映画『太陽』が4月23日(土)に公開を迎え、神木隆之介、門脇麦、古舘寛治に入江悠監督らが舞台挨拶に臨んだ。「劇団イキウメ」が2011年に上演した人気の舞台を映画化。ウイルスが蔓延する近未来を舞台に、太陽の下では生きられないが、健康で知性的に進化を遂げた新人類と太陽を謳歌しつつも貧しい暮らしを続ける旧人類の対立、融和、葛藤を描き出していく。撮影は一昨年の冬に行われたが、神木さんは「やっと今日を迎えられたなという感じです」と晴れやかな表情。「初めて観たとき、まだ全部はこの映画のことを理解できないなと思いました。でもいまの歳や環境で僕の中で感じることがあり、5年後、10年後に観たときにまた全然違うことを感じるんだろうと思います。みなさんの心の中で育てていく映画なのかなと思います」と語った。門脇さんも神木さんと同じ思いのよう。自身が初めて完成した映画を鑑賞したときに感じた思いについて「誰にも感情移入させてもらえず、人間という生き物の観察記のように淡々と描かれていると思いました。それぞれに観ていただき、思ったことが答えなんだと思います」と頷く。古舘さんは門脇さんの父親を演じたが「僕は普段、ちょっと出てすぐにいなくなるピンポイント俳優なんですが…(笑)、今回は割とたくさん出てて、しかもいい男の役!」とご満悦。ちなみに、神木さんは現場でじっくりと古舘さんとの距離を詰めたようで、撮影終了後には自宅に招いて将棋で遊んだとか!神木さんが次回作『3月のライオン』で棋士役を演じることから、古舘さんに教えを請うたそうだが、古舘さんはこの件について尋ねられると「びっくりしました。2人だけの秘密のつもりでマスクしてこっそり行ったんですけどTwitterに書かれてて…」と困惑していることを強調!神木さんは「いやいや、一緒にから揚げとかポテト買いに行ったじゃないですか(笑)」とツッコミを入れ「(現場でも)ずっと一緒にお弁当食べてました」と仲の良さを明かす。古舘さんは「将棋の練習がしたくて、いいカモを見つけたって感じなんですよ」「まあ、芸能人の中では一番仲いいですかね」とそっけない口調で語り、会場は笑いに包まれた。『太陽』は東京・角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月23日少し先の未来。人類は、世界の人口を激減させた新種のウイルスを克服する代わりに太陽の下で生きられなくなっていた。彼ら新人類・ノクスたちが、科学とテクノロジーの進化を享受する生活を送る一方、従来の人間たちはキュリオと呼ばれ、彼らの管理下に暮らしていた―。前川知大さん率いる劇団イキウメが‘11年に上演した舞台『太陽』。読売演劇大賞を受賞した傑作戯曲が入江悠監督によって映画化された。「こういうSF的で寓話性がある作品って最近の日本映画にはない世界観です。劇場で観た時、映画で発想できなかった悔しさや嫉妬もありつつ、どうしてもこれを映画にしたいと思うくらい衝撃を受けたんです」そこからすぐ映画化に動きだした。前川さんと話し合いを繰り返しながら、脚本の執筆、撮影を含め約3年を経て、映画『太陽』はようやく公開に辿り着いた。「そもそも映画って企画から実現までに何年もかかるんです。その間に中止になることもある。それだけに、何が起きてもへこたれずに付き合えるくらい、掘り下げ甲斐のある題材じゃないとやれないんですよね」しかし、そんな入江監督でも映像化にはかなり苦心したそう。「この作品は舞台の抽象性のなかで成立する部分も大きいんですよね。いまの日本の映画界にはSFの蓄積がないけれど、少しでも生ぬるい表現があれば観客に届かない作品だけに、どこまで描くかにはかなり悩みました。ただその間に、蜷川幸雄さんがこの作品を演出した舞台を観たりもして、徐々に僕らの目指す場所を明確化することができた。そうして時間をかけて少しずつ熟成できたのが結果的によかったと思います」舞台ではノクスとキュリオの両面から描かれたが、入江監督はあえてノクス側のシーンを最小限に絞りキュリオ地区にフォーカスした。主人公は、ノクスに憧れる鉄彦(神木隆之介)と、ノクスに対して反発心を抱く結(門脇麦)。ノクスへの転換手術という選択を前に、ふたりは自らの生き方を模索していく。「僕自身、キュリオとノクス、どっちの選択が正しいかわからないんです。でもわからないからこそ、この作品に惹かれたのかなとも思うんです。ハイテクに囲まれて清潔な空間で美味しい食事をしたいけど、昔ながらのコミュニティにも憧れる。もしかしたらこんなに悩みながら撮ったのは『SR サイタマノラッパー』以来10年ぶりかもしれないです」◇キュリオの鉄彦(神木)はノクスへの転換手術を熱望していたが、結(門脇)が選ばれショックを受ける。一方の結は望まない転換手術に戸惑い…。監督/入江悠出演/神木隆之介、門脇麦ほか4月23日より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー。(C)2015「太陽」製作委員会◇いりえ・ゆう1979年生まれ。大学在学中から映画祭で注目を集め、‘06 年に撮った初の長編『JAPONICA VIRUS』が全国公開。‘09年には『SR サイタマノラッパー』が大ヒット。近作に映画『ジョーカー・ゲーム』。◇舞台版では、鉄彦とノクスの青年・森繁との交流を軸にキュリオとノクス、両側の視点から物語が進行する。「近年、作品の強度をどんどん増している前川さんが、いま『太陽』をどう描くのか興味深いです。僕の映画が何か影響を与えることがあればうれしいですね」(入江さん)。三軒茶屋・シアタートラムにて5月6日~29日上演。(写真は初演2011年の舞台より。撮影・田中亜紀)※『anan』2016年4月27日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2016年04月22日本能のままに感情を爆発させた――。神木隆之介は言う。「ここまで何も分かっていない状態で現場に入り、がむしゃらに演じたのは初めてでした」。門脇麦は、自身が演じるヒロインが遭遇する様々な苦難や葛藤、そしてこの物語それ自体が背負った重みを受け止め「ボロボロになる覚悟で現場に入りました」とふり返る。「劇団イキウメ」(主宰:前川知大)による傑作舞台を映画化した『太陽』。バイオテロによるウイルスが蔓延する近未来を舞台に、太陽の下では生きられないが若く健康な肉体と高い知能を有する新人類【ノクス】と、太陽の下で貧しいままの暮らしを続ける旧人類【キュリオ】の2つの世界に分かれ、生きる人々の悲哀や衝突、決断を描く。神木さんが演じた鉄彦、門脇さん演じる結は共に貧しい寒村に暮らすキュリオで幼なじみ。自由や新たな世界への憧れを持ち、いつか手術を受けてノクスになることを夢見る鉄彦に対し、結は自分と父を捨ててノクスとなった母親への反感から、決してノクスになどならず、つつましい暮らしを送ることを決めている。太陽に愛された者たちと太陽に見捨てられた者たち。幸福、老い、融和…演劇として上演された際も、その深遠なテーマ性がセンセーションを巻き起こしたが、神木さんは、あえて演劇の映像資料などは見ずに、映画の脚本だけを読んで撮影に臨んだ。すがすがしささえ感じさせる表情で「脚本を読ませて頂き、僕がこの映画を理解するのはずっと先のことになるだろうと思ったんです」と語る。この“分からなさ”を武器に鉄彦を演じた。「鉄彦自身、映画の中でまっすぐで純粋な存在であり、大人たちのいざこざや事情を分かっていないまま、必死でもがいてる。あえて、分からないままに、感じるままに表現しました。ロールプレイングゲームで、何の装備もせずに戦いの旅に出たような気分でした…(苦笑)。完成した映画を観て、それでよかったと思いました」。門脇さんは、今回のオファーが届く以前に、イキウメの「太陽」再公演を見ていたという。「こちら(=観客)の想像と、作り手が提示するものが合致し、ひとつの作品になる――舞台だからこそできる作品だなという印象が強かった」と語る。映画化の難しさを感じつつも「どんな感じになるのかなと、いち観客としてムクムクと好奇心がわいてきた」とも。舞台ならば「ウイルスにより、2つの世界に人類が分かれた近未来…」という説明と舞台美術、観客に想像力に委ねることで、SFの世界を納得させることができるが、実写映画となるとそうはいかず「余白を残すことができない」(門脇さん)。そんな中で、キュリオの村に生きる彼らに求められたのは、徹底的なリアリティ!リアルによってSFを描く――日本のSF映画の新たな境地を開いたといえる。門脇さんは「正直、現場に入ってやってみてもなかなかどうなるのか分からなかった。ちゃんと映像になるまでは、なかなか想像がつかなかった」と明かす。「キュリオの村のシーンは、SF的な要素は全く意識せず、むしろ、どうしたら現実的に見えるかだけを気にしていました。SFを入口としているけど、描かれるのはそこから浮かび上がってくる人間の隠したくなるようないろんな感情や醜さであったりするので、そこに説得力がないと全てが陳腐になっちゃう。秩父の山奥の古民家があるようなところで撮影したんですが、『この人たちはこういうところで生きてる』『この世界しか知らないんだ』というのを感じてもらえるようにと思っていました」。太陽を捨ててでもノクスになることを熱望する鉄彦と、ノクスを醒めた目で見つめる結だが、皮肉な運命が彼らを襲う。2人は初共演だが、神木さんは門脇さんとのシーンについて興奮気味に述懐。先述のようにノープラン、ノーヒントで感情のままに現場に立ったという神木さんだが、当然のことながら今回特に、その演技は、会話の相手のリアクションに大きく左右された。「とんでもなく素晴らしかったです!セリフのちょっとした間も、結の複雑な心境があって少しだけずれていたり、ただ立っているだけでも目の奥に大人たちの事情に巻き込まれ背負っている苦しさや儚さが映し出されていて…ただただ、門脇さんすごい!と感じました」。1歳年下の神木さんの激賞に「えー本当に?ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべつつ、門脇さんは、神木さんの存在が現場で大きな支えになったと語る。「鉄彦が結にとって支えであり、常に前を向いて先を歩いていく存在であったように、カメラの前でもそれ以外でも、神木くんに引っ張ってもらいました。いまでも鉄彦のことを思うと、神木くんの背中が浮かんできます。こちらが甘えさせてもらいました」。メガホンを握ったのは『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカーゲーム』の入江悠監督。寒さと厳しいスケジュールの中で、過酷な撮影が続いた。神木さん曰く、入江監督は「エネルギーが必要となる撮り方をする監督」。「長回しが多く、それも1回ではOKが出ず、何度も繰り返しました(苦笑)。ほかの作品やドラマだと、カットをいくつも割って作っていくようなところでも、割らずに長く回す。集中力、精神力が削られていく厳しい撮影なのですが(苦笑)、流れのままに撮っていくので臨場感があり、感情の動きが生々しく伝わってきて、リアリティがあるんです。会話をしながら、演技ではなく、人間としてコミュニケーションをとっている感覚がすごく強かったです」。そして門脇さんは「待つ人」という言葉で入江監督を語る。「向こうから簡単に手を差し伸べてくれない。“任せてくれる”というのは優しさだけど、ある意味で冷たい。『何か言って下さい!』って思っちゃいます(笑)。提示もしないし、要求もハッキリとは言わない――ただ『うーん、もう1回!』『よかったけどもう1回』、と(笑)。もしかしたら監督もハッキリとは見えていない“何か”を待ってるんだなというのをヒシヒシと感じました。実際、完成した作品を観て、監督はここを目指していたんだなと思いました。テーマに偏るでもなく、このキャラクターに感情移入してくれと誘導するでもなく、ただ『こういうことがありました』という“人間観察記”のように俯瞰の目で物語を見つめ、こちらに託してくる。すごいなぁ…ってゾクッとしました」。改めて、この異色のSF映画を通じて得たもの、自分の中から引き出されたものは?と尋ねると、神木さんは「自由に暴れるということは怖いことでもあったのですが、そうやってパワーを放出し続ける芝居はすごく楽しい経験でした」と語り、いたずらっぽい笑みを浮かべて続ける。「橋の上でのシーンで、撮り終わった後に入江さんに『まさか地団駄踏むとは思わなかったよ。地団駄踏む人初めて見た(笑)』って言われました」。一方、門脇さんは「自分が何を手にしたのか…まだ、分からないですね。いつも、気づいたら考え方が変わっていたり、目指す場所が拓けてきたりするもので、一概にこの作品でこう変わった!と言えないので…」と首をかしげるが「あ、1個ありました。この作品でできるようになったこと!」とパッと顔を輝かせた。「立ち寝ができるようになりましたね(笑)。あまりにキツいスケジュールで…眠くて眠くて、みんなセッティング中に立ったまま寝てました」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年04月21日神木隆之介と門脇麦が初共演を果たし、「第63回読売文学賞戯曲・シナリオ賞」を受賞した同名舞台を映画化した『太陽』が、いよいよ4月23日(土)より公開される。本作から、初日を終えた2人がお互いの第一印象を語るインタビュー映像が解禁となった。21世紀初頭。ウイルスによって世界の人口が激減した世界。生き残った人類は、夜にしか生きられない進化した新人類“ノクス”と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類“キュリオ”の2つに分断された。家族、親友、恋人…愛する人たちと引き裂かれてしまった人たちは、未来のためにそれぞれどんな決断を下すのか――。『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『日々ロック』などを手がけてきた鬼才・入江悠が、2011年に前川知大主宰「劇団イキウメ」によって上演された同名舞台に強く惹かれ、メガホンをとった本作。今回、解禁となったメイキング映像では、神木さんと門脇さんがクランクインを迎え、お互いの印象を語るコメントが収められている。門脇さんは、自身が「わりと人見知り」ということで、「神木さんも絶対そうだと思って、大丈夫かな~」という不安な気持ちがあったことを明かす。しかし、いざ撮影初日を迎えると、「全然そんなことなくて、ふわ~っと話しかけてくださって。年上なのに申し訳ない(笑)」と語り、当初の心配も問題なく、すぐに打ち解けた様子。一方、神木さんは門脇さんに対し、「すごく優しかったです。僕のくだらない話を聞いていただいて(笑)」と笑顔で語り、「初日にしてはお話できた!」と満足そうな表情を見せた。そんな2人は、本作が初共演にしてW主演。神木さんは「今後は大変なシーンもたくさんあるし、息を合わせなくちゃいけない」と意気込みを語ると、門脇さんも「2人でうまくできたら」と語り、お互い主演としての決意を新たにする撮影初日となったようだ。近未来を舞台にしたSFでありつつ、20代の2人がおりなす青春ドラマであり、ラブストーリーであり、究極の家族愛の物語でもある、あらゆる要素を含んだ本作。神木さんと門脇さんの“化学反応”を、スクリーンでぜひ確かめてみて。『太陽』は4月23日(土)から東京・角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月21日神木隆之介と門脇麦という20代きっての演技派を主演に迎え、人類が2つのタイプに分かれた近未来を舞台に描く映画<a href="">『太陽』</a>。本作で、夜にしか生きられない“新人類”の1人を演じた古川雄輝が、「以前から入江悠監督の作品に出演したかった」と語るメイキング特別映像が解禁となった。21世紀初頭。ウイルスによって世界の人口は激減。生き残った人類は、夜にしか生きられない進化した新人類“ノクス”と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類“キュリオ”、2つに分かれた。昼と夜の世界に分断され、家族、親友、恋人…愛する人たちと引き裂かれてしまった人たちは、未来のためにそれぞれどんな決断を下すのか――。2011年に「読売演劇大賞」受賞の前川知大率いる「劇団イキウメ」によって上演された同名舞台に強く惹かれ、本作を実写映画化したのは<a href="">『SR サイタマノラッパー』</a>シリーズや<a href="">『日々ロック』</a>などで知られる気鋭の入江悠監督。主演を、若手俳優のなかでも群を抜いた人気と演技力を持つ神木さんと門脇さんが務めることでも話題を呼んでいる。今回解禁となった映像では、衝撃シーンを披露した<a href="">『ライチ☆光クラブ』</a>やキラキラ男子を演じた<a href="">『脳内ポイズンベリー』</a>など活躍を続ける古川さんが、“ハマリ役”と称される新人類の森繁役で登場する本作の撮影初日、クランクイン直後に語った初コメントが収められている。まず、脚本について「現実とは違う世界観」という印象を持ち、「どうやって演じていこうかと、まず思った」と真摯に向き合ったことを明かす古川さん。続けて、初日の撮影を振り返り、「少し緊張しましたが、初日から楽しくできた」と、“念願の入江組”初参加に少しはにかんだ笑顔を見せた。舞台と映画、さらに原作の前川さんによる小説でも紡ぎ出される本作。旧人類“キュリオ”を演じる神木さん、門脇さんに、古川さん演じる新人類 “ノクス”(夜に生きる存在)がどう関わっていくのか、ぜひ注目してみて。『太陽』は4月23日(土)から東京・角川シネマ新宿ほか全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月13日新海誠監督の長編大作アニメーション映画『君の名は。』が、2016年8月26日(金)より全国で公開された。これまで『秒速5センチメートル』、『言の葉の庭』など、美しい色彩で描かれるすれ違う男女の物語を、精緻な風景描写と繊細な言葉によって紡ぎ出してきた気鋭の監督・新海誠。最新作『君の名は。』では、山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(みつは)と、東京に暮らす男子高校生の瀧(たき)の出会うことのない二人の出逢い、少年と少女の奇跡の物語を描いていく。声の出演として、三葉が夢の中で見た男の子・瀧役に演技派俳優、神木隆之介。そして、自らの運命に翻弄されていくヒロイン・三葉役を上白石萌音が務める。音楽は、独特の歌詞と音楽性で高く評されるロックバンド「ラッドウィンプス(RADWIMPS)」が制作。曲を聞いてシーンを作るというリクエストのもと、ラッドウィンプスの野田洋次郎は、製作初期からデモ曲をやり取りし、プロット段階から作品に携わってきた。新曲「前前前世」(読み:ぜんぜんぜんせ)を含め、大切な場面で書き下ろしたボーカル曲が複数使われるそうだ。2016年8月24日(水)には、全22曲を収録した映画と同名のサウンドトラックが発売される。なお、『君の名は。』のキャラクター原案を務めるのは『心が叫びたがってるんだ。』の田中将賀。また、作画監督は、『千と千尋の神隠し』など多くのスタジオジブリ作品を手掛けた安藤雅司を迎えるなど、日本最高峰のスタッフが集結した。公開後の反響は大きく、10月10日(月・祝)までの46日間で、入場人員1,119万人、興行収入145億円を記録。さらに、映画の記録的な大ヒットを受け、感謝の気持ちをこめて新海誠監督、キャラクターデザインの田中将賀、美術監督の丹治匠ら本作のスタッフが、新たに描き下ろしたビジュアルが14日に公開された。このビジュアルは、本日10月14日(金)の東京:朝日新聞、大阪:朝日新聞・読売新聞、愛知:中日新聞、福岡:西日本新聞、北海道:北海道新聞(全て朝刊)に、記念広告として使用されたほか、ポスターとして12月上旬より全国の映画館で順次掲出される予定だ。【ストーリー】千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーーーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢……。」一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(たき)も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ――。彼らが体験した夢の秘密とは?出会うことのない二人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語が、いま動き出す。【作品情報】『君の名は。』監督・脚本:新海誠声の出演:神木隆之介 上白石萌音 長澤まさみ 市原悦子 ほかキャラクターデザイン:田中将賀作画監督:安藤雅司製作:東宝 コミックス・ウェーブ・フィルム 他制作プロダクション:コミックス・ウェーブ・フィルム配給:東宝公開日:2016年8月26日(金) 全国東宝系公開(c)2016「君の名は。」製作委員会
2016年04月09日主人公を神木隆之介、ヒロインを上白石萌音が演じることで話題の長編アニメーション『君の名は。』。この度、本作の音楽を、ボーカル・野田洋次郎の創り出す独特の歌詞と音楽性で多くのファンを魅了し続けるロックバンド「RADWIMPS」が担当することが決定。また公開日が8月26日(金)であることが分かった。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない2人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。『秒速5センチメートル』<a href="">『言の葉の庭』</a>などを世に送り出し、“次世代の宮崎駿、ポスト細田守”と称される気鋭のアニメーション映画監督・新海誠の3年ぶりの最新作。夢で見た少年と少女が経験する恋と奇跡の物語を声で演じるのは、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』など声優経験豊富な神木さんと、<a href="">『おおかみこどもの雨と雪』</a>で声優を務め、オーディションで本作のヒロイン役を射止めた上白石さん。実力派若手俳優たちの名演と、美しい色彩で描かれるすれ違う男女の物語を精緻な風景描写と繊細な言葉によって紡ぎ出す“新海ワールド”とが融合し、新たな名作が誕生する。この度、本作の音楽をロックバンド「RADWIMPS」が担当することが決定。ボーカル楽曲に加え、20曲以上の劇中音楽全てを制作しており、「RADWIMPS」としても初めての試みとなっている。事の発端は2年前、曲を聴いた上で作りたいシーンがいくつかあるという新海監督からの要望を受けた「RADWIMPS」野田さんは、製作初期からデモ曲をやり取りし、プロット段階から作品作りに参加。新海監督は、劇中にボーカル楽曲を印象的に使う名手としても知られているが、本作でも大切な場面で「RADWIMPS」の書き下ろしたボーカル曲が複数使用。中でも新曲「前前前世」は本作の予告編でも使われ、美しい映像にアップテンポな楽曲が加わり、躍動感のある映像に仕上がった。現在、ネット上にて公開されている。今回の試みについて「RADWIMPS」は「映画と、僕たちの音楽が掛け合わさることがあるとしたら。それは単純にオファーを受けて主題歌を作るという関係でないものでありたいと、漠然と思っていました。お互いの領域にオーバーラップし、響き合い、結びつき、共に冒険ができるようなものであったら、素敵だなぁと思っていました」と、念願であったことを告白。また「一昨年の冬に新海監督とお会いし、そのまっすぐな人柄とこの脚本に惹かれました。そしてこの1年間、僕たちはひと足先に『君の名は。』の世界にどっぷりと浸かることになりました。おそらくすべてのシーンの、すべての台詞がいまは言えると思います」と本作への思い入れも明かし、「最後まで心を研ぎすまして全力で取り組みたいと思います」とコメントを寄せた。主人公を演じる神木さんは、予告編でも使用された新曲「前前前世」を聴いて「これまで感じたことのない衝撃を受け鳥肌が立ち、自分の中で『君の名は。』の世界観が更に鮮やかになりました。『RADWIMPS』さんの素敵な曲を聴きながら、これから始まる声録りに向けてさらに気合いが入りました」と、意気込みを新たにしたようだ。『君の名は。』は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月06日神木隆之介と門脇麦の主演映画<a href="">『太陽』</a>の公開直前トークショーが4月2日(土)、東京・ヴィレッジヴァンガード下北沢店にて開催され、入江悠監督と原作・脚本の前川知大が登壇し、映画の制作秘話を語った。『太陽』は、2011年に前川さんが主宰する劇団イキウメによって上演された同名舞台に強く惹かれた気鋭の入江監督による実写化映画。人類が、夜にしか生きられない進化した新人類・ノクスと、太陽の下で貧しく暮らす旧人類・キュリオに分かれた近未来で、己の未来を探そうとする若者たちを描く。イベントは、映画化の経緯や、舞台と映画の違い、2人が影響を受けた作品などをテーマにして始まった。入江監督は舞台「太陽」を観劇した際、「ディズトピアに至るちょっと手前の世界かなと思ったところが面白かったんですよね」とふり返った。前川さんに、「『太陽』を観て俳優陣はどう映った?」との質問が向けられた一幕があった。前川さんは「主演の2人はすごくいいなと思いました」と神木さんと門脇さんの演技を絶賛し、「自分で演劇をやったときの俳優さんの顔を思い出すわけでもなく」と語った。前川さんは続けて、神木さんと門脇さんの顔は別作品などで知っていたが、『太陽』を観ているときは、「(知っていたその顔を)思い出すわけでもないというのがありました」と言い、2人の演技に引き込まれたことを明かした。入江監督も、映画化の実現には「神木君の出演が決まったことが大きかったです」と製作秘話を披露。神木さんのキャスティングについて、入江監督は、「彼の明るさといいますか、ポジティブさが映画版の方ではかなり大事だったんですよね」とも。「色々としがらみとか、難しいこともあるかもしれないけど、神木君のような次世代の人であったら突破してくれるかもしれないという思いがありました」と神木さんに期待していたエピソードを語った。前川さんが手がける舞台「太陽」も、5月と6月に東京と大阪で再演される。前川さんは2月に小説版「太陽」(KADOKAWA)も上梓した。イベントではQ&Aコーナーもあり、会場に詰め掛けたファンから、映画『太陽』と舞台「太陽」のどちらを先に観たらよいのかとの質問が出た。前川さんは「ネタバレで面白さを損なうタイプの作品ではないので、どちらでもよいのでは」と回答。入江監督は、「小説から入ったらよいのでは?」と、「太陽」の楽しみ方をファンに“逆提案”していた。『太陽』は、4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年04月03日佐藤健&神木隆之介という若手俳優の中でも人気、実力ともに兼ね備えた2人をW主演に、大ヒットコミックを実写化した映画<a href="">『バクマン。』</a>。4月20日(水)よりリリースされるBlu-ray&DVDの豪華版には様々な特典映像が収録されるが、この度、主演の佐藤さんと神木さん、大根仁監督と川村元気プロデューサーによる“撮り下ろし”ビジュアルコメンタリーの冒頭5分26秒がシネマカフェにて公開された。原作は、「DEATH NOTE」を手掛けた大場つぐみ×小畑健のタッグによる、累計1,500万部を超える大ヒットコミック。世界史上初“青春マンガ活劇”として昨年10月3日に実写化映画が公開され、「第39回日本アカデミー賞」では最優秀賞2部門受賞、優秀賞6部門を受賞、そして話題賞の作品部門を受賞し、作品の人気の高さを伺わせた。Blu-ray&DVD化にあたり、豪華華版には“友情”、“努力”、“勝利”と題したメイキング映像が収録。“友情”には、キャスト・スタッフの撮影現場に密着したメイキング映像、“努力”には、プロジェクションマッピングや、CG バトルの裏側など貴重なメイキング映像のほか、“勝利”には、佐藤さんと神木さん「全国BAKU走!1MAN。人舞台挨拶」として全国各地を回った、マスコミの取材も入っていない、貴重な映像が収められ、ファン必携の大ボリュームな内容に仕上がっている。この度、豪華版の特典映像の中から、大根監督、佐藤さん、神木さん、川村プロデューサーによるビジュアルコメンタリーの冒頭5分26秒が公開。映像内では、佐藤さんと神木さんが大根監督から衣装をいじられることろから始まり、クランクイン初日に撮影した映像や、佐藤さんと神木さんによるナレーションのシーンが収録。このナレーションについて、意外と難しかったと話す佐藤さんに神木さんが同意する場面や、収録が2人同時だったことが明かされる。さらに、本編に登場する漫画の絵を実際に役者が描いていたことなどを、4人が和気あいあいと語らう姿が映し出される。本特典映像では、ほかにも本編をすべてを観賞しながら、佐藤さんと神木さんがそのシーンにどう挑んだのか、また自分がいないシーンについては、大根監督や川村プロデューサーに質問したり、話題となったプロジェクションマッピングのシーンや、ペンを剣に見立てたアクション・シーンは、どの様に撮影したのか…など、様々な裏話が語られるそのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年03月30日TOKIO・長瀬智也の主演映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(6月25日公開)が、開催中の第40回香港国際映画祭で公式上映され28日(現地時間21:00)、メガホンを取った宮藤官九郎監督が現地の舞台あいさつに登壇した。今回で40回目を迎える香港国際映画祭は、アジアを代表する国際映画祭の1つ。今年は3月21日から4月4日の期間で開催している。宮藤監督は2月にオランダのロッテルダム映画祭を訪れており、本作で2度目の国際映画祭参加となった。現地時間21時に行われた舞台あいさつは、遅い時間だったにもかかわらず、会場の前に上映を待つ長蛇の列ができており、1,700席の客席も満席と大盛況。会場を歩くとファンからサインや握手を求められ、上映後に会場が明るくなると観客によるスタンディングオベーション(立ち上がって拍手を送ること)が起こるなど、現地での宮藤監督の人気の高さや本作への注目度の高さが伺えた。本作は宮藤監督の完全オリジナル作品で、舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属ロックバンド地獄図のボーカル&ギターで地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイト・ひろ美(森川葵)に会いたい一心で生き返りを目指す、関大助(神木隆之介)の地獄めぐりの様子を描く。Q&Aでは、地獄の映画を撮ろうと思ったきっかけを尋ねられた宮藤監督は、「長瀬君と一緒にバカみたいなロックの映画をやりたいと思ったのが最初」「長瀬君とはドラマも映画も含めて何本も一緒に仕事をしていて、そろそろ人間じゃない役をやってもらってもいいんじゃないかと思った」と回顧。「鬼がギターを持って地獄に立っていて、そこに神木君演じる大助が何度も落ちてくるというシーンが最初に思い浮かんだ。そこから、地獄と輪廻転生の映画にしようと思いました」と製作の背景を明かした。劇中歌の歌詞については、「深く考えたものもあれば勢いで書いたものもあり、いろいろ」としながらも「『あなたがいれば そこは天国』という歌詞がこの作品のテーマを語りつくしている」と説明。本作が青春映画の側面も持っていることから、「監督にとっての青春は?」と聞かれると、「難しい質問ですね」と笑みを浮かべ、「僕はもう45歳になりますが、まだ青春が続行している感じだと思います。他の作品でも一貫していますが、ある程度年を重ねた大人の中にも青春が残っているというのがずっとやりたい」と語り、「扱うテーマは変わっても青臭い部分というのはこれからも描いていきたいと思います」と意気込みを述べた。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年03月29日宮藤官九郎が脚本・監督を務め、「TOKIO」の長瀬智也と神木隆之介が出演する“超絶地獄コメディ”<a href="">『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』</a>。この度、延期されていた公開日が6月25日(土)に決定し、現在開催中の「第40回香港国際映画祭」において、本作が招待作品として公式上映され、宮藤監督が舞台挨拶を行った。フツーの高校生・大助(神木隆之介)は、同級生のひろ美ちゃん(森川葵)のことが大好き。修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこは深紅に染まった空と炎、ドクロが転がり、人々が責め苦を受ける、ホンモノの“地獄”だった。なんで俺だけ!?まだキスもしたことないのに、このまま死ぬには若すぎる!慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)。キラーKによると、なんと、えんま様の裁きにより現世に転生するチャンスがあるという。キラーKの“鬼特訓”のもと、生き返りを賭けた、大助の地獄めぐりが幕を明ける――。今回で40回目を迎える香港国際映画祭は、香港で毎年春に開催されるアジアを代表する国際映画祭の1つで、約2週間にわたり約280作品が公開され、約60万人が参加する香港を代表する一大イベント。 宮藤監督は、2月に開催された「ロッテルダム映画祭」に続き、本作で2度目の国際映画祭参加となった。28日に行われた舞台挨拶は、遅い時間にもかかわらず、会場前には上映を待つ長蛇の列ができ、客席は満席の大盛況。上映前に舞台挨拶に登壇した宮藤監督は、「遅い時間にも関わらず、足を運んで下さりありがとうございます。楽しんでください」と挨拶し、上映後に会場が明るくなると、客席で鑑賞していた宮藤監督に向け、観客によるスタンディングオベーションが起こり、それには監督も手をふり喜びをかみ締めていた。上映終了後に行われた質疑応答で、地獄の映画を撮ろうと思ったきっかけを尋ねられた宮藤監督は「長瀬君と一緒にバカみたいなロックの映画をやりたいと思ったのが最初です」「そろそろ人間じゃない役をやって貰ってもいいんじゃないかと思った。地獄の鬼がギターを持って地獄に立っていて、そこに神木君演じる大助が何度も落ちてくるというシーンがまず最初に思い浮かんだ。そこから、地獄と輪廻転生の映画にしようと思いました」と本作の世界観が生み出された経緯を明かした。また、劇中歌の歌詞について質問が及ぶと、「歌詞は深く考えたものもあれば勢いで書いたものもあり、色々ですけど、“あなたがいれば そこは天国”という歌詞がこの作品のテーマを語りつくしているので、好きな人がそばにいればそこが天国というのが一番のテーマです」と答えた。そして最後に、監督にとっての青春について問われると、「僕はもう45歳になりますが、まだ青春が続行している感じだと思います。ほかの作品でも一貫していますが、ある程度年を重ねた大人の中にも青春が残っているというのがずっとやりたいことだと思うので、扱うテーマは変わっても青臭い部分というのはこれからも描いていきたいと思います」と観客にメッセージを送った。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 公開日未定(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年03月29日公開が延期されていた、TOKIO・長瀬智也が主演を務め宮藤官九郎監督がメガホンを取る映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の新たな公開日が6月25日に決定したことが29日、発表された。本作は、シーンの一部で今年1月に発生したスキーバス転落事故を想起させる可能性があるとして公開日未定のまま延期となっていた。新たな公開日が決定したことから、長瀬と共演する俳優・神木隆之介の公式Twitterも更新。「これまで応援してくださっていた皆さまに感謝しつつ、これからもトゥーヤングをよろしくお願いいたします!」と宣伝スタッフがツイート(投稿)している。宮藤監督の完全オリジナル作品の本作で、舞台に選ばれたのは地獄。地獄専属ロックバンド地獄図のボーカル&ギターで地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーK(長瀬)と、17歳の若さで地獄に落ち、大好きなクラスメイト・ひろ美(森川葵)に会いたい一心で生き返りを目指す、関大助(神木)の地獄めぐりの様子を描く。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年03月29日ポスト宮崎駿、ポスト細田守と称される気鋭のアニメーション映画監督・新海誠の3年ぶりとなる最新作『君の名は。』。この度、本作で声を担当した神木隆之介、上白石萌音が演じる主人公とヒロインのキャラクタービジュアルが初解禁されると共に、新ポスタービジュアルが到着した。千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。「不思議な夢…」。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは。出会うことのない二人の出逢い。少女と少年の奇跡の物語がいま動き出す――。本作は、『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』など、意欲的な作品を数多く作り出すアニメーション映画監督・新海さんの3年ぶり7作目となる最新作。夢で見た少年と少女が経験する恋と奇跡の物語を描いている。2013年に公開された『言の葉の庭』では、自身最大のヒットを記録し、ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭にて長編アニメーション部門のグランプリを受賞するなど、美しい世界で描かれるすれ違う男女の物語を、精緻な風景描写と繊細な言葉によって紡ぎだす“新海ワールド”は、国内外で高い評価と支持を受けている。声の出演として、主人公の東京に暮らす男子高校生・立花瀧役に、同世代の中でひときわ異彩を放つ演技派俳優であり、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』などでも吹き替え声優を務め、多彩な才能を発揮する神木さん。山深い田舎町に暮らし、自らの運命に翻弄されていくヒロインの女子高校生・宮水三葉役に、現在公開中の映画『ちはやふる』に出演し、今回オーディションでその役を射止め、まさに“シンデレラガール” となった上白石さんが抜擢された。今回解禁されたのは、初披露となる二人の素顔を含む待望の最新ビジュアル。キャラクターデザインを担当したのは、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」『心が叫びたがってるんだ。』を手掛ける新時代のアニメーター・田中将賀、そして作画監督を『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』などを手がけるアニメーション界のレジェンド・安藤雅司が務める事もあり、昨年末に行われた製作発表記者会見以降、後ろ姿でしか登場していなかった瀧と三葉がどのような素顔をしているのか、多くの注目が集まった。このたび公開となったのは、物語のキーとなる彗星のもと、別々の空間に立った瀧と三葉が、互いの存在に気が付いたかのような表情を見せる新ポスター。また、瀧と三葉のそれぞれのシーンカットも同時に公開されている。新海作品の代名詞である美しい風景と融合し本作品のテーマ、そして物語を象徴するビジュアルとなっている。もともと新海監督の大ファンだと語る神木さんは、「監督の作品を何十回も観ていたので、声の出演が決まった時は信じられないくらい嬉しかったです。瀧のビジュアルを見ることで、純粋に作品として本編が完成することが楽しみになりました」と語り、また「瀧は都会で生活するごくごく普通の高校生。ですが、その『普通』を表現する事が何よりも難しい。一つ一つのセリフの言い回しなどを細かく考えながら演じないと瀧になりきれないと改めて思いました」と明かした。さらに上白石さんも「三葉は複雑な家庭で育ったので、自分がしっかりしなきゃという覚悟を持っている反面、都会にあこがれている普通の女子高生な一面もあって、描写がすごくリアルだと思いました」と語り、「今回初めて瀧と三葉の顔を見ましたが、二人の表情がすごく豊かで、一日も早く三葉を演じたいと思いました」と意欲を見せた。そして監督はキャスト二人について、「神木さんと上白石さんには、普通の『優しさ、気立ての良さ、勇気』を若々しくフレッシュな声で吹き込んでほしいなと。あくまで自然に湧き出るものを、お二人なら表現してくださると思っています」と期待を示す。また「田中将賀さん・安藤雅司さんの手により、顔の表情だけでなく、しぐさなども含め、アニメーションとして表情豊かに活き活きとした格好良さや可愛さが表現されていますので、ぜひご期待ください」とメッセージを寄せた。なお、今回の新ポスタービジュアルを使用したポスター、チラシは、4月16日(土)より全国の映画館で掲出されるようだ。『君の名は。』は2016年8月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年03月24日『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』の新海誠監督の新作映画『君の名は。』のポスターとシーン画像が公開になった。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』の田中将賀がキャラクターデザインを手がけている。その他の画像本作は、田舎町で暮らす高校生・三葉と、彼女が夢の中で見た東京で暮らす高校生・瀧が主人公のドラマ。神木隆之介が立花瀧の、上白石萌音が宮水三葉の声を演じ、『千と千尋の神隠し』『思い出のマーニー』の安藤雅司が作画監督を務めている。このほど公開になったポスターは瀧と三葉が美しい風景の中に立っている姿を描いたもので、これまでの新海作品と同様に、徹底的にこだわりぬかれた背景の美しさ、光の処理が印象的な画像だ。新海監督は「田中将賀さん・安藤雅司さんの手により、顔の表情だけでなく、しぐさなども含め、アニメーションとして表情豊かに活き活きとした格好良さや可愛さが表現されていますので、ぜひご期待ください」と語り、神木は「瀧のビジュアルを見ることで、純粋に作品として本編が完成することが楽しみになりました」、上白石は「今回初めて瀧と三葉の顔を見ましたが、ふたりの表情がすごく豊かで、一日も早く三葉を演じたいと思いました」とコメントしている。新ビジュアルを使用したポスターとチラシは4月16日(土)から全国の映画館に順次掲出予定。8月の公開に向けて、注目が高まりそうだ。『君の名は。』2016年8月 全国東宝系公開
2016年03月24日神木隆之介&門脇麦で実写映画化される『太陽』の原作舞台を生み出した、劇団イキウメの主宰・前川知大が、柳田国男の傑作逸話集「遠野物語」を劇化する舞台「遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」の上演が決定。出演に仲村トオル、瀬戸康史ら豪華俳優陣が顔を揃えることが分かった。緻密な構成と筆致で、身近な生活と隣り合わせに現れる異界を描きだし、多くの演劇ファンを唸らせてきた前川氏。これまでに、鶴屋南北戯曲賞、読売演劇大賞の大賞、優秀作品賞、最優秀演出家賞など名だたる演劇賞を獲得。2016年は、自身が主宰する劇団イキウメの代表作であり、蜷川幸雄による演出も話題となった「太陽」の舞台版と、神木さんと門脇さんを迎えて実写化される映画版の同時期公開を控えるなど、より一層の注目を集めている。そんな前川氏脚本・演出による「奇ッ怪」シリーズを、世田谷パブリックシアターでは2009年より継続して上演。第3弾となる今回の「奇ッ怪」では、民俗学者・柳田国男が遠野盆地から遠野街道にまつわる民話を集録した「遠野物語」が原作。河童や天狗といった妖怪たちから、死者、神に至るまで様々な異界のものたちと生きてきた人々の共生を綴った物語を、前川氏の解釈で舞台に表現する。出演は、「チーム・バチスタ」シリーズや「あぶない刑事」シリーズをはじめ数多くのドラマや映画・舞台で幅広く活躍する俳優・仲村さん。シリーズ前2作にも出演した仲村さんは「奇ッ怪」の世界観に欠かすことのできない存在だ。「前川君の作品にかかわっているときは“これは偶然というには確率が随分と低い”と思う出来事がよくあります」「おそらく前川君のもっている此の世とあの世の中間辺りでとんでいる波のようなものをつかまえるアンテナに、僕の中にある、ふだんは只の鉄の棒のようなものが共鳴して何かを受信しやすい状態になるのだと思います」と、その独特の世界観を表現。また、「昔の遠野のことを話しながら、たったいまの真ん中のことを語ってしまう。そんな奇跡をまたやらかす!その力のひとつになり、その場に立ち会いたい」と、意気込みを力強く語った。そして、世田谷パブリックシアター主催「マーキュリー・ファー」で脆さと内に秘めた強さを持ち合わせる難役を繊細な表現力で演じ切った瀬戸さんが、前川作品に初参戦!実はイキウメ作品はほぼ欠かさず観劇するほど、前川作品ファンだという瀬戸さんは「毎日刺激的で精一杯生きているつもりなのに、なんとなく1日が終わっていっている気がする。前川さんの作品はそんな僕の日常に問いかけてくる。『これでいいのか』『自分に見えているものだけが真実なのか』と僕に、そして世の中に対し揺さぶりをかける」と、前川作品の魅力を語り、「今作で初めてお芝居でご一緒でき、喜びはもちろん、妖怪や神が住む森に迷い込んだ遠野の村人のように凄いところに足を踏み入れたようなワクワク感、そして少しの不安や恐怖…いまはそんな心境です」と明かした。また共演者には山内圭哉、池谷のぶえ、銀粉蝶といった日本の演劇界を支える実力派キャストが集結。瀬戸さんは「仲村トオルさんをはじめ素晴らしい演者の皆さんの中でお芝居できることを幸せに思いますし、何が何でも食らいついていきます」と熱いコメントを寄せた。舞台「遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」は10月31日(月)~11月20日(日)まで、世田谷パブリックシアターにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日羽海野チカの人気コミックを実写化する映画『3月のライオン』で、神木隆之介が主演を、大友啓史が監督を務めることが発表になった。映画は前後編の2部作で、2017年に公開される。その他の情報『3月のライオン』は、中学生で将棋のプロとしてデビューした桐山零が、将棋の世界を通じて様々な人々に出会い、自身の居場所や家族、夢を獲得していく様を描いた作品。「元々大好きな原作なので、お話を頂いた時は本当に嬉しかった」という神木は「大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています」とコメント。『るろうに剣心』でも神木とタッグを組んだ大友監督は「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、彼の成長ぶりに触れるのがとても楽しみです」と意気込みを寄せている。また、原作者の羽海野も「棋士である主人公の“身の内にライオンが棲む男の子”を神木隆之介さんに演じていただける事が本当に嬉しくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」とコメント。実写化が発表になった際には、ネットで神木が主演予想に挙がることが多く、ファンも原作者も監督も期待を寄せるキャスティングになったようだ。映画は今月末から撮影を開始する。『3月のライオン』2017年 前編、後編2部作 全国ロードショー
2016年03月16日俳優・神木隆之介が、『ハチミツとクローバー』で知られる漫画家・羽海野チカ氏の作品を実写化する映画『3月のライオン』(2017年前後編2部作で公開)で主演を務めることが16 日、発表された。実写『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンを取る。原作は、2011年の「第4回マンガ大賞2011」をはじめ数々の漫画賞を受けており、広い世代から人気を獲得している。主人公は、中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零。将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。2016年秋には、『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズの新房昭之監督によって、TVアニメ化されることも決定している。神木が演じるのは、不器用ながらも懸命に将棋に向き合う少年・零。実写化が発表された際には、多くの原作ファンがネット上でキャスティング予想を繰り広げ、零役に神木を熱望していたという。そんな神木は原作から「大好き」だったことを明かし、「お話を頂いた時は本当にうれしかった」と歓喜。人気原作ならではの「大きなプレッシャーはあります」と吐露してもいるが、「原作の中にある温かさを出せたら」と意気込みを見せる。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(14年)以来、約2年ぶりに神木と再タッグを組む大友監督は、原作の魅力を「一筋縄では行かない。まるで、向田邦子さんのドラマみたい。優しさと厳しさと、強さとはかなさ」と表現。また、零の「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする」姿は、「僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました」と語るように、キャスティングは自然に決まったようだ。その上で「東京オリンピックに向けて変わりゆく東京の街並みと日本古来のマインドスポーツである将棋の世界を魅力的に描きながら、羽海野さんが慈しみ産み出したキャラクターたちが生き生きと躍動する作品に育てあげたい」とアピールしている。原作の羽海野氏は、大友監督の才能を「男たちが闘う世界を吸い込まれそうになるほど、濃密に映像に落とし込む事ができる」と説明。さらに、そんな大友監督の指揮のもとで、「棋士である主人公の『身の内にライオンがすむ男の子』」である零を神木が演じることについて、「本当にうれしくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」と感激の声をあげた。(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2016年03月16日昨年9月にTVアニメ化決定(今秋よりNHK総合テレビにて放送予定)と共に発表されていた、「ハチミツとクローバー」でおなじみの羽海野チカ原作「3月のライオン」が、主演に神木隆之介、監督に大友啓史を迎え、2017年、前編・後編の2部作で実写映画化されることが明らかとなった。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山零(神木隆之介)。彼は、幼いころに両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けていた。そんなある日、零は同じ下町に住む三姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の“自分の居場所”との出会いでもあった。激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局と温かな下町の人たちとの交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく――。家族を失い、すべてを失った孤独な少年が、心の拠りどころにしてきた将棋以外の出会いを通じて、“愛・青春・家族”を取り戻していく本作。原作は、「ハチミツとクローバー」をはじめ多くの共感と絶大な支持を得ている人気漫画家・羽海野チカにより、2007年「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載開始された同名漫画。将棋がテーマでありながら大きな注目を集め、2011年に「第4回マンガ大賞2011」大賞と「第35回講談社漫画賞」一般部門、2014年に「第18回手塚治虫文化賞・マンガ大賞」、そして2015年に「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2015 (コミックランキング 1位)」を受賞するなど、数々の漫画賞を総なめ。男女問わず幅広い世代から高い人気を得ており、最も映像化が待ち望まれていた作品の1つだ。数々の原作争奪戦を押し退け、実写映画化でメガホンを取るのは、『るろうに剣心』シリーズ、『プラチナデータ』など、骨太な人物描写やアクションで映画ファンに熱く支持される大友監督。「東京オリンピックに向けて変わりゆく東京の街並みと日本古来のマインドスポーツである将棋の世界を魅力的に描きながら、羽海野さんが慈しみ産み出したキャラクターたちが活き活きと躍動する作品に育てあげたいと思います」と語り、これまでとはひと味違う新たな大友作品を目指している様子。そして、主人公の桐山零を演じるのは、現在人気・実力ともに若手No.1俳優との呼び声高い神木さん。ここ数年は『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』『バクマン。』など多くの大ヒット作に出演しており、卓越した表現力で高い評価を得ている。実写映画化が発表された際には、数多くの原作ファンがネット上で繰り広げたキャスティング予想で、主人公・零役に神木さんを熱望する人が多数。満を持しての映画化には、神木さん自身も「元々大好きな原作なので、お話をいただいたときは本当に嬉しかったです。大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています」と強い意気込みを見せている。この2人のタッグは、『るろ剣』以来、およそ2年ぶり。神木さんは「これから始まる撮影の中で、監督が生み出す世界観の中に入っていくのが、僕自身とても楽しみです」と監督に絶大な信頼を寄せており、また、監督も「ずっしり重い孤独を背負いながら人生と真正面から向き合い、自分の足で立とうとする主人公・桐山零の姿は、僕の中でいつの間にか、俳優・神木隆之介君と重なっていました。『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』以来、彼の成長ぶりに触れるのがとても楽しみです」と神木さんとの撮影に期待を寄せている。また、原作者の羽海野さんは大友監督と神木の主演に、「男たちが闘う世界を 吸い込まれそうになるほど、濃密に映像に落とし込むことが出来る大友啓史監督に『3月のライオン』を撮っていただけること そして、棋士である主人公の“身の内にライオンが棲む男の子”を 神木隆之介さんに演じていただけることが 本当に嬉しくて、待ち遠しい気持ちでいっぱいです」と喜びを表し、実写化に大きな期待を寄せている。個性豊かな登場人物がぶつかり合う群像劇を描き上げてきた大友監督のもと、主人公を演じる神木さんを取り巻く三姉妹などを誰が演じるのかも、非常に気になるところ。アニメ化に続く“3月のライオン現象”が、日本中で巻き起こることになりそうだ。『3月のライオン』【前編】【後編】2部作は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日人気の舞台を映画化した『太陽』の完成披露試写会が3月7日(月)に開催され、W主演の神木隆之介と門脇麦、古川雄輝、古館寛治、原作者の前川知大、入江悠監督が舞台挨拶に登壇した。前川さんの主催する劇団イキウメが上演し、その後、蜷川幸雄が「太陽 2068」として上演もしている人気の舞台を映画化。人類が“ノクス”と呼ばれる太陽の下では生きられないが、頭脳で進化を遂げた人類と、旧来のまま太陽の下で生きる“キュリオ”に分かれた近未来で、もがきながら己の未来を探そうとする若者たちを通して「生きる」ことを問う。この日は、約800人の観客が足を運んだが、中には早朝から会場前で並んでいたという熱烈なファンも!神木さん、古川さんらが壇上に現れると、悲鳴どころか雄たけびのような歓声がわき起こった。撮影について尋ねると、神木さんは「いいんですか…?」と念を押したうえで「ホンットに寒かったです!」と述懐。「特に古川さんとのシーンは水辺でホント寒くて…魂を削って頑張りました」と振り返った。その古川さんからは「そう言ってるけど、一番寒くなさそうだった」との証言も飛び出した。神木さん演じる鉄彦は、感情を爆発させるシーンが多く、そういう時は神木さんから“熱”が発せられていたようで「ベンチコートも脱いでた」と古川さんは明かしたが、神木さんは「(熱が)冷えると本当に寒いんだよ」と苦笑。そんなやり取りで2人が視線を交わらせるだけで、客席からは歓声が上がっていた。門脇さんは、寒さに加えて、短期での撮影による「睡眠不足が重なった」と振り返る。「そうなると人間、生命の危機を感じて食欲が増すみたいで、いつもの倍くらい食べて、コロコロになってビックリしました…」と思わぬ苦労を明かした。報道陣用の写真撮影の時間になっても、会場の興奮は冷めやらぬようで、目線を指示するスタッフやカメラマンの声も甲高い歓声にかき消されるほど!TVカメラに向かって神木さんらが手を振ると、客席の800人も一斉に手を振り、最後の最後まで歓声が途切れることはなかった。『太陽』は4月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日若手俳優の中でも群を抜く人気と演技力を持つ、神木隆之介と門脇麦が主演を務める最新作『太陽』。このほど、本作の舞台となる、2つに分断された近未来の世界の“旧人類”神木さん&門脇さんに加え、キーパーソンとなる“新人類”古川雄輝の姿が登場した本ポスタービジュアルが解禁となった。21世紀初頭。ウイルスによって世界の人口は激減。生き残った人類は2つに分かれた。夜にしか生きられない進化した新人類“ノクス”と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類“キュリオ”。昼と夜の世界に分断され、家族、親友、恋人…愛する人たちと引き裂かれてしまった人たちは、それぞれの未来のためにどんな決断を下すのか――。読売演劇大賞ほか様々な演劇賞を受賞している劇作家・演出家の前川知大率いる「劇団イキウメ」の同名舞台が、『日々ロック』『ジョーカーゲーム』の入江悠によって実写映画化された本作。太陽に愛された者=“旧人類”と、捨てた者=“新人類”に分断された世界で、それぞれの世界の若者たちの未来を描きだしていく。このたび、解禁となった本ビジュアルでは、太陽さながらの黄色の文字の中に、旧人類“キュリオ”の奥寺鉄彦役を演じる神木さんと鉄彦の幼なじみ・生田結を演じる門脇さんの2人が正面を見据える姿が印象的。一方で、高度な文明を持つ新人類“ノクス”の森繁役を演じる古川さんが、太陽が落ちた夜に寂しげにゲートを守る様子も映し出されており、2つの人類の複雑な関係性を浮かび上がらせている。入江監督と原作の前川氏が手がけた脚本の印象について神木さんは、「読めば読むほど深く考察出来る作品だなと思いました」とコメント。また、門脇さんは、「非日常の舞台だからこそより濃く浮き上がってくるリアルな人間模様や究極のところに追い詰められた人間の様が凝縮されている」と明かしていた。また、映画の公開に先立ち、前川氏が舞台版と映画版の世界観を再構築した同名小説が2月27日に刊行されたばかり。映画の元になった舞台も約4年ぶりの再公演が決定し、小説、舞台、映画と『太陽』の世界観に注目が集まっている。『太陽』は4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健の最強コンビが放つ大ヒット漫画を実写化した世界史上初“青春マンガ活劇”『バクマン。』。本作のBlu-ray&DVDが4月20日(水)よりリリースされるのに先駆け、豪華版に収録される映像特典から、佐藤健の涙、そして役者たちの絆を中心に映画の舞台裏を捉えたメイキングシーンの一部が公開された。原作は、優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが人気を博し、累計発行部数は1,500万部を超えた同名漫画。佐藤健、神木隆之介という実力派若手俳優を迎え実写化された本作は、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、そして話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。今回、本作のBlu-ray&DVD豪華版に収録されているオリジナルメイキング“友情”から、佐藤さん演じる最高が体調も万全ではない中、執筆作業に没頭するシーンや、最高と神木さん演じる秋人を助けるため、仲間であり、ライバルでもある漫画家たちが集まって来るというシーンのメイキング映像が公開。最高と秋人が最もライバル視する天才漫画家と言われる、染谷将太演じる新妻エイジも現れ、彼の一言(一筆)が最高を駆り立てる、というクライマックスシーンも映し出され、現場の雰囲気が伝わる映像となっている。また、冒頭には最高が涙をこぼすシーン本編カットも。実はこの涙は、台本には書かれていない、佐藤さんのアドリブだったことが明かされている。佐藤さんは役作りのため、睡眠時間を削っていたそうで、最高と同じように限界まで疲弊している様子に、彼の役者魂が感じられる。オリジナルメイキング“友情”と“努力”のナレーションを務めるのは劇中で平丸一也を演じた新井浩文。大根仁監督からの指名で抜擢された新井さんは「滑舌が良くないとひしひしと感じた。うちはナレーターじゃないから」と謙遜したコメントを寄せつつも、収録はNGも少なくスムーズに行われたそう。最後に、「映画は映画館で見て欲しいという気持ちもあるけれど、Blu-ray、DVDでも見てもらえたら、さらに嬉しい」と話した。そのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年03月04日累計1,500万部を超える大ヒットコミックを、佐藤健、神木隆之介を迎え実写化した映画『バクマン。』。4月20日(水)よりリリースされる本作のBlu-ray&DVD豪華版に収録される映像特典から、佐藤さんと神木さんも感動コメントを寄せるCGアクションやプロジェクションマッピングなど、メイキング映像の一部が公開された。原作は、「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健コンビが贈る大ヒット漫画「バクマン。」。佐藤さん演じる優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高と、神木さん演じる巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが描かれ、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、さらに話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。本作のBlu-ray&DVD豪華版には、主演の2人と大根監督、川村プロデューサーによる撮り下ろしビジュアルコメンタリーが収録されるほか、“友情”と題されたキャスト・スタッフの撮影現場に密着したメイキング映像と、“努力”と銘打ったプロジェクションマッピングやCGバトルの裏側を抑えたメイキング、そして“勝利”には、佐藤さんと神木さんが「全国BAKU走!1MAN。人舞台挨拶>として全国各地を回った、マスコミの取材も入っていない貴重な映像が収録される。今回は、オリジナルメイキングより、学校での撮影や、CGアクションシーン、プロジェクションマッピングのメイキング映像が一部公開!佐藤さんと神木さんが、新しい漫画のプランを学校の廊下で興奮しながら話し合うシーンで、どうやって“テンションが高い”心境を表現するか相談している姿や、大げさな表現で皆を笑わせるシーンなど、仲の良い現場の雰囲気が伺える。さらに、CGで表現されたペンを剣に見立て漫画を描くシーンでは、映画『るろうに剣心』でも見せた躍動感あふれる立ち回りを披露。撮影時の表情や撮影方法など、ほかでは見られないファン必見の映像に仕上がっている。公開時にも話題となったプロジェクションマッピングで演出されるシーンについて、「いままで演ったことがない。すごいですよね。最先端の技術で(気持ちが)上がりました」(佐藤さん)、「(映画の)画面でみて、みんなすごいな、と思ったと思うけど、実際現場にいた僕たちも、すごい!これ本当に浮かんで見える!って、平然と演技しているように見えるけど、内心は凄いと思っていた」(神木さん)とそれぞれにふり返り、そのシーンがいかに最先端で素晴らしい演出だったかを語った。そのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月26日明治安田生命保険相互会社は2月22日、「理想の新入社員」アンケート調査の結果を発表した。調査は1月8日~18日にインターネットで実施。全国の今春就職を予定している新卒男女1,112人および会社員・公務員・会社経営者・自営業 等の部下がいる社会人734人が対象で、「理想の上司」アンケート調査の番外編として行われた。○新入社員が選ぶ「理想の新入社員」は神木隆之介・有村架純まず新入社員に、自分がこうなりたい・一緒に働きたいと思う「理想の新入社員」を聞いた。理想の男性新入社員は、"親しみやすい"ところを新入社員の男女から共通して評価された神木隆之介が1位に。男性新入社員からは、1位大谷翔平、2位錦織圭と、"実力がある"ところが支持されたスポーツ選手が選ばれた。一方、女性新入社員が選んだのは、1位神木隆之介、2位福士蒼汰、3位松坂桃李さんと、"親しみやすい""落ち着きのある""知性的・スマート"な俳優だった。理想の女性新入社員は、"親しみやすい""明るい""落ち着きのある"ところが新入社員の男女ともに支持され、1位有村架純、2位土屋太鳳と、朝の連続テレビ小説でブレイクした若手女優がランクインした。○上司が選ぶ「理想の新入社員」は羽生結弦・イモトアヤコ続いて新入社員を迎える上司に、部下にしたいと思う「理想の新入社員」について聞いた。理想の男性新入社員は、"実力がある"と評価され、女性中心に支持を集めた羽生結弦が1位、男性中心に支持を集めた大谷翔平が2位と続いた。男性新入社員は特に"実力がある"ことを期待されるようだ。理想の女性新入社員は海外ロケでの活躍もあり、"積極的"で"親しみやすい""辛抱強い"と女性を中心に評価されたイモトアヤコが1位に選ばれた。○部下にしたくない新入社員とは?一方、部下にしたくない新入社員のイメージとしては、"自信過剰"がワーストに。加えて男性上司からは"消極的"、女性上司からは"忍耐力がない"が、部下にしたくないイメージとしてあげられていた。全体で見ると、"自信過剰"以下、"消極的"、"忍耐力がない"、"とっつきにくい"、"実力がない"、"感情的"、"どんくさい"、"頼りない"、"面白みがない"、"いきあたりばったり"、"個性がない"、"淡泊"、"付き合いが悪い"と続いた。
2016年02月22日大ヒットコミックを佐藤健&神木隆之介をW主演に迎え実写化した映画『バクマン。』の、Blu-ray&DVDリリースが4月20日(水)に決定。この度、豪華版の特典映像である、佐藤さんと神木さん、そして大根仁監督と川村元気プロデューサーによる「撮り下ろしビジュアルコメンタリー」の収録が行われた。「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健コンビが贈る漫画「バクマン。」。優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高(佐藤さん)と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人(神木さん)の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが人気を博し、累計発行部数は1,500万部を超えている。そんな大ヒット漫画を実写化した本作は、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、そして話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。本作のBlu-ray&DVD化にあたり、豪華版の特典映像として、主演の2人と大根監督、川村プロデューサーによる撮り下ろしビジュアルコメンタリーの収録が决定。『バクマン。』公開後も本作の主題歌を務めた「サカナクション」のライブなどで顔を合わせていたという4人。「懐かしい感じじゃなくて、あーこの感じだ。とすぐ馴染んだ。気負うことなく楽しく収録できた」と話す大根監督や「部活みたいに、『おはようございます』、みたいな」と神木さんが言うように、和気藹々とした雰囲気で収録が行われた。また、監督とプロデューサーは最高と秋人のカラーに合わせて青と赤の服を着るという気合の入れようだったようだ。収録がスタートすると、様々な撮影秘話が飛び交う展開に。小松菜奈演じる亜豆が登場するシーンでは、大根監督自らがカメラを持って撮影を行う“大根カメラ”のシーンだったそうで、佐藤さんが「オレをドキッとさせて、とか言って撮ってましたよね」と“ド変態プレイ”だったことを暴露。また、川村プロデューサーは、後半のある部分で「はじめの台本はこうではなかった」と話し、当初どんなシーンで描かれていたのかも語った。神木さんは、全体を通して自分の芝居はほとんど「素だった」と話し、2人の作業場となる最高の“おじさん”の部屋に入るシーンでのはしゃいだ芝居は「あれは、リハーサルでセットに入ったときと、同じテンション」だったと告白。映画もクライマックスに近づくと、4人は黙って見入ってしまうことも…。佐藤さんは「あらためて見ると、いい映画ですね~。」としみじみつぶやいた。収録後、感想を聞かれると、「すごく情報量の多い映画。お芝居とか音楽とか美術とかライティングとか撮影とか、いろんな見どころがある映画」(佐藤さん)、「映画を見るのは公開以来だけど、ひとりで観るのとこうやってみんなで観るのとでは、違う。色々共有出来るし、発見も多かった。面白い気付きもあって、新鮮だった」(神木さん)、「端から端まで力を抜いていない。暑苦しいくらいに。監督も俳優もスタッフも全力でやっていて、“若気の至り”って感じがしました」「世界中でこんな映画を作るのは日本人だけ。マンガという日本人が積み重ねてきたカルチュアの上に乗っかっている映画だから、異常なディティールとか日本人にしか作れない映画になっている」(川村プロデューサー)、「辛口の評論家たちも“このまま海外に持っていくべきだ”と言っていたらしい」(大根監督)と、それぞれに何度観ても面白い作品に仕上がっていると自信を見せた。豪華版には、このビジュアルコメンタリーのほかにも、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11 号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月16日ももいろクローバーZが、「第39回日本アカデミー賞」で話題賞の俳優部門に選ばれた。話題賞は日本アカデミー賞で唯一、一般投票によって選ばれる賞で、総投票数4万7,014通。結果はニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)内で発表された。映画『幕が上がる』で5人そろって主演を務めたももクロ。劇作家・平田オリザ氏の小説デビュー作となる同名作を原作に、本広克行監督がメガホンをとった。地方高校の演劇部の生徒たちをメンバーが演じ、彼女たちが全国大会を目指す青春模様を描いている。また、作品部門には『週刊少年ジャンプ』(集英社)での連載を目指す漫画家を佐藤健、神木隆之介が演じた『バクマン。』が選出された。監督・脚本を『モテキ』の大根仁氏が務め、『オールナイトニッポン』のヤングリスナーから高い支持を得たという。3月4日に行われる日本アカデミー賞授賞式では、『永遠の0』で前回の話題賞・俳優部門を受賞した岡田准一がプレゼンターとなり、受賞者への贈賞を予定。岡田は2002年に大根監督演出のドラマ『TEXAS』(フジテレビ『演技者。』内で放送)にも出演しており、注目を集めている。また、ニッポン放送では同日、授賞式の模様を『オールナイトニッポンGOLD 第39回日本アカデミー賞スペシャル』(22:00~24:00)として放送する。(C)2015平田オリザ・講談社/フジテレビジョン 東映 ROBOT 電通 講談社 パルコ(C)2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月12日宮藤官九郎×長瀬智也×神木隆之介で贈る、“超絶地獄コメディ”『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』が1月27日(水)より開催されている第45回ロッテルダム国際映画祭において「VOICES(円熟した内容・力強さを持った作品が招待され、既に実力を認められた監督による新作が並ぶ)部門」に招待され上映されることを受け、現地入りした宮藤監督が2月2日(現地時間)に舞台挨拶に登壇。主演の長瀬さんを「日本のジャック・ブラック」と讃えた。フツーの高校生・大助(神木隆之介)は、同級生のひろ美(森川葵)が大好き。だが、修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこはホンモノの“地獄”だった!慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)。彼の“鬼特訓”のもと、“生き返り”を賭けた大助の地獄めぐりが幕を明ける――。世界中からインディペンデント映画や実験映画、視覚芸術分野における新たな才能を発掘し次々と世に輩出し、近年ではカンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭などと並んで最も重要な国際映画祭と位置づけられているロッテルダム映画祭。宮藤監督は、監督デビュー作『真夜中の弥次さん喜多さん』でも本映画祭を訪れており、当時海外映画祭初参加となった思い出深い映画祭に、2006年以来10年ぶりの参加を果たした。上映前の舞台挨拶に登壇した宮藤監督は「日本から10年振りにやってきました、宮藤官九郎です。10年前にこの劇場で上映した『真夜中の弥次さん喜多さん』という映画に主演した長瀬智也くんが今回は地獄の赤鬼を演じています。かなり激しい、ロック青春ミュージカルだと思っています。楽しんでいただけたら、幸いです」と挨拶。上映後に会場が明るくなると、500人の観客によるスタンディングオベーションが起こり、それには宮藤監督も手を振り喜びを噛みしめていた。上映終了後に行われたQ&Aでは、観客から、この役は初めから長瀬さんを想定していたのかと尋ねられると、「はい、僕と彼が地獄を舞台にしたロックのコメディをやりたいねと話していたのが、この映画のスタートだった。僕も長瀬くんも『テネィシャスD』というジャック・ブラック主演の映画がとても好きで、日本では長瀬くんのような良い意味でオーバーな表現をする役者さんが中々珍しいので、彼は日本のジャック・ブラックだと思っています」と明かした。宮藤監督が会場を出ると、監督を待つ観客の波に囲まれ、最後まで興奮状態の中、上映会は終了した。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 公開日未定(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年02月03日門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、そしてリリー・フランキーといった豪華キャスト陣で、直木賞作家・小池真理子の同名小説を実写映画化する『二重生活』。このほど、本作待望のWEB特報映像が解禁。門脇さん演じるヒロインによる “理由なき尾行”が、ついに開始された。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、担当教授である篠原(リリー・フランキー)のもと、修士論文の準備を進めていた。論文のテーマに悩む珠に、篠原教授は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。その“理由なき尾行”に当初は迷いを感じていた珠が、ある日、偶然見かけたのは、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む編集者の石坂(長谷川博己)。書店で作家のサイン会に立ち会う石坂がその場を去ると、珠も後を追うように店を出る。こうして、石坂を尾行する日々が始まった――。本作は、見ず知らずの他人を尾行するという禁断の行為にハマっていく主人公を描く、かつてない“心理エンターテイメント”となる本作。NHK特集ドラマ「ラジオ」が文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネートされるなど、映像作家として知られる岸善幸が小池真理子による原作を大胆に脚色、自ら初メガホンもとり、映画化を実現した。ヒロイン・珠を演じるのは、二階堂ふみ×山崎賢人W主演の『オオカミ少女と黒王子』、神木隆之介共演の『太陽』など、タイプの異なる話題作への出演が相次ぎ、本作が単独初主演となる門脇さんだ。今回解禁となった特報映像は、門脇さん演じる珠に、リリーさん演じる大学教授が尾行を勧めるシーンから幕を開ける。「理由なき尾行、はじめました」という珠の言葉を裏づけるように、表参道や渋谷、移りゆく東京の雑踏の中で、長谷川さん演じる大手出版社勤務の編集者・石坂の後を追う様子が描かれていく。やがて、菅田さん演じる恋人の卓也との逢瀬を挟むように、意味深な監視カメラや、教授までも尾行する珠希の姿が…。「覗き込んだ世界は、禁断の人間模様」という彼女の言葉そのままに、尾行のその先にやがて浮き彫りになっていく、知ってはならない“秘密”を暗示させる映像となっている。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカー・ゲーム』の入江悠監督が神木隆之介、門脇麦ら演技派俳優を迎え、劇団イキウメの衝撃の舞台を映画化した『太陽』。進化した新人類と貧しくも自由に暮らす旧人類に二分された世界を描く本作の予告映像が、ついに解禁された。21世紀初頭にウィルスによって人口が激減してしまった世界。生き残った人類は、若く健康な肉体と高い知能を有する進化した新人類“ノクス(夜に生きる存在)”と太陽の下で自由を謳歌しつつも、暮らしは貧しいままの旧人類“キュリオ(骨董的存在)”の2つに分かれ、暮らしている。昼と夜の世界に分断され、家族、親友、恋人…愛する者と引き裂かれてしまった人々。対立や融和を繰り返し生きる2つの人類が選ぶ未来とは――。劇団イキウメの主宰であり、脚本家・演出家としても活躍する前川知大の傑作として名高い舞台をベースとした本作は、SFであり、青春ドラマであり、ラブストーリーであり、究極の家族愛をも描く、かつてない物語。今回解禁された予告映像では、憧れ、嫉妬、優越感、好奇心、憐み…。対極の環境に身を置きながら、互いの種族に対する複雑な感情を抱え生きる“ノクス”と“キュリオ”の姿を見て取ることができる。中には、“ノクス”が“キュリオ”に消毒薬を浴びせているショッキングな光景も。また、“キュリオ”である神木さんが口にする「来年ノクスになる」という言葉や、“キュリオ”に対し「“昼の人間”に興味があるの」と女性が話すシーンも含まれており、その謎めいた世界により興味を抱く映像となっている。本作の撮影にあたり入江監督は、「木造の古い家屋、囲炉裏、行燈など、見た目には廃墟のようにも見え、ノクス地区の撮影で山を下りると、“文明がある!”とまるで、キュリオがノクスの生活を初めて見たときのような驚きを体験できた」ことが印象的だったとコメント。原作の前川さんも、「キュリオの生活が貧困であることに対し、ノクスの生活は比べものにならないくらい裕福に見えるが、実際はどちらが幸せなのか、生きていると言えるのか。それがこの映画が内包するテーマです」と語っている。また、予告映像と併せ、入江監督と神木さん、門脇さんとのオフショット写真もお披露目。シリアスな本編とは対照的な、和やかな空気のショットには思わずこちらも笑顔がこぼれてしまいそうに。旧人類と新人類、それぞれが理想と現実にもがく姿を通し、生きることの本質を問いかけてくる本作。若手からベテランまで演技派俳優たちの放つ鮮烈なエネルギーを、まずはこちらの予告映像から味わってみて。『太陽』は4月23日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月27日TOKIOの長瀬智也主演、宮藤官九郎監督がメガホンを取る映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の公開が延期されることが20日、公式サイトにて発表された。同作は、2月6日の公開を予定していた。公式サイトでは、延期の理由を「本作品のシーンの一部ではありますが、先般のスキーバス転落事故を想起させる可能性がございますので、このような判断をさせていただきました」と説明。新たな公開時期は未定で、決定次第告知するという。本作で長瀬と共演する俳優・神木隆之介の公式Twitterも更新された。こちらは、スタッフによるツイート(投稿)で、「いつも神木隆之介を応援頂き、ありがとうございます。映画『TOO YOUNG TO DIE!』に関しまして、公開の延期をさせて頂く事になりました」としている。
2016年01月20日宮藤官九郎×長瀬智也×神木隆之介で贈る、“超絶地獄コメディ”『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』。このたび、2月6日(土)に公開を予定していた本作の公開延期が決定した。フツーの高校生・大助(神木隆之介)は、同級生のひろ美(森川葵)が大好き。だが、修学旅行中のある日、大助は不慮の事故に遭ってしまう。目覚めるとそこはホンモノの“地獄”だった!慌てる大助を待ち受けていたのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問で、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)。彼の“鬼特訓”のもと、“生き返り”を賭けた大助の地獄めぐりが幕を明ける――。“キラーK”役の長瀬さんを筆頭に、神木さん、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名ら豪華俳優陣が集結した本作。劇中に登場する、ボーカル&ギター・キラーK(長瀬さん)、ギター・関大助(神木さん)、ベース・邪子(清野さん)、ドラム・COZY(桐谷さん)というメンバーで組まれたロックバンド“地獄図”が映画の世界を飛び出し、実際にCDデビューを果たすことや、年末の「COUNTDOWN JAPAN 15/16」への出演などで話題を呼んでいたが、本作品の一部に、先般のスキーバス転落事故を想起させる可能性があるシーンがあるため、このたび公開延期という判断になったという。新たな公開時期はまだ明らかにはなっていない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 公開日未定(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年01月20日