。 持ち運びに便利! そして大事なポイントが、まるでレインコートのような撥水性です。下に着ている衣類への染み込みをしっかり防いでくれます。わが家では1年以上こちらの商品を使い、洗っていますが、まだまだ撥水力は落ちません。これって本当にすごいこと!また、クルクルっと巻けばコンパクトになるので、保育園や外食など、持ち運びにも便利です。ちなみに通っている保育園では、朝は画像のような仕切り付きのボックスに、昼用、オヤツ用と2枚セットしています。長袖タイプもあるので、特に離乳食初期の広範囲にカバーしたい場合や、スタイだと自力で取ってしまうから、むしろ着てしまった方がいい……という場合はコチラをどうぞ〜! 同じ素材の巾着もあり 同じ素材を使った巾着もあります。大・中・小 の3サイズ×3色です。スタイと同じく撥水性があるので、汚れが気になる様々な場面で使えます!ちょうど3色あるので、我が家ではこども別に色分けして使っています。特に優しげなライトピンクはバレエを習っている6歳長女に、どストライク!バレエシューズ入れ、着替え用など、多用しています。無印良品のはっ水ポリエステルのシリーズ、高機能で使えるので、是非お試しください。 この投稿をInstagramで見る 水谷妙子/整理収納アドバイザーさん(@monotokazoku)がシェアした投稿 - 2019年 6月月19日午前5時16分PDT著者:水谷妙子/整理収納アドバイザー無印良品で商品企画&デザインを13年間務める。手がけた商品は500点以上。調べた他社商品は5,000点以上。2018年「ものとかぞく」を立ち上げる。現在、東京都小金井市を中心に、整理収納作業や講座を行う。夫と6歳・4歳・2歳の5人暮らし。Instagram:@monotokazoku※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2019年07月29日無印良品で商品企画&デザインを13年間務められ、現在は東京都小金井市を中心に整理収納作業や講座をおこなっている人気インスタグラマーであり、整理収納アドバイザーの水谷妙子(@monotokazoku)さんが、無印良品の「先割れフック」を紹介してくれました。 「横ブレしにくい」シリーズの「先割れフック」 無印のフックといえば「横ブレしにくい」シリーズ。ワイヤーをダブルで使うことで、横方向のブレをなくしているとても優秀なフックです。この新作が「ステンレス横ブレしにくい先割れフック」です。税込450円。 使えるバーの直径は約2cm未満。先端が2つ&少し細くなっているので、ものが引っ掛けやすくなっています。帽子やカギ、ベルトなどの小物に使ったり。フックひとつで2倍のものが引っ掛けられます。 お風呂で「使える!」 わが家で一番「使える!」と思ったのは、お風呂!理想は、浴室内におもちゃは置きたくないんですが……やむを得ず、オモチャで釣ってお風呂へ誘導するっていう技は使うこともあります。お風呂で使うオモチャは、ステンレスのカゴに入れています。わーっと遊んで、お風呂から上がるときにカゴに集めたあとは、水気を切るために浴室乾燥機がある天井近くに吊るしておきたいのです。 今まではS字フック2個を使って吊るしていていましたが、この「先割れフック」を使い始めてから、1個で素早く吊るすことができ、とてもラクになりました。 カゴも無印の「ステンレスワイヤーラック」ちなみに、カゴも無印良品の、ステンレスワイヤーラック・15cm幅という商品です。置いても吊るしても使え、水切れも良いので重宝しています。 なお、フックの耐荷重は1kg(左右500gずつ)なので、重いものを吊るすのは難しいかなと思いますので、その点はご注意を! 工夫次第で色々と使えそうな先割れフック。ぜひ試してみてくださいね〜! この投稿をInstagramで見る 水谷妙子/整理収納アドバイザーさん(@monotokazoku)がシェアした投稿 - 2019年 6月月20日午前6時30分PDT 著者:水谷妙子/整理収納アドバイザー無印良品で商品企画&デザインを13年間務める。手がけた商品は500点以上。調べた他社商品は5,000点以上。2018年「ものとかぞく」を立ち上げる。現在、東京都小金井市を中心に、整理収納作業や講座を行う。夫と6歳・4歳・2歳の5人暮らし。Instagram:@monotokazoku※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2019年07月28日整理収納アドバイザー1級をもち、「いかに自分がラクできるか」をモットーに、整理収納サポートやセミナーを開催している佐野裕香子(@shuikumama)さんが、100均グッズを使ったラク家事テクニックを紹介してくれました。 小さな子どものいる家庭では、少しでも家事をラクしたいと思うものですよね。佐野さんはスポンジラックをなくしたところ家事がラクになり、さらにスッキリしたそうです。 今回はスポンジラックなし生活について教えて頂きました。 なくすとどんどんラクになる!わが家のシンクにも元々は、洗いおけも三角コーナーも水切りカゴもありました。持っていたときは、どれもあって当たり前だと思っていました。しかし、それぞれの管理が面倒に感じ、面倒な順からひとつずつなくしていきました。 そしてついに最後の砦! スポンジラックを撤去することにしたのです。 撤去したスポンジラックはこちらの三角になっているものです。 このスポンジラック、スポンジだけではなく洗剤ボトルも置けるタイプなのですが、三角の形をしているため、置ける洗剤ボトルが限られること、洗剤ボトルを2つ置くとスポンジが置けなくなってしまうこと、また洗いにくいことを難点に感じていました。ちなみにスポンジを置く場所がなくなってしまったため、ラックの手前にはスポンジを置くために扉につけるフックをかけて、そこにスポンジを置いていました。 撤去したあとは、セリアの「スポンジキャッチ」でスッキリ!今回、このスポンジラックを撤去する事にして代わりに取り入れたのが、セリアの「スポンジキャッチ」です。マジックテープのギザギザしている部分のようなシートです。 これをシンクの手前側に貼りました。洗剤ボトルはシンク奥側の上に置きました。 なぜスポンジキャッチを手前に貼るかというと…… スポンジが視界に入らずスッキリするから♡今回、スポンジラックがなくなってラクになっただけでなく、ぱっと見たときに、シンクの中は空っぽでスッキリしました。 ごちゃつきがちなキッチンだから、必要ないものは撤去して、スッキリさせたいですよね。もしお家が古い造りでも、何もなければスッキリ見えます!ちなみにわが家にはキッチンマットもありません。 よかったらお試しくださいね♪ 著者:佐野裕香子整理収納アドバイザー。「紡ぐ・暮らし」にて収納サポートサービスや収納関連のセミナーを開催。自身も2人の男の子の子育てをしながら「どこに何があるか誰でもわかる仕組み」「安全で快適なお部屋」「いかに私がラクできるか」を考えて整理収納と向き合う。Instagram:@shuikumama ※記事の内容は個人の感想です。
2019年07月27日リビングには洗濯物やオモチャが散らばっていて、郵便物やプリント類はテーブルやカウンターの隅にどっさり、キッチンまわりはお菓子や食材の買い置きでいっぱい…。これが子育て期の一般的な家庭の様子ではないでしょうか。家族が増えると「モノ」がふえるのは避けられませんし、炊事や洗濯、掃除や片づけ、お風呂などなど日々の暮らしでなされる「コト」もふえます。当然そのぶん家事の量もふえるので、おのずと時間は自由にならなくなります。自分のやったことでなくても、後始末をしなくてはならないことだっていっぱい出てくる(涙)。子育て期はある意味、不自由の連続ですよね。■人の一生には「小さな12の人生」がある こちら を見てください(別ウィンドウが開きます)。 これは人生を12のフェーズ(相)で捉えた図です。簡単に説明すると、一生というのはひと連なりのものではなく、12の小さな人生がある。それぞれの小さな人生を生き終えて、次の新しい人生へ移っていく、というものです。例えば、就職や結婚を節目に「自立」のフェーズにひょいっと移る。子どもが生まれたら「子育て」のフェーズにひょいっと移り、「子育てするフェーズを生きる私」に生まれ変わる。移ったあとは、それぞれのフェーズをしばらく生きる。この「移る」というのは、今いる場所のまわりにフワフワと浮いている島に、えいやっと飛び移るような感覚、あるいは位相が変わる感じというのが、分かりやすいかもしれません。■子育て期は関わる「コト・モノの量」がハンパない!図を見ると、子育て期は人生初の繁忙期に突入し、しかも「関わるコト・モノの量」が他のフェーズに比べて圧倒的に多い!!ということが分かります。目の前のことを終わらすのに必死、同じことの繰り返しなのに手が追いつかない、モノがどんどんふえる、片づけても片づけても散らかる、すべてがエンドレスに感じる…という状況になるのは、このフェーズを生きる人たちはみんな同じ。「関わるコト・モノの量」がこんなにも多いのだから、ある意味仕方がないことなんだ!と納得できるかと思います。12のフェーズをすべて経験することが「正しい人生」というわけではありません。これは「だいたいこういう感じ」という見取り図です。でも、この「だいたいこういう感じ」を知っておくと、なんとなく安心ですよね。エンドレスに感じる子育て期も、子どもが成長して家を出る頃には「関わるコト・モノの量」もガクッと減って終わりを迎え、次のフェーズに移るのです。■生まれ直した気分で「小さな人生」を生きよう節目を迎えてフェーズが変わると、「なんだか今までとは違う」というズレを感じるもの。結婚して新婚生活が始まると「今までとは違う毎日だなぁ」と思ったり、子どもが生まれてからは「急に思い通りにいかなくなった」「今までできたことが、できなくなった」という感覚を抱くものです。人生の節目は今までと状況が変化するときなので、このように感じるのは当然です。原因は自分の努力が足りないわけでも誰かの責任でもなく、状況が変わったから。「気ままに過ごしていた私」は前のフェーズで終わり、今は「妻としての私」「母親としての私」に生まれ直して新しい自分になったのだから、「前の私ができていたこと」ができなくなっても仕方がない!と、きっぱり考えるようにしましょう。そのほうが今を楽しめるはずです。■「片づけ」作業で、今、必要なものだけにする節目を迎えるごとにモノの見直しもしましょう。子どもが生まれたから角のある夫婦仕様のテーブルはいったん片づけ、安全なものに買い替えるなど、前の人生では必要だったけれど、次の人生に必要ないモノはきっぱり捨てる、片づける。そして次の人生でも必要なモノは残し、新しく必要になるモノを見つけていく。このような「片づけ」という具体的な作業をしているうちに、いつの間にか節目を乗り越え、新しい次の人生を生きる軸ができあがっていきます。どれだけたくさんのモノを一生で得られるのか、ではなく、節目節目でどれだけ捨てていけるのかで生きやすくなる。そう考えると、なんとなく気持ちが軽くなるのではないでしょうか。■同じことの繰り返しにも「終わり」はやって来る現在、我が家には高2と中1になった子どもがいるのですが、あれほどリビングに散乱し、頭を悩ませていたオモチャも、今はもうほとんどありません(その代わりマンガやゲームがふえました)。赤ちゃんの頃は毎日が必死だった記憶がありますが、それも振り返ってみると数年間でした。そして今は、子どもが家を出て独立する日もそう遠くはなくなってきたなぁと感じています。 子育て期のいちばん大変な時期というのは、本当にあっという間。いつまでも続くものじゃない、数年先には終わるんだという少し先の見通しをもって、今の人生を満喫したいですね。私はこの考え方を恩師である辰巳渚さんから教わりました。もっと詳しく知りたい方は、辰巳さんの著書 『人生十二相 おおらかに生きるための「捨てる!」哲学』 (イースト・プレス)を読んでみてください。
2019年07月07日こんにちは。整理収納アドバイザーのmiii です。2人の男の子の母でもあります。よく使うものを出し入れしやすいところに収納するなど、簡単にできる収納ワザを紹介します。今回は家計管理に関する収納についてお話しします。 家計管理はドキュメントファイルを使用 家計管理は現金でやりくりしています。その家計管理に役立つのが12仕切り13ポケット仕様のジャバラ式ドキュメントファイル。各ポケットに費目ごとの予算のお金を入れています。 費目は、1週目の食費・日用品費、2週目の食費・日用品費、3週目の食費・日用品費、4週目の食費・日用品費、医療費、保育料、ガソリン代、洋服費、レジャー費、インテリア日、化粧品費、その他。 ちなみに食費・日用品は1日の予算×日数分にしています。その他のポケットには臨機応変に使う予算のお金を入れています。 千円札に両替してドキュメントファイルで予算分け 生活費のうち、10万円を銀行で千円札に両替してドキュメントファイルに入れて、費目ごとに予算分けしています。全部を千円札にしなくてもいいのですが、私は千円札にしたほうが管理しやすいです。 前は現金が必要になったとき、「あれ?おろさないとないやー」と慌てておろしていましたが、この方法にしてからはずいぶんラクになりました。 結構、現金が必要なときが多くて、お金をおろしにいくのが面倒くさかったですが、今はお金をおろすのは基本的には月1回のみ。本当にラクです。 ちなみにポケットの下は少し空いていて小銭が通り抜けてしまうので小銭を入れるのは避けたほうがよさそうです。 通帳やパスポートを入れるのにも便利 ドキュメントファイルは「セキセイ セマックドキュメントファイルクーポンサイズ」です。クーポンサイズ(縦107×横179×幅28mm)ですが、お札を入れるのにぴったり。だいたい300円くらいで文房具屋さんや楽天、アマゾンなどで購入できます。 同じようなものが100均にもあると思うのですが、少し高くても開け閉めのしやすいしっかりした作りのこれを選びました。 通帳やパスポート、はがきを入れるのにも便利です。 私は整理収納アドバイザーとして物は使う場所に収納するのが使いやすいと考え実践していますが、お金も使い道にあった場所(費目)に予算別に収納しておけば、使いすぎることなく家計管理ができると思います。千円札で目に見える収納にすれば、どれだけ使ったかがわかって安心ですよ。著者:miii整理収納アドバイザー。アロマ検定1級。Instagramではインテリアと収納に投稿が人気で、フォロワー約1万4千人を持つ。2人の男の子のママ。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2019年06月30日おもちゃの片づけはママの課題でもあり、ママ友の中でもよく話題になりますよね。わが家も常に試行錯誤していましたが、ようやくこれだ!と思える収納にたどりつきました。3歳の娘が自分で簡単に片づけができるようになったアイテムと工夫を紹介します。細かいブロック系には、「フタつきバケツ」がオススメこのバケツは、楽天市場などで販売されている「omnioutil(オムニウッティ)」です。サイズとカラーが豊富なので、用途に合わせて選べるところがとても気に入っています。わが家では主にブロックの収納として使用。ブロック系って細かいパーツがいくつもありますよね。よくカラーとサイズごとにケースを分けている人を見て憧れていたのですが、娘はまだ3歳。大人が一緒になって片づけをしないとできない収納はやめようと思い、このバケツを購入してみました。すると、娘はきちんとこのバケツに自分で片づけをして、もとの置いてあったところに戻せるようになりました。このバケツは軽くて、間口がとても広いため子どもでも簡単に出し入れができます。さらに、取っ手がついているので、自分で持って運びやすいと言っていました。見た目もブロックが入っているとは思えないオシャレさで、ママ的にはポイント高いですよね。かさばるぬいぐるみ系は「バスケット」にポイポイ先ほど紹介したものはバケツ型収納でしたが、ぬいぐるみなどのかさばるおもちゃの収納には、同じような形のフタのないバスケットタイプが向いています。これはダイソーで購入しました。ふわふわしたぬいぐるみはかさがあり、フタがついていると閉めづらかったため、あえてこちらはフタなしのバスケットに。娘もとにかくポイポイ入れやすいし出しやすいようです。バラバラと全部出してしまうことも多くはなりますが、使わないものはすぐに片づけてくれるようになりました。バスケットそのものが軽いのでわが家の次女(1歳4か月)も一緒になって片づけしてくれていますよ。棚の中収納は、「カゴをバラバラにする」方が片づけやすい最後は収納方法の工夫です。扉つきの棚の中もすっきり見せるためには、白のカゴで統一するとオシャレですよね。ただ白で統一してテープで名前を表記しても、3歳の娘はまだ文字が読めないので、必ず大人に聞いてきます。写真や絵をカゴに貼っても、あまり見てくれず…。そこでわが家は娘が片づけやすいようにおもちゃの種類ごとにカゴを分けました。見た目はご覧の通りガチャガチャします。けれどこのカゴが違うことが功を奏して、3歳児にも「種類分けをする」という概念が生まれました。最初の何回かは一緒に手伝いましたが、そのうち自らのルールを作り、自分で片づけられるようになったのです。片づけ方法は、バケツやバスケットと同じく、ポイポイ入れるだけ。整理して並べるという行為はまだ3歳には難しいので、この方法がベストのようです。写真のように、車系・おしゃれグッズ・おまけでもらった人形など、だいたいの種類で分けて入れられるようになりました。カゴはそのときどきで入れ替わってしまうこともありますが、このカゴを使って片づけをするということを分かっているので、大人の手を借りず自分でできるようになりました。なお、これらのカゴはIKEAのおままごとキッチンに収納。私は以前のカゴの種類がそろっていないことがイヤだったのですが、クリアな扉に黒板シートを張ることで、それが見えなくなりました。これで、多少のゴチャゴチャ感は許せるように。わが家の娘は、おもちゃの種類によって収納を変えたことで、自然とおもちゃを戻す場所が身についたと感じています。3歳児はとにかくポイポイ入れるだけの片づけがぴったりだと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。<文・写真:ライターyuikitiiii>
2019年06月29日