新NHK朝の連続ドラマ「べっぴんさん」のヒロイン役を2261人が応募したオーディションで射止めた女優・芳根京子。撮影も順調に進み、「べっぴんさんチームは最高です!」と胸を張る芳根さんが、初めて挑む朝ドラ撮影のエピソードや、同世代の共演者に対する胸に秘めた熱い思いを赤裸々に語った。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために子ども服作りにまい進し、日本中を元気に駆け抜けていくヒロイン・すみれとその家族、そして、彼女の仲間たちが夢へと向かう姿を描いた本作。当初、「自分らしさを忘れずに突っ走りたい」と意気込んでいた芳根さんは、すでに9週目の撮影が進行している中、現在の心境を「初心を忘れたくないという思いが強いこともあり、初めの頃と大きく変わったことはありません」と断言。さらに、主演の立場はプレッシャーになることから意識していないと言いつつも、「一番長く現場にいるから作品のことは一番考えていたいし、一番愛していたいと思う気持ちはぶれずにあります」と続け、伝統ある“朝ドラヒロイン”を自覚した強い眼差しを向けた。そんな芳根さんが演じるすみれは、太平洋戦争のさなかに結婚・出産を経験。妊娠中に出征した夫の帰りを待つ一方で人々との出会いに導かれ、得意の洋裁の腕を生かして子ども服作りを始める、はた目からはボーとしているように見えるが、芯の強さを持ち併せた女性だ。若干19歳にして出産シーンに挑戦した芳根さんは、「リハーサルは赤ちゃんの人形を使いましたが、それにわたしが感情移入して大号泣したので、みなさんが大笑いして…」と恥ずかし気に撮影秘話を明かしながら、本物の赤ちゃんが相手の本番では「産んだわけではないのに自然に涙が出ることが不思議で…。まだ子供だと思っていたけど、自分にもこういう気持ちがあると気づかされました」と母性本能が目覚めたことを報告。また、「自分に子供が生まれたら、泣きすぎて脱水症状で消えてしまうんじゃないかな」と冗談を言うと共に、「将来、子供は絶対に欲しいと思っているので楽しみ。リアルな気持ちが生まれました」と新感覚を喜んだ。様々な体験は人としての成長を促し、名だたる役者との共演は女優として大きく飛躍させてくれる。中でも、父親役の生瀬勝久からは役者として大切な金言を受け取ったよう。2人の出演シーンで何度かリハをやることで慣れてしまい、監督から「もっと新鮮な気持ちで」と注意された時に、生瀬さんから「いままでのことを全部忘れて、届けて!」と伝えられたのだとか。その時に、「ただ台詞を口にするのではなく、すみれの言葉をお父さまのもとへ届かせないと意味がない」ことに気づいた芳根さんは、「芝居であることを一度頭から抜いていただいたその時の気持ちを大切にしようと思いました」としみじみと述懐した。同じくオーディションで役をつかみ、すみれの女学校時代の同級生役で出演する百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、谷村美月、土村芳も芳根に刺激を与えている。休憩中は他愛のない話をするほど仲が良く、一緒にいて安心する面々が、「同世代の方には負けたくない。頑張らないと!」という、これまで感じたことのない熱意を芽生えさせてくれたそうで、その理由を「同じオーディションを経てここに立っているからかな」と推測すると、「すごく良いこと」と切磋琢磨し合える関係に感激した。そして、「この人がヒロインで良かったと思われる存在になりたい」と瞳をきらめかせると、「上の方にはしっかりしがみついて、這いつくばってでも一緒に歩きたい。同世代とはみんなで一緒に歩くけど、でも負けたくない。みんながそういう思いになれば、もっといい作品になると思います」と自信をのぞかせた。その姿は、苦労をいとわず前進する、美しくも強いすみれそのものだ。(text : Rena Nishiki)
2016年10月08日井上芳雄×ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が初タッグを組み、ヒロインには小池栄子を迎える舞台「陥没」。この度、本作のビジュアルが到着した。本作は、読売演劇大賞最優秀作品賞・優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞と大きな受賞が続くKERAが描く“昭和3部作”の完結編。2009年の第1弾「東京月光魔曲」は、経済的な発達が始まり、庶民の生活にもモダンと呼ばれる西洋趣味が入り込んで、独自の文化を生み出した昭和初期が舞台。その翌年発表された第2弾「黴菌」は、恐慌と戦争で価値観の転換を迫られる昭和中期を舞台に描いた。昭和のそれぞれの時代の東京をモチーフに作品を発表した昭和3部作。今回7年という時間を経て舞台とするのは、第1回東京オリンピックを目前に控えた1963年頃の東京だ。キャストには、ミュージカル界のプリンス・井上さんと、女優・小池さんの発表に続き、瀬戸康史、松岡茉優といったいま最も旬な若手俳優。そして、昭和3部作全作品に出演し、KERAの絶対的な信頼を得る山崎一、「黴菌」にも出演した高橋惠子、「黴菌」ほか、KERA作品には4作目の出演となる生瀬勝久らベテラン勢もキャスティングされている。今回到着したのは、クラシカルな装いのキャスト13名が写し出されたビジュアル。さらに、タイトルの“陥没”に寄りかかったり座ったりしているキャストたちが描かれ、下には当時を思い出させる東京タワーや車などが入ったビジュアルも公開された。またこのビジュアルには、KERAのコメントも入っており、「東京オリンピックを2年後に控えた昭和37年の新宿のはずれ。建設されたはよいが、オープンにこぎつけられそうにない、あるレクリエーション施設。高度成長期で日本中が浮かれる中、どういうわけか時代の溝にはまってしまった1組の婚約中のカップルと2人を取り巻く人々を描く群像劇になるでしょう」と本作について話し、「シリーズのラストを飾るに相応しい…と気持ちよくいい放てるような分かり易い派手さには欠ける舞台かもしれません。明示されないドラマにこそ豊かさがあると信じ 、この手練れ揃いのキャストでのみ実現可能な 、デリケートな会話劇を作るつもり」と意気込んでいる(チラシコメントより)。シアターコクーン・オンレパートリー2017+キューブ20th,2017「陥没」は2017年2月4日(土)~26日(日)Bunkamuraシアターコクーン(東京)、3月3日(金)~6日(月)森ノ宮ピロティホール(大阪)にて上演。(cinemacafe.net)
2016年10月03日ロックバンド・黒猫チェルシーの渡辺大知が、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の13日放送の第1話に、ゲスト出演することが1日、明らかになった。同局のドラマ初出演で、主演の米倉涼子と初共演となる。渡辺が演じるのは、摘出困難な脊索腫を患って、今シリーズの舞台である「東帝大学病院」に入院するIT社長・一木淳役。主演映画『色即ぜねれいしょん』(2009年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した渡辺だが、米倉、西田敏行、泉ピン子、生瀬勝久、吉田鋼太郎といったキャスト陣に囲まれて、「こんな環境は初めて…!」と緊張を見せた。それでも、「あんまりすごい、すごいとばかり思っていると、完全に飲まれちゃってダメになる。なので、自分が混ざることによって"いい違和感"を作ることを楽しもうという気持ちで臨みました」と、撮影への心構えを紹介。米倉に対して「ドッシリしてるな」と印象を語り、「演技だけじゃなく、普段の立ち居振る舞いからも度量を感じて、女性も憧れる女性なんだろうな」と想像した。一木は、東帝大出身でありながら、地に落ちた東帝大ブランドにしがみつく医師団を冷やかな目で見るというキャラクター。そんな一木が提示した手術の条件が、東帝大を大きく揺さぶることになる。
2016年10月01日先日、生瀬勝久、吉田鋼太郎、滝藤賢一ら個性的なキャストが参加することが発表された「ドクターX~外科医・大門未知子~」。第4シリーズとなる今回、「ミス・ワールド 2013」の日本代表・田中道子が本ドラマで女優デビューを果たすことが分かった。「いたしません」「私、失敗しないので」の名セリフでお馴染みの米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズ。2014年の第3シリーズから2年、10月から放送開始される今回の第4シリーズは、異色・孤高・反骨の天才フリーランス外科医”大門未知子(米倉涼子)が、天敵・蛭間重勝(西田敏行)率いる日本の最高峰「東帝大学病院」で活躍。医療の本質を見失って「病院の格付け」に躍起になる“白い巨塔”に、鋭いメスを入れていく。キャストには、主演の米倉さんや蛭間重勝役の西田敏行、城之内博美役の内田有紀、神原晶役の岸部一徳、加地秀樹役の勝村政信といったお馴染みのレギュラーキャストが出演するほか、「東帝大学病院」の医師として、生瀬さん、吉田さん、滝藤さん。ブランディングのプロとして名を馳せる東帝大学病院の広報部長・南幾子役に草刈民代らが出演している。そんな豪華キャストに加え、今回参加が決定したのは、「ミス・ワールド 2013 日本代表」で、今年3月には“女優宣言”をした田中さん。本ドラマで初めてお芝居に挑戦し、本格的に女優の道への第一歩を踏み出す。田中さんが演じるのは、東帝大学病院病院長・蛭間の秘書・白水里果役。表向きは蛭間に忠実に尽くす才色兼備な女性だが、その正体は金とステイタスが大好きで、蛭間を手玉に取る魔性の女という役どころだ。本シリーズは両親と一緒に見ていたという田中さんは「別世界の話だと思っていたので、デビュー作が『ドクターX』だと聞いてうれしかったです。うれしかった後に、これは大変なことになってしまった、という感情が出てきました」と抜擢に戦々恐々としているよう。「芝居のレッスンは重ねてきて、自信はつけてきたけど、それでも『ドクターX』という作品の大きさに、大丈夫かなと不安でいっぱいです」と吐露している。田中さんにとって米倉さんは、共演者である前に事務所の先輩。実は、女優を目指すきっかけとなったのは、米倉さんのドラマを見てからだと明かした田中さんは「今回、米倉さんとご一緒できることはとてもうれしいです」と喜んだ。さらに今回の役ついては「悪女役というものをやってみたかったし、演じ甲斐があるので楽しみ」と期待を語り、「女優として、“いつかレッドカーペットを歩きたい”という憧れがあります。ドラマだけでなく映画も好き。『007』のボンドガールはとても魅力的で好きなので、いつかやってみたい」と女優としての意気込みを語った。また、米倉さんも彼女の出演を歓迎。「私が初めてドラマに出演した時は、田中さんほどセリフをもらえなかったんですよ」と過去の自分をふり返りつつ、「大先輩である西田敏行さんのそばで勉強させていただけるなんて、すごくラッキーな役だと思うんです。この貴重な時間を無駄にしないように、思いっきり頑張ってほしいです!」エールを送っていた。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月06日女優・芳根京子が5日、NHK 連続テレビ小説『べっぴんさん』(10月3日スタート 毎週月~土曜日 8:00~8:15)の完成試写会に、共演の生瀬勝久、渡邉このみとともに出席した。同作は、会社経営者の家に生まれたヒロイン・坂東すみれ(芳根)が、戦後の混乱の中、赤ん坊を抱えて「子ども服作り」を始め立ち直っていく姿を描く。すみれの父・五十八を生瀬、母・はなを菅野美穂、すみれの子ども時代を渡邉が演じる。最近の”朝ドラ”といえば、『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ」、『あさが来た』の「びっくりぽん」などヒロインの口ぐせも話題となっているが、芳根はヒロイン・すみれの口ぐせが「なんか、なんかなあ」だと明かした。すみれは「自分の言いたいことがなかなか口に出せない女の子」だが芯が強く、成長するにつれ行動力を発揮していくという。芳根はこの口ぐせについて「これから何度も何度も出てきます」と予告し、「『なんか、なんかなあ』というセリフを言うと、周りの人たちが『出た! すみれお嬢様の”なんか、なんかなあ”!』と思う言葉」だと説明した。そして自ら「隙を見つけると『入れてもいいですか』と監督に相談して、積極的に取り入れるようにしています」と役作りについて語った。また芳根は印象的なできごととして、生瀬と向き合うシーンの撮影中に「深く考えすぎるのではなく、思いを伝えて」とアドバイスをもらったことを振り返った。そして「考えすぎちゃったところがあったので、一度忘れてしっかり思いを伝えようとぶつけたら、監督からも『今のすごく良かった』と言われた」とエピソードを披露。しかし生瀬は自分が芳根にアドバイスしたことを忘れており、「覚えてないけど、出たんでしょうね!」と苦笑。「すみません!」と謝っていた。
2016年09月05日俳優・生瀬勝久が5日、NHK 連続テレビ小説『べっぴんさん』(10月3日スタート 毎週月~土曜日 8:00~8:15)の完成試写会に、主演の芳根京子、子役の渡邉このみとともに出席した。同作は、会社経営者の家に生まれたヒロイン・坂東すみれ(芳根)が、戦後の混乱の中、赤ん坊を抱えて「子ども服作り」を始め、立ち上がっていく姿を描く。すみれの父・五十八を生瀬、病気ですみれの幼少期に亡くなる母・はなを菅野美穂、すみれの少女時代を渡邉が演じる。菅野と夫婦役を演じる生瀬は、実際に菅野の配偶者であり、現在NHK大河ドラマ『真田丸』の主演を務めている俳優・堺雅人からもらったメールの内容を披露。生瀬は「旦那様(堺)からメールで『妻をよろしく』と、大河の撮影中に」と内容を語り、作中の台詞にちなんで「『任せとけ』と、旦那にもメールを打ち返しました」と説明した。そして報道陣に向かって「いいネタになるでしょ?」とニヤリとした。作中で病気の母と向き合うことになる渡邉は「お母さん(菅野)が家から帰っちゃうシーンが、私も見て泣いちゃったし、撮影中にも泣いちゃったし、感動するシーンだったと思います」と菅野との共演について語った。芳根は直接の共演シーンがないものの、「私も現場で見させていただいて、あの日から気持ちがすごく変わったなというふうに思いますね」と述懐。自分の撮影のない子供時代も現場に足を運び、役作りにつなげたことを明かした。
2016年09月05日「いたしません」「私、失敗しないので」の名セリフでお馴染みの米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズ。2014年の第3シリーズから2年、10月から放送開始される第4シリーズに、生瀬勝久、吉田鋼太郎、滝藤賢一、草刈民代ら個性的なキャストが参戦することがこのほど分かった。今年7月、シリーズ初のスペシャルドラマは、22.0%の高視聴率(関東地区ビデオリサーチ調べ)を記録。これに続いて、10月から放送される第4弾は、異色・孤高・反骨の天才フリーランス外科医”大門未知子(米倉涼子)が、天敵・蛭間重勝(西田敏行)率いる日本の最高峰「東帝大学病院」で活躍。医療の本質を見失って「病院の格付け」に躍起になる“白い巨塔”に、鋭いメスを入れていく。本作には米倉さんと西田敏行に加え、城之内博美役の内田有紀、神原晶役の岸部一徳、加地秀樹役の勝村政信といったお馴染みのレギュラーキャストが出演。さらに今回から、強力かつ個性的な新キャストも参戦することが決定! 先日のスペシャル放送で内科医・黄川田高之役を演じた生瀬さん。第4弾では、「東帝大学病院」の内科部長となって再登場。ここでも「御意」軍団を形成し、蛭間に対して分かりやすい腰巾着ぶりを発揮しながら、未知子と再び火花を散らす!さらに、女好きで世渡り上手な「東帝大学病院」外科部長・西園寺猛司役に吉田さん、未知子とともに「東帝大学病院」に呼ばれたスーパードクター・北野亨役に滝藤さん、ブランディングのプロとして名を馳せる「東帝大学病院」の広報部長・南幾子役に草刈さんと本シリーズ初参戦となる新キャストも豪華な面々が決定した。今回のキャストについて主演の米倉さんは、「とにかく皆さん、濃い方ばかりなんですよ。特に、今回は医局の中の駆け引きが面白くなりそうな予感でいっぱいです」と期待を寄せる。また、米倉さんが「シリーズ初のセクシーライン!」と言ったのは吉田さん。「未知子にアピールしてくる役どころをあまりにも魅力的に演じられるので、読み合わせをしながら照れちゃいました(笑)未知子としては動じずに対応しなければいけないので、撮影に向けて作戦を練ろうと思います」とエピソードも話した。さらに草刈さんにおいては、「私にとってあまり気軽に近寄れない存在」とこう話す。実は米倉さん、昔30人くらいの選抜クラスで草刈さんにバレエを教わった経験があったというのだ。その際、バレリーナとしてトップを極めた草刈さんの存在感にすごく圧倒されたという米倉さんは、「レベルは全然違いますが、バレエの世界特有の強さを持った者同士、撮影を通して仲良くなれれば」と語った。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月01日女優の米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(10月スタート、毎週木曜21:00~21:54)に、生瀬勝久、吉田鋼太郎、滝藤賢一、草刈民代が出演することが1日、明らかになった。生瀬は、スペシャル版で演じた内科医・黄川田高之が、「東帝大学病院」の内科部長となって再登場。吉田は、女好きで世渡り上手な東帝大学病院外科部長・西園寺猛司役、滝藤は、未知子とともに東帝大学病院に呼ばれたスーパードクター・北野亨役、草刈は、東帝大学病院の広報部長・南幾子役で出演する。米倉は、この共演陣に「私がいなくても『ドクターX』が成り立つんじゃないかというくらい(笑)、面白くて! とにかく皆さん、濃い方ばかりなんですよ」と信頼の様子。「特に、今回は医局の中の駆け引きが面白くなりそうな予感でいっぱいです」と、期待を寄せている。
2016年09月01日●披露した特技「エア海苔巻き作り」現在放送中のドラマ24『侠飯~おとこめし~』(テレビ東京ほか 毎週金曜 24:12~)。生瀬勝久がコミカルな演技を封印してヤクザの組長役に挑み、柄本時生演じる大学生・良太の家に転がり込む。毎回視聴者から"夜食テロ"と言われる簡単で美味しそうな手料理を披露し、話題となっている。内田理央が演じるヒロイン・結城春菜は、良太から思いを寄せられる役どころながら、ボーイズ・ラブが好きな腐女子という少し変わった設定。グラビア、ドラマ、映画、さらには女性ファッション誌『MORE』の専属モデルとして幅広く活躍する"だーりお"に、ドラマのこと、仕事のことをたっぷり聞いた。○迷いのない役作りに――『侠飯~おとこめし~』では、かわいいヒロインという姿のほかに、妄想中のコミカルな演技などもありますが、役作りについてはいかがですか?私もオタク気質と言いますか、アニメや漫画が好きだったので、そこは似ているところだと思います。それから春菜は男子グループの中に女子が1人、というポジションですが、いわゆる"オタサーの姫"ではなく、対等な仲間だというところも似ています。私も小さい頃から男子の中に一緒になって遊ぶタイプだったので、そこはすごくやりやすかったですね。――ちょこちょこと、少しセクシーなシーンも入っていますよね。2話で"彼シャツ"シーンがあって、次は6話(26日放送)で"彼T"があるんですよ(笑)。短パンが隠れるくらいのダボダボのTシャツを着ています。柄本さんに酔っ払って迫るシーンもあって、撮影がすごく楽しくて自由に暴れまわりました。普段はたくさんお酒を飲むタイプではなくて、あまり酔ったりもしないんです。なので、今回はドラマでおじさんみたいに酔っ払う演技ができて、楽しかったです。――今回のドラマでは、グラビアや映画『血まみれスケバンチェーンソー』でチャームポイントだったお尻を封印したと話題にもなっていました。特に自分では好きな部分ではないんですが、「お尻がいいね」と言っていただくことは多いですね。でも今回も、衣装ではけっこう露出があるんですよ。ふだん履かないくらいのショートパンツで、結構露出があるのも、深夜の時間帯のドラマとしてはポイントなのかな、と思っています(笑)。○オーディションで披露した特技――内田さんがメインとなる6話でも、就活的なテーマが入ってきますが、ご自身もオーディションを受けたりしていて、気持ちがわかるのではないでしょうか。就活にしろ、オーディションにしろ、自分を見定められる場所なので緊張はしますよね。私は、失敗の方が多いです。以前あった失敗を挙げると、オーディションでダンスを披露することになり、私はダンス未経験だったので、周りはすっごい踊ってるのにラジオ体操みたいな……地獄絵図でした(笑)。みんな小さい頃から新体操やバレエをやっていて「バク宙ができます」とか言っていて! 1人ずつ特技を披露しなきゃいけないときに、私は「寿司屋で働いてました。エア海苔巻き作ります」と言って、1人だけバラエティ的な……。――想像すると、すごい光景ですね。本当に地獄でした(笑)。ダンスの先生が出てきて、5分くらいでダンス覚えなきゃいけないんですけど、人生で一度もダンスしたことなかったですし! だから、失敗はつきものなんだろうなと思います。――そういうのを乗り越えての今なんですね!負けないでほしいです!●転機となったー『仮面ライダードライブ』――これが転機になったというお仕事はありますか?『仮面ライダードライブ』ですね。オーディションのお話が来るタイミングで、ちょうど「お芝居をやりたい」と言っていて、そこから受かった作品でした。お芝居を始めるきっかけになりました。――仮面ライダーのオーディションはうまくいきましたか?いや、失敗はありました!! 『ドライブ』ではないんですが、実はお仕事を始めたばかりの時に仮面ライダーのオーディションを受けたことがあり、そこで"ジョジョ立ち"を披露するという……(笑)。謎のアピールをしてしまって、場はかなりしらけたし、オーディションにも落ちてしまいました。そのときの失敗があったからこそ、『仮面ライダードライブ』のオーディションでは、ジョジョ立ちをしませんでした。――もしかして昔オーディションを受けてなかったら、『ドライブ』のオーディションでもジョジョ立ちを……。していたかもしれません(笑)。でも『ドライブ』のオーディションでは、審査をしてくださる方も、私が「ジョジョ好き」だと知ってくださっていたので、もしかしたらやってよかったのかもしれませんね。失敗は経験しておくべきだと思いました。――そのときの経験がつながっているんですね。ちなみに、どういった状況で披露されたんでしょうか。特技を聞かれたときに「ジョジョ立ちと、アニメソングの熱唱です」と言って、アニソンを熱唱した後に何連発かジョジョ立ちをやるという結構最悪な状況でした。若いからこそできましたね……。今につながってよかったです。○好きなタイプは「助けてくれる人」――『侠飯~おとこめし~』の生瀬さんは料理上手という設定ですが、内田さんが好きな男性のタイプはどんな方ですか?男らしくって、助けてくれる人です。私いろいろとやらかすので、常に危ないんですよ。「よく生きてこれたね」というくらい生死の狭間にいるので、ヒーローみたいな人に「危ないよ!」と助けてもらえたら……。――けっこう大変な局面ですね! 『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラクターでいったらいかがでしょうか。ジョジョの中では岸辺露伴先生が好きですが、それはそれで好きなタイプとは別かもしれません(笑)。でもきっと露伴先生は、好きになった人はすごく助けてあげるんだろうなって。勝手にちょっと心の切なさを感じてます。――ちなみにドラマにはいろいろな料理が出てきますが、おすすめのメニューはありますか?全部美味しいですけど、個人的にはまっているのが、1話に出てきた「オイルサーディンの缶ごと焼き」です。めっちゃはまって、自分でもあれからずっと作って食べています!あとおすすめなのは、これから放送する6話に出てくるナポリタン。パスタの麺ではないものを使うんです。個人的には侠飯史上一番好きなメニューで、撮影で食べてからすぐにレシピを聞いて帰ったくらいなので、ぜひチェックしてほしいです。
2016年08月26日テレビ東京は24日、放送中のドラマ『侠飯~おとこめし~』(毎週金曜 24:12~)に出演中の俳優・高畑裕太が23日に強姦致傷の容疑で群馬県警に逮捕されたことを受け、同作の一部撮り直しを行うことを発表した。同局は「今回の件については極めて遺憾です」と意を表し、高畑容疑者について「今後の出演は見送ります」と見解を出した。さらに「番組を楽しみにしてくださっている視聴者の方のためにも、一部撮り直しなどを行い、放送する予定です」とコメント。26日放送の第6話は一部編集を行い放送される。同作は作家・福澤徹三の小説『侠飯~おとこめし~』(文春文庫刊)を原作とし、生瀬勝久演じるヤクザの組長・柳刃竜一が、柄本時生演じる就職活動中の大学生・良太の家に転がり込み、絶品の料理をふるまう作品。高畑容疑者は、柄本の大学の友人であるオタク学生を演じていた。
2016年08月24日俳優の東山紀之が主演を務めるABC・テレビ朝日系スペシャル時代劇ドラマ『必殺仕事人2016』が、9月25日(21:00~)に放送されることが19日、明らかになった。年1回のペースで放送され、悪人たちを成敗していく仕事人たちの活躍を描く同作だが、今回は、東山演じる渡辺小五郎の職場で、現代のリストラやパワハラに通じる卑劣な行為が発生。小五郎の相棒・結城新之助(田口浩正)が窮地に立たされ、仕事人・リュウ(知念侑李)も絶体絶命のピンチを迎える。東山は「今回初めて、脚本を読んでびっくりしました」と感想。「同僚の窮地というのには、いつもより力が入るというか、気持ちが高ぶってくるというのはありましたね」と興奮しながら演じたそうだ。ジャニーズ事務所の後輩・知念については「末っ子というか、彼が持って生まれたものだろうけど、大人たちの目線が自然に知念に向けられるということが最近分かりました」と発見があったそうで、「グループの中でも責任を与えるとものすごく面白くなるんじゃないか」と提案。「モノマネもうまいしね。僕らの知らない知念がまだまだいます」と魅力を話している。経師屋の涼次役を演じるTOKIOの松岡昌宏は、9年目となる今作に「僕の40年の人生で約4分の1は涼次ということになります。こんなステキでうれしいことはない」と感慨。知念については「とにかくスタッフが知念に過保護! お盆に孫が帰って来たような感じで、みんなに愛されていますよ」と、撮影現場の様子を明かしている。そして、3回目の出演となる知念は「1年目は現場のやり方すべてに戸惑いがあったんですが、2年目になって、新たな出演者さんが戸惑っている姿を見たとき、自分はもうこっち(必殺)側の人間なんだと感じました」と、すっかり"必殺"の仲間になったことを実感。「僕が関わったことで、今までにない新しいものが加わったり、できたりしたらいいなと思います」と、同シリーズの歴史に爪痕を残す意気込みを示した。今回は、寺島進、安田顕らがゲスト出演。和久井映見、生瀬勝久、中越典子、野際陽子といったおなじみのメンバーに加え、前作で30年ぶりに『必殺シリーズ』に帰ってきた遠藤憲一が、今作から正式に仕事人として加入する。
2016年08月19日生瀬勝久主演のテレビ東京系ドラマ『侠飯~おとこめし~』(毎週金曜24:22~)がクランクアップしたことが18日、分かった。同作は作家・福澤徹三の小説『侠飯~おとこめし~』(文春文庫刊)を原作とし、生瀬演じるヤクザの組長・柳刃竜一が、柄本演じる就職活動中の大学生・良太の家に転がり込み、絶品の料理をふるまう。生瀬は撮影を「弾丸で一気に撮った」と振り返り、「まだ4回までしか放送されていませんが、多くの方に見ていただけているというのは心強いですし、知り合いからも面白いと評判ですので、嬉しいです」と喜びを語った。”夜食テロ”と言われる料理シーンが話題だが、生瀬自身も「ほとんどの料理をプライベートでも作ってみて、家族や友人に振る舞いました」と明かし、特に「第1話に登場した『冷凍枝豆とちくわのかき揚げ風』は、調理自体も簡単ですし、おいしくて評判が良かったです」とお気に入りメニューを紹介した。柄本は主演の生瀬について「すごく優しい方なんですけど、チクリと刺すような部分もあって、そこが魅力的で素敵だなと思っています」と持論を展開。お気に入りの料理は「さんまの蒲焼きたまご丼(今後の放送回で登場)」、おかず部門では「軟骨入り餃子(第2話に登場)」と、2つの部門に分けて選出した。紅一点の内田理央は「大学生の男子3人に囲まれていましたが、仲間の1人として対等な立場になれるよう、心がけました」と役作りを語る。撮影を終えた現在、一番好みなのは柄本演じる良太になったと話し、「皆いい人ですけど、いざという時に助けてくれるのは良太だなと思いました」と理由を説明した。生瀬の部下・火野を演じた三浦誠己は「40歳にして初めて連続ドラマのレギュラーを務めさせていただきました」としみじみ。「生瀬さんには、直接的な言葉ではないですけれど、本当に色々なことを姿勢から学ばせていただき、光栄に思っています」と感謝のコメントを寄せた。(C)「侠飯~おとこめし~」製作委員会
2016年08月18日俳優の伊勢谷友介が、きょう2日に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎』(毎週火曜21:00~21:54)に出演し、驚きの発言を繰り広げる。今回の放送は、夏休み特別版として「ニッポン人なら一度は行っておきたい!」という日本の穴場スポットを紹介。1万5,000人にアンケート調査を実施し、さまざまな分野のマニアたちがイチオシするスポットを、行きたい順に1位から5位までランキング形式で発表する。スタジオでは、ゲストが自身のお薦めスポットをプレゼン。伊勢谷は、アウトドア用品としてなじみ深い"あるもの"にハマって癒やされていると告白するが、突然「僕くらいになると抱かれないんです!」と発言し、MCの生瀬勝久が「お子さまが見てるんです!」と慌てるなど、スタジオは騒然。さらに伊勢谷が、ベランダでも楽しめるというそのアウトドア用品の魅力を「お姫様抱っこされている気分というか、抱かれている感じが心地いい。抱かれたくないですか?」と熱くアピールすると、その腕に松本明子が「抱かれたいですよ」と抱きつくハプニングも。これには、チュートリアル・徳井義実もすかさず「おさわり禁止です!」と警告を発するが、一連のやりとりを聞いた高島彩は「出てくる話がいちいちカッコいいですよね!」と絶賛する。プレゼンには、生瀬と徳井も参加。生瀬は、自宅で飼育しているサンゴの水槽を見せながら、沖縄のサンゴ養殖施設を紹介し、その魅力を熱弁する。一方の徳井は、「ホンマはあんまりテレビで紹介したくなかった…」と、自身もお気に入りという女子ウケの良い日帰りツーリングコースを提案。徳井をはじめとするバイク好き芸人が集まるツーリングクラブに伊勢谷も参加したことが判明し、意外な交友関係が明らかになる。
2016年08月02日フリーアナウンサーの高島彩が、きょう26日(20:00~21:54 ※一部地域を除く)に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎』(レギュラーは毎週火曜21:00~21:54)の2時間スペシャルに、産休明けで登場する。今回の放送では、MCの高島、生瀬勝久、チュートリアル・徳井義実に加え、ゲストとしてTake2・東貴博、クワバタオハラ・くわばたりえ、つるの剛士、長谷川博己らが出演。高島は産後1カ月で収録に復帰したが、生瀬が「早い! 女性はすごいなぁ!」と感嘆しながら、自身が実際に立ち会った出産エピソードを披露すると、つるのも5児の父ならではの驚きの経験を語る。これを受けて、スピード出産だった高島も、立ち会い出産時のエピソードを明かす。「ちょっと怖いので…」と立ち会い出産に尻込みする長谷川には、くわばたから「横におっても何もしなさそう!」と厳しいツッコミが。実際に立ち会い出産の現場をのぞき見したVTRを見た東は、「妻に感謝しかない」と出産当時のことを思い出して思わず涙し、高島は「また産みたい!」と3人目出産の意欲を見せる。スペシャルでのテーマの1つは、今年5月の放送で話題を呼んだ「東大生の育て方」。1歳になる娘を「お金で東大に入れようと思ってた(笑)」という東、前回も出演した3児の母・くわばた、最近育休を取得したつるのが、それぞれの育児のこだわりを語る。もう1つのテーマ「オンナの怒り」には、千秋、松嶋尚美、カンニング竹山、陣内智則らが登場。男性の70%が「女性がなぜ怒っているのか分からない」というデータをもとに、男が気付かない女の怒りを特集し、VTRで「気を遣って言っただけなのに…」など夫が妻に言いそうなシチュエーションを紹介する。怒る理由が全く分からない男性陣に対し女性陣はあきれ返るが、それに対しカンニング竹山が「どうせ怒るんでしょ!?」と逆ギレして見せる。
2016年07月26日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が新作書下ろし、演出も手掛ける「昭和三部作・完結編」のタイトルが『陥没』に決定、2017年2月、3月に東京と大阪で上演される。あわせて、すでに出演が発表されていた井上芳雄と小池栄子以外の出演キャストも発表になった。今回の『陥没』は、2009年上演の『東京月光魔曲』、2010年上演の『黴菌』に続く昭和三部作の完結編。昭和のそれぞれの時代の東京をモチーフとした前2作に続いて、『陥没』では第1回東京オリンピックを目前に控えた1963年頃の東京が舞台となる。敗戦から、わずかな年月で復活を遂げた日本が、その輝かしい成果を世界に示す晴れの舞台となった東京オリンピック。その開催にむけて、さまざまな向上心、野心、情熱、欲望が工事の音とともに渦巻く中、一方で、その時代、その場所に居合わせながらも時流に乗り遅れた人々もいたであろう。本作は、オリンピックとの因縁に翻弄されるその時代に生きた人々の群像劇となる。出演はミュージカル界のプリンスこと井上芳雄、2016年の読売演劇大賞・最優秀女優賞を獲得した小池栄子のほか、テレビ・映画・舞台と様々なメディアで活躍する瀬戸康史や、現在放送中のドラマ『水族館ガール』の主演など今注目を集める松岡茉優の出演も決定。山西惇、犬山イヌコ、山内圭哉、近藤公園、趣里、緒川たまきといった、その実力と個性の共演が楽しみな顔あわせに加え、昭和三部作に全作品出演している山崎一、『黴菌』に続く昭和三部作の出演となる高橋惠子、『黴菌』他KERA作品は4作目となる生瀬勝久も出演する。公演は2017年2月に東京・シアターコクーン、3月に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。チケットは11月26日(土)より一般発売開始。
2016年07月25日俳優・生瀬勝久が11日、都内で行われたテレビ東京系ドラマ『侠飯~おとこめし~』(7月15日スタート 毎週金曜24:12~)の製作発表会見に、共演の柄本時生、内田理央とともに出席した。同作は作家・福澤徹三の小説『侠飯~おとこめし~』(文春文庫刊)を原作とし、生瀬演じるヤクザの組長・柳刃竜一が、柄本演じる就職活動中の大学生・良太の家に転がり込み、絶品の料理をふるまうというストーリーが展開する。生瀬は「今回はテレビ東京の夜食テロの枠、非常に魅力のある番組の主役ということで、意気込んでおります」と気合いを見せた。普段のコミカルな演技を封印、笑いのない役に挑戦となるが「自分としては、普段の僕の反社会的な生き様を活かせればなと。触るもの触るものに絡んでいくという」と冗談を言って、周囲を笑わせていた。ヒロインの内田は、柄本の部屋で男物のシャツを羽織った”彼シャツ”姿になるシーンもあるという。内田が「スタッフの方達も『おお』って言ってくださったので、男性はやっぱりこういうシチュエーションが好きなんだなって。萌えるものがあるんですね」と感想を述べると、生瀬は「萌えますね」と同意し、柄本も頷いた。また、ここは自分の領域だという”シマ”について、柄本は「家の漫画棚」、生瀬は「リビングの隅。真ん中は家族のものなので」と答える中、内田は「新宿」と大きく答え、生瀬からマイクを取り上げらる事態に。柄本は「『新宿は私のシマ』って、かっこいい。めちゃくちゃかっこいい」と、内田の回答を絶賛していた。
2016年07月11日フリーアナウンサーの高島彩が8日、26日(20:00~)に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎夏の2時間スペシャル』(レギュラーは毎週火曜21:00~21:54)の収録に参加し、6月1日の第2子誕生から、わずか1カ月で仕事復帰した。高島は、病院に着いてから2時間、分娩台に上がってから30分という"スピード出産"だったことを明かし、「1人目のときは(出産から仕事復帰まで)8カ月かかったんですけど、今回は体の負担も楽で、産んで3日後に『あ、仕事したいな」と思ったので」と早期の仕事復帰が実現した背景を話した。ここまでのスピード復帰のため、産休の実感はそれほどわいていないと思いきや、「家では1カ月間ほぼ裸族みたいな感じで過ごしていたので、きちっとお化粧して仕事場に来て、身が引き締まりました」と感想。MCを務める生瀬勝久は「余計にきれいになりましたよね。働く女性はこうあるべきだというみんなのあこがれに、またなるんじゃないでしょうかね」とほれぼれし、レギュラーの徳井義実も「何事もなかったかのように帰ってきたので、高島彩は強いなと感じました」と感心していた。2歳の長女は、オムツ替えを察知してオムツを取りに行くなど、早速お姉ちゃんらしさを発揮しているそうだが、一方で、ミルクをあげているのを見ると、哺乳びんで自分もミルクを飲もうとするなど"赤ちゃん返り"することがあるそうで、「そのはざまで一生懸命頑張ってるな」と応援。夫のゆず・北川悠仁は、そんな長女の相手を担当しているそうで、「2人でのお出かけをすごくしてくれるので、その間私も家でリラックスできて、とても助かっています」と、2児の父親ぶりを伝えた。出産前後で体形はほとんど変化がないように見えたが、高島は「全身変わってますよ。まだまだ締めたいところ・上げたいところがあるので、頑張ろうと思います」と、一層の体形維持に意欲。「もし体力があってラッキーに恵まれたら、3人目・4人目も行ってみたいなという気持ちはあります」と、大家族へのあこがれを見せた。同番組は、全国1万5,000人規模のアンケートをもとに、日本人の生態をあぶり出していくというもの。今回の放送は、高島の第2子出産を記念して「立ち会い出産の実情」も特集するが、収録で高島は、夫・北川がどうしても出産に立ち会いたいという希望があったことから、すぐにでも出産できる状況だったにも関わらず、渋滞にハマった北川のために、5分程度耐えて到着を待ったというエピソードを明かしている。
2016年07月09日●最初からゴールデンで行こうと決めていたテレビ局が一斉に衣替えを行う春の番組改編。今回も各局、課題の時間帯に新番組を投入したり、リニューアルを図ったりと、録画視聴が増える中でリアルタイム視聴を取り込むためのタイムテーブルを作成した。この戦略を考えるのが、"テレビ局の中枢"とも言われる「編成部」。今回は、民放キー局の「編成部長」に、春改編を総括してもらい、今後の展望についても語ってもらった。4番目に登場するのは、他局にないオリジナリティあふれる番組制作でおなじみのテレビ東京。この4月にも、終電を逃した人にフォーカスを当てる『家、ついて行ってイイですか?』という実に"テレ東らしい"番組が、深夜のレギュラー化から半年でゴールデンに進出した。この土曜夜の改革の成果は――?(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区)――今年の春改編は、木~土曜を中心に着手したと説明されていました。やはり目玉は『土曜スペシャル』を縮小させ、20時台に『家、ついて行ってイイですか?』を深夜から進出させたことだと思うのですが、ここまでの状況はいかがですか?これまで『土曜スペシャル』は良い時に視聴率10%を超えていたんですが、NHKさんで『ブラタモリ』、テレ朝さんで『池上彰のニュースそうだったのか!!』が始まるなど環境が変わって、数字がとれなくなってきたので、改編しました。『土スペ』『家ついて行って』共に同時間帯の数字はちょっと下がっていますが、『家ついて行って』は、内容的にはとても良いので、辛抱してやっていったら、徐々に認知されていくと思っています。――深夜でレギュラー化されてから半年でのゴールデン進出でした。とても迅速な決断だったように見えます。もともとゴールデンで行こうと踏んでいたんです。特番はやっていたんですが、家ついて行っていい人がどれくらいいるのか未知数で、レギュラーになってもあのスタイルで回していけるのかというのが一番不安だったので、制作体制を作ってもらうために、昨年10月に深夜でレギュラー化させ、大丈夫だったら4月からゴールデンで行こうと決めていました。深夜でやっていた時は、M2(男性20~34歳)・F2(女性20~34歳)、男女の30代・40代も非常に多くのファンが付いてくれたので、土曜なら20時台でも視聴習慣さえつけば、年配層も含め幅広い層で見てもらえると考えています。――ほかにも、『木曜8時のコンサート』を『金曜7時のコンサート』に移動させ、木曜20時台に『世界!ニッポン行きたい人応援団』をスタートさせました。こちらはいかがですか?木曜は若い層の数字もとれて上がりました。金曜は少し下がっているという状況です。総論として、4月の熊本地震で潮目が変わってきたという気がしています。東日本大震災の時も随分感じたのですが、大きな災害があると、NHKさんに大きくとられる傾向があって、中でも年配の視聴者層に支えられているテレ東が、一番影響を受けやすいんです。それに春の改編で『クローズアップ現代』が22時に移動して、19時半から娯楽番組が始まったので、19時台・20時台が食われていますね。そういうこともあるので、全日帯・ゴールデン帯を含めて視聴率は全体的に下がっていますが、今は我慢するしかないという気持ちで辛抱しています。――いろいろ騒動になりました『開運!なんでも鑑定団』も、若返りを図ってリニューアルされましたよね。こちらの効果はいかがですか?世帯視聴率でいうと、昨年の同時期からはちょっとだけ下がっていますが、今まで支えてくださった高齢層だけに頼らず、40代・50代の層を取り込むという方針を出してリニューアルして、そこの層は確実に増えています。引き続き、高齢層の方々にも見ていただきながら、40・50代も狙っていきたいと思います。――朝の情報番組は7時半スタートから、6時40分スタートに前倒しして『モーニングチャージ!』にリニューアルされました。このゾーンを開拓するのは諦めずにやっていかなければいけないので、まさに辛抱の時間帯ですね。『Newsモーニングサテライト』という経済色の強い番組を受け、男性30~40代、女性の50代を意識して経済ネタの特集を構成するようにしたのですが、数字は上がってきているので、今の時間の方が戦いやすいと考えています。もうちょっと伸ばしていきたいと思っているので、編成的にはまだまだ辛抱です。(C)テレビ東京●社屋移転でもう1回ブランド確立を――― 一方ドラマでは、土曜深夜に「土曜ドラマ24」を新設して『昼のセント酒』をスタートさせました。こちらは金曜深夜の「ドラマ24」の成功を受けて、ドラマ枠を増設したということでしょうか。もちろんそれもありますが、今回Amazonプライム・ビデオでも配信するという新しいスキームで番組を構築できることになりましたので、テレビ東京らしい話題性の高いものを出そうということでスタートしました。人気シリーズ『孤独のグルメ』の久住昌之さん原案の『昼のセント酒』は初回2%台で、最近は3.2%をマークするなど、この時間では結構いい数字がとれるようになってきて、Amazonさんでの配信も好調だと聞いています。次の7月クールも欅坂46総出演の『徳山大五郎を誰が殺したか?』と、話題になるものを提供していきます。――金曜20時台と、24時台も7月スタートの新ドラマが出そろいましたね。こちらの期待はいかがですか。「金曜8時のドラマ」は伊原剛志さん主演の『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~』です。この秋に市場が移転する築地が舞台ということでタイムリーだと思いますし、20時台ということでドラマとしては時間帯が早いので、この枠では人情モノ、喜劇というのが求められていると思って決めました。――『三匹のおっさん』や『釣りバカ日誌』も好評でしたね。何年かやらせていただいた中での分析から、やはりその辺が当たりどころですね。共同テレビで『リーガルハイ』や『アンフェア』などを手がけてきた稲田秀樹さんが、テレビ東京に移籍して最初のプロデュース作品ということで、新しい手腕にも期待しています。――金曜24時台は生瀬勝久さん主演で『侠飯~おとこめし~』。また"夜食テロ"になりそうな予感です(笑)テレ朝さんも23時台で料理を扱ったドラマになるそうなので、ちょっとお腹いっぱいになってしまう恐れもありますが(笑)、やはり生瀬さんにやっていただくので非常に面白い作品になると期待しています。――秋には六本木3丁目に社屋を移転されますね。編成的な盛り上げ展開も行っていく予定ですか?他局さんのように自前で社屋を作って移転するということではないので、地味にやっていきたいと思います(笑)。それに、「引っ越しなんて自分たちの勝手な話だろ」ということもあるのですが、移転に引っ掛け、「六本木3丁目移転プロジェクト」と題して、力を入れた大型の特番は仕掛けていこうと思っています。第1弾は宮部みゆきさん原作の『模倣犯』を、中谷美紀さんの主演で初めてテレビドラマ化します。これを機会にもう1回テレビ東京のブランドイメージを確立したいという狙いもあります。――新社屋といえば、昨年の『テレ東音楽祭(2)』で、関ジャニ∞さんが工事中の建物内で歌っていましたね(笑)今年も『テレ東音楽祭(3)』(きょう29日18:25~22:48放送)がありますが、かなりパワーアップしています。最初は2部制で演歌・歌謡曲と若めの曲を分けていたんですが、今年が3回目になってどんどん若い方にシフトしていて、かなり多くの人気アーティストの方々に出ていただけるようになりました。――10月改編に向けての展望はいかがでしょうか。正直言って4月の改編でずば抜けて良くなったという番組は今のところありません。うちの番組は他局さんと違って、ジワジワと良くなっていくという特性がありますので、辛抱強く我慢しながら、やり続けていくしかないと思っています。その上で、木・金・土の検証をしっかりやって、辛抱できない番組もあるかもしれないですが、なるべく定着させるために頑張っていきたいとは思っています。また、演歌・歌謡番組や2時間ドラマのような年配層向けの番組はどんどんBSで見る時代になってきて、地上波では厳しいという認識もあるので、この先いろいろ考えていかなければならない時期に来ていると思いますね。特にうちは年配層を多く持っているのですが、今後のことを考えて30代・40代もとっていきたい。『YOUは何しに日本へ?』や『ありえへん∞世界』、昨年10月にスタートした『ウソのような本当の瞬間! 30秒後に絶対見られるTV』は、その層が高くなってきているので、『家、ついて行ってイイですか?』もそうしていきたいですね。(C)テレビ東京(C)「侠飯~おとこめし~」製作委員会
2016年06月29日俳優・生瀬勝久主演のテレビ東京系ドラマ『侠飯~おとこめし~』(7月15日スタート 毎週金曜24:12~)の料理シーン写真が28日、公開された。同作は作家・福澤徹三の小説『侠飯~おとこめし~』(文春文庫刊)を原作とし、生瀬演じるヤクザの組長・柳刃竜一が、就職活動中の大学生・良太(柄本時生)の家に転がり込み、絶品の料理をふるまうという展開。写真が公開された第1話では、ふだん自炊をしない良太のアパートにあった余り物をつかって、柳刃が手際よく調理を行っていく。オイルサーディンやお好み焼き粉を使用し、ネギを軽快に刻みながら料理の腕を披露する。生瀬はふだんのコミカルな表情を隠し、ヒゲと顔の傷、険しい表情でヤクザの組長になりきった。キッチンに立った柳刃によって完成する料理の全貌は、放送によって明かされる。(C)「侠飯~おとこめし~」製作委員会
2016年06月28日お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が、きょう21日に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎』(毎週火曜21:00~21:54)で、地元・京都と東京の違いに驚いたエピソードを話す。今回のテーマは、番組の調査によると、日本人の93%が行ったことがあるという大都会・東京。地方から上京してきた人々にアンケート調査を実施し、「これが東京か!」とビックリしたことを、あばれる君などが演じる再現VTRで紹介する。徳井は、「東京には世界各国の料理の店がそろっていて驚く! 京都にはない!」と上京した際のエピソードを披露。これを受け、兵庫出身の生瀬勝久も「うどんの黒いだしを見てなんだコレは? となった」と関西との違いに口をそろえる。また、福岡出身の博多華丸は「電車の乗り換え時間が短い! 乗り換えに1分って出てエッと思ったら目の前のホームに電車がとまってる。まるで僕のこと待っててくれてるみたいな」と笑みを浮かべ、群馬出身の中山秀征は「普通に大物女優に会ってビックリした!」と、おのおのが東京で受けた衝撃を告白。生瀬は、中山が入る姿を見て「これが東京か!」と驚いた場所を暴露する。一方、唯一の東京出身者で、子供の頃から、"有名人との遭遇"も珍しくなかったという品川祐は、1日約50万人が通行する渋谷のスクランブル交差点について言及。「皆ビックリするっていうけど、交差点で驚いている人を見かけたことがない」と疑問を呈すと、地方出身者は一同に「悟られないように必死なだけ!」と反論し、徳井は「表参道もそうやで」「あんなおしゃれなところを平常心で歩くのはムリやんな」と熱のこもったトークを展開する。
2016年06月21日10月3日よりスタートするNHKの次期連続テレビ小説『べっぴんさん』のスタジオ取材会が16日、NHK大阪放送局で行われ、ヒロイン・板東すみれ役の芳根京子をはじめ、新たに発表された出演者の本田博太郎、山村紅葉、三倉茉奈らが出席した。本田は、生瀬勝久が扮するすみれの父・五十八の兄で、近江にある板東家の本家当主・長太郎役。山村は長太郎の妻・節子を、三倉は長太郎の息子の妻・静子を演じる。神戸で事業を成功させた五十八のもとで裕福に暮らしたすみれは戦時中、空襲を避けて近江の本家に疎開するが、節子と静子はお嬢様育ちのすみれに複雑な感情を抱き、厳しい態度で接する。本田と山村は朝ドラ初出演。本田は「そろそろ朝ドラに出たいと思っていのでピッタリのタイミングです。ボディブローのごとくジワジワと、毒気とユーモアとペーソスで新しい風を吹かせたい」と意気込んだ。山村は“2時間サスペンスドラマ”には欠かせない存在だけに「夜のサスペンスが多いので、朝は一生呼んでいただけないかと思っていた(笑)」と語り、「出演が決まったときは、朝日が差し込んだような気持ちでした」とニッコリ。「本田さんとはサスペンスで何度も共演させていただいていますが、(演技が)サスペンスにならないようにがんばります」と笑わせた。一方、三倉は双子の妹・佳奈と出演した『ふたりっ子』(1996~97年)、『だんだん』(2008~09年)に続き、朝ドラ出演は3回目。「今回は"いい子"ではなく、少しばかりヒロインをイビるところもあるかも…(笑)」と役柄について語った三倉は、「イビるといっても、戦時中の辛い状況とか理由があって辛く当たってしまう役と聞いて『やりたい!』と思いました」と二つ返事で引き受けたとか。「朝ドラだと『ごちそうさん』のキムラ緑子さんがとてもステキだったので、やはり意識しますね。悪役はやりがいがあって、役者としてはうれしい。いかに楽しめるかです」と"イビり役"に意欲十分だった。そんな三倉から、この日の収録で平手打ちを食らうシーンがあったという芳根だが「全然痛くなくて、愛のムチ的な感じ。大丈夫でした」とケロリ。「現場に来るのが毎日楽しい。これから10カ月の収録が、ステキな時間になるんだろうなとワクワクが止まりません」と個性派キャストに囲まれて笑顔を見せていた。
2016年06月17日俳優・柄本佑が、伊原剛志主演のテレビ東京系ドラマ『ヤッさん~築地発! 美味しい事件簿~』(7月22日スタート 毎週金曜20:00~)に出演することが17日、わかった。同作は原宏一『ヤッさん』(双葉文庫)を映像化。移転前の築地市場を舞台に、宿無し無一文でありながら食の天才のヤッさん(伊原)が、柄本演じる青年・タカオとともに、"食"を冒涜するハイエナたちを成敗していく。NHK連続テレビ小説『あさが来た』の出演でも話題となった柄本は今回、職を転々とし、宿無しになってしまったところをヤッさんに拾われ、「食べ手」としての才能を開花させていくという役どころ。柄本はタカオ役について「ヤッさんをはじめ、すごい人たちが周りにいて、タカオは普通の人、むしろちょっとダメな人なので共感できることは多いです」と語る。また柄本は、朝は遅い時間まで寝てしまうため、「築地への憧れはありますが、なかなか機会がなくて……」とこぼすが、撮影で関わることになり「移転する前の築地の場内も見ることができて嬉しいです」と喜びのコメントを寄せた。弟・柄本時生も、同じくテレビ東京系の生瀬勝久主演ドラマ『侠飯~おとこめし~』(7月スタート 毎週金曜24:12~)に出演。ともに主人公の相棒役、人生に迷う青年役となり、テレ東ドラマを盛り上げる。他のキャストとして蕎麦が好きな女子高生・ミサキを山本舞香、築地の仲買人・正一を上地雄輔、韓国料理店の女店主・オモニを板谷由夏、老舗蕎麦屋の店主・橋田を里見浩太朗が演じる。
2016年06月17日生瀬勝久主演の“任侠×グルメ”ドラマ「侠飯~おとこめし~」の初回放送日が、この度7月15日(金)に決定。併せて、 柄本時生、内田理央、高畑裕太、戸塚純貴ら個性的な共演者が発表された。就活中の大学生・良太は、突然ヤクザの抗争に巻き込まれてしまった!柳刃組組長・柳刃竜一(生瀬勝久)に命を救われたことで、なぜか良太は自分の部屋で柳刃をかくまうはめに…。一刻も早く出て行って欲しい良太を無視して、柳刃は冷蔵庫の残り物を使って勝手に料理を作り始める。しかし、一見組み合わせられない残り物で作った料理は驚くほど美味かった。そうして、ヤクザと大学生の“飯”でつながった、奇妙な共同生活が始まる――。本作の主人公は、生瀬さん演じるヤクザの組長・柳刃竜一。実はこの組長、料理好き。そんなインパクトある主人公だが、それ以外のキャストも一筋縄ではいかない個性的なキャラクターばかり。今回決定した柄本さんが演じるのは、柳刃を自宅に匿うことになる大学生・若水良太。ヤクザと共に生活することに戸惑いながらも、柳刃の絶品料理が楽しみで仕方がないという役を、強烈な印象を残す演技を何度も見せてきた柄本さんがコミカルに演じる。今回の決定に柄本さんは「生瀬さんとの共演をとても楽しみにしています。とても面白くなりそうです」と期待を膨らませているようだ。また、良太の大学の友人役には、内田さん、高畑さん、戸塚さんの3名が好演。紅一点であり、雑誌「MORE」の専属モデルでありながら、マンガなどのサブカル好きとしても知られる内田さんが演じるのは、ルックスは良いがボーイズラブコミック好きという自身と重なる部分のある結城春菜役。女優・高畑淳子の息子として注目され、いまや俳優業だけではなくバラエティーにも活躍の場を広げた高畑さんは、アニメオタクでノリの良い米倉信也役。そしてバラエティ番組「痛快TV スカッとジャパン」での熱演が話題を呼んでいる戸塚さんが演じる塩之谷洋介は、仲間内で唯一就活に成功している人物。その聡明さから、柳刃のことを隠そうとする良太を追い詰めていくという役どころだ。内田さんは「今回の男だらけのドラマの中では、唯一の女子。これは紅一点だと思うので、華を添えられるように頑張りたいと思います。普段のグラビアではチャームポイントのお尻を売りにしているのですが、今回は封印してお芝居で勝負します!!」と意気込み、高畑さんは「オタクという、少しエッジの効いた役を演じさせて頂くにあたり、作品の良いスパイス。そう、役者の世界では山椒を食べ物に沢山かけて食べると芝居が上手くなるという伝説があります。まさにそんな山椒の様な存在でいたいです」とコメントした。そのほか、良太らとなぜか度々街で出会う警官・牛尾と鳥山役に、コンビでの連続ドラマレギュラー出演は初となる「TKO」の木下隆行と木本武宏、柳刃の右腕である柳刃組の若頭・火野丈治役に三浦誠己が脇を固めている。「侠飯~おとこめし~」は7月15日(金)より毎週金曜日0時12分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2016年06月15日俳優の柄本時生が、生瀬勝久主演のテレビ東京系ドラマ『侠飯~おとこめし~』(7月スタート 毎週金曜24:12~)に出演することが15日、わかった。同作は作家・福澤徹三の小説『侠飯~おとこめし~』(文春文庫刊)を原作とし、生瀬演じるヤクザの組長・柳刃竜一が、柄本演じる就職活動中の大学生・良太の家に転がり込み、絶品の料理をふるまうという展開。柄本は「主演の生瀬さんとの共演をとても楽しみにしています。とても面白くなりそうです」と、ドラマの展開に期待を寄せた。また、亮太の大学の友人役3名も決定。紅一点でありながらボーイズラブコミック好きの腐女子・結城春菜役に雑誌『MORE』専属モデルの内田理央、アニメオタク・米倉信也役に高畑淳子の息子としても知られる俳優・高畑裕太、仲間内で唯一就活に成功しているリア充・塩之谷洋介役に、ジュノン・スーパーボーイコンテスト出身の戸塚純貴が出演する。さらに警官役には、コンビで連続ドラマレギュラー出演初となるお笑い芸人・TKOの木下隆行と木本武宏、柳刃の右腕となる若頭役に三浦誠己と、個性豊かな俳優陣が脇を固める。紅一点の内田は「わたし自身、昔から漫画やアニメが大好きで学生時代も男子の友達が多かったので、共感できる所が沢山あると思いました」と役柄との共通点を語り、普段チャームポイントであるお尻は「封印」。木下は「コンビで連ドラに出演するの初めてだから照れるなぁ。コントにならないように気をつけないと(笑)」と、ドラマ出演に向けてコメントを寄せた。(C)「侠飯~おとこめし~」製作委員会
2016年06月15日映画『クリーピー 偽りの隣人』の西島秀俊と竹内結子が、6月14日(火)放送のバラエティー番組「ニッポンのぞき見太郎」にゲスト出演することが分かった。今年4月から放送開始された「ニッポンのぞき見太郎」は、食や生活、感情など多岐にわたる様々なジャンルについて番組独自に1万5,000人規模の“のぞき見アンケート”を実施。生瀬勝久、高島彩、徳井義実のレギュラー陣とスタジオゲストがアンケート結果予想に参加、日本人の生態を超リアルにあぶり出すバラエティー番組となっている。番組では「ストロベリーナイト」で西島さん、竹内さんと共演している生瀬さんが2人の「少数派行動」を明かす。生瀬さんによれば西島さんがドラマ現場に買ってきたお土産がとにかくマズかったとのこと。竹内さんも思わず共感してしまうなか西島さんは「〇〇さんだけは美味しいと言ってくれた!」と反論するが…。さらに竹内さんは西島さんに「竹内さんは何でも〇〇するクセがある!」と指摘されたという。その行動に徳井さんからは「どうかしてますよ!」というツッコミも。そのほかにも西島さんの“靴下”へのこだわりから話は意外な方向に進む。テーマが“お風呂”ということで、お風呂の入り方について“のぞき見アンケート”を実施。ベストなお湯の温度や健康に良いとされる体を洗う順番、バスタオルの洗濯頻度まで、専門家が正しい入浴方法を解説する。スタジオにはお風呂セットが用意。西島さんが普段の体の洗い方を披露するとその姿に一同興味津々!竹内さんも自宅で実際に愛用しているという肌にやさしいボディスポンジを紹介し、オススメポイントを紹介するも、バスタオルの洗濯の頻度が間違っていることが判明し「自分の体に菌が潜んでいるのでは…」と不安になる一幕も。番組ではそのほかスタジオゲストの庄司智春自慢の自宅のお風呂や、日本一を眺められるお風呂、10億円豪邸の日本風呂、玄関開けたらすぐのお風呂など全国の“こだわりぬいたお風呂”や、生まれたばかりの赤ちゃんを初めてお風呂に入れる新米パパに密着する「人生初めてのお風呂~パパの沐浴~」など、様々なお風呂にまつわるVTRも紹介される。西島さん、竹内さんが出演している『クリーピー 偽りの隣人』は、日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕の小説を黒沢清監督がメガホンをとって映像化。元刑事の犯罪心理学者・高倉は、妻の康子とともに新居に引っ越すが、隣人の西野一家にどこか違和感を抱く。そんなある日、西野の娘が高倉夫婦の家に駆け込み、「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」と驚きの事実を打ち明ける。やがて、西野家と6年前に起きた一家失踪事件に奇妙なリンクが浮かび上がり…というストーリー。西島さんと竹内さんのほか川口春奈、東出昌大、香川照之などが出演。以前「ストロベリーナイト」で部下上司を演じた西島さんと竹内さんが今度は夫婦役に挑戦するほか、西島さんと香川さんが「MOZU」シリーズに続いて共演することも話題を呼んでいる。『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日(土)より全国にて公開。「ニッポンのぞき見太郎」は毎週火曜日21時よりフジテレビ系にて放送。(笠緒)
2016年06月14日俳優の西島秀俊が、きょう14日に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎』(毎週火曜21:00~21:54)にゲスト出演し、MCの生瀬勝久から、お土産がマズかったと暴露されてしまう。生瀬は以前、フジ系ドラマ『ストロベリーナイト』で共演した際、西島が買ってきたお土産がとにかくマズかったと主張。同じくゲストの竹内結子にも共感されてしまうが、西島はこれに対し、ある1人だけは「おいしいと言ってくれた!」と反論する。西島はさらに、竹内に対してある異常な行動を指摘しており、これを聞いたチュートリアルの徳井義実は、思わず「どうかしてますよ!」と突っ込みを入れる。この日の放送では、お風呂の入り方について、全国15,000人規模のアンケート調査を実施し、ベストなお湯の温度、健康に良いとされる体を洗う順番、バスタオルの洗濯頻度までを専門家が解説。西島が普段の体の洗い方を披露するほか、洗濯の頻度が誤っていることが判明した竹内は「自分の体に菌が潜んでいるのでは…」と、おびえはじめる。なお、進行の高島彩が産休に入ったことを受け、今回から2週にわたって、川田裕美がピンチヒッターを担当。高島は7月中旬の放送から復帰予定で、番組ホームページで公開されている、出産前に収録した動画では「おなかがもうパンパンになってきましたので、リリースしてスッキリして戻ってまいります」とメッセージを寄せている。
2016年06月14日全国規模の“のぞき見アンケート”から、日本人の生態をあぶり出すバラエティ「ニッポンのぞき見太郎」。「結婚式」をテーマにした明日5月31日(火)放送の回に、『植物図鑑運命の恋、ひろいました』に出演する「EXILE/三代目J Soul Brothers」の岩田剛典と高畑充希がゲストで登場、理想の結婚式について語ってくれた。全国47都道府県、1万5000人規模の番組独自のアンケートから日本人の生態に切り込み、生瀬勝久、高島彩、徳井義実のレギュラー陣をはじめ、スタジオゲストもアンケート結果予想に参加して、さまざまなジャンルからいまのニッポンを“のぞき見”する本番組。5月31日(火)のテーマは、「結婚式」。“理想通りの結婚式が挙げられた?”というアンケートに、榊原郁恵との総費用3億円の式と披露宴がテレビで生中継されたゲストの渡辺徹は、「奥さんはいまでも結婚式のビデオを見返している」と自信の表情。ハワイでヒロミと極秘挙式した同じくゲストの松本伊代も経験談を披露し、「結婚式はしたほうがいい」とアピールする。また、高島さんは「結婚式は昼と夜の2回。会場があまり大きくなかったので入りきらなくて。両親への手紙も2回読んだので、2回目はあまり感動がなかった(笑)」と、「ゆず」北川悠仁との結婚式の思い出を告白した。一方、独身チームとして、岩田さんは「披露宴にはライブパフォーマンスを取り入れて、お嫁さんも一緒に『Choo Choo TRAIN』を踊ってくれたら!」と、何とも楽しみなコメント。高畑さんは、「和装をしてみたい。けど、式の緊張感が心配(笑)」と、自身の憧れの式を語った。アンケートで明らかになった“イマドキの結婚式事情”では、高知県の結婚式に密着。高知らしい夫婦初めての共同作業やファーストバイトに、スタジオは騒然。また、“昔ながらの結婚式事情”では、47都道府県中最も“和婚”が多い県が明らかになり、やはり高畑さんは興味津々の様子。岩田さんは「欲張りかもしれないですけど、奥さんの和装、洋装、どっちも見たい!」と、自らの願望を明かしてくれた。「ニッポン!ひょっとして新発見」のコーナーでは、“昔の彼女を結婚式に招待する”、“会ったこともない芸能人からおめでとうVTRをもらう”など、20代の結婚式に対する考え方を詳しく調査。“昔の彼女を結婚式に招待する”という行動について、高畑さんは「そんなことをしたら旦那さんを裏に呼び出します!器が小さい男です!!」と大ブーイング。ある人気芸人のお祝いVTR撮影の様子ものぞき見する。また、結婚式に出席する側が“ちょっと残念に思っている”項目を発表すると、渡辺さんや松本さんが過去を思い返して不安になるひと幕も。引き出物や余興に対する、出席者の本音とは…?そして、ある質問に対して最下位になった都道府県を「ビリ県」と呼び、応援する恒例の企画「頑張れ!ビリ県さん」の今回の質問は、“出身県の女性には美人が多いと思う?”。全国一、美人が少ないとされるちょっぴり悲しい県は、果たしてどこなのか?さらに、岩田さんが“一番キレイな人が多いと思う県”と徳井さんが思う県が見事に一致。2人で、その県出身の美人について力説する。「ニッポンのぞき見太郎」テーマ「結婚式」は5月31日(火)21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日俳優の生瀬勝久が、テレビ東京系ドラマ『侠飯~おとこめし~』(7月スタート 毎週金曜24:12~)の主演を務めることが、このほどわかった。同作は作家・福澤徹三の小説『侠飯~おとこめし~』(文春文庫刊)を原作とし、生瀬演じるヤクザの組長・柳刃竜一が、就職活動中の大学生・良太の家に転がり込み、絶品の料理をふるまうという展開。21年ぶりにテレビ東京のドラマに出演する生瀬は「テレビ東京のドラマは、しがらみのない、つくりたいものをつくっている印象があり、久しぶりに参加できて、非常にうれしいです」と喜びを語った。生瀬は当初、"任侠×グルメ"というテーマに戸惑いを覚えたというが、台本を読み進めるうちに「一見ミスマッチな組み合わせだけれど、実際にそういう人がいてもおかしくない」と思うようになり「こだわりをもって料理をしているんだろうなと想像しています」と、主人公のキャラクターを説明する。作中の料理は「特別な食材ではなく、家にあるものを使って作る」ため、テレビ東京 濱谷晃一プロデューサーも「金曜深夜の視聴者の食欲を刺激してやまないと思います」と語る。また、"夜食テロ"部分だけでなく「セクシーな生瀬さんにご期待ください!」とアピールした。(C)「侠飯~おとこめし~」製作委員会
2016年05月30日深刻な状況下にも笑いが起こり、同時に内省的な気持ちにも誘われる。ブラック・コメディと銘打つ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ上演台本・演出の舞台『8月の家族たち』は、原作者のトレイシー・レッツが祖父母の実体験を基に創作した、ユーモア溢れる家族の物語だ。「8月の家族たち August:Osage County」チケット情報猛暑のオクラホマ州にある片田舎の一軒家で、物語は展開する。父親失踪の報せを受け、次々と実家に帰省する三人姉妹たち。地元に暮らす40代独身の次女アイビー(常盤貴子)、次に夫ビル(生瀬勝久)と反抗期の娘を連れた長女バーバラ(秋山菜津子)、最後に自由奔放な三女カレン(音月桂)が婚約者のスティーブ(橋本さとし)を伴いやってくる。母方の叔母マティ・フェイ(犬山イヌコ)一家も到着するが、出迎えた母バイオレット(麻実れい)はショックとガン治療に伴う薬物の過剰摂取で半ば錯乱状態に。相変わらずの毒舌ぶりは、ディナーの席でも発揮され……。いつの間にか溜め込んだ妬み、そねみ、恨みにも似た感情が夏の暑さに膨張し、わずかな摩擦で暴発する。母娘の対立を軸に、ままならぬ家族間の問題が次々に暴かれていく。抑制のきかない女たち、その剣幕に成す術もない男たち。人生経験を積んだ人ほど、登場人物らの言動に思い当たる節があるだろう。時おり自らの家族や過去の記憶が、目の前の光景に重なる。人種や文化の違いこそあれ、家族という名の社会における、人間心理の普遍性を思う。諸悪の根源みたいな母バイオレットだが、麻実れいが演じれば不思議と品格を失わない。孤独を前におののき抗い、堪え忍ぶ様を、弱さと強さをさらけ出し果敢に演じる。三姉妹役の秋山菜津子、常盤貴子、音月桂も三者三様の個性を濃密に輝かせ、犬山イヌコ扮する叔母マティ・フェイには、「こんな親戚の叔母さんいる!」という既視感に何度も笑わせられた。迎え撃つ男優陣も実力派揃い。硬軟自在な生瀬勝久は佇まいや表情でも語り、橋本さとしは胡散臭さと色気のブレンド具合が絶妙。なかでも、マティ・フェイの夫チャーリーを演じた木場勝己は、役への理解が繊細に伝わり、終盤での激白には強く胸打たれた。約3時間をかけて、家族一人ひとりのドラマが丁寧かつテンポよく描かれる。その都度、登場人物らに対する印象は、様々に色を変えていく。最後の最後まで見終わって言えるのは、家族ですらその人間の一面しか知らないのではないか、という事実。観る人によっては実人生において、何かが解決するヒントのようなものが得られるかもしれない。公演は、5月29日(日)まで東京・シアターコクーン、6月2日(木)から5日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2016年05月25日ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が、上演台本と演出を手がける舞台『8月の家族たち August:Osage County』が5月7日に東京・シアターコクーンにて開幕した。ブロードウェイでトニー賞最優秀作品賞をはじめ4部門を受賞し、2013年には映画化もされた現代アメリカ演劇の傑作が日本初演。キャストには麻実れい、秋山菜津子、常盤貴子、音月桂、生瀬勝久ら実力派が揃った。舞台『8月の家族たち』チケット情報物語の舞台は、アメリカ・オクラホマにあるウェストン家の屋敷。薬物の過剰摂取に加え、この家の主人であるベバリー(村井國夫)が突如失踪したことで錯乱気味の妻・バイオレット(麻実)の元に3人の娘たちが帰ってくる。長女・バーバラ(秋山)と夫のビル(生瀬)と娘のジーン(小野花梨)、次女で独身のアイビー(常盤)、三女のカレン(音月)とその婚約者スティーブ(橋本さとし)。そしてバイオレットの妹マティ・フェイ(犬山イヌコ)とその夫チャーリー(木場勝己)、息子のリトル・チャールズ(中村靖日)の一家も集まる。これまで決して密な関係とは言えなかった母と3姉妹、そしてその縁者達が一堂に会し、お互いにかみ合わなさを感じながらも主人の行方を心配するが、ベバリーは近くの湖で亡くなっていたことが知らされる…。母と娘たちのそれぞれが生きてきた人生、胸にしまっていた想いが一気にぶつかり、語られなかった秘密が次々に明らかになっていく。これまで数多く家族や姉妹を巡る群像劇を手掛けてきたKERAが、丹念にそしてテンポよく練り上げた会話劇には飽きることがない。自分が当事者ならば全く笑えないハードな状況ではあるものの、客席から覗き見する視点でみると、一家の必死な姿はどこか可笑しく笑わされてしまう。異常と正常の揺らぎを、時にシニカルに時にコミカルに演じる母役の麻実をはじめ、頼れる長女でありつつも夫との関係に揺れる姿をリアルに演じる秋山、秘密の恋愛を育む次女役を柔らかな空気をまとい演じる常盤、屈託なく自由に生きているように見えるがどうも男運が悪く苦労を感じさせる三女役の音月。生瀬勝久、木場勝己、橋本さとしといったこの女系家族の映し鏡である男性陣も大きな魅力だ。キャスト陣のポテンシャルの高さもあいまって、会話の一つひとつが生き生きとした波を生み、その味わい深いセリフの応酬を聞いているだけで、あっという間に時が経ってしまう。公演は5月29日(日)まで東京・シアターコクーンでの後、6月2日(木)より5日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演。チケットは発売中。
2016年05月10日