黒柳徹子のライフワークといえば、『徹子の部屋』(テレビ朝日)を思い浮かべる人も多いだろう。しかし彼女にはもうひとつ、半生をかけて取り組んでいる仕事がある。それが舞台「海外コメディ・シリーズ」だ。1989年にスタートし、およそ年に1度のペースで公演が重ねられてきたこのシリーズは、この10月でなんと第30弾となる。記念すべき30回めに選ばれた演目は、第1回に上演された『レティスとラベッジ』。舞台『レティスとラベッジ』チケット情報1989年の初演、2000年の再演に続いて、16年ぶりの再々演となる今回、黒柳の相手役を務めるのは麻実れい。「麻実さんはぱっと見で私とぜんぜん違うでしょう? 役の上では私のレティスという役がいい加減で、麻実さんが演じるロッテが冷静。その違いがぱっと見でわかるから、きっといいコンビになれるんじゃないかしら」型破りな案内をする観光ガイド・レティスと、彼女にクビを宣告するカタブツのロッテ。ふたりの女性の会話によって物語は進んでゆく。「レティスって、脚本家のピーター・シェーファーさんがわたしを見て書いたんじゃないかしらっていうくらい実際のわたしに似た役なの。だからすごく面白く観ていただけるんじゃないかなと思います」黒柳が長年大切にしてきたこのシリーズは、昭和を代表する劇作家、飯沢匡の発案だったという。「飯沢先生がね、『黒柳くんはちょっとふつうの日本の家にはいない感じがするので、君は洋ものをやりなさい』って。私が演じてみると、どうもみなさん、外国の作品を観るときの身構えた気持ちがいらないみたいなのね。それに『黒柳徹子が演じてる』ってことも、だんだん忘れてしまうんですって。みなさん、きっと想像と違うものが観られると思いますから、テレビの黒柳徹子しか知らない方にもぜひ観に来ていただきたいですね」その飯沢の死後、1996年からほぼすべての作品で演出を務めた高橋昌也も、2年前に他界。しかし演出家の欄には今回も高橋の名前が残されている。「昌也さんったら、何回もしつっこく同じことを言うんですよ。どんなことを言ったかは私、ぜーんぶ台本に書いてあるの。今回もそのとおりにやりますから、名前もそのまま。だって、完璧なものを直す必要はないでしょ? もっとじょうずにやるようにという努力はしますけれど、演出を変えるつもりはないんです」演出家の言葉がびっしりと書き込まれた20数作品の台本は、彼女のおおきな財産だ。「わたし、100歳まで舞台を続けられるだけの宝物を持っているのね。だからちゃんと舞台を続けられるように、いまだに毎日寝る前にスクワット50回をやってるのよ」そういたずらっぽく笑う黒柳徹子。彼女なら本当に100歳まで舞台に立つ姿を私たちに見せてくれるのかもしれない。公演は10月1日(土)から東京・EX THEATER ROPPONGI、10月20日(木)から大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて。チケットぴあでは東京公演のインターネット先行抽選を7月21日(木)午前11時まで受付中。取材・文/釣木文恵
2016年07月20日タレント・大橋巨泉さんの訃報を受け、きょう20日のテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜12:00~)では、急きょ内容を変更して「追悼・大橋巨泉さん」と題して放送する。きょうの番組では、巨泉さんと、今月7日に亡くなった永六輔さんが、今年2月に2人で出演した回を放送。60年以上前からの友人で、ともに早稲田大学の出身で放送作家として芸能界入りした2人。永さんは、中学生の頃からラジオ番組の原稿を書いていたことで学内でも有名で、巨泉さんは憧れの存在だったことを明かしている。なお、当初放送予定だった、フリーアナウンサー・福澤朗のゲストの回は、後日に放送される。
2016年07月20日本日17日(日)、テレビ朝日では、日本のテレビ史を黒柳徹子と共にふり返る3時間の大型特番、「黒柳徹子だけが知っている THE テレビ伝説60年史」を放送。番組では、近藤真彦、杉良太郎、水谷豊といった黒柳さんを愛する男たちが、スタジオで共演する。本番組は、日本第1号のテレビ女優としてデビューし、今日までテレビと伴走し続けてきた黒柳さんの数々の体験談を、超豪華ゲスト陣と共に60年の歴史をふり返る。「徹子の歴史=テレビの歴史」。初めて明かされる“黒柳徹子のテレビ伝説"から“テレビの歴史"を紐解いていく。スペシャルゲストとしてスタジオに駆けつけたのは、黒柳さんを「芸能界の母」と慕う歌手の近藤さんと、1960年代のドラマ共演以来、黒柳さんとは半世紀の付き合いになる歌手であり俳優の杉さん、そして会うときもハグ、別れるときもハグ、お互いを“ハグ友”と呼び合う俳優の水谷さんだ。いまでは仕事よりもプライベートで会うことが多いという近藤さん。業界を騒然とさせた、自分と特別に近しいある人物と黒柳さんが結婚するという“怪文書”の謎を解き明かす。また杉さんは、当時「チャック」と呼ばれていた黒柳さんの“人間離れ”した魅力を、「女性ホルモンが出ていない」という独特の表現で語る。さらに、この日の収録でも、カメラも人目もはばからず熱い抱擁を交わした水谷さんは、「落ち込んだ時にはいつも徹子さんを思い浮かべる」という、黒柳からもらった手紙の感動の内容を告白。そして3人はそれぞれに、自身のテレビにまつわる忘れられない思い出や驚愕のエピソードなども披露していく。また、すでに話題を呼んでいる清水ミチコによる黒柳さんの再現ドラマも、エピソードトークの展開に合わせて放送。「日本で初めて、大人なのに○○を演じた黒柳徹子」「カラー放送のモデル抜擢で顔を○○された黒柳徹子」…などなど、数々の黒柳徹子伝説の真相も明らかに。そしてご意見番として、野際陽子、樹木希林が登場。さらに、サプライズゲストとして内田裕也も登場し、テレビスタジオ初となる樹木さんとの夫婦ツーショットを披露! 別居生活40年以上という謎に包まれた夫婦生活の実態を明かす。そのほか、ペ・ヨンジュンや黒柳さんとゆかりの深い人物も、黒柳さんへメッセージを贈る場面も登場する。収録を終えた黒柳さんは「すごくエキサイティングで、ドキドキハラハラするような本番でとても楽しかったです。サプライズもいっぱいありました。こんなにすごいゲストが来る番組なんてほかにないと思います。あれよ、あれよと、驚きの連続。たくさんの方が見てくださるといいなと思います」と嬉しそうに語る。また、樹木さんと内田さんの共演には、「本当に興奮しましたね。お2人並んだ映像は、これからもテレビで見ることはまずできないと思いますが、よくお似合いでした。心が通じているお2人なんだと思います。とっても…なんだかわからない面白いさがあったわね(笑)。ジーンとしましたし、素敵でした。でも、私は、ああいう激しい方とはご一緒にはいられないと思います(笑)」とコメント。さらに、「テレビの世界には、自分の子どもに上手に絵本を読んであげられるお母さんになれるかなくらいの気持ちで入ったので、こんなに長く続けられたことは奇跡に思えます」とこの世界に入った経緯を話し、「私は周りに気を遣わず、空気読まないって有名なんですが(笑)、関わってくれたスタッフの皆さんがとても優しくしてくださった。感謝の気持ちでいっぱいです」と想いを語る。そして、「『徹子の部屋』とか、自分が好きだと思う番組を続けられたのも芸能界に残れた要因だと思います。これがドラマで、3か月やって休んでの繰り返しだったら、ここまで長くはできなかったと思う。そう思うと、『徹子の部屋』が始まった時にドラマの仕事を辞めたのが良かったですね。芝居は舞台だけと決めたので、私を女優だとご存知ない方が多いでしょうけど。女優だってこと書いておいてくださいね(笑)」とメッセージを寄せた。「黒柳徹子だけが知っている THE テレビ伝説60年史」は7月17日(日)18時57分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年07月17日歌手の近藤真彦が、きょう17日(18:57~21:56)に放送されるテレビ朝日系特番『黒柳徹子だけが知っている THEテレビ伝説60年史』に出演し、黒柳が"旦那さん"と呼ぶ相手を明かす。この特番は、日本のテレビ史を黒柳徹子とともに振り返るというもので、近藤は、黒柳の歴史を知る1人として登場。近藤と特別に近しいある人物と黒柳が結婚するという「怪文書」が飛び交い、業界を騒然とさせたエピソードを語る。黒柳はその相手を、今でも「旦那さん」と呼んでいるそうで、その特別な関係の人物が明らかになる。ほかにも、黒柳をよく知る杉良太郎が、その魅力を「女性ホルモンが出ていない」と紹介し、"ハグ友"と呼び合う水谷豊は、「落ち込んだときにはいつも徹子さんを思い浮かべる」という、黒柳からもらった手紙の内容を告白する。さらに、別居歴40年の内田裕也・樹木希林夫妻が、トークバラエティで初の2ショットを披露し、黒柳の大ファンであるペ・ヨンジュンからのビデオレターが登場。黒柳のエピソードドークの展開に合わせ、清水ミチコが黒柳役を演じる再現ドラマも放送される。黒柳は、あらためて自身の芸能活動を振り返り、「テレビの世界には、自分の子どもに上手に絵本を読んであげられるお母さんになれるかなくらいの気持ちで入ったので、こんなに長く続けられたことは奇跡に思えます」と感想。「私は周りに気を遣わず、空気読まないって有名なんですが(笑)、関わってくれたスタッフの皆さんがとても優しくしてくださった。感謝の気持ちでいっぱいです」と話してる。
2016年07月17日歌手の内田裕也と、女優の樹木希林夫妻が、17日(18:57~21:56)に放送されるテレビ朝日系の大型特番『黒柳徹子だけが知っている THEテレビ伝説60年史』で、トークバラエティ番組初のツーショットを披露することが13日、明らかになった。この番組に、樹木はご意見番として出演。テレビCMの歴史を振り返るコーナーで、樹木が内田と共演した結婚情報誌「ゼクシィ」(2011年)のCM映像が紹介される。別居生活を続ける夫婦が、紋付き袴と留め袖姿で結婚を語るというシュールさで注目を集めたが、数カ月後に内田がある事件で逮捕され、放送中止となったいわくつきのCMだ。それについてトークをしている最中に、突然サプライズゲストとして内田が登場。スタジオは騒然となるが、内田はそんなことに目もくれず、黒柳に赤、樹木に白のバラをプレゼントし、そのまま黒柳が仕切って『徹子の部屋』ばりのトークがスタートする。2人が会うのは昨年秋以来で、今年に入って初めて。年に1~2回のペースで会うそうだが、樹木いわく「介護保険料の報告とか、お互いにしゃべることがいっぱいある(笑)」そうだ。サプライズ登場という演出に、内田は「珍しくあがった」、一方の樹木は「照れます」と終始伏し目がちで進行する。別居生活について、内田は「良かったと思う」と言い、「(ケンカしたら)半端なくすごい。男相手にやってるみたい」と樹木の意外な一面を紹介。これに対して樹木は「寝ているときは無防備だから刺せる。とっくにどっちかが刺されていておかしくない」と、常人には理解しがたい同居の恐怖を語る。収録後、黒柳は「お2人並んだ映像は、これからもテレビで見ることはまずできないと思いますが、よくお似合いでした。心が通じているお2人なんだと思います」と興奮。内田のような男性は「ああいう激しい方とはご一緒にはいられないと思います(笑)」と遠慮したが、先日の『徹子の部屋』で、元占い師の脚本家・中園ミホ氏に「来年の7月に結婚する」と言われたのをとても喜んでおり、「相手は今のところまだいませんが、1年以上ありますから、なんとかなるんじゃないかしら」と、ウキウキになっていた。
2016年07月13日松川村・安曇野ちひろ公園 トットちゃん広場オープン記念展「みんな、いっしょだよ。」が、7月15日から9月27日まで、いわさきちひろをはじめ、世界の絵本画家の作品を展示する安曇野ちひろ美術館(長野)で開催される。本展は、ちひろ美術館館長を務める黒柳徹子が、トモエ学園での小学校生活を中心に、自身の子ども時代のことを綴った自伝的物語『窓ぎわのトットちゃん』の魅力の全貌を紹介するもの。いわさきちひろの絵や黒柳徹子の文章をはじめ、関連資料、海外版書籍などを展示し、1981年に単行本として出版されてから30年以上経った今も、国や世代を超えて読み継がれている『窓ぎわのトットちゃん』の成り立ちや歴史、作品の込められた平和への願いなどが紹介される。なお、本展は安曇野ちひろ公園(長野・松川村営)の北側エリアに、「食」「農」「いのち」を体験的に学べる公園が新たに整備され、その一角にトットちゃん広場がオープンすることを記念して開催されるもの。7月23日にオープンするトットちゃん広場には、いわさきちひろの絵で愛される『窓ぎわのトットちゃん』の物語にちなみ、トットちゃんが通っていたトモエ学園の電車の教室が再現される。園内は、物語の中のエピソードを辿りながら楽しく散策することが出来るという。また、同じ期間に、展覧会「BIB50周年 ちひろ美術館コレクション 絵本の歴史をつくった画家たち」も開催。BIB創設50周年を記念して、世界的に活躍するBIB受賞画家たちの作品をはじめ、ちひろ美術館コレクションから選りすぐりの作品が展示される。トットちゃん広場 イメージ【イベント情報】松川村・安曇野ちひろ公園トットちゃん広場オープン記念展「みんな、いっしょだよ。」会場:安曇野ちひろ美術館 展示室1・2住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24会期:7月15日~9月27日時間:9:00~17:00(8月6日~8月16日は18:00まで開館延長)料金:大人800円、高校生以下無料休館日:なし(会期中無休)「BIB50周年 ちひろ美術館コレクション 絵本の歴史をつくった画家たち」会場:安曇野ちひろ美術館 展示室3・4住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24会期:7月15日~9月27日時間:9:00~17:00(8月6日~8月16日は18:00まで開館延長)料金:大人800円、高校生以下無料休館日:なし(会期中無休)
2016年07月11日女優・タレントの黒柳徹子がこのほど、都内のスタジオでテレビ朝日系の大型特番『黒柳徹子だけが知っている THEテレビ伝説60年史』(17日18:57~21:56)の収録に参加。豪華ゲストの連続に「すごくエキサイティングで、ドキドキハラハラするような本番でとても楽しかったです」と興奮気味に語った。この特番は、日本のテレビ史を黒柳徹子とともに振り返るというもので、黒柳の歴史を知る近藤真彦、杉良太郎、水谷豊がゲストで登場。近藤は、黒柳の結婚に関する"怪文書"の謎を解き明かし、杉はその魅力を「女性ホルモンが出ていない」と紹介、"ハグ友"と呼び合う水谷は、この日の収録でも人目をはばからず熱い抱擁を交わしている。そして、黒柳が大ファンであるペ・ヨンジュンがビデオレターで登場。2005年に『徹子の部屋』にゲスト出演して以来の再会となった黒柳は、その際に贈った番組特製ストラップを、ペが今も大事に持っていることを知り、大いに喜ぶ。収録後、取材に応じた黒柳は「ヨン様には本当にびっくりしました。この頃、テレビにお出になっていないと聞いていたのに、私に向けてあいさつしてくださるなんて。どうして撮れたんでしょうね。変わっていらっしゃらないのにもびっくりしました」と立て続けに感想を語り、「どんなにうれしかったか分かりません」と感激の様子。また、長年テレビの世界で活躍し続けることに「奇跡に思えます」と自分でも驚き、「私は周りに気を遣わず、空気読まないって有名なんですが(笑)、関わってくれたスタッフの皆さんがとても優しくしてくださった。感謝の気持ちでいっぱいです」と周囲への思いを語った。この番組では、黒柳の体験談を映像化した再現ドラマを制作し、黒柳役を清水ミチコが熱演。清水はこの撮影時に、黒柳を演じることに「言い出しにくいですね(笑)」と恐縮していたが、黒柳は完成版を見て「面白かったです」「本当に面白かったです」と繰り返し喜んでいた。
2016年07月10日日本のテレビ史を黒柳徹子とともに振り返るテレビ朝日系の大型特番『黒柳徹子だけが知っている THEテレビ伝説60年史』(17日18:57~21:56)で、黒柳の体験談を映像化した再現ドラマを放送することが決定。黒柳役を演じる清水ミチコがこのほど、取材に応じた。この再現ドラマでは、1953年に入局したNHKでのエピソードや、生放送ドラマのハプニング、エリザベス女王、アラン・ドロンといった世界の超大物との秘話などを紹介。黒柳本人が語り部を務め、貴重な資料映像や音源を交えて描かれるが、この中で黒柳役を演じるのが、「私は徹子さんのマニア」と豪語する清水だ。デビュー前から数えて40~50年にわたってマネをしているだけに、今回のオファーは「ものすごくうれしかったです」と大喜び。黒柳が、危険な地域に飛行機で行く際に、どんなに揺れても「大切な仕事を神様がくれたのだから、私を落とすわけがない」と動じないにもかかわらず、休暇で乗った飛行機が少しでも揺れると「もう死ぬ!」と思ってしまうところが好きだそうで、「チャーミングだし、人生楽しそうですよね」と魅力を語る。そして、今回実際に演じてみて、「しゃべることとか、気がつくこととか、いろいろ面白いことがたくさんあって、ちょっと時代を間違えた人なんじゃないかなという感じがしました(笑)」とコメント。黒柳とはメールをする仲だそうだが、そのやり取りの中で、NHKのドラマ『トットてれび』での自身の役を満島ひかりが演じたことに「うれしかった!」と、あまりに黒柳が喜んでいたため、清水は今度は自分が演じることを、本人に「言い出しにくいですね(笑)」と苦笑いした。実際に黒柳が今回のドラマを見たら、「やっぱり満島ひかりさんの方が良かったっておっしゃるんじゃないか(笑)」「(『トットてれび』よりも)低予算、高年齢です…」と自虐的だが、それでも「徹子さんへの思いは負けないです」と力説。5~6時間収録して、編集で1分くらいになってしまうというシーンもあるそうで、「ものすごい濃密なものになっています」とアピールしている。
2016年07月06日満島ひかりが黒柳徹子を演じ、そのテレビとともに歩んできた半生を描いた、NHK総合で放送中のドラマ「トットてれび」も6月18日(土)今夜の放送で最終回を迎える。テレビ放送が始まった昭和28年、NHKがテレビ放送開始にあたって専属俳優を募集していることを知り受験する黒柳さんは、筆記試験も面接も失敗続きだったが合格し、エキストラとしてテレビやラジオに出演することに。目立ち過ぎて叱られてばかりの黒柳さんだったが転機が訪れ、黒柳さんは数々の人気番組に出演。そこで出会っていく日本を代表するそうそうたる俳優たちとの交流が本作では描かれる。森繁久彌に吉田鋼太郎、渥美清を中村獅童さんが、坂本九は錦戸亮、向田邦子にミムラと豪華キャストの共演も話題を呼んだ。黒柳さんは「徹子の部屋」25周年のお客様として、記念すべき第1回のゲストだった森繁さんを招く。番組でこれまでの思い出をふり返る2人。森繁さんの第一印象は「ちょっとエッチなおじさん」だったという黒柳さん。ドラマで共演した森繁さんは大事なシーンでもセリフを憶えず大胆なカンニングをして黒柳さんを驚かせたという。「徹子の部屋」の収録は進むが森繁さんはやる気を見せず、見かねた黒柳さんはCM中「こんな森繁さん見たくない!」と叱る…最終回となる今夜は森繁さんと黒柳さんとの50年にわたる交流を描く。撮影にあたっては「あまり臆病にならないで、そのときやりたいことをカメラの前でやれたらいいな」と語っていた満島さん。草創期から日本のテレビとともに歩んできた黒柳さんをどう演じ切ったのか、その総決算となる今夜の放送をお見逃しなく。「トットてれび」は6月18日(土)20時15分~NHK総合で放送。(笠緒)
2016年06月18日昨年、連続テレビ小説「まれ」で土屋太鳳演じるヒロインの友人を演じ、一躍ときの人となった若手女優・清水富美加が、 5月20日(金)放送の「徹子の部屋」で番組初出演することが明らかになった。バラエティーでも活躍が期待される天真爛漫な清水さんの魅力あふれる素顔を、黒柳徹子が存分に引き出したようだ。現在人気急上昇中の清水さんは現在21歳。みずみずしい存在感と将来性を感じさせる演技力の高さで、現在放送中の大野智主演ドラマ「世界一難しい恋」や、公開中の映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』にも前作に引き続き出演し注目を集めている。また、その個性的な発想や明るく前向きな姿勢が注目を浴び、バラエティーにも引っ張りだこだ。収録が始まると黒柳さんは、クイズ番組で共演していることもあり「おもしろい方でいらっしゃいます」と清水さんを紹介。「いつもお元気で。あなたと一緒のときは楽しい」と笑顔。それに応えるように清水さんは、作詞作曲したという「高菜おにぎりの歌」を熱唱!ソファに座ったまま目を閉じ、右手の拳で拍子を取りながらアカペラで歌い出す清水さん。「どんなに食欲のない朝も~」で始まるオリジナルの高菜ラブソング。気になる黒柳さんの反応は…?そして三姉妹の末っ子だという清水さん。両親や2人の姉からたっぷり愛情を注がれたという彼女は、子どもの頃から人を笑わせるのが大好き。そんな大好きな家族を笑わせるために取った行動が、思いがけない惨事を引き起こしてしまったそう。彼女を襲ったわけとは?また清水さんは、なぜか家族の電話番号をあだ名で登録。母は「魔性の47歳」、姉は「くっきり二重」などなど、特徴を捉えて登録しているそう。そこで黒柳さんは「私を登録するとしたら?」と質問すると、「特徴で入れさせていただいているので…“黒柳徹子さん”って形容詞として使われているから」と、独特の表現で難しさを語る。一生懸命悩む姿を気の毒に思ってか、黒柳さんは「電話番号を教えてあげるとは言っていないからね」と、こちらも独特の気遣い。そんな中、悩みに悩んで清水さんが出した結論とは?そのほか、「すっごく珍しいわね」と黒柳さんもうなる好きな男性のタイプについてや、オーディションを通過するために取った秘策など、「恥ずかしいことや変わったことは恥ずかしくない。女の子の部分を出すのが恥ずかしい」という清水さんの炸裂する天真爛漫トークを楽しみにしていて。「徹子の部屋」は5月20日(金)12時30分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月19日女優の清水富美加が、あす20日放送のテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(月~金曜12:00~12:30)に初出演し、天然キャラクターをさく裂させる。清水とTBS系『世界・ふしぎ発見』で共演している黒柳は、「面白い方でいらっしゃいます」とハードルを上げて紹介。「いつもお元気で。あなたと一緒のときは楽しい」と、笑顔で清水を迎え入れる。そんな黒柳から「芸能界はあなたにとってどう?」と問われた清水は、「おいしい物が食べられる!」と食への興味を率直に回答。お気に入りは、ヒロインとして出演した『仮面ライダーフォーゼ』(11~12年)の撮影現場で出会った高菜おにぎりで、あまりの思い入れの強さから、自ら「高菜おにぎりの歌」を作詞作曲したほどだ。黒柳はその曲をリクエストし、喜んで歌おうとする清水だが、「2分くらいいただいちゃう」と口にすると、黒柳は慌てて"待った"。「そんなに長いなら1分くらいで。面白きゃ2分でもいい」とあらためて促されると、清水は目を閉じ、右手の拳で拍子を取りながら、「どんなに食欲のない朝も~」とアカペラで歌い始める。また清水は、家族の電話番号を携帯電話にあだ名で登録していることを告白。母は「魔性の47歳」、姉は「くっきり二重」など、特徴を捉えてリストに並べているという。そこで、黒柳は「私を登録するとしたら?」と質問。清水が「"黒柳徹子さん"って形容詞として使われているから」と悩むと、黒柳は気の毒に思ってか、「電話番号を教えてあげるとは言っていないからね」と、独特の気遣いをしてみせる。さらに、父親と仲がいいという清水に、黒柳が「どういうタイプの男性がいい?」と質問。「仕事してなさそうな人」をはじめ、身長、顔立ち、性格などを"◯◯じゃない人"と、ネガティブな言葉を尽くして理想を回答すると、黒柳も思わず「すっごく珍しいわね」とツッコミを入れるが、ここからある芸人の名前が連想される。
2016年05月19日黒柳徹子が司会をつとめるトーク番組「徹子の部屋」の19日(木)放送回に俳優の佐藤健さんが出演する。ドラマ「ブラッディ・マンデイ」や「メイちゃんの執事」、映画『ROOKIES-卒業-』『BECK』でのフレッシュな演技で若い世代からの絶大な支持を得ると、その後は主演を務めた『るろうに剣心』シリーズを大ヒットに導き、「ビター・ブラッド」や『バクマン。』などコンスタントに主演作を世に送り出している佐藤さん。最近ではドラマ「天皇の料理番」で代役なしで料理シーンを演じ切るなど実力派俳優としても評価が高まっている。今回は14日から全国公開中の主演最新作『世界から猫が消えたなら』から、劇中で共演したタレント猫のパンプくんと一緒に登場。パンプくんは現在13歳ということで人間だと70歳ぐらいの“年配”猫。そのためこの出演を最後に引退するという。さすが“ベテラン”だけあって収録中も非常に落ち着いた様子で、佐藤さんのトーク中も騒ぐこともなくおとなしく抱かれたり横で座って話を聞いていて、黒柳さんもその可愛らしさにメロメロだったという。トークでは、子どもの頃から周りの誰もが認める美少年だった佐藤さんが、上級生にはモテモテでも同級生にはなぜかモテなかったというエピソードや、ブレイクダンスに夢中になっていた高校時代の思い出なども語られる。佐藤さん主演で現在公開中の『世界から猫が消えたなら』は「電車男」『告白』『悪人』などを手がけた映画プロデューサー・川村元気の小説を原作に、宮崎あおいや濱田岳、奥田瑛二、原田美枝子、奥野瑛太、石井杏奈らが出演。“僕”は生きるために消すことを決めた30歳郵便配達員、余命あとわずか。そんな僕の前に僕と同じ姿をした悪魔が現れた。大切なものと引き換えに1日の命を与えるという。何かを得るためには、何かを失わなくてはならない。電話、映画、時計…そして猫。失われていく世界のなかで、僕はかつての恋人に再会する。かつて愛し、別れたときを思い出していく。親友そして疎遠になってしまった父の想いに触れていく。果たして僕が見つけたのは亡き母が残した手紙だった。そして人生にとって最後の日、僕はある決断をする……というストーリー。「徹子の部屋」は19日(木)正午からテレビ朝日系で放送。(笠緒)
2016年05月18日テレビ女優第一号として、テレビの草創期から現在に至るまで活躍を続ける黒柳徹子さん。その人生を描くドラマ『トットてれび』で日本中から愛される超大物を演じるのは、満島ひかりさん。演技力を非常に高く評価されている満島さんでさえ、出演依頼を2回断ったほど、プレッシャーを感じていたそう。しかし、プロデューサーの加賀田透さんは、「満島さんは黒柳さんに通じる無垢で正直な方。黒柳さんの精神に近いものを感じる」と太鼓判を押す。「黒柳さんは、ルールにとらわれずテレビの新しい形を作ってこられました。『徹子の部屋』は収録番組ですが、ゲストの集中を切らさないために編集なし。『ザ・ベストテン』も、ランクインした歌手が出演できなくても順位に嘘をつかないことを条件に司会の仕事を受けたそうです。満島さんにも、枠組みから解き放たれた自由さを感じます」ふたりにそうした共通点はあるものの「ただのそっくりショーや再現ドラマにはしたくない」と言う。「全7回の前半では、ドラマも生放送、にっちもさっちもいかなくなったら“終”と札を出して無理矢理番組を終わらせるという、ある種のカオスの中でテレビが作られていた時代を描きます。何もないところから新しいものを生み出してきた当時のパイオニアたちに負けない、今だからこそできる表現に挑みます」毎回エンディングでは、出演者がミュージカル風に歌い踊ったりと、映像上の遊びにも満ちている。脚本を読んだ黒柳さんの感想は「これまで見たことのない世界」。約束事に縛られず、どんな新しいドラマを見せてくれるのか期待がふくらむ!◇見どころのひとつ、歌のシーンは、「黒柳さんの中では、たくさんの音楽が奏でられていそう」(満島さん)と各話で異なるアプローチを試している。◇黒柳徹子さんのエッセイを映像化した“ドラマ・バラエティ”。向田邦子さんなど錚々たる面々との友情や玉ねぎヘア誕生の瞬間などを描く。語りは小泉今日子さん。NHK総合にて、4/30より毎週土曜20:15~放送。※『anan』2016年5月4日‐11日合併号より。インタビュー、文・小泉咲子
2016年04月30日ドラマ「トットてれび」で黒柳徹子役を演じる満島ひかり。同世代の女優の中で演技派としてひときわ輝く満島さんは、本役を通して自身が通るべき新たな道筋を発見したようだ。その先に広がる世界とは…?黒柳さんのエッセイ「トットひとり」「トットチャンネル」が原作の本作は、テレビ放送が始まった昭和28年にNHK専属テレビ女優第1号となった黒柳さんを主人公に、自由で創造的だったテレビ草創期の熱気と、森繁久彌、渥美清、坂本九、向田邦子らそうそうたる面々との友情を描いたバラエティドラマ。懐かしいヒットソングを現代風にアレンジしたミュージカル仕立ての演出も見どころのひとつ。当初、満島さんは「新しい印象で煌めき続ける徹子さんのパワーをそのままドラマに出せるのだろうか?」と疑問を抱くとともに、「再現ドラマになってしまうのが怖い」と思ったことを素直に打ち明ける。しかし、井上剛監督の「テレビの初めから歩んできた黒柳さんのパワーを借りて、もう一度新しいテレビを探したい!」という情熱に突き動かされ、「じゃあ、やってみようかな」と心変わり。「徹子さんからは『満島さんなら、まぁいいわ』と承諾をもらえたみたい」と笑みをこぼす。撮影するにあたり、黒柳さんからのアドバイスは、やはりあの独特の口調についてで、「『わたし、速いだけじゃないの。良く聞こえるの』と言われたので、それは気を付けています」と肝に銘じている様子。また、黒柳さんのことを「可愛い。魂の魅力を丸ごと発信できる人」と評する満島さんは、どんな時でも可愛くいるように心がけているとも。中村獅童(渥美清役)、ミムラ(向田邦子役)、吉田鋼太郎(森繁久彌役)ら共演者とも「モノマネではなく、それぞれが(演じる人物の)エッセンスを取り入れて、自分自身で体験することが一番の目標」と話し、当時生放送だった番組のシーンでは「自分たちならどう解決するか?徹子さんたちならどう解決するか?をダブらせて演じるので、半分リアルでドタバタしています」と述懐する。とは言え、「あまり臆病にならないで、そのときやりたいことをカメラの前でやれたらいいな」と目を輝かせる満島さん。ショーの場面では「歌い方も踊り方も決まりごとにならないようにやれたらと思っています」と、子供時代に所属していた音楽グループ「Folder」で培ってきたキャリアを活かす意欲ものぞかせた。多彩なキャラクターを演じてきた満島さんだが、唯一無二の存在感を放つ黒柳さんを演じることはやはり難解で、とりわけ「戦争を経験された方々の、これからは新しく楽しく生きていこうとするユーモアは真似できない」としみじみ。そんな思いもあって、黒柳さんに「(撮影)楽しいでしょ?」と聞かれた時、満島さんは「徹子さんの何十年を何か月でやることは楽しいだけじゃないです!」と訴え笑われたこともあったとか。かつてない体験を通して、さらに役者道をまい進する決意が固まったかと思われたが、満島さんは「女優さんは向いていない気がしています」と意外な言葉を口にする。その真意は「音楽やファッション、バラエティもコントも笑いもある中で仕事をするのが楽しい」。本作の「総合芸術な感じ」に魅了された満島さんは、「パフォーマンス・アーティストがいいな。フラフラーっとトボけながら、自分ができることをやって楽しみたい。だから徹子さんは理想的」と笑顔を向ける。未来に新たな夢を見出した満島さんの目は、黒柳さんにも負けないパワーに満ちあふれていた。「トットてれび」(連続7回)は4月30日(土)20時15分からNHK総合で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月30日TBS系クイズ番組『世界ふしぎ発見!』(毎週土曜21:00~21:54)が放送30周年を迎え、レギュラー出演者の草野仁(72)、黒柳徹子(82)、野々村真(51)、出水麻衣アナウンサーが28日、都内で報道陣の取材に応じた。1986年4月19日にスタートした『世界ふしぎ発見!』は、「世界へ行こう、世界を知ろう」をテーマに世界のあらゆるふしぎを、クイズとトークで解き明かす番組。4月30日の放送で1393回を数える。放送開始から司会を務める草野は、「テレビの世界では10年続けば大成功。ゴールデンアワーの競争激しい中で30年生き延びられたことは本当に幸運なこと。そういうお仕事に関わることができたのは放送人としてこの上ないすばらしいことだとつくづく感じています」と感慨深げに語り、「"歴史と楽しく遊ぶ知的エンターテインメント番組"というコンセプトを守り通してきたことが、ここまで長続きできた大きな背景になっている」と分析。「『もう君たちの番組は見たくないよ』と言われないように、一つ一つの番組を高校野球のように一戦必勝主義で頑張っていくしかない」と決意を新たにした。初回から出演するレギュラー解答者の黒柳徹子は、この番組に出るまでクイズ番組は避けきたが、「クイズというより歴史を勉強する番組」と聞き、「死ぬまでに歴史を勉強しないと死ねない」という思いもあって出演を決意したと30年前を振り返った。そして、毎回テーマを教えてもらい本を読んで勉強していく黒柳だが、「だんだんテーマのヒントがアバウトになってきた」とポツリ。「クリミア戦争と教えてもらって、ナイチンゲールというのが当たった。山かけが当たった時はうれしい」と言うも、「最近は当たりません」と、正答率59.4%、パーフェクト217回を誇る黒柳へのヒント出しは難しくなっているそうだ。草野は、黒柳が前日夜から一睡もせずに勉強して収録に挑んだことや、モーツァルトの時に15冊も読んできたことを明かし、「これはすごい。30年1回も休まず、情報を得たらきちんと準備をしてチャレンジすることを繰り返し続けていることは驚異的としか言いようがない」と称賛。「80歳を過ぎても芸能界の第一線で活躍されている黒柳さんの背中を押すパワーの一端を構成しているのではないか」と続け、「文化功労者に選ばれましたましたが、そういう方と一緒にお仕事できるのは本当に幸せなこと」と熱く語った。すると黒柳は「だからお嫁に行けないの」と笑いを誘い、さらに、「野々村さんが長く考えるようになって私デートもできない。お嫁に行けなかったのは野々村さんが長く考えるから」とジョーク。野々村は「もうちょっと回答を短くするように頑張ります!」と返していた。取材会には、重延浩ゼネラルプロデューサーも出席。「毎回40本くらい企画を考え、企画で困ったことはない。まだまだ1万回までいけますよ!」と笑顔で話し、貴重な1986年4月19日放送の第1回の台本もお披露目した。
2016年04月29日4月30日よりNHK総合でスタートする土曜ドラマ『トットてれび』(毎週土曜 20:15~20:43 全7回)の試写会が21日、東京・渋谷のNHKで行われ、主演の満島ひかり、原作の黒柳徹子が出席した。黒柳徹子のエッセイ『トットひとり』と『トットチャンネル』をドラマ化した同ドラマは、テレビとともに歩んできた黒柳の若かりし日の姿を描いたもの。主人公の黒柳徹子役に満島ひかり、渥美清役に中村獅童、向田邦子役にミムラ、森繁久彌役に吉田鋼太郎が扮し、脚本を中園ミホが担当している。主演の満島は「5年ぐらい前の朝ドラ『おひさま』でお会いした時に『私の晩年の姿はあなたしかいない!』と口説かれましたが、まさか若い頃の黒柳さんを演じるとは思いませんでした」と驚きを隠さず、オファー時は「黒柳さんはパワーのある方。お話をいただいた時は『出来ません!』と断ったんです」と明かしたが、「『テレビで遊びたい』というお話をうかがい、徹子さんの人生をお借りして現代でどれだけテレビで遊べるかと思い、今頑張っています」と笑顔を見せた。一方の黒柳は「『おひさま』の時に満島さんと初めてお会いしたんですが、本当にいいなと思いました。どうせやっていただけるなら上手じゃないと嫌ですから、全体も似ているし演技も上手だし、自由な精神を持っている方ですね。(ドラマでの満島を見て)若かった時の私としか思えなったし、夢かと思いました」と絶賛しながら「私の若い頃があんな風だったと皆さんが思っていただけたらうれしいです」と期待を寄せた。黒柳の代名詞でもある"玉ねぎ頭"で揃って登場した満島と黒柳。"玉ねぎ頭"について満島が「徹子さんは良いアイテムを見つけたなと思いました。変身アイテムじゃないですけど、これをつけると強くなれる感じがします」と感想を。そんな満島を黒柳は「お綺麗な方なので、この髪型は綺麗な人に似合うと思いましたね」と合格点を与えていた。
2016年04月22日テレビとともに人生を歩んできた黒柳徹子の半生記を綴るエッセイを、笑いあり、涙あり、ヒット曲ありのドラマ・バラエティーとして送るNHK総合土曜ドラマ「トットてれび」。この度、満島ひかり演じる主人公の黒柳さんと交流のあった坂本九役を「関ジャニ∞」の錦戸亮が務めることが決定。錦戸さんからコメントが届いた。テレビ放送が始まった昭和28年、徹子(満島さん)は、NHKがテレビ放送開始にあたって専属俳優を募集していることを知り受験する。筆記試験も面接も失敗続きだったが、なぜか合格。新人の徹子はエキストラとしてテレビやラジオに出演するが、目立ち過ぎて叱られてばかり。そんな徹子に転機が訪れる…!NHK専属テレビ女優第1号となって以来、テレビ草創期から「徹子の部屋」「ザ・ベストテン」の時代までテレビとともに歩み続けてきた黒柳さんのそうそうたる面々との交流や友情を描く本ドラマ。劇中では、1960年代の「夢であいましょう」や「若い季節」など、自由で創造的だったテレビ草創期の熱気を蘇らせながら、毎回ドラマのラストに日本中を熱狂させた懐かしいヒットソングを現代風にショーアップしてミュージカル仕立てで披露。さらに、黒柳さんの玉ねぎヘアー誕生の瞬間や1年間のニューヨークでの留学生活、おしゃれな黒柳さんならではの華麗なコスチュームも再現しつつ、オリジナリティ溢れる内容に仕上がっているという。主人公を演じるのは、『ONE PIECE FILM GOLD』で声優に初挑戦する満島さん。そのほか、『デスノート 2016』で死神・リューク役の続投が発表された中村獅童が渥美清役を、ミムラが向田邦子役、濱田岳が伊集院ディレクター役、安田成美が黒柳朝役、大森南朋が飯沢匡役、武田鉄矢が大岡龍男役、吉田栄作が黒柳守綱役、岸本加世子が沢村貞子役、吉田鋼太郎が森繁久彌役と、それぞれ豪華俳優陣が担当。さらに語りには、徹子さんが愛するパンダの姿を借りて小泉今日子が務め、黒柳さん自身も未来から現れた「百歳の徹子」に扮し劇中に登場する。そして、5月7日(土)放送の第2話と5月14日(土)放送の第3話に、若き日の坂本九役として、「ごめんね青春!」「サムライせんせい」などドラマで活躍する錦戸さんが出演することが決定。錦戸さんは「オファーが来たとき、すぐにやってみたいと思いました。坂本九さんがいろんな歌番組に出演されている映像を見たり、車の中でカラオケを流したり、練習もたくさんして、一瞬でも坂本九さんに見えたら、という気持ちで演じました」と意気込みをコメント。また、「第2話のエンディングで、子どもたちと一緒に『上を向いて歩こう』を歌いました。覚えやすい歌であるからこそ、難しさを感じましたし、口笛も音程が高いので難しかったですが、一生懸命歌いました。音楽を担当する大友良英さんの大友バンドの方と一緒に生演奏が出来て、とても楽しかったです」と収録をふり返った。今回の配役にSNS上では、「錦戸くん坂本九さん役やるのか!!しかも黒柳さん役満島さん…!!!!最強すぎて感極まります……!!!!!」「昭和の古き良き時代と錦戸くんの歌声意外に馴染むかも大好きな歌なので楽しみです」「坂本九さんと言えば、笑顔が素敵で歌がお上手で、お人柄が良くて誰からも愛されていた尊い方。錦戸くんが選ばれたのは必然ですよねNHKでの放送だから全国の沢山の方と喜びを共有できそうで嬉しいみんなが穏やかで優しい気持ちになれますように」と、喜びの声や放送を待ち望む声が多く上がっている。土曜ドラマ「トットてれび」は、4月30日(土)20時15分よりNHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月20日「anan」が2016年4月13日発売号をもって通巻2000号を迎えます。2000号というと・・・1970年の創刊から46年間!長年、たくさんの方に支持していただけたことを心より感謝いたします。どうもありがとうございます!!!この通巻2000号を記念して、東京メトロ表参道駅にて、ananの46年間の表紙を掲示する「ananアーカイブ展」が行われています。いろんな思い出が甦る、かなり迫力のあるこの掲示、ぜひご自分の目で確認していただきたいです!表紙だけでなく、ananの表紙モデルになれるフォトブースもあり。ananのロゴと特集名の入ったスペースで記念撮影して、SNSで#じぶんananで配信してください!構内の柱には、懐かしい表紙や今回の2000号の表紙も巻かれています。ところどころにお楽しみあり、表参道駅でananを探してみてください。本日4月11日から17日日曜日まで行っています。また、東京メトロ全9路線の各1編成「中づり貸切電車」では「『anan』言葉辞典」も展開中。「好きな男、嫌いな男」「おしゃれ美乳」など、独自の切り口と言葉でインパクトを与え続けてきた”ananワード”を展示しています。ananの2000号、13日発売の本誌もご期待ください。表紙アーカイブ、歴代の表紙を飾った方インタビュー「私とanan」、黒柳徹子さん、林真理子さん、江原啓之さん、秋元康さんがご登場、などなどかなりのボリュームとクオリティだと自画自賛しております。編集部の総力を上げてまとめた特別記念号です。ぜひ手に取ってみてください!◆表参道駅を出て、青山学院方面と、紀ノ国屋方面の壁面で2000号分表紙アーカイブをしています。
2016年04月11日東北新社が日本における放映権・ビデオ化権・商品化権を運用し、現在NHK総合テレビで放送中の『サンダーバード ARE GO』。その第1シーズン後半クールの放送が2016年4月9日よりスタートする。「サンダーバード」は、1965年に英国で、翌1966年には日本でも放送を開始され、社会現象をまき起こすほどの人気を博し、日本の特撮やアニメーションにも多大な影響を与えた名作特撮シリーズ。アメリカの大富豪ジェフ・トレーシーによる私設の国際救助隊「International Rescue」に属する彼の5人の息子たちが、世界各地で起こる災害に対し、最新鋭のメカ「サンダーバード」を駆使して人々を救助する活躍を描いた物語となっている。新シリーズでは、人物とメカをCGアニメーションで、背景の一部にミニチュアセットを組んで撮影されている。第1シーズン後半クールは、放送時間がこれまでより30分早い夕方5時05分からに変更。オリジナルシリーズでレディ・ペネロープを演じた黒柳徹子の声のゲスト出演が決定するなど、ファンの熱望に応えたキャスティングが実現している点も注目したい。『サンダーバード ARE GO』第14話「狙われたスペースホテル」は、NHK総合テレビにて、4月9日(土)の午後5時05分放送(北海道・東北ブロックでは、第14話は4月10日(日)午後4時からの放送)。詳細については日本語公式サイトなどをチェックしてほしい。(C) ITV Studios Limited / Pukeko Pictures LP 2015All copyright in the original ThunderbirdsTM series is owned by ITC Entertainment Group Limited.
2016年04月05日公開中の『家族はつらいよ』ほか『殿、利息でござる!』『怒り』も控える妻夫木聡と、“月9”ドラマ「いつ恋」の印象的なゲスト出演や黒柳徹子を演じる4月放送のNHK土曜ドラマ「トットてれび」などの満島ひかりが、作家・貫井徳郎による直木賞候補作の傑作ミステリー「愚行録」の映画化に出演!オフィス北野が企画・制作を務め、2017年にワーナー・ブラザース映画/オフィス北野の共同配給にて公開されることが決まった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から1年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)が改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして、次第に浮かび上がってくる事件の真相とは――。原作は、デビュー作「慟哭」で脚光を浴び、「乱反射」で第63回日本推理協会賞を受賞、「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞を受賞した貫井徳郎のミステリー小説。第135回直木賞候補作にも選出された著者渾身の原作を映像化するのは、東北大学物理学科出身、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学んだ異色の新鋭監督・石川慶。これまで短編作品を中心に活動しており、日本とポーランドの合作長編企画『BABY』はプチョン国際映画祭企画マーケットでグランプリにあたるプチョン賞を受賞、本作で満を持しての長編監督デビューを果たす。また、脚本を『マイ・バック・ページ』『松ヶ根乱射事件』などの向井康介が務めている。主人公の事件の真相に迫る週刊誌記者・田中には、李相日監督作『悪人』で第34回日本アカデミー賞「主演男優賞」を受賞し、いまや日本映画界に欠かせない俳優となった妻夫木さん。そして、田中の妹・光子役には、園子温監督の『愛のむきだし』以後も活躍し、先日は『駆込み女と駆出し男』で第39回日本アカデミー賞「優秀助演女優賞」を受賞、いまや海外映画祭でも評価を集める満島さん。妻夫木さんとは『悪人』やドラマ「若者たち2014」などで共演しており、お互いに深い信頼を寄せている様子だ。人間関係における秘められた羨望、嫉妬や駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”が複雑に絡み合う本作。あなたの人間性が極限まで試される戦慄の群像ミステリーに期待していて。<以下、コメント>■妻夫木聡人間は愚かな生き物なのだ、ということにこんなにも真正面からぶつかった作品はなかなかありません。僕たちはこの泥沼に浸かることに決めました。追い込まれて、追い込まれて出た最後の命の一滴を最後まで見つめていただければ幸いです。何度も共演させて頂いていますが、その都度、役に全力投球してきてくれる満島ひかりという女優が僕は大好きです。全力で受け止め全力で返していければいいなと考えています。愚かさを追求すること自体、愚かな行為だと思います。ですが、この映画に期待せずにはいられないこの想いこそ、人の業というべきものか。足を踏み入れてはいけないとわかっていつつも僕はこの作品と一緒に前進したいと思っています。■満島ひかり好んでやりたいと思う役柄ではありませんが、育った環境の中で生まれてしまった独特の愛について、存在についてを、いままでと違った風に問いかけられる予感がして、参加しようと決めました。切ないきもちが押し寄せてきて、涙してしまうこともありますが、同情なんかせずに、リラックスしてやりたいです。ほんとうの兄のように慕っている妻夫木さんがいるので、とても安心です。新しい挑戦を一緒にやれる幸せも感じます。石川監督には、ココロのままに映画を作って欲しいです。監督が嬉しくなるような芝居ができたらなぁと、誠実な姿を見ていて思っています。■原作:貫井徳郎「愚行録」を映画に、というお話をいただいたのは、かなり意外でした。内容的にも構成的にも、映像化に向いていない作品だと認識していたからです。ところがプロデューサーと監督の熱意により、映画化が実現しました。それだけでも驚きなのに、妻夫木聡さん、満島ひかりさんという当代きっての人気と実力を兼ね備えた役者さんに演じていただけることになり、望外の幸せを味わっています。願わくは、この映画をご覧になった皆様の胸に、抜けない棘が深く刺さっておりますことを。■監督:石川慶複雑に入り組んだプロット、一筋縄ではいかない登場人物たち、そして全体を貫く重厚なテーマ。「こういう映画が見たい」と常々思っていたものが全部詰まっている作品です。妻夫木さん、満島さんらの繊細な芝居と、この作品のために集まってくれた最高のスタッフたちとの間に、どんな化学反応が起こるのか、規格外の映画になる予感がしています。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月17日今年で放送20周年を迎えたフジテレビを代表するバラエティ番組「めちゃx2イケてるッ!」。今夜27日(土)の放送は、4時間10分のスペシャル回「めちゃ×2イケてるッ!真冬に汗をかきまくれ国民投票だよ全員集合全力の生スペシャル」をお届け。「汗をかく!」をテーマに大注目企画3本立てで、“三ちゃん”こと三中元克は、プロのお笑い芸人として改めて「めちゃイケメンバーオーディション」を受けるという。1本目の企画は、今回で14回目を迎える「矢部浩之のオファーしちゃいましたシリーズ」。番組側から矢部浩之が裏方の仕事をするために相手方に逆オファーするという人気企画で、これまで、「かっぱ寿司」との企画ではオリジナルメニューを考案、後の「やべっち寿司」というコーナに派生するほどの人気に。「Office48・AKS」からのオファーではAKB48・島崎遥香の握手会のハガシを手伝い話題となった。今回は、バディスポーツ幼児園に副担任として子どもたち全員が跳び箱6段をクリアできるよう手助けをする。子どもたちに囲まれた矢部さんは、時に父親の顔も垣間見せながら、子どもの頑張りをみて自ら無謀にもバック転に挑戦しようとするが…。2本目は、岡村隆史が黒柳徹子風の「岡柳徹子」に扮し、日本各地の“岡村”という地名に住む一般の方々とトークショーをする新企画が登場。初回となる今回は、日本の最北端の“岡村”に潜入!雪が降り続く中、岡柳は自慢できることなどを聞いてまわり、町民と心温まるふれあいを展開する。そして、3本目の企画は、視聴者参加型の企画が用意されている。素人から芸能人となった「めちゃイケ」の“三ちゃん”こと三中さんが、プロのお笑い芸人を目指すにあたり、改めて「めちゃイケメンバーオーディション」を受けるという。三中さんは、コンビを組む相方とともに、本生放送中にネタを披露。審査員は視聴者が務め、データ放送やスマートフォンでの投票を実施。「不合格」が過半数を越えたら、三ちゃんはこの日をもって「めちゃイケ」を卒業することとなる。気になる三ちゃんの運命は、ぜひ放送をチェックしてみて。「めちゃ×2イケてるッ!真冬に汗をかきまくれ国民投票だよ全員集合全力の生スペシャル」は2月27日(土)、19時よりフジテレビにて放送。(一部生放送)(text:cinemacafe.net)
2016年02月27日先日、久しぶりに中国・上海の書店に行ってみると日本の推理小説作家を集めたコーナーができていた。京極夏彦、有栖川有栖、島田荘司、様々な作家の作品が並んでいる。もちろん、中国で人気の高い"あの作家"の作品も並んでいる。中国で人気の日本人作家、その名は東野圭吾だ。○アマゾン中国のベストセラー作家第1位東野圭吾はアマゾン中国の「2015年セールストップテン」の第2位を『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で獲得し、中国における「ベストセラー作家ベスト10」の第1位に輝いている。その人気はもしかして2015年の一時的なものではないかと思い、アマゾン中国をチェックしてみた。アマゾン中国では1時間ごとのセールスランキングが発表されているが、1月5日20時30分現在も、2位には『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が鎮座している。その人気はいまだに衰えていないようだ。ちなみに、東野圭吾の次に出てくる日本人作家は誰かとランキングをたどってみると、61位に『ほんとうに使える論理思考の技術』(高杉尚孝)、62位に『我が輩は猫である』(夏目漱石)、66位に『窓際のトットちゃん』(黒柳徹子)、67位に『断舍離』(山下英子)が登場した。○東野圭吾は寝る前に読むべからず「東野圭吾の本は寝る前の読書にはよくないよ。1章読み終わったら寝ようって思っても、読み始めたら、結局徹夜しちゃうからね」中国版ツイッター「ウェイボー」にこんなコメントがアップされていた。東野圭吾に関するコメントは非常に多く、900万に迫る勢いだ。「『容疑者Xの献身』がオススメ。東野圭吾のベスト作品だよ」「2016年の1冊目は『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。ゆっくり読もうと思ったのに、一気に読み終えちゃった。東野圭吾のストーリーには一種の魔力がある」「『白夜行』を読み終わった後には、全身の細胞の一つひとつが震えるかのようだった」「以前、『白夜行』を読んで東野圭吾に傾倒した。それから彼の推理小説を何冊も読んだけど、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を読んでさらに傾倒した。いったいどんな頭脳になっているんだろう」最近のコメントを見ると『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『白夜行』『容疑者Xの献身』の人気が高いようだ。中国での東野圭吾人気はまだまだ続きそうだ。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2016年01月06日キャリア約50年という、日本のファッションの礎を築いた二人のデザイナーによる、初めてのコラボレーションが銀座のギャラリーで開催されている。12月4日からKHギャラリー銀座でスタートした「森暁雄×コシノヒロコ The Beauty~ひらめき・きらめき・かがやき~」は、創作活動を開始して48年目となるジュエリーデザイナーの森暁雄のアクセサリーを、コシノヒロコのアーカイブ作品をキャンバスに見立て展示。洋服5点にアクセサリー約30点が贅沢に散りばめられた。森は1966年パリ滞在中に象牙、べっ甲のアクセサリーに触発され創作活動を開始。パリコレでのデザイナーのアクセサリーやオペラや映画の装身具、特に黒柳徹子の舞台用アクサセリーを長きにわたって担当してきたことでも知られる。コレクションをスタートして50年を超えたコシノヒロコとは、意外にも今回が初顔合わせとなった今回の企画。10代の頃から妹のコシノジュンコと友達だったことから、ヒロコのことを知るという森は、「ヒロコさんは自分にとって畏れ多くて、とても怖い存在。今年の春に年末に一緒に何かやりましょう、とお声がけいただいたものの、半信半疑だった」と話す。10月に発表された16SSコレクションでフィナーレを飾ったドレスでは手描きモチーフだったトンボが、本展示では森のアクセサリーとして立体になり、ドレスに止まった。「アクサセリーのこういう見せ方も面白いでしょ」と笑うヒロコ。今回初めて手掛けたという版画作品も同時に発表され、絵画、書画と精力的なその創作活動に驚かされる。【イベント情報】「森暁雄×コシノヒロコ The Beauty~ひらめき・きらめき・かがやき~」会場:KHギャラリー銀座住所:東京都中央区銀座4-3-13和光並木通ビルB1F会期:12月4日~23日時間:10:30~19:00料金:入場無料
2015年12月07日明治安田生活福祉研究所は、「セカンドライフの生活設計」をテーマとする調査を実施し結果を発表した。調査は3月24日、全国の40歳~69歳の男女1万351名を対象に、WEBアンケート形式にて行われた。○理想のシニアは「加山雄三さん」「吉永小百合さん」「理想のシニア世代の有名人」を選んでもらった結果、男性が選んだシニア有名人1位は、断トツで「加山雄三さん(197票)」だった。次いで「大橋巨泉さん(95票)」「所ジョージさん(89票)」「タモリさん(83票)」「ビートたけしさん(75票)」が上位TOP5に。一方、女性が選んだTOP5は、「吉永小百合さん(111票)」「加山雄三さん(100票)」「タモリさん(90票)」「所ジョージさん(63票)」「黒柳徹子さん(61票)」となった。世代別に見ると、40代では、男女ともに「所ジョージさん」や「タモリさん」の人気が高く、50代60代では「加山雄三さん」や「吉永小百合さん」が高い支持を得た。○60代夫婦は、妻よりも夫の愛情の方が上!?60代男女を対象に、配偶者に対する気持ちについて尋ねた結果、「ふだんの生活の中でできるだけ配偶者と一緒にいたい(男性75.6%、女性51.8%)」「夫婦は同じ部屋で寝るのがいい(男性62.9%、女性45.8%)」「配偶者と同じお墓に入りたい(男性78.2%、女性66.5%)」「もし生まれ変わるとしたらまた同じ人と結婚したい(男性62.2%、女性42.6%)」の項目で、いずれも男性より女性の割合が10ポイント以上も下回った。この結果について、調査では「これには、男性が現役時代は仕事が忙しく、妻とのコミュニケーションが不十分となっていたことも背景にあるのでしょう。また、男性は現役時代に仕事や会社関係の付き合いが多く現役引退後に交友関係が狭くなりやすいのに対し、妻は子育て時代以来のお付き合いや友人あるいは地域に根付いた交際が広く社交性に富む生活ができていることも一因と考えられます」と分析している。続いて、子どもの有無別に配偶者に対する気持ちの状況を見てみると、「配偶者との関係が良好(子有85.7%、子無90.0%)」「普段の生活の中でできるだけ配偶者と一緒にいたい(子有62.6%、子無75.7%)」「夫婦は同じ部屋で寝るのがいい(子有53.7%、子無62.5%)」「もし生まれ変わるとしたらまた同じ人と結婚したい(子有51.5%、子無62.9%)」と、子どもがいない夫婦のほうが、配偶者に対する前向きな回答が多かった。子どもがいる世帯では、配偶者に対する気持ちはややトーンダウンしている様子がうかがえる結果となった。○夫86%、妻83%が「配偶者との関係は良好」次に、40~60代男女を対象に、家族や親などとの関係性について調査した結果、関係性が良い(「良好」+「まあ良好」)割合は、「配偶者」とは84.6%、「子ども」とは90.5%、「自分の親」とは82.7%、「義理の親」とは73.5%となった。男女別でみると、配偶者との関係について、夫の86.0%が良好と考えているのに対して、妻は83.3%とやや低い結果に。また、子どもとの関係が良好な割合は、夫87.6%に対し、妻は93.2%とおよそ5ポイント高かった。○介護されるなら、子どもよりも配偶者次に、自分の介護が必要になった場合、誰を頼りにしたいか尋ねたところ、「配偶者(75.8%)」「子ども(53.5%)」と、子どもよりも配偶者を頼りたいと考えていることがわかった。しかしながら、「夫が妻を頼りにできると思う割合」が83.6%だったのに対し、「妻が夫を頼りにできると思う割合」は68.0%と、15ポイント以上の差があることが明らかとなった。
2015年09月18日女優の堀北真希さんが、山本耕史さんとスピード婚をしたのには驚きましたねー。堀北さんといえば、どこまでも清楚なイメージですが、星占い的にいうと、意外にも男性が喜ぶ“結婚3拍子”をお持ちの女性です。結婚3拍子とは、世の一般男性が結婚に求める3箇条のこと。今回は堀北さんにあやかって、世の一般男性が結婚したい女性の条件を探ってみましょう!◆堀北さんが持つ“結婚3拍子”って?男性から見て・美しい嫁に変貌しそう・俺の人生を主役級にする・側でフォローしてくれる堀北真希さん(1988年10月6日生まれ)のホロスコープ【1】好きな彼に合わせる努力=結婚ではない掘北さんの太陽星座(※1)は“天秤座”です。天秤座の本質は「美しさ」と「相手とのバランス」で、究極をいえば、天秤座の人生はパートナー探しに始まり、パートナー探しに終わります。そして、実は結婚に人一倍関心を示す星座といえます。太陽が天秤座の人は、1日で一番時間を費やす場所に人生のパートナーが潜んでいるケースが多いでしょう。堀北さんの場合も山本さんは共演者、つまりある種の職場結婚ですね。もしもあなたが天秤座生まれなら、今いる環境の中から相手が見つかり、人生が大きく変わる可能性大。天秤座はその資質にあやかり、「好きな彼に合わせる努力=結婚ではない」という性質を持っています。無理に合わせようとしすぎると、本質のバランスを見失ってしまうことも。ちなみに男性からすれば、天秤座の女性は3拍子のひとつ、「美しい嫁に変貌しそうな相手」。夫となる人は幸せ者ですね。【2】好きな彼を夢中にさせる=結婚ではない掘北さんの月星座(※2)は“獅子座”です。月星座とはその人の本質を表す星座で、「女性が結婚したときの様子」とされるもの。獅子座の本質は「みなぎる生命力」。 究極をいえば、獅子座の人生は表舞台に立つことです。結婚によって相手に尽くす人生なんてムリ!実は相手から特別な敬意を払ってもらいたい星座なのです。月星座が獅子座の場合は、プライベートでもプライドの高さから強気な姿勢を崩さないでしょう。獅子座の資質にあやかり、「好きな彼を夢中にさせる=結婚ではない」のも彼女の特徴です。もしもあなたの月星座が獅子座なら、元気に振る舞うだけでOK。相手と共に感動的な人生を送る決意を伝えれば、全てうまくいくはずです。男性からすれば、獅子座の女性は3拍子のひとつ、「俺の人生を主役級にする相手」。ご近所の男性がうらやましがりそうですね。【3】好きな彼には完璧な女性を演じる=結婚ではない掘北さんの金星星座(※3)は乙女座。金星星座は「女性が男性に示す態度」を意味します。乙女座の本質は、秩序に対する「許容度」と「処女性」。 究極をいえば、乙女座の人生は完璧であること。結婚によって心もカラダも住む場所もきれいに仕上げたい星座です。ですから、金星が乙女座の場合は少々厄介。相手に尽くした分の期待をしてしまうから。乙女座の資質にあやかり、「好きな彼には完璧な女性を演じる=結婚ではない」状況を作ってしまいます。例えば、金星が乙女座の芸能人には黒柳徹子さん、三船美佳さん、益若つばささんなどがいます。誰からも愛される存在でありながら独身をつらぬく黒柳さんも、残念ながら結婚生活に終止符を打った三船さんや益若さんも、肩肘張ってしまうタイプなのかも。もしもあなたが乙女座生まれなら、早めに肩の力を抜く癖をつけないとパンクしますよ。恥ずかしがらず少女漫画のようにかわいらしく甘えてみることも大切です。堀北さんの場合は、お相手の山本さんが一回りも年上の包容力ある男性だということ、6年前の初共演以来、何度も一緒に仕事をしてよく知っている人であることなどから、自然とリラックスできたのかもしれません。また、手紙を40通もくれるというロマンティックなアプローチにより、乙女心に火がついた可能性も!?男性からすれば、乙女座の女性は3拍子のひとつ、「側でフォローしてくれる相手」。ヘコんだときも支えてもらえる旦那さんは、満ち足りた日々を送れそうですね。3拍子そろった堀北さんは星回り的に、ご近所に気配りでき、親も安心、家も任せて完璧(?)など、世の男性が結婚に期待する条件を備えた女性といえるでしょう。こうして検証すると、男性と女性の視点に大きなズレが。相手に合わせたり、相手を意識したりする女性は結婚に結びつかない!そんな気がしませんか?恋愛なら出会ったタイミングと相性が大きいのですが、結婚する際は実は、そのあたりは冷静だったり。人は性を持ってこの世に生まれてくるので、対極の性を得ることで、人生という大きな括りにおいて満たされていきます。女性も男性も、自分に都合よく解釈しますので、トコトン自分らしさを見せるのが大切といえそうです。(※1)太陽星座…生まれたときに太陽が何座の位置にいたかを示すもの。(※2)月星座…生まれたときに月が何座の位置にいたかを示すもの。(※3)金星星座…生まれたときに金星が何座の位置にいたかを示すもの。(文=はゆき咲くら)【プロフィール】土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中✴略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き♡Hayuki Sakura Official Blog運気は変わる!もうすぐ電撃結婚する可能性【無料占い】☆ホロスコープについてもっと詳しく知りたい方には、こちらもおすすめ!「まついなつき先生のしあわせ占星術講座」
2015年08月26日東京都中央区の日本橋高島屋・8階ホールで8月26日~9月7日、トーク番組「徹子の部屋」を体感できる「放送開始40年 10,000回記念 徹子の部屋展」が開催される。○ギネス世界記録に認定!同展は1976年2月にスタートしたトーク番組『徹子の部屋』が今年放送開始40年、また、5月27日に1万回を迎え、さらに同一司会者による番組最多放送記録としてギネス世界記録に認定されたことを記念して開催される。司会の黒柳徹子さんが実際に着用した衣装・アクセサリーの展示や、40年の歴史を振り返るコーナーに加え、スタジオセットの再現コーナーなどを通じて番組の裏側を紹介する。また、来場者が「徹子の部屋」を体感できるコーナーも展開する。開催時間は10時から20時(最終日は18時まで)、入場は閉場の30分前まで。料金は、一般800円、高校生・大学生600円、中学生以下は無料となる。なお、同展の今後の巡回スケジュールは、横浜高島屋ギャラリー・8階において9月16日~27日、大阪高島屋・7階グランドホールで9月30日~10月12日、京都高島屋・7階グランドホールで10月14日~26日を予定している。(c)テレビ朝日
2015年07月31日パワースポットやインテリア風水など、何かと時間や手間がかかるイメージがある運気の向上につながるといわれる方法。でも、髪型を変えるだけで、もっと気軽に運気をアップさせることが可能だというのです!今回は、おでこを見せると幸福を呼び寄せると言われることから、とても重要になってくる「前髪」に焦点をあて、政治家や芸能人など多くの顧客を持つ占い師のマダム・セリカさんに解説して頂きました。■左分け顔の左サイドは、恋愛運を左右するエリア。片思い中のカレを振り向かせたい、頑張っている婚活で成果を出したい人は、前髪を左から右にふわりと流して、左のおでこをアピール!■右分けオフィシャルな社交性を司るのがおでこの右側。面接日や重要なプレゼンがあるときは、前髪を右分けにするのが正解。信頼感が増すので、上司から引き立ててもらえる可能性もUP。■センター分け人相学では、左右対称が理想的な人相とされるが、残念ながらほとんどの人が非対称……。そこで取り入れたいのがセンター分け。顔の歪みを調整することで、運気のバランスも修正される。■ぱっつん髪型はその人のアイデンティティを表す。それが黒柳徹子さんのようなパッツン前髪ともなれば、自己表現力は何倍にもUP。創造性を高めるパワーが備わり、企画もどんどん湧きそう。※『anan』2015年7月22日号より。イラスト・NICO取材、文・小泉咲子
2015年07月18日今年5月、1976年に放送を開始してから10,000回を越えたことで話題になった、「徹子の部屋」でおなじみの女優・黒柳徹子さん。アラフォー世代にとっては、子どもの頃から毎日テレビで見るタレントのイメージが強いと思いますが、戦後最大のベストセラーとなった自伝『窓ぎわのトットちゃん』を始め、エッセイを多数出版されています。そんな著書を通して、黒柳徹子さんの愛され続ける理由と、魅力的な女性になるヒントを学びたいと思います。女性が一人で生きていくのは大変!徹子さんの文章は一節が長く、句読点が多いのが特徴。あちこちに話が飛んで、まるで直接お話を聞いているよう。テレビで見るイメージそのまま、好奇心旺盛、ユーモア溢れる筆致で、どんどん読み進められます。今年発売された最新刊、『トットひとり』でもそれは変わらず。懐かしい「ザ・ベストテン」の裏話や、親交の深かった森繁久彌さん、家族のように慕っていた渥美清さんと沢村貞子さん、向田邦子さんとのエピソード、子どもの頃の思い出、お見合いの話、トレードマークとなっている玉ねぎヘアの秘密などが綴られています。その中でも触れられているのが、38歳のときに仕事を休業して1年間ニューヨークに留学したときの話。徹子さんは当時テレビ女優として、過労で体を壊すほど活躍していました。留学中も雑誌での連載は続けていたものの、一番売れているときに仕事を離れるのは不安もあったであろうし、次々と新しい才能が現れる業界で、大きな決断だったと思われます。「朝はインスタントでないコーヒーをゆっくり飲んで、このままずっと、この仕事をやり続けていけるかどうかを考えたりもしたかった。(中略)芸能人でなく、普通に生きる人間としての、女としての、感情や感覚を忘れたらいけない、きちんと笑ったり、泣いたり、怒ったりしながら、自分だけの人生を作っていかないといけない、とつくづく思ったのだ」(『トットひとり』より引用)そうして1年間を過ごすことになったニューヨークで、演劇やダンス、歌の教室に通い、女優を続けられるかどうかという迷いが吹っ切れたという徹子さん。それまでは有名人として甘やかされていたといいますが、初めての一人暮らしを通して、“女が生きていくのは、大変だ”ということもよく分かったのだそう。自分は自分。個性を活かす。もともと“自分の子供に絵本を上手に読んであげたい、絵本の読み方を教えてくれるだろう“と、テレビの世界に足を踏み入れた徹子さん。入った当初は、自由奔放で個性が強いあまり、役を降ろされたりいじめられたこともあったそうですが、持ち前の“鈍感力”で楽観的にとらえ、あまり気にはしなかったのだとか。「仕事場には、自分よりできる人や、成績のいい人、きれいな人とか、いろんな人がいますけど、でもやっぱり、人と自分を比べるのはムダね。私は、そう思います。どんなに他人を羨んでも、自分は自分なんです。だったら、その個性を活かしていくしかない」(『徹子さんの美になる言葉』より引用)徹子さんがよく著書で書かれているのが、通っていた小学校の校長先生に言われた「君は本当はいい子なんだよ」と、初めて合格したオーディションで脚本家から言われた「あなたの、そのままが、いいんです!」という、信頼する二人からの言葉。自ら“素直さが長所”と書いていますが、人を信頼し、言葉に素直に耳を傾けられる純粋な心を持っている気がします。「私は、いくつになっても、自分よりもモノを知っている人に、何かを教えてもらいたいと思うのね。その人の教養や知性を吸収したい。自分の知らないことを知りたい。そういう欲が強いんです」「いつまでも若々しく、きれいでいたければ、「何だろう?」「もっと知りたい!」っていう好奇心を持って過ごすこと。せっかく生まれてきたからには、自分の魂が自由でいられる環境に、常に自分を置くようにしないと、もったいないですよね」(どちらも『徹子さんの美になる言葉』より引用)テレビの黎明期から活躍する大御所でありながら、自分のことを“大したものだと思っていない。そうそう認められなくてもしょうがない”という、謙虚さも見習いたいところです。好きなことだけをする。「徹子の部屋」は放送開始から約40年経ち、「同一司会者によるトーク番組最多放送」のギネス世界記録に認定され、「世界・ふしぎ発見!」も1986年にスタートして以来毎回登場。それらテレビでの活躍のほか、年に一回のペースで舞台の公演を行い、1984年からユニセフ親善大使を務めたり、日本で初めてのろう者の劇団を支援する社会福祉法人「トット基金」を設立するなど、徹子さんはどの仕事も精力的に、長く続けています。特にユニセフの活動はボランティアという気持ちからではなく、“どんな場面に遭遇しても、「イヤだなあ、つらいなあ」と思ったことはない”のだそう。長く続けられる理由は、無理をしないこと。医者から死ぬまで病気をしないためには、「好きなことだけをやって、生きていきなさい」と言われて以来、進んでやりたいと思うことだけを選んできたからなのだとか。「仕事をするうえで大切なことは、どんな仕事であれ、「自分で選んだ」と納得することね。そうしたら、何か嫌なことがあっても、「自分で選んだ道だから」と思って、人のせいにしないですむでしょう? あとは、仕事には早く慣れた方がいいけれど、世の中とか、世間一般の常識には、慣れない方がいいように、私は思います。「きっと世の中こんなもんだろう」と思い込まないことね。常に、自分自身の視点で、物事を見るようにした方がいいんじゃないかしら」(『徹子さんの美になる言葉』より引用)ご紹介できたエピソードはほんの一部。そのほかにも、毎日ヒンドゥースクワットを50回とウォーキングを続けて、元気で仕事を続けるための体力作りをしていたり、仕事への姿勢も知れば知るほど頭が下がります。ご紹介した本の中には現在手に入りにくいものもありますが、繰り返し書かれているエピソードも多いので、まずは最新刊の『トットひとり』から手に取ってみては? 徹子さんのエッセイには、魅力的に生きるヒントが詰まっています。
2015年07月17日チャップリンの遺体が誘拐された驚愕の実話に基づいた映画『チャップリンからの贈りもの』。このほど、各界の大御所から本作への絶賛コメントがシネマカフェに到着した。スイス・レマン湖畔。お調子者のエディの親友オスマンは、娘がまだ小さく妻が入院中。医療費が払えなくなるほど貧しい生活を送っていた。そんな時テレビから“喜劇王チャップリン死亡”という衝撃のニュースが。エディは埋葬されたチャップリンの柩を盗み身代金で生活を立て直そうと、弱気のオスマンを巻き込み決死の犯行へ。ところが詰めの甘い計画は次々にボロを出し、ツキのなさにも見舞われて崩壊寸前。あきらめかけた時、追詰められたオスマンが最後の賭けに出た。人生どん底の二人に救いの手は差し伸べられるのか─―。2010年カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した『神々の男たち』グザヴィエ・ボーヴォアが監督を務め、チャップリン遺族の全面協力のもと喜劇王チャップリンの遺体誘拐事件を映画化する『チャップリンからの贈りもの』。本作は、チャップリンが晩年を過ごした美しい邸宅や墓地をロケ地に撮影され、『黄金狂時代』『街の灯』『ライムライト』など往年の名画名曲名シーンを散りばめられた、フレンチテイストが香る現代のチャップリン映画のような作品に仕上がっている。そしてこのほど、本作を鑑賞した著名人の方々からコメントが到着!これまで、映画のコメント寄稿はあえてされてこなかった方々から、「この映画は別格」と言わんばかりの感動コメントが寄せられている。中でも、日本チャップリン協会の名誉会長をつとめ、チャップリンに実際会ったという貴重な経験を持つ黒柳徹子からは直筆のコメントが寄せられ、「まるでチャップリンが作ったかのような映画!なつかしい音楽で涙が出た。死んでも泣かせ、笑わせるのだ」と本作への賛辞を贈っている。ほかにも、本作のテーマでもある「エターナリー」を日本語訳で華麗に披露している森山良子をはじめ、チャップリン映画のポスターを始め、数々の装丁、イラストを世に送り出している日本を代表するイラストレーター和田誠や、今夏舞台「ライムライト」で主演を演じる石丸幹二からの絶賛コメントが届いている。<森山良子>時を経て尚、チャップリンの精神が蘇りメッセージがジーンと伝わってきます。一つ一つのシーンを描写するようなミシェル・ルグランの音楽がこの映画をさらに盛り立ててくれます。<和田誠>『チャップリンの黄金狂時代』を観た小学生のころから、チャップリンという喜劇人はぼくにとって特殊な存在でした。『モダン・タイムス』も『街の灯』も『独裁者』も『殺人狂時代』も、チャップリンは別格。ところが今度の『チャップリンからの贈り物』のチャップリンは別格どころではなく、遺体として描かれているのだ。これこそ初体験作品。<石丸幹二>チャップリンへの愛がいっぱい。『ライムライト』の断片探しも楽しめる。そして、思う。チャップリンは死してなお、私たちに人類愛を伝えてくれている。ところで主役の墓泥たち、チャップリンをそんなに粗末に扱うなよ。とことんツイていない人間たちの大騒動を、巨匠ミシェル・ルグランの美しい音楽とともにコミカルに描く本作。チャップリン愛に溢れた本作から、喜劇王チャップリンの世界に触れてみてはいかが。『チャップリンからの贈りもの』は7月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日美しい日本語を使う人は、きまって美しい佇まいをしています。整った、凛とした、柔らかな、と美しさのありようはさまざまですが、ある人の言葉に不意を突かれ、その人の印象が一気に変わった経験を持つ人は多いはずです。女優の杏さんもそんな人の一人。歴史に鍛えられた言葉を身につけた彼女がなにか神聖なものに繋がっているような気配さえ感じます。杏さんに、美しい日本語について聞いてみました。女優のほかにも、ラジオのパーソナリティから執筆まで、才能を生かしてマルチに活躍する杏さん。大勢に向けて何かを表現する仕事だからこそ、“正しい日本語で話す、書く”ことには、人一倍気をつけているそう。「モデルをやっていた10代半ばの時に、朝の情報番組で流行のものを紹介するコーナーのレポーターを務めさせていただいたんです。その時に、自分で何かを伝えるなら、きちんとした言葉を使わないといけないなと思って、『アナウンサーの日本語講座』のような、語法関連の本を何冊か読んで勉強しました。でも実際に求められていたのは『きゃー!』とか『わ~』とかのリアクションだったので、私の努力の方向は間違っていたわけですが(笑)、それが結果的に自分の日本語を見つめ直すきっかけになりました」5年前、23歳の時の小誌インタビューでも「言葉を大事にしたい」と答えてくれていた杏さん。正しい言葉遣いを心がける意識は、常日頃から持っている。「どんなに気をつけていても、不意に口から出てきた言葉はどうしても繕えないもの。例えば、これから言葉を覚える赤ちゃんはそれを何気なく聞くだろうし、すぐに真似をしてしまう小さな子どもだっているはず。だから、日頃から正しい日本語に触れて、きれいな言葉遣いを自分の“身に沁みさせておく”ことも必要なのではないかと思っています」では、そんな杏さんのイメージする“美しい日本語”とは?「昔の方のインタビューを見たり、市井のおばあちゃんの話を聞いていると、とても上品な言葉で話されているので、憧れます。『~していらっしゃるの?』とか、『~してくださって嬉しいわ』なんて、どこか大正時代の女学生のような雰囲気が残っていて。身近な人でいうなら、黒柳徹子さんの言葉がそうです。徹子さん、メールもいつも通りの話し言葉でくださるんですよ。きっと年齢を重ねれば重ねるほど、言葉の魅力が輝いてくるんだなと思います。私も、年を重ねながら年齢相応の美しい日本語が使える女性になっていたいですね」本誌では、読書家としても知られる杏さんが、オススメの本をご紹介。読書を“言葉の筋トレ”と捉える杏さんのオススメを是非チェックしてみて下さい。◇あん’86年4月14日生まれ。東京都出身。大人気ドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)の新シリーズが7月8日22時よりスタート。※『anan』2015年7月1日号より。写真・藤田一浩スタイリスト・河部菜津子(KiKi inc.)ヘア&メイク・平元敬一文・瀬尾麻美
2015年06月24日