2021年9月7日、アニメ『ルパン三世』シリーズで次元大介役の声優を務める小林清志さんの勇退が発表されました。後任は、大塚明夫さんが務めます。1971年のアニメシリーズ開始から約50年間、次元大介に命を吹き込み続けてきた小林さん。シリーズ開始から現在まで声優を務めた、唯一のオリジナルキャストの1人でした。「ルパン、俺はそろそろずらかるぜ。あばよ」主人公・ルパン三世だけでなく、登場するすべてのキャラクターが魅力的な同シリーズ。小林さんが声優を務めた次元もまた、ダンディーな大人の男性の魅力にあふれたキャラクターとして、幅広い世代から支持を集めています。小林さんは所属事務所やSNSを通じて、勇退に関してコメント。そこには、最後まで次元らしさにあふれた粋なメッセージがつづられていました。ルパンは俺にとって一生ものの仕事であった。命をかけてきた。我儘を言えば90歳までやっていたかったが残念。何とかかじりついていたかったが無理だった。歳をとればそれなりの深みが出てくるはずだ。ただ映像とのギャップがあるか。話は違うが以前、明夫ちゃんに聞かれたことがある。「なぜ親父は五ェ門を辞めたんでしょう?」と。親氏とは大塚周夫先輩である。答えに窮したことがある。さぞ先輩も無念だったにちがいない。一部の方々から言われる事があるのは、次元は歳をとった聞きづらい。当たり前だわたしゃ齢88歳である。俺なりに努力した結果だ。あとは明夫ちゃんに委ねます。頑張ってちょうだい。ただ、次元はそんじょそこらの悪党とは違うぞ。江戸のイキというもんだ。変な話だが、次元は江戸っ子だ。明夫ちゃん、これは難しいぞ。雰囲気はJAZZにも似ているんだ。最後にこれまで応援してくれた人たちにお礼を申し上げる。ありがとうございました。ルパン。俺はそろそろずらかるぜ。あばよ。lupin_animeーより引用声優交代のお知らせ1971年のアニメシリーズ開始から初代として約50年間、次元大介に命を吹き込み続けてきた #小林清志 さんから、今回ルパンファミリー初参加となる #大塚明夫 さんへとバトンが引き継がれます!お二人からコメントが到着しました #ルパン三世 #ルパン6 #Lupin6 pic.twitter.com/K2o3MNPPj0 — アニメ「ルパン三世」公式★【PART6】10月放送 (@lupin_anime) September 7, 2021 同年10月9日からは、『ルパン三世』のアニメ化50周年を記念して制作されたシリーズ最新作『ルパン三世 PART6』が放送開始予定。小林さんは初回のみ次元を演じ、それ以降の放送回で大塚さんが声優を務めるといいます。降板の発表はさびしくもありますが、次元に息を吹き込み、誰もが憧れる国民的キャラにまで成長させた小林さんへの感謝と尊敬しかありません。小林さん、本当にありがとうございました!![文・構成/grape編集部]
2021年09月07日広がり続ける世界観に脱帽。“二次元もの”を描いたエンタメ作品の世界をライター・尹 秀姫さんがナビゲート!二次元の世界から基となるモチーフへの愛を感じる。いまやアニメやゲーム、ライブなどを連携させ、メディアミックス的に多方面に展開していくのは当たり前。「それにとどまらず、一過性で終わらせず、次世代に繋ぐコンテンツにするために、ユニークな取り組みが次々と進行しています」と、尹秀姫さん。「人気アーティストをアバターにしたり、駅や競走馬など、身近なものをモチーフにしたり、二次元化してしっかりとした世界観を作り込むことで、多方面からファンを取り込めるだけでなく、伝統や文化の保全にも繋がり、リアルの価値をより高めることができます。さまざまな構想があって、無限の広がりがあるから、いろんな親和性を感じることができておもしろい!」Jr.EXILE38人をアバター化。リアルとバーチャルの融合。『BATTLE OF TOKYO』GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZのメンバーをアバター化し、アニメやライブなど、さまざまなデジタル・バーチャルコンテンツを展開。「アバターとなったアーティストが4つのチームに分かれてバトルを繰り広げる、そのスタイルが斬新」山手線の各駅を舞台にしたアイドルプロジェクト。『STATION IDOL LATCH!』山手線各駅の駅員のキャラクターが業務時間を終えるとアイドルに!「駅や街と、キャラ設定がリンクしていて、親近感が湧く。これからどんな交流が描かれるか楽しみ」。ボイスドラマを軸に、オリジナル楽曲やイベントなども進行中で、8月18日には1stCDがリリース。©LATCH! Project/JRE実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐキャラクター。『ウマ娘 プリティーダービー』ウマの耳と尻尾を持つ少女たちが活躍するクロスメディアコンテンツ。ゲームでは、育成したウマ娘たちのレースのほか、ライブパフォーマンスなども。「実在競走馬がモチーフになっており、リアルな関係性を反映しつつ、競馬ファンの夢もふんだんに盛り込み、ウマ娘らの友情が描かれている」©Cygames, Inc.尹 秀姫さん出版社勤務を経て、フリーランスの編集・ライターに。共著に『K‐POPアイドル&ヲタあるある』(竹書房)など。※『anan』2021年7月21日号より。(by anan編集部)
2021年07月19日2.5次元に存在する芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」(通称:ツキプロ)からデビューした個性と魅力がいっぱいの噂の男(原石)たち、“VAZZY(ヴァジー)”と“ROCK DOWN(ロックダウン)”。この2つのユニットが活躍する『VAZZROCK(バズロック)』シリーズの舞台版、2.5次元ダンスライブ「VAZZROCK STAGE」(通称:バズステ)が、今作より始動する。公演ごとにどちらか1つのユニットが登場するVAZZY公演とROCK DOWN公演に分かれており、前半は芝居パート、後半はまるでライブに来たかのようなダンスライブパートに突入する。芝居パートでは、VAZZYとROCK DOWNがユニット活動3年目を迎えるにあたり、VAZZROCKプロジェクトの見直しを図るべきか否か、リーダーの考えを聞きたいと社長に呼び出された孝明と翔。今作では、メンバーからの見え方や関係性を通して、ユニットリーダー2人のキャラクターを深堀りしていく。ダンスライブパートは、ユニット曲に加えて、ソロ曲やデュエット曲を披露。それぞれセットリストが異なるA・B・Cの3パターンの公演が用意されており、A・B公演については披露楽曲が公式サイトにて公開されている。使用曲はbi-colorシリーズ1stシーズンから2曲と、ユニットソングvol.1「VAZZY vol.1 -始動-」「ROCK DOWN vol.1 -始動-」に収録されている3曲。全員20代の大人なVAZZYとROCK DOWNならではの激しくもセクシーなダンスが見どころだ。さらに、ソロ曲ではメンバーがバックダンサーを務める、バズステならではのスペシャルな演出も。また、バズステで初披露されるきらびやかなステージ衣装やヘアメイクにも注目してほしい。ダンスライブパートは、新型コロナウイルス感染予防の観点から声援を贈ることはできないが、拍手だけでなくペンライトやうちわなど、応援グッズの持ち込みが可能。メンバーが客席のうちわを探してファンサービスをくれるコーナーもあるので、どんな彼らのポーズやリアクションが飛び出すのかも、毎公演楽しみなポイントだろう。公演は、7月11日までCBGK シブゲキ!!にて上演。チケットは発売中で非売品ブロマイド2枚セット付き。7月10日、11日の計6公演はPIA LIVE STREAMにてライブ配信も実施する。2組の原石たちが輝き出す瞬間がここから始まる、バズステシリーズの幕開けをお見逃しなく。取材・文能一ナオ
2021年07月06日2.5次元に存在する芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」(通称:ツキプロ)からデビューした個性と魅力がいっぱいの噂の男(原石)たち、“VAZZY(ヴァジー)”と“ROCK DOWN(ロックダウン)”。このふたつのユニットが活躍する『VAZZROCK(バズロック)』シリーズの舞台版、2.5次元ダンスライブ「VAZZROCK STAGE」(通称:バズステ)が、今作より始動する。2.5次元ダンスライブ「VAZZROCK STAGE」Episode1『0carat』ゲネプロより、“VAZZY”公演の面々撮影:能一ナオ公演ごとにどちらかひとつのユニットが登場するVAZZY公演とROCK DOWN公演に分かれており、前半は芝居パート、後半はまるでライブに来たかのようなダンスライブパートに突入する。芝居パートでは、VAZZYとROCK DOWNがユニット活動3年目を迎えるにあたり、VAZZROCKプロジェクトの見直しを図るべきか否か、リーダーの考えを聞きたいと社長に呼び出された孝明と翔。今作では、メンバーからの見え方や関係性を通して、ユニットリーダーふたりのキャラクターを深堀りしていく。ダンスライブパートは、ユニット曲に加えて、ソロ曲やデュエット曲を披露。それぞれセットリストが異なるA・B・Cの3パターンの公演が用意されており、A・B公演については披露楽曲が公式サイトにて公開されている。使用曲はbi-colorシリーズ1stシーズンから2曲と、ユニットソングvol.1「VAZZY vol.1 -始動-」「ROCK DOWN vol.1 -始動-」に収録されている3曲。全員20代の大人なVAZZYとROCK DOWNならではの激しくもセクシーなダンスが見どころだ。さらに、ソロ曲ではメンバーがバックダンサーを務める、バズステならではのスペシャルな演出も。また、バズステで初披露されるきらびやかなステージ衣装やヘアメイクにも注目してほしい。ダンスライブパートは、新型コロナウイルス感染予防の観点から声援を贈ることはできないが、拍手だけでなくペンライトやうちわなど、応援グッズの持ち込みが可能。メンバーが客席のうちわを探してファンサービスをくれるコーナーもあるので、彼らのどんなポーズやリアクションが飛び出すのかも、毎公演楽しみなポイントだろう。公演は、7月11日(日)までCBGK シブゲキ!!にて上演。チケットは発売中で非売品ブロマイド2枚セット付き。7月10日(土)、11日(日)の計6公演はPIA LIVE STREAMにてライブ配信も実施する。ふた組の原石たちが輝き出す瞬間がここから始まる、バズステシリーズの幕開けをお見逃しなく。【あらすじ】「まずは 1 年。ちょっと冒険してみないかい?」そんな事務所社長の言葉から始まったVAZZYとROCK DOWNの物語。昨年、社長からプロジェクトについての意見を求められたユニットリーダーの孝明と翔は、それぞれのユニットメンバーたちと触れ合いながら、自分たちの活動の「今」を考えた。(ユニットドラマ 2巻より)──それから更に1年。孝明、そして翔は、当時のことを思い出しながらこの先の「未来」を想うのだった。取材・文・撮影:能一ナオ2.5次元ダンスライブ 「VAZZROCK STAGE」 Episode1 『0carat』2021年7月1日(木)~2021年7月11日(日)会場:CBGKシブゲキ!!【ライブ配信】7月10日(土)12:00(VAZZY公演)、15:30(ROCK DOWN公演)、18:00(VAZZY公演)7月11日(日)10:30(ROCK DOWN公演)、14:00(VAZZY公演)、17:00(ROCK DOWN公演)PIA LIVE STREAMにてチケット情報
2021年07月05日アニメファンとして知られる、アイドルグループ『Kis-My-Ft2』の宮田俊哉さん。ジャニーズ事務所のアイドルとは思えないほどディープな『オタク』であり、バラエティ番組でのアニメ特集では必ずといっていいほど出演しています。そんな宮田さんが、人気作品のキャラクターとのコラボレーションを果たしました。キスマイ宮田俊哉、『うたの☆プリンスさまっ♪』とコラボ歌唱2021年5月7日、宮田さんの新しいソロ曲である『Nemophila』のMVが公開。女性を中心にゲームやアニメで絶大な人気を誇る『うたの☆プリンスさまっ♪』とのコラボレーションを披露しました。動画では、同作品に登場するアイドルグループ『ST☆RISH』の一ノ瀬トキヤと一緒に踊る姿が映っています。作詞は宮田さんと一ノ瀬トキヤの2人が担当。また、作曲は『うたの☆プリンスさまっ♪』の音楽プロデューサーである、音楽グループ『Elements Garden』の上松範康さんが手がけています。動画が公開された翌日、『Kis-My-Ft2』のウェブサイトでは宮田さんのコメントが掲載されました。今までやったことがない、新たなコラボレーションがしたいと思ったのがきっかけでした。そこで、僕自身好きでカラオケでも歌っている「ST☆RISH」さんとコラボレーション出来ないか?デビューがほぼ同期でかつイメージカラーも同じ紫の「一ノ瀬トキヤ」とコラボレーションできたらアイドルの歴史に変わるのではと思いオファーさせていただきました。トシヤとトキヤ。名前が似ているのも運命かなと思いました。「Kis-My-Ft2」と「ST☆RISH」で誰もまだ見た事の無い景色を応援して下さる皆様と一緒に見られたら素敵だなと思います。Kis-My-Ft2 Official Websiteーより引用今回のコラボレーションは、なんと宮田さんからオファーをした様子。また、コラボレーション相手である、一ノ瀬トキヤから宮田さんへのメッセージも公開されています。宮田さんからコラボレーションのオファーをいただいた時はとても驚きました。お話を伺ううちに、同じような境遇であること。また、音楽に対しての熱い想いにシンパシーを感じました。制作過程を通して、学びや刺激が多い時間を過ごせたことに感謝しています。アイドルとして、そして1人の表現者として、持ちうる限りの力を込めました。皆さんに少しでも喜んでいただけたら幸いです。作詞、歌唱、MVでの共演と、私達2人の化学反応をお楽しみください。Kis-My-Ft2 Official Websiteーより引用次元を超えて融合した2人。両者のメッセージからは、アイドルにかける熱い想いが伝わってきます。動画はたった1日でおよそ50万回再生され、「まさかこの2人がコラボするなんて」「宮田さんが嬉しそうでファンも幸せ」など、多くのジャニーズファンとアニメファンから反響が上がりました。同月14~16日に開催される配信ライブ『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2021 HOME』に合わせて公開された、今回のMV。新型コロナウイルス感染症の影響で会場でのライブが制限された状況でも、ファンの気持ちを大いに盛り上げてくれそうです![文・構成/grape編集部]
2021年05月08日株式会社WOWOWプラスが植田圭輔、井澤勇貴、笹森裕貴ら人気2.5次元俳優によるスタジオ形式の名曲ライブ『2.5次元男子。歌姫へのラブレター』 を、3月27日(土) 21:00より配信することが決定した。『2.5次元男子。』は人気アニメやコミックを原作とした舞台を中心に活躍中。そんな彼らが日本の歌姫へのリスペクトを込め、誰もが知る女性ヴォーカル曲をスタジオから届ける。恋愛映画のモチーフにもなった「未来予想図Ⅱ」や、昨年のNHK紅白歌合戦での披露が記憶に新しい「夜に駆ける」を含む、女性ヴォーカリストによる珠玉の12曲。植田、井澤、笹森の3人がソロやユニットとして歌うヒットソングは必聴となっている。さらには、コロナ禍での生活の変化や仕事観など、他では聞けないファン必見の貴重なプライベートトークも。『2.5次元男子。』 たちの等身大の魅力堪能してほしい。【配信概要】『2.5次元男子。歌姫へのラブレター』日時:3月27日(土) 21:00開演公演時間:110分(予定)公式サイト: <チケット情報>料金: GoTo イベントキャンペーン適用価格 1,760円 (税込)販売期間:3月13日(土) 10:00~4月1日(木) 23:59<配信メディア>・PIA LIVE STREAM・Streaming+・WOWOWプラスチケット(ZAIKO)・U-NEXTアーカイブ配信:4月2日(金) 23:59まで※開演前 の配信開始時間 は配信メディアごとに異なります 。 別途、配信メディアごとに手数料がかかる場合があります。※各配信メディアによって対応サービスや条件が一部異なります。※どのメディアからご覧いただいても、配信ライブの内容は全て同じです。
2021年03月12日オンライン動画配信サービスHuluにて、ネルケプランニングが贈る“2.5次元ミュージカル”作品を中心に100本を超えるラインナップが順次配信されることが決定した。“2.5次元ミュージカル”とは、日本の漫画・アニメ・ゲームを原作とした舞台コンテンツ。Huluでは数々の2.5次元ミュージカル作品が毎月10〜15作品がコンスタントに配信されるとのことだが、これだけ多数のラインナップが月額定額制の動画配信サービスに揃うのは初めてだ。まず、12月19日から配信を開始したのは舞台『犬夜叉』(2017)。漫画家・高橋留美子による原作はアニメ化もされた人気作で、ゴールデンボンバーの喜矢武豊が主演を務めている。また、乃木坂46の若月佑美が日暮かごめ、伊藤純奈が桔梗を演じるほか、木村了、佐奈宏紀、滝口幸広、野口かおる、小林健一らの出演も話題を呼んだ。さらに本日12月22日(火)からは「MANKAI STAGE『A3!』」が配信開始。本作は、2017年の配信開始以降ダウンロード数700万を超えるイケメン役者育成ゲーム『A3!』を舞台化した作品だ。ほか、乃木坂46版のミュージカル「美少女戦士セーラームーン」や舞台「パタリロ」など、人気作が目白押し。さらにHuluでは、アニメ『犬夜叉』『A3!』なども配信され、2.5次元舞台とアニメ、両方を楽しむことができる。今後のラインナップにも注目してほしい。【ネルケプランニング Hulu配信予定コンテンツ(12月、1月)】<2020年>12月19日(月):舞台「犬夜叉」12月22日(火):MANKAI STAGE『A3!』~SPRING & SUMMER 2018~12月22日(火):MANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN & WINTER 2019~12月22日(火):TEEN×TEEN THEATER「初恋モンスター」12月25日(金):乃木坂46版ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」【Team MOON】12月25日(金):乃木坂46版ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」【Team STAR】12月25日(金):乃木坂46版ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」201912月29日(火) :「ライチ☆光クラブ」12月29日(火) :残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』12月29日(火) :舞台「八王子ゾンビーズ」<2021年>1月8日(金):ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」 -La Reconquista-(ラ・レコンキスタ)1月8日(金):ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」 -Petite Étrangère-(プチテトランジェール)1月8日(金):ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Un Nouveau Voyage-(アン・ヌーヴォー・ヴォヤージュ)1月8日(金):ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Amour Eternal-1月8日(金):ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」-Le Mouvement Final-(ル・ムヴマン・フィナール)1月18日(月):舞台「パタリロ!」1月18日(月):舞台「パタリロ!」★スターダスト計画★1月18日(月):劇場版「パタリロ!」1月24日(日):「じょしらく」<チームら>1月24日(日):「じょしらく」<チームく>1月24日(日):「じょしらく」<チームご>1月24日(日):「じょしらく弐 ~時かけそば~」<チームら>1月24日(日):「じょしらく弐 ~時かけそば~」<チームく>1月24日(日):「じょしらく弐 ~時かけそば~」<チームご>1月28日(木):舞台「ACCA13区監察課」※配信開始日は変更になる可能性がございます。
2020年12月22日12月14日(月)から動画サービス「ニコニコ」の「ニコニコ生配信」にて、2.5次元俳優たちが出演する交流型配信バラエティ番組『2525推しごと』season3が12月18日(金)までの5日間に渡って配信されることが決定した。この番組は、日テレ アレックスオン(AX-ON)が企画・製作を務め、2.5次元俳優が多数出演するニコニコとのコラボ企画第3弾。今注目の2.5次元俳優たちが、朗読あり、騙し合いあり、深層プロファイルあり、プレゼンありの様々な企画に挑む。今回出演するのは、糸川耀士郎、小波津亜廉、杉江大志、松井勇歩、三津谷亮、和田琢磨の5名。ミュージカル『刀剣乱舞』や『テニスの王子様』シリーズをはじめとした、2.5次元作品で活躍する“推し”の姿を堪能してほしい。番組では視聴者参加型企画もあるので、どしどし参加しよう。【番組概要】『2525推しごと』season3放送日時:12月14日(月) ・12月15日(火)・12月16日(水) ・12月17日(木)・12月18日(金)※全日21時から配信開始<プログラム>12月14日(月)21:00~:Day1★「深層プロファイル 〜過去から未来で自己診断!~」糸川耀士郎、小波津亜廉12月15日(火)21:00~:Day2★「騙し合い対決!コンフィデンスマンはどっち!?」杉江大志、三津谷亮12月16日(水)21:00~:Day3★「俺の推しはコレだ!生・プレゼンバトル!」杉江大志、松井勇歩、和田琢磨12月17日(木)21:00~:Day4★「冬キュン!切なくも、温まる朗読会」 小波津亜廉、杉江大志12月18日(金)21:00~:Day5★「フィナーレ!大集合★オンライン忘年会」 糸川耀士郎、松井勇歩、三津谷亮、和田琢磨各番組ページ詳細: <視聴チケット料金>●12月14日(月)・12月15日(火)・12月16日(水)・12月17日(木)通常価格:1600円、プレミアム会員:1000円●12月18日(金)通常価格:2200円、プレミアム会員:1600円●5日間通しチケット通常価格:8600円、プレミアム会員:5600円チケット販売期間:2021年1月14日(木)23:59までタイムシフト視聴期限:2021年1月15日(金)23:59分まで(視聴回数1回)視聴チケット購入はこちら:
2020年12月08日「2.5次元ミュージカル」「2.5次元舞台」という言葉を耳にする機会が増えた昨今。漫画・アニメやゲームを原作にした、イケメンたちのきらびやかなステージに興味はあっても、「いきなり劇場に行く勇気が出ない」……という方もいるでしょう。でも今は、配信映像で気軽に見られちゃうんです。おうちで気軽に”2.5次元デビュー”してみてはいかがでしょうか。文・榎本もえ舞台「パタリロ!」シリーズ伝説のギャグ漫画が見事に顕現映画『翔んで埼玉』の大ヒットも記憶に新しく、リアルタイム世代のみならず、若者をも虜にしている、魔夜峰央さんの代表作が、まさかの舞台化。あの伝説のギャグ漫画をどうやって舞台に……? という疑問を吹き飛ばすのは、主人公パタリロ役、加藤諒さんの存在感。個性的なビジュアルだけではなく、その身体能力をもって、一風変わったパタリロというキャラクターを見事に“2.5次元”として顕現させています。趣向を凝らした演出で繰り出されるギャグシーンは、息をつく間もないほど。昭和の腐女子たちをときめかせたバンコラン(演・青木玄徳さん)とマライヒ(演・佐奈宏紀さん)の怪しい美しさもしっかりと再現。タマネギ部隊にもイケメン俳優が配されており、目が離せません。舞台「パタリロ!」スターダスト計画©魔夜峰央/白泉社ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ紅白出場も果たした刀剣男士たちの戦いと歌とダンス名だたる刀剣が戦士の姿になった“刀剣男士”を収集・育成・強化し、歴史改変を目論む敵と戦う大人気PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案とした大人気2.5次元ミュージカルシリーズ。ミュージカル『刀剣乱舞』の刀剣男士たちは、CDリリースなどの音楽活動もしており、『ミュージックステーション』などの地上波テレビ歌番組への出演、さらには『NHK紅白歌合戦』にも出場するほどの人気ぶりです。公演は2部構成で、1部のミュージカルで、源義経の最期や、新撰組の活躍など、歴史上の出来事を取り入れたシリアスなストーリーを受け止めた後、2部のライブで歌い踊る刀剣男士に楽しませてもらえる構成となっています。10月11日(日)まで上演中の、ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣 2020 ~SOGA~と、9月20日(日)~11月23日(月・祝)に上演予定の、ミュージカル『刀剣乱舞』 ~幕末天狼傳~は、動画配信サービスDMM.comで公演全日程のライブ配信があり、おうちに居ながらリアルタイムで公演が楽しめます。ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣 2020 ~SOGA~ミュージカル『刀剣乱舞』 ~幕末天狼傳~©ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」シリーズアイドルもセーラー戦士に変身!原作は、少女漫画雑誌「なかよし」に1991年から連載されていた人気コミック。1992年から放送されたテレビアニメを観て育った人も多いはず。ミュージカルシリーズも歴史は古く、“2.5次元”という言葉が生まれるよりも以前の1993年から2020年現在まで、断続的に上演されています。浦井健治さん、城田優さんといった、現在の日本のミュージカルを支えているスター俳優を輩出している点も見逃せません。現在配信中の近作は、乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」で、乃木坂46のメンバーが出演。主演の山下美月さん、井上小百合さん(Wキャスト)をはじめ、リアルアイドルたちが演じる“セーラー戦士”が、可憐に、しかし力強く、過酷な運命に身を投じていく姿は、現実の彼女たちの姿ともシンクロし、2.5次元ならではの醍醐味を噛み締められるはず。幼い頃に胸をときめかせた、キラキラの変身シーンや戦士たちの技が、華麗なエフェクトとともにリアルに甦り、あのころの気持ちに戻る瞬間がきっとあります。乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」Team MOON乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」Team STAR©武内直子・PNP/乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会學蘭歌劇『帝一の國』シリーズ歌劇なのに口パク!? 一度聴いたら忘れられない楽曲が勢揃い!2017年に菅田将暉さん主演の実写映画で一気に知名度を上げた、古屋兎丸さん原作コミック。2.5次元舞台は、それ以前の2014年から2016年まで、3作品が制作されています。生徒会選挙で争う美少年たちの物語という、原作が持つ独特でシュールな雰囲気を、グッとコメディに引き寄せて、クスクスと笑える作品に昇華。タイトルに「歌劇」とあるように、随所に歌が挟み込まれるのですが、なんと口パク! それすらも笑いに変える見せ方は、原作とは違った味わいながらも、個性的な原作に不思議とマッチした舞台になっています。アクの強い美少年たちを、しっかりと再現したビジュアル。演技も見ごたえ十分です。【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』 -血戦のラストダンス-©古屋兎丸/集英社舞台「魍魎の匣」舞台化不可能と言われた大ボリュームの原作に迫る言葉を駆使して“憑き物落とし”を仕掛け、殺人事件を解決するミステリ作品、京極夏彦さんの小説「百鬼夜行」シリーズ。中でも人気を誇り、実写映画化、コミカライズ、アニメ化と、メディア展開も盛んな『舞台「魍魎の匣」』が、ついに舞台化。“鈍器になる厚さ”というボリュームで知られる原作を、情報量そのままに2時間強の舞台にまとめ上げた傑作です。主演、中禅寺秋彦役には、橘ケンチさん。EXILE、EXILE THE SECONDのリーダーとして知られる橘さんですが、映画『HiGH&LOW』シリーズなど映像作品はもちろん、舞台経験も豊富な俳優としての魅力が、京極堂らしいソリッドなビジュアルと相まって、今作ではますます光ります。舞台「魍魎の匣」©舞台「魍魎の匣」※各作品タイトルの「」と『』はそれぞれ公式表記に沿ったものとなっています。information著者プロフィール榎本もえ現在地はだいたいテレビの前。レコーダー3台とFire Stickのリモコンを握りしめるミーハーオタク。
2020年09月24日2.5次元ミュージカルなどで活躍する鈴木拡樹がMCを務める番組「2.5次元男子推しTV」の総集編スペシャルが、8月19日(水)に放送されることが決定した。同番組は、2.5次元ミュージカル界で活躍する俳優たちの意外な素顔に迫っていく番組で、2017年3月にシーズン1がスタート。2020年1月から始まったシーズン4がもうすぐ最終回を迎える。今回放送が決定した同番組初となる“総集編スペシャル”は、シーズン1と4に登場した椎名鯛造や黒羽麻璃央など、豪華ゲストとのロケや鈴木さんとの対談の様子をふり返り、鈴木さん本人が番組の思い出や歴史をふり返る撮り下ろし映像も放送する。「2.5次元男子推しTV」総集編スペシャルは8月19日(水)22時~、シーズン4#6(最終回)は7月31日(金)21時15分~WOWOWライブにて放送。(cinemacafe.net)
2020年07月06日sacai (サカイ)2020年秋冬コレクションが、2020年3月2日(月)フランス・パリ市内で発表された。3次元のフォルムを超えて視覚的な4次元のシルエットを探求するため、対称的な“重さ”のファブリック同士を組み合わせるアプローチを行った今季のsacai。動きが加わることで、異なるシルエットへと変化する、意外性に富んだエフェクトを持っているのが特徴だ。ドレッシーな表情へと導くマニッシュなアイテム例えば静止しているとジャンプスーツに見えるピースは、軽やかな素材でアレンジを加えることで、歩き始める流れるようなドレスへとチェンジ。また本来マニッシュな要素を持つピースには、クチュールライクなアプローチを加えてドレッシーな表情へと昇華させる。ジャケットとドキングさせた、MA-1ベースのドレスは、艶めくサテン生地を使用することで、女性らしさをぐっと引き立てているのが印象的だ。カラーにも一捻りまたカラーにアレンジを加えたアプローチも。ミリタリー風のニットウェア×スカートは、ピュアなオールホワイトで統一することで、本来ミリタリーの持つタフなムードをそぎ落としている。ジャケットスタイルを再解釈ジャケットスタイルに取り入れられる、本来“セット”となるアイテムを、1つのピースでドレッシーに再解釈している点も興味深かった。白シャツのドレスは、テーラリングパンツを再構築した“フロントなし”のスカートと組み合わせ。またスーツ地で使用されるマニッシュなボーダー柄はロングドレスへと姿を変え、ジャケットとのセットアップで提案されている。異なる姿に変わりながらも、私たちにとって既視感のある組み合わせは、一種の“安心感”をもたらしてくれるのだ。NASAの宇宙のイメージプリントもブラックやホワイト、ブラウン、ネイビーとプレーンなパレットが目立つ今季は、グラフィカルプリントが、コレクションにリズムをもたらしていく。“4次元”の概念を伝える、 NASAの宇宙のイメージプリントや、Alexander Girardとコラボレーションしたロング丈のドレスの上に登場。アシンメトリーなカッティングによってより動きをもたらし、躍動感の溢れる表情に仕上がっていた。
2020年03月05日“エーステ”という愛称で人気を博す2.5次元舞台「MANKAI STAGE『A3!』〜SUMMER 2019〜」の初日会見が8月8日(木)に品川プリンスホテル・ステラボールにて行われ、陳内将、宮崎湧、野口準、本田礼生、赤澤燈、宇佐卓真の6名が出席した。ダウンロード数600万部を超えるイケメン役者育成ゲーム『A3!』が原作の本作。ゲームのプレイヤーが劇団「MANKAI カンパニー」の主宰兼「総監督」となり、劇団員たちをプロデュースして育成するストーリーとなっている。劇団の中では、春夏秋冬の名を冠した4組が在籍。本公演は夏組にスポットを当てた夏組単独公演となっており、原作の第二回公演『にぼしを巡る冒険』、第三回公演『抜錨!スカイ海賊団』の2ストーリーを展開していく。夏組のリーダー・皇天馬(すめらぎ・てんま)を演じる陳内は、初日を迎えての心境を聞かれると「夏組の単独公演が発表されてから今日が楽しみで仕方なかった。「M1」といわれるナンバーに「物語はバトンを繋ぐ」という歌詞があるんですけど、そのとおりに、春組単独公演から受け取ったバトンを、このあとの秋組単独公演へ繋げられるように役目を全うしていきたい」と、続く秋組単独へも思いを乗せて語っていく。瑠璃川幸(るりかわ・ゆき)役の宮崎は「稽古期間中は、暗いトンネルの中を5人で手を繋ぎながら、光が見える方向に一歩ずつ歩いてきたように感じました。最後まで仲間たちを信じて走り抜いていきたい」と微笑む。向坂椋(さきさか・むく)役の野口は「また夏組のメンバーとお芝居ができてうれしい。たくさんの人に夏組の絆を見せつけられたら」と力強くコメントし、斑鳩三角(いかるが・みすみ)役の本田は「夏組単独公演が決まってから、早くやりたいと待ち焦がれた日々だった。誰も観たことがない夏組公演になっていると思うので、ぜひ楽しんでいただけたら」と意欲を燃やす。三好一成(みよし・かずなり)役の赤澤は「ここにいる夏組5人は、キャラクター同様、人間的に不器用な人たちが集まっているなと感じる稽古期間だった。でもその不器用さが上手くハマった瞬間に、どこの組にも負けない、夏のカンカン照りのようなパワーを発揮できる」と期待を寄せ、本公演から初参戦となる斑鳩円(いかるが・まどか)役の宇佐は「最初は不安なこともあったけど、稽古するたびにみなさんが優しくてすごく楽しい稽古期間でした。あとは56公演、突っ走っていくだけ」と意気込みを見せた。改めて、稽古期間を振り返って印象に残っていることを聞かれると、全員一致で「暑かった(笑)」と回答。赤澤が「稽古期間の最初の方は、夏の暑さもまだ本番ではなくて、前までの夏組感が出せないなって思っていた。でも、暑さが本格的になっていくにつれて、前回の公演のような夏組の空気感がよみがえってきた」と、夏の暑さとともに本調子に戻っていったことを明かしていく。また、稽古場に炊飯器が置いてあったことにも話題がおよび、陳内が「みんなでお米やおかずを交代で買ってきて、同じ釜の飯を食べていました(笑)」という裏話も飛び出した。『エーステ』では、それぞれの組毎の楽曲も見どころのひとつ。夏組の楽曲の良さを聞かれると、本田が「チームごとに伝えたい色が違って、夏組は絆や夏の騒がしさがテーマ」とコメントすると、赤澤も頷きながら「夏って騒がしいけど、楽曲的には夏の切なさ、儚さも描いている」と同調。すると、陣内が「セミみたいな感じかな?」とポロリ。すかさず本田が「そこは花火でもいいのでは?」とツッコミを入れると、キャスト陣は大爆笑。「たしかにそうだね!セミはなかったことにしていただいて……」と、陳内も照れ笑いをしつつ、テンポの良い掛け合いで、夏組の仲の良さを見せつけた。東京公演は8月18日(日)まで上演。その後、兵庫、愛知、新潟を経て、再び品川プリンスホテル・ステラボールにて東京凱旋公演を行う。
2019年08月13日『美少女戦士セーラームーン』の2.5次元ミュージカルが楽しめるショーレストラン「美少女戦士セーラームーン -シャイニング ムーン トーキョー(SHINING MOON TOKYO)-」が、東京・麻布十番に、2019年8月15日(木)オープン。2.5次元ミュージカルが楽しめるレストラン武内直子による原作コミックは17カ国語に翻訳され、アニメシリーズは40カ国以上の国で展開するなど世界中で人気を博している『美少女戦士セーラームーン』。これまでにも上演し、注目を集めてきた2.5次元ミュージカルが“ショーレストラン”として楽しめるようになる。常設店としてオープンを迎えるショーレストラン「美少女戦士セーラームーン -シャイニング ムーン トーキョー-」の位置する麻布十番は、物語の舞台であり、国内外から多くのセーラームーンファンが訪る聖地。本レストランが入るビルは、実際に第1話で宝石店として登場する場所だそうだ。店内では、作品の世界を体感できるオリジナルショーをはじめ、作品をイメージしたフードやドリンクの提供、オリジナルグッズの販売も行う。ここでしか観られないオリジナルショーショーにはセーラームーン、セーラーマーキュリー、セーラーマーズ、セーラージュピター、セーラーヴィーナス、タキシード仮面などお馴染みのキャラクターに扮したキャストが登場。日本人だけでなく海外の人にも楽しんでもらえるよう、決め台詞など以外は基本的にセリフなしでパフォーマンスを繰り広げる。ステージ上では、「セーラームーン」おなじみの楽曲「ムーンライト伝説」に加え、ショーレストランのためだけに制作した曲を使用。“聖地”でしか観ることができない完全オリジナルのショーを展開していく。ランチ&ディナーの2部構成レストランは食事のみを楽しむランチタイムと、オリジナルショーと共に食事を楽しめるディナータイムの2部構成。ランチメニューには、変身用ブローチをイメージしたオリジナルランチボックス付き「ムーン・プリズム・ライスバーガー」や、星型のかまぼこ・ポテトなどのおかずをたっぷりと詰め込んだ「Pretty Guardianランチボックス」を提供。また、イチゴとヨーグルトがマッチした「うさぎのおすすめ!ストロベリースムージー」などのドリンクも用意される。ディナーメニューでは、サヨリや金時草、イクラ、ずわいガニ、穴子の5種の手毬寿司をセットにした「セーラー・プラネット手毬寿司」や、うさぎ型のライスが愛らしい「月野家定番!うさぎカレー」を展開。セーラー戦士をイメージした色鮮やかなドリンクとして、サイダーとラムネシャーベットを合わせた「マーキュリー・ブルー・サイダー」や、トロピカルゼリーにマンゴージュースを注いだ「ヴィーナス・ゴールデン・マンゴー」なども取り揃える。なお、ショーの構成やフード・ドリンクメニュー、グッズなどは、ブラッシュアップされていく予定となっている。【詳細】「美少女戦士セーラームーン -SHINING MOON TOKYO-」オープン日:2019年8月15日(木)住所:東京都港区麻布十番1-10-10 ジュールA 地下1F■ランチタイム時間:12:00~13:30 ※食事のみ。料金:一律3,500円(税込)(1フード+1ドリンク)※当日追加できるメニューに関しては後日発表。■ディナータイム時間:16:00~17:40(SHOWTIME/17:00~17:40)、18:30~20:10(SHOWTIME/19:30~20:10)、21:00~22:40(SHOWTIME/22:00~22:40)※時間は変更になる場合がある。料金:S席8,500円(税込)(ショーチャージ+1フード+1ドリンク)A席7,500円(税込)(ショーチャージ+1フード+1ドリンク)※当日追加できるメニューに関しては後日発表。■グッズ「-SHINING MOON TOKYO-」オリジナルグッズ販売を予定。<チケット申込み>第1弾・予約可能期間:8月15日(日)〜10月31日(木)・「美少女戦士セーラームーン」オフィシャルFC先着先行受付期間:7月18日(木)19:00〜7月20日(土)18:59・一般販売受付期間:7月21日(日)10:00〜9月30日(月)9:59予約サイト:
2019年07月21日ある意味で“大問題作”と言えるかもしれない。鈴木聡が主宰するラッパ屋の最新作『2.8次元』で描かれるのは演劇界の内部。この十数年、従来の演劇とは全く異なるアプローチで新たなファン層を発掘し、人気を博している“2.5次元ミュージカル”を扱う。今年、還暦を迎えた鈴木がなぜ2.5次元をテーマに?そこにどんなメッセージを込めようとしているのか?物語の舞台は老舗劇団「雑草座」。中年以上のメンバーが多くを占める劇団だが、財政難を打開すべく、外部の演出家、若手俳優を招き入れ、流行りの2.5次元ミュージカルを上演しようと試みるが……。「演劇界のことをちょっと書き過ぎたかな…?」――。鈴木はそう苦笑するが、2.5次元ミュージカルの存在、その人気は、かなり早い段階から認識していたという。「うちの照明スタッフさんが『テニミュ』(ミュージカル『テニスの王子様』)の仕事を初期からやってて“すごいよ”という話は聞いてたんです。“鈴木さんも一度、観に来たら?”“いや、うーん”なんて話をしてたら、あれよあれよという間にすごいことになってて(笑)。今回の話を書くにあたって、最初に映像で『刀剣乱舞』を観て、その後、本広克行さんが演出する『PSYCHO-PASS サイコパス』を生で観せてもらい、他にもスタッフの方から話を聞きました」。では、そんな鈴木の2.5次元評は?そもそも今回、なぜ2.5次元を題材にしようと思ったのか? 「(アニメや漫画、ゲームといった原作の)確固たるイメージがあって、そこに近づけていくという意味で、それこそ劇中の雑草座がずっとやってきた“リアリズム”みたいなものは、求められないし、アニメの世界を演劇的に解釈するというのとも違うんですよね。一方でお客さんが求めるものを全力で作りあげて、その期待に応えて、興行としてもグローバル・コンテンツになる可能性を秘めている。いわゆる、僕らがやって来た旧来の演劇とはアプローチや考え方とは交わらない、なじまない部分もあるとは思います。そういう意味で、価値観のぶつかり合いというのは僕自身がずっと書いてきたことでもあるし、合わない者たちが顔を合わせるというのは喜劇のシチュエーションとしても面白いなと思いました」。舞台上で展開されるのはまさに、異なる価値観のぶつかり合い、ギャップから生まれるおかしみであって、決して鈴木は2.5次元を否定、揶揄しているわけではない。もっと広く現代社会――「旧来の価値観を持つ側から、“ビジョン”を失ったことの切なさ」を描いている。「イデオロギーではなく経済が世界を支配するようになって、しかもそれは特殊な金融経済で、“良いモノを丁寧に作ればお金になる”という従来のモノづくりとも違っていて、ごく一部の人がリードし、儲かる仕組みになってる。劇中、雑草座の面々が自分たちの芝居について“これがリアリズムだ”ということを言うけど、そこには彼らなりの社会への理想も含まれているんですよね。でも、それはもう社会とは合わなくなって、みんな、ただ目の前の現実にどう対応していくかを考えないと生きていけなくなってる。それはすなわち、合わないものを“排斥する”という流れでもあるんですよね」。ラッパ屋『2.8次元』撮影:木村洋一繰り返しになるが、決して本作で2.5次元を批判しているわけではない。ただ、演劇に限らず、世の中全体が白か黒かと答えのハッキリしたもの、見栄えの良いわかりやすいモノばかりを求めるようになっていることには危惧を覚えている。それは、簡単に答えの出ないもの、曖昧なものが排斥、淘汰されていくことに他ならない。「トランプの出現もそうだけど、派手な言動でキャラが立ってないと、多すぎる情報に埋没しちゃう。でも本来、新劇がやってきたことって、それとは正反対の白でも黒でもない曖昧な部分で、そこにこそ豊かさがあるんじゃないかって考えなんです」。鈴木自身、20年近く広告代理店で働いてきただけあって、“わかりやすさ”の効果というのはイヤと言うほどわかっている。その危うさも……。「いまは、いろんなソフトがあって、企画書もみんなデザインがキレイで見やすいの。昔は手書きで文字ばっかりだったのに(笑)。でも“デザイン化する”というのは、細かい微妙な情報を振り落とすということ。広告がまさにそうで、ものすごい情報量の中から、売れるもの、一瞬で届くものだけをピックアップして加工して伝えていく。それが、いまや世の中全体がそうなってる。いや、モノだけじゃなく、“自分”さえもキレイな写真や140字のわかりやすい言葉で自己プロデュースして伝えていかないと生き残れない時代になってる。今回、財政難の老舗劇団を描いてるけど、いまの若い人たちは生まれた時からそういう波にさらされながら、生き延びないといけないわけで、それはそれですごく切ないことかもしれないよね」。ラッパ屋『2.8次元』撮影:木村洋一ちなみに、本作への劇団員たちの反応は? 「劇中劇の2.5次元のパートをやる時は、みんな、ノリノリで楽しそうにやってますね(笑)」。2.5次元に加えられた“0.3”の中身は希望か? 祈りか――?鈴木やキャスト陣と同世代の従来のラッパ屋の客層はもちろん、若い層の感想が気になる作品である。ラッパ屋『2.8次元』は紀伊國屋ホールにて6月16日(日)まで上演中。取材・文:黒豆直樹
2019年06月09日「錆色のアーマ」 -繋ぐ- が、6月6日に開幕。佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)と増田俊樹を中心に、乱世の時代に天下統一を夢見た男達を描くオリジナル作品だ。世界初“逆2.5次元舞台”として、舞台上演から漫画など他のメディアに展開していく。会見ではついにアニメ化すること、声優はふたりが自分の役をつとめることが発表され、「自分たちが原作となる!」と盛り上がった。【チケット情報はこちら】今作は続編だが、前作を観ていなくても楽しめる。前回、本能寺の変で織田信長(増田)は炎に包まれた……はずだった。そこで人ならざる影に出会った信長のことなど知る由もなく、最強の傭兵集団『雑賀衆』の孫一(佐藤)らは本能寺より帰還。「信長の死」の噂が広まるなか、陰陽師・賀茂在昌(丘山晴己)にそそのかされた羽柴秀吉が、病弱な息子・秀勝(玉城裕規)の命を繋ぐためアーマと孫一を手に入れようとする……。「前作はわかりやすくエンタメ。今回はそれぞれ自分の役をいちから考えて、ひとりの人間を描いている」(佐藤)。「なぜ闘うのか、なぜいがみ合うのか、なぜ手をとり合うのか」(増田)。その言葉どおり、雑賀衆のメンバー5名(荒木健太朗、永田崇人、平田裕一郎、章平、神里優希)それぞれの過去や大切にしているものが浮かび上がる。ある者は仲間のため、ある者は家族のため、親友のため、故郷のため……。生き様や深いドラマを彩るのに、新キャストらの存在感が大きい。単なる敵味方として対立するのではなく、それぞれに事情があることで、矛盾や苦悩がうまれる。雑賀衆らの国をまとめる藤白(石渡真修)は、孫一にライバル心を燃やす。茨木童子(佐藤永典)は雑賀衆のひとりと因縁がありそうだ。その兄・酒呑童子(田中しげ美)は闘うことが異様に好きでたまらない。今回、雑賀衆の前に立ちふさがる陰陽師・賀茂在昌(丘山)は優雅で繊細な振る舞いをし、利己的な考えの美学が際立つ。そして、孫一と奇妙な関係を築いていく秀勝(玉城)は、病弱だが才能あふれた若者。幅広い表情を見せる玉城の集中力が、物語をより深く、悲しく、美しく紡いでいく。演出・上演台本の元吉康泰は今作について「まだ見ぬ地平のどこまでのびていくか、とやってきた。前作を観た方は驚かれるんじゃないか」と自信を見せた。ダイナミックな殺陣、アクション、歌、ダンスなど興奮盛りだくさんの2時間半(休憩あり)。22日(土)23日(日)に愛知、27日(木)から30日(日)まで大阪にて上演。取材:河野桃子※「錆色のアーマ」の【錆】の字「つくり」下部分は【円】が正式表記です。
2019年06月07日2次元のキャラクターと3次元のキャストがリンクする5次元アイドル応援プロジェクト『ドリフェス!R』から誕生したライブがついに夢の日本武道館でのファイナルステージへ。これまでの3年間の活動の集大成でもある『ドリフェス!Presents FINAL STAGE at NIPPON BUDOKAN 「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」』初日の模様をレポートします!文・尹秀姫 写真・KENTA Suzuki、JOKEI Takahashi、TAKUMI Nakajima©BNP/BANDAI, DF PROJECT『ドリフェス!』とは、アイドル事務所でデビューを目指す少年たちが切磋琢磨する日々を応援するゲームアプリ『ドリフェス!』からスタートして、アニメ、ライブと様々に展開しているコンテンツ。この作品で声優を務めるキャストが今回のライブではステージに立ち、モニターに映るキャラクターとともに歌い、踊るのです。2次元のキャラクターと3次元のキャストによるステージはまさに好きと好きが重なり合った“5次元”の楽しさ! 会場には推しメンの名前を書いたうちわを手にしたファンがたくさんいましたが、それ以上に目立つのが色とりどりのペンライト。『ドリフェス!』に登場するアイドルグループ「DearDream」と「KUROFUNE」のメンバーカラー7色に変えることができ、曲によって会場内のカラーが一変する様子にはファンの愛を感じざるを得ません!左から、戸谷公人(as風間 圭吾)、正木 郁(as沢村 千弦)、溝口琢矢(as及川 慎)、石原壮馬(as天宮 奏)、富田健太郎(as佐々木 純哉)、太田将熙(as片桐 いつき)、株元英彰(as黒石 勇人)。モニターに2次元のキャラクターが映し出されると、ステージには彼らとまったく同じ衣装、ライジングスター、ライトニングボルトを身につけた3次元のキャストの姿が。DearDreamとKUROFUNEの7人全員がステージに登場するや、赤が担当カラーの石原壮馬(as天宮奏)が「行くぞ武道館!」と雄叫びを上げ、まずは1曲め「ALL FOR SMILE!」からスタート。フラッグのパフォーマンスがインパクト大な「PLEASURE FLAG」など、まずはDearDreamが元気いっぱいに盛り上げます。場内が暗くなり、今度はKUROFUNEの2人が登場。「KUROFUNE!」「襲来!」のコール&レスポンスで会場が一体となった「ARRIVAL -KUROFUNE Sail Away-」にはじまり、「FACE 2 FAITH」では歌詞に合わせた背中合わせの演出で会場を熱狂の渦に。株元英彰(as黒石勇人)の「KUROFUNEだけの何かがやりたくて考えたことがあるんだけど」と言うと、戸谷公人(as風間圭吾)から「金と銀のペンライトで(会場を)彩ってほしくて」ということで、ブロックごとに会場を金と銀で染めあげました。さらにKUROFUNEのMC恒例の出席確認をすると、南は沖縄から北は北海道まで、はては宇宙(!)からの来場者もたくさん来ていることがわかったところで、ライブはユニットステージへ。始まりの衣装であるヴァンパイアロード、クールプリーストを纏った石原壮馬(as天宮奏)、溝口琢矢(as及川慎)、富田健太郎(as佐々木純哉)の3人による「グローリーストーリー」にはじまり、グリーンとピンクのレーザービームが交差する中で黒いスーツを着た溝口琢矢(as及川慎)と沢村千弦(as正木郁)があやしく腰を揺らすダンスでは客席から大歓声が沸き上がりました。“W-MaSKat”(ダブルマスカット)の太田将熙(as片桐いつき)と正木郁(as沢村千弦)は新衣装フレッシュペイントで「STATRING TOGETHER」を披露。2人のイメージカラーである緑と紫に染まった会場に2人ともご満悦でした。さらにもう1曲、W-MaSKatで歌いたい!ということで、季節的には少し早いけどと前置きして「リバーシブル→バレンタイン」を歌うと、続いてKUROFUNEが白い衣装イノセントパイレーツで登場し、「BEST☆★PARTNER」で会場を金と銀の2色にまとめます。ここからはソロステージへ。「ハピハピハッピー♪スマイリング☆」では正木郁(as沢村千弦)がステッキを使ったダンスに挑戦するなど趣向を凝らしたステージがあるいっぽうで、モニターには2次元キャラクターたちが悩みながら成長していく姿が映し出され、そうした苦悩を乗り越えて今彼らがステージに立っているのだと思うと感動もひとしお。「真夏色ダイアリー」では歌詞の「変な顔してみたよ」のところで富田健太郎(as佐々木純哉)が思いっきり変顔してみせたのを、MCでも再現してくれ、メンバー全員から「今日がベスト・オブ・変顔!」と大絶賛されていました。KUROFUNE 株元英彰(as黒石勇人)KUROFUNE 戸谷公人(as風間圭吾)MCではこのライブでの「ベスト・オブ・○○」を決めたい!ということで、会場のみなさんで声援の大きさを競ったり、ロングトーンを競ったりしたものの決着がつかず。最後はDearDream5人全員でいかに「ドリフェス!」という単語を短く言えるか競争になり、石原壮馬(as天宮奏)が圧倒的な速さで優勝! 最後は「ベスト・オブ・アニメは?」の問いかけに会場全体が「ドリフェスー!」と答えて、ライブはクライマックスへ。DearDream 溝口琢矢(as及川慎)DearDream 正木郁(as沢村千弦)モニターにKUROFUNEの2人の出会いから結成に至る映像が流れるなか、衣装インフィニットヴォヤージュの、ストライプのチェスタージャケットを着た戸谷公人(as風間圭吾)が「RING」を、同じく衣装インフィニットヴォヤージュのショート丈ジャケットを着た株元英彰(as黒石勇人)が「SINGIN’ IS ALIVE」を披露。さらに2人で「Whole New World」を炎が上がるステージで熱唱! 溝口琢矢(as及川慎)のソロステージ「リフレイン」では最後に星がひとつ手のひらに落ちてくる演出も。続く石原壮馬(as天宮奏)のソロステージでは「Run After Blowin’ Wind!」で場内を真っ赤に染め上げます。DearDream 石原壮馬(as天宮奏)DearDream 太田将熙(as片桐いつき)DearDream 富田健太郎(as佐々木純哉)そして今回の衣装がミリオンエールシリーズのものであることから、今回のキービジュアルと同じ写真をステージで撮りたい!ということで、ステージを背にした7人の写真を撮影。2次元キャラクターと同じポージングで1枚撮影した後、今度はそれぞれ思い思いのポーズで「ドリフェス最高ー!」と叫びながらもう1枚パチリ。ここからライブはラストスパート。武道館の天井が星空のように輝いたDearDreamの「ユメノコドウ」、そしてKUROFUNEの「Future Voyage」「OVER THE SEVEN SEAS」、そしてDearDreamの「GO TOMORROW!!!!!」と最後まで見ごたえのあるパフォーマンスでクライマックスを迎えます。そして最後は「ドリフェスの最後と言えばやっぱりこの曲!」と「シンアイなる夢へ」を7人全員で歌い、本編は終了。アンコールがわりの「イケるっしょ!」コールが場内にこだまするなか、再びモニターには2次元のキャラクターが登場。ひとりひとりメッセージを伝えてくれた後、今度はステージにキャストが勢揃い。「インフィニティ・スカイ」と新曲「ETERNAL BONDS」の2曲を披露して、熱いライブを終えました。すべての曲を終えてステージの端から端まで歩いて挨拶してまわり、最後にステージ中央の階段を登った7人の後ろには、モニターに映し出された2次元キャラクターの7人。総勢14人が一緒になってお辞儀をして、日本武道館での公演は幕を閉じました。彼らが去った後、モニターには公演中に撮影した写真が映しだされ、この日のライブがたしかに現実であったことを感じさせてくれました。Information
2018年10月26日2.5次元ミュージカル(=2.5D)の認知度をさらに広める活動をする「2.5Dアンバサダー」の就任発表会が行われ、2018年度の2.5Dアンバサダーに決定した須賀健太と、一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会代表理事・松田誠が登壇した。【チケット情報はこちら】自身もハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」と2.5D作品に出演しながら、テレビや映画でも長年活躍し、幅広い層に親しまれる須賀は「“架け橋になれる”という部分で今回、起用していただけたのかなと思っています」と語り、松田も「須賀さんは長く芸能の第一戦で活躍されているし、テレビドラマや映画に出ている方が2.5D作品をやっている意味はすごくあると思っています」とコメント。須賀は「もともと2.5Dを知っている方にはより深く、知らない方には新しく、魅力を知っていただける1年間にしていきたいと思います!」と意気込みを述べた。この日お披露目された、白衣のビジュアルについては「僕が博士になって、一緒に2.5Dを研究していくコンセプト」と説明し、「このビジュアルが1年通して使われるということで、撮影の前日は緊張してました!」とエピソードも。そんな“2.5D博士”須賀が出演する2.5Dオフィシャル番組「What’s 2.5D?」(「GYAO!」にて無料配信)も配信決定。毎月25日「2.5Dの日」に配信されるといい、須賀がゲストの話を聞く『健太ラボ。』や、人気公演のキャストの素顔に迫る『すっぴんキャスト。』などのコーナーを予定しているという。初回収録を振り返り須賀は「ゲストからお話を聞くのは新鮮でした。特に鈴木拡樹さんは2.5Dで長く活躍されている方なので、話していて僕自身も有意義な時間でした」と感想を語り、松田も「トークを回すのがすごくうまいんですよ!番組を見てください、めちゃくちゃうまいです!」と絶賛した。番組で使われる「2.5Dとは?」のパネルに須賀が書いたのは、「夢の場所!!」。その心は「原作ファンを“夢の場所”に連れていくということに大きな意味があり、出演者としてはその“夢”の時間をどう過ごしていただけるかを日々試行錯誤しつくっていくのが2.5D作品だと思っています。それと今は若い役者にとっては2.5D作品に出ることも、ひとつの“夢”になっている。そのふたつの意味を込めて書きました」最後に須賀は「初代の加藤諒さんの想いを引き継ぎながら、さらに広く多くの方に2.5Dの魅力を知っていただけるように全身全霊全力で邁進していきたいと思います!」と挨拶し、発表会を後にした。直近の2.5D注目作品は、須賀も出演するハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“はじまりの巨人”(4月28日(土)から東京・日本青年館他全国五都市にて)、人気劇団ヨーロッパ企画と部活系《競技クイズ》コミックがコラボレーションした「ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE」(5月4日(金・祝)東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて)など。そのほか公演の詳細は下記関連リンクを参照。
2018年04月19日様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー番組「情熱大陸」。1月28日(日)は、いま話題の“2.5次元ミュージカル”の仕掛け人、演劇プロデューサーの松田誠に密着した模様を放送する。「テニスの王子様」「黒執事」「刀剣乱舞」――。“2次元”の漫画やアニメ、ゲームと、“3次元”のリアルな舞台の中間としてファンから自然発生的に名付けられた“2.5次元ミュージカル”。原作の世界観はそのままに、生身のキャストと斬新な演出によって新たな魅力を生み出すとして海外からも注目を集め、斎藤工、城田優、加藤和樹ら実力派俳優も多数輩出、いまや若手俳優の登竜門にもなりつつある。今回番組では、2.5次元ミュージカルの仕掛け人、松田さんの手掛けた中でも最近大ブレイク中のミュージカル、刀剣男士を育成していく大人気シミュレーションゲームを原作としたミュージカル「刀剣乱舞」の出演俳優たちが集結した大型ライブ、佐藤流司や黒羽麻璃央らが出演する「真剣乱舞祭2017」をプロデュースする姿に密着。国内だけでなく、今回初めての中国広州公演が決定しているが、現地で思いもよらぬトラブルに見舞われる松田さんたちの姿をカメラがとらえた。さらに、実はブレイク前から「乃木坂46」に関わっていた松田さん。1期生~3期生から選抜したメンバーでキャストを構成する舞台「三人姉妹」や、元「AKB48」渡辺麻友の新プロジェクトを手掛ける様子も放送予定だ。「情熱大陸」は1月28日(日)23時~TBS系列全国28局ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月22日アニメ『ドリフェス!R』でキャラクターの声を演じる2次元+リアルキャストとしてアーティストデビューを飾った3次元=5次元──多方面で活躍する「DearDream」の初ライブツアーが決定!なんとそのファイナルはパシフィコ横浜 国立大ホールと、かつてない規模で開催される。DearDream チケット情報メンバーは、石原壮馬(as:天宮奏)、溝口琢矢(as:及川慎)、富田健太郎(as:佐々木純哉)、太田将熙(as:片桐いつき)、正木郁(as:沢村千弦)の5人。早速、意気込みを伺った。石原「ひたすら楽しみで、お客さまの期待を越えていかなければならないと思っています。僕は熊本出身で九州(福岡)での凱旋公演もあるので、来ていただくだけでなく、僕らから会いに行ける、そのことがすごく楽しみです」溝口「……正直言って、発表になったときは喜びもありましたが、戦いだ……とも思いました。会場が広くなったからこそ、より密度を濃くすべての空間をこの5人で埋め尽くしたいし、来てくださる方々との距離をよりいっそう縮めたいです。埋めるぞ!と約束します」富田「今年、外部のイベントに色々出演させていただくことで、僕らの音楽をもっと知っていただくためにどうしたらいいのか?と、みんなで考えるようになりました。そんなふうに意識が変わってきたところで与えていただいた機会なので、魂込めて届けます。ユニット曲も楽しみにしていていください!」太田「大きな機会を与えていただき、それだけにステージに立つ僕らの責任も大きいと思っています。だからこそ、この5人だけでなく関わっている全員が一丸となって全力で応えられるよう、挑みます。様々なところで待っていてくれている方々に会いに行ける、そのことが本当にうれしくて、ステージの上でどんな景色が見えるのか今から楽しみです」正木「『ドリフェス!』が始まって3年、デビューして2年目を迎えますが、まだ僕達を知らない方々がたくさんいて、そういった方々に僕らの音楽を届けることができる機会をいただけたことが幸せです。この5人で出来る最高のLIVEになるよう頑張ります」最後に、センターをつとめる石原が全員の思いを代表し「2017年の集大成であり、2018年の僕らを見せる大切な機会なので、ひとりでも多くの方に観にきていただきたいです!」と熱く語った。そんな彼らが出演する「ドリフェス!presents DearDream 1st LIVE TOUR 2018『ユメノコドウ』」の公演は、2018年1月10日(水)東京・TOKYO DOME CITY HALLを皮切りに、福岡・大阪・愛知をまわった後、2月25日(日)神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールにてファイナルを飾る。取材・文/おーちようこ
2017年12月11日2.5次元舞台などで注目の俳優・荒牧慶彦さん。彼が俳優を目指したきっかけとは。「ミュージカル『テニスの王子様』は、間違いなく自分の人生の分岐点でした。芸能の世界に挑戦しようと思ったあのタイミングでオーディションに受かっていなかったら、いまこの仕事をしていなかったかもしれません」そう話すのは、舞台『刀剣乱舞』や舞台『K』などに出演している荒牧慶彦さん。俳優を目指し始めたのは大学時代の就職活動中だそうだけど、すごいのは、すでにテニミュ出演も含め、先々のプランを立てていたらしい。「20歳を過ぎていましたから、スタートが遅いのはわかっていました。僕はもともとゲームやアニメが好きだったし、このジャンルの舞台がもっと盛り上がっていくだろうと確信がありましたから、まずはそこで人気者になろう、と」同時に、演技の経験値を上げたいと、大小問わず多くの舞台に出演。着実に人気を獲得していった。「モチベーションは、お客さんの眼差しと歓声と拍手。ファンの方から舞台の感想の手紙やSNSでの反響をいただく度に、この道は間違いじゃなかったって思うんです。じつは結構単純で(笑)」状況を見極め判断する冷静さと、こんなピュアさを持ち合わせる人。「僕は、『まっきーが演じると、より役が魅力的になるよね』って言われたいんですよ。原作物の舞台化にだってちゃんと意味があるんだって思ってもらいたいんです」理知的なしっかり者かと思えば、すぐ後に、「豆乳に牛乳が入っていないなんて知らなかった!」なんて天然発言も飛び出す。この意外性こそが一番の魅力なのかも。CHARACTER FILE舞台『K ―MISSING KINGS―』「出演が決まった時、誰よりも作品の世界観に詳しくなりたいと思ってアニメを何度も観て、しぐさや刀の振り方を勉強しました」あらまき・よしひこ1990年2月5日生まれ、東京都出身。’12年にミュージカル『テニスの王子様』(2ndシーズン)でデビュー。12月に舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り、来年1月に『あんさんぶるスターズ! オン・ステージ』~To the shining future~に出演。コート¥43,000(ステュディオス/ステュディオス 原宿本店)パンツ¥24,000(ステュディオス×イッティビッティ/ステュディオス 原宿本店)Tシャツ¥14,000(ジョン エリオット/サザビーリーグ)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)
2017年12月05日若手俳優の登竜門となったミュージカル『テニスの王子様』を筆頭に、今熱視線を浴びている2.5次元舞台。今回はそんな2.5次元界からananが注目する俳優の一人、宮崎秋人さんに話を聞きました。舞台『青の祓魔師』の冷静沈着な雪男、『FAIRY TAIL』の直情型のナツ、『弱虫ペダル』の飄々とした新開。宮崎秋人さんが演じてきた役はじつに多彩。「以前は原作のキャラに似せることばかり考えていたんです。でも新開役に決まった時、自分とかけ離れすぎていて、そのやり方じゃ難しくて。役を追っかけるのをやめ、誰より役のことを研究して、自分の受けた印象を大事に演じようと思ってから楽になれました」役に合わせて体を絞ったり太ったり、ストイックなアプローチも。「体は、やれば確実に結果が伴うから、芝居が上手になるよりも手っ取り早いので」。そう言って一拍置き、「そもそも自分はお芝居に向いてないんです」とぽつり。「僕、勉強もスポーツもさして努力しなくてもできたんで、親からは、『早く挫折を経験した方がいい』と言われてきました。そんな時に出合ったのが芝居。手を抜いた途端に止まってしまうのがわかるのに、かといって頑張れば前に進めるというわけでもない。ただ、どんなに苦しい状況に陥っても、もともと向いていないからと思えば耐えられるだろうと思って。でも、なにより好きだからやれてると思います」自身を、どネガティブと評する。「どんなに褒めていただいてもどこかで信じきれない。だからこそ貪欲になれるのかもしれません」今後の目標を問うと「いいオジさんになりたい」とまさかの答え。「20代はその準備期間。いまのうちに、人として俳優として何を積み上げるかを考えています」CHARACTER FILE舞台『弱虫ペダル』新開隼人「初めて主演をさせてもらったのがこの役。その辺から僕を応援してくれる人が増えてきて、仕事への責任感が生まれた気がします」みやざき・しゅうと1990年9月3日生まれ、東京都出身。現在、BSスカパー!で放送中のドラマ『弱虫ペダル Season2』でも新開役で出演。1月6日より出演舞台『ピカレスク◆セブン』が開幕。出演映画『ちょっとまて野球部!』は来年1月27日公開に。ジャケット¥59,000(ジョン エリオット/サザビーリーグ)シャツ¥28,000(ステュディオス×ネーム/ステュディオス 原宿本店TEL:03・5785・1864)パンツ¥12,800(ステュディオス/ステュディオス 原宿本店)※『anan』2017年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・仲田須加
2017年12月05日ミュージカル「テニスの王子様」などの人気から今や注目ジャンルの一つになった2.5次元舞台。今回はそんな2.5次元でも人気の俳優・崎山つばささんにインタビューしました。これまで演じた印象深い役として、真っ先にミュージカル『刀剣乱舞』で神社に縁のある石切丸を挙げた崎山つばささん。「基本的に、2.5次元作品の時には1秒たりとも崎山つばさを出したくないと思っているんです。ただ石切丸の場合、参考になるものがゲームのボイスくらいしかない。それで、神道や神社について、日本刀や平安時代のこと、着物の所作といったものから固めていくやり方をしたんです。そこに辿り着くまでも大変でしたが、歌にダンスに殺陣と、他にもやるべきことが山積みで、たくさんのハードルを越えなければいけない現場でした。でも、そうやってできない理由を並べて逃げたりはしたくないと思っているんです」物腰が柔らかく落ち着いた穏やかな口調からは、ともすると控えめな印象を受けるけれど、内には揺るがぬ芯を持った人なのだ。「スポーツをやってきたからか、ハートは強い方なんです(笑)。昔から負けず嫌いで、どんなに否定されても『次こそは…』って、挑んでいくタイプでした。熱血ではないですが、内なるものは強い。青い火系だと思います」そう言って、小さくフフと笑う。「自分が苦手なことに敢えて挑んでいくようなところがあるんです。苦しいけれど、そこまで嫌じゃない…そういう性分なんですよね」先頃、夏に演じた舞台『煉獄に笑う』の劇中歌として歌った『月花夜』でCDデビューも果たした。「最初は僕も驚きましたが、機会があるなら可能性を探りたい。つねに挑戦していきたいんです」CHARACTER FILEミュージカル『刀剣乱舞』石切丸「もともと僕が神社が好きだったので、神社に奉納されたご神刀だった石切丸を演じられたことに特別な縁を感じています」さきやま・つばさ1989年11月3日生まれ、千葉県出身。読者モデルとして活躍後、’14年より俳優として舞台を中心に活動中。11月1日に崎山つばさ with 桜 menでCD『月花夜』をリリース。来年1月に開幕の舞台『クジラの子らは砂上に歌う』に出演。ニット¥36,000(ジョン メゾン スミス/HEMT PRTEL:03・6721・0882)パンツ¥14,000(オールド パーク/HEMT PR)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月6日号より。写真・天日恵美子スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・shibuya(vitamins)
2017年12月05日若手俳優の登竜門となったミュージカル『テニスの王子様』を筆頭に、人気ジャンルへ成長した2.5次元舞台は、いま群雄割拠の時代へ。そんななか、ananが注目する俳優をご紹介します。いま熱狂的な人気を集めているミュージカル『刀剣乱舞』で黒羽麻璃央さんが演じているのは、「刀剣乱舞-ON LINE-」のアイコンにもなっている三日月宗近。「この役との出合いは本当に大きかった」と話す。「この作品に携わり始めた当初を振り返ると、発声法も演技も、舞台に立つための基礎を何も知らなかったなと思うんです。まさにレベル1から始めた感じで、たくさん怒鳴られましたけれど、おかげで度胸がつき、いま約1年ぶりに三日月宗近として出演している公演に、生きている気がするんです。先日、演出家の方から『ようやくハマったな』と笑顔で言われたのは嬉しかったですね」。そう言った後、「厳しい現場を経験すると、つい上手くなった気になるけれど、学んだことを次に生かせなきゃ意味ないですよね」と付け加えた。デビューはミュージカル『テニスの王子様』。しかし、最初の1年は「全然楽しくなかった」そう。「そもそも、ちやほやされたいくらいの気持ちでイケメンコンテストに参加したんで、俳優でやっていこうという意思も薄くて。それでテニミュに入ったら、芝居はできないしキツイし…。いま思うと単なる逃げだったんですけれど」ある時、「自分の場面で、客席からすすり泣く声が聞こえて、届いているんだって」気づいてから、徐々に面白くなっていったそう。近頃はドラマ映像にも活躍の場を広げている。「でも根本的には変わってないんです。いまも、ちやほやされたいし、人気者になりたいんです(笑)」CHARACTER FILEミュージカル『テニスの王子様』菊丸英二「当時は技術もなく、とにかく一生懸命にやるしかなかった。振り返るとちょっと小っ恥ずかしくて、いまだにあまり観たくは…ない」ミュージカル『刀剣乱舞』三日月宗近「トライアル公演の初日、内番の衣裳で出たら客席から拍手が起きたんです。その時、客席は味方なんだとホッとしたんですよね」くろば・まりお1993年7月6日生まれ、宮城県出身。現在、ミュージカル『刀剣乱舞』に出演中。また放送中のドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)では劇中ドラマ「恋神」に出演。来年2月には主演映画『Sea Opening』が公開になる。ニット¥26,000(ワンダー ランド/ノット ワンダー ストアTEL:06・6110・5466)パンツ¥40,000(ジョン エリオット/サザビーリーグTEL:03・5412・1937)※『anan』2017年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・shibuya(vitamins)
2017年12月05日人気作であるミュージカル『テニスの王子様』でデビューを果たした、2.5次元界でも注目の俳優・木村達成さん。そんな木村さんが、デビュー当時の意外なエピソードを明かした。木村達成さんのデビューは、ミュージカル『テニスの王子様』。「照明の位置を把握して動くとか、立ち位置でどう魅せるかとか、テニミュの現場で教わったことは、いまもあらゆる現場で役に立っている。本当にやってよかったなと思います。ただ、スタッフさんには本当によく怒られましたが…」ここで本人からの申告。「当時はかなり態度が悪かった」そう。「ナメられてたまるかみたいな気持ちで、かなり中二病入っていたと思います。ある日、プロデューサーに『続ける気があるのか?』と呼び出されて、自分から『やらせてください』と頭を下げました。その時には、目の前のお客さんが歓声をくれることに痺れ、舞台の魅力にハマっていたんです」取材するうちにわかってきたのは、木村さんの一見挑発的だったり攻撃的な言葉は、自身を鼓舞させるためのものだということ。「大口を叩いているのに、何も成し遂げられなかったら、それが一番カッコ悪い。だから絶対やってやります」来年には、鹿賀丈史さん、市村正親さんら大ベテランと共演するミュージカルへの出演が控える。「新たな挑戦は怖いですが、環境が変わるのは嫌いじゃないし、新しいことに出合える楽しみを考えれば、大したことじゃないです」今後は「日本の過去を題材にした作品に携わってみたい」とも。「平和な時代に生まれた僕らも、過去に何があったかは知っておかなきゃいけない。それを伝えていくのも僕らの仕事なんだと思うんですよ」CHARACTER FILEミュージカル『テニスの王子様』海堂 薫「まさに、舞台に立つためのことすべてを教えてもらった舞台。間違いなく自分の原点で、ずっと変わらず大切な作品で経験です」きむら・たつなり1993年12月8日生まれ、東京都出身。’12年にミュージカル『テニスの王子様』でデビュー。出演ドラマ『弱虫ペダル Season2』がBSスカパー!で放送中。来年3月のミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』に出演予定。カーディガン¥20,000シャツ¥16,000パンツ¥15,000(以上アンルート/アンルート 二子玉川店TEL:03・5797・3184)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・shibuya(vitamins)
2017年11月30日いま大ブームを巻き起こしている2.5次元舞台。そのなかで、原作に忠実なキャラクター造形で、第一人者と言われているのが鈴木拡樹さん。なんと次回作は初出演となる劇団☆新感線です。ものすごくゆっくりのペースでしか成長していけないタイプなんです。漫画やアニメ、ゲームの世界を舞台上に忠実に立ち上がらせ、いま大ブームを巻き起こしている“2.5次元舞台”。メイクやウィッグ、衣裳による完璧なビジュアル作りもさることながら、声や表情、仕草、動きに至るまでの役の造形が的確で緻密だと評価を受けているのが鈴木拡樹さん。しかし、鈴木さんがその世界の代表者のように語られるのには別の理由がある。どんなキャラクターを演じていても、普通なら介在するはずの役者の自我や肉体というものの存在を消し去り、すべてを役に明け渡しているように見えるのだ。それはまるで、丸かったり尖っていたり、いろいろなキャラクターの器に合わせて形を変えていく水のような。だからこそ今回、鈴木拡樹という人そのものの形を確かめたくて、さまざまな表情での撮影とインタビューをお願いした。――これまで2.5次元作品への出演が多かったのですが、今回は、劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月に出演されます。鈴木:出演のお話が来ていると知った時には、やっぱりびっくりしました。初めて新感線さんの作品を観たのが『鋼鉄番長』(‘10年)で、好きな世界観の舞台だと思いましたけれど、自分が出るのはピンとこないというか…僕のことを知ってもらえる機会はないだろうと思っていましたから。――そんなはずはないですが、確かに、今回のキャスティングが発表になった時、「ついに見つかってしまったか」とは思いました。鈴木:…はははは(笑)。――初めて触れる新感線の稽古場はいかがですか?鈴木:覚えなければいけないキッカケ数が多いです。体の向きを変えるタイミングのような細かいところまで決まっている。ただ、それに合わせて効果音が入ってきて、それが気持ちいいんですよ。新感線さんの舞台って、いつもとってもテンポがいいですけれど、お客さんを盛り上げられるテンポ作りには、あの細かい演出が必要なのかもしれないなと思っています。――チラシのビジュアル撮影で、役の扮装をした鈴木さんの役づくりがあまりに完璧で、現場が騒然となったと聞いたのですが…。鈴木:…台本はいただいていなかったけれど、以前に観たことがある作品でしたから、一応、ざっくりとした自分なりのイメージでアプローチさせていただいたんですよね。でも、カメラマンさんが、「冷たく指示を出しているように」とか、いろいろお題をくださったので、セリフのないお芝居をしている感覚で、僕も楽しかったです。ただ、他のキャストがいなかったので、完全に“ひとり髑髏城”でしたが。――わりとすぐに役に没入できてしまうほうなんですか。鈴木:どうでしょう…なんとなく、こういう場面でこういう反応をする人なのかな、とか、ある程度ベースを考えておくとやりやすいし、すぐに入れると思います。だから、撮影前に資料を集めて、こういう性格のタイプで、こういう癖があって…ということは、ある程度考えておいたりはします。ただ、稽古が始まってみて、全く変わってくることもありますからね。――実際に稽古が始まって、どんな『髑髏城~』になりそうですか。鈴木:今回、全体的にキャストが若いということもあって、若さゆえの青さみたいなものを、これまでより強く描くと言われています。僕が演じる天魔王は、天下を狙う男ですが、未熟さゆえの思い込みの激しさだったり、人間的な部分が出てくるのかなと思っています。――先日、鈴木さんがMCを務めている『2.5次元男子推しTV』を見直したんですが、ゲストの皆さんが鈴木さんの印象として、一様に「神様」だとか「宇宙人」のような、人間じゃないものに例えていたのが面白かったです。鈴木:普段、あんまり怒ったり声を荒げたりしたくない人なんで、そのせいなんだと思います。――もともとの性格ですか?鈴木:そういう部分もありますし、心がけてもいます。自分の身の丈に合った形で、できるだけ人に優しく接しようとは思っています。――10代や20歳前後には…?鈴木:一般的にトガってると言われる時代ってやつですね(笑)。――まさに、その若気の至りみたいな過去もあるんですか?鈴木:逆パターンですが…もう少しトガっておけばよかったなと思います。学生時代…いわゆる思春期と呼ばれる時期に、親に反抗したりすることがなかったんですよね。今回の役もそうですし、不良役を演じる時も、何か参考にできたかもしれないなって。――不良文化に憧れる、みたいなことはありました?鈴木:たぶん感覚が違うんですよね。反抗している同級生を見て、「ダメだよ」って思っていました。だから、僕自身はそんなつもりはないけれど、同級生からは大人に見られることが多かったですね。――逆に、ハメを外せない自分に対して悩むことはありました?鈴木:そういう瞬間がラフにできる人間だったらよかったなとは思うんですけれど、そんな自分と何年も付き合ってきているんで(笑)。無理するのも違うし、自然にこういう自分をわかって受け入れてくれる人と付き合ってきましたし。――天魔王もですが、ものすごく悪い役や気性の激しい役を演じている時はどんな気持ちですか?鈴木:解放感はありますよ。でも、自分はほぼ持っていない部分なので、想像のなかで作っていくしかないぶん、極端な振り方になってしまうのかもしれません。――今回、同時期に上弦の月と下弦の月の2チームが交互に演じることになりますが、上弦チームへのライバル意識はありますか?鈴木:なくはないですが、同じ天魔王役の(早乙女)太一さんが、稽古中もいろんなことを教えてくださいますので、いまは吸収させていただいて、それを下弦チームに生かすことを考えています。周りを見て動くというのは、自分の得意分野なので、いいと思ったところは積極的に盗んでいきたいな、と。すずき・ひろき1985年6月4日生まれ。大阪府出身。‘07年、ドラマ『風魔の小次郎』でデビュー。翌年の舞台『最遊記歌劇伝 -Go to the West-』で初主演を果たし、以降、舞台を中心に様々な作品に出演。おもな出演作に舞台『刀剣乱舞』『弱虫ペダル』などがある。MCを務めるトーク番組『2.5次元男子推しTV シーズン2』(WOWOW)が11月23日より放送開始。劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月は、11月23日(木・祝)~2018年2月21日(水)に豊洲・IHIステージアラウンド東京 にて上演。上弦の月と下弦の月のW チームでおこなわれ、鈴木さんは下弦の月に出演。共演に宮野真守、廣瀬智紀、木村了、松岡広大、羽野晶紀、千葉哲也ほか。ステージアラウンド専用ダイヤルTEL:0570・084・617(10:00~20:00)※『anan』2017年11月15日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・中村美保ヘア&メイク・AKIインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年11月10日女優の観月ありさ(40)が11日、自身のインスタグラムとブログを更新。大きな木の前で撮影した全身ショットを公開し、「スタイル良すぎ」「別次元」と絶賛の声があがっている。観月は「本日! 櫻子さんの足下には死体が埋まっている。 第8話でーす!!!」と、主演を務めるフジテレビ系ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(毎週日曜21:00~)をアピール。「いよいよ最終回に向けドラマが展開していきますお楽しみにー!!!」と呼びかけた。そして、大きな木の前で万歳をした全身ショットを公開。ファンから「10頭身!!!」「スタイル良すぎ」「脚長!顔小さいっ!」「長さが別次元」「このスタイル、、、リアルですか」「手足が長くて細くて惚れ惚れしちゃいます・・・」「なんと言うスタイル」などとさまざまなコメントが寄せられている。同ドラマで観月が演じているのは、名家のお嬢様にして、日本に数人しかいない骨格標本を組み立てる「三度の飯より骨が好き」というプロ標本士・九条櫻子(くじょうさくらこ)。法医学・自然人類学の豊富な知識、鋭い観察眼や洞察力、想像力を駆使して難事件を次々と解決していく姿を描く。
2017年06月12日「連載開始当初は、次元も五右ェ門も、みんなルパンの敵だったんですよ。次元なんて、刑事として出したこともありますから(笑)。そこから新しい次元にして仲間にしました」 そう語るのは、『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチ先生(79)。「とりえず3カ月やってみようか」−−。’67年、創刊された『漫画アクション』(双葉社)の編集長の一言から始まった漫画『ルパン三世』。当時、まだ新人だったモンキー・パンチ先生は、新たな漫画誌の連載企画として『ルパン』を提案するも、「今さらルパンは古いだろ」と、却下されかけたが、「『007』と『怪盗ルパン』をミックスさせた漫画を描きたい!」と再度アタック。編集長から「やってみようか」とGOが出た。 それからはや50年……。今や海外でも大人気の『ルパン三世』。50年にもわたりその人気を支えているのは、個性豊かなキャラたち。その生みの親であるモンキー・パンチ先生が、知られざる次元大介誕生の秘話を本誌に明かしてくれました! 「イメージしたのは、映画『荒野の七人』でのジャームズ・コバーン。ナイフを使うシーンがすごくカッコよくてね。この役を次元のキャラクターにしたいと思ったんです。後にアニメーションになった次元の声が、ジェームズ・コバーンの吹き替えをやっていた小林清志さん。まさに僕のイメージとピッタリでした。“よく小林さんを次元の声に選んだな〜”と感心したことを覚えています」 次元は無口で、とにかく腕がよく、そして火気にはめっぽう強いイメージで描いたという。 「そして、ルパンとは逆に硬派。本当はあまりしゃべらないキャラでやるつもりだったけど、五右ェ門よりはしゃべりましたね(笑)。五右ェ門はさらに輪をかけたような硬派キャラだったので……。とくにこだわったのは風貌だね。帽子とヒゲで、あのスタイルを出したかった。どこか西洋っぽく、ヤンキーな感じがする。次元は僕の狙いどおりのキャラクターなんです。まぁ、ルパンの兄貴分みたいな感じですよ」 そんな「次元大介」の名前の由来を、モンキー・パンチ先生は次のように明かす。 「『次元大介』という名前の由来は、たまたまなんです(笑)。僕は3次元、4次元の『次元』という言葉の字面が好きで、名前に使ってみたという、単なる思いつきですね。『大介』もそうで、字面にしていちばん覚えやすいというか、格好がいいかな〜と。だからすべてひらめきから生まれたもので、じつは深く考えたわけじゃないんですよ。ただ、次元大介という名前で正解だったと思っています。おそらく電話帳を調べても、次元という名字はないと思いますから。それだけに、誰をモデルにしたかというよりも、『次元は次元そのものである』−−。そういう人物像を作り上げていったという気持ちもありますね」
2017年03月26日まずはこれを! 必読『風の歌を聴け』(講談社文庫)言わずと知れたデビュー作。村上春樹がジャズバーを運営していた頃、営業後にキッチンで書いていたのだとか。29歳になった「僕」が8年前の夏の出来事を回想するこの物語は、彼の有名な「鼠三部作」の一作目としても知られる原点。初心者にはまず読んでほしい、まさに“入門編”の一冊です。読みやすい短編集『カンガルー日和』(平凡社)「短編集のなかでも傑作が多い本」として評価されている本です。国分寺でジャズバーを運営していた下積み時代の作品で、村上春樹ファンの中でも根強い人気を誇ります。18のショート・ストーリーで構成されていて、佐々木マキ氏の素敵な絵と溶けあったやさしい世界観が魅力的。より深く世界感に没入するならこの一冊『アフターダーク』(講談社)渋谷駅周辺で繰り広げられた一晩の物語。作品内に描写されている渋谷の風景は実際の渋谷の風景そのままで、現実の世界でも作品の追体験ができます。渋谷になじみがある人であれば、自分の知っている街の物語を読む楽しさを味わえるでしょう。物語の舞台となる渋谷で、夜に読むのがおすすめです。取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:6次元住所:東京都杉並区上荻1-10-3 2F
2017年02月24日ハルキストにとって欠かせない聖地サブカルチャー栄える中央線・荻窪駅の路地にひっそりと佇む「6次元」は、ジャズバーの跡地をリノベーションしたブックカフェ。ノーベル文学賞発表の際には毎年中継場所となり、国内だけでなく、海外からもファンが訪れるといいます。村上春樹関連本を執筆するナカムラクニオさんが店主を務め、ハルキストにとってはまさに“聖地”と呼べる場所。アートや読書イベントも盛ん普段は、クリエイターを招いたアート関連のイベントや読書会など、体験型イベントを幅広く開催しています。共通の趣味・関心を持つ人たちが集まり、まるで村のようなコミュニティが育まれるディープな文化スポットです。悩みもがく人の夢を実現する場所本に囲まれた古民家のような空間に漂う、芳しいコーヒーの香り。ゆっくりと本を選び、コーヒーといっしょに一文字一文字を味わいたくなる雰囲気に満たされています。店内には展示スペースも設けられていて、これまで多くのアーティストたちの応援をしてきた歴史があります。「6次元」は表現や会話を通して夢を実現する場所。モヤモヤした気持ちを抱えている人は、ゆっくり自分と向き合い、人とつながる時間を持つために足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと人生が豊かに広がっていくはずです。取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:6次元住所:東京都杉並区上荻1-10-3 2F
2017年02月23日こんにちは。ママライターのあしださきです。突然ですが、皆さんに質問です。最近美しいものを見て心を動かされたことはありましたか?「美は世界を救う」ロシアの小説家であり思想家である、ドストエフスキーが残した言葉です。暗いニュースが毎日流れる現代社会の中で、この言葉の示す通りその美しさで世の女性を救っている(彼女たちに生きがいを与えるほどに心酔させている、という意味で)男性たちがいるのをご存じでしょうか?2次元でもなく、3次元でもない。“2.5次元”という活躍のフィールドを新たに生み出し、その美しい容姿、話し方、歌声で多くの女性ファンを獲得している「2.5次元俳優 」の魅力を、今回はご紹介したいと思います。●2.5次元俳優ってどんな俳優さん?・漫画やアニメ、ゲームを元にした舞台(主にミュージカル)に出演する俳優。・これまでは2次元(漫画などの中)に存在していたキャラクターを、(1)高い演技力 (2)圧倒的歌唱力 (3)魅力的な容姿 の3本柱をもって完璧なまでに舞台上で演じきる、まだメジャーになっていない若手俳優。●美しくて当然! さらに、原作ファンをもうならせる“憑依系”であることが必須これは、2.5次元俳優ファンの方が各方面でおっしゃっていることですが、彼女たちは「原作への愛」が半端じゃないんです。漫画は何百回と(あるいはもっと)読み、アニメ化されたものも総チェック。登場人物のセリフの一言一言まで暗記しているなんてザラなんだとか。『自分の大好きなキャラクターが実際の人間として動き、話し、歌う姿をただ見るためにこんなに入れ込んでいるんじゃない。キャラそのものになっていて欲しい』(20代女性/看護師)というのが、彼女たちの意見。完璧にそのキャラクターを自分のものにしていてくれないと嫌 なわけです。つまり、役が完全に“憑依”したかのような仕草、振る舞い、話し方が大事。そのためには、俳優自身もその原作への愛を十分に観客にアピールできないとダメなのです。このような高すぎるハードルを悠々と越えてきた俳優さんのみが与えられる、「2.5次元俳優」というポジション。●舞台の魅力は“一期一会”の出会い私のような無知な主婦(しかも若くはない30代)にとってみると、足を運ばないと見られない“敷居の高さ”を感じるミュージカルや舞台。また高額なチケット代も、世間一般の感覚との差を感じてしまうポイントになるのです。趣味にしてはコストがかかりますから。ただ、今は動画配信サービスが充実し、誰もが広く利用できる環境になりました。自宅に居ながら好きなドラマや映画も手軽に楽しむことができますよね。では、なぜあえて舞台なのでしょうか。そこには、舞台にしかない“一期一会”の出会いが待っている から。2.5次元俳優の魅力を語る上で欠かせない、最高のエッセンスがこの“一期一会”。『生の舞台は1度として同じ回はないです。アドリブやその日の空気も全然違う。俳優さんと観客が一体感をもって舞台を完成させている実感が味わえるから好き』(20代女性/会社員)これが2.5次元舞台の最大の魅力でしょうか。●まだメジャーになっていない若手俳優さんじゃないと出せない“萌え”多くの2.5次元俳優の皆さんは、まだテレビや映画にバンバンでまくっているような方ではないということに、お気付きでしょうか?『2.5次元って、すでに売れている俳優さんがやってしまうと「何か違う」という感じだと思います。まだ発掘されていない原石のような若手俳優さんがキャラクターそのものになってくれる。それに“萌える”ファンが多いと思います』(30代女性/主婦)すでに何かの役で認知され、イメージが付いてしまった俳優さんではなく、“原石”の俳優に萌える のですね。本当に奥が深い!----------いかがでしたか?私は実はまだ2.5次元ミュージカルは見たことがありませんでした。しかし、今回の調査でかなり興味がわいてきて、これからもしかしたらハマっていくこともあるかもしれないな、と感じています。皆さんもぜひ、この奥深き、美しい世界を覗いてみませんか?●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年02月13日