小栗旬や西島秀俊をはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子ら「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を描く「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。5月30日(火)今夜放送される第8話では、そんな「特捜班」の5人が150人近い信者がいるカルト教団に突入し、規格外の“7分30秒”ノンストップバトルを展開!西島さんと石田ゆり子の禁断愛も激しく動き出すという。今回は、西島さん演じる田丸の手引きによって、カルト教団でスパイ活動を行う林智史(眞島秀和)がテロの情報を手に入れる。長期間のスパイ活動に疲れ果てた林は、情報を伝える代わりにスパイを辞めて妻の千種(石田ゆり子)の元へ帰りたいと持ちかける。千種に対して特別な感情を抱く田丸は動揺するが、上層部はその申し出を承諾。林が入手したテロの決行日時、警備を任された特捜班だったが、そこには意外な展開が待ち受けていて…というストーリーだ。そんな第8話の見どころは、カルト教団に乗り込んだ特捜班5人が、150人近くいる出家信者を相手に繰り広げる7分30秒のノンストップバトル!すでにバトルの最後に稲見と田丸を待ち受ける敵役として、現役の人気プロレスラー、後藤洋央紀(新日本プロレス)と土井成樹(ドラゴンゲート)の出演が発表されている。このアクションシーンについて小栗さんは、「『CRISIS』はアクションが売りではありますが、これまでアクションで話を終わらせることはありませんでした。でも第8話だけはとんでもない、日本のテレビドラマ史に残るアクションをやって終わらせます」と話し、「これまで種を蒔いてきたことを回収しながら第8話、第9話、第10話が進んでいきます。西島さんのファンにとっても、第8話の田丸さんを見ればすごく納得してくれると思います。この第1話から最終話まで一貫した覚悟を持った脚本はやはりすごいと思います」と絶賛。西島さんも、「小栗君がプロデューサーに『もっと強い敵を用意してくれ!』と言っていたら、今回本当に最強の男たちと対決することになりました。後藤選手も土井選手も文字通り規格外な人でした」と明かし、「小栗君をはじめとしたキャストとスタッフの覚悟が詰まったシーンになっています。特捜班5人対150人の美しく壮絶なバトルをぜひご期待下さい」と自信を覗かせている。さらに、第8話を担当した白木啓一郎監督は、いち早く完成した第8話を見た小栗さんから「狂ってるね。ヤバすぎる。スゴすぎる。見た人は、絶対にビックリするよ」と電話が掛かってきたと明かし、「20年以上のテレビマン人生で、間違いなく一番大変な撮影」「後にも先にも、こんなシーンが撮影できるのは『CRISIS』だけ」と熱の入れ様も相当大きかったと話している。またアクションだけでなく、今回は田丸と石田ゆり子演じる千種の禁断愛もクライマックスを迎える。夫を待つ身でありながら田丸への思いを隠しきれない千種と、倫理観で千種に対する思いを抑えつけ、あと一歩が踏み出せない田丸。しかし、これまで教会での密会を繰り返してきた2人の関係が、急転!これまで物静かだった千種の言葉が次第に熱を帯びていき、田丸を求めていく。さらに林が入手したテロ計画によって、千種の身にも危険が…。果たして、そのとき田丸が千種のために下す決断とは?原案・脚本を手掛けた金城一紀は、「この7分30秒は田丸が千種に捧げる愛情表現」と語り、「田丸の抑えつけられた千種への情念を言葉ではなくアクションで表そうとしたら、ぴったりストーリーにハマったんです。不器用な田丸の愛が爆発する、そして特捜班のほかのメンバーもそれを成就させようと付き合うことで、美しいチームワークが生まれる。本当に『CRISIS』を象徴するような7分30秒になると僕は思います」と自信を見せる。一方、西島さんは石田さんとの撮影をふり返り、「田丸にとって核となる恋愛のシーンだったので、集中して臨みました。千種役の石田ゆり子さんの表情の素晴らしさに毎シーン強く引き込まれました」と話し、「田丸と千種の恋の結末に、ご期待ください」とアピールした。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月30日小栗旬、西島秀俊共演で、第1話から大迫力のアクションシーンを披露してきたドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第6話が、5月16日(火)放送される。今夜は小栗さんと西島さんが5人の敵と大乱闘、これまでで最もド派手なアクションシーンが繰り広げられるという。小栗さんや西島さんをはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子ら「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメント。第6話では、11年前に起きた地下鉄無差別爆破テロの容疑者・里見(山口馬木也)が、偶然都内の防犯カメラに映り込み、テロの再発を防ぐため里見の行方を追う特捜班。さらに、鍛治(長塚京三)は警視総監の乾(嶋田久作)に呼び出され、里見を拘束するため特捜班をうまく使うよう圧力をかけられていた。11年間、里見が完璧に姿を隠していたことについて不審に思った稲見に、事件当時公安部に所属していた田丸が「あるうわさ」を口にし…というストーリー。果たして、里見の過去に秘められた衝撃の事実とは?11年前のテロ決行日が近づく中、特捜班は里見の真の狙いを突き止めてテロを未然に防ぐことができるのか?今回も見逃せない回となりそう。そして今夜の注目ポイントは、里見を追う稲見と田丸が、5人の敵とホームセンター内で繰り広げる壮絶な大乱闘!稲見の「出たとこ勝負でいきましょうよ」という言葉に対して、田丸は不敵な笑みを浮かべながら「行くか」と答え、5人の敵に向かっていくのだ。ホームセンターを貸し切って行われたこのシーン。様々な物が散乱し、棚や荷台が倒れる中、これまでの話数の中で最もド派手な格闘アクションで繰り広げられているという。約1分半に及ぶ、息つく間もない高速バトルシーンをぜひお楽しみに。なお、今回も公式Twitterでのスペシャル企画も実施される。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月16日『舟を編む』で各賞を総なめにし、その後『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』などを手がけてきた石井裕也監督が、4度目のタッグとなる池松壮亮と、映画初主演となる石橋静河を主演に迎えて描く最新作『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』。5月13日(土)からの先行公開を前に、池松さんと松田龍平、田中哲司の3人が揃ってガールバーを訪れる本編映像がシネマカフェに到着した。本作の舞台となるのは、2017年、現代の東京。看護師として病院に勤務する傍ら、夜はガールズバーで働き、言葉にできない不安や孤独を抱えながらも、誰かに甘えることもせず日々をやり過ごす美香(石橋静河)と、工事現場で日雇いの仕事をしながら死の気配を常に感じ、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる青年、慎二(池松壮亮)が排他的な東京で生きづらさを抱えながら出会い、そして恋がはじまる瞬間を描くラブストーリーだ。本作で池松さん演じる慎二は、左目の視力がない。本編の随所には、左半分が黒味の画面となる慎二の主観映像が差し挟まれているが、今回届いた本編映像も、そんな慎二目線での映像が冒頭で描かれている。慎二が働く工事現場で、一緒になって汗を流す同僚・岩下(田中哲司)と智之(松田龍平)の3人は仕事終わりに、美香が務めるガールズバーに訪れることに。初めてのガールバーに空気を読めず、速射砲のようにしゃべり続ける慎二と、それをたしなめるクールな智之。緊張のあまり、ただただじっと座る岩下と三者三様。そんな彼らを見つめる、美香の複雑な表情も印象的だ。本作は、最果タヒの同名の大ヒット詩集が原作となっており、たびたび登場人物たちは最果さんが綴った詩を口にし、その静謐で透明感のある言葉が観客の心を揺り動かす。解禁映像にも、「きみがかわいそうだと思っている君自身を、誰も愛さない間、君はきっと世界を嫌いでいい。そして、だからこそこの星に、恋愛なんてものはない」という詩「青色の詩」を美香が独白するシーンもある。「僕の最高傑作です」と自身でも語る石井監督。本作では、都会で暮らす若者たちの自由気ままさと、それと背中合わせにある孤独さ、虚無感を、繊細な映像と言葉で表現している。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行公開、5月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 2017年5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、5月27日(土)より全国にて公開(C) 2017「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
2017年05月12日主演の小栗旬が演じる稲見朗、西島秀俊が演じる田丸三郎をはじめとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を、直木賞作家・金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメントドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第5話が、5月9日(火)今夜放送される。小栗さんや西島さんをはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子らが出演する本作。劇中で繰り広げられる大迫力のアクションシーンと衝撃のストーリー展開は、毎回大きな注目を集めている。第5話では、政治家恐喝の証拠を手に入れることを命じられた稲見が、暴行罪を装って警察の留置場に潜入捜査を行う。しかし、今回が初の潜入捜査となる稲見は、自分を弟分として可愛がってくれる暴力団員・沢田(杉本哲太)と接していく内に、次第に人を騙すことに罪悪感を抱くようになってしまう。さらに、この任務の背後には、少女買春にまつわるジャーナリスト殺害事件が起きた第2話で登場した官房長官・神谷(石黒賢)の邪悪な思惑が…。そんな中、組の一員として認められた稲見は沢田らと共に、危険が伴う薬物の取引現場に同行することになり…というストーリー。本話について小栗さんは、「今回の稲見は嘘をつく自分に対して罪悪感をすごく持ちながら潜入捜査を行っています。哲太さんとは何度か共演していますが、今回もすごく役に徹してくれたので、稲見と沢田はとても面白い関係性になっています」とふり返った。2人のやり取りにも注目だ。また今回は稲見の潜入捜査をはじめ、いくつもの“嘘”が張り巡らされたストーリーに。事前の告知映像では、稲見の「もし私が権力に逆らったら、殺しますか?」という意味深なセリフが印象的だったが、任務に翻弄される稲見の“怒り”もテーマの一つ。小栗さんも、「『もし私が権力に逆らったら、殺しますか?』という言葉を稲見に喋らせるって、やっぱりすごい作品」と話し、「第5話では稲見の怒りを皆さんに感じてもらえるんじゃないかと思います。最後の最後、結末をお楽しみに」と期待煽るコメントを残している。なお、第3、4話の放送後に行われたTwitterでのスペシャル企画を、今夜も実施することが決定。放送終了の21時54分から当日22時30分までの36分間、Twitterで「第5話に関する質問」を募集し、応募の中から選ばれた質問に対して、原案・脚本の金城氏や監督・プロデューサーなどのスタッフが公式Twitter上で回答していくというこの企画。今回は出演者ゲストとして、松永芳役の野崎萌香が登場予定となっている。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月09日お笑いコンビ・ココリコの田中直樹(46)が2日、女優・小日向しえ(37)との離婚を発表。田中の所属事務所の発表によると、すでに離婚届を提出し、長男と次男の親権は田中が持つという。 田中は、報道各社へ送ったファックスで「私田中直樹は、このたび、小日向しえさんと離婚することになりました。話し合いを重ね、このような結論に至りました」と離婚を報告し、「これからは夫婦という形ではなくなりますが、子供たちの父親、母親としてしっかり責任を果たしていきたいと考えております」とコメントした。 田中と小日向は’03年6月に結婚。翌年6月に長男、’08年4月が誕生。田中は2013年度に『ベストファザー賞 in 関西』を授賞するなど、“理想のパパ”というイメージもあるだけに、ネットでは「田中さんの離婚はショック」「仲良さそうだったのに」「かわいそう」と残念がる声があがっている。
2017年05月02日お笑いコンビ・ココリコの田中直樹(46)が2日、所属事務所を通じて、女優の小日向しえ(37)と離婚したことを発表した。田中は「私ごとで大変恐縮ですが、私田中直樹は、この度、小日向しえさんと離婚することになりました。話し合いを重ね、このような結論に至りました」と報告。「これからは夫婦という形ではなくなりますが、子どもたちの父親、母親としてしっかりと責任を果たしていきたいと考えております」とし、「お世話になっております皆様、関係者の皆様には、ご迷惑とご心配をお掛けして大変申し訳ございません」とお詫びした。2人は2003年6月に結婚し、2004年6月に長男、2008年4月に次男が誕生。すでに離婚届は提出済で、長男・次男の親権はいずれも田中が持つ。
2017年05月02日主演の小栗旬をはじめ、西島秀俊、田中哲司、野間口徹、新木優子ら公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第3話が、4月25日(火)今夜放送される。初回放送では、新幹線爆破を目論むテロリストとの対決と、外務大臣の息子が人質にとられる事件が描かれ、小栗さんと西島さんが繰り広げる大迫力のアクションシーンと衝撃のストーリー展開が話題を呼び、また第2話では、小栗さん演じる稲見と対峙する殺し屋との高速格闘シーンが展開され、注目を集めている本作。今夜放送の第3話では、贈収賄事件に関与した疑惑の議員が、顔を隠した3人組の男らに襲われ、報道陣の目の前で射殺。直後に犯行声明を出した“平成維新軍”は、この先も権力を利用して私腹を肥やす者たちを排除すると、テロの続行を宣言。特捜班は犯人を逮捕してテロを未然に防ぐよう命じられる。班長の吉永(田中哲司)から、襲撃犯が使用していた特殊な拳銃をたどって実行犯を洗い出すよう指示された稲見と田丸(西島秀俊)は、銃器マニアの暴力団組長が同じ型の拳銃を買い集めていたとの情報を得る。裏取り捜査を進めると、やはり使われた拳銃は組長が所持していたもので、しかも保管していた拳銃はすべて組長の息子の譲(大和孔太)に盗まれていたことが分かる。そして、譲は少年院を出所後に人が変わり、「社会のシステムを変えてやる」と言っていたという組長の証言から、稲見は何者かが譲をそそのかして、今回のテロ行為に及ぶよう誘導したのではないかと考える。やがて譲の潜伏先を突き止めた特捜班は、拳銃を装備して現場へと向かう。吉永、樫井(野間口徹)、大山(新木優子)が建物の周囲を固め、稲見と田丸が部屋へ近づくと、ちょうど外出しようとしていた譲に出くわす。次の瞬間、譲は部屋の中の仲間に「逃げろ!」と叫び、同時に素早く拳銃を抜き、近づいてきた稲見と田丸に銃口を向けて――!?というストーリー。徐々に明らかになる特捜班メンバーの過去や、ついに始まった謎のテロ組織・平成維新軍との対決…。今後の物語の行方を占う重要な回となる第3話も見逃せない。さらに今夜は第3話放送に合わせて、公式Twitterでスペシャル企画を実施することが決定。放送終了の21時54分から22時30分までの36分間、Twitterで「第3話に関する質問」を募集(ハッシュタグ「#ドラマCRISISに質問」必須)。応募の中から選ばれた質問に対して、原案・脚本の金城一紀や監督・プロデューサーなどのスタッフが公式Twitter上で回答!またスペシャルゲストとして、主演の小栗さんと大山玲役の新木さんも登場する。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月25日2017年春ドラマが続々とスタート。皆さん、お気に入り作品は見つかりましたか?今回ドラマニアな筆者が注目したのは、迫力ある警察ドラマ2本です。テイストの異なる「CRISIS」と「小さな巨人」――本日はその魅力に迫ります。■出し惜しみのない全力投球見応えバッチリ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」瞬きをする暇がないとはまさにこのこと。スタートダッシュとも言える濃厚なアクションシーンで始まる本作は、コロコロと坂を下るように、物語が加速してあっという間に60分が経ってしまいます。扱われるのは部署の特性上、どれも現代ならではの悲惨さを孕んだ凶悪事件ばかり。公安機動捜査隊特捜班のメンバー5人――小栗旬さん、西島秀俊さん、野間口徹さん、新木優子さん、田中哲司さんらも各々過去にダークなトラウマを抱えているようで…一見「ものすごく暗いドラマなのかな?」と受け取られがちなのですが、実際に作品を見終えてみると、妙な納得感と次週への興味が心に残るから不思議なんです。こだわりが強すぎて本来であれば絶対にハマらない、決して染まり合うことのない5人の刑事。彼らが事件解決という同じゴールを描いたとき、バラバラだったはずのピースがカチッとひとつにおさまる瞬間がとっても痛快!癖になる方も多いのではないでしょうか。加えて、所々に散りばめられている稲見刑事(小栗さん)の女癖の悪さや田丸刑事(西島さん)&同僚の妻・千種(石田ゆり子)の謎の関係など、恋愛要素もドラマを盛り上げる重大なポイント。出し惜しみすることなくとことん面白さを追究していく展開に、今後の期待が高まります。■リアルな人間関係に共感必須新感覚な警察ドラマ「小さな巨人」また警察ドラマの真骨頂とも言える、こちらの作品も忘れてはなりません。第1話にて、早くも大どんでん返しが巻き起こった「小さな巨人」です。従来の作品であれば、話ごとに何らかの重大事件が起こり、問題を解決する中で登場人物達も成長していくという展開が通常だったかと思うのですが…本作はまずその根本が違います。私たちにとって事件報道が非日常であったとしても、警視庁捜査一課長の香坂(長谷川博己)たちにとっては日常の出来事――彼らはみんな「いかに早く解決するか」が出世に関わる世界で生きている。だからこそ事件の内容がどんなものであれ、「手柄を自分のものにすることが重要」という、野心的な側面を持ち合わせていて当然なんですよね!本作では、そんな警察内部のリアルな人間関係を忠実に描き出しており、非常に新鮮な仕上がりとなっています。物語の中のヒエラルキー…その頂点に立つのが、香川照之さん演じるノンキャリアの叩き上げ捜査一課長です。彼の右腕として活躍していた・香坂(長谷川さん)でしたが、小さなミスに足元を救われ、所轄へ飛ばされてしまいました。それまで警視庁という肩書に守られていた全てを奪われた香坂――果たして、彼の強固たる信念は現場でも通用するのでしょうか。岡田将生さん、安田顕さんら実力派役者勢と繰り広げられる繊細な会話劇にも注目です。以上、いかがでしたか?まだまだ間に合いますので、是非チェックしてみてくださいませ。(text:Yuki Watanabe)
2017年04月23日主演の小栗旬をはじめ、西島秀俊、田中哲司、野間口徹、新木優子ら豪華キャストが顔を揃えるドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第2話が、4月18日(火)今夜放送。先週の第1話の放送では、小栗さんや西島さんのアクションが話題を呼んでいたが、今夜の放送では、稲見(小栗さん)VS殺し屋の壮絶バトルが見どころとなりそうだ。本ドラマは、主人公・稲見朗(小栗さん)や田丸三郎(西島さん)らが所属する公安機動捜査隊特捜班の活躍を描いた骨太なアクションエンターテインメント。初回放送では、新幹線爆破を目論むテロリストとの対決と、外務大臣の息子が人質にとられる事件が描かれ、小栗さんと西島さんが繰り広げる大迫力のアクションシーンと衝撃のストーリー展開が話題を呼び、平均視聴率は関東地区で13.9%、さらには制作局のカンテレがある関西地区では18.4%を記録と好スタートを切った。今夜放送の第2話では、「国家の危機に関する情報」を伝えるため、田丸と待ち合わせをしていたフリージャーナリストの男が、田丸の目の前で何者かに毒物を注入され死亡してしまう。自然死という警察の判断に、政府の関与を疑う特捜班は、彼が絶命間際に残した“アリス”という言葉を手掛かりに独自に捜査を開始。しかし、捜査中の稲見と田丸に何者かが雇った殺し屋・若松(山口祥行)の影が忍び寄って…という内容だ。第2話で、稲見と対峙する若松役を演じるのは、今年の「ジャパンアクションアワード」で最優秀ベストアクション男優賞を受賞した、日本を代表するアクション俳優・山口祥行。今回襲いかかる若松の打撃に対して稲見が駆使するのは、フィリピン武術「カリ」の「グンティン」。相手が繰り出すパンチに対して素早く相手の腕の急所に打撃を与えていく技で、小栗さん自身はこのシーンをふり返り、「稲見のグンティン祭りを楽しんでいただけたらと思います」と語るほど、この技を多用したバトルが展開されるようだ。高い技術をもって繰り広げる、まさに規格外の高速格闘シーンは必見となりそう。そんなアクションシーンともう一つ注目なのが、事件に潜む巨悪に対する田丸の深い葛藤。善と悪が入り乱れる状況で、田丸がある決断を下す。一体その決断とは?「私がいつかこの腐ったシステムを変えてみせます」という田丸の言葉の真意とは?また、第1話ではすれ違うだけだった千種(石田ゆり子)との密会も描かれ、2人の関係性も今夜から徐々に明らかになっていく。小栗さんは、「第2話は第1話の100倍面白い!」と自信を見せ、西島さんは田丸と千種のシーンについて、「ここだけ違うドラマを撮影しているみたいです」と少し照れながらもコメントした今夜放送の第2話。今回も規格外の事件に立ち向かう特捜班の活躍に目が離せない。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月18日俳優の池松壮亮が4月17日(月)、都内で行われた主演作『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の完成披露試写会に出席。司会者からの“珍質問”に「(事前に質問を知り)そのせいで、結構体調悪いんですけど…」とマイペースぶりを発揮していた。2016年5月に発売され、現代詩集としては異例のヒットを記録している、最果(さいはて)タヒによる同名詩集が原作。東京を舞台に、看護師として働く傍ら、夜はガールズバーで働き、言葉にできない不安や孤独を抱えながら、日々をやり過ごす美香と、工事現場で日雇いの仕事をしながら、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる青年・慎二が織りなす恋愛模様を描く。完成披露試写会には慎二を演じる池松さんをはじめ、美香役の主演・石橋静河、共演する松田龍平、田中哲司、石井裕也監督(『舟を編む』『バンクーバーの朝日』)が出席した。映画のタイトルにちなみ、「皆さんにとって、東京は何色ですか?」の珍質問に、考えあぐねた池松さんは「ピンクですね。いま、桜が満開なので」と何とか回答。池松さん同様、この手の演出が苦手そうな松田さんは、「今日は雨も降っているんで、淡いブルーかなと。でも(会場に)着いたら、もう雨がやんでいて、どうしようかな…」とこちらも言葉少なげだった。石井監督とのタッグは、池松さんが3度目、松田さんは映画賞を総なめにした『舟を編む』以来となり、「今回はいつになく、フレッシュなメンバーが集まって、若い勢いがありました」(池松さん)、「いまの石井裕也の近くにいたいと思っていた時期だったので、運命を感じざるをえないという思い」(松田さん)。松田さんの発言に対し、石井監督は「僕もいつ仕事で再会できるのかなと思っていたので、この映画で良かったなと思う」とこちらも運命を感じている様子。また、池松さんについて、「これだけ才能があると、生きるのが大変そう。心配していますね」と話していた。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は5月27日(土)より全国にて公開。5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 2017年5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、5月27日(土)より全国にて公開(C) 2017「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
2017年04月17日「17日から始まるフジテレビの月9ドラマ『貴族探偵』に仲間由紀恵さんが出演しますが、『謎』という名前の役を演じると発表されています。文字どおり“謎”な役どころなんですが、いったいどこに登場しているのか、視聴者が探してしまうような出演のしかたをするようです」(テレビ局関係者) 3月までテレビ朝日の看板ドラマ『相棒』に、反町隆史(43)演じる冠城亘の上司役として出演していた仲間由紀恵(37)。1月にはWOWOWで主演ドラマ『楽園』が放送され話題を呼んだが4月からは休む間もなく『貴族探偵』に登場。まさに、ひっぱりダコの人気だ。 「14年に俳優・田中哲司さん(51)と結婚すると、翌年には故・森光子さんの看板舞台『放浪記』の主役を引き継ぎました。とにかく本人が仕事を大好きで、多い年には年に3クールも連続ドラマに出ていたことがありました。結婚後もずっと働きづめの日々だったと思います」(テレビ局関係者) だが、昨年1月に舞台『放浪記』が福岡・博多座で千秋楽を迎えると、仲間本人がひとつの“決断”を下した。 「事務所に“しばらくの間は大きな仕事を入れないように”とお願いしたそうです。仲間さんと田中さんは、結婚当初から“早く子供がほしい”と思っていましたが、オファーの絶えない仲間さんは、妊活に励む時間がこれまでなかったんです」(前出・テレビ局関係者) 『放浪記』という大仕事を終えて、本気で妊活に取り組もうと下した、一大決心だった。 「彼女も37歳になりましたからね。仕事をセーブしている間は、毎日体温を測ったり、病院に行ったり。もちろん田中さんも協力的で、舞台仲間との飲みを控えてまで、仕事が終わるとまっすぐ帰宅していました」(映画関係者) 昨年後半は、『相棒』の撮影があったが、これは準レギュラーでの出演。仲間は、ほとんどの時間を妊活にあてたという。 「ただ、なかなか結果が出なくて。周囲も今か今かと待っているんですが、不思議なことになかなかうまくいかない。本人たちは“気長にやるしかないよね”と前向きなんですが、こればかりは授かり物ですから……」(前出・映画関係者) そうして妊活に励むこと10カ月。「妊活ばかりになっても……」と再開したのが、冒頭で紹介した主演ドラマ『楽園』と、今回の月9『貴族探偵』だったというわけだ。 「じつは当初、この4月クールには仕事を入れない予定でした。そこに来たのが『貴族探偵』のオファー。“謎”の役は重要な役どころとはいえ、出番はそんなに多くありません。これならば妊活を続けながら出演できます。本人が『ぜひ出たい』と希望して、出演が決まったと聞いています。仲間さんはいま、妊活にも“謎”役にもめちゃくちゃ力が入っているようです(笑)」(前出・テレビ局関係者) 主演は相葉雅紀(34)。仲間との共演で、どんな“嵐”が巻き起こるか楽しみ!
2017年04月14日小栗旬と西島秀俊が民放連続ドラマで初共演し、国家の危機に立ち向かう公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」が4月11日(火)今夜から放送スタート。冒頭開始16分35秒から息もつかせぬアクションが展開する第1話の見どころは!?直木賞作家、金城一紀が原案・脚本を担当し、小栗さんと西島さんをはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子、石田ゆり子、飯田基祐、眞島秀和、長塚京三といったキャストが共演。物語は主人公の稲見朗(小栗さん)や田丸三郎(西島さん)が所属する各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊・公安機動捜査隊特捜班が、国家転覆をたくらむテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、そして本来国民を守るべき政治家たちまで…うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に立ち向かっていく――というもの。これまでの警察ドラマの常識を超える“規格外”のスケールが話題を呼ぶ。第1話ではある日、高層ビルが立ち並ぶ広場に、首に爆弾を巻かれた宇田川圭介(白洲迅)が現れ、辺りは騒然となる。圭介はこれまで薬物や傷害など数々の罪を親の権力によって免れてきたいわくつきの人物。犯人は外務大臣に公開謝罪を要求。さもなければ公衆の面前で圭介を処刑するという。タイムリミットが刻々と迫るなか稲見と田丸は事件の鍵を握る人物に接触。そこである驚きの事実を知る。さらに稲見は犯行現場に関して"ある疑問"を抱いて――というストーリーだ。その第1話だが冒頭から稲見と田丸の2人がテロリスト相手に、走行中の新幹線の中で息を飲むようなバトルを繰り広げるクライマックスのような展開。今回、小栗さんと派手な格闘シーンを演じた三元雅芸は昨年の「ジャパンアクションアワード」で最優秀ベストアクション男優賞を受賞した日本アクション俳優界の第一人者。その彼が「こんなに速い格闘アクションを日本ドラマでできる日が来るとは思わなかったので、アクション俳優として嬉しい!」と喜びの声をあげた圧巻の格闘シーンは必見。本作のために1年前からアクション訓練を受けてきたという小栗さんと西島さん。撮影をふり返り「いまのドラマ界に風穴を空けられるドラマが作れたと思っているので、『つまんねぇなテレビドラマ!』と思っているお客さんたちにも楽しんでいただける作品ができたんじゃないかな」(小栗さん)、「いままで見たことがない連続ドラマになっている」(西島さん)と2人が胸を張るその“規格外ぶり”をお楽しみに。開始冒頭16分35秒。小栗さんの役者魂を存分に感じられるノンストップシーンに目が釘付けになること間違いなし。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)より毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系で放送。初回15分拡大。(笠緒)
2017年04月11日規格外のアクションエンターテインメントドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の第1話試写会・制作発表会見が4月6日(木)に行われ、出演する小栗旬、西島秀俊らが登壇した。先日、フランス・カンヌで行われた「MIPTV」に出席した西島さん。現在、劇団☆新感線「髑髏城の七人Season花」のこけら落とし公演中のため、参加できなかった小栗さんは、「僕が1日2回公演で厳しい現実の中、カンヌの西島さんとテレビ電話したら、昼から白ワインを飲んでいて、むむっと思いました(笑)」と、西島さんと微笑み合った。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は、直木賞作家の金城一紀が描く骨太なアクションエンターテインメント作品。タイムリミットが近づく国家の危機的状況下で奮闘する、警察庁警備局長直轄の秘密部隊「公安機動捜査隊特捜班」の姿を、臨場感と迫力ある映像で描く。小栗さんと西島さんは、この特捜班のメンバーに扮した。登壇者が、「本当に面白い作品」、「面白すぎてちびるかも」、「大好きな作品」など称賛するほど、愛と気合いが入り混じった本作。カンヌでの評判について、西島さんは、「アジアの作品で初めて公式上映されたことと、今年は公式上映が2本しかなくて、そのうちの1本で本当に注目度はすごかったみたいです。レッドカーペットの段階から記者の方もたくさん来ていて、立ち見もすごくて」と、その熱狂度を語った。さらに、「アジア、ヨーロッパ、ヨルダンの方にも興味があると僕も話しかけられて。世界中の方に興味を持たれていると実感しました」と、規格外の反響に手ごたえを感じていた。これまでドラマや映画など、多くの現場の第一線で走ってきた小栗さんと西島さんは、本作で民放連続ドラマ初共演を飾った。共演前後の印象を聞かれると、小栗さんは「西島さんはものすごくストイックな方という印象でした。でも、かなりナチュラルな方で、現場でほとんど笑っているんです。すごくチャーミングなので、野武士みたいなイメージは覆されました」と心境を明かす。反対に、西島さんは「あまり変わっていないです(笑)」と一言。ただ「人の心にぐいぐい入ってくるんです。僕はドアを閉じているタイプなんですけど、自分の中では弟みたいに感じ始めています」と小栗さんのコミュニケーション能力に感服していた。そのほか、制作発表会見には田中哲司、野間口徹、新木優子、長塚京三も出席した。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)21時よりカンテレ・フジテレビ系にて放送開始(初回15分拡大)。(cinamacafe.net)
2017年04月06日俳優・西島秀俊が、4月放送スタートの小栗旬主演ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」を引っ提げ、フランス・カンヌで行われている世界最大の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV(ミップティーヴィー)」のレッドカーペットに登場した。毎年4月に開催され、世界トップクラスのプロデューサーやバイヤーら、エンターテインメント界のリーダーたちが多数来場する「MIPTV」は、ドラマやバラエティー、アニメなどの最新コンテンツの上映会が行われるほか、映像コンテンツ業界の最新動向を伝える多彩なイベントが実施されるなど、世界の映像ビジネスの中心となるコンテンツマーケット。今年は、「MIPTV」初企画となる「アジアワールドプレミア」が企画され、その公式上映作品の第1作目に「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」が選出された。当日は、『アベンジャーズ』シリーズでホークアイ役を演じたジェレミー・レナーなど、海外の人気俳優陣が続々とレッドカーペットに登場する中、西島さんが登場すると、海外メディアのインタビューや訪れた人々からのサイン攻めに。初めてカンヌを訪れたという西島さんは「何よりも『CRISIS』が期待されていて温かく迎えていただいていると感じているので、本当にうれしいです」と大きな注目を浴びているのを実感している様子。また「監督、スタッフ、共演者のみんなで本当に苦労して、いい作品を作ろうと頑張ったので、楽しんでもらえる作品になっていると思います」とアピール。世界中から期待されている本作だが、「誰よりも日本の皆さんに見ていただきたいので、楽しみにしていてください!」と日本放送を心待ちにしているファンへメッセージを送った。日本での放送開始に先駆けて世界初上映となった今回、会場の280席は満席、立ち見も出るほどの盛況ぶり。観客と一緒に第1話の上映を観ようとした西島さんも、座席を観客に譲るために上映の間、席を立ったほどで「正直、驚いています。非常に嬉しいですね」と笑顔を見せていた。上映会後の舞台挨拶では、冒頭フランス語で「ボンジュール!トレビアン?」と挨拶し、続けて「こんにちは。出演者の西島秀俊です。今日は来てくださりありがとうございます。今回観て頂いたのは第1話で、これからもっと人間ドラマもアクションも大きく面白くなっていきますので、興味を持って頂いた方は、ぜひスタッフに声を掛けて下さい。僕でも良いです。プロデューサーの笠置さん、原案・脚本の金城一紀さん、主演俳優の小栗旬さんはほかの国の皆さんと仕事をする準備ができています」とコメントし会場を沸かせた。本作をいち早く鑑賞した各国のバイヤーは、「完成度が高く、アクションがかっこいい」「このドラマはいままで自分が見た日本のドラマの中でもクオリティーが一番高い!」など高評価を得ており、ますます日本放送に期待が高まるようだ。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は、小栗さん演じる主人公・稲見朗や、西島さん演じる田丸三郎を始めとする、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を、直木賞作家・金城一紀の原案・脚本で描く骨太なアクションエンターテインメント。2人のほかにも特捜班のメンバーに田中哲司、野間口徹、新木優子が出演する。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年04月05日石橋静河と池松壮亮がW主演を務めるほか、市川実日子、松田龍平、田中哲司ら豪華キャストが出演する『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』。この度、本作の本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。舞台は2017年、東京。看護師として病院に勤務する傍ら、夜はガールズバーで働き、言葉にできない不安や孤独を抱えながらも、誰かに甘えることもせず日々をやり過ごす美香(石橋静河)と、工事現場で日雇いの仕事をしながら死の気配を常に感じ、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる青年・慎二(池松壮亮)が排他的な東京で生きづらさを抱えながら出会い、そして、恋がはじまる瞬間を描くラブストーリー。『舟を編む』や『バンクーバーの朝日』の石井裕也監督が手掛ける本作は、2016年5月に発売され、現代詩集としては異例の累計27,000部の売上げを記録している、最果(さいはて)タヒによる同名詩集が原作。石井監督は、現在の東京に生きる若い男女の、優しくて愛おしい、震えるように繊細な恋愛映画として完成させた。言葉にできない不安や孤独を抱えながらも、誰かに甘えることもせず日々をやり過ごす主人公・美香役に石橋さんが抜擢され、美香と出会う慎二役を池松さんが演じるほか、共演陣には慎二と同じ工事現場で働く冴えない中年男性・岩下役を田中さん、同じく慎二の同僚・智之役を松田さんが好演。そのほか市川さん、佐藤玲、三浦貴大らが顔を揃えた。そしてこのほど到着した予告編では、秒針を刻む音とともに、東京の喧噪の中、ただその日その日をやり過ごし、どこか居場所のない美香と慎二が出会う瞬間から始まる。また「都会を好きになった瞬間、自殺したようなものだよ」という、美香を演じた石橋さんによる最果氏の「青色の詩」の詩の朗読に乗せ、美香と慎二が自身が抱える漠然とした不安や絶望に共鳴し合うシーンが描かれていく。さらに、エンディング曲「The Mirraz」の「NEW WORLD」が響き渡る中、最後には2人が自分と少し似た相手に出会ったことによって、想いを通じ合わせた奇跡的な瞬間も切り取られている。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は5月27日(土)より全国にて公開。※5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 2017年5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、5月27日(土)より全国にて公開(C) 2017「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
2017年03月24日小栗旬と西島秀俊が共演する、公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く4月スタートの新ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。この度、本作のポスタービジュアルが公開され、併せて重厚感溢れる豪華ゲスト出演者が発表された。主人公・稲見朗(小栗旬)や田丸三郎(西島秀俊)が所属する公安機動捜査隊特捜班は、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊。常識では計れない事件に脅かされる現代で、高度な政治的案件を扱うとともに、時には国家の「汚れ仕事」もこなす組織。国家転覆をたくらむテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、そして本来国民を守るべき政治家たちも時として彼らの敵に…。うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に、規格外の男たちが立ち向かう――!直木賞作家の金城一紀が、主演の小栗さんが演じる稲見朗や西島さん演じる田丸三郎をはじめとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を鮮やかに描き出す、骨太なアクションエンターテインメント作「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。元自衛隊員の稲見、元外事警察の田丸といった高い格闘スキルを持った2人のほかにも、特捜班のメンバーとして田中哲司、野間口徹、新木優子らが顔を揃えている。このほど到着したポスタービジュアルは、こちらをジッと見据える稲見と田丸の表情に加えて、『善も悪も、同じことを言う「この国の、未来のために」』というキャッチコピーが目を引く一枚。国家転覆をたくらむテロリスト、新興宗教団体、そして政治家といった“規格外”の敵を相手に、善悪が入り乱れた危機的状況と向き合っていく“特捜班”の姿が表現されている。さらに、ゲスト出演者として石黒賢、小市慢太郎、杉本哲太、嶋田久作、金子ノブアキ、竜雷太の出演も決定。一体彼らは特捜班の敵なのか?それとも味方なのか?役どころは後日発表されるようだ。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年03月15日小栗旬と西島秀俊の民放連続ドラマ初共演作「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」に、石田ゆり子と眞島秀和が出演することがこのほど決定。あわせて本作の初回放送日が、4月11日(火)となることも明らかになった。本作は、主演の小栗さん演じる稲見朗をはじめとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメント。そして、稲見と共に特捜班に所属する田丸三郎役を西島さん、そのほか田中哲司、野間口徹、新木優子らが顔を揃えている。このほど発表された2人が演じるのは、とある夫婦。眞島さんは、田丸の手引きによって新興宗教団体に出家信者として潜入し、公安の協力者として諜報活動を行っている夫・林智史。そして石田さんがその妻・千種役。智史が家を空けて2年、当初は夫の帰りを待っていたが、自分を支え続けてくれる田丸との関係にもやがて変化が…という展開になっていくという。今回の役柄について石田さんは、「透明な人というか、サラッとした雰囲気ではあるけれど、芯が強い。でも、心の奥に熱い女っぽいところもある女性で、ご覧になる方にとって千種がどう映るか楽しみです」と話し、作品については「ひとりひとりの描かれ方がとても素敵でカッコよくて、とにかく面白かった」と絶賛。また、これまで映画やドラマで婚約者や夫婦を演じてきた石田さんと西島さん。石田さんは「動きがあまりなく、精神的に微妙な距離を保った中での共演だったので、“気持ちの筋肉”を使いました。それでも西島さんが田丸さんとして目の前にいるだけで、千種の切ない気持ちに自然となれるのはすごくありがたかったですし、そういう佇まいが素敵ですね」と西島さんについて話し、「あとは、笑った顔が子犬のように可愛くて…なんだかもうズルいですよね、ズルい!(笑)。これからも仲良くしていただきたいです」とコメントした。また、本作の主題歌(オープニングテーマ曲)に、デビュー前の超実力派シンガー・Beverlyが大抜擢!歌手になるためにフィリピンから日本に来て活動を開始し、その歌声のパワーは2016年夏のフェス「a-nation」で披露。大ブレイクしたピコ太郎からも元旦に今年ブレイクするアーティストとしての紹介されるなど、にわかに話題となっていた。今回はオープニングテーマ曲にとして楽曲「I need your love」を発表。本楽曲を含む、デビューアルバムが5月31日(水)よりエイベックスよりリリース予定だ。。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日(火)より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年03月13日小栗旬と西島秀俊が民放連続ドラマ初共演を果たし、公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く、4月スタートの新ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。この度、本作の新たなキャストとして、長塚京三と飯田基祐の出演が決定した。主人公・稲見朗(小栗旬)や田丸三郎(西島秀俊)が所属する公安機動捜査隊特捜班は、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊。常識では計れない事件に脅かされる現代で、高度な政治的案件を扱うとともに、時には国家の「汚れ仕事」もこなす組織。国家転覆をたくらむテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、そして本来国民を守るべき政治家たちも時として彼らの敵に…。うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に、規格外の男たちが立ち向かう――!直木賞作家の金城一紀の原案・脚本で描く本作は、これまでの警察ドラマの常識を超える規格外の事件ばかりが登場し、刻々とタイムリミットが近づく危機的状況で奮闘する特捜班の姿を、臨場感と迫力ある映像によって描き、見る人があたかも特捜班の一員になったような気分でハラハラドキドキを味わえるエンターテインメント作品。特捜班メンバーには、稲見演じる小栗さんと田丸演じる西島さんのほか、田中哲司、野間口徹、新木優子が集結している。そして今回、新たに決定した長塚さんが演じるのは、稲見らが所属する公安機動捜査隊特捜班を自身直轄の秘密部隊として組織した、いわば特捜班の生みの親、警察庁警備局長・鍛治大輝役。国家を揺るがすテロ事件との対峙を迫られ、高度な政治的案件も飛び交う中、極めてドライかつ合理的な考え方をする切れ者で、主に自身の忠実な部下である青沼祐光を介して特捜班に任務を言い渡すが、誰もその本心をうかがい知ることはできない…という役どころ。また、鍛治の忠実な部下である青沼祐光役は飯田さんが演じる。長塚さんは自身の役について、「特捜班のことをどう考えているのか、彼らを使ってどうしようとしているのか、非常に自制心が強い人間なので絶対に表に出さない。そこがすごく怖い男です。掴みどころのない重層的な役柄は難しいのですが、逆に言えば、そこが面白いです」とコメント。また「彼らのようなアクションシーンはありませんが、代わりに青沼をはじめとした登場人物と向かい合い、動きがない中で行うやり取りや長ゼリフが、僕にとってのアクションのようなもの」と語ってるように、青沼や特捜班メンバーを相手に鍛治が言い放つ言葉の数々は、淡々とした口調とは裏腹に、見る者をゾクゾクさせる底知れない怖さが。物静かな佇まいと静かな笑みをたたえながらも、腹の内は決して見せない鍛治の怪演に注目だ。また本作の放送に先駆け、金城氏原案の設定を基に新進気鋭の作家・周木律が描く、ドラマとは異なる完全オリジナルストーリーの小説版が3月25日(土)に角川文庫より発売されることが決定。舞台は武装集団に占拠され、宿泊客550名が人質に取られた高層ホテル。そこで事件を秘密裏に解決しようとする特捜班の姿を描く。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月期より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月27日小栗旬が主演を務める4月期放送のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。この度、本作が4月にフランス・カンヌで開催される国際映像コンテンツ見本市「MIPTV」の公式プレミア上映作品に、アジアドラマとして初めて選出されることが決定した。本作は、小栗さん演じる主人公・稲見朗や、西島秀俊演じる田丸三郎を始めとする公安機動捜査隊特捜班の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描く骨太なアクションエンターテインメント。2人のほかにも特捜班のメンバーには、田中哲司、野間口徹、新木優子が出演し、1話完結型ストーリーで展開していく。「MIPTV」は、リード・ミデム社が主催・運営する世界最大規模の国際映像コンテンツ見本市で、前回は世界97か国から3,750社、1万人以上が参加したように、世界各国の映像コンテンツ制作会社と、またコンテンツを購入する放送・配信事業主、さらには共同制作関係者や投資家など映像コンテンツ関係者が集結する一大イベント。そして今回、「MIPTV」の目玉となる公式イベントとして、初の「アジアワールドプレミア」を開催。その記念すべき第1作目に本作が選ばれ、日本放送開始に先駆け第1話のワールドプレミアが行われる。なお、これまで「タイタニック」「X-ファイル」「ROOTS/ルーツ」といった欧米ドラマが公式上映作品としてワールドプレミアを行ってきたが、アジアの作品が公式上映されるのは本作が初めてとなる。今回の決定に民放連続ドラマ初共演を果たした小栗さんと西島さんは、「日本という国でどういう作品を作ったらいいのか、自分たちで話しながらこの『CRISIS』を作ってきました。その中で、アジアの作品を代表して、こうして世界の人たちにご覧いただくチャンスをもらえたことは本当にありがたい」(小栗さん)、「この作品は撮影が始まる前から、日本ドラマの枠を超えた規格外の作品になるという期待がありましたので、世界の皆さんにご覧いただくきっかけが出来たことはすごくうれしく思います」(西島さん)と喜びのコメント。また、本作を見る世界の人へ向けて西島さんは「いまの日本が持つ空気感のようなものを感じていただければ、きっと楽しんでいただけると思います」と話し、本作ではいま自分たちが日本で出来る最大限のチャレンジをしたという小栗さんは、「皆さんに温かく迎えられることを心より願っています」と語っている。そしてリード・ミデム社のマーケット開発ディレクター、テッド・バラコス氏は、「主演の小栗旬さん、西島秀俊さんのハイクオリティーなこの日本の警察もののドラマシリーズは、国際市場にとりわけぴったりな作品です。この1時間の『アジアワールドプレミア上映会』は、世界中の番組バイヤーにこれまでにない日本のアクションシリーズを見せる場となるでしょう」と期待のコメントを寄せている。日本のテレビドラマとしては規格外のスケールで描かれる本作。見どころの一つでもある華麗なアクションやストーリーに、一体海外の人たちはどういった反応を示すのだろうか。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月期より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月16日2014年、女優・天海祐希が“真実を追い求めるプロの取調官”を演じ、好評を博したドラマ「緊急取調室」が、この度、連続ドラマ第2弾として4月期より放送されることが決定。天海さんは役のため再び髪を切り、お馴染みのメンバーと共に、手強い被疑者たちをマル裸にしていく。本作は、天海さん演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる物語。本作は、2014年1月期の連続ドラマとして放送開始され、さらに2015年にはスペシャルドラマとして復活。そして、取り調べの録音録画(可視化)を義務付ける「刑事司法改革関連法案」の可決を経た今春、待望の連続ドラマ第2弾として再復活を遂げる。今回のテーマは、「普通の人間が一番怖い」。人生を積み重ねる中で、超えてはいけない一線を越えてしまった普通の人々――彼らの時にゾッとさせ、時にやるせなさや悲しさを感じさせる“裏の顔”をマル裸にしていく。連続ドラマ第1弾のとき、主演の天海さんは役のイメージに合わせ、長い髪を約20cmもカット。スペシャルでは、終盤で被疑者に髪を切られるという物語の展開上、ロングヘアでの出演だったが、今回の第2シーズンでは、約25cmと以前よりも大幅にカット。そして前髪も作り、柔らかさとナチュラルさも打ち出して心機一転、全身全霊で臨む。シーズン2では「新しい気持ちで有希子としての経験を積み重ねていけたら」と話す天海さん。「シリーズを通して有希子も成長してきていますし、おじさまたちとの距離感も以前より近いはず。そういった部分をお芝居の中にちょっとずつ入れていきたい」と語り、「あいかわらず取り調べのシーンはセリフが多くて『うわっ!』とも思ったのですが(笑)、そんな思いもすぐに吹き飛ぶくらい、台本がとにかく面白くて!いまから撮影が楽しみで、ワクワクしています」と撮影が待ち遠しいとコメントしている。そんな天海さんの元には、今回も鉄壁の取り調べ集団=キントリ・メンバーを演じる田中哲司、でんでん、大杉漣、小日向文世、図らずも毎回キントリと連携を取ることになる警視庁捜査一課殺人捜査第一係の名コンビ「もつなべ」を演じる速水もこみち&鈴木浩介が集合。さらに、前回のスペシャルで初登場した現・警視庁刑事部部長を演じる大倉孝二も続投することが決定。キントリ・メンバーとは、シーズン1以降必ず忘年会やお食事会も定期的に開くほど仲がいいと明かす天海さん。「その会ではいつも、まだ決まってもいないのにシーズン2をやるという前提で(笑)、皆さんから『次はこうしようよ!』と、いろんなアイデアが飛び出していたんです。そうやって親睦を深めてきた、頼もしい先輩方とまた連続ドラマでご一緒できることになり、とても嬉しいです」と再集結を喜んでいる。「緊急取調室」は4月期より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月10日主演・小栗旬、共演に西島秀俊と豪華タッグが発表された4月期放送ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(仮)。この度、本作のキャストとして新たに田中哲司、野間口徹、新木優子の出演が決定した。本作は、小栗さん演じる稲見朗を始めとする公安機動捜査隊特捜班の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描く骨太なアクションエンターテインメント。また、稲見と共に特捜班に所属する田丸三郎役を西島さんが演じ、1話完結型ストーリーで展開していく。公安機動捜査隊特捜班は、各分野のスペシャリストが集結した警察庁警備局長直轄の秘密部隊。常識では計れない事件に脅かされる現代で、政治家殺害をたくらむテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、そして本来国民を守るべき政治家も時として彼らの敵に…。うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に、規格外の男たちが立ち向かう物語。これまでの警察ドラマの常識を超える規格外の事件ばかりが登場し、刻々とタイムリミットが近づく危機的状況で奮闘する特捜班の姿を、臨場感と迫力ある映像によって描き、見る人があたかも特捜班の一員になったような気分でハラハラドキドキを味わえるエンターテインメント作品となっている。元自衛隊員の稲見や元外事警察の田丸を始め、特捜班には各分野のスペシャリスト5人が集結。激しく華麗なアクションも見どころの一つだが、このドラマは特捜班の5人が自身の正義感と残酷な現実の間に挟まれ、苦悩しながらも事件にぶつかっていく姿を描いた群像劇でもある。そんなそれぞれがスネに傷を持つ一癖も二癖もある特捜班メンバーに決定したのが田中さん、野間口さん、新木さん。まず田中さんが演じるのは、特捜班の班長・吉永光成。彼は元警視庁捜査一課の刑事で、取り調べの名手。仲間思いで常に冷静に班を指揮するリーダーという役どころだ。また野間口さんが演じるのは、元機動隊爆発物処理班の特捜班メンバー・樫井勇輔。抜群の嗅覚を持ち、匂いが色分けされて見える「共感覚」と呼ばれる特殊能力の持ち主でもある樫井は、爆発物の処理だけではなく製造にも精通。しかし、クールで皮肉屋な人物。そして、すご腕の元ハッカーでサイバー情報分析のスペシャリスト・大山玲役として新木さんが出演。今回は本格アクションに初挑戦するとともに、クールに振る舞いながらも心に闇を抱えた役どころを熱演する。すでに撮影が行われているという本作。これまでの撮影をふり返り田中さんは、「小栗君や西島君に比べたら全然ですけど、アクションはなかなか強烈ですね。普段アクションをやる機会が少ないので楽しい」と話し、「とにかく小栗君や西島さんを見ているのも楽しいし、一緒に演じるのも楽しいし、金城さんが書いた面白い脚本が立体化する楽しさもありますし」と楽しいことばかりだとコメント。今回の役どころについて新木さんは、「私自身、大山のような心に闇を抱えた役を演じることが初めてだったので、いままでの自分の殻を破るような挑戦をどんどんしていきたいと思いました」と話し、「いままで応援してくださった方々には、また違った新木優子の一面を見せられる作品だと思います。これまで見たことのない衝撃と、私自身演じていて『こんな感情があるんだ』って知るようなシーンがたくさん詰まった作品です」とアピール。また、シリアスなドラマ本編とは違い、撮影現場は楽しいと話す3人。新木さんは、「本番では緊張感を持ちつつ、でも現場は本当に和気あいあいとした雰囲気で良い意味でリラックスしながら撮影を進めています」と明かし、田中さんは「小栗君はチームを大事にするので、そのチーム感が良いですよね。それに西島君はクールな顔とは違う面を一つも二つも持っていて、しゃべっていると面白いです。ドラマの特捜班5人もそうですが、キャストもみんなキャラクターが違うので話をしていて楽しいです。もちろん本番では集中していますが、特捜班5人は仲良くなり過ぎていますね(笑)」と雰囲気はとても良いとコメントした。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(仮)は4月期より毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年01月28日2016年は、著名人のちょっとドッキリするようなスキャンダル報道が多い1年でした。特に、「週刊文春」をはじめとする各週刊誌が、競うように「不倫」や「熱愛」、「分裂」などをスクープしていましたよね。今年は比較的静かな幕開けになったようですが、今後どうなっていくのでしょうか。そこで今回は、星占いのホロスコープ(惑星の配置)から見て、週刊誌やスポーツ新聞よりも一足早く、この2017年に何かしら「スキャンダル報道」に巻き込まれそうな芸能人をチェック!占いサイト『前世からの約束』の監修者である占い師・波木星龍先生に、解説していただきました。◆星占いで「何が起こるか」予測するには…もちろん星占いなので、目撃情報などに基づくものではなく、あくまでホロスコープだけの判断で、実際にそうなっていくとは限りません。けれども占星学には、出生時のホロスコープにトランジット(現在)の惑星の配置を重ね合わせることで、何が起こるか予測する方法があるのです。これを使って、今年「不倫」や「熱愛」、もしくは「離別」といったニュースで注目を浴びそうな人たちを調べてみると、何人かの方が浮かび上がってきました。今回ピックアップした基準は、出生時のホロスコープで、金星あるいは月が、天王星・火星に対してアスペクト(ホロスコープ上の惑星同士の"角度")を作り、それらの惑星にトランジットの天王星(アクシデントを象徴する星)がアスペクトを投げかけている人たちです。今年の場合、天王星は牡羊座の21度~28度の間を移動していきます。したがって、その間に主要な惑星とアスペクトを作ると、スキャンダラスな出来事が生じやすいのです。…少し難しくなってしまいましたが、実際に該当する6人の方々の例をご紹介していきましょう。私生活で絶体絶命のピンチも!?黄色信号が点滅するのは…小池栄子さん…「牡羊座の月」にトランジットの天王星が重なる最初に浮かび上がったのは、タレントで女優の小池栄子さんのホロスコープ。彼女の出生時の月は、金星・冥王星と180度、天王星と150度の位置にあります。これらに対し、トランジットの天王星は牡羊座の24~25度の位置を4月に通過。昨年末、夫である坂田亘さんは格闘技イベントに出場し敗戦を喫しました。坂田さんは結婚当初から借金が3億円あると話題に。気丈な小池さんが何度もピンチを救っているものの、今年は別居や離婚など、トラブル報道の暗示が。◆交通事故だけでは終わらない?謹慎明けの時期に注意井上裕介さん…「牡羊座の金星」にトランジットの天王星が重なる先日の当て逃げ事故から謹慎を余儀なくされたノンスタイル・井上さんのホロスコープを見てみると、出生時の金星は土星と150度、冥王星と180度、天王星と150度、海王星と120度の位置にあり、多数のアスペクトが存在しています。これらに対し、トランジットの天王星は牡羊座の23度~25度の位置をを3月~4月にかけて通過。謹慎明けて間もなくの頃に、スキャンダル報道が出てくる予感が。究極、コンビ解消の可能性もあるかも?うまく乗り切ってほしいところです。1年を通して「波乱」の年生稲晃子さん…牡羊座の金星にトランジットの天王星が重なる続いて、元おニャン子クラブの生稲晃子さんのホロスコープです。彼女の出生時の金星は天王星と海王星に150度の位置で、鋭角の三角形を形作っています。これらに対しトランジットの天王星は牡羊座の23度~25度の位置を3月~4月、及び11月に通過していきます。スキャンダルの可能性が高まるので、予断を許しません。◆またまたドキドキさせる「新恋人」の出現…?川村エミコさん…蠍座で月と天王星が0度、トランジットの天王星は180度の位置に昨年末に破局を報告した「たんぽぽ」の川村さん。出生時の月は天王星と0度、金星とは60度のアスペクトを作っています。これらに対し、トランジットの天王星は、牡羊座で、出生時の月に対して150度となる位置を3月に通過。これは失恋に負けず新たな恋に猛突進する予感を示します。ただし、不倫や二股で遊ばれてしまうといった可能性も含んでいるので、注意が必要そう。◆SPEED恋愛にはスキャンダルが待っているかも…?今井絵理子さん…獅子座で金星と火星が0度、トランジットの天王星が120度の位置次は政治家として華やかな転身を果たした歌手・今井絵理子さんのホロスコープです。今井さんの出生時の金星・火星は海王星と120度、月とは150度の位置です。これらに対し、トランジットの天王星は、牡羊座で出生時の金星・火星と120度となる位置を3月~4月に通過し、恋愛におけるちょっと危険なスキャンダルが報道されそうな予感をはらんでいます。◆予期せぬ出来事に注意が必要!仲間由紀恵さん…蠍座で金星と天王星が0度、トランジットの天王星が150度の位置に最後は俳優・田中哲司さんと結婚した女優・仲間由紀恵さんのホロスコープを。彼女の出生時の金星・天王星は月と90度、土星とは60度の角度を作っています。これらに対し、トランジットの天王星は牡羊座で出生時の金星・天王星と150度となる位置を3月と12月に通過。ここから考えられるのは、"予期していなかった周辺"から、別居や不倫といった、スキャンダラスな報道が出て来る可能性です。とはいえ素敵なご夫婦ですから、危うい時期でも上手に越えていくことに期待しましょう。あくまで星占いの話であり、現実的な危機ではないとは言え、そういったスキャンダラスな事象に結びつきやすい時期はあるものです。注意が必要な場合はそのことを意識して、変に油断したり、良くない誘惑に惑わされないよう、気を引き締めて行くことが重要。自分のホロスコープも見てみたいという方、自分の恋愛や結婚について詳しく占ってみたいという方は、波木星龍先生監修の占いサイト『前世からの約束』をぜひご覧ください。本格的な占星術を楽しんでいただけます。~古今東西のあらゆる占いに精通し、確かな実績と実力を持つ本格占い師~波木星龍(なみきせいりゅう)鑑定暦30年以上、延べ5万人以上の鑑定実績をもつ本格占い師。古今東西のあらゆる占術に精通している。対面鑑定のほかに「正統占い教室」という占い教室を主宰し、数多くの有名占い師を生み出している。『占星学秘密教本』(魔女の家BOOKS)、『江戸JAPAN極秘手相術』、『神占開運暦』、『この占いがすごい!―神聖開運占術大全〈2017年版〉』(八幡書店)など著書・監修書籍も多数。★鑑定所「波木星龍」波木星龍による本格鑑定を受けられる鑑定所です。あなたの悩める「人生&運命」と真摯に向き合い、各種の占術を通じ“最良の選択肢"をアドバイスいたします。住所:札幌市中央区南1条東7丁目2-2 ラピスアクアシティー大通1205※札幌地下鉄東西線「バスセンター前」駅10番出口から徒歩3分。▼鑑定のご予約はこちら電話:011-231-3344メール:namiki.s@jcom.home.ne.jp
2017年01月16日石橋凌と原田美枝子の次女で、本作が映画初主演となる石橋静河と俳優・池松壮亮の2人が主演する『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』。この度、本作の超特報映像が解禁された。舞台は2017年、現代の東京。看護師として病院に勤務する傍ら、夜はガールズバーで働き、言葉にできない不安や孤独を抱えながらも、誰かに甘えることもせず日々をやり過ごす美香(石橋静河)と、工事現場で日雇いの仕事をしながら死の気配を常に感じ、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる青年・慎二(池松壮亮)が排他的な東京で生きづらさを抱えながら出会い、そして、恋がはじまる瞬間を描くラブストーリー。原作は、2008年、当時女性では最年少の21歳で第13回中原中也賞を受賞するなど、各メディアから「新しい表現者」としていま最も注目されている詩人・最果タヒの同名詩集。これを『舟を編む』で賞を総なめにし、その後『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』など、33歳にして長編映画12本目となる石井裕也監督が映画化を手掛ける。キャストには、主演の石橋さんと池松さんのほかにも、慎二の同僚役に田中哲司と松田龍平、さらに市川実日子、佐藤玲、三浦貴大らが脇を固めている。このほど到着した初公開となる映像は、セリフは一切なく、消費と喧騒に溢れる都会を疾走する美香と慎二の姿や、ひとり呑み込めない思いを抱えながら、懊悩する2人の姿が映し出されている。そして最後には、そんな2人が出会う瞬間が捉えられている。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、27日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月07日『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』が、2017年5月13日(土)に新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行公開、5月27日(土)に全国の劇場で公開される。2013年に映画賞を総なめにした『舟を編む』の石井裕也監督最新作。その後も『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』と、精力的に作品を世に送り出した弱冠33歳の石井監督にとって、本作は12本目の長編映画となる。原作は、最果(さいはて)タヒによる同名の詩集。最果は2008年、当時女性では最年少となる21歳で第13回中原中也賞を受賞するなど、「新しい表現者」として注目されている詩人だ。平易な言葉で綴られる彼女の詩は、これまで難解なイメージがあった“現代詩”という概念を覆し、小説では表現しきれない現代人の憂鬱や希望を浮き彫りにしていく。映画の舞台となるのは、2017年、現代の東京。看護師として病院に勤務する傍ら、夜はガールズバーで働き、言葉にならない不安や孤独を抱えながらも、誰かに甘えることもせず日々をやり過ごす美香と、工事現場で日雇いの仕事をしながら死の気配を常に感じながら、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる青年、慎二。その二人が、排他的な東京で生きづらさを抱えながら出会い、そして、恋がはじまる瞬間を描くラブストーリーとなっている。美香を演じるのは、石橋凌と原田美枝子の次女で、本作が映画初主演となる石橋静河(いしばししずか)。そして慎二役は、石井監督作品への出演が『バンクーバーの朝日』に続き3度目となる、池松壮亮が務める。なお、本作のエンディング曲には、2016年に結成10周年を迎えたロックバンド、The Mirraz(ザ・ミイラズ)が2013年6月に発表した楽曲「NEW WORLD」(ミニアルバム「夏を好きになるための6の法則」収録)が決定している。【作品情報】『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』公開日:・2017年5月13日(土) 新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行公開・2017年5月27日(土) 全国公開監督・脚本:石井裕也(『舟を編む』)原作:最果タヒ(リトルモア刊「夜空はいつでも最高密度の青色だ」)出演:石橋静河、池松壮亮、佐藤玲、三浦貴大、ポール・マグサリン、市川実日子、松田龍平、田中哲司エンディング曲:The Mirraz「NEW WORLD」©2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会
2016年12月30日石橋静河と池松壮亮が共演する『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』に、田中哲司、松田龍平、市川実日子らの出演が決定。また本作のエンディング曲を「The Mirraz」が担当すること分かった。舞台は2017年、現代の東京。看護師として病院に勤務する傍ら、夜はガールズバーで働き、言葉にできない不安や孤独を抱えながらも、誰かに甘えることもせず日々をやり過ごす美香と、工事現場で日雇いの仕事をしながら死の気配を常に感じ、どこかに希望を見出そうとひたむきに生きる青年・慎二が排他的な東京で生きづらさを抱えながら出会い、そして、恋がはじまる瞬間を描くラブストーリー。原作は、最果タヒの同名詩集。2008年、当時女性では最年少の21歳で第13回中原中也賞を受賞するなど、各メディアから「新しい表現者」として注目されている詩人最果氏。彼女の詩は平易な言葉で綴られ、これまで難解なイメージがあった“現代詩”という概念を覆し、静謐で透明感のある言葉の連なりで、小説では表現しきれない現代人の憂鬱や希望を浮き彫りにしている。そんな本作を手掛けるのは、2013年に『舟を編む』で賞を総なめにし、その後『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』など、33歳にして長編映画12本目となる石井裕也監督。そしてキャストには、看護師・美香役に石橋凌と原田美枝子の次女で、本作が映画初主演となる石橋さん、慎二役に『ぼくたちの家族』に続き石井監督作品2度目となる池松さんが務める。さらに、この2人を支える新たなキャストが今回決定!慎二と同じ工事現場で働く冴えない中年男性・岩下を「ST」「SPEC」シリーズの田中さん、同じく慎二の同僚で行き場のないイラ立ちを抱える智之役を『舟を編む』や来年1月放送の「カルテット」にも出演が決定している松田さん。そのほか市川さん、佐藤玲、三浦貴大など豪華かつフレッシュなキャスト陣が名を連ねる。今回本作のエンディング曲を担当するのは、今年結成10周年を迎えたロックバンド「The Mirraz」。彼らが2013年6月に発表した「NEW WORLD」が今回エンディング曲となる。アップビートの曲調に機関銃のごとく打ち込まれた歌詞がほとばしるこの名曲。石井監督たっての希望により、今回の起用が決定したのだ。「The Mirraz」のフロントマンである畠山承平は、「石井監督には何かと縁やシンパシーを感じていたので、迷わず使って欲しいと伝えました」とオファーを快諾したと明かす。楽曲はものすごくメッセージ性が強いため最初は心配していたと言う畠山さん。しかし「作品を見て、最後にエンドロールに流れる自分の曲を聴いて、ああそうか、この作品にぴったりの楽曲だったんだなぁ、と納得し、感動しました。自分でもわかっていなかったこの楽曲が持つパワーに圧倒されました」とコメントしている。またあせて美香と慎二が消費と喧騒に溢れ、ネオンが水玉のように煌めく都会の中、同じ“何か”を見つめているシーンが切り取られている本作のティザーポスタービジュアルも到着。原作の表紙を彷彿とさせながら、本作の持つ若々しく先鋭的な印象を見事に表現したデザインとなっている。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』は2017年5月13日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースにて先行、27日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月27日アイドルグループの嵐が、1月3日のフジテレビを7時間半にわたって"ジャック"することが、明らかになった。同局が、年末年始特番のラインナップを発表した。まずは、今年7月に放送されたバラエティ特番『嵐ツボ』の第2弾が、16時15分~18時に放送。嵐のメンバーが体を張って、超マニアックな趣味嗜好を持った人たちの知られざるコミュニティーに潜入する番組で、お正月に合わせてパワーアップするという。続く、18時~21時は『VS嵐 2017賀正新春豪華2本立てスペシャル』を放送。豪華ゲストとのゲーム対決と、芸能界ババ抜き最弱王決定戦「BABA嵐」の2本立てとなる。そして、21時~23時30分は、櫻井翔主演の『新春大型ドラマ 君に捧げるエンブレム』を放送。櫻井演じる天才サッカー選手・鷹匠和也が交通事故にあい、一生を車椅子で過ごすことになったことから、車椅子バスケに出会い、新たな挑戦に打ち込むことになるストーリーで、長澤まさみ、市原隼人、田中哲司らが共演する。なお、続く23時30分~24時30分には『関ジャニ∞クロニクル』(毎週土曜13:30~14:00)のスペシャルを放送。「いきなりドッジ」や「真実堂書店」に豪華ゲストを迎えるほか、関ジャニ∞メンバーによる新作コントも披露される。
2016年11月25日2011年1月、ロンドンに留学中の阿佐ヶ谷スパイダース主宰・長塚圭史が手にし、号泣しながら読んだという三好十郎作の戯曲『浮標(ぶい)』。「万葉の時代から続く日本人の思想が全体に表現され、それでいて古臭くなくてセリフがモダン。そして知的。これを是非上演したいと強く思った」と語る長塚。帰国後、自身のソロプロジェクト葛河思潮社の第1回公演として2011年に上演。その後に起こった東日本大震災で日本が大きく揺らぐ中、翌2012年に東京、仙台で上演。こちらも大きな反響を呼んだ。3度めとなる今年は、神奈川を皮切りに西日本を中心に回り、三好十郎の出身地・佐賀での公演も実現。葛河思潮社『浮標』チケット情報「上演したら4時間になるらしいと聞いてたので、まずは自分が本読みで“久我五郎”をやったんですが、そこでも大泣きして(笑)。どれだけ好きなんだって話ですけど。それで自分の中でイメージが一番近かった田中哲司に台本を送りつけて。そしたら『これ、もし演るのだったらギャラなんていらない』と言われて。俺は何ていい人に声をかけたんだと(笑)。でも実際にやりだしたら、彼がみるみる痩せていったんですよ。初演は特に地獄だったみたいですね」日中戦争の影が忍び寄る時代を舞台に、自己の芸術を信じる洋画家・久我五郎(田中哲司)が、肺を病む妻の美緒(原田夏希)を看護しながら貧困と闘う姿を描く本作。 セットは木枠に敷き詰められた砂のみ。そのシンプルな舞台で繰り広げられるのは「生と死」だ。「生きる事とは?というテーマを徹底的に解剖する約4時間(1幕75分、2幕55分、3幕90分)。一瞬に人が死んでいく戦争というものを背景にしながら、美しい言葉を感じながら生と死に対する思考ができる。こんな豊かな時間はないと思います。久我夫妻と対峙する、市井の人々の生き方やセリフも素晴らしくて。4時間というと長く感じられるかもしれませんが、実際観てくださった方からは『あっという間だった』という感想を多く頂き、戯曲の力、そして役者の力も実感しましたね。こんな劇があるんだ、という事を知ってもらえたら嬉しいです」。劇作家としても、この三好十郎作品との出会いを大きかったと語る。「これまでの自分の作品に対する愛はもちろんありますが、劇作に対する考え方が大きく変わったかもしれないですね。これからまた、阿佐ヶ谷スパイダースの以前の作品を上演したりするのですが、そこにも影響があるかも。こんな風に後世に残せる作品を書きたい気持ちが強くなったと思います」今回で田中哲司の出演は最後になるらしく、長塚本人が寂しくて仕方ない、と嘆く。「ああ、あと何回だなあと終わる度に切なくなってます(笑)。今回3回めにして、よりよく熟成されたというか、言葉の輪郭みたいなものがより深く出せるようになりました。是非、新たな感動を味わって欲しいですね」公演は今後、三重、福岡、佐賀、東京で上演。チケットは発売中。
2016年08月17日長塚圭史のソロプロジェクト葛河思潮社の第五回公演『浮標(ぶい)』が、8月4日に神奈川で開幕した。本作は、1940年に初演された三好十郎の戯曲で、葛河思潮社の公演全5回のうち3回上演している作品。日中戦争の影が忍び寄る時代を舞台に、洋画家・久我五郎(田中哲司)が、自己の芸術を信じ、肺を病む妻の美緒(原田夏希)を看護しながら貧困と闘う姿を描く。舞台セットは、黒い木枠の中に白い砂が敷き詰められた、砂場のような造り。両側に椅子が並べられ、出演者は出番以外もその椅子に座り、砂の上で繰り広げられる芝居を見つめる。死にゆく妻を必死で看病する男・五郎を演じるのは、田中哲司。葛河思潮社の本作初演から3度目の出演で、最愛の妻が生き延びられるならどんなことでもする、というギリギリの精神状態で、約4時間(1幕75分、2幕55分、3幕90分)を演じ切る。そして、病床の妻・美緒を演じるのは原田夏希。長塚演出作品は2作目で、本作は初めての出演。最初から最後まで寝たきりの状態、つまりほぼ上半身だけで、死を目前にした人間の揺れ動く感情を豊かに演じていた。夫婦のそばには、耳は遠いがおしゃべりで明るい“小母さん”がいて、五郎と共に美緒の看病をしている。そこに訪ねてくるのが、美緒の親兄弟や、金貸しの友人、大家、腕利きの医者、兵隊の友人らだ。彼らは、五郎に画壇の話をして圧力をかけたり、美緒の財産を譲るように画策したり、出征が決まって挨拶に来たりする。しかしだからといって、単純なヒールやヒーローにはならない。夫婦を困らせるために存在しているのではなく、彼らは彼らで生きていくために今この場面に登場していると感じさせるのだ。生きることはきれいごとでは済まされない。しかし、きれいなこともちゃんとある。さまざまな想いが幾重にも重なった芝居で、生きることと切り離せない“生々しさ”を際立たせる。命が終わりつつある美緒にねだられ五郎が詠むのは『万葉集』だ。言わずと知れた、日本に現存する最古の和歌集。約1300年前の歌が今も詠み継がれていることに、美緒に残された「生」を見つつも、やはり「生きる」ことの絶対的な価値を突きつけられた。公演は、8月7日(日)までの神奈川・KAAT神奈川芸術劇場を皮切りに、愛知、兵庫、三重、福岡、佐賀、東京にて上演。取材・文:中川實穗
2016年08月10日福山雅治が主演の月9ドラマ「ラヴソング」が6月13日(月)今夜、最終回を迎える。これまで「ひとつ屋根の下」をはじめ「いつかまた逢える」「パーフェクトラブ!」「ガリレオ」と数々の“月9”ドラマで主演を務めてきた福山さん。「ガリレオ」シリーズ以来3年ぶりとなった本作では、ミュージシャンとしても数々の記録を打ち立ててきた福山さんが“一発屋”の元音楽アーティストを演じることも話題となった。またヒロインの佐野さくら役にはオーディションで選ばれた藤原さくらが抜擢。藤原さんは音楽アーティストとしての活動経験はあるものの本作が演技初経験ということもあり、月9ヒロインで女優デビューという“シンデレラストーリー”にも注目が集まった。福山さん演じる主人公の神代広平は、唯一のヒット曲はあるものの、その後はヒットに恵まれず、音楽業界を離れて20年が経つ元プロミュージシャン。いまだ音楽への情熱を完全に断ち切ることができないまま退屈な毎日を過ごしていたところに、“人とのコミュニケーションが苦手”というコンプレックスを抱え孤独に生きてきた藤原さん演じるさくらが現れるところから物語は始まった。さくらの“歌声”という才能に魅了され「もう一度自分を試したい、認められたい」と考えるようになる神代。その後さくらはレコード会社のスカウトを受け、神代もレコード会社からラヴソングを作るよう求められることに。2人はラヴソングを作りさくらはレコーディング。神代もトップアーティスト・シェリル(Leola)に楽曲提供することになる。そんな中、さくらの喉に悪性の肉腫が発見される。手術が必要で、手術後に声が残る可能性がきわめて低い病状だということが分かる。さくらから話しを聞いた幼なじみの天野空一(菅田将暉)は「いまのうちにやりたいことをやろう」と提案。さくらの本当にやりたいことは…というのが前回までの物語。最終回となる第10話では、さくらの手術を知った中村真美(夏帆)が野村健太(駿河太郎)との結婚式を前倒しし、披露宴でさくらに頼んでいたスピーチをしてもらおうとする。手術でさくらが声を失ってしまった場合、その願いは叶わなくなるからだ。スピーチ前に神代にいままで言えなかったことを伝えようとするさくらだが、空一が迎えに来てしまう。手術前日、神代は増村泰造(田中哲司)から、さくらが手術の同意書にサインすることを拒んでいると相談される。さくらの病室へ行く神代だがさくらは真美や空一、神代の言葉にも反応しない状態。空一は神代に手術を延期できないかと問うが、神代はさくらは手術を延ばせば延ばすほど声を失ってしまう可能性が高いと告げる。病室でさくらと2人きりになった神代はさくらが持って来ていたギターで、初めてさくらの歌を聴いた時の曲を奏でる。ともに歌ううち表情が戻って来たさくらは「もう一度歌いたい」と泣きじゃくる。神代は歌うためにも手術をしようとさくらに伝える。手術を受けることになったさくらは再び神代と歌うことができるのか――。福山さんと藤原さんの歌声が織りなす美しいハーモニーも今夜がファイナル。感動の結末をその目にしっかり焼き付けて。「ラヴソング」は6月13日(月)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月13日4月、新年度がスタートして早10日。新しい環境、新しい仲間、新しい仕事にそろそろ慣れてきたころ…では?加えてお花見や送別会に歓迎会なども立て続き、ちょっぴりお疲れモードという方に、最新CM考から処方箋!CMの中のイイ男たちに癒してもらおう!■誰か代わりに家事をして!そんなやる気の出ないあなたにまずは、先の月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で好演を見せた高良健吾。波瑠、香椎由宇、山本美月と共演する「GU」、大河ドラマ以来のサムライ姿「キリン 淡麗 極上<生>」など、CM界でも注目度上昇中だが、おすすめは「いつ恋」の“練”くんさながらの優しさで、落ち込むガールフレンド・早見あかりに手料理を振る舞う「創味シャンタン2016カップル篇」だ。「だから、もう泣くなって。とっておきの作ってやるから」という高良さんの“キュン死”セリフには、早見さんでなくとも、涙はあっという間に乾くはず。しかし、CMでは早見さんが自身のハマリ役「ラーメン大好き小泉さん」ばりに隠し味・創味シャンタンに気づき、「男はみ~んな新しいものを選ぶの」と詰め寄られてしまう高良さん。若干涙目になりながらタジタジになってしまうのだ…。そんな高良さんの姿もひっくるめて、癒しの効果は抜群。また、朝ドラ「あさが来た」で“五代ロス”、深田恭子主演ドラマ「ダメな私に恋してください」で“主任ロス”なる言葉を生み出したディーン・フジオカのダスキン「家事シェルジュ・登場」も、癒やしの効果大。初主演ドラマ「喧騒の街、静かな海」や綾瀬はるか主演の「精霊の守り人」などに続々出演が決まっているディーンさんは、いま飛ぶ鳥を落とす勢い。メガネに蝶ネクタイのコンシェルジュ姿で、「すべて私にお任せください」と微笑まれたら、「はい、よろしくお願いします」と答えずにはいられない!?さらに、朝ドラといえば、始まったばかりの「とと姉ちゃん」でヒロインの父・竹蔵を演じ、朝から女性たちの心を癒したのが西島秀俊。丸メガネに着物、物静かで決して怒らず、自らを「とと」と呼び、娘にも丁寧語で接する姿には“とと萌え”する人が続出。残念ながら、西島さんの登場は第1週のみとなっており(いまのところ)、早くも“ととロス”“竹蔵ロス”の声が聞こえてきそうだが、ライオン「香りとデオドラントのソフラン」のCMでは、子煩悩な主夫の西島さんに出会える。新しいCMでは、子どもの家庭訪問をすっかり忘れ、「今日だっけ?」と慌てて部屋干しの洗濯物を取り込む“とと”の姿に、パワーをもらえそうだ。■“キリッ”とカッコイイ姿にうっとり!刺激が必要なあなたにやはりスーツをキリリと着こなすイケメン男子は、目と心の保養にオススメ。カッコイイといえば、朝ドラの“ブレイクトリオ”ともいえる福士蒼汰、鈴木亮平、玉山鉄二が、同じ会社の同じ部署にいるという「みずほフィナンシャルグループ」のCMは見逃せない。飄々としてマイペースな玉山さん、面倒見がよく頭脳派の鈴木さん、素直で元気な若手の福士さんと、それぞれキャラも立っている上、3人組の上司として大人の男・田中哲司も参戦。さらに、新入社員として黒島結菜も加わった「スマホで口座開設。篇」の30秒バージョンでは、3人の“コント”(?)の後、黒島さんの「カッコイイと思います」に「だろっ?」と三者三様で応じる決め顔は必見!誰もが「黒島さんになりたい!」「この部署に入りたい!」と願うことだろう。スーツ姿といえば、「GENERATIONS」&「EXILE」の白濱亜嵐の単独初CMとなるロート製薬「OXY」も、そのクールなカッコよさが評判。そのWEB限定動画は、先立って公開されたティーザー版から話題を呼んでおり、その後解禁された「Mr.OXY THE MOVIE」では、肌トラブルが発生した男性のもとに駆けつけるスキンケア探偵“Mr.OXY”として、白濱さんが颯爽と登場。停車中の車をスマートに飛び越え、華麗なジャンプを見せたかと思えば、“壁ドン”まで披露!今後もさまざまなパターンが用意されていることがメイキング動画からも伺え、この春夏の要注目CMの一つとなっている。一方、フォーマルなスーツ姿の探偵で決めるのが、「ジョージア」CMシリーズの山田孝之だ。「彼の名はプレミアム~」のナレーションに合わせてキレ味あるアクションで次々敵を倒していく「極上探偵活劇 Mr.PREMIUM」は、実は書き下ろしコミックとの連動企画。だが、時にはニセ札をつかまされたり、美女に腕をとられて「今日はダメよ」とお断りされたりと、ちょっぴり情けないところもあり、どこか盟友・小栗旬が演じた“あの怪盗”を彷彿とさせる場面も…。かと思えば、“働く男”シリーズの一つでは、「誰、あのおじさん」と子どもたちに言われてしまう、公園のブランコで怪しい動きをする“施設点検員”として登場。山田さんは実際の点検員からレクチャーを受けたそうで、安全を確認するためとはいえ、あの独特な動きは何だかクセになりそうに。その後、子どもたちの笑顔に囲まれ、充実感を噛みしめる山田さんの姿は、ほっこりした笑いを届けるとともに、「私もがんばろう」という気にさせてくれるから不思議だ。(text:cinemacafe.net)
2016年04月10日