東野圭吾の小説をドラマ化した「ゲームの名は誘拐」よりメインビジュアルとスペシャル予告が解禁。新たなキャスト陣も発表された。2002年に刊行された東野圭吾の小説「ゲームの名は誘拐」(光文社文庫刊)を原作とする本作。主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介(亀梨和也)が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長・葛城勝俊(渡部篤郎)に一矢報いるため、その娘・樹理(見上愛)と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリーだ。この度、亀梨さん演じる主人公・佐久間が仕掛ける“究極の誘拐ゲーム”を取り巻くキャスト陣として、武田航平、平山祐介、泉澤祐希、赤間麻里子、松村沙友理、山崎樹範、飯田基祐、小林隆の出演が決定。佐久間が“誘拐ゲーム”に挑むほどまでに追いつめられる“絶望の舞台”は、自身が勤める広告代理店「サイバープラン」と取引先の「日星自動車」。武田さんが演じるのは、佐久間と同じ広告代理店「サイバープラン」の若手広告プランナー・杉本智也。確かな仕事力と手段を選ばない処世術で頭角を現しつつあるやり手で、佐久間にとっては手ごわいライバルでもある。平山さんが演じる加賀谷武志は、佐久間の上司であり「サイバープラン」のエースプランナー。社内政治が苦手でくすぶっていた佐久間を引き上げた漢気のある恩人だが、古いタイプの業界人で、パワハラ体質が命取りになる。山崎さんが演じるのは、葛城が副社長を務める大手自動車メーカー・日星自動車の駒形支店長の中村。真面目で人当たりの良いごく普通の社員だが、ある事情から佐久間の誘拐ゲームに巻き込まれていく。飯田さんが演じるのは、日星自動車宣伝部長・石澤。佐久間と推し進めていたプロジェクトを突如白紙に戻した葛城に困惑し、不信感を抱く役どころだ。小林さんが演じるのは「サイバープラン」の社長・小塚。佐久間のことを評価はしているが、日星自動車との関係を第一に考え、プロジェクトを白紙に戻すという葛城の提案を受け入れ、佐久間の代わりに杉本をリーダーに任命する。そして、優秀で人望もあり、つかみどころのない不思議な魅力で女性によくモテる佐久間。一方、葛城と愛人の間に生まれた立場から、葛城家で不遇の日々を送っている樹理。そんな2人の人となりに関わるキャストにも注目。泉澤さんが演じるのは、佐久間の学生時代の後輩で経済誌の記者・湯口。自身を窮地に陥れた葛城を恨み、足元をすくいたい佐久間は、葛城の弱みを握るために湯口に相談を持ち掛ける。赤間さんが演じるのは、葛城の妻・葛城芙美子。樹理が葛城家で暮らすことを容認してはいるものの虐げており、樹理から恨みを買っている。松村さんが演じるのは、佐久間の“遊び相手”真希。佐久間の本質をよく理解しており、佐久間にとって数いる遊び相手の中でも特に心を許せる相手だ。解禁となったスペシャル予告映像でも彼らの姿を確認することができ、葛城と緊迫感満載の駆け引きを繰り広げるうち、次第に心が近づき、やがて追い詰められていく佐久間と樹理の映像もふんだんに収められている予告となっている。またメインビジュアルも解禁。“誘拐犯”と“共犯者”として人生をかけた危険な誘拐ゲームに挑む佐久間と樹理が求めあうような視線を交わす背後には、2人にとっての“最恐”の敵である葛城の姿が。「誘拐してはいけない、娘だった――」というコピーも相まって、ひと筋縄ではいかない2人の未来を暗示するような、不穏な空気が漂うミステリアスなビジュアルに仕上がっている。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は6月9日(日)22時~WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送・配信(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月24日連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」に渡部篤郎が出演することが決定した。本作は、2002年に刊行された東野圭吾の同名小説のドラマ化。主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー。佐久間役の亀梨さんとは、今回が初共演となる渡部さんが演じるのは、佐久間のクライアントである大手自動車メーカー「日星自動車」の副社長・葛城勝俊。会長の子息だが決して七光りではなく、海外でマーケティングを習得した百戦錬磨のやり手である葛城は、佐久間が打ち立てた宣伝プランを全否定。プロジェクトリーダーから突如降板させたことで、壮絶な恨みを買うことに。娘・樹理(見上愛)と佐久間が狂言誘拐を企てると、2人を翻弄する最恐の敵としてスリリングな駆け引きを展開。佐久間が仕掛けた完璧だったはずの“誘拐ゲーム”の歯車を狂わせるキーマンだ。「主人公の敵は、強敵でなければならないと言う強い思いを持ち、撮影に挑んでいました」とふり返った渡部さんは、「令和の現在に設定を置き換えた今作品を楽しんで観ていただけるよう、全スタッフ、キャストで原作に敬意を持ち作りました。是非ご覧ください」とメッセージを寄せた。さらに、佐久間、樹理、葛城が登場する特報映像も公開。「全てはゲームだ」と語り始める佐久間が仕掛けた誘拐ゲームをめぐり、騙し騙され合う3人の緊張感満載の映像に仕上がっている。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は6月9日(日)22時~WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送・配信(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日3人組グループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演し、6月9日からWOWOWで放送・配信される連続ドラマW『東野圭吾 ゲームの名は誘拐』(毎週日曜後10:00※全4話)の追加キャストとして渡部篤郎が出演することが解禁された。亀梨と渡部は今作が初共演となる。原作は2002年に刊行された東野圭吾の小説『ゲームの名は誘拐』(光文社文庫刊)。主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介(亀梨)が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー。同局作品出演は2022年『連続ドラマW だから殺せなかった」以来約2年半ぶり15作目となる渡部が演じるのは、亀梨演じる広告プランナー・佐久間のクライアントである大手自動車メーカー「日星自動車」の副社長・葛城勝俊役。会長の子息だが決して七光りではなく、海外でマーケティングを習得した百戦錬磨のやり手である葛城は、佐久間が打ち立てた宣伝プランを「短絡的」と全否定。プロジェクトリーダーから突如降板させたことで、壮絶な恨みを買うことになる。さらに自身の娘である樹理(見上愛)と佐久間が狂言誘拐を企てると、2人を翻弄する“最恐”の敵として、スリリングな駆け引きを展開していく。佐久間が仕掛けた完璧だったはずの“誘拐ゲーム”の歯車を狂わせるキーマン・葛城。その不気味で得体のしれない存在感を渡部はどのように表現するのか。物事をゲームととらえ、勝つことに絶対的自信を持つ“似た者同士”でもある佐久間と葛城が繰り広げる、手に汗握る攻防戦に注目だ。そして、メインキャストである亀梨、見上、渡部が初集結した特報映像を初公開。「すべてはゲームだ」と語り始める主人公・佐久間が仕掛けた“誘拐ゲーム”をめぐり、騙し騙され合う3人の、緊張感満載の映像に仕上がっている。■渡部篤郎コメント――本作のオファーを受けた際のお気持ちをお聞かせください。2002年の刊行から時を経て、名作となった小説のドラマ化に、参加させていただいたことにうれしく、感謝しています。――今回演じられる葛城勝俊は、主人公の前に立ちはだかる“最恐”の敵。演じる上で心掛けたことがあればお聞かせください。主人公の敵は、強敵でなければならないという強い思いを持ち、撮影に挑んでいました。――放送を楽しみにされている視聴者の皆さまへ向けて、メッセージをお願いします。令和の現在に設定を置き換えた今作品を楽しんで観ていただけるよう、全スタッフ、キャストで原作に敬意を持ち作りました。ぜひご覧ください。
2024年04月12日ユ・スンホ、キム・ドンフィ、ユ・スビン、イ・ジュヨンら豪華キャスト陣が集結、ウェブトゥーン原作の韓国ドラマ「取引~友達を誘拐しました~」が、本日4月1日(月)よりAmazon Prime Videoチャンネル「韓国ドラマ&エンタメ Channel K」(以下、チャンネルK)を通じて国内独占配信がスタートした。本作は、瞬間的な衝動から友人を誘拐してしまった若者2人による予測不能な誘拐劇の様子を描いた、新感覚犯罪スリラー。高校の同級生であるジュンソン(ユ・スンホ)とジェヒョ(キム・ドンフィ)はある夜、ジュンソンの除隊を祝うため一緒に酒を飲むことに。そこへ、もう1人の同級生で金持ちのミヌ(ユ・スビン)まで誘い、3人で楽しい時間を過ごす。しかし、泥酔してしまったミヌをジェヒョの家へ連れて帰ると事態は急転。突如ジェヒョがミヌの母親に電話をかけ、「お宅の息子は俺たちが預かっている。帰してほしければ10億ウォン用意しろ」と身代金を要求する誘拐劇を開始する…。最初はふざけた芝居を疑っていたジュンソンだったが、それが単なる冗談ではないことが分かると必死にジェヒョを止めようとして取っ組み合いに。そんなとき、近隣騒音で通報されたことで家に警察が訪れ、偶発的な拉致誘拐劇の歯車が動き出してしまう…。「Wanna One」出身のパク・ジフン×チェ・ヒョヌク主演の学園アクションドラマ「弱いヒーローClass1」(2022年)や、イム・シワン主演の国税庁を舞台にした痛快リベンジドラマ「トレーサー」(2022年)などの企画に携わった、韓国のOTTサービス「Wavve」が手掛けるオリジナルドラマ。原作は、韓国発祥のタテ読みフルカラー形式の電子コミック“WEBTOON(ウェブトゥーン)”の同名漫画で、「2020地上最大の公募展1期」で優秀賞を受賞した話題作。原作作家は原作を“コメディー作品だ”と語ったことがあるといい、ドラマでは“ブラックコメディ”、“サイコ”、“スリラー”など、どの要素が色濃く描かれているのか、全てを凌駕する新ジャンルである可能性もあり期待を高めている。ユ・スンホ、キム・ドンフィほか豪華キャスト陣が集結本作は、“友人を誘拐してしまう”という何とも斬新な設定と、実力派俳優たちの豪華共演に公開前から大きな注目が集まっていた作品。誘拐劇のカギを握る中心人物で、除隊後、借金を返済しながらまともに生きようと決心した矢先に、同級生誘拐事件に巻き込まれてしまう不運な青年イ・ジュンソン役には、「ロボットじゃない~君に夢中!~」「花が咲けば、月を想い」で主演を務めるユ・スンホ。ユ・スンホ本人は「“ジュンソン”はこれまで演じた役とは全く異なる、“生”の人物だ。腹が立った時には顔にシワや血管が浮かぶといったような姿を、ありのまま表現した」と語り、監督のイ・ジョンゴンは「“ジュンソン”役は自然にユ・スンホ俳優が浮かんだ。回を重ねるごとに視聴者は、ジュンソンが下す選択と行動に注目することになるだろう」と明かしており、その細やかな演技と演出により、ドラマへの没入度が高まることに言及している。そんなユ・スンホ演じるジュンソンの高校時代の同級生であり、医学部の学生であるソン・ジェヒョ役を務めるのは、映画『不思議の国の数学者』で青龍映画祭新人賞を受賞するなど、様々な映画祭や授賞式で新人賞を総なめしたキム・ドンフィ。“同級生誘拐劇”の主導者をどのように演じるのか、要注目。ジュンソンとジェヒョに拉致されてしまう誘拐劇の犠牲者であるパク・ミヌ役には、「愛の不時着」「D.P. -脱走兵追跡官- シーズン2」など多くの作品で個性的な演技を披露してきたユ・スビン。警察官採用試験の準備をして7年目となる誘拐劇の唯一の目撃者であるチャ・スアン役を、「梨泰院クラス」「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」『なまず』などで知られるイ・ジュヨンが熱演。豪華なキャスト陣が、視聴者を前代未聞の“誘拐劇”という緊迫した世界観へといざなう。「取引~友達を誘拐しました~」はAmazon Prime Videoチャンネル「韓国ドラマ&エンタメ Channel K」にて独占配信中(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月01日東野圭吾の人気ミステリーを連続ドラマ化した「ゲームの名は誘拐」に見上愛が出演することが分かった。2002年に刊行された東野圭吾の同名小説(光文社文庫刊)を原作とする本作。主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー。亀梨和也演じる主人公の佐久間と共謀し、狂言誘拐を繰り広げる葛城樹理役として、WOWOWの連続ドラマへの出演は2022年の「連続ドラマW 両刃の斧」以来約1年半ぶり2度目となる見上愛が決定。佐久間が手掛ける大型プロジェクトのクライアントである大手自動車メーカーの副社長・葛城勝俊の娘である樹理は、葛城と愛人との間に生まれ、その後葛城家に引き取られた境遇をもつ。家庭内で虐げられる自分を世間体を気にして家に閉じ込めてきた葛城を恨み、いつかひと泡吹かせたいという思いを抱えた役どころだ。そんな樹理の前にある日、葛城によって進行中のプロジェクトから理不尽に降板させられた佐久間が現れる。自分と同じように葛城に恨みをもつ佐久間に樹理は、「私を誘拐して」と話を持ち掛けることに。こうして始まる“誘拐犯”佐久間と“共犯者”樹理の身代金3億円をかけた“誘拐ゲーム”。しかし佐久間の思惑に反し、完璧だったはずのゲームの歯車は徐々に狂い始める…。放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」をはじめ、話題作に続々出演、今春には主演映画も公開されるなど勢いに乗る新世代の注目俳優である見上さんが、自分を誘拐した佐久間と恋に落ちていく樹理という難役をどのように演じるのか。極限状態で2人が育む、いびつで危険な恋愛模様に注目だ。<葛城樹理役 見上愛 コメント>・「連続ドラマW 両刃の斧」以来のWOWOWドラマへのご出演で、物語のヒロインという重要な役柄を演じられます。オファーを受けた際のお気持ちをお聞かせください。小説や映画化などでも話題になっていた作品でしたので、お話をいただいたときは、純粋にうれしかったです。手元に台本が届き、小説を読み終わり、共演者の方々のお名前を伺い、衣装合わせを行い……と、撮影が近づくに連れて、緊張感も増していきましたが、きっとこの緊張感が生きる作品だろうなと、不思議と落ち着きもありました。・葛城樹理という人物について、脚本を読み、実際に演じられてどのように感じましたか。また、演じる上で心掛けたことがあればお聞かせください。かなり演じがいのある役だと感じました。自由奔放に見えたり、繊細に見えたり、ミステリアスに見えたり、策士に見えたり……と、いろいろな面がある女の子です。それを佐久間や父親との騙し合いの中で、計算して出していたり、そうでなかったりする子だったので、演じているうちに、自分でも何がうそで本当か分からなくなってきてしまい、私自身もかなり騙され振り回されました(笑)。・亀梨和也さんとご共演されての印象や、撮影時の印象的なエピソードなどがあれば教えてください。小さいころからテレビで拝見していた方でしたし、初めてお会いした時はオーラに驚いてしまって、あまり自分からは話しかけられませんでした。ですが、初日の撮影後に、「いい作品になりそうだね!気になることとかがあれば随時遠慮なく話し合って一緒に作っていきましょう」というような言葉をかけてくださって、気を張りすぎずに撮影に臨むことができました。そして、亀梨さんは常に気さくに話しかけてくださり、とにかく気が回る方なのですが、ちょっとお茶目なところもあって、撮影は毎日和やかな雰囲気でした。・放送を楽しみにされている視聴者の皆様へ、メッセージをお願いします。原作などでトリックを知っている方も、まだ知らない方も、それぞれ違った楽しみ方のできる作品になったと思います。会話劇の中で織りなされる3人の心理戦に、ぜひ騙されて振り回されてみてください!連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は6月9日(日)22時~WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送・配信(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月28日MTV Entertainment Studiosと101 Studiosが、ジョンベネ殺人事件をリミテッドシリーズ化(タイトル未定)することが分かった。製作総指揮・ショーランナーは『P.S. アイラヴユー』の監督・脚本家のリチャード・ラグラヴェネーズ。「Variety」誌が報じた。1996年にアメリカのコロラド州で起こったジョンベネ殺人事件。被害者は当時6歳のジョンベネ・ラムジーで、美少女コンテスト常連の少女だった。ジョンベネはクリスマスの夜に行方不明となり、翌日自宅の地下室で遺体となって発見された。27年経った現在も未解決だが、依然として注目度は高く、この10年間にも『ジョンベネ -誰が少女を殺したのか-』『ジョンベネ殺害事件の謎』『アントールド・ストーリー -ジョンベネ事件 新たな証拠-』など、事件を題材として取り上げた映画やドキュメンタリー作品が誕生している。本作について、公式ログラインには「ジョンベネ・ラムジー殺害事件における謎めいた死と、それを取り巻くマスコミの狂乱ぶりについて詳述する。この事件は全米を虜にし、私たちに答えよりも疑問を多く残した」と記載されている。(賀来比呂美)
2024年03月08日連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」の主人公を「KAT-TUN」の亀梨和也が演じることが決定した。原作となる小説「ゲームの名は誘拐」は、2002年に刊行され、一度実写映画化、原案としたドラマが中国で制作されるなど、世界中のファンを魅了してきた。物語は、主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如、降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリーとなっている。東野圭吾原作作品への出演は、ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」以来、約5年半ぶり2度目となる亀梨さんが演じる主人公・佐久間は、画期的なアイデアとどんな手を使ってでも必ず勝負に勝つ、という行動力を武器に、数々のクライアントを担当する敏腕広告プランナー。女性にもよくモテ、頭脳明晰で計算高く、仕事も恋愛も“ゲーム感覚”でクリアすることに快感を覚える人物。佐久間と、娘を取り戻したい大企業の副社長の一進一退の攻防戦、そして誘拐犯である佐久間と共犯関係の娘との間で育まれる、いびつで危険な恋愛模様が見どころだ。キャラクターについて亀梨さんは、「僕が受け取った印象として佐久間自身、美意識やプライドが高く、それ故の思考であり行動が存在しているのではないか?と。キャラクターを作り上げていく上で、ファッションや仕草、目から捉えられるような情報というものに関しては特に細かく意識しな がら演じさせていただきました」とコメント。そしてファンへ「魅力溢れるストーリー、登場人物たちに身を委ねていただきながら、騙し、騙されさまざまな思考を持って楽しんでいただけたらうれしく思います。是非、受け取って下さい」とメッセージを寄せている。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は6月、WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送・配信予定(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月21日2002年刊行の東野圭吾ミステリー小説「ゲームの名は誘拐」が連続ドラマ化。初夏、WOWOWにて全4話で放送・配信されることが決定した。これまでに100冊以上の作品を発表し、その国内累計発行部数は1億部以上に及ぶ日本ミステリー小説界の巨匠・東野圭吾。主人公である広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー作品。2003年に実写映画化(『g@me.』)され、2020年には本作を原案としたドラマが中国で制作された本作。今回の連続ドラマ化では、原作のキャラクターや物語の軸はそのまま、平成初期の時代背景を令和の時代感に変え、新たな魅力を携える。見どころは、佐久間と娘を取り戻したい副社長との一進一退の攻防戦と、共に誘拐事件を遂行するうちに佐久間と娘の間で育まれるいびつで危険な恋愛模様。憎き敵の愛娘を味方につけ、順調に滑り出したかに思われた佐久間の誘拐ゲームは、やがて想定外の展開を見せていく。原作ファンの期待を裏切らない、ドラマ独自のラストに注目だ。なお脚本は、「SUITS/スーツ」「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の小峯裕之、監督は「連続ドラマW シャイロックの子供たち」「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」ほか数々のWOWOWドラマを手掛ける鈴木浩介が務める。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は初夏、WOWOWにて放送・配信予定(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月28日あなたの周りに、言いがかりをつけてくるママ友はいますか?中には、自分の娘を利用して誘拐をでっちあげる人も……。今回はライコミちゃんの体験談を基に描かれた『うちはあなたのカフェでも託児所でもない!』からワンシーンをご紹介します。非常識ママからの突撃……我が家を“カフェ扱い”する非常識ママの瀬古から、娘を預かれと脅迫され、被害届を出したライコミちゃん。その後念書を作成し安心していた矢先、自宅のベランダに瀬古の娘が侵入していたと知らされ……?さらに瀬古母が登場……非常識ママの言葉とは……?いいから逮捕して!ライコミちゃんたちが娘を誘拐したとして、警察に捕まえるよう訴える瀬古母。家族で出かけていて身に覚えのないライコミちゃん一家は唖然とします。その後、警察が瀬古娘に話を聞こうとしますが、瀬古母は娘を怒鳴りつけて何も話さないようにするのでした。この漫画に読者からは『瀬古ママの常識のなさに嫌気がさします。こういう大人にはなりたくないです。』『瀬古母の態度を見ればどちらが正しいことを言っているのかは一目瞭然だと思いました。』『あまりにも言い分が勝手すぎて流石に警察にもこの話は通じないと思いました。』と瀬古母への厳しい声が多く集まりました。貶めようとする非常識ママペットの世話を代わりにするという名目で隣人宅に出入りし、娘をライコミちゃん宅のベランダに侵入させていた瀬古母。弁護士同席のもと瀬古親子と話をするとあっさり認めましたが、家に侵入する目的だった可能性もあり、ライコミちゃん一家は引っ越しを考えます。外出中に自宅のベランダに非常識ママの子どもが侵入……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ricomichan)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年11月04日ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。車から降りてきたおじさんに突然、話しかけられたと思ったら、おじさんは大声で女児向けアニメについて語り出しました。これが通称“キュアおじ”との出会いです。キュアおじは女児向けアニメの変身セットを取り出し、「着替えてみせてよ」と要求。ほや助さんの腕をつかみ、自宅へ誘います。しかも、キュアおじの車の中には、まさかの女児用下着が‼ ほや助さんがキュアおじの腕を振りほどこうとすると、変身セットが水溜まりに落ちてしまいます。そのショックからか、キュアおじはほや助さんを解放。ほや助さんは無事に自宅に帰り着き、すぐに警察に通報しましたが、事件が起こった通りには監視カメラがなく、捜査は難航……。そして、事件発生から3カ月後、またも女児への声かけ事案が発生したのです。ほや助さんの誘拐未遂事件から3カ月後に起きた、女児への不審な声かけ……。 被害に遭っているのは、私だけじゃない… 年齢は40代前後、髪型は耳までの長さで暗い色……。 注意喚起のメールに記された不審者の特徴は、キュアおじと酷似。そして、キュアおじがほや助さんに放った「またかよ」という言葉を思い出します。 「やっぱり、私だけじゃなかったんだ……」 「『友だちになろうよ』と声をかけた、だって! それから……」 「『キスされそうになった』……!?」 メールを読み進めると、そこには衝撃的すぎる内容が書かれていたのです。 「今度は●小の3年生が……」 「えっ、▲▲町にも出たの!?」 「×丁目の子も……」 キュアおじと思われる不審者による声かけ事案は、その後も数カ月に1度の頻度で発生。そのたびに情報が更新されているはずですが、捕まえるには至りません。 被害情報は届くのに、警察から良い知らせは来ない……。 ほや助さんもお母さんも、もどかしくて仕方ありません。 そして、ほや助さんが大人になり、このマンガを描いている今も、キュアおじは捕まっていない様子。つまりは十数年もの間、野放しのままなのです。 あの日の出来事は確実にトラウマになって、記憶から消えない…… 「久しぶりだね、行こっか?」 ほや助さんは今でも、あのキュアおじの声が聞こえてくる気がするのです。 キュアおじが捕まっていないかと思うと、身の毛もよだちます。 警視庁によれば、子どもの犯罪被害の場所として多いのが、ほや助さんが誘拐未遂に遭ったのと同様に「路上」だそう。 できる限り、子どもひとりにならないことが大切ですが、万が一に備え、交番や人の出入りが頻繁なスーパーやコンビニのほか、緊急時に助けを求められる「子ども110番の家」の場所も、親子で一緒に確認しておくといいかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2023年10月21日ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。車から降りてきたおじさんに突然、話しかけられたと思ったら、おじさんは大声で女児向けアニメについて語り出しました。これが通称“キュアおじ”との出会いです。キュアおじは女児向けアニメの変身セットを取り出し、「着替えてみせてよ」と要求。ほや助さんの腕をつかみ、自宅へ誘います。しかも、キュアおじの車の中には、まさかの女児用下着が! ほや助さんがキュアおじの腕を振りほどこうとすると、変身セットが水溜まりに落ちてしまいます。そのショックからか、キュアおじはほや助さんを解放。ほや助さんは無事に自宅に帰り着き、すぐに警察に通報しました。しかし、事件が起こった通りには監視カメラがなく、捜査は難航しそうだというのです。しかし、ほや助さんが無事に帰宅できたことに、お母さんは安堵。キュアおじが捕まるかどうかは、捜査の進展を待つしかありません。 注意喚起のメールは届いたものの… 「小学校からメールが来てたの。『女子児童への声かけ、誘拐未遂事件』って」 警察からほや助さんの通う小学校に連絡が入ったのでしょう。注意喚起のメールが届きます。 しばらくの間、娘をひとりで歩かせてはいけない……。 話し合いをする両親の一方、ほや助さんは“誘拐未遂”というフレーズに、自分がどれだけ危険な目に遭ったのか、改めて突きつけられます。 「あのとき、声をかけられても無視していたらよかったのに……」 事件を思い出しながら後悔するほや助さんに、お姉ちゃんが声をかけます。 「危ない目に遭ったら、『火事だ!』って叫んで助けを求めろって、お父さんが言ってたでしょ?」 「うん、『人がすぐに出てくるから』って……」 「でも、ぜんぜん思い出せなかった。それに大声を出したら、これ以上、何かされるかもって……」 震えながら話すほや助さんに、お姉ちゃんはやさしく寄り添います。 「見た目はまぁ、普通(?)のおじさんだったから、大きい特徴はないし……」 ほや助さんは事件直後の事情聴取に対し、キュアおじの容貌を警察官に伝えていましたが、事件発生から1カ月が経過しても、新たな情報は出てきません。 しかし、事件発生から3カ月が経過し、恐怖心も薄れかけてきたころ…… 「ちょっと、これ見て!」 お母さんはスマートフォンを見ながら衝撃を受けますが、それもそのはず。なんと、ほや助さんと同じような不審者に遭遇した女児がいたのでした。 ほや助さんに次ぐ、女児への声かけ事案……。お母さんの表情にも納得ですよね。 周辺の地域で起こった不審者の声かけ事案について、注意喚起のメールを送付している小学校は多くありますが、同様の取り組みをおこなっている自治体も少なくないようです。 防犯にまつわる情報のほか、地域の災害情報を発信している自治体が多い様子。気になる方は、地域の「安全・安心メール」を検索してみてください。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2023年10月20日ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。突然、車から降りてきた見知らぬおじさんに話しかけられたと思ったら、おじさんは大声で女児向けアニメについて語り出しました。これが通称“キュアおじ”との出会いです。キュアおじは女児向けアニメの変身セットを取り出し、「着替えてみせてよ」と要求。ほや助さんの腕をつかみ、自宅へと誘います。しかも、キュアおじの車の中には、まさかの女児用下着が! あまりの恐怖にキュアおじの手を振りほどこうとすると、キュアおじが手にしていた変身セットが水溜まりに落下。すると、キュアおじは「かわいそうに」涙をこぼし、悪態をながら車で走り去りました。どうにか解放されたほや助さんは、無事に自宅に帰れたのです。しかし、ほや助さんから事情を聞いたお母さんは、気が気ではありません。すぐに警察に通報しました。 年齢は40代くらい、髪型はセンター分け… 「怖いことを思い出させて本当に悪いんだけど、もう一度、確認させてね」 「年齢はたぶん、40代くらい……。髪型はセンター分けで、耳あたりの長さでした」 事情聴取のために自宅を訪れた女性警察官に、ほや助さんはキュアおじとの一部始終について話し、さらにキュアおじの似顔絵を描くことになります。 「あの……ちゃんと捜査はしていただけるんですよね?」 「もちろん、誘拐未遂事件として聞き込みしています。ただ……」 女性警察官は表情を曇らせながら、「1つ問題がある」と言うのです。 「ほや助さんが不審者と出会った周辺には……監視カメラがないんです」 しかも、ほや助さんがキュアおじにつかまっていたとき、周囲を通る人は誰もいませんでした。手がかりとなる目撃者の存在が期待できないのです。 「じゃあ、その男を捕まえるのって……?」 不安に満ちた表情のお母さんに対し、女性警察官はさらに表情を曇らせます。 「進展があったら、ご連絡しますので……」 女性警察官はそう言葉を残し、ほや助さんの家を後にします。 「……っ」 キュアおじへの怒りや捜査への焦燥感以上に、ほや助さんが無事に帰宅できた安堵感が勝ったのでしょう。お母さんは脱力し、涙をこぼしていました。 ほや助さんがもし、本当に誘拐されていたとしたら……。 地域の子どもたちが恐ろしい目に遭わないためにも、大人が周囲に気を配り、異変に気づく必要があるのかもしれません。 その際、不審者の容貌だけでなく、車の特徴も捜査の重要な手がかりに。車のナンバーのほか、車種や色に形、走り去った方向も大事だと言われているので、もしものときには意識しておきたいですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2023年10月19日ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。突然、車から降りてきた見知らぬおじさんに話しかけられたと思ったら、おじさんは大声で女児向けアニメについて語り出しました。これが通称“キュアおじ”との出会いです。キュアおじは女児向けアニメの変身セットを取り出し、「着替えてみせてよ」と要求。ほや助さんの腕をつかみ、自宅へと誘います。しかも、キュアおじの車の中には、まさかの女児用下着が! あまりの恐怖にキュアおじの手を振りほどこうとしますが、その瞬間、キュアおじが手にしていた変身セットが水溜まりに落ちてしまいました。すると、怒ったキュアおじはほや助さんを突き飛ばし、さらには手を上げようとしたのです。「叩かれる……!?」 ほや助さんは、とっさに目をつぶります。 怒りの表情から一変、涙の理由は… 「お願いだから、誰か通ってよ……!」 身の危険を感じたほや助さんは、心の底から願いますが…… 「何も、起こらない……?」 どうしてなのか、キュアおじは上げた手を下ろします。 「最悪だよ……かわいそうに。痛かったねぇ?」 ついさっきまで怒りに満ちていた表情が一変。女児向けアニメのキャラクターに対して言っているのか、キュアおじは涙をこぼしながら意味不明な言葉をつぶやきます。 キュアおじの変容ぶりにあぜんとする、ほや助さん。すると今度は、急にほや助さんのことをにらみつけてきたのです。 「またかよ……!」 キュアおじは捨て台詞のようにつぶやき、悪態をつきながら車に乗り込むと、その場を去って行きます。ほや助さんは、ついに解放されたのです。 キュアおじから解放され、無事におうちに帰り着いたほや助さんですが、全身びしょ濡れの姿を見たお母さんは驚きの表情です。 「行く途中で知らないおじさんに会って……無理やりおじさんの家に連れていかれそうになった……」 「はっ!?」 娘に起こった一部始終を聞いたお母さんは顔面蒼白。気が気ではありません。 「あぁ、無事で本当によかった!」 ほや助さんの話を聞いたお母さんは、半泣きで警察の通報したのでした。 ほや助さん、どうにか解放されて、本当によかったですね。 しかし、未遂だったとはいえ、幼少期の恐怖体験がトラウマになってしまうことも。なかには恐怖体験を打ち明けられず、心の傷を深めているお子さんもいるかもしれません。 お子さんの精神状態が気になったときは、地域の保健所や保健センター、精神保健福祉センターなどに設置されている「こころの相談の窓口」を頼ってみてはいかがでしょうか?>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2023年10月18日ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。突然、車から降りてきた見知らぬおじさんに話しかけられたと思ったら、おじさんは大声で女児向けアニメについて語り出しました。これが通称“キュアおじ”との出会いです。キュアおじは「かわいいなぁ」とほや助さんの頭に触れようとするばかりか、今度は女児向けアニメの変身セットを取り出し、「着替えてみせてよ」と要求。ついにはほや助さんの腕をつかみ、自宅へと誘ってきたのです。頼みの綱として思い出した防犯ベルも手元になく、絶望するほや助さん……。そんな絶体絶命の中、ほや助さんは、さらなる衝撃の発見をしてしまいます。キュアおじの背後に目をやると、車の後部座席に“あるモノ”が見えたのです。 後部座席にあるのは、間違いなく“アレ”… 「後部座席に置いてある、あれって……」 ほや助さんは目を凝らしますが、間違いありません。キュアおじの車の後部座席には、女児用の下着が置いてあったのです。 自分の子どものために買ったのかな、とも思いましたが、キュアおじが「変身セットを着るような子は、自分の周りには姪っ子以外にいない」と話していたことを思い出します。 もしかして、おじさん好みの子にはかせるために下着を……!? 「おじさん、放して!!」 あまりの気持ち悪さに、ほや助さんはどうにかキュアおじの手を振りほどこうとします。 パシャッ…… ほや助さんがキュアおじに遭遇したのは、とある日の雨上がり。キュアおじの手を振りほどこうと力を込めた瞬間、変身セットが水溜まりに落ちてしまいます。 雨水に濡れた変身セットを見つめるキュアおじの表情は、怒り一色……。 ドンッという衝撃とともに、尻もちをつくほや助さん。 「え……?」 一瞬、頭の中が真っ白になったほや助さんですが、なんとキュアおじに突き飛ばされていたのです。水溜まりに尻もちをついたほや助さんは、全身がびっしょり濡れてしまったのでした。 「ほや助さんが突き倒される前に、誰かが通りかかっていれば……」と思ってしまいますが、いざ街中で不審者を見つけても、戸惑ってしまう人も少なくありませんよね。 警察では、不審者を見かけたら速やかな110番を呼びかけているほか、犯罪や事故に該当するかわからない場合などに警察へ相談するための専門ダイヤル「#9110」番も設けています。 気になる不審者情報を耳にした際には、お子さんの身に危険が降りかかる前に、この番号に相談してみるのも有効かもしれません。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2023年10月17日ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。突然、車から降りてきた見知らぬおじさんに話しかけられたと思ったら、おじさんは大声で女児向けアニメについて語り出しました。これが通称“キュアおじ”との出会いです。キュアおじは「かわいいなぁ」とほや助さんの頭に触れようとするばかりか、今度は女児向けアニメの変身セットを取り出し、「着替えてみせてよ」と要求。ほや助さんは懸命に断るものの、キュアおじの異様ぶりはさらにエスカレート。ついには自宅に誘い、そこで着替えることを提案してきたのです。「車の中で着替えるのが恥ずかしいんだね!?」「それじゃ……、おじさんの家でお着替えしよっか!」 突然に話しかけ、ついには自宅へ誘う……。キュアおじの恐ろしい提案に、ほや助さんの足は凍りついてしまいます。 もっと早く、逃げ出せばよかった… 「女の子を自分の家に呼ぶ機会なんてないから、思いつきもしなかったなぁ」 こんな人、最初から相手にしちゃいけなかった……! 心の底から後悔すると同時に、恐怖に足が凍りついたほや助さんでしたが、勇気を振り絞ります。 「ごめんなさい……さよなら」 しかし、ほや助さんの勇気もむなしく、キュアおじに腕をつかまれてしまいます。 「じゃ……行こうか?」 「いやいや、いやいや! 本ッ当に無理ですって!」 「照れちゃうなぁ、女の子を家に呼ぶなんて……」 ほや助さんは必死に抵抗しますが、キュアおじには通用しません。しかし、ほや助さんはいつも携帯している防犯ベルの存在を思い出します。 ところが、防犯ベルはランドセルに着けたまま……。バドミントンの練習に向かう今は、持っていないことに気がつきます。 「早く行こう?」 周囲には人影もなく、頼みの綱である防犯ベルも手元にない。さらには腕もつかまれ、動くこともできない……。ほや助さんは心の底から絶望してしまうのでした。 お子さんの安全を守るため、防犯ベルを携帯させている親御さんも多いはず。使う機会に見舞われないことが第一ですが、子どもの身に危険が生じたときにブザーが鳴らなくては意味がありません。 電池は切れていないか、故障していないか。ランドセルだけでなく、習い事用のバッグにも入れておいたほうが良いでしょう。この機会に今一度、確認してみてくださいね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2023年10月16日ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。突然、見知らぬおじさんに話しかけられたと思ったら、おじさんは大声で女児向けアニメについて語り出しました。これが通称“キュアおじ”との出会いです。事を荒立てないよう平静を装うほや助さんを尻目に、キュアおじはエスカレート。「かわいいなぁ」とほや助さんの頭に触れようとするばかりか、今度は女児向けアニメの変身セットを取り出し、「着替えてみせてよ」と迫るのです。小学4年生の女児にいきなり話しかけ、コスチュームの着用まで求めてくるキュアおじ。ほや助さんは当然、困惑の色を隠せません。 お下がりなんて、絶対にウソ… 「すぐわかったんだ! 『着てもらうならこの子がいい』って」 キュアおじは身長の高さを理由にほや助さんを選んだと話し、さらには「変身セットは姪っ子のお下がり」だと主張します。 しかし、それはフィルムに包まれたバリバリの新品。ウソをついていることは明らかです。 「無理ですっ! ほんとに時間ないんで……」 「そんな意地悪なこと言わずにさ! 似合ってるか見てあげるって!」 ほや助さんがどんなに断っても、キュアおじは聞く耳を持ちません。会話は通じないと判断し、ほや助さんが逃げ出そうとしたそのとき…… 「それはダメでしょ」 その瞬間、空気がどっと重くなります。 「本当にごめんなさい。もう行かなきゃ……!」 「いいから、早く着替えて」 キュアおじは目の据わったような表情で、しつこく着替えることを要求。泣きそうになりながらも懸命に断り続けるほや助さんに対し、さらに恐ろしい提案をしてきたのです。 キュアおじは「車の中で着替えるのが恥ずかしいんだね!?」と的外れなことを言い出します。それでも、どうにかあらがおうとするほや助さんに対し…… 「それじゃ……おじさんの家でお着替えしよっか!」 小学4年生の女児を自宅に誘い、着替えを要求する——。あまりに突拍子もない提案にほや助さんの足は凍りつき、逃げ出すこともできなくなってしまったのでした。 突然、声をかけてきたおじさんから自宅に誘われたとしたら、大人であっても足がすくんでしまいそうです。 万が一、こうした事態に遭ったときにはどうしたらいいのか。子どもと話し合うことはもちろん、自分自身が危険に遭遇したときの対策も、事前に考えておくことが大切かもしれません。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2023年10月15日ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。突然、見知らぬおじさんに話しかけられたと思ったら、おじさんは大声で女児向けアニメについて語り出しました。これが通称“キュアおじ”との出会いです。ほや助さんは事を荒立てないよう、平静を装いますが、キュアおじの勢いはさらに加速。「かわいいなぁ」と、ほや助さんの頭に手を伸ばします。ほや助さんは間一髪のところで手を振り払いますが、キュアおじは「頭ポンポンしようとしただけだよ!」と笑顔……。しかし、その目はねっとり、粘着質な雰囲気をまとっていたのです。笑っているようで笑っていない、キュアおじの粘着質な視線。ほや助さんは全身の毛穴があわ立つほどに恐怖を覚えます。 にこやかなのに、目は笑っていない… 「本当にごめんなさい。もう行かなきゃいけないです……」 「チッ……。あと少しだけ! ねっ?」 笑顔を見せながらほや助さんを引き留めるキュアおじですが、その表情とは裏腹に、聞こえてきたのは舌打ち。しかも、目は明らかに笑っていません。 恐怖におののくほや助さんをよそに、キュアおじは車から何かを取り出そうと後ろを向きます。その間に逃げ出すことを考えますが、タイムーバー。 「絶ッッッ対!! 君にぴったりだと思うんだよね!」 「えっ? な、なんですか、それ……?」 キュアおじが車から取り出したのは、女児向けアニメの変身セット。 「なんでおじさんが、こんなの持ってるんだ? 自分で着られるわけないし……」 あまりの衝撃に、ほや助さんはどうにか事態を理解しようと努めますが、キュアおじの異様さばかりが際立ちます。 困惑するほや助さんに対し、キュアおじは、さらなる驚きの言葉を投げかけます。 「これをさ……今、ここで着てみないかな? と思ってさ……」 「!?」 「姪っ子が、もう着ないっていうから……」と主張するキュアおじですが、信じられるはずもありません。悪びれる様子もなく、むしろ不適な笑みを浮かべながら、車の中で着替えることを勧めてきたのでした。 残念なことに、子どもへの不審な声かけは、日々少なからず発生しています。各自治体の公式サイトで声かけ事案についてアナウンスされているほか、警察庁や都道府県警察の公式サイトでは子どもを犯罪から守るための情報が配信されています。お子さんの安全のため、一度、チェックしてみてはいかがでしょう?>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2023年10月14日ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。いつも歩き慣れた道で、突然、見知らぬおじさんに声をかけられます。ほや助さんのすぐそばで車を停め、声をかけてきたのは、一見、害のなさそうなおじさん。警戒心が薄れますが、おじさんは大声で女児向けアニメ「プイキュア」について語り出します。これが通称“キュアおじ”との出会いです。最初は警戒心の薄かったほや助さんですが、すぐにキュアおじの異様さに気づき始め……。 このおじさん、何かが変だ… 「何かされたわけでも、露出狂でもない。でも、このおじさん、何かが変だ」 とはいえ、相手は車。逃げても追いつかれることは明らかです。大声を上げることも考えましたが、普段は人通りのある通りも、今は誰も見当たりません。 「あからさまに逃げても、何が起こるかわからない……! 自然に逃げだそう……」 しかし、平静を装ったことが、かえってほや助さんを窮地に追いやります。 「かわいいなぁ。おじさんねぇ、そういう子とお友だちになりたかったんだ」 キュアおじは不敵な笑みを浮かべながら、ほや助さんの頭に触れようと手を伸ばします。 身の危険を感じ、とっさにキュアおじの手を振り払うほや助さん。 「ははっ、やだなぁ。『背が高いね』って、頭ポンポンしようとしただけだよ!」 キュアおじはそう言いながら、パッと手を引っ込めるのでした。 間一髪のところで、キュアおじの手を振り払ったほや助さん。 ほや助さんの身長が高かったことは確かですが、笑顔を見せるキュアおじの目はねっとり、全身の毛穴があわ立つほどに、粘着質な雰囲気をまとっていたのです。 キュアおじの手を振り払うことができていなければ、どうなっていたのか……。想像するだけでも、身の毛がよだちます。「これはおかしい!」と感じる人の直感は、案外、当たっているのかもしれません。 もし不審者に遭遇してしまった際には、警視庁少年育成課と東京都教育庁指導企画課が考案した防犯標語、「いかのおすし」を思い出して行動できるように、日頃から親子で一緒に確認しておくことが大切ですね。 ▼防犯標語「いかのおすし」「いか」……知らない人にはついて「いか」ない「の」……知らない人の車には「の」らない「お」……あぶないと思ったときに「お」おきな声をだす「す」……あぶないと思ったらその場から「す」ぐに逃げる「し」……何かあったときには大人に「し」らせる >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2023年10月13日本当の敵は、誘拐犯か、この国か。政治家一族を襲った孫娘誘拐事件を描く、真保裕一の同名小説を水田伸生が実写化した映画『おまえの罪を自白しろ』が、2023年10月20日(金) より全国公開される。主人公は、中島健人演じる政治家一族の宇田家の次男・宇田晄司。晄司が秘書を務める国会議員の父・清治郎役を堤真一、宇田家の長女・麻由美役を池田エライザ、埼玉県警の刑事・平尾宣樹役を山崎育三郎が演じている。麻由美の幼い娘が誘拐され、「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫から始まるストーリーは、息をのむ展開の連続で実にスリリング。家族の命を救うため奮闘する晄司、そして罪を自白せざるを得ない清治郎。中島健人と堤真一による初タッグとなったタイムリミットサスペンスである本作に、どのように挑んだのか?主演の中島健人に、話を聞いた。国会議事堂に行って秘書の役作りをした(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会――宇田晄司役を演じるにあたって、役へのアプローチはどのように形作っていかれましたか。まず、国会議事堂に行きましたね。衆議院予算委員会を傍聴させていただいて、実際の空気を肌で感じてきました。議員の方はみなさん、疲れている様子も見えて、一般の会社で働く人たちと変わらず、やっぱり同じ人間なんだなと。ただ、国の責任を負っているわけですから、そのプレッシャーと日々戦い続けてくれているということも感じました。今回、僕は秘書としての役作りをしないといけないので、議員の方に対して、ポジティブな見方で見ていましたね。あとは、議員会館の食堂で食べたカレーが、おいしかったです(笑)。――いいですね。そもそも政治にご興味はあったのですか。そして中島さんがアイドルとして多くの人を幸せにしている感覚と、政治家がみんなを守る感覚というのは、意外と近しいところもあるのでしょうか。一時期、アメリカの大統領についてすごく勉強していた時期があるんですよね。そのときにロナルド・ウィルソン・レーガンを好きになりました。アイドルはもちろん政治家ではないですが、マニフェストを掲げているという点は同じ。一番政治の勉強をしていた頃に、「Luv Manifesto(ラブマニフェスト)」という曲も作っています。そして同年代の議員の友達もいるので、今回、彼の話を聞きました。「これから日本を微力ながら、でも微力を大きな力にすべく頑張っていきたいんです」というような話をしていて、頑張ってほしいなと。ちなみに、「映画『おまえの罪を自白しろ』が10月20日に公開されるから観てね!」と、ちゃんと告知もしておきました(笑)。堤真一とは一緒に仕事ができると思っていなかった(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会――スリリングな展開ですが、晄司役を演じていて、やりきれたと爽快さを感じたような点や、逆に難しかった点はありましたか?国交省のある人物に突っ込んでいくシーンでは、とても楽しかったです。このシーンでは、自分の感情をこの映画の中で一番自由に使えたんですよね。まるで相手を言葉で殴るようなイメージで、それぐらい晄司は危機感があった、今ここで自分がなんとかしなければいけないと。窮地に立たされた人間の行動力、迅速なアクションの取り方というものが、晄司を演じながらも、すごく刺激になりました。そのシーンの地続きで、幹事長の木美塚壮助役をされた角野卓造さんとのシーンも楽しかったです。普段は、駅弁の話しかしないおじさんなんですけど(笑)、いざ芝居となるとものすごく怖いんですよ。怖すぎて、実は1、2回NGを出したんですが、「すみません!」と角野さんを見ると、とても優しい顔をしていて……。――そういったなかで、一番印象的だったセリフはありますか?その角野さんとのシーンで、「黙っていれば、いずれ黒も白になります」というセリフがあるんですが、すごい言葉ですよね。いろいろなことを背景に、今回、強烈に響いたセリフでした。(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会――堤真一さんとは初共演となりますが、初めてお会いした際はどう感じられましたか?本読みの段階で初めてお会いしたのですが、やっぱり緊張しましたね。まさか一緒にお仕事ができると思っていなかったんです。なぜかというと、堤さんはドラマ『GOOD LUCK!!』では木村拓哉さんのバディでしたし、『SP 警視庁警備部警護課第四係』では岡田准一くんのバディでもありましたし、その次が僕かと思うとすごく緊張して。でも、お話してみたら、本当に普通のおじさんで話しやすかったです(笑)。堤さんは映画スターだから、一緒に写真を撮りたいなと、「写真撮りましょうよ!」と言うと「全然いいよ」と。自撮りで5枚ぐらい撮ったんですが、写真を見てみたら全部、変顔だったんですよ。もうちょっとかっこいい写真が撮りたかったのに、本当にふざけている方です(笑)。――意外にもお茶目な面が……(笑)。お茶目ですね!だけど、芝居になるとても怖いので、僕もそういう役者さんになりたいなと思いました。――堤さんは父親役でもありましたが、親子関係を演じるにあたって、中島さんのお父様のことを思い出すようなこともありましたか?清治郎は堅物ですが、うちの父はどちらかといえば、フランクに接してくれるタイプですね。とはいえ、本当に怒らせたら一番怖いのは父ですが、普段は友達のような存在でもあります。それこそ僕が学生時代に受験するときも、ずっと車で送り迎えしてくれて、受験が終わってから一緒に焼肉を食べに行った思い出もあって。何校か受けて落ちている高校もあったんですが、その合否を見たあとに、父は「落ちたけど焼肉行くか?」とか、「受かったから焼肉行くか?」とか。合格でも不合格でも、寛容に受け入れてくれる人です。父は頭が良くて数学ができるので、よく父に勉強を教えてもらっていました。チャンスをいただけたことが本当に光栄(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会――ちなみに、今回、中島健人の新境地というのがひとつのキャッチとなっていますが、ご自身ではどのように解釈されていますか。映画を観てみて、気づいたら、そうだなという感覚でした。映画『ラーゲリより愛を込めて』のときからそうなんですが、今回も撮影当時は、自分の新しい境地に取り組むというよりも役の幅が広がって、今まで華やかな世界に特化した自分が徐々に華やかさを薄めて人間らしく、骨太になっていったような感じです。普段の生活から地続きの作品に出演させていただけるようになったんだな、という感覚だったんですよ。――状況がそういう流れになっているという受け止め方ですか。年齢的にもそうなのだろうと。とはいえ、華やかな世界観の映画やドラマも楽しいので、今後もやらせていただきたいですね。そういった華やかな作品が脳に刺激を与えるとするなら、生活と地続きの映画やドラマは脳と連動するようにも感じていて、今回そんな作品に参加させていただけることに感謝しています。今の日本映画は、配信会社にしても、海外に飛び出すには日本ではアニメ作品が最有力ということから、実写の本数を減らしているという話もあって。そんななかで数少ない日本映画で中島健人にチャンスをいただけたことが本当に僕は光栄ですし、独自の道を突き進みながら、こういう万人性がある日本映画に飛び込ませていただけたことは、誇りです。――地に足がついた役がまわってきたということにもなりますか。そんな気がします。理想か現実かといえば、どちらかというと理想族といいますか。世間の見られ方としても理想の人間として見られることが多いようなのですが、それはアーティストとして、表現者として音楽を作るうえではいいと思うんです。でも映画に関しては、理想も現実も見せられるように、やっぱり両方できないといけない。そろそろ「お待たせしました、現実の中島健人です」というところを見せていいんじゃないかなと、年齢のフェーズとして、思っています。映画俳優として通らないといけない作品は通れつつある(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会――俳優の中島健人からすると、満たされているとするなら、少し足りていなかったと感じていたものがあったのでしょうか。今も満たされてはいないですが、Netflix映画『桜のような僕の恋人』に主演させていただいて、これがエピソード0だとすれば、今作はエピソード1なのかなと。そして0.5が『ラーゲリ」です。ただ、『ラーゲリ」は中心にいる立ち位置ではなかったので、貴重な経験をさせていただきました。こうして映画俳優として行きたい道に行くには、通らないといけない作品は通れつつあるなと思っています。『桜のような」をやっているときは本当に楽しくて、人間の解放のような表現ができたあの作品から『ラーゲリ」ときて、昨年、外国でHuluオリジナルの海外ドラマ「Concordia(コンコルディア)」(2024年世界同時放送・配信)の撮影をしたんですよ。そして今回、『“おま罪”(おまえの罪を自白しろの略称)」の公開を控えて、とてもいい自分のフィルモグラフィーを作れているなと。ただ、自分だけが気持ちよくなってもしょうがないので、観ている方々にちゃんと成長を感じていただけるような作品になってくれたらと今回の作品に対しても思っています。――今回、座長ということで引っ張っていく立場だと思いますが、年上の方がいる中で座長だという意識を持って臨まれたのでしょうか。これまでたくさんの年上の方と共演する映画に出演したことがなかったんです。今作はレジェンド・キャリア・アクターズとでもいうような方々が集まっているので、もう座長だからどうということはなかったですね。今までの現場は「よっしゃ、行こう!」というような感じで同世代が多かったんですが、今回は僕から「これやりましょう」という感じではなかったです。それぞれ独立している方々がいるなかで、僕は主演としてしっかりそこに立っていれば、もう成り立つ映画だろうという感覚でした。――ではスタッフの方への気配りというものはありましたか。それはありましたね。話しいて楽しいメンバーが集まっていたんです。ただ、差し入れが出せなかったんですよ。いつもは現場にオムライスの差し入れを出すんですが、今回は撮影が夏場だったので控えて、差し入れできなかったのが心残りでした。でも、カフェカーが来て、ラテが出たんですよね。あれは堤さんからの差し入れで、先を越されましたね(笑)。取材・文:かわむら あみり<作品情報>『おまえの罪を自白しろ』10月20日(金) 全国公開(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会出演:中島健人 堤真一池田エライザ 山崎育三郎 中島歩 美波浅利陽介 三浦誠己 矢柴俊博 柏原収史 中村歌昇 佐藤恋和 アキラ100% 山崎一尾美としのり 池田成志 橋本じゅん 春海四方 小林勝也 菅原大吉 升毅 平泉成尾野真千子 金田明夫 角野卓造監督:水田伸生脚本:久松真一原作:真保裕一『おまえの罪を自白しろ』(文春文庫刊)主題歌:B’z「Dark Rainbow」(VERMILLION RECORDS)配給:松竹『おまえの罪を自白しろ』本予告公式サイト:
2023年10月12日ほや助さんが大人になった今でも強烈に思い出すのは、小学校4年生のときに体験した「誘拐未遂事件」。事件が起こったのは、自宅からほんの数分の場所。いつも歩き慣れた道で、突然、見知らぬおじさんに声をかけられます。ストーカー被害やバイト先店長からの嫌がらせをはじめ、数々の衝撃的な経験をしてきた、ほや助さん。 そんなほや助さんですが、子どものころにも驚くような出来事に遭遇しています。それは小学校4年生のときに起こった、恐怖の「誘拐未遂事件」……。 害のなさそうなおじさんに見えたのに… 「じゃぁ、練習行ってくるね! お迎え、お願いします!」 小学校4年生のとき、バドミントンの練習に通っていたほや助さん。自宅から練習場の体育館までは、歩いて10分もかからないほどの近距離。お迎えは両親にお願いしていたものの、行きはいつもひとり。 週に何度も通る、歩き慣れた地元の道で、まさかあんな被害に遭うなんて……。 練習はいつも、放課後か土日の朝の時間帯。その日も放課後に練習に向かいましたが、ちょうど雨が上がったばかり。滑らせないよう、足元に気をつけて歩いていると……。 「こーんにちはっ!」。ほや助さんは、見ず知らずの男性に声をかけられます。 「知らない人とは話してはダメ」——。 両親や学校からの言いつけを思い出すも、声をかけてきたのは、特に害のなさそうなおじさん。自宅を出てからほんの数分の道とあって、ついつい警戒心が薄れてしまいます。 「あのさ……ちょっと聞きたいんだけど、君……プイキュアって……知ってる?」 「……えっ?」 唐突に始まった女児向けアニメの話。これがプイキュア大好きおじさん、通称“キュアおじ”との出会いです。戸惑うほや助さんをよそに、キュアおじは怒濤のように話を続けます。 「あの……ごめんなさい、見てないです……!」 「えっ……! 嘘だろ」 プイキュアを見ていないことを正直に答えるほや助さん。まさかの返答だったのでしょう、キュアおじは愕然とした表情。 さらには「プイキュアはみんなのお手本」だと語り、まるで押しつけるように見ることを勧めてきます。 「君たちみたいな……ちっちゃくて、かわい〜い子たちが、毎週、頑張ってるんだよ……? 強くてかわいい女の子たちをッ! 僕たちみんなで応援してあげなきゃッ!」 女児向けアニメについて大声を張り上げながら語り出した相手を見て、最初は警戒心が薄れていたほや助さんもようやく、「とんでもない人に捕まった」と気がついたのでした。 「知らない人と話してはダメ」。そう、子どもに教えている親御さんは多いはず。しかし、今回のほや助さんのように、子どもたちはついつい警戒心が薄くなってしまうことも……。 子どもが犯罪に巻き込まれないよう、子どもの名前は見えるところに書かないようにしたり、道を聞かれても、その場で自分ひとりでは答えないように教えたり、より具体的な対策をしておくことが大切ですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター ほや助
2023年10月12日間一髪で妹を誘拐犯から守った少年の勇気と機転が話題となっている。ABC系列のWPBN-TVなどが伝えた。WPBN-TVによると、米ミシガン州アルピナに住むオーウェン・バーンズくん(13)は今月10日、自宅でテレビゲームをしていたときに裏庭でキノコ採りをしていた8歳の妹が叫ぶ声を聞いたという。「最初はふざけているだけだと思ったんですけど、10秒後ぐらいにもう一回妹が叫んだんです。それで、どうしたんだろう、と思って」オーウェンくんは咄嗟にパチンコを手に取り、裏庭へと向かった。そこには、妹の口を塞ぎ、胸のあたりで後ろから彼女を抱えている若い男がいた。「妹は犯人を蹴って腕から抜け出しました。でも犯人が彼女を追いかけ始めたので、パチンコでビー玉と石を3回、頭と胸に撃ったんです」誘拐犯は逃げ出し、兄妹は母親に電話した。その時の様子を母親のマーガレットさんは報道陣にこう振り返ったそうだ。「仕事から帰る途中で電話を受けました。2人ともパニック状態で叫びっぱなしで、娘は泣いていました。唯一はっきり聞き取れたのは“誘拐“という言葉だったので、すぐに911に通報したんです」ミシガン州警察のプレスリリースによると、容疑者は近くのガソリンスタンドに逃げ込んでいたが、明らかにパチンコによる攻撃で付けられた外傷があったため、すぐに逮捕された。17歳の未成年だったが、児童誘拐など複数の罪状で成人として起訴されたという。
2023年05月19日自分の都合ばかり考えて他人に迷惑をかける人、周りにいませんか?今回は、自分勝手な同僚が登場するお話『自己都合で妻を誘拐した同僚の話』について、読者からの感想をまとめてみました!『自己都合で妻を誘拐した同僚の話』主人公のマサシは、自分にはもったいないと感じるくらい美人な妻・アキと幸せな結婚生活を送っていました。そんなある日、会社の同僚から“とんでもないお願い”をされたのですが…!?同僚のお願いとは…出典:Youtubeあまりにも自分勝手な理由なうえに、すぐバレるであろう嘘をつく意味がわからないため、マサシは当然拒否。諦めきれなかった同僚は、マサシが休日出勤している日に家を訪れ、強引にアキを連れ出してしまったのです!しかし、そんな行き当たりばったりな計画が上手くいくはずもなく、アキは無事保護されます。その後、この騒動により同僚は会社を退職することとなり、自業自得な末路を迎えるのでした…。読者の感想なぜ人様の奥様が必要なのかまったくわかりません。もう少し自分の立場というものを見極めた方がいいのではないのでしょうか。こんな浅はかな嘘、つき通せるわけありません。(49歳/会社員)「奥さんを貸して」だなんて同僚に頼んでしまうその発想に驚きました。ましてや、断られたからといって誘拐しにくるなんて…訴えられてもいいレベルだと思います。(匿名)(lamire編集部)(イラスト/漫画アパート皐月荘)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年03月17日今回は、身勝手な同僚をテーマにした物語をクイズ形式で紹介します! 物語がどんな展開になるか、考えてくださいね。『自己都合で妻を誘拐した同僚の話』主人公のマサシは、美人な妻・アキと幸せに暮らしていました。そんなある日、同僚から「1日だけマサシの奥さんを貸してほしい」と懇願されます。マサシは当然断りますが、同僚は諦めきれない様子…。後日同僚はマサシの自宅に行き、インターホンに出たアキに「マサシさんが会社で具合が悪くなったので、一緒に病院に行きましょう」と嘘をついてアキをおびき出したのです。アキを車に乗せて…出典:Youtube出典:Youtube同僚はアキを車に乗せて出発。しかしアキは「この方向、病院とは逆方向なんじゃ…」と不審感を抱きはじめました。問題さあ、ここで問題です。同僚はなんのためにアキを連れ出したのでしょうか。ヒント途中で同僚の母親が車に乗ったようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube出典:Youtube正解は「アキを自分の妻・キョウコだと偽って母親に紹介するため」でした。同僚は母親に美人の妻がいると思わせたかったようです。しかしこのような無茶な作戦がうまくいくはずもなく…。結局、同僚の嘘は母親にバレてしまうのでした。まさかの理由で誘拐母親に美人な妻を紹介したいというまさかの理由で女性を誘拐した同僚。周りに迷惑をかけるような嘘は控えた方がいいかもしれませんね。(lamire編集部)(イラスト/漫画アパート皐月荘)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年03月05日いくら同僚でも、無茶なお願いをされると困ってしまいますよね…。そこで今回は、非常識な同僚を描いた漫画「自己都合で妻を誘拐した同僚の話」を紹介します!自己都合で妻を誘拐した同僚の話主人公のマサシは、美人な妻・アキと幸せに暮らしています。ところがある日、同僚のミキヒサからとんでもないお願いをされることに…。ミキヒサからのお願いは…出典:Youtubeミキヒサはなんと「奥さんを貸してほしい」とお願いしてきました。当然マサシは拒否しますが、後日、なんとミキヒサは自宅にいるアキに嘘をついて誘拐。母親にアキを自分の妻と偽って紹介しようとしますが、結局うまくいかず残念な末路を迎えることになるのでした。自分勝手な男の末路「母親に美人な奥さんを紹介したい」というまさかの思惑で同僚の妻を誘拐したミキヒサ。しかし世の中そんなにうまくはいかないようです。以上「自己都合で妻を誘拐した同僚の話」の漫画の紹介でした。(イラスト/漫画アパート皐月荘)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年03月03日自分の都合ばかり考えて他人に迷惑をかける人、周りにいませんか?今回は、自分勝手な同僚が登場するお話『自己都合で妻を誘拐した同僚の話』を紹介します!『自己都合で妻を誘拐した同僚の話』主人公のマサシは、美しい妻・アキと充実した結婚生活を送っていました。しかしそんなある日、会社の同僚から「マサシの奥さん、1日だけ貸してくれないかな?」とお願いされ困惑…。なんと彼は自分の奥さん役として美人なアキを貸してほしいと言ってきたのです。マサシはもちろん断ったのですが…諦めきれなかった同僚は、マサシが休日出勤している間にアキを誘拐!「俺の嫁」!?出典:Youtubeそして母親に自分の妻としてアキを紹介します。もちろんこんな計画が上手くいくはずもなく、アキは無事保護されたのですが…。その後、同僚が綺麗な嫁を持つ旦那の気分を味わうために今回の事件を起こしたと知った母親は激怒するのでした。同僚が妻を誘拐した“真の目的”に絶句…ワガママすぎる理由で妻を誘拐した同僚。母親が激怒するのも無理はありませんよね…。(lamire編集部)(イラスト/漫画アパート皐月荘)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年02月25日映画『おまえの罪を自白しろ』が2023年10月20日(金)に全国公開される。主演は中島健人、出演に堤真一。誘拐事件を描くサスペンス小説を映画化映画『おまえの罪を自白しろ』は、江戸川乱歩賞をはじめ、数々の賞を受賞する社会派ミステリー作家・真保裕一の同名小説を映画化した作品。監督は、映画『舞妓Haaaan!!!』をはじめ、ドラマ「Mother」や「Woman」など数々のヒット作を世に送り出してきた水田伸生が務める。劇中で描かれるのは、前代未聞のタイムリミットサスペンス。物語は、政治家一族の宇田家の孫娘が誘拐されるところからスタートする。犯人からの要求は、身代金ではなく、「明日夕方5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ。」というもの。決して明かすことが許されない、国家を揺るがす“罪”とは…?中島健人×堤真一が父子役主演を務めるのは、サスペンス映画初主演となる中島健人。Sexy Zoneのメンバーとして活躍する傍ら、映画『ラーゲリより愛を込めて』に出演するなど、俳優としてのキャリアを着実に積む中島が政治家一族の次男役を演じる。また、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』『容疑者Xの献身』『クライマーズ・ハイ』などで数々の賞に輝いてきた堤真一も出演する。主人公・宇田晄司…中島健人政治家一族・宇田家の次男。建築会社を設立するも倒産してしまい、やむなく父の議員秘書を務めている。内閣府副大臣の父・宇田清治郎のやり方に疑問を持つ。宇田清治郎…堤真一宇田晄司の父親。家族や息子にも権威的に振る舞う政界の大物議員。孫娘を誘拐され、犯人から“罪の自白”を要求されるが、内閣府副大臣という地位と権力に固執し、口を閉ざす。そこには決して明かせない理由があった。緒形麻由美…池田エライザ宇田清治郎の長女。愛する娘・柚葉を誘拐されてしまう母親。平尾宣樹…山崎育三郎誘拐事件の犯人を追う孤高の刑事。正義感が強く、真犯人逮捕に向けて、あらゆる手を使い走り回る。晄司と事件解決のため共闘する。スマートで冷静沈着に事件の真相を追求。宇田揚一朗…中島歩宇田家の長男で県議会議員。神谷美咲…美波清治郎の政治疑惑を追求する報道記者。寺中初美…尾野真千子宇田家を支える選挙ボランティア。映画『おまえの罪を自白しろ』あらすじ政治家一族の宇田家の次男・宇田晄司は建築会社を設立するが倒産し、あえなく政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・宇田清治郎の秘書を務めている。煮え切らない日々を送っていた、ある日、一家の長女・麻由美の幼い娘が誘拐されてしまう。犯人からの要求は身代金ではなく、「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫。それは決して明かすことが許されない国家を揺るがす”罪”だった……。権力に固執し口を閉ざす清治郎。晄司はタイムリミットまでに罪に隠された真相を暴き、家族の命を救うことができるのか。【作品詳細】映画『おまえの罪を自白しろ』公開日:2023年10月20日(金)全国公開出演:中島健人、堤真一、池田エライザ、山崎育三郎、中島歩、美波、浅利陽介、三浦誠己、矢柴俊博、柏原収史、中村歌昇、佐藤恋和、アキラ100%、山崎一、尾美としのり、池田成志、橋本じゅん、春海四方、小林勝也、菅原大吉、升毅、平泉成、尾野真千子、金田明夫、角野卓造監督:水田伸生脚本:久松真一原作:真保裕一『おまえの罪を自白しろ』(文春文庫刊)音楽:平野義久主題歌 : B’z「Dark Rainbow」(VERMILLION RECORDS)配給:松竹
2023年02月25日■前回のあらすじ担任の伊藤先生が校内を確認して折り返し電話をくれたのだが、「校内にも校庭にも姿がなかった」とのこと。もう少し探してみてくれると言う先生だったが、動揺で頭が真っ白になってしまうのでした。■なぜ帰ってこないの?■緊急事態に私は…長女は、もう学校にはいない…!?悪いことばかり考えてしまう私…。ちょうど、見守りGPSをランドセルに入れようか悩んでいた時期でした。長女がいまどこにいるか全くわからない状態に動揺した私は仮眠していた夫の部屋へ。この日は夜から仕事だったので仮眠していたのです。夫を起こし、事情を話しました。次回に続く「小1の娘が帰ってこない」(全14話)は12時更新!
2023年02月01日50年以上前に誘拐され、行方がわからなくなっていたメリッサ・ハイスミスさんが無事に見つかり、両親との対面を果たした。CBS NEWSなどが伝えている。1971年、テキサス州フォートワースで、ベビーシッター募集の広告が新聞に掲載された。募集したのはアルタ・アパテンコさん。仕事をしている間、当時1歳だった娘のメリッサさんの面倒を見てくれる人が必要だった。The Guardianによると、アパテンコさんは応募してきたルース・ジョンソンという女性にメリッサさんを預けたが、ジョンソンはメリッサさんを連れてそのまま行方をくらましてしまったという。地元警察は言うまでもなく、FBIも捜査に乗り出して捜索したが手がかりは見つからず、両親とメリッサさんの姉たちも彼女を懸命に探したが、その消息はまるで掴めなかった。誕生日の11月には毎年パーティーを開き、2019年にはFacebookで「Finding Melissa Highsmith(メリッサ・ハイスミスを探しています)」という公開グループを作成し、情報の収集に努めていた。失踪から51年経った今年9月、フォートワースから1700キロほどのチャールストンにメリッサさんがいるとの匿名の情報提供があった。その女性はメラニー・ウォルデンという名前だったが、生まれつきの痣や誕生日、そしてDNA鑑定の結果からメリッサさん本人であることが確定したという。メリッサさんと両親は今月26日、51年ぶりに再会を果たした。WFAAのインタビューで、メリッサさんは育ての親から愛されていると感じたことはなかったと明かし、「虐待されて、15歳で家を出たんです。街で、生きていくために必要なことをしました」と語った。苦労の多い人生を歩んできたが、本当の家族が見つかり「まるで夢を見ているみたい。ほっぺたをつねって、自分がちゃんと起きているか確認したんですよ」とインタビュアーに笑顔を見せた。「娘が生きていると聞いて、赤ん坊のように泣いてしまいました」と父親のジェフリーさん。離婚した元妻でメリッサさんの母親であるアパテンコさんも「50年経って娘に会えるとは思いませんでした。本当に嬉しく思います」と喜びを語った。家族としての次のステップとして、メリッサさんは現在の夫ともう一度結婚式を挙げ、両親に出席してもらうことを計画しているそうだ。CBS NEWSによれば、誘拐犯に関する情報はまだ出ていないという。また、情報を募っていたFacebookページの名称は「WE FOUND MELISSA!!!(メリッサを見つけました)」に変更されている。?
2022年11月29日メキシコの実話をベースに「誘拐ビジネス」の闇に迫った衝撃作『母の聖戦』より予告編が解禁された。本作は、名匠ダルデンヌ兄弟と『4ヶ月、3週と2日』でカンヌ映画祭パルムドールに輝いたクリスティアン・ムンジウ、『或る終焉』で知られるメキシコの俊英ミシェル・フランコがプロデューサーとして参加した、テオドラ・アナ・ミハイ監督の劇映画デビュー作。犯罪組織に誘拐された娘を奪還するため、命がけの闘争に身を投じた女性の実話をベースに、ごく平凡なシングルマザーの主人公がたどる想像を絶する運命を映し出す。この度解禁された予告編映像では、娘が自分の口紅を母に塗る愛ある家庭のほほえましい日常のシーンから始まる。しかし、ある日突然、愛する娘を誘拐したと名乗る若者が現れ金品を要求、それまでの平和な日常が一瞬にして終わりを告げる。シングルマザーのシエロは藁をもつかむ思いで犯人の要求にこたえるが、娘は帰ってこず騙されたことを知る…。メキシコでは年間10万人以上が行方不明となっており、巨大な誘拐ビジネスが蔓延している。だが皆泣き寝入りを余儀なくされており、本作の主人公シエロも警察や友人、別れた夫など周囲の人々に相談するが「捜しても無駄だ」と相手にされず、誰も助けてくれない。しかし、「私が何としても娘を取り戻す」と、たった一人で巨大な犯罪組織に挑んでいく。激高した母は、修羅のごとく、凄まじい執念で犯人を見つけ出し、娘を取り戻そうと命がけで闇の世界に足を踏み入れていくが…。果たして、娘を無事に見つけることはできるのか?決して娘を諦めない、母親の娘を想う気持ちに胸が締め付けられる緊迫の予告編映像となっている。『母の聖戦』は2023年1月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母の聖戦 2023年1月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2022年11月16日知られざるメキシコの誘拐ビジネスの闇に迫り、昨年の第34回東京国際映画祭では『市民』(La Civil)というタイトルで上映され審査委員特別賞を受賞した『母の聖戦』が、2023年1月20日(金)より全国公開決定。ポスタービジュアルが解禁となった。現代のヨーロッパを代表する名匠のダルデンヌ兄弟、『4ヶ月、3週と2日』でカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いたクリスティアン・ムンジウ、『或る終焉』で知られるメキシコの俊英ミシェル・フランコがプロデューサーとして参加し、ルーマニアの女性監督テオドラ・アナ・ミハイの劇映画デビューとなった本作。犯罪組織に誘拐された娘を奪還するため、命がけの闘争に身を投じた女性の実話をベースに、主人公のシングルマザーがたどる想像を絶する運命を映し出す。ある日突然、娘を誘拐された主人公シエロは、容赦なく身代金をむしり取られ、孤立無援の極限状況に。誰にも頼れないことを悟ったシエロは、危険を顧みず犯罪組織への監視、追跡を行い、軍をも巻き込んで娘の捜索を繰り広げていく――。推定でも年間約6万件の誘拐事件が発生するメキシコを舞台に描かれた、このセンセーショナルにして骨太な社会派ドラマは、裕福ではない庶民が犯罪組織に搾取され、警察にも取り合ってもらえない非情な現実を描き出す。全編にわたって主人公シエロの視点でストーリーが展開し、観る者を誘拐ビジネスの闇の奥深くへと誘い、信じがたい理不尽な暴力が渦巻く光景を目撃させていく。入念なリサーチが重ねられた、リアリスティックな眼差しに貫かれた映像世界の強度には息をのまずにいられない。この度解禁されたポスタービジュアルにも「娘は私が取り戻すー」というキャッチコピーとともに、凄まじい執念と強い意志を象徴する母親の姿が切り取られる。本作は、第74回カンヌ国際映画祭でワールドプレミアされ大反響を呼び、第34回東京国際映画祭コンペティション部門で上映され、審査委員特別賞を受賞した。『母の聖戦』は2023年1月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母の聖戦 2023年1月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2022年10月06日