さまざまな収納グッズが揃っている100均の中でも神的な発明品が多い印象のダイソー。この冬に出た新商品の中でも「便利すぎる!」と話題になっている3つのキッチン収納グッズを紹介します。もちろんキッチン以外にも使えますよ! どんな収納場所にも対応!中身が見えるキャニスター こちらの「中身が見えるキャニスター」は、その名の通り中に入れたものが一目で分かるクリアタイプ。穀物類のストックに最適です。容量は1L、1.5L、2Lの3種類。1.5Lと2Lは300円で、1Lが200円で販売されています。 このアイテム、なんと言ってもフタが優秀なんです!表面は縁が反り上がっていて、裏面にはパッキンが付いています。 しっかり密閉できる上に、こんな風に積み重ねても安定してくれるんです。デッドスペースも有効活用できちゃいますね。 また、フタの真ん中が透明になっているので、上から見ても中身が一目瞭然。キッチンのコンロ下など、背の低い収納に入れていても瞬時に中身を確認、サッと取り出せて便利です。 手持ちのケースに取り付け!レトルト&小袋スタンド 手持ちのケースの収納力が格段にアップする、便利アイテム「レトルトスタンド」と「小袋スタンド」。取り出すたびに倒れてしまうのが地味にストレスだったレトルト食品や小袋入り食品をしっかり安定して立たせてくれます。 こんな感じで仕切り板の裏側に粘着テープが付いた、シンプルな構造。今使っているケースに貼り付けて使えるというのはありがたいですね。 カレーなどのレトルト食品にぴったりのサイズで作られた「レトルトスタンド」は、箱型だけではなくパウチ型の収納にも適しています。こちらはケースの側面に貼った場合。 そして、こちらはケースの底面に貼った場合です。なんと、側面では入れられなかったチンするご飯も立てられました!入れたい物によって貼り付ける場所を変えると良さそうです。 レトルトより仕切りの間の幅が狭く作られた「小袋スタンド」は、ふりかけや出汁など袋入り食品の収納に便利です。小さめのケースに貼れば、もっと小さい袋に入ったふりかけやかつお節などもキッチリ立てられます。ちなみに、こちらは底面に貼るとちょっと不安定だったので、側面がおすすめです。 衛生面もバッチリ!キッチン引き出し収納トレイ こちらの「キッチン引き出し収納トレイ」はなんと、組み立て式。ちょっと頼りないかな?と思いきや、見た目よりもかなりしっかりした作りになっています。PPシート製で、使い込んでもヨレたり壊れたりしなさそうです。丸洗いできて衛生面もバッチリ。 サイズは8cm、16cm、24cmの3種類が販売されています。一番大きい箱には箸などの長さがあるもの、中くらいの箱にはティースプーンなど、一番小さい箱にはお弁当グッズなどがぴったり入る大きさです。カトラリー類以外にも、文房具や日用品などの収納にも使えそうです。 以上、ダイソーで今話題の便利収納グッズを3つ紹介しました。それぞれキッチン用として売られていますが、キッチン以外の場所でも活躍しそうなものばかりですね。アレンジ次第で色々と使える、その汎用性の高さが人気の理由なのかもしれません。今の収納にストレスを感じているという方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。記事の内容は個人の感想です。※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。
2021年01月18日テルミンという楽器をご存知だろうか?簡単に説明すると、1920年頃、ロシアの物理学者レフ・テルミン(1896-1993)によって発明された“世界最古の電子楽器”の名称だ。楽器に直接触れずに演奏するこの楽器には、垂直、水平方向に伸びたアンテナの周囲に微弱な電磁場が形成され、アンテナに手を近づけたり遠ざけたりすることによって音の高さや大きさをそれぞれ制御するという極めて個性的な楽器だ。鍵盤や指板といった、音の高さを定める基準が楽器本体には存在しないため、求める音を出したり、安定させることは極めて困難。この楽器独自の演奏法が要求されることや、当時の米ソ冷静の影響などもあり、演奏家人口がとても少ないという希少な存在だ。この“世界最古の電子楽器”テルミンの発明100周年を記念したコンサートが横浜で開催される。ロシアで発明された楽器テルミンを育み、大きく発展させたのはなんと日本なんだとか。今回のテルミン発明100周年を記念したイベントでは、日本製テルミン”マトリョミン”によるギネス世界記録™更新への挑戦や、テルミン博士にはじまる演奏の遺伝子を継ぐ日露テルミン奏者の競演などなど、興味迂回イベントが満載。希少な楽器テルミンを深掘りできるチャンス到来だ。マトリョミン◆公演概要「テルミン発明100周年記念日露合同テルミンコンサート」ナターリア・テルミンピョートル・テルミンJapan Theremin Old Schoolマトリョミンアンサンブル”Mable and Da”日時:9月17日(火)昼公演:14:30開場、15:00開演夜公演:18:30開場、19:00開演会場:鶴見区民文化センターサルビアホール・音楽ホール出演:ナターリア・テルミン、ピョートル・テルミン、Japan Theremin Old School、マトリョミンアンサンブル”Mable and Da”、中村夏子
2019年09月11日肩肘張らず、カジュアルな開放感溢れるお店「発明料理 絵地尊(はつめいりょうり えじそん)」の壁側はガラス窓になっているため、テーブル席は光が差し込み心地良い空間になっています。シェフの調理している姿が見える、開放的なキッチンのライブ感は見ていても楽しい。店内は木の温もりを感じながら、落ち着いて食事を楽しむことができます。提供される絶品創作フレンチは、どれも個性的。料理の盛り付けもアートのように美しく、食べる人の心を掴みます。牛肉をさっぱりと味わえるカルパッチョが美味!お店の定番メニュー「牛肉のカルパッチョ」。牛モモ肉を赤ワインと香草野菜でマリネに仕上げた逸品です。牛肉の脂の少ない赤身部分のモモ肉を使用することで、さっぱりと食べられるので女性にも大人気。よくある白身魚のカルパッチョとは一味違った濃厚な旨みを味わえます。ワインにもよくあう一品です。新鮮魚介をたっぷり贅沢に使用した美しい逸品魚介好きにはたまらないのが「いかの魚介詰め」です。いかに刺身用の魚介を贅沢に詰め、ルイべ風に仕上げた一品。ルイべ風に仕上げる時に、水分が抜けるので無駄な脂も落ちていきます。そうすることで、素材の脂といやな匂いを感じにくくなり、素材そのものの風味が増すのです。とてもヘルシーに食べられるので、健康志向の女性にもおすすめ。オマール海老とサクサク食感のパイの相性抜群個性派メニューの中で人気を誇るのが、「オマール海老と帆立貝のパイ包み」。その名の通り、サクサクパイをオマールのクリームソースで贅沢にいただきます。パリッとした外皮の食感もたまらなく美味しいです。盛り付けも華やかで、中身もしっかりとオマール海老が詰まっている、濃厚な魚介の旨みが凝縮された一品。とびきりおいしい発明料理を召し上がれ!創作フレンチが自慢の、「絵地尊」のシェフがおすすめするメニューは「道産の牛ロースの炭焼き」です。ボリューム満点で、熱々なので男性にもピッタリ! また「月替わりのシェフのオススメMENU」は、その時の旬食材を味わえるのが嬉しいポイント。こだわりの調理法で創作する、本日の前菜・魚料理・肉料理も見逃せません。多彩なアイディアで料理を提供する絵地尊で、期待を裏切らない発明料理を味わってみてください。札幌市市営地下鉄・東西線宮の沢駅の3番出口から徒歩1分で到着。SR宮の沢ステーションビルの1階に絵地尊はあります。北海道産の新鮮食材から生まれる、発明料理をお楽しみください。スポット情報スポット名:絵地尊住所:北海道札幌市西区発寒六条10-1-3 SR宮の沢ステーションビル1F電話番号:011-671-0003
2017年09月04日2017年4月2日、三軒茶屋・シアタートラムにて、『エジソン最後の発明』が開幕した。舞台『エジソン最後の発明』チケット情報物語の舞台は、東京の下町。その町には様々な部品をつくる小さな工場がいくつも並び、街角のどこからか、作業の音とともにラジオの音が流れてくる……。町工場「糀谷工業」の社長の真一郎(小野武彦)は、息子夫婦と共に町工場を経営している。既に妻を亡くし、娘の深春(瀬奈じゅん)は、ラジオ局でパーソナリティをしている。ある日深春は、ディレクター仲木戸(東山義久)と共に、実家の近所の町工場にロケ取材にやって来ることになった。取材先の油木製作所は、油木恒夫(八十田勇一)とその甥の博之(武谷公雄)が切り盛りをしている。恒夫は未婚で初老を迎え、博之はかつて医大を目指しながらも今は工場を継ぎ、少し暗い感じのする青年だった。収録現場には、真一郎や、深春の兄夫婦(岡部たかし、安田カナ)、深春の大ファンだという中学の後輩・麦子(まりゑ)等も集まってきていたが、深春は何だかぎこちない。実は深春と仲木戸は恋人で、互いに結婚を考えているのだが仲木戸はバツイチ。深春は父の反対を恐れまだ仲木戸を紹介できずにいる。できればまだふたりを会わせたくなかった。そんな折に実家近くでロケをすることになってしまった。しかし真一郎は仲木戸が娘の恋人だとも知らず、ラジオの中継のシステムに興味を示し、仲木戸を質問攻めにしているうちに、ふたりは量子論の話やトーマス・エジソンが最後に発明に没頭していたという“死者と話す通信機”の話で意気投合。真一郎はなんと自らその“死者と話す通信機”の発明に着手しているという。あまりの没頭ぶりに周りは心配をしているようだ。慌ただしく中継は始まったが、博之は、番組の内容と関係ない自分の長年のわだかまりを生放送中に喋りだした。それは父の親友であったはずの糀谷真一郎への疑念。過去に何があったのか、深春と仲木戸の恋の行方は、そして真一郎はなぜ死者と話す通信機を作ろうとしているのか。ふたつの家族を巻き込みながら、工場の街角で繰り広げられる”ささやかで壮大な”会話劇だ。公演に向け、作・演出の青木豪は、「今、僕が出せる全てを出し切った作品です。素敵なキャスト・スタッフに恵まれ、とても良い作品になっていると思います。一度だけでなく2度3度と見ると、なおも深みを増す作品になっています。是非ご覧下さい」と述べた。また、瀬奈じゅんは「今日、とうとう皆様の前にお披露目できる事が凄く楽しみです。生の舞台はお客様が客席に入られる事で完成するものなので、私もどんな完成形が出来上がるのか、ワクワクしています。皆様も楽しみにしていて下さい」と意気込みを述べた。公演は4月23日(日)まで。
2017年04月05日樫尾俊雄記念財団は、カシオ計算機の名誉会長である樫尾俊雄氏(故人)が残した発明を世の中に伝えることを目的とした「樫尾俊雄発明記念館」において、カシオが手がけてきた電子楽器の特別展示を開催する。期間は2015年12月7日~同年12月26日。入場は無料だが、樫尾俊雄発明記念館のWebサイトから予約が必要。今回の特別展示では、カシオが楽器開発で追求してきたという「音色の追求による表現力の高い楽器」と「独創的な商品企画による楽しい楽器」という2つのテーマで歴代の電子楽器を展示。具体的には、世界的なシンセサイザー奏者の冨田勲氏からアドバイスを受けて開発した「コスモシンセサイザー」やCZシリーズなどのシンセサイザー、および電子ピアノなど。さらに、録音した音を使って演奏できるサンプリング機能が人気を集めて100万台以上を販売した「SK-1」、鍵盤が光って弾く鍵盤をガイドする「ML-1」、電子管楽器「DH-100」、ギター型電子楽器「DG-10」、カセットプレイヤー内蔵ギター「EG-5」、スクラッチ盤を回しながらラップが楽しめる「RAP-10」なども展示する。
2015年11月27日樫尾俊雄記念財団は9月1日から、カシオ計算機の名誉会長である樫尾俊雄氏(故人)が残した発明を世の中に伝えることを目的とした「樫尾俊雄発明記念館」において、カシオ計算機が手がけてきた多機能時計の歴史を常設展示、公開する。「時計の多機能化の歴史」は、2015年6月10日から同年7月24日までの期間限定で、特別展示として一般公開されていたもの。期間中の来館者から好評で、展示期間を延長する要望が多く寄せられたことから、常設化にいたった。1980年代から新たな機能を開拓してきたカシオの多機能時計を、「ビジネス」「健康・フィットネス」「エンターテイメント」「アウトドア」という4つの分野に分けて展示。現在のスマートウオッチが搭載しているスケジュールや連絡先の管理、辞書、GPS、脈拍数測定、通信機能などを、早くから実現していた時計たちを見ることができる。樫尾俊雄発明記念館の開館時間は9時30分~16時30分、休館日は土曜/日曜/祝日/年末年始/夏季休暇。開館日はWebサイトで告知する。入館は無料だが、予約が必要。樫尾俊雄発明記念館のWebサイトで予約の申し込みを受け付けている。
2015年08月31日樫尾俊雄記念財団は、カシオ計算機の名誉会長である樫尾俊雄氏(故人)が残した発明を世の中に伝えることを目的とした「樫尾俊雄発明記念館」において、小学生向けの夏休み企画展示「デジタルってなに?」を7月31日から8月28日まで開催する。参加費は無料だ。「デジタルってなに?」は、親子で参加できる小学生向けの夏休み特別展示。電卓とそろばん、ストップウオッチと砂時計、書籍の辞書と電子辞書など、実物を比べて体験しながら、デジタルの原理やデジタル化によるメリットを学習できる。期間中、8月7日と8月21日には電卓組み立て教室も実施。参加者全員が電卓の組み立てを体験できる。夏休み特別展示は1日に3回実施し、1回あたりの定員は5組。1組あたり、子どもは2名まで参加できる。保護者の同伴が必要だ。樫尾俊雄発明記念館のWebサイトで予約の申し込みを受け付けている(先着順)。休館日は土曜、日曜、8月13日から8月19日まで。
2015年07月23日『怪盗グルー』シリーズで人気の、バナナが大好物な謎の生物ミニオンを主人公に描く『ミニオンズ』。このほど、人気声優・宮野真守が演じる役が発明家のハーブであることが解禁され、ハーブが登場する特別映像が公開された。人類が誕生する遥か昔、黄色い生物としてミニオンは誕生した。長い年月をかけて進化しながら、絶え間なくその時代の最も強いボスに仕えてきた。Tレックスからナポレオンなどあらゆるボスに仕えてきたが、失敗ばかりで長続きしない。やがて仕えるボスがいなくなり、ミニオンたちは生きる目的を見失ってしまう。ミニオン滅亡の危機が迫る中、兄貴肌のケビン、バナナのことで頭がいっぱいのスチュアート、そして弱虫のボブが仲間たちを救うべく立ち上がった。極寒の南極からニューヨーク、そして流行の最先端を行くロンドンへ――新たな最強最悪のボスを探しに、ミニオンズの壮大な旅が始まる。ユニバーサル・ピクチャーズ史上NO.1を記録し、日本でも大ヒットした『怪盗グルーのミニオン危機一発』に登場する、謎の生物ミニオンを主人公に描く本作。声優陣に、天海祐希、「バナナマン」、モデルの藤田彩華、人気急上昇中のアーティスト・LiSAらの出演が決定し話題だが、このほど未発表となっていた人気声優・宮野さんの配役が、天海さん演じる世界初の女悪党・スカーレット・オーバーキルの夫で、常にかっこいいスーパークールな発明家ハーブであることが明らかになった。そして、宮野さん演じるハーブが登場する特別映像では、クールに軽やかにハイタッチを決め挨拶をするハーブの姿と、そんなハーブの姿に思わずうっとりするミニオンたちが映し出されている。今回の出演にあたって、宮野さんは「前作の『怪盗グルーのミニオン危機一発』では色っぽいプレイボーイの子どもの役を演じさせていただきましたが、今回はがらっと大人のキャラクターになりました。ハーブは渋さもお茶目さもある大人な役なのでかなりチャレンジでしたが、演じていてとても面白かったし、色々な面を出せてすごく楽しかったです」とコメントを寄せている。また、「実は、『ミニオンズ』で演じたのはハーブだけじゃないんです。かなり意外だし、自分にとってもまたかなりチャレンジングなキャラクターなので、こちらも楽しみにしててください!」と本作で2役務めていることも発表!気になるもう一役については近日中に発表予定とのことで、今後ますます注目が集まりそう。映画『ミニオンズ』は7月31日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日技術や経済の発展に寄与した優れた発明に対して毎年贈られる欧州発明家賞(European Inventor Award)の授賞式が6月11日、仏パリで開かれ、非ヨーロッパ諸国部門において日本の飯島澄男氏、小塩明氏、湯田坂雅子氏がカーボンナノチューブの発見およびその製造方法を発明した功績により同賞を受賞した。カーボンナノチューブは1991年に飯島氏が発見し、その後小塩氏、湯田坂氏らと共に炭素棒を高温のプラズマで蒸発させる製造方法を開発した。その構造から「強くて軽い」という特徴を持ち、現在ではソーラーモジュールの効率向上や、自動車や航空機の部品の耐久性向上などに貢献している。同賞を主催する欧州特許庁(EPO)は「飯島澄男氏、小塩明氏、湯田坂雅子氏の研究のおかげで、宇宙エレベーターやナノ粒子を用いて病変部位にピンポイントで治療を行うなど、未来志向のアイデアが現実化できます」とコメントし、3氏の功績を称えている。
2015年06月12日樫尾俊雄記念財団は6月3日、カシオ計算機の名誉会長である樫尾俊雄氏(故人)が残した発明を世の中に伝えることを目的とした「樫尾俊雄発明記念館」において、多機能化してきたカシオ計算機の時計の歴史を紹介する特別展示を一般公開すると発表した。期間は6月10日から7月24日まで。樫尾俊雄氏の自宅を改装して作られた樫尾俊雄発明記念館は、2013年6月から一般公開されている。数々の発明品を「発明の部屋」「進化の部屋」「創造の部屋」といったようにテーマ別に展示。時計を展示する「時の部屋」では、樫尾俊雄氏が「時間は1秒ずつの足し算である」と考え、計算機の技術を生かして開発したオートカレンダー付き腕時計「カシオトロン」をはじめ、時計の代表的なモデルを展示している。今回の特別展示は、「時の記念日」でもある6月10日から一般公開をスタート。1980年台からカシオ計算機が開拓してきた多機能時計を、「ビジネス」「健康・フィットネス」「エンターテイメント」「アウトドア」の4カテゴリーに分けて展示する。スケジュールや連絡先の管理、辞書、GPS、脈拍数測定などの機能を、現在のスマートウオッチに先駆けて実現してきた製品のほか、カタログとCM映像も見ることが可能だ。樫尾俊雄発明記念館の開館時間は9時30分~16時30分、休館日は土曜/日曜/祝日/年末年始/夏季休暇。開館日はwebサイトで告知する。入館は無料だが、予約が必要。樫尾俊雄発明記念館のWebサイトで予約の申し込みを受け付けている。
2015年06月04日東京メトロは5月21日、発明協会が主催する平成27年度全国発明表彰において、「鉄道車両用の操舵台車の発明(特許第5512108号)」により「発明賞」を受賞したと発表した。同発明は、急曲線が多数存在する地下鉄のような路線において、曲線走行時のレールと車輪の摩擦による騒音を低減し、優れた走行性能を発揮する鉄道車両用台車に関する技術で、東京メトロが新日鐵住金と共同研究・開発を行ったもの。通常の台車は、2本ある車軸が平行に固定されているため、曲線通過時には車輪とレールの摩擦により騒音や振動が発生する。一方、同発明の操舵台車は、自動車がカーブに沿ってハンドルを切るように、曲線通過時に片方の車軸が自動的に舵を切る仕組みで、結果、車輪とレールの摩擦が減少し騒音と振動が抑えられ、通常の台車よりも曲線をスムーズに走行することが可能となる。この操舵台車は、1両に4組ある車輪・車軸のうち、内側の2組のみに操舵装置をつけることで、比較的単純な構造で、優れた曲線通過性能を発揮。進行方向に対して前側の台車では、後軸を操舵することで台車全体の曲線通過性能を向上させるという特徴を持つ。後軸の操舵により、曲線中で横圧や騒音の原因となる反操舵方向のモーメントを低減し、台車全体の曲線通過性能を向上させている点が、同発明の最大のポイントとされる。一方の前軸にモータ、駆動装置を配置することにより、駆動力の確保と曲線通過性能の向上を両立させている。既に、2012年4月から運行している銀座線1000系車両に、この操舵台車が採用され、騒音と振動の低減に大きな効果を発揮するとともに、走行エネルギー削減による省エネ効果に寄与しているという。
2015年05月25日カシオ計算機および樫尾俊雄記念財団はこのほど、カシオ計算機の名誉会長である樫尾俊雄氏(故人)が残した発明を、世に伝えることを目的とした「樫尾俊雄発明記念館」の拡大展示を報道陣向けに公開した。紹介された展示自体は2014年6月から公開されており、一般の方でも訪問・見学できる。樫尾俊雄発明記念館は、樫尾俊雄氏の自宅を改装して数々の発明品を展示しており、2013年6月から一般公開。「発明の部屋」「進化の部屋」「創造の部屋」といったようにテーマが分かれ、樫尾俊雄氏の発明品や、カシオ計算機のマイルストーン的な製品を展示している。もっとも新しい展示は「時の部屋」と「音の部屋」だ。前者は「時計」、後者は「電子楽器」が主な内容だ。以下、両者の展示を写真で紹介する。興味を持たれた方は、樫尾俊雄発明記念館を訪れてみていただきたい。場所は東京都・世田谷区成城、最寄り駅は小田急小田原線の成城学園前だ。開館時間は9時30分~16時30分、休館日は土曜/日曜/祝日/年末年始/夏季休暇。開館日はwebサイトで告知する。入館は無料だが、予約が必要。樫尾俊雄発明記念館のWebサイトで予約の申し込みを受け付けている。
2015年02月10日米アカデミー賞で5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』のブルーレイとDVDが24日(金)にリリースされる前に、本作の特別動画が公開された。『ヒューゴの不思議な発明』特別動画『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。このほど公開されたのは、劇中で大きな役割を果たす機械人形に迫ったもの。機械人形はヒューゴ少年が抱えて運べるほど小さな身体ながら、内部に極めて複雑な機構を備えており、無機的に見えて、場面によって異なった表情に見える複雑な“キャラクター”だ。動画は、スタッフたちが試行錯誤を繰り返しながら機械人形のデザインを創り上げていく過程を紹介。また、出演者のベン・キングスレーが機械人形について熱く語る映像も登場する。『ヒューゴの不思議な発明』・3D スーパーセット(Blu-ray3D+Blu-ray+DVD)※デジタルコピーつき5985円(税込)・ブルーレイ+DVDセット※デジタルコピーつき4935円(税込)・DVD4179円(税込)ともに8月24日(金)リリース発売・販売元:パラマウント ジャパン
2012年08月14日米アカデミー賞で5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』のブルーレイとDVDが24日(金)にリリースされる前に、本作の特別動画が公開された。『ヒューゴの不思議な発明』特別動画『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。このほど公開されたのは本作で大きな役割を果たす実在の映画作家ジョルジュ・メリエスに関する特別映像だ。メリエスはフランスで映画創世期を支え、現在では“映画の父“と称されることもある人物だが、そのキャリアは波乱に満ちており、表舞台から姿を消した時期も存在する。本作はこの“空白の期間”にインスパイアされて創作されたエピソードが多く登場するが、特別動画では原作者のブライアン・セルズニックとスコセッシ監督が、メリエスの生い立ちや今も色あせぬ彼の作品の魅力を語り、劇中に登場するメリエスに関連するシーンが紹介される。『ヒューゴの不思議な発明』・3D スーパーセット(Blu-ray3D+Blu-ray+DVD)※デジタルコピーつき5985円(税込)・ブルーレイ+DVDセット※デジタルコピーつき4935円(税込)・DVD4179円(税込)ともに8月24日(金)リリース発売・販売元:パラマウント ジャパン
2012年08月08日持ち運び簡単な便利グッズを発明タイムマシンやロボットなど、マンガやアニメの世界には夢のような発明品を開発しているキャラが多数います。そこで女性561名に「実在していてほしい!!発明家・科学者キャラ」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.実在していてほしい!!発明家・科学者キャラは?(複数回答)1位阿笠博士『名探偵コナン』30.8%2位お茶の水博士『鉄腕アトム』25.1%3位ブルマ『DRAGON BALL』22.1%4位則巻千兵衛『Dr.スランプ』16.6%5位木手英一『キテレツ大百科』14.8%■番外編:この発明家・科学者キャラに実在していてほしい!!・ミス・ローレライ『SMガールズ セイバーマリオネットJ』:「美しくて賢く、完ぺきな女性だと思う」(28歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・赤木リツコ『新世紀エヴァンゲリオン』:「何でも可能にしてくれそう」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・キュービック・G『ファイ・ブレイン 神のパズル』:「キューちゃんかわいい!実在していてほしい!」(26歳/生保・損保/専門職)・はかせ『日常』:「突拍子もないアイデアで常識を変えてほしい」(24歳/生保・損保/販売職・サービス系)・野山野白梅『エア・ギア』:「科学を純粋に愛しているから」(23歳/不動産/営業職)■阿笠博士に実在していてほしい!!・「便利なグッズを作ってくれそう。知恵もありそうだし、いざというときに頼りになる」(24歳/小売店/販売職・サービス系)・「面白い発明をたくさんしていて、子どもたちの味方というところもすてき」(25歳/情報・IT/事務系専門職)・「発明品を使って探偵ごっこをしてみたい。日常生活にも役立ちそう」(26歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「周りにバレない、面白くて役立つアイテムを発明してくれそう」(24歳/学校・教育関連/その他)・「ちょうネクタイ型変声機やキック力増強シューズを実際に使用してみたい」(26歳/印刷・紙パルプ/営業職)(評)腕時計型麻酔銃や犯人追跡メガネは、チカンにあったときなどに使えそうですね。■お茶の水博士に実在していてほしい!!・「ロボットを作ってほしい。人手の足りない介護業界で活躍したり、どうにも解決できない問題を解決したりしてほしい」(31歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「優しいので、悪いことのために発明はしないから」(33歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「人類に役立つ発明を多くしてくれそうだから」(26歳/ソフトウェア/技術職)・「世界を変えてくれそうな気がする」(24歳/自動車関連/事務系専門職)・「優しくて、発明品がまともなので」(37歳/自動車関連/技術職)(評)アトムの製作者として誤解している人も多いようですが、実は生みの親は天馬博士。お茶の水博士は育ての親です。■ブルマに実在していてほしい!!・「製品のデザインもかっこいいし、とても便利そうなものが多いので」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・「この世の中をなんとかしてくれるのはこの人だと思った」(29歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「ホイポイカプセルは今でも現実にできるのを期待しています」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・「気軽に面白いものを発明してくれそうだし、話し掛けやすそうだから」(30歳/学校・教育関連/技術職)・「便利な発明品が多く、欲しい商品がたくさんある」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)(評)タイムマシンやミクロバンドを完成させたブルマ。カプセルコーポレーションを継ぎ会長の職に就きました。■則巻千兵衛に実在していてほしい!!・「アラレちゃんを作り出すのは大変そうだし、素晴らしいと思うから」(44歳/建設・土木/事務系専門職)・「いろんなくだらないものを発明していそうだけど、アラレちゃんが出てくるなら見てみたい!」(29歳/電機/技術職)・「何だかんだすごい発明をいっぱいしている」(32歳/情報・IT/販売職・サービス系)(評)発明品を使ってパンツを見ようとするおちゃめな一面を持つ自称天才科学博士ですが、アラレちゃんを作った腕があれば、すごいものを開発してくれそうです。■木手英一に実在していてほしい!!・「小学生であんなものを作るなんて天才!困ったときに頼れそう」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「とても実用的なものが多いし、人のためになるものばかりだから」(27歳/商社・卸/事務系専門職)(評)時間を止めたり、過去を写し出すカメラを開発する技術力は小学生とは思えないレベルの高さ!(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年3月30日~4月4日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性561名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】現実に「あったらいいな」と思うアニメ・マンガのロボット【ランキング女性編】いざというときに使える!?防犯グッズになりそうなマンガ・アニメに出てくる武器【ランキング女性編】これぞ名作!!タツノコプロ作品完全版(画像などあり)を見る
2012年06月29日米アカデミー賞で5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』のブルーレイとDVDが8月24日(金)にリリースされることが決定した。その他の写真・動画『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。このほど発売されるアイテムは“3D スーパーセット”、“ブルーレイ+DVDセット”、DVD単品の全3種類。ブルーレイにはスコセッシ監督が3D映画への想いを語ったインタビューも入った “メイキング・オブ・ヒューゴの不思議な発明”や、物語のカギを握る機械人形の秘密に迫る“魅惑の機械人形”など約58分の映像特典が収録される予定。『ヒューゴの不思議な発明』・3D スーパーセット(Blu-ray3D+Blu-ray+DVD)※デジタルコピーつき5985円(税込)・ブルーレイ+DVDセット※デジタルコピーつき4935円(税込)・DVD4179円(税込)ともに8月24日(金)リリース発売・販売元:パラマウント ジャパン
2012年06月08日TOTOは、同社のシステムキッチン「CRASSO(クラッソ)」に標準搭載しているキッチン用水栓金具「水ほうき水栓」が、社団法人発明協会主催の「平成24年度全国発明表彰」で発明賞を受賞したことを発表した。同社の「全国発明表彰」は4度目となる。水ほうき水栓はシャワー形状を幅広くしているため、当たった水が横に広がり汚れがサッと流せる。洗いものの時間を短縮し節水にもつながるというメリットもあるという。さらに水栓が視界を遮らない形状のため、洗う手元がよく見え、大きな鍋等もラクに洗えるとのこと。今回の受賞について、同社では「使い方を分かりやすく表現し『洗いやすさとスリムな外観を両立したデザイン』が受賞につながった」としている。今回の受賞は、2003年度にウォシュレット一体形便器「ネオレストEXシリーズ」意匠が『日本弁理士会会長賞』を、2005年度にユニットバス用の床「カラリ床」特許が『朝日新聞発明賞』を、2006年度に光触媒の特許が『恩賜発明賞』を受賞したのに続き、「全国発明表彰」では4度目の受賞となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日本年度アカデミー賞で最多5部門を受賞した映画『ヒューゴの不思議な発明』。1930年代のパリを舞台に、ひとりぼっちの少年ヒューゴの冒険を、映画の父として知られるジョルジュ・メリエスの映画創世記の時代と共に、全く新しい3D映像で描き出している。 本作で、主人公ヒューゴと共に冒険を繰り広げる少女イザベル役を演じたのは、『キック・アス』のヒット・ガール役で日本でも大人気となった、クロエ・グレース・モレッツ。今ハリウッドでもっとも注目される彼女にインタビューを行った。(C)Matt Carr /Getty Images●あなたが演じたイザベルについて教えてください。彼女は両親を亡くして引き取ってもらった養父パパ・ジョルジュのもとで、とっても退屈な生活を送っていたの。当時、誰もが夢中になっていた映画を見ることも禁じられて…。でも、読書が好きだから想像力はとっても豊かで、読書を通じていろいろな刺激を求めていたの。だからヒューゴから冒険に誘われた時、イザベルは心から喜んでOKするのよ。●ヒューゴとイザベルの出会いにはとても大きな意味がありますよね。いろんな冒険をする中で、2人は自分たちの人生だけでなく、もっと大きな秘密を知ることになる。両親を亡くした2人は、お互いを必要としているの。誰もが愛を必要としているというのは、この作品の大きなテーマよ。●2人の冒険はとてもワクワクしました。静かな場面なんて全然ないの。いつもパパ・ジョルジュや鉄道公安官から逃げ回ったり、問題に直面して四苦八苦しているから。だってまだ2人は子供なんだもの! 13歳(撮影当時)の私も同じよ。知りたいことが山ほどあるからいつも何かを嗅ぎ回っている感じ(笑)。●もうひとつ、本作で欠かせないのが登場人物をつなげる“機械人形”です。機械人形は 小道具だけど実際に動くのを見て驚いたわ。本当に動いて絵を描くのよ! 人形を前にして「スコセッシ監督の映画に出て、絵を描くロボットといるなんて信じられない」って思ったわ。夢みたいだもの。●監督は世界が認める巨匠、マーティン・スコセッシ監督ですね。脚本を読んでこれは“映画作りへのオマージュ”だと思ったわ。映画の創始者への感謝が込められているの。監督はとても長い間映画の世界に身を置いて、多くの映画を作ったし仲間もたくさんいる。そんな彼が今この作品を作ったことはとてもスゴいことだと思うわ。(C)Matt Carr /Getty Images●実際に仕事をしてみてどうでしたか?監督は撮影する時は誰に対しても同じように接するの。大スターも無名の俳優も平等に扱うから現場はすごく自由な雰囲気よ。大人と同じように接してもらって、すごく良い経験になったわ。●最後に、本作の見どころを教えてください。見ている人も2人の冒険にのめり込むはずよ。 3D映画だから登場人物と同じ世界をリアルに体験できるの。子供が見るといろんな要素がつまった不思議な世界が描かれているし、大人の目から見ると、美しい映像が印象に残ると思うわ。もちろん“映画愛”が溢れるストーリーも素晴らしいしね!人生は美しいと感じるはずよ。作品情報『ヒューゴの不思議な発明』ヒューゴの<夢の発明>に あなたは驚き、涙する。パリの駅の時計台にひとりぼっちで住むヒューゴ。亡き父が遺した不思議な“機械人形”の秘密を探るうちに、冒険好きな少女イザベルと、過去の夢を捨てた老人ジョルジュに出逢う。壊れた人形が動き始めるとき、失われた夢と映画の<魔術>が輝き出す―。全国公開中!配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン(C)Paramount Pictures 2011
2012年03月02日本年度の米アカデミー賞で最多5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』の本編映像の一部とスペシャル映像がこのほど公開され、世界の観客を魅了した“魔法のような映像世界”の裏側が明かされた。特別動画はこちら『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。公開されたのは、本作のVFXの作業過程を追ったスペシャル映像と、主人公ヒューゴが駅で知り合ったイザベルや、彼女の母ジャンヌらと映画史に名を残す作家ジョルジュ・メリエスの傑作『月世界旅行』を観る場面を収めた本編映像。スペシャル映像では1930年代のパリの街とそこに立つ巨大な駅舎を、広大なセットで撮影した素材とCGを巧みに組み合わせて完成させていくプロセスが紹介され、本編映像では手動でフィルムを回して小さなスクリーンに映画を映し出す光景が登場する。スコセッシ監督とスタッフたちは、最新テクノロジーの助けを借りながら、あたたかみのある“魔法のような映像世界”を描くことに心を砕いたようで、その成果はプロの現場で働く映画人からも高い評価を受け、アカデミー賞では、撮影賞、美術賞、視覚効果賞、録音賞、音響編集賞を受賞した。いずれも技術系の賞だが、プロが選んだ“匠の仕事”だけに、映画館のスクリーンで、その技と美しさを堪能したいところだ。本作は、巨匠スコセッシ監督が手がける初の3D作品で、ゴールデン・グローヴ賞など多くの映画賞で高評価を得ていることから公開前の注目度も高かったが、アカデミー賞で最多受賞を果たすと日本での前売り券の販売枚数が激増。前週比で611パーセントもの売り上げを記録しており、今後は口コミなどでさらに注目と動員を伸ばすことが予想される。『ヒューゴの不思議な発明』公開中※3D/2D同時公開
2012年03月01日本年度の米アカデミー賞で最多5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が3月1日(木)から日本公開される前に、スコセッシ監督がインタビューに応じ、本作や映画にかける想いを語った。その他の写真『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。自身で作品を発表するだけでなく、観客として映画を愛し、古いフィルムの保存や復元にまで取り組んでいるスコセッシ監督にとって、映画黎明期のフランスを舞台に、実在の映画作家ジョルジュ・メリエスが物語に深く関わる本作を手がけたことは、“1本の企画の実現”以上の重みがあったのではないだろうか。スコセッシ監督は「パリでこの映画の上映会をしたときに、パーティがあったのですが、若い著名な映画監督が近づいてきて『あなたのことが大嫌いだ! 私がこの映画を撮りたかった!』と言われて、ふたりで大笑いしましたよ」と満面の笑みで振り返る。その顔は“巨匠監督”というよりは、映画に夢中な学生のようで、かつて使用されていたニトロセルロースベースのフィルムの発色の美しさから、デジタル技術の進化による映画保存の困難や撮影環境の変化まで、インタビュー中の話題は多岐に渡る。スコセッシ監督が本作で“映画”にこめた想い。それを読み解くカギは劇中に登場する“機械人形”にあるようだ。機械人形は、亡くなった父から主人公ヒューゴに受け継がれた唯一のもので、この機械人形が動き出すとき、ヒューゴは孤独だった日々を抜け出し、人生の新たな局面へと足を踏み入れる。「ヒューゴは少女やメリエスと関わりますが、ヒューゴと最も強いつながりがあるのは“機械人形”です。この人形は登場人物のひとりと言ってよいですし、実際にはこの人形が、物語を動かしているのです」。機械人形が父からヒューゴに受け継がれたように、映画はフィルムやデジタル媒体に記録され、過去から現在、そして未来へと受け継がれる。そして、それを観た観客も心の中に映画を閉じ込めて未来へと運ぶはずだ。「他の監督の映画を観るとインスピレーションを受けることもありますが、まずは純粋に映画を楽しんでいるんです。そして時々、自分に語りかけてくる『これだ!』という映画に出会います。その時に感じた想いというものは、一生かけて背負っていくものだと思います」と語るスコセッシ監督。彼が「すべての映画が毎回“チャレンジ”ではありますが、この作品は初めての3D撮影でもあり、私にとって“特別なチャレンジ”となりました」と語る『ヒューゴの不思議な発明』も、過去のスコセッシ作品同様に多くの映画ファンの心の中で生き続け、未来へと運ばれる1作になるのではないだろうか。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年02月29日米アカデミー賞で最多11部門にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が3月1日(木)から日本公開される前に、オスカー候補になったスタッフやスコセッシ監督が本作の魅力を語る特別映像が公開された。特別動画はこちら『ヒューゴの不思議な発明』は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。アカデミー賞の発表を来週に控え、いくつかの作品が“オスカー有力”のフレーズを掲げているが、アメリカの映画人たちが物語だけでなく、撮影や美術、音楽などを多角的に見て、総合的に最も高い評価を与えているのは、オスカー最多候補に選ばれた『ヒューゴの不思議な発明』ではないだろうか? 本作は、映画というメディアがまだ幼く、人々に新鮮な“驚き”をもたらしていた時代を舞台に、現代の観客が忘れてしまった“映画本来が持つ驚きと感動”を描き出した作品で、観客だけでなく、映画の作り手たちからも高い評価を集めている。このほど公開された特別動画では、映画の名場面とメイキング映像を交えながら、スコセッシ監督、キャストのベン・キングズレーらが撮影秘話を披露。オスカー候補になったスタッフも続々と登場し、ジョン・ローガン氏(脚色賞候補)、ダンテ・フェレッティ氏(美術賞候補)、ハワード・ショア氏(作曲賞候補)らが、巨匠スコセッシ監督との仕事を振り返っている。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年02月23日米アカデミー賞で最多11部門にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』について、スコセッシ監督とデジタル3D映画の第一人者であるジェームズ・キャメロン氏が語り合う特別動画がこのほど公開された。特別動画はこちら本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。幼い頃からアルフレッド・ヒッチコック監督の『ダイヤルMを廻せ!』などの3D映画に親しみ、「自分で3D映画を撮るのが夢だった」と公言しているスコセッシ監督が長いキャリアの中で初めて挑んだのが本作『ヒューゴの不思議な発明』だ。もちろん、巨匠スコセッシ監督が手がけるだけあり、単純に画を立体にするために3Dカメラを用いたのではなく、オスカーを2度受賞している名撮影監督ロバート・リチャードソン氏とタッグを組んで、観客を“物語世界”に誘い込む新しい3D映像を生み出しているという。本作についてキャメロン氏は「マーティンの描く独特の世界観が3Dで表現されている。今までで一番の3D映像」と絶賛すると同時に、「ほかの作品とはまったく異なる感性で描かれている」と分析。本作は、『アバター』以降、進化を続けてきたデジタル3D映画の“最高峰”であると同時に3D映画の“新機軸”でもあるようだ。ちなみにスコセッシ監督は、対談の中で「私たちがやりたいことをできる限り作品に詰め込んだ。この表現方法の進化が楽しみ」と今後も3D映画を手がけることを期待させる発言を残しており、『ヒューゴ…』の映像に確かな自信を感じているようだ。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年02月14日米アカデミー賞で最多11部門にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』の新予告編がこのほど公開され、“オスカー最有力”と称されている本作の一端が披露された。『ヒューゴの不思議な発明』新予告編本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。本作は絢爛豪華なビジュアルと、計算され尽くした3D映像が特徴のひとつであることから、ファンタジー大作やファミリー映画であると勘違いしている観客が多いのではないだろうか。しかし、本作はアメリカの映画人たちが選ぶアカデミー賞で最多候補に選ばれていることからもわかるように、大人の観客、なかでも映画を愛する観客から高い評価を受けているようだ。このほど公開された予告編でも、駅の時計台で孤独に暮らす主人公ヒューゴの暮らしが写し出された後に登場するのは、モンスターでも異星人でもなく、静かに腕を組むひとりの老人だ。ヒューゴ少年と、ナレーションで“過去の夢を失ったマジシャン”と紹介される老人をつなぐのが、ヒューゴの父が遺した機械人形。予告編ではこの機械人形が物語上、重要な役割を果たす“ある画”を描く場面や、ヒューゴと老人の運命を変えてしまう人間ドラマの数々が壮大なメロディにのせて展開されている。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved
2012年01月31日マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞など本年度最多の11部門でノミネートされたことを受け、スコセッシ監督が喜びのコメントを発表した。その他の写真本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。毎年のように完成度の高い作品が並ぶアカデミー賞だが、今年、最も多くの部門で候補にあがったのは、オスカー監督にして本年度のゴールデン・グローブ賞で監督賞に輝いたスコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』だった。スコセッシ監督は今回の候補発表について「アカデミー賞の最多ノミネート作品となり、大変光栄です。すべての映画が毎回“チャレンジ”ではありますが、この作品は初めての3D撮影でもあり、私にとって“特別なチャレンジ”となりました」と振り返った。本作は絢爛豪華なビジュアルと少年を主人公にした物語だけに、完成前は本作を“子ども向け映画”だと勘違いしている観客が多かったようだが、米国をはじめとする国々で一般公開が始まると、そこで展開される深い人間ドラマや、これまでにない3D映像表現に高評価が寄せられた。中でもスコセッシ監督が本作に込めた“映画に対する深い愛と感謝の念”は、映画ファン、映画人の胸をうったようで、スコセッシ監督も「一番の喜びは、映画を愛する映画業界の方々が、この作品を評価してくださったことです。アカデミー賞にノミネートされた作品は素晴らしい作品ばかりで、それぞれの作品に関わったみなさんと授賞式に出席するのを、心より楽しみにしています」と喜びのコメントを寄せている。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年01月26日マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が第69回ゴールデン・グローブ賞で最優秀監督賞を受賞し、各映画祭で高評価を得ている『アーティスト』と並んで“オスカー最有力候補”として注目を集めている。その他の写真本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、自らの人生を大きく変えてしまう“秘密のメッセージ”をめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。すでに“巨匠”と呼ばれるのに充分なキャリアと評価を獲得しているスコセッシ監督が、70歳にして新境地ともいうべき“デジタル3D”に挑んだ本作。その完成度はアメリカ映画協会賞、ナショナル・ボード・オブレビューでも評価され、デジタル3D映画の第一人者であるジェームズ・キャメロン氏は「かつてない最高の3D表現で描かれた作品」と絶賛をおくっている。その一方で『ヒューゴの不思議な発明』は、映画を愛し続けてきた監督にしか描ききることのできない題材を扱っている。本作は、1895年にリュミエール兄弟が現在の映画の元になった“シネマトグラフ”を生み出したフランスが舞台で、映画が人々にとって“日常の娯楽”ではなく“不思議で驚くべき新発明”だった時代のエピソードが物語上、極めて重要な役割を果たしている。スコセッシ監督は、自身の創作活動の合間をぬって貴重なフィルムの収集や修復に尽力するなど、熱狂的な映画ファンとしても知られており、本作では技術が進化した現代でも決して失われることのない“映画が本来持っている輝き”を、感動の人間ドラマと共に描いている。来週、ノミネート発表が行われる米アカデミー賞は、一般の観客や評論家ではなく、映画業界人の団体である映画芸術科学アカデミーの協会員の投票による賞で、黎明期から変わらぬ“映画の魅力”を描いた本作と、ハリウッドを舞台にサイレントからトーキーへの移行期を描いた『アーティスト』が、協会員から多くの票を集めることが予想される。『ヒューゴの不思議な発明』3月1日(木)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開
2012年01月20日マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が第69回ゴールデン・グローブ賞で、最優秀映画作品賞、最優秀監督賞、最優秀作曲賞にノミネートされたほか、アメリカ映画協会賞、ナショナル・ボード・オブレビュー、ワシントンDC映画批評家協会賞など多くの映画賞でその名が挙がっている。本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、世界の運命を変えてしまうほどの秘密のメッセージをめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。米アカデミー賞はもちろん、カンヌ映画祭、ゴールデン・グローブ賞などで数々の栄冠に輝いてきたスコセッシ監督は、生存する映画作家の中でも“巨匠”と称されるにふさわしい存在のひとりで、全世界に多くのファンを持ち、その作品群の多くが高い評価を得ている。そんなスコセッシ監督が自らのキャリアに“新たな一歩”を刻んだのが本作『ヒューゴの不思議な発明』だ。スコセッシ監督は本作で長年の夢だったという3D撮影を導入。映画作家でありながら熱狂的な映画ファンで、その誕生から現在までの映画の歩みに並々ならぬ興味と情熱を傾けてきたスコセッシ監督は、3D技術を単なる“娯楽のためのツール”としてではなく、映画の新たな可能性と認識。3D映像がもたらす奥行きや立体感、スクリーンの中でセットや登場人物が本当に存在しているように感じられる質感を総動員して本作を作り上げた。例年、多くの映画賞はキャリアのある映画作家たちが自身のカラーを存分に発揮した作品や、まだ誰も知らぬ新たな才能が撮り上げた作品に賞を与えることが多いが、本作は自身の評価もカラーも定着している巨匠監督があえて新境地に挑んだ作品で、数多くの映画賞がスコセッシ監督のチャレンジ精神とその完成度の高さに高評価を与えているようだ。ちなみに本作は、少年の大冒険を描いた大作ながら、心あたたまる人間ドラマも大きな見どころになっており、本日から全国で発売される本作の前売り鑑賞券には“いつでも暖かく守ってくれる”アルミブランケットが特典としてプレゼントされる。『ヒューゴの不思議な発明』2012年3月公開
2011年12月16日