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元官僚で、慶應義塾大学大学院の岸博幸授が17日放送TBS系『サンデージャポン』(毎週日曜前9:54)に生出演。元おニャン子クラブの俳優、生稲晃子参院議員が、第2次石破茂内閣で外務政務官に抜てきされたことについて言及した。番組では第2次石破茂内閣で生稲氏のほか、元SPEEDの今井絵理子参院議員が内閣府政務官といった元タレント議員が起用されたことについてSNSの声を交えて特集した。岸氏はこの人事について「むちゃくちゃ怒っている」と切り出すと、「元タレントということで、仕事やれんのかよと、こういうバカな言い方は絶対ダメです」と強調した上で、「つまり、芸能人だったけど国会議員に道を変えて、他の方も含めて、むちゃくちゃ政策を勉強しているんですよ。今を否定しちゃダメなんです」と話した。さらにはもう一つの怒りとして「結論として戦略性が全然ない」と断言。米国で次期大統領に決まったトランプ氏の閣僚人事と比較し、「トランプさんが実現したい方向のために人を選んでいる。日本は、大臣でも官邸に呼ばれるまで自分が何の担当なのか分からない。副大臣、政務官はより一層、適材適所より人をはめるということになる」と日本の政府の人事を解説し、「外務政務官に生稲さんというのは、生稲さんが可哀想」と述べた。生稲氏は今回、外務政務官として中国、北朝鮮、韓国といったアジア太平洋局の担当となったが、「国の数が200あって、アジア大洋州には大事な国がいっぱいある。国際会議もある。国内の政治なら事務方がいくらでもサポートできるけど、外交はトップの責任がすごく思い。そこでまだ国会議員になって2年目、政策の交渉の経験がない方をあてるというのは、ちょっと生稲さん可哀想」と人事に苦言を呈し「芸能界で揉まれた根性がある方だと思うので、根性出して頑張って見返してほしい」と激励した。
2024年11月17日今年も残すところあとわずか。政界では自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる“裏金疑惑”に揺れているが、女性議員による不祥事や失言も目立った一年だった。7月下旬に自民党女性局が実施したフランス研修は、炎上した事例の1つでもある。松川るい参院議員(52)や今井絵理子参院議員(40)らは、研修中に記念撮影した写真をSNSに投稿。だが松川議員がエッフェル塔前でポーズを決める写真などに、“まるで観光旅行のよう”と批判が殺到していた。年末の風物詩である「現代用語の基礎知識選2023ユーキャン新語・流行語大賞」でも、「エッフェル姉さん」がノミネートされるなど“悪い意味”で人々の記憶に残っているようだ。こうした不祥事をきっかけに、イメージダウンした政治家も少なくない。果たして、国民から最も支持されていない政治家は誰か?本記事では女性政治家に焦点を当て、全国500人を対象に実施したアンケート調査の結果を紹介する。まず第3位に選ばれたのは、43票を集めた自民党の生稲晃子参院議員(55)。昨年7月の参院選で初当選し、おニャン子クラブの人気元メンバーという知名度から注目を浴びた。自民党女性局のメンバーにも名を連ねているが、《何ができるのかわからない》《知名度だけで仕事出来ないしてないからです》と評価は芳しくない。生稲氏といえば、選挙活動中から波乱の連続だった。NHKが候補者向けに行ったアンケートを“ほぼ無回答”で提出したため、SNSで批判が続出。生稲氏はXで謝罪し、選対広報担当者も「事務局責任者の処理ミス」と釈明していた。だがさほど理解は得られていないようで、《候補者アンケートで無回答の欄が多かったと報道で聞き、勉強不足を否めない》《質問内容をスタッフが考えていたから》との声が目立った。また参院選当日も『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)で、“全テレビ局のインタビューを断っていた”と明かされたことも逆風に。番組内では「国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから」と理由も暴露され、国会議員としての資質が問われていた。そうしたイメージを払拭しきれていないことから、《良く勉強してから政界にお入り下さいとツッコミたくなる》《候補者アンケートで無回答の欄が多かったと報道で聞き、勉強不足を否めない》と厳しい声が寄せられていた。続いて第2位に選ばれたのは、57票を集めた自民党の杉田水脈衆院議員(56)。’16年2月にSNSやブログで、国連の女性差別撤廃委員会に参加した感想を「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」と断じるなど、とにかく失言が絶えない。’18年8月に刊行された月刊誌への寄稿では、性的少数者について「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」と表現していた。数々の波紋を呼ぶ発言に、《偏見に満ちた言動》《差別発言が許せない》《差別的な発言が多い》《LGBTQの方々やアイヌ民族の方とかを批判する発言をされていた》との声が多数寄せられていた。昨年12月の参院予算委員会では、当時の松本剛明総務相(64)から指示される形で謝罪、撤回した杉田氏。その後、「内閣の一員として迷惑をかけたくない」として政務官を辞した。アイヌ民族や在日コリアンに対する不適切な投稿は、今年9月に札幌法務局が、翌10月には大阪法務局も人権侵犯と認定している。しかし杉田氏には“反省の色が見えない”と、再び物議を醸すことに。今年11月に保守系論壇誌『月刊WiLL』のYouTubeチャンネルに出演し、あるアイヌ関係団体に対して「こんな団体に謝罪するぐらいなら政務官を辞めます」と政務官を辞した真意を語っていた。こうした態度に、《差別発言など失言を繰り返し、反省している様子がない》《人権侵犯認定されているのに自分を正当化している》《いろいろな差別感情を持っていて、議員にふさわしくない。同じような失言を繰り返し、反省もしない》との声が上がっていた。そして残念ならが第1位に選ばれてしまったのは、今井絵理子議員。生稲氏と杉田氏を大幅に上回る117票が投じられる結果となった。そうした背景には、批判を集めた自民党女性局のフランス研修会をめぐる対応が尾を引いているようだ。騒動当時、今井氏はXで《「公金を使って無駄だ」という指摘もありますが、無駄な外遊ではありません》と猛反論。さらに《また追って活動報告します!!》と締めくくっていたが、いまだ“報告書”なるものは公表されていない。アンケート回答では、この件について苦言を呈する声が多数上がっていた。《国民が求めていることに対応されていない》《国民の生活が大変にも関わらず、観光気分でフランスでの研修に行ったから》《フランス研修の時の対応も不快だったし、世間を煽るような発言が気に入らない》そんな今井氏は、政治家としての活動以上にプライベートが世間を騒がせてきた。’17年7月に橋本健元神戸市議との“手つなぎ不倫疑惑”が報じられ、’18年10月にブログで橋本氏と交際していることを“宣言”。いっぽうで不倫疑惑は、キッパリ否定していた。昨年5月には骨盤を骨折した今井氏の車いすを押す橋本氏の姿も目撃されており、交際は続いていると見られている。しかしフランス研修をめぐっては、橋本氏の“擁護”も火に油を注いでいた。橋本氏はXで、《公金で行ってるわけでもないし、党の活動やし、自己負担もあるし、今井絵理子議員に批判が向かう理由がわからん》などと主張。様々なユーザーとも応酬を繰り広げ、《今の日本国民の反応いちいち気にしてたら政治なんてできないよ》などと投稿していた。パートナーの言動も影響しているようで、今井氏には《世間を騒がしている》《悪い印象しか残してない》《私生活も乱れている》と指摘する声もあった。タレント議員が上位を占めた結果になったが、国民に支持されるような活動を期待したい。
2023年12月16日「ごはんとくらし」をテーマに本づくりをする出版社、アノニマ・スタジオ(所在地:東京都台東区)は、若菜晃子さんの旅の随筆集三部作『旅の断片』、『途上の旅』につづく、『旅の彼方』を12/26(火)に発売します。『旅の彼方』詳細: 『旅の彼方』刊行記念 旅の随筆集三部作特集ページ: 刊行を記念して、12/19(火)~12/24(日)まで銀座の森岡書店で刊行記念展を開催します。こちらでは新刊『旅の彼方』の先行発売、店主・森岡督行さんとのトークイベント(19日夜)、旅のスケッチやここでしか見られない著者の旅の拾いものなどを展示します。『旅の彼方』書影■『旅の彼方』について登山専門出版社の編集者を経て、文筆家・編集者として活躍する若菜晃子さんが長年にわたって旅をして出会った自然や人、自らとの対話などを丁寧な文章で綴る随筆集。「この一瞬は今このときだけのもの。」当たり前のようでいて出来ていない、「今このとき」を生きる尊さに気づかされます。24カ国の旅先、全87篇を収録、美しく簡素な佇まいの造本も魅力です。<目次>・旅の空・ロシア カムチャツカのおばさん・英国 湖水地方の秋・旅と書物・忘れじの味・タイの午後・人々の街角・旅のあとさき・南アフリカの籠・滞在国・都市名一覧<書籍概要>タイトル: 旅の彼方著者 : 若菜晃子価格 : 1,760円(税込)発売日 : 12月26日(火)ページ数: 320ページ仕様 : 四六変形判 上製ISBN : 978-4-87758-856-4発行元 : KTC中央出版 アノニマ・スタジオURL : 【本書のご購入はコチラ】・Amazon: ・楽天 : ■[著者]プロフィール若菜晃子(わかなあきこ)1968年兵庫県神戸市生まれ。編集者、文筆家。学習院大学文学部国文学科卒業後、山と溪谷社入社。『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集、執筆。「街と山のあいだ」をテーマにした小冊子『murren』編集・発行人。著書に『東京近郊ミニハイク』(小学館)、『東京周辺ヒルトップ散歩』(河出書房新社)、『徒歩旅行』(暮しの手帖社)、『地元菓子』、『石井桃子のことば』(新潮社)、『東京甘味食堂』(講談社文庫)、『岩波少年文庫のあゆみ』(岩波書店)、『街と山のあいだ』、『旅の断片』、『途上の旅』(アノニマ・スタジオ)などがある。【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】アノニマ・スタジオ(中央出版株式会社)TEL : 03-6699-1064お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月15日「信用できないなら、もう質問なさらないでください」放送法をめぐる野党の追及に、答弁拒否とも受け取られかねない発言をするなどして、批判を浴びている高市早苗経済安全保障担当相(62)。一時は“初の女性首相”への期待も高まっていただけに、女性議員の活躍にとっても逆風となりかねない。では、女性議員の増加が叫ばれる政界で、どのような政治家が求められているのか、また求められていないのか。主だった女性議員をリストアップし、アンケート調査を行った(表参照)。まず「嫌い」5位となったのは、杉田水脈議員(55)。「好き」ランキングではベスト15圏外というだけあって、「嫌い」の純度が高いと指摘するのは、コラムニストの桧山珠美さんだ。「『LGBTは生産性がない』という発言で、月刊誌『新潮45』をつぶしましたからね。女性議員なのに、中身は、なぜか古い考えのおっさん議員のよう」政治ジャーナリストの角谷浩一さんも、手厳しい意見だ。「重大な問題だと思うのが、政治家は弱者に寄り添うべきなのに、杉田氏がニュースになるときは、決まって差別的な発言をしたとき。こうした議員を総務大臣政務官に任命(その後辞任)した岸田首相の考えも理解しがたいです」「嫌い」4位ながら、「好き」では1位になったのは、蓮舫議員(55)。「『2位じゃダメですか』を代表に、なんでもキャンキャンとかみつくキャラが『嫌い』ポイントと受け止められたのでは」(桧山さん)裏を返せば、政治家はそこが武器にもなりうる。「だいぶ改善されたとはいえ、まだ政治の世界では女性は軽く見られ、たとえ正論を言っても『生意気』と捉えられてしまいます。そんななかでも、物おじせずに男性議員に斬り込んでいく姿が評価されたのでしょう」(角谷さん)「嫌い」3位は、渦中にいる高市大臣。とはいうものの「好き」4位にもしっかりランクイン。「放送法をめぐる発言が“信用できない”という人にとってはマイナスに働きましたが、党三役や閣僚を務めた政治家としての仕事ぶりがプラスに働いたのでしょう」(角谷さん)前回の自民党総裁選では、岸田首相とも戦った。「負けたとはいえ、普通なら推薦してくれた議員とは慰労会などをやるものですが、高市さんからはそんな労いがなかったという不満も聞こえてきます」(政治記者)「嫌い」2位は、元おニャン子クラブの生稲晃子議員(54)。「『勉強量が圧倒的に足りない』を理由に選挙特番への出演を拒否したとされ、池上彰さんはあぜんとしていました」(桧山さん)さらに自民党の萩生田光一政調会長に旧統一教会の集会に連れていかれたことも発覚。「最初にダーティなイメージがついてしまい、ますます発言しにくい状況に。ただ、批判や失言を恐れて黙っていては、政治家としてダメになるばかりです。批判されても、自分の考えをしっかり発信するべき。そのあたりが高市氏との大きな違い」(角谷さん)そして「嫌い」1位に輝いてしまったのが、元SPEEDの今井絵理子議員(39)。「印象に残っていることといえば、新幹線での不倫相手との手つなぎ写真。また、沖縄出身なのに、沖縄問題に関して語らず『勉強します』と答えたという報道に、がくぜんとしました」(桧山さん)「沖縄選出ではなく、全国比例選出で、党沖縄県連に所属していないという複雑な事情も。一方、聴覚障害のある息子さんのこともあり、障害者問題に取り組んでいます。そろそろ積極的な活動を見せてほしいところ」(角谷さん)そんなタレント候補の担ぎ方に、桧山さんも疑問を持っている。「今井氏の息子が聴覚障害、生稲氏ががんサバイバーなど、自民党は人気取りのために“苦労した有名人”を探して担ぎ上げようとしているのでは。今後はモーニング娘。やAKBなどでも仕分けされ、“たかみな”あたりに打診するんじゃないでしょうか」(桧山さん)今井氏、生稲氏のようなタレント議員は、政治活動よりも、客寄せパンダ的に扱われる実態もある。「政治家のパーティで司会をさせられるため“司会議員”と揶揄されることも」(角谷さん)そんな否定的な意見があるタレント議員でも、三原じゅん子議員(58)は「好き」3位と大健闘。「自身の経験から子宮頸がんの予防の啓発や不妊治療対策に力を入れるなど、政治家としての活動も伝わってきます」(角谷さん)「選挙期間中は、ほかの議員の応援演説にも参加。単なる客寄せパンダではなく、実力派パンダといったところでしょうか。元夫はコアラですが」(桧山さん)永田町に新しい風を送るためにも、女性議員の活躍は必須だ。
2023年04月01日ロシアによるウクライナ侵攻、安倍晋三元首相の銃撃事件と国内外で大事件が相次いで起こった2022年。かつてない激動の年となったが、芸能界や皇室でも衝撃的な出来事が連発。本誌が目撃してきた2022年のスクープの中でも、特に反響が大きかったものを改めて紹介したい。7月の参院選で初当選を果たした生稲晃子議員。当選直後から選挙特番のインタビューを拒否したことが放送されるなど、早くも波紋を呼ぶことに。さらには、旧統一教会との関係なども取り沙汰され、その対応も問題視された。そうした姿勢は実はおニャン子時代から変わっていなかったようでーー。(以下、2022年9月6日号掲載記事)※年齢は掲載当時のママ8月18日10時半ごろ。閑静な住宅街にある自宅から現れたのは、ベージュのスーツ姿の生稲晃子議員(54)だった。「旧統一教会の関連施設を訪問していたと報じられた件について、お話をうかがえますか?」本誌記者が声をかけ続けたものの、生稲氏はなぜかニコニコとほほ笑むだけで言葉を発しようとしない。秘書とともに黒塗りの車に乗り込み、去っていったーー。安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件以来、自民党の政治家たちとの蜜月ぶりが続々と明るみに出ている旧統一教会。7月の参院選で初当選を果たした生稲氏も、萩生田光一政調会長(58)に連れられ、公示直前の6月に旧統一教会の関連施設を訪問していたと報じられた。本誌が直撃した1時間ほど後、生稲氏は自民党本部で「統一教会の関連施設という認識はなかった」と釈明した。「この前日に生稲議員の事務所から“旧統一教会の関連施設を訪れたのはスタッフの判断だった”とのコメントが出ていましたが、生稲さん自身がこの問題に言及するのは初めてでした。日本中が関心を寄せている出来事ですから、本来なら初めから事務所任せにするのではなく、自分の言葉で話すべきだったと思うのですが……。それに釈明中も時折笑顔を見せたり、“訪問時は暑かったので顔を直すことに必死で……”などと語ったり、あまり危機感を覚えているようには見えませんでした」(政治部記者)元アイドルという肩書や乳がんとの闘いを乗り越えたという経歴を持つだけに、生稲氏は当初は自民党の“目玉候補”だった。「選挙中のメディアのアンケート調査に、同じく自民党の朝日健太郎議員(46)の回答と酷似した内容を提出したことが波紋を広げていました。ほかのアンケートにもほぼ無回答で提出していましたが、これは事務局責任者のミスだとしています。有権者からは生稲議員の“芯のなさ”を批判する声が上がっていました」(前出・政治部記者)そもそも生稲氏が出馬したのも、自らの“確固たる意志”というわけでもなかったようだ。「生稲さんの出馬は、萩生田さんが主導しています。というのも、萩生田さんと参院幹事長の世耕弘成さん(59)は“おニャン子クラブ世代”。『生稲さんはいいよねえ!』と2人で盛り上がり、派閥会長の安倍さんに相談すると『いいんじゃないの』と返答があり、出馬の話がまとまっていったそうです」(自民党関係者)萩生田氏らに流されるがままに出馬し、釈明も求められることになる選挙活動を経て議員となった生稲氏。前出の自民党関係者は、身内ながら冷ややかな目線を向ける。「国会が閉会中ということもありますが、永田町で生稲さんを見かけたという話も全然聞かないし、支援者回りをしているという話も聞きませんね。生稲さんと同じくタレント出身の三原じゅん子さん(57)は、当選後しばらくは実績を残せずにいましたが、地道に活動を続けた努力が実り、厚労副大臣などの役職を務めています。生稲さんも今回の件に腐らずにやってほしいとは思いますが、萩生田さんや派閥の先輩議員の言うことを受け入れるばかりの現状を見ると、政治家としての信念があるとはとても思えません」■おニャン子時代の“同僚”も生稲を批判おニャン子時代の同僚も現在の生稲氏の姿勢には批判的なようだ。「生稲さんがおニャン子時代に出演していた『夕やけニャンニャン』(フジテレビ系)の司会だった吉田照美さん(71)です。吉田さんは自身のツイッターで“生稲さんが訪れた施設が旧統一教会関連のものだと知らなかったはずがない”と指摘する一般の人の投稿を拡散しています。吉田さんは’17年にラジオ番組で生稲さんと共演し『夕ニャン』時代の思い出話をしていましたが、旧統一教会問題にも“スタッフの判断”と他人任せの生稲さんにはさすがに呆れているのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)しかし、生稲氏のこうした“主体性のなさ”は今に始まったことではないようでーー。「『夕ニャン』の収録スタジオでまだおニャン子に入ったばかりの生稲さんとすれ違ったことがあります。最初はきちんと挨拶をしてくれたので“いいコだな”と思いましたが、翌月に会ったときは一切挨拶してくれなかったんです。『夕ニャン』のスタッフに聞くと、“先輩メンバーに影響されて、自分にプラスになるスタッフにしか挨拶しなくなったんだよ”と言っていました」(芸能プロ関係者)芸能関係者も語る。「生稲さんが’03年に結婚した旦那さんはかつてCM制作会社のプロデューサーとして活躍していて、生稲さんの仕事にも意見をすることがあったと聞いています。生稲さんは結婚後3年弱ほど所属していた芸能事務所があるのですが、それも旦那さんのアドバイスをそのまま受け入れてのことだったそうです」政治評論家の有馬晴海氏も、生稲氏の政治家としての資質に疑問を呈する。「彼女は今回の旧統一教会の問題について今後も問われ続けるでしょう。国会議員ですから、タレント時代のように“時がたてば世間は忘れる”というふうにはいかないのです。“当選できそうなタレント”というだけで自民党に擁立されたようですが、それに意見も持たずに乗っかる生稲さんはいかがなものかと思います。これから6年間の任期ですが、すでに前途多難です」生稲氏は6年間のうちに重大問題に際しても“笑顔でスルー”の生き方を卒業し、自分の意見を語ることができる“本物の政治家”になれるのかーー。
2022年12月28日《自民党豊島総支部の総会へ出席してきました。 鈴木隼人衆議院議員が総支部長に就任され新体制としてスタート。私も特別顧問として仲間入りをさせていただきました。豊島総支部の皆さま引き続きよろしくお願いいたします》9月21日、Twitterにこう投稿したのは自民党の生稲晃子議員(54)。7月10日の参議院選挙で初出馬ながら当選して以降は、がん闘病の経験を活かしがん研病院を視察するなど、政治家として奔走する日々を送っているようだ。そんな生稲議員だが、先日、話題の団体との関わりが明らかになっていた。「週刊新潮」が8月17日発売号で、参院選の選挙活動中だった6月に自民党の萩生田光一議員(59)とともに統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の関連施設に生稲議員が訪れていたことを報じたのだ。記事によると、萩生田議員が生稲議員への支援を要請するために2人で施設を訪問したというが、同誌の取材に対して萩生田議員は訪問を認めたものの、支援要請は否定。生稲議員も、八王子での演説終了後に直接話を聞かせてほしいという要望を受けて、移動の合間に立ち寄った、と説明していた。しかし、安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件以降、かねて多額の献金などによりその活動を問題視されていた統一教会と政治家との親密な関係が批判を浴びる中での報道とあって、生稲議員に説明を求める声が殺到。生稲議員は8月18日、報道陣に対して「統一教会の関連施設という認識はなかった」と釈明した上で、こうコメントしていた。「暑かったので顔を直すこととか、きちっと間違いないように喋らなきゃいけないとか、そういうことに必死で何も見ずに。いつもそんな感じの移動なものですから、その時は全く見ていなかったんですね。だから、知りませんでした」それから1カ月、生稲議員の“施設訪問”に関して続報が。「朝日新聞デジタル」は9月22日、生稲議員が萩生田議員と統一教会の関連施設を訪れた際、集まった信者らがアニメ「巨人の星」の主題歌の替え歌に乗せて「行~け行~け~晃子~、どんと行け~」と激励。応援を受けた生稲議員は、目頭をおさえて信者に感謝したという。統一教会とは知らずに施設を訪問したものの、替え歌での応援に感涙したという生稲議員。全国紙の政治部記者は首をかしげる。「萩生田議員と一緒とはいえ、立候補中に自身が素性も知らない団体の施設を訪問するのは脇が甘いと言わざるをえません。それでいて、替え歌で激励という風変わりな応援を受けて、感動しているにも関わらず、指摘されるまでどんな団体か知らなかったというのはいくらなんでも危機管理能力がなさすぎると思います。これがもし反社会的勢力だった場合でも、同じ言い訳が通用すると思っているのでしょうか」ネット上でも生稲議員の危機管理能力について、疑問を呈する声が相次いだ。《いくら萩生田に連れて行かれた新人とはいえ、コレは何かおかしいと思わんもんかね。どっちも場外級のアウト》《これで応援してくれた人たちが何者なのかも知らなかったというのは、とても通る理屈ではない》《巨人の星の思い出について語っていただけますか? SNSではなく報道陣の前で》
2022年09月23日《長島昭久衆議院議員と共に、文部科学省の担当者よりスクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーによる相談体制の現状について伺いました。開始から約10年、今後もオンラインカウンセリングも含め、子ども達の心に早期に寄り添える手厚い支援を充実させていくことを目指します》9月5日、こうツイートしたのは生稲晃子議員(54)。1日にも《東京都のがん研究の中核病院であるがん研有明病院を視察してきました》と報告し、新人議員として徐々に活動し始めているようだ。安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件が直前に起こり、波乱のなかで行われた参院選から2カ月。生稲氏は当選直後、《安倍先生のご遺志を引き継ぎ、優しく、強い政治家として任期の6年間を全力で働いてまいります》とTwitterで抱負を綴っていた。そんな生稲氏といえば、アンケートを“ほぼ無回答”で提出するなど選挙期間中から行動が物議を醸していたが、当選後も世間を騒がせていた。「参院選当日に放送された『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)では、各局のインタビューをすべて拒否していたと明かされました。番組は匿名の陣営関係者による、『生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから』という発言も紹介。すると翌日、生稲氏の選対スタッフは、同局プロデューサーと池上彰氏(72)宛に送付した抗議文をTwitterに公開。“時間の問題”を主張しましたが、ネット上では生稲氏に『自分の言葉で説明して』と非難の声が相次ぐ事態に。8月3日招集の臨時国会では報道陣が集まる正門を避け、北門からひっそりと登院。初登院日であるにもかかわらず、コソコソした行動に“マスコミ回避”と再び批判を浴びました」(スポーツ紙記者)さらにその後は、萩生田光一政調会長(59)と選挙期間中の6月に統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の関連施設を訪問していたことが判明。霊感商法や献金被害が報告されている統一教会と政治家の“癒着”が問題視されているさなかだけに、これにも批判が吹き荒れた。「生稲氏の事務所は8月17日にコメントを発表し、『新人の立場ですので、より多くの方に政策を聞いていただきたいという思いでスタッフが判断しました』と訪問を認めました。生稲氏本人も翌18日に報道陣の取材に応じ、“統一教会の関連施設という認識はなかった”と弁明。しかし、その理由として『暑かったので顔を直すことや間違えないように喋ることに必死だった』と回答。“アイドル気取り”の振る舞いが火に油を注ぐこととなったのです」(前出・スポーツ紙記者)■帰国拒否、岸田首相を呼び捨てで物議を醸したガーシー氏生稲氏のようにお騒がせな新人議員といえばもう1人。それは、暴露系YouTuberから転身した“ガーシー”こと東谷義和議員(50)。当選後も滞在先のドバイから帰国することなく、初登院となる臨時国会への出席を拒否し“大炎上”となった。「参院議員運営委員会の理事会から事前に提出した海外渡航届が全会一致で否認され、ガーシー氏はインスタグラムで猛反発したのです。かねてから“政界をめくる”と息巻いていたガーシー氏ですが、当選直後に晒したのはYouTuberのキス動画。動画を公開された女性YouTuberは精神的ショックから活動休止に追い込まれ、世間からは“一般人への個人攻撃”として非難を浴びました」(芸能関係者)さらに、こんな出来事も。8月21に岸田文雄首相(65)に新型コロナ感染が発表されると、インスタグラムに《岸田ーーーーお前がよくて、オレはあかんって事はないよなーリモートおおいに賛成やりやすなったわーおおきにー》に投稿したガーシー氏。国会に出席もせず、首相を呼び捨てで揶揄し非難轟々となったのだった。「ガーシー氏はエイベックスの松浦勝人会長(57)との対談でも、『岸田を下ろしたい』と嫌悪感をあらわにしていました。以前からガーシー氏が暴露のターゲットにしている木原誠二議員(52)を、官房副長官に据えるといった待遇に反発心を抱いているようです。いっぽうYouTubeアカウントを凍結されているガーシー氏は、ようやく有料のオンラインサロンを開設。月額3980円であるにもかかわらず、すでに4万人近くの会員を獲得しているようです。いよいよ、木原氏や中曽根康隆議員(40)をはじめ、選挙公約に掲げていた“47暴露”を実行していくものとみられます。ですが立花孝志党首(55)も指摘していたように、不正などを暴かれた政治家が辞任するなどの影響を与えない限り、“国民の納得”は得られないでしょう」(前出・芸能関係者)世間を騒がせた新人議員の2カ月。今後、どのような活動をしていくか一挙手一投足に注目が集まっている。
2022年09月13日元AKB48でタレントの篠田麻里子(36)が別居中だと、8月24日にNEWSポストセブンが報じた。記事によると、原因は夫が篠田の浮気を疑ったこと。大喧嘩の末に夫は長女を連れ、家を出たという。篠田の所属事務所は浮気疑惑について「事実無根」と完全否定したものの、別居や離婚の話し合いに関しては「事実確認中です」と回答したという。ママタレとしての仕事も多いため、イメージダウンは必至かと思われた篠田。だがその矢先、火に油を注ぐような展開になっている。それはスクープ発覚から4日後、自身のInstagramを更新して《本日20時 皆さんにお知らせがあります》と発表。多くの人が別居に関するコメントを予想していたところ、なんと発表内容は自身がプロデュースするボディーソープブランドの告知だったのだ。この“匂わせ”には、多くの人から失望の声が続出。しかし、篠田はどこ吹く風。その後も「ちょっと前の」だという娘との動画をアップし、スクープにはノータッチの姿勢を貫いている。そんな自分の口から説明もないままで過去動画を掲載し、匂わせ発言で注目を集める篠田に多くの人から厳しい声が上がっている。篠田といえば、過去にも自身が関わったブランドが閉店となった際に「去年までお手伝いしていた」と無関係であるとコメントし、我関せずの姿勢を貫いていた。当時も一部からはひんしゅくを買っていたが、自分の言葉で語らないというスタンスは今も変わらないようだ。こうした対応と炎上の関係について、コラムニストのおおしまりえ氏は「今の時代は、自分の言葉で語らないとこれまで以上に損をする」と話す。それは篠田に限らず、少し前に話題となった“あのタレント政治家”も一緒だという。以下、その理由を語ってもらったーー。■生稲晃子も篠田麻里子も、自分で語らず好感度をさらに落とす篠田さんのスクープからの対応は、まさに“炎上のお手本”とも言うべき対応です。実はこの対応に似ているのが、少し前に当選した元おニャン子メンバーで現在参議院議員の生稲晃子さん(54)です。彼女は選挙期間中、アンケートがほぼ無回答だったことで批判が殺到。投開票日にもすべてのテレビ局への出演を拒否するなど、自分の言葉で語ることに消極的な姿勢を見せてきました。そして当選後も旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係が取り沙汰されましたが、現在までその件について本人からのコメントはなし。引き続きダンマリを決めており、政治家としての資質を疑問視する声はさらに大きくなっています。篠田さんと生稲さんは報道の種類こそ異なりますが、自分の言葉で真実を語らないという点においては一緒。また、語らないことで批判の声が大きくなっているという部分も似ているのです。■自分の言葉で語ることの重要性がなぜ今、増しているのかここ数年、不倫などのスクープが報じられた際には“自分の言葉で早急に真実を語って謝罪すること”が求められるようになってきました。引き続き時代の空気としては求められているのですが、最近はその求められ方がさらに強まっているように思います。理由は、人々の接するコンテンツがSNSによって“ぶっちゃけ”要素を含むようになってきているからではないでしょうか。Twitterでは芸能人も自分の言葉で本音を当たり前に語り、YouTubeではぶっちゃけトークをしています。自分の言葉で語ることがコンテンツとして当たり前になっている今、問題が起きたときだけ自分の言葉を引っ込めることは批判のリスクにつながるのです。昔は「人の噂も七十五日」と言われました。しかし今の時代に七十五日も待っていたら、噂と一緒にその人の人気も消えてしまうかもしれません。だからこそ、すぐに本人謝罪や本人釈明をすることが何より有効なのです。■さらけ出すことこそ正義の時代の処世術今の時代は“さらけ出すことこそが正義”であり、さらけ出せば出すほど熱狂的なファンや信頼を獲得する時代といえます。篠田さんはブランド閉店の際も今回の別居報道の際も、自分の言葉で語らずやり過ごしています。裏側で夫との協議がなされているからこそ、語れないのかもしれません。しかしもしこのままスルーして真実もうやむやのままタレント活動を継続するのであれば、ママタレとしての需要だけでなくタレントとしての好感度も危ないかもしれません。篠田さんの同期でありAKBの不動のセンターこと前田敦子さん(31)は離婚後に“なんでもやります”というさらけ出しスタンスで、気づけばママタレとしての人気を着実に集めています。AKB48卒業からすでに10年近くたっていますが、こうした1つ1つの対応の違いが神7の明暗を分けていくのかなと思ってしまうのでした。(文:おおしまりえ)
2022年09月02日旧統一教会の関連施設を訪問していたことが報じられた生稲晃子議員(54)。議員としての活動は本格化していないにもかかわらず、早くも窮地に立たされている。7月の参院選で初当選を果たした生稲議員。公示直前の6月、萩生田光一政調会長(58)に連れられ、選挙の支援を要請するため旧統一教会の関連施設を訪れていたという。「これについて生稲議員の事務所は17日、『新人の立場なので、多くの方に政策を聞いていただきたいという思いでスタッフが判断した』と説明しました。これほどの大問題ですからまず初めに自らの言葉を示す必要があったと思いますが、初手から事務所任せの生稲議員の対応は批判が殺到していました」(全国紙記者)生稲委員は18日にようやくメディアの前に立ち、“暑かったので顔を治すことや、間違いないように喋ることに必死だったため、そのときは旧統一教会の関連施設という認識はなかった”と釈明。しかしそうした説明に国民からの納得は得られず、火に油を注ぐ形となった。そもそも生稲議員は、選挙期間中から物議を醸す行動がたびたび取り沙汰されていた。「NHKの候補者アンケートにはほぼ無回答で提出したかと思えば、東京新聞のアンケートでは他の候補者の回答と酷似した内容を提出したとして波紋を広げていました。また毎日新聞によるアンケートの“富裕層への課税強化”についての項目に『反対』と回答したいっぽうで、朝日新聞の同じ項目には『強化すべきだ』と矛盾した回答をしていました。そのたびに、“本当に自分自身で考えて回答しているのか?”と疑問の声が上がっていました」(政治部記者)すっかり批判一色となった生稲議員。だがもともと、彼女の周りはあたたかいエールがあふれていたはずだった。15年11月、彼女は本誌で4年8カ月にも及ぶ乳がん闘病と乳房再建手術の経験を初めて告白した。当時、その勇気ある公表は大きな反響を呼び、読者からも応援の声が続出していた。「生稲議員は元おニャン子クラブと知名度もありますし、もともと彼女の生き方に共感する人はいました。さらに生稲議員は参院選出馬に際し、“病気を抱えながら働いていく人を支援したい”と自身の闘病経験を踏まえて意気込んでおり、それに励まされた人も少なくありませんでした。このように本来、彼女のまわりには応援してくれる人が大勢いたはずなのです。しかし今の彼女は自民党の看板を気にするあまり、自分自身の考えを伝えることができていません。その結果、批判一色となっています。今の彼女にとって本当に大切なのは新人として足並みをそろえることではなく、自分の言葉でしっかりと本音を話すことなのではないでしょうか」(前出・全国紙記者)参議院議員としての任期は、これから6年間続く。起死回生なるか。
2022年08月23日8月18日10時半ごろ。閑静な住宅街にある自宅から現れたのは、ベージュのスーツ姿の生稲晃子議員(54)だった。「旧統一教会の関連施設を訪問していたと報じられた件について、お話をうかがえますか?」本誌記者が声をかけ続けたものの、生稲氏はなぜかニコニコとほほ笑むだけで言葉を発しようとしない。秘書とともに黒塗りの車に乗り込み、去っていったーー。安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件以来、自民党の政治家たちとの蜜月ぶりが続々と明るみに出ている旧統一教会。7月の参院選で初当選を果たした生稲氏も、萩生田光一政調会長(58)に連れられ、公示直前の6月に旧統一教会の関連施設を訪問していたと報じられた。本誌が直撃した1時間ほど後、生稲氏は自民党本部で「統一教会の関連施設という認識はなかった」と釈明した。「この前日に生稲議員の事務所から“旧統一教会の関連施設を訪れたのはスタッフの判断だった”とのコメントが出ていましたが、生稲さん自身がこの問題に言及するのは初めてでした。日本中が関心を寄せている出来事ですから、本来なら初めから事務所任せにするのではなく、自分の言葉で話すべきだったと思うのですが……。それに釈明中も時折笑顔を見せたり、“訪問時は暑かったので顔を直すことに必死で……”などと語ったり、あまり危機感を覚えているようには見えませんでした」(政治部記者)元アイドルという肩書や乳がんとの闘いを乗り越えたという経歴を持つだけに、生稲氏は当初は自民党の“目玉候補”だった。「選挙中のメディアのアンケート調査に、同じく自民党の朝日健太郎議員(46)の回答と酷似した内容を提出したことが波紋を広げていました。ほかのアンケートにもほぼ無回答で提出していましたが、これは事務局責任者のミスだとしています。有権者からは生稲議員の“芯のなさ”を批判する声が上がっていました」(前出・政治部記者)そもそも生稲氏が出馬したのも、自らの“確固たる意志”というわけでもなかったようだ。「生稲さんの出馬は、萩生田さんが主導しています。というのも、萩生田さんと参院幹事長の世耕弘成さん(59)は“おニャン子クラブ世代”。『生稲さんはいいよねえ!』と2人で盛り上がり、派閥会長の安倍さんに相談すると『いいんじゃないの』と返答があり、出馬の話がまとまっていったそうです」(自民党関係者)萩生田氏らに流されるがままに出馬し、釈明も求められることになる選挙活動を経て議員となった生稲氏。前出の自民党関係者は、身内ながら冷ややかな目線を向ける。「国会が閉会中ということもありますが、永田町で生稲さんを見かけたという話も全然聞かないし、支援者回りをしているという話も聞きませんね。生稲さんと同じくタレント出身の三原じゅん子さん(57)は、当選後しばらくは実績を残せずにいましたが、地道に活動を続けた努力が実り、厚労副大臣などの役職を務めています。生稲さんも今回の件に腐らずにやってほしいとは思いますが、萩生田さんや派閥の先輩議員の言うことを受け入れるばかりの現状を見ると、政治家としての信念があるとはとても思えません」■おニャン子時代の“同僚”も生稲を批判おニャン子時代の同僚も現在の生稲氏の姿勢には批判的なようだ。「生稲さんがおニャン子時代に出演していた『夕やけニャンニャン』(フジテレビ系)の司会だった吉田照美さん(71)です。吉田さんは自身のツイッターで“生稲さんが訪れた施設が旧統一教会関連のものだと知らなかったはずがない”と指摘する一般の人の投稿を拡散しています。吉田さんは’17年にラジオ番組で生稲さんと共演し『夕ニャン』時代の思い出話をしていましたが、旧統一教会問題にも“スタッフの判断”と他人任せの生稲さんにはさすがに呆れているのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)しかし、生稲氏のこうした“主体性のなさ”は今に始まったことではないようでーー。「『夕ニャン』の収録スタジオでまだおニャン子に入ったばかりの生稲さんとすれ違ったことがあります。最初はきちんと挨拶をしてくれたので“いいコだな”と思いましたが、翌月に会ったときは一切挨拶してくれなかったんです。『夕ニャン』のスタッフに聞くと、“先輩メンバーに影響されて、自分にプラスになるスタッフにしか挨拶しなくなったんだよ”と言っていました」(芸能プロ関係者)芸能関係者も語る。「生稲さんが’03年に結婚した旦那さんはかつてCM制作会社のプロデューサーとして活躍していて、生稲さんの仕事にも意見をすることがあったと聞いています。生稲さんは結婚後3年弱ほど所属していた芸能事務所があるのですが、それも旦那さんのアドバイスをそのまま受け入れてのことだったそうです」政治評論家の有馬晴海氏も、生稲氏の政治家としての資質に疑問を呈する。「彼女は今回の旧統一教会の問題について今後も問われ続けるでしょう。国会議員ですから、タレント時代のように“時がたてば世間は忘れる”というふうにはいかないのです。“当選できそうなタレント”というだけで自民党に擁立されたようですが、それに意見も持たずに乗っかる生稲さんはいかがなものかと思います。これから6年間の任期ですが、すでに前途多難です」生稲氏は6年間のうちに重大問題に際しても“笑顔でスルー”の生き方を卒業し、自分の意見を語ることができる“本物の政治家”になれるのかーー。
2022年08月22日「まったく見てなかったんですね。だから(統一教会の関連施設とは)知りませんでした」8月18日、囲み会見でそう弁明した自民党の生稲晃子参院議員(54)。参院選目前の6月に、萩生田光一政調会長(58)とともに統一教会(世界平和統一家庭連合)の関連施設を訪問していた。生稲議員は<演説をお聞きの人より、他にも仲間が集まっているのでお話を聞かせてもらいたいとのご依頼があり>(事務所コメント)、スタッフの判断で施設を訪問。岸田首相の指示で統一教会とのつながりを調べているときに、同施設が統一教会の関連のものだと初めて分かったと主張している。政治部記者はこう嘆息する。「選挙戦前の1分1秒が惜しいときに、何の下調べもせず、どこの団体のものかわからない施設に行くわけがないでしょう。仮に、訪問先が暴力団の関連施設だったらどうするんですか。統一教会の施設だとわかっていたに決まっている」もっとひどいのが、一緒に施設を訪問した萩生田議員の弁明だ。萩生田氏は統一教会との関係を認めたうえで、「昭和の時代の関連商法のことなどは承知をしておりましたが、その後悪い噂を聞くこともなかったですし、そういった報道に接する機会もなかったもんですから」(8月18日会見より)と言い放った。「統一教会の問題がもっとも報じられたのは『昭和の時代』ではなく、平成です。近年も、判決が出るたびに霊感商法の問題はたびたび報じられてきましたし、国会の質疑でも取り上げられています。萩生田さんは新聞もとらず、国会の答弁も聞いていなかったということでしょうか」(前出・政治部記者)いま、統一教会との関係を突っ込まれた政治家がこのような非常識な弁明で逃げることが常態化している。「いわば『バカのふり』ですよ。関係を否定するには証拠や証言がそろいすぎている。かといって、知ってて関係を結んだとなると道義的な責任が出てくる。だから、自分が関わった団体が統一教会の関連団体と知らなかったことにしたり、そもそも統一教会が問題のある団体だと知らなかったふりをしているのです」(衆議院議員秘書)■高市早苗氏も非合理な弁明たとえば、総務大臣政務官に抜擢された自民党の杉田水脈衆議員議員(55)。2016年に米国の教団関連施設で講演、2019年にも講師として参加した熊本県での講演会の主催者の一人が統一教会の信者だったことが指摘されている。しかし、いずれも「知らなかった」と弁明した。「米国までいくのに、どういう団体や施設での講演であるかを調べないはずがない。熊本県の関連組織だって、すでにネット上では統一教会との関係が指摘されていました。本人も、事務所の人間も、パソコンやスマホも持ってなかったのでしょうか」(前出・政治部記者)さらに、統一教会と関係が深い世界日報社が発行していた月刊誌「ビューポイント」で、2001年に対談を行っていたことが発覚した高市早苗経済安全保障担当大臣(61)。《日本で一部の情報検索サービスが開始されたのは、2001年の対談の5年前ですが、事務所では未だ利用していませんでした。スマホが初めて米国で販売されたのは、対談の6年後。今ほど手軽に様々な活字媒体の背景を調べることは困難な時代でした》そうツイッターで弁明している。週刊誌のベテラン記者はこう首をかしげる。「もともと高市さんはキャスターとして活動していたメディアの人です。世界日報社が“統一教会関連”なのは業界の常識でしたし、調べようと思えば知り合いのメディアの人間にでも聞けばすぐにわかったこと。20年前のことなんですから、こんな変な弁明をするより、『当時は認識が甘かった』と言われた方がよっぽど腑に落ちます」■本当に知らないなら政治家として不適当ほかにも複数の自民党議員が非常識な弁明で追及を逃げている。だが、「究極の『バカのふり』は日本維新の会の松井一郎大阪市長かもしれない」(前出・政治部記者)という。松井氏は、過去に統一教会の関連団体である国際勝共連合の集会に参加していたことを認めたうえで、「勝共連合という団体があったことをはじめて知った」と言い放った。「松井さんは日本維新の会の代表でもあるわけです。国政にかかわる人間が、50年以上にわたり日本の政治に関与してきた国際勝共連合の存在を知らないはずがない。さらに、松井さんの父で、大阪府議会議員だった松井良夫さんは政界のフィクサーといわれた笹川良一さんの付き人をやっていました。国際勝共連合の初代名誉会長はその笹川さんです。知らなかったというのはあまりに無理がある」(前出・政治部記者)統一教会についての追及をかわそうとする政治家たち。最後に、前出・衆議院議員秘書はいう。「“ググったり”、人に聞けばすぐにわかる情報を調べる能力もない、秘書に調べさせることもできないなら、それは著しく能力が低いということですから、今すぐ国会議員や首長をお辞めになった方が日本のためです。『バカのふり』で追及をかわそうとしているのなら、それは倫理的に政治家の資質がない。いずれにせよ、政治家をお辞めになるべきでは?」
2022年08月20日参院選の選挙活動中だった今年6月に自民党の萩生田光一政調会長(58)とともに統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の関連施設に訪問していたことが報じられた自民党・生稲晃子議員(54)。「訪問は事実」と認めたものの、釈明した内容にも批判が相次ぐ事態となっている。「デイリー新潮」によると、萩生田氏が生稲議員への支援を要請するため、2人で教団の関連施設を訪問。「週刊新潮」の取材に対し、萩生田氏は訪問を認めた上で、選挙の支援依頼は否定。生稲議員の事務所も「八王子での演説終了後、演説を聞いていた方から、“ここに来られなかった仲間が近くにいるので生稲さんのお話を直接聞かせてもらいたい”とのお話しがあり、スタッフが相談をして次の日程への移動の合間に(教会の施設に)立ち寄らせていただきました」と説明した。霊感商法や多額の献金などが指摘されている統一教会と政治家との繋がりが連日、問題視されているなか発覚した生稲議員の施設訪問。このことが報じられると生稲議員に批判が殺到し、説明に追われる事態に。18日、報道陣の取材に対し、訪問の事実を認めた上で、「統一教会の関連施設という認識はなかった」と釈明。その理由についてこう話した。「暑かったので顔を直すこととか、きちっと間違いないように喋らなきゃいけないとか、そういうことに必死で何も見ずに。いつもそんな感じの移動なものですから、その時は全く見ていなかったんですね。だから、知りませんでした」そして「国会議員として、一つ一つしっかりと慎重に把握して行動して参ります」とコメントした生稲議員だが、選挙活動中から精彩を欠く行動が目立っていた。「NHKが候補者に向けて実施したアンケートを“ほぼ無回答”で提出。また“富裕層への課税強化”について毎日新聞のアンケートでは『反対』と回答したいっぽうで、朝日新聞には『強化すべきだ』と矛盾した回答をしていました。また当選直後、『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)では、各局のインタビューをすべて拒否していたと伝えられました。生稲議員の選挙対策事務所スタッフは、時間に余裕がなかったことを理由に挙げていましたが、ネット上では『スタッフでなく自分の言葉で説明すべき』など批判の声が相次ぐこととなりました」(全国紙記者)また、国会に初めて登院した8月3日には、報道陣を避けて正門でなく北門から“ひっそり”と登院。その姿に《既に保身や逃げ癖がついてしまっているのではないか》などの厳しい声が上がっていた。前出の全国紙記者は、今回の釈明にも首をかしげる。「生稲議員は『訪問先のことはよくわからなかった』と言いましたが、どこで演説をするかも分からないままついていくのは政治家として危機管理能力が低いと言わざるをえないでしょう。これまでの行動を含め、生稲議員には政治家という職務に対する軽率さが目立ちます」ネットでは、そんな生稲議員に対して厳しい声がこう上がっている。《生稲晃子が「暑くて顔を直すのに必死で…」みたいなこと言うのさすがにびっくりしちゃう。なんなんだろ、こんな娘に追及しても無駄だわって思わせるための作戦なのかな》《知らなかったで問題なくなると考えていることがすごい。これで済むならば相手が例えば暴力団のような明らかな反社会的勢力だったとしても、知らなかったで済むということになるけどね》《自分がどこで何の為に移動しているのかも不明では、何の政治活動をしているの?て思う》《子供が親に連れられてわけもわからずについて行っているのと同じだよね》
2022年08月19日8月10日に第2次岸田改造内閣が発足して1週間あまり経つが、自民党と統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)との“癒着”が続々明らかになっている。改造内閣では統一教会やその関連団体との関わりを認めた閣僚7人が交代したが、その後も新たに就任した閣僚ら政務三役との関わりが次々と明るみになっている。「15日の時点では、新たに副大臣、政務官に任命された計54人のうち、23人が統一教会と接触をしていたことが判明。それだけに留まらず、葉梨康弘法務大臣(62)や山田美樹環境副大臣(48)、木村次郎防衛政務官(54)らも関わりがあったことを認めたのです。現時点で統一教会と接点があった閣僚ら政務三役は、少なくとも計30人にものぼります」(全国紙記者)そんななか、さらなる衝撃的なつながりが。「デイリー新潮」は16日、7月の参院選前に萩生田光一政調会長(58)が生稲晃子議員(54)を伴って、東京・八王子市内の教団の関連施設を訪問していたことを報じた。「生稲氏は東京選挙区から出馬し、定員6のうち5位に滑り込みました。当時、経済産業大臣だった萩生田氏は生稲氏の選挙戦に駆けつけ、応援演説も行っていました。また生稲氏といえば、8月の臨時国会に初登院した際に、マスコミに対して『統一教会との関わりはない』と答えていたはずです」(前出・全国紙記者)報道を受けて、生稲氏の事務所は「6月にご指摘団体の関連施設に萩生田光一先生と伺った事は事実です」とコメントを発表。一方で、「生稲本人は今までご指摘団体及び関連団体との関わりは一切ありませんし、この件以外にご指摘団体及び関連施設へ訪問した事もありません」と説明している。さらに萩生田氏に関しては、より密接した教団との関わりが。共同通信によると、萩生田氏の資金管理団体「はぎうだ光一後援会」は’12年と’14年に、教団の関連団体に会費を支出。’15年と’17年にも、萩生田氏が代表を務める自民党東京都第24選挙区支部からも同様の名目で計6万円の支出をしていたという。昭和の末から、霊感商法や多額な献金被害が社会問題とされてきた統一教会。安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件を機に、ベテランから新人議員まで教団との接触が相次いで取り沙汰されている。「安倍元首相を殺害した山上徹也容疑者は、安倍元首相が教団の関連団体にビデオメッセージを送っていたことを知り、恨みを募らせたと供述しています。安倍元首相は統一教会の組織票の投票先を決めていたともいいます。伊達忠一元参議院議長(83)は北海道テレビの取材に対し、’16年の参院選で比例区から出馬した宮島喜文氏(71)に統一教会の票を回すように安倍氏に依頼したことを証言していました。また、官房長官などの要職を務めた細田博之衆院議長(78)は、’19年10月に統一教会の友好団体が名古屋市で主催した会合に出席し挨拶をしていたことが明らかになっています。下村博文前政調会長(68)も文部科学大臣を務めていた’15年に、文化庁が統一教会の名称変更申請を認証。官僚からの“下村氏の意思が働いていた”という証言もあり、問題視されています」(前出・全国紙記者)本誌も自民議員と統一教会との関わりを報じている。稲田朋美議員(63)は本誌の取材に対し、’10年に統一教会の関連団体「世界平和女性連合」のイベントに参加していたことを認めた。また、初代デジタル大臣を務めた平井卓也議員(64)は、昨年8月に高松市で行われた関連団体が主催するイベント「ピースロード」のクロージングセレモニーに参加。本誌が平井氏の事務所に問い合わせると、実行委員長として主催者挨拶を行っていたことを認めていた。安倍元首相を筆頭に、ベテランから新人議員まで次々と明るみになる政治家と統一教会との関わり。このような“ズブズブな関係”に、ネット上では怒りの声が相次いでいる。《自民党は新人まで含めて統一教会に毒されている事になるし、しかも政治家側はその付き合いが望ましくないと認識した上で付き合っていた事になる》《統一教会とベッタリ。新人を挨拶回りに連れて行くほどつながりが深い。萩生田氏は色々な意味で安倍派の後継者ってことだ》《新人候補者をわざわざ党の幹部がアテンドしているのだから、党として旧統一教会と関わっているこれ以上の証左はない》調査を求める声が広がるなか、岸田文雄首相(65)は15日に「調査を行う必要はない」とする答弁を閣議決定。果たして、実態解明はなされないまま葬られてしまうのだろうか。
2022年08月18日7月の参院選で東京選挙区から出馬し、初当選した生稲晃子議員(54)。8月3日召集の臨時国会では新人議員として登院する姿が注目を集めたが、当選早々に波紋を呼ぶ出来事が。「デイリー新潮」は8月16日、萩生田光一政調会長(58)が参院選の選挙期間中に生稲氏を伴って統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の関連施設を訪問し、支援を要請していたと報じた。10日に発足した第2次岸田改造内閣では、統一教会やその関連団体との関係を認めた閣僚7人が交代。教団の関連イベントに出席したことを公表していた萩生田氏は、経済産業相を退いたものの新たに政調会長に就任し、会見では教団との関わりについて、「今後は一線を画すと決めた」と言明していた。しかし「デイリー新潮」によると、萩生田氏は’09年~’12年までの間に月1~2回のペースで八王子市内の教会施設を訪問し、演説をしていたという。さらに、礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にも参加していたなど、教団との親密な関係が報じられている。一方で萩生田氏は「週刊新潮」の取材に、生稲氏と施設を訪問したことを認めた上で、「選挙の際、当方から支援依頼をしたことはなく、選挙戦のお手伝いをしていただいた事実はありません。旧統一教会が主催する礼拝やバーベキューに参加した事実はございません」と否定。生稲氏も同誌に対して、「八王子での演説終了後、演説を聞いていた方から、“ここに来られなかった仲間が近くにいるので生稲さんのお話を直接聞かせてもらいたい”とのお話しがあり、スタッフが相談をして次の日程への移動の合間に(教会の施設に)立ち寄らせていただきました。その際に(演説の)現場にいらっしゃったご地元の萩生田先生に同行していただきました」と説明している。■候補者アンケートは“ほぼ無回答”、当選後は正門を避けて初登院安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件を機に、統一教会と政界の密接な関わりが問題視されている。連日ワイドショーでも取り上げられるなど、その関係を追求する動きは止む気配がない。そんななか、明らかになった生稲氏と教団との接触。生稲氏といえば、選挙期間中から行動が波紋を呼んでいたことも記憶に新しい。「生稲氏は、NHKが候補者に向けて実施したアンケートを“ほぼ無回答”で提出。批判の声を受けて、Twitterに謝罪動画を公開する事態となりました。他にも、毎日新聞のアンケートでは『富裕層への課税強化に反対』と回答した一方で、朝日新聞の『所得や資産の多い人に対する課税を強化すべきだ』とのアンケート設問には『どちらかと言えば賛成』と回答。あいまいな主張に、『矛盾している』との指摘が相次いだのです」(全国紙記者)さらに、当選直後も波乱は続いた。「『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)では、各局のインタビューをすべて拒否していたと伝えられました。番組では、陣営関係者による『生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから』との匿名コメントも紹介。すると、生稲氏の選挙対策事務所スタッフは、テレビ東京のプロデューサーと池上彰氏(72)宛に抗議文を送付。時間に余裕がなかったことを理由に挙げていましたが、ネット上では『自分の言葉で説明して』などと批判の声が相次ぐことに。先の臨時国会でも生稲氏は、報道陣やおニャン子クラブ時代のファンが集まる正門を避け、北門からひっそりと登院。選挙期間中の行動もあいまって、『逃げるな』といった声が上がりました。これまでの経緯に加え、生稲氏に統一教会との接触があったとなれば、世間の不信感はいっそう募るのではないでしょうか」(前出・全国紙記者)当選からわずか1カ月あまりで、統一教会との接触が報じられた生稲氏。さらなる波紋を呼ぶ行動に、ネット上では生稲氏に説明を求める声が上がっている。《生稲氏は今こそ統一教会との関係性を明らかにするべきです》《生稲氏には今回は自らの口で説明してもらいましょう》《萩生田自民党政調会長と統一教会、自身の統一教会との選挙活動について会見してください。あなたは国会議員ですよ》
2022年08月16日元おニャン子クラブの生稲晃子が国会議員に!大注目の転身だが、ほかのおニャン子たちはいったいどんな人生を歩んできたのだろうか?全54人の現在を徹底取材した。「夢を見ているみたいで、まだ実感がわかない」7月の参院選で当選した生稲晃子(54)。おニャン子クラブから国会議員へ、華麗なる転身には注目が集まっていたが……。「生稲議員は選挙期間中、NHKが実施した立候補者アンケートをほぼ無回答で提出するなど、政治家としての資質には疑問を呈する声があがっています」(政治部記者)しかし、紆余曲折の人生を歩んだおニャン子は生稲だけではなかったーー。今回は、’85年に結成され、’87年に解散したおニャン子全54人の現在を大調査!工藤静香(52)、渡辺美奈代(52)、渡辺満里奈(51)のように現在も芸能界で活躍する人もいるいっぽう、地元・愛知県で結婚式司会者に転身した宮野久美子(50)のような“転職組”も。また、国生さゆり(55)のように離婚を経験したメンバーも。立見里歌(56)はシングルマザーとして1児を育てた。シブがき隊の布川敏和(57)の妹としても知られた布川智子(53)は結婚して荻野智子として活動している。7月17日には、今でも仲がいいという富川春美(53)とおニャン子のファンを集めてシークレットイベントを開催した。「8曲ほど歌いましたが、ファンの皆さんはとても楽しんでくれてうれしかったです」(荻野)3児の母の荻野は、これまでは子育て中心の生活を送ってきた。「子どものために食育アドバイザーの資格も取りました。口に入れるものだから、ちゃんとしたものを食べさせたいと思ったんです。いちばん下の娘はアイドル活動をしています。『親子2代でアイドル』と注目されるよりは、彼女自身の実力が認められるまでは見守りたいと思っています」(荻野)静香や美奈代、内海和子(55)の子どももタレント活動をしており、親子で芸能界奮闘はおニャン子のライフスタイルの一つのようだ。おニャン子内のユニット・ニャンギラスのメンバーでもあった名越美香は香港人の男性と結婚し香港在住だ。「私はもともとクリスチャンなんです。香港の教会で知り合った友人たちとSHEEPというアカペラユニットを組んでゴスペルを歌っているんですよ。『SHEEPアカペラ』とYouTubeで検索してみてください」(名越)おニャン子卒業後は女優に転身。『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』(TBS系)でも活躍した。「女優は難しいなと感じて諦め、英語の勉強のためにイギリスに留学しました。そのころ、現地の教会で夫に出会ったんです」(名越)それから夫はパイロットになり、夫の故郷である香港に住むことに。「夫の両親は広東語を使うんですが、当時私は広東語が話せなかったので、香港の大学の語学コースに1年ほど通って勉強しました。その後、邦銀の香港支店に総務や人事として7〜8年勤めました。銀行では同僚に恵まれ、広東語に慣れていきましたね。今でも仲よしの樹原亜紀ちゃん(53)や(国生)さゆりちゃんとはよく連絡を取り合い、なんでもない話をしていますよ」(名越)樹原もロッテルダムに在住。名越と同じ海外移住組だ。50代に突入したおニャン子たち。荻野はこれからの人生も楽しみだと話す。「子育て一筋の日々で、自分にお金をかけずにきました。白髪が目立つからと夫から『美容院に行ってきな』とお金を渡されても、『ドラッグストアで白髪染めが700円で買えちゃうじゃん!』ともらったお金を使わなかったことも(笑)。でも子育てが落ち着き、今後の人生にワクワクしています。まずは、今でもおニャン子を好きでいてくれるファンの熱い思いを本にしようと計画中です」(荻野)名越も今後の展望を語る。「私の母が『10年ごとに新しいことにチャレンジする』という人なのですが、私もそれをまねして60代になったらまた新しいことを始めたいと考えています」(名越)元おニャン子たちの“アイドル魂”は今も変わっていないようだ。【一覧】元おニャン子全54人の解散からの“その後”
2022年08月13日8月3日、臨時国会が召集された。そこには先月行われた参院選で東京選挙区に立候補し、初当選を果たした自民党・生稲晃子議員(54)の姿も。しかし、その登院の仕方がネットで波紋を呼んでいる。各メディアによると同日、国会の正門には初登院する議員らに取材するべく報道陣が集結。しかし、生稲議員は報道陣に加えておニャン子クラブ時代からのファンが集まる正門を避けて国会へ。異例の“裏口”からの登院になったという。当選に際し、Twitterに《ご支援に心から感謝申し上げます。ここからの6年間、全力で働いていきます!》と綴っていた生稲議員。しかし現在、その“全力”を訝しむ声が上がっている。「生稲議員は、NHKが行った候補者向けアンケートでほぼ無回答で提出し、批判が殺到。事務所の不手際と釈明しましたが、その後も東京新聞のアンケートでは、他の候補者と回答が酷似しておりこちらも波紋を呼ぶことに。また『富裕層への課税強化』について、毎日新聞のアンケートには『反対』としたいっぽうで、朝日新聞には『どちらかと言えば賛成』と真逆の回答。その“芯のなさ”に呆れる声が相次ぎました」(全国紙記者)さらに生稲議員は参院選当日に放送された『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)で、各局のインタビューをすべて拒否していたことが明かされた。番組では、匿名の陣営関係者による「生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから」というコメントも伝えられた。「『選挙ライブ』の件は、生稲議員の選挙対策事務所スタッフが池上彰さん(71)とテレビ東京のプロデューサー宛に『事実と異なる』と抗議文を送付する事態にまで発展しました。あくまで当日の時間が読めなかったことが原因だとして、マスコミ対応責任者である自民党の川松真一朗東京都議も《8時当確のような候補者ならテレビインタビューは受けていた》とTwitterで反論。そう抗議していたにも関わらず、政治家としての“デビュー戦”でもある初登院日にマスコミを避けたわけです。これではまたも“取材拒否”したと思われても仕方ないでしょうね」(前出・全国紙記者)黒塗りの運転手付きクラウンで送迎されるなど、すでに“センセイ待遇”の生稲議員。その“裏口登院”に不安を覚える声が、こう上がっている。《報道陣にすら正面から向き合えない人に国民と正面から向き合う気があるとも思えない》《生稲さんは未熟さの露呈や失敗を極端に恐れるあまり、既に保身や逃げ癖がついてしまっているのではないか。何かを成し遂げられるとは到底思えん》《生稲先生はいくらなんでもまずいだろw 当選直後から生の言葉聞いてないぞw》《6年間逃げまくって終わり?》
2022年08月05日7月10日に投開票が行われた参院選で、当選を果たした自民党の生稲晃子議員(54)。東京選挙区から出馬した生稲議員は、61万9792票を獲得。定数6のなか、5位に滑り込んだ。そんな彼女だが、28日配信の『SmartFLASH』では運転手付きの黒塗りクラウンで都庁玄関に到着する様子が報じられた。新人なのにすっかり“センセイ”待遇な姿に、疑問視する声も上がっていた。「議員には、月129万4000円が給与として支給されます。6月と12月には約314万円のボーナスもあるので、合わせて年に約2180万円が支払われます。それに加えて、文書通信交通滞在費として月に100万円が。国会がある東京と選挙区を行き来するために、新幹線のグリーン車に乗れるJR無料パスも支給されます」(全国紙記者)生稲議員といえば、当選するまでに数々の波乱を呼んできた。「選挙期間中に複数のテレビ局が実施した候補者向けアンケートで“ほぼ回答ゼロ”だったとして、批判が殺到。後に”不備”を謝罪しTwitterで改めて回答していました。また『富裕層への課税強化』に関して毎日新聞で『反対』と答えたものの、朝日新聞には『どちらかと言えば賛成』と矛盾した回答に。あまりに“ブレブレ”な様子に、ネットでは呆れる声が相次いでいました」(前出・全国紙記者)また当選直後にも、一波乱が。「『池上彰の参院選ライブ』(テレビ東京系)で、各局のインタビューをすべて拒否していたと伝えられたのです。さらに番組では、陣営関係者による匿名コメントとして“生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから”とも明かしていました。すると生稲氏の選挙対策事務所スタッフが翌日、池上彰さん(71)とテレビ東京のプロデューサー宛に「事実と異なる」とする抗議文を送付する事態に。あくまで当日の時間が読めなかったことが原因だとして、マスコミ対応責任者である自民党の川松真一朗東京都議もTwitterで《8時当確のような候補者ならテレビインタビューは受けていた》と反論。しかしSNSでは《普通は答えるもんだよ》との声が上がるなど、火に油を注ぐ事態となりました」(前出・全国紙記者)本誌が7月13日から14日に実施した「参院選に当選した、期待できないタレント議員ランキング」では、2位となった生稲議員。回答者からは、政治家としての資質に疑問を抱く声が目立っていた。果たして、生稲センセイは議員としての活動を通じて評価を挽回することができるだろうか?
2022年07月31日与野党でのタレント候補の出馬も目立った第26回参議院選挙。俳優や元アイドル、現役YouTuberなど華々しい経歴が並んだが、注目度が高いだけに言動が物議を醸した人物も。激戦の末に当選したものの、政治家としての活躍は期待できるだろうか。そこで本誌は、「期待できないタレント議員」についてアンケートを行った(7月13日~7月14日)。当選早々、「期待できないタレント議員」で上位にランクインしてしまったのは……?第3位となったのは、れいわ新選組の比例代表で初当選したお笑いコンビ・浅草キッドの水道橋博士議員(59)。これまでもTwitterなどで政権批判をしてきたことでも知られており、歯に衣を着せぬ物言いはしばしば賛否を呼んだ。“れいわ旋風”として期待も寄せられるが、《失言しそう》(20代女性・アルバイト)、《発言や行動が怖いので危なそうだから》(30代男性・アルバイト)と言動に危うさを感じる人もいるようだ。水道橋博士氏は、日本維新の会の松井一郎代表(58)から個人の言論を封じ込める目的の“スラップ訴訟”を起こされたことを機に出馬したと公言している。各メディアのインタビューでは、政治家になった暁には「反スラップ法を作る」と息巻いていた。加えて、同党公式サイトでは《お笑い芸人の反骨精神で権力観察を続けており、また政策的には「消費税をゼロ」「インボイス制度反対」「改憲反対=若者を戦場に送るな!」という立場の主張を自論としており、それらは「れいわ」の政治姿勢とは合致します》とも記している。このような乱立する政策に困惑する人もいるようで、《政策がよく分からない》(20代男性・契約社員)との意見も目立った。■注目度は高くても「政治家の資質を感じない」続いて第2位となったのは、自民党から出馬した元おニャン子クラブの生稲晃子議員(54)。選挙期間中はNHKが実施した立候補者アンケートをほぼ無回答で提出し、東京新聞に掲載されたアンケートも回答が他候補者と酷似していたことで波紋を呼んだ。他にも、毎日新聞のアンケートには「富裕層への課税強化に反対」と答えるも、朝日新聞のアンケートでは「所得や資産の多い人に対する課税を強化すべきだ」との設問に「どちらかと言えば賛成」と回答。釈然としない主張に、“矛盾している”との指摘も相次いだ。さらに物議を醸したのは、『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)で選挙特番インタビューを一切受けないと各テレビ局に伝えていたことが明かされたこと。その理由として「生稲氏が国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りない」と伝えられたが、陣営は後に“時間の問題”だったと猛抗議。しかし、《事前調査やインタビューを見る限り、自分の考えを一切持っておらず、政治に関しても無関心そうに見えたから》(20代女性・会社員)、《テレビ番組に出演拒否という時点で、政治家の資質を感じないから》(40代男性・アルバイト)、《自分の言葉で何も語れないから》(20代男性・学生)と、政治家としての資質に疑問を抱く声が目立った。■公約は芸能人47人の暴露話…「国政と暴露は別問題」そして残念ながら第1位になってしまったのは、NHK党の比例代表で初当選した暴露系YouTuber“ガーシー”こと東谷義和議員(50)。これまで数々の芸能人の暴露話をYouTube上で披露することで知名度を上げてきた。参院選においてもNHK党の政見放送内で東谷氏のビデオメッセージが公開され、実名を伏せる形で“芸能人47名の暴露話”を紹介していた。東谷氏は当選した暁には“47名の実名を晒して暴露する”と公約しているが、《暴露話だけでは政治は出来ないのでは?》(60代女性・主婦)、《暴露なんて興味もないし、国政と暴露とはまた別問題だ》(20代男性・無職)、《話題性のみで国民の代理という意識が低そう》(30代男性・自営業)と政治との乖離を指摘する声が。現在、ドバイに滞在中の東谷氏は、詐欺騒動による逮捕や暴露行為に対する報復行為の可能性があることから当面は帰国しない意向だという。国会を欠席することも予想されるため、《国内に居ないから》(40代女性・アルバイト)との声も上がっている。【政治家としての活躍を最も期待できないタレント議員は?】(複数回答可)1位“ガーシー”こと東谷義和:(NHK党)47.2%2位生稲晃子(自民党):30.8%3位水道橋博士(れいわ新選組):7.2%4位松野明美(日本維新の会):6.4%5位猪瀬直樹(日本維新の会):3.6%6位中条きよし(日本維新の会):3.2%7位青島健太(日本維新の会):1.6%国会議員となったからには、不安を払拭するように責務を果たしてもらいたい!
2022年07月20日クリスタルヴォイス主催、『細 晃子(尾形晃子)ソプラノリサイタル』が2022年11月13日 (日)にJ:COM浦安音楽ホール コンサートホール(6F)(千葉県浦安市入船一丁目6番1号)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 千葉大学合唱団在団中に青島広志氏と出会った当時の名前、細(ほそ)晃子で開催されるソプラノリサイタル。細晃子の透明な癒しの声があなたの心に届きます。青島氏の楽しいトークと青島氏の描いたチラシのイラストも必見。透き通った声とその音楽性でファンも多くリサイタルは毎回大入りの尾形晃子。テレビでおなじみの青島広志氏とは千葉大学合唱団在団中に出会い、その後青島氏の代表作 オペラ「黄金の国」天からきこえる12の声ソプラノ1にて出演。今回のリサイタルは当時も今も青島氏より「細(ほそ)さん」と呼ばれている「細 晃子」の名前で出演します。ヘンデルってどんな作曲家?モーツァルトの「フィガロの結婚」って?コロラトゥーラって?青島広志氏の楽しい解説つき。細晃子の透明な癒しの声が皆さまの心の奥まで届きます。作曲家青島広志の作品もあり、チラシのイラストも青島氏の描いたもの。普段のふたりはこんな感じ???【Program】ヘンデル作曲オンブラ・マイ・フ優しい眼差しよ「ジュリオ・チェーザレ」より輝かしいセラフィムにモーツァルト作曲「フィガロの結婚」より愛の神よ 照覧あれ楽しい思い出はどこへマイアベーア作曲「ディノラ」より影の歌青島広志作曲「風に色をぬりたいな」より風をぬりたいおへやの海夜空のクリスマス文部省唱歌春が来た 茶摘 鎌倉 うみ 虫の声 雪 故郷ほか「尾形晃子ソプラノリサイタル」2017年11月5日/京葉銀行文化プラザ音楽ホールオペラ「魔笛」より 復讐の心は地獄のように我が心に燃え(夜の女王のアリア)プロフィールソプラノ:細晃子(尾形晃子) ほそあきこ千葉大学教育学部音楽科卒業。二期会オペラスタジオ修了。東京音楽大学研究生オペラコース修了。東京声楽コンクール第3位、万里の長城杯国際音楽コンクール第2位(1位なし)入賞。オペラ「魔笛」夜の女王、「ラビュリントス」アリアドネ、「フィガロの結婚」「あまんじゃくとうりこひめ」等のオペラや宗教曲ソロで出演の他、東京室内歌劇場・千葉県文化振興財団・千葉市文化振興財団・二期会BLOC千葉・千葉市音楽協会・京成ミラマーレ・花光ホール・小学校・高齢者施設・障害者福祉センター主催コンサートやスペイン国立サルスエラ劇場など多数出演。千葉テレビ「Jソングアワー」、NHK千葉放送局「ひるどき情報ちば」出演。透き通った声とその音楽性でファンも多く、秋に開催される「尾形晃子ソプラノリサイタル」は毎回大入りで好評を博す。青島広志氏とは千葉大学合唱団在団中に出会い、その後青島氏の代表作 オペラ「黄金の国」天からきこえる12の声ソプラノ1にて出演。今回のリサイタルは当時も今も青島氏より「細(ほそ)さん」と呼ばれている「細 晃子」の名前で出演する。東京二期会・東京室内歌劇場・二期会BLOC千葉・千葉市音楽協会会員、コーラスサークルオアシス指揮者、栗山文昭指揮 Chorus salon Rondoヴォイストレーナー。ピアノとお話:青島広志あおしまひろし1955年東京生まれ。東京藝術大学および大学院修士課程を首席で修了し、修了作品のオペラ「黄金の国」(原作:遠藤周作)が同大図書館に購入され、過去2回の東京都芸術フェスティバル主催公演となる。作曲家としては「火の鳥」(原作:手塚治虫)、「黒蜥蜴」(原作:三島由紀夫)、管弦楽曲「その後のピーターと狼」、合唱曲「マザーグースの歌」、ミュージカル「11ぴきのネコ」など、その作品は200曲を超える。ピアニスト・指揮者としての活動も40年を超え、最近ではコンサートやイベントのプロデュースも数多くこなしている。NHK「ゆかいなコンサート」の初代監督を8年務め、現在もNHKラジオ「高校音楽講座」にレギュラー出演のほか、テレビ朝日「題名のない音楽会」、日本テレビ「世界一受けたい授業」、テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」、TBSラジオ「こども電話相談室」にも出演。著書に『モーツァルトに会いたくて』『青島広志でございます!』『あなたも弾ける!ピアノ曲ガイド』(学研プラス)、『やさしくわかる楽典』(日本実業出版社)、『作曲ノススメ』(音楽之友社)、『21世紀こどもクラシック』(全5巻・小学館)、『音楽家ってフシギ』(東京書籍)、『オペラ作曲家によるヘンなオペラ超入門』『作曲家の発想術』(ともに講談社)などがある。東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学客員教授、日本現代音楽協会、作曲家協議会、東京室内歌劇場会員。開催概要『細 晃子(尾形晃子)ソプラノリサイタル』開催日時:2022年11月13日 (日)13時半開場/14時開演会場:J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(6F)(千葉県浦安市入船一丁目6番1号)■出演者ソプラノ: 細晃子(尾形晃子)ピアノとお話: 青島広志■チケット料金全席自由:4,000円(税込)<カンフェティ限定>1, 000円割引!4,000円→ カンフェティ席3,000円!【主催】 クリスタルヴォイス【後援】 (公財)東京二期会、(一社)東京室内歌劇場、(公財)千葉県文化振興財団、(特非)千葉市音楽協会、二期会BLOC千葉 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月14日7月10日投開票の参院選で自民党から出馬し、見事に初当選を果たした生稲晃子議員(54)。おニャン子クラブ元メンバーということもあり、選挙戦への立候補を表明して以来その動向に注目が集まっていた生稲議員。しかし、その選挙活動は波乱の連続だった。「NHKが行った候補者向けアンケートで、生稲さんはほとんどの項目が無回答でした。インターネット上では“手抜き”などと批判が殺到。生稲さんの選対広報担当を務める川松信一朗の説明によると、生稲さん本人は回答を出しており、無回答となってしまったのは“事務局責任者の処理ミス”だったそうです。しかし、選挙特番『zero選挙2022』(日本テレビ系)が行ったアンケートに対しても生稲さんはほぼ無回答。こちらについてもインターネット上では波紋が広がっていましたが、生稲さんから説明はありませんでした」(政治部記者)さらに別のアンケートでも疑惑が。7月5日の東京新聞朝刊に掲載された『コロナ対応の緩和』についての質問に対する生稲議員の回答が、同じく自民党候補者の朝日健太郎氏(46)のものと酷似していたのだ。本誌の問い合わせに対して、生稲議員の選挙事務所はこう回答していた。「回答を作成する上で、間違いがあってはいけないので党の専門的な部分に確認しました。朝日先生のことはわからないので推測ですが、同じように確認をされたのかもしれません」釈然としない説明に終始し、波紋を呼び続けた生稲議員。投開票当日の10日も、全局の選挙特番への出演を“拒否”し、国会議員としての資質を問う声が相次いでいた。そんな生稲議員とは対照的に、評価を高めているかつての“仲間”が。同じくおニャン子クラブの元メンバー・工藤静香(52)だ。「今年ソロデビュー35周年を迎える静香さんは、7月にカバーアルバムの発売とコンサートツアーを予定しています。それに先がけて7月2日には『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)に出演。『黄砂に吹かれて』『くちびるから媚薬』『嵐の素顔』など往年の名曲を披露し、20代の頃と変わらない歌唱力を見せつけました」(芸能関係者)SNS上では、《久々に工藤静香の歌聴いたけど昔と全然変わらない歌声!さすが》と圧巻の歌声を称賛するコメントがあがっていた。芸能人としてだけでなく、プライベートでも静香は充実の時を過ごしている。その陰にあるのは、モデルや女優として活躍する愛娘たちだ。「『THE MUSIC DAY』で歌う静香さんの姿を長女のCocomiさん(21)が動画として撮影し、Instagramのストーリーズに投稿していたのが“微笑ましい”と話題に。また次女のKoki,さん(19)は、静香さんと2人でキッチンに立ち料理をする動画を7日にInstagramに投稿。BGMには静香さんの楽曲『MUGO・ん・・・色っぽい』。仲睦まじい様子でした。静香さんもCocomiさんとKoki,さんの芸能活動の現場に帯同し、自身の経験を活かしながらアドバイスを送るなどして支えています。2人もそんな静香さんにとても感謝しているといい、母としてだけでなく、芸能界の先輩としてもいい関係を築いているのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)うしろ髪ひかれ隊のメンバーでもあった生稲と静香。正反対なかつての仲間の姿に、2人は何を思うかーー。
2022年07月14日《安倍先生のご遺志を引き継ぎ、優しく、強い政治家として任期の6年間を全力で働いてまいります》参院選の投開票から一夜明けた7月11日、Twitterにこう投稿したのは生稲晃子議員(54)。自民党から立候補し見事初当選を果たしたが、波乱の幕開けだった。「生稲さんは選挙特番のインタビューを一切受けないと各テレビ局に伝えていたことが『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)で明かされました。匿名を条件に陣営の関係者が明かしたところによると、その理由は“生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから”だといいます」(テレビ局関係者)“資質不足”により、出演拒否をしたと説明されてしまった生稲議員だが、陣営の関係者は猛抗議。『よろず〜ニュース』の取材に対し、「当確が出るのが遅くなると見込まれ、各社のインタビューを受ける時間がないので、0(全く受けない)か100(全部受ける)かを選ぶとなった時に、0を取った」と、“出演拒否”の理由を改めて説明していた。「生稲さんのマスコミ対応責任者だという自民党の川松真一朗東京都議も、自身のTwitterで《8時当確のような候補者ならテレビインタビューは受けていた》と反論。しかし、当確の時間が読めないというのは生稲さんだけでなく他の候補者も同じ。それでも他の候補者はインタビューに応じていますから、生稲さんの説明する“出演拒否”の理由に有権者は納得し難いのではないでしょうか」(政治部記者)さらにその後、生稲議員のTwitterでは「選対スタッフより」とした上で、《「池上彰の参院選ライブ」中で「生稲晃子が開票日にTV局個別インタビューをお断りした理由」につき出演者から事実と異なる発言がありました》と説明し、テレビ東京のプロデューサー宛に送付した抗議文の文面を添付していた。出演拒否の真相は定かではないものの、選挙期間中の生稲議員に資質を問われるような疑問が相次いでいたことは事実だ。「生稲さんはNHKが行った立候補者へのアンケートをほぼ無回答で提出する、東京新聞による候補者への質問に対し他の候補者と酷似した回答を出すなど、物議を醸していましたがいずれも釈然としない説明に終始するばかりでした」(前出・政治部記者)さらに別のアンケートでは、政治家として一貫性のない回答をしたことも……。「毎日新聞へのアンケートに対し、生稲さんは『富裕層への課税強化に反対』と答えていました。にもかかわらず、朝日新聞へのアンケートの『所得や資産の多い人に対する課税を強化すべきだ』という設問には『どちらかと言えば賛成』と回答しています。どちらも同じ趣旨の質問ですが、生稲さんは真逆の回答をしていて、矛盾していると言わざるをえません。こうした行動が続出しているのですから、“国会議員の資質、勉強が圧倒的に足りない”という批判を受けても仕方ないでしょう」(前出・政治部記者)次の改選選挙が行われるまでの6年間、生稲議員の歳費は当然、税金で支払われることになる。しかし、選挙前から“準備不足”ぶりが露呈した生稲議員の歳費に“血税”があてられることへの怒りの声が噴出している。《なんで生稲晃子の勉強代を国民が払うんだよ》《ここから6年間、圧倒的に不足する知識を補う(勉強する)ことになるが、勉強代を払うどころか、税金から報酬もらえるわけで。明日の生活すら危うい人が多数いる中、勉強して(するのか知らんが)金もらえるって最高だな、生稲氏》《経験、知識が圧倒的に足りないって…勉強してから出馬しろよお前の勉強代に何で税金使われるんだよ》《生稲晃子の勉強代を税金で払うより、学生の教育費無償化に使ってもらいたい。》
2022年07月12日7月10日、第26回参議院選挙で初当選を果たした東京選挙区に自民党から立候補した元「おニャン子クラブ」の生稲晃子氏(54)。この日、テレビ各局のインタビュー取材を一切受けなかった生稲氏の対応が波紋を呼んでいる。ことの発端は、7月10日の参院選投開票に伴って放送された、「池上彰の選挙ライブ」(テレビ東京系)。番組内では、生稲氏がこの日テレビ各局のインタビュー取材を一切受けないことが伝えられた。さらにその理由について同局の記者が取材したところ、陣営の関係者が匿名を条件に“生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから”と回答したという。この報道に対し、生稲陣営は猛抗議。「よろず~ニュース」によると、取材に対し「当確が出るのが遅くなるのが見込まれ、各社のインタビューを受ける時間がないので、0(全く受けない)か100(全部受ける)かを選ぶとなった時に、0を取った」と説明していたという。さらに、匿名の関係者による“国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りない”という発言に対しては「誰がそんなことを言ったのか。ありえない。未確認の情報を公共の電波で話さないでもらいたい」と怒りを示したという。また、生稲氏のマスコミ対応責任者だという自民党の川松真一朗東京都議も、自身のツイッター上でテレビ東京の報道に対し反論。《全マスコミに本件説明をしたのは私。8時当確のような候補者ならテレビインタビューは受けていた。「陣営の関係者」なる者の発言を公共の電波を使って一方的に批判した事への怒り。》などと投稿。インタビューを受けなかったのは“時間の関係”のため、と強調した。“インタビュー拒否”の真相を「時間の問題」とした生稲陣営だが、今回の選挙期間中、生稲氏の行動はネット上でたびたび波紋を呼んでいたのも事実。NHKが実施した立候補者アンケートをほぼ無回答で提出したり、東京新聞に掲載されたアンケートでも回答が他の候補者と酷似していたのだ。前者に対して生稲氏陣営は“担当者のミス”と釈明、後者についても“党に確認しながら回答を作成した結果”と説明している。こうした“不手際”が選挙期間中に相次いで発覚していた状況の中、インタビュー出演拒否騒動に反論した生稲氏陣営。ネット上では“逆ギレ”と呆れ声が相次いでいる。《これ言い訳になってないよね?当選の報が入っていようがいまいが普通は答えるもんだよ。昨年落選した辻元さんだって選挙特番のインタビューは受けてた。》《そもそも、当確時間云々言うけど他の候補者だって同じですよね。苦し紛れの言い訳ばっかするから叩かれるんだよ。》《勉強不足だったのは分からないけど、やはり皆さん仰る通り、1社でも時間の許す限り受けるべきだった気はします。》《よく言うよ。これから勉強みたいな候補を立てといてただの逆ギレじゃないか。》《怒ってんのは国民だよ、言い訳すんな。そもそも0:100の考えがおかしいんだよ。変なプライドなんか持つな。》《落ちた人でもインタビュー応えるのに、当選した人が答えないって終わってるやろ?怒る所間違ってるやろ。》選挙期間が終わり、時間はたっぷりできるはず。国民への説明が求められる。
2022年07月11日7月10日に行われた参院選の投開票に伴い、各テレビ局が選挙特番を放送。各番組とも、立候補者や政党幹部へのインタビューを放送したが、そのインタビューを拒否した人物が。東京選挙区に立候補した生稲晃子(54)だ。このことが明らかになったのはテレビ東京系「池上彰の選挙ライブ」でのこと。司会の池上彰(71)が「自民党の生稲晃子候補に関しては、安倍さん(安倍晋三元首相)の事件が起きる前に、ぜひこの番組に出ていただきたい、とお願いしたんですが、この番組だけではなく、全ての番組のインタビューには応じては頂けない、となってしまいました」と説明した。これについて同局の記者は、生稲の陣営の関係者にその理由を取材したところ、陣営の関係者は匿名を条件に、“生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから”と回答したのだという。立候補者が選挙特番に出演することの意義について、テレビ局関係者は次のように語る。「開票後の選挙特番では、当選者も落選者も概ねインタビューに応じます。もちろん必ず応じなければならないわけではありませんが、当選した場合には所信表明の場にもなります。特定の局ならともかく、全局一律に拒否するというのは聞いたことがありません」さらに生稲の選挙活動中の行動について説明を聞きたいという指摘も。「生稲さんは、NHKが行った立候補者へのアンケートをほぼ無回答で提出して物議を醸しましたが、“担当者のミス”と釈明。さらに東京新聞に掲載された質問への回答が他の候補者と酷似しており、これについても釈然としない説明をしていました。波紋を呼ぶ行動が多かっただけに、その説明をしっかりしてほしいと思っていたのですが……」(政治部記者)前代未聞の理由でインタビューを拒否した生稲。これに対しインターネット上では批判の声が噴出している。《生稲晃子さんが選挙特番出演NGって、トンデモない話だよな。 じゃあなんで立候補したんだよ》《何故立候補したのか、生放送で説明頂きたい。もちろんスタッフが書いた台本ではなくご自身の言葉で》《我々の税金から多額の金がこの人に入るって思うと腹立たしいことこの上ない》《じゃあまず立候補すんな税金の無駄だよ まじで呆れた。》番組に出演していた宮崎美子(63)は「はぁ?」と訝しげな表情。さらに池上も「そもそも、有権者に“ぜひ、私に投票してください”って選挙中ずっと言い続けてきたわけですよね。でしたら、もし当選が決まるのであればそれに対して“これからこういうことをやっていきます”と、みなさんに伝えることが政治家としての責務、責任ではないのかなと思う」と苦言を呈した。出馬したのにもかかわらず、インタビューを拒否した生稲。見事当選したが、議員としての資質や勉強は今後培われていくのだろうかーー。
2022年07月11日《NHK「第26回参議院選挙候補者アンケート」への私の回答に不備があり申し訳ありませんでした。》6月28日、自身のツイッターに動画をアップしてこのように謝罪したのは、7月10日に投開票が行われる参院選で、自民党から出馬している元「おニャン子クラブ」メンバーの生稲晃子氏(54)。生稲氏のNHKの候補者向けアンケートのほとんどが無回答だったこと対し、ネット上で批判が殺到。謝罪する事態となったのだ。生稲氏の選対広報担当を務める自民党の川松真一朗都議によると、アンケートへの「無回答」は事務局責任者の処理ミスで本人は回答を出していたという。そうした騒動も冷めやらぬなか、生稲氏の別のアンケートに新たな疑惑が。今度は他候補と回答が酷似していると波紋を呼んでいるのだ。疑惑が生じたのは、7月5日の東京新聞朝刊に掲載された「コロナ対応の緩和」についての質問に対する生稲氏の回答。その内容は以下の通り。《新型コロナは致死率や重症化率が高く、さらなる変異の可能性もあり、5類にすると、入院措置をはじめ健康状態の報告・把握、外出自粛等の要請ができなくなります。今後の状況等を踏まえつつ、適切に対応していきます》実は、この内容が同じ紙面に掲載されていた、自民党候補者の朝日健太郎氏(46)のものと酷似しているというのだ。朝日氏の回答は以下。《新型コロナは致死率や重症化率が高く、さらなる変異の可能性もあり5類にすると入院措置をはじめ健康状態の報告・把握・外出自粛等の要請ができなくなってしまう。今後の状況等を踏まえつつ適切な対応をすべきだ》確かに見比べてみると、語尾や句読点の個数が違うほかは一字一句同じだ。紙面に二つの酷似した回答が並んだことに対し、SNS上では“ほぼほぼコピペ”、“いくらなんでも同じすぎ”と批判が相次いだ。一体なぜ、生稲氏と朝日氏の回答が酷似しているのだろうか?生稲氏の選挙事務所に問い合わせたところ、担当者より以下のような返答を得た。「回答を作成する上で、間違いがあってはいけないので党の専門的な部分に確認しました。朝日先生のことはわからないので推測ですが、同じように確認をされたのかもしれません」所属する自民党に確認しながら回答を作った結果、似た内容になったという。また、酷似していることについての見解を求めたところ、回答は得られなかった。
2022年07月06日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に夢中で読んだマンガの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょう――。「小学校のころからスポーツは得意で、助っ人として参加した女子サッカーチームで、全国大会にも出場しました。小6のときの50メートル走のタイムは6秒08。ですから『タッチ』のヒロインで、スポーツ少女の南ちゃんのイメージガールを選ぶ『ミス南コンテスト』では『芸能界でいちばん足が速い石川秀美さんにも、絶対に勝つ自信があります』とアピールしたんです」そう懐かしそうに振り返るのは、生稲晃子さん(53)。当時よくテレビ放送されていた芸能人の運動会にも出場したいと思っていたそうで、それは’80年代アイドルの影響が大きかったという。なかでも真っ先に思い出すのは田原俊彦だ。「小6のときに『3年B組金八先生』(’79~’11年・TBS系)を見てファンに。同時期にデビューした松田聖子さんも大好きで、2人が出演する『レッツゴーヤング』(’74~’86年・NHK)や『ザ・ベストテン』(’78~’89年・TBS系)は欠かさず見ていました。とくに『ベストテン』は、毎週、ランキングをノートに記録。翌週の予想をしていたのですが、2人のファンだから、どうしても上位にくるんですね(笑)」とくに印象に残っている曲は、トシちゃんの2枚目のシングル『ハッとして!Good』(’80年)。「グリコのチョコレートのCMソングで、赤い電話ボックスでトシちゃんと聖子ちゃんが出会うシーンが、すごくすてきだったんです」海外旅行にも憧れていた当時、『アメリカ横断ウルトラクイズ』(’77~’92年・日本テレビ系)を見て、疑似体験をしていた。「アメリカどころか、まだ飛行機にすら乗ったことがなかったので、番組はすごく楽しみでした。問題が難しくて全然わかりませんでしたが、最初の◯×クイズくらいはできるので、参加するのが夢でしたね」テレビのCMで流れていた、杉山清貴&オメガトライブの『サマー・サスピション』(’83年)も、青春の1曲。「一時期、授業中でもずっと頭の中に流れていたほど。詞が好きで、何度もノートに書き写していました。杉山さんの曲は、都会の大人の恋愛が描かれていて“杉山さんの歌に出てくるような、おしゃれな女性になりたい”って思っていました。“ハンドルを握った女性がハイウエーをひた走る”みたいな歌詞の世界観を想像しては、かっこいいなって。3枚目のシングル『君のハートはマリンブルー』(’84年)の歌詞に“ツイードのジャケット”が出てくるのですが、“いったいツイードってなんだ?”って思ったりして。今みたいにスマホで簡単に調べられないから、なかなかわからなかったのですが、芸能界に入ってから着る機会があって“これがツイードか!”と、感動したことを覚えています(笑)」■優勝候補と言われた「ミス南コンテスト」とにかくテレビが好きで、生活の中心。好きな番組が放送されていない時間を見計らって、お風呂に入ったりしていたそう。「アイドルはいつも、かわいい衣装を用意してもらえるし、車の後ろの席に乗って移動しているじゃないですか。そんな華やかな生活をうらやましく思っていましたが“じゃあ、自分が芸能界へ!”とはまったく考えませんでした」’84年、16歳のときに「ホリプロタレントスカウトキャラバン」に応募したのは、芸能界への憧れとは別の理由だった。「たしか優勝者に100万円、その推薦者に50万円が贈られていたと思うんです。思春期に親とぶつかったとき、『一銭の稼ぎもないくせに、偉そうなことを言うな』って怒られて、それなら“一銭の稼ぎをしよう”と。『合計150万円の賞金がもらえたら山分けする』と約束して、4つ上の兄に応募写真を撮影してもらいました」残念ながら賞を取ることはできなかったが、系列の芸能事務所からスカウトされ、所属することに。「それでCMのオーディションなどを受けたんですが、どれもうまくいかなくて、次第に生活の中心が高校のバレーボール部になっていきました」大学進学に力を入れている私立高校に通っていたこともあり、まわりもすっかり受験モードに突入していた高3のころ、出合ったのが「ミス南コンテスト」だった。「『みゆき』や『タッチ』など、あだち充先生の作品を兄が好きだったこともあって、私も単行本を読むように。自分のペースで世界観に浸りたかったので、アニメよりマンガで楽しんでいました」スポーツが得意で、髪も肩にかかるくらいだった生稲さんは、友人から「南ちゃんに似ている」と言われることも。「その言葉に有頂天になり、どんどん南ちゃんのことが好きになってしまって(笑)」だからこそ絶対にコンテストには出場したかった。「“芸能界で手っ取り早く稼ぐ”という幻想を捨てて大学受験に集中するための、最後の思い出作りのつもりでもありました」決勝戦は、新宿のスタジオアルタで行われたが--。「その前に『どうも、あだち先生があなたを気に入っているらしく、優勝する可能性がある。当日は制服を着てきてください』と言われ、南ちゃんと同じようなジャンパースカートで行きました」だが、“芸能事務所に所属していないこと”が条件だったこともあり、生稲さんはグランプリを逃してしまったという。「帰りの電車の中で“話が違う。芸能界は嘘の世界だ”って、大泣きしました。一緒だった母は恥ずかしかったと思います」しかし、このコンテストで生稲さんに魅力を感じたレコード会社から、おニャン子クラブのオーディションを受けてみないかと、電話があった。「最初は失意のあまり『嫌です』と即答したんですが、『一度、スタジオに来てください』と言われて。トシちゃんがそのレコード会社から曲を出していて、レコードやポスターをたくさんいただき、説得されてしまいました(笑)。“ダメでも普通の生活に戻ればいいだけ”と考え直し、おニャン子クラブのオーディションを受けることにしたんです」それをきっかけにデビューした生稲さんは、芸能界での足場を築き、現在に至っている。「南ちゃんは本当に好きなキャラクター、私の人生を変えてくれた存在なのは間違いありません」
2022年01月23日イディナ・メンゼル、X JAPANらの日本公演でコンサートマスターを務めたバイオリニストの枝並千花率いるオーケストラプロジェクト、ORCHESTRA POSSIBLEが、いよいよ本格始動。6月に初のフルオーケストラコンサートを開催することを発表した。【チケット情報はこちら】ORCHESTRA POSSIBLEは2016年より最小編成で活動をスタートし、映画音楽、ドラマ音楽、ゲーム音楽などを独自のアレンジでオーケストラ演奏してきた。枝並は、「“心に届く音楽を発信したい”という気持ちにジャンル分けはいりません。クラシックに留まらず、ジャンルレスに活動していきます。今までにない新しいオーケストラスタイルを築き上げたい」と意気込みを語った。本公演では、“Born ~音楽は心のくすり~”をテーマに、『JIN -仁-』『DOCTORS ~最強の名医~』『医龍 -Team Medical Dragon-』など、8作品以上の日本の医療ドラマを彩った名曲の数々をフルオーケストラで披露する。「医療ドラマには名曲がたくさんありますので、オーケストラのサウンドでみなさんに聴いていただきたい」と枝並は語った。指揮を務めるのは、映画『マエストロ!』で西田敏行の指揮指導などを担当した、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団アソシエイトコンダクターの佐々木新平。「お客さんが持っている医療ドラマへの思い出に寄り添い、そしてその思い出をさらに豊かにするような音楽を心掛けたい」とコンサートへの思いを力強く語った。また、本公演の趣旨に賛同した生稲晃子がスペシャルサポーターに就任。2011年に乳がんを発症し、5年間に5度の手術を経験した生稲は、「病室にひとりでいると不安と恐怖で押しつぶされそうになりました。そんなとき、病室に付いていた有線でクラシックを24時間かけていて。クラシックは寄り添ってくれる音楽。闘病中はクラシック音楽に助けられました」と自身の経験を明かした。会見の最後には枝並がバイオリンを生披露し、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』より『Code Blue ~the same spirit』、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』より『ドクターXのテーマ』、『白い巨塔』より『Amazing Grace』を演奏。間近で聴いていた生稲は、「心地よさと興奮ですごく熱くなりました。聴いているだけで涙が出そうに。これをオーケストラで聴ける当日が楽しみです」とPRした。ORCHESTRA POSSIBLEによるコンサート“Born ~音楽は心のくすり~”は、6月22日(金)東京・東京オペラシティ コンサートホールにて開催。チケット発売中。取材・文:門宏
2018年05月14日「乳がんが見つかって、もう7年目に入りました。それでも3カ月に1回は乳腺外科、そして半年に1回は婦人科と再建手術の経過観察のために整形外科に通っています。薬代や検査代で、どんどん1万円が消えていく……。がんは、本当に長く付き合う病気だから“保険に入っててよかった!”と思えます」 そう語るのは、乳がんサバイバーであり、『右胸にありがとうそしてさようなら』の著者もある、生稲晃子さん(48)。’11年3月に左胸に腫瘍が見つかり、5月に乳房温存手術を受けた。8月に1カ月をかけて放射線治療するも、翌’12年に右胸に再発、再再発を繰り返して右乳房を全摘出、再建手術を受けた。’15年11月、5度にわたる手術など、壮絶な闘病経験を本誌に告白した。 今回彼女は、乳がん治療での、自身の保険との付き合い方について語ってくれた。 「がんどころか、自分は病気にもならないと思って、若いときはもちろん、結婚しても保険のことは考えませんでした。ただ、長女が生まれたとき“自分たちに何かがあっても、子どもに迷惑をかけたくない”と思って、医療保険に入ったんです」 通常の医療保険に、がん特約を付加した。月々の支払いは“高いなあ”と思っていたものの、5年後に乳がんがわかったとき“安心”を与えてくれたという。 「最初の1〜2年は入院・手術が続いたので医療費も領収書が分厚い束になるくらい高額になってしまって……。でも、入院費用、手術費用、放射線治療費など、すべて保障されたので、すごく助かりました。私は周囲にがんであることを隠していたので、個室を利用したのですが、公的保険が適用されない高額の差額ベッド代もカバーしてもらいました」 再発したために行った“日帰りの外来手術”は保障の対象外だろう……と勝手に思い込んでいたという生稲さん。 「保険会社の担当者から、『それも対象内だから支払います』と言ってもらいました。保障の内容でわからないことがあったら、しっかりと担当者に聞いてみることもとても大切なことだ、と今は言えますね」 もちろん、保険に加入しているだけで安心してはダメ。日々進化しているがん医療に対応していかなくてはならないという。 「保険会社の担当者が『見直しをしましょう』というのを先延ばしにして、失敗してしまいました。乳がんの場合、抗がん剤治療やホルモン剤治療などがありますが、私の保険は抗がん剤には適用されるものの、現在、私が受けているホルモン剤治療は適応外です。毎日1錠“これが何百円もするんだ”と思いながら、大切に飲んでいます。もうちょっと、保険の勉強しておけばよかった……」 がん保険は、入って終わりではない。今の自分や家族にとって、何が必要かを考えながら見直すことが大事なのだ。
2017年02月19日2016年は、著名人のちょっとドッキリするようなスキャンダル報道が多い1年でした。特に、「週刊文春」をはじめとする各週刊誌が、競うように「不倫」や「熱愛」、「分裂」などをスクープしていましたよね。今年は比較的静かな幕開けになったようですが、今後どうなっていくのでしょうか。そこで今回は、星占いのホロスコープ(惑星の配置)から見て、週刊誌やスポーツ新聞よりも一足早く、この2017年に何かしら「スキャンダル報道」に巻き込まれそうな芸能人をチェック!占いサイト『前世からの約束』の監修者である占い師・波木星龍先生に、解説していただきました。◆星占いで「何が起こるか」予測するには…もちろん星占いなので、目撃情報などに基づくものではなく、あくまでホロスコープだけの判断で、実際にそうなっていくとは限りません。けれども占星学には、出生時のホロスコープにトランジット(現在)の惑星の配置を重ね合わせることで、何が起こるか予測する方法があるのです。これを使って、今年「不倫」や「熱愛」、もしくは「離別」といったニュースで注目を浴びそうな人たちを調べてみると、何人かの方が浮かび上がってきました。今回ピックアップした基準は、出生時のホロスコープで、金星あるいは月が、天王星・火星に対してアスペクト(ホロスコープ上の惑星同士の"角度")を作り、それらの惑星にトランジットの天王星(アクシデントを象徴する星)がアスペクトを投げかけている人たちです。今年の場合、天王星は牡羊座の21度~28度の間を移動していきます。したがって、その間に主要な惑星とアスペクトを作ると、スキャンダラスな出来事が生じやすいのです。…少し難しくなってしまいましたが、実際に該当する6人の方々の例をご紹介していきましょう。私生活で絶体絶命のピンチも!?黄色信号が点滅するのは…小池栄子さん…「牡羊座の月」にトランジットの天王星が重なる最初に浮かび上がったのは、タレントで女優の小池栄子さんのホロスコープ。彼女の出生時の月は、金星・冥王星と180度、天王星と150度の位置にあります。これらに対し、トランジットの天王星は牡羊座の24~25度の位置を4月に通過。昨年末、夫である坂田亘さんは格闘技イベントに出場し敗戦を喫しました。坂田さんは結婚当初から借金が3億円あると話題に。気丈な小池さんが何度もピンチを救っているものの、今年は別居や離婚など、トラブル報道の暗示が。◆交通事故だけでは終わらない?謹慎明けの時期に注意井上裕介さん…「牡羊座の金星」にトランジットの天王星が重なる先日の当て逃げ事故から謹慎を余儀なくされたノンスタイル・井上さんのホロスコープを見てみると、出生時の金星は土星と150度、冥王星と180度、天王星と150度、海王星と120度の位置にあり、多数のアスペクトが存在しています。これらに対し、トランジットの天王星は牡羊座の23度~25度の位置をを3月~4月にかけて通過。謹慎明けて間もなくの頃に、スキャンダル報道が出てくる予感が。究極、コンビ解消の可能性もあるかも?うまく乗り切ってほしいところです。1年を通して「波乱」の年生稲晃子さん…牡羊座の金星にトランジットの天王星が重なる続いて、元おニャン子クラブの生稲晃子さんのホロスコープです。彼女の出生時の金星は天王星と海王星に150度の位置で、鋭角の三角形を形作っています。これらに対しトランジットの天王星は牡羊座の23度~25度の位置を3月~4月、及び11月に通過していきます。スキャンダルの可能性が高まるので、予断を許しません。◆またまたドキドキさせる「新恋人」の出現…?川村エミコさん…蠍座で月と天王星が0度、トランジットの天王星は180度の位置に昨年末に破局を報告した「たんぽぽ」の川村さん。出生時の月は天王星と0度、金星とは60度のアスペクトを作っています。これらに対し、トランジットの天王星は、牡羊座で、出生時の月に対して150度となる位置を3月に通過。これは失恋に負けず新たな恋に猛突進する予感を示します。ただし、不倫や二股で遊ばれてしまうといった可能性も含んでいるので、注意が必要そう。◆SPEED恋愛にはスキャンダルが待っているかも…?今井絵理子さん…獅子座で金星と火星が0度、トランジットの天王星が120度の位置次は政治家として華やかな転身を果たした歌手・今井絵理子さんのホロスコープです。今井さんの出生時の金星・火星は海王星と120度、月とは150度の位置です。これらに対し、トランジットの天王星は、牡羊座で出生時の金星・火星と120度となる位置を3月~4月に通過し、恋愛におけるちょっと危険なスキャンダルが報道されそうな予感をはらんでいます。◆予期せぬ出来事に注意が必要!仲間由紀恵さん…蠍座で金星と天王星が0度、トランジットの天王星が150度の位置に最後は俳優・田中哲司さんと結婚した女優・仲間由紀恵さんのホロスコープを。彼女の出生時の金星・天王星は月と90度、土星とは60度の角度を作っています。これらに対し、トランジットの天王星は牡羊座で出生時の金星・天王星と150度となる位置を3月と12月に通過。ここから考えられるのは、"予期していなかった周辺"から、別居や不倫といった、スキャンダラスな報道が出て来る可能性です。とはいえ素敵なご夫婦ですから、危うい時期でも上手に越えていくことに期待しましょう。あくまで星占いの話であり、現実的な危機ではないとは言え、そういったスキャンダラスな事象に結びつきやすい時期はあるものです。注意が必要な場合はそのことを意識して、変に油断したり、良くない誘惑に惑わされないよう、気を引き締めて行くことが重要。自分のホロスコープも見てみたいという方、自分の恋愛や結婚について詳しく占ってみたいという方は、波木星龍先生監修の占いサイト『前世からの約束』をぜひご覧ください。本格的な占星術を楽しんでいただけます。~古今東西のあらゆる占いに精通し、確かな実績と実力を持つ本格占い師~波木星龍(なみきせいりゅう)鑑定暦30年以上、延べ5万人以上の鑑定実績をもつ本格占い師。古今東西のあらゆる占術に精通している。対面鑑定のほかに「正統占い教室」という占い教室を主宰し、数多くの有名占い師を生み出している。『占星学秘密教本』(魔女の家BOOKS)、『江戸JAPAN極秘手相術』、『神占開運暦』、『この占いがすごい!―神聖開運占術大全〈2017年版〉』(八幡書店)など著書・監修書籍も多数。★鑑定所「波木星龍」波木星龍による本格鑑定を受けられる鑑定所です。あなたの悩める「人生&運命」と真摯に向き合い、各種の占術を通じ“最良の選択肢"をアドバイスいたします。住所:札幌市中央区南1条東7丁目2-2 ラピスアクアシティー大通1205※札幌地下鉄東西線「バスセンター前」駅10番出口から徒歩3分。▼鑑定のご予約はこちら電話:011-231-3344メール:namiki.s@jcom.home.ne.jp
2017年01月16日フリーアナウンサーの本田朋子が、9月23日に放送されるTBS系バラエティ特番『謝りたい人がいます。』(20:57~)に、これまで同番組でMCを務めてきた小林麻耶アナウンサーの"代打"として出演する。12日、都内で行われた収録に参加し、その後の囲み取材で収録の感想を語った。『謝りたい人がいます。』は、芸能人が本気で謝りたいと思っている人に謝罪するバラエティ番組。2013年の初回放送から4回にわたって放送されてきたが、このたび約2年ぶりに第5弾が放送される。これまでお笑いコンビ・ブラックマヨネーズとフリーアナウンサーの小林麻耶がMCを務めていたが、小林アナが休養中のため、今回は本田アナが務める。収録後、ブラックマヨネーズと共に囲み取材に応じた本田アナは、「この番組のファンだった」と明かし、「芸能人の方々の謝罪したいという気持ちの裏には、苦労や恩人への感謝、恩人からの愛情があり、温かいものをじんわり肌で感じることができる番組だなとあらためて思いました」と語った。そして、これまでMCを務めてきた小林アナについて、「ワイプの中の表情だけでも感情がすごく伝わってくる表現力の豊かさがすごい先輩だなと思っていた」と印象を述べ、「局を越えて尊敬できるアナウンサーや格が違うなと思う方の中でも、麻耶さんはピカイチ。いろんな面をお持ちで、人間的にも魅力的な方」と称賛した。さらに、「麻耶さんの代わりに務めるというのはかなりプレッシャーがありました」と打ち明け、「逆に麻耶さんの代わりはできないので、自分らしい等身大の進行として臨ませていただこうと思いました」と説明。「麻耶さんが元気になって戻ってきたときに安心して座れるように、椅子は温めておきました」と小林アナの復活も願った。なお、第5弾のテーマは「後悔」で、三遊亭円楽は故・立川談志、久本雅美は若かりし頃お世話になった"東京のお父さん"、生稲晃子は"命の恩人"である短大時代の友人に謝罪する。その中で、円楽と談志の知られざるエピソードや、久本の上京時の秘話が明らかになり、乳がんと戦う生稲は命の有限を知って感じた思いなどを語る。
2016年09月16日歌舞伎俳優・市川海老蔵さんが6月9日、東京都内で会見を開き、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが乳がんを患っていることを明らかにした。海老蔵さんによると、1年8カ月前に判明したそうで、「2人で人間ドックを受けて、結果的に何回か調べてわかった」とのこと。進行スピードは速いそうで、現在は抗がん剤治療を中心に行っており、手術という選択肢も考えていると話した。過去にはタレントの北斗晶さんや生稲晃子さんも罹患(りかん)を公表するなど、芸能界にも乳がんと闘っている女性は少なくない。「女性特有のがん」とも称されることがある乳がんを女性だけではなく、パートナーを持つ男性にもきちんと理解してもらうべく、乳がんに関する記事をまとめた。○女性がなりやすいが、男性も発症する厚生労働省の統計(2011年)によると、女性の乳がんの罹患率(りかんりつ)は20.4%で、女性のがん罹患率の中では最多だった。死亡率は全体では第5位だったが、30歳~64歳までの女性の死亡率では第1位になるなど、比較的若い世代で亡くなっている人が多いことがうかがえる。主なリスク因子には、飲酒習慣や喫煙、ホルモン治療、肥満などがあるとされている。■乳がんだけじゃない! 女性がなるリスクの高いがんを知っていますか?昨今の日本では、毎年6万人ほど乳がん患者が増えているとされており、親からの遺伝で発症する人もいる。また、「女性がなるがん」というイメージが強いかもしれないが、数こそ少ないものの男性でも乳がんになるケースは確認されている。■乳がんや卵巣がんって遺伝するの!? 予防はできる?○日ごろからのセルフチェックが早期発見のカギ乳がんを早期に発見するための手段の一つとしてセルフチェックがある。時にはパートナーが女性の胸のしこりに気づくこともありうるが、やはり自分の胸の異変は自分が一番気づきやすいはず。定期的に自らの乳房を触ったり、鏡で見たりする習慣を持つのがいいだろう。■乳がんはセルフチェックで見つけられる? - 「医師の触診も完全ではない」■乳がん予防の第一歩は、普段の自分の胸の状態を知ることにあり!○日本の乳がん検診受診率は最低クラス毎日、自分の目や手でセルフチェックをする一方で、機械や医師によるチェックも乳がんの早期発見には必要不可欠。特に乳がんの場合、「医師であっても触診は完全ではない」と言われていることから、なおさら超音波検査やマンモグラフィー検査で検診を行うことが重要となってくる。だが、日本のがん検診受診率はOECD加盟国34カ国中で最低水準にある。例えば、米国の乳がんと子宮頸(けい)がんの検診受診率が70~80%であるのに対し、日本はその約半数の40%という低い値となっている。■がん死亡率増加は先進国で日本だけ--がん検診受診率は欧米と比べて最低水準定期健診をしていたとしてもがんを100%発見することは難しいのが現状だが、一定以上の効果は認められている。乳がんの早期発見に大切なのは、病院での検診はもちろん、"自己検診"によって「自分の正常時の乳腺の状態」を知ることだと覚えておこう。■乳がん予防に大切なのは病院+自分による「W検診」○企業にも広がる乳がん検診を促すサービスこのように女性の罹患率が高いにも関わらず、検診が進んでいるとは言いがたい現状を鑑みてか、乳がんの早期発見・早期治療に結びつくようなサービスを提供する企業なども出始めている。■生協で「乳がん触診モデル」設置など、早期発見のための活動を実施中■乳がん検診施設紹介サービス「乳がん検診コンシェルジュ」開始「オペ室より愛をこめて」を執筆する医師のさーたり先生も、実際に乳がん検診でエコーや触診を重ねてきた中で、「もっと早く乳がん見つけられたのではないだろうか」と感じる患者さんに何人も出会ってきたという。卵巣がんなどの気づきにくいがんもある中で、乳がんは「自ら発見可能かもしれないがん」ともとらえることができる。特に女性は今回紹介した記事を参考にし、これまで以上に自分の胸に対して敏感になり、これまで以上に乳がん検診に興味をもってほしい。
2016年06月10日